西宮市議会 2017-12-15
平成29年12月15日民生常任委員会(連合審査会を含む)−12月15日-01号
1
西宮中央運動公園及び
中央体育館・
陸上競技場等再
整備基本計画の策定状況について
■出席委員
よつや 薫 (委員長)
菅 野 雅 一 (副委員長)
佐 藤 みち子
篠 原 正 寛
澁 谷 祐 介
西 田 いさお
町 田 博 喜
山 口 英 治
■欠席委員
な し
■
委員外議員等
大 原 智
河 崎 はじめ
岸 利 之
草 加 智 清
中 川 經 夫
まつお 正 秀
■紹介議員
な し
■傍聴議員
一 色 風 子
福 井 浄
山 田 ますと
■説明員(
西宮市議会委員会条例第19条による)
副市長 松 永 博
副市長 掛 田 紀 夫
(
産業文化局)
産業文化局長 太 田 聖 子
産業文化総括室長
岩 崎 敏 雄
産業文化総務課長
杉 原 和 彦
文化スポーツ部長
多 田 祥 治
文化スポーツ企画課長
西垣内 憲 司
地域スポーツ課長
田 中 良 紀
(
防災危機管理局)
防災総務課長 島 田 章
(土木局)
土木局長 北 田 正 広
土木総括室長 廣 田 克 也
土木総務課長 林 大 輔
道路公園部長 植 松 浩 嗣
道路計画課長 向 井 宣 彦
公園緑地課長 伊 藤 泰 介
営繕部長 森 本 善 夫
営繕課長 伊 東 日出志
設備課長 竹 内 康 浩
(午前9時59分再開)
○よつや薫 委員長
ただいまから
民生常任委員会を再開し、直ちに
民生常任委員会・
建設常任委員会連合審査会を開会します。
建設常任委員長との協議により、本日は、私が委員長の職務を行いますので、よろしくお願いいたします。
先日の
民生常任委員会におきまして、
西宮中央運動公園及び
中央体育館・
陸上競技場等再
整備基本計画の策定状況についての報告につきましては、
建設常任委員会の所管にもかかわる報告でありますことから、広く委員の皆様の御意見をお聞きし、深く協議することが重要であると考えて、会議規則第93条の規定により、
建設常任委員会との
連合審査会を行うことにさせていただきました。
建設常任委員会の皆様方には、
連合審査会の開催に対しまして快く御理解と御協力をいただきましたことに、厚くお礼を申し上げます。
この際、委員の皆様に申し上げます。
各委員の質疑におかれては、簡明で議題の範囲を超えない発言になるように心がけてください。
なお、発言が明白な錯誤、著しい趣旨不明瞭、不適切、既に答弁された内容のみの繰り返しと判断した場合は、委員長において議事整理を行う場合もございますので、御承知おきください。
また、御自身の質疑が終了した後も関連質問は認められております。関連質問を行う場合は、その旨を宣言し、内容もこれに基づくよう心がけてください。
次に、当局に一言申し上げます。
委員の質疑の趣旨を明確にするために、皆様には反問権を認めておりますので、御承知おきください。
それでは協議に入ります。
所管事務調査の件「
西宮中央運動公園及び
中央体育館・
陸上競技場等再
整備基本計画の策定状況について」を議題とします。
当局の説明を求めます。
◎
文化スポーツ企画課長
まず、資料の確認をさせていただきます。
表紙が「
西宮中央運動公園及び
中央体育館・
陸上競技場等再
整備基本計画の策定状況について」というもの、これを主に使って御説明させていただきます。そして、カラー刷りの図面などを添付いたしました資料1。そして、
パブリックコメントの内容を取りまとめました資料2。この三つを用いて御説明させていただきます。
きょうは二つの局がかかわっておりますが、まずは一括で私のほうから御説明いたします。
それでは、「
西宮中央運動公園及び
中央体育館・
陸上競技場等再
整備基本計画の策定状況について」をごらんください。
1ページの「1.事業実施の背景と課題」ですが、
西宮中央運動公園は、南部市街地における貴重な緑の空間であるとともに、本市のスポーツ・
レクリエーション活動の拠点となっており、昭和40年竣工の
中央体育館や昭和32年竣工の
陸上競技場など、老朽化の進行に伴い、各種施設の早急な更新が課題となっております。
そこで、「2.基本構想と
パブリックコメントの結果」にありますように、施設整備に向けた考え方を整理し、平成28年3月には
西宮中央運動公園及び
中央体育館・
陸上競技場等再
整備基本構想を公表し、平成28年11月から29年1月の間に
パブリックコメントを実施いたしました。
それでは、資料1−1「基本構想時の
施設配置概要図」をごらんください。
これは、既に基本構想においてお示ししました再
整備施設配置概要図です。
計画地東側――現在の多
目的グラウンドの箇所に新体育館を整備し、その後、
既存体育館等の解体を経て、公園施設及び
陸上競技場等を整備し、さらに国道沿いに
民間提案施設である
スポーツ文化交流ゾーンを想定しております。
続きまして、資料2「「
西宮中央運動公園及び
中央体育館・
陸上競技場等再
整備基本構想」に対する
パブリックコメントの結果及び市の考え方について」をごらんください。
2カ月間実施しました
パブリックコメントでは、男性6名、女性1名、性別不明2名、計9名の方から32件の御意見を頂戴し、意見と同趣旨の内容が既に構想に盛り込まれているものが5件、今後事業を進める際に参考・検討するものが13件、対応が困難なもの12件など、表のとおりとなっております。
次の1ページからは、個々の御意見及び市の考え方について記載しております。
32件の意見では、公園計画に関するものが5件、交通・周辺への影響について5件、体育館の形態について6件、
多目的広場の配置について3件、
テニスコートについて5件、導入施設について4件、
陸上競技場について1件。そして、その他3件となっております。
では、もとの資料に戻ります。
2ページ、「3.基本計画の策定」をごらんください。
現在、市では基本構想及び
パブリックコメントを経て、施設規模、配置、機能などの検討を行い、
基本計画策定に取り組んでおります。検討に当たりましては、「(1)
基本計画策定の前提条件」として、「
本市スポーツ施設の基幹となる体育館」、「多種目かつ高稼働率に対応した
陸上競技場」、「
施設利用者の自動車交通への対応」、「
地域防災拠点・避難所として整備」、「
周辺地域浸水対策の
雨水貯留槽等を整備」、「施設整備に必要な
都市計画等の手続き」を念頭に置き、検討を重ねてまいりました。
それでは、現時点で想定しております配置等につきまして、資料1−2「
施設配置計画図(案)」で御説明いたします。
今回の計画地のうち、敷地南西端――図面左下のハッチングの箇所には、将来、別途消防署を整備する構想があり、その用地面積として約800平米を確保し、これ以外の敷地約6万5,000平米を都市公園として整備する予定としております。
施設の配置計画は、基本構想でお示しした内容と大きくは変わっておりません。まず、現体育館は避難所でもあることから、施設機能を維持しながら建設する必要があるため、現在の
多目的広場の位置に整備いたします。体育館の規模につきましては、基本構想では、建築面積が約6,000平米、
延べ床面積が約1万2,000平米程度としておりましたが、必要な機能を積み上げた結果、建築面積が約8,000平米、
延べ床面積が約1万5,000平米程度必要となる見込みでございます。
次に、
陸上競技場は、既存の東西方向の形態を、競技場として標準的な南北方向の形態に再整備するとともに、西側に1,000人程度が観覧できるスタンドを設置します。なお、
陸上競技場の建築物につきましても、基本構想より若干大きくなる見込みでございます。
スポーツ施設以外の公園施設といたしましては、子供の遊び場、
エントランス広場、
多目的広場、ランニングやウオーキングができる園路や健康遊具などの施設整備を行うとともに、桜を中心に四季を感じられる植栽を行います。また、体育館の西側には、民間提案による
スポーツ産業や飲食、
スポーツ用品の販売などを想定した民設民営による施設整備も可能とし、にぎわいが創出できるような工夫を検討しております。
次に、駐車場等について御説明いたします。
日常的な駐車需要に対しては、敷地内に整備する駐車場約150台と、敷地北側の
既設駐車場約50台、合計200台で対応することとしております。なお、年に30回程度想定される
プロバスケットボールBリーグなど大
規模イベントの開催時については、バスや鉄道など公共交通の利用促進や
駐車場事前予約制など、さらには、
イベント運営側における自動車交通の抑制策で対応してまいります。
また、今回の事業にあわせて、周辺市街地の浸水対策として、駐車場の地下に約3,500立米規模の
雨水貯留槽を整備いたします。
次に、資料1−3「
地域防災拠点・避難所の
活用イメージ」をごらんください。
防災関係の施設につきましては、
陸上競技場を
臨時ヘリポートとして使用可能なものとし、防災倉庫や
マンホールトイレを整備するとともに、体育館内にも
避難所用備蓄倉庫などを整備いたします。
続きまして、資料1−4「現況・基本構想・基本計画 比較表」をごらんください。
運動施設の概要といたしまして、体育館につきましては、
メーンアリーナは
可動収納席を含む観覧5,000人規模とします。
バスケットボール3面相当。また、別に
サブアリーナを設け、
バスケットボール1面相当。武道場につきましては、可動畳の導入により、柔道や剣道など多目的な利用が可能な4面相当を想定しております。
陸上競技場におきましては、4種公認を基本としておりますが、トラックは全天候型の9レーンとしております。
インフィールドにつきましては、
投てき対応型人工芝とします。幅広く
各種スポーツに対応するとともに、夜間練習が可能な照明を設置することにより、既存同種の施設と同様に高い稼働率を見込んでおります。
また、1,000人程度のスタンドにつきましては、屋根つきといたします。
中央運動公園北側に位置します
テニスコートにつきましては、通常の改修で対応していくこととし、現況のままといたします。
なお、プールや
トレーニングルームに関しましては、既に民間から広く提供されていることに加え、整備費及び
維持管理費の確保が非常に困難であることから、
民間提案施設で整備される場合を除き、市が行う整備対象からは除外いたします。
参考ではありますが、資料1の最後には
メーンアリーナにおける
可動収納席の
展開イメージをお示ししております。
では、もとの資料に戻ります。
3ページの「(2)事業手法の選定」につきまして、「一体的な施設整備と管理運営」、「
民間事業者の経験やノウハウを活用した事業コストの縮減」、「財政支出の平準化」などを目的に、PFI法に基づくBTO方式を基軸に進めてまいります。
次に、4ページをごらんください。
大まかな
事業スケジュールにつきましては、表のとおりとなっております。
基本計画につきましては、地元・関係団体の説明会及び
パブリックコメントを経て、平成29年度内の策定を目標としております。
都市計画法上の手続といたしましては、現在の
中央体育館、武道場、
西宮スポーツセンターの敷地を
都市計画公園区域に含める
区域変更手続と、計画地を
特別用途地区とするなど、体育館・
陸上競技場の観覧席が整備可能となるよう、規制緩和の手続を進めてまいります。
また、都市公園法上の手続としましては、体育館や
陸上競技場スタンドなどの建築物の建蔽率が市の
都市公園条例で定める上限値の12%を超過する見込みであることから、この上限値を数%引き上げる条例改正を行いたいと考えております。
事業者募集につきましては、平成31年度に行いたいと考えており、その後、
事業者選定、設計、施工を経て、体育館などの供用開始は、基本構想でお示ししましたとおり、平成37年――2025年度を想定しております。
次に、5ページの「(4)
概算施設整備費」をごらんください。
計画地全体に係る
概算施設整備の試算では、体育館が約89億円、
陸上競技場で約17億円、公園整備に約14億円、
雨水貯留槽で約10億円など、計約147億円となっております。財源につきましては、体育館に国交付金約36億円の充当を想定し、起債で約86億1,000万円、一般財源が約24億9,000万円です。また、一般財源につきましては、BTO方式による
管理運営対象施設の整備費約23億9,000万円につきましては、PFIによる割賦を想定しております。
次に、「(5)事業費の償還」ですが、企業会計である
雨水貯留槽を除いた整備費につきまして、単年度の
財政負担軽減や、数十年間使用する施設であることから、起債やPFIによる割賦償還により、世代間負担の公平性を考慮し、長期にわたって平準化を行います。
次に、6ページの「(6)
管理運営費用」につきまして、全ての施設が供用開始となった際の
年間維持管理費用等を現在の
中央体育館などをもとに試算いたしました。支出では、管理料といたしまして年間約1億2,800万円、光熱水費は年間約3,000万円、
指定管理者となるSPCに対する
モニタリング費用として年間約550万円となり、年間約1億6,350万円と試算しております。また、収入といたしまして、
施設利用料金や
駐車場料金をSPCの直接収入とする利用料金制を前提に、年間約1億3,000万円を想定し、支出と収入を差し引いた最終的な指定管理料として年間約3,350万円の支出を想定しております。
説明は以上でございます。
○よつや薫 委員長
説明は終わりました。
本件に御質疑並びに御意見はありませんか。
◆中川經夫 議員
今、説明を受けたんですけれど、私
たち建設常任委員会として、このような民生と一緒の連合での審査で、この機会しか多分この問題を聞けることはないんじゃないかということで、できるだけ簡略に質問はさせてもらいますけれど、時間の範囲だけお許しをいただきたいと思います。
一問一答でやらせていただきます。
まず、1点目、駐車場の問題ですけど、先ほどの御説明で、もともと
駐車場自体は、
地下駐車場が最初の計画ではあったんじゃないかと思うんですけれど、それを合わせて300台ぐらいあったんじゃないかな。ところが、今の御説明を受けますと、平面の駐車場で従前と変わらないということで200台と。まず、この規模でいけますか。
それとあわせて、進入路ですよね。図面の資料1―2を見させていただいても、これは今の
駐車場入り口と変わらないですよね。今でも結構入りにくくて、渋滞が起これば、右折できにくいということで、これだけあわせて整備された中で、大会、いろんなイベントがあったとき、駐車が混雑するのは目に見えてきていると。そういった中で、こういう形で計画されるということ自体、ちょっと無理があるんじゃないかなと思うんです。
その2点だけ、とりあえずお聞きしたいと思います。
◎
道路計画課長
今回の駐車場の体制につきましては、現状であります150台――河原町にある100台、それから中屋町にあります50台、合わせて150台で、現状でも日常管理については運営ができているという状況もございまして、今回、河原町の公園内には150台、それと中屋町の50台を継続するということで、200台を、土、日も含めて日常的な駐車需要については運営ができるというふうに考えております。
ただ、大規模なイベントでありますBリーグのイベントについては、今後、主催者側の行う
ソフト対策も含めて、何らかの対応が必要であるというふうに考えております。
また、渋滞対策として、今回、図面でもお示しさせていただいておりますけれども、駐車場の入り口部分に新たに右折レーンを設けることで、駐車場への出入りについてはスムーズに行えるような対策を行いたいというふうに考えております。
以上でございます。
◆中川經夫 議員
地下を取りやめたのは何でですか。
◎
地域スポーツ課長
現状の駐車場の運用ですが、先日ありました
ストークスの試合のときに3,000人の方が来られました。その際の状況ですが、およそ自動車につきましては、駐車場が満車になっておりましたので、仮に1台に2人乗車するとしまして約400人の方が自動車で来られたのではないかと。バスにつきましては、現状も確認しておりましたが、バス4台ぐらいで乗客の方をさばき切れてましたので、400名程度かなと。あと、徒歩、自転車の方も大勢いらっしゃいました。そのほかの方は徒歩・自転車で御来場なさったと考えております。その中で、2試合、3,000人ほどの試合があったんですけれども、現状、体育館や
地域スポーツ課のほうに、特段問題が起こったということは聞いていません。もちろん、啓発活動の強化であったり、警備員を増強いたしました。そういう形もありまして、3,000人という大会の中で問題は起きていなかったということがございました。
駐車場のほうですけれども、
地下駐車場のほうはこれまで検討してきたんですけれども、
地下駐車場につきましては、仮に約70台ほど、約7,000平米と考えますと、
地下駐車場の平米単価は80万円ぐらいでございますので、60億円ほどの費用がかかってまいります。多額の費用がかかること、また、ここの駐車場の立地としまして、JR西宮駅、
阪急西宮北口駅から徒歩10分から15分圏内にあることとか、先ほども申し上げましたけれども、
ソフト対策及び啓発活動による啓発ですとか、徒歩、自転車での来場を促していきたいと考えておりまして、
体育館地下駐車場の整備を今回は取りやめた次第でございます。
以上です。
◆中川經夫 議員
地下については、金がかかるからということでやめた、そういうふうな判断でええわけやね。
◎
地域スポーツ課長
もちろん、費用対効果、コストもございまして、一つの要因としましては、60億円という多額のコストがかかること。それと、現状のニーズと、今後取り組むであろうソフト面での対策とか、主要駅から15分圏内ということを考えまして、
地下駐車場については整備を取りやめたということでございます。
以上です。
◆中川經夫 議員
運営できるというふうなお答えやけれど、非常に甘いと思う。特に、
ストークスの話が出たので、バスケットの試合のときなんか、駐車場は当然使われへんおそれ、そういうことがあります。現状、たまたま体育館のほうへ私もよく行くんですけれど、右折レーンというのは非常に危ないということもあって、多分これだけの規模の体育館、あるいは
陸上競技場を整備するということになったら、非常に混雑する。これだけの規模では対応でけへん。これだけは指摘しておくわ。非常に大事な駐車場は前と変わらへんやないの。ある意味では駐車場がなければここには来れないという人がたくさんいらっしゃいますから、その辺のことをもう一遍再考してもらいたいなと思います。これは要望しておきます。
もう1点は、体育館の供用開始。
陸上競技場もあれですけど、特に体育館についてお聞きしたいんですけど、今のお話では平成37年。ということは、今からやったら8年後になるのかな。この手法によるからこそ、これだけおくれるということですか。今のやり方、もっといろんな事業内容、いろんな形で計画を立ててもらったら、もっと早く前倒しがあるんじゃないかと思うんですが、その辺はどうなんですか。この点をお聞きしたいと思います。
◎営繕課長
今の中川議員の御質問にお答えさせていただきます。
今回のPFIで事業を行いますと、資料にも記載させていただいていますように、体育館の完成時期とすれば平成36年末ということになっております。この工法以外の従来工法で検討しますと、資料の4ページに「
事業スケジュール(案)」ということで表を載せさせていただいております。この表の上から三つ目の
事業者選定というところの期間が、従来方式では不要と考えられますので、その期間の約1年ぐらいの事業期間の短縮はできるのかなというふうには考えております。ただ、従来手法で行いますと、業者が、体育館の建築業者でありますとか、電気業者、設備業者、その他公園施設の
整備業者等、いろいろと工事が錯綜しますので、その調整に時間がかかるんじゃないかということも懸念しております。そういったことからも、今考えられる事業手法でスムーズに工事を進めていけ、事業者の提案等も含めまして、工事期間の短縮ということをこれから検討していきたいというふうに考えております。
以上です。
◆中川經夫 議員
せっかくつくられるんですから、市民も、いつできるんかな、できるだけ早くつくってもらいたいという思いはあると思うんです。我々も、これを以前から聞いていて、昨年の3月か、事業をやりますと。本当にこの
PFI手法を西宮の手法としていいのかどうか、事業者を選定するということでね。私は、
PFI手法について、いま一度見直すべきやと思います。この場所であるからこそしか、この手法はできないんじゃないかということと、もっと早くね。今から7年でしょう。私は、
ストークスのほうからちょっと聞いていることがあるんですが、もしこの体育館自体、これだけおくれるとしたら、Bリーグとしてのライセンスをおろせないという話が出てきているんです。私は、別に
ストークスの肩を持つわけじゃないですけど、せっかく西宮に
プロバスケットチームを来させて、今頑張って2部から1部に上がって、大変厳しいあの体育館の状況の中で頑張っているこのチーム自体、非常に新しい体育館ができるということ、そのことも含めて多分西宮に来たんじゃないかと。それが平成37年。これは一度また確認してもらわないかんですけど、お聞きすると、ライセンスは非常に厳しいということで、そうなると、西宮から離れる可能性もある。
だから、あわせて、この供用開始を前倒しにするということであれば、改めて手法等について考え直すべきやないかと、このことを要望しておきたいと思います。
3点目として、体育館の規模ですけれど、西宮の施設は、
皆さん御存じでしょう、体育館だけやなくて、ほとんどみんな中途半端。数はある程度あるかもわからん、野球場にしても。ただ、高校野球――西宮に甲子園という聖地があるんですが、それの予選を西宮で……、西宮の高校がやってますか、大会予選とかね。ほとんど西宮以外。野球場だけをとれば、それだけできない。
そういった中で、あわせて5,000人収容というふうな。この5,000人の中で、全部座れるわけやないでしょう。立ち見はどれだけあるんですか。
◎
地域スポーツ課長
5,000人収容の中で立ち見は約1割、500人程度となります。
以上です。
◆中川經夫 議員
実質4,500人ということですね。今、全国で、スタジアムとかアリーナとかで一番理想的なのは、ニーズが高いのは8,000人規模ぐらいです。だから、やるなら、私は本会議でもお話ししましたけれど、中途半端な規模でなくて、ほんとのスタジアム、アリーナ、一般の市民も含めて参加でき、いろんな事業も張りつけるような、地域の活性化になるような、そういうスタジアムをつくってもらいたい。
国がやってくださいと。国が、体育館をつくっていただきたい、そのためには御協力もしますよ、あるいは民間の力を得て頑張ってくださいと、その市に西宮も入っておるわけでしょう。だから、この規模等についても、私はもう少し、やるなら、実際にコンサート等も開けるし、そういう意味で、この場所自体がちょっとどうなのかというところまで踏み込みたくないんですけど、そういう意味でもう少し規模の大きさを考えることなどもあわせて要望しておきたいと思います。
最後に、いろんなことを申し上げたいですが、時間の関係もありますので。
先ほども話をしましたように、体育館だけをとれば89億円、全体の概算金額は147億円。もしこの手法を外して、もう一度いろんなところと相談していただけるということであれば、私はもっと財政を圧縮できるんじゃないかと。体育館だけでも、交付金が36億円入ってますけれど、実際にこれだけ受けられるかどうか、まだわからんでしょう。だから、一番大事なのはやっぱりお金の問題ですわ。このことも、この手法でやるからこれだけのものがかかりますよと。そしたら、市に対して何のメリットがあるんですか、行政はこのPFIに対して。
初めてこういう機会で意見を言わせてもらいますけれど、もう少し全体構想として考え直すべきと違うかなと。今ならまだ考え直せると僕は思うんです。このことを強く要望しておきたいと思います。
以上です。
(「議事進行」と呼ぶ者あり)
○よつや薫 委員長
河崎議員。
◆河崎はじめ 議員
これは議事進行みたいなものやけど、私の資料には、
地下駐車場ができることになっておるんやけども、これはどうなっておるの。今は変わってないの。草加議員のもそうやし。新しいのはもろうてないよ。
○よつや薫 委員長
いやいや、中にあると思いますよ、この中のページに。
◆河崎はじめ 委員
この中の資料1−4でも……
◆西田いさお 委員
色つきの一番左下のところ、150となっていて、地下はどこにも書いてない。
◆河崎はじめ 議員
でも、1−1と1−4にも、文章で、体育館の地下には「150台〜200台」、「交通渋滞緩和のため、利用実績など」と書いてあるで。
○よつや薫 委員長
ちょっと待ってくださいね。不規則発言はやめて、ちょっと待ってください。
そうしたら、西垣内課長、もう一回ちゃんと言ってもらえますか。
◎
文化スポーツ企画課長
先ほども御説明申し上げましたとおり、この資料1に関しましては、28年3月のときに公表した基本構想の図面を参考資料としてお付けしていると、御説明させていただきました。
また、資料1−4に関しましては、「現況」、「基本構想」、今現在の「基本計画」の議論の経過を対比させております。この資料1−4の「駐車場」のところの太枠なんですが、「基本計画」のところ、最後の備考をごらんください。「構想と計画の主な変更点」の「駐車場」の欄に「このため、
体育館地下駐車場を取りやめた」ということになっておりまして、現在の最新では
地下駐車場はつくらないということで先ほど御説明させていただきました。
以上です。
○よつや薫 委員長
河崎議員、それでよろしいでしょうか。
◆河崎はじめ 委員
まあええわ、わかった。
◆西田いさお 委員
先ほど中川議員のほうから言われたのと、かなり重複する点もあるかと思いますけど、私も、アクセス、施設、運営について、それぞれ一問一答で質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
まず、アクセスについてですけど、先ほど中川議員の質問への説明の中で、3,000人の大会で何とかいけたということですけれど、この体育館は、3,000人の体育館をつくるんじゃないでしょう。5,000人規模をつくると言うておったでしょう。その5,000人を想定したときにそれがオーケーなのかどうかというのを答えてください。
◎
地域スポーツ課長
新しく体育館ができ上がった後で、今御指摘の、JR西宮駅、また
阪急西宮北口駅から徒歩で15分圏内ということで、十分公共交通機関による来場が可能な位置だとまず考えております。したがいまして、徒歩なり自転車での来場を促していくとともに、公共交通機関の利用促進、周知啓発、それももちろんして、それから、駐車場運用の工夫もしていきたいと思っております。具体的には、事前予約制であったり、特定日ということで興行試合開催日には料金を一定値上げだったり、そういうソフト面での対策をすることによって、ふだんのこういう大会運営での利用者数は想定しておりますが、そういったソフト面の対策もあわせてすることによって、特定日――興行試合のときの対応もしていきたいと思っております。こうしたことをすることによりまして、平日の台数を考慮しますと、過剰になるような駐車場にならないようにすることと考えております。
以上でございます。
◆西田いさお 委員
この体育館は、イベントにも使うとか、いろいろ説明しておられますけれど、年間どれぐらい大きなイベントをする予定なんですかね。今の説明だと、ほんとに
ストークスの大会だけぐらいしか想定してないような答弁なんですけど、実際に、夏の炎天下、各駅から15分から20分徒歩で来れますか。皆さん、歩いて行かれますか。駐車場の予約制も、全国規模で大会をやる場合は、全国から予約をとるんですか。非常に曖昧というか、甘い甘い考え方だと思うんです。
例えば、イベント会社に各駅からピストンでバスでも動いてもらう。例えば仮に1,000人とすると、何台のバスが動かないかんのですか。その乗りおりはどこでするんですか。あるいは、体育館に着いたときに、5台、6台が並んで乗りおりするんですか。非常にこれは、駐車場に入る車、バスでめちゃくちゃ交通渋滞が起こったり、交通網ずたずたになりますよ。そういうところはどんなふうに――だから、私、一般質問でもこの前に言いましたように、やはりここは、物すごく周りの道も狭いところなんですよ。住宅街の中に不法駐車でもされたら、即、車が通れんようになる場所が幾つもあるわけですよね。その周辺の対策も一緒にあわせて考えないかんと思うんですけど、そういったもろもろのことをどんなふうに検討して今の答えに至ったかというのを、もう一度詳しく説明してください。計画を立てられた方、説明してください。
◎
道路計画課長
駐車場台数につきましては、200台で現在運営されていますけども、その運用で特段の周辺の渋滞等は発生してないということから、日常の利用台数である200台の駐車場を考えております。ただ、200台につきましては、平常時、おおむね2,000人程度の規模のイベントが開催されているということでございますので、その2,000人規模についての駐車場台数は精査をさせていただいているところでございます。
以上でございます。
◆西田いさお 委員
ちょっと待って。2,000人って、5,000人規模の体育館を建てるんでしょうよ。それで2,000人で計算しているのはおかしいのと違いますか。来られる観客数を5,000人で考えないかんのと違いますの。そこはどうなんですか。
◎
地域スポーツ課長
現在、興行試合としましては、
ストークスが二十数試合やっております。今後、新体育館になりまして、どういう形で興行試合をされるのかわかりませんけれども、そういう5,000人規模の何かしらのイベントが続くことも想定しまして、通常の大会レベルでは2,000人規模ということで想定しています。5,000人規模になった場合については、先ほども申し上げましたように、できるだけ徒歩、自転車での来場を促したり、公共交通機関で来ていただいたり、駐車場の一時的な値上げであったり、そういったソフト面での対応策の充実。また、路線バスに対しては増便をお願いしたり、そういった形で進めていきたいと考えております。
以上です。
◆西田いさお 委員
もうおんなじテープを回しているように、おんなじ答弁は要らんから。私が言っているのは、今は何とかいけていても、先々いけなくなるよと。
ストークスは、今、1部に上がりましたよね。
ストークスの選手、1人で500人、1,000人呼べる選手がいるんですよ。いっぱいそういうチームが寄ってきたときに、それが全国から来るんですよ。今言ったように、徒歩でとか言ってられないし、それから、駅からの案内板とか、そんなんもきっちりせないかんいやろうし、歩いてどこにどう行くのかもわからないし。
それともう一つは、先ほど右折レーンをつくると言うてましたけれど、右折レーンをつくって、体育館の入り口の信号機から171号線まで何メートルありますか。即171号線まで渋滞ができますよ。そういったところも全部考えられたかどうか。
あるいは、帰る場合は、一気に出るようになります。体育館をすぐ出たところに信号機がありますから――あそこでスポーツ協会の開会式をやった場合、予備の駐車場も使って、あそこに入って出るときというたら、自動車へ行ってから出るまでに20分、30分かかる日があるんですよ。というのは、あそこを出たところに信号機があるから、出られないんですよ。ずうっと左折が混めば右折します。右折したら、今度は住宅街にどんどん入っていくわけですね、狭い道に。
だから、そういうことも考えて、あそこに体育館をつくるんであれば、道路状況から全部変えていかないかんと思うんですよ。そこまでの計画を考えてやられているかどうか。これをもう一回十分に検討してください。言っておきます。ほんとに地元の人はパニックになりますよ。私は最初から言うているんですけどね、あそこに体育館をつくるって聞いたときから。中川議員がおっしゃっていたように、ほんとに一から根本的に考えないかんと思いますよ。その辺を十分検討してください。
これ以上言っても、恐らくテープがエンドレスで、同じ答弁しか返ってこないと思いますので、これ以上言いませんけど、本当に根本から考えてください。お願いしておきます。
次に、施設ですけれど、高さ30メートル。たしかあそこは30メートルが上限ですよね、高さ制限が。
◎営繕課長
おっしゃられるとおり、30メートルの高さ制限がかかっております。
◆西田いさお 委員
30メートルで制限がかかって、
サブアリーナとかいろいろなものをつくっていくときに、あの広さに目いっぱい建てて、それで十分なものができるか。観客席だけでなしに、控室や何やいっぱい要るわけですよね、トイレから何から。そういうものを考えたときに、やはり30メートルというのは、施設面ではちょっと高さ制限がきついのと違うかなと。やっぱりアリーナは、天井から大きなのをぶら下げたりするのも、ここに写真もありますけど、そういうものがどんどんついてくるわけですから、高さというのは、やっぱり30メートルでは非常に厳しいものがあるんじゃないかというふうに私は思います。
ですから、そういったところも考えて、いろんなところで十分な検討が要ると思います。これはこれまでにしておきます。施設のことについて言い始めると――私は、この11月にゼビオとオガールと、体育館を見に行ってきたんですけれど、あそこはどちらも民間でやっておられますけど、非常に立派なものです。ゼビオなんか、管理は5人でやっておられました。そのかわり、イベントは1棟貸しということでしたけどね。だから、そういうふうに少人数でも管理できるような方法でやっておられるので、そういったことから、やっぱり施設も、民間の方をどんどん入れて、民間の方が、これやったら俺ら経営にも参加したいと言われるようなものを考えるべきやと思います。
それと、施設自体が、イベントがどんどんふえると、今、市内大会でやっている子供たちとか一般のママさんバレーとか、そういった大会がどんどん、どんどん押しやられて、回数が減っていくと思います。あるいは、今使っておられるクオーターテニスやバドミントンや卓球や、いろんなスポーツをやっておられますけれど、そういった方たちの押しやられ感がだんだん非常に強くなってくるんじゃないかと思います。
それと、立派な体育館になると、恐らく使用料も高くなると思いますので、そういった面で、一般の人がどんなふうに利用できて、今までの大会がどんなふうに継続できるかというのもこの施設にかかっていると思いますので、その辺も含めた検討をお願いしておきます。
次に、運営ですけど、先ほど言いましたように、逆に、完全に土地を西宮市が出して、民間にこういうものをつくらせてもいいと思うんですね。民間に全部経営させてというところまで考えるつもりはないですか。
◎
文化スポーツ企画課長
基本構想を策定するに当たりまして、ゼネコン、
スポーツ産業業界に複数回のヒアリングを行った際には、あそこで民間資金を100%投入してみずから運営するという回答はゼロでした。そのかわり、行政がPFI等でやり、その後の運営に関して民間のノウハウを使って参入したいという意見が多数でした。
以上でございます。
◆西田いさお 委員
何でゼロやったか、考えられましたか。もう一度答えてください。
◎
文化スポーツ企画課長
民間さんの判断は多種多様あるかと思いますが、実際にヒアリングの際に聞いたのは、公設体育館として一定の低料金で貸し館事業を行いつつ、ある程度の市民利用を確保したまま、建設、運営全てを回収することは大変困難であるという民間の判断をお聞きしております。
以上でございます。
◆西田いさお 委員
ということは、あそこで建てたのでは我々民間は手を出しませんということでしょう。民間はメリットがないから手を出さないということでしょう。私はそういうふうに判断しますけど。
◎
文化スポーツ企画課長
今回の事業に関しましては、建設施工分野と運営の分野と、大きく二つに分かれると思います。ヒアリングの際には、建設分野に関しましては、一定の設計に応じた建設の費用があれば、建設業界の方は納得していただけると思います。次に、運営業界に関しましては、民活エリア――民設民営のエリアで独自の展開をすることの利益の確保と、あとは指定管理の自由度を増すことによって、利用料金制による確保であるので、全ての建設費を後の運用で回収することは困難ではあるけれども、指定管理のビジネスの中において利益を確保することは可能であるという返事は頂戴しております。
以上です。
◆西田いさお 委員
結局、指定管理ということは、市がお金を出すということでしょう。お金を出さなければ民間は手を出さない、ということはメリットがないということなんです。だから、あそこに建てることは無理がありますよというのが民間の意見やと私は解釈してます。
ですから、そういったところに建てるということに対して、もっともっと細かい検討が必要。特に地元の皆さんとのコミュニケーションをとるというか、本当に細かい打ち合わせというか、そういうのがなかったら、恐らく建設になったら地元の方は反対されますよ。そんな交通渋滞の起こるようなものをここに持ってきてもろうたら困るというて。そういうのが私の感想です。
ですから、そういうことを全部ひっくるめて、何で私がここまで言うかというと、あそこはアクセスが非常に難しい、だから民間も手を出しにくい。そういうことも含めて、ゼロからとは言いませんけど、もう一度きっちり、基礎からの計画を検討していただきたいなぐらいは私は思ってます。
これ以上時間を使うと長くなりますので、ここで質問はやめますけど、よろしくお願いいたします。
◆山口英治 委員
陸上競技場の件、そして、申しわけございませんが、駐車場の件。あと、近隣のほうの周辺の整備状況についてという3項目を一問一答でお願いいたします。
まず、
陸上競技場のほうなんですが、現在の場合ですと、観覧席が500と周辺を入れると3,000人という形になっておりますが、今回の新しい
陸上競技場は1,000名ですが、周辺を入れると何名の収容人数になるのか、その点についてまずお答えください。
◎
地域スポーツ課長
委員御指摘のとおり、現状についてはそのとおりでございまして、現状は500人のベンチタイプで観覧席がございます。周辺部では大体2,000人から3,000人が入れるのかなという状況でございます。新しい
陸上競技場につきましては、メーンスタンドの屋根つきで1,000人ほど収容を考えておりまして、それ以外の周辺部については、柵越しにはなろうかと思いますけれども、観覧が可能となるスペースはございます。これについては、まだ人数的にはきちっとした試算はできてないんですけれども、1,000、2,000ぐらいの人数で観覧いただけるのではないかというふうに考えております。
以上です。
◆山口英治 委員
陸上競技場なんですが、体育館でスポーツとかああいうふうな大きなイベントをやるときには、
陸上競技場の使用というのはできないようにするんですか。
◎
地域スポーツ課長
体育館と
陸上競技場の大会の規模にもよるんですけれども、主催者同士で相互に協力し合えるというのであれば、大会合併とすることも可能ですし、どちらかというと非常に大きい大会で、観客も非常に多数御来場になり、混雑をして施設管理上問題があるという場合については、運動公園全部を貸し切りという形になるのではないかというふうに考えております。
以上です。
◆山口英治 委員
わかりました。
次に、駐車場のことについてお聞きいたします。
駐車場のほうは、現状の駐車場とありますが、これ以外にも、私が見ますと、臨時駐車場――ちょうどスポーツセンターの裏側のところと、あと、今でありますと多
目的グラウンドである野球場、ここまでも使って駐車させることがあります。これは、どういったときにここまで駐車をさせているんでしょうか。
◎
地域スポーツ課長
現状、河原町の駐車場は、通常の常設で100台、スポーツセンターの裏手のほう、171号線沿いにあります臨時駐車場で50台、それから、過去、最近では1度、
ストークスの大会のときに、多
目的グラウンド――旧の野球場を開放したことがあったんですけれども、それについては、本当に特別の理由があったということでございましたので、通常、多
目的グラウンドを駐車場として開放することは考えておりません。理由としましては、雨が降ったときに非常にグラウンドが痛んで、もしその翌日に多
目的グラウンドの利用者がおられれば、その多
目的グラウンドの利用者の方にキャンセルをお願いしなければならないとか、そういった問題がありますので、多
目的グラウンドの臨時駐車場としての利用というのは、非常に難しい面があるのかなというふうに考えております。
以上です。
◆山口英治 委員
質問が悪かったかもしれませんけど、過去に
ストークス以外でも、
ストークスが来る前からも、臨時駐車場と野球場のところを使って駐車させているというのを私は見ております。どのようなときにそのような形で駐車をさせているのかというのを教えてください。
◎
地域スポーツ課長
ストークス以外で駐車場として多
目的グラウンドを開放したということは、済みませんが、私の記憶の中では1度もないんですけれども……。
選挙のときとかはございます。選挙のときは開票のときに使ってますけれども、それ以外の普通の大会のときに使っているというのは私の記憶の中ではございません。
以上です。
◆山口英治 委員
わかりました。
じゃあ、今おっしゃったように、選挙のときに開票所として体育館を使うときというのは想定されていらっしゃるんですか。
◎
地域スポーツ課長
新しい体育館の場合も、選挙のときの利用ということでしたら、多
目的グラウンドはなくなりますので、そこの新しい体育館での200台という中で運営されていくというふうに考えています。
以上です。
◆山口英治 委員
あと、周辺環境についてお聞きいたします。
先ほど、15分、10分という形で最寄り駅からの分というのは、現状ではないところに対して南側の入り口を新たにつくるということで10分から15分ということをおっしゃっていると思います。今の現状であれば、入り口からいきますと、阪急、JRからにしても20分以上で今の入り口があるんです。
それはそれとして、今後、この周辺に住宅街があります。住宅街がある中で、特に
テニスコートのほうに面したところに関しましては、現在、
中央体育館の壁がせきとめとなって、雨が降りますとここのところが冠水するという状況になっております。そういった対策であったりとか、周りは住宅街でありますし、私の自宅は能登町のほうにありまして、信号機一つ分東側になるんですけど、そこですら、
陸上競技場でやっている声というのは聞こえてまいります。そういったことを含めて、防音対策だったりとか、周辺のそういった部分での環境対策であるとか、そういった部分に関してはどのような形で考えていらっしゃるのか、その点、お伺いいたします。
◎
道路計画課長
今回、中央運動公園全体を整備する中で、公園の中にも水路が2本ほど走っております。それと、図面でもお示ししていますように、雨水対策として3,500立米の
雨水貯留槽を設けるということで、当然、雨水排水の流下能力が増すことによって、今現在よりもたまっている部分については解消されるのではないかというふうに考えております。
以上です。
◎
地域スポーツ課長
防音対策ですけれども、現状の
テニスコートの利用と
陸上競技場の使用ですけど、
陸上競技場の使用については、軸が南北軸に変わるということで、また別の角度で音が飛んでしまうということはもちろん考えておりますので、スピーカーの位置であったり、音量であったり、それについては、主催者に運用で気をつけていただくという形では、現状でもやっておりますが、引き続いて新
陸上競技場のほうでもそういう対策をしていきたいと。
テニスコートについても、現在も早朝から御利用いただいておりますけれども、引き続き、そういった声出しとか、これについては気をつけて使用していただくという形で運用してまいりたいと思っております。
以上です。
◆山口英治 委員
雨水対策は今でもされてらっしゃるんですね。私が申し上げているのは、下の部分がいわゆる壁になっていて、そこの下には水路があると。ですから、その分に関してせきとめることによって水が流れていかない。そこで冠水が起こるという状況がずっと続いていたんですね。ですから、水の流れが
中央体育館の壁によってせきとめられるという構造上の問題なんです。ですから、雨水の対策として貯水槽があるとか、そうじゃなしに、その辺の周辺の今ある――周辺は、見ていただいたら、特に北のほうは壁になってますよね。そこのところはどういうふうな形で改装されて、対策をしようとしているのかということについてお尋ねしているんですが、わかりますか。
◎
公園緑地課長
周辺の雨水対策ということで、現在、中央運動公園の特に北側、
テニスコートとの間の道は、一部ブロック塀になっております。道路沿いの勾配もうまくとれてないというふうなことで、以前からあそこに水がたまるという御指摘もありました。今回の整備にあわせて、その周辺道路の日常の雨水対策の改修も必要であるというふうに考えております。それと、公園内にも一部、そういう狭くなっているところがありまして、そこも雨のときには歩きにくいという御指摘もありますが、今回の再整備に当たっては、公園内の排水、それから周辺道路の日常の排水については、注意を払って改修していきたいというふうに考えております。
以上です。
◆山口英治 委員
あと、意見を述べさせていただきます。
先ほどからありましたように、何か体育館だけとかという形での使い方ではなく、市民大会とかそういった部分とかというのを見ますと、
ストークスだけではなくて、そういったときにも多くの方が来られているというふうに思います。そういったことを踏まえると、市民の皆さんが一番多く来るのはどういうときなのか、体育館と
陸上競技場を両方使ったとき、そのときのキャパシティーとしてどういうふうな対策をしなくちゃいけないのかという点が抜けていると思います。片方の分でのキャパで、結局、どれぐらいの人数を収容するための施設なのかという、この観点が抜けているんじゃないかということを、まず指摘をさせていただきます。
もう1点は、駅からのアクセスという形に関しましてのお話でございますが、これも一般質問でもさせていただきましたが、阪急のほうの分で言いますと、西宮北口駅北西のほうの出口から出てくるという通路になってまいります。そこの部分は飲食街になっておりまして、公園のところという形で、タクシー乗り場の部分はありますが、タクシーのおり場がないというふうな状況であるとか、そういった部分があるということ。そうなってくると、そういった対策をとっていくためにはどうしていったらいいのか。徒歩で行くための部分、また、タクシーを使われる部分、バスを使われる部分、そういった部分での対策をどのようにしていくのかという部分があります。JRに関しては、一本でありますけども、これも、アップダウンがある中で、徒歩15分から20分。10分では絶対に行けません。15分というのも、大人の足でかなり速く歩いて15分です。通常であれば20分ぐらいかかるというのが、私も常に歩いておりますのでわかります。アップダウンがあるので。そういった部分に対して、一本で来るバスがあるのかどうか。直進で直接真っすぐというバスがあるのかどうかということに関しては、バスルートがないと思われます。そういったバスルートの研究もしっかりとしていただきたい。
あと、最終的には、やはり近隣の部分での、住宅街の中、地域の中での対策というのに関して、非常に甘いというふうに思います。こういった部分に関しましては、どのような形で誘導していくのかというのが、右折レーンだけで終わらせるのは、先ほどから西田委員も中川議員もおっしゃったように、非常に交通渋滞が出るというふうに思われます。特に171号線は、夕方、早朝はかなりの渋滞があるところでありますし、土曜日、日曜日も、かなり渋滞をしております。そういった中での対策というのをどのようにしていくのかというのが非常に甘い状況であるということを御指摘させていただきます。
以上です。
◆佐藤みち子 委員
全般にわたって一問一答でお聞きします。
まず、5ページの「
概算施設整備費」のことですけど、概算総事業費が147億円、交付金が体育館は36億円ですけど、あとは全部バーになっているんです。これは現時点での話やと思うんですけど、この後、ほかに交付金がつくようなというふうなことはないんでしょうか。
◎
公園緑地課長
公園整備事業に対する交付金は、制度上はもちろんございます。ただ、今現在の兵庫県の公園事業に対する総枠を見ますと、なかなか非常に厳しい状態ということで、今後もちろん、まずはオリンピックとかいろいろあって、全国規模で国の交付金が今はなかなか市町村のほうにおりてこない実情もございます。今後、その辺の状況が変われば、もちろんその交付金の獲得を目指して努力はしますけども、現時点では体育館に絞って交付金を充当するというふうな計画でございます。これは、今現在の国からの交付金に対する配分の総枠からこういう判断をさせていただいております。
以上です。
◆佐藤みち子 委員
交付金のことはわかりました。
解体費なんですけど、6億円ってついているんですけど、この解体費については、後々地方交付税で見てもらえるというふうなことはないんですか。
◎営繕部長
財政当局のほうとも財源の内訳については協議させてはいただいておったんですけども、その段階で、解体費につきまして交付税措置があるというふうな状況は聞いておりません。
以上です。
◆佐藤みち子 委員
わかりました。
次に、体育館のことについてお聞きをしたいんですけど、今るる体育館の話があったんですけど、西宮市が今度建設する体育館の規模について、阪神間、あるいは大阪まで合わせて、同程度の規模の体育館というのはどこかにありますか。
◎
地域スポーツ課長
新しくつくる体育館は、
バスケットボール3面の
メーンアリーナですけれども、近隣で言いますと、面積では違うんですけれども、例えば県立の総合体育館がございます。ここは、
メーンアリーナは1,800平米でございまして、新しい西宮の体育館よりは小さい規模でございます。それから、他に西宮市内には特に大きい体育館はございませんので、お隣の尼崎のベイコムも1,850平米というところで、新体育館については
メーンアリーナは約2,500平米ぐらいを考えておりますので、ベイコムも小さいということでございます。神戸市立中央もあるんですけども、これも大体1,800平米ですので小さいということでございまして、ほかに近隣で2,500平米ほどでありましたら、ちょっと遠いんですけども、加古川市の体育館――
ストークスもよく利用されるということで調べた経緯がございまして、加古川市の体育館が約2,600平米、新しい西宮の体育館と同じぐらいの規模で、バスケ3面ぐらいの規模でございます。
以上です。
◆佐藤みち子 委員
お隣にある尼崎のベイコム体育館が規模的にはほぼ同じだということで、それより大きいのというたら、どこら辺になりますか。
◎
地域スポーツ課長
ベイコムは小さいですね。1,800平米ということで、申しわけございません、小さいということです。市の新しい体育館の約2,500平米に対して、ベイコムは1,850平米でございます。尼崎でも小さいという現状でございます。
以上です。
◆佐藤みち子 委員
済みません、勘違いしていました。加古川がほぼ一緒という感じですね。それなら、尼崎のベイコム体育館より西宮のほうが若干広いというイメージで見ていたらええわけですね。
◎
地域スポーツ課長
メーンアリーナの話なんですけども、
メーンアリーナで言いますと加古川市だけとなります。
◆佐藤みち子 委員
それと、
パブリックコメントなんですけど、体育館について割と市民の方から厳しい意見が寄せられているかなと思うんですけど、先ほど、プロスポーツのイベントを合わせて年間30回ぐらいイベントで使うというふうな説明があったんですけれども、私的には、西宮の体育館ですから、やっぱり市民の方が低額の料金で日常的に使えるというふうなことがメーンになろうかと思うんですけれども、トップスポーツと一般市民が利用する施設で共用しようとするというのは間違っているんと違うかみたいな意見が載せられています。私も、プロスポーツの人たちが使うということは、試合だけではなく、例えば日常ふだんの練習であるとか、準備であるとか、そういったことにも使われるのやろうなというふうに思うんですけど、そうなってきたら、市民の人たちが日常的に使うということが狭まっていくのではないかというふうに思って、この人は、一般市民とプロスポーツのトップ選手が使うというのは施設が根本的に違うというふうに言うてはるんですけど、そこまではよくわからないですけど、併用するということで、だんだん、だんだん市民の人たちが使えるというのが少なくなったらいかんと思うんですけれども、そういったことに対する考えをお聞きしておきたいと思います。
◎
文化スポーツ企画課長
以前ですと、体育館というのは、する方のみが利用するような施設であったかと思うんですが、国が法律レベルからスポーツ基本法を制定して、見るスポーツも明確に条文の中に盛り込んでおります。そのため、地方自治体においても、するスポーツだけではなく、見るスポーツも展開するという責務も負っております。また、今回のように、
メーンアリーナをふやすことによって日常枠はふえます。また、
サブアリーナもふえますので、ふだんの1日の市民利用に関しては、間違いなくパイはふえるので、高稼働で対応できるかなと。また、法律でも言われるように、見るスポーツを具現するためには、年間何試合かという具体の数字は別ですけども、トップスポーツとの融合により、今度は、する方だけの施設ではなくて、観戦する、見るスポーツを楽しむ方の施設でもあるという形で今回の体育館のスタイルを整理しております。
以上でございます。
◆佐藤みち子 委員
今の話はわかるんですけれども、見るスポーツ、するスポーツとあるんですけど、するスポーツをプロスポーツによって狭めないでほしいと。やっぱりするスポーツというのをきちんと年間なりで確保していただきたいということを意見として最初に言うておきたいと思います。
それと、
陸上競技場のことなんですけど、基本構想では、
インフィールドのところが「人工芝(天然芝も検討)」となっていまして、基本計画では、「天然芝」が消えて「人工芝」になっているんです。ちょっと理由が書いてあるんですけど、このことについて説明してください。
◎
地域スポーツ課長
陸上競技場の
インフィールドについてですけれども、
インフィールドでの
陸上競技場の使用用途ですけども、サッカーとかラグビーとかがございまして、新しい
陸上競技場では、もちろんこういった多種目での利用も想定しており、かつ相当高い程度の稼働率も見込まれております。天然芝の場合ですが、通常でも使用時間が制限されてきます。したがいまして、施設の有効活用という点から、人工芝の導入が最適であると判断して、人工芝の導入を決めたものでございます。また、
インフィールドでは投てき種目もこの人工芝ではできるというのも確認しておりまして、それも加えて人工芝とさせていただいたものでございます。
以上です。
◆佐藤みち子 委員
サッカー、ラグビー、アメリカンフットボールなど以外に投てきもできるということで人工芝を採用したという説明なんですけれども、それによったら、トラックは4種ですよね。ということは、
インフィールド――中のほうは、稼働率というのか、利用率というのか、そういったものが高くなるというイメージでよろしいでしょうか。
◎
地域スポーツ課長
現状の
陸上競技場での利用実態を見てみますと、やはり
インフィールドでのサッカーの利用というのが非常に多いという現状がございます。ただ、市の陸上競技大会とか、小学生、中学生とかの大会もあり、市の公設の唯一の競技場でございますので、
陸上競技場の利用としては、もちろんそういう状況も念頭に置かなければならないということでございまして、人工芝とさせていただいたところです。
以上です。
◆佐藤みち子 委員
最後に、駐車場のことなんですけど、これは意見だけにしておきたいと思います。
甲子園球場は、駐車場は全然ないですよね。テレビで盛んに甲子園球場には駐車場がないということを宣伝しているにもかかわらず、やっぱり野球の開催のときにはたくさん車が来て、どこにとめているんやろうなというぐらいたくさん車が来るんですね。啓発ということを再三おっしゃっているんですけど、啓発、啓発というても、なかなか市民の中には入っていかない。ここの周りは、先ほどから言われているように住宅街ですので、車が渋滞をすれば普通の生活に支障が出るようなことになってしまうので、駐車場については再度検討していただくほうがいいのかなということを指摘しておきたいと思います。
以上です。
○よつや薫 委員長
ここで、途中ですけれども、質疑を行う場合には、一般的なガイドライン上のことなんですけれども、一括と宣言されている方もちゃんとおられるんですけど、その場合、項目数とその概要をあらかじめ言っていただければと思います。できる限りで結構ですけれども、項目数を。答弁もしやすいかと思いますので、よろしくお願いします。
◆町田博喜 委員
一問一答で2点。一つが
陸上競技場の確認だけで1点と、交通対策についてもう少し考えられないのかということで。
一つは、
陸上競技場の確認だけです。
とりあえず
インフィールドで投てきができるもので人工芝が見つかったということですけど、あと、トラックで、9レーンにされてトラック競技等で使えるんですけども、3,000メートル障害ができるのかどうか、水ごうがあるのかどうか。絵の部分でこれかなと思う部分があるんですけども、それだけ確認させていただけますか。
◎
地域スポーツ課長
水ごう施設ですけれども、まず、現状の図面では、トラックの外側に、膨らんだ部分で予定しているんですけれども、現在、関係団体とかに意見聴取し、また、内部でも検討を重ねているところでございます。その途中段階なんですけれども、実際に新しく
陸上競技場ができたときに障害物競走が含まれる競技大会の開催が可能かどうか聞いているさなかではあるんですけれども、例えば大会の準備であったりとか、大きな大会の場合に周辺への騒音も含めた影響、それから、アップする場所、補助競技場といいますか、そういったものの関係で開催の可能性というのがほぼないであろうという形で意見もお聞きしておりますので、この点も踏まえて今後検討を重ねていきたいと思っております。
以上です。
◆町田博喜 委員
今まで
陸上競技場は、何種、何種とありますよね、私はやっぱり2種を目指してほしいという気持ちがあったんですよ。投てきという問題も何とか人工芝で解決できたなと思っていたんですけども、ただ、トラック自体については2種と劣りませんよという、そういうものをやっぱり目指してほしかった。
そしたら、ここの
インフィールドでほんとに何でもできますよとなった場合に、やっぱり3,000メートルの障害の練習ができないのかってなるんですよ。気持ちと離れていく、何やこれはと。
インフィールドを人工芝に変えても投てきができるんやったら一歩前進やけど。
それだけ、騒音というのが、この
テニスコートを挟んでバシャという音がそこまで影響を及ぼす、そんな考えを持ってはるんですか。
◎
地域スポーツ課長
障害競走の騒音というのではなくて、障害競走をするような大会というのは非常に規模の大きい大会と聞いておりまして、そういった意味では非常に大勢の方がいらっしゃる。その中での周辺への影響を考慮して、先ほど答弁させていただいた次第でございます。
以上です。
◆町田博喜 委員
やっぱりいろんなところへ練習に行きますやんか。障害の練習ができるところってあるのかと。せっかく、西宮でも最近すごい人が出てきてますやんか、世界レベルの人が。障害ではないからわからないけども、やっぱり競技場として、人は入らへんけども、施設は一流やなということをを目指すべきやと思うんですけど、その辺どうなんですか。
◎
地域スポーツ課長
陸上競技場の仕様が、障害競走に対応した水ごうであったり、そのほかにも別途検討を必要とする設備、例えば自動で判定するときに写真判定装置とか、いろいろ設備がございます。その中で、陸上競技協会とか高体連さんとかとこれからいろいろ意見も聴取しまして、ニーズも踏まえて設備の取捨選択をしてまいりたいと思っております。
以上です。
◆町田博喜 委員
それでは、今後の流れの報告を受けて、確認させていただきます。
それと、交通の関係なんですけど、たまたま中川議員も私も佐藤委員も高須のほうにおるんですけど、要するに、県立体育館で成人式をやりますよね。また来年もすぐありますよね。成人式のときにやっぱり大変なんですよ。あそこの体育館は、新成人の方が西宮市で4,000人ちょっとですよね、2,000人前後の方が多分来られていると思うんですけども、臨時バスを出して、周囲を警察官が雑踏警備して、車線を絞って、車のおりるところをやって、確かにここで3,000人のやつをこの間やりまして、何とかできましたと言うけども、我々が見ていたら、2,000人来ていても大変な状況なんですよ。住宅地でなしに埋立地の中で、どこでも入っていけるようなところでも、あそこは、今ちょっと確認してもらったら、駐車場が271台ですよ、とめられる台数がね。敷地面積を見ても、ここは敷地面積が5,000ちょっとやったかな。
延べ床面積は県立とほぼ一緒ですわ。ただ成人式を見ただけで大変やのに、5,000人入れる観客数の席があって、県立は約3,600人ですわ、出してくるやつと固定式を入れて。それより大きい体育館で、これから常時こういう大きい大会が入ってきて、本当にさばけるのかなと。埋立地の県立を見ておるだけであんなに大変やのに、今度は右折レーンをつくっただけでいいのかと。電車もありますよというて、JRもあるし、阪急の西宮北口もありますというて、歩いてきますと。そんなら、あそこを使うとき、阪神電車の武庫川線に乗って誰が来ますか。あそこを一回見てください。電車に乗って来てくださいと言うてもなかなか来ないんですよ。バスも臨時バスを出してますやん。そんなら、おろす位置も全然うまいこといってないんですよ。いっときはほんまにざわざわしてます、停滞するし。鳴尾浜でさえあんなんやのに、ここの現状のところで5,000人規模のやつを常時やったら、本当に右折レーンだけで済むんですか。反対に、今の敷地を利用して臨時バスが乗り入れるとか、仮に全国から来たときに、いろいろ迷いますやんか、これから大きい大会になったらね。車がどっちへ行ったらええんやというような、駐車場はあっちですという案内。仮にそこで150台しかとめられへん駐車場が満車になってます、だから、ここに近寄らないでくださいよ、満杯ですという周囲の案内の何かをするとか、真剣に交通対策をやっていかなあかんと思うんですけども、本当にこれが右折レーンをつくっただけで交通対策ができるとお思いですか。
◎
道路計画課長
今回、駐車場の台数を敷地の中に150台ということで、警察とも下協議をさせていただいておるんですけども、この程度の駐車場台数であれば、右折レーンを設けることで、ここの交差点の周辺の渋滞対策は可能であろうというふうには考えております。
◆町田博喜 委員
ここに入ってくる150台の対策は可能かわからへんけども、500台車が来たらそのときはどうするんかということなんです、あふれた人をね。そこまで日常的に考えておくべきじゃないですかと。じゃあ、バスで来てくださいとなったときに、大会主催者から無料バスを提供してもろうたときに、そしたら、ここの中のどこでバスの乗客をおろすんやとか、そういうスペースもやっぱり考えておくべきやと思うんですけども、その辺はいかがですか。
◎
地域スポーツ課長
バスの乗りおりする場所ですけれども、今、敷地上、まだ明確にはしてないんですけども、そういった必要性ももちろん今後検討していきまして、全体の配置計画の中で検討を重ねていきたいと考えております。
以上です。
◆町田博喜 委員
検討してくださいね。
体育館だけじゃないんです。先ほど山口委員が言うていたように、
陸上競技場と同じように使った場合、アスリートもこっち側に来るわけです。それに合わせて観客も来るわけですから、来る交通量は5,000人だけじゃないですよ。これに対して1,000人来たら6,000人になってくるから、ぱんぱんの状態の中でさらに来たら大変ですよ。余裕がある中で来たって少々はできるけども、その辺、しっかりと検討していただきたいなというふうに思います。
以上です。
◆篠原正寛 委員
1点だけです。
駐車場の件がすこぶる評判が悪くて、集中砲火を浴びてますので、私も上塗りさせていただきたいと思います。駐車場のことだけに絞って、一問一答でお尋ねしたいと思います。
資料1−2のカラーの図を見ながらお尋ねしたいと思うんですけれども、この配置の中で、「
多目的広場」って書いてあるスペースがありますね。これは、詳しい説明はその後の資料の中にもないんですけれども、どんな用途に使われるというイメージでしょうか。
◎
公園緑地課長
こちらは、日常的に子供たちあるいは御高齢の方が自由に使える広場ということで、この資料1−2で描いております体育館の北側には、子供向けの、特に低年齢の子供たちの遊びの広場となっております。
多目的広場については、できるだけ施設を設けずに、自由に遊べる広場というふうなことを検討しております。
以上です。
◆篠原正寛 委員
そこまでまだ詳細には決まってないと思いますけど、何となくイメージが決まっているのであれば、この
多目的広場の地面というか下はどういう状態だという想定なんでしょうか。
◎
公園緑地課長
これは、利用の頻度によって変わってくるんですけども、一応芝生広場で整備したいというふうには考えているんですけども、利用がかなりありますと、神戸での実験なんかでもやっているように、芝生がなかなか生育しないということもありますので、一定土になる可能性もございます。
以上です。
◆篠原正寛 委員
質問を変えますね。この図で言う青い「体育館」というところとその上の「子供の遊び場」というところの右に、鍵形で灰色で何も描かれてないスペースがありますけど、これは、この図面上どういう状態だと理解すればいいんでしょうか。
◎
地域スポーツ課長
体育館の東側の灰色の部分ですけれども、これについては、例えば関係者向けの駐車場であったり、主にそういった一般向けではないような限定した用途で、施設管理者が指示できる範囲内での使用・用途を考えております。
以上です。
◆篠原正寛 委員
比較すると割とスペースがあるように思うんですけども、例えば駐車場やったら50台以上とれるかなと思うんですけど、何かその辺のボリューム感は今判明してますか。
◎
地域スポーツ課長
済みません、駐車場台数としては、何台とかというのは想定してないんですけども、恐らく数十台程度は、もしとめようとすればとめられるんじゃないかなと思っております。
以上です。
◆篠原正寛 委員
がらっと質問は変わりますけど、中屋町駐車場、私は勉強不足でとめたことがないんですけども、ここの利用率というのはデータになっているんでしょうか。
◎
地域スポーツ課長
中屋町の駐車場については、駐車場台数は50台なんですけれども、今現在では河原町の駐車場がありますので、河原町の駐車場よりは利用は少な目でございます。
以上です。
◆篠原正寛 委員
だから、そういうデータになっているんですか。どのくらい平素使われているとか、イベント時はどうだとかという数値としての裏づけはあるのでしょうか。
◎
地域スポーツ課長
土、日、祝日については、大きい大会のときは50台がほぼ満車になっているというふうに聞いております。
以上です。
◆篠原正寛 委員
もう意見として短く言っておきたいと思います。
駐車場については、皆さんが異口同音におっしゃる、それだけおっしゃるということで、私も同感なんですけども、この資料1−4の表で比べると、現状が200台ですよ、16年3月のときには300台から400台にしようと思ってますよ、一番最新に出てきたらやっぱり200台にしますよというところで、みんな驚いているというのが正直なところで。口上としては、いやいや、今までの使用で何とかなってますし、そこに右折レーンをつけたり、バスや電車の利用を呼びかけると恐らく大丈夫やと言うんだけれども、今の現状の体育館、現状の
陸上競技場の今の使われ方の中ではそうなのかもしれませんけれども、新しくなって、人にたくさん来てもらわなあかん、利用率をもっと上げよう、例えば民間スペースもあって、ふだん使いの公園もあって、すばらしい体育館とか
サブアリーナもあって、いろんな人がいろんな利用の仕方を、見たり、したりするスポーツのために使ってくれよと言うているのであれば、でも、それがうまくいったとしても駐車場はもとのとおりでいいでしょうというのは、やっぱりちょっと苦しいのかなというのが正直なところです。
じゃあ、どうせえと言うねんという話だと思うんですけども、いろいろこの定められた条件の中でアイデアを絞るしかないのかなと思うんですけども、今でもオーバーフローは起こっているんですよね。例えば僕が自分で実体験しているのは、少年剣道大会の主催の団体に僕はいるんですけど、そのときには必ずあふれるんですよ。なぜかというと、団体競技ではなくて個人競技なので、しかも、装備の要る状態で、それを持って電車とかバスで来れないから、必ず親が車で送ってくるんですよ。だから、1人出場するのに1台になっちゃうんですよね。それが野球とかサッカーと違うところであって、そういう利用のされ方も考えると、あそこはいっぱいになって、右折レーンをつくっても、あそこは今、ゲートがいっぱいになったら3台ぐらいしか待てないですよね。ということは、仮にレーンがあっても、右折車はそこでとまるわけです。それを考えていくと、根本的に車の動線をもう一回研究し直したほうがいいのかなというふうに思ってます。
中屋町の駐車場に関しては、知っている人は知っているのかもしれませんけど、案内がすこぶる少なくて、あそこでぼおっと車があけへんかなと待っている人の中で、もしかしたらそのときに中屋町があいているのかもしれないんです、僕は確認はできてませんけど。そのときに、満車のときはこちらへみたいな案内というのが特にないので、ちょっと利用率が気になったわけなんです。これらを全部、案内のうまさとかでカバーできる部分はないのかなと。
それから、
多目的広場がどういうふうになるかによるんですけど、ふだんは多目的でもいいんですけど――芝生を張っちゃうとちょっと無理でしょうけども、どうしようもないときには臨時で今みたいに車を入れるよということも考えていいのかなと思いますし、いっそのこと、今の駐車場と子供の遊び場の場所を取っかえてしまって、中屋町駐車場に近づけて、駐車場の入り口を入って、ぐるっと
陸上競技場の北を回って行くような動線にすれば、敷地の中にかなりの待ち台数が吸収できるので、道路に余り迷惑をかけないんじゃないかとか、その途中で中屋にびゅっと出られるようにするとか、いろんなアイデアというのはやっぱりあると思うので、どっちみち、今の啓発を繰り返すのと右折レーンで対応しますということを言い続けるのは何ぼ何でも苦しいと思いますので、この条件の中でできる――まだ構想を詰められるということですので、精いっぱいアイデアを出していただければと思います。
以上です。
◆岸利之 議員
2点について伺います。1点が
陸上競技場の
インフィールドの利用、もう1点がスタンドのことを伺います。
1点目なんですけど、
陸上競技場の
インフィールドにラグビーが追加されているんですけども、私が聞いている限りでは、ラグビーは、アメフトとかサッカーとは違って、若干広いと聞いてまして、
陸上競技場の
インフィールドではラグビーは無理と聞いているんですけども、その辺、ラグビーのどの程度の試合を考えているのか。あと、アメリカンフットボールやサッカーも、先ほど見るスポーツと言われたんですけど、どの程度の試合までを考えてはるのか、その辺を教えてください。
◎
地域スポーツ課長
陸上競技場の
インフィールドですけれども、一応多目的の競技の利用を前提に考えておりまして、ラグビーについてもお使いいただけるように考えております。この中では長辺部分が
インフィールドからはみ出まして、若干トラックにかぶる部分がございますけれども、この部分については、仮設の人工芝ですね、巻物のようになった仮設の人工芝がもちろん製造販売されておりますので、そういったものを敷くことによって対応可能と聞いております。西宮浜多目的人工芝グラウンドと同様、公式試合ができるようなピッチ、長さで仕様を検討しております。
また、ラグビー・アメフトの試合のグレードですけれども、観客席に限りがございますので、新しい
陸上競技場の仕様に基づく公式戦であれば、もちろん来ていただいても構わないという形を聞いております。
以上です。
◆岸利之 議員
ラグビーは、
インフィールドをちょっと出たところを人工芝ということで、けがのないようにだけはくれぐれもお願いをします。それを要望します。
さらに、スタンドの件をしますけれども、スタンドは、前は500平米だったのが今回は1,000平米になって、もしかしたらバックスタンドをつくってくれるのかなと喜んだところ、各種運動器具を収納する器具倉庫のために面積を増加したみたいで、すごくがっかりしているんですけど、バックスタンドはどうしてつくってもらえないのか。特にアメリカンフットボールの試合まで書かれているんだったらぜひとも必要なんですけれども――これは一般質問もしたことですけれども、それはどうなのか、教えていただけますか。
◎
地域スポーツ課長
メーンスタンドについては、屋根つきで収容人数約1,000人ということで考えております。それから、メーンスタンドの下に、
陸上競技場として必要な備品類、器具類を置きますので、そういった形からも500平米から1,000平米にふえたと。御指摘のとおりでございます。
ただ、バックスタンドにつきましては、今現在検討中なんですけれども、周辺部分については柵越しでの観戦、バックスタンド側については、高い位置から見えるようにしつらえができないのかどうか、高い位置からの観覧が可能かどうかという形で今検討を進めております。
以上です。
◆岸利之 議員
たしか建蔽率を何%かふやすと見たと思うので、その辺、バックスタンドもできるような建蔽率にしてもらえたらと思います。これも要望しておきます。
以上です。
◆澁谷祐介 委員
手短に。
駐輪場についてと事業費の償還についての二つで、一問一答でお願いします。
駐輪場なんですけど、今回この施設について徒歩とか自転車での移動を推奨するということをおっしゃっているじゃないですか。先ほど篠原委員の質疑を聞くまで、てっきり体育館の東あたりに結構駐輪場をがんと設置するのかなと思っていたんですけど、そうじゃないような話をされていたので、どういう考えでいらっしゃるのか教えていただいていいですか。お願いします。
◎
地域スポーツ課長
現在、駐輪場となり得る施設周辺の空き地となるスペースがどれぐらい確保できるか精査中でございます。現時点で何台と申し上げることはできないんですけれども、もちろん各種法令を満たす形で必要な台数を充足できるよう整備していきたいと考えております。
以上です。
◆澁谷祐介 委員
わかりました。
今の段階で示せないというのはもちろんなんですけど、話として、駐車場の話もいっぱい出てきたのであれなんですけど、自転車での来場を奨励するんであるならば、当然その場所は絶対に必要だと思うんですよ。今、私も、御多分に漏れず、ちょろちょろ使用する機会はあるんですけど、今でも自転車は結構ぱんぱんやなという印象はあって、それを推奨する以上は、余計にそういうのってちゃんと設置する必要があると思うので、そこはきっちり考えてくださいねということを要望として言っておきます。
この件については以上です。
次に、配付資料の5ページなんですけど、ちょっと気になっていることがありまして、5ページの「
概算施設整備費」でいくと、起債額の合計って86.1億円になっているじゃないですか。それに対して(5)の「事業費の償還」のところで、起債額の償還が合計すると84億円で、少なくなっている感じがするんですけど、これって何か意味とか背景があるんですかね。お願いします。
◎
文化スポーツ企画課長
冒頭の御説明でも申し上げましたが、
雨水貯留槽が一般会計ではなくて水道の企業会計にになりますので、この10億円を除いた形で起債を再掲しております。
以上でございます。
◆澁谷祐介 委員
大体の感覚なんですけど、86.1億円で25年償還の0.5%だと、90億円ちょっとぐらいかなという感じと思っているんです。それと起債の償還額の合計84億円だと、ちょっと合わないのかなと思いますけど、そこは別に、計算されているものとして安心して信頼したらいいと思っておいたらいいんですかね。そこだけもう一回お願いします。
◎
文化スポーツ企画課長
全体の86億円から10億円を引き、かつ一般財源の約25億円を足した――86億円から10億円引いた分については、この表に注記してます利率とこの返済の計算でやっております。PFIに関しましても、ここに書いてある利率の計算でやって、その合計の償還合計が110億円であるというふうな計算で今試算をしております。
以上です。
◆澁谷祐介 委員
わかりました。安心していいということですね。
そしたら、ここからは意見だけなんですけど、いろいろ意見とかも出ていたんですけど、ここについては、そもそも体育館の老朽化も進んでいますし、地域の広域避難地でもあるということで、計画自体に対して賛成・反対ということだったら、そこまでどうこうという話ではないのかなと個人的には思っているんです。
ただ、この計画を進めていくときに考えないといけないのは、市がやろうとしている大規模事業はこれだけではなくて、ほかにもいろんな事業があるわけで、当然5次総全体の中での予算規模であるのはどういうふうなのを考えていくんやという話になるでしょうし、別に5次総が終わったら全てが終わるわけじゃなくて、6次とか7次とか、10年以降についても今度財源的にどういうふうになっていくのかという話は当然あるわけで、その中で考えていくべきことだと思っています。西宮市の財政は決してそんなに余裕がある状態ではないと思ってますし、その中でどういうふうに位置づけるのか、どういうふうに考えていくんやというところについては、今後ちゃんと示していただかないと、これ単体で議論するというのは違うと思ってますので、ちょっと話がずれるんですけど、今後の5次総とかも含めて、議論の中でそういった数値についてはきちんと示していただきたいことを要望して、終わります。
以上です。
◆河崎はじめ 議員
お騒がせしたので、意見だけ言うておきますけども、まあ言うたら、建設から来ている人間にしたら、この資料は非常に見にくい。事前に来たんやったら、事前にでもちゃんと言うておけへんかったら、僕ら2人で、何やこれ、地下になっとるやないかみたいな話になっておったので。
地下の駐車場を、もしつくったとしても足りるかなと思っていたぐらいやから、実際に駐車場は足らんと思うし、このままやったら、ほんま皆さんも言っているように、迷惑施設になってしまうからね。甲子園球場でも、佐藤委員がちょっと言うてはったけども、あれだけ駅に近い、でもやっぱり高校野球のときは車で来る、相当ガードマンがおるよ、広範囲に。せやから、このままやったら、しょっちゅう30人ぐらい周りにガードマンを置いておかなあかんよ。だから、その辺をもうちょっとよく考えて。
私は、アサヒビールの跡地のときの代表質問で、まだ市長から答えをもろうてないのは、体育館とかは現地で建てかえ……、アサヒビールを買い取ってはどうなんやと言うたときに、まだそれは全然考えてませんからとね。病院の問題は、確かに議会とは折り合いはついているけども、体育館のほうとか消防署のほうとか、262億円のあのときの計画に対して、ばらばらに個別でやっていったらどれぐらいかかるんやというのを、僕はまだ代表質問の答えをもろうてないからね。それがその答えやと思うけども、これは相当金がかかるよ。だから、地下の駐車場をつくったら60億円かかるとかいうたら、アサヒビールと比べたらとんでもない話になるので、その辺をどこか機会があったらきっちり答えをもらいたいと思っているのでね。
あと、突然やけど、今回、卸市のをやったら、東川の上の――あれは東川か。川の上にふたがけしてある駐車場とかがあるじゃないですか。体育館の近くには東川がどんと流れているんやから、ああいうのも考えて、地下よりも安くできるんやったら。このままの駐車場では絶対に迷惑施設になると思うので、このままでは、僕ははっきり言うて、そうでんなとは賛成しかねるからね。
それだけ意見として言っておきます。
以上です。
◆草加智清 議員
あれこれ言いません、1点だけ。駐車場の件で意見というかね。
今の現状で武道館がありますよね。柔道大会で局長ともお会いしましたよね。あれは、阪神の中学生の柔道大会でして、阪神大会というてね。あのときは、雨が降っておったということもあるんやけど、それでも僕は駐車場がいっぱいで入れなかったんです。中屋町の駐車場ですか、そっちがあいてますから回ってくださいと言われて、それで行ってもあいてなかったんです。今のですよ。雨が降っておったということもあるけどね。そういうのを十分、今の現状を踏まえて、この駐車場、いろいろなことを考えてもらって、意見が出てましたように、子供の遊び場とか
多目的広場の位置のことも含めてのことも、十分現実を踏まえて検討してもらわんと。当初200台ぐらいやったけど、今度は400台ぐらいにしますというんだったらわかりますけど、これは逆ですやん。お金がかかるということは別としてですよ、60億円のことは。そういうことは十分指摘として言うておきますので、よろしくお願いします。
以上です。
◆まつお正秀 議員
1点、事業手法と償還の費用について、簡単な質問です。
この事業手法についてはBTOということなんですが、DBOで基金もあるのでということを含めて、そういう提案を
民生常任委員会でしたこともあるんですけども、今使うている人だけが使うんじゃないので、将来の人にも負担してもらうという形で、仮にDBOでやった場合、金利負担がどれぐらい少ないのかというのを試算されていたら教えていただきたいなと思うんですけど。
◎
文化スポーツ企画課長
DBOの場合なんですが、具体な金額までは計算しておりませんが、もしDBOになった場合に、御説明資料でお話をしますと、5ページの、PFI制度を利用しようと思っている一般財源約25億円、これがキャッシュでお支払いすることになると想定しております。そのために、単年度に財政負担が多額になりますので、そのような観点からも、世代間の公平を見て、PFI制度に基づく割賦払いを活用しようと考えております。
以上でございます。
◆まつお正秀 議員
わかりました。25億円ぐらいということですね。
あと、さっき澁谷委員の質問への回答でもあるのかもしれんけど、PFIの償還のところで、上の表でいくと23.9億円が一括償還ですが、下の表で見ると、足すと26億円ぐらいになるのか、ちょっと2億円ぐらい違うんですが、そこら辺の違いというのは何でしょうか。
◎
文化スポーツ企画課長
それが金利となります。
以上です。
◆まつお正秀 議員
わかりました。結構です。
以上です。
◆大原智 議員
私も一言だけ。
個人的には、篠原委員長のもとで
民生常任委員会で施策研究テーマとして選ばせていただいて、充実した企画とさせていただいたと思っております。個別の質問については、皆様方とダブる部分もあるので、もうあえて控えさせていただくんですが、パブコメを読ませていただいていても、あるいはきょうの各委員の皆様の質疑を聞かせていただいていても、特に体育館という部分に限定されるのかなというふうに思うんですが、プロが使用される部分、そして一般の方が利用される部分で共用されることについての不安をお感じになられている方が多いのかなという印象があります。ですから、そのあたりにつきましては、当局におかれては、よくよく現場のそういう声を聞いていただきながら、しっかりと説明責任を果たしていただく必要があるのかなというのは意見として申し上げときたいと思うんです。
もう一つは、これもざっくりとした話になるのかもしれないんですが、中央運動公園も含めた多機能的な話となったときに、よく言われるのが、スローガン的な部分で、する・見る・支えるという、そんなスローガンがあるかと思うんですが、この計画の中で――ここからは質問させていただくんですけれども、市民のスポーツ行政といいますか、スポーツ関連という部分をしっかりと支えていくんだという部分がこの計画にどうつながっていくのか、基本的なそういう部分がどうつながっていくのかというのは、なかなか見えにくい部分があるのかなと思っているので、ここだけお考えだけ聞かせていただければと思います。
◎
地域スポーツ課長
今回の計画では、する・見る・支えるの観点――というのは盛り込んでないんですけども、今回、スポーツ推進計画を、今、中間見直しの作業に着手をしております。その中で、この新体育館の整備計画ともリンクさせた形で、この新しい
中央体育館・新
陸上競技場が、支えるスポーツとして見る場合にどういうふうな役割が果たせるかというのを検討していきたいと思います。
以上です。
◆大原智 議員
ありがとうございました。
では、計画としっかり連動させていただきながら、具体的な実施計画の中にも盛り込んでいって、そういう部分も説明責任を果たせるように頑張っていただきたいと思います。
以上です。
○よつや薫 委員長
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○よつや薫 委員長
なければ、本件はこの程度にとどめたいと思います。
以上で本日の協議は全て終了しました。
これをもって
民生常任委員会・
建設常任委員会連合審査会を閉会します。
御協力ありがとうございました。
引き続き
民生常任委員会をこのまま続けますので、
建設常任委員会の方は退席いただいて結構です。
民生常任委員会の方はお残りください。
(委員外議員退席)
○よつや薫 委員長
この際、お諮りします。
本委員会の所管事務中、1、市民サービスの向上について、2、地域産業の活性化及び環境行政について、以上2件について閉会中の継続審査としたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○よつや薫 委員長
異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。
以上で付託事件の審査は全て終了しました。
この際、お諮りします。
本委員会で採決しました事件に対する委員会報告書の作成につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○よつや薫 委員長
異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。
今回の委員会につきましては、連合審査も含め、2日間にわたり行いました。議案が3局からあり、所管事務報告の件としまして、きょうの分を含めまして8件もありまして、皆さんの御協力で終わりました。
ここで当局の挨拶があります。
◎副市長(松永博)
2日間にわたりありがとうございました。
本常任委員会に付託されました議案第387号工事請負契約締結の件(ホール天井耐震化工事)ほか諸議案につきまして、慎重なる御審査の上、御協賛を賜りまして、まことにありがとうございます。
審査の過程でいただきました種々の御要望、御意見につきましては、これに留意し、今後の行政運営の参考として執行してまいりたいというふうに考えております。
今後とも一層の御指導、御鞭撻をお願い申し上げまして、終わりの挨拶とせていただきます。
ありがとうございました。
○よつや薫 委員長
これをもって
民生常任委員会を閉会します。
御協力ありがとうございました。
(午前11時52分閉会)...