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  1. 姫路市議会 2019-09-19
    令和元年9月19日建設分科会−09月19日-01号


    取得元: 姫路市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-11
    令和元年9月19日建設分科会−09月19日-01号令和元年9月19日建設分科会 令和元年9月19日(木曜日) 予算決算委員会建設分科会 第5委員会室 出席議員  妻鹿幸二駒田かすみ金内義和宮下和也、  小林由朗八木高明、酒上太造、梅木百樹、  竹中由佳建設委員会建設局)の審査】 開会                10時58分 建設局               10時58分 送付議案説明議案第35号 平成30年度姫路一般会計決算認定について ・議案第46号 令和元年姫路一般会計補正予算(第2回) 質疑                11時19分 ◆問   街路樹管理費の約2億円は、街路樹剪定剪定後の処分に支出していると思われるが、それ以外にはどのような作業に支出しているのか。
     また、街路樹維持管理に係る費用節減に向けて、植樹帯を車道や自転車道にするなどの取り組みは行っているのか。 ◎答   街路樹管理費を支出する事業については、議員の認識のとおりである。  維持管理に係る経費節減については、道路整備工事に際して、歩道有効幅員を広げる必要がある箇所や、交差点付近において見通しが悪くなっている箇所街路樹伐採を行っている。 ◆問   見通しが悪い箇所伐採についてだが、私有地に生えている木には関与しないということでよいか。 ◎答   関与していない。 ◆問   街路樹管理費節減に向けた取り組みは行っているのか。 ◎答   大きくなり、毎年剪定が必要になるような木は伐採するなど、当該経費を縮減するよう努めている。 ◆問   街路樹を撤去し、抜根も行うのか。 ◎答   本市では緑化推進にも取り組んでおり、樹木自体は必要なものと認識しているが、通行できる幅が2メートル未満の歩道で大きくなった街路樹の一部については伐採や抜根も行っている。 ◆問   自然が必要だという声も聞くが、近隣住民落ち葉の掃除などの負担を強いていることも事実である。街路樹が不必要なところは撤去し、必要なところはしっかり管理しながら、経費節減に取り組んでもらいたいがどうか。 ◎答   落ち葉清掃を初め、市道の管理については市民にも協力してもらっている。場所によっては街路樹道路標識や信号を見えにくくしているところもあるため、経費節減に加え、交通安全の観点も含め、街路樹の数を減らしていくように考えている。 ◆問   市が管理している街路樹はしっかり剪定されているが、姫路医療センター付近などの県が管理する街路樹については年に1回しか剪定されないため落ち葉が多く、排水を妨げている状況である。県に街路樹をしっかり管理するよう要望できないのか。もしくは、建設局姫路城管理事務所が連携して管理できないのか。 ◎答   それぞれの場所において事情があると思うが、市が管理しているものは関係部局と連携を図り対応し、また、県が管理しているものは対応を要望している。 ◆要望   特別史跡地内だけでも、街路樹管理を市がかわりに行うことも含めて検討してもらいたい。 ◆問   歳入のうち、手柄中央公園使用料とは、何の使用料なのか。 ◎答   電柱等の敷地の使用料として約11万5,000円、手柄遊園土地使用料として約65万9,000円である。 ◆問   手柄遊園土地使用料について詳しく説明してもらいたい。 ◎答   手柄遊園において構造物が残っている部分の土地について、姫路まちづくり振興機構から使用料を徴収している。 ◆問   手柄植物園については、入園料収入が約250万円であるのに対し、植物園費として約7,000万円を支出している。姫路市として入場者数の増加に対する取り組みは検討しているのか。 ◎答   歳出と歳入を比較すると費用対効果は高くはないが、植物園自体が熱帯・亜熱帯の珍しい植物展示しており、本市にとって必要な施設であると認識している。平成30年は猛暑や天候不良の影響もあり、入場者数が少なく収入が低くなったが、展示内容広報を充実させ、集客を行っていきたい。 ◆問   同園の入場者数については、平成27年度は約3万8,000人、平成28年度は約3万6,000人、平成29年度は約3万8,000人であるが、平成30年度は何人であるのか。 ◎答   有料入場者数は1万3,834人、無料入場者数は1万5,621人である。合計2万9,455人である。 ◆問   珍しい植物もあり、残していくべき施設であると思うので、まず目標とする入場者数を設定し、その入場者数の達成に向けた取り組みを検討してもらいたいがどうか。 ◎答   入場者数が減っていることを重く受けとめている。植物園のPRに力を入れて取り組みたい。近年、サギソウや播磨の珍しい植物展示にも力を入れて取り組んでおり、市民周辺市町広報を行いたい。 ◆問   公園管理費のうち、維持管理費に約4億700万円を支出しているが、維持管理している公園総数と総面積公園1カ所当たり金額を説明してもらいたい。 ◎答   公園総数は945カ所、総面積481.83ヘクタールである。単純に計算すると、公園1カ所当たり約43万円、1平方メートル当たり85円程度になる。 ◆要望   今定例会で上程されている議案第59号、姫路市立公園条例の一部を改正する条例によって公園自動販売機設置できるようになるが、公園使用料を徴収することで公園維持管理費に寄与できると思うので、ぜひ自動販売機設置について取り組みを進めてもらいたい。 ◆問   公園樹木活力再生事業費として約7,500万円を支出しているが、当該事業は繁殖し過ぎた公園樹木伐採することとは異なる目的事業なのか。 ◎答   現在、各公園において樹木が密集し過ぎており、伐採剪定費用が高くなってしまっている。また、樹木が密集していることから、それぞれの樹木が十分に枝や根をはることができず、弱っている。そのため樹木活力再生という表現をしているが、実際は樹木半数程度まで伐採し、樹勢を回復させること、加えて維持管理費を削減することを目的とした事業である。 ◆要望   防犯の観点からも、今後も引き続き当該事業に取り組んでもらいたい。 ◆問   歳出のうち、緩衝緑地造成費償還金に関して、対象緩衝緑地面積について説明してもらいたい。また、平成29年度決算では約3億590万円支出しており、令和元年予算では約1億5,000万円が計上されているが、いつまで支払うのか。 ◎答   平成30年度緩衝緑地造成費償還金は、第6期の造成事業として、浜手緑地レクリエーションゾーンスポーツゾーンネイチャーゾーンのあわせて約11.2ヘクタールの緩衝緑地対象としたものである。  平成30年度ネイチャーゾーンに関する償還は終了しており、令和元年度の予算額が減少している。また、スポーツゾーンについても令和元年度で償還が終了する予定であるため、令和2年度予算額約5,400万円をもって、すべての償還が終了する予定である。 ◆問   どこに支払っているのか。 ◎答   国と市と周辺事業者で3分の1ずつ負担して造成しており、市と周辺事業者が国に20年かけて償還している。 ◆問   当該償還金は全部で幾ら支出しているのか。 ◎答   後ほど資料を提供したい。 (分科会終了後、委員資料配付) ◆問   公用車ガソリンはどのように給油しているのか。 ◎答   公用車管理事務所ガソリン券があり、それを用いて単価契約している市内のガソリンスタンド給油している。給油量の集計は管財課で行われる。  また、道路部局管理している清掃車については、担当課予算で対応しているが、単価については管財課の契約による。 ◆問   管財課の話になってしまうが、ガソリン券での給油に関する契約について疑問を持ったことはないか。 ◎答   特にない。 ◆問   支出決定書によると、平成30年9月において、公用車レギュラーガソリン給油に係るガソリン単価が1リットル当たり151円、軽油が1リットル当たり127.6円である。我々が日常で給油するときの単価の相場とかけ離れているように感じるが、疑問を感じないか。 ◎答   ガソリンの価格は日ごとに変わるため、管財課が契約したガソリン単価とずれが生じることは認識している。 ◆問   建設局の各課でかなりの量を給油しているが、職員と市民の感覚が乖離しているように感じる。また、契約しているガソリンスタンドに行って給油するため、わざわざ特定のガソリンスタンドに行かなければならないという点で時間やエネルギーのロスが生じる。そのため、何か改善案管財課に提案してもらいたいがどうか。 ◎答   市役所周辺当該ガソリンスタンドがあり、公用車目的地へ向かう前にガソリンを確認し、必要に応じて訪問前や帰庁前にガソリンスタンドに寄って給油している。 ◆要望   当該給油方法は余分な手間や経費を使っているのではないかという意見もある。建設局は、特に道路関係業務公用車を使うことが多いと考えられるので、経費節減の意識を持ってもらいたい。 ◆問   道路新設改良費執行率が65.8%と低いが、執行率の向上のための取り組みについて説明してもらいたい。 ◎答   路線ごとにどこまで事業ができるか、早期に見きわめを行うようにしている。見きわめがおくれると、事業間の調整ができなくなり、本来当該年度にできるはずであった事業の区間すべてができなくなってしまうことがある。その見きわめを早期に行うよう取り組んでいる。 ◆問   なぜ道路新設改良費執行率は低いのか。 ◎答   道路新設改良事業には用地取得を伴う。用地を取得した上で、工事も同年度内に完了するよう計画しているものもあるが、相手方との交渉によってはどうしてもスケジュールにずれが生じてしまう。それにより年度内用地取得工事ができず、執行率が低くなってしまう。 ◆問 
     事業ごとに個別の問題があるのか。それとも、道路新設改良事業全体に問題があるのか。 ◎答   道路新設改良事業は、概算で予算を計上しているわけではなく、各路線における事業ごと予算を計上している。これにより予算の配分が明確になるメリットがある一方、事業間の調整が十分にできず執行率が低くなりやすいというデメリットもあるが、これはやむを得ないものだと認識している。 ◆問   各路線において実施できる事業の見きわめは非常に大切であると思う。見きわめの難しさは承知しているが、長期間にわたって工事をしている道路も見受けられる。建設局全体でスピード感を持って事業に取り組んでもらいたいがどうか。 ◎答   できる限り、指摘のとおり努めたい。 ◆問   街路事業費については、なぜ執行率が低いのか。 ◎答   街路建設課事業は多くが国庫補助事業であるが、近年国庫補助内示率が全国的に下がっている。本市としても市長、副市長を含め、国、県に対して補助金を少しでも多く確保できるよう要望に努めている。 ◆問   国の補助金内示率が市の事業に影響を与えている状況であるが、改善するにはどうすればよいと考えているのか。 ◎答   例年4月から5月にかけて、国に補助金概算要求を行う。その段階で事業を絞り込むと補助金が少なくなる懸念があるため、多めに要望を行っている。11月から12月の本要望の際には事業を絞り込んで要望を行っている。  近年内示率が低い状況であるが、しっかりと事業必要性を国に説明し、なるべく多くの補助金を得られるよう努めたい。 ◆要望   引き続き頑張って取り組んでもらいたい。 ◆問   公園愛護会への補助金額について説明してもらいたい。  また、公園愛護会の維持に苦慮していると仄聞するが、どれぐらい減少しており、それに対してどのように取り組んでいこうとしているのか。 ◎答   平成30年度は932団体に対して、総額で約2,023万円を補助している。公園面積に応じて補助しており、一番小さなところでは1万1,000円、一番大きなところでは5万5,190円を補助している。  公園愛護会結成率は、街区公園で約96%であるが、中には解散したいという意見もある。議案第59号の条例改正によって公園自動販売機設置し、得られる収入を用いて公園愛護会への支援を検討したい。 ◆問   シルバー人材センターへ委託している業務について説明してもらいたい。 ◎答   公園愛護会が結成されていない規模の大きな公園について、清掃業務を委託している。 ◆問   金額幾らなのか。 ◎答   例えば、手柄中央公園では1,865万円である。 ◆問   総額では幾らなのか。 ◎答   3,538万円である。 ◆問   愛護会高齢化により公園清掃にも苦労しているという声も聞く。自動販売機設置による収入を用いて支援を検討するとのことであるが、すべての公園自動販売機設置できるわけではないと思うので、シルバー人材センター清掃業務を委託する際に、地元自治会に声をかけ、シルバー人材センター地域住民が協働して清掃をするなどできないか。単に公園愛護会支援をする、公園愛護会がなければシルバー人材センター清掃を委託するというだけではなく、市民と一緒になって公園維持管理をするとともに市民公園に対する意見を聞いてもらいたいがどうか。 ◎答   実際に公園愛護会高齢化や、構成人数が減ってしまっていることから解散したいという話も年に10〜20件ほどある。  支援については、公園自動販売機設置することで得られる収入で草刈り機を購入する際の助成を行うことなどを検討している。また、パークマネジメントの一環として、公園をイベントなどに活用し市民が愛着を持つことで、公園清掃についても関心を持ってもらえるよう期待しており、公園愛護会マニュアルの策定も検討している。地域住民公園に愛着を持つための働きかけを行いたい。シルバー人材センター等事業者清掃を委託しつつも、地域住民に手伝ってもらったり、別の日でも清掃をしてもらうなどの取り組みを今後考えていきたい。 ◆問   歳出のうち、市単独交通安全施設新設改良事業費は、どのような事業に支出しているのか。 ◎答   歩道マウンドアップ型の構造からセミフラット型にしバリアフリー化する改良工事や、カーブミラー照明灯ガードレール等交通安全施設設置区画線新設引き直しを実施している。 ◆問   通学路安全対策事業費の使途について説明してもらいたい。 ◎答   歩道のない通学路区画線を引き、緑色に着色したり、文マークを路面に表示するほか、歩道からの飛び出しを防ぐための横断防止さく設置通学路に関する道路維持補修に支出している。 ◆問   街路灯LED化推進事業費について、1年当たり何件を対象としているのか。  また、自治会からの要望があったところからLED化を進めているのか。それとも地域ごとLED化をまとめて行っているのか。 ◎答   年間400〜500件程度実施している。平成30年度末で約52%の街路灯LED化しており、令和6年度にすべての街路灯LED化が完了する予定である。  LED化は、街路灯球切れの際に実施するほか、市内をパトロールして球切れ前に実施している。また、新たに街路灯設置する場合は、LED街路灯設置している。 ◆問   緩衝緑地について、国、市、周辺事業者負担して造成したとのことであるが、周辺事業者について詳しく説明してもらいたい。 ◎答   関西電力株式会社出光興産株式会社山陽特殊製鋼株式会社などの16社の企業である。 ◆要望   周辺事業者にも協力してもらっていることから、緩衝緑地に対する地域の要望も聞いてもらいたい。 ◆問   不用品売払収入は、植物園での企画展示会終了後に植物を売って得た収入とのことであるが、これは幾らで買ったものを幾らで売ったのか。また、展示会開催日数についても説明してもらいたい。 ◎答   シクラメンアジサイなど328鉢を売却している。仕入れ金額負担してもらうことを目的に売却をしており、不用品売払収入5万8,700円を328鉢で除した約178円が仕入れ金額及び売却金額である。  アジサイ展平成30年4月7日〜29日に開催し、シクラメン展は12月1日〜25日に開催した。 ◆問   道路等清掃事業費について、駅周辺歩道におけるムクドリのふんの清掃当該事業に含まれるのか。 ◎答   ムクドリのふんの清掃については、道路管理費から支出している。平成30年度は大手前通り姫路駅南のエリアで約240万円を支出した。  道路等清掃事業費は側溝や暗渠の清掃と、道路表面清掃を行うロードスイーパーの運営に係る経費である。 建設局終了             12時18分 休憩                12時18分 再開                13時15分 【建設委員会下水道局)の審査下水道局              13時47分 送付議案説明議案第35号 平成30年度姫路一般会計決算認定について ・議案第45号 平成30年度姫路下水道事業会計決算認定について 質疑                14時10分 ◆問   河川港湾費寄附金がゼロであるが、元々予算計上していた341万円について算出根拠を説明してもらいたい。 ◎答   主に市北部市街化調整区域内の水路整備に係る4件の寄附を見込んでいた。地元からの要望を受け調整していたが、調整が長引いたことにより平成30年度中の施工ができず翌年度事業を実施することとなったため、寄附を受けなかったものである。 ◆問   令和元年度に事業実施できるということか。 ◎答   現在地元調整中であり、できる限り今年度中に実施できるよう取り組みたい。 ◆要望   地元も困っていると思われるので、早期にできるよう取り組んでもらいたい。 ◆問   水洗便所普及奨励事業費について、予算に対する執行率が8.0%であるが、未水洗化世帯が何世帯あると見込んで予算を計上しているのか。 ◎答   未水洗化世帯は5,300世帯と見込んでいる。 ◆問   未水洗化世帯高齢者世帯が多いと考えるが、もしそういった高齢者世帯当該事業を利用して水洗化を行っても、亡くなるなどして貸付金を回収できず、債権放棄することになる可能性もあるのではないか。そういった状況を考慮し、未水洗化世帯総数に基づき予算を計上すべきかどうか、今後検討してもらいたいがどうか。 ◎答 
     下水道が布設されている区域にあるにもかかわらず下水道に未接続である家屋については、下水道料金を公平に賦課する観点からも水洗化するよう指導している。年間1,000軒以上の未接続の家屋について調査や指導を行っているが、指導に際して水洗便所普及奨励事業による無利子の貸し付けを案内していることから、ある程度の予算は確保しておきたいと考えている。  また、近年の執行率が低くとどまっていることを踏まえ、令和元年度の当該予算は870万円と縮減している。しかしながら、なお執行率は低いため、広報を通じて啓発を行っている。  さらに、下水道法により、下水道への接続については市町村が有効な支援に努めるよう定められていることから、当該制度については利用の多寡を問わず存続させるべきものであると認識している。 ◆要望   執行率と未水洗化世帯数とのバランスを考慮しつつ予算を計上し、水洗化を推奨してもらいたい。 下水道局終了            14時20分 【建設委員会水道局)の審査水道局               14時53分 送付議案説明議案第43号 平成30年度姫路水道事業会計決算認定について 質疑                15時13分 ◆問   決算資料支払伺書兼領収書において日付や受領印のない振込用紙請求書が見受けられるが、きちんと支払っているのか。 ◎答   支出負担行為書において、受領印検収印を押印し納品を確認し、支払っている。 ◆問   その支出負担行為書はどこにあるのか。 ◎答   水道局の各担当課で保管している。 ◆問   支払ったのであれば、当該振込用紙受領印が押されるのではないのか。当該振込用紙受領印がないのはなぜか。  振込用紙受領印がなければ、代金を支払っていないのではないかと考えてしまう。支払ったことがわかるようにしておいてほうがよいのではないか。 ○委員長   相手方代金を領収したことがわかるようになっていなければ、決算資料として成り立たないのではないか。 ◎答   振込用紙による代金の請求である場合でも、振込用紙請求書を使用せず、指定金融機関から直接、口座振込により代金を支払っているものもある。 ◆問   民間企業であれば、受領印のない振込用紙請求書がある時点で支払っていないと見なされる。例えば振込用紙受領印を押す部分を取り除いた上で、口座振込済みなどの文言を記載しておかないと、受領印のない振込用紙請求書決算資料として閲覧した際に支払っていないように考えられるので、わかりやすい資料となるよう努めてもらいたいがどうか。 ◎答   わかりやすい決算資料となるよう研究したい。 ◆問   毎年度、有収率が何ポイント向上した等の水道事業の報告は受けているが、平成30年度に具体的にどれだけの管路工事し、どこの施設を直したのかということなどを説明してもらいたい。また、前回水道料金を値上げした以降に、どれだけ管路を更新したのかを示してもらいたい。 ◎答   平成30年度工事については、予算決算委員会資料に記載のとおりである。  姫路水道事業経営戦略策定以後の取り組みについては、本年8月20日の建設委員会資料を配付している。 ◆問   水道料金を改定してから具体的に何メートル配水管を布設したなど、着実に工事を進めていることがわかる資料を配付してもらいたい。 ◎答   本年8月20日の建設委員会資料管路更新延長目標値及び実績値を記載している。  しかし、配水池については、1つの配水池を完成するために数年を要し、完成後に実績が反映されるために、管路のように毎年の進捗率などを示すことができない。 ◆問   水道事業について市民が理解しやすい資料はないのか。 ◎答   本年7月末に、新浄水場建設配水池耐震化管路の更新について記載した「ひめじ水道だより」を、広報ひめじに折り込んで全戸配布した。 ◆問   当該資料建設委員会資料として配付されているか。 ◎答   令和元年第2回定例会建設委員会で配付している。  また、「ひめじ水道だより」は今後も配布していく予定である。内容については、建設委員会委員意見も取り入れ、市民にわかりやすいものとなるよう工夫したい。 ◆問   我々議員もしっかり水道事業について知っておかなければ、市民から相談を受けた際に、わかりやすく説明ができない。市民が理解しやすい資料をつくってもらいたいがどうか。 ◎答   議員の協力には大変感謝している。また、各新聞においても水道料金の改定について記事が掲載されたことは、水道事業について周知がなされてきたことによるものと考えている。  ただ、決算書はどうしてもその時点の経営事業状況がどのようなものかという形でしか示されない。そのため、例えば一般家庭において現在の貯蓄が幾らであるということは決算書に示すことができるが、現在の住居の建てかえにすぐにでも数千万円が必要だというような情報は見えてこない。このように口頭で例え話を用いればわかりやすいと思う。 ○委員長   今のような例え話を、企業会計決算書に用いることはできないのか。 ◎答   それが各経営指標である。例えば、資金残高事業収益比率という指標がある。資金残高キャッシュフロー計算書における資金期末残高、事業収益が水道料金などの総額のことであり、資金残高事業収益で除したものであるが、平成30年度姫路市の場合は57.67%である。対して、中核市平均は89.64%である。これは、他都市はそれだけの再投資のための資金を残しているということである。  こういった指標を市民の理解を得るために使えるかどうか研究したい。 ○委員長   企業会計については市民への周知が難しいことは承知している。何とか市民にわかりやすいものとなるよう努めてもらいたいがどうか。 ◎答   水道局内でもどのように周知すれば市民の理解を得られるか職員で協議している。さまざまな意見をもとに、市民にわかりやすい説明をできるよう取り組みたい。 ◆問   管路老朽化率と管路更新率を比較すると、管路老朽化率のほうが高く、更新を上回るスピードで老朽化していくものと思われる。管路の更新に頑張って取り組んでもらいたいがどうか。 ◎答   水道料金を値上げする以上は、管路の更新ペースを上げて取り組んでいきたい。 水道局終了             15時36分 散会                15時36分...