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令和 元年10月 8日民生常任委員会-10月08日-01号

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  1. 西宮市議会 2019-10-08
    令和 元年10月 8日民生常任委員会-10月08日-01号


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    最終取得日: 2021-07-30
    令和 元年10月 8日民生常任委員会-10月08日-01号令和 元年10月 8日民生常任委員会                西宮市議会                  民生常任委員会記録              令和元年(2019年)10月8日(火)                 開 会  午後 1時31分                 閉 会  午後 3時37分                 場 所  3号委員会室付託事件   な   し ■所管事務調査  (産業文化局
      1 施策研究テーマ食肉センター課題と展望について」  (環境局)   1 施策研究テーマ「ごみ減量化について」  (産業文化局環境局)   1 管内視察報告書について ■出席委員   川 村 よしと (委員長)   まつお 正 秀 (副委員長)   江 良 健太郎   大川原 成 彦   かみたに ゆみ   河 崎 はじめ   松 田   茂   八 木 米太朗欠席委員   な   し ■委員外議員等   な   し ■紹介議員   な   し ■傍聴議員   な   し ■説明員(西宮市議会委員会条例第19条による)  (市民局)   人権推進部長  植 木   純  (産業文化局)   参与兼食肉センター管理課長           長谷川 賢 司  (環境局)   環境総括室長  廣 田 克 也   環境総務課長  坂 本 浩 二   美化企画課長  森 川 信 也   環境施設部長  野 田 敏 彦   施設管理課長  鳥 羽 孝 浩   施設整備課長  山 村 康 浩           (午後1時31分開会) ○川村よしと 委員長   ただいまから民生常任委員会開会します。  本日は、所管事務調査件として、施策研究テーマ2件と管内視察報告書について協議行います。  ここで協議に入る前に人権推進部長より発言申し出受けておりますので、これ許可したいと思います。 ◎人権推進部長   過日行われました民生常任委員会答弁につきまして、1点、誤りがございましたので、この場おかりしまして訂正とおわびさせていただきます。  9月13日に御審議いただきました議案第41号西宮市立芦乃湯会館条例一部改正する条例制定件につきまして、河崎委員御質問で、芦乃湯集会施設使用料について、今まで市外方は倍額取っているが、今後はどうするかと御質問に対しまして、私から、指針では市外方へ倍額考え方は示されておらず、市外方も同額料金いただく形になる旨、答弁いたしましたが、正しくは、これまでどおり倍額いただくでございます。  訂正させていただきますとともに、おわび申し上げます。申しわけございませんでした。 ○川村よしと 委員長   ということですけども、特に何か御発言等は大丈夫ですかね。    (「なし」と呼ぶ者あり) ◎人権推進部長   よろしくお願いします。 ○川村よしと 委員長   ありがとうございます。  それでは協議に入りたいと思います。  まず、施策研究テーマ食肉センター課題と展望について」議題とします。  市当局方に御出席いただいておりますが、あくまでオブザーバーで参加ということでお願いしております。この点、御留意ください。  去る8月28日開催委員会では、西宮市食肉センター概要について当局より資料用いて御説明いただきました。協議していく中で、さらに詳しい御説明をいただきたい部分や追加で資料御提供いただきたい項目委員皆様から結構な数挙げていただいたかなというふうに思いますので、まず、その内容について当局より資料御提供いただいております。資料はタブレットに配信しております。  それでは、こちら資料について説明をお願いしたいと思います。 ◎参与兼食肉センター管理課長   民生常任委員会施策研究テーマ食肉センター課題と展望について」、前回いただきました御意見、御質問について、お手元資料に基づき御説明させていただきます。  資料1ページお願いいたします。  初めに、「1.和牛マスター食肉センターについて」、「(1)民営化経緯」でございますが、姫路市では、平成21年、築40年経過し、老朽化した食肉センターあり方について検討行い、基本構想策定されています。その内容ですが、指定管理者制度運営やPFI手法が構想として挙がったようでございます。  平成26年、エスフーズ株式会社業界団体より、みずから姫路市食肉センター運営行いたい旨要望書が市に提出され、平成27年、民間出資で設立された和牛マスター株式会社に対し土地・建物が有償譲渡され、その後、新食肉センター工事着工し、平成29年、工事費総額75億6,000万円により、1日畜処理能力200頭和牛マスター食肉センターが竣工されております。  食肉センター屠畜・解体作業については、和牛マスター株式会社ほうでは他社に委託されておりまして、竣工前には他食肉センターなどで職人さん研修が実施され、新食肉センター竣工に備えられたというふうにお聞きしております。  1番(1)については以上となります。 ○川村よしと 委員長   1個ずつやっていくという感じで進めていくという話でしたね。  資料提供が、項目が幾つかあるので、その都度その都度、区切ってしていきたいなというふうに思うんですけれども、今、和牛マスターについて説明をいただいたかと思うんですけど、今の説明の中で何か御質疑とかがございましたら御発言いただければなと思うんですけど、どうでしょうか。 ◆八木米太朗 委員   屠畜・解体ここには「A社」というて書いてありますけど、委託するというこの手法というは、自分らでやりたいんやというときは自分たちで屠畜・解体やる場合が多いですよね。竣工前に研修して実施したということなんですけども、これメリットとかデメリットとか、その辺はどうなんですかね。どっちほうがやりやすいか。大抵は自分たちでやりますよね。それ委託した主な理由とか、その辺がもしわかっていて、これが和牛マスターがうまいこといっている一番ポイントやねんとかというようなことがありましたら、その辺教えてもらえませんか。 ◎参与兼食肉センター管理課長   民営化する前市立姫路市食肉センター屠畜際、いわゆる屠夫さんと言われる方が別におられて、委託受けながらそこで解体されていたというふうにお聞きしております。そういう経緯もあって、和牛マスターさん社員ではなく、公設とき屠場流れ中でこういう契約がなされたというふうにお聞きしております。  メリットといたしましては、恐らくなんですけども、社員抱え込む外部委託するとで、人件費観点とか、あと、経費調整という観点で言うと、職人さん抱え込むということは、仮に屠畜頭数が集まらなくても人件費というはかかってまいりますので、そういうことも関係があるではないかというふうに推察されるところです。  以上です。 ◆八木米太朗 委員   ようわかりましたわ。姫路は昔から全く別個人とかグループみたいながやっておったということやねんね。なるほど。ようわかりましたわ。めちゃくちゃ納得したわ。 ◆河崎はじめ 委員   この資料2ページ見せてもろうて、屠畜頭数推移…… ○川村よしと 委員長   この後、また順次進めていこうかなという感じに今なっているので、今は(1)だけなんです。 ◆河崎はじめ 委員   2ページも「1.和牛マスター食肉センターについて」やけど。 ○川村よしと 委員長   (1)ですね。 ◆河崎はじめ 委員   (1)についてのみか。「民営化経緯」についてのみか。 ○川村よしと 委員長   まとめてやったほうがよければまとめて…… ◎参与兼食肉センター管理課長   1について三つとも御説明したほうがよかったですかね。(1)、(2)、(3)大きな1について先に御説明したほうがよかったですね。 ○川村よしと 委員長   であれば、一旦この件については(3)までもう一回説明してもらって、河崎委員質疑再開させてもらう形にしましょうか。 ◆河崎はじめ 委員   お任せしますわ。
    川村よしと 委員長   いいですか。    (「はい」と呼ぶ者あり) ○川村よしと 委員長   じゃあ、今は1(1)が終わったところですが、(2)と(3)までお願いします。 ◎参与兼食肉センター管理課長   続きまして、資料2ページごらんください。  「(2)平成26年度から平成30年度 県下食肉センター畜頭数推移」でございますが、上段が大動物――牛畜頭数グラフでございまして、棒グラフは左から西宮、姫路あらわしております。  姫路食肉センター竣工平成29年度以降、西宮市と姫路市畜頭数が逆転しております。  なお、下段では、小動物――豚畜頭数推移参考として掲載しております。  続きまして、資料3ページお願いします。  「(3)平成28年度から平成30年度 西宮市食肉センター大動物と畜頭数出荷産地別推移」でございます。  当市食肉センターへ出荷される大動物――牛産地について、和牛マスター食肉センター稼働前後状況都道府県別、地域別にまとめております。地域としては、関東、中部、九州減少が顕著となっております。  説明は以上となります。 ○川村よしと 委員長   説明は終わりましたので、河崎委員質疑から再開します。 ◆河崎はじめ 委員   まあまあわかっているねんけど、屠畜頭数推移やけども、結局エスフーズが西宮から姫路に行ったというだけことなんやね。だから、他市にはそんなに影響してないんよね。加古川やたつや朝来や神戸、特に神戸なんて、みんなちょっとずつはじり貧であるけど、そんなに西宮ほど落ち込んでないでしょう。その辺は、やっぱりエスフーズさん話ですか。それだけは確認というか。 ◎参与兼食肉センター管理課長   次(3)出荷産地別推移ほうにも関係するんですけれども、食肉加工会社は、原材料となる牛について、材料確保するという観点から、生産地ほう農家さん囲い込みでありますとか系列化とかということ進めておられるというふうにお聞きしております。(3)畜頭数推移ほうでも、地域で関東、中部、九州というふうに申し上げましたけれども、県別で言いますと、例えば茨城県でありますとか、埼玉県、千葉県、新潟県などについては、平成30年度、頭数が0となっておるというは、いわゆる系列牧場さんから出荷が西宮から姫路ほうに移ったというふうに分析しております。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   なるほどね。せやから、結局よそは、若干は受けているけども、そんなに影響は受けてないけども、その1社だけことで出荷とかがゼロになっているわけか、民間企業1社だけことで。 ◎参与兼食肉センター管理課長   エスフーズさんにつきましては、売上高が食肉大手5社に入っておられるような業者さんとなっております。また、売り上げについても、新聞紙上など見ますとふえておるという中で、原材料確保に注力されてこのような結果になっておるではないかというふうに考えております。  あと、加古川とかたつとか他市頭数に影響がないようだという御質問があったと思うんですけども、加古川については、地域に牧場がございまして、その地域から出荷が多いというふうなこともお聞きしておりますし、たつについては、地域というよりは、中国地方他県ほうから取引が主となるというふうなところが要因ではないかというふうに考えています。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   結局、こてっちゃんというエスフーズさん主力商品じゃないんかな、ああいうはやっぱり向こうに持っていって商品化してはる。そんなら西宮は何している ◎参与兼食肉センター管理課長   こてっちゃんについては、「甲子園味こてっちゃん」というふうに言われていたと思うんですが、聞くところでは、もともと外国産――アメリカから、かの地では余り内臓について食さないというようなところで、そこに目つけられて輸入されて始まったというふうにお聞きしております。国産内臓というは、ある意味、貴重なものになると思いますので、国産内臓売りにした例えば焼き肉店とか、あと、スーパーなどでも国産――内臓というは、特に牛場合、本当に量的に余りとれないところでもありますので、とり合いになっているような状況もありますので、流通経路としてはちょっと違うかなというふうに思われます。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。 ○川村よしと 委員長   以上でよろしいですか。 ◆河崎はじめ 委員   はい、以上で結構です。 ◆八木米太朗 委員   私も、姫路ができて、取引先様子がかなり変わってきたんやということお聞きしてますけど、それに対して食肉センターも頑張っているようなことも聞いているねんけども、例えば西宮市そのものがその辺に対応せん限り、このぐらいで落ちつくんかもしれないけども、どんどん、どんどん大動物――牛ほう頭数が減っていくという可能性があるわけですよね。それに対する対策とか対応とか、市としてはどうなんですか。食肉センター側としてもどうなんですかね、具体的な対応ね。多分、和牛マスターほうは、かなり攻勢というか、頑張ってそういうことやっていると思うんやけども、結果的には完全に負けておるわけですけど、その辺対策というは、まあまあしゃあないなというて眺めておるだけなか、されているか、これからせないかんとか思っているか、その辺はどうなんですかね、教えてもらえませんか。 ◎参与兼食肉センター管理課長   まず、市取り組みとしては、市内大手業者さんほうに、市食肉センター置かれている現状と、屠畜頭数について、出荷していただきたいというようなことについて、担当方に口頭で申し入れというような努力過去にしてきたというふうには聞いております。あと、業者さんほう取り組みになるんですけども、社長みずから新規開拓に奔走されているということお聞きするんですけども、現状としてはこのような状況となっているというところです。  以上です。 ◆八木米太朗 委員   まあまあわかりました。市としては何もしてないということやと思うけど、わかりました。 ◆松田茂 委員   和牛マスター食肉センターは、HACCPは取っておられていて、例えば西宮食肉センター進行状況はどんな感じなか、教えていただきたいなと。 ◎参与兼食肉センター管理課長   西宮市食肉センターHACCP取り組みについてですけれども、HACCP取り組みとしては、平成28年3月から、市、指定管理者食肉衛生検査所、あと屠畜業者さんとともに、その取得に向けて勉強会開始してきております。  取り組みとしては、まず大動物――牛業者さんほうから先行して進めたんですけれども、牛業者さんについては、今年度、兵庫県版HACCPという県認証であるんですけども、その認定取ろうというところで兵庫県とも連携し、あと、食肉衛生検査所支援得ながら、今現在取り組んでいるところです。  次に、豚――小動物ほうなんですけども、小動物ほうにつきましては、大動物HACCPで勉強したノウハウも活用しながら、本年度、HACCP準備について進めておるところでして、来年度施行に向けて今準備しておるところです。  以上です。 ◆松田茂 委員   和牛マスター食肉センターは、県認証HACCP取っておられるんですか。 ◎参与兼食肉センター管理課長   和牛マスター株式会社さんについては、兵庫県版HACCPについては認証は取っておられないということです。 ◆松田茂 委員   どこ認証ですか。どこか認証取っているんですか。 ◎参与兼食肉センター管理課長   和牛マスターさんについては、兵庫県版HACCPは認証取られてないんですけども、国基準HACCP認証取られ、かつ、輸出対応施設になっておりますので、冷蔵庫設備であるとかについても対応されている状況かと思われます。  以上です。 ◆松田茂 委員   ありがとうございます。  豚ほうが来年度とおっしゃってましたけど、先に牛ほう取られるというふうなことおっしゃっていて、実際に認証申請するはいつですか。 ◎参与兼食肉センター管理課長   今現在、県とも協議しながら申請手続進めておるというところです。いつ認証取れるかということについては、県、食肉衛生検査所やりとりしながら体制整えていくということになるかと思われます。  以上です。 ◆松田茂 委員   ありがとうございました。 ◆かみたにゆみ 委員   3ページ(3)西宮市食肉センター出荷先産地数推移で、近畿だけで見たらそんなにめちゃめちゃ減っているわけじゃないと思うんですけど、関東とか中部がすごく減ってきているは、これは何か要因があるんですか。 ◎参与兼食肉センター管理課長   エスフーズさんが提携されたといいますか、囲い込みされた牧場が関東エリアに多かったと。それについて言われてますは、東日本大震災影響がある、その際に支援含めてされたではないかということ聞いております。  以上です。 ◆かみたにゆみ 委員   ありがとうございます。すごいですね。すごいなとしか言いようがないんですけど。  ここにも和牛マスター食肉センターが関与してきていて、減ってきているということですか。 ◎参与兼食肉センター管理課長   一般的に牛――大動物については、割と長距離移動に耐えられるんですね。豚例えば東日本から運んでこようと思いますと、その長時間移動に耐えきれなくて、亡くなってしまう、そうすると、商品としては屠畜はできないことになります。牛については、西宮場合でも北海道から来ているものもございますけども、そういうことも要因になって、東日本牧場であっても西宮ほうまで今まで持ってこられていたということかと思います。  以上です。 ◆かみたにゆみ 委員   ありがとうございます。 ◆河崎はじめ 委員   もう一回言ってもいいですか。 ○川村よしと 委員長   はい、どうぞ。 ◆河崎はじめ 委員   さっきHACCPに関連してやけども、僕が調べたでは、去年にFSSC22000認証しているねんね。HACCPよりすごい。HACCPに比べて、衛生管理はもちろんその水準やけど、そこからマネジメントとかいっぱい加味したやつということで、これは関西では初、アメリカ輸出用牛肉処理施設ということが認証されておるよね。これは、同じものつくってもしゃあないやろう。同じもので西宮もそこまでいきまっさとやったとしても、もうあかんやろう。せやから、何かほかに活路、国内では負けませんとか。向こうは、ミャンマーから台湾、マカオ、タイ、フィリピン、アメリカ、どんどんふやしていっているよね。ヨーロッパにも出ているって書いてあったね。今23カ国へ輸出って書いてあったわ。例えば、まず最低でも、県版じゃなくて、全国的なHACCP取ろうとしたら、どれぐらい設備投資せなあかん ◎参与兼食肉センター管理課長   HACCPというものは、そもそも屠畜過程においてどこに危険な要素が存在するかということ屠畜工程一つ一つ細かく見ながら、それ文章化してチェックするというHACCPでございまして、設備、ハード面整備によってHACCPに対応するというところが主になるわけではございません。ただ、そうは言いましても、この屠場ができたが昭和63年ですので、今HACCP基準に合わせようとするとなかなか難しいところもありますので、それについて対応というは、今、工事費用で1,000万円強毎年かけておるんですけども、その中でありますとか、あと、指定管理者修繕費とか経費充てて対応しているところでして、HACCPハード面整備ために幾らかかるかということについては、ちょっとわからないような状況でございます。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   それでも、食品安全システム規格認証ということやから、もっと衛生管理しっかりせなあかんやろうな。カラスが来たりネズミが出たりしたらあかんやろう。そのためにはやっぱり設備投資、まず箱からせなあかんと違うか。何か気遠くなるような話やな。  言うたら向こうは輸出に力入れてはるみたいやから、西宮活路としてその辺で何とかならん ◎参与兼食肉センター管理課長   食肉センター特別会計運営については、委員皆様、御存じとおり、一般財源から繰り入れがある状況でございます。先ほど畜頭数ふやす場合にも、例えば市が補助すれば屠畜頭数がふえるということもあり得るかもしれませんけども、それが特別会計改善につながるかどうかということについて言うとどうかという問題と、あと、前回委員会ほうでもちょっと申し上げたんですけれども、屠畜場単独ではなかなか利益が出ないという中で、輸出対応するため設備投資仮にした場合、その投資したもの回収できるか、特別会計赤字削減につながるかということについて言うと、他市場お話とか聞くとなかなか難しいという状況がありますので、そういう状況中で市としてどのようなことができるかということはちょっと考えるところになります。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。  あと、豚コレラやね。今見せてもろうたら、豚取り扱いも兵庫県では一番やね。ここで豚コレラが来てばあっとなって、牛はあかんわ、豚はあかんわとなったらね。
     今、ワクチン与えるということになったけど、あれは効果はある野生イノシシからうつっているというねんけども、ワクチンで何とかなりそうなんか。 ◎参与兼食肉センター管理課長   私も、新聞情報、インターネット情報でしか情報入手できていないところで、今、河崎委員がおっしゃられた質問については、済みません、今は御説明できないところです。申しわけありません。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。  結構です。 ◆大川原成彦 委員   この後の説明で経済効果等々が出てくるところにもちょっと関係するかもしれませんけれども、大動物と小動物はまずラインが違うので、設備共通利用はできないという認識でよろしいでしょうか。 ◎参与兼食肉センター管理課長   委員おっしゃるとおりでございます。 ◆大川原成彦 委員   ということは、今設備中で加工できる、処理できる一番効率よい処理頭数というはあるんでしょうか。というは、何年か前は年間1万7,000、8,000近い処理していたんだけども、設備として能力があったからできたんだとは思うんだけども、冷蔵庫が小さいとか、もうちょっと拡張しないと効率が悪いとか、あるいは職人さん手配で残業が多くなるとかみたいな部分で、たくさんやればもうかるかというたら必ずしもそうではないと思うんです。そういったこと考えたときに、今設備であるいは今人員体制で一番効率よい処理頭数はどのくらいなんだろうかというはわかりますかしら。 ◎参与兼食肉センター管理課長   数年前までは、大動物で申し上げますと1万7,000頭ほど畜頭数がございました。それ以降、今、HACCPについて委員皆様から御質問もいただいておりますけども、いわゆる衛生管理については、一手間二手間といいますか、非常にいろんなこと要求される時代になってきております。そういうことで考えますと、仮に今1万7,000頭畜頭数があった場合、衛生管理兼ね合いで言うと非常に難しい問題が発生する可能性というはございますので、効率よい屠畜頭数というところがどういう数字なかということについては、ちょっとわからないような状況です。  以上です。 ◆大川原成彦 委員   ありがとうございます。  そこら辺は、今後、どのくらいがいいかというはやっぱり研究していかないといけないかなと。それによっては、投資が必要なか、あるいは職人育成が必要なかみたいな今後取り組み政策が出てくる、見えてくるではないかなというふうには思ってます。  それと、衛生管理という話がありましたけども、狂牛病検査、これについては生産性阻害する要素一つだというようなこともお聞きしているんですけれども、これは、やっぱり国方針でやらなければならない、あるいは今後も続けていくみたいだとか、そこら辺見通しについては何かわかれば教えていただけたらと思います。 ◎参与兼食肉センター管理課長   BSE――狂牛病検査については、つい数年前までは、屠畜しまして、検査が済まないと枝肉は出荷できないというような状況であったんですけども、発生がもうまれになってきているというようなことで、国ほうが基準緩和何段階かに分けてされている状況でございまして、今は、全頭検査する必要はなく、ある月齢以上ものだけ検査するというような形で、その分については非常に緩和されている、負担が減っておる状況になっておるというところでございます。  以上です。 ◆大川原成彦 委員   わかりました。  結構です。 ◆松田茂 委員   エスフーズさん影響で結構こういうふうなこと受けたと伺ったんですけど、西宮市には伊藤ハムさんがありますよね。伊藤ハムさんがどこかへ移転されるとか、そういうようなことが仮にもし近未来中にあるならば、そうなった場合影響というはあるんですか。 ◎参与兼食肉センター管理課長   伊藤ハムさんほうで、平成20年度前後でしたかね、会社として西宮工場、神戸にございます2工場どのように集約するかというようなことについて新聞報道がございました。伊藤ハムさんほうも、その後、関東会社である米久さんという会社とホールディングス組まれたとかいうようなこともあって、その後、工場どうするかということについては、情報としてはこちらも持ち得ないんです。  西宮で屠畜されている豚が伊藤ハムさんほうに毎年五、六割割合で出荷されているんですけども、西宮屠畜に工場移転が直接どれほど影響するかということについては、まだちょっと未知数なかなというふうに思います。  以上です。 ◆松田茂 委員   工場近いところに加工場があれば物流益もあるでしょうし、そのメリット・デメリットが発生するかなというふうに思ったので、伊藤ハムさんが出んようにしたいなというふうに個人的に感じるわけなんです。  いずれにしても、これから少子高齢化で、どちらかというたら、食肉自体需要が少なくなっていくかなと。そこに対して、もちろん大手さんも大事でしょうけど、中小に対して取り組みですね。HACCPもそうですし、FSSCで世界に発信していくというも一つですけども、国内高付加価値商品に対して取り組みで、食肉センターならでは強み、あるべき姿みたいなが今中で模索されているかなというところはいかがですか。 ◎参与兼食肉センター管理課長   現状、市といたしましては、西宮市に食肉センターがあることで、大手加工会社でありますとか、冷蔵会社でありますとか、あと、運輸関係会社でありますとか、サプライチェーンが構築されているという状況でございますので、そのサプライチェーン構築しておる重要な施設として食肉センター位置づけておりますので、今、屠畜頭数は減ったとはいえ、後ほど御説明しますし、前回も御説明しましたが、経済効果もあり、あと、大手企業さん納税額として4億円近い税収もございますので、施設運営について、一般財源投入極力抑えるような形で運営というのをしていきたいというふうに考えています。  以上です。 ◆松田茂 委員   ありがとうございます。  以上です。 ○まつお正秀 副委員長   1点だけ、よう勉強してないのであれなんですが、さっき、和牛マスターほうにとられているということです。6月議会で使用料ちょっと値上げされましたけど、使用料に差があるか。和牛マスター差は、向こうほうが安いから向こうになったか。そんな使用料とか比較というはどんな感じですか。 ◎参与兼食肉センター管理課長   西宮市と姫路牛――大動物使用料についてなんですけども、今回、10月1日以降、値上げした後分で申し上げますと、センター使用料と、あと屠夫さんなど解体料という費用合わせて比較しておるんですけども、西宮ほうが姫路若干上回るような水準に現状はなっております。 ○まつお正秀 副委員長   余り変わらないぐらいですか。 ◎参与兼食肉センター管理課長   西宮ほうが金額は高くなるんですけども、大きくは高くはなっておりませんけども、上回っておる水準になっておるというところです。 ○まつお正秀 副委員長   ということは、価格ではなく、やっぱり向こうにとられる何らかの要因というか、別に何かあるという、そこら辺背景なんていうはどうなんでしょうか。さっき東日本ことなんかもありましたけど、そういうものもあるんでしょうけど。 ◎参与兼食肉センター管理課長   御商売ことになるので、済みません、そこまで詳しいことはちょっとわかりかねます。申しわけありません。 ○まつお正秀 副委員長   結構です。 ○川村よしと 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○川村よしと 委員長   なければ、次の説明に進んでいきたいと思います。 ◎参与兼食肉センター管理課長   続きまして、資料4ページお願いします。  大きな2番、「生体取引流れについて」でございます。  平成29年11月に実施いたしました施設利用業者19社と市内大手食肉加工会社3社へアンケート調査に基づき作成しております。  農協8団体、牧場71舎から出荷された牛や豚生体は、当市食肉センターで屠畜・解体されます。当センターが利用されている理由としては、枝肉仕上がりや内臓処理丁寧さが買い受けさんから評価されており、長年取引に結びついておるようでございます。  枝肉や副産物1次出荷先ですが、市内では、大手食肉加工会社や飲食店、食肉卸しなど50社へ出荷され、市外では、阪神間飲食店など、また、副産物うち牛多くはシューズメーカーへ出荷されています。食肉卸しなどに1次出荷されたものうち、スーパーなどに2次出荷されるものもございます。  説明は以上となります。 ○川村よしと 委員長   説明は終わりましたが、今説明のあった件について御質疑等はございますか。 ◆河崎はじめ 委員   これは前も聞いたんやけど、これは平成28年度でしょう。言うたらがらっと状況が変わって、牛だけで言うたら処理頭数は今はこの半分ぐらいやんか。また経済効果やるか。 ◎参与兼食肉センター管理課長   経済効果につきましては、次3番ほうで、30年度屠畜実績で算出したものについて御説明させていただきたいと思います。 ◆河崎はじめ 委員   ごめんなさい、3番はまだやったんやね。もう全部やったんやと思って。ごめんごめん。そんならもう一遍聞くわ。 ◎参与兼食肉センター管理課長   それと、生体流通ところで、平成28年度については、生体流通生産者――牧場、農協、団体というところで数値あらわしております。平成28年度、牛については46舎、豚については25舎、農協・団体については、牛は8団体、豚は0団体となっておりますけれども、30年度については、生産者ほうは、牛は46舎が34舎へ、豚については25舎が30舎となっております。農協・団体については、牛8団体、豚0団体というは変化はないようでございます。こちらほうに書き切れませんでしたので、今河崎委員御質問に関連して御説明させていただきました。牛牧場数が46から34、12舎減っておるというところになります。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   また次に聞きますわ。済みません。 ○川村よしと 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○川村よしと 委員長   では、次に進んでいきたいと思います。よろしくお願いします。 ◎参与兼食肉センター管理課長   続きまして、資料5ページお願いいたします。  経済効果についてでございます。  前回令和元年8月28日民生常任委員会において、平成19年度のりそな総合研究所、西宮市食肉センターによる経済効果に関する調査業務報告書と同様方法で、西宮市食肉センター平成28年度及び平成30年度屠畜実績などもとに、西宮市食肉センターによる経済波及効果について、平成28年度は約38億円、平成30年度は約24億円と御報告いたしました。その試算方法について、資料5ページから7ページにかけて、「(1)試算方法考え方」、「(2)推計手順」、「(3)平成28年度実績による経済波及効果試算」、「(4)平成30年度実績による経済波及効果試算」記載しております。  試算方法ですが、西宮市食肉センターにおいて、食肉価値、西宮市内で新たに供給される金額直接効果とし、西宮市産業連関表用いて経済波及効果算出し、アンケート調査で得られた付加価値加え、経済波及効果等試算しております。  また、資料8ページ、(5)では、平成29年11月に実施いたしました施設利用業者19社、市内大手食肉加工会社3社へアンケート調査結果として、市内雇用人数699西宮市へ納税額約3.8億円などについてまとめております。  説明は以上となります。 ○川村よしと 委員長   それでは、御質問等がございましたら発言していただければと思うんですけど、どうでしょうか。 ◆河崎はじめ 委員   長谷川参与考え聞きたいんやけど、指定管理者というもの自体が淡路島と西宮だけやね。あとは、民営化したり直営やったり――神戸は直営というて書いてあるかな。その辺はどう思うか。なかなか指定管理者では営業活動ができないということもあるやんか。指定管理じゃなかったら、民営化とかも考えたことはあるこっちが考えることと違うわいと言われるな。それでも、そういう試算みたいなことはされたことはあるんかなと思って。今から言うても詮ないけども、エスフーズ民営化しておったらよかったかもしれんな。 ◎参与兼食肉センター管理課長   指定管理者制度導入に際しては、今、委員がおっしゃられました市内エスフーズしかり、JAミートフーズさんしかり、伊藤ハムさんしかり、あと、日本ハム子会社宝幸というが鳴尾浜にございましたけども、そちらほうに完全民営化打診しておりましたが、色よい返事はいただけなかったという状況でございます。その中には、繰り返しになってしまうんですけれども、屠畜場としては採算がとれないというところが大きなことかなと。公設市場として食肉センターがございますは歴史的な経過中で御説明させていただいたんですけども、そういう状況がある中で、指定管理者制度導入することによって、従来、直営時には市職員が約6名ほどおったと思うんですけども、その人件費などと比較して指定管理者制度で運営するほうが効率的な運営が図れるということで導入したという経緯があると思いますので、民営化については前回取り組んだ内容とおりかと思います。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   ありがとうございます。
     例えば、この間、見せてもらったわね。視察に寄らせてもろうたんやけども、技術伝承ということで外国労働者受け入れてませんと言うていたやんか。ちらっとそんなこと言うてはったよ、キャンフォラ自体が外国労働者受け入れてないと。民営化されている和牛マスターとかその辺もそういうことなかな、どうなんやろうか。人件費もちょっとは何とかかなとは思ったりもするんやけども、ほかところで民営化しているところもそういうことなんやろうか。 ◎参与兼食肉センター管理課長   御質問からちょっとずれてしまうかもしれないんですけども、屠畜業者方――センター中でキャンフォラほうは施設管理しております。屠畜作業にかかわる屠畜業者さんほうでは外国人の労働者方がおられると思います。その方々も解体作業とかに従事されてますので、そこと技術伝承とでちょっとずれてしまう回答になるかもしれませんけども、現状としてはそういう状況でございます。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。何かそういうこと聞いたような気が……。夢かな。聞いてないんかな、聞いたような気がしたんやけど、違うかもしれん。不確定、不確かなことで済みませんでした。  その辺は、キャンフォラなんかも、もうちょっと人件費下げる、指定管理料下げたり、そういう企業努力はしてくれるかもしれんとは思うんやけどね。 ○川村よしと 委員長   一旦そんなもので。 ◆河崎はじめ 委員   はい、済みません。 ◆江良健太郎 委員   経済波及効果試算で付加価値というがあるんですけど、これって具体的にどういったことなんですか。 ◎参与兼食肉センター管理課長   6ページ「生産波及効果試算」ところごらんいただきたいんですけども、これについては、りそな総合研究所ほうで設定された内容になるんですけども、ここで定義しております付加価値というは、生産額から生産工程で購入した原材料や燃料など中間投入物差し引いたものとりそな総合研究所ほうでは定義されておりまして、その中で、西宮市食肉センターで生み出す付加価値として、出入り業者さんへ支払われる人件費でありますとか、指定管理者さんに支払う人件費でありますとか、西宮市が利用業者から使用料など食肉センター特別会計で歳入受け入れしておりますけれども、その合計付加価値として定義されたようでございます。  以上です。 ◆江良健太郎 委員   ありがとうございます。 ○川村よしと 委員長   以上でいいんですか。 ◆江良健太郎 委員   はい。 ○川村よしと 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○川村よしと 委員長   じゃあ、次に進んでいきましょうか。  僕は、今おっしゃったのを付加価値と言っちゃうはどうなかなと思ったりするんですけど。 ◆八木米太朗 委員   それは定義やから、一般的な付加価値意味とは違うねん。 ○川村よしと 委員長   まあいいや。  では、次お願いします。 ◎参与兼食肉センター管理課長   最後資料9ページお願いいたします。  「西宮市食肉センター施策について」でございます。  「(1)周辺マーケットに対する可能性」でございますけれども、西宮市食肉センターは、交通至便地に立地し、当センターで屠畜・解体された枝肉などは、近隣地域はもとより、全国に流通しております。食肉センター存在によりまして、市内には食肉関連企業が集積し、サプライチェーン構築しておりますけれども、個々企業が立地この優位性生かしまして経済活動行っていただくこと期待しておるというところでございます。  「(2)市内企業と取引拡大につながる施策」でございますが、食肉センター特別会計は、一般会計から赤字補填が行われておりまして、補助金等施策行うことは困難と考えておりますが、仮に国や県施策が創設された場合に歩調合わせる可能性はあるというふうに考えております。  説明は以上となります。 ○川村よしと 委員長   この件について御質疑等がございましたら順次御発言いただければと思うんですけど、いかがでしょうか。 ◆かみたにゆみ 委員   周辺マーケットに対する可能性なんですけど、例えば今度視察に行くところでは、食肉センターと、その隣に食肉卸売市場でしたかしら、お店があるというか――行ってみないとわからないんですが、市場があると……。 ◆八木米太朗 委員   市場があるんやね。 ○川村よしと 委員長   資料上は一応そう読み取れる。 ◆かみたにゆみ 委員   何か一般の人とかも買いに行ったりするようなお店ができるような可能性もあるんですか。 ◎参与兼食肉センター管理課長   四日市食肉卸売市場が外部の方に開かれた市場――消費者という意味で外部と申し上げたんですけども――というはちょっとわかりかねるんですけれども、西宮場合には、施設内で行うことはちょっと難しいかなと。食肉卸売市場といいますは、荷受け会社さん――西宮で言いますと西宮畜産荷受株式会社というがあるんですけども、そちら会社ほうで、場外で消費者向けお店構えられるかどうか、そういうことにかかわってくるかと思いますが、現状そういうお話もいただいておりませんのでわかりかねるんですけども、食肉センターが消費者と直接取引されるような市場つくられるかということについては、ちょっと西宮市ほうとしては現状ないという状況になると思います。 ◆かみたにゆみ 委員   ありがとうございます。  多分、そこ食肉センターさん自体じゃなくて、どこかと一緒にやって売ってはったと思うので、視察に行って、見てきてまたお話しさせていただきます。  済みません。ありがとうございました。 ◆河崎はじめ 委員   関連して、そこ卸売市場は青果、果物じゃないですか、この辺で肉って、卸売市場というたらどこにあるやっぱり食肉センターが売っているんやね。 ◎参与兼食肉センター管理課長   食肉卸売市場といいますは、西宮市食肉センターにも併設しておる施設でございまして、屠畜・解体された枝肉西宮では競りはしてないんですけども、枝肉見られて、競りされる場合においては、複数買い受け人の方が枝肉評価して、高い値段つけられた方がその枝肉購入していくというがいわゆる市場でございます。 ◆河崎はじめ 委員   そういうことも頻繁にあるか。 ◎参与兼食肉センター管理課長   西宮市食肉卸売市場については、競りではなくて、相対取引といいまして、産地から、最初から買い受け人の方が決まっておるという市場になっておりますので、西宮市場合には競りはございません。 ◆河崎はじめ 委員   業者は、買い付けて持ってきて解体する…… ○川村よしと 委員長   河崎委員、済みません。これは一応委員会中なので、後で暫時休憩やつはありますけど、気つけてください。 ◆河崎はじめ 委員   はい。  牧場から持ってきて、自分ところで買うて解体しはるわね。それよそに、この部分売ったるわというはない今はあると言うたんかな。 ◎参与兼食肉センター管理課長   枝肉部分肉に分けて流通させることが2次流通――1次流通でもございますので、そういう形で流通されていると思います。 ◆河崎はじめ 委員   それはどれぐらい頻度というか、取扱量何%とか、そんなにあることなか、ないことなか。 ◎参与兼食肉センター管理課長   お肉流通といいますは、基本的に部分肉で流通されることが多いと思います。例えばステーキ用お肉でありますとか、日本場合、しゃぶしゃぶ用とかすき焼き用とか、あとカレーとか、いろいろな部位によって部分肉に解体されて、日本も広うございますので、北日本で寒くなったなといって鍋用お肉需要とかが高まれば、全国から部分肉で高速道路利用して東日本に商品集められるということ聞いておりますので、基本、流通自体は、大きい枝肉状態から部分肉に加工された状態で流通されていると思います。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   余り詳細はわからんということやね。わかりました。 ○川村よしと 委員長   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○川村よしと 委員長   なければ、今後進め方について一応全員コンセンサスとっておいたほうがいいかなと思うんですけど、一旦前回の説明を受けて、詳しく説明をしてくださいというところもう一回説明してもらって、質疑もしましたというところで、何かもやっとしているもいたり、いろいろあるとは思うんですが、月末に管外視察があるので、管外視察へ行ったら当然その報告書等もまとめなきゃだめなんですけど、一遍よそ見に行って、その上で西宮市食肉センターに対して何か考え方が変わったりとか新しい観点が入ったりとかする部分もあるかと思うので、先ほどかみたに委員も発言されてましたけど、行ってみてまた質問させてくださいみたいなこともあり得るかなと思うので、まず、今後については、視察に行って、視察報告書取りまとめる前後ぐらい過程中できっと疑問等も出てくるので、そうなったら今回と同じような場設けさせていただいてというふうな感じが一番スムーズかなと僕は考えているんですけど、皆さんはどう思われますか。そんな感じでいいですか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○川村よしと 委員長   では、そういうふうな形で、まあまあ臨機応変に進めていければなと思うので…… ○まつお正秀 副委員長   ちょっと1点。  御存じ方もあるかもわかりませんけど、平成16年ごろ、第三者委員会提言というが出されてます。そういう提言読まれた方、読まれてない方もあるかもしれませんので、そういう資料が要るであれば、そういう提言も提供が可能かなというと、この3月でしたか、包括外部監査からも食肉センターについていろいろ提言もされてますので、そういうのを見られてない方もあるかもしれないから、そういうのを改めてその部分だけ――包括外部監査はいろいろなところの監査なので、その中に食肉センターが入っているということなので、その部分も、もし要るであれば、そういう資料も提供してもいいかなと思ってますけど。 ◆河崎はじめ 委員   新しいは持ってないでしょう。 ○川村よしと 委員長   多分ね。 ◆河崎はじめ 委員   読んでおったほうがええと思うわ。僕もこれコピーして持っておるけど、その中に数字的には四日市とかが入っておるもんね。 ○川村よしと 委員長   県に移管どうのこうのとかという話やつですよね。 ○まつお正秀 副委員長   それは平成16年ごろやし、この間は、指定管理が5年になったから、5年になった以降ことちゃんと考えなさいというがこの間の包括外部監査で出されているから。
    川村よしと 委員長   例えば兵庫県がやったらいいやんみたいな考えとかというも、過去に議論が第三者委員会でされていたりとかして、その提言が出ているので、例えば我々が出す意見だったり、もしくは個人で出す提言中で、これは県がやるべきだとか言っても、いや、過去に話されてますけどみたいな話になって、ちょっと変な話になっちゃうので、そういった情報キャッチアップしていきましょうという御提案だと思うので。 ◆八木米太朗 委員   県へ移管という話ね、確かに一遍あれやけども、2年、3年前話と違うねんから、状況は随分変わっているわけやから、別段その提言ある委員さんがしはるというは、僕はオーケーやと思いますけどね。知らんかってやるはいかがなものかと思うけども…… ○川村よしと 委員長   そうそう。 ◆八木米太朗 委員   それわかっておって、再度もう一遍検討すべきやというは、僕は十分あり得ることやと思いますよ。 ○川村よしと 委員長   それはもちろんあり得ると思います。なので、そういうも踏まえて。もともとこの委員会自体も、ごみほうもそうですけど、なるべく認識そろえてやっていきましょうというところがある中でそういう発言してくださったかと思うので、資料共有とかもまた何らかの形で。 ○まつお正秀 副委員長   そうですね。もう持っているという方は要らないんですけど、必要だという方は、新人方も含めて提供すると。 ○川村よしと 委員長   では、また書記さんともお話して。 ◆八木米太朗 委員   それは一括してデータでぽんと送ってもらったら、それが早い。探さんでええからな。一々探しまくらなあかんねん。 ○川村よしと 委員長   では、そういう感じで共有すべき情報はまた共有する方向で進めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。  そういうことで、本件はこの程度にとどめます。  ここで管外視察事前勉強会行うため暫時休憩します。           (午後2時37分休憩)           (午後2時56分再開) ○川村よしと 委員長   再開します。  次に、施策研究テーマ「ごみ減量化について」議題とします。  市当局方に御出席いただいておりますが、あくまでもオブザーバーで参加ということでお願いしております。この点、御留意ください。  このテーマに関しても資料御提供いただいてますので、先ほどと同じ流れで、タブレット等も御参照していただきながら進めていきたいと思います。  では、資料について説明をお願いします。 ◎美化企画課長   今回は、前回の説明資料15ページに記載しておりました六つ課題についてそれぞれ掘り下げた資料提示願いたいという御要望頂戴しておりましたので、その内容に沿った資料御用意いたしました。  今回一般廃棄物処理基本計画改定過程において、大きく六つ課題があると整理したわけなんですけど、本日は課題1から順に説明をしていきたいと思います。  まず、課題1「ごみ総排出量更なる減量について」ということで、2ページごらんください。  毎年国が実施しております一般廃棄物処理実態調査というものがあるんですけども、そちら結果もとに今回作成いたしました。  11日当たり生活系ごみ、事業系ごみ、ごみ総排出量、この三つ兵庫県内平均及び国内平均と比較しますと、生活系ごみは県内平均、国内平均下回っておるという状況ですけども、事業系ごみはかなり多い状況であり、結果的に総排出量は国、県平均上回っている状況だということがわかっていただけると思います。  続いて、3ページごらんください。  この3ページグラフは、自治体人口規模によってどのような傾向にある示したものです。人口規模が多いほど排出量が多くなり、逆に人口規模が小さいほど少なくなるといった法則性が特にあるわけではないということがわかります。  本市は上から2段目人口30から50万人のところに位置しているわけなんですけれども、先ほど御説明しました2ページ表と見比べていただいてもわかるとおり、やはり同規模自治体中でも、生活系ごみは少ない、事業系ごみはかなり多いという状況になっております。  続いて、4ページお願いします。  こちらは、兵庫県下41自治体ごみ総排出量少ない順に並べた表です。本市は、41自治体中33位になってます。  続いて、5ページお願いします。  今度は、同じく兵庫県下41自治体生活系ごみ少ない順に並べてみました。41自治体中11位というふうになっております。ちなみに、お隣芦屋市が最下位という状況になってます。  続いて、6ページごらんください。  今度は、事業系ごみ少ない順です。41自治体中37位ということですね。  次に、7ページごらんください。  先ほどは兵庫県下全部自治体と比較でしたけれども、この7ページでは、阪神7市と政令市である神戸市、あと、中核市姫路市、明石市加えた計10市で同じように並べてみました。総排出量少ない順で並べておるんですけども、本市は10市中8位――ワースト3ですね。ただ、生活系ごみ見ていただきますと、一番少ないが伊丹市、その次に少ないが西宮市というふうになっております。事業系ごみだけで見てみますと最下位、神戸市よりも多いという状況になってます。  8ページごらんください。  今度は、中核市58市で同じように見てみました。やはり総排出量、ここが58市中38位という状況です。  続いて、9ページごらんください。  同様に生活系ごみで並べてみますと、58市中10位ですね。  10ページごらんください。  事業系ごみで並べてみますと、58市中45位となってます。  ここまで同じように、兵庫県下全自治体と比較、阪神間近隣自治体と比較結果と同様、中核市自治体と比較しましても、生活系は少ないけれども、事業系が多くて、その結果、総排出量も多くなっているという構図は変わりません。  11ページごらんください。  今度は、全国自治体で同規模ですね、人口が45万から55万に限定して、西宮市と人口がほぼほぼ同じような自治体、12あったんですけども、その12市で見てみました。やはり同じ傾向ですね。総排出量は12市中9位というような状況になってます。  次に、12ページごらんください。  生活系ごみ総量は人口規模によって左右されます。1当たり極端に多くごみ出すとか極端に少ないとか、余りそんなに極端な差はないはずです。ただ、事業系ごみについては、事業所数も見てみないと何とも言えないというところがありますので、経済センサスにて公表されている事業所数というもの加えて資料つくってみました。この12ページ表は、政令市20市と中核市58市計78市における1事業所当たり年間平均排出量、これ算出してみた表です。その結果、本市における1事業所当たり年間平均排出量は、全78市中ワースト277位であることがわかりました。  13ページごらんください。  本市現状まとめは13ページに記載とおりです。  事業系ごみについてなんですけども、先ほども申し上げましたように、一口で事業所と言いましても、大規模な工場から個人商店まで、その規模は大小さまざまであり、各市における産業構造違いというもの一定考慮する必要はあると思うんですけれども、それでもやはり本市事業系ごみ排出量はほか自治体よりもちょっと多い傾向にあるということなので、事業系ごみ減量が本市における喫緊課題であることがおわかりいただけるかと思います。  また、今回資料にはつけてませんが、前回に組成分析結果というものもお示ししましたけれども、本来は産業廃棄物として処理すべきものや分別すれば資源化が可能な古紙類等が多く混入していることから、適正処理及び分別排出徹底進める必要があるという状況であります。  課題1の説明は以上です。  ここで一旦切ったほうがいいですね。 ○川村よしと 委員長   はい。  では、課題1点目について説明がございましたが、この点について御質疑等がございましたら発言お願いしたいんですけれども、どうでしょうか。 ◆松田茂 委員   貴重なデータありがとうございます。非常によくわかりました。  そういった中で、やっぱり事業系ごみが多いということがきちっとわかっていて、どうしなければいけないかというもわかっているという状況中で、適正処理できてないところに対して働きかけとか、あるいは、ここだけ話、どこ会社が一番、あるいはどこ事業者がすごく事業系ごみ出しているか、教えていただければありがたいなと思います。 ○川村よしと 委員長   ここだけ話でも、議事録に残りますよ。 ◎美化企画課長   具体的なものは、やっぱりこの場でお示しすることは控えたいとは思います。一般廃棄物排出量というところできょう説明させていただいておりますけども、やはり産業廃棄物とひっくるめて各事業所はごみ出しているわけで、もっと言えば資源化できるものも出されているところで、公表されている数字中ではなかなか全容がつかみにくいところもあるんですよね。各事業所が産廃として出されている量がどこまでデータが公表されているかとか、あと、資源化に回している量というもなかなかつかめないというところがあるので、各自治体と単純に一般廃棄物量だけ比較しても何とも言えない部分が実際にあるんですよね。だから、事業所が出すごみ中で、例えば産廃、一廃、資源物それぞれ構成比がどんな傾向にあるかとか、本来はそういうところも見ていきたいところではあるんですが、なかなかそこまでデータが出そろってないので、今西宮市事業所がどういう状況なかとか、正確な分析というはまだまだできてないというふうには認識しております。  個別指導というも、前回ときもそういう御発言があったと思うんですけども、やはりそこに対してやっていかないと、こっちからアプローチ仕掛けていかないと、皆さんが何も言わなくてもちゃんとルール守ってくれる方たちばっかりではないので、そこはちょっと力入れていかないといけないなという課題認識はしてます。 ◆松田茂 委員   前回ときに僕が伺ったは、どちらかと言うとディベロッパーですかね、そこごみ放り方がちょっとずさんじゃないかなというふうなニュアンス伺っていたというふうに思うんですけども、例えば東京ディズニーランドだとかUSJだとかそういった商業施設と、あるいはディベロッパーだったら、同じような建物が日本全国にあるわけで、そこはどうなかというので指導されているようにも思うんですけど、その辺はどうなんですかね。 ◎美化企画課長   西宮市でも、ある程度大きな規模事業者――特定事業者というんですけど、その特定事業者については、こういうふうにごみ減量するという計画出しなさい、前年度にどれだけ廃棄物出したかという実績報告書出しなさい、一応そういうスキームはあるんですね。なので、ある程度大きなところは、まあまあ割とちゃんと資源化できるものは資源化してくれているんだなとかいうようなものは見てとれるというものはあるんです。ただ、小さいところは実際にどういうふうにされているかというは何もつかめない。実際、許可業者と契約して収集しているといっても、やっぱり混載――一般家庭と同じくいろんな事業所ルートで順番に回っていくので、それぞれ個別にどこお店がどれだけごみ出しているかという、その全容は全然つかめないんですね。大きいところでしたら、そこだけ専用車で行くとかいうところでしっかり量が出るとかいうもあったりするので、なかなか各個別状況、現状把握というは難しいというが実情ですね。 ◆松田茂 委員   わかりました。  ありがとうございました。 ◆河崎はじめ 委員   これは、僕は最初から疑義があるんやけども、決算で言うたら、西宮市が有料で焼却した歳入5億円分やね。民間業者が事業所回って西宮焼却場で有料で燃やしているごみということやけども、ほんまにあのらは西宮だけ回っている一番安い焼却場へ持っていきよるんと違うかなと思うんやけど。疑義があるんやけども。例えば収集業者は事業所と契約するねん。芦屋やら尼崎やらいろいろ回ってはるんと違うかな。その辺はどう数値に……。 ◎美化企画課長   実際、許可業者は各自治体が収集運搬業許可出さないといけないので、一般廃棄物場合、必ず許可がある市中でしか仕事ができない仕組みになっておるんですね。なので、西宮市許可業者が仮に芦屋市事業所と契約して芦屋市内ごみ収集すれば、それは無許可営業ということで廃掃法違反で罰せられます。なので、現状として、西宮市許可業者が許可持ってない市でごみ収集して、それ西宮処理施設に持ち込んできているということはないはずです。 ◆河崎はじめ 委員   芦屋も尼崎も西宮もどこでも免許持っている業者もおるでしょう。 ◎美化企画課長   あります。 ◆河崎はじめ 委員   効率考えて、こう回って持ってきているんと違うかという疑義が僕は最初からあるんやけどな。 ◎美化企画課長   当然、各自治体で業者に業許可出しているんですけど、西宮許可業者中でも、芦屋業許可も持っているとか、伊丹市業許可持っている、複数市で業許可持っている業者というは一部ありますけど、あくまで業許可持っている自治体中でしか活動ができない、そういう縛りが法律上ありますので、今、西宮では、一般廃棄物収集運搬業許可は6社に出してますので、その6社以外業者は、西宮市内では一切活動ができない状況です。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。その辺はきっちり一応やっている数字にしたら、えらい多いなと思うんやけどもね。まあま、そんなん言うてもしゃあないもんな。 ◎美化企画課長   あと、実際に事業所全てが全て、許可業者と契約結んでごみ運んでもらっているかというと、そうでもなくて、直接自分で持ち込まれる方というはやっぱりおられます。そういう事業者もおられますし、一般市民方もおられるので、そこもあわせて見ていかないといけないですよね。 ◆河崎はじめ 委員   そんなら、鳴尾浜民間焼却場で処理しているはどうなっている  委員会ときに、鳴尾浜で焼却する施設持っている業者がおるって聞いたで。 ◎美化企画課長 
     一般廃棄物場合ですけども、西宮市持っている西部処理センターと東部処理センター、その二つしか一般廃棄物焼ける施設はなくて、民間が焼ける施設は一切ないです。産廃とかと混在しているとか。西宮市は、一般廃棄物は、市施設でしか今処理はできない状況です。 ◆河崎はじめ 委員   委員会とき、焼却場というは県でどれぐらいあるねんと聞いたことがあるやんか。産廃焼却場か。 ◎美化企画課長   この間聞かれたは産廃ですね。 ◆河崎はじめ 委員   産廃は焼却はしている美化企画課長   焼却しているものもございます。 ◆河崎はじめ 委員   また後で聞くわ。 ○川村よしと 委員長   委員会なので、やりとりされる場合は挙手してやりとりしていただかないと仕方がないので、そうしてください。 ◆河崎はじめ 委員   その辺、教えておいて。 ◎美化企画課長   産廃ほうも、当然、焼却というもの――西宮市内で焼却している産廃処理施設は…… ◎施設整備課長   焼却という扱いではなくて、実際には燃やしているんですけど、ボイラーとして産廃木質系なんか…… ○川村よしと 委員長   答弁かわりますか。 ◎美化企画課長   済みません。 ◎施設整備課長   一応聞いたところ話なんですけど、鳴尾浜に産廃最終処理場がありまして、そこでは、焼却という行為はしてますけども、それは、廃棄物焼却ではなくて、要はエネルギー生み出すボイラー燃料として産廃処理しているというふうに聞いております。なので、焼くものが限定されるという意味合いです。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。例えば火事廃材とかそんなん焼却していることもあるかもしれませんよということやね。あれは産廃になるねんね。  そんなら、この数字はちゃんと信じてくださいということやね。わかりました。信じました。  もういいです。 ◆八木米太朗 委員   先ほど、結局、事業系ごみというは把握ができないという、その理由はようわかるねんけども、それ把握する予定とか把握する手段とか、それやらん限り、なかなかそこところ問題点というは解決しないですよね。単なる机上空論で言うているんやけども、難しいんですわと言うておる限りはずっとできないわけですから、そこやる手だてとか何か方策とか、そういう考えはございますか。 ◎美化企画課長   今、八木委員がおっしゃったとおりで、市内事業所は約1万4,000ぐらいあるということに経済センサスではなっておりますけど、その各事業所が今どのようにごみ出しているか、その全容がなかなか把握し切れないというが実際現状であります。許可業者と契約している事業者はどこなかとかという、そういう情報は、許可業者ほうに出しなさいということで提出求めれば提出はしていただけると思いますし、あと、処理センターほうへ持ち込みしている業者ほうも、事前予約制ということなので、どこ業者が持ち込みしているかとかそういったこともわかります。ただ、それぞれが、さっきも申し上げたとおり、許可業者方が全部混載してくるというところで、1事業者が幾らごみ出しているかというは、出している側もなかなかちゃんと把握してないが実情ですね。ごみ袋毎回1個出すか、2個出すか、もしくはごみ袋じゃなくて、段ボールでぽんと出すとか、トロ箱で出すとか、そういったところもありますので、それぞれ排出事業者が今自分たちがごみどれだけ出しているかすら全然わからないような状況というもあるので、全容把握するいい手段というがなかなか難しいが実情です。なので、いろんな自治体にどういうふうにされてますかというのをいろいろ調査して、研究していかないといけないなというふうには思っておりますけど、今時点でこういうふうにやろうと思ってますという明確なものがあるかといいますと、ちょっとないです。 ◆八木米太朗 委員   わかりました。  ただ、結局、掃除とか清掃というは単なるごみ移動なので、焼却しようが何しようが、ちょっと姿変えるだけ話ですよね。どこか時点で、例えば焼却量とかでそれ把握していくという、そこでこれが事業系か一般ごみかというは非常に難しい話やけど、それどこかでせん限り、単なるアンケート調査というは、これは私意見なんですけども、幾らやっても一定割合とかデータ参考資料にしかすぎひんというね。やっぱり最終手段というは、市がチェックできるはやはり基本的には一番最後焼却場しかないと思うんですね。その辺きちっと精査してやっていって、まあ言うたら平均値にしかなりませんけども、事業所がこれだけあって、これだけ事業所があるから平均これだけですよ、おたくはどうですかというような呼びかけ、そういう形しか最終的にはしようがないんと違うかなと思うんですよね。  だから、事業系ごみが多いんですということ幾ら言うておっても結局らちが明かないので、それ繰り返しになってしまうので、その辺どうするかというのをきちっとして――私は、手段的には焼却場でしかチェックしようがないと思っているんです、最終的にデータ出すものとしてはね。要はどれだけ燃やしているかというが問題なので――まあ言うたら、もちろん不法投棄なんかもあると思うんですけども、そんなところまでいっちゃうとどうしようもないので、どこかできちっと施策参考資料になるもともとデータというのを頑張って――非常に難しい話やと思うけど、そこやらん限り堂々めぐりになってしまうので、取り組んでもらいたいなと思います。  以上です。意見です。ありがとう。 ◆かみたにゆみ 委員   松田委員とちょっとかぶるかもしれないんですけど、これ見ていたら、事業所数って前橋市とか八尾市とかとそんなに変わらないじゃないですか。なのにこんなにもたくさん排出量が出ているということは、非常に言葉は悪いかもしれないですけど、全部事業所がすごく悪いんではなくて、もしかしたらどこか飛び抜けて悪いところが何カ所かあって、それが排出量すごく上げてしまっているという可能性はないですか。 ◎美化企画課長   実際、事業所数と年間排出量、事業所数と量相関関係だけ見ると、西宮状況って余りにもおかしいよねというふうにしか見えない資料にはなってます。感じられているところはよくわかります。  さっき説明の中でも申し上げたとおり、各自治体事業所、どういう産業構造になっているかとかというもよくよく見ていかないと、例えば、あるところは第1次産業がすごい多いまちだったり、西宮みたいに第3次産業がすごい多いまちだったりとかというところで、その辺構成比によっても何か違ってくるかなというもよく分析していかないといけないかなとは思います。第1次産業、風上ほうにあるようなところほうが比較的性状もまとまっているとか異物混入が少ないとかで、資源化とかそういうもしやすいとかというもあったり、ただ出る量がちょっと多いかなとかもあったりしますけど、大きい企業とかはある程度ちゃんとやれる、小さいところほどなかなか難しいとなってくるという傾向は確かにあるので、そういったところも見ていかないと、一概にこれだけ見ても何とも言えないというはさっき説明でもちょっと触れさせてもらったところではあるんですけれどね。 ◆かみたにゆみ 委員   ありがとうございます。  じゃあ、私も、第1次産業とか第2次産業とか、どれがどんなものかわからないんですけど、第1次産業がどれぐらいあって、第2次産業がどれぐらいあって、小さな事業所がどれぐらいあってというような、そういうようなデータ出すことは可能なんですか。 ◎美化企画課長   一般廃棄物処理基本計画6ページ、そこに経済センサス結果で西宮市産業体系というもの載せております。今お持ちであれば見ていただいたら。今、西宮市は第3次産業が非常に多いですね。やっぱり飲食店とか小売業が非常に多いという、そういうまちなんですよね。なので、ほか自治体がどういう構造になっているかというも見ていかないと、さっきも言いましたけど、市民は、1当たり出る量というは余り差異はないと思うんですよね。ただ、事業所は、どんな事業やっているか、その事業所規模によっても出る量も全然変わってくるので、その辺で、大きな事業所がたくさんあるまちなか、小さいがいっぱいあるまちなか、その辺が、なかなかデータが難しいところではあると思いますね。 ◆かみたにゆみ 委員   ありがとうございます。  じゃあ、視察に行って他市がどんな産業体系・形態になっている見ていきたいと思います。ありがとうございます。 ◆松田茂 委員   ちなみに、事業系ごみ回収するとき重量当たり金額というは、他市に比べて高いんですか、安いんですか。 ◎美化企画課長   済みません、処理手数料こと指しておるんでしょうか、それとも収集運搬費も含めて話でしょうか。 ◆松田茂 委員   事業者がごみ一つに対して支払うお金ですから。1カ月契約なかどうかわからないですけど。 ◎美化企画課長   市ほうで把握しておりますは、市ほうに入ってくる歳入――処理手数料に当たる部分だけなんですね。収集運搬に係る分は、そこは民民契約なので、各事業者と各許可業者が、例えばこの事業所は月平均大体幾らぐらいごみが発生するよねというところで、じゃあ幾らで運びましょうかというところは民民契約です。なので、例えば同じ1キロであっても、Aという事業者からはキロ1,000円もらっている、Bというところからはキロ2,000円もらっているとか、そういう差も絶対にあるはずです。処理手数料、市ほうに入ってくる分はキロ9円ですね。この辺阪神間と比べても、このあたりが大体10円前後です。神戸市が今8円ですね。芦屋も今9.何円かになってましたかね。処理手数料のみで言えば、この阪神間は大体10円前後ぐらいです。 ◆松田茂 委員   例えばこれ15円とかにすればごみが減るとか、そういうようなことは考えられないんですか。 ◎美化企画課長   おっしゃるとおりで、実際に排出者が出す受益者負担ですね、1トンごみ燃やすにかかっている処理原価に対してどれぐらい割合負担してもらうかというところで、今キロ9円という価格設定ですね、その料金設定が妥当なかどうかというものまさにこれから検討していくと。適切な料金負担お願いして、それが結果的にインセンティブが働いて処理コスト減らすためにごみ減らそうとなっていくというふうに期待はしているところです。 ◆松田茂 委員   民民契約なので、市はちょっとわかりにくい部分があるのでどうしようもないと思うんですけども、民民契約中にも、ごみ量が多ければ金額がふえるというふうなこと――普通はふえれば安くなるようなイメージなんですけど、ごみ処理代金というは高くなるようなイメージなんですよね。企業にかかるごみ処理代金というは、最近市がすごくうるさくなってきてというふうなこと僕は会社ときに聞いていたんですけど、産業廃棄物出す量減らさないと非常にしんどい、それでごみ削減する努力各企業がしていてごみが減ってきたというふうに会社中で実感はしていたんですけども、量によって市も単価変えるとかはしてないんですか。 ◎美化企画課長   市ほうで徴収してます処理手数料ですね、そちらほうは、いわゆる従量料金みたいなものではなくて、一律です。キロ9円一律です。収集運搬ところに関しては、さっきも説明で申し上げたとおり、民民契約なので、小さいところに対しても1回行かないといけない、大きなところでも1回行く、その辺ところでキロ当たり単価変動というは多分あろうかとは思います。 ◆松田茂 委員   ありがとうございました。  以上です。 ○まつお正秀 副委員長   1点だけ。  収集業者さんが事業者さんと契約すると、業者さんが六つと言いましたかね、どうしても取り合いで、やっぱり、これぐらいごみやったら、うちほうは今3,000円でとっているけども、ぽんと業者さんが飛び込みで来て、うちは2,000円でしますよと言うてとっていくようなケースもあるというふうに聞いているんですけど、そういうことによって逆に事業所さんがごみ減らす努力しないというふうなことがあると思うんですけど、そこら辺について何か対策とかそういうはないんでしょうか。 ◎美化企画課長   質問で返す形になりますが、その対策というは、たたき合いさせない対策ですか。 ○まつお正秀 副委員長   まあまあそうなります。最終的には減らす。だから、2,000円でしますけど、同じ量で出してもいいですよとなると、結局ごみ減らす努力しなくてもいいということになっちゃうので、そういう対策というか、もちろん分別もしてもらわなあかんやろうけど、競争があると、事業者さんがごみ減らそうというふうになかなかなりにくいかなと思うんですけど、そこら辺事業者さんへ対策というかそこら辺。 ◎美化企画課長   実際、今、まつお副委員長が言われたように、収集運搬許可業者間で、あるお客さんに対して、今契約は幾らでしてますか、うちだったらこれだけでいけますよ、乗りかえませんかみたいな話は当然あります。そこは自由競争世界なのでとめようがないですよね。市ほうで例えば最低料金決めるとかといったことができるかというと、法律中では上限決めることはできるとは書いてあるので、市が定めた料金以上取ってはならないというは条文中にはあるんですけど、最低これだけ取りなさいみたいな下限決めるというは条文中になかったはずなので、そういう意味では、たたき合いというはどうしようもない部分ですね。その中でも、当然、各業者さんは利益出して幾らなので、赤字になってまでごみとりに行くという、そういう仕事受け方は当然されないはずなので、そういう意味では、たたき合いするにしても、おのずとその会社にとって限界値差異は当然あると思いますけども、そこは民間企業中で企業活動競争問題だという部分ですね。それで処理コストが下がったら、結果的にごみ減らすというところインセンティブが働きにくくなるんじゃなかろうかというは、もちろん言われている部分はわかるんですけれども、それであっても、最終的には、運搬料がそれ以上下がらなければ、それ以上コスト減らそうと思ったらごみ総量減らしにかかるしかないというふうにはなっていくはずなので、そういう意味では、別に特段対策というものが必要なかどうかというはちょっとわからないですね。 ○まつお正秀 副委員長   出す事業所さん意識変えていかなあかんということですね。  結構です。 ◆河崎はじめ 委員   もう一回ちょっと。 ○川村よしと 委員長   はい。 ◆河崎はじめ 委員   一般ごみことやけど、ずうと見ていったらこの表にあるかなと思うんやけど、有料にしているところって、政令市・中核市78市でどれぐらいある有料売っているとか。 ◎美化企画課長   それは、事業系ごみ話ですか。 ◆河崎はじめ 委員   いや、家庭ごみで。 ◎美化企画課長   生活系ごみで有料指定袋やっている自治体ということでいいですかね。 ◆河崎はじめ 委員   はい。 ◎美化企画課長   今、中核市は58あるんですけども、58市中で、6月に調べた時点では16自治体が有料指定袋導入されてまして、あと、単純指定袋ですね、市が決めているデザイン――袋代だけで販売していて、処理手数料上乗せしてないタイプですね、その単純指定袋が21市、市販袋でオーケーで、ただ、使える色だけ決めてしまう――西宮で言うとその他プラみたいな、透明に限定するとかという色指定ですね、そちらが20市、全く指定なしが1市――西宮ですね。合わせて58市という状況です。 ◆河崎はじめ 委員   もう一遍、16市と21市違いって何ですか。
    美化企画課長   市ほうで定めたデザインで、市ほうが袋発注してつくって、袋代にごみ処理手数料上乗せした価格で1枚幾らで売るというが有料指定袋ですね。ごみ処理にお金取るというが有料指定袋。単純指定袋は、市がデザインとか規格決めて、袋メーカーさんにその条件に合致する袋つくっていいですよという、袋製造していい許可与えて、あとは自由にそれ販売してもらう。だから、袋代だけで流通させるという形で、だから処理手数料は一切乗っていない。ただ、市が決めた色とかデザイン、図柄が印刷されたもの、神戸市とか尼崎市がやっているタイプですね。 ◆河崎はじめ 委員   16市は行政にお金が入るけど、21市は、行政には入らんと業者に袋製作料が入るということか。 ◎美化企画課長   おっしゃるとおりです。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。視察に行くにちょっと聞いておこうと思って。  それで、西宮市が全く指定なしというは資料に書いてあるねん、1市だけですみたいなが。だから、きょう資料見るまでは、ちゃんと指定したほうが生活系ごみは減るんと違うかと思ったけど、それでなくても減っているというはどう考えたらええ美化企画課長   ここ数年傾向なんですけど、生活系ごみが減っていっているが、主に古紙類が減っていっている、それで結果的に減っていっているんですね。なので、古紙除くと11日当たり排出量が510グラムぐらいで、過去3年ほどずっと横ばいです。減っていっているは、単に雑誌とか新聞購買数がどんどん減っていって、結果的にごみとして出る古紙が減っていっている、その分、総量が減っていったというような状況です。組成分析結果でも、前回資料で見せましたけど、燃やすごみ中にほんとは分けたら資源化できるような古紙類であったりその他プラというがまだまだ一定量含まれてます。ほか市と比べてもその他プラ回収量がかなり低い――ちょっと次ところになってきますね。なので、指定袋というもの導入して分別排出徹底というものやっていかないといけないかなというふうには考えてます。次課題2ところでまた説明しますけれど。 ◆河崎はじめ 委員   確かに新聞講読量がごっつい減っておるからね。ネットとかになってということと、高齢になってこんな細かい字は見えへんわみたいなことで。わかりました。  もう一つだけやけども、もし有料袋とかにしたらもっと減るということやね。 ◎美化企画課長   当然、インセンティブが一番働くので、有料指定袋導入すると一番減量効果は高いとは言われてます。ただ、リバウンドもやっぱりそれなりにある。一時的にはがんと減りますけど、またある程度復活してくるというは、どれやっても多分同じような傾向があると思うんですけど、一番効果てきめんなはやはり有料指定袋で、やっぱり人間、お金払いたくない、じゃあ減らそうという意識が働きます。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。 ○川村よしと 委員長   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○川村よしと 委員長   なければなんですけど、今、課題1から6中で1が終わりました。説明的にも多分質疑的にもこれが一番重いかなという感じなんですけど、きょうできるとしても2までかなと思っているものの、この後、別件で御報告いただく案件、それが時間がちょっと読めない。どの程度の説明をされるかとどういう質疑があるかわからないので、ちょっと読めないなというところと、あと、管内視察報告書確認と、残り3市管外視察質問項目確定というのをしなきゃだめなので、要は、今から課題2に進むか進まないか相談したいと思うんですけど、どうしましょうか。 ◆大川原成彦 委員   ここまで。 ◆河崎はじめ 委員   まあそれでええと思う。視察に行くには、今ので大分わかりましたよ。 ○川村よしと 委員長   じゃあ、施策研究テーマ課題1、2、3と進めていくは、また次回以降委員会で2から6もやる流れにはなっていくと思うんですけど、一旦きょうところは1でとどめさせていただいてというところでいいですかね。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○川村よしと 委員長   じゃあ、きょうはそういうふうにいたします。  今後進め方なんですけど、恐らく視察に行くが先かなというところなので、さっき食肉センター同様、視察に行ってきて、その報告書等おのおの取りまとめる過程で、行った先で、それこそ指定ごみ袋話もそうですし、いろいろ項目は多岐にわたりますけど、視察には行くので、そこで出てきた疑問今後、課題2から6を説明していただいて質疑もさせていただく過程で視察で得たものも一緒に進めていければなという感じ流れで、要は食肉センターと同じように進めていきたいなと思うんですけど、こっちもそんな感じでいいですかね。    (「はい」と呼ぶ者あり) ○川村よしと 委員長   じゃあ、そういうふうに進めさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  ということなので、それでは本件はこの程度にとどめます。  次に、管内視察報告書について議題とします。  8月28日に実施しました管内視察報告書作成につきましては、正副委員長に一任されたいと御意見いただきましたので、正副委員長で作成上、皆さんには事前に提示させていただいております。  そういうところで、タブレットにも配信とおりで、中身は見ていただいたらわかるんですけど、事実情報書いて写真載せましたというぐらいしか、段階的にも特に提言とかがあるものではまだないので、こういう形でまとめさせてはいただいたんですけれども、その上で、これは一応管内視察させてもらったものなので、当局に送付しますというところと、あと、決まりとしてホームページで公開することになっているので、送付しますよということと公開させていただきますよということ確認この場ではとらせていただきたく思うんです。  まず、内容はこれでいいですか。    (「はい」と呼ぶ者あり) ○川村よしと 委員長   じゃあ、送付することと公開について、一応どの委員会でもそうしているものなので、そういうふうにしたいなと思うんですけど、それについてもよろしいでしょうか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○川村よしと 委員長   ということで、そういうふうに確認させていただきましたので、そのとおりに進めたいと思います。そういうことでよろしくお願いします。  本件はこの程度にとどめます。  以上で本日協議すべき事項は全て終了いたしました。  まだ視察勉強会等も、きょうはいろいろ組み合わせがごちゃごちゃして申しわけないんですけども、まだ進みますが、一応委員会自体はこの場で閉会ということにします。  御協力ありがとうございました。           (午後3時37分閉会)...