姫路市議会 2019-09-19
令和元年9月19日建設分科会−09月19日-01号
また、
街路樹の
維持管理に係る
費用の
節減に向けて、
植樹帯を車道や
自転車道にするなどの
取り組みは行っているのか。
◎答
街路樹管理費を支出する
事業については、
議員の認識のとおりである。
維持管理に係る
経費の
節減については、
道路の
整備工事に際して、
歩道の
有効幅員を広げる必要がある
箇所や、
交差点付近において
見通しが悪くなっている
箇所の
街路樹の
伐採を行っている。
◆問
見通しが悪い
箇所の
伐採についてだが、私有地に生えている木には関与しないということでよいか。
◎答
関与していない。
◆問
街路樹管理費の
節減に向けた
取り組みは行っているのか。
◎答
大きくなり、毎年
剪定が必要になるような木は
伐採するなど、
当該経費を縮減するよう努めている。
◆問
街路樹を撤去し、抜根も行うのか。
◎答
本市では
緑化推進にも取り組んでおり、
樹木自体は必要なものと認識しているが、通行できる幅が2メートル未満の
歩道で大きくなった
街路樹の一部については
伐採や抜根も行っている。
◆問
自然が必要だという声も聞くが、
近隣住民に
落ち葉の掃除などの
負担を強いていることも事実である。
街路樹が不必要なところは撤去し、必要なところはしっかり
管理しながら、
経費節減に取り組んでもらいたいがどうか。
◎答
落ち葉の
清掃を初め、市道の
管理については
市民にも協力してもらっている。場所によっては
街路樹が
道路標識や信号を見えにくくしているところもあるため、
経費節減に加え、交通安全の
観点も含め、
街路樹の数を減らしていくように考えている。
◆問
市が
管理している
街路樹はしっかり
剪定されているが、
姫路医療センター付近などの県が
管理する
街路樹については年に1回しか
剪定されないため
落ち葉が多く、排水を妨げている
状況である。県に
街路樹をしっかり
管理するよう
要望できないのか。もしくは、
建設局と
姫路城管理事務所が連携して
管理できないのか。
◎答
それぞれの場所において事情があると思うが、市が
管理しているものは
関係部局と連携を図り対応し、また、県が
管理しているものは対応を
要望している。
◆
要望
特別史跡地内だけでも、
街路樹の
管理を市がかわりに行うことも含めて検討してもらいたい。
◆問
歳入のうち、
手柄山
中央公園使用料とは、何の
使用料なのか。
◎答
電柱等の敷地の
使用料として約11万5,000円、
手柄山
遊園の
土地の
使用料として約65万9,000円である。
◆問
手柄山
遊園の
土地の
使用料について詳しく説明してもらいたい。
◎答
手柄山
遊園において
構造物が残っている部分の
土地について、
姫路市
まちづくり振興機構から
使用料を徴収している。
◆問
手柄山
植物園については、
入園料収入が約250万円であるのに対し、
植物園費として約7,000万円を支出している。
姫路市として
入場者数の増加に対する
取り組みは検討しているのか。
◎答
歳出と歳入を比較すると
費用対効果は高くはないが、
植物園自体が熱帯・亜熱帯の珍しい
植物を
展示しており、本市にとって必要な
施設であると認識している。
平成30年は猛暑や天候不良の影響もあり、
入場者数が少なく
収入が低くなったが、
展示内容や
広報を充実させ、集客を行っていきたい。
◆問
同園の
入場者数については、
平成27
年度は約3万8,000人、
平成28
年度は約3万6,000人、
平成29
年度は約3万8,000人であるが、
平成30
年度は何人であるのか。
◎答
有料入場者数は1万3,834人、
無料入場者数は1万5,621人である。合計2万9,455人である。
◆問
珍しい
植物もあり、残していくべき
施設であると思うので、まず目標とする
入場者数を設定し、その
入場者数の達成に向けた
取り組みを検討してもらいたいがどうか。
◎答
入場者数が減っていることを重く受けとめている。
植物園のPRに力を入れて
取り組みたい。近年、サギソウや播磨の珍しい
植物の
展示にも力を入れて取り組んでおり、
市民や
周辺市町に
広報を行いたい。
◆問
公園管理費のうち、
維持管理費に約4億700万円を支出しているが、
維持管理している
公園の
総数と総
面積、
公園1カ所
当たりの
金額を説明してもらいたい。
◎答
公園の
総数は945カ所、総
面積481.83ヘクタールである。単純に計算すると、
公園1カ所
当たり約43万円、1平方メートル
当たり85円程度になる。
◆
要望
今
定例会で上程されている
議案第59号、
姫路市立公園条例の一部を改正する条例によって
公園に
自動販売機を
設置できるようになるが、
公園使用料を徴収することで
公園の
維持管理費に寄与できると思うので、ぜひ
自動販売機設置について
取り組みを進めてもらいたい。
◆問
公園樹木活力再生事業費として約7,500万円を支出しているが、
当該事業は繁殖し過ぎた
公園の
樹木を
伐採することとは異なる
目的の
事業なのか。
◎答
現在、各
公園において
樹木が密集し過ぎており、
伐採や
剪定の
費用が高くなってしまっている。また、
樹木が密集していることから、それぞれの
樹木が十分に枝や根をはることができず、弱っている。そのため
樹木の
活力再生という表現をしているが、実際は
樹木を
半数程度まで
伐採し、樹勢を回復させること、加えて
維持管理費を削減することを
目的とした
事業である。
◆
要望
防犯の
観点からも、今後も引き続き
当該事業に取り組んでもらいたい。
◆問
歳出のうち、
緩衝緑地造成費償還金に関して、
対象の
緩衝緑地の
面積について説明してもらいたい。また、
平成29
年度決算では約3億590万円支出しており、
令和元年度
予算では約1億5,000万円が計上されているが、いつまで支払うのか。
◎答
平成30
年度の
緩衝緑地造成費償還金は、第6期の
造成事業として、
浜手緑地の
レクリエーションゾーン、
スポーツゾーン、
ネイチャーゾーンのあわせて約11.2ヘクタールの
緩衝緑地を
対象としたものである。
平成30
年度で
ネイチャーゾーンに関する
償還は終了しており、
令和元年度の
予算額が減少している。また、
スポーツゾーンについても
令和元年度で
償還が終了する
予定であるため、
令和2
年度の
予算額約5,400万円をもって、すべての
償還が終了する
予定である。
◆問
どこに支払っているのか。
◎答
国と市と
周辺事業者で3分の1ずつ
負担して造成しており、市と
周辺事業者が国に20年かけて
償還している。
◆問
当該償還金は全部で
幾ら支出しているのか。
◎答
後ほど
資料を提供したい。
(
分科会終了後、
委員に
資料配付)
◆問
公用車の
ガソリンはどのように
給油しているのか。
◎答
公用車の
管理事務所に
ガソリン券があり、それを用いて
単価契約している市内の
ガソリンスタンドで
給油している。
給油量の集計は
管財課で行われる。
また、
道路部局で
管理している
清掃車については、
担当課の
予算で対応しているが、
単価については
管財課の契約による。
◆問
管財課の話になってしまうが、
ガソリン券での
給油に関する契約について疑問を持ったことはないか。
◎答
特にない。
◆問
支出決定書によると、
平成30年9月において、
公用車の
レギュラーガソリンの
給油に係る
ガソリン単価が1リットル
当たり151円、軽油が1リットル
当たり127.6円である。我々が日常で
給油するときの
単価の相場とかけ離れているように感じるが、疑問を感じないか。
◎答
ガソリンの価格は
日ごとに変わるため、
管財課が契約した
ガソリン単価とずれが生じることは認識している。
◆問
建設局の各課でかなりの量を
給油しているが、職員と
市民の感覚が乖離しているように感じる。また、契約している
ガソリンスタンドに行って
給油するため、わざわざ特定の
ガソリンスタンドに行かなければならないという点で時間やエネルギーのロスが生じる。そのため、何か
改善案を
管財課に提案してもらいたいがどうか。
◎答
市役所周辺に
当該ガソリンスタンドがあり、
公用車で
目的地へ向かう前に
ガソリンを確認し、必要に応じて訪問前や帰庁前に
ガソリンスタンドに寄って
給油している。
◆
要望
当該給油方法は余分な手間や
経費を使っているのではないかという
意見もある。
建設局は、特に
道路関係の
業務で
公用車を使うことが多いと考えられるので、
経費節減の意識を持ってもらいたい。
◆問
道路新設改良費の
執行率が65.8%と低いが、
執行率の向上のための
取り組みについて説明してもらいたい。
◎答
路線ごとにどこまで
事業ができるか、
早期に見きわめを行うようにしている。見きわめがおくれると、
事業間の
調整ができなくなり、本来
当該年度にできるはずであった
事業の区間すべてができなくなってしまうことがある。その見きわめを
早期に行うよう取り組んでいる。
◆問
なぜ
道路新設改良費の
執行率は低いのか。
◎答
道路新設改良事業には
用地取得を伴う。用地を取得した上で、
工事も同
年度内に完了するよう計画しているものもあるが、
相手方との交渉によってはどうしてもスケジュールにずれが生じてしまう。それにより
年度内に
用地取得や
工事ができず、
執行率が低くなってしまう。
◆問