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  1. 姫路市議会 2018-09-21
    平成30年9月21日総務分科会−09月21日-01号


    取得元: 姫路市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-11
    平成30年9月21日総務分科会−09月21日-01号平成30年9月21日総務分科会 平成30年9月21日(金曜日)  予算決算委員会総務分科会 第1委員会室 出席議員  駒田かすみ井上太良常盤真功木村達夫杉本博昭、井川一善、坂本 学、森由紀子伊藤大典総務委員会消防局)の審査再開               10時40分 消防局              10時40分 審査対象議案議案第79号 平成29年度姫路一般会計決算認定について ・議案第90号 平成30年度姫路一般会計補正予算(第1回) 質疑               10時40分 ◆問   共済掛け金公費負担と聞いたが、消防団員等公務災害補償等共済基金負担金、約6,900万円のことなのか。
    ◎答   同負担金公務災害補償等共済基金への支払いであり、消防団員全員が加入することになっている。それとは別に任意団本部運営費の中で負担しており、約1,771万円のうち約866万円が今回の3,000円の負担金となっている。 ◆問   消防団員補償は、3,000円の分と別に2本立てになっているということか。 ◎答   そうである。公務災害補償等共済基金からの給付だけでは十分な補償ができないので、上乗せする形で共済制度を設けており、その1つが福祉共済事業である。 ◆問   公務災害補償等共済基金負担金は1人当たり幾らなのか。 ◎答   消防団員が1人当たり1,900円であり、本市の場合、3,226人が加入している。それ以外に消防関係で、消防団員以外にも消防作業を手伝ってもらう人がおり、その人には2円かかっている。また、水防の従事を手伝ってもらった場合にも補償が出ており、それが1円50銭。さらに、消防団退職金掛け金が1人当たり1万9,200円となっており、全体で約6,900万円となっている。 ◆問   基本的にけがをしたり、亡くなったりする部分に関しては、1人当たり1,900円ということか。 ◎答   そうである。 ◆問   共済制度について、いろいろある商品をカタログから選び、それが返ってくる制度になっているが、公費負担しているのであれば、無事戻し金で歳入として戻ってこなければならないのではないのか。 ◎答   我々としても現金で返ってくるのであれば、公費として歳入して翌年度財源に充てるような形にしたいが、日本消防協会全体の制度設計の中で、余り余剰金が発生していない状況があると思う。今回の件を受けて、日本消防協会に確認したところ、現金で還付する制度にはなっておらず、福祉事業として物で返す制度になっていると聞いている。 ◆意見   同制度に加入するために約15万円の事務運営費をもらっている。窓口になり、事務負担までしていることを考えると、現金で返ってくるほうが制度としてよいのではないかと考える。 ◆問   常備消防費の中で、不用額が非常に多くなっており、時間外勤務手当期末手当の減との説明だったように思うが、実際ここまで見込みと違うことが起こり得るのか。 ◎答   一昨年から全庁的に時間外勤務削減を行っている。消防職員の場合、休日も含めて24時間体制で勤務しているので、なかなか削減は難しいが、昨年は時間外勤務を大きく削減している。それともう一点、退職手当関係で、定年退職者とそれ以外の退職者を見込んで退職金予算要求しているが、昨年は定年以外の退職者数が少なかったものである。 ◆要望   過酷な業務の中で、時間外を削減するのは余計に負担がかかってしまう。適正に仕事をしなければいけない部分については、しっかり管理してもらいたい。  職員手当等で1億2,000万円の不用額が出ていることについては、見込みが違い過ぎると思う。もう少ししっかりと予算を組んでもらいたい。 ◆問   非常備消防費報償費において、不用額の比率が大きくなっている。その理由説明してもらいたい。 ◎答   これは退職報償金である。多くの退職者が出たときに困るので、大きく見込んでいたものである。平成30年度予算においては、もう少し適正に予算編成を行うよう財政局にも言われ、少し改善を行っている。 ◆要望   できるだけ不用額を少なくするようにしてもらいたい。 ◆問   車両等整備事業費は何台分の更新費なのか。 ◎答   8台分である。 ◆問   平成29年度に8台の車両が新しく更新されたことで、平成30年度や31年度更新する車両はないと理解してよいのか。 ◎答   車両の種類によって異なるが、毎年のように更新年次が来る。30年度更新する予定である。 ◆問   消防団が使用している車両エアコンがついていないものがあったと聞く。今現在も、エアコンがついていない消防車両はあるのか。 ◎答   まだあると聞いている。  エアコンがついていない車両があったので、バランスを考えて、意図的にエアコンを外した経緯があったようである。ただ、10年以上前からはエアコンがついた車両に入れかえているので、次の更新時にはエアコンがついた車両になる。 ◆問   消防設備費に約1,100万円の繰越明許費が上がっているが、この内容説明してもらいたい。 ◎答   津市場北公園防火水槽整備工事期間内に終了しなかったため、平成30年度に繰り越したものである。 消防局終了            10時58分 休憩               10時58分 再開               11時02分 【総務委員会財政局)の審査財政局              11時44分 審査対象議案議案第79号 平成29年度姫路一般会計決算認定について ・議案第86号 平成29年度姫路財政健全化調整特別会計決算認定について ・議案第90号 平成30年度姫路一般会計補正予算(第1回) 質疑               11時44分 ◆問   財産管理経費の主な内容を教えてもらいたい。 ◎答   草刈り測量設計のほかに、平成29年度モノレール橋脚の撤去と高尾ビルの跡地の整備工事が含まれている。 ◆問   毎年、草刈りにはどのくらいの費用がかかっているのか。 ◎答   草刈り測量設計等を含めて、約1,800万円である。 ◆問   雑入弁償金及び賠償金について、その他損害賠償金内容を教えてもらいたい。 ◎答   公用車交通事故を起こして、相手方からもらった分と、三菱自動車燃費不正事件により追加的に税金を徴収しないといけなくなったので、その事務経費を求償したものである。 ◆問   公用車保険は一括で入っているのか。また、それはどの科目から支出しているのか。 ◎答   財産管理費市有財産保険料の中に車両と建物の分が含まれている。車両には自賠責保険任意保険を掛けるが、任意保険市有物件共済会保険で加入している。自賠責保険損保会社で入っている。 ◆問   定例会ごと事故専決処分報告が上がってくるが、公用車保有台数から考えて、事故件数は多いと考えているのか。 ◎答   事故件数に関して、他市との比較はしにくい部分がある。公用車管財課が所管する車両だけでなく、ごみ収集車消防車両があり、全体で約800〜900台くらいになるが、他都市との事故件数比較は難しい。  交通事故の防止に関しては、事故を起こした際に該当職員注意を行ったり、年に1回、警察の方を招いて交通の研修を実施したりしている。また、交通安全運動期間中には、詰所に立って、注意喚起も行っており、事故を減らしていく努力をしている。 ◆要望   姫路市の看板を背負っているので、事故がないようによく注意してもらいたい。 ◆問   議案第86号 平成29年度姫路財政健全化調整特別会計決算認定について、卸売市場事業特別会計貸付金として、約5億4,225万円を支出しているが、その内容説明してもらいたい。 ◎答   卸売市場移転当たり場外市場用地も一体的に土壌汚染対策をして売却するという方針があった。市場本体については、財源として起債があるが、場外用地にはそれがないので、本特別会計から場外用地取得経費として貸し付けをしたものである。 ◆問   現在の市場状況を考えると、この貸付金がきちんと返済されるのか不安である。土地取得多額費用を貸し付けたが、土壌改良後に土地を売却する相手がいないような状況にはならないのか。 ◎答   中央卸売市場移転は、本市にとって重要な案件であり、場外市場市場開設と一体であるため、当会計としても全面的に支援していかなければならないと考えている。また、市場移転に関しては、担当課がしっかり進めてくれるものと考えている。  返済については、平成30年度と31年度の2カ年で返済してもらう計画である。最終的には、財産としての土地は残るので、その土地売却等を行ってでも、貸付金は返済してもらう必要がある。 ◆意見   委員会の中で厳しい意見が出ていたことをよく認識した上で、査定するのも大事なことだと考える。 ◆問   市税不納欠損額傾向を教えてもらいたい。 ◎答 
     平成29年度決算額は、昨年度より少しふえたが、近年は年々減る傾向にある。 ◆問   自動車取得税交付金予算額に対する収入済額が117.1%となっているが、現在、本市における自動車購入状況は高い状況にあるのか。 ◎答   同交付金については、12月ごろに国が地方財政計画で翌年度伸び率基準を示すが、その基準に基づき予算を計上している。その国のもくろみが外れ、予算とずれが生じているものである。 ◆問   同交付金の数字から姫路自動車保有状況は読めないのか。 ◎答   そこまでの分析はできない。一方で、市税のほうで、軽自動車税があり、それで軽自動車登録台数は把握できると思う。 ◆問   財産管理費中、工事請負費不用額、約1億6,700万円は高尾ビル工事部分なのか。 ◎答   そうである。加えてモノレール橋脚工事予定していたが、県の河川使用許可関係で施工できなかったもので、その差額がかなり大きな金額になっている。 ◆問   河川占用許可がおりなかったのか。 ◎答   そうである。 ◆問   各局にも言ったが、報酬や給料など職員手当等不用額が大き過ぎる。退職者見込み違い手当の減が理由とのことであるが、予算査定段階で何とかできなかったのか。ほかに使い道は幾らでもあると思うが、その辺についてどのように考えているのか。 ◎答   不用額が発生する原因は、社会保障関係経費における給付対象の減や補助事業の不採択による予算の未執行、入札残などいろいろあるが、経費節減入札残は、適正に事業などが執行できた結果なので、それに関しては、問題はないと思っている。退職等対象者見込みのとり方については、今後予算編成の中でもしっかり見ていきたいと考えている。 ◆問   総務局では、職員手当等だけで3億1,000万円の不用額が出ており、余りにも見込みが違い過ぎると思うがどうか。 ◎答   人件費全体の不用額は約9億8,300万円である。まず人事課が全体の報酬給与費の枠組みを決めるが、前年と比較して、大きく増減していれば、その理由を聞き、余りにもふえ過ぎているのであれば、余裕を見過ぎではないかなど、指導を行った上での予算計上となっている。その上で多額不用額が出ている状況なので、人事課が言うように余裕を見過ぎた部分があるのかもしれない。委員会での指摘を受けて、さらに厳しく査定したいと思う。  また、総務局人件費多額不用額が発生しているのは、もともと人件費配当元総務局になるからであり、そのほかについては、当初の予定どおりと感じている。 ◆要望   定年退職が53人から52人、勧奨退職が10人から5人になったため、退職手当関係で3億1,000万円の残が出たという。そんなずさんな計算があるのかという話である。余りにも不用額が大き過ぎるので、その辺の対応は財政局にお願いしたい。 財政局終了            12時05分 休憩               12時05分 再開               13時01分 監査事務局            13時01分 審査対象議案議案第79号 平成29年度姫路一般会計決算認定について 質疑               13時01分 ◆問   決算審査意見書における一般会計中、市税収入状況説明部分において、平成28年度までは自主財源部分で、個人市民税法人市民税の近年の状況が掲載されていたが、平成29年度分には法人市民税について掲載されていない。特に法人市民税は年々減少傾向にあり、平成31年10月からは個人市民税と同じ6%になるため、ますます自主財源が減っていく心配要素がある。どのような理由で掲載する内容を決めているのか教えてもらいたい。 ◎答   市税収入の主な増減を2、3件程度説明するような形にしており、29年度決算においては、固定資産税市たばこ税の減と、個人市民税事業所税の増を記載している。また、増減理由についても、該当部分のみの記載となっている。 ◆問   紙面の関係もあるが、自主財源減少は重要な部分であると思う。また不用額については、細かく分析されており、予算段階から精査するようにとの記載があるが、ことしも大きな不用額となっている。不用額がなかなか減らせないことについて、監査としてどのような感想を持っているのか。 ◎答   監査は、財務が適正に執行されているかという部分に力点を置いて見ている。できるだけ不用額減少するように予算の見積もりをしてもらいたいと述べるにとどまる。 ◆要望   今後とも厳しい監査を実施してもらいたい。 監査事務局終了          13時05分 【総務委員会監査事務局)の審査公平委員会事務局         13時10分 審査対象議案議案第79号 平成29年度姫路一般会計決算認定について 質疑               13時10分 ◆問   平成29年度において、公平委員会申請は何件出てきたのか。 ◎答   不利益処分に対する審査請求、及び勤務条件に対する措置要求について、平成29年度中に新たな申請はなかったが、平成28年12月に勤務条件に対する措置要求が出されていたものが継続して、平成29年に結果が出たものがある。 公平委員会事務局終了       13時11分 【総務委員会公平委員会事務局)の審査議会事務局            13時14分 審査対象議案議案第79号 平成29年度姫路一般会計決算認定について 質疑               13時15分 質問なし 議会事務局終了          13時15分 【総務委員会議会事務局)の審査】 【総務委員会意見とりまとめ意見とりまとめ          13時38分 ・分科会長報告について 正副分科会長に一任することに決定。 閉会               13時39分...