西宮市議会 > 2018-12-14 >
平成30年12月14日建設常任委員会-12月14日-01号
平成30年12月14日民生常任委員会-12月14日-01号

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  1. 西宮市議会 2018-12-14
    平成30年12月14日民生常任委員会-12月14日-01号


    取得元: 西宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-30
    平成30年12月14日民生常任委員会-12月14日-01号平成30年12月14日民生常任委員会  西宮市議会                  民生常任委員会記録              平成30年(2018年)12月14日(金)                  開 会  午前 9時58分                  閉 会  午後 5時16分                  場 所  3号委員会室 ■付託事件  (環境局)   議案第541号 西宮市高周波処理手数料条例を廃止する条例制定の件   議案第545号 平成30年度西宮市一般会計補正予算(第8号)  (市民局)
      議案第536号 西宮市立地区市民館条例の一部を改正する条例制定の件   議案第537号 西宮市医療費助成条例の一部を改正する条例制定の件   議案第545号 平成30年度西宮市一般会計補正予算(第8号)   議案第546号 平成30年度西宮市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)   議案第551号 平成30年度西宮市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)   議案第557号 指定管理者指定の件(市立夙東市民館)   議案第558号 指定管理者指定の件(西宮市立船坂里山学校)  (産業文化局・農業委員会)   議案第538号 西宮市農業共済条例の一部を改正する条例制定の件   議案第539号 西宮市食肉センター条例の一部を改正する条例制定の件   議案第540号 西宮市運動施設条例の一部を改正する条例制定の件   議案第545号 平成30年度西宮市一般会計補正予算(第8号)   議案第547号 平成30年度西宮市食肉センター特別会計補正予算(第1号)   議案第548号 平成30年度西宮市農業共済事業特別会計補正予算(第1号)   議案第549号 平成30年度西宮市中小企業勤労者福祉共済事業特別会計補正予算(第1号)   議案第559号 指定管理者指定の件(西宮市食肉センター)   議案第560号 指定管理者指定の件(西宮市食肉地方卸売市場)   報告第101号 処分報告の件{〔平成30年度西宮市一般会計補正予算(第7号)〕専決処分}  (市民局・産業文化局・農業委員会・環境局)   議案第545号 平成30年度西宮市一般会計補正予算(第8号)  (陳情の審査)   陳情第38号 西宮市宮水保全条例の一部改正を求める陳情 ■所管事務調査  (市民局・産業文化局・環境局)   1 第5次西宮市総合計画(素案)に対する意見提出手続き(パブリックコメント)の結果等について  (市民局)   1 「第2次西宮市人権教育・啓発に関する基本計画(素案)」の策定及び市民意見提出手続き(パブリックコメント)の結果について  (産業文化局)   1 西宮市産業振興基本条例の制定に係るパブリックコメントの実施について  (市民局・産業文化局・環境局)   1 管外視察報告書・提言について  (市民局・環境局)   1 管内視察報告書について ■出席委員   田 中 正 剛 (委員長)   一 色 風 子 (副委員長)   菅 野 雅 一   篠 原 正 寛   西 田 いさお   松山 かつのり   よつや   薫 ■欠席委員   佐 藤 みち子 ■委員外議員等   な   し ■紹介議員   な   し ■傍聴議員   福 井   浄 ■説明員(西宮市議会委員会条例第19条による)   市長      石 井 登志郎   副市長     掛 田 紀 夫  (市民局)   市民局長    中 尾 敬 一   市民総括室長  森 口   豊   市民総務課長  吉 田 巌一郎   鳴尾支所長   中 塚 和 雄   瓦木支所長   角 石 成 行   甲東支所長   三 村 嘉 伸   塩瀬支所長   森   正 一   山口支所長   上 野 孝 弘   アクタ西宮ステーション所長           西 原 直 志   コミュニティ推進部長           下 野 邦 彦   地域担当課長  和 田 能 宜   地域防犯課長  廉 沢 裕 和   市民部長    名 田 智 子   市民第1課長  但 馬 裕 子   市民第2課長  北 原 克 彦   国民健康保険課長           北 出 美 穂   国保収納課長  岡 本 一 人   高齢者医療保険課長           藤 原 秀 雄   人権推進部長  保 城 勝 則   人権平和推進課長           植 木   純   若竹生活文化会館長           鈴 木 利 尚   男女共同参画推進課長           森 山   毅  (産業文化局)   産業文化局長  太 田 聖 子   参与      北 野   健   産業文化総括室長           部 谷 昭 治   参事      長谷川 賢 司   産業文化総務課長           杉 原 和 彦   農政課長    増 尾 尚 之   消費生活センター長           高 橋 里恵子
      食肉センター管理課長           北 野   健   産業部長    岩 崎 敏 雄   商工課長    奥 村 仁 美   都市ブランド発信課長           岸 本   綾   労政課長    佐々木 秀 樹   文化スポーツ部長           小 郷 勝 啓   参事      土 居 和 子   参事      下 野 隆 正   文化振興課長  谷 川 隆 浩   生涯学習推進課長           藤 綱 祥 二   地域スポーツ課長           田 中 良 紀   参与(西宮市文化振興財団派遣)           須 藤 理一郎   参事(西宮市文化振興財団派遣)           山 田 和 敬   参事(西宮市文化振興財団派遣)           土 居 和 子  (環境局)   環境局長    須 山   誠   環境総括室長  廣 田 克 也   参事      鳥 居 武 久   環境総務課長  坂 本 浩 二   環境学習都市推進課長           岩 田 直 美   環境衛生課長  鮫 島 秀 和   斎園管理課長  小 西 政 直   環境保全課長  池 井 芳 夫   産業廃棄物対策課長           塚 本 哲 也   環境事業部長  田 中 義 弘   美化企画課長  森 川 信 也   美化第1課長  中 園 幸 彦   美化第2課長  加 門 武三郎   美化第3課長  池 田 信 彦   環境施設部長  野 田 敏 彦   参事      丸 田 博 隆   施設管理課長  小 西   昇   施設操作課長  徳 岡 好 信   施設整備課長  山 村 康 浩  (農業委員会)   農業委員会事務局長           増 尾 尚 之  (都市局)   開発指導課長  東   勝 之  (教育委員会)   社会教育部長  上 田   幹   人権教育推進課長           野 田 昭 治   学校教育部長  佐々木   理   学校教育課長  木 戸 みどり           (午前9時58分開会) ○田中正剛 委員長   おはようございます。  ただいまから民生常任委員会を開会します。  開会に際し、市長の御挨拶がございます。 ◎市長   おはようございます。  第16回定例会民生常任委員会の開会に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。  委員の皆様方におかれましては、本会議の開催に引き続き常任委員会を開催賜り、まことにありがとうございます。  当常任委員会に付託されております議案第541号西宮市高周波処理手数料条例を廃止する条例制定の件ほか諸議案につきまして、何とぞ慎重に御審議の上、御承認賜りますようお願いいたしまして、挨拶とさせていただきます。  よろしくお願いいたします。 ○田中正剛 委員長   本日は、佐藤委員から所用のため欠席、以上のとおり届け出を受けております。  この際、お諮りいたします。  本委員会の審査日程及び順序につきましては、タブレットに配信のとおりとしたいと思います。  これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。  なお、日程表に記載のとおり、陳情審査終了後、所管事務調査の件として、市民局・産業文化局・環境局から1件、市民局から1件、産業文化局から1件の報告を受けた後、管外視察報告書・提言について、管内視察報告書についての協議を行う予定としておりますので、御承知おきください。  ここで審査に入ります前に委員の皆様に申し上げます。  各委員の質疑におかれましては、委員長のほうで議事整理を行う場合がございますので、御承知おきください。  また、御自身の質疑が終了した後も関連質問は認められておりますので、関連質問を行う場合は、その旨を宣言して、内容もこれに基づくように心がけてください。  次に、当局に一言申し上げます。  委員の質疑の趣旨を明確にするために、皆様には反問権が認められております。また、一問一答による質疑においては、委員からの政策提案に対しまして反対の意見または建設的意見を述べる反論権も認められておりますので、こちらを積極的に御活用ください。  これより日程表に従い審査に入ります。  まず、議案第541号西宮市高周波処理手数料条例を廃止する条例制定の件を議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎環境衛生課長   議案第541号西宮市高周波処理手数料条例を廃止する条例制定の件について説明をさせていただきます。  議案につきましては、議案書9-1及び9-2ページとなりますが、説明につきましては、あらかじめ配付させていただいております議案資料に基づきさせていただきたいと思います。  まず、資料の1ページをごらんください。  1の「条例制定理由及び条例施行日」でございます。  条例廃止の理由でございますが、平成30年度末をもって高周波処理業務を廃止することに伴い条例を廃止するもので、廃止条例の施行日は平成31年4月1日としております。  次に、「2 高周波処理事業について」でございます。  まず、この事業を始めた目的でございますが、事業を開始した平成元年当時、わら床の畳が現在より多く使われており、わら床を使った畳内部にダニ等が生育いたしますと掃除機では駆除が困難であるため、市民の快適な生活環境の確保に寄与することを目的として、高周波によって畳の温度を上げて殺虫する設備を導入し、事業を開始したものでございます。  次に、事業廃止理由ですが、現在では稼働が年3回程度の状況が続くなど、処理依頼件数が大幅に減少しております。また、民間における同様のサービスも普及しており、これらのことから、一定役割を終えたと考えております。さらに、設備自体が老朽化し、現在は十分に畳の温度が上がらないといったような状況にあり、修繕が必要ということを考えた場合、事業継続の必要性は低いと考えております。  利用状況等につきましては、ページ下にございます「ア 利用の減少」と「イ 民間におけるサービス」を御参照ください。  次に、2ページをごらんください。  「3 関係例規等の改廃」です。  今回の条例廃止に伴いまして改正が必要な条例はございませんが、規則等については、西宮市高周波処理手数料条例施行規則の廃止、西宮市会計規則の改正、西宮市高周波処理の手続きに関する要綱、「高周波処理に係る畳の形状と手数料の算定について」の廃止がございます。  説明は以上でございます。  御審議のほど、よろしくお願いいたします。
    ○田中正剛 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  本件に御質疑はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  これより討論に入ります。  本件に御意見はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  議案第541号は、これを承認することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   異議なしと認めます。したがって、議案第541号は承認することに決まりました。  次に、議案第545号平成30年度西宮市一般会計補正予算(第8号)のうち本委員会所管科目、環境局分を議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎環境総務課長   一般会計補正予算(第8号)につきまして御説明申しあげます。  補正予算書の54・55ページをお願いいたします。  款民生費、項社会福祉費、目25葬祭事業費です。83万2,000円の減額です。  右側説明欄、職員の給与費は、3名分の人件費で、現員現給による補正です。  次のページ、葬儀・斎場管理運営事業経費では、都市整備公社への派遣職員共済費の一部相当額に対する補助金で、給与費補正に伴う補助金の減額です。  霊柩バス更新事業費は、霊柩バス購入に係る備品購入費の執行残などです。  次に、74・75ページをお願いします。  款、項とも衛生費、目05環境総務費です。1,829万円の減額です。  右側説明欄、職員の給与費は、68名分の人件費で、現員現給による補正です。  目10環境衛生費です。491万円の減額です。  右側説明欄、産業廃棄物対策事務経費は、産業廃棄物分析委託料の執行残、研修参加費及び各種協会等への負担金などの不用額を減額するものです。  次のページ、ねずみ族昆虫等駆除事業経費については、臨時職員の共済費及び賃金の不用額、薬品などの消耗品費や施設保守管理委託料の執行残です。  あき地・空家対策事業経費では、除草委託契約において契約単価及び予定面積の減による執行残を減額、備品購入費は、自動車購入に係る執行残額を減額いたします。  目15環境保全費です。環境局所管分は1,018万9,000円の減額です。  環境計画推進事務経費では、環境計画の改定に当たり、当初、デザイン業務をデザイナー個人へ依頼し、報償費での支出を予定しておりましたが、委託業務として団体へ発注することに変更したため、報償費を減額いたします。また、負担金では、職員の研修等の受講が不用となったため、研修及びセミナーへの参加費を減額いたします。  環境監視事業経費については、光化学スモッグによる被害がなかったため、被害が出た際の診療に係る報償費を減額、需用費では、消耗品費の執行残、環境測定機器の保守点検、大気・水質などの調査分析等委託料の執行残と、低公害車普及促進対策費補助金で申請実績の減による不用額などを減額するものです。また、測定車の買いかえに伴い、当初、車体を電気自動車で計画しておりましたが、ガソリン車へ変更したため重量税が不足することとなり、公課費を増額いたします。  目20墓地火葬場費は973万7,000円の減額です。  79ページの墓地・納骨堂管理運営事業経費で、自動車損害賠償責任保険料及び事故賠償保険料は不用額を減額し、墓園施設の維持管理委託料は、執行残のうち今後の執行予定金額を残し、減額いたします。使用料及び賃借料では、甲山墓園管理事務所のリース契約に係る不用残及び事務機器、自動車の借り上げについても不用額を減額いたします。公課費は、自動車重量税の不用額の減額です。  項清掃費、目05清掃総務費は851万5,000円の増額です。  右側説明欄、環境事業部の職員の給与費は、当初予算比8名増の職員151名分の人件費で、現員現給による増額です。  環境施設部の職員の給与費は、当初予算比7名増の職員76名分の給与費等と、嘱託職員1名減の3名分の人件費で、現員現給によるものです。  不法投棄対策事業経費では、ごみ袋購入に係る消耗品費の執行残、環境事業部施設維持管理事業経費については、施設の修繕に係る経費及び電話使用料の不足分を増額、施設保守点検委託料については、執行残及び不用額を減額いたします。  環境事業部における一般事務経費は、臨時職員の雇用人数が予定していたより少なかったため、賃金や共済費の不用額を減額し、事業用備品の購入に係る執行残を減額いたします。  次のページ、環境施設部の一般事務経費では、自動車購入に係る備品購入費の執行残の減額です。  目07清掃庁舎整備費は488万9,000円の減で、空調設備ほか改修工事に係る設計委託の不用額及び執行残と、工事請負費の執行残を減額いたします。  目10し尿処理費は80万7,000円の増額ですが、し尿収集事業経費では、し尿収集等委託料で工事現場などの臨時分の収集件数が当初予定を上回ることが想定されるため不足額を増額、備品購入費では、軽自動車の購入に係る執行残を減額いたします。  移動便所貸出事業経費については、運搬設置委託料の執行残を減額いたします。  目15水路清掃費は67万3,000円の増額ですが、水路清掃事業経費で、燃料費の単価上昇により不足が見込まれるため増額、土砂搬送処分委託料については、台風被害の影響もあり、土砂の持ち込みが大幅にふえており、処分量の実績増により増額いたします。  目20じんかい処理費は1,627万9,000円の減額です。  じんかい収集事業経費については、消耗品費の執行残を減額し、燃料費については、単価の上昇により不足額を増額いたします。委託料では、じんかい等収集委託については、執行残を減額し、粗大ごみ処理券販売委託料については、販売実績が想定を上回っていることから増額するものです。  ごみ電話受付センター運営事業経費については、粗大ごみ等受け付け等委託料の執行残及び不用額を減額、死獣汚物等収集事業経費についても、収集運搬等委託料の執行残などを減額するものです。  目22清掃車両整備費は530万1,000円の減額ですが、次のページ、じんかい収集車両整備事業費で、じんかい収集車両購入費の執行残及び不用額を減額するものです。  目25清掃工場費は301万7,000円の減額です。  西部総合処理センター管理運営事業経費で、施設・設備維持管理関係委託及び施設整備改修工事費の執行残を減額するものです。  一般会計の歳出に関する補正予算の説明は以上ですが、引き続き、歳入の説明をさせていただきます。  補正予算書戻りまして、10・11ページをお願いします。  使用料及び手数料のうち、ページ下のほう、目20衛生手数料です。環境局分は、右側説明欄、清掃手数料では、し尿処理手数料は、工事現場などの臨時分で収集量が増となる見込みで、浄化槽汚泥処理手数料と死獣処理手数料については、受け付け実績が減となる見込みです。粗大・家電ごみ処理手数料は、実績が当初予定を上回る見込みのため増額いたします。  14・15ページをお願いします。  県支出金のうち目20衛生費県負担金です。衛生費負担金は、光化学スモッグの被害が無かったことから、歳出での光化学スモッグ対策経費の減に伴い、県の負担金を減額するものです。  目20衛生費県補助金です。環境局分は衛生費補助金で、低公害車普及促進対策費補助金について、予定していた申請件数より減となったことから、県負担分の歳入も減額するものです。  18・19ページ、諸収入です。受託事業収入のうち目05受託事業収入は、芦屋市からのし尿受け入れ量の見込みから増額いたします。  雑入です。目90雑入のうち給与費負担金収入は、次の20・21ページ、都市整備公社への派遣職員給与費負担金収入で、現員現給による共済費の補正により歳入も減額となるものです。  清掃事業収入の選別物売り払い収入は、段ボールや雑誌類など可燃性資源ごみでは売却単価が下落しており、減額見込みですが、鉄くず、アルミについては実績により、全体では増額いたします。  電力供給収入については、西部総合処理センターでは、売電単価の下落により減、東部総合処理センターにおいては、ごみ処理量の増により発電の実績から増額となる見込みです。  実費等徴収金については、民有地除草実費徴収金で、歳出の委託契約金額が減となったことに合わせ減額いたします。  雑入、資源ごみ回収業者納付金で、回収された資源ごみの実績から減額いたします。  不法投棄未然防止事業協力助成金は、一般財団法人家電製品協会からの助成金を歳入するものです。  環境局の一般会計補正予算の説明は以上です。  よろしくお願いいたします。 ○田中正剛 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  本件に御質疑はありませんか。 ◆菅野雅一 委員   2点、お伺いします。  歳出77ページ、低公害車普及促進対策費補助金、この制度と申請件数を教えてください。  もう1点、81ページ、水路清掃土砂等搬送処分委託料、今回台風でかなりふえたということですね。どの程度ふえたんでしょうか。大体の量等について教えていただければと思います。  一括でお願いいたします。  以上です。 ◎環境保全課長   低公害車の普及促進対策費の補助金の件でございますが、現在、ハイブリッドトラック1台の申請がございます。当初予算のほうではCNGトラックも含めて5台を予定しておりましたけども、今回1台減ということで減額しております。  以上です。 ◎美化企画課長   水路清掃の数字のほうを説明させていただきます。  搬入実績なんですけども、前年――平成29年7月、これは月間の量ですけども、8トンに対しまして、ことしの7月は12トン、同じく前年8月が19トンに対してことし23トンというふうに、徐々にふえてきておったんですけれども、ことしの10月は54トン、昨年が29トンということで、10月時点で前年実績のほぼ倍ということになっておりますので、今後もしばらく増加傾向が見込まれるということで補正増しているものです。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   ありがとうございました。  以上です。 ◆松山かつのり 委員   粗大ごみに関連してになると思うんですけども、きのう、ある方とお話をしておりまして、遺品整理に関して確認をしておきたいんです。  遺品整理というのは、例えば粗大ごみには当たらないと思うんです。ただ、遺品整理をするときに、一部の民間の事業者が参入してきて、遺品整理として粗大ごみとかを運び出しして、これを西部総合処理センターとかに持っていく事例というのはないんでしょうか。  一問一答で。 ◎美化企画課長   過去の松山委員の一般質問でも答弁させていただいたかと思うんですけれども、遺品整理のときに発生する遺族の方が不用と判断したものですね、それを整理業の方に買い取ってもらうということであれば、特に一般収集運搬の許可――業許可がないような整理業の方でも可能にはなってくる。ただ、古物商とかその辺の許可は必要になってきますけれども、廃棄物として引き取ってほしいというようなことを御要望された場合には業許可が必要になってきます。遺品整理業はあくまで整理するところまで。廃棄物の引き取りを依頼ということであれば、収集運搬業の許可を持っている許可業者のほうに依頼するという、すみ分けといいますか、切り分けが法律上は必要になってきます。これは兵庫県のほうにも確認しましたけれども、県も同様の見解でありました。  以上です。 ◆松山かつのり 委員   聞き及ぶところによりますと、許可のない人が、これはもうかるということで、例えば処分費とかをお客さんの方――遺族の方からいただいて、それを運び出すということは、その時点で産廃になると思うんですね。その辺が市民の方も整理はできてないのかなと思うんですけど、その辺の周知とかが必要じゃないかなと思うんですけど、その辺はどうですかね。 ◎美化企画課長   今、委員が産廃になるとおっしゃられましたけども、一般の家庭から発生するものは全て一般廃棄物に該当しますので、産廃に当たるというのは、それはちょっと誤解であります。
     ただ、委員が懸念されておりますような悪質な業者に被害に遭われるとか、そういったことが当然想定はされますので、市のほうとしましても、正しいといいますか、ちゃんと法律の趣旨に沿った業者のほうに依頼してくださいというようなことは、ホームページでも掲載はさせていただいておるんですけども、今後その辺の周知啓発を強化させていただきたいと思います。  以上です。 ◆松山かつのり 委員   それを周知徹底するというか。今後、孤独死がふえていくに当たって、この遺品整理というものの一定周知というのは、過去もやってきたと思うんですけども、市のホームページとか市政ニュースとかでやる必要があるのかなというふうに思いますので、その辺、よろしくお願いします。  以上です。 ○田中正剛 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  なお、本件に対する討論並びに採決は後刻一括して行います。  ここで説明員が交代いたします。    (説明員交代) ○田中正剛 委員長   この際、当局に一言申し上げます。  委員の質疑の趣旨を明確にするために、皆様には反問権が認められております。また、一問一答による質疑においては、委員からの政策提案に対し反対の意見または建設的意見を述べる反論権も認められておりますので、御活用ください。  次に、議案第536号西宮市立地区市民館条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎地域担当課長   議案第536号西宮市立地区市民館条例の一部を改正する条例制定の件につきまして御説明させていただきます。  議案書は4-1ページとなりますが、議案参考資料の別紙1を使って御説明させていただきます。  平成4年に文化的施設として市みずから使用することを条件に寄贈を受けました旧藤本邸に現在建築しております市立香櫨園市民センターの開設に当たり、施設の設置や管理に関する事項を規定するとともに、市立香櫨園市民館の用途廃止に伴い、西宮市立地区市民館条例の一部を改正するものです。  なお、市立香櫨園市民館につきましては、今後、留守家庭児童育成センターに用途変更を行う予定です。  まず最初に、別紙1の資料をごらんください。こちらは香櫨園市民センターの位置図となっております。  まず、建設される香櫨園市民センターの場所ですけれども、別紙1の1枚目、中央図書館から夙川を越えた西側に位置しております。丸に十字の印が入っている場所が現地となっております。  その下に建物の外観図を掲載させていただいております。建物の南東方向からのイメージ図となっております。  次ページは、1階の平面図となっております。集会室1と調理室に加えまして、地域の人が自由に使える談話コーナーや相談ブース、フリースペースなどを設けております。  次のページは、2階の平面図となっております。2階には、四つの集会室と地域の人が自由に使える談話コーナーを設けております。  最後のページは、配置図を記載しております。建物南側には緑地を残した配置となっております。  それでは、議案資料1ページをごらんください。  改正いたします条例は、西宮市立地区市民館条例です。  条例を改正する理由といたしましては、先ほど申し上げましたとおり、旧藤本邸に建築中の市立香櫨園市民センターの開設に当たり諸規定を定めるとともに、市立香櫨園市民館の廃止を行うものでございます。  次に、3、条例改正の内容ですが、3点ございます。  まず、1点目、(1)の第11条でございます。市立香櫨園市民センターの運営管理につきましては、業者委託を含めた直営として運営してまいりますので、除外規定を設けております。  次に、(2)ですが、別表第1は建物の所在地を記した表となります。「市立香櫨園市民館」を削除し、「市立香櫨園市民センター」を追記しております。  次に、(3)の別表第2、施設の使用料金表につきましては、「香櫨園市民館」を削除し、同項目に組み込まれておりました「分館」を「香櫨園市民館分館」として記載するとともに、「香櫨園市民センター」を追記し、利用料金を掲載しております。  次に、2ページをごらんください。  条例の改正案となっております。左が改正前、右が改正後となっております。  まず、1点目ですが、右側、改正後の第11条ですが、下線部分を追記しております。  次に、2点目の別表第1ですが、左側、改正前の下線部分、「市立香櫨園市民館」を削除しております。また、3ページ右側の改正後ですが、「市立香櫨園市民センター」を追記しております。  最後に、3点目、別表第2ですが、左側、改正前の施設使用料金表につきましては、「香櫨園市民館」を削除し、同項目に「分館」として組み込まれていた「香櫨園市民館分館」を、右側、改正後に独立して記載しております。また、4ページには「香櫨園市民センター」の施設使用料金を記載しております。  施行日は、平成31年4月1日としております。  説明は以上となります。  よろしくお願いいたします。 ○田中正剛 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  本件に御質疑はございませんか。 ◆菅野雅一 委員   1点のみ、一問一答でお願いします。  ここの施設の運営については直営ということで御説明いただきました。これは、当面直営として将来的には指定管理も含めて検討されるのか、あるいは、今のところそういう予定はなくて、ずっと直営を続けられるのか、その辺についての考えを聞かせていただければと思います。  質問は以上です。 ◎地域担当課長   今、委員御質問いただいた件につきましては、将来的には指定管理を行っていきたいと考えております。それまでの間は、今申し上げましたとおり、直営で運営していくという考えでございます。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   以上です。  ありがとうございました。 ◆松山かつのり 委員   ここに装備する備品に関しては、地域の方の意見をしっかりと取り入れていただきたいと思うんですけども、その辺のやりとりはどう考えていますか。 ◎地域担当課長   こちらは、建設時から地域の住民にかかわっていただきまして、いろいろな御意見等をいただいております。今後、備品等に関しましても、地域の皆さんと運営委員会を設けておりますので、その中でいろいろな御意見を聞きながら決定していきたいと考えております。  以上でございます。 ◆松山かつのり 委員   以上です ◆よつや薫 委員   先ほどの御説明の中で、業者委託という形で運営ということがあったんですけれども、指定管理となると、維持管理費といいますか、全体にかかる経費としてどれぐらい――今やったらちょっとあれですかね。予算のときのほうがいいのかもしれませんけれども、今現在でわかる範囲でどれぐらいの違いがあるかというか――機能として別の面も生かせると、前も所管事務のときにお聞きしたと思うんですけれども、その辺はどうなのかなと。  一問一答で。 ◎地域担当課長   費用の面につきましては、今、委員おっしゃいましたように、これから予算というようなことになってきますので、現時点では詳細にどれぐらい違うよということを申し上げることはできないんですけれども、当然、経費の面とかも、効果的な運営を考えながらこちらも進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ◆よつや薫 委員   わかりました。また予算のときに改めてお聞きしたいと思います。  それと、資料でいただいているのと、あと、条例の中身も、これまでの現行の条例も見ていたんですけども、これは本当に質問なんですけれども、施設使用料金表のところで、今回のセンターの、例えば調理室は、午前から350円、450円、450円という三つの区分になっていますよね。ほかの、午前中は同じ350円やけども、500円、500円だとか、微妙に違うんですね。この辺は客観的に何か基準があるんですか。それだけちょっと。 ◎地域担当課長   一応平米単価4.1円という基準を設けておるんですけれども、あと、端数処理につきましても、きっちりとした100円単位と50円単位で分けております。25円未満につきましては切り捨て、25円以上50円未満は切り上げ、75円未満は50円、75円以上が100円単位という形になっておりますので、種々の計算の場面におきましてこういった切り捨てとかが入ってきますので、若干の違いはございます。  以上でございます。 ◆よつや薫 委員   平米単価で正確に4.1円を掛けるとそうなるということですね。わかりました。  結構です。 ○一色風子 副委員長   以前の説明の中にも、このセンター内に相談業務ができるような場所ができるというふうに伺っていたんですけれども、その後の経過を教えてください。 ◎地域担当課長   別紙1の位置図の中でも、1階の平面図の間取りがございます。そちらのほうに相談ブースを設けております。こちらで種々の地域の課題とかを相談していただくということで設けておるスペースではございますけれども、運営方法等につきましては、今後地域と話しながら決定していきたいと考えておりますので、現時点でこういう形で運営するよということにつきましては、まだ御報告できる形にはなっておりません。  以上でございます。 ○一色風子 副委員長   わかりました。ありがとうございます。  以上です。 ○田中正剛 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  これより討論に入ります。  本件に御意見はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  議案第536号は、これを承認することに御異議ありませんか。
       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   異議なしと認めます。したがって、議案第536号は承認することに決まりました。  ここで説明員が一部交代いたします。    (説明員一部交代) ○田中正剛 委員長   次に、議案第537号西宮市医療費助成条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎市民部長   議案第537号西宮市医療費助成条例の一部を改正する条例制定の件につきまして御説明申し上げます。  議案書は、5-1ページから5-2ページでございます。また、別に配付しております資料もあわせてごらんください。  資料の1ページをごらんください。  改正の趣旨は、県の福祉医療費助成事業実施要綱の一部改正に伴い、西宮市医療費助成条例に関しまして所要の規定の整備をするものです。  なお、本条例案は公布の日に施行し、適用日は、県改正要綱施行日と合わせ、平成30年9月1日とします。  改正の内容は、福祉医療費助成制度における寡婦(夫)控除のみなし適用に伴う一部改正でございます。  税法上の寡婦(夫)控除が適用されない婚姻歴のないひとり親家庭に対し、福祉医療費助成制度における所得要件である市町村民税の非課税の範囲及び市町村民税所得割額の算定において、地方税法上の寡婦(夫)控除をみなし適用するものでございます。  (1)の市町村民税非課税の範囲についてですが、現在、未婚のひとり親の方は、一般の方と同じように、35万円に本人と扶養親族数を足した数を掛け、その金額に21万円を足した金額以下が非課税となっています。今回の改正で寡婦(夫)控除を適用することにより、非課税の範囲が合計所得金額125万円以下になります。  (2)の市町村民税所得割額の算定については、課税標準額に6%を掛けた金額で算定していますが、改正により、26万円――特別寡婦に該当する場合は30万円――掛ける6%、つまり1万5,600円、特別寡婦に該当する場合は1万8,000円を所得割額から控除することになります。  (1)及び(2)のそれぞれの規定を新たに付則に追記するものでございます。  資料の2ページをごらんください。  寡婦(夫)控除をみなし適用することで影響を受けるモデルケースです。  (1)の市町村民税非課税の範囲で影響を受けるのは、高齢期移行医療です。本人が非課税であっても、同一世帯の未婚の長女が課税されており、非課税世帯ではないため受給対象外ですが、長女の所得が125万円以下であった場合は、今回の改正で長女も非課税と判定されるため非課税世帯となり、本人は受給対象となります。  (2)の市町村民税所得割額の算定で影響を受けるのは、母子家庭等医療、乳幼児等・こども医療、障害者医療、高齢障害者医療です。母子家庭の本人が未婚の母で所得割額が23万5,000円以上の場合、母親本人と所得制限がある小学生以上の子供は受給対象外ですが、今回の改正で1万5,600円を控除することで23万5,000円未満となった場合は、本人と子供の両方が受給対象となります。  資料の3ページは、地方税法上の寡婦(夫)控除の概要でございます。  改正案の新旧対照条文につきましては、資料の4ページから5ページのとおりでございます。  説明は以上でございます。  御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○田中正剛 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  本件に御質疑はありませんか。 ◆よつや薫 委員   このいわゆる寡婦(夫)控除のみなし適用ということで、私は、議員としてずっと、個人的に、これは絶対に法律が不備というか立法の不作為というか、その点を地方自治体が補っていかないといかんという形で言ってきたので、今回のこの改正は非常にいいことだと思って、また、個人的にすごいありがたいなと思っております。  恐らく最初に言ったときも――2回目に質問したときかな、対象者が非常に少なかったんですよ。もしするとしても、全体としてほかにもいろんなこの寡婦(夫)控除のみなし適用に当たる場合があるということも指摘したんです。ほかにも、例えば市営住宅とかの賃料とか、あと保育料とかの算定とかと言っていたんですけれども、対象者というのは大体どれぐらいかというのをまず確認だけしておきたいと思います。  一問一答で。 ◎市民部長   対象者と申しますか、未婚の父・母というのは、これは平成30年9月末現在でございますが、293人おられます。ただ、実際にこの改正をすることによって影響を受けられる方というのは、ほとんどの方が、この受けられるか受けられないかという所得の基準が800万円前後の収入がある方ということになってきますので、もう既に受けておられる方が大半ということがございますのと、あと、収入がすごく多くて受給対象外になっておられる方が30年9月末現在で4人いらっしゃるんですけども、今回のこの改正を受けたとしてもその対象の中に入ってくるほどの収入ではないということになってきますので、現在これによって影響を受けられる方というのはいらっしゃらないという状況でございます。 ◆よつや薫 委員   わかりました。  もともと西宮市が、ある部分、手厚いところがあるということで、そうじゃないかなと思っていたんですけど、わかりました。ありがとうございます。それでも制度としてこれにかかわってくる人が今後も出てくるのかもしれないということで今回の改正かなというふうに思っています。  それから、ほかにも、さっきちょっと例で挙げました公営住宅の話とか保育料の話以外に、市民局全体として、いわゆる寡婦(夫)控除のみなし適用、この条例改正以外にもし何かあるのであれば。なければなしでも結構なんですが、市民局としては一応これに当たるような制度というのはないというふうに考えていいですか。その点だけ最後に。 ◎市民部長   私の確認する限りでは、市民局のほうではないと思います。  ちなみに、きょうの新聞にも、この寡婦(夫)控除の適用のことが取り上げられておりましたけれども、非課税の範囲につきましては、来年度から税制上でも認められるというか、そういうふうに考え方が変わるということですので、市民局以外のところでも改正に応じて順次適用になっていく部分はあるかと思います。  以上でございます。 ◆よつや薫 委員   ありがとうございます。  結構です。自治体がやっていることに国がやっと追いついたということで、そのすき間に当たる人があったらということで、これは非常に手厚いことで、ありがたいと思います。  以上です。 ○田中正剛 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  これより討論に入ります。  本件に御意見はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  議案第537号は、これを承認することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   異議なしと認めます。したがって、議案第537号は承認することに決まりました。  ここで説明員が一部交代いたします。    (説明員一部交代) ○田中正剛 委員長   次に、議案第545号平成30年度西宮市一般会計補正予算(第8号)のうち本委員会所管科目、市民局分、議案第546号平成30年度西宮市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第551号平成30年度西宮市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、以上3件を一括して議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎市民総務課長   議案第545号平成30年度西宮市一般会計補正予算(第8号)と議案第546号平成30年度西宮市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第551号平成30年度西宮市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)につきまして一括して御説明いたします。  まず、議案第545号のうち市民局所管分につきまして、事項別明細書により、歳出から御説明いたします。  白い冊子、平成30年度西宮市一般・特別会計補正予算の28・29ページをお開きください。  下の段、款、項とも総務費、目07企画費のうち市民局所管分は、補正額161万5,000円の減額で、次の30・31ページ右説明欄の参画・協働推進事務経費は、協働事業提案の採択が見込みを下回ったことに伴う助成金の不用額などを減額するものです。  同ページ中ほどの段、目10広報広聴費のうち市民局所管分は、補正額75万2,000円の減額で、右説明欄の平和施策推進事業経費は、啓発事業の案内チラシ・ポスターに係る印刷製本費や原爆展の会場設営等に係る委託料の不用額などを減額するものです。  次に、34・35ページをお開きください。  上の段、目48地域振興費のうち市民局所管分は、補正額167万8,000円の減額です。  右説明欄の男女共同参画センター管理運営事業経費は、清掃業務など施設管理に係る委託料の執行残額や、管理組合の規約変更に伴い施設管理共益負担金の不用額などを減額するものです。  自治会活動支援事業経費は、自治会等公益活動補償制度に係る保険料の不用額を減額するものです。  次の目49地域振興施設整備費は、補正額250万円の減額です。  右説明欄の船坂里山学校改修事業費は、ランチルーム改修に係る工事請負費の不用額を減額するものです。  次の目50支所及び出張所費は、補正額803万円の減額です。  右説明欄のアクタ西宮ステーション事業経費は、AEDや防犯カメラ借り上げ料の執行残額など、夙川市民サービスセンター事業経費は、修繕料や清掃業務に係る委託料の執行残額などを減額するものです。  鳴尾支所事業経費は、清掃業務など庁舎管理に係る委託料や工事請負費の執行残額などを減額するものです。  次の36・37ページ、瓦木支所事業経費、甲東支所事業経費、塩瀬支所事業経費及び山口支所事業経費は、宿日直業務など庁舎管理に係る委託料の執行残額などを減額するものです。  次の目51支所及び出張所整備費は、補正額113万円の減額です。  右説明欄の甲東支所改修事業費は、アプリ甲東空調設備改修工事のうち甲東支所部分に係る設計委託料や工事請負費の執行残額などを減額するものです。  次の目52地区センター費は、補正額239万3,000円の減額です。  右説明欄の甲東センター維持管理事業経費、塩瀬センター維持管理事業経費、次の38・39ページ、山口センター維持管理事業経費は、常駐警備業務や設備運転監視等業務など、庁舎管理に係る委託料の執行残額などを減額するものです。  40・41ページをお開きください。  下の段、目65市民集会施設費は、補正額1,395万1,000円の減額です。  右説明欄の市民集会施設等管理運営事業経費は、常駐警備業務や空調設備保守点検業務など、市民集会施設等の管理に係る委託料の執行残額などを減額するものです。  市民交流センター管理運営事業経費は、清掃業務など、センターの管理に係る委託料の執行残額などを減額するものです。  次の目67市民集会施設整備費は、補正額57万3,000円の減額です。  次の42・43ページ右説明欄の市民集会施設等改修事業費は、アプリ甲東空調設備等改修工事のうち共同利用施設甲東センターに係る設計委託料や工事請負費の執行残額などを減額するものです。  同ページ中ほどの段、目73安全・安心対策費のうち市民局所管分は、補正額1,207万3,000円の減額です。  右説明欄の安全・安心対策事業経費は、安全・安心パトロールに係る委託料の不用額、防犯カメラネットワークに係る使用料単価が見込みを下回ったことに伴う役務費の不用額、防犯カメラに係る備品購入費の不用額など、及び、防犯カメラ設置に係る補助件数が見込みを下回ったことに伴う負担金補助及び交付金の不用額を減額するものです。  次の44・45ページをお開きください。  下の段、款総務費、項、目とも戸籍住民基本台帳費は、補正額221万2,000円の増額です。  右説明欄の職員の給与費は、市民第1課、市民第2課の職員等、計45名の人件費で、当初予算比3名増となっております。人事異動に伴う増額や育児休業取得に伴う減額などの差し引きにより、増額となっております。
     戸籍住民基本台帳事業経費は、マイナンバーカード交付に係る委託料、事務機器等借り上げ料、執務室改修に係る工事請負費の不用額などを減額するものです。  次に、52・53ページをお開きください。  上の段、款民生費、項社会福祉費、目05社会福祉総務費のうち市民局所管分は、補正額367万9,000円の減額です。  右説明欄の職員の給与費は、市民総務課、人権平和推進課及び医療年金課のうち福祉医療業務に従事する職員等、計24名の人件費で、人事異動や育児休業取得などに伴い減額するものです。  人権啓発推進事業経費は、基本計画策定に係る委員報酬などの不用額、芦乃湯会館管理運営事業経費は、上半期の実績をもとに光熱水費の不用額などを減額するものです。  住宅新築資金等回収事務経費は、訴訟の予定がないため、訴訟に係る経費などを減額するものです。  次の54・55ページをお開きください。  上の段、目12特別給付費は、補正額182万9,000円の減額で、右説明欄の外国人等障害者・高齢者特別給付等事業経費は、外国人等障害者特別給付金について、上半期の給付実績をもとに扶助費の不用額を減額するものです。  次の目15国民年金費は、補正額506万5,000円の減額です。  右説明欄の職員の給与費は、医療年金課のうち年金業務に従事する職員、計11名の人件費で、人事異動や育児休業取得、超過勤務手当の減などに伴い減額するものです。  国民年金事務経費は、パンフレット等に係る印刷製本費の不用額などを減額するものです。  次の目20医療福祉費は、補正額430万2,000円の減額で、右説明欄の福祉医療事務経費は、受給者証等の郵送件数が見込みを下回ったことに伴う印刷製本費や郵便料の不用額、医療助成システム保守及び運用に係る委託料の不用額などを減額するものです。  次の56・57ページ上の段、目30若竹生活文化会館費は、補正額572万8,000円の増額で、右説明欄の職員の給与費は、若竹生活文化会館の職員6名等の人件費で、人事異動などに伴い増額するものです。  若竹生活文化会館施設維持管理事業経費は、常駐警備業務に係る委託料の執行残額などを減額するものです。  次の目60国民健康保険事業費は、補正額4,270万4,000円の減額で、右説明欄の国民健康保険特別会計繰出金は、特別会計への繰出金で、後ほど特別会計の一般会計繰入金の部分で御説明いたします。  二つ下の段、目76後期高齢者医療事業費は、補正額1億2,445万6,000円の減額で、右説明欄の後期高齢者医療事業特別会計繰出金は、特別会計への繰出金で、後ほど特別会計の一般会計繰入金の部分で御説明いたします。  後期高齢者医療負担金は、兵庫県後期高齢者医療広域連合への療養給付費負担金で、通知により減額するものです。  引き続き、債務負担行為について御説明いたします。  前に戻りまして、6ページをお開きください。  表の1段目、船坂里山学校指定管理料ですが、これは、船坂里山学校の指定管理について委託業務契約を締結するものです。限度額は3,822万5,000円で、期間は平成31年度から35年度です。  次の船坂里山学校機械警備業務ですが、これは、船坂里山学校の機械警備について委託業務契約を締結するものです。限度額は217万6,000円で、期間は平成31年度から35年度です。  次の夙東市民館指定管理料ですが、これは、夙東市民館の指定管理について委託業務契約を締結するものです。限度額は217万4,000円で、期間は平成31年度です。  歳出は以上です。  次に、歳入について御説明いたします。  12・13ページをお開きください。  上の段、款国庫支出金、項国庫負担金、目15民生費国庫負担金のうち市民局所管分は、補正額278万3,000円の減額で、右説明欄の保険者支援事業費は、国民健康保険料の軽減対象数に応じて財政支援されるもので、対象数が当初見込みを下回ったことなどにより国からの負担金が減額となるものです。  次の14・15ページをお開きください。  上の段、項国庫委託金、目15民生費国庫委託金のうち市民局所管分は、補正額3万9,000円の減額で、右説明欄の人権啓発活動地方委託費は、通知により国からの委託金が減額となるものです。  同ページ中ほどの段、款県支出金、項県負担金、目15民生費県負担金のうち市民局所管分は、補正額3,787万円の減額です。  右説明欄の保険基盤安定費(国民健康保険)と保険者支援事業費は、国民健康保険料の軽減対象数に応じて財政支援されるもので、対象数が当初見込みを下回ったことなどにより、県からの負担金が減額となるものです。  保険基盤安定費(後期高齢)は、平成30年度に兵庫県後期高齢者医療広域連合へ支出する保険基盤安定負担金の負担額が確定したことに伴い、県からの負担金が減額となるものです。  同ページ下の段、項県補助金、目10総務費県補助金のうち市民局所管分は、補正額4,678万4,000円の増額です。  右説明欄のひょうご地域創生交付金は、地域コミュニティーの拠点施設整備に対して交付される県補助金で、交付決定を受け増額するものです。なお、交付金は、香櫨園市民センターの整備事業に財源充当しております。  次の目15民生費県補助金のうち市民局所管分は、補正額77万2,000円の減額です。  右説明欄の無年金外国籍高齢者・障害者等福祉給付金支給事業費は、歳出の外国人等障害者・高齢者特別給付等事業経費の不用額の減額に伴い県補助金を減額するものです。  次の16・17ページをお開きください。  下の段、款財産収入、項財産運用収入、目05財産貸付収入のうち市民局所管分は、補正額19万7,000円の増額です。  右説明欄の普通財産貸付収入は、津田町、神明町等の土地貸付収入で、土地評価額の見直しに伴い増額するものです。  次に、20・21ページをお開きください。  上の段、款諸収入、項雑入、目90雑入のうち市民局所管分は、補正額1億1,302万4,000円の増額です。  右説明欄の親子広島バスツアー参加者負担金は、参加者数の確定に伴い減額するものです。  後期高齢者医療療養給付費負担金返還金は、前年度の兵庫県後期高齢者医療広域連合に対する負担金の精算に伴う返還金です。  プレラにしのみや管理組合委託管理費返還分配金は、施設管理共益費に係る返還分配金を受けるものです。  議案第545号の説明は以上です。  引き続き、議案第546号につきまして国民健康保険課長より御説明いたします。 ◎国民健康保険課長   議案第546号平成30年度西宮市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明いたします。  白い冊子、平成30年度西宮市一般・特別会計補正予算の149ページをお開きください。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ12億462万1,000円を増額し、予算総額を462億3,354万1,000円とするものです。  それでは、事項別明細書により、歳出から御説明いたします。  154・155ページをお開きください。  款総務費、項総務管理費、目05一般管理費は、補正額2,532万6,000円の減額です。  右説明欄の職員の給与費は、国民健康保険課、国保収納課の職員、計48名の人件費です。職員の休職等に伴う給料385万1,000円や職員手当等773万2,000円などの減額によるものです。  国民健康保険事務経費は、消耗品費や印刷製本費の執行残額、コンビニ収納等手数料の不用額、システム保守・開発委託料などの執行残額などを減額するものです。  次の目10連合会負担金は、補正額51万5,000円の減額で、右説明欄の県国保連合会負担金は、兵庫県国民健康保険団体連合会からの通知により負担金が決定したことに伴い、不用額を減額するものです。  次の項、目とも運営協議会費は、補正額20万1,000円の減額で、右説明欄の運営協議会事務経費は、国民健康保険運営協議会委員報酬などの不用額を減額するものです。  次の項、目とも特別対策事業費は、補正額222万4,000円の減額です。  右の説明欄の収納率向上特別対策事業経費は、滞納管理システムライセンス料の不用額やシステム開発等委託料の執行残額を減額するものです。  次の156・157ページをお開きください。  款、項とも国民健康保険事業費納付金、目05医療給付費分は、予算額の増減はありませんが、歳入予算の補正に伴い財源内訳を変更するものです。  次の158・159ページをお開きください。  款、項、目とも保健事業費は、補正額159万4,000円の減額です。  右説明欄の健康啓発事業経費は、重複・頻回受診者に対する訪問指導委託料などの執行残額を減額するものです。  目10特定健康診査等事業費は、補正額676万8,000円の減額です。  右説明欄の特定健康診査・特定保健指導事業経費は、郵便料や特定健診等委託料の不用額などを減額するものです。  次の160・161ページをお開きください。  款、項とも基金積立金、目05財政安定化基金積立金は、補正額6億1,780万6,000円の増額で、これは、前年度の決算に係る剰余金を基金に積み立てるため増額するものです。  次の162・163ページをお開きください。  款諸支出金、項償還金及び還付加算金、目05償還金は、補正額6億2,344万3,000円の増額で、右説明欄の国庫支出金等超過交付返納金は、前年度の療養給付費負担金などの精算に伴い、国、県に対して返納を行うものです。  歳出は以上です。  次に、歳入について御説明いたします。  前に戻りまして、152・153ページをお開きください。  款国庫支出金、項国庫負担金、目10療養給付費等負担金は、補正額2,000円の減額です。  右説明欄の療養給付費等負担金、特定健康診査等負担金は、基礎額を減額するものです。  次の款、項、目とも療養給付費等交付金は、補正額1,000円の減額で、これは、退職者医療療養給付費交付金の基礎額を減額するものです。  次の款県支出金、項県補助金、目05保険給付費等交付金は、補正額514万2,000円の減額です。  右説明欄の保険者努力支援分は、県からの交付決定に伴い増額するもの、特別調整交付金分は、県からの交付決定に伴い減額するもの、特定健康診査等負担金は、受診率見込みの増に伴い増額するものです。  次の款、項とも繰入金、目10一般会計繰入金は、補正額4,270万4,000円の減額です。  右説明欄の保険基盤安定繰入金とその下の保険者支援事業繰入金は、国民健康保険料の軽減対象者数に応じて繰り入れを行うもので、対象数が当初の見込みより下回ったことにより減額するもので、職員給与費等繰入金は、歳出の一般管理費の補正減などに伴い減額するものです。  財政安定化支援事業繰入金は、県からの通知により繰入額が決定したことにより減額するもので、その他繰入金は、過年度の特定健診・保健指導に係る国庫返還金に充てるための増額などによるものです。  目基金繰入金は、補正額5,571万3,000円の増額で、これは、財源の不足に充てるため財政安定化基金から繰り入れるものです。  次の款、項とも繰越金、目10その他繰越金は、補正額11億9,675万7,000円の増額で、これは、平成29年度決算による剰余金を繰り越すものです。  議案第546号の説明は以上です。  引き続き、議案第551号について高齢者医療保険課長より御説明いたします。 ◎高齢者医療保険課長   議案第551号平成30年度西宮市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について御説明いたします。  引き続き、白い冊子、平成30年度西宮市一般・特別会計補正予算の211ページをお開きください。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ1億8,912万3,000円を増額し、予算総額を75億870万2,000円とするものです。  それでは、事項別明細書により、歳出から御説明いたします。  216・217ページをお開きください。  款総務費、項総務管理費、目05一般管理費は、補正額559万3,000円の減額です。  右説明欄の職員の給与費は、高齢者医療保険課の職員16名の人件費で、人事異動などに伴い426万5,000円を減額するものです。  後期高齢者医療事務経費は132万8,000円の減額で、システム保守委託料や電子計算機器等借り上げ料などの不用額や執行残を減額するものです。  項、目とも徴収費は、補正額503万3,000円の減額で、右説明欄の後期高齢者医療保険料徴収事務経費は、嘱託員報酬で115万6,000円、印刷製本費で194万8,000円、通知書自動封入等委託料で177万4,000円を不用額として減額するものです。  218・219ページをお開きください。  款、項、目とも後期高齢者医療広域連合納付金は、補正額1億8,450万7,000円の増額で、右説明欄の保険料等負担金は2億2,668万7,000円の増、保険基盤安定拠出金は3,047万2,000円の減、広域連合事務費負担金は1,170万8,000円の減と、それぞれ兵庫県後期高齢者医療広域連合からの通知により支払い額が決定したことに伴い補正するものです。  次の220・221ページをお開きください。  款、項、目とも保健事業費は、補正額63万3,000円の減額で、右説明欄の後期高齢者医療健康診査事業経費は、健康診査の受診見込み者数を実績に基づき見直したことにより委託料144万4,000円等を減額し、人間ドック受診費用助成見込み人数を同様に見直したことにより負担金を93万4,000円増額するものです。  次の222・223ページをお開きください。  款諸支出金、項償還金、目05保険料還付金は、補正額184万9,000円の増額で、右説明欄の保険料過誤納還付金は、還付金の金額を実績に基づき見直したことにより増額するものです。
     目10償還金は、補正額1,402万6,000円の増額で、 右説明欄の広域連合補助金負担金超過交付返納金は、健康診査に対する補助など、前年度に広域連合から交付された補助金について、精算の結果、返納が生じたものです。  歳出は以上でございます。  次に、歳入について御説明いたします。  前に戻りまして、214・215ページをお開きください。  款後期高齢者医療広域連合支出金、項後期高齢者医療広域連合補助金、目05後期高齢者健康診査補助金は62万4,000円の増額です。これは、健康診査に係る国からの補助金を広域連合を通じて収入するもので、健康診査の受診見込み人数を実績に基づいて見直したことによる増額です。  項後期高齢者医療広域連合負担金、目05後期高齢者健康診査負担金は、補正額235万7,000円の増額で、これは、健康診査に係る広域連合からの補助金で、広域連合からの補助見込み額の増に伴う増額です。  次の款国庫支出金、項国庫支出金、目05高齢者医療円滑運営事業費補助金は、補正額462万2,000円の皆増です。これは、保険料軽減特例の見直しについての市のシステム改修対応費用を国より収入したものです。  次の款繰入金、項一般会計繰入金、目05事務費繰入金は、補正額2,717万4,000円の減額で、右説明欄の広域連合事務費繰入金は、広域連合からの負担額変更通知により、総務費繰入金は、歳出の総務費を補正減したことに伴い、減額するものです。  目10保険基盤安定繰入金は、補正額3,047万2,000円の減額で、これは、広域連合からの負担額確定通知により減額するものです。  目15保健事業繰入金は、補正額325万円の増額で、これは、歳出の償還金にて補助金の精算が必要なため増額するものです。  次の款、項、目とも繰越金は、補正額2億3,394万9,000円の増額です。これは、前年度の出納整理期間中の保険料収入などに伴う増額で、歳出の後期高齢者医療広域連合納付金などに充当するものです。  次の款諸収入、項償還金、目05保険料還付金は184万9,000円の増額で、これは、歳出の保険料還付金を増額補正したことに伴う増額です。  款、項、目ともに雑入は21万8,000円の増額で、右説明欄の兵庫県後期高齢者医療広域連合派遣職員給与費負担金収入は、本市より広域連合へ派遣している職員の給与費について、人事異動などにより増額するものです。  以上で説明を終わります。  よろしくお願いいたします。 ○田中正剛 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑は全て一括で行います。  各件に御質疑はございませんか。 ◆菅野雅一 委員   3点ほど一括して御答弁ください。  予算書35ページ、自治会活動支援事業経費の自治会等公益活動損害保険の件ですね。これは、最近どういう申請があって、保険金はどのぐらいの金額を支払われてきたか、その辺の内訳を教えてください。  2番目は、43ページ、防犯カメラネットワーク使用料、設置事業補助金、この辺、防犯カメラの設置状況、設置件数、今後の見通し、計画の内容等について教えてください。  3点目、45ページ、マイナンバーカード交付関連業務等委託料に関連して、交付件数、交付の状況、他市との比較等についてお伺いできればと思います。  以上3点です。よろしくお願いします。 ◎地域担当課長   先ほどの御質問のうち、まず1点目、自治会等公益活動損害保険料の今年度の内訳につきまして御説明させていただきます。  平成30年度は、現在のところ、6件の事故に対しまして60万4,430円の支給を行っております。事故の内訳といたしましては、自治会の活動中に転倒したりとか、上腕を骨折したりとか、あと、敬老の日の活動中に事故に遭ったりとか、そういった事故が主でございます。  以上でございます。 ◎地域防犯課長   防犯カメラの設置状況と今後の見込みについてです。  防犯カメラにつきましては、平成29年度から31年度で300台を目指しておりますが、昨年、99台設置しております。今年度――平成30年度につきましても100台設置予定で今動いておるところですが、現状では、年明け、1月ぐらいから地域に御説明して、中旬ぐらいから設置工事が始まり、3月中には完了する見込みでございます。現状で、ほぼほぼ8割、9割弱ぐらいが、場所も地域で決まっておるんですが、一部の地域で御要望されていたところの電柱が関電柱であったりNTT柱であったりで、NGというか、つけられないとお答えいただいたところが再度返っております。再度電柱の許可をいただく申請等をして、一部まだ決まってないところもございますが、3月中には全部設置完了見込みでございます。  以上です。 ◎市民第1課長   マイナンバーカードの交付状況についてですが、本年11月末現在、交付枚数のほうが7万3,928枚、こちらは、住基人口比にしますと15.24%、兵庫県下で第10位となっております。  申請数につきましては、同じく11月末現在、8万7,575枚となっておりまして、こちらは、中核市54市の中で比較しますと第7番目ということになっております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   じゃあ、防犯カメラのことで質問させていただきます。  3年間で300台の設置ということで今計画を進めておられて、今の御説明では順調に行っているということです。来年度で一応終了しますが、これで地域の要望はほぼ充足できる、満たされるというふうな感触をお持ちでしょうか。その辺のお考えを聞かせていただければと思います。 ◎地域防犯課長   防犯カメラの地域の御期待等の充足率ですが、昨年度に当初設置するときに説明会や設置場所検討会を行ったときには、地域からいただいた41小学校区の全部を合わせますと、やっぱり400カ所近く御希望としてはございました。ただ、その中で、市の方針として通学路を中心に公共性の高いところという御説明をする中で、皆さんは、交通事故とか、本当にいろんなバージョンを考えて出していただいているんですが、一定納得していただいて、押さえていただきました。また一方で、補助金のほうがことしで終わるんですけども、こちらのほうでも3年間で50台弱ぐらいつきましたので、大体いけているのかなとは思っております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   以上です。  どうもありがとうございました。 ◆西田いさお 委員   今のに関連で。  防犯カメラの件ですけれど、485万5,000円の不用額、これは、設置するカメラとか備品を買わなくていいということなんですか。 ◎地域防犯課長   防犯カメラの備品の485万5,000円の不用額なんですが、当初、予算策定時に見積もった額より入札等で落札した額が安かった、カメラ本体、ボックス――ルーターですね、込み込みの分なんですが、執行残等によるものでございます。なので、予定どおりことしの分の100台は、入ってございます。  以上です。 ◆西田いさお 委員   結構です。 ◆松山かつのり 委員   2点、防犯灯に関してと、もう1点が、歳入になるんですけども、153ページの保険者努力支援分という件について一問一答でさせていただきます。  まず、防犯灯について。  以前、僕が一般質問でしたときに、教育委員会が所管している防犯灯があって、教育委員会が所管している防犯灯はまだ旧来の電灯であるんですけども、この所管をかえて市民局の所管にして、その上、LEDにかえるといった答弁があったかと思うんですけども、その進捗を教えていただけますか。 ◎地域防犯課長   今年度、学校管理課と協議したところですが、特に松山委員が質問されたときの分の中で言うと、将来、防犯灯に所管がえをしたいというのは、JRの平木中学校のそばのところで、15灯ほどあります。教育委員会がこちらのほうの防犯灯の規格に合わせて順次していきたいということなんですが、やはり学校本体の改修のほうがかかるので、正直なかなか防犯灯に回ってないのが実情なんですが、計画的にやっていきたいというお話を聞いておりますので、これから何年かかけて順番にやって―― 一遍に15台は無理なようなことを聞いておりますので、順次かえられた分は移管を受けていきたいということで調整しております。  以上です。 ◆松山かつのり 委員   これに関しては、早期に対応をよろしくお願いします。  もう1点、保険者努力支援分、これは一体何なんですかということですけども。 ◎国民健康保険課長   保険者努力支援分といいますのは、医療費適正化の取り組みに対しまして、国のほうからその努力に対して出る交付金になっているんですけれども、例えば特定健診の受診率であったりとか、あと医療費のお知らせであったりとか、そういう保険者が取り組んでいることに対してポイントみたいなものが加算されまして、それに対して出る交付金となっております。  以上でございます。 ◆松山かつのり 委員   イメージ的には、我々市民の健康維持のために努力しているというふうにとったんですけども、例えばいきいき体操であるとか、そういった参加した方に対してどうカウントしていくんですかね。どういう努力で、どういうカウントの仕方をしていくのかなというふうに思うんですけども。 ◎国民健康保険課長   この制度につきましては、保険者努力支援で入ってきました交付金を市民の方に健康ポイントみたいな形で還元するというものではございません。  以上でございます。 ◆松山かつのり 委員   健康ポイント的なものではないということなんですけども、保険者努力支援分という取り組みは、ようわかってないんですけど、要は特定健診を受けたとか、そういった方に対して付与されるということなんでしょうか。ごめんなさい、もう一回。 ◎国民健康保険課長   市民の方に対してのポイント制ではなくて、市町村に対して、医療費適正化に取り組んでいることに対して交付されるものでございますので、例えば特定健診の受診率が前年度よりも何%増加した分には何ポイント、医療費のお知らせでこういう取り組みをしたところにはというような形で交付金がもらえるということになっております。  以上でございます。 ◆松山かつのり 委員   特定健診って、西宮市では受診率が低いと思うんですけども、その受診率が上がったら、この付与される支援分というのが上がるということでよろしいんですか。その辺、もう一回確認。 ○田中正剛 委員長   制度の概要を説明いただいたらと思うんですけど。 ◎国民健康保険課長   今、何%上がったら何点というのは詳細には持ち合わせていないんですけれども、特定健診の受診率が向上すれば、それに応じて何点というのがありまして、ただそれは、特定健診だけではなくて、医療費のお知らせの取り組みであったりとか、第三者行為に対する取り組みであったりとか、経営の部分でも安定的な経営をしているかとか、そういったものが点数になって、それに対して国の予算の中から交付されるものでございます。 ◆松山かつのり 委員   制度的にはわかりました。  あと1点だけ。これは人間ドック受診も含むんですか。これだけで終わりです。 ◎国民健康保険課長   人間ドックにつきましては、特定健診の項目を満たしているものが入っておりますので、特定健診を受けたものとしてカウントはしております。  以上でございます。 ◆松山かつのり 委員   わかりました。  以上です。 ◆よつや薫 委員   1点だけ。  防犯カメラのことは、先ほどの菅野委員の御質問で大体わかりましたので、国保の特別会計のほうですけれども、1点。  システム開発委託料が減額になっているということで、このもともとの予算額だけ教えていただきたいのと、これは入札によってこういう形の減額になったということかなと思うんですが、それでいいんですかね。確認ですけども。  質問は以上です。 ○田中正剛 委員長   1点でよろしいですか。
    ◆よつや薫 委員   はい、1点です。 ◎国民健康保険課長   国民健康保険料の委託料なんですけれども、当初の予算額が1億4,884万7,000円でございまして、931万9,000円減ということになりまして、補正後が1億3,952万8,000円で、これは、高額療養費の制度改正がございまして、それに対応するためのシステムの保守・開発委託料でございます。それが、最初、入札にしていたんですけれども、こちらの開発が…… ○田中正剛 委員長   もし質問がわからなかったら、反問権を使ってくださいね。もう一回質問をお願いしましょうか。 ◎国民健康保険課長   はい、済みません。 ○田中正剛 委員長   では、もう一回お願いします。 ◆よつや薫 委員   簡単な確認のための質問なんですよ。要するに、システム開発委託料やから、入札なのかどうなのかということで、入札によって減額になったということだけ確認したかったんです。額は、先ほどもともとの予算額をお聞きしましたので結構ですけれども、それだけです。何か複雑な数字がまじっているのかな。違うんですか。 ◎国民健康保険課長   済みません、入札でございます。 ◆よつや薫 委員   それだけで結構です。 ◆西田いさお 委員   私が記憶しているので間違っていたらごめんなさい。  広島の親子バスツアー事業ですけれど、これはトラブルがあったように私は記憶しているんですけれど、その後とられた対策と、これは恐らく続けられると思うんですけれど、今後どのようにしていくか、それだけ聞かせてください。 ◎人権平和推進課長   委員お尋ねの件は、平成29年度に、実は親子広島バスツアーを入札する資格のない旅行業者が落札しまして、それが契約後、市民の方の御指摘で判明した件でございます。  その際は、入札の次点の業者と契約しまして、事務のほうは執行いたしました。  ただ、その年の8月ごろに観光庁のほうから通知が出まして、公益性のあるもの、また、利益を伴わない業務については旅行業法の適用外とするという通知が出ました。結果的には、当初私どもが29年度に行った形態でも違法ではないというような結論にはなったんですけれども、ただ、そういうことがないように、私どもとしても、入札の仕様書等を改善しまして、明記をしております。  今後につきましては、市民の方からも多く応募をいただいておりますので、引き続き実施していくことを考えております。  以上です。 ◆西田いさお 委員   経過がわかりました。ありがとうございます。それで結構です。 ○田中正剛 委員長   ほかによろしいですか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  なお、議案第545号に対する討論並びに採決は後刻一括して行います。  これより議案第545号を除く2件の討論に入ります。  両件に御意見はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  採決は2回にわけて行います。  まず、議案第546号の採決を行います。  議案第546号は、これを承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   異議なしと認めます。したがって、議案第546号は承認することに決まりました。  次に、議案第551号の採決を行います。  議案第551号は、これを承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   異議なしと認めます。したがって、議案第551号は承認することに決まりました。  ここで説明員が一部退席いたします。    (説明員一部退席) ○田中正剛 委員長   次に、議案第557号指定管理者指定の件(市立夙東市民館)を議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎地域担当課長   議案第557号指定管理者指定の件(市立夙東市民館)について御説明させていただきます。  議案書は25-1ページとなりますが、お手元の議案資料を使い御説明させていただきます。  市立夙東市民館につきましては、平成18年から指定管理者による管理運営を行っており、引き続き指定管理による運営を行うため、本12月定例会に指定候補者を指定管理者とする議案を付議するものでございます。  なお、市立夙東市民館につきましては、待機児童対策として併設の建石保育所に31年度より転用される予定でありましたので、他の市民館と異なり、指定期間を29年度から2年間としておりました。しかしながら、保育所への転用が見送られることになったため、改めまして指定管理者の選定を行うものでございます。  なお、全ての地区市民館について指定期間をそろえておりますので、今回の指定期間については、31年度の1年間のみとしております。基本的に前回からの業務内容等の変更はございませんが、こうした理由から、指定期間のみ1年間となっております。  それでは、お手元の資料をごらんください。  1ページ、1、指定候補者となる候補団体ですが、団体名は市立夙東市民館運営委員会でございます。指定候補者の所在地、代表者名は、記載のとおりでございます。前回の指定管理者からの変更はございません。  次に、2、指定期間ですが、平成31年4月1日から平成32年3月31日までの1年間となります。  次に、4、指定管理者が行う業務ですが、施設の使用許可、使用許可の取り消し、使用料の徴収に関する業務、施設及び設備の維持管理等となっており、基本的には現在と同じ業務となっております。  次に、2ページをごらんください。  5、指定候補者を非公募とした理由といたしましては、市民館は地域と密着した施設であり、地域住民が利用しやすく、住民の創意工夫により活用されることが必要であると考えております。また、地域住民が自分たちの手で守り育てていく意識を高めるためにも、地域の運営委員会を指定管理者とすることにより、今後も引き続き地域の活力を引き出していくことができると考えたことによるものです。  続きまして、6、選定過程ですが、(2)のとおり、選定委員会は、10月1日と15日、合わせて2回開催されております。  次に、7、指定候補者の選定方法等ですが、指定候補者の選定に当たりましては、西宮市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例により、4名の委員によります指定候補者選定委員会を設置しております。選定委員は、一覧表のとおり、外部委員の4名となっております。  次に、3ページをごらんください。  (2)、選定基準及び審査基準、(3)、評価結果についてでございます。  まず、指定候補者の選定基準ですが、4ページの別紙1をごらんください。  西宮市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第4条各号を基本に、4項目を挙げております。内容は記載のとおりとなっております。  また、審査基準につきましては、次の5ページから6ページの別紙2に掲載しております。内容につきましては、記載のとおりとなっております。  次に、(3)の評価結果についてでございますが、7ページの別紙3をごらんください。  申請内容等を確認し、指定候補者を選定する方法といたしまして、今回は非公募であることから、各項目において適切か適切でないかを判断し、総合的に評価いたしますABC評価方式で評価をしております。Aは適切である、Bはおおむね適切である、Cは適切でないという評価になっております。  別紙3には、カテゴリーごとの委員会評価を掲載しております。委員会の評価といたしましては、五つのカテゴリーでおおむねAの評価となっております。  なお、次の資料8ページ・9ページの別紙4に、市立夙東市民館運営委員会から提出されました提案書の記載内容を取りまとめております。  また、市立夙東市民館運営委員会からの提案額につきましては、申しわけございません、資料が戻りまして3ページの上段、「参考:収支予算提案額と平成30年度協定額」に記載のとおりでございます。  最後に、選定委員会からの答申でございますが、3ページの(4)、選定委員会の答申でございます。  ①、「災害時の対策をより具体的なものにするとともに、隣接する保育所とも連携して、防災対策に取り組むこと」と意見を付記することになりましたが、指定期間中において安定的な管理運営が期待できることから、市立夙東市民館の指定候補者といたしまして市立夙東市民館運営委員会が妥当であるとの答申を受けております。  また、市内部で検討いたしました結果、答申どおり市立夙東市民館運営委員会を指定候補者に選定し、議案を提出させていただくこととなりました。  市立夙東市民館の指定管理者指定の件に関する説明については以上でございます。 ○田中正剛 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  本件に御質疑はありませんか。 ◆菅野雅一 委員   この指定管理料以外に、運営事業経費等についてはどのぐらいの費用が発生すると考えられているでしょうか。現状においても発生しておるのでしょうか。その辺をお答えください。 ◎地域担当課長   市民館の運営につきましては、これ以外にも、じんかい収集とか機械警備業務とか、そういった委託している事業がございますので、この指定管理料以外にも発生する経費はございます。ただ、今その部分につきまして手元資料がございませんので、プラスどれぐらいかかっているかというのは申し上げることはできませんけれども、この指定管理料以外にも、市民館の運営につきましては経費は発生しております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   以上です。  ありがとうございました。 ○田中正剛 委員長   先ほどの今ないというのは、後日で結構ですので、資料で出しておいてもらえますか。 ◎地域担当課長   わかりました。 ◆松山かつのり 委員 
     9ページの危機管理、安全管理について一問一答でさせていただきます。これには災害対策とかは記載があるんですけども、これはマニュアルか何かがあるんですか。 ◎地域担当課長   市民館ごとでの防災マニュアルというのは設けておらないのが実情でございます。  以上でございます。 ◆松山かつのり 委員   そしたら、例えば1年に1回とか、防災に対する避難訓練の練習とか、そういった取り組みとかはどうなんですか。 ◎地域担当課長   各市民館によりまして運営委員会で取り扱いが異なっておりますので、そういう指導といいますか、こういう動きをするよというような形で確認しているところもあれば、そういった防災訓練というのを行っておらない市民館もございます。  以上でございます。 ◆松山かつのり 委員   最後に意見、要望だけなんですけども、今回の一般質問で台風21号の件が結構取り上げられました。そこで、市が避難所を開設する際に人が足らないとかマンパワーが足らないということで、なかなか厳しい話も出てました。そこで、一部、要は自主防災会とかそういったところと連携して、地域の方が避難所を開設していく仕組みをつくってはどうかという話があったんです。避難所になっている市民館に関しても、やっぱりそういった取り組みが求められると思うんですね。そういった面では、しっかりマニュアルなり、進捗ですね、それを市が一定把握する必要があると思いますので、それを検討していただくよう、よろしくお願いします。  以上です。 ◆篠原正寛 委員   審査基準について一問一答でお尋ねしたいと思います。  種々いろいろな審査基準があるんですけれども、この審査基準に対して最終的に評価委員会の評価は全てA評価という、十分できてますということです。  ここでお尋ねしたいんですけれども、さまざまな質問に対して、できている、Aであるとした根拠のようなものは何でしょうか。 ◎地域担当課長   提案に基づきまして選定委員会で審査しておりますので、その項目についての基準とかを各委員で判断していただきまして、A、B、Cの評価をつけていただいておるというような内容でございます。  以上でございます。 ◆篠原正寛 委員   ということは、指定管理者の評価なのではなくて、提案書の評価ということになろうかと思うんですけど、そういう理解でよろしいんでしょうか。 ◎地域担当課長   提案書の内容を踏まえ、これからの指定管理期間の運営につきまして審査をしておるというような形でございます。  以上でございます。 ◆篠原正寛 委員   別にこの例が悪いと言いたいわけではなくて、この指定管理者候補が悪いと言いたいわけでも全然なくて、この候補は過去も実績がある方なんですね。これが初めての方だったら、実績、過去がないので、出したものを中心に評価することはわかるんですけれども、過去の実績が提案書とそごがないかの確認のようなものはされているんですか。 ◎地域担当課長   委員御指摘のとおり、選定委員のメンバーにつきましては、過去長年にわたり行っていただいている方が多数でございまして、これまでの運営に関する整合性につきましては、各委員からの御質問があればお答えさせていただいている形にはなりますけれども、そうした資料を御提示して、それを踏まえてというような形での選定は行っておらないのが実情でございます。  以上でございます。 ◆篠原正寛 委員   一例で言うと、担当課のほうに、ここに限らず、指定管理者に対する苦情のようなものが利用者から寄せられるケースというのは今までありましたか。 ◎地域担当課長   はい、ございました。  以上でございます。 ◆篠原正寛 委員   どういう処理をされますのでしょうか。 ◎地域担当課長   直接その苦情のありました市民館のほうに御連絡させていただきまして、事実内容の確認と今後の取り扱いにつきまして協議させていただくというような形でございます。  以上でございます。 ◆篠原正寛 委員   たらればで聞いたら申しわけないんですけど、例えば似たような苦情がたくさん集中的に寄せられるようなケースが仮にあったとして、そこがまた非公募か何かで更新するときに、選定の中に、市が苦情を受けているということをどこかに反映させるスペースはありますかね。 ◎地域担当課長   各委員のほうからそういう質問があれば、当然こちらとしましてもお答えするという形にはなろうかと思いますけれども、そういう過去の経緯や実績等につきましての委員からの御指摘がなければ、こちらのほうから提示するということは正直ございません。  以上でございます。 ◆篠原正寛 委員   もう意見にします。  特にこういう地域の方々が集まってやってくださるというのは、営利でではなくて、本当に公共心だったり善意だったり、基本的にはお任せするべき人たちだというのは間違いないと思うんです。ただ、指定管理というのはいろいろありますし、中には営利の人たちが入ってくるケースもありますし、それから、西宮にはそういうことはないというふうに信じておりますけど、地域団体と言われる人たちの中でも、関西圏で見ても過去さまざまなトラブルや問題を起こしているケースが皆無とは言えないわけですよね。それで言うと、とてもよい提案書でとてもすばらしいことを書いてくださる、それをみんな、ごもっともだね、なので100点満点差し上げます、どうぞというのが少し単純過ぎやしないのかなと。実績がある場合は、受けた苦情であるとか、それに対してどう対処したとか、何々の書類はきっちり保管されてますよ、であれば、本当に保管されているのかどうか確認できているのかとか、やっぱりそういうもの等を通して、少々できてなかったら、それは次に頑張りますという形で提案してもらうことによって、それを信じようと評価するというほうがむしろ真実味があるというか、もっともらしいというか、もしかしたら、僕は見てませんけど、何年か前の提案書がもし仮にぴったり同じになるようだったとしたら、この審査って結局何やねんという話にやっぱりなっちゃうと思うんですよね。審査は、基本的にはふるい落とすための審査でも、相手を疑うための審査でもないんですけれども、最低限の確認はやっぱり一定必要なのかなと。書いてあることが形骸化していないかの確認は、油断がないだろうかという確認は、お互いに必要なのかなというふうには思います。  それをもってこの選定にどうこうと言うつもりは全くないんですけれども、全般のこととして一度御一考いただけたら幸いです。  以上です。 ○一色風子 副委員長   非公募とした理由について一問一答でお願いします。  2ページに書いてある指定候補者を非公募とした理由の中に、この施設の設置目的を効果的に果たしていくためには、地域住民が利用しやすく、住民の創意工夫により施設がさまざまな活動に活用されることが必要であるというふうに書かれているんですけれども、この利用状況というか、どういった方々が利用されているのか、新たに利用されている方々が地域の中できちんと入っているのかというような確認をされているのかどうか、お願いします。 ◎地域担当課長   当然、地域で運営をしていただくということになりますので、広報手段としましては自治会等から広報というような形になりますので、より身近な地域の方々に利用していただけるというような形で運営していただいていると考えております。  今、委員御質問いただきました新規での利用がどれぐらいあるのかということなんですけれども、正直申しまして、トータルでの利用の状況といいますか、利用人数というのはとってはいるんですけれども、その中に新規がどれぐらいあるのかということについての統計はとってございません。しかしながら、こちらの夙東市民館につきましては、年間の利用件数も他の市民館と比較しても高い状況ではございますので、いろいろと旧の方に限らず新しい方の利用もしていただいているのではないかなと考えております。  以上でございます。 ○一色風子 副委員長   以上です。  ありがとうございます。 ○田中正剛 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  これより討論に入ります。  本件に御意見はございませんか。 ○一色風子 副委員長   賛成なんですけれども、意見だけ。  この市民館というのが、やっぱり市民のための施設ということで、地域の人たち、いろんな方々が利用されるような施設であってほしいと思っています。継続利用の方が多いということを伺ってますので、もうちょっと幅広くいろんな方が利用できるように、指定管理者になっている地域の方々の努力というのもお願いしたいなというところを意見として言わせていただきます。  以上です。 ○田中正剛 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  議案第557号は、これを承認することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   異議なしと認めます。したがって、議案第557号は承認することに決まりました。  次に、議案第558号指定管理者指定の件(西宮市立船坂里山学校)を議題とします。  当局の説明を求めます。 ◎地域担当課長   議案第558号指定管理者指定の件(西宮市立船坂里山学校)について御説明させていただきます。  西宮市立船坂里山学校につきましては、平成28年4月から指定管理者による管理運営を行っており、今回、引き続き指定管理による運営を行うため、本12月定例会に指定候補者を指定管理者とする議案を付議するものでございます。  基本的には前回からの業務内容などの変更はございませんが、指定期間のみ、前回の3年からこの度は5年となっております。前回の指定管理期間の運営等の実績を踏まえ、今回から指定期間を5年としております。  それでは、議案書は26-1ページですが、お手元の資料に沿って御説明させていただきます。  議案資料の1ページをお開きください。  1、指定候補者となる団体名についてですが、船坂小学校跡施設管理運営委員会でございます。同団体は、地域住民により組織された団体で、平成23年度より暫定的に同施設を維持管理していただいており、前回の指定管理から引き続いての指定候補者となっております。  次に、2、指定期間でございますが、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間でございます。  次に、4、指定管理者が行う業務につきましては、受け付けに関する業務など、記載のとおりとなっております。  次に、資料の2ページをごらんください。  5、指定候補者を非公募とした理由といたしましては、同施設の目的を効果的に果たしていくためには、地域社会を熟知している地域住民が主体となって同施設を管理運営することが今後の地域の活力を引き出せるものと考えておりますので、非公募としております。  次に、6、選定過程ですが、(2)のとおり、選定委員会は、7月30日、10月1日及び15日の合計3回開催させていただいております。  次に、7、指定候補者の選定方法等でございますが、指定候補者の選定にあたりましては、西宮市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例により、4名の委員によります指定候補者選定委員会を設置しております。メンバーにつきましては、一覧表のとおりでございます。  次に、3ページをごらんください。  (2)、選定基準及び審査基準、(3)、評価結果についてでございます。  まず、指定候補者の選定基準ですが、次の4ページの別紙1をごらんください。  西宮市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第4条各号を基本に、4項目を挙げております。内容は、記載のとおりとなっております。  また、審査基準につきましては、次の5ページから6ページの別紙2に掲載しております。内容につきましては、記載のとおりでございます。
     次に、評価結果についてでございますが、7ページの別紙3をごらんください。  申請内容等を確認し、指定候補者を選定する方法といたしまして、今回は非公募でありますから、各項目において適切か適切でないかを判断し、総合的に評価いたしますABC評価方式で評価しております。Aは適切である、Bはおおむね適切である、Cは適切でないという評価になります。  別紙3に各カテゴリーごとの委員会評価を掲載しております。選定委員会からの評価といたしましては、六つのカテゴリーにおきましておおむねAの適切であるとの評価をいただいております。  なお、次の8ページから11ページにかけましての別紙4に、船坂小学校跡施設管理運営委員会から提出されました提案書の内容について取りまとめております。内容につきましては、記載のとおりとなっております。  また、船坂小学校跡施設管理運営委員会からの提案額につきましては、3ページに戻っていただきまして、「参考:収支予算提案額と平成30年度協定額」に記載しておりますとおりでございます。  最後に、選定委員会からの答申でございますが、3ページの(4)、選定委員会からの答申でございます。  下段の①、「西宮市と連携して船坂地域外においても広報活動に取り組むこと」と意見を付記することになりましたが、指定期間中において安定的な管理運営が期待できることから、船坂小学校跡施設管理運営委員会が指定候補者として妥当であるとの答申をいただいております。  また、市内部でも検討いたしました結果、答申どおり船坂小学校跡施設管理運営委員会を指定候補者として選定し、議案を提出させていただくことになりました。  説明は以上でございます。  よろしくお願いいたします。 ○田中正剛 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  本件に御質疑はございませんか。 ◆菅野雅一 委員   私は、先日、船坂里山学校に伺い、そばを食べさせていただきました。てんぷらを含めたセットを注文させていただきましたが、手軽な料金でボリュームのある内容で、堪能させていただきました。地元の方々の温かい人情に触れ、とても楽しいひとときでした。木造校舎の懐かしい雰囲気に触れ、心地よかったです。地元の方々がとても大切にされている施設であることがよくわかりました。  それを踏まえて質問します。  4点について質問します。  1点目、各年度の提案額、2点目、来場者数の推移、3点目、施設の貸出件数、4点目、稼働率の向上と認知度向上の取り組みについて。  では、1点目からお願いします。  平成31年度から35年度まで、各年度の提案額が764万4,700円になっていますが、この内訳はどうなっているんでしょうか。各年度の提案額が同じですが、削減努力の余地はないのでしょうか。31年度から金額が増加していますが、その理由についてもお答えください。  以上です。 ◎地域担当課長   菅野委員の御質問にお答えさせていただきます。  まず、1点目の内訳といたしましては、維持管理に係ります経費といたしまして、人件費や保険料、消耗品等で607万9,700円、事業関係経費といたしまして、講師謝金やコンサルタント料、企画事業費で146万5,000円、事務用品といたしまして10万円、合計764万4,700円となっております。  削減努力の余地についてでございますが、人件費や保険料など、現状でもできる限り低い水準で抑えて運営していただいていると考えておりますので、大幅な削減は難しいのではないかと考えております。しかしながら、運営努力の中で経費削減に努めていただいており、各年度においての剰余金は返戻していただいております。また、毎月のモニタリングを実施するなどして適切な業務執行に努めてまいります。  あと、31年度から増加している理由なんですけれども、スタッフは有償ボランティアの位置づけですけれども、最低賃金を参考としておりますので、最低賃金の増加に伴います人件費の増ということになってございます。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   この項目について幾つか再質問します。  まず1点目、剰余金の金額について、指定管理になった平成28年度以降で結構ですので、教えてください。 ◎地域担当課長   28年度に指定管理になった以降の剰余金なんですけれども、平成28年度の剰余金が20万9,502円、平成29年度が23万269円となっております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   毎月のモニタリングというのは、誰がどのような業務を行っているのでしょうか、教えてください。 ◎地域担当課長   毎月のモニタリングは、地域担当課の職員が行っております。地域担当課の職員が運営委員の方と面談を行いまして、各月の施設の利用状況や運営状況の確認を行っております。また、地域で自主事業等イベント開催時につきましては、事業の概要や集客状況などの報告もあわせて行っていただいております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   指定管理料以外の運営費というのは幾らで、その内訳はどういうふうになっていますでしょうか。 ◎地域担当課長   指定管理料以外の運営費ですけれども、平成30年度の当初予算で申し上げますと、指定管理料以外の運営事業経費といたしましては731万7,000円となっております。内訳といたしましては、施設関係の委託料としまして、機械警備やじんかい収集、消防設備点検などが216万7,000円、電気使用料や水道使用料など光熱水費などの需用費としまして344万2,000円、軽微な補修など100万円ということになっております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   ということは、指定管理料とそれ以外の事業運営経費を含めて、船坂里山学校に市として出している費用というのはおよそ1,500万円近くになると思うんですが、それで間違いないでしょうか。 ◎地域担当課長   委員御指摘のとおりでございます。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   先ほど夙東市民館の指定管理料の議案が出ました。これが217万円。これに比べるとかなり高額になってますけれども、それについての御認識を教えていただければと思います。 ◎地域担当課長   船坂里山学校は、市民館と比較いたしまして、管理運営していただく施設につきましても、体育館や運動場、ランチルーム、校舎棟、ビオトープなど、範囲が広くございますので、指定管理料につきましても変わってきております。また、その指定管理料の中には、自主事業とか、地域の活性化につながるような事業も行っていただいておるためでございます。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   じゃあ、2点目の質問に移ります。  来場者数の推移、これも指定管理になった平成28年度以降で結構ですので、教えてください。 ◎地域担当課長   来場者の推移につきましては、平成28年度1万6,189、平成29年度1万7,733となっております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   3番目の質問に移ります。  施設の貸出件数や使用料の総額、それから、稼働率の推移について教えてください。 ◎地域担当課長   施設の貸出件数につきましては、平成28年度で628件、平成29年度で803件となっております。  使用料につきましては、平成28年度7万5,000円、平成29年度23万5,700円となります。  最後に、稼働率ですけれども、平成28年度で10.19%、平成29年度で12.99%となります。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   この数字ですね、特に稼働率、これは、市民館の平均的な稼働率と差があるんでしょうか。差があるとすれば、その差は何によって生じているんでしょうか。 ◎地域担当課長   市民館の稼働率は、平成29年度ベースで申し上げますと28.9%となっております。市民館とは施設の用途等も異なりますことから、一概に比較することは難しいと考えますが、船坂里山学校の運動場や体育館、ランチルームの稼働率につきましては、おおむね20%を超える数字となっております。しかしながら、校舎棟につきましては、六つの教室利用が可能でございますけれども、こちらの稼働率が低くなっているのが要因ではないかと考えております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   確認ですが、この指定管理料には地域活性化の目的・趣旨が濃厚に入っている、それで金額が高くなっているということなんですね。 ◎地域担当課長   そのとおりでございます。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   4点目の質問に移ります。  稼働率の向上と認知度向上の取り組みについて、現状でどのような取り組みがなされているのか、教えていただければと思います。 ◎地域担当課長   稼働率の向上と認知度向上の取り組みにつきましてお答えさせていただきます。  船坂地域内のさまざまな情報を共有いたします船坂新聞、こちらを月に1回、地域で発行しており、その中に、事業の紹介をしたり、チラシを折り込んだりということをしております。また、南部地域への広報につきましては、ららぽーと甲子園にチラシを持ち込みまして配置していただいているところでございます。また、市のホームページでも、西宮市の施設として紹介しております。  現在、これ以外の広報手段としまして、さくらやまなみバスの車内広告が山口地域では格安に利用できるということで、船坂里山学校について掲載するよう計画しておるところでございます。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   この部分について再質問します。  いただいた資料3ページの(4)の選定委員会の答申で意見が付記されています。「西宮市と連携して、船坂地域外においても、広報活動に取り組むこと」と。これは、いただいた7ページの委員会意見のところにも同じ項目が書いてあります。だから、広報としてはまだまだ努力の余地があるというのが選定委員会の御判断だと思います。だから、実際はもっと広報の努力の余地があるにもかかわらず、委員会評価でAとなっていることにちょっと違和感があるんですが、これは、当局側の御認識としてはどうでしょうかね。 ◎地域担当課長   各委員の評価というのは、当然ばらばらといいますか、各個々人で評価していただいたものを持ち寄っていただきまして、委員会の中で話をするというような形になってはございます。意見として、広く広報するようにという意見はいただいてはおるんですけれども、現在においてもそこら辺を全くしてないかといったらそういうわけでもありませんので、選定委員会としましては、これ以上にこの先も努力していただくというような形での評価につながっていると思っております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   以上です。  ありがとうございました。 ○田中正剛 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。
     これより討論に入ります。  本件に御意見はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  議案第558号は、これを承認することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   異議なしと認めます。したがって、議案第558号は承認することに決まりました。  ここで休憩とさせていただきます。  再開は、午後1時10分とさせていただきますので、よろしくお願いします。           (午後0時08分休憩)           (午後1時08分再開) ○田中正剛 委員長   委員会を再開いたします。  次に、議案第538号西宮市農業共済条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎農政課長   議案第538号西宮市農業共済条例の一部を改正する条例制定の件につきまして御説明いたします。  追加資料の1ページをごらんください。あわせて、議案書の6-1ページ、6-2ページも適宜ごらんください。  今回の条例改正は、9月の条例の全部改正の後に国の省令が改正されたことに伴いまして、条例の一部改正を行うものでございます。  内容は2点ございます。  1点目は、園芸施設共済では、現在は、加入の際には所有している農業ハウスなどの特定園芸施設というのは、持っている施設全部、全棟加入するということが原則となっていますが、実際は、他の損害保険に入っているでありますとか共済とかに入っている場合と、それから、メーカーの保証がつくってから1年なり2年なりはついているという場合もございますので、そういう意味では保証されているということもありますので、農業者の方から申し出があった場合には、全棟加入という原則から除くことができるようにするというものです。  申し出があった場合とするのは、メーカー保証等があっても、逆にやっぱり園芸施設の共済にも入りたいんだという人もいらっしゃるために、申し出があった場合に除外することができるというふうにするものです。  条文といたしましては、追加資料の2ページの新旧対照表の1の左下ですね、第47条第2項の第5号として、下線部の条項を追加しております。  2点目は、相続のときなどを想定しているんですけれども、共済関係の権利義務の承継についてです。現在は、共済関係の譲り受け人――例えば親御さんが亡くなったときの子供さんなんかですけれども――の住所が県外にある場合は、市は当該共済に関する権利義務の承継を拒むということになっています。これは、農地とかが離れていたら手入れができないということでそういう条例になっているんですが、実際には、譲り受け人――子供が県外でも、近隣の府県に住所があって、農場等を管理することが可能な場合もありますので、譲り受け人の住所が県外にあるということだけを理由に一律に権利義務の承継を拒むというふうになっている部分の規定を削除するものです。  条文としましては、2ページの新旧対照表の第12条の第2項、第3項が該当の部分となります。条例の改正案は、この新旧対照表のとおりでございます。  条例の施行日は、条例案の御承認をいただいた後、法令の定めによりまして、県知事の認可の日からの施行となります。  説明は以上です。  よろしくお願いいたします。 ○田中正剛 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  本件に御質疑はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  これより討論に入ります。  本件に御意見はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  議案第538号は、これを承認することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   異議なしと認めます。したがって、議案第538号は承認することに決まりました。  次に、議案第539号西宮市食肉センター条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎参与兼食肉センター管理課長   議案第539号西宮市食肉センター条例の一部を改正する条例制定の件について御説明いたします。  議案書の7-1ページ及び事前に配付させていただきました議案資料をごらんください。  今回の改正におきましては、条例第5条及び別表に規定しております食肉センター使用料のうち、小動物予冷室に係る使用料を1頭につき64円から108円に改定するものでございます。  今年度、小動物予冷室の更新整備を行うことから、この予冷室の使用料の改定を行い、整備費用の一部を使用者に負担していただくというものでございます。  この予冷室の使用料につきましては、過去、平成28年度に大動物の予冷室を更新整備した際に、大動物使用者の皆様から整備に要した費用の一部を負担していただいておりまして、今回も同様の使用者負担をお願いするものでございます。  具体的には、議案資料の本文後段の算出式に記載のとおり、整備費用の半額に対しまして、減価償却年数や過去3年の平均屠畜頭数で割り戻した上で、1頭当たりの使用料を算出しております。  御審議よろしくお願いいたします。 ○田中正剛 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  本件に御質疑はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  これより討論に入ります。  本件に御意見はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  議案第539号は、これを承認することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   異議なしと認めます。したがって、議案第539号は承認することに決まりました。  次に、議案第540号西宮市運動施設条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎地域スポーツ課長   議案第540号西宮市運動施設条例の一部を改正する条例制定の件について御説明いたします。  議案書は、8-1、8-2でございます。  説明は、事前に配付しております議案資料を使いまして説明させていただきます。  まず、今回の改正理由ですが、現在、西宮浜多目的人工芝グラウンドの駐車場は無料で供用しておりますが、駐車場区画が明確でないため駐車台数が限定され、混雑が発生しており、また、未舗装・砂利敷きのため水たまりができるなど路面状態は悪く、改善の必要がございました。今年度、西宮浜総合公園整備事業の一環でアスファルト舗装等を実施するとともに、1台ごとに白線で区画するなどして、駐車台数の確保、利便性及び安全性の向上を図ることとしました。それに伴いまして、受益者負担の原則などを勘案し、有料駐車場として運営するため、駐車場使用料を設定するものでございます。  次に、駐車場の概要ですが、駐車台数はおよそ170台で、出入り口に駐車券発行機や精算機を設置いたします。駐車場使用料は市の歳入とし、駐車場管理については指定管理者が行います。  駐車場料金ですが、ほかの市立運動施設の駐車場と同一でございまして、当初1時間100円、以後30分までごとに100円加算されます。また、当日内最大料金は1,000円としています。  施行日、すなわち有料開始日は、来年31年4月1日を予定しております。  説明は以上でございます。  よろしくお願いいたします。 ○田中正剛 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  本件に御質疑はございませんか。 ◆菅野雅一 委員   西宮浜多目的人工芝グラウンドを中心に、4点、質問します。  1点目、使用状況や稼働率、2点目、利用者の内訳、3点目、利用申請の手続、4点目、新たに甲子園浜に同様のグラウンドを整備する必要性について。  まず、1点目から。  西宮市立西宮浜多目的人工芝グラウンドの使用状況や稼働率、使用目的別の内訳、使用料金収入の総額、過去からの推移についてお答えください。 ◎地域スポーツ課長   まず、稼働率なんですけれども、平日6割ほど、土・日・祝9割ほど、全日7割ほどと、ここ数年、傾向に大きな変化はございませんが、屋外施設としては比較的高い稼働率を維持しております。  使用料収入ですが、平成29年度約866万円、平成28年度約903万円であり、ここ数年、おおよそ900万円前後となっております。  使用目的でございますけれども、サッカーでの利用が91%、フットサルが2.5%、グラウンドゴルフ2%、ラグビー0.6%となっております。
     以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   2点目の質問に移ります。  利用者はどこから来ていると考えられますか。 ◎地域スポーツ課長   10月に利用者アンケートをとりましたが、そのデータから拾いますと、西宮市内約67%、神戸市約12%であり、ほかに、宝塚市、大阪府からもお越しになっておられました。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   3点目の質問に移ります。  利用申請の手続はどうなっているんでしょうか。 ◎地域スポーツ課長   利用申請の手続でございますけれども、初回の登録は、西宮浜多目的人工芝グラウンドの場合は管理事務所で受け付けしておりますが、体育館の場合、体育館の窓口でも可能でございます。そこで登録完了後、IDとパスワードを発行いたします。以後は、インターネットを通じまして、施設予約管理システムのスポーツネットにしのみやで抽せん申し込み、空き予約申し込み、その予約内容の確認・変更・取り消しなど、ほとんどのことがインターネットで可能となっております。御利用の際は、利用当日に窓口にて使用料をお支払いいただき、御利用いただくこととなっております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   現在、人工島の甲子園浜のゴルフ練習場の跡地利用が一つの焦点になっています。そこで多目的グラウンドの整備の話も浮上してきております。これも含めて、新たに甲子園浜に同様のグラウンドを整備する必要性はあるとお考えになっているか、その辺の御認識を聞かせていただければと思います。 ◎地域スポーツ課長   スポーツクラブ21、少年サッカーの登録者数が野球の約2倍であり、また、市立運動施設のうち、野球場は市内に9面あるのに対しまして、少年サッカーで試合が可能なグラウンドは8面という状況でございます。そのうち、雨の影響を受けにくい人工芝グラウンドは西宮浜の1面のみであることから、サッカーグラウンドの整備状況は十分ではないという状況でございます。したがって、具体的な規模などについては今後検討していかなければならないと考えておりますけれども、人工芝グラウンドの整備・新設の必要性はあると考えております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   以上です。  ありがとうございました。 ◆西田いさお 委員   この駐車場の料金設定ですが、ほかのグラウンドの使用でもあったんですけれど、何時から何時を1日と設定するかというのを聞きたいんですけれど。 ◎地域スポーツ課長   基本的にグラウンドの使用時間のプラス30分を考えております。例えば西宮浜のグラウンドの使用時間が9時から21時までの場合は、駐車場の使用時間は8時半から21時半までとなります。  以上です。 ◆西田いさお 委員   ここで問題になるのが、浜甲子園のほうでも問題になったんですけれど、大会なんかを行う場合、やはり準備等が要って、8時にあけてほしいとか、7時半にあけるということはまずないんですけど、おおよそ8時ぐらいから準備とかをしたいというチームはよくあると思うんですね。その場合、時間が30分超えるだけで、1日1,000円が1,000円を超えるんですよね。そういうのは調整が要ると思うんです。その辺は、使用が始まったら、7時半ぐらいに設定して、日にちが超えないように、トラブルが起きないようにしてほしいと思います。これは意見、要望という感じでお願いしておきます。  以上です。 ○田中正剛 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  これより討論に入ります。  本件に御意見はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  議案第540号は、これを承認することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   異議なしと認めます。したがって、議案第540号は承認することに決まりました。  次に、議案第545号平成30年度西宮市一般会計補正予算(第8号)のうち本委員会所管科目、産業文化局・農業委員会分、議案第547号平成30年度西宮市食肉センター特別会計補正予算(第1号)、議案第548号平成30年度西宮市農業共済事業特別会計補正予算(第1号)、議案第549号平成30年度西宮市中小企業勤労者福祉共済事業特別会計補正予算(第1号)、以上4件を一括して議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎産業文化総務課長   議案第545号平成30年度西宮市一般会計補正予算(第8号)のうち産業文化局所管分について、歳出から御説明いたします。  白い冊子、平成30年度西宮市一般・特別会計補正予算の38・39ページをお願いいたします。  款、項とも総務費、目55市民文化費は、補正額489万2,000円の減額です。  右側説明欄の生涯学習事業経費は351万3,000円の減額で、嘱託職員1名減に伴い嘱託員報酬などの不用額を減額しております。  生涯学習管理事業経費は112万1,000円の減額で、需用費や工事請負費などの不用額や執行残額を減額するものです。  文化振興財団補助事業経費は25万8,000円の減額で、文化振興財団が実施する事業や専任派遣職員5名の人件費に対する補助金で、共済費の不用額分を減額するものです。  次の目57市民文化施設費は、補正額310万3,000円の減額です。  右側説明欄の職員の給与費は、文化振興財団派遣職員10名の人件費で、現員現給による減額でございます。  フレンテホール等管理運営事業経費から41ページの山口ホール管理運営事業経費までにつきましては、委託料、施設管理共益負担金、借り上げ料の執行残額、不用額を減額するものです。  次に、40・41ページをお願いいたします。  目59市民文化施設整備費は、補正額226万5,000円の減額です。  右側説明欄の市民ホール等改修事業費は、工事設計委託料の不用額やアプリ甲東空調設備改修工事費の執行残額を減額するものでございます。  次の目60スポーツ推進費は、補正額691万2,000円の減額です。  右側説明欄のスポーツ推進事業経費は78万9,000円の減額で、スポーツ推進計画後期計画策定等支援業務に係る委託料などの執行残額や不用額を減額するものです。  地域スポーツ推進事業経費は548万8,000円の減額で、スポーツ推進委員に係る委員報酬や、プール開放事業に係る謝金及び委託料の不用額を減額するものです。  運動施設管理運営事業経費は63万5,000円の減額で、防犯カメラシステム借り上げ料の不用額や執行残額を減額するものです。  次に、52・53ページをお願いいたします。  款民生費、項社会福祉費、目05社会福祉総務費のうち産業文化局所管分は、補正額262万5,000円の減額です。  右側説明欄の西宮市シルバー人材センター補助事業経費は、シルバー人材センターの人員補充に伴い人件費部分の補助金を増額するものです。  次に、84・85ページをお願いいたします。  款労働費、項労働諸費、目05勤労福祉費は、補正額601万9,000円の減額でございます。  右側説明欄の職員の給与費は、労政課の職員7名の人件費で、現員現給により472万9,000円の減額となっております。  勤労者福祉事業経費は129万円の減額で、西宮市障害者雇用奨励金の申請が少なかったことによるものです。  次の目10勤労施設費は、補正額51万2,000円の増額です。  右側説明欄の勤労会館等管理運営事業経費は、勤労会館4階男子トイレセンサー取りかえ工事などの施設維持管理工事の実施による増額でございます。  次の目15勤労施設整備費は、補正額50万円の減額です。  右側説明欄の勤労福祉施設改修事業費は、冷温水配管工事設計委託料の不用額を減額するものです。  次の目25福祉共済事業費は、特別会計への繰出金で、後ほど特別会計の一般会計繰入金の部分で御説明いたします。  次に、86・87ページをお願いいたします。  中ほどの款、項とも農林水産費、目10農林水産総務費は、補正額463万4,000円の増額です。  右側説明欄の職員の給与費は、農政課職員5名の人件費で、現員現給により471万6,000円の増額となっております。  一般事務経費は8万2,000円の減額で、不用となった委員報酬の減額などでございます。  次の目15農林水産振興費は、補正額3万2,000円の増額でございます。  右側説明欄の農業体験推進事業経費は、嘱託員報酬や共済費を増額するものです。  次の目20農業共済事業費は、特別会計への繰出金で、後ほど特別会計の一般会計繰入金の部分で御説明いたします。  次に、88・89ページをお願いいたします。  款、項とも商工費、目05商工総務費は、補正額1,727万1,000円の減額でございます。  右側説明欄の職員の給与費は1,712万3,000円の減額で、産業文化総務課、消費生活センター、商工課、都市ブランド発信課及び食肉センター管理課などの職員32名の人件費で、当初予算に比べまして1名の減となっております。  一般事務経費は14万8,000円の減額で、コピー機借り上げ料の執行残額を減額するものです。  次に、目10商工振興費は、補正額1,409万1,000円の減額です。  右側説明欄の産業育成等事業経費は、嘱託員の共済費を増額するものです。  中小企業融資あっせん事業経費は519万6,000円の減額で、預託額確定による中小企業事業資金融資預託金の減額と、融資申込件数増加によります信用保証料増額の差し引きでございます。  ブランド育成事業経費は890万円の減額で、産学官連携西宮ブランド産品創造事業委託料及び補助金の不用額を減額したことなどによるものでございます。  次の目20市場費は、補正額87万6,000円の増額です。  右側説明欄の卸売市場管理運営事業経費は、嘱託員報酬や台風21号で被害を受けた施設の修繕費を増額するものです。  次の目25消費対策費は、補正額10万3,000円の減額です。  右側説明欄の消費生活センター管理運営事業経費は、電話回線使用料の不用額を減額するものです。  次に、ちょっと飛びまして、128・129ページをお開きください。  款災害復旧費、項農林水産施設災害復旧費、目10農業用施設等災害復旧費は、補正額1,189万9,000円の増額です。  右側説明欄の農業用施設等災害復旧事業費は、台風21号で被害を受けましたビニールハウスなどに対する農業用施設等災害復旧事業に係る補助金でございます。  歳出は以上でございます。  次に、歳入について御説明いたします。  前に戻りまして、16・17ページをお願いいたします。
     款県支出金、項県補助金、目55災害復旧費県補助金は、補正額1,045万7,000円の増額です。  右側説明欄の農業用施設等災害復旧事業費は、先ほど歳出で説明いたしました農業用施設等災害復旧事業に係る補助金の県負担分でございます。  次に、18・19ページをお願いいたします。  款諸収入、項貸付金元利金収入、目35商工貸付金収入は、補正額700万円の減額です。  右側説明欄の中小企業事業資金融資預託金・利子は、先ほど歳出で説明いたしました預託額確定による減額でございます。  次に、20・21ページをお願いいたします。  項、目とも雑入のうち産業文化局所管分は、右側説明欄の文化振興財団派遣職員給与費負担金収入で、専任派遣職員に係る共済組合等事業主負担分相当額を収入するもので、共済費の不用額分を25万8,000円減額するものです。  中小企業融資制度損失補償等返還金は、上半期の実績により184万8,000円を増額し、プレラにしのみや管理組合委託管理費返還分配金は、プレラにしのみや管理組合の管理業務を行っていた事業者からの返還金が配分されたものでございます。  産業文化局の一般会計補正予算の説明は以上でございます。  次に、農業委員会に係る補正につきまして農業委員会事務局長より御説明いたします。 ◎農業委員会事務局長   農業委員会分の補正予算について御説明いたします。  補正予算書は86・87ページをお願いいたします。  款、項とも農林水産費、目05農業委員会費は205万7,000円の増額です。  右側説明欄の職員の給与費は、職員3名分の人件費で、現員現給による210万円の増額です。  農業委員会運営事務経費は4万3,000円の減額で、嘱託職員1名分の嘱託員報酬等の増額及びコピー機借り上げ料の執行残額の減額によるものです。  説明は以上です。  次に、食肉センターの特別会計に係る補正予算について担当参与より御説明いたします。 ◎参与兼食肉センター管理課長   議案第547号平成30年度西宮市食肉センター特別会計補正予算(第1号)について御説明させていただきます。  補正予算書165ページをごらんください。  今回の補正につきましては、この後、御審議いただきます議案第559号、議案第560号の西宮市食肉センター及び食肉地方卸売市場の指定管理者指定の件に関しまして、平成31年度から35年度の5年間の指定管理料として、支出限度額合計11億8,490万4,000円を債務負担行為として計上するものでございます。  説明は以上でございます。  次に、議案第548号農業共済事業特別会計補正予算について担当課長より御説明させていただきます。 ◎農政課長   農業共済の補正予算について御説明させていただきます。  補正予算書の172・173ページをお開きください。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ103万5,000円を減額し、予算総額を1,531万1,000円とするものです。  歳出から御説明いたします。  176・177ページをお開きください。  款農作物勘定支出、項諸支出金、目水稲共済金は、補正額8万7,000円の増額です。基金への積み立てとして前年度剰余繰り越し8万7,000円を増額いたします。  次の目無事戻し金は、条例改正に伴い無事戻し制度が廃止されたため、2万6,000円の減額です。  178・179ページをお願いいたします。  款園芸施設勘定支出、項諸支出金、目園芸施設共済金は、補正額109万9,000円の増額です。  右側説明欄の園芸施設共済金は、台風等による園芸施設の被害があった際の共済金支払いに充てるための費用として、負担金補助及び交付金を105万6,000円増額します。  また、基金への積み立てとして、前年度剰余繰り越し4万3,000円を増額いたします。  次の目無事戻し金は、条例改正に伴い無事戻し制度が廃止されたため、補正額18万2,000円の減額です。  180・181ページをお開きください。  款業務勘定支出、項諸支出金、目総務管理費は、補正額195万3,000円の減額です。  右側説明欄の職員の給与費は、職員1名分の人件費で、現員現給により187万5,000円の減額です。  事業運営経費は、農業共済連絡推進報償金について、支払い対象農会数が減となったため、4農会分を減額するものです。  目損害防止費は、補正額6万円の減額です。  右側説明欄の損害防止事業経費は、損害防止事業委託料で、対象となる面積が当初見込みより減少したため、6万円を減額するものです。  歳出は以上です。  次に、歳入について御説明いたします。  前に戻りまして、174・175ページをお開きください。  款農作物勘定収入、項繰入金、目基金繰入金は、水稲無事戻し制度を廃止したため2万円の減額です。  項、目とも繰越金は、前年度からの繰越金8万7,000円を増額いたします。  項諸収入、目水稲連合会特別交付金は、水稲無事戻し制度を廃止したため6,000円の減額です。  款園芸施設勘定収入、項繰入金、目基金繰入金は、農業共済事業基金からの繰入金として、前年度繰越金から責任準備金を差し引いた4万4,000円の増額です。  項、目とも繰越金は、前年度からの繰越金10万4,000円を増額いたします。  項諸収入、目園芸施設保険金は、95万1,000円を増額いたします。  次の目園芸施設連合会特別交付金は、無事戻し制度を廃止したため18万2,000円の減額です。  次の款業務勘定収入、項繰入金は、補正額201万3,000円の減額です。  目基金繰入金は6万円の減額、目一般会計繰入金は現員現給により195万3,000円の減額でございます。  以上で説明を終わります。  次に、中小企業勤労者福祉共済事業特別会計に係る補正について担当課長より御説明いたします。 ◎労政課長   議案第549号平成30年度西宮市中小企業勤労者福祉共済事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。  歳入歳出を一括して御説明いたします。  まず、歳出の説明をさせていただきます。  補正予算書の188・189ページをお願いいたします。  福祉共済費の目05事務費ですが、200万8,000円の減額となっております。これにつきましては、職員の給与費で、現員現給による職員3名分の人件費の補正となっております。  目10事業費でございます。82万6,000円の増額で、右側説明欄、福祉共済基金積立金は、前年度繰越金の1,112万4,000円を増額いたします。  福利厚生事業経費につきましては、講師謝金や観劇・映画などの各種福利厚生施設の借り上げ料及びソフトボール大会などの自主事業関係負担金などで、実績に基づき不用見込み額を減額するものでございます。  過年度事業参加負担金還付金につきましても、前年度の還付が発生しないため減額いたします。  続いて、歳入の御説明をさせていただきます。  前に戻っていただきまして、186・187ページをお願いいたします。  繰入金の目10一般会計繰入金で180万1,000円の減、繰越金の目05繰越金で前年度からの繰り越し1,112万4,000円を増としております。  諸収入の目90雑入では、実施事業の参加者実績の減によりまして負担金を117万9,000円の減、過年度福利厚生施設借り上げ等返還金につきましても還付が発生しなかったため減額し、中小企業勤労者福祉共済事業特別会計合計で871万3,000円の増額となります。  説明は以上でございます。 ○田中正剛 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑は全て一括して行いますので、よろしくお願いします。  各件に御質疑はございませんか。 ◆菅野雅一 委員   1点だけ。  議案第545号一般会計補正予算(第8号)、予算書129ページ、農業施設等災害復旧事業費、台風21号の被害があったということですが、どのような被害があったのか、その具体的な内容を教えてください。 ◎農政課長   20人の方に、農業用のハウスの倒壊とかビニールが飛んでしまうとか、そういう被害がありました。それに対しての復旧費用の補助金ということで、国、県、市それぞれ負担して補助を行うというような事業です。被害としては、風の被害が多かったので、農業用ハウスのビニールが飛んでしまったとか、ハウスごと倒れてしまったとかというような形の被害が主でございます。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   件数は何件ですか。 ◎農政課長   全部で農家の方20人が被害に遭っております。20戸というんですかね、対象となる世帯の方は20人でございます。 ◆菅野雅一 委員   この予算の項目とは直接関係ないんですが、ことしは台風21号を初め非常に災害が多かったんですが、作物の実り状況とか、その辺はどうですか。ちょっと教えていただければ。 ◎農政課長   台風があった当初といいますか、その直後というのは、やはり野菜とかそういうものについても影響が大きかったというのと、あと、すごく暑かったというようなところもありまして、お米とかは平年どおりということなんですけれども、暑かった直後とか台風があった直後の野菜とかについては少し影響があって、作物というか、出来高にも影響があったみたいです。ただ、年に5回、6回と回転させていきますので、その後の部分については、それをずっと引きずるというんではなくて、ある程度回復してきているという、そんな感じです。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   以上です。  ありがとうございます。 ◆松山かつのり 委員   1点だけ。  41ページのスポーツ推進事業経費が、548万円減になっているんですけども、これをもうちょっと詳細に内容を教えてほしいんですが。 ◎地域スポーツ課長   地域スポーツ推進事業経費の548万8,000円の補正ですけれども、まず、委員報酬とありますのは、スポーツ推進委員の報酬でございます。予算時では95人分計上しておりますけれども、現在は84人ですので、10人減したものでございます。  それから、報償費ですけれども、92万2,000円を減しておりますけれども、これは、プール従事者には事前に救命救急講習を受講していただいております。それに当たる謝金なんですけれども、これも想定の人数が見込みより少なかったことによります減でございます。
     それから、委託料のところです。地域スポーツ推進事業等委託料ですけれども、これは、学校プール開放の委託料でございます。これは、ことしの夏が、台風、非常に暑かった、猛暑という影響で、結構取りやめたところが多かったというのが実情でございまして、そこの分の不用となったものを補正減したものでございます。  以上です。 ◆松山かつのり 委員   結構です。 ◆よつや薫 委員   食肉センター特別会計の補正予算についてですけれども、これは債務負担行為ということではありますけれども、11億8,000万円余りということで、後刻になるのでちょっと前後するんですけれども、そこで聞くより、ここでまず1点だけ聞いておかなあかんなと思ってます。  これは私もずうっと言ってきている分ですけれども、一般会計からの繰入額が丸い数字で言うと約1億円あって、それがことしも、あと来年以降もそういう見込みなのかどうなのかというのを、まず一問一答で。そういう見込みと考えていいのかどうか。それを踏まえた上での指定管理料ということなんですかということです。  以上です。 ◎参与兼食肉センター管理課長   繰入金の見込みにつきましては、当年度の収入及び支出の差額になります。収入の根幹にかかわります使用料については、これまでこの委員会の場でも姫路の影響での減少を御説明させていただいたところではございますが、ある意味で平成29年度の現象と。それが31年度以降、今現在、私どもが思っているのは、そういう状況で推移する、もしくは使用者の皆さんの御努力によってこれがちょっとでも上がったらいいなというふうには思ってます。また、支出に関しましても、今回、指定管理料の御提示をさせていただくわけではございますが、大きくそこで何か経費が上がる云々については想定しておりません。そういう意味では、収支の差額という意味での一般会計の繰入金については、現状もしくは小さく下がるぐらいの状況で推移するかなというふうに今見込んでおります。  以上です。 ◆よつや薫 委員   額としては、きちっとした額というのを見込みで出すのは無理と思いますけど、多少は改善するかもしれないけども、同じような、近い数字になるというふうに理解しました。  これは後刻の議案との関係があるんですけれども、それは後刻にまた言いますわ。  今回のこの議案に対しては以上です。 ○田中正剛 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   ないようでしたら、ちょっとかわっていただければありがたいんですが。 ○一色風子 副委員長   委員長の職務をお預かりします。 ○田中正剛 委員長   89ページのブランド育成事業経費について、この1点なんですけども、一問一答で。  先ほども少し説明があったと思うんですが、産学官連携西宮ブランド産品創造事業委託料と補助金とにそれぞれ分かれて減額されているんですけれども、この内容についてまず御説明いただけますか。 ◎商工課長   まず、産学官連携による西宮ブランド産品創造事業というものなんですけれども、こちらは、市内の中小企業と市内の大学との連携によって取り組まれる販路拡大を見据えた商品開発等事業経費を補助するというものでございます。  まず、補助金のお話をさせていただきます。具体的には事業メニューとして二つございます。  商品開発支援事業ということで、こちらは、販路拡大を見据えた新商品開発に必要となる経費について、上限額を150万円ということで補助させていただく制度になっております。  もう一つは、先ほどの商品開発支援事業を活用して開発された新商品を、市場投入ですとか販売促進活動を展開される際に必要となる経費について、上限額を50万円ということで補助させていただくという二つのメニューを設けております。  そちらとあわせまして、委託料のほうなんですけれども、先ほどの補助事業を活用して新商品開発に取り組まれる事業者様に対しまして、流通業界に精通したコーディネーターに商品開発のプロセスから関与していただいて、販路拡大を見据えた商品開発をサポートしていただくという業務として、市が専門家に委託して、そちらから事業者様の取り組みに対して派遣をするというような取り組みを行っております。  以上が補助金と委託料の事業内容の説明になります。  以上です。 ○田中正剛 委員長   それぞれ減額した理由をもう一度お聞かせいただけますか。 ◎商工課長   こちらの取り組みに当たりましては、ホームページで紹介するとか、あと、企業訪問をさせていただいたりする際に、本事業内容になじむと思われるような事業者様に対して制度紹介をさせていただいておりまして、前年度に少し事業者様訪問とかをさせていただく中で、一定の補助件数、申請件数が出るんじゃないかということで予算を計上していたんですけれども、現時点での実績としてその見込みに至らなかったということで、それぞれ減額させていただいております。  以上でございます。 ○田中正剛 委員長   ありがとうございます。  ちょっと関連してなんですけれども、全く違う話になってしまって申しわけないんですが、成果というところで関連してますのでお尋ねしたいんですけども、今度は観光のほうなんですね。  西宮北口に観光のほうが担当されていると思われるラック――チラシとかをいろいろ入れてますね。あれの管理ってどういう形で管理されているんでしょうか。関連で申しわけないんですけど。 ◎都市ブランド発信課長   西宮北口駅の構内に設置しておりますパンフレットラックにつきましては、西宮観光協会のもとで管理をしております。年間、一定の支出を所管されている管理会社のほうにお支払いさせていただいているという状態でございます。  以上でございます。 ○田中正剛 委員長   もう意見にしておこうかな。  西宮北口のラックしか私も情報をいただいてないんですけれども、ほかにも駅とかにラックを置かせていただいている形だと思うんですが、管理方法が非常にずさんであるという御指摘をいただいてます。イベントが実施された後のものが置かれていたり、置かれているものがぐちゃぐちゃになっていたり、見ばえもよくないというのと、要は賞味期限切れのものが置いてあると見向きもしなくなるというような悪循環に陥っているのかなというところがございます。  なぜこれを関連して質問したかというと、先ほどの産学官連携西宮ブランド産品創造事業というところがありますけれども、これも多額の補正がされております。それぞれ350万円と390万円ですから相当額です。先ほどの説明では実績が見込みをかなり下回ったということなんですけども、下回り過ぎです。こういう企画をされる、何かこういう商業振興、商工振興をされる、観光もそうですけれども、そういった場合の見込みとかもたらす効果に対してどのような実績を上げている、どのような成果を上げているというところの検証とか、要は事業をやりっ放しになってませんか、企画しっ放しになってませんかというところが、こういった補正を見ているとやはりあらわれているのかなというふうに感じますので、今度、新年度の事業、新年度の予算の編成もほぼほぼ終えたと思うんですけれども、改めてその辺の検証をしっかりとしていただいて、より有効な施策を検討しておいていただきたいなということを要望しておきたいと思います。  以上です。 ○一色風子 副委員長   委員長の職務をお返しします。 ○田中正剛 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  なお、議案第545号に対する討論並びに採決は後刻一括して行います。  これより議案第545号を除く3件の討論に入ります。  各件に御意見はございませんか。 ◆よつや薫 委員   議案第547号平成30年度西宮市食肉センター特別会計補正予算については、後刻の議案との関連で賛成できないということで、反対します。  あとの2件については賛成です。 ○田中正剛 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  採決は3回に分けて行います。  まず、議案第547号の採決を行います。  議案第547号は、これを承認することに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○田中正剛 委員長   挙手多数と認めます。したがって、議案第547号は承認することに決まりました。  次に、議案第548号の採決を行います。  議案第548号は、これを承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   異議なしと認めます。したがって、議案第548号は承認することに決まりました。  次に、議案第549号の採決を行います。  議案第549号は、これを承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   異議なしと認めます。したがって、議案第549号は承認することに決まりました。  ここで説明員が一部退席いたします。    (説明員一部退席) ○田中正剛 委員長   次に、議案第559号指定管理者指定の件(西宮市食肉センター)、議案第560号指定管理者指定の件(西宮市食肉地方卸売市場)、以上2件を一括して議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎参与兼食肉センター管理課長   議案第559号及び議案第560号、西宮市食肉センター指定管理者指定の件及び西宮市食肉地方卸売市場指定管理者指定の件について御説明させていただきます。  本件に関しましては、本年9月市議会のこの民生常任委員会におきまして、西宮市食肉センター等の次期指定管理についてとして、これまでの経緯及び次期指定管理者選定の方針等について御報告させていただいたところでございます。その後の具体的な選定経過等につきまして、議案書及び議案資料に基づきまして説明させていただきます。  議案書27-1ページと28-1ページ、及び、議案資料の1ページをごらんください。  指定候補者といたしましては、これまでと同様、株式会社キャンフォラを選定し、指定期間は、平成31年4月1日から5年間を予定しております。  資料1ページの4の業務の範囲につきましては、従前からの変更はございません。  資料2ページ、5、指定候補者を公募しなかった理由につきましては、9月議会におきましても御説明させていただいたとおり、現行の指定管理者は、現実の屠畜業務に精通しており、本事業者でなければ適正な管理運営を実施することが困難と考えられることや、今後のHACCP導入に際する対応につきましても、市と協働の上で適切な対応が期待できること、さらには、全国の状況を見ましても、指定管理者といたしましては、地元の食肉事業団体または団体が設置した会社等への指定管理が大部分でありまして、施設の性質を勘案いたしますと、食肉センターの指定管理を公募で行うことは困難という判断から、現行の指定管理者を非公募で今回も募集したところでございます。  6の選定過程及び7の選定方法等についてでございますが、西宮市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例に基づきまして、3ページ上段の表に記載の選定委員に対しまして指定管理者として妥当であるかの諮問を行った上で、応募団体の概要及び実績、財務状況、施設管理体制、施設の収支計画等につきまして、別紙1の選考基準及び審査基準に基づきまして総合的に評価を行う方法で審査を行いました。  具体的な評価方法でございますが、別紙1の審査基準の「2 審査及び指定候補者の選定」の中の「(4)指定候補者の選定方法」に記載のとおり、応募者から提出された申請書類及びヒアリング等をもとに、次のページの別表に当てはめた上で、普通の評価、これの合計点が60点以上となりました委員が過半数の場合につきましては指定候補者として妥当であると判断いたします。  今回の審査結果といたしましては、市の指定管理者制度運用マニュアルに基づきまして、別紙2に記載のとおり――ここに記載しております評価点につきましては各委員の平均点として記載しておりますが、結果といたしましては、全ての委員の皆様から60点以上の点数をいただいております。
     委員会としての答申につきましては、3ページの「(4)選定委員会の答申」に記載させていただいております。  また、応募者であります株式会社キャンフォラから寄せられた提案書の概要につきましては別紙3に、各年度の項目別の経費の予定につきましては別紙4のとおりでございますので、御参照いただきたいと思います。  説明については以上でございます。 ○田中正剛 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  両件に御質疑はございませんか。 ◆菅野雅一 委員   5点についてお伺いします。  1点目、使用料など歳入の見通し、2点目、今後5年間の見通し、3点目、人件費と一般管理費について、4点目、業務委託費の内訳について、5点目、経営改善の取り組みについて。  まず1点目、現在進行している平成30年度において、食肉センターの使用料などの歳入の見通しはどうなってますか。これに伴う収支、つまり一般会計からの繰入額の見通しについて教えていただければと思います。  お願いします。 ◎参与兼食肉センター管理課長   まず、歳入についてでございますが、使用料等の基礎となります処理頭数につきましては、今年度、11月末現在の実績から、年間の大動物の屠畜頭数は年間約1万頭、小動物――豚ですね、この屠畜頭数は4万3,000頭を見込んでおり、その他の収入も含めまして、運営経費としての収入といたしましては1億3,000万円、整備事業費に充当する起債等が6,200万円、合計1億9,000万円というふうに見込んでおります。  一方、歳出につきましては、利用者、市及び指定管理者で構成される運営改善委員会におきまして、光熱水費のさらなる削減でありますとか、指定管理料のうちの精算項目になっております光熱水費につきまして、ガスの入札であるとか電気の契約見直しなどを図った結果、ここの部分で言いますと、前年度と比較して光熱水費は約600万円の削減ということを見込んでおります。歳出合計としては3億6,500万円というふうに見込んでおります。  その結果、繰入金におきましては、運営費充当額1億3,600万円、公債費への充当額4,200万円で、前年度比約160万円増の約1億7,600万円を見込んでいるところでございます。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   2点目の質問に移ります。  使用料などの歳入の今後5年間の見通し、これに伴う収支、つまり一般会計からの繰入額の今後5年間の見通しについて教えてください。 ◎参与兼食肉センター管理課長   先ほども申しましたように、処理頭数の動向につきましては、今後5年間は大動物の処理頭数は大体年間1万頭前後で推移するというふうに思っております。また、小動物についても、何かの大きな変動要因というのがない限り、同様に年間4万3,000頭前後の推移で見込んでございます。このことから、歳入につきましては、平成31年度以降の5年間につきまして大きな変動はないものというふうに見込んでおります。  また、歳出につきましても、大きく変動することはなく、その他の公債費では、過去の起債の償還動向により増減いたしますが、その結果、一般会計の繰入金につきましては、運営費充当額が毎年度1億3,000万円程度、公債費充当分が4,000万円から5,000万円程度で推移するという予定でございます。 ◆菅野雅一 委員   3点目の質問に移ります。  別紙4の人件費と一般会計管理費、これが今後5年間横ばいということになってます。これについての理由を教えてください。 ◎参与兼食肉センター管理課長   ここの数字というのは、指定管理者から提出されました収支予算見積書の金額を、予定されている消費税の増による増額というのを除いて、平成30年度と比較しやすいように表記したものがこの別紙4の表でございます。  人件費及び一般管理費につきましては、現時点での指定管理者としての必要人数及び労務単価等をもとに積算されたものでありますが、各年度の運営経費におきましては、市から支出される指定管理料の総額の中で事業者の裁量において対応していただくということを考えております。今後の経営状況の変動によりまして、大規模な経費が発生するような事案につきましては、各年度の年度協定におきまして事業者と協議・決定する予定としております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   4点目の質問に移ります。  同じく別紙4、ここの業務委託費の内訳を教えてください。今後5年間で増減がありますが、これの要因は何なのか、教えていただければと思います。 ◎参与兼食肉センター管理課長   ここに記載しております業務委託費は、指定管理者がみずから実施することが困難である業務で、現時点で想定されるものについて他の事業者から見積もりを徴した上で計上しているという金額でございます。この業務委託のうち、機器の点検等につきましては、電気系統、空調設備、屠畜機器等、多岐にわたっておりまして、この点検の種類におきましては、実施年の間隔、例えば毎年やらなあかんであるとか、2年に一回、3年に一回するであるとか、実施の内容が各年度においてまちまちというところでございます。その結果、年間の委託金額の増減が発生しております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   この部分について再質問します。  電気系統、空調設備、屠畜機器等、多岐にわたっている、あるいは実施年度の間隔や内容がまちまちだということですが、この内容は全部当局のほうで把握はされているわけですか。 ◎参与兼食肉センター管理課長   先ほど申しました、毎年度、年度当初の年度協定の中で、事業者からその詳細な内容というのを聴取した上で、これが何年に一回、だからこれがふえている等につきまして、もしくは各業者の見積もり額等も確認した上で、その金額については確認しております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   これは5年間の計画の数字が載っているわけですよね。だから、これはどういう数字の積み上げでこうなっているのかというのを当局として把握しているわけではないんですか。 ◎参与兼食肉センター管理課長   それは、あくまでも今現在で想定される5年間の委託金額を提出していただき、また、その見積もり額等も確認はさせていただいてます。ただし、今現在、見積もりはこうですけど、当然、5年というスパンという中で状況変更――わかっているところについては今回この中に当然含ませていただいておるわけなんですけど、それ以外の事情変更には、今後の年度協定において対応させていただきたいというふうに考えております。  以上です。 ○田中正剛 委員長   質問に答えてくださいね。今は、これの内容を把握してますかと聞かれているので。 ◆菅野雅一 委員   では、5点目の質問に移ります。  今後5年間でどのような経営改善の取り組みを行う方針なのか、教えてください。 ◎参与兼食肉センター管理課長   まず、指定管理者及び利用者の取り組みといたしましては、昨年度、食肉センターの運営改善委員会を再開しまして、その中で取り決めをいたしました、臨時閉場日の設定、それから、大動物予冷室の温度調整、センターを使用していただく視察という3事項をことしの4月から実施させていただいております。  1点目の臨時閉場日の設定につきましては、屠畜予定頭数が処理能力の20%以下の頭数の場合につきまして、屠畜予定日の前後にその頭数を振りかえることによりまして集約することで、当日を臨時に閉場し、そのことにより光熱水費等の経費の削減を図るという取り組みでございます。  2点目の大動物新予冷室の温度調整につきましては、臨時閉場等により使用しない日の大動物予冷室の温度設定を、通常のマイナス1度から5度に変更することで電気代の節約を図るという取り組みでございます。  また、3点目の生産者や枝肉の買い受け人によるセンターの視察につきましては、処理頭数の増加にかかわることから、積極的に対応しております。  次に、市の取り組みといたしましては、光熱水費の削減につきましては、先ほど申しましたガスの契約に関しましては入札を実施し、電気の契約に関しましては、電力会社と交渉を行うことにより大口個別契約による契約を締結したところでございます。その結果、今後3年間は、単年度で申しますと、ガスが年間約126万円、電気が年間約474万円、合わせて約600万円の削減となる見込みでございます。  市といたしましては、指定管理者や利用者と協働した経費削減の取り組みを継続しているところではございますが、根本的な収入構造の改善といたしまして、先ほどの一部の使用料ではなしに、使用料全体の改善、改定の必要性につきまして、使用者及び食肉事業協同組合に対して申し入れさせていただき、また、今後の協議をさせていただきたいと申し入れさせていただいているところでございます。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   以上です。  どうもありがとうございました。 ◆松山かつのり 委員   別紙3について1点だけ。  人員配置についてですけども、ずっと読んでいくと、食肉センターの働く場所の苛酷さといいますか、そういったことが人材確保と採用計画というところに書いてあるんですけれども、1点目に、過去、人材が来なくてかなりピンチ、危険な状況に陥ったことがあるのか、それをまず1点お聞きしたいと思います。 ◎参与兼食肉センター管理課長   正直申し上げて、私もキャリア2年目という中で、過去の状況というのはなかなかわかってないというところで、申しわけありません。  指定管理者の職員として、今現在、役員も含めて15人の方が働いていただいている中で、次期、今回の申請の中で14人と。これは、現場の人がやめる云々という話ではなしに、役員を整理されるという中で14人という体制を確保していただいております。  また、今回で言いますと、特に問題となるのがHACCPへの対応で、指定管理者さんもそこはいろいろ御検討されている中で、それが必要やというところにつきましては、先ほど来申し上げております年間の年度協定という中で対応させていただきたいというふうに考えてます。  以上です。 ○田中正剛 委員長   もう一度申し上げます。  質問がわからなかったら反問権を使ってください。質問に対する答弁をよろしくお願いします。 ◆松山かつのり 委員   ここに書いてあるのは、雇用ができたとしても定着しにくいと書いてあるんですね。例えば、募集をかけたけども来ない、じゃあ、市はどこまでその人材確保に対して関与できるのかということはどうですか。 ◎参与兼食肉センター管理課長   正直申し上げまして、そこの関与はしておりません。 ◆松山かつのり 委員   そしたら、人材が集まらない、操業がちょっとしんどいということになったら、今いる人数で賄ってくださいね、残業してでもやってくださいねということになりますよね。これは、一定放置はしておけないのかなとは思うんですけど、その辺のお考えだけ聞かせてください。 ◎参与兼食肉センター管理課長   先ほど申し上げた人数について、やっぱり定着がなかなか難しいという話は、事業者からお聞きしてます。ただ、実際の人数が15人、もしくは役員を整理した上での14人を確保してますので、その上で、今現在、事業をやっていくことは問題ないのかなというふうに思います。  以上です。 ◆松山かつのり 委員   今じゃなくて、今後もし人がやめていって補充できなかった場合、今まで5人でやっていたパイを3人でやらなあかんということは、残業がふえるわけじゃないですか。それを一定放置しておけば、今社会問題になっているブラックになってしまいますよね。それに対して市は一定の考えが必要だと僕は思うんです。それについての答弁をお願いしたいんですけど。 ◎産業文化総括室長   ここに書いておりますのは、労働環境として非常に厳しいというような指定管理者のほうからのお話ということでございます。今のところは、先ほどの答弁のとおり、人員は確保できている状況でございますが、今後このような事態になった場合につきましては、指定管理者のほうと市のほうも共同して人材確保のほうには努めていきたいというふうには考えております。  以上でございます。 ◆松山かつのり 委員   それで結構です。  以上です。 ◆よつや薫 委員   運営の改善とかは改善されていると今までの御答弁でわかりましたけれども、そもそもの話で、これは議案として指定管理者指定の件です。  先ほども少しお話の中に出てきました、例えばの話なんですけれども、姫路市が、これは民営化ということでいいんでしょうかね。3年前ですかね。施設も新しくなった結果、向こうの処理頭数がふえて、こちらにあおりが来ているということかなと思うんです。これは他市の話、姫路市さんの話で恐縮なんですけれども、平成26年度で、これは姫路市さんの会議録から見ているんですけれども、26年度で特別会計が終わったということで、そのときの最終年の実質収支が3,605万円余りの黒字というふうに言ってはるんですね。だから、どう違うのかと。これは他市との比較で、なかなか難しい話でしょうけど、西宮市はなぜそれができないのかという非常に漠然とした大きな問題かもしれませんけど、その辺、今どういうふうに捉えられてはるんですかね。姫路市のことというのは、今すぐにはなかなかつぶさにはわからないと思うんですけれども、根本的に違うところはどこら辺にあるのかというのをお答え願えますか。 ◎参与兼食肉センター管理課長   他市の民営化というところについて、うちからその実情については、詳細な話はなかなかできかねるんですけど、お聞きしている範囲の中でお話しさせていただきますと、これは、その市においてそのセンターが民営化が可能かどうかは、その市であるとかそのセンターが置かれている、もしくは出荷状況であるとか経営状況によって、いろいろ判断が分かれてくるのかなというふうには思います。  その中で、姫路市さんからお聞きしている範囲で言うと、一つは、もともと牛――大動物についてはほぼ1者に対して、大部分を出荷されていたというところがあります。そういう意味で、そこに委託をすることについては、全体的な影響はそれほど出ていなかったのかなというふうには思います。  一方、西宮市を考えた場合、大動物、小動物について、大手の出荷先が複数おられます。そういう意味で、一つの民間事業者、それが出荷先に直結するような形の民間事業者さんに委託するというところについては、そこへの利便性というのはあるのかもしれませんけど、他に対する排除であるとか、なかなか運営が困難というところを結びかねへんというところがあるのかなというふうには思って、西宮で考える場合、また別個の検討、考慮が必要かなというふうには思ってます。  以上です。 ◆よつや薫 委員 
     最初に自分が何を聞いたかも忘れるぐらいの丁寧な御説明やったんですけれども、要するに、無理くりの話で言うと、姫路市さんはちょっと人口規模も大きいですし、地理的な状況も違うし、ただ、できなくはないのかなというふうなことを、これは漠然と思っているのと、あと、いつまで指定管理を続けるのかと。また5年間は確実に指定管理者を指定して続けるというのであれば、これは一体どこでどういうふうに転換していくのかというね。先ほどのお話で言うと、1億3,000万円余りの繰り入れをするということで、これをどこまでするのかというのがなかなか見えてこないんじゃないかなと思うんですよね。その辺のところを姫路市を例にしてお聞きできたらよかったんですが、それはちょっと無理という話かなと思いましたけれども、どうなんですかね。9月議会のときも、お答えとしては、要するに、また5年たって、その次はどうするかということはまたその都度報告しますというふうなお答えやったと思うんですけれども、今はとにかくそれぐらいしか言えないということでしたね。 ◎産業文化総括室長   食肉センター等、屠畜業務は、全国でこういった食肉センターがあるんですけれども、屠畜業務だけで黒字にするというのはなかなか難しいことでございまして、全国のさまざまな食肉センターを見ておりましても、公立でやっているところは、一定の市からの繰り入れを行ってやっているところでございます。  西宮につきましても、西宮市内の産業施策という面におきましても、やはり食肉センターというのは重要な位置づけであるということなので、市としても一定のそういう負担は必要であるというふうに考えております。ただ、際限なく市のほうが負担するということではございませんで、ある一定の負担に抑えるような努力というのは今後もしていきたいというふうには考えております。  以上でございます。 ◆よつや薫 委員   わかりました。なかなかこれは難しいなと思っています。  意見は後ほど。 ○田中正剛 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  これより討論に入ります。  両件に御意見はございませんか。 ◆よつや薫 委員   運営の改善とかは大体先ほどお聞きしたところですけれども、将来的になかなかいい方向性というか……。というのは、一つは、食肉センター、いわゆる屠畜と卸売という形のものは果たして公営でするべきなのかどうなのかというのは、私はずっと疑問に思っております。もちろん市民サービスの部分がなくはないのかもしれへんけれども、ほかの食品メーカーとか、食品に関連する――生鮮食料品も含めてですけれども、これほどの繰り入れをしているという例はほかにないわけで、その辺から言うと、指定管理をこのままずっと毎回毎回続けていくのは難しいなと思ってます。  以上で、反対とします。 ○田中正剛 委員長   二つともですか。 ◆よつや薫 委員   はい。 ○田中正剛 委員長   ほかにございませんか。 ◆西田いさお 委員   賛成の立場から。  経済効果を考えた場合は、やはり必要ではないかと。それと、特殊な事業というか、企業というか、仕事であるために、先ほども出てましたように、人材確保とかが非常に難しい状況であって、やはり市としては、食の安定と経済効果を考えた場合は、今のところ現状を続けるしか仕方がないというか、現状を続けるのがベストじゃないかなと私は思っておりますので、この件については賛成いたします。  以上です。 ○田中正剛 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  採決は2回に分けて行います。  まず、議案第559号の採決を行います。  議案第559号は、これを承認することに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○田中正剛 委員長   挙手多数と認めます。したがって、議案第559号は承認することに決まりました。  次に、議案第560号の採決を行います。  議案第560号は、これを承認することに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○田中正剛 委員長   挙手多数と認めます。したがって、議案第560号は承認することに決まりました。  次に、報告第101号処分報告の件{〔平成30年度西宮市一般会計補正予算(第7号)〕専決処分}のうち本委員会所管科目を議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎農政課長   報告第101号処分報告の件{[平成30年度西宮市一般会計補正予算(第7号)]専決処分}につきまして御説明をいたします。  追加資料の1ページをお願いいたします。  今回の武庫川第1樋門の改修工事についてでございますが、この武庫川第1樋門は、宝塚市美幸町に所在しておりまして、武庫川から百間樋への取水口に当たります。百間樋に取り入れられた水というのは、そのまま市内の主な水路に引水されまして、南部農家の約3分の2がその水を利用しており、農業用水として重要な役割を担っています。  また、もちろん防災上、武庫川の氾濫に備える意味では大変重要な役割を果たしております。  さらに、主要な水路に引かれた水の流れというのは、地域の親水空間の形成や生態系の保全など、多面的な機能を持っており、重要な役割を担っているというふうに考えております。  その第1樋門ですが、設置から30年以上経過しており、門扉の腐食などが相当進んでいたため、ことしの大雨、台風を経ました10月に業者のほうに補修を依頼しましたところ、写真にもありますように、門扉に多数の穴があいていて、鉄板を張りつけて補修するというのを通常行うんですが、もうそれでは対応ができず、早急に門扉本体の交換が必要であるということが判明しました。  門扉の製作というのは、一件ずつオーダーメードでつくっているということで、工場製作に非常に時間を要する上、工事期間についても、水を利用する農繁期、あるいは大雨が予想される梅雨から台風のときを避ける必要がございますので、渇水期であります来年――平成31年4月末までには樋門の改修工事を終えるという必要がございました。  そこで、一刻も早く樋門の改修工事に着手するため、今回、工事の予算につきまして11月14日付で専決処分をさせていただきました。  内訳につきましては、点検調査の委託料といたしまして100万円を30年度予算で計上いたしまして、工事請負費につきましては、工期が31年4月までですので、30年度から31年度にかけての工期となるため、30年度に2,000万円を債務負担行為として設定し、31年度に予算を計上させていただきます。  現在は、門扉自体は新しくなるんですけれども、新しくつくって今のところへはめ込むという必要がございますので、現地で門扉の扉の受け側のほうの状態というのを点検調査ということで綿密に調べておりまして、それとあわせまして、工場のほうで樋門の製作に取りかかっているところでございます。門扉の工場製作は31年3月までに終えて、4月には、でき上がった門扉を現場で設置・調整して、4月中には工事を終える予定となっております。  説明は以上です。 ○田中正剛 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  本件に御質疑はございませんか。 ◆篠原正寛 委員   専決処分なので、ああだこうだ言うても後の祭りということかもしれませんけど、確認だけしておきたいんです。  これは、農政のほうで所管しておられるけども、記憶違いでなければ、たしか以前は、もしかしたら上下水道がくっついたときのタイミングだったのかもしれませんけど、市役所内の別の水路のほうの部署が持っていたのを移管されたのか何か、そういう御説明を聞いたように思うんですけど、その時期も含めて正確なことをもう一回教えてもらえますか。 ◎農政課長   もともと平成23年まで、水道局が鯨池浄水場のほうに水道の水としても利用してまして、開始は昭和30年代というふうに聞いているんですけれども、その期間につきましては、この百間樋の第1樋門も含めまして、除じん機とかの施設を水道局さんのほうで所管していただいていました。その後、鯨池浄水場での取水をやめるということになって、水の利用が農業用の施設が主になるということで、平成25年に農政課のほうに移管を受けて、農政課のほうで主に管理するというふうになった施設でございます。  以上です。 ◆篠原正寛 委員   ならば、平成25年から平成30年までの6年間に、農政課としては、記録の限りで結構なんですけど、どのくらい現地に赴いた、もしくは業者に委託でもいいですけど、要は状態についての点検を6年間でされたんですかね。 ◎農政課長   まず、職員が現地に行くというのは、年に数回、特に大雨の時期の後に水路自身が土で埋まったりするというようなこともありまして、そういうときに年数回程度は毎年行っておりました。それと、第1樋門自身が老朽化しているということは認識をしておりまして、5次総のほうにも、電動化も含めて全体を改修するという計画で上げるときに、2年ほど前には業者と一緒に現場を見に行って、そのときには、穴がここまであいてということじゃなくて、腐食がかなり進んでいてということで、電動化も含めてそういうふうな更新の事業をやったらいいんじゃないかということで業者と一緒に行ったということはございます。  ただ、毎年定期的に、門の作動部分とか、例えば門の部分を塗りかえるとか、そういうふうな点検とかいうのはやっておりませんでした。  以上です。 ◆篠原正寛 委員   意地悪なのでもう一回だけ確認しますけど、前回、業者と見たときは穴はあいてなかったけど、今回あいちゃったという話ということなんですかね。 ◎農政課長   そうです。点検以降は、穴が大きくなっていったというふうに思っております。 ◆篠原正寛 委員   言いたいことを言いますわ、そこを突っ込んだってしゃあないので。  要するに、これも公共物なので、管理責任は当然こちらにあるので、これは鉄か鉄製の合金かわからへんけど、それが腐食してこれだけでっかい穴があくというのは、相当な年月がかかりますよね。本当に老化、劣化であって、事故ではないと思うんです。それを専決で対応しなきゃいけないということは、やっぱり管理不足というそしりは否めないのかなというふうに思います。  これはこれで通して、早うさっさと直して、ちゃんと閉まるものにすればいいんだけど、第1樋門というから、第2も第3もあるのかというて聞いたら第1しかないということなので、じゃあ何で第1やと言うねんという話もありますけど、ほかの門とか、要するに農政課の管理公共物の中で、そう言えば長いこと見てへんなとか、あれはやばいんと違うかというものにもしお心当たりがおありであれば、早目の点検とメンテナンスを、ぜひこれをきっかけにお願いできたらというふうに申し上げておきます。  以上です。 ○田中正剛 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  これより討論に入ります。  本件に御意見はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  報告第101号のうち本委員会所管科目は、これを承認することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   異議なしと認めます。したがって、報告第101号のうち本委員会所管科目は承認することに決まりました。  ここで説明員が交代いたします。
       (説明員交代) ○田中正剛 委員長   次に、議案第545号平成30年度西宮市一般会計補正予算(第8号)のうち本委員会所管科目を議題といたします。  本件に対する質疑は既に終了しております。  これより討論に入ります。  本件に御意見はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  議案第545号のうち本委員会所管科目は、これを承認することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   異議なしと認めます。したがって、議案第545号のうち本委員会所管科目は承認することに決まりました。  ここで説明員が交代いたします。    (説明員交代) ○田中正剛 委員長   次に、陳情第38号西宮市宮水保全条例の一部改正を求める陳情を議題といたします。  陳情の内容について書記から朗読がございます。 ◎書記     (朗読) ○田中正剛 委員長   朗読は終わりました。  これより質疑並びに討論に入ります。  本件に御質疑、御意見はございませんか。 ◆菅野雅一 委員   陳情項目について一問一答でお願いします。  陳情事項2、「地下掘削する開発事業者に対し全ての施工予定案件の地下水調査を市で三伏流の水源までの経路を確認してその区域に実施させること」とありますが、これは必要でしょうか。市当局の御認識をお聞かせください。 ◎都市ブランド発信課長   3伏流の水源までの地下水脈は編み目状になっておることから、経路全体を把握することは困難であると考えております。  また、開発事業を行う際には、事業の現場に設置する観測井戸や市内に点在する観測井戸の数値を確認し、水質や水量に著しい変化があらわれた場合には、灘五郷酒造組合が適宜、工法の変更を求めるなどの対応を行っており、宮水の保全については、現状の調査・観測手法で足りるものと考えております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   陳情事項4、「上記の項目に違反した施工業者の罰則として名前の公表とともに過料を設けること」とありますが、これは必要ですか。 ◎都市ブランド発信課長   宮水の保全につきましては、現状の調査・観測手法で足りると考えておりまして、より厳しい内容の規制条項を設ける必要はないと考えております。したがいまして、その規制条項に違反した場合の罰則規定についても、整備する必要はないものと考えております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   会派・ぜんしんは、陳情第38号西宮市宮水保全条例の一部改正を求める陳情に反対し、不採択とします。  会派・ぜんしんは、宮水を、歴史的資産として貴重であり、西宮の天然資源として将来にわたって保全する必要があると考えており、この点においては陳情者の考えと一致するものと考えています。西宮市宮水保全条例は、宮水の保全のために必要な措置を講じるものであり、現行の条例によって宮水の周知が図られるなど、宮水の保全に向けた環境づくりが進められており、現段階において改正の必要性を認めません。  また、陳情事項の内容については、現実問題として実現は難しく、混乱を招く可能性があると考えます。  よって、会派・ぜんしんは不採択とします。  以上です。 ◆よつや薫 委員   本当にたくさん陳情者として名前を連ねられているので、丁寧にお聞きしたいと思います。  陳情趣旨の中の2ページ目の上から4行目の後半ですね、「西宮の酒をアピールしていますが、市域全体の地下水を守るため行政として」というふうになっています。それに対して、陳情項目の2の「三伏流の水源までの経路を確認して」というふうになってくると、まず1点目――全部一括して質問します。この陳情事項の2番の3伏流の水源と市域全体というのは、市域全体が3伏流に含まれてしまうのかどうかというのが1点目の質問です。要するに、3伏流を全部調べればそれで全体を守ることになるのかどうかという、ちょっと逆説的な言い方ですけれども、そういうことを聞きたいです。  2点目として、同じく陳情趣旨の2ページ目の下から2行目、後半ですね、「その結果と枯渇、汚濁防止策を市民に通知される体制の整備が市民や施工業者のためにもなります」というふうに書いてはるんですけれども、そのことと陳情事項の3番ですね、これの関連やと思うんですけれども、要するに、枯渇防止対策を市民に周知させるという――「調査の結果と汚濁や枯渇防止対策」、ちょっとここは日本語がわかりにくいんですけれども、「や枯渇防止対策を市民に周知させること」、これは、実際にこれをやったことによって何らかの問題が出てくるのかどうかということをお聞きしたいんです。要するに、業者が関連するということで、あと、市民に周知されるということですね。情報を広く広報するということになるのかと思いますけど、それが何らかの問題がないのかということ。  3点目として、陳情事項の4項目めですね、これは「過料を設けること」という文章末になっていますけれども、これはそもそも行政罰としての過料だと思うんですけれども、こういう過料をする手前で、法律上なんらかの罰則なり行政罰があるのかどうか、可能なのかということなんですけれども、そもそもこういうことを仮に設定する場合に、前提となる法律があるのかどうか、その点だけお答えいただきたい。  3点です。 ◎都市ブランド発信課長   まず、3伏流の流れについてなんですが、宮水につきましては、夙川のほうから流れてきます戎伏流、札場筋のほうから流れてきます札場筋伏流、武庫川のほうから流れてまいります法安寺伏流の3伏流がブレンドされて宮水として湧き出ているというのは、陳情の本文にあるとおりでございます。しかし、その流域が全て市域全体を含めるものになっているかという点では、そこまでの流域のあるものではございませんので、その点については、もしも3流域の流れの調査をすることで市域全体の地下水の保存が図れるかという点については、十分ではないといいますか、そういうふうに考えております。  1点目につきましては以上でございます。  2点目の結果と汚濁・枯渇防止対策の周知についてでございますけれども、まず、枯渇・汚濁防止対策についてなんですが、こちらは、一般的なレベルでの汚濁・枯渇防止対策といたしましては、灘五郷酒造組合のホームページで、例えば酒造時期には地下工事を避けること、望ましい土どめ工事やくい工事の手法、観測井戸の設置と定期的な観測及びその結果の報告などの対応に関する情報を公開しております。  なお、そこから先の個別案件ごとの対策につきましては、個々の事業主が有する独自の技術であるとか知見によって対応していくことになりまして、それを全て公開していくということは、事業主の企業活動にも影響を及ぼす可能性がございますことから、慎重に対応する必要がある、このように考えております。  次に、3点目の過料を設けることが適切なのかどうかという御質問についてなんですけども、こちらにつきましては、まず、一般的な地下水に関しましては、流水、いわゆる流れていく水については、現在の法制度においてその帰属に関して定めた規定はございませんが、流水の一つでもある地下水の利用の部分については、民法第207条の「土地の所有権は、法令の制限内において、その土地の上下に及ぶ」との規定を根拠として、土地所有者はその敷地内の地下水を利用できるというふうにされております。この見解を判例が採用しておりまして、土地所有者が使用している地下水が汚染された場合には、汚染原因者に対して行為責任を問うことができるというふうな規定がございます。  その前提に立った上で、しかしながら、宮水保全条例につきましては、清酒づくりに不可欠な宮水の存在を周知して、都市開発と宮水の保全を両立させるということを目的に制定されたものでございますので、宮水保全条例において過料などの罰則を置くということについては、条例の趣旨になじまないと考えております。  以上でございます。 ◆よつや薫 委員   わかりました。  先ほどの1点目は、要するに市域全体の地下水を守るということが非常に難しいのかな、3伏流の水を守るというのも、範囲が広いということで、非常に難しいのかなという気がしています。お答えの中からですね。  2点目の、個別の対策として実際に施工業者とかの問題にかかわるということがあって、情報を周知するということは非常に難しいのかなというお答えだったと思います。  3点目の、これは判例で、地下水に土地の所有者の所有権が及ぶわけですから、場合によっては損害賠償請求とかはできてくるんやろうなと思うんですけど、ただ、行政が過料を設けるということについては私もちょっと難しいのかなというふうに思いましたが、そういうふうにお答えからもわかりました。  以上から、非常にたくさんの方が陳情を出されたということなんですけれども、宮水を守りたいというお気持ちはわかるんですけれども、この陳情については難しいかなと思っています。反対です。 ◆松山かつのり 委員   1点だけ、重複するかもしれませんが、もう一回確認ですけども、この陳情事項の1点目の条例改正――今、宮水条例はあるんですけれども、この条例を改正することということなんですけども、これは、どういったふうに改正をすることというふうに取られているんでしょうか。 ◎都市ブランド発信課長   この陳情事項の1番目の項目というのは、トータルとして条例改正をすることという御要望の文面というふうに我々は捉えておりまして、具体的な項目といたしましては2、3、4の項目について改正を求めるという趣旨と解しております。  以上でございます。 ◆松山かつのり 委員   表明を言っていいですね。 ○田中正剛 委員長   はい、意見もどうぞ。 ◆松山かつのり 委員   これは、条例自体は、宮水保全ということを目的とした条例ですので、これはこれで独立した条例が既にあるので、改正する必要はないかなというふうに思ってますし、3伏流が市域全体を賄っているものではないといったことですので、これは反対です。 ◆西田いさお 委員   まず、2点ほど確認したいんですけれど、甲東センター、アプリ甲東を建設したときに、地域の井戸水が白濁したりしたことがあるんですけれど、あれの伏流の水源とかそういうのはわかりますか。それとも調査したことはないですか。 ◎都市ブランド発信課長   アプリ甲東の建設時の地下水の汚濁であるとか地下水が飲めなくなったという案件について、宮水保存の観点からの調査というのは聞いてないですけども、ただ、建設当時に特に宮水に影響があったかということを確認いたしましたら、当時は特に影響はなかったというふうに聞いております。  以上でございます。 ◆西田いさお 委員   もう1点。熊本では、地震の後、湧水が枯れてしまって水道が非常に困ったというようなことも起こったんですけれど、阪神・淡路大震災のときに周辺の井戸水とかへの影響はどんなんやったんですか。 ◎都市ブランド発信課長   阪神・淡路大震災のときには、宮水の井戸につきましても震災直後は何らかの影響があったかと思われるのですが、こちらの陳情の本文にもございましたとおり、ある酒造会社の宮水井戸が震災から比較的早い段階で一般開放されまして、市民の生活用水として役立ったという事例がございました。これにつきましては、観測井戸の確認など、日常的に適切な保全活動をしていたために開放することができたものとお聞きしております。  以上でございます。 ◆西田いさお 委員   ありがとうございます。  今、地震でも余り影響なかったということなんですけれど、地下水がどこから流れてきているかというのは、こっちの方向だろうなというふうな推測はできるんですけど、ここというものがなかなか難しい。ただ、何で先ほど甲東センター、アプリ甲東のことを聞いたかといいますと、我々は、あの周辺に住んでいて、六甲山のほうからの水だと。ということは、新幹線のトンネルのほうから流れてきているんだろうなという臆測でいたのが、全く違って、北側の仁川のほうから流れてきていたということなので、水源がどこにどうあるのかというと、本当に1メートルごとに掘削でもしない限り発見できないんと違うかなというふうに考えますので、陳情の第2項というのはちょっと難しいんと違うかなと。これをやろうと思うと、膨大な資金を投じて検査をしない限りできないんじゃないかなというふうに思っております。  それから、私が一つ文面の中で気になるのが、2ページ目の中段よりちょっと上ですけど、「貴重な水源が、一企業それも特に市外業者の収益のための開発事業により、宮水の汚濁・枯渇が生じても市民はその被害を甘んじて受けるしかないのでしょうか」という言葉があるんですけれど、本当に宮水を守るための条例改正とかというんであれば、こういう「一企業」とかいうような示し方でなしに、宮水をどのようにして守るか、あるいはこういった工事からどのようにして守るかというような方向の文面であればいいですけど、私は何かちょっとここもひっかかりますので、この陳情に対しては、私も反対とさせていただきます。  以上です。 ◆篠原正寛 委員   陳情全般ということで何点か一問一答でお伺いしたいと思います。  まず、現在の条例は、先般改正をされて協議を義務づけにしたということですね、大きな特徴としては。つまり、この区域内で開発をしたい者は、基本的には灘五郷酒造組合と協議なんだけど、その協議の中で保存調査会に調査をしてもらってくださいというて調査をかけて、調査会から何らかの調査結果が返ってきて、それをもって協議が成立した、それで工事がスタートする、そういう流れだというふうに理解しています。まず、それでよろしいですね。確認だけです。イエスかノーかだけで。 ◎都市ブランド発信課長   工事が着工するまでの手続という御質問でよろしゅうございますでしょうか。 ◆篠原正寛 委員   そうです。 ◎都市ブランド発信課長   着工するまでの手続につきましては、まず、都市ブランド発信課のほうに工事をしますという届け出が出てきます。その前に、まず、いろんな業者さんから工事上の御理解も求めて窓口に来られるんですけれども、宮水の保存のために灘五郷のほうと協議していただく必要がありますということを御説明した上で、その工事に着工しますという届け出を出していただきます。その上で協議に行っていただいて、協議をしましたという報告を受けるという流れになっております。  以上でございます。 ◆篠原正寛 委員 
     時間節約のために要点だけ言っているので。重要な分じゃないから、都度、息継ぎのように、そうです、合うてますとか、抜けてますって言うてください。どうなってますかと聞いたわけじゃないからね。  その後なんですけど、その段階で、例えば協議はやりますよ、調査会にかけたら、あんたのところのやり方はちょっとまずいです、ひょっとしたら宮水に悪影響がありますよという結果が返ってきても、協議は義務としてやっているわけですよね。でも、法律に違反していない限りはそのまま着工できる。これは合うてますか、合うてませんか。 ◎都市ブランド発信課長   委員御指摘のとおりでございます。  以上でございます。 ◆篠原正寛 委員   例えば仮にこういう工法ならというお墨つきをいただいた工法でやったとしても、地下のことですから何が起こるかわからないということで、いろんなところに試験井戸みたいなものを掘ってあるので、工事をやりました、そしたら枯れたとか汚れたという事実が報告されてきた、そうなると、今までの御説明では、組合さんのほうが、それは宮水に影響があったからやめてちょうだいというふうに言えるというふうになっています。でも、実際には工事は進んでいて、例えばもうくいを深く打ち込んでいますよとか、土どめしてコンクリートで固めてますよみたいなところで、宮水が汚染されたと言われても今さらどうしようもないんです、くいを抜くとかいったらとんでもない金額になるしということで、必ずしも従わない可能性もあると思うんですけど、それも合法的な工事であればとめることはできない。イエスかノーか、どちらですか。 ◎都市ブランド発信課長   委員御指摘のとおりでございます。 ◆篠原正寛 委員   確認していきますね。  あと、保存調査会が調査をして、調査結果を業者に渡す。陳情者は、それを見せてくれと言って断られて、そういうのは公表すべきだろう、宮水はみんなの公共物なんだから見せるべきだろうというふうにおっしゃっているわけですけれども、そもそも調査結果なるものはどういうスタイルのものとして出るんでしょうか。例えば、この工事はええとかあかんとかという二者択一で出るのか、評価度合いみたいな点数のような形で出るのか、どういうスタイルで出るのかというのは把握してらっしゃいますか。 ◎都市ブランド発信課長   調査結果につきましては、調査結果といいますより協議結果という形で我々のほうには報告書類として上がってきておるんですけれども、どこの土地でどういう建物が建設された、その部分について、配慮事項としてこういう工法をとってもらうべきだという協議をしたというような内容の報告が上がってきております。  以上でございます。 ◆篠原正寛 委員   そうすると、何ゆえ調査会は結果の公表を拒まれるんでしょうかね。理由はどこにあるんでしょうか。 ◎都市ブランド発信課長   この分につきましては、先ほども御説明しましたとおり、個別案件ごとの対策については、個々の事業者が有する独自の技術であるとか知見に基づいて対策をされるという部分がございますので、それを全て公開していくということは事業主の企業活動にかかわってくるという部分がございますので、現時点では公表をしていないということでございます。  以上でございます。 ◆篠原正寛 委員   例えばですが、何とか株式会社さん、何とか工法でここをやって宮水に影響しないようにしました、図面はこんなんですと。それを出しちゃうと、例えばまだ事業計画のかかりだったりするとまずいケースがあると思うんですが、ちゃんと対策をとっていることを確認し、調査結果としてこれは協議が調いましたよということそのものは事実として公表できることだと思うんですけれども、このあたりはどうでしょうか。 ◎産業部長   全てを公開するのはちょっと難しいんですけれども、今、委員言われましたように、ある限定部分ということについては、事業者の事業活動に影響を及ぼす部分もありますので、慎重に少し検討させていただきたいというふうに考えております。  以上です。 ◆篠原正寛 委員   質問を全然変えますね。あと二つだけです。  現在、宮水といっても広いエリアにあるわけですけども、いずれかのエリアで開発等が原因と思われるような枯渇とか汚濁は発生しておりますでしょうか。つかんでいたら教えてください。 ◎都市ブランド発信課長   現時点で灘五郷酒造組合のほうから市のほうに対して、深刻なといいますか、宮水の枯渇・汚濁に関する情報は入っておりません。  以上でございます。 ◆篠原正寛 委員   最後の質問ですけども、陳情者は、宮水は非常に文化的にも大事だし、生活上も大事だし、産業としても大事だろう、西宮の大事なものとして守っていくべきだという趣旨でお出しなんですが、西宮市としては宮水をどういうものという位置づけで考えておられますか。もっと簡単に言うと、守るべきものという強い認識をお持ちなのかどうかという確認です。 ◎都市ブランド発信課長   宮水につきましては、市といたしましても守っていくべきものと考えております。  以上でございます。 ◆篠原正寛 委員   じゃあ、意見を申し上げて、私どもの賛否も申し上げたいというふうに思います。  いろいろお尋ねさせていただいた結果、みんな宮水を守りたいと思っているんだけども、現在のやり方にも課題が多いだろうなというのが正直なところです。例えば市民に対して、宮水というのは公共物だ、その土地の人のものだけではなくて、西宮の財産であり、公共物だというふうに考えた場合、その宮水が汚染される危険があるのかないのかというのはたくさんの人の関心事であるから公表すべきだということに関しては、結果だけは公表することは検討しますというふうになったんですけども、例えばどこどこ建設の何々ではなくても、どんな工法とか図面がつくとか、逆に素人はそんなものを見せられたってわからないわけで、あらかじめ、申請が来たらこれとこれとこれとこれとこれについて調査しますということがちゃんと公表されていて、これらについて調査した結果、この調査した工事は合格でしたという結果を出すというだけでも随分違うのかなと。見るのはほとんどの人は一般素人なわけですから、ただマルだった、ペケだったというだけじゃなくて、例えば工法なのか、伏流水に対する影響なのか、汚濁に対することなのか、枯渇に対することなのか、何について我々は調査したんですという項目と、その結果、全てのものが基準以上でした、合格でしたというような結果公表なら、別に企業秘密にも触れないし、素人にも見てわかるし、それは一つ考えどころかなというふうにも思いました。  あと、前に条例改正のときに申し上げたんですけども、これ自体、産業文化局の中の都市ブランドでこれをずっと持っておけというのは、正直やっぱり厳しいんじゃないかなと。都市ブランドは、地上から上に出た水の話は得意だと思うんですよね。この水をどうやってもっと広めよう、文化的にしよう、産業的に活用しよう、出てきた目に見えている、ちょっとさわれる水自体のことはやったらいいと思うんだけど、地下にあるものまで私らにやれと言われても、そんな知識も権限もないわよというのが正直なところなのかなというふうに思うんです。これはやっぱり開発の話になってくると思うので、宮水を守るとおっしゃったわけですから、もし仮に具体的に守るのであれば、やっぱり開発行政の中で守るしかないのかなと。宣伝する側が守れといっても、何の武器もないし、知識もないんだと思うんです。  例えばですけど、罰則とかいろんな義務づけというよりは、開発要領というか要綱そのものに何とかそういうことを入れ込めないかなと。この地域に関する場合は必ず地下水の影響の調査をすることみたいなことを何らか特定の地区だけでも盛り込めないかというのを、僕は開発のほうに聞こうと思ったけど、お休みされていたので直接聞けなかったんですけど、開発のほうですれば、いろんな罰則を設けるとか公表とかしなくても、最初からそれをクリアしないときちんと開発許可がおりないわけだから、どんな業者も従わざるを得なくなるわけなんです。そうすると、担当は都市ブランドじゃなくなるんやろうけども、そういう形で、守るんならやっぱりしっかり守るべきかなというふうに思っております。  さて、この陳情なんですけども、意図するところはよくよく私も伝わっているつもりですし、理解もさせていただいているつもりなんですけども、その最後にあらわされる手法として、当局が述べられたように、伏流の水源の経路を確認するということは、面じゃなくて、人間の血管みたいに水の通りというのはいろいろあって、同じ土地でも当たっている・当たってないがあって、それをレントゲンとかを撮るみたいにきれいにせえというのも現実的には難しいというのが1点。  それから、例えば過料を設けるというのも、ほかの条例とのバランスみたいなものがあって、同程度に私権を制限するものであって、過料のあるものとないものが乱雑としているというのはやっぱりよろしくないし、過料というのは御存じのように金銭罰なので、取れてもせいぜい5万円とかそのぐらいの世界で、1億円とかそういう過料というのはほぼないですよね。そうなると、刑事罰じゃないので犯罪にもならないから、すごいこすい業者やったら、そんなもんぶっ飛んで、5万円ぐらい払うたるわというて幾らでも上を踏み越えていけるわけですよね。だから、とめたいのであるんだったら開発の要綱でとめるべきだというふうに思うし、それを総合すると、意図は理解するものの、残念ながらこの陳情項目そのものは、これを採択して市に実行せよというふうに命じるには、方法としては必ずしも適切ではないかなというふうに考えます。  惜しむらくは、この意図についてもっと市と、あるいは議会も含めて、お話がいっぱいできたらよかったのになというのが正直なところです。  よって、政新会としては、これを不採択というふうにしたいと思います。  以上です。 ○一色風子 副委員長   委員の皆さん、いろいろ丁寧に質疑していただいたので、私のほうからは意見だけ申し上げます。  表決態度に関しては、皆さんと同じく、不採択ということにはなるんですけれども、やはり2番、3番、4番の陳情事項に関しては、非常に現実的には難しい課題だと思っています。  この1番なんですけれども、文化的なものだということで宮水のほうを認識されているというのは、もちろん私もそのように感じています。ただ、市民の日常生活用水と災害時の水源という部分に関しても、これは多分、ここの地域にお住まいの方だけではなくて、市内全域で井戸水がある部分というのは宮水以外にもあると思います。それが日常生活だったり災害時の水源ということを考えたときに、本当に利用できるのかどうなのか、枯渇するんじゃないかどうなのかという心配を抱えてらっしゃる方は市内全域にもいらっしゃると思っていますが、今、西宮市として井戸水、地下水に関して管理している部署がないということだったので、そこら辺は課題なんじゃないかなというふうに思いました。産業文化局ではなさそうな気はするので、そのあたりも、環境保全だったり防災の観点で、今後、西宮市として井戸水や地下水のことに関しても少し考えていってほしいなということで要望しておきます。よろしくお願いします。  以上です。 ○田中正剛 委員長   皆さんからいただきました。  これで質疑並びに討論を打ち切りたいと思います。  これより採決に入ります。  陳情第38号は、これを採択することに賛成の委員の挙手を求めます。    (挙手する者なし) ○田中正剛 委員長   挙手ございませんので、陳情第38号は不採択と決まりました。  ここで説明員が交代いたします。  ここで休憩をいたします。  再開は、3時40分とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。           (午後3時25分休憩)           (午後3時39分再開) ○田中正剛 委員長   それでは再開いたします。  次に、所管事務調査の件を議題といたします。  本委員会の所管事務中、市民局・産業文化局・環境局から第5次西宮市総合計画(素案)に対する意見提出手続き(パブリックコメント)の結果等について報告があります。  当局の説明を求めます。 ◎市民総務課長   第5次西宮市総合計画(素案)に対する意見提出手続き(パブリックコメント)の結果等について御報告いたします。  初めに、お手元に配付しております資料1から6及び参考資料1から5の概要を申し上げます。  資料1は、第5次西宮市総合計画(素案)に係るパブリックコメントの実施結果で、本所管事務報告後にホームページ等で公表予定の資料となります。  資料2から6は、パブリックコメントや総合計画審議会、市議会等からの御意見を踏まえ修正を加えました5次総の修正案です。資料2が基本構想、資料3が基本計画、資料4がアクションプラン、資料5が収支見通し及び事業計画、資料6が地域別アウトラインとなっております。  参考資料1は、基本計画及びアクションプランの施策分野、取り組み内容の所管局を示す資料です。  参考資料2は、総合計画審議会よりいただいた御意見のうち基本計画及びアクションプランに反映したものの一覧でございます。  参考資料3は、パブリックコメントと並行して政策局で実施いたしました5次総素案に係る地域別説明会の実施結果でございます。  参考資料4は、5次総から6次総期間にわたる施設整備費の試算を、参考資料5は、西宮版総合戦略と5次総の各施策の対応を示す資料となっております。  本日の所管事務報告では、資料3の基本計画、資料4のアクションプラン及び資料5の収支見通し及び事業計画の各局所管部分の修正案につきまして、素案からの修正箇所を中心に説明させていただきます。  そのほかの基本構想や地域別アウトライン、パブリックコメント実施結果の全般説明、参考資料等につきましては、総務常任委員会におきまして政策局が説明いたしております。  なお、総合計画審議会の答申が12月末に予定されており、今後、基本計画及びアクションプランの内容を修正する場合がございますので、御承知おきください。  まず、市民局所管分を説明させていただきます。  資料3、5次総基本計画修正案を御用意ください。  本資料では、素案からの修正がある項目につきまして全体を網掛けし、修正した文言は太字・下線つきとしております。  4ページをお開きください。  第Ⅲ部「福祉・健康・共生」のナンバー16「人権・多文化共生・平和」ですが、施策分野名におきまして、素案では「共生」と記載しておりましたが、総合計画審議会より、施策分野名に対し内容が非常に限定的であるとの御意見をいただき、より具体的に「人権・多文化共生・平和」と修正いたしました。  そのほか、前に戻りまして、3ページのナンバー13「医療保険・年金・医療費助成」、ページ飛びまして、8ページのナンバー32「地域防犯・交通安全・消費者安全」、9ページのナンバー33「住民自治・地域行政」につきましては、修正はございません。  以上が基本計画の修正部分でございます。  続きまして、資料4、アクションプラン修正案を御用意ください。  本資料では、素案からの修正箇所全てに網掛けをしておりますが、パブリックコメント及び総合計画審議会の御意見に基づく修正につきましては、網掛けに加え四角囲いをしております。  今回の市民局所管分の修正につきましては、主に総務常任委員会や総合計画審議会での、「現状と課題」の記載内容に統一感がないのではないか、また、「取組内容」と重複する部分があるのではないかとの全体的な御意見と、総合計画審議会での個別の御意見を受け、見直しを行っております。  それでは、先ほどの基本計画修正部分を除く項目につきまして説明させていただきます。  33・34ページをお開きください。  第Ⅲ部「福祉・健康・共生」のナンバー13「医療保険・年金・医療費助成」ですが、課題と取り組み内容との重複を整理し、より大きな視点から課題を捉えるなど、記載のとおり修正いたしました。  なお、34ページ、取り組み内容②の「後期高齢者医療制度の丁寧な広報」では、素案での高齢者の特性を踏まえた保健事業の記述がわかりにくいとの総合計画審議会の御意見を受け、記載のとおり修正しております。  次に、41・42ページをお開きください。  ナンバー16「人権・多文化共生・平和」ですが、「現状と課題」の1項目め、2項目めにおきましては、人権を広い意味で捉えて記載すべきとの総合計画審議会の御意見を受け、より大きな視点から記載のとおり修正いたしました。  また、42ページ、取り組み内容②の「男女共同参画の促進」では、性的マイノリティーに配慮した記述にすべきとの総合計画審議会の御意見を受け、記載のとおり修正しております。  次に、79・80ページをお開きください。  第Ⅴ部「環境・都市基盤、安全・安心」のナンバー32「地域防犯・交通安全・消費者安全」のうち地域防犯ですが、「現状と課題」では、課題と取り組み内容との重複を整理し、より大きな視点から課題を捉え、2項目を1項目にまとめております。
     次の81・82ページをお開きください。  第Ⅵ部「政策推進」のナンバー33「住民自治・地域行政」ですが、「現状と課題」の3項目めにおきましては、学校教育や社会教育、コミュニティーのあり方と地域づくりとの関連性を強調すべき、また、住民自治を高めるための拠点活用という視点で記述すべきとの総合計画審議会の御意見を受け、4項目めにおきましては、縦割り行政をやめることはできないのではないか、支所機能の強化と住民の自治力を高めることをあわせて考える必要があるとの総合計画審議会の御意見を受け、それぞれ記載のとおり修正しております。  また、取り組み内容①の「地域力の向上」でも、「現状と課題」に対応するよう記載のとおり修正いたしました。  以上がアクションプランの修正部分となっております。  次に、資料5の収支見通し及び事業計画修正案ですが、市民局所管分につきましては、修正はございません。  市民局所管分の説明は以上です。  引き続き、産業文化局所管分につきまして産業文化総務課長より御説明いたします。 ◎産業文化総務課長   産業文化局所管分につきまして、基本計画の修正案から御説明させていただきます。  資料3の5ページをお願いいたします。  第Ⅳ部「都市の魅力・産業」のうち「17.生涯学習」、「18.文化芸術」、「19.スポーツ」、「21.大学連携」につきましては、修正はございません。  「20.都市ブランド」の取り組み内容⑥でございますけれども、「西宮ブランド(産品)」だったものを「西宮ブランド品」に修正いたしております。  「22.産業」では、第3次産業振興計画における取り組み内容との整合性を図るため、「取組内容」を大幅に修正するとともに、部門別計画におきましては、法改正に伴いまして計画名を「西宮市創業支援等事業計画」に変更しております。  次に、6ページをお願いいたします。  「23.農業・食の流通」では、部門別計画におきまして、「西宮市アライグマ等防除実施計画」を追加しております。  また、「24.就業・労働」では、西宮市働きやすいまちづくりプランにおける取り組み内容との整合性を図るため、「取組内容」を修正するとともに、部門別計画におきまして、改定作業を行っております「西宮市働きやすいまちづくりプラン」に計画名を変更しております。  最後に、8ページをお願いいたします。  「32.地域防犯・交通安全・消費者安全」につきましては、修正はございません。  基本計画の修正部分は以上でございます。  続きまして、アクションプランの修正案につきまして、修正部分のみ御説明させていただきます。  資料4を御用意ください。  45ページでございます。  「17.生涯学習」の産業文化局所管分の修正は、取り組み内容②「生涯学習関連事業の充実」において、総合計画審議会の御意見に基づく修正などを行っております。  次に、47・48ページをお願いいたします。  「18.文化芸術」の「現状と課題」において、産業文化局所管分の修正は、総合計画審議会の御意見に基づく修正や、西宮市文化振興ビジョンとの整合性を図る修正などを行いました。  また、49ページの「取組内容」での産業文化局所管分の修正は、③の「文化芸術施設の整備」において網掛け部分を追加しております。  次に、51ページをお願いいたします。  「19.スポーツ」の「現状と課題」についての修正は、二つの項目を一つの項目にまとめたものや、表現の仕方を検討すべきではないかとの総合計画審議会の御意見を受けまして、記載のとおりに修正いたしております。  52ページの「取組内容」では、「①スポーツ活動の推進と地域のスポーツ環境整備」について、健康づくりや教育との連携の視点からの記載が少ないとの総合計画審議会の御意見を受けましての修正と、西宮市スポーツ推進計画後期計画との整合性を図る修正を行いました。  次に、53ページをお願いいたします。  「20.都市ブランド」の「現状と課題」につきましては、表記の統一を図ったものや、「現状と課題」らしい表現に改めるべきとの総合計画審議会の御意見を受けまして、記載のとおりに修正いたしております。  54ページの「取組内容」では、「②地域の強みを生かしたエリアプロモーション」において、二つに分かれていた項目を一つの項目にまとめた修正を行っております。  飛びまして、57ページをお願いいたします。  「22.産業」の「現状と課題」の修正、58ページの「取組内容」の修正は、ともに第3次産業振興計画との整合性を図るべきとの総合計画審議会の御意見に基づく修正などでございます。  次に、59ページをお願いいたします。  「23.農業・食の流通」の「現状と課題」につきましては、「現状と課題」と「取組内容」との整合性を図るよう修正いたしました。  60ページの「取組内容」におきましては、②の「持続的な農業の推進」につきましては、具体的な取り組みの例示を「現状と課題」から「取組内容」に移動いたしました。  また、④の「食肉センターの管理運営」につきましては、総合計画審議会の御意見に基づく修正などでございます。  次に、61ページをお願いいたします。  「24.就業・労働」の「現状と課題」については、表記の統一を図ったものや、外国人をどう考えていくのかの記載をすべきとの総合計画審議会の御意見を受け、記載のとおり修正しております。  62ページの「取組内容」は、西宮市働きやすいまちづくりプランにおける取り組み内容との整合性を図る修正などでございます。  最後に、80ページをお願いいたします。  「32.地域防犯・交通安全・消費者安全」の産業文化局所管分となります取り組み内容③「消費生活の安心・安全」につきましては、人や社会・環境に配慮した消費行動について市の考えを記載すべきとの総合計画審議会の御意見を受け、記載のとおり修正いたしました。  以上がアクションプランの修正部分でございます。  最後に、資料5の事業計画につきまして御説明いたします。  表紙の次のページをお願いいたします。  事業計画変更内容の概要でございます。  追加する事業といたしまして、「甲子園浜多目的グラウンドの整備」を上げております。理由といたしましては、甲子園浜の土地開発公社所有地を買い戻し、多目的グラウンドを含む公園としての活用を検討するためでございます。  11ページをお開きください。  中ほどでございます。「19.スポーツ」に「甲子園浜多目的グラウンドの整備」を追加しております。所管局は産業文化局となっておりますが、総務局、産業文化局、土木局の3局にまたがる事業でございます。事業費につきましては、記載のとおりでございます。  産業文化局所管分の説明は以上です。  引き続き、環境局所管分につきまして環境総務課長より御説明いたします。 ◎環境総務課長   それでは、5次総における環境局所管分のうち、基本計画の修正案から御説明させていただきます。  資料3を御用意ください。  資料3の7ページをお願いいたします。  第Ⅴ部「環境・都市基盤、安全・安心」、ナンバー25「環境保全」では、部門別計画において、現在各計画の改定作業を行っており、現在の計画名から改定後の正式な計画名に変更を行っております。  隣のナンバー26「生活環境」については、修正はございません。  基本計画の修正部分は以上です。  続きまして、アクションプランの修正案について御説明させていただきます。  資料4を御用意ください。  資料4の63ページをお願いします。  ナンバー25「環境保全」では、「現状と課題」において、一つ目と二つ目のひし形で表記しております項目については、内容や文言は変更しておりませんが、幾つかに細かく分かれていた項目をまとめております。具体的には、四つあった項目について、文章をつなげて二つにまとめております。  三つ目の項目の冒頭部分は、パブリックコメントの御意見も踏まえ、環境美化の観点から、「ポイ捨てにつながりやすい歩行喫煙をしないこと」との文言を追加し、あわせて文章全体の整理を行いました。  四つ目の項目については、「現状と課題」に対応する次のページの「取組内容」へと流れがつながるように、文章の並びを整理いたしました。  64ページ、「取組内容」において、②の二つ目の二重丸については、「エネルギーの自家消費を促す」との表現でしたが、電気をどんどん自家消費することを推奨しているのではなく、太陽光発電などの自家発電システムにおいて発電された電気は、今までは売電に重きが置かれておりましたが、現在は自家消費へと移行していることから、その意味での文言の修正を行いました。  ③の一つ目の二重丸については、先ほどの「現状と課題」で申し上げたように、環境美化の観点から文言を追加しております。  ナンバー26「生活環境」では、「現状と課題」については、項目の整理を行っております。具体的には、65ページの下の二つのひし形であらわしております項目と、次の66ページの一つ目の項目について、幾つかに分かれていた項目をまとめて整理しております。接続詞などの追加を行ったのみで、文章の内容は修正ありません。  67ページの「取組内容」についても、修正はございません。  以上がアクションプランの修正部分です。  また、資料5の事業計画についても、環境局所管分については、修正はございません。  環境局所管分の説明は以上となります。  3局の説明も以上となります。  よろしくお願いいたします。 ○田中正剛 委員長   説明は終わりました。  本件に御質疑並びに御意見はございませんか。 ◆菅野雅一 委員   パブリックコメントを拝見して、市民の多様な意見を知り、とても勉強になりました。どの意見も、その背景には西宮への深い郷土愛があり、西宮をよりよくしたいという建設的な考えが込められていることに深い感銘を受けました。文教住宅都市推進への強い支持も感じられました。その観点から考えて、資料2の5ページの「10年後の西宮」のところに「未来を拓く 文教住宅都市・西宮~憩い、学び、つながりのある美しいまち~」とのスローガンを掲げていますが、内容としてはふさわしいものだと考えます。  総合計画全体については、よくまとまり、各方面に目配りのきいた、充実した内容になっていると思います。  ただし、総合計画では、今後10年間で進む深刻な問題について認識を広く共有しようとする姿勢と、問題に取り組む大きな方向性の提示に乏しいと感じます。資料2の16ページの将来人口推計で示されているとおり、人口は減少に転じ、高齢化が進みます。これに伴って、社会の活力が失われ、地域社会の衰退が加速すると見られます。公共施設の大量更新が迫られ、財政状況が悪化する中で、行政ができる範囲も限定されるようになり、市民と行政の役割分担の見直しの必要性も高くなると考えられます。そのあたりの認識と今後の行政のあり方についての方向性がもう少し多く盛り込まれていれば、より充実した総合計画になると思います。  それを踏まえて、14点について質問します。一問一答でお願いします。  項目としては、1点目、掛田副市長への御質問、2点目、事務作業について、3点目、医療保険・年金・医療費助成について、4点目、住民自治・地域行政について、5点目、縦割り行政について、6点目、境界交錯地域について、7点目、地域活動団体について、8点目、公益活動団体について、9点目、地域人材の育成について、10点目、支所機能について、11点目、機構改革について、12点目、公民館・市民館等施設の枠組みについて、13点目、学校施設の活用について、14点目、プロセスとスケジュールについて。  1点目から質問します。  掛田副市長に伺いたいと思います。  5次総の内容は、ほぼ最終段階にやってきました。どのように自己評価されているのでしょうか。今回この策定においてどこに重点を置いているとお考えになっておられますでしょうか。5次総期間中に西宮市がどのような構造変化を遂げると考えておられますか。どこに問題があり、問題にどのように対応しようと考えておられますか。お答えください。 ◎副市長   まず、1点目の5次総の内容への自己評価という点でございますが、5次総では、4次総のときの基本計画総論部分を基本構想に統合したほか、基本計画の体系については、政策分野、施策分野をよりシンプルな表現にしております。このことによりまして、総合計画の一つの大きな目的でございます総合的・体系的に示すものという点をよりわかりやすく実現できたのではないか、このように考えております。  また、基本構想の「将来像の実現に向けて」の中で、「市内各地域の多様性を生かした地域力の向上に資する取組を推進することも重要です」と記述するとともに、参考資料でございます地域別アウトラインを作成するなど、地域の視点を取り入れた新しい取り組みも行った、このように考えております。  次に、どこに重点を置いているのかということでございますが、今回の場合、西宮の強みを生かす、これは、それぞれの特色ある地域が西宮の強みでございますので、それを伸ばすことと、そして、地域とのつながりを重視するということでございます。  次に、5次総期間の西宮市の構造変化ということでございました。これにつきましては、5次総期間の人口推計では、菅野委員おっしゃられましたように、西宮も人口は緩やかに減少するというような状況にございます。本市の人口減少は、例えば他市の状況に比べて、非常に激減していくというよりも、西宮の場合は緩やかな水準で逓減していくということが予想できますので、また、されておりますので、その動向を注視する必要があるというふうに考えております。  また、現在、本市では、人口減少が先行している――進んでいると申しましょうか、そういう地域もありますし、一方で、人口が過密になっていると申しましょうか、保育所や留守家庭児童育成センターの待機児童がいらっしゃるということでのその対策が重要な課題ということもありますので、こういった点を考慮しつつ、全体の人口の動きについて考えていく必要があるというふうに思っております。  次に、どこに最大の問題があり、問題にどのように対応しようと考えているのかということでございますが、もちろん、先ほども申しましたように、本市に限らず、日本全体で少子高齢化が進展し、人口も減少していく、こういう中で、この日本の状況をしっかり把握する中でやっていかなければならないという、これが最大の問題であろうかというふうに思っております。  国は、高齢者もさらに働き続ける、人生80年時代から人生100年時代というようなことも言われるようになりましたように、高齢者もさらに働き続ける社会に向けた改革を検討しているということでございますので、今後の社会がどのように変わっていくかを見きわめながら、最新のICT等を活用するなども含め、時代に即した対応をとってまいりたい、このように考えております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   ありがとうございます。  では、2点目の質問に移ります。  各局はそれぞれ5次総の所管分をどのように策定したのでしょうか。事務作業や局内の調整、政策局との調整、担当した職員の人数と事務に要した時間、費用などを教えていただきたいと思います。 ◎産業文化総務課長 
     各局におきましては、平成29年度より、政策局からの依頼に沿って基本計画やアクションプランなどの素案を作成いたしました。その後、広聴会やワークショップ、審議会等で出された御意見などの情報共有を図りまして、政策局が中心となって全体的な調整を行っております。素案の修正等の事務作業につきましては、政策局より照会があり、各局で協議の上、回答するという流れになっております。  職員の人数や事務に要した時間、費用などにつきましては把握できておりませんが、事務負担が過度に大きくなったとは考えておりません。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   ありがとうございます。  3点目の質問に移ります。  資料4の33・34ページの「13.医療保険・年金・医療費助成」について伺います。  国民健康保険の保険料の上昇がどこまで続くのか心配する市民が多くおられます。市の考えを聞かせてください。 ◎国民健康保険課長   国民健康保険に限らず、社会全体の少子高齢化が進み、1人当たり医療費が伸び続ければ、健康保険料の上昇を抑えることは困難となってきます。特に国民健康保険は、被保険者の年齢構成が高いことや所得水準が低いことから、財政基盤が構造的に脆弱であるという問題を抱えております。今年度からの都道府県単位化により、県と市が一体となって国保運営を行い、将来的な保険料負担の平準化を目指すことになりますので、本市といたしましても、健康保険制度の長期的・安定的な運用のためにも医療費の適正化などに取り組んでまいります。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   ありがとうございます。  4点目の質問に移ります。  資料4の81・82ページの「33.住民自治・地域行政」について。  これについては重点的に伺いたいと思います。  81ページの3番目の黒びしの「市民性(シチズンシップ)を育む学習機会」とありますが、これはどういうものでしょうか。お答えください。 ◎コミュニティ推進部長   81ページ、3番目の黒びしの「市民性(シチズンシップ)を育む学習機会」に対応する取り組みとしまして、82ページ、①、三つ目の二重丸に公民館における自主的な地域学習の取り組みを挙げております。具体的には、各公民館で地域から選出された活動推進員様7名が地域課題解決のため主体的に企画・実施する講座を意味しております。公民館では、長年にわたり――昭和52年からですけれども、この取り組みを進めてきましたが、これらの社会教育の方向性としまして、地域住民の学びを地域づくり・人づくりに結びつけることが強く求められていることから、教育委員会と連携し、この取り組みを地域力の向上に生かしていくこととしております。  また、四つ目の二重丸でございます、学校を核とした地域との連携・協働活動――防災マップの作成とか多世代触れ合い事業、挨拶運動、子供の見守り、各種地域行事を通しましても、市民性が育まれるものと考えております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   ありがとうございます。  これについて再質問します。  市が考える市民性――シチズンシップ、これはどういうふうに御定義されておられますでしょうか。 ◎コミュニティ推進部長   シチズンシップは、市民として暮らしつつ、その能力を公共性など高い意識を持ちながら行動することとなりますが、実際、市民性や公共性を育むことでまちづくりや地域力の向上に生かしていきたいと考えております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   ありがとうございます。  5点目の質問に移ります。  同じページの4番目の黒びしに「地域レベルで縦割り行政を緩和し」とありますが、具体的にどういうことでしょうか。現状と課題についてどのような意識を持っておられますでしょうか。お答えください。 ◎コミュニティ推進部長   現在、本庁では、全ての手続や地域課題に伴う相談が行え、効率的である反面、窓口が細部に分かれており、わかりにくいという側面がございます。今後、複雑化している地域課題解決に向け、空間的に近い場所で気軽に相談できる調整機能の強化が必要と考えております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   ありがとうございます。  これについても再質問します。  ちょっとまだ具体的なイメージが湧かないので、その部分をちょっと踏み込んで質問させていただきます。  具体的に言うと、地域に職員を派遣するということですか。お答えください。 ◎コミュニティ推進部長   職員を派遣するということではございません。現状ある支所とかでもそうですけれども、所長、また、地域担当職員がおります。また、本庁地域におきましては、地域担当課がいろいろな細部にわたり住民の方と話し合っていくという形で考えております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   ありがとうございます。  6点目の質問に移ります。  同じページの5番目の黒びし、「境界交錯地域の解消に向け、協議・調整が必要である」とありますが、具体的にどういうことでしょうか。現状と課題についてどのような意識を持っておられますでしょうか。お答えください。 ◎コミュニティ推進部長   地域にはさまざまな活動を行っている各種団体が存在しております。おおむねその活動の基本となっている単位は小学校区となっております。その活動地域と小学校区が交錯している箇所が市内で存在していることから、円滑な活動を行っていくためには、活動区域と校区が一致していることが望ましいと考えております。そのため、将来、児童数が減少し、校区の整理が可能となった段階で、地域と協議を行いながら調整を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   ありがとうございます。  これについてはこれで結構だと思うんですけれども、こういう区割りということを考える場合は、歴史的経緯にも一定の配慮が必要かと思います。そこを念頭に置きながら進めていっていただきたいと思います。  7点目、82ページの「①地域力の向上」の1番目の二重丸の冒頭に「地域活動団体」とあり、後段に「自治会等地域活動団体」とあります。この二つに違いがあるんでしょうか。特に後段に「自治会等」と入れているのは何らかの意味合いを持たせているんでしょうか。お答えください。 ◎コミュニティ推進部長   具体的に団体名を記載し、わかりやすくしたことで、大きな意味の差異はございません。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   こういう場合は、最初に出すときに全体的なことを述べておかれたほうがいいかなと思いますので、ここについては御検討してください。ここは要望だけしておきます。  8点目、同じ部分の2番目の二重丸の「自治会、社会福祉協議会、NPO等公益活動団体」とありますが、公益活動団体に含まれるのはどこまでですか。お答えください。 ◎コミュニティ推進部長   公益活動団体は、社会的貢献を意識し、自立的、また、非営利的に市民の皆様が自律的に組織されたものということになりますが、具体的には、自治会、社会福祉協議会などを含むほか、老人クラブとかスポーツクラブ21などでございます。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   ありがとうございます。  続いて、9点目の質問に移ります。  同じ部分の3番目の二重丸、「地域人材の育成」とはどのようなことをイメージされておられますでしょうか。御答弁ください。 ◎コミュニティ推進部長   先ほども申し上げましたが、具体的には、各公民館で地域から選出された活動推進員様7名が地域課題解決のため主体的に企画・実施する講座を意味しております。これらの社会教育の方向性としまして、地域住民の学びを地域づくり、また、人づくりに結びつけることが強く求められていることから、教育委員会と連携し、この取り組みを地域力の向上に生かしていくこととしております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   この項目について再質問します。  具体的にどのような講座を開催し、また、今後開催していこうと考えておられますでしょうか。 ◎コミュニティ推進部長   現在、地元を知るということで、花と緑のまちづくりを考える会とか、鳴尾ふるさと劇団、また、我がまちの文化を楽しむ、津門・今津の歴史などの講座を行っておりますが、まちづくりや地域力向上につながるような内容については、教育委員会と連携しながら検討していきたいと思っております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   ありがとうございます。  10番目の質問に移ります。  同じページの「②地域行政の見直し」の1番目の二重丸に「支所機能の強化」とあります。これは具体的にどのようなものを意味しますか。 ◎コミュニティ推進部長   現在、支所は、窓口サービスだけでなく、地域団体からの相談や関係団体との調整機能を求められるなど、件数にはあらわれない業務を行っております。今後複雑化する地域課題を地域とともに解決していくためには、気軽に相談ができる、また、関係する機関との調整機能の強化をしていくことが必要と考えております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   ありがとうございます。  11番目の質問に移ります。  地域行政の見直しを行おうとすれば、必然的に全庁的な機構改革を行う必要があると考えますが、市のお考えを聞かせてください。 ◎コミュニティ推進部長   地域行政のあり方は全庁的に取り組んでいくものでございます。地域をメーンに考えていく場合は機構改革が必要となることも考えられますが、現在、庁内横断的な地域行政のあり方に関する検討会におきまして、課題の抽出を行っているところでございます。今後人員増が見込めない状況の中、人員増を伴わないよう、引き続き検討会におきまして議論をしてまいりたいと思います。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   12番目の質問に移ります。  同じページの「③コミュニティ拠点の有効活用」の1番目の二重丸の「公民館・市民館等施設の枠組みを検討」とありますが、これはどのようなことを意味しますか。 ◎コミュニティ推進部長   公民館・市民館につきましては、それぞれの目的があり、整備されておりますが、集会機能や地域のコミュニティーの拠点施設としては同様の役割がございます。施設の連携を行うなど、既存施設を今後も有効に活用していくことでございます。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   ありがとうございます。  13番目の質問に移ります。  同じ部分の3番目の二重丸、「学校施設の活用も含めた基本方針の策定に取り組む」とありますが、具体的にどのようなことでしょうか。
    ◎コミュニティ推進部長   今の御質問ですけれども、これも、教育委員会といろいろ検討は重ねております。少子高齢化が進む中、将来、児童数が減少してまいり、空き教室が多く発生した場合におきまして、留守家庭児童育成センターなど他の事業との関係もありますが、学校教育活動に支障のない範囲で地域コミュニティーの拠点としても活用していくことということでございます。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   14番目の質問に移ります。  この施策分野には部門別計画と関連する施策分野がありません。実現に向けてどのようなプロセスとスケジュールで進めていくお考えですか。 ◎コミュニティ推進部長   地域は、全ての施策に共通し、関連するものでございます。そのため、関連する施策分野は記載をしておりません。実現に向けては、現在、地域行政のあり方に関する検討会におきまして課題の抽出など作業を行っておるところでございます。具体的プロセス及びスケジュールについては、今はお示しすることはできません。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   これについて再質問します。  検討会のお話が出ました。庁内横断的な組織ということですが、どのような組織ですか。それで、現在どのような具体的な作業をされていて、いつごろまでに結論を出したいとお考えになっておられますでしょうか。 ◎コミュニティ推進部長   あり方検討会のメンバーでございますが、私、コミュニティ推進部長を初め、政策、福祉、環境、都市計画、市民総括室、社会教育、学校改革という9名で会議をさせていただいております。現在、課題抽出作業を行っているところでございます。  時期でございますが、テーマが非常に大きく、範囲も広いこともあり、時間を要することになりますが、できるだけ来年度中には進捗状況を御報告できればと考えております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   中尾局長にお伺いします。  この地域行政のあり方は、今、下野部長がおっしゃったように、大きなテーマで、今後全庁的な取り組みが必要と思うんですけれども、局長の中で、これをどういうふうに進めていこうとかというイメージを今お持ちになっておられたら何かお話しいただければと思います。 ◎市民局長   かなり大きな御質問なんですけれども、先ほど来、御答弁している中に既に要素は入っていると思うんですけれども、地域行政というのは地域自治とセットで考えるべきものだと思います。地域自治というのは、地域の課題、さまざまな課題がありますので、特定の部局の課題というわけでもありません。全庁あらゆる部局が同じ方向を向いて検討していく必要があると思います。そのために、この検討会も複数の部局横断的にやっております。ですので、今のところ、まだ検討がなかなか各局が主体的に取り組むというところまで進んでないのが現状でありますので、今まさにそのあたりを、それぞれの局が皆さん主体的にかかわってくるというところに向きつつありますので、そういった意味で、複合的な地域課題を全庁のそれぞれの部局が自分たちのものとして検討しながら、地域行政のあり方を考えていくというところで考えております。  結論としては、できれば来年度には一定の中間的な課題の整理を上げられたらと思います。それ以降の日程は、その課題が整理できてからの話になりますので、今あらかじめ申し上げることはできないところです。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   以上です。  どうもありがとうございました。 ○田中正剛 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、本件はこの程度にとどめます。  ここで説明員が交代いたします。    (説明員交代) ○田中正剛 委員長   次に、市民局から「第2次西宮市人権教育・啓発に関する基本計画(素案)」の策定及び市民意見提出手続き(パブリックコメント)の結果について報告がございます。  当局の説明を求めます。 ◎人権平和推進課長   9月14日開催の常任委員会にて御報告いたしました第2次西宮市人権教育・啓発に関する基本計画――以下「基本計画」と略させていただきます――の素案につきましてパブリックコメントを実施いたしましたので、結果について御報告いたします。  資料は、基本計画素案の策定及び市民意見提出手続き(パブリックコメント)の結果についてと、基本計画概要版(素案)、基本計画(素案)、いわゆる本文となります。  それでは、横長の資料、パブリックコメントの結果についてを用いまして御説明いたします。  1ページをお開きください。  意見募集期間は、平成30年10月10日から11月9日までで、2名の方から17件の御意見をいただきました。  「(1)提出者について」は、御意見をいただいた方に関する情報です。  「(2)提出意見について」の「ア.意見項目別」は、いただいた御意見について計画素案の構成に沿って分けたもので、「第3章 基本計画の方向性」、「第4章 施策の方向、推進体制」に係る御意見がおのおの5件、計画全般に係る御意見、概要版のみに係る御意見がおのおの3件でございました。  御意見に対する市の対応ですが、(2)の「イ.回答分類別」に記載のとおりで、①案に記載済みのものが5件、②御意見を受け素案を修正したものが9件、③今後の参考にさせていただくものが3件でございます。  2ページ以降は御意見の概要と市の考え方を、8ページ以降に修正前後の比較を記載しております。  御意見をもとに案を修正したものを幾つか御説明させていただきます。  8ページのナンバー5、10ページのナンバー16をごらんください。  これは、社会教育・啓発における市の取り組みについて記述している箇所ですが、「思いやる心を育む機会を提供する」としていた部分を「人権に対する知識、人権を守るスキル、人権尊重の態度を育む機会を提供する」に修正したもので、御意見は、相手を思いやる心を育む機会を提供することは人権の理解を促進するのか、人権に対する知識、人権を守るスキル、人権尊重の態度を育む機会の提供、人権についての気づきを得られる機会の提供を行っていく必要があるのではないかというものであり、取り組みをより具体的に説明する内容であるため、取り入れさせていただきました。  次に、9ページのナンバー10をごらんください。  修正内容は、人権の定義を説明する前に、「自分の人権が侵害されていることに気づけなかったり、気づかないうちに他人の人権を侵害してしまったりすることがあるかもしれない」との記述を追加するもので、いただいた御意見は、自分は差別しないから関係ないと他人事に感じる人も多い、いつ、人権侵害の被害者になるかわからないし、気づかないうちに人権侵害に加担しているかもしれない、そのことへの気づきを促す記載が必要ではないかというもので、このような視点での記述がなかったことから追記いたしました。  次に、同じく9ページのナンバー12、ナンバー13をごらんください。  修正した箇所は、そもそもなぜ差別をするのかを記述している部分ですが、御意見の内容は、差別は個人による蔑視や嫌がらせだけでなく、障壁や制度、社会の仕組みという形で、不平等や不公正、格差をもたらすものであり、説明が不足しているのではないか、差別が起きる理由に偏見やステレオタイプ、誤解、無知、無関心もある、自分は差別をしていないと考えている市民が、自分のことに引きつけ、自分の考えや行動を振り返るきっかけになる工夫をしてほしいというもので、当初の記述では内容が十分でなかったため、御意見を取り入れ修正いたしました。  次に、10ページのナンバー18をごらんください。  御意見は、差別される側、人権侵害を受けている側の人に対する取り組みが抜けているのではないか、自分の権利を知ること、権利を奪われていることに声を上げていいと応援する内容も欲しいというものです。今回策定しました素案では、初めて人権侵害を受けている側の人に対する取り組みの項目を設けたところですが、御意見を受け、内容を補強するため、素案の「あなたの人権。もし侵害を受けてしまったら」の欄に追記をさせていただきました。  次に、パブリックコメントの後、策定委員会にて御意見をいただくなどで修正した箇所について説明いたします。  資料は11ページになります。  ナンバー3は、インターネットによる人権侵害の現況を説明する部分で、SNSなどは「使い方を誤ると差別への入り口になってしまいやすい」という表現をわかりやすく改めたものです。  ナンバー4は、概要版に関し、差別をなくしていくための取組みの一つ、「相手のことを正しく知る」という表現に違和感があるとの意見を受け、改めたもので、さらに、相手のことだけでなく、制度や自分自身が持つ偏見、無関心なども差別を助長していることに気づく必要があることを示す「何が問題なのかを正しく知る」を加えました。  また、ナンバー5は、ナンバー4同様、概要版の差別をなくしていくための取組みとして、意識するだけでなく、行動することが必要である旨、改めたものです。  以上の修正を加えたものが基本計画 概要版(素案)、基本計画(素案)となります。  最後に、今後の予定について簡単に御説明させていただきます。  決定した計画につきましては、3月ごろに、パブリックコメントの結果とともに市のホームページに掲載する予定としております。また、計画書と概要版につきましては、市政ニュースで広報するとともに、学校への配付及び本庁、支所、公民館などの窓口で配布する予定でございます。  報告は以上でございます。 ○田中正剛 委員長   説明は終わりました。  本件に御質疑並びに御意見はございませんか。 ◆菅野雅一 委員   質問ではなく、意見、要望だけ1点述べさせていただきたいと思います。  パブリックコメントでは、貴重でありがたい意見が寄せられていることはよかったと思います。ただし、お2人という非常に少ないのは残念だと思いますね。せっかくこれだけ職員の皆さんが一生懸命おつくりになったものに対する反響が少ない。一生懸命おつくりになって、内容も充実したと思うのに、そこは非常に残念だと思います。  前回、掛田副市長にもお願いしましたけど、やっぱり市民の参画と協働の中でパブリックコメントというのはすごく重要な位置にあるので、今回、市政ニュースでも1面で取り上げていただいてますけども、できるだけパブリックコメントをたくさん集められるように、多くの市民に、今、市民からどの分野で意見を求めているのかというのをよくわかるような形に今後一生懸命取り組んでいただきたいと思います。  以上です。 ○田中正剛 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、本件はこの程度にとどめます。  ここで説明員が交代いたします。    (説明員交代) ○田中正剛 委員長   次に、産業文化局から西宮市産業振興基本条例の制定に係るパブリックコメントの実施について報告がございます。  当局の説明を求めます。 ◎産業部長   西宮市産業振興基本条例の制定に係るパブリックコメントの実施について御説明させていただきます。  1ページをお開きください。  条例制定の目的ですけれども、産業は、福祉、教育、環境などといった分野に比べて、市民の産業に対する関心が低いということがまちづくり評価アンケートの結果から推察されますけれども、産業は市民生活にとって密接なかかわりを持っております。  市内での就業状況について見ますと、女性の市内就業率は53.6%となっており、市内産業は特に女性の就労の受け皿となっている現状がございます。  また、本市の市税収入の内訳を見ると、県内主要都市と比べても個人市民税の占める割合が44%と高いことがわかります。今後の人口減少により個人市民税も減少していくことが予測される中、法人市民税など他の税収を獲得していくことも重要となっております。  次に、2ページをごらんください。  今後の人口減少社会の中で、市民から見ると産業は、雇用を創出し、にぎわいのあるまちを形成するなど、重要な役割を担っております。また、企業市民がまちづくりの重要な担い手の一つとして活動領域を拡大していくことも、地域社会の活力を維持していく上で重要な要素となっております。  今後、地方創生の取り組みを実効あるものとするためにも、地域の経済と雇用を支える事業者の成長や持続的な発展が不可欠であることから、意欲ある事業者の自助努力を支援し、人材の育成に積極的に取り組むために、条例制定が必要であるというふうに考えております。  次に、3ページをごらんください。  条例の基本理念ですけれども、本条例では、産業の振興と雇用の促進により、本市の地域経済が持続的に発展するとともに、まちづくりに参画する企業市民が育ち、それにより地域社会の活力が向上していくまちを目指すものでございます。  4ページをごらんください。  条例の三つの特徴ですけれども、1点目は、四つの基本方針に基づき産業振興に関する施策を総合的に推進いたします。2点目が、市の責務や、事業者・産業支援機関・大学等の役割、市民の協力を規定し、地域ぐるみで産業振興に取り組みをいたします。3点目ですが、産業振興に関する施策・事業を推進するために産業振興計画を策定し、実行、検証、見直しといったPDCAサイクルマネジメントサイクルを実践いたします。  なお、条例の概要につきましては、次ページの5ページに記載のとおりでございます。  次に、6ページをごらんください。  産業振興に関する条例の制定状況ですけれども、平成11年に中小企業基本法が改正され、第6条で中小企業の振興に関する施策を制定し実施することが地方公共団体の責務として規定されました。この法改正を受けて、全国の自治体で産業振興に関する条例制定の動きが広がることとなります。平成27年には兵庫県が、近隣市では、尼崎市が26年、宝塚市が19年、芦屋市がことしの6月に制定いたしております。  次に、7ページをごらんください。  中核市の制定または制定予定の状況を記載しておりまして、中核市54市のうち38市、約70%が条例制定または制定予定というふうになっております。
     最後に、今後の予定ですけれども、12月19日から来年1月25日までパブリックコメントを実施いたします。その後、パブリックコメントの結果につきまして2月に所管事務報告を行い、市としての条例案をまとめ、3月定例会に上程を予定しております。3月定例会で条例が制定されれば、31年4月から産業振興基本条例が施行されます。あわせて、第3次産業振興計画も4月から始まることから、産業振興に関する基本理念を定めた条例とそれを具現化するための施策・事業を定めた計画が同時にスタートすることで、産業振興に向けた取り組みをより実効性のあるものにしていきたいというふうに考えております。  説明は以上です。  よろしくお願いいたします。 ○田中正剛 委員長   説明は終わりました。  本件に御質疑並びに御意見はございませんか。 ◆菅野雅一 委員   4点について質問します。一問一答でお願いします。  条例制定の必要性と制定のタイミング、2点目、条例制定による効果、3点目、他市の条例との類似点・独自点、4点目、産業振興計画とは別にパブリックコメントを実施する理由、この4点についてお伺いします。  まず1点目、産業振興のための条例を制定する必要性はどこにあるのでしょうか。なぜ今のタイミングで制定しようとお考えになっておられるのですか。お答えください。 ◎産業部長   中小企業基本法に地方公共団体の役割が規定されていることもありまして、条例制定によって地域の産業を振興するという市の立場を明確にするということが1点挙げられます。また、人口減少社会の中で産業や雇用の場をつくって、にぎわいのあるまちを形成するなどの重要な役割を担っておりますので、産業振興策を今後進めていく上でのよりどころになるというふうに必要性を感じております。  また、なぜこのタイミングかということなんですが、実はこの条例の検討につきましては、産業振興審議会において、平成28年から、そもそも条例が必要かどうかというところから議論が始まりました。29年度には、事業者のヒアリングとか産業実態調査を踏まえて条例の考え方をまとめ、30年度には条例案を取りまとめたということで、この間、西宮らしい条例とは何かということを丁寧に議論を重ねてきたということでございます。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   2点目の質問に移ります。  条例の制定によってどのような効果を期待されているのでしょうか。 ◎産業部長   産業政策というのは、そもそも意欲ある事業者の自助努力、これが基本にあると思います。その上で、産業の振興を推進する上でのよりどころになるということに加えまして、市の責務、事業者・産業支援機関・大学の役割、あるいは市民の協力ということを条例で規定することで、さまざまな主体が連携して地域ぐるみで支援体制を構築していけるのではないかなということを考えています。それと、まちづくり評価アンケートにもあったように、認知度が低いということもありますので、市民に産業の重要性や必要性について理解が広がるのではないかなということを期待しております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   ありがとうございます。  3点目の質問に移ります。  今回の条例の内容について、他市の条例と類似している点はどういうところですか。独自の点はどこにありますでしょうか。お答えください。 ◎産業部長   類似している点は、どこの市も理念条例になっております。ですので、市が産業施策を行う上での理念とか方向性、あと、広く産業にかかわる方の役割というのを定めている点が共通している点であります。  本市の独自の点については、3点ほどございまして、一つ目が、事業者をまちづくりの重要な担い手の一つとして、いわゆる企業市民として位置づけまして、地域社会の活力につなげていこうという点があります。  そのことから、二つ目として、他市では中小企業振興条例というのが多いんですけども、西宮の場合は、大企業も含めた産業振興基本条例ということにしております。  3点目が、産業振興計画を条例に位置づけている――策定を義務づけ化したことによりまして、理念条例なんですけれども、計画をつくることによって産業振興に向けた取り組みをより実効性のあるものにしていくと。  この3点になります。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   4点目の質問に移ります。  産業振興計画とは別にパブリックコメントを実施する理由は何ですか。 ◎産業部長   パブリックコメントにつきましては、西宮市参画と協働の推進に関する条例第6条ですね、これに根拠を置いております。ですので、計画は第6条第1項第2号の計画等の策定に該当します。条例につきましては第6条第1項第3号の条例の制定に該当するということで、別々にパブリックコメントを行う必要があるということでございます。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   今回の条例についてのパブリックコメントの実施時期は、12月19日から来年1月25日でしたね。確認のためですが、産業振興計画のパブリックコメントの実施期間はいつからいつまでですか。 ◎商工課長   ただいまの質問、第3次産業振興計画のパブリックコメントの時期ですけれども、11月26日から12月25日までを期間として実施いたしております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   実施時期が微妙に重なって微妙に違うという、同じようなパブリックコメントが微妙に違った時期に出てきて、内容も何か重なっているということで、ちょっと市民が混乱しかねないかなと。これは条例のほうに意見を書いていいのか、これは計画のほうに意見を書いていいのか、どうしたらいいんだろうかとすごく混乱を招かないかなと思うんです。その辺、どうしても両方ともやらざるを得ないんだったら、実施時期を一緒にするなり、計画にはこういうコメントが欲しい、条例にはこういうコメントが欲しいとわかりやすく、市民にできるだけ意見を求めるような形でパブリックコメントを実施しないと、反対に市民を混乱させるようなことになるんじゃないかと思うんですが、その辺のお考えを聞かせていただければと思います。 ◎産業部長   確かに、同時にパブリックコメントを実施したほうがわかりやすいというのはあるというふうに思います。ただ、市としては、同じタイミングに実施をしているということで、例えば計画に対して条例の意見をいただく、あるいは条例の中で計画の意見をいただくということで、計画、条例のどちらにも反映させていきたいというふうに、丁寧に両方の意見を吸い上げていきたいというふうに考えておりますので、意見が無視されるということがないようにしていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   ありがとうございます。  それは、当局サイドの視点からはそうなんですけど、市民目線でパブリックコメントを実施するときはどういうことかということをよくお考えになって実施していただきたいと思います。  以上です。 ◆松山かつのり 委員   1点だけ。  4ページの「特徴2」のところなんですけども、「市民の皆さんに協力いただきたいことを規定し」とは、具体的にどういうことですか。 ◎産業部長   先ほども申しましたまちづくり評価アンケートでも、いわゆる産業に対する認知度が低いという状況もありますので、産業政策を進めていく中で市民の方にも理解を進めていきたいというふうに考えております。具体的な答弁にはなっていないんですけれども、そういうことでしていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◆松山かつのり 委員   僕がこれを読んでまして、「市民の皆さん」を松山という自分のことに置きかえたんですけども、協力いただきたいことって何やろうと思って、全然わからへんかったんですよ。通常、ほかのところを見ましたら、例えばさまざまな産業が活性化し、新たな産業が生まれ、その中で雇用が生まれ、雇用が生まれた中で収入を得て消費も活発になってくる、そういった役目というのはわかるんですけども、ただ漠然と「市民の皆さんに協力いただきたいこと」というのは全然わからないんですよ。理解せえと言うても、これで何を理解したらいいのかなというふうに思うんですけど、その辺、この表現を考える必要があるのかなと思うんですけど、もう一度その辺だけお聞きしたいと思います。 ◎産業部長   他市の事例でいきますと、例えば市内の産品を買うように協力するとか、市が行う産業施策に対して協力するというような具体的な表現を書いているところがあるのも事実でございます。ただ、そこをすごく具体的に書くことが果たしていいのかという議論もございまして、すごく抽象的な書き方になっているというのが現状でございます。  以上です。 ◆松山かつのり 委員   もうこの辺でやめます。意見、要望だけ。  産業というものにみんな興味がないということで、しかも、その中で市民に対して抽象的な表現ということで、余計に理解を得られないんと違うかなと思うんですね。要は、冒頭に申したように、産業の活性化によって雇用が生まれ、雇用の活発化によって消費が活発になる、それがひいては市民への影響というか、市民へ返るということにつながるのかなと思うので、「市民の皆さんに協力いただきたいことを規定し」ですよ。これは何を規定されるのかわからへんので、これはもうちょっと考えたほうがいいと思います。  以上です。 ○一色風子 副委員長   気になっている点が2点あります。  一つ目は、産業振興基本計画というのが出たときに、働きやすいまちづくりプランというのも一緒に出たんですけれども、そのときは、どちらの計画も相反するもの、でも、一緒にやっていかなきゃいけないものというようなお話だったんですが、この条例の中では、ワーク・ライフ・バランスとかそういったようなことが一言も明記はされていなくて、ただ、基本理念のところに「地域経済の持続的な発展、雇用の促進」というふうに書かれているんですね。そういうことを考えると、事業者の役割だったり市の責務の中で、やはり働く人たちへの何かしらの支援とか、ワーク・ライフ・バランスを考えることができるような環境整備というのも入れておかなければいけないんじゃないかなというふうに思うのですが、そのことについてどのようにお考えになっているか、一問一答でお願いします。 ◎産業部長   産業振興計画の所管事務をしたときに、雇用のことがこの計画で一切触れられていない、これは働きやすいまちづくりプランで書いておりますというふうにお答えしたんですけれども、やっぱり産業振興計画の中でも一定、再掲という形できっちり雇用のことを記入すべきではないかなというふうにそのときの意見を踏まえて思っておりますので、パブリックコメントが終わった後で、改めて具体的にワーク・ライフ・バランス等につきましても産業振興計画の中で記載する方向で現在のところ考えているという状況でございます。  以上です。 ○一色風子 副委員長   ありがとうございます。  ぜひそのようにしていただければ、事業者だけじゃなくて、市民向けということなので、市民の皆さんにも御理解いただけるのかなと思います。  もう1点なんですけれども、これは質問ではなくて意見なんですが、環境負荷とか、事業者が今後西宮市の中で企業市民としてやっていく中で環境に配慮するみたいな文言もぜひ入れておいてほしいなと。これからの社会を考えたときに、そういった視点も必要になってくると思いますので、そのことも一緒に考えていただきたいなということを要望しておきます。  以上です。 ○田中正剛 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   もしなければ、委員長職を副委員長と交代していただきたいと思います。 ○一色風子 副委員長   委員長の職務をお預かりします。 ○田中正剛 委員長   一問一答になります。  パブリックコメントの実施の仕方がまず1点です。もう一つが、企業の流出抑制の件です。三つ目が、人材確保の件です。以上3点についてお尋ねをしたいと思います。  まず、パブリックコメントの実施についてということできょう資料をいただいておりまして、先ほど松山委員の質問の中でふと思ったんですが、要は、この概要だけを示してパブリックコメントで意見を求めようとしているのか、それとも、条例案、素案みたいなものをお示しして意見を求めようとされているのかというのは、今の御予定ではどのようにお考えなんでしょうかね。 ◎産業部長   5ページの「条例の概要」でもってパブリックコメントを求めようとしております。 ○田中正剛 委員長   となると、先ほどのような疑問点というのが非常に多くなってくるのかなと。ちゃんと皆様が見てくれたらですよ。もともとこれを見てくれる人が少ないという大変大きな課題を抱えておる中なんですが、せっかく見ていただいた中で御意見を下さいという姿勢で臨むという中で、この概要だけでいくと、ちょっとぼやけてしまっているところが出てこないかなというところをちょっと危惧しています。この資料を添付して意見を求めるのかというところについては少し検討が必要なのかなというふうには感じました。  次に、企業の流出抑制の件なんですけども、新聞報道によりますと、近々某企業の工場が閉鎖される予定ということで、これは本市にとって非常に大きな影響がアサヒビールと同じように出てくるのかなというふうに感じておるところなんです。こういう流出抑制の取り組みというのが一定この条例の中で規定されるべきものなのかなというふうにも思っておるんですけども、その点どのようにお考えなのかというところをお尋ねしたいと思います。 ◎産業部長   5ページの基本方針のところで四つ挙げております(1)の「既存産業の基盤強化」という大きな言葉でくくっておるんですけれども、この中に既存企業の定着というのも含まれていると。ただ、これはあくまでも理念ですので、これを具体的にどういう施策に落とすかというのは、産業振興計画の中で既存企業の流出防止策についてこういう事業をやっていきますということで書いているということで、条例と計画が一体になって初めて具体的なことがわかるというような構成にしております。  以上です。 ○田中正剛 委員長   今現在、流出抑制の取り組みとしてどのようなことを具体的にされているかだけ教えておいてもらえますか。 ◎産業部長   先ほどの話は森永の話で、来年の12月に工場閉鎖、3ヘクタールの土地がどうなるかということでございます。これは、アサヒビールが撤退するときに県のほうが要綱をつくりまして、2ヘクタール以上の工場敷地については、地元市町と跡地についての協議を行って、県へ具体的な活用策を届け出ることという要綱をつくっております。この要綱ができたことによって、2ヘクタール以上ある土地については市のほうと協議をするということで、森永のほうとも協議をしておると。
     それ以外に、主要な企業に対しては企業訪問を行いまして、流出の危険性があるといいますか、工場を建てかえる意向がある企業と、まだまだここで工場はそのまま何年か続きますよというような企業をふるい分けしております。ですので、ある程度企業が工場の建てかえ時期に来ているというところは市のほうが把握をしているという状況でございます。  以上です。 ○田中正剛 委員長   ありがとうございます。  もう撤退を決めたという後の措置については、要綱ですけれども、今一定の規定をされていると思うんですけれども、出ていかないように市として何らかの支援なり何かの規制緩和であったりということが具体的になされなければ、結局出ていかれてしまうということに歯どめがかからない。今のお答えでは、建てかえの検討であったりというところを企業訪問によって今の状況を把握するようにしているということなんですけれども、企業訪問だけでの情報収集では、やはり企業情報というのは、大企業の場合、株主にもかかわってくることですから、市の企業訪問の中でそんなことが簡単に出てくるとはちょっと思えないところもございますので、例えばそういうことを規定ができるのであれば、条例の中で一定規定もしておくべきなのかなと。これは理念条例ですので、どこまで拘束力が生まれるのかというところは少し整理が必要かもしれませんけれども、一定そういう場合には市に対して届け出をするとか、そういう内容のものがこの中に含まれていたほうがより実効性が高まるのかなというふうに感じましたので、また御検討をお願いしたいなと思います。  また、この件については、西宮の場合、建てかえに当たってはいろいろと規制が強くて、既存不適格の状態のところが結構あるみたいなんです。私も過去の、あのときはたしか市民文教だったと思うんですけれども、中小企業の活性化についての視察をしたときに、視察報告書の中でも提言の中で一定書かせていただいていると思うんですけれども、やはり企業訪問は非常に重要だと思います。その中で、企業が今どういうことに困ってはるかという、きっちりそういう情報を把握して、規制緩和であったら緩和、事前に手を打っておくということを、この条例をもとに動けるようにしなければ、企業流出抑制だけで言うと、条例を制定する値打ちが余りないのかなというふうに思いますので、その点、御検討をお願いしたいなというふうに思います。  次に、計画のところで少し申し上げたんですけれども、人材確保に対する支援という意味では、この条例によるとどの辺に盛り込まれていると理解したらいいのでしょうか。 ◎産業部長   先ほどの5ページの基本方針の中の(4)で、「産業振興を担う人材の確保及び育成を図ります」、この文章でございます。 ○田中正剛 委員長   ありがとうございます。  これは、産業振興を担う人材と、実際に企業活動を担う人材と、若干ニュアンスが違うと僕は読み取ったんです、この概要だけを見ると。なので、産業振興に担うという人は、例えば商工会議所の人たちであったりするかもしれないんですけれども、実際の従業員さんの確保・育成に対する支援というものがもう少し前面に出ないと、人員不足による倒産とか、そういったことに歯どめがかからなくなるおそれがありますので、せっかくこの条例をつくるのであれば、そういった点を少し検討していただけたらなと思うんですけども、いかがでしょうか。 ◎産業部長   ここでは企業活動を担う人材というのが確かにわかりやすい表現かなということを思いますので、修正するように検討したいと思います。  以上です。 ○田中正剛 委員長   ありがとうございます。  これは、どちらかと言うと、地域経済の持続的な発展とか、いわゆる市民・住民にとっての視点が強く出てまして、それはもちろん否定すべきことじゃないんですが、逆に振興の担い手となる産業側の視点で有効な支援というものがこの中で盛り込まれておくべきなのかなというふうに思いますので、その点あわせて意見しておきたいというふうに思います。  以上でございます。 ○一色風子 副委員長   委員長の職務をお返しします。 ○田中正剛 委員長   ほかにございませんか。 ◆よつや薫 委員   関連というか、今、委員長の言われたことにちょっと関連することです。  さっき言われた、実際の条例の条文が添付されてないということで、私もずっと気になっていたんですね。条例案はあるんですか。それだけまず一問一答で。 ◎産業部長   一定条例案はつくっております。パブリックコメントに出す段階でよりわかりやすい形で意見をいただくのに、平易な言葉に置きかえて今回出させていただいているということでございます。  以上です。 ◆よつや薫 委員   その件に関しては意見になりますけど、さっき委員長が言われたように、書きにくいのかな、パブコメをたくさんいただくにはどうかなというふうに思いました。  その関連で、条例そのものの制定で、隣の6ページに二つの基本法がありますね。これに規定されているからこの条例を制定するんだということなんですよね。これを読むと、条例は別に要らんともとれるんですよ。この中小企業基本法の第6条――どっちも第6条ですけれども、これは、どっちかと言うと計画だけでもオーケーなのかと思えるんですけれども、それでも条例を制定するということの説得力のある文章というか説明がちょっとあったほうがいいのかなと思うんです。結局、ここの部分を市民に読んでもらう場合、そのほうがええんと違うかなと思うんですけど、その辺はいかがですか。 ◎産業部長   確かに法律では条例を制定しろということは言っておりませんので、今、委員が言われたとおりでございます。ただ、市としては、やっぱり条例が必要であるというふうに考えておりますので、その辺の必要性についてもう少しわかりやすく資料をつくるべきだという御意見でございますので、その辺はちょっと検討させてもらいます。  以上です。 ◆よつや薫 委員   そういう意見です。  以上です。 ○田中正剛 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、本件はこの程度にとどめます。  以上で付託事件の審査は全て終了しました。  次の協議事項に入る前に、ここで一旦当局の御挨拶がございます。 ◎副市長   本常任委員会に付託されました議案第541号西宮市高周波処理手数料条例を廃止する条例制定の件ほか諸議案につきまして、慎重審査の上、御協賛賜りまして、まことにありがとうございます。  審査の過程でいただきました要望、御意見等につきましては留意し、今後の行政を的確に執行してまいりたいと考えております。  なお、今後とも一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 ○田中正剛 委員長   ここで説明員が交代いたします。    (説明員交代) ○田中正剛 委員長   次に、管外視察報告書及び提言についてを議題といたします。  本日は市当局の方に御出席いただいておりますけれども、これはあくまでもオブザーバーでの参加ということでございますので、その点、御了承をいただきたいと思います。  それでは協議に入ります。  管外視察の報告書について、こちらのほうを提出していただいております。  まず、この報告につきまして一定の協議をさせていただきたいと思うんですけれども、書面のほうで意見・感想を掲載していただいておりますけれども、今後の協議の論点等々もこれから少し整理していかないといけないところなんですが、皆さんから掲載されている内容に関する補足等がございましたら、これはこういう意味だよとかいうことがございましたら、挙手をもってお願いしたいなというふうに思うんですけれども、ございますか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   そしたら、この管外視察の報告書につきましては、一定これで確定とさせていただきたいと思います。  中に当局の皆様方に対する提言等も含まれております。後ほどカラス対策と体育館については提言を改めてさせていただきたいと思うんですけれども、それ以外の環境並びに男女共同参画に関する部分については、今後、施策研究テーマの中でさらに協議をしていく内容で、最終的にはまた提言ということになるんですが、今回の特定の視察してきた取り組みについての、これはよかったとか、これはあかんかったというところも、当局の皆さんにはお酌み取りをいただいて、今後の政策推進の参考にしていただけたら大変ありがたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。  こんな感じでまとめてよろしいですか。    (「はい」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   続きまして、カラス対策と体育館の件につきましては、これは施策研究テーマではございませんでしたけれども、特にカラス対策については、施策研究テーマの最終まで残った項目ということもございますので、今、これについては条例の制定についても一定検討しようかということで一旦施策研究テーマからは外した内容でございます。  体育館については、御承知のとおり、市立中央体育館の再整備の検討を今しているということで、今回、富山市の取り組み、施設を見せていただいた上で、改めて市に対して提言をさせていただくものでございます。  こちらの件なんですけれども、確認をさせていただきたいと思うんですが、まず、カラス対策からいきたいと思います。  委員会の提言といたしましては、「ゴミステーション対策支援を強化すること」とさせていただいています。これは朗読をさせていただきます。  捕獲もしくは追い払いによる生息数の抑制については、全委員が触れられているが、実施に対する見解については、委員間で賛否が分かれている。一致しているのは、カラス対策については、住宅街でのカラスの餌を絶つことが肝要であるということである。  そこで、本市では主にゴミステーションでのごみ荒らしが問題となっていることから、毎年の捕獲や追い払いを実施する費用対効果を鑑み、蓋つきかつ折りたたみ可能な簡易式集積場の設置補助など、ゴミステーションにカラスが寄り付かない対策を強化するための支援に要する事業費を準備して頂きたい。  ということにさせていただいております。  こちらは、委員の皆様、こういう形で委員会の提言とさせていただくことに対しては御了承いただけますでしょうか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   ということでございますので、カラス対策につきましては、少し予算を伴うこともあろうかと思いますけれども、受けとめていただけたらというふうに思いますので、御検討いただきたいと思います。  そのあとの各委員からの提言につきましては、それぞれ今後の政策推進の参考としていただきたいと思いますので、当局の皆様方もお目通しをいただきたいというふうに思います。この場での朗読は割愛させていただきます。  何か補足のある方がいらっしゃいましたら、挙手をもって。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   そしたら、カラス対策については以上とさせていただきます。  次に、「新体育館整備について」とさせていただいております。こちらも、委員会としての提言としてまとめさせていただきました。  まず、タイトルが、「税負担を最大限抑えられる自立性の高い提案を募ること」とタイトルを打ちました。  文章につきましては朗読させていただきます。  西宮中央運動公園及び中央体育館・陸上競技場等再整備基本計画(素案)では、再整備の基本的な考え方として、「市民の誰もが快適で安全にスポーツに親しめ、トップアスリートの試合が観戦でき、また緑の中で子供が遊び、多様な世代が憩い賑わう地域交流の場になる環境を整備する。さらに、地域防災拠点・避難所の機能を総合的に備える施設整備を行う。」とし、非常に幅広い機能を持たせることになっている。  基本計画については、この考え方をもとに、市民の健康に寄与し、コンパクトで税負担を最大限抑えられる「稼げる施設」となるような事業の提案が期待できる内容とされたい。 ということで締めくくらせていただいており ます。  この点は、まず、委員会の提言とさせていただいてよろしいでしょうか。    (「はい」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   ですので、当局におかれましては、今はもう最終段階に入っていらっしゃると思いますけれども、この点に十分留意して、今後計画策定を進めていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  そのあとの各委員からの提言ということで、それぞれの論点で御提言、御意見をいただいておりますので、こちらの件につきましては、今後の参考にしていただきたいというふうに思います。これは、参考と言っても、見る程度ではなくて、盛り込めるものはどんどん盛り込んでいただいて、進めていただきたいと思いますので、この点、よろしくお願いをいたします。  この意見について補足等がもしございましたらこの場で募りたいと思いますけれども、補足はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   そしたら、この文面のとおりというふうにさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  今確認をさせていただいたんですけれども、当局のほうからもし何か御発言がございましたらと思うんですけれども、無理はしなくて結構です。もしあれば御発言いただいて結構ですけれども、よろしいでしょうか。    (発言する者なし)  それでは、きょうさせていただきたかった確認事項は、内容については以上でございます。
     視察報告書につきましては、きょう一応これで確定ということでさせていただきたいと思いますので、この報告書を当局のほうに送付させていただきたいと思います。ホームページのほうにもこの内容で掲載されますので、お願いしたいと思います。  何か加筆とかその辺を御検討されている方はいらっしゃいますか。大丈夫ですか。 ◆松山かつのり 委員   僕は、管外視察のあれでちょっとずれている分が多分あるかもしれないので、それだけ訂正させてほしいんです。文言の訂正じゃなくて……。 ○田中正剛 委員長   体裁ですか。 ◆松山かつのり 委員   はい。 ○田中正剛 委員長   わかりました。  そしたら、文章の変更でなければすぐにできますので、その変更を御指示のとおりにさせていただいて、ホームページに掲載させていただきたいというふうに思いますので、本日確定ということにさせていただきたいと思います。  本件につきまして御質問、御意見はございませんでしょうか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、本件はこの程度にとどめたいと思います。  ここで説明員が退席いたします。御協力ありがとうございました。    (説明員退席) ○田中正剛 委員長   次に、管内視察報告書についてを議題といたします。  管内視察報告書につきましては、先日、各委員様からいただきました御意見をもとに、一部修正をさせていただきまして、改めてタブレットのほうに配信しております。  本件につきましては、これで本日確定したいと思いますけれども、御異議ございませんでしょうか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   異議なしと認めます。  それでは、これで確定としまして、ホームページに掲載並びに当局に送付させていただきたいと思います。  本件についてほかに御意見はございませんでしょうか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   なければ、本件はこの程度にとどめます。  この際、お諮りします。  本委員会の所管事務中、1、市民サービスの向上について、2、地域産業の活性化及び環境行政について、以上2件について閉会中の継続審査としたいと思います。  これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。  いま1点、お諮りします。  本委員会で採決しました事件に対する委員会報告書の作成につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思います。  これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中正剛 委員長   異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。  委員会のまとめでございます。  きょうも盛りだくさんの案件でございましたけれども、皆様の御協力によりましてスムーズに進行できましたことを改めて御礼申し上げます。  以上でまとめとしたいと思います。  これをもって民生常任委員会を閉会いたします。  御協力ありがとうございました。           (午後5時16分閉会)...