• 憲法改正(/)
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  1. 姫路市議会 2020-04-30
    令和2年4月臨時会−04月30日-01号


    取得元: 姫路市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-11
    令和2年4月臨時会−04月30日-01号令和2年4月臨時会  出 席 議 員 ( 47人)      1番  井 川 一 善    25番  汐 田 浩 二      2番  石 見 和 之    26番  宮 本 吉 秀      3番  白 井 義 一    27番  西 本 眞 造      4番  中 西 祥 子    28番  宮 下 和 也      5番  山 口   悟    29番  石 堂 大 輔      6番  常 盤 真 功    30番  三 輪 敏 之      7番  井 上 太 良    31番  酒 上 太 造      8番  三 和   衛    32番  梅 木 百 樹      9番  金 内 義 和    33番  牧 野 圭 輔     10番  江 口 千 洋    34番  松 岡 廣 幸     11番  村 原 守 泰    35番  森   由紀子     12番  竹 中 由 佳    36番  谷 川 真由美     13番  大 西 陽 介    37番  坂 本   学     14番  苦 瓜 一 成    38番  伊 藤 大 典     15番  妻 鹿 幸 二    39番  今 里 朱 美     16番  三 木 和 成    40番  杉 本 博 昭
        17番  東 影   昭    41番  阿 山 正 人     18番  萩 原 唯 典    42番  八 木 隆次郎     19番  竹 尾 浩 司    43番  蔭 山 敏 明     20番  駒 田 かすみ    44番  山 崎 陽 介     21番  有 馬 剛 朗    45番  木 村 達 夫     22番  川 島 淳 良    46番  八 木 高 明     23番  小 林 由 朗    47番  竹 中 隆 一     24番  重 田 一 政 ───────────────────────────────      事 務 局 職 員 出 席 者   事務局長    樫 本 公 彦   次長      上 田 憲 和   議事課長    岡 田 大 作   議事係長    川 嶋 秀 一   主任      榎 本 玲 子   主任      森   祐 輔   主事      赤 鹿 裕 之   主事      久 内 拓 馬 ───────────────────────────────      会議に出席した市長及び職員   市長             清 元 秀 泰   副市長            黒 川   優   副市長            高 馬 豊 勝   市長公室長          和 田 達 也   総務局長           福 間 章 代   財政局長           三 河 美 徳 ───────────────────────────────      議 事 日 程 第1日(4月30日(木)) 午前10時開会 〇市長挨拶議長挨拶 〇開   会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸 報 告 日程第4 議案第48号及び報告第8号〜報告第13号 日程第5 議案第49号〜議案第53号 〇閉   会 〇議長挨拶市長挨拶 ───────────────────────────────      議 事 順 序 1 市長挨拶 2 議長挨拶 3 開   会 4 会議録署名議員の指名 5 会期の決定 6 諸 報 告 7 議案第48号及び報告第8号〜報告第13号並びに議案第49号〜議案第53号  (1) 一括上程  (2) 提案理由説明  (3) 質  疑  (4) 委員会付託(報告第8号〜報告第13号及び議案第49号〜議案第53号を除く)  (5) 討論(議案第49号〜議案第53号)  (6) 採決(議案第49号〜議案第53号)  (7) 委員長報告  (8) 質  疑  (9) 討  論  (10) 採  決 8 市長発言取消しの件 9 閉   会 10 議長挨拶 11 市長挨拶市長挨拶清元秀泰 市長  (登壇)  開会に先立ち、一言ご挨拶を申し上げます。  本日、令和2年4月姫路市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員の皆様には、ご参集いただきありがとうございます。  皆様ご承知のとおり、昨年12月に中国の湖北省武漢市で発生が確認された新型コロナウイルス感染症は、世界各国において急速に感染拡大を続け、本年3月11日、WHO(世界保健機関)は、「パンデミックとみなせる」と発表いたしました。  その後も、感染の拡大はとどまることなく、既に300万人を超える感染者と、20万人を超える死亡者が全世界において発生いたしております。  我が国におきましては、4月7日に、兵庫県を含む7都府県を、緊急事態措置を実施すべき区域とする「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言」が発令され、さらに16日には、緊急事態措置を実施すべき区域が日本全国へと拡大されるとともに、兵庫県を含む13都道府県が「特定警戒都道府県」に位置づけられました。  今まさに、日本国民全員が一致団結し、この未知のウイルスと全力を挙げて闘っているところであります。  今臨時会では、日本全国緊急事態宣言下にあるという、これまで経験したことがない状況下において開催される、かつてない臨時会であります。  新型コロナウイルス感染症の拡大を可能な限り防止する観点から、議員の皆様方のご理解を得て、本会議に出席する理事者の人数を必要最小限とさせていただいており、議員の皆様方にもご対応いただいております。  このたびの新型コロナウイルス感染症の国内における感染の拡大を受け、本市におきましては、今月7日に姫路市新型コロナウイルス感染症対策本部を、同月9日には姫路市緊急経済対策本部を設置し、相談窓口の設置やホームページの特設ページでの情報発信など、感染症拡大傾向にあった時期に、速やかに取り組むことを要する支援を機動的に実施してまいりました。  しかしながら、依然として新型コロナウイルス感染症の脅威が市民の皆様の生活を脅かしている状況であり、本市として対策を強化するため、令和2年度国補正予算等を活用し、補正予算案の編成や必要な条例改正の検討など、あらゆる手段を総動員し、感染症の拡大を防止するとともに、市民生活を守るため緊急に実施すべき対策を第1弾緊急経済対策として、スピード感を持って実行することとしております。  また、感染症の拡大に備えたさらなる対策や、収束後の経済復興のために必要となる対策を第2弾緊急経済対策として実施することとしております。  第1弾の内容としては、  ・ 市民の「命」を守るために − 感染拡大防止対策 −  ・ 市民の「一生」を支えるために − 生活支援対策 −  ・ 市民の「くらし」を維持するために − 雇用維持事業継続対策 − で構成し、これらを着実に実行してまいります。  今臨時会には、第1弾緊急経済対策に必要な補正予算案をはじめ、条例の改正その他専決処分の承認など、合わせて12件の案件を提出しております。  議員の皆様方におかれましては、よろしくご審議をいただき、原案にご理解とご賛同を賜りますようお願い申し上げます。  以上、簡単ではございますが、開会の挨拶といたします。  よろしくお願いいたします。 ────────────────────── △議長挨拶阿山正人 議長   開会に先立ちまして、一言ご挨拶を申し上げます。  本日ここに、令和2年4月姫路市議会臨時会が招集されましたところ、議員の皆様には、ご出席をいただきまして、誠にありがとうございます。  本日提案されます案件は、令和2年度姫路市一般会計補正予算をはじめ、条例の一部改正専決処分の承認など、合わせて12件であります。  いずれも重要な案件でありますので、慎重にご審議いただきますようよろしくお願い申し上げます。  さて、昨年12月に発生が確認された新型コロナウイルスについては、世界中で今なお猛威を振るい、本市においても感染報告が続いている状況にあります。
     そのような中、本年4月7日には、兵庫県に緊急事態宣言が発令され、不要不急外出自粛や店舗等への休業要請など、市民や市内事業者にも多大な影響が出ていることから、本市議会といたしましては、市民の命と生活を守るための対策について十分に議論を尽くしてまいるとともに、1日も早い新型コロナウイルスの終息を願っております。  本臨時会につきましては、いわゆる3密を防ぐ観点から、取り得る限りの対策を講じ、通常の本会議とは異なる形となりますが、議員の皆様におかれましては、本主旨にご理解をいただいた上で、円滑な議会運営へのご協力をお願い申し上げ、簡単ではございますが、開会のご挨拶とします。 ──────────────────────      午前10時05分開会 ○阿山正人 議長   ただいまから、令和2年4月姫路市議会臨時会を開会します。  これより本日の会議を開きます。  これより日程に入ります。  本日の日程は、お手元に配付しております議事日程に記載のとおりであります。 ────────────────────── △日程第1  会議録署名議員の指名 ○阿山正人 議長   まず日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、    白 井 義 一  議員    山 口   悟  議員    妻 鹿 幸 二  議員 を指名します。 ────────────────────── △日程第2  会期の決定 ○阿山正人 議長   次に日程第2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。  本臨時会の会期は、本日1日間としたいと思います。  これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○阿山正人 議長   ご異議なしと認めます。  よって、そのように決しました。 ────────────────────── △日程第3  諸 報 告 ○阿山正人 議長   次に日程第3、諸報告であります。  お手元に配付のとおり、監査委員から監査の結果について報告がありました。  以上で諸報告を終わります。 ────────────────────── △日程第4  議案第48号及び報告第8号〜報告第13号 △日程第5  議案第49号〜議案第53号 ○阿山正人 議長   次に日程第4、議案第48号及び報告第8号から報告第13号まで、並びに日程第5、議案第49号から議案第53号までをまとめて議題とします。  これより理事者提案理由の説明を求めます。  黒川副市長。 ◎黒川優 副市長  (登壇)  ただいま上程されました議案のご説明を申し上げます。  議案第48号、令和2年度姫路市一般会計補正予算(第1回)につきましては、歳入歳出予算の補正は565億6,870万7,000円の増額でございまして、補正後の予算規模は2,900億6,870万7,000円となっております。  それでは、歳出からご説明を申し上げます。  民生費につきましては、生活困窮者自立支援事業費に6,900万円を、市民向け給付事業として特別定額給付金給付事業費に539億6,000万円を、子育て世帯向け給付事業として子育て世帯臨時特別給付金給付事業費に7億6,000万円を、休校・休園に伴う施設の開設や感染拡大防止及び手洗い場蛇口自動水栓化等の経費として、障害者援護事業費法施行事務費に3,410万円、障害児通所支援給付費に7,832万円、ファミリーサポートセンター事業費に146万円、私立施設特別保育事業費に9,099万円、放課後児童健全育成事業費管理運営費に5,905万円、私立施設助成事業費に950万円、公立保育所運営費に2,033万円、老人福祉施設等感染拡大防止支援事業費に9,104万円をそれぞれ計上いたしております。  衛生費につきましては、新型コロナウイルス感染症対策事業費に2億7,600万円を計上いたしております。  商工費につきましては、商業・サービス業振興経費情報提供事業費に650万円、制度融資保証料の助成として金融対策事業費に8,000万円、県・市協調事業として実施する休業要請事業者経営継続支援事業費に3億3,633万円、市単独事業として休業要請等協力事業者支援事業費に3億4,000万円をそれぞれ計上いたしております。  消防費につきましては、資機材の購入経費として、救急活動経費に1,440万円を計上いたしております。  教育費につきましては、学校・園での感染拡大防止のため学校保健体育総務費に6,050万円、学校給食関係経費に3,200万8,000円、教育情報化推進費オンライン学習支援経費等のため8,627万9,000円、洗い場蛇口自動水栓化等の経費として、付属施設整備事業費で、小学校費に1億860万円、中学校費に4,110万円、高等学校費に480万円、幼稚園費に630万円、特別支援学校費に210万円をそれぞれ計上いたしております。  次に、歳入についてご説明を申し上げます。  国庫支出金につきましては、国が補正予算にて交付予定新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金を充当するほか、歳出でご説明いたしました国の補助事業の財源として、制度に基づき計上いたしております。  県支出金につきましては、国の補助事業の財源として、制度に基づき計上いたしております。  諸収入につきましては、小学校給食関係経費に係る臨時休業対策事業費助成金を計上いたしております。  市債につきましては、国の補助事業の財源として、制度に基づき計上いたしております。  繰入金につきましては、今回の補正に係る所要一般財源として、財政調整基金繰入金を計上いたしております。  また、地方債の補正は、今回の補正に係る借入限度額の変更をお願いしようとするものでございます。  続きまして、一般議案のご説明を申し上げます。  議案第49号、姫路市国民健康保険条例の一部を改正する条例につきましては、新型コロナウイルス感染症に感染し、または感染が疑われる被保険者に対し、療養のために労務に服することができなくなった日から起算して3日を経過した日以後の労務に服することを予定していた期間について、1年6月を上限として、傷病手当金を支給しようとするものでございます。  議案第50号、姫路市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例につきましては、新型コロナウイルス感染症に感染し、または感染が疑われる被保険者に対して、兵庫県後期高齢者医療広域連合が支給する傷病手当金に係る申請書の受付事務を、本市において行う事務として定めようとするものでございます。  議案第51号から議案第53号までは、いずれも専決処分の承認についてでございまして、地方自治法の規定に基づき、緊急を要するため専決処分をいたした件について、議会での承認をお願いするものでございます。  議案第51号、姫路市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例につきましては、本年3月27日に非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令が改正され、消防団員及び消防作業従事者等に対する損害補償の金額の算出基礎となる補償基礎額が引き上げられたことに伴い、同様の改正をしたものでございます。  議案第52号、姫路市市税条例等の一部を改正する条例につきましては、本年3月31日に地方税法等の一部を改正する法律が公布され、今月1日から施行されたことに伴い、固定資産税について、地域決定型地方税制特例措置の対象とされた特定水力発電設備に係る課税標準の特例率を同法で参酌すべきとされた割合と同じ割合にしたほか、必要な規定整備をしたものでございます。  議案第53号、姫路市介護保険条例の一部を改正する条例につきましては、介護保険法施行令及び介護保険国庫負担金の算定等に関する政令が改正され、低所得者に係る介護保険料軽減措置が拡大されたことに伴い、既に軽減措置の対象としている第1号被保険者に係る介護保険料をさらに引き下げたものでございます。  報告第8号から報告第13号までは、いずれも専決処分の報告についてでございまして、市長の専決処分事項に関する条例の規定に基づき、法律上市の義務に属する損害賠償額の決定または市営住宅の管理上必要な和解もしくは訴えの提起につき専決処分いたしましたので、そのご報告をするものでございます。  以上で議案の説明を終わります。  何とぞ、よろしくご審議いただきまして、原案にご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○阿山正人 議長   提案理由の説明は終わりました。  これより本件に対する質疑に入ります。  ご発言はございませんか。  萩原唯典議員。 ◆萩原唯典 議員   議案第48号、令和2年度姫路一般会計補正予算(第1回)について質疑を行います。  新型コロナウイルスによる国内での感染者は昨日現在で1万4,000人を超え、亡くなられた方の数も400人を超えています。感染者数の拡大によって医療現場は逼迫し、医療崩壊寸前という状況が全国各地で見られています。今、この瞬間も医療現場で奮闘されている医療従事者の皆様には、心から感謝を申し上げます。  姫路市においても、3月6日に1人目の感染者が確認されてから、市長を先頭に感染拡大防止対策に取り組んでいただいていますが、今こそ市民の皆様とともに、力を合わせて立ち向かうべきときであります。  一方で、新型コロナウイルスウイルス感染症の拡大は人々の暮らしにも大きな影響を及ぼし、多くの市民の社会経済状況に深い影を落としています。  県の休業要請に応じて休業を行っている事業者の中には、家賃の支払いなどに困難が生じているところも出てきています。また、アルバイトで学費を賄っていた学生の中には、学業を諦めることを検討している方もいると聞きます。  1日でも早く、日常の生活を取り戻すことができるようにと切望いたしますが、政府では緊急事態宣言の延長も検討されるなど、現在のところ、早期の事態の収束は見込めず、長期的な視点での対策が必要であるとの見解も示されています。  それだけに、市民への安心感を与え、安全な生活を保障することは喫緊の課題であり、まだまだ厳しくなっていく状況の中で、姫路市の経済対策が大変重要であると感じます。  議案第48号では、全ての国民に一律10万円を支給する特別定額給付金をはじめ、子ども、障害者高齢者などへの支援、新型コロナウイルス感染症対策、休業に協力している事業者への支援、学校現場への支援など、幅広く支援を行うための予算が計上されています。  事業者への家賃補助については、国の臨時交付金を活用して、売上げの減少などの要件をつけずに市独自の施策として行われていることなど、評価をするところです。  今回の補正予算中でも、予算額全体のおよそ95%を占める特別定額給付金に関して、その給付の方法や給付時期などについては、現在、既に生活に困難を抱えている市民の皆様にとって大きな関心事であり、できるだけ簡単な手続で他都市に遅れることなく給付されることが重要です。  今回の補正予算にかける清元市長の思いと、特別定額給付金の給付の方法、給付時期の見通しについてお伺いします。  また、長期戦になる予測もある中で、先ほど市長のご挨拶にもございましたが、次の対策も検討されていますが、市民の皆様とともに意識を共有してこの難局を乗り越えるためには、市民に国の特別定額給付金に加えて、一律5万円を給付するなど姫路市の現状に即した大胆な独自の対策も必要であると考えます。  清元市長のスローガンでもある3つのLIFE、「命」、「くらし」、「一生」を大切に守るためにも、第2弾、第3弾の支援策が必要です。  姫路市としての今後の方針を明確に提示することが市民の安心につながると考えますが、いかがでしょうか。ご答弁をお願いいたします。 ○阿山正人 議長   清元市長。 ◎清元秀泰 市長   議員ご質問中、補正予算にかける市長の思い、特別定額給付金支給手順と配付時期、今後の市の独自施策についてお答えいたします。  まず、補正予算にかける市長の思いについてですが、新型コロナウイルス感染症感染拡大は、まさに災害と呼べるほど全世界の命と健康を脅かしている状況にあります。  しかし、一方では自然災害とは異なり、物理的なインフラの破壊がされているわけではなく、感染さえしっかり抑えることができれば、必ずや今までの日常を取り戻し、経済復興を成し遂げることはできると考えています。  そのため、今般の第1弾緊急経済対策には、まず市民の命と健康を守ることを第一に考え、感染拡大防止施策を盛り込みました。さらには、人と人との接触を抑えることが、現在、取り得る最も効果的な感染拡大防止の手段であることから、人と人との接触を抑えつつ、この間の生活や事業継続を維持するために、個人への生活支援、そして事業者への雇用維持事業継続のための施策を盛り込みました。この3本の柱の施策により、市民の「命」、「一生」、「くらし」を守るために、緊急に、スピード感を持って対応してまいります。
     次に、特別定額給付金支給手順と配付時期についてでありますが、特別定額給付金は全国民を対象に一律10万円を給付することとされております。このため、給付対象は全世帯、市民となり、本年3月末時点での住民基本台帳では約24万1,000世帯、53万5,000人となる想定であります。  3密を回避しつつ、1日も早く支給を開始するため、申請手続については、マイナンバーカードを活用したオンライン申請方式及び郵送申請方式の2方式となります。  また、受付開始時期でございますが、国の補正予算が成立することが前提となりますが、オンライン申請はゴールデンウイーク中の5月4日から、郵送申請は5月中旬以降できるだけ早い時期から予定しており、順次審査を経て、口座への振込を開始できればと考えております。  現在、市民局に給付金担当専門部署を設置し、準備を迅速に進めています。市民の皆様に、それぞれの手に速やかに給付金が渡るように全力を尽くして、早急な対応を進めてまいります。  次に、市の今後の独自施策についてでありますが、今回の対策は第1弾ということで、まさに国難というべき局面において、国、県、市が一致協力してこの難局を乗り越えることが重要と考えております。そのため、まずは1人10万円支給をはじめとする国、県の事業を確実に実施することを前提とし、感染拡大防止対策と当面の生活支援事業継続支援等を進めていきます。  今後は、感染拡大の状況を見極めつつ、医療、福祉、経済、教育等の各種団体からのご意見やフィードバックを受けながら、今般の第1弾緊急経済対策では不十分であった部分へは、市独自の施策も含め、追加施策を必要に応じ展開してまいります。  それだけでなく、姫路の未来を取り戻すため、新型コロナウイルス感染症の収束後を見据え、新たなフェーズとして、反転攻勢仕掛けV字回復を達成すべく、経済復興事業や今回の感染症の教訓を踏まえた施策の検討を加速してまいりたいと考えております。常にスピード感を持って、確実に市民の命や健康、生活への不安を取り除くべく、市が一丸となって対応に努めてまいります。  どうかよろしくお願いいたします。 ○阿山正人 議長   苦瓜一成議員。 ◆苦瓜一成 議員   議案第48号、令和2年度姫路市一般会計補正予算案に関連して、市長に質問をさせてもらいます。  冒頭、新型コロナウイルス感染症でお亡くなりなった方々に心からお悔やみを申し上げるとともに、現在、闘病中の方にお見舞いを申し上げます。また、医療従事者、社会インフラを支えて頑張っておられる方々に感謝いたします。姫路市役所においても、市長はじめ幹部職員の皆様、そして職員の皆さん、殊に保健所職員の皆様には、昼夜を分かたぬご奮闘に敬意を表します。  さて、提案されている補正予算案のそれぞれの事業については、委員会で関係局長の答弁を求めますので、ここでは補正予算編成の方針全般にわたって質問をいたします。  新型コロナウイルス感染拡大の中で、住民の命を守ることが憲法第25条第2項に定める国や地方公共団体の最大の責務となっています。感染拡大を防止するために、国や自治体は、自粛要請と経済的な支援や補償を一体とした施策、対策の実施が求められると考えています。  国においては、本日、25兆6,914億円の補正予算が成立を予定をいたしております。  姫路市の補正予算案が、第1弾の緊急経済対策として24日に明らかになりました。感染を抑え込み、市民の命を守ることを最優先とした感染の拡大防止対策、外出自粛等による経済活動低下への対策を緊急実施となっています。市民の「命」を守り、「一生」を支え、「くらし」を維持するとしています。  今回の補正は第1弾で、すぐに第2弾を打つということですけれども、第1弾としては不十分ではないのかということです。  「命」を守るためというのであれば、学校給食がないために十分な食事が取れていない子どもたちへの支援がいるのでありませんか。尼崎市では、あまっこ応援弁当緊急事業として必要な子どもに弁当の提供をしております。明石市では、5月支給の児童扶養手当に5万円上乗せ支給を予定しています。  「くらし」維持では、休業要請等に協力した事業者への家賃補助10万円は有効な対策ですけれども、休業要請の対象でなくても、外出自粛で客が来ないので閉店しているとか、営業していても家賃も稼ぐことができない店も多くあります。西宮市は、休業要請に関わらず、売上げ2割減少の事業者に10万円の家賃補助をするとしています。  今回の第1弾の緊急経済対策が、ほぼ国庫支出金だけの範囲内での予算編成となっています。市の持っている独自の財源を動員していないために、市民の期待に十分応えた予算案になっていないのではないかと言わなければなりません。市長はあらゆる手段を総動員し、スピード感を持って取り組むとされています。答弁を求めます。 ○阿山正人 議長   清元市長。 ◎清元秀泰 市長   苦瓜議員の質問についてお答えいたします。  4月7日に兵庫県を含む7都府県に緊急事態宣言が発令されたことを受け、本市として、新型コロナウイルス感染症対策を強化するため、国補正予算等を活用し、補正予算の編成や条例改正などあらゆる手段を総動員し、感染症拡大を防止するとともに、市民生活を守るため緊急に実施すべき対策を第1弾緊急経済対策として取りまとめました。  今回の対策は第1弾として、市民の皆様の「命」、「一生」、「くらし」を守るために、緊急に実施する必要がある項目について対応したものであり、1人10万円支給をはじめとする国、県の事業を確実に実施することを前提として、市民の命を守ることを最優先とした感染拡大防止対策に加え、外出自粛等による経済活動の低下に対応する生活支援雇用維持事業継続への対策をスピード感を持って実行いたします。  姫路市独自の施策としては、具体的には、学校園のみならず、放課後児童クラブ、保育所、こども園の校舎内手洗い場蛇口の自動水栓化や休業要請等に協力した事業者への固定費、家賃支援など約5億円を計上しています。  特に、水道蛇口の自動水栓化については、今回の新型コロナウイルスによる感染の主な要因である飛沫感染と接触感染に対して、手洗い、うがいの徹底や接触を減らすことで感染拡大を抑えることができ、子どもたちの命を守ることにつながるものであり、非常に重要なものと考えています。  緊急経済対策は、今回の第1弾で終わるわけでなく、今後は、市独自の施策も含めて感染の拡大の状況を見極めつつ、緊急経済対策への追加施策について必要に応じ実施するとともに、姫路の未来を取り戻すため、新型コロナウイルス感染症の収束後を見据え、反転攻勢、V字回復に向けた経済復興事業や今回の教訓を踏まえた施策の検討を加速させてまいります。  まずは10万円を確実に、迅速に市民の皆様にお届けするこの事務作業だけでも相当なものでございます。職員にも時差出勤や3密を防ぐような自宅での待機も命じております。  この緊急時において、でき得る限りの迅速性をもって行うために、ゴールデンウイーク中にも申請ができるように工夫したり、いろいろな努力をさせていただいているところでございますので、どうかまず第1弾、その後に光が当たらなかった苦しいところに第2弾、第3弾を積み上げていく形で、姫路市は対応していきたいと考えております。  以上です。 ○阿山正人 議長   苦瓜一成議員。 ◆苦瓜一成 議員   迅速に、その10万円確実に届けるように、他の市町でもできるだけ早くということで、いろいろと報道されているように頑張っておられますので、姫路市でも本当に対象が24万世帯と多いものですから大変だと思いますけれども、ぜひ力を入れて頑張っていただきたいと、このように思っております。  今、ご答弁の中で、第2弾ということがしきりに出ておるわけでありますけれど、私ども、この最近になりまして、県議団、あるいはそれを中心にいたしまして、共産党といたしまして、アンケートを市民の皆さんにお願いをいたしました。そうすると、もうかなりいろいろと返ってきているわけでありますけれども、なかなか厳しいことを言われる方もいらっしゃいまして、近隣の自治体は独自の対策をしているのに、姫路市はマスク1枚も配布できないのですか、子育て世帯と言うけれども、高校生云々とこのように。あるいは、よその市では、水道の無料、いろいろやっていますけど、姫路市はそれもない。なかなか大変だと。このような、たくさんの市民の要望が来ております。市独自の対策をぜひやってもらいたいという要望がかなり多いんだろうと思っております。  市長の最初のご答弁の中では、市独自の対策を第2弾で行うということになるんですけれども、市独自の財源を、どう言うんですかね、基金を取り崩してやるんだということを明確なご答弁がなかったんですけれども、多分そういうことだろうと解釈をさせていただいておりますけれども、第2弾と言いましても、次の市議会は6月の第2回定例会ということになるわけです。では、なぜあらゆる各方面での危機が現れているこの今現在、この第1弾で市の独自財源、思い切った基金の取崩しを考えて、第1弾としてやらなかったのかなと思うわけです。  平成30年度の決算を見ますと、財政調整基金は143億円余りとなっておりまして、この基金、毎年毎年少しずつ積増しをしている基金であります。この未曽有の市民生活の困難、危機に速やかに動員をするべきではありませんか。そのための基金というものではありませんか。  姫路市はこの財政調整基金以外にも独自の基金をたくさんと持っております。ぜひこの基金を大胆に取り崩してということをお願いをしたいと思うわけでありますし、市長は感染拡大防止に国、県の方針どおり粛々と行う、不用な議論は避けてくださいというようなニュアンスの発言をされて、私も聞きましたけれども、姫路市は県や市の出先機関ではありません。国と県と力を合わせてやることは、本当当然でありますけれども、県内の市町をはじめ全国の自治会では、その地域の状況、特性に合わせた独自の取組も進んでいます。  コロナウイルスの感染防止で市民の命、健康を守ることを、それは最優先ですけれども、同時に市民の日々のなりわい、暮らしを守り切ることも大変重要なことだと考えます。独り親家庭、生活困窮者、そしてこのコロナ危機での失業など、あるいは家賃の重圧に苦しみ抜いている業者の方々、経済的困難に陥っている市民をどう守るのかという観点で、姫路市独自の支援策を緊急に、大胆に、第2弾を早急にお願いをします。ご答弁を求めたいと思います。 ○阿山正人 議長   清元市長。 ◎清元秀泰 市長   苦瓜議員、ご質問ありがとうございます。  まず、水道料金やその他公共料金等については、少なくとも国のほうの方針も含めまして、徴収に対する猶予策、また、個人においても、困窮家庭に対しては、特に猶予のほうを設けて、今、調査しているところでございます。  引き続き、第1弾の10万円の給付の中で困窮家庭等が出てきたときにはですね、必ずそういったところにも応援していきたい。ところが、逆に基金等を使って、現在迅速にばらまけばいいじゃないかというような感覚で私聞いてしまいましたが、全ての方にこうも考えて、ああも考えてっていくことになったときに、重複してしまい、本当に困窮が進んでいるところに支援の手が差し伸べられないということであれば、猶予という形で状況を見ながら、皆様のお困りの声をしっかりと聞いて第2弾に反映するというやり方のほうが、より繊細にかつ有効なお金の使い方ではないかと思っております。  その中で、市独自の在り方というものについては、当然我々も各種団体からの現状を踏まえて、しかしなぜここで第1弾で止めているのかということをもっと科学的に申し上げると、今、兵庫県内、たくさんの患者さんは出ておりますが、PCR陽性率を見ても、また死亡率を見ても、同じ兵庫県というくくりの中でも、リージョンごとに違うことも事実であります。  姫路の、播磨の医療崩壊は起きていますかと尋ねられれば、市民の皆様に、現時点では、医療機関の献身的なおかげによって医療崩壊の食い止めは水際でできている。実際に、医療崩壊によってPCR検査がオーバーフローして、検査が回らないというような東京や大阪のような事案はありません。しかしながら、着実に人と人との交流によって、感染者は市中感染としても認められるレベルであります。  兵庫県の感染者数と死亡数に対する割合と、播磨圏域も含めた感染者数、死亡数の割合は、現場の方々の努力、そして市民の協力によってかなり抑えられている。しかしながら、予断は許さない状況である。これから感染が拡大するのか、それともこのままぎりぎりでとどまっていくのか、それともこのまま終息していくのか。これが読めるのであれば、第1弾の対策事業費として投入できますが、むしろ今、非常にアンステイブルと言いますか、動きの悪いところでぎりぎり止まっている。だからこそ、どちらにいってもお金が第2弾に反映できるように、市独自の対策について検討している次第です。これは、医療、福祉のみならず、教育の現場に相当なお金がいるかも分かりません。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             緊急時というのは、国、県、市が一体となって、なるべく会議で重々巡りするようなことがないようにということで、もちろんいただいた要望に関しては、私も拝読させていただきました。しかしながら、今、国に対して消費税を5%下げてほしいという緊急要望を緊急事態宣言のさなかいただきましたが、その事務手続を行っている、それが少し難しい状況だという意味で、緊急事態というのは緊急なときに早急にする、そのアクションを起こすためのものだと私は考えています。  5%の消費税についてもしっかりと受け止めさせていただきましたが、今すぐにそれが国の法律の改正まで上がっていくのに、この緊急事態宣言のときにできるか。これはちょっとできないのではないかと、そういう意味で多くの方々から、いつもたくさんのご意見、お困りの声も聞いております。周りの感染症の進行状況も踏まえて、しっかりとした検討をさせていただきますので、どうかご理解とご協力のほどをいただけましたらとお願い申し上げる次第です。  以上です。 ○阿山正人 議長   苦瓜一成議員。 ◆苦瓜一成 議員   市長、私の質問の範囲内でのご答弁にしていただきたいなと、このように思うわけです。                                                                                                                                                                              第2弾の経済対策をいつ頃にされるのか、あるいはどの程度の規模なのか。そして基金を取り崩してどうするのかというような先ほどの私の質問には、あまりお答えにならなかった。ただ、いつ大きく、次第2弾として予定をしているということを答弁されましたので、ぜひ市民の期待をするあらゆるところに対策が施される、そして今、家賃で困っている業者の方々から悲鳴が聞こえております。そして、姫路市、あるいは姫路市の外郭団体が家主になっている、そういうところの業種の方からも姫路市のほうに要望があると聞いています。ですから、できるだけ早く第2弾、基金を何とか有効活用して、姫路市独自の施策を行っていただきたい。これを強く求めて、私の質問を終わらせていただきます。  どうぞよろしくお願いします。 ○阿山正人 議長   清元市長。 ◎清元秀泰 市長   苦瓜議員、誠にご質問ありがとうございました。  まず、前回の議会でも謝罪させていいただきましたが、市民の皆様に実費でお分けしたいと思っておりました備蓄分については、そういうことで急遽医療機関等へ配分するということになりまして、実費でお分けすることができませんでした。そのことについては、2月議会についても、謝罪させていただいたつもりでございます。  さらに、規模、それから今後の基金の切り崩し等、その前にも答弁させていただきましたが、今後の市内の感染の状況、そして経済の沈滞状況、そういったところをしっかりと踏まえながら、必要に応じて対応してまいりたいと。  まずは優先すべきは、やはり市民の「命」であり、「くらし」であり、先般申し上げましたように、特にどこの道路が陥没したとか、どこの港が潰れたとか、国を上げての国難でありと申し上げながらも、東日本大震災のように大きなインフラが壊れたわけではない。  また、むしろ今の長い長い自粛の中で、人の心が大変弱っているように思います。流言や飛語、デマが出てくるのは、市民の皆さんの不安が多く、またそれに対しての反応、いわゆる社会的ストレスが社会的な鬱につながっている可能性があります。ですから、そういったところの心のケアも含めて、第2弾に盛り込めるところがありましたら対応していきたい。  まずは、第1弾の成果を見て、また場合によっては、臨時議会の求めを何回も行っていく可能性はあります。これも、執行する予算規模に応じて、二元代表制の中で、市長はじめとする理事側だけがこのコロナウイルスと戦っているわけではございません。議員の皆様からも幅広いご要望をいただきながら政策に反映し、迅速に対応していくのが、この難局を乗り切る一番の大切なことだと思っております。どうかこれからもご協力のほどをよろしくお願いいたします。 ○阿山正人 議長   三木和成議員。 ◆三木和成 議員   私のほうから令和2年度姫路市一般会計補正予算、今説明がございましたけれども、その中で、ドクターであられる市長に対して、第1弾姫路市緊急経済対策の中の感染拡大防止対策について伺いたいと思います。  今現在、皆さんもマスコミ等でご案内のとおり、今国は、ドクターあるいは大学教授、いろんな専門家を交えた専門家会議を設置しまして、ここはいわゆる感染症対策のヘッドだろうとは思います。  しかしながら、ここの専門家会議は今現在対策のコアと言いますか、政策のメインが、私は専門家ではありませんけれども、いろいろ資料を読む中で、クラスター対策に主眼が置かれておるということで、これに対置する概念、考え方として、今現在、やっとノーベル賞を受賞をされた京都大学の本庶先生とか山中先生が、やはりこのPCR検査が格段に今遅れておると。  事実ですね、データを見てみましても、安倍内閣総理大臣が約2万件ぐらいのキャパがありますけれども、8,000前後ぐらいで推移しておると。そういうことで、今現在いろんな所からでは、このPCR検査が遅れておるというのが共通の認識であろうと、私自身理解してございます。  そこで、今回緊急経済対策の第1弾の中で、ここの市民の「命」を守るための感染防止対策として、このPCR検査の拡充とございますけれども、まずこの拡充というのがどういう意味なのか。例えば今現在、全国的には850の検査機関があるやに聞いてございますけれども、この850とて、医療機関が11万に比べれば非常に少ない。  姫路の場合は、まずこの検査機関が帰国者あるいは接触者の関係でですね、全て情報が保健所を通じてでないと検査には行き届かない。まず、さっき言いましたPCR検査の拡充とありますが、これは保健所のマンパワーの充実、あるいは、今現在検査機器が何台あるか私は承知しておりませんけれども、その拡充の内容についてお聞かせをいただきたいと思います。  それから2つ目として、検査機器の購入費の助成とありますけれども、保健所が買うんであれば助成とは言いませんけれども、ということはですね、今現在、全国の先進的な自治体では、自らが国のPCR検査、あるいはこの抗体検査の遅れに業を煮やして自主的にPCR検査を推進しようという動きもございます。  お聞きしたいのは、購入費の助成というのは、助成先はどういうところを考えておられるのかということをお聞きしたいと思います。  それと、最後になりますが、PCR検査、必要性はいろいろ専門家から言われておりますので私のごとき素人が言うことではございませんけれども、やはり推進するためには、地元の医師会との連携をやはり強化、密にして、PCR検査センターみたいなものを早急に市内に設置して、これから感染の拡大がどうなるか分かりませんけれども、やはりそういうことに備える必要があると思いますけれども、市長のご見解を伺いたいと思います。 ○阿山正人 議長   清元市長。 ◎清元秀泰 市長   まず、PCR検査に関係することについて、詳細なことについては、機器購入支援等につきましては、担当の財政局長のほうから説明させます。  まず、三木議員が、今ご質問にありました、PCR検査が非常に遅滞しており、市民の安心・安全が守れないのではないかというご質問ですが、本件に関しましては恐らく国のことを述べられていると思います。  毎日朝夕にPCR検査陽性者、それからそれぞれの患者の発生の状況については市役所と保健所が緊密に連携を取りながら、私も全てに記者会見をしているわけではないですが、情報開示という点についても、シチュエーションが大きく変わった場合にのみですが、私が記者会見、答弁しております。  具体的に申し上げますと、例えば、病院でクラスターが発生したとき、または海外からの流入で起こったとき、死亡者が出たとき、そういったような状況のときには記者からの質問も大変多いだろうということで、私が答弁に立っております。  その中で、姫路市の現在のPCR実施数に対する陽性率は4%前後でございます。当然、姫路市の検査件数は、ちょっと上限を申し上げるとそれが足かせになります。というのは、PCR、ポリチェーンリアクションっていう、ポリメラーゼを使って、ある程度の反応をDNA、RNAに対して行うこの検査ですが、夜中まで徹夜をさせて回せば、当然検体検査は倍になる。しかし、その状況になっていないのに、感染件数上限ということは、なかなか言うとですね、多くの市民の方々が、つまり陰性率95%の検査が市民の方々がどんどんどんどん受けたいと言うと、それこそが医療崩壊につながると。  ここは東京と大阪とは状況が少し違うということを先般も申し上げましたように、PCR検査については破綻しておりません。しかしながら、2月下旬からPCR検査について私どもも、私を中心としていろいろ検討し、どのプライマーを用いてそしてどういうアニーリングの条件で、どれぐらいのサイクルをすればデテクトできるか、またはそれをデテクトするための最低限の機械は何なのかというところまで、民間の検査会社と検討いたしました。  民間の方々を交えてというのは、公的なPCR検査について、キャパを超えてしまったときは、当然応援を求めなくてはならない。しかしながら、今その状況で、機材の購入のめどの立ったままペンディングされていると。  それについて国の緊急措置として、機器、大体これは、私も研究者でしたから、自分でPCRは何度も回しています。マニュアルでやるのか、それともオンラインでやるのか、試薬の数によってそれぞれ対応する機器が違うわけですけれども、スタンダードな機械、こういういわゆる検査会社とかですね、検査機構がやる場合、1,000万〜2,000万ぐらいの間に幅があると考えていただいたらいいと思うんですけども、そういう機器について民間委託も踏まえた予算、できそうなところというのはあらかじめあたりもつけておりますし、いつでも民間委託できる状況でバックアップしていると。  これはもう既に3月の間にほぼアウトラインは決めておりました。ただ、それを予算化するということに関しては、先ほど苦瓜議員の質問にもありましたように、全体の動態を見て、感染の拡大の程度を見て、それを投入するかどうかと。今回の機器購入支援についてはその方向で考えておりますし、それは今回のコロナ禍が終わった後に、民間でのPCR検査の1つのステップアップにもつながるんではないかというふうに考えてますので、これは前広にと言いますか、拡充する方向で指示しており、現場のほうに詳細のほうは聞いていただければと思います。  民間に委託することが、すなわち積極的疫学調査における保健所所員のクラスター潰しに人員を割けるということになりますので、民間に任せることはなるべく民間に任せていくというスタンスは今回の第1弾の補正予算の中に盛り込ませていただいた理由でございます。いくらそういう予算が国からあったとしても、活用できる機関がなければ、民間の施設もなければ、全くこれは絵に描いた餅でございますけれども、実施可能な方向で進んでいるということで、今回のご予算に認めていただければと思います。  それから、医師会との協力でございますけれども、これも緊密に、3月の冒頭に医師会と協働でこのような感染予防のためのできることと、小さな子どもさんたちがクラスターになることがいけないということで、医師会長をはじめ、多くの方々と短期的・中期的・長期的な支援策について検討し、PCRの検体を採取するに当たっては、どういうふうに協力願えるかという協議も1月以上続けてまいりました。  しかしながら、医師会の先生方の構成員の多くは開業医でございます。PCR検査の検体採取のときには、スワブと呼ばれる綿棒の長いやつですけども、これを鼻の奥、約7、8センチメートル以上の上部甲介と言われるところまでぐりぐりと入れていきます。当然、くしゃみの反射とかが出てくることがあって、かなり防護をしておかなければ、先生方そのものに危険性が及ぶ可能性があります。医師会の先生方には、日頃の医療、毎日コロナウイルスだけを見ているわけではないわけですね。糖尿病であったり高血圧のような一般的な病気から、骨折、また心臓病、いろいろな臨床現場にコロナウイルスの陽性者が紛れて、そしてそこが、待合室がクラスターになってしまうというような可能性もあると。  医師会の先生方と協力して、PCR検査をどんどんどんどん増やす。確かにそれだけのニーズがあれば、最終的にはお願いしますと、協力しましょうということも重要ですけれども、先ほど申し上げたように、医師の要請に応じての検査については、まだ姫路は破綻していないということを考えると、現状では連絡を取りながら、PCR検査の動向を確かめ、既に検査の枠は大きく広げれる状況までいるということで、今ぎりぎりのところで止まっていると。ですから、医師会の先生方と協力していないのではないかというような趣旨のご質問はそうにあらず、お互いホットラインで連絡を取り合っております。  これは市内の基幹病院である感染症指定病院の病院、また中核医療機関の院長先生方とは常に事あるごとに直通の携帯電話でのやりとりをしておりまして、確かに市民の方には見えにくいかも分かりませんが、そのようなことを殊さら言ったところで、かえって不安が大きくなったり、現在ある一定の病院の看護師さんであるとか、コロナを診ているというだけで流言飛語、デマ、そういったことで非常に苦しんでおられる方がいらっしゃると。別に濃厚接触者でもないのに、濃厚接触者だから14日間出てくるなというようなことを言われている医師や看護師もいると聞くとですね、現場で頑張っている方々に対して、我々はもっともっと感謝の意を出さなくてはならないし、当然第2弾にはそういった方々に対する特勤とかいろいろなことも考えていくべきではないかとは考えております。
     長くなりましたが、追加のことにつきましては、担当部局の方から話をさせていただきます。  どうも、ご質問ありがとうございます。 ○阿山正人 議長   三河財政局長。 ◎三河美徳 財政局長   先ほどのご質問でございますが、先ほど市長が答弁いたしましたとおり、PCR検査の委託というような民間機関に検査を委託するというものでございます。市での検査で処理できないもの、それについて民間委託をするという内容でございます。それから、検査機器整備の助成につきましても、民間機関への機器の整備に対する助成を行うというようなもので、この2つについて拡大措置といたしまして、予算化しているという内容でございます。  以上でございます。 ○阿山正人 議長   三木和成議員。 ◆三木和成 議員   ご答弁ありがとうございます。  それはよく分かります。  ただですね、これは私保健所の中に入って確認したわけではございませんけれども、姫路市だけではなく、最寄りの自治体の各保健所、政令市あるところは、PCR検査に職員が忙殺されて、なかなか普段どおりの業務ができないというような苦情があるやに聞くところも多いようです。  姫路市の場合もですね、漏れ聞こえてくるところによりますと、職員が体調を壊して休んでおられる方もおられるようですし、そこら辺はやっぱり業務が、今7割減とかいろいろ市のほうで人事のローテーションを組んでおられますけれども、やはりこういうところには、あえてマンパワーの投入をお願いして、私の質問を終わりたいと思います。 ○阿山正人 議長   清元市長。 ◎清元秀泰 市長   ありがとうございます。  若干、三木議員は姫路市のことではなく、他都市の例を少し影響を受けて述べられてると思いますが、姫路市のPCRを担当する職員がさほど疲弊しているということではございません。  しかしながら、感染対策予防というのは、PCR検査だけではございません。先ほど申し上げましたように、PCRの検体を取ってくることであったり、これはもう市中の医療機関の先生方が非常に厳格に自分の感染を予防しながら得られる検体、それを回収する部隊があります。そこにも人がいります。  それから、PCRそのものは、誰かほかのセクションから手伝いに行けと言っても、恐らくこの議場の中でPCRをやった方は私しかいないと思います。PCRそのものはそんなに難しい検査ではありませんけれども、一たびチューブに検体を入れ間違えたとき、反応試薬が何種類かあり、それを入れ間違えたとき、設定を間違えたとき、陽性になるものが陰性になってしまう可能性もはらんでいます。  そのために、検査も二重三重のフェイルチェックを行い、また検体もアリコットと言いまして、分注、要するに1つの検体を何種類かに分けていく、そのような特殊な技能を持った検査のできる人間には数の限りがあります。普段の検査とは違い、相当なストレスを受けながらやっていることは事実です。しかし、時間外を見ておりますけれども、職責の中で頑張っていると。そういうことも踏まえるとやはり姫路市内の機関の中に、また別にバックアップできる民間の機関があればいいのではないかということで、この件については1月以上も前から、2月ぐらい前からいろいろ勉強、研究調査を重ねて今に至っている次第です。  ですから、職員を簡単に、8割削減しているからこちらの職員をちょっとこっち回したったらええやんと、確かに事務のほうは手伝いに行かせております。しかしながら、これはなかなか難しい。これは各市内にある医療機関の方々もそうだと思います。眼科しかしたことがない先生に、救急の最前線に立てと言われても、なかなかできないと思います。私自身はそういった救急の最前線でやっておられるお医者さんや看護師さんたちに、やはり市民の皆様も同じ気持ちになっていただいて、感謝の気持ちを持っていただいて、まずは自分にならないことが医療崩壊を食い止める一歩なんだと、今、医療崩壊が起こっていないのは、医療機関が頑張っているだけじゃなくって、多くの人が自粛をして、感染のリスクを減らしているからだと、そういう意味で姫路城のブルーライトアップもさせていただいた次第です。  どうかご協力のほどよろしくお願いいたします。 ○阿山正人 議長   以上でご発言が終わりましたので、質疑を終了します。  議案第48号については、お手元に配付の委員会付託議案表のとおり、所管の予算決算委員会に付託します。  なお、報告第8号から報告第13号までについては、報告のとおりご了承願います。  次に、議案第49号から議案第53号までについて、お諮りします。  本件については、委員会付託を省略したいと思います。  これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○阿山正人 議長   ご異議なしと認めます。  よって、そのように決しました。  これより討論に入ります。  ご発言はございませんか。 (「なし」の声あり) ○阿山正人 議長   ご発言がありませんので、討論を終了します。  ここで、議案の採決準備のために休憩します。  再開時刻は、午前11時20分とし、再開後、議案の採決を行います。      午前11時08分休憩 ──────────────────────      午前11時17分再開 ○阿山正人 議長   休憩前に引き続き、会議を再開します。  これより採決に入ります。  議案第49号から議案第53号までをまとめて採決します。  本件は、原案のとおり可決または承認することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○阿山正人 議長   ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決または承認されました。  本日の会議時間は、あらかじめこれを延長します。  議案第48号の委員会審査等のために、しばらく休憩します。  再開時刻は、改めて連絡します。      午前11時18分休憩 ──────────────────────      午後9時46分再開 ○阿山正人 議長   休憩前に引き続き会議を再開します。  議案第48号について、これより委員会の審査結果について委員長の口頭報告を求めます。  登壇の上、ご報告願います。  予算決算委員会委員長 石堂大輔議員。 ◎石堂大輔 予算決算委員会委員長 (登壇)  ご報告申し上げます。  本委員会に付託されました議案について、先ほど委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、原案を可決すべきものと決定いたしました。  以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の皆さんの審議のご参考にしていただきたいと思います。  まず、市民局については、特別定額給付金の支給についてであります。  同給付事業は、国の緊急経済対策の1つとして、国民1人につき、一律10万円を給付するものであります。  委員会において、本市では、オンラインによる電子申請と郵送による申請により受付を行うとのことであるが、申請から給付に至るまでのスケジュールはどのように考えているのか、との質問がなされました。  当局の答弁によりますと、電子申請については、5月4日から受け付ける予定ではあるものの、給付の基準日である4月27日時点の世帯情報を反映するシステムが必要となることから、システム構築を5月中旬までに行い、5月下旬には振込が開始できるよう取り組んでいるところである。  また、郵送による申請に関しては、5月中旬から、順次、申請書類を発送していきたいと考えており、5月中の給付は難しい状況ではあるものの、1日でも早く給付できるよう取り組んでいきたい、とのことでありました。  本委員会といたしましては、現在の状況を考えると、スピード感を持って取り組むことがもっとも重要であることから、人員の配置も含め、姫路市の総力を挙げて1日でも早い給付に向けて鋭意取り組まれたいことを要望いたしました。  次に、健康福祉局について、第1点は、生活困窮者自立支援事業費についてであります。  委員会において、同支援事業は今後どの程度の利用者を見込んで予算を計上したものか、との質問がなされました。  当局の答弁によりますと、リーマンショックの影響を参考として、今後250名程度の人が利用することを見込んで予算を計上している、とのことでありました。  本委員会といたしましては、生活援護室等の窓口に相談に来られた人の困窮の状態を丁寧に聞き取って、迅速な支援をされたいことを要望いたしました。  第2点は、新型コロナウイルス感染症対策事業費についてであります。  委員会において、自治体で独自にPCRの検査センターを設けているところがあるが、第2弾の経済対策でPCR検査の拡充を図る考えはあるのか。  また、コールセンターの拡充は行っているのか、との質問がなされました。  当局の答弁によりますと、PCR検査については、医師会との協議を継続して行いながら、充実を図っていきたいと考えている。  また、コールセンターについては、3月に平日夜9時まで相談時間を延長し、4月15日には3回線から5回線に増やして対応している、とのことでありました。  本委員会といたしましては、今後においては、PCR検査と抗体検査を組み合わせることで診断の効率化を図り、市民の不安解消に努められたいことを要望いたしました。  次に、こども未来局について、第1点は、児童育成費のうち、私立施設特別保育事業費についてであります。  当該事業は、私立の保育所、認定こども園等における手洗い場の蛇口の自動水栓化や、消毒液、マスク等の購入経費について助成するものであります。  委員会において、私立施設においては、消毒液やマスク等について施設側が確保する必要があるのか、との質問がなされました。  当局の答弁によりますと、新型コロナウイルス感染拡大防止に係る消耗品等については、1施設当たり50万円を限度とした購入費助成であり、各施設の状況に応じて優先順位を設け、必要な物品を購入してもらうことを考えている、とのことでありました。  本委員会といたしましては、依然としてマスクや消毒液は入手しづらい状況にあるため、各施設で独自に物品を調達することは困難であると考えられることから、市から業者を紹介するなど、私立施設を支援されたいことを要望いたしました。  第2点は、特別定額給付金給付事業費についてであります。  当該事業は、児童手当を受給する世帯に対し、6月下旬に、対象児童1人当たり1万円の臨時特別給付金を支給するものであります。  委員会において、本年5月11日に支給される独り親家庭の児童扶養手当や6月15日に支給される児童手当に1万円を上乗せして支給することはできないのか、との質問がなされました。  当局の答弁によりますと、給付するためのシステムの構築や通知文の作成等に関する事務を職員が連携して行ったとしても、6月15日の支給は難しいことから、6月末までには遅くとも同給付金を支給できるよう取り組みたい、とのことでありました。  本委員会といたしましては、必要に応じてさらなる体制の強化も検討しつつ、できるだけ早急に当該給付金を支給できるよう取り組まれたいことを要望いたしました。  次に、産業局については、休業要請等協力事業者支援事業についてであります。  委員会において、同事業で支給する協力支援金の対象となる事業者数はどれぐらいになるのか。  また、第2弾の支援として、市独自でよりきめ細やかな支援を行うような考えはないのか、との質問がなされました。  当局の答弁によりますと、同事業の対象は3,200社程度と想定している。  また、第2弾の経済対策については、産業界の追加要望を把握した上で検討していきたいと考えている、とのことでありました。
     本委員会といたしましては、商工会議所等と連携しながら、スピード感を持って給付事業に取り組まれるとともに、今後の対策についてもしっかり検討されたいことを要望いたしました。  次に、教育委員会について、第1点は、校舎内手洗い場蛇口の自動水栓化についてであります。  委員会において、4,113か所ある手洗い場の蛇口をいつまでに整備しようと考えているのか、との質問がなされました。  当局の答弁によりますと、日本国内で生産されている製品を使って令和2年中をめどに整備をしたいと考えている、とのことでありました。  本委員会といたしましては、事業の進捗をしっかりと管理して、目標内の整備を達成されたいことを要望いたしました。  第2点は、市立学校へのオンライン学習・遠隔学習環境の整備についてであります。  委員会において、オンライン学習・遠隔学習についてはいつ環境整備を行う予定なのか、との質問がなされました。  当局の答弁によりますと、ICTを活用した学習支援については、4月下旬から進めており、タブレットパソコンの追加配備については、10月より、順次環境を整備していく予定であるとのことでありました。  本委員会といたしましては、紙媒体と併用しながら、子どもと保護者がICTの活用に関する技能を身に着けることができるように支援されたいことを要望いたしました。  以上のとおりであります。  議員の皆さんにおかれましては、本委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○阿山正人 議長   以上で委員長の口頭報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  ご発言はございませんか。 (「なし」の声あり) ○阿山正人 議長   ご発言がありませんので、質疑を終了します。  これより討論に入ります。  ご発言はございませんか。 (「なし」の声あり) ○阿山正人 議長   ご発言がありませんので、討論を終了します。  ここで、議案の採決準備のため休憩します。  再開時刻は、午後10時10分とし、再開後、議案の採決を行います。      午後9時56分休憩 ──────────────────────      午後10時05分再開 ○阿山正人 議長   休憩前に引き続き、会議を再開します。  これより採決に入ります。  議案第48号、令和2年度姫路市一般会計補正予算(第1回)を採決します。  本件は、委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○阿山正人 議長   ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。  この際、特に市長から発言の一部を取り消したい旨の申し出がありましたので、発言を許可します。  清元市長。 ◎清元秀泰 市長  (登壇)  午前中の本会議における苦瓜一成議員の議案第48号令和2年度姫路市一般会計補正予算(第1回)についてのご質問に対する答弁におきまして、中国にマスクを配った件に関わる部分の私の発言につきましては、事実誤認に基づく発言でしたので、これを取り消していただきますようお願いいたします。  以上でございます。 ○阿山正人 議長   以上でご発言は終わりました。  お諮りします。  ただいまのご発言のとおり、発言の一部を取消し許可することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○阿山正人 議長   ご異議なしと認めます。  よって、そのように決しました。 ────────────────────── ○阿山正人 議長   以上で、本日の日程は終了しました。  お諮りします。  本臨時会に提出されました案件は、全て審議が終了しましたので、閉会したいと思います。  これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○阿山正人 議長   ご異議なしと認めます。  よって、令和2年4月姫路市議会臨時会はこれで閉会します。      午後10時07分閉会 ────────────────────── △議長挨拶阿山正人 議長   閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  本臨時会におきましては、令和2年度姫路市一般会計補正予算や姫路市国民健康保険条例の一部改正などについて、議員の皆様には熱心にご審議いただき、無事閉会することができました。  ここに、議員の皆様のご協力に対し心からお礼を申し上げ、簡単ながら閉会のご挨拶といたします。  どうもありがとうございました。  清元市長。  ────────────────────── △市長挨拶清元秀泰 市長   閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  議員の皆様には、本日の臨時会におきまして、令和2年度一般会計補正予算をはじめ、条例の改正等の議案について、終始、熱心かつ慎重に御審議いただき、いずれも原案にご賛同を賜りました。  厚くお礼を申し上げます。  ご議決いただきました予算に基づき、市民の命を守ることを最優先とし、感染拡大防止対策に加え、外出自粛等による経済活動の低下に対応する生活支援対策や、雇用維持事業継続対策を、1日でも早く市民の皆様にお届けできるよう、直ちに実行してまいります。  また、新型コロナウイルス感染症の拡大に備えた、さらなる対策の実施や、収束後を見据え、反転攻勢に向けた経済復興事業の検討を、スピード感を持って行ってまいります。  議員の皆様におかれましては、一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、閉会の挨拶といたします。  ありがとうございました。 ────────────────────── 地方自治法第123条第2項により署名する。   姫路市議会議長      阿   山   正   人   会議録署名議員      白   井   義   一      同         山   口       悟      同         妻   鹿   幸   二...