姫路市議会 2019-02-21
平成31年第1回定例会-02月21日-01号
平成31年第1回定例会-02月21日-01号平成31年第1回定例会
出 席 議 員 ( 43人)
1番 塚 本 進 介 24番 宮 本 吉 秀
2番 白 井 義 一 25番 西 本 眞 造
3番 中 西 祥 子 26番 宮 下 和 也
4番 常 盤 真 功 27番 三 輪 敏 之
5番 竹 尾 浩 司 28番 阿 山 正 人
6番 井 上 太 良 29番 川 西 忠 信
7番 三 和 衛 30番 梅 木 百 樹
8番 妻 鹿 幸 二 31番 坂 本 学
9番 三 木 和 成 32番 伊 藤 大 典
10番 苦 瓜 一 成 33番 谷 川 真由美
12番 森 由紀子 34番 酒 上 太 造
13番 牧 野 圭 輔 35番 細 野 開 廣
14番 松 岡 廣 幸 36番 今 里 朱 美
15番 東 影 昭 37番 西 田 啓 一
16番 萩 原 唯 典 38番 杉 本 博 昭
17番 駒 田 かすみ 39番 八 木 隆次郎
18番 石 堂 大 輔 40番 蔭 山 敏 明
19番 有 馬 剛 朗 41番 山 崎 陽 介
20番 川 島 淳 良 42番 木 村 達 夫
21番 重 田 一 政 43番 八 木 高 明
22番 汐 田 浩 二 44番 竹 中 隆 一
23番 井 川 一 善
───────────────────────────────
欠 席 議 員 (1人)
11番 大 西 陽 介
───────────────────────────────
欠 員 (3人)
───────────────────────────────
事 務 局 職 員 出 席 者
事務局長 樫 本 公 彦
次長 上 田 憲 和
議事課長 岡 田 大 作
議事係長 川 嶋 秀 一
主任 榎 本 玲 子
主任 中 村 昇 平
主事 赤 鹿 裕 之
主事 久 内 拓 馬
───────────────────────────────
会議に出席した市長、職員及び委員
市長 石 見 利 勝
副市長 内 海 將 博
副市長 黒 川 優
代表監査委員 中 澤 賢 悟
教育長 松 田 克 彦
防災審議監 中 村 寛
スポーツ監 釣 雅 典
水道事業管理者 長 井 元 典
市長公室長 高 馬 豊 勝
総務局長 舟 引 隆 文
財政局長 福 間 章 代
市民局長 志 水 秀 明
環境局長 生 駒 清 之
健康福祉局長 甲 良 佳 司
観光交流局長 和 田 達 也
産業局長 佐 野 直 人
都市局長 隈 田 絹 夫
建設局長 中 川 吉 郎
下水道局長 桑 原 秀 明
会計管理者 八 木 優
消防局長 山 岡 史 郎
都市拠点整備本部副本部長 東 田 隆 宏
───────────────────────────────
議 事 日 程
第1日(2月21日(木)) 午前10時開会
〇
市長あいさつ
〇
議長あいさつ
〇開 会
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 諸 報 告
日程第4 議案第1
号~議案第86号及び報告第1
号~報告第11号
〇散 会
───────────────────────────────
議 事 順 序
1
市長あいさつ
2
議長あいさつ
3 開 会
4
会議録署名議員の指名
5 会期の決定
6 諸 報 告
7 議案第1
号~議案第86号及び報告第1
号~報告第11号
(1) 一括上程
(2) 所信表明
(3) 提案理由説明
8 散 会
△
市長あいさつ
◎
石見利勝 市長 (登壇)
開会に先立ち、一言ご
あいさつを申し上げます。
本日、平成31年第1回
姫路市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には、ご参集いただきありがとうございます。
今定例会は、新
年度予算案をご審議いただく議会であります。31年度の
予算編成に当たっては、困難な
財政運営が求められる中にあっても、
財政規律を遵守した持続可能な財政を基礎とし、「生きがいと魅力ある 住みよい都市 姫路」を実現するため、重点的に取り組むべき施策・分野に積極的に予算を配分しております。
このほか、補正予算、条例の制定など、合わせて97件の案件を提出いたしております。
議員の皆様方におかれましては、よろしくご審議いただき、原案にご理解とご賛同を賜りますようお願い申し上げます。
以上、簡単でございますが、開会の
あいさつといたします。
よろしくお願いいたします。
──────────────────────
△
議長あいさつ
○
今里朱美 議長
開会に先立ちまして、一言ご
あいさつを申し上げます。
本日ここに、平成31年第1回
姫路市議会定例会が招集されましたところ、議員の皆様には、ご出席をいただきまして、まことにありがとうございます。
本日提案されます案件は、平成31年度各
会計予算を初め、条例の制定や契約の締結など、合わせて97件であります。
いずれも重要な案件でありますので、慎重にご審議いただきますようよろしくお願い申し上げ、簡単ではございますが、開会のご
あいさつとします。
──────────────────────
午前9時58分開会
○
今里朱美 議長
ただいまから、平成31年第1回
姫路市議会定例会を開会します。
これより本日の会議を開きます。
大西陽介議員から欠席の届け出がありましたので、ご報告します。
これより日程に入ります。
本日の日程は、お手元に配付しております議事日程に記載のとおりであります。
──────────────────────
△日程第1
会議録署名議員の指名
○
今里朱美 議長
まず日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、
白 井 義 一 議員
常 盤 真 功 議員
三 木 和 成 議員
を指名します。
──────────────────────
△日程第2
会期の決定
○
今里朱美 議長
次に日程第2、会期の決定を議題とします。
お諮りします。
今定例会の会期は、本日から3月26日までの34日間としたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
今里朱美 議長
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
──────────────────────
△日程第3
諸 報 告
○
今里朱美 議長
次に日程第3、諸報告であります。
お手元に配付のとおり、監査委員から監査の結果について、また
包括外部監査人から外部監査の結果について報告がありました。
次に、2月13日までに受け付けました陳情は、お手元に配付の
陳情文書表のとおりであります。
以上で諸報告を終わります。
──────────────────────
△日程第4
議案第1
号~議案第86号及び
報告第1
号~報告第11号
○
今里朱美 議長
次に日程第4、議案第1号から議案第86号まで及び報告第1号から報告第11号までをまとめて議題とします。
これより理事者に提案理由の説明を求めます。
石見市長。
◎
石見利勝 市長 (登壇)
平成31
年度予算案並びにこれに関する諸議案のご審議をお願いするに当たり、市政の
基本方針と施策の大要を申し上げ、
姫路市民の皆様並びに
議員各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。
先般、今期限りをもって、
ふるさと姫路の市長職を退くことを発表させていただきました。
今日までの16年間、私が市長としての重責を全うしてこられましたのは、こちらにお集まりの
議員各位をはじめ、本当に数多くの方々からご支援、ご指導を頂戴した賜物であり、改めて深く御礼を申し上げます。
これまで、私は、暮らしやすい地域の生活圏が利便性を高めた各地域核や都心部等と連携・交流する多核連携型の
まちづくりを目指して、清新かつ懸命に市政を進めてまいりました。その中核となる姫路駅周辺の整備は完成まであと一息のところまで達しています。市内鉄道駅の駅前を整備・区画整理して
パーク・アンド・ライドを徹底していくという形にも見通しが立ちつつあり、姫路が本当に懐の深いまちとして、市民の皆様が生活を楽しめる環境が整ってきたと感じています。平成の大修理を終えた姫路城は、
グランドオープン以来、まばゆい輝きを放ち続け、国際色も豊かに、連日多くの観光客が訪れています。
地域夢プランや生涯
現役プロジェクトなどの
ソフト事業も、
事業開始の当初は困難なことの連続でしたが、今では当たり前のように市民の皆様の生活の中に溶け込んで、地域の元気を生み出しています。
生きがいと魅力ある住みよい姫路の実現に向けて、これまで堅実かつ着実に行ってきたソフト・
ハード両面にわたる
基盤整備は、今、本当に、各方面で花開き、また、開きつつあるように感じられます。
他方で、深刻な人口減少・
少子高齢化や第4次産業革命とも言われるAIやIoTなどの技術革新は、既存の
社会経済システムを常に変化させており、市政に対しても新たな課題を与え続けています。また、昨年も全国各地で相次いだ地震・台風・集中豪雨などの、いつ起きるとも知れない災害に備える
体制づくりなど、市政は、日々切れ目なく、適時・適切に施策を推進していかなければなりません。
現在、本市財政は、
普通交付税の合併算定替の
段階的縮減により一般財源が減少する中で、今後も
社会保障関係経費をはじめとする
義務的経費の増加、大
規模投資事業、公共施設やインフラの
長寿命化対策などに伴う支出に適切に対応する必要があり、引き続き厳しい
財政運営が求められております。
このような中、市民福祉の向上と
財政規律の遵守とを両立させ、本市が持つ恵まれた資源、優れた総合力を最大限に活かしながら、市民の皆様とともに、
ふるさと姫路の持続可能な
まちづくりを進めていくため、平成31年度
予算編成に当たっては、多様な課題に対しても安定的、継続的に施策を推進していくことができるよう、しっかりと予算を組ませていただきました。
具体的には、限られた財源を効果的、効率的に活用するため、「活力と誇りを創る 姫路」、「人とくらしを育む 姫路」、「未来と夢を展く 姫路」の3つの
戦略テーマの下、6つの
重点施策に積極的に予算を配分することで、「幸せ 感動 夢あるまち」の実現に向け一層前進していくための予算としています。
各
会計予算は、一般会計2,215億円、特別会計(7会計)1,090億円、
企業会計(3会計)566億円、総額3,871億円となっております。
以下、順次、31年度の主要な事業について、ご説明申し上げます。
戦略テーマの第1は、「活力と誇りを創る 姫路」であります。
都市基盤の整備によって都市の魅力や利便性を向上させるとともに、観光・産業の振興によって交流人口の拡大や
地域経済の活性化を図るため、次の2つの
重点施策に
取り組みます。
1つ目の
重点施策は、「発展を支える
都市基盤の整備」であります。
姫路駅周辺の整備については、
イベントゾーンのうち、文化・
コンベンションエリアにおいて整備を進めている、
文化芸術振興の拠点機能と
コンベンション・展示会等の交流機能をあわせ持った
文化コンベンションセンターの
建設工事を、33年秋の開館に向けて、引き続き着実に進めてまいります。また、
高等教育・
研究エリアにおいて、
播磨姫路圏域で最大規模の高度専門・
急性期医療を担う、(仮称)
県立はりま姫路総合医療センターの整備に引き続き協力していくほか、同センターとの一体的な整備に向け、
獨協学園が計画する
獨協医科大学大学院サテライトや
消化器内視鏡研究センターなどの
医療系高等教育・研究機関について、県や
獨協学園と協議、調整を進めるとともに、
県立大学が計画する
医産学連携拠点について、県や
県立大学と円滑な連携を図ってまいります。
中心市街地の環境の整備については、現行の
中心市街地活性化基本計画が32年3月に満了することに伴い、
次期基本計画を新たに策定するほか、
大手前通りを歩いて楽しい賑わいのある質の高い都市空間としていくため、引き続き国道2号以北の区間の工事を着実に進めるとともに、
大手前通りの利活用に向けた活用主体の育成に取り組んでまいります。また、
中心市街地の建築物等について、姫路城と調和した良好な景観を維持していくため、姫路城を基準とした高さ制限の導入による都心環境の整備に
取り組みます。
計画的な市街地の形成については、
ビッグデータを活用して、市内での日常の
移動ニーズや移動手段などを把握し、
人口減少社会においても持続可能な都市構造の構築に向けた施策・計画の立案等に活用する
取り組みに着手するとともに、快適な住環境を整備するため、
JR網干駅前や
JR英賀保駅周辺など、市内6地区における
土地区画整理事業に引き続き取り組んでまいります。
公共交通等の利便性の向上については、
総合交通計画の改訂を行うほか、
公共交通や徒歩などを含めた多様な交通手段を適度に利用する状態を目指し、環境や健康などに配慮した交通行動を呼びかけるモビリティ・マネジメントを推進し、
パーク・アンド・ライドやサイクル・アンド・バスライドの推進、
地方バス路線の
維持確保対策の実施、
コミュニティサイクル「姫ちゃり」の活用など、引き続き
公共交通の
利用促進に取り組むとともに、交通空白・不便地域において
デマンド型乗合タクシーの本格運行を実施します。また、
自転車利用環境整備計画に基づき、歩行者、自転車、自動車が安全で安心して快適に通行できる
自転車通行空間の整備を進めてまいります。さらに、
山陽電鉄大塩駅において橋上駅化や
駅周辺整備の工事に着手するとともに、
山陽電鉄飾磨駅周辺の踏切道の安全対策について検討を進めます。
広域交通網の整備については、昨年5月、
文化センターにおいて
播磨臨海地域道路の
整備促進大会を開催し、本道路の
早期事業化に対する市民の皆様の大きな期待や熱い思いを国へ届けることができました。今後も、播磨そして日本の成長を支える本道路の早期実現に向け、県や関係市町、
地元経済界、市民の皆様と一丸となって国に対して要望してまいります。
2つ目の
重点施策は、「強みを活かした観光・産業の振興」であります。
まず、魅力的な観光の振興については、姫路城を中心とした
滞在型観光を進めるため、姫路城の夜間公開や朝型観光の推進、第70回目の節目となる姫路お城まつりの
事業拡充など、姫路城を活用した観光を推進するとともに、姫路城をきっかけとして書写山圓教寺や
名古山霊苑などの
市内観光地のほか、
播磨地域の
観光地等への回遊を促進する「
姫路城プラスワン」作戦を展開します。また、近年増加している
外国人観光客に対して、コンシェルジュの配置、
音声ガイドによる解説など案内の充実を図るほか、ゴールデン・スポーツイヤーズや大阪・関西万博の開催を好機と捉え、本市の魅力を国内外に積極的に発信してまいります。さらに、姫路城などの
歴史的建造物や
文化施設を、特別感や地域特性を演出できる会場として国内外からのMICEの誘致に活用する「
ユニークベニューHIMEJIプラン」を推進していくとともに、
文化コンベンションセンターの開館に合わせて多彩な事業を展開できるよう、着実に準備を進めてまいります。また、英国・
北ウェールズの
世界遺産コンウィ城との
連携交流を推進し、
国際交流都市としてさらなる飛躍を目指すほか、日本遺産「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」のストーリーや
歴史的遺産の魅力を国内外に発信し、
地域活性化を推進してまいります。このほか、
特別史跡姫路城跡整備基本計画改訂のための準備を進めるとともに、観光客の周遊性を高めるため、
姫路城東側に休憩施設の整備を検討するなど、
特別史跡地及び
周辺地域の保存管理及び
整備活用を図ってまいります。
中央卸売市場の移転再整備については、
移転予定地の
土壌汚染対策が30年度末に完了し、31年度は、新市場の実施設計や
都市計画決定手続きを行うとともに、引き続き周辺の
アクセス道路の整備や浜手緑地の再整備に
取り組みます。今後とも
場内事業者等の主体的な
取り組みを支援しつつ、「
播磨地域の食文化の拠点」としてふさわしい機能を有する
施設整備を着実に進めてまいります。
農林水産業の活性化については、実践を通して
新規就農者を育成するため、(仮称)
林田チャレンジ農園の整備を進め、32年度の開園を目指します。また、森林の持つ国土保全や水源涵養といった
公益的機能を発揮するため、31年度から自治体に譲与される
森林環境譲与税を活用して、
森林資源量等の調査解析、人工林の間伐等の
造林助成事業を拡充するほか、森林・
林業体験フェアの
開催支援等を実施してまいります。
産業の振興と
ものづくり力の強化については、
播磨地域の地場産品の
ブランド化・高
付加価値化を戦略的に推進するため、「醸造」をキーワードにして、播磨の醸造文化の
情報アーカイブ化や
PRイベント、流通各社のバイヤーを招いた製造現場の視察や
意見交換会の開催等に取り組んでまいります。また、
市内企業の生産性の向上や業務の効率化を図る手段として、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入を促進し、
市内企業のIT化を支援していくほか、各企業の内発的な発展を促すため、金属新
素材研究センターの
利用促進や新製品・新技術の開発支援、
科学技術基盤の
活用促進や産官学の
連携強化等に取り組むことで、本市経済を支える企業の「
ものづくり力」の向上を図ります。さらに、
市内企業の人材不足の解消等を図るため、企業向けに
インターンシップ制度の導入を啓発し、
インターンシップマッチングの強化にも
取り組みます。
開港60周年を迎える姫路港については、3月に「飛鳥Ⅱ」、4月に「ダイヤモンド・プリンセス」が入港し、開港60周年の幕開けを飾るほか、
帆船イベントやシンポジウムの開催、
姫路みなと祭海上花火大会の拡充など、さまざまな
記念事業を実施します。また、県と連携して
クルーズ客船の誘致をはじめとする
ポートセールス活動を強化するほか、姫路港飾磨・須加地区が「魅力ある海の玄関口」として活性化するよう、
旅客ターミナルエリアの
整備計画を策定します。
さらに、これまで主に製造業に対して行ってきた企業の誘致活動を、成長産業として農業に取り組む6次
産業化企業にも拡大していくほか、市内への
オフィス系企業の立地促進や
地域未来投資促進法に基づく
地域経済牽引事業者への支援、
工場立地支援の強化等を通して、地域の生産性の向上や雇用の拡大を図ってまいります。
戦略テーマの第2は「人とくらしを育む 姫路」であります。
質の高い
子育て支援や魅力ある教育を推進するとともに、高度化、多様化する医療や福祉へのニーズに的確に対応し、災害から市民の暮らしを守るため、次の2つの
重点施策を展開します。
1つ目の
重点施策は、「確かな成長を支える子育て・
教育環境の充実」であります。
まず、子ども・
子育て支援体制の充実については、待機児童の解消と幼児教育の無償化等に対応した教育・保育の提供体制の確保を図るため、子ども・
子育て支援事業計画を改訂し、民間施設の
整備促進や
市立幼稚園での3歳児保育の拡充に向けた
取り組みを進めるとともに、
保育人材確保のため、
処遇改善等の定着支援や復職支援の充実を図ります。また、(仮称)
中寺こども園の建築工事に着手するほか、(仮称)
大塩こども園の設計に取り掛かるなど、質の高い教育・保育を一体的に提供できる
市立幼保連携型認定こども園の整備を推進します。さらに、
小学校入学後の
子育て支援策として、公設の
放課後児童クラブにおいて、引き続き
専用施設化や
学校休業日の早朝
開所試行事業を実施するほか、
施設整備が困難な小学校区については、
民間事業者の
活用促進に
取り組みます。加えて、増加する
児童虐待等に対応するため、姫路市
総合福祉会館に移転する
こども家庭総合支援室において、多職種連携による総合的な
相談支援体制の充実を図ってまいります。
教育体制の充実については、本市の
教育振興のための施策に関する
教育振興基本計画を改訂するほか、夏季の猛暑等から児童・生徒等の健康を守り、良好な
教育環境を整備するため、31年度中を目途に、全ての
市立小中学校、
義務教育学校、幼稚園の
普通教室等へのエアコンの設置を進めてまいります。また、
四郷小学校と
四郷中学校を本市2校目となる
義務教育学校「四郷学院」に移行させるなど、
小中一貫教育を一層推進するとともに、
コミュニティ・スクールによる地域に根ざした特色ある
学校づくりを進めてまいります。さらに、児童・生徒の教育条件の改善等の観点から、少子化に対応した活力ある
学校づくりを目指す
市立小中学校の適正規模・適正配置の
基本方針の策定に向けて、審議会での審議のほか市民からのご意見を伺いながら、引き続き検討を行ってまいります。
また、児童・生徒の問題行動の未然防止と早期対応、早期解決を図るため、教育と福祉をつなぐスクールソーシャルワーカーの研修体制を強化し、専門性の向上を図ります。
魅力ある教育の推進については、急速に進展する
情報化社会に対応できる児童・生徒を育むため、
市立小中学校、
高等学校等の普通教室に
無線LANを整備し、
市立小中学校等の
タブレット型パソコンを更新するほか、教員への
情報化推進研修などを通じて、
学校教育における
ICT環境の充実を進めてまいります。また、
中学校給食の
全市エリアでの実施に向けて、(仮称)
南部エリア学校給食センターの
建設工事に着手するほか、「小中学校における
食育推進プラン」に基づき、引き続き
学校給食における地産地消を進めるなど、
学校給食の充実と食育の推進に取り組んでまいります。
2つ目の
重点施策は、「安全・安心で快適に暮らせる生活基盤の構築」であります。
地域医療の充実については、30年3月に改訂した
救急医療方策に関する指針に基づき、休日・
夜間急病センターの
医師確保など、
救急医療体制の充実を図るとともに、
医学生向け就職説明会への参加等を通じて、
市内医療機関の魅力を発信し、家島地域を含めた市内の
医師確保に取り組むほか、
製鉄記念広畑病院移転後の後医療機関の円滑な開設等に向けた支援・協力の検討を進めてまいります。
地域包括ケアの推進については、医療・
介護サービスを必要とする高齢者が急増する中、自助、互助、共助、公助の適切なバランスを確保し、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができる社会の実現を目指してまいります。31年度は
リハビリテーション専門職を活用して介護予防の
取り組みを充実させるほか、
ボランティア等を育成し、認知症や
生活支援の必要性に関する理解者を増やすことで、家族も安心して暮らせる
地域づくりを推進します。
地域福祉の向上については、聴覚障害による音声言語発達等への影響を最小限に抑えるため、新生児聴覚検査費助成事業を実施し、早期発見、早期療育を図ります。また、28年4月に施行された障害者差別解消法に基づき、引き続き障害者の差別解消に向けた啓発活動を実施します。
さらに、生活習慣病の予防を図ることを目的とした特定健診の受診率向上に向け、啓発活動や受診勧奨を実施し、糖尿病やメタボリックシンドロームを予防するための生活習慣の改善や健康寿命の延伸と健康の保持増進に取り組むほか、30年度に策定した「ひめじ・いのち支え合いプラン」に基づき、自殺対策を支える人材育成や住民への啓発に努めることなどにより、こころの健康づくりや命を守る
取り組みを総合的に推進してまいります。
災害に備えた
取り組みの推進については、近年、全国各地で豪雨・地震・台風災害が発生している状況を鑑み、地域住民への迅速な情報伝達により、情報弱者等への発信力を強化するため、全市域にデジタル防災行政無線の導入を進めてまいります。また、防災意識のさらなる啓発を図るため、姫路市版携帯災害・避難カードの配布や土砂災害ハザードマップの更新、自主防災組織の災害対応の手引きの改訂などに
取り組み、市民自らが主体となった適切な避難行動がとれるよう支援するとともに、災害時要援護者支援事業をさらに推進してまいります。また、地域防災力の中核を担う消防団員の活動を支えるため、新たな夏用活動服の導入や車両等装備品の充実を進めるほか、糸魚川市大規模火災等を教訓として、本市における密集市街地の警防計画を策定するなど、地域における防災対策の強化に取り組んでまいります。
さらに、災害から市民の生命や財産を守るため、個人住宅や社会福祉施設等における危険ブロック塀の撤去の支援を進めるほか、雨水計画の見直しに沿って、引き続き大井川等の河川整備、汐入川流域等における雨水幹線整備やポンプ場整備を進めてまいります。
快適で衛生的な生活環境の維持については、環境と経済が調和する「持続可能な開発」が実現される社会への転換に向けた
取り組みを推進してまいります。水素ステーションの整備費用を助成する制度を創設するほか、燃料電池自動車のリース、購入費用の一部を助成するなど、県と連携して燃料電池自動車の普及促進を図ります。また、身近な生活の中で、温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す「COOL CHOICE」を推進します。
戦略テーマの第3は「未来と夢を展く 姫路」であります。
2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催を見据え、スポーツや文化の振興を通じて、本市の今後の発展につながる新たな魅力の創造を図るとともに、
人口減少社会に対応し、誰もが活躍できる
まちづくりを推進するため、次の2つの
重点施策に
取り組みます。
1つ目の
重点施策は、「感動を産み出すスポーツ・文化の振興」であります。
まず、東京オリンピック・パラリンピック姫路プロジェクトの推進については、フランス柔道チームの事前合宿の受け入れ準備などのホストタウン事業やオリンピアン等トップアスリートによるスポーツ体験教室を開催するほか、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年を迎えるに際し、国内の世界遺産と連携したリレーイベントの一環として、世界遺産姫路城を活用したメッセージを広く国内外に発信するなど、スポーツ、文化、観光の分野を連動させた総合的な
取り組みを展開し、本市の新たな魅力となるレガシーの創出を図ってまいります。
「スポーツ都市・ひめじ」の推進については、世界遺産姫路城マラソンの参加人数の増加や海外枠・初出場枠の拡大を図るほか、地元トップチームであるヴィクトリーナ姫路、ASハリマアルビオンへの支援や市民交流事業の実施、スポーツコミッションを中心とした大規模スポーツ大会の誘致など、スポーツ意識の醸成に向けた
取り組みを進めてまいります。
文化の振興と発信については、「音楽のまち・ひめじ」に向けた
取り組みとして、引き続きル・ポン国際音楽祭や交響詩ひめじ合唱コンクールなど、年間を通して多彩な音楽イベントを実施するとともに、市内の小学校に出向いて音楽や楽器のすばらしさを伝えるアウトリーチ活動など、市民が音楽に親しめる機会を充実させ、音楽あふれる
まちづくりを進めてまいります。
さらに、30年度に館内の環境改善を行った美術館において、姫路文学館とも連携した企画展を開催し、国宝を含む美術・工芸・書などの名品の展示やチームラボによる最先端の現代アート展の開催など、文化発信拠点施設の充実を図ってまいります。
スポーツ・文化拠点の再整備については、手柄山中央公園整備基本計画に基づき、感動と笑顔あふれる憩いの交流空間の創出に向けた公園整備を推進していくほか、公園に隣接し、整備が予定されているJR姫路・英賀保間新駅の設置に向けた協議も進めてまいります。
2つ目の
重点施策は、「
人口減少社会でも輝く
まちづくりの推進」であります。
ひめじ創生の推進については、市民一人ひとりに、ひめじ創生の
取り組みを、将来に向けての自分たちの課題として認識してもらうことが最も重要であります。このため、播磨圏域連携中枢都市圏の連携中枢都市として、インドネシアとの交流の推進や、播磨の地酒ブランドの品質向上・販路拡大、はりまサイクルツーリズムの普及など、引き続き圏域の市町との連携事業を着実に推進していくほか、本市の魅力を若者に重点的に発信し、移住定住を促進する施策として、高校生を対象にPR動画等を活用した魅力発信事業を実施していくとともに、播磨圏域の市町と連携して、創業希望者を対象にセミナー等を実施し、創業の支援を行っていくことで、若者の地元定着を促進してまいります。さらに、本市と連携協定を結んだ民間企業の知見・ノウハウを活用し、産官学金労言の連携を一層強化してまいります。
市民活動の推進については、地域
コミュニティ活性化のため、自治会等による地域課題解決に向けた事業計画策定への支援を行うなど、地域活動の充実に向けた
取り組みを推進するほか、生涯現役社会の実現に向けて、高齢者の自主的な生きがいづくりや生涯にわたる学習活動への支援を行います。また、市民が主体となった公園の利活用を推進するパークマネジメントプランに基づき、モデルとなる公園で市民協働による利活用、公園経営などを試行し、仕組みづくりを検討するほか、新たな重点環境美化推進区域の指定によるクリーン作戦の実施や地域主体の河川美化活動への支援、花と緑にあふれる
まちづくりを目指した緑化普及啓発など、市民協働による地域環境の改善に取り組んでまいります。さらに、本市の人権施策の総合的な指針となる人権教育及び啓発実施計画を改訂し、誰もが平等で快適に暮らせる人権尊重の
まちづくりを目指して、教育・啓発活動を推進します。
地域の活性化に向けた
取り組みについては、住民自らが企画し、主体的に取り組もうとする地域へのアドバイザー派遣や地域おこし協力隊の活用、移住体験事業の実施など、がんばる地域応援プログラムを展開していくほか、北部農山村地域の活性化に向けて、北部農山村
地域活性化基本計画を推進し、景観に配慮した植栽・植樹推進事業への支援や官学連携による調査研究、
地域活性化拠点
施設整備に向けた検討等を実施してまいります。
また、空き家等の適正管理・利活用の促進や老朽危険空き家等の発生の抑制に取り組むほか、子どもたちをはじめ市民の皆様に市内各地域の多様な魅力を知っていただく
地域夢プラン事業を推進し、引き続きふるさと意識の醸成を図ってまいります。
総合的な行政運営の推進については、まず、現総合計画「ふるさと・ひめじプラン2020」が32年度末をもって満了することから、33年度を初年度とする新たな総合計画策定に係る審議会等を開催し、検討を進めてまいります。また、新たな行財政改革プランの策定に取り組むほか、市公式ホームページのリニューアルや市公式アプリ「ひめじプラス」の機能を拡充することで、効果的で利便性の高い行政情報の提供を推進してまいります。
マイナンバーの普及とICTの活用については、職員の働き方改革の一環として、職務能率の向上やペーパーレス化を目的に、ICTを活用したテレワーク環境の充実に取り組むほか、マイナンバーの普及を促進し、市民の利便性を向上させます。また、AI等の最先端技術を活用した業務効率化や
ビッグデータの有効活用を推進するための計画策定に取り組んでまいります。
持続可能な上下水道の経営については、人口減少に伴う料金収入の減少や施設の老朽化対策に対応しつつ、将来にわたって安定したサービスを提供するため、水道事業においては、水道事業の将来的な展望を示す、新たな水道ビジョンの策定を進めるほか、引き続き老朽化した水道施設や管路の更新、耐震化を計画的に実施してまいります。下水道事業においては、ストックマネジメント計画の策定や、処理場の維持管理業務への包括的民間委託を進めるほか、引き続き集落排水処理施設等の公共下水道への接続を推進してまいります。
公共施設の適切な管理運営については、公共施設の管理コストや利用状況、建築物の保全状況などの情報をもとに、客観的な施設評価を実施し、公共施設等総合管理計画の改訂に向けて調査を進めるとともに、引き続き老朽化した公共施設の改修工事や建築保全業務を適切かつ計画的に実施し、施設の長寿命化やライフサイクルコストの削減を図ってまいります。
本年は、平成が終わり、新しい元号を迎える節目の年であります。本市においても、明治22年4月に、本市が日本で最初に市制を施行してから130周年に当たり、発展を遂げてきた姫路の歴史に思いを馳せながら、輝かしい先人たちの偉業に感謝し、新たな歴史を築いていかなければならない年となります。
姫路藩士の子として生まれ、近代化に邁進していた明治の日本において、近代土木工学の礎を築いた古市公威は、フランス留学時代に「私が一日休めば、日本は一日遅れるのです。」と語ったと言われています。激動の情勢下にあった当時の日本にあって、己の双肩に国家の将来が掛かっているという氏の強い責任感と使命感を感じる言葉であります。
既存の
社会経済システムを大きく変革していかなければならない時代の転換期にあって、本市が今後も持続可能な発展を実現していくためには、今日までの発展を支えた先人の強い思いを胸に刻み、若者や子育て世代のニーズも積極的に取り入れながら、国や県、周辺市町や経済界等の多様な機関と協働して、姫路・
播磨地域の未来の姿をしっかりと描いていくほかありません。
日本民俗学の父として郷土が誇る柳田国男は、著書「時代と農政」の中で、こう記します。
「国家の生命は永遠でありますからは、豫め未だ生まれて来ぬ数千億万人の利益をも考えねばなりませぬ。況んや我々は、既に土に帰したる数千億万の同胞を持っておりまして、その精霊もまた国運発展の事業の上に無限の利害の感を抱いて居るのであります。」
ふるさと姫路の連綿と続く歴史の中で、今、この時代に生を受けた私たちは、永い歴史を引き継ぎ、未来に繋いでいく役割・責任を負っています。
本市で暮らし、働き、日々を営む市民の皆様が、いつまでも元気で幸せに日々を過ごし、これまで以上に夢や希望を持てるように、そして、今を生きる市民の皆様とともに、現在・過去・未来の市民に責任を持てる「共生の
まちづくり」を着実に進めていくために、私も、残された任期の一日一日を大切にして、市民の皆様の声にしっかりと耳を傾けながら、市政を担う者としての強い責任感と使命感の下、全力で市政運営に取り組んでまいります。
市民の皆様並びに
議員各位のご理解とご協力を心からお願い申し上げ、平成31年度の所信表明といたします。
○
今里朱美 議長
黒川副市長。
◎黒川優 副市長 (登壇)
ただいま上程されました議案のうち、私からは予算議案についてご説明を申し上げます。
まず、平成31年度姫路市予算につきましては、先ほど市長より編成大綱をご説明申し上げましたので、私からは各議案ごとにその概要を計数的にご説明申し上げます。
平成31年度の予算規模は、一般、特別、
企業会計の総額を3,871億780万5,000円といたしております。前年度に比べまして74億5,032万4,000円の増となっております。
一般会計は2,215億円で、前年度に比べ84億円、3.9%の増となっております。
特別会計は卸売市場事業など7会計、総額1,090億3,175万5,000円で、前年度に比べ20億5,388万7,000円、1.8%の減となっております。
企業会計は水道事業など3会計、総額565億7,605万円で、前年度に比べ11億421万1,000円、2.0%の増となっております。
それでは、各会計ごとに順次ご説明を申し上げます。
まず、議案第1号、平成31年度姫路市一般
会計予算につきまして、歳入予算から順次ご説明を申し上げます。
まず、市税は966億円を、税制改正や景気の動向等を勘案して計上いたしております。前年度に比べまして8億円、0.8%の増となっております。
地方譲与税14億1,500万円、利子割交付金8,200万円、配当割交付金4億7,600万円、株式等譲渡所得割交付金4億8,500万円、地方消費税交付金99億8,000万円、ゴルフ場利用税交付金4,900万円、自動車取得税交付金2億8,900万円、環境性能割交付金1億4,900万円、国有提供施設等所在市助成交付金700万円、地方特例交付金13億4,200万円は、それぞれの制度や地方財政計画等を勘案して計上いたしたものでございます。
地方交付税は、国の制度改正や市税等の状況を勘案の上、109億円を計上いたしております。
交通安全対策特別交付金は9,800万円を計上いたしております。
分担金及び負担金は、保育所の受益者負担金などで13億5,705万5,000円を、使用料及び手数料は、市営住宅使用料などで55億8,934万3,000円を計上いたしております。
国庫支出金386億9,895万5,000円、県支出金134億7,300万5,000円は、それぞれ法令等に基づき計上いたしたものでございます。
財産収入は、普通財産売払収入などで7億9,732万7,000円を、寄附金は、ふるさとひめじ応援寄附金などで6,686万1,000円を、繰入金は、財政調整基金繰入金などで55億1,463万4,000円を計上いたしております。
諸収入は、貸付金元利収入等で62億482万円を、市債は279億2,600万円を計上いたしております。
以上で、一般会計歳入予算総額は2,215億円で、歳出予算の見合い財源となっております。
次に、歳出についてご説明申し上げます。
議会費は、議会活動に必要な諸経費で10億5,420万5,000円を計上いたしております。
総務費は151億3,028万3,000円を計上いたしております。
民生費は、児童、高齢者等の福祉事業費などで859億937万4,000円を計上いたしております。
衛生費は、じんかい収集に要する経費などで167億9,258万1,000円を計上いたしております。
労働費は、勤労者支援に要する経費などで1億8,839万9,000円を計上いたしております。
農林水産業費は、
農林水産業の経営の安定と
基盤整備等に要する経費で28億3,931万5,000円を計上いたしております。
商工費は、
地域経済対策等に要する経費で58億8,728万4,000円を計上いたしております。
土木費は324億2,149万2,000円を計上いたしております。
消防費は、防災に要する経費を含みまして72億6,678万7,000円を計上いたしております。
教育費は203億6,761万6,000円を計上いたしております。
公債費は216億8,294万7,000円を計上いたしております。
諸支出金は、公営企業費などで117億5,971万7,000円を、予備費は2億円を、それぞれ計上いたしております。
以上、一般会計歳出予算総額は2,215億円となっております。
次に、債務負担行為につきましては、私立幼稚園新増築などの損失補償、保育所整備事業費等について、それぞれ債務を負担すべき期間及び限度額を定めるものでございます。
次に、地方債でございますが、平成31年度に借り入れをいたします長期債279億2,600万円を、起債の目的ごとに区分し、それぞれの起債の方法、利率などを定めるものでございます。
その他、一時借入金の最高額を250億円とするとともに、歳出予算の流用の範囲を定めております。
以上で、一般会計の説明を終わらせていただきます。
続きまして、特別会計についてご説明を申し上げます。
議案第2号、平成31年度姫路市卸売市場事業特別
会計予算は、管理費、
施設整備費など総額16億5,124万5,000円を計上いたしております。
議案第3号、平成31年度姫路市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別
会計予算は、母子父子寡婦の福祉資金貸付事務に要する経費といたしまして、総額7,070万円を計上いたしております。
議案第4号、平成31年度姫路市国民健康保険事業特別
会計予算は、医療給付費、後期高齢者支援金、介護納付金などの事業勘定と、家島診療所の施設管理費などの直営診療施設勘定を合わせまして、総額532億8,342万2,000円を計上いたしております。
議案第5号、平成31年度姫路市介護保険事業特別
会計予算は、保険給付費、地域支援事業費などで、総額454億7,418万6,000円を計上いたしております。
議案第6号、平成31年度姫路市後期高齢者医療事業特別
会計予算は、広域連合納付金、保健事業費などで、総額77億9,853万6,000円を計上いたしております。
議案第7号、平成31年度姫路市奨学学術振興事業特別
会計予算は、奨学事業、学術振興事業などに要する経費で、総額3,022万円を計上いたしております。
議案第8号、平成31年度姫路市財政健全化調整特別
会計予算は、特別会計等財政健全化調整基金積立金などで、総額7億2,344万6,000円を計上いたしております。
以上をもちまして、特別
会計予算の説明を終わらせていただきます。
続きまして、各企業
会計予算についてご説明を申し上げます。
議案第9号、平成31年度姫路市水道事業
会計予算についてご説明を申し上げます。
収益的収入及び支出でございますが、収入におきましては113億4,375万円、支出におきましては103億1,660万2,000円を計上いたしております。
資本的収入及び支出につきましては、施設・設備の建設改良費などで67億124万4,000円の支出を見込んでおり、その財源といたしましては、企業債、補助金及び出資金等を予定いたしております。
その他、債務負担行為、企業債、一時借入金の限度額、予定支出の各項の経費の金額の流用、議会の議決を経なければ流用することのできない経費、他会計からの補助金、たな卸資産購入限度額について定めております。
次に議案第10号、平成31年度姫路市都市開発整備事業
会計予算についてご説明を申し上げます。
収益的収入及び支出でございますが、収入につきましては、えい地貸付及び住宅用地売却等営業収益及び営業外収益で1億5,139万2,000円と、支出につきましては、土地売却原価、一般管理費等の営業費用及び営業外費用などを合わせまして1億4,978万2,000円となっております。
資本的収入及び支出でございますが、都市開発事業で2億7,171万3,000円の支出を見込んでおります。
その他、予定支出の各項の経費の金額の流用、議会の議決を経なければ流用することのできない経費について定めております。
次に議案第11号、平成31年度姫路市下水道事業
会計予算についてご説明を申し上げます。
下水道事業、
コミュニティ・プラント事業及び集落排水事業を合わせました収益的収入及び支出でございますが、収入につきましては207億2,111万9,000円を、支出につきましては205億4,992万6,000円を計上いたしております。
資本的収入及び支出でございますが、支出におきましては、施設・設備の建設改良費、企業債償還金などで185億8,678万3,000円の支出を見込んでおり、その財源といたしましては、企業債、補助金及び出資金等を予定いたしております。
その他、債務負担行為、企業債、一時借入金の限度額、予定支出の各項の経費の金額の流用、議会の議決を経なければ流用することのできない経費、他会計からの補助金、たな卸資産購入限度額について定めております。
以上をもちまして、平成31年度姫路市各会計の予算の説明を終わらせていただきます。
続きまして、議案第12号、平成30年度姫路市一般会計補正予算(第5回)についてご説明を申し上げます。
歳入歳出予算の補正は1億4,843万2,000円の増額でございまして、補正後の予算規模は2,209億9,281万6,000円となっております。
それでは、歳出からご説明を申し上げます。
総務費につきましては、国の補正予算に伴う補助事業費として、外国人受入環境整備事業費に1,000万円を計上いたしております。
民生費につきましては、歳出予算に不足が見込まれます自立支援給付事業介護給付費に1億3,804万円を、障害児通所支援給付費に2億4,145万1,000円を、それぞれ計上いたしております。
衛生費につきましては、エコパークあぼし管理運営費に6,500万円を、商工費につきましては、来年度に予定をいたしておりますプレミアム商品券発行準備のため、
地域経済緊急対策事業費に4,310万円を計上いたしております。また、融資預託の減により、工場立地奨励事業費を3億7,347万円減額いたしております。
土木費につきましては、国の補正予算等に伴う補助事業費の増により、既設住宅改善事業費に1億8,221万5,000円を、平成30年度国債住宅整備事業費に2億3,827万7,000円を、中河原住宅第3期建替整備事業費に2,000万円を、それぞれ計上いたしております。
また、国の補助不採択などにより、国庫補助交通安全施設新設改良事業費4,000万円、橋りょう補修事業費4億2,800万円、地方街路整備事業費2億円、交通結節点改善事業費4,000万円、県施行街路事業のうち国庫補助分3億円、同じく県単独分1,000万円、姫路駅周辺
土地区画整理事業費3億2,000万円、公園設備整備事業費1億4,000万円を、それぞれ減額いたしております。
教育費につきましては、国の補正予算に伴う補助事業費の増により、小学校では校舎整備事業費6億8,133万6,000円を、中学校では校舎整備事業費3億8,048万3,000円を、それぞれ計上いたしております。
次に、歳入についてご説明を申し上げます。
国庫支出金、県支出金につきましては、歳出でご説明をいたしました国の補助事業の財源として制度に基づき計上いたしております。
諸収入につきましては、融資預託金の減に伴います貸付金元利収入の減額を計上いたしております。
市債につきましては、国の補助事業の財源として制度に基づき計上いたしております。
また、臨時財政対策債につきまして、国から当初予算を上回る発行可能額が示されたため、これに合わせて発行額を増額するとともに、その見合い分といたしまして、借換債の全額並びに道路橋りょう整備事業債、河川改良事業債、街路事業債及び阿保
土地区画整理事業債の一部の発行を取りやめ、市債残高の縮減を図るものでございます。
また、繰入金、繰越金につきましても、今回の補正に係る所要一般財源として、それぞれ補正しようとするものでございます。
次に、繰越明許費の補正は、外国人受入環境整備事業費など44事業につきまして、本年度内に事業の完了見通しが得られないため、これを翌年度に繰り越して執行いたしたく、繰り越しの予算措置をお願いするものでございます。
また、地方債の補正は、今回の補正に係る借入限度額の変更をお願いしようとするものでございます。
続きまして、議案第13号、平成30年度姫路市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2回)についてご説明を申し上げます。
事業勘定の歳入歳出予算の補正は2億2,748万9,000円の増額で、補正後の予算規模は583億1,041万5,000円となっております。
歳出からご説明申し上げます。
一般療養給付費といたしまして5,242万7,000円、一般高額療養費といたしまして1億2,294万円、過年度国県支出金等返還金といたしまして5,212万2,000円を計上いたしております。
次に、歳入についてご説明を申し上げます。
県支出金につきましては、制度に基づき計上いたしております。
諸収入につきましては、一般給付損害賠償収入及び一般不当利得返還金を計上いたしております。
続きまして、議案第14号、平成30年度姫路市介護保険事業特別会計補正予算(第1回)についてご説明を申し上げます。
歳入歳出予算の補正は8,066万7,000円の増額で、補正後の予算規模は433億9,181万8,000円となっております。
歳出からご説明を申し上げます。
過年度国県支出金等返還金といたしまして8,066万7,000円を計上いたしております。
歳入につきましては、繰入金といたしまして介護保険給付費準備基金繰入金を計上いたしております。
以上、簡単でございますが平成31年度予算並びに本年度補正予算の説明を終わらせていただきます。
何とぞよろしくご審議いただき、原案にご議決を賜りますようお願いを申し上げます。
私からは以上でございます。
○
今里朱美 議長
内海副市長。
◎内海將博 副市長 (登壇)
引き続きまして、私からは一般議案並びに報告案件についてご説明申し上げます。
議案第15号、姫路市総合計画策定審議会条例につきましては、新たな総合計画の策定について調査し及び審議するため、姫路市総合計画策定審議会を設置しようとするものでございます。
議案第16号、姫路市離島振興対策実施地域における固定資産税の課税免除に関する条例につきましては、離島振興対策実施地域である家島群島のうち、男鹿島、家島、坊勢島及び西島が離島の振興を促進するための姫路市における産業の振興に関する計画の対象地区に指定されたことを受け、当該地区において製造業等の用に供する設備を新設し、または増設した者について、当該事業に係る固定資産に対する固定資産税を最大3年度免除するため必要な事項を定めようとするものでございます。
議案第17号、姫路市避難行動要支援者名簿情報の提供に関する条例につきましては、災害対策基本法において市町村長に対し作成が義務づけられている避難行動要支援者名簿について、平常時においても災害の発生に備え、避難支援等の実施に必要な範囲で当該名簿情報を自主防災組織その他の避難支援等関係者に提供するため必要な事項を定めようとするものでございます。
議案第18号、姫路市夢前ケーブルネットワーク施設条例を廃止する条例につきましては、本年度末をもって姫路市夢前ケーブルネットワーク施設における告知放送事業を終了することに伴い、同施設を廃止しようとするものでございます。
議案第19号、姫路市休養センター・香寺荘条例の一部を改正する条例につきましては、消費税率及び地方消費税率の引き上げに伴い、増税される消費税相当分を使用料に転嫁するため、使用料を引き上げようとするものでございます。
議案第20号、姫路市行政不服審査関係手数料徴収条例の一部を改正する条例につきましては、工業標準化法が改正され、工業製品に関する規格等の名称が日本工業規格から日本産業規格に改められたことに伴い、必要な規定整理をしようとするものでございます。
議案第21号、姫路市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例につきましては、国家公務員の医師に対する初任給調整手当が改定されたことを踏まえ、本市職員の医師手当を引き上げようとするものでございます。
議案第22号、姫路市男女共同参画推進センター条例の一部を改正する条例、議案第23号、アイランドハウスいえしま荘条例の一部を改正する条例及び議案第24号、姫路市霊きゅう自動車使用料条例の一部を改正する条例につきましては、いずれも、さきにご説明いたしました姫路市休養センター・香寺荘と同様に消費税増税関係の改正をしようとするものでございます。
議案第25号、姫路市立斎場条例の一部を改正する条例につきましては、消費税増税関係の改正でございまして、姫路市立斎場のうち名古山斎場の使用料を引き上げようとするものでございます。
議案第26号、姫路市
名古山霊苑仏舎利塔条例の一部を改正する条例、議案第27号、姫路市国民健康保険家島診療所条例の一部を改正する条例、議案第28号、姫路市市民会館条例の一部を改正する条例、議案第29号、姫路市花の北市民広場条例の一部を改正する条例及び議案第30号、姫路市地区市民センター条例の一部を改正する条例につきましては、いずれも消費税増税関係の改正をしようとするものでございます。
議案第31号、姫路市立老人福祉センター条例の一部を改正する条例につきましては、家島老人福祉センターの機能回復訓練室を会議室に用途変更したことに伴い、当該会議室の使用料を定めるとともに、消費税増税関係の改正をしようとするものでございます。
議案第32号、姫路市地区総合センター条例の一部を改正する条例、議案第33号、姫路市環境ふれあいセンター条例の一部を改正する条例、議案第34号、姫路市立網干健康増進センター条例の一部を改正する条例、議案第35号、姫路市立網干環境楽習センター条例の一部を改正する条例、議案第36号、姫路市立ぼうぜ医院条例の一部を改正する条例及び議案第37号、姫路市すこやかセンター条例の一部を改正する条例につきましては、いずれも消費税増税関係の改正をしようとするものでございます。
議案第38号、
姫路市民生委員定数条例の一部を改正する条例につきましては、民生委員の定員を8人増員し、932人としようとするものでございます。
議案第39号、姫路市平和資料館条例の一部を改正する条例、議案第40号、姫路市社会福祉事業施設条例の一部を改正する条例、議案第41号、姫路市立夢前福祉センター条例の一部を改正する条例、議案第42号、姫路市
文化センター条例の一部を改正する条例、議案第43号、姫路市音楽演劇練習場条例の一部を改正する条例、議案第44号、姫路キャスパホール条例の一部を改正する条例、議案第45号、
姫路市民プラザ条例の一部を改正する条例、議案第46号、姫路市国際交流センター条例の一部を改正する条例、議案第47号、姫路城西御屋敷跡庭園好古園条例の一部を改正する条例、議案第48号、姫路市立動物園条例の一部を改正する条例及び議案第49号、姫路市茶室鷺菴条例の一部を改正する条例につきましては、いずれも消費税増税関係の改正をしようとするものでございます。
議案第50号、姫路市体育施設条例の一部を改正する条例につきましては、体育施設として姫路市立スケートボードパークを、姫路市立広畑トレーニングルームの競技場として多目的ルームを、姫路市立田寺テニスコートの附帯施設としてシャワールームを、それぞれ設置するとともに、消費税増税関係の改正をしようとするものでございます。
議案第51号、姫路市市民農園条例の一部を改正する条例及び議案第52号、姫路市夢さき夢のさと条例の一部を改正する条例につきましては、いずれも消費税増税関係の改正をしようとするものでございます。
議案第53号、姫路市はやしだ交流センター条例の一部を改正する条例につきましては、休館日を月曜日から木曜日に変更するとともに、備品の貸し出しを廃止するほか、消費税増税関係の改正をしようとするものでございます。
議案第54号、姫路市
中央卸売市場業務条例の一部を改正する条例及び議案第55号、姫路市青果地方卸売市場業務条例の一部を改正する条例につきましては、いずれも、卸売業者及び仲卸業者が市長に報告する事項、卸売業者が販売委託者に送付する売買仕切書の記載事項及び委託手数料並びに仲卸業者及び売買参加者が卸売業者に支払う買い受け代金に係る規定について、消費税率及び地方消費税率の引き上げ及び軽減税率の導入に伴う規定整理をするとともに、市場施設の使用料について消費税増税関係の改正をしようとするものでございます。
議案第56号、姫路みなとドーム条例の一部を改正する条例につきましては、休館日を火曜日から毎月第2火曜日に変更するとともに、消費税増税関係の改正をしようとするものでございます。
議案第57号、姫路市勤労市民会館条例の一部を改正する条例及び議案第58号、キャスパ地下駐車場条例の一部を改正する条例につきましては、いずれも消費税増税関係の改正をしようとするものでございます。
議案第59号、姫路市地区計画の区域内における建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例につきましては、垣内津市場地区地区計画、大津町一丁目地区地区計画、西土井地区地区計画、北野町一丁目地区地区計画及び太市駅周辺地区地区計画について、地区
整備計画の内容として定められた事項である建築物の用途、容積率、敷地面積、壁面の位置及び高さに関する制限についての規定を条例化するほか、必要な規定整理をしようとするものでございます。
議案第60号、姫路市道路附属物自動車駐車場条例の一部を改正する条例、議案第61号、姫路市立手柄山温室植物園条例の一部を改正する条例及び議案第62号、姫路市ふれあいの館条例の一部を改正する条例につきましては、いずれも消費税増税関係の改正をしようとするものでございます。
議案第63号、姫路市立公園条例の一部を改正する条例につきましては、消費税増税関係の改正をするほか、必要な規定整理をしようとするものでございます。
議案第64号、姫路市下水道条例の一部を改正する条例につきましては、消費税率及び地方消費税率の引き上げに伴い、増税される消費税相当分を使用料に転嫁するため、使用料の算定において汚水排出量に基づき算定した額に乗じる割合を100分の110に引き上げようとするものでございます。
議案第65号、姫路市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例につきましては、平成31年度から下伊勢地区、細野地区、矢田部地区及び北恒屋地区における農業集落排水事業を公共下水道事業に統合することに伴い、これらの農業集落排水事業に係る処理施設を廃止しようとするものでございます。
議案第66号、姫路市給水条例の一部を改正する条例につきましては、消費税率及び地方消費税率の引き上げに伴い、増税される消費税相当分を水道料金及び分担金に転嫁するため、基本料金と従量料金の合計額及び特別給水の料金単価並びに分担金の単価に乗じる割合を100分の110に引き上げようとするものでございます。
議案第67号、姫路市立学校条例の一部を改正する条例につきましては、豊富小学校と豊富中学校を廃止し、
義務教育学校として姫路市立豊富小中学校を設置しようとするものでございます。
議案第68号、姫路市立総合教育センター条例の一部を改正する条例につきましては、施設の使用区分のうち全日の区分を廃止するとともに、視聴覚機材の有料貸し出しを廃止するほか、消費税増税関係の改正をしようとするものでございます。
議案第69号、姫路市立野外活動センター条例の一部を改正する条例、議案第70号、姫路市立公民館条例の一部を改正する条例及び議案第71号、姫路市青少年センター条例の一部を改正する条例につきましては、いずれも消費税増税関係の改正をしようとするものでございます。
議案第72号、姫路市立青少年キャンプ場条例の一部を改正する条例につきましては、消費税増税関係の改正でございまして、姫路市立青少年キャンプ場のうち、そうめん滝キャンプ場の使用料を引き上げようとするものでございます。
議案第73号、姫路市立グリーンステーション鹿ケ壺条例の一部を改正する条例、議案第74号、姫路市立水族館条例の一部を改正する条例、議案第75号、姫路科学館条例の一部を改正する条例及び議案第76号、姫路市立美術館条例の一部を改正する条例につきましては、いずれも消費税増税関係の改正をしようとするものでございます。
議案第77号、姫路文学館条例の一部を改正する条例につきましては、占用して使用することができる施設としてさんかくギャラリーを追加し、その占用使用料を定めるとともに、消費税増税関係の改正をしようとするものでございます。
議案第78号、姫路市書写の里・美術工芸館条例の一部を改正する条例、議案第79号、林田大庄屋旧三木家住宅条例の一部を改正する条例及び議案第80号、姫路市立図書館併設ホール条例の一部を改正する条例につきましては、いずれも消費税増税関係の改正をしようとするものでございます。
議案第81号、契約の締結につきましては、姫路市営市川住宅高層建替工事について、契約金額13億2,840万円をもって神崎・宮本共同企業体と請負契約を締結しようとするものでございます。
議案第82号、包括外部監査契約の締結につきましては、公認会計士八木一法氏と、監査の実施及び監査結果に関する報告を内容とする包括外部監査契約を締結しようとするものでございます。
議案第83号、土地改良事業の計画の概要を定めることにつきましては、市内東山において実施いたします新池の整備に係る土地改良事業の計画の概要について定めようとするものでございます。
議案第84号、市道路線の認定及び廃止につきましては、49路線を市道として認定するとともに、5路線を路線認定がえ等により廃止しようとするものでございます。
議案第85号、姫路市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、国家公務員について超過勤務命令を行うことができる上限が設けられたことを踏まえ、本市職員についても同様の措置を行うため必要な改正をしようとするものでございます。
議案第86号、姫路市
文化コンベンションセンター及びキャスティ21公園に係る指定管理者の指定につきましては、これらの施設の指定管理者として、姫路市
文化コンベンションセンター運営共同事業体を指定しようとするものでございます。
報告第1号から報告第11号までは、いずれも専決処分の報告についてでございまして、市長の専決処分事項に関する条例の規定に基づき、法律上市の義務に属する損害賠償額の決定、支払督促の申し立てにおける訴えの提起または市営住宅の管理上必要な訴えの提起につき専決処分いたしましたので、そのご報告をするものでございます。
以上、簡単ではございますが、一般議案並びに報告案件の説明を終わります。
何とぞよろしくご審議いただき、原案にご議決賜りますようお願い申し上げます。
○
今里朱美 議長
提案理由の説明は終わりました。
以上で本日の日程は終了しました。
お諮りします。
あす22日から28日までの7日間は、議案調査等のため休会したいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
今里朱美 議長
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
次の本会議は、3月1日午前10時から再開します。
本日はこれで散会します。
どうもありがとうございました。
午前11時18分散会
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地方自治法第123条第2項により署名する。
姫路市議会議長 今 里 朱 美
会議録署名議員 白 井 義 一
同 常 盤 真 功
同 三 木 和 成...