• 雨水貯留管(/)
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  1. 姫路市議会 2020-06-18
    令和2年6月18日建設委員会−06月18日-01号


    取得元: 姫路市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-11
    令和2年6月18日建設委員会−06月18日-01号令和2年6月18日建設委員会 令和2年6月18日(木曜日) 建設委員会 議会会議室 出席議員  妻鹿幸二駒田かすみ金内義和宮下和也、  酒上太造、梅木百樹、小林由朗八木高明、  竹中由佳 開会                 9時54分 都市局                9時54分 職員あいさつ 前回の委員長報告に対する回答 ・棚田踏切アンダーパス工事について、踏切に近接する横断歩道橋は通学路として利用されており、工事現場のすぐそばにあることから、施工に当たっては事前に学校へ説明するとともに、施工業者に対して、工事車両出入り等の際に十分注意するよう促されたいこと。また、令和2年秋頃から開始する手柄山中央公園に係る整備事業等担当部局と連携を図り、周辺の地域住民等安全確保のため対策を検討されたいことについて  当該工事の施工に当たっては、周辺の学校に説明を行い、施工業者には工事車両が出入りする際の安全対策を十分行うよう指導する。また、現在新型コロナウイルス感染症の影響により迂回路への交通切替えを延期しているが、関係機関と調整した結果、本年8月下旬の切替えを予定している。  また、当該工事について広域的に案内看板を設置し、周辺地域で予定されている手柄山中央公園及び新駅整備担当部局と連携を図り、工事の進捗状況に応じた対策を検討し、地域住民安全確保に努めたい。 ・夢前町前之庄地域及び花田町高木地域におけるデマンド型乗合タクシーについて、新型コロナウイルスの流行が落ち着いた際にはたくさんの人に利用してもらえるよう、当該地域の市民に十分周知されたいことについて  本年3月の本格運行直後の4月7日に新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う緊急事態宣言が発令され、外出自粛要請の影響により、本年5月末時点の利用実績は、前之庄地域では運行日数2日、運行回数4回、高木地域では運行日数5日、運行回数5回である。緊急事態宣言が解除されたことを受け、今後、タクシー事業者とともに新型コロナウイルス感染防止に努め、利用者の安全を確保しながら、利用促進に向けた広報活動などに取り組みたい。 付託議案説明 ・議案第75号 議決更正について(姫路市営市川住宅高層建替工事請負契約に係る議決更正
    報告事項説明大手前通りにおける建築物等の高さ規制等の変更(素案)に関するパブリック・コメントの実施について ・姫路西霊苑(第2期)の新規貸付について ・姫路市特別指定区域指定状況について ・総合交通計画事後評価市民アンケート調査結果について 質疑・質問             10時20分 ◆問   大手前通りにおける建築物等の高さ規制等の変更(素案)について、壁面広告物及び突出広告物のうち、高さ8メートル以下のものについて規制緩和しようとしているが、高さを8メートルとした根拠について説明してもらいたい。 ◎答   建築物の3階部分の床面の平均的な高さである8メートルを基準としたことによるものである。 ◆問   屋上広告物について、姫路城のしっくいより明るくならないよう明度を下げる規制を設けるとのことであるが、どのような明度なのか。 ◎答   姫路城のしっくいよりも周辺の建物が白くなり姫路城が目立たなくならないよう一定の明度以下となるよう規制しているものである。 ◆問   今後、高さ規制を変更していく地域について説明してもらいたい。 ◎答   このたびは主に大手前通りの高さ規制を変更するが、今後は国道2号沿いなど姫路城周辺についても規制を変更したいと考えている。 ◆問   突出広告物について、高さ8メートル以下のものは色彩の規定を緩和するとのことであるが、現在もコンビニエンスストアや飲食チェーン店など原色の広告を表示しているところも多い。現在の色彩に関する規制はどのようなものであるのか。 ◎答   現在は、高さに関係なく広告物の面積を壁面の10分の1とすること、色彩については明度を5〜9、彩度3以下とすることという規制を行っている。  現在は建物全体に色彩の規制を行っているが、8メートル以下の部分については今よりも規制を緩和することで広告物を設置しやすくし、にぎわいのあるまちを目指す。その代わりに、8メートル以上の部分は現在よりも厳しい規制となるよう変更する。 ◆問   立て看板なども今後規制を緩和していくとのことであるが、現在、素材や色彩については規制しているのか。 ◎答   現在、基本的に立て看板等は設置不可としている。設置規制を緩和していく中で検討していきたい。 ◆問   議案第75号について、市営市川住宅建て替え工事の工期は、新型コロナウイルスの影響を受けているのか。 ◎答   現在のところ、予定どおりに進んでいる。 ◆問   当該工事関係者新型コロナウイルス感染防止対策を行っているか、聞き取りを行っているのか。 ◎答   これまでは内装工事など屋内で行う工事ではなかったが、今後、屋内での工事も増えることから、工事現場で消毒液を設置する、密集を避ける、検温を行うなどの対策を行うよう指示している。現在のところ、問題なく工事を行っている。 ◆問   学校における工事は営繕課で行っているのか。 ◎答   大規模改修などについては営繕課で担当している。 ◆問   学校で教師や子どもたち新型コロナウイルス感染防止対策を行っている中、工事のため施工業者が学校に出入りすることになる。国土交通省が通知しているガイドライン等を参考とし、施工業者新型コロナウイルスに感染しないように努めてもらいたいがどうか。 ◎答   営繕課や住宅課などが所管する公共建築物の工事については、新型コロナウイルス感染に対する注意文書施工業者に配付し、感染予防対策を取るよう指導している。  大規模改修やトイレの洋式化など学校における工事に際しては、新型コロナウイルス感染予防に対する知識を身につけ、予定されている工事を完遂できるよう取り組んでいる。その中で、どうしても工期が延びてしまう工事については、状況に応じて柔軟に対応していきたいと考えている。 ◆要望   改めて施工業者に指導を徹底し、子どもたちに影響がないよう工事を実施してもらいたい。 ◆問   学校における工事の際に施工業者が使う手洗い場は、子どもたちが使う手洗い場とは分けられているのか。 ◎答   工事エリアを決めて囲いをし、その中の手洗い場を使うことになるため、子どもたちや教師が使う手洗い場とは分けられている。 ◆問   夏休みが短縮されることにより、予定していた工事のスケジュールに影響があると思うが、施工業者は対応できているのか。 ◎答   当初予定していた工期内に工事が完了しないこともあると考えている。施工業者、学校、都市局が連携し、できる限りスムーズに事業が進むよう取り組んでいる。 ◆問   ひとり親世帯への地場産品の配送に携わる職員の体制について、現在の状況を説明してもらいたい。 ◎答   6月15日〜7月5日の配送については、独り親世帯の不在率や課題の把握を含め、都市局で対応したい。  現在のところ、当初の想定よりも不在である世帯が多く、今後の配送計画を見直す必要があると認識している。今後の配送に当たっては、他局と連携して配送し、姫路市全体で対応していきたい。 ◆問   独り親世帯の現況を確認するためにも、こども未来局も配送に関わるべきではないかと考えている。6月の配送で把握できた課題等について、市全体で情報を共有し、オール姫路で取り組んでもらいたいがどうか。 ◎答   しっかり情報を共有し、次回以降の配送に生かしたい。 ◆問   大手前通りにおける建築物等の高さ規制等の変更(素案)について、現行の規制に適していない建築物等は幾つあるのか。また、規制変更後はどのように指導していくのか。 ◎答   現在、建築物は3棟、工作物は3つが既存不適格である。  建築物のうち、ヤマトヤシキについては解体が予定されており、ほかの建築物についても築年数が経過しているため、耐震改修等の際に規制に合うようにしてもらいたいと考えている。他都市では補助制度を設けて規制に合うよう対応してもらうなどしているが、本市においては、現在のところその予定はない。 ◆問   金沢市では景観地区の指定のため、既存不適格のところに職員が毎日のように足を運び、対象者を説得したと聞いている。一方、本市においては、ヤマトヤシキなど何十年も既存不適格の状態が続いていた。大手前通りにぎわいを創出し、美しい景観を目指すためにも、積極的に対応してもらいたいがどうか。 ◎答   地権者には、景観を保全することで資産価値も上がり、街や大手前通りがにぎわうということを説明しており、規制に関する理解は得られていると認識している。  また、現在設置されている立て看板や広告用の旗などについては法令違反の状態であるが、産業局、建設局と協議し、規制緩和できるよう検討している。できる限り景観に配慮しながらにぎわいある大手前通りとなるよう取り組みたい。 ◆要望   姫路市景観計画等各種計画の実現に向け、積極的に取り組んでもらいたい。 ◆問   姫路西霊苑事業が完了し、姫路市の霊苑全体として今後の新たな墓地事業の予定はないとのことである。今後は管理業務が残ることになるが、市民局で市内の霊苑を一括して管理するほうがよいのではないか。都市局としてどのように考えているのか。 ◎答   市民局が一括して管理するほうが市民にとっても分かりやすいと思われるため、墓地の在り方を含めて市民局と協議していきたい。 ◆要望   これまでも要望している事項である。積極的に取り組んでもらいたい。 ◆問   総合交通計画事後評価の中で、各事業の進捗状況を評価しているが、「スケジュールどおり進捗している。」と評価されている項目においても、個別に事業を見ていくと、取り組めていなかったり、事業の効果がないものもある。  事業全体の進捗への評価ではなく、具体的な課題を整理し、議会と当局が一緒になって議論して次期計画を策定するべきではないか。課題を整理し、資料として提供してもらいたいがどうか。 ◎答   個々の事業の課題については認識している。現在、資料としては手元にないため、後日資料提供し、議論させてもらいたい。 ◆問   本年10月には次期計画の原案を策定する予定となっている。早急に課題を整理してもらいたいがどうか。 ◎答   内部では既に課題を整理している。  また、計画策定スケジュールについては、新型コロナウイルス流行前のスケジュールであるため、内容、スケジュールについても新型コロナウイルスの影響を考慮していく必要があると考えている。  資料については早急に提供したい。 (委員会終了後、当該委員に資料を提供) ◆問   棚田踏切アンダーパス工事について、現在、迂回路の工事を中断していると思うが、舗装等はできるのではないか。また、信号を切り替えるための工事も始まっていないようであるが、本年8月下旬の交通切替えに間に合うのか。令和8年までの長期にわたる工事である。現在の工事の遅れが今後の工事にも影響してくると思うがどのように考えているのか。 ◎答   本年5月下旬に予定していた交通切替えが8月下旬に延期となったが、それに合わせて工事を実施できるよう取り組んでいる。  全体的なスケジュールについても、スケジュールの見直しを含め検討しているところである。 ◆問   総合交通計画市民アンケート調査について、地域ブロックによって回収率に差があるが、アンケート調査は郵送で行ったのか。
    ◎答   全て郵送で行った。 ◆問   回収率についてはどのように分析しているのか。 ◎答   各地域ブロック人口割合に応じてアンケートを配付した。結果、地域ブロックによって回収率に差が出たが、回収率が高い地域については、地域公共交通に課題があると考える市民が多いと分析している。 ◆問   回収率年齢区分を照らし合わせて分析しているのか。 ◎答   住所や地域ブロックごと年齢構成などを比較しながら、現在分析を進めているところである。 ◆問   回収結果を見ると、アンケート回答者は、男女別では女性のほうが多く、年齢別では40代の市民が最も割合が高い。これは子育て世代回答者が多かったのではないか。また、60代の回答者が少ないのは、自家用車を利用しており、公共交通に関して不満がなく、アンケートへの回答すらしていないのではないかと予測する。市民が本当に必要としているものを認識した上で分析を進めてもらいたいがどうか。  また、10年後必要となる交通手段については、車と回答している人が最も多かったが、10年後には現在60代の市民が70代となり、タクシーなどの公共交通機関を利用するようになる。将来的に公共交通についてどのように考えるべきかということを見据えて分析を進めてもらいたいがどうか。 ◎答   今回のアンケート調査については、幅広い年齢層から意見を得られた。回答者の多かった40代からは、子育てや介護という観点からの公共交通に対する意見を得られている。また、アンケートでは、行きたいと思っているが、実際に行けない場所があるかということも調査しており、それらを潜在的な需要として捉えている。アンケート調査によって寄せられた現在の公共交通に関する問題に、それらの潜在的な需要を加えて分析し、公共交通のさらなる利用促進を図りたいと考えている。 都市局終了             11時02分 【予算決算委員会建設分科会都市局)の審査】 建設局               11時08分 職員あいさつ 付託議案説明 ・議案第68号 姫路市附属機関設置条例の一部を改正する条例について 報告事項説明 ・令和元年度「包括外部監査結果」に係る措置状況対応状況について ・橋梁等道路インフラ長寿命化修繕計画について ・姫路市パークマネジメントプラン(案)について 質疑・質問             11時29分 ◆問   議案第68号について、姫路市自転車等駐車対策協議会を立ち上げるとのことであるが、どのような議論がなされるのか説明してもらいたい。 ◎答   公設駐輪場の在り方、利用料金の公平性、事業者と行政の責任分担などについて議論してもらう予定である。 ◆問   駅によっては周辺に放置自転車が多いところもある。それらの駅についてどのような方向性を持って対応するのか、また、鉄道事業者大型店舗等の設置者は駐輪場の設置に努めなければならないが、設置してないところについてどのように対応するのかなど、それぞれの課題をどのように整理し、同協議会でどのように議論していくのか説明してもらいたい。 ◎答   十分な用地がなく駐輪場が整備できていない駅があることや有料駐輪場無料駐輪場が混在することで無料駐輪場に自転車が殺到している状況があることは認識している。個別の課題については、鉄道駅周辺整備室交通計画室建設局が連携しながら対応していく。  協議会においては、それぞれの駅ごとに個別の問題を取り上げるわけではなく、駐輪場を有料にすべきか無料にすべきか、事業者がどのような役割を担うべきかなどの総論としての議論を行ってもらう予定である。 ◆問   それぞれの駅に具体的な問題があり、その問題に対してどのように対応すべきか議論すべきではないのか。どのような戦略で、駅ごとにどのような対策を取るかを議論しなければ協議会を立ち上げる意味がないと思うがどうか。 ◎答   姫路駅周辺では約10年前から放置自転車の対策を行い、かつて4,000台あった放置自転車が昨年度は2,500台となった。また、ほかの駅についても駐輪場等を設置し、ある程度は放置自転車の問題も解消されていると考えている。当然、今後も個々の駅に対する放置自転車対策を進めていくが、同時に、駐輪場の在り方や不法駐輪への対策などについて包括的に議論し、市としての方向性を決めていくために同協議会を立ち上げるものである。 ◆問   議論が進めば、やはり具体的な個別の課題についてどうするかという議論になっていくと思う。そういった各地域の課題を整理し、具体的に地域の状況に応じた対策を議論しなければ効果がないと思うがどうか。 ◎答   様々な課題について、協議会で対策の方向性を打ち出したいと考えている。 ◆問   協議会を立ち上げる前に、どのような課題があり、協議会でどのように議論するのか、資料にまとめて報告してもらいたい。 ◎答   後日資料を提供したい。  (委員会終了後、委員に資料提供) ◆問   令和元年度「包括外部監査結果」に係る措置状況対応状況について報告がなされたが、現在の職員体制で示されている対応内容は実施できるのか。 ◎答   道路の管理業務を行う中において、至急の対応を求められる業務が発生することもあり、日常的に予定していたとおりに業務をこなすことが難しい状況である。また、予定が重なり職員が1人で現場に出かけることも多い。職員数が足りているとは言えない状況ではあるものの、どの部署においても人員が不足しており、各課が工夫して業務をこなしているところである。課内で業務をこなすことが難しければ、部内や局内で連携して業務をこなしていくことも検討している。 ◆問   例えば、設計時における事前調査近隣住民へのヒアリングを十分に当初計画に反映し、契約の変更件数の縮減に努めるとしているが、実際は、十分に事前調査ヒアリングを行いたくても行えない状況である。建設局として職員を増やすよう努めてもらいたいがどうか。 ◎答   市全体としても職員が不足している一方、道路管理に関する要望は増えてきている。そのような中で、緊急性の高いものを除き、各地域には対応について長期間待ってもらっていることも事実である。どのように業務を進めればよいか考えながら、日々の業務に取り組んでいるところである。 ◆要望   職員が円滑に業務を行える職場体制をつくってもらいたい。 ◆問   橋梁等道路インフラ修繕工事について、令和3〜5年度にかけて175件というかなり多い件数の工事を予定しているが、現在の職員体制で対応できるのか。 ◎答   予算や職員体制について課題があることは事実である。現在の担当職員だけで業務を行うことが難しければ、課内での配置替えも含めて検討していきたい。 ◆問   職員に過度な負担をかけないように努めてもらいたいがどうか。 ◎答   係内での業務量の調整を行い、難しければ課内、部内と枠を広げて対応していきたい。 ◆問   現在、多くの公園において降った雨水などは外に排水されている。姫路市パークマネジメントプラン(案)には、公園の一部舗装化について言及されているが、舗装化するとさらに公園外への排水が進むことになってしまう。公園内で雨水を浸透させ、外に排水させないような対策についても同プランに加味できないのか。 ◎答   地域から除草が困難であるとの意見があったことを受け、一部を舗装することで雑草が生える面積を減らすものであるが、指摘のとおり排水等のデメリットがあるため、中長期的な課題として慎重に検討していきたい。排水については、下水道局とも協議しながら検討していきたい。 ◆問   公園内に降った雨水は公園内で処理をしてもらいたいがどうか。 ◎答   今後の計画に加味していきたい。 ◆問   今年度予定している工事は年度内に完了できるのか。 ◎答   極力年度内に完了するよう努めたい。  ただし、債務負担行為で当初から繰越しを予定している工事もあり、それらについては計画どおり来年度に繰り越した上で工事を進めたいと考えている。 ◆問   職員が足りないという話が出ているが、課長など役職者が各工事を担当してもよいのではないか。 ◎答   課長など役職者は、個別の工事を担当するよりも、所管業務全体を統括してもらいたいと考えている。道路建設部においては、嘱託職員を伴って現場に出かけるなどの取組を行っている。 ◆問   桜山公園マルシェにおける来園者アンケートについて、推定来場者数1,500人に対しアンケート回答者が33人と少ないがなぜか。 ◎答   来園者アンケート委託業者が直接来園者に聞き取りをする形式であったため、人数が少なくなった。 ◆問   聞き取りによる調査は意見が偏ってしまうように思う。様々な人がアンケートに回答しやすいようにしてもらいたかったがどうか。 ◎答   指摘のとおりである。今後は、多くの人々がアンケートに回答できるよう取り組みたい。 ◆要望   公園を活性化するためには、今後地元との協議が必要となる。パークマネジメントを進めるに当たっては、桜山公園マルシェにおけるワークショップの開催なども参考にしてもらいたい。 建設局終了             12時03分 休憩                12時03分 再開                12時56分 都市拠点整備本部          12時56分
    職員あいさつ 前回の委員長報告に対する回答 ・手柄山中央公園整備事業を第1期と第2期整備に分けて実施することにより、公園全体の回遊性に支障を来すことがないよう取り組まれたいこと、また、第1期整備において整備予定であるちびっこ広場屋外プールについては、引き続き市民が気軽に利用できるよう、市民の意見を聞きながら施設整備に取り組まれたいことについて  公園北西部エリア新駅整備に伴い、新たな玄関口となることから、新駅自由通路にペデストリアンデッキを接続し、新体育館と陸上競技場の間を通り、姫路球場中央体育館の間の連絡通路に接続することで、南北の主要な動線を確保する。また、新駅から新体育館と屋外プールの間を通り、回転展望台方向へ向かう動線を確保でき、山頂へのアクセスも可能になると考えている。  ちびっこ広場屋外プールについては、手柄山遊園や市民プールなどが市民の憩いの場として利用されてきたことから、引き続き市民の意見を参考にしながら、市民が気軽に利用でき、年間を通して楽しめる施設になるよう整備していく。 ・手柄山スポーツ施設整備等事業に係る公募型サウンディングにおいて参加事業者から得られた意見について、関係部署情報共有されたいことについて  公募型サウンディングでは22の参加事業者意見交換を行い、参加事業者から得られた、山際の整備、工事中の安全対策屋外プールの夏期以外の利用などの意見について関係部署情報共有を行った。手柄山中央公園の再整備事業に当たっては、引き続き関係部署と連携して事業を進めていきたい。 付託議案説明 ・議案第69号 姫路市文化コンベンションセンター条例の一部を改正する条例について ・議案第76号 議決更正について((仮称)姫路市文化コンベンションセンター等新築工事請負契約に係る議決更正) ・議案第82号 契約の締結について(手柄山中央公園連絡通路整備工事請負契約の締結) 報告事項説明文化コンベンションセンター進捗状況について 質疑・質問             13時13分 ◆問   議案第76号について、変更額が約7億6,000万円で契約金額の約3%分の増額となっているが、契約当初から増額を見込んでいたのか。 ◎答   姫路市文化コンベンションセンターはこれまでにない多機能かつ事業費も大きい施設である。コストチェックに努めながら、基本設計実施設計施工段階、また、指定管理者が決まった段階においても、様々な意見等を踏まえ、最適化に取り組んできた。また、施設の完成後においても運営の中で最適化に取り組んでいく予定である。  可能な限り、当初の契約金額の中で収めるよう取り組んできたが、本センターをよりよい施設とするため、議案第76号のとおり増額をするものである。 ◆問   設計当初よりも良い製品などが出てきて、その変更に伴い増額されたものもあると思うが、逆に設計当初必要と考えていたものが不要となるなどして減額したものもあると思う。そういった変更が分かる資料はあるのか。 ◎答   指摘のとおり、金額の増減はある。このたび最適化に取り組み増額した項目をまとめ、資料として提供しているが、中には減額となっている内容もある。設備関係の見直しについては金額変更の中でも大きな部分を占めているが、その中でも増減があり、まとめて記載しているものである。 ◆問   今後も契約金額は増額される可能性はあるのか。 ◎答   想定し切れない部分もあるが、従前の工期と、このたびの議決更正により変更した金額の範囲内に収まるよう努めたい。 ◆要望   姫路のシンボルとなるような建物である。頑張ってもらいたい。 ◆問   姫路市文化コンベンションセンターの建築に当たっては県外から多くの職人が来ていたと思われるが、当該工事への新型コロナウイルスの影響はあったのか。 ◎答   新型コロナウイルス対策については、施工業者とも十分協議を行い、通勤時の自家用車の利用や、姫路市内に宿泊するなどの対策に取り組んだ。また、設計、監理業務を行う事業者は在宅勤務やテレワークを行ったほか、毎週行っていた本市との定例会議についても一時中断し、デジタル写真による進捗状況の確認を行うなどした。  今後とも、国や県のガイドラインに沿って最大限の感染予防体対策を行いながら工事を進めていきたい。また、これからは熱中症も懸念されることから、冷風機を備えた休憩室を設置するなど、安全・着実に工事を進めたいと考えている。 ◆要望   施工業者も大手の企業であり、新型コロナウイルス感染予防にはしっかり対応してもらえていると考えている。  本市では、近年学校に関する工事が多くなっている。より安全な工事現場となるよう、新型コロナウイルス感染拡大防止に効果的と思われる対策について、庁内部署で情報を共有してもらいたい。 ◆問   手柄山中央公園市民プールについて、新型コロナウイルスの影響により今夏の使用を中止するとのことである。このような状況下では仕方がないものと理解できるが、市民プールは今年が最後であるため、市民からは利用したいという意見も聞く。市民が市民プールを最後に堪能できるよう、解体を1年延期するといった議論は行わなかったのか。 ◎答   市民プールの解体については、観光スポーツ局が既に発注工事の準備に取りかかっている。プールの老朽化、施設管理経費などを考慮した上で今年が最後の市民プールとなる計画で取り組んできたものであり、市民プールの利用に当たっては人の密集を解消できないため断念することとなったと聞いている。  また、市民プールの解体は、前年度より準備に取り組んできており、2020年が最後になるということも昨年より市民に周知してきた。このたび観光スポーツ局内で新型コロナウイルスの影響について検討したところ、夏休みが短くなったこと、市民プールの利用に当たっては人が密集すること、加えて他都市の状況を鑑みたところ、今年は中止することとしたということである。  なお、施設については老朽化が非常に進んでおり、1年間稼働させるためには4、5月頃から準備をした上で、相当な金額が必要となる。運営者である姫路市まちづくり振興機構と協議した結果、今年の開園や解体工事着手の延期はできないと決定したと聞いている。 ◆問   コロナ禍の中、財源の確保のため、事業の見直しも必要であると考えている。市民プールを再開するかどうかはともかくとして、今しなければならない事業であるのか、少々延期してもよい事業であるのか、各事業について検討してもらいたいがどうか。 ◎答   市民プールの解体後、新体育館の新設のほか、JR姫路・英賀保間新駅の開業も関係している。駅前広場が現在の市民プールの敷地内に設置されるほか、県道の拡幅、水路の移動等の工事が続く予定であるため、その準備工事として市民プールの解体工事が必要となる。そのため、解体工事については計画どおりに進めていきたいと考えている。 ◆問   現在のコロナ禍の中、JR西日本とは開業の延期等についてどの程度協議しているのか。 ◎答   現在、都市計画決定の手続を進めているところであり、その手続の中でJR西日本から意見を聞く場面もあるが、計画については了解を得ている。  また、現在のコロナ禍の中、JR西日本が新駅開業についてどのように考えているのか確認したところ、社全体として新規事業の見直しを行っているが、当該新駅については社内でも継続していくと決定された事業であるとのことであった。そのため、本市もJR西日本と連携し、着実に事業を進めていきたいと考えている。 ◆問   姫路市として、新駅の駅前広場を整備する上で必要な部分を確保することについては進めていきながら、一方で、事業の全体像を改めて考えたり、コロナ禍での財源の確保のため各事業を再検討するといった話にはならなかったのか。 ◎答   市全体の事業見直しについては都市拠点整備本部では判断できない。財源全体については財政局が判断することとなるが、最終的に市長、副市長を交えて判断をすることになると考える。 ◆要望   変えるべきところは変え柔軟に事業を進めてもらいたい。手柄山中央公園整備基本計画を策定したときとは状況も変わっている。臨機応変に対応してもらいたい。 ◆問   議案第76号について、県立はりま姫路総合医療センター(仮称)との連絡通路を増工することによるものであるが、そもそも連絡通路は必要なのか。コロナ禍の中、文化コンベンションセンターと医療センターを接続することについて、もう一度考えるべきではないのか。  全国的に見ても、病院でクラスターが発生した例は多い。また、今後は新型コロナウイルスだけではなく様々な病原体が病院で発生する可能性もある。そうなったときに、連絡通路を通じて文化コンベンションセンターへ感染が広がってしまうと考えるがどうか。 ◎答   当該連絡通路については、文化コンベンションセンターの建設が決定した後、兵庫県から申出があり、設置するかどうか厚生委員会において議論された上で、設置するという意思決定がなされた。  また、本センターは約4,000平方メートルの展示場を有しており、災害時や防災においても医療センターとの連携に重要な役割を果たす施設ということで、市長も当該医療センターとの連携について重視している。  さらに、文化コンベンションセンターは多くの人々が交流する開かれた公の施設であり、医療センターの通路が東側の結婚式場の手前まで通じていることから、そこからの行き来もできることとなる。物理的には、文化コンベンションセンター内の通路は約100メートル、幅員は約7メートルあり、中ホールと大ホール入口付近は約15メートルの幅がある。非常に幅広いため、公演を待っている人々と通行される人々が直接接触する形にはなりにくいと考えている。雑踏対策や並び方など運営上の工夫を行いながら取り組んでいきたい。 ◆問   県からの要望により連絡通路を設置することになったと思うが、コロナ禍においては設置を考え直すべきではないのかということである。 ◎答   連絡通路の設置は本市として意思決定されたものである。当該通路は文化コンベンションセンターと一体的に施工したほうが経済的であり、効率的であるということから、都市拠点整備本部が整備することになっている。 ◆問   経済的とはどういうことなのか。 ◎答   施設とつながるものであるので、別途工事をするよりも増築という形を取ったほうが効率的であり、かつ経費の削減が見込めるということである。 ◆意見   経済的であるかどうかという問題ではなく、当該連絡通路は不要であると考える。 ◆問   コロナ禍における文化コンベンションセンターのオープニングシリーズやMICE開催についてはどのように考えているのか。 ◎答   音楽業界やイベント業界は大変厳しい状況にあると認識している。国の新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針及び業種ごとに策定される感染拡大予防ガイドライン等を参考に、直前に予定されているオリンピックなどの動向も注視し、イベントの中止、延期、規模の縮小などのリスク管理を行いながら準備に取り組みたいと考えている。 ◆要望   同様の施設を持つ他都市としっかり情報を共有し、よりよいオープニングシリーズの実施やMICE誘致ができるよう取り組んでもらいたい。 ◆問   議案第69号について、楽屋の使用料は他都市と同程度に設定しているのか。 ◎答   姫路市文化センターの金額の平米単価を基に設定しているが、現文化センターでは空調費が含まれていないため、その分を加味した上で同等の単価となるよう設定している。 ◆問   楽屋を加え、さらに備品等を借りる場合、現時点でオプションとして追加料金を設定し貸し出す予定はあるのか。 ◎答   備品等は附属設備として規則で定めることとしている。現在備品購入について精査しているところであり、順次規定していきたいと考えている。 ◆問   議案第76号について、連絡通路の増工により工期が遅れることはないのか。 ◎答   工期どおり令和3年2月末の完成を目指して取り組みたい。 ◆問   姫路市文化コンベンションセンターはいつ開館予定であるのか。 ◎答   令和3年7月に完成記念式典を行い、同年9月に開館する予定である。 ◆問   9月の何日であるのか。 ◎答 
     土曜日か日曜日あたりを検討している。 ◆問   どの年代をターゲットとするかにもよるが、開館に当たってはゲストが重要であると考える。効果的なPRができるよう取り組んでもらいたいがどうか。 ◎答   効果的なPRができるよう努めたい。 ◆要望   施設周辺の道路整備についてもしっかり取り組んでもらいたい。 ◆問   議案第76号の連絡通路について、施設間にゲートを設置し、時間によって通行を管理したり、大きなコンサートがあるときは通行を制限するなどの計画はあるのか。 ◎答   文化コンベンションセンターは公の施設であり、施設内の通路の幅員も広いため、開館時に通行を制限することは考えていないが、今後運用していく中で支障があれば検討したいと考えている。 ◆要望   他都市では交通事故に遭い病院に運ばれた人が実は新型コロナウイルスに感染していたというケースもある。医療センターの中でクラスターが発生する可能性はあるので、計画どおり連絡通路を設置するのであれば、ゲートを設置し時間によって通行を制限するなどの対策を講じてもらいたい。 ◆問   議案第76号について、医療センター側の連絡通路は兵庫県が金額を負担するということでよいか。 ◎答   それぞれの敷地内で、各々が整備して接続する計画である。 ◆問   医療センターの工事の進捗状況によって、文化コンベンションセンター側しか連絡通路ができていないということにはならないのか。 ◎答   十分協議を行っているので、そのようなことはない。 ◆問   連絡通路については、健康福祉局が窓口となり現在の状況に決着したということか。 ◎答   そうである。 ◆問   連絡通路の接続については、技術的に問題はないのか。 ◎答   兵庫県の病院局と月1回程度調整会議を行っており、連絡通路の接続方法や敷地境界の段差などについても調整を行っている。 ◆要望   医療センターと接続することに否定的な意見もあるということを認識した上で、今後、新型コロナウイルスを含めて、連絡通路接続時の対策を検討してもらいたい。 ◆問   議案第76号に関する補足資料における最適化項目等の2〜9について、どのような経緯で最適化することとなったのか説明できる資料はあるのか。 ◎答   姫路市文化コンベンションセンターは、本市にとって今までにない大規模かつ複合的な施設であり、利用しやすい施設になるように、また、将来的なコストが可能な限り少なくなるように、最適化を進めている。  各団体からの意見について集約した資料があるので配付したい。  (委員に資料を配付)  各団体から様々な意見を聴取し、関係者による検討を行い、このたびの議決更正に反映したものである。 ◆問   設計段階においてもう少し精査すべきではなかったかと考える。警察や消防、建築指導課からの意見聴取などは基本的な項目であると考えるため、今後はこうした状況にならないよう、事前にもっと精査すべきであると思うがどうか。 ◎答   設計当初からしっかり精査できればよかったが、複雑かつ規模も大きな施設であり、事業が進むにつれて分かってきた部分もあった。当然、設計当初に警察や消防と協議を行っているが、事業が進む中でさらに意見を聴取することもあった。同時に、様々な関係団体や指定管理者等からも意見が寄せられ、実際の運営に係る視点も踏まえて総合的に判断した結果、このたび議案第76号を提出したものである。 ◆要望   基本的に、できるだけ議決更正はしないほうがよい。当初から入念に課題を整理していくことが必要であると思う。都市拠点整備本部においては、今後手柄山中央公園の整備も控えているが、局内で情報を共有し、今回の経験を生かしてもらいたい。 ◆問   JR姫路・英賀保間新駅へのアクセス道路の整備の進捗状況について説明してもらいたい。 ◎答   本年4月から地元と協議・調整していく予定であったが、新型コロナウイルスの影響により実施できなかった。これから地元の人々と協議し、建設局と連携しながら取り組んでいきたいと考えている。 ◆要望   手柄山周辺で工事が錯綜することになる。関係部署としっかり連携してもらいたい。 ◆問   手柄山の雨水については、中央体育館の横へ土砂とともに排出されている。また、手柄小学校と山陽中学校の間にある水路へ流入することで小学校の校庭が浸水してしまっている。手柄山中央公園の整備に当たっては、手柄山全体の排水対策を検討してもらいたいがどうか。 ◎答   手柄小学校の校庭については、高さの関係もあると思うが、テニスコート跡地を整備する際に、そこでどれだけ雨水を浸透させることができるか、設計の中で考えていかなければならないと考えている。また、船場川の改修が進んでいるので、スムーズな排水方法についても検討する必要があると考えている。  武道館の北側については、かつて池があったところを現在駐車場としている。当該池は遊水池としての役割があったため、駐車場地下に雨水貯留施設を設置し、雨水を滞留できるようにしている。  手柄山西側の陸上競技場周辺については、詳細を把握できていない。 ◆問   手柄山全体として雨水排水対策を講じてもらいたい。雨水貯留施設等を設置し、周辺地域雨水が流れて行くことのないように取り組んでもらいたいということである。そういった対策は都市拠点整備本部で行えるのか。それとも建設局と連携が必要であるのか。 ◎答   手柄山中央公園内の事項については、都市拠点整備本部で検討する。  しかし、船場川との接続等については他局との協議が必要になると考えている。この場ですぐに回答できないので、改めて調査を行いたい。 ◆問   議案第76号について、連絡通路を増工することで、防災拠点としての役割に変更はあるのか。 ◎答   姫路駅前の帰宅困難者への対策としての機能のほか、展示場は車両が直接乗り入れ可能であるため物資の集積拠点としての機能も有している。また、医療センターも含め広い平面駐車場があるため、災害の種類に応じて様々な使い方ができると考えている。  医療センターは2階がエントランスであるため、連絡通路を活用して人や物資の流れがスムーズになると思われる。兵庫県の病院局とは定期的に協議しているので、今後検討していきたい。 ◆要望   大規模災害時には、医療センターが治療の拠点になる中で電力不足が発生する可能性がある。車に、もしくは車から給配電するための施設を設置するなど、防災拠点としての役割についても検討してもらいたい。都市拠点整備本部終了        14時17分 水道局               14時17分 報告事項説明新型コロナウイルス感染症に係る水道料金の減免等について 質問                14時23分 ◆問   水道料金の支払いの猶予に関する相談が本年5月末時点で583件あったとのことであるが、実際に猶予することとなったケースは何件あるのか。 ◎答   本年6月10日時点で、一般家庭444件、事業者66件の510件について猶予をしている。 ◆問   事業者は相談件数が66件であるため、相談のあった全ての事業者に対して猶予している状況であるが、各事業者とも業績が悪化し、水道料金の支払いに逼迫しているということなのか。 ◎答   主に飲食店や宿泊業から相談を受けている。 ◆問   水道料金の支払い期限はいつまで延長しているのか。 ◎答   期限は特に定めていない。本来の納付期限ごとに、その都度相談者の状況を確認しながら支払いを猶予している。 ◆問   飲食店などは数か月にわたり業績が回復せず、水道料金が支払えないという状態が続く可能性もある。最長でいつまで支払いを延長できるのかなどについて検討しているのか。 ◎答   新型コロナウイルスの流行が収束しておらず、事業者ごとに状況も様々であると考えている。現段階では事業者も支払い計画を立てることが難しいと思われるため、本年秋頃、もしくは年内を目安として、今後の支払い方法等について検討していきたい。 ◆問   水道料金の基本料金の減免に必要となる約18億円のうち、一般会計繰出金が9.2億円である。また、県が6.6億円負担しており、実際に水道局が負担するのは2.6億円であるが、今年度水道料金を値上げしたことで、約10億円の増収になっていると思われる。  市民の協力を得て料金を値上げしたのであれば、現在のように市民が生活に困窮している際には、水道料金の値上げ分を活用して、6か月以上の減免を考えてはどうか。今後、第5回の補正予算に組み込むことは検討していないのか。 ◎答   水道事業は、水道料金の上昇を抑えながら、施設を更新、あるいは維持していくことが基本である。その中で水道料金の減免を行うと、投資事業の進捗が遅れ、安全安心で安定的な水道事業の計画にも遅れが出る。そのため、今回以上の負担は難しいと考えている。 ◆問   新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、地方公共団体が地域の実情に応じて実施計画を作成して行う事業に対して交付されるものである。  答弁にあったように、様々な事業に差し障ることは理解しているが、その部分についてはしっかり対策を立てればよい。路の更新や施設整備が重要であることも理解しているが、どのように市民生活を守っていくのかという視点で、交付金の活用も含めて検討したのか。 ◎答   厚生労働省が水道料金の減免に地方創生臨時交付金を利用できるとの通知を行ったが、交付当初はそのような通知がなされていなかった。当該通知があった時点では本市の地方創生臨時交付金は既に使途が決まっていた。今回の減免措置は、そのような状況の中で、市民や事業者の生活を支援するという考えの下、一般会計から相当額を繰り出して、水道料金を減免するものである。  水道事業は経営面も重視する必要があることから、今後の投資計画に影響が出ない範囲として水道局は2.6億円を支出している。
    ◆問   水道料金の値上げにより10億円増収したのではないのか。それならば、もう少し市民に還元してもいいのではないのか。例えば、老朽化した施設の耐震化工事を半年でも延期することはできないのか。水は市民全員が使うものであり、生活の根幹をなすものである。投資計画を半年延期し、さらに2億円、3億円と水道局が負担することは考えられないのか。 ◎答   前年度と比較すると、水道料金の値上げにより今年度は料金収入が約11億円増収となっているが、これは、今後の投資事業の財源確保することを目的として料金を値上げしたものである。基本的には策定した計画どおりに事業を進めたいと考えている。  投資事業を延期することは可能かもしれないが、実施すべき投資事業を先送りにしてまで減免政策をすべきではないとも考えている。ほとんどの市民が利用契約をしていることから、水道料金の減免は、経済政策として市民全員に現金を給付するのと同じ効果があり効果的な支援であると考える。しかし、水道局としては減免政策をさらに進めていくよりも、経営面を鑑み、投資事業に必要な財源をしっかりと確保する必要があると考えている。 ◆問   市民生活が破綻しかかっている状況で、水道経営の健全性を気にしている余裕があるのか。5年後には水道料金の見直しを予定している。今後も水道事業について市民の協力を得た上で、老朽の更新や浄水場の整備をしていくはずである。  投資計画が半年、あるいは1年延期となることが市民生活に影響を及ぼすのか。延期することで水道事業が成り立たなくなってしまうのか。 ◎答   令和4年度から新浄水場の整備を開始したいと考えている。その場合、さらに約20億円投資額が増えることとなる。加えて、路の更新も推進していることから、当初の計画どおり、増加した料金収入を投資事業に振り分けたいと考えている。 ◆問   理解できない。投資事業を半年や1年延期したとして、何が起こるのか。 ◎答   各事業者の経営が非常に苦しい状況にあることから、今後の水道料金の収入もどのようになるか全く分からない状況である。仮にこのたびの減免に必要な18.1億円を企業債の発行で補填する場合、約8,000万円の利子がかかってしまう。その場合、財政計画の見直しを行う必要があるほか、将来的に市民に負担を転嫁することになってしまう。 ◆問   財政計画が予定からずれるのは当然のことで、市民の生活を第一に考えてほしいということである。  このたび6か月間の減免を行うが、今後どのような状況になるかわからない。この6か月の間に、先を見据えて投資・財政計画を見直し、国の臨時交付金等の活用を検討してもらいたいがどうか。 ◎答   今回の規模と同等の支援は難しいが、今後も、国、県の支援制度の活用を検討していきたい。水道局単独での実施は難しい状況であると考えている。 ◆要望   他都市では、従量料金を減免しているところもある。水道事業は自治体ごとに大きな差があるものではなく、どの自治体も同じような状況の中、市民生活を守るための対策に取り組んでいる。臨時交付金の活用も含めて、さらなる支援を検討してもらいたい。 水道局終了             14時46分 【予算決算委員会建設分科会(水道局)の審査】 下水道局              14時50分 職員あいさつ 報告事項説明 ・姫路市下水道施設ストックマネジメント計画の策定について 質問                15時05分 ◆問   水道料金の基本料金が6か月間減免されるが、下水道使用料の減免についてはどのように考えているのか。 ◎答   本市の下水道事業については、平成29年に使用料の値上げを行ったものの、現在の経費充足率が約84%であり、依然として一般会計から支援を受けている状況である。  また、新型コロナウイルス感染症に係る経済対策について市全体で検討した結果、ほかに優先して実施すべき対策も多かったことから、このたびは県水受水費の減免など財源のあった水道料金の減免にとどまっている。さらに、基本的には下水道使用料は水道料金とともに請求されているため、上下水道の料金という視点で見れば、全世帯において水道料金の基本料金を減免することで経済対策の効果があると考えることから、このたびは下水道使用料の減免を行っていない。  今後、国で支援制度が創設されれば、制度活用を検討していきたいと考えているが、水道と異なり、下水道は使用していない世帯も数%存在する。これらの世帯についても何らかの支援を講じる必要があることも認識している。 ◆問   市民のライフラインを守るために下水道使用料を値上げしたと考えている。それならば、市民生活が危機的な状況にある中、どのような対策ができるか水道局と協議してもよかったのではないか。また、今後市民生活がどうなるかわからない。下水道事業、水道事業ともに市民の協力によって成り立っている事業であることを認識し、市民の生活を支援するため、2局で連携してもらいたいがどうか。 ◎答   国・県の動向を注視しながら、市民生活の支援について水道局と共に検討したい。  また、下水道に接続しておらず浄化槽を利用している世帯については環境局の所管となるため、併せて検討したい。ただし、現状、財政的に厳しいということである。 下水道局終了            15時11分 意見取りまとめ           15時11分 (1)付託議案審査について ・議案第68号、議案第69号、議案第75号及び議案第82号、以上4件については、全会一致で可決または同意すべきものと決定。 ・議案第76号については、賛成多数で可決すべきものと決定。 (2)閉会中継続調査について ・別紙のとおり、閉会中も継続調査すべきものと決定。 (3)委員長報告について ・正副委員長に一任することに決定。 意見取りまとめ終了         15時20分 正副委員長退任あいさつ 【予算決算委員会建設分科会の意見取りまとめ】 閉会                15時22分...