姫路市議会 > 2019-06-14 >
令和元年6月14日建設委員会−06月14日-01号
令和元年6月14日総務委員会-06月14日-01号

  • 渋滞解消(/)
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  1. 姫路市議会 2019-06-14
    令和元年6月14日建設委員会−06月14日-01号


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    最終取得日: 2023-06-11
    令和元年6月14日建設委員会−06月14日-01号令和元年6月14日建設委員会 令和元年6月14日(金曜日) 建設委員会 第5委員会室 出席議員  妻鹿幸二駒田かすみ金内義和宮下和也、  小林由朗八木高明、酒上太造、梅木百樹、  竹中由佳 開会                 9時56分 都市局                9時56分 付託議案説明議案第13号 姫路建築確認申請手数料等徴収条例の一部を改正する条例について ・議案第21号 議決更正について(姫路市営市川住宅高層建替工事請負契約に係る議決更正報告事項説明空家等対策の推進に関する特別措置法に基づく行政代執行について ・福崎町・姫路連携コミュニティバス運行社会実験について ・姫路デマンド型乗合タクシー社会実験運行(結果報告)について ・播磨臨海地域道路整備促進大会加古川大会について 質疑・質問             10時22分
    ◆問   議案第21号、議決更正については、労務単価が上昇したことによるものであるが、市内の労務単価が幾ら上昇したか調査を行っているのか。それとも国土交通省が発表したものを利用しているだけなのか。 ◎答   労務単価については国土交通省調査し、毎年2月に発表、3月から適用されている。本市でもそれに基づいており、我々が独自に調査をしているわけではない。 ◆問   姫路市の実際の労務単価が適正かどうかというような調査を行っているわけではないのか。 ◎答   国土交通省の発表する労務単価は全国一律のものではない。例えば兵庫県の単価など、地域ごと単価を決定しており、本市もそれを利用している。 ◆問   労務単価は幾らなのか。 ◎答   一例を挙げると、普通作業員が1万8,900円、交通誘導警備員Bが1万900円である。 ◆問   毎年国土交通省から通知がなされるのか。 ◎答   そうである。 ◆問   姫路市は兵庫県の労務単価利用しているのか。 ◎答   国土交通省兵庫県に通知し、兵庫県が発表している。 ◆問   デマンド型乗合タクシー社会実験を行ったが、何歳くらいの利用者が多かったのか。 ◎答   具体的な年齢については集計していないが、高齢の女性が多かった。 ◆問   身体が不自由な人はいたのか。 ◎答   今回の社会実験では、1人で利用できる人を対象としていた。 ◆問   デマンド型乗合タクシー社会実験について、前之庄地域は行きも帰りもほぼ午前中に出発するのに対して、高木地域は帰りの出発時間が16時の乗合タクシーがあった。なぜ前之庄地域では早い時間のみの運行であったのか。 ◎答   社会実験での運行経路利用時間は、自治会を通じて利用者の紹介を受け、その利用者協議して決定した。前之庄地域では午前中の利用を希望する意見が圧倒的に多かったので今回のような時間となったが、実際に利用すると午後の便を希望する声もあった。今後の本格運行に当たっては、午後の便についても改めて検証していきたい。 ◆問   特定空家等行政代執行について、行政代執行に至るまでの法定相続人との交渉経緯説明してもらいたい。また、行政代執行にかかった費用は、義務者に対し徴収を行っていくとのことであるが、状況を詳細に説明してもらいたい。 ◎答   相続放棄を行わなかった1人の法定相続人は生活に困窮しており、相続放棄に係る費用も捻出できなかったというのが実情である。かかった費用の徴収に係る手続は進めていくが、法定相続人自身はその費用を支払う能力はないのではないかと思われる。 ◆問   福崎町・姫路連携コミュニティバス運行社会実験について、民間のトヨタ・モビリティ基金を活用するとのことであるが、基金から幾ら助成されるのか。  また、社会実験終了後、盛況であれば続けて運行するのか。運行を続ける場合、福崎町と姫路市の経費の負担割合はどうなるのか。 ◎答   トヨタ・モビリティ基金については、姫路市と福崎町合同で、2年間で約2,700万円の助成がある。ただし、社会実験の内容、利用状況等の動向によっては当該金額が減額される可能性もある。  社会実験終了後の運行については、社会実験を行っている間に、コミュニティバス等地域公共交通導入ガイドラインに基づいて検討をしていく。  福崎町との費用負担の分担については、各自治体利用者数などを総合的に考慮して、本市負担額を決定していきたいと考えている。 ◆問   福崎駅前広場から出発して、どのようなルートを通るのか。 ◎答   ルートについては現在検討を行っているところであるが、福崎町の工業団地への通勤者溝口ニュータウン交通弱者を対象に、溝口駅へ至るまでの運行を想定している。 ◆問   工業団地へ通勤する、姫路市や福崎町以外の人の利用が多くなるという懸念はないか。 ◎答   単なる通勤用バスになってしまうのではないかという懸念は認識しているが、我々としては、公共交通空白地域の人々の移動手段の確保を目的福崎町と連携コミュニティバス運行しようとしている。  一方、福崎町は、現在の通勤手段がほとんど自動車によるものであり、道路渋滞を引き起こしているため、エコ通勤目的連携コミュニティバス運行しようとしている。  本市は、交通弱者移動手段の確保という目的を念頭に置いているが、通勤者自家用車から公共交通通勤手段を変更していくことは本市総合交通計画の趣旨にも合致しているので、社会実験での利用状況を注視していきたいと考えている。 ◆問   現在移動に自家用車利用している人が、電車とコミュニティバス利用するようになるとは考えにくい。工業団地を経由するという点が、交通弱者移動手段の確保という目的から外れているように思うが、なぜ工業団地を経由するのか。 ◎答   当該実験福崎町と連携して行うものである。そのため、姫路市の目的福崎町の目的に違いがあることは認識しているが、本市としては、溝口ニュータウン等交通弱者移動手段の確保を一番の目的として実験結果を注視していきたい。 ◆問   福崎町が主体となっているように感じるが、姫路市が連携する必要があるのか。 ◎答   当該社会実験については、トヨタ・モビリティ基金を活用して社会実験を行う中で、姫路市と福崎町のそれぞれの課題解消するために実施するものである。  ほとんどが通勤者による利用になった場合は、本格的な運行に移行した際の経費について、利用者数に応じた負担とするか、路線の経路をもとに負担割合を決定するのかなど検討していくことになるが、本市の目標をまず念頭に置き、福崎町と協議していきたいと考えている。 ◆問   本格運行する際には、しっかり福崎町と協議してもらいたいがどうか。 ◎答   社会実験の途中段階においても状況を確認しながら本市の意向を伝え、検討していきたい。当該社会実験については両自治体とも負担なく実施できるので、運行を行いながら課題を洗い出していきたい。  また、本格的な運行に当たっては本市負担が過度なものとならないよう協議をしていきたい。 ◆問   デマンド型乗合タクシー社会実験については、今回希望があった2地域で行っているが、ほかの地域からの応募はあったのか。 ◎答   デマンド型乗合タクシーは、コミュニティバス等地域公共交通導入ガイドラインに基づいて運行を行っており、当該社会実験については、姫路市北部の公共交通空白地域連合自治会説明を行って、運行を希望する地域で実施した。今回実験を行った2地域以外からも相談を受けているので、今後も社会実験運行計画地域交通課題について連合自治会と話し合いを行い、ガイドラインに沿った対応をしていく。 ◆要望   林田町など公共交通が不便な地域も多いので、継続して社会実験に取り組んでもらいたい。 ◆問   所有者のわからない空き家については、どのように対策を行おうと考えているのか。 ◎答   その土地や建物の固定資産税を賦課している相手方を調査している。また、本市では空き家データベース整備しているところであるが、その中でも税情報利用できるようにしている。 ◆問   税情報利用しているということだが、税を賦課する部署でも所有者がわからない土地は多い。都市局だけではなく姫路市全体の課題であると思うが、その点についてはどのように考えているのか。 ◎答   市や民間企業、NPOなどが、公共的な目的であれば、所有者がわからない土地都道府県知事の裁定のもと最長10年間利用できる地域福利増進事業を、国土交通省が新たに創設した。本市においても活用できるように情報収集しているところである。 ◆問   空き家対策については、いつ倒壊するかわからない空き家もあることから、県や国への対策要望も含めてスピード感を持って取り組んでもらいたいがどうか。 ◎答   空き家本市課題の1つであると認識している。このたび創設された地域福利増進事業を活用するためにも、本年度、空き家についてデータベース整備している。データが整理できれば、危険な箇所などの予測ができる。それらのデータに基づいて自治会等協議しながら空き家対策について取り組んでいきたいと考えている。  土地や建物の所有権が非常に強いために地域が困っていることは、国も課題として認識している。そのため、国は土地基本法見直し所有者にもっと義務を課すべきではないかということを検討しているようである。これからの法改正についても注視していきたい。 ◆要望   空き家対策は全国的な課題であるので、スムーズに問題を解消できるよう国に働きかけてもらいたい。 ◆問   デマンド型乗合タクシーコミュニティバスなどの事業を行っているが、本会議での都市局長健康福祉局長の答弁を聞いていると、公共交通のあり方について見識に差異があるように感じられる。例えば、バス運行していない公共交通空白地域に住む高齢者にとっては、バス優待乗車証の交付を受けたとしても利用できない。そのような人々にどのようにして公平なサービスを提供するのかという視点で、都市局健康福祉局協議を行ってもらいたいがどうか。 ◎答   健康福祉局が実施する高齢者バス等優待乗車助成制度において、タクシー利用については制限があり高齢者全員利用できない形態になっているが、都市局としては、電車を利用する高齢者に交付している交通系ICカードを活用したタクシー利用の拡充を望んでいる。  デマンド型乗り合いタクシーの実施に向けて事業に取り組んでいるが、タクシー利用したいという市民の声は多く、また、キャッシュレス化が進みつつある時代であるので、タクシーでの交通系ICカード利用について健康福祉局協議していきたい。高齢者バス等優待乗車助成制度によって交付された交通系ICカードを買い物に利用する人がいるなど課題があることは認識しているが、交通弱者に平等で均一な助成を行えるよう健康福祉局協議を進めたい。 ◆要望   公共交通空白地域に住む人々の移動手段を守っていくために、オール姫路で考えてもらいたい。 ◆問   デマンド型乗合タクシー社会実験についてアンケート調査を行っているが、例えば、前之庄地域利用者28人のうち、福崎町内の移動について「時間に余裕が無い。」と13人が回答しているが、この人数が約6割と表記されている。  また、同地域の非利用者77人のうち、利用しなかった理由について「まだ自分で運転できるから。」と35人が回答しており、この人数が約5割と表記されている一方、利用しようと思う動機について「自分で運転できなくなる。」と同じく35人が回答しており、この人数は約6割と表記されている。集計について詳細に説明をしてもらいたい。 ◎答   委員会資料には、アンケート結果での主な回答について記載している。質問項目によっては無回答であった項目もあり、表記している割合については、無回答を除いた人数についての割合である。
    要望   委員会に提出する資料なので、そのような旨はしっかり明記してもらいたい。 ◆問   前之庄地域でのデマンド型乗合タクシー社会実験について、香寺町久畑などルートの途中にある地域には説明したのか。 ◎答   久畑地区香呂地区には連合自治会を通じてガイドライン説明を平成27年度以降数回行った。その上で、このたびの前之庄から福崎町へのルートについては、久畑を経由するとタクシー料金が上がってしまうこともあり、現在のルートとしたものである。 ◆問   前之庄から福崎町へのルートでは、久畑を必ず通過すると思う。今後、当該社会実験を受けて運行を行う場合、料金が500円までなら利用しようと思っているというアンケートへの回答もあることから、久畑に1カ所停留所をつくって乗車希望者を募集すれば、乗車人数もふえ、乗客の料金も低くなりやすいと思うがどうか。  また、前之庄から福崎町へデマンド型乗合タクシーが通っているにもかかわらず、通過してしまう久畑公共交通空白地域となってしまうという点も考えられるので、停留所について検討してもらいたいがどうか。 ◎答   アンケート調査事業者の意見をもとに、ルート、時間帯、料金の検討を進めている。途中の停車についても、連合自治会や経由する地域自治会と検討を行っていきたい。 ◆問   福崎町・姫路連携コミュニティバスについてだが、福崎町の工業団地から溝口ニュータウンへの道路で一部狭い場所がある。コミュニティバス運行することで、かえって通勤時間帯に渋滞を引き起こすことにならないのか。 ◎答   ルートについては現在福崎町と検討しているところであるが、コミュニティバス普通自動車利用しようと考えている。車道の狭い箇所も認識しており、実際に使う車両で走行してルートの検証を行っているところである。  また、渋滞については、連携コミュニティバス運行する時間帯と便数を考慮しても、現在の交通に大きな影響はないものと認識している。 ◆問   公共交通空白地域に住む市民は神姫バス優待乗車証や電車の優待乗車カードの交付を受けても使う機会がない。デマンド型乗合タクシー連携コミュニティバス運行に当たっては、料金交通系ICカードで支払える制度を導入し、今後一般のタクシーに拡大できるように検討してもらいたい。 都市局終了             11時05分 建設局               11時05分 付託議案説明議案第14号 姫路自然観察森条例の一部を改正する条例について 報告事項説明姫路都市計画道路整備プログラムについて ・姫路自転車ネットワーク整備プログラムについて ・大手前地下駐車場における社会実験の実施について 質疑・質問             11時24分 ◆問   姫路都市計画道路整備プログラムについては、平成11年度に公表してから複数回にわたって見直しており、このたび改訂版を全戸配布し、また、ホームページに掲載するとのことであるが、各自治会長等にどのように見直したのか説明をしているのか。 ◎答   当該整備プログラムは、関係部署や国、県と調整しながら策定した行政計画である。そのため各自治会説明は行っていないが、問い合わせがあった場合は説明を行っている。 ◆問   自治会長市民が自分で整備プログラムを見て、意見があった場合に、説明を行ったり、整備プログラムを再検討するということか。 ◎答   整備プログラムであり、すぐに事業として着手する路線もあれば、着手までに5年程度かかる路線もある。事業に着手する数年前には、関係自治会事業に関する説明を行って理解を得ているが、当該整備プログラムについて説明する機会は設けていない。 ◆問   このような計画は市が地域の意見を聞きながら、兵庫県などと連携してつくり上げるものだと思うが、兵庫県とは協議をしているのか。 ◎答   都市計画道路は、市議会の次年度予算に対する会派要望や、地元自治会からの要望についてその都度兵庫県と情報共有をしながら、連携して事業を進めていかなければならない。そのため、当該整備プログラム見直しのためではなく、普段から兵庫県と連携を図っている。兵庫県、本市ともに、5年ごとに都市計画道路整備プログラムを2年かけて改訂するが、その際には改めて各事業進捗状況要望の漏れがないかを確認しながら見直しを行っている。 ◆問   姫路自転車ネットワーク整備プログラムについて、既に自転車専用通行帯整備している路線があるが、整備後の道路環境について調査しているのか。 ◎答   アンケート調査交通量調査を行っている。  アンケート調査は、山陽中学校姫路商業高校等の学生や教員に行った。整備されてよかったという声が多く見られた。  また、整備前は通行する自転車のうち60%が車道を通っていたが、整備後は75%が自転車専用通行帯を通るようになった。自転車専用通行帯を通行することで細街路から出てくる自動車との距離が遠くなり、ドライバーも自転車に気づきやすくなる効果をねらっているが、自転車専用通行帯を通行する自転車割合がふえたことで、整備効果はあったと認識している。 ◆問   姫路都市計画道路整備プログラムについて、当該整備プログラムが策定されてから現在までの、路線ごとの着手時期や完了時期など進捗状況がわかる資料を提供してもらいたい。 ◎答   (委員会終了後、委員資料配付) ◆問   自転車専用通行帯に駐車されている自動車対策をしなければ、自転車車道を走行しなければならず、かえって事故の発生につながりかねない。警察と協議しなければならないと思うが、どのように対策しようと考えているのか。 ◎答   自転車専用通行帯整備することにより全国各地で発生する問題であるが、本市では、市民プールの前の道路で、市民プール駐車場に入るため、自転車専用通行帯上に自動車が列をなして並んでいる状況がある。そこで、昨年、駐車を防止するロードコーンの設置や警備員を配置する社会実験を行ったところ、駐車する自動車は大幅に減った。  また、現在、同箇所に永続的にラバーポールを設置できないか警察と協議を行っているところである。 ◆要望   ぜひとも協議を進めてもらいたい。 ◆問   国が都市公園安全・安心対策緊急総合支援事業を行っている。公園バリアフリー化防犯性の向上もその対象であり、各種要件も緩和されているようだが、本市当該支援事業を活用しているものはあるのか。 ◎答   本市当該支援事業利用している事業はない。  公園バリアフリー化に関しては、市単独公園の出入り口やトイレなどについて進めている。 ◆問   先日もシロトピア公園トイレバリアフリー化してほしいという市民の声を聞いた。国がこういった支援事業に取り組んでいるので積極的に活用してもらいたいと思うがどうか。 ◎答   文部科学省から、通学路上にある公園防犯灯防犯カメラなどについて点検を行い、他部局と連携をとって整備を行うようにという旨の通達があることは認識している。教育委員会等協議しながら当該支援事業を有効に活用したい。 ◆問   都市公園安全・安心対策緊急総合支援事業国土交通省事業である。当該支援事業については知っていたのか。また、知っていたのであれば、当該支援事業の活用を検討したことがあるのか。 ◎答   当該支援事業については知っていた。しかし、通常このような補助メニューについては、まず実施する事業を考えた上で、活用できる支援事業を検討するものである。  現在のところ、本市公園に関する事業の中で当該支援事業を活用しようと検討するものがなかったので、当該支援事業を活用していない。 ◆問   市内の各公園について地域からさまざまな要望があると思うが、その要望にこたえる際に当該支援事業を活用できるかどうか検証を行うのではないのか。姫路市は、当該支援事業を活用できるような事業を検証するという方針がなかったということか。  国の支援事業をうまく活用できるよう、問題意識を持って取り組んでもらいたいがどうか。 ◎答   いま一度各事業見直し当該支援事業を活用できるものがあれば国に働きかけたい。 ◆要望   各事業を検証してもらいたい。 ◆問   自転車専用通行帯では自動車と同じ方向に進まなければならないが、自転車道では双方向に通行できる。実際にそれぞれを整備した際に混乱が生じると思うが、どのように対策を行うのか。 ◎答   特に交差点で混乱が生じやすいと考えている。県内では西宮市で検証がなされており、課題であると認識している。整備に当たっては混乱が生じないよう注意しなければならないと考えている。 ◆問   自転車道については十分な道幅を確保できるのか。 ◎答   基本的には、必要な用地を買収しなければ、自転車道の幅員を確保できないと考えているが、姫路自転車ネットワーク整備プログラムに記載している路線の中には、歩道の一部を自転車道として整備しようと考えているものがある。  今後の自転車利用環境を考慮すると、一部混乱は生じるかもしれないが、自転車道が適切であると認識しており、姫路市内に1〜2路線整備したいと考えている。 ◆問   本市では、現在も自転車で歩道を走行している人が多い。自転車道整備すると、自転車は法律上、車道も歩道も走行できず、自転車道しか走行できない。自転車道自転車専用通行帯車道混在の区別や、自転車道整備された際は車道や歩道を通行できないことなどを市民等へ周知・啓発できるよう当該整備プログラムに一言記載してもらいたいがどうか。 ◎答   市民プールの前の自転車専用通行帯については、電柱に自転車専用通行帯を走行する旨の注意文を掲示し、啓発を行っている。また、新しく自転車道等整備した場所は、何らかの形で自転車の走行について周知することは必須であると考えており、できる限り現場で対策を行いたい。  姫路自転車ネットワーク整備プログラムへの自転車道についての注意の記載も行いたい。 ◆問   自転車道等には赤く塗られたものと青く塗られたものがあるのか。 ◎答   色については特に法律等で定められているわけではないが、兵庫県内では、通行する人が混乱しないよう、自転車道ベンガラ色自転車専用通行帯は青色で塗るよう統一を図っている。 ◆問   自転車専用通行帯整備済み路線について、整備後どれだけ事故が減ったのか、具体的な数字を挙げて説明してもらいたい。 ◎答   事故の件数で整備効果を検証することも1つの手法ではあるが、整備とは関係なく発生する事故もあるので、事故の件数で整備効果をはかることは難しい。そのため、事故の件数については調査を行っていない。 建設局終了             11時55分
    休憩                11時55分 再開                12時55分 水道局               12時55分 付託議案説明議案第15号 姫路給水条例の一部を改正する条例について 報告事項説明姫路市新水道ビジョン策定に係る進捗状況について ・新浄水場用地土壌調査自主調査)について 質疑・質問             13時27分 ◆問   弗素を継続的に飲水によって体内に取り込むと斑状歯を発生するとのことだが、斑状歯とはどのようなものなのか。 ◎答   高濃度の弗素を飲水によって取り込むことで、歯のエナメル質の形成が阻害される。軽度であれば歯が一部白くなり、重度であればエナメル質がなくなるため食べたものの色がそのまま歯に付着する。  しかし、弗素は歯磨き粉などにも使用されており、エナメル質を強くする効果も持っている。あくまでも弗素を継続的に取り込むことで斑状歯が発症するおそれがある。 ◆問   水道管や施設の老朽化対策進捗状況について説明してもらいたい。 ◎答   管路の更新については、現在の姫路市水道事業経営戦略を策定するまでは、市内のすべての水道管を更新するために290年かかるとされていたが、最新の予算ベースでは150年まで短くなっている。  施設の更新については、現在甲山低区第2配水池を新設しているが、予定どおり来年度完了する見込みである。その後、新浄水場の建設に着手するとともに、甲山低区配水池から市川を越えて姫路駅南まで送水している甲山幹線についても更新を進めていく。  おおむね予定どおりに進捗していると認識している。 ◆問   以前老朽管対策計画どおりに進んでいないという話を聞いたことがあるが、実際はどうか。 ◎答   現在の姫路市水道事業経営戦略に見直す前と比較すると、進捗率は上がっている。 ◆問   人材の育成を課題に挙げているが、どのように対策を行うのか。 ◎答   技術系職員の不足は水道局だけではなく全庁的な課題であるが、大規模な事業を行っていることを考慮し、今年度は3人増員した。  また、公益財団法人兵庫県まちづくり技術センターの事業対象に、これまで水道事業は含まれていなかったが、要望を行い、昨年度水道部門が新設された。そのため、一部の工事について、同センターに設計や現場管理などを委託している。  今後もできるだけ民間企業を活用しながら、技術系職員の能力の向上に取り組んでいきたい。 ◆問   広域水道についてはどのように考えているのか。 ◎答   市川流域の市川町や神河町などは本市と規模が違うため、ハード面で広域連携を図ることは、現在のところ難しいと認識している。一方、薬品の共同購入や検査の共同実施などのソフト面については協議会をつくり検討を進めているところである。成果が出るにはもう少し時間を要すると考えている。 ◆問   新水道ビジョン策定について第3回定例会の建設委員会で議論するに当たり、委員が議論しやすくなるよう、この4年間の実績や具体的な進捗率など、詳細な資料をつくってもらいたいがどうか。 ◎答   第3回定例会までに、各委員に個別に詳細な説明を行うことも考えている。 ◆要望   個別に説明してもらってもよいが、新水道ビジョン策定に向けて詳細に説明を行うため、建設委員会を開催してもよいと思う。いずれにせよ、第3回定例会の建設委員会での活発な議論に向けて委員長も含めて検討してもらいたい。 水道局終了             13時41分 下水道局              13時41分 報告事項説明姫路市下水道施設ストックマネジメント計画の策定について 質問                13時48分 ◆問   布設後50年以上経過している下水道管は、どのあたりにあるのか。 ◎答   一番古い下水道管がある地区は、姫路城南から姫路駅北までの地区である。 ◆問   当該地区の下水道管はどれくらいの大きさなのか。 ◎答   大きなもので1,000ミリメートル前後のもの、小さなもので300ミリメートルの下水道管がある。合流区域であるのでさまざまな大きさのものがあり、昔の規格の下水道管もある。 ◆問   それらはヒューム管なのか。 ◎答   ヒューム管がほとんどである。また、ヒューム管よりも古いコンクリート管、耐久性の低い陶管も一部残っている。 ◆問   管更生において、さや管を用いないのか。 ◎答   さや管工法も更生方法の1つであるが、本市では管渠の内側に塩化ビニル材を圧着させる工法で行っている。 ◆問   本市内で管更生を行ったところはあるのか。 ◎答   現在まで、各地区合わせて約14〜15キロメートル行った。 ◆問   老朽管対策は毎年行っているが、進捗しているのか。 ◎答   老朽管全体に対する進捗率はかなり低い。ストックマネジメント計画を策定し老朽管対策を加速させていく必要がある。また、国の支援を得るための要望活動を進めていきたい。 ◆問   国土交通省にストックマネジメント計画を提出して支援を受けることを考えているようだが、どれくらいの支援が受けられると考えているのか。 ◎答   本市としては、補助対象のすべての事業について補助してもらいたいと考えている。  ただし、平成29年度の財務省の財政制度等審議会において、下水道管渠の老朽化に対する費用は受益者負担として使用料で賄うようにという答申がなされた。この答申に対しては、国土交通省も財務省に原稿の支援を堅持してもらえるよう働きかけを行っているようである。 ◆要望   できるだけ多く補助を受けられるように取り組んでもらいたい。 下水道局終了            13時53分 意見取りまとめ           13時53分 (1)付託議案審査について ・議案第13号〜議案第15号及び議案第21号、以上4件については、全会一致で可決すべきものと決定。 (2)閉会中継続調査について ・別紙のとおり、閉会中も継続調査すべきものと決定。 (3)委員長報告について ・正副委員長に一任することに決定。 閉会                13時57分...