西宮市議会 2019-07-02
令和 元年 7月 2日教育こども常任委員会−07月02日-01号
なお、日程表に記載のとおり、
所管事務調査の件として、
教育委員会から1件の報告があり、その後、
施策研究テーマについて協議を行いますので、御承知おきください。
ここで審査に入る前に委員の皆様に申し上げます。
各委員の質疑におかれては、簡明で議題の範囲を超えない発言になるように、また、意見は討論等で述べるように心がけてください。
なお、発言が明白な錯誤、著しい趣旨不明瞭、不適切、既に答弁された内容のみの繰り返しと判断した場合は、委員長において議事整理を行う場合もありますので、御承知おきください。
また、御自身の質疑が終了した後も関連質問は認められております。関連質問を行う場合は、その旨を宣言し、内容もこれに基づくよう心がけてください。
次に、当局に一言申し上げます。
委員の質疑の趣旨を明確にするために、皆様には反問権を認めております。また、一問一答による質疑においては、委員からの政策提案に対し反対の意見または
建設的意見を述べる反論権も認めておりますので、御承知おきください。
これより日程表に従い審査に入ります。
まず、議案第10号
西宮市立地域子育て支援施設条例の一部を改正する
条例制定の件を議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎
子育て総合センター所長
議案第10号
西宮市立地域子育て支援施設条例の一部を改正する
条例制定の件について御説明いたします。
第1回
定例会議案書の10−1ページをお開きください。また、あわせてお配りしております資料の1ページ、
新旧対照表を御参照ください。
現在、
高木北小学校の敷地内にあります
地域子育て支援施設――以下「高木北」と言います――においては、就学前の親子を対象としました
子育てひろば事業と、小学生を対象としました
健全育成事業を
指定管理者が実施しております。
このような状況の中、
教育委員会で実施しております子供の
居場所づくり事業が拡充され、
高木北小学校において新たな方式による
放課後キッズルーム事業がことしの6月から実施されております。この
放課後キッズルーム事業が
健全育成事業と類似する事業であることから……
○
山口英治 委員長
済みません、ちょっと申しわけございません。お話の途中でございますが、今、市長が来られましたので、ここで市長の御挨拶があります。
◎市長
おはようございます。
第1回
定例会教育こども常任委員会の開会に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。
委員の皆様におかれましては、本会議の開催に引き続き
常任委員会の開催、ありがとうございます。
当
常任委員会に付託されております議案第10号
西宮市立地域子育て支援施設条例の一部を改正する
条例制定の件ほか諸議案につきまして、何とぞ慎重に御審査の上、御承認賜りますようお願い申し上げまして、開会の御挨拶とさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
○
山口英治 委員長
どうも済みませんでした。じゃ、お願いいたします。
◎
子育て総合センター所長
高木北小学校において新たな方式による
放課後キッズルーム事業がことしの6月から実施されております。この
放課後キッズルーム事業が
健全育成事業と類似する事業であることから、
健全育成事業については本年度末で実施を終了し、
指定管理者の再指定を行う
タイミングであります来年度からは
子育てひろば事業のみを実施することとするため、このたび
条例改正を提案するものでございます。
次に、2ページ真ん中にございます表をごらんください。
地域子育て支援施設は、平成28年度から実施を行っております
高木北小学校の敷地内と、ことし10月に開設予定の
香櫨園小学校の敷地内にございます。なお、香櫨園においては、令和4年3月までは
子育てひろば事業と
健全育成事業の二つの事業を実施する予定でございます。
次に、
指定管理者の指定を行う令和4年4月以降につきましては、
放課後キッズルーム事業の
実施拡大状況により、高木北と同様に、今後の実施事業について検討してまいりたいと考えております。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○
山口英治 委員長
説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
本件に御質疑はありませんか。
◆
菅野雅一 委員
2点について一括して御答弁ください。
高木北小学校における
子育てひろば事業、それから、
健全育成事業、
放課後キッズルーム事業、
留守家庭児童育成センターのそれぞれの利用者は現在何人程度ですか。教えてください。
もう一点、同じ
高木北小学校について、今回のこの施策によって
子育てひろばについては開催日をふやす方針ですか。そのあたりについても教えてください。
この2点について御答弁ください。
◎
子育て総合センター所長
1点目、
高木北小学校における各事業の1日の利用者数でございますが、
子育てひろばは15組程度で、
健全育成事業は24名ほどが利用しております。
放課後キッズルーム事業は100名、
留守家庭児童育成センターは70名程度の児童が利用しております。
2点目、
子育てひろばについて開催日をふやす予定かということでございますけれども、
高木北地域子育て支援施設における
子育てひろばにつきましては、
健全育成事業を取りやめる月曜日も活用して、開催日をふやす予定でございます。
ちなみに、現在の
当該子育てひろばは、火曜日から土曜日まで週5日の10時から16時まで実施しております。
健全育成事業は、月曜日の14時半から16時半までの利用でございますけれども、今回の見直しにより、月曜日も午前中から施設を活用することとなります。
以上でございます。
◆
菅野雅一 委員
以上です。ありがとうございました。
◆
田中あきよ 委員
私からは2点質問させていただきます。
先日、
一色風子議員から質疑がありました、来年度の再指定の際に
業務仕様書が当初と変わってくることになるが、再指定時にどのように判断されるのか、また、こういった事例は今までにもあるのかという質疑に対して、御答弁の中で、今回の
健全育成事業のみの取りやめは、全体から見ると軽微な仕様変更にとどまることという一文がございます。まず、こちらに関しての質問が1点。
指定管理者制度においての質問が1点ございます。2問一括で質問させていただきます。
まず、軽微な仕様変更にとどまると書いてございましたが、
健全育成事業に対する年間の延べ人数をお答えください。
それから、もう一点の
指定管理者制度において、今後、
香櫨園小学校の件もいずれ
指定管理者の再指定を行う際に同じ問題といいますか、同じ質問が出てくるかと思いますが、今回の
高木北小学校においての判断について、
香櫨園小学校の再指定の際にも考えていただきたいと思いますが、その点についてお答えをいただきたいと思います。お願いいたします。
◎
子育て総合センター所長
まず、1点目の
健全育成事業の
利用延べ人数でございますけれども、平成30年度につきましては1,141人の利用となっておりまして、1日当たり24人程度ということになっております。
次に、2点目ですけれども、
香櫨園小学校での今度の再指定時に今回のようなケースがまた起こってくるかもしれないということでの考えですけれども、まず、
高木北小学校の
子育て支援施設につきましては今回が再指定ということですが、
健全育成事業は、
地域子育て支援施設と
留守家庭児童育成センターと一体で前回公募しておりました。今回もまた一体で再指定ということで、事業者のこれまでの
取り組み状況、そしてまた、事業を継続することで事業の継続性、安定性が発揮されまして
市民サービスの向上が期待できるというところから、当初の指定期間を延長することが好ましいと
市が判断したものでございます。
ただ、これにつきましては、専門的な知見を持つ外部の
専門委員から成る
選定委員会において、その
市の判断が妥当かということを判断し選定を行うこととなっております。
そして、香櫨園の今回の指定の場面で同じようなことがということなんですけれども、香櫨園の場面では、令和4年3月でちょうど
育成センターの再指定が切れる
タイミングでございまして、ここでまた一体で改めての公募ということになっております。高木北の状況とはちょっと違う状況になっておりまして、全く一から公募ということになっておりますので、今回の高木北と同じような問題は生じないものというふうに考えております。
以上でございます。
◆
田中あきよ 委員
ありがとうございました。
○
山口英治 委員長
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
なければ、質疑を打ち切ります。
これより討論に入ります。
本件に御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
なければ、討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。
議案第10号は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
異議なしと認めます。したがって、議案第10号は承認することに決まりました。
ここで説明員が交代いたします。
(
説明員交代)
○
山口英治 委員長
次に、議案第9号
西宮市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定の件を議題とします。
当局の説明を求めます。
◎
育成センター課長併任育成センター推進課長
議案第9号
西宮市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定の件について御説明いたします。
第1回
定例会議案書の9−1ページをお開きください。また、あわせて議案資料の
新旧対照表を御参照ください。
放課後児童クラブ──本
市における
留守家庭児童育成センターにおきましては、
放課後児童支援員を2名以上配置することが求められています。
放課後児童支援員の資格を得るためには、条例第10条第3項の各号に該当する者が
認定資格研修を修了する必要がございます。
このたび、
厚生労働省令の
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準が平成31年4月1日付で改正され、
認定資格研修が、これまでの
都道府県知事に加え、
指定都市の長も実施できることになりました。今回の
条例改正は、この
厚生労働省令が改正されたことに伴うものでございます。
なお、兵庫県が実施する研修につきましては、本年度も昨年度と同様、11回の実施が予定されています。今後の兵庫県内での研修の持ち方につきましては、
指定都市である神戸
市と兵庫県との間で現在調整中であると聞いております。
説明は以上です。どうぞよろしくお願いいたします。
○
山口英治 委員長
説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
本件に御質疑はありませんか。
◆
田中あきよ 委員
質問が2点ございます。一括質問でお願いいたします。研修の件と内容の件になります。
この研修なんですが、4日間研修を受けると聞きましたが、県の会場と神戸
市の会場があった場合に、会場を変えてそれぞれ2回ずつですとか日にちをまたがって受講してもよいのかどうか。
2点目が、県と
市の研修内容の基準はどのようになりますでしょうか、お答えください。
◎
育成センター課長併任育成センター推進課長
基本的には1回の研修を4日間通して受けていただくことになります。例えば、病気のために2日間だけしか受けられなかった場合などのやむを得ない場合につきましては、その2回を終わったという証明をいただいた上で、次回以降に残りの未受講の分を受けていただくということが可能です。
県と
市の研修の基準ですけれども、国のほうから必須の科目というのが決められておりますので、それを満たしている内容になるというところは県でも
市でも同じだと思います。けれども、それにプラスアルファする形でどういった項目を設定するのかというのは、各自治体──県であったり
市の裁量によるところもあると思いますので、全く同じ内容になるのか、あるいは、若干のところで変わってくるのかということについては、また今後県と
市のほうで調整していくものと思われます。
以上でございます。
◆
田中あきよ 委員
ありがとうございます。以上です。
○
山口英治 委員長
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
なければ、質疑を打ち切ります。
これより討論に入ります。
本件に御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
なければ、討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。
議案第9号は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
異議なしと認めます。したがって、議案第9号は承認することに決まりました。
ここで説明員が交代いたします。
(
説明員交代)
○
山口英治 委員長
次に、議案第12号令和元年度
西宮市一般会計補正予算(第1号)のうち、本
委員会所管科目こども支援局分を議題とします。
当局の説明を求めます。
◎
子供支援総務課長
議案第12号令和元年度
西宮市一般会計補正予算(第1号)のうち、
こども支援局所管分につきまして御説明いたします。
歳出から御説明いたします。
定例会議案書の12−8・12−9ページをお願いいたします。
款民生費、
項児童福祉費、
目児童手当費では、
右側説明欄にございますとおり、
児童扶養手当支給等事業経費で554万2,000円を増額しております。これは、10月から消費税が引き上げとなる環境の中、臨時・特例の措置として、
児童扶養手当受給者のうち、税制上の寡婦(夫)控除が適用されない未婚のひとり親に対して、臨時・
特別給付金を給付するための増で、内訳としましては、臨時・
特別給付金が525万円、
口座振込手数料などの事務費が29万2,000円でございます。
歳出の説明は以上でございます。
続きまして、歳入を説明させていただきます。
ページを戻っていただきまして、12−4・12−5ページをお願いいたします。
款国庫支出金、
項国庫補助金、
目民生費国庫補助金、
節児童福祉費補助金は、
母子家庭等対策総合支援事業費で554万2,000円を増額しております。これは、先ほど歳出で御説明いたしました臨時・
特別給付金に係る補助金分の増で、同給付金が
母子家庭等対策総合支援事業として位置づけられておりますことから、この
事業費補助金に増額計上するものでございます。
以上、
一般会計補正予算の説明はこれで終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○
山口英治 委員長
説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
本件に御質疑はありませんか。
◆
菅野雅一 委員
3点について一括して御答弁ください。
臨時・
特別給付金についてお伺いします。
まず1点目、
支給対象者は何人と想定されていますか。
2点目、給付金については、ちゃんと対象者に周知することが重要だと思うのですが、十分に行えるのでしょうか。その辺についてのお考えを聞かせてください。
給付対象者からの申請が少ない場合はどのような対応をされるのでしょうか。
3点目、これは申請者に
戸籍謄本の提出を義務づけているということですが、申請者が最近に本籍地を変更した場合、どのような対応をとられるのでしょうか。
この3点についてお伺いします。
◎
子育て手当課長
まず、1点目の
支給対象者数に関する御質問ですが、昨年度末現在の未婚の
児童扶養手当受給者数を参考に、最大300人を
支給対象者数として想定しております。
2点目の給付金の周知案内に関する御質問ですが、給付金の
支給対象者と想定している方々に対しましては、
児童扶養手当現況届の送付時に、個別に給付金の案内文書と申請書類を同封する予定をしております。また、未婚の臨時・
特別給付金につきましては、
市のホームページへの掲載と、8月及び11月の2度にわたる
市政ニュースへの掲載を予定しており、広く一般的な周知案内に努めていきたいと考えております。
次に、
支給対象者からの申請件数が少なかった場合の対応といたしましては、申請手続を済まされていない
支給対象者の方々に、再度給付金の案内文書と申請書類を個別に送付するなどの申請勧奨の実施を考えております。
3点目の
戸籍謄本に関する御質問ですが、今回の未婚の臨時・
特別給付金は10月末日を基準日としておりますので、8月1日から申請の開始を予定しております給付金の申請手続を済まされた後、基準日の前に本籍地を変更された場合には、基準日における本籍地の
戸籍謄本を改めて御提出いただく可能性があります。
なお、基準日前に本籍地の変更を予定されている場合には、今回の申請期日が来年の2月1日を予定しております。十分な時間もございますので、
本籍地変更後の
給付金申請を勧奨するなどの対応により、申請者にかかる負担軽減に努めていきたいと考えております。
以上でございます。
◆
菅野雅一 委員
以上です。ありがとうございました。
○
山口英治 委員長
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
なければ、質疑を打ち切ります。
なお、本件に対する討論並びに採決は、後刻一括して行います。
ここで説明員が交代いたします。
(
説明員交代)
○
山口英治 委員長
ここで当局に一言申し上げます。
委員の質疑の趣旨を明確にするために、皆様には反問権を認めております。また、一問一答による質疑においては、委員からの政策提案に対し反対の意見または
建設的意見を述べる反論権も認めておりますので、御承知おきください。
次に、議案第12号令和元年度
西宮市一般会計補正予算(第1号)のうち、本
委員会所管科目教育委員会分を議題とします。
当局の説明を求めます。
◎
教育企画課長
議案第12号令和元年度
西宮市一般会計補正予算(第1号)のうち、
教育委員会所管分につきまして御説明いたします。
まず、
事項別明細書により歳出から御説明いたします。
議案書の12−14・12−15ページをお開きください。
款50教育費、項05
教育総務費、目20
教育指導費は、36万円を増額し、補正後の予算額を6億2,896万2,000円とするものでございます。
右説明欄の
指導助言関係事務経費は、
教育課程研究指定校事業として、兵庫県を通じ
国立教育政策研究所の指定を受け、
教育課程及び指導方法について調査研究を行うもので、講師謝金や先進
市視察に係る旅費などを増額するものです。
次の項40保健体育費、目05保健体育総務費は、28万4,000円を増額し、補正後の予算額を1,799万円とするものでございます。
右説明欄の学校体育推進事業経費は、オリンピック・パラリンピック・ムーブメント展開事業として、県の指定を受け、県ゆかりのオリンピック・パラリンピック選手等の技術や経験に触れる機会を設けるなど、児童生徒のスポーツに親しむ態度の涵養や国際理解の促進を図るもので、講師謝金などを増額するものです。
なお、いずれの事業も、
西宮浜小学校、
西宮浜中学校での実施を予定しております。
歳出は以上です。
続きまして、歳入について御説明いたします。
前に戻りまして12−4・12−5ページをお開きください。
中ほどの段、款50県支出金、項15県委託金、目50教育費県委託金は、64万4,000円を増額し、補正後の予算額を1,021万1,000円とするものでございます。
右説明欄の
教育課程研究指定校事業費で36万円、その下のオリンピック・パラリンピック・ムーブメント展開事業費で28万4,000円、いずれも歳出で御説明いたしました県からの委託事業の実施に伴い増額するものでございます。
説明は以上です。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○
山口英治 委員長
説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
本件に御質疑はありませんか。
◆ひぐち光冬 委員
それぞれに1問ずつ質問があるのですが、一問一答でお願いします。
まず、
教育課程研究指定校事業費のことですけれども、これは
西宮浜小・中学校を指定するということで、そこの学校で研究して、その成果を恐らくどこかの場で発表するという形になるかとは思うんです。そのときの発表内容というのは、恐らく
西宮浜小・中学校ではこんなことをしましたというふうな研究成果を発表すると思うんです。その内容が、今回のお金は視察費に使うということなんですけれども、
西宮浜小・中学校ではここの学校に視察してきましたというような発表には恐らくならないとは思うのですが、そういう視察費などにこのお金を使ってもいいのか、そもそもこの事業費というのはそういう視察とかに使うのは構わないのかどうかということを教えていただけますでしょうか。
◎
学校教育課長
経費につきましては、国等からの要項が出ておりますので、そちらに沿って提出をしております。それに対しての視察ということも明確に挙げておりますので、特段御意見等はいただいておりません。
以上でございます。
◆ひぐち光冬 委員
ありがとうございます。
では、次、オリンピック・パラリンピック・ムーブメント展開事業費についてお伺いします。
これも
西宮浜小・中学校を指定しているということなんですけども、これはそういう指定校を決めなければならない事業なのか、それとも、選択肢としては広く薄く
西宮市全体の学校にこの事業をすることは可能だったのかどうか、お伺いいたします。
◎
学校教育課長
平成30年度の当初に広く公募するというようなことが一度ございましたが、本市からは学校としての希望はございませんでした。それを受けまして、県のほうで、まだ秋以降にこの参加ができる学校の枠があいているというところもありましたので、
西宮市のほうへその後どうですかというようなこともございました。再度学校のいろいろな教育活動を見ていったときに、
西宮浜中学校のほうでちょうど部活動指導員の授業が始まっていた、スポーツに対しての関心が高まっている、それから、小学校に対しても、陸上の指導というところも視野に入れて展開しておりましたので、
西宮浜小・中学校のほうで参加を検討したいというところで決定をしていった次第でございます。
以上です。
◆ひぐち光冬 委員
例えばほかの
香櫨園小学校・中学校も、この経費を分けて参加することは可能だったんですか。
◎
学校教育課長
学校単位で県下で何校という枠が決まっていますので、
市で配分をするというようなところはできないというふうに考えております。
以上です。
◆ひぐち光冬 委員
以上です。ありがとうございます。
○
山口英治 委員長
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
なければ、質疑を打ち切ります。
なお、本件に対する討論並びに採決は、後刻一括して行います。
ここで説明員が交代します。
(
説明員交代)
○
山口英治 委員長
次に、議案第26号
工事請負契約変更の件(
尼崎養護学校耐震補強および
施設等改修工事)を議題とします。
当局の説明を求めます。
◎
学校施設計画課長
議案第26号
工事請負契約変更の件につきまして御説明いたします。
追加議案の議案書の1−1ページをごらんいただきますようお願いします。
本件は、
西宮養護学校の校舎改築に当たりまして、改築工事中に仮移転先として使用する旧尼崎養護学校につきまして、平成30年12月市議会で契約議案を議決いただいた耐震補強及び
施設等改修工事について変更契約を行うものです。
変更事項は、契約金額について、1億8,543万6,000円を1億9,504万2,404円とするものです。これによりまして960万6,404円の増額となります。
次に、変更契約の理由でございますが、施行箇所である壁や床等の内部の劣化部分が想定以上に多くあることが判明し、耐震補強工事に伴うモルタル補修や壁の補修箇所を追加したことなどにより工事費を増額する必要が生じたため、契約変更を行うものです。
なお、このことによる原契約の目的や契約の相手方及び工期につきましては、記載のとおり変更はございません。
続きまして、営繕課より変更契約に関する工事内容について説明させていただきます。
◎営繕課長
引き続きまして、議案第26号の工事内容について御説明いたします。
説明は、お手元のA4横の資料を用いて行いますので、よろしくお願いいたします。
まず、表紙をめくっていただきまして、1ページをごらんください。付近見取り図で工事場所を示しております。
工事場所は、現在の
西宮養護学校から北に約5.5キロメートル、阪急仁川駅から東に約1.5キロメートルの位置にあり、東側は県道
西宮宝塚線、南・西側は新明和工業株式会社、北側は住宅地に隣接しております。
工事は平成31年1月に着手し、建築基準法に規定された耐震性能を確保するため、鉄骨ブレースによる補強や壁の増設などの耐震補強工事を行っております。また、校舎内を児童生徒数に適した教育環境とするために、職員室、保健室などの拡張や教室内の間仕切り壁の設置などの改修工事を実施しております。
次に、2ページをお開きください。校舎の配置図及び工事概要になっております。
右側の下の表、設計変更概要をごらんください。
まず、耐震補強工事についてです。
A棟において、建具周りと柱やはりの間に隙間があることがわかり、鉄骨ブレースを柱やはりに密着させるための補強材料を適切に充填できないことから、建具周りの隙間をモルタルにて先行補修を行いました。
次に、劣化部改修についてです。
校舎の内壁、外壁において、設計時に想定していたより多くのクラックやモルタルの浮きが存在し、補修の必要な箇所が増加したため、追加で補修工事を行いました。
また、防火戸については、既存の枠の規格が古く、新しい扉の部品の規格と合わないことから、既存の枠に新しい扉を取りつけることができないため、扉のみの取りかえ工法から枠と扉を取りかえる工法に変更し工事を行いました。
次に、一般改修工事についてです。
感覚・運動学習室や一部の普通教室においては、床に張りつけられていた厚さ2センチ程度のクッションシートの状態が想定していたよりひどく、教育環境に適さないため、撤去工事を行いました。また、クッションシートの撤去後、床のフローリング材の一部に損傷があることが判明したため、損傷がひどい教室については、ビニール床シートを張りつける工事を行いました。
現在、耐震補強や改修工事は順調に進んでおり、当初の計画どおり7月下旬には工事が完了する予定でございます。
以上で工事内容の説明を終わらせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○
山口英治 委員長
説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
本件に御質疑はありませんか。
◆
田中あきよ 委員
1点質問させていただきます。
この改修工事につきまして、間もなく夏が来まして、またことしも災害があるかもしれないという不安があるんですけれども、今回追加されました内容で災害に対する補強が既に十分であるかどうか、今後の変更はもう出る予定はないのかどうかを確認させてください。お願いします。
◎営繕課長
今の御質問に対して回答させていただきます。
耐震補強することによって耐震性能は著しく向上しております。例えば震度6強の地震が来た際も、損傷は出ますが、倒壊するような危険性はなく、児童、財産──児童や学校の備品等に対して損傷が出るということはございません。
あと1点ですけど、今回変更させていただいた工事内容について、変更内容を全て網羅しておりますので、これ以上の変更はないというふうに考えております。
以上です。
◆
田中あきよ 委員
ありがとうございます。以上です。
◆吉井竜二 委員
最近、落札後、こういったトラブルがあったからプラスで費用が必要という事案が多いように思うんですけど、入札前に知るような仕組みとか、こういったリスクというか、ここまでは
市が払いますけどここからは払いませんよという基準というのはあるんですか。
◎営繕課長
リスクというのはございません。というのは、設計時には外壁の状態とかは目視とかでチェックしておりまして、その目視の中で設計数量を設定しております。現場が始まりましたら、一応外部の足場等を設置しまして、きちんとまた
市の職員とかが外壁を打診したりして数量を精査しております。今回はその精査によって数量が増加しているということなので、請負業者であるとか入札に参加した業者がリスクを負って入札に臨むということはないというふうに考えております。
以上です。
◆吉井竜二 委員
そうなると、例えばこういったリスクがあることを見越してちょっと多めに入札する業者と、そういうのは全く考えずに想定し得る一番安い入札額で入札しようとする業者が出てくると思うんですけど、そこは不公平が生じると思うんですけれども、そういったところの対応というか、懸念とかはないんですか。
◎営繕課長
数量というか、不利益をこうむるということはございませんでして、設計書の中で数量は公開しておりますので、その公開した数量に基づいて業者のほうは入札金額を算定しているかと思います。そういった形で算定しておりますので、入札条件が業者によって変わるということはございません。
以上です。
◆吉井竜二 委員
わかりました。ありがとうございました。
○
山口英治 委員長
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
なければ、質疑を打ち切ります。
これより討論に入ります。
本件に御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
なければ、討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。
議案第26号は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
異議なしと認めます。したがって、議案第26号は承認することに決まりました。
次に、議案第17号
工事請負契約締結の件(
西宮養護学校校舎改築工事)、議案第18号
工事請負契約締結の件(
西宮養護学校校舎改築電気設備工事)、議案第19号
工事請負契約締結の件(
西宮養護学校校舎改築空調設備工事)、議案第20号
工事請負契約締結の件(
西宮養護学校校舎改築給排水設備工事)、以上4件を一括して議題とします。
当局の説明を求めます。
◎
契約課長
議案第17号から第20号までの契約状況について御説明いたします。
まず、議案第17号
西宮養護学校校舎改築工事について御説明いたします。
議案書の17−1ページから17−6ページまでと本日配付しております議案資料をあわせてごらんください。
今回の工事案件につきましては、総合評価落札方式の施工能力評価型を採用し、制限つき一般競争入札を電子入札により実施いたしました。
入札の経過につきましては、平成31年2月25日に入札公告を行い、同日から3月5日までの間、入札参加申請を受け付けいたしました。
今回の入札参加資格は、A4縦の議案資料の2ページ、「入札に参加する者に必要な資格に関する事項」のとおりでございますが、2者による共同企業体であることとし、共同企業体の代表者については、指名競争入札参加資格者名簿または工事複数業種登録者名簿において、J−1(一般土木建築工事)、またはJ−2(建築工事)に登録されている者で、建築一式の経営規模等評価結果通知書の総合評定値が、
西宮市に本店・本社を有する者にあっては1,000点以上、
西宮市に支店、営業所または出張所を有し届け出のある者にあっては1,200点以上、その他の者にあっては1,500点以上であることとし、また、共同企業体の構成員については、本店・本社が
西宮市内にあること、指名競争入札参加資格者名簿または工事複数業種登録者名簿において、J−1(一般土木建築工事)、またはJ−2(建築工事)に登録があり、建築一式の経営規模等評価結果通知書の総合評定値が700点以上であることなどを条件といたしました。
その結果、議案書の17−2ページにございますとおり、二つの共同企業体より入札参加の申請がございました。
その後、3月11日を期限として当該工事の技術資料等の提出を受け付け、その資料をもとに技術評価点を決定いたしました。3月11日に競争参加資格確認通知書を資格ありとして全者に発行、同月15日及び18日に電子入札による入札書を受け付けし、19日に開札を行いました。開札の結果につきましては、議案書の17−2ページのとおりでございます。
1回目の入札で予定価格の範囲内での応札がなかったため、同日、同条件で再度入札を行いました。その結果、2回目の入札において予定価格の範囲内で応札した松田・日光特定建設工事共同企業体を相手方として決定し、契約金額、税込み29億1,060万円で3月20日に仮契約を締結したものでございます。落札率──対予定価格率は99.17%でございました。
なお、総合評価落札方式における評価項目、評価基準及び配点、いわゆる落札者決定基準につきましては、管財部長並びに技術職の部長及び課長の計7名で構成する総合評価の技術的審査に関する庁内組織である総合評価検討会議の技術審査部会において決定しております。
最後になりますが、契約業者の経歴につきましては、議案書の17−3・17−4ページのとおりでございます。
続いて、議案第18号
西宮養護学校校舎改築電気設備工事の契約状況について御説明いたします。
議案書の18−1ページから18−5ページまでと議案資料をあわせてごらんください。
今回の工事案件につきましては、総合評価落札方式の施工能力評価型を採用し、制限つき一般競争入札を電子入札により実施いたしました。
入札の経過につきましては、平成31年2月25日に入札公告を行い、同日から3月5日までの間、入札参加申請を受け付けいたしました。
今回の入札参加資格は、A4縦の議案資料の2ページ、「入札に参加する者に必要な資格に関する事項」のとおりでございますが、指名競争入札参加資格者名簿または工事複数業種登録者名簿において、L−1(電気工事)に登録されている者で、電気工事の経営規模等評価結果通知書の総合評定値が、
西宮市に本店・本社を有する者にあっては700点以上、
西宮市に支店、営業所または出張所を有し届け出のある者にあっては900点以上、その他の者にあっては1,200点以上であることなどを条件といたしました。
その結果、議案書の18−2ページにございますとおり、7者より入札参加の申請がございました。
その後、3月11日を期限として当該工事の技術資料等の提出を受け付け、その資料をもとに技術評価点を決定いたしました。3月11日に競争参加資格確認通知書を資格ありとして全者に発行、同月20日及び22日に電子入札による入札書を受け付けし、25日に開札を行いました。開札の結果につきましては、議案書の18−2ページのとおりでございます。
当該工事案件は、予定価格1億5,000万円以上で、総合評価落札方式の対象となる工事であることから、ダンピング受注の防止等を目的とした低入札価格調査制度を適用しており、失格者以外で評価値が最も高い株式会社しんこうの入札価格が調査基準価格を下回ったため、同者に対して低入札価格調査を実施いたしました。提出された調査資料をもとに審査を行った結果、今回の入札価格によっても契約内容に適合した履行がされないおそれがないと判断いたしました。
その結果、株式会社しんこうを相手方として決定し、契約金額、税込み3億525万円で4月10日に仮契約を締結したものでございます。落札率──対予定価格率は88.03%でございました。
最後になりますが、契約業者の経歴につきましては、議案書の18−3ページのとおりでございます。
続いて、議案第19号
西宮養護学校校舎改築空調設備工事の契約状況について御説明いたします。
議案書の19−1ページから19−5ページまでと議案資料をあわせてごらんください。
今回の工事案件につきましては、総合評価落札方式の施工能力評価型を採用し、制限つき一般競争入札を電子入札により実施いたしました。
入札の経過につきましては、平成31年2月25日に入札公告を行い、同日から3月5日までの間、入札参加申請を受け付けいたしました。
今回の入札参加資格は、A4縦の議案資料の2ページ、「入札に参加する者に必要な資格に関する事項」のとおりでございますが、指名競争入札参加資格者名簿または工事複数業種登録者名簿において、L−3(管工事)に登録されている者で、管工事の経営規模等評価結果通知書の総合評定値が、
西宮市に本店・本社を有する者にあっては750点以上、
西宮市に支店、営業所または出張所を有し届け出のある者にあっては950点以上、その他の者にあっては1,250点以上であることなどを条件といたしました。
その結果、議案書の19−2ページにございますとおり、2者より入札参加の申請がございました。
その後、3月11日を期限として当該工事の技術資料等の提出を受け付け、その資料をもとに技術評価点を決定いたしました。3月11日に競争参加資格確認通知書を資格ありとして全者に発行、同月20日及び22日に電子入札による入札書を受け付けし、25日に開札を行いました。開札の結果につきましては、議案書の19−2ページのとおりでございます。
当該工事案件は、予定価格1億5,000万円以上で、総合評価落札方式の対象となる工事であることから、ダンピング受注の防止等を目的とした低入札価格調査制度を適用しており、評価値が最も高い株式会社精研の入札価格が調査基準価格を下回ったため、同者に対し低入札価格調査を実施いたしました。提出された調査資料をもとに審査を行った結果、今回の入札価格によっても契約内容に適合した履行がされないおそれがないと判断いたしました。
その結果、株式会社精研を相手方として決定し、契約金額、税込み2億9,590万円で4月10日に仮契約を締結したものでございます。落札率──対予定価格率は86.80%でございました。
最後になりますが、契約業者の経歴につきましては、議案書の19−3ページのとおりでございます。
続いて、議案第20号
西宮養護学校校舎改築給排水設備工事の契約状況について御説明いたします。
議案書の20−1ページから20−5ページまでと議案資料をあわせてごらんください。
今回の工事案件につきましては、制限つき一般競争入札を電子入札により実施いたしました。
入札の経過につきましては、平成31年4月3日に入札公告を行い、同日から4月9日までの間、入札参加申請を受け付けいたしました。
今回の入札参加資格は、A4縦の議案資料の2ページ、「入札に参加する者に必要な資格」のとおりでございますが、本店・本社が
西宮市内にあること、指名競争入札参加資格者名簿において、L−3(管工事)に登録されている者で、管工事の経営規模等評価結果通知書の総合評定値が750点以上であることなどを条件といたしました。
その結果、議案書の20−2ページにございますとおり、7者より入札参加の申請がございました。
その後、4月16日及び17日に電子入札による入札書を受け付けし、18日に開札を行いました。開札の結果につきましては、議案書の20−2ページのとおりでございます。
1回目の入札で予定価格の範囲内での応札がなかったため、同日、同条件で再度入札を行いましたが、2回目の入札においても落札候補者の決定に至りませんでした。そのため、2回目の入札で応札があった山本環境整備株式会社と金額の交渉を行い、仮契約の候補者としました。
当該工事案件は、事後審査型制限つき一般競争入札で実施したことから、候補者に対し入札参加資格の審査を行いました。その結果、山本環境整備株式会社を相手方として決定し、契約金額、税込み2億9,062万円で4月24日に仮契約を締結したものでございます。対予定価格率は100%でございました。
最後になりますが、契約業者の経歴につきましては、議案書の20−3ページのとおりでございます。
以上でございます。
工事概要等につきましては、営繕課長より御説明いたします。
◎営繕課長
引き続きまして、議案第17号から20号までの4件の工事内容につきまして御説明いたします。
説明は、お手元のA4横の資料を用いて行いますので、よろしくお願いいたします。
まず、表紙をめくっていただきまして、1ページをごらんください。付近見取り図でございます。
今回の工事場所は、阪神久寿川駅から北東約500メートルに位置しており、北側に春風公園、西側、南側及び東側は住宅地に面しております。
次に、2ページをお開きください。配置図と工事概要になります。
敷地面積は7,945.82平米です。敷地東側に既存の春風公民館、西側に新築する校舎棟を示しております。改築する校舎は、斜線で示している部分で鉄筋コンクリート造4階建て、一部鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、建築面積3,193.13平米、延べ床面積9,334.57平米で、各階の床面積の内訳は資料のとおりとなっております。
附属建築物として、渡り廊下、駐輪場、ポンプ室を建築し、その他、門扉の設置、建物周りの植栽工事や舗装工事、西側水路の改築工事などの外構整備工事を実施する予定でございます。工事の完成時期は、令和3年7月14日としております。
今回改築する校舎の計画につきましては、教職員や保護者、地域の代表の方で構成される改築推進委員会と意見交換を行いながら進めてまいりました。
建築工事の概要でございますが、敷地の西半分にある既存校舎を解体撤去した後に、同じ場所に斜線で示した新校舎を建設いたします。新校舎には中庭を設け、その周りに普通教室や特別教室などを配置する計画としております。また、新校舎北西部には来客用の玄関を設け、地域の方が利用できるよう地域交流室、会議室、PTA室などを配置しております。
次に、設備工事の概要を説明いたします。
議案第18号の電気設備工事につきましては、敷地の南側より電力の引き込みを行いまして新校舎棟へ導き、屋上に設置する受変電設備を経由して校舎内へと電源を供給いたします。建物内では幹線動力設備、電灯・コンセント設備、電話・放送設備並びに自動火災報知器を施工いたします。電灯につきましては、省エネルギーの観点からLED照明器具を全館に採用しております。また、安全対策として、館内電話機や非常呼び出しなどの設備を設置し、緊急時の対応を迅速かつ円滑にする計画としております。
次に、議案第19号の空調設備工事についてです。
主にガス式のヒートポンプエアコンを設置しており、普通教室や特別教室、職員室等の管理諸室並びに屋内プールの空調に使用されます。室内の吹き出し機については、各部屋での操作だけでなく、職員室に集中制御が可能なリモコンを設け、空調機の管理を行いやすいように計画しております。
次に、議案第20号の給排水設備工事についてです。
まず、給水設備につきましては、水道本管からの引き込みを敷地東側から行いまして、一旦、既存春風公民館の北側にある受水槽に水をためまして、隣接するポンプ室内にあるポンプにより各室に給水するものとしております。
次に、衛生設備につきましては、1階から4階に児童生徒用の男女トイレ及び多目的トイレ、1階及び2階には職員用トイレを設置しております。その他下水排水設備、消防設備、給湯設備及び災害用のマンホールトイレの工事を実施いたします。
次に、3ページをお開きください。1階平面図でございます。
1階は、中庭を中心として回廊型に普通教室、管理諸室及び地域開放スペースを配置しております。建物中央部のピロティーに面して昇降口を設けることで、通学バスを利用する児童や保護者を駐車場から校舎内にスムーズに案内、誘導を行うことができるようにしております。また、エントランスロビー南側にも通用口を設けることで、有事の際の南北2方向の避難ルートを確保し、児童生徒の安全に配慮した計画としております。また、普通教室北側にあるスロープ及び昇降口東側にある2基のエレベーターを利用することで上階へのスムーズな移動が可能になっております。
普通教室は南側配置とし、採光や風通しを確保しつつ、中庭にも面していることから、中庭を日常の学習生活空間として活用しやすい計画としております。西側道路に面した位置に来客用の玄関を設け、地域の方が活用できるよう地域交流室や会議室、PTA室を配置しております。
次に、4ページをお開きください。2階の平面計画でございます。
中庭上部の吹き抜け空間を中心として回廊型に管理諸室、教室等を配置し、採光、通風に配慮した計画としております。普通教室は南側と西側に配置し、計15教室を設けております。北側には、職員室、校長室などの管理諸室を配置しております。また、校舎外周部には避難バルコニーを設けることで2方向の避難経路を確保し、有事の際の児童生徒の安全に配慮した計画としております。
次に、5ページをお開きください。3階の平面図でございます。
基本的には2階と同様で中庭上部の吹き抜け空間を中心として回廊型に普通教室及び特別教室を配置し、採光、通風に配慮した計画としております。校舎南側には学習菜園に活用できる屋上テラスを設けることで建物を分節し、周辺への圧迫感の低減を図るとともに、児童生徒の活動の幅を広げることができる計画としております。
次に、6ページをお開きください。4階の平面計画でございます。この階では、北側に屋内プール及びプール機械室、東側に視聴覚室を配置しております。
次のページは、屋上階の平面図でございます。屋上緑化を施すとともに、太陽光発電パネルを設置する計画としております。
最後に、8ページをお開きください。南西側から見た外観パースとなっておりますので御参照ください。
以上で工事内容の説明を終らせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○
山口英治 委員長
説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
各件に御質疑はありませんか。
◆
菅野雅一 委員
2点ほどお伺いします。
この工事の工程、スケジュール、段取り、いつごろから解体工事が始まって、順次どういうふうに工事していくのか、そのスケジュール感をちょっと教えてください。それで、新校舎で授業を始めるのはいつからですか。
2点目、旧校舎の解体工事がありますけれども、旧校舎にはアスベスト等はありますか。もしあった場合、どのような対応をとるのですか。
その2点についてお聞かせください。
◎営繕課長
1点目の工程、スケジュールについての御質問に対して御回答させていただきます。
旧校舎の解体工事につきましては、ことしの9月の上旬から解体する予定となっております。解体工事につきましては、9月上旬から開始しまして、来年の1月末ごろまでの予定としております。
次に、躯体工事につきましては、杭の工事等をことしの12月の下旬から行いまして、それから引き続き基礎工事、地上のコンクリート工事などを行いまして、最終的に地上のコンクリート工事が終了するのが2021年――令和3年1月末ということになっております。
躯体工事が進みますと、その次に内部仕上げ工事、外部仕上げ工事がございまして、内部・外部仕上げ工事につきましては、来年の7月から開始しまして、2021年5月末まで内装の仕上げ工事等を行っていきます。内装の工事が終わりまして外構工事を行う予定としておりまして、外構工事を含めて工事を完了するのが2021年6月末というふうな予定で工事を進めることになっています。
新校舎につきましては、令和3年8月から新校舎を使用する予定となっております。
続きまして、旧校舎にアスベストが存在するかという話なんですが、設計時に調査を行いまして、飛散性の高い綿状の吹きつけアスベストと外壁の塗装剤にはアスベストがないということを確認しております。ただ、既存校舎の建設年度から言いますと、やはり昭和30年代・40年代の建設ということなので、こういった天井の仕上げのボード材にはアスベストが導入されている可能性が高いということがわかっておりますので、そのボードにつきましては、法律や国交省の解体の仕様書がございますので、その仕様書に基づいて、まず湿潤状態にして手壊しをして丁寧に解体しまして、きちんと分別処分させていただくようなことを考えております。
以上です。
◆
菅野雅一 委員
そのあたりのアスベストが見つかった場合の工事について、契約等では何かお決めになっているんですか。あるいは、それによって契約金額が上がる可能性もあるんですか。
◎営繕課長
基本的には外壁等にアスベストが含まれておりませんので、そこのところの費用というのは現在の設計では見ておりません。ただ、先ほど御説明差し上げたように、内部のこういったボードにはアスベストが含まれている可能性が非常に高いということなので、その点につきましては、設計時からアスベストを含んだ材料ということで処分費は計上しております。
◆
菅野雅一 委員
以上です。ありがとうございます。
◆ひぐち光冬 委員
2点、一括でお願いします。
1点目は、全国的に養護学校というのは不足していると言われていて、特別教室を潰して教室にしてしまったり、教室を半分に割って2教室にしたりということを伺っているんですが、この養護学校では教室が不足するということはないのかどうかということが一つ。
もう一つが、運動場がないように思うんですが、春風公園を運動場にしようと思っているのか、中庭を運動場にしようと思っているのか、その辺をお伺いします。
◎
学校施設計画課長
まず、1点目の全国的にこういった配慮を要する子供たちがふえている状況をもとにということで、今回議案で上げさせていただいています
西宮養護学校の改築後なんですが、一定ふえることを見込んで規模のほうは考えてつくっておりますので、ほかの学校であるように仮設教室をつくったりとかすることがないような形で今計画を立てております。
それと、運動場のほうなんですが、実際にはこの中庭を使って日に当たったりというようなことで、運動で体を動かしたりということがなかなか難しい子供たちが多いのですが、体育館であるとか中庭を使って体を動かすことをしていただくことを考えています。
以上です。
◆ひぐち光冬 委員
以上です。
◆花岡ゆたか 委員
契約事務全般についてと工事について、2点、一問一答でお願いします。
本体工事のほうですけど、施工能力評価型総合評価落札方式にしましたとなっているんですけど、これにした理由をお願いします。
◎
契約課長
まず、総合評価落札方式を採用する案件につきましては条件を決めておりまして、1億5,000万円以上の工事案件という形で決めております。ただし、市内業者のみで競争し、かつ、施工能力評価型という型を採用する案件については、総合評価落札方式を採用しないという形をとっております。
今回のこちらの案件につきましては、市外業者の参加を認める形の条件設定をしておりまして、金額条件も1億5,000万円以上ということになりますので、総合評価落札方式を採用したというものでございます。
低入札価格調査制度につきましては、総合評価落札方式を採用する場合は、低入札価格調査制度を採用しなければいけないということになっておりますので、低入札価格調査制度の採用をしたという形です。
以上です。
◆花岡ゆたか 委員
ありがとうございます。
施工能力評価型に何でしたのかという意味で聞いたんですけど、あらゆる総合評価の案件で私いつも言っているんですけど、社会貢献度を入れてほしいと。2011年の東日本大震災を受けて、消防団員の件でいうと、総務省から2014年度に社会貢献度も中に入れて、社会貢献度型の総合評価を進める指針が出ておりますけど、それについてはどう思いますか。
◎
技術管理課長
ただいまの質問の中で、今回の総合評価の中で地域貢献度の評価ということがございます。項目としては、地域精通度とか社会・地域貢献活動というところで評価をしております。
今言われた地域貢献活動というところにつきましては、内容が細かく分かれておりまして、大体10項目ぐらいあるんですけれども、例えば環境認証とか障害者雇用とか災害応援の協力をしているとか、このようないろいろなものでもって評価点をつけていくということでございます。
◆花岡ゆたか 委員
わかりました。
あと、その加点の割合を大きくできないかということでいつも質問しているんですけど、地方自治法施行令167の10の2のどうのこうのに基づくとなっているんですけど、社会貢献度の割合、これだけの点数の社会貢献度があるからといって総合評価にしても、やはり結局は価格でひっくり返すことができない、こういうように考えられるんですけど、本市の条例ですから、社会貢献度の加点をふやすことはできないんですか。
◎
技術管理課長
この評価点につきましては、基本的には兵庫県とか国とかとで行われている技術評価点を参考にして、最終的な決定といいますのは、検討部会――技術審査部会というところなんですけれども、そちらのほうで決定したということになっております。
この評価点の割合、地域貢献度をふやすとか、それぞれのそういう総合評価制度はありますけれども、現在の
西宮市の施工能力型での総合評価につきましては、そのような形である一定の点数――逆に言うと、上げ過ぎると新規参入者を阻害するとかいろいろな問題があるので、ある一定の評価点の割合を見た中で決定しておりますので、この総合評価については、今の貢献活動の点数についてはもう少し検討していく必要があるかとは思うのですけれども、現状では今の制度の中でやっていくつもりでございます。
以上です。
◆花岡ゆたか 委員
ありがとうございます。
これは要望ですけど、全国的に消防団員が足りない、入る人がいないと言われていますよね。ですから、総務省が消防団協力事業所、これに加点してくださいよというようなものを出しているんだと思います。実際、
西宮市でも消防団員が足りていません。そういうことを考えていただければと思います。
次に、JVが二つ参加しているんですけど、片一方のJVはほかにどんなグループが来ているのか、何グループ入っているのか、そういうのがわかる仕組みになっているのでしょうか。
◎
契約課長
入札のときに他の業者がどれだけ参加しているのかにつきましては、電子入札で実施しておりますと業者側からはわかりませんので、お互い何社が参加しているかはわからない状況になっております。
以上です。
◆花岡ゆたか 委員
ありがとうございます。
しかしながら、わかったんですけど、市内業者が入ったほうが確実に取りやすいような先ほどの説明がありましたけど、もとの点が違いますからね。本市でこの規模の工事ができるといったら松田組か新井組だろうと普通考えちゃうわけですよね。
それで、次に出る春風のとまぜたらあれなんですけど、二つずつ同じJVが来ているわけですね。ここからは想像の域を超えないんですけど、松田・日光が取って、もう一個は辞退。次のは、新井・安武が取って、松田・日光が辞退。この春風のほうはわかるんですよ。3月25日に開札だから、3月19日に養護学校のほうは開札されているわけでね、3月25日に後から開札されたほうは、松田・日光にしてみたら、こっちで取ったから手いっぱいだと、時期も重なっていますからね、そういうふうに考えられるんですが、新井のほうはまだ次のが取れるかもわからない中で、19日に辞退する。まあ、想像の域を超えませんけど。どう言うたらいいんかな、不自然に思うんですけど、いかがですか。
◎
契約課長
こちらの本体工事の新井組・安武建設特定建設工事共同企業体の辞退理由を確認しておりますが、当社の都合によるということを記載しておりますので、なぜ辞退したのかについては、業者の判断という認識をしております。
以上です。
◆花岡ゆたか 委員
ありがとうございます。まあ、そういう答えで。
まあ、ほんとうがった見方ですけど、松田・日光はこっちを取りますよ、新井・安武はこっちを取りますよみたいなそういうお話があったりしたら大変だなと思ったりしました。
次に、給排水設備工事の契約について、山本環境整備が落としているんですけど、打ち切り後随意契約で100%と。ほかの案件を見てみると、何とか頑張ってもうちょい下げているのが多いんです。100%までしか行かなかった努力不足というか、これに対してどう思いますか。
◎
契約課長
申しわけございません、もう一度御質問いただけますでしょうか。
◆花岡ゆたか 委員
給排水設備工事で、打ち切り後随意契約で税抜き2億6,420万円、100%落札と。ほかの打ち切り後随意契約のを見ると──ほかのというとあらゆるですよ、あらゆる工事の入札の案件を大分調べているんですけど、打ち切り後随意契約で見ると、100%を切って99、98、頑張って95ぐらいまでやっているのもあります。100%で納得されたのはどういうやりとりをしてなったのでしょうか。
◎
契約課長
打ち切り後随契につきましては、業者に連絡をして価格交渉をすると。予定価格を相手に伝えない状態で相手方から金額を出してもらうという形です。予定価格に達していなければまだ達していませんということを伝えて、可能な限り下げていっていただくような形になっております。
ただ、一度提案があって予定価格に入った段階で契約の担当者が、もう少し下げていただくことはできませんかということはお願いしています。ただ、提案されたものについて予定価格に入っているのに、入っていませんとかそういうことはできないので、入ったら正しく入ったということを相手方に伝えます。そこで何とかお願いできませんかという交渉をするんですけど、それはお願いであって、業者によっては、じゃあ少し下げましょうかということで下げていただける場合もありますし、いや、もう入ったのであれば、ここまで下げたのがもう目いっぱいだからこれ以上は勘弁してくださいというようなことも言われますので、結果、打ち切り後随契で100%になったということでございます。
以上です。
◆花岡ゆたか 委員
そこのところですよね。100%で納得いくのか、下げてくれるかどうかは業者さん次第であるということで、仕方がないと思いますけど、今後も打ち切り後随意契約となった場合はなるべく下げていただくよう努力をよろしくお願いいたします。
そしたら、工事についてなんですけど、この二つの工事は時期が重なっていて、場所が非常に近いんです。しかも、鳴尾御影線沿い。私も鳴尾御影線沿いに住んでいまして、この春風小学校のすぐ東側です。いつも鳴尾御影線で、けさも来たわけですけど、工事に何かしら問題が起きないか、それと、地域住民に何かしら不満を持たせるような工事車両の駐車とかですよね、そこら辺のお考えをお聞かせください。
◎営繕課長
工事車両の運行ルートにつきましては、
西宮養護学校につきましては、名神の高速道路のすぐ西側に南北の道路があるかと思うんですけど、その道路を通りまして、国道2号線か国道43号線から北上ないし南進をしていく。ちょうどダイエーがある信号機があると思うんですけど、その信号のところで右折ないし左折をして鳴尾御影線のところを東進するということで今工事ルートは考えております。
帰りは、工事現場から出して、鳴尾御影線を西側に走って、来た道を北上ないし南進をして国道2号線もしくは国道43号線にというふうな工事ルートを設定しております。
一方、先ほど御質問にあったように、春風小学校のほうの工事につきましても同時期に工事をするというところで、工事車両の運行ルートにつきましては
市のほうでも調整しておりまして、春風小学校につきましては、工事ルートは中津浜線を通るルートを設定しております。中津浜線を北上しますと2号線ですし、南進しますと43号線ということになりますので、2号線ないし43号線から中津浜線を使いまして春風小学校まで工事車両が進入するということになっておりまして、工事車両同士が重複するような工事ルートは今のところ設定しておりませんので、工事車両がすごく多くて道路が混雑することのないような配慮をして工事を進めていきたいなというふうに考えております。
以上です。
◆花岡ゆたか 委員
ぜひ配慮してやってほしいところなんですけど、けさも甲子園四番町でつくっているマンションのコンクリート打設の影響が、鳴尾御影線に40メートル置きぐらいに生コン車が4台並んでいるわけです。そうすると、私、車で来るのに一々待たないといけないわけです。反対側の東向きが待たなあかんのですけど、鳴尾御影線を利用する方々にとっては、どっちにせよ不便な時期が多少は出るのかなと心配しておりますので、努力をよろしくお願いします。
以上で終わりです。
◆
田中あきよ 委員
2点お伺いしたいところがあります。空調設備工事の件と電気工事の件です。一問一答でお願いいたします。
まず、空調の設備工事の件ですが、株式会社精研神戸営業所さんが落札をされていますが、ほかの業者さんを見ると、この精研さんがかなり大きな会社のようで、資本金もJVの会社と同じぐらいの力を持ってはるところかなというふうに拝見しました。会社の契約業者経歴表を見ましても、特にこの
西宮市に対する工事もなく、学校関係の仕事はされているようなんですが、今回ほかのところを見ていてもいろんな業者さんの名前があらゆるところに出てきていて、
西宮市の関係の業者がかなり入札をされているなというふうに思ったのですが、ここだけ株式会社精研さんが
西宮市に入札をされたというのがとても不思議でした。素人なので、なぜここの会社の方が
西宮市の工事に入ってこられたかという経緯をもし御存じでしたら教えていただきたいと思います。
◎
契約課長
なぜこの業者が入ってきたかということにつきましては、業者の判断ということになるのですが、入札参加条件の中で、市内業者に限定して行うことが多くなっておりますが、この案件については高額案件ということで、市外業者の参加を認める形にしたというところで、
西宮市のこういった工事については市内に限定しているところを、市外に緩和しているということで当該事業者からの参加申し込みがあったというふうに考えております。
以上です。
◆
田中あきよ 委員
ありがとうございます。
突然精研さんが入札されてきたという感じだったのでしょうか。お伺いしてもよろしいでしょうか。
◎
契約課長
たしか実績があったと認識しておりますが、ちょっと済みません、手元に資料を持ち合わせておりませんので、また改めて精研の実績を御報告させていただければと思います。申しわけございません。
以上です。
◆
田中あきよ 委員
ありがとうございました。突然の質問で失礼いたしました。
もう一点、電気工事についてお伺いをいたします。
セキュリティーの件でお伺いしたいと思います。来客用の玄関もあるということなんですが、セキュリティーはどうなっていますでしょうか、お願いいたします。
◎
学校施設計画課長
セキュリティーといいますと、養護学校のほうには平日ですと警備員の方を配置しております。基本お昼過ぎまでではあるんですが、警備員で対応しているところと、あと、ミマモルメということで、子供たちが門を入りますと保護者の方に案内するものがありまして、そういったことで安全の確保を図っております。
以上です。
◆
田中あきよ 委員
ありがとうございます。
そうしましたら、入り口のところに自動の施錠されるものがありましてインターホンがつけられて、インターホンをされてから施錠があく、そういったセキュリティーはありますでしょうか。
◎
学校施設計画課長
そういった電子錠といったものについては整備のほうはしておりません。
以上です。
◆
田中あきよ 委員
ありがとうございます。
先ほど警備員さんが対応してくださるとおっしゃっていましたが、警備員さんは朝の登校時から下校時までずっと配置をされているということでしょうか。
◎
学校施設計画課長
朝からお昼過ぎ、大体12時半とか1時ぐらいまでの時間で一旦帰られるという状況です。
以上です。
◆
田中あきよ 委員
ありがとうございました。わかりました。
以上です。
◆町田博喜 委員
2点、質問というか確認というか、よろしくお願いします。
1点目は、工事金額が同種同規模の施設に対して適当な金額かということと、それから、消費税の取り扱いについてです。
総工事費と言うたらいいんですか、全体的にこの四つの件を足しましたら約38億円になります。他都市の施設も見られてとは思うんですけども、市内にも同じような建物工事で、同種じゃなくても比較はできると思うんですけど、この施設に対して38億円は適当というか、安く上がったのか、その辺でどうなんかなという全体的な感想だけでも結構なんですけれども、ちょっと比較して何かございましたらお願いします。
一問一答です。
◎営繕課長
工事費の比較につきましては、今行っています
香櫨園小学校でありますとか春風小学校なんかも比較をしております。ただ、香櫨園とか春風小学校は一般の小学校ということで、養護学校とは性格、特徴も少し違いますので、
西宮養護学校のほうがそれらの学校に比べれば、平米単価でいきますと1万円から2万円ぐらいは高くなっております。特殊な設備も加わっておりますので、その分の費用が生じたのかなということもございます。
特に何が違うといいますと、やっぱり養護学校の場合は、体温調節ができないようなお子様もおられますので、全館空調をするような設備を設けております。そういった設備費用であったり、プールにつきましても、先ほど申し上げたように、体温調整のできない子もおられますということで、温水プール化をして、プール内も空調設備等も行っておりますので、そういった面からも工事費用がほかの一般的な小学校に比較すればちょっとふえているというのは事実としてございます。
以上です。
◆町田博喜 委員
わかりました。38億円かけるわけですから、しっかりと検査体制も整えていただきたいと思います。
次の消費税の関係なんですけども、議案第17号については、見ましたら、応札してきたと。落札して1.08──8%で、あとの3件が10%になっているんですけども、議案第17号については、9月ぐらいから解体工事に着工するということで、この消費税の取り扱いというのはどういう形で決められているんですか。
◎
契約課長
こちらの案件につきまして、なるべく8%での契約ということを目指して事務を進めてまいりました。ただ、もともと強行日程の中で進めていたところもありまして、余り余裕のない時期に入札を開始するという形になっておりまして、まず本体工事について8%でやってきたと。電気と空調につきましては、低入札価格調査に入りましたので、それによってやむなく10%と。低入札価格調査に入っていなければ8%でやってきていたのかなというふうに考えます。給排水につきましては、一度不調になりまして入札のやり直しをしておりますので、その結果10%という形になっております。
以上です。
◆町田博喜 委員
大体経過はわかったんですけど、実工事に入りましたら、10月以降ですから物の値段って10%に上がりますよね。その辺の取り扱いというのは、資材の購入とかにかかわってきて実態的に10%のもので工事が仕上がっているわけで、最近テレビでも元請が下請さんを泣かせたらいけませんということになっていますよね。これはどうなんですか。実態的には工事契約の変更になっていくんですか。その辺は今後どうなるか、ちょっとお願いします。
◎
契約課長
そういった理由で変更ということは行いません。工事請負契約の消費税につきましては、10%に上がる10月1日から半年前の前日までに契約をしておけば従前の税率でよいという経過措置の適用になりますので、3月末までに契約しておれば8%で変更はないという形になります。
以上です。
◆町田博喜 委員
今の説明でわかったんですけども、本当に実態的にどうなのかというのがね、工事金額が大きくなればなるほど利益も大きくなるかわかりませんけども、資材なんかもそれだけぎょうさん購入せなあかんわけですから大きな差が出てくるんじゃないかなという気がするんです。実態的にどうなるのかなというのが、資材費が上がった分だけ作業員の質とか工期が短縮したり、そういう変な影響が出んようにだけやっぱりしっかり見ていただきたいなと、消費税の影響がどうなるのかなというのがありますので、その辺だけよろしくお願いします。
以上です。
○脇田のりかず 副委員長
議案第17号から20号の落札されている企業さんの経審の総合評価点ってわかりますか。
◎
契約課長
資料を用意しておりません。申しわけありません。また改めて資料をつくりまして御報告させていただきたいと思います。
以上でございます。
○脇田のりかず 副委員長
ありがとうございます。では、よろしくお願いします。
以上です。
○
山口英治 委員長
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
なければ、質疑を打ち切ります。
これより討論に入ります。
各件に御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
なければ、討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。
採決は4回に分けて行います。
まず、議案第17号の採決を行います。
議案第17号は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
異議なしと認めます。したがって、議案第17号は承認することに決まりました。
次に、議案第18号の採決を行います。
議案第18号は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
異議なしと認めます。したがって、議案第18号は承認することに決まりました。
次に、議案第19号の採決を行います。
議案第19号は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
異議なしと認めます。したがって、議案第19号は承認することに決まりました。
次に、議案第20号の採決を行います。
議案第20号は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
異議なしと認めます。したがって、議案第20号は承認することに決まりました。
11時45分でございますが、本日お昼から鳴尾議員団のほうの会合がございまして、次に説明を求めます議案第21号から24号の分に関しまして15分程度の時間を要するというふうに聞いておりますので、ここで休憩に入らせていただきます。再開は1時からとさせていただきます。
以上です。
(午前11時45休憩)
(午後0時58分再開)
○
山口英治 委員長
休憩前に引き続き協議を始めます。
その前に、午前中にありました質問に関して、資料等の件について当局のほうから御答弁をいただきたいと思います。
◎
契約課長
御質問いただいてお答えできていなかった御質問についてお答えさせていただきます。
まず、田中委員からの御質問で、株式会社精研との契約実績でございますが、平成21年までさかのぼって資料を確認してまいりました。まず、平成22年度に瓦木中学校既設空調熱電機器撤去工事、約280万円の契約をしております。もう一点、平成26年、第46小学校新築空調設備工事、こちらの金額が約1億6,400万円でございました。以上2点の契約実績がございました。
続きまして、脇田副委員長からの御質問で、契約業者の経営規模等評価結果通知書総合評定値通知書の総合評定値につきまして申し上げます。
まず、松田組です。建築の点数ですが1,082点、日光建設工業の建築の点数が742点、しんこうの電気工事の点数が858点、精研の管工事の点数が1,356点、山本環境整備の管工事の点数が953点。
これに加えまして、この後審議する案件の落札業者の点数も申し上げます。
新井組の建築の点数が1,359点、安武建設の建築の点数が900点、本多電気の電気工事の点数が955点、原田工業所の管工事の点数が807点、エイダブリューエンジニアリングの管工事の点数が933点でございます。
以上でございます。
○
山口英治 委員長
両委員ともよろしいでしょうか。
では、次に、議案第21号
工事請負契約締結の件(
春風小学校校舎改築工事)、議案第22号
工事請負契約締結の件(
春風小学校校舎改築電気設備工事)、議案第23号
工事請負契約締結の件(
春風小学校校舎改築空調設備工事)、議案第24号
工事請負契約締結の件(
春風小学校校舎改築衛生設備工事)、以上4件を一括して議題とします。
当局の説明を求めます。
◎
契約課長
議案第21号から第24号までの契約状況について御説明いたします。
まず、議案第21号
春風小学校校舎改築工事の契約状況について御説明いたします。
議案書の21−1ページから21−6ページまでと議案資料をあわせてごらんください。
今回の工事案件につきましては、総合評価落札方式の施工能力評価型を採用し、制限つき一般競争入札を電子入札により実施いたしました。
入札の経過につきましては、平成31年2月28日に入札公告を行い、同日から3月8日までの間、入札参加申請を受け付けいたしました。
今回の入札参加資格は、A4縦の議案資料の2ページ、「入札に参加する者に必要な資格に関する事項」のとおりでございますが、2者による共同企業体であることとし、共同企業体の代表者については、指名競争入札参加資格者名簿または工事複数業種登録者名簿において、J−1(一般土木建築工事)、またはJ−2(建築工事)に登録されている者で、建築一式の経営規模等評価結果通知書の総合評定値が、
西宮市に本店・本社を有する者にあっては1,000点以上、
西宮市に支店、営業所または出張所を有し届け出のある者にあっては1,200 点以上、その他の者にあっては1,500点以上であることとし、また、共同企業体の構成員については、本店・本社が
西宮市内にあること、指名競争入札参加資格者名簿または工事複数業種登録者名簿において、J−1(一般土木建築工事)、またはJ−2(建築工事)に登録があり、建築一式の経営規模等評価結果通知書の総合評定値が700点以上であることなどを条件といたしました。
その結果、議案書の21−2ページにございますとおり、2つの共同企業体より入札参加の申請がございました。
その後、3月14日を期限として当該工事の技術資料等の提出を受け付け、その資料をもとに技術評価点を決定いたしました。3月14日に競争参加資格確認通知書を資格ありとして全者に発行、同月20日及び22日に電子入札による入札書を受け付けし、25日に開札を行いました。開札の結果につきましては、議案書の21−2ページのとおりでございます。
その結果、新井組・安武建設特定建設工事共同企業体を相手方として決定し、契約金額、税込み26億7,840万円で3月26日に仮契約を締結したものでございます。落札率――対予定価格率は96.42%でございました。
最後になりますが、契約業者の経歴につきましては、議案書の21−3・21−4ページのとおりでございます。
続いて、議案第22号
春風小学校校舎改築電気設備工事の契約状況について御説明いたします。
議案書の22−1ページから22−5ページまでと議案資料をあわせてごらんください。
今回の工事案件につきましては、総合評価落札方式の施工能力評価型を採用し、制限つき一般競争入札を電子入札により実施いたしました。
入札の経過につきましては、平成31年2月28日に入札公告を行い、同日から3月8日までの間、入札参加申請を受け付けいたしました。
今回の入札参加資格は、A4縦の議案資料の2ページ、「入札に参加する者に必要な資格に関する事項」のとおりでございますが、指名競争入札参加資格者名簿または工事複数業種登録者名簿において、L−1(電気工事)に登録されている者で、電気工事の経営規模等評価結果通知書の総合評定値が、
西宮市に本店・本社を有する者にあっては700点以上、
西宮市に支店、営業所または出張所を有し届け出のある者にあっては900点以上、その他の者にあっては1,200点以上であることなどを条件といたしました。
その結果、議案書の22−2ページにございますとおり、4者の入札参加の申請がございました。
その後、3月14日を期限として当該工事の技術資料等の提出を受け付け、その資料をもとに技術評価点を決定いたしました。3月14日に競争参加資格確認通知書を資格ありとして全者に発行、同月26日及び27日に電子入札による入札書を受け付けし、28日に開札を行いました。開札結果につきましては、議案書の22−2ページのとおりでございます。
当該工事案件は、予定価格1億5,000万円以上で、総合評価落札方式の対象となる工事であることから、ダンピング受注の防止等を目的とした低入札価格調査制度を適用しており、評価値が最も高い本多電気株式会社の入札価格が調査基準価格を下回ったため、同者に対し低入札価格調査を実施いたしました。提出された調査資料をもとに審査を行った結果、今回の入札価格によっても契約内容に適合した履行がされないおそれがないと判断いたしました。
その結果、本多電気株式会社を相手方として決定し、契約金額、税込み3億800万円で4月15日に仮契約を締結したものでございます。落札率――対予定価格率は89.17%でございました。
最後になりますが、契約業者の経歴につきましては、議案書の22−3ページのとおりでございます。
続きまして、議案第23号
春風小学校校舎改築空調設備工事の契約状況について御説明いたします。
議案書の23−1ページから23−5ページまでと議案資料をあわせてごらんください。
今回の工事案件につきましては、制限つき一般競争入札を電子入札により実施いたしました。
入札の経過につきましては、平成31年2月28日に入札公告を行い、同日から3月8日までの間、入札参加申請を受け付けいたしました。
今回の入札参加資格は、A4縦の議案資料の2ページ、「入札に参加する者に必要な資格」のとおりでございますが、本店・本社が
西宮市内にあること、指名競争入札参加資格者名簿または工事複数業種登録者名簿において、L−3(管工事)に登録されている者で、管工事の経営規模等評価結果通知書の総合評定値が750点以上であることなどを条件といたしました。
その結果、議案書の23−2ページにございますとおり、6者より入札参加の申請がございました。
その後、3月14日に競争参加資格確認通知書を資格ありとして全者に発行、同月26日及び27日に電子入札による入札書を受け付けし、28日に開札を行いました。開札結果につきましては、議案書の23−2ページのとおりでございます。
開札の結果、株式会社原田工業所が落札、契約金額、税込み2億3,220万円で3月29日に仮契約を締結したものでございます。落札率――対予定価格率は91.37%でございました。
最後になりますが、契約業者の経歴につきましては、議案書の23−3ページのとおりでございます。
続いて、議案第24号
春風小学校校舎改築衛生設備工事の契約状況について御説明いたします。
議案書の24−1ページから24−5ページまでと議案資料をあわせてごらんください。
今回の工事案件につきましては、制限つき一般競争入札を電子入札により実施いたしました。
入札の経過につきましては、平成31年2月28日に入札公告を行い、同日から3月8日までの間、入札参加申請を受け付けいたしました。
今回の入札参加資格は、A4縦の議案資料の2ページ、「入札に参加する者に必要な資格」のとおりでございますが、本店・本社が
西宮市内にあること、指名競争入札参加資格者名簿または工事複数業種登録者名簿において、L−3(管工事)に登録されている者で、管工事の経営規模等評価結果通知書の総合評定値が750点以上であることなどを条件といたしました。
その結果、議案書の24−2ページにございますとおり、5者より入札参加の申請がございました。
その後、3月14日に競争参加資格確認通知書を資格ありとして全者に発行、同月26日及び27日に電子入札による入札書を受け付けし、28日に開札を行いました。開札結果につきましては、議案書の24−2ページのとおりでございます。
開札の結果、株式会社エイダブリューエンジニアリングが落札、契約金額、税込み1億9,548万円で3月29日に仮契約を締結したものでございます。落札率――対予定価格率は97.25%でございました。
最後になりますが、契約業者の経歴につきましては、議案書の24−3ページのとおりでございます。
以上でございます。
工事概要等につきましては、営繕課長より御説明いたします。
◎営繕課長
引き続きまして、議案第21号から24号までの4件の工事内容につきまして御説明いたします。
説明は、お手元のA4横の資料を用いて行いますのでよろしくお願いいたします。
まず、表紙をめくっていただきまして、1ページをごらんください。付近見取り図でございます。
今回の工事場所は、阪神甲子園駅から北約750メートルに位置しており、北側に瓦林公園、西側に中津浜線、南側に鳴尾御影線、東側は住宅地に面しております。
次に、2ページをお開きください。配置図と工事概要になります。
敷地面積は1万6,793.19平米です。改築する校舎は、体育館を除く斜線で示している部分で鉄筋コンクリート造一部鉄骨造4階建て、建築面積3,252.62平米、延べ床面積8,876.98平米で、各階の床面積の内訳は資料のとおりとなっております。
附属建築物として、1階が体育倉庫、2階が地域開放スペースのクラブハウス兼地域交流室や作業室、駐輪場を建築し、その他に門扉の設置、建物周りの植栽工事や舗装工事などの外構整備工事を実施する予定でございます。工事の完成時期は、令和4年3月31日としております。
今回改築する校舎の計画につきましては、教職員や保護者、地域の代表の方で構成される改築推進委員会と意見交換を行いながら進めてまいりました。
建築工事の概要でございますが、既存体育館北側にある既存プールを解体撤去した後に、斜線で示しております新校舎を建設いたします。新校舎が完成した後に、敷地南側にある既存校舎及び仮設校舎を解体撤去し、クラブハウス兼地域交流室の建設やグラウンドの整備を行います。
次に、設備工事の概要を説明いたします。
議案第22号の電気設備工事につきましては、敷地の北側より電力の引き込みを行いまして新校舎棟へ導き、屋上に設置する受変電設備を経由して校舎内へと電源を供給いたします。校舎内では幹線動力設備、電灯・コンセント設備、電話・放送設備並びに自動火災報知設備を施工いたします。電灯につきましては、省エネルギーの観点からLED照明器具を全館に採用しております。
次に、議案第23号の空調設備工事についてです。
主にガス式のヒートポンプエアコンを設置しており、普通教室、特別教室及び職員室等の管理諸室並びに給食室の空調に使用されます。室内の吹き出し機については各部屋での操作だけではなく、職員室に集中制御が可能なリモコンを設け、空調機の管理を行いやすいように計画しております。
次に、議案第24号の衛生設備工事についてです。
まず、給水設備につきましては、水道本管からの引き込みを敷地北側から行いまして、一旦、新校舎の北側にある受水槽に水をためまして、隣接するポンプ室内にあるポンプにより各室に給水するものとしております。
次に、衛生設備につきましては、1階から4階に児童用の男女トイレ及び多目的トイレを設置しております。全てのトイレには人感センサーのついた照明や自動水洗の洗面器を設けております。また、多目的トイレには、非常時の呼び出しを表示する設備を設置し、安全で快適に利用できる計画としております。その他下水排水設備、消防設備、給食室内の厨房機器設備、給湯設備及び災害用のマンホールトイレの工事を実施いたします。
次に、3ページをお開きください。1階の平面計画でございます。
中庭を中心として回廊型に管理諸室、特別教室を配置しております。南側に昇降口を設け、それと隣接して職員室や校長室等の管理諸室を配置することで、校内や運動場、そして正門にも目が届きやすく、児童の安全に配慮した計画としております。昇降口の東側にエレベーターを設置し、上下階の移動に配慮した計画としております。特別支援教室やプレイルーム、ランチルームは中庭に面しており、採光や風通しを確保しつつ児童の活動の幅を広げることができる計画としております。将来、家庭科室やランチルームを地域が活用する際、児童の生活空間との区画を容易に行うことができ、管理を適切に行えるよう、校舎の北東部分に地域開放用の出入口を設ける計画としております。給食室は、西側道路からの食材等の搬入や荷さばきを円滑に行えるよう、敷地北西部に配置しております。
次に、4ページをお開きください。2階の平面計画でございます。
中庭上部の吹き抜け空間を中心として回廊型に教室を配置し、採光、通風に配慮した計画としております。普通教室は、南側に6教室、東側に3教室、北側に6教室の計15教室を設けております。また、西側には図書室や備蓄倉庫などを設ける計画としております。
次に、5ページをお開きください。3階の平面計画でございます。
基本的には2階の平面計画と同様で、中庭上部の吹き抜け空間を中心として回廊型に教室を配置し、採光、通風に配慮した計画としております。
次に、6ページをお開きください。4階の平面計画でございます。
この階は特別教室のフロアとし、音楽室と図工室を南側に配置しております。また、プール及び児童用の更衣室を校舎西側に計画しております。北側からセットバックした3階の屋根には屋上緑化を施すとともに、太陽光発電パネルを設置いたしております。
次に、7ページをお開きください。屋根伏図でございます。
4階の屋根には、水害などの緊急時の避難のための避難スペース及び空調設備の室外機置き場を設けるなどしております。
最後に8ページをお開きください。南東側から見た外観パースとなっておりますので御参照ください。
以上で工事内容の説明を終らせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○
山口英治 委員長
説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
各件に御質疑はありませんか。
◆
菅野雅一 委員
全部で6点ほどお伺いします。
まず1点目、工事のスケジュールを教えてください。いつごろからかかって、どういうふうな工事をしていくのか。
2点目、工事期間中、校庭などを使う学校行事はどのように行う予定でしょうか。
3点目、工事期間中、地域行事に支障はないのでしょうか。その辺の対応についてお伺いします。
4点目、旧校舎にアスベストはないのでしょうか。何らかの対応をとられるお考えはありますか。
5点目、クラブハウス兼地域交流室、これはどのような施設でしょうか。
6点目、工事期間中に大規模な災害等が発生した場合、体育館は既存のままということですが、それで何か支障がある可能性はありますか。それについての対応なんかをお考えになっておられますでしょうか。
以上、6点についてお伺いします。
◎営繕課長
まず、第1点目の工事のスケジュールについてお答えさせていただきます。
工事につきましては、7月下旬から既存のプールの解体に着手いたします。プールの解体が終わった後に9月から杭工事にかかりまして、躯体のコンクリート工事を2020年6月半ばごろまで行う予定にしております。躯体工事の途中になりますが、来年──2020年5月ごろから内装の仕上げ工事、外装の仕上げ工事にかかりまして、内外装の仕上げ工事が終了するのが2020年10月末を予定しております。その後、行政等の検査を受けまして、今の予定では来年の2020年12月10日ごろに校舎を学校のほうに引き渡す予定で工事を進めてまいります。
以上です。
◎
学校施設計画課長
二つ目の工事期間中、校庭などを使う学校行事の行い方ということでの御質問なんですが、週1回は体を大きく動かすような時間を設けたいと思っておりますので、瓦林公園の借用について考えているところです。特に体育の授業につきましては、1週間に3単位はやっていただくことを想定しておりまして、各学年週1回は瓦林公園で授業を行って、週1回は体育館で授業、また、もう一回は工期中の運動場、約3,000平米なんですが、そちらを使用して授業をすることを予定しているところです。
そのほか、運動会というものが広く面積を使う運動ではあるのですが、今年度――令和元年度につきましては、自校で5月に開催したところです。その後、令和2年度から3年度は、上甲子園中学校の運動場を借りて開催することを予定しているところです。
続きまして、工事期間中の地域行事についてなんですが、地域のほうには、こういった工事期間中、運動場を使える部分がかなり少なくなりますので御不便をおかけすることになります。今年度につきましては、夏祭りを規模縮小の上開催するということを聞いておりまして、それ以降、令和2年と3年につきましては、現在のところ中止の方向で検討しているということで地域から聞いております。
以上です。
◎営繕課長
旧校舎のアスベストの状況について御質問いただきましたので御回答させていただきます。
旧校舎のアスベストにつきましては、設計時に調査をいたしまして、飛散性の高い吹きつけアスベストはございません。そして、外壁の塗装剤にもアスベストが含まれていないことを確認しております。
午前中の回答でもさせていただいたように、春風小学校の既存校舎につきましても、昭和30年代・40年代に建設ということでございますので、こういった天井の仕上げ剤にはアスベストを含んだ仕上げ剤を使っている可能性が多分に高いということなので、こういったボードにつきましては、きちんと法令であるとか国の仕様書なんかに基づきまして、湿潤状態にして壊してばらしてきちんと分別処分することで工事を進める予定で考えております。
以上です。
◎
学校施設計画課長
5点目のクラブハウス兼地域交流室についてなんですが、こちらは地域活動に利用していただく諸室でして、スポーツクラブ21での会議等や自治会、青少年愛護協議会などの地域団体の会議等で活用いただく部屋として予定しております。
大規模災害等につきましては、工事期間中も体育館のほうが使えますので、万が一、大規模災害が起こった場合には体育館を利用して避難いただくことになります。
以上です。
◆
菅野雅一 委員
校庭の授業については、今質問して御答弁いただいたとおりだと思いますが、プールについてはどのように対応するのでしょうか。
◎
学校施設計画課長
プールにつきましては、今年度プールを実施後に解体に入ります。来年度につきましては、基本自校でのプールができませんので、近隣の上甲子園中学校を使ってプールのほうを実施したいと考えているところです。
以上です。
◆
菅野雅一 委員
以上です。ありがとうございました。
◆ひぐち光冬 委員
1点、ソーラーパネルについてお伺いしたいと思います。
このソーラーパネルでどのぐらいの電気を賄える予定なのか教えてください。
◎
学校施設計画課長
20キロワットでございます。
以上です。
◆ひぐち光冬 委員
ちょっとわからないんですけども、それで学校の全体の電気を賄えるのか、どれぐらいの規模なのか、済みません。
◎
学校施設計画課長
こういう照明が普通教室にはあるんですが、その一つの教室でも大体1キロワットもいかないぐらいの計算になりますので、20キロワットが全て電力が発電できたとしますと、ざっと20教室ぐらいはいけるのかなと思いますが、それ以外にもいろいろ使ったりすることもありますので前後することにはなるかなと思いますけど、計算上では大体20クラスいけるような計算にはなります。
以上です。
◆ひぐち光冬 委員
以上です。ありがとうございます。
◆
田中あきよ 委員
一問一答でお願いいたします。
今ひぐち委員が聞かれましたソーラーパネルに続いてなんですが、その20キロワットのソーラーパネルの電力を使って、例えば体育館の空調に使えるかどうか、その可能性はあるかどうかをお伺いしたいです。お願いします。
◎
設備課長
今の質問でございますが、太陽光で発電した電気は、今現在、学校の電気の全体として供給する形で考えております。すなわち、体育館のほうの供給はできない状態になっております。
以上です。
◆
田中あきよ 委員
ことし体育館の空調のエアコン設置について、数字は忘れてしまったんですけど、予算もついていたかと思いますが、このソーラーパネルを使った電力で体育館の空調を賄うことができるかどうかという調査をすることは可能でしょうか。お願いいたします。
◎
教育総括室長
市内の小・中学校等の体育館の空調につきましては、現在、各学校の体育館の温度環境ですとか施工が可能かどうかとか、そういった調査をしているところですが、体育館の空調設置につきましては、まだ設置するという方針を決めている状態ではございません。本会議の一般質問での答弁にもございましたように、その調査結果を見て設置をするかどうかということについて最終方針を決めるという状況でございます。
先ほども竹内課長からの答弁にもありましたように、今回のソーラーパネルの電気供給については、校舎本体のほうでの供給というようなことですので、この春風小学校の場合ですけれども、仮に体育館に空調が設置されるということになったとしても、体育館への電気供給ということは今回の工事の内容には入っておりません。仮に空調が設置されたとしても、そちらへの電気供給としては使えないということでございます。
以上です。
◆
田中あきよ 委員
ありがとうございました。
予算的なこともあって今回工事の中には入っていないということで、全く無理かなという感じはするんですけど、せっかく体育館の空調で調べますという予算もついていますし、こうして新しく改築される小学校が次から次へと出てくるのもなかなか難しいと思いますので、ぜひ体育館の空調のことも考えていただけたらという要望をいたしまして終わりにさせていただきます。ありがとうございました。
◆町田博喜 委員
ソーラーパネルについて、質疑を聞いていてちょっと気になったものがあるので教えてください。ソーラーパネルについて一問一答です。
外観図を見たとき、何でソーラーパネルの位置が手前と違うんかなと単純に思ってしまうんですけど、何でこういうレイアウトになったのか、ちょっと教えていただけますか。
◎営繕課長
今、町田委員がおっしゃられたのは、屋根伏図を見てでしょうか。
◆町田博喜 委員
はい。
◎営繕課長
ソーラーパネルにつきましては、北側の校舎棟の3階の屋上に設置する計画としております。4階のほうにも屋上があるんですけど、そちらの屋上には水害時の際の避難スペースを設けてあったり、あとは空調機器の室外機なんかを置くスペースをとっておりますので、ソーラーパネルを設置するスペースがちょっとなかったというところがございます。そういった意味から、今回は北側の3階の屋上にソーラーパネルを設置したいというふうな計画になっております。
以上です。
◆町田博喜 委員
スペースの関係はわかりました。
次、ソーラーパネルが校舎本体のみと今御答弁いただいているのをお聞きしたんですけども、大規模災害で電源が喪失された場合、体育館が避難所になったとき、仮にソーラーがあったとしたら、このソーラーパネルから体育館へ供給するようなそういう電源のルートはとれるんですか。ちょっとその辺を。
◎
設備課長
太陽光で発電した電気は、今現在計画しておりますのは、校舎の3階部分に電気の供給を考えております。
体育館部分に関しては、こう長が長い関係もありまして、一応供給は考えておらない状況です。
以上です。
◆町田博喜 委員
3階部分のみと聞いたんですけど、そしたら避難所になったときというのは、ここの電源をどうするかというのは
教育委員会では考えていないという形でいいんですか。ほかの部署で考えるからこれは関係ないと。でも、校舎を建てかえとかする、そういうのにかかわっているのは
教育委員会だと思うけど、その辺は危機管理のほうで考えればいい、こんな形でいいんですか。
◎
学校施設計画課長
大災害時の避難所の対応ということでは電源のほうが必要になるかなというふうには思っております。電気工事としてそういったものを工事として設けることも一つではあるんですが、簡易の対応としましては、発電機なんかを用意して、例えば携帯電話の充電をしていただいたりということもできるかなというふうには思うのですが、避難所としてどういったものが適切な電気の確保かということについて、今後、防災危機管理局のほうとまた協議のほうを進めていきたいなというふうに考えております。
以上です。
◆町田博喜 委員
せっかくやるんやったらいろいろ考えていただきたいなというのがあるので、私は蓄電を推進する派なんで、蓄電して、夜、発電機で避難所にどこまで電気が供給できるかわかりませんけども、ソーラーパネルで発電したものを蓄電して夜使えるようなことまでこれから新しくつくる校舎とか改築する校舎ではやはり考えておいたほうがいいんじゃないかなという気はします。これから建てかえがどこが出るかわかりませんけども、今後よろしくお願いしたいと思います。
以上です。
○
山口英治 委員長
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
なければ、質疑を打ち切ります。
これより討論に入ります。
各件に御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
なければ、討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。
採決は4回に分けて行います。
まず、議案第21号の採決を行います。
議案第21号は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
異議なしと認めます。したがって、議案第21号は承認することに決まりました。
次に、議案第22号の採決を行います。
議案第22号は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
異議なしと認めます。したがって、議案第22号は承認することに決まりました。
次に、議案第23号の採決を行います。
議案第23号は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
異議なしと認めます。したがって、議案第23号は承認することに決まりました。
次に、議案第24号の採決を行います。
議案第24号は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
異議なしと認めます。したがって、議案第24号は承認することに決まりました。
ここで説明員が交代します。
(
説明員交代)
○
山口英治 委員長
次に、議案第12号令和元年度
西宮市一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会所管科目を議題とします。
本件に対する質疑は既に終了しております。
これより討論に入ります。
本件に御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
なければ討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。
議案第12号は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
異議なしと認めます。したがって、議案第12号は承認することに決まりました。
ここで説明員が交代します。
(
説明員交代)
○
山口英治 委員長
次に、
所管事務調査の件を議題といたします。
本委員会の所管事務中、
教育委員会から、
教育環境保全のための
住宅開発抑制に関する指導要綱の
地区指定見直しについて報告があります。
当局の説明を求めます。
◎
学校施設計画課長
資料「
教育環境保全のための
住宅開発抑制に関する指導要綱の
地区指定見直しについて」に沿って説明させていただきます。
まず、表紙を1枚めくっていただきますと、本指導要綱の概要について記載しております。
良好な教育環境を保全するために、児童生徒の受け入れが困難または困難となることが予測される学校区を公表するとともに、一定規模以上の戸数を有する共同住宅などの住宅開発に対して、延期や中止、計画の変更などを求めております。教室不足の状況であるとか校区内の開発可能な土地の状況などによりまして、現在、予測地区、監視地区、特別監視地区、準受入困難地区、受入困難地区という5段階の地区を指定しまして、住宅開発業者に協力を要請しております。
2番の「地区指定の定義」で五つの地区指定の定義を載せておりますが、今回、地区指定の見直しを予定しておりますのが予測地区と特別監視地区になりますので、予測地区と特別監視地区について簡単に御説明させていただきます。
まず、予測地区の定義でございますが、児童生徒数が今後ピークを迎え、または横ばいの状況が続くものと予測され、普通教室の確保が難しいものの、仮設校舎の設置等による対応が可能である通学区域と定義しております。将来において強化の可能性がある地区として事前に事業者等へのアナウンスしておくものになります。
これが2段階厳しくなりますと、特別監視地区となります。通学区域内に大規模な住宅開発の可能な土地などが存在し、児童生徒数が急増すれば仮設校舎の設置などによる対応が困難となることから、住宅開発の状況を監視するとともに、上限戸数を定めることにより大規模な住宅開発を抑制する必要のある通学区域と定義しております。
開発抑制の内容に関しましては、一定規模以上の開発につきまして、開発面積に応じて算出した戸数を超えない協力を求めるとともに、容積率に応じて算出した戸数を超えない協力を求めています。一般的な容積率200%の地域の場合は50戸の制限をつけることになります。
それでは、2ページをごらんください。
今回、地区指定の見直しを行います1の「改正の概要」としましては、年に2度、児童数推計などに基づきまして必要に応じて地区指定の見直しを行っているものです。今回、地区指定強化として1地区、地区指定緩和として1地区の見直しを考えております。
まず、地区指定の強化としましては、上甲子園小学校区について、監視地区から特別監視地区への変更を予定しています。ごらんのとおり、令和元年度には学級数21学級、児童数683人ということでございますが、令和7年度には24学級、児童数725人になる見込みです。
校区内には大規模な住宅開発が可能な土地があることから、今後さらなる開発により児童数が急増した場合には仮設校舎等での対応が困難となるため、特別監視地区に指定を強化する必要があると考えております。
次に、地区指定の緩和としましては、浜脇小学校区について、予測地区から地区指定の解除を考えています。
令和元年度では学級数29学級、児童数981人のところ、今後6年間で6学級、248人減少する見込みであることから地区指定の解除を考えております。
最後に、3ページ3番の「変更後の地区指定」の状況ですが、準受入困難地区と受入困難地区には変更箇所はないことから上段3地区の表のとおりとなります。
予測地区は、浜脇小学校区が地区指定解除となることから現在の5地区から4地区へ、監視地区の上甲子園小学校区が特別監視地区となることから現在の3地区から2地区へ、特別監視地区は、そのため現在の2地区から3地区へ変更となります。
この地区指定の変更については、7月下旬に公表し、10月1日から実施する予定です。
今回のとおり地区指定の見直しを行い、引き続き良好な教育環境の保全に努めてまいります。
説明は以上でございます。
○
山口英治 委員長
説明は終わりました。
本件に御質疑並びに御意見はありませんか。
◆ひぐち光冬 委員
2問、一括でお願いします。
過去に今回の浜脇小学校と同じように地区指定解除したところがありましたら教えてください。
2問目が、地区指定解除をしたことによって急激に子供がふえたりということがなかったかどうか教えてください。
◎
学校施設計画課長
一つ目のこれまでに地区指定解除した地域があるかということです。
まず、平成26年に甲子園浜小学校区を解除しております。続きまして、27年に甲東小学校区を解除しております。同じ27年に鳴尾北小学校区を解除しております。同じく27年に上甲子園小学校区も解除しております。翌年の28年に南甲子園小学校区を解除しておりまして、平成30年に用海小学校区を解除しております。近年は今の6地区になります。
そして、地区指定の解除を行った関係で子供たちがふえるような状況があったかということについてですが、現状のところではそういった地域のほうは把握しておりません。
以上です。
◆ひぐち光冬 委員
ありがとうございます。以上です。
◆
田中あきよ 委員
地元のことしかわからなくて、ほかの地域のことまで調べ切れていなくて、樋ノ口小学校のことになります。質問が1点ございます。
樋ノ口小学校におきまして、今の段階で2丁目にレ・ジェイド
西宮北口樋ノ口町という来年度3月上旬に建築されるマンションが94戸ありまして、若山町にも来年3月下旬69戸のマンションが建ちます。1丁目におきましては、戸建てが20軒建ちます。さらに、堤町、荒木町、上之町とそれぞれに一戸建てがふえているという状況ですが、そちらは把握をされておりますでしょうか。お願いいたします。
◎
学校施設計画課長
今委員のほうからお問い合わせいただきました開発については把握しております。
以上です。
◆
田中あきよ 委員
ありがとうございます。
樋ノ口小学校に関しまして、プレハブ校舎が建っておりますが、プレハブ校舎の年数もかなりたっております。10年以上になるのかなと思います。実は、まだこれから住宅地になるのではないかなという土地もございます。ぜひそちらを検討していただきまして、学校がいっぱいになってあいている教室もないという状態にならないように引き続き検討していただきたいと思います。
以上です。ありがとうございます。
○
山口英治 委員長
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
なければ、本件はこの程度にとどめます。
以上で付託事件の審査は全て終了しました。
次の協議事項に入る前に、ここで当局の挨拶があります。
◎教育長
教育こども常任委員会の閉会に当たりまして一言御挨拶申し上げます。
委員各位におかれましては、令和元年度
西宮市一般会計補正予算(第1号)ほか諸議案につきまして、慎重かつ精力的に御審議いただきまして、まことにありがとうございます。
審議の中で承りました御意見、御要望につきましては、十分に留意いたしまして、事業の執行に万全を期してまいります。
今後とも一層の御指導、御鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。本日はありがとうございました。
○
山口英治 委員長
少しここで説明員が退席します。
(説明員退席)
○
山口英治 委員長
次に、
施策研究テーマについてを議題とします。
机上には、委員の皆様から御提出いただいた取り組みたい
施策研究テーマの一覧を配付しています。また、タブレットには過去4年間の
教育こども常任委員会で取り組んだ
施策研究テーマの一覧を配信しています。
こども支援局のほうで九つ、
教育委員会で10ございます。
この中で皆様のほうから御提案を出された部分で何か御意見等はございますでしょうか。
◆花岡ゆたか 委員
できるだけ前任期――平成27・28・29・30年度のとかぶらないほうがいいと思います。
○
山口英治 委員長
少しここで暫時休憩をとらせていただきます。
(午後1時54分休憩)
(午後2時01分再開)
○
山口英治 委員長
では、再開いたします。
本件はこの程度にとどめます。
この際、お諮りします。
本委員会の所管事務中、1、学校教育及び社会教育について、2、子ども・子育て支援サービスの向上について、以上2件について閉会中の継続審査としたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。
いま一点、お諮りします。
本委員会で採決しました事件に対する委員会報告書の作成につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山口英治 委員長
異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。
本日は、
こども支援局より3件、
教育委員会から10件の議案がございました。それと、
所管事務調査の件という形で1題ございました。また、皆様のほうと
施策研究テーマについての御審議をさせていただきました。全ての分に関しまして、異議なく承認、円滑に委員会を進めることができまして感謝申し上げます。
今期の新たなスタートを切らせていただきましたので、今後御協力のほどよろしくお願いを申し上げます。
これをもって
教育こども常任委員会を閉会します。
御協力ありがとうございました。
(午後2時03分閉会)...