明石市議会 > 2018-10-05 >
平成30年生活文化分科会(10月 5日)

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  1. 明石市議会 2018-10-05
    平成30年生活文化分科会(10月 5日)


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    平成30年生活文化分科会(10月 5日)                            生活文化分科会記録                          平成30年10月5日(金)                          於   大会議室     ----------------------------------- 〇出席分科員(7人)   辰 巳 主 査             国 出 副主査   北 川 分科員   宮 坂 分科員   辻 本 分科員   深 山 分科員   坂 口 分科員 〇欠席分科員   な し 〇出席説明員   和田副市長  永野市民生活局長  石角環境部長   吉川農業委員会事務局長  ほか市民生活局の次長・室長・課長 〇議事  (1) 市民生活局(文化・スポーツ室、産業振興室、環境室)、農業委員    会関係
       議案の審査     議案(3件)     議案第79号 平成29年度明石市一般会計歳入歳出決算のうち            分担区分表により分担された歳入歳出決算・・・・・・・・・・・・ 7     議案第85号 平成29年度明石市農業共済事業特別会計歳入歳            出決算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27     議案第86号 平成29年度明石市地方卸売市場事業特別会計歳            入歳出決算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29  (2) 市民生活局(市民生活室、市民協働推進室あかし総合窓口・市民    センター)関係    議案の審査     議案(4件)     議案第79号 平成29年度明石市一般会計歳入歳出決算のうち            分担区分表により分担された歳入歳出決算・・・・・・・・・・・・31     議案第80号 平成29年度明石市葬祭事業特別会計歳入歳出決            算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43     議案第81号 平成29年度明石市国民健康保険事業特別会計歳            入歳出決算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44     議案第88号 平成29年度明石市後期高齢者医療事業特別会計            歳入歳出決算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51                            午前9時59分 開会 ○辰巳主査  ただいまから生活文化分科会を開会します。  冒頭、審査に入る前に決算審査特別委員会正副委員長から一言申し上げます。  議会における決算の審査は、予算執行の問題点を指摘、改善し、次の予算編成につなげていくために非常に重要なものです。そのために理事者側は多くの資料を作成し、審査に備えていますし、議員もそれらの資料をもとに審査を行う準備を進めています。このような状況にあって、10月2日に開会された平成29年度決算審査特別委員会に必要な議案書類を持たずに臨まれた委員がおられました。このことは、説明を行う理事者に対しても失礼な態度であるだけでなく、審査を行う立場である委員の姿勢として非常に残念なことだと思っております。  委員各位におかれましては、決算審査の重要性を改めて認識していただき、心して審査に臨んでいただくようお願いを申し上げます。  以上でございます。  坂口分科員。 ○坂口分科員  冒頭なので、議事に入る前にちょっと話をさせていただきたいのですけど、今、副委員長がおっしゃったような10月2日の議員の態度について非常に問題視されているといったことについて、私も非常に憂慮しております。当然、何らかの説明責任が発生するものと思いますけれども、ちょうど当事者が、ご本人がこの場におられますので、思いなり、考え方なり、お聞きしたいと思いますけれど、いかがですか。  先ほど、冒頭、副委員長がおっしゃった10月2日に資料を持たずして委員会審査に臨んだ委員がおるということについては、どなたも認識はしていると思うのですけど。北川議員のことだということでお尋ねしているのですけど、いかがでしょうか。 ○辰巳主査  北川分科員。 ○北川分科員  今、私の名前が出てきましたので、ちょっとマイクを持たさせていただいて、発言をさせていただきたいと思うんです。  2日の日、確かに私はこの場に座って、当日持ってきてくださいという資料を持ってきて、こうホッチキスではなしに、これ何でしたか、クリップですか、ほどいて、こう開いてしておりました。確かに議案書に関しまして、きょう持ってきてませんね。開いてこうしておった中で、確かにしばらく周りを、こう皆さん発言されたりしますから、拝見させていただいた後、私が目をつぶったというのは事実です。ただし、私は、きょうはおいでですかね、箕作財務室長さんの内容から、事前にこれもずっと目を通しております中で、今期の決算内容とか全部あれですから、大体それを、確かに目をつぶりながらですけども、ちゃんと聞かせていただいて、頭の中で理解をし、またいろいろなことを考えながら、次回の本会議とか、また今回のこの分科会とは関係ないかもしれませんけれども、さまざまのことをめぐらさせていただいた上で、ずっとその場におりました。正直言いまして、正真正銘眠っているとか、そんなんじゃありません。もう言ったら悪いですけど、横に座っていらっしゃる方いらっしゃったら、私のいびき声聞こえたとか、そんなん絶対ないと思うし。ただ、私、疑問に思いますのが、私のその態度をどなたが、ごらんになっとったというのは、坂口分科員、私をごらんになってたわけですか、ずっと。教えてください。どういうふうに私がやってたか、よく状況を説明してくださいよ。 ○辰巳主査  辻本分科員。 ○辻本分科員  私、真正面で見ておりまして、余りにも態度がひどいものですから、即日、議長と決算審査特別委員長に申し入れの文書を提出させていただいたというところですから、私ははっきり見ておりました。 ○辰巳主査  北川分科員。 ○北川分科員  それなら、今、辻本分科員が私をごらんになったとおっしゃったのですね。それなら私はどんなふうな表情だったのですか、教えてください。 ○辰巳主査  辻本分科員。 ○辻本分科員  終始目を閉じて、腕を組んで、議案書は全く開いてない状態でありました。 ○辰巳主査  北川分科員。 ○北川分科員  あのね、私も人間ですから、間違いがあるかもしれません。辻本分科員がおっしゃった中でも、確かに指摘をさせていただいたら、腕を組んだかどうかは覚えてませんけれども、私はまず開いた上で、当日のこの資料を開いて、それで説明されたのは成果報告とかありましたよね。まず、これを目を通した上で、次に、言ったら悪いのですけれども、うーんと思いながら、それから目をつぶったのです、はっきり言いまして。終始、最初からとおっしゃったでしょう。だから、言葉の中で言い過ぎかもしれませんけれども、確かに私が当日、目をつぶって、そういう誤解を招いたということは、確かに私の不徳のいたすところで、しかも多くの方が。ただ、ちょっと疑問に思ったのです。辻本分科員、私の2列前ですかね。1列目あって2列目ですわね。確かに私、辻本分科員の顔を見ました、そのときに。アイサイン違いますけれども。でも、私の手元まで見えたのですか。 ○辰巳主査  辻本分科員。 ○辻本分科員  手元見えましたよ。見えましたし、開いてなかったのも見えました。で、議案書を持ってきてないのかどうなのかはわかりませんでしたので、私は申し入れの文書の中に、委員会当日必要な議案書を持参していなかったとの情報も聞き及んでおりますというふうに書かせていただきました。したがいまして、私が見た印象とともに周辺にいた他の委員からの情報として議案書を持参されていなかったというふうに判断をしたので、こういう文書にさせていただきました。  で、もう1つ、ついでですから聞かせていただきますけれども、終始、何、目を閉じて聞いていたということですけど、箕作室長の話が出ましたけども、箕作室長は主要施策の成果報告書の何ページをお開き願いますというふうに何度も言われたと思います。開きましたか。 ○辰巳主査  北川分科員。 ○北川分科員  それを開いてないのは事実かもしれません。確かに、経常支出が悪なったわ点々々というところもあった説明のときですけれども、それ以前にちょっと私が今お尋ねしたかったのが、辻本分科員は私の前の前の次、2列目にいらっしゃって、手元は見えたと言ってましたけど、確かに私は、どない見ても、横、国出副主査が横にいらっしゃいましたね。議案書開いて、このままじゃなしに開いてましたよね。ほんで、言ったら悪いですけれども、確かに私の不手際はあるんです。議案書の中でも3冊ある中の1冊、確かに主要施策のところ、きょうはちゃんと持ってきてますけれども、こういうふうな感じでばらしてますわね。確かに、これは開いてなかったのです。これは開いてませんでした。でも、正直言いまして、心の中じゃないですけれども、盲目の方かもしれませんけれども、やっぱり心でやっぱり研ぎ澄まして聞くということも勉強になったわけです。説明を受けた中で、明石の予算の中の執行が決算で点々ということ、大いにかみしめた1日であって、私は何もさぼったとか、そんなんじゃありません。だから、辻本分科員が先ほどおっしゃる、どなたの議員がそれを見て、私がこんなんやった、あんなんやったと教えてくださったの。それを逆に教えてもらったら私はまた答えますわ。 ○辰巳主査  辻本分科員。 ○辻本分科員  一々誰に聞いたか、個々、個別の議員の名前を言うつもりはありませんけれども、周りにいた方が皆さんそういう印象を持たれたということで、もう1回読みますよ。「同議員は、」同議員というのは、これは北川議員のことを言ってますけど、「委員会当日必要な議案書を持参していなかったとの情報も聞き及んでおります」でありますから、私はそういう印象を持ちましたけれども、それを断定的に言ってるのではなくて、そういうふうに思ったけれども、実際に近くにいた人が見て、議案書を持ってきてなかったというふうに、そういう事実を確認されたと。もう1つ言いましたら、理事者も同じ意見ですよ。同じ意見です。開いてなかったなと。終始目を閉じていたと、腕を組んでじっと聞いているのか、聞いてないのかもわからんかったというふうな印象を持たれたのです。印象を持つのは、印象を持つ側の判断ですから、あなたにどうこう言われることはないですよ。こちらがどういう印象を持つかなんです。  で、どういう印象を持つかがすごい大事なのは、これは政治倫理条例であっても、議会基本条例であっても、そういうことが書かれてあるんですよ。だから、そういう、例えば政治倫理基準に反する事実があるとの疑惑を持たれたときは、ということになってるんですよ。だから、みずから誠実な態度を持って疑惑の解明に当たるとともに、ということになりますから。これ、今後、きょう、今、こんな話になってましたね、これは別に、こういう話をする場じゃないですけど、あなたのその態度によって、今後、別の場所でしっかり議論をせなあかんようになるん違うかなというふうに私は思っております。 ○北川分科員  主査。 ○辰巳主査  ちょっとお待ちください。 ○北川分科員  ちょっと言いたいことがあります。私の名誉に関することですからね。はっきり言って。私の名前を出してよろしいから。 ○辰巳主査  私が仕切りますから。私の判断でやらさせてください。  分科会の審査に入れないので、暫時休憩したいと思いますが、よろしいでしょうか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○辰巳主査  では、暫時休憩します。                          午前10時09分 休憩                          ―――――――――――――                          午前10時22分 再開 ○辰巳主査  それでは、生活文化分科会を再開したいと思います。  北川分科員。 ○北川分科員  発言を許されましたので、一言だけですけども、ちょっとマイクをお持ちさせていただいて。このたびの開会早々、私が10月2日に不手際でございました、皆様に大変な誤解を招くような、目をつぶったまま点々とご指摘をいただきまして、不快な点もあり、また、決して私はもう真剣には、言いわけはしませんが、以後そういうことがないように重々心して、市政発展のために頑張らさせていただければと願って反省いたしております。どうか、そういった意味で、大変お騒がせ、また、ご迷惑をおかけいたしましたことには、心から深くおわびを申し上げたいと思います。 ○辰巳主査  それでは、審査に入りたいと思います。  分科会では、説明、質疑のみで採決は行いません。分科会の運営についてですが、分科会では主査、副主査、分科員という呼び方になっておりますのでよろしくお願いいたします。  質疑の際は、成果報告書のページ番号を告げてからお願いしたいと思います。細かい数値の確認や決算に関連しないことは別の機会によろしくお願いいたします。  それでは、議案に移ります。  議案第79号、平成29年度明石市一般会計歳入歳出決算のうち分担区分表により分担された歳入歳出決算を議題に供します。  市川環境室長。 ○市川環境室長  環境室長の市川でございます。  議案第79号、平成29年度明石市一般会計歳入歳出決算のうち、文化・スポーツ室、産業振興室、環境室、農業委員会所管の歳入を、主要施策の成果報告書と歳入歳出決算事項別明細書を用いまして、ご説明を申し上げます。  主要成果報告書の98ページ、99ページをお開き願います。  12款 使用料及び手数料でございますが、1項 使用料、4目 農林水産業使用料につきましては、説明欄に記載の溝渠や漁港使用料収入でございます。  5目 商工使用料につきましては、天文科学館の観覧料収入などでございます。  次のページ、100ページ、101ページをお開き願います。  2項 手数料、3目 衛生手数料でございますが、説明欄の下から16項目めに記載の犬の登録手数料から粗大ごみ収集手数料までで、夜間休日応急診療所手数料を除いたものです。これらは、犬の登録や狂犬病予防注射済票交付に関する手数料、ごみや、し尿の収集及び処理に要する手数料等で、市民や事業所などが廃棄物を明石クリーンセンターへ搬入する際のごみ処理の手数料や、し尿くみ取り手数料、あるいは粗大ごみの収集手数料が主なものでございます。  106ページ、107ページをお開き願います。  13款 国庫支出金、2項 国庫補助金、4目 農林水産業費国庫補助金につきましては、漁港施設の機能強化に関する補助金でございます。  5目 商工費国庫補助金につきましては、住宅リフォーム助成に関する補助金でございます。  110ページ、111ページをお開き願います。  8目の教育費国庫補助金でございますが、次のページ、112ページ、113ページをお開き願います。  上から10項目め、社会教育費補助金のうち、埋蔵文化財調査費補助金でございますが、発掘調査に係る調査費の補助金でございます。  114ページ、115ページをお開き願います。  14款 県支出金、1項 県負担金、2目 農林水産業費県負担金でございますが、説明欄では、上から3項目めに記載しております農業委員会費負担金は、農業委員会の運営に対する県負担金でございます。  次のページ、116ページ、117ページをお開き願います。  2項 県補助金、3目 衛生費県補助金、説明欄では下から8項目めに記載しております環境行政費市町交付金でございますが、これは県条例に基づく公害規制関係の各種の届出や立入検査などの公害行政事務に関する県からの交付金でございます。  4目 農林水産業費県補助金でございますが、数量調整円滑化推進事業補助金以下、次のページ、118ページ、119ページをお開きください。説明欄1行目、沿岸漁業構造改善事業費補助金までは、ため池改修、多面的機能支払交付金、国の経営所得安定対策事務及びノリ養殖関連生産基盤整備等の事業に対する補助金でございます。  7目 教育費県補助金でございますが、説明欄では上から16項目めに記載しております埋蔵文化財調査費補助金は、埋蔵文化財の発掘調査に対する補助金でございます。  次のページ、120ページ、121ページをお開きください。  3項 委託金、3目 衛生費委託金でございますが、大気汚染の常時監視事務、あるいは浄化槽の維持管理などの指導事務に係る県からの委託金でございます。4目 農林水産業費委託金につきましては、メジロの飼養許可、ドバト、カラスの捕獲許可の事務など、鳥獣保護・被害対策県移譲事務交付金などでございます。同じページにございます15款 財産収入、1項 財産運用収入、3目 基金運用収入でございますが、説明欄の下から4項目めに記載しておりますスポーツ振興基金積立金利子収入でございますが、スポーツに関する施策を推進するための明石市スポーツ振興基金積立金運用利子でございます。  次の一般廃棄物処理施設整備基金積立金利子収入でございますが、明石クリーンセンター余剰電力売却収入及びメガソーラー発電収入等積立金運用利子でございます。  次のページ、122ページ、123ページをお開き願います。  16款 寄附金、1項 寄附金、3目 衛生費寄附金でございますが、レジ袋無料配布を取りやめ、得られた収益金を環境活動費寄附金へ寄附されたものでございます。  同じページにございます19款 諸収入、3項 貸付金元利収入、1目 企業融資資金貸付金元金収入につきましては、中小企業融資対策事業に係る元金収入でございます。  続きまして次のページ、124ページ、125ページをお開き願います。  7目 都市開発資金貸付金元金収入につきましては、東仲ノ町地区市街地再開発ビルの保留床取得資金として明石地域振興開発株式会社へ貸し付けを行った資金の償還金でございます。  同じページにございます4項 雑入、2目 雑入のうち、説明欄の下から10項目めに記載の埋蔵文化財発掘調査受託金から容器包装リサイクル拠出金までと、126、127ページをお開き願います。説明欄の上から14項目めに記載の物品・図書販売収入、その下、講座等受講料は、文化・スポーツ室、環境室及び産業振興室所管事項でございます。  同じページにございます20款 市債、1項 市債、3目 衛生債でございます。説明欄の下から1項目めに記載の動物愛護施設整備事業債は、平成30年4月、あかし動物センター開設に向けた施設整備などに係る市債でございます。  次のページの128ページ、129ページをお開き願います。  説明欄の上から5項目めに記載のごみ処理施設整備事業債は、焼却施設設備保全工事破砕選別施設設備保全工事などに係る市債でございます。4目 農林水産業債につきましては、農業債として、公共事業等債は、土地改良事業として、片渕池地区、松陰口無池地区、江井島皿池地区のため池整備に係る市債でございます。農業用施設等整備事業債(繰越明許分)は、17号池のため池整備に係る市債でございます。水産業債として、漁港管理事業は、地震・津波対策の漁港施設整備に係る市債でございます。5目 商工債の勤労福祉会館施設整備事業債につきましては、勤労福祉会館エレベーター更新工事に係る市債でございます。産業交流センター施設整備事業債につきましては、産業交流センターの屋上防水及び外壁改修工事に係る市債でございます。  事項別明細書をご参照願います。一般の20ページ、21ページをお開き願います。歳入の部分でございます。
     12款 使用料及び手数料、2項 手数料、3目 衛生手数料、2節 清掃手数料の収入未済額につきましては、事業所などのし尿くみ取り手数料の滞納分でございます。不納欠損額につきましては、滞納となったし尿くみ取り手数料が時効となり、収入の見込みがなくなったものでございます。  一般の40ページ、41ページをお開き願います。  19款 諸収入、4項 雑入、2目 雑入の収入未済額の一部は、市民会館食堂に係る滞納金でございます。  以上が、文化・スポーツ室、産業振興室、環境室、農業委員会所管の歳入の内容説明でございます。 ○辰巳主査  村田文化・スポーツ室長。 ○村田文化・スポーツ室長  文化・スポーツ室長の村田でございます。  私のほうからは、文化・スポーツ室が所管いたします歳出につきまして、ご説明申し上げます。  主要施策の成果報告書と歳入歳出決算事項別明細書を用いまして説明をいたします。  主要施策の成果報告書144ページ、145ページをお開き願います。  2款 総務費、1項 総務管理費、9目 文化振興・国際交流費につきましては、文化芸術の振興及び国際交流の推進に要した経費でございます。以下、主な事業について説明いたします。  説明欄1行目の文化行政推進事業は、明石文化芸術創生基本計画の推進のために要した経費でございまして、文化行政の一般管理事務文化芸術創生会議の開催などでございます。  次の、文化芸術振興事業は、文化芸術の振興として、明石文化芸術創生財団の運営に係る補助金、文化イベントの事業等の委託、市民交響楽団の運営や明石薪能の開催に係る補助金などでございます。  次の姉妹都市交流事業から3つの事業につきましては、姉妹都市である米国バレホ市や友好都市である中国無錫市との交流事業を初め、市民の国際交流や多文化共生社会づくりの推進などに要したものでございます。  次に、146ページ、147ページをお願いいたします。  ページの下段、13目 文化博物館費につきましては、文化博物館の運営に要した経費でございまして、指定管理者への指定管理料が主なものでございます。  次に148ページ、149ページをお願いいたします。  14目 市民会館費につきましては、市民会館、西部市民会館、市民ホール、中崎公会堂の運営に要した費用でございまして、主なものは指定管理者への指定管理料でございます。15目 生涯学習センター費につきましては、明石公園旧図書館の生涯学習センター分室の管理運営に要した経費でございまして、説明欄6行目、7行目、分室に係る保守点検・維持管理業務委託料、また、光熱水費や修繕料等が主なものでございます。  ページ飛びまして、224ページ、225ページをお願いいたします。  9款 教育費、7項 社会教育費、1目 社会教育総務費でございますが、説明欄中ほど、上から8行目の文化財保護調査・啓発事業、以下4つの事業が文化財の保護調査に関するもので、主なものといたしましては、埋蔵文化財の発掘調査や埋蔵文化財出土資料整理市史編さん事業等でございます。  次に、226ページ、227ページをお願いいたします。  ページ中ほどの8項 保健体育費、1目 保健体育総務費でございますが、説明欄3行目、生涯スポーツ支援事業以下3事業が文化・スポーツ室が所管する生涯スポーツに係る事業でございます。  まず、生涯スポーツ支援事業では、明石市スポーツ振興基金の積立金などで、生涯スポーツ推進事業は、競技スポーツ推進のための各種大会に係る委託料でございます。また、スポーツ推進委員活動事業は、スポーツ推進委員に対する報酬が主なものでございます。  歳入歳出事項別明細書をお願いいたします。  一般の58、59ページをお願いいたします。  2款 総務費、1項 総務管理費、14目 市民会館費の13節 委託料でございますが、これは市民会館運営事業へ、雨漏り調査委託のため、文化振興・国際交流費委託料より流用したものでございます。  ページ飛びまして、140ページ、141ページをお願いいたします。  9款 教育費、7項 社会教育費、1目 社会教育総務費の12節 役務費でございますが、これはあかしふるさと図書館開設のため、13節 委託料より流用したものでございます。  引き続き、同じページ、13節 委託料をごらんください。  一番右の不用額、859万5,700円につきましては、埋蔵文化財の発掘調査委託に係るもので、民間の開発工事等に伴う発掘調査の件数が当初の見込みを下回ったことによるものでございます。  以上で、議案第79号、平成29年度明石市一般会計歳入歳出決算のうち、本分科会に分担されました文化・スポーツ室の歳出決算についての説明を終わらせていただきます。 ○辰巳主査  市川環境室長。 ○市川環境室長  環境室長の市川でございます。  環境室所管の歳出につきまして、主要施策の成果報告書と歳入歳出決算事項別明細書を用いましてご説明を申し上げます。  主要施策の成果報告書の174ページ、175ページをお開き願います。  4項 衛生費、1項 保健衛生費、1目 保健衛生総務費でございます。  説明欄の下から4項目め記載の動物愛護施設整備事業でございますが、あかし動物センター整備工事や備品購入費に要した経費でございます。  次のページ、176ページ、177ページをお開き願います。  2目 予防費でございます。説明欄の上から10項目め記載の狂犬病予防対策事業でございますが、狂犬病を予防するために要した経費でございます。3目 環境衛生費でございます。本費目は、地球環境対策、環境美化、ごみの減量化や資源化対策、あるいは環境保全対策などに要した経費でございます。  以下、主な事業についてご説明を申し上げます。説明欄の下から3項目めに記載しております環境基本計画推進事業は、自然環境を保全し、次世代に引き継いでいくことを目的とした明石市環境基本計画の改定、環境審議会の開催、市民協働による取り組みの推進などに要した経費でございます。  その下に記載の環境美化推進事業は、市民の良好な生活環境を確保するため、各種の施策の推進などに要した経費でございまして、喫煙防止マナーアップの推進、ポイ捨てやふん害防止など、環境美化の意識啓発に向けた活動を推進しました。  その下記載の再資源化推進事業は、ごみの再資源化を促進するため、再資源集団回収団体への助成金などに要した経費でございます。ちなみに平成29年度の回収量は6,214トンでございました。  次のページ、178ページ、179ページをお開き願います。  説明欄1項目めに記載しておりますごみ減量化推進事業は、ごみの減量化、資源化のため、市民啓発に当たる地域の指導者としてのごみ減量推進委員や、協力員の研修会開催、あるいは事業者と消費者団体と市の3者によるレジ袋の削減の推進などに要した経費でございます。  1行あけまして、食用油・小型家電リサイクル事業は、廃食油の回収に要した経費で、資源のリサイクルと地球温暖化対策の推進を目的として、市内の小学校、保育所や一般家庭などで生じた廃食油39.1キロリットルの回収を実施いたしました。また、ハイテク製品の製造に欠かせない希少金属の再生利用を図るため、使用済み小型家電のリサイクルのための回収に要した経費でございます。  4目 公害対策費でございますが、本費目は、市民の良好な生活環境を確保するため、大気・水質の保全、あるいは騒音・振動の規制など、公害防止対策に要した経費でございます。以下、主な事業についてご説明申し上げます。  大気保全・悪臭対策事業は、大気汚染や悪臭の発生源に対する規制、あるいは大気の常時監視などに要した経費でございます。その下に記載の水質保全対策事業は、河川などの水質の常時監視や事業所への規制などに要した経費でございます。  次に2項 清掃費でございます。1目 清掃総務費は、収集事業課や明石クリーンセンターの事務執行一般に要する経費、あるいは事務棟の維持管理に要した経費でございます。2目 ごみ処理費は、ごみの収集運搬や焼却施設、破砕選別施設、あるいは最終処分場の維持管理などに要した経費でございます。以下、主な事業についてご説明をいたします。  ごみ収集運搬事業は、一般家庭から排出されるごみを適正に収集運搬するため、直営で収集運搬を行うのに要した経費でございまして、可燃物や不燃物などを収集いたしました。あわせて、ごみ出しが困難なひとり暮らしの高齢者などを対象に、市職員が戸別訪問をしてごみ収集を行うふれあい収集を実施いたしております。  ごみ収集運搬委託事業は、収集業務の効率化を図るため、一般の家庭ごみや自治会などによる一斉清掃で出される土砂などの収集運搬業務を民間業者へ委託した経費でございまして、可燃物や不燃物などを収集いたしました。  1行あけまして、粗大ごみ収集運搬事業は、市民から個別に排出される粗大ごみの収集運搬に要した経費でございまして、586トンの粗大ごみを収集いたしました。その下に記載の廃棄物処理事業は、廃棄物を適正に処理するため、最終処分場の維持管理に要した経費でございまして、不燃物と焼却灰、合わせて1万2,270トンを埋め立て処分いたしました。  2行あけまして、焼却施設運営事業は、焼却施設の適正な運転や維持管理、あるいは施設や設備の保全に要した経費でございまして、可燃物9万7,579トンを焼却処理いたしました。  4行あけまして、廃棄物広域処理事業は、大阪湾広域臨海環境整備センターのフェニックス計画に基づく焼却灰の処理に要した経費でございます。  その下に記載の破砕選別施設運営事業につきましては、破砕選別施設の運転や適正管理のため、施設プラントや建築設備の補修、あるいは定期点検などの施設の維持管理に要した経費でございまして、粗大・不燃ごみ4,699トンを破砕処理いたしました。また、資源ごみ2,730トンを選別処理いたしました。  次のページ、180ページ、181ページをお開き願います。  説明欄の上から5項目めに記載しております一般廃棄物処理施設整備基金積立金につきましては、一般廃棄物処理施設の整備を行う費用の一部とするため、電力売却収入の一部及びメガソーラー発電収入等を財源として、基金を積み立てしたものでございます。  3目 し尿処理費は、し尿の収集運搬や、下水道でし尿を処理するために要した経費などでございます。し尿収集処理事業は、市内全域の収集運搬業務を効率的に行うため民間業者に委託した費用等でございまして、し尿1,726キロリットルを収集いたしました。  事項別明細書をご参照願います。  一般の88ページ、89ページをお開き願います。  歳出部分でございます。  4款 衛生費、1項 保健衛生費、1目 保健衛生総務費、15節 工事請負費の前年度繰越事業費の不用額につきましては、あかし動物センター建設工事に伴う市有地造成工事における入札残、残土が良質であったため再利用が可能となり、購入土・残土処理費が減額したものでございます。同じく、15節 工事請負費の不用額の一部につきましては、動物愛護施設整備事業におけるあかし動物センター新設工事における執行残などでございます。18節 備品購入費の流用増の一部でございますが、動物捕獲用の公用車購入のため、工事請負費から流用したものでございます。  一般の94ページ、95ページをお開き願います。  4款 衛生費、2項 清掃費、2目 ごみ処理費、11節 需用費の不用額につきましては、ごみ収集運搬事業などの燃料費などの執行残により不用となったものでございます。13節 委託料の不用額につきましては、ごみ収集運搬委託事業などの執行残により不用となったものでございます。  以上が、環境室所管の歳出につきましての説明でございます。 ○辰巳主査  上田産業振興室長兼産業政策課長。 ○上田産業振興室長兼産業政策課長  産業振興室長兼産業政策課長の上田でございます。  引き続きまして、産業振興室、農業委員会所管の歳出につきまして、主要施策の成果報告書によりご説明いたします。  180ページ、181ページをお開き願います。  5款 農林水産業費、1項 農業費、1目 農業委員会費につきましては、農業委員会の運営に要した経費でございます。2目 農業総務費につきましては、農業共済事業の運営に要する経費としての繰出金でございます。3目の農業振興費につきましては、農業振興に要した経費で、以下、主な事業についてご説明申し上げます。  農業一般振興事業につきましては、環境保全型農業直接支援対策補助として、化学肥料等を低減し、環境に配慮した農業に取り組む農業者への補助などに要した経費でございます。  水田農業振興対策事業につきましては、水田を活用したイベント等への助成金、及び国の経営所得安定対策事業に係る助成金及び経費などでございます。4目 農地費につきましては、ため池など、農業用施設の改修等に要した経費でございまして、以下、主な事業についてご説明いたします。  農業用施設維持管理事業につきましては、水路、ため池台帳管理システムの保守更新のほか、水路・農道の維持管理や農業の多面的機能の維持・発揮のために要した経費でございます。  182ページ、183ページをお開き願います。  土地改良事業につきましては、17号池の改修工事及び小谷辺下池、東二見鴻池などの調査業務委託に要した経費などでございます。5目 農業構造改善事業費でございますが、国営東播用水農業水利事業につきましては、国営東播用水土地改良区への維持管理費、総合管理に伴う負担金、1期事業、ダム建設費等でございますが、これらの償還金に係る負担金が主な内容となっております。  次に、2項 水産業費でございます。2目 水産業振興費につきましては、漁業振興及び漁業経営支援など、水産振興に要した経費でございます。3目 漁港管理費につきましては、本市が管理する漁港の維持管理に要した経費でございます。  184ページ、185ページをお開き願います。  4目 沿岸漁業構造改善事業費につきましては、漁業支援のため、漁場環境整備及び経営強化に要した経費でございます。  続きまして、6款 商工費でございます。1項 商工費、2目 商工業振興費につきましては、商工業振興に要した経費でございます。主な事業としましては、商工業振興対策、中小企業融資、産業交流センターの指定管理料及び屋上防水等改修工事、地方卸売市場事業特別会計繰出金などの事業でございます。3目 勤労福祉会館費につきましては、勤労福祉会館の指定管理料及びエレベーター更新工事などでございます。  186ページ、187ページをお開き願います。  4目 中高年齢労働者福祉センター費につきましては、中高年齢労働者福祉センターの指定管理料でございます。6目 天文科学館費につきましては、館の維持管理、運営に要した経費でございまして、主な事業についてご説明申し上げます。天文科学館運営事業につきましては、同館の広告や館広報誌の製作等、天文科学館の運営に要した経費でございます。天文科学館施設維持管理事業につきましては、天文科学館の光熱費や施設の維持管理業務委託など、施設の維持管理に要した経費でございます。プラネタリウム・展示事業につきましては、館のプラネタリウムの投影実施のため、投影番組の制作、コンサート出演料に要した経費などでございます。  飛びまして、230ページ、231ページをご参照願います。  10款 公債費、1項 公債費、1目 元金のうち、231ページの説明欄、表の下の3行目に記載しております都市開発資金貸付金償還金は、東仲ノ町地区市街地再開発事業において、国から借り入れを行った都市開発資金貸付金に係る国への償還金でございます。  続きまして、歳入歳出決算事項別明細書によりご説明いたします。  一般96ページ、97ページをお開き願います。  5款 農林水産業費、1項 農業費、1目 農業委員会費、14節 使用料及び賃借料の流用減につきましては、農地台帳システム用パソコン更新のため、18節備品購入費より流用したものでございます。  一般98ページ、99ページをお開き願います。  4目 農地費、15節 工事請負費の前年度繰越事業費不用額につきましては、17号池のため池部分の改修工事の最終年度による事業費を見直したことによるものでございます。  一般100ページ、101ページをお開き願います。  2項 水産業費、3目 漁港管理費、15節 工事請負費の繰越明許費につきましては、林崎漁港護岸補強工事における地盤条件の変化による事業費の見直しによるものでございます。また、15節 工事請負費から13節 委託料への流用につきましては、林崎漁港しゅんせつ工事における、しゅんせつ土の処分に関する契約方式が請負契約から委託契約へ変更したことにより流用したものでございます。4目 沿岸漁業構造改善事業費、19節 負担金補助及び交付金の繰越明許費につきましては、12月の国からの配分による予算のため、工期が確保できず、平成30年度に繰り越したものでございます。  6款 商工費、1項 商工費、2目 商工業振興費、8節 報償費の流用増につきましては、産業交流センター等指定管理者選定のため、委員報償費として13節 委託料から流用したことによるものでございます。13節 委託料の不用額につきましては、産業交流センター指定管理料の精算金戻入のため不用となったものでございます。  一般102ページ、103ページをお開き願います。  21節 貸付金の不用額につきましては、貸付減額に伴う預託金が減少したため不用となったものでございます。3目 勤労福祉会館費、11節 需用費の流用増につきましては、空調機器等の緊急修繕に対応するため、15節 工事請負費から流用したことによるものでございます。  以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○辰巳主査  議案の説明は終わりました。  ご質疑、ご意見はございませんか。  坂口分科員。 ○坂口分科員  文化・スポーツ室の関係でちょっと確認、質問をさせていただきたいと思うのですけれども。  主要施策の成果報告書225ページですね。市史編さん事業ということなのですが、542万5,000円ということですけれども、事務事業点検シート、この内容を確認させてもらいましたが、成果物といえるような内容が全く見えないんですね。上がってないんですね。まず、29年度の成果物といえるような内容について説明いただけたらと思うのですけれども。 ○辰巳主査  稲原文化財担当課長。 ○稲原文化財担当課長  文化財担当課長の稲原でございます。  この市史編さん事業に関しましては、平成26年度から学識経験者からなる市史編さん委員会を立ち上げ、毎年、調査・研究委託を行っているところでございます。
     平成29年度の成果といたしましては、現在、市内に所在しております旧家の古文書とか、また地域に残る古老からの聞き取り調査といったようなものを中心に調べているところでございます。その成果に関しましては、逐次、市民講座、出前講座を通しまして市民に還元していくと同時に、現在、文化博物館で行っています明石藩の歴史展等におきまして、その資料の公開・展示というものを行って、そういう内容をできるだけ詳しく市民に伝えているような形をとっております。よろしくお願いいたします。 ○辰巳主査  坂口分科員。 ○坂口分科員  平成31年になりますと、明石市制100周年がございます。明石城築城400年と絡めて、イベントが非常にいろいろと計画されているわけなんですけれども、この市史編さんの事業との関連は全くないのですか。 ○辰巳主査  稲原文化財担当課長。 ○稲原文化財担当課長  文化財担当課長でございます。  確かに市制100周年という歴史的な節目の年でございますので、明石の歴史のよさを市民、ないしは市外にもできるだけ発信していきたいというふうに思っております。これまで5年間かけて、市史編さん事業の中で旧家から新しい資料が次々と発見されております。そうした資料をまとめたものをいち早く公開していくように、例えば、先ほど言いましたような講座でその成果を公開したり、また、それをまとめました研究紀要といいまして、そういう冊子を発刊していくというようなことも検討しております。  また、もう1つ、これは市の広報のほうでございますけれども、明石の歴史を子ども向けの漫画で伝えていくというふうなことも聞いております。それに関しましても、これまで市史の編さんの中で調査してきた成果も盛り込んでいきたいというふうには考えているところでございます。 ○辰巳主査  坂口分科員。 ○坂口分科員  ちょっと点検シートを見ますと、昭和35年につくられたままの市史を見直していると、新たにつくり直しているということなので、それはそれなりに意義があると思います。ただ、これまでの市史と違う点とかを含めて、いつまでにどのような形でまとめようとしているのか、その辺、説明願えますか。 ○辰巳主査  稲原文化財担当課長。 ○稲原文化財担当課長  文化財担当課長でございます。  確かに市史が昭和35年につくられまして、それからは50年余りたっております。その間、明石の歴史的な部分でもいろいろなところから資料が相次いで発見・発掘されております。そうしたものも見直しながら、新たな指標ということで、相当な年月はかかってくるというふうには見込まれますけれども、今進めている事業の中で、編さん委員さんとも協議しながら、いつまでにどういうものをつくっていくのか、これから検討してまいりたいと考えているところでございます。 ○辰巳主査  坂口分科員。 ○坂口分科員  これからちょっと検討していくということなのですけれども、これ、本当に市史編さんと言ったら、もう切りがない、あれもこれもというと、なかなかけじめがつけにくい事業かなと思うんです。ただ、いつまでものんべんだらりとやっているわけにもいきませんので、ある程度区切りをつけて、きちっとしたもので、いいのができたねと言われるような事業にしていただきたいと思うのですけれども、今のところは平成35年という認識でよろしいのでしょうか。再度確認しますけど。 ○辰巳主査  稲原文化財担当課長。 ○稲原文化財担当課長  文化財担当課長でございます。  まだ、具体的には平成35年にというふうなスケジュールは未定でございますけれども、なるべく速やかに、先ほど申し上げましたような調査成果も逐次公開しながら、しかるべき明石の歴史をまとめていきたいというふうに考えているところでございます。よろしくご理解をいただきますようお願いします。 ○辰巳主査  坂口分科員。 ○坂口分科員  いろいろと課題もあるでしょうけれども、ある程度目標や期限を持って、内容的なものを含めてよく検討していただいて、いい市史編さん事業にしていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○辰巳主査  ほかにございませんか。  深山分科員。 ○深山分科員  それでは、主要施策の成果報告書の177ページ、再資源化推進事業についてですが、27年度からずっと見てみますと、大分回収量が少なくなってるというふうに書かれておるのですが、その原因と、やり方というのをどういうふうに考えておられるのか。 ○辰巳主査  松本資源循環課長兼明石クリーンセンター所長。 ○松本資源循環課長兼明石クリーンセンター所長  資源循環課長兼明石クリーンセンター所長でございます。  行政回収の収集量の減少についてということですけれども、現在インターネットの普及とかによりまして、メーンとなる新聞の発行数が大きく減少していることが大きな原因と考えられます。また、最近、皆さんご存じだと思うのですけれど、道端に設置されております新聞・段ボール箱の回収ボックスなどが少なからず影響しているものと考えております。  以上でございます。 ○辰巳主査  深山分科員。 ○深山分科員  各地域で回収箱をつくられておるんですよね、西のほうでは特に。あそこは地域でつくって、そこに置いてくれというふうに理解しておるんですけど、それじゃないんですか。 ○辰巳主査  松本資源循環課長。 ○松本資源循環課長兼明石クリーンセンター所長  道端に置かれているものに関しましては、あれは事業所さんがつくっているもので、自治会等で設置されているところは、若干、1、2カ所ございますが、基本的には、ほとんどが事業所が置いているものでございます。  以上です。 ○辰巳主査  深山分科員。 ○深山分科員  それと、事業所の回収ってわかるんですけれども、民間の委託業者が資源回収してますよね。それは入ってないんですね、この数字には。 ○辰巳主査  松本資源循環課長。 ○松本資源循環課長兼明石クリーンセンター所長  この回収量につきましては、行政回収といいまして、委託者が毎週土曜日に集めておりますので、それ以外のそういうボックス等に入っているものに関しましては、この数字の中には入っておりません。  以上でございます。 ○辰巳主査  深山分科員。 ○深山分科員  もう最終的に、これはこれで下がってきたということなので努力してもらわないといかんと思うんですけれども。あと、他市の車が乗り入れてきて、回収箱の中身を持って帰っているという状況についてです。これは30年度に条例ができています。それは条例でやられると思うんですけれども、そこらの取り締まりも、もう少しやっていただいたら、もう少し回収率が高くなるのと違うかと思うんで、これは意見として申し上げて質問を終わります。 ○辰巳主査  ほかにございませんか。  宮坂分科員。 ○宮坂分科員  主要施策の成果報告書の177ページなんですけれども、事業名は一般廃棄物処理計画推進事業で、実は177ページに記載はないんですけれども。なぜかというと、当初予算で16万円計上しておられたんですが、ゼロ円の決算になっておりますので。したがって、本来であれば、ここの環境衛生費の中に上がってくるものなんですけれども、主要施策成果報告書には記載はありません。ただ、事務事業点検シートのほうには、決算額はゼロ円ですけれども事業としては実施しておられますので、この事務事業点検シートを元に、一般廃棄物処理計画推進事業について何点か質問したいと思います。  平成28年に策定をいたしました一般廃棄物処理基本計画で掲げております35の推進項目についてでありますけれども、事務事業点検シートでは、おおむね8割程度は達成できているという状況で、残り2割が未達成ということになってこようかと思います。そのうち未達成のものといたしまして、事業系ごみ処理手数料の適正化というものがございます。近隣市と比較すると現行が低い料金水準となっていますと。また、処理原価及び近隣市との料金バランスを図るため、搬入手数料の適正化を適切に実施しますという形で基本計画にはうたっておられるんですけれども、29年度の実施計画の中では特段上げておられずに、29年度は特段着手できなかったのかなということだと思うんですけれども、この点につきまして、29年度、なかなか着手できなかった要因等については具体的にどのようにお考えでしょうか。 ○辰巳主査  松本資源循環課長。 ○松本資源循環課長兼明石クリーンセンター所長  資源循環課長の松本でございます。  事業系の手数料等の値上げ等の話だと思うんですけれども、今、分科員が言われましたように、加古川市等、いろいろな近隣市につきましては、諸事情がありまして手数料等を上げていることは確認しております。本市におきましても、平成12年度にその手数料を値上げさせていただきました。その後なんですけれども、平成13年度の焼却の処分経費ですけれども、大体18億円かかっております。平成27年度につきましても、処理経費につきましては、大体同額の18億円程度かかっております。基本的に、1トン当たりのごみ経費に関しましては、当然、収集量が減量しておりますので、割り算することによってその経費等が上がっておりまして、環境事業概要によりますと、28年度に10キロ当たり213円という形になっておるんですけれども、この手数料の額に関しましては、一応、適正ではないかとは感じております。また、事業系の手数料等の値上げに関しましては企業等に直接影響を及ぼすことから、丁寧な説明や理解等が必要かと思っておりますので、これからも、ごみ減量に対しましてそのような活動を進めてまいりたいと思っております。  昨年の事業系のごみ減量の取り組みについてですけれども、市内82事業所に対しまして、事業系一般廃棄物の減量計画書や廃棄物管理責任者の提出を求めまして、事業者の減量に対する意識の向上に努めるとともに、合わせまして、啓発の1つといたしまして、事業所減量マニュアルの冊子の配付などをし、事業系ごみ減量に取り組んでおるところでございます。また、クリーンセンターに搬入されます事業系ごみの不適物の搬入に関しまして、展開検査等を実施し、搬入事業者や搬出事業者に対しまして、適正なごみの搬入について指導をしているところでございます。  以上でございます。 ○辰巳主査  宮坂分科員。 ○宮坂分科員  現行の手数料は適正であると考えていますというような趣旨のご発言もありましたけれども、基本計画の中では、適正じゃないから適正化という形でうたっているものだと私は理解をするんですけれども。もちろん慎重・丁寧な対応、当然、そういった順序を追って、もちろん性急にやるべきものではないということは私自身もそこは理解をしているところではあるんですけれども、現行、適正であるということであるならば、このそもそもの基本計画が、平成28年に策定されまして37年度までに35項目達成していくという話なんですけれども、平成32年度に、決算審査なので余り32年度のことを言うのもあれかもしれませんけれども、中間見直しということも予定されていると思うんですけれども、中間見直しの中で、そこは当初では上げたけれども、29年度の状況等も踏まえつつ、見直しも視野に入れておられるということで理解したらいいですか。 ○辰巳主査  松本資源循環課長。 ○松本資源循環課長兼明石クリーンセンター所長  そのとおりでございます。 ○辰巳主査  宮坂分科員。 ○宮坂分科員  35項目ありますので、その中身は当然、状況に応じて見直しということもあり得る話だとは思いますので、そこは一定理解をしました。ほかに35項目の中で、焼却灰の資源化の推進というものも上がっております。これは28年度から実際に実施をしていただいておりますけれども、ただ、資料を見ておりますと、残念ながら29年度決算の数字は拾えなかったんですけれども、環境事業概要から28年度のほうの数字を拾った際に、焼却灰全体のうち、このセメント化という形で再資源化のほうに回っている分が数パーセントにとどまっている状況かと思います。他市においては、もう少し、その割合的に高いというような状況が見てとれる事例も発見しておりまして、資源化という形で28年度からやっていただいていることはいいことなんですけれども、もう少し、このパーセンテージを高めていくということはできないんでしょうか。 ○辰巳主査  松本資源循環課長。 ○松本資源循環課長兼明石クリーンセンター所長  資源循環課長の松本でございます。  分科員ご質問のセメント化の量についてですけれども、現在、市におきましては、埋め立て処分場、フェニックス、それとこのセメント化、この3本によって焼却灰の処分をしております。最終処分場の延命化というのが一番大きな問題になっておりますので、いかにこの灰を処分するかというのは大きな課題だったんですけれども、この28年度からセメント化にやっと踏み出すことができまして、現在、それを検証して、いろいろこの先どのようにしてくかというのを考えていきたいと思っております。  以上でございます。 ○辰巳主査  宮坂分科員。 ○宮坂分科員  このたびは35項目のうちの2項目を取り上げましたけれども、総じて35項目につきましては、一般廃棄物処理基本計画で掲げておられます基本理念を実現するためにやっていかなければならない事柄だろうと理解をしております。もちろん、先ほどのごみ処理手数料の適正化を含めて、なかなか直ちにというのが難しいものも含まれてはおりますけれども、総じて市として推し進めていくべきものだろうと思っておりますので、環境への負荷が小さく、持続可能な循環型のまち明石の実現に向けて、引き続き、精査をしながらではありますけれども、取り組みを推進していただければなと思っております。  引き続きまして、農業委員会のところです。  歳出の181ページで、農業委員会運営事業についてでありますけれども、平成29年度から農業委員会につきましては、年度途中からではありますけれども新体制のほうに移行をしております。29年度途中から従来の23名の農業委員さんという形から、農業委員さん14名、そして新たに設置されました農地利用最適化推進委員さん6名という新たな体制に移行されているところなんですけれども、これにつきましては、農業委員さんと農地利用適正化推進委員さんが、いわゆる上下の関係では決してなくて、対等の立場として、まさに車の両輪として一体的に農業委員会に係る業務を推進していくことが重要だろうと思っております。適切な役割分担と密接な連携のもとに進めていくことが最重要だと理解をしておりまして、その点、29年度途中からのこの新体制、今、申し上げたような役割分担、連携という観点において、そういったことが十分に図られたのかどうか、成果についてお伺いしたいと思います。 ○辰巳主査  吉川農業委員会事務局長。 ○吉川農業委員会事務局長  農業委員会事務局長の吉川でございます。  宮坂分科員からのご質問にお答えします。  新体制移行後の昨年度の取り組みでございますが、農地利用最適化推進委員さんは8月、11月、12月には研修を受講し、業務遂行に必要な知識の習得に取り組み、また、推進委員会議を東・西地区に分かれまして2回ずつ開催し、農業委員の皆様と情報交換を行いました。また、現場活動としましては、8月から9月にかけまして農地パトロールを農業委員とともに実施し、担当地域の農地現況を調査いたしました。したがいまして、昨年度は初動段階としまして、準備に重点を置いて取り組んできたわけでございます。また、成果としましては、推進委員が、ある農家の方から1月に借り手を探してほしいとのご相談を受けまして、農業委員と協力して借り手探しに奔走し、ことしの5月になりますけれども、認定農業者との間で貸借の手続が完了し、6月からの田植えに間に合ったということでございます。  以上、昨年度の取り組みと成果でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○辰巳主査  宮坂分科員。 ○宮坂分科員  初年度で、しかも先ほど申し上げたとおり、年度途中7月からの話でありますので、いわゆる準備という要素が大きいながらも、成果についても短期間で着実に出していただいたということだろうと思います。農業委員さんと農地利用適正化推進委員さん双方の緊密な連携のもとでの適切な業務の遂行というものを引き続き期待したいと思います。  以上です。 ○辰巳主査  ほかにございませんか。  北川分科員。 ○北川分科員  ちょっと数点お尋ねしたいと思います。  まず、主要施策の成果報告書177ページの環境基本計画推進事業。この事務事業点検シートいただいているもので、この成果報告書には載ってないのですけれども、いつも環境レポートというのを、やっぱり私も個人的に楽しみに拝読させていただいているんですね。部数を見ましたら、見込みも含めてでしょうけど、30年度は400、ただ、29年度実績が500、その前の28年が600となってまして、600、500、400と減らす方向になっている数字を見まして、ちょっとあれっと思ったんです。配付方法なりが変わって、部数が必要でないからそのようになったのかどうかはわからないんですけれども、ちょっとこの決算を見て、さらにこれを絞って減らしていくというような方向になった、そのいきさつを教えていただけませんですか。 ○辰巳主査  田中環境総務課長兼新ごみ処理施設建設準備担当課長。 ○田中環境総務課長兼新ごみ処理施設建設準備担当課長  環境総務課長の田中でございます。  この発行部数の減少につきましては、昨今、インターネットの普及がございまして、ホームページにアップすることによりましてペーパーの書類の印刷部数を減らしていくということで、地球温暖化対策の一環として、なるべく紙の配付は必要最小限にとどめようという考えでございます。  以上でございます。 ○辰巳主査  北川分科員。 ○北川分科員  わかりました。私もペーパーレスは賛成なので。ただ、インターネットやタブレット等をご利用でない方もいらっしゃったりしますので、これがゼロになることはないかとは思います。一つだけちょっと質問なんですが、決算出てます去年度、2017年の分なのですけど、これはもうレポートはできておったんですか。 ○辰巳主査  田中環境総務課長。 ○田中環境総務課長兼新ごみ処理施設建設準備担当課長  環境総務課長の田中でございます。  レポートの取りまとめにつきましては、さまざまな数字の精査が必要です。いつも環境レポートの提出については、時期を早めるようにというご指摘はいただいているのですけれども、どうしても1月、2月ごろの提出という形になっております。 ○辰巳主査  北川分科員。 ○北川分科員  わかりました。  何も苦言ではないのですけど、いいものができればいいので、多少、1カ月、2カ月はおくれても構わないと思うんです。ただ、やっぱり私は、内容をより一層、前年度、また今年度等も、よりCO2のことであったりとか、温暖化にもたらす影響や、さまざま本会議でもちょっと触れさせていただきましたけれども、自然環境は変わりつつありますから、その点もクローズアップしていただいて、環境問題というのは全て生活に直結しているという大きなテーマなので、もっと大々的に取り上げていただきたいと、意見したいと思います。 ○辰巳主査  北川分科員。 ○北川分科員  続きまして、181ページ。農業振興費の中で特に関心がありますのが、地産地消推進事業ですね。やはり、明石のおいしい農作物が子どもさんの食卓に、給食にですとか、また我々、近隣住民の方もそうかもしれませんけれども、より身近に接していただくような努力が行われていたと思うのですが、この予算の執行が終わりました後で、ちょっとその辺、報告書にもあるのですけれども、どういったぐあいで今後さらにやっていこうと思っていらっしゃるのか、その辺の意気込みを聞かせていただければありがたいのですけれども。 ○辰巳主査  松田農業振興担当課長。 ○松田農業振興担当課長  農業振興担当課長の松田でございます。  地産地消の取り組みにつきましては、現在、小学生のお子さんを中心に、農業をよくわかってもらおうということで、農業の取り組み、例えば、スイートコーンの収穫であるとか、稲の田植えから収穫、餅つき体験であるとか、あるいは明石の特産であるキャベツ、ブロッコリーの収穫体験、イチゴの観光農園的なものなどの取り組みをさせていただいております。この取り組みに関しては、市民の皆さんの公募で、かなり人気がある事業になっておりますので、協働にはなるのですけれども、今後も取り組んでいきまして、明石の農業をよりよく知っていただいて、明石の農業のファンになっていただくような、そういう取り組みを継続していきたいと思っております。  以上でございます。 ○辰巳主査  北川分科員。 ○北川分科員  わかりました。ぜひ明石ブランド、明石の農業のファンをふやしていただきたいと思います。  そして、意見ですけれども、やはり子どもさんに、例えばうちの家でも小さな花壇があって、実はできませんでしたけれどもカボチャの種を植えたり、そういった身近なところと、先ほどスイートコーンのお話ありましたよね。テレビでやってましたが、スイートコーンというのは朝一番が一番甘くて、昼間になったら、実から葉っぱとかに行ってしまうから味が変わるそうですからね。やはり、そういったところの実体験を地域の方とも連携していただいて。たしかNHKやったと思います、近所の子どもさんらとしていて。ああいうほほ笑ましいことをしながら、お金のかからないやり方もどんどん推進していっていただきたいと。この予算に限らず、教育委員会との連携ですとか、さまざまなところをやっぱりやっていただきたいと願っております。  最後の意見なんですが、やはり明石もこれから週末台風が来て、そんなことないと思うんですが、塩害で、全国的にやはり根が枯れたり、イチゴの苗や何かは全滅したりね。そんなことがないように、やはり、地場産業の芽をもっともっと光らせていただいて、大丈夫かなという関心を持っていただくと。明石ブランドで、先ほどの、お好み焼きに入れたらおいしいキャベツもそうでしょうけど、私的にはせっかくですので、明石ビーフみたいな新しい発想も、チームを組んで町内の皆さんの意見を酌んでいただいて、さらにこの枠にとらわれず行っていただきたいという願いを込めて、意見にかえさせていただきます。 ○辰巳主査  ほかにございませんか。いいですか。  ないようでございますので、質疑を終結します。  次に移ります。  議案第85号、平成29年度明石市農業共済事業特別会計歳入歳出決算を議題に供します。  それでは、議案の説明を求めます。
     松田農業振興担当課長。 ○松田農業振興担当課長  農業振興担当課長の松田でございます。  議案第85号、平成29年度明石市農業共済事業特別会計歳入歳出決算につきまして、主要施策の成果報告書によりご説明させていただきます。  252ページをごらんください。  まず、歳入でございます。  1款 事業収入、1項 農作物勘定収入は、水稲共済事業に係る事業収入でございます。  1目 農作物共済掛金は、水稲共済事業に対する農家が負担した掛金で、事業の規模は、引き受け面積で約285ヘクタール、共済金額にして1億7,700万円でございます。2目 農作物繰越金は、前年度の繰越金でございます。次に、2項 家畜勘定収入は、乳牛の家畜共済事業に係る事業収入です。1目 家畜共済掛金は、酪農家が負担した掛金で、事業規模は記載のとおりでございます。2目 家畜保険金は、乳牛の死亡、廃用事故に対します連合会からの保険金で、20頭分でございます。  次に、3項の園芸施設勘定収入は、ビニールハウスやガラス温室などの園芸施設共済事業に係る事業収入でございます。1目 園芸施設共済掛金は、園芸施設農家が負担した掛金で、事業規模は記載のとおりでございます。2目 園芸施設保険金は、農家に支払った共済金のうち県連合会の負担分です。  次に2款 業務収入、1項 業務勘定収入でございますが、これは3つの共済事業の運営事務に係る収入でございます。1目 賦課金は、農家が負担した事務費でございまして、水稲、家畜、園芸施設の内訳は記載のとおりでございます。2目 奨励金収入は、園芸施設共済加入推進に対する奨励金、3目 損害防止事業負担金は、家畜共済の損害防止事業に対する連合会の助成金でございます。1つ飛びまして、5目 一般会計繰入金につきましては、交付税措置されている農業共済事業に対する県負担金を一般会計から繰り入れたものです。  次に253ページをお願いします。歳出でございます。  1款 事業支出、1項 農作物勘定支出は、水稲共済に係る事業費でございます。1目 農作物保険料は、県連合会に納めた保険料で、2目 積立金は、前年度の繰越金を基金に積み立てたものでございます。2項 家畜勘定支出は、家畜共済事業に係る事業費で、1目 家畜保険料は、県連合会に納めた保険料、2目 家畜共済金は、乳牛の被害に対して農家に支払った共済金でございます。3目 技術料は、獣医の医療行為に係る費用として県連合会に支払ったものでございます。  次に、3項 園芸施設勘定支出は、園芸施設共済事業に係る事業費で、1目 園芸施設保険料は、県連合会に納めた保険料、2目 園芸施設共済金は、園芸施設の被害で農家に支払った共済金でございます。  次に2款 業務支出、1項 業務勘定支出でございますが、これは農作物家畜園芸施設の3共済事業の運営に係る事務費でございます。1目 一般管理費は、農業共済事業の運営に要する職員1人分の人件費のほか、一般的な事務経費でございます。2目 損害評価費は、損害評価会に要する費用として、損害評価会委員の報酬等でございます。3目 損害防止費は、乳牛の予防接種等を家畜診療所に委託したものでございます。4目 支払事務費賦課金は、共済事業に係る県連合会への事務費として支払ったもので、水稲、家畜、園芸それぞれの内訳は記載のとおりでございます。  次に、農業共済事業特別会計歳入歳出決算事項別明細書の268、269ページをお願いいたします。  1款 事業支出、2項 家畜勘定支出、2目 家畜共済金、19節 負担金補助及び交付金の不用額でございますが、29年度は乳牛の死廃事故、病傷事故が少なかったことにより不用となったものでございます。  以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○辰巳主査  議案の説明は終わりました。  ご質疑、ご意見はございませんか。  ないようでございますので、質疑を終結します。  次に移ります。  議案第86号、平成29年度明石市地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算を議題に供します。  それでは、議案の説明を求めます。  上田産業振興室長。 ○上田産業振興室長兼産業政策課長  産業振興室長でございます。  議案第86号、平成29年度明石市地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算について、ご説明いたします。  まず、歳入でございます。  主要施策の成果報告書254ページをお開き願います。  2款 財産収入、1項 財産運用収入、1目 財産貸付収入につきましては、卸売市場用地土地貸付料でございます。4款 諸収入、1項 雑入、1目 雑入でございます。指定管理者公債費負担金につきましては、市債の指定管理者の負担分でございます。  5款 市債、1項 市債、1目 市場事業債につきましては、防火扉・防火シャッター改修工事に充てられる市債でございます。  次に、歳入歳出事項別明細書、卸278ページ、279ページをお開き願います。  4款 諸収入、1項 雑入、1目 雑入、1節 償還金の収入未済額につきましては、市場内の破産手続中の仲卸業者が滞納していたものであります。破産確定後に不納欠損処理として処理したいと考えております。  続きまして、歳出に行かせていただきます。  主要施策の成果報告書にお戻りいただけますでしょうか。255ページをお開き願います。  1款 市場事業費、1項 市場事業費、1目 市場管理費につきましては、市場管理に関する経費でございます。以下、主な事業につきましてご説明いたします。市場施設維持管理事業につきましては、指定管理料と防火扉・防火シャッター改修工事を行ったものでございます。  2款 公債費、1項 公債費、1目 元金、2目 利子につきましては、記載の償還に要した元金と利子でございます。  以上でございます。ご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○辰巳主査  議案の説明は終わりました。  ご質疑、ご意見はございませんか。  ないようでございますので、質疑を終結します。  理事者入れかえのため、暫時休憩をしたいと思います。  再開は11時50分からよろしくお願いします。                          午前11時35分 休憩                          ―――――――――――――                          午前11時48分 再開 ○辰巳主査  生活文化分科会を再開します。  まず、分科会の運営についてですが、分科会では主査、副主査、分科員という呼び方で行っておりますので、よろしくお願いいたします。  議事に入る前に理事者側から報告があります。  永野市民生活局長。 ○永野市民生活局長  市民生活局長でございます。  本日の分科会の欠席者について報告をさせていただきます。  二見市民センター所長の笹岡につきましては、本日、所用のため欠席をさせていただいております。  以上でございます。よろしくお願いを申し上げます。 ○辰巳主査  それでは、分科会では説明、質疑のみで採決は行いません。よろしくお願いします。  質疑の際は、成果報告書のページ番号を告げてからお願いいたします。  それでは、議案第79号、平成29年度明石市一般会計歳入歳出決算のうち分担区分表により分担された歳入歳出決算を議題に供します。  それでは、議案の説明を求めます。  岩﨑市民協働推進室長。 ○岩﨑市民協働推進室長  市民協働推進室長、岩﨑でございます。  議案第79号、平成29年度明石市一般会計歳入歳出決算のうち、本分科会に分担された事項につきまして、まず、歳入に係る市民生活室、市民協働推進室あかし総合窓口・市民センターが所管する事項を一括してご説明申し上げます。  主要施策の成果報告書98、99ページをお願いいたします。  12款 使用料及び手数料、1項 使用料、1目 総務使用料の説明欄2行目、市民センター使用料から2目 民生使用料の説明欄1行目、厚生館使用料までは、各施設の会議室等使用料でございます。次に、100、101ページを参照お願いいたします。  2項 手数料、1目 総務手数料の説明欄3行目、戸籍手数料から4行下の通知カード・個人番号カード手数料は、証明発行等に係る手数料でございます。  102、103ページをお願いいたします。  13款 国庫支出金、1項 国庫負担金、1目 民生費国庫負担金の説明欄、2行目、国民健康保険基盤安定負担金は、保険料軽減に係る保険者支援のための国の負担金でございます。次に、その下、2項 国庫補助金、1目 総務費国庫補助金は、説明欄1行目、3行目の個人番号カードの交付等に対する国の補助金でございます。  次に少し飛びますが、112、113ページをお願いいたします。  14款 県支出金、1項 県負担金、1目 民生費県負担金の説明欄1行目、国民健康保険基盤安定負担金、及び6行下の後期高齢者医療保険基盤安定負担金は、保険料の軽減に係る保険者支援のための県の負担金でございます。  次に、114、115ページをお願いいたします。  2項 県補助金、1目 総務費県補助金の説明欄3行目、地域女性活躍推進交付金は、地域における関係団体などが連携した女性活躍推進の取り組みに対する県の補助金でございます。  次に、2目 民生費県補助金は、説明欄の中ほど、厚生館運営事業費補助金から4行下の高齢重度障害者医療費補助金までの各事業に対する県の補助金でございます。  続きまして、118、119ページでございます。  3項 委託金、2目 民生費委託金の説明欄、一番下の行でございます。人権啓発活動委託金は、人権意識の普及啓発事業に対する県の委託金でございます。  続きまして、122、123ページをお願いします。  16款 寄附金、1項 寄附金、2目 民生費寄附金の説明欄1行目、厚生館管理運営事業費寄附金は、上西厚生館の施設整備に係る地元財産区からの寄附金でございます。  続きまして、次の124、125ページをお願いいたします。  19款 諸収入、3項 貸付金元利収入、6目の住宅資金貸付金元利収入は、住宅資金貸付に係る元金及び利子の償還に伴う収入でございます。  次にその下、4項 雑入、2目 雑入でございます。  雑入の説明欄9行目、高齢重度障害者医療費広域連合給付調整金は、高齢重度障害者医療費助成に係る後期高齢者医療広域連合の負担分でございます。その5行下、コミュニティ助成事業助成金は、地域コミュニティーが行う施設整備等に対する財団法人自治総合センターからの助成金でございます。その下、あかねが丘学園収入は、あかねが丘学園生の学習資料代でございます。  次のページ、126、127ページをお願いいたします。  20款 市債、1項 市債、1目 総務債の説明欄2行目の市民センター施設整備事業債は、二見市民センター庁舎棟屋上防水改修工事に係る経費のための起債でございます。  続きまして、歳入歳出事項別明細書の40、41ページをお願いいたします。  19款 諸収入、3項 貸付金元利収入、6目 住宅資金貸付金元利収入不納欠損額は、消滅時効等により債権放棄を行ったことによるもの。収入未済額は、生活困窮等によるものでございます。なお、8月末までに568万2,317円を収入しており、残額につきましては、1億3,413万5,238円となっております。  以上で歳入の説明を終わります。 ○辰巳主査  前田市民生活室長兼国民健康保険課長。 ○前田市民生活室長兼国民健康保険課長  市民生活室長兼国民健康保険課長の前田でございます。  引き続きまして、市民生活室、あかし総合窓口・市民センターが所管する歳出の主な事項についてご説明申し上げます。  主要施策の成果報告書146、147ページを参照願います。  2款 総務費、1項 総務管理費、12目 市民センター費の説明欄、3行目から9行目は、高丘、江井島のサービスコーナー、3市民センター及びあかし総合窓口の管理運営費でございます。同じく10行目、明石駅前公共施設維持管理事業は、パピオスあかし管理組合法人へ支払うビルの管理費等でございます。  150、151ページを参照願います。  3項、1目、戸籍住民基本台帳費は、戸籍、住民票等に係る事務、及び明舞、西明石のサービスコーナーの管理運営費等でございます。  154、155ページを参照願います。  3款 民生費、1項 社会福祉費、1目、社会福祉総務費でございます。社会福祉総務費の説明欄、下から2行目は、国民健康保険の保険料軽減に対する特別会計への繰出金でございます。  162、163ページを参照願います。  2項 老人福祉費、3目 老人医療費の説明欄1行目、老人医療費助成事業は、65歳から69歳までの低所得者に対する医療費の一部助成でございます。その3行下は、後期高齢者医療事業特別会計への繰出金でございます。その下、高齢重度障害者医療費助成事業は、後期高齢者医療被保険者のうち、重度の障害をお持ちの方に対する医療費の一部助成でございます。その3行下、後期高齢者医療制度事業は、後期高齢者医療に係る医療給付費等の本市負担分を兵庫県後期高齢者医療広域連合に納付したものでございます。  176、177ページを参照願います。  4款 衛生費、1項 保健衛生費、1目 保健衛生総務費でございます。  説明欄、上から8行目は、葬祭事業特別会計への繰出金でございます。  次に、歳入歳出決算事項別明細書によりご説明いたします。  一般の62、63ページを参照願います。  2款 総務費でございます。3項、1目 戸籍住民基本台帳費の13節 委託料の不用額は国への個人番号カード作成委託に係るもので、作成枚数が見込みより少なかったことによるものでございます。  78、79ページを参照願います。
     3款 民生費、2項 老人福祉費、3目 老人医療費の20節 扶助費の不用額は、高齢重度障害者医療費等の助成額が見込みより少なかったことによるものでございます。  以上で、市民生活室、あかし総合窓口及び市民センターが所管する事項についての説明を終わらせていただきます。 ○辰巳主査  岩﨑市民協働推進室長。 ○岩﨑市民協働推進室長  市民協働推進室長でございます。  引き続きまして、市民協働推進室の所管に係る歳出の事項につきましてご説明を申し上げます。  成果報告書の144、145ページをお願いいたします。  下のほうになりますが、2款 総務費、1項 総務管理費、10目 コミュニティ費の主なものについて説明をさせていただきます。  まず、コミュニティ活動推進事業につきましては、自治会への市の広報文書配付などの事務委託、自治会集会施設や放送設備などの整備補助、自主防災活動の支援、一般財団法人明石コミュニティ創造協会への運営補助に係る経費でございます。  次の協働のまちづくり推進事業でございますが、これは小学校区における住民の主体的なまちづくりを支援する事業で、各校区まちづくり組織の活動支援や各種補助金に係る費用でございます。  次のページ、146、147ページをお願いいたします。  市民活動促進事業につきましては、主に市民活動団体への活動助成及び市民活動コーナーの運営などに要した経費でございます。少し飛びまして、下のコミセン施設整備事業でございますが、これは藤江コミセンの工事のほか、空調などの施設整備などに要した費用でございます。  続きまして、11目 男女共同参画・生活対策費の説明欄1行目、男女共同参画推進事業は、男女共同参画社会の実現に向けた啓発事業や女性応援フォーラムの開催など、女性の活躍推進に関する取り組みに要した経費でございます。  次の148、149ページをお願いいたします。  15目、生涯学習センター費でございます。説明欄の生涯学習センター運営事業は、生涯学習センター、男女共同参画センターの指定管理料でございます。  次の生涯学習センター維持管理事業は、アスピア明石管理組合への負担金や修繕積立金など、施設の維持管理に要した経費でございます。  次の生涯学習推進事業は、中学校コミセンにおける各種講座と学習機会の提供など、ソフト事業に要した経費でございます。  次に、その下の16目 あかねが丘学園費でございますが、説明欄のあかねが丘学園運営事業は、主に学習カリキュラムの実施などソフト事業に要した経費でございます。  次のあかねが丘学園維持管理事業は、主に旧あかねが丘学園建物の一部利用や保全に要した経費でございます。  次に、154、155ページをお願いいたします。  3款 民生費、1項 社会福祉費、2目 人権推進費でございます。  まず、説明欄3行目の人権推進運営事業は、人権施策推進のため啓発冊子の作成のほか、人権相談や人権擁護委員協議会の支援などに要した経費でございます。次の人権教育・啓発推進事業は、地域において人権教育啓発を推進するため、人権教育推進員の報酬のほか、明石市人権教育研究協議会への補助金などでございます。  次の平和啓発推進事業は、市民の平和意識の醸成を図るため、平和映画会の開催や平和啓発冊子の作成などに要した経費でございます。次の住宅資金貸付金償還事務事業は、住宅資金等貸付金の償還事務に要した事務的経費でございます。  続きまして、160、161ページをお願いいたします。  中段、7目 厚生館費、説明欄の厚生館管理運営事業は、7つの厚生館の運営経費ですが、うち、主なものとしては上西厚生館のエレベーター設置工事などでございます。  少し飛びまして、230、231ページをお願いいたします。  10款 公債費、1項 公債費、1目 元金の説明欄、表下2行目、及び233ページ2行目は、住宅資金貸付金に係る元金償還金及び利子でございます。  次に、事項別明細書でございますが、56、57ページをお願いいたします。  500万円以上の不用額となったものでございますが、上段、10目 コミュニティ費、19節 負担金補助及び交付金の不用額は、主に集会施設等整備補助金及び協働のまちづくり推進事業補助金の執行残でございます。  以上で、歳出のうち、市民協働推進室関係分の説明を終わらせていただきます。 ○辰巳主査  説明は終わりました。  この際、暫時休憩したいと思います。  再開は13時10分でよろしくお願いします。                          午後 0時06分 休憩                          ―――――――――――――                          午後 1時07分 再開 ○辰巳主査  生活文化分科会を再開いたします。  議案第79号の説明は終わっておりますので、ご質疑、ご意見をいただきたいと思います。  坂口分科員。 ○坂口分科員  それでは、コミュニティ推進室のほうの質問をさせていただきたいと思います。  主要施策の成果報告書145ページで、コミュニティ活動推進事業が8,622万8,000円ということで、これに係る事務事業点検シートを見ますと、コミュニティ創造協会運営費の補助等、7,768万1,000円という決算でまとめていただいてます。この中で、自治会の運営補助ということが目的で、この辺の予算が執行されているかと思うんですけど、憂慮すべき事項が1点あります。というのは、私も常々、これまで本会議等でも話ししてきましたけれども、自治会の加入率が成果指標として上がっているんですけれども、28年度は76%、29年度は77%ということで、1%ほど、ちょっと微増というような数値の中で、30年度を見てみますと75%ということで、今度、微減になっているんですね。非常に難しい社会情勢の中で自治会の加入率を上げる、加入率減少にストップをかける、また、コミュニティーの醸成を図っていくといったことについては、非常に難しい社会状況かと認識はしているんですけれども。まず、この辺の自治会加入率の減少について、できたら歯どめしていただいて、少しでも加入率をアップできるような社会環境、市の自治会環境をつくっていただきたいと思うんですね。明石のコミュニティー加入率というのは、当初90%からスタートしているんですね、私の認識からいうと。それがもう75%という数値になりますと、非常に憂慮せざるを得ないというようなことで。特に明石はコミュニティーが醸成されている地域で、コミュニティー豊かな地域というのは、明石市の1つの売りだと思っているんです、私。外人さんも言ってます。明石に来たら優しい、明石の市民の人は優しい、親切だと言ってくれてます。これは明石の1つの特徴であり、セールスポイントかなと思っておりますので、ちょっと長くなりましたけれども、自治会の加入率についての現状認識と課題について、どのような考え方をお持ちなのか説明していただけたらと思うんですけれども、よろしくお願いします。 ○辰巳主査  堂上コミュニティ推進課長。 ○堂上コミュニティ推進課長  コミュニティ推進課長の堂上でございます。  今、坂口分科員にご指摘いただいたように、平成の初めのころ、ちょうど30年前には90%ぐらいありました自治会の加入率というのが、年々下がってきておりまして、今、75%程度というところになってきております。自治会というものは、やっぱり今、災害であったりとか、環境、福祉、子育て、まちづくりをやっていく中では、本当に隣保、お隣、ご近所同士というのが一番大事な関係だと考えておりまして、それらをまとめていただいているというか、仕切っていただいているのが自治会であるというふうに考えております。そういうことから、やっぱりまちづくりにおける自治会の役割というのは、非常に重要で、今後もそこは変わりないのではないかというふうに認識しております。そのような中で、自治会の加入率が減少しているという状況は、やはり私どもとしましても大きな危機感を感じているところです。  自治会の加入率の減少というのが明石だけの状況ではなくて、やっぱり多くの地域で共通の課題になっていると。特に都市部においては下がっている傾向があるというようなことも聞いております。  毎年、明石のほうにも多くの各連合自治会なんかから視察にも来られるんですけれども、そのときに課題ということで意見交換をする中でも、やっぱり自治会の加入率が下がっている、未加入の方に対してどうしていけばいいのかというようなところが、やはり意見交換の土台になることがほとんどでございます。  で、加入率減少の大きな原因というのは、先ほど委員もおっしゃられたように、いろいろな原因が複合的にあるかとは思いますけれども、大きなところでは、やはり共働きとか、高齢者の世帯なんかがふえてきて、なかなかその役員であったりとかというのを担う部分を嫌がってるといいますか、そこが負担になって加入を嫌がるというようなところ。もしくは、自治会自体が、今、運営に非常に窮しているといいますか、しんどい状態になっている。その中で、新しく引っ越してこられたところにまで勧誘の手がなかなか回っていないというようなところもあるかと思います。  また、マンションなんかでしたら、もう自治会を設定せずに、管理組合がその自治会の役割の一部を担っているというようなことで、実際にはいろいろな活動はされていても、自治会という名前の中では入ってこないということ。そういうふうなこともあるかと思っております。  そんな中で、市もこれまで直接的に自治会加入の促進策というようなことで、例えば市の窓口で加入促進のチラシを配らせていただくとか、宅建協会とも協定を結んでおりまして、不動産業者とか開発業者のほうから自治会の案内、パンフレット、そのあたりを配付していただいております。また、宅建協会のほうには、その辺を毎年、研修会のときに、連合まちづくり協議会の役員と一緒に行かせていただいて、お願いといいますか、そのあたりの現状なんかをお話もさせていただいております。また、未結成地区に対しましては、直接的に市の職員も一緒に入って、自治会の結成に向けての働きかけをしていると。  それと、各自治会さんが加入の案内をするに当たって、なかなかやり方がわからないというようなこともございましたので、加入促進マニュアルというような形で、やり方であったり、そのときのビラのつくり方、案内状のつくり方、そういうものを記載したものもお配りをさせていただいて、全自治会に毎年配らせていただいております。  あと、運営の部分の援助も必要であろうというようなところから、毎年、約半分の会長が交代しておりますので、そのあたりに対しましても、自治会の運営の負担を少しでも軽減するというようなことで、毎年、新会長を対象とした研修会というのを開かせていただいております。で、全体としてやっていただく部分と、やはり自治会長が気軽に相談できる場が必要だというようなところで、各校区での会長の研修会というのもやっていただいておるところでございます。  そういうものを含めて、自治会の役割とか、そういう不安というのを少しでも払拭していくようなところ、負担を少し減らしていくようなところに取り組んでいきたいと思っております。  今、市で、私どもでは小学校区のまちづくりというのを進めております。それを進める中でも、やっぱり校区のまちづくり組織と自治会との役割分担というようなものを考えていきながら、小さな自治会での事業の見直しも進めていくことで、少しでも役員の負担等の軽減にも努めていきたい。また、私どもにご相談をいただく中でも、やっぱり小さな自治会からよく、特に運営がしんどいというようなお話も聞きますので、そんな場合には、ご近所の自治会との合併なんかも含めて、今後、継続していけるようなアドバイスなんかもしていきたいと思っております。  最初に申し上げましたように、自治会、本当に大事な組織だと思っておりますので、今までの取り組みを進めるのはもちろんなんですけれども、ほかの事例なんかも参考にしながら、新しいものも考えていきながら、自治会活動がより活発になるように進めていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。 ○辰巳主査  坂口分科員。 ○坂口分科員  やっぱり社会状況の変化、今、共働きとか高齢化社会ということで、担い手不足とかいうような説明もしていただいて、確かにそのとおりかなと思います。事務負担の軽減とか、加入促進のマニュアルとか、いろいろな取り組みもやっていただいているようです。ところがまだ余り配付されてないですね。その辺の地域に関しては、啓発、指導というのか、まだまだ宣伝が足らんと思います。だから、そのことによって、事務負担が少しでも軽減できるとか、加入マニュアルがあるのであれば、それが参考になったりということで生かしていただくとか、もっともっと啓発に、指導を含めて努めていただきたいと思います。ぜひ75%を底として、少しでも上げていただけるような努力を期待して質問を終わりたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○辰巳主査  ほかにございませんか。  宮坂分科員。 ○宮坂分科員  主要施策の成果報告書147ページで、あかし総合窓口運営事業です。事務事業点検シートにおきまして、新たに土曜日における住民異動、印鑑登録の取り扱いをして、市民の利便性向上に貢献というような形で記載をいただいております。これに関して、こういった新たな業務を行うことに伴う費用と、そして実際、29年度においては2,734名のご利用があったということでシートにも記載がございますけれども、こういった29年度の実績を踏まえた、いわゆる費用対効果ですね、プラスで係る費用と、実際にこの2,734という数字がもたらすもの、費用対効果について、どういうふうに認識されているのか、まずはお伺いをしたいと思います。 ○辰巳主査  箕作あかし総合窓口課長。 ○箕作あかし総合窓口課長  あかし総合窓口課長、箕作でございます。  土曜日の業務を拡充したことによる費用対効果ということですけれども、これまで住民異動とか印鑑登録の業務が平日のみの取り扱いになっていたんですけれども、今回、あかし総合窓口のオープンに合わせて土曜日も受付が可能となりまして、平日に来所することが困難な方には非常に喜ばれております。実際、平成29年度のあかし総合窓口での総受付件数のうち、土曜日に受け付けた割合というのが、住所異動で約23%、印鑑登録については全体の約38%ということで、非常に多くの割合でご利用いただいております。これに係りますコストですけれども、人件費、それからシステム稼働に伴います保守・委託料とがございますけれども、市民の利便性の向上が大きく、費用対効果というふうに聞かれた場合、効果が大きいというふうに考えております。 ○辰巳主査  宮坂分科員。 ○宮坂分科員  ということは、さほどコスト的にはかかっていないという理解でいいですか。 ○辰巳主査  箕作あかし総合窓口課長。 ○箕作あかし総合窓口課長  あかし総合窓口課長、箕作でございます。  コストに関しては、土曜日のご利用が平日よりもかなり多いということで、総合窓口の人員配置としては、平日よりも他の日曜・祝日よりも多く土曜日に人員を配置しておりますので、多くの部分が人件費になるかと思います。  以上です。 ○辰巳主査  宮坂分科員。 ○宮坂分科員  その人件費も踏まえつつ、その上でも費用対効果は大きいということでありましたので、実際に1回目のご答弁の中で、利用者は非常に喜ばれておられて、土曜日の利用が割合的にも高い割合を占めておられるということで、この29年度、実際には29年の1月27日にオープンされてますので、28年度も2カ月間ほどは含まれて、業務としてはやられているかと思うのですけれども、この間の29年1月27日以降のこの評価といいますか、この間の精査というものを含めて、今後の土曜日の開庁のあり方でありますとか、あるいは、このたびは住民異動と一般登録に限った話でありますけれども、そこからさらに29年度の実績を踏まえた、さらなる対象業務の拡大等とか、そういうことはご検討されていますでしょうか。 ○辰巳主査  箕作あかし総合窓口課長。 ○箕作あかし総合窓口課長  あかし総合窓口課長でございます。  今回、あかし総合窓口オープンに合わせて開始した土曜の受付業務の拡充ですが、現状としましては、土曜日のご利用が多いのですけれども、極端に土曜日の待ち時間が著しく長引いていたりとか、対応し切れていないというような状況にはございませんので、こういう休日対応を今すぐにでも、さらに日曜日にも拡充をという段階には至っていないと考えております。  また、最も住民異動が多くなります春の引っ越しシーズンですけれども、このシーズンには、保険部門とか福祉部門を含めて日曜の臨時窓口というのを、3月の最終日曜と4月の第1日曜に実施しております。これによりまして、最大の繁忙期でございます春休みの時期には、あかし総合窓口の土曜日と臨時窓口の日曜日、ともに住所異動や印鑑登録を行うことが可能となっております。このように必要な時期に必要なコストを投入することで、より効率的に市民サービスの向上に取り組めているものと考えております。  いずれにしましても、拡充となりますと職員の配置や担当課との調整が必要になることから、今後の検討課題としたいと考えております。現在、オープンして2年目ということで、できれば3年から5年ぐらいのスパンで、その間の受付件数の推移や市民ニーズの分析に努めて、検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○辰巳主査  ほかにございませんか。  国出副主査。 ○国出副主査  そうしたら2点ばかり確認をさせていただきたいのですが、主要施策の成果報告書151ページですね。  1目 戸籍住民基本台帳費のところで、戸籍住民基本台帳一般事務事業なのですけれども、全般的な、その届出、住民票の写しであるとか、印鑑登録、そういった類の話なのですけれども。総務省から2016年12月に性同一性障害や性自認に配慮し、印鑑登録証明書と住民票記載事項証明書について、性別を記載しない取り扱いについて差し支えないという通知が出ているのですけれども。もちろんこれはご存じだと思うのですが、それを受けまして、長岡京市では2017年、昨年10月ですね、印鑑登録証明書から性別欄を一律削除、さらには記載事項を印影、氏名、生年月日、住所のみとした。あわせて、住民票記載事項証明書では、住民の申し出に応じて、性別欄に省略と表記できるようにしたということで、各自治体で条例の改正とかもあるのですけれども、いろいろ工夫をしている現状がございます。明石市においても、あらゆる差別をなくそうという取り組みはご承知のとおりでございまして、やはり、こういった届出書につきましても、国の通知もあることですので、29年度を振り返って、そういった検討についてどのようにされたのか。あるいは、それを受けて、今後の対策・方針等についてお考えがあればお聞きしたいのですけれども。 ○辰巳主査  中野市民課長。 ○中野市民課長  市民課長の中野です。  先ほど国出副主査のほうからご質問がありました、現在の明石市の市民課における申請書に関してですけれども、住民票の写し等交付申請書などの証明発行関連、それから、本人通知制度の事前登録申請書につきましては、性別の記載は現在ございません。ご指摘のありました住民票記載事項証明書、それから、印鑑証明書に関する性別の記載をしないという自治体があるということなんですけれども、明石市におきましても、総務省からの通知を受けまして、性別に関しましては、欄はありますが、消して発行するということは可能ですので、それで対応をしております。ただ、対応した件数はこれまでございません。  また、住所異動届や戸籍届出書などの、いわゆる住民基本台帳法であるとか、戸籍法といった、法律上登録する記載事項に性別があるものについては、これは性別の記載欄は設けてあります。今後については、これからも国及びほかの市の動向も注視して適切に対応していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。 ○辰巳主査  国出副主査。 ○国出副主査  はい、わかりました。  国のほうの動向もございますけれども、市としては、ぜひこういった部分についても特段の配慮をお願いしておきたいと思います。 ○国出副主査  同じく、届出関係なのですけど、これは各自治体、全国的に結構やっているんですが、婚姻届に市独自のアイデアを生かした、これは本会議でもご質問もあったように思うんですが、いろいろ工夫をして、本当に記念に残る、そういったものにしている自治体も多くあると思うんですけれども、市として、この29年度において、そういった検討、あるいは話し合い等をなされたのかどうか。さらにそれを受けて、今後、市としてはどのような方向性でお考えになっているのか、お聞きしておきたいと思います。 ○辰巳主査  中野市民課長。 ○中野市民課長  市民課長でございます。  オリジナル戸籍届出用紙という形になるかと思います。兵庫県内でも多くの市町が、届出者のひとつの記念、また、その届出用紙を使うことで、その町の魅力を市内外に発信するという目的で使っております。  先ほど、副主査のほうから指摘がありましたように、昨年度、本会議においても質問があったように、実は今年度、その実施に向けまして検討し、業者提案まで受けたんですけれども、残念ながら、ちょっとその提案の中では、まだその明石市の魅力を表現するまでに至るものがなかったものですから、再度、提案方法であるとか、また実施時期等につきましては、先ほど言いました広報的な役割もありますので、広報課など関連課とも協議しながら再検討していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。 ○辰巳主査  国出副主査。 ○国出副主査  検討もしておられるようですし、取り組んではおられるようなのですけど、やはりこういったことは、当事者の思いというか、そういったものも非常に大事だと思いますので、そういう若い方のご意見も参考にしながら、ぜひとも皆さんに喜んでいただける、明石らしさがあふれるような、そういったものをぜひともつくっていただきたいと思います。  以上です。 ○辰巳主査  ほかにございませんか。  ないようでございますので、質疑を終結します。  次に移ります。  議案第80号、平成29年度明石市葬祭事業特別会計歳入歳出決算を議題に供します。  それでは、議案の説明を求めます。  合田次長兼斎場管理センター所長。 ○合田市民生活局次長(斎場担当)兼斎場管理センター所長  斎場担当次長兼斎場管理センター所長、合田でございます。
     議案第80号、平成29年度明石市葬祭事業特別会計歳入歳出決算につきまして、ご説明申し上げます。  主要施策の成果報告書の236ページをご参照願います。  歳入でございます。  1款 事業収入、1項 葬祭事業収入、1目 火葬収入につきましては、主に火葬場の使用料収入でございます。2目 葬祭収入の説明欄のうち、葬祭用具使用料につきましては、主に葬祭式場の使用料収入でございます。次の諸用品料につきましては、祭壇に飾ります盛花、棺など、葬祭用品の販売収入でございます。2款 繰入金、1項 繰入金、1目 一般会計繰入金は、一般会計からの繰入金でございます。3款 諸収入、1項 雑入、1目 雑入は、飲料水等の自動販売機などの行政財産使用料収入でございます。  次に、歳出でございます。  237ページをご参照願います。  1款 葬祭事業費、1項 葬祭事業費、1目 総務費につきましては、斎場管理センターの運営に要した経費でございます。2目 葬祭費につきましては、葬祭事業の運営に要した経費でございます。その主なものについては、盛花、棺など、葬祭用品の購入費と葬祭式場の維持管理に要する委託料等でございます。3目 火葬場費につきましては、火葬場事業の運営に要した経費でございます。その主なものは、光熱水費や火葬場の維持管理等に係る委託料などでございます。  次に、2款 公債費、1項 公債費、1目 元金は、長期債元金償還金でございます。2目 利子につきましては、長期債利子でございます。  次に、歳入に係ります収入未済額、及び歳出に係ります流用の理由、不用額等について、歳入歳出決算事項別明細書によりご説明させていただきます。  葬の152ページ、153ページをご参照願います。  1款 事業収入の収入未済額につきましては、生活困窮による未納のものでございます。  154ページ、155ページをお開き願います。  1款 葬祭事業費、1項 葬祭事業費、1目 総務費、19節 負担金補助及び交付金の備考欄に記載のあります流用増につきましては、平成30年度から新たな取り組みとして始めました葬儀費用を市で一括徴収する運営の見直しに当たり、市の事業として仕出し料理を提供することに伴い、食品衛生責任者養成講習会への参加料が必要となりましたので、13節の委託料から流用したものでございます。  156ページ、157ページをお開き願います。  次に、3目 火葬場費、11節 需用費の不用額につきましては、光熱水費が見込みより少なかったためでございます。8節 報償費の備考欄に記載のございます流用増につきましては、火葬場におけるひび割れ、漏水調査報告書の修正にかかります学識者への報酬が必要となったため、13節の委託料から流用したものでございます。  以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○辰巳主査  議案の説明は終わりました。  ご質疑、ご意見はございませんか。  ないようでございますので、質疑を終結します。  次に移ります。  議案81号、平成29年度明石市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算を議題に供します。  それでは、議案の説明を求めます。  前田市民生活室長兼国民健康保険課長。 ○前田市民生活室長兼国民健康保険課長  市民生活室長兼国民健康保険課長の前田でございます。  議案第81号、平成29年度明石市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算につきまして、ご説明申し上げます。  主要施策の成果報告書238、239ページを参照願います。  一番下の行をごらんください。  歳入歳出差引額は、43億3,860万8,000円となっており、対前年度比で約13億円の増加となっております。  それでは、歳入歳出科目の主なものをご説明いたします。  まず、歳入でございます。  科目1の国民健康保険料、収入済額は前年度に比べ3.9%の減となっております。これは被保険者数の減少によるものでございます。  科目2の国庫支出金でございますが、主なものは、一般被保険者の療養給付費や、1件の医療費が80万円を超える高額医療費について市町が共同して財政負担するための拠出金、及び市町間の財政力を調整するために配分される交付金などでございます。  科目3の県支出金でございますが、国庫支出金と同じく、高額医療費拠出金や財政調整など、県の負担分でございます。  科目4の前期高齢者交付金でございますが、一般被保険者のうち、65歳から74歳の前期高齢者の加入率や給付実績に応じて社会保険診療報酬支払基金から交付されるものでございます。  科目5の療養給付費等交付金でございますが、退職被保険者に係る医療給付費等についての被用者保険からの拠出金でございます。  科目6の共同事業交付金でございますが、説明欄2行目の保険財政共同安定化事業交付金は、1件80万円までの医療費に対する各保険者の拠出金から交付を受けたものでございます。  1つ飛ばしまして、科目8の繰入金でございますが、説明欄一番上の保険基盤安定繰入金は、低所得世帯に対する保険料軽減に対する繰入金でございます。3つ下の財政安定化支援事業繰入金は、低所得者や高齢者が多く、財政が不安定な国保事業を支援するための繰入金でございます。その下、その他一般会計繰入金は、こども医療費無料化など、市独自の福祉医療に対する交付金の削減分を一部補填するための法定外繰入でございます。  科目9は、前年度からの繰越金でございます。  科目10の諸収入、説明欄上から2つ目の第三者納付金は、交通事故等による第三者への求償に係る収入でございます。  以上が歳入でございます。  次に、歳出でございます。  239ページを参照願います。  科目1の総務費でございますが、職員費等のほか説明欄に記載のとおりでございます。  科目2の保険給付費でございますが、主なものは医療費や薬剤費、高額療養費や出産育児に対する給付などに要した費用でございます。  科目3の後期高齢者支援金は、後期高齢者医療保険制度の財源として、加入者数に応じた金額を納付したものでございます。  3つ下、科目6の介護納付金は、国民健康保険加入者のうち、40歳以上65歳未満の方の介護保険料を社会保険診療報酬支払基金へ納付したものでございます。  科目7の共同事業拠出金は、高額医療費共同事業拠出事業として1件80万円を超える医療費に対する各保険者拠出金、及び保険財政共同安定化事業拠出事業として1件80万円までの医療費に対する各保険者拠出金を、兵庫県国民健康保険団体連合会に納付したものでございます。  科目8の保健事業費は、40歳から75歳未満の国民健康保険加入者を対象とした特定健康診査、特定保健指導事業などに要した経費でございます。  1つ飛ばしまして、科目10の諸支出金は、28年度の国庫負担金の精算で発生した償還金などでございます。  続きまして、歳入歳出決算事項別明細書の国の162、163ページを参照願います。  1款、1項 国民健康保険料、1目 一般被保険者国民健康保険料、2目 退職被保険者等国民健康保険料の収入状況は記載のとおりでございます。一般分と退職分を合わせました収納率は、前年度分が94.3%、滞納繰越分が36.62%となっており、現年分が0.6%、滞納繰越分が0.02%上昇しております。  163ページ、右端から3列目の不納欠損額につきましては、国民健康保険法の規定による事項で徴収権が消滅したもので、対前年度比で約1,600万円減少しております。  不納欠損額の右側の収入未済額につきましては、督促・催告文書や電話催告、訪問などの徴収努力を重ねましたが、未収となったものでございます。今後とも収納対策に取り組み、収納率の向上に努めてまいります。  続いて、172、173ページをお開きください。  こちらは11款 諸収入、3項 雑入、4目 一般被保険者返納金は、国保資格喪失後の受診に係る医療費などの返納金でございます。収入未済額の約520万円のうち、約100万円は9月末までに収納済みでございます。残りにつきましては、12月に一斉催告を行い、収納に努めてまいります。  続きまして、歳出でございます。  174、175ページを参照願います。  1款 総務費、1項 総務管理費、1目 一般管理費、11節 需用費の不用額は、印刷製本費及び消耗品費が当初見込みより少なかったことにより生じたものでございます。次に、13節 委託料の不用額は、新システムの開発費が当初見込みより少なかったことにより生じたものでございます。  次に9節 旅費、11節 需用費間の流用は、制度改正に関係する研修等の出張費不足により生じたものでございます。また、13節 委託料、18節 備品購入費への流用は、新システム導入に際してパソコンの購入が必要になったことによるものでございます。  176、177ページを参照願います。  2款 保険給付費、次の178、179ページの最下段の3款 後期高齢者支援金、次の180、181ページ、最下段の6款 介護納付金、次の182、183ページ、7款 共同事業拠出金の不用額は、いずれも被保険者数の減少に伴い、保険給付費や拠出金が当初見込みより少なくなったことにより生じたものでございます。  8款 保健事業費、1項 特定健康診査・特定保健指導事業費、2項 保健事業費の委託料の不用額は、レセプト点検業務委託について単価及び件数が見込みより少なかったことで生じたものでございます。  次の185ページの11款 諸支出金、1項 償還金及び還付加算金、1目 一般被保険者保険料還付金、23節 償還金利子及び割引料の不用額は、還付対象件数が見込みより少なかったことにより生じたものでございます。  以上で、平成29年度国民健康保険医療特別会計歳出決算の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○辰巳主査  議案の説明は終わりました。  ご質疑、ご意見はございませんか。  宮坂分科員。 ○宮坂分科員  主要施策の成果報告書238ページ、歳入のほうです。歳入のうちの科目2 国庫支出金のうちの(5)財政調整交付金についてですけれども、このたびの本会議一般質問において、保険者努力支援制度という形で質問をさせていただきまして、28年度から前倒しでこの制度がスタートしておりますので、このたびの29年度決算から初めて、保険者努力支援制度に基づく国からの財政措置がこの29年度決算から入ってきていると思います。数値の確認は事前にしてくださいねということで去る10月2日にもございましたので、事前に確認をいたしましたところ、この財政調整交付金17億4,000万円のうちの約5,500万円ほどが、保険者努力支援制度に伴って、このたび国から初めてもたらされた財政支援だということでお聞きをしております。市において医療費適正化等の取り組みを進めたことによって5,500万円ほどの交付金の措置がなされて、そのことが国保財政には非常にいい影響を及ぼすものと理解はしておりますが、ただ、そもそもの、この17億円のそもそもの財政調整交付金の仕組み自体が、いわゆる医療費適正化に努めて努力をしている自治体ほど、いわゆる、その交付金がもらえなくてという、そういった指摘をされておる自治体がございます。いわゆる逆転現象といいますか、努力した結果、医療費を安く収めたら、交付金がもらえないと。そういう医療費が高い水準のところであるならば、高い水準のところには交付金がもたらされて、それが結果、保険料ということにもつながっていくというようなことを指摘をしてる自治体も見受けられるのですが、そもそもの、この17億4,000万円の財政調整交付金とその29年度の今申し上げた医療費適正化との関連性について、どういうふうな分析といいますか、どういうふうな認識を持たれておるのか、お伺いしたいと思います。 ○辰巳主査  高浜医療費適正化担当課長。 ○高浜医療費適正化担当課長  医療費適正化担当課長の高浜でございます。  平成29年度決算におきましては、本市は、医療費水準が県平均より2%だけ高く、所得水準が県平均より1%だけ低いという状況で、1人当たりの普通調整交付金の交付額は県平均より3%だけ低いという、いずれもほぼ県平均並みの水準でございましたので、他の市町と比べて多過ぎるということではなく、少な過ぎるということでもなく、適正な額が交付されたものと分析しております。  なお、普通調整交付金は、市町村間の財政力の不均衡を調整するために設けられた制度でございまして、平成29年度までは各市町に交付されておりましたが、今般の制度改正に伴い、平成30年度からは、県に交付され、各市町には医療費水準に応じた納付金が割り当てられるという仕組みに変わりました。このため、県内において医療費適正化に努めるほど交付額が少なくなるといった問題は解消され、国保に加入する市民の皆さんの健康増進と保険料負担の抑制が推進されることとなりますので、今後も医療費適正化にしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○辰巳主査  宮坂分科員。 ○宮坂分科員  平成30年度からの新たな、いわゆる広域化と呼ばれるような形かと思いますけれども、仕組みが変わっておりますので、私が先ほど引き合いに出したような他市さんがかつて指摘されたような事項については、このたびからは解消される。なので、基本的には医療費適正化に取り組めば取り組むほど、それに応じた形で財政的にもプラスになるという理解ができようかと思うんですけれども、それを踏まえて、医療費適正化をやっていくという話であります。これについては本会議の中でも触れたところではあるんですけれども、本会議の中で、特定保健指導でありますとか特定健康診査と、あと糖尿病性腎症の重症化予防等の文言が出てまいりましたけれども、そういった制度も変わって、改めて、より医療費適正化が財政的にもダイレクトにはね返ってくるということも踏まえた今度の施策について、もし何か考えておられることがあればお伺いしたいと思います。 ○辰巳主査  高浜医療費適正化担当課長。 ○高浜医療費適正化担当課長  医療費適正化担当課長でございます。  これまでジェネリック医薬品の利用促進のため、ジェネリック医薬品の希望カードを窓口にて個別で配付しておりましたが、今年度は11月の被保険者証の更新のタイミングに合わせまして、ジェネリック医薬品の希望シールを同封して、全加入世帯に配付できるよう計画しております。シールを被保険者証やお薬手帳の表面に張りつけてご使用いただくということで、ジェネリック医薬品使用割合の向上による医療費適正化への効果が期待できると考えております。  以上でございます。 ○辰巳主査  宮坂分科員。 ○宮坂分科員  今後も多角的な取り組みをお願いしたいと思います。 ○辰巳主査  ほかにございますか。  国出副主査。 ○国出副主査  すみません。私のほうから1点だけ確認させていただきます。  主要施策の成果報告書239ページの歳出のほうですが、特定健康診査・特定保健指導事業なのですけれども、事務事業点検シートのほうで見ますと、特定健康診査のほうですけれども、20%台で29年度も29.2%です。決していいとは言えませんし、さらに特定保健指導のほうですが、29年度が35.4%で、28年度の28.1に比べますと、7%ほど上がっているのですが、この30年度見込みは35.4%がいきなり51.4%ということで、16%も見込みがふえてます。ここらを含めて、昨年度からのこういう受診者の増加をどう図っていくのか。また、保健指導のほうをされた方は非常に効果が出ているようにも聞いておりますので、低い受診率ではありますが、さらにそこから保健指導をすることにつなげていく、こういったことが非常に大事ではないかと思うのですが、そのあたり、平成29年度を振り返ってどうであったのか、そして今後の見通し等についてもお聞きしたいと思います。 ○辰巳主査  高浜医療費適正化担当課長。 ○高浜医療費適正化担当課長  医療費適正化担当課長の高浜でございます。  特定健康診査及び特定保健指導につきましては保健予防課が主体となり、国民健康保険課では、主に、はがきや電話などによる受診勧奨等を実施しているところでございます。なお、特定健診には、市内107医療機関での個別健診と市の集団健診がございます。平成29年度は、個別健診では受診者が増加しましたが、集団健診では機構改革に伴う保健センター改修工事で実施回数が減少したこともあり、受診率が伸び悩む結果となりました。  他方、特定保健指導につきましては、平成29年度より、健診結果説明会を実施し、個別の面談により検査結果の説明を行い、必要となる方には特定保健指導のご案内を直に行う方式に変更したことにより、実施率が大きく向上いたしました。  次に、今後の取り組みでございますが、調査したところ、未受診の方の約4割が、既に医療機関にかかっているから特定健診が不要であると考えていたことがわかりましたので、先月26日に開催した医師会との会合におきましては、医療機関での未受診者に対する個別検診のご案内や啓発チラシの窓口配付等の協力依頼を行ったところでございます。  また、保健所移設に伴う影響緩和策として、保健所や本庁地区における集団健診の実施回数の増加を検討しているほか、今後も特定保健指導に高い効果のある健診結果説明会を開催いたしまして、日常生活で活かせる運動指導、骨密度測定を行うなど内容の充実により、魅力ある健診事業の展開を図ってまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○辰巳主査  ほかにございませんか。  ないようでございますので、質疑を終結します。  次に移ります。  議案第88号、平成29年度明石市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算を議題に供します。  それでは、議案の説明を求めます。 ○辰巳主査  河谷長寿医療課長。 ○河谷長寿医療課長  長寿医療課長の河谷でございます。  議案第88号、平成29年度明石市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算につき、主なものについてご説明いたします。
     主要施策の成果報告書の258ページをご参照願います。  まず、後期高齢者医療事業でございますが、兵庫県後期高齢者医療広域連合が保険者となって制度を運営している中で、市の事業は、主に被保険者への被保険者証の引き渡し、被保険者からの各種届や申請の受け付け、保険料の徴収を行っております。  まず、歳入でございます。  1款、1項 後期高齢者医療保険料は、年金からの天引きにより納付された特別徴収保険料と、納付書や口座振替により納付された普通徴収保険料でございます。  2款 国庫支出金、1項 国庫補助金は、制度改正の広報や広域連合システムの誤り対応に対する国の補助金でございます。  3款 繰入金、1項 一般会計繰入金の主なもの、2目 保険基盤安定繰入金は、低所得者等の保険料軽減分を市と県で補填するための経費に充てたものでございます。  4款、1項 繰越金は、出納整理期間中に収納した平成28年度の保険料を繰り越したものでございます。  5款 諸収入の主なものの3項 受託事業収入の健康診査事業補助金は、健康診査、人間ドックにかかわる広域連合からの補助金でございます。  次に、歳出でございます。  259ページをご参照願います。  1款 総務費、2項 徴収費は、保険料決定通知書の送付などに要した経費でございます。  2款、1項 後期高齢者医療広域連合納付金は、市が徴収した保険料を保険料負担金として、また低所得者等の保険料軽減分を保険基盤安定負担金として、それぞれ広域連合に納付したものでございます。  3款 保健事業費、1項 健康診査事業費は、被保険者の健康診査事業に要した経費でございます。  4款 諸支出金、1項 償還金及び還付加算金は、保険料の過誤納付金の還付や平成28年度健康診査補助金の精算により、広域連合へ返還したものでございます。  258、259ページ、一番下の合計欄をごらんください。  歳入合計36億2,703万5,000円、歳出合計35億3,275万6,000円、歳入歳出差引9,427万9,000円となっております。これは主に、平成30年4月から出納閉鎖期間までの期間に納められた保険料でございますので、平成30年度の会計へ繰り越し、広域連合に納付することになります。  次に、歳入のうち、不納欠損額及び収入未済額、歳出のうちの不用額について、歳入歳出事項別明細書によりご説明いたします。  後の314、315ページをご参照願います。  1款、1項、1目 後期高齢者医療保険料の1節、現年度分の収納率は99.54%となっております。2節 滞納繰越分の収納率は40.82%となっております。不納欠損額につきましては、督促状の送付を初め、文書や電話による催告、あるいは訪問するなどして納付指導に努めてまいりましたが納付がなく、時効で徴収権が消滅いたした分でございます。  収入未済額は、督促状、催告書の送付や、窓口や電話での納付勧奨など、徴収努力を重ねるも未納となったものでございます。なお、9月末で約550万円が収納済みとなっております。引き続き、徴収に努めてまいります。  続きまして、歳出の不用額についてご説明いたします。  後の318、319ページをご参照願います。  2款、1項、1目 後期高齢者医療広域連合納付金の19節 負担金補助及び交付金の不用額につきましては、広域連合への保険料負担金が見込みより少なかったため不用となったものでございます。  以上、平成29年度明石市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算についてご説明させていただきました。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○辰巳主査  議案の説明は終わりました。  ご質疑、ご意見はございませんか。  ないようでございますので質疑を終結します。  これで生活文化分科会を閉会いたします。  お疲れさまでございました。                           午後2時05分 閉会  以上は、本分科会の記録であることを証するため、押印する。                        生活文化分科会                        主 査  辰 巳 浩 司...