西宮市議会 2019-08-23
令和 元年 8月23日議会運営委員会-08月23日-01号
2 平成30年度
一般会計及び
特別会計決算について
3
議選監査委員について
4
常任委員会の数の適正化について
5 正副委員長の職責について
6 正副委員長の報酬加算について
7 今後協議すべき事項について
8 第44回にしのみや市民祭りについて
9
バーチャル市議会(大学生編)について
10 本会議録及び
委員会記録の速報版について
11 その他
■
出席委員
山 田 ますと (委員長)
福 井 浄 (副委員長)
河 崎 はじめ
川 村 よしと
菅 野 雅 一
佐 藤 みち子
篠 原 正 寛
澁 谷 祐 介
田 中 正 剛
松山 かつのり
■
欠席委員
な し
■
委員外議員等
大 石 伸 雄 (議 長)
野 口 あけみ (副 議 長)
■
紹介議員
な し
■
傍聴議員
一 色 風 子
大 迫 純司郎
田 中 あきよ
花 岡 ゆたか
宮本 かずなり
よつや 薫
■説明員(
西宮市議会委員会条例第19条による)
市長 石 井 登志郎
副市長 北 田 正 広
副市長 田 村 比佐雄
(政策局)
政策局長 太 田 聖 子
市長室長 川 俣 均
秘書課長 田 中 隆 行
広報課長 前 田 充 洋
財政部長 荒 岡 晃 彦
財政課長 林 大 輔
(総務局)
総務局長 中 尾 敬 一
総務総括室長 大 植 進
総務課長 岩 田 直 美
(
議会事務局)
議会事務局長 北 林 哲 二
次長 岩 田 重 雄
総務課長 反 田 信 一
議事調査課長 新 田 智 巳
(午前9時59分開会)
○山田ますと 委員長
おはようございます。
ただいまから
議会運営委員会を開会します。
初めに、議長の御挨拶があります。
○
大石伸雄 議長
おはようございます。
本日は、第2回定例会の開催について御協議願うために
議会運営委員会の開催をお願いいたしました。この9月議会が円滑、円満に運営できますよう、皆様方の格別なる御協力を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。
それではよろしくお願いします。
以上です。
○山田ますと 委員長
次に、市長の御挨拶があります。
◎市長
おはようございます。
第2回定例会の招集に当たりまして
議会運営委員会を開催いただきまして、まことにありがとうございます。
皆様御承知のとおり、このたび、本市職員が
有印私文書偽造の容疑で逮捕される事案が発生いたしました。これまで職員の不祥事が相次ぐ中で、またしてもこのような容疑で職員が逮捕されましたことは、市長として大変痛恨のきわみであり、市民の皆様方、そして議会の皆様方にも改めておわびを申し上げるところでもございます。
市民の皆様方に対して著しく信頼を失墜してしまいましたこと、責任を痛感し、この回復にしっかりと取り組んでまいりたいと思っております。今回の事案を受け、類似の事務の執行体制について直ちに点検を行うように指示をいたしました。
現在、この事案につきましては、警察の捜査が継続しているところでありまして、
今期定例会に上程する平成30年度の決算に今回の事案が含まれている点も踏まえまして、事案の全容が確定した段階において、関係職員の処分とともに、しかるべき措置を厳正かつ適切に講じてまいりたいと考えております。
また、私を初めとする特別職について、みずからを律するために、給料の
自主減額を内容とする
条例改正を今定例会に上程させていただきたいと考えております。
市長として、市民の皆様方、議会の皆様の市役所に対する信頼を回復することが最優先の課題と認識しておりますので、今回の事案を含め、たび重なる不祥事に対して、事務の
チェック体制の強化など再発防止に向けた業務の見直しや職員の意識改革について、職員・組織一丸となって取り組んでまいる所存でございます。
さて、本日御協議いただきます案件は、定例会の招集日と
付議案件などについてであります。提出議案につきましては、後ほど担当職員から説明いたしますが、西宮市
附属機関条例の一部を改正する
条例制定の件などでございます。
議員各位におかれましては、一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
○山田ますと 委員長
引き続き続けさせていただいてよろしいですか。きょうは傍聴の方が多いみたいですから、少しざわつきますけども、お願い申し上げます。
本日の
協議事項については、開催通知に記載の内容とは一部異なりますが、配付の
協議事項のとおりとしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○山田ますと 委員長
それでは、そのようにさせていただきます。
これより
協議事項に従い協議を進めます。
初めに、第2回(
令和元年9月)定例会についてを議題とします。
まず、招集日と
付議事件について説明を求めます。
◎副市長(北田正広)
第2回、9月定例会を8月30日に招集いたします。
なお、
付議事件につきましては、
総務総括室長が説明いたします。
よろしくお願いします。
(「ちょっとここでいいですか」と呼ぶ者あり)
○山田ますと 委員長
市長。
◎市長
済みません、ちょっと間に失礼いたします。
先ほど、私の冒頭の挨拶の中で、本定例会に提出する議案の中で、西宮市
附属機関条例の一部を改正する
条例制定の件などと申しましたが、
附属機関条例の一部を改正する
条例制定は今議会に提出はございませんで、西宮市
個人情報保護条例の一部を改正する
条例制定の件などということでございます。大変申しわけございませんでした。
◎
総務総括室長
第2回定例会の
付議事件につきまして、配付資料にございます
提案事件表により説明させていただきます。
当初予定しておりますのは、
決算認定4件、
条例制定36件、
補正予算4件、
一般案件5件、報告13件の計62件でございます。
それでは、順次説明させていただきます。
1番から4番までの4件は、平成30年度の各
公営企業会計の
決算認定の件でございます。
5番は、市が保有する
個人情報の保護に配慮しつつ、
保有個人情報の適正かつ効果的な活用を推進するため、所要の規定を整備するものでございます。
6番は、
地方公務員法の欠格条項が改正されたことに伴い、所要の規定を整備するものでございます。
7番は、一連の市の不祥事及び
事務執行の不適正事案に鑑みて、市長、副市長、
常勤監査委員などの給料の
自主減額を行うものでございます。
8番及び番号飛びまして11番は、
地方公務員法等の改正による
会計年度任用職員制度の導入に伴い、所要の規定を整備するものでございます。
9番は、市長、副市長、
常勤監査委員などの
退職手当の支給割合を改定するものでございます。
10番は、市長の現任期に係る
退職手当を特例的に不支給とするものでございます。
12番から15番までの4件は、西宮市
施設使用料指針に基づき
市民交流センターなどの
施設使用料を改定するほか、所要の規定を整備するものでございます。
16番は、
証明書自動交付機による証明書の発行方式を変更することに伴い、所要の規定を整備するものでございます。
17番は、
住民基本台帳法施行令の改正等に伴い、印鑑登録において旧氏の登録を認めるなど、所要の規定を整備するものでございます。
18番は、知事が指定する
公衆浴場入浴料金統制額の改定及び西宮市
施設使用料指針に基づき
共同浴場使用料及び
集会施設使用料をそれぞれ改定するものでございます。
19番から26番までの8件は、西宮市
施設使用料指針に基づき
若竹生活文化会館などの
施設使用料を改定するほか、所要の規定を整備するものでございます。
27番は、
災害弔慰金の支給等に関する法律等の改正に伴い、
災害援護資金の償還の
免除要件等について所要の規定を整備するものでございます。
28番は、
消費税法等の改正に伴い、
介護老人保健施設の
居住費等を改定するものでございます。
29番は、見守り
ホットライン事業の利用に係る手数料を設定するほか、所要の規定を整備するものでございます。
30番は、
西宮老人福祉センター及び母子・
父子センターの機能の一部を
総合福祉センターに統合するほか、
総合福祉センターの体育室等の使用料を改定するものでございます。
31番は、
厚生労働省令の改正に伴い、
家庭的保育事業者等の
連携施設の
確保義務の緩和など、所要の規定を整備するものでございます。
32番は、内閣府令の改正に伴い、
特定地域型保育事業者の
連携施設の
確保義務の緩和など、所要の規定を整備するものでございます。
33番は、
幼児教育無償化に伴い
私立幼稚園就園奨励助成金制度が廃止となることから、所要の規定を整備するものでございます。
34番から37番までの4件は、西宮市
施設使用料指針に基づき公民館などの
施設使用料を改定するほか、所要の規定を整備するものでございます。
38番は、西宮市立第1
義務教育学校の名称を
西宮市立総合教育センター付属西宮浜義務教育学校に改めるほか、所要の規定を整備するものでございます。
39番は、景観法に基づく行為の届け出について、
計画策定段階での協議制度を創設するものでございます。
40番は、
水道法施行令の改正に伴い、所要の規定を整備するものでございます。
41番は、令和元
年度一般会計補正予算(第2号)で、
歳入歳出予算にそれぞれ12億2,185万3,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,854億1,103万8,000円とするものでございます。補正の主な内容としましては、歳出では、民生費で10億7,485万1,000円、総務費で9,676万8,000円などを追加するものでございます。また、歳入では、繰入金で10億7,281万円、諸収入で7,726万1,000円などを追加するものでございます。
債務負担行為の補正は、西宮消防署建替事業ほか1件について限度額34億7,052万1,000円を追加するものでございます。また、地方債の補正は、
庁舎整備事業について限度額を3,640万円増額補正するものでございます。
42番及び43番は、
国民健康保険特別会計(第1号)及び
介護保険特別会計(第1号)の
補正予算で、
国民健康保険特別会計で1,925万円を減額し、
介護保険特別会計で1,996万5,000円を追加するものでございます。
債務負担行為の補正は、
国民健康保険特別会計で
国民健康保険システム改修業務について限度額352万円を追加するものでございます。
44番は、
下水道事業会計補正予算(第1号)でございます。
45番は、
災害援護資金貸付金の保証債権を放棄するに当たり、
地方自治法の規定により議会の議決を経るものでございます。
46番は、
市営住宅の家賃を滞納し、催告にも応じない者及び
市営住宅を不正に使用している者に対して、
市営住宅の明け渡しと滞納家賃などの支払いを求めて訴えを提起するものでございます。
47番は、
水道事業会計の未
処分利益剰余金30億466万5,279円のうち、5,470万円を資本金に組み入れ、4,210万円を
減債積立金へ積み立て、5億円を
建設改良積立金へ積み立てるものでございます。
48番は、
工業用水道事業会計の未
処分利益剰余金11億4,255万9,605円のうち440万円を資本金へ組み入れるものでございます。
49番は、
下水道事業会計の未
処分利益剰余金30億2,626万1,557円のうち、10億2,304万4,328円を資本金へ組み入れ、9億2,010万181円を
減債積立金へ積み立てるものでございます。
50番は、
地方自治法第180条第1項に基づく市長の
専決処分事項の指定による専決処分で、和解に係るもの2件、損害賠償の額の決定に係るもの5件、
工事変更契約に係るもの1件につきまして、同条第2項の規定により、報告するものでございます。
51番から57番までの7件は、第3
セクター等の経営の健全性等の評価等を報告するものでございます。
58番は、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定に基づき、
公営企業会計決算に基づく
資金不足比率を報告するものでございます。
59番から61番までの3件は、
現金出納検査結果について報告するものでございます。
62番は、
固定資産税及び
都市計画税の課税に係る
国家賠償請求事件について和解したもので、
地方自治法第179条第1項に基づき専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により、報告し、承認を求めるものでございます。
以上が当初
提案予定事件でございまして、議案書は本日発送いたします。
このほか、
追加予定案件といたしまして、
決算認定1件、決算に係る報告1件、人事案件2件を予定しております。
説明は以上でございます。
○山田ますと 委員長
次に、事務局の説明を求めます。
◎
議事調査課長
先ほど
総務総括室長から説明がありました
付議事件のうち、資料2ページの29番、西宮市
手数料条例の一部を改正する
条例制定の件につきましては、内容が複数の
常任委員会の所管にまたがっており、議長において
健康福祉常任委員会に付託する旨、決定していただいておりますので、御承知おきくださいますようお願いいたします。
説明は以上です。
○山田ますと 委員長
説明は終わりましたが、ただいまの説明に対し、御質疑、御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○山田ますと 委員長
なければ、招集日と
付議事件については、先ほどの説明のとおりとすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○山田ますと 委員長
異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。
次に、
一般質問について議長の説明を求めます。
○
大石伸雄 議長
まず、資料7ページをごらんください。
第2回定例会における
一般質問につきましては、これまでと同様、
会派割り当て時間制により行うこととし、
所属議員数に1人当たり26分を掛けて算出した時間を各会派の持ち時間とさせていただきます。なお、
会派割り当て時間は、答弁を含めた時間となります。
一般質問は、この
会派割り当て時間の範囲内で人数には制限なく行っていただくことができますが、
無所属議員については、
一般質問をしなかった場合、数会期分をまとめて1会期に使うことができます。
以上、よろしく御確認いただきますようお願いいたします。
○山田ますと 委員長
説明は終わりましたが、ただいまの説明に対し、御質疑、御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○山田ますと 委員長
なければ、
一般質問については、先ほどの説明のとおりとすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○山田ますと 委員長
異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。
次に、会期と日程について議長の説明を求めます。
○
大石伸雄 議長
第2回定例会の会期につきましては、招集日の8月30日から予備日の10月4日までの36日間を予定しております。
会期中の日程につきましては、この後、事務局から説明がありますが、6月定例会の最終日にお示しした日程案により進めてまいりたいと存じますので、御理解と御協力のほど、よろしくお願いします。
私からは以上です。
◎
議事調査課長
第2回定例会の日程案について、資料8ページにより説明をさせていただきます。
まず、8月30日金曜日の本会議第1日は、初めに市長から開会の御挨拶があり、その後、議事日程に入り、会期を決定していただきます。会期決定の後は、平成30年度
公営企業会計決算について当局から
提案説明があり、続いて
監査委員から
決算審査に伴う意見の発表があります。また、
監査委員の意見の発表の後は、当局から決算以外の
提案事件について
提案説明があり、それらが終わりましたら、本会議は散会となります。
次に、9月5日、6日、9日、10日の4日間は、本会議で
一般質問を行っていただきます。また、9月10日の本会議第5日につきましては、
一般質問の後、本会議第1日に提案された決算以外の
提案事件について、質疑、
委員会付託を行っていただきます。なお、本会議第1日に提案されました
公営企業会計決算の質疑・
委員会付託については、
一般会計・
特別会計の決算の提案が行われる9月18日となります。
次に、9月12日、13日、17日の3日間は、
常任委員会で決算以外の
付議事件の審査を行っていただきます。
次に、9月18日でございますが、この日は、まず、朝9時半から本委員会を開催していただき、
常任委員会で審査された事件について
議事採決区分の確認を行っていただきます。次に、10時からの本会議第6日では、
常任委員会で審査された事件の
委員長報告、
委員長報告に対する質疑、討論、採決を行っていただきます。また、その後は、
公営企業会計決算の質疑、
決算特別委員会の設置と
委員会付託を行い、続いて、
一般会計・
特別会計決算の
当局提案説明、
監査委員からの
決算審査に伴う意見の発表があり、質疑及び
委員会付託の順に行っていただきます。以上で本会議は散会となりますが、引き続き議場で
決算特別委員会全体会を開催し、正副委員長の互選及び審査方法の決定等を行っていただきます。
次に、9月25日から10月1日までは、
決算特別委員会分科会で
決算関連の
付議事件の審査を行っていただきます。
10月2日水曜日は、15時30分から
定例会終了後の記者会見に係る本委員会の開催をお願いいたします。
次に、10月3日でございますが、この日は、まず、朝10時から
決算特別委員会全体会を開催し、分科会の
主査報告、
主査報告に対する質疑、討論、
決算特別委員会での採決を行っていただきます。また、
決算特別委員会が終わりましたら、本委員会を開催し、本会議での
議事採決区分の確認等を行っていただきます。次に、11時からの本会議第7日では、
決算特別委員会の
委員長報告、
委員長報告に対する質疑、討論、採決を行っていただき、全事件が議了しますと、この日をもって閉会となります。
10月4日金曜日は、予備日です。
次に、
日程案右側の備考欄をごらんください。
8月26日正午が
一般質問の
順序抽せん、30日が
一般質問の
通告締め切りとなっています。
また、
意見書案・決議案、請願・陳情の
締め切り日なども記載しておりますので、御確認をお願いいたします。
また、議案書は、本日、当局から発送されますので、後ほど
議員控室に配付させていただきます。なお、
一般会計・
特別会計決算に係る議案は、9月11日に発送予定となっております。
そのほか、日程には記載がございませんが、
意見書案・決議案の提出があった場合、また、その他の案件があります場合は、9月6日金曜日の本会議昼休憩中に本委員会を開催していただきますので、よろしくお願い申し上げます。
説明は以上です。
○山田ますと 委員長
会期と日程について説明は終わりましたが、ただいまの説明に対し、御質疑、御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○山田ますと 委員長
なければ、会期と日程については、先ほどの説明のとおりとすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○山田ますと 委員長
異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。
次に、平成30年度
一般会計及び
特別会計決算についてを議題とします。
当局の説明を求めます。
◎
財政部長
平成30年度の
一般会計・
特別会計の
決算概要につきまして、タブレットに配信しております
議会運営委員会資料の別冊1ですね、お手元の資料ですとこのような横長の表が7枚ございます資料でございますけれども、こちらの資料により御説明申し上げます。
なお、30年度決算につきましては、
監査委員から市長への意見書の提出が9月10日になる予定でございまして、翌11日に
決算認定案件として議案発送させていただく予定としております。
また、30年度決算に係る
健全化判断比率及び
資金不足比率の報告につきましても、同じく9月11日に追送させていただきます。
ただ、財政的な計数につきましては現時点から変わりませんので、今回、御説明させていただくものでございます。
なお、説明の際、金額につきましては百万円未満を省略して述べさせていただきます。
それでは、資料の1ページをお願いいたします。
一般会計・
特別会計の
決算収支の状況でございます。
まず、
一般会計の状況ですが、
歳入決算額はB欄で1,736億5,900万円、
歳出決算額はC欄で1,726億7,500万円でございます。歳入歳出差し引き、いわゆる
形式収支はD欄で9億8,300万円となっており、翌年度に繰り越すべき財源――E欄の2億7,100万円を控除いたしました
実質収支額は、F欄に記載のとおり、7億1,200万円の黒字でございます。前年度の
実質収支額はG欄の24億3,500万円でございますので、単年度の収支としましては、17億2,300万円の赤字となっております。
また、
特別会計の状況でございますが、2行目にございますように、
国民健康保険など11会計全体の
実質収支額はF欄の13億9,000万円で、
一般会計と合わせた
実質収支額は21億200万円となっております。
次に、2ページをお願いいたします。
一般会計の
歳入決算額の内訳と前年度決算額とを比較したものでございます。
まず、表の一番上、05市税は868億9,500万円で、前年度と比べ11億2,900万円、1.3%の増でございます。表の右側の主な増減の欄に内訳を記載しておりますが、
個人市民税が
土地や株式の譲渡所得の増などにより前年度比2.5%の増収となったことが主な増要因でございます。
次に、市税以外の科目でございますが、25
地方交付税は36億6,500万円で、市税の増収などが算定に反映されたことなどにより、前年度から7億8,200万円の減となっております。
そのほかでは、75諸収入が11億7,400万円の減額となっておりますが、これは、前年度の兵庫県
道路公社貸付元金収入が皆減となったためでございます。
また、80市債が16億1,300万円の増額となっておりますが、
道路橋梁新設改良事業など
投資的経費の増によるものでございます。
以上、歳入合計が1,736億5,900万円、前年度と比べまして13億9,600万円、0.8%の増となっております。
続きまして、3ページをお願いいたします。こちらは、
一般会計の
歳出決算額の内訳と前年度決算額とを比較したものでございます。
まず、上から二つ目の10総務費は185億7,400万円、前年度より20億1,900万円の増となっております。これは、
庁舎改修事業費の増などによるものでございます。
また、表の中ほどの40土木費は178億3,900万円で、前年度より14億6,700万円の増となっておりますが、これは、道路照明灯LED化工事などにより
道路橋梁新設改良事業費が増となったことが主な要因でございます。
なお、60公債費につきましては、市債残高の減少に伴う利子の減などにより、2億400万円の減となりました。
以上、歳出合計が1,726億7,500万円、前年度と比べまして33億1,000万円、2%の増となっております。
続きまして、4ページでございますが、4ページは同じく
一般会計の
歳出決算額でございますが、こちらは性質別に分類したものでございます。
まず、義務的経費では、人件費が1億6,200万円、扶助費が5億800万円、公債費が2億400万円、それぞれ減となっておりまして、全体では前年度より8億7,500万円減の985億4,300万円となっております。
次に、
投資的経費は169億1,700万円で、前年度より38億3,800万円の増となっております。これは主に、増減欄にございますように、
道路橋梁新設改良事業や香櫨園小学校教育環境整備事業などの事業費の増によるものでございます。
また、その他経費は、全体で前年度から3億4,700万円の増となっておりますが、病院事業会計に対する補助金や出資金が増となったことが主な要因でございます。
次に、5ページをお願いいたします。こちらは、
特別会計の
歳出決算額の会計ごとの内訳と前年度との比較でございます。
主なものとしましては、一番上の
国民健康保険が前年度より61億円減の445億1,500万円、中ほど少し下にございます介護保険が7億9,300万円増の317億2,100万円、その下の後期高齢者医療事業が3億7,500万円増の71億200万円で、
特別会計全体では前年度より45億2,800万円減の860億6,700万円となっております。
なお、表の中ほどにございます公共用地買収事業につきましては、第二庁舎用地を
一般会計で買い戻す会計処理を行ったことなどにより、3億8,600万円の増となっております。
次に、6ページをお願いいたします。こちらは、主な財政指標でございます。
一番上の経常収支比率は95.3%で、前年度より1.0ポイント改善しております。また、実質収支比率は、前年度から1.77ポイント低下の0.75%、財政力指数は、前年度より0.014ポイント上昇の0.942となっております。
次に、
健全化判断比率でございます。実質赤字比率と連結実質赤字比率につきましては、それぞれ赤字額が発生しておりませんので、バー表示となっております。その下の実質公債費比率は2.9%で、前年度より0.3ポイント改善しておりますが、これは3カ年平均による比率でございまして、単年度の比率としましては、病院事業への公営企業債の元利償還金に対する繰出金の増などにより、悪化に転じております。
また、将来負担比率は8.6%で、市債残高の減少や基金残高の増などにより、10.3ポイントの改善となっております。
続きまして、
資金不足比率につきましては、食肉センター
特別会計が対象になっておりますが、資金不足額は発生しておりませんので、バー表示になっております。
最後に、7ページをお願いいたします。
上の表は、市債残高の状況でございます。30年度末の市債残高は、
一般会計で1,421億1,600万円、
特別会計で4億500万円、合計は1,425億2,200万円で、前年度末より16億5,700万円減少しております。
その下の表は、基金残高の状況でございますが、30年度末の残高合計は383億5,100万円、前年度末より24億500万円の増となっております。
決算の概要につきましては以上でございますが、ただいま御説明させていただきましたこの資料を含めまして、本日午後からプレス発表を行う予定にしておりますので、よろしくお願いいたします。
簡単でございますが、説明は以上でございます。
○山田ますと 委員長
説明は終わりましたが、ただいまの説明に対し、御質疑、御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○山田ますと 委員長
なければ、本件は報告事項でありますので、これをもって終わります。
これより後の
協議事項は主として議会にかかわるものでございますので、当局の方には退席していただいてよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○山田ますと 委員長
それでは、当局の方は御退席ください。
(説明員一部退席)
○山田ますと 委員長
引き続きまして、
議選監査委員についてを議題とします。
本件につきましては、監査の専門性・独立性をどう担保していくのかを論点として協議を進めていくこととしております。
前回までの経緯を少しおさらいさせていただきますと、
地方自治法の一部改正のきっかけとなった答申が、平成21年と平成28年の2回にわたって内閣総理大臣に御提出されております。その答申の中身を見ると、独立性、そして専門性というのをしっかりと深めて、より監査の質を高めていく、そのためには、議会における
議選監査委員というのを条例において必ずしも選任する必要はない、選任しないことができる、こう条例で定めることができるようになった、こういうふうに
地方自治法の一部が改正されております。それに伴いまして、本
西宮市議会として
議選監査委員を条例においてどうするのかということが議題になっておりまして、遅くとも11月の末にはその答えを出さなくちゃいけない、こういう話になっております。
その上で、専門性・独立性という観点の中から、例えば
議選監査委員を仮に残して独立性・専門性というのが担保できるのかどうかということも含んで発言をしていただきたいなというふうに思っております。というのは、今現在、政新会さんと会派・ぜんしんさんは0という状況であります。なくすという方向です。市民クラブ改革さん、日本共産党さんは1ということを表明されております。維新さんに関しては、0に著しく近いという状況で、今現在は1ないし0、公明党議員団は現状維持、こういうお答え、意見をいただいておりますので、順次皆さんから各会派のお気持ち、意見というのをお聞かせいただきたいと思います。
政新会の篠原委員から、よろしいですか。
◆篠原正寛 委員
御発表のとおり、当会派は0を主張しておりますが、0に至るプロセスの中で、激変緩和といいますか、一時的に市のスピードに合わせて1という減員があるとか、そういうことは柔軟に対応したいというふうには考えております。
先ほど委員長が独立性と専門性というふうにおっしゃいました。独立性と専門性を議員を残したままで担保できるかと考えると、方法は一つしかなくて、1年で順繰りにやるというのをやめて、4年間、同じ議員が行く、できればその次も行くというような形、そして、その議員が徹底的に監査に集中して、さまざまな知見、知識を蓄積してもらうということになるわけです。そうなると、その人は一体何を期待されて選挙で選ばれているのかということにもなってしまうわけで、それであれば
監査委員というものを選挙制にしろという話になるわけですから、もともと監査の持つ使命と議会の持つ使命というのは、多分に重なる部分もありますが、違うものであって、そういう意味から言うと、おっしゃるとおり、専門性や独立性を高めるという意味において議選監査が残る理由はどこにも存在しないというのが当会派の意見であります。
以上です。
○山田ますと 委員長
非常にわかりやすい、まとまった意見をいただきました。
◆澁谷祐介 委員
当会派も同じく0を主張しております。
法改正の趣旨のどの部分により重きを置くかという考え方になるかと思うんですけども、私どもは、専門性という観点から、より専門的な知見を持っている方にやっていただくのが望ましいであろうというふうに思っております。
11月という期限が切られている中で、必ずしも0でなければまとまらないということを主張していたら話は前に進みませんので、その部分については、結論をきちんと出すということを前提に、一定柔軟に協議には応じていきたいというふうに考えております。
以上です。
○山田ますと 委員長
それでは、1という御意見をいただいてます共産党の佐藤委員、お願いします。
◆佐藤みち子 委員
議員というのは、執行機関の監視という役割があります。専門性と言えば、弁護士さんは法律の専門家であり、公認会計士の方は数字、お金の専門家であると思います。そういう意味で見ると、議員にはこれが専門性というのはないかもしれないですけれども、行政の監査というのは、
地方自治法にもあるように、住民の福祉の増進が一番の大きな目的ですから、それについては、市民の方からいろんな意見を日々聞いている議員の目線というのはとても大事じゃないかなというふうに思いますので、議選監査については1人残すべきだという考えです。
以上です。
◆河崎はじめ 委員
うちも、どうしても1じゃなくて、2でもいいんですけども、専門性を高めるということで、識見を1人、議選にかえて入れたいということで監査能力を高めたい。
専門性ということで言うと、西宮市政に関しては、やっぱり決算書や予算書を読み込んでいる議員というものがそちらの専門性にはなるんと違うかと。識見を1人ふやして議員を1人。
それと、独立性ということに対しては、確かに住民監査請求で政務活動費とかが出てきた場合は除斥の対象にはなるけども、それは微々たるものであって、やっぱり議員一人一人は独立しているものというふうな考え方もあって、100%独立性がないということじゃないんじゃないかというところから、当面はそれでやってみて、問題があればまた見直したらいいと思います。
以上です。
◆松山かつのり 委員
我々の会派としましては、例えば今回、議選監査というものを11月目途というふうに見据えた場合、片や内部統制も並行して進んでいる中で、速攻で結論を出すべきなのかどうかということもあります。
また、我々は議選監査は2をキープということを唱えているんですけども、例えば今、篠原委員がおっしゃったように任期を延ばすとか、また、専門性につきましても、この答申では、行政運営に関しすぐれた見識を持つというふうに載っているんですけども、行政運営にすぐれた見識というのを識見
監査委員が持っているかどうかということも甚だ疑問ですし、我々、市民から選ばれた議員としましてやっぱり市民目線で、行政運営にもたけた我々議員の議選監査というのは残すべきだと思います。
また、専門性につきましても、
条例改正によって識見をふやすという考え方も十分あり得る話だと思います。そういった意味で、減らすことを考えるのではなくて、やっぱり内部統制と並行しながら結論を導き出していくというのが非常に大事であるというので、拙速な結論0、1というのはいかがなものかというふうに思っております。
以上です。
○福井浄 副委員長
委員長からも言っていただいたとおり、私どもは、基本的には限りなく0にしたほうがよいのではないかと考えてます。それは、専門性を高めるという意味では、それにたけた方がつくのがいいのではないかというところが思っておるところでございます。
ただし、今、議選監査をなくしたところにつきましても、私が聞いているところで見ますと、市の意向を割と受けてしまったような監査が行われた場合、しっかり監査がそこでできているかどうかというところ自体に疑義があるようなところがあるということも私は伺っております。
また、今回、いろんな不祥事が続いてますけども、特に今度の労政課の不祥事についても、出先機関でお金をやりとりするところというのが一番ハイリスクなところなので、そもそもここは監査の対象になっておかなければならないところなんですけども、そこが抜け落ちているということになると、実際に監査が今どういう状態になっているかというのを見ていかなくちゃならないという現状があります。だから、理想論としては0にするというのがいいんですが、現状的にはそういう監査がしっかりできているかというのを見るべきところは、もう議員しか残ってないのかもしれないというところがあります。ですから、今、1を残したらいいんじゃないかということを申し上げているところです。
今後につきましては、選ばれる
監査委員につきましても、独立性を担保するというところから見まして、独立の選考するような委員会ですね、そういうところを設置していただいて、市長が選任するんですけども、そのもとのところに、
監査委員はこういうものがいいとかいうのを独立した第三者機関でも使って選んだ者の中から選んでいただくような形で、しっかり独立性が担保されたところで選ばれているのであれば0にしてもいいのかなというふうに思っております。
以上です。
○山田ますと 委員長
今、各会派の御意見を頂戴しました。その上で再度お聞きしたいんですけれども、
議選監査委員を残すという――経過措置で1でも仕方ないという表現を、0を訴えているぜんしんさんからも、また、政新会さんからもいただきました。逆に、仮に1を残すという前提の話になったときに、1を残した上で独立性と専門性というのは担保できるのかどうかという観点。例えば政新会さんの篠原委員がおっしゃったような仕組みをつくることによってより独立性はキープできる、あるいは公明党さんがおっしゃったような仕組みでキープできる等々の御意見があるんでしたら具体的にお述べいただきたいというふうに思っております。どうでしょうか。言いかえれば、残す限りは独立性も専門性も担保なんかはできてないんだよという答えですよというふうなお気持ちがあるんでしたら、それが正しい気持ちになりますから、この辺のことをしっかり協議だけはしていきたいんです。どうでしょうか、残すと言われているところは、よりお答えをいただきたいんですけども。残す側の方の理屈が……。
◆松山かつのり 委員
独立性に関して言えば、決算に入れないとか、そういったことも考えられますし、繰り返しになって大変申しわけないんですけども、専門性についても、識見
監査委員をふやすということをしっかり議論していっていただくべきかなというふうに思っているんですね。我々は2を残すということですけども、当初、11月がゴールであって、果たして本当にそこで結論を出すべきなのかということも一つの案じゃないかなというふうに思ってます。それよりも、内部統制がまだまだ進んでいない中で、内部統制というのは行政が行政をチェックするということだと思うんですけども、それをしっかり見据えた上での議論でもいいのかなというふうに思っています。
以上です。
○山田ますと 委員長
ほかはどうでしょうか。残すとおっしゃっているところはどうでしょうか。
◆河崎はじめ 委員
さっきも言うたんやけど、繰り返しになると思うんやけど、市のOBと、例えば会計士と弁護士とを入れたとして、やっぱり私らは行政のプロやというので専門性はあるんじゃないかなと私は思っているんやけどね。特に西宮市政に対してはね。それを全然知らん人で識見ばっかり4人になってしまうというのも時期尚早じゃないんかなというような気もするので、その辺をさっきも言うたんですけどね。
あと、独立性に関しては、4年間ずっとやれと言われても確かにちょっとつらいものがあるし、でも、任期は1年じゃなくて複数年にすることも考えたらいいんかもしれないですけどね。
◆佐藤みち子 委員
先ほどの篠原委員の提案に対して今即座に答えることはできませんけれども、専門性ということに関して言えば、先ほどの繰り返しになりますけど、弁護士さんは法律の専門家、公認会計士さんはお金、数字の専門家ですけど、必ずしも行政の全般のことについて熟知しているというふうなことではないと思います。その点では、やはり行政に関与している、熟知している議員の目線、市民の目線で監査するというのがとても大事じゃないかなというふうなことを思いますので、1人残すべきやという意見です。
○山田ますと 委員長
今、残すというところの意見をお聞きさせていただきましたけども、どうでしょうか、少し何か疑義、異論がございましたら。
◆篠原正寛 委員
専門性と独立性の話なんですけど、専門性という言葉も独立性という言葉も、恐らくそれぞれの捉え方が既に違っているので、専門性があるやん、ないやんという、同じことを見て二つの真反対の意見になるんだと思うんです。
そもそも監査というのが何でどういうものが期待されているかという原点に戻るべきだと思っていて、それが今変わろうとしているわけです。法の趣旨としてはそれをさらに変えようとしているということなんですけど、僕は、御存じかもしれませんけど、1期目のときに、本来1期目の人間は監査なんかに行かないんですけど、4年目の選挙年になると、みんな忙しいのが嫌で、割と手薄になるところを狙って潜り込んだ経験があって、監査を1年やらせていただきました。もう8年以上も前の話になりますけども。それで思ったのは、議員が行って、そこで委員会で言う質疑と同じことを言うのであれば、これは議会が行く意味はないなと。一口で言うと、監査というのはお金の使い方について精査するところであって、議会はお金の使い道について精査するところであるのかなというのが僕の結論なんです。ですから、ある事業に何億円をかけてやりました、効果があったのかなかったのか、市民ニーズに合うていたのかとか、もっとええ方法はなかったのかということを政策監査のような形でするのが議会の役割であって、その1億円の保管場所がどこだったか、今回も出ましたけど、お金の伝票の切り方とか流用の仕方がどうやということを、それは
事務執行上よくないよということを指摘するのが本来の監査の役割だったんだと思うんです。もちろんクロスする部分が全くないわけではないんですけれども、そういう視座で言うと、専門性というと、やっぱりそれは弁護士や会計士や、そして、これからどうしてもICTの分野がふえていきますので、そういった専門家も要るでしょうし、そういった意味では知見を必要とする部分というのはやっぱりふえていくだろう、それに対して議会というのは、そのまま相変わらず進化せずにやっていっていると。
もし仮にどうしても残せと言うのやったら、少なくとも役選の対象にすべきではないと思いますよね。これは私も含めて、私もどっぷりその中に入っていますけど、阪水をとったんやから監査はおりろよとか、副議長をとったんやから監査をくれとか、そういうやりとりを現実にはやっているわけです。これは、何も私が客観的に見て批判しているんじゃなくて、私もその一員だと言っているわけですけども、そういう形でこの役職が議会の中でやりとりされている以上、そこに専門性や独立性を言うのはどうやろうなということになると思いますので、仮に残すのであれば、全く違う存在として、どういう能力を期待して、どのぐらいの期間、何をやってもらうのかということを明確にする必要があって、それが一般市民とかほかの人よりもはるかに監査に役に立つということがみんなで立証して握れれば、それはあり得ると思いますけど、今の議会の仕組み上、それは難しいのかなというふうに思います。
以上です。
○山田ますと 委員長
0というところはどうでしょうか、今のでよろしいですか。少し言い過ぎているよ、現状は違うよというところもおありやと思いますのでね。
まずきょうは、法の趣旨からすると0が正しいように聞こえることは事実ですわ。法の趣旨からすると、0が正しい、なくすのが正しい。ですけども、基本的にこの監査制度が起こった出発点のときには内部統制という意識がなかったという事実、そして、監査制度が起こったスタート時点では包括外部監査制度というのもなかったという事実というのがありますから、その中で、今回は独立性と専門性をより高めていこう、そうなってきて、究極が、それであったら包括外部監査制度があるんだからというふうになってしまいがちな議論にならないよう、我々の中で、あくまでも議会がどう監査にかかわる必要があるのかということで考えてほしいんです。その上で、結論は0なのか――要るのか要らないのかということですよ。1か2かという議論よりも、要るのか要らないのか、かかわったほうがいいのかどうか、かかわるんだったらどういうかかわり方が本来の監査ということへの正しいかかわり方なのかということを次に議論していきたいなというふうに思っております。
きょうは時間ですから、逐条解説的に少し読ませていただきますと、議会も
監査委員も
地方公共団体の執行機関をチェックする役割を担っていることについては共通しており、重複している面がある。議会は議会としてのチェック機能を発揮することとし、
監査委員はより独立性や専門性を発揮する監査を実施することとし、
議選監査委員は廃止することとする考え方もある。一方では、
監査委員の中に議員から選任する者がいることにより監査の実効性が高まる、こういう意見もあるということなんですね。ですから、先ほど佐藤委員がおっしゃったように、どこを見るかによって専門性という切り口、河崎委員がおっしゃった、どこを切るかによって専門性という言葉の切り口が変わってくるよということも一方では否定はされてないということも言われてますので、その上で、
西宮市議会として、議選監査が要るのか要らないのか、要るんだったら、どういうかかわりを今後していく、だから残したんだという結論になるように次に議論をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○山田ますと 委員長
では、そのようにさせていただきます。
次の項目に移ります。
常任委員会の数の適正化についてを議題とします。
まず、
協議事項の名称についてですが、「
常任委員会の数について」というふうにしておりましたが、そうなると、
常任委員会を今の5を4に戻すとか、そういう議論になりがち、終始し出しました。これは議長のほうから御教示、御指導をいただいたんですけども、5を4に戻す、こういう言い方をすると非常に改革的にマイナスイメージがある、そうじゃなくて、委員会のより適正な数、こういう切り口で議論をしていただきたいという御提案をいただきましたので、「
常任委員会の数の適正化について」ということに議題の項目を改めて、させていただきたいと思います。
その点、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○山田ますと 委員長
異議なしと認めます。それでは、そのようにさせていただきます。
前回までの振り返りだけ簡単にさせていただきますと、委員会ごとの所管分野の偏りが激しい、バランスが余りよろしくない、こういうことがありました。一方では、5になってから範囲が狭くなり、当局からの資料や説明がわかりやすい、また、いろいろと深く議論をすることができるようになった、こういう御意見もいただいております。また一方では、この議論そのものが5がいいのか4がいいのかという揺り戻しのような話になりましたけれども、そもそもこういう議論をしていることそのものが議会が活性化、進化していっているあかしである、こういう大切な御提案、御意見も頂戴いたしました。
その上で、きょう、資料の9ページを用意しましたので見ていただきたいんですけれども、この説明だけさせていただきます。
そもそも、4
常任委員会を御経験されてない方――1期の方、2期の方がいらっしゃるということがあってのこの資料だというふうに思ってください。
今の5
常任委員会というのは右側にあるものです。当時の4
常任委員会というのは左側にあるものです。例えば5を4にすると言ったって、基本的にどう違うのかというと、当時の4
常任委員会は、教育委員会というのは市民文教という枠の中にありました。こども支援局というのは厚生の中にありましたということです。そもそも、例えば5が、4がという議論をするときに、そのままかつての4
常任委員会の枠にはおさまらないよというふうに僕は思います。すなわち、こども支援局と教育委員会というのはやっぱり一体的に議論するほうがより議論の活性化、深化につながるだろうというふうなこともあります。
そういうふうなことも踏まえて、今回、皆様からいただいた意見をもう一度議長の御提案どおり整理させていただきますと、
常任委員会の数の適正化に対して、5を継続するならば現状のままでいいのか、現状をどう変えるのがいいのかということで5の現状維持の方はお答えいただきたいというふうに思ってます。4にするという方がいらっしゃるんだったら、現状からどういうことにすることによって現状の5よりも4がよくなるのかということを踏まえての御発言、御意見をいただきたいというふうに思っております。
それでは、各会派の幹事長から御意見を頂戴してもよろしいですか。
◆篠原正寛 委員
私ですか。
○山田ますと 委員長
順番は嫌ですか。
◆篠原正寛 委員
嫌と言うて変えてくれるんなら、嫌ですよ。
○山田ますと 委員長
では、政新会の篠原委員。
◆篠原正寛 委員
わかりました。
結論から申し上げると、強くどちらかに傾注してというか、これでなければならないというような結論には至っておりません。現状の5常任に変えて丸々1期4年を過ごしたわけです。よかったというかプラスだったという面もいろんな方の中から出るでしょうし、いや、やっぱりよくないという意見もいろんな方から出ると思います。これは、それぞれもっともだなと思うものも多々あって、だから、どちらかが間違っていて、どちらかが正しいというところには立っておりませんので、申しわけない答えなんですけど、今のところ――もちろん組み合わせにもよります。委員長がおっしゃったように、偏った組み合わせとかというのはちょっとあれですけども、あえて言うのであれば、特定の委員会の動きが伝統的にスローというか鈍いなと思うことはありますけれども、それ以外については、特に絶対に4、絶対に5という理由を今のところ見つけておりません。
以上です。
○山田ますと 委員長
じゃあ、強く4を主張されたぜんしんの澁谷幹事長、お願いします。
◆澁谷祐介 委員
今おっしゃっていただいたとおり、私どもは4常任を主張しております。
先ほど委員長からのお話でもあったとおり、もちろん5常任になったことによるメリットもあると思っているんですよ。一方でそれによるデメリットもあると思ってます。個人的には、私どもの会派で言いますと、やっぱり所属人数の関係で、どうしてもなかなか複数の議員が一つの委員会に入ることができなくて、新人さん1人で行かざるを得ない状況が出てきたりとか、会派の構成要件との関係で、会派に所属している議員が
常任委員会に出られない場合とかもあるというふうに思うんですね。
あと、先ほどメリットとして、担当する範囲が狭くなるからより深く見ることができるというメリットがあるというふうにおっしゃったんですが、逆に言うと、一つ一つの委員会で見ると、所属する議員の数が減ることによって、一定視点が固まってくる面があったりとか、多様な意見が反映し切れなくなる、結果として、前期においても
常任委員会での議案等に対する賛否の結果と本会議での議案に対する賛否の結果が異なることが起きたりといったこともあったというふうに思ってます。
そういった形で考えていったときに、先ほどの議選監査の話と一緒で、本当に繰り返しになるんですけど、メリットもあるし、デメリットもあるし、どっちが100点とか、どっちが絶対だめとかいう話ではないとは思っているんですよ。ただ、私どもの会派は、よりデメリットのほうを大きく感じています。それで4のほうがいいのかなというふうに思っていますというのがまず基本的なスタンスです。
あと、具体的に何か改善の提案があれば的な話もあったので、それについて1点だけ申し上げさせていただきますと、ここのところ、かなり大規模な災害とかがある中で、防災に関連する部署の重要性は非常に上がっていると思いますし、一方で、それを見たときに、やっぱり何か問題が起きてくるところって、結構、都市、土木、上下水道あたりと重複してきているときが非常に多いのかなという印象は持ってます。そういう意味では、防災危機管理局が建設
常任委員会にくっついたほうがしっくりくるのかなという感覚は持ってますし、そういったところも含めて、所属委員会における部局の見直しというのはいろいろな形でできるところではないかなというふうには思っております。
以上です。
◆佐藤みち子 委員
私も感覚的に、5のほうがより深く議論ができて望ましいということと、あと、これを見ると、所管局にばらつきがあるので、その所管の局については、この間、建設
常任委員会のほうで防災危機管理局を建設
常任委員会に持ってきたらええんと違うかみたいな意見があったんですけど、所管局については若干見直しが必要かなというふうに思っています。
以上です。
◆河崎はじめ 委員
うちも、4よりは5がより深く研究できるかなと思っているので、4から5になってよかったなとは思っているんですけども、確かにぜんしんさんが言うように、新人1人で行ってもろうてというのもちょっと不安なところがありますけど、それは何とか会派の中で普通のときにフォローできる範囲と違うかなとは思うんです。
あと、具体的に言うたら、当時、議会改革特別委員会で話をしたときも、防災と都市と土木と上下水道はひっつけたほうがええんと違うかという意見もあったんですけども、1期4年はこれでやってみようということでやったので、その4年が終わって、特に今、総務
常任委員会がちょっと時間的にも過重がかかっているかなと。3日間ずっとやったりしてますしね。だから、防災を建設
常任委員会のほうに持ってきてもいいのかな、そういう見直しはいいのかなというふうに、4年やってみて次の段階としては思います。
以上です。
◆松山かつのり 委員
大変申しわけないんですけど、会派としては、4がいいのか5がいいのかというのはまだまとまっておりませんけども、個人的な視点で見たら、市民から見たらやっぱり5
常任委員会のほうがわかりやすいのかなと。市民から見たらですね、そういう感覚はあります。例えば、4
常任委員会のとき、市民文教
常任委員会で市民局があって、なぜ教育委員会があるのかといったら、今さらながらこの組み合わせというのは何なのかという、そういった転換をすれば、5
常任委員会のほうが市民から見たらわかりやすいのかなというふうに思ってますので、今のところ、5
常任委員会のほうがいいのかなという感想があります。
以上です。
○福井浄 副委員長
私どもも常々4常任と言っていたんですけども、今回考えるに当たって、4常任、5常任というのを一遍外してみて、全く一から考えてみたんです。先ほど、
財政部長からもお話があったとおり、
実質収支額も非常に厳しい状況になってきて、これは、これからこの先10年を考えていくと
投資的経費がかさんでくるので、財政的に厳しい状態というのが予想されるといいますか、必ず起こるところだと思っております。ですので、そのときに一番影響が出てくるのが、例えば公共施設をまとめていったりとかいうようなことが必要なことになってきますけども、これがなかなか進んできてないという現状がありまして、ですから、公共施設だけではありませんけども、5常任にすると確かに一つ一つは深掘りできる可能性というのは出てくるんですが、一つ一つの深掘りよりも、横の軸を通していくというのがすごく大事で、委員会がその役目を担うという方法はないだろうかというふうに思っております。
例えば、
健康福祉常任委員会は健康福祉局で、すごく福祉分野を深掘りできているというところがあるんですけども、例えば市民局とかと合わさってくると、地域包括ケアとか、健康福祉局だけではできない自助、共助とかいう形が進んでいくようなところが政策的につくれないかとかいうような組み合わせができて、委員会一つが縦割りではなくて、横を通すような、議会が主導していくようなものになっていかないかというふうに私は考えております。
その結果、組み合わせていくと、恐らく今の
常任委員会よりも数が減って、4ぐらいになるのかなというふうに思っておりますので、議会として、当局の形に合わせるのではなく、横を組んでこの先のまちづくりを見ていくような委員会の組み合わせになっていったらよいのではないかと私は考えております。
以上です。
○山田ますと 委員長
整理させていただきますと、ニュートラルなお立場は政新会さんと公明党さん、ぜんしんさんが4、5は共産党さんと市民クラブ改革さん、維新さんに関しては、どちらかと言うとニュートラルの上で、こども支援局と教育委員会をくっつけて一つの
常任委員会にしたように、例えばもう一度狙いを定めて、よりまちづくりの方向を見て局の編成を考える、その結果として5、あるいは結果として4というもののあらわし方を考えていきたい、このようにおっしゃっていただきました。
以上、適切な御意見をいただきましたので、次回もう一度、この観点で、5の方、4の方のおのおのの意見をいただきたいと思います。その上で、ニュートラルの方は、例えば福井副委員長の御意見のような意見がありましたらそういう意見を述べていただきましたら、よい形をつくっていきたいなと思っております。
常任委員会の適正な数というのは、適正な数というか、何を狙いにして結果として
常任委員会をつくり込んでいくかということだというふうに思いますので、建設的な御意見を期待しております。よろしくお願いします。
一旦これで終わらせていただきます。次回に繰り越します。
次に、正副委員長の職責について及び正副委員長の報酬加算についてを一括して議題とします。項目は二つを一つにするというふうに前回なりましたので、一括して議題とします。
本件につきましては、前回の本委員会で、会派・ぜんしんさんと市民クラブ改革さんにおかれましては正副委員長の報酬加算について改めて意見を整理していただくことになりました。なお、市民クラブ改革さんからは、既に報酬加算については提案を取り下げるという御報告をいただきましたので、その旨、資料には反映させていただいております。
この場でもう一度、市民クラブ改革さんから御意見、お気持ちを聞かせていただきたいと思いますので、お願いします。
◆河崎はじめ 委員
これは、この間も政新会さんが、篠原委員が言うてはったように、もともと、何となく委員長には2万円、副委員長には1万円とついていたのを、議会改革特別委員会でずっといろいろ議論をして、仕事も精査して、これぐらい委員長はやっぱりしんどいんだから2万円、副委員長はそこまでだから5,000円というふうにちゃんと決めた経緯がありますので、その現状でうちの会派はいいと思います。
以上です。
○山田ますと 委員長
要は取り下げたんですね。
◆河崎はじめ 委員
はい、取り下げました。
○山田ますと 委員長
取り下げておりますから、資料からは消えております。
◆河崎はじめ 委員
何かふやすべきとかとなってましたけど、ちょっとミスプリかなと思いました。
○山田ますと 委員長
会派の気持ちはミスプリにしてほしいということです。
◆澁谷祐介 委員
前回も申し上げたんですけど、もともとこれに対して答えたときの趣旨とか議論の流れとちょっと変わってきているのかなという思いを強く持っております。この問題について会派としてどう考えているのかと問われるのであれば、答えの内容自体はそんなに大きくは変わらないんですよ。ただ一方で、きょうも議題がたくさんある中で、この話をずっと集中的に議論の対象として取り上げてやっていってほしい、これに対してきっちり白黒をつけてほしいという思いはあんまり強く持ってはいないんです。ただ、意見として問われるならこういう回答であることは変わらないですが、別にこの話をすごく積極的に取り上げてほしいと思っているわけではございませんので、その点について申し上げて、終わります。
以上です。
○山田ますと 委員長
ぜんしんさんのほうからは、本来の趣旨から違う議論になりつつあるということに対して困惑されておりまして、聞かれたらこう答えたよ、当然予算の中では報酬というのが出る、報酬を考えるんだったら職責というのも一緒に考えてやらなくちゃいけないよという意見で述べただけであって、積極的な議題としてその後そのまま突っ込んでほしいというお気持ちはありませんというふうに表明していただきました。
共産党議員団さんはどうでしょうか、このお気持ちは。
◆佐藤みち子 委員
改革さんも取り下げはりましたし、今、ぜんしんさんもそういう意見を言ってはりますので、ここは共産党だけの主張になりますので、一旦取り下げようかなと。予算のときにこれを議論する機会があれば、またそのときに出したいと思いますので、一旦これは今回は取り下げるということにしたいと思います。
○山田ますと 委員長
提案の各会派のほうから取り下げもやぶさかじゃないということになりまして、そうさせていただいてよろしいでしょうか。議題の中からは取り除くという形にさせていただきます。
その上で、
常任委員会の数の適正化という話も議長のほうからいただいておりますので、この数の適正化を考える上で、前回ですかね、次の
協議事項になりますけれども、よつや議員のほうから、具体的に例えば委員会機能の活性化というふうなもの、その活性化というのは何をもって活性化と言うんだ、こういったこともしっかりと議論して一定の整理をしていく必要があるんじゃないかという御意見も頂戴しておりましたので、この項目を取り下げて、新たに
常任委員会機能の活性化というふうな観点から引き続きの新しい議論に進んでいきたいと思うんですけど、それでよろしいでしょうか。――
余り返事がないんですけど。
(「いいです」と呼ぶ者あり)
○山田ますと 委員長
そう言っていただいたんですけど。
(「結構です」と呼ぶ者あり)
○山田ますと 委員長
少しそのことだけは触れさせていただきながら、次に進めていきます。
次の項目に移ります。
次に、今後協議すべき事項についてを議題とします。
本件については、前回、政新会さんから、今後協議すべき事項を内包させた形で特別委員会の設置について協議していただきたいとの御意見がありました。これは、そのときに聞かせていただいた際には、河崎委員のほうから、そういうのもあってもいいんじゃないかという御意見も頂戴しております。そういったことも含めまして、この協議すべき項目の資料にあります――11ページの資料、そして12ページの資料等がありますけれども、この12ページのよつや議員のほうは、新たに議題に組み込んで、
常任委員会の数の適正化の中に含めながら議論を深めていきたいと思っておりますので、御承知おきください。
その上で、あと、公明党議員団さん、維新の会さん、市民クラブ改革さんがありますけれども、どうでしょうか、皆さんの御意見の修正あるいは変更等はございますか。
◆松山かつのり 委員
公明党議員団の今後協議すべき事項につきましては、先ほど委員長がおっしゃいました
常任委員会の数の適正化の中の一緒の議論に含んでいただいて結構です。
○山田ますと 委員長
わかりました。では、この項目の欄は消えていきますので、消させていただきます。
あと、どうでしょうか。河崎委員は、この項目はどうでしょうかね。議論をしていくという議題には上がっているんですけども。
◆河崎はじめ 委員
次の予算化に向けてちょっとだけは議論してほしいですけどね、どの辺までやれるやろうかみたいなことを。
○山田ますと 委員長
何か具体的な提案的なものがありましたら皆さん乗りやすいんですけども。
◆河崎はじめ 委員
例えば、本当に現状困っているのは委員会室におけるマイクやね。マイクの設置。委員会室における当局側と委員側のマイクというか音響作用。あるところはあるじゃないですか。課長でも聞こえないときも今でもありますからね。時々、もうちょっと大きい声で言うてくださいとかいうのはあるでしょう。せやから、その辺を議論してほしいんですわ。だから、一人一人にするのか、マイクを回してもらうのかとか、そういうのはありやと思います。
○山田ますと 委員長
それは、聴覚の障害をお持ちの方のためにという視点ですね。
◆河崎はじめ 委員
そうですね。それはちょっと喫緊の課題だと思うし、そこから広がって考えられることは本会議場のバリアフリーとかかな。その辺、あるのかないのかというようなこと、こういうのができるんじゃないか、こういうのは要らんのと違うかとか、もうできておるじゃないかとか、そういうふうな議論をちょっとはしてほしいですけどね。
○山田ますと 委員長
市民クラブ改革さんからは、障害のある議員の受け入れ体制の整備についてということがありました。委員会室におけるマイクの設置、それについて、あと、本会議場のバリアフリーについてということで少し議論を深めてほしいというお言葉をいただきました。
あと、維新さん、どうでしょうか。
○福井浄 副委員長
出しているものを協議していただけたらなと思います。
理事者の出席についても、他市例とかを見てもそうなんですが、他市をどう考えるかというのも西宮がどう考えるかというところだと思いますので、協議していただいたらと思います、①につきまして。
②につきましても、もしこれでペーパーレスが進んでいくのであれば、理事者もパソコンを持ち込んで両方とも議論が進んでいくということがあればよいかと思います。質問されたときに、資料がなかなか手元に出ないのでというのが委員会とかでもよくありますので、そのときにすっと資料が出てくれば議論も先に進むのかなと思ったりしますので、これも含めて考えていただいたらよいかと思っております。
以上です。
○山田ますと 委員長
次に、政新会さんのほうから御提案いただいている、特別委員会の設置について協議していただきたいということでありましたので、ぜんしんさん、また、共産党さんと順次聞かせていただきます。
◆澁谷祐介 委員
済みません、油断してました。
趣旨自体は別にわからんでもないなと思うんですけど、例えば広報の話でいくと、もともと広報広聴特別委員会やったのを一旦閉じてしまったところもありますし、だったらそこで分割して見るという考え方もあるのかなというふうには思うんです。
これで見ると、かなり全部の面を集約して、そこで一括的に見るのだみたいな感じになるのかなという印象が強くて、それはそれで出ていく者にとっては結構負担な感覚も強いのかなというのはちょっと否めないなというふうに単純に今これを見て思ってます。
以上です。
◆佐藤みち子 委員
政新会の提案のところで、具体的にこれとこれとこれを課題として特別委員会にというのがなかなか見えてきませんので、今やっている流れの中でやっていけばいいのであって、今の時点で特別委員会の設置というのは必要はないのかなというふうに思います。
◆河崎はじめ 委員
この「議会改革と広報広聴及びその他の複合的機能を持つ専門委員会」、前回は賛成しましたけども、今言ったような、議場の私のところが言っているような対応ね、いろんなハンディを持った人を受けられるような対応とか傍聴に関することとかも、議会改革特別委員会の中でも一回傍聴に関することはちょっとはやったんですけども、そういうのを専門的にこっちでやってもらってもいいと思います。
◆松山かつのり 委員
私も、今現在、特別委員会を設けてという考えはありません。特に複合的機能を持つ専門委員会設置についてというのはちょっと具体性がないのかなという感じは持っております。
以上です。
○福井浄 副委員長
特別委員会は、具体的な諸問題というところ、このあたりがしっかり出てきて、協議すべきことが例えば
議会運営委員会の中では手に余ってしまって――手に余るというのは変ですけども、時間的に制約があってなかなか難しいということがあって、以前にありました検討会議のように、移行したような形のものがあるんですけども、そういうものが見出されたところでは必要ではないかなとは思います。ただ、現状、その辺がまだ進んでいないというか、まず出てきていないところがありますので、それが出てからの必要性というのを考えていったらいいのかなと思っております。
以上です。
○山田ますと 委員長
一応、今後協議すべき事項について皆様から御意見をいただいて、さらに、政新会さんからの提案の特別委員会の設置について協議していただきたいということでありましたけども、引き続きこの特別委員会の設置の是非についての協議を進めたほうがいいんですか、それとも、とりあえずもう少し熟してから再度お出しされますか、提案会派は。
(発言を求める者あり)
○山田ますと 委員長
よろしいですか、同じ会派ですよ。
◆田中正剛 委員
もちろん同じです。
ということなんですね。要は、今、
常任委員会の議論をする中でも、うちの会派は3人出ているんですよ。この議論の中で、同じ会派から似ているようで似てない意見が出てきたときに、それは先に会派でまとめてきてから議論するべきじゃないかというふうに私は思ったりするんですね。そうなってくると、今ここでやっている議論を私と川村委員が入って議論する価値があるんかなというふうに私は感じてます、今も、今この時点でも。そういう意味で言うと、この課題がある限り、どこか別の場所で議論するべきじゃないかと。深くもっと議論が必要だとか、もっと調査が必要だという意見もあるわけで、そうであればその場でやっていただいたほうがいいんじゃないかなと。
議会運営委員会は、そういう場所にはちょっとなじまないのかなというふうに思いましたので、特別委員会で議論したらどうかというお話をさせてもらっているんですね。議論が必要であればですよ。
そういう中で、今の御意見の中で、特にそういう課題がないという御意見もありましたので、当然、設置するのであれば皆さんの合意の中でしなければいけませんので、今の御意見を伺っていたら、特段これを強行する必要はないのかなというふうに思いますし、すべきか、すべきでないかみたいなことを議論してもしようがないと思いますので、一旦取り下げてもいいのかなというふうには私自身は思っております。私自身はね。
○山田ますと 委員長
じゃあ、それでよろしいんですね。一緒の意見ですねと最初に確認して答えていただいてますので、いや違うねんと言われるとまたややこしい話になりますから。――
じゃあ、以上です。
あと、12ページにある一色議員の御提案等もあります。子育て中の議会傍聴がしやすくなるような体制のこと、こういったことも含めて、河崎委員の御意見も頂戴しながら、進めていきたいと思いますので、御協力をお願いします。
次に、資料の13ページに移ります。
次に、第44回にしのみや市民祭りについてを議題とします。
副議長の説明を求めます。
○野口あけみ 副議長
去る8月16日に第1回目の市民祭り・議会体感ツアー実行委員会を開催いたしました。その概要を御報告させていただきます。
まず、大まかな実施内容といたしましては、昨年に比べて協議の開始がほぼ1カ月おくれております。そういうこともありまして、基本的には昨年の内容を踏襲することといたしました。
具体的には、先ほどありました資料13ページをごらんください。これは、にしのみや市民祭り協議会の案内チラシの校正原稿になります。
こちらの右下に記載のとおり、まず、昨年と同様、議会体感ツアーを実施すること、実施時間は12時から17時で、1時間ごとに計6回実施すること、参加者には簡単な記念品をお渡しし、議場での記念撮影も可能とすることなどを確認いたしました。
次に、議会体感ツアーの進め方として、広報広聴特別委員会での振り返りの意見を参考に、今年度は、議会体感ツアーのプレゼンター・司会者をペア――2人体制で行ってみようということになりました。そのため、昨年もプレゼンターをやっていただける方について全議員に照会がありましたが、ことしはさらに多くの方が必要となりますので、実行委員のほかにプレゼンターをやってみようという方がおられましたら、実行委員の方を通じまして、8月末までに御報告いただきたいと思っております。
また、プレゼンター以外でも、当日、多くの議員の御協力が必要となりますので、当日御参加いただける議員を実行委員を通じてこちらも御照会させていただきます。こちらにつきましては、シフト調整を行いますので、9月20日までに御報告をお願いいたします。
議会を挙げての事業になりますので、皆様にはぜひ御参加、御協力をいただけますよう、よろしくお願いいたします。
以上です。
○山田ますと 委員長
ただいま副議長から第44回にしのみや市民祭りについての御報告をいただきました。
報告に対して、御質疑、御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○山田ますと 委員長
なければ、本件は報告事項でありますので、これをもって終わります。
次に、
バーチャル市議会(大学生編)についてを議題とします。
来る11月23日に実施を予定しております
バーチャル市議会(大学生編)に向けまして、昨日、関西学院大学経済学部の上村教授――以下「上村教授」と述べさせていただきます――と、正副議長、正副委員長、川村委員で打ち合わせの場を持ちましたので、御報告させていただきます。
打ち合わせでは、まず、上村教授から、本事業の目的とゼミでの取り組み、
バーチャル市議会の実施内容のイメージなどについて御説明いただいた後、本委員会で協議・確認しておかなければならない事項を正副委員長で整理させていただきました。
具体的には、資料の14ページ、15ページを御参照ください。上村教授と相談し、整理させていただいた内容であります。
まず、「
バーチャル市議会~関学編~」というふうにさせていただきましょうということになりました。これは、上村教授のほうから、この
バーチャル市議会(大学生編)を一つのパッケージとして他の大学にも転用、流用していきたいなというふうにお考えを持っておられることを聞きまして、こういうタイトルがいいんではないかということになりました。そして、この取り組みそのものが日本初の取り組みというふうにお聞きもさせていただきました。
具体的に、11月23日の祝日の土曜日でありまして、時間は10時から17時という予定です。場所は、
西宮市議会の本会議場。出席者は、関西学院大学経済学部上村敏之教授、同ゼミ生3年生の方で23人、そして、正副議長、
議会運営委員会の委員、そして参加希望の議員有志というふうに考えております。
事業内容でございますけれども、15ページも参照しながら見ていただきたいんですが、ゼミ生23人おのおのお一人お一人が西宮市の事務事業23事業を研究報告――プレゼンを行います。この23事業は、学生の皆さん方みずからが、シートを見て、これがいい、あれがいいというふうにして決められたというふうに聞いております。1事業ごとにプレゼンをし、そして、議員が講評を行う。できましたら、その議員というのは23人が望ましいですけど、それ以下になると、当然1人の議員が二つの項目を受け持つ、こんなふうになってこようかと思います。おおよそ10分であります。
座席は、議員は理事者席にお座りいただきます。ゼミ生は、議席に着席し、対面式質問席でプレゼンを行います。プレゼンはお1人。
進行は、式次第を見ますと、開会の御挨拶、そして、ゼミ生代表から大学生による
バーチャル市議会の意義の説明、そして、ゼミ生による事務事業評価の研究報告及び議員からの講評、終了の挨拶。昼休憩1時間を挟みまして、午後は1時間半ごとに小休憩。プレゼン資料は事前に参加議員に配付する予定であります。
その他として、一般の傍聴も可と考えております。ゼミ生2年生も傍聴を予定しております。また、インターネット中継の録画ですね。アーカイブを配信することも決まりました。
広報は、議会だより11月10日号の広報、そして、
西宮市議会ホームページ、市民祭り議会体感ツアーなどで広報していきます。また、広報の手法等は、広報委員会、また、市民祭り実行委員会での検討を御依頼しております。
そういう内容になっております。
今後、詳細な内容についても決めていく必要がありますが、現時点では以上のことを上村教授と共有しておりますので、本委員会におきまして改めて御確認をお願いいたします。
ここまでの説明に対し、御質疑、御意見はございませんでしょうか。
◆篠原正寛 委員
どなたに聞くべき話なのかよくわからないんですが、正副議長かもしれませんけども。
まず、総論として賛成で、非常に楽しみにしております。
その前提でお伺いするんですけど、既存の23事業についてプレゼンを行う、講評すると書いてますけど、僕のイメージでは、市議会ということは、議員体験じゃないけど、例えば自分でその事業に対する問題点とかを挙げて質問したりして、我々が当局にかわって答えるという議会の縮小版のようなものなのかなと思っていたんですけど、これをそのまま読むと、事業に対してプレゼンを行うというのはどういう方向で――例えば、ただその事業を紹介するというプレゼンなのか、こんなにすばらしいですよという紹介なのか、何の意図のプレゼンになるのかな、それによって講評する立ち位置というんですかね、それが変わるのかなと思って、これを一体誰に聞けばいいんだろうかと今悩んでます。
以上です。
○
大石伸雄 議長
きのうお話を伺った範囲で言うと、今の質問の内容で言うと、詳しくこういうスタンスでというのは僕も理解できなかったんですけれども、ただ、私が理解している範囲で言うと、学生たちがこの事務事業を見て、ここのところはこうであったほうがいいんじゃないかとか、我々はこういうふうに考えていて、西宮市がやっているのは、この部分はいいけども、こういう提案もできるんじゃないかというようなことを、ページにしてA4用紙に4ページずつ集約印刷された4ページぐらいで何かするみたいなことをおっしゃっていたので、そういうプレゼンを聞いて――学生たちが西宮の当局の政策に関していろいろと興味を持っていただくという意味では非常にいいなと思って。
ただ、今言われた議員側が講評するというところで言うと、何もそのプレゼンがいいとか悪いとか、そういう講評じゃなくて、こういう視点で見られているのは非常におもしろい考え方やということと、もう一つは、こういうふうに学生さんは言われているけれども、この事業に関してはほかにもこういう課題もありますよみたいな講評というか考え方、だから、それは、答弁じゃなくて、そういう講評でいいと思うんですよね。私はそういうふうに受け取りました。
◆川村よしと 委員
僕はゼミのほうにもお邪魔していて、昨年度からずっとやっているので、僕のほうから議長の説明に補足をさせていただきますと、昨年度までは、平たく言うたら模擬
一般質問みたいなものをするという流れで多分来ていたと思うんですけども、ちょっと方向性が今までと変わってきているよねという趣旨の質問だと思います。
それで言うと、するプレゼンの内容としては、西宮の事務事業評価シートに対して、上村先生自体が西宮以外でもいろんな自治体で行政関連の仕事をされている方なので、業務改善プロセスのフレームをもとに、事務事業評価の中身自体が、客観的に見て分析のプロセスにのっとったときに、それは合理性があるのかとか――平たく言うと、事務事業評価の中身自体をフレームワークを用いて分析していきますよ、その分析結果を学生さんが、例えばこの事業自体はもっとこうすべきだとか、極論を言ったらなしにすべきだとか、そういう話というのをプレゼンしますというような内容です。(「事業仕分けかな」と呼ぶ者あり)
そのプレゼンに対して、ここに挙がっている23事業はもう決定していて、学生さんも準備をしているので、そのプレゼンに対して我々が何かしらフィードバックをしてあげるみたいな場になるかなというイメージです。
○山田ますと 委員長
具体的にどういう内容のものがされるのか、今、川村委員からも、また、議長からも御説明、御紹介いただいたとおりなんですけども、基本的に事務事業評価そのものがインプットとアウトプットしかなされてないようなものが大半である、それに対して上村教授は、アウトカムですね、要は、それがどう市民に成果指標としてあらわれたのか、いい意味でどう貢献されているのかという指標で事務事業評価を見てとるというふうなことを教えているんです、そういう見方で各学生に各事業内容を読み取らせて、自分たちがアウトカムの立場でプレゼンをしていく、これはまだアウトカムにつながってないんだったら、こういう手法をとられればアウトカムになっていきますよというようなことも言いたい、ですから、これは机上の学問になっている可能性があるので、それを聞いたときに、行政のことをよくわかっている議員さんが、それに対して質問もしていただいて結構ですし、それはすばらしいね、いい視点だねというふうにして講評していただいてもいいですよというふうになりました。その辺、篠原委員。
◆篠原正寛 委員
要はクリティカルに見るということは理解しました。どなたかの声が出ましたように、まるで事業仕分けのようなイメージというか、そんな感じもあって、聞きたかったのは、学生さんたちが自分たちの意図でいろんなことをするのは大いに結構で、こちらが口を出すことではなくて、せっかく僕らがつき合ってそこに講評するんであれば、みんなが何を求められているか、議員としてどういう方向の発言が求められているかを共有して、役に立ってあげると言ったらちょっと上からになるのかもしれんけど、役に立たないと、何かわからんけど、若いのによう調べて、君はすばらしいねみたいなので終わったら、君はおらんでもええやないかいという話になるわけですよね。だから、そこを物すごく――当初のイメージとは今若干変化しています。僕らは打ち合わせに参加していないので、それをもうちょっとはっきり見せて、適切な返しができるような何か資料を、後日、開始までにいただければというふうにお願いしておきたいと思います。
○山田ますと 委員長
わかりました。
◆川村よしと 委員
僕は授業も行かせてもらっているので、今のところを見ての感覚で言うとなんですけど、合理性とか論理性に寄った研究をゼミの中ですごくしておるのかなというところで、先ほどどなたかの発言もあったと思うんですけど、その合理性、論理性という点から見ると、確かにというプレゼンが来そうなイメージはあるんです。でも一方で、これらの事業に対して、実際に我々の仕事で言うと、合理性・論理性はわかっているけども、でも、そのとおりにできない政治的な事情であったり住民の方の声であったり――実際に我々議員が仕事として生身で住民の方だったりとか行政の方と接している中で、合理性・論理性以外の何かしらこういう事情があるんだよみたいな話とかというのも加味しながらフィードバックすると、より身になるんじゃないかなというふうには思いました。今のところですけど。
○山田ますと 委員長
よろしいですか。
◆篠原正寛 委員
はい、結構です。
◆河崎はじめ 委員
一つだけ聞かせてほしいんやけど。
今ので大体わかったんやけども、事務事業評価をもとにやっていて、学生さんは所管課との接触はしてないの。
◎
議事調査課長
これは前回、この案件を御報告させていただいたところでも少し触れさせていただきましたが、ホームページなどで事務事業評価は公表されておりますが、それしか得られる資料が学生にとっては余りないということもありまして、
議会事務局を通じて当局のほうに依頼させていただいて、直接当局のほうから、何かもらえる資料がないかということであったりとか、わからないことがあったら聞くということを事前のゼミの研究の中でやる形をとっております。
簡単ですが、以上です。
◆河崎はじめ 委員
わかりました。そんなら、一応接触はしてはるということやね。それで、答弁調整みたいなことまではしてないということやね。わかりました。
○山田ますと 委員長
ほかにございませんでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○山田ますと 委員長
それでは、事業内容は、ただいまの説明のとおりとすることにしてよろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○山田ますと 委員長
異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。
それでは、当日は、議会運営委員のほか、広報委員や市民祭り実行委員会のメンバーの方など、有志で御参加いただける議員についても募集させていただきたいと思いますので、9月4日までに事務局に御報告いただきたいと思います。
本件は、本日のところはこの程度にとどめます。
次に、本会議録及び
委員会記録の速報版についてを議題とします。
事務局の説明を求めます。
◎
議事調査課長
資料16ページをごらんください。
去る5月14日の本委員会で説明をさせていただきました本会議録及び
委員会記録の速報版につきまして、情報管理部での構築作業を終え、来週月曜日――8月26日から運用を開始できるようになりましたので、御報告させていただきます。
なお、これまでは、完成前――整文中の会議録につきましては、急がれる場合は本会議録抄本交付申請書を提出していただき、議長決裁の上、紙でお渡しをしておりましたが、今後は、議員及び当局職員がパソコンまたはタブレットで自由に閲覧・印刷が可能となりますので、今後はこの議会キャビネットを御利用いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
以上です。
○山田ますと 委員長
説明は終わりましたが、ただいまの説明に対し、御質疑、御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○山田ますと 委員長
なければ、本件は報告事項でありますので、これをもって終わります。
次に、その他の
協議事項に移ります。
議会における防災訓練についてを議題とします。
議長の説明を求めます。
○
大石伸雄 議長
議会における防災訓練につきまして私から御説明いたします。
資料の18ページに記載のとおり、9月定例会中に災害時緊急情報伝達訓練を実施したいと考えております。この訓練は、大規模災害の発生を想定し、各議員から安否と所在の報告を受け、連絡体制の確立を図るものです。
今回の訓練は、9月定例会中に2回実施することを予定しており、1回目の訓練ではこれまでどおり日時を予告しますが、2回目の訓練では、日時を予告せず、抜き打ちで実施したいと考えております。
まず、1回目の訓練は、9月2日月曜日の13時から17時に実施します。まず、13時に事務局から各議員に地震発生を伝えるメールを送信します。その後、13時15分に
議会事務局から安否確認メールを送信します。各議員におかれましては、速やかに
議会事務局まで、氏名、安否、居所を報告していただきますようお願いいたします。訓練は17時までとさせていただきますので、それまでに安否をお知らせいただきますようお願いします。
次に、2回目の訓練は、9月定例会中――休会日を含む――のいずれかの日に実施します。訓練内容については、1回目の訓練に準じた形で実施しますが、訓練日時の予告は行いません。事務局から地震発生を知らせるメールが届きましたら、各自速やかに
議会事務局まで、氏名、安否、居所を御報告いただきますようにお願いします。
安否確認メールは携帯メールアドレス宛てに送信しますので、変更があった方は、8月29日木曜日までにお知らせいただきますようお願いいたします。
訓練の結果につきましては、後日、
議会運営委員会にて御報告させていただきます。
御協力よろしくお願いいたします。
以上。
○山田ますと 委員長
説明は終わりましたが、ただいまの説明に対し、御質疑、御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○山田ますと 委員長
なければ、本件はこれをもって終わります。
次に、セキュリティードアの暗証番号の変更についてを議題とします。
事務局の説明を求めます。
◎
総務課長[
議会事務局]
議会棟3階の本庁舎との連絡通路にあるセキュリティードアの暗証番号の変更についてです。
平成27年の改選後に変更してからちょうど4年が経過しておりますので、セキュリティー確保の面からも、このたび暗証番号の更新をお願いするものです。
新たな番号は、事務局のほうで正副議長と御相談した結果、お手元配付の番号でお願いしたいと思っております。
変更につきましては、8月30日から実施させていただきたいと思っておりますが、8月30日から1週間ほどは変更前後の両方の番号を利用可能にしたいと思っておりますので、その間に会派の議員の皆様に御周知をよろしくお願いいたします。
なお、
無所属議員には、別途、事務局から御案内します。
説明は以上です。
○山田ますと 委員長
説明は終わりましたが、ただいまの説明に対し、御質疑、御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○山田ますと 委員長
なければ、本件は報告事項でありますので、これをもって終わります。
次に、地下駐車場の利用についてを議題とします。
事務局の説明を求めます。
◎
総務課長[
議会事務局]
9月定例会におきましても、これまでと同様に、地下駐車場に議会用として30台分の駐車スペースを確保しておりますが、満車となりました場合は東館の駐車場を御利用ください。
なお、御存じのとおり、地下駐車場は決して広いところではありませんので、駐車する際は、前後左右に注意しておとめいただきますようお願いします。
また、軽自動車を御利用の方は、なるべく公用車スペースへの駐車をお願いします。
念のため、駐車スペースの位置その他につきまして、電子メールで送付をいたします。
説明は以上です。
○山田ますと 委員長
説明は終わりましたが、ただいまの説明に対し、御質疑、御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○山田ますと 委員長
なければ、本件はこれをもって終わります。
以上で
協議事項は全て終了しました。
この際、何か御発言はありませんか。
○
大石伸雄 議長
谷本議員の欠席の状況について私から報告いたします。
御本人が入院中のため、御家族と連絡をとり、8月9日に御家族に御足労をいただきました。
御本人の状況をお聞きしましたところ、一般病棟に移られたとのことでしたので、8月12日に、正副議長、事務局長の3名でお見舞いに伺いました。本人にもお会いしております。
9月定例会を控えておりますので、その際に、御家族には診断書の提出を私から改めてお願いし、8月21日に谷本議員のお父さんから診断書を届けていただきました。8月20日付の診断書によりますと、8月14日に系列のリハビリテーション病院へ転院となり、今後3カ月から4カ月の入院、リハビリ予定でありますが、復職は困難な状態で、今後介護が必要な見込みであるとのことです。
私からの報告は以上です。
○福井浄 副委員長
当会派の谷本議員におきましては、長期の欠席となりまして、大変申しわけございません。御迷惑をおかけしております。申しわけございません。
我が会派としましても、谷本議員や御家族と協議しながらこの件は考えてまいりますので、皆様よろしくお願い申し上げます。
本当に申しわけございません。
○山田ますと 委員長
以上、御報告になりますので、これをもって終わらせていただきます。
ほかに御発言はございませんでしょうか。
◆河崎はじめ 委員
ちょっと重たい話の後、暗証番号の話のときにちょっと聞き忘れたんやけど、これの根拠みたいなのは。言うたらあかんのか。ごめん、ごめん。終わりましょうか。
○山田ますと 委員長
なければ、これをもって
議会運営委員会を閉会します。
御協力ありがとうございました。
(午前11時43分閉会)...