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  1. 姫路市議会 2018-09-21
    平成30年9月21日建設分科会−09月21日-01号


    取得元: 姫路市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-11
    平成30年9月21日建設分科会−09月21日-01号平成30年9月21日建設分科会 平成30年9月21日(金曜日) 予算決算委員会建設分科会 第5委員会室 出席委員 重田一政妻鹿幸二石堂大輔八木隆次郎宮下和也東影昭八木高明大西陽介建設委員会下水道局)の審査】 再開 10時16分 下水道局            10時16分 審査対象議案議案第89号 平成29年度姫路下水道事業会計決算認定について 補足説明            10時16分 ・平成29年度姫路下水道事業会計決算に関する経営指標等数値について 質疑              10時20分 ◆問   下水道事業において、未収金対策としてどのようなことを行っているのか。
    ◎答   1年間に4カ月程度、督促や催告の強化月間を設けている。特に、1月、2月には、休日に職員滞納者と面談を行い、納付指導等を行っている。その結果、直接納付してもらったり、分割納付してもらったりしており、少ない人員で効果的に対応するようにしている。 ◆問   他会計負担金補助金出資金未収金の減少については、職員による対応の結果ではないという理解でよいか。 ◎答   具体的には一般会計からの繰入金であり、個人から納付してもらうようなものではない。  下水道事業会計は3月末が期末であるが、一般会計からの繰入金には出納整理期間内に収入されるものがあり、5月末時点では収入され、未収金がなくなっているということである。 ◆問   年度末になったら、再び未収金として出てくるということか。 ◎答   繰入金については、一度に収入するのではなく、複数回に分けて収入することになる。  他会計負担金補助金出資金平成29年度末の未収金である約4億5,700万円は、下水道事業会計の3月末での収支不足が確定した後に収入されるものであるため、3月末時点では未収金になってしまう。 ◆要望   未収金の解消に向けて、引き続き努力してもらいたい。 ◆問   水洗便所貸付金は幾らであったか。 ◎答   下水道処理区域になった地域のうち、まだくみ取り便所や浄化槽を使用している世帯に対して、速やかに下水道に接続する水洗化工事をしてもらえるように啓発活動を進めているが、その中で、経済的に困窮している人に手を差し伸べる制度として貸付金制度を設けており、45万円を限度に貸し付けている。 ◆問   貸付金返済に困っている人はいるのか。 ◎答   最近はきっちりと返してもらっている。収入率も、5月末の数字になると、現年度分は100%となっている。  しかし、過年度分については、1,000円ずつ納付してもらっている人もいる。 ◆問   1,000円ずつの納付でもよいのか。 ◎答   生活困窮理由の場合は、1万円の納付や5,000円の納付を求めることが難しい。そのあたりは話し合いの中で決定していくことになる。 ◆問   職員が現地で収納しているのか。 ◎答   職員が訪問し、現金徴収することもあれば、市役所に来訪し、納付する人もいる。 ◆問   貸し付けの際に保証人は求めないのか。 ◎答   連帯保証人を1人つけてもらうことになる。 ◆問   連帯保証人親族が多いのか。 ◎答   ほぼ親族である。 ◆問   連帯保証人貸付金返済をしてもらったことはあるのか。 ◎答   本人が長期入院した際に、保証人から連絡があり、保証人が支払いをしたことがある。 ◆問   平成29年度下水道事業資本的収入の中で、企業債執行率が45%、国庫補助金執行率が約36%と低くなっているが、どのような理由によるものなのか。 ◎答   国庫補助金については、国の査定を受ける中で、要求額どおり交付されていない状況となっている。  また、数年前から、土木工事の設計・積算に特に時間を要する状況が生じており、その中で工事執行自体がおくれ、予定していた工事年度内に執行できず、それに伴い企業債執行率も低くなっている。 ◆問   下水道事業資本的支出の中で、不用額が約28億円となっている。国庫補助金を使用して工事をしている中で、不用額が多いことにより翌年度国庫補助金交付額に影響は出ないのか。 ◎答   国庫補助金が減額された理由が国の財源の関係であるため、不用額が多いことを理由に来年度国庫補助金交付額が下がることはないと考えている。 ◆問   例えば、国庫補助金要望額を半分程度にすると、交付決定額も半分程度になるのか。 ◎答   交付決定額が半分程度になるかどうかは別にして、査定を受ける中で要望額以下になることはある。 ◆要望   国庫補助金の確保に向けて努力してもらいたい。 審査対象議案議案第79号 平成29年度姫路一般会計決算認定について 質疑              10時34分 (質疑なし) 審査対象議案議案第92号 平成30年度姫路下水道事業会計補正予算(第1回) 質疑              10時35分 (質疑なし) 下水道局終了          10時35分 【建設委員会都市拠点整備本部)の審査都市拠点整備本部        11時23分 審査対象議案議案第79号 平成29年度姫路一般会計決算認定について 質疑              11時23分 ◆問   街路事業費中の市単独事業費不用額について、都市計画道路高尾線(以下「高尾線」という。)の舗装見送りという説明があったが、再度詳しく説明してもらいたい。 ◎答   高尾線の南側を境に区画整理事業を行っているが、高尾線沿い区画整理区域内に移転物件があり、移転交渉を続けた結果、移転してもらえることとなった。  しかし、移転先での建物計画が定まらなかったため、その前方にある道路工事を先に実施してしまうと、ライフラインに関する工事に支障が生じるため、工事を見送ったものである。 ◆問   当初の計画時点ではわからなかったということか。 ◎答   移転により建物を建てかえることになるため、用地交渉の中で契約時期についての話はできるが、実際の土地利用については、移転者計画することになる。  予算編成の際には移転者話し合いを行っているが、具体的な話になってきた時点でおくれが生じると、移転者の都合に合わせざるを得ないことになる。 ◆要望   状況理解するが、今後、気をつけて対応してもらいたい。 都市拠点整備本部終了      11時28分 【建設委員会水道局)の審査水道局             11時36分 審査対象議案議案第87号 平成29年度姫路水道事業会計決算認定について 補足説明            11時36分 ・平成29年度姫路水道事業会計決算に関する経営指標等数値について 質疑              11時43分 ◆問   管路老朽化率が22.8%であり、望ましい方向とは逆の方向に向かっている。管路長寿命化を図っていく上での指標目標値を教えてもらいたい。 ◎答   管路老朽化率について、水道事業経営戦略(以下「経営戦略」という。)策定当時、管路更新等を行わない場合は、20年たつと約6割の管路耐用年数を超えてしまうということで、管路更新率を段階的に引き上げていくことを経営戦略の中に盛り込んだ。
     具体的には、経営戦略策定から10年の間に管路更新率を0.8%まで引き上げ、全管路更新に約290年かかる予定であったものを、約125年にまで引き上げたいという計画である。  平成29年度では、経営戦略上は0.47%の管路更新率を想定していたが、それを若干上回る0.49%の更新率を達成できた。 ◆問   管路老朽化率平成30年度目標値はあるのか。 ◎答   管路法定耐用年数は40年と設定されている。  一方で、先ほど説明したように、管路更新サイクルを約125年にしたいという計画であるため、計画どおり管路更新を進めていても少しずつ老朽化率は悪化していくことになる。  管路更新率については、毎年度引き上げていく形で計画しており、平成30年度目標値は0.52%であるところ、予算段階で0.6%になっている。  また、管路老朽化率については、平成30年度は23.7%に抑制したいという目標設定をしている。 ◆要望   しっかりと対応してもらいたい。 ◆問   漏水対策のため、漏水調査による地下漏水早期修理老朽管更新に取り組んでいると聞いたが、その成果説明してもらいたい。 ◎答   平成29年度有収率90.9%は、水道事業が始まって以来最高の数値である。これは、管路更新率を段階的に引き上げているということと、2年前から地下漏水調査について調査延長を拡充し、3年に1サイクルで漏水調査を行うようにしたことの成果が相まったものと考えている。 ◆問   今後有収率は上昇していくと考えればよいか。 ◎答   有収率については、大きな漏水が生じて大量の水が失われると下がることになる。  経営戦略の中で目標値として定めている有収率は90.2%であり、当該数値目標にして取り組んできた結果、平成29年度は0.7%上回ることができた。引き続き高い有収率で推移するよう、漏水をできるだけ早期に発見し、修理をしていきたいと考えている。 ◆問   平成29年度有収率漏水対策成果として生じたものなら、担当者も頑張りを感じられると思う。漏水対策により何立米の漏水をとめることができたかについては積算できると思うし、そのような数値成果指標として取り入れていくべきではないか。 ◎答   漏水を発見した際に、その時点漏水があった箇所からどの程度漏水量があったのかについては当然把握している。有収率の中でその部分をあらわすことは難しいが、今後外部にPRしていく際には、漏水調査箇所数発見数、防ぐことができた漏水量について盛り込んでいくことを考えたい。 ◆要望   漏水対策成果を積極的に外部に示してもらいたい。 ◆問   基幹管路とは何を指すのか。 ◎答   基幹管路は、口径300ミリメートル以上の導水管送水管配水管を指し、姫路市の水道管路延長2,952キロメートルのうち、基幹管路は343キロメートル、11.6%である。 ◆問   大阪北部地震の際には、耐震化対策が完了していた管路には被害がなかったと聞いた。もう少し耐震化のペースを上げられないか。 ◎答   当然力を入れて基幹管路耐震適合率を上げていく。現在、基幹管路を含めた全管路耐震化を進めており、全管路耐震適合率は41.4%である。 ◆問   老朽化した管路耐震性があるものに変えていくという理解でよいか。 ◎答   そのとおりである。 水道局終了           11時59分 【建設委員会意見とりまとめ意見取りまとめ         12時04分 ・分科会長報告について 分科会正副会長に一任すべきものと決定 閉会              12時05分...