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  1. 神戸市議会 2021-02-22
    開催日:2021-02-22 令和3年建設防災委員会 本文


    取得元: 神戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-24
    本文へ移動 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   (午前10時0分開会) ◯委員長(五島大亮) ただいまから建設防災委員会を開会いたします。  本日は,2月18日の本会議で,本委員会に付託されました議案の審査及び報告の聴取のため,お集まりいただいた次第であります。  最初に,本日の協議事項については,追加協議事項を委員の皆様にお配りしておりますので,念のため申し上げておきます。  次に,本日の委員会は新型コロナウイルス対応として,先日の市会運営委員会等で確認されました2月議会における議会運営に基づき運営してまいりますので,御了承願います。特に,効率的な審査を行うため,委員各位におかれましては,繰り返しの質疑や,事前に確認できるような簡易な質疑をできるだけお控えいただきますようよろしくお願いをいたします。  また,当局におかれましてもより一層簡明な御答弁に努めていただき,効率的な委員会運営に御協力をお願いいたします。  なお,令和3年度予算及び関連議案に関わる事項につきましては,3月1日より予算特別委員会審査が予定されておりますので,質疑に際しましては,その旨をお含みおきいただき,効率的な委員会運営に御協力いただきますよう,よろしくお願いいたします。  次に,写真撮影についてお諮りいたします。  日本維新の会さん,立憲民主党さん,国民民主党・友愛さんから本委員会の模様を写真撮影したい旨の申出がありますので,許可いたしたいと存じますが,御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり) 2 ◯委員長(五島大亮) 異議ございませんので,許可することに決定いたしました。  次に,本日は水道局の審査の予定はありませんので,所管事項に関して質疑がなければ待機を解除したいと存じますが,いかがでしょうか。  (「異議なし」の声あり) 3 ◯委員長(五島大亮) 特にないようですので,水道局の待機を解除いたしますから御了承願います。 (消防局) 4 ◯委員長(五島大亮) それでは,これより消防局関係の審査を行います。  議案1件について,当局の説明を求めます。(「起立,礼,直れ,着席。」の声あり)  局長,着席されたままで結構です。 5 ◯長岡消防局長 では,失礼して着座にて御説明申し上げます。  それでは,予算第33号議案令和2年度神戸市一般会計補正予算のうち,消防局関係分につきまして御説明申し上げます。
     お手元の委員会資料2ページをお開きください。  1歳入歳出補正予算額一覧表を御覧ください。補正予算額につきましては,歳入が4億4,200万円,歳出が1億7,480万円でございます。  2歳入予算でございますが,第21款寄附金において7,500万円を,第25款市債において3億6,700万をそれぞれ増額しようとするものでございます。  3ページを御覧ください。  3歳出予算でございますが,第12款消防費において1億7,480万円を増額しようとするものでございます。  内容といたしましては,4補正予算の説明にございますとおり,(1)給与改定等のため4,000万円を減額,(2)寄附による車両整備のため7,500万円を増額,(3)防災情報システム改修のため5,000万円を増額,(4)消防庁舎改修のため8,980万円を増額するものでございます。  続きまして,5繰越明許費について御説明申し上げます。  第12款消防費,第1項消防費において,経年防火水槽撤去陰圧式患者搬送用器具整備,高規格救急車整備防災情報システム改修消防庁舎改修の合計7億6,135万円を工程調整等のため令和3年度に明許繰越をしようとするものでございます。  以上で予算第33号議案についての説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 6 ◯委員長(五島大亮) 当局の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  最初に,予算第33号議案令和2年度神戸市一般会計補正予算のうち,消防局関係分について御質疑はございませんか。 7 ◯委員(伊藤めぐみ) おはようございます。寄附に伴う消防車・救急車の整備についてですけれども,篤志者の方から寄附をしていただいたということで,この内訳といいますか,事情などお聞かせいただきたいと思います。 8 ◯長岡消防局長 このたび,寄附を2件いただいております。1つは,令和2年の12月に中嶋石油株式会社様から救急業務向上のためということで3,000万円の寄附をいただきました。これにつきましては救急車1台と救急の資機材を購入したいと考えております。  もう1件につきましては,この2月に西区在住の方,匿名希望ですけれども,消防局のためにと4,500万円の寄附をお受けしてございます。こちらにつきましては,その篤志者の方の御希望に沿いまして消防車1台を購入して西消防署に配置をしたいというふうに考えております。 9 ◯委員(伊藤めぐみ) ありがとうございます。本当に,すごい寄附というのがありがたいものだなと思いまして,その金額は多少とかにはかかわらず,寄附によるこの消防の整備につきまして,あの何かPRをするとか,もし何かのときにはこの受付──寄附を受け付けるという体制などはどのようになっているのかをお願いします。 10 ◯長岡消防局長 御本人の──寄附の方の御同意が得られれば,積極的に広報いたしまして,このような寄附をいただいたということをしております。今回の中嶋石油様からいただいたときも,その件につきまして新聞報道をさせていただいたりということで,また,御希望がございましたら,そのような消防車などにその寄附者の方の名盤を入れさせていただいたりというようなことをして,できるだけ寄附の方の意に沿った上で,なおかつ,そういうもの,消防業務に役立っているということを積極的に広報してまいりたいというふうに考えております。 11 ◯委員(伊藤めぐみ) 今,ふるさと納税だったりですとか,コロナによりまして,神戸の医療従事者応援ファンドですとか,やはり市民の皆様,たくさん関心持っていただきまして,寄附という文化がどんどんと膨らんできてるかなと。何か神戸市のために,また特に,お世話になった消防局の皆さんのために使っていただきたいという寄附の受入れと,そしてまたほんと,積極的なPRで,篤志家の皆様の好意に応えていただけますように,よろしくお願いいたします。  以上です。 12 ◯委員長(五島大亮) 他にございませんか。  (なし) 13 ◯委員長(五島大亮) それでは,次に,この際,消防局の所管事項について御質疑はございませんか。 14 ◯委員(大井としひろ) 前回の委員会でもお聞きしたんですけども,コロナの関係というか,救急車の搬送で,救急隊がそこの患者さんのところに行かれて,そこから病院とやり取りするのにどれぐらいかかるんですかということで,前回の委員会のときには,そんなにたくさん拒否されたということでなくて,すんなりと病院に搬送できたということだったんですけども,その後,結構4回以上,なかなか病院に受け入れていただけないというのを,相当90件とか何か,それぐらい,2月の半ばぐらいにはあったように聞いておるんですが,この辺のところ,今どんなふうになってるのか,ちょっとその辺だけお聞かせいただけますか。 15 ◯長岡消防局長 救急車が現場で患者さんを搬送するときに,病院交渉を4回以上ということで,搬送困難事案というものがございました。特に,4月の緊急事態宣言が発令されましたときには,医療機関でクラスターが発生をした影響で受入れを拒否されてということで,従前受入れ協力をこちらからお願いをして,そのときには重症者の搬送に大きな影響は出ない状況でございました。  この2回目の緊急事態宣言が出ました後,特に12月の中旬以降,病院交渉回数4回以上という件数が増えてまいりました。その後,減少傾向にあります。ただし,三次救急ですね,重篤な患者さんの受入れには十分対応できてるというような状況で,今,大分それは落ち着いてきておるような状況で,今週末──この金・土・日も,そのような件数は1件も発生してないという状況で,今徐々に改善してる状況でございます。 16 ◯委員(大井としひろ) ありがとうございます。例えば,中央市民病院は,僕は本会議でも言ったんですけども,こういう状況になるんではないかということで,本会議でもやらせていただいて,それなりに対応するということだったんですけれども,中央市民病院は365日24時間,断らない病院ということであったんですけども,この辺のところはどうなってますか。 17 ◯長岡消防局長 中央市民病院は,4月,5月に,やはりクラスターが発生した経過がございまして,そのときはもう受入れを一時制限をいたしました。その後,受入れをしていただいておるような状況で,その後,12月14日から,これはコロナの重症の患者さんの治療に特化するということで,受入れが一時的に制限をされました。しかし,このとき中央市民病院のほうで,この期間中であっても,救急隊がまず優先的に他の医療機関を──中央市民受入れできないんで交渉するんですけども,それでも断られたときは全部取りますというふうにしていただいたので,非常にこのときも取っていただきました。  令和元年ですね,中央市民病院で重症者の患者さんを大体月平均で80件取っていただいてるんです。その件数を見ますと,12月──去年の年末の12月も中央市民病院に87件取っていただいてます。ですから,結果的に重症者の受入れを平時と同水準でしていたただきまして,ほぼその応受率といいますか,中央市民にかけて応受率というのは,12月も100%ですので,救急隊が,もうどこもないということで中央市民に重症患者をお願いをすれば,受け入れていただけているという状況になっておりました。  以上です。 18 ◯委員(大井としひろ) ありがとうございます。コロナ大分落ち着いてきたと,ワクチンというようなことで,落ち着いてきましたけれども,まだまだ予断を許さない状況というのはあるわけなんで,大変だと思いますけども,ぜひ救急隊の皆さんも,消防局の職員の皆さんも,この辺のところは十分,健康管理も気をつけていただいて,頑張っていただきたいということで,よろしくお願いします。 19 ◯委員長(五島大亮) 他にございませんか。  (なし) 20 ◯委員長(五島大亮) 他に御質疑がなければ,消防局関係の審査はこの程度にとどめたいと存じます。  当局,どうも御苦労さまでした。(「起立,礼,直れ。」の声あり) 21 ◯委員長(五島大亮) 委員の皆様に申し上げます。  それでは,ここで次の危機管理室が入室するまでの間休憩とし,おおむね10時30分に再開いたしたいと存じます。なお,当局が入室後,委員の皆様がそろい次第,再開いたしたいと存じますので御了解願います。   (午前10時14分休憩)   (午前10時22分再開) (危機管理室) 22 ◯委員長(五島大亮) ただいまから建設防災委員会を再開いたします。  これより危機管理室関係の審査を行います。  それでは,議案1件及び報告事項1件について,当局の説明及び報告を求めます。  危機管理監,着席されたままで結構です。 23 ◯山平危機管理監 それでは,お手元にお配りしております資料によりまして,令和2年度神戸市一般会計補正予算及び新型コロナウイルス感染症対策につきまして一括して御説明,御報告申し上げます。  まず,令和2年度神戸市一般会計補正予算のうち,危機管理室関係分について御説明申し上げます。  お手元の建設防災委員会資料1ページをお開きください。  1補正予算一覧表を御覧ください。補正予算額につきましては,第2款総務費,第1項総務費で3,630万円を増額しようとするものでございます。  2補正予算財源別内訳表でございますが,第2款総務費,第1項総務費,第2目総務管理費で3,630万円を増額しようとするもので,財源内訳は全額一般財源でございます。  3補正予算の説明でございますが,緊急避難場所等での感染症対策のため,間仕切りテントを追加配備するものでございます。  4繰越明許費でございますが,第2款総務費,第1項総務費,緊急避難場所環境整備事業につきましては,間仕切りテントの調達に時間を要するため,令和2年度中に予算を確保の上,調達の準備等を行い,令和3年度出水期までに配備できるよう予算を繰越ししようとするものでございます。  また,防犯カメラ設置事業につきましては,設置場所に既存の電柱等がなく,道路上に新たに支柱を立てる必要があるなど,工事に時間を要する箇所に係る予算を繰越ししようとするものでございます。  以上,令和2年度神戸市一般会計補正予算のうち,危機管理室関係分につきまして御説明申し上げました。  続きまして,新型コロナウイルス感染症対策につきまして,前回の委員会以降の主な対応を御報告申し上げます。  お手元の追加資料を御覧ください。  資料の1ページを御覧ください。  1発生状況でございますが,資料上,2月17日現在となっておりますが,2月21日現在──昨日現在,直近7日間の新規患者は104人となっており,神戸市在住の患者は5,664人,入院中125人,宿泊療養施設26人,自宅療養47人,死者169人となっております。  2ページに参りまして,政府が示す感染状況ステージの指標と神戸市の状況及び2国・県等の直近の主な動向については御覧のとおりでございます。  3ページに参りまして,3本市の体制でございますが,直近では緊急事態措置を実施すべき期間を3月7日まで延長されたことを受け,2月5日に神戸市新型コロナウイルス感染症対策本部員会議第17回を開催の上,神戸市の対応方針第12弾の改定を行いました。  次に,4.本市における感染拡大防止の取組でございますが,対応方針に基づく主な取組について御説明申し上げます。  (1)医療提供体制の確保につきましては,新規感染者増加に伴い確保済みの160床が満床に近い状態が続き,医療提供体制が逼迫する状況にあったことから,市民病院の通常医療を制限し,28床を追加でコロナ病床としたほか,民間病院の協力により23床増床することで,2月8日時点で211床の病床を確保しております。  4ページに参りまして,軽症あるいは無症状の患者に対応するための宿泊療養施設については,市内3施設において298室を確保しております。さらに,入院の優先度の高い患者への対応を強化し,重症化リスクの高い人への入院調整に注力するため,1月21日から当面の間,一定の条件を設けて自宅療養を実施し,パルスオキシメーターを病状などにより貸出ししております。また,2月8日から自宅療養者へ食料との支援を開始しております。  (2)検査の実施体制等につきましては,本市が実施する検査に加え,官民連携による検査機関や神戸市医師会による検査センターの活用等により,1日最大682検体のPCR検査体制を確保しております。また,医療機関,福祉施設,学校園において,症状がある者や濃厚接触者に加え,感染拡大防止の観点から積極的にPCR検査を行える体制を構築しております。  (3)ワクチン接種促進につきましては,新型コロナウイルスワクチンに関して神戸市医師会や病院等との連携により,個別接種及び集団接種を迅速かつ円滑に行える体制を構築し,接種率向上や迅速なワクチン接種に向け,必要な人員体制等を確保するなど,全庁挙げて取組を進めております。また,市民への迅速なワクチン接種に向け,ワクチン接種対策室を1月18日に設置しました。さらに,神戸市医師会,神戸市民間病院協会,神戸市薬剤師会と合同で神戸市新型コロナワクチン接種連携本部を設置いたしました。  (4)感染拡大防止のための取組につきましては,様々な広報媒体を活用し,市民・事業者に引き続き呼びかけを実施してまいります。  5ページに参りまして,(5)市立学校園,(6)保育所・学童保育施設,(7)社会福祉施設等につきましては,各施設において感染拡大防止の取組を徹底した上で運営を実施しております。  6ページに参りまして(8)経済対策につきましては,緊急事態宣言の発令に伴う飲食店等への営業時間短縮要請や外出自粛要請等により影響を受ける市内事業所を幅広く支援するため,2月補正予算を編成し,国における各種支援策の動向等を注視しながら,引き続き経済・雇用情勢を踏まえた効果的な事業者支援策を実施してまいります。  (9)市有施設等及び(10)イベント等の対応についてでございますが,感染拡大予防のための業種別ガイドライン等に則した感染防止策を徹底するなどの対策を講じ,利用・運営してまいります。  (11)全庁を挙げた体制整備でございますが,コロナ感染症対策を最優先に医療・検査・相談体制の確保やワクチン接種体制の整備など,全庁横断的に必要な部門への応援体制を迅速に構築するほか,在宅勤務,フレックスタイム制等を活用するなど,感染予防対策の徹底を図ってまいります。  (12)備蓄物資の確保等については,感染拡大や複合災害に適切に対応するため,必要な備蓄物資の在庫数量・必要数量を把握の上,確保するとともに市民への備蓄品の確保を呼びかけてまいります。  以上,令和2年度神戸市一般会計補正予算及び新型コロナウイルス感染症対策につきまして一括して御説明,御報告申し上げました。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 24 ◯委員長(五島大亮) 当局の説明及び報告は終わりました。  これより質疑を行います。  なお,当局におかれてはより一層簡明な答弁に努めていただき,効率的な委員会運営に御協力をお願いいたします。  まず最初に,予算第33号議案令和2年度神戸市一般会計補正予算のうち,危機管理室関係分について御質疑はございませんか。 25 ◯委員(伊藤めぐみ) 補正予算のところで,緊急避難場所等での感染症対策間仕切りテントを追加配備ということですが,これが繰越明許となりまして延ばされてるんですけれども,出水期までにと先ほど御説明ございましたが,出水期までではなく早急にしていただきたいなと思うんですけれども,いかがでしょうか。 26 ◯山平危機管理監 我々も,台風とか豪雨とか,いわゆる出水期の災害と別に,先日もありましたが地震と,こういった緊急の災害がございますので,できるだけ避難所環境の整備,あるいは感染防止という観点から,こういう間仕切り等の早期確保をしていきたいという考えは一緒でございます。  今回,現状としましては6月の補正予算で段ボール型の間仕切りを300,それからその予算の範囲内でテント型を今1,000,合計1,300確保してございます。その後,各地で避難者がスーパー台風等の影響により増えているという状況を踏まえまして,今回さらに2,000セット,テントを確保したいということでお願いしてございます。できるだけ,今回の補正予算議決いただきました後,早期に契約等,着手しまして確保してまいりたいと考えてございます。 27 ◯委員(伊藤めぐみ) ありがとうございます。そうしましたら,昨年の分からの,ある程度の一定の数は確保されてるということで,また年度を越えましたら調達の手配をよろしくお願いしたいと思います。  また,その繰越明許費にあります防犯カメラ設置事業ですけれども,こちらはなるだけ早く設置をということですけれども,かかる費用ですとか,そのポールですとかの工事の費用というのはどれぐらいかかるものなんでしょうか。 28 ◯山平危機管理監 防犯カメラにつきましては,直営で設置するということをお認めいただきまして,約2年間で2,000台という計画を立ててございました。それで,初年度の今回については,いろいろ手続が最初ということで850か所について,場所は東灘区,中央区,北区南部,垂水区,この4区について,まず着手いたしまして,この850のうち,750か所については年度内に設置完了しますので,4月から稼働していきたいと考えております。残り100か所につきまして,先ほど説明しましたように新たに支柱を立てなくてはいけないということで,この自立柱の予算自体が1か所50万円かかりまして100か所で5,000万,それからカメラが36万の100か所で3,600万,合計8,600万円について明許繰越お願いするものでございます。 29 ◯委員(伊藤めぐみ) よく分かりました。ありがとうございます。あの早急に立てていただいてるんですけれども,場所をちゃんと選んでないと,直営のせっかくの防犯カメラの意味がないと思うんですけれども,このあたり,設置基準ですとか考え方とか,改めてお聞きしたいと思うんですが。 30 ◯山平危機管理監 これまで神戸市の防犯カメラにつきましては,自治会と地元の方の防犯意識の高揚等を盛り上げまして,地元のほうから補助事業として2,500から2,600台,これをもうつけていただいてございましたが,どうしても格差がちょっと地域によって出てるということで,今回2,000台をお願いしたところでございます。  設置基準につきましては,今回,特に子供,それから女性に対する犯罪を予防するという目的といたしましたので,市内の犯罪情勢ですとか地域ごとの発生実態,それから防犯理論に基づいた防犯カメラの重点設置について,兵庫県警から御助言をいただきました。これに基づきまして2,000台の防犯カメラを補助事業の多寡にかかわらず,公平に設置するために,小学校を起点に半径500メートル内の通学路,あるいは公園の中に平均10台,それから利用客の多い主要駅を起点に半径500メートル圏内の通勤路・公園等に平均15台,それから三宮の客引き禁止地区に約20台,こういった基準で設置を進めております。これにつきましては,パブコメ的なものをするなり,地元の方について要望があれば説明会を開いていってございます。特に,今年度については少しコロナの影響で地元と直接話す機会がなかったので,簡易なパブコメ方式にしましたが,来年設置部分については,地元,今回って御説明申し上げているといった状況です。 31 ◯委員(伊藤めぐみ) ありがとうございます。子供と女性の犯罪抑止ということで,県警と連携して場所の確保していただいてるということで,感謝したいと思います。  ただ,やっぱり費用がすごくかかるのだなということと,防犯カメラは全てのエリアをカバーすることは到底不可能ですので,犯罪抑止効果をできるだけ上げていただきながら,残りのポール──支柱を立てるなり,カメラ設置などをしていただけたらと思いますので,よろしくお願いいたします。 32 ◯委員長(五島大亮) 他にございませんか。  (なし) 33 ◯委員長(五島大亮) それでは次に,報告事項,新型コロナウイルス感染症対策についてですが,本日は健康局は同席しておりませんので,危機管理室の所管事項について御質疑いただきますようお願いいたします。  それでは,御質疑はございませんか。  (「なし」の声あり) 34 ◯委員長(五島大亮) それでは次に,この際,危機管理室の所管事項について御質疑はございませんか。  (なし) 35 ◯委員長(五島大亮) 他に御質疑がなければ,危機管理室関係の審査はこの程度にとどめたいと存じます。  当局,どうも御苦労さまでした。  委員の皆様に申し上げます。  それでは,ここで次の建設局が入室するまでの間休憩とし,おおむね10時50分に再開いたしたいと存じます。なお,当局が入室後,委員の皆様がそろい次第再開いたしたいと存じますので,御了承願います。   (午前10時38分休憩)   (午前10時42分再開)
    (建設局) 36 ◯委員長(五島大亮) ただいまから建設防災委員会を再開いたします。  これより建設局関係の審査を行います。  それでは,議案7件について,当局の説明を求めます。  三島局長,着席されたままで結構です。 37 ◯三島建設局長 建設局でございます。よろしくお願いいたします。以後,着座にて御説明申し上げます。  それでは,お手元の委員会資料によりまして議案7件につきまして一括して御説明を申し上げます。お手元の委員会資料の1ページをお開きください。  I予算第33号議案令和2年度神戸市一般会計補正予算のうち,建設局関係分につきまして御説明申し上げます。以下,計数につきましては100万円未満を省略して御説明申し上げます。  1歳入歳出補正予算一覧表を御覧ください。  補正予算額につきましては,一般会計合計欄にございますように,歳入が70億7,700万円,歳出が76億7,000万円でございます。  2ページを御覧ください。  2歳入予算の説明でございますが,第17款使用料及び手数料,第1項使用料4億1,400万円を減額しようとするものでございます。  次に,第18款国庫支出金,第1項負担金で14億2,900万円を,第19款県支出金,第1項負担金で800万円を,第25款市債,第1項市債で60億5,400万円を,それぞれ増額しようとするものでございます。  3ページをお開きください。  3歳出予算の御説明でございますが,上段の表にございますとおり,第9款土木費,第1項土木総務費,第1目職員費で1,000万円を減額しようとするものでございます。  下段の表に参りまして,第2項道路橋梁費,第2目街灯費で21億7,300万円を,4ページの上段の表に参りまして,第3項道路橋梁整備費,第3目道路改良費で21億3,700万円を,第4目道路補修費で2億1,600万円を,第5目橋梁整備費で16億3,000万円を,第6目交通安全施設費で2億7,500万円を,下段の表に参りまして,第5項公園緑地整備費,第1目公園整備費で10億3,500万円を,5ページの上段の表に参りまして,第6項河川砂防費,第2目河川改修費で2,400万円を,下段の表に参りまして,第10款都市計画費,第4項街路事業費,第1目街路築造費で1億9,000万円を,それぞれ増額しようとするものでございます。  6ページを御覧ください。  4債務負担行為でございますが,令和3年度指定管理者(甲南山手駅前自転車駐車場ほか)につきましては,補正後の期間は令和2年度から7年度まで,限度額は27億2,500万円でございます。なお,関連議案である指定管理者の指定の件につきましては,後ほど御説明申し上げます。  放置自転車対策事業につきましては,補正後の期間は令和2年度から7年度まで,限度額は10億5,200万円でございます。  令和2年度道路改良につきましては,補正後の期間が令和2年度から4年度まで,限度額は26億5,000万円でございます。  7ページをお開きください。  5繰越明許費でございますが,一般会計合計欄にございますとおり135億2,400万円を工程調整のため,令和3年度に明許繰越をしようとするものでございます。  続きまして,9ページをお開きください。  II予算第37号議案令和2年度神戸市駐車場事業費補正予算につきまして御説明申し上げます。  1債務負担行為でございますが,令和3年度指定管理者(三宮駐車場ほか)につきましては,補正後の期間は令和2年度から7年度まで,限度額は25億800万円でございます。なお,関連議案である指定管理者の指定の件につきましては,後ほど御説明申し上げます。  次に,2繰越明許費でございますが,合計欄にございますとおり2,000万円を工程調整のため,令和3年度に明許繰越をしようとするものでございます。  続きまして,11ページをお開きください。  III予算第41号議案令和2年度神戸市下水道事業会計補正予算につきまして御説明申し上げます。  1収入支出補正予算一覧表でございますが,合計欄にございますとおり,資本的収入で18億5,000万円を,資本的支出で19億900万円を増額しようとするものでございます。  12ページを御覧ください。  2補正予算実施計画について御説明申し上げます。  資本的収入及び支出のうち,上段のア収入でございますが,第1款資本的収入,第1項企業債で10億2,000万円を,第2項国庫支出金で8億3,000万円を増額しようとするものでございます。  下段のイ支出でございますが,第1款資本的支出,第1項建設改良費で19億900万円を増額しようとするものでございます。  13ページをお開きください。  3資本的支出の御説明でございますが,表にございますとおり,第1款資本的支出,第1項建設改良費,第1目処理場建設費で9億100万円を,第2目ポンプ場建設費で2億6,800万円を,第3目汚水幹枝線布設費で4億4,600万円を,第4目雨水幹枝線布設費で1,000万円を,第6目処理施設等整備費で2億8,300万円を,それぞれ増額しようとするものでございます。  14ページを御覧ください。  4債務負担行為でございますが,処理場建設(令和2年度)につきましては,補正後の期間が令和2年度から22年度まで,限度額は135億5,700万円でございます。  次に15ページをお開きください。  IV第108号議案指定管理者の指定の件(神戸市立三宮駐車場ほか)に続きまして17ページをお開きください。V第109号議案指定管理者の指定の件(神戸市和田岬駅前駐車場ほか)につきましては,併せて御説明申し上げます。参考資料により御説明申し上げますので,18ページを御覧ください。  1公の施設の名称でございますが,神戸市立路外駐車場条例に基づき設置している神戸市立三宮駐車場ほか5駐車場,道路法第24条の2第1項の規定に基づき駐車料金を徴収する自動車駐車場に関する条例に基づき設置している神戸市和田岬駅前駐車場ほか3駐車場でございます。  2指定管理者でございますが,三宮駐車場及び湊川公園駐車場は神戸電鉄グループ共同事業体を,花隈駐車場はタイムズ・南海ビル共同事業体を,鈴蘭台駐車場は国際ライフパートナー株式会社を,19ページに参りまして,細田駐車場及び新長田駐車場は一般財団法人神戸すまいまちづくり公社を,和田岬駅前駐車場及び長田北町駐車場は国際ライフパートナー株式会社を,新長田駅前駐車場は神戸電鉄グループ共同事業体を,舞子駅前駐車場はタイムズ・日本管財共同事業体を指定管理者として,それぞれ指定しようとするものでございます。  3指定期間は,令和3年4月1日から令和8年3月31日まででございます。  4債務負担行為は,記載のとおりでございます。  20ページを御覧ください。  5令和3年度予定額は,指定管理料が10駐車場の合計で5億700万円でございます。  6選定までのスケジュールについては,記載のとおりでございます。  7選定理由でございますが,今回の9区分の公募に対して,6団体14件の応募がございました。応募団体から提案のあった事業計画に基づき,選定評価委員会において各項目について総合的に評価し,最も高得点の団体を指定管理者候補者として選定いたしました。  21ページから23ページにかけまして,8評価項目・評価結果を,24ページに9応募団体を,25ページに10施設概要を,それぞれ記載しておりますので御参照ください。  続きまして,27ページをお開きください。  VI第110号議案指定管理者の指定の件(神戸市立甲南山手駅前自転車駐車場ほか)につきまして御説明申し上げます。  参考資料により御説明申し上げますので,33ページをお開きください。  1公募の概要でございますが,放置自転車対策の強化を目的として,神戸市立自転車駐車場の管理運営と放置自転車の撤去等の放置自転車対策業務を一体的に行う指定管理者兼委託事業者(応募資格B)を公募しております。ただし,一部の自転車駐車場については,自転車駐車場の管理を地域活動の一環として活用することを目的とする特定非営利活動法人等を対象として,1鉄道駅単位で自転車駐車場の管理運営のみを行う指定管理者(応募資格A)を公募しております。  2公の施設の名称は,下の表に掲げる神戸市立甲南山手駅前自転車駐車場ほか49自転車駐車場でございます。  34ページを御覧ください。  3放置自転車対策業務の内容でございますが,放置自転車等の指導啓発,撤去,保管所の管理運営,無料自転車置場の管理,問合わせ等総合案内窓口の運営でございます。  4指定管理者(応募資格A)は,自転車駐車場の管理を地域活動の一環として活用することを目的とする特定非営利活動法人等で1鉄道駅単位で公募を行っております。  JR住吉駅前自転車駐車場は特定非営利活動法人コミュニティ・サポートセンター神戸を,阪神御影駅前自転車駐車場は特定非営利活動法人東灘地域助け合いネットワークを,鷹取駅前自転車駐車場は野田北部自治連合会を,塩屋駅前自転車駐車場は特定非営利活動法人輝しおやを,西神南駅前自転車駐車場は特定非営利活動法人ニューいぶきを,西神中央駅前自転車駐車場は特定非営利活動法人たけのコムを指定管理者として,それぞれ指定しようとするものでございます。  35ページをお開きください。  5指定管理者兼委託事業者(応募資格B)は,事業者として応募する法人で建設事務所単位での公募を行っております。管内の自転車駐車場の指定管理者と放置自転車対策業務を行う委託事業者の公募を一体的に実施しております。  東部建設事務所管内の13自転車駐車場は阪神ステーションネット・アーキエムズ共同事業体を,中部・北建設事務所管内の14自転車駐車場はアーキエムズ・阪神ステーションネット・フジカ共同事業体を,西部建設事務所管内の7自転車駐車場はサイカパーキング株式会社を,垂水・西建設事務所管内の9自転車駐車場は株式会社駐輪サービスを,和田岬駅前自転車駐車場は国際ライフパートナー株式会社を指定管理者として,それぞれ指定しようとするものでございます。  6指定の期間は,令和3年4月1日から令和8年3月31日まででございます。  7債務負担行為は,記載のとおりでございます。  36ページを御覧ください。  8令和3年度予定額は,自転車駐車場の指定管理料が合計で5億3,100万円,放置自転車対策業務の委託料が合計で2億500万円でございます。  9選定までのスケジュールについては記載のとおりでございます。  10選定理由でございますが,応募資格Aと応募資格Bの2つの区分で指定管理者の公募を行った結果,11団体14件の応募がございました。応募資格Aについては,応募団体から提案のあった事業計画に基づき,選定評価委員会において各項目について総合的に評価し,最も高得点の団体を指定管理者候補者として選定いたしました。  37ページに参りまして,応募資格Bについては,選定評価委員会において自転車駐車場の管理運営に関する各項目について総合的に評価するとともに,放置自転車対策業務委託事業者選定委員会において放置自転車対策業務に関する各項目について総合的に評価し,両業務合わせて最も高得点の団体を指定管理者候補者兼委託事業者候補者として選定いたしました。  37ページから39ページにかけまして,11評価項目・評価結果を,39ページに12応募団体を,40ページから42ページにかけまして,13施設の概要をそれぞれ記載しておりますので御参照ください。  43ページをお開きください。  VII第111号議案市道路線認定,廃止及び変更の件につきまして御説明申し上げます。  本件は,道路法第8条及び第10条の規定により,市道路線を認定,廃止及び変更するため,議会の議決を経る必要があるものでございます。  道路法第8条に基づき,1認定する市道路線として,南五葉59号線をはじめ8路線を掲げております。  次に,道路法第10条に基づき,2廃止する市道路線として44ページにかけまして有野町合併第177号線をはじめ11路線を掲げております。  45ページをお開きください。  道路法第10条に基づき変更する市道路線として,夢野第27号線を掲げております。詳細につきまして御説明申し上げますので,お手元にお配りしております議案参照図を御覧ください。  御説明の中で申し上げます路線名につきましては,各議案参照図に載せております凡例の中に記載しております。  まず,認定しようとする路線でございます。  議案参照図その1の南五葉59号線,次に,その2の妙法寺69号線,その3の有野52号線,それぞれ都市計画法による開発行為に伴って築造された道路について認定しようとするものでございます。  その4の下谷上7号線は,地域住民の生活道路として利用されており,このたび寄附を受けるに当たり,認定しようとするものでございます。  その5の二郎7号線は,西日本高速道路株式会社が築造した道路でございますが,このたび移管を受けるに当たり,認定しようとするものでございます。  その6の唐櫃団地39号線ほか1路線は,建築住宅局が築造した道路でございますが,このたび移管を受けるに当たり,認定しようとするものでございます。  その7の見津が丘26号線は,都市局が築造した道路でございますが,このたび移管を受けるに当たり,認定しようとするものでございます。  続きまして,廃止しようとする路線でございます。  その8の有野町合併第177号線ほか1路線,その9の神出里126号線ほか1路線,その10の葺合北14号線,その11の道場村第83号線,その12の道場里185号線,その13の名谷93号線,その14の岩岡里260号線ほか1路線,その15の湊西方面第227号線は,それぞれ道路機能の喪失及び開発行為により,残しておく必要がないため,廃止しようとするものでございます。  続きまして,変更しようとする路線でございます。  その16の夢野第27号線は,接道道路である東山菊水線の拡幅事業に伴い,終点を変更しようとするものでございます。  続きまして,委員会資料の44ページをお開きください。  欄外の(2)西神第3地区工業団地造成事業に伴い廃止する市道路線についてでございます。  ここに掲げておりますのは,先ほど議案参照図その7で御説明しました西神第3地区工業団地造成事業の事業地のうち,第9工区ほか4つの工区の従前市道路線は,それぞれ道路機能の喪失により,残しておく必要がないため,廃止しようとするものでございます。ただし,従前市道路線のうち,見津が丘環状線ほか2路線は道路機能を残すため,廃止する市道路線から除いております。  以上で建設局所管の議案7件についての御説明を終わります。何とぞよろしく御審議のほど,お願いいたします。 38 ◯委員長(五島大亮) 当局の説明及び報告は終わりました。  これより質疑を行います。  なお,当局におかれては,より一層,簡明な答弁に努めていただき,効率的な委員会運営に御協力をお願いいたします。  最初に,予算第33号議案令和2年度神戸市一般会計補正予算のうち,建設局関係分について御質疑はございませんか。 39 ◯三島建設局長 すみません,先ほど読み上げのところで,最後の路線の認定のところでございますが,認定しようとする路線で参照図その3のところで,本来,有瀬52号線と言わなければならないところ,有野と申し上げましたので,訂正させていただきます。 40 ◯委員(平井真千子) 補正予算の中で,街灯費の,今回補正額が非常に大きくなっておりまして,令和2年分では12億3,000万ということですけど,当初,令和元年にリノベーション・神戸ということで,街灯増設の計画が発表されて,令和元年に30.6億円の予算規模であったものが今回21億7,300万円もプラスになるということで,街灯増設はぜひしていただきたいという立場であるんですけれども,さすがにちょっと看過できないなと感じております。  また,その理由が,ただ単に増設分が増えたからということではなく,施工単価の問題がありましたり,執行管理上の問題とか,局側のミスでということでお聞きしておりますので,その点について詳細に御説明をいただきたいと思います。 41 ◯三島建設局長 今回御質問いただきました街灯の補正予算でございます。  委員御指摘のとおり,リノベーション・神戸の第1弾として,人に優しく明るい神戸へという形で,1つは駅前空間照明2,000灯,まちなか街灯として既存の9万6,000灯のLED化と4万8,000灯の増設を行おうとして進めてきた事業でございます。目的達成のために補正予算が必要となり,上程させていただいております。  ただ,補正予算の必要となった経緯でございますが,委員御指摘のとおり,1つは予算要求時の単価想定をする際に積算ミスがありまして,今回大幅な補正予算をお願いすることになっております。非常にこれにつきましては申し訳なく思っております。問題といたしましては,予算要求時のその積算のミスというのが1つでございます。また,そのミスを予算要求をしていく段階で見つけられなかったというチェック体制ということも上げられると思っております。また,今回,計画では4万8,000灯の増設ということで,神戸市全域でこれを進めていくということで,非常に未知の事業量の推進ということでございます。その執行に当たっては,執行管理の不十分さとして,予算管理を前提する管理ではなく,数量を管理していくという形で進めたということが1つ挙げられますし,また,設置を急ぐあまり,手続が遅れる中,事業を進めている建設事務所が1事務所あるということも挙げられると思っております。
     今回,このようなことが生じたわけでございますが,今現在,調査検証を続けておりまして,再発防止等の対策については行っていきたいと思っております。  また,この補正予算は地域の方々の要望をいただいている箇所並びに建設事務所が,やっぱり明るいまちという形で,そういうことでどこにつけなければならないかということを調査して,それで必要と判断した箇所への街灯を設置するために,必要なものをやりたいという形で,残りの部分を要求させていただいております。そういう形では,どうかお認めいただけるよう,よろしくお願いいたします。  以上でございます。 42 ◯委員(平井真千子) 積算ミスについては,もう少し詳しく御説明をいただきたいなと思います。想定の単価が当初どれぐらいだったのが,実はどれぐらいだったのかっていうことを,大きく乖離があったというふうに聞いておりますので御説明をいただきたいのと,あと,数量を優先してきたために,金額の管理が後回しになったということなんですけれども,すごく前向きな御説明の仕方はされたんですけれども,実態を見たり,御要望を聞いたりという中で数量が増えていって,でも当初,令和2年度中に明るいまちを完成させるんだみたいなことだったので,急いでされてきたというのはあるとは思うんですけれども,それにしても,その進め方というのが通常のやり方とはちょっと違ったことだったのか,あってはならない進め方だったんじゃないかとかいうことについても,もうちょっと御説明をいただきたいと思います。 43 ◯岩崎建設局副局長 それでは,まず単価の誤りということでございますけれども,当初の想定では1灯当たり10万円という──独立柱ですけども,想定をいたしておりましたけれども,実施の単価でいきますと30万円という形になりました。なぜそうなったかということですけれども,当初の工事の中に,本来見るべき舗装の掘削ですね,その取壊し,そういうのが抜けていたということがございます。  それから,工事する上でガードマンとか,安全管理費が必要となってくるんですけれども,そういうのが抜けていたということもございます。それから,工事に必要な諸経費の計上が抜けていたということがございます。そういったところから,単価の違いが生じたということでございます。  それから,執行管理上の問題ということでございますけれども,当初4万8,000灯という目標を定めておったわけですけれども,それをどういうふうにしていくかという目標の数量とか,そのあたりが当初の段階では,まだ十分把握できてなかったと。増設する方法には,電柱に添架する方法と,柱を立てて,独立柱で設置するということがあるんですけれども,その内訳によっても予算が変わってくるわけでございますが,それが当初ではどういう割合で設置できるかということも十分分かっていないというふうな状況でございました。  あと,その目標の灯数に向かってどのように進めていくかということでございますけれども,地元の要望等,そういったものを把握しながら設置をしていくという形で,なかなか当初の状況では,十分な把握ができてないということもございます。自治会等,調査をしながら,また事務所のほうで積み上げていきながらということで進めておったわけでございますけれども,なかなかその積み上げるのが非常に時間かかったということでございます。  そういったところから,内訳が分からないままという形でおりましたので,各事務所ごとに,本来ですと積み上げ,予算の配分をしてからということでございますけれども,なかなかそういうのができなくて,各事務所の中でやっていくということで,そういった中で,ある程度面積配分で目安となるのは配分はしてたんですけども,実際には,事務所ごとに既成市街地や田畑の情報が異なること,また,電柱が添架できるのかどうかというようなことが十分分からなかったということでございまして,そういった中で執行管理していく中で,なかなか年度当初はそういう事務所の要望が十分把握できなかったということで,年度の途中になって積み上がってきたということでございまして,そういった中で十分な灯数の把握ができなかったということから,そういう状況が生じたということでございます。  以上です。 44 ◯委員(平井真千子) まず,積算のミスの部分ですけれども,当然発生するであろう,その工事部分の金額を積み上げできてなかったということで,非常に──今まで街灯設置なんて,もう山ほど神戸市としてなさってきてるのに,何で今さら,そんな何というか,そこつなミスが起こってしまったのかなと,これもうどれだけ言っても仕方がないとは思いますけれども,どうしてっていう気持ちがどうしても消えないですね,お聞きをしても。  それと,2番目の数量を優先して積み上げていった中でということも,非常に副局長も説明もしにくいような状況だったのかなと思うんですけれども,その積み上げ,箇所数を積み上げながら先に工事をしていくっていう中で,その工事の事業者さんとは,どういう話になってたんですか。工事の事業者さんは,その総額も分からない中で仕事を受けてやってたっていうことなんですか。 45 ◯三島建設局長 すみません。ちょっと御説明します。まず,予算のときに,その10万円が30万円ぐらいに独立柱がなってて,それが気づかなかったのかっていうことについては,まさしく,先ほども申し訳ございませんという形でお詫び申し上げましたけど,やはりそれはミスでございまして,何でそういう額っていうのは,本来,積算上,計上しなければならないものを計上してなかったということで,その単価差が生じています。それに気づかなかったのかということについては,街灯っていうものを30億円もかけてつくるって言うた瞬間に,30億円っていう数字と,4万8,000灯をつくるという,その数字にやはり私ら,これをやっていかなあかんという,そっちの気持ちが大きくなり過ぎまして,1本1本というものではなくて,30億円,どないしてつけれるんやろかということの,まず頭になって,その積み上げのところまで,ちょっと意識が行くんじゃなくて,要求する限り,これをいかに執行するかっていうことを,どうしたらいいねんということで,そちらに行ってしまって,本来の大事にしなければならないところが抜けてしまったということで,みんなが気づかなかったというところでございます。  その中で,まさしく4万8,000灯,そんな数量,どうやってつくるんやということにつきましては,先ほど副局長のほうも説明していましたが,まずはその場所すら分かってないと。場所もですし,つけ方としては独立柱って,柱立ててつける方法と,電柱につける方法と2つございます。基本的に電柱につけるほうが安いし,いいだろうという形で,まずは電柱につけていくことを考えようということです。ただ,当初,大体の感覚で,割合ぐらいで当初予算は要求してますけども,それをやっぱり正確に──できる限り電柱でやりたいという形で,それをどうしていったらいいのかという形で考えていかなければならないと。その中で,執行体制で数量を中心にした,金額を中心にした管理でなかったと言ったのは,その4万8,000灯という数字はありますけども,電柱と独立柱との割合が各事務所でも違うでしょうし,各事務所ごとにどれだけ必要になるかというのも分からない状態ですので,まずは基本的には,面積案分で各事務所にその数量を割り当てさせていただいたと,基本的には。その中で,建設事務所で地元要望するなりパトロールするなり,そういう中で箇所を上げてきてくれと,その中で,まず数量管理が中心になったというところでございます。  ただ,その中で予算管理をどうするねんということについては,当然,設計書が個々上がってきますが,その予算を本庁サイドで足し算していったら,予算管理はできるわけでございますので,そういうことをしていこうということを考えておりました。  あと,その中で,ほんならもともと業者とはどんな契約をしたのかということでございますが,はっきり言って,業者はこんだけの本数ですので,神戸市一律では契約できません。ましてや,その予算要望をさせていただいたときも,議員の方々から,この事業って,非常にいいことやし,広く神戸市の業者に行き渡るように発注をしてくださいっていうことも──考えてくださいねということもありましたので,建設事務所ごとに業者を決めるという形を取らせていただきました。  場所も決まってない,数も決まってない中で,どうやってそれを業者と契約するのやということにつきましては,単価契約工事っていうのがございまして,単価1個1個,例えば,土掘るのに何ぼ,アスファルト舗装をするのに何ぼ,街路の柱を立てるのに何ぼ,照明をつけるのに何ぼとか,そういうそれぞれの単価がございます。それを契約をしまして,箇所が決まったごとに工事ができるという制度,それを単価契約工事といいまして,その形で発注させていただいたと。  だから,業者には,ここ決まったんで,ここやってくださいということで,指示書を出して,業者はそれを請けましたということで請書を出して,そこで正式な契約が成り立つわけですけども,それでやっていただくという形で,もうやれるところからやっていくという形で執行したと。  片や,その4万8,000灯が,どこにどんだけつけなければならないかというのを並行してやってたということで,先ほど言いましたように,1つは数量的な管理──私は言いましたが,管理にちょっと重視したところがあったいうのは,建設事務所に,本来なら予算と数量をお願いするわけですけど,それが決まってない中で数量をお願いして,管理をお願いしたというところ,数量をベースに管理する執行体制を取ったというところに,1つの失敗のもとがあったんではないかということがあるというところでございます。  それで,平井委員御指摘のように,どうやって業者と話してた──工事を進めたかということにつきましては,先ほど言いました単価契約工事という方式を取ることでさせていただいたというところでございます。 46 ◯委員(平井真千子) だから,業者さんとしては,この箇所でこんだけしたから,まあこれだけもらえるやろうみたいなことがありながら,進めていかれたということやと思うんですけれども,結果として,局としては,積み上げてみたら,補正組まないと,そのお支払いもままならないという状況だと思うので,非常に業者さんからしたら不安定な状況に今置かれているのかなと思うんですけれども,そういうことからしても,私たちもその補正を通さないわけにはもちろんいかないんですけれども,ちょっと今後の進め方の中でも,しっかりと業者さん側が──せっかく広くお仕事が行き渡るようにという趣旨でやってるのに,結果的に,何か泣きを見るということがないように,そこはしっかりと管理をしていただきたいと思うんですけれども。  あと,4万8,000灯という規模で,どうしてもそこに考えが行ってしまっていうことなんですけれども,4万8,000灯という数が大きいだけに,その積算のミスとかの影響があまりにも大きかったなと思うんですけれども,これまでも時々ありましたよね,積算の,工事の根拠ミスみたいなのはあって,ただ,単発の工事だったらここまでのことにはならないのが,4万8,000灯ということでなってしまったと。私たちも当初,令和元年,その30億で街灯やりますって聞いたときも,うわあ,すごい規模やな,金額の規模すごいなとびっくりして,令和2年,さらに積み上がって,全体で結局,総額で53億という事業になってしまったと。これが最初から53億の規模で街灯やりますって言われたときに,同じ審査内容になってたかっていうと,ちょっと違うかもしれないですよね。私も,例えば,私道のほうも頑張ってほしい,明るくしてほしいということも申し上げてまいりましたし,その点なんかを酌んでいただいて,非常に頑張っていただいてるっていうことで,ありがたくは思ってるんです。明るくしていただきたいっていうことに非常に賛成はしているんですけれども,当初の審議が本当にないがしろというか,あまりにも後から出てきた金額のほうがこんなに大きいということでは,ちょっと議会軽視ということにもなりかねないのかなと思っておりますので,もう,ちょっと長くなっておりますのでまとめたいと思いますけれども,再発防止とかいうこともしっかりしながら,今回の反省,十分にしていただいて,リノベ・神戸に関しては,しっかりと完遂していただくということで,よろしくお願いいたします。  以上です。 47 ◯委員長(五島大亮) 他にございませんか。 48 ◯委員(大井としひろ) 最初からちょっとお聞きしたいんですけども,令和元年の9月に補正予算が組まれたんですよね。そのときの補正の中身というのは,要は,今,神戸市内についてる街灯の1.5倍の明るさにしようと,明るさですかね。1.5倍っていうのがあって,それを基に,現在のある本数から掛けて4万8,000灯,明るくすると。それともう1個,駅前空間歩道照明増設というのありましたよね。これって,当初,何箇所というようなことになってたんですかね。この辺,最初のところ,ちょっと教えていただけますか。 49 ◯岩崎建設局副局長 令和元年9月の補正ですね,リノベーションの中での補正ですけども,その中で先ほど委員おっしゃいましたように,まず,まちなか街灯につきましては,現状9万6,000を1.5倍にするということで4万8,000灯という目標を打ち出しております。  それから,駅前空間につきましては,やっぱり駅中心を魅力ある形にすると,それに合わせて明るくしようということで,市内の駅につきましてもLEDの増設ということで予算を要求させていただいておりますが,その中で,一応駅前の中でも,通常の防犯灯と違う,ちょっと明るい100ワットタイプの照明,デザイン柱とかもありますけど,そのデザイン柱につきましては,2,000灯を増設すると。また併せまして,駅その周辺のまちなか街灯,一般の,いわゆる防犯灯と言われる,それを3,000灯,合わせまして5,000灯を増設するという計画でございました。  以上でございます。 50 ◯委員(大井としひろ) 今の駅前空間の街灯増設の,2,000灯とおっしゃられましたよね。あと3,000灯は何とおっしゃられた。 51 ◯岩崎建設局副局長 3,000灯は,いわゆる一般の防犯灯ですね,駅周辺にある防犯灯を3,000灯増設する,これにつきましては,先ほどの4万8,000灯の内数になっております。ですから,合わせまして5万灯という形でございます。 52 ◯委員(大井としひろ) そこのところで,私たちが令和元年の9月の補正予算で認めたのはそうじゃなかったと思いますよ。駅前空間の街灯増設,市内全駅5,000灯という,その5,000灯を11億5,600万円でやらせてほしい。だから,1本単価が23万1,200円でいいんかな,これぐらいの単価で街灯を設置するということで,今100ワットのタイプのやつがつけられるっていうので聞いておったんですけども,そうじゃないんですか。 53 ◯岩崎建設局副局長 駅周辺のライトアップということで5,000灯ですけれども,それ以外に,まちなか街灯ですね,市内一円の街灯を,まず駅周辺とか通学路,また生活道路を中心に1.5倍に増設するということで予算を要求させていただいてます。 54 ◯委員(大井としひろ) そもそも補正予算で,予算というのは,やはり私たち議会,この皆さんから提案された,その中身をチェックするというのが大きな仕事なんで,そこのところでそもそも,そちらが提案された中身が違っておれば,チェックのしようがないわけで,例えば,この駅前空間の街灯増設で,11億5,600万円という金額を上げていただいてるんですけど,これはそもそも何のための11億5,600万円だったんですか。 55 ◯岩崎建設局副局長 令和元年度9月補正の予算の概要でございますけども,その中で建設局関連としまして,明るいまちで,まちなか街灯の大幅増設,LED化ということで,19億1,900万円,それから駅前空間の刷新ということで,駅前空間の街灯増設ということで11億5,600万円という形になっております。 56 ◯委員(大井としひろ) もうここは,今の説明では納得いきませんけども,それだったら,この4万8,000の中にその3,000灯が入ってるとか言われると,11億5,600万という,この根拠もおかしくなるんですよ。金額もっと減らしていただかないと。だけど,そこはもう今日はちょっと時間ないんで置いときますけれども,例えば,先ほどの御答弁で平井委員の質問で,10万円の独立柱が,ガードマンさんの費用とか管理費とか,あるいは何かその辺の費用が入っていなかったんで30万円になりましたと。この話はね,もう信じがたい。そもそも,街灯は神戸市というか,地方自治体,公共団体,皆街灯つけておられて,その工事の金額っていうのは幾らやっていうのは,例えばね,僕いろんな自治体のやつ,今回のこの話があって調べましたけれども,この街灯を整備するのに,環境省とか,いろんなところから,いろんなチェックが入って,相当細かな金額立てをされて,そして国からのそういうお金も入ってつけられてるということで,相当細かな金額の予算立てをして上がってきておるわけですよ。それが,こんな形で10万円が30万円で見積もり間違ってましたみたいな話にはならないと思いますよ。まあ,そこはもう先ほどの話で百歩譲って置いときますけれども,ただ,例えば街灯でも,神戸市の街灯助成金っていうのがあって,交付要領っていうのがあるんですよ。神戸市の街灯助成金交付要領,この中身御存じですか。 57 ◯岩崎建設局副局長 はい,知っております。 58 ◯委員(大井としひろ) どういうことになってますか。例えば,この私道上にある街灯で,そういうのをつけるときには,幾ら補助しますとか,例えば支柱の新設または取替えに対する費用って幾らか御存じですか。 59 ◯岩崎建設局副局長 支柱につきましては,今現在は2分の1補助で2万円という形でございますけれども,それにつきましては,来年度の予算の中で,一部の道路でございますけども,10割──全額ということで改定をお願いしております。  それと,今実態ですね,先ほどは2万円ですけれども,それについては現状と合わないということを聞いておりますので,全額──10割にした上で,上限額につきましては10万円という形で改定をさせていただこうと思っております。  以上です。 60 ◯委員(大井としひろ) 現状に合わなくなったということで,今後は10万円,ということはこの辺の助成金の交付要領も大幅に変更されるっていうのは,これは建設局マターなのか,ちょっとよう分からへんですけど,そういうことで,10万という数字が出ましたよね。だけど,先ほど平井委員の御答弁では30万という数字が出てましたよね,そこの乖離は何なんですか。 61 ◯岩崎建設局副局長 私道の場合は公道と違いまして,幅員も狭くて交通量も少ないというのもございますので,舗装の取壊しにつきましても状況は違うと思いますし,ガードマンとか,そのあたりについても違うと思います。  また,材質につきましても,神戸市は標準タイプということで指定をしているものがあるんですけれども,私道の場合は,それぞれ皆さんのほうでそういう製品も選ばれると思いますので,高さとか材質とか,そういったものが,また違う場合もあると思います。そういったことから,金額については違っているというふうに認識をしております。 62 ◯委員(大井としひろ) 要は,街灯の支柱っていうんですかね,単独柱っていうんですか,これって,この神戸市街灯助成金でつけられた街灯と神戸市がつけられている街灯というのか,防犯灯とは違うんですか。そこをはっきりしてください。 63 ◯岩崎建設局副局長 必ずしも同じものではないというふうに思っております。違う場合もあると思っております。 64 ◯委員(大井としひろ) そしたら,ちょっと違う観点で質問をしますけれども,例えば,一般街路灯という防犯灯の支柱ってありますよね,これって昨年の令和2年の6月に契約されてますよね,入札されて。ここに957万円という契約金額が書いてあるんですけど,この957万円というのは,何本で957万円なの。 65 ◯岩崎建設局副局長 これにつきましては,街灯の支柱のみを購入ということでしたものでございますけれども,本数としましては合計で500本でございます。 66 ◯委員(大井としひろ) 500本,まあ1,000万円ということになるんですかね。 67 ◯岩崎建設局副局長 はい,そうですね。 68 ◯委員(大井としひろ) ということは,1本幾らですか。 69 ◯岩崎建設局副局長 1本,割り戻しますと約1万9,000円という形になります。 70 ◯委員(大井としひろ) 1万9,000円ですね。そうすると,例えば今回の,先ほど局長が契約の中身をおっしゃられましたよね。工事の発注方式を単価契約工事,この単価契約工事の中身っていうのを教えていただきたいんですけれども,そもそも,例えば,僕の多井畑南町で何本か工事されてるのは,僕見てましたけども,2人の建設業者の方と,お1人のガードマンが立たれて,ショベルカーみたいな,穴掘りながらずっと行って,また次の日はというようにやっておられましたけれども,その工事の発注方式の単価契約工事,これ例えば,その単価契約工事で入札されて,A社さんというところが決まったとしたら,このA社さんは,今の防犯灯の支柱,こういうのは全部,神戸市が支給して,そういう形で工事されてるんですか,その辺どうなってるのか,ちょっと教えてください。 71 ◯岩崎建設局副局長 単価契約工事につきましては,今回の街灯の増設が,あらかじめ場所が決まってるわけでもないということで,要望に応じて臨機応変に場所を対応していかないといけないということで,その単価を決めて,支柱立てるのは幾らとか,あと掘削幾らとか,そういったもので契約しているものでございます。  今回,先ほどお話のありました支柱につきましても,基本的に単価の中には,支柱を立てる仕様も入って契約をしております。ただ,一部につきましては,先ほどもございました街灯の購入ということも別途やっております。その購入した街灯を支給しながらやっているという事例もございますが,目標の灯数に対しまして,どこまでが必要になるのかという,そのあたりの数量も確定できなかったというのもございまして,場合によったら,そういう支給しているところもございますし,なかなか全てそういうことも対応もできないこともございますので,そういった場合には,単価契約業者で支柱も手配をして設置をしているという場合もございます。  以上です。 72 ◯委員(大井としひろ) そうしましたらね,この単価契約工事っていうのの,この中身なんですけれども,例えば,この単価契約工事,令和元年9月の,この分で入札されておられますよね。令和2年度西区内照明施設更新単価契約工事っていうのがあるんですけども,これ最終的に単価契約の金額って,何ぼか分かりますか。 73 ◯岩崎建設局副局長 個々の契約,単価契約工事,それぞれかなりたくさんの単価が入った形になっておりますけども,個々の単価につきましては,ちょっと今手元に資料がないので,ちょっとお答えはできかねます。  以上です。 74 ◯委員(大井としひろ) 単価契約工事っていうのは,どういう契約されるかって,ちょっとそちらでお聞きしましたら,要はA社,B社,C社と,工種っていうんですか,いろんな種目があったり,材料費とか型枠であったり,コンクリートとか,A社,B社さんがだっと,いっぱい積み上げて,B社さんが,またわっとやって,C社さんがばっと積み上げて,それをまあ言やあ,入札をする財務当局というか,そちらがその中からどこかをぴしっと引っ張り出して,そこのところの金額を定めて,何か契約されておるように聞いてるんですが,それで合ってますか。 75 ◯岩崎建設局副局長 はい,そのとおりです。 76 ◯委員(大井としひろ) そしたら,ちょっとお聞きしますけども,西区と垂水区,そちら金額分からへんと言ったんで,私伝えますね。垂水区が3社あって,最終的に決まったのはA社という,そこが1,944円という決定金額というのがあるんですけども,もう一つは,西区のほうが,最終的に決定したのが1,750円。この2社のこの金額っていうのは,これで間違いないですよね。僕これ見て言うてるんで,その辺の金額っていうのは,大体見当つくんですかね。 77 ◯岩崎建設局副局長 ちょっと私も契約の細かい内容までは把握しておりませんのですが,委員おっしゃられる資料,入札の結果ということでことであれば,それが正しいのかなというふうに思います。 78 ◯委員(大井としひろ) そうしましたらね,ここからなんですけれども,長田区,須磨区,これ2つ合わせて入札されてるんですよ。だけど,入札が中止になってるんですね。それから,北管内も入札が中止になってる。中央区,兵庫区も入札が中止になってる。東灘区,灘区も入札中止。この4つ,入札が中止に,この2020年の3月の開札ではなってるんですけども。これ最終的に,僕の須磨も西部建設,工事してるいうことは,当然,最終的には入札されて,要するに単価契約というか,この契約はなされてるんですよね。 79 ◯岩崎建設局副局長 入札中止になったといいますのは,業者が応募がなかったとか,そういった様々な原因があって,1回の入札では決定できなかったと思いますけども,その後,契約管理課といろいろ手続を進めまして,業者を決定して,現在工事をしているという状況でございます。 80 ◯委員(大井としひろ) だから,例えば須磨でいいですよ,須磨区と,これ2つ1セットなんで,長田区がセットで,工事の入札がされておられるみたいですけども,実際に,工事は,須磨区,長田区は西部建設事務所ということで,これ工事されてるということは,入札は中止に去年の3月にはなってたけども,その後入札されてるはずなんですよね,工事は始まってるんで。その金額は幾らですか。 81 ◯岩崎建設局副局長 ちょっと今手元に資料がないので,この場ではお答えできません。 82 ◯委員(大井としひろ) 僕もそこの金額は分からないんですよ。分からないんですけどね,これね,10万円が30万円になったということで,この西区と,もう1個どこや,垂水区か,ここの建設事務所で,この工事単価契約された金額とね,一緒だったらいいですけど,これがすごい金額になってるん違うかなという,要は,その積算の仕方が間違ったとかいう話でね,こんな場合,これどうなるんですか。 83 ◯三島建設局長 単価契約の仕組みの話やと思うんですけども,まず,西区,垂水区で,どこかの会社が取って1,750円と1,944円になったと。単価契約って,先ほども申し上げましたように,土工,掘削,床掘り,あと埋め戻し,コンクリートやったら打設・型枠,舗装やったら5センチ,10センチ,いろいろあるわけです。それを全部単価,先ほど岩崎が申し上げましたように,非常にたくさんの項目を単価契約という形で,それぞれを1個1個積算はしてるんですけども,それを出して全体で何ぼで取りますかっていう,例えば,仮定数字を10平米ずつ全部するよと,例えばですけど,ちょっと分かりませんけど,細かいこと,全部10入れた合計の額を3社で見積りし合った,ほんなら一番安いとこを取りましょうねという形になります。  その一番安いところは,当初もともとそれ全部10平米で積算したら100やったというものを90でその業者が──一番安いところ取ったら,全部の単価に9割を掛けて単価決定いたします。  そういう形でいったら,西と垂水は請負率が違ったので,もともとの単価は神戸市同じ積算やりますんで同じですけど,その請負率が違ったんで1,750円と1,944円の差が出てるんだと思います。  長田,須磨区,北,先ほどの建設事務所ごとに,先ほど申し上げましたように出してます。だから,そこについては4つが不調・不落,何らかの形で入札中止になったと。その後,契約管理課が努力していただいて,業者を決めてるわけですけど,当然そのときには,最後,積算したものに対して幾らやというのは決まります。だから,その率で割り戻した額で,それぞれの単価はかかります。  それが,大井先生が言われるように,2割で取ったらというんやったら,2割の額になるでしょうけど,多分そんなに大きく請負率だから変わらないとは思います。  ちょっとそこで誤解があるんですけど,今回の独立の防犯灯を単価1個で契約してるわけではありません。だから,そういうことでいきますと,先ほど言ったように,単価のそれぞれの項目を場所に応じて──施工の現場違います。掘り方も違いますし,舗装の厚さも違いますし,交通整理人が要る・要らないも変わりますので,それぞれを先ほど言った指示書と請書でやって決めて,額を決めるという形になります。  そういう形でいきますと,例えば平均的な単価で30万円というのを申し上げましたが,そういうところについては,例えば舗装,土工,型枠,コンクリート,それと建柱ですね,立て込みする,それと灯具の設置,それと交通整理人,こういうものを組み合わせて単価を出します。本来,それを積算したものが,平均的なものが30万円でしたと。ただ当初は,その中の舗装工とか灯具の,その立て込みの諸経費を見てなかったり,誘導員を見てなかったので10万円ぐらいで積算を──予算を組んでしまったということの違いでございまして,1個の単価でそれぞれを契約──防犯灯設置,一式で契約してるわけではございません,そこのことは御理解いただきたいと思います。 84 ◯委員長(五島大亮) ちょっといいですか。今,10万が30万になった話してるんですけど,1,750円というのは,一体何の話なんですか。 85 ◯三島建設局長 多分,その契約するときに何ぼあるもんか分かりません,単価,仮に100個あったら,この契約したっていうのを全部の単価を外に公表するんではなくて,代表単価というて1項目だけですね,例えばアスファルトの1平米になってるのかどうか知りませんけど,この単価は,それが何ぼで落ちたかっていうことを公示してるだけです。 86 ◯委員長(五島大亮) 分かるの,今ので。 87 ◯三島建設局長 単価契約ですから,本当は単価表って,仮に100個あったら,100個全部単価は決まってるんですけど,A社にこの単価で決まりましたよというところを,100個の単価を公示するわけではなくて,1個の単価を表に出してる,それが多分,ホームページなんかでは見れるんだと思うんですけど……。 88 ◯委員長(五島大亮) ごめんなさい,いいですか,今,支柱の値段が1本2万やろうとかいう話もあったんですけど,1,750円というのは,一体何。 89 ◯三島建設局長 支柱の話と全く違います。  だから,さっき言いましたように,単価契約工事としては何ぼで落ちたか,私もその1,750円と1,944円が何の単価というのは分かりませんけども,契約工事を対外的に,これで決まったということに対して,そういう表示をしてるだけであって,今回の建柱の──独立柱の立て込みのやつに,この1,750円とか1,944円が関係してるのかというのは,全く私も分かりません。何の単価か,ちょっと今ここにないので。  それは契約管理課のほうに聞いたら,何の単価を公表してるかいうのは分かりますので。ただ,それは先ほど言った30万円とは違いまして,単価契約の工事としては,この業者にこの単価で──代表単価としては決まりましたよということを広くお知らせしてる情報やと思います。 90 ◯委員(大井としひろ) 要は,工事の発注方式を単価契約工事ということで局長おっしゃられたんで,僕はその単価契約の中身についてお尋ねしてるんですよね。  この垂水と今工事やったのはどこでしたかね,西区,垂水と西区は工事諸経費,こういうものを含まない入札になってるんじゃないかなって私は思ってるんですよ。だから,要は,この1本10万円のこの中で計算されて入札されておられる,この2社はね。あと全部,入札止まって,その後,どこかでこれ多分入札されてるんやと思うけど,それちょっと情報なかったんで,分からなかったんで,そこは1本30万円というか,単独柱はそういう金額で入札されてるんじゃないかなって思ってるんで,そこが金額が大きく乖離されてるんと違うかな。その辺は大丈夫なんですか。 91 ◯三島建設局長 やっぱり単価契約って難しい契約方式なので,ちょっと申し上げますと,まず諸経費見てなかったいうところから御説明しますと,もともとの予算のときには諸経費を見るのを忘れておりましたと。業者と契約する段階には設計をしていく段階ですので,当然,10万で当初予算要求しているのは全く頭は忘れてしまってる中で積算をしました。そのときには,積算というか,そのときのそれぞれの単価がありまして,それを先ほど言った単価,ずっと仮ですけど,10ずつ,全部100個の単価に10入れたら合計額出てきますよね,諸経費って。これは普通の工事でも同じで,直接工事費っていう,絶対かかるお金がありますと。普通,工事であればそれに共通仮設費っていう仮設費用と現場管理費って現場を管理するお金と,一般管理費っていう会社がもうけなあかんお金とを率で足し合わせて,それで工事原価っていうお金が出てきます。これに対して業者に何ぼで落としますかっていう見積りを取ります。それが先ほど言ったように,全部足したら100やったもんが90で落ちたら,9割やと。直接工事費に対して,この下の共通仮設費,現場管理費,一般管理費を,これ諸経費と呼びます。これは率ですから,これが最後の工事原価に対して,仮に何倍になってるかというのが分かれば,単価には,その何倍したら,全部その単価に諸経費が入ってることになります。それに対して,請負率を掛ければ,この業者は,この単価をこれでやるというのが決まります。  そういう形で全ての単価を決めまして,現場に合わせて,それぞれ,先ほど言いました舗装とか土工とか型枠とか,そういうものを組み上げて,それぞれ指示書を切って請書を取って,工事をやっていくというのが,単価契約工事でございます。  だから,そういう形では,大井委員の御指摘があった,垂水とか西については,諸経費が見てなかったん違うかというんでなくて,それは当然見てます,単価契約でございますから。それは,率で入ってます。そういう形では見てるという形でございます。 92 ◯委員(大井としひろ) もう1つ,電柱につける街灯ありますね,添架って言うらしいんですけど。この添架が,僕がお聞きしてるのは当初の予算の1万7,000灯の内1万3,800灯ついてる。この添架という費用っていうのは幾らですか。 93 ◯三島建設局長 こちらにも積算のミスっていうか,ありまして,最終的には2万──積算上ですよ,積算上は2万1,000円,請負率がありますから,それぞれ事務所で違いますから,積算上は2万1,000円ぐらいの単価になってます。もともと予算のときは,これを1万2,000円ぐらいと想定してました。これについても,間違いがあるんですけど,これは何が間違ってたかというと,これ電気をつけようとすれば,関電に申請して,関電から電気通してもらわなあかんのです。その費用が計上漏れしてたと。物をつけるだけの費用,こちらについては,そういう電柱に街灯をつけるだけなんで,これ役務でやれるやろうっていう形で,それぞれ現場で,そういういろんなことを考えながらやらんでええやろうということで,役務で契約してますので,これはもう諸経費も全部込みで,役務って契約しますので,だから,そこについては当初は抜けはなかったということなんですけど,ただ,関電の手続が要るというのは,これやっていく中で,後で分かりまして,それが約1万円ぐらい──9,700円ぐらいかかるという形なんですけども,その分で差額が出てきておりまして,2万1,000円ぐらいの単価だということでございます。 94 ◯委員(大井としひろ) 2万1,000円で,今,添架というのが──各建設事務所の本数というのは,もう聞きませんけども,1万3,800本,各トータルするとね。それ足すと2億,まあ3億までいかないぐらいの金額になるんですけども,独立という,その支柱のほうは,これ何本,どこの事業所で立てたいうのをちょっと教えてくれますか。 95 ◯岩崎建設局副局長 独立柱ですけれども,当初分で3,200灯でございます。それから,今回,補正で要求させていただいている中に8,100灯ございます。  以上です。 96 ◯委員(大井としひろ) この独立柱3,200灯なんですよね。これ10万円で掛けたらどうなるのか,どういう計算したのかな,3,200灯を,これ最終的に費用というのは幾らで計算されて,要はこの当初の令和元年の9月の補正予算で,この19億1,900万という,この金額を基にこの当初の予算ということでつけられてきたんじゃないんですか。そのときの,この独立柱というのが10万円で計算されてるんじゃないんですか,そもそも。 97 ◯岩崎建設局副局長 元年9月の補正の予算の審議の中では,先ほど申し上げた,1本10万円──独立柱1本10万円という誤った単価で計上しておりましたので,先ほどの19億の内訳の中では1灯10万円となっております。 98 ◯委員(大井としひろ) 堂々巡りなんですけど,10万が30万になった,そこのところっていうのが,完全にブラックボックスなんですよ,よう分からへん。説明聞いとってもよう分からへん。業者の方々も,もともと──まあ言やあ,さっきの私有地の4万円みたいな,単独柱の金額がね,なると,もうとんでもない金額になってくるんですよ,30万円という金額が。これが妥当ですという,その妥当性の根拠が,先ほどからの御説明では全く私たちには納得できないですよ。  そもそも,こんな電柱の防犯灯の工事っていうのは,それこそ一丁目一番地,建設局の各建設事務所なんて,もう何十年と,神戸市ができたときから,そういうのはやってこられて,その辺の金額の積算がとかいう,ほんまにそういう子供の使いじゃあるまいし,そういう理由で説明されても,これは私は納得できませんよ,これ。ここ納得できるように説明をしてもらわなあかん。もう一遍,ちゃんと説明してください。 99 ◯三島建設局長 まず,先ほど言ってますように,積算は国の基準とかあって,それを全部準拠してやってきてます。単価についても国の基準を準拠してやってきてます。それで,例えば,最近あまり独立柱を立てるというのはあまりなかったんです。何でかというと,神戸市の場合,光のまち神戸ということを過去から進めてきまして,案外,街灯とか,そんなんはつけてきてたことがあります。ただ,今回はそれをさらに明るくして,神戸のブランド力をアップしようという形で行っておりますが,そういう意味ではあまりつけてなかったんですけど,大井委員のほうから御指摘もありましたように,つい最近でどこかつけてないかと調べましたら,星陵台の星陵台舞子坂線で10灯ほどの防犯灯をつけてました。  それにつきまして中身を見ましたら,やはり今回と同じ積算をしてます。当然,先ほど,私どもが当初予算のときに抜けてたものと違って,ちゃんと見て積算をしてます。そういう形では見ております。  積算体系もちゃんとしたものですし,それぞれの単価も国の物価調査会で調べた単価を使用しておりますし,30万についての積算は妥当であると私どもは認識しております。 100 ◯委員(大井としひろ) 僕らは無駄遣いの排除というのと,逆に神戸市内の建設業者の方々が結構,まあ言えば,安い金額でやらされとったん違うかなと,今まで。それとね,両方2つをてんびんにかけて,どうなのかというのがあるんですよ。
     先ほど,危機管理室はテレビカメラの支柱,1本50万とおっしゃられた。僕ね,その50万がどんな支柱なのか,一遍見なあかんと思ってますけど,そう考えると,それぐらいの費用がかかるんであれば,それはきちっと説明していただいて,そういう業者の方々もその辺のところはきちっとした金額で,そういうのであれば,入札がこれ最終的に何で止まったのか,よう分かりませんけど,業者の方々だって,そんな安い仕事って思われたのかも分からないんですけど,そこらをきちっと説明していただいたら分かるんですけど,これ本当にね,こんないいかげんな提案で僕ら,はい,分かりましたとは,なかなか,これはね,承認できないですよ,私は。 101 ◯三島建設局長 先ほどの危機管理室のカメラのやつが50万というのは,それはちょっと,私も中身は知りません。ただ,今回も平均単価30万円と申し上げておりますので,単価に幅はあります。当然,先ほどの私道なんかは額違うやろと言われたら,交通量も違うし,アスファルトなんか1層だけやから,5センチだけです。ほんなら,復旧するのも5センチだけでいいでしょうし,当然,もう少し重交通のあるところであれば,アスファルト2層にしてますし,交通整理人も普通やったら要らないところもありますし,要るところもあります。極端に言うたら,交通規制車まで持ってこなあかんようなところもあるわけです。そういう意味では,幅がございます。  そういう中で積算をしておりまして,今,業者とは,先ほど,逆に30万は,うちのほうがしっかり積算した標準的な工種で計算したやつを申し上げてますけど,それはちゃんとした基準で,ちゃんとした単価でやったらこうなりますということでございます。  それで,そこは逆に安過ぎるん違うかという御指摘を受けたような気もしますが,それについては業者と話して,業者はそれを請け負ってやってますし,指示書,請書でちゃんと確認して工事を請け負っていただいてますので,そういう形ではやっていただいてるんだと思います。  ただ,先ほど4社が入札中止になったという形,それは安過ぎたから取ってくれへんかったんではないのかとかいうお話があるかもしれませんけど,それについては,不調・不落って,いろんな工事に条件がありまして,今よくほかの工事でも不調・不落あるんですけど,例えば,現場代理人がいないから受けれませんとかいう話もあります。当然,今回の工事は非常に期間が長いです。全部で4万8,000ですけど,それをつけなあかんと,現場代理人ずっと取られるわけです。それもある一時期,ぽんとつけてくれと言うて,ちょっとまた待って,ちょっとつけてくれって,そのときに,今度はこっちつけてくれとか,そういう物すごいフレキシブルな施工をやらなあかん,それしかやりようがなかったわけでございますが,そういう形の中で,やっぱりなかなかいろんな条件によって,4つについては,まずは1回目は中止になったのではないかということは言えるんではないかと思います。  今ちょっと聞きますと,防犯カメラのやつは,何か支柱の重量聞くと,非常に大きいらしいんで,支柱が太いんではないかということを言われてます。やっぱり,上に載るものが荷重が違うと違うのかも分かりません。そこはちょっと,詳しくは分かりませんけど,そういうことでございます。 102 ◯委員(大井としひろ) もう最後にしますけどね,こういう予算というのはね,要は予算執行職員というんですかね,国の法律でいうと,予算執行員等の責任に関する法律とかといって,そういう予算を執行する方々というのは,国の場合ですよ,これ相当いろんな,それこそ罰則規定とかすごいある。地方公務員の皆さん方,公共団体の皆さん方だって,当然そうだと思うし,予算というのは,私たち議会の議決を絶対条件となってるんですよ。議会で承認して初めて予算というのは執行されていくんですよね。そうすると,こういう,いいかげんと言ったら語弊があるか分かりませんけども,こういう令和元年の9月の補正予算の中身については,私たちもチェックしなかったっていうのは,私たちも大いに反省せなあかんのでしょうけども,それ以上にもっと反省していだかないけないのは,そちらですよ。どこかの県では,何か水道の水をすごい垂れ流しとって600万円,何かどっかの町に入るらしくって,そのうちの半分,300万円が職員が負担したみたいな,そんなニュースが流れてましたよね。そうすると,今回のこの予算執行職員の皆さん方の責任って,これすごい重いですよ。ましてや30億が20億ショートして50億にさせてくださいと。この20億というのがどんだけの額か。600万円の300万円でもすごい額やなと思いましたけど,やっぱり,そこの事の重大性というのが,これ認識していただいてますよね,そこだけ聞いて,もうこれで終わります。 103 ◯三島建設局長 やっぱり私たちの仕事というのは,会計年度主義って,その年の歳入をもって歳出に充てなあかんと。それをするために予算があるということで,当然予算に準じてやっていくということでございます。そういう形では,その予算を計上するときに積算ミスがあって,本来──同じ本数をやろうとしたらもっとお金が要ったのに,それが間違ってて,30億と言って予算を取ってしまっているということについては,平井委員も同じことを言われましたが,そういうことについては,先ほど言いましたように,非常に申し訳なく思っております。それについては,再発防止のために,今,調査も検証もやっておりますので,ちょっと何ができるかは考えていきたいと思っております。今回のことについては本当に申し訳なく思っております。  以上でございます。 104 ◯委員長(五島大亮) 街灯の件で他に質問をされる方は。  ちょっと後もありますので,休憩を取りたいと思いますが,よろしいですか。  ちょっと私から提案なんですけど,大井先生も今の街灯の件で,我々,予算を承認する立場として,かなりの差額が出てきてしまったこの件については,ちょっと説明──もともとずさんな積算だったと。今度もそれが20億追加されるということで,この1行,ペーパーの説明では,我々も承認しかねるというふうに思いますので,その増額した部分の説明をもう少し,しっかり何本つくって,それが幾らかかるから,幾らなんだぐらいの説明は丁寧にいただきたいと思いますので,昼休み中に,今まで4万8,000灯のうち,どれだけつくって,幾らかかった。追加で幾ら欲しいんだというのを,分かりやすく皆様に資料を提出いただくように,要求をさせていただこうかと思います。時間は1時間で足りますか。大丈夫ですか。分かりました。  では,委員の皆様にお伝え申し上げます。  午前中の審査はこの程度にとどめ,この際,暫時休憩いたします。午後1時5分より再開をいたします。よろしくお願いします。   (午後0時5分休憩)   (午後1時31分再開) 105 ◯委員長(五島大亮) ただいまから建設防災会を再開いたします。  午前中に引き続き,建設局に対する審査を行います。  午前中にお願いした資料がまだ届いてないということですので,先に,予算第37号議案令和2年度神戸市駐車場事業費補正予算について審査をいたします。  御質疑はございませんか。 106 ◯委員(今井まさこ) 指定管理者についてお聞きします。  108号議案と109号議案とも,新たに駐車場の管理者を指定するということです。大半が継続というふうになっていますけれども,2か所が変更です。1つは鈴蘭台駐車場は,すまいまちづくり公社から国際ライフパートナー株式会社に,新長田駅前駐車場はすまいまちづくり公社から神戸電鉄グループ共同事業体に変更されると。指定管理者制度そのものは,管理や運営を民間に競わせ,できるだけ経費などを安く抑えるというものです。そこに働く方の労働条件や賃金が市場の競争にさらされれば,雇用不安と賃金が安く抑えられることにつながると思うんです。  ですから,私たち会派は指定管理者制度っていうのは問題があるというふうに考えています。今回の変更によって,駐車場で働いている方の実態がどうなるのかということで,心配になりまして,新しく管理が委託される国際ライフパートナー株式会社と神戸電鉄グループ共同事業体に問合わせをさせていただきました。そうしましたら,引き続き雇用と待遇も変わらないということでした。また,実際に働いている方からも,これまでどおりだということを確認しましたので,今回の議案については,私たちは承認しようということにしています。  そこでお伺いしたいんですけれども,雇用が継続されないケースもやっぱり出てくると思うんですね。契約に当たっては,雇用の継続や,待遇を悪化させないことも条件として求めるべきだというふうに思うんですけれども,いかがでしょうか。 107 ◯岩崎建設局副局長 指定管理に伴う雇用者の問題ということでございますけれども,指定管理者の公募に当たりましては,地元企業等の配慮とか,一定の雇用についての配慮を応募要領という形ではしているところでございます。  ただ,実際の指定管理者と現場で働いている雇用者との契約につきましては,それは指定管理者と雇用者との関係ということでございますので,市が直接関与するということにはできないというわけでございますけれども,おおむね,替わる場合には,そういった内容は相手方にお伝えすることは可能かなというふうには思います。  以上です。 108 ◯委員(今井まさこ) 伝えるだけではなくって,やっぱり雇用は守ってほしいということをぜひ要望していただきたいなと思うんです。神戸市直営の駐車場で働く方が本人の責任に関係なく,管理者が替わるからということで,もう来なくていいよと職を失ってしまうと,不安定な状況に置くことはやっぱり問題だというふうに考えます。  指定管理期間は,今回は5年ということで,この間様々な経験を積んできていらっしゃると思うんですね。神鉄グループの方も,これまで勤務いただいた経験ある方のほうがいいというふうにおっしゃってるんです。どんな職場でも経験を積むことによって,質の高いサービスっていうのを提供できるというふうに考えるんですけれども,契約が切れたからということで,もう全く新しいということよりも,この雇用を継続するということを強く求めていただきたいし,質の高いものにこだわっていただきたいというふうに思うんですけれども,質の高いサービスを提供するという意味ではどのようにお考えなんでしょうか。 109 ◯岩崎建設局副局長 質の高いサービスをということでございますけれども,当然,今まで勤務された方が継続してしたほうが状況もよく分かってられるというのは,それは十分,そういうことかなというふうには思います。  ただ,我々はそういった意味で,現場が円滑にといいますか,うまくいくということは大事かなというふうには思っておりますけども,ただ指定管理者と雇用者との契約,それは個別の労働の契約になりますので,あまり直接我々が関与するという踏み入ったところまでは難しいのかなというふうには思っております。 110 ◯委員(今井まさこ) やっぱり指定管理者制度っていうのは,そこに問題があると思うんです。安上がりというか,少しでも安いものをというふうになっていくと,そこで働いている方が大変不安定な状況に追い込まれるということで,やはりそこは見直していく必要があると思いますし,本人の責任と全く関係ないところで首が切られるというふうなことは避けるべきだと思いますし,コロナ禍で非正規労働者の失業が大きな社会問題になっているわけですから,神戸市として雇用は守るという姿勢をぜひ貫いていただきたいと,メッセージも発信していただきたいということで,私たちは今後もこの問題,取り上げていきたいというふうに思いますのでよろしくお願いいたします。 111 ◯委員長(五島大亮) 他にございませんか。  (なし) 112 ◯委員長(五島大亮) それでは,なければ,次に,予算第41号議案令和2年度神戸市下水道事業会計補正予算について御質疑はございませんか。  (なし) 113 ◯委員長(五島大亮) よろしいですね。  では次に,第108号議案指定管理者の指定の件(神戸市立三宮駐車場ほか)について御質疑はございませんか。 114 ◯委員(村上立真) 昨年末,放置車両の件が問題なりましたけれども,今回新たに指定管理者を指定するに当たって,昨年の議論の際も指定管理者と市との連携で,これしっかり対処していこうという方針が委員会内でも議論されたところだと思うんですが,何か,今回の契約するに当たって,指定管理者の方々と,契約の中に含まれてるかどうか分かりませんけど,あるいは打合せみたいな場で,こうこうしていこうみたいな,対策を協議されたのであれば,その御報告をいただきたいなというふうに思います。 115 ◯岩崎建設局副局長 長期車両につきましては,先日の委員会の中でもいろいろと御要望,御質問をいただいたところでございますけれども,それにつきましては,指定管理者と神戸市の間で長期車両についての手続,これについては少し見直しを行ったところでございます。  まず,条例改正によりましての駐車場の使用期間7日間を限度とするというのは昨年の4月1日に変わっておるんですけれども,具体的な内容としましては,指定管理者のほうで7日間を過ぎて駐車する車両が認められる場合には,指定管理者が車両の照会ですとか,盗難届の有無などを確認しまして,使用者が判明した車両については出庫の催促を行うこととしております。  それでも入庫から1か月以内に出庫しない場合には,指定管理者から神戸市に報告をさせまして,神戸市が法的手続を含め,迅速に解決を図るということといたしております。  指定管理者との間の事務処理要領につきましても,今回この内容で改定をしておりますので,迅速な対応を徹底したところでございますので,新たな指定管理者についても同様に対応していきたいと思っております。  以上です。 116 ◯委員長(五島大亮) 他にございませんか。 117 ◯副委員長(西 ただす) 21ページからの,それぞれの駐車場の項目を見てますと,駐車場の経営能力っていうところの配点が非常に低いなということなんですね。少し聞いたら,この間,最低賃金も上がってきているということもあって,もうこの管理費のところが等のところにかかってきて,配点・点数が増えないみたいなことを言われたと思うんですけど,ちょっと利用者拡大対策と管理費等とかで,これもう少し,配分はどうなってるんですかね,お聞きしたいんですが。 118 ◯岩崎建設局副局長 駐車場経営能力の中の利用者拡大対策と管理費等の評価の内訳,配点が50点となっておりますけれども,そのうちの利用者拡大対策に関するものが30点,それから管理費に関するものが20点という形になっております。 119 ◯副委員長(西 ただす) 1つは,利用者拡大でいうと,なかなか差別化できないみたいなこともちらっと,ヒアリングでは出てきたんですけど,管理費に関しては,やっぱりこの問題になってきたのが,少し前ですね,シルバーとかそういったところ──これは駐輪場もそうですけども,の方々のところで言うたときに最賃以下なのではないかというのが,この間,改善されてきたということもあっての管理費が上がってきてるというふうに思うんですね。その前のときに比べて,その管理費の点数を決めて,管理費を基準にすると,当然最賃も上がっていくわけですから,それは真面目に法律どおりやろうとすれば,点数は上がらないっていう仕組みでいうと,もともとここは,こういう管理費っていうところで判断していくっていうのが,ちょっと問題ではないかなというふうに思うんですけど。もっと,例えば内容とかいうところであれば分かるんですけど,ここの,逆に言うたら管理費が低いほうがいいっていうことになったら,法律との関係で問題になってくるっていうような,管理費の点数が上がれば,法律のほうが問題になってくるというような,そういう矛盾した状況になってると思うんですが,いかがですか。 120 ◯岩崎建設局副局長 管理費についてでございますけれども,当然人件費に係る部分もあろうかと思いますけれども,人件費以外で様々な,人員の配置も含めた見直しとか,効率よく管理する方法とか,そういったことがいろいろ想定されますので,工夫することによって管理費を下げることができるかどうか,そういった点で評価できるのではないかなと言うふうに思っております。  以上です。 121 ◯副委員長(西 ただす) それにしては,配点に対して,それぞれ候補者だけではなく,それぞれのA,Bというような,ほかの候補があるとこも低いというのは,それだけでは済まない,根本的なところがやっぱり人件費にかかるところがあるんじゃないかなというふうに思います。  これ以上,質問はいたしませんけど,当然,働いてる人の環境をよくしていく,待遇をよくしていく,そしてかつ,当然最低賃金上がっていけば,それに見合って──そして最低賃金でいいというふうに言ってるわけでは私は当然ないんですけど,していけば,やっぱりこの考え方っていうの,ちょっと矛盾があるんじゃないかなということだけ指摘したいと思います。  以上です。 122 ◯委員長(五島大亮) 他にございませんか。  なければ,私からも1点,よろしいですか。 123 ◯委員長(五島大亮) 25ページなんですけどね,これ収容台数の一覧が書いてあって,指定管理料は,108号議案のところでもあったかもしれないですけど,20ページに3年度予定額というのが一覧で出てまして,これ,一概にそうとは言えないとは思うんですけども,この指定管理の予定額を収容台数で割ると,収容台数1台当たりの指定管理料っていうのが出るんですが,これで,例えば三宮駐車場であれば,1台当たり14万6,800円,花隈だったら13万3,000円,湊川公園だったら14万4,000円とかになるんですけど,鈴蘭台駐車場は単価が46万9,000円になってます。ほか,割り戻していくと新長田駅前も33万6,000円,舞子駅前も31万5,000円で,大分単価に差があるような,この単価っていう考え方が合ってるかどうかは別として,何かこう,これだけ差が出る理由っていうのは,何かあるんですかね。 124 ◯岩崎建設局副局長 ちょっと詳細な分析をしておりませんので,詳しくは分からないんですけども,設備の関係の違いがとか,あと駐車場の利用状況,よく利用されてるか,されてないか,そのあたりにもあるのかなというふうに思います。ちょっとそのあたりは明確な答えは今持ち合わせていない状況でございます。 125 ◯委員長(五島大亮) また後で教えてもらいたいんですけど。ちょっと不思議。何か,鈴蘭台なんか1日当たり平均利用台数とかもすごい少なかったりしますし,何でこんなんなるのか。だから何って言われても困るんですけど。ちょっと後でお願いします。 126 ◯委員長(五島大亮) ほかになければ,次行きますけど,よろしいですか。  (なし) 127 ◯委員長(五島大亮) では,次に,第109号議案指定管理者の指定の件(神戸市和田岬駅前駐車場ほか)について御質疑はございませんか。  よろしいですか。  (なし) 128 ◯委員長(五島大亮) では,ないということで,次に,第110号議案指定管理者の指定の件(神戸市立甲南山手駅前自転車駐車場ほか)について,御質疑はございませんか。  (なし) 129 ◯委員長(五島大亮) なかったら,ちょっと,これもごめんなさい。 130 ◯委員長(五島大亮) すみません,同じ観点なんですけど,36ページに書いてある予定額と40ページ以降に書いてある収容台数で計算すると,和田岬駅前自転車駐車場の単価が異常に高い,何か理由あるんですかね。 131 ◯岩崎建設局副局長 和田岬駅前自転車駐車場につきましては,自動車の駐車場と一体になっておりまして,一体で,一緒にやるということで公募してるんですけど,その関係で少し変わっているのかなという推測,これもちょっとまだ推測の域を出ないんですけども。というのが想定はされますけど,詳細については分かりかねる状況でございます。 132 ◯委員長(五島大亮) 一体というのは,先ほどの109号議案の和田岬駐車場と一体ということですかね。じゃあ,その上で,一緒のところが管理するのかな。一緒のところが管理するんだったら安くなるはずなんですけど,何で逆に高くなるんかなっていう。 133 ◯岩崎建設局副局長 構造的に同じところのもので,駐輪場と自動車の分との区分けがどうなっているのか,そのあたり,少しよく見てみないと分からないかなというふうには思います。  ちょっと,詳細については調べてみたいと思います。 134 ◯委員長(五島大亮) これね,ごめんなさい,単価が例えば1.2倍とか1.3倍とかであれば,何かあるんかなぐらいでいいんですけど,3倍,4倍ぐらいなんですね,自転車駐車場でいうと。和田岬は,さっき私質問させていただいたんですけど,和田岬駅前駐車場,別にこれは高くないか。何か,もうちょっと普通に分かりそうなもんですけどね,あそこはこれでとかいって。ちょっと,議案に出してくる以上は,もうちょっと知っといてほしいなというのはありますという嫌事だけ言っておきます。すみません。 135 ◯委員長(五島大亮) ほかにございませんか。  (なし) 136 ◯委員長(五島大亮) では,次に,第111号議案市道路線認定,廃止及び変更の件について御質疑はございませんか。  (なし) 137 ◯委員長(五島大亮) それでは,次に,この際,建設局所管事項について御質疑はございませんか。 138 ◯委員(平井真千子) 王子公園の再整備のことが先日発表されまして,私どもも以前から,やっぱり駅前にある,あれだけ広大な公園で,たくさんお客さんも来られる中で,もっと面積的な,うまい使い方ないのかなとかいうこととかも申し上げてましたので,非常に嬉しく見させていただいておるんですけれども,その中で王子公園の核となります動物園の部分について,ちょっと何点か不安もあるので,お聞きをさせていただきたいんですけれども,これから公園全体のゾーニングとかもされていくと思いうんです。企画調整局と,そこは役割分担の中でされていくと思うんですけれども,動物園もそれに合わせて中身もリニューアルされていくとかいうことなんですけれども,今,動物福祉とかいうことも非常に言われてまして,国際的な基準というか,規制とかも変わっていってる中で,例えば,何かおりというか,獣舎を新しくしないといけないということが生じたときに,今までと同じ面積では同じ動物は飼えないというような品種も出てくるかと思うんですけれども,そうしたときに──だからその面積というのが単純に今と同じでいけないというような状況が出てきたときに,全体的な公園の,今,局のほうで絵を描こうとしてるゾーニングと,動物園のリニューアルとか,そごを来すことがないのかなということをちょっと不安に思っておりまして,そういった意味からも,動物園としてはどういう品種はこれからも絶対こう飼育を続けたい,規制が変わっていく中で,もうこういう品種は撤退してもいいだろうとかいうことも含んだ,動物園の在り方に関するそのマスタープランのようなものをしっかりとつくっていかないといけないんじゃないかと思うんですけれども,その点について,今どういう進め方でお考えなんでしょうか。 139 ◯三島建設局長 委員御指摘のとおり,現在,神戸市のリノベーション・神戸の1つやと思いますけど,王子動物園も含めて王子公園を再整備していくということを発表させていただいている段階でございます。  その中,王子動物園は令和3年3月で,もう開園から70年を迎えます。そういう形では,施設も老朽化が進んでおりますし,委員御指摘のように,近年求められています動物福祉の観点から,やはり施設が手狭やとか,あと展示方法が古いとか,いろいろな多くの課題を抱えてます。そういう中で,動物園に求められている役割としては,種の保存と調査研究,環境教育,それとレクリエーションという4つの役割がございますが,それをあの今の王子動物園が十分果たせているかと言えば,言えないような状態があると思っております。  そんな中で,王子動物園を再整備するに当たりましては,やっぱり都市型動物園ということがありますので,そのポテンシャルを最大限に生かしながら,動物園に求められている役割を踏まえまして,何度でも行ってみたい,行ってよかったと思われるような魅力的な動物園に再整備していきたいと思っております。  そのような中で,やはりマスタープランというか,基本方針をどう定めていくかというのは大事でありますので,まずは王子動物園の再整備を検討していくに当たりましては,来年度早々に有識者会議みたいなものを起こしまして,様々な意見を聞いて,その中で動物園の方向性を定めて,基本計画なり,そういうものにつなげていくと,まずはそういう方針,マスタープランというか,そういうものをつくっていきたいということを考えております。  その中では,やはり委員御指摘のように,どういう動物のコレクションにしていくかっていうことも1つの大きな課題やと思ってます。今,ワシントン条約がありまして,なかなか絶滅のおそれがある野生動物の種は,国際取引ができないっていう形があります。そんな中で王子動物園はどう考えていくかとか,そういうことも,先ほど言った有識者会議の皆さんから御意見いただいて,どうしていくべきやと,その中でコレクションどうしていくべきやも踏まえて意見をいただいて,全体の基本方針的なものをつくっていきたいと思っております。 140 ◯委員(平井真千子) ありがとうございます。基本方針的なものをつくっていかれるということで,頑張っていただきたいなと思います。須磨水族園なんかもそうだったんですけれども,リニューアルとなったときに,動物愛護の団体の方とかから,非常にいろんなお声がどうしても寄せられてしまう,どういうやり方をしても,なかなか,そういう方たちは,動物っていうのを見せ物にするということ自体が絶対駄目だという向きの御意見なので,絶対前向きな御意見というのは,そういう方からは得られないんですけれども,やっぱりそういうことが出たときに,神戸市としてはこの動物園,今,社会教育施設みたいな機能,種の保全とか,いろんな機能があるので,4つの機能ということで今言われましたけれども,そのことを,こういう方針を持ってしっかりやっていくんだという説明ができるということが非常に大切なのかなと思っていますので,それとああいう都市型のというところでは,いろんな種を,あれもこれも何でも展示できますっていうことよりは,やはり市民の方にしっかり学んでいただく場としての機能ということが自然と大事になってくるのかなというふうにも私は思っております。  そういう意味からも,単なるレジャーとか見せ物の場ではなくって,いいものにしていくということが非常に大事だと思っておりますので,そういう面で有識者の声を聞くというのは非常に大事なのかなと。今も,もちろん内部にも優秀な専門家の方もいらっしゃるとは存じてますけれども,やはり外部の方のお声で,今いろんな,全国の動物園もすごく改革とかが進められているところですので,ぜひそういう知見を入れていただきたいなと。有識者会議って,ともすると神戸市が主体性なく,何でも第三者に物聞いてるっていう感じで,前向きに受け止められないところもあるんですけれども,事この動物園に関しては,ぜひ外部の声を聞くっていうことが大事かなと思いますので,その方向でしていただいたらいいとは思うんですけれども。ただ,有識者会議って,この限られた有識者の方だけが入る場ですし,市民に対してそれほどオープンって言えるものではないと思いますので,やっぱりこの動物園のリニューアルって,市民の方もすごく注目している,コアなファンも品種ごとにすごくいらっしゃるっていう中で,市民の方の思いみたいなんを反映できる場もこれから必要なんじゃないかなと思うんです。  それと,先ほど言いましたように,市民の方に学んでいただく社会教育施設としての価値を高めていこうと思えば,そのリニューアルの時点からプログラムづくりとかに,市民の方にとか研究者の方,いろんな層の方に入っていただくっていうこともすごく大事なんじゃないかと思うんですけれども,ぜひちょっとそういう場も同時に考えていただきたいんですが,この点いかがでしょうか。 141 ◯三島建設局長 まさしく,有識者会議って言いましたけど,そういう形で委員の選定をどうしていくかというのは,非常に重要なことだと思っております。その中で,委員御指摘のように,社会教育っていうか,そういう教育の活動っていう場にもなるでしょうという形でございますので,例えば動物園で動物園教育みたいな形で,そういう子供たちにアクティブ・ラーニングみたいなことで使って,研究されている学者の方もいらっしゃると私は聞いてますし,そういう方に御意見聞くというのも1つの手法でしょうし,言われるように,いろんな視点で御意見がいただけるように,委員の方は選定していくことを考えていきたいと思っております。  また,もう1つが,先ほど言われました市民の方々から御意見も大事ではないかと,熱烈なファンもいらっしゃるという形でございます。そういうことで,やはり今回非常に大きな事業でございますので,そこについてはしっかりやっていく必要があるかなと思っておりまして,ただ,今回,動物園だけでなくて,王子公園も一緒に再整備をしていくということもございます。動物園と公園とがどういう形で関わっていくかも大事なことになりますので,そういう形では,企画調整局が役割分担では全体のゾーニングから再整備のほうは担いますし,動物園はうちのほうがある程度やりますけど,やっぱりそこは連携してやっていかなあかんということでございますので,市民の意見のそういう聞き方も含めて,それについては,しっかり企画調整局と相談しながらやっていきたいと思っております。  以上でございます。 142 ◯委員(平井真千子) 市民の意見の聞き方といっても,私は別にパブリックコメントをしてくださいとか,そういうざっくりの──もちろん必要にはなってくると思いますけれども,そういうことだけじゃなくって,もっと参加型のというか,広く市民とかファンとか言えば,参加型ということになるでしょうし,やっぱり教育施設としての中身を充実させていこうと思ったら,研究者の方とかの知見を生かせる部分とかも必要とは思いますし,だから,それがどういうやり方かっていうのは,そこまで私もよく分からないんですけれども,例えば,ちょっと調べてみただけでも,札幌の円山動物園であったら,ずっとその市民会議みたいな形で,昔から市民の方と一緒に動物園の在り方を考えましょうみたいな会議をされてまして,それはそれで難しさもあるとは思うんですけどね,それも結局,限られたその市民会議のメンバーだけの話にはなってしまうので,それがいいというわけでもないんですけれども,何か単にパブリックコメントとか,そういうインターネットで,メールで御意見寄せるっていうことだけではなくって,みんなで協働でつくり上げていくというか,そういうものになってほしいなと思います。  今も,市民参加型のイベントとか,動物園もちろんされてますけれども,それもちょっとレジャーとかの切り口のものも──写真撮りましょうとか,すごく楽しくていいんですけど,その切り口からだんだん動物への興味ということで教育にはなっていくんだと思うんですけれども,何かこうもっと,マニアックな方にも満足できるようなメニューとかもあってもおもしろいなと思いますし,まさにそういう,マニアに対して遡及していくっていうのが,今いろんな分野で大事なのかなと思いますので,ちょっとその辺アイデアを練りながら,別に急ぎませんので,急いで有識者会議して,ばたばたとマスタープランつくってほしいというわけではないので,しっかり練り上げていただきたいということをお願いしておきます。よろしくお願いします。 143 ◯委員(伊藤めぐみ) トイレのことなんですけれども,公園にあるトイレ,先日,北区の鈴蘭公園の新しくなったトイレを見せていただいたんですけれども,トイレットペーパーがもうホルダー自体存在してなくて,紙がないトイレってあるのかなと思って不思議に思ったんですけれども,これはどういう理由なんでしょうか。 144 ◯広脇建設局担当局長 過去に公園のトイレについては,トイレットペーパーを備え付けてると,すぐに取られてしまってなくなるということが実は頻繁に起こっておりました。そんなことがあって,公園のトイレでは実はペーパーホルダーつけていない公園もあります。ですけども,地域の方の意見を聞いて,最近は設置要望があればつけるようなことも検討しておりますので,鈴蘭公園については,あそこも管理会の活動もされてますので,ちょっと地域の方々と御相談して,今後どうしていくか検討してきたいと思います。 145 ◯委員(伊藤めぐみ) ありがとうございます。すごく新しいトイレで,車椅子の方も使えるし,おむつ交換のところもあって,子育て世帯の方とか利用されると思うんですけれども,地域の要望があってからつけるのではなく,取られにくいトイレットペーパーのホルダーもありますのでぜひ標準仕様として,これからトイレチェンジアクションですかね,そういった活動もされるんでしたら,ぜひ市民が困らないように,街灯いっぱいつけて明るくなるのもいいんですけれども,身近なところ,毎日使っていただくようなところをぜひ,トイレのトイレットペーパー整備は必要と思いますのでよろしくお願いします。 146 ◯委員(大井としひろ) 今のトイレットペーパーの件なんですけど,須磨でも同じようなことで,西部建設と相当やり合ってつけてもらいましたけども,これ,トイレットペーパーをつける,つけないは,地域の方々も公園で,例えば名谷公園なんかは,たくさんの方が集まっておられるんで,そこでついてなかったんですよ。それで何でかと聞くと,つけても壊されるからと。地域の方々もそうおっしゃられたんですよ。だけどね,それは違うと思いますよ。地域の方々も,あるいは学校も警察も,みんなで協力して,そういう子供がおるんだったら,注意して壊さないようにする,これがまちづくりやと思いますよ。それをもうはなから壊されるからっていうことで,そこは建設局,その辺やっぱり地域の方々と一緒になって,そういう壊されるんだったら,壊されないような取組というのは,建設局がしてくださいとは言いませんけども,そういう形でまちつくり上げていかないと,ますます子供たち──というようなことになっていくんで,そこはやっぱりきちっと,子供たちもそういうことをするとどうなるんやというのは,地域で言って聞かせてやらないということなんでね,これね,やっぱりきちっとしないと,神戸のまちというのが,そこからというようなことも──綻びが出てくる可能性もあるんでね,ここはそういうことで地域と一緒になって,壊されるんだったら,壊されないような取組,テレビカメラつけていただくのもいいですけども,地域と一緒になって,壊されないような取組を建設局の皆さんが一番最前線でそういう状況はよう分かっておられるんで,ぜひそういうふうにしていただきたい。それ要望しておきます。 147 ◯委員(岡村正之) まずは,いつも安心・安全で住みやすいまちづくり,ありがとうございます。今後も引き続き,よろしくお願いいたします。  それでは質問に入ります。建設局としまして,王子公園再開発,特に大学誘致にどのように関わっていこうとしているのか,ちょっとお聞かせいただきたいんですけど,企画調整の2,000万,調査予算は取ってると思うんですが,どのように関わっていくのか教えてください。 148 ◯三島建設局長 この王子公園の再整備については,これ神戸市挙げてみんなの局が協力してやっていくいうことでございます。ただ,やはりメインは企画調整局が全体の調整をしていくというところでございます。  大学の誘致の部分につきましては,まさしくそれは企画調整局が所管されておりまして,当然,どの部分に大学誘致をするのかっていうこともあるでしょうし,その辺のことについてもゾーニングをされると聞いてますんで,そういう情報のやり取りをしながら,基本的には,うちは王子動物園のところと,あと公園をどうするかっていう話もございますが,そこの連携を取りながらやっていきたいと思っております。
    149 ◯委員(岡村正之) 分かりました。大学誘致に関しては,主に企画調整局のほうでということでということですね。理解しました。じゃあ,そちらのほうへちょっと尋ねますので,私からは以上です。 150 ◯委員(村上立真) 動物園の話になっちゃうんですけど,先ほども,しっかり練り上げてくださいねという話であるとか,あるいは建設局がどういうふうに王子公園全体の再整備に対して関わっていくのかというふうな御議論も出ましたけど,確実にこの建設局の皆さんが関わるであろう,関わっていかないといけないというところは,やっぱり王子動物園の部分だと思うんですよね。その上で,王子動物園が今まで長い歴史がありますけど,私は殊さらジャイアントパンダの話ばっかり取り上げてますけど,それに限らず,何ができて,何ができなかったか。こんなものがあれば,もっとこんなことができたのに。こういうのをもうちょっと予算つけてくれたら,こういう施設ができて,こういう人材を王子動物園に連れてきて,こういうことできたのにということを,今からはやっぱり建設局の皆さんが,自分たちの調査で,自分たちの口で説明できないと,これは予算に絶対反映されないことなんで,その経験と知恵と現場の声を聞けるのは建設局の皆さんだけですから。私がずっと検証,検証と言ってるのは,そういうことなんですよ。せっかくこうやって,久元市長の方針でダイナミックにこの王子公園,王子動物園周辺が変わろうとしてるときに,それをしっかり皆さんが説明しないと,それは絶対反映されないですから,そこをしっかりと今から時間かけて練り上げてくださいねって話もありましたけど,しっかりそこを検証してください。何が足りなくて,何ができなくて,何が必要なのか,そこをちゃんとやっていただけるように,これはもう答弁求めませんので,要望にしておきます。よろしくお願いします。 151 ◯委員長(五島大亮) 他にございませんか。  (なし) 152 ◯委員長(五島大亮) それでは,この際,暫時休憩いたします。午後2時25分再開いたします。   (午後2時11分休憩)   (午後2時24分再開) 153 ◯委員長(五島大亮) ただいまから建設防災委員会を再開いたします。  先ほど,建設局のほうから追加で資料を皆様のお手元にお配りさせていただいております。  当該補正予算は,この表の一番右端にある不足額22.4億円の繰越予定ということで,約1万8,000灯のまちなか街灯の予算という解釈でよろしいかと思います。  まず,先ほどの審議の続きになりますので,この資料の概要の説明を簡単に局長のほうからいただいて,その後,審議の続きをさせていただければと思います。  岩崎副局長,お願いします。 154 ◯岩崎建設局副局長 それでは,資料の説明をさせていただきます。  まず一番左側,当初計画でございますが,それにつきましては,30.6億円でございまして,駅前空間の照明が2,000灯,まちなか街灯につきましては4万8,000灯でございます。その内訳としまして,添架を想定していました電柱添架が3万3,600灯,柱が1万4,400灯でございます。  これにつきましては,先ほどもありましたけど,添架につきましては約1万2,000円で,独立柱については1灯10万円の計算でございました。  今回の実施計画でございますが,駅前空間につきましては約2,500灯,まちなか街灯については3万5,000灯でございまして,そのうち添架が2万3,700,独立柱が1万1,300灯でございます。そのうちの3月末見込みの当初予算分,当初計画30.6億円分でございますが,これつきましては駅前空間が2万5,000灯で,まちなか街灯につきましては1万7,000灯でございます。その1万7,000灯の内訳としまして,電柱添架が1万3,800灯,それから独立柱が3,200灯でございます。  この金額につきましては,添架が,先ほども御説明しましたが1灯約2万円でございまして,独立柱につきましては,先ほどのお話で約30万と言いましたが,細かく見ますと32万円という形になっております。それに対しまして不足額でございますが,補正予算額,今回お願いしております22.4億円でございますが,全てまちなか街灯で1万8,000灯でございます。その内訳が電柱添架が9,900灯,それから独立柱の分が8,100灯でございます。  金額につきましては,添架は同じ2万円でございますけども,独立柱につきましては,今回,要望箇所というのが全て把握しておりまして,現地の状況等もよく分かっておる中で,ガードマンの配置とか,そのあたりの配置等,見直しをしました結果,この独立柱につきましては25万円でできる予定となっております。それで合計いたしまして22.4億円を今回補正でお願いしてるということでございます。  説明は以上でございます。 155 ◯委員長(五島大亮) ありがとうございます。  柱,先ほど時間外で8,100灯について30万円では足りないではないかという話ありましたけど,25万円であるので足りると。添架については単価2万円程度であろうということですね。了解しました。  それでは,審議の続きをさせていただきますので,質疑のある方は挙手をお願いをいたします。 156 ◯委員(山本のりかず) 予算第33号議案について,質疑したいと思うんですけど,まず前提として,まちなか街灯のLED化対応で,駅周辺や通学路など,生活道路中心のまちなか街灯自体は私もいい取組だなと思ってます。ただ,過程であったりとか,ミスが要所要所あったということで,その積み重ねが今回の街灯費補正額の約20億につながったのかなと考えてます。  そこで,まず確認したいのですが,契約書の進め方,確認させていただきたいと思うんですけども,もちろん今の段階で契約書の締結は全て完了してると思うんですけども,そういった認識でまずはいいのか。そして,契約を締結せずに,例えば,現場で口頭発注などの進め方は現場で存在したのか伺いたいなと思います。 157 ◯岩崎建設局副局長 工事の進め方でございますけども,先ほども御説明しましたとおり,単価契約工事という形で行っておりまして,単価を契約して,事務所のほうなり地元の要望なりで増設箇所が決まったところから,業者に対して指示を出しまして,それで業者が請書という形で請書を取って,現地に着手していくという形で進めておりました。  全て契約が成立──そういう意味で,請書という形で契約が成立,全てしてるかというと,一部していないところがございまして,書類の手続が十分できないまま,現場に着工したというものがございます。当該年度の当初の予算分につきましては,全て契約した形にはなっておるんですけども,今回,補正の分に要求させていただいてる分については,少しそういったものが含まれているという状況でございます。  以上です。 158 ◯委員(山本のりかず) 一部手続が,そういったしっかりと請書をやっていないということなんですけど,どれぐらいの金額で,どれぐらいの数量であったり,例えば,内訳ちょっと分からないんですけども,そのあたり分かりますか。 159 ◯岩崎建設局副局長 一部先行してる部分ということでございますけれども,3,400本が独立柱の分で一部終わってないと,十分な手続がされてないということがございます。 160 ◯委員(山本のりかず) 3,400本,独立柱ということは,結構数量的には多いことが判明したのと,その請書に基づいてないというのは口頭発注かなと思うんですけども,内部のルール,今回マネジメントや現場との意思疎通とか,結構いろいろなミスが,先ほども申し上げましたように,積み重なって今回の補正額の22億につながったと思うんですけど,現場の内部のルールや契約手続や,マニュアルなどは実際,遵守されてたんでしょうか。そのあたりの管理というか,マネジメント管理体制にちょっと問題があったのかなと思うんですけども,そのあたりの御認識教えていただけますでしょうか。 161 ◯岩崎建設局副局長 現場での手続ということでございますが,単価契約工事で書類──指示書,請書という手続をした上でやるというのは,当然のことということで思ってたところでございますけど,今回,事業規模が非常に大きな事業規模でございまして,そういう目標の数字に向かって,当初なかなか積み上がらなかったというのもございますし,何とかそれを目標にやっていこうということでしていく中で,本来,書類のほうを指示書という形で出すべきところを,そのあたりの非常に集中的に設置の時期・本数が重なっていた段階で,そういった書類の手続が,少しできないままで現地がかかってしまったという状況が発生してしまったということでございます。 162 ◯三島建設局長 ちょっと,補足説明させていただきます。  まず,単契のマニュアルというのはあります。さっきの指示書出して,請書出して,どうやって工事やっていって,それで工事検査やってというマニュアルはあります。そういうことでいったら,当然,指示書を切って,請書を相手がやって,やるという形です。今回の場合,さっき言った,なかなか場所が決まらない中で個々やっていったということで,初めのうちは,ずっと当たり前ですけどやってます。それで,ある一時期,1事務所だけが──その指示書,請書というのは本庁にも最後,精算で上がってきます,現場終わったらお金払わなあかんので。そういうことでいくと,1事務所だけが上がってこなくなったんです。ほかの5事務所はちゃんと上がってくるんですけど。本庁のほうでそれ上がってくれば,それは差引き出れば,予算管理はできるわけなんで,数量管理は事務所で,予算管理は本庁みたいな,今回は,普通は予算を渡して全部やってもらうんですけど,それはなかなか難しいやろうということで,そんな形で進めていたところ,1事務所から上がってこなくなってたと。  そこで本庁サイドが,ちょっとこれ何で上がってこうへんねやろっていうことで,事務所に調査をお願いしたら,そこで先ほど言った事務手続をおろそかにして工事がやられてるというのが分かって,それでは,ちょっとどんだけやってるのか分からないんで,まずそれを調べてくれいうて,調べて,大体さっき言った3,400本と分かってきたわけでございますが,そういう形で分かったという形で,当然,そこの事務所は初めはやってましたけど,途中からそういうことがおろそかになってるというのは分かっております。  以上でございます。 163 ◯委員(山本のりかず) 局長の分かりやすい説明で理解できたんですけども,当初は遵守してたと。ただ,先ほど副局長言われるように,事業規模が大きくて,予算も何とか消化しないといけないと,いろいろな答弁の中で,地元の要求で行き交いしたりとか,その時間も限られてるし人も足りなかったと。今回,本庁の方でどうなってるんかと1事務所に確認したところ,そういう事態になっていたということなんですけども,今回のような事例っていうのは,他部局含めて,こういったマニュアル,内部手続を逸脱してやってしまったと。本来,公務員の皆さん真面目ですから,しっかりとそういう手続関係は,民間以上に結構皆さんしっかりと手続踏んで取り組んでいらっしゃると思うんですけども,そういった中で,今後,調査検証していく段階だとおっしゃってたんですけども,今回そういう事例っていうのは,ここ数十年,建設局だけじゃなくて,あったんでしょうか。 164 ◯三島建設局長 ここ数十年と言われたら,ちょっと私分かりませんが,もう少し前に,何かいろんな形で,闇で違うものに化けらせてコンピューター買うたとか,そういう形でコンプライアンスの問題があって,コンプライアンスはしっかりしましょうという形で,そのときも,あれは事務用品ですけど,ちゃんと業者に指示書出して,請書を業者が出して,それからでしか物品は買わないとか,そういうルールが決められました。当然,これは工事にも当たる話で,そういう形では,請書,指示書というものがあって,契約が成り立ってからかかるという形でございます。  そういうことでは,やっぱり基本的にはなかったんだと僕は思ってます。  その中で,今回たまたま起こってしまったということについては,非常に残念に私は思ってますし,ただ,これは許されないことやと思ってます。そういうことではしっかり調査もしておりますし,検証もしていった中で,もう再発防止には努めたいと思っております。  以上でございます。 165 ◯委員(山本のりかず) 局長おっしゃるように,コンプライアンス違反であったりとか内部の手続の逸脱とか,結構いろんな要素が今回の事態に生じてしまったのかなと,結構重大なことだなと思います。  そこで,調査検証なんですけども,いつ頃までに報告書上げていただく予定なんでしょうか。 166 ◯三島建設局長 ちょっとまだ時期については,お約束するような段階にはないと思ってます。だから,まずはどういう形で指示していたのか,誰がどうしてたのか,誰までこの話は知ってたのかとか,いろんなことがあります。そのまず聴取をしていかなあかんと,ただ,今はもう逆に,この補正予算を上げないと相手は執行してるわけですし,お金も払わなあかんわけですし,それがないと大変なことになりますので,まずその数量をどう確定するんやという形で,そちらの方に重きを置いてました。それがどういう形で指示されたのかというのは,今からやっていきます。そういう形では,できるだけ早く,急ぎたいとは思いますが,ただこれは二度と繰り返してはいけない話なんで,しっかり調査も検証もせなあかんと思ってますので,ちょっとお時間については,お約束できかねます。  以上でございます。 167 ◯委員(山本のりかず) 局長おっしゃるように,実務的なことはしっかりとスムーズに進めていただいて,今回の我々,我が会派も報告書を早急に上げてもらって,再発防止策,おっしゃってましたけど,二度とそういうことが生じない,責任所在というのは,やっぱりここ,しっかりと組織のどのラインで,どういうところで,先ほどおっしゃった1事務所はどこかまで聞きませんけども,やっぱり二度と──そういうところが,再発防止策と責任所在ですね,どういうところに責任があったのか。組織のどこに,どういうところに問題があったのかというのをしっかりと内部で,内部でそれを自浄できないのであれば外部に頼むとかいうことも必要ですので,しっかりとそのあたり検証,再発防止策を練っていただいて,早急に報告書を我々委員会,議会にも上げていただきたいなと思います。何かあれば。 168 ◯三島建設局長 まさしく今回は非常にやってはいけないことをやっているということもございます。そういうことでは,建設局だけではなくて,これ行財政局にも御相談させていただいてます。制度的なことに対しても逸脱があるんではないかというところもありますし,どういう形でどういう対応しなきゃいけないかというのは,そこにも相談しながら,検討,調査検証していかなあかんと思ってますので,その中で,中をまとめまして,また御報告させていただくようにしたいと思います。 169 ◯委員(山本のりかず) 最後に,先ほども申し上げましたけど,公務員の皆さん,みんな真面目ですし,私も日頃接する人も,そういう手続とか,しっかりと準拠される方が多いんで,今回のは,いろんな要素が重なった結果だと思うんで,二度とこういうことがないように,いろんな──行財政局と局長お話ししてるということなんですけども,しっかりと対応,再発防止策も,二度と生じないように対応していただきたいなと思います。  以上です。 170 ◯委員長(五島大亮) 他にございませんか。 171 ◯委員(村上立真) 御答弁の中であったかもしれないんですけど,1事務所から本庁に上げてきてなかった分があって,それが上がってきた結果,こういうような補正予算の要求になってると思うんですが,それが分かったのっていつかっていうのは御説明ありましたっけ。 172 ◯三島建設局長 11月の後半です。先ほど言いました本庁の人間がちょっとおかしいなって言うて,そこの事務所に聞いて,それが分かってすぐに私のとこに報告が上がってきたということで,その中でさっきの数量ですね,どんな形になってんのやということをまず調査しなさいということと,これについてやっぱりいろんな課題があるということで行財政局にも相談に行かなあかんという形で,その段階で,ちょっと日付忘れましたけど,そういう形での指示はさせていただきました。 173 ◯委員(村上立真) ありがとうございます。私も山本先生じゃないですけど,三島局長であるとか,建設局の皆さんが一生懸命,真摯に仕事に取り組んでくださってる上でのミスだということは信じてはいるんですが,信じた上で,あえて言わせていただくと,この21億っていう金額が,私みたいなこの末端の議員やと,例えば,数百万のことを実現したくても,それが皆さんの,皆さんのというか,市のお財布事情で実現しないことって多々あるわけですよ。この21億あれば,このコロナ禍で困ってる方とかに,どれだけのことができたかと思うと,そんなにすんなりいっていい話ではないというふうに私は思いますし,それで言えば,例えば,今こうやって本数であるとか,金額であるとかの追加の資料も出していただいて,あるいは先生方の御質疑に対して,真摯に答えてくださってますけど,今の,例えば,いつ分かったかとかいう件に関しても,一生懸命答えてくださってるんですけど,お手元にそういうふうに,少なくとも今確定してる,分かってる事実については,いろいろ分かってる範囲で──もちろん山本先生おっしゃったみたいに,きちっとした,最終的な全貌をまとめて報告するということも大事なんですけど,分かってる分に関しては,はっきり言って21億っていう金額を考えたら,こんなもの聞かなくても教えてほしいんですよ,我々は。質疑で聞かれて,初めて答えるというのは,もちろん皆さんがどんな方か分かってるから我々は信頼できるけれども,市民の皆さんからすれば,聞かれたことしか答える気ないん違うかと,そういうふうに映ってしまっても仕方のないことやと思いますから,今日,このまま採決まで行くんかどうか分かりませんけど,私個人の意見としては,これはおっしゃってるように,民法上,もう支払いしないといけないものがあるので,補正予算は,これ通さないといけないとは思ってるんですけど,はっきり言って,今この場でこんだけ質疑が出てることもそうですし,この先生方の間でも,さっきも休み時間もしゃべってましたけど,認識がまだそろってないところも実はあったりします。そこについて,まだ正直,採決できる段階にないんじゃないかと僕は思ってますけど,まあ,でも通さなしゃあないので,通しますけど,そこについて報告の仕方を,金額の重さと合わせて,ちゃんと理解してほしいなと思いますので,コメントあれば。 174 ◯三島建設局長 まず1つ,20数億という話であれば,コロナ禍の経済的支援で,違うものに使われたんじゃないかというような御指摘は,そのとおりであると思います。そういう形では,非常に御迷惑かけてるというところでございます。  ただ,これちょっと言い訳でございますが,やはり,これ地元の方の要望とか,建設事務所の人間が探して,暗いなというところをやらなあかんというところを,あと1万8,000灯つけさせていただきたいということで御提案させていただいているというところで,やはりこれについては,人に優しく明るい神戸という形で,人口減少社会の神戸で活力が失われている中で,将来の神戸を考える上では喫緊な課題ではないかということで上げさせていただいてます。ただ,確かに言われるのはごもっともで,この20億というのは,物すごい大きな数字でございます。そういう形では,この20億という数字もですけども,やはりやってしまってること,手続が遅れて事業が進んでることについても,これがなければ,そこで止めれてたかも分からないということであれば,そこについては,また問題が違うかもしれないというのもあります。やはりそこを真摯に受け止めて,しっかり検討・検証・調査して御報告させていただきたいと思ってます。 175 ◯委員長(五島大亮) 他にございませんか。 176 ◯副委員長(西 ただす) 返す返すもですけど,行財には報告が行ってるのに,なぜ議員に報告がなかったのかなというような,今の御説明だったというふうに思うんですよね。  今回本当に,これ街灯費で,これだけの説明しかなかったということ自身,まずは反省していただきたいなというふうに思うんですけど,いかがですか。 177 ◯三島建設局長 まず,行財政局に報告したというのは,やはりどこまでの違反行為に当たるのかどうか,それは僕らは専門家ではございません。そういう形では,まずそれは一報入れなあかんという形で上げさせていただいてるといった形,ただ,それがまだ確定してない段階で,それについては皆さん方に御報告できる段階ではなかったという形でございます。  ただ,もう1つは,やはり私どもは,現場を執行する立場でございますので,その現場をいかにやっていくのか,どう処理していくのかっていうことについては,その状況がどうかとか,そういうところについては調べていくという形で,11月の後半から事務所とも一体となって,今度,やってるものをどう補正できるのかとか,いろんなことを考えながら進めてきて,やっとぎりぎりの段階で上程できるような段階になったところでございます。そういう中では,報告が遅くなったところは申し訳ございませんが,そういうことにつきましては,今後も,今回のことを反省いたしまして対応していきたいと思っております。  以上でございます。 178 ◯副委員長(西 ただす) 今の話はちょっと変な話でね,御報告できないような状況で,でも,この場では承認していただきたいというような話ですよね。どう考えても,これは順番おかしいし,11月の段階でそういう状況であった,これ見えてたわけじゃないですか,こういう状況になるのをね。ただ,ここを聞いていかなければ,ここまでの情報が出てこないっていうこと自身が隠してたという言い方をするのは,違うというふうに言われるのかもしれないですけど御説明なかったら,こうやって資料も出てこなかった。かつ,この資料もよく分かりづらいというような状況ですので,やっぱりそれはおかしいというふうに思います。  その上でなんですけども,これ見方が間違えてたらあれなんですけど,当初計画で4万8,000灯をまちなか街灯ですると。実施計画は3万5,000灯ということは,予定より1万3,000少ないことになるということなんでしょうか。 179 ◯三島建設局長 言われてるとおり,現実には,最終的には1万3,000少ない形になります。 180 ◯副委員長(西 ただす) 結局,ほんまこれ4万8,000までいってたら,どれだけの補正になってたんやいう話ですよね,これ。  それで,本当にちょっとここが分からないので聞いたんですけど,ガードマンの部分が抜けてた,取壊しの部分が抜けてた,諸経費のどこの部分が抜けたか分からない,かつ関電に対しての報告で何かが抜けてた,これから深めて調査されると思うんですけど,普通はないと思うんですけど,なぜそれがあったのか。それは報告してこなかった事務所だけの話なんですか。 181 ◯三島建設局長 まず,単価が違うっていうことは,これは予算ですから全事務所同じことでございます。何でそういう形が起こってしまったんやという形については,まず,先ほど言いましたように,今回のまちなか街灯の増設の仕方は独立柱と,電柱に街灯だけつけるやつと,2種類があったと。基本的には,電柱につけるほうが,当然安価にもなりますので,それを数を増やしたいというのは頭にもともとあったと。街灯を電柱につけるだけであれば,これ,役務という形で,見積りを取ったりするのも,当然,諸経費込みで上がってきます。それは諸経費込みで,当時は,1万円ちょっとやったと。そのときに,関電に申請して,電気つけてもらう1万円が抜けとったんで,もともと1万2,000円と1万円の差があって,そこが抜けてましたと,関電のところは抜けてたんですけど,そこは役務が入ってます。だから,諸経費,役務でやることを考えてましたので,諸経費込みやったんです。  片や独立柱は,これ土木工事っていうか,工事になります。当然,そこには諸経費とか,そんなんも入ってくるんですけど,それを全くごっちゃに考えてしまったんで,この見積りを取ってるんですけど,それにはもう諸経費が入ってるもんやという誤解があったんだと思います。これは確認まだできてませんが。多分,そういう形で諸経費が抜けてしまってます。それで,先ほど言った土工とか,アスファルトとか,そんなんが抜けてて,交通安全人とか,そんなのも抜けてて,そういう形になってたと。多分それは,添架柱と独立柱の諸経費が入ってる,入ってないのところを誤解してしまったんではないかということは,推定ですけど,私はそういうふうに思ってます。それをちょっと調査していきたいと思っております。  あと,もう1つ何でしたっけ。 182 ◯副委員長(西 ただす) その事務所だけの話なんですか。 183 ◯三島建設局長 それでもう1つは,先ほど言った単価の話と違って,手続をせずに,手続が遅れてやられている事務所があったということは,これは1事務所だけでございます。 184 ◯副委員長(西 ただす) これ事務所の名前は今言えないんですか。中部とか,東部とか,そういう単位のことを言われてるんですか。 185 ◯三島建設局長 単位はそういう単位のことを言っています。  ちょっとこの辺がどこまで言っていいか分からないんで。言いますと,北建設事務所です。 186 ◯副委員長(西 ただす) 結局ね,話として言うたら,初め積み上がらないからっていうふうに言われてましたよね,副局長,だからもう率先して言ってきたと。もともと,街灯をつけるということ自体,私たちはそう反対してるわけではないんですけど,やっぱりこれはもともとの出方がリノベーション・神戸って,人口減少のためにということで,電灯をつけるんと,そのまま人口減少を止めるのがそのままストレートにつながるのかっていうところ自身が問題だと,違うんじゃないかなというふうに思ってきましたけど,やっぱりこれは目玉として,第1弾としてされてて,そういう思いもあって,力を入れてやってらっしゃったんでしょうか。 187 ◯三島建設局長 まさしくこれ,リノベーション・神戸っていう形です。やはり人口減少の社会と,神戸が喫緊の課題として,神戸を刷新していくということで,まちを変えて行こうという形で進めているのがリノベーション・神戸でございます。  そういう意味では,明るくなって,安心して歩けるとか,そういうことでいったら,リノベーションというのは,まさしくそれは目的に合致するもんだとは思ってます。  そのような中で,4万8,000灯っていうのは,どうやって考えたかっていうことが1つあると思います。街灯の設置要綱ってあるんですけど,基本的には30メートルピッチでつけるというのがもともと計画でありました。それでいくと,大体9万6,000灯今神戸市の中にあるわけでございますが,神戸を刷新するためには,どれくらいつければ明るくなったと神戸市民が感じていただけるやろうかということが1つの計画をする考え方になります。それが安心・安全につながっていくと。当然,明るければ明るいほど安全・安心にはつながるんですけど,どれぐらいがいいのかっていうことが1つの目安になってくる。そのときに考えたんが,約20メートルピッチぐらいやったら,皆さん明るくなったよね,刷新されたよねと言っていただけるんではないかということで,計画としては1.5倍でいこうということで4万8,000灯というのをつけようという形で計画させていただきました。  その中で,まず,そのとき補正予算がつくわけですけど,その4万8,000灯が本当に正しいというか,20メートルピッチで考えたというところがベースにありますから,本当に20メートルで明るくなったと皆さんが思うんだろうかと。僕一番心配やったのは,30億円使って,まだ暗いやんと言われるのが一番あかんやろうって思ったんです。  そういうことでは,職員が出ていって,市民の方も来ていただきましたけど,ポールを持って,街灯をつけて,30メートルが今基準で,30メートルピッチに立ってどうですか,25メートルに立ってどうですか,20メートルに立ってどうですか,15メートルに立ってどうですかって聞いて,20メートルぐらいやったら,これ明るなったなと,15メートルはちょっと明る過ぎるかなということで,20メートルでというのは,これ確認はできました。これをやったんが大体,補正予算を受けて,12月ぐらいやったと思いますけど,その時期にやって,ああ,これで,この間隔でいいんだと。それでいこうと。今度はどこに立てるんだという形で,それを考えていったと。それでまずは,皆さんが暗いというところをという形で地元にも声かけようと。それともう1つは,電柱に添架するほうが安いので,できるだけ電柱につけようという形で,神戸市の電柱全部で何本あって,それがつけれるのかどうかというのを関電と協議していこうという形で,関電にそのデータ出してくれと言うて,そのやり取りをしてて,それで一生懸命,そういうつけれるところを探していったと。ただ,電柱,なかなか,ついてますし,ついてないからいうて,そこにつけれるかっていうたら,関電に聞くと,やっぱり電柱管理せなあかんので,ここはつけてもうたらあかんっていうところもあるんです。  そういう中で,ほんなら,どれだけつけれるのやって積み上げていった段階で,やはりここでは足りないなと,ほんなら独立柱をつけなあかんなとかいうのが分かってきて,それが分かってきたのが大体去年の夏から秋です。それで,みんなこれでつけれるって言って,それで頑張ろうって言うて,皆がだっと,施工がバナナカーブってよく言いますけど,少ないところがずっと上がってきて,本当に今,最後頑張ってかなあかんというところで,ちょっと早合点いうか,空回りがありまして,ミスをしたところもあったというところでございます。  以上です。 188 ◯副委員長(西 ただす) 空回りあったとか言われますけど,そもそもつけていこう,頑張っていこうと言うた,ただそれで手続そのものは抜けていく。時期も問題ですよね,このコロナで大変な時期に,こういう時期に,この予定ではなかった金額っていうことになってしまってる。  これ4万8,000もいかないわけですよね,実際,20メートルピッチと言ってた分。だから,計画そのもの自体が,実際のところは物すごいお金かかるやつを小さく結果的に見せて,後から承認してくださいというような形に見えますから,やっぱりこれは問題だと思うんですが,いかがですか。 189 ◯三島建設局長 先ほど申し上げましたように,今回の目的は,まちを明るくして神戸を刷新しようという形です。それを感じていただけるのが今のピッチの1.5倍ぐらいではないかと。今あるのが9万6,000やから,4万8,000灯やなと。逆に,その4万8,000灯をつけるっていうのは目標であって,目的ではありません。明るくなったと,みんなが神戸刷新されたっていうことを感じていただけることが目的です。  そういうことでは,建設事務所が各現場を回って,必要なところを探しましたし,地元の方にお願いして,必要なところどこですかって言われて,それを積み上げて,それが3万5,000灯やとなったわけです。ということは,僕は目的はある程度達成できたんではないかと。4万8,000が1万3,000灯少ないから,それは目的達成されてないんではないかということではないんではないかと思っております。 190 ◯副委員長(西 ただす) まあ,そう言われるんでしたらですけど,もともと,自ら30メートルだったら駄目だから20メートルだというふうに言われて,声があったところはつけたから,まあそれは目的が達成できたからいいんだと。初め言ってたことは一体何なのかというふうに思います。かつ,もともとそれだけの金額がかかるような計画だったものが,それは計算もちゃんとできていなかったということに対しての反省が要ると思いますし,今の言い方は私ちょっとどうかなというふうに思います。  この点はもう質問しませんが,ほかの補正の湾岸のほうもお聞きしたいんで,ちょっとそっちのほうに質問させてもらいます。  今回の予算の中で,道路改良費のところで,直轄道路事業の負担金ということで,大阪湾岸道路は17億円入ってるとお聞きしておりますが,やっぱりこれは,今回建設局だけの話じゃないんですが,今回の補正予算全体の特徴として,これまで神戸市が進めてきた巨大開発などが前年度に比べても非常に大きな規模となってると。その1つが大阪湾岸道路が入ってることかなと建設局に関しては思います。  本来この姿勢を,コロナ対策の感染症にもっと力を入れるべきというのが私たちの考えです。  今回の湾岸道路部分17億ということですけど,建設局としては,この事業の総事業費はどの程度かかる予定と考えていらっしゃるのかというふうにお聞きしたいと思います。  というのは,以前お聞きしたところ,技術面での進捗によっては総事業費は下がるかもしれないっていうような説明がありましたが,いかがでしょうか。 191 ◯浜村建設局湾岸・広域幹線道路本部長 まず,湾岸道路の総事業費でございますけれども,現在,予定では5,000億,トータル事業費として予定しております。その5,000億のうちの2,500億が国の直轄事業,残り半分の2,500億が阪神高速道路の有料道路事業,この直轄事業と有料道路事業,2つ合わせて事業を進めておるところでございます。  今回の補正でいただく17億については,全ての直轄道路事業部分についての予算の要求させていただいてる部分でございます。  これまでも,もちろん,今後詳細設計等を進めていく中で,新たな技術革新等があれば,それをどんどん採用していくということで今進めておりますけれども,現在まだ詳細設計等,全て終わってるわけでなくて,まだ途中段階でございますので,現在のところでは一応総事業費5,000億ということで考えております。  以上です。 192 ◯副委員長(西 ただす) 前,聞きましたのはね,すごく大きな事業であると。であるからこそでもあると思うんですけど,いろんな技術も考えて,その中でこの額を減らしていくために頑張りたいという,そういう思いがあると,そういう新たな技術等が見つかったのかな,そこはどうかなということで,そこは端的に聞きたいなと思ったんです。  それ答えていただきたいのと,逆に5,000億よりも増えてしまったなんていうことになりかねない,後からっていうのも心配しています。私たちはこの事業そのものは反対ですけど,それが5,000が6,000になって,なんていうことになれば,本当により多くの方たちに負担が増えていく計画になります。さっきの街灯の話を出すのもちょっとあれですけど,やっぱり,これはどういうふうに,5,000億以上にならない,そこも含めてどうですか。 193 ◯浜村建設局湾岸・広域幹線道路本部長 まず,新しい技術ということでございますけれども,詳細設計の段階で現在ある技術,あるいは施工方法とか材料とか,そういったものを採用していくということで進めておりますけれども,現在のところはまだそこまで設計等,特にこの湾岸道路の中でお金がかかるということで想定されてますのが,海上にかかる2つの大きな斜張橋になるんですけれども,この部分については,まだ基本的な設計を進めている段階で,まだ詳細設計までには至っておりませんので,この技術を使えばこんだけ安くなると,そういったところまではまだ現在,検討は進んでおりません。  それとあと,上振れリスクがあるのかどうかということでございますけれども,これも,やはり一番リスクとして抱えているのが,海上をまたぐ長大橋,特に2橋,斜張橋が大きな事業になっておりますけれども,これは海の中での事業ということで,まだちょっと不確定の要素もあります。この辺も含めまして,まだ具体的な,この事業費であれば絶対できるというところまでは進んでおりませんので,現在のところは,おおむね5,000億ということで事業費としては考えております。
    194 ◯副委員長(西 ただす) ちょっと簡単に確認ですけど,上振れリスク,上がる可能性はある。いかがですか。 195 ◯浜村建設局湾岸・広域幹線道路本部長 絶対5,000億以内でできると,ここではちょっと言い切れないところがございます。ただ,さっきも言いましたように,先ほどの詳細設計時点でのいろんな技術を採用することで,できるだけのコスト縮減については国のほうにも依頼をしているところでございますので,そういうことで,ちょっと進めていきたいと思っております。 196 ◯副委員長(西 ただす) もう1つ確認しておきたいのが,これもともとの計画から大分,遅れてるような気がするんですよね。初め,やるって言うてた時期が。というのは,六甲アイランドに住んでる方なんかは,島開き当初からこれ造るという話になってきたので,それで,かつ28年から事業化ということをお聞きしておりますけど,もう5年たって,初め,10年ぐらいでできるもんだっていうふうに言われてたんですけど,この工期そのものはどうなんですか。  それで工期が延びれば,やっぱり事業費に跳ね返ると思うんですが,いかがですか。 197 ◯浜村建設局湾岸・広域幹線道路本部長 まず,工期でございますけれども,この事業が事業化されましたのが平成28年に,一応,直轄事業としてまずは事業化されております。そのときの,国土交通省の言い方では,おおむね10年から15年ということが言われております。これは新聞報道にもされております。その中で,神戸市としてはできるだけ早くこの事業を進めていただきたいということで,10年から15年という言い方ですけれども,神戸市としてはもうその一番短い時間を取って,おおむね10年ぐらいで何とかお願いしたいと,まあこういう言い方をずっと続けておるということで,これについては,今後も国のほうには要求して,要望をしていきたいというふうに思っております。  あと,工期と,そのコストとの関係ですけれども,やはり工期が延びると,当然,コストも上っていくということにもなるんですけれども,現在のところは,じゃあ,いつまでかかるとか,具体的なところまでまだ出てきておりませんので,おおむね10年で総工費5,000億,これで進めていきたいというふうに考えております。 198 ◯副委員長(西 ただす) 私,工期が延びるっていうことを1つ言うたんは,当然,それお金の話もあるし,それこそ,これ渋滞解消のためだということで言われてるわけなんですけど,一方で神戸市が出されてるのはね,長期的に言うたら人口減少になっていくんだということ,そういうことも含めて,神戸市──まあ神戸市だけじゃないんですけど,が有効に使えるであろうと言うてる時期が,逆に言ったら短くなってきてる。そういう面で言ったら,その効果,そちら側が言われてる有効な効果というのもどんどん短くなってるし,やっぱりこれは問題だなというふうに思っております。  1つ確認しておきたいんですけど,一方で,地上ではなくて,これは航路橋という部分に計画されていた展望台は中止されたと聞いたんですが,これは事実でしょうか。また,理由はいかがですか。 199 ◯浜村建設局湾岸・広域幹線道路本部長 まず展望施設につきましては,湾岸道路の整備に合わせて,特にこの道路と合わせてその沿線の地域の活性化など,湾岸道路の整備効果を最大限に発揮して,またさらに観光振興等につなげるためにということで,県・市協調して,ちょっと検討を進めてきたという経緯がございます。  しかしながら,昨年来,このコロナウイルスの感染症の拡大に伴う厳しい財政状況の中で,実施すべき事業等の選択が厳しく求められている中で,この展望施設については,中止をせざるを得ないなということで,昨年,建設局で判断したところでございます。ただ,これは県と市の協調事業ということで進めておりましたので,県との協議をしまして,一応,この展望施設については中止するということで,これ昨年の12月に一応確認をしたところでございます。 200 ◯副委員長(西 ただす) これ自体は,中止した考え方は結構なことだと思うんですよね,コロナの状況の中で。言うと,やっぱり私たち三宮の事業もそうなんですけど,今新たにこうやってお金,これ予算をつけていく,また17億というような,巨額のお金をつけるっていうことなんですね。逆に言うたら,そうやって今回も予算をつけていくこと自体,大きな問題だというふうに思います。平行線になるかなというふうに思うので言いませんけど,あとは,それこそ,ここできても,長田から垂水までの長距離のトンネルを想定した8期とかいうこともありますし,そういった計画そのものは,今は全然まだ白紙というような,計画ないというところだというふうに思うんですね。そういうことを考えたときに,やっぱり,総合的に考えて,計画そのものを見直して,撤回していくべきだと思います。  併せて,今回,補正予算ということですので,消防とか危機管理については結構なんですが,この建設部分がちょっと問題だというので,私たちは反対の立場を取りたいと思います。  以上。 201 ◯委員長(五島大亮) 街灯,ちょっとだけ確認させてください。  今回,このような形になったのは非常に遺憾なことだと皆さん,とうの昔に反省はされてると思うんですけども,ちょっと確認したいのは,11月の後半,要は先々々月かに,これが判明したというふうに,先ほど質疑であったと思うんですけども,関電の1万円が必要だったのが分かった,もしくは電柱が30万円実はかかるのが分かったっていうのは,これ工事はかなり前からやってると思うんですけども,その時点なのかなというのが,ちょっと私知りたいんですが。 202 ◯岩崎建設局副局長 単価の違い,いつ分かったかということでございますが,当然,単価契約工事で契約をする段階では,正しい単価というのは分かりますので,そのあたりでは,当然契約の──単価契約なんで,積み上げていかないと,1灯当たりというのは出ないんですけども,そういう単価だったというのは分かってたという形にはなろうかと思いますが,ただ,全体の数が4万8,000という数の中で,それが全体の事業費の中に,どこまで影響が出るのかというところまでは思い至らなかったということで,それが分かって,初めて気がついたというのが11月という形になります。  以上です。 203 ◯三島建設局長 多分,関電の費用がかかるのはいつ分かったのかというたら,先ほど,前から言ってますように,できるところからやっていってます。今,関電から聞いてるのは,神戸市の場合,こんだけ数多いんで,申請されてから電気つくまで4か月ぐらいかかりますとは言われてるんですけど,という意味では,今もう増設したやつが電気ついてるのも,もともとあったんで,その当時から関電のお金がかかると,それが1万円程度と言いましたけど,それかかるのは分かってます。ただ,予算のときの単価と,今現実,執行している単価とを比べてるというのをやってません,管理として。現実,さっきの設計書が上がってきたり,関電にお願いして支払いしてるとかいう,何ぼ執行してる,今何ぼ街灯がついてるとかいうのは分かってる中です。当然,これ令和元年度の補正ですので,9月から令和元年度で300灯ぐらいしかついてないんですよ。ただ,そのときにはつけてるんで,電気代が関電の資料とかいうのはあるっていうのは分かりますけど,まず,やっぱり先ほど,どんだけ立ち上がるのか分からないと。それで,はっきり言って,先ほど言いましたように,設置する場所が分かってきたのが去年の夏から秋,ほんと,もう秋ぐらいです,ある程度見えてきたのが。  そういうところで,それまでは全然,設計書は本庁に上がってきてないという,ほんまちょろちょろしか上がってないような状態なんで,足し算していっても,30億っていう,こういう大きな数字があって,積み上がっていかない,これ本当に何ぼつくんだろうかっていうて,まさしくさっきの量管理のほうだけに目がいってたと。それが大体秋ぐらいに見えてきて,みんながばっと設計書が出てきてて,当然,北建設事務所にも上がってきてたところが,急に出てこなくなって,どうなったんやいうて調べたらそういうことで,そうなったら逆に,これぐらいいってないのやったら,額どうなってるのやというて,初めてそこでチェックしたら,予算額が非常にぎりぎりの状態違うかということで,ほんなら現実どうなってるのかということで調べ始めたのが,それはもう本当に11月の,分かった,後半以降です。 204 ◯委員長(五島大亮) 4万8,000灯ですから,1灯当たり1万円上がったら,その時点で4億8,000万円になりますよね。いや,私局長のおっしゃることは信じようと思ってますけども,4億8,000万でしょう,それで,もう1個聞きたいのは,この駅前空間照明,これは単価かなり高いものになるんですけども,これ500灯増えてますけど,これが増えたのはいつの話ですか。 205 ◯三島建設局長 これも駅ごとで全部計画してやってるわけでございませんので,駅ごとで計画立てて,ここはこうしよう,ああしようとやってますので,最後,この2,500っていうのが,積み上がったのは,本当に年明けるか明けないかぐらいのときやと思うんです。その前ぐらいは2,300ぐらい違うかとかいう数字もありましたし,2,000いけへんの違うんかという時期もありましたし,そういう状態でした。それで,駅前については,もともと50万ぐらいやったんが,設計の段階で若干安なりそうやというのはあったんですけども,そんな中で,先ほど,もとの独立柱のほうが,もともと言ったように,全然これ見ていただいても,初めから立ち上がっていないんです。今年の執行分見ても3,200で,今後は8,100いうことで,だからそういう意味では,金食い虫って言うたらあれですけども,そこが少なかったんで,まだ余裕あるなという,そんな執行管理やったんだと思いますが,ちょっと,そこら辺もちゃんと検証していかなあかんのですけども,そういう形で,何か,全体でポケットの中で調整していこうと思ってたんではないかと思っています。 206 ◯委員長(五島大亮) 今年の年明けぐらいに2,300から2,500に増えたという感覚だと思います。でも,もう既に300灯増えてて,多分これ,僕ごめんなさい,計算すると,先ほど,50~60万と言ってましたけど,恐らく60数万円の当初計画だったと思うんですよね。それもちょっと上がってて,70万ちょっとまで来てるんかなと思ってまして,そうすると500灯増えたら,それだけで変な話3億から3億5,000万ぐらい予算が増えることになりますから,何かこう,何と言うんですかね,要は,もっと前に分かるはずのものなんですよね,普通の感覚からしたら。何か集計上がってきて,やっと最近分かったんですって言われても,もう先ほどの議論の中でもあったんで,あんまり言いませんけど,いやいや,何しとってん,今までっていう感覚ですよね。柱1個立てて,10万と言ってたのに30万円やったって,1本終わった時点でですよ,これやばいん違うかって思うのが普通だし,いろんな,それが全部あるじゃないですか。だから,そういう感覚的に,何だろうな,先ほど局長も予算と数があって,数を優先して,明るさを優先してということで,それは市民のためを思って頑張って立てた,局の人が,北建の人も,僕知ってますけど,もう立てるところを探すために,夜まで必死で車で走り回ってたっていうのも聞いてますし,知ってますんで,そういう努力は認めたいと思う一方で,お金に対する感覚って,全然駄目,できてないんですよ,これは。だから,これは本当に何て言うかな,もう駄目だけど予算通すっていう話も,ちょっと変な話で,これは申し訳ないけど,誰か責任取らなあかんと思いますわ,形上ね。それはちょっと,そちらで考えていただきたいと思います。ちなみに市長はこれ知ってはるんですか。 207 ◯三島建設局長 市長にも,この案件は,当然報告しております。12月の半ばですね,だからある程度,数字も見えつつあるときでというぐらいで,まだ概算ですけどみたいなところでは上げてます。 208 ◯委員長(五島大亮) 分かりました。この後,皆さんでまた決を取りますので,そのときに何か意見が出ると思いますので,しっかり今後は再発防止に努めていただくよう,よろしくお願いします。  以上です。 209 ◯委員長(五島大亮) それでは,補正予算について,その他質問は,もうよろしいですか。  (なし) 210 ◯委員長(五島大亮) では,他に御質疑がなければ,建設局関係の審査はこの程度にとどめたいと存じます。  当局,どうも御苦労さまでした。  なお,委員各位におかれては,建設局が退出するまでこの場においてしばらくお待ち願います。 211 ◯委員長(五島大亮) それでは,これより意見決定を行います。  まず,予算第33号議案令和2年度神戸市一般会計補正予算のうち当委員会所管分について,いかがいたしましょうか。  (「異議なし」「異議あり」の声あり) 212 ◯委員長(五島大亮) それでは,原案を承認するという意見と,原案を承認しないという意見がありますので,これよりお諮りいたします。  原案を承認することに賛成の方の挙手を求めます。  (賛成者挙手) 213 ◯委員長(五島大亮) 挙手多数であります。よって,本件は原案を承認することに決定いたしました。  それでは次に,予算第37号議案令和2年度神戸市駐車場事業費補正予算について,いかがいたしましょうか。  (「異議なし」の声あり) 214 ◯委員長(五島大亮) それでは,本件は原案を承認することに決定いたしました。  次に,予算第41号議案令和2年度神戸市下水道事業会計補正予算について,いかがいたしましょうか。  (「異議なし」の声あり) 215 ◯委員長(五島大亮) それでは,本件は原案を承認することに決定いたしました。  次に,第108号議案指定管理者の指定の件(神戸市立三宮駐車場ほか)について,いかがいたしましょうか。  (「異議なし」の声あり) 216 ◯委員長(五島大亮) それでは,本件は原案を承認することに決定いたしました。  次に,第109号議案指定管理者の指定の件(神戸市和田岬駅前駐車場ほか)について,いかがいたしましょうか。  (「異議なし」の声あり) 217 ◯委員長(五島大亮) それでは,本件は原案を承認することに決定いたしました。  次に,第110号議案指定管理者の指定の件(神戸市立甲南山手駅前自転車駐車場ほか)について,いかがいたしましょうか。  (「異議なし」の声あり) 218 ◯委員長(五島大亮) それでは,本件は原案を承認することに決定いたしました。  次に,111号議案市道路線認定,廃止及び変更の件についていかがいたしましょうか。  (「異議なし」の声あり) 219 ◯委員長(五島大亮) それでは,本件は原案を承認することに決定をいたしました。  なお,1番目の議題でありました予算第33号議案神戸市一般会計補正予算についてなんですけれども,照明灯増設事業に係る補正予算案について,補正の額が大きかったことと,決定のプロセスが少しずさんであったなということから,皆さんがよければ,委員長と副委員長のほうから,厳重に猛省と今後の再発防止を促す旨の申入れをさせていただければなと思いますけれども,御異議ございませんでしょうか。(「発言する者あり)  検証結果は今の時点では分かりませんので,補正予算を承認するに当たりということで,その検証結果出していただけるということでしたから,それが出てきたら,またそれを審査する以外はないのかなというふうには思うんですけれども。  検証についても,なるべく早くやるようにということでよろしいですかね。  (「異議なし」の声あり) 220 ◯委員長(五島大亮) それでは,さようにさせていただきます。  それでは,以上で意見決定は終了いたしました。 221 ◯委員長(五島大亮) 本日御協議いただく事項は以上であります。  本日の委員会はこれをもって閉会いたします。   (午後3時24分閉会) 神戸市会事務局 Copyright (c) Kobe City Assembly, All Rights Reserved. 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