姫路市議会 > 2018-11-26 >
平成30年11月26日予算決算委員会−11月26日-01号
平成30年第4回定例会−11月26日-01号

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  1. 姫路市議会 2018-11-26
    平成30年11月26日予算決算委員会−11月26日-01号


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    最終取得日: 2023-06-11
    平成30年11月26日予算決算委員会−11月26日-01号平成30年11月26日予算決算委員会 平成30年11月26日(月曜日) 予算決算委員会全体会 議会会議室 出席委員  委員(44人) 開会               10時25分 教育委員会            10時25分 職員紹介 議案説明             10時27分 ・議案第142号 平成30年度姫路一般会計補正予算(第2回) 質問               10時38分 ◆問   幼稚園空調設備導入事業に当たり、事業者の選定を制限付一般競争入札とし、一定の参加条件を設けるとなっているが、市への登録以外にどのような条件を設ける予定なのか。 ◎答   工事内容から広く地元業者に参加してもらえるような形で施工してもらえればと考えている。 ◆問   登録業者以外に具体的な条件があれば教えてもらいたい。 ◎答 
     今後、工事内容を具体化する中で、契約課とも調整しながら手続を進めていきたいと考えている。 ◆問   小学校中学校義務教育学校については、対象物件のうち約3分の1を電気方式、約3分の2をガス方式で発注するとのことであるが、公募型プロポーザル方式でそれぞれ1社に発注する考えなのか。地元業者も参入できるようなことも考える必要があるのではないのか。 ◎答   小中学校義務教育学校設計施工一括方式考えているが、当初は全体を1本で手続することも考えたが、確実に執行できることを考えて、また今回委託業務実施しているヒアリング等の結果も踏まえて、ガス方式で1本、電気方式で1本という形で、2つに分けて手続を進めたいと考えている。  現在、エアコン設置事業は全国、ほかの自治体でも行っており、近隣の自治体でも行っている。こういう中で事業実施するので、小中学校等事業実施においては、地元業者協力・参画がなければ取り組めないものと考えている。 ◆問   小中学校等工事に関しても、地元業者に入ってもらいたいということであるが、具体的にどのようなことを考えているのか。 ◎答   小中学校工事においても直接施工ということになると、市の技術系職員が担うべき役割が非常に大きくなる。現在の姫路市の抱える技術系職員マンパワー等考えると、小中学校空調設備設置を直接施工実施するのは難しいと考えており、1年で確実に実施できる方法を検討した結果、電気方式ガス方式を分けて実施することになった。当然、この中でも地元業者協力を得ながら事業実施することになると考えている。 ◆問   9月議会では小中学校への空調設備設置について、やる気が感じられなかった。今回、急に空調設備導入事業をすることになった理由を聞かせてもらいたい。 ◎答   小中学校へのエアコン設置については、事務的には以前から検討を進めてきたところであるが、実際のところは、今回、猛暑の中、愛知県で子どもの事故が起こったことで、本市の検討も加速した。また、国の支援制度も加速度的に整備されてきたという中で、事業も急展開したと思っている。  教育委員会としては、9月議会においても、設置の方向でということで答弁させてもらった。 ◆問   そこまで検討しているのであれば、9月議会で前向きな答弁があってしかるべきではなかったのか。 ◎答   9月議会では、9月中にも実施に向けた支援業務委託業務手続に着手したいということで、答弁したところである。 ◆問   9月時点エアコン設置について前向きな気持ちがあれば、そのニュアンスが感じられるような答弁があったと思うが、そのような答弁はなかった。本当のところはどうなのか答えてもらいたい。 ◎答   9月時点ではまだ十分な計画が練られておらず、そのためにも支援業務をお願いしなくてはならない状況であった。 ◆問   国庫補助はいつわかったのか。 ◎答   現在開かれている臨時国会の中で、支援制度が提案されるということで聞いていた。 ◆問   国庫補助金をとりに行くためには、10月末が期限ではなかったのか。それはわかっていたのではないのか。 ◎答   今回の補正予算についても、そのスケジュールにのっとって補正予算を要求する形で手続を進めているところである。 ◆問   もし、国庫補助のメニューが固まらなかった場合、市単独でもやるという考え方は全くなかったのか。 ◎答   9月議会財政局長からも答弁があったと思うが、この件については、国の補助財源というものを確認しながら、それも踏まえて検討を進めていきたいというのが、姫路市の考え方である。 ◆要望   できるだけ来年に着手して、再来年には全小中学校等設置できるように取り組んでもらいたい。 ◆問   9月定例会以降、11月6日に臨時で文教・子育て委員会が開かれ、支援業務委託契約締結の話が事後報告で出てきた。  今回、結果としてイレギュラーな議会運営を招いてしまったことについて、教育委員会はどのような認識を持っているのか。また、11月6日の臨時委員会のときに、何らかの情報は出せなかったのか。 ◎答   9月中には委託業務手続に着手したい思いで、この手続を進める中で、手続に関する質問の受け付け、回答等を進めて、契約が10月26日になったものである。  11月6日に開催された臨時委員会の中で、その契約も含めて、第4回定例会補正予算を出させてもらいたい旨を申し上げたものである。 ◆要望   議案早期議決が結果的に議会運営にも影響を及ぼしたことは、真摯に受けとめてもらいたい。今後、このようなことがないようにしてもらいたい。 ◆問   議会からエアコン設置要望が出たとき、教育委員会整備に約50億円、ランニングコストに年間数億円と、莫大な費用がかかるので難しいという趣旨の答弁をしていた。  今回の補正予算で65億円という金額が出てきた理由を教えてもらいたい。 ◎答   概算経費の約50億円は、姫路市の学校数学校規模、そして他都市事業費等を勘案して出てきた数字である。  今回、具体的に導入事業を進める中で、教室数学校数もと事業費を積算した結果、65億円という数字になったものである。 ◆問   教育委員会事務局と話をしたところ、1教室当たり300万円くらいのイメージだと言われた。  一方で、姫路市は先行して市立3高校エアコン導入しており、その事業費は、1教室当たり姫路高校が約274万円、琴丘高校が約237万円、飾磨高校が約193万円である。また、他都市状況を見ると、すごくばらつきがある。  この資料だけではわからないが、1教室当たり約300万円は本当に適切な金額なのか。 ◎答   約300万円という金額は、計画を具体化する前に他都市実績等から算出した金額であり、この金額もとに今回の補正予算額を算出したわけではない。  今回の補正予算額は、対象校教室数、その面積に、本市における過去の工事実績単価を掛けて積み上げたものである。 ◆問   姫路高校飾磨高校事業費の差については、どのように考えているのか。 ◎答   実際の設計金額は、姫路高校が約324万円、琴丘高校が約285万円、飾磨高校が約231万円である。  姫路高校飾磨高校でここまで金額が異なる理由については、姫路高校電気容量アップのキュービクルの設置をしているのに対して、飾磨高校電気室の改修でおさまったため安くなったと聞いている。また、電気室から校舎までの配管の長さ等についても、学校によって異なるため、金額の違いが出てきているのではないかと考えている。 ◆意見   仮に、1教室当たり1万円違っても莫大な金額になる。もう少しわかりやすい説明をしてもらいたい。 ◆問   幼稚園は、保育室106室と遊戯室35室で約140室である。遊戯室学校教室よりも広く、保育室教室よりも比較的狭くなっている。幼稚園建設費はどのような内訳になっているのか。  単純に室数で割るとかなり高い単価になる。 ◎答   実際の国への補助要望等については、平米単価で計算している。補助の上限は2万2,500円であり、その3分の1が補助金として入る。  実際の事業費平米当たり約4万円で考えている。 ◆問   導入支援業務委託のときは通常よりも短い2週間の公告で、結果として1者しか手を挙げなかった経緯がある。今回の事業公告期間はどのくらいを考えているのか。 ◎答   12月中旬に公告したいと考えており、それに向けて現在、この委託業務の中で事業手法スケジュール等の精査をしているところである。 ◆問   早期事業を行いたいという前提で、通常よりも短い期間での公告考えているのか。 ◎答   手続の中では、公告後の現地説明会事業者からの質問の受け付け、それに対する回答、そして、提案書類の受け付け、という形で事務が進む。それぞれ標準的な期間はあると思うが、3月議会契約となると、非常にタイトな日程になる。  現在、1日でも2日でも可能な限り詰めて手続を進めていきたいということで、具体的な日程を詰めているところである。 ◆意見   限られた財源の中で、やりくりをしてもらわないといけないということが前提なので、結果的に公告期間が短いことで、手を挙げる業者が少なくなったり、競争を阻害することにならないようにしてもらいたい。 ◆問   今臨時国会補正予算が加わり、従来どおり3分の1の負担率と聞いているが、残りをすべて自治体で起債すれば、6割を交付税で償還するという話である。この有利な財源を100%活用しての財源措置となっているのか。 ◎答   今回の国の補助制度は、かなり優遇された制度になっていると考える。起債の充当率についても、通常75%が基本だと思うが、今回は100%になっている。また、元利償還金交付税算入率についても、通常30%のところが60%となっており、国の制度設計においては、実質的な地元負担率通常約51.7%が、今回は約26.7%になっている。  かなり有利な財源であるので、これを最大限活用しながら事業を進めていくことを基本にしている。 ◆問   工事作業工期であるが、幼稚園は春休みに工事を行い、来年の夏に間に合うように工期を設定しているが、小学校中学校においても、可能な限り夏に間に合うような形で設定してもらいたいと思う。また、土日などの作業も出てくると思うが、学校は多くの人が出入りするところであり、土日でも人が出入りする。安全確保がきちんとできるのか聞きたい。 ◎答   夏休みや冬休みに集中的に実施することはもとより、土曜日や日曜日にも工事を行わざるを得ないと思っている。室内工事は長期の休みを中心に、また室外工事は平日でもある程度可能であれば対応する形で進めていきたいと思っている。 ◆問   ランニングコストについて、今回すべての普通教室エアコン設置するため、大きく予算措置が必要になってくると考える。また、国会でも質問があり、総務省検討すると言っていた。ランニングコスト財源措置についても、しっかりと国に要望してもらいたいと思うが、当局の考えを聞かせてもらいたい。 ◎答   維持管理経費についても、実際の運用を見据えて、財源を確保するように努めていきたいと考えている。 ◆問   先進市では普通教室へのエアコン設置が100%完了しているところもあり、今度は体育館などへの設置を今回の補正予算で上げているという話を聞く。本市もこの機会に、体育館等への設置考えておくべきではなかったのか。また今後考えていくのか。 ◎答   まずは普通教室への設置を最優先に取り組み、体育館等への空調設備設置については、今後の検討課題としたい。 ◆要望 
     ぜひ早期に進めてもらいたいが、土日工事に関しては、一般の人や児童生徒の出入りなどに特段の安全配慮をお願いしたい。 ◆問   幼稚園費で言うと、予算額がそのまま繰り越しとなっている。実際には2月から施工となっているが、その辺の予算はどのように考えればよいのか。 ◎答   幼稚園に関しては先行して事務を進めるので、年明けの1月にも契約を締結したいと考えている。今回の補正予算は3月末までに執行できないので、新年度に繰り越して執行するものである。 ◆問   幼稚園と同じように小学校においても、夏までにできるだけ多くの学校設置してもらいたいと思うが、現実的にどのくらいの設置を見込んでいるのか。  エリアによって導入方式考えていると思うが、電気方式施工するところを一括して発注するのではなく、個別に施工し、来年の夏までに使えるような形で考えることはできないのか。 ◎答   小学校への空調整備に当たっては、教育現場や各学校の敷地や建物の状況などはそれぞれ異なるため、その辺も踏まえながら引き続き協議を進めていきたいと思っているが、来年の夏までにすべての小学校整備するのは、現実的には難しい。 ◆問   2月から6月にかけて施工する幼稚園の支払いは、来年度と考えてよいのか。 ◎答   幼稚園に関しては、1月の契約を目指している。1月に契約して、そのまま平成31年度に繰り越すが、1月に契約が完了すれば、一部前金払いが出てくると思っている。残り部分については、平成31年度に繰り越して、6月の完成後に支払う形になる。 ◆問   全体を繰り越すのではなく、一部は今年度で執行すると考えてよいのか。 ◎答   そうである。 ◆問   幼稚園と同じようにできるだけ多くの小中学校にも夏までにエアコン設置したいという意向を示されたが、実際どれくらいの学校設置できるのか。  今発注している導入支援業務は本当に必要であったのか。支援業務委託をせずに話を進めたほうが来年の夏までに設置できたのではないかと思うがどうか。 ◎答   幼稚園制限付一般競争入札としているが、小学校中学校等については、公募型のプロポーザル方式手続を進めていくことにしている。  手続を進めるに当たって、公告内容事業者に示すべき要求水準内容等は、かなり専門的な部分になるので、今回の導入支援業務委託業務の中で12月の公告に向けて、要求水準書などの資料作成などを行っているところである。 ◆要望   公募式プロポーザル方式では時間がかかるので、本当に早く設置したいのであれば、電気方式導入する学校の一部に制限付一般競争入札導入することも検討してもらいたい。 ◆問   議会運営委員会説明を受けたときには、公募型プロポーザル方式実施したいという話しかなかった。幼稚園制限付一般競争入札ですることは聞いていなかったので、きちんと説明してもらいたかった。 ◎答   当初は、全体を一本で手続するところから検討を始めたが、その中で一部の施設でも早期に供用開始できないかという話があった。  幼稚園制限付一般競争入札で直接施工することになると、市職員が直接担う部分がかなり多くなる。技術系職員事務を担って、6月までにできるのか検討した結果、可能であろうという判断のもと、本日幼稚園を分離する形で行うことを説明したものである。 ◆問   幼稚園空調設備整備に当たっては、工事を分離して発注し、議会議決の必要がない金額ぐらいで契約することになるのか。 ◎答   電気工事とそれ以外の管工事に分ける。そして、確実に早期に執行できるよう、それぞれを地域で分けるので、議会議決が必要な契約案件にはならないと考えている。 ◆意見   空調設備整備に係る案件については、急に出てきた話で、議会運営委員会でもいろいろな議論があった。ある程度方針が変わったのであれば、その部分説明をするなり、議会運営委員会での説明の場で手法検討しつつあることを報告すべきであり、それをしなかったことは、議会を軽視しているとしか思えない。  小中学校等へのエアコン設置に関しては、各議員も推進しているから何でもよいとなれば、議会の意味がなくなってしまうので、その辺はもう少し注意してもらいたい。 ◆問   事業スケジュールは、幼稚園が2月から6月、小中学校が4月から翌年の3月という形になっているが、学校・園によって、空調設備の使い方にばらつきがあっても困る話なので、統一した使用マニュアル等をあらかじめ作成しておくべきだと思う。マニュアル整備手順を教えてもらいたい。 ◎答   子どもたち体調管理や環境への負荷等も配慮しながら、学校が使用する際の運用ルールなどを、他都市状況も確認しつつ、並行して検討しているところである。 ◆要望   設備導入には順番があるが、導入時点からマニュアルをしっかり決めておかなければならないと思うので、先行して取り組んでもらいたい。 教育委員会終了          11時25分 閉会               11時25分...