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平成31年 3月15日予算特別委員会建設分科会−03月15日-01号
平成31年 3月15日予算特別委員会民生分科会−03月15日-01号

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  1. 西宮市議会 2019-03-15
    平成31年 3月15日予算特別委員会建設分科会−03月15日-01号


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    最終取得日: 2021-07-30
    平成31年 3月15日予算特別委員会建設分科会−03月15日-01号平成31年 3月15日予算特別委員会建設分科会              西宮市議会                予算特別委員会建設分科会記録               平成31年(2019年)3月15日(金)                  再 開  午前 9時58分                  閉 会  午後 1時31分                  場 所  5号委員会室 ■審査事件  (土木局)   議案第611号 平成31年度西宮市一般会計予算   議案第616号 平成31年度西宮市公共用地買収事業特別会計予算
     (上下水道局)   議案第622号 平成31年度西宮市水道事業会計予算   議案第623号 平成31年度西宮市工業用水道事業会計予算   議案第624号 平成31年度西宮市下水道事業会計予算   議案第611号 平成31年度西宮市一般会計予算  (都市局・土木局・上下水道局)   議案第611号 平成31年度西宮市一般会計予算  (都市局・土木局)   議案第616号 平成31年度西宮市公共用地買収事業特別会計予算出席委員   澁 谷 祐 介 (主  査)   岸   利 之 (副主査)   岩 下   彰   大川原 成 彦   草 加 智 清   中 川 經 夫   まつお 正 秀   や の 正 史 ■欠席委員   な   し ■委員外議員等   篠 原 正 寛 (委員長) ■傍聴議員   な   し ■説明員(西宮市議会委員会条例第19条による)   副市長     北 田 正 広  (都市局)   都市局長    青 山   弘  (土木局)   土木局長    植 松 浩 嗣   土木総括室長  溝 口 勝 也   参事      坂 上 英 龍   土木総務課長  林   大 輔   土木調査課長  仲 谷 秀 一   土木管理課長  能 瀬   豊   自転車対策課長 中 川 治 彦   交通安全対策課長           藤 井 清 一   道路部長    向 井 宣 彦   参事      小 倉 敏 和   道路計画課長  山 口 芳 生   道路用地課長  山 本 大 介   道路建設課長  川 崎 真 也   道路補修課長  畑   文 隆   水路治水課長  原   伸 征   公園緑化部長  伊 藤 泰 介   公園緑地課長  田 津 雄一郎   花と緑の課長  藤 原 隆 之   みどり保全課長 岸 本 康 生   営繕部長    森 本 善 夫   営繕課長    伊 東 日出志   設備課長    竹 内 康 浩   公共施設保全課長           八 條 宏 保   学校施設保全課長           平 野 正 彦   施設改修課長  南 野 隆太郎  (上下水道局)   上下水道事業管理者           田 中 厚 弘   上下水道局次長 戎 野 良 雄   上下水道総括室長           但 馬 一 生   参事      隅 谷 信 雄   上下水道総務課長           平 岡 房 雄   経営管理課長  北 野 良 太   財務課長    井 田 英 雄   契約担当課長  井 上 滋 生   危機管理企画課長           筒 井 雅 義   業務課長    江 崎 大三郎   計量管理担当課長           小 森   淳   水道工務部長  水 島 靖 晃   水道計画課長  西 尾 久 和   工事課長    松 本 雅 博   管路維持課長  大 下 善 一   給水装置課長  阪 本 直 二   水道施設部長  山 本 義 邦   参事      小 山 知 邦   施設管理課長  舩 本 和 弘   浄水課長    坂 井 元 雄   北部水道事業所長           前 田 哲 也   下水道部長   上 野 史 雄   下水計画課長  永 井 貴 裕   下水建設課長  竹 田   隆   下水管理課長  藤 井   明   下水ポンプ施設課長           村 上 佳 秀   下水浄化センター所長           仲   浩 延
              (午前9時58分再開) ○澁谷祐介 主査   おはようございます。  ただいまから予算特別委員会建設分科会を再開します。  これより日程表に従い審査を進めます。  この際、当局に申し上げます。  説明の際は、新規事業あるいは内容的に前年度と大きく異なるものについては重点的かつ簡潔に、質疑に対しては的確に答弁し、審査が効率的に進められるよう御協力をお願いします。  なお、委員の質疑の趣旨を明確にするために、皆様には反問権を認めております。また、一問一答による質疑においては、委員からの政策提案に対し反対の意見または建設的意見を述べる反論権も認めておりますので、御承知おきください。  初めに、土木局所管予算の概要について説明があります。 ◎土木局長   平成31年度の土木局の予算並びに事業の概要について御説明いたします。  土木局に関連いたします予算は、一般会計公共用地買収事業特別会計の2会計でございます。  まず、一般会計の歳出から御説明いたします。  一般会計歳出予算総額は、お手元にお配りしております資料7ページ一番下の合計欄に記載しておりますが、特別会計への繰出金を含め80億8,087万8,000円、前年度に比べて4億4,294万7,000円、率にして5.2%の減でございます。減額の主な理由といたしましては、阪神連続立体交差事業の完了により立体交差等事業費が皆減となったほか、鳴尾駅周辺地区土地区画整理事業の進捗により事業費が減となったことなどによるものです。各費目の主な増減理由については、資料に記載のとおりでございます。  次に、一般会計の歳入につきましては、ページ戻りまして、資料4ページ一番下、歳入総額23億4,751万6,000円で、前年度に比べ2億3,405万8,000円、率にして9.1%の減でございます。減額の主な理由といたしましては、主に阪神連続立体交差事業の県委託金の減などによるものでございます。各費目の主な増減理由については、資料に記載のとおりでございます。  次に、公共用地買収事業特別会計の概要についてですが、資料は8ページでございます。  予算総額は、歳入、歳出とも1,700万円、前年度に比べ5,920万円、率にして77.7%の減となっております。これは、街路事業における残地買収費の減によるものでございます。  次に、来年度の事業概要を説明いたします。  資料の一番最後のページに、参考資料といたしまして、31年度事業の主な位置、箇所を示したA3の縦図を添付しておりますので、御参照ください。  まず、道路などのインフラ整備につきましては、山手幹線、競馬場線などの都市計画道路事業進捗を図るとともに、新たな道路改良事業や歩道の新設及び改良事業を実施するほか、橋梁の改良や長寿命化事業などを引き続き進めてまいります。  このうち、道路改良事業としましては、新たに西448号線――甲山大師道において、甲陽園通りとの交差点の改良事業に着手するほか、引き続き、青葉台と花の峯を連絡する青峯連絡道の整備を進めてまいります。また、阪急甲陽線水道路踏切の改良に必要な測量調査などを実施するとともに、西波止町の西178号線ほかの道路整備の一環として、既存の防潮堤の取り壊し工事などを実施いたします。  次に、橋梁改良事業では、名塩道路の整備に関連して国が行っております西宝橋のかけかえ事業において、今年度に引き続き仮橋設置工事などに対する負担金を支出するほか、橋梁長寿命化修繕事業では、横断歩道橋を含む市内各所の橋梁の長寿命化工事を計画的に実施してまいります。  鳴尾駅周辺地区土地区画整理事業については、平成31年度中の事業完了に向け、道路植栽工事や換地測量及び清算業務などを実施いたします。  次に、街路事業といたしましては、山手幹線や競馬場線の事業進捗を図るとともに、これまで2次改築事業として行ってきた旧国道の改良事業を今後は街路事業として進めていくこととしております。また、門戸仁川線につきましては、兵庫県が行う津門川貯留管事業と連携を図りながら、測量業務や道路構造などの検討を進めてまいります。  次に、公園関係としまして、引き続き西宮浜総合公園の整備を進めるとともに、民設民営施設の整備主体となる事業者の選定を行います。また、既設の公園については、老朽化した遊具などの更新や公園トイレバリアフリー化を行ってまいります。  次に、平成31年度に重点的に取り組む施策としまして、自転車や歩行者が安全なまちの実現に向け、ハード、ソフトの両施策を盛り込んだ自転車利用環境改善計画を策定いたします。  また、兵庫県と連携した施策としましては、ことしの秋に、県、市、兵庫県緑化推進協会の共催でひょうご森のまつりを開催し、緑化や生物多様性の保全などに関する取り組みを紹介し、普及啓発に努めてまいります。  以上が土木局の予算、事業の概要でございます。  御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○澁谷祐介 主査   予算概要の説明は終わりました。  まず、議案第611号平成31年度西宮市一般会計予算のうち土木局分を議題とします。  当局の説明は資料配付にかえさせていただいておりますので、これより質疑に入ります。  本件に御質疑はありませんか。 ◆やの正史 委員   公園施設更新事業のところで、鳴尾浜臨海公園のところなんです。前に、鳴尾浜臨海公園のトイレの3カ所のうち2カ所を新しく更新するというのは聞いていたんですけども、確認だけ。 ◎公園緑地課長   鳴尾浜臨海公園の枝川から東の部分にございますトイレですね、今、屋外に3カ所設けておりますが、このうち2カ所については、平成31年度で更新を予定しております。  以上です。 ◆やの正史 委員   この図面ではどれなんですか。 ◎公園緑地課長   イメージ図でございまして、資料の12ページにございます部分、ちょうど下の段の真ん中にバリアフリー対応型トイレということで写真を掲載しておりますが、このような形で、身障者ブース、あるいはベビーカーにも対応した多機能ブースを併設した男女別のトイレに更新していくということで、イメージ図でございます。 ◆やの正史 委員   じゃあ、3カ所のうち2カ所で間違いないということで思っていいですか。 ◎公園緑地課長   そのとおりでございます。 ◆やの正史 委員   わかりました。  これは、図面をコピーしてきたんですけども、ここは間違いないですか。この二つですか。もう1カ所あるんですかね。 ◎公園緑地課長   今、委員お示しいただいております図面の箇所の2カ所でございます。もう1カ所は、枝川寄りにもう1カ所ございますけれども、そこにつきましては、本年度は対象外としております。  以上です。 ◆やの正史 委員   以前に言っておりました県の四、五百人集まる大会があります。それが9月に開催されますので、とりあえず8月中までには両方ともやっていただけるかどうかというのをお聞きしたいんですけどね。 ◎公園緑地課長   新年度の早い段階で工事発注はしたいと考えておりますが、やはり工期が半年ほどかかりますので、急いだとしても、そのときには少し厳しいかなというような状況でございます。  以上です。 ◆やの正史 委員   何事も、物事には時期というか、めぐり合わせというか、一番最適なときというのが何でもあるんですね。これは特に、今まで5年以上も前からこういう話をちょっと聞いておりまして、今回、9月にそういう大きな大会があるということで、それまでにできるかでけへんかというのは、西宮に対する印象というんですかね、市内の人だけと違いますので、県の大会で、兵庫県の全部の方が来られますので、西宮市以外の方がほとんど来られますので、いいなという印象を与えたいんですよ。運動公園というのは、今まで、中央運動公園でもそうですけども、トイレが大変使い勝手の悪いというんですかね、洋式でもないし、お年寄りの方が利用するのにひどいなというような話はずうっと聞いておりまして、今回、これができる、でけへんというのは、やっぱり大きな好感度のあれが変わりますので、ぜひとも8月までに建設していただきますように、よろしくお願いいたします。  以上です。 ◆まつお正秀 委員   2点だけ。一つは、土木局の情報漏えいの対策と、もう一つは、たばこの吸い殻対策というか、側溝によく流れていたりしてますから。その二つ。  一つは、職員が入札価格の漏えいというふうなことで逮捕されておりますけども、何か研修に行ったときに食事をしたというようなことで――これは水道局やったかな。ちょっとどっちか忘れましたけど。そういう業者さんとの食事とかは、もちろん禁止はしてはるとは思うんですけども、市の現在のルールといいますか、それはどないなっているのか、教えてください。 ◎道路建設課長   このたびの不祥事、まことに申しわけございませんでした。 このように業者と市職員が飲食するというようなことは、特出しの研修を行ったり、日常的に会議を行ったりとかいうようなことはございませんでしたが、やはり当然のこととして、市民から疑義を招くようなことはしてはならないということは、当然、徹底するようにしておりました。  以上でございます。 ◆まつお正秀 委員   そういうことをきちっとやらなあかんですね。北田副市長をトップにそういう対策をやられておって、そういうことも含めて検討されるかどうか、今後のことになるんですけど、北田副市長から。 ◎副市長   ただいま御質問いただきました、まさに再発防止の対策についての今後の方向性でございますが、市長からの指示は、予断を持たずに幅広く再発防止対策を検討するようにというふうな指示を受けております。これはすなわち、当然、今、川崎課長が申し上げました職員のコンプライアンスの問題のみならず、入札・契約制度に係るさまざまな制度改革も含めた対策を検討していくということでございます。  ただ、やはり根本的な、中心的な課題としましては、職員の遵法姿勢をどういうふうに確保していくかということでございますので、これは、職員全体の研修ももちろんのこと、当然これからは、それに加えて、公共工事の設計、積算及び入札・契約に関する特化した研修制度も強化していく、こういう中で、特に職場の中でそういうことを継続的に繰り返し強く研修していくことが必要であろうというふうに思っておりますので、対策委員会のほうは、現在3回ほど既に委員会を設けておりますが、これから具体の対策については、第三者の御意見も踏まえて、透明性、客観性を保ちながら検討してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆まつお正秀 委員   わかりました。対策を検討されるということで、よろしくお願いします。  もう1点は、民生のほうで佐藤議員が質問したし、私は一般質問で、海洋汚染の問題でマイクロプラスチックの問題を質問しました。これは私は知らなかったんですが、しんぶん赤旗というのに、たばこの吸い殻汚染ということで記事が載っておりまして、これは私が言ったんじゃなしに、佐藤議員が言われたんですけど、よく側溝の会所といいますか、溝になってふたをしているところにすき間があって、私もよく見かけますが、わざわざそこでフィルターを捨てて、水があるから消えますので、そこにわざわざ落としていくという人がいる。そのたばこのフィルターというのはすごい害があって、フィルターそのものは分解されませんので、ここからヒ素やニコチン、鉛、銅、クロム、カドミウム、発がん性物質なども――これは1個のフィルターからですよ。フィルターからそういうのが発見されているというふうなことですから、これが下水の処理をかいくぐって海に流れていく可能性があるというふうなことだと思うんですよね。そういった会所なんかにすき間がありまして、ああいうところに、お金はかかるかもしれませんけれども、細かい網のようなものをつくるようなことも含めて、そういう検討というか、実際にそういうものができるかどうかという可能性についてどうかなと思いますけど。そういうことを実際にやっているところがあるのかどうか。 ◎道路補修課長   市内各所の会所につきましては、当然、雨水の流入口ということもございまして、目の細かいメッシュみたいなものを置くということはちょっと難しいかと思います。ふだん枯れ葉とかそういったものは詰まりやすくなる、雨水排水の問題が出てくるというふうに考えます。  実際、たばこの吸い殻とか、会所に入りますごみについては、我々の道路パトロールであるとか、あと、地域からの御要望をいただいて、適宜、会所ますの清掃を行っておるところでございます。  以上です。 ◆まつお正秀 委員   枝葉が入りやすくしておかなあかんのですか。網をすれば入りにくくなって、上にたまるだけやと思うんですけど、それがあかんのですか。今の説明でよく理解できないんですけどね。その辺を。 ◎道路補修課長   表面に物がある場合、水が入りにくくなるということもあるという観点です。 ◆まつお正秀 委員   ならば、すっと入りにくくなって、道のほうにたまっていく、余り細かいのにするとできないという理解でいいのか、もう一回確認したい。 ◎道路補修課長   お見込みのとおりでございます。 ◆まつお正秀 委員   わかりました。  実際にそういう掃除とかをされていて、そういうたばこの吸い殻がいっぱいというところもあったというふうに聞いているんですけど、そういうふうな状況というのがやっぱりあるのか。たばこの吸い殻が特に多いとか。 ◎道路補修課長   例えば駅の周辺とか、人がかなり集まって待ち合わせをするような場所については、そういったようなことも聞こえてきておりますので、そこについての清掃は行います。  以上です。 ◆まつお正秀 委員   わかりました。  たばこを規制せよと言う議員さんもおられますけど、吸ってはる方もおられるから、私らは、どこまで制御できるかなと。できる範囲ででも、吸い殻というのはそういう害のあるものだという認識を持って、環境局の問題でもありますので、環境局と一緒に何らかの対処をしていただきたい、これを要望しておきます。  以上です。
    ◆中川經夫 委員   簡単に4点聞きます。  鳴尾浜臨海公園のいわゆる管理運営事業、甲子園浜の海浜公園管理委託、それと、公園維持管理事業、最後は、不正使用取り締まり事業、この4点、簡単に質問をいたします。  まず、鳴尾浜臨海公園ですけど、今回、委託料として7,600万円計上されている。その内容について、管理業務一式という形になっているんですけれど、そのことについて。老朽化した施設も含めて、そういう管理ということもあるわけですけれど。それと、リゾ鳴尾浜も含んでいるかどうか、そのことをまずお聞きしたいと思います。  2点目の甲子園浜については、一応これは県と市が半分ずつかな。これに4,500万円の委託料というふうな形の中で、夜間花火巡視委託料で250万円計上されてますけど、いまだ現場で迷惑な花火行為があるのかどうか。これも含めて、巡回回数が大体毎年116回か117回、そういうふうな形で行われていますけれど、ほかにどのような迷惑行為があるのか、そのことをお聞きしたいなと思います。  3点目の公園の維持管理ですけれど、各地いろんな公園があって、それぞれさまざまな内容で、これから春、4月になれば桜が非常に多く咲く公園もたくさんあると思うんですけれど、いろんな施設の維持管理、古くなっておるもの、その順番はどういうふうに決めておられるのか。公園の古さというんじゃなくて、やっぱり目視してこれはかえなあかんかなというような形でやっておられると思うんです。  例えば、以前にもちょっとお話しさせていただいた角間公園ね、あそこもかなり施設は大変前になるんですけれど、ベンチとか藤棚は、まだ維持管理ができる、まだこれはいけまっせというふうなことなのかどうか。あそこでは、近所に老人施設という――施設じゃないけれど、老人が住んでおられる何軒かの集合住宅みたいなのがあるんですけど、その方々がよくベンチで座っておられて、ただ、やはり現場を見れば、かえてもええんと違うかなというベンチもあると思いますので、一体そういうものの状況はどうなっているのか、それをお聞きしたいと思います。  最後に、笠屋町の交差点のほうで、不正使用をずうっとやって、一応解決できましたという報告は受けているんですが、その工作物が撤去されて、現状はすっかり解決できているのかどうか、その報告だけ、状況だけお聞かせ願いたいと思います。  以上4点です。 ◎公園緑地課長   4点御質問いただきましたうち、鳴尾浜臨海公園指定管理海づり広場の状況と、公園移設維持管理についてお答えしたいと思います。  まず、鳴尾浜臨海公園指定管理についてでございますが、鳴尾浜臨海公園は、北地区、中地区、南地区ということで、大きく3ブロックございます。指定管理でお願いをしておりますのは南地区、リゾ鳴尾浜があります南地区の部分でございます。この部分におきまして、リゾ鳴尾浜の部分を除く日常的な清掃管理、植栽物の管理、公園内には3カ所の屋外トイレがございますので、これの清掃管理、代表的な芝生広場の管理、それから、海づり広場清掃管理運営管理などがございます。主にはそういった運営管理維持管理指定管理の中でお願いしているというような状況でございます。  2点目の海づり広場の今の現状についてでございますが、昨年9月の台風のときの高潮の影響によりまして、フェンスであるとか照明灯というような安全施設が流出して、なくなったというような状況でございましたので、台風以後は、完全に閉鎖をした中で復興・復旧工事を進めておりました。ただ、その中で、公園利用者、特に海づり広場の利用者の方から再開を望む声というかリクエストが非常に多かったものですから、11月に、その工事範囲の中でも利用いただける範囲に限定して、通常、午前7時から午後10時までの運営の中で、照明灯が今もまだついていないような状況ですので、午前7時から午後5時までということで時間を短縮して、今も暫定的に営業をしております。3月ですので今は工期末ということで、一応工事の竣工のめども立っております。3月下旬には照明灯のほうも復旧する見込みとなっておりますので、4月以降は、通常どおり午前7時から午後10時までの営業に戻すというような準備を今進めているところでございます。  先に、4点いただきました中の公園の維持管理について御説明させていただきます。  公園施設維持管理につきましては、例えばニュースであったり新聞報道でもございますように、遊具の老朽化による子供のけがというのを全国的にも多く確認しておるような状況で、国からも県を通じていろんな通達が回ってくるというような状況がございますので、本市におきましても、遊具の安全確保というのが最重要課題であるというような認識を持っております。  また、公園利用上、一番バリアフリーが求められるトイレにつきましても、かなり古いようなトイレもございますので、トイレのバリアフリー化というところ、その2点を今中心に公園施設の更新を進めているような状況でございます。  そのようなことから、特に公園の遊具につきましては、木製遊具――昭和50年代後半から平成三、四年ぐらいにかけて集中して設置しております木製遊具の更新、それから、ブランコであるとかシーソーであるとか、要は動くような遊具につきましても、更新を順次進めているというような状況でございます。  それから、トイレにつきましては、先ほども申し上げましたように、今は、男女共用の多目的ブースがないようなトイレが多いというような状況でございますので、多目的ブースを併設した男女別のトイレ更新というところに力を入れて、今、施設の更新を進めているところでございます。  あとは、日常から点検しております公園施設の点検業務の結果を踏まえて、ふぐあいが生じているような施設については、遊具に限らず、臨機に対応しているところでございますが、その中で、今御指摘をいただきました角間公園のベンチであったり藤棚の老朽化につきましては、再度点検をさせていただいた上で対応させていただきたいというように考えております。  以上です。 ◎みどり保全課長   甲子園浜海浜公園の管理等についてお答えさせていただきます。  まず、甲子園浜海浜公園につきましては兵庫県の公園で、市が指定管理者として費用を折半で管理のほうを行っております。管理の内訳としましては、除草清掃であるとか樹木管理、あるいは巡回警備等を行っております。  次に、夜間花火のパトロールの件ですけれども、この花火のパトロールにつきましては、平成20年から、市内全域、午後10時から明け方6時まで迷惑花火が禁止になりました。昨年の7月1日より、海岸部の公園――甲子園浜海浜公園であるとか御前浜公園と西宮浜総合公園ですね、そちらのほうを終日禁止にしております。それに対応するため、以前よりパトロール等を行っておりましたけれども、昨年からについては、時間を早めてパトロールを行っておるということになります。  予算書の中に夜間花火巡視委託料247万4,000円という数値が上がっておりますけれども、実はこれは、甲子園浜海浜公園以外――御前浜であるとか西宮浜のパトロールに係る委託料でございます。甲子園浜分につきましては、この1行上にあります甲子園浜海浜公園管理委託料4,522万6,000円の中に含まれておりまして、総額として約540万円をかけてパトロールを行うと。  来年度の予定といたしましては、夏休み期間を中心に48日間のパトロール――グループに分けまして、甲子園浜のグループ、御前浜、西宮浜というふうな感じでパトロールのほうを予定しております。  昨年からこのパトロールを強化しておりますけれども、その効果について、28年度、29年度の平均といたしましては、花火をしている人のうち迷惑花火をしている人の割合というのは34%ございました。昨年度につきましては、15%、約半減しておるということで、この啓発につきましては、ホームページ、市政ニュース等で広報するとともに、ポスターをつくって市内量販店、コンビニエンスストア等に配布、あと、学校関係に配布等も行っておりまして、夜間迷惑花火をしてはいけないということは大分定着してきているのではないかというふうに考えております。もしそういう迷惑花火をしているような人がおられても、注意したらほとんどの方が速やかにやめていただいておる、そのような状況になっております。  それ以外の迷惑行為としてどういうものがあるかということなんですけれども、甲子園浜につきましては、あそこはバーベキューを許可しておるというところでございますので、例えばゴールデンウイーク等、人が多い時期なんかには多くの方が訪れる、それに伴います駐車問題であるとか、ごみの処分等ですね、整備はしていっておるんですけれども、炭の処分が不十分であって出火したことがあるとか、あと、海上の水上バイクの話ですね、そのようなことが実際に起こっております。  以上でございます。 ◎土木管理課長   笠屋町の不法占拠の件なんですけども、もともと店舗がありまして、店舗のひさしが不法占拠していたということでございますけれども、時間はかかったんですけども、交渉した結果、9月に相手が自主的に撤去をしております。  あと、不法占拠につきまして完全に解決したのかということでございますけども、小さなものと言うたら怒られますけども、例えばエアコンの室外機とか、店舗と道路に段差がありますのでちょっとステップが置いてあります。そのようなものにつきましてはまだ現地に置かれている状況でありますので、今後指導を続けてまいります。  以上です。 ◆中川經夫 委員   大体わかりました。  鳴尾浜臨海公園南地区の中で、先ほど一応は委託料の内容等については大体お聞きしておることで、ただ、管理業務一式というふうに書いてあるので、その辺がわかりにくい。  それと、リゾ鳴尾浜等について、台風のときにかなり傷んだ、それは別個で土砂を運んでやっていたと思うんですけど、それについては、リゾ鳴尾浜も多少は含んでいるんですか。もう一度、再質問。  それと、海づり広場について、再質問でちょっとお聞きしたかったんですけど、今お聞きすると、今現在、7時から5時まで、大体回復はして、ことし4月からできたらもとに戻したいというふうなことなんですけれど、あそこではいつも海釣り大会を開催していたよね。5月、あるいは7月、11月、ことしもこれはできるのかどうか。できたら、4月に再開するということであれば――もう一遍やっぱり非常に人気があるというか、特に利用率というのが80%を超えているわね。だから、そういう点で、海釣り公園自体の利用度等を含めて、できるだけ早く再開してもらいたいという希望があるので、一遍その辺のこともどうなのかということをお聞きしたいと思います。  まず、一問一答でお願いしたい。 ◎公園緑地課長   鳴尾浜臨海公園南地区の指定管理料7,500万円につきましては、リゾ鳴尾浜に関する維持管理は含まれておりません。リゾ鳴尾浜を除く、純粋に南地区の維持管理ということになります。  それから、海づり広場の春のイベントにつきましては、指定管理者が運営しておりますので、今まさに市と指定管理者のほうでイベントのほうを調整しておりますが、工事自体は3月末で完了いたしますので、春以降の行事には差し支えないものと考えております。  以上です。 ◆中川經夫 委員   できたら早く原状に回復してもらって、そういう大会ができるように、これは要望しておきたいと思います。  リゾの件も大体わかりました。ただ、あそこもいろんな問題がこの委員会でも取り上げられている中で、管理運営も含めてどうしていくかというようなこと。やっぱり老朽化している中で、別個でやっているということですので、これはこれで了としておきたいと思います。  それと、甲子園浜について、先ほどいろいろとお話しいただいたんですけれど、あそこも、若い人を含めてよそから来られている人も非常に多い。当然、祭日、土曜日になれば、バーベキューをしたり、子供さんらも含めて、今、水上バイクをよくやっていると。ただ、利用するのはいいんですけれど、あとどういうふうな形でそれをしまいにしていくか。例えば、ごみがもともと非常に多いということで、それが多いので、例えばバーベキューとか、いろんなことも含めてやけれど、そういったことで迷惑がかかっているというふうなことを聞いてますので、一応はそのことも含めて、できるだけあそこで――これはかなりの管理料を出されているわけやから、その辺しっかり管理してもらいたい、そのように思います。  やっぱり花火もだんだん減ってきているんやね、34%から15%ということで。ただ、これから夏になって、暖かくなってきたら当然ふえる可能性もあるので、僕は、ある程度は、花火を認めるんじゃないけど、やってもええ場所もあるんと違うかなと思うんやけど、ただ、迷惑がかかるようなことだけはやってはいけないかなというふうなことはあります。一応、迷惑花火行為に対しては、今回の250万円というのは西宮浜の分ですかね。540万円のうちに甲子園浜も入っているということで、これはこれでわかりました。  それと、角間公園、去年も話をさせていただいたんですけれど、あそこのベンチとか藤棚はまだ大丈夫やという認識なのかな。その辺はどうなんですか、もうかえないといかんのか。ただ、今はトイレ中心にやってはるんかな。昔から、トイレをかえたらどうや、公園のトイレが汚うてかなわんでという話が結構あって、今現実にトイレ中心に、いろんな意味できれいなトイレになっているなということは非常に評価されているんですけれど、そういう遊具的なもの、それとベンチ、あるいはそういうふうなことで、見てあそこはかえてもええんと違うかなと思うところが多々あったと思うんやけど、それの優先順位とかはどういうふうにされているのかなということをお聞きしたんやけど。角間公園についてはどないですか、まだかえんでええということですか。一遍見に行ってみ。結構古いベンチ――小曽根線沿いに出ているベンチなんて、あれはやっぱりちょっとかえたほうがええんと違うかなと思うけどな。どうですか。 ◎公園緑地課長   前回お伺いしたときに点検をさせていただきまして、本当に悪いところだけを部材を交換したということだと思いますが、見た目のこともございますので、また改めて点検をさせていただいて、対応をもう一回させていただきますので、その点は、別途になるかもわかりませんが、御報告をさせていただきます。  以上です。 ◆中川經夫 委員   やっぱり、あそこは目立つ公園なんやね、臨港線と小曽根線との間やから。西宮に珍しい藤棚、その時期になったら藤が非常にきれいに咲いている。それとのバランスがちょっとないような、もう少し花に合うような状況であればなというふうに思います。これはこれで再度要望しておきたいと思います。  最後に、不正使用のことですけど、前にちょっと報告を受けて、一応撤去はしましたと。現実に撤去はされておるんですけど、あと何軒あるんですかな、7軒か、七、八軒あるわな。あそこのテントの問題の中で、営業したりしてなかったりしているところがあるんですけれど、それが直接市民の通行に影響があるとか、そういうことはないと思うんだけど、ただ、道路上に私物を出しているという、これは当然、不正使用に当たるわけやから、やっぱりそのことも含めて、今後もう一度話し合いの中で順次撤去していただきたい、これは思うわけです。  あそこも、結構長い間かかった上で、市も苦労していたと思うんやけれど、家主も結構ころころかわったでしょう。そういった点で、改めてもう一度、できるだけ――景観の問題もあるしね。決してあそこの場所が、やっぱり商売しているから、するなとは言わない、借りてやっているから。ただ、やっぱり景観上はあれでええんかなと。店舗と言えるようなあれじゃないし、それがさまざまな飲食店、みんなあの中に入っているわけやから、一応そういったことも含めて、当局も理解されているであろうということやからこれ以上言いませんけれど、もう一遍それに関しては計画して進めていただきたいということだけ要望しておきたいと思います。  以上です。 ◆草加智清 委員   簡単に4点ほどお聞きしたいと思います。  まず、阪神連続立体交差事業と鳴尾工区の関係で、新設第2交差道路、それと新設第1、その両方がありまして、第2交差道路がいよいよ開通すると。たしか歩行者自転車道ですかね。一般質問の中でとりあえず言うたんですけど、阪神本線の南側に池開公園がすぐありまして、あそこに24時間のスーパーがあって、その向こうにはホームセンターがあると。これまでも、日曜日や祝日、時間帯によっては、人の往来が激しいというのか、大勢の人が行き来するところなので、便利になるのはごっついいいんですよね。今まででしたら、町田川橋梁のガード下をくぐるか、今は高架が完成して、小曽根線の踏切はもうなくなってますけど、その辺を回ってこなあかん。それがすっと渡ってこられるということで、今よりも非常に利用者がふえる、通行する方が本当にふえると思うので、一言で言うたらこの安全対策が気になっておるんですよね。いよいよ開通間近ですから、その資料は一応あるんですけど、安全対策の中身についてまず聞かせていただきたい。  それと、あわせて質問を。  第1交差道路のほうで、これは2月1日から開通しておるんですよね。これも長年、安全対策の中で信号の設置ということを強く要望してきたんですけどね。鳴尾連合自治会の自治会長さんも大変心配されて、信号の設置要望などを聞いてきたんですけど、残念ながら信号は設置されなく、今日まで来ておるんですけど、その後の状況ね、開通してから例えば交通量調査とかをされたのか、されたのであれば中身を教えてほしい、そのデータというかね。第1のことについてはそれを聞いておきますわ。  それと、鳴尾地域の防災安全対策の中で、武庫川の河川整備事業、いわゆる武庫川の堤防強化を含めた武庫川全体の安全対策とあわせて、鳴尾川の防潮堤の安全対策も長年いろいろ訴えてきたんですけど、意見、要望してきた経過があるんですけれど、昨年から工事に入って、工期に入る前に一応説明はお聞きしたと思うんだけど、気になっているのは、昨年の台風21号ね、まだ記憶に新しい高潮被害を受けましたよね。それを踏まえて工事に反映されておるのか、それを確認したいなと思うんですね。それをお聞きしたい、今後の見通しも含めて、どういう状況、大きく何か変わったことがあるのか、そのことを踏まえてどういう工事をやっているのか、今後はどういうふうにという、鳴尾の防潮堤のその辺の中身を聞きたい。  それと、確認のために簡単なことであれなんだけど、競馬場線の今の進捗状況と、見通しはどのぐらいかかるのか。旧国道の改良工事がどんどん、どんどん進んでいっておる中で、あれもえらい問題があるんやけども、それは質問しませんけど、競馬場線の進捗状況と今後の見通し。  以上4点、お願いします。 ◎道路計画課長   御質問の4点のうち、1点目の第2交差道路の開通に向けての安全対策、2点目の第1交差道路の2月1日開通後の状況についてお答えいたします。  まず、1点目、第2交差道路につきましては、3月26日の火曜日、午後10時に通行開始させていただく予定をしておりまして、安全対策としまして、交差道路は、歩行者通路を3.5メートル、自転車通路4.5メートルで、自転車、歩行者を構造的に分離しております。これに、高架下の通路両側にメッシュフェンスを設置しまして、高架下から出入りする際に左右の見通しを十分に確保した構造としております。  また、自転車が交差道路に出入りする際に自転車を必ず押し歩きしていただくように、バリカーを千鳥状に3列配置しまして、飛び出し防止の安全対策を行っております。  それから、夜間の安全対策としましても、交差道路の高架下に照明灯を設置しております。  2点目の第1交差道路の通行開始後の状況ということで、2月1日に開通しておりますけれども、開通後に兵庫県が事業効果の検証としまして、2月20日に、朝7時から夜7時までの12時間交通量調査を実施して、現在、調査結果の取りまとめを行っているところでございます。速報の交通量としまして、新設交差道路の南北で12時間で約1,000台程度と聞いておりまして、開通前の平成28年3月の高架南、北における交通量より12時間で約300台増加している状況でございます。  以上でございます。 ◎道路建設課長   御質問のうち、競馬場線の進捗状況についての御質問にお答えいたします。  現在、進捗状況は、まず、用地買収の進捗状況といたしましては、対象箇所34件中、あと1件を残すのみとなっております。  工事といたしましては、これまでも、用地買収が終わった箇所の側溝新設工事など可能な工事を進めておりましたが、今年度――平成30年度から、ようやく本格的に車道中央の水路の改良工事に入っております。ただ、予算の関係もありまして、水路の工事――道路改良工事延長と同一でございますが――約330メートルのうち120メートルしか実施できませんでした。平成31年度は、残る北側210メートルについて一気に水路改良工事を完成させて、次年度以降、歩道築造工事、そして車道築造工事の順に進めていき、早期に完了を目指したいと考えております。  以上でございます。 ◎参事[土木局](坂上英龍)  鳴尾川の進捗と、今回の台風を踏まえてどういった新たな対策があるのかということにお答えいたします。  まず、鳴尾川では、先ほど言われましたように、昨年10月に3工区、鳴尾川の沈下対策工事、これは南海トラフの地震対策に着工されておりまして、この3月に、今現在、2工区で契約の手続中でございます。合計が500メートルとなっておりまして、延べ1.3キロのうちの500メートルが契約ベースで進捗しているというような状況でございます。  その中で9月4日、台風が来まして、今回、高潮は防潮堤を越えなかったんですけれども、それにプラス高波という概念がございまして、それを合わせたものが一部防潮堤を越波したというようなことがございましたので、国のほうで高潮対策検討委員会というのを設置されました。特に尼崎西宮芦屋港におきましては、その部会として、県が主体となりまして、神戸海洋気象台とか学識を入れまして部会を開いております。第3回の部会が2月15日に開催されたんですが、その中で、ちょうど枝川浄化センターの南側を中心としたところが、西宮浜、甲子園浜、鳴尾浜の島影にならない場所でございまして、ちょうど外からの高波がダイレクトに来る場所でございました。枝川浄化センターは浸水をいたしましたので、枝川浄化センターの下が大体630メートル、それと、鳴尾川の西側の、ちょうどコーナーのところで300メートル、合わせて930メートルのところは防潮堤のかさ上げ等の対策が必要だという検討結果が出ております。それを受けまして、今現在、県のほうでは、早急に委託を出しまして、どれほどのかさ上げが必要なのかというのを検討した上で、一刻も早く対策工事に取りかかりたいということで今取り組んでおられます。  また、この件に関しましては、地元等への説明については、今ちょうど段取りをしようとしておるようなところでございます。  以上でございます。 ◆草加智清 委員   ありがとうございます。  まず、連立の鳴尾工区の第1、第2の交差道路ですけど、第2交差道路ね、かなり道幅も広いので、特に自転車の飛び出しね、それを一番心配していたんですけど、わかりました。十分安全対策をとっていただいているのがわかりましたので、よかったなと思います。  それと、第1のほうですよね、2月から開通しておるね。あそこは、鳴尾中学校の生徒、鳴尾北小学校の児童と鳴尾小学校の児童ね、一部、通学路指定されてへん部分もあるんだけど、かなり多くの児童と生徒が利用するんですよね。質問の中でも言うたんだけど、何を言うても信号が一番の安全対策ですよ。これは決して諦めんと、今後も強く信号設置の要望は――これは、最初につかんかったらなかなか難しいんですけど、決して諦めんと、今後もあらゆる機会を捉えて信号設置の要望を継続して、続けてくださいね。これは強く要望しておきますのでね。何か大きな人身事故があったりしたらやっぱり嫌ですから、その辺は、本当に信号設置は強く要望しておきますので、今後もよろしくお願いしたいと思います。  競馬場線は、もうあとちょっとですよね。早期完成を目指して、あともうちょっと頑張っていただきたいと思います。  最後の鳴尾川のことですね、かさ上げしていただくと。枝川浄化センターも被害を受けたので、武庫川の整備事業とあわせてこの鳴尾川も大変気になってまして、これまで長年質問してきた経過がありますので、今言われたような、そういう被害を受けて再発防止策というのかな、それはすばらしいなと。そういうことをしていただいているということをお聞きしましたのでね。  こういうのは、やっぱり議会に報告してほしいわ。これまで一般質問の中でも言うてきておるんやけど、市のほうで県のほうでこういう防災安全対策に取り組んでいる中身を聞かせていただいて、市民の方に報告したら市民も安心するので、こういうことはやっぱり報告してほしいなと思いますので、これは要望しておきます。  すばらしいですわ。全てやないですけど、大概でしたら何十年に1回のことやからとか、たまたま今回は越えたんやとかというふうに捉えられているのかなという心配もあったんやけど、本当によかったと思いますね。報告だけは今後も気をつけてしていただきたいと思いますね。  今のこれを聞いて、武庫川の河川整備事業の関係で、武庫川の堤防強化を含めて武庫川全体の安全対策を、北田副市長がまだ土木局長のときに、いろいろ本会議の中で質疑させていただいた経緯があるんやけど、阪神本線と2号線までは完了しているんやけど、武庫川の安全対策の中で、鬼怒川の越水破堤が発生したときとか、熊本地震が発生したときとか、そんな機会を捉えて質問してきた経緯があるんだけど、全部言うたら時間が長いので。ブロックマットを置くんやなくて、例えば越水破堤のときに、上までコンクリートで張ったらどないや、遮水シートを張ったほうが安全じゃないんかということでいろいろやりとりして、今何が気になるかというたら、計算上これ以上は要らんということで、土の土手の部分がまだ上に残っておるんですよね。北田副市長が局長のときにいろいろやりとりした中で、大丈夫だということでね。阪神電車まではそうなっておるから、上までコンクリートを張ったほうがと。  ただ、今の工法は、景観上はよろしいわ。景観上はね。それはようわかるんですけど、今、鳴尾川の再発防止ということの、県が今回の鳴尾川についてはそういうことで進めるということを聞いて、今の武庫川のことやけど、今のこの状況を聞かれて、北田副市長、これをどういうふうに思われると言うたらなにですけど、その辺だけちょっと聞いておきたいなと思います。 ◎副市長   今、武庫川の河川改修事業についてのお話でございますが、これは本会議でも答弁させていただきましたけど、現在、武庫川の河川改修事業は、河川整備計画、これは大体、平成で言いますと平成42年ごろまでの計画として、基本的には戦後最大洪水、これに対応するような流量を確保するというようなことで河川内の整備を進めているという状況でございます。  この整備の中身もいろいろございまして、例えば河床を掘削して流量を広げる。それから、堤防の浸透対策をする。これに加えて、今、委員のほうから御質問がございました、堤防の侵食対策としまして、堤防ののり面部分に遮水シートを張って、その上にコンクリートブロックを張っていくということを、堤防の弱い区間を調査した上で実施しております。確かに御指摘のとおり、堤防の一番てっぺんまでではなくて、一定、高水敷から少し堤防の天端よりも少し下のところまでブロック張りをしているという状況でございます。これは県のほうにも確認させていただいておりますけれども、現在の河川整備計画上で計画の水位の高さ、これを決めておりますので、まさに堤防が侵食されないようにということなので、堤防の根元の部分、この侵食対策を急ぎたいということで、今現在、計画の高さのところまで――これは、河川の用語で言いますと計画高水位と申しますけど、その高さのところまでブロック張りをしているという状況で事業を進めておると聞いております。  市といたしましては、基本的にはこの河川改修事業を早くやっていただきたいということで、まず、今の河川整備計画に位置づけられた事業を早期に整備を完了していただくということを最優先で要望してまいりたいと思いますので、現在の計画においては、現行のブロック張りの高さでまず進めていただくということをこれからも県に要望してまいりたいと思います。  加えて、これが次の河川整備計画をつくるときに、これも従来から申し上げておりますけれども、さらなる治水安全度の向上を県に求めていくということにしておりますので、その中で、今のブロック張りの工法も含めて、さまざまな対策の追加をしていただくということを引き続き県に要望してまいりたいと思っております。  以上でございます。 ◆草加智清 委員 
     まあまあおっしゃるとおりなんやけど、本当にいまだにひっかかっておるんですよね。あと、住宅側のほうの土手ののり面ね、あれも土の土手のままやから、これからの作業の中で、その辺のことも含めた要望というんですか、さらなる安全対策についても含めて要望してもらいたいな、このことだけ言って、終わります。  以上です。 ◆岩下彰 委員   資料の番号で項目順にいって、一つずつやります。1−1、2番、7番、8番、10番、11番、それから、この概要の中の16ページの阪急電鉄神戸本線連続立体を、一つずつお願いします。  まず、1−1ですが、西814号線というのが完成すればその工事を始めていくということで捉えていたらいいのか、まだまだ用地買収とかそんなんがあるのか、その辺をまず教えてください。 ◎道路計画課長   西814号線外道路・踏切改良事業につきまして、現行の踏切の安全対策としまして、踏切の拡幅、歩道の隅切りを行うとともに、踏切付近でふくそうしている交通の分散化を図るために、周辺道路の整備を一体的に行う必要があると考えております。満池谷墓園前の水道路踏切――資料1の右上にございますけれども、これの拡幅ですとか、踏切前後の交差点の改良とあわせまして、夙川学院跡地前の道路拡幅による相互通行化や歩道の設置などを検討しております。  本事業につきましては、これまで、県、阪急電鉄、公安委員会などと協議検討してきております。平成31年度につきましては、水道路踏切の改良設計、それから、踏切改良に伴う民有地の用地測量などを予定しておりまして、平成32年度以降に道路拡幅等に伴います用地買収、それから工事を進めていく予定です。  以上です。 ◆岩下彰 委員   要するに、踏切も含めて周辺の工事をしますよというのが先ですね。この西814号線というのは、いつ完成予定でされるんですか。 ◎道路計画課長   先ほど御説明が不足でございましたけれども、平成31年度に、水道路踏切改良設計と、踏切改良に伴う民有地の用地測量を予定しておりますけれども、西814号線、これは夙川学院前の道路になりますけれども、ここの道路拡幅とか相互通行化、歩道設置なども検討しておりまして、そういったところも含めまして、踏切改良、西814号線の道路改良を含めた周辺道路の整備を一体的に行うということで今検討しておりまして、それも含めて平成32年度以降に用地買収とか工事を進めていくという予定をしております。  以上でございます。 ◆岩下彰 委員   ちょうどこの西814号線の「西」という字のあたりぐらい、踏切から数字ぐらいまでは直線で工事もしやすいと思うんだけど、ここから先、建石線に出るところまでが建物、マンションのぎりぎりだと思うんですよ。この「工事中」というのは多分マンションのことだと思うんですけど、このマンションは既に建ってますね。踏切に近いところにマンションが建っていて、この道路の予定でも、ぎりぎりに道路境界になる予定だと思うんですが、そのあたりはどうですか。一気に工事ができるのか、その辺を聞かせてください。 ◎道路計画課長   この西814号線につきましては、先ほど申しましたように、踏切の安全対策に伴いまして、踏切部分のふくそうしている交通の分散を図るために、この周辺道路と一体整備を行う検討の中で、道路拡幅とか、それによる西814号線の相互通行化、こういったことを検討しておるところでございます。  以上でございます。 ◆岩下彰 委員   また踏切に戻りますね。  西814号線ができたら、この踏切の「切」という字のあたりの新しい道が今ありますね、広い道が。これは5差路のほうに向かっていく道ですね。これにつなげていくわけですか。どういうふうな踏切を考えてはるのか、ちょっとお願いします。 ◎道路計画課長   水道路踏切につきましては、今現在、鉄道――阪急甲陽線と斜めの交差になっている上に、踏切内に歩道も設置されてないというところで、今、阪急電鉄と事前の協議等々も進めておるんですけども、その中で、できるだけ鉄道と道路を直角交差にしまして、踏切内にも歩道を設置するということで、踏切の前後にも歩道を設置するというふうなことで検討を進めております。  以上でございます。 ◆岩下彰 委員   もう最後にしますが、今は、西814号線というのは、踏切のほうから建石線に向かっての一方通行ですね。これが完成した段階では両方向になっていくわけですか。 ◎道路計画課長   夙川学院前の西814号線につきまして、道路拡幅も含めた相互通行化と、あと歩道の設置ということを今現在検討しているという状況でございます。  踏切の拡幅・改良とあわせまして周辺道路の整備を一体的に行う必要があると考えておりますので、交通処理を含めて、全て同時期に完成を目指しているところでございます。  以上でございます。 ◆岩下彰 委員   最後にするつもりだったんですが、ちょっと答えがなかったような気がするんですが、完成した段階では一方通行を両方向にするのか、それを教えてほしい。 ◎道路部長   今、山口課長のほうからお答えしましたように、まず、踏切改良のほうを先行して行って、あわせて、その後に西814号線の相互通行化を行い、最終段階では西814号線は相互通行化になるというふうに予定しております。  以上です。 ◆岩下彰 委員   北夙川通りと書いてあるところは両方向ですから、やっぱりそれにスムーズにつながるような形にしていただいたらいいのかなと思ってます。ちょっと時間はかかるようですけども、よろしくお願いします。  これで1は終わります。  次に、2です。  2のところの西178号線の工事、これはヨットハーバーのところですね。そこの道路だと思うんですが、護岸と防潮堤築造となってますね。今のを撤去して新しくつくるんだというふうになってますが、この高さはどこで見たらわかりますか。防潮堤の高さ。道路からどのぐらいの高さなのか、完成すれば道路からどのぐらいなのかを教えてください。図がちょっとわかりにくいので。 ◎道路建設課長   お示ししておる図面では少し高さ関係がわかりにくいと思いますけれども、新防潮堤につきましては、現在の防潮堤より約20センチ程度高くなるという計画でございます。  以上でございます。 ◆岩下彰 委員   要するに高くなるのはわかったんですが、今が高さが何ぼで、それを20センチほど上げるのか、高さそのものを教えてください。 ◎参事[土木局](坂上英龍)  地盤の高さというのが、高いところ、低いところが結構ございます。基本的にここの現況の地盤の高さが、TP表示――標準的な高さの表示で言いますと3.86ぐらいございます。それを4メートルぐらいに上げる予定でございます。南海トラフの地震の津波は3.6の波が来ますので、だから、余裕高があるというようなことでございます。  以上でございます。 ◆岩下彰 委員   直接海に面してないので、それでいいのかなと思うんですが、わかりました。南海トラフの津波に対しても、4メートルの高さで対応できるということですね。それでよろしいですか。 ◎参事[土木局](坂上英龍)  はい、その計画で進めております。 ◆岩下彰 委員   後に出てくるところも、先ほどの話の中で、枝川浄化センターの話が出て、そのときに、総トータルの長さの話はあったんですが、高さについて、この間の常任委員会で上下水道局に聞いたときには、防潮堤は6.2メートルあった、それを越えたんだという話があったので、これは直接面してないので、こういう南北の向きですからこれでいいのかなとは思うんですけども、そのあたりはどういうふうに。 ◎参事[土木局](坂上英龍)  鳴尾地区なんですけども、鳴尾地区は、基本的にTPの高さで言いますと4.3から5.3と結構高いんです。高いんですけれども、先ほど言いましたように、外海に面しておることから、高潮は低いんですが、壁でばあっと上がってきます。これが枝川のところにまともに当たった――鳴尾川のちょうど東側の南ですね、そこの構内に当たった、そこだけは、この高さの防潮堤を越波したという検証がされてます。したがって、その部分については増強しないといけないということで、幾らかをかさ上げする必要があるという結論に至ったわけです。  以上でございます。 ◆岩下彰 委員   今の4.3から5.3というのは、波の高さじゃなくて、防潮堤の高さのことですね。なら、6.2というのは間違いですか。何かそういう話があったんですが。 ◎参事[土木局](坂上英龍)  6.2というのは、多分、下水ですから、下水の自分たちの地盤から見ていたと思います。私が言いましたのは、標準の高さ――よく測量でやります東京湾の平均の高さですね、その高さで4.3、5.3という高さを言っております。  以上です。 ◆岩下彰 委員   だから、同じものが、海のほうから見たら4.3から5.3の高さがあって、施設のほうから見たらこれは6.2あるんだ、こういう理解をしておいたらいいんですか。そういうことでしょうか。 ◎参事[土木局](坂上英龍)  正確に言いますと、東京湾の年平均朔望満潮位、いわゆる潮のかげんがありますので、平均した高さを0として、ここは4.3から5.3あるということでございます。だから、鳴尾川の前の海の高さとか、枝川浄化センターの地面の高さとかの高さではちょっとないんです。一般的にTPと言われる東京湾の海上の高さを基準として、全国、今は高さを設定されておりますので。  以上でございます。 ◆岩下彰 委員   ということは、土木から話を聞いたら4.3から5.3メートルですと言われて、上下水道局に聞いたら6.2ですと言われたら、私はどっちを信じたらいいんですか。何を信じろと言うんですか。今のは、防潮堤の高さは6.2だというふうに上下水道局はうそをおっしゃったんですか。 ◎土木局長   推測でお答えできません。また確認しますが、ひょっとするとTPとOPで、大阪湾の海面水位というのを基準にする場合がありまして、それが大体1.3メートルぐらい違いますので、ひょっとしたらそのことかもしれませんが、また下水のほうと確認して、報告させていただきます。  以上です。 ◆岩下彰 委員   これをなぜしつこく聞いているかというと、どうもお話を聞いていると、場所によって防潮堤の高さもばらばらなんやなと思ってね。場所によって、海からどおんと来るのにばらばらやなと。そんなに細かく見れて、ポイント化して、ここは4.3でいいとか、ここは5メートルの高さでいいとか、ここは6メートルでいいなんていうことがあるのかなと。6.2で全部そろえたらいいわけであって、なぜそれが場所によって違うのかというのが理解できないんですよ。そういうことについては、市としては県に対して何か話をされているのかどうか、また、私の考えがおかしいのかどうか。これは個別に切ってやったらいいんですよというものではないと思うんだけど、どうですか。 ◎参事[土木局](坂上英龍)  現在の防潮堤は、ジェーン台風とか第二室戸台風の被害を受けて整備されたものでございます。台風の向きとかコースとか気圧の関係がございまして、海には勾配ができます。つまり、先ほど言いましたように、枝川浄化センターのところは、非常に高波があって越えました。ところが、ほかのところは、今の防潮堤程度でもう対策は必要なしとなってます。したがって、大阪市のほうから神戸のほうに向かって動水勾配というのが海の波には出てきます。さらに、風による吹き寄せ効果で高波という、高潮の高さプラス高波の高さで被害が出たりします。したがいまして、当地も、高波の設定を、地域地域、場所場所によって違いますので、その状態に置いて、兵庫県、もしくは昔でしたら国のほうで整備されてきております。それと、多少の沈下は海の中でありますので、そういった意味で、統一した同じ高さでびしっとできているというような状況ではないというのは理解しております。  以上でございます。 ◆岩下彰 委員   ジェーン台風のころは、恐らくきれいな海岸線で、砂浜というか、そういうふうな海だったと思うので、どおんと来たと思うんだけど、やっぱりその後の沿岸部はまるで違いますわね。そういうところで6.2メートルを越えたというふうに上下水道局の人がおっしゃっているわけだから、新聞では5.2か何かしか出なかったので、私はその6.2を聞いてびっくりしたので、その辺はまた統一した見解になるようにしてください。  ここまで時間がかかり過ぎておるので、簡単にしますね。  7番、長寿命化については、よくわかるんですけども、この2年間で点検した結果の修繕計画はこれで全部なのか、どのぐらいのものなのか、それを教えてください。 ◎道路補修課長   点検につきましては、お見込みのとおり、この2年間で全橋の2巡目ですね、2回目の点検を終えたところでございます。来年度、その点検結果をもとに、長寿命化修繕計画、いわゆるどう補修していくかという計画について策定してまいりまして、引き続き対象の橋梁の補修を継続していきたいというところでございます。  以上です。 ◆岩下彰 委員   これの最初の事業概要のところに、横断歩道橋の撤去もというような表現があって、大変よろしいなと私は思っているんですけども、具体的には何か挙がってますか。 ◎道路補修課長   横断歩道橋の撤去につきましては、先般の議会でも御案内させていただいたとおり、今年度、若草町の歩道橋について撤去を完了いたしました。今後は、地域の御要望も伺いながら、交通量が少ないとか、あと、通学路に指定されてないというような歩道橋の撤去について、地域の要望を伺いながら検討を進めてまいりたいと思います。 ◆岩下彰 委員   よろしくお願いします。  次は、資料8のところの、これはきのうもちょっとお聞きしたんですが、カラーの図で見たら、駅のところは阪神のものですね。黄色いところは多分県道だと思うので、これは県のものかなと思いますね。あと、灰色で描いてある道路は多分市道かな。そういうふうに理解したらいいですか。このカラーの、自転車駐車場整備事業、阪神甲子園のこの図です。今の押さえ方でいいですか。そっちはないのか。 ◎自転車対策課長   こちらは白黒になっておりますが、阪神甲子園とありますところで信号のマークがございます。縦の部分につきましては県道でございまして、あと、委員おっしゃられました、灰色の部分とかおっしゃられましたのは……。 ◆岩下彰 委員   灰色の線が入っておるのは、これは通常の市道ですか。 ◎自転車対策課長   場所から見まして市道というふうな形で申し上げられると思います。 ◆岩下彰 委員   もう一回、黄色は何ですか。黄色が県ですか。
    自転車対策課長   県道です。甲子園筋でございます。 ◆岩下彰 委員   結構です。  なぜこれを聞いているかといいますと、きのう、ここのところの話題で、ちょうど「甲子園駅」と書いてあるところの先、黒いのが南のほうに出てますね。これは東改札口だと思うんです。そこのところは、どこが市で、どこが県で、どこが阪神か、入り乱れていて識別しにくいというか、そういう答弁があったので、そうなのかなということ、その辺のことだけもう一度お願いします。 ◎自転車対策課長   一応私どももいろいろ資料のほうから別にこちらの地図を資料として提供させていただいております関係上、確認した上での資料だというふうな認識でおります。  以上です。 ◆岩下彰 委員   カラーで見ていただくと一番わかりやすいんだけども、この出っ張っているところの黄土色の阪神甲子園駅のところのすぐ右に灰色の線がありますわね、道路。タクシーが出るところです、多分。あそこは市道なんやね、歩道橋も含めて。私らは、これは阪神のものやと思って遠慮しておったんやけど、これだったら使っても何ともないじゃないですか。 ◎自転車対策課長   おっしゃられた部分につきましては、市道という認識でおります。 ◆岩下彰 委員   ということは、ここはタクシーがすっと出てくるところです。でも、歩道があるんですよ。あれは市道なんやね、歩道も。私らは、これは阪神のものやと思って遠慮しておったんだけど、それやったらどんどん使えるじゃないですか。ということで、ここでやったらあれなので確認します。 ◎道路補修課長   今の阪神甲子園駅の南側、阪神用地ないし兵庫県道――兵庫県の用地と、あと、市の管理している用地が結構複雑に入り組んでおります。確認いたしまして、また回答させていただきます。 ◆岩下彰 委員   それならそれで。私たちの活動にかかわってますのでね。私は、50年間、注意されたことはないんだけども、今回注意されてますのでね。これだったら市道だから、何の文句も言われる筋合いはなかったんやなと思ってね。そういうことと関係しているので、もうじき選挙も始まりますので、よろしくお願いします。  次は、10にいきます。  本会議でも言っていただきましたけど、もう一度、山手幹線の進捗状況、最新版をお願いします。 ◎道路建設課長   山手幹線の進捗状況でございますが、まず、用地買収の進捗状況につきましては、対象件数22件中18件が契約済みとなっており、面積ベースで約84%でございます。  また、工事につきましては、これまで、電線共同溝の新設を中心とした工事を進めておりましたけれども、この電線共同溝の整備工事を新年度においても進めながら、歩道の築造工事の着手についても予定しておるところでございます。  以上でございます。 ◆岩下彰 委員   本会議でも聞いてますから、この程度にしておきます。  次に、資料11の西宮浜総合公園整備事業の、これもやはり一番外側の高さを教えてください。海面からの高さを。  その前に、この間の台風では、あそこは大丈夫だったんですか、浸水は。 ◎公園緑地課長   西宮浜総合公園は、昨年の台風に関する被害は全くございませんでした。  以上です。 ◆岩下彰 委員   もし高さがわかれば教えてください。また調べてください。また後日よろしく。  神戸本線について。最後ですね。  北口から武庫川までの間の調査検討を行うと。これは初めてですかね。新駅については今までも出てましたけども、これは、連続立体交差に向けての初めての予算でしょうか。 ◎道路部長   阪急本線連続立体交差事業につきましては、現在、都市局のほうで所管しておりますので、来年度、都市局のほうで調査をされるというふうに聞いております。  以上でございます。 ◆岩下彰 委員   聞くところを間違えたみたいで、ごめんなさい。もうやめておきます。  以上です。 ◆大川原成彦 委員   何点か一括で質問させていただきます。  交通安全対策または交通安全施設の件で質問です。  自動車の速度抑制についてなんですけれども、例えば今津西線の上ケ原から能登町へおりてくる坂道ですとか、あるいは甲40号――これは、門戸西町から神呪町におりてくるS字のヘアピンが重なってぐにゃぐにゃと曲がっておりてくる道路ですね。あそこも、近年、宅地の造成のために盛り土をするのに擁壁が新しくできたために、一部の曲がり角で非常に見通しが悪くなっている、ところが、おりてくる車、あるいは単車、自転車等は、なかなかスピードを落とさないというようなことが指摘されていて、こういった特に坂道ですね、もともと見通しのいいところについての速度抑制の具体的な決定打がなかなかないと。もちろん一番いいのは、信号をつけるというのが一番いいんでしょうけれども、それもなかなか難しいということで、ここら辺の対策を今後どのように考えていくかについて教えていただきたいと思います。  次に、鉄道の踏切についてです。  踏切の件は何件かありましたけれども、具体的には、阪急今津線の北口から甲東園の間で何カ所か踏切があるんですけれども、これもきのう、都市局に質問しかけたんですけれども、土木局の所管ということで、また改めてお聞きします。  まず、歩行者の安全を確保するべしということで、車歩を分離するなり、歩行者用の歩道を分離するなり広げるなり拡幅するなりみたいなことについては今後どのようにお考えか、教えていただきたいと思います。  それと、門戸厄神の駅から甲東園に向かって幾つか踏切があるんですけれども、甲東小学校の前の踏切と門戸厄神の駅の間に少し小さい斜めの踏切があるんですけども、ここの通学路対策として、子供がたまれる場所をつくれないかというお話です。甲東小学校の前の踏切のところは、何年か前に子供のたまるスペースが歩道沿いに用意されて、一定安全に子供たちが踏切を渡って、道路を渡ってという通学の中での安全が確保されるようになったんですけども、小さい踏切のほうはそういうのがないものですから、ここも通学路に指定されているんだけども、そういったことがどうなのかという質問です。  あと、歩道橋と横断歩道の関係なんですけれども、歩道橋がついている交差点については、歩道橋の下に横断歩道は原則としてつけないというのはお聞きしているんですけれども、中には、例えば国道2号線と札場筋の交差点のところが、いろいろ要望があって、歩道橋はついているけれども、横断歩道が後からついたというような事例もある。ここら辺の考え方について、今後そういうことがあり得るのか。  具体的な話として出ているのが、山手幹線の高松町の交差点――ガーデンズと甲南CUBE、自動車学校のところの、あそこの交差点なんですけども、あそこは、歩道橋がついていて、しかも、エレベーターもついているんですね。非常に便利なんだけれども、一方で横断歩道が欲しいという声もあるので、ここら辺の考え方がどうなのかというのをお聞きしたいと思います。  最後に、河川水路関係で、河川水路の上はなかなか使い方が制限されているということでお聞きをしているんですけれども、ごみステーションの設置みたいなことの御要望が結構あるんですね。ただ、河川水路の上は原則使えませんということなんだけども、ここら辺は、ごみステーションという皆さんが共用して使う部分でもあるので、何か今後ちょっと整理できないかなと思ったりしているんですけども、そこら辺の見解についてはどんなふうにお考えですか。  以上です。 ◎道路補修課長   順番にお答えをしてまいります。  まず、今津西線の坂道ですね、あと神呪町につきましても同じ話なんですけれども、道路の路面標示によって、例えば神呪町のところであれば、速度を落とせという文字の表示をさせていただいて、現況の中でドライバーに注意喚起をさせていただいているところでございます。  今津西線につきましても、あそこは、先ほどの生活道路の幅員ではなく、いわゆる幹線道路でございますので、そこについての安全対策ということになってまいります。これは、警察のほうとも協議をしながら、路面標示等を中心に対策を検討してまいりたいというふうに思っておるところでございます。  あと、阪急今津線の踏切ですね。甲東園の前の踏切のところですね、先に道路計画のほうから。 ◎道路計画課長   2点目の鉄道踏切の安全対策についての一つ目の阪急今津線の西宮北口以北の安全対策はどうかということで、これまでも市としましても、踏切内の歩道拡幅とか、カラー舗装、安全対策を行ってまいりました。例を挙げますと、甲風園第1踏切といいまして、阪急西宮北口すぐ北の踏切ですね、こちらにつきまして歩道拡幅をしたりであるとか、それから、門戸厄神すぐ北の門戸道踏切、ここにつきましても両側の歩道のグリーンのカラー舗装をしたり、それから、先ほど御指摘がございました甲東小学校東の農協前の踏切、これは六甲道北踏切、こちらにつきましても、踏切内に、狭いんですけれども、歩道として設置しまして、そこにカラー舗装をしております。今後も引き続き、県、鉄道事業者などと協議しながら、それぞれの踏切の現状も踏まえまして、安全対策を引き続き検討してまいります。  2点目の甲東小学校前の踏切の手前には子供さんのたまれる歩道があるというところで、その南ですね、六甲道南踏切という踏切名なんですけれども、そこにはたまりがないという御要望でございますが、こちらにつきましては、阪急今津線の西側の南北歩道につきましては、国道171号の北側が県道になってございますので、現地の状況を市のほうで確認させていただきまして、御要望内容を道路管理者である県に要望してまいります。  以上でございます。 ◎道路補修課長   歩道橋と横断歩道の関係でございます。  御指摘の山手幹線高松町の甲南CUBEの南側のところにつきましては、御案内のとおり、エレベーターも設置されておりまして、一定対策がなされておるところでございます。御存じのとおり、あそこは阪急ガーデンズに向かう車両が、やっぱり休日は特にかなりの交通量が集中しておるところでございまして、当時、あそこの整備につきましては、やはり歩車分離という形で、横断歩道を引かずに、横断歩道橋のほうをお渡りいただくようにという形での整備がなされておるというふうに理解しております。  以上です。 ◎土木管理課長   水路上の通路橋でのごみステーションの設置ということですけども、まず、通路橋自体が、やはり人の出入りであったりとか車の出入りのためにだけ設けるようにしておりまして、今現在、ごみステーションの設置のためだけには認めていない状況でございます。  なぜ認めていないのかといいますと、通路橋の上にごみを置くと、やはり水路にごみが落ちる可能性もございまして、これが一旦落ちると、市民の方がごみを拾い上げるというのはなかなか難しいと思いますので、現時点では、通路橋の上にごみステーションを認めるという考えは持っておりません。  以上です。 ◆大川原成彦 委員   それぞれ丁寧な御答弁ありがとうございました。大体わかりました。  速度抑制のところで、特に今津西線の坂道ですけれども、やっぱり信号が欲しいなということで、先ほど草加委員からも信号の設置についての御要望があったところなんですけれども、やっぱり信号設置の台数自体が県の公安の予算の中で決められているということで、そこら辺、県に対してもうちょっとふやしてよという要望も含めて、今後取り組んでいっていただければなというふうに思います。  それだけ要望して、終わりたいと思います。 ○岸利之 副主査   一問一答で2問、お願いします。  1番目は自転車対策事業と2番目が街路事業です。  まず、自転車対策事業なんですけども、JR甲子園口南側の東側部分で、市が民有地を借りている駐輪場ですね、これが今年度、3月で閉めると聞いてますけれども、その後の自転車対策はどのように考えているのかを教えてください。 ◎自転車対策課長   今御質問ございました、JR甲子園口の南側の駅の東、新堀川がございます。こちらの東側を通っております北行き一方通行の横にJR甲子園口南第3自転車駐車場というところがございます。こちらも、イ、ロ、ハというふうに3カ所ございまして、そのロという部分で、こちらのほうが民間の方から土地をお借りして市営駐車場を平置きで運営させていただいていたところでございますけれども、ことし1月、年明けに突然、当課のほうにお電話をいただきまして、土地を返していただきたいというふうなことで、契約上、法制担当等と相談はいたしましたけれども、双方話をしてそれでということであれば、別に契約期間等を変えることができるというふうな形のお話で、あと、指定管理のほうとも相談等々をいたしまして、結局、本当は2月末という話を当初いただいておったんですけれども、それはちょっと無理ですというところで、利用者の皆さんへの周知、今後どういう振り分けをするかというふうなことを内部で大急ぎで検討いたしまして、結論的には、3月の本日、月半ばまでの契約で、月の半分からはお返ししますということで、賃借料を先払いしておりますので、その分については返していただくというふうなことで話がついております。  今後でございますけれども、その場所自身は、地主さんのことですので余り確実なことは言えませんけれども、保育所にしたいということで返してほしいというお話が当初ございました。ただ、その後どうなっているかというのは、特に連絡等もわかりませんけれども。  あともう一つ、こちらの駐輪場自身は、自転車と原付、一時と定期を合わせての総数でございますが、173台ありまして、それが一遍になくなると。それの対応につきましては、その周辺部分の駐輪場について、一時利用のところを、定期の皆様については希望をお聞きして、重なる部分につきましては厳正な抽せんを行って、全て結論を皆様にお知らせして、手続等も済んでおる状態でございます。  残りの土地の部分について――保育所と、もう一つ地主さんがおっしゃられていたのは、直営で一時貸しの駐輪場をしたいということで、一旦173台はなくなりますけれども、今お聞きしている状態では70台程度の一時貸しが、民間ではございますけれども、また復活するというふうな状況でございます。  JR甲子園口は、市内でも最も利用が多く、需要が厳しいところでございますので、我々としてもなかなか手放すのはつらかったんですけども、これからまた、今もずっとそうなんですけれども、適地を見つけてまた新たな駐輪対策、放置自転車対策を図ってまいりたいと思っております。  以上です。 ○岸利之 副主査   ありがとうございました。  場所がなかなかないんだと思うんですけれども、民有地をまた違うところをお借りするなりして、多少遠くなったら安くしてでも考えてくださればと思います。よろしくお願いします。  次に、街路事業なんですが、資料10の1から順番にいきたいんですけれども、まず、10−1が山手幹線なんですけども、この計画図を見ますと、真ん中、車道で言う両サイドが、停車帯が2メートル、歩道が4.5メートルになっているという、この停車帯って何物やろうというのを一つ思ってまして、自転車を車道を走らすのは危ないということで、西宮市は自転車は歩道を走らすとなっているのに、停車帯をつくって自転車は余計に走られへんのやろうかというのが思いでして、自転車はというとこの歩道の中にあるみたいなんですけど、この歩道の中の計画では自転車のためのレーンを考えているのかというのが質問です。  これはまとめて聞きます。似たような質問ばっかりです。  10−2の競馬場線における4.5メートルは、自転車道はどのように考えているのかということ。  10−3に関しても、門戸仁川線は2.5メートルの歩道と50センチの路肩ですけれども、自転車は路肩を走るんですかということ。  次に、10−4の鳴尾今津線に関しては4メートルの歩道ですが、自転車はどのように走るんですか。  以上の質問をお願いします。 ◎道路建設課長   まず、御質問のうち、山手幹線の停車帯という表現についてお答えいたします。  山手幹線の車道幅員については、将来は4車線化ということを目途にしておりまして、それに対応可能な幅員で整備する予定でございますが、当面は、やはり地元等との協議により、暫定2車線として供用することに。そうした状況や現状の土地利用の状況なども考慮し、斜線の配置などについて公安委員会とも協議した結果、我々といたしましては、広い幅員の路肩、これをいわゆる停車帯と表現しておるところでございまして、我々としては広い幅員の路肩を設置するということでございます。  以上です。 ◎道路計画課長   次に、2点目の街路事業の各路線――山手幹線、競馬場線、門戸仁川線、鳴尾今津線という4路線の自転車通行位置の考え方についてお答えさせていただきます。
     自転車の通行位置につきましては、国から車道通行を原則とするという考え方が示されておりますけれども、自転車に車道を通行させることが必ずしも交通安全性の向上に結びつかないことから、市としまして慎重に検討すべき事項であると考えております。平成31年度――来年度に、安全で快適な自転車利用環境の整備に向けて、ハード、ソフトの両施策を盛り込んだ自転車利用環境改善計画を策定する予定としておりまして、この計画の中で、交通状況、道路構造などに応じた自転車通行の考え方を取りまとめまして、自転車の通行位置を明示する路面標示の設置などについても、国、県、公安委員会と協議しながら検討してまいります。  以上でございます。 ○岸利之 副主査   広い歩道で自転車の色分けをしているところは、小曽根線とか甲子園筋とかありますけれども、それでも守られてないんですね。そしたら、その線沿いにお住まいの方が家を出たら、すぐ横から自転車が来てぶつかったとか、そういうお年寄りの事故とかがあるので、やっぱりできるだけ車道の端っこを自転車が安全に通るための方法を考えたほうが、私はそのほうがいいんじゃないかなと思います。  それで、先ほどあった広い路肩ですか、この山手幹線、2メートルなんて、きれいな自転車道をつくればいいんじゃないかなと思うんですけれども、その辺もぜひ検討をお願いいたします。  以上です。 ○澁谷祐介 主査   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○澁谷祐介 主査   なければ、質疑を打ち切ります。  なお、議案第611号のうち本分科会割り当て分に対する討論並びに採決は後刻一括して行います。  次に、議案第616号平成31年度西宮市公共用地買収事業特別会計予算のうち土木局分を議題とします。  当局の説明は資料配付にかえさせていただいておりますので、これより質疑に入ります。  本件に御質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○澁谷祐介 主査   なければ、質疑を打ち切ります。  なお、本件に対する討論並びに採決は後刻一括して行います。  ここで休憩に入ります。  なお、再開は、午後1時とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。           (午前11時49分休憩)           (午後1時再開) ○澁谷祐介 主査   再開します。  この際、当局に申し上げます。  説明の際は、新規事業あるいは内容的に前年度と大きく異なるものについては重点的かつ簡潔に、質疑に対しては的確に答弁し、審査が効率的に進められるように御協力をお願いします。  なお、委員の質疑の趣旨を明確にするために、皆様には反問権を認めております。また、一問一答による質疑においては、委員からの政策提案に対し反対の意見または建設的意見を述べる反論権も認めておりますので、御承知おきください。  次に、上下水道局所管予算の概要について説明があります。 ◎上下水道事業管理者   上下水道事業関連の平成31年度予算の概要について、配付いたしました議案資料で御説明させていただきます。  金額については、百万円単位、百万円未満は省略で御説明いたします。  まず、水道事業会計予算の概要でございます。  資料2ページをごらんください。  平成31年度当初予算の業務の予定量を、一番上の表でございますが、給水戸数は前年度に比べ増加を見込んでおりますが、使用水量の減少傾向を受け、配水量、有収水量について、それぞれ0.5%の減少を見込んでおります。  次に、予算額ですが、営業活動をあらわします収益的収支では、収入――Aは、給水収益は消費税率引き上げによる増収を見込み、また、長期前受金戻入の増などにより、2億9,400万円増の113億9,100万円となっています。一方、支出――Bは、人件費や委託料などの減に対し、減価償却費の増などにより、3億300万円増の104億9,600万円となり、この結果、31年度は8億9,400万円の黒字を見込んでおります。  次に、投資的事業であります資本的収支では、施設整備計画に基づき引き続き浄水・配水施設を整備いたしますとともに、配水管路等の更新・耐震化を着実に進めていくこととしております。収入――Cでは、事業費の財源となる企業債、工事負担金などで4,500万円増の19億5,900万円、支出――Dは、施設整備の事業費や企業債償還金などで8,200万円増の44億4,000万円で、収支差し引き24億8,100万円の不足額となります。  次に、資料3ページをお願いいたします。  一般会計からの補助金については、水道料金福祉減免分補助金など3項目で、前年度より900万円増の1億2,000万円となっております。  続いて、ページ飛びまして、資料6ページをお願いいたします。補填財源明細をごらんください。  先ほどの資本的収支の不足額を損益勘定留保資金等で補填し、補填後の資金残高は36億3,800万円となります。  水道事業会計は以上でございます。  続きまして、工業用水道事業会計予算の概要でございます。  資料の12ページをお願いいたします。  まず、業務の予定量でございますが、給水事業所数は、前年度から1所減の50事業所、1日当たりの契約水量は、170立方メートル減の2万6,039立方メートルを予定しております。  次に、予算額でございますが、収益的収支の収入――Aでは、給水収益において4億6,600万円を見込み、その他収入を合わせた収入計は、2億4,000万円増の7億2,800万円を予定しております。一方、支出――Bは、共同施設の維持管理負担金や中新田浄水場包括委託運転委託料などの費用と、31年度末に大口ユーザーが廃止になることに関連した減損損失を計上し、支出計は9億7,500万円増の14億2,000万円を予定し、収支差し引きでは6億9,200万円の赤字を予定しております。  次に、資本的収支では、収入――Cは、建設改良事業の財源となる企業債で3,500万円を計上し、支出――Dは、施設の更新工事などの建設改良費や企業債償還金の計上により1億200万円で、収支差し引き6,600万円の不足額となります。  次に、資料13ページをごらんください。  一般会計からの補助金は、児童手当に対する補助金55万円でございます。  続きまして、ページ飛びまして、資料16ページをお願いいたします。補填財源明細でございます。  先ほどの資本的収支の不足額を損益勘定留保資金等で補填し、補填後の資金残高は27億4,000万円となります。  資料17ページは、収益的支出に計上した減損損失についての説明を記載しております。  31年度末に大口ユーザーが使用廃止になることを受け、所要の試算を行った結果、計上するものでございますが、減損損失は現金支出を伴わない会計処理でございます。  工業用水道事業会計は以上でございます。  続きまして、下水道事業会計予算の概要でございます。  資料20ページをお願いいたします。  まず、業務の予定量ですが、処理面積は前年度と変わらず、年間処理水量は7,623万7,800立方メートルを見込んでおります。  次に、予算額ですが、収益的収支の収入――Aは、下水道使用料、市繰入金の増などにより、2億7,300万円増の126億1,400万円となります。一方、支出――Bは、委託料、支払い利息の減などに対し、減価償却費や資産減耗費の増などにより、1億700万円増の114億6,600万円となり、この結果、31年度は11億4,700万円の黒字を見込んでおります。  次に、資本的収支では、雨水浸水対策等の施設整備事業に前年度と同様に取り組むこととしております。収入――Cは、企業債の資本費平準化債の減などから、2億8,100万円減の72億4,400万円を予定しております。一方、支出――Dは、建設改良費で改築更新事業費などによる増となりますが、企業債償還金が減となることから、5億5,600万円減の117億9,900万円を計上し、この結果、収支差し引き45億5,400万円の不足額となります。  次に、資料21ページをお願いいたします。  一般会計からの補助金・負担金は、雨水処理負担金などで7,800万円減の44億900万円となっております。  続きまして、ページ飛びまして、資料24ページをお願いいたします。補填財源明細でございます。  先ほどの資本的収支の不足額を損益勘定留保資金等で補填し、補填した後の資金残高は17億3,600万円となります。  下水道事業会計は以上でございます。  最後に、平成31年度西宮市一般会計予算のうち上下水道局所管分について御説明いたします。  資料28ページをお願いいたします。  まず、水道事業会計ですが、水道料金福祉減免分補助金と児童手当に対する補助金1億円に、阪神水道企業団への出資金等経費6,500万円を加えた1億6,500万円となっております。  工業用水道事業会計、下水道事業会計については、各事業で御説明したとおりでございますので、説明は省略させていただきます。  以上で上下水道事業関連の予算概要の説明を終わります。  よろしく御審査のほど、お願いいたします。  以上でございます。 ○澁谷祐介 主査   予算概要の説明は終わりました。  議案第622号平成31年度西宮市水道事業会計予算、議案第623号平成31年度西宮市工業用水道事業会計予算、議案第624号平成31年度西宮市下水道事業会計予算、議案第611号平成31年度西宮市一般会計予算のうち上下水道局分、以上4件を一括して議題とします。  当局の説明は資料配付にかえさせていただいておりますので、これより質疑に入ります。  質疑は全て一括で行います。  各件に御質疑はありませんか。 ◆まつお正秀 委員   この間の常任委員会でいろいろお聞きしましたし、常任委員会では消費税増税分を上乗せしますよということだったので、それに関連した予算になっているということで、当然反対ということになるんですが、この間、上水、工水と下水のそれぞれの消費税増税分が、新年度は10月からと途中からになって、検針の関係で少しそれもまたずれたりするということでしたけども、新年度のそれぞれ三つの会計の増税分の金額と、新年度の翌年度ですね、丸々1年間消費税が10%になった場合の増税分の金額とを、それぞれ3会計について教えて――この間、ちょっとわかってなかったところがあって、答弁できなかったところがあったので、それをお聞きします。 ◎経営管理課長   消費税率の引き上げによる影響額についてですが、まず、上水道――水道事業に関しましては、平成31年度予算と比較した場合、5,926万8,000円の影響額があるということでございます。工業用水道事業につきましては同じく428万2,000円、下水道事業につきましては3,067万6,000円、以上の影響額でございます。  以上です。 ◆まつお正秀 委員   ごめんなさい、これは新年度分でしたっけ。確認。 ◎経営管理課長   はい。 ◆まつお正秀 委員   丸々1年分は。 ◎経営管理課長   済みません、1年間の影響ということになりますと、水道事業につきましては1億7,737万5,000円、工業用水道事業につきましては856万7,000円、下水道事業につきましては1億806万1,000円となります。  以上です。 ◆まつお正秀 委員   そこそこの金額になるんですけれども、民生常任委員会の中でこの消費税の問題でいろいろ議論をされています。天下の愚策といいますか、プレミアムつき商品券もそうやし、ポイント還元もそうなんでしょうしね。私はコープ出身なので、この間、コープの職員の集まりがあって行きましたら、大企業についてはポイント還元の機械の導入費用は出ないんですね。コープこうべで大体3億円を丸々持ち出しせなあかん。しかも、9カ月だけになるんですかね、そのためにそういうお金を。だから、イオンなんか全国展開は、もっと莫大なお金が要ると思うんですよね。期間限定のためにそういうお金を企業にも使わせるというようなことも含めて、勤労統計調査のああいうええかげんな調査の中で消費税を上げるというのはとんでもないことなので、消費税増税には反対ですから、その分を市として負担もするべきじゃないかと思いますが、そこの負担する上で、補助金で2%分を負担するというふうなことができないということもちょっと聞いたんですけど、そこら辺の仕組みについては、例えば補助金でそれぞれの会計に市から入れてもらうとか、そういうふうなことは可能なのか、水道の会計の中でそういうやりくりができるのかどうか、そこら辺、可能なのかどうかということをお願いしたいと思います。 ◎財務課長   今、委員おっしゃられました、水道事業でその辺を賄うことができるかという御質問に対してですが、現在、料金を改定させていただいてというのは、平成40年までの事業計画に基づいて必要となる資金という形で用意させていただきました。現在、委員言われるような形になりますと実質的な値下げというところで、平成40年までの資金の確保が難しい状態になるかというふうに思います。ですので、まず水道事業だけで何かをするというのは難しいことと思います。  また、一般会計からの補助金等に関しましては、市当局とのその辺の調整等を実際に今の時点では行っておりませんので、お答えはできない状況です。  以上でございます。 ◆まつお正秀 委員   なかなか難しいということですが、さっき言っていた消費税の増税の補助は無理なので、これは、何らかの市民の負担にならないようにすべきだということは意見で申し上げておきます。  以上です。
    ◆岩下彰 委員   配水管のことと下水処理場のことで、二つです。一つずつ。  簡単なことなんですが、3年間で31億円投入して送配水管の耐震化を図っていくんだとなってますけども、現実問題として老朽化による破損というのはそんなにたくさんあるんですか。そういうことですか。 ◎水道計画課長   老朽管の破損というのは、管の材質がCIP管という鋳鉄管の部分で、そういったところの分については破損の可能性が非常に高いということが言えるかと思います。そういったところから、この配水管事業費をもって、年間約15キロ相当分の費用で更新していくというところでございます。  私が聞くところによると、大分前になりますけども、大規模な事故というのは、近年は起こっていないというところでございます。  以上でございます。 ◆岩下彰 委員   さっき額を間違えました。31億円じゃなくて、46億円がこの3年間の数字。大変大きな工事だと思うんですが、現実問題ないということなので、先々に、先手先手とやっていただいたらありがたいなと思ってます。  以上です。  二つ目は、下水処理場の津波対策といいますか、そういうのをもう一度説明をお願いいたします。 ◎浄化センター所長   先日の建設常任委員会の中でもお話をさせていただいたとおりなんですが、枝川浄化センター付近の堤防の高さはOPプラス6.50メートルございます。東海・東南海大地震に関する想定津波高さにつきましては、県のホームページ等を見ますとOPプラス5.0メートルということでございまして、基本的には堤防の高さについては津波高さよりも高い位置にあるということをまず認識はいたしております。  浄化センターにつきましては、前回の台風のときに高波が防波堤を越えて入ってきたというふうな事象もございましたので、今後、建設常任委員会でも説明させていただいたとおりなんですけども、浄化センターをつくりかえる上では、地盤の強化であるとか津波に対する対策もあわせて検討してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆岩下彰 委員   阪神・淡路大震災のときにも、学校が避難所になって、やっぱり下水が一番大変でした。今度は市全体の最後のところがやられてしまったら大変なことになると私は思うので、ぜひぜひしっかりと対策を練っていただくとありがたいと思ってます。  以上です。 ○澁谷祐介 主査   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○澁谷祐介 主査   なければ、質疑を打ち切ります。  なお、議案第611号のうち本分科会割り当て分に対する討論並びに採決は後刻一括して行います。  これより議案第611号を除く3件の討論に入ります。  各件に御意見はありませんか。 ◆まつお正秀 委員   先ほど言いました、議案第622号、議案第623号、議案第624号については、市民の負担になるというようなこともありますから、反対をいたします。 ○澁谷祐介 主査   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○澁谷祐介 主査   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  採決は3回に分けて行います。  まず、議案第622号の採決を行います。  議案第622号は、これを承認することに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○澁谷祐介 主査   挙手多数と認めます。したがって、議案第622号は承認することに決まりました。  次に、議案第623号の採決を行います。  議案第623号は、これを承認することに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○澁谷祐介 主査   挙手多数と認めます。したがって、議案第623号は承認することに決まりました。  次に、議案第624号の採決を行います。  議案第624号は、これを承認することに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○澁谷祐介 主査   挙手多数と認めます。したがって、議案第624号は承認することに決まりました。  ここで説明員が交代します。    (「議事進行です」と呼ぶ者あり) ○澁谷祐介 主査   岩下委員。 ◆岩下彰 委員   田中上下水道事業管理者がこの3月で終わりですので、御挨拶をいただけたらありがたいです。よろしくお願いします。 ○澁谷祐介 主査   議事進行のとおりでよろしいでしょうか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○澁谷祐介 主査   それでは、田中上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者   上下水道事業管理者になりまして4年なんですけれども、一番私の記憶に残っているのは、17年度の料金改定でございまして、要は、1カ月当たり10立米までの基本水量を廃止して、節水すればするだけ料金が少なくなる、固定費と従量という2部料金制になったんですけども、そのときに一応思いましたのは、17年ぶりということで、市議会の皆様方に丁寧な説明、それをするということで、当時、上下水道局の次長は今の市民局の中尾局長でして、彼と相談して、条例改正は平成28年3月であったという記憶があるんですけれども、前年度から各会派の議員の皆様方には、一生懸命、水道の浄水場を含めて将来の展望であるとか、そういうことを含めて丁寧な説明をするというか、誠実にのっとってやるということでやりました。その結果、28年3月の本会議では、賛成多数ということで可決していただきました。それが一番、管理者としては当時うれしかった記憶がございます。  やはり市政をよくしていこう、あるいは将来の西宮市のまちづくりを含めて、私が思いますのには、議員の皆様方と我々職員が協力し合っていい方向性に進めるのが一番ベターというんですかね、本来の姿やと思っています。ですから、この4月以降、そういうような方向性がある市政となりますことを願っております。  本当に今まで、一般職と特別職を合わせましたら46年になりますけど、御支援と御協力をいただきまして、本当にありがとうございました。  また、こういう機会を持たせていただきました岩下委員には感謝申し上げます。  本当にありがとうございました。(拍手) ○澁谷祐介 主査   上下水道事業管理者、ありがとうございました。  それでは、ここで説明員が交代します。    (説明員交代) ○澁谷祐介 主査   次に、議案第611号平成31年度西宮市一般会計予算のうち本分科会割り当て分を議題とします。  本件に対する質疑は既に終了しております。  これより討論に入ります。  本件に御意見はありませんか。 ◆まつお正秀 委員   議案第611号、一般会計予算については、日本共産党市会議員団は反対をいたします。  詳細については本会議で述べさせていただきます。  以上です。 ◆中川經夫 委員   政新会は、議案第611号は賛成をいたします。  ただ、一言だけ指摘だけ。  質疑で言わなかったんですけれど、今、上下水道事業管理者のほうから一言、今期で終わりということで御挨拶があったんですけれど、やはり官製談合のことについて、副市長と管理者のほうから謝罪があった。しかし、このことについて、議会でもいろんな考え方があると思うんです。ちょうど平成7年の阪神・淡路大震災のとき以来の官製談合ということで、やはり局の緩み、あるいは規範意識のなさということもあるやろうし、やはりこういったことで他の入札のところにも影響を与える行為と違うか、あるいはペナルティーの強化というようなことで本会議でも指摘されていたことですけれど、そういった流れの中で、一応は局としても、再発防止のために北田副市長を中心としてやっておられるんですけれども、しかし、どのような形で組織を変えても、職員の意識、この職員の意識が、例えば情報漏れとかそういったものがあったら、いずれにしても、いろんな強化をしても同じことになる。その辺のことは十分に留意した上で、一応は再発防止に全力で取り組んでもらいたいということをお願いして、これを指摘ということにしておきたいと思います。  よろしくお願いしたいと思います。 ◆岩下彰 委員   市民クラブ改革は、賛成です。 ○澁谷祐介 主査   ほかにいかがでしょうか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○澁谷祐介 主査   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  議案第611号のうち本分科会割り当て分は、これを承認することに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○澁谷祐介 主査   挙手多数と認めます。したがって、議案第611号のうち本分科会割り当て分は承認することに決まりました。  ここで説明員が交代します。    (説明員交代) ○澁谷祐介 主査 
     次に、議案第616号平成31年度西宮市公共用地買収事業特別会計予算を議題とします。  本件に対する質疑は既に終了しております。 これより討論に入ります。  本件に御意見はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○澁谷祐介 主査   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  議案第616号は、これを承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○澁谷祐介 主査   異議なしと認めます。したがって、議案第616号は承認することに決まりました。  以上で本分科会割り当て分の審査は全て終了しました。  2日間にわたる審査への御協力、ありがとうございました。  採決結果は、皆さん御承知のとおりです。審議の過程でお預かりした意見等につきましては、引き続きしっかりと踏まえた市政運営に努めていただきたいということを申し上げて、私からの挨拶とさせていただきたいと思います。  ここで当局の挨拶がございます。 ◎副市長   本分科会に付託されました議案第611号平成31年度西宮市一般会計予算ほか諸議案につきまして、慎重審査の上、御協賛賜りまして、まことにありがとうございます。  審査の過程でいただきました御要望、御意見等につきましては留意し、今後の行政を的確に執行してまいりたいと考えております。  なお、今後とも一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。  ありがとうございました。 ○澁谷祐介 主査   これをもちまして予算特別委員会建設分科会を閉会します。  なお、来る3月22日午前10時に本会議場において予算特別委員会全体会を再開します。  御協力ありがとうございました。           (午後1時31分閉会)...