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平成30年 3月15日予算特別委員会建設分科会−03月15日-01号
平成30年 3月15日予算特別委員会民生分科会−03月15日-01号

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  1. 西宮市議会 2018-03-15
    平成30年 3月15日予算特別委員会建設分科会−03月15日-01号


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    最終取得日: 2021-07-30
    平成30年 3月15日予算特別委員会建設分科会−03月15日-01号平成30年 3月15日予算特別委員会建設分科会              西宮市議会                予算特別委員会建設分科会記録              平成30年(2018年)3月15日(木)                  再 開  午前 9時58分                  閉 会  午後 2時35分                  場 所  5号委員会室 ■審査事件  (土木局)   議案第428号 平成30年度西宮市一般会計予算   議案第434号 平成30年度西宮市公共用地買収事業特別会計予算  (上下水道局
      議案第440号 平成30年度西宮市水道事業会計予算   議案第441号 平成30年度西宮市工業用水道事業会計予算   議案第442号 平成30年度西宮市下水道事業会計予算   議案第428号 平成30年度西宮市一般会計予算  (都市局・土木局・上下水道局)   議案第428号 平成30年度西宮市一般会計予算  (都市局・土木局)   議案第434号 平成30年度西宮市公共用地買収事業特別会計予算 ■出席委員   岸   利 之 (主  査)   大 原   智 (副 主 査)   河 崎 はじめ   草 加 智 清   中 川 經 夫   まつお 正 秀 ■欠席委員   な   し ■委員外議員等   澁 谷 祐 介 (委 員 長) ■傍聴議員   福 井   浄 ■説明員(西宮市議会委員会条例第19条による)   副市長     掛 田 紀 夫  (都市局)   都市局長    青 山   弘  (土木局)   土木局長    北 田 正 広   土木総括室長  廣 田 克 也   参事      坂 上 英 龍   土木総務課長  林   大 輔   土木調査課長  仲 谷 秀 一   土木管理課長  能 瀬   豊   自転車対策課長 中 川 治 彦   交通安全対策課長           中 西   実   道路公園部長  植 松 浩 嗣   参事      小 倉 敏 和   参事      古 渕 繁 幸   道路計画課長  向 井 宣 彦   道路用地課長  増 井 宏 彦   道路建設課長  川 崎 真 也   道路補修課長  畑   文 隆   水路治水課長  尼 子 剛 志   公園緑地課長  伊 藤 泰 介   花と緑の課長  岸 本 康 生   営繕部長    森 本 善 夫   営繕課長    伊 東 日出志   設備課長    竹 内 康 浩   公共施設保全課長           八 條 宏 保   学校施設保全課長           平 野 正 彦   施設改修課長  南 野 隆太郎  (上下水道局)   上下水道事業管理者           田 中 厚 弘   上下水道局次長 戎 野 良 雄   上下水道総括室長           大 神 順 一   参事      隅 谷 信 雄   上下水道総務課長           但 馬 一 生   経営管理課長  北 野 良 太   財務課長    井 田 英 雄   契約担当課長  森 口 知 明   危機管理企画課長           筒 井 雅 義   業務課長    江 崎 大三郎   計量管理担当課長           小 森   淳   水道工務部長  水 島 靖 晃   水道計画課長  西 尾 久 和   工事課長    原   伸 征   管路維持課長  前 田 哲 也   給水装置課長  阪 本 直 二   水道施設部長  山 本 義 邦   参事      小 山 知 邦   施設管理課長  舩 本 和 弘   浄水課長    坂 井 元 雄   北部水道事業所長           松 本   学   下水道部長   上 野 史 雄   下水計画課長  永 井 貴 裕   下水建設課長  竹 田   隆   下水管理課長  藤 井   明   下水ポンプ施設課長           中 西 広 宣   下水浄化センター所長           仲   浩 延           (午前9時58分再開) ○岸利之 主査   おはようございます。  ただいまから予算特別委員会建設分科会を再開します。
     これより日程表に従い審査を進めます。  この際、当局に申し上げます。  説明の際は、新規事業あるいは内容的に前年度と大きく異なるものについては重点的かつ簡潔に、また、質疑に対しては的確に答弁し、審査が効率的に進められるよう御協力をお願いいたします。  また、委員の質疑の趣旨を明確にするために、皆様には反問権を認めておりますので、御承知おきください。  初めに、土木局所管の予算の概要について説明があります。 ◎土木局長   それでは、平成30年度土木局の予算並びに事業の概要について私から御説明いたします。  まず、予算についてでございますが、土木局に関連いたします予算は、一般会計と公共用地買収事業特別会計の2会計でございます。  まず、一般会計の歳出から御説明いたします。  一般会計歳出の予算総額は、お手元にお配りしております資料の6ページ一番下の合計欄に記載しておりますが、特別会計への繰出金を含め、84億871万5,000円、前年度に比べ5億4,415万8,000円、率にして6.9%の増でございます。増額の主な理由といたしましては、鳴尾駅周辺地区土地区画整理事業において、街路築造や駅前広場整備工事の実施による増のほか、街路事業において、山手幹線並びに競馬場線の道路改良等工事費用地買収費の増によるものでございます。各費目の主な増減理由につきましては、資料に記載のとおりでございます。  次に、一般会計の歳入につきましては、ページ戻りまして、資料3ページの一番下、歳入総額25億7,753万2,000円で、前年度に比べ1億7,287万円の減でございます。減額の主な理由といたしましては、主に道路占用料など使用料が増となる一方、阪神連続立体交差事業費の県委託金の減などにより、全体として減額となっているものでございます。各費目の主な増減理由につきましては、資料に記載のとおりでございます。  次に、公共用地買収事業特別会計の概要についてですが、資料は7ページでございます。  予算総額は、歳入、歳出とも7,620万円、前年度に比べ1,908万4,000円、率にして33.4%の増となっております。これは、街路事業における残地買収費の増によるものでございます。  次に、土木局としての事業概要を御説明いたします。  資料の一番最後のページに、参考資料といたしまして平成30年度事業の主な実施箇所を示したA3の箇所図を添付しておりますので、御参照ください。  まず、道路等のインフラ整備につきましては、山手幹線、競馬場線などの都市計画道路の事業進捗を図るとともに、道路や歩道の改良事業を実施するほか、道路附属施設の更新事業や橋梁の長寿命化などを引き続き進めてまいります。  そのうち、まず、道路関係では、西814号線の水道路踏切において踏切・道路改良の検討を進めるほか、青峯連絡道の道路整備事業を実施いたします。また、旧国道やJR西宮駅の駅前広場において道路二次改築事業を実施するほか、西178・180号線の道路拡幅に向け防潮堤沖出し等工事を実施してまいります。  次に、道路附属施設更新事業では、名塩ニュータウン内の東山台斜行エレベーターについて引き続き改修を行い、平成30年度はエレベーターの電気・機械設備の更新工事を実施いたします。  次に、橋梁改良事業では、西宝橋のかけかえ事業として仮橋の工事に着手するほか、橋梁長寿命化修繕事業では、道路法に定められた定期点検業務を昨年度に続き実施いたします。  次に、街路事業といたしましては、山手幹線や競馬場線の事業進捗を引き続き図ってまいります。  阪神本線連続立体交差事業の関連事業につきましては、昨年度に続き側道整備を進めるとともに、鳴尾駅周辺では駅前広場や公園などの整備を行ってまいります。  次に、公園関係といたしましては、西宮浜総合公園、御前浜公園の整備工事を引き続き実施するとともに、既設公園の老朽化した遊具などの更新を行っていくほか、公園トイレのバリアフリー化を行ってまいります。  次に、経常的・消費的な事業についてでございますが、道路の不正使用取り締まり経費道路台帳関係の整備費、市内の道路橋梁、河川水路、公園などの維持管理費を計上し、適正な管理に努めてまいります。  そのうち、街路樹等につきましては、引き続き樹木医による危険度診断を実施するとともに、危険木の伐採や補植を行うなど、道路や公園利用者の安全の確保を図ってまいります。  また、緑化の推進に向け各種緑化助成を実施していくとともに、花工房で育成した草花を地域緑化活動などに提供するほか、六湛寺公園でのフラワーフェスティバルや北部地域でのフラワーキャラバンを開催し、緑化啓発に努めてまいります。  次に、自転車対策としては、自転車駐車場維持管理費放置自転車対策に係る経費を計上し、適正な管理に努めてまいります。そのうち、老朽化した自転車駐車場の自動ゲートにつきましては、引き続き計画的な更新を進めてまいります。  また、交通安全対策では、交通安全教室、自転車教室などを実施し、交通安全意識の高揚・啓発に努めるほか、関係機関と連携し、交通事故の分析や市民への情報提供などを行い、効果的な交通安全対策に取り組んでまいります。  次に、営繕関係では、建築基準法に基づく12条点検を実施するなど、公共施設の損傷や劣化状況を把握し、中長期修繕計画の策定や施設の維持保全に活用できるよう、施設情報の整備・管理に努めてまいります。  以上が土木局の予算、事業の概要でございます。  御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○岸利之 主査   予算概要の説明は終わりました。  まず、議案第428号平成30年度西宮市一般会計予算のうち土木局分を議題とします。  当局の説明は資料配付にかえさせていただいておりますので、これより質疑に入ります。  質疑は、歳出、歳入一括で行います。  本件に御質疑はありませんか。 ◆河崎はじめ 委員   一問一答で4問だけです。1番目は街路事業、2番目、3番目は緑についてで、2番目は、県民まちなみ緑化事業から植物生産研究センターに至るまでを聞きたいと思います。3番目が緑の基本計画、あと、河川に関して、この4問、一問一答で聞かせてもらいます。  まず、街路事業やけど、これはいろんなところがかかわっているので、いろんなところに聞きたいと思いますけど、まず、道路用地課長の増井課長のところね、ちょっと聞いたら3チームありますと言うてましたけども、組織図を見せてもらいますと、この組織図では、用地第1チームと用地第2チームがあって、課長補佐も係長も、第1チームも第2チームも一緒の名前があるんやけども、第1チームと第2チームはどう違うんですか。 ◎道路用地課長   第1チームと第2チームはどう違うのかというお尋ねでございますが、第1チームは主に競馬場線、第2チームは主に山手幹線、大きくはそのようにすみ分けをしてございます。ただ、路線の進捗によって、例えば競馬場線については若干おくれぎみということで、ほかの街路事業の班を突っ込んだり、あるいは道路事業の班も突っ込んだりということで、その辺については適宜柔軟に対応して、その路線の進捗に合わせて対応しているという状況でございます。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   多分そうやろうな、競馬場線と山手幹線で分けているんやろうなと思うたけど、メンバーは、ここに出ている限りは、課長補佐と係長3人の4人は一緒じゃないですか。その下にはどれぐらいのチーム員がいるの。 ◎道路用地課長   買収に取り組む組織の状況のことをお聞きになられているのかなということでございますけれども、道路用地課におきましては、現在、正規の職員は5名、それに嘱託職員などを含めまして、買収に係る体制については3班の体制、これで行っているという状況でございます。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。  きのう、さんざん文句を言うた話やけど、都市局の武庫川広田線は民間委託して用地買収をすると言うていたけど、それはどう思いますか。うちもやってみようかなとか、検討せないかんなとか、それも含めてでいいですから。 ◎道路用地課長   どう思いますかというのは非常に難しい内容ではございますけども、私も、こういう所管事務が行われるというふうにお聞きしまして、資料を少し見せていただいたというところでございます。目ぼしいところとお話をされているのは伝え聞いておりますし、過去の経緯でなかなか大変な――見かけは薄いんですけども、東に行くに従ってなかなか大変な状況になっていくだろうという路線であるというのは事前に聞いているところです。あと、委託に当たって事前に目ぼしいところと当たっているということについては、かなり用地買収のノウハウをお持ちのところと折衝されているというふうに聞いてはございますけれども、値段についてもそれなりにかかるという印象です。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。それなりやね。入札やから、それより安くやってもらいたいと思うんやけれども。  都市局にも、増井課長のところにやってもろうたらどうやと言ったんやけれど、手は回らない状態ですか。 ◎道路用地課長   今のお尋ねは、武庫川広田線も土木局のほうで行ってはどうかというお尋ねでございます。  用地買収に関しては、基礎知識ももちろんですけれども、割と周辺の知識――法律であったり、コンプライアンスであったり、あるいは交渉の技術であったり、あるいは買収に当たるメンタルヘルスそのもののコントロールであったりということで、多種多様な技術が求められているというのが現実でございます。ただ一方で、国全体の流れもありますように、行政職員のスリム化というふうな部分もございまして、現在の道路用地課においても、用地買収経験が豊富な職員――言えば質的な面、あるいは今言いました全体的な絶対人数の部分の両面において不足を来しているというのが実情でございます。そのような中で、今御説明申し上げました、街路事業に関しては山手幹線並びに競馬場線に取り組んでいると。なお、道路事業につきましても、先般までは鷲林寺などを含めて4路線、これを受け持って、全体の3班体制、すなわち言いかえますと、街路で2班、道路で1班という全ての班を挙げて買収に取り組んでいるというところでございます。  現在、競馬場線に関してはマンションが1棟ございます。山手幹線に関しては2棟を控えているということで、何としてもこちらのほうを早く上げてしまわないといけない、なぜならば、これに対しては相当手間暇がかかる。全国的にも周知のことですので、そういったことで3棟も残っているということで、他の街路事業にまで回せるだけの余力は、はっきり言ってほとんど残っていないというのが実情でございます。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。ありがとうございました。  その次も街路事業のほうで、今回、門戸仁川線の2,100万円の予算が皆増でしたね。これはどういうことを考えておられるのか。特に門戸仁川線に関しては、171号線との出会い――富倉橋のところやね。あそこの歩道橋もある、今でもあそこは非常にややこしい、その横には津門川が流れている、津門川の暗渠化なんかも考えてもらえたらなと思うんやわ。そこから向こうは完全に暗渠になっているけど、あそこだけ出ているからね。今度、北側の仁川の踏切のところですね、あそこも非常にややこしい。そこから中津浜線まで出ていくところなんですけども、その辺の全体的な見通しみたいなものと、この2,100万円をかけて何を調査していくんやろうかと思うけど、その辺を詳細に教えてください。 ◎道路計画課長   今回、門戸仁川線の調査費として上げさせていただいている内容でございますけども、まず、今回対象としておりますのは、門戸仁川線の171号線から280メートル、委員御指摘のように、津門川が開渠として残っている部分を中心とした部分の検討を行う予定でございます。これは、兵庫県が津門川の雨水対策としまして平成29年度から実施しております津門川調整池整備事業が、JR神戸線から門戸仁川線の津門川が開渠となっているところまで、トンネルで雨水を貯留する事業として推進工事を行う予定をされております。最終的に津門川の開渠部分については、そこからトンネルへの取り込み口を県が検討されておりますので、この事業にあわせて、今回、津門川についての暗渠化を実施したいというふうに考えております。  この門戸仁川線の171号線近くの部分につきましては、津門川を暗渠化して道路を整備する事業でございますので、今回の県が行います地下貯留施設整備事業にあわせて、暗渠化の構造――どのような形にするのかということも一緒に検討しなければならないということでございます。  来年度、県は、そこの取り込み口の模型実験を検討をされておりまして、それに先立ちまして、暗渠構造についてはどのような形がよいのか、どのような手順で取り込むのがいいのかというのを事前に検討する必要がございますので、この2,100万円につきましては、暗渠工法――津門川を暗渠化する構造はどのような形式がいいのかという検討、それから、暗渠化することによって津門川への分水構造は水準的にどのような方法がいいのかという検討、それから、道路の線形はどのようなものにするのかという概略検討を行う業務でございます。  以上でございます。 ◆河崎はじめ 委員   あそこを暗渠化してくれたら、すごい道になると思うね。  今、仁川の踏切のほうは別に何もなしですか。 ◎道路計画課長   今回の委託につきましては、津門川の貯留施設とあわせて行う業務でございます。今、委員御指摘の一番北側の中津浜線とのタッチの部分につきましては、事業については長期にわたる検討路線というふうに考えておりますので、今すぐにここの路線というか、タッチの部分について検討するというところまでは至っておりません。  以上でございます。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。  あそこの歩道橋は国の管轄やね。171号線にかかっている歩道橋が非常にトラブルのもとで、あそこから左折で入っていくときに、直進で出てきた車がおったら入られへんといって、なかなか危ないところで、あれも何とか一緒にやってもらったらなと。あの歩道橋も、ほとんど使うてないんかなと思って、僕はぼおっと見ておったら、結構人が通るんよね。せやから、なくすのもあれなんかなと思うけども、わかりました。やってみてください。  次ですけども、街路事業で橋梁長寿命化修繕事業というのと、橋梁改良事業というのがあって、今回は、橋梁改良事業のほうは国庫支出金――補助金がついておらんねんけども、去年とかはついているねんけども、これはあかんのかな。去年とはどう違うのかというのを教えてくれるか。長寿命化は関係ないわ。改良事業のほうで、去年は1,000万円ついていた補助金がついてないけども。 ◎道路補修課長   橋梁長寿命化につきましては、順次定期点検を行っているところでございますが、橋梁改良につきましては、西宝橋についての当市の負担金を計上しておるものでございます。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   これは、補助金はつかないということですか。 ◎道路補修課長   西宝橋につきましては、国と県と西宮市それぞれで負担をするという協定に基づいて行っております。  以上でございます。 ◆河崎はじめ 委員   去年まで補助金がついておったんやけども、西宝橋の補助金は去年に計上しているということですか。 ◎道路補修課長   今年度の協定におきましては、含まれておりません。 ◆河崎はじめ 委員   主要な事業等の概要の28ページの国庫支出金のところに、橋梁改良事業が1億5,000万円、国庫支出金0円となっているけど、平成29年度は2億1,300万円、国庫支出金1,171万5,000円となっているでしょう。だから聞いたけど、これは最初に計上済みということやね。わかりました。  街路事業の最後やけども、これは国の問題かもしれんけども、171号線の無電柱化ね。171号線の共同溝なんかも、8年も9年も前に工事して共同溝をつくっているのに、電柱が全然なくならへん。この辺はどうなっておるのかなと。芦屋はかなり電柱が地中化になっているのに西宮はなかなかならんのは、何が違うの。お金の問題なの、陳情力の問題なの、市長の問題なの。 ◎道路建設課長   確かに電線共同溝事業については、もちろん街路築造も伴う事業で、見かけ上は完成いたしましても、市役所前線や山手幹線羽衣工区にまだ電柱が残っておるという実情がございます。これについては、各電線事業者――関西電力、NTT、ベイコムなどの通信事業者、あと、警察――これも通信に含まれると思うんですけども、各事業者に早期の電線共同溝への入線及び電柱の撤去をかねてから要請しておるところでございますけれども、何分、占用者にとっても、事業費として相当な金額が発生いたしますし、電柱なんかに添架されている線も管理者不明などということがあったりしまして、そのあたりで手間もかかったりしておりますのもございまして、予算面、実際の調査その他手間の面で、相当の時間を要しておるところは申しわけないと思っておりますが、我々も、無電柱化推進についての各事業者との会議の場を設けたり、道路占用に関する会議を設けたりの中で、再三督促をして、1日も早い抜柱の達成を実現したいと考えておりますが、現実のところ追いついてないというところが実情でございます。  以上でございます。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。何年も前に、8年も9年も前に、何回も何回も、今回はガス管の検査です、今回は何かですとかいうて同じところを何回も掘り返して、ほんまにかなわんなと思っていて、だからなるのかなと思っていたら、全然そこから音沙汰なしやし、何とかこれも頑張っていただきたいと思います。  これで一つ目を終わります。  次に、2番目の県民まちなみ緑化事業やけども、これは、今、西宮ではどれぐらいの利用があるものなんですか。
    ◎花と緑の課長   県民まちなみ緑化事業ですけども、平成18年度から実施されております県民緑税を活用しました兵庫県による緑化助成制度でございます。  本市につきましては、昨年度――平成28年度までの11年間で161件の申請を受け付け、補助額としましては4億1,250万円となっております。まず第1期――平成18年度から22年度までですけども、件数としては49件、これは、兵庫県全体に対する補助額の率でいきますと5.1%、第2期――平成23年度から27年度につきましては、同じく率でいきますと13%という割合となっております。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   これは緑税を、兵庫県民1人年間800円を納税させられていて、財政のほうに聞いたら、西宮やったら20万人以上から年間1億6,000万円払ってますよということで、単年度では聞けんかったけど、実際に単年度でも2,000万円とか3,000万円の補助しかしてもらってないと。いろんな企業、団体、個人でも構わへんけども、そういうところに緑化の補助金が出たりするんやけど、最初の1期目やったら、営業している駐車場なんかでも100%補助が出たんやけど、今は、営業しているところは50%になりましたよとか、ちょっと減らされているみたいやけども。県の人は、武庫川の治水なんかにも上流のほうでは使うてますから、下流の人にも恩恵があるんですよと言うている割には、結局、阪神間から吸い上げて郡部のほうに使うているのが多いので、できるだけ西宮ももっと宣伝して使ってもらうようにしたらいいと思います。  それと、この緑に関するところで、ずっと読んでいたら、去年度なんかやったら、地域緑化活動の中核を担うリーダーを養成しますとかになっているねんけど、この実績はどうですか。 ◎花と緑の課長   地域緑化活動のリーダーということで、花と緑のまちづくりリーダーという制度がございます。この制度は、例えば花のコミュニティづくり事業など地域の緑化活動での中核を担うといいますか、牽引役になっていただけるような、そのような方を養成しておるわけなんです。これは平成9年度より始まった制度でございますけれども、これまでの認証数としましては621名、うち334名に今も活動をしていただいております。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。これも続けていってもらったらいいと思います。  それと、これは関連で、植物生産研究センターのほうになるかと思うんやけど、財産収入の特許権等運用収入、これが47万6,000円で26万5,000円減ってますよというやつやけど、海外での販売数が減っているというて書いてあったんやけど、これはどういうことですか。海外ってどこですか。 ◎花と緑の課長   フクシア属のエンジェルス・イヤリング、サントリーフラワーズとの共同開発による植物になりますけれども、海外につきましては、北米とオーストラリアで販売を今しております。北米での販売件数実績が減ってきた関係上、工業所有権収入についてもかなり減ってきておるという状況です。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   何で減ったの。円高か。円安になっておるで。 ◎花と緑の課長   円高・円安というのは若干ございますけれども、やはり新しい品種がなかなか出ていないというようなことも一つあると思いますし、旬といいますか、はやりというものもございますので、そのあたりでも飽きられてきているというような傾向もあるんじゃないかというふうには考えております。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。  これはこの程度で結構です。  次に、3番目、緑の基本計画やったね。  緑の基本計画を新しくしますよというようなことがちょっと書いてあったんやけども、これは2002年から2022年やけども、目標の進捗度みたいなのを教えてほしいんやけども、緑地率が、平成34年の最終目標で30%、平成24年の中間で20%の緑地率となっているね。その次、1人当たりの公園面積、中間の平成24年で12平米、平成34年の目標年次で20平米にしますよという以前の緑の基本計画――以前というても、これは2022年までのことやからまだ生きておるんやろうけども、これは議場でも聞いたこともあるんやけど、この進捗度は、今はどうですか。 ◎公園緑地課長   まず、市内の公園の1人当たりの面積につきましては、現在9.9平方メートルとなっております。これは、全国平均が今10.4平方メートルぐらいですので、少し下回っている状況です。それから、市街地の緑地率でございますが、今現在17.72%という状態でございます。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。  実際にここまで来たら、これはかなり無理な計画やと思うんやけども、平成24年で12平米いっておかなあかんねんけども、9.9平米やから都市公園法よりも下回っているのかな。せやから、今度つくるときには、あんまりわきの甘いものをつくったら議員が突っ込んでくるから、この辺はどう考えるか。次につくるときには、もっといけるという具体的な数字をつくってほしいんやけども。 ◎公園緑地課長   平成30年度、31年度で現在の緑の基本計画を改定する予定としております。改定に当たりましては、緑関係の学識経験者ですとか市民の方にも参加いただいて策定委員会を設置したいというふうに今現在考えております。  現在の計画は、御指摘のように、市民1人当たりが20平米、市街地3割という緑化については、実態と合っていないということもございますので、現在策定中の総合計画等、他の計画と整合のとれた目標の設定が必要であるというふうに考えております。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   何回も言うけど、具体的なものにしていただきたいと思います。  これは以上です。  最後に、河川清掃費というやつやけども、予算書の43ページに出ているねんけども、歳入で、県から委託料として6,403万6,000円入っていて、県有ポンプ場運転管理委託金が3,564万2,000円、特にポンプ場のことでまず聞くけども、歳出が327ページに出ていて、これが同額なんやね。県から委託料をもらって、西宮市で同額でまた委託しているということでええんかな。 ◎水路治水課長   質問の内容なんですけれども、上下水道の統廃合の際に、もともと下水道部局が請け負っておったんですけれども、その業務が法的解釈で若干整理が必要な部分がございまして、県のほうから一旦市役所本庁のほうで受ける、それを上下水道局のほうにもう一度お願いするという形になっております。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。そんなら、別に民間に西宮市から委託しているわけじゃなくて、下水道のほうがしているということやね。わかりました。これで聞きたかったのは、西宮で入札をやっているんやったら、丸投げしてその事務手数料はどうなっておるんやろうなと思ったんやけど、内々でやっているということですね。わかりました。  次に、河川清掃費の県よりの委託料6,403万6,000円というやつは、大体2級河川やと思うけど、2級河川を全部委託しているんですか。 ◎水路治水課長   2級河川のうち、主には人が住んでいる部分を中心に選ばれております。具体的に申しますと、南部でしたら夙川、東川、津門川、新川、あと仁川、川西川、北部のほうになりますと、名塩川、有馬川、西川、そういったところになります。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。  それは、民間がしている場合は、丸投げではなくて、事務取扱手数料とかは取っているんですか。 ◎水路治水課長   受託の契約になっておりますので、負担割合が決まっております。名目が環境美化ということになっておりますので、その分で市が応分の負担をするということで、県、市でお金を出した上で清掃をやっておるということになります。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。  その次に、尼子課長のところにもう一つ質問なんやけども、予算書の23ページ、水路使用料なんやけども、当初見通しで水路使用料3,163万7,000円歳入がある予定ですとなっているねんけど、前年度が3,284万9,000円なんやね。ちょっと下がっているんやけども、この間の1月17日の所管事務報告で、水路の適正な使用で、今まで無許可やったところが、5,037橋やったかな、何かそういうのがあって、これからはそういうのをちゃんと申請して使用料を徴収しますよと。二、三年かけてとか言うていたけども。せやから、これはふえてしかるべきやと思うんやけど、何で減っておるの。 ◎水路治水課長   現段階では、あくまで使用料の変更による減の分を想定しております。この先、実際の許可促進の進捗を見ての検証並びに予算への反映というのは今後必要になってくるかと思います。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。あれは頑張っていただきたい計画なので、これをもっと精力的に、4,000万円ぐらい取れまっせというような計上をしてほしかったなと思いました。  以上です。 ◆草加智清 委員   道路と緑化についてお聞きします。競馬場線の進捗状況、リゾ鳴尾浜、武庫川河川敷緑地の松の木、阪神本線高架事業鳴尾工区、あとは道路二次改築事業の旧国道、それと、小曽根線の整備事業、武庫川河川整備事業、この大きく7点、できるだけ簡単に、部分的には一問一答になることもあると思います。よろしくお願いします。  まず最初に、競馬場線の拡幅整備事業ですね。  1点目は、用地買収の進捗状況、たしか私の記憶では75%だったと思うんですけども、現時点での進捗状況をお聞きしておきたいと思います。  まとめて聞きますけども、工事の実施予定をあわせて。  それと、一般質問で取り上げたときにも要望しました交差点付近の安全対策ですね、完成時、先々のことも含めての安全対策の考え方と中身について、これをまとめて聞いておきたいと思います。  よろしく。 ◎道路建設課長   ただいまの御質問のうち、まず、用地買収の進捗状況についてお答えいたします。  競馬場線の用地買収の進捗率につきましては、先般の御回答と変わっておらないんですけれども、対象34件中24件が契約済みとなっておりまして、面積ベースとしては約75%でございます。  次に、工事の実施内容について、街路事業の競馬場線についてお答えいたしますけれども、平成30年度は、工区の南端から、水路改修及び用地の買収が進捗した土地に関して先行して実施できる側溝工事などを実施する予定でございます。  以上でございます。 ◎道路計画課長   次に、工事の実施予定で、鳴尾駅周辺の土地区画整理事業に関する競馬場線の工事でございますけれども、平成30年度は、現在行っております水路工事に引き続き、国道43号線から駅前線までの道路改良工事を実施する予定でございます。  また、委員御指摘の交差点付近の安全対策についてですが、御指摘の場所は、競馬場線と高架側道との交差点のことでありますけれども、現在、仮の中央分離帯を設置しておったんですけども、委員からもう少し延ばせないかという御指摘を受けまして、その後すぐに、仮の中央分離帯を可能な限り延長して実施を行っているところでございます。  最終的な安全対策ですけれども、現在、中央部分の水路工事を実施中で、来年度の道路改良工事にあわせて、完成形での中央分離帯約30メートルを横断防止策として設置する予定でございます。  以上でございます。 ◆草加智清 委員   わかりました。  先ほどの河崎委員とのやりとりの中で、競馬場線はおくれているということで75%、これまで大分努力されてきているんやけど、あともうちょっと精力的に進めていただきたいなと。これは私が提案しているバス路線の関係もありますので、今後、精力的に頑張っていただきたいと思います。  それと、交差点付近の安全対策ね、わかりました。先々のことも含めてきっちりやっていただくように改めて要望しておきますので、よろしくお願いします。  競馬場線に関しては以上です。  次に、リゾ鳴尾浜について何点かお聞きしたいと思います。  改めて経営状況を聞いておきたいと思います。  まとめていきますけども、温泉を利用してもらうキャンペーンですか、聞くところによると10月14日から実施されているということで、その辺の最近までの利用状況というんですか、数字が出ているんであれば、それもあわせて聞いておきたいと思います。  それと、施設も皆さん御承知のように老朽化している、その改修予定を立てておられたと思うんですけど、平成30年度の予算内容ですね。  この三つをあわせて聞いておきます。 ◎公園緑地課長   まず、リゾ鳴尾浜の経営状況でございますが、平成22年度の第三セクター等経営検討委員会の提言を受けて、平成23年度から経営の改善策を講じてまいりました。その結果、平成23年度から昨年の平成28年度の6期連続で黒字を確保できているところでございます。平成29年度――本年度の決算については、今現在、算定中でございます。  次に、温泉利用キャンペーンの実績でございますが、この温泉利用キャンペーンというのは、昨年の10月14日からことしの3月18日までの5カ月間ですが、スーパー銭湯と同程度の料金で温泉入浴のみを可能とするキャンペーンを現在実施しておりまして、2月末の時点でございますが、合計で1,029名の御利用がございました。  次に、施設の改修予定でございますが、リゾ鳴尾浜については、建設後約25年が経過しておりまして、内外装の老朽化も進んでおりますし、設備機器の耐用年数が超過しつつある状況でございます。このため、大規模修繕に先立って、より緊急度の高い補修を実施しているところでございまして、今年度――平成29年度については、屋上防水の改修その他補修を合わせまして、予算ベースではございますが、9,500万円の改修工事を実施しております。  平成30年度については、予算ベースで、空調機器類の更新――これはエアコンに該当するものでございますが、これの改修更新で5,400万円、受変電設備の更新として3,200万円、その他の補修工事3,500万円を合わせまして、平成30年度については1億2,100万円ほどの工事を予定しているところでございます。  以上です。 ◆草加智清 委員   大体わかりました。  現時点での抜本的な経営の立て直し策というのかな、起死回生の云々というのはないにしても、現時点での考え方を聞いておきたいと思います。 ◎公園緑地課長   御承知のように、リゾ鳴尾浜の立地条件とか、開業以降、近隣施設との競合等がありまして、それを考えますと、今後収益が大幅に増収するというような対策を講じることは非常に難しいというふうには考えております。そのため、施設本来の設置目的である市民の健康増進に寄与する施設として今後も種々の改善を図っていきたいというふうには考えております。  以上です。 ◆草加智清 委員   6期連続黒字が出ていると。年に一回報告がありますから、大体数字はわかりますわね。100万円、200万円、300万円、600万円とか、そういうふうに百万円単位やったと思うんですよね。これで、去年9,500万円、ことしは1億2,100万円、これで仮に改修していくと、10年たったら十何億円になりますわね。先々これだけの投資をするに当たって、これまでと同じことを繰り返すんじゃなくて、何か将来展望と言うたらおかしいんだけど、この改修に当たって何か将来展望的な、単に補修していくだけじゃなくて、何か今の時点でお考えがありますか。局長でも誰でも、答弁してほしいんやけど。
    ◎土木局長   リゾ鳴尾浜の将来展望でございますけど、今、伊藤課長が申し上げましたみたいに、本来のリゾ鳴尾浜の施設としては健康運動施設という位置づけでございます。市民の方の健康増進に寄与する施設という本来の位置づけがございますので、この本来の施設の意義に沿って利活用の方策を検討していきたいと思っておりまして、具体に申し上げますと、元レストランのあったところの4階等で今あいているところがございます。そこの活用を阪神電鉄と一緒になって検討したり、あるいは夏場のプール時期は非常に利用者が多いんでございますが、冬場も含めた閑散期の利用がなかなか伸びないということもありますので、このあたりにつきまして、これも阪神電鉄とも協議しながら検討を進めていきたいと思っております。市といたしましては、今から種々の対策を講じていった上で、先ほど申し上げました機器の更新等、大規模修繕がございますので、現在既に設置が終わっております熱交換系の機器の更新が大体10年から15年間にあるということからいたしまして、この間に、既に老朽化している設備機器、あるいは建物の外壁等も含めて建築物の老朽化対策、これも所管事務でも申し上げましたけれども、金額にいたしますと15億円から20億円程度の大規模修繕を図っていきたいと思っております。  ただ、単に修繕するというだけではなくて、その次にリゾ鳴尾浜はどうあるべきかというところも含めて、リゾ鳴尾浜の将来的なあり方につきましても、これは一方では都市計画公園として位置づけられておりますので、都市計画公園として位置づけられた施設の利活用の方策も含めまして、どのような形態が望ましいのか、これにつきましては、今後、市議会の御意見もお聞きしながら、市として検討してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆草加智清 委員   今、局長が言われたように、本当に将来どうするか、過去にさかのぼって、10年前の今からこういう意識で決断してもいいんじゃないかなという気もするんですよ。今言われたように、市民の健康増進に寄与する、都市計画公園の中の施設やから、6期連続黒字が出ておるという報告もあったけど、ある一定の黒字が出たら緑化基金か何かに入れなあかんとか、結局、いろんな意味で悪循環なんですよ。7月、8月は、御承知のように、嫌というほど来るんです。すごい量があるんですよね。それ以外は本当に対照的で、客を呼び込めない。これまでも、いろいろとお金のかからない方法でこういうことはどないやということを言うてきた経緯もあるんですけど、昔はほんとに、夕日の見えるレストランというていっときはやった時期もあったんです。そのころは、尼崎スポーツの森もなければ、熊野の湯もなければ、いい時期もあったんです。ロケーション的には、フィットネスクラブにしても、温水プールにしてもね。フィットネスにしても、駅から遠いという距離的な問題はありますけど、温泉があるようなフィットネスはないんだからね。それでいっとき、上の店舗がずうっと何十年もあきっ放しだから、例えば空揚げブームがあったときには、家賃なんか取らんと、ただでそういうのを持ってきて話題づくりしたり、隣の芝生の利用にしても、いろんなことで活性化、呼び込めるいろんなことを言うてきたんだけども、結局なかなか実現できなかった。それで、10月から3月までは土・日が8時までとか、バスを今1台なのを2台走らせたらどないやとかね。結局そういうことをやったとしても、コストが上がるだけで、それだけ呼び込めないというかね。だから、要望を聞いてやったとしても、答弁でおっしゃっていたけど、なかなか大幅な増収は見込めないと。そういうこともわかって意識しているんであれば、あらゆる手を打ってもなかなか難しいと思うんですよ。  今、温泉キャンペーンで1カ月に200人ぐらい来てはるということやったけど、またこれだけの金をつぎ込んでいくんやったら、そういうのははっきりしておかんと、なかなか市民の納得が得られないんと違うかな、こう感じてます。ただ単に行きましょう、行きましょうだけでは、リゾ鳴尾浜を利用しましょうというキャンペーンだけでは、なかなかしんどいですよ。  黒字の額で将来的に10年後に大規模改修ができるんやったらよろしいよ。どんどん、どんどん増収で、建てかえもできるんですわというぐらいやったらよろしいけど、なかなか数字的には、黒字云々の中身のどうのこうのは僕は言いませんけど、先々それだけの税金を投入されるんやったら、本当にしっかりとした将来展望というんですかね、先ほど局長が言われたその辺を真剣に――そういうことで、結局また10年は潰れへんわ、こうなるんですよ。全て悪循環なんですよ。細かいことは切りがないから、そんなことを言うてもしゃあないから言えへんけど、そういう意味で、大幅な増収は望めないということを意識してはるんやったら、本当に真剣に先々のことをどうあるべきか、これまでのことを繰り返していくだけでええのか、僕はそうでないと思うので、その辺は真剣に考えていただきたい。これは要望しておきます。  この件は以上です。  次に、武庫川河川敷緑地の松の木ですね。松の木の延命措置は今どうなっているのか、それだけ聞いておきたいです。 ◎公園緑地課長   武庫川河川敷緑地の松でございます。  現在、武庫川の河川改修事業がいろいろとされてまして、その中、やむを得ず伐採された松も数本ございました。武庫川河川敷緑地の松については、夙川河川敷緑地の松とあわせて、市民の貴重な財産というふうには考えております。松の延命というか育成で、一番の天敵というか状況は、松くい虫対策がやっぱり一番重要なポイントになっておりまして、市としては、今現在、松くい虫で枯れないような予防薬剤を幹に直接注入するというふうな手段で防除をしております。これが、1回注入すると7年ほど薬剤の効果が持続しますので、7年サイクルで夙川とあわせまして防除の対策をしております。  また、中にはかなり傾いて、見た目、倒れそうやというふうな松もございますが、スペース的に余裕がございますので、支柱なんかをして倒れないように保全に努めているところです。  今後も、貴重な財産でございますので、松の保全について取り組んでまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◆草加智清 委員   ありがとうございます。松くい虫の対策もとっていただいていると。  河川敷公園なんかは、これから春、夏に向けて、朝から大勢の方が散歩、ジョギングとかをよくされるんですね。景観上、松の木はできるだけ残してもらいたいという声をよく聞きますので、今答弁されたように、貴重な景観資源ということを意識していただいて、今後も続けていただきたい。  あと、台風も来るし、どうしても痛んでいる、自然に倒れるやつは仕方ないんですよね。できるだけ景観を保ってもらえるように、今後もよろしくお願いします  この件は以上で結構です。  次に、阪神本線の高架事業の鳴尾工区に対して何点かお聞きしたいと思います。できるだけまとめてお聞きします。  まず、僕が一般質問で取り上げた第1交差道路――市道鳴244号線ね。それとあわせて聞きますが、第2交差道路――市道鳴495号線、今の時点でこの交差道路の安全対策について具体的なお考えがあればお聞きしておきたいと思います。 ◎道路計画課長   まず、第1交差道路、これは甲子園七番町と上鳴尾町の間を通る道路でございますけども、今回、この交差点につきましては、まず1点として、東西方向の横断歩道を設置するということ、それから、それにあわせて交差点部分のカラー舗装、道路照明灯の追加、交差点の前後に注意喚起のサインを設置するという対策を行う予定でございます。また、委員が本会議でも御指摘がありました信号機とか南北方向の横断歩道の設置につきましては、改めて甲子園警察署にも要望を行っているところでございますけれども、まだ設置するということの返事まではいただいておりません。ただ、これにつきましては、今後も継続して要望していきたいというふうに考えております。  次に、第2交差道路、これは小曽根線のすぐ東側に新たにできる歩行者専用道路でございますけども、この安全対策につきましては、南北の交差点に横断歩道を設置する、それにあわせて、高架下道路内につきましては、歩行者専用道路でございますけれども、自転車を押しての通行も考えられますので、路面標示などで歩行者と自転車の通行帯を分離するような措置を行うことで、歩行者の方が安全に通行できるようにしていきたいというふうに考えております。  特にこの道路につきましては、自転車が側道に突然飛び出すというような可能性もございますので、その方策としては、まず、車どめを角度をつけて配置するということで、これも重複して設置することでそのようなことがないようにしたいということ、ただ、車椅子については円滑に通れなければならないということもございますので、これにつきましては、自転車は乗ったまま通過はできないけれども、車椅子については安全に通過できるような、そのような安全施設の設置についても今後検討を進めていきたいというふうに考えております。  あわせて、カーブミラーも設置する予定でございますけれども、これは、現地の道路の形態ができ上がった状況を確認しながら、必要な場所に設置していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆草加智清 委員   ありがとうございます。  特に第1交差道路の鳴244号線ね、信号がとにかく一番の安全対策と。当初から信号がつかなかった場合、なかなかつかないんです。信号設置要望箇所が市内各地にたくさんあるので、これは当初から信号設置を実現するように、粘り強く精力的に要望していただきたい。何か事故があってからでは遅いから、これは強く要望しておきます。ほかに言いたいこともあるんやけど、信号は絶対に当初からつけていただけるように、これは強く要望しておきます。本会議でも言いましたけど、ほかは細かいことやから言いませんけど、信号は絶対につけてください。  それと、第2交差道路の歩行者自転車専用道路ね。町田川橋梁の西側の鳴501号がありますよね。あそこは、入っていくときと出ていくときが曲がっておるし、今まであそこで事故は起こってないんです。しかし、現状は、曲がっておってもみんな自転車に乗ったままいきますわ。本会議で僕も言うたと思うんやけど、9割以上の人が、年齢に関係なく、高齢者の方も若い方もほとんど自転車に乗ったまま行きますわ、曲がっておっても。ここは真っすぐやから、その辺を十分に考慮して、グッド、ベター、ベストの安全対策で、同じく今後も十分に事故を――特にここは、本線の南側には池開公園があるし、ホームセンターはあるし、24時間の大型スーパーはあるし、そういうことで、便利になったら、やはり通行が――これまでやったら、当時はまだ小曽根線に踏切があって、旧国道の下の町田川橋梁の下をくぐるしか行けなかったのが、そういうことで利便性が高まって、危険も高まるので、十分な安全対策を改めて要望しておきますので、よろしくお願いします。  この件は以上で結構です。  次に、高架事業の関係で、高架下利用について簡単に聞いておきたいと思います。  阪神電鉄所有の高架下利用について、今の時点で具体的なことでわかっていることがあれば教えてもらいたい。これをまず1点、聞きます。 ◎道路計画課長   阪神電鉄が持っております高架下利用でございますけれども、まず1点としては、鳴尾駅改札の東側で、武庫川学院が高架下を利用した施設の整備を検討中ということでございます。また、阪神電鉄がみずから行いますこととして、阪神甲子園駅直近の高架下につきましては、約800台から1,000台程度の駐輪場を整備する予定であるというふうに聞いております。これ以外の阪神電鉄が持っている高架下利用については、現時点では未定であるというふうに阪神電鉄のほうから聞いております。  以上でございます。 ◆草加智清 委員   わかりました。  今答弁の中でもあったように、武庫川学院と連携しての交流施設ね、これは今、話がどこまで進んでいるのか、わかっていることがあればあわせて聞いておきます。 ◎道路計画課長   武庫川学院が利用します高架下利用についてですけれども、現在、武庫川学院と阪神電鉄、市の3者での会議を持っておる中で聞いております中身ですけれども、武庫川学院としては、高架下を、大学と地域、企業、住民の方々がつながり、情報発信するコミュニティー創出ゾーンというふうに位置づけされ、地域の方がともに集えるような空間として、例えばカフェでありますとか、セミナーの教室などの整備を考えているというふうに聞いております。市としては、この3者の会議の中で、武庫川学院に対しては、市民が気楽に立ち寄れて地域の活性化につながる場所となるよう、意見を申していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆草加智清 委員   ぜひこれは実現できるように、市としてもサポートをできる限りしていただきたい、これをよろしくお願いしておきます。  以上です。  次に、南側に公園を整備される予定ですけども、今の時点でどんな公園――イメージ図というのかな、何かそんなんがあったら中身とあわせて教えていただきたいんですけどね。南側の公園ね。 ◎公園緑地課長   鳴尾駅前南側の公園の整備の内容でございますが、公園の整備に当たりましては、駅前にふさわしい開放的な空間として整備したいと。それから、ただいま説明がありました高架下に別途整備される地域活性化の施設との連携、あるいは、現在、駅におりられてから国道43号線へ行かれる歩道の動線の改良なんかを念頭に整備を考えております。  具体的に申しますと、今、公園の周辺は駐輪場で囲まれてますのと、既存樹木がかなり大きくなっており見通しを阻害しているということで、これら駐輪場や大きな樹木なんかを撤去した上で、公園が約400平米、その周辺の歩道と合わせますと約700平米ほどの空間を一体化して、明るくて開放的な広場として再整備していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◆草加智清 委員   わかりました。  イメージやら何かができたら、またお知らせいただきたいなと、これを要望しておきます。  公園の件は結構です。  連続立体交差事業関係は以上で終わります。  次に、道路二次改築事業の旧国道について。  去年に引き続いて継続していくとされているけど、距離が、ことし、400メートルの区間と。たしか去年は330メートルやったと思うんですけども、えらい短いね。これは、国の補助額かな、そういうお金の関係なのか、その辺どうですか、お聞きしておきたいと思います。 ◎道路建設課長   ただいまの旧国道の事業の進捗について、非常に鈍いという御指摘でございますが、委員御指摘のとおり、旧国道の道路二次改築事業につきましては、従来より国費――国の交付金を充当して事業を実施しておりますが、近年、国費の配分率が低下しておりまして、なかなか事業が進まないという状況が大きな理由でございます。今後も引き続き予算確保には努めてまいりまして、可能な限り単年度の施工延長を延ばして、早期の事業完了を目指してまいりたいと現在は考えております。  以上でございます。 ◆草加智清 委員   これまで、沿線住民の方のいろんな要望に対してできる限りの対応もしていただいて、本当にトラブルなくといいますかな、そういうあれで進めていただいているというのは感謝しているんですね。本当にありがたく思います。  これから進めていく中で、ケヤキの散歩道ということで、商店の活性化の中で、ケヤキの問題とか――これも賛否両論があって、ケヤキを残せと言う方もいれば、切ってしまえと言う人もおられる。あと、この地点では昔に交通事故があったんや、例えば死亡事故があったんや、だからガードレールを残せとか、いろんなことが先々に出てくると思うので、その辺も十分に理解を求めながら、いろいろ意見もお聞きしながら、これまでどおりの対応をしていただくようにね。  距離のことはお金の問題ということですけど、粘り強く今後もそれも要求していただいて進めていただくように、これは要望しておきたいと思います。  この件は以上です。  次に、小曽根線の整備事業ですね。  これは、高架の関係でその付近はきれいに舗装されたり、2号線からすぐのところはまだそのままのところとか、きれいに舗装されているところと、まだらなんですよね。それで、現在の進捗状況と、全体の経過の予定、工事の完了も含めて、その辺もあわせて一遍に聞いておきます。進捗状況と、工事の距離と言うたらいいんですかな、その辺を全てまとめて聞いておきたいと思います。 ◎道路補修課長   小曽根線につきましては、まず、舗装修繕一般で申し上げますと、幹線道路の舗装の修繕については、今まで舗装全体を撤去してやりかえるというような方法で実施してまいりました。ただ、今後は、起債事業が新たに生まれまして、オーバーレイという方法なんですけども、舗装の表面を切削して、それによって更新の延長をできるだけ全市的に延ばす予定をしております。小曽根線におきましても、例えば具体的に申し上げれば、今年度は、旧国道から北側の420メートルほどを打ちかえの方法で施工しておったんですけれども、今後は、この切削オーバーレイ工法をとりますので、施工延長がどんどん延びてまいります。具体に申し上げますと、今後の整備予定といたしまして、国道2号線から43号線まで、あと、調査した結果、43号線から南側でもやっぱり舗装が傷んでいるところがございますので、そこの未施工の区間において、舗装の傷みが進行している箇所から順次行ってまいりまして、今現在の調査で結構傷んでいると評価されるところにつきまして、おおむね5年間で改築してしまうつもりでおります。  以上です。 ◆草加智清 委員   今言われたオーバーレイか、その工法でいくと、コストが大分抑えられる、距離も延ばしていけると。今までそんなに問題がないと思うので、それで進めてもらいたいなと。1日でも早く整備、補修工事をお願いしておきます。  あわせて、もう質問はせえへんけど、道路の中で歩道と自転車道ね、これもやっぱり色が剥げたりとかいろいろあるんですわ。車道はそういうふうに整備されていいんだけど、自転車道と歩道のほうもあわせて、ほったらかしということのないように、これは強く要望しておきます。これはもう質問しませんけど、強く要望しておきます。  小曽根線のことは結構です。  次は、武庫川河川整備事業。現在の進捗状況を聞いておきたいと思います。 ◎水路治水課長   武庫川の河川整備事業の進捗についてでございます。  現在、河道の拡幅工事を下流部から旧国道付近まで、延長2,600メートルの区間で実施しております。平成28年度末までで約31%、800メートルの区間で工事が完了しておりまして、平成29年度の工事としましては、西宮市側では、約340メートルの区間におきまして、低水路の拡幅工事、護岸の掘削工事を施工しております。  進捗ですが、堤防強化の工事の平成28年度末の進捗割合ですけれども、堤防自体に水がしみ込むのを防ぐような浸透対策、これが約95%、それから、流水によって護岸が侵されることを防ぐための侵食対策、これが約31%となっておりまして、このうち浸透対策につきましては、今年度――平成29年度の施工により予定箇所は全て完了、侵食対策につきましても、平成32年度末までに完成する予定で進めているというふうに聞いております。 ◆草加智清 委員   侵食対策がちょっとおくれぎみかなというふうな感じがしますけど、わかりました。  最後にあわせて、あと1点だけ。これは県のあれやけど、臨港線の南武橋のかけかえ、所管事務か何かであったと思うんですけど、今これでわかっていることがあったら、最後にこれを聞いておきたい。 ◎水路治水課長   県によります南武橋のかけかえ事業ですけれども、既存の橋梁のすぐ北側に新しい橋を設置する計画で進んでおります。まず、既存橋梁の北側の歩道を撤去する必要がございます。それに先立ちまして、現在、歩道の機能確保のために仮設の歩道を既存橋梁の南側に設置する予定で進んでおります。  今後のスケジュールですけれども、現在、仮設の歩道橋の設置に向けた工事契約のための準備を進めておるという状態です。今後、新設橋梁設置に伴います用地買収、それを行った後で新設橋梁の工事に着手する予定と。目標としましては、おおむね平成33年度末の完成を目指して事業を進めるというふうに聞いております。 ◆草加智清 委員   わかりました。先々見えてきたらまた報告をしてもらいたいと思いますので、要望しておきます。  以上で結構です。 ◆まつお正秀 委員   3点ほどです。一つは、県の事業とも関連するんですが、防潮堤の件と、あとは一里山の歩道橋、それから、さっき草加委員からもあった道路の舗装補修事業についてです。  防潮堤のことは、県の事業ではあるんですが、7年ほど前に、西宮砲台のところ、泉町近くの防潮堤を継ぎ足してコンクリートを打ったということで、そういう対策があったんですけど、そこら辺の防潮堤のやりかえの県との協議というか、時期とか、そこら辺の進捗を教えてください。 ◎参事[土木局](坂上英龍)  今御指摘の西宮砲台のところの防潮堤、あの部分につきましては、高さは既に満足しておりまして、南海トラフ地震に対する防潮堤としては十分であるというようなことでございます。  以前、そこの防潮堤を改良してはどうかと。例えば、のぞき窓から見えるように――海岸で遊んでいる子供たちが内陸側から見ても見えるようにとかというようないろんな検討は、県と地元の中でやられたというのは聞いておりますけれども、結果的に現状のままで残すというようなことで推移しているというふうに聞いております。  以上でございます。 ◆まつお正秀 委員   そうなんですか。たしか後から継ぎ足しでコンクリートを打っているんじゃなかったですかね。海側から見ると防潮堤にたしか継ぎ目があるんですけど、そこら辺のやりかえというか、危険はないのかなというのがちょっと心配なんですけど。
    ◎参事[土木局](坂上英龍)  確かに何回か上に継ぎ足しております。ただ、防潮堤自身はあれで問題ないというぐあいに聞いております。  以上でございます。 ◆まつお正秀 委員   わかりました。問題ないんですね。  ただ、質問でも取り上げましたけど、構造が松くいで支えているというふうなことでしたね。松くい自身も実際にどうなっているのか、もう何十年も前やと思うから、そこら辺は、一、二カ所、その辺を掘って確認とかしてみたらどうかな――県の事業になるんやろうけど、そこら辺の心配がちょっとあるんですけど、そんなことの検討はされませんかね。 ◎参事[土木局](坂上英龍)  南海トラフ地震対策として、県のほうで平成27年6月にインフラ整備計画を策定されてます。その前段で、この阪神間――当然、県下の沿岸部全てなんですけれども、土質のボーリング調査をされたり、過去の防潮堤の構造と、それらを踏まえていろんな解析をされております。その中で、あそこの部分については、当時、ジエーン台風等の非常に高い高潮対策でできておる防潮堤でございますので、それに対しては今のところ対策を施す程度にはないということで御判断されております。  以上でございます。 ◆まつお正秀 委員   よくわかりました。  実際、東日本大震災を見て、特に浜のほうで防潮堤を継ぎ足ししているところからひっくり返った現場を一遍視察に行ったんですね。そんな心配はないのか。今のままで大丈夫というのはちょっと心配なんですけど、今後そこら辺のことを検討していただきたいと思います。  それは以上です。  二つ目は、一里山歩道橋で、今回、資料9−1ですね。  四、五年前に建設常任委員会で、この歩道橋だと思うんですけど、一回、修繕というか、工事案件があったと思うんです。あのとき一緒にできなかったのか、何か全然違うのか、ちょっとうろ覚えなんですけど、今回は塗装だけということなんでしょうか。 ◎道路補修課長   一里山の歩道橋につきましては、御指摘のとおり、平成25年度に一部補修工事を実施しております。その後、全市の歩道橋について改めて調査を重ねてきた結果、塗装等につきましても改めて補修をいたします。  ただ、この歩道橋につきましては、武庫川右岸線をつなぐ重要な交通手段でございまして、一定交通量もございますので、引き続き改修に努めてまいりたいと思ってます。  以上です。 ◆まつお正秀 委員   わかりました。たしか前回は、鉄部が腐っておったか、何かそんなんやったかなというふうに思うんですけど、その後はちゃんとせないかん部分を工事するということですね。  当時、こういった歩道橋のふぐあいがあったときに、ここは市道か県道かわからへんので、市民が問い合わせしたときにどこに連絡したらいいかわかるようにという質問をしたと思うんです。たしか丸岡局長が課長のときやったと思うんですが、シールをつくって、どこに連絡したらいいかというのをつくるとかいう答弁をしてはったと思うんです。ちゃんとつくられて、今、歩道橋なんかには張られているのかどうか、その確認をしておきたいと思います。 ◎道路補修課長   それぞれの歩道橋につきましては、当然、管理をしているプレートを張ってございます。ただ、それが目立つものになっているかどうかという評価はあるかと思いますが、いついつ修繕とかという形での管理用プレートを張ってございます。  以上です。 ◆まつお正秀 委員   ということは、ちょっとぐあいの悪いところを市民が見つけたら、連絡先とか電話番号も書いてある――県や国もあると思うんですけど、そういうことが書いてあるということで理解しておいていいんですかね。 ◎道路補修課長   はい。 ◆まつお正秀 委員   わかりました。じゃあそれでいいです。  あと、さっきの道路舗装補修事業、資料で言うと資料4ですね。  これで「路面性状調査」というふうなことが書いてあるんですけど、これは何年ごとかにやるということなんですか。そこら辺のことをお聞きしておきます。 ◎道路補修課長   幹線道路の舗装の補修に関することとなります。幹線道路につきましては、計画的な修繕、要するに予防保全としての修繕を図るために、路面性状調査を今後行ってまいります。  まず、平成28年度に市内全域の幹線道路につきまして路面性状調査を行って、具体的には、ひび割れの度合いとか、わだちの掘れぐあいなんかにつきまして調査をいたしました。それらに基づいた補修計画を今考えておるところでして、今後は定期的に5年ごとをめどに、舗装の路面性状調査に向け取り組んでまいりたいと考えております。  以上です。 ◆まつお正秀 委員   ということは、平成28年に初めてそういうものを行った、今まではそういうのはやってなかったということですかね。そこの確認をお願いします。 ◎道路補修課長   市全域の幹線道路につきましてやったというのは、その平成28年の取り組みからでございます。  以上です。 ◆まつお正秀 委員   わかりました。  今後5年間で30キロメートルと書いてあるんですけど、そういうふうにならしていくのか。優先順位をつけてやるというふうに書いてあるんですが、最初のほうはひどいところがあるのでお金がかかって―― 一定金額の平準化をされるのか、ある程度優先順位をつけて順次5年目は減っていくのか、工事の進捗はどんなふうにされるのかというのを聞いておきます。 ◎道路補修課長   今、資料4をごらんいただいているかと思います。平成28年に実施した路面性状調査の中で、やっぱり傷みぐあいということを確認いたしました。傷みぐあいのきついところから――先ほど草加委員御質問の小曽根線の話でもありましたが、一定傷みぐあいのきついところ、あと交通量ですね、特に大型車の交通量なんかも参酌しながら、連続性を考えて工事施行計画ということをしてまいります。当然、傷んでいるところを一旦5年間でやっていく、一定修繕をしていく中で、5年先にまた次の路面性状調査をいたしますので、その時点で次の新しい情報も入れ込みながら補修をしていくということになります。  以上です。 ◆まつお正秀 委員   大体わかりました。では、5年ごとにはそういうふうなことで必要に応じてやっていくということですね。わかりました。  以上で結構です。 ◆中川經夫 委員   お昼までで終わりますので。  1点目は、さっき草加委員から質疑があったリゾ鳴尾浜の件をお聞きしようかなと思ったんやけど、局長のほうからの御答弁もあったり、質疑で大体わかりました。  ただ、意見として申し上げておきたいのは、25年たって老朽化していることは間違いないし、議会でも今後どうしていくんかと。病院と同じように金だけ突っ込んで大変になっていくんと違うかということで、今の質疑を聞けば、改善しながらやっていくようですけれど、これから大規模補修として15億円から20億円の金も入れなければならんというふうなことで、そういう面でやっぱり費用対効果というふうなこと――今、健康ということに対して、我々も市民も取り組んでいかれるということはよくわかるんですけれど、これだけの古い施設になってきて、これからどんどん補修も必要になってくる、毎年やっぱり1億円以上の金を入れなければならんというようなことで、その辺のことの考え方も十分わかっておられるから、今後の対応として、先ほどの話じゃないですけど、できたら何か改善策、対応策を考えていってもらわないかん。それがなければ、このままずるずるというわけにいかないんと違うかな、どこかでけじめをつけないかんのと違うかなという思いはあります。これを私の意見として申し上げておきたいと思います。  それと、ついでですけれど、あそこは海釣り公園があるんですよね。今、釣りで海釣り公園を利用されている人が結構家族で来られていると思うんです。僕も、二、三回、見に行ったことがあるんですけれど、あの家族の方々を何とかリゾ鳴尾浜に取り込まれへんのか。半額じゃないけれど、そういうふうな方法で何とか人に入ってもらって、そういう面を進めていこうというふうなことがあればと思うんだけれども、そういったことも一遍検討してもらえたらなというふうに思います。今、釣りブームという中で、結構あそこは人気があるということです。釣りざおも貸して、子供さんも来られてますので、そういうことも一遍現場の様子を見ていただいて対応してもらえるんだったら対応ができたらなと思ったりします。  以上、これはこれで終わっておきたいと思います。  あとは、不正使用事務経費が1点、自転車対策事業経費が1点、西宮浜・御前浜公園の整備事業、それと、ほかの公園整備事業をもう1点だけお聞きしたいと思います。  まず、不正使用事務経費ですけれど、これは、僕もしつこくこの件を言っている笠屋町のことなんですけど、道路上の不法占拠。あれは、この間の答弁では、新年度より一応法的措置を進めていくというふうな御答弁であったかなと思うんですけれど、現状と、どういうふうな方法でどう持っていくのか、今後どういうふうになるのかというようなことだけお聞きしたいなと思います。 ◎土木管理課長   今、委員がおっしゃっておりますのは、上田西町の小曽根線と臨港線の交差点、南西側の角地、そこに店舗があるんですけれども、その店舗にありますひさし――不正使用物件なんですけども、その今年度の状況です。  これは、以前にもちょっとお話はさせていただいておるんですけども、今まで不法占拠の撤去につきまして交渉してまいりました店舗のオーナーが4月ごろに亡くなりまして、相続が発生しております。その関係で、相続が決まってから相続人とお話をさせていただいたんですけども、そのときにわかったことが、今までお話ししてきました店舗のオーナーというのは、そこの店舗の所有者ではなくて、管理人であるということがわかっております。それで、相続人さんとも話をしたんですけども、今までは管理人さんとは話をしてきたんですけども、やはり不法占拠物件のことに関しましては所有者と話をしてほしいということになりましたので、所有者のほうと話をしていかなければいけないことになりまして、相手に接触を図ったりはしておるんですけども、現在の時点ではまだ会えていない状況であります。  会えていない状況なんですけれども、このままでは何も進みませんので、相手に対して撤去勧告の文書を送っております。また、今年度末、もう3月末なんですけど、もう一度撤去勧告を送りまして、来年度につきましては代執行の予定をしておりますので、当然、今後とも相手と交渉はしていかなければいけないんですけども、早急に同時に代執行の準備に入っていきたいと考えております。  それと、来年度の予算としましては、代執行に係る費用として、委託料を50万円、工事費を198万4,000円、今回計上させていただいております。  以上であります。 ◆中川經夫 委員   何度も言うのも嫌やなと思っているんですけど、ここだけ許したらほかはどないなるねんという、そういうことがずっとある。誰が見ても道路を塞いで、ああいった形の中でひさしを立てて、これははっきり言うて道路の不法占拠やろうというものではあるんですよね。だから、そのたびに、どないなっているねん、どうやというふうな形やけれど、今の御答弁では、もともと話をしていたのは管理人やったわけか。 ◎土木管理課長   コンテナにひさしがついておるんですけども、そのコンテナ自体に登記がありませんので、店舗を経営している方と、私が話をしますということで今まで話をしてきたんですけども、最終的に相続が発生して、その相続人に話を聞いたところ、管理人であったということであります。  以上です。 ◆中川經夫 委員   これ以上言っても、一応進んでいるなという思いはあるんだけど。この問題は、長いわね。何年も、また同じことをしつこく言わんならん。だから、来年には一応代執行という手続を踏むということで、法的に進めてもらいたい。  店舗やから、もうかわるよ。かわっているのがわかるよ。またかわっているかというふうな、それでまた新しく話をしていかんならんということで、どこかでけじめをつけなあかんのと違うかなというふうに思いますので、ぜひこのことについてはきちっとした形でけりをつけてもらいたいなというふうに改めて要望しておきます。  続いて、自転車対策ですけれど、市営の駐輪場の利用率が年々減少していますよね。その方向に対して何か今後対策を持っておられるのかどうか、そのことをお伺いしたいと思います。  放置自転車も、年々減っていっていると。これは結構なことかもわかりませんけど、その減っていっている理由は何なのかということをまずお聞きしたいと思います。 ◎自転車対策課長   市営の駐輪場――自転車駐車場の利用率が減っているというふうな傾向にございます。ただし、こちらのほうは、全体的には減っているというのは確かにございますが、順番待ちといいますか、利用が減っていない駐輪場もまだまだございまして、全体的な部分よりも個々の駅前自転車駐車場について、原因を見きわめて対策していかないとだめな状況になっていると思います。  放置自転車が減っているという御質問もございましたけれども、こちらのほうも減ってきております。それは微減でございますが、年度ごとに統計をとっておりますので、減ってきてはおりますが、こちらのほうは、市内の主要5駅と呼んでおりますJR西宮駅、阪神西宮駅、阪急西宮北口駅、阪神甲子園駅、JR甲子園口駅などにつきましては、全く減っておらず、毎日のように撤去に入っておるという現状がございますので、こちらのほうも、駅ごとに一つ一つ原因を見きわめまして対応する必要があるというふうに考えております。  以上でございます。 ◆中川經夫 委員   放置自転車は別に減ってないわけか。 ◎自転車対策課長   全体的な傾向としましては減っておるんですけれども、先ほど申し上げましたような利用率の高い駅周辺につきましては、やはり撤去が必要な状況というのは依然としてあるということでございます。  以上です。 ◆中川經夫 委員   そしたらお聞きしますけれど、この主要駅のうちの阪神甲子園駅はどんな状況になっているの。 ◎自転車対策課長   週に3日ほどは必ず撤去に入るような状況にはあると思うんですけれども、阪神甲子園駅の特有の状況でございますけれども、現在、旧のイオンのところが閉鎖になっておりまして、あそこの地下のほうに数百台単位で納める自転車駐車場があったんですけれども、そちらのほうが閉鎖されまして、やはり若干ふえているところはございます。ただし、全体的にもともと阪神甲子園駅も主要5駅のうちの一つですので、自転車駐車場の供給というのが足りない部分はございます。先ごろのこの委員会の中でもありましたけど、阪神電鉄のほうが、今後、高架下のほうに800台から1,000台の駐輪場を予定しておりますので、そちらのほうを一つの契機としまして、我々も整備を行っていくというふうに考えております。 ◆中川經夫 委員   今後どうなっていくのかなというふうな思いの中で、先ほどの質疑の中で、阪神電鉄が800台から1,000台ぐらいのをつくるということで、それで大分解消されるんと違うかなというふうな思いがあります。  不法駐輪も含めてですけど、駐輪の問題については、これはずうっと永遠の課題になっているし、各主要駅も含めて、西宮の23駅、71カ所、そういったことも含めた中で、どのように対応していくかということで、これも阪神甲子園駅は、駅整備も含めて、今後かなり人がふえてくるんと違うかなというように思います。この辺に十分留意していただきたいということだけ要望しておきたいと思います。  それと、西宮浜と御前浜の公園整備ですけれど、351ページですね。  今、さまざまなスポーツゾーン・広場が集約しているエリアがありますけれど、公園整備工事費が昨年の倍ぐらいになってますよね。その内訳だけ、何を整備していくのかということをまずお聞きしたいと思います。 ◎公園緑地課長   西宮浜総合公園の整備の予定でございますが、全体で言いますと2.6倍ほどの事業費になってます。工事の予定といたしましては、平成30年度については、まず、人工芝グラウンドを――図面で申しますと、事前にお配りしている資料14−1、図面が小さくて恐縮でございますが、工事としては、東西の駐車場――西の人工芝グラウンドに隣接している駐車場、これは今、砕石舗装になっておりますので、ここをしっかりした有料の駐車場にする。それから、図面で言いますと、右のはね橋の南側のところにも駐車場を整備するという予定でございます。それから、はね橋の護岸沿いの、今現在、市民のボランティアの方々が花壇活動をしていただいてますが、この部分も一部改修して、主に照明灯を――夜間の通行もここは多うございます。地域のほうからも照明灯をできるだけ早くつけてほしいという御要望もありましたので、この部分については照明灯を中心に整備したいというふうに考えております。  工事以外で言いますと、再来年度――平成31年度に予定している工事エリア、特に今予定してますのは、管理事務所を兼ねた公園センター、これの設計関係なんかも予定しております。それから、この図面で言いますと、真ん中の上のほうのにぎわい創出ゾーン、これについては、平成30年度にアドバイザリーの委託契約をしまして、どのような施設の誘致が可能かというサウンディング調査なんかもしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◆中川經夫 委員   これは、図面を見てなかったので申しわけないなと思うんですけど、随分前にも説明を受けた、それから全然変わってないんですか。 ◎公園緑地課長 
     全体の施設のおおむねのゾーニングというのは変えておりません。  以上です。 ◆中川經夫 委員   バスケットコートがありますけれど、これは、こういったところで海の風とかそういうことの影響はないんですか。 ◎公園緑地課長   このスポーツ広場については、もともと活動されておりました専用自転車広場、スケートボード広場に加えまして、バスケットボールコート――このバスケットボールコートにつきましては、市民からの要望が結構多いんですが、夜間利用をされると、やっぱり住宅地の中の公園でありますと音が反響するということもあって、ニーズはあるんですけど、町なかの公園ではなかなか設置が難しいということもあって、今回、埋立地で民家も張りついておりませんので問題はないだろうということで、市民ニーズを踏まえた上でここにコートを設置したという経過はございます。  以上です。 ◆中川經夫 委員   今、バスケットをやる子供さんが非常にふえているわね。野球よりふえているんと違うかというふうに言われている中で、こういうふうな形の計画をされているということについて、いいなという思いはありました。ただ、エリアがこういうエリアですので、何があるかわからないというようなことで、十分注意した上でやってもらいたいなというふうな思いがあります。  今、西宮浜のサッカー場でよく使っているグラウンドね。あれは利用されているのはサッカーだけですか、お聞きしたいんですけど。 ◎公園緑地課長   利用目的は、サッカー、あるいはラグビー、アメリカンフットボール、それから、一応、多目的人工芝グラウンドというふうに名称をしておりますので、基本的にはほとんどの競技には使えるというふうに運営しております。  以上です。 ◆中川經夫 委員   何かサッカーだけに使っているような気もするんですけど、それが悪いとは言うてないんですよ。そういう多目的に使っておられるんなら、その辺のことも考えていかなあかんのと違うかなというふうに思います。  それと、所管が全然違うので、これを聞いてええかどうかわからんのですが、意見だけお聞きしたいんですけど、スポーツ施設ということに関連して、甲子園浜の埋立地がありますよね。これは土地開発公社が、今、ゴルフ場に10年の契約で、来年ですかね、一応10年が来ると。あそこをどうするのかというふうなことは、やっぱりスポーツ施設にというふうな声があるんですけれど、市として、土木局だけじゃないと思いますけれど、その辺の考え方――あそこは多分、管財の管理やったと思うんですけれど、1億円近くの家賃を上げて、毎年5,000万円ぐらい残っていると。今、基金だけで8億円ぐらいあるんと違うかというふうな、そういうふうな土地なんですけれど、あの当時、もともとオリックスさんがやるということになって、3者ぐらい申し込みがあったんですけれど、10年の契約では非常に難しいと。設備するのに10年では回収でけへんということで手を引かれてオリックスがやった、そういう経過がある土地なんです。ただ、片一方の考え方としても、せっかく家賃をもらって、すぐに何かに使えるわけでもない、もう少し延長して、そのかわり家賃を上げてというふうな考え方もあるんと違うかということなんですが、あの土地の経過ということを考えれば、なかなかそういうことは難しい。  あれも更地にして返すということですか。所管が違うけど、その辺はどうなんですか。 ◎参事[土木局](坂上英龍)  今、管財課のほうでそれを所管していろいろ検討されていると聞いております。確かに結果、アコーディア・ガーデンという会社が公募によって選定されまして、10年の借地ということで今営業されております。ただ、毎年黒字ということで、結構市のほうにも収益が入ってくるというふうなことも聞いておりますけれども、10年という約束のもと公募しておりますので、まずそれは10年たつと一旦切れるということで、契約は終わるというようなことを確認しております。  ただ、今後、あれだけの広い土地でございますので、たしか今年度、スポーツの関係の部局と管財課のほうでいろいろ調査をされていたと思います。跡地利用についていろいろ御検討されているというふうなことで、その結果をもって、来年度、いろんな方針が出てくるのかな、そういうぐあいに聞いております。  以上でございます。 ◆中川經夫 委員   今、アコーディア・ガーデンさんがやってはるのは、若い人からお年寄りまで利用されている施設ということで、市内の人でも結構行ってはるんですよね。ただ、我々から言えば、筋として、10年という契約がある限りは、それは履行してもらわなあかんということになるんですけれど、非常に微妙なところに来ているんと違うかなという考え方もある。せやからというて、もしやるとしたら、公社から市が40億円か50億円ぐらいで買わなあかんのと違いますか。それだけの金を出さないかんという、そういう問題もあるので、これは、当局だけじゃなくて、やっぱり全体的に考えてもらわないかん問題と違うかなということで、今後の土地利用ということを考えればやはり大事な土地にもなりますし、10年という中で一遍返してくださいよということになるのか、それは当局である程度決めていただかなあかん問題ですけれど、やっぱりスポーツ施設という形をとれば、西宮には中途半端なスポーツ施設はたくさんありますけれど、ここという、これというスポーツ施設がなかなかない。甲子園という野球のメッカがあり、サッカーもバスケットもそうですけど、そういう面でスポーツが非常に元気を与え、一つの活性化になる。だから、やるなら、きちっとした大々的なスポーツ施設をつくってもらいたいなということで、その辺のことは、余談なことになりましたけど、ちょっとお聞きしたいなということでお伺いさせていただきました。  それで結構です。  もう一つ、公園のことですけど、これは要望といいますか、公園の中に池がありますよね。例えば樋之池公園。伊藤課長なんかは特に見覚えあるかもわからんけど、樋之池公園に非常にヘドロが多うなって、外来種が出るということで、今テレビでよくやっている、池の水を抜いて外来種を除去しようということで、公園の中の池に対して、そういうことが市としてできるのかどうか。お金の問題はあると思うんですけれど、そういうことも公園整備の中に入っているのかどうか、その辺、確認だけしておきたいと思います。 ◎公園緑地課長   樋之池公園だけのことで申しますと、まず、あそこの水源としては地下水をポンプでくみ上げて供給するのと、近くの中新田川の上流の水位が上がって、ある一定の高さまで来ると、その水を池の中に導入する、水源としてはそういう水源を活用させていただいてます。  御承知のように、あそこは、もともと野池ということで、底樋も状態がわからないような状態になってますので、もし仮に水を抜くとすると、ポンプでかい出さないかんと。何年か前に一度、ヘドロの状態もあったのと、アシ・ヨシ、その他外来種の植物が繁茂したということで、水位を一定下げて、ヘドロと外来の雑草みたいなやつを抜くという措置をしたことがございます。それ以降は、昔のそういう状態であったところまでは進んでおりませんので、いましばらくは水を抜いて外来の植物を抜くという措置は必要ないのかなと。  それから、あそこは野鳥がよく来るということで、野鳥にとって隠れ場所あるいは巣をつくってひなをかえすために、アシの一定の固まりが必要だということで、これは、あえて市のほうで浅瀬をつくって植栽したやつが今はもう繁茂し出してますので、一定成果があるのかなと。  それと、ヘドロ対策としては、一昨年ぐらいから、薬品ではないんですけども、ヘドロを普通の土の状態に戻すような固形のキレート剤というんですけども、それを何個か投入して、今現在、ヘドロの状況がどう変わっていくかなんかを観察している状態でございます。  ただ、水質につきましては、生活用水が混入しておりませんので、例えば富栄養化による水質汚濁とかという状態ではございません。夏場の気温の上昇によって藻が発生して一定濁りが出るという状況ではございますが、生活排水の混入によりプランクトンが繁茂して水質が悪化しているという状態ではございません。酸素量も水の中には十分ある状態というふうには聞いておりますので、引き続きアシ・ヨシの保全ですとかについては継続していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◆中川經夫 委員   公園にこんなような池は、西宮にほかにもあるんですか。 ◎公園緑地課長   都市公園の中にある池としては、ここだけでございます。それ以外に、大池とか新池とか、周辺を公園的に整備して、例えば水面は水路治水課が管理する、周辺の園路とかベンチなんかは公園緑地課が管理するというふうな、庁内各局が管理を分担して維持管理しているというのが、大池とか新池、そういう池のある場所でございます。  以上です。 ◆中川經夫 委員   伊藤課長も、直接事情は聞いておられるような今の答弁ですけど、地元では、どうしてもそういう面で見た目が非常にきれいではないというふうなことで、ヘドロもあるやろうと。だから、そういう要請があって――今、あそこは、中新田川は別として、流れてきているのは地下水ですか。地下水が湧いているわけか。 ◎公園緑地課長   地下からポンプアップで井戸水を吸い上げているという状態です。 ◆中川經夫 委員   それと、今話をしました外来生物がやっぱりはびこっていると。西宮では、ここだけやないかもわからん、武庫川もあるかもわからんですけど、そういう点も市がこれから注意していかないかんのと違うかなと。コイだって外来生物でしょう。何かそういうことで、そういう危険的なものもあるかもわからん。亀なんかでも、カミツキガメとかも多分いると思う。そういったことを含めて、一度調査されたらどうですか。もう一回きちっと、ここは一遍、しゅんせつやないけど、ヘドロをポンプで上げたほうがええのかなというふうなことも――ただ、今のところはそんな必要はないということですけれど、もう一度調査した上で、地元からそういうふうな要請があるのなら、市としてきちっと判断して対応してあげるべきだなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○大原智 副主査   6項目あるんですけど、できるだけスピードアップしてやらせていただきたいと思いますので、できるだけ端的な御答弁をお願いしたいと思います。  1点目がトイレのバリアフリー化対策、2点目が歩道橋整備事業、3点目が西宮浜総合公園の整備に関して、4点目が御前浜橋の今後について、5点目が市民通報フォームについて、最後に6点目が夙川上の橋梁整備についてという形でいきたいと思います。  最初に、1点目は、トイレのバリアフリー化対策なんですけれども、こんな声をいただきました。老人クラブ等々で、ことぶきバスとかを利用された方々からのお声やったんですけれども、要は、各地にいろんな形で視察・研修に行きます、そのときに、いろんな部分で困ることがたくさんあるんですけど、皆さんが困ることが洋式トイレの不備であるということでした。確実だという形でここにとめてしていただこうとなったら、やっぱり高速道路のサービスエリアであったり、あるいは大型ショッピングセンターみたいなところになったりとかという形になるんですけど、本来、市内について全てそういうのは整備をしていただきたいなという、そんなお声でした。きょうも、トイレのバリアフリー化対策という形で予算計上していただいている部分があるんですけども、この点で優先的な基準みたいな部分を明確にすることによってそういうふうに進めていただいているのかどうか、そして、最終的には公共施設については必ず一つはそういう部分はつくるんだというのは、いつになったら全てが完了するような計画を進めておられるのかという部分を教えていただければと思います。本来の公共施設全部という話になってくると、多分政策局マターみたいな話になってくるのかなと思うんですけれども、要は、皆さんのお立場でそういうことをお進めいただきたいなという部分がありますので、そこを教えていただきたいと思います。 ◎公園緑地課長   公園トイレのバリアフリー化対策ということで、平成30年度も予算を計上させていただいております。これにつきましては、平成28年度に、公園トイレのうち建築年度が古い19カ所の公園をまずピックアップさせていただいて、それの現況調査をした結果で、おおむねの改築の優先順位は決めておりますけども、これについては、地域的なバランスですとか公園の利用状況、その他を総合的に判断して、最終的に順番を決めていきたいというふうに考えております。  その進捗につきましては、年間二、三、四カ所ずつぐらいを、国の交付金の要望なんかを上げつつやっていきたい。それと、建てかえ更新するトイレについては、当然、男女別、多機能ブースを備えたスペックで建てかえる。それ以外の今あるトイレについては、建てかえの順番が来るまで放置するわけにいきませんので、例えば便房の中のスペースに余裕があるところは洋式にしていくとかいうふうな対応も並行して進めていきたいというふうに思っております。  以上です。 ○大原智 副主査   ありがとうございました。  要望も先ほど申し上げたとおりなので、1日も早く進めていっていただけるように、ぜひよろしくお願いします。  1点目は以上で結構です。  2点目の歩道橋の話について、きょう、各委員の皆さんから何点かいろいろ御指摘があったかと思うんですが、今回は、特に管轄で手が出せないというのがありますよね。市道に建っている市がさわれる歩道橋、そして、県道だから県じゃないとさわれない歩道橋と、いろんな部分があるんですけれども、市民の皆様方から見たら全て一緒という立場から考えれば、県の管轄である歩道橋であったとしても、市が何らかの形でもっと今以上に積極的にかかわってあげることができないのかどうかという部分についてのお考え方を聞かせていただきたいと思います。 ◎道路補修課長   委員御指摘のとおり、我々のところに歩道橋につきまして、何とかならないかとか、例えば通行の経路、あと補修の修繕の状況も含めまして、御要望のお声は聞こえてまいります。それぞれにつきまして、例えば国道43号線なんかだと国土交通省とのやりとりになりますし、県道のことだったら県とのやりとりになるんですが、我々のほうから、できるだけすぐに管理者のほうに御連絡させていただいた上で調整させていただいているところでございます。  以上です。 ○大原智 副主査   ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。  今、どっちかと言うと、時代の流れというんですか、歩道橋については、御活用されてない場合については、景観のことも考えてできるだけ撤去していきましょうという流れになっているかと思うんですけれども、通学路で使われているところとかは、やっぱり優先的に整備の必要性が非常に高いんじゃないかなと思っていますので、これは、市であろうが、県であろうが、とにかく、それはどっちやみたいな話じゃなくて――非常に難しいことを申し上げているのは重々承知しておるんですが、何とか積極的にかかわってあげていただければと思います。  例えば具体的な話をさせていただくと、私はよく、浜脇中学校と浜脇小学校の間に建っている歩道橋、たしか昭和37年設置やったと思うんですけれども、相当古くなっていて、いろんな形で今まで御要望を出させていただいているんですけれども、階段の滑りどめのゴムの部分がないですよと言ったところで、2年間つけてもらえないとか、そんな現状もあったりしたわけで、たったそれだけのことが、市や県やというだけで市民の皆さんがお困りになるということは、やっぱりなしにしていただきたいというふうに思ってます。  今回、たしかこの2月に、5年ごとの県の修繕計画の中で、例えば今申し上げたような浜脇歩道橋については多分チェックが入っていたと思いますので、どうか情報収集をかけていただきまして、そういう部分をしっかり直していただければなと思います。よろしくお願いいたします。  歩道橋については以上で結構です。  3点目、西宮浜総合公園の話なんですけれども、ここは話がちょっと違っていまして、いわゆる防災拠点としてのあり方というか、そういう部分の中での御意見というか御質問をいただいたので、ここでさせていただくんですが、阪神・淡路大震災のときに大量の災害廃棄物というのが発生したと。これはもちろん御存じのとおりなんですけども、当時それは甲子園浜を中心に運ばれて、仮設という形になったかと思います。詳細は把握してないんですが、たしか今回、甲子園浜とかに防災拠点の訓練施設みたいな部分が整備されていく予定ではなかったかなと思っているんですけども、じゃあ、今後必ず来る南海トラフの地震で同じようなことになったときに、今度はそういうものが発生したときにどこで管理するんだと。それは今整備中の――今は暫定措置という形になっているかもしれませんけど、西宮浜総合公園とかというのが俎上に上げられるんじゃないかという御不安の声というのをいただいたんですね。このあたり、実際に検討はされているんですかどうですかという質問です。 ◎公園緑地課長   現在整備しております西宮浜総合公園は、広さは10.3ヘクタールございます。これは、市民の憩いの場、レクリエーションの場として整備を進めております。また、西宮市の地域防災計画では、この西宮浜総合公園については広域避難地、それから仮設住宅の建設候補地というふうに指定されております。このため、現時点で担当部局としては、この西宮浜総合公園を災害廃棄物の仮置き場として活用することは考えておりません。  以上です。 ○大原智 副主査   現段階では考えていないということで、御質問いただいた方にそのままお返しさせていただいたら、御安心はされるんだろうと思うんですけど、逆にじゃあどこかという話が必ず出てくるので、土木局だけじゃなくて、当然、防災危機管理局になるんでしょうし、環境局にもなるでしょうし、いろんな意味で、今どこにお聞きしても、多分、未定ですという回答になってくるのかなと思うんですけれども、備えあれば憂いなしというのは変な言い方かもしれませんが、それを示すことがいいか悪いかはまた別の話になるかと思うんですけども、そういう部分もしっかり想定していただいた上で、全庁的な計画というのは立てる必要があるのではないかなと思いますので、一度御検討いただければと思います。  4点目は、それに関連してですけれども、西宮浜総合公園にどんどん、どんどん整備をかけていって、人の往来がたくさん来ますよといったときには、従来からずうっと課題になっております御前浜橋、いわゆるはね橋についての開閉回数、減らすんだ、なくすんだという話が出てくるかと思います。現状の検討状況を教えていただきたいと思います。 ◎道路補修課長   御前浜橋の開閉につきましては、委員御指摘のとおり、橋の通行をされる歩行者とか自転車の通行量の増加、これが見込まれております。先ほどから御案内の西宮浜総合公園の公園整備事業が一定進んでまいりますと、この中でやっぱり状況が変化していく、歩行者の通行量がふえていくと。例えばにぎわい創出ゾーンそのほかは、特に通行量がふえていく施設ということもやはり大きな原因になりますので、その供用を見据えて、港湾の利用者の理解を得た上で、開閉回数の減少、絞り込むということも含めて見直しをしていきたいというふうに、過去の市議会でもそう答弁させていただいたところでございます。  ただ、今後、西宮浜総合公園の工事が進んでいく時期を見据えてということになりますので、その中で、繰り返しになりますけども、港湾の利用者との協議を重ねていきたいと考えています。  以上です。 ○大原智 副主査   ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  本来、はね橋を設置されたときの一番最初の契約事というか、お約束事という部分は、港湾利用者の方々とああいう形になったということは承知をしておるんですけれども、やはり市民の皆様方の強い思いというのは、ゼロにしてくれという話かなというふうに思います。そのあたりのところも含めて協議をしっかりと続けていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。  この点も以上で結構でございます。  市民通報フォームの話なんですけれども、今回、委員会視察で、アプリを使って、街路等に何かふぐあいがあった場合についてはこういう形で通報していただけますという事業を視察させていただきました。本市としては、それにかわる手法として、ホームページを活用する形で市民通報フォームというのをつくられたと思うんですが、3月1日付のホームページ改正とともに出てましたね。要は、失礼な言い方になるかもしれませんが、自分自身も市政ニュースを見せていただいたときに、それがそうというのはわかりませんでした。はっきり言って、そういう部分ができているんだなというのを後から知ったというような状況もあります。ですので、知っていただかないと何の意味もない制度になりますので、どのように周知徹底をかけていくつもりがあるのか。  また、2週間という短期間しかまだ掲載はされておりませんけれども、実績として既に1件でも2件でもそういう通報があったのかどうかという、そのあたりを教えていただけますか。 ◎道路補修課長   電子による市民の声ということに対する御質問でございます。  先ほどお話しいただいたように、3月1日にホームページがリニューアルされまして、投稿の機能につきましては整理をされたという印象を受けております。例えば市民の声のバナーのところが極端にでかくなったとかいうことではございませんで、システム上の話は、例えば市民相談課であるとか、そちらのほうとも協議をしながら進めていくということになろうかと思います。  具体的には、市民通報フォームの中では、例えば我々が所管している道路とかガードレールの損傷、それとかカーブミラー、そういったような施設につきましての投稿はここ、あと、公園については、公園の中の遊具のふぐあいとかそういったような投稿についてはここというような形で、一定、カテゴリーを絞り込んで連絡するシステムにはなっておりますので、逆に言えば、市民通報を受けたときに、今までは、市民相談課にとりあえず流れ込んで、市民相談課が仕分けをして、そこから我々それぞれ所管のところに回ってくるというふうにワンクッション置いていたところがあるんです。それにつきましては、具体的に持ってくることでワンクッション減ったかなという印象を受けております。  それと、形としては、通報フォームの中で、御存じのとおり、位置情報であるとか、今までも添付ファイルはつけられたんですけど、写真の添付はこうだよというふうな形のフォームになっておりますので、今スマホは皆さん持ってはりますから、スマホを使ってそこの位置情報であるとか現場の状況を投稿するというのは、今までよりもわかりやすくなっているのかなというふうに評価しておるところです。  ただ、じゃあ実際に、3月1日以降、今までこのフォームによる投稿はどうでしたかということに関しましては、我々が所管している道路に関しましては、特にこのフォームから来たというものはございません。やっぱり我々のところに一番たくさん入ってくるのはお電話です。お電話いただいて、何々町何番の道路側溝が詰まっているというようなお電話が日々いっぱい入ってきますので、その状況は今のところ変わりません。通報フォームによって投稿が極端にふえたということではありません。  以上です。 ○大原智 副主査   ありがとうございます。  細かいことを1点だけなんですけれども、フォーム自体、私も確認させていただいて、写真も投稿できるようになっていたかと思います。あれは、JPEGか何かわかりませんけども、たしか三つを入れられるようになっていたと思いますが、例えば写真を3枚以上送りたいんだという場合についてはどうするんですか。 ◎道路補修課長   システムの話になるんですけど、例えばもう一つ投稿しないとしようがないですね。そんな形でやるのが必要だと思いますが、正直、我々受けとめる側からしますと、やはり現地を確認させていただいて、それから投稿者の方とやりとりをしたいんですよ。どうしても、例えば舗装の傷みぐあいやったら、微妙な写りぐあいでわかりにくいときがありますから、我々からお願いをしていますのは、通報者様のほうに電話番号、連絡先をやはり明記していただくように重ねてお願いをしているところでございます。 ○大原智 副主査   わかりました。ありがとうございます。  最初に周知徹底が必要ではないですかという話をさせていただいたかと思うんですけども、私たちも、該当のところに行かせていただいて、進捗状況とかをいろいろ教えていただきましたら、当初宣伝することによって、いわゆるITをお好きな方というのは失礼な言い方になるかもしれませんが、そういう部分を得意とされている方については、登録されたり投稿されたりという数は爆発的にふえている、でも、一定の上限があって、そこから全く――全くというのはちょっと語弊がありますけども、そこからの増加というのは非常に難しくなってくるという部分があるかなと思うんですね。今はまだ知られていない状態じゃないのかなと思いますので、そういう意味では、いろんなところからそういうお声をいただけるようなことに市が取り組まれるということがすばらしいことだと思いますので、せっかくそうやってつくられたんであれば、積極的にお使いいただきたいと思いますし、また、ここで詳細な話はさせていただきませんけれども、運用するに当たっては、いろんな形で気をつけていかなくちゃいけないことをたくさん我々も教えていただいていますので、手法は違うかもしれませんが、目指すところが同じであればしっかり取り入れるところがあると思いますので、そういう研究は続けていただきたいなと思います。  今後の発展を楽しみにしておりますので、よろしくお願いいたします。  この点も以上で結構です。
     最後に、夙川上の橋梁整備の話なんですけれども、要は、夙川の上にたくさん橋があちこちにありますが、きょう具体的に取り上げさせていただきたいのは、南部のほうですけれども、ほかの所管の話になりますが、川西町に地域の皆さんのコミュニティーセンターとしての新センターが誕生することになります。そうなりますと、従来、新翠橋というのが酒蔵通り上にありますけれども、ここは歩道がない、車道だけの橋で、それ以外のところについては、橋は当然かかっていますけれども、バリアフリーという形については、これはなかなか褒められたものではないんじゃないんですかねという部分も含めて、要は、川西町のセンターができる以上は橋を整備すべきではないかというふうに考えているんですけど、そのあたりのお考えはいかがですか。 ◎道路補修課長   今御指摘の新翠橋ですね、現況の幅員が7メートルということで、歩道はございません。ただ、新翠橋付近の自動車交通量につきましては12時間で2,000台ということで、比較的交通量は少ないというふうに評価しております。ただ、その中で、今、歩行者の動線を考えますと、図書館のところから上がって、一旦南側に下がって翠橋――歩行者用の橋がすぐ南側にかかっておりまして、そちらのほうを歩かれる市民の方も当然いらっしゃいます。  先ほどの新センターのことにつきましては、所管のほうに確認させていただいたところ、地域の集会施設として今建設の予定でございまして、平成31年度から供用、利用者数がキャパシティーの関係で200人程度というふうにお聞きしてますので、新センターの設置によって歩行者が大量にふえる、また、駐車場も少のうございますので、自動車で行くお客様が多いかというとそういうことではない状況というふうに聞いております。  新翠橋につきましては、今後、新センターの整備に合わせてどうということではございませんが、今後は交通状況が一番大切になってこようかと思います。酒蔵通りの交通状況を見きわめながら、橋梁のかけかえ更新ということも今後予定していますので、その中で歩道も含めた更新形態について検討してまいりたいと思います。  以上です。 ○大原智 副主査   ありがとうございました。  今後検討しますよということをお含みいただいているので、きょうはよしとするというのは失礼な言い方なんですけど、局長、ごめんさい、議場で多分やらせていただくと思いますので、予告をさせていただきたいと思います。  要は、センターができることが契機やというふうに思っているんですね。機会というか、言い方はなになんですけども、要は、これができるとかできないとかということじゃなくて、従来のバリアフリーという形を考えていけば、不備があったんではないかというふうに考えています。ですから、これは恐らく、今御答弁いただいた畑課長も、また、公園緑地課さんでも多分そういう認識は同様に持っていただいているんじゃないかなと思うんですけれども、例えば夙川オアシスロードというのは、半面アスファルト、半面公園ですから、土になってますよね。そしたら、橋を渡るところと渡り終わったところというのは、片一方はアスファルトですし、片一方は土ですという形になってくると、経年劣化によって、土のほうについては大きな穴ができたりして、これって車椅子は通れませんよねという御指摘を以前にさせていただいたことがあります。ですから、そういう意味では、確かにここの部分、新翠橋を中心に、南側に橋がありますし、北側に行けば43号線に行くまでにたしか二つほどの橋があったかと思うんですが、そのどれもが、例えば一つは香櫨園小学校の皆さん方の通学路になっているかもしれませんけれども、高さ自体は、極端な言い方をしたら、落ちてもおかしくないぐらいの、そういう欄干しかないですし、あるいは人間2人がすれ違って歩けるような幅なんかない橋ですから、そういう意味では、一つの契機として増設というのはやっぱり必要なんじゃないかなというふうに考えておりますので、そのあたりの趣旨でもって、公的に、また公式な場でやりとりをさせていただきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。  以上です。 ○岸利之 主査   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○岸利之 主査   なければ、質疑を打ち切ります。  なお、議案第428号のうち本分科会割り当て分に対する討論並びに採決は後刻一括して行います。  次に、議案第434号平成30年度西宮市公共用地買収事業特別会計予算のうち土木局分を議題とします。  当局の説明は資料配付にかえさせていただいておりますので、これより質疑に入ります。  本件に御質疑はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○岸利之 主査   なければ、質疑を打ち切ります。  なお、議案第434号のうち本分科会割り当て分に対する討論並びに採決は後刻一括して行います。  ここで、この3月末日をもちまして、古渕道路公園部参事が退職されます。どうぞお立ちください。  長い間、お疲れさまでした。ありがとうございました。(拍手)  では、休憩に入ります。  再開は、1時25分です。           (午後0時23分休憩)           (午後1時25分再開) ○岸利之 主査   再開します。  この際、当局に申し上げます。  説明の際は、新規事業あるいは内容的に前年度と大きく異なるものについては重点的かつ簡潔に、また、質疑に対しては的確に答弁し、審査が効率的に進められるよう御協力をお願いいたします。  また、委員の質疑の趣旨を明確にするために、皆様には反問権を認めておりますので、御承知おきください。  初めに、上下水道局所管予算の概要について説明があります。 ◎上下水道事業管理者   上下水道事業関連の平成30年度予算の概要について、配付いたしました議案資料で御説明させていただきます。  なお、金額については百万円単位、百万円未満は省略でございます。  まず、水道事業会計予算でございます。  資料2ページをごらんください。  平成30年度当初予算の業務の予定量でございますが、給水戸数は、前年度に比べ増加を見込んでおり、配水量、有収水量についても、それぞれ0.7%の増加を見込んでおります。  次に、予算額ですが、営業活動をあらわします収益的収支では、収入――Aの欄でございますが、給水収益の使用水量の増加により増収を見込みますが、分担金などの減収により、6,000万円減の110億9,600万円となっています。一方、支出では、Bの欄、検針・収納業務などの委託料の増に対し、人件費や減価償却費の減により、1億8,100万円減の101億9,300万円となり、この結果、平成30年度は9億200万円の黒字を見込んでおります。  次に、投資的事業であります資本的収支では、施設整備計画に基づき、引き続き浄水・配水施設を整備いたしますとともに、配水管路等の更新・耐震化を着実に進めていくこととしております。収入では、Cの欄、事業費の財源となる企業債、国庫補助金などで3億6,900万円増の19億1,300万円、支出は、Dの欄、施設整備の事業費や企業債償還金などで4億600万円増の43億5,700万円で、収支差し引き24億4,400万円の資金不足となりますが、資料6ページの補填財源明細を御参照していただき、この不足額は損益勘定留保資金等で補填し、補填後の資金残高は31億6,900万円となりました。  次に、資料3ページをごらんいただきまして、一般会計からの補助金につきましては、水道料金福祉減免分補助金など3項目で、前年度より200万円増の1億1,100万円となっております。  続いて、工業用水道事業会計でございます。  資料の12ページをお願いいたします。  まず、業務の予定量でございますが、給水事業所数は、前年度から1所減の51事業所、1日当たりの契約水量は、43立方メートル増の2万6,209立方メートルを予定しております。  次に、予算額でございますが、収益的収支の収入では、Aの欄、分担金の減などにより、900万円減の4億8,700万円となっております。一方、支出では、Bの欄、委託料の増に対し、減価償却費、資産減耗費の減などにより、200万円減の4億4,500万円となり、この結果、平成30年度は4,200万円の黒字を見込んでおります。  次に、資本的収支では、収入は、Cの欄、建設改良事業の財源となる企業債で1億9,500万円を計上し、支出では、Dの欄、施設管路の更新工事などの建設改良費や企業債償還金の計上により3億8,300万円で、収支差し引き1億8,700万円の資金不足となりますが、資料16ページの補填財源明細を御参照していただき、この不足額は損益勘定留保資金等で補填し、補填後の資金残高は26億2,300万円となります。  次に、資料13ページに戻っていただきまして、一般会計からの補助金は、児童手当に対する補助金67万円でございます。  続きまして、下水道事業会計予算でございます。  資料18ページをごらんください。  まず、業務の予定量でございますが、処理面積は43ヘクタール増の4,821ヘクタール、年間処理水量は7,540万9,000立方メートルを見込んでおります。  次に、予算額でございますが、収益的収支の収入では、Aの欄、下水道使用料、雨水処理負担金や他会計補助金等の市繰入金の減などにより、1億9,300万円減の123億4,100万円となっております。一方、支出は、Bの欄でございますが、PC関連業務による委託料の増などに対し、除却資産の減による資産減耗費の減や、支払い利息の減などにより、1億5,600万円減の113億5,800万円となり、この結果、平成30年度は9億8,200万円の黒字を見込んでおります。  次に、資本的収支では、雨水浸水対策等の施設整備事業に前年度と同様に積極的に取り組むこととしております。収入では、Cの欄、他会計補助金において、対象となる企業債償還金の減に伴う減収見込みなどから、1億5,400万円減の75億2,500万円を予定しております。一方、支出では、Dの欄、浸水対策事業費で増となりますが、企業債償還金が減となることから、3億500万円減の123億5,500万円を計上し、収支差し引き48億3,000万円の資金不足となりますが、資料22ページの補填財源明細を御参照していただき、この不足額は損益勘定留保資金等で補填し、補填後の資金残高は8億4,000万円となります。  次に、資料19ページに戻っていただきまして、一般会計からの補助金、負担金は、雨水処理負担金や不明水処理に対する負担金などで、2億5,100万円減の44億8,800万円となっております。  最後に、平成30年度西宮市一般会計予算のうち上下水道事業関係の予算について御説明をいたします。  資料26ページをお願いいたします。  まず、水道事業関係でございますが、水道事業会計予算で御説明いたしました補助金1億1,100万円に阪神水道企業団への出資金等経費9,400万円を加えました2億600万円で、前年度より49万円の増となっております。  工業用水道事業関係、下水道事業関係については、各事業で御説明いたしましたとおりでございますので、御説明は省略させていただきます。  以上で上下水道事業関連の予算概要の説明を終わります。  御審査のほど、よろしくお願いいたします。 ○岸利之 主査   予算概要の説明は終わりました。  議案第440号平成30年度西宮市水道事業会計予算、議案第441号平成30年度西宮市工業用水道事業会計予算、議案第442号平成30年度西宮市下水道事業会計予算、議案第428号平成30年度西宮市一般会計予算のうち上下水道局分、以上4件を一括して議題とします。  当局の説明は資料配付にかえさせていただいておりますので、これより質疑に入ります。  質疑は全て一括で行います。  各件に御質疑はありませんか。 ◆河崎はじめ 委員   一問一答で、貸借対照表からと、ちょっと離れて消費税とかの問題と、雑入の問題と、貸倒引当金の問題と、工水の中新田浄水場、園田配水場の件、最後に下水道ビジョンの件、6点、質問します。  まずは、貸借対照表ですけども、3会計の貸借対照表を見せていただくと、資産の部のところに電話加入権ってあるんやけども、企業では電話加入権は、値打ちがないものとして資産の部には上げておらへんと思うんやけど、水道事業やったら500万円以上上がっておるねんけど、これはいつまでも上げていくつもりか、何か事情があるのかどうか、お聞かせください。 ◎財務課長   電話加入権についてですけれども、施設であるとか、そういったもので、当時、電話加入権は高価なものということで資産計上するというふうな形になっていたと思います。現在、売買とかいうこともほとんどされてないというようなところではございますけども、他市の状況等を踏まえて、資産価値がないという判断であるなら、落としたり、除却するようなことを検討していきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ◆河崎はじめ 委員   企業なんかでしたら、だまされたという感じで、ようけ電話を引かされて、最後は値打ちがなくなったみたいな感じで怒ってはるところもあるんやけど、それも大分前の話やから、償却するなりなんなりしてもらったらと思います。  それと、貸借対照表のもう一つやけども、工業用水道の場合は貸倒引当金とか修繕引当金はないんやけど、これは上水と一緒になっておるのかなと思うんやけど、その辺、教えてください。 ◎財務課長   工業用水道において、まず、修繕引当金ですが、平成26年度に会計制度の改正がありました。その際に、今後新しく修繕引当金を積み立てることはできないという形で、今あるものについては従前の事由に基づいて使うことはできるということになってました。工業用水に関しては、大きな修繕の予定がないということでしたので、平成26年度に戻し入れという形で収益化しております。  それから、貸倒引当金につきましては、工業用水道は基本的に企業相手というところで、最終的な未収額が発生しておらず、基本的には全て回収できるというところで、計上していないということでございます。  以上でございます。 ◆河崎はじめ 委員   包括外部監査の結果報告書を読んでおると、貸倒引当金の項目のところに、やっぱり倒産という言葉が出ておるんよね。また、工業用水道は、企業相手で今のところ51件契約してはるけども、今まで倒産とかがなかったりするんやろうけども、それはほんまにこれから先もないんかどうか、ほんまにええんかどうかというのを、ひとつこれからまた研究していってもらいたいと思います。  それと、修繕引当金も、中新田浄水場は配管とかが老朽化しておると包括外部監査でも書いてあるんやね。中新田浄水場は、はっきり言うて、修繕するよりも、今回の包括委託とかが終わったら廃止にしようと思ってはると解釈してええんやろうか。 ◎経営管理課長   今御質問にありました中新田浄水場の運用に関しましては、今、工業用水を運営しています4市、あと阪神水道企業団と浄水方法のやり方について検討しているところでございまして、その検討の結果を受けて、中新田浄水場をどうするかということを決めることになります。まだその結論は出ておりませんので、今のところは中新田浄水場は、その結論が出るまでできるだけ延命化して使うということで考えてございます。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。  次やけども、消費税の会計処理について、税抜き方式とか何かごっつい難しいことがいっぱい書いてあって、これは理解することができないので、わけわからんと思って、諦めました。  実際に聞いておきたいのは、納税予定額って書いてあって、1億8,000万円とか、工水で1,700万円、下水で8,000万円と書いてあるねんけど、これは、一般企業なんかで言う予定納税額ではなくて、納税予定額として――企業やったら、決算の6カ月ぐらい前に予定納税ってさせられるんよね。せやから、1年に2回納税させられる。一気に大きい額はしんどいので、2分の1ずつ納税させられるんやけども、それを指しているんじゃないんやね。これが丸っぽの見込み額と思ってええんかな。 ◎財務課長   消費税の納税につきましては、言われるように予定納税という形になります。水道事業と下水道事業に関しては、9月から毎月、予定納税し、最終、確定申告して差額が返ってくるか、もしくは納めるかという形になります。基本的に納税は、集金で得た消費税――仮受消費税と事業とかで支払った仮払消費税を差し引いた額を納めるという形になりますので、今回、予算としては、実際に納める金額はこれぐらいだろうというところの金額を上げているものでございます。  以上でございます。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。そんなら、ここに書いてあるように、3会計合計したら2億7,700万円になるねんけど、これが1年分丸々と思っていたらええねんね。わかりました。  それと、いろいろ見ていくと、受取利息というのがあって、上水の場合22万5,000円、工水の場合23万5,000円となっておるねんけども、どっちかが三十何億円と書いてあったと思うけど、工水のほうが定期預金が大きいの。それぞれの定期預金額というのを教えてください。 ◎財務課長   運用額的には、水道も工業用水も大体同じような額を運用しております。ただ、預け方にもよるんですが、金利が、今回出した分としましては、前年度の実績ですけども、上水のほうが平均金利が0.016%、工業用水のほうが0.018%というところでカウントしているものでございます。運用額的には、水道と工業用水とはバランスよくというところで考えてやっております。
     以上でございます。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。  もう一つ、下水道の場合は、下水道事業基金になっているよね。これの運用が15万円となっていて、基金残高が3億6,871万円となっているねんけど、それで合うているか、確認やけど。 ◎財務課長   基金残高につきましては3億6,871万3,000円という形でございます。運用益につきましては15万円というところでございます。  以上でございます。 ◆河崎はじめ 委員   下水道の場合、読んでおったら、平成33年以降はかなり債権が減るから基金が膨らんでいくだろうと書かれていたね。そのためには果実運用型の基金運用も考えなさいと包括外部監査に書いてあったけども、せやから、基金条例なんかでいろいろ縛られているみたいなことも書いてあったけども、これは企業会計やから西宮市と一緒に運用するわけにはいかんやろうけども、上水、工水、下水で合同運用することはできないの。 ◎財務課長   おっしゃられるとおり、資金の運用につきましては、資金量が物を言うのかなと思っております。今現在、水道、工水のほうに関しては十分な資金があるのかな、下水のほうはちょっと足りてないかなというところですので、平成33年度以降、それを合わすことで運用がしやすくなるのではないかというところは考えております。ただ、それができるのかどうかということは、これからの研究課題であると思っております。  以上でございます。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。合同運用を視野に入れて。西宮市と一緒にできたらもっとええのにと思うんやけど、その辺も考えてみてください。  次やけど、これは単純な問題やけど、雑入の中の2億8,609万円、これは、下水道使用料徴収負担金というて、水道料金と一緒に下水道も徴収しているから、下水道のほうからいただきますよということになっておるんやけども、僕が知りたいのは売電収入やね。この2億8,609万円の中に、北山のあそこやね、売電収入はどれぐらい入っているのか、教えてください。 ◎施設管理課長   売電収入におきましては、2,000万円計上しております。  以上でございます。 ◆河崎はじめ 委員   これは、何年目になるの。それで、計画どおりにいっているのかいな。順調と考えてええの。 ◎施設管理課長   北山の太陽光発電が何年になるかということと、順調にいっているのかということでございますけども、平成26年8月に売電を開始しまして、3年以上が経過しております。  平成26年から3年間の実績でございますけども、発電量が予測の25%増となっておりまして、今のところ、事業期間として設定しております20年間の発電量も、当初予測を上回る状況でございます。  以上でございます。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。順調やということですね。頑張っていただけたら。これはいろいろと賛否両論あるみたいやけど、やったことやから仕方ないことやと思います。  次ですけども、貸倒引当金について包括外部監査に書いてあったことを聞きたいんやけども、貸し倒れ懸念債権のうち、長期になったら実際に50%も取れへん。せやけど、貸倒引当金は50%の範囲で決めておるやないかということが書かれておるので、これから研究して改善していくかどうかということになるんやろうけども、不納欠損のことやね。  この不納欠損の中身を聞きたいんやけど、四つあるねんけど、所在不明とか死亡とか破産はわかるねんけど、徴収不能というのがもう一つわからんねん。死亡やから徴収不能とか、破産やから徴収不能とかになるんかなと思うんやけど、徴収不能が同列に入っておるねんけど、どういうケースがあるの。 ◎業務課長   債権者がわかっておりましても、個々に取り立て、徴収に伺っても応じていただけないとか、そういったものを不能ということで取り扱っております。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   まあまあわかったような、わからんような。  その中でもう一つわからんかったのは、未収になっている受託工事というのが27件、30万9,000円とかあるねんけど、これは何のことか。受託工事の未収が27件で30万円、小さい工事やね。わからんかな。わからんかったら後日でもええけど。 ◎財務課長   受託工事ということで、家庭内修繕のような宅地内の修繕等ということでございます。  以上でございます。 ◆河崎はじめ 委員   ということは、これは個人ということで、法人じゃないということやね。わかりました。  あと、いろいろ書いてあったけど、水道料金の口座振替にしている率というのはどれぐらいあるものなんですか。 ◎業務課長   口座振替率でございますが、現在、口座が70%、納付制が30%というふうになっております。 ◆河崎はじめ 委員   これも上げていってもらうのが不納欠損までいかずに済む方法やと思うので、頑張っていただきたいと思う。  ずっと読んでいたら、気になることが書いてあったんやけども、市内移転やったら払うまではとめるけども、市外に行っちゃうともうわからないと。確かに1,000円から3,000円の小口が多いから、市外まで一々追いかけるのもしんどい、効率が悪いというのもわかるんやけども、市内に移転したか市外に移転したかって何でわかるの。ということは、結局は住民票で追っかけておることは追っかけておるんと違うかなとか思ったんやけども、手間は一緒なんやろうな。住民票を見て、この人は市外やからやめておこうとか、市内やからこの人は給水停止やとか、その段階で一緒やねんから、市外でもはがき一枚送るとか、俺の居場所がばれているわとか思わすことによってちょっと違うんと違うかなと思うんやけども、その辺、どうなんやろうか。 ◎業務課長   市内転居者につきましては、確かに同一姓名、あるいは電話連絡、相互の連絡によって同一者であるということは特定できます。ただ、市外転出者につきましては、水道料金は、債権の性質上、調査権がないというところで、法的措置に委ねるしかなく、ちょっと手をこまねいておるという状況がございます。こういったことから、市外転出者については調査が非常に困難であるという状況を招いているところでございます。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。  でも、不納欠損が大体1,000万円ぐらい出ていたんかな。2,293件、996万円となっているんやけど、各自治体で困っていることは困っていると思うんやね。提携すればええんと違うかなと思うんやけどね。いろんな自治体もそういうふうな状況になっていると思うから、警察で言うたら国際警察――インターポールみたいなものをつくるとか、西宮がつくったらみんな参加してくるんと違うかなと思うんやけど、何か研究してください。答弁はいいです、ちょっと恥ずかしいですから。  それと、水はライフラインやけど、やっぱり最終的には給水停止――停水実施って書いてあったけど、そういうのを毎年何千件かやってはりますね、2,000件から3,000件ぐらい。それで効果はどうなんですか。水をとめてしまったら相手は。 ◎業務課長   給水停止に至る前に、事前通知、あるいは実際に面談等の手続があり、停水決裁したものが全てなるというわけではございません。給水停止に至る前に解除に至るという方が多くありまして、なおかつ納めていただけないということで停水に至っているというところでございます。効果的に実施できているかというところは、明確にお答えすることはできないんですが、依然集金に応じていただけない、料金回収に至ってないという問題は引き続いて認識しておるところでございます。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。  次の問題にいきますけども、さっきの中新田浄水場の話やけども、工業用水は、一津屋の取水場から園田配水場を通って中新田浄水場に入ってくるわけやけども、西宮と伊丹と尼崎やったかな、3市で園田配水場の負担をしている。西宮は6,496万1,000円負担してますよということで、3市の負担割合みたいなものを教えてもらえますか。 ◎経営管理課長   基本的には、園田配水場の敷地、機械、施設等の持ち分割合に応じて得た率になります。西宮は1,000分の四十何ぼやったとは思うんですけども、ちょっと今、手元に持ち合わせておりませんので、基本的には各市が使う水量に基づいて水量案分という形で負担金を支払っておるという形にはなってございます。  きっちりした数字については、また改めてお示しさせていただこうと思います。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   西宮が一番多くて1,000分の40というたら、1,000分の960で残りのほうが多いやん。100分の40か。どこが一番多いの。 ◎経営管理課長   3市の中では尼崎市になります。伊丹市と西宮市はほぼ同じ水量ですので、距離とか浄水方法とかの違いがあります。西宮市は園田配水場で浄水処理をしておりませんので、その分で金額の差はありますけれども、水量で言えば尼崎市が一番多いという状況です。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   それでも結構な金額やからね。6,500万円弱負担していて、中新田浄水場で包括委託していて、工水は51社が使ってますよということで、この辺も、これからあり方とかを考えてもらったらええんじゃないかなと思います。  そんなら最後の質問にします。  下水道ビジョンやけど、平成30年度の目標って書いてあるんやけども、それに対する四つの目標値――下水道雨水整備率、6年確率は確立しているから、10年確率が平成30年度で12%まで持っていきますよというのが目標みたいやけども、この進捗度と、その次、合流式下水道改善事業進捗率というのを平成30年度で28%ですよ、高度処理事業進捗率も39%ですと。ちょうど平成30年度の目標数値があるので、今との違いを知りたいんやけど、どんなものですか。進捗率を教えてもらえますか。 ◎下水計画課長   現在の進捗率につきましては、平成28年度末におきまして、合流改善事業につきましては、目標値28%に対しまして20.4%、高度処理事業の進捗率につきましては、目標39%に対しまして27.8%、浸水対策の10年確率の整備率につきましては、12%になっておるところが現在は6%となっております。  以上でございます。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。  でも、ちょっと厳しいね。10年確率は時間55ミリやったね。それで平成28年度でまだ半分やね。ずっと頑張っているように見えるんやけどね。いろんなところに雨水タンクを設置したりしているねんけど、あかんね。  合流式下水道の進捗のために、雨水貯留管、ごっつい管を埋めたじゃないですか。あれも、西宮の臨港線の真下ぐらいにごっついいっぱい延長するという計画があるやないですか。今はどこまでいっているの。 ◎下水計画課長   合流貯留管につきましては、現在施工中でございまして、1期目の工事につきまして、枝川浄化センターの近辺から西宮東高校の臨港線の交差点のところまでを現在施工中でございます。まだ供用できておりませんので、現在は施工中という段階でございます。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。  これが進んでいくことによって28%に近づいていくということやね。でも、平成30年度の1年間では6%から12%とか、20.4%から28%とか、27.8%から39%というのはちょっときついね。これも何とか頑張ってもらいたいと思います。  最後やけども、実際に今、合流式で未処理放流というのは年間どれぐらい行われているものなの。 ◎下水浄化センター所長   未処理放流の水量につきましてお答えいたします。  合流式下水道で海あるいは河川のほうに放流する水量といたしまして約550万トン、それから、河川あるいは雨水幹線から直接海や河川に放流する水量としまして約700万トン、合わせまして約1,250万トンの雨水排水を直接放流いたしております。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   それがぴんとけえへんねんわ。1日に処理するって大体どれぐらいなんですか。 ◎下水計画課長   合流式下水道から放流する水量につきましては、雨天時に処理場へ取り込めない処理水量について放流いたしておりますので、雨天時のみ放流しているという形になります。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   それはわかっているよ。雨が降ったら4ミリぐらいでも追っつかへんというのは以前に聞いていて、その場合は未処理のまま海に放流してますというのはわかるねんけど、そんなら、雨が降った日はほとんど海に直通で行っているねんなと思っておいたらええの。 ◎下水計画課長   委員おっしゃるとおり、4ミリ以上の雨が降る場合は処理場に取り込めない水量となってまいりますので、ポンプ場等から未処理で放流されているという状況でございます。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。  早う何とか海をきれいにできるように頑張っていただきたいと思います。
     以上です。 ◆草加智清 委員   簡単に2点ほどお聞きしたいと思います。鳴尾浄水場と鳴尾地区の下水道管について簡単にお聞きします。  まず、鳴尾浄水場ですね、これは40年以上経過してかなり老朽化が進んで、前に廃止の方向性ということでお聞きした記憶があるんですけども、水利組合とか鳴尾財産区に対して、その辺のことでアプローチして話をされてきた経過があるのか、現時点でどこまで話をされているのか。それと、他の浄水場との現時点での検討内容がどうなっているのか、お聞きします。  あわせて聞きます。  鳴尾地区の下水道管もかなり老朽化していると思うので、その対策を今どのようにされているのか。  以上、まとめてお聞きします。 ◎施設管理課長   鳴尾浄水場について鳴尾財産区、水利組合にどのようなアプローチをしているのかということと、浄水場の検討状況につきましてお答えいたします。  まず、浄水場の検討状況でございますけども、それにつきましては、現在、本市単独施設の鯨池浄水場に建設する場合の基礎調査や他事業体の事例調査を実施し、神戸市上ケ原浄水場で共同施設を建設する場合について、危機管理面、費用面などのメリット・デメリットを比較検討しているところでございます。相手方との協議も継続しておりますが、できるだけ早く方向性を出したいというふうに考えております。  このような状況ですが、鯨池浄水場あるいは神戸市上ケ原浄水場となった場合には、方向性を定めた当初の段階から、地元住民、土地所有者である鳴尾財産区、水利組合には丁寧に説明を行ってまいりたいと思っています。  以上でございます。 ◎下水計画課長   老朽管対策についてどのように行っているかということでお答えいたします。  ここの施設につきましては、昭和25年から整備を進めておりまして、下水道管渠の耐用年数は50年と言われております。非常に老朽化が進んでおりますことから、南部の合流地域から優先的に調査を進めております。  調査方法としましては、テレビカメラを管内に挿入し劣化等を調査する、または目視等で確認しまして、劣化した部分が確認された際には、管の中から補強する管更生工法というものがございますが、そういったもので補強をしますことと、あと、管を入れかえたりするというような工事で老朽管対策を進めているところでございます。  以上です。 ◆草加智清 委員   今、下水道管は重要なライフラインやから、今答弁されたように、着実に老朽管対策を進めていっていただきたい、これは要望しておきたいと思います。  鳴尾浄水場ですね、丁寧な説明を行っていくということやけど、方向性をはっきりした上で、これまでの拡張時代からの歴史的な経緯があるから、方向性もちゃんと定めた上で、丁寧な説明と言うてはるけど、きっちり誠意を持って話を進めていただきたい。方向性がまだ定まらないうちに話をされているということやけど、その辺もきっちり検討された上で、歴史的な経緯を踏まえて誠意ある説明をしていただきたいと思いますので、要望しておきます。  以上です。 ◆まつお正秀 委員   二つだけ、一括でやります。  さっき草加委員からあったんですけど、神戸市水道局の上ケ原浄水場の今後の活用ということで、去年の決算審査では、今年度中に神戸市が大体方向を出すやろうから、市も今年度中ぐらいに結果を出しますというふうなことで言うてはったと思うんですけど、さっきの答弁になると大分延びるのかなということなので、そこら辺の今後の見通しをお伺いさせていただきたいと思います。  もう一つ、包括外部監査で厳しい意見がいろいろ出されておったので、水道事業会計の実態把握が十分に行われてないとか、資金余力がないとかあるんやけど、実際にそこまで我々は思ってなかったんですけど、当局として、ごもっともなのか、そうではありませんよ、ちょっと違いますよという反論的なそういうものがあるんだったら、そこら辺の見解をお聞かせください。  二つお願いします。 ◎施設管理課長   先ほどの神戸市上ケ原浄水場との共同化の見通しについてお答えさせていただきます。  神戸市の上ケ原浄水場の共同化の協議でございますけども、神戸市のほうは、再整備でやるというふうな決定をされておりますが、現在、神戸市は、再整備に伴う可能性調査というのを行っておりまして、その中でも、神戸市のどのような範囲で事業を行うのかというふうなことを検討されているという段階でございます。本市に関しましても、もし神戸市上ケ原浄水場に共同施設を持っていった場合には、本市の鯨池浄水場の地下水、中新田浄水場の地下水、武庫川の水利等を使用しまして、一旦上ケ原浄水場まで導水管を敷くというふうな整備が必要となってまいりますので、その整備と共同化をするメリット、そのような費用面の検討、それから、危機管理面に関しましては、例えば阪神水道企業団の事故、広域的な水質事故等のときに応急給水なんかをやる場合に、共同施設がいいのか、単独で持っているほうがいいのか、そのようなことを現在検討しているところでございます。  方針に関しましては、まず協議もございますので、一定の時間がかかるものと思いますが、できるだけ早く方向性を示したいというふうに考えております。  以上でございます。 ◎上下水道総括室長   包括外部監査につきまして反論があるかということでございますが、この件に関しましては、現在、内容を精査いたしまして、適切な対応をとってまいりたいと考えておりますが、中身につきましては、監査人の解釈の誤りではないかと思われるような部分もありますことから、今後、そういった部分については措置状況等で明らかにしてまいりたいと考えております。  以上です。 ◆まつお正秀 委員   わかりました。誤りはあるということですね。  上ケ原浄水場のほうは、神戸市は再整備を決めているけど、西宮市はそれに必ずしも合わせるということでも――神戸市が一定方向を示したら、それに乗るか乗らんかをどこかで決めなあかんと思うんですけど、あんまり悠長にというか、検討しますわで済むのかどうか、そこら辺、神戸市はいつごろまでに再整備の方向を出すのかどうか、そこら辺の部分についてはわかっておるんですかね。 ◎施設管理課長   神戸市の上ケ原浄水場自体、老朽化しておりますので、再整備を急いでおります。神戸市が現在検討されてますのは、平成35年度から供用開始したいという方向で進めておられます。  以上でございます。 ◆まつお正秀 委員   ということは、市もあんまり悠長というか、検討しますわみたいな感じですけど、5年ぐらいのうちには、いずれそこら辺の方向性――さっきあった鯨池浄水場やいろんなことを検討していかなあかんので、そういう検討を急いでください。  以上です。 ◆中川經夫 委員   3点お伺いします。1点目は、先ほど草加委員から出ましたが、鳴尾浄水場の件で、簡単ですけど。それと、上水道の阪水のことについて、もう1点は工業用水について、それぞれ簡単に質問いたしますので、明確にお答えください。  1点目、僕も、非常に以前から鳴尾浄水場のことについては疑義もあるし、先々のことを考えれば置いておくべき利点はあるんと違うかなという思いはある。ただ、浄水場の更新は、直せば高くなる可能性もあるんだけれど、40年たって、今、武庫川の河川の整備工事をやってますよね。それの影響は、どういうふうな影響が出てくるのか。あそこは井戸でやっているので、水位が下がる可能性もあるんじゃないか、そのことでお聞きしたいなと思います。まずそれだけ。 ◎施設管理課長   鳴尾浄水場の井戸に武庫川の河川整備計画でどのような影響があるのかということでございますが、兵庫県のほうから聞いておりますのは、武庫川の河川整備計画によって鳴尾浄水場の水源井戸の水位低下、これが懸念されております。  以上でございます。 ◆中川經夫 委員   そしたら、どういう形になっていくかというのは、まだ詳しくわからへんわけやな。 ◎施設管理課長   鳴尾浄水場の井戸への影響はどのようになってくるかでございますけども、現在、武庫川河川整備で河床掘削とかそういうふうなことで着手されておりますけども、鳴尾浄水場では、兵庫県のほうで試験井を設けて井戸の水位とか水質等を常に監視されておられます。それに基づいて、これから整備が進んでいく中で、井戸にどのような影響があるのかということの調査を実際にやっているということを聞いております。  以上でございます。 ◆中川經夫 委員   その辺の推移を見ていかなあかんのと違うかなと思いますね。大事な水源やから、多分そういうことはないと思うけれど、やっぱり水位が下がってきたり、いろんなことが起こる可能性があるからね。  それはそれで結構です。  それと、包括外部監査の話をされていたけれど、阪水とのつき合いやね。まあ言えば、うちは阪水にとっては非常にお得意さんやね。分賦金の話が出ていたと思うんだけれど、責任水量を今とってますよね。水量的には1日に13万トンかな、ようわからんですけれど、先々その責任水量が、人口も減ってきて落ちてくるね。ただし、契約している限りは、その水量はやっぱり維持せないかんという形で、この辺の先々のことをどう考えてはるか、どういうふうな形でそこは阪水とやりとりをしておられるのか、各市の問題もかかわってくることやから、ちょっと教えておいてもらいたいなと思います。 ◎経営管理課長   御質問いただきました阪神水道企業団の受水費につきましては、まず、委員が今おっしゃられたとおり、各市の水需要が将来的に落ちるというところで、今、阪神水道企業団を中心として施設規模の協議のほうを進めております。阪神水道企業団としましては、基本的には猪名川浄水場の一つの系統をとめてダウンサイジングするという方針までは決まっているんですけれども、今、各市の水の需要をどういうふうにするかというところについて協議中でございます。その協議を経て、費用負担につきましても同時並行で今協議しているところでございまして、できるだけ早期に結論を出すということで今続けているところでございます。  本市としましては、西宮市のほうが阪神水道企業団のほうの受水を非常に高い率で受けておりますので、これ以上受水費がふえるというところに関しては容認できるものではないので、さらなる費用の削減、構成市間において費用の負担のあり方について今協議を重ねているところでございまして、阪神水道企業団の次期財政計画が平成32年度からとなりますので、それまでに決着をつけるということで、阪水、構成市との協議を進めているところでございます。  以上です。 ◆中川經夫 委員   うちにとったら、よその面倒まで見ることはでけへんわけやから、将来、西宮市として毅然たる態度を阪水には示しておかないかんのと違うかなという思いでお聞きをしましたので、先々こういうことも起こるので、十分留意していただきたいなという思いがあります。  最後に、工業用水のことですけれど、先ほど52社が51社になったということやけど、その1社というのは多分森永乳業のことじゃないかと思うんですよ。平成31年12月に老朽化ということで撤退をすると。このことは、この間もどういうふうな状況ですかというてお聞きしたんですけれど、改めてお伺いします。その減収額、各事業への影響というのはどうなるのかということをお聞きしたい。将来、施設更新の資金不足が見られる可能性もあるので、その点も含めてお聞きしたいなと思います。 ◎経営管理課長   森永乳業近畿工場につきましては、平成31年12月をもって生産中止ということが発表されております。影響につきましては、森永乳業は工業用水の全契約水量の約17%を占めておりまして、工水の料金収入で言いますと、現時点で年間収入が約4億1,300万円あるんですけれども、そのうちの6,700万円程度の減収――平成31年度は年度途中なんですけども、年間それだけの減収になるというふうに見込んでおります。  御質問いただきました経営面に関してなんですけれども、経営面につきましては、平成28年度末の累積実質資金のほうが25億4,000万円程度ございまして、現状の経営を継続したということであれば、直ちに経営が立ち行かなくなる状況にはないというふうに考えております。ただし、近い将来、施設の更新等に多額の資金が必要ということになりますので、現在の浄水処理の考え方について、先ほど申しました広域連携等もありますので、そういったことを念頭に置いた浄配水拠点の選択を含めて検討を行うということで、持続可能な事業運営に取り組むというふうに考えております。  今年度の給水事業所数の減につきましては、雑用水の事業所が減るということですので、そちらの減ということになります。  以上です。 ◆中川經夫 委員   ちょっと勘違いしていたわ。  今お聞きすると、約6,700万円、17%減ということで、ただし、経営に対してはあんまり影響がないということですけれど、一番心配するのはやっぱりこれからの施設更新の資金不足ということやから、かなりの金額になってくるんじゃないかというふうなことと、さまざまな選択肢があるんじゃないかと言うてはったと思うんですけど、こういったことを含めて、企業が撤退していく可能性はこれからあるので――アサヒビールが一番大きな問題やったんですね。その次に大きな森永乳業が撤退していくというふうなことで、西宮にとっては一つの大きな収入がだんだん減っていくわけやから、その辺のことも十分これから考えて、新たな展開をしていかなあかんのと違うかなというふうに思います。  これはこれで、平成31年の撤退ということでありますので、影響はないといえどもやっぱり減るわけやから、6,700万円か、その辺のことで今後の推移を見ていきたいと思います。  施設更新だけはよく考えていただかないかん。いろんなやり方、選択肢があると思いますので、これだけはきっちりと要望しておきたいと思います。  以上です。 ○岸利之 主査   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○岸利之 主査   では、私から。 ○大原智 副主査   主査の職務を交代いたします。 ○岸利之 主査   1点だけ質問させてください。  災害用のマンホールトイレの設置で聞きたいんですけど、浜甲子園体育館に設置するということですが、これは、どちらの要望でつけはるのか、地元の方々の要望なのか、防災危機管理局なのか。  それと、災害用のマンホールトイレって市内に今何カ所ぐらいあるのかというのを教えてください。 ◎下水計画課長   マンホールトイレの整備につきまして、浜甲子園体育館に設置することは地元要望かという御質問についてお答えします。  マンホールトイレの整備につきましては、防災危機管理局から要請のあった箇所について整備を進めているところでございまして、今回の整備について地元からの要請があったということはございません。  これまでの整備数につきましては、現在、市内に11カ所の整備をしておるところでございます。  以上でございます。 ○岸利之 主査   ありがとうございます。  例えば地元で防災上ここに欲しいんやとかの要望が出ても、それはやっぱり防災危機管理局からでないとつくらないということなんですか。 ◎下水計画課長   防災からお聞きしておりますのは、地域防災計画上指定されている避難所で避難者数の多い大規模な避難所について優先的に整備していくというふうに聞いております。その整備方針にのっとって私どもが要請を受けているというところでございます。  以上です。 ○岸利之 主査   今後どうなるかは、どっちかと言うたら防災危機管理局でないとわからないということですね。
    下水計画課長   はい、私どものほうとしましては、防災危機管理局からの要請によって整備していくということになります。  以上です。 ○岸利之 主査   わかりました。  ありがとうございます。 ○大原智 副主査   では、主査の職務をお返しいたします。 ○岸利之 主査   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○岸利之 主査   なければ、質疑を打ち切ります。  なお、議案第428号のうち本分科会割り当て分に対する討論並びに採決は後刻一括して行います。  これより議案第428号を除く3件の討論を行います。  各件に御意見はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○岸利之 主査   なければ、討論を打ち切ります。  採決は3回に分けて行います。  まず、議案第440号の採決を行います。  議案第440号は、これを承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○岸利之 主査   異議なしと認めます。したがって、議案第440号は承認することに決まりました。  次に、議案第441号の採決を行います。  議案第441号は、これを承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○岸利之 主査   異議なしと認めます。したがって、議案第441号は承認することに決まりました。  次に、議案第442号の採決を行います。  議案第442号は、これを承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○岸利之 主査   異議なしと認めます。したがって、議案第442号は承認することに決まりました。  ここで、この3月末日をもちまして松本北部水道事業所長が退職されます。  長い間、お疲れさまでした。ありがとうございました。(拍手)  ここで説明員が交代します。    (説明員交代) ○岸利之 主査   次に、議案第428号平成30年度西宮市一般会計予算のうち本分科会割り当て分を議題とします。  本件に対する質疑は既に終了しております。  これより討論に入ります。  本件に御意見はございませんか。 ◆草加智清 委員   平成30年度一般会計予算についてですが、意見を述べます。  会派・ぜんしんは、民生分科会で、卸売市場再生整備事業について、巨額の公的負担を行う事業であるにもかかわらず、多くの課題があり、当局から納得のできる説明を得られていないことから、この事業を除く一般会計予算の修正案を提出しました。当分科会割り当ての都市局分の中のJR西宮駅南西地区市街地再開発事業については、昨日の岸主査への答弁で、公費負担を伴う卸売市場再生整備事業に関連した費用は含まれていないという見解が示されました。会派・ぜんしんは、JR西宮駅南西地区市街地再開発事業の必要性について認めており、この答弁を踏まえた上で、平成30年度一般会計予算のうち建設分科会割り当て分に賛成をいたします。  以上です。 ◆まつお正秀 委員   日本共産党西宮市会議員団は、議案第428号一般会計予算に反対をいたします。  詳細については、本会議で述べさせていただきます。 ○岸利之 主査   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○岸利之 主査   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  議案第428号のうち本分科会割り当て分は、これを承認することに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○岸利之 主査   挙手多数と認めます。したがって、議案第428号のうち本分科会割り当て分は承認することに決まりました。  ここで説明員が交代します。    (説明員交代) ○岸利之 主査   次に、議案第434号平成30年度西宮市公共用地買収事業特別会計予算のうち本分科会割り当て分を議題とします。  本件に対する質疑は既に終了しております。  これより討論に入ります。  本件に御意見はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○岸利之 主査   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  議案第434号のうち本分科会割り当て分は、これを承認することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○岸利之 主査   異議なしと認めます。したがって、議案第434号のうち本分科会割り当て分は承認することに決まりました。  以上で本分科会割り当て分の審査は全て終了しました。  昨日及び本日と2日間にわたり、長きにわたりお疲れさまでした。  都市局におきましては、議案第428号平成30年度西宮市一般会計予算ほか2件、土木局におきましては、議案第428号平成30年度西宮市一般会計予算ほか1件、上下水道局におきましては、議案第440号平成30年度西宮市水道事業会計予算ほか3件、以上のうち議案第428号平成30年度西宮市一般会計予算は賛成多数をもって、ほかはいずれも全員賛成ということで、承認を得ることができました。ありがとうございました。お疲れさまでした。  ここで当局の挨拶がございます。 ◎副市長   本分科会に付託されました議案第428号平成30年度西宮市一般会計予算等につきまして、慎重審査の上、御協賛賜りまして、まことにありがとうございます。  審査の過程でいただきました要望、御意見等につきましては留意し、今後の行政を円滑に執行してまいりたいと考えております。  なお、今後とも一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。  ありがとうございました。 ○岸利之 主査   これをもって予算特別委員会建設分科会を閉会します。  なお、来る3月22日午前10時に本会議場において予算特別委員会全体会を再開します。  御協力ありがとうございました。           (午後2時35分閉会)...