法改正により今まで関与できていなかった
部分まで巡回したり、
現地調査をすることになるが、
産業廃棄物対策課、
リサイクル推進課一体となって対応したいと考えている。
◆問
実際のところ、
産業廃棄物のすべてに対応できていない現在の
状況で、新たに範囲を広げることは、
人員配置や
予算措置が必要になってくるのではないか。
予算要望の中で
人員配置を求めたのか。
◎答
新たな
届け出制度については、今まで
廃棄物でなかった
部分が対象になっている。当
制度については詳細な
部分が示されていなかったため、現在の
人員で対応していくことになるが、今後国から示された内容によって、必要に応じて増員を要求したい。
◆問
違反した場合の
罰則規定はどのようなものか。
◎答
措置命令違反は5年以下の懲役、もしくは1,000万円以下の罰金、またはこれの併科。
改善命令違反は3年以下の懲役、もしくは300万円以下の罰金、またはこれの併科。
届け出義務違反、
報告徴収に関する不
報告と
立入検査の
拒否等については30万円以下の罰金となっている。
◆
要望
多くの義務が課せられているので、増員の
要望についてはぜひ行ってもらいたい。
有害使用済機器の保管や
処分等に当たっては、必要な措置を講じなければならず、また
罰則規定も設けられており、それらを
管理・監視するには
人員が必要である。もし何かあれば、
環境局の責任を問われかねないので、注意して
対応策を考えてもらいたい。
◆問
姫路市
地球温暖化対策実行計画(
区域施策編)
改定(案)の
パブリック・
コメントに対する回答の中で、市の
考え方として「
環境に配慮した電力の
調達契約を推進します。」とあるが、どのように推進するつもりなのか。
◎答
既に
本市の電力の
調達契約に係る
環境配慮方針を定めており、入札・契約をする際には、二酸化炭素の
排出計画や未
利用エネルギーの
活用状況、
再生可能エネルギーの
導入方法などの項目について、各
入札参加者がどれくらい貢献しているのかという観点から点数をつけている。
基準点に達していない
業者は入札に参加できないという
仕組みをとっており、今後もそのような形で電力の
調達契約を行う。
出先機関によっては、この
仕組みになっていないところもあるので、
電力調達については、
環境に関する項目にも十分配慮していくよう徹底したい。
◆問
同
パブリック・
コメントの中で、
下水熱ポテンシャルマップの
区域拡大等にも触れているが、作成は可能なのか。また、どのように
計画しているのか。
◎答
現在、
下水道局が
省エネ対策として
下水熱について研究している。そのため、
計画があるということで
パブリック・
コメントに対する市の
考え方に挙げているが、
計画内容や
可能性については、
環境局では判断できかねる。
◆問
実施する以上は、もう少し
具体性を持っていてもらわないといけない。ほかのさまざまな
計画についても、具体的にどのように進めるかは他
部局と話し合う必要があると思う。
環境局だけでできるものなのか。
◎答
下水熱ポテンシャルマップについては、
下水熱に関する
有効活用について
下水道局が研究しているので、しっかりと
連携していきたい。また、
下水熱の
公共施設への導入などは、
下水道局だけでなく他の
部局とも
連携をとりながら、検討を進めていきたい。
◆
要望
積極的に
温暖化対策に取り組むのであれば、
環境局が主体となって
関係各局を集め、具体的に
行動計画を組まなければならないと思う。ぜひ取り組んでもらいたい。
◆問
同
計画では、
水素利用に係る
取り組みについても触れているが、
播磨圏域連携中枢都市圏ビジョンによると、
水素社会に向けた
取り組みに関する
予算はゼロである。その中で、
環境局だけが、
水素利用に向けて取り組んでいるが、どうなっているのか。
◎答
現在、
水素自動車のための
水素ステーションは
兵庫県内では尼崎市、神戸市にあるが、そのほかは、近いところでも岡山県になってしまうので、
水素自動車の普及のための1つの手段として、
事業者が
水素ステーションを市内に設置するための
インセンティブとなるものについて、将来的に考える時期に来ていると考えている。実際に
予算化はできていないが、国や県とも
協力しながら、市内での
水素ステーション設置に向けて取り組んでいく。
◆
要望
地球温暖化対策という大きな
計画を立てているため、具体的な
予算や
事業の実施に関しては、他
部局ともしっかり
協力してもらいたい。
◆問
姫路市
地球温暖化対策実行計画(
区域施策編)において、低炭素型の
まちづくりのため、100年先を見据えた
森林づくりの推進などを行うとする一方、
再生可能エネルギーの
導入拡大に向け、森林を伐採して
太陽光発電施設の設置を行う現状がある。
太陽光発電施設の設置については
都市局とも
連携を図る必要があるが、その
連携をとった上で、
環境局としては、同
計画の中で自然を守るということを強調して記載することを検討してもらいたいがどうか。
◎答
太陽光発電については
地球温暖化対策に有効な
施策の1つであると考えている。しかし、景観や
土砂災害、
施設設置に当たっての住民への
周知不足などの課題が顕在化してきたため、昨年、兵庫県が
太陽光発電施設と
地域環境との調和に関する条例を制定した。
姫路市
地球温暖化対策実行計画(
区域施策編)を策定する中で、その点について留意する必要があると考え、
太陽光発電等を導入する際には、
県条例に基づいて
地域環境との調和を図り、良好な
環境及び
市民の安全な生活を確保することを前提とする、という但し書きを記載している。今後も他局との
連携をとりながら、取り組んでいく。
◆
要望
森林破壊は
自然災害の
発生要因となるという観点からも、ぜひ今後とも取り組んでもらいたい。
環境局終了 11時26分
【
予算決算委員会経済観光分科会(
環境局)の審査】
観光交流局 14時00分
前回の
委員長報告に対する回答
・
指定管理者制度を導入している
スポーツ施設について、
市民が利用しやすい
施設となるよう
サービス向上と費用対効果を含めた
管理運営状況を定期的に点検することについて
指定管理者制度を導入している
施設では、公募・非公募に関係なく、
指定管理者に対して毎月
管理状況等についてヒアリングを行い、
月例報告書を提出させるなど適宜
指導を行っている。また、
指定管理者においては、
利用者の
要望や苦情など、
市民ニーズを把握するための
アンケートを実施するなど
市民サービスの向上にも努めている。引き続き、
指定管理者と
連携して、
市民が利用しやすい
施設を目指していく。
・
姫路市
総合計画第4次
実施計画(案)の
取り組みについて、他の
部局との
連携を図りながら、
事業の目的を達成できるよう努めることについて
観光交流局は
集客イベントの開催など、他
部局にまたがる
事業が多数ある。第4次
実施計画を進めるに当たっては、これまで以上に関係する
部局への
働きかけや
連携を図り、
計画に掲げた
目標を達成できるよう努めていく。
報告事項説明
・ユニークベニューについて
・
世界遺産姫路城マラソン2018について(
実施報告)
・
姫路城世界遺産登録25周年
記念事業について
・春の
集客事業について
・書写山
ロープウェイ開業60周年新
客車完成記念事業について
・
平成31年度
指定管理者制度更新予定施設について
・(公財)
姫路市
文化国際交流財団の
芸術監督及び
音楽プロデューサーについて
質問 14時24分
◆問
姫路城マラソンでの
沿道応援人数について、79,000人という結果が出ているが、
イベント等を除いて、どこでどういう
応援がされているか、過去の大会から分析し、蓄積しているデータはあるのか。
◎答
沿道の15
自治会にそれぞれ拠点をつくってもらい
応援してもらっており、その付近では
自治会関連の人々が
応援に来ている。また、
応援バスを12台用意し、
自治会の
協力のもと、夢前などの人家が少ないところに重点的に
人員を配置し
応援してもらっている。市街地においては、
応援する人々はいるので、特に重点的に人を配置することまでは考えていない。ただ、ゴール付近については寂しいという意見を毎回聞くので、ゴールした人へのおもてなしという観点から、ゴール付近の
人員の配置は今後手厚くなるよう検討していきたい。
◆
要望
ボランティアあっての大会であり、ランナーにとっても、温かい沿道
応援があるため評価が高くなっている。沿道の
自治会も
協力しているが、特定の地点での
応援だけでなく、沿道以外の
自治会にも
応援をしようとしている人はいるため、全体を把握し、熱い思いを持って
応援しようとする
市民の期待にこたえられるように、より一層分析を進めてもらいたい。
◆問
書写山観光
施設の
指定管理者について、前回は何件応募があったのか。
◎答
応募は神姫バス株式会社の1社であった。
◆問
今年度の
姫路城マラソンにおいてAEDの使用事案が発生したが、AEDはどのように配置しているのか。
◎答
AEDは全体で79台を設置している。16キロメートル地点までは1キロメートルごとに、16キロメートル地点以降は500メートルごとに1台設置しているほか、救護所や医務車にも配置している。
今回AEDを使用した事案は、好古園前に1台、ゴール地点の三の丸広場の救護所に1台設置している、ちょうど中間地点で発生した。AEDが必要であるとの一報が入ると、どちらかの地点からスタッフが持って行くこととなっていたが、今回の事案においては、沿道
応援していた人が高田の馬場にAEDがあることを確認し、
姫路市が配置しているAEDが到着する前に届けてもらえた。そのため、倒れてから1分以内に胸骨圧迫を行い、3分以内にAEDでの措置を開始できた。AEDについては数を多く設置できればできるほどよいと思うが、今のところは1キロメートル、もしくは500メートルに1台ずつ設置している
状況である。
◆
要望
どこで、だれが、どのようなタイミングでAEDが必要になるかわからない。スタッフ間の
連携が必要になってくると思うので、今後の運営においても対応について課題としてもらいたい。
◆問
姫路城マラソンでの、炊き出しによる
応援はどのようになっているのか。
◎答
沿道での吹奏楽や踊りの
応援とは別に、沿道の15
自治会にそれぞれ補助金を交付し、
応援する人に対して炊き出しをしたり、ランナーに対して簡単な食事を提供したりしている。
◆
要望
ランナーの中には走るのが遅くて食事が当たらなかった人もいたようである。
姫路のマラソンは
応援だけでなく炊き出しのおもてなしもすごいと言われるように、手厚くおもてなしをしてもらいたい。
◆問
温かいものがあると思って頑張って走ったが、既になくなっていてがっかりしたというランナーもいたため、時間制限の関門が閉鎖された以降も炊き出し地点を通る人がいるかもしれないということを考えてもらいたいがどうか。
また、完走者はフィニッシャーズタオルをもらえるが、関門の閉鎖時間に間に合わず、収容バスに乗った場合でも小さなタオルをもらえる。しかし、その小さなタオルが無地であるので、「来年リベンジをお待ちしています。」といったような文字を入れるなど、もう1回来てもらえる工夫をしてはどうか。
◎答
いずれの意見も、次回大会への貴重な意見として検討したい。
◆問
書写山観光
施設の
指定管理者の応募が1社ということであるが、何回1社なのか。また、ほかの
業者がいないのか。さらに、その
業者について、どのような評価をしているのか。
◎答
指定管理者は公募しているが、
指定管理者制度導入以降、神姫バス株式会社がずっと
指定管理者となっている。ロープウエーなどの索道業務を行う能力がある
事業者は、
兵庫県内に幾つかあるが、結果的には同社しか応募をしてきていない。市としては、収益性や安全運転について審査をした上で、任せられるという評価をし、委託をしている。
◆問
ロープウエーで利用客を運送する際、歳出と歳入は幾らの差があるのか。
◎答
指定管理者制度を導入した最初の
平成21年度は約1億9,500万円の収入、支出が約1億5,190万円で、約4,300万円の黒字であった。22年度は約600万円の赤字、23年度は約600万円の赤字、24年度が約40万円の赤字、25年度約155万円の赤字、26年度は約1,260万円の黒字、27年度は約3,290万円の黒字、このあたりは
姫路城の改修の効果によるものである。
◆問
ロープウエーで利用客を運ぶことについて、市としては税金を投入していないのか。
◎答
設備投資面で客車の
更新やメンテナンスについて、税金は投入している。
◆問
この10年間の設備投資にかかった費用を教えてもらいたい。
◎答
この10年間の大きな金額のものについては、
平成27年度以降になるが、山麓駅エレベーターの設置に2,500万円、はね桟橋に1億円、山麓駅のトイレに3,700万円、滑車の
更新に7,900万円かかっている。また、
平成29年度は客車
更新に1億円、ふもとの駐車場等の舗装
整備に2,500万円かかっている。