西宮市議会 2019-07-03
令和 元年 7月 3日民生常任委員会-07月03日-01号
追加資料の1ページをおあけください。あわせて、議案書の4-1ページ、4-2ページも適宜ごらんください。
今回の
条例改正は、国の省令が改正されたこと等に伴いまして、
園芸施設共済に関する部分の条例を一部改正するものです。内容は3点ございます。
1点目は、
園芸施設共済では、農家さんは所有している
農業用の
ハウスなどの
特定園芸施設全棟の加入が原則となっていますが、設置後、年数が国が定める基準を超えた古い
ハウスで、
農業者の申し出があった場合には全棟加入から除くことができるようにするものです。
ちなみに、本市の場合でしたら、一番数が多いプラスチックⅡ類の
ハウスで25年を超える場合というふうになります。申し出があった場合とするのは、古い
ハウスでも
園芸施設共済への加入を希望する場合もあるためです。
条文といたしましては、
追加資料2ページの
新旧対照表の
左側真ん中より少し上、第47条第2項に第6号として下線部の条項を追加いたします。
2点目は、
園芸施設共済を引き受ける際の
ハウスの
下限面積についてです。
これまでは
農業保険法施行規則で
下限面積が2アール――200平米――と定められていましたが、今回この規定が削除され、各市で
下限面積を定めることとなりました。そのため、
西宮市内で現在一番小さい
ハウスの面積である育苗用の
ハウスの30平米を
下限面積と定めるものです。
条文としましては、2ページの
新旧対照表左側、第48条第1項第3号の
下線部分を2アールから30平方メートルに改めます。
3点目は、小損害不填補についてです。いわゆる
自動車保険で言う免責の金額に当たるものです。
これまでは、
損害発生時に
共済金が支払われない小損害不填補の金額を3万円、10万円、20万円の3種類から選ぶこととなっていましたけれども、今回の
農業保険法施行規則の改正で、
農業用の
ハウスの価値がそれを超える場合なんですけれども、あと、50万円、100万円を小損害不填補の額として選べることになりました。
あわせて、これまでは所有している
ハウスというのは、この3万円、10万円、20万円のところから1種類選んで、それを全部の所有する
ハウスに適用するようにしなければいけなかったんですけれども、今回は、自分が持っている
ハウスで、この
ハウスは10万円、この
ハウスは20万円というふうに
ハウスごとに金額を選べるようになりました。
条文としましては、3ページの第57条第2項第4号、第5号に50万円、100万円と追記をしております。
このほか、これら3点の改正に伴いまして
関係条文の
文言整理も行っております。
条例改正案は2ページから3ページの
新旧対照表のとおりです。
条例の
施行日は、
条例案の承認をいただいた後に、法令の定めによる県知事の認可の日からの施行になります。ただし、第47条第2項、第50条及び第57条の
改正規定は、
兵庫県知事の認可があった日または
令和元年9月1日のいずれか遅い日から施行します。これは法律の施行と合わせるものです。
なお、
施行日前に
共済責任期間が開始する
共済関係については、改正前の旧の条例を適用することとなります。
説明は以上です。よろしくお願いいたします。
○
川村よしと 委員長
説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
本件に御質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
川村よしと 委員長
なければ、質疑を打ち切ります。
これより討論に入ります。
本件に御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
川村よしと 委員長
なければ、討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。
議案第4号は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
川村よしと 委員長
異議なしと認めます。したがって、議案第4号は承認することに決まりました。
次に、議案第5
号西宮市
食肉センター条例の一部を改正する
条例制定の件、議案第6
号西宮市
食肉地方卸売市場条例の一部を改正する
条例制定の件、以上2件を一括して議題とします。
当局の説明を求めます。
◎参与兼
食肉センター管理課長
議案第5号の西宮市
食肉センター条例の一部を改正する
条例制定の件及び議案第6号の西宮市
食肉地方卸売市場条例の一部を改正する
条例制定の件について、事前に配付させていただいております
説明資料により、一括して御説明いたします。
食肉センター特別会計では、大動物の屠
畜頭数の減少による歳入の減や、
令和元年10月1日から
消費税率が8%から10%へ改定される見込みであり
運営経費の増となるため、
食肉センターに係る
使用料の改定を行います。
お配りしている資料の裏面をごらんください。表にございますのが、
食肉センター条例、
食肉地方卸売市場条例に定めております
使用料の一覧で、網かけありの部分は
消費税率の改定に加え
既設使用料の改定を、網かけなしの部分は
消費税率の改定を行うものです。
初めに、
消費税率の改定に加え
既設使用料の改定を行うものですが、
開場日の時間内の屠室・解体室の
使用料について、その
使用料を1頭当たり、大動物4,114円を4,902円に、小動物1,029円を1,226円とし、傷病の疑いがある獣畜の屠畜を行う場合に使用する病畜棟の
使用料、
開場日や使用時間の変更を伴う緊急に屠畜を行う場合の
使用料について、その
使用料を1頭当たり、大動物8,228円を9,804円に、小動物2,058円を2,452円とし、解体後の副産物を処理する
内臓処理室の
使用料について、その
使用料を1頭当たり、大動物160円を190円に、小動物40円を47円とするものです。
次に、
消費税率の改定を行うものですが、屠畜・解体後の枝肉を急速に冷蔵する
冷蔵室――予冷室――の
使用料について、その
使用料を1頭当たり、大動物334円を341円に、小動物108円を110円とし、解体された枝肉を保管する
冷蔵室――本冷室――の
使用料について、
使用料を
枝肉レール1メートル当たり6,912円を7,040円に改定するものです。
以上の改定により、平成31年度
予算ベースで
消費税率の改定を除く拡充分として、税抜きで1,396万円の増を見込んでおります。
続いて、
食肉地方卸売市場条例では、
卸売場事務所の
使用料について
消費税率の改定を行い、その
使用料を1平米につき月額378円を385円とするものです。
説明は以上となります。
よろしくお願いいたします。
○
川村よしと 委員長
説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
両件に御質疑はありませんか。
◆
河崎はじめ 委員
食肉センターは久しぶりなので、ちょっと細かいことまで聞かせてもらいたいと思うんやけども、一問一答でやります。
まず、1,396万円の
増見込みということで、これで
食肉センター費使用料及び手数料と
一般会計の繰入金の比率はどう見込んでいるの。
◎参与兼
食肉センター管理課長
今回の
既設使用料の改定なんですけれども、
指定管理者制度を導入した平成23年度以降、当初
予算ベースで
使用者の方の負担、いわゆる
センターの
使用料でありますとか
光熱水費などの実費なんですけども、それについては、
食肉センターの
管理運営経費のうち50%以上で推移をしておりました。ただ、
姫路食肉センターの影響を受け、大動物の屠
畜頭数が減少する中で、その屠
畜頭数が落ちついた状況において、その水準となる
使用料の改定、つまり
食肉センターの
管理運営経費について、50%以上、
利用者の方に負担を求めるという改定を行ったものです。
以上です。
◆
河崎はじめ 委員
僕が計算したら50%に届かへんような気がするんやけども、今は何ぼで、実際に何ぼになるの。現状は何ぼになっているの。46%と違うか。
◎参与兼
食肉センター管理課長
現状は46%となりまして、来年度、屠
畜頭数について大動物1万頭、小動物4万3,000頭で試算した場合、その負担率は52%になる見込みでございます。
以上です。
◆
河崎はじめ 委員
わかりました。
次やけど、姫路の話が出てきたけども、
和牛マスターとの
使用料の差というのはどうなっているの。
◎参与兼
食肉センター管理課長
本年の10月1日以降、
消費税率が10%になった場合の
使用料でございますけれども、西宮市のほうが4,902円のところ、姫路の
食肉センターにおいては6,756円になる見込みというふうに聞いております。
以上です。
◆
河崎はじめ 委員
それでも全然負けておるという形やけども。
和牛マスターのほうは、すごい、FSSC22000認証とかを取っているやんか。海外の
アメリカへも輸出できる
関西唯一の処理場になっておるしね。この辺、西宮は、HACCPやったかな、あれの認証は取れているの、
食品安全衛生のあれは。
◎参与兼
食肉センター管理課長
HACCPの認証については、今、
食肉センター管理課と
西宮食肉衛生検査所、そして現場の
利用者の方と、その認証の取得に向けて協議を進めておるところでございまして、来年度の
認証取得に向けて今進めておるという状況でございます。
以上です。
◆
河崎はじめ 委員
何かを読んでおったら、所有者のいない猫が入ってきたり、
ごみ置き場のところにカラスが来たりしているとか、その辺を何とかせえへんかったらあかんわな、ほんまに。レベルが全然違うのやろうな。
ここからは予算・決算で聞いたらええようなことなんかもしれんけど、
指定管理者の
キャンフォラではそういう経営のかじ取りというのはできないやんか、
指定管理やから。せやから、
意思決定として、例えば、
和牛マスターのほうには西宮に本社がある
エスフーズが完全に行っておるやんか。それが西宮の大口のお客さんやったのが、まあ言うたらとられた形やんか。それを取り返そうとか、そんな方法――それはまた予算のときに聞いてもええけども、
エスフーズさんが姫路に持っていく前に西宮の
食肉センターに話を持ってきたんと違うかなと僕は思うねん、こういうふうにしませんかみたいな話を。
神戸牛を世界に広めるためには、あっちは西宮に本社があるねんから、本当は西宮がやってくれれば、わざわざ姫路でやる必要ないねん。行っちゃったやろう。そういう事前の話みたいなのはなかったの。
◎参与兼
食肉センター管理課長
姫路の
食肉センターが民営化された件でございますけれども、もともと姫路市の公設の
市営食肉センターの真横に
エスフーズさんの工場がございます。そういう
メリットもあってお話が進んだというふうに聞いております。
それ以前に西宮市にそういうお話があったかということでございますけれども、そういう話は聞いておりません。
以上です。
◆
河崎はじめ 委員
指定管理やからどこへ持っていってええんかわからへんかったんやろうけども、でも、これを何とかせえへんかったら、大動物ははっきり言うてもう終わっておるで。僕が思うに、終わっておると思う。民間の
ノウハウとかを持ってなかったら、こんなんをもう取り返すこともでけへんし、どうしようもないと思うんやけども。まあ、それはまた今後。
結局は、
エスフーズは、西宮に本社があるのに姫路と組んでそういうことをやってしもうて、姫路の
食肉小売とか全部まとまって、民営化、あれを買い取ったみたいやね。それまで
神戸牛は鹿児島で処理していて、せやから、鹿児島まで生きた牛を運んで行ったら痩せて肉の質が落ちるということを、今回は姫路ですぐできるから良質な肉を処理できる。そして、結局、
アメリカとかフィリピンとか、どこでも関空から行っておるがな。結局、西宮にあったほうが近いがな、ほんまの話は。
せやから、僕が思うに、そういう
ノウハウは、はっきり言うて公務員ではでけへんし、
キャンフォラは
指定管理やから別にそこまで考えまへんわという感じやから、これは副市長、どこが考えたらええの。
◎副市長
食肉センター自身をどうしていくかというのは、もちろん市のほうで今後検討していかなければならないと考えているところでございます。ただ、それを検討するに当たりまして、現在、
指定管理でしていただいている
キャンフォラ、そういった事業者の声も聞きながら今後検討してまいりたいと考えております。
以上です。
◆
河崎はじめ 委員
あと一つ、単純なことを聞きたいんやけど、
食肉センターで働いている
キャンフォラの社員さんって何人いはるの。
◎参与兼
食肉センター管理課長
14名であったかというふうに記憶しております。
以上です。
◆
河崎はじめ 委員
わかりました。これはまた……
○
川村よしと 委員長
河崎委員、指名してからお願いします。
◆
河崎はじめ 委員
はい。
これはちょっと細かい話なので、またずっとやっていかなあかんと思うけども、
エスフーズがどいて、
経済効果が38億7,000万円というのはもう一遍はかり直さなあかんと思う。これからどうするかとかいう話の前に、そういうデータはもう一遍とり直さなあかんと思うし。まあまあこの
条例自体に反対するものではないので、やってください。
以上。
◆
松田茂 委員
一問一答でお答え願います。
この
食肉センターのキャパと今後の見通しですね。例えば
エスフーズさん、
先ほどお話がありましたけども、その
エスフーズさんと取引をするに当たって、その
センターで賄っていけるような能力があるのか。今の
センターの大きさと実際の事業の進め方――要するに、今回、価格の改定をするということは理解できるんですけど、今の
稼働率というか、
センターの
運用状況は大体何%ぐらいなんですか。
◎参与兼
食肉センター管理課長
稼働率につきましては、大動物、小動物とも100%は割っております。ですので、現在の屠
畜頭数で言いますとまだ余裕があるという状況にはございます。今、正確な数字を持ち合わせてないので申しわけないですけども、大体75%ほどであったかと思います。
◆
松田茂 委員
その75%は、定時の中の期間での75%の
稼働率というふうに考えたらいいんですか。
◎参与兼
食肉センター管理課長
1日に屠畜できる頭数が、大動物では60頭、小動物では250頭という数字がございます。それと年間の
可動日数から算出した数字でございます。
◆
松田茂 委員
皆さんも御存じかもわからないですけど、
一つ確認で、17%という一律の引き上げに対して、その妥当性というか根拠というか、そういったものをもう一度お聞かせ願えればありがたいです。
◎参与兼
食肉センター管理課長
50%の根拠ということについてでございますけれども、市といたしましては、
食肉センターの存在によりまして、
サプライチェーンが構築され、
経済効果も生んでおるという中で、
食肉センターが市内の
食肉流通産業、例えば
エスフーズさんでありますとか、
あとJA全農ミートフーズさん、
あと伊藤ハムさんなど、大手の工場がございますけれども、その
食肉流通産業の振興の役割を担う重要な施設というふうに考えておりまして、
指定管理者制度によって効率的な運営を図っておるところでございます。ただ一方で、
一般財源の投入がございます。そういう中で、
センターの
利用者の方に
管理運営経費の50%以上の負担を求めるというようなところでございます。
以上です。
◆
松田茂 委員
今回17%増になるような状況の中で、
稼働率75%ぐらいだと今おっしゃってますけども、それは下がるんですか、維持できるんですか。
◎参与兼
食肉センター管理課長
稼働率につきましては、
センターの
利用業者様のほうが、牛や豚の生体を
生産農家さんから業として引き受けて、屠
畜頭数、
稼働率を上げるということになるんですけども、それについては
利用業者様のほうも死活問題なところでございますので、今、鋭意努力されながら業に当たっておられるという状況でございます。
以上です。
◆
松田茂 委員
最後の質問です。
この17%の値上げによって一番負担がかかる場所というのはどこになるんですか。
◎参与兼
食肉センター管理課長
基本的に、
センターの
使用料については、
生産農家さん――出荷される方の御負担となっております。
以上です。
◆
松田茂 委員
生産農家さんが負担されるということで、要するに、例えば食肉あるいは製品の
価格自体が上がっていくというようなことにはならないということですか。
◎参与兼
食肉センター管理課長
使用料の値上げについては
生産農家さんの負担ということにはなるんですけども、いわゆる末端の
消費者の方への価格については、
流通過程で吸収されるもの等もございますので、済みません、明確にお答えすることは難しいんですけれども。ちょっとわかりかねるというところでございます。
以上です。
◆
松田茂 委員
じゃあ最後に質問させてもらいます。
それで、
生産農家さんというか、その方は、例えば市場がそのままの価格を維持というふうなことをおっしゃられると、その分は丸々値上げできないですから非常に困られるんですけども、そこも御理解した上での、同意の上での17%の増というふうに考えてよろしいですね。
◎参与兼
食肉センター管理課長
お聞きするところでは、西宮市
食肉センターのほうでは、
メリットとして、輸送するのに地の利がいいということでありますとか、あと、解体される方の技術が高いというようなことがあって、価格がほかの市場よりもすぐれているというふうなこととかも含めて出荷していただいているというふうに思っております。そういう御判断の中で
生産農家の方が出荷については御判断されているというふうに聞いております。
以上です。
◆
松田茂 委員
ありがとうございました。
以上です。
○
川村よしと 委員長
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
川村よしと 委員長
なければ、質疑を打ち切ります。
これより討論に入ります。
両件に御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
川村よしと 委員長
なければ、討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。
採決は2回に分けて行います。
まず、議案第5号の採決を行います。
議案第5号は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
川村よしと 委員長
異議なしと認めます。したがって、議案第5号は承認することに決まりました。
次に、議案第6号の採決を行います。
議案第6号は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
川村よしと 委員長
異議なしと認めます。したがって、議案第6号は承認することに決まりました。
次に、議案第12号令和元
年度西宮市
一般会計補正予算(第1号)のうち本
委員会所管科目、
産業文化局分を議題とします。
当局の説明を求めます。
◎
産業文化総務課長
議案第12号令和元
年度西宮市
一般会計補正予算(第1号)のうち
産業文化局所管分につきまして、歳出から御説明いたします。
議案書の12-10、12-11ページをお願いいたします。
款、項とも農林水産費、目15農林水産振興費は、補正額60万円の増額でございます。右側説明欄の農業施設維持管理事業経費は、拡充された国の補助事業を活用し、ため池マップ作成委託料などを増額するものでございます。
次に、12-12、12-13ページをお願いいたします。
款、項とも商工費、目10商工振興費は、補正額1億641万8,000円の増額です。右側説明欄のプレミアム付商品券事業経費は、国から示された目安額で予算計上しておりましたが、委託料に不足が生じるため増額するとともに、不用となった印刷製本費、郵便料、
使用料及び賃借料を減額するものでございます。
次に、歳入について御説明いたします。
前に戻りまして、12-4、12-5ページをお願いいたします。
款国庫支出金、項国庫補助金、目35商工費国庫補助金は、補正額1億641万8,000円の増額で、先ほど歳出で御説明いたしましたプレミアムつき商品券発行事業に対する国の補助金でございます。
次に、款県支出金、項県補助金、目30農林水産費県補助金は、補正額60万円の増額で、先ほど歳出で説明いたしました、ため池マップ作成委託料などに対する県の補助金でございます。
説明は以上です。
よろしくお願いいたします。
○
川村よしと 委員長
説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
本件に御質疑はありませんか。
◆
河崎はじめ 委員
このプレミアム付商品券事業経費をもうちょっと詳しく聞きたいんやけど、郵便料とかを減額補正しておるけども、予算のときに人数とかは決まっておったから何ぼ郵送するかも決まると思うんやけども。
それとか、
使用料及び賃借料、これの事務機借り上げ料って、359万6,000円の予算から330万円を減額補正しておるけども、29万6,000円しか残らへんやんか。こういうのは何で予算のときにでけへんの。その事情を教えてくれるか。
◎参事[
産業文化局]
御質問にお答えします。
まず、今回減額させていただきました郵便料、
使用料及び賃借料につきましては、いずれも当初予算積算時には、市が負担して支出する予定でありました郵便料、そして
使用料及び賃借料になっておりますが、まず、
使用料及び賃借料につきましては、パソコン、プリンターなどの電子端末を使用借り上げするための費用となっておりましたが、全て委託契約の中に含まれることになりましたので、減額させていただきました。残りました29万6,000円につきましては、事務机や書庫など、その他の備品の借り上げ料となっております。
郵便料につきましては、当初、印刷を予定しておりました勧奨はがきが国の補助対象外になりましたことと、あとは、購入引きかえ券――商品券を購入していただくための引きかえ券の発送を特定記録郵便にしておりましたものを普通郵便に予算抑制のため変更したということで、減額させていただいております。
以上です。
◆
河崎はじめ 委員
わかりました。この委託料の中に入っておるということやね。組み込むことにしましたということで。
コール
センターと相談窓口は、東館でもう始まっておるわね。間に合うたんか。
◎参事[
産業文化局]
6月24日から市民向けのコール
センター、7月1日から参加店舗様向けのコール
センターをそれぞれ開設しておりまして、相談窓口は、6月24日、市民向けのコール
センターが開設したのと同時に開設しておりますが、いずれも今のところは問題なく、1日数件の相談でおさまっております。
以上です。
◆
河崎はじめ 委員
ごめん、一問一答と言うのを忘れてました。
○
川村よしと 委員長
それは、1個目の質疑の中でのやりとりで今進んでいるので、大丈夫だと判断して一旦流してますけど。
◆
河崎はじめ 委員
一問一答で。
最後やけども、プレミアムつき商品券は、以前にやったときは、商店市場連盟から、上からざっと流して、いろんな店がばあっと参加したね。今回は、言うたら個別やわね。当然、参加する店ってあのときよりもふえなあかんと思うんやけども、それはどうや。
◎参事[
産業文化局]
今回の制度につきましては、国からの通知で、参加店舗については区別せずに募集するようにということでございますので、基本的に条件は全て同じでインターネットで募集という形になっておりますが、商店市場連盟様につきましては、前回の実績もございますので、直接理事会に出席させていただいて、各単組の代表の方に参加申込書を郵送するなどして、一般の店舗様よりは参加していただきやすいようなお声がけはさせていただいております。
それから、参加店舗の募集につきましては、これまでに6月25日号の市政ニュース掲載と6月25日号の商工会議所報への折り込みチラシで広報させていただいているんですが、今後、7月10日には市内全域で新聞折り込みのチラシを配布するなどしまして、なるべく前回の水準を超えるような応募になるよう努力してまいります。
以上です。
◆
河崎はじめ 委員
前回、僕は商店市場連盟から流し込むのが悪いとは言うてないんやで。それに限らず、ほかにももっと汗をかいて、商店市場連盟に入ってない、離れているような小売店とかそういうところも足で稼ぎなさいと言うたんやけどね。せやから、今回は商店市場連盟を使ってないだけに、はっきり言うて反対に不安で、商店市場連盟にプラスアルファを頑張りなさいとあのときは言うたけども、今回は、まあ言うたらそれも入ってないので、上から行ってないので。それでも、今の答弁で大分努力はしておられるみたいなので、やってください。
以上です。
○まつお正秀 副
委員長
ここで聞くことではないかもしれないけど。当初、子育て世帯に支給するというのは2歳までやったと思うんですけど、これが3歳半ぐらいまでに上がったその背景というか、そこら辺の理由ってもしわかればお願いしたいと思うんですけど。
◎参事[
産業文化局]
当初から3歳未満児という言い方を国はしておられたんですけども、その当初から条件としましては、平成28年4月2日から
令和元年の6月1日までに生まれたお子様という条件でされておりましたので、考え方としましては3歳の学年のお子様ということで、ただ、当初、3歳を超えたお子様にも一部支給することにはなっておりました。同じ学年のお子さんで差が出てはいけないという配慮だったかと思います。
それが途中で、国のほうで検討された結果、最初は後ろは6月1日だったんですけれども、消費税増税のぎりぎりまで、その基準日を9月30日まで延長したということで、最終的には9月30日時点では3歳半のお子様までが対象になったという経緯がございます。
説明は以上です。
○まつお正秀 副
委員長
わかりました。
話が変わるけど、当初予算の金額が幾らやったのか。今回1億ぐらいさらに増額ですけど、当初予算は何ぼやったのかを教えてください。
◎参事[
産業文化局]
まず、この事業につきましては、平成30年度の3月補正予算におきまして3,300万5,000円を計上させていただいております。その後、今年度の当初予算において5億7,507万2,000円を計上しております。こちらはいずれも国から示されました目安額ということで、目安額どおりの金額を予算計上させていただいておりましたが、その後、事業を実施するに当たりまして事業費を積算しましたところ、目安額では事業費に不足があるということが判明しまして、これはいずれの自治体でも同じような状況になっておりまして、国から4月1日時点で、目安額を超過する分についても補助の対象とするという通知が出ましたので、我々のほうでも、積算した事業費に基づいて目安額に対して超過する部分を今回補正させていただきました。
以上でございます。
○
川村よしと 委員長
まつお副
委員長、このまま一問一答で進めますか。
○まつお正秀 副
委員長
いや、これで終わって、後は意見のところで述べます。これで終わり、質疑終了です。
◆かみたにゆみ 委員
一問一答でお願いします。
県からおりてきている農村地域防災減災事業費の中のため池マップ作成等委託料というのがあるんですけど、もう一つよくわからないので、これについて詳しく教えていただけたらと思います。
◎
農政課長
今回のため池マップ作成業務の委託料といいますのは、この背景なんですけれども、去年の平成30年7月豪雨で全国的に見ればやっぱりため池が決壊しまして、その中で、今までは防災の重点で考えていたため池というのは大きさなんですね。そのため池から水をとっている田畑の面積が0.5ヘクタール以上という大きさで決めていた。ところが、7月豪雨のときの被害というのが、実際にもっと規模の小さいところだけれども、その下流に人家があるとか、そういうところで被害が出てしまったということで、国のほうが防災上重点とすべきため池というものの見直しをかけることになりました。それで、そのため池の管理とか保全もしっかりするようにということで、この7月1日に施行になったんですけども、
農業用ため池の管理及び保全に関する法律という新たに法律をつくって、保全管理をするようになりました。
その流れを受けて、県も条例を改正して、ため池を、今までやったら大きいため池だけを県のほうに届け出しなさいということやったやつを、ため池については全部届け出しなさいよというような動きに変わったりしているんですけれども、そういうふうな流れを受けまして、国のほうがため池マップですね、これは結局、防災重点ため池に指定されました、その位置がここですよというようなマップを作成して、それをもって市民の方にそういうふうな防災重点ため池のことを周知するのに使うというマップになるんですけれども、そういうのをつくるために国のほうも補助事業を拡大して、それが県を通じて市のほうにおりてきたので、市のほうとしましても、マップをつくるための補助金を使って委託料でマップをつくるというような形で今回増額補正をさせていただいた次第でございます。
以上です。
◆かみたにゆみ 委員
ありがとうございます。
西宮市内には災害に当たるようなため池がどれぐらい存在していて、そのうち南部と北部やったらどれぐらいあるのか、もしわかりましたら教えてください。
◎
農政課長
これは、県のほうが防災の重点ため池の指定を今ずっとやっているところなんですけれども、つい先日、通知が来まして、まず全部で30カ所、西宮で防災重点ため池として指定するということで連絡がありました。そのうち、南部が8カ所、北部が22カ所というふうになっております。ほとんどが従来の規模の大きなところなんですが、それ以外にも3カ所ほど追加で指定されたものもございます。合計30カ所ということになっております。
以上です。
◆かみたにゆみ 委員
ありがとうございます。
市内に30カ所あるということなんですけれども、ため池マップというマップを作成された、その後、そこの安全対策や啓発に関しては今後どのようにされる見通しとか何か御予定がありましたら教えてください。
◎
農政課長
現在、防災重点ため池も含めまして、ため池を全部、所有者とか管理者の方の届け出を全部してもらわないといけないということで、今、届け出の受け付けをしております。このマップ自体も、中身にどういうものを載せてという仕様を今県のほうで指針みたいなものをまとめていただいているので、それがおりてき次第、それに基づいてマップを作成して、それをもとに市民の方にも周知をしていくというのとあわせまして、やっぱり一義的にはため池を管理していただいている農家の方に一番管理をちゃんとしていただかないといけないということで、技術的な指導とか、それから、大きな特定ため池につきましては、県と共同でため池保全サポート
センターという、兵庫県土地改良事業団体連合会という技術系の職員の人の団体があるんですけども、そこに委託を出してパトロールという形で点検をしてもらって、それから管理者の人にこういう点を注意してくださいみたいなことで指導もあわせてしてもらうというようなことをやってもらう予定になっております。
ですから、順次それを進めていくということで、まずは届け出と、それから、指針が県から来ましたら、ため池のマップを作成して周知を図っていくという流れになっていくと思います。
以上です。
◆かみたにゆみ 委員
ありがとうございます。
あとは意見、要望になるんですけれども、最近の豪雨災害とか、これからは夏にまた台風とかもたくさん出てくるかと思いますので、早急にマップを作成していただいて、特に北部には22カ所もあるということですので、北部、とても山があって崖崩れなんかも多く発生してしまうところが出てくるのかもしれませんので、できるだけ早急に、マップ作成だけでなく、安全管理対策についても、ため池協会でしたかしら、その方々、どのような対策をしたらいいのかをよく御存じの方とよく協議していただいて、安全対策についてよろしくお願いいたします。
以上です。
◆八木米太朗 委員
かみたに委員の追加質問みたいな感じなんですけど、そもそもため池の管理・管轄というのは県やったと思うんですけども、その流れを説明してもらえませんか。私のところはその22カ所の一つなんで、今までずっと県が直接言うてきたのに、この前から市に出せと言われて、これは近いからええわと思って農政課のほうに持っていったんですけど、その流れがどこまで委託されているのかとか、その辺のところをもうちょっと詳しく教えていただけませんか。
○
川村よしと 委員長
八木委員、このため池の件についても一問一答とかで進める感じですか。
◆八木米太朗 委員
いや、それだけで。
○
川村よしと 委員長
わかりました。
◎
農政課長
ため池の届け出については、今までは0.5ヘクタール以上の大きいため池について届けを出してくださいということで、直接、県と管理者の方でやりとりをしていただいていたんですけれども、今度、全てのため池について届けを出してくださいということになったので、西宮よりももっとため池の多い地域もありますので、県で直接その届け出の受け付けを全部できないということで、特に届け出については受け付け業務は市のほうでやってほしいというような形で今回改められました。
基本的には、大きいため池というのは市と県と共同してという形にはなってますけれども、県のため池保全サポート
センターを通じて技術的な指導とかいうのは以前に引き続いて県と市とで一緒にやっていくというような形になります。主に市のほうは、それ以外の小さいため池中心に点検とかそういうものをやっていくというような仕分けになっていくというふうな形で考えております。
◆八木米太朗 委員
今回とかいう表現がもう一つようわからへんかったんですけど。要するに、ため池そのものの管理は県の仕事ですよね。どの部分を市が結局やるのかということ、それはいつからなのかということをもうちょっと細かく教えてもらえませんか。
◎
農政課長
まず、これを市のほうでやるようになるというのは、県の条例と国の法律の改正で、
施行日が
令和元年7月1日の法律の改正によって市でやるというような形になります。
市が担う業務というのは、ため池の届け出の受理ですね、届け出していただいたやつの受理と、それから、それが出なかったりしたら出してくださいという催告とか、それから、県のほうでため池の台帳、データベースを今度つくり出すんですけれども、出てきた情報をそこに入力していくのも市のほうの形と。あと、防災重点ため池に指定されましたため池に関して、防災工事なんかをやるときの届け出を市を経由して県に渡すというような経由事務ですね。あとは、例えば洪水吐けとか、そういうふうないろんな機能が大丈夫かとか、ちゃんと管理しているかとか、立ち入りして調査や技術的な指導というものは、市は、先ほど言いました、特定ため池以外の0.5ヘクタールよりも小さいのをやりなさい、それでそれより大きいものは県のほうが中心になってやりますという、そういう仕分けになっております。
以上です。
◆八木米太朗 委員
もう一つようわからへんかったんやけど、また個別に細かく聞かせていただきますので。余り時間をかけてもいけませんので、以上でございます。
○
川村よしと 委員長
わかりました。じゃあ、個別の対応をよろしくお願いいたします。
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
川村よしと 委員長
なければ、質疑を打ち切ります。
なお、本件に対する討論並びに採決は後刻一括して行います。
ここで説明員が交代します。
(説明員交代)
○
川村よしと 委員長
ここで当局に一言申し上げます。
委員の質疑の趣旨を明確にするために、皆様には反問権を認めています。また、一問一答による質疑においては、委員からの
政策提案に対し反対の意見または
建設的意見を述べる反論権も認めておりますので、御承知おきください。
次に、議案第12号令和元
年度西宮市
一般会計補正予算(第1号)のうち本
委員会所管科目、
市民局分を議題とします。
当局の説明を求めます。
◎
市民総務課長
議案第12号令和元
年度西宮市
一般会計補正予算(第1号)のうち
市民局所管分につきまして御説明いたします。
まず、議案書内の事項別明細書により、歳出から御説明いたします。
第1回定例会議案書12-6、12-7ページをお開きください。
款、項とも総務費、目地域振興費は補正額250万円の増額で、右説明欄のコミュニティ推進事業経費で、一般財団法人自治総合
センターが行う宝くじの社会貢献広報事業として、名塩東之町町内会に対し、だんじり用大太鼓の新調のために一般コミュニティ助成事業助成金の交付が決定されたことによるものです。この助成金の交付につきましては、市町村を経由して行うこととされており、一旦市より名塩東之町町内会へ助成金を交付し、後日、市が自治総合
センターより同額の助成金の交付を受けるものです。
次に、歳入の御説明をいたします。
1ページ前に戻りまして、12-4、12-5ページをお開きください。
下の段、款諸収入、項、目とも雑入で、補正額は250万円の増額です。右説明欄のコミュニティ事業助成金は、歳出で御説明いたしました、市から名塩東之町町内会へ交付する助成金と同額を自治総合
センターから市が交付を受けるものです。
説明は以上です。
よろしくお願いいたします。
○
川村よしと 委員長
説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
本件に御質疑はありませんか。
◆
河崎はじめ 委員
これしかないもんね。何か言うておかないと、しゃべらんと帰られたらかわいそうやもんね。
今の説明で、宝くじの自治振興、これでコミュニティ助成事業実施要綱というのをちょっと引っ張り出してきたんですけども、これによると、七つの助成事業があって、一般コミュニティ助成事業というのは住民が自主的に行うコミュニティー活動の促進に対して助成を行うもの。コミュニティ
センター助成事業は、会館とかそういうものに対するもの。三つ目が地域防災組織育成助成事業とか、四つ目が青少年健全育成助成事業とか、五つ目、地域づくり助成事業、六つ目、地域の芸術環境づくり助成事業、七つ目が地域国際化推進助成事業とあって、それぞれに上限も決まっとるんやけども、一番でっかいのが地域の芸術環境づくり助成事業で500万円までとかとなっているんやけど、今の説明で言うと1番目のやつやと思うんやけども、話が決まってから県に申請する、それでおりてくるみたいな説明やったんやけども、上限はあんのか。そんなら、七つの事業を1個ずつ申請するような場所があったら、そういうのを申請しておりてくるものなのか。一問一答で。
◎
市民協働推進課長
今、委員から御質問がありました助成の金額ですけど、一般コミュニティ助成事業に関しましては、100万円から250万円という規定となっております。
以上です。
◆
河崎はじめ 委員
まあまあええけど、もう一遍聞こうか。
◎
市民協働推進課長
回答が漏れました内容を答弁させていただきます。
七つの項目はあるんですけれども、同一団体が他の事業にも申請できるかどうかという……。
◆
河崎はじめ 委員
もう一遍言おうか。もう一遍言うわ。
この七つの助成事業で、確かに今言っていただいたように、1番目は100万円から250万円、2番目が1,500万円までで、ただし5分の3以内とか決まっているよね。同一団体じゃなくて、西宮市のいろんな団体が七つの事業を――七つ全部じゃなくてもいいけど、五つでもええけども、手を挙げることができて、それを申請したらおりてくるんかという話、単年度でね。
◎
市民協働推進課長
市で取りまとめた申請内容を県を通じて自治総合
センターに申請することになっておりますので、その中で西宮市から七つのプログラムの制限が――各自治体からの申請の数に限りがあるとは聞いておりませんので、複数のプログラムで西宮市から申請は可能であると思います。
以上です。
◆
河崎はじめ 委員
そんなら、これをもうちょっと広報して、青少年育成とか。例えば地域防災組織育成事業やったら消防団にもお金が出るって書いてあるで。消防団には50万円から100万円まで。消防団を有する市町村、広域連合及び一部事務組合やったら手を挙げたらいけるみたいやから、消防団なんか、もっと言うてやったら手を挙げるんと違うの。どうですか。
◎
市民協働推進課長
一般コミュニティ助成事業に関しましては、市民協働推進課が9月に要綱が到着し次第ホームページで紹介しておりますが、他のプログラムについて、全体の所管が政策推進課となっておりますので、広報のあり方につきましては政策推進課と協議を進めてまいります。
以上です。
◆
河崎はじめ 委員
わかりました。
僕も知らんかったから、もっと有効に広報して、伝えるようなことをしたらええんと違うかなと思いました。
そのかわり、もうなくなるらしいけど、兵庫県がやっている県民緑税で整備した場所は、これは県民緑税でやりましたとばしっと宣伝を書かされるんよ。これも、宝くじのお金でやりましたと書かされるみたいやね。
○
川村よしと 委員長
ひとり言ですね。
◆
河崎はじめ 委員
ひとり言で。それをもうちょっと広めてもらって、有効に使えるものは使ったらいいと思いますので、よろしくお願いします。
以上です。
◆八木米太朗 委員
一問一答で。済みません、
河崎委員の続きみたいな話なんですけども。
細かいところで、結局、今ちらっと政策局がホームページで出したということやったんやけども、これのPRの仕方とか、その後の調整の仕方みたいなのはどのようにやっているんですか、具体的に教えていただけませんか。
◎
市民協働推進課長
ホームページでの紹介は、一般コミュニティ助成事業のみ市民協働推進課で行っているだけで、政策局のほうで全体の広報というのはやっておりません。
全体の調整に関しましては、複数の申請があった場合には、過去の採用状況等も考慮しながら優先順位をつけて、県に提出するようにしております。
以上です。
◆八木米太朗 委員
私が調整と言うたのは、名塩にだんじりはたくさんあるわけですよ。東之町が手を挙げて申し込んだりしたときに、手を挙げただけでそんでええんかという話じゃなくて、ほかのところはどうですかとか、そういうふうな調整をせん限り、むしろコミュニティーの破壊につながっていくんですよ。何であそこだけに金を出したんやとか、そういう問題というのはたくさん出てくるので。例えば、別に名塩じゃなくて、だんじりがあるところはぎょうさんありますよね。山口にもありますし、生瀬にもありますし、越木岩にもありますよね。同じような伝統文化的なものというのはたくさんあると思うんですよね。その辺の考えは市としてはどうなんですか。
◎
市民協働推進課長
今、議題になっております一般コミュニティ助成事業が設備の整備のための助成事業になりますので、それを必要とされている団体の方々に情報が届くように、広報のあり方も含めて改善していきたいと思っております。
以上です。
◆八木米太朗 委員
具体的に聞きますけど、名塩東之町が手を挙げて申し込んだときに、名塩東之町というのは名塩自治会内の町内会なんですよね。名塩自治会のほうにそういった連絡をして、どうですかというような話はしたんですか。
◎
市民協働推進課長
名塩自治会のほうに連絡はいたしておりません。
以上です。
◆八木米太朗 委員
これはもう要望で言うておきますけど、その辺が地域にとってみたら、市は何を考えておるねんというふうに受け取られるわけですよ。私は地元議員なので、その辺のところをちゃんとやっていただかんと、非常にありがたい話やねんけども、何で東之町だけやねんと私に聞かれたら、私は返答に困るわけですよ。そういったところまできちっと――本当に細かいところですけども、配慮していただかんと、同じええことをやっていても、それがそういうふうにならないということを――その地域事情というのをやっぱりしっかり踏まえてやらんと、何のためにコミュニティーの助成事業をしているのかというのがわからんようになるわけですよね。
だから、私は、それは要望と意見として言っておきますけれども、今後よろしくお願いいたします。しっかりやってください。
以上です。ありがとうございました。
○
川村よしと 委員長
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
川村よしと 委員長
なければ、質疑を打ち切ります。
なお、本件に対する討論並びに採決はこの後一括して行います。
ここで説明員が交代します。
(説明員交代)
○
川村よしと 委員長
次に、議案第12号令和元
年度西宮市
一般会計補正予算(第1号)のうち本
委員会所管科目を議題とします。
本件に対する質疑は既に終了しております。
これより討論に入ります。
本件に御意見はありませんか。
○まつお正秀 副
委員長
共産党議員団は、この補正予算に反対いたします。
理由は、先ほども質疑しましたが、今回のプレミアムつき商品券について、もともと消費税対策ということですし、もともと消費税に我々は反対しましたし、増税にも反対していると。しかも、低所得者、子育て世代と本当に一部だけで、それで本当に対策になるのかという点もあるし、ポイント還元等もいろいろありますけども、本当に愚策と言わざるを得ないことだと思います。
詳しくは本会議で述べさせていただきますけども、そういうことからこの補正予算に反対します。
○
川村よしと 委員長
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
川村よしと 委員長
なければ、討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。
議案第12号のうち本
委員会所管科目は、これを承認することに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○
川村よしと 委員長
挙手多数と認めます。したがって、議案第12号のうち本
委員会所管科目は承認することに決まりました。
ここで説明員が交代します。
(説明員交代)
○
川村よしと 委員長
次に、
所管事務調査の件を議題とします。
本
委員会の所管事務中、
市民局から
西宮市立大
箇市民館の建替えについて報告があります。
当局の説明を求めます。
◎参事[
市民局]
まず初めに、資料の御確認をお願いいたします。事前に配付いたしました「
西宮市立大
箇市民館の建替えについて」と、平成29年5月29日付所管事務報告資料「地域における施設の総合的有効活用方針について」の2種類の資料はお持ちでしょうか。よろしいですか。
それでは、「
西宮市立大
箇市民館の建替えについて」の資料の1ページをごらんください。
まず、1、建てかえに至った経緯でございますが、大
箇市民館は、自治会など地域団体が会議などで定期的に利用しており、地域のコミュニティー活動に必要不可欠な拠点施設ですが、築後56年が経過しており、耐震性能をあらわす指標は本来ならIs値0.6以上必要なところIs値0.13の未耐震施設であるため、平成29年5月29日の所管事務報告で示した地域における施設の総合的有効活用方針に基づき、今後も地域のコミュニティー活動の拠点として安全に活用していくために建てかえを行います。
次に、移転先、いわゆる建てかえる場所の検討についてですが、現地建てかえも含め、近隣公共用地など3点の検討をいたしました。具体的には、1点目は現地建てかえ、2点目は津門小学校内、3点目は津門綾羽町市営住宅跡地でございます。資料記載のとおり、現地建てかえは休館後の課題、津門小学校内は市民館に必要な用地の確保が難しいとのことから、津門綾羽町市営住宅跡地との結論に至りました。
次に、3、建てかえを実施する際の取り組みについてですが、平屋建てを採用することにより、エレベーターなど維持管理費の削減が図れます。また、現在の市民館よりもさらなる地域の拠点施設とするため、次の「4.地域住民等協議」にもありますように、8月上旬より大
箇市民館運営
委員会のメンバーとニーズの把握を行う予定です。
5、建設予定地の地図は、現在の大
箇市民館の位置と建てかえ予定の位置を示しております。
説明は以上となります。
よろしくお願いします。
○
川村よしと 委員長
説明は終わりました。
本件に御質疑並びに御意見はありませんか。
◆
河崎はじめ 委員
一問一答で、こっちとこっちも聞かせてもらうね。「地域における施設の総合的有効活用方針について」も一緒でええんやね。
まず、この大
箇市民館やけども、これ間取りはどうなっておるの。これからか。
◎参事[
市民局]
間取りにつきましては、8月上旬より調整に入りますので、大
箇市民館の
指定管理者と相談となります。
以上でございます。
◆
河崎はじめ 委員
これは、今は2階建てやね。それが平家になると。ちょっと資料を持ってきたけど、和室が二つ、集会室が三つ、会議室、調理室とあるねんけど、規模的にはどうなるの。せやから、現状、会議ができるのが六つあるのかな、それと調理室が一つ。
◎参事[
市民局]
間取りにつきましても、全て8月上旬からの協議となっておりますので、今現在ではどういう形になるとかいうのは説明できません。
以上です。
◆
河崎はじめ 委員
それはまたそのときに出てくるわけやね。
意見として言うておいたら、調理室の
稼働率が物すごく低いみたいやね。過去に2.何%とかになっておったね。その辺をよう考慮してやってもらったらいいと思います。この程度に。
それと、こっちのほうやけど、まず、共同利用施設、これは国庫補助金をもらって建てておるから、市民館に用途変更するとかになっているけども、その辺の話はついているのかなと。ついているからやっているんやろうけども、利用目的を変更する場合は、これも飛行機の騒音対策やったから、大阪航空局の許可をもらわなあかんとか、過去に書いてあったんよ。その辺はどうなっているの。
◎
地域担当課長
共同利用施設につきましては、委員おっしゃるとおり、航空機騒音の関係で建てられた建物でありますけれども、伊丹の――済みません、ちょっと場所は出てこないんですけれども、所管の担当のほうに話をしに行きましたら、用途変更等につきましては、もう今はとりわけ何かしらの基準があるわけではないし、補助金といいますか、そういうのを返せというようなお話があるわけでもないというようなお話は伺っております。
以上でございます。
◆
河崎はじめ 委員
わかりました。それやったらそれでええと思います。
それと、
あと一つだけちょっと気になるのが、市民館と共同利用施設で、共同利用施設の6番目、高木
センターやけどね、阪急今津線沿いにある、伏原町にあるやつやけども、
稼働率がかなり低いんよ。今度は市民館の16番の高木市民館ね、高木公園、高木小学校の横にある、こっちは
稼働率がまあ平均並みぐらいやね、40%とかそんなんやけども。高木
センターを用途変更して市民館にして、高木市民館も存続と。これは事あるごとによく言われる、何で高木に
センターも市民館も二つもあるねん、ないところがごっついあるのにとかいうてよう言われるところやけど、これは、結局近くで二つとも市民館にしてしまうの。その辺の考え方をちょっと聞いておきたいなと思いまして。
◎
地域担当課長
確かに直線距離にしまして500メートルぐらいの近接地に建っておる市民館と共同利用施設ではありますけれども、共同利用施設もすぐに市民館にできるかというたら、ちょっとそういうわけではございませんので、やっぱり今後の建物の老朽化とか、そういった状況とかを勘案しながら進めていく必要があろうかと考えております。
以上でございます。
◆
河崎はじめ 委員
基本的に考え方としては、共同利用施設は市民館同様の施設に転換すべきと考えるとなっておって、そういう方向なんやろうなと思う。許可もとれているということでそうなっていくんでしょうけども、だから、近くやから何とかせえとは――二つあってもええんやけども、伏原町の自治会というものも、はっきり言ってごっつい歴史があって、相当お金を持っているねん。伏原公園なんかにも自分らで自治会館を建てたいとかいうこともあったんやけども、伏原町の1番がここの共同利用施設、
センターに近いところ。3番、4番、5番とかになってきたら、今度は高木北小学校のほうに近くなっていくのや。伏原町は結構広いねん。1番、2番あたりの人は、ここの共同利用施設があるからわざわざ自治会館を建てる必要はないやないかとなっていて、離れている人――小学校に近いほうの人たちは、いや、建てようやということで、割れているような話もあるねんけどね。
せやから、その辺うまいこと――もうやめておこう。議事録に残るわ。
この辺も、所管の報告やから、ちょっと課題として、
センターと市民館のあり方、また、距離とかそういうのも考えていってください。
以上です。
○
川村よしと 委員長
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
川村よしと 委員長
なければ、ちょっと僕にさせてほしいんですけど。
○まつお正秀 副
委員長
では、
委員長の職務を交代します。
○
川村よしと 委員長
所管事務懇のときにもお伝えしているんですけど、こういう話が個別に出てきたときは、まあまあちゃんと一応、市の中でも一定意見がまとまったものなのでという形で出てくるじゃないですか。でも、こういう公共施設の総量の目標に対してどうですかというふうに考えたら、それって全然達成されていないわけじゃないですか。その点に対しては一定どういうお考えを今お持ちなのかということだけ、1点だけお尋ねさせてください。
◎参事[
市民局]
建てかえ対象施設の面積につきましては、平成29年5月29日の所管事務報告で示した地域における施設の総合的有効活用方針、こちらの6ページに記載の方針後の施設面積を目標面積として地域と協議に入り、現市民館の延べ床面積を超えない範囲で調整を行っています。また、目標面積を超える場合については、地域との交渉となりますが、利用実態等を丁寧に把握するなど、適切な面積を判断していきたいと考えております。ただし、現市民館の面積を超えるようなことはないように調整することを考えております。
以上です。
○
川村よしと 委員長
という御答弁をいただくんだろうなと普通に思っていたんですけど。公共施設について、全体的なハンドリングをするのは、当然、別の局、別の部署になるじゃないですか。毎度毎度言われることなんですけど――ここからは意見なんですけど、全体は別のところでやってますので、個別は個別で判断しますみたいなことの繰り返しというのはなるべく嫌だなと思っていて。もう何年も前から公共施設の総量規制はしなきゃだめだということをずっと言われているので、方針は出てはいるけど、結局、絵に描いた餅感というのがすごいあるなというふうに感じているんです。
なので、達成可能なというか、できるだけ現実感があるものを、もう一度相談されるんだったら相談してほしいなと思っていて。今のままだと絶対に目標を達成できないと思うんですよ、正直。その辺も考えて、努力しながら現実的に可能なものというふうな着地点というのをできるだけ示してほしいなと個人的には思ってます。
もちろん、今の計画のままでいけますというふうな話で部署間の連携が横串通してしっかりできているのであれば、もうこれ以上別に何も言わないですけど、その答えというのはそのうち出てしまうと思うので、議員によっては、僕なんかよりもより厳しく指摘をするような方というのはたくさんいらっしゃると思うので、実現不可能なものをずっと掲げ続けるということだけは、できたらもうやめていただきたいなということを、副市長もいらっしゃるので要望させていただきたいと思います。
以上です。
○まつお正秀 副
委員長
では、
委員長の職務をお返しします。
○
川村よしと 委員長
職務を交代します。
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
川村よしと 委員長
なければ、本件はこの程度にとどめます。
以上で
付託事件の審査はすべて終了しました。
次の協議事項に入る前に、ここで当局の挨拶がございます。
◎副市長
本
常任委員会に付託されました議案第4
号西宮市
農業共済条例の一部を改正する
条例制定の件ほか諸議案につきまして、慎重審査の上、御協賛賜りまして、まことにありがとうございます。
審査の過程でいただきました御意見、御要望等につきましては今後留意し、行政を的確に執行してまいりたいと考えております。
今後とも一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。
本日はありがとうございました。
○
川村よしと 委員長
ここで説明員が退席します。
(説明員退席)
○
川村よしと 委員長
次に、
施策研究テーマについてと視察についてを一括して議題とします。
事前に委員の皆様から御提出いただきました御意見をタブレットに配信しております。
ここで暫時休憩し、自由討議としたいと思います。
(午前11時22分休憩)
(午前11時57分再開)
○
川村よしと 委員長
それでは再開します。
施策研究テーマについては、
食肉センターについてとごみについてというところはまず確定をさせていただきました。
施策研究テーマとしてこうですよという具体的な文言については、またどうしますかということを宿題でお出しさせていただくので、よろしくお願いします。
あともう1点、当局から申し入れがありました卸市についてと中央体育館について、こちらについては、
施策研究テーマとは別に勉強会をさせていただきますので、よろしくお願いします。
◆
河崎はじめ 委員
何か具体的な日程をきょう決めんでええの。
○
川村よしと 委員長
それは閉会後に。
ここまでを踏まえて何か御発言等はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
川村よしと 委員長
なければ、本件はこの程度にとどめます。
この際、お諮りします。
本
委員会の所管事務中、市民サービスの向上について、地域産業の活性化及び環境行政について、以上2件について閉会中の継続審査としたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
川村よしと 委員長
異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。
いま1点、お諮りします。
本
委員会で採決しました事件に対する
委員会報告書の作成につきましては、正副
委員長に御一任願いたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
川村よしと 委員長
異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。
本日協議されました事件については、議案第4
号西宮市
農業共済条例の一部を改正する
条例制定の件であったり、議案第5号、議案第6号の
食肉センターに関する話であったり、また、補正予算であったり、さまざま議論がされましたが、皆さんの御協力によって円滑に進められたかなというふうに思います。御協力ありがとうございました。
というところで、これをもって
民生常任委員会を閉会します。
御協力ありがとうございました。
(正午閉会)...