分科会において、
防災行政無線の
整備に当たっては、
危機管理室だけでなく、さまざまな局が関係してくると思うが、しっかり
連携・
調整等を行った上で
事業を進めているのか、また、大
規模災害が発生し、停電や回線のパンクで電話もつながらない状態のとき、情報を伝達する方法として
戸別受信機が有効だというのであれば、1台
当たり約4万円という財政的な問題や、
次期市長の方針もあるとは思うものの、26億円もの巨額をかけて
整備しようとしている
基幹システムが、災害時に機能しないようなことにならないよう、
市民の命を守ることを第一義に考え、各家庭に同
受信機を配布するべきであるとの
意見がありました。
当局の
答弁によりますと、
関係局との
連携に関しては、
危機管理室だけでなく、
営繕課や
契約課などから
意見をもらい
調整しながら、契約や業者の
選定委員会においても、慎重に審議を進めていこうと考えている。また、
システムの
整備に当たっては、
屋外拡声子局を421カ所設置するが、さらに不十分な部分については、
戸別受信機の設置が有効な手段であることから、同
受信機の配布のあり方も含めて、前向きに検討し取り組んでいきたいとのことでありました。
これに対して、
委員から、事務的な部分も大事なことであるが、災害が発生したときに、実際に現場で
活動する
消防局の
意見も重要であり、人命にかかわることでもあることから、全庁を挙げて、この
事業に取り組まれたいとの
意見がありました。
第2点は、
一般管理費中、
秘書渉外費における
加入団体会費についてであります。
分科会において、
加入団体会費として943万7,000円が
予算計上されているが、その
内容を
説明してもらいたいとの
質問がありました。
当局の
答弁によりますと、
当該会費の内訳は、
全国市長会が約200万円、
近畿市長会が約40万円、兵庫県
市長会が約690万円となっている。そのうち、兵庫県
市長会の会費は、
県内各市の
軽自動車税に係る
申告受付事務を兵庫県
市長会が一括して委託する
経費として使用されており、
県内各市からの
経費で賄われているとのことでありました。
次に、
総務局については、
情報管理費中、
電子市役所推進経費についてであります。
同
推進経費の中には、
平成31年度の
新規事業である、ICTを活用した
業務効率化の
推進に係る
経費が含まれており、AIを活用した
会議録の作成や
RPAを活用したデータの
自動入力等に取り組もうとしております。
分科会において、AIや
RPAの活用により、具体的にどのような
業務で
効率化を図ろうと考えているのかとの
質問がありました。
当局の
答弁によりますと、具体的な
適用業務については、新年度に入ってから検討していくことになるが、
費用対効果をはかりながら、
導入効果があらわれる
業務があれば、その対象をふやしていくなど、検証も兼ねた
事業にしていきたいとのことでありました。
これに対して
委員から、他
都市では既に、AIが導入されている
先進事例もあることから、さまざまな研究や調査を行い、できる限り効果的な
事業となるよう取り組まれたいとの
意見がありました。
次に、
消防局については、非
常備消防費中、
分団施設等整備事業費における
車両整備についてであります。
分科会において、各分団の
車両については、どのような計画で
更新しているのか、また、消防車は特殊な
車両であるが、発注してから納車まで製作にどれくらいの期間を要しているのかとの
質問がありました。
当局の
答弁によりますと、
車両の
更新に当たっては、
消防車両の
更新計画に基づき、平均すると、年間2、3台を
更新している。また、納車の期間については、
分団車両は小型のものであり、入札で一度、不調に終わったとしても、
当該年度内で
十分納車まで可能であるとのことでありました。
これに対して
委員から、
本市には全部で72分団あり、
消防車両の
保有台数も相当な数になるため、一度
車両の
更新がおくれると、その後の
更新計画に影響が及ぶことが想定される。
また、最近は
車両費も上がってきていることから
財政当局とも
十分協議を行い、
車両の
更新に必要な
予算はしっかりと確保されたいとの
意見がありました。
分科会長報告に対する質疑 10時31分
(質疑なし)
付託議案審査について 10時32分
・
議案第2号、
議案第3号、
議案第5号、
議案第7号、
議案第8号、
議案第10号及び
議案第12号〜
議案第14号、以上9件については、いずれも
全会一致で可決すべきものと決定。
・
議案第1号、
議案第4号、
議案第6号、
議案第9号及び
議案第11号、以上5件については、いずれも賛成多数で可決すべきものと決定。
委員長報告について 10時41分
◆
委員
防災行政無線に関しては、これまで導入に至る経緯などについて審議されていない。今後の動向については、議会として注視する必要があるので、
委員長報告の中に盛り込んでもらいたい。
・
委員の
意見を踏まえて正副
委員長で
調整すること。また、それ以外の
内容に関しては、正副
委員長に一任することに決定。
平成30年度
姫路市
一般会計補正予算(第6回)について
10時43分
建設局 10時43分
報告事項
説明
・
平成30年度
姫路市
一般会計補正予算(第6回)
質問 10時45分
◆問
想定になかったビルの解体工事が始まったとのことであるが、その時点でビルの所有者と工事日程に関して何らかの話し合いは行ったのか。
◎答
当初は施工体制の工夫により3月末の完成を目指したが、想定以上にビル解体工事の工期が伸びたため、やむを得ず城北52号線の道路
整備工事の工期を延長し、同工事に係る
予算を翌年度に繰り越そうとするものである。
◆問
工期延長は仕方がないことだと思うが、ビル所有者と何らかの協議は行ったのか。
◎答
協議をした中で、ビル解体工事の当初の工期であれば、道路
整備工事を
年度内に終了させることができるという判断をしていた。その判断が甘かったのではないかと考えている。
建設局終了 10時48分
閉会中継続調査について 10時49分
・別紙のとおり閉会中も継続調査すべきものと決定
正副
委員長退任あいさつ 10時50分
閉会 10時51分...