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  1. 西宮市議会 2018-12-13
    平成30年12月13日教育こども常任委員会-12月13日-01号


    取得元: 西宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-30
    平成30年12月13日教育こども常任委員会-12月13日-01号平成30年12月13日教育こども常任委員会  西宮市議会                  教育こども常任委員会記録             平成30年(2018年)12月13日(木)                 開 会  午前 9時59分                 閉 会  午後 3時06分                 場 所  4号委員会室 ■付託事件  (教育委員会)   議案第576号 工事請負契約締結の件(尼崎養護学校耐震補強および施設等改修工事)   議案第545号 平成30年度西宮市一般会計補正予算(第8号)
     (こども支援局)   議案第564号 指定管理者指定の件(西宮市立春風留守家庭児童育成センターほか4施設)   議案第565号 指定管理者指定の件(西宮市立深津留守家庭児童育成センターほか1施設)   議案第566号 指定管理者指定の件(西宮市立甲陽園留守家庭児童育成センター)   議案第567号 指定管理者指定の件(西宮市立大社留守家庭児童育成センター)   議案第575号 指定管理者指定の件(西宮市立夙川留守家庭児童育成センター)   議案第568号 指定管理者指定の件(西宮市立北山学園)   議案第569号 指定管理者指定の件(西宮市立香櫨園地域子育て支援施設)   議案第545号 平成30年度西宮市一般会計補正予算(第8号)  (こども支援局・教育委員会)   議案第545号 平成30年度西宮市一般会計補正予算(第8号)  (請願・陳情の審査)   請願第19号 市立小・中・高等学校の体育館へのエアコン設置を求める請願   陳情第39号 校内及び園内侵入者から児童・生徒を守るための陳情書   陳情第40号 西宮養護学校の改築計画についての陳情 ■所管事務調査  (教育委員会)   1 学校支援に係る人員の募集について   2 第5次西宮市総合計画(素案)に対する意見提出手続き(パブリックコメント)の結果等について  (こども支援局)   1 第5次西宮市総合計画(素案)に対する意見提出手続き(パブリックコメント)の結果等について  (こども支援局・教育委員会)   1 管内及び管外視察報告書・提言について ■出席委員   花 岡 ゆたか (委員長)   はまぐち 仁士 (副委員長)   坂 上   明   庄 本 けんじ   山 口 英 治   吉 井 竜 二   脇田 のりかず ■欠席委員   な   し ■委員外議員等   な   し ■紹介議員   な   し ■傍聴議員   一 色 風 子   佐 藤 みち子 ■説明員(西宮市議会委員会条例第19条による)   市長      石 井 登志郎  (こども支援局)   こども支援局長 佐 竹 令 次   子供支援総括室長           川 俣   均   参事      安 福 聡 子   参事      池 田 敏 郎   子供支援総務課長           宮 本 由 加   保育施設整備課長           貴 志 健 太   青少年施策推進課長           牧 山 典 康   子育て支援部長 小 島   徹   育成センター課長           宮 後 賢 至   放課後施策推進課長           中 尾 篤 也   子供家庭支援課長           岡 田 良 一   子育て事業部長 伊 藤   隆   参事      田 中 玲 子   参事      奥 谷 和 久   保育所事業課長 西 村 聡 史   保育幼稚園支援課長           松 井 亮一郎   保育入所課長  秋 山 一 枝   こども未来部長 岩 田 重 雄   参事      粟 屋 邦 子   診療事業課長  野 村 和 生   発達支援課長  小 田   晃   地域・学校支援課長           山 本 雅 之   子育て総合センター所長           海 部   康  (教育委員会)   教育長     重 松 司 郎   教育次長    山 本 英 男   参与      八 橋   徹   教育総括室長  村 尾 政 義   教育総務課長  薩 美 征 夫   教育企画課長  河 内   真   教育人事課長  澤 田 幸 夫   教育職員課長  北 井   良   校務改善課長  岩 本 康 裕   学校管理課長  山 下 博 之   学校施設計画課長           柏 木 弘 至   社会教育部長  上 田   幹   参事      石 飛 弥 生   社会教育課長  中 島 貴 子   放課後事業課長 中 尾 篤 也
      育成センター推進課長           宮 後 賢 至   文化財課長   合 田 茂 伸   人権教育推進課長           野 田 昭 治   地域学習推進課長           井 上 明 憲   中央図書館長  北   裕 幸   北口図書館長  中 西 しのぶ   青少年育成課長 牧 山 典 康   教育次長    大 和 一 哉   学校改革部長  津 田 哲 司   学校改革調整課長           谷 口 麻 衣   学校改革推進課長           奥 谷 和 久   学校教育部長  佐々木   理   学事課長    竹 村 一 貴   学校教育課長  木 戸 みどり   学校保健安全課長           飯 干 英 典   学校給食課長  因 幡 成 人   特別支援教育課長           粟 屋 邦 子   教育支援課長  山 本 雅 之   教育研修課長  乾   公 人  (総務局)   契約課長    岡   宏 昭  (土木局)   営繕課長    伊 東 日出志   学校施設保全課長           平 野 正 彦 ■意見表明者  (請願第19号)   松 尾 玲 子           (午前9時59分開会) ○花岡ゆたか 委員長   ただいまから教育こども常任委員会を開会いたします。  この際、お諮りします。  本委員会の審査日程及び順序につきましてはタブレットに配信のとおりとしたいと思いますが、請願第19号につきましては、意見表明を希望されている方がおられます。出席者の都合を一定配慮し、請願の審査につきましては午後1時ごろから行うことにしたいと思います。  これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長   異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。  なお、日程表に記載のとおり、陳情の審査終了後、所管事務調査の件として、教育委員会から2件、こども支援局から1件の報告を受けた後、管内及び管外視察報告書・提言について協議を行う予定としておりますので、御承知おきください。  ここで審査に入ります前に委員の皆様に申し上げます。  各委員の質疑におかれては、簡明で議題の範囲を超えない発言になるよう、また意見は討論等で述べるように心がけてください。  なお、発言が明白な錯誤、著しい趣旨不明瞭、不適切、既に答弁された内容のみの繰り返しと判断した場合は、委員長において議事整理を行う場合もございますので、御承知おきください。  また、御自身の質疑が終了した後も関連質問は認められております。関連質問を行う場合は、その旨を宣言し、内容もこれに基づくよう心がけてください。  次に、当局に一言申し上げます。  委員の質疑の趣旨を明確にするために、皆様には反問権を認めております。また、一問一答による質疑においては、委員からの政策提案に対し、反対の意見または建設的意見を述べる反論権も認めておりますので、御承知おきください。  これより日程表に従い審査に入ります。  まず、議案第576号工事請負契約締結の件(尼崎養護学校耐震補強および施設等改修工事)を議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎契約課長   議案第576号尼崎養護学校耐震補強および施設等改修工事について御説明いたします。  今回の工事につきましては、西宮養護学校校舎等改築事業を進めるに当たりまして、重度の障害のある子供たちに対する工事中の騒音や振動による健康への悪影響が懸念されるため、工事期間中は仮移転を行うこととしており、必要な環境整備をするためのものでございます。 ○花岡ゆたか 委員長   ここで市長の御挨拶がございます。 ◎市長   おはようございます。  教育こども常任委員会の開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  委員の皆様方におかれましては、本会議に引き続きまして常任委員会の開催を賜り、まことにありがとうございます。  当常任委員会に付託されております議案第576号工事請負契約締結の件(尼崎養護学校耐震補強および施設等改修工事)ほか諸議案につきましては、何とぞ慎重に御審査の上、御承認賜りますようお願い申し上げて、一言の挨拶とさせていただきます。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○花岡ゆたか 委員長   それでは、岡課長、続きをよろしくお願いいたします。 ◎契約課長   引き続き御説明させていただきます。  契約状況については、「定例会提案事件表(追1)」と記載した議案書の2-1ページから2-4ページまでに記載しておりますが、本日配付しております議案資料、A4縦の資料1をあわせてごらんください。  今回の工事案件につきましては、制限つき一般競争入札を電子入札により実施いたしました。  入札の経過につきましては、平成30年10月3日に入札公告を行い、同日から10月12日までの間、入札参加申請を受け付けいたしました。  今回の入札参加条件は、議案資料の2ページの「入札に参加する者に必要な資格」のとおりでございますが、単独企業または2者による共同企業体であることとし、単独企業については、本店・本社が西宮市内にあること、指名競争入札参加資格者名簿において、J-1(一般土木建築工事)、またはJ-2(建築工事)に登録されているものであること、建築一式の経営規模等評価結果通知書の総合評定値が900点以上であることなどを条件といたしました。  共同企業体の代表者については、本店・本社が西宮市内にあること、指名競争入札参加資格者名簿において、J-1(一般土木建築工事)、またはJ-2(建築工事)に登録されているもので、格付がAランクであることなどを条件としました。  資料の次のページになりますが、共同企業体の構成員については、本店・本社が西宮市内にあること、指名競争入札参加資格者名簿において、J-1(一般土木建築工事)、またはJ-2(建築工事)に登録されているもので、格付がAランクまたはBランクであることなどを条件といたしました。  その結果、議案書の2-3ページをお開きいただけますでしょうか。議案書の2-3ページにございますとおり、二つの単独企業――株式会社松田組、三日月建設株式会社より入札参加の申請がございました。その後、10月24日及び25日に入札書を受け付けし、26日に開札を行いました。その結果につきましては、議案書の2-3ページのとおりでございます。  開札の結果、1回目の入札で予定価格の範囲内での応札がなかったため、同日、同条件で再度入札を行いましたが、2回目の入札においても落札候補者の決定に至りませんでした。そのため、入札者の中で2回目の入札に応札があった株式会社松田組と金額の交渉を行い、仮契約の候補者としました。  当該工事案件は、事後審査型制限つき一般競争入札で実施したことから、候補者に対し、入札参加資格の審査を行いました。その結果、株式会社松田組を相手方として決定し、契約金額税込み1億8,543万6,000円で11月1日に仮契約を締結いたしました。対予定価格率は99.94%でございました。  最後になりますが、契約業者の経歴につきましては、議案書の2-4ページのとおりでございます。  以上でございます。  工事概要等につきましては、営繕課長より御説明いたします。 ◎営繕課長   引き続きまして、議案第576号の工事内容につきまして御説明いたします。  説明は、お手元のA4横の資料2を用いて行いますので、よろしくお願いいたします。  まず、表紙をめくっていただきまして1ページをごらんください。  付近見取り図で工事場所を示しております。  工事場所は、西宮養護学校から北に約5.5キロメートルの位置にあり、東側は県道西宮宝塚線、西・南側は新明和工業株式会社、北側は住宅地に隣接しております。  次に、2ページをごらんください。  配置図と工事概要でございます。  敷地北側には校舎棟であるA棟からD棟、敷地南側には屋内運動場、屋内プール、バス車庫が配置されております。  次に、耐震改修及び施設改修を行う既存建物の概要を説明いたします。  A棟は、昭和37年の建築で鉄筋コンクリート造2階建て、延べ面積は1,478.60平米となっております。  B棟は、昭和46年の建築で鉄筋コンクリート造2階建て、延べ面積は1,093.97平方メートルとなっております。  C棟は、昭和48年の建築で鉄筋コンクリート造2階建て、延べ面積は859.28平方メートルとなっております。  D棟は、昭和41年の建築で鉄筋コンクリート造2階建て、延べ面積は987.98平方メートルとなっております。  屋内運動場は、昭和51年の建築で鉄筋コンクリート造2階建て、延べ面積は864.02平方メートルとなっております。
     次に、工事概要について説明いたします。  尼崎養護学校の校舎は旧耐震基準の建築物であることから、現行の建築基準法に規定された耐震性能を確保するために、鉄骨ブレースによる補強や、壁、梁の補強などの耐震改修工事を行うこととしております。また、校舎内を児童生徒に適した教育環境とするために、内部の改修工事を実施することとしております。工事の完成時期は平成31年8月16日としております。  次に、各階の平面図について御説明いたします。  それでは、3ページをごらんください。1階平面図になっております。  着色部分は、内装改修工事を実施する箇所を示しております。  A棟の職員室及びB棟の保健室は廊下を取り込むことで拡張を図り、職員数及び児童生徒数に対応した面積を確保しております。また、B棟の給食室では、児童生徒の食形態に合わせた調理に対応できるように改修を行います。  各棟の便所につきましては、体温調節が難しい児童生徒に配慮し、空調設備等の整備を行うこととしております。  次に、耐震補強についてですが、鉄骨ブレースによる補強をA棟及びB棟で行い、壁、梁の補強を屋内運動場及びB棟、C棟のスロープで行うこととしております。  次に、4ページをごらんください。2階平面図です。  1階と同様に、着色部分が内装改修工事を実施する箇所を示しております。  A棟では普通教室をプレイルームに改修を行い、B棟やC棟などでは普通教室を学習室や教具庫に改修を行います。便所につきましては、1階と同様、空調設備等の整備を行います。  次に、耐震補強についてですが、鉄骨ブレースによる補強をA棟で行い、壁、梁の補強をA棟、B棟及び渡り廊下で行うこととしております。  次に、5ページがA棟の耐震改修後の立面図、そして、6ページがB棟の耐震改修後の立面図となっておりますので御参照ください。  以上で工事内容の説明を終わらせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○花岡ゆたか 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  本件に質疑はございませんか。 ○はまぐち仁士 副委員長   項目二つです。一つ目が尼崎養護学校体育館の空調設備について。二つ目が、移転後の送迎対応や人的配置について。それぞれ一問一答でお願いします。  まず、空調設備についてなんですけども、移転先の尼崎養護学校の体育館には空調施設が整備されていないと聞いています。議会から今回、学校の夏の暑さ対策に多くの意見が出ている中で、尼崎養護学校体育館の暑さ対策はどのように考えていらっしゃるのか、お答えください。 ◎学校施設計画課長   夏季の体育は、プールでの授業がメーンとなっております。その他の授業で体を動かすことが必要となる場合には、備品のスポットクーラーの購入や空調設備のある感覚・運動室において行っていくことを考えております。  以上です。 ○はまぐち仁士 副委員長   スポットクーラーでの対応、そのほかを検討されているということなんですが、西宮養護学校の体育館は、仮移転から戻ってくる際に空調の熱源機器が更新されていると。ここでは十分できているのかなというふうに理解しているんですけれども、尼崎ではついていないと。例えば設置を予定している空調を尼崎養護学校に仮設置して、現地に再移転する前に新しい体育館に移設する案もあると考えますが、どうですか。 ◎学校施設計画課長   技術的には可能な方法であるというふうに考えておりますが、熱源機器や関連機器を設置する場所の確保や大きなダクトの設置、移設する際に高額な予算が必要となる可能性があることから、箕面市の体育館の簡易な設備の事例のほか、感覚・運動室で授業を行うなどの運用面でのやり方を含めて検証してまいりたいと考えております。  以上です。 ○はまぐち仁士 副委員長   ありがとうございます。  じゃ、次の2点目の移転後の送迎対応や人的配置について。  今の現地からいわゆる田近野町へ北東の位置に一時的に移転することになりますが、現地での送迎と、田近野町への送迎では、場合によっては送迎負担が増加する可能性があると考えています。市の考えと送迎に係る予算対応についてお聞かせください。 ◎特別支援教育課長   尼崎養護学校への仮移転時の通学につきましては、今までより時間がかかる子供が多くなります。子供の負担を減らし、授業に間に合うようにするためには、バスでの通学では対応できない子供もいると考えられることから、タクシーを増便して対応したいと考えております。 ○はまぐち仁士 副委員長   タクシー増便を検討されているということなんですけど、一方で、遠隔地へ移転したことによって、要は嘱託さん、臨時職員さん、看護師の方の通勤が困難になる可能性もあるのではないかなというふうに危惧しているんです。もし移転先のタクシーを増便しても、看護師の配置が困難となり、結果として保護者が送迎の負担をかぶる可能性もあるんじゃないかと思っています。遠隔地における人的配置に問題はないのでしょうか。また、問題に対する対応は検討しているのでしょうか、お答えください。 ◎特別支援教育課長   仮移転後の看護師などの配置については、対応すべき課題であると認識をしております。仮移転後も支援体制が整えられるよう対応してまいります。  また、通学体制について、保護者説明会や支援会議を通じて丁寧に説明してまいります。  以上でございます。 ○はまぐち仁士 副委員長   ありがとうございます。  ここから意見要望なんですけど、まず空調についてなんですけど、夏の体育は全てプールではないです。空調が整備されていないことで夏場の体育館の授業、行事は全て取りやめるしかない、こういう状況が起こってきます。また、先ほど感覚・運動の学習室での対応とおっしゃっていましたけど、在校生全員が入ることもできません。さきの答弁は、空調が整備されていないことで現場運営に大きな影響が及ぶことを理解していない内容というふうに捉えました。  学校体育館の空調については、議会でも多くの方が設置の必要性を訴えています。確かに移転後に更新されることは把握しているんですけど、尼崎養護学校の施設利用は、たしか来年9月から2年間程度だというふうに確認しています。養護学校には中枢神経に課題のある子供が多数在籍しています。体温調整が健康保持に一番の課題となっているわけで、ことしの猛暑を考慮すれば、この件は養護学校に通う児童や生徒たちの命にかかわることであって、暑さへの対策は十分に行う必要があると考えています。高額な予算が必要だからできないという理由は正直受け入れがたいです。備品のスポットクーラーによる対応が本当に十分なのか。また、現在意見として出されている体育館の空調に関するさまざまな御意見を踏まえた上で、ほかに適切な対応はないのか、改めて検討するよう要望しておきます。  次に、移転後の送迎対応や人的配置についてなんですけれども、11月25日号の市政ニュース、こちらでは西宮養護学校の看護師募集が行われています。しかし、ここには通勤先が明記されていません。この募集を見た多くの希望者というのは、西宮養護学校での通勤を想定して応募される可能性が高いです。8月までは現在の場所で勤務するわけですけれども、以降は田近野町への勤務に変更となります。そうなった場合、車の通勤以外の方というのは、当然電車で、場所的に言うと、仁川駅からバスまたは徒歩で尼崎養護学校の場所まで通わなければならないですね。グーグルで検索すると、徒歩での所要時間は、仁川駅から尼崎養護学校まで26分というふうになりました。ちなみに、今の西宮養護学校から最寄りの阪神久寿川駅では徒歩8分、阪急今津駅からだと11分です。これは明らかに負担が大きくなるのはもう目に見えてますよね。看護師だけでなくて、そのほかの職員も含めて通勤の負担が大きくなることは明確なのかなと思っています。  来年2月には保護者への説明会も控えているわけで、1月中旬までには送迎体制を確立しておく必要があると理解しています。このたびの移転計画では、これについて多くの保護者が不信感を抱いているというふうに伺っています。答弁では具体的な対策を説明されていません。保護者による送迎がふえるなど送迎対応が現状よりも悪化しないためにも具体的な対策を早急に検討するよう、こちらも要望しておきます。  以上です。 ○花岡ゆたか 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  これより討論に入ります。  本件に御意見はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  議案第576号は、これを承認することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長   異議なしと認めます。したがいまして、議案第576号は承認することに決まりました。  ここで説明員が交代いたします。    (説明員交代) ○花岡ゆたか 委員長   次に、議案第545号平成30年度西宮市一般会計補正予算(第8号)のうち、本委員会所管科目教育委員会分を議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎教育総務課長   議案第545号平成30年度西宮市一般会計補正予算(第8号)の教育委員会所管分について御説明いたします。  補正予算書の5ページをお願いいたします。  5ページの中ほど、款教育費は10億1,400万3,000円を減額し、補正後を198億2,578万9,000円とするもので、このうち教育委員会所管分は、補正前が207億6,400万4,000円、補正後を197億5,011万6,000円とし、10億1,388万8,000円を減額するものでございます。  今回の歳出補正予算は、年度末に向けて事業費が確定したことによる予算の残額や、節減見込み額の減などが主な内容でございます。  また、説明中、執行残と表現することがございますが、これは契約課による入札や見積もり合わせにより生じた設計金額と契約額との差額を意味するものですので、よろしくお願いいたします。  それでは、教育委員会所管分について事項別明細書に沿って説明いたしますので、108・109ページをお開きください。  上から、款教育費、項教育総務費、目事務局費は、3,455万8,000円を減額し、補正後を18億8,740万4,000円とするものでございます。  内訳として、職員の給与費は、主に現員現給による給料の減と退職手当など職員手当等の増などを差し引きし、2,504万2,000円の減、次の学校情報化推進事業経費は、情報機器借り上げ料等の執行残182万1,000円の減、人事関係事務経費は、臨時職員の2名減や、保険料率の確定による賃金及び共済費の不用額など、合わせて668万9,000円の減、次の一般事務経費は、コピー用紙等の消耗品費や文書等集配業務などの委託料の執行残など、合わせて85万6,000円の減、最後、施設管理関係事務経費は、審査支払い手数料等や研修参加負担金の不用額など、合わせて15万円の減でございます。  次の111ページにかけて、目教育振興費は2,203万5,000円を減額し、補正後を1億772万4,000円とするものでございます。  内訳は、奨学事業経費で、高校給付奨学金等の対象者と大学等貸付奨学金の対象者の減などに伴う奨学金1,812万8,000円の減、次の学習研修等奨励事業経費は、西宮市・奄美市交流事業や、各種大会派遣旅費等補助金の不用額など、合わせて390万7,000円の減でございます。  次の目教育指導費は、54万2,000円を減額し、補正後を5億1,553万8,000円とするもので、このうち教育委員会の所管分は、42万7,000円を減額し、補正後を4億3,986万5,000円とするものでございます。  内訳としまして、特別支援教育事業経費は、支援対象児童の障害の重症化に伴い、看護師の配置時間がふえたことなどによる医療的ケア支援事業委託料146万5,000円の増、その下、指導助言関係事務経費は、夏季臨時賃金の増などにより臨時職員賃金11万8,000円の増、二つ下の基礎学力向上事業経費は、国庫補助金の減額に伴う理科支援員謝金73万6,000円の減、その下の学校人権教育事業経費は、県の委託事業である道徳教育実践研究事業について、本年度は実施されなかったことに伴い、講師等謝金や印刷製本費などの不用額、合わせて50万円の減、次の生徒指導事業経費は、電話使用料の不用額3万1,000円の減、その下、国際教育事業経費は、外国人英語指導助手――ALTの帰国及び赴任に係る旅費の不用額74万3,000円の減でございます。  次のページ、目総合教育センター費は、299万8,000円を減額し、補正後を5,991万4,000円とするものでございます。  内訳として、研究・研修事業経費は、臨時職員の賃金及び共済費の不用額や、学力検査などの委託料に係る執行残及び不用額など、合わせて215万4,000円の減、次の総合教育センター管理運営事務経費は、消耗品費の執行残2万7,000円の減、その下、総合教育センター維持管理事業経費は、施設管理関係委託料の執行残81万7,000円の減でございます。  次の欄、目教育研修施設整備費は、5,500万円を減額し、補正後を6,988万7,000円とするものでございます。  内容としましては、教育会館解体事業費で、教育会館解体工事の執行残及び不用額を減額するものでございます。  続きまして、項小学校費、目学校管理費は、948万6,000円を減額し、補正後を22億8,844万2,000円とするものでございます。  内訳は、職員の給与費で、再任用職員2名増などによる給料の増など、499万6,000円を増額いたします。  次の小学校管理運営事務経費は、消耗品費、事務機器借り上げ料や学校備品費の執行残を合わせて309万7,000円の減、その下、小学校維持管理事業経費は、施設管理関係委託料の執行残1,057万2,000円の減、小学校教室不足対策事業経費は、仮設校舎借り上げ料の不用額81万3,000円の減でございます。  次のページをごらんください。  目学校整備費は、6億8,780万円を減額し、補正後を17億8,810万4,000円とするものでございます。  内訳ですが、小学校施設整備事業費は、施設整備改修工事費などの執行残や不用額、合わせて3億1,865万8,000円の減、これは本年度の外壁改修やトイレ改修工事について、当初、平成30年度の予算事業として実施する予定でしたが、交付金を確実かつ有利に得るため、国の平成29年度補正予算による補助事業に申請したところ、採択され、実施することができました。よって、本年度の当初予算に計上していた工事費を減額するものでございます。  その下、香櫨園小学校教育環境整備事業費は、改築等工事費の執行残及び不用額など、合わせて3億4,362万3,000円の減、これは先ほどの小学校施設整備事業費と同様、平成29年度の補助事業として採択されたため、本年度予算で計上していた解体等工事費を減額するものでございます。  次の深津小学校児童急増対策事業費は、増築等工事費の執行残及び不用額など、合わせて1,541万3,000円の減、その下の安井小学校教育環境整備事業費は、調査等委託料の執行残及び不用額など、合わせて1,010万6,000円を減額するものでございます。  次の項中学校費、目学校管理費は、117ページにかけまして、595万6,000円を増額し、補正後を12億5,123万4,000円とするものでございます。  まず、職員の給与費は、再任用職員4名増などによる給料、職員手当等の増など、合わせて1,439万4,000円を増額いたします。  その下、中学校管理運営事務経費は、消耗品費、学校備品費の執行残や、事務機器借り上げ料等の執行残及び不用額、合わせて371万3,000円の減、その下、中学校維持管理事業経費は、施設管理関係委託料の執行残339万8,000円の減、117ページにかけて中学校教室不足対策事業経費は、仮設校舎借り上げ料の不用額132万7,000円の減でございます。  目教育振興費は、131万3,000円を減額し、補正後を2億3,755万9,000円とするものでございます。  内訳は、中学校学習指導推進事業経費で、会場使用料や中学校体育連盟等分担金の不用額など、合わせて81万4,000円の減、その下、トライやる・ウィーク推進事業経費は、委託料の不用額49万9,000円の減でございます。  次の目学校整備費は、7,115万6,000円を減額し、補正後を5億2,276万7,000円とするもので、内容としましては、中学校施設整備事業費の外壁改修工事などの設計等委託料や施設整備改修工事費の執行残及び不用額の減でございます。  その下、項特別支援学校費、目学校管理費は、124万9,000円を減額し、補正後を2億3,155万1,000円とするもので、内訳としましては、職員の給与費の現員現給による給料の増など、合わせて30万3,000円の増、その下、特別支援学校管理運営事務経費は、消耗品費の執行残5万2,000円の減、その下、特別支援学校維持管理事業経費は、施設補修工事費150万円の不用額を減額するものでございます。
     その下、119ページにかけて目教育振興費は、834万9,000円を減額し、補正後を1億1,155万6,000円とするもので、内訳としましては、特別支援教育事業経費の通学タクシー借り上げ料の不用額809万9,000円の減、次のトライやる・ウィーク推進事業経費は、委託料の不用額25万円の減でございます。  次の目学校整備費は、9,489万6,000円を減額し、補正後を1億6,834万5,000円とするもので、内訳としましては、特別支援学校施設整備事業費の施設整備改修工事費の執行残83万7,000円の減、その下、西宮養護学校校舎等改築事業費の校舎等賃借料及び改修工事費の不用額9,405万9,000円を減額するものでございます。  続いて、項高等学校費、目学校管理費は、649万1,000円を減額し、補正後を20億9,947万1,000円とするもので、内訳としまして、高等学校維持管理事業経費は、今年度発生したたび重なる台風などの災害対応に係る経費がかさみ、施設補修工事費を200万円増額するものでございます。  その下、職員の給与費は、正規職員2名減などによる給料の減と、講師報酬の増などを差し引きし、813万5,000円の減、次の高等学校管理運営事務経費は、消耗品費や学校備品費の執行残などを合わせて35万6,000円を減額するものでございます。  一番下の目教育振興費は、28万円を減額し、補正後を676万1,000円とするもので、内容としましては、高等学校学習指導推進事業経費で、海外語学研修に係る引率旅費及び施設使用料等の不用額を減額するものでございます。  120・121ページをごらんください。  目学校整備は、358万円を減額し、補正後を4億6,917万6,000円とするもので、内容としましては、高等学校施設整備事業費の工事監理委託料の不用額を減額するものでございます。  続いて、項、目ともに幼稚園費は499万2,000円を減額し、補正後を9億2,317万3,000円とするものでございます。  内訳は、幼稚園維持管理事業経費で、高等学校費と同様、災害対応の経費の増加に伴い、施設補修工事費を150万円増額いたしますが、施設管理関係委託料の執行残による減などとの差し引きにより、事業費全体では20万9,000円の増、その下、職員の給与費につきましては、主に現員現給などによる職員手当等や共済費の減など、500万6,000円の減、また、入園関係事業経費は、県の補助単価の引き上げに伴い、本市においても補助単価を引き上げたことなどにより、ひょうご保育軽減補助金を30万円増額いたしますが、報償費の不用額による減との差し引きにより、事業費全体では7万9,000円の減、その下、幼稚園管理運営事務経費は、消耗品費や園備品費の執行残11万6,000円の減でございます。  次の目幼稚園整備費は、1万円を減額し、補正後を5,428万円とするもので、内容は、幼稚園施設整備事業費の施設整備改修工事費の執行残を減額するものでございます。  120から123ページにかけて、項社会教育費、目社会教育総務費は、586万6,000円を増額し、補正後を7億7,728万2,000円とするものでございます。  内訳ですが、職員の給与費につきましては、正規職員2名増などによる給料や職員手当等の増など1,014万円の増、次の郷土資料館維持管理事業経費は、電気使用料や水道及び下水道使用料の増に伴い、光熱水費を合わせて7万円増額いたしますが、施設管理関係委託料の執行残の減との差し引きにより、事業費全体では49万5,000円の減、子供の居場所づくり事業経費は、国庫補助金を返還するため、過年度放課後子供教室事業費国庫返還金として70万3,000円増額いたしますが、報償費などの不用額との差し引きにより、全体では377万9,000円の減でございます。  次の目社会教育施設整備費は、112万5,000円を減額し、補正後を5,964万円とするもので、内容としましては、郷土資料館改修事業費の設計委託料の不用額や、施設整備改修工事費の執行残を減額するものでございます。  その下、目公民館費は、1,273万円を減額し、補正後を5億2,557万6,000円とするもので、内訳は公民館管理運営事業経費の消耗品費や事務機器借り上げ料の執行残7万4,000円の減、その下の公民館維持管理事業経費は、ガス使用料を58万5,000円増額いたしますが、施設管理関係等委託料の執行残による減などとの差し引きにより、全体では1,265万6,000円の減でございます。  次の目公民館整備費は、211万6,000円を減額し、補正後を1億2,601万8,000円とするもので、内容は公民館改修事業費で、工事費の執行残を減額するものでございます。  122ページから125ページにかけて、目図書館費は、502万5,000円を減額し、補正後を5億7,223万9,000円とするものでございます。  内訳としまして、125ページの図書館管理運営事業経費は、夏季臨時報酬の増に伴う嘱託員報酬76万2,000円と共済費10万円及び全国図書館大会記念事業に対する助成金の決定に伴い、各種謝金を8万2,000円増額しておりますが、分室業務委託料などの執行残による減との差し引きにより、事業費全体では69万7,000円の増、次の図書館維持管理事業経費は、北口図書館が入るアクタ西宮の施設管理共益負担金37万9,000円を増額しておりますが、施設管理関係等委託料などの執行残との差し引きにより、事業費全体では572万2,000円の減額となっております。  次の目図書館整備費は、47万1,000円を減額し、補正後を2億2,234万2,000円とするもので、内容としましては、図書館改修事業費の設計委託料の執行残及び不用額と施設整備改修工事費の執行残を減額するものでございます。  続いて、目青少年教育施設整備費は、90万5,000円を減額し、補正額を1,767万円とするもので、内容としましては、山東自然の家改修事業費の設計委託料の不用額51万9,000円の減、その下、丹波少年自然の家建設費負担事業費は、丹波少年自然の家建設費負担金の不用額38万6,000円を減額するものでございます。  続きまして、項保健体育費、目保健体育総務費は、29万2,000円を減額し、補正後を1,799万7,000円とするもので、学校体育推進事業経費の各種大会看護師派遣委託料の不用額を減額するものでございます。  124ページから127ページにかけて、目給食費は、957万7,000円を増額し、補正後を38億5,764万2,000円とするものでございます。  内訳としましては、127ページにかけて給食管理運営事業経費で、平成29年度の給食費収支差額を学校給食基金に積み立てるため、学校給食費基金積立金4,070万1,000円を増額いたしますが、事務機器借り上げ料の執行残による減などとの差し引きにより、全体では3,948万円の増、その下、職員の給与費は、嘱託調理員などの報酬及び共済費の不用額など、合わせて2,990万3,000円の減額でございます。  次に、目給食施設整備費は、420万2,000円を減額し、補正後を9,562万2,000円とするもので、内容は、給食施設設備整備事業費の設計委託料の不用額や、給食施設整備工事費、備品購入費の執行残を減額するものでございます。  最後、目学校保健費は、380万1,000円を減額し、補正後を2億8,609万7,000円とするもので、学校健康診断事業経費は、児童生徒など受診者数の確定による校医等報酬及び各種健診等委託料などの不用額318万7,000円の減、次の学校保健管理事業経費は、講師等謝金の不用額など、合わせて61万4,000円の減でございます。  次に、歳入について御説明いたします。  前に戻っていただきまして、12・13ページをお願いいたします。  上から二つ目、款国庫支出金、項国庫負担金、目教育費国庫負担金は、9,275万6,000円を増額し、補正後を1億3,894万3,000円とするもので、内容としましては、香櫨園小学校の校舎増改築工事に対する国庫負担金の交付決定があったことによるものでございます。  12ページの一番下から15ページにかけて、項国庫補助金、目教育費国庫補助金は、2億2,652万8,000円を減額し、補正後を4,187万5,000円とするものでございます。  内訳としましては、まず、節教育総務費補助金は、理科観察実験支援事業費で、交付決定額の減により73万6,000円の減、その下、節小学校費補助金は、学校施設環境改善交付金2億1,442万2,000円の減、15ページの節中学校費補助金は、同じく学校施設環境改善交付金876万1,000円の減で、これらは平成30年度の補助事業として実施予定であった小・中学校の外壁改修工事や小学校のトイレ改修工事、香櫨園小学校の校舎解体工事などについて、歳出のところでも御説明いたしましたが、交付金を確実に得るために、国の平成29年度補助事業として実施いたしました。よって、本年度予算で計上していた交付金を減額するものでございます。  また、その下の節社会教育費補助金は、学校・家庭・地域連携協力推進事業費で、交付決定額の減により260万9,000円を減額するものでございます。  16・17ページをお願いいたします。  一番上、款県支出金、項県補助金、目教育費県補助金は、20万9,000円を減額し、補正後を5,499万4,000円とするもので、節教育総務費補助金は、歳出でも説明いたしましたが、県の補助単価の引き上げなどに伴い、ひょうご保育料軽減事業費を24万1,000円増額し、次の節中学校費補助金は、学級数の減に伴い、トライやる・ウィーク推進事業費を30万円減額いたします。節特別支援学校費補助金につきましても、学級数の減に伴い、トライやる・ウィーク推進事業費を15万円減額するものでございます。  次に、16ページの中ほど、項県委託金、目教育費県委託金は、65万円を減額し、補正後を957万4,000円とするものでございます。  内容としましては、節教育総務費委託金の道徳教育推進拠点校事業費、その下、節中学校費委託金の伝統文化の学びの充実事業費について、県委託事業が実施されなかったため減額するものでございます。  次のページをお願いいたします。  一番上、款、項ともに寄附金、目教育費寄附金は、200万円を増額し、補正後を200万3,000円とするもので、小学校維持管理事業経費へ150万円、幼稚園維持管理事業経費へ50万円、それぞれに充当いたします。  次に、款、項ともに繰入金、目基金繰入金のうち、教育委員会の所管分は教育振興基金繰入金で、中学生米国派遣引率旅費などの歳出の減に伴い、67万1,000円を減額いたします。  下から二つ目、款諸収入、項雑入、目弁償金は、59万6,000円を増額し、補正後を121万9,000円とするもので、放課後子供教室事業損害賠償金41万2,000円の増、その下、青少年団体育成業務損害賠償金で18万4,000円を増額いたします。  20から23ページにかけて、目雑入のうち教育委員会所管分の内訳としましては、21ページの一番下、嘱託員・臨時職員等雇用保険料本人負担金で、保険料の算定基礎である嘱託員報酬などの減見込みに伴い、31万3,000円の減、次のページをめくっていただきまして、23ページの上から、兵庫県図書館協会事業助成金につきましては、中央、北口、それぞれの図書館に4万1,000円を増額するもので、各図書館で実施する全国図書館大会記念事業に対して助成金の決定があったため計上しております。  また、その下の青少年団体育成委託料返還金7万7,000円と、放課後子供教室事業委託料返還金の95万4,000円につきましては、各地区の青少年愛護協議会から委託料の返還があったもので、次のプレラにしのみや管理組合委託管理費返還分配金は、中央公民館が区分所有者として入居するプレラにしのみやの管理組合が管理委託業者より過払い金の返還を受けたことに伴い、本市への返還分として454万6,000円を増額いたします。  最後に、債務負担行為の補正について説明いたします。  恐れ入りますが、6・7ページに戻っていただきまして、「第2表債務負担行為補正」をごらんください。  6ページの下から二つ目、香櫨園小学校教育環境整備事業は、当初設計時には想定されていなかった地中埋設物の撤去など追加工事の必要が生じたため、限度額として1,944万円を設定するものです。  その下、学校施設整備事業は、幼稚園及び小・中学校において、学級増や障害のある児童生徒等の受け入れに必要となる工事を平成30年度中に着工するため、限度額を2,800万円として設定するものでございます。  説明は以上です。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○花岡ゆたか 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  本件に質疑はございませんか。 ◆山口英治 委員   1点だけお願いいたします。  奨学事業経費、これに関しましては1,812万8,000円の減額となっておりますが、これに関してもう少し細かく分析した内容を教えてください。よろしくお願いします。 ◎学事課長   奨学金の補正につきましてですけれども、高校奨学金につきましては、主に対象者が見込みより少なかったということで、83人分の減額を行っております。大学奨学金の貸し付けの減につきましては、新規採用及び前年度からの継続者の見込みが少なかったため減額補正をしております。37名分の見込み分を削減しております。  以上です。 ◆山口英治 委員   高校のほうで83名分、大学で37名分という形ですが、この細かい分析としては、申し出が少なかったということ、削減しているということに関して、経済状況がよくなっているからなのか、この申し出ということに関してどのような形でお考えなのか、その辺はどうですか。 ◎学事課長   ここについての減の理由なんですけれども、対象者が見込みより少なかったというのは、こちらの見込みが多かった、もちろんそういうことなんですけれども、経済状況等を分析するような手段がありませんもので、その原因としてはっきりしたものがなかなかわかってはおりません。  以上です。 ◆山口英治 委員   私も大学のとき奨学金を頂戴いたしたわけですけど、これだけの予算を組んでいただいて奨学金のほうの体制を整えていらっしゃるということなので、単に申し出が少なかったというだけではなくて、この辺の分析をしっかりしていただきたいというふうに思うんです。1人でも多くの方が奨学金を受けて奨学事業としても学んでいただきたいというのがあるならば、ちゃんと分析をする中で、この規定をしている条件が今の社会状況というか、収入とマッチしているのかどうかという部分で、借り入れする方の対象を拡大するとか確認するとかという考え方とかさまざまな分析が必要だと思うんですよね。ですから、単に申し出が少なかっただけにとどまるのではなくて、この辺に関してもやっぱり分析をしっかりとしていただいて、次につなげていただきたいということを要望しておきます。  以上です。 ◆庄本けんじ 委員   2点お聞きします。  一つは香櫨園小学校教育環境整備事業費のこと、それから、債務負担行為の学校施設整備事業についてです。一問一答でお願いします。  まず、学校整備事業なんですけど、これはもう既に具体的な計画があるのでしょうか。中身を教えてください。 ◎学校管理課長   既に特別支援の子がふえるという状況も把握しているところもありますので、その方のための施設整備というものを想定しているものもありますし、また、今後出てくるものもありますので、一部未定の部分も含まれているような金額となっております。  以上です。 ◆庄本けんじ 委員   特別支援を要する子供が入ってくるからそのための対応、これが今決まっているということでよろしいですか。 ◎学校管理課長   はい。そのとおりです。 ◆庄本けんじ 委員   了解しました。  次に、香櫨園小学校教育環境整備事業費なんですけど、債務負担行為のほうとの関連を説明していただけますか。関連していると思うんですけど。 ◎学校施設計画課長   この債務負担の行為につきましては、今現在、香櫨園小学校の改築事業を行う中で解体等を行っております。解体等を行うに当たりまして、地中埋設物で想定していた以外のものが出てきました。あと、屋上のほうに防水層があるんですが、そちらのほうでアスベストを含有したものが出てきたために、通常撤去の方法よりさらに配慮しないといけないということになり、費用としては上がったということで今後継続して行われるということが今回の債務負担に盛り込んでいる内容になります。  以上です。 ◆庄本けんじ 委員   一般会計の補正で上がっている香櫨園小学校教育環境整備事業費が3億4,000万円ほど減額になっているのは、教育総務のほうから最初に説明のあった国の予算をとるため、それのみですか。それを教えてください。 ◎学校施設計画課長   今回、減補正になっているものにつきましては、補正をとるために必要とした金額のものから、先ほど申し上げた実際に不測の事態があって必要とした分を差し引いた額を減額させていただいています。  以上です。 ◆庄本けんじ 委員   了解いたしました。  ちょっと意見なんですけど、アスベストの対応というのがこういう工事のときいつも出てくるんですけど、もっと当初にわかるということは不可能なんですか。 ◎学校施設計画課長   特に今回の屋上防水の中に含まれていたということについては、今まで周知されている中では考えられなかったことでして、今後につきましては、技術職員の部署のほうもそういったことも想定して設計のほうは組んでいきたいなということで言っておりますので、この内容についてさらに今回のような変更ということはないかなというふうに考えております。 ◆庄本けんじ 委員   今後はこのような変更は余りないという答弁だったんですけど、今回、見落としたという言い方がリアルかどうかわからないんですけど、設計図書を見るとか何かそんなことをして、恐らくこれはアスベストが入っているだろうなという予測が立つような知識は今もう全体にあると思うんですけど、その辺はどうなんですか。 ◎学校施設計画課長   今回のこの屋上防水に関しましては、実際に設計をするときには業界の中では回っていなかった情報でして、もう設計に入って工事に入っての段階と、ちょうどうまくそこが周知の段階というか、それが広まる段階とこの設計を組む段階の順番というのがうまくいかなかったということです。業界の中でもこれ自身は余り広がっていなかった。内容としては、屋上防水の素材の中に入っているというような認識はなかったというふうに聞いています。  以上です。 ◆庄本けんじ 委員   そしたら、図書の中に記録がなかった、そういうふうな答弁だったという理解でいいですか。 ◎学校施設計画課長   そうですね。 ◆庄本けんじ 委員 
     了解しました。  以上です。 ○花岡ゆたか 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  なお、本件に対する討論並びに採決は、後刻一括して行います。  ここで説明員が交代いたします。    (説明員交代) ○花岡ゆたか 委員長   ここで当局に一言申し上げます。  委員の質疑の趣旨を明確にするために、皆様には反問権を認めております。また、一問一答による質疑においては、委員からの政策提案に対し、反対の意見または建設的意見を述べる反論権も認めておりますので、御承知おきください。  次に、議案第564号指定管理者指定の件(西宮市立春風留守家庭児童育成センターほか4施設)、議案第565号指定管理者指定の件(西宮市立深津留守家庭児童育成センターほか1施設)、議案第566号指定管理者指定の件(西宮市立甲陽園留守家庭児童育成センター)、議案第567号指定管理者指定の件(西宮市立大社留守家庭児童育成センター)、議案第575号指定管理者指定の件(西宮市立夙川留守家庭児童育成センター)、議案第568号指定管理者指定の件(西宮市立北山学園)、議案第569号指定管理者指定の件(西宮市立香櫨園地域子育て支援施設)、以上7件を一括して議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎育成センター課長   議案第564号から第567号及び議案第575号留守家庭児童育成センターの指定管理者指定の件につきまして、まとめて説明いたします。  議案書は32-1ページから35-2ページまで、及び追送分の1-1、1-2ページでございます。  本年度、夙川留守家庭児童育成センターの申請団体が選定期間中に辞退したため、同センターの再募集を実施いたしました。その影響により夙川留守家庭児童育成センターの議案のみ追送となりましたこと御了承ください。  内容の説明を始めます前に配付資料に一部訂正がございます。タブレットへの掲載分につきましては既に修正済みとなっておりますが、紙で配付の資料につきまして訂正をお願いいたします。訂正箇所は全部で8カ所ございます。申しわけございません。  別紙2の15ページをお開きください。A3用紙を折り畳んだページになります。下の表の配点の合計が201点となっておりますが、正しくは202点となります。  続きまして、16ページをお開きください。同様に上の表、下の表ともに配点の合計が201点となっておりますが、正しくは202点となります。また、下の表の項目1「団体の概要・財務状況等について」の配点が33点になっておりますが、正しくは34点でございます。  17ページも同様に、上の表、下の表ともに配点の合計が201点となっておりますが、正しくは202点となります。また、下の表の項目1の配点が33点になっておりますが、正しくは34点でございます。  最後に18ページをお願いいたします。同様に配点の合計が201点となっておりますが、正しくは202点となります。  訂正箇所は以上でございます。  なお、選定の際には正しい配点で審査をしており、審査結果には影響がございません。お手数おかけして申しわけございませんが、よろしくお願いいたします。  それでは、内容の説明に移らせていただきます。  お配りしております議案資料の1ページをごらんください。  現在、本市では、小学校ごとに41施設の留守家庭児童育成センターを設置しております。本市の留守家庭児童育成センターにつきましては、平成18年度より公の施設として指定管理者制度を導入しており、また、翌平成19年度から指定管理者の公募制を導入し、これまで36施設で公募を行ってまいりました。今年度は、残る非公募の5施設について指定管理者を公募いたしました。これにより、全施設の公募が実施されたことになります。また、平成26年度に公募により選定した5施設につきましては、30年度末をもって指定期間が満了になることから、再指定に係る審査を実施いたしました。  1番、「指定管理対象施設及び指定期間」についてですが、本年度公募により指定候補者を選定した施設は(1)の表のとおりで、深津・甲陽園・夙川・大社・苦楽園留守家庭児童育成センターの5施設でございます。なお、指定期間は4年としております。  (2)は、公募によらず指定管理者を指定する施設で、平成26年度に公募により選定し、現在の指定管理者を指定期間6年として再指定する5施設でございます。  2ページをお開きください。  2番は、指定管理者が行う業務を記載しております。また、3番は、公募及び選定経緯でございます。(1)から(6)には公募の申請受付期間や選定委員会の開催日程などを記載しております。括弧書きの中は夙川留守家庭児童育成センターの再募集に係るものです。(7)には応募事業者を記載しております。今年度は4団体から申請がございました。  3ページ、4番をごらんください。指定候補者の選定方法等について記載しております。  「(1)選定方法」は、西宮市公の施設に係る指定候補者の指定手続等に関する条例に基づき、学識経験者4名で構成いたします西宮市児童福祉施設等指定候補者選定委員会に諮問し、団体の概要、財務状況、管理運営事業基本方針、当該施設管理運営事業実施計画、資金収支計画などについて選考審査が行われました。  公募施設につきましては、各選定委員が審査項目ごとに採点を行い、合計点が一番高い申請者を指定候補者といたしました。  また、公募施設のうち申請者が1団体のみでありました深津・苦楽園・夙川留守家庭児童育成センターと非公募の施設につきましても、公募施設同様、各選定委員が審査項目ごとに評価を行い、その評価点を踏まえて指定候補者としての妥当性を総合的に審査しました。  「(2)選定基準及び評価基準」ですが、選定基準は記載のとおりです。評価項目及び評価基準につきましては、別紙1、7ページから11ページをごらんください。また、ヒアリングの審査項目及び質問要旨は12ページに記載しております。  ページを戻っていただき、3ページをお開きください。4ページ目にまたがりますが、(4)は選定委員会の答申の一部でございます。  4ページ、5番をごらんください。  5番は、指定候補者及び指定期間を記載しております。選定委員会の答申を受け、指定候補者を選定いたしました。  議案第565号、公募施設の深津留守家庭児童育成センター、苦楽園留守家庭児童育成センターにつきましては、シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社を指定候補者として選定いたしました。  議案第566号、公募施設の甲陽園留守家庭児童育成センターにつきましては、社会福祉法人西宮市社会福祉協議会を指定候補者として選定いたしました。  議案第567号、公募施設の大社留守家庭児童育成センター、議案第575号、公募施設の夙川留守家庭児童育成センターにつきましては、企業組合労協センター事業団を指定候補者として選定いたしました。  5ページに移りまして、非公募・再指定施設の議案第564号、春風・小松・北夙川・樋ノ口・北六甲台留守家庭児童育成センターにつきましては、引き続き社会福祉法人西宮市社会福祉協議会を指定候補者としております。  以上の指定候補者を留守家庭児童育成センターの指定管理者として指定することにつきまして御提案させていただきます。  なお、3ページ下段、(3)の評価結果につきましては、13ページ以降の別紙2のとおりとなっております。  また、各申請者からの提案書の概要を参考資料1として、これまでの指定管理者公募施設一覧表を参考資料2としてそれぞれ添付しております。さらに、再指定に係る評価シートを参考資料3として添付しております。  議案第564号から第567号及び第575号の説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ◎発達支援課長   それでは、議案第568号、議案書36-1ページから36-2ページ、北山学園指定管理者指定の件につきまして、発達支援課のほうから御説明申し上げます。  議案資料のほうですが、1ページをごらんください。  北山学園の指定管理者には、社会福祉法人甲山福祉センターを平成31年4月1日から平成36年3月31日までの期間、指定候補者とするものでございます。  選定方法は非公募としており、その理由としましては、2ページの5に記載しておりますが、北山学園は、施設の建物は市の行政財産であるが、土地は社会福祉法人甲山福祉センターから無償で借り受けており、施設整備時の契約では、北山学園が存続する間は、こちらの法人に管理運営を委託することとしているため。また、同法人は、西宮すなご医療福祉センターなど、長年にわたる医療・福祉の分野での事業実績があり、療育や訓練に関する十分な専門知識と経験を有している人材により北山学園を運営・支援する体制が整っているため。これらの理由から社会福祉法人甲山福祉センターが引き続き指定管理者として最適と考え、非公募といたしました。  指定候補者の選定過程及び選定方法につきましては、2ページの6から7に記載しておりますが、西宮市公の施設に係る指定候補者の指定手続等に関する条例に基づき、北山学園の指定予定者を指定候補者とすることの妥当性を、学識経験者4名で構成いたします指定候補者選定委員会に諮問し、団体の概要、財務状況、管理運営事業の方針並びに実施計画、収支計画等につきまして、評価基準を設定し、書類審査により総合的に評価を行い、選考審査が行われました。  選定基準及び審査基準は記載のとおりでございます。  評価項目及び評価基準につきましては、別紙1、4ページから9ページに記載しております。  評価の結果につきましては、別紙2、10ページから11ページに記載のとおりでございまして、各委員の総合評価として妥当であるとの審査結果により、社会福祉法人甲山福祉センターが指定候補者として妥当であるとの答申をいただきました。この候補者を指定管理者として指定することを提案させていただきます。  また、申請者からの提案の概要を参考資料1として添付しております。  議案第568号の説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◎子育て総合センター所長   議案第569号、議案資料37-1ページ、37-2ページでございます。指定管理者指定の件(西宮市立香櫨園地域子育て支援施設)について御説明いたします。  1ページをお願いします。  「西宮市立香櫨園地域子育て支援施設の指定管理者の指定について」をごらんください。  香櫨園小学校の建てかえに合わせて、香櫨園小学校内に新設いたします西宮市立香櫨園地域子育て支援施設について、平成31年10月より指定管理者による管理運営を行うため、西宮市立地域子育て支援施設条例及び西宮市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例に基づき手続を進めてまいりました。その結果、指定候補者を選定いたしましたので、本12月議会に指定候補者を指定管理者とする議案を提案させていただくものでございます。  1番の指定候補者ですが、社会福祉法人神戸YMCA福祉会を指定候補者として選定いたしました。  指定期間ですが、平成31年10月1日から平成34年3月31日までの2年6カ月でございます。  指定管理対象施設は、香櫨園小学校内西宮市立香櫨園地域子育て支援施設です。  4番、指定管理者が行う業務ですが、高木北小学校の施設と同様に、子育てひろば事業と小学生を対象としました健全育成事業に関する業務が二つの大きな柱でございます。  5番、これまでの選定の過程ですけれども、記載のとおり、7月10日に市政ニュース、ホームページに掲載し公募を開始しております。  2ページをお開きください。  (5)にありますとおり、申請受付期間を8月3日までとしていたところ、(7)にありますとおり、株式会社明日香と社会福祉法人神戸YMCA福祉会の2事業者より申請がございました。  次に、「6.指定候補者の選定方法等」ですけれども、選定方法につきましては、先ほども御説明のありましたとおり、評価基準を設定しまして書類審査と個別ヒアリングにより総合的に評価を行い、選考審査を行っております。  (2)の選定基準及び評価基準ですけれども、こちらのほうも先ほどの御説明と同様で、西宮市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第4条の選定基準に基づきまして、指定施設の効率的な管理が図られることなどの基準によって選定しております。  3ページをごらんください。  評価項目及び評価基準につきましては、別紙1、4ページから10ページに、評価結果につきましては、別紙2の11ページから12ページに記載をさせていただいております。  選定委員会の答申では、市民サービスの向上及び効果的・効率的運営を図るという指定管理者制度の目的を踏まえ、評価基準を設定し、総合的に評価した結果、社会福祉法人神戸YMCA福祉会が指定候補者として最も適当であると答申を受けております。  これらの答申を受けまして、社会福祉法人神戸YMCA福祉会を指定候補者として選定いたしました。  なお、申請者の提案書の概要につきましては、参考資料1として別紙でつけさせていただいております。  説明は以上でございます。 ○花岡ゆたか 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  各件に質疑はございませんか。 ◆坂上明 委員   1点というか、北山学園の件で御質問させていただきたいと思います。  障害児の通所給付費というのがあるんですよね。これは幾らぐらいあるんですか。  一問一答でお願いします。 ◎発達支援課長   障害児の通所給付費としましては、9,600万円程度を予定しております。  以上でございます。 ◆坂上明 委員   まず確認させてくださいね。それと、約4,000万円弱の管理料ということ、ということは合計約1億3,500万円ぐらいだというふうに理解したらいいんでしょうか。まず確認です。 ◎発達支援課長   指定管理料に関しましては、31年度の予定では7,447万円ほど予定しております。  以上でございます。 ◆坂上明 委員   質問に入る前にまた確認させてくださいね。実は、これは7月3日にまず所管事務報告としてさきの6月議会でされているんですよね。そのときに29年度の決算見込みということで3,785万4,789円となっておると。4,000万円を切ったというのは、つまり、通所給付費が多かったからというようなことで予定より安くなったんだよというふうなことで僕は理解したんだけれども、これが約4,000万円弱から突然に7,500万円ほどに上がっているというのは、来年度以降何か原因があるんですか。非常に素人的な確認で申しわけないんだけれども。 ◎発達支援課長   29年度の決算のときに関しましては、職員3人が育休に入っていたという事情もございました。それと、31年度以降の分に関しましては、職員の給与の改定であるとか、現在バスを2台で通所に回しておるところなんですけれども、やっぱり北部地域の方もおられるし、段上地域の方も非常に通所に時間がかかって、かなり子供さんに負担をかけているというような事情がございまして、ジャンボタクシーを新たに借り上げて通所に使って通所にかかる時間を減らすといったようなこともございますので、費用的には膨らんでいるような形になります。
     以上でございます。 ◆坂上明 委員   そしたら、29年度の場合は給付費と指定管理料と合わせて合計どれぐらいだったんですか。今回は1億7,000万円ぐらいになるということ、こういう理解でいいんですかね。 ◎発達支援課長   はい。 ◆坂上明 委員   29年度は幾らぐらいやったんですか。 ◎発達支援課長   29年度の決算値でございますが、1億3,836万397円が決算値でございます。  以上でございます。 ◆坂上明 委員   約1億3,800万円ぐらいであると。今回は約1億7,000万円ぐらいと。今いろいろ御説明いただいたそういう項目を考えますと、膨らみ方がすごいような気もするんですが、それはちょっと横に置いときましょう。  僕、今回また質問させていただいたのは、前回もそうなんだけれども、過去の経緯──昭和44年の施設整備時の北山学園との契約のことがあるからということで、また今後も指定管理をしていくと。つまり、それが非公募の一番の原因と言ったらおかしいな、一番はそこであるということをおっしゃっているんだけれども、これは昭和44年の契約書だと思うんです。この前も言うたんですけど、既に50年ですよね。前回の所管事務報告のときには、ここを公募をしなかった理由の2点、同趣旨のことを書いた後、つまり、1、2のような事情があるものの一定の期間を区切って適格性を判断することが望ましいから、また一応指定管理期間を5年間とする、そういうふうな御説明だったと思うんですよね。その後、未来部長が言っていただいたときには、いろいろあるんだけれども非公募が一応望ましい、つまり、継続して安定した支援を行うことなどの必要性を勘案して、公募により事業者を選定するよりも非公募のほうが一応望ましいとして市は判断をした、そのようにおっしゃった。しかし、その前に、佐竹局長は、この指定管理者は、だめだからといって切ることは恐らくできないと。僕、そのときも言ったんだけど、北山学園がだめやというのと違うんですよ。何で50年前の契約書を後生大事にして非公募で50年──指定管理になったのはいつやったかな。平成18年かな。それ以降も同じようにして非公募でやっていらっしゃると。今も言いましたように、だめだからといって切ることは恐らくできないと。しかしながら、このような形で選定委員会をやっていらっしゃる。選定委員会は今回も3度やっていらっしゃるんですよね。かえることは恐らくまずないのに、何で選定委員会を3回もやるんですか。それがまず一つなんですよね。  それともう一つというよりも、これをずっと見させていただきましたら、11ページ、一番最後のところを見ますと、評価結果なんですけれど、「施設名 西宮市立北山学園」、4項目あって2番目、「管理運営事業に関する基本方針について」ということの得点率が77.4%なんですよ。それよりも、「資金収支計画について」は57.5%なんです。その評価内容の5番目には、「提案書について、一般論に終始しており、具体性に欠けている表現が多いとも感じられ」たというふうに書かれているんです。しかし、6番目には、「評価した項目においては、一定水準を確保している。現指定管理者であるので、現状を踏まえた実施可能な事業実施計画となっている。指定候補者として妥当と判断した」、これは一貫性がとれているのかどうか、そちらの判断だからどのように判断されたのか僕はわからないんですが、また、前の西宮すなご医療福祉センターなども長年にわたってこの分野のプロパーとして御活躍さている。そして、北山学園を実質50年間管理運営されている方々が、今も言いましたように、特に一番大事な資金収支計画──言うたように今後1億7,000万円ほどである。こういうところに対して、57.5%の評価でしかないところが引き続き普通にやっていらっしゃるというのが僕この感覚がわからないんですよ。  もう時代は50年前ですよ、この契約は。向こうの土地だと。つまり、一番の原因は向こうの土地を借りているということで非公募にやっているというふうな説明をずっとされたと思うんですけれども、土地を無償で借りているからといってこういうことをずっと普通に──何度も言って失礼だけれども、切ることは恐らくできない状態で指定管理を、まして毎年これだけの金額をお渡ししながら、しかも、この収支計画が80%、90%ならまだ考えられると思うんですよ。それだけ歴史を踏みながら57%のところをずっと指名をしていく。かえることも考えていないにもかかわらず3回も委員会を開いている。この辺は何か整合性がとれへんのと違うかな。  この指定管理者、今回これは仕方がないとしましょうや。5年後、公募したらどうですか。するべきじゃないですかね。僕はそう思うんですけれども、何かお考えがあったら教えてください。 ◎発達支援課長   まず、選定委員会を開くことの是非についてお答えしようと思います。  非公募で必ず選定委員会を開いて妥当性について審査するというところなんですけれども、最近、発達支援の世界では非常に移り変わりが激しいといったところがございます。こちらはもともと知的障害者通園施設ということで平成24年より前は行っておったんですけれども、24年度から児童発達支援センターに移行しまして、26年度から相談支援事業、27年度からは保育所等訪問支援事業といったことで、新たな機能がどんどん追加されているといったところもございます。このあたりの新しい機能についても適切に運用ができているかどうかといったところを外部の有識者の方に御意見をいただくことが必要かなというふうに考えているところでございます。  それでも今までどおりの契約を続けていくのかというところなんですが、先ほど委員がおっしゃいましたように、北山学園に関しましては、昭和44年に開園しまして、来年度で設立50年になります。建物の老朽化が非常に進んでおりますので、将来的には建てかえということもあり得るのかなというふうには思っています。現在の部分補修により施設の長寿命化ということを図っておりますけども、建てかえ等を検討するときには、今土地を借りて建物を建てている、市の公有財産として建物があるわけなんですけれども、こういった運営形態についても含めて見直しというか、検討ということをしていく必要はあるのかなと思っております。今現在具体的な検討はまだ入っていないんですけれども、そういったこともあり得るのかなというふうには思っているところでございます。  以上でございます。 ◆坂上明 委員   今の御説明でしたら、指定管理を非公募でやっているということの説明には何にもなっていらっしゃいません。移り変わりが早いからということで選定委員会を開いているんだったら、例えば5年前のときの資金収支計画、5年前は何%やったんですか。5年前の指定管理、そのときももちろん非公募だったんでしょうけれども、こういうものっていうのがついているはずなんですよ。これ何%やったんですか。 ◎発達支援課長   前回は、健康福祉局の所管でございまして、採点の基準とかが今の児童福祉施設とちょっと異なっております。収支資金、収支計画については、3人の委員の方が良、1人の委員の方が可をつけておられます。  以上でございます。 ◆坂上明 委員   パーセントは出てないんですか。 ◎発達支援課長   パーセントは出ておりません。  以上でございます。 ◆坂上明 委員   優、良、可で判断されているのでしょうね。良と可ということやね。優がなかったということ、そういう理解でいいんでしょうか。つまり、収支のことですよ。 ◎発達支援課長   良、可、不可しかございません。  以上でございます。 ◆坂上明 委員   良、可、不可ですか。このパーセントが全然出ていないということやね。それは仕方がないとしましょう。  そしたら、この数字をそのまま自分たちは理解したとして、今言うた5番目に評価内容として、「一般論に終始しており、具体性に欠けている」ということと、この収支計画についてこういうふうな得点率だけれども、これを何とか改善させようというふうな話はこの選定委員会から指定管理者に対して当然やっていらっしゃるんですよね、どうなんですか。 ◎発達支援課長   選定委員から出た意見につきましては、今後基本協定とかを結ぶとかという流れになったときにしっかりとお伝えして業務改善には努めていこうというふうには考えております。  以上でございます。 ◆坂上明 委員   今も言いましたように、歴史がそれだけある中で、50年たって今もこのような状態で、指定管理も平成18年から今まで12年間というか13年間、また今後も5年やる。今のところだったら、引き続き非公募でずっとやっていこうという中であぐらをかかれちゃまずいですよ。だから、この辺の評価内容そのものというのは適切に、必ず細部にわたっても――これも見せてもらいましたけどね、提案書の概要なんかも見せていただきましたけれども、適切に必ず御報告していただいて、そして、これは僕の個人的な考えですけれど、5年後の公募、非公募というのは、改めてその場でテーブルに上げる必要があると思いますよ。やっぱり昔と時代が違いますよ。建てかえのことがどうのこうのって、建てかえるまではあの場所ですかと。変な話、無償だということがそれだけネックだったら、お金を払ったらよろしいやん。で、公募したらいいじゃないですか。僕そう思うんですけどね。  何度も言うように、北山学園さんがもし聞いていたら、えらい自分ところが批判されとるなというふうに思われるかもわからないけれども、僕は失礼ながら、そうとられるのは仕方がないかもわからんけど、これはあくまでも市の選定方法について異論を唱えておるんです。説明の仕方、そして理由づけ、そういうことが全て何も一貫性がとれていないし、納得いく説明じゃないということです。ぜひ御検討いただきたい。これはあくまで意見として最後に言っておきます。  以上です。 ◆庄本けんじ 委員   指定管理のことは議案としてはたくさん出ているんですけど一括ということなので、議案そのものに横断的になりますけど、一問一答で幾つかお聞きしたいと思います。  まず、評価のことなんですが、資料をいただいている中でA3の用紙で折っていただいている分ですけれども、評価の違いについてちょっと説明いただきたいんです。施設名は、苦楽園留守家庭児童、それから、夙川留守家庭児童のところで、評価内容1、2、3、4、5、6とありまして、一番最後の6番のところ、苦楽園留守家庭児童育成センターの評価では、「審査項目において、一定の水準を確保している」、ここで終わってます。次、夙川留守家庭児童育成センターは、「審査項目において、一定の水準を維持しており」、その後に「指定管理者としては妥当であると判断した」とあります。この「妥当であると判断した」というのがあるのとないのとでどのぐらい違うんでしょうか。 ◎育成センター課長   ここの評価内容につきましては、選定委員会全体の意見をまとめたものというよりは、各個人の選定委員の意見を抜粋して書かせていただいております。その中で同じ内容でも若干表現が違うことになっておりますが、どちらについても、審査項目において一定の水準を確保しており妥当であるというような内容になっております。  以上でございます。 ◆庄本けんじ 委員   確認しますけれども、苦楽園留守家庭児童育成センターも妥当だという判断をしているけど、個人の方の記述がなかったものやからここに書いていない、同じですよというふうに答弁されたと理解していいですか。 ◎育成センター課長   はい。そうでございます。 ◆庄本けんじ 委員   次に、社会福祉協議会がいろいろこれまでもたくさんのところを引き受けていただいて、大きな役割を果たしていただいていると思うんですけれども、従来なら社会福祉協議会がやってくれるだろうと思われていたセンターから社協が手を引くということの話も聞こえてきて、実際手を引かれているんですけど、なぜ手を引いたのか、何かお話をお聞きになっていると思うんですけど、簡単に教えていただけますか。 ◎育成センター課長   今回の野口議員の一般質問でもお答えいたしましたが、社会福祉協議会さんにつきましては、今後センター数が増加する校区については人材の確保が困難であるというようなところをお伺いしておりますので、それが大きな原因というふうに考えております。  以上でございます。 ◆庄本けんじ 委員   契約期間内で事業が大きく変化するので、それになかなか対応できない、質を維持しようと思ってもなかなか維持できないということでしょうか。 ◎育成センター課長   指定期間内も含めまして、育成センターを増設して、例えば第1センターだったところが第1センター、第2センターというふうになりますと、それだけ指導員を確保しなくてはいけないということになりますので、そういった面で人材確保が厳しいというところが理由であるというふうに考えております。  以上でございます。 ◆庄本けんじ 委員   社協は、ほかの事業者と違った努力をされているように思うんです。例えば地域に児童育成委員会というのを置いて、年に5回ぐらい会議をして、市からも参加されて、地域で育成センターを支えようという取り組みをされていると思うんです。これは他事業ではほかの事業者はこのようなことというのは、同じようなことをされていますか。 ◎育成センター課長   各センターごとに運営委員会というのを設けておりまして、学校の関係者あるいは地域の方、育成センターの事務局などが、保護者であったりPTAの方も含めて課題について協議をしております。  児童育成委員会につきましては、社会福祉協議会が管轄して運営をしている各育成センターの運営委員長にお集まりをいただきまして、社会福祉協議会の事務局、あるいは市の担当者も出席して課題の共有であったりというようなことをしております。  他の事業者につきましては、現在のところそういった形で運営委員長が集まって会議をするというような場は設けておりません。  以上でございます。 ◆庄本けんじ 委員   市もそこに参加されているというのをお聞きしているんですけれども、委員会の目的や役割なんていうのはどんなふうに市としては把握されているんでしょうか。 ◎育成センター課長   その場に市が出席することについての一番大きな目的といいますと、やはり各育成センターで今どのような課題があるかということを市としては把握するためでございます。  また一方、市のほうからお伝えしたい事項があるときには、その場で報告をさせていただいているといったことになります。  以上でございます。 ◆庄本けんじ 委員   ということは、ほかのセンターではそういうのがないから、市はそういうところには入っていないんですか。 ◎育成センター課長   他の事業者につきましては、多いところで3センターを受託している指定管理者がおりますけれども、児童育成委員会のように各運営委員長が集まるような場というのは設けておられませんので、市のほうも出席はしておりません。  以上でございます。 ◆庄本けんじ 委員   そのような組織をつくっていくのが望ましいというふうに考えておられるかどうか、お聞かせください。 ◎育成センター課長   現在、平成30年度時点では指定管理者が五つございます。今回の公募によりまして、シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社が加わりまして、六つの指定管理者となりました。これにつきまして、それぞれの指定管理者ごとにそういった場を設けるのがいいのか、あるいは各指定管理者が多くなってきましたので、合同で開催するのがいいのか、そういったところを検討していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆庄本けんじ 委員   事業者を全部集めての合同の会議体をつくりたい、つくってもいいかなと思っているというふうに今答弁されたんでしょうかね。 ◎育成センター課長   そうですね。全体の合同会議的なものです。今、児童育成委員会は社会福祉協議会が運営しているセンターのみですので、それをほかの指定管理者が運営しているセンターの運営委員長さんも含めて開催することも検討したいというようなことでございます。  以上でございます。 ◆庄本けんじ 委員   市の事業ですから、市の側から伝えるべきことを伝えたり、あるいは現状をきちっと把握するということは非常に重要だと思いますので、ぜひそれは具体化していただきたいなと思います。  それで、深津育成なんですけれども、シダックスという株式会社が新しく公募で挙がっています。シダックスという会社はどんな会社でしょうか。 ◎育成センター課長   シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社でございますが、持ち株会社であるシダックス株式会社の子会社で、学童保育事業や社員食堂の運営、清掃業務などを受託している事業会社でございます。  以上でございます。
    ◆庄本けんじ 委員   シダックスはいろんな図書館を運営していたり、全国的にそんなこともされているようですけど、例えば図書館だったら、そこで働く人はシダックスの人を派遣して事業を運営してはるんですよね。深津の育成センターの場合はどんな労働形態になるんですか。 ◎育成センター課長   基本的には、西宮市において募集をかけていただいて、シダックスさんで雇用していただいて業務に従事していただくということになります。  以上でございます。 ◆庄本けんじ 委員  シダックスといったらいっぱい会社を持ってはるんですよね。派遣会社もあって、そこから派遣しはるのがほかのいろんな――先ほど言ったのは図書館でそんなことをしてはるんですけど、深津の育成ではどうなるんですか。 ◎育成センター課長   例として深津が挙がりましたので、深津育成センターで働く方を募集していただいて、その方を直接雇用した上で業務に従事していただくということですので、どこかからの派遣社員が来るというようなことではないというふうになっております。  以上でございます。 ◆庄本けんじ 委員   派遣の条件で働かれるというのは、こういう事業にとってはなかなか望ましくないと思っているんです。その辺は市としてはどういうふうにお考えですか。派遣でもいいかなというふうに思っておられるのか。 ◎育成センター課長   派遣につきましては、現場での指示命令系統というところが課題だと思っておりますので、そのあたりの課題をクリアにしないことには望ましくないというふうに現時点では考えております。  以上でございます。 ◆庄本けんじ 委員   やはり指導員さんは子供と長期間つき合ってもらいたいですよね。派遣ということになると、いつかわるかわからない、そういうこともありますし、やっぱり直接雇用でなるべく長期間同じ指導員の方に働いてもらうということが可能な事業運営ということはすごく必要だと、すごく大事だと思うんですね。それは公募の仕方が、当初4年指定期間を決め、問題なければ6年間延長で、やっぱり長い期間同じところにやってもらうという考え方をすると、指導員さんも1年の間にころころかわるような条件でなく、なるべく長期間働いてもらう。そうすると、労働条件も一定水準を確保するということは非常に大事になってくると思うんですね。  そういうことを考えると、株式会社というのはいいのかどうかというのはすごく不安があります。株式会社というのは、株主さんがいるし、やっぱりもうけなあかんのですから。もうけることが悪いわけではないんですけど、こういう事業に当たっては余りなじまないと思うんですね。そういう意味では、市が水準を維持するためにどこまできちっと指導監督ということができるかどうかわかりませんけど、その辺しっかり頑張っていただきたいなと思います。  それで、深津が31年度――来年度から事業者がかわるんですけど、保護者の方への説明は新しい事業者がやるのか、旧事業者がやるのか、どちらになるんですか。 ◎育成センター課長   今後のスケジュールを簡単に説明させていただきますと、まずこの12月議会で議決をいただきましたら、保護者の方へは指定管理者が変更になったというような旨を文書で通知をさせていただきます。その後、1月をめどにしまして保護者説明会というのを開催いたします。これは、市と新しい指定管理者が出席をして説明をさせていただきます。その後、来年度に向けての利用の説明であったりとかがまた年度末に行われると思いますので、それについては新しい事業者が行うというふうになっております。  以上でございます。 ◆庄本けんじ 委員   申し込みと決定というのは誰がするんですか。スケジュールも含めてお答えください。 ◎育成センター課長   申し込みにつきましては、今現在もう既に申し込みの受け付けを行っております。年明けの1月の初旬まで第1次募集を行っておりますので、それについては社会福祉協議会のほうで受け付け事務をしていただいております。  以上でございます。 ◆庄本けんじ 委員   その辺、事業者が途中でかわると手続の作業も変わるので、遺漏なきように、混乱のないように、それから、保護者の方たちに不安のないように、本当に丁寧に対応していただきたいと思います。  それで、ほかにも育成センター以外にも公募があったりしているんですけど、私どもとしては基本的に公募というのはなじまないというふうに感じています。実際事実上、1事業者しか申し込まなかったり、それから、夙川の育成センターでは随分苦労されましたよね。応募はあったけどうまくいかなかったと。夙川の場合、再公募して実際応募がなかったらどんな対応をしてたのかなというふうに思うんですけど、非公募も残す、直営もやる、そういう競争の仕方もあると思うんですよね。ですから、どうやったらいいのかということを改めて、今、指定管理そのものについて、これは全庁的に考える必要があるかもしれないんですけど、指定管理という制度そのものをどう運用してどんな仕組みにしたらいいのかということはやっぱり考え直す時期に来ているのかなというふうに思っていますので、その辺の意見を述べて質問を終わりたいと思います。 ◆山口英治 委員   1問だけで済みません。  新しく入られましたシダックスさんですが、東京の会社でいらっしゃいますので、阪神間とかどこか関西圏内での御実績というのはあるのでしょうか。その辺だけちょっと確認させてください。 ◎育成センター課長   近隣での実績でございますが、大阪府阪南市で15カ所の指定管理を受託しております。また、東大阪市では、委託ですが、60カ所、学童保育事業を受託をしております。  以上でございます。 ◆山口英治 委員   わかりました。かなりの実績をお持ちだということで了解いたしました。  以上でございます。ありがとうございました。 ◆脇田のりかず 委員   一問一答で、留守家庭児童育成センターの評価項目及び評価基準についてなんですけれども、この評価項目及び配点という内訳の点数構成があって、この内訳に関しては公表はしないのでしょうか。パーセンテージと総得点というのはあるんですけれども、ヒアリング審査を含む5項目の中でどこがよくてどこが悪いのかというのを認識できるほうがいいかと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎育成センター課長   資料の7ページにございます大項目とそれぞれの枝分かれした項目というふうになっておりますが、公開するのは、それぞれの大きな項目ごとの配点のみというふうになっております。  以上でございます。 ◆脇田のりかず 委員   それは何か理由があってのことなんでしょうか。 ◎育成センター課長   特にかなり細かい項目になっておりますので、そのあたり、どういったところが評価されて、どういったところが評価されていないのかまでを今現在のところ公開するというふうにはなっておりません。  以上でございます。 ◎子育て支援部長   評価項目は細かくは公表はしていないところですけれども、選ばれた事業者につきましては、どの点がよくてどの点が悪かったというところはきっちりと伝えさせていただいて、よりよい保育につなげているところでございます。  以上でございます。 ◆脇田のりかず 委員   ありがとうございます。  といいますのも、評価内容というところがある程度定型的な内容になっているのかなというところがあります。また、総配点があって、これはちょっとまた後でお聞きしたいんですけど、パーセンテージがあって、この点数になった根拠、おおむね70%以上を超えている評価内容になっているんですけど、指定管理者としてのブラッシュアップをしていくということと、もちろんお子さんを預けられるわけですから、今できていないものがここであって、それに対してどうブラッシュアップしていくかというのをもうちょっと情報公開していただけるほうが安心ですし、指定管理者としても成長していけるのかなというふうに思ったんですけども、どうでしょうか、そのあたりどのようにお考えでいらっしゃいますでしょうか。 ◎育成センター課長   ここの選定内容についてこういうところが評価された、評価されていないというのは、選定された場合にお伝えをしているところでございます。こういったところがちょっと課題というふうな御意見が出ていると、この評価内容に書いているようなところが課題として出ていると事業者に御説明をして、これが課題なのできっちりと取り組んでほしいというようなことはお伝えをしております。  あと、ブラッシュアップといいますか、今後これをどういうふうに上げていくのかというところですが、指定管理者にはモニタリングをきっちりしていただく必要がありますので、指定管理者においてアンケートをとっていただいて、どういうところが足りていないのかというところをきっちりと捉えて改善していただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆脇田のりかず 委員   ありがとうございます。  そもそもなんですけど、この評価項目及び配点の中では、合計が242点で、採点比率が100%、これでいくと総配点というのがその右隣にありまして、済みません、どういうふうに配点から総配点になっているのかというのがちょっと私理解ができていないので、御説明をお願いします。 ◎育成センター課長   配点というのは、各委員さんごとの持っている点数というふうになっております。総配点は、4名の方を足した配点になっております。ただ、一部単純に4倍になっていないのは、財務担当の公認会計士の方が、項目によっては評価する項目、しない項目があるのでこういうふうになっております。  以上でございます。 ◆脇田のりかず 委員   ありがとうございます。  特に得点率の悪いところに関しては、評価内容というところも具体的に課題としてできる限り情報開示していただくべきだと思いますし、評価内容の記載のところですね、ちょっと定型的な雰囲気が感じられるので、よりもう少し具体的に書いていただけるのであればそうしていただきたいと思います。  以上です。 ○花岡ゆたか 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  これより討論に入ります。  各件に御意見はありませんか。 ◆庄本けんじ 委員   日本共産党西宮市会議員団は、565号、566号、567号、575号、569号、反対です。  意見は本会議で述べさせていただきます。 ◆山口英治 委員   公明党は賛成いたします。 ◆坂上明 委員   先ほど、僕は北山学園のことを御質問させていただきましたが、今後しっかりと御検討いただきたいということをお伝えさせていただいて、政新会も賛成とさせていただきます。  以上です。 ○はまぐち仁士 副委員長   会派・ぜんしんは賛成です。  以上です。 ◆脇田のりかず 委員   会派維新プラスも賛成でございます。 ○花岡ゆたか 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  採決は7回に分けて行います。  まず、議案第564号の採決を行います。  議案第564号は、これを承認することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長 
     異議なしと認めます。したがいまして、議案第564号は承認することに決まりました。  次に、議案第565号の採決を行います。  議案第565号は、これを承認することに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○花岡ゆたか 委員長   挙手多数と認めます。したがいまして、議案第565号は承認することに決まりました。  次に、議案第566号の採決を行います。  議案第566号は、これを承認することに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○花岡ゆたか 委員長   挙手多数と認めます。したがいまして、議案第566号は承認することに決まりました。  次に、議案第567号の採決を行います。  議案第567号は、これを承認することに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○花岡ゆたか 委員長   挙手多数と認めます。したがいまして、議案第567号は承認することに決まりました。  次に、議案第575号の採決を行います。  議案第575号は、これを承認することに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○花岡ゆたか 委員長   挙手多数と認めます。したがいまして、議案第575号は承認することに決まりました。  次に、議案第568号の採決を行います。  議案第568号は、これを承認することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長   異議なしと認めます。したがいまして、議案第568号は承認することに決まりました。  次に、議案第569号の採決を行います。  議案第569号は、これを承認することに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○花岡ゆたか 委員長   挙手多数と認めます。したがいまして、議案第569号は承認することに決まりました。  以上で休憩に入ります。  なお、再開は1時5分といたします。最初に申しましたように、再開後は請願の審査から入りたいと思います。お疲れさまでした。           (午後0時05分休憩)           (午後1時03分再開) ○花岡ゆたか 委員長   休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  ここで請願第19号市立小・中・高等学校の体育館へのエアコン設置を求める請願を議題といたします。  紹介議員の庄本けんじ委員から請願の趣旨を説明していただきます。 ◆庄本けんじ 委員   私から説明をさせていただきます。  請願文章を読み上げて提案といたしたいと思います。よろしくお願いします。    (朗読)  以上であります。  賛同をよろしくお願いいたします。 ○花岡ゆたか 委員長   説明は終わりました。  次に、請願者の意見を聴取いたします。  本日の委員会には松尾玲子さんが出席されております。  この際、意見表明される方に申し上げます。  西宮市議会請願及び陳情取扱要綱第7条の規定により、意見表明者の発言は、請願紹介議員を通じて委員長の許可を得て行い、1回につき5分以内にとどめるものとすること、また、質疑の主たる答弁者は紹介議員であり、答弁者への助言・補足発言のみとすること、以上のようになっておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、意見表明者の発言を許します。 ◎意見表明者(松尾玲子)  皆様、こんにちは。  新婦人西宮支部の松尾といいます。  きょうは、このような場を設けていただきまして、ありがとうございます。  そして、たくさんの方に紹介議員になっていただきまして、本当にありがとうございます。  新婦人は、1962年の創立以来、子供の幸せ、女性の権利向上などを求めて地域で活動する国連NGOの団体です。西宮でも、毎年、学校の校長先生と懇談し、出された要望をまとめて市の教育委員会とも懇談をしたり、市議会に請願を提出してきています。その中で、学校の教室へのエアコン設置の問題や洋式トイレへの改善を求めるという請願など、ここでもいろいろ議論していただいたりとか通していただいたりとかしてきています。  この夏の酷暑では、そのおかげで、エアコンのある教室で授業を受けることができ、ほっとしたところです。しかし、体育館はいまだ未設置で、保護者からは、暑い中の体育館での体育は危険ではないかとの声や、1学期の終業式も体育館では行わず、校舎を使い、各教室で行っている学校も実際にあるというふうに聞いています。  また、ことしの漢字に災害の「災」の字が選ばれるほど、ことしは、猛暑、地震、台風、豪雨災害に見舞われた年になってしまいました。西日本豪雨災害では、一時2万人もの方が避難され、エアコンのない体育館で熱中症になる方も相次ぎました。自然災害はいつ起きるかわかりません。南海トラフ地震も近い将来に起きます。ここ数年の異常気象で、猛暑、台風にも備えなければなりません。避難所となっている市立の小学校、中学校、高等学校にぜひエアコンをつけていただきたいと思っております。そのことが、市民の命を守り、子供の学びの場の改善にもつながると考えています。  私たち新婦人は、学校の教室や体育館にエアコンをつけてという問題で、国や各自治体に要請行動を行っています。そのことで国も動き出しています。西宮市でもぜひ、子供たちや市民の命や健康を守るために、体育館にエアコンを設置していただきますよう、よろしくお願いいたします。  ありがとうございました。 ○花岡ゆたか 委員長   請願者の意見表明は終わりました。  これより質疑に入ります。  本件に質疑はございませんか。 ◆坂上明 委員   きょうはどうもお疲れさまです。  当局にお聞きしたいと思います。  これは、もちろん僕も9月議会で体育館へのエアコン設置ということは熱望させていただきました。このたびは、無所属の一色議員からもそうですが、うちの会派からは田中正剛議員が質問をさせていただいて、驚くほどの消極的な御答弁だったということで、非常に会派の中では物議を醸したという、そういうふうな事項でございます。  今回、田中議員に対する答弁の中にこういうふうな答弁がございました。1年で最も暑い7月の体育はプールの授業が中心であることから、空調の使用頻度は大変少なくなると考えており、費用に比べて過剰投資になることも課題と考えておりますと。過剰投資という言葉をお使いになられているんですよ。私ども――恐らく全会派、全て含めて、今回、紹介議員として署名をさせていただいておるんですが、自分たちがエアコンを設置してほしいというのは、まず、子供の命を守ろう、そして、避難所として最も重要な市立学校の体育館に対して、その避難所でお暮らしになられる方々のいささかでも癒やしになるようにということでエアコン設置をしてくれという、この二つが目的でエアコン設置をと考えているのにもかかわらず、過剰投資というようなことをおっしゃったんです。その真意を教えてください。まずそれを。 ◎教育総括室長   答弁の中にもございましたように、使用の頻度と比較してというようなことでの趣旨ということでございます。夏場の体育の授業はプールが中心ということで、非常に高額をかけて設置しても使用する頻度が非常に少ないということからのものでございます。  以上でございます。 ◆坂上明 委員   僕は、自分の質問のときにも、人命に優先する大義はない、まずもって人命を一番に考えなきゃいけないと。子供が熱中症が原因でもし亡くなったり、あるいは重大な事故につながったらどうなるんだということもお聞きしたと思うんですよね。それを過剰投資、つまり、今言いましたように、使用頻度が大変少ないと。これを例えば御家庭に置きかえてください。例えば子供が生まれた、夏、ここらはそんなに使わへんから、その日だけちょっと辛抱せえよということで、そこは使わずにと。いや、そうじゃないでしょう。子供たちのためにやっぱりエアコンをつけなあかんやろうということにならへんのかと僕は不思議で、まず自分の考えを言わせていただきたいと思います。  今、高額であるというふうにおっしゃいましたね。実は、きょう傍聴にも来られている一色議員と田中正剛議員と僕も含めて3人で、箕面市――箕面市は、御存じのとおり、市立の小・中学校体育館に全てエアコンがついております。そこに視察に行ってまいりました。百聞は一見にしかずですよ。行かれましたか。視察に行ったらどうですかと何度か僕は言うたと思うんですよ。とりあえず、当局の方は行かれましたか。もし行かれていてこのようなお言葉を使われるんだったら、より一層問題点があると思うんだけど、とりあえず行ったか行かなかったか、言ってください。 ◎学校管理課長   視察には行く予定なんですけど、ちょっとまだ調整がついておらず、行けておりません。今後行く予定としております。  以上です。 ◆坂上明 委員   何で今まで予定がつかなかったのか、逆に不思議やけどね。箕面市って近いですよ。  その箕面市で、エアコン設置のために御尽力した一番の張本人の方にもいろいろお話を聞かせていただいて、実際に体育館に行ってみると、逆に何でこのことを西宮市はかたくなに拒否しているのかというて不思議に思ったんですよ。  それで、今、高額だと言ったけれども、これは僕が一般質問のときに山下課長に箕面市のことで概算していただいて、総額約27億円ぐらいかかるだろう、そして、ランニングコストが7,000万円だと。あのときには、地方交付税措置とかそういうことは正直ちょっと存じ上げなかったものですから、その辺のところは何も言ってなかったんですけれども、田中議員が言いましたように、緊急防災・減災事業債という、これは交付税措置なんですよね。27億円だけど、市は3割の負担なんですよ。3割の負担で済むと。だから、例えば約8億円ほどで――これは起債も可能であるというふうな事業をどうしてここまでかたくなに――何度も言うように、教育長は、もしなにかあったら自分は辞表を出すとまで答弁されましたけれども、教育長がおやめになっても仕方がないと思うんですよ。その前にもし子供が亡くなったらどうするんですか。おやめになって責任をとるというのも、もちろんその方法しかないんかもわからないんですけどね。僕は、急により一層腹立たしくなってきておるんやけど、それは、子供の命、そして避難所である、そのためにエアコンをつけてくれと言っている。ぜいたくでエアコンをつけてくれと言うておるのと違うんですよ。  箕面市に行って、実際にこの前の大阪のほうの災害のときに、避難所に来られた方々が心地よい涼しさですとおっしゃったらしいです。心地よいと。自分たちが行ったときには寒かったから、暖房をつけてくれたんですよ。10分間待ってくださいと言われて、暖房をつけてくれました。人間は大体2メートル、2メートル50ね、その辺のところを暖かくしてくれると、非常に心地よかった、暖房がですよ。冷房は入ってません、寒いときに行ったのでね。つまり、冷暖房をそのようなことでおっしゃったんです。それがこの金額でできるんですよ。その辺も、田中議員からそちらにしっかりと懇切丁寧に説明しているはずなのに、この答弁。  これは最後にもう一度言うておきますけれども、この過剰投資という感覚を根本的に考え直してください。これは、市民の生命を守っていらっしゃるという責任感を持って、責任において、まずその根本的な考え方を覆していただいて、どうしても命を守らなきゃいけない。子供の命が大丈夫であったって、熱中症で何らかの、例えばそれが原因で後遺症が残ったらどうしますか。その辺のことも考えて、しっかりとした施策を打っていただきたいと思います。これは教育長、どうですか。 ◎教育長   今言われました部分については、また考えさせてもらいます。十分検討させてもらいます。 ◆坂上明 委員   僕からは以上です。 ◆山口英治 委員   私からも。平成7年の阪神・淡路大震災以降、災害というのが非常に大きな問題となってきております。阪神・淡路大震災のとき、体育館が避難所になって、何カ月間、避難所として活用されてましたでしょうか。 ◎教育総括室長   何日間というのは、日数までは資料を持ち合わせておりませんので、今は申し上げることはできません。申しわけございません。 ◆山口英治 委員   全議員がこのエアコンの設置というのは、大原議員も本会議場でも言いましたし、また、私もこの常任委員会でも述べさせていただきました。まず皆さんは、同じように、子供たちの命を守っていくことというのをしっかりと心にとめていただきたい。  また、あの阪神・淡路大震災のときでも、何カ月間も避難所として体育館の中で生活されていらっしゃった。あのときは1月でしたが、これから災害というのはいつ起こるかわからないというのを考えると、真夏日の中でそういうふうなことをしていくというのは、平成に入ってから何度も我々はそのことを目の当たりにしてきたわけでございます。それと同時に、地域のスポーツをしていく上で、あそこは活動拠点でございます。そういった部分も含めると、先ほどから坂上委員がおっしゃったとおり、このことに関してはしっかりと検討していかなくちゃいけないというふうに思っております。  また、答弁の中でもありましたが、全国的な分で、国としては普通教室に対してつけていきなさいという話の中で、普通教室につけているところは特別教室、また体育館という形でつけていきなさいというのが国の考え方、また、与党の考え方でもあります。そうなってきますと、全国でも最近つけていっている中から、西宮市では、普通教室は既につけている。特別教室もかなりの部分で進んでいるとなると、次は体育館という形になってまいります。この分をしっかりとやっていきなさいというのも国の方針なので、その方針の中で――我々は常に行政の側から、国の方針はこうですからということで切られたりします。逆に言うと、国がこうしなさいという形で進めていることに関して、なぜ市がここまで抵抗するのかというのは非常に理解しがたいと思います。今後の分に関しましても、やはりしっかり考えて計画をしていただきたいことを要望します。  以上です。 ○花岡ゆたか 委員長 
     ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  これより討論に入ります。  本件に御意見はございませんか。 ◆吉井竜二 委員   請願書にも記載のとおり、昨今の酷暑から目を背けることはできないものと考えます。体育館の利用というのは、授業などでの子供たちの活動の場というものだけでなく、やはり災害が起こった際の避難所としても活用されております。現状のエアコンがない中での授業等の活動、そして体育館での避難というのは、やっぱり現実的ではないと思います。なので、やはり体育館へのエアコンの配備は急務と考えます。  以上の理由から、政新会は賛成します。  以上です。 ◆山口英治 委員   先ほど意見を述べさせていただきましたので、公明党は賛成いたします。  以上です。 ◆脇田のりかず 委員   会派維新プラスも、エアコンの設置に関して賛成させていただきます。  また、災害時、電気がとまってしまうとエアコンも使えなくなってしまいますので、発電機の整備も改めて検討するべきところではないかなと思います。  以上、意見でございます。 ○はまぐち仁士 副委員長   会派・ぜんしんも、賛成の立場から意見を申し上げます。  エアコンに対して、子供の命にかかわることなので、その重要性は皆さんの御指摘のとおりだと思いますが、やはり優先順位をしっかりと考えていただきたい。何を優先すべきかということです。現状、私もこの件は一般質問でもさせていただきました。エアコンは高いから設置できませんと。一方でほかの公共施設、例えば中央体育館に90億円だったりとか、今、甲子園浜のほうではサッカー競技場をつくろうとしています。どっちが優先順位が高いのか、改めて総合的に考えていただきたいと思います。  以上です。 ○花岡ゆたか 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  請願第19号は、これを採択することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長  異議なしと認めます。したがいまして、請願第19号は採択と決まりました。    (「委員長、議事進行」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長   坂上委員。 ◆坂上明 委員   この請願は採択されました。どうもありがとうございます。  そのことをもって附帯決議案を提出したいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○花岡ゆたか 委員長   資料配付させていただきます。    (資料配付) ○花岡ゆたか 委員長   提案説明をお願いいたします。 ◆坂上明 委員   改めまして、今、請願が採択されましたので、附帯決議案ということで皆様方の机上に配付をさせていただきました。  請願は、市民の方々のお声をということで、この委員会では全会一致で採択されたということで、これをより一層当局のほうに強く要望申し上げたいということで、議会からの決議ということの案を提出させていただきたい、このように思います。  文案を朗読させていただいて説明とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。    (朗読)  以上です。  よろしくお願いいたします。 ○花岡ゆたか 委員長   ただいま、請願第19号に対しまして、お手元に配付のとおり、坂上委員、吉井委員連名による附帯決議案が提出されました。  提案内容につきましては、先ほどの坂上委員の御説明のとおりでございます。  これより質疑に入ります。  本件に質疑はございませんか。 ◆庄本けんじ 委員   提案者に質問したいと思います。  賛成の立場から質問いたします。  私も、一般質問の議論を聞いていて、過剰投資と言われたことには驚きました。教育委員会なりそういう部署を預かっている側からこういう言葉が聞かれるというのは、本当に悲しいことです。行政そのものが過剰投資なんていう考え方を持っていることがおかしいというふうにまず申し上げておきたいと思うんですね。  その上で、この案では来年度より着手と。大賛成です。それで、全ての市立学校体育館ということになっているんですけど、当然これでいったら、1年間とか2年間とか、できればそうしてほしいんだけど、一気には無理だと思うんだけど、提案者の希望としてどのぐらいの間で全ての体育館につけたらいいなという、希望的なところがあれば教えてください。 ◆坂上明 委員   庄本委員から希望というふうにおっしゃっていただきました。僕は、9月の一般質問でもこのように言いました。来期を待たずして設置することが不可欠であると。本当は来期、つまり来シーズンの夏場を迎えるときにはエアコンを全てに設置してほしいという意味でそのように9月では言いましたので、僕の希望としましては、今も言いましたように、来期を待たずしてやっていただきたい、そういう希望であります。  以上です。 ◆庄本けんじ 委員   今の気持ちは、私も一気にやっていただきたいと思いますので、当局にあっては、ぜひとも議会での答弁の立場を変えて、これは必ずやるという決意をしていただきたいということを述べて、質問とします。 ○花岡ゆたか 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  これより討論に入ります。  本件に御意見はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  請願第19号に対しお手元に配付の附帯決議を付すことに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長   異議なしと認めます。したがいまして、請願第19号に対しお手元に配付の附帯決議を付すことに決まりました。  ただいま請願第19号に対し附帯決議を付すことが決まりましたが、委員長としましては、これを本委員会の委員発議により同趣旨の決議案を本会議に提出したいと思います。  本件に対し、御質疑、御意見はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長   なければ、お諮りいたします。  本件について、本委員会委員全員の連名による決議案として本会議に提出させていただきたいと思います。  これに異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長   異議なしと認めます。したがいまして、決議案として本会議に提出することに決まりました。  なお、本委員会の委員発議による決議案の取り扱いについては、正副委員長に御一任願いたいと思います。  ここで説明員が交代いたします。    (説明員交代) ○花岡ゆたか 委員長   次に、議案第545号平成30年度西宮市一般会計補正予算(第8号)のうち本委員会所管科目、こども支援局分を議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎子供支援総務課長   議案第545号平成30年度一般会計補正予算(第8号)のうちこども支援局所管分につきまして御説明いたします。  歳出から御説明いたします。  補正予算書の60・61ページをお願いいたします。  款民生費、項児童福祉費、目児童福祉総務費では、1,514万8,000円を増額しております。
     内訳は、右側説明欄をごらんください。  職員の給与費につきましては、保育幼稚園指導課の新設などから、97人から101人へと4人の増員となったことによる増額でございます。  幼児期の教育・保育施策調査研究事務経費では、主に子ども・子育て会議の委員報酬や報償費、速記等委託料などの不用額を減額しているものでございます。  次の62・63ページをお願いいたします。  一般事務経費では、委員報酬や事業費、速記委託料の不用額を減額するものでございます。  目保育所費では、8,340万5,000円を減額しております。  職員の給与費は、公立保育所保育士などの人件費でございます。保育時間の長い児童の増により、超過勤務手当などの職員手当等が増となる一方、育児休業取得者の上半期の勤務状況に伴う給料及び共済費の不用額を減額するものでございます。  公立保育所管理運営事業経費では、主に嘱託保育士や嘱託調理員、臨時保育士の人数が見込みを下回ったことに伴う報酬や共済費及び賃金の減額、そのほか、事務機器の借り上げ料の不用額などを減額するものでございます。  目児童保育費では、地域型保育等支援事業経費で145万8,000円を減額しております。これは、主に、研修事業や地域型保育事業外部評価業務の契約金額が確定したことにより、委託料の不用額を減額するものでございます。  目児童育成費では、201万2,000円を増額しております。  留守家庭児童育成センター管理運営事業経費では、主に、新設される施設の開設準備費用や指定管理事業者の変更による引き継ぎ費用の追加により、事業委託料を増額するものでございます。  次の64・65ページをお願いいたします。  子育て広報啓発事業経費では、にしのみや子育てガイドや父子手帳を印刷しました際の不用額を減額するものでございます。  児童館管理運営事業経費では、塩瀬センター常駐警備業務などの設備保守点検等委託料の不用額を減額するものでございます。  目児童福祉施設整備費では、留守家庭児童対策施設整備事業費で1億209万4,000円を減額するものでございます。これは、樋ノ口、苦楽園の育成センター新築や、夙川、段上西の育成センター改築などの工事請負費の不用額及び津門育成センターの新築工事が後年度送りになったことに伴う設計委託料や手数料などの経費の減額でございます。  次の66・67ページをお願いいたします。  項障害福祉費、目児童発達支援費では、1,781万3,000円を増額しております。  職員の給与費は、こども未来センターの人件費でございます。こども未来センターにおける支援の充実を図るため、38人から41人へと3人を増員したことによる増額でございます。  児童発達支援事業経費は、主に、福祉タクシーの利用者が想定より少なかったことによる借り上げ料や備品購入費の不用額について減額するものでございます。  診療・リハビリ事業経費は、こども未来センターの応援医師の謝金及び施設管理業務委託料などの不用額を減額しております。  発達・教育相談事業経費は、嘱託職員が年度途中で退職したことによる不用額を減額するものでございます。  目障害福祉施設整備費のこども支援局所管分は、北山学園施設整備事業費で、2階トイレ改修工事の不用額92万1,000円を減額しております。  ページ飛びまして、110・111ページをお願いいたします。  款教育費、項教育総務費、目教育指導費のこども支援局所管分は、地域・学校支援事業経費で、施設管理業務委託料の不用額11万5,000円を減額しております。  歳出の説明は以上でございます。  続きまして、歳入を説明させていただきます。  ページを戻っていただきまして、12・13ページをお願いいたします。  款国庫支出金、項国庫補助金、目民生費国庫補助金、節児童福祉費補助金は、155万6,000円を増額するものでございます。  子ども・子育て支援交付金は、主に地域子育て支援拠点事業において交付金の算定基準の適用区分が変更されたことから、減額するものでございます。  保育対策総合支援事業費は、支援員による大事故が発生しやすい場面での巡回支援・指導に対し、保育所等の事故防止の取り組み強化事業として新たに補助申請することによる増額でございます。  子ども・子育て支援体制整備総合推進事業費は、歳出でも御説明いたしましたとおり、研修業務委託の契約金額確定に伴う減額でございます。  次世代育成支援対策施設整備交付金は、子育てひろばの開設工事に係る補助金を計上しておりましたが、補助申請年度は解体工事のみで建設工事の執行がなかったことから補助対象外となったため、減額するものでございます。  一番下の児童厚生施設等整備事業費は、補助要綱の改正により補助基本額が増になったことなどによる増額でございます。  14・15ページをお願いいたします。  款県支出金、項県補助金、目民生費県補助金、節児童福祉費補助金は、1,102万6,000円を減額するものでございます。  子ども・子育て支援交付金は、国庫補助金と同様に、地域子育て支援拠点事業において、児童館の人員体制の見直しにより交付金の算定基準を変更したことなどから、減額するものでございます。  児童厚生施設等整備事業費は、国庫補助金と同様に、補助要綱の改正により補助基本額が増となった一方、大社育成センター非常階段設置工事等の補助基本額が当初見込みより減となったことにより、減額となっております。  ページ飛びまして、20・21ページをお願いいたします。  款諸収入、項、目、節雑入のこども支援局所管分では、にしのみや子育てガイドへの広告事業者の申し込みがないまま印刷製本が終了しましたため、子育てガイド広告料で13万2,000円を減額するものでございます。  歳入の説明は以上でございます。  次に、債務負担行為の設定について御説明いたします。  132・133ページをお願いいたします。  表の7番目の事項は、留守家庭児童育成センターの機械警備業務について、8番目から11番目の事項は、留守家庭児童育成センターなどの指定管理料についての債務負担行為を設定するものでございます。  7番目の留守家庭児童育成センター機械警備業務は、留守家庭児童育成センターの機械警備委託について、限度額を460万8,000円、期間を平成31年度から34年度として設定するものでございます。  8番目の深津留守家庭児童育成センターほか4施設指定管理料は、深津留守家庭児童育成センターほか4施設の管理運営について、限度額を7億3,292万4,000円、期間を平成31年度から34年度として設定し、9番目の春風留守家庭児童育成センターほか4施設指定管理料は、春風留守家庭児童育成センターほか4施設の管理運営について、限度額を11億7,370万円、期間を平成31年度から36年度として設定し、10番目の香櫨園地域子育て支援施設指定管理料は、香櫨園地域子育て支援施設の管理運営について、限度額を1,631万3,000円、期間を平成31年度から33年度として設定し、11番目の北山学園指定管理料は、北山学園の管理運営について、限度額を3億8,681万円、期間を平成31年度から35年度として設定するものでございます。  一般会計補正予算の説明は以上でございます。  御審査どうぞよろしくお願いいたします。 ○花岡ゆたか 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  本件に質疑はございませんか。 ◆庄本けんじ 委員   一問一答でお願いします。  質問内容は1点なんですが、債務負担行為で、春風育成センター施設整備ということで補正がかなりの額になっています。これはなぜですか。 ◎育成センター課長   春風育成センターの債務負担行為額でございますが、まず当初、営繕課からの概算見積もりをもとに債務負担行為額を計上しておりましたが、その後の精査により平米単価の上昇などがわかったため、増額となりました。  以上でございます。 ◆庄本けんじ 委員   ということは、営繕のほうの見込みが間違っていたということでしょうかね。 ◎育成センター課長   見込みが低かったというようなことでございます。  以上でございます。 ◆庄本けんじ 委員   当然、低かったからこうなっちゃったんだけど、これが予算で出てきたときに結果これだけ開きがあると、議論の根拠がなくなっちゃうというか、ひっくり返っちゃうと思うんですよ。次からこうならないような何か手だてというか教訓というか、そういうものは何か考えてらっしゃいますか。 ◎育成センター課長   営繕課のほうからは、過去の経緯から来る実勢価格に基づいて当初の見積もりを算出しているというふうに聞いております。春風育成センターにつきましては、平米単価のずれも大きかったことと、5センターの整備となりますため工事の規模が大きいことなどから、補正額が大きくなりました。育成センター課としましては、できるだけ密に営繕課と情報共有しまして、適正な見積もりとなるように連携していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆庄本けんじ 委員   育成のほうの努力というより、営繕のほうの努力が要りますよね。そういう話になってますでしょうかね。協議して一生懸命しますみたいな話やったんですけど、営繕が専門家ですから、計算をしてこれだけかかりますと。ああ、そうですかと受け取って、それを予算に立てるというのは、これからも変わりはないと思うんですよ。営繕にこれはちょっと違うじゃないかと返すわけにいかないでしょう。だから、やっぱり営繕のほうがどう教訓を出すのかということはしっかりしてもらう必要があると思うんですけど、どうでしょうか。 ◎育成センター課長   できるだけ営繕課のほうと情報共有させていただくことが育成センター課としてできることでございます。その上で、今回のこの件も踏まえまして、今後適正な見積もりとなるようにしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆庄本けんじ 委員   わかりました。  これはほかの課との連携ということになるんだけど、基本はやっぱり営繕が考えなきゃいけないことなので、そこへのチェックというか、教訓というのか、そういうものをちゃんと出しなさいということで、教訓をきちっと出しておきなさいということは、こっちから積極的に言っていくべきやと思いますので、ぜひそういうふうにしていただきたいと思います。  以上です。 ○花岡ゆたか 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  なお、本件に対する討論並びに採決はこの後一括して行います。  ここで説明員が交代いたします。    (説明員交代) ○花岡ゆたか 委員長   次に、議案第545号平成30年度西宮市一般会計補正予算(第8号)のうち本委員会所管科目を議題といたします。  本件に対する質疑は既に終了しております。  これより討論に入ります。  本件に御意見はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  議案第545号のうち本委員会所管科目は、これを承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長   異議なしと認めます。したがいまして、議案第545号のうち本委員会所管科目は承認することに決まりました。  ここで説明員が交代いたします。    (説明員交代) ○花岡ゆたか 委員長 
     次に、陳情第39号校内及び園内侵入者から児童・生徒を守るための陳情書を議題といたします。  陳情を書記に朗読させます。 ◎書記     (朗読) ○花岡ゆたか 委員長   朗読は終わりました。  これより質疑並びに討論に入ります。  本件に御質疑、御意見はありませんか。 ◆庄本けんじ 委員   当局にお聞きしますが、一問一答でお願いします。  陳情項目の1番目、警備員の配置を変えてほしいという要望になっているんですけど、前の議会の分科会でも、それは可能かということでお聞きしたら、可能だということだったと思うんですけど、現状はどうなっていて、どう改善されるのか、検討されていることを教えてください。 ◎学校管理課長   現状の取り組み状況についてお答えをいたします。  まず、警備時間を延長するに当たりまして二つの課題があり、現在整理を行っているところです。  1点目としまして、やっぱり人員の増員が必要ということで、現在、8時間勤務という中で午前と午後に分けて警備をしているんですけども、延長するということになりますと、約2倍の人員の確保が必要となるということです。今契約している業者にも確認をしているんですけども、もともと人材の確保というのが長年の課題ということで、追加で増員するということはちょっと今は難しいというのは聞いておりまして、これが1点目です。  あと、それに伴う予算の確保というのが2点目にあると思います。小、中、高と全ての警備業務となりますけども、平成30年度予算では年間約3億円を使って安全管理ということをしております。今、業者とやりとり、交渉等をやってますけども、仮に人材確保ができた場合、8,000万円ぐらいの予算の増加が必要となっておりますので、これら経常的な経費を将来にわたって負担できるかという面も重要かと思っております。  現在は、7時から12時半まで、それと、ちょっと空白時間がありまして、5時から7時半までということでやっております。現在、午前中を中心とした警備となっております。これは平成20年度から始まっているんですけども、子供の下校時間に警備員がいない時間帯があることから、警備時間を工夫することによって下校時間のほうに移行できるかなど、今後、学校の現場の意見を聞きながら検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◆庄本けんじ 委員   先ほど課題としては、増員、2倍にしなければいけないというお話だったんですけれども、最後のほうの答弁は工夫でできるという話なんですけど、別の話ですか。 ◎学校管理課長   まず、人員の確保、予算の確保というのがもちろん課題の解消となるんですけども、それがすぐにできなくても、登校時間と、授業をやっている時間、下校時間とあると思うんですけども、子供が一番出入りする時間帯に警備員を充てるというふうなことを工夫で考えているところです。  以上です。 ◆庄本けんじ 委員   その工夫でやる場合は、増員は必要ではないんですか。 ◎学校管理課長   今の8時間の予算内でできますので、金額的にはほぼ変わりないかと思われます。  以上です。 ◆庄本けんじ 委員   じゃあ、工夫でやるとしたら、夜いなくなるんですね。警備員さんの、夜の分がなくなる。そうすると何か問題は起きますか。 ◎学校管理課長   やっぱり夜の時間帯も必要なので、夜も残しながら、そのあたりをちょっと工夫したいと考えております。  以上です。 ◆庄本けんじ 委員   そしたら、当座は夜なしで時間の工夫でやるけれども、やがては増員も含めて考えている、そんなうふうにイメージしたらいいですか。 ◎教育総括室長   現状としましては、小学校の場合、朝の7時から12時半までと、17時から19時半までということで、1日8時間という形で警備員を配置しております。これを丸々夕方まで延長ということになりますと増員が必要ということになりますので、延長という形ではなく、今配置している時間帯をずらすということを考えております。今考えておりますのは、例えばですけど、一例で言いますと、今、午前中の7時から12時半までとしているところを、例えば7時から10時まででとどめて、その短くした時間の分を夕方に配置するために14時半ぐらいから配置をするというような形にすれば、1日の8時間というのは変わりませんので、そういう形でできないかということを今検討しているということでございます。  以上です。 ◆庄本けんじ 委員   そうしたら、午前2時間ほど、夕方2時間ほど、そして夜間、そんな組み方をしたらやっていけるんと違うかというお話ですか。午前、午後、夜間。 ◎教育総括室長   午前、午後、夜間といいますか、例えば変更後は、7時から10時までと、14時半から19時半までというような形で今は考えております。 ◆庄本けんじ 委員   19時半とおっしゃいましたか。 ◎教育総括室長   はい、19時半です。  以上です。 ◆庄本けんじ 委員   そういう組み方だったら、例えば夜の門の閉鎖とか、今は警備員さんがされていると思うんですけど、違った対応をしなきゃいけないということはなく済ませるということだと思います。ぜひそういう工夫をして、早く実行されるようにしていただきたいと思います。  それから、三つ目の「警備室に全校、全園、警察に一斉・同時に緊急事態を知らせる緊急防犯ベル(ブザー)を設置してください」というふうになってますけど、今は、警察への連絡ができるような装置なり連絡手段というのはないんですか。 ◎学校管理課長   今、学校内には、県警ホットラインといいまして、警察と直接通話できるようなものは配置しております。  以上です。 ◆庄本けんじ 委員   直接通話できるとおっしゃったね。どんな装置になっているんですか。 ◎学校管理課長   学校の職員室なりに壁掛けの――公衆電話じゃないんですけど、壁に設置するような形で電話が置いてあるような形で、ボタンを押すと通話できるようなものです。  以上です。 ◆庄本けんじ 委員   了解しました。  これは、それとは別につけてくれということかと思うんですけど、この要望に関してはどんなふうにイメージされますか。 ◎学校管理課長   警備室内ですので、いち早く警察に通報することが大事なんですけども、今のところは、例えば大きな音が鳴るブザーを設置するであるとか、職員室と通話なり連絡がとれるような方法はないかを検討したいと考えております。  以上です。 ◆庄本けんじ 委員   警備員さんと職員室とで連絡がつながるような方法とか、大きな音で警報的なもの、そんなものを考えているということですね。  各学校に防災のときのマニュアルというのがあると思うんですけど、こういう事案に対する対応マニュアルなんかは、各学校は持っているんでしょうか。 ◎学校教育部長   危機管理対応マニュアルにつきましては、各学校がさまざまな場面を想定して作成しております。  以上でございます。 ◆庄本けんじ 委員   ここで要望されているような事案も想定したマニュアルということでしょうか。 ◎学校教育部長   生徒児童の安全・安心に向けたさまざまな場面を想定しての対応となっているというふうに理解しております。  以上でございます。 ◆庄本けんじ 委員   こういう事案をしっかりと想定したマニュアルをつくっていく必要があると思いますし、社会変化に応じたマニュアルにしていく必要があると思うんですね。その際、暴漢者が来た、あらわれたといったときに、そのマニュアルの目的は、そこで一戦を交えて退治する、追い払うということではなく、回避が第一だということで、どうやって安全なところに逃げるのかということが非常に大事なので、そういうことを勘案して、ぜひマニュアルを――あんまり詳細までつくると、それはそれでそのこと自体がしつこくなりますので、適切に考え方なんかが入るようにマニュアルはぜひつくっていただきたいなと。あくまでも一戦を交えるんじゃない、それは緊急、とっさのときのことであって、早期発見、早く逃げる、危険から回避するということが非常に大事なので、そんなマニュアルになっているかどうかという視点でもぜひ点検していただきたいなと。安心・安全の確保というのは、社会変化がありますから、それに応じたというのは非常に大事なんですけど、過度にやるのも、学校や園にふさわしい形状とか対応というのがありますから、ぜひとも調和のとれたものにしていっていただきたいなというふうに意見を述べて、質問を終わります。 ○花岡ゆたか 委員長   庄本委員、質疑並びに討論ですので、意見の表明もあわせて。採択か不採択か。 ◆庄本けんじ 委員   賛成です。賛成の立場で質疑させていただきました。賛成です。 ◆山口英治 委員   当局に質問させていただきます。  警備員をつける目的って何ですか。 ◎学校管理課長   登校中など、子供たちの安全を、抑止力といいますか、そういったことで配置しております。  以上です。 ◆山口英治 委員   登下校なり、子供たちを守っていくためということですね。  小学校1年生が、授業が終わって学校を下校する時間帯は何時からですか。 ◎学校教育部長   早い時間というのは2時ごろというふうに理解しております。 ◆山口英治 委員   先ほどの答弁を聞いておりまして、時間帯の変更があるという形で聞いておりますが、午後の分に関しては16時から19時半という形で、これは完璧に下校時間を外しているということで、問題のその分で言うと、時間帯の変更としても、どこを守っているのかというのがすごくあるんです。なぜ19時半にこだわるのか、その点についてお聞かせください。 ◎学校管理課長   最後に学校の周辺の見回りであったりとか、最後の門閉めも含めまして、最後は19時半ということにしております。  以上です。 ◆山口英治 委員   それは、警備員がつくまでは誰がされてらっしゃいましたか。 ◎学校教育部長 
     それまでは、教職員のほうが見回り等も含めて行っております。  以上でございます。 ◆山口英治 委員   19時半に戸締まりをしなくてはいけないというのも、学校の教職員の方が終わるときに戸締まりすればいい話であると思うんです。警備員の一番の目的は何かというと、子供を守ることなんです。この時間帯は、子供を守っているんですか、教師を守っているんですか、どちらですか、お答えください。 ◎学校管理課長   やっぱり子供の安全が一番ですので、子供を守っております。  以上です。 ◆山口英治 委員   であるならば、この時間帯を考えているということ自体が非常にナンセンスだと。7時からと。子供は7時に来てますか、何時から来てますか、お答えください。 ◎学校教育部長   小学校におきましては、集団登校等、登校形態はさまざまではございますけれども8時前後、中学校でございましたら、大体7時15分から7時半ぐらいから登校がスタートするものでございます。 ◆山口英治 委員   特に警備員をつけるということに関しては、小学生の子供たちというのがあって、集団登校というものを目的にしながらやっていて、なぜ7時につける必要があるのかと常々思っておりました。これは門をあけるためじゃないんですか。  それともう一つ、学校は地域スポーツ課のほうでも使ってますから、結局、スポーツクラブ21も鍵を持ってます。最終、鍵を締めて帰ります。それで言うのであれば、この時間帯は、別に早目の時間帯で教師が締めても何の問題もないし、留守家庭児童育成センターの指導員の方も門の鍵を持ってます。全部締めておいて、その門だけ鍵をかけて退校するということも可能なんです。警備員が必要なのは何なのかというと、これは児童を守るためです。ここを履き違えた時間帯をしているということにお気づきじゃないですか、どうですか。 ◎教育総括室長   先ほど14時半からというのを申し上げましたのは、例えばということで申し上げたのであって、警備員を配置することになった当時、学校からの意見とかも聞きながら、午前中の時間帯を中心にということで配置をしたわけなんですけれども、それを、登校時間と下校時間、これを中心にという形に今回改められないかということで検討しているところでございまして、それは何時から何時が一番いいのかということについては、今検討しているところでございます。  以上です。 ◆山口英治 委員   であるならば、先ほどの答弁の時間帯というのが出てくること自体がおかしいということを指摘させていただきたいと思います。どうですか。 ◎教育長   確かにおっしゃるとおりです。ですから、時間帯については、登校と下校にきちんと合うように、その間――子供がいる間というか、帰ってしまったらガードマンは要らなくなるということなので、そのことについては、そういうふうな形で考えていきたいと思います。 ◆山口英治 委員   教育長ありがとうございます。  どこかですれ違っている。だから、我々も、この警備員をつけてくださいという話に関してはさせていただきました。それとまた、さまざまな分に関して時間延長という形で、午前中から午後という形になりました。学校の意向というのもあれですけど、ただ、一番忘れてはいけない部分というのは、子供を守るということでこれができているということが、なぜかいつの間にか違った方向性になっていた。今、教育長が言っていただいたとおり、検討の時期に入っておると思いますので、しっかりと検討していただいて、どの時間帯が一番いいのかというのでやっていただければいいと思います。  早目に締めていくなら締めていただいて、あとは、いろんな形でその分に関してのことはできますから、それはまた地域の中で話し合いをしながらやっていけばいいと思いますので、その点を踏まえてしっかりとお願いしたいと思います。  あと、2番に関しては、いろんな部分で検討しなくてはいけないということもございますし、3番目に関しても、さまざまな部分で検討していただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。  公明党に関しましては、これは全体的にはまだ議論が必要という形で思っておりますので、結論を得ずという形にさせていただきます。 ◆吉井竜二 委員   質疑じゃなく、意見を述べさせていただきます。  子供の安全・安心をまず第一に考えることというのは私たちの使命であり、今後見直すべき点はどんどん進言してまいりたいと思いますが、このたびの陳情につきましては、あくまでも陳情事項にのっとって反対と判断させていただきます。  というのも、陳情事項についてなんですけれども、おのおの学校によって取り組み方が違いますので、全市的に16時半まで小学校に警備員を配置する、そしてまた、全公立幼稚園・保育所に配備をするというところも厳しいのかなと考えてます。というのも、本市の台所事情につきましても、皆様御存じのとおりで、やはり厳しいものがあって、理想的施策を全てできるというわけではなく、どうしても取捨選択が求められる状況であります。子供たちの安心・安全というのは大切なんですけど、予算等を踏まえても現状は無理があると考えます。  よって、政新会は反対とさせていただきます。  以上です。 ◆脇田のりかず 委員   会派維新プラスの意見は反対という形をとらせていただいているんですが、意見を述べさせていただきます。  先日、こちらの陳情書にも書いてありますとおり、小学校の警備員が射殺されるという事件も発生しておりまして、こういった痛ましい事件が起きたことは大変遺憾であります。今後、絶対にこういった事件を起こしてはならないというふうに思っております。  この陳情に関して、趣旨としては大変理解できるものではありますが、全市的に警備員を配置するという方法が最良の方法であるのか、その他の方法でもっと安全性を高めることができないのか、ほかの自治体の安全確保策の事例も含めていま一度検討すべきだと考えております。  よって、維新プラスは、反対の立場をとらせていただきます。  以上です。 ○はまぐち仁士 副委員長   過去に発生した学校での悲劇を考慮しましたら、このたびの陳情されている方のお気持ちというのは理解できる部分もあります。ただ、先ほどの委員と当局の質疑を聞いていると、まだまだ議論はし尽くされてない部分が大いにあるのかなと思います。大事なことは、やっぱり効果をしっかりと見込むべきものであって、それでいくと、今回の人的配置以外にも効果的なものはあるのではないかなというふうに感じました。  よって、会派・ぜんしんは、この陳情を不採択としたいと思います。  以上です。 ○花岡ゆたか 委員長   各派から意見をいただきました。  質疑並びに討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  まず、結論を得ずとの意見がございましたので、結論を得ずからお諮りいたします。  陳情第39号は、これを結論を得ずとすることに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○花岡ゆたか 委員長   賛成者少数と認めます。したがいまして、陳情第39号を結論を得ずとすることは否決されました。  結論を得ずとすることは否決されましたので、採択についてお諮りいたします。  陳情第39号は、これを採択することに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○花岡ゆたか 委員長   挙手少数と認めます。したがいまして、陳情第39号は不採択と決まりました。  ここで説明員が交代いたします。    (説明員交代) ○花岡ゆたか 委員長   次に、陳情第40号西宮養護学校の改築計画についての陳情を議題といたします。  陳情を書記に朗読させます。 ◎書記     (朗読) ○花岡ゆたか 委員長   朗読は終わりました。  これより質疑並びに討論に入ります。  本件に御質疑、御意見はありませんか。 ◆吉井竜二 委員   質疑はありません。意見だけ言わせていただきます。賛成の立場で意見を言わせていただきます。  重立った内容につきましては、記載のとおりです。当局が住民に配慮しながら話を進めていることも重々理解しております。ただ、まだ中には理解しない方もおられることも事実であり、その点については再度配慮していただいた上で、より一層密になっていただきたいというふうな趣旨の陳情とのことであります。  採択されたといっても、これを味方に反対するものや、話を蒸し返したりすることではないということを留意していただければと思います。  以上、賛成の立場からの意見です。 ◆山口英治 委員   当局に質問いたします。  ここの中で、いろんな分で近隣住民の方とどれぐらいお話し合いをしながら、どのような形で変更してきたのか、その辺を教えていただけますか。 ◎学校施設計画課長   まず、当初の計画で現地建てかえというのを検討しておりました。このいながら施工という案につきましては、保護者や学校職員への説明会において、工事に伴う騒音や振動の児童生徒への影響を懸念する意見を多くいただいております。その後、教育委員会、学校、PTA、学識経験者によりますこの基本計画検討委員会を設置いたしまして、平成27年2月から7回にわたって協議しました内容を踏まえて、西宮養護学校の改築事業の基本計画の素案を作成しております。この基本計画の素案に関しましては、平成27年12月に市議会に説明させていただいた後、28年1月から2月にかけてパブリックコメントを行いまして、広く市民の意見をいただいた後、この近隣の方に対しまして説明をさせていただきました。  それをもとに、近隣の方から、事業概要のビラをもとに説明した中で、28年度から29年度にかけて、近隣の方が中心となって構成される会があったんですが、その会の方と4回協議を重ねてまいりました。設計方針や整備内容などを協議する改築推進委員会等の中におきましても、平成28年11月からこれまで6回開催されている中で、この地域団体の代表の方にも出席をいただきまして、意見等をいただいております。  この中では、実際、南側、西側の住民の方からいただいておりました圧迫感という部分に対して、どういった形で配慮できるかということを長くお話しさせていただいておりまして、基本計画のときに、先ほど陳情の中にありましたが、設計案の校舎の南側、西側の部分を最初の4階建てから3階建てに変更させていただきまして、さらに、壁の部分につきましては、勾配屋根という形で圧迫感の軽減を図るような設計をさせていただきました。また、校舎の南側の外壁につきましては、境界より約3メートル北側へ後退させるなどしまして、いただいた意見の中でできること――南側・西側の住民の方に圧迫感といったところの軽減を図れるような配慮を設計会社のほうと協議しまして、説明のほうを繰り返させていただいております。  以上です。 ◆山口英治 委員   例えばの分でここで挙げられてますけど、災害における生徒たちの安全な避難方法が十分に検討されていないという形になってますけど、これに関してはいかがですか。どのような形でされていらっしゃいますか。  また、災害時における付近住民の避難施設となる計画がなされているかどうかが不明確である、この点はどうでしょうか。 ◎学校施設計画課長   まずは、子供たちの避難経路ですが、今回の校舎につきましては回廊型ということで、ロの字に見えるような形でつくらせていただいております。この校舎の特徴としましては、校舎の中央部分に屋内スロープを設けさせていただいておりまして、いざ電源喪失といった場合でも、児童生徒の避難がスロープを使ってスムーズに行えるようなことを配慮させていただきますとともに、各階の周辺に避難バルコニーを設けさせていただいております。これは東西の二つの屋内階段に接続することができるような設計としておりまして、屋内外ともに2方向避難が可能な計画ということで考えております。  それと、今現在、西宮養護学校につきましては、避難所という形での位置づけがされております。ただ、今現在、防災のほうから、建てかえに当たりまして避難所についての位置づけ等について協議してほしいといったような申し入れのほうはありませんので、現時点では、建てかえが終わった後もこのまま避難所として位置づけられるのではないかなというふうに考えているところです。  以上です。 ◆山口英治 委員   ということは、災害時における生徒の避難のことも十分されていらっしゃるということでありますし、災害時における付近住民の避難所としての分というのもしっかりと明確にされているということは、今お聞きして明確になったというふうに思います。  先ほどから、説明会を4回、6回という形で、十数回にわたって説明会をされていらっしゃるわけですが、その会の方々からもっと協議してほしいとかいうふうな要望はあるんでしょうか。 ◎学校施設計画課長   実際に協議を進めさせていただく中では、まず、近隣の方で構成される会の中では、設計変更する中で一定了承したといった意見をいただいております。また、そこから会を進める中では、実際に近隣説明会もさせていただいたんですが、その事後は、いろいろと配慮してくれたことに対しての感謝の意もいただいております。  以上です。 ◆山口英治 委員   そうなりますと、会の方々、また、近隣住民の方々からは一定の理解を得たという形で理解をさせていただきました。  この陳情事項に関しましては、2番の分で「定期的に開催する協議会を設置するように要請すること」とありますけど、しっかりと協議はしていただきたいというふうに思いますが――協議というか、意見を聞いていただきたいというふうに思いますが、協議会を設置するということはその会を設置するということになりますので、その会に関してはもう了承を得ているということでございますので、それをあえてここで会議をつくっていくとかそういうふうなことに対しては、逆に言うとちょっと問題があるのではないかなと。個別的な御意見は聞きながら、さまざまに動いていただきたいと思いますが、これに関しては、その観点を踏まえると、公明党としては、この陳情に対しては不採択とさせていただきます。 ◆庄本けんじ 委員   1点だけ教えてください。  これまではかなり協議もされて、計画を変更されたということで、市としてはかなり納得をしてもらえているという自信の作だと思うんですよね。だけど、今後どうするのかということも陳情の内容になってます。法や条例に基づく協議というのはこれからでしょうかね。どんなふうに始まりますか。
    学校施設計画課長   今の委員からの御質問ですが、実際には、工事に着手する前の業者を交えた近隣説明会というようなものを設ける予定になっておりまして、その前には、先ほど改築推進委員会と申しましたが、実際にそれをまた開かせていただくことによって、改築の関係者の方――実際にこの申し出をいただいております近隣の方も出席されることになると思うんですが、その中でも説明させていただきたいというふうに考えているところです。  先ほど御説明させていただきましたが、法的に必要とされております計画を着手するに当たっての近隣協議というのがあるんですが、それについては既に終わらせていただいておりまして、実際にこの説明をした後、2週間の申し出期間というのがございます。これについては、近隣の方からの申し出等はなく進んでおりましたので、こちらとしましても了承を得たというふうに考えている経過があるということでございました。  以上です。 ◆庄本けんじ 委員   趣旨賛成ということで、反対をしないので、賛成ということにさせていただきます。  当局にあっては、引き続き丁寧な協議を重ねていただくことを求めておきたいと思います。 ◆脇田のりかず 委員   お聞きしたいことはほかの委員さんへの御説明でおおむねわかったんですけれども、一つだけ質問します。事前の説明会といいますか、これまでの話し合いの中である程度合意形成を図れたという感覚でいらっしゃるということでよろしいでしょうか。 ◎学校施設計画課長   合意形成を得て、また違う部分が出てきてということをここまでは繰り返させていただいているかなというふうには思っておりまして、その都度その都度では合意をいただいているというふうには考えております。ただ、こういった形で陳情いただいているという部分では、まだ不十分というか、求められている部分があるのかなというところについては、またお話に伺いたいなとは思います。しかし、現時点でほぼ設計のほうは固まってしまっておりますので、こちらでさせていただけるのは、この中でもありますような、工事をするに当たっての近隣の方への振動や騒音といったところについて極力配慮させていただく中で、工事期間中にできるだけ近隣の方に御不便をおかけしないような形を考えていきたいなということで、業者のほうへの指導を徹底していきたいと思っております。  以上です。 ◆脇田のりかず 委員   ありがとうございます。  今回の陳情を出していらっしゃる方々、17名ですかね。お名前が出てらっしゃる方のほか16名の方からということでお出しになられていらっしゃるんですが、この方々は、これまで協議会であるとか話し合いに来られていらっしゃるのでしょうか。 ◎学校施設計画課長   全員の方がどうかというのは今確認はできないんですが、重立った方は参加されております。  以上です。 ◆脇田のりかず 委員   その上で、異議申し立て期間といいますか、意見を募集する期間を2週間設けられて、その間に何もお話がなかったという理解でよろしいでしょうか。 ◎学校施設計画課長   そのように記録というか、申し出があるかなというふうにこちらとしても考えておったんですが、ありませんでした。  以上です。 ◆脇田のりかず 委員   ありがとうございます。  ある程度のこれまでの経緯をお聞きしている限りだと、話し合いは十分にされてきているかと思います。早期に養護学校の建てかえ改築というところを進めていただきたいという考えもありますので、今回は会派維新プラスとしては、この陳情を反対とさせていただきます。ただし、これからの話し合いに関しましては、十分に住民の方のお声を聞いた上で進めていただきたいと思います。  以上です。 ○はまぐち仁士 副委員長   市はこれまで、西宮養護学校校舎改築推進委員会によってたび重なる協議を行っており、工事に関する住民説明会も来年6月に予定されています。地域の理解を得る取り組みは十分に行われている、それは認識した上で、現計画の変更はないものと理解しています。  しかしながら、長年にわたって築き上げ、これからも長いつき合いとなる養護学校と地域住民との信頼関係を考慮すれば、より丁寧に地域の不安に寄り添うことも重要だと考えます。  よって、会派・ぜんしんは、この陳情を採択とします。  以上です。 ○花岡ゆたか 委員長   各派、御意見の披瀝ありがとうございます。  質疑並びに討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  陳情第40号は、これを採択することに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○花岡ゆたか 委員長   挙手多数と認めます。したがいまして、陳情第40号は採択と決まりました。  ここで説明員が交代いたします。    (説明員交代) ○花岡ゆたか 委員長   次に、所管事務調査の件を議題といたします。  本委員会の所管事務中、教育委員会から学校支援に係る人員の募集について報告がございます。  当局の説明を求めます。 ◎学校教育部長   所管事務調査の件1について御報告申し上げます。  今回この場で御了承いただきたいのは、学校支援に係る、そちらのほうの資料に記載させていただいております(1)から(5)の人員につきまして、そこに記載しておりますとおり、名称等を変更・新設して、来年1月25日号の市政ニュースで広報させていただきたいということでございます。  今回御報告させていただいた理由は、主に2点ございます。  一つは、3月議会において31年度予算を御承認いただく前に募集をしなければ、4月からの任用ができなくなるということでございます。御応募いただいた方には、3月議会で予算を御承認いただくことが前提となるお約束ですというお話をさせていただきます。  もう一つの理由は、名称等の変更や新設の内容がこれまで議会でも御指摘を受けてきたことを含んでいるためです。庁内では一定の理解を得ておりますが、議会においてはこれまで検討としてきたことも含まれており、市政ニュースで名称等がこれまでと異なったものが出ますので、この場をおかりして御報告させていただいております。  変更の理由につきましては、裏面の2にそれぞれの項目につきまして記載させていただいております。  また、今後の予定につきましては、その下の「3.今後の予定」、12月議会にて所管事務報告以下、そちらのほうに記載をさせていただいております。  報告は以上でございます。  よろしくお願いいたします。 ○花岡ゆたか 委員長   説明は終わりました。  本件に御質疑並びに御意見はありませんか。 ◆山口英治 委員   我が会派といたしましては、この件に関しまして、人員の増、また、そういった形の充実というのを要望させていただきました。本当にありがとうございました。このような形でさらに厚くしていただきたく思います。これがマックスではなくて、これをきっかけに、これからもさらに必要なところに必要な方をしっかりとサポートしていただきたいというように思います。本当にありがとうございました。  以上です。 ○はまぐち仁士 副委員長   1点だけ確認させていただきたいんですけど、スクールソーシャルワーカーは人員増なんですけど、常勤はできるんですか。この状態で学校に常勤配置というのはできるんですか。 ◎学校教育部長   各中学校区に1人、週に1回配置するというような形になります。 ○はまぐち仁士 副委員長   ありがとうございます。  意見、要望です。  スクールソーシャルワーカー、この辺は、学校に非常に重要な人材だと思っています。この人材をふやしたというのは評価できるところなんですけども、まだまだやはり学校側では必要な人材だと思いますので、これからもしっかりと増員していただくように要望しておきます。  以上です。 ○花岡ゆたか 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長   なければ、本件はこの程度にとどめます。  次に、第5次西宮市総合計画(素案)に対する意見提出手続き(パブリックコメント)の結果等について報告がございます。  当局の説明を求めます。 ◎教育企画課長   それでは、第5次西宮市総合計画(素案)に対するパブリックコメントの結果等につきまして御報告をさせていただきます。  初めに、配付資料でございますが、お手元に資料1から資料6、そして参考資料1から参考資料5までの資料はございますでしょうか。  次に、配付しております資料の概要を申し上げます。  資料1は、素案に係るパブリックコメントの実施結果で、今回の報告後にホームページ等で公表予定のものでございます。  資料2から6は、議会での御意見やパブリックコメント、総合計画審議会等の御意見を踏まえ修正しました5次総の修正案でございます。資料2が基本構想、資料3が基本計画、資料4がアクションプラン、資料5が収支見通し及び事業計画、資料6が地域別アウトラインとなります。  また、参考資料1は、取り組み内容の所管局を示す資料でございます。  参考資料2は、総合計画審議会よりいただいた御意見のうち資料に反映した一覧でございます。  参考資料3は、政策局で実施されました地域別説明会の実施結果でございます。  参考資料4は、5次総から6次総にわたる施設整備費の試算資料でございます。  参考資料5は、西宮版総合戦略と5次総各施策の対応を示す資料でございます。  資料は以上でございます。  なお、5次総の素案につきましては、7月3日の教育こども常任委員会で所管事務報告を行い、御意見を頂戴しております。  今回、各常任委員会で説明いたしますのは、資料3、資料4、そして資料5でございますが、教育委員会では資料5の修正はありませんので、今回、資料3と資料4につきまして素案からの修正点を御説明させていただきます。その他の資料につきましては、総務常任委員会での御説明となります。  なお、総合計画審議会の答申が12月末に予定されており、今回の資料から若干内容が変わる場合がございますので、御了承願います。  それでは、教育委員会所管分のうち、資料3、基本計画の修正案から御説明させていただきます。  資料3の2ページをお願いいたします。  ここでは、素案から修正した項目について全体を網かけし、修正した文言に下線を引いております。  ナンバー7「学校教育」では、取り組み内容②におきまして、7月3日の常任委員会で、学校教育の中に幼稚園を表記すべきとの御指摘を踏まえまして、修正をしております。  また、取り組み内容⑦におきまして、審議会からの、教職員の負担軽減を入れたほうが時代のニーズに即するとの指摘を踏まえまして、勤務時間の適正化について追記をしております。  なお、部門別計画の欄、「西宮市学校施設長寿命化計画」につきましては、全体の表記に合わせて「(仮称)」を外しております。  以上が、資料3、基本計画の修正点となります。
     続きまして、資料4、アクションプランの修正案について御説明させていただきます。  資料4の17ページをお願いいたします。  資料4では、素案からの修正箇所に網かけをしております。また、審議会の意見による修正につきましては、四角囲いもしております。  なお、「現状と課題」の記載内容に統一感がない、「現状と課題」と「取組内容」に重複する部分があるとの御意見を総務常任委員会や審議会でいただいており、全体的に表現を調整しております。今回網かけしているものにはそういった表現の調整によるものを多く含んでおります。  また、資料3を修正しますと、それに連動して資料4の「現状と課題」も修正となります。そして、「現状と課題」を修正しますと、「取組内容」もそれに応じて修正となります。  ですので、資料4につきましては、全体的な表現の調整や連動して修正となる重複部分を除きまして、主な修正点につきまして御説明をさせていただきます。  ナンバー7「学校教育」では、17ページの下から二つ目のひし形におきまして、7月3日の常任委員会での、本物との出会いに関して書きぶりが不足しているとの御指摘を踏まえて、修正しております。  続きまして、19ページをお願いいたします。  取り組み内容②と③につきまして、こちらも7月3日の常任委員会での、道徳教育を明記すべき、また、高等学校教育にも新学習指導要領に基づきとの表現を入れるべきとの御指摘を踏まえて、修正をしております。  20ページをお願いいたします。  取り組み内容⑥につきまして、7月3日の常任委員会での、学校教育でもスポーツのことを触れるべき、気づきにつながる学習機会の保障について書きぶりが不足しているとの御指摘を踏まえて、修正をしております。  また、取り組み内容⑧につきまして、審議会からの、教育環境保全のための住宅開発抑制要綱のことを盛り込むべきとの御意見を踏まえまして、追記をしております。  続きまして、43ページをお願いいたします。  ナンバー17「生涯学習」では、「現状と課題」の下から二つ目と下から三つ目のひし形におきまして、審議会からの、公民館がコーディネーターとしての役割を担う記述を検討してほしい、また、生涯学習の概念の中に社会教育も学校教育も含まれる構図を表現してほしいとの御意見を踏まえまして、修正をしております。  続きまして、48ページをお願いいたします。  ひし形の最後につきまして、審議会からの、文化財の活用に市民の力をどう生かしていくのか考えなければならないとの御意見を踏まえまして、修正をしております。  また、文化財に関連しまして、49ページをお願いいたします。取り組み内容④につきまして、こちらも審議会からの、時期を書き加えた表現にとの御意見を踏まえまして、修正をしております。  続きまして、81ページをお願いいたします。  「現状と課題」のひし形の三つ目につきまして、審議会からの、コミュニティーのあり方と地域づくりの関連性を強調すべきとの御意見を踏まえまして、修正をしております。  あわせて、82ページをお願いいたします。取り組み内容①の三つ目、公民館部分につきまして、審議会からの、住民自治を高めるための拠点活用の視点での記述をとの御意見を踏まえまして、こちらも修正をしております。  以上が、資料4、アクションプランの修正部分となります。  なお、先ほど申し上げましたとおり、資料5につきましては、教育委員会の修正はございません。  説明は以上でございます。  どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○花岡ゆたか 委員長   説明は終わりました。  本件に御質疑並びに御意見はありませんか。 ◆坂上明 委員   どうもありがとうございました。それなりに自分も気がついたところを先般の報告のときにこちらから御質問、御意見をさせていただいたんですが、それをかなり加味していただいているということに、心より御礼を申し上げたいと思います。  以上です。 ○花岡ゆたか 委員長   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長   なければ、本件はこの程度にとどめます。  ここで説明員が交代いたします。    (説明員交代) ○花岡ゆたか 委員長   次に、こども支援局から第5次西宮市総合計画(素案)に対する意見提出手続き(パブリックコメント)の結果等について報告がございます。  当局の説明を求めます。 ◎子供支援総務課長   それでは、5次総におけるこども支援局所管分のうち、基本計画の修正案から御説明させていただきます。  資料3の御用意をお願いいたします。  本資料では、素案からの修正がある項目について全体を網かけし、修正した文言について太字、下線つきとしております。  2ページをお願いいたします。  「第Ⅱ部 子供・教育」、左上の施策分野ナンバー6「子供・子育て支援」では、部門別計画において表記の統一を図るため、二つ目の黒丸の「西宮市障害福祉推進計画」の後に「【※西宮市障害福祉計画及び西宮市障害児福祉計画を含む】」を追加しております。  また、三つ目の黒丸、「西宮市地域福祉計画」では、社会福祉法の改正により福祉分野の上位計画として位置づけされた地域福祉計画を追加しております。  その下のナンバー8「青少年育成」でも、ナンバー6「子供・子育て支援」と同様に、部門別計画の二つ目の黒丸、「西宮市地域福祉計画」を追加しております。  次の3ページをお願いいたします。  第Ⅲ部「福祉・健康・共生」、右側真ん中の施策分野ナンバー12「生活支援」の部門別計画におきましても、三つ目の黒丸、「西宮市男女共同参画プラン【※西宮市DV対策基本計画」の後ろに「を含む】」を追加し、表記の統一を図っております。  以上が、資料3、基本計画の修正部分でございます。  続きまして、アクションプランの修正案について御説明させていただきます。  資料4の御用意をお願いいたします。  資料4では、素案からの修正箇所全てに網かけをしておりますが、パブリックコメント及び総合計画審議会の御意見に基づく修正につきましては、網かけに加え四角囲いをしております。  それでは、本資料を用いまして、先ほどの基本計画に該当する箇所を除く項目について、主な修正箇所の説明をさせていただきます。  13ページをお願いいたします。  施策分野ナンバー6「子供・子育て支援」では、「現状と課題」において、上から二つ目の黒四角で数字に誤りがありましたため、3行目の入所枠の人数を5,946人から6,000人へ、保育需要率を21.7%から21.4%へ修正しております。  また、下から三つ目の黒四角で、こども未来センターの役割を明確にするため、2行目から3行目に、「こども未来センターの機能を充実させるとともに」の文言を追加しております。  次に、15ページをお願いいたします。  「取組内容」においては、「②乳幼児期の教育・保育環境の充実」の三つ目の二重丸で、総合計画審議会におきまして、ワーク・ライフ・バランス等に配慮した記述が必要との御意見をいただきましたことから、「保育士が長く仕事を続けることにつながる仕組みの構築に取り組む」という文言を「ワーク・ライフ・バランスに配慮した働きやすい環境づくりに努める」という文言に変更しております。  「④子供の貧困対策や児童虐待防止対策の充実」の二つ目の二重丸では、総合計画審議会におきまして、2行目のソーシャルワーク業務だけではその内容がわかりづらいとの御意見をいただきましたことから、「子供とその家庭及び妊産婦等を対象とした相談対応や必要な調査、訪問等による」という文言を追加しております。  次に、16ページをお願いいたします。  「関連する施策分野」におきましては、資料3で御説明いたしました部門別計画「西宮市地域福祉計画」の追加に伴い、「9.地域福祉」を追加しております。  また、「11.障害のある人の福祉」は、「障害者福祉」から名称を変更しております。  ページ飛びまして、22ページをお願いいたします。  施策分野ナンバー8「青少年育成」では、「取組内容」の「①青少年健全育成体制の充実」の三つ目の二重丸で、社会環境の変化によって生じている課題の具体例として、「情報化社会におけるインターネットの適切な活用方法など」という文言を加えるとともに、「現状と課題」の記載に対応する形で、「家庭・地域・学校の連携を働きかける」ことも追記しております。  「③留守家庭・放課後等の児童育成」におきましては、一つ目の二重丸で、2行目の「子ども・子育て支援新制度基準を満たす」が何に関することかをわかりやすくするため、2行目に、「定員や面積など」という文言を追加しております。  また、3行目の「小学校の余裕教室の利活用や他の手法についても」の後ろの「研究する」という記載を、さらに踏み込んで「検討を進める」に変更しております。  これらは、総合計画審議会からの御意見を踏まえまして修正いたしました。  二つ目の二重丸では、総合計画審議会からの御意見をもとに、新たに保育の質の向上と指導員確保につきまして、全文を追加しております。  五つ目の二重丸についてですが、三つ目の二重丸に記載しております放課後事業関連についての内容をもっと大きなカテゴリーで捉え、子供を含めた地域のあらゆる世代間の触れ合い、地域コミュニティーの醸成につながる居場所づくりについての記述を全文追加しております。  ページ飛びまして、31ページをお願いいたします。  施策分野ナンバー12「生活支援」では、「現状と課題」において、一番下の黒四角で、総合計画審議会からの御意見に基づき、2行目の「DV被害者等」を「DV・デートDV被害者」に修正しております。  次の32ページをお願いいたします。  「取組内容」の「③DV被害者等に対する支援の充実」においても、先ほどの「現状と課題」の修正と整合性がとれるよう、1行目の「DV被害者等」を「DV・デートDV被害者」に修正しております。  以上がアクションプランの修正部分でございます。  こども支援局は、総合計画審議会からの意見をもとに修正しておりまして、パブリックコメントからの修正はございません。  また、資料5、事業計画についての修正もございません。  こども支援局所管分の説明は以上でございます。  よろしくお願いいたします。 ○花岡ゆたか 委員長   説明は終わりました。  本件に御質疑並びに御意見はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長   なければ、本件はこの程度にとどめます。  以上で付託事件の審査は全て終了いたしました。  次の協議事項に入る前に、ここで一旦当局の挨拶がございます。 ◎こども支援局長   本常任委員会に付託されました議案第545号平成30年度西宮市一般会計補正予算などにつきまして、慎重審査の上、御協賛賜りまして、まことにありがとうございます。  審査の過程でいただきました要望、御意見等につきましては、留意の上、今後の行政を的確に執行してまいりたいと考えております。  なお、今後とも一層の御指導と御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。  ありがとうございました。 ○花岡ゆたか 委員長   ここで説明員が退席いたします。    (説明員退席) ○花岡ゆたか 委員長   次に、管内及び管外視察報告書・提言についてを議題といたします。  管内及び管外視察報告書につきましては、一部の委員の報告書の差しかえを行いましたので、タブレットの「平成30年12月13日」に配信しております。  見ていただければわかると思うんですが、各報告書につきまして本日これで確定したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長   異議なしと認めます。  それでは、これを確定とし、ホームページに掲載並びに当局にも送付し、提言とさせていただきます。  本件についてほかに御意見はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長   なければ、本件はこの程度にとどめます。  この際、お諮りします。  本委員会の所管事務中、1、学校教育及び社会教育について、2、子ども・子育て支援サービスの向上について、以上2件について閉会中の継続審査としたいと思います。  これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長   異議なしと認めます。したがいまして、そのように決まりました。  いま1点、お諮りいたします。  本委員会で採決しました事件に対する委員会報告書及び請願審査結果報告書の作成につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思います。  これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○花岡ゆたか 委員長   異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。  本日は、補正予算第8号ほか、指定管理者指定の件7件等々の審議、また、請願1件、陳情2件の審議を行いました。請願におきましては採択、陳情におきましては、陳情第39号は不採択、陳情第40号は採択となりました。また、請願第19号には附帯決議がつきました。委員会発議の決議案となります。  これをもちまして、教育こども常任委員会を閉会いたします。  御協力ありがとうございました。           (午後3時06分閉会)...