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令和 2年総務分科会(10月 6日)

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  1. 明石市議会 2020-10-06
    令和 2年総務分科会(10月 6日)


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    令和 2年総務分科会(10月 6日)                           総務分科会記録                         令和2年10月6日(火)                         於   大会議室     ----------------------------------- 〇出席分科員(7人)   尾倉あき子主査            筒泉寿一副主査   竹内きよ子分科員  大西洋紀分科員  三好宏分科員   辰巳浩司分科員   佐々木敏分科員 〇欠席分科員   な  し 〇出席説明員   宮脇副市長  藤本代表監査委員  木下理事(総合安全対策担当)   横田政策局長  高橋政策部長  吉田広報部長   前野参与(シティプロデューサー)   島瀬総務局長  松岡総合安全対策部長  箕作財務部長   上園消防局長  石田監査事務局長  奥村会計管理者   今井選挙管理委員会事務局長
      ほか所管各局の室長・次長・課長 〇議 事  (1) 総務局(総合安全対策室)、消防局関係      議案(1件)      議案第83号 令和元年度明石市一般会計歳入歳出決算のうち             分担区分表により分担された歳入歳出決算・・・・・・・・・・ 3  (2) 総務局(総務管理室、職員室、財務室、税務室)、公平委員会、会計室、      監査委員、選挙管理委員会関係      議案(2件)      議案第83号 令和元年度明石市一般会計歳入歳出決算のうち             分担区分表により分担された歳入歳出決算・・・・・・・・・・19      議案第86号 令和元年度明石市財産区特別会計歳入歳出決算・・・・・・32  (3) 政策局関係      議案(1件)      議案第83号 令和元年度明石市一般会計歳入歳出決算のうち             分担区分表により分担された歳入歳出決算・・・・・・・・・・35                            午前9時58分 開会 ○尾倉あき子主査  おはようございます。  それでは、総務分科会を開会いたします。  総務局の総合安全対策室、消防局関係の議事に移ります。  議案の審査に入る前に分科会の運営についてでございますが、分科会では主査、副主査、分科員という呼び方になっておりますので、よろしくお願いします。  分科会では、説明、質疑のみで、採決は行いません。  総務管理費については、「2款 総務費、1項 総務管理費の所管部局について」を適宜御参照いただき、当該資料の黄色の範囲内で質疑を行ってください。  質疑の際は、成果報告書のページ番号を告げてからお願いします。  なお、細かい数値の確認や決算に関連しないことは、別の機会にお願いいたします。  それでは、議案の審査に入ります。  付託されました議案は1件です。  議案第83号、令和元年度明石市一般会計歳入歳出決算のうち分担区分表により分担された歳入歳出決算を議題に供します。  それでは、議案の説明を求めます。  大西消防局管理担当次長兼総務課長。 ○大西消防局次長(管理担当)兼総務課長  消防局次長兼総務課長の大西でございます。  私からは議案第83号、令和元年度明石市一般会計歳入歳出決算の本分科会分担事項のうち、総務局(総合安全対策室)及び消防局の所管事項につきまして、主要施策の成果報告書により御説明申し上げます。  まず、歳入につきまして御説明させていただきます。  主要施策の成果報告書の118、119ページをお願いいたします。  13款 使用料及び手数料でございますが、2項 手数料、5目 消防手数料につきましては、危険物製造所の設置許可申請などの手数料でございます。  次に128、129ページをお願いいたします。  14款 国庫支出金でございますが、2項 国庫補助金、7目 消防費国庫補助金につきましては、昨年6月に大阪市で開催されましたG20サミットに、消防特別警戒のため職員を現地派遣したことに伴う支出経費に対する補助金でございます。  次に130、131ページをお願いいたします。  15款 県支出金でございますが、1項 県負担金、1目 総務費県負担金につきましては、昨年9月の東日本台風で被害を受けた被災地支援のため、職員を派遣したことに伴う経費に対する補助金でございます。  次に136、137ページをお願いいたします。  同じく15款 県支出金、2項 県補助金、6目 消防費県補助金のうち、石油貯蔵施設立地対策等交付金につきましては、石油貯蔵施設の隣接市町に交付されるものでございまして、消防署の資機材の更新に対する交付金でございます。次のマイ避難カード作成支援モデル事業補助金につきましては、災害時の市民の避難行動の支援事業として、マイ避難カードの作成経費に対する補助金でございます。  次に138、139ページをお願いいたします。  3項 委託金、7目 消防費委託金でございますが、液化石油ガス設備工事届の受理など、危険物取扱県移譲事務に対する交付金でございます。  次に144、145ページをお願いいたします。  20款 諸収入でございますが、4項、2目 雑入のうち、説明欄の下から6行目の消防団員等公務災害補償等共済基金収入につきましては、消防団員の退職報償金に対します共済基金からの収入でございます。  次に21款、1項 市債でございますが、152、153ページをお願いいたします。  7目 消防債でございますが、消防施設整備事業債につきましては、消防車両の購入や消火栓の整備のために発行した市債でございます。次の防災基盤整備事業債でございますが、防災行政無線の整備、消防団車両の購入などのために発行した市債でございます。  以上で、歳入につきましての説明を終わらせていただきます。  続きまして、歳出につきまして御説明いたします。  主要施策の成果報告書の158、159ページをお願いいたします。  まず、2款 総務費、1項 総務管理費、1目 一般管理費のうち、総合安全対策室所管の事業につきまして御説明申し上げます。  説明欄中ほどの安全管理事務事業につきましては、イベントや施設の安全対策の検証、職員の安全意識の向上など、市政における安全管理の徹底と安全・安心のまちづくりの推進に要した経費でございます。次の地域防犯事務事業につきましては、明石防犯協会への運営補助や市管理施設等への防犯カメラの設置など、地域における防犯意識の向上や防犯活動の支援に要した経費でございます。次の被災地支援事務事業につきましては、昨年9月の東日本台風で被害を受けた被災地支援のため、職員を派遣したことに要した経費でございます。  少しページが飛びますが、226、227ページをお願いいたします。  消防局所管の事業につきまして、御説明申し上げます。  8款、1項 消防費、1目 常備消防費でございますが、消防局、消防署におきます消防、救急、救助業務の実施及び火災予防並びに消防庁舎等の維持管理などに要した経費でございまして、事業ごとに主なものにつきまして御説明申し上げます。  まず、説明欄上から5行目の職員採用・安全衛生・研修事業でございますが、消防職員の採用並びに定期健康診断、消防学校等の入校に関する負担金等に要した経費でございます。次の警防活動事業でございますが、兵庫県消防防災航空隊への負担金、防火水槽の点検業務委託等に要した経費でございます。1つ事業を飛ばしまして、消防通信施設維持管理事業でございますが、高機能消防指令センター保守業務委託等に要した経費でございます。1つ事業を飛ばしまして、救急高度化事業でございますが、救急救命士及び気管挿管等認定救命士の養成並びに高度救急資機材の整備等に要した経費でございます。次の応急手当普及啓発事業につきましては、AEDの使用方法を含みます心肺蘇生法の講習に必要な資機材等の購入に要した経費でございます。  次に、2目 非常備消防費の消防団活動事業でございますが、消防団8分団、50班の活動等に要した経費でございまして、主なものといたしまして、消防団員の年報酬、出動報酬及び退職報償金のほか、消防団車両の定期点検、消防団の方の被服など、装備品の購入に要した経費でございます。  次に228、229ページをお願いいたします。  3目 消防施設費でございますが、消防施設の整備及び消防車両の更新に要した経費でございまして、説明欄2つ目消防団施設整備事業につきましては、長池班、八木班の小型動力ポンプ付積載車の更新、及び東島班、八木班詰所の改修工事に要した経費でございます。次の消防車両整備事業につきましては、化学消防ポンプ自動車Ⅱ型及び高規格救急自動車の更新に要した経費でございます。  続きまして、4目 水防費の中の水防・水難救助事務事業でございますが、水防訓練の実施や大雨等風水害対応に備えての資機材の購入等に要した経費でございます。  続きまして、5目 災害対策費でございますが、地震等自然災害対策に係る経費でございまして、災害対策一般事務事業につきましては、デジタル防災行政無線の整備工事や災害時における備蓄物資の拡充などに要した経費でございます。  次に248、249ページをお願いいたします。  11款 諸支出金、1項 公営企業費、1目 水道事業費でございますが、説明欄2つ目の消火栓新設・維持補修繰出金につきましては、消火栓の新設66基、補修33カ所に係る繰出金でございます。  主要施策の成果報告により説明をさせていただきましたが、歳出に係る流用、予備費充当、不用額につきましては、歳入歳出決算事項別明細書、また令和元年度決算資料に詳細を記載しておりますので、よろしくお願いをいたします。  以上で、総務局(総合安全対策室)及び消防局関係分の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○尾倉あき子主査  議案の説明は終わりました。  御質疑、御意見はございませんか。  竹内分科員。 ○竹内きよ子分科員  成果報告書の226ページ、1項 消防費、2目 非常備消防費の消防団活動事業について御質問します。  消防団員数を確保するためにどのような対策をとられていますか。 ○尾倉あき子主査  八坂消防団担当課長。 ○八坂消防団担当課長  消防団担当課長の八坂でございます。  ただいまの分科員からの御質問ですが、消防局といたしましては、消防団員数の確保につきまして、条例定数を申し上げますと1,040人でございまして、点検シートにあります1,028名と記載の人数は充足率が98.8%と、近隣市町、それから全国的に見ても充足していると認識しております。  団員の確保の方法といいますか、要領ですが、これまで消防団員の募集に関しましては、各班が主体となって行っておりました。しかし、近年、本市におきましても開発等が進みまして、地元を離れる若者が増え、新たな団員確保は困難な状態であると認識しております。今後は、お祭りとか地域の行事で団員募集を行い、また、併せて、宅地開発地等での加入の促進も消防団と協力しながら進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○尾倉あき子主査  竹内分科員。 ○竹内きよ子分科員  消防団員数が1,028名ということとか、充足率が98.8%ということをお聞きしたんですが、事業シートの中で装備品、手袋163双、長靴185足、防寒着100着とかいう形で用意、準備されてたわけですが、その備品は何年計画で、どういうような形で配備されておりますでしょうか。 ○尾倉あき子主査  八坂消防団担当課長。 ○八坂消防団担当課長  消防団担当課長でございます。  被服、それから安全装備品の配付または貸与についてでございますが、貸与品につきましては、毎年、計画的に配付させていただいておるところで、安全装備品、手袋、長靴等でございますが、令和2年度、今年度に各班への定数分の配付を完了する見込みでございます。また、消耗品ということもあり、消耗具合によりまして、安全を確保するため、必要に応じて交換または補充を行っているところでございます。  以上でございます。 ○尾倉あき子主査  竹内分科員。 ○竹内きよ子分科員  説明でよく分かったんですが、その数だけで言ったら、ちょっとこれ大丈夫なんかなと思いまして質問させていただきました。  次に、災害は急にやってくるようなときもありますが、例えば台風が来たときとかに、消防団員の方にそのときの指導とか周知とかはどういう形で行われているんでしょうか。 ○尾倉あき子主査  八坂消防団担当課長。 ○八坂消防団担当課長  消防団担当課長でございます。  災害時の対応に関しましては、一昨年、台風が上陸、接近した折に、明石市水防計画に基づく水防体制区分別動員表に基づきまして消防団員の方々には指定された場所に参集をしていただきました。そのときの動員人数なんですが、前段申しました水防体制区分別動員表に示す動員数を超える参集により警戒態勢を実施したところでありまして、災害対応につきまして支障はないと認識しておるところでございます。  以上です。 ○尾倉あき子主査  竹内分科員。 ○竹内きよ子分科員  消防団員の方は、本当に地域によっては、お若くて、ちょっと断られるというような、今の何か厳しい状況の中で本当にこうやって明石のまちを守られているということをすごく認識しておるんですが、台風時とか年末特別警戒を実施されながらも、夜間の警戒とか、本当に御家庭を犠牲にされてと言ったら変な言い方ですけど、やっぱり、そういう形で業務に当たられている、大切な業務だと思いますので、消防団の存続を、維持されるようにこれからもお願いしたいと思います。 ○尾倉あき子主査  ほかに御質疑、御意見はございませんか。  大西分科員。 ○大西洋紀分科員  ちょっと数がありますので端的にお願いしたいと思うんです。  まず、総合安全対策室からなんですが、成果報告書の159ページ、安全管理事務事業です。市の施設が2,600ほどありますけれども、これって当然、スタッフからいうと数的には少ないと、とてもじゃないけれど安全確認なんかはできないと思うんですが、これって特定の業者に委託をしているのかということがまず1つ目です。  2つ目、事務事業点検シートでチェックしているんですけれども、市民救命士なんですが、これは消防局とのタイアップで事業をやられていると思うんです。これは本当にすごく評価できることで、今年度についてはこのコロナの関係がありますので、年が変わって3か月ほどはほとんど何もできなかったかなと思うんです。そこで、救命士のほうは消防局が中心だと思うんですが、他の議員からも再三、本会議でも質問があったと思うんですけれども、ちょっとそれるかも分からないですが、私はそういう意味では市民の生命、財産を守るためには必要かと思うんですが、もうすぐ来年度予算を構築されると思うんですけど、将来的な防災士育成の考え方はどうなのかということです。  それから、あと危険情報の通報協定というのを新聞販売店等と今、4つ結ばれていると思うんですけれども、ほかにも声をかけてるのかなとは思うんですけれども、例えば乳飲料の販売店であるとか、そういうとこも可能性高い、可能性というか同じように対応していただけるんじゃないかなと思います。電気・ガスの検針の関係、それから水道ですと、市の委託事業者さんがやられてるのかな。そういうふうなことをもっともっと、新聞販売店以外でも考えられるんじゃないかなと思うんですけれども、シートの実績のところがあんまり細かく書くスペースもないんで見えないんですけども、その辺いかがかなと思いまして。  以上、3点お願いしたい。
    尾倉あき子主査  上田安全管理担当課長。 ○上田安全管理担当課長  安全管理担当課長の上田でございます。  まずは施設点検につきまして、委託業者等を使っているのかという御質問ですけれども、基本的には、異常があるところの最終チェックにつきましては、全て職員が最終確認をするとなってございますが、委託先、それから指定管理施設等もたくさんあるところでございます。そちらにつきましては、委託業者、指定管理者にまず最初の点検をお願いしまして、そこから異常箇所につきましては直接確認をするというような手法で、この7月につきましては全ての施設について点検を実施しているところでございます。  2点目は防災士の関係ですので、こちらは室長のほうからお答えいたします。  3点目の通報協定でございますが、今、通報協定先としましては水道メーターの検針業者、シルバー人材センター、新聞販売店、それから郵便局の4者との協定を結んでいるところです。通報の実績としましては、特にありがたく思っているのは、最近は高齢者の安否確認情報等でございまして、新聞販売店からは郵便受けに物がたまっているとか、新聞が取られていないというような情報を頂きまして、高齢者総合支援室等と協力しまして、安否確認にすぐに向かって命が助かったという事例もございます。  他方、道路の異常であったりとか、市内の危険情報、そちらはなかなか、業務の中で有用な情報がたくさん寄せられているところにはちょっと至っていないところもありまして、また各協定先と連携を密にしながら、どういう情報を頂けるのかというようなところも、これからより情報提供を頂けるような形でその辺を詰めていきたいというところに加えまして、新たな協定先につきまして、また有用なところがあれば検討させていただきたいと思います。  以上でございます。 ○尾倉あき子主査  河谷総合安全対策室長地域防災担当課長。 ○河谷総合安全対策室長地域防災担当課長  総合安全対策室長地域防災担当課長の河谷でございます。  先ほど御質問ありました将来的な防災士育成の件でございますが、各自治体によりましては防災士といろいろ連携してやっているところもございます。  市としましても、実際、防災士がどのように活用できて、どのような効果があるのかということを調べる必要があるということで、今年、中核市の中でも災害があったところに対しまして、防災士等、どのように効果的に活用できたかとか、在り方はどうであったかというようなことを、今、アンケートをとりまして、市としてどのように防災士と連携してやっていけるかということを検討したいと考えているところでございます。  以上です。 ○尾倉あき子主査  大西分科員。 ○大西洋紀分科員  それぞれお答えいただきまして、最後の防災士の件ですけど、市民救命士の場合は消防局で、職務の中で、表現おかしいかも分かんないですけど、市職員でいろいろやっていただいて、その費用面がそんなにないんですけれども、防災士の場合はまず受講するのに1人当たりの費用が相当かかります。その辺が他の議員も何度か質問されてましたけれども、頭の痛い問題なんかなと思うんですが。防災士の役割そのものは、またこれからの課題ではあると思うんですけど、できれば、いずれ日本全国でそういうふうな需要がいっぱい出てくるんかなと思いますんで、また予算等を構築するときに御検討いただければなと思っております。  続いて成果報告の229ページ、水防・水難救助事務事業ですね。これも事務事業点検シートを見させていただいてなんですが、事業内容の中で、近年では風水害時の早期避難の必要性を考慮し、早めの自主避難所開設を実施しているとあるんですが、これも消防局とリンクするのかも分からないのですが、この早めのという、ちょっとオブラートに包んだような表現になってるんですが、どういうふうなときに、どういうふうな指令が出てというようなことをお答えいただけますか。 ○尾倉あき子主査  河谷総合安全対策室長地域防災担当課長。 ○河谷総合安全対策室長地域防災担当課長  総合安全対策室長地域防災担当課長の河谷でございます。  早めの自主避難ということでございますけども、例えば台風でございましたら、ある程度進路予測というものができるものでございますので、そこを見越しまして、夜の移動とかになると非常に危険ですので、まだ昼間の時点では特に危なくない状況であっても夜になれば危なくなるような状況であれば、早めの避難をお願いしていくというようなこともあります。市民の方によりましては、台風の接近の中で、非常に恐いとか、やっぱり1人でいると寂しいとか、そういう声も聞くことがありますので、そういうときもやはり夜になって移動していただくと非常に危ない面もありますので、そういうときにはやっぱり早めに避難をしていただくというふうな体制をとっております。 ○尾倉あき子主査  大西分科員。 ○大西洋紀分科員  基本の考え方は分かったんですけども、ちょっと私の聞き方がまずかったかも分からないですが、それじゃその台風等の予測によって避難所を開かなければいけないような大きな災害が来そうだということが分かったときの、その辺の何とか指令とかいろいろありますよね。そういうのが出た段階で、それはもう災害のことですから、昼夜問わず、夜は危ないと今おっしゃいましたけれども、確かにそうだと思います。その辺で判断したときの周知方法はいろいろあると思うんですが、特に高齢化が進んでいる地域においては情報も入って来にくいし、先ほど室長言われたように、不安とかそんなんもあるんで、できるだけ早く避難所に行きたいと。でも、その避難所が開いてるかどうか、行政として判断した段階で避難所は全避難所を開けているのか、地形的にいろんな条件があると思うんですけれども、本当に危ないというところは確実に開いてるのかと。その辺のタイミングをどういうふうに計っているのか、その辺をちょっと聞きたいんです。 ○尾倉あき子主査  河谷総合安全対策室長地域防災担当課長。 ○河谷総合安全対策室長地域防災担当課長  総合安全対策室長地域防災担当課長の河谷でございます。  避難所の開設する基準といいますか、まず、先ほど申しましたけれども、自主非難につきましては、市としましてはその時点では特段避難の危険性というのは考えてないんですけれども、市民の方の御要望に応じて避難所を開設するというふうなことでございます。  もう1つは、いわゆる避難情報に基づいて避難所を開設するということで、その場合は避難準備情報、高齢者避難であるとか、避難勧告、避難指示に基づいて避難情報を出すということになります。幸い明石市におきましては、避難準備情報を出すことはあるんですけれども、避難勧告というのはこれまで1度か2度ぐらいしか出したことはないんですけども、それにつきましては当然、例えば明石川でしたら明石川の水位を確認しながら、あとは気象庁の情報というのを判断しながら、川の水位がどのように上がっていくのかとかいうことを判断しながら、避難勧告を出すこととなってございます。 ○尾倉あき子主査  大西分科員。 ○大西洋紀分科員  私の質問の仕方がまずいのかな。結局、行政が避難情報を出したり、避難所を開けたりという、そういう情報が高齢者の方にどのように伝わっているのかなと思ったときに、なかなかいろんなケースがあるとは思うんですけども、すぐ伝わらない部分も1つはあると思うんですが、市民ベースで考えると、先ほど室長がおっしゃったように、やっぱり高齢者の方というのは、特に民生委員にかかるお独り暮らしの高齢者というのが結構増えてきてますんで、やっぱり不安をすごく感じる。総安でそういう発令をされたとか、避難所を開けてますとかそういう以前に、その方、個々の感情はあると思うんですけど、そういうときにまず安全なところに行きたいという、決めつけたらいけないんですけど、高齢者の方は、何やかんやというとまだテレビなんです。それを見た段階で行きたい、そして行った、でも開いてないとかいうケースをしばしば聞くんでね。その辺がどうしたもんかなと思うんです。で、何というのですか、総安が中心になって、核になってやられてるとは思うんですけど、その避難所となると実際の各地の責任者というか施設管理の人、それからそこで対応する人、ばらばらだと思うんで、その辺がやっぱりいざというときに実際に何か起こったらあかんのですけど、その高齢者の方々が行かれたときに、どうも対応できていない事案が多いというのが耳に入ってくるんで、その辺をちょっと聞きたいんですけど。行政ベースでじゃなくて、市民のほうから行きたいといったときに、その避難所というのはどういう状況なんかと。分かりにくいですか。 ○尾倉あき子主査  松岡総合安全対策部長。 ○松岡総合安全対策部長  総合安全対策部長の松岡でございます。  分科員お尋ねの災害時の避難所ですが、避難が必要な場合、避難準備情報を出す段階におきましては、避難が必要な地域の避難所を全て開けた段階で避難準備情報を出させていただいておりますので、本来避難が必要であるときには避難所を開けております。避難が必要な地域においては、避難所は開けております。  その手前で、警報が発令されてこれから状況がさらに悪化する、避難準備情報を出す必要があるというような場合、それが夜間になるような場合でしたら、既に明るい段階での避難ということも考えられますので、自主避難等の必要があれば避難所を開けていくということになるんですけども、高齢者の方の不安な気持ちというのは確かによく理解できます。ただ、それに全て対応をして、避難が必要でない地域においても避難所を開けるとなりますと、我々の体制におきましても十分なことができませんので、そうした場合、各地域におきまして、地域の施設等、自主的に、また共助の世界で対応いただければということで、今、各地域のまち協さん等におきましてもそういう体制ができないかということで話合いをしているところでございます。  特に高齢者、障害者等につきましては、災害時におきましては非常に不安な気持ちになるかと思いますので、まず平常時におきましてもそれぞれの方々が自分がどう行動するか、命を守るためにどう行動するかということを平時から地域の方々と協力して考えていただけるような個別の避難計画等の作成も進めているところでございます。そうした対応をとりながら、災害時にスムーズな対応ができるように努力していきたいと思っております。よろしいでしょうか。 ○尾倉あき子主査  大西分科員。 ○大西洋紀分科員  全てのところを全部一斉に開けてくださいと言ってるんじゃなくて、地域的な、地形的な、特に明石の場合は15、6キロにわたって海岸線があって、海抜が低いところも多いということで、特に台風、風水害のときに非常に不安に思われている高齢者の方々、あるいは障害をお持ちの方が多いと思いますので。何度も言いますけど、行政からの情報というのはなかなか入ってこないというか、どうしたらいいんかじゃなくて、どうしてもやっぱり、テレビ、マスコミ中心になってしまいますので、やっぱり不安をあおるわけじゃないですが、不安な場合に行きたくなる方が多いみたいなので、いざ行ったときに開いてないというのは非常に残念やなと思いますので、総安がいろいろ御努力していただいているのは重々分かっているんですけれども、あえて質問させてもらいました。今後また検討課題として念頭に置いていただければと思います。  最後1点、今度は消防局です。成果報告書227ページですね。  救急高度化事業なんですが、これも事務事業点検シートの事業内容でちょっと表現が気になったのでお聞きしたいんですが、令和元年度は救急隊員に対して抗体検査及びワクチン接種を実施されたということですが、これは今のとんでもない、実際、コロナウイルス等に罹患された職員さんもおられたんですけど、それを受けてのこともあったでしょうけれども、これは救急隊員のみなのか、コロナのワクチンは、まだ今開発途中ですので、インフルのことじゃないかなと思ってるんです。私としては、救急隊は市民のために最前線で体を張っていただいているんで当然のことだと思うんですけど、この辺は令和元年度の決算を含めて、来年度にどういうふうに生かそうとしているのか、お聞きしたいんですが。 ○尾倉あき子主査  木村医療連携担当課長。 ○木村医療連携担当課長  医療連携担当課長の木村でございます。  分科員の質問にお答えします。  この予防接種のワクチンですけども、先ほど言われましたとおりインフルエンザのワクチン、それから救急救命士ですけれども、救急業務で医療機関に入りますので、その都合上で水疱瘡とか全部、その辺のワクチンの接種をするようにしております。病院研修に入るときも全てこのようなワクチン接種を求めておりますので、現在、実施している次第でございます。 ○尾倉あき子主査  大西分科員。 ○大西洋紀分科員  インフル、その他もろもろということでございました。  コロナでこういう状態なんで、どこかの国の偉い方じゃないですけど、ワクチンなり、そのように効く薬が今後は開発されていくんだろうと思うんですけれど、その場合は本当に体を張って頑張っていただいてるんで優先的に接種していただきたいなと思っております。  それから次に行きますけど、同じく救急高度化事業のところで、感染防止のために救急隊員の衛生管理体制、これも今回のコロナの関係があったんかと思うんですが、ここに力を入れてはるなというのはよく分かってるんですが、その救急車に常時2人以上の救命士の乗務ということも書かれてます。もちろん、今言った被服の関係はすごくいいものを貸与していただきたいというのはあるんですが、救急救命士というのが今、その市民救命士じゃなくて、もっともっと高度な技術を持たれた、本当にどんどんどんどんお医者さんの業務ができるようなところまで高度化していると思ってるんですけれども、今の救急隊員が何名で、救命士は全員が持ってるわけじゃないのかなと、ちょっと疑問に思ったんですがいかがでしょうか。 ○尾倉あき子主査  木村医療連携担当課長。 ○木村医療連携担当課長  医療連携担当課長でございます。  先ほどの御質問にお答えいたします。  現在、その資格ですけども、救急救命士の資格を取得したときによりまして、講習内容が違ってきております。といいますのも、年々、救急救命処置というのは拡大されてきております。そのときに学校で学ばなかったことはその後講習を受けてからまた病院実習をして資格を取っていくというようになっております。  以上です。 ○尾倉あき子主査  上園消防局長兼消防長。 ○上園消防局長兼消防長  消防局長兼消防長の上園でございます。  救命士の資格等につきましては、救急救命士としての国家試験に合格した後に様々な資格が新たに設定をされたりしてきております。したがいまして、その設定される資格に応じて、再度入校しながら資格を取っていくということでございます。  なお、分科員が御指摘されました救命士の数、現在、73名ぐらいおります。ただ、全員が現場で対応できているものではなくて、本部の日勤であったり、管理職でもう数年現場を離れていたりというようなこともございます。そういう状況でございます。  以上でございます。 ○尾倉あき子主査  大西分科員。 ○大西洋紀分科員  本当に大変な業務ですので、そのウイルス等にかかってもらうのは本当に困るんですけれども、救急隊も本当に全員が資格を持って、いつでも対応できるような救急隊の体制をぜひともとっていただきたいなと。救急隊員も生身の人間ですので、いつ、どういうふうになるか分かりません。また、あったらあかんのですけれども、この辺を救命士を持っているから必ずとはいえないですけど、やっぱりそれによって助かる命もいっぱい出てくるんかなと思うんで、今、2人以上の救命士が乗務をされてると私は解釈しているんですけど、それは間違いないですね。今、2人、3人体制かな、1台に対して。 ○尾倉あき子主査  上園消防局長兼消防長。 ○上園消防局長兼消防長  現在、救急隊のほう、基本的に3人乗組みで実施をしております。そのうち消防局としましては、やはり2名の救急救命士を常時乗せていくという形で、今、対応はさせていただいてます。ただ、2名の救命士を1年365日、どうしても確保ができない場合も当然ございますので、そういったところには別の救急隊員を当て込んで対応をすると。できるだけ2名の車というのを継続してまいりたいと思いますし、その2名のうちでも、その資格がいろいろ、先ほど言いました資格がありますので、資格にばらつきのないような救命士ですね、持ってる資格が同じような救命士を救急車に乗せていくと。そういった形での対応をさせていただいてます。  以上でございます。 ○尾倉あき子主査  大西分科員。 ○大西洋紀分科員  3人体制なんで、日常のルーティンワークをしながら、また訓練等しながら、本当に体張っての、資格もなんですけども、また高度な知識も必要だと思いますけれども、頑張って、全員とまではいかなくても、ほぼ持ってるというような状態で最前線の救急体制をとっていただきたいなと、このように思っております。  以上です。 ○尾倉あき子主査  三好分科員。 ○三好宏分科員  成果報告書の229ページ、災害対策一般事務事業です。  総合安全対策室のほうですね。平成30年度、それから令和元年度で、事業内容を見てみると防災会議の開催であったり、防災訓練、それから食料の備蓄、防災無線の維持管理、各種啓発事業というようなところをコンスタントに相当数やってきているなと思っています。  今年はコロナの関係でなかなか実施できないというような流れがある中で、令和元年度は無線のデジタル化もしていったというようなところ。それから、本年度では備品でポータブル蓄電池とかを充実してきているのかなと、そういうふうに思っていますが。これ、なかなか難しいと思うんですけど、まだまだ備蓄という、備えに対してというところはしっかりと対応しなければならないなというところと、ある意味、大分、充実してきているのかなというような面と両面あろうかと思うんですが、担当部局としてはもうちょっとこういうところを充実させたいんやというような話であったり、ここがちょっとまだ不足だというようなところは、どのようなところがあるのかというところをお話しいただけますか。 ○尾倉あき子主査  河谷総合安全対策室長地域防災担当課長。 ○河谷総合安全対策室長地域防災担当課長  総合安全対策室長地域防災担当課長の河谷でございます。  備蓄品につきましては、明石市は結構いろんな備蓄品を備えていると思っておりますけれども、さらに充実させなければいけないと思っております。  先ほども御指摘ございましたけれども、昨年、千葉県のほうで大きな停電があったということで、蓄電池を備蓄していっていますけれども、まだまだ足りない部分がございますので、そこらをまた拡充していくということと、今回、コロナ禍ということで感染対策の備品につきましてもまだ不足しているという部分がございます。やはり備品をいろいろ充実させますと今度は、保管場所の確保という問題もありますので、そういう部分についても態勢を整備していかなければならないと考えております。  あと、直接、備蓄の部分ではございませんけれども、災害対応につきましても、最近は情報通信技術ということで、ICTを使った災害対応ということも取り入れていく必要があると考えております。今年度はスマートフォンを20台程度購入しまして、LINEを使った水防体制について、一部LINEを使って対応を組んでまいりましたので、これについてもさらに拡充していけるように考えていきたいと思っております。  以上です。 ○尾倉あき子主査  三好分科員。 ○三好宏分科員  そのとおりだと思います。そんな中で先ほど備蓄倉庫というようなキーワードも出てきたかと思います。  市内で8カ所だったと記憶しておりますが、以前に会派の代表質問で、やはり避難所により近いところ、例えば小学校に避難するのであるならば、小学校に備蓄があるほうが、地域の方で協力し合って自主運営というか、そういうこともできるんじゃないのかなと。物流というところが、一番ネックになるとは思うんですが、わざわざ職員が倉庫まで取りに行って、避難所まで持っていくという手間が省けるというか、スピーディーになるというような意味合いも含めて、事務事業点検シートのほうには地域主体への展開を進めていくというようなことも書いてあります。その方向へ進んでいくのかなと思ってますが、その辺は次年度以降どうお考えでしょうか。 ○尾倉あき子主査  河谷総合安全対策室長地域防災担当課長。 ○河谷総合安全対策室長地域防災担当課長  総合安全対策室長地域防災担当課長でございます。  分科員の御指摘のとおり、備品につきましては、わざわざ備蓄倉庫から避難所に持っていくよりも、当然、各小・中学校の中に備蓄できるというのがやはりベター、あるいはベストだと思っておりますので、そこにつきまして、担当の教育委員会と協議しながら、何かそういう倉庫的なものを置けるように検討していきたいと考えております。  以上です。 ○尾倉あき子主査  三好分科員。 ○三好宏分科員  当然、場所的な問題ってあろうかと思います。お金もかかることやろうと思いますし、できるところ、できないところもあろうかと思います。また、危険度というか、やはり優先順位というようなところもあろうかと思いますんで、担当する教育委員会と協議をしながら、ぜひ予算化のときにはしっかり財政と戦っていただいて、しっかり予算を確保するような方向に持っていっていただきたいなと、そういうふうに思っていますのでよろしくお願いします。  以上です。 ○尾倉あき子主査  ほかに御質疑、御意見ございますか。  佐々木分科員。 ○佐々木敏分科員  主要施策の成果報告書227ページ、真ん中辺り、消防通信施設維持管理事業についてお尋ねをいたします。  事務事業点検シートによりますと、119番通報受付状況というところで、令和元年確定値、119番通報受付件数約2万2,000件に対して、災害通報以外の件数5,450件。これ、約25%が本来の119番以外でかかってくるということだと思うんです。4本かかってくると1本は違う電話だということなんですが、実際に119番通報を受けるところでは差し障りが非常にあると思うんですが、いかがですか。 ○尾倉あき子主査  足立情報指令課長。 ○足立情報指令課長  情報指令課長の足立でございます。  分科員御指摘のとおり、災害通報以外の通報ということで、かなりの通報がございますが、119番の適正利用に関しましては、ふだんの119の日や119番講習会等で啓発しているところでございますが、何分、その中でもこういった通報がございます。ただし、これによる支障があって、災害の対応に影響を及ぼしているようなことはございません。  以上でございます。 ○尾倉あき子主査  佐々木分科員。 ○佐々木敏分科員  影響が少なければそれでいいと思うんですが、ただ、素人目に見て、災害時なんかは119番に集中すると思うんですけれども、そのときにこういう余分な電話がかかってくると、受ける方は非常に大変になるんじゃないかと思っております。具体的にいろいろ対策もされているんじゃないかと思うんですけれども、ただ、一般的にホームページなんかを見ますと、当直医情報のところから救急等情報案内に入れて、そこではその当直医を聞くときは明石消防局921-0119、こちらに電話してくださいと。それから市民便利帳でも38ページに119番の正しいかけ方、こういうふうな形で、やはり明石の消防局を誘導されていると。こういうようなことはきっちりやられているんですけれども、ただ、私も今回、初めてホームページと市民便利帳で確認したぐらいで、私も自分の子供が小さいとき、熱を出したときに、家内が当直医を探そうということでどこに電話したらええかなと。119番にかけたら教えてくれるんちゃうかと言った覚えがあります。市民の方は普通そうじゃないかなと私は思っておりますんで、これはやはり人命にも関わることになってくると思いますんで、ある意味、しっかりと対策をせなあかんなと思いまして、私なりに考えたのは、お金も要るんですが、市民の方に電話機か、もしくは冷蔵庫でもいいんですけれど、そこに貼れるようなシール、これを作ってしっかり貼ってもらって、本来の119番に違う電話がかからないようにできたらなと思うんですが、こういうところはいかがですか。 ○尾倉あき子主査  足立情報指令課長。 ○足立情報指令課長  情報指令課長でございます。  分科員御指摘のとおり、現在、明石消防局としましては、119番のコールシートというのがございまして、それは119番のかけ方とか、心肺停止のときの心配蘇生のやり方などを記載したものです。そのシートにあらかじめ通報内容とか、そういったものを記載するようになっているんですけども、そういったシートを各消防本部の署所とか、各市民センターに配付したり、また講習の機会等でお配りしているような状態でございます。  以上でございます。 ○尾倉あき子主査  佐々木分科員。 ○佐々木敏分科員  お金も要ることなんで、しっかりやられているとは思うんですけど、僕個人としては、やっぱり徹底してこういうことはやるべきちゃうかなと思っておりますので、また、そこら辺のこともちょっと工夫して考えていただいたらと思います。これは意見にしたいと思います。  以上です。 ○尾倉あき子主査  ほかに御質疑ございますか。よろしいですか。  ないようですので質疑を終結します。
     理事者入替えのため、暫時休憩いたします。  再開は、11時15分といたします。                          午前10時58分 休憩                          ―――――――――――――                          午前11時13分 再開 ○尾倉あき子主査  総務分科会を再開します。  総務局の総務管理室、職員室、財務室、税務室、公平委員会、会計室、監査委員、選挙管理委員会関係の議案の審査に移ります。  確認ですが、分科会では、説明、質疑のみで、採決は行いません。  総務管理費につきましては、「2款 総務費、1項 総務管理費の所管部局について」の赤色の範囲内でお願いします。  質疑の際は、成果報告書のページを告げて、お願いします。  付託されました議案は2件でございます。  議案第83号、令和元年度明石市一般会計歳入歳出決算のうち分担区分表により分担された歳入歳出決算を議題に供します。  議案の説明を求めます。  箕作財務部長兼財務室長。 ○箕作財務部長兼財務室長  財務部長兼財務室長の箕作でございます。  議案第83号、令和元年度明石市一般会計歳入歳出決算の本分科会分担事項のうち、総務局の総務管理室、職員室、財務室、税務室、公平委員会、会計室、監査委員、選挙管理委員会の所管事項につきまして、主要施策の成果報告書により御説明申し上げます。  まず、私から歳入につきまして説明させていただきます。  主要施策成果報告書の110ページ、111ページをお願いいたします。  まず、1款 市税でございます。内訳は1項 市民税から7項 都市計画税までとなっております。市税の決算額全体では、個人市民税が増加し、また事業所税の平年度化により、前年度に比べ、約14億1,000万円、3.3%の増となっております。また、徴収率は全体で9年連続上昇改善いたしております。なお、1款 市税の不納欠損額といたしましては、地方税法の規定に基づきまして納税義務が消滅しましたこと、また、時効により徴収権が消滅しましたことによりまして、約1億4,000万円となっております。また、収入未済額としては約13億円でございまして、件数は約2万8,000件となっております。本年8月末現在において、そのうち約1億円を収入いたしております。  次の2款 地方譲与税から次の112ページ、113ページの8款 自動車税環境性能割交付金まででございますが、これらは国税及び県税などとして徴収されましたものの一部が、法令などに基づきまして市町村に交付されるものでございます。それぞれ記載の収入となっております。  9款 地方特例交付金につきましては、住宅借入金等特別控除の実施に伴います個人市民税等の減収分に対する補填のため国から交付されるものでございます。なお、これら交付金の合計は地方消費税交付金の減などによりまして、前年度に比べ、約2億7,000万円の減となっております。  次に10款 地方交付税でございますが、内訳は普通交付税と特別交付税でございまして、普通交付税につきましては、基準財政需要額から基準財政収入額を差し引きました交付基準額が交付されております。児童相談所の設置に伴い基準財政需要額が増加したことにより、前年度から約5億3,000万円の増となっております。  次の114ページ、115ページをお願いいたします。  次の特別交付税につきましては、災害など各団体の特殊な事情に応じて交付される交付税でございまして、2,000万円程度の増となっております。  ページ中ほどの13款 使用料及び手数料でございますが、1項 使用料、1目 総務使用料のうち、説明欄1行目の庁舎前駐車場使用料につきましては、記載の収入となっております。  次の116、117ページをお願いいたします。  ページ下のほうにございます2項 手数料、1目 総務手数料のうち、説明欄1行目から3行目に記載の市税証明手数料、市税督促手数料、車の臨時運行許可手数料につきましては、それらの発行などに係ります手数料となっております。  2ページ飛びまして、120ページ、121ページをお願いいたします。  14款 国庫支出金のうち、2項 国庫補助金、1目 総務費国庫補助金の説明欄3行目に記載の社会保障・税番号制度システム整備費補助金につきましては、自治体間で共有利用されております中間サーバー等の運用経費に対する補助金でございます。  10ページほど飛んでいただきまして、132ページ、133ページをお願いいたします。  15款 県支出金のうち、2項 県補助金、1目 総務費県補助金でございますが、説明欄1行目の兵庫県市町振興支援交付金につきましては、コミュニティバスの運行経費などに基づいて交付される補助金でございます。  4ページ飛びまして、136、137ページをお願いいたします。  ページ中ほどにございます3項 委託金、1目 総務費委託金でございますが、説明欄1行目から3行目に記載の委託金につきましては、それぞれの選挙関係の委託金でございます。また、説明欄4行目に記載の県税徴収事務交付金につきましては、個人県民税の徴収事務に対します委託金でございます。その下の統計調査員確保対策委託金から世界農林業センサス委託金までの9件の委託金につきましては、それぞれ記載の各種統計調査事務に対する委託金となっております。  次の138、139ページをお願いいたします。  ページ下のほうになりますが、16款 財産収入、1項 財産運用収入、1目 財産貸付収入のうち、土地貸付収入につきましては、旧土地開発公社から引き継ぎました駐車場の貸付料や兵庫県水産会館の敷地料などの土地貸付収入でございます。次の2目 利子および配当金でございますが、明石ケーブルテレビからの株式配当金でございます。その下の3目 基金運用収入のうち、説明欄1行目の財政基金積立金利子収入から4行目の庁舎建設基金積立金利子収入までの4つにつきましては、各基金の運用収入となっております。  次の140ページ、141ページをお願いいたします。  2項 財産売払収入、1目 不動産売払収入の土地売払収入につきましては、30筆の市有地の売払収入でございます。  次の17款、1項 寄附金でございますが、1目 総務費寄附金の説明欄1行目、地域活動(財産区)補助事業寄附金につきましては、自治会施設の改修などに対する財産区からの寄附金でございます。  18款 繰入金でございますが、1項 基金繰入金、1目 財政基金繰入金及び2目 減債基金繰入金につきましては、一般財源の補填のために繰り入れたものでございます。  その下、2項、1目 財産区繰入金につきましては、財産区の土地処分に伴います事務費相当分を一般会計へ繰り入れたものでございます。  19款、1項、1目 繰越金でございますが、前年度からの繰越事業に係ります財源としての繰越金と前年度の決算剰余金でございます。  次に、20款 諸収入でございます。1項 延滞金、加算金及び過料、1目 延滞金の市税延滞金につきましては、記載の収入となっております。  次の142ページ、143ページをお願いいたします。  2項、1目 市預金利子につきましては、歳計現金の運用利息でございます。  ページ中ほどになりますが、4項 雑入、1目 滞納処分費につきましては、市税の滞納処分費でございます。その下の2目 雑入でございますが、説明欄1行目の情報処理事務等負担金につきましては、国民健康保険及び介護保険特別会計や水道・下水道事業会計からの情報システム利用に対する負担金収入となっております。派遣職員給与費等負担金につきましては、兵庫県後期高齢者医療広域連合等への派遣職員の給与費負担金収入などでございます。健康診断助成金につきましては、職員の健康診断に係ります兵庫県市町村職員共済組合からの助成金収入でございます。契約事務に係る水道局負担金につきましては、契約事務を財務室契約担当で一括実施することに対します、また庁舎維持管理分担金につきましては、庁舎の維持管理に係ります水道局などからの分担金でございます。市町村振興協会交付金につきましては、サマージャンボ宝くじなどの収益金の配分金となっております。  次の144ページ、145ページをお願いいたします。  雑入の説明欄下から5行目でございますが、広告料収入につきましては自動販売機の設置収入などでございます。その次の行政財産使用料につきましては、市内の各施設におきまして、電柱や駐車場の使用を許可しましたものに係ります使用料収入でございます。2つ飛ばしまして、光熱水費負担金ほかにつきましては、公共施設管理者からの光熱水費負担金などの諸収入でございます。  なお、2目 雑入の収入未済額といたしましては、来庁者の自家用車による庁舎前駐車場ゲート破損事故に係ります修理費用の弁償金として106万3,370円、また、出納閉鎖間際での入金に伴います市役所食堂使用料17万2,348円となってございます。  次に21款、1項 市債の1目 総務債につきましては、3行目の庁舎施設整備事業債のうち、4行目の庁舎維持管理事業でございます。これにつきましては、本庁舎外壁事務棟北面改修工事のために発行しました市債でございます。  少し飛びまして、156、157ページをお願いいたします。  9目 減収補てん債につきましては、普通交付税の基準財政収入額として算定されました法人市民税及び利子割交付金の収入額と、実際のそれらの収入見込額との差額を補填するために発行できる市債でございまして、その乖離している額の見込みに基づき起債をしたものでございます。なお、その償還額につきましては、後年度の普通交付税で措置されるものでございます。その下の10目 臨時財政対策債でございますが、普通交付税の振替財源として平成13年度から発行が認められました市債でございます。  以上で、歳入についての説明を終わらせていただきます。 ○尾倉あき子主査  西海議会局次長。 ○西海議会局次長  議会局次長の西海でございます。  私からは、歳出のうち議会費につきまして御説明を申し上げます。  主要施策の成果報告書の158ページ、159ページをお願いいたします。  1款、1項、1目 議会費でございますが、これは議員報酬等、職員費、議会運営等に要した費用でございまして、事業ごとに、主なものにつきまして御説明いたします。  まず、議会運営事業につきましては、全国市議会議長会をはじめ、各議長会への出席旅費や負担金のほか、政務活動費、市議会だよりの発行やケーブルテレビの放映などに要した経費でございます。本会議・委員会等運営事業につきましては、本会議、委員会の記録作成、会議録検索システムや本会議のインターネット配信、タブレット端末の使用料、また各委員会の行政視察などに要した経費でございます。  以上で、1款 議会費の説明を終わらせていただきます。 ○尾倉あき子主査  島瀬総務局長兼総務管理室長。 ○島瀬総務局長兼総務管理室長  総務局長兼総務管理室長の島瀬でございます。  私からは、2款 総務費のうち、総務局、公平委員会及び会計室の所管事項につきまして御説明申し上げます。  引き続き、158、159ページをお願いをいたします。  1項 総務管理費のうち、1目 一般管理費につきましては、情報システムの維持管理や工事検査、公用車の管理、中核市に義務づけられております包括外部監査の委託料など、他の目に属さない一般的な管理事務に要した経費でございまして、所管の主な事業につきまして、順次、御説明いたします。  説明欄中ほどにございます電子計算処理システム管理運営事業につきましては、情報システムの運用業務委託、社会保障・税番号制度に対応するためのシステム改修業務委託などに要した経費でございます。1つ飛びまして、情報化基盤整備事業につきましては、インターネットの接続やパソコン、ネットワーク等の情報通信基盤の維持管理、セキュリティ対策に要した経費でございます。  160、161ページをお願いいたします。  工事検査事務事業及び技術管理事務事業の2つの事業につきましては、公共事業の適正な執行を図るため、工事の検査等に要した経費でございます。次の地域活動(財産区)補助事業につきましては、財産区からの寄附による自治会館の備品購入等、記載の各事業に要した経費でございます。1つ飛びまして、財政健全化推進事業につきましては、財政健全化を推進するための事務に要した経費でございます。  次に、2目 人事管理費でございますが、これは職員の採用等の人事管理に要した経費並びに職員の定期健康診断、メンタルヘルス対策等の安全衛生に要した経費でございます。  162、163ページをお願いいたします。  次に、3目 研修厚生費でございますが、これはOJTによるスキル向上を図る研修並びに階層別研修や能力開発研修のほか、外部の研修機関への派遣研修に要した経費でございます。  次に、4目 文書広報費でございますが、1つ目の文書管理事務事業は、文書の郵送や逓送等に要する経費、次の法制事務事業につきましては、例規類集の作成など、法規管理に要する経費でございます。  次に、5目 財政管理費でございますが、これは予算編成や契約事務など、財政運営に要した経費でございます。  6目 会計管理費でございますが、これは審査、出納事務及び決算書の作成など会計事務に要した経費でございます。  7目 財産管理費でございますが、庁舎管理、市有財産管理、財産区関係事務等に要した経費でございます。主なものといたしまして、1つ目の庁舎維持管理事業につきましては、庁舎施設の補修工事のほか、設備等の保守点検や光熱水費、電話、通信費など、庁舎の維持管理に要した経費でございます。次に、市有施設包括管理事業でございますが、施設の設備点検や清掃、修繕等の業務につきまして、専門事業者と本市技術職員が連携して安全性を確保するとともに、事務の効率化を図るため、小・中学校や幼稚園、保育所など、複数の施設、158施設分を一括して発注するための経費でございます。  164、165ページをお願いいたします。  3行目の財政基金積立金につきましては、前年度決算剰余金及び同基金の運用益を積み立てたものでございます。次の減債基金積立金から庁舎建設基金積立金につきましては、それぞれの基金の運用益を積み立てたものでございます。  少しページが飛びまして、170、171ページをお願いいたします。  17目 公平委員会費でございますが、これは委員報酬の支払いなど、公平委員会の運営に要した経費でございます。18目 諸費でございますが、これは国県補助金の精算に係る償還金でございます。  続きまして、2項 徴税費につきまして御説明いたします。1目 税務総務費につきましては、固定資産評価審査委員会の運営に関する経費でございます。2目 賦課徴収費につきましては、市税の賦課及び徴収等に要した経費でございまして、市税賦課徴収事務事業につきましては、固定資産税の評価替え、その他市税の賦課及び収納に関する業務委託、市税の過誤納金の還付、充当などに要した経費でございます。債権管理事務事業につきましては、滞納金の回収手続等に要した経費でございます。  2款 総務費のうち、1項 総務管理費及び2項 徴税費の説明は以上でございます。 ○尾倉あき子主査  今井選挙管理委員会事務局長兼課長。 ○今井選挙管理委員会事務局長兼課長  選挙管理委員会事務局長兼課長の今井でございます。  続きまして、2款 総務費のうち4項 選挙費につきまして御説明いたします。  主要施策の成果報告書の172、173ページをお願いいたします。  4項 選挙費、1目 選挙管理委員会費につきましては、選挙管理委員の報酬、各種選挙管理委員会連絡協議会などの出席負担金でございます。  2目 選挙啓発費につきましては、明るい選挙推進協議会と連携し、街頭啓発や啓発紙の作成など、明るい選挙の推進のための啓発活動費でございます。  3目 参議院議員選挙費でございますが、7月21日執行の参議院議員通常選挙に要した経費でございます。主なものといたしましては、投開票事務に係る人件費、ポスター掲示場の設置・撤去に係る業務の委託料などでございます。  4目 兵庫県議会議員選挙費でございますが、4月7日執行の兵庫県議会議員選挙に要した経費でございまして、主なものといたしましては投開票事務に係る人件費、投開票資材の運搬等業務の委託料などでございます。  5目 市長・市議会議員選挙費でございますが、4月21日執行の明石市長、明石市議会議員選挙に要した経費でございまして、主なものといたしまして投開票事務に係る人件費、選挙公営費の支払いなどでございます。  以上、4項 選挙費の説明は以上でございます。 ○尾倉あき子主査  島瀬総務局長兼総務管理室長。 ○島瀬総務局長兼総務管理室長  総務局長兼総務管理室長の島瀬でございます。  引き続きまして、5項 統計調査費につきまして御説明申し上げます。  ページは引き続き172、173ページをお願いいたします。  5項 統計調査費のうち、1目 統計調査総務費につきましては、統計調査に係る一般的な管理事務に要した経費でございます。2目 基幹統計調査費につきましては、175ページにかけまして説明欄に記載をいたしております各種統計調査に要した経費でございまして、主なものといたしまして全国消費実態調査がございます。  5項 統計調査費の説明は、以上でございます。 ○尾倉あき子主査  石田監査事務局長兼課長。 ○石田監査事務局長兼課長  監査事務局長兼課長の石田でございます。  私からは6項 監査委員費について、御説明申し上げます。  引き続き174ページ、175ページを御覧ください。
     2款 総務費、6項、1目 監査委員費につきましては、監査委員事務に要した費用でございます。監査事務事業でございますが、主な内容は、非常勤の監査委員の報酬でございます。その他経費の内訳は、各種研修会への参加旅費、需用費などでございます。  6項 監査委員費の説明は以上でございます。 ○尾倉あき子主査  箕作財務部長兼財務室長。 ○箕作財務部長兼財務室長  財務部長兼財務室長でございます。  引き続きまして、10款 公債費から11款 諸支出金までの総務局関係分につきまして御説明させていただきます。  少し飛びまして、246ページ、247ページをお願いいたします。  10款、1項 公債費、1目 元金でございますが、長期債元金償還金及び、次の248ページ、249ページにございます、2目 利子のうちの長期債利子につきましては、説明欄の表に記載のとおりの内容でございます。長期債利子の次に起債前借及び一時借入金利子につきましては、それぞれの支払利息となっております。  次の11款 諸支出金、1項 公営企業費、1目 水道事業費でございますが、水道事業会計繰出金につきましては、独り暮らし高齢者に対する水道基本料金の半額減免分などに係ります繰出金でございます。  一番下の2目 下水道事業費でございますが、下水道事業会計への繰出金でございまして、雨水処理経費に係るもののほか、独り暮らし高齢者に対する下水道料金の減免などに係るものに対します繰出金でございます。  主要施策の成果報告により説明いたしましたが、歳入に係る収入未済額、不納欠損額について、及び歳出に係る流用、予備費充当、不用額等につきましては、歳入歳出決算事項別明細書、また令和元年度決算資料に詳細を記載しておりますので、よろしくお願いいたします。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○尾倉あき子主査  議案の説明は終わりました。  御質疑、御意見はございますか。  竹内分科員。 ○竹内きよ子分科員  成果報告書の161ページ、2款 総務費、1項 総務管理費、2目 人事管理費の職員安全衛生事業、メンタルヘルス対策のことについて質問いたします。  職員の方で、何らかの事情で療養されている方とか休まれている方とか、対象職員は何人ぐらいいらっしゃるんでしょうか。 ○尾倉あき子主査  河野給与・厚生担当課長。 ○河野給与・厚生担当課長  給与・厚生担当課長の河野でございます。  令和元年度における私療休暇の取得者数でございますが、32名となっております。 ○尾倉あき子主査  竹内分科員。 ○竹内きよ子分科員  その休まれている職員の方なんですけど、それぞれ事情があられると思うんですけど、どういう対策をとられているんでしょうか。具体的にお聞かせください。 ○尾倉あき子主査  河野給与・厚生担当課長。 ○河野給与・厚生担当課長  給与・厚生担当課長の河野でございます。  私療休暇に至った原因につきましては、仕事内容や家庭環境、またこの両方が複合的に影響したものなど、ケースによって様々なのですが、これらのメンタルヘルスの対策といたしましては、まず早期発見・早期治療が重要であると考えております。そのことから、療養休暇に至るまでに未然に防ぐことに重点を置いています。具体的には、外部の臨床心理士と委託契約を締結し、希望する職員が年間15回まで無料でカウンセリングを受けられる体制を整えています。さらに新任課長、新任係長、入庁3年目の職員については、希望の有無にかかわらず、全員、臨床心理士による個別カウンセリングを行っています。また、厚生担当に配属されている保健師も職員からの相談に対応しており、必要な場合には産業医や外部の臨床心理士とも連携しながらカウンセリングや医療機関の紹介などを行っています。 ○尾倉あき子主査  竹内分科員。 ○竹内きよ子分科員  カウンセリングなどがあるというふうにお聞きしたんですが、大変いいことだと思うんですね。特に新卒の方とかは本当に業務内容とかに戸惑われますし、緊張の毎日だと思います。産業医の方とか専門家の方とかはどのようなアドバイスをされたりとかするんですか。いろいろ事情があられると思うんですけど、分かる範囲で教えていただけたらと思います。 ○尾倉あき子主査  河野給与・厚生担当課長。 ○河野給与・厚生担当課長  給与・厚生担当課長の河野です。  まず、産業医につきましては、市長部局では2名任命されておりまして、1人が内科の専門医、もう1人が脳外科の専門医となっております。特に内科の専門医につきましては、身体愁訴を訴えられる方がメンタルの方も多くいらっしゃることから、その聞き取りを行って、必要な場合には紹介状の発行を行うなど、受診行動につなげるといった形になっております。カウンセリングを行うカウンセラーなんですが、メンタルヘルスアドバイザーという形で、同じ方に長期間関わって担当していただいておりまして、年間通じて多数の相談を受けていただくんですけれど、その中で特に新任課長とか新任係長につきましては、聞き取った内容の中で、守秘義務を外してこちらに教えていただけることについてはお伺いしておりまして、それによって職場にフィードバックをするとか、そういった形で反映しているところです。  以上です。 ○尾倉あき子主査  竹内分科員。 ○竹内きよ子分科員  行政の現場の実情というのがあると思うんですが、私、中学校の教職員のときに非常に反省することがありまして、自分の学年の新任の先生が療養されて結局退職されるということがあったんですね。やはり、私ら勤続年数が長い者が本当にフォローしていって、いろいろ気を使って声をかけたんですが、なかなか難しかったところがありまして。よく分からないところもあるんですが、コロナ禍のこともあり、すごく人事異動とかが大変多いようにも感じるんですね。それぞれ適材適所というのがございますが、やはり、人間関係も大事ですし、環境の変化というのも、大人でもやはりすごくストレスが強いというか、たまると思っております。ですから、本当に日頃、市の職員の方は大変なお仕事をされてて、本当にすごく偉いなって正直思ってるんですね。仕事のモチベーションを上げていただいて、できたら人を大事にできるように余裕がある職場であってほしいと思っておりますので、意見とさせていただきます。  以上です。 ○尾倉あき子主査  ほかに御質疑ございますでしょうか。  三好分科員。 ○三好宏分科員  161ページ、財政健全化推進事業です。  これまでは財政健全化推進協議会というところで、年3回行われてきました。本年度はちょっと一旦中断してというようなところかと思います。いろいろ見直す中で、特に歳入増というところを意識して議論をしてきたと思います。そんな中で人口増であったり、事業所税のアップであったりというところで、歳入は確かに上がっているところがあるんですが、やはり本年、コロナでこういう状況になっているということを踏まえた上で、今後の歳入の見通しというところの数字は持っているのか、持っていないのかというところをお聞かせいただきたいと思います。 ○尾倉あき子主査  松永財務担当課長。 ○松永財務担当課長  財務担当課長の松永でございます。  コロナ禍も踏まえた今後の歳入の見通しということでございます。これまで財政健全化推進協議会であったり、またいろんな場におきまして、好循環ということで積極的に他市に先駆けたような施策、こどもを核としたまちづくりの施策を展開することによりまして、歳入増というのが図られてきたところでございます。  今、コロナ禍におきまして、税収等が非常に厳しくなるという見込みはございますけれども、現時点では、今後どのぐらい減るのかということについて、具体的な見込みというのは、なかなか立てにくいということで、明確な見通しというのは持っていない状況でございます。ただし、今後、やはり歳入減少ということは見込まれますので、減収補填債であるとか制度的に活用できるようなものは十分活用した上で、歳入歳出のバランスというのをよく見ながら財政運営を図っていきたいと考えております。  以上でございます。 ○尾倉あき子主査  三好分科員。 ○三好宏分科員  先の見通しですから、相当難しい話かと思います。  そんな中で、やはり令和3年度の当初予算ということよりも、恐らくその次の年、令和4年度の新年度予算というようなところで大きく歳入が落ち込んでくるのかなということが想定されますので、その辺、しっかりと精査していただいて、いい方向に持っていっていただきたいなと思ってます。  そんな中で決算シートを見ますと、やはり財政全般でいえば、扶助費が構成比32.6%というようなところで、福祉に相当手厚い市なんでしょうが、その分、そこの部分のランニングコストが大きいというようなこともいえるかと思います。そこは、財政としてはどういう分析をされてるのかというところをお聞かせいただきたいと思います。 ○尾倉あき子主査  松永財務担当課長。 ○松永財務担当課長  財務担当課長の松永でございます。  扶助費の構成割合が高いということについての見解ということでございます。  本市は、先ほども申し上げましたこどもを核としたまちづくり等、これまで福祉に手厚いということでいろんな施策を展開をしてきております。そのこともございまして、扶助費の構成比というのが高くなっておるというのが現状でございます。ただ、国の制度等を活用しているところもございますので、一定、交付税でありますとか、そういったところで歳入を伴っておるということもございます。  そういうことでございますので、扶助費の構成比が高いという状況が直ちに財政の収支のバランスを崩すということにつながっているというふうには考えておりませんけれども、そこは継続的に必要な経費が増えておるということも確かでございますので、今後また歳入、これまでは好循環ということで増えてきておるということがございますので、コロナ禍ではございますけれども、引き続き積極的な政策展開をしていって、歳入の増を目指していくという一方で、収支のバランスが崩れることがないように、そこは歳入の状況、それから歳出の状況をよく見ながら財政運営をしていきたいと考えております。  以上でございます。 ○尾倉あき子主査  三好分科員。 ○三好宏分科員  この本会議の決算の代表質問で真誠会から質問があったかと思います。ちょっと市長の答弁が長過ぎて、そこまで議論ができなかったという状況がありますんで、その辺は御配慮をいただきたいと思うんですが、やはり扶助費と、それからあと土木費というところが、数年前には16%、17%あったのが、今では6%台、7%台というような状況があります。これは言わば、以前に造られた公共の建物が老朽化して、その次なるステップへ移れていないというところがこの土木費というところに影響が出てるのかなと、少し扶助費のほうにバランスが行き過ぎているのかなと会派としては考えています。  そんな中でやはり、ちょっと財政健全化推進協議会、いま一度、必要があれば集まって、議論はしていきたいと思っています。見直しであったり、事業自体もやはり精査しながら、いわゆる事業仕分的なものをやりながら、扶助費の抑制というようなこともちょっと考えなければならない時期に来てるんじゃないかなと、そういうふうに思っていますが、そこはいかがお考えでしょうか。 ○尾倉あき子主査  松永財務担当課長。 ○松永財務担当課長  財務担当課長の松永でございます。  財政健全化推進協議会についての見解というところかと思います。  本年度につきましては、コロナのこの状況も踏まえまして、その対策が大事であるということで、財政健全化協議会を開催していません。財政健全化推進協議会につきましては、もともと市行政と市議会が対等な立場で財政健全化について検討していく場として設置されておるものでございます。  今後、歳入が厳しくなるであるとか、コロナ対策をはじめ、いろんな経費が必要になってくるという面がございますので、また議会のほうの御意向も踏まえまして、必要なときには再度議論をさせていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○尾倉あき子主査  三好分科員。 ○三好宏分科員  当然、必要となれば、やはり議会とそれから総務局、市長部局も踏まえた上で、なかなかこのバランスというようなところの話をする機会って少ないと思いますので、ぜひそういう考えのもと再開をしてほしいなと、そういうふうに思うんですが、副市長、何かコメントございますでしょうか。 ○尾倉あき子主査  宮脇副市長。 ○宮脇副市長  特に重要な今後の財政運営について、財政健全化協議会も含めました御質問かと考えております。  本当にこれからこうしたコロナの状況におきましても、明石としては、さらなる維持発展を目指す中で好循環に取り組んでいく。ただ、その中で1点御指摘があるのが扶助費の割合といいますか、高比率化でございます。ただ、これも一方では好循環につながる将来に向けた投資であるとも考えております。また、土木費について、額だけ見ますと割合は低下傾向にございます。ただ、一方で御案内のとおり、明石はいろいろ工夫し民間と連携しながら、例えばJT跡地とかのように様々な都市基盤の整備も図ろうとしているところでございます。  こうしたトータルの中で都市基盤をいかに整備していくか。ただ一方で、都市基盤については、老朽化した施設の更新をいかに計画的にお金を投入しながらしていくか、非常に重要なテーマも抱えておるところでございます。こうした中で、御指摘にありましたように、本当に今後の財政運営、重要なテーマが幾つもございます。これについてはしっかりと議会と議論をしながら、議会のお考えもお聞きしながら、しっかりと今後、来年度、再来年度の予算、特に踏まえて組んでいかなければならないと考えておりますので、その1つの場として財政健全化推進協議会等もありますし、いろいろな形もあると思いますので、本当に議会とよく御相談して取り組んでまいりたい、考えてまいりたいと考えておりますので、今後よろしくお願いいたします。 ○尾倉あき子主査  ほかに御質疑、御意見はございませんか。よろしいですか。  ないようですので、質疑を終結します。  次に移ります。  議案第86号、令和元年度明石市財産区特別会計歳入歳出決算を議題に供します。  議案の説明を求めます。  小西公共施設担当参事兼公共施設担当課長兼公有財産担当課長。 ○小西参事(公共施設担当)兼公共施設担当課長兼公有財産担当課長  参事兼公共施設担当課長兼公有財産担当課長の小西でございます。  私からは議案第86号、令和元年度明石市財産区特別会計歳入歳出決算につきまして御説明を申し上げます。  主要施策の成果報告書の258、259ページをお願いいたします。  御覧いただいております258ページから始まります財産区特別会計の決算状況の記載は、左のページが歳入、右のページが歳出となってございます。全体的なことを申し上げますと、左のページの歳入といたしましては、1款 相生町外14ケ町村財産区から28款 船町財産区までのそれぞれの款に、土地使用料、土地貸付収入、前年度繰越金、預金利子などの経常的な歳入がおおむねございます。土地使用料につきましては、電柱や通信ケーブルの設置、ガス管の埋設などの占用物に対する使用料でございまして21の財産区にございます。土地貸付収入につきましては、財産区が持っております土地を進入路として隣接者に貸し付けるなど、9つの財産区にございます。そして、前年度繰越金、預金利子につきましては、全ての財産区に共通するものでございます。  また、右のページの歳出につきましては、それぞれの款に経常的な経費といたしまして、ページ中ほどの説明欄にございます財産区管理会運営事業、財産管理運営事業のほかに財産区立会館管理運営事業がございます。財産区管理会運営事業は、財産区管理会の委員報酬等の経費でございまして10の財産区にございます。財産管理運営事業は、財産区が持っております土地の草刈りや不動産鑑定手数料等に要した経費でございまして18の財産区にございます。  続きまして、次のページの右側、261ページを御覧ください。  9款 西脇村財産区の歳出欄2行目にございます財産区立会館管理運営事業につきましては、財産区が持っております会館の管理運営に要した経費でございまして、西脇村財産区のほか、八木村、松陰村の3つの財産区に共通するものでございます。  258、259ページにお戻りください。  続きまして、臨時的な経費といたしまして、259ページ、4段目、4款 船上村財産区の歳出の説明欄2行目に指定寄附事業がございますが、指定寄附事業につきましては、その下段に記載のとおり、3自治会館の維持管理経費に対する財産区からの寄附金でございます。なお、6款 藤江村財産区以降の指定寄附事業や他の歳出の臨時的な経費につきましても同様に、下段にその内容を記載いたしております。指定寄附事業全体につきましては、13の財産区で、地元自治会の自治会館の修繕や備品購入などへの寄附を35件、農道整備事業などの市の事業に対する寄附について1件行っております。  次に262ページ、263ページをお願いいたします。  262ページ、3段目の18款 西二見村財産区の歳入の説明欄3行目の土地売払収入は、道路に接していない財産区の土地を隣接土地所有者に売却したものでございます。その右のページ、同じ西二見村財産区の歳出の説明欄5行目の財産処分事業でございますが、下段に記載のとおり、先ほどの土地売払いに伴う市の事務経費として一般会計へ繰り出すものでございます。同様の土地売払収入と一般会計への繰出金の執行は26款 福里村財産区においても行っておるところでございます。  最後に264、265ページをお願いいたします。  一番下の行の合計欄を御覧ください。1款から28款までの28の財産区の歳入合計決算額は、56億7,335万6,000円となっております。  右のページでございますが、28の財産区の歳出合計決算額は、1億4,283万1,000円となっております。右端の欄、歳入より歳出を差し引きました合計額は55億3,052万5,000円でございます。なお、歳出に係る予備費充当、不用額につきましては、歳入歳出決算事項別明細書に記載をいたしております。  以上が、令和元年度財産区特別会計の決算状況の内容でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○尾倉あき子主査  議案の説明は終わりました。  御質疑、御意見はございますか。よろしいですか。  ないようですので、質疑を終結します。  それでは、理事者入替えのため、暫時休憩いたします。  再開は、13時10分とします。                          午後 0時04分 休憩                          ―――――――――――――                          午後 1時07分 再開 ○尾倉あき子主査  総務分科会を再開します。  政策局関係の議案の審査に入ります。  再度の確認ですが、分科会では説明、質疑のみで採決は行いません。  総務管理費につきましては、「2款 総務費、1項 総務管理費の所管部局について」の青色の範囲内でお願いします。
     付託されました議案は1件でございます。  議案第83号、令和元年度明石市一般会計歳入歳出決算のうち分担区分表により分担された歳入歳出決算を議題に供します。  議案の説明を求めます。  山田SDGs推進室長兼課長。 ○山田SDGs推進室長兼課長  SDGs推進室長兼課長の山田でございます。  議案第83号、令和元年度明石市一般会計歳入歳出決算の本分科会分担事項のうち、政策局の所管事項につきまして、主要施策の成果報告書により御説明申し上げます。  まず、歳入につきまして説明いたします。主要施策の成果報告書の116、117ページをお願いいたします。  13款 使用料及び手数料、1項 使用料、5目 商工使用料につきましては、天文科学館の観覧料収入等でございます。  少し飛びまして、120、121ページをお願いいたします。  14款 国庫支出金、2項 国庫補助金、1目 総務費国庫補助金のうち、説明欄の下から3行目、地域公共交通確保維持改善事業費補助金につきましては、市域全体のユニバーサルデザイン化を進める計画策定に係るユニバーサルデザインのまちづくり事業に対する補助金でございます。次の地方創生拠点整備交付金につきましては、あさぎり・おおくら総合支援センターの整備費用に対する補助金でございます。次の観光振興事業費補助金につきましては、あかし案内所の整備に係るユニバーサルデザインのまちづくり事業に対する補助金でございます。  次のページ、122、123ページをお願いいたします。  2目 民生費国庫補助金のうち、説明欄4行目の母子家庭等対策総合支援事業費補助金のうち、母子家庭等就業・自立支援事業につきましては、こども養育支援事業に対する補助金でございます。  少し飛びまして、132、133ページをお願いいたします。  15款 県支出金、2項 県補助金、1目 総務費県補助金のうち、説明欄の上から2行目、消費者行政活性化事業補助金につきましては、消費者教育の推進など消費生活対策事業に対する補助金でございます。2つ飛びまして、ひょうご地域創生交付金につきましては、市制施行100周年記念事業など、まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づく事業に対する交付金でございます。  少し飛びまして、138、139ページをお願いいたします。  16款 財産収入、1項 財産運用収入、1目 財産貸付収入のうち、説明欄の上から3行目、大蔵海岸民活施設用地貸付収入につきましては、民活施設用地に係る賃料収入でございます。  次のページ、140、141ページをお願いいたします。  17款、1項 寄附金、1目 総務費寄附金のうち、説明欄の上から2行目、ふるさと納税寄附金につきましては、延べ1万1,804名の方からの寄附金でございます。4目 商工費寄附金につきましては、アサヒ飲料株式会社によるカルピスブランド100周年の記念事業の一環としての天文科学館への寄附金でございます。5目 教育費寄附金の本のまち基金寄附金につきましては、明石市本のまち基金設立に係る一般財団法人公立図書館助成会等からの寄附金でございます。  少し飛びまして、146、147ページをお願いいたします。  21款、1項 市債、5目 商工債につきましては、天文科学館施設整備事業としてプラネタリウムオーバーホール予備調査費などに係る市債でございます。  以上が、歳入の説明でございます。  続きまして、歳出につきまして説明いたします。  少し飛びまして、160、161ページをお願いいたします。  2款 総務費、1項 総務管理費、1目 一般管理費のうち、説明欄の下から4行目、秘書事務事業から3つ下の犯罪被害者等支援事業までが政策局所管事業でございます。秘書事務事業、市政功労等表彰事業につきましては、それぞれ秘書事務一般に要した経費、市政功労者の表彰などに要した経費でございます。次の総合案内事務事業、犯罪被害者等支援事業につきましては、それぞれ庁舎の総合案内やCS研修関係の事業に要した経費、犯罪被害者等への支援金の支給等に要した経費でございます。  次のページ、162、163ページをお願いいたします。  4目 文書広報費のうち、説明欄の上から7行目、広報事務事業から説明欄の一番下の行政オンブズマン事業までが政策局所管事業でございます。  以下、主な事業につきまして、説明いたします。  説明欄の上から8行目、広報刊行物発行事業につきましては、広報あかしなどの発行に要した経費でございます。次の広報番組放送事業につきましては、明石ケーブルテレビによる市政情報の提供に要した経費でございます。1つ飛びまして、シティセールス事業につきましては、市内外に向けた情報発信などに要した経費でございます。次のふるさと納税促進事業につきましては、寄附を頂いた方への返礼品送付などに要した経費でございます。1つ飛びまして、市民相談事業につきましては、市民からの日常生活に関する問合せや法律相談などに要した経費でございます。  次のページ、164、165ページをお願いいたします。  8目 企画費でございますが、主な事業といたしまして、説明欄の一番上の企画・調査事務事業につきましては、新規重点施策の企画・調整に要した経費でございます。1つ飛びまして、ユニバーサルデザインのまちづくり事業につきましては、市域全体のユニバーサルデザイン化を進めるための計画策定の検討や、あかし案内所の整備に要した経費でございます。次の長期総合計画推進事業につきましては、(仮称)あかしSDGs推進計画の策定に向けて、附属機関として設置しました、あかしSDGs推進審議会の開催と市民意識調査の実施に要した経費でございます。1つ飛びまして、市役所新庁舎整備等検討事業につきましては、現在地における建物配置の検討や文書量、会議室利用状況調査など、新庁舎整備の検討に必要な資料作成に係る業務委託に要した経費でございます。JT跡地活用事業につきましては、JR大久保駅南地区における交通量調査に係る業務委託に要した経費でございます。中心市街地活性化事業につきましては、中心市街地活性化に関する企画・調整に係る業務委託に要した経費でございます。西明石活性化プロジェクト事業につきましては、西明石南側に市が所有する旧国鉄清算事業団用地の活用検討に係る業務委託に要した経費でございます。市制施行100周年記念事業につきましては、B―1グランプリをはじめとした記念事業に関する補助金や、業務委託や明石城築城400周年記念事業実行委員会における負担金に要した経費でございます。  次のページ、166、167ページをお願いいたします。  11目 男女共同参画・生活対策費のうち、説明欄の一番上、計量事務事業とその次の消費生活対策事業が政策局所管事業でございます。計量事務事業につきましては、適正な計量確保のための計量器の検査等に係る経費でございます。消費生活対策事業につきましては、消費生活に係る啓発、教育事業及び相談業務に要した経費でございます。  総務費の説明は、以上でございます。  次に、6款 商工費、7款 土木費、9款 教育費のうち、政策局所管事業につきまして説明申し上げます。  少し飛びまして、208、209ページをお願いいたします。  6款、1項 商工費、5目 観光費でございますが、主な事業につきまして説明いたします。説明欄上から2行目、観光協会支援事業につきましては、明石観光協会の運営事業に対する支援に要した経費でございます。あかし市民広場管理運営事業につきましては、明石観光協会を指定管理者としたあかし市民広場の管理運営に要した経費でございます。次の6目 天文科学館費でございますが、天文科学館の施設維持管理、運営等に要した経費でございます。  商工費の説明は、以上でございます。  次の210、211ページをお願いいたします。  7款 土木費、1項 土木管理費、4目 海岸海域整備事業対策費のうち、説明欄の下から4行目、大蔵海岸民活施設用地管理事業が政策局所管事業でございます。大蔵海岸民活施設用地借地料につきましては、民活施設用地の借地に要した経費でございます。また、大蔵海岸民活施設用地管理基金積立金につきましては、民活施設用地に係る賃料収入から借地料などの運営経費を差し引いた余剰金を基金に積み立てたものでございます。  土木費の説明は、以上でございます。  少し飛びまして、240、241ページをお願いいたします。  9款 教育費、7項 社会教育費、1目 社会教育総務費のうち、説明欄の3行目、本のまち明石推進事業が政策局所管事業でございます。本のまち明石推進事業につきましては、明石市本のまち基金への積立て等に要した経費でございます。  次のページ、242、243ページをお願いいたします。  2目 図書館費の図書館運営事業につきましては、市立図書館の指定管理等に要した経費でございます。  教育費の説明は、以上でございます。  なお、歳入に係る収入未済額、不納欠損額につきまして、また、歳出に係る流用、予備費充当、不用額につきましては、歳入歳出決算事項別明細書、また、令和元年度決算資料に詳細を記載しております。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○尾倉あき子主査  議案の説明は終わりました。  御質疑、御意見はございますか。  竹内分科員。 ○竹内きよ子分科員  成果報告書の163ページ、2款 総務費、1項 総務管理費、4目 文書広報費の広報刊行物発行事業についてお尋ねします。  昨年、同会派の議員も質問したんですが、その成果についてお聞かせ願いたいと思います。活字離れで新聞の販売量が減少傾向にあると、現状の課題として事務事業点検シートにも挙げられていますが、広報あかしの新聞折り込みの状況とか、昨年度のアプリなどの活用状況をお聞かせください。 ○尾倉あき子主査  藤本広報課長。 ○藤本広報課長  広報課長の藤本でございます。  広報紙の配布の現状についてお答えします。  広報紙の配布につきましては、確実性やコストの面から総合的に判断しまして、新聞折り込みと、新聞をお取りでない方には希望によりポスティングで配布をしております。現状の数値につきましては、新聞折り込みが8万5,000部、ポスティングが1万部、そのほか公共施設等への設置が7,000部となっております。また、無料のアプリ配信も行っておりまして、昨年、当委員会で頂いた御意見を踏まえまして、アプリの啓発を行いました。具体的には、ポスターの掲示や転入者へのチラシ配付、各施設のサイネージ掲載などを行い、この1年間で1,800件の増となっております。合計しますと6,000件の登録者数となりました。また、新聞折り込みが減る中、ポスティングの啓発にも力を入れておりまして、この1年間で2,500件、通年の4倍のお申込みをいただいております。  しかしながら、新聞折り込みが減る中、届いていない世帯も一定ありますので、今の現状に満足することなく、こういった啓発を続けながら、必要な方に情報が届くよう、新年度につきましては配布方法の拡大も検討してまいりたいと考えております。 ○尾倉あき子主査  竹内分科員。 ○竹内きよ子分科員  昨年度からアプリの活用状況も非常によくなったっていうふうにお聞かせ頂いたので大変うれしいことだと思っております。広報あかしをすごく楽しみにしてらっしゃる、2週間に1回なんで、作られてる方は非常に御苦労されていると思うんですが、本当に高齢者の方、新型コロナで在宅でおられる方が非常に待っておられる状況を地域のほうでよく声を聞きますので、明石の情報が非常にいい形で分かる1つの、大事な広報紙だと思ってます。  特に字の大きさとか色合い、色もすごく優しい色を使われていて、子育てするお母さんにとっても非常に見やすい、本当に素晴らしい広報紙だなって思ってますし、他市でも非常に評価が高いです。ですから、本当に新聞の折り込みなどが減って、課題はあると思うんですが、作られている方のセンスとかもすごく大きいし、非常にいいセンスかなと思っておりますので、このまま本当にずっとこういう状況が、こういう広報紙が続いて、市民に届くように、本当に大変なんですが、さらに努力していただけるようにお願いします。  次に、成果報告書165ページ、8目 企画費のJT跡地活用事業についてお尋ねします。  大久保市民センターや産業交流センターの会議室、交流スペースなどの市民の利便に資する検討を行うと述べていましたが、その検討の結果をお聞かせ願えたらと思います。 ○尾倉あき子主査  種本プロジェクト推進室課長。 ○種本プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長の種本でございます。  現在、公共公益施設用地につきましては、今後検討するということとしておりますが、開発事業者から依頼がありまして、工事車両の出入りや資材の運搬を抑制することで周辺の道路の安全が図られるということと、市としても周辺と調和した住環境整備を進める上で、モデルルームが直近には必要であると考えておりました。市にとっても一定の収入があるということで、公共公益施設用地を賃貸するということといたしまして、2024年3月までは開発事業者へ、その一部を賃貸する予定でございます。  今後、その当該用地の施設の検討に当たりましては、駅近であるということや、面積が約1.5ヘクタールといった広大な土地であるということなど、当該用地の希少性ですとか、土地活用の幅が非常に広いということから、今後のJT跡地の住環境を含めて、大久保地区をはじめ市域全域の公共施設の在り方や市のまちづくりの方向性を踏まえた上で、様々な角度から広く検討を行い、一定の案が作成できましたら、議会をはじめといたしまして市民の皆様へ御報告させていただきたいと考えております。  以上でございます。 ○尾倉あき子主査  竹内分科員。 ○竹内きよ子分科員  市民参画やユニバーサルのまちづくりを掲げている本市にとっては、やっぱり市民の声を聞いて事業に反映していただきたいと思いますし、地域住民の意見をまとめるのは大変時間がかかると思います。なぜ協議会とかを設置されなかったのでしょうか。もう少しお聞かせ願えますでしょうか。 ○尾倉あき子主査  種本プロジェクト推進室課長。 ○種本プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長でございます。  現在、検討につきましてはこれからという形で、協議会を設置することにつきましても、今後の検討とさせていただきたいと考えております。  以上でございます。 ○尾倉あき子主査  竹内分科員。 ○竹内きよ子分科員  ぜひ検討していただいて、いい形でJT跡地の公共公益施設のほうもよろしくお願いしたいと思います。  次なんですが、同じく163ページ、ふるさと納税促進事業についてお聞かせ願いたいんですが、昨年度の2.7倍の寄附金額を集めたという、すごく、とてもよい評価だと思うんですが、ただ、返礼品に地元企業のパンパースとか、明石ダコの釜揚げがベスト10に入っていますが、1位が生ずわいガニセットということで、本来、ふるさと納税の趣旨は、地元産業の支援でもあり、地場産品のPRであったと思うんですが、その認識と地場産品のPRをどういうふうに努力されたかをお聞かせ願えたらと思います。 ○尾倉あき子主査  藤田シティセールス課長。 ○藤田シティセールス課長  シティセールス課長の藤田でございます。  竹内分科員おっしゃるとおり、明石市にはタコや鯛、ノリ、イカナゴ、アナゴといったブランド品があり、随時PRを行っておりますが、これらには旬の時期がございます。本市は海のまちとして、海産物の加工技術に優れたものがあり、総務省告示の地場産品基準の中でも加工物が付加価値として認められているところでございます。  また、米や牛肉、カニといったものは全国的にも人気の返礼品であるとともに、年間で最も寄附が集中する歳末に需要と供給の関係から本市のカニが冬の季節の旬のものとして多く出回ったものであると考えているところでございます。  そうした中、本市におきましてもふるさと納税を通じて、明石のまちづくりを市外の方に知ってもらう機会と捉えまして、より多くの方々に認知していただけるよう努力してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○尾倉あき子主査  竹内分科員。 ○竹内きよ子分科員  よく分かったんですけど、ふるさと納税というのは、本当に寄附金を集めるのは大変な事業やなと思っております。  でも、趣旨は地元産業の活性化でもありますので、本来は地場産品をもっと宣伝したほうがいいと考えておりますので、それが明石の活性化につながるかなと思いますので、意見として終わらせていただきます。 ○尾倉あき子主査  ほかに御質疑、御意見はございますか。  三好分科員。 ○三好宏分科員  うちの真誠会の辰巳委員が前監査委員ということでございますので、会派で出た意見を私から質問させていただきますので、少し多いですが覚悟いただきたいと思います。  まず、163ページ、広報紙発行事業です。  さっきもありました、もう部数は、ほぼほぼ、これがマックスなのかなというような流れがある中で、やはり全ての市民の目に触れてもらう仕組みというところにシフトしていかなければならないのかなと、そういうふうに思っています。  アプリのマチイロなんかを使ってやってるというようなところですけど、ちょっと外部のアプリなんで、例えば、市独自でアプリ開発をして、さらなる付加価値をつける。例えばアンケートであったり、それからポイント付加であったり、それから景品であったりというような、今後はより深くしっかり読んでもらうための工夫が必要やなと、そういうふうに思うんですが、今後のことっていうところはどうお考えでしょうか。 ○尾倉あき子主査  藤本広報課長。 ○藤本広報課長  広報課長の藤本でございます。  現在使っているアプリにつきましては、全く費用がかかっておりません。アプリの開発となりますと、民間の業者にも聞き取りをするんですが、数百万円単位、それ以上かかることもございます。現段階でどういったものをするという論議にはなっていないんですが、そういった費用対効果というところもしっかり考えながら、いろんな自治体の事例を参考にしながら研究していきたいと思っております。 ○尾倉あき子主査  三好分科員。 ○三好宏分科員  そこなんでしょうね。だから、外部のアプリだからこそオリジナリティーがなかなかない。ほかの行政の広報紙も見れるんだけど、でも、明石の独自性というところでなかなか色をつけられないというような状況にあろうかと思いますんで、今後、ちょっと調査・研究していただいて、より市民が深く読み込めるように、興味を持ってくれるような、そんな方向に持っていっていただきたいと思います。  同じく、163ページのホームページ管理運営事業です。  アクセス数も徐々に伸びてきて、令和元年度で1,000万件を突破したというような状況なのかなと思っています。  この増加の原因なんかはどういうふうに思われてますでしょうか。 ○尾倉あき子主査  藤本広報課長。
    ○藤本広報課長  広報課長でございます。  ホームページのアクセス数につきましては、30年度、春の統一地方選挙がございましたので、選挙の速報ですとか、その関連でアクセス数が伸びております。  今年度につきましては、新型コロナウイルスの関連情報を掲載しておりますので、多い日には20万件のアクセスがあった日もございました。そういった点から増加しているものと考えられます。  以上です。 ○尾倉あき子主査  三好分科員。 ○三好宏分科員  今後、SNSとの連携や動画配信など、時代の変化に応じた発信について研究を進めるというふうに書いてあります。一部そういうふうになってきているのかなと思うんですが、現在の進捗状況を教えていただけますか。 ○尾倉あき子主査  藤本広報課長。 ○藤本広報課長  広報課長の藤本でございます。  動画の配信につきましては、今年度は手話放送の手話チャンネルというYouTubeを開設いたしました。その中で新型コロナウイルスの関連で、市民の安全・安心につながる情報、生活に必要な情報を全ての人に届けるという理念のもと、6月に開設したものでございます。  それ以外にもシティセールス的な要素で、明石の魅力を配信するという動画も例年作っております。次年度につきましては、まだ計画段階でございますが、そういった動画の活用というのにも力を入れていきたいなと考えております。 ○尾倉あき子主査  三好分科員。 ○三好宏分科員  163ページのシティセールス事業です。  人口ですね。転入人口、30年が1,210人、元年が931人、今年の令和2年の見込みが800人というところで、増えているんですが、そろそろ上げ止まりというか、安定してきているのかなと、そう思っていますが、さらなる増加に対してどう考えるのかというようなところ、何かお考えがあればお願いいたします。 ○尾倉あき子主査  藤田シティセールス課長。 ○藤田シティセールス課長  シティセールス課長の藤田でございます。  まず、子育て世代の転入増加ということで、今まで市が行ってきました施策に対して、住んでいくなら神戸、加古川、明石といった中で明石を選んでいただいた結果かなと考えております。  目標の上げ止まりというところをどう突破していくかということなんですが、市のほうも随時、子育てに関しては力を入れた施策を進めておりまして、それらを市外の方々にシティセールス課として知っていただく機会をより多く、それがSNSであったりという形で知っていただく機会を広めることで、より明石への転入というのが進められるのではないかと考えております。  以上でございます。 ○尾倉あき子主査  三好分科員。 ○三好宏分科員  シートにはシビックプライドを醸成する取組というふうにも書いてあります。例えば、具体的にどんなことをするのかというようなところをお答えいただけますか。 ○尾倉あき子主査  藤田シティセールス課長。 ○藤田シティセールス課長  シティセールス課長の藤田でございます。  現在、コロナ禍でイベント等に関しましては自粛の状況の中で、では一体シティセールスとして、どのような状態でやっていくのかということを今、見てるところなんですが、例えば、天文科学館が今年60周年、それから時の記念日が100周年という部分もありまして、YouTubeを使った動画配信であったりとか、そういうものを使って、ライブであったりYouTubeであったりという形で市の状況を皆さんに広く知らしめるという部分では、シティセールスとしての一端も担ってきたのかなと考えております。今後につきましても、いろんなところでシティセールスの雑誌であったりとか、新聞等を通じてPRができたらいいなと考えております。  以上でございます。 ○尾倉あき子主査  三好分科員。 ○三好宏分科員  同じく163ページの市民相談事業です。  弁護士職員の法律相談です。平成30年度から令和元年度は件数がちょっと減っていると。それ以降にこどもの養育支援の実施であったり、無戸籍者の支援の実施であったりというところでいろいろ動いていただいております。その中、令和元年の当初予算、事業費ですね、940万ぐらいものが、決算では550万円程度というところの、この差異の原因というところをお答えいただきたいと思います。 ○尾倉あき子主査  橋本市民相談室課長。 ○橋本市民相談室課長  市民相談室課長の橋本でございます。  どうしてもこの相談事業という形になりますと、受け身といったらあれですけれども、こちらのほうから強くPRというか、PRはするにしてもなかなか、来ていただく、来て何ぼという形になりますけれども、そのような中で、やはり予算はちょっとマックス的な形でとらせていただいている状況はございますので、どうしても実績では落ちてしまうと、そういう状況でございます。 ○尾倉あき子主査  三好分科員。 ○三好宏分科員  165ページの中心市街地活性化事業です。  昨年の附帯意見にも書かれておりまして、要は中心市街地活性化基本計画が来年終了するというところで、検証を行っているというような状況ですけれど、現況報告なんかが全然ないので、どういったところに今あるのか。基本計画の次は、3次を作るのか作らないのかというようなところも見えてこないんですが、その辺はいかがお考えでしょうか。 ○尾倉あき子主査  山口プロジェクト推進室長。 ○山口プロジェクト推進室長  プロジェクト推進室長の山口でございます。  先ほど分科員、御指摘のとおり、本年度は2016年度から始まった明石市中心市街地活性化基本計画の5年目、最終年度となっております。毎年、歩行者通行量でありますとか、利便施設の利用者数というような数値目標の達成状況については委員会等で御報告をさせていただいておりまして、その数値目標につきましては、既に目標値を達成しております。  それから、明石駅前の再開発事業に代わる具体化された各事業が現段階ではございませんので、国の認定を受けました中心市街地活性化計画につきましては、本年度をもって終了することとしておりまして、現段階では第3次の中心市街地活性化基本計画の策定は予定していないところでございます。  それで、6月の総務常任委員会でも御指摘がありましたように、今年度は最終年度ということで、通常の数値目標の達成状況のみならず、第1期、第2期と中心市街地活性化基本計画を行ってまいりましたので、その総括ということで、経済波及効果等を含めた検証をするべく、ただいま準備をしているところでございますので、その辺り結果ごとにまとめられましたら、御報告させていただきたいと考えております。  以上でございます。 ○尾倉あき子主査  三好分科員。 ○三好宏分科員  まあ現状では作らない可能性もあるというようなところなのかなと思うんですけど、ならば、この事業って、そのほとんどの予算が明石地域振興開発というようなところで、要はアスピアの維持管理、それから明石の逸品とか、あと、まちなかバルなんかにも深く関わってくれているのかなと思っていますが、国に申請するしないは別にして、明石の中心市街地の活性化の計画を作らないと、地域振興開発はアスピアの維持管理をするだけの会社になってしまうというか、存在意義がなくなってしまうんじゃないかなというところを危惧しておりまして、やはり、アスピアの維持管理もしながら、明石の中心市街地の全体のコーディネートをする、活性化に向けた事業をしていくという会社が、第三セクターである明石地域振興開発株式会社ではないのかなと、そういうふうに思いますんで、ぜひこれ、計画、将来に向かった目標がない限り、やみくもにやってるという状況ではなくて、やはり将来のベクトルを合わせていくという必要性があるかと思いますので、そこは前向きに考えるべきではないのかなと思いますが、いかがでしょうか。 ○尾倉あき子主査  山口プロジェクト推進室長。 ○山口プロジェクト推進室長  プロジェクト推進室長でございます。  分科員御指摘のとおり、現在、明石地域振興開発株式会社には、中心市街地まちづくり推進事業企画・調整事業委託を行っているところでございます。その事業の内容といたしましては、大きく3つございまして、1つ目が中心市街地のまちづくり関係者の連携でありますとか、中心市街地の活性化の推進のためのまちづくりに関する企画・調整業務。2つ目が学識経験者や市民、商工関係者等で構成される明石市中心市街地活性化協議会の運営を行うための事務局としての業務とそれに伴う明石まちなかバルなど回遊性向上の事務局としてのイベント実施等の業務。それから、最後に歩行者等の回遊状況の把握、中活計画の数値目標の達成状況を確認する、適切にフォローアップするための歩行者・自転車通行量の調査業務を委託しておるところでございます。このうち、仮に中心市街地活性化基本計画が終了したことになりますと、2点目の明石市中心市街地活性化協議会というものは自動的になくなってくることとは思いますけども、やはり、明石の顔であります中心市街地の活性化に取り組むことは、計画のあるなしに関係なく、明石にとって非常に必要なことと考えておりますので、仮にその中活計画がなくなった場合におきましても、明石地域振興開発につきましては、やっぱり、まちなかバルに関係することでありますとか、必要な業務が出てまいると思いますので、今後その辺りも含めて検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○尾倉あき子主査  三好分科員。 ○三好宏分科員  計画は作らないけど、でも中心市街地の業務はやってもらうというのは、やはり行政としてはそこは少し違うんじゃないかなって思いますね。明石市中心地の商業者もそうですよ。やはり皆さんが意見を出し合って1つの計画を作ることによって、みんながその方向へ向かって進み出すという、だから連携できるということになるわけですから、そこは少し修正すべき点だと思いますが、いかがでしょうか。 ○尾倉あき子主査  山口プロジェクト推進室長。 ○山口プロジェクト推進室長  プロジェクト推進室長でございます。  いわゆる国の認定を受けました中心市街地活性化基本計画につきましては、第2期をもって終了することになりますけども、中心市街地を中心としたまちの活性化につきましては、新たな計画を策定する必要があると考えております。その辺りは上位の計画となりますSDGs推進計画の策定状況を踏まえながら、新たな計画の策定に向けた検討を行ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○尾倉あき子主査  宮脇副市長。 ○宮脇副市長  副市長の宮脇でございます。  中心市街地活性化基本計画、中心市街地の協議会とアスピア等の位置づけ、これからの中心市街地の在り方、取組方についての補足をちょっとさせていただきます。  この中心市街地活性化基本計画につきましては、何度も御答弁させていただいてますように、核事業としての駅前再開発、これが完了したことをもちまして、一応、国の定める基本計画としては終了ということになってまいります。ただ、今後、中心市街地も含め、もとよりでございますが、本市においては市内各地域の均衡ある発展というのも目指しておるところでございますので、次期計画としましては、中心市街地の活性化をはじめ、各拠点地区の活性化も含めまして、これも国の定めがございます立地適正化計画、この策定に取り組んでまいりたいと、方向は一応そういうふうに考えておるところでございます。  当然、現実的に、立地適正化計画の策定が今後のいわゆる都市基盤整備の国の支援の前提になってくるという方向性も示されておるところでありまして、ちょうど明石が進めます中心市街地を中心としつつ、均衡ある市内の発展、これを目指すに当たっては、適した計画かなと考えております。  そうした中で当然、引き続き、中心市街地の活性化についても、改めて課題であります明石港の再開発及び役所の建て替え等も踏まえた港周辺の活性化も踏まえた利活用計画も織り込んだ形で考えていきたいなと考えておるところでございます。  そうした中でもう1点、アスピアについて、今まで、東仲ノ町の再開発のときからそれを核とする活性化ということで、まちづくり会社的な位置づけをしておったところでございます。引き続きその役割を担わすのか、今は明石駅南の再開発ビル、パピオスもできておるところでございます。行政として、どういうふうな役割を持っていただいて、行政とともに中心市街地の活性化に取り組むのか。これについては、またアスピアとよく相談しながら進めて、検討してまいりたいと思ってますが、いずれにせよ、中心市街地については、事業者の皆さん、商店の皆さんとともに行政がさらに活性化に取り組む、そういう形をとってまいりたいと考えておりますんで、よろしくお願いいたします。 ○尾倉あき子主査  三好分科員。 ○三好宏分科員  はい、よく分かりました。  副市長の答弁にもあったように、それと附帯意見にもあったように、中心市街地活性化計画とともに、やはり明石港の周辺利活用計画というところは、やはり県の事業だからどうのこうのということではなくて、やはり明石にある限り、明石としてもしっかりと計画を立てていって、県との協議に持ち込むというような形もあろうかと思いますんで、ぜひともしっかりと動いていただきたいと思いますのでお願いいたします。  次に165ページ、西明石活性化プロジェクト事業です。  駅前の旧国鉄清算事業団跡地の活用というところで、毎年400万円とか500万円、600万円ぐらいの予算がついているんですが、なかなか成果としては表れてこないというようなところがあります。これ、やっぱりタイミング、タイミングでは議会に現状報告というか、する必要があるんじゃないかなと思うんですが、いかがお考えでしょうか。 ○尾倉あき子主査  種本プロジェクト推進室課長。 ○種本プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長の種本でございます。  西明石の活性化につきましては、平成27年にまとめられましたまちづくりの姿のJR西明石駅及び駅周辺の安全性と利便性が低い、行政サービス機能及び地域交流拠点が不足しているといった最優先課題の解決に向けまして、毎年協議をしながらこれまで進めてきたところでございます。現在は、JRと広いエリアでまち全体のまちづくりを行うということで協議を進めておりまして、昨年度、今年度で、昨年度9月にJRと包括連携協定を結びまして、昨年10月、早速、JRと市とで市内全域の街歩きを行ったり、その後、具体の協議を進めておるところでございます。  ただ、西明石に関しましても、いまだ案という形では協議はしておりますが、今、ちょっとまだ御説明できる状況にありませんでして、その御説明ができる状況になりましたら、御報告させていただきたいと考えておる状況でございます。  以上でございます。 ○尾倉あき子主査  三好分科員。 ○三好宏分科員  ぜひ報告できる状況になれば報告をいただきたいと思います。  次、209ページ、観光振興基盤整備事業です。  明石公園内のとき打ち太鼓のロボットの件です。やはりもう耐用年数が、11年経過してて頻繁に故障していると。まあまあ経費はそんなに大きくはないんですが、今後、次なる手を打つ必要があるのかなということです。どう考えているのかというようなところをお聞かせいただけますか。 ○尾倉あき子主査  藤田シティセールス課長。 ○藤田シティセールス課長  シティセールス課長でございます。  確かにとき打ち太鼓は平成元年の市制70周年のときに設置され、その後、平成13年3月に更新して以降、約20年弱、現状のままに至っているというところでございます。ロボットの耐用年数は10年から13年と言われておりますので、それをはるかに超えた状況で今、やってるんですけれども、昨年、今年にかけ、今のところ大きな故障もなく、随時必要な修理は行っているというところが現在の状況でございます。そういった中でも、やはり修繕に必要な部品に関しましては、ロボットの関係ですので、廃番等になり入手困難という形になってくるかと考えております。今後の在り方、もしくはあそこのロボットが止まった時点での活用方法につきましては、現在、庁内でも検討する中で、今後の在り方を考えていきたいと思っております。  以上でございます。 ○尾倉あき子主査  三好分科員。 ○三好宏分科員  いろんなところへ行くと、よくああいう類のものがあるんですよね。もう一度見たいか、リピートがいいのかというと、申し訳ないけど決してそうではないのかなというところで、やはり明石公園に入ったところの一等地で、いい建物も建てていただいていますから、何か今後の在り方というのは本当にもう、すぐにでもやるべきやなと、そういうふうに思ってますんで、意見とさせていただきます。  次に209ページのあかし市民広場管理運営事業です。  いろいろあった市民広場の指定管理ですが、当然今年度決算には数字は表れてないんですが、コロナで止まっているような流れもあります。そんなこともしっかりと検証した上で直営での成果というか、結果を踏まえた上で再検討するような時間が必要なのかなと思いますが、その辺はいかがお考えでしょうか。 ○尾倉あき子主査  吉田広報部長兼シティセールス推進室長。 ○吉田広報部長兼シティセールス推進室長  広報部長兼シティセールス推進室長の吉田でございます。  あかし市民広場の今後の利用、今現在の状況等なんですが、今年度は皆様にもお願いしたとおり、4月、5月、6月、7月とコロナが流行りだしてから急遽、使用を市のほうで借り上げて中止にさせてもらったり、利用者の方に御協力いただいて予定を変更してもらった実情があります。6月、7月は情報広場として市民の方に消毒液を配ったり、パネル展を展示したりして、明石市の一等地でいろんな方に向けて情報発信ができたという実績もあるところでございます。  現在の状況でございますけれども、8月からは、4月、5月、6月、7月にちょっと無理を言って予定を変更してもらったイベント事業者であるとか、市のイベントとかを徐々に、感染対策をした上で運転させてもらって、現状の問題点とか課題を洗い出しているところでございます。今後、秋以降の予定につきましては、先日、議員の皆さまにご説明させてもらったとおり、一旦、感染対策局と協力して、いろんな事業として使いたいということから、新規の予約を受け付けない状況としております。  こういった状況を踏まえながら考えますと、いわゆる直営、初めて施設ができてから、指定管理者で最初にスタートしまして直営でやったという実績がない珍しい施設になりますので、今年度に直営の実績を積み上げて、来年以降に御相談という形でさせてもらおうと思っていたところですが、現状を見ますと、来年もこのまま直営でさせていただいて、ベースとなるというか、ベンチマークとなるような指標、どのような経費がかかるのか、どのような問題点が出てくるのかということをつぶさに吸い上げながら、また御報告、相談をさせていただきたいと思っております。  こういった答弁になりますけれども、また来年以降ゆっくり進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○尾倉あき子主査  三好分科員。 ○三好宏分科員  そのとおり、しっかりと直営のメリット・デメリットをしっかりと検証していただいて次につなげることが必要なのかなと思いますので、よろしくお願いします。  次、最後行きます。  209ページの天文科学館施設維持管理事業です。天文科学館の所管が産業振興室から政策局に移管されてきたということでございまして、点検シートを見ると、このプラネタリウム、カールツァイス社製と聞いてまして、日本最古で、これ、古いのが強み、魅力というようなこともあろうかと思いますが、プラネタリウムの維持管理にやっぱり、いずれどこかのタイミングで在り方というところを検討しなければならないのかなと、そういうふうに思ってますが、今現在の費用対効果という部分では、いかがな状況なんでしょうか。 ○尾倉あき子主査  井上天文科学館長。 ○井上天文科学館長  天文科学館長の井上でございます。  プラネタリウムにつきましては、分科員御指摘のように開館した当初から60年使っているものでございます。通常、プラネタリウムの一般的な耐用年数というのは20年程度のものでございます。その意味では、非常に長いものとなっております。それには理由がございまして、カールツァイス社のプラネタリウムというのが非常に長命であること、それから機械式のものであるために部品の供給が電子式のものに比べますと非常に長く持つということがございます。それから、実は震災復旧工事以降にもプラネタリウムの中のいろんな部品の交換・整備を行い、電球等の取り替えも行っておりまして、開館当初より現在のほうが星がきれいに映るというような、そのような改良をかなり加えているところでございます。  プラネタリウムのメンテナンスに関しては、カールツァイス社から技師を招きまして、おおむね10年に1回程度オーバーホールを行っております。その調査のたびに聞き取りも行っており、昨年には予備調査も行っておりまして、現在の状況を聞いております。その報告によりますと、非常に状態がよく、丁寧に使っていると、あと何十年ももつぐらいの性能があるというふうに言っております。その古いものの価値についてなんですが、現在、大阪の電気科学館に以前あったカールツァイス社製のプラネタリウムは大阪市では指定文化財になっております。明石市ではこの文化財級のものを現状そのまま動かしているということで、実はそのこと自体に非常に価値を持つという評価を頂いております。また、最新の投影機を導入した場合の費用は数億円程度見込まれると思われます。また、座席改修等、周辺の整備を行うと、それ以上の額がかかると思われます。一方で、10年に1度程度のオーバーホールであれば2,000万円程度のオーバーホール費用で済みますので、これは費用対効果で言えば、長く使えば使うだけ効果があるというふうに考えております。非常に貴重なプラネタリウムでございますので、これからもできるだけ長く使っていきたいと考えておるところです。よろしくお願いいたします。 ○尾倉あき子主査  三好分科員。 ○三好宏分科員  古きよきものをうまく使うというようなキーワードだったのかなと思います。  古きよきもの、それから時代、時代に即してきちっと手を加えなければならないものもあろうかと思います。そんな中で先日、近所の子供さんからシゴセンオーの話を聞きまして、シゴセンジャーちゃうんかと言ったら、シゴセンオーやって言われてまして、YouTubeで見てすごい面白いなって思ってるんですよね。でも、天文科学館のグッズではあるのかなと思うんですけど、ホームページにYouTube、何かバナー付けしているわけでもないのかなという、もうちょっとうまくPRできないのかな。あれ1つで何か明石のホームページもそうですけど、うまく連携させることによって、もっと天文科学館って人気度が上がるんじゃないかなと、そういうふうに思うんですが、そこらはどうお考えでしょうか。 ○尾倉あき子主査  井上天文科学館長。 ○井上天文科学館長  天文科学館長の井上でございます。  シゴセンオーというのは、天文科学館が変形する形のCGアニメーションでございますが、これは東京在住で、兵庫県出身の岡本晃さんという特別な技能をお持ちの方が個人的に作られたものでございます。制作以降、当館とも連携いたしまして、このシゴセンオーについては当館のカレンダーであるとか、あるいはいろんなグッズの中で紹介されています。今年の広報あかしでも一面でその詳しい紹介を行いましたし、あと西明石駅にそのシゴセンオーやシゴセンジャーが出ているイラストを掲示させていただいたりしております。
     また、子供たちからシゴセンオーに登場する怪獣募集をこの夏に行いまして、多く集まっておりまして、今後、岡本さんがまたこのイラストをCGにデザインをして、シゴセンオーの中に登場させる。このシゴセンオーのCGに関しては、天文科学館のプラネタリウムのシゴセンジャーイベントの中で紹介しましたり、それからオンラインで、「お家で天文科学館」というのをコロナ禍の中で行っておりましたけれども、その中でも登場させたりしておりますので、当館としても連携を非常に強めていると考えているところでございます。これからも一層アピールとして活用していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 ○尾倉あき子主査  ほかに御質疑、御意見はございますか。  佐々木分科員。 ○佐々木敏分科員  163ページ、広報刊行物発行事業についてお尋ねいたします。3人目ですけれども、ちょっと流れが違いますので。  市民の方から直接、松が丘、朝霧で高齢者の方からですけれども、先ほど竹内分科員が言われたように、確かに広報あかしは前半の部分は非常に見やすくなってよく分かる、好評なんですね。ところが、後半部分で情報アラカルトとお知らせのページがございますけれども、あそこが無茶苦茶、字も詰め詰めでぎっしり書かれてるんで、言い方悪いんですけど、ちょっと読むにはつらいなというふうなお声が実際にございます。私も2年分ぐらいずっと置いてるんで、令和元年度の分、現物の紙でずっと見て、確かに言われるとおりで、後半部分をずっと連続で見ておりますと、私も相当きつい老眼なんですけれども、字が絵みたいになってくるんですね。もうぼやけてしまって、もう非常に見にくい状態になっているんで。  ところがまあ、情報を削れて文字を大きくできるもんならしてると思うんで、ある意味、ページ数を増やしても見てもらわなあかん。あそこのページは大きい字で、もうちょっと隙間開けて作っていただけたらいいなという御要望が市民の方からございましたが、そこら辺いかがでしょうか。 ○尾倉あき子主査  藤本広報課長。 ○藤本広報課長  広報課長の藤本でございます。  広報あかしの後半の部分、情報アラカルトについてでございますが、市民のアンケートの中からも、やはりそこの情報欄を一番よく見るというお声も頂いております。そこのコーナーに関しましても、文字のフォント、文字の大きさでございますが、何度か改良を重ねまして、文字を大きくしたり、行間もできる範囲の中で広げたり、あと見出しに色をつけるとか、スペースが限られた中で工夫は重ねております。ただ、紙面のスペースに限りがございますので、一度に文字を大きくしてしまうと、やはり情報量が少なくなるということもございます。必要な情報を精査した上でより見やすくするためにどうしたらいいかというのを、頂いた御意見を踏まえながら考えてまいりたいと思います。  以上でございます。 ○尾倉あき子主査  佐々木分科員。 ○佐々木敏分科員  できる範囲で工夫をしていただけたらと、実際の声でございますので、よろしくお願いします。  もう1つこれ、自治会の役員の方の声なんですけれども、多分御存じだと思うんですが、広報紙のコンクールというのを毎年全国でやってまして、そこの1位になった自治体なんですけれども、毎回の広報紙で地域活性化、地域貢献で頑張ってる団体、個人、これを特集で、ずっとしつこいぐらい毎回載せたらしいんです。それでどんな効果があったかというと、多くの方が市民参画、市に貢献していこうということで、前向きな方が増えたという結果があったんで、明石もそういうことをやってみたらどうかと。大きいことじゃないんですよ。例えば、黙々と自分の周りの道路、また自分の家の前の川、誰にも頼まれてないのにずっと何年にもわたって掃除している人とか。あと、団体でしたらボランティア団体で、今問題になってる高齢者の独り暮らしの方、誰ともしゃべられへんという人をカバーするために、地域の自治会の集会所で、ボランティアグループの方が毎回、毎日詰めていると。寂しくなったらいつでも来てください、どんなお話でも聞きますというふうな、こういうふうな団体もある。これ、実際明石にある団体なんですけれども、そういうことを、その人らを顕彰するという意味もあるんですが、こういうことがあるということを広報あかしに載せて、じゃあこれやったら私もできるんちゃうかという市民参画をしていくためにも、そういうことを考えられへんかなと言った方がおられました。  これ急に、さあ載せてくれと言ってもなかなかできるもんじゃないんで、将来にわたって、ちょっとお考えになっていただいたらと意見にとどめておきますけど、今後よろしくお願いいたします。  以上です。 ○尾倉あき子主査  ほかに御質疑、御意見はございませんか。  大西分科員。 ○大西洋紀分科員  成果報告書の209ページ、観光協会支援事業のところなんですが、細かい話になるかも分からないんですけど。明石駅のあかし案内所もやっていただいているわけなんですけど、あそこの開所式へ行かせていただいたときにすごいなと、本当にいろいろな立場の、いろんな方に対応しているなということで、そのときに開所式が終わってから見学させてもらって、多言語の対応もしていくということで、パンフレットもまだ増やしていくしということだったんですが。そのとき受付の方にちょっとお話聞いて、皆さんすごいですねと、ぺらぺらですかと、外国語が。今、流行りの商品名言うとあれですけど、翻訳で発声するやつで何とか対応していますと、それはもう仕方がない話だと思ったんですが。さっき看板のいろんなところ、観光地のところ、看板の設置とか、そんなんでも実績あるわけなんですけど、観光地といっても、明石の場合は、例えば京都や大阪や神戸と比べると観光都市まではいかないと思うんですよね。ただ、こうやって力を入れてることに対して、やっぱりとことんやったらどないかなというのが今から聞く話なんですが。看板とかそのパンフレットにいろいろ、どこそこはこう行ってこう行ってというのを書いてるのだろうと思うんですけど、そのときに案内の方に聞いたんですけども、その案内してる場所、そこに同じように、そんなにいっぱいは無理にしても、せめて3つぐらいとかそういうのは外国語対応しているか。その例えば神社仏閣にあるのと言ったら、そこまでは調べてないけども、恐らくないでしょうねというような話だったんです。思うに、例えば、先ほどの天文科学館ですと、うちの、明石市がやってるわけですから、そういうふうに費用をかけてやることも可能なんでしょうが、民間のところにお金をどこまで費やすかというのは、さっき言った、その大きな都市と違うので、なかなか難しいでしょうけども。そういうような、その今のをこれから観光地とまではいかない市ですけれども、やっぱりそういうことを目指すんであれば、そういう外国から来られた方が案内所で聞いた、行きました、そこでそういうのが、いっぱい何百という国があるんで、全部の国はもちろん無理ですけども、ある程度の対応ができておれば、そこからまた帰ってきて、案内所で、ありがとうという話もあるだろうし、またそれが広告宣伝費を使わなくても、自国に帰ってSNSで広めてもらったりということも大いにあり得ると思うんですけれども。そういったようなことは、将来的にですよ、今、数字が上がってるわけじゃないけど、そういうことって考えられないかなと思うんですが、どなたか答えていただけないでしょうか。 ○尾倉あき子主査  藤田シティセールス課長。 ○藤田シティセールス課長  シティセールス課長の藤田でございます。  大西分科員のおっしゃるとおり、今現在は、あかし案内所は観光案内所でもあるんですけれども、なかなかインバウンドの方々がお見えにならない状況の中では難しいところもあるんですが、もしお見えになった場合、先ほど言われたような翻訳機、あそこの場所にもあるんですけれども、明石観光協会のほうが幾つかそれをストックしておりまして、例えば魚の棚の商店街の一部で貸し出してほしいというところに対してそういう翻訳機を貸出しをしていたりとかいう場合もあります。その翻訳機があれば、多分、90カ国ぐらいの翻訳ができるという形になっておりますので、そういった意味合いでは、今後、そういう翻訳機の活用であったりとか、あとパンフレットも、今現在は、日本語版以外に英語版であったり、中国語版、台湾語ですかね、それと韓国版となってるんですけれども、それ以外の対応ができるのかは、今後、明石観光協会でもしホームページ等が活用できれば、そういった部分での案内もできてくるのかなと。だから、明石観光案内所のほうでそういうサイトで案内ができれば、皆さんスマホをお持ちですので、そういった意味合いでは、観光場所に行ったときに、そこの文字は読めなくてもQRコードを読み込めば、自分たちの母国語でそこの解説が聞けるとか、そういったことができるのかというのは今後ちょっと研究していく形になると思います。  以上でございます。 ○尾倉あき子主査  大西分科員。 ○大西洋紀分科員  将来的に観光都市になればいいなと思うんですけど、そういう先を見据えてのインバウンドで、それこそ、そうやって海外からもお客様が来られると、明石にもお金を落としていただけるということで、また前向きに御検討いただきたいなと思います。  続きまして成果報告書の165ページですね。ちょっと言いづらいんですけど、広域行政事務事業なんですが、数字が大きいとか小さいとかそういうことじゃないんですが、広域行政ということは、近隣他市町との連携ということで、もちろんその上には兵庫県があるわけですけれども、この辺は非常に答えにくい話かも分からないですけど、この関係性というのがどうも明石は欠けているのかなと。何かすぐ敵対するような対応になってしまって、しんどい話やなと思うんですけれども。なかなか、いろいろおっしゃる方がおられるんで、厳しいかと思うんですけど、せっかく職員の皆さん頑張っていろいろやってはるんですけれども、早い話、近隣とやるということは、道なんかが一番分かりやすい話、そういう話でもこの間もありましたけれども、うまく関係性ができておれば話も早い、あるいは融通が利くということになると思うんですけれども、なかなか敵対視されておる部分もあるんですけど、この辺の関係を改善せえよとまでは言わないんですけど、このほかの議員さんもいっぱいいらっしゃるんですけど、どうしても近隣の議員さん、あるいは首長さんと会うといい話が聞こえてこない、悩みの種かなと思うんですが。その辺り、この決算で上げられてるんであえて言うんですけれども、今後その辺をどういうふうに事務方レベルでもあれですが、やっぱり政治が絡むといろいろなことがあるので、何か対策、何も見えてない中で聞くのはあかんのかも分かんないんですけど、最終的には副市長にしゃべってほしいんですけどもね、何か思いありますか。 ○尾倉あき子主査  横田政策局長。 ○横田政策局長  政策局長の横田でございます。  他市町、県との連携ということでございますが、このたびも江井ヶ島松陰新田線でありましたり、水道の阪水の受水につきましても、担当部局もずっと協議もしてまいりましたし、このたびは政策局と神戸市側の企画調整局とも調整しながら、また市長からも要望を出すなどして、いろんな手法を使いながらしっかりと連携はしてまいってるところでございます。  また、いろんな会議の場を通じましても、市長をはじめ、副市長、忌憚のない意見交換というところで連携は図ってきていると考えているところでございます。 ○尾倉あき子主査  宮脇副市長。 ○宮脇副市長  副市長の宮脇でございます。  他市町、特に隣接市町との連携でございます。これについてはもう分科員御指摘のとおり、行政を進めるに当たって、独立国ではなく、道路もつながっておりますし、川もつながっておりますし、いろんな形で広域的な行政面、これは非常に大事であると考えております。  それを取りまとめる県との関係も同じと考えております。これも副市長だけではなく、市長も同じ認識で立っております。よく市長、近隣市や隣接の首長と直接で御連絡、話もされる機会もとっておられます。当然、明石としましては、こうした広域行政についてはしっかりと取り組まなければならない。しかも、このたび、ちょっと局長も申しましたけれど、道路の件も水道の件も正副議長をはじめ、議会にもお世話になったところでございます。行政と議会とまさに本当にお力を賜りながら、広域行政、隣接市町、特に御協力をいただきながら、連携しながら進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○尾倉あき子主査  大西分科員。 ○大西洋紀分科員  質問者も回答者も何かオブラートに包んだ表現になってしまいましたけど。先ほども言いましたけど、我々議員も議員間でいろいろ話をすることも多いですし、また県会の先生方、あるいは国会の先生方とも話すことが多い。しかしながら、その行政の上のほうでどこかとけんかしてしまうと、うまくいくものもいかなくなるというようなことでありまして、この辺やっぱりいろいろあるでしょうけれども、少しでも前に進むように良好な関係を継続してやっていただきたいなと、このように思っております。  次に行きます。  成果報告書の211ページ。大蔵海岸民活施設用地管理事業の中で、細かいのはあれなんですが、この元年度ですね、西駐車場の一部を民活施設へというようなことがありましたけれども、様々な条件があってなかなか難しくて、頓挫とまではいかないですけど、ちょっと今ストップしてるのかなと思ってます。現状と、それからどういう方向性か、今の段階で分かる話を教えていただきたいんですが。 ○尾倉あき子主査  森岡SDGs推進室課長。 ○森岡SDGs推進室課長  SDGs推進室課長の森岡でございます。  2019年度に大蔵海岸のさらなる活性を図るため、飲食店誘致について昨年度に取組をさせていただいたんですけれども、結果的には応募者が来なかったので誘致に至らなかったという状況です。年度当初につきましても公募条件を見直した上で再公募の検討を進めておったんですが、やはり新型コロナウイルス感染症の拡大により社会経済情勢が今大きく変わっておりますので、見通しが不透明であるため現在、検討を中止している状況でございます。今後につきましては、新型コロナウイルス感染症による社会経済情勢の変化や今後の社会全体の在り方を見ながら検討再開のタイミングを判断していきたいと考えております。  以上です。 ○尾倉あき子主査  大西分科員。 ○大西洋紀分科員  コロナ禍で、明石もそうですし、相手さんのおることなんでお互い大変でしょうけども、せっかくいい話やったのになとちょっと残念な気持ちでおります。今後は、また違う事業者が来るということだとは思いますけれども、どんどん力を発揮して頑張って何とか契約につないでください。  最後にあと1点。成果報告書165ページ。何人か御質問されたJTの跡地のことなんですが、竹内分科員と全く同じ質問だったんでちょっと遠慮しようかなと思ってたんですけれども、その御回答についてはもう了解しましたんで。全く同じことを聞きたかったんです。  それに付随してなんですけれども、1点だけそのお隣の例のいろいろとごちゃごちゃとしてる歩道の部分、これもいろいろ裁判になってるんだろうと思うんですけれども、現状は変わらずだとは思うんですけれども、これも相手がいて、そしてまた裁判があってということなんですが、ここでどうこう言う話じゃないのかも分かんないですけど、何らかの思い切った展開なんかを、具体的にじゃないんですけども、思いがあるんであれば聞かせてもらいたいなと思います。 ○尾倉あき子主査  種本プロジェクト推進室課長。 ○種本プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長の種本でございます。  現在JT跡地北側の隣接地につきましては、神鋼不動産が所有している土地でございまして、その土地については保育所の北側部分にかかる賃借権の確認ということで昨年9月の議会を経まして調停の申立てを行っているところでございます。今年の1月から第1回目の調停を行っておりまして、これまで4回の調停を行っていると確認しております。調停につきましては、現在も継続中ということでございます。  当然、この土地に関しましては、JT跡地の北側の片側の歩道のみとなっておりまして、市としましては両側歩道が必要と考えておりまして、取得も含めて検討を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○尾倉あき子主査  大西分科員。 ○大西洋紀分科員  これも相手のおるような話ばっかりで、なかなか行政としては答えにくいと思いますけれども、いつまでもというわけにいきませんので。ただ、判断を下すところがあったりするわけなんですけども、できるだけ早く済めばいいなという私の個人的な思いもあります。大変でしょうけども、何とか勝ち取っていただきたいなとこのように思っております。意見として言っておきます。  以上です。 ○尾倉あき子主査  ほかに御質疑、御意見はございませんか。  筒泉副主査。 ○筒泉寿一副主査  163ページのシティセールス事業に関してお聞きいたします。子育て向けのPRに関してなんですけれども、インフルエンサーとかを使って情報発信を促進されているということなんですけれども、実際インフルエンサーを使ったときに、どのような結果であったりだとか、分かる範囲でいいので状況というのをお伝えいただけますでしょうか。 ○尾倉あき子主査  藤田シティセールス課長。 ○藤田シティセールス課長  シティセールス課長の藤田でございます。  確かにインフルエンサーを使った情報の拡散は図ったんですけれども、じゃあ、その結果はと言われましたら、例えば、ふるさと納税の動画であったりとか、パンパースの活用という形での数字で、総合的なリーチ数といたしましては、4万5,726人の方が、そこに見に来ていただいたという結果になっております。以上でございます ○尾倉あき子主査  筒泉副主査。 ○筒泉寿一副主査  そうですね。まあいろんな施策もそうなんですけれども、そのインフルエンサーを使うっていうのは、このターゲット世代的にも非常に効果的なところはあると思われるんで、例えば、周知して来てもらうのもそうですけど、外部の人、市外の人にそういったリツイートじゃないですけれども、そういったシェアっていうのをもう少し試みたりとかっていうのも促進していくっていうのは、非常に費用的にも少なく、かつ効果的だと思うんですけど、そういったところのお考えをお聞かせいただけますでしょうか。 ○尾倉あき子主査  吉田広報部長。 ○吉田広報部長  広報部長の吉田でございます。  インフルエンサーを活用してもっと広めたらという総合的な御意見だと思いますが、一方で、インフルエンサーにお金を払ってやらせ記事のようなものを書いたとして批判を受けている事業者、また自治体もおられます。我々もやはり明石市として、今、堂々と勝負できるような題材をそろえておりますので、インフルエンサーの活用はもちろんやっていきたいところでございますが、やはりそれが逆効果にならないよう、お金を払ってお願いするとか、記事を書いてもらうのにやらせととられるようなことがないようには重々気をつけて広報していきたいと思っておりますので、その辺りは御理解いただきたいと思っております。よろしくお願いします。 ○尾倉あき子主査  筒泉副主査。 ○筒泉寿一副主査  もちろんおっしゃっていただいたいろんな方向性で見られることはたくさんあると思うんで、インフルエンサーを使えと言っているわけではなく、活用すると言う以上は、それなりの活用っていうのはお金も払っていることですし、やっていただきたいなっていうのは1つ意見としてお伝えしておきます。  続きまして、同じページでふるさと納税に関してなんですけれども、効果がすごい、非常に見受けられてて、かつ体験型も入れられてるっていうことなんですけれども、物品に対する結果っていうのは非常に分かりやすくて、このままどんどん増加していけばいいなって思うんですけれども、せっかく体験型っていうのをお伝えしている中で、現状の体験っていうのは、分かる範囲でいいんですけれども、何種類ぐらいあってどのような効果が得られてますか。 ○尾倉あき子主査  藤田シティセールス課長。 ○藤田シティセールス課長  シティセールス課長の藤田でございます。  件数は申し訳ございません、今手元にございませんのではっきりした数は言えないんですけれども、例えば、体験型といたしましては、大久保にあります乗馬協会による乗馬体験であったりとか、あと釣り船の乗船券とか、市内にございます料理旅館なんかの宿泊券であったり、天文貸切というものもございます。それ以外に特に市内には脳ドックとして有名な病院もございまして、そこの脳ドック、人間ドックですね、その受診券であったりというふうな形で、数多く取りそろえているほかに、見守りとしまして、郵便局なんかにしていただいてるんですけれども、遠くに息子さんたちがいらっしゃいまして、その親の見守りであったり、あとお墓の掃除等をなさるところもございます。あと、場合によってはシルバー人材センターにおける高齢者のごみ捨て代行というのもふるさと納税の一環として用意しているところでございます。  以上でございます ○尾倉あき子主査  筒泉副主査。 ○筒泉寿一副主査  具体的に聞かしていただいたんですけれども、基本的には高齢者の方、いわゆる私生活に関わるような体験っていうのは非常に大切だと思うんですね。ただ、子育て世帯の方向けに、例えば、子供さんを預けたりとかする中でのそういった、まあ数時間での楽しみとかそういったものをどんどん、また1つの参考事例として入れていったら観光振興にもつながるんではないかなと思うので、それは意見として述べさせてもらいます ○尾倉あき子主査  他にございますか。よろしいですか。  ないようですので質疑を終結します。  それでは総務分科会を閉会します。  お疲れさまでございました。                           午後 2時37分 閉会  以上は、本分科会の記録であることを証するため、押印する。                        総務分科会                        主 査  尾倉 あき子...