姫路市議会 > 2014-12-19 >
平成26年第4回定例会−12月19日-05号

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  1. 姫路市議会 2014-12-19
    平成26年第4回定例会−12月19日-05号


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    最終取得日: 2023-06-11
    平成26年第4回定例会−12月19日-05号平成26年第4回定例会  出 席 議 員 (45人)      1番  井 川 一 善    24番  山 崎 陽 介      2番  伊 藤 大 典    25番  伊 賀 肇 一      3番  有 馬 剛 朗    26番  細 野 開 廣      4番  川 島 淳 良    27番  三 輪 敏 之      5番  三 和   衛    28番  阿 山 正 人      6番  東 影   昭    29番  長谷川 任 武      7番  松 岡 廣 幸    30番  山 本 博 祥      8番  入 江 次 郎    31番  今 栄 進 一      9番  森   由紀子    32番  谷 川 真由美     10番  梅 木 百 樹    33番  大 脇 和 代     11番  萩 原 唯 典    34番  川 西 忠 信     12番  酒 上 太 造    35番  杉 本 博 昭     13番  駒 田 かすみ    36番  八 木 隆次郎     14番  石 堂 大 輔    37番  松 葉 正 晴     15番  牧 野 圭 輔    38番  蔭 山 敏 明     16番  坂 本   学    39番  今 里 朱 美
        17番  天 野 文 夫    40番  西 田 啓 一     18番  西 本 眞 造    41番  木 村 達 夫     19番  水 田 作 興    42番  山 本 道 人     20番  宮 本 吉 秀    43番  竹 中 隆 一     21番  吉 田 善 彦    44番  大 倉 俊 已     22番  八 木 高 明    46番  谷 内   敏     23番  宮 下 和 也 ───────────────────────────────           欠 席 議 員 (2人)     45番  灘   隆 彦    47番  山 下 昌 司 ───────────────────────────────    事 務 局 職 員 出 席 者   事務局長   川  谷     越   次  長   鍵  本  隆  造   議事課長   上  田  憲  和   議事係長   藤  原     誉   主  任   川  嶋  秀  一   主  任   萱  原  彰  宏   主  任   浦  上  博  史   主事補    石  本  健  二 ───────────────────────────────      会議に出席した市長、職員及び委員   市長                石  見  利  勝   副市長               石  田  哲  也   副市長               寺  前     實   副市長               飯  島  義  雄   代表監査委員            井  神     曉   教育長               中  杉  隆  夫   医監兼生活審議監          河  原  啓  二   防災審議監兼危機管理担当理事    岡  村  卓  治   水道事業管理者           三  木  隆  道   市長公室長             内  海  将  博   総務局長              黒  川     優   財政局長              甲  良  佳  司   市民局長              貞  廣     始   環境局長              中  澤  賢  悟   健康福祉局長            山  下  雅  史   産業局長              北  川  俊  文   都市局長              川  渕  良  郎   建設局長              後  藤  竜  一   下水道局長             兵  頭     康   会計管理者             平  岡     護   消防局長              中  川  勝  正   都市拠点整備本部本部長      松  本  孝  明 ───────────────────────────────      議 事 日 程 第5日(12月19日(金)) 午前10時開議 〇開   議 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 議案第124号〜議案第133号、議案第135号〜議案第164号及び議案第167号 日程第3 請願第26号及び請願第33号 日程第4 閉会中継続審査申出の件(請願) 日程第5 議案第173号 日程第6 議案第174号及び議案第175号並びに諮問第6号及び諮問第7号 日程第7 閉会中継続調査申出の件 〇閉   会 〇議長あいさつ市長あいさつ ───────────────────────────────      議 事 順 序 1 開   議 2 会議録署名議員の指名 3 議案第124号〜議案第133号、議案第135号〜議案第164号及び議案第167号   一括上程   委員長報告   質  疑   討  論   採  決 4 請願第26号及び請願第33号   一括上程   質  疑   討  論   採  決 5 閉会中継続審査申出の件(請願)   上  程   採  決 6 議案第173号並びに議案第174号及び議案第175号並びに諮問第6号及び諮問第7号   一括上程   提案理由説明   質  疑(議案第173号)   討  論(議案第173号)   採  決 7 閉会中継続調査申出の件   一括上程
      採  決 8 閉   会 9 議長あいさつ 10 市長あいさつ      午前9時57分開議 ○八木隆次郎 議長   おはようございます。  ただいまから本日の会議を開きます。  山下昌司議員、灘 隆彦議員から欠席の届け出がありましたので、ご報告します。  これより日程に入ります。  本日の日程は、お手元に配付しております議事日程に記載のとおりであります。 ────────────────────── △日程第1  会議録署名議員の指名 ○八木隆次郎 議長   まず日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、    木 村 達 夫  議員    谷 内   敏  議員    杉 本 博 昭  議員 を指名します。 ────────────────────── △日程第2  議案第124号〜議案第133号、   議案第135号〜議案第164号及び議案第167号 ○八木隆次郎 議長   次に日程第2、議案第124号から議案第133号まで、議案第135号から議案第164号まで及び議案第167号をまとめて議題とします。  これより委員会の審査結果について、委員長口頭報告を求めます。  登壇の上、ご報告願います。  姫路駅周辺整備特別委員会委員長 伊賀肇一議員。 ◎伊賀肇一 姫路駅周辺整備特別委員会委員長  (登壇)  おはようございます。ご報告申し上げます。  本委員会に付託されました議案について、12月12日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決定いたしました。  以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の皆さんの審議のご参考にしていただきたいと思います。  第1点は、コアゾーンAブロック進捗状況についてであります。  JR姫路駅の東に隣接するコアゾーンにおいては、事業コンペを実施した結果、姫路駅に最も近いAブロックには都市型ホテルの建設が計画されております。  委員会において、Aブロックについては、当初の計画よりおおむね1年遅れ、施設の竣工が平成29年冬ごろの見通しであるとの報告を本年第2回定例会で受けたが、現在においても事業の進捗が見受けられない状況である。  事業者に対して早期に事業の進捗を図るよう、本市の意向を申し入れているのかとの質問がなされました。  当局の答弁によりますと、事業者に対し、計画内容については、事業コンペ募集要項を遵守した上で、当初提案と乖離することのないものとし、土地譲渡契約を行うことができる資料を本年度内に提出してもらいたい旨の申し入れを行っているとのことでありました。  本委員会といたしましては、Aブロックの計画の遅延に伴い、JR姫路駅と各ブロックを結ぶ連絡デッキの整備もおくれ、当初計画どおりの整備を進めている他のブロック集客等に影響を与えること。  また、何よりも市民が迷惑をこうむることになることから、事業者に対してこれ以上の猶予は許容しがたいことを強く申し入れるとともに、毅然とした態度で取り組まれたいことを要望いたしました。  第2点は、イベントゾーンの整備についてであります。  イベントゾーンは、コアゾーンの東に位置し、「交流と創造のうるおいひろば」と位置づけ、「知と文化・産業の交流拠点」を整備コンセプトに、ゾーンを「文化・コンベンションエリア」と「高等教育研究エリア」に分け、現在、整備計画の検討に取り組んでいるところであります。  委員会において、「文化・コンベンションエリア」については、現文化センター音楽演劇練習場を継承発展させた「文化・交流施設」と、国際コンベンション展示会、企業の会議等、多用途な利用を想定した「コンベンション展示施設」の整備を計画しているが、その財源の確保についてどのように考えているのか。  また、市長公室が誘致に向けて取り組んでいる「高等教育研究エリア」については、現在のところ、具体的な計画が示されていないが、庁内での検討状況はどのようになっているのかとの質問がなされました。  当局の答弁によりますと、「文化・コンベンションエリア」の財源確保については、まずは国庫補助金の獲得に努めた上で、合併特例債などの有利な市債の借り入れを行い、さらに、21世紀都市創造基金の活用についても検討を行う。  また、「高等教育研究エリア」については、市長公室から、平成30年度までの間で可能な限り早期に整備方針を決定すると聞いているが、当本部としては、イベントゾーン内のエリア間での不均衡が生じないように検討したいと考えており、少しでも早い方針決定を強く要望しているとのことでありました。  本委員会といたしましては、イベントゾーンの整備に合併特例債を活用することについては、合併4町の振興に資する事業に必要な額を確保した上で進められたいことを。  また、「高等教育研究エリア」に先行して「文化・コンベンションエリア」を整備すると、施設のレイアウトやデザイン、さらには全体の整備コンセプトにそごが生じるおそれがあることから、一刻も早く方針を決定するよう、市長公室に対して今後も強く申し入れるとともに、イベントゾーンの整備を所管する都市拠点整備本部が強いリーダーシップを発揮して事業の推進を図られたいことを要望いたしました。  以上のとおりであります。  議員の皆さんにおかれましては、本委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○八木隆次郎 議長   観光対策特別委員会委員長 石堂大輔議員。 ◎石堂大輔 観光対策特別委員会委員長  (登壇)  ご報告申し上げます。  本委員会に付託されました議案について、12月12日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決定いたしました。  以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の皆さんの審議のご参考にしていただきたいと思います。  第1点は、大河ドラマ放映終了後の観光振興施策についてであります。  本市では、大河ドラマ軍師官兵衛」の放映にあわせて、兵庫県や商工会議所観光事業者等と連携し、平成25年2月より「ひめじ官兵衛プロジェクト」事業を実施し、大河ドラマ館の運営を初め広報・誘客宣伝事業など多数の事業を展開してまいりました。  これにより、総事業費約4億8,000万円に対し、当市への経済効果は本年6月までの間で約69億円に上っております。  委員会において、これまで大河ドラマの放映に連動させてさまざまな観光事業を展開してきたが、その放映がまもなく終了となることから、来年以降の観光振興施策についてどのように考えているのかとの質問がなされました。  当局の答弁によりますと、来年以降は大天守保存修理を終え、グランドオープンを迎える姫路城を中心に、新たな施策を展開したいと考えており、観光振興計画の策定を初め総合的な観点から着実に観光振興施策を推進していきたいとのことでありました。  本委員会といたしましては、「ひめじ官兵衛プロジェクト」事業でもたらされた経済効果を今後も継続して生み出すことができるよう、さまざまな事業で培ったノウハウを有効に活用し、本市のイメージアップや観光客誘致促進、経済のさらなる活性化を図られたいことを要望いたしました。  第2点は、滞在型観光の推進についてであります。  委員会において、本年5月に大河ドラマ館来館者を対象に実施したアンケート結果では、県外からの観光客が58%を占めているにもかかわらず、市内に宿泊した観光客は13%にとどまっている。  地域の魅力を生かした滞在型観光の推進に取り組んでいるとのことであるが、このアンケート結果を受けて、どのような対策を講じてきたのかとの質問がなされました。  当局の答弁によりますと、当初、順調に推移してきた大河ドラマ館入館者数が、本年6月以降一時的に減少したため、旅行エージェントに対し広報や誘客の宣伝を行ったところ、10月以降は団体のツアー客が増加し、入館者数回復基調となり、それに伴い、市内宿泊者数も増加しているものと推測されるとのことでありました。  本委員会といたしましては、姫路城にはプロやアマチュアを問わず、たくさんの写真家の方々も撮影に訪れており、撮影された写真をインターネット等で国内外に発信され、本市のPRの一助になっている。  このたびのグランドオープンのポスターは、夜明け前の姫路城の情景を撮影されたものであるが、撮影に適したスポットや季節、時間帯を周知するなど、PR方法を工夫し、姫路で宿泊してもらえるような誘客方策を多面的に研究されたいことを要望いたしました。  以上が主たる内容でありますが、その他の要望事項といたしまして、来年3月26日に予定されている姫路城天守保存修理完成記念式典においては、航空自衛隊ブルーインパルス祝賀飛行も予定されており、会場となる姫路城三の丸広場周辺では大変な混雑が予想されることから、警察等関係機関との緊密な連携のもと、安全・安心な運営に努められたいことを要望いたしました。  以上のとおりであります。  議員の皆さんにおかれましては、本委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○八木隆次郎 議長   子育て支援対策特別委員会委員長 天野文夫議員。 ◎天野文夫 子育て支援対策特別委員会委員長  (登壇)  ご報告申し上げます。  本委員会に付託されました議案について、12月15日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決定いたしました。  以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の皆さんの審議のご参考にしていただきたいと思います。  第1点は、各児童センター指定管理者の強みを生かす取り組みについてであります。  本委員会に付託されました議案は、いずれも児童センター指定管理者の指定に関するものであり、議案第157号については、飾磨、東、面白山各児童センター指定管理候補者を非公募により、また、議案第158号から議案第160号については、広畑、網干、安室各児童センター指定管理候補者を公募により選定を行っております。  委員会において、公募、非公募の選択はどのような基準で行っているのかとの質問がなされました。  当局の答弁によりますと、公募による選定については、平成24年度から順次拡大しており、民間企業ノウハウを生かす等のメリットがあり、非公募による選定については、児童センター指定管理を当初から担っている社会福祉法人姫路社会福祉事業団が長年培ってきた専門性を生かし、児童の発達相談等センター内で行うことができるというメリットがある。  公募・非公募の選択に当たっては、市内の配置バランス等を考慮しながら、それぞれの選定によるメリットが本市の児童育成支援に発揮されるような判断をしているとのことでありました。  本委員会といたしましては、子どもが安心して遊び、育つことができる居場所という児童センターの機能を市域全体で高めることが肝要であることから、「姫路市子ども子育て支援事業計画」に基づいて展開される子ども子育て支援新制度の関連事業においても、各児童センター指定管理者の強みが十分に発揮されるよう、指定管理者との緊密な連携に努められたいことを要望いたしました。  第2点は、病児・病後児保育事業についてであります。  同事業は、保育所に通う子どもなどが病気または病気の回復期にあり、集団保育が困難な期間に一時的な保育を行う事業であり、先月、同事業の先進地である大分市に赴き、病院と連携した事業の展開について委員会行政視察を実施したところであります。  委員会において、本市では、現在、病児・病後児保育事業については児童養護施設1カ所において、また、病後児保育事業については乳児院2カ所と保育所1カ所において実施しているが、医療機関と連携した病児保育事業の実施の可能性についてどのように考えているのかとの質問がなされました。  当局の答弁によりますと、本市独自の医療機関併設型の病児保育事業については、直ちに実現する状況にはないものの、利用者利便性が向上するような実施場所実施方法等について検討していくとともに、引き続き医師会とも協議をしていきたいとのことでありました。  本委員会といたしましては、利用者がより安心して子どもを預けることができるよう、長期的な視野を持って実施機関との連携のあり方に関する情報収集と研究に取り組まれたいことを要望いたしました。  以上のとおりであります。  議員の皆さんにおかれましては、本委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○八木隆次郎 議長   文教委員会委員長 宮本吉秀議員。 ◎宮本吉秀 文教委員会委員長  (登壇)
     ご報告申し上げます。  本委員会に付託されました議案について、12月10日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、原案を可決すべきものと決定いたしました。以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の皆さんの審議のご参考にしていただきたいと思います。  第1点は、小中学校へのエレベーター等の設置についてであります。  本市においては、現在、公立の小中学校全104校のうち、11校にエレベーターを設置し、16校に可搬型の階段昇降機を配置しております。  また、今年度から固定レール式階段昇降機小中学校各1校において試験的に導入されている状況であります。  委員会において、エレベーター固定レール式階段昇降機の設置及び維持管理に係る経費は幾らなのか。また、階段昇降機試験的導入の結果を今後どのように反映していくのかとの質問がなされました。  当局の答弁によりますと、エレベーターについては設置に係る経費が約3,000万円から4,000万円、年間の維持管理経費が約90万円となっており、固定レール式階段昇降機については、設置に係る経費が約2,000万円、年間の維持管理経費が約20万円となっている。  また、今後、試験的に導入した固定レール式階段昇降機利用者を対象としたアンケート結果等を踏まえて、「市立学校エレベーター在り方検討会」の中で、施設整備方向性について協議を行うこととしているとのことでありました。  本委員会といたしましては、エレベーター等の導入に際しては、アンケート結果や費用対効果だけではなく、利用者の安全面についても熟慮した上で適切な施設整備に努められたいことを要望いたしました。  第2点は、小中一貫教育における今後の取り組みについてであります。  本市においては、平成21年度のモデル校での先行実施を皮切りに、平成23年度からはすべての中学校ブロックにおいて小中一貫教育を導入しております。  また、本年10月30日及び31日の2日間にわたり「第9回小中一貫教育全国サミットin姫路」が開催され、その中で本市における小中一貫教育取り組みが報告されたところであります。  委員会において、同サミットで得た教育関係者からの意見を今後どのような形で本市の教育に生かそうとしているのかとの質問がなされました。  当局の答弁によりますと、多くの教育関係者からの意見や感想を課題と成果に整理し、小中一貫教育取り組みに対する検証を行うとともに、国において予定されている新たな小中一貫教育の制度化も踏まえながら、今後の方向性を模索していきたいと考えているとのことでありました。  本委員会といたしましては、小中一貫教育のさらなる充実を図る観点から、本市の教育理念が、現場で働く教員にしっかりと継承されるよう人事交流研修内容等について創意工夫されたいことを要望いたしました。  以上が主たる内容でありますが、その他の要望事項といたしまして、本市は山間部や播磨灘にも面した自然豊かな風土を有していることから、小学校の自然学校等において海を活用した体験学習を推進するなど、たくましく心豊かな情操教育により一層取り組まれたいことを要望いたしました。  以上のとおりであります。  議員の皆さんにおかれましては、本委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○八木隆次郎 議長   厚生委員会委員長 西本眞造議員。 ◎西本眞造 厚生委員会委員長  (登壇)  ご報告申し上げます。  本委員会に付託されました議案について、12月10日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決定いたしました。  以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の皆さんの審議のご参考にしていただきたいと思います。  第1点は、新文化センター建設計画についてであります。  現在の文化センターは開館から40年余りが経過しており、音響や照明等の設備の老朽化や利便性に欠けている箇所が多くあるなどさまざまな問題を抱えております。  そのような中、平成27年度を初年度とする姫路市文化振興ビジョンの策定に取り組み、今後の文化芸術振興拠点施設として新たな文化センターイベントゾーンに建設する計画が進められております。  委員会において、最大で120億円にもなる概算建設工事費をどのように算出し、その財源はどのように確保する計画となっているのか。  また、概算運営事業費は毎年どの程度必要であると想定しているのかとの質問がなされました。  当局の答弁によりますと、概算建設工事費については、他都市の同規模・類似施設を参考に、延床面積を2万平方メートルと設定し、平米単価50万円に延床面積を乗じたものに音響等の設備経費を合算した金額であり、その財源については21世紀都市創造基金合併特例債の活用のほか、国からの補助金等を考えている。  また、概算運営事業費については、併設されるコンベンション展示施設と合わせ、毎年約1億9,000万円を想定しているとのことでありました。  本委員会といたしましては、基本設計においては、建設費等の高騰にも注視しながら、より正確な建設工事費の算定を行うとともに、有効な財源の確保にも努められたいことを要望いたしました。  第2点は、介護保険事業者及び障害福祉サービス事業者の指定取り消し処分等についてであります。  先日、市内2カ所の福祉事業所において、人員基準違反や法令違反のほか、介護給付費の不正請求や不正な事業者指定の取得の疑いが発覚し、監査と聴聞を実施した結果、両者の指定取り消し処分が、また、別の福祉事業所においても運営基準違反や法令違反が監査により発覚し、指定の一部効力の停止処分がなされました。  委員会において、不正請求により受領した介護給付費は全額返還されたのか。  また、事業者指定の申請時において、勤務する見込みのない生活支援員や医師の名を無断で届け出るなど、非常に悪質な事案であるが、警察への告訴を行わないのかとの質問がなされました。  当局の答弁によりますと、不正に受領した介護給付費については40%の加算金を加えて返還請求しており、1事業所は一括で返還する見込みで、もう一方の事業所は資力が乏しく返還額が多額であるため分割して返還に応じる見込みであり、両者とも返還の意思を示していることから、現段階においては、行政処分にとどめたいと考えているとのことでありました。  本委員会といたしましては、過去においても同様の不正請求があり、返還が滞っている事例もあることから、極めて悪質な場合には厳正な対応を行われたいことを要望いたしました。  以上が主たる内容でありますが、その他の要望事項といたしまして、1つに、いわゆるマイナンバー制度では、平成27年10月から個人番号が通知され、希望する市民に対して本人確認にも使用できる個人番号カードの申請受付が開始されることから、広報紙等を通じて十分に周知を図られたいことを。  2つに、市民局においては、男女共同参画を推進していく立場からも、審議会等における女性委員の登用を積極的に行われたいことを。  3つに、「姫路市高齢者保健福祉計画及び姫路市介護保険事業計画」並びに「姫路市地域福祉計画」に基づく基幹型地域包括支援センターについては、人員や予算の確保に努め、可能な限り早期の設置に努められたいことを要望いたしました。  以上のとおりであります。  議員の皆さんにおかれましては、本委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○八木隆次郎 議長   経済委員会委員長 牧野圭輔議員。 ◎牧野圭輔 経済委員会委員長  (登壇)  ご報告申し上げます。  本委員会に付託されました議案について、12月10日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決または同意すべきものと決定いたしました。  以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の皆さんの審議のご参考にしていただきたいと思います。  第1点は、美化強化区域及び路上喫煙禁止区域の指定についてであります。  本市では、「姫路のまちを美しく安全で快適にする条例」に基づき、姫路城周辺及び大手前通りを平成13年度から美化強化区域に指定し、さらに平成20年度からは路上喫煙禁止区域に指定しているところでありますが、平成27年3月の姫路駅北駅前広場整備の完了にあわせ同広場を新たに美化強化区域及び路上喫煙禁止区域に指定しようとするものであります。  委員会において、市民や観光客のモラル向上とまちの美化を図るために、美化強化区域及び路上喫煙禁止区域を拡大する一方で、喫煙者への配慮も必要であるが、喫煙所の設置場所について、なぜ姫路駅北タクシー乗り場の東側に設置することになったのかとの質問がなされました。  当局の答弁によりますと、JR姫路駅構内から出た眼前でわかりやすい場所であるとともに、喫煙者に対してもポスターなどにより効果的に路上喫煙禁止区域の周知を図ることができることから、当該場所に喫煙所を設置したいと考えている。  今後、同喫煙所の試行状況などをみながら、平成27年3月までに一部屋根つきの喫煙所を設置することを予定しているとのことでありました。  本委員会といたしましては、非喫煙者からの意見も参考にしながら、みゆき通りなどの商店街やキャスティ21コアゾーンなどのほか、JR姫路駅の南側についても美化強化区域及び路上喫煙禁止区域の拡大を検討するとともに、喫煙者に配慮した喫煙所の設置についてもあわせて検討されたいことを要望いたしました。  第2点は、中心市街地の活性化についてであります。  委員会において、現行の中心市街地活性化基本計画では、「行きたい城下(まち)」、「にぎわう城下(まち)」、「住みたい城下(まち)」の3つの基本方針を掲げ、中心市街地の活性化を推進しているところであるが、次期計画においてはどのような方針で取り組んでいこうと考えているのかとの質問がなされました。  当局の答弁によりますと、整備された姫路駅周辺や姫路城などを活用しながら、来訪者の回遊性を向上させるとともに、タウン・エリアマネジメントを実現するための仕組みづくりを構築するなど、引き続き町なかのにぎわい創出と活力の増大を目指していきたいと考えているとのことでありました。  本委員会といたしましては、各商店街の新規出店者や若年層からも意見を聞く機会を設けるとともに、支援体制を構築するなど、中心市街地の活性化に向けて積極的に取り組まれたいことを要望いたしました。  以上が主たる内容でありますが、その他の要望事項といたしまして、姫路を代表する地場産業である姫路産天然皮革素材を使用したレザーファッションショー「姫路コレクション」が姫路城三の丸広場で開催されるが、世界文化遺産・姫路城のリニューアルオープンとあわせてマスコミなどを積極的に活用しつつ、あらゆる機会をとらえて姫路の皮革の魅力を国内はもちろんのこと、世界に向けても情報発信できるように努められたいことを要望いたしました。  以上のとおりであります。  議員の皆さんにおかれましては、本委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○八木隆次郎 議長   建設委員会委員長 駒田かすみ議員。 ◎駒田かすみ 建設委員会委員長  (登壇)  ご報告申し上げます。  本委員会に付託されました議案について、12月11日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決定いたしました。  以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の皆さんの審議のご参考にしていただきたいと思います。  第1点は、指定管理者の募集方法についてであります。  指定管理者制度は公の施設の管理運営を民間事業者にゆだね、民間事業者のすぐれた経営ノウハウや技術等を活用することにより、管理経費の縮減や利用者へのサービス向上等を図ることが期待できる制度であります。  本市においても、指定管理者制度を積極的に導入し、公共サービスの最適化を図っているところであり、今定例会においても、指定管理者の指定に関する議案が多数上程されております。  議案第163号、姫路市自然観察の森及び桜山公園に係る指定管理者の指定については、指定管理者を募集したところ、申請者数が1団体であり、指定管理者選定委員会で審査を行った結果、当団体が候補者として選定されました。  委員会において、今回の募集については、公募したものの結果として申請者が1団体のみであったとのことだが、そのような状況で適切な候補者を選定することができるのか。  また、より多くの団体が応募できる方策はとれないのかとの質問がなされました。  当局の答弁によりますと、学識経験者や公認会計士が委員として入っている選定委員会で審査しており、当該施設を管理運営する上で適切な候補者を選定したと認識している。  また、今後の募集に当たっては、さらなる周知に努めるとともに、事業者にとって応募しやすい方法についてさらに検討していきたいと考えているとのことでありました。  本委員会といたしましては、できるだけ多くの団体に応募してもらうことにより競争原理が働き、結果としてより一層市民サービスの向上が図られることから、指定管理者の募集方法について十分に検討されたいことを要望いたしました。  第2点は、既存駅の整備プログラムに対する取り組みについてであります。  本市には、JR線と山陽電鉄線でそれぞれ15の駅が存在しており、さらに平成28年春にはJR御着・姫路駅間に新駅が開業する予定であります。  今後、市として既存駅を利用者数や立地状況等に応じて類型化するとともに、市民アンケートや現況調査を実施することにより、現状の課題を把握した上で、整備内容や整備順位等の検討を行い、既存駅の整備プログラムを策定する予定であるとのことであります。  委員会において、現況調査等を実施した結果、姫路市総合計画に拠点として位置づけられている駅より周辺の駅のほうが市民ニーズが高いという結果が出た場合に、どのような方針に基づいて整備プログラムを策定していくつもりなのかとの質問がなされました。  当局の答弁によりますと、姫路市総合計画の位置づけに沿って既存駅を画一的に整備していくのではなく、現況調査等の結果をもとに、既存駅の現状と市民ニーズ、将来の見通し等を総合的に勘案しながら整備プログラムを策定していきたいと考えているとのことでありました。  本委員会といたしましては、生活環境や市民ニーズの変化を適切に把握し、市民の利便性の向上につながる整備プログラムとなるよう努められたいことを要望いたしました。  以上が主たる内容でありますが、その他の要望事項といたしまして、本年10月からの2カ月間にわたり社会実験を実施したコミュニティサイクル事業、通称「姫ちゃり」の利用者が目標数値を大きく上回り好評を博した結果となったが、本格運用に向けてこの結果に満足することなく、さらに利用しやすい事業となるよう今後も模索されたいことを要望いたしました。  以上のとおりであります。  議員の皆さんにおかれましては、本委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○八木隆次郎 議長   総務委員会委員長 山本博祥議員。 ◎山本博祥 総務委員会委員長  (登壇)  ご報告申し上げます。  本委員会に付託されました議案について、12月11日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決定いたしました。  以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の皆さんの審議のご参考にしていただきたいと思います。  第1点は、姫路城跡中曲輪の施設整備方針についてであります。  姫路城跡中曲輪は、世界文化遺産・国宝姫路城がそびえる内曲輪への導入エリアであり、本市は、当エリアにおいて、未利用地の活用など特別史跡の指定区域にふさわしい施設を整備することを検討しております。  委員会において、中曲輪にどのような機能を持つ施設を整備しようと考えているのかとの質問がなされました。  当局の答弁によりますと、姫路城や城下町に関する展示・学習機能や来訪者への案内・支援を行う情報発信機能を持つ施設を整備することを検討しているほか、大手門駐車場や姫路警察署跡地、県営本町住宅跡地等の利活用を図り、公営駐車場として再編・整備することなども考えているとのことでありました。  本委員会といたしましては、市民や観光客に十分魅力を感じてもらえるエリアとなるよう、新たな施設機能を導入することはもとより、町なか回遊性の向上や日本城郭研究センター等の既存施設の機能強化を図ることも念頭に置きながら、具体的な整備方針を策定されたいことを要望いたしました。  第2点は、職員意識調査の結果を踏まえた人事管理のあり方についてであります。  本市では、仕事や職場に対する「職員の生の声」を組織の課題解決につなげることを目的として、本年8月から2カ月間にわたり全職員を対象に「職員意識調査」を実施しております。  委員会において、このたび示された当調査の結果をどのように分析しているのかとの質問がなされました。
     当局の答弁によりますと、職場の雰囲気や人間関係についてはよいと感じている職員が全体の8割以上を占めており、上司と部下、同僚間についても良好な関係が築けているものと考えられる一方で、今よりも責任あるポジションにつきたいと答えた者の割合が低くなっていることなど、仕事に対するモチベーションをより高めていく必要があると考えることから、調査結果を踏まえながら、今後の人事管理のあり方について考察していきたいとのことでありました。  本委員会といたしましては、今回の調査結果を十分に活用し、職員が仕事にやりがいや誇りを持って働くことができる人事管理のあり方について、しっかりと検討されたいことを要望いたしました。  以上が主たる内容でありますが、その他の要望事項といたしまして、1つに、来年度からの姫路市総合計画・第三次実施計画(案)が示されたところであるが、本計画は、市政運営の根幹をなす重要な計画であり、政策分野が多岐に及んでいることから、議会が十分に議論できるような説明のあり方について検討されたいことを。  2つに、本市が過去の市町村合併に際して相手方の自治体と交わした合併協定書を紛失した事案が発生したことについて、再発防止の観点から、適正な文書管理の徹底を図るとともに、公文書館の設置についても積極的に検討されたいことを。  3つに、平成27年度からの5カ年にわたる新たな行財政改革プランの実行計画については、関係部局が当事者意識を持って取り組み、十分な検証と改善に努めることにより改革の質の向上が図られるよう、市長公室が中心となって全庁的に推進されたいことを要望いたしました。  以上のとおりであります。  議員の皆さんにおかれましては、本委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○八木隆次郎 議長   以上で、委員長口頭報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  ご発言はございませんか。                   (「なし」の声あり) ○八木隆次郎 議長   ご発言がありませんので、質疑を終了します。  これより討論に入ります。  発言の通告に基づき指名します。  32番 谷川真由美議員。 ◆谷川真由美 議員   日本共産党議員団を代表して討論を行います。  議員の皆様方のご賛同をよろしくお願いします。  まず、議案第130号、姫路市立生涯学習大学校条例の一部を改正する条例について反対します。  この議案は、生涯学習大学の授業料について、市内に住所を有する者は年額6,000円を1万1,000円に、それ以外の者は年額9,000円を1万6,500円に引き上げようとするものです。  さらに、聴講生の受講料を1回当たりの上限を500円から900円に引き上げるとともに、駐車場の利用料金についても1回当たり1日につき200円の定額から駐車時間に応じた額に改めようとするものです。  生涯学習大学の学生はほとんどが市内在住者であり、それ以外は4%程度、1回当たりの受講料は550円程度になるということではありますが、今、消費税の増税を初め電気料金、食料品とあらゆるものが物価上昇しています。  その一方で、年金の削減や給料が物価上昇に追いついていないなど、可処分所得が減る中での授業料等の引き上げは市民にとっては負担増です。  生涯学習大学の目的である地域住民の福祉と地域社会の活性化に資するためという観点からも授業料の値上げは行うべきではありません。よって議案第130号に反対します。  続いて、議案第133号、姫路市勤労市民会館条例の一部を改正する条例について反対します。  この議案は、平成27年5月末をもってサンライフ姫路を廃止しようとするものです。  これは行財政改革による安室東地区における公共施設の再配置計画に基づくものですが、この地域はこれまで安室市民センター、安室東公民館、職業訓練センター、そしてサンライフ姫路と多くの公共施設があり、貸し館として多くの市民に利用されてきました。  また、人口密度も高く、利便性もよいということで地域住民の自治活動や学習活動の場ともなってきました。しかし、公共施設の再配置計画の名によって、サンライフ姫路を廃止することは、地域住民への福祉サービスの低下であり、自治活動や学習活動の機会を奪うことにもつながるものです。よって議案第133号に反対します。  議員の皆様方のご賛同を重ねてお願いいたしまして、討論を終わります。 ○八木隆次郎 議長   以上でご発言が終わりましたので、討論を終了します。  これより採決に入ります。  まず、議案第124号から議案第129号まで、議案第131号、議案第132号、議案第135号から議案第164号まで及び議案第167号、以上39件をまとめて採決します。  本件は、委員長報告のとおり、可決または同意することにご異議ございませんか。                  (「異議なし」の声あり) ○八木隆次郎 議長   ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり、可決または同意されました。  次に、議案第130号及び議案第133号をまとめて採決します。  本件は、委員長報告のとおり、可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。                    (起  立) ○八木隆次郎 議長   起立多数であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── △日程第3  請願第26号及び請願第33号 ○八木隆次郎 議長   次に日程第3、委員会審査の終了しました請願2件をまとめて議題とします。  所管の委員会委員長から、お手元に配付のとおり、審査結果の報告書が提出されております。  お諮りします。  本件に対する委員長口頭報告は省略したいと思います。  これにご異議ございませんか。                  (「異議なし」の声あり) ○八木隆次郎 議長   ご異議なしと認めます。  よって、そのように決しました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  ご発言はございませんか。                   (「なし」の声あり) ○八木隆次郎 議長   ご発言がありませんので、質疑を終了します。  これより討論に入ります。  発言の通告に基づき指名します。  33番 大脇和代議員。 ◆大脇和代 議員   日本共産党議員団を代表し、討論を行います。  請願第26号、子ども子育て支援新制度の実施にあたって、すべての子どもの権利が保障される保育制度・子育て支援策の実現を求めることについての請願の採択を求めます。  1947年に成立した児童福祉法は、「国と地方公共団体は保護者とともに児童を心身ともに健やかに育成する責任を負う」と規定しています。  しかし、法実施後も保育所・学童保育所づくりの推進は、出産後も働き続けることを願う女性たちと関係者の皆様の粘り強い運動に支えられてきました。  今回の安倍政権の子ども子育て支援新制度が女性を労働力補充の対象とする観点から出たものであっても、子どもを社会の希望、未来をつくる力、また女性が輝く時代をつくるためにと位置づけられていることは前進と受けとめています。  問題は、財源確保が不十分な中で、ふえ続ける保育所・学童保育所の待機児の解消を規制緩和による民間の参入等で解決しようとしていることです。  そこで、この請願は保育にかかわる皆様が、保育に格差を持ち込ませず、すべての子どもの発達保障を願う立場で、財源を確保することを求めて提出されています。  請願の主な趣旨は、事業計画策定において、子どもの権利保障を最優先すること、行政の保育実施責任と格差のない保育、保育料など保護者負担の軽減と上乗せ徴収等実質上の値上げなどをしないこと、障害児保育の現行水準の維持と拡充、保育士の処遇改善、学童保育への施設整備、障害児加算などです。  詳細の繰り返しは避けますが、これらの内容は、保護者と保育にかかわる関係者にとって切実な要望であり、議員の皆様のご賛同を得られる内容だと考えます。  自治体の財政運営は厳しい側面もありますが、自治体の本旨は社会福祉の増進です。  少子高齢化が進み、子どもの貧困化・貧困率が社会問題になる中、子どもは市の宝と位置づけ、安心して子どもを産み、育てられるまちづくりを目指し、行政に工夫と努力を求めるのが議員の立場ではないでしょうか。  子育て支援策の請願が十分な議論もなく不採択となったことは残念でなりません。改めて、皆様のご理解をお願いし、請願の採択を求めるものです。  議員の皆様のご賛同を心からお願いを申し上げ、私の討論を終わります。 ○八木隆次郎 議長   以上で、ご発言が終わりましたので、討論を終了します。  これより採決に入ります。  まず、請願第33号、「非婚の母」家庭に対する寡婦控除のみなし適用を求めることについてを採決します。  本件は、委員長報告のとおり採択することにご異議ございませんか。                  (「異議なし」の声あり) ○八木隆次郎 議長   ご異議なしと認めます。  よって、本件は採択することに決しました。  次に、請願第26号、子ども子育て支援新制度の実施にあたって、すべての子どもの権利が保障される保育制度・子育て支援策の実現を求めることについてを採決します。  本件に対する委員長報告は不採択であります。  お諮りします。  本件は、採択することに賛成の皆さんの起立を求めます。                    (起  立) ○八木隆次郎 議長   起立少数であります。  よって、本件は不採択と決しました。
    ────────────────────── △日程第4  閉会中継続審査申出の件(請願) ○八木隆次郎 議長   次に日程第4、閉会中継続審査申出の件を議題とします。  お諮りします。  請願第28号については、引き続き閉会中の継続審査に付することにしたいと思います。  これにご異議ございませんか。                  (「異議なし」の声あり) ○八木隆次郎 議長   ご異議なしと認めます。  よって、そのように決しました。 ────────────────────── △日程第5  議案第173号 △日程第6  議案第174号及び議案第175号並びに諮問第6号及び諮問第7号 ○八木隆次郎 議長   次に日程第5、議案第173号並びに日程第6、議案第174号及び議案第175号並びに諮問第6号及び諮問第7号をまとめて議題とします。  これより、理事者に提案理由の説明を求めます。  石田副市長。 ◎石田哲也 副市長  (登壇)  ただいま追加上程されました議案のご説明を申し上げます。  議案第173号、平成26年度都市開発整備事業会計補正予算につきましては、収益的支出の予定額といたしまして、都市開発事業費用、営業外費用に1,000万円を計上いたしております。  これは市有霊園のえい地について、使用者から当初の予想を上回る返還があり、これに伴う還付金に不足が生じたことにより、その費用について補正しようとするものでございます。  議案第174号及び議案第175号は、いずれも今月26日をもって任期が満了いたします固定資産評価審査委員会委員の後任の選任についてでございまして、議案第174号は、加藤恵一委員の任期満了に伴い、適任と認める同氏を、議案第175号は、岡本敝司委員の任期満了に伴い、適任と認める安田宏行氏をそれぞれ選任しようとするものでございます。  諮問第6号及び諮問第7号は、いずれも来年3月31日をもって任期が満了いたします人権擁護委員の後任の候補者の推薦についてでございまして、諮問第6号は、中野英信委員の任期満了に伴い、適任と認める同氏を、諮問第7号は、野村巧委員の任期満了に伴い、適任と認める岩下久志氏をそれぞれ推薦しようとするものでございます。  以上、簡単でございますが、議案の説明を終わります。  何とぞよろしくご審議くださいまして、原案にご議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○八木隆次郎 議長   以上で、提案理由の説明は終わりました。  これより、日程第5、議案第173号について質疑に入ります。  ご発言はございませんか。                    (な  し) ○八木隆次郎 議長   ご発言がありませんので、質疑を終了します。  この際、お諮りします。  本件については、委員会付託を省略したいと思います。  これにご異議ございませんか。                  (「異議なし」の声あり) ○八木隆次郎 議長   ご異議なしと認めます。  よって、そのように決しました。  これより、討論に入ります。  ご発言はございませんか。                    (な  し) ○八木隆次郎 議長   ご発言がありませんので、討論を終了します。  これより、採決に入ります。  議案第173号を採決します。  本件は、原案のとおり、可決することにご異議ございませんか。                  (「異議なし」の声あり) ○八木隆次郎 議長   ご異議なしと認めます。  よって、本件は、原案のとおり可決されました。 ○八木隆次郎 議長   次に、日程第6、議案第174号及び議案第175号並びに諮問第6号及び諮問第7号について、この際お諮りします。  本件については、議事の順序を省略し、これより直ちに採決に入りたいと思います。  これにご異議ございませんか。                  (「異議なし」の声あり) ○八木隆次郎 議長   ご異議なしと認めます。  よって、そのように決しました。  これより、採決に入ります。  まず、議案第174号を採決します。  本件は、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。                    (起  立) ○八木隆次郎 議長   起立総員であります。  よって、本件は原案のとおり同意されました。  次に、議案第175号を採決します。  本件は、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。                    (起  立) ○八木隆次郎 議長   起立総員であります。  よって、本件は原案のとおり同意されました。  次に、諮問第6号を採決します。  本件は、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。                    (起  立) ○八木隆次郎 議長   起立総員であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、諮問第7号を採決します。  本件は、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。                    (起  立) ○八木隆次郎 議長   起立総員であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────── △日程第7  閉会中継続調査申出の件 ○八木隆次郎 議長   次に、日程第7、閉会中継続調査申出の件を議題とします。  お手元に配付の閉会中継続調査事項一覧表のとおり、各委員会から閉会中継続調査の申し出がありました。
     お諮りします。  本申し出のとおり、閉会中も引き続き継続調査を行うことにご異議ございませんか。                  (「異議なし」の声あり) ○八木隆次郎 議長   ご異議なしと認めます。  よって、そのように決しました。  以上で、本日の日程は終了しました。  お諮りします。  本定例会に提出されました案件はすべて審議が終了しましたので、閉会したいと思います。  これにご異議ございませんか。                  (「異議なし」の声あり) ○八木隆次郎 議長   ご異議なしと認めます。  よって、平成26年第4回姫路市議会定例会は、これで閉会します。      午前10時59分閉会 ────────────────────── △議長あいさつ八木隆次郎 議長   閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  議員の皆さんには、去る11月28日の招集以来、本日までの22日間の会期中を通じて熱心にご審議いただき、本日無事閉会することができました。ここに、議員の皆さんのご協力に対し心からお礼を申し上げます。  今後も、皆さんにおかれましては、議会の活性化と円滑な議会運営にご協力を賜りますようお願いを申し上げます。  いよいよ本年も余すところわずかになり、寒さも一段と厳しさを増してきますが、皆さんにおかれましては、健やかによき新春をお迎えくださるよう心から祈念いたしまして、閉会のあいさつとします。  どうもありがとうございました。  石見市長。 ────────────────────── △市長あいさつ ◎石見利勝 市長  (登壇)  閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  議員の皆様方には、去る11月28日の開会以来、本会議並びに委員会におきまして補正予算、条例の制定等の議案について、終始熱心かつ慎重にご審議いただき、いずれも原案にご賛同を賜りました。厚く御礼を申し上げます。  本会議並びに委員会の審議過程においていただきました数々のご提案、ご要望につきましては、その趣旨に十分配慮し、可能な限り市政に反映してまいりたいと考えております。  皆様方の一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。  本年も余すところわずかとなり、まもなく新年を迎えることとなりますが、議員の皆様におかれましては、健やかによき新年を迎えられますよう祈念いたします。  最後に、報道関係の皆様方のご協力に感謝申し上げ、閉会のあいさつといたします。ありがとうございました。 ────────────────────── 地方自治法第123条第2項により署名する。   姫路市議会議長      八   木   隆 次 郎   会議録署名議員      木   村   達   夫      同         谷   内       敏      同         杉   本   博   昭...