◎答
同
負担金は
公務災害補償等共済基金への支払いであり、
消防団員全員が加入することになっている。それとは別に
任意で
団本部運営費の中で
負担しており、約1,771万円のうち約866万円が今回の3,000円の
負担金となっている。
◆問
消防団員の
補償は、3,000円の分と別に2本立てになっているということか。
◎答
そうである。
公務災害補償等共済基金からの
給付だけでは十分な
補償ができないので、上乗せする形で
共済制度を設けており、その1つが
福祉共済事業である。
◆問
公務災害補償等共済基金負担金は1人
当たり幾らなのか。
◎答
消防団員が1人
当たり1,900円であり、
本市の場合、3,226人が加入している。それ以外に
消防の
関係で、
消防団員以外にも
消防作業を手伝ってもらう人がおり、その人には2円かかっている。また、水防の従事を手伝ってもらった場合にも
補償が出ており、それが1円50銭。さらに、
消防団の
退職金の
掛け金が1人
当たり1万9,200円となっており、全体で約6,900万円となっている。
◆問
基本的にけがをしたり、亡くなったりする
部分に関しては、1人
当たり1,900円ということか。
◎答
そうである。
◆問
共済制度について、いろいろある商品をカタログから選び、それが返ってくる
制度になっているが、
公費負担しているのであれば、無事戻し金で歳入として戻ってこなければならないのではないのか。
◎答
我々としても
現金で返ってくるのであれば、
公費として歳入して翌
年度の
財源に充てるような形にしたいが、
日本消防協会全体の
制度設計の中で、余り
余剰金が発生していない
状況があると思う。今回の件を受けて、
日本消防協会に確認したところ、
現金で還付する
制度にはなっておらず、
福祉事業として物で返す
制度になっていると聞いている。
◆
意見
同
制度に加入するために約15万円の
事務運営費をもらっている。窓口になり、
事務の
負担までしていることを考えると、
現金で返ってくるほうが
制度としてよいのではないかと考える。
◆問
常備消防費の中で、
不用額が非常に多くなっており、時間
外勤務手当や
期末手当の減との
説明だったように思うが、実際ここまで
見込みと違うことが起こり得るのか。
◎答
一昨年から全庁的に時間
外勤務の
削減を行っている。
消防職員の場合、休日も含めて24時間体制で勤務しているので、なかなか
削減は難しいが、昨年は時間
外勤務を大きく
削減している。それともう一点、
退職手当の
関係で、
定年退職者とそれ以外の
退職者を見込んで
退職金を
予算要求しているが、昨年は
定年以外の
退職者数が少なかったものである。
◆
要望
過酷な業務の中で、時間外を
削減するのは余計に
負担がかかってしまう。適正に仕事をしなければいけない
部分については、しっかり管理してもらいたい。
職員手当等で1億2,000万円の
不用額が出ていることについては、
見込みが違い過ぎると思う。もう少ししっかりと
予算を組んでもらいたい。
◆問
非
常備消防費の
報償費において、
不用額の比率が大きくなっている。その
理由を
説明してもらいたい。
◎答
これは
退職の
報償金である。多くの
退職者が出たときに困るので、大きく見込んでいたものである。
平成30
年度予算においては、もう少し適正に
予算編成を行うよう
財政局にも言われ、少し改善を行っている。
◆
要望
できるだけ
不用額を少なくするようにしてもらいたい。
◆問
車両等整備事業費は何台分の
更新費なのか。
◎答
8台分である。
◆問
平成29
年度に8台の
車両が新しく
更新されたことで、
平成30
年度や31
年度に
更新する
車両はないと理解してよいのか。
◎答
車両の種類によって異なるが、毎年のように
更新年次が来る。30
年度も
更新する
予定である。
◆問
消防団が使用している
車両で
エアコンがついていないものがあったと聞く。今現在も、
エアコンがついていない
消防車両はあるのか。
◎答
まだあると聞いている。
エアコンがついていない
車両があったので、バランスを考えて、意図的に
エアコンを外した経緯があったようである。ただ、10年以上前からは
エアコンがついた
車両に入れかえているので、次の
更新時には
エアコンがついた
車両になる。
◆問
消防設備費に約1,100万円の
繰越明許費が上がっているが、この
内容を
説明してもらいたい。
◎答
津市場北公園防火水槽整備工事が
期間内に終了しなかったため、
平成30
年度に繰り越したものである。
消防局終了 10時58分
休憩 10時58分
再開 11時02分
【
総務委員会(
財政局)の
審査】
財政局 11時44分
審査対象議案
・
議案第79号
平成29
年度姫路市
一般会計決算認定について
・
議案第86号
平成29
年度姫路市
財政健全化調整特別会計決算認定について
・
議案第90号
平成30
年度姫路市
一般会計補正予算(第1回)
質疑 11時44分
◆問
財産管理諸
経費の主な
内容を教えてもらいたい。
◎答
草刈りや
測量設計のほかに、
平成29
年度は
モノレールの
橋脚の撤去と
高尾ビルの跡地の
整備工事が含まれている。
◆問
毎年、
草刈りにはどのくらいの
費用がかかっているのか。
◎答
草刈りと
測量設計等を含めて、約1,800万円である。
◆問
雑入の
弁償金及び
賠償金について、その他
損害賠償金の
内容を教えてもらいたい。
◎答
公用車で
交通事故を起こして、相手方からもらった分と、三菱
自動車の
燃費不正事件により追加的に税金を徴収しないといけなくなったので、その
事務経費を求償したものである。
◆問
公用車の
保険は一括で入っているのか。また、それはどの科目から支出しているのか。
◎答
財産管理費の
市有財産保険料の中に
車両と建物の分が含まれている。
車両には
自賠責保険と
任意保険を掛けるが、
任意保険は
市有物件共済会の
保険で加入している。
自賠責保険は
損保会社で入っている。
◆問
定例会ごとに
事故の
専決処分報告が上がってくるが、
公用車の
保有台数から考えて、
事故の
件数は多いと考えているのか。
◎答
事故の
件数に関して、他市との
比較はしにくい
部分がある。
公用車は
管財課が所管する
車両だけでなく、
ごみ収集車や
消防の
車両があり、全体で約800〜900台くらいになるが、他都市との
事故件数の
比較は難しい。
交通事故の防止に関しては、
事故を起こした際に
該当職員に
注意を行ったり、年に1回、警察の方を招いて
交通の研修を実施したりしている。また、
交通安全運動の
期間中には、詰所に立って、
注意喚起も行っており、
事故を減らしていく努力をしている。
◆
要望
姫路市の看板を背負っているので、
事故がないようによく
注意してもらいたい。
◆問
議案第86号
平成29
年度姫路市
財政健全化調整特別会計決算認定について、
卸売市場事業特別会計貸付金として、約5億4,225万円を支出しているが、その
内容を
説明してもらいたい。
◎答
卸売市場の
移転に
当たり、
場外市場用地も一体的に
土壌汚染対策をして売却するという方針があった。
市場本体については、
財源として起債があるが、
場外用地にはそれがないので、本
特別会計から
場外用地の
取得の
経費として貸し付けをしたものである。
◆問
現在の
市場の
状況を考えると、この
貸付金がきちんと返済されるのか不安である。
土地の
取得に
多額の
費用を貸し付けたが、
土壌改良後に
土地を売却する相手がいないような
状況にはならないのか。
◎答
中央卸売市場の
移転は、
本市にとって重要な案件であり、
場外市場は
市場開設と一体であるため、当
会計としても全面的に支援していかなければならないと考えている。また、
市場の
移転に関しては、
担当課がしっかり進めてくれるものと考えている。
返済については、
平成30
年度と31
年度の2カ年で返済してもらう
計画である。最終的には、
財産としての
土地は残るので、その
土地の
売却等を行ってでも、
貸付金は返済してもらう必要がある。
◆
意見
委員会の中で厳しい
意見が出ていたことをよく認識した上で、査定するのも大事なことだと考える。
◆問
市税の
不納欠損額の
傾向を教えてもらいたい。
◎答