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  1. 神戸市議会 2020-10-05
    開催日:2020-10-05 令和2年決算特別委員会第1分科会〔元年度決算〕(建築住宅局) 本文


    取得元: 神戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-30
    本文へ移動 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   (午前10時0分開会) ◯主査(外海開三) おはようございます。  ただいまから決算特別委員会第3分科会を開会いたします。  最初に私から御挨拶を申し上げます。  このたび副委員長に就任し,本分科会の主査として分科会運営を担当することになりました。理事並びに委員各位におかれましては,本分科会の運営が円滑に進められますよう,格段の御協力をお願いいたしまして,甚だ簡単ではございますが,御挨拶とさせていただきます。  次に,分科会の運営につきましては,去る29日の委員会で決定されましたところにより行ってまいりたいと存じますので,皆様の御協力をお願いいたします。  次に,同29日の理事会において決定されました事項について御報告いたします。  まず,新型コロナウイルスに対応した委員会運営についてでありますが,分科員数を半数程度に削減するため,役員及び分科員が1名の会派を除き,各分科員は会派ごとの出席割当枠の中で交代出席することとし,それに伴って座席数を削減するとともに,会派ごとに席を指定することになりました。  そのほか市会運営委員会での協議結果を踏まえて本分科会を運営してまいりますので,委員各位の御協力をお願いいたします。  次に,質疑順位につきましては,局別審査においてはお手元の質疑順位表のとおりとし,総括質疑においては,大会派順といたします。  なお,公務等により予定の質疑順位で不都合が生じる場合は,交渉会派については,交渉会派の最後に,また,非交渉会派については,非交渉会派の最後にそれぞれ質疑順位を繰り下げることを原則といたしますので,お含みおき願います。  次に,質疑時間につきましては,答弁を含めて,局別審査,総括質疑共に,自由民主党さんは65分,公明党さんは45分,日本維新の会さん及び日本共産党さんはそれぞれ40分,立憲民主党さんは35分,つなぐさんは25分,共創・国民民主さんは15分,松本しゅうじ委員並びに上原委員はそれぞれ10分,また,質疑者数については,自由民主党さんは3名以内,公明党さん,日本維新の会さん及び日本共産党さんはそれぞれ2名以内,その他の会派はそれぞれ1名となっておりますので,よろしくお願いいたします。  以上,報告を終わります。  次に,本日の分科会について神戸新聞さんより録音の申出がありましたので,許可してよろしいでしょうか。  (「異議なし」の声あり) 2 ◯主査(外海開三) ありがとうございます。 (文化スポーツ局) 3 ◯主査(外海開三) それでは,日程によりまして,文化スポーツ局関係の審査を行います。  当局におかれては,簡明な説明をお願いします。
     それでは,当局の説明を求めます。  岡田局長。 4 ◯岡田文化スポーツ局長 文化スポーツ局でございます。  本日は決算審査のほうどうぞよろしくお願いいたします。 5 ◯主査(外海開三) 局長,着席されたままで結構です。 6 ◯岡田文化スポーツ局長 座って失礼いたします。  それではお手元にお配りしております委員会資料,令和元年度決算説明書によりまして御説明申し上げます。  1ページをお開きください。  主要事業といたしまして,(1)スポーツの振興でございますが,垂水スポーツガーデン内に整備する予定の新体育館の基本設計及び実施設計を行いました。また震災25年感謝と友情の下,第9回神戸マラソンを開催したほか,各種大会の開催や地域スポーツの振興に取り組み,市民スポーツを盛り上げました。そのほかにもプロスポーツイベント等を通じ,地域経済の活性化や街の魅力の発信に努めました。  (2)大規模国際スポーツイベントの開催等でございますが,ラグビーワールドカップ2019神戸開催を成功させるため,安全対策や交通輸送対策,ファンゾーンの運営などを行いました。大会ボランティアや事業者の皆様,警備に当たられた皆様,多くの関係者の皆様方に御協力をいただき,大きな事故もなく無事に終えることができました。開催後は大会のレガシーとして,ラグビーファンや競技人口の増加を目指し,ラグビーの普及啓発を行いました。  また東京2020オリンピック・パラリンピックやワールドマスターズゲームズ2021関西,神戸2021世界パラ陸上競技選手権大会について,それぞれ開催に向けた準備を着実に進めてきました。  2ページを御覧ください。  (3)文化創生都市の推進でございますが,アート・プロジェクトKOBE2019:TRANS-を開催し,市街地西部エリアの町なかや港を舞台に,現代アートを通じた街のにぎわい創出と魅力発信を図りました。  またKOBEミュージックポート~秋の音楽祭~や,ジャスの街神戸を発信するイベントを開催したほか,文化・芸術活動の支援や神戸新開地・喜楽館の利用促進支援を行いました。  3ページを御覧ください。  第49回の開催となった神戸まつりでは,各区の祭りやメインフェスティバルにおいて,多くの市民や内外からの参加者,観客で盛り上がりました。  (4)文化財の保存・活用でございますが,史跡五色塚古墳を適切に保護・活用していくため,整備基本計画を策定しました。またラインの館をリニューアルオープンしたほか,文化財の修理・維持管理を行いました。  さらに市民が文化財に触れ,親しむ機会を提供するため,文化財啓発事業を実施したほか埋蔵文化財の発掘調査などを行いました。  (5)博物館・美術館の魅力向上でございますが,常設展示の内容の充実や施設全体の快適性・利便性の向上のため,元年11月2日に博物館のリニューアルオープンを行い,併せて大型展覧会を開催しました。  4ページに移りまして,小磯記念美術館や神戸ゆかりの美術館においても,各館の特色を生かした各特別展を開催しました。  (6)図書館サービスの充実でございますが,北神区役所の開設に伴い新たに北神図書館を整備し,平成31年4月に開館しました。また本の返却やネットを利用した予約図書の受け取りができるコーナーを垂水区北部の商業施設に開設したほか,今年6月には市営地下鉄花時計前駅コンコースに開設した予約図書自動受取機の運用開始に向けた準備を行いました。さらに図書館資料の収集や蔵書の更新を行ったほか,各図書館で子供向け行事や講演会,展示等を行いました。  5ページをお開きください。  令和元年度一般会計歳入歳出決算につきまして御説明申し上げます。  なお,金額につきましては1万円未満を省略して御説明いたします。  1決算額一覧表(1)歳入について,表の最下段,歳入合計にございますように,予算現額18億736万円に対しまして,決算額11億9,615万円で,予算に対しまして6億1,120万円の減となっております。  右の6ページに移りまして,(2)歳出について,最下段,歳出合計にございますように,予算現額130億6,036万円に対しまして,決算額107億1,098万円,翌年度繰越額13億4,084万円で,不用額は10億854万円となっております。  7ページをお開きください。  2決算事項別明細書につきまして御説明申し上げます。  (1)歳入でございますが,決算額につきましては右の8ページ,左から3列目の収入済額の欄を御覧ください。  第17款使用料及び手数料は3億960万円で,文化施設やスポーツ施設,図書館,博物館,文化財施設等の使用料などでございます。  9,10ページをお開きください。  第18款国庫支出金は9,636万円で,TRANS-の開催や文化財保存に係る補助金などでございます。  第19款県支出金は1,436万円,文化財保存に係る補助金などでございます。  第20款財産収入は1億5,744万円で,舞子ビラ土地定期借地契約に伴う貸地料などでございます。  11ページ,12ページをお開きください。  第21款寄附金は7,979万円で,文化振興に係る事業に対する寄附などでございます。  第22款繰入金は2億7,295万円で,市民文化振興基金からの繰入れなどでございます。  第24款諸収入は2億6,564万円で,指定管理施設からの納付金などでございます。  15ページをお開きください。  次に(2)歳出でございますが,決算額につきましては右の16ページ左から2列目,支出済額の欄を御覧ください。  第3款市民費,第1項市民費は24億5,462万円で,職員の給料や市民文化の振興等に要した費用でございます。  17ページをお開きいただきまして,第2項会館費は19億3,016万円,神戸文化ホールや勤労会館,区民センター等の管理運営等に要した費用でございます。  19ページをお開きいただきまして,第9款土木費,第4項公園緑地費は1億3,750万円で,今年度より文化スポーツ局に移管された北須磨文化センターの管理運営等に要した費用でございます。  第13款教育費,第2項教育振興費は1億315万円で,自然の家等の管理運営等に要した費用でございます。  第11項社会教育費は26億5,437万円で,文化財の保存・活用や図書館サービスの向上,博物館・美術館の魅力向上等に要した費用でございます。  23ページをお開きいただきまして,第12項体育保健費は19億505万円で,大規模国際スポーツイベント開催や体育館等の管理運営等に要した費用でございます。  25ページをお開きいただきまして,第14項教育施設整備費は14億9,705万円,各施設の改修等に要した費用でございます。  第14款災害復旧費,第1項災害復旧費は2,904万円で,平成30年の7月豪雨に係る各施設の改修に要した費用でございます。  以上で令和元年度文化スポーツ局の決算につきまして御説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 7 ◯主査(外海開三) 当局の説明は終わりました。  引き続いて,順位により質疑を行います。  なお,委員会運営の効率化のため,当局におかれては,簡明な答弁に努めるとともに,適当なものについては担当部課長からも答弁されるよう,この際,特に申し上げておきます。  また,質疑者が要望にとどめた項目についてはコメントを要しませんので,念のため申し添えておきます。また,委員各位におかれては,質疑の要点をおまとめの上,簡明にお願いいたします。  それでは,かじ委員,発言席へどうぞ。 8 ◯分科員(かじ幸夫) おはようございます。  立憲民主党のかじ幸夫でございます。  今年度から職制改正で,市民参画推進局と教育委員会と,その所管されている事項で特に令和元年度の決算に関して大きく4点お伺いをいたします。  まず世界パラ陸上競技選手権大会の開催ということで,この大会については当初令和3年の開催予定とされておりましたが,コロナ禍の影響で東京パラリンピックが1年延期になったことに伴い,世界パラ陸上についても令和4年の開催へと延期になったと伺っております。まだ予断を許さないということはあるんでしょうけれども,2年という時間があるということで,この延期になったことに伴って令和元年度に行ってきた今までの準備状況,もしくは今後これからどのように取り組んでいくのか,まずお伺いしたいと思います。 9 ◯岡田文化スポーツ局長 世界パラ陸上競技選手権大会のこれまでの準備状況あるいはこれからどのような取組をするのかという御質問でございました。  まず世界パラ陸上競技選手権大会でございますけれども,これは国際パラリンピック委員会により創設されたパラアスリートによる国際競技大会でございまして,1年延期にはなりましたが,第10回の節目を迎える大会を,2022年神戸で開こうというものでございます。既に会期も決めておりまして,2022年の8月26日から9月4日の10日間ということで合意をいたしております。会場はユニバー記念競技場,約100か国の国・地域から1,300名,うち車椅子使用者は400名程度と考えてございますが,これらの選手,また役員も同様に1,000名程度神戸にお越しになるというふうに見込まれてございます。  これの開催に向けまして,昨年9月には組織委員会を設立をいたしました。会長には日本パラ陸上競技連盟で,マラソン解説などでも大変有名な増田明美会長に御就任をいただいて,旗振り役としてお願いをしておるところでございます。  その組織委員会には当然本市のほか,経済界,競技団体,障害者団体,兵庫県など様々な分野の方にも御参画をいただきました。大会の成功に向けまして関係者間の連携をまずは強めまして,そして組織委員会と本市が一体となって準備を進めているというところでございます。  開催の準備に係るところでございますけれども,国際パラリンピック委員会と締結をいたしました開催合意書がございまして,これに基づきそれぞれ開催都市がやる,組織委員会がやる仕事が決まってございます。交通輸送や宿泊,警備など,それぞれの大会基本計画の策定を現在進めておりますし,これから着手する計画もたくさんございます。  また,ちょうど今現在は大会に使用いたしますロゴマークデザインの選定作業をやっておる最中でございます。決まりましたらまたお知らせをしたいと思ってございます。  さらに競技の実施という点では,会場となりますユニバー陸上競技場において改修を実施をいたします。今年度は大型ビジョンあるいは車椅子観客席の増設をはじめ,観客席等,これらの設備更新を行ってまいります。  また競技面では,パラ陸上用の投てきサークルというのを設置する必要がございまして,これがまだございませんので,これを設置する準備をします。  またトイレ,シャワー室,観客席,通路の点字ブロック敷設など,改めてバリアフリー対応の充実を図ってまいりたいと,競技場によって思っております。  既に完成したところでは隣の補助競技場,これは練習場等になる予定にしておりますけれども,こちらのトラックのウレタン舗装の貼り替えは終了いたしまして,直線のレーンも6レーンから8レーンに増やしました。これで国際基準にも,ユニバー記念競技場,該当することになりました。そういう対応も既に行ってございます。  東京パラリンピックが1年延びたことに伴いまして,この大会も1年延びたということですが,やはりパラリンピック大会の翌年にこの大会を神戸で開催することで,さらなるパラスポーツの普及・発展,そして障害に対する理解ですとかあるいはインクルーシブなまちづくり,こういうものを進めていくのに非常に寄与するものではないかということで,それに向けて取り組んでいく所存でございます。  多くのパラアスリートが本市を訪れることになりますけれども,昨年,ちょうど1年前ですけれども,ラグビーワールドカップでたくさんの方が神戸においでになりまして,それぞれの開催地がおもてなしをしたという,こういうことがございました。それが成功に非常に大きく寄与したと。こういう経験を生かしまして,この準備期間に機運醸成を図る取組あるいは競技の魅力発信ということにも努めまして,大会の成功につなげてまいりたいと,かように考えてございます。 10 ◯分科員(かじ幸夫) 答弁でるるお話をいただきましたが,この大会の開催に向けて,当然当局としても御尽力をいただいて,市民としてもその機運が高まっていくようになればなというふうに思ってますし,ホスト都市でありますから,おもてなしの気持ちで大会参加選手やスタッフを迎えて成功へとつなげていっていただきたいと思います。  またこの大会について,あらゆる機会を通じて周知・PRをする,それはそうなんですけど,大会だけではなくて,市民の障害者に対する理解を深めるであるとか,あと特に市内のバリアフリー化が進んでいくことをすごく期待しています。  フェスピックの神戸大会のときも──もう随分昔ですが──市内のいろんなところでバリアフリー化が進んだというふうに,私感じてまして,ぜひ今後特に市内のアクセスに関して,今取り組んでいただいているユニバーサルタクシーの拡充とか,例えば鉄道駅とかその周辺のバリアフリーとか,そういったところにも目を向けていただきたいと思います。当然これらは他部局の所管ではあるわけですけれども,今回の大会を誘致をいただいた文化スポーツ局が先頭に立って旗を振っていただいて,各局の,それも機運を高めていただきたいなというふうに思ってますので,ぜひ大会誘致開催を契機に,障害をお持ちの方全てに優しい神戸の街になっていくように,皆様各局のソフト・ハード両面での環境整備,よろしくお願いいたします。要望しておきます。  次に2点目です。図書館について伺います。  各区の図書館について計画的に再整備をいただいておりまして,特に令和元年度では新たに北神図書館,ちょっと見せていただきましたが,整備をされました。非常にその中身についても評価をしております。デジタルの時代ですけれども,やはり本にじかに触れると,こういうことが本当に大切じゃないかなと私は思ってます。  また令和元年の8月には予約図書受け取りコーナー,これがブランチ神戸学園都市に開設をされたと。今年度の話ですけれども,予約図書自動受取機が三宮・花時計前駅のコンコースに設置をされたと。本当に市民が本に親しむ機会も増えて,市民サービスが充実していくということに大きく期待をしております。  そこで令和元年度以降に取り組まれたこれらの事業について,現在の利用状況などを伺います。 11 ◯岡田文化スポーツ局中央図書館長 北神図書館,それとブランチ神戸学園都市の予約図書の受け取りコーナー,それと予約図書の自動受取機,これらについての利用状況はどうかという御質問を頂きました。  まず北神図書館でございますけれども,先ほど局長からも御説明申し上げましたけれども,北神区役所の開設に伴いまして,もともと北神分館,そういったものがございましたけれども,それをさらに移転,拡充,グレードアップを図るということで,平成31年の4月に開館をしたということでございます。  商業施設の中で立地をするという,そういう特性がございますし,利用者の取組を図っていくということが非常に功を奏しており,御利用いただいている皆様からも御好評頂いているのではないかなというふうに受け止めてございます。  この利用状況でございますけれども,通年ベースで直近の令和元年度で申し上げますと,43万1,000人の御利用,貸出し人数は約15万3,000人,貸出し冊数は約53万冊という数字でございます。  これらの数字の位置づけでございますけれども,北神分館の時代と比べますと,おおむね2倍近い入館者数で維持をしてきているということでございました。ただ今年に入りまして,現在のコロナウイルス下でございますけれども,直近の8月,今年の8月においても約3万人の入館者の実績を残しておりまして,これは昨年の同月比較で,6割から7割くらいの推移でございます。  ちなみに一昨年,北神分館時代と比較しますと,コロナウイルス下ではございますけれども,1.4倍近い伸びを残しておりますので,非常に大きなポテンシャルを発揮させていただいているのではないかなというふうに考えてございます。  続きまして,ブランチ神戸学園都市予約図書受け取りコーナーでございますけれども,こちらも令和元年の8月16日に,これは毎日ということではございません,週5日で開設をさせていただいてございます。同じく令和元年度の利用状況で申し上げますと,一時期休館ということもございましたけれども,開室日数は──これは8月16日以降でございますが──154日で,貸出し人数は約5,500人,貸出し冊数は約1万5,000冊というような状況になってございます。  年度途中のオープンでございますので,1日当たりの貸出し人数ということで申し上げますと,36人になってございます。この数字が高いのか低いのかということでございますけれども,そのブランチ神戸学園都市よりも以前に開設をしてございます,このブランチ神戸にほど近い小寺小学校の市民図書室,こちらのほうにも予約図書の受け取りコーナーがございますけれども,こちらが同時期比較で1日当たり30人でございますので,後発隊でありますブランチ神戸ではございますが,1.2倍の実績があるということでございます。直近の8月ではどうかということでございますと,1日当たりの貸出し人数は60人でございますので,非常にコロナウイルス下にあっても数字を伸ばしておるという状況でございます。  これもひとえに運営主体になっていただいておりますNPO法人の取組でありますとか,やはりこれも商業施設内にございますので,そういった立地条件が奏功しているのではないかというふうに分析をしているところでございます。  最後に,予約図書自動受取機の利用状況でございます。  こちらにつきましては本年の6月30日から稼働しておるということでございますけれども,これまでの予約図書の受け取りは有人──人を介してのサービスということでございましたけれども,これにつきましてはICTを活用した新しい図書館サービスということで,三宮・花時計前駅前近くに設けてございます。人を介さないという特性がございますので,この稼働時間につきましても年末年始を除く毎日5時30分から24時ということでございまして,やはり時間や曜日の制約が非常に少ない,それと人との接触がないということで,まさにウイズコロナの時代に適応したサービスではないかというふうに考えてございます。  まだオープンして日が浅うございますけれども,6月30日から直近データで9月25日まで拾ってございますが,この88日間で申し上げますと,貸出し人数は約3,000人,貸出し冊数は約4,300冊,ほぼほぼ4,400冊でございます。サービス開始後新たにこの自動受取機を受取場所に指定していただいた予約が,約6,500件以上ございます。またそれ以前に別の場所に受取場所を指定しておられた方が,わざわざこの自動受取機に変更いただいた方が,やっぱり400件近くあるというようなことでございます。  さらに利用時間帯の割合で言えば,仕事帰りとなる例えば夕方の5時から9時で3割,出勤途上の朝の8時から10時でも1割以上と。また図書館が閉館している朝の10時以前,それから夜の9時以降の時間帯でも2割弱のシェアを占めてございますので,今後さらにこの自動受取機の認知度が向上できれば,有人サービスで提供できなかった時間帯での図書館サービスがカバーできるのではないかというふうに,一定の効果を発揮するものと考えてございます。  いずれにしましても,引き続きこれら施設の利用促進に努めてまいりたいというふうに考えてございます。以上でございます。 12 ◯分科員(かじ幸夫) 令和元年度の取組に関しては非常に,私3点についてお伺いしましたが,それぞれ好評ということで安心をしました。  その中で特に予約図書自動受取機について,これは初めての試みということで,今後の利用状況を注視しているんですけれども,現在答弁にもありましたように,借りた図書の返却等は返却ポストの設置,これもいろんなところへ造っていただいて対応されとんですけれども,受け取りについてはやはり開館時間の課題があるということで,この自動受取機,地下鉄の営業時間内ということで,早朝・深夜までの対応と,本当にそういったことが先ほど御答弁にあった数字にも表れているのかなというふうに思うんですが,より多くの市民がさらに利用していただけるようになるんじゃないかなと思ってます。  現地のほうちょっと見てきたんですけれども,でっかい機械。例えば大きな機械の設置場所の課題とか,ちょっと事前には,設置費用もしくはランニングコスト,こういったお話も聞きました。なかなか課題っていうのは多いとは思うんですけれども,もうこの自動受け取りという観点で,今後増設っていう考えはありますか,いかがでしょうか。 13 ◯岡田文化スポーツ局中央図書館長 増設についてはどうかという御質問でございます。  先ほども申し上げましたとおり,本を受け取る曜日や時間の制約が非常に少ないというような,大きな特性がございます。もともとは三宮図書館が将来移転をいたしますので,令和4年度をめどに,一時KIITOのほうに仮移転をすると。それのつなぎといいますか,新しい三宮図書館が開館するまでのサービスとして,もともとは計画したものではございますけれども,ウイズコロナの時代に適合する新たな非接触型の図書館サービスであるということで,これにつきましては,やはり今後ともさらに需要が高まるのではないかなという期待をしているところでございます。  そういった考えを踏まえた上で,では今後増設はどうかということでございますけれども,様々な今,課題があるのかなというところ,実は私どもそれを検証していこうという状況でございます。  1つには,さらにもっとポテンシャルを上げていくということが必要かなと考えてございます。それとウイズコロナで生活様式の変化,図書館サービスのニーズ,こういったものがどういうふうに変わっていくのか,そういったところの見極めをしながら考えていければなというふうに考えてございます。  こういった非接触型サービスが今後重要な位置を占めていくというのは確実だと思いますので,そういった流れの中で,ちょっとしばらくは研究をさせていただければなと思っておりまして,今増設がどうかということにつきましては,まずその辺りきちっとした整理をした上で,計画的に取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。 14 ◯分科員(かじ幸夫) もう意識をしていただいているということで,今の時点では結構かと思います。
     次に,新西図書館の開設に向けた現在の進捗状況をお伺いします。 15 ◯岡田文化スポーツ局中央図書館長 新西図書館の御質問でございます。  これにつきましては,既に公表もさせていただいてございますけれども,もともとは令和3年度に西区役所,新庁舎移転をすると。そういったタイミングを見計らいまして,神戸市の中でも西神中央のリノベーション,そういったプランが出てまいりますので,これは都市局と一緒になって文化・芸術ホールと一体整備ということで計画をしてございます。  これの整備方針につきましては,これまでの検討会,パブリックコメントでいろいろ手続を踏ませていただいておりますけれども,現在は事業コンペで選ばせていただいた事業者のほうと,基本計画に基づいて今,順次,実施設計を進めておるというようなところでございます。  今後の予定でございますけれども,事業コンペで選定をいたしました事業者とともに,地元説明会のほうを実施いたしました。これ,2月と7月に分けてでございます。ちょうどコロナのタイミングがございましたので,分割してでの開催でございますけれども,そこで頂いたいろんな御意見を踏まえて,設計作業を進めておるというような状況でございます。詰めの作業というようなことかなと思っております。  今後でございますけれども,建築基準法に基づく細々とした手続がまだ残ってございます。確認申請手続でございますとか公聴会の開催,またそういったことを踏まえまして周辺にお住まいの方々への説明会,そういった後に工事を着手をする予定でございまして,ホールとともに令和4年の春以降に竣工,その後開館の準備期間も合わせますと,その年の夏頃の開業になるかなということの想定を視野に入れて,今進めておるところでございます。  以上でございます。 16 ◯分科員(かじ幸夫) この新西図書館については蔵書数も大きく増えると伺ってますし,特にデザイン面でも先進的なデザインで,より親しみが湧くような図書館になるというふうに思っています。西区民だけではなくて,多くの市民も期待を寄せられているだろうというふうに思いますので,西神中央のリノベーションがずっといろいろ公表されていく段階で,特に区民の方の関心っていうのは今,高まってます。いろんなお声を伺ってます。  今後の進捗に際して,今の答弁の中には説明会等々が開催されるということですので,いろいろそれぞれの区民もしくは市民の声を取り入れて,進めて行っていただきたいというふうに思います。楽しみにしております。  図書館というのは単に本を借りる,もしくは返す,こういう施設だけではなくて,その場所が本当に魅力のあるようなスポット,市民が行ってみたいというようなランドマークになるんじゃないかなと,そういうポテンシャルがあるというふうに私は思ってまして,映画館とか屋外テーマパークとかに負けないぐらいの図書館というものの整備を,本当に期待をしているところであります。  読書の秋ですので,西区の図書館だけではなくて,市内の図書館が市民が本に触れる,そういった機会を増やすっていう本来の役割もしっかり取り組んでいっていただきたいというふうに思います。こちらは要望とさせていただきます。  3点目です。神戸市立博物館についてお伺いをします。  昨年リニューアルされた博物館,これは先般,経済港湾委員会としても視察をさせていただきました。建築当初の趣が残って,施設全般にしっかりリニューアルをされてましたので,今後神戸の文化・芸術の発信地として運営されていくということは,大いに期待をしています。本当に元年度,ここにしっかりと費用もかけて取り組んでいただけたんだなというふうに感じてます。  今年に入って,コロナのおかげで多くの展覧会が中止となっていることは非常に残念ではあるんですけれども,実際に視察をさせていただいて,展覧会だけの施設じゃないなというふうに感じました。市民がもっと違った観点でも親しめる場所になるんじゃないかなという,そういった活用ができるんではないかなというふうに考えてます。  リニューアル後ですけれども,昨年度の,その後この博物館について,市民もしくは地域に開かれた博物館として周知・PR,どのようなことをされてきたのか,まずお伺いしたいと思います。 17 ◯雲丹亀文化スポーツ局博物館副館長兼事務局長 博物館に関してでございます。  御指摘のように,博物館につきましては昭和10年建設の国の登録文化財ともなっております歴史的な建物でございまして,旧居留地のランドマーク的な建築物でございます。  御指摘のように,博物館は昨年11月にリニューアルオープンを行いまして,街に開かれた博物館として,神戸の歴史や文化に気軽に触れられるように,1階を無料の常設展示室としました。そしてまたミュージアムショップやカフェ,ボランティアの拠点といったサービス機能を1階に集約させてきたところでございます。  リニューアルに関する周知・PRにつきましては,まずホームページをこの機会に刷新をいたしますとともに,広報紙KOBE,SNSで積極的なPRを展開してまいりました。その結果多くの新聞とか雑誌等にも取り上げていただいて,リニューアルオープンの周知・PRに今まで努めてきたところでございます。  さらにリニューアルに合わせまして,リニューアル記念特別展を開催をいたしまして,リニューアルを契機として当館の貴重な資料を御紹介し,多くの来館をいただいたところでございます。  リニューアル後の取組といたしましては,夜間における周辺地域のにぎわいを創出するということで,博物館の開館時間を金曜日は午後8時,土曜日は午後9時まで,その他の曜日は午後6時まで延長としております。そして金曜日と土曜日には,日没後にカラーバリエーションのライトアップを行いまして,夜間のにぎわいづくりを行っているところでございます。  また週末や休日に気軽に博物館に触れていただくということで,6月19日に夜間開館を再開しておりますが,それを契機に6月から9月の間におおむね月2回程度,博物館の1階ホールでクラシックコンサートも開催しております。  また博物館の1階のスペースには,来館者の皆さんにランチ・お茶を楽しんでいただくためのカフェも設けております。非常に人気のあるお店でございますので,そのお店に入店いただきまして,最近も阪神電鉄の広報紙等に掲載をしていただくなど,取り上げていただいたところでございます。今後とも様々な広報媒体と,積極的に連携を図っていきたいというふうに考えてございます。  以上のように,リニューアル後も博物館において様々な新しい取組を進めているところでございまして,今後もさらに博物館の魅力を様々な形で発信していくことにより,PRに努めてまいりたいと考えてございます。 18 ◯分科員(かじ幸夫) いろいろ周知・PRをいただいているということで,1階部分の無料開放というところに関連をして少しお伺いをしたいんですが,博物館,外から見るとすごく荘厳なといいますか──言葉合ってますか──荘厳な趣で立派な建物だというふうに思うんですけど,おかげでちょっと入りづらいというか,何か中に入るとすごくぴりっと張り詰めたようなところは,ちょっと何か感じたんです。  ただ中に入ってみると,無料スペースがあって,ここを何かうまく使えないのかなというところで,やっぱり待ち合わせ場所みたい感じで使っていただくというような,博物館に行くというモチベーションだけで足を運ぶんじゃなくて,ちょっと待ち合わせに使う,そういったことで,これも例えばなんですけど,その博物館の写真なんかをばっとポスターにして,フレーズは「待ち合わせは博物館」,もうこれだけです。そういうような発信で動機的に,その何かを見にいく,展覧会に行くではない人たちへ,何か発信ってできませんかね。 19 ◯雲丹亀文化スポーツ局博物館副館長兼事務局長 先ほども申し上げましたように,今回のリニューアルにおきましては,街に開かれた博物館というのを1つの柱にしてございます。1階の歴史展示室ですとか情報コーナー・ミュージアムカフェ・ショップなどは無料で提供しているというふうなことでございます。人々が自由に集える空間の創出っていう御指摘につきましては,当博物館も目指しておるところでございます。その方向で進めていきたいというふうに考えてございます。  具体的な御指摘がありましたようなキャッチフレーズも参考にしながら,待ち合わせスポットとしても使っていただけるようにSNS等で周知を図り,若者を中心にあらゆる世代が集える場所としてまいりたいと思っております。 20 ◯分科員(かじ幸夫) よろしくお願いいたします。  博物館についてはいわゆるいろんな展覧会とかも,本当に興味深いようなことをいろいろされているっていうのはよく勉強させていただいたんですが,もっともっと市民が行ってみようと,そういう博物館というようなことで,先ほど図書館でも言いましたけど,いろんなその休日の余暇を博物館でっていうことでしてもらいたいと,これは思うんですけど,特に若い世代もしくは子供たちに──子供たちは無料ですから──行っていただくような趣向を凝らしてほしいなと思ってて,ちょっと僕も驚いたんですが,ザビエル像ですね,僕はザビエル像とはすごくゆかりがありまして,20代頃ザビエルに似てるねってよく言われてまして,髪型だけですよ。今はもう言われませんけど,ちょっと不勉強でした。視察のときに教えていただいて,このザビエル像の本物が収蔵されていると。  ただこれ僕,はっと思ったのは,収蔵というよりは秘蔵されているような感じがして,くっと奥のほうで──大事なもんでしょうけど。ただやっぱりこれを,例えば子供たちなりに,教科書見たことあるかと,ザビエルやでと,神戸は本物を持っとんねんっていうようなところで,そういう何か特別展とかできないのかなというふうに思うんですけれども,本当に有効にその収蔵品,これもザビエルだけじゃないかもしれませんが,それをしっかり定期的に市民,特に私が言いました若い人たちとか,子供たちに博物館として発信をしていただきたいというふうに思うんですが,ちょっと簡潔にお答えいただければと思います。 21 ◯岡田文化スポーツ局長 厳しい御指摘を頂き,ありがとうございます。実は私もザビエル像,市立博物館イコールザビエル像しか実は知らなかった人間なんですけれども,このたび担当させていただいていろいろ勉強させていただいておりますけれども,今特別の展示室も設けました。その中で本物と──原資料といいます──と,それから複製品を交代で展示をさせているという状況でございまして,そこはもちろん高校生以下無料で入れますし,写真撮影,インスタに載せていただいても全然構わないです。そういうことができるんですけれども,それがちゃんと知られていないというのは,これ,やはり御指摘のとおりだと思います。  ウェブ上では非常に精密な画像も展開しているんですけれども,やっぱり来ていただいて見ていただいて,そして博物館のほかのことも楽しんでいただくということが,これは私は非常に大事だということを常に今,博物館のほうに申し上げておりますので,そういう意味で,この博物館のキラーコンテンツとして多くの方に知らせて,そして11月には本物を展示をすることになってございますので,そういうこともきちっと広報して,皆様にお知らせしていきたいと思っております。  以上でございます。 22 ◯分科員(かじ幸夫) ザビエルですよ。よろしくお願いします。もう,どうですか,常に本物を出しとってもうたらどうかなと思いますが,その辺はいろんな事情もあるんでしょうし。  教育委員会からこの事業来たんですけど,このザビエルのところだけ,教育委員会にちょっと返しとってください。社会科の先生,そのページに来たら,必ず神戸に本物あるからなって言うように,全ての社会科の先生に言っていただくように,ぜひお伝えいただければ幸いです。  博物館,本当に旧居留地のど真ん中に位置しております。その旧居留地の散策とか,メリケンパークへ行くいわゆる回遊性の動線としてはちょうどいいところにあると感じるんですね。将来的には東遊園地がリニューアルになって,「こども本の森」でしたっけ,それができる。もしくは少し先ですけど,市役所の2号館がリニューアルになると。そういうことを考えたら,一番いい真ん中のところに博物館,あの建物があるわけですから,しっかり市民の方たちが,そこを意識をしてこの三宮,もしくは神戸の都心部を回遊いただくような,本当に中心を担っていただきたいなというふうに思ってます。元年度,そこそこの費用をかけてリニューアルされてますので,それを有効に御活用いただいて,市民やお客様に開かれた博物館としていってください。  最後,4点目です。  芸術祭の今後ということでちょっとお伺いします。元年度に行われたアートプロジェクト,TRANS-ですか,改めてこの当局として検証・評価についてお伺いをします。 23 ◯岡田文化スポーツ局長 ちょうど1年前に開催をいたしましたTRANS-への検証・評価ということでございます。  開催地を,同時開催しておりましたラグビーワールドカップ2019と同じ兵庫南部と,それから長田南部,さらに新開地を舞台に展開をいたしました。作家には海外と国内からそれぞれ第一線の作家を招きまして,ドイツのグレゴール・シュナイダー氏と兵庫区出身のやなぎみわ氏ということで,3つのこのエリアにおきまして,作品を発表いただいたところでございます。  期間中の来場者数は,両作家の作品鑑賞に6万4,000人ということでございます。最初,作家の御意向で,こんなものが展示されているということは言わないでほしいという──ちょっととがった作品展だったもので──御意向があって内容が公表できず,なかなか広報がしんどかったんですけれども,当時1日1,000人程度ということだったんですが,10月の初めにやなぎみわさんの野外劇を中央市場でやりまして,これが非常に好評で,またメディアからもたくさん取り上げていただきました。また,参加型のプロジェクトなんかも行いまして,最終的にといいますか,途中から来場者数は1.5倍の1,500人まで,毎日増加をしたというところでございます。パブリックプログラムということで,参加型はそれだけで3万3,000人,やっぱり関心のある方がたくさんいたんだなというふうに思っております。  この市街地西部エリアを中心に開催をさせていただいたわけでございますけれども,このエリアが持っております歴史や文化ということに,アートを通して光を当てたと。地域の魅力を再発見,発信しようという意図でございました。今回これを通しまして,この兵庫津を中心とするエリアを面的に紹介したこの企画で,国内のみならず海外のメディアにも取り上げていただいたところでございます。下町情緒や歴史遺産にあふれるこれらの地域の魅力,神戸の魅力を発信できたのではないかなと,このように考えてございます。 24 ◯分科員(かじ幸夫) 芸術祭としても好評だった,かつこのエリアの活性化にもつながったということで,非常にやっぱりこういう──お祭りっていう簡単な言葉では言いづらいですけど,いい起爆剤だなというふうに感じました。  過去にはビエンナーレとかも開催をされてきてまして,私の感覚からすると,やはり神戸の中心地でこういうのは行われる傾向があるのかなというふうに思ってまして,一方で西区,北区などのいわゆる里山であったり文化財がそこそこ──そこそこ言うたら怒られますね──とてもいい文化財がたくさんありますので,こういうところもターゲットにして,今後その芸術祭といいますか文化祭といいますか,そういったことを開催っていうような考えはあるんでしょうか。 25 ◯宮道文化スポーツ局副局長 おっしゃっていただきましたように,神戸のもう1つの魅力である田園風景ですとかそういう里山ですね,そんなところに関しましては,これまでにも芸術祭という格好ではないんですが,様々に文化財ですとか自然環境を生かした取組を行ってきてまして,2017年の国際フルート音楽祭なんかでも,文化財を舞台に,それから藍那の里山公園などを舞台にしたようなことも行ってございます。  これから里山を舞台とした芸術祭が,越後妻有のトリエンナーレですとか,兵庫県の中でも数多く行われてまして,そういうところとのバッティングなども含め,この後どんな形でアピールしていくのがいいのか。いずれにしましても文化・芸術を使ってそういうところをアピールしていく,そういう視点ではしっかり取り組んでまいりたいと思います。 26 ◯分科員(かじ幸夫) ありがとうございます。  いろいろ今日お聞きしましたけれども,文化スポーツ局になってすごく事務分掌的には文化,スポーツ,芸術,本当に分かりやすい事務分掌になったと感じています。今後文化・芸術に触れるっていうような,市民にとってはすごく日常生活の豊かさを頂くビタミンみたいなもんですので,ぜひ市民生活が豊かになるように,当局としては関係部局と連携をして,これからもやっていただきたいと思います。  私からは以上です。ありがとうございました。 27 ◯主査(外海開三) お疲れさまでした。  次に香川委員,発言席へどうぞ。 28 ◯分科員(香川真二) おはようございます。よろしくお願いいたします。  世界パラ陸上の話を少し聞きたいと思っておりまして,私議員になるまでは,理学療法士として障害の方に対するリハビリテーションをしておりましたので,こうやって障害者の方がスポーツをするっていうことに関して,さらにそういった協議の場を設けていただけるということに,本当に感謝しております。  ぜひともこれを大成功に導いていただきたいという,そういう立場でいろいろアイデアをお持ちしましたので,その辺についても皆さんに検討いただきたいと思ってますので,ちょっとその辺を質問させていただきたいと思います。  まず,先ほどかじ委員のほうから質問もありましたので,その大会に向けての進捗状況とか取組状況とかについてはもう割愛させていただきたいと思うんですけど,やはりパラスポーツの課題っていうのは,なかなか見てもらえる人が少ないというところがありまして,例えば前回のオリンピック・パラリンピック,リオデジャネイロで行われたと思うんですが,リオデジャネイロのパラリンピックでも視聴率1%以下というふうな,そういったような状況もありまして,本当にパラスポーツ見ていただけると,本当に感動もするし,例えば活力も頂けるしということで,多くの方に見ていただきたいなと思うんですけれども,今回の世界パラ陸上に関しましてどのようにしてそういった発信をしていく,取組をしていくのかというところをお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 29 ◯岡田文化スポーツ局長 世界パラ陸上競技選手権大会,内容につきましては先ほど御答弁いたしましたので割愛,私のほうもさせていただきますけれども,この大会,パラリンピック委員会と協議をする中では,全世界に向けての放送という形は,どのような事業者がやるかは別にして,放送は予定をされておるということで聞いてございますので,これは神戸の街自体を発信するにもいい機会にはなるというふうにも考えてございますし,御指摘ございましたように,やはりパラスポーツというのはなかなか御覧いただけないと,さらにはそれがまた普及にもつながっていく一つの道筋になるんじゃないかなと,たくさんの人にやはりパラスポーツというものを理解していただくことが大変大事だと思ってございます。  それで前回のドバイ大会はどうだったかということなんですけれども,昨年の秋というか冬でございましたけれども,国内向けにはNHKから生中継が行われておりまして,またユーチューブでも配信をされて,パラリンピック委員会がライブ配信をしたと,ユーチューブで,そういうことをやっております。ただ,やはりこれは時差の関係もございまして,ちょっと夜遅くになってしまったということもあって,視聴率も厳しいというのは理解をしておりますけれども,やはりあらゆるツールを使って,それとそれまでの間,我々の前に実は東京パラリンピックがございますので,そういう意味では私たちにはその分,プラスアドバンテージがあるのかなというふうに思ってございます。また学校現場ですとかあるいは対市民向けにもパラスポーツの楽しさということも体験いただく,そういう機会も設けてアピールをしていきたいというふうに考えております。 30 ◯分科員(香川真二) ドバイ大会ですね,ユーチューブで配信されたということで,世界に今配信するツールというのはたくさんありますので,そういったものを活用していただくのは,すごくいい方法だと思っております。  そのライブ配信を見ていただくためには,前段階としてPRというものがあると思うんですけど,そこにもやはりユーチューブなどを使っていただきたいなと思っておりまして,今はもう情報っていうのは,受け取るだけではなくて皆さんが発信できるというふうな時代にもなってきておりますので,例えばその組織委員会の方だけが発信するだけではなくて,多くの方が発信できるような仕組みづくりをしていただけたらとは思います。  やはりPRされる方っていうのは重要になってくると思うんですけど,ここに室伏さんとか山本 篤さんとか,そういう方がアンバサダーに就任したというふうなことを書かれておるんですが,もっと多くの方にPRしていただくように,例えば競技をしている選手が自分たちの競技風景であるとか,ふだんの日常生活であるとか,そういったことをどんどんユーチューブなどで配信してもらうような,そういった仕組みをつくられてはどうかなと思いまして,ぜひその競技選手にPRアンバサダーのような形で就任していただいて,本当に自分たちの大会を自分たちの力で盛り上げていこうというふうな,そういった形で何か働きかけをされてはどうかなと思うんですけど,その辺についてお聞かせください。 31 ◯今西文化スポーツ局担当部長 特に今お話ありましたように,パラ競技自体なかなかやっぱりスポーツの浸透というのが非常に厳しいのが今まででしたけれども,委員御存じのとおり,やはり東京パラリンピックに向けてマスメディア等も非常に盛り上げております。  我々の大会組織委員会も,実は国内選手の方を招いたりとかしておりますので,できるだけそういう形で,実際今も東京2020パラリンピックに向けてパラアスリート,非常に厳しい環境ですけれども,それぞれ取り組まれてますので,我々もそういった活動も含めて,今後発信できるように検討してまいりたいと思っております。 32 ◯分科員(香川真二) きっかけをしっかりとつくっていただけたら,あとは,どういうんですかね,今どんどん波及して周りが巻き込まれるような形で,情報っていうのは配信していくような時代になってきてますので,ぜひそういったきっかけをつくっていただきたいと思いますし,競技選手の中でもやはり配信するのに抵抗っていうか,一回やるのに対して少し思い切れない人もいると思うので,そういった人たちを周りから後押しするとか支援するっていうふうな形でもいいかと思います。  配信する内容とかもどういった内容がその魅力を伝えられるのかなと,そういったアドバイスなんかも,今まで神戸市としてはいろんなPRをされてますので,そういったところも競技選手とかもしくは配信していただける方,そういった方と一緒になって取り組まれてはいかがかなと思いますし,神戸市に外国人のPRアンバサダーの方もおられるというのをホームページで見させていただきましたので,そういった外国向けにもしっかり配信もしていただけたらなと思ってます。  あとパラ陸上の,パラスポーツの魅力をやはり知っていただくためにということで,競技を見るっていうことはしていただけることはあるんですが,見ても中身が分からないっていうのがよく聞かれるんですね。つまりその競技自体がどういったルールでやられているのかっていうことと,あと一番皆さん引っかかるのは,クラス分けなんですね。つまり障害の程度が,ある程度の数値化で,その障害の同程度の人たちで競うんですけど,障害がもちろん様々なものなので,そういったものがどういうふうに分類されて程度を一緒に合わせてるかとか,そういった解説みたいなものも同時に出していただけたらなと思うんですけど,その辺についてもお考えをお聞かせください。 33 ◯今西文化スポーツ局担当部長 委員御指摘のとおり,パラ陸上競技も含めまして,パラのアスリート競技についてより深く知っていただくには,やはりこのパラ競技の一番の最大の特徴といいますか,先ほど言われたこの障害の程度に応じて平等・公平に競技ができるという土台の制度であるこのクラス分け制度,またそれからパラ競技のこの独特な車椅子レーサーですとか,投てき台等々の競技方法も含めて,やはりこれについて広く御理解いただくことっていうのが,最初に重要になってくるのかなと思っております。  このクラス分けですとか競技方法につきましては,日本パラ陸上競技連盟が公式のガイドブックつくってまして,見ていただくことができるんですけれども,先ほどお話のありました今回のドバイ大会のNHKの放送でも,合間合間にクラス分けの説明ですとか競技方法の説明,あるいは選手の説明等々盛り込まれて,できるだけ分かりやすくっていうことをされてたのを,私たちも見ております。  これにつきましては神戸大会におきましても,このパラ陸上競技の魅力を分かりやすく紹介するためのツールとか,この選手紹介を行う方法とかも含めまして,今後は十分検討してまいりたいと考えております。 34 ◯分科員(香川真二) PRもしっかりしていただいて,視聴率上げていただきたいなと思ってますし,実際見るだけじゃなくて,実際に競技をするっていうのは体験ぐらいにしかならないと思うんですけど,パラスポーツをやってると,周りに支えたいっていう人たちも結構出てくるんですね。もちろんその競技者を支えたいっていうふうな,実際の競技で支えたいっていう方もおられますし,あと資金面で支えたいっていうふうな方もおられまして,実際パラスポーツやってる方の多くの共通する課題っていうのが,その活動する資金の不足っていうのを言われていると思うんですね。  割と最近企業さんなんかもスポンサーになってくれるところも増えてはきたんですが,まだまだやはりその認知度の低さっていうのもあって,まだ数が少ないなというふうに思いますので,そういった部分で,できたら魅力を向上させるっていう意味では,最高のパフォーマンスを出していただく,さらにはこの陸上競技選手権で日本人選手に活躍していただきたいというふうに思ってますんで,そういった選手の活動の支えをするっていう意味で,資金の面で,例えば個人がクラウドファンディングみたいな感じで資金を皆さんに集めていただいて,それを活動資金に充てるとか,そういった取組なんかはできるんじゃないかなと思うんですけど,どうでしょうか。 35 ◯今西文化スポーツ局担当部長 ただいまお話ありました,やはり資金的な支えですね。それが近時報道されてますパラアスリート,練習場の確保等も含めて,やっぱり最大の話になっております。  我々の大会アンバサダーになっている山本 篤選手も,今お勤めされながらという形で,企業のほうもそういう理解のほうも結構されるようになってきてますし,そういうきっかけですね,クラウドファンディングができるようなきっかけづくり,それも行政のほうである程度どんな形ができるかっていうのも,今回の大会に向けて研究してまいりたいと思っております。 36 ◯分科員(香川真二) ありがとうございます。  最後,要望とか感想を含めてなんですけど,ぜひともこの神戸でやるということなんで,成功させていただきたいなというふうな思いでいろいろアイデアを出させていただいたんですが,1年延期されるということで,会期が3週間ぐらい早くなるんですかね。ちょっと暑い時期に入ってきますので,そういったところで,やはり障害をお持ちの方の中には温度管理が難しい方とかもおられますので,暑さ対策をしっかりしていただかないといけないなと。  コロナのところに最近目が行きがちなんですけど,やはりその暑さ対策っていうのは,もう常にやっていかないといけないことです。2年後コロナどうなっているか分からないですけど,多分2年後のこの時期も暑いとは思いますので,その辺とか,先ほどかじ委員も言っておられましたようなそういったバリアフリーの整備とか,そういったのをしっかりやっていただきたいなと思います。  ぜひともこういう大会を通じて障害の理解,先ほど局長も──障害の理解とかパラスポーツの普及っていうのももちろんなんですけど,障害者の方が,スポーツやってないんだけどそういった競技を見て,自分もやってみようかなと思うような,そういった社会参加ですね。そういったところの部分も広げていっていただきたいと思いますし,多くの市民の方,健常の方も,パラスポーツ見て,本当に頑張っている姿を見ることによって活力をもらうとか,そういったいろんなところでの関係性が,バリアが取れていくような,そういった大会にぜひともしていただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。  次の質問をさせていただきたいと思います。  スポーツをやるきっかけっていうのが,いろいろあるとは思うんですけど,私はいろんなスポーツを子供の頃からさせてもらってたんですけど,その地域にスポーツのチームがあったりとか誰かに誘われたりみたいな感じでスポーツを始めることが多くありました。地域にスポーツ少年団のようなチームを持たれてるところが多くありまして,その中で近所のお父さんとかお母さんがいろいろサポートしながらとか,指導しながらそういったチームを支えてくれてるとは思うんですけど,ボランティアというような形でやってくれてる方が多くおられまして,本当に地域のそういうスポーツの普及とか活動に関して尽力されているなというふうに思っておりまして,そういった方々がやはりそのやりがいを感じてるというのに,子供たちが例えばスポーツをやって成長してくれて上達するとかそういうので,上手になって試合でも勝つとかっていうのがやりがいになってるんだっていうのを聞いたことがありまして,ただ自分たちの指導が本当に正しく指導できてるのかどうかっていうのも,疑問に思ってるっていうふうな声もありましたので,そういった指導者の方の,ボランティアで指導してくれている方も含めて,育成とか例えば指導力の向上みたいなものがどのような形で,何かなされてるんであれば教えていただきたいなと思うんですが,よろしくお願いします。 37 ◯平野文化スポーツ局副局長 ただいま御指摘いただきましたけれども,地域スポーツを支える方々,本当に地域のスポーツを支えていただいているというふうに考えております。  そういう方々に対しまして,神戸市といたしましても指導力の向上,そういったことも含めまして幾つかの取組をしております。  具体的には,まずスポーツの指導者としてのスキルの向上を目的といたしまして,神戸市スポーツ協会や兵庫県体育協会のほうが,スポーツリーダー養成講習会,またアシスタントマネジャー養成講習会ということを毎年開催しております。  こちらには地域スポーツクラブの会員,一般市民の方も受講されまして,例えば各地域スポーツクラブの運営などに役立てていただいているという状況でございます。神戸市からはこれまでに135人の方が受講されているという状況でございます。  また各体育施設,地区体育館等ですけれども,こちらのほうでもスポーツ安全講習会,市民スポーツセミナーということで,こちらにつきましては市民の方の健康づくりということで,少し目的は違うんですけれども,そういったことをしております。こちらにつきましては日頃からスポーツ指導に当たっている方,自分自身がスポーツに親しみたい方など,幅広い方を対象にいたしまして,理学療法士の方等の専門家を招いて,市民救命士の資格取得やテーピングの仕方などの講習を行っているというところでございます。  併せましてこちらにつきましては,昨年度19回開催いたしまして,217人の方が参加しているという状況です。このほかにもこういったセミナーとか講習会,なかなか参加できないという方がおられますので,そういう方々に対しましても出張サービスという形で,体育館スタッフの方を派遣して開催しているものがございます。  昨年度33団体に派遣をしておりまして,例えば地域スポーツクラブなど依頼があった団体とか,あるいはそういったところに,各体育館に配置されてますスポーツ専門指導員の方を派遣して,先ほどと少し同じような目的になりますけれども,市民救命士の資格取得やテーピングの仕方に加えまして,あと例えばAEDの使い方,こういったことについての講習を行っているというところです。こちらにつきましては,昨年度は全体で2,340人の方が参加していると,非常に多くの方が参加しているということです。  今御指摘がありましたけれども,今後もこういった技術者の育成あるいは後継者の裾野拡大と,こういったことを目的に,幅広い取組に引き続き取り組んでまいりまして,地域でスポーツ振興を支える方々を育成していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 38 ◯分科員(香川真二) ありがとうございます。  いろいろ取組をされているということと,かなり多くの方が参加されているということで関心の高さというのも感じ取れましたし,メジャースポーツって言ったら悪いですけど,そういった競技人口の多いスポーツだけではなくて,マイナースポーツもぜひとも,指導者不足みたいなところが課題になってますので,そういった次の後継者の育成なんかも,ぜひともそういったところでやっていただけたらとは思ってます。  指導するっていうのも本当に,すごく責任を感じてやられている方がたくさんおられると思います。けがをさせてはいけないとか,今では熱中症の問題とか感染の問題とかいうところも出てきてますんで,そういったところもしっかりと指導していただきたいと思いますし,指導方法も昔と今,例えば分かりやすく言うたら20年前と今では全然変わってきているようなものもありますので,そういった理論が真逆になることもありますので,そういったのもしっかりと今,科学的なやはりその最新の知見を取り入れてもらって,正しく指導していただくとかそういったこともぜひとも,今後も続けていただきたいと思います。  もう1つはスポーツを続けていく上で,やはり気になるのはけがが起こらないかということで,けがをすることによってスポーツが今後できなくなるというふうな問題も出てきますので,そういった試合や練習中のけがを防ぐっていうふうな目的で,例えばそのスポーツトレーナーと言われる,正式にはアスレチックトレーナーというんですかね,そういった方々をぜひともいろんなスポーツの団体や,例えば学校関係なんかにでも派遣していただけたらいいなと思うことがありまして,海外の事例なんか見ると,アメリカなんかは割と早くからそういったアスレチックトレーナーを学校にも入れたり,子供たちのスポーツの現場にも取り入れたりとかしているようなんですね。日本ではまだまだそういった普及が広がってなくて,若干プロスポーツであるとか社会人のスポーツ,大学スポーツぐらいまでのところで,大学スポーツになるともう本当に一部というふうなところまでしかアスレチックトレーナーがいないというふうな状況であるとは思うんですけど,今後例えばその高校生,中学生ぐらいで,今もう本当に激しいスポーツも結構増えてきて,けがも多いスポーツもありますので,そういったアスレチックトレーナーなどを派遣していただけないかなと思ってるんですけど,その辺について見解を聞かせてください。 39 ◯平野文化スポーツ局副局長 今トレーナーなどの派遣ということで,御指摘いただきました。  先ほども少し出張サービスというお話をする中で,今各体育館のほうにスポーツ専門指導員という方々を配置しまして,体育館の中の取組等々についてはそういう指導をしたりということをしておるんですけれども,今御指摘のあったような各学校とか,そういうところにはまだちょっと人員面のことも含めて,できていないというところが現状でございますので,今後の1つの研究課題として少し考えさせていただけたらというふうに考えております。  以上でございます。 40 ◯分科員(香川真二) ありがとうございます。  実際私も理学療法士として働いているときは,けがをした後のそのリハビリに関わっていることは多くあったんですけど,やはりそのけがをする前の段階で今予防をというふうなところで,多くの方が関わりを持つような時代になってきてまして,そういった意味では子供たちがスポーツする上でけがをしないような体づくりであるとか,あとはけがに対する意識づけであるとか,そういったところをしっかりと教育していくっていうのが,今後必要なのかなとは思っております。  実際アスレチックトレーナーの方がどのような活動を現場でやるかっていうと,テーピング巻いたりとかスポーツ後のアイシングしたりとか,体づくり,トレーニングのアドバイス,あと熱中症対策も今は重要になってきてますし,栄養管理なんかも必要なスポーツもあると思いますので,そういったところをしっかりとやっていただく専門家を,高校ぐらいからまずは始めていただいて,高校でも市立高校ぐらいから始めていただけたらなというふうに思ってますが,一番の課題は,もう費用なんですね。  その人件費をどのように払っていくかというところになってきてまして,今一部の高校のそういったスポーツの監督さんというか顧問さんに聞いてみたら,子供たちがお金を集めて,150円とか200円集めて,40人分集めてお金を支払ったり,交通費払ったりとかで来てもらってるというのは聞いたことあるんですけど,本当に子供たちのほうからも学校のほうからも必要とされているようなものですので,ぜひともそういったのを試験的にでも導入していただけたら,そのよさが分かれば多くの学校にも普及していただけたらなと思ってますので,ぜひとも検討していただけたらと思います。  私のほうからは以上です。ありがとうございました。
    41 ◯主査(外海開三) 御苦労さまでした。  次に岡村委員,発言席へどうぞ。 42 ◯分科員(岡村正之) 自由民主党を代表いたしまして,前半,私岡村正之が,後半は山下議員が文化スポーツ局関連の質疑をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  初めに,国際試合ができる武道館の建設についてお伺いいたします。  神戸市では,1区1体育館といった考え方の下,地区体育館の整備を進めてきたことにより,現在では多くの市民が身近なところで気軽に健康づくりや様々なスポーツを楽しむ場や機会を享受することができるのではと思います。  一方で,柔道や剣道をはじめとする格闘技や弓道など様々な武道については,王子スポーツセンターなどの中で施設の一部として柔道場などが設けられており,総合的に武道へのニーズに幅広く応えることができてないのではないかと考えています。  さらにここ神戸が講道館柔道を確立した嘉納治五郎氏の生誕の地であることも思いをはせると,現在の柔道場や剣道場などが散在している状態は,改善すべきであると思います。  例えば姫路市内には県立武道館が設置され,多様な武道へのニーズ,さらには国際的な大会の開催にも応えることができる状況にあります。このような状況を踏まえて,神戸市として早急に現状を見直して,市民の日々の練習の場としてはもちろん,全国から大学や企業などが合宿でも利用できるような,さらには国際的な大会も開催できる武道館を整備すべきだと考えますが,当局のお考えをお伺いいたします。 43 ◯岡田文化スポーツ局長 岡村委員から武道館の整備についての御質問でございました。  現状の取組から少し御紹介をさせていただきますけれども,今御紹介ございましたように,王子スポーツセンターございます。こちらのほうではこの中に武道専用の会場を設けてございまして,それぞれ剣道場,柔道場,弓道場,おのおの設けておりますので,ほかの競技と一緒になるというようなことはなく,そこでしっかりと練習をしていただいているということでございますし,また多くの大会もこの場を利用して活用をされてございます。  もう1つ,総合運動公園内にあるグリーンアリーナ神戸,これがございますけれども,こちらでは例年,兵庫県大会レベル以上の柔道大会,県立の武道館──姫路にあります──これと同程度数開催もされているということでございまして,今年度はコロナの影響で残念ながら中止でございますけれども,実は8月には全国高校総体の柔道競技も,このグリーンアリーナで実施させていただく予定にしてございました。そういうような形で,グリーンアリーナ神戸も大規模な武道大会で活用はされてございます。  御指摘のその国際的な武道大会ということの実績で申しますと,30年の7月にはなりますが,中央体育館におきましては世界大学空手道選手権大会,これを30か国240名の選手をお迎えをして開催をしたところでございます。  現状としてはこのような施設を有効に活用し,市や県の大会のほか,全国級・国際級の大会を開催をしているというのが神戸市の現状でございます。  御指摘の市内に新たな武道館を整備するということ,これは武道の普及促進のためには有効なものであると,私どもも考えてございます。限られた財源の中で,これらの施設を総合的に勘案して,まず市民が身近にスポーツを楽しめる環境整備も,これは必要があると考えてございます。  現在,90%を超える利用率が市内のスポーツ施設,ございます。それぞれのスポーツ施設がかなり老朽化も今進んでおりますところから,まず安全対策,さらには引き続き快適に御利用いただけるような空調の整備,こういうことを計画的に進めておる最中でございますし,また垂水や三宮地区の新規体育館の整備にもかかってございます。またポートアイランドホールのような大規模なホールの大規模改修も今,進めておるというところでございますので,そういう中で計画的に考える必要があると思います。  御指摘の姫路の県立武道館でございますけれども,少し調べますと,平成14年に建設をされた全国有数の施設でございまして,2ヘクタールの敷地に観客席2,000席の第1道場というこの四角い大きな競技場があって,周りを観客席が覆うという非常に立派な施設でございますし,これに併設をして今度は観客席1,000席を備えた第2道場ということで,4つか5つに分割できて細長いやつ,ここに全部,1,000席の観客席が入ると。非常にこれ立派な施設で,やはり兵庫県が整備したということは広域的に人を集めるための,それぐらいのキャパシティーを持った施設であるというふうに理解をしております。  これと同規模の施設を直ちに整備にかかるということにつきましては,先ほど申しましたように,財政上ちょっと厳しいものも今はございますけれども,引き続き他都市の状況をよくよく調査をさせていただいて,研究をさせていただければというふうに考えてございます。 44 ◯分科員(岡村正之) 王子スポーツセンターのところ,道路の前に弓道場があると思うんですけれども,弓道場を見た感じ,ちょっと寂しいように見受けられるんですけれども,あそこの利用者なんですが,どういった評価とか満足度をいただいているんでしょうか。 45 ◯岡田文化スポーツ局長 あそこの弓道場は神戸市の弓道協会の皆様が主に使っていらっしゃると思います。もちろんかねてより,新しい弓道場を造ってほしいというのは,かなり以前から御要望が上がっているということは我々も承知しておりますが,あそこの弓道場,ちょっと何年前か失念いたしましたけれども,火事が出まして,それで1度燃えちゃったんです。それをきれいにしたということで,まだそんなに,10年か15年かそれぐらいのことで,それできれいに整備したという経緯もございますので今はそのままお使いをいただいているということと,それからそれと王子スポーツセンターの建物を挟んで南側の駐車場の屋上に,もう1つ長いほうの──遠的というんですが,弓道場も整備をさせていただいておりますので,その両方をお使いいただいていると理解しております。  評価につきましては,ちょっと今私の手元にもございませんので,また1度聞いてみたいと思いますけれども,御要望があることは承知してございます。 46 ◯分科員(岡村正之) ありがとうございます。  次に再質問させていただきます。  会派としては,現状の様々な道場等が散在している状況では,十分ではないと思います。  具体的に武道館の整備に向けて検討に着手すべきであると考えております。そのためにも,整備するための適地の確保が必要となってきます。例えば文化ホールの移転が予定されている大倉山公園,候補地として考えるべきだと思いますが,見解をお伺いいたします。 47 ◯岡田文化スポーツ局長 新しい武道館の候補地としての文化ホールの移転後の大倉山公園ということでございますけれども,文化ホール移転後のその跡地の利用ということにつきまして,今全市的な視点により検討を進めていくということで,企画調整局が中心となって関係部局が今年からいろいろ検討を始めようということで,動いてございます。  このため,いろんな部署が関わります。それとあの場所だけじゃなくて,神戸駅北側から大倉山公園にかけてのアプローチについてもどうするのかとか,そこだけじゃなくて,今少し神戸駅の北側に問題があるんじゃないかという認識も庁内では持っておりまして,そういう意味でたくさんの部局が関連するわけですけれども,そういうことも含めて連携をして,この文化ホールの移転によってこの大倉山辺りが空洞化することのないように,移転スケジュールや地域特性,今申し上げましたようなことを踏まえつつ,また武道館という御提案も含めまして,幅広い観点から御意見を頂いて,総合的に研究してまいります。 48 ◯分科員(岡村正之) そうですね,神戸駅北側,結構寂しく今現在なってまして,お店等とも少なくて閑散としておりますんで,ぜひいい計画を立てて,神戸駅駅前北側が活性化できるように,よろしくお願いいたします。  次に,魅力あふれる博物館の取組についてお伺いいたします。  市立博物館ではこれまでにもフェルメール展など,海外からの著名な作品を集めた特別展が開催され,一目見ようと全国から人が押し寄せるなど,これまでにも多くの人々を魅了してきました。  昨年11月にリニューアルオープンしたということですが,コロナ禍の影響もあると思います,市民にはリニューアル後の魅力が伝わっていないのではないかと感じています。そもそも今回のリニューアル内容がどのようなものであったのか,現在の魅力は何なのか,改めて教えていただけますでしょうか。 49 ◯雲丹亀文化スポーツ局博物館副館長兼事務局長 博物館のリニューアルに関してでございます。  博物館はもう御承知のとおり,昭和57年の開館以来30数年が経過しておりまして,常設展示の陳腐化ですとか情報化への対応の遅れ,また変容していく市民ニーズ,そういったものへの対応が非常に求められている状況でございまして,それに合わせてリニューアルを行ったところでございます。  リニューアルに当たりましては,平成28年3月にリニューアル基本計画を策定をいたしまして,その中でまちに開かれた博物館,それから分かりやすく伝えるための再構築,それから博物館機能のさらなる充実というこの3点を柱といたしまして,平成30年2月から令和元年10月末まで大規模なリニューアル工事を行って,昨年11月2日にオープンしたところでございます。  その内容につきましては,具体的には先ほども少し申し上げましたが,1階に神戸の歴史展示を集約いたしまして,無料とするとともに,情報コーナーを新設し,体験学習室も全面的に改良いたしました。さらにカフェやショップのサービス機能を充実させたことにより,足を運んでいただきやすくなるきっかけを提供していると,これが1つの魅力かなというふうに考えてございます。  さらにまた分かりやすく伝えるための再構築ということで,2階にはコレクション展示室を新設をいたしまして,国宝の桜ヶ丘銅鐸ですとか,先ほどもお話ありました聖フランシスコ・ザビエル像を常設展示するとともに,約7万点を誇ります美術とかびいどろ,古地図,考古歴史の資料の中からテーマを定めた展示を定期的に行いまして,来館者にその多様さ,奥深さ,実物資料の持つ魅力を体感できるようにしてございまして,これも1つの魅力ではないかというふうに考えてございます。  さらにより快適で親しみやすい博物館を目指しまして,以前は不具合の御指摘が多かった各階のアメニティー設備につきましても,例えば授乳室の設置ですとかトイレの改修というのを行ってございます。  また先ほども御答弁させていただきましたけれども,夜間開館,カラーバリエーションのライトアップなども行っておるところでございます。  なおリニューアルオープンに当たっては,記念特別展といたしまして,神戸市立博物館名品展を開催をいたしまして,約2か月の間に2万4,000人,その間特別展以外の入館も含めますと,3万9,000人の来館をいただいたところでございます。  今年度は新型コロナウイルスの感染予防の観点から,長期にわたって休館をするなどによりまして,来館者数は大きく落ち込んでおるところでございますけれども,リニューアルいたしました博物館の魅力を今後も伝えられるように,様々な工夫をしていきたいと考えてございます。  以上でございます。 50 ◯分科員(岡村正之) リニューアルの結果,コロナの影響はあると思うんですが,利用者層ですね。特に若い世代が,リニューアルすることによって魅力を持っていただいて,来てくれたとかそういうデータはありますでしょうか。 51 ◯雲丹亀文化スポーツ局博物館副館長兼事務局長 リニューアル後の状況でございますけれども,リニューアルに当たりましては従来有料でございました高校生以下の入館料を無料といたしまして,大学生は半額に変更をしておるところでございます。  今のところ,現段階ではその特別展とか常設展におきまして,大学生以下の入館者の割合が増えているというふうな状況にはまだ至っていない状況でございます。新型コロナの影響もございますので,もう少し推移を見ていく必要があるかなと思っておりますけれども,今後も若い世代にPRを進めていきたいというふうに考えてございます。  入館者全体としましては,リニューアル後は特別展,さらにまた常設展,それから無料スペースも含めまして,リニューアル前に比べて入館者数としては増えてきているというふうに感じております。  以上でございます。 52 ◯分科員(岡村正之) この間,私も博物館のほうに行かせていただきました。リニューアルによって1階の無料の常設展示やカフェやミュージアムショップなどが新設されたっていうのは分かりまして,一歩踏み入れると非日常的な空間が広がって,すごく魅力だなっていうのを感じました。  ところで京都市の京セラ美術館,若い方の利用が大変多いと聞いてます。京セラ美術館の職員からインスタ映えするポイントを多く設けてますよっていうお話を聞いてるんですね。そこで,このコロナ禍の時代ではあるんですが,博物館もリニューアルした後,利用者の傾向も踏まえていきながら,例えば落ち着いた空間の中にもSNS等々で発信したくなるような場所,例えばエントランスなどに設ける工夫など凝らしてみてはどうでしょうか。  そして博物館ならではのたたずまいや造形などを生かしてプロジェクションマッピング,先ほど夜間のライトアップというのも──私も夜間のライトアップをちょっと経験させてもらおうと思って,6時半以降でしたっけ,ライトアップのほうを体験させていただきました。本当にすごくモダンで,先進的な取組をしていただいているんだなっていうのを肌で感じております。  リニューアル後も色あせない,魅力ある取組についてはどうか,見解をお伺いいたします。 53 ◯岡田文化スポーツ局長 博物館の魅力あふれる取組をもっとちゃんと発信をしてというのは全く同意見でございまして,来場者の方々がSNSで発信をしたくなるような工夫というのは,今まさにそれに取り組まなくてどうするという感じで考えてございます。  写真撮影のコーナーも実は,コートールド展というのはこれ,できませんでしたけれども,全部しつらえはできておりまして,そこに来られた方々には1階のロビースペースで撮影場所を設けておったところなんですけれども,展示そのものができませんでしたので,恐らく──もう今ないですけど──当時,特別展はないけど下は開いてたときでも,それがそれだと分かっていただけなかったかもしれないという,ちょっと大変悲しい現実もあったわけなんですけれども,そういうふうに目玉のやつをやるときには,そこでは写真は撮れませんけれども,下のところではきちっと皆さんに御写真を撮っていただくような場所っていうのは必ず用意していくべきだし,そういうふうに考えてやっていこうと思ってございます。  それから先ほどもちょっと御答弁しましたが,当館ならではのザビエル像でありますとか,銅鐸とか,そういうものも,実はこれは写真撮影御自由にやっていただいて結構と,そういうことのPRが不足しているということだと思っておりますので,これはしっかりと取り組んでまいりたいと思います。  またカラーバリエーションのライトアップも御覧いただいて,大変ありがとうございます。これらにつきましても,通り一遍ずっと同じことをやってるんじゃなくて,その時期時期にやはり,例えばピンクリボンみたいなお話もございますんで,それに合ったしっかりとした訴えかけるものができるようなライトアップをすべきだと思っておりますし,例えばプロジェクションマッピングというのもかつて,1度やったことがあるようなんですけれども,こういうことの取組はやはり観光部門ともよく相談をして,また旧居留地の皆様方ともよく相談をして,そこだけじゃなくて,その旧居留地エリア全体で楽しんでいただく仕掛けというのも非常に大事になろうかと思います。そういうことも含めてしっかりと取り組んでまいりたいと思ってございます。 54 ◯分科員(岡村正之) 私この間行かせていただいて,1点気になる点がございまして,1階のショップとかカフェとか,すごくモダンでいい,おしゃれな装いで展開されているのがよかったんですが,ただ1点,値段がちょっと高いんですね。ちょっと気軽に立ち寄れて,軽食でも食べようかと思うような値段設定ではないのと,あとお土産コーナーに行かせていただいても,例えばブックカバーが3,000円からスタートとか,御近所に,今日ちょっと神戸の美術館行ってきたんだよ,で近所の方にお土産で配れるような金額ではなかったり。確かにいいものをそろえるのは1つの手です。ただ安価な物から中程度の物から高い物まで,ある程度のラインナップをそろえていただけたらなと考えています。  食事もそうなんですけど,何でこんなに高いんかなと思ったら,ちょっと聞きたかったんですけど,この博物館の中の1階のテナントの家賃というのはお幾らに設定されているんでしょうか。平米でも構いません。 55 ◯雲丹亀文化スポーツ局博物館副館長兼事務局長 行政財産の目的外使用許可ということで,月額12~13万程度となってございます。 56 ◯分科員(岡村正之) それは平米ですか。じゃなくて,月額の全体でということですか。ありがとうございます。12~13万円ということで,そんなにむちゃくちゃ高くはないと思うんですけど,値段もいろいろ相談していただきながら,市民の方が利用しやすい金額を提案していただけたら,一市民としてこの間感じましたので,なかなかランチの値段って,ちょっと食べて2,000円超えるような,ちょっとね,なかなか払うことできませんので,ぜひ現実味のある価格設定をしていただけますよう,またよろしくお願いいたします。  次に,子供が気軽にボール遊びができる環境についてお伺いいたします。  中央区では子供が伸び伸びとボール遊びができる公園や広場が少ないという声を,区民の方からよく御相談を受けます。ボール遊びをしていると注意されると。そもそもほとんどの公園では,ボール遊びができないんですね。みなとのもり公園の芝生広場とか多くのファミリーがボール遊びをしている貴重な空間なんですけど,交通量の多い幹線道路を横断する必要があったりする公園もあるんです。子供たちだけではなかなか行けない場所もあります。  子供はボール遊びを通じて学ぶことも多くあると思います。基礎体力を養うのにもつながるのではないかと考えています。スポーツを担当する当局として,ぜひそのような場所を確保されるように検討してもらいたいと考えております。当局の考えをお聞かせください。 57 ◯平野文化スポーツ局副局長 私ども文化スポーツ局といたしましても,今お話のありました幼児期ですとか子供の時期における運動といいますのは,体力,運動能力の向上をはじめ,生涯にわたって健康を維持したり,何事にも積極的に取り組む意欲を育んだりするなど,大きな意義があるものというふうに考えております。子供たちがスポーツに取り組みやすい環境づくりですとか,楽しみながら取り組める運動遊びの推進といったものも重要だということで考えているところでございます。  今御指摘いただきました公園ですとか広場でのボール遊びにつきましては,全面禁止にはなっていないというところもあるようなんですけど,敷地が狭い公園あるいは住宅密集地に位置している公園,特に身近な公園は,やっぱりそういうものが多いという現状がございます。  そういった公園につきましては,やっぱり幅広いいろんな方が利用されるということで,例えば休憩や散歩される方,あるいは小さなお子さんが遊ばれるということで,そういう方の利用への配慮とかそういったところ,あるいは住宅地ということもございますので,ボールが飛び出していくとか,あるいは近隣住民への配慮といった──それは騒音的なものも含めてになりますけれども,そういった配慮も必要なため,例えば硬いボールを使った遊びですとかバットを使った野球,フェンスを越えるような球技は禁止するなど,公園によってはそういうルールを設けているところ等も,実際問題それは多いというふうに聞いておりますが,その一方で──今お話ありましたように,伸び伸びとボール遊びができないという声が寄せられているところは,私ども,所管は建設局になるんですけれども,そういうところから聞いておりまして,承知しているところでございます。  建設局といたしましても,一律ではなくて公園ごとの個別のルールを決めるという取組をしておりまして,やはり公園ごとの利用実態ですとか規模,あるいは周辺環境,そういうことを総合的に勘案して,地域の団体,自治会とか,中に公園ボランティアという方がおられる公園もあるようなんですけれども,あるいは利用者の声も聞きながら,建設局としても決定しているケースというのも増えてきているということで聞いております。  私ども,どうしても公園という形になりますと,直接的な権限といいますか,そういうところはないんですけれども,文化スポーツ局といたしましても,利用者の方から直接,あるいは子育て世帯とか地域団体,そういったところから御意見いただいた場合につきましては,建設局や区役所と相談しながら,少しでもスポーツ環境の充実,こういったことができないかと思っております。実際,地域の団体の方からもお声を頂いて,文化スポーツ局なりに調整したという事例もございますので,そういったことに今後も努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 58 ◯分科員(岡村正之) 全体的に公園がボール遊びを禁止してますよっていうのじゃないのは知ってるんですけど,ただ近所の方が,子供がボールを──ネットがあるじゃないですか,あれに当てたら音がバシャンとすると,うるさいんだということで,よく相談を受けたりするんですね。今特にコロナのこの時期ですので,子供,大人にかかわらず毎日ストレスを多く受けて,社会で暮らしていると思います。その影響もあって,ささいなことに対してすごく敏感に今なっていますんで,ぜひ子供たちが伸び伸びとボール遊びができる場所を提供していただくように,よろしくお願いいたします。  新たに整備する磯上体育館のことについて質問させていただきます。ぜひ子供たちのボール遊びができるような機能を果たすことも考えてもらいたいんですが,現在の整備に向けたスケジュールや提供の時期,建物の規模や機能はどうなっているのかお伺いいたします。 59 ◯平野文化スポーツ局副局長 ただいま磯上公園に整備を予定しております体育館の件で御質問いただきました。  ボール遊びということになりますと,今度はもう室内という形になろうかと思いますけれども,この体育館につきましては現在設計を進めておりまして,来年度から工事に着手をいたします。そして令和4年度夏頃の供用開始を予定しております。  体育館の機能につきましては,現在の勤労会館の体育館,それと生田文化会館の体育室を統合した施設という前提でございますので,そちらの面積あるいは機能を確保した体育館として,今計画しているところでございます。  利用競技につきましては,現状の2館につきましても卓球やバレーボール,バドミントンなどで利用されている方が多くおられますけれども,これまでこの両館で行っておられました競技につきましては,引き続き利用いただけるような十分なスペースを確保する予定でございます。  2館に代わって新しくできる施設でございますけれども,市民,区民の皆様が利用しやすい施設を目指して整備してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 60 ◯分科員(岡村正之) 次に,磯上体育館は勤労会館と生田文化会館の体育室機能を確保し整備するということを基本とされています。都心の三宮に整備される磯上体育館では,多様な利用者に対応できるように,十分な規模と仕様を確保する必要があると考えています。市内の体育施設の利用状況や,政令指定都市1人当たりの面積なども踏まえて検討されたのか,お伺いいたします。 61 ◯平野文化スポーツ局副局長 今磯上で整備している体育館,引き続き御質問ありましたけれども,やはり都心部にできる体育館というところでございますので,本当に街の活性化とかにぎわい創出,そういったエリアの中で,いろんな方に御利用いただけるということで考えております。  今御指摘ありました政令指定都市の1人当たりの面積などを踏まえて検討したのかというところにつきましては,ちょっとそういったところの視点はございませんけれども,今もお話ありました勤労会館,こちらの体育室のほうが585平米,それと生田文化会館,こちらの体育室のほうが444平米でございます。ほかにトレーニング室等々もございますので,あと多目的室ですね,そういうのもございますので,そういった面積を超えるような面積を確保した上で,先ほども競技のお話出ましたけれども,たくさんの方に利用いただけますように,例えば今地区体育館でも実際やっておりますけれども,競技スペースを例えば団体ごとに仕切ってやるとか,そういった柔軟な運用をしながら,面積に加えてそういう工夫をしながら,多くの方に利用していただきたいと。それがひいては子供たちがこういうボール遊びをできる空間にもつながっていくと思っています。  以上でございます。 62 ◯分科員(岡村正之) ありがとうございます。  最後に,芸術・文化活動への支援についてお伺いいたします。  今回コロナ禍で,発表する場や演奏する機会などが失われています。アーティストの多くが日々の暮らしにも影響を受けるような困難な状況に直面していたということが考えられます。このような環境においても,アーティストがそのスキル,情熱を保ちながら一定の収入を得られるように,また発表や演奏する機会が得られるように市として支えることが大切なことであると考えています。当局においてはいち早くそのようなニーズを踏まえて,アーティストへの支援として,1人当たり上限10万円を補助する頑張るアーティスト!チャレンジ事業を展開しました。具体的にはどのような支援を行ったのか,実績を教えてください。 63 ◯宮道文化スポーツ局副局長 頑張るアーティストのチャレンジ事業の具体的なお話ですが,新たな生活様式に基づいて,そんな中でもアーティストの方がそれに適合した形で文化活動を続けられるような,そういうチャレンジングな取組について,1人当たり10万円を上限として,10人以上のグループですと最上限が100万円ということになりますが,それを補助をさせていただきました。第1次募集では69件の中から51件,251人分を採択したところでございます。  9月25日から29日に第2次募集というのを行いまして,これは局の財源とふるさと納税を活用したものですが,ここには151件,426人の応募がございました。今後しっかりと審査をさせていただいた上で予算の範囲内──今2,500万円用意してございますけれども,その中で採択をしてまいりたいというふうに考えてございます。 64 ◯分科員(岡村正之) そもそも芸術・文化などの創作活動を営々と行うには,まずは生活の基盤づくりが必要だと考えています。発表や演奏に対する活動への助成,低廉な場の提供などが考えられますが,昨年度実施した芸術文化活動助成制度や,芸術文化アウトリーチ助成においてどのような支援を行ったのか,教えてください。 65 ◯宮道文化スポーツ局副局長 手短に申し上げます。  芸術文化活動助成ですが,令和元年度ですけれども,会場費助成として254件に対して1,800万強,特別事業費助成として13件に対して8,700万程度の助成を行ってございます。  またアウトリーチにつきましては,こうべ芸文という芸術文化団体に対して,高齢者福祉施設などで行ってもらうために,15施設のところでの演奏に50万の補助をさせていただいてございますし,加えて小学校を対象としたようなプログラムに関しましては,教育委員会の基金を活用しまして,事業費としては約2,000万程度を使わせていただいてございます。 66 ◯分科員(岡村正之) 最後に,現在もアーティストの出演の場や機会が減少しており,ウイズコロナ時代においては,今後も続いていくと見込まれます。そのため芸術や文化の活動には一過性の支援で終わることなく,さらに継続的な支援を検討すべきと考えますが,見解をお伺いいたします。 67 ◯宮道文化スポーツ局副局長 すみません,先ほど私,特別助成のところを言い間違えてたかもしれません。13件に対し,約870万円の助成を行ったというところでございます。  委員の再質問でございますが,今回のコロナウイルスに関しての一過性の支援だけではやっぱり駄目だというふうに,我々も考えております。  アーティストの活動の場を確保していくというのは非常に重要でして,一方で今回利用制限が一部解除されたんですけれども,1回芸術から離れてしまったお客さんにもう1回来てもらうためにどうしたらいいのかというような声も多く聞いてます。解決策や支援策っていうのは1つの方向性だけではないと考えておりまして,様々な形でやってまいりたいというふうに思ってございます。  そのために活動の場を提供するという意味では,県・市協調で会場費にかかる費用の半分を補助するような,そういうことも考えてございまして,これは支える裾野の広い劇場なんかで行われる舞台芸術のサポートというようなことでございます。  引き続き一過性にとどまらず,このような助成を続けてまいりたいというふうに考えてございます。 68 ◯分科員(岡村正之) ありがとうございます。また引き続きよろしくお願いします。  私からは以上です。 69 ◯主査(外海開三) 御苦労さまでした。  次に山下委員,発言席へどうぞ。  なお,残り時間は29分程度となっておりますので,よろしくお願いいたします。 70 ◯分科員(山下てんせい) 引き続き自由民主党神戸市会議員団の山下が質問させていただきます。よろしくお願いいたします。  さて,本年度震災から25年ということになります。その震災25年,神戸からの発信ということで,様々神戸からいろんなことを発信してきました。
     ちなみに私がスポーツに関して初めて質問したのは,平成25年でございます。25つながりで,何か奇妙な縁を感じてしまうわけでございますけれども,大体御存じかと思うんですけど,私はやたらこだわる質問が多くて,本日は本当にただ1つのことしか聞かないと思いますんで,よろしくお願いします。  本日質疑させていただくに当たり,まずきっかけになったお話をさせていただきます。  私の住む西区は,長らくオリックス・ブルーウェーブが本拠地にしておりまして,オリックス・ブルーウェーブの屋内練習場がずっとあったわけでございます。それが今年になって撤去されました。今は更地になっておりまして,今後マンションになるそうです。喪失感と言いますが,確かにあったオリックス・ブルーウェーブというチームの遺産が消えたような思いに駆られます。  オリックス・ブルーウェーブが1995年に,「がんばろうKOBE」をスローガンとし,球団初となるリーグ優勝を成し遂げたことは,阪神・淡路大震災で傷ついた神戸市民をどれほど勇気づけたことか。少なくともそのよりどころとしていた市民の方は少なくないと思います。  ちなみにオリックス・ブルーウェーブという名前は公募で決められたそうでして,知り合いのお父さんがそのブルーウェーブという名前の名づけ親だったと聞いております。  今はオリックス・バファローズという別のチームになりまして,本拠地も大阪に移り,屋内練習場及び2軍の選手寮であった青濤館,こちらもまた2017年に大阪の舞洲に移りました。それで結局屋内練習場はなくなったということなんですけれども,いつまでもノスタルジーに浸ってはいられないのは百も承知なんですけれども,かつてイチロー選手や田口選手がプロ生活をスタートし,汗を流した遺産ともいうべき青濤館がなくなったことに対して,まず文化スポーツ局としての所感をお伺いいたします。 71 ◯岡田文化スポーツ局長 オリックス・ブルーウェーブの御質問でございます。  御説明いただきましたように,オリックス・ブルーウェーブ,1991年に神戸に移転してきたわけでございますけれども,震災の年に本当に奇跡的に──奇跡的というのは失礼ですけれども──優勝されまして,本当に市民の皆さんに大きな希望を与えてくれたんじゃないかなと思います。また翌年にはグリーンスタジアム神戸でジャイアンツを破って日本一になったと。私,たまたまその試合も見に行っておりまして,大変感動させていただいたところでございまして,今でも鮮明にそのときのことが,私も記憶に残っているところでございます。  御指摘の青濤館,よく──現場入ったことはございませんけれども──球団の広報やあるいはニュースなどで見せていただきまして,イチロー選手の若い頃の映像が,そこを舞台によく見せていただいているという,そういう原点の施設ではないかなというふうに思ってございます。この球団の施設がなくなることについて,もう単刀直入に大変寂しいことであるというふうに思ってございます。  ただ球団を運営しておりますオリックス,今山下委員からも御指摘ありましたように,2005年シーズンから近鉄バファローズを吸収したと思うんですけれども,合併をして新たな球団になりました。またそれのすぐ後に,大阪市が三セクで運営しておりました大阪ドーム,これが経営破綻ということで,オリックスの関連会社が資本投下をして,現在オリックスが運営をしていると言っても過言ではないという状況でございますので,そういう中でオリックスの企業判断ではなかったのかなというふうに考えてございます。 72 ◯分科員(山下てんせい) 岡田局長からの答弁は,本当に私も共感しているんですよ。ですから仕方がないといえば仕方がない,もうこれは先ほども申し上げたとおりでございます。  ただしこの質疑の根幹として,神戸市は地元神戸のために頑張ってくれたスポーツチームや選手に対する尊敬や感謝はあるのかという観点でございます。  繰り返しになりますが,阪神・淡路大震災で傷ついた神戸の街や市民に大きな勇気を与えてくれたオリックス・ブルーウェーブというチーム,あるいは仰木監督やイチロー選手,田口選手などに対して,市として何か感謝の形はやっぱり示すべきと考えています。何らか後世に残していくべきだと。また今後オリックス・ブルーウェーブを知らない世代へと,神戸の歴史とともに当時の功績をレガシーとして継承していくことこそ大切と考えますが,いかがでしょうか。 73 ◯岡田文化スポーツ局長 オリックス・ブルーウェーブ,その95年の制覇以降,その折々に私どもとしてもその検証をしてきておると考えてございます。  そのパ・リーグ制覇をした際には,その次の──翌日ではなかったと思います──神戸の試合日に,市長からスポーツ特別賞をその場でお渡しをさせていただいたというのは,すぐその場で行わせていただきました。また優勝パレードも市と商工会議所,あるいは神戸新聞社などが主催をいたしまして,東遊園地からハーバーランドまで,そのときには2キロにわたるパレードで15万人のファンがそこを見守ったというところでございます。  その後現在に至りまして,オリックス・バファローズが活躍しておりますほっともっとフィールド,その場におきましてイチロー選手の,例えば最多安打新記録210本というのがあるんですが,これを祝うレリーフですとか,佐藤義則投手が史上最年長でノーヒットノーランをやった,そういうことを御紹介するレリーフですとか,あるいは亡くなられました仰木監督による退任時のメッセージなどをそのフィールドで,野球場で展示をさせていただいて顕彰させていただいているところでございます。  また仰木監督が亡くなられた際には,ありがとう仰木監督展ということで,これは市役所の2階の展示室ですけれども,パネルや写真,映像,そういうものの展示を4日間にわたりさせていただきましたし,最近では19年3月のイチロー選手の現役引退,これを受けまして総合運動公園におきまして常設展示していたイチロー選手から実際に頂いたバット,それに加えまして貴重なイチロー選手の写真,記念品を,その翌月,4月,5月にかけて展示をするというようなこともしております。  またこの9月15日から17日には,「がんばろう神戸」25周年記念事業ということで,神戸市とオリックスが協働いたしまして,東北楽天戦が,今年残念ながらこの3試合だけなんですけれども,ほっともっとフィールド3連戦で,この際には球団OB選手によるオンライントークショーやパネル展もやったところですし,また実際選手たちに当時のオリックス・ブルーウェーブの復刻ユニフォームを着用して,戦っていただきました。  そういうようなこととか,あと花時計のデザインも,9月には「がんばろうKOBE」を合い言葉に優勝したこの25年記念ということで,神戸移転当時の球団が,その当時の歓迎ブルーウェーブというモチーフがあったようなんです。これを参考にしたデザインで飾らせていただいているということで,我々もその時期時期にしっかりとオリックス・ブルーウェーブの功績というのは伝えてきておるし,これからもやはり伝えていかなければいけないと思っております。そういう感謝の気持ちを忘れずに,今後も取り組んでまいりたいと思っております。 74 ◯分科員(山下てんせい) そうですね,復刻ユニフォームとかですね。実はヴィッセルもやってるんですよ。ヴィッセルも今年25周年で,縦じまの昔のユニフォーム。この後ちょっとヴィッセルの質問しようと思ってたんですけど,やっぱり当時を思い出させるというふうな,これはやっぱりどうでしょう,当時知ってるからできる権利なのかもしれないですよね。じゃあ知らない子らは,あれ何で黒いのとか,子供たち分からへんもんね。こういうことですね,結局,質問したいのは。  例えばサッカーの視点でお伺いしますと,ヴィッセル神戸もまたこれ,阪神・淡路大震災とは不可分のチームなんですよね。1.17がチーム初練習の予定だったと,ヒストリーに書いてありましたけれども,そんな神戸を勇気づけたいということで,当時,まだ──ヴィッセル神戸はJFL下部やったんですね。今はJ1,J2,J3とありますけれども,昔はJリーグしかなくて,それでいわゆる10チームだけ,まずオリジナル10ということでおったわけですけど,いわゆる1部リーグに相当するJリーグ,清水エスパルスから永島昭浩選手が,まだ下部のJFLだった──普通そんなことあり得ないんですけどね──JFLだったヴィッセルに移籍されて,1996年にはもうJリーグ昇格を果たすまで,また最年長ストライカーとして本当に大いに活躍していただいたんですけど,先ほどの質問と同じですけど,こういった神戸に元気を与えたチームや選手を称えて,記憶を市民に残しておくことが重要だと考えるんですけれども,いかがでしょうか。 75 ◯平野文化スポーツ局副局長 今,まずヴィッセルについて御指摘をいただきました。  ヴィッセルにつきましては,今委員からお話がありましたように,震災の年に生まれ,その後永島選手の加入も経て,劇的なJリーグへの昇格というところがございました。その際本市におきましては,ヴィッセルのJリーグ昇格に対しまして神戸市スポーツ特別賞を贈呈してまして,その活躍を称えたところでございます。  その後でございますけれども,平成27年にヴィッセルで活躍した選手と日本代表で活躍した選手のチームによる対戦ということで,阪神・淡路大震災20年1.17チャリティーマッチを,本市,ヴィッセル神戸,神戸新聞の共催で開催いたしました。その際には,震災当時に市民の希望になったヴィッセル神戸の雄姿を現在に顕彰するイベントもいたしました。  先ほどからお話出てます永島選手につきましては,ヴィッセル神戸の現役選手とOB選手で構成されたKOBE DREAMSの監督を務めていただいたということで,長年にわたってヴィッセルを支えていただいた永島選手も,そういうところで皆様方に知っていただくようになりました。  サッカー以外でございますけれども,神戸に元気を与えたスポーツ選手への市からの顕彰といたしまして,平成28年度にスポーツ特別功労賞という賞を新たに創設いたしました。この賞は長年にわたり世界等で目覚ましい活躍を通じて神戸市民に感動と元気を与え神戸のスポーツ振興に寄与した選手へ表彰を行ったということでございます。  この創設年に,FIFA女子ワールドカップ2011ドイツ大会で日本が優勝しましたけれども,その優勝を牽引するとともに,INAC神戸レオネッサを日本最強チームに押し上げた澤 穂希選手,海堀あゆみ選手が現役を引退される際に,このスポーツ特別功労賞を贈呈いたしました。  またこの創設年,同じ28年になりますけれども,平成17年の世界バンタム級王座を獲得した後,10連続防衛に成功した後,階級を変えてまた3階級制覇をしたという,本当に大きな偉業を達成されました長谷川穂積選手の引退に際しましても,この賞を贈呈しております。  このような取組をしてきましたけれども,今後も今お話ありましたように,神戸市民に元気を与えてくれたアスリートの功績を称え,感謝の気持ちを表すとともに,ホームページやSNS,広報印刷物等の市の媒体を活用して,市民に広く知らしめる取組を行ってまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 76 ◯分科員(山下てんせい) ありがとうございます。  顕彰に関しては,本当にいろいろやっていると思います。私ども神戸市会のスポーツ議連といのがありまして,スポーツ議連も,ちょっと市長表彰はなかなか難しいところがあろうかと思うけどよく頑張ったスポーツ選手を表彰するっていう,そういう制度を持っております。これがうまいことかみ合っていくといいなと思っております。  実は質問事項まだまだ用意しているんですけれども,次,ちょっとどうしてもこれ言いたいんですよね。神戸に勇気を与えていただいたチームってまだまだあるんですけれども,皆さんオレンジアタッカーズっていうチーム覚えていらっしゃいますでしょうか。知っているっていう方もいますね。女子バレーボールの実業団チームでして,昔ダイエーオレンジアタッカーズって言ってたんですけど,実は今の久光製薬なんですね,これ。Vリーグ発足初年度に阪神・淡路大震災の被害に遭いまして,「がんばろうKOBE」を合い言葉に団結して,1995年にリーグ優勝を成し遂げられました。ただその後ダイエーが経営難から休部しまして,日本バレー会初のプロチーム,市民チームと私は聞いておりましたけれども,オレンジアタッカーズというチームが存在したんです。めちゃめちゃ強かったです。  しかし現在は久光製薬スプリングアタッカーズとして,神戸を代表する女子バレーチームになっております。本拠地が鳥栖市のスプリングアタッカーズの練習拠点がなぜ神戸市にあるのかっていうのは,これ実はそういうことなんですね。この歴史を振り返れば御理解いただけるかと,練習拠点が神戸市にある理由というものを。  で,先ほどと同じ質問になって恐縮なんですが,このような経緯,そして神戸のために汗を流したチームや選手の軌跡,特にオレンジアタッカーズに関しては,本当に消えてしまっているので,これどうやって残すんやっていう課題があるんですけど,これについてどのようなお考えでしょうか,お願いします。 77 ◯平野文化スポーツ局副局長 今オレンジアタッカーズのお話をいただきました。  現在は,今シーズンから久光スプリングスというチーム名で,また今月から始まりますVリーグへの参戦という形になります。  まずこの久光スプリングスに関しましては,本当に数々のタイトルを,当然以前の強い素地があったからという形になると思いますけれども,ありまして,神戸市といたしましても,神戸市スポーツ特別賞というのがあるんですが,これを通算して12回授与しているところであります。Vリーグ優勝で5回,それであと天皇杯,皇后杯6回で,黒鷲旗杯が1回といったところでございます。  今お話ありましたように,その源泉ともなりますオレンジアタッカーズにつきまして,なかなかちょっと私どものほうも現時点では,委員にこうやって御指摘いただいて,前身のチームはそういう,神戸に本当の拠点を置いていただいたチームだというところにつきましては,まだ十分に,特にこの若い方に知らしめるというところはできておりませんので,今後久光スプリングスのPRと併せて,こういったオレンジアタッカーズについても知っていただくようなことを,ちょっと考えていきたいというふうに考えております。以上でございます。 78 ◯分科員(山下てんせい) 非常に前向きな答弁ありがとうございます。  ちょっと私もどうやって残したらええんやっていうのがあるんですけど,でも残したい。やっぱりオレンジアタッカーズの選手は,割と学園都市とか西神中央によく来てランチしてたりとかしてたんで,本当に身近な選手。しかも女子のバレーボールの選手,大きいじゃないですか。よう目立つんですよ。なのでそういったこともありまして,何とか功績というのを残したいなという思いでちょっと質問させていただきました。  次,まだあるんです,ごめんなさい。ラグビーです。  神戸製鋼コベルコスティーラーズにおかれましては,先日お亡くなりになりました平尾誠二氏のレガシーを残すために,バナーオープンセレモニーが開催されましたことは,これはすばらしい取組だと思います。  また昨年開催されましたラグビーワールドカップでは,日本代表チームベスト8の大活躍もあり,日本全体が大いに盛り上がりました。その大きな要因ですけれども,今までラグビーを見たこともなかった多くの日本人です──正月くらいかな,見るとしたら。ですけど海外の陽気なラグビーファンを目の当たりにしまして,徐々に巻き込まれるように見て,ラグビーって面白いっていう発見に至ったんではないかなと推察しております。この巻き込まれるようにっていうのは,結局巻き込むものがなければ生まれない概念ですので,これは非常に痛快な経験だったと思います。  そこで伺います。市内でも4試合が開催され,ファンゾーンにも多くの国内外の方が訪れるなど,経済効果も大きかったと推察されますが,神戸における経済効果はどうだったのか。また先ほどと同じ質問ですが,神戸におけるラグビーの歴史や平尾選手のようなレジェンドの記憶,そしてラグビーワールドカップ神戸開催というレガシー,これを今後に市民に分かるようにどのような形でつなげていくか,展望についてお伺いします。 79 ◯平野文化スポーツ局副局長 ラグビーのレガシーということで御質問いただきました。  昨年,ちょうどこの時期になると思いますけれども,ラグビーワールドカップ,大いに盛り上がりまして,神戸にも本当に外国の方,特に欧米系の方があれだけ多く来られるというのは,なかなか見られない光景かなというふうに記憶しております。  経済効果につきまして,今年6月に組織委員会のほうが発表いたしました。神戸市の経済波及効果としましては124億円ということで,本当に大きな経済効果があったというふうに認識をしております。こういった経済波及効果だけではなくて,ラグビーの認識が大きく変わったというところを,やはり神戸におきましても,開催地として,例えばラグビーファンを増やしたりあるいは競技人口を増やすというところが,本当に大事なことだということで考えております。  具体的にはラグビーワールドカップ・レガシープロジェクトといたしまして,来年また1月に開催が予定されていますトップリーグや,そういった関連イベントへの集客促進を図る情報発信,そういったところ。それとあと,試合会場でのワールドカップレガシーグッズの展示。具体的には昨年8チームの海外のチームが試合いたしましたけれども,そういったチームのサイン入りボールとかユニフォーム,そういったものの展示とか,選手との触れ合い・ラグビー体験等の満足度・再訪意識を高めるようなイベントを計画しております。  それとあと競技人口増加のためのラグビーの普及事業といたしましては,小学校向けに,神戸製鋼にも御協力いただき,初めてのラグビー体験教室としまして学校訪問事業を先月から実施しておりまして,今年度は目標として17校での実施というところを考えているところでございます。  また,小学校以外も,中学校での普及ということで学校の先生方を対象にいたしましたタグラグビー指導者研修会ですとか,県下のラグビースクールというのがございますが,そういったところの情報発信をして,これからラグビーを始めたいというお子さんに対してのきっかけづくり。やっぱり何かそういうところを教えていただくとか教える方っていうのがおられないとなかなか広まっていかないと思いますので,そういったこと。  また残念ながら,今年7月に国際親善試合,日本代表とイングランド代表戦というのを予定しておりましたが,コロナの影響で中止ということでございますが,こういう試合なかなかできないんですけれども,今後チャンスを探っていきたいということであります。  この9月の補正予算でも,ふるさと神戸ダブル応援基金を使ったトップ選手によるスポーツレッスン動画配信というのを上げておりますが,こちらのほうでも神戸製鋼コベルコスティーラーズにも御協力いただいて,選手によるレッスンとか選手へのインタビューっていうのを配信しながら,ラグビーへの関心を高めて,次代に対してラグビーの魅力というのを伝えてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 80 ◯分科員(山下てんせい) ありがとうございます。  すごく,全ての項目においてしっかりと前向きな答弁いただいたと思うんです。もう今日の最後の質問になろうかと思うんですけれども,るる質問してまいりましたけれども,今年度新たに発足した文化スポーツ局,この局はスポーツに特化した組織となりまして,また併せて市民をはじめ国内外に発信をすることができるノウハウを持つ市立博物館や美術館,図書館,こういったものを所管する局となりました。  何とかこういったそのいわゆる後世に伝えるものっていうのを統合したい。本当にそこに行けば神戸のスポーツ史というものを全て知ることができる,そういった統合したものが欲しいなと考えております。  本日プロ・アマ問わず数多くのスポーツチームが神戸にあり,またきら星のようなスポーツ選手にまつわる歴史や記録,エピソードがあるという,いわゆるレガシーを後世に継承していく必要性を問うてまいりました。これは官民一体となって行っていくべきと考えます。  そこで,この数多くの記録や記憶や記念品など一堂に集約し,神戸市民の皆様や国内外の多くの方々が訪れられるスポーツ博物館を造ってはいかがかと考えますが,いかがでしょうか。 81 ◯岡田文化スポーツ局長 今の御質問は神戸が有する数多くのスポーツに関する記録,記憶,記念品,こういうものをレガシーとして集約して博物館を造ってはどうか,こういうことだったと思います。  現在,この神戸市内をぱっと見回しますと,そのような記録や記念品の展示ということを見ますと,先ほど申しましたけれども,ほっともっとフィールド神戸ではオリックス・ブルーウェーブのレガシー展示をさせていただいておりますが,平成29年4月に御影公会堂におきまして,嘉納治五郎記念コーナーというのをつくっていただきました。これは御影が生みました世界的な偉人で柔道の父あるいは日本体育の父とも呼ばれておられます嘉納治五郎氏の銅像とか貴重な資料が展示をされておりまして,歴史的にも重要な展示ではないかと考えております。大変神戸のスポーツの歴史を伝える意味では有意義なものであると考えてございますし,また翌年,平成30年度にはポートアイランドスポーツセンターにおきまして,神戸のフィギュアスケート界を支えてこられました上野衣子さんと,その娘さんでございますけれども,オリンピックへの2度の出場を果たしました平松純子さん,彼女らのメダルも含めて,いろんなその記念品というのをスポーツセンターの2階のほうで展示をさせていただいたところでございます。  さらに申しますと,ポートアイランドに本社を置きますアシックスさんにおかれましては,その本社内にアシックスミュージアムというのを設けていただいておりまして,日本初のバスケットボールシューズ第1号ですとか,オリンピアンが使用したシューズ,また最近では大谷翔平選手が使っております野球の用具,そして桐生祥秀選手が9秒台を出したときのシューズ,こういう大変すばらしい展示をしていただいているということで,非常に貴重なものでございます。  そういうことが広く市民の皆さんに──一緒になって我々もPRするのがまず第1だというふうには思っております。今委員から御指摘がありましたように,そういうアスリートの功績などを歴史を絡めて次世代に伝えていくことは,大変重要だというふうに考えております。  一方,その記念品のレガシーを集約して展示するのがいいのかどうかというのは,ちょっとよく研究をさせていただきたいと思います。1番分かりやすく言えば,甲子園球場には甲子園歴史館というのがございまして,甲子園で行われた数々の歴史がやはりそこへ行ってみることで感動を生むと,あるいは東大阪の花園ラグビー場でもラグビーミュージアムというのを持っていて,やっぱり昔からの日本代表戦の光景とか,そういうのがそこで見られるという,それはそれで非常に意義深いものがあって,どちらがいいのかというのはいろんな事例があると思いますので,少し今日御指摘もいただきましたので,様々な場所,日本だけじゃなくて外国ではどうしているかとか,そういうことを含めて様々な観点から検討してまいりたいというふうに考えてございます。 82 ◯分科員(山下てんせい) 岡田局長が御指摘のとおり,日本国内に何か1つそういったスポーツレガシーを統合して何か造ってるっていうのは,多分東京にある秩父宮記念スポーツ博物館だけだと思うんですね。ここでのポイントは神戸ゆかりのっていうところがポイントでして,言うたら秩父宮記念スポーツ博物館は,本当のオリンピアンの功績とかそういったものを集約しているもので,だからそれが東京のためかと言うたらそんなことないんですよね。  逆の意味で,じゃあ地元のためにっていうことの例としては,沖縄県の東村っていうところに,宮里三兄弟を称えるスポーツ記念館っていうのがあります。あと神戸にも有名なダルビッシュコートっていうのがありますので,ダルビッシュのお父さんがやっているやつですけれども──もうあまり知名度がないだけなんですよね。もっとはやってもいいと思うんですけど。  あとゴルフミュージアムっていうのが,三木の廣野ゴルフ倶楽部にあります。JGAのゴルフ。あとは個人的な,やっぱり好きな方がいろんなものを集約してお店の中で展示したりとかされてますけれども,確かに1つところに集約するというのが正解かどうかって,これはじっくり検証してもらいたいなと思うんですけど,例えばじゃあここに行ったらこれがあるよって,データベース化するとかマップに落とすとか,いろいろやり方はあると思いますし,あと岡田中央図書館長,スポーツに関してのレガシーの書架というか,そこ,集めるような書架とか作ってほしいなと思うんですけど,できますか,館長。 83 ◯岡田文化スポーツ局中央図書館長 現在,中央図書館だけで100万冊所蔵してございます。一般にオープンさせていただいている書籍だけでも50万か60万ございました。  その中に,2階に専門図書のコーナーがございます。そこでサッカーゆかりの──神戸出身の方を顕彰するコーナーを設けておりまして,図書館としましても,今はちょっとコロナの関係でやりにくい状況ではあるんですけれども,コロナ禍始まるまでは定期的にそういった神戸ゆかりの作家,そういった方を介してのいろんなイベントとか講演会をやってきてございますので,図書館としましてもいろんなやり方で市民の方に御紹介,御案内,そういったやり口はあるんではないかなというふうに考えてございます。 84 ◯分科員(山下てんせい) ありがとうございます。  何にせよ,とにかく神戸のために頑張っていただいたプロスポーツ選手を称えて,その功績を残していく,知らない人たちに分かりやすいように伝えていく,そういった努力を今後局として行っていただきたいと要望して,終わります。 85 ◯主査(外海開三) 御苦労さまでした。  委員の皆様に申し上げます。  午前中の審査はこの程度にとどめ,この際,暫時休憩いたします。  午後1時20分より再開いたします。   (午後0時17分休憩)   (午後1時20分再開) 86 ◯主査(外海開三) ただいまから決算特別委員会第3分科会を再開いたします。  午前中に引き続き,文化スポーツ局に対する質疑を続行いたします。  それでは,門田委員,どうぞ。 87 ◯分科員(門田まゆみ) どうぞよろしくお願いいたします。  近年は超高齢化社会となり,フレイル予防の重要性が増しております。  高齢者1人1人が元気に自立し日常生活を送ることが本人や家族の願いでもあり,また行政としても医療費抑制の観点で大変重要なことと認識をされています。本年,感染症対策としてステイホームが打ち出されて以降,特に高齢者は外出をしなくなっており,フレイルの進行が危惧されております。  そこで,今年度新たに文化スポーツ局が発足し,市内のスポーツ施設や文化施設を一括して管理運営することになったことから,高齢者に対するスポーツ環境や機会の充実のために,施設の使用料金にシニア料金を導入していただきたいと思いますが,いかがでしょうか。 88 ◯岡田文化スポーツ局長 スポーツ施設へのシニア料金の導入についてということでございます。私からお答え申し上げたいと思います。  御指摘のとおり,高齢者におかれましては,フレイル予防の観点から無理なく取り組める健康づくり,こういうプログラム等の充実を通じまして,私ども健康寿命の延伸にもつなげていきたいというふうにも考えておりますし,非常に重要であるという認識でおります。各地域の体育館におきましても,スポーツ教室や講座なども実施をしておるところでございます。  御指摘のシニア割引制度の導入の検討でございますけれども,もちろん検討はずっとさせていただいておるんですけれども,実は体育施設の利用形態が,大きく分けてチーム利用と個人利用と,それに大会の利用と,こういう形になってございますが,現在その多くがチーム登録をしての利用で,午前中1こまとかいう形で借りられる方が非常に多うございます。  そういうことで見ますと,そのチームの年齢構成ということになってまいりまして,若年層で構成されるチームもあれば幅広い世代で構成されるチームもあれば,高齢者だけでするチームもあるだろうということで,なかなか競技によっても様々で,捉えにくいというところがございまして,このシニア料金を設定をして適用するというのが,現状なかなか難しいのかなというふうに考えてございます。  個人利用でどういう場合があるかということを考えますと,やはり各体育館にございますトレーニングジム,トレーニング室ですね,ジムというほどのものはないんですけれども,トレーニング室が代表例なんですが,中央体育館はかなり大きくて,民間と比べても設備も整っておるんで,これが1回700円ということになっております。これにつきましては65歳以上は500円とするという,こういう料金制度を導入をしてございますが,他の体育施設につきましてはそんなに広くもないですし,設備もそれほど,民間に比べると整ってもございません。そういう状況で,現在は300円から350円程度・1回という,こういう安価な設定もさせていただいておりますので,現在はそれで使っていただいているということで,御理解をいただければというふうに考えてございます。 89 ◯分科員(門田まゆみ) プールなんかはいかがでしょうか。 90 ◯岡田文化スポーツ局長 プールでございますけれども,大きなプール,ポートアイランドのスポーツセンターのプール。こちらは定期券のみ,指定管理者の提案によりさせていただいておりまして,3か月定期券がアクティブシニアパス,65歳以上というのがございます。3か月定期券で1万円を9,000円ということでさせていただいておりまして,あとプールのある施設でいうと北須磨文化センターになりますけれども,北須磨文化センターのほうは今そのような定期券制度も設けていないということで,導入をしてございません。  ただこれは指定管理者との協議あるいは次の指定管理期間での提案ということもあろうかなと思いますので,それに向けては引き続き協議を進めてまいりたいというふうに考えてございます。 91 ◯分科員(門田まゆみ) ありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。  また9月の28日には本市の福祉局から,コロナに負けない高齢者のフレイル予防対策「これからは,外へ出ませんか」という啓発チラシを発行したところですが,スポーツ施設の利用に当たっては,高齢者の方にも快適に利用していただけるように施設自体の環境整備をすることとか,また高齢者の方向けのプログラムを行うことも必要と考えますが,いかがでしょうか。 92 ◯平野文化スポーツ局副局長 今,施設の環境整備,それと高齢者向けのプログラムということで御質問を頂きました。  まず施設の環境整備でございますけれども,こちらにつきましては主に暑さ対策ということになろうと思いますけど,空調整備,それとあと体育館ということで,床材でございますけれども,膝の衝撃をできるだけ少なくするような弾力性のある素材,塩ビシートっていうような形の材料になるんですけれども,そういったものを導入,これを今年度から計画的に進めていっておりまして,これによって高齢者の方にも快適に御利用いただけるようにしてまいりたいというふうに思っております。  続きまして高齢者向けのプログラムでございますけれども,こちらにつきましては各館の指定管理者のサービス向上の取組として,日常的に運動から離れている方へのきっかけづくりを目的に,スポーツ教室や講座を実施しております。  例えば王子スポーツセンターということであれば,健康トレーニングやしなやかストレッチといったスポーツ教室,また垂水体育館ではスポーツ安全講習会,認知症予防講座といった講座を実施していると。また文化施設におきましても,文化センター等の体育室において,例えば長田区の文化センターではシニアのためのヨガ&リズム体操,シニアのお守り体操といった講座を実施しております。  それ以外の会場でも健康トレーニング,健康体操,ヨガ美療体操といったような講座を実施しており,多くの高齢者の方が参加しております。一部高齢者の方限定ではないですけれども,そういったこともしております。
     それとあと,事業といたしましては,生涯体育大学といった事業をしております。これは生涯体育大学同窓会という組織がございまして,そちらに委託をしておりまして,今年度は前期,後期に分けてこれは開催しているんですけれども,ちょっと前期,後期ともコロナの影響で中止はしておりますけれども,1年間の定員が240名ということで,9つの種目で,卓球とかバドミントンという盛んなスポーツもあれば,ハイキングとかフォークダンスというちょっとレクリエーション的なものも含めて,9種目やってます。  初心者の方に教えるということで,ここを修了される方につきましては,この生涯体育大学同窓会という組織,これは2,300人ほど会員がいるんですが,そこで会員になっていただくと引き続きさらに各競技について継続して活動していただけると。そういった制度もございます。  いずれにしましても今後とも高齢者向けのスポーツ教室や講座について,利用者の皆様方のニーズを最優先で考えながら,満足度の高い運用をしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 93 ◯分科員(門田まゆみ) ありがとうございます。  そういったことをちょっと知らなくて申し訳なかったんですけれども,本当にたくさんの方にそういった生涯体育大学同窓会ですか,そういった周知もお願いしたいなというふうに思います。よろしくお願いいたします。  今度は博物館についてお尋ねをいたします。  新型コロナウイルス感染拡大の影響で博物館が3月3日から閉館することになり,3月28日から開催を予定していたコートールド美術館展や,10月24日から開催を予定していたボストン美術館展などの大型特別展が中止となりました。私も楽しみにしていたので,本当に残念に思っております。  また,新型コロナウイルス感染症の収束は見えないものの,無観客開催だったスポーツやイベントも入場者数を増やして開催するようになってきたことから,市立博物館も新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を行いながら,昨年11月のリニューアルのアピールも含めて,新たな企画展を開催してもよい時期に来ていると考えるのですけれども,いかがでしょうか。 94 ◯雲丹亀文化スポーツ局博物館副館長兼事務局長 御指摘いただきましたように,昨年11月のリニューアル後に初の大型の海外展ということで予定しておりましたコートールド美術館展につきましては,新型コロナウイルス感染症の影響によりまして3密の回避が難しいというふうなことから,中止とさせていただきました。またボストン美術館展につきましても,現地から作品を搬出することができないというふうな状況もございまして,中止とさせていただいております。この海外美術館展につきましては,リニューアル後の博物館を広くPRできる機会というふうに我々も捉えておりましたので,非常に残念に思っているところでございます。  今年度の特別展でございますけれども,当初7月から9月に予定しておりました和のガラス展,これを10月3日から──あさってからですけれども,11月23日までの会期で実施する予定にしております。  また2月から3月には,当初の予定どおり,和田岬砲台の史跡指定100年を記念した,大阪湾の防備と台場展という特別展を企画しておりまして,これを開催する予定にしております。  それに加えまして,先ほど御指摘ございましたように,今回の新型コロナウイルス感染症の影響も踏まえまして,ウイズコロナも見据えた特別展の開催を今検討しておるところでございます。  内容といたしましては,新型コロナウイルス感染症の拡大のときに失われつつありますつながりということに焦点を当てて,博物館資料を通じて見つめなおすというふうなことを目指した展覧会としたいと考えてございます。  そして博物館資料を観覧者とともに共有し,資料が有する奥深さですとか魅力を発信するということで,博物館と人々とのつながりを再構築するというふうなことを目指しまして,今年の12月の開催に向けて今,準備をしているところでございます。  また運営面におきましても,ICT技術を活用いたしまして,例えば従来ヘッドホン型の音声ガイドというのを特別展のときなんかに使っておるんですけれども,それをQRコードをスマートフォンで読み込んでいただいて,御自身のスマートフォンで作品の解説を聞いていただけるような仕組みとか,それから入館者の予約システムですとか,支払いに当たってはキャッシュレス決済と,そういった新しい仕組みも取り入れながらの展覧会としたいと考えてございます。  中止となりました海外美術館展には,集客力等は及ばないものでございますけれども,当館が所蔵します考古,歴史,美術,古地図の多様なコレクションを御紹介する特別展にしたいと思っておりまして,ウイズコロナ時代の新しい博物館事業となればというふうに考えておるところでございます。 95 ◯分科員(門田まゆみ) ありがとうございます。  午前中からフランシスコ・ザビエル像ですか,あの絵の話もありましたけれども,私もフランシスコ・ザビエルの絵が,日本で1番恐らくは有名な絵かなと思うんですけれども,あれが神戸にあるとは全く知りませんでしたし,この間委員会で行かせていただいたときに,写真を撮ってもいいですよというお話を聞いて,美術館とか博物館で写真を撮ってもいいっていうのは,やっぱりなかなかないことですので,画期的だなというふうに思いました。  海外の作品を呼ぶことはできなくても,本当に身近なところでまた日本を見直すようなきっかけになればいいと思いますので,どうぞよろしくお願いいたします。  続きまして,神戸市文化芸術推進ビジョンの策定状況についてお伺いいたします。  都心・三宮再整備や駅前リノベーションが本格的に始動し,新たな文化施設が再整備されるなど,街の姿が大きく変わる転換期を迎えたことを受け,神戸市文化芸術推進ビジョンを策定する予定だと伺っております。  文化創生都市宣言があった2004年以降は大きな動きが見られませんでしたが,具体的な取組だけではなく,改めて文化創造都市という考え方を示すことで,市の方向性を市民と共有し,文化・芸術を一緒に育てていく意識を醸成することは大切なことだと考えます。  まずは現在の策定状況についてお伺いいたします。 96 ◯岡田文化スポーツ局長 現在取りかかってございます文化芸術推進ビジョンの策定状況ということでございます。  このビジョンですけれども,これは国の文化芸術基本法が29年6月に改定をされて,地方においてもそういう基本計画をつくるべしという努力義務が出されたことを契機として,各地でつくられてきているものでございます。  私どももこれに当たる──私どもの名前では文化芸術推進ビジョンと呼んでおります──これの策定作業に昨年から入ってきたところでございます。今後10年程度の神戸市のその文化・芸術政策の目指す姿というものを,この基本的な方針としてお示ししたいということでございます。  策定に当たっては,市会のほうからも常任委員会の委員長・副委員長にも参加いただいて,懇話会を,専門家も含め22名集まっていただいて,精力的に昨年度開催をさせていただきました。  この議論を通じまして,このビジョンに今後10年必要なことは何かということを念頭に,市民の皆さんあるいは企業,芸術家,文化団体,学校,行政はもちろんそういう関わる者たちそれぞれが,神戸の文化の芸術を創り出すプレーヤーだという趣旨の下で,5つの将来像とそれから今日的な視点,本市の特性を盛り込んだというものでございます。  実はこの春に既に意見公募を予定どおりしたんですけれども,恥ずかしながらこういうこともございまして,あまり意見がございませんでしたけれども,もう形としては,一応意見公募は6月に終わっております。  それを行った上で,この夏には策定をする予定をしておりましたけれども,御承知のとおりコロナウイルスの関係が出てまいりまして,今コンサートや演劇など,この間ほとんどが中止,延期あるいは劇場などの施設も閉館をされたということで,取り巻く環境が非常に大きく変わってきておるというところで,そのまま策定してもあまり意味がないのかなということを考えてございます。  そういう意味で,この新しい生活様式の中でもう1度そのビジョンのところに加えることはないのかということで,現在座長のほうと御相談をさせていただいておりまして,その辺りいろいろな方,その相談をこれからもかけまして,できれば修正を加えて,年内ぐらいにはリスケをいたしまして発表できたらなと,こういう今,段取りで進めてございます。  以上でございます。 97 ◯分科員(門田まゆみ) ありがとうございます。  新型コロナウイルスの影響によって,人との距離を取るという新しい生活様式なんですけれども,また感染が怖いっていうことで,本当に心までも分断されているような,そんな感じもする昨今なんですけれども,文化には人の心に灯をともす力がある,文化・芸術に触れることで心が満たされてまた救われていく,また豊かになっていくっていうことは,もう本当に誰しも認めるところではあると思います。  神戸文化創生都市宣言にも,震災で芸術が心を癒やし,生きる希望を与えると学んだ街神戸ということが書いてありました。今回のビジョンの策定を機に,神戸市から文化・芸術の分野で明るいまた希望を発信する機会になればと思いますが,どのような施策の展開をしていこうと考えているのかお伺いしたいと思います。 98 ◯宮道文化スポーツ局副局長 委員おっしゃっていただきましたように,文化の力というものは大きいものがあるというふうに,震災を経験した我々は考えてございます。  今回のビジョンでは,一定将来を──先ほど局長も申しましたように──見据えた上で,例えばですけれども,文化・芸術,これからはホールとか劇場だけではなくていろんな場所で楽しめる機会をつくろうとかっていうような,既に御提案を受けております。  ほかにも従来のメディアではなくて,自分たちが多様なネットワークですとかICTを活用して情報発信をしていくべきだというようなことも頂いておりまして,一定将来を見据えたような形になってございまして,このコロナの関係のこともインクルードしたような形になっているのかなというふうに思っていますが,具体的にはストリートピアノ,これも外に置いてて密を避けると。あと同じように町なかで絵を描いたりそれから演奏ができたりという,そんな環境を整備していきたいというようなことも挙げてございます。  ホールですとか美術館ですとか図書館と,それから各区にあります文化センター,こんなところが連携するということになりますと,身近な場所で,わざわざ遠くに行かなくても,危険を冒さなくても,自分たちの身近な場所でいろいろなことが享受できるような,そういうアイデアも記載をしてございます。  そうしたことを受けまして,我が文化スポーツ局の文化セクション,図書館から文化財,それで私ども文化交流課,それも財団法人まで含めて横ぐしを刺しました連携チームをつくりまして,もう,すぐにできることはすぐにやっていこうということで,例えばその身近な文化センターで文化財の展示をしていこうとか,音楽の提供をしていこうとか,ストリートピアノとか駅ピアノを活用してコンサートやろうとか,そういうその新たな予算を伴わなくとも,今ある資源で身近な場所で密を避けてやれるようなこと,こういうものはもう既に進めてございます。  加えまして,補正予算でアーティストの方々を御支援するような,新たな生活様式にアーティストの方々が対応していただけるような取組を行ってきてございます。  これから刻々と状況変わっていくと思いますので,今何が求められているのかと,その必要なことをしっかり見極めた上で,的確に施策に反映していかなあかんかなというふうに考えてございます。  いずれにしても,困難な状況においても人々の心に灯をともすと,前向きになるという原動力となるのが文化・芸術やというふうに考えてございます。文化スポーツ局の総合力,それと神戸市民の総合力,これを生かした形で明るい希望を発信できるように,施策立案・実施に取り組んでまいりたいと考えてございます。 99 ◯分科員(門田まゆみ) ありがとうございます。今図書館も含めて,横ぐしを通したようなということで連携をして今後取り組んでいただけるということで,街の中で,例えばみんなが絵を描いたりとか,通りがかりの人も私も描いてみたいなと思うような,そういったような,プロの方も含めてですけれども,市民が文化・芸術に親しんでいけるような,そんな今,イメージを聞いて,本当にちょっとわくわくとしてきた気持ちです。楽しみにしております。よろしくお願いします。  続きまして,新しい文化ホールの整備計画の見直しについてお伺いをいたします。  新・神戸文化ホールの整備計画については,令和元年5月に基本計画の案を基に仕様の検討が進められてきたようですが,今回新型コロナウイルスの感染拡大に伴い,新しい生活様式が求められています。  これを踏まえた新・神戸文化ホールの仕様等について,議論や何らかの見直しなどを行われたのでしょうか,お伺いいたします。 100 ◯岡田文化スポーツ局長 新・神戸文化ホールの計画内容の御質問でございました。  この基本計画案につきましては,整備に係ります基本的な方針を今お示しをして,皆様にお知らせをしております。この方針に基づきまして今何をしているかということでございますけれども,まず大ホールでございますね。こちらはバスターミナルを1期に設置する計画をしておりますが,ここの1期計画の──雲井通5丁目再開発事業と申します──この再開発事業の事業認可を受ける必要があるんですが,この事業認可に向けてホールの基本設計を今年度策定をしている最中ということで,当然まだ現在進行形でございます。ですからこのコロナを踏まえて,様々な点を今修正が必要ではないかということをやっておるという状況です。  それから,2号館跡にできます庁舎も含めたビルがあるんですけれども,その中に音楽ホールを入れたりということになってございますので,これにつきましてもこの新庁舎そのもののコロナウイルス時代を踏まえた在り方ということを,現在担当部局のほうで検討,議論を行っていると聞いております。その中で我々のホールの仕様についても話をしていくということになります。  まだ具体的な仕様というのはやっている最中なんですけれども,少し考えただけでもコロナ対応としては,整備面では例えば先ほどもちょっと美術館,博物館で言ってましたチケットレス入場,こういうようなことに対応するシステムが必ず要るんではないかとか,あるいは換気ですね,エアコンの能力が一定以上必ず必要ではないかというようなことの選択ですとか,あるいは素材,抗ウイルス素材,こういうものを使うものにしなければいけないのではないかというようなこういう設備面と,それから撮影や映像技術も,これから両方,リアルとバーチャルと,恐らくやっていくことになるのかなという,おぼろげに皆さんも思ってきたところだと思います。当然そういうような活用ができるようなことが,この中で必要ではないかと。  我々が考えただけでもそれだけありますので,そういうことも含めて専門家の意見を今,お伺いをして,基本設計なり事業認可の中に盛り込むことと,その音楽ホールについても有識者会議の中で議論いただくと,こういう状況でございます。 101 ◯分科員(門田まゆみ) 続きまして,五色塚古墳の整備についてお伺いをいたします。  五色塚古墳は兵庫県下における史跡指定第1号であり,来年に史跡指定100年を迎える大変貴重な文化財です。昨年度,整備活用基本計画を策定したところですが,今後どのようなスケジュールで整備を進めていく予定なのかお伺いをいたします。 102 ◯岡田文化スポーツ局長 垂水にございます五色塚古墳の整備計画の今後の取組ということだと思いますけれども,五色塚古墳,もう大分前になりますけど,昭和50年に,国内初で築造当時の姿に復元した古墳公園──これ4世紀後半ぐらいの古墳らしいですけど,そういうことで国内初の古墳公園として開園をしたところでございます。  その開園後,北側に市営住宅があったんですけれども,それを取り壊すときに,また外堀というのが出てまいりまして,これが平成18年に国の史跡に追加指定されたということになってございます。ただ,まだその部分は整備が復元できておりませんで,言えば草地になって人も入れない状態で,現在置いているというところでございます。  御指摘ございましたように,大正10年の国の史跡指定から100年をもうすぐ迎えることになります。現在この五色塚古墳のこの公園部分も含めて問題点を整理をいたしまして,適切な整備を行うことでこの史跡的価値を高める必要があろうと考えておりますし,地域の方々の協力も得てどうやって活用していくかということも,当然視野に入れてやっていかなきゃいけないということで,昨年度整備計画をつくったということでございます。  整備計画の中にはどういうことをやるかということが書いてございまして,1つには,先ほど申しました古墳の外堀の遺跡をきちっと保存し──復元しなければいけないということです。復元の仕方というのはいろいろございますので,ただしっかりと史跡として分かるようにしなければいけないというのが,これはもう文化財としては当然のことだろうと思いますので,今の五色塚古墳のエリアの北側に,少しエリアが広くなるという状況をつくることになります。  それからもう1つが,訪れていただくと分かると思いますが,プレハブの小さな受付所がありまして,そこにちょっと受付とそれから展示があるんですけれども,小学生なんかが来ると,もう中に一緒に入れないという状況が実はございまして,これはふだんからそういうことで,現在だったら余計にそんなにたくさん入っちゃいけないというようなこともありますんで,これも結構,昭和50年からできたプレハブでして,これもよろしくないなというのははっきりとそこでうたっておりまして,新たに,またそれが史跡の中にあるという──これは文化庁からちょっと指摘もありました,史跡の外に出さなきゃいけないということで,そういうことで,それはもう展示とかサービス施設の整備という形をしなければいけないということが2つ目。  それから今現在,前方後円墳ですから後は丸くなって真っすぐ延びてますけれども,それが3段ぐらいありまして──ちょっと説明しにくいんですけど,すみません。そこがやはり50年当時に造ったときから大分時間がたって,少し劣化している部分があります。これはやっぱりきれいに整備するということと,埴輪が実は3列周っていたのに,今1番上の1列しか復元できていないということで,やはり元の姿に戻さなきゃいけないだろうということで,そういう墳丘自体の整備,これもやっていかなきゃいけないということで,かなりやることがたくさんございまして,全部すぐやりますというのはこれはなかなか難しくて,また文化財ですので国の補助金,県の補助金をしっかりと頂いて,あと市の補助金4分の1程度ですけれども,事業費,これを出して,そしてきれいにしていくというのが,これが1つのスキームでございます。  そういう意味で県・国ともよく協議をして,何とかかかっていきたいなというふうに考えておりますので,その整備計画を具現化していきたいと考えてございます。 103 ◯分科員(門田まゆみ) ありがとうございます。  本当に五色塚古墳,私も小学校のときにちょうど出たというか,50年ですから小学校のときに見に行った覚えがあるんですけど,今回改めて,その指定の第1号ということはちょっと知りませんでしたので,うちでその話をしました。うちの娘に,行ったって聞いたら,行ったよって言って,どうやったって聞いたら,何か草がぼうぼう生えていた,みたいな,そんなような話をしてたので,やっぱり今聞いたらきっと外堀のことなんだろうなというふうに思うんですけれども,それがまた新しく姿を現すというのは,本当に楽しみだと思います。  この五色塚古墳,前は夜でも確か古墳の上に上がれたと思うんですけれども,潮風も感じながら,明石海峡大橋とか,また海も空も一望できて,夜景も大変美しい場所であるにもかかわらず,現在の状態というのは非常にもったいないなというふうに思っております。  垂水駅や霞ヶ丘駅から徒歩圏内の立地である上に,また国道2号線を挟んで南側には三井アウトレットパーク,マリンピア神戸があって,また多くの観光客が訪れているっていうことから,市の西部における観光資源として非常に大きな力を秘めていると考えます。  今回のこの五色塚古墳の整備に合わせて,観光資源としての魅力を発信し,周囲の回遊性を高めることによってまたさらに多くの方に訪れていただいて,ぜひとも歴史ある文化財を見て楽しんでいただきたいと考えますけれども,いかがでしょうか。 104 ◯宮道文化スポーツ局副局長 おっしゃっていただきましたように,五色塚古墳,眺望が非常にすばらしいということで,もう1つは古墳という古代のその技術,それとあそこから見えるもので,現代の技術ということでは,世界一の長大橋の明石海峡大橋が見えるというようなことで,そういうのが一望の中に共演しているという意味では,すごく絶景だなというふうに私も感じてございます。  先ほどお話に出ましたが,市内の小学生が大体年間1万人ぐらい訪れておるんです。生きた社会科教材というふうになっているんですが,全ての小学校ではないということ,それから局長が答弁申し上げましたが,なかなかそうしたクラス単位でも入れるような場所もないというようなことで,教育旅行の面でもまだ十分に生かされてないなと感じてございます。  委員おっしゃられましたように,明石海峡大橋,マリンピア神戸,こういったものに加えて垂水とか舞子の周辺には,例えばその舞子の砲台の跡だったりとか,移情閣だとか,大歳山遺跡だとか,そういった文化財も点在してますので,今回いろいろ整備が進むに当たって,そういう集客施設,それから周辺の古墳等の歴史遺産ですね,そういったものも合わせて周遊ルートみたいなものを策定をするとか,あと多言語化の案内とかそういったもので国際性の向上にも寄与するようにするとか,そのような形を,せっかく整備がされるときでございますので,しっかり考えてまいりたいというふうに思ってございます。 105 ◯分科員(門田まゆみ) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  続きまして,地域に根差した伝統文化の継承の支援についてお伺いいたします。  地域には,昔からある踊りや歌など,文化財に指定されていないものの古くから地域に伝承されているような文化がありますが,近年では少子高齢化に伴う後継者や担い手の不足が深刻な問題となっております。  そこで,地域に根差した歴史的価値のある伝統文化を伝承するために,市として支援をすべきと考えますが,いかがでしょうか。 106 ◯宮道文化スポーツ局副局長 おっしゃっていただきました市内の伝承文化でございます。  実はこれも昭和50年前後に,市内2,200件ぐらいの伝統行事について祭礼などを調査させていただいたことがございます。その中で,例えば長田神社の追儺式だとか,兵庫で言うと木遣音頭という音頭があったりするんですが,そういった無形の民俗文化財,さらには南京町の春節祭,これは地域無形民俗文化財,こういうものを文化財として指定や登録・認定,こういったものをしてきたというところで,こういうふうにその指定,認定・登録をしますと,やっぱりちょっとブランド化するといいますか,地域にとっても誇りになるというようなところがあります。  ただこういうものですら後継者不足に悩まされているというのは,関係の方々からもお伺いしてまして,今神戸市文化財保存活用地域計画をつくろうということで,協議会をつくりました。約45年ぶりになりますけれども,伝統行事等の実態調査を今年から進めていくことにしてございます。この調査を進める一方で,未指定の伝統文化を含めまして,神戸歴史遺産という認定制度を策定しようというふうに考えてございます。  地域によって守られてまいりました歴史資産を何とか支援できるような制度をつくってまいりたいということで,今検討しておるところでございます。 107 ◯分科員(門田まゆみ) ありがとうございます。  私,今のところに住んで40年以上たつんですけれども,妙法寺なんですが,近くに伝統ある車大歳神社の翁舞という存在を,本当に恥ずかしいことですけど,最近まで知りませんでした。このように,地域に根差した歴史的な価値がある伝統文化でも,伝承に関わる方は知ってるんだけれども,その周辺の地域の方は知らないとかいうケースもたくさんあるんではないかなというふうに感じました。  ですから地域にあるそういった伝統文化にまずは興味を持ってもらうことで,伝承に関わる方々もやりがいというか,誇りを持っていただけると思いますし,またそれを知ることによって,世代を超えてその文化の継承をしていくという機運が高まっていくんではないかと考えます。そのためにまた市として,いろんな助成もありますけれども,できるだけたくさんの方にその伝統文化を知らしめて,実際に見ていただくという機会をつくることが重要だと考えますけれども,今回のその神戸歴史遺産制度をどのように周知をしていこうとなさってるのか,お伺いしたいと思います。 108 ◯宮道文化スポーツ局副局長 御指摘を賜りまして,本当に知られていないと存在していないのとほぼ同様になってしまいますので,まず知っていただくということが非常に大事だというふうに思ってます。  文化財の指定とか認定を受けている伝承している団体にお聞きしますと,やっぱりそれがエネルギーになっているというようなことで,地域のイベントに出たりとか,例えば神戸まつりにも出ていただいたりするような場合もございます。それがやりがいになって,継続されているというようなこともお聞きをしてございます。  ただ先ほども申しましたように,こういうところですら後継者不足であるということで,新しい取組としては,その地域のみならず,そのしきたりを取り払って新しい方々に参加いただくような形というようなこともお聞きをしてございます。  これからの神戸歴史遺産制度などをつくっていくこの地域計画,このときには,やっぱり幅広い方々はそうなんですけど,とりわけ若い方に知っていただくような方策を考えないと,後継者のこともなかなかできないだろうと思いますので,従来型の広報だけではありませんで,当然そのSNSの活用をはじめ,その時々に合った手段をきっちりと用いて情報発信を行っていくっていうのが大事だろうというふうに考えてございます。 109 ◯分科員(門田まゆみ) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  また神戸はそれぞれの地域で継承されてきた伝統文化とともに,神戸港が開港してから海外から入ってきた文化もたくさんあります。その中でも映画は神戸は日本での発祥の地というか,初めて上映された地というふうに言われておりますけれども,こういった近代に伝来してきた文化も大切にしていただきたいというふうに考えます。  そこで,神戸のロケ支援を行っている神戸フィルムオフィスとは違う分野で,例えば神戸を舞台にした映画のシナリオのコンクールなど,そういったような人材の育成に取り組むことも重要だと考えますが,いかがでしょうか。 110 ◯宮道文化スポーツ局副局長 神戸港を介して入ってきた文化,これも非常に大事だと思います。ただ委員御指摘いただきました映画シナリオ分野,この分野での人材育成については,現状取り組むことができてございません。なかなかシナリオのコンクールに関しては,後のその映像化まで考えたような取組が必要だというふうに言われてまして,実現することがやや難しいのかなと思ってございます。  ただ一方で,海外から入ってきた文化で言いますと,映画だけでなくてジャズだとかサンバだとか,そういったものもございまして,手前みそになりますが,こういう分野においては人材育成の部分は図れてございます。  例えばジャズに関して言いますと,「ジャズの街神戸」推進協議会というのを立ち上げまして,今の日本のジャズシーンを牽引するようなミュージシャンの方々,こういったことができるコンクールを神戸に誘致をしてまいりました。その中で改めて,プロのミュージシャンを目指すような子供たちによる公立で初めてのジャズオーケストラなんかもつくってございます。  サンバでも,祭りのパレードで,いろんな団体がやってございます。その中からは,本場のリオのカーニバルで,日本のソロダンサーとして初めて優勝をされたような方もいらっしゃるというようなことで,神戸で育ったいろいろな外来の文化が生かされた上で,育成されていっているというような事実があるのは,言い訳みたいなもんですけれどもございまして,映画に関しましても本当に淀川長治さんがもともと神戸でっていうようなこともございましたんで,そういったことにちなんだような映画祭などは行ってはおるんですけれども,なかなかそのコンクールによる育成というところまでは至ってございませんで,その辺りはどんなふうなことをやっていけばいいのか,その分野も含めて神戸の文化を担っていくような若い人材育成にしっかり取り組んでまいりたいと思います。検討材料とさせてください。 111 ◯分科員(門田まゆみ) ありがとうございます。  本当に映画だけでなく──映画だと,シナリオだと映像化ということもありますけれども,文化・芸術という分野では,例えば小説もありますしエッセイや短歌とか,そういったこともありますので,ぜひともやっぱり山があり,海があり,街があるというこの神戸のすてきな街を舞台にした何か作品を募集をしていただきたいなと思いますし,近年でしたらそのアニメの聖地になると,オタクの方がたくさん,何度も何度も繰り返し訪れていただけるということもありますので,神戸の街を舞台にしたというような,そういったことも注目されるようなコンクールといいますか,そういったことも今後御検討していただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  以上です。ありがとうございました。 112 ◯主査(外海開三) 御苦労さまでした。  次に,三木委員,発言席へどうぞ。 113 ◯分科員(三木しんじろう) 維新の会の三木です。どうぞよろしくお願いいたします。  午前中にスポーツの話がいろいろと出ておりましたけれども,実は今年の3月27日に神戸市ゴルフ協会のほうが発足しまして,御存じのように六甲山にある神戸ゴルフ倶楽部は1903年に日本発祥の地として,また垂水区には垂水ゴルフ倶楽部,これは100周年,今年で迎えております。発足に当たってはいろいろ神戸市内のゴルフ場とか練習場,またダンロップさんとか神戸観光局のほうも携わっているというふうに聞いております。  これは要望ですけれども,今はちょっとコロナで動いていないということをお聞きしているんですけれども,また市民のゴルフの会とかジュニア育成とかもやっていかれるということですので,文化スポーツ局さんとしてもぜひ御協力いただきたいと思います。
     それでは質疑に入らせていただきます。  まず,図書館における環境,そして運営の向上についてお聞きいたします。  中央図書館では専門図書を中心に,そして各区の地域図書館では市民の方々が日常的に利用される図書を中心に取りそろえているとお聞きしております。中央図書館は約100万冊以上の蔵書数があるとのことでございます。市全体では約210万冊の蔵書冊数があって,蔵書の更新も行っていただき,市民のニーズには応えていただいていると,私のほうは思っております。  その一方,市民の方々からちょっと御意見を頂いております。図書館の中の本を読むスペースが狭いと,座席数が少ないというような御意見もお聞きしております。そしてじゅうたんコーナーはあるものの,子供や親子連れの方々からは,座席数が埋まっており,なかなか御利用ができていないというところも聞いております。  そこでまずお聞きしたいんですけれども,市内の図書館の座席の現状,そしてバリアフリー化の現状について,御認識をお聞きしたいと思います。 114 ◯岡田文化スポーツ局中央図書館長 図書館におけます環境,運営に関しまして御質問を頂きました。  委員のほうから御指摘いただきましたとおり,各区に中央図書館そして地域図書館,あるわけでございますけれども,特に地域図書館の一部につきましては,御指摘のとおり面積が狭い,十分な座席数を確保できていない,そういった図書館があるのも事実でございます。  ちょっと一例で申し上げますと,例えば三宮図書館でございますが,これは昭和55年に開館をしてございます。面積が606平米,座席数が66席,今ございます地域図書館の中では,もう本当に狭い部類に入ってくると。それと例えば須磨図書館でございますが,これは翌年の昭和56年に開館してございます。やはり面積が647平米,座席の数も53ということで,今のいわゆる図書館のスタンダードから言いますと,確かに狭さというのは否めないというふうに,我々も問題意識を持ってございます。  実は図書館整備のちょっと過去の経緯をひもときますと,1970年代,また1980年代,そういった当時に整備されております図書館でございますけれども,当時は図書館で本を選んで,借りていただいて,自宅に帰って読まれるというスタイルが主流で,そういったスタイルを想定していたというようなことでございますので,必然,面積が比較的狭くなっておると。それに伴いまして,座席数もそんなに多くは確保できなかった。これは今となりましては,我々も反省かなというふうに考えてございます。  ただ最近は市民の図書館に対するニーズも非常に変わってきておる,多様化しておるということでございます。図書館の位置づけでございますけれども,自宅や学校,職場でもない第3の居場所として御利用いただく方もいらっしゃいますし,学びの場としての図書館といった,そういったニーズもございます。また最近のウイズコロナ,そういった時代を見据えますと,やはり3密を避けるためには一定の広さは,これどうしても必要であるというふうに考えてございます。  といった中で,今後整備してまいります図書館,とりわけ名谷,新西図書館,新垂水図書館,そして新三宮図書館と,そういった図書館につきましては,滞在型図書館として居心地のいい読書スペースを提供させていただきたい。その中で,ゆったりとした面積,多様な御利用をしていただくような,そういった空間づくりを行っていきたいなというふうに考えておるところでございます。  また御質問いただきました図書館施設のバリアフリーの対応でございますけれども,施設面におきましては,いろいろ対応もさせていただいてございます。図書館の入り口からカウンターまでの点字ブロックの設置,車椅子の設置,体の不自由な方のトイレ,おむつの交換,こういったところは本当に当たり前のことでございますけれども,そういったところをきちっと対応させていただいております。また聴覚障害をお持ちの方への対応も,磁気ボードなどで筆談を行うなど,そういった対応もさせていただいているところでございます。  また国のほうでも,令和元年の6月──昨年に,いわゆる読書バリアフリー法,そういったものが施行される,そういうもう状況になっております。視覚障害をお持ちの方,発達障害をお持ちの方,その他障害のある方に対しても読書環境の整備をきちっと推進していく,そういった国の政策方針が示されてございますので,私ども市立図書館としましても,これは以前からやらせていただいているところでございますが,例えば市立点字図書館との連携,またアクセシブルな書籍──ちょっと分かりにくい表現でございますけれども,より親しんでいただく,本に近づきやすい,そういった書籍でございます。例えば大活字本であったりとか拡大読書器,点字つき絵本,またどなたにも易しく読んでいただきやすいような,専門用語ではLLブックというふうに申しますけれども,そういったところを御用意し,提供させていただく。  また今後,電子書籍,これを今現在試行実施中でございますけれども,近々本格実施のほうに切り替えていく,その切替えの際に新しく音声読み上げ対応のコンテンツも導入していきたいというふうに考えてございますので,バリアフリーの対応も含めまして,ソフト・ハード共に図書館サービスの向上を図っていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 115 ◯分科員(三木しんじろう) ありがとうございます。  今御説明ありましたように,古い図書館では借りて,自宅に持って帰る。スタイルがどんどん変わっていって,これに対応していただいて,新しいものを取り入れていただきたいというふうに思っております。  それでそのほかでも,サービス面についても,サービスっていうかカウンター業務についてもちょっと聞かれておりまして,このカウンターには貸出し業務と返却の窓口がそれぞれ分かれていると思うんですけれども,どうしてもその貸出しの窓口が大変混みあうと。貸出しの窓口に長蛇の列ができているケースがあって,ぱっと横を見たら空いている窓口があると。係の方もいらっしゃると。普通でしたら応援に入って,少し窓口を広げて円滑に貸出しをしていただくようにすると思うんですけれども,これは人によってまた違うと思うんですけれども,この図書館内のマニュアルというのはどういうふうになっているのか教えていただきたいと思います。 116 ◯岡田文化スポーツ局中央図書館長 まず御質問いただきました業務のマニュアルでございますけれども,私どもその業務の内容をマニュアルできちっと整備をいたしてございます。いろんな業務,幅広うございますので,図書館条例,それと条例施行規則,そういった1つの考え方,法の中で体系的に,そして日常業務を円滑的に行うというところを心がけてございます。  情報管理でございますとか施設の管理,それとカウンター業務におきましては,貸出し業務でありますとか返却業務,登録業務,そういった細々としました窓口におけます業務の手順とかチェック事項,またいろんな機器を扱いますので,そういった機器の操作の手順を定めておるというところでございます。 117 ◯分科員(三木しんじろう) ぜひ,先ほど言いましたけれども,人によるというところもあるんですけれども,最低限のマニュアルというのはやはりつくっていかないと駄目ですし,臨機応変に動いていただくようにしていただきたいと思うところです。  それと先ほどの6月30日から始まった予約図書自動受取機については,質疑がありましたけれども,どれぐらい拡充していくかということに関しても検証していって,今後のことを検討されるというような御答弁やったと思うんですね。  お聞きしたいのが,地下鉄海岸線の三宮・花時計駅前に設置されていると思うんですけれども,これは設置し続けるのかどうかお聞きしたいのと,もう1点が今,予約図書の,言うたら受け取りの置き期間ですよね。これが3日間で,一般の図書館ですと1週間ということになっていると思うんですけれども,こういった解消っていうのは,することは可能なんでしょうか。 118 ◯岡田文化スポーツ局中央図書館長 予約図書自動受取機の御質問を頂きました。  午前中の審査でも御答弁申し上げたところでございますが,重ねての御答弁になるかも分かりませんけれども,御容赦いただきたいと思います。  予約図書自動受取機につきましては,まさにウイズコロナの時代に即した新しい図書館サービスということで,大いに私どもも期待はしておるというところでございます。  今現在三宮・花時計前駅に設置をさせていただいてございますが,これも御答弁申し上げたところでございますけれども,将来新三宮図書館が開館するまで,一時的にちょっと仮移転をすると,その間のつなぎのサービスということで置かせていただいているものではございますけれども,こういった設備の効用がどんどん発揮されていく,また市民の皆様からも非常に大きな評価を頂けることになれば,これをどうしていくのかということは我々も大きな,実は問題意識を持ってございます。  ただいろいろ課題もございますので,それを今クリアしながらということなんですけれども,これをそのまま置くかどうかということにつきましては当面様子を見ながら,この機器の利用状況もよく勘案しながら,十分検討させていただければなというふうに考えてございます。  今御指摘いただきましたとおり,取置き期間3日間であるということでございますけれども,実は取置き期間3日間につきましては,やはりちょっと変則的な扱いになってございます。私ども決してこれでいいというふうに考えておるわけではございません。運用しましてから3か月たってございますので,1度立ち止まって御利用いただいている皆様のお声をきちんとお聞きすると。そのために例えばインターネットを使ったアンケート,そういったものを今想定しておりまして,その中で例えば取置き期間を広げることによってこの利便性,稼働率がもっと上がるということであれば,取置き期間を延長といった方向で見直す,そういったことも私どもちょっと視野に入れて,今問題意識を持っておるところでございますので,いずれにしましてもこの運用を図りながら,より便利なサービスになっていくように,必要であれば積極的に運用面の改善を図っていきたいというふうに考えてございます。 119 ◯分科員(三木しんじろう) 取置き期間も含めて積極的に御対応,御検討をお願いいたします。  それと,この図書館内の蔵書の検索システムについてお聞きしたいと思います。  このシステムは平成13年から全図書館に導入されているとお聞きしております。この操作方法,検索方法は,デスクトップ型のパソコンが設置されておりまして,文字の入力はキーボードを使用するということであります。  お子さんとか高齢者含めて,コンピューターがなかなか使えない方々にとっては,例えばタブレットを使用してタッチ式で指1本で検索ができる──今ネット上でもそういうふうにいろんな買物をするのでも何でもタッチ式になっていると思うんですけれども,こちらのほうの導入,これについてお聞きしたいと思います。 120 ◯岡田文化スポーツ局中央図書館長 タッチパネル方式の導入ができるかどうかといった御質問でございます。  冒頭御質問いただいた際にも,バリアフリーの対応がどうかといった御質問もございますので,やはりキーボード式からこういうタッチパネルというのは,子供さんであったり高齢者,障害をお持ちの方,そういった方にも使いやすいいわゆる設備ということになってまいりますので,そういった流れからいけば,利用しやすい端末を御用意するということは,もうこれは流れであるといいますか,必要であろうというふうに考えてございます。そういった意味では,御指摘いただきましたとおり,タッチパネル方式というのはその1つ有効な方式,ツールの1つかなというふうに考えてございます。  ただ私ども,実はいろいろここにつきましても検討しておるんですけれども,幾つかちょっと超えなければならない,クリアといいますか条件といいますか,課題がございまして,1つに技術面の課題がございます。これはちょっと実務的なお話になるわけでございますけれども──といいますのは,この蔵書検索用の端末を導入しております際に,これは蔵書検索という目的限定で入れてございますので,その目的外で使えないように,画面の制御を課してございます。それをまた解いていかなあかんということになってまいりますので,これが非常に便利だからということでそれがすぐできるのか,その辺りのちょっと技術的なところを,きちんと我々はまず整理をさせていただければなというふうに思ってございます。その上で全てタッチパネル方式にするのか,キーボード方式を併存させて両立させるのかといったところの課題,それとそれに係る,ちょっと言い方あれですけど,コスト的な費用対効果,その辺りを総合的に検討していきたいというふうに考えてございます。  ただ大きな方向,流れの中では新しい図書館,これからきちんと整備をしていく段階に入ってきますので,そういった機会をとらまえて,従前のやり方で見直すところはきちっと改善していくという方向で,私どもも考えていきたいというふうに考えてございます。 121 ◯分科員(三木しんじろう) ありがとうございます。  図書館も時代とともに当然変化していかないと駄目やと思いますし,新たなものも導入していただきまして,当然市民の方々にもニーズを聞いていただきまして,研究していただきたいと思います。  ちょっと時間がないので,次に移らせていただきます。  トライアスロン大会の実施についてお聞きしたいと思います。  御存じのように,神戸は海と山に囲まれていて,恵まれた環境にあるわけですけれども,私としてもトライアスロン大会を開催するのに適した立地であるというふうに考えております。現在,兵庫県トライアスロン協会から幾つかのコースの提案があったというふうにお聞きしていますが,どのような提案内容だったのか,ちょっと簡潔に教えていただけますでしょうか。 122 ◯平野文化スポーツ局副局長 今御指摘ありました兵庫県トライアスロン協会の提案でございます。  こちらにつきまして,ワールドマスターズゲームズ2021関西の神戸の大会を開催を希望した際に提案されましたコースと同じになっておりまして,内容につきましてはメリケンパークからポートアイランドにまたがるコース,ポートアイランド内または六甲アイランド内の周回コース,そういったものが内容でございました。  ただ同協会からは,これらのコースに対しましてメリットもあるけれども,主要幹線の封鎖に伴って物流とか住民の方の生活にも制限があるということも同時におっしゃってまして,私どもといたしましては,トライアスロン協会に対しましてどのようなコースで計画するのかといったことを,提案として求めているところでございます。  以上でございます。 123 ◯分科員(三木しんじろう) ありがとうございます。私もこのコースの提案の内容を頂きまして,なかなか面白いなっていうふうに思ってますし,その4つも提案をいただいているわけですから,神戸での開催の実現ができるんではないかというふうに思っております。  それとまた今後須磨海岸の再整備が行われる計画があると思うんですけれども,この須磨海岸を利用したコース,これもぜひ神戸ならではの魅力があると思いますので,なかなかいろんなハードルがあって難しい面もあると思いますが,今後兵庫県のトライアスロン協会とも協議していただきまして,前向きに御検討いただきたいというふうに思っております。  少し時間がないので,大分通告と違いますけれども,最後にこの自然の家の運営についてお聞きしたいと思っております。  これ,六甲山にある自然の家は教育施設でありまして,自然を生かした活動ができる施設であると認識はしております。老朽化の問題とか学校の利用数が減っているということを聞いておりまして,私自身は行ったことあるんですけれども,非常に楽しい施設だと思っております。ホームページ見ましても,土曜日は結構市民から募集はされているわけなんですけれども,この10名未満の方々っていうのは利用できないということになっているんですけれども,私としてはやっぱり家族でぜひ利用していただきたいなというところもあるんですけれども,その日のうちに行ってすぐ利用できる,そういうようなことは可能じゃないでしょうか。 124 ◯岡田文化スポーツ局長 自然の家でございますけれども,先般来本会議でも御質問あったと思いますけれども,この利用ですけれども,基本的に条例とか施行規則で団体の活動を規定しておりまして,それを前提として,その他指定管理者が適当であると認める者が使用するというふうなことに規定をさせていただいております。  そういう意味で,指定管理者のほうで自主事業として様々なことをされている場合に御家族の利用が可能であるという状況に,今なっているというところでございます。  カヌーとかアーチェリーとかあるんですけれども,それを今フルで全部開放しようとすれば,やはりそれなりの人員と管理費用というのがかなりかかって,やっぱり予約を受けて,そして団体に対応する人員という配置で今,指定管理料の算定もされているということですので,今すぐに全ての開放をするというのは難しいかもしれませんが,先日来お話が出ておりますように,今後自然の家の在り方を検討する中でどういう形に持っていくかというのは,当然そういうことも視野に入れたいと考えてございます。 125 ◯分科員(三木しんじろう) ありがとうございます。  現状ではなかなか難しいという御答弁だったと思うんですけれども,ここの自然の家のホームページを見ますといろんなイベントをされているんですけれども,クリックするとPDFが出てくるんですけどね。これ,なかなか内容が分かりにくいんですね。どういうことをされるのか,またスケジュールも簡単に載っているんですけれども,ちょっと分かりにくくてなかなか参加できないように思います。  深く読んでみると,希望をいただいたら参加,今まではできますよっていうような御案内もいただいているんですけれども,だからこれ定員が何人で,今どれぐらい埋まっているのかっていうことも含めて,もう少しホームページにも工夫をしていただきまして,10名以上の団体ということでなかなか今後の課題というふうに思っていますけれども,ぜひ多くの方に利用していただきたいというふうに思って,さとう議員と交代させていただきます。ありがとうございました。 126 ◯主査(外海開三) 御苦労さまでした。  次にさとう委員,発言席へどうぞ。  なお,残り時間は18分程度となっておりますので,よろしくお願いいたします。 127 ◯分科員(さとうまちこ) 日本維新の会,さとうでございます。よろしくお願いいたします。  まずは新垂水体育館についてお伺いいたします。  現在,新垂水体育館の設計を進めていると聞いておりますが,新しい体育館を建設するのであれば,時代に合ったものにすべきと考えております。  特に昨今は,新型コロナウイルス感染症対策が求められる中,環境を工夫するなど,密にならない仕組みづくりが大切であると考えます。屋内競技は卓球,バドミントン,バレーなど,どの競技も陥りがちな熱中症対策などされているのかということもありますが,更衣室,休憩室などは特に密になりやすい空間だと思います。どちらも対策,どのようなコロナ対策を考えておられるのか,お伺いいたします。 128 ◯岡田文化スポーツ局長 新垂水体育館の御質問でございます。  まず当然のこととしまして,新しい体育館,バリアフリー対策,あるいは保育室,授乳室,多機能トイレ,こういうものはしっかりと設置をしていく予定でございます。  御質問にありましたコロナウイルス対応ということでございますけれども,この体育館におきまして,今やはりそういうことで厚生労働省が推奨ということで,換気の悪い密閉空間を改善するための換気の方法というものを出してございまして,1人当たり毎時30立米の換気量を保持しなさいと,簡単に言うとこういうことが書いてあるんですけれども,そういうことを満たす空調の設備というのを設置をするということで,適切な室内環境の整備をつくってまいりたいと思っております。  また運用面が非常に大切なことではないかなと思うんです。設備だけ整えても,運用で全くそれがなされてなければ効力を発揮しないと思いますので,スポーツ庁の感染拡大予防ガイドラインですとか,あるいは競技団体のほうでも競技別にそれぞれガイドラインがありますので,こういうものはしっかりとこれに沿って,3密の回避,消毒あるいは利用者間の十分な距離の確保,こういうことは運用の中でしっかりと体育館員は指導しなければいけないんだろうと思います。  更衣室,休憩室,特に密になりやすい場所,御指摘のとおりでございます。これも入室できる定員をしっかりと定めまして,1人退室すれば1人入室するというようなことをしっかりとやっぱり守らせるという──守らせるという言い方はあれですけれども,守っていただく,そういう運用というのは非常に重要ではないかと思いますので,御指摘の3密空間にならないように,対策を徹底してやっていきたいというふうに思ってございます。よろしくお願いいたします。 129 ◯分科員(さとうまちこ) 皆さんから遠くなるというような御意見も頂きながら,せっかく新しい体育館が建つのですから,災害にも強く,区民1人1人の方々が遠くなったけど新しい体育館でよかったと思えるような満足度の高い体育館になるようお願いいたします。  あと,同じ敷地内に発電ですとか浄水施設などもあるんですが,その辺りの連携なども,局を超えたり会計が異なったりしますけれども,また災害時のことなど踏まえながら,連携していただけたらと思います。  次に芸術祭についてお伺いいたします。  昨年度のアート・プロジェクトKOBE2019:TRANS-,私も鑑賞させていただきました。従来の港町神戸のイメージとは異なる,新開地,兵庫港,新長田を舞台に選んだことは斬新であり,地下鉄海岸線の活用も取り入れられ,非常によい取組だったと考えております。  ただ,こういった企画が単発で終わってしまうのは,とても残念だと思います。このような芸術祭は,若者が芸術に触れるきっかけにもなり,神戸の文化の発展に寄与するのではないかと考えております。こういったイベントを単発で終わらせるのではなく,毎年が厳しいのであれば隔年開催でもいいので継続すべきと考えますが,いかがでしょうか。 130 ◯岡田文化スポーツ局長 ちょうど1年前に開催したTRANS-の件でございますけれども,午前中も御答弁申し上げましたけれども,兵庫南部,長田南部,新開地,この3つのエリアを対象に,今までなかなかそういうところで芸術祭やらなかったんですけど,させていただいたということでございまして,このエリアを面という形で捉えて紹介したというのは,非常に意義があったのではないかと考えてございます。御評価も頂いて,大変ありがたく思ってございます。  それで,芸術祭の今後ということでございますけれども,これまでもビエンナーレというようなことを2年ごとにやってきたということ,それから港都芸術祭というのもやって,港都KOBE芸術祭が2年前で,2年後にこのたびやったということでございますけれども,この間地域振興を図るという意味で,各地で様々な芸術祭が開催をされてまいりました。そういう意味で,昔取り組んだ方向とかなり世の中は変わってきているのかなと思います。  県下でも,令和元年度で9つ芸術祭というのがあったというふうに聞いてございます。市内ではTRANS-と下町芸術祭,六甲ミーツ・アートということが大きな芸術祭ではなかったかなと思います。とりわけこの六甲ミーツ・アート芸術散歩と銘打ってございますけれども,これは六甲山観光株式会社が中心で毎年開催をされていまして,もう今年で10回目ということでございますが,やはり年々評価が上がってきております。  我々といたしましても,この六甲山のアートによる活性化というのは,これは非常に重要な視点だなというふうに考えてございまして,実は今年度この六甲ミーツ・アートにも参画をさせていただきました。我々が参画することによりまして,広域化・国際化という視点を進めたいということで,今までの六甲山上だけではなくて有馬温泉,それから新神戸駅もゲートウエーとして,会場として選ばせていただいたというような取組もさせていただいておりますし,また海外からも作家を招聘できたということでございます。  そういう意味で,面的であり人的な広がりが生まれてきたのではないかということで,今年度はこういう形で芸術祭に参画という形でさせていただいたわけでございます。市がこれまでのように直接的に芸術祭の開催を行っていくべきかというのは,そういう折り返しの地点に来てるのかなと思いますので,今年その参画をしたミーツ・アートの取組を1度ちゃんと検証をして,どういう形で神戸市の中でやる芸術祭がいいのかというのは,これから真剣に検討していく時期かなと思ってございます。 131 ◯分科員(さとうまちこ) 六甲ミーツ・アートのことに関しても,後でちょっと質疑させていただくんですけれども,このTRANS-の芸術祭,これはどういった評価があるかっていうことは,なかなか評価が難しいところでもありまして,これ,ただ鑑賞してもらうだけで終わるのは非常にもったいないと考えております。この思い切った企画,せっかくされたのですから,これを見た方々,非常にいろんなものを受け取って感じていただいたと思うんですけれども,こういったそのときに感じ取ったものを文章や絵画,SNSでもよく見る小物,何でもいいので作品に反映していただいて,芸術祭の出展作家に見てもらえるような仕組みをつくったりしても面白いと思うんですけれども,いかがでしょうか。 132 ◯宮道文化スポーツ局副局長 TRANS-,いろいろやりたかったんです。ただ午前中申し上げましたが,出展作家のグレゴール・シュナイダーという方が作品の撮影を許可されなかったということもありまして,なかなかそうした取組ができなかったという事情を御賢察賜れればと思います。  ミーツ・アートの話がちょっと出てますのでお話ししますと,今ちょうどフォトコンテストみたいな形でやっているんですね。もう本当に見て感じて自分が取れる視点だとか,変えながら,そういうことを表現できる一番簡単な方法やと思うんですけれども,なかなかこうしたことができなかったのは非常に残念なんですが,今回六甲ミーツ・アート,我々支援させていただいているんですけれども,今後どのような形になるか分かりませんが,おっしゃられるように見る方が参加できるようなそういうシステムについても,今後検討させていただきたいと考えています。 133 ◯分科員(さとうまちこ) やはりこういった市のイベント,税金を使うのですから,やりっ放しっていうのが一番よくないかなと。デスク上の検証というのも,あまり皆さんが感触として分かりづらいかなと思いますので,そういったことを反映を頂いて,例えばその出展した方々の評価もそうなんですけれども,関わった職員の方々がまたこれの評価に関わったりすることで,当局のモチベーションにもなるのではないかと思います。  例えばその局長賞とかでもいいんですけど,説田賞,平井賞とかでもいいと思うんです。そんなことで,作るほうもやるほうも,わくわくしながら楽しんで参加して,その反応を肌で感じていただいて,市民の方々と当局とでさらに記憶に残るようなよいものができるのではないかと思っております。学生は無償にしていただけるとさらにありがたいかなと。  次の質問に移らせていただきます。  先ほども話が出ました六甲ミーツ・アートなんですけれども,これは神戸の重要な資源である六甲山を生かした,すばらしい芸術祭だと思っております。ただ,会場が六甲山上ということで,中には行きづらい方もいらっしゃるのではないかと思います。  そこで,例えばメリケンパークなどは平地でもありますので,お年寄りや子供たちも気軽に行けて,そこで作品が展示されていれば,芸術祭が目的でなかった方にも楽しめると思います。神戸市は山と海に囲まれた自然豊かな都市でありますので,メリケンパークと山に対した海をイメージした作品を展示しても面白いと思います。要するに,六甲のときにメリケンパークを使うのはいかがでしょうか。 134 ◯宮道文化スポーツ局副局長 御指摘いただきました海と山ということでは,2017年に開港150年の事業の一環として,私ちょうど事務局長やってましたが,港都KOBE芸術祭という港の芸術祭をやりまして,お互いに山の芸術祭,海の芸術祭ということで,共通プロモーションなどもやらせていただいて,それが楽しめる国内唯一のエリアということを売りにさせていただきました。ただ,残念ながらその際,つなぐアクセスがなかなかちょっと不十分だったので,両方見た方は少なかったというところでございます。  先ほど局長から答弁申し上げましたけれども,ミーツ・アートにおいても委員おっしゃられるように,上に上がらんでも見られるようにということで,新神戸の駅のところ,そこからすぐに六甲山行きのバスが出ております。有馬のほうもゴンドラを新しく3月に変えたところでございまして,そのエリアにも3体置いてございまして,そういう意味で海と山ということではないんですが,見やすい環境をつくっているということについての御理解は賜れればと思います。 135 ◯分科員(さとうまちこ) 山と海の回遊性という意味では,また来場者も増えるかと思いますので,その辺りまた検討し直していただきたいと思います。  そして音楽イベントについてお伺いいたします。  春にはジャズの日に合わせたイベント,秋にはフルートの関連であるイベント,ロックのイベントとか,神戸市には様々な音楽イベントがあって,年間を通して音楽を楽しめているかもしれませんが,1つ1つのイベントにインパクトが足りていないとも感じます。  例えばそのような音楽イベントを集約して,神戸音楽祭や文化祭のようなものをつくってはいかがでしょうか。イベントを集約することでコストも圧縮され,広報も1回で済むので大規模に宣伝ができます。また大規模イベントになることで,神戸市内だけではなく神戸市外からの認知も高まると思いますが,いかがでしょうか。 136 ◯宮道文化スポーツ局副局長 このたびの音楽の事業でございますけれども,様々にやってございます。ジャズもそうですし,野外フェスのようなものもやってございます。それから町なかでのコンサートもやってございます。  ただ,本当におっしゃられるように,全てのイベントがそれぞれのジャンルで,すごくインパクトのあるものになっとんかと言われると,まだ全てにおいてはそこまで達してないのかなというふうに思ってございまして,それぞれがそれぞれにブラッシュアップをしていかなあかんのかなというのをまず優先させていただきたいと思ってございます。  御指摘のように,共通の形での広報については,改めて効率的なというんですか,効果的な広報をどうやるかっていうことについて,プロモーションの観点なども含めて観光局などとも相談してまいりたいというふうに思ってございますが,できるだけそのイベントごとの有機的な連携みたいなこともしっかり図ってまいらなあかんのかなというふうに思ってございます。 137 ◯分科員(さとうまちこ) 長期に多様なイベントと,もしなりましたら,この第1週はこれ,第2週,3週というふうになりますと,宿泊客の増加なども見込めていくのかなと。今1番弱い,神戸に泊まっていただくということも少しは貢献していけるのかなと思いますので,そちらのほうの検討もぜひお願いいたします。  あと,次,伝統的な文化・芸術支援についてお伺いいたします。先ほどの質疑でもちょっと出ておりましたが,伝統行事のお話です。  神戸には垂水区の塩屋布団太鼓や,東灘区・灘区のだんじりのように,地域の方々が1軒1軒寄附を集めていったり,後継を探したり,必死の思いで継承されてきたすばらしいお祭りがたくさんあります。そのお祭りを地域の方が動画を作成し,SNSを活用して配信したものがありましたが,非常にすばらしいものでした。  そこで,動画の作成ができない地域の方々に対しては,神戸市が支援するとともに,作成した動画を1つにまとめて,神戸市のホームページに神戸の祭りとして動画をアップし,広く市内外の方々にPRするなど,地域の伝統的な文化・芸術を盛り上げるべきと考えますが,いかがでしょうか。 138 ◯宮道文化スポーツ局副局長 伝統的な文化・芸術の支援ということで,これまでにあった制度のお話をちょっとさせていただきます。
     伝統行事の映像制作に対しての支援というのは,文化庁でちょっとございまして,後継者養成とか普及を図るという意味で,地域の方々が情報発信をする取組に文化庁の補助事業がございます。私どももその窓口をしてございまして,これまでに7件そのような形で記録映像を作成するお手伝いをさせていただきました。今後もこれら補助事業を活用しながら,支援はしていきたいというふうに思ってございます。  さらに先ほども御答弁申し上げましたが,神戸歴史遺産,この認定制度においては,地域に伝わる祭礼なんかの伝統行事も対象というふうに考えてございます。市民に広く知っていただくということは,後継者のためにも大事だというふうに考えてございます。  協議会をつくっていろいろと進めていこうと思っておりまして,この中に神戸観光局からも入ってもらうことにしてございますし,区役所からも庁内関係では入っていただこうというふうにしておりますので,観光面とそれから地域の中でのPR,そういったことをどんな形でやっていけばいいのか,そういう2面性でできれば取り組んで,地域ごとの大事な財産であります伝統文化・芸術をさらに盛り上げていけるような,そんな御支援ができればというふうに考えてございます。 139 ◯分科員(さとうまちこ) そうですね。また形づくってしっかりやっていくっていうことも大事なんですけれども,取りあえずそういった動画を集めてぽんと載せることも,別に悪いことではないと思います。  そういった動画ですけれども,例えばその布団太鼓のような,そういった類似したお祭りを集めて太鼓の音なんかをドラマチックに効果的に出すだけでも,皆さんそれ見ますし,記憶にまず残ります。それを知ると,知らない土地でも行ってみようかなというような刷り込みにもなっていくと思いますので,今後ともしっかりと──別に,取りあえずやるという形でもまた全然オーケーと思いますので,その辺りをまた検討しながらよろしくお願いいたします。  以上です。ありがとうございました。 140 ◯主査(外海開三) 御苦労さまでした。  委員の皆様に申し上げます。  この際,約20分間休憩いたします。  午後3時5分より再開いたします。   (午後2時42分休憩)   (午後3時5分再開) 141 ◯主査(外海開三) ただいまから決算特別委員会第3分科会を再開いたします。  休憩前に引き続き,文化スポーツ局に対する質疑を続行いたします。  それでは,今井委員,どうぞ。 142 ◯分科員(今井まさこ) 日本共産党の今井まさこです。どうぞよろしくお願いいたします。  私は代表質疑では,コロナ禍で文化・芸術活動をしている人々に必要な支援が行き渡っていない現状を言い,支援は急がれると言いました。国レベルではイベント関係者は6,900億円の損失を出しながら,延べ2億人の足を止めたと言われています。  県と市で活動している方々の損失額は,この神戸大学が様々な団体で調査したら,590億円の損失を出しているという数字があります。多くのイベントが中止され,地域の教室もなくなり,多くの人々の足を止め,感染防止に巨大な貢献をしたと考えます。  しかし文化関連のコロナ対策支援は,国の補正予算は数百億円,神戸市のコロナの補正予算は2億円弱です。余りにも関係者が被った損失額と支援策との金額に差があり過ぎではないでしょうか。これではとても文化・芸術を守ることはできないと思われますが,お伺いいたします。 143 ◯岡田文化スポーツ局長 今井委員のほうから,文化活動をされている方々が,このたびのコロナ禍において非常に大きな影響を受けているんではないかという御質問だったと思いますけれども,私ども考えてございますところ,これまで,先般来御説明をしておりましたように,この春から積極的に補正予算を組んで,ウイズコロナ時代に対応した新たな取組を支援してまいったわけでございます。  直近ではアーティストに対して10万円,最大100万円まで──10人グループで応募ができますし,施設に対しても75万円,さらにはホールの使用料の50%割引など,いろいろとさせてもらいました。  また国におきましても最大100万円まで支給されるという持続化給付金や特別定額給付金,それから文化庁から,今御紹介がございましたように,継続支援事業あるいは施設に対しては感染防止対策事業などの支援策も打ち出されてきたわけでございます。  我々としてはこのようなことを積極的に行ってきて,そして今,やっと利用制限の緩和がなされてまいりました。そういう指針も出て,私どもも今各施設に対してはきっちりと感染対策防止をした上で,これまでの利用人数を入れてもよくなったということをアナウンスしてまいりました。  そういう意味で,まだまだすぐにかつてのように戻るわけではございませんけれども,少しでも早くこれまでの活動に戻れるように,我々市としてはそういう場を持っておるわけですから,そこをしっかりとお使いいただけるような形で活動いただけるように,文化振興財団あるいはアーティストの団体の方々ともよく協議をして,そういう場の提供を図ることによって,かつてのそういう日常に戻っていくのではないかというふうに考えてございます。 144 ◯分科員(今井まさこ) 本会議場でも言いましたけれども,いろんなメニューがあることはあるんですね。でもアンケートを取っているこの方たちの言葉の中には,持続化給付金を受けたくてもその給料として出てる場合があったりすると,もう持続化給付金受けられないということや,また文化庁のものにしてもお金を先払いしないと支援金が出てこないということで,もうお金がないって苦しんでるときにそんなお金出せないということで,なかなか手を挙げられない事業もあると。だから,いろいろな文化・芸術っていうのは多種多様で,働き方も本当に全然違うという中では,なかなか今のいろんな支援があるけれども受け切れられていないし,またその損失額に対しては全然補償がされてないんですよ。  確かに神戸市の場合は会場のキャンセル料は取らなかったかもしれないけれども,それまでの準備期間にかかった費用については全く補償もされていないと。そういう中から,言うたらマイナスからの出発をしようとしている人たちに,本当に今の支援だけでいいのかっていうことを私は強調させていただいたというふうに思いますので,もっともっと本当にいろんな意味での支援をお願いしたいというふうに思います。  コロナ感染拡大の中で,舞台の音響の仕事をしていた人が,もうここでは生きていけないということで仕事をやめたという方もいらっしゃいます。垂水区ではこの7月に,音楽イベント会社が倒産しています。これまで頑張ってきた人に手厚い支援がないと,この業界から去っていく方や関連企業倒産も広がる可能性もあるわけです。この貴重な人材がこの世界から去っていくことのないような支援が求められているというふうに思います。  この前の本会議では,副市長は改めて意見を聞いて検討したいというふうにおっしゃったわけです。それで検討していただきたいと思うんですけれども,時間をかけるべきではないと思うんです。それほど関係者は逼迫しているという認識が必要じゃないかというふうに思うんですけれども,いかがでしょう。 145 ◯岡田文化スポーツ局長 それぞれの活動がなかなかできないということで,逼迫している状況にあるというのは,先ほど御紹介のあった神戸大学の研究室の御意見の中でも出ているというのは,承知しているところでございます。  先ほど来答弁させていただいておりますけれども,そういう方々にも1日も早く以前のような活動をしていただくことが,私どもとしては大切だと思います。これまでどおりできない活動もあるかもしれませんが,それは先ほど来御紹介しております新しい取組ということでチャレンジしていただく事業に対しまして,我々は補助事業も用意してございますし,この補助事業については概算払いでしたかね──という形で最初に6割の資金をお渡しするというようなこともさせていただいておりますので,そういうことを積極的にお使いいただいて,かつてのような事業活動に戻れるよう,我々もしっかりと努力,一緒になって考えてまいりたいというふうに考えております。 146 ◯分科員(今井まさこ) このアンケートですけれども,本当にたくさんの人たちが,個人では475名の方がお答えになり,事業者では126団体が答えて,かなり詳しいものになっているんですね。ですからこれを読んでいけば,どんな支援を求められているかっていうのはかなり具体的に見えてくるというふうに思うんですけれども,これ,多分お読みになったと思うんですけれども,そこから新たな支援策というのは生まれてきていないんでしょうか。 147 ◯宮道文化スポーツ局副局長 私ども文化振興財団も,この神大の先生のアンケートにはPRという面では協力をさせていただいてございまして,表に出る前から私もこれ,拝見をしてございます。  私がやっぱりこの中で一番注目をしたのは,今困っていることというよりは半年先ぐらいに困りそうなことという中で,制作発表の機会が減るということを心配なさっておられる方がいらっしゃる。それともう1つは,観客や顧客が戻ってこないのではないかということを心配なさっておられるのが,その次に来ておりますので,こうしたことをある程度踏まえた上で,活動の場をつくるために県・市協調のことについても先取ってやらせていただいたというふうに考えてございますし,さらに私ども,収容率の制限の緩和は事業ごとにはなされておりますが,なかなかその不安感が払拭されないので戻ってきにくいというお話も聞いてございますので,お客様に安心して戻ってきていただくために,どのようなことをすればいいのかというのは,今私のところはそういうふうなことを考えてございます。ですので,既に早期に補正で取り組んだものもございますし,これからしっかり考えていくものもあると考えてございます。 148 ◯分科員(今井まさこ) チャレンジについてはまた後からお聞きしたいと思うんですけれども,この中の自由記述の中には,こういうことをしてほしいという具体的な中身も出てるんですね。例えば既存の助成は2分の1が多いと。今年度は100%してくれたら助かると。また展覧会,行事が中止になった。会場費負担は回避されたけれども,通信費など,またビラなどを作った,それは全部自己負担となってしまった。補填してほしい。旅行だけが強調されるのではなく,音楽や演劇などへのお誘いやチケットへの支援もしてほしいという具体的な案も出てきておりますので,まずこういうのもぜひ私は検討していただきたいなというふうに思います。  相模原市や愛知県が個人10万円,事業者20万円という給付金を出してるんですけれども,そういう検討っていうのは神戸市はされないんでしょうか。 149 ◯宮道文化スポーツ局副局長 局長からの答弁もございましたが,持続化給付金それから特別生活給付金,こういったものはアーティストの方々でも,ちょっと先ほどの給与の話は別として,基本的には個人事業主,フリーランス,当たるような形になってございます。  相模原市の件,先生の御質問があった上で確認をさせていただいたんですが,これは文化だけではなくて産業支援ということでなさっておられる,産業支援課が担当をされておられるようでございます。愛知県は愛知県として,基金をつくろうということで20万円を団体にというふうには聞いてございますけれども,なかなかそういう面で言いますと,もちろん私,文化政策を担っておるトップでございますんで,そういう意味では何とかしたいという気持ちはありますが,困ってらっしゃるのはアーティストの方々のみではないというところで,持続化給付金みたいな形も取っていただきながら,我々としては支援策は給付だけの一方向だけではないというふうに考えてまして,先ほどから申し上げておりますように,例えば裾野の広い──舞台に立ってアーティストが演じる,ここの経費を安くすることで音響なり照明なり,そういった方々の費用も出せるような形とか,そういう様々な面から取り組まなあかんのではないかなというふうなことを思ってございます。 150 ◯分科員(今井まさこ) 確かにコロナ禍で大変な状況にあるのは,別に文化・芸術関係者だけではないというふうには思いますけれども,しかし文化っていうのはやはり生活の一部だと思うんですね。残念ながら日本の社会では,文化に対する理解がなかなかなくて,予算も少ないというのが現状だと思うんですね。そういう中で,本当にプロを目指しながら働いている人もいれば,時々舞台に立ちながら講師をしたり,教室をしたりして生活を成り立たせている人がいらっしゃるとか,そういういろんな働き方をしながら一生懸命プロを目指す,また芸術を少しでもよくしたいと頑張っている人たちが現実いて,その舞台がほとんどなくなっていっていると。  先ほども観客が戻ってくるかどうか分からないというふうにおっしゃっていて,確かに規制が,緩和されたとしても,果たして本当に客が戻ってくるかっていうのは心配だと思うんですね。行くにしても──この頃私も隣に人が座ったらいやだなって思うときがあるんですよ,やっぱり。だからそういう意味では,2時間,3時間の公演とかコンサートになれば,やっぱり高齢者は行きにくいというふうになると思うんですよ。だからそう簡単にはお客さんは戻ってこないっていう前提が,私は必要じゃないかなっていうふうに思います。そういう意味で,文化・芸術だけじゃないんだと言わずに,冷たい態度を取らずに,もっと私は文化・芸術に対する理解を持っていただきたいなというふうに思います。  それで先ほど,頑張るアーティスト!チャレンジ事業についておっしゃったわけですけれども,午前中の報告で,第1次募集は250人を募集したら480か70かを超えたということで,その第2次募集をしたということで,予算は同じく2,500万に対して426人の方々が応募してきていると。件数が違いますよ,1人──5人で1件とかいろいろあるかも分からないですけど,426の応募があったと。これもう軽くオーバーしちゃってるんですね。  だから,もう本当にこの人たちは舞台に帰りたい,公演とかいろんなことをしよう,また動画もやろうというやる気を持ってやってきている人たちに対しては,こういう,もう全部やるぐらいの規模にしていただきたいというふうに思うんですけれども,ぜひ今後この……。  それと,もう1つはこのチャレンジ支援についてなんですけれども,例えば5人が集団で申請すると50万円出ますよと。依頼した伴奏とかゲスト,それについては人件費も払ってもいいですよと,謝礼も出ますよと,動画も配信もオーケーですよと,前払いもやりますよと,中止になったら実費は払いましょうと,私もそういう意味ではよく考えられた支援だと,チャレンジ支援だというふうに思うんですが,ただこの申請した5人に対しては人件費が出ないんですよ。そういう認識で正しいんでしょうか。 151 ◯宮道文化スポーツ局副局長 まず人件費の話からさせていただいてよろしいでしょうか。実はそのギャラということで,御自身のギャラをこの中に盛り込むということについてというのはいかがかなというふうには思っていたんですけれども,結局やはりその方自身もお仕事をそこの中でしてらっしゃるわけですから,そこについては事務費という形で,その方が3万円取ってもいいですよと,そういう制度設計にしています。ですので,申請者の方も最大3万円を個人として受け取る権利はあるということでございます。 152 ◯分科員(今井まさこ) 私が説明聞いたときには,そういうギャラは出ないというふうに聞きましたのでね。やっぱりそれでは,その人たち,生活かかってる。とんとんになれば収入ゼロでしょ,結局その人に人件費出ない。今回は3万円出しますよとなったからちょっと前進したのかなというふうにも思いますが,でも今,先ほども言ったように観客が戻ってくるかどうか分からない中で,もし失敗したときの赤字分は全部その人たちが被らなきゃいけないっていう,そういう中身になっていると思うんですよ。  そういう意味では,やはりもっと──人件費認められるということになって私もよかったなっていうふうには思いますが,それでも3万円,舞台つくるってそんな,1か月ぐらいではできないですよね。演劇だったらもっとかかるだろうし,音楽だって音合わせしたりすると会場費も払わないといけないし,いろいろ時間もかかるという意味では,もう少し踏み込んだ支援をしていただけたら皆さん喜ぶんじゃないかなというふうに思いますので,先ほども言ったように,また第2次募集は軽くオーバーしているというふうに聞きましたので,どんどんとやっていただきたいというふうに思います。  それとこの質問を準備する中で,市の行っている事業を改善してほしいという御要望をお受けいたしました。コロナ前から行われている特別事業助成なんですが,内容は,神戸市の文化振興に大きく寄与する芸術文化団体の創作発表,鑑賞事業,総事業費が300万円以上に対し,総事業費の3分の1以内で補助金200万円が出るという支援があるんですね。この助成は発表会や公演,コンサートが終わってから支払いが行われるということになってるんで,これはもうぜひ,事業者さんみんな裕福で,お金がたくさんあってやってるわけじゃないんで,前払いをしてほしいんだという御要望があったんですけど,御検討いただけないでしょうか。 153 ◯宮道文化スポーツ局副局長 午前中に自民党の岡村先生にお答えさせていただきました,芸術文化活動助成の施設特別事業費のことを今井先生,おっしゃられたと思います。  もう少し詳しく御説明いたしますと,神戸市民の文化向上に寄与するような大規模なイベントでございまして,総事業費が300万円以上のもので,対象経費の3分の1以内で200万円を上限というふうにしてございます。  ちなみになんですが,私,午前中にちょっと言い間違えたんですけど,令和元年度13件,870万円程度の助成になりましたということです。  実はこれ,大きな事業をやっていかれますので,実際申請時にあった額と交付のときの額というのにかなり差が出てきているのが実態でございまして,前払いといいますか概算払いで幾らかでもというところは,もう気持ち的には理解はできるんですけれども,申請時と交付時といいますか,精算時の乖離がかなりあるもので,その辺りのところも含めてよく考えさせていただかないと,前向きに検討するというふうには今すぐには申し上げられないところでございます。 154 ◯分科員(今井まさこ) ぜひ前向きによろしく──その全額出せということではなくて,一定の仮払いでも結構ですので,やはりどこも本当に必死でぎりぎりの中でいろんな公演されたりしてますので,ぜひ出していただきたいなというふうに思いますし,チャレンジ支援では前払い60%まで出るというふうになっています。言うなら,前例ができてますので,もうぜひお願いしたいというふうに思います。  次に,この間,外郭の審査の中でもしつこく私は言わせていただいているんですけれども,コロナ感染防止のために,いろんな会場を借りるときに,定数を半分にしてくださいという要望されてますよね。今もそれは変わってないと思うんですけれども,30人のところは15人までですよ,50人のところは25人までですよというふうになっていると思うんです。それはコロナの感染を拡大しないという意味では,それはすごい大切なことだから,皆さん理解していらっしゃるとは思うんですけれども,しかし,利用者にしたら,定数15のところに,これまでの30人分の会場費を払うというのは尺に合わないし,また,こういう文化・芸術教室を開いている,コーラスをやっている,ヨガやっている,いろんなことをしている人たちにとっては,定数半分というのは,財政そのものに響くことなんですね。ですから,半分にしていただきたいんですけれども,御検討いただけたでしょうか。 155 ◯岡田文化スポーツ局長 実は先般,利用制限の緩和したということを申し上げましたけれども,これ文化センターの会議室についても,そのとき,同時に利用制限を緩和してございます。ですので,現在は50人で使いたいという場合には,50人の部屋をお借りいただくことができるようになってございます。25人で50人の部屋を取ってしまったという方についても,多分もう2週間ぐらいたっていますんで,既に事務的には終わっていると思いますけれども,25人の部屋が空いていれば,その現場で変更するようにもうさせていただいているということで,あまりその辺りの混乱は起きていないというふうに私は考えてございますので,その辺りは利用制限の緩和とともに解消されているというふうに考えてございます。 156 ◯分科員(今井まさこ) 会場費を──定数は元に戻したんだというふうにおっしゃっているんですけれども,ただ,やっぱり音楽教室やっている方々にとっては,狭いところでやるのは不安だということで,大きいところを取られたりする場合もありますので,やっぱりそれに教室の生徒さんも減ってきているとか,いろいろ聞いてますので,ただ大きな舞台を構えたり,どこかのスタジオでやったりというところだけが文化じゃないというふうに思いますので,そういう本当に町の文化教室,そういうところへもやはり支援をしていただきたいと。以前はビラを作るのにも支援してくれたとか,いろんな細かい支援もあったんだけど,この頃ほとんどなくなったということもおっしゃっていました。やはり地域にこういう文化・芸術根差したそういう教室があってこそ,いろんな優れた人材が生まれてくると思うんですね。ピアノ教室で頑張っていた子がプロになったとか,また野球なんかだったら,草野球でやっていた子がプロ野球に入って本当にすごい選手になったとか,いろいろあると思うんで,そういう地域に根差す文化・芸術活動に対しても,やはりぜひ支援強化していただきたいというふうに思います。  次に,市の文化予算についてお伺いいたします。  神戸市の文化予算が一般会計に占める割合が他の政令都市と比較してどうかということで,ちょっと資料を作っていただいたんですけれども,ハード部分を抜いて出すと──ハードを入れると,ビル,会館造ったりすると突然比率が高くなりますので抜きまして,ソフト部分で神戸市の文化予算は5億5,785万円で,一般会計に占める比率が0.2%,政令都市では13位ということになりました。日本全体の文化予算がフランスの9分の1だとか,韓国の10分の1という大変低い中で,国際的にも日本は低い。その中でも神戸市は低い水準にあるという現状なんですね。神戸市の文化に対する位置づけがやはり低過ぎるというふうに思うわけです。ここ,文化スポーツ局ができて初めてですけれども,ぜひ積極的に文化・芸術関連への予算を増やすということをしていただきたいと思うんですけども,いかがでしょうか。 157 ◯宮道文化スポーツ局副局長 委員御指摘いただいたもの,文化庁の平成30年度の統計書になろうかと思います。芸術・文化に関する決算額,先ほど先生,5,500万とおっしゃられましたけど,5億5,000万でございます。確かに20政令市の中で,順番で言うと13番目ということになってございますが,これ,大型のイベントなんかで,例えばビエンナーレだったり,トリエンナーレだったり,そういったことを行う際にもかなり変わってまいりますので,一概に横並びでは論じられるものではないのかなというふうに私思ってございます。我々としては,これまでの補正予算で,先ほどおっしゃっていただきましたように,2億強の文化支援の予算を改めて取らせていただいてございます。先ほどのことと比較しますと,その30%ぐらいのところを今回補正予算で改めて措置させていただいたところでございまして,決して潤沢とは言えない中ですが,しっかりと使い道については考えてまいりたいというふうに思ってございます。 158 ◯分科員(今井まさこ) 補正予算も2億円ほど使っているんだというふうにおっしゃいましたけど,先ほども言ったように,コロナで本当に損失額が兵庫県では590億円と言われてて,神戸市がこの占める割合というのが3分の1かぐらいはあるのかなというふうに──分からない,回答者は50%ですけれども,3分の1ぐらいはあるとしたら200億円ぐらい,言ったら。この神戸で文化・芸術活動に携わっている人々が損失を受けている中で,言ったら,たった2億円しか出てないと私は言ったんですね。だから,そういう意味では,確かに限られた財政かもしれないけれども,やっぱり市民が被っているその損失に対しては,やはりもっといろんな意味で支えていくという姿勢がないと,本当に神戸から文化の灯が消えていってしまうことになるんじゃないかというふうに思いますので,こういう方々を支えていただきたいということで,いろんな支援策,本当にしていただきたいというふうに思います。ぜひ,本当に日本は文化水準が低いと言われてて,韓国の10分の1だというふうに,そういう統計もありますけれども,プロでやれる人っていうのは本当に僅かです。プロでも働かないといけない人もいらっしゃいます。ほいで働きながらプロを目指している人もいるしという,そういう実態の中で,やっぱり文化予算というのは見直していって,本当にやる気のある実力のある人はプロで一本で生きていけるような社会にしていかないといけないんじゃないんかなというふうに思いますので,ぜひ神戸市としても,このジャズの街とまで言われているんだから,本当にその人たちがプロとして生きていけるような,そういう土壌をぜひつくっていただきたいというふうに思います。  次に,垂水図書館と,その図書館が移転した後の利用についてお聞きいたします。  レバンテの1階にある垂水図書館が移転する計画となっています。現在の図書館は年間入館者が45万人います。利用者からは,読みたい本がない,新本が少ないなど,蔵書の少なさを指摘する声と,場所が狭いため,利用者は座る場所がないと。私も行って,本を選んで読みたいなと思っても,座る場所がなくて,やっと出てきたなと思って座って,その本を返しに行ったら,もう誰かが座ってたりとかして,本当になかなかゆっくりと読書を楽しむ雰囲気がないなというのを感じています。それと子供の自習室がないと。子供が勉強してたら,図書館で勉強するなと言われたとお母さんに言ったと。図書館って勉強しに行くはずなのに,勉強するなはないでしょうというふうに私言われたですけれども,そういう意味では,今度の図書館,広さが倍になるということですので,そういう要望にどこまで応えていただけるのかなということでお願いいたします。 159 ◯岡田文化スポーツ局中央図書館長 新垂水図書館の御質問を頂きました。  先ほども御答弁申し上げさせていただきましたけれども,古い図書館はなかなか狭いといったところで,利用者の方に御不便をおかけしておるというのは事実でございます。私どもそういった反省点に立って,これから造っていきます。これは新垂水図書館もそうでございますけれども,広さも十分配慮したものを造っていきたいというふうに考えてございます。  どういった形になるのかというところでございますけれども,実はこれから設計者を決めていく。その設計者と協議をしながら,そのプランをより具体的なものに練り上げていくという,まさにその途上でございますので,今現在,私どものほうで御説明申し上げることができる情報といいますか,内容で言いますと,今現在686平米が,面積が1,500平米になると。独立の建物として整備をしていきますので,新しい図書館の事務室や閲覧室,また書架,入り口,そういったところは2階,3階部分になろうかなというふうに考えてございます。先ほど申し上げました設計者を選んでいくということでございますけれども,公募型のプロポーザルという方式を採用いたしまして,設計者をその中で選ぶ。それは私ども,リノベーション・神戸にふさわしい図書館施設となるような,そういった企画・提案能力のある設計者を選定していくわけでございまして,設計者と市民の皆様の御意見も十分お聞きをしながら,そのプランを練り上げていくということでございます。  今,併せて,スペースのことでいろいろ御質問いただきましたけれども,例えば子供さんのためのスペースであるとか,高齢者の方,いろんな方に使っていただく図書館を目指してございますので,そういったあらゆる世代の方々が快適に楽しんでいただける,そういう施設を何とか工夫しながら造っていければなというふうに考えております。 160 ◯分科員(今井まさこ) すみません,先ほど私,文化水準というふうに言ってしまいましたんで,文化水準はみんな頑張ってますので,低いはずはないと思いますので,文化予算の言い間違えでしたので,訂正いたします。すみません。  図書館については倍の広さになるということで,期待する声もありますので,ぜひそういう皆さんのこういうものが欲しいというのを聞いていただいて,反映されたものにしていただきたいというふうに思います。ただ,蔵書,この数が今現在も10万冊で,それを10万冊以上を目指すみたいになっているんですね。それじゃあ蔵書数がほとんど変わらないということになるんですけども,なぜそんなことになるんでしょうか。 161 ◯岡田文化スポーツ局中央図書館長 まだ具体のレイアウトが決まってございません。具体のレイアウトが決まってないということは,すなわち,どういった形で書架を置くのか,また,閲覧スペース,どういった形でどう置いていくのか,いろんな地元の皆様のお声がございます。具体の蔵書数につきましては,そういったレイアウトを具体化しながら,蔵書数の規模感を私どもは決めていきたい。ただ,1つ申し上げることができるのは,専有面積が格段に増えますので,基本,蔵書数は面積にパラレルで上がっていくものだということでございますが,どういったニーズがあるかということも,私ども市民の皆様のお声も聞きながら,拝聴しながら,垂水のまちの玄関口にふさわしい,新たな図書館にふさわしい蔵書数を備えていきたいというふうに考えてございますので,10万以上,具体の数字というのは,恐れ入りますけど,ちょっとそういったことで具体的に申し上げられませんけれども,御容赦いただければと思います。 162 ◯分科員(今井まさこ) ぜひ,本当に欲しい,読みたい本がある,また要望に応えられるような本があるというふうなことで,蔵書数を増やしていただくということで努力いただきたいというふうに思います。  次に,これまで図書館は,区役所のあるレバンテの1階にあったわけです。そこが,まあ言ったら,空き家になるんですね。ここは移転した後はどのような活用をするのかという方向は決まっているんでしょうか。 163 ◯岡田文化スポーツ局中央図書館長 今の図書館の跡地でございますが,結論から申し上げますと,白紙でございます。どういった形で再活用していくのか,その両方につきましては,関係部局と相談しながら決めていきたいと,検討していきたいというふうに考えてございます。 164 ◯分科員(今井まさこ) 現在垂水のそのレバンテの中には,4階には体育室とトレーニング室があるということで,それが今度は平磯のほうに,垂水体育館と合同して移転してしまうというふうになっているんですね。地域の人たちからは,図書館が空くんだったら,そこに子供たちのふらっとひろばとか,学童さんとか入れればいいじゃないかと。このまま4階のトレーニング室,体育室を残してほしいという声があるんですよ。これはこの文化スポーツ局と同じ管轄内なんで,ここが決めれば決めれることではないんでしょうか。ぜひ御検討いただきたいんですけれども。 165 ◯岡田文化スポーツ局長 先ほどのレバンテの中の振り回しの話でございますけれども,新しい垂水体育館は令和4年の4月頃の完成・供用を目指しておりますので,かなり図書館の完成とは──早い時期に出来上がってまいります。図書館の完成は恐らく──分かりませんけども──まあ2年ぐらい違うんじゃないかなと思います。一方で,垂水は非常に今,お子様をお育てになる方に人気のある地区で,垂水小学校もたくさんいらっしゃって,増改築というんですか,そういうふうなことも検討しているという,そういう状況の中で,やはり一刻も早くそういう子育ての場所をつくるということが必要ではないかというふうに考えておりますので,現計画どおりということで考えております。 166 ◯分科員(今井まさこ) その移転する際に市民公募されて,多くの方々から移転しないでほしいと,アクセスが悪くなる,高齢の人がもう行けなくなるという,物すごいたくさんの意見が出たということは御存じですよね。知っていらっしゃるということなんですけども,やはりこの垂水区は子供も多いんですよ。多いけど,高齢者は実数で言ったら神戸で一番多い,60歳以上の人は一番多いんですよ。だから高齢者もやっぱり生きやすい街でなくてはならないし,子供を子育てできるような街でなくてはならないという,この2つの面があると思うんですね。それが体育館が──本当に高齢者の人たちはすごいたくさん使って,利用量はほぼ100%です。本当にバス停からも近いし,駅からも近いしということで,みんな喜んで使ってたわけですよ。高齢者だけじゃなくて,働いている人も──駅から近いから──仕事終わって夕方のヨガ教室に行って,それで帰るというような方もいらっしゃって,そういう意味では,本当にすごいいい場所にあって,使いやすいという利点があったんですね。それが今度,垂水駅じゃなくて,平磯へ行くと。アクセスをよくします,アクセスは検討中ですって何遍も言われてるけど,今,体育館は建ちつつあるけど,アクセスについては何の工事も今されてないし,これ国道を渡らなきゃいけない。段差はがたがたで寂しい本当にほとんど人が通らないような道を通っていかなきゃいけない。そりゃ車で行く人たちはいいんだけれども,でも,高齢者にとっては大変遠いとこやいうことをやはりもう少し考えていただいて,私は高齢者の人たちが駅近で…… 167 ◯主査(外海開三) 今井委員,時間が過ぎております。 168 ◯分科員(今井まさこ) 利用できるようにしていただきたいと。図書室については,もっと本当に…… 169 ◯主査(外海開三) 今井委員に申し上げます。時間が過ぎております。終了してください。  御苦労さまでした。  次に,諫山委員,発言席へどうぞ。 170 ◯分科員(諫山大介) 諫山です。どうぞよろしくお願いいたします。  ステイホーム期間,文化・スポーツから得られるリアルな刺激がもう全然ありませんでしたので,大変物足りなさがありました。もうライブハウスはライブハウスジャッジメントというイベントで,音楽シーンの新しい一面を見いだそうとしましたし,ストリートピアノを使用したイブニングコンサートでは,神戸市室内管弦楽団の方が久しぶりに観客の前で演奏したと涙ぐまれていたのを覚えております。  ウイズコロナの下,未来志向の文化・スポーツ振興に対して,2題質疑させていただきます。  1つは,ラグビーワールドカップ2019の振り返りです。委員会,本会議でも話題にはなっておりますけれども,昨年9月20日から11月2日にわたって日本で初めて開催されたラグビーワールドカップ2019は,神戸市も開催会場として大いに盛り上がりまして貢献しました。経験したことのない盛り上がりと感動を市民として私も享受できたこと,大変感謝を申し上げます。発表された数字では,全体の観客数が約170万人,ファンゾーンには約114万人,経済波及効果も当初の予測を超える1.5倍の──これ日本ですと6,464億円ということなんですけれども,神戸で開催された4試合には11万人が入場したほか,9万人近くがメリケンパークのファンゾーンを訪れたとされております。会場近くの居酒屋をはじめまして,三宮センター街,至るところ,海外からのラグビーファン,特に欧米系のファンで盛り上がる光景が繰り広げられたのが記憶にも新しいんですけれども,今の状態からは少し想像はできませんが,はや1年がたちました。無事に成功裏に終えることができたと考えます。今回のラグビーワールドカップを振り返りまして,国際大会としての成功の要因がどのようなところにあったのか,どのように分析しているのか,お伺いします。 171 ◯岡田文化スポーツ局長 本当にちょうど1年前にラグビーワールドカップがあったのかなというぐらい,今ちょっと世の中が違うんですけれども,1年前のときですけれども,私もずっと準備に関わってまいりまして,実はその1年前は大丈夫かとずっと言われてまいりました。つまり,サッカーと野球と違うよねというようなことをよく言われまして,何人もの方に本当に盛り上がるのかということを言われたのを,今,記憶をしております。そのたびに頑張ります,大丈夫ですって,根拠があるのかないのか分かりませんけど言ってまいりました。そういう間に,実は神戸では,神戸製鋼が久しぶりに全国優勝を遂げまして,日本選手権を取ったというようなことで,神戸まつりにも参加を快くしていただいたというようなことで,そのときにはワールドカップのPRも一緒にしていただいたというようなこともしていただきましたし,また,三宮のエリアから──会場は兵庫南部ですけれども,その中に少しずつ都市装飾を増やしていったわけですけれども,言われるたびに,その直前のやるときにはもう町なかをラグビーで埋め尽くすからというようなことをさせていただきました。できたかどうかは別にしまして,かなり予算も頂いて,そういうムードの盛り上げということには頑張ってまいったつもりでございます。ただ,この大会を円滑に運営して成功させるということのやはり重要な点は,訪れた全ての方に安全で安心して神戸においでいただいて,試合を見ていただくことだったと思います。そういう意味で,警察や消防,交通あるいは警備会社など関係機関と連携をいたしまして,会場のすぐ横の地域福祉センターをお借りしまして,開催運営本部を開催中は常駐をして,皆そこで詰めておったわけですね。そこでいろんな事象が起こることに対処していたということなんですけれども,緊急対応もしっかりとできたのではないかというふうに思います。  来場者の方々に対しましては,延べ3,000人を超えるボランティアの方にこの神戸で活躍をいただいて,道案内から語学ボランティアですとか,あるいはごみの拾いで──結構散乱してましたんで,ごみ拾いもしていただきました。そういうようなことで,本当に笑顔でボランティアの方々にもおもてなしをいただいたところでございます。そういう多くの方々の御参加とともに,町なかでは神戸観光局の仕掛けによりまして,おもてなし事業ということで,これも民間事業者が当然タイアップですけれども,センター街ですとか,あるいは神戸駅のところですとか,いろんな場所で神戸の街のグルメ,観光メニューの提供も一緒にしていただいたと。そういうことで,まち全体で多彩にその場所とメニューを用意できたということが,入場者の3割を超える欧米系の方々に喜んでいただけたんじゃないかなというふうに思っております。とにかく大盛況のうちに事故もなく終えることができたのは,こういうことだったのではないかなというふうに思っておりますし,今はそういう方々に感謝の気持ちしかございません。 172 ◯分科員(諫山大介) いろいろな関係機関と調整されて,用意周到に準備されたと思われます。安全・安心,無事に終えたということがまず1つの大きな要因だと思いますけれども,全市的に対応されて,経済観光の方も夜もチラシを配られたり,何とか三宮の街にそういう方々を引っ張ろうと一生懸命されていたのを覚えております。  今回のラグビーワールドカップで得られた経験は,ゴールデン・スポーツイヤーズのスタートでもあるんですけれども,2022年に延期された世界パラ陸上世界選手権,そしてワールドマスターズゲームズ,こういったところにぜひ生かせるものとも期待しております。  今後,この神戸にスポーツの国際大会をやはり誘致をして,市民,子供たち,内外から来られた方が感動できるスポーツイベントを開催し続けることが必要かと思うんですけれども,ぜひとも今後のスポーツ大会の誘致に向けて,今回の経験を生かしてもらいたいと思うんですけれども,御見解のほうはいかがでしょうか。 173 ◯今西文化スポーツ局担当部長 今後の国際スポーツ大会の誘致に向けて,今回の経験を生かしてということでございますので,先ほどの答弁にもありましたように,やはり関係機関との連携というので,観光,広報,それから消防,交通,医療といった広い関係部署と連携するとともに,町なかの都市装飾,また節目イベントなどの広報PRのほか,会場の安全対策や交通輸送,医療救護体制の構築など,今回のラグビーワールドカップで得た経験を2021年5月開催予定のワールドマスターズゲームズ2021関西,また,その翌年9月の神戸2022世界パラ陸上競技選手権大会におきましても,様々な形で活用してまいりたいと考えております。  こうした大規模な国際スポーツ大会を神戸で開催することにつきましては,市民のスポーツへの関心をさらに高めるとともに,世界に向けて神戸の街の魅力を発信し,国際スポーツ都市・神戸をPRする絶好の機会になると考えております。世界パラ陸上競技選手権大会もそういった考えの下で誘致したものでございまして,今回の経験も生かしながら,今後これらに続く大規模な国際スポーツ大会の誘致につきましても,国内外の事例を参考にしながら,費用対効果や波及効果,また情報発信効果なども勘案して取り組んでまいりたいと考えております。 174 ◯分科員(諫山大介) ぜひよろしくお願いいたします。単独誘致,試合会場としての誘致と様々なパターンがあると思いますし,ラグビーワールドカップも再招致をまた日本協会はしたいというニュースも9月ぐらいに見たような気がするんですけれども,ぜひ政令指定都市の強みを生かして,国際大会の誘致に必要な施設の充実も含めて,よろしくお願いいたします。  職員さん自身も,レガシーという言葉を使うのであれば,過去のユニバーとかフェスピックの経験がしっかり自信につながり,都市力のブランドにもなるとお聞きしていますので,ぜひ中のほうの引継ぎをお願いいたします。  それでは,第10回神戸国際フルートコンクールについてお聞きします。  いよいよ来年8月26日から9月5日にかけて開催される第10回神戸国際フルートコンクールの実施要項が先日発表されまして,第9回は市からの財源の投入の在り方をめぐって,マスコミ,市民団体など巻き込みまして,世間の注目を集めていました。議会でも質疑も多数ありました。私の一般質問のテーマの1つが第9回神戸国際フルートコンクールの存続でありまして,結果,多くの方々からの寄附などの応援をいただきまして,無事開催されたということなんですけれども,今回,前回を振り返りまして,それまでのコンクールと異なり,具体的にどのような成果があったと考えておりますか,見解をお伺いします。 175 ◯宮道文化スポーツ局副局長 委員御質問の件の成果というところでございますが,まずフルートコンクールというのの認知度が非常に低くて,市民還元がなされていないというところが非常に問題でありました。ですので,これを,コンクールを核とした国際フルート音楽祭というふうに広げました。その中で140を超える様々な事業を行いまして,市民の方々とともに魅力の発信なり,浸透なりというのを図っていけたかなというふうに思ってございます。  コンクール本体につきましても,これまでにやっていなかった,小学校をコンテスタントが訪問したり,一緒に給食を食べたりというような交流もしましたし,世界に向けてユーチューブのライブ動画を配信しまして,16万回以上の配信再生がなされております。結果的に本選は満員で入場制限となりました。これもこれまでになかった確かな成果かなというふうに思ってございます。  さらに,財界とともにこのフルートコンクールを盛り上げようということで,このコンクールに対する応援実行委員会ができまして,ガラ・コンサートと祝賀パーティーを行って,その収益1,000万を2020年のコンクールの財源にと神戸市に寄附を頂いた。こうしたことも成果というふうに考えてございます。  レガシーという意味では,このときに行いました300人を超える方々が旧居留地で大合奏をやりました。それを毎年引き継いでおりまして,昨年は500人を超える方が全国からフルートの合奏をしに神戸に来られました。さらに申し上げますと,先ほどの財界の応援実行委員会は形を変えまして,神戸の文化を財界が支えようということで,マザーポートクラブというふうになってございます。こういったレガシーを幾つか残すことができたのも成果かと思ってございます。 176 ◯分科員(諫山大介) 今ありましたように,第8回までの市民の認知度が低かった。神戸市の官製的なコンクールであるという批判から,市民を巻き込んで音楽祭にして,財界も巻き込んで,今日の質疑でも,どうしても文化・スポーツはお金がかかる,どうしていくかという議論がある中,財界からの応援しやすい仕組みもつくられた,機運を盛り上げたというのは非常に大きな成果ではなかったかと思います。  第10回というのは,やはり節目でありますので,いろいろな難しい状況だと思いますけれども,新たに取り入れようとすることがあれば教えていただけますか。
    177 ◯宮道文化スポーツ局副局長 8月から募集要項を配布しているんですけども,今回から全てをオンラインで受付をしようというふうに考えてございます。世界中からオンラインで受付ができるということで,応募者の負担軽減もできます。さらに,3月に予定しています予備審査,これまでCDを録音して送ってきていただいてましたが,動画をアップロードしていただくということで,その方々がどんな環境で録音されたかというようなこともきっちりとした情報になりますので,正確な審査が可能になるかと思います。盛り上げのためということでは,これからの予算事項となりますけども,実際の認知度向上プラスアルファということで,改めてコンクール,それから楽器,音楽,そういったものについて興味を持っていただくような,そんな取組を──講座,トークイベントなど,コンクールならではの楽しみ方,魅力を伝えるための企画をやってまいりたい。もちろん市民還元,認知度向上にもしっかり取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。 178 ◯分科員(諫山大介) 市民還元という言葉です。今回のコンクールは本当に試されているかと思います。といいますのも,コロナ禍の状況の下,300人集めるとなると本当に大変だと思いますけれども,そういった工夫,市長の会見のほうでも,何としてもこれは開催したい方向であるという強い声がありましたけれども,具体的なもし今イメージがあれば教えてください。 179 ◯宮道文化スポーツ局副局長 前提として海外からの入国をスムーズにやっていかなければなりませんので,そういったことができるという前提でお話をさせていただきますけども,宿泊場所ですとか練習場所,こういったものを会場の近隣の施設を使用できるように確保をしてございます。ただ,これまで市民ボランティアの協力で,ホームステイに力を入れてまいりましたが,今回はそういったことがひょっとすると難しいかもしれません。  さらに,3密を避けながらの市民還元のことで言いますと,小規模で行う短時間のコンサート,そういったものであったり,さらには前回大会から開催しています大人数フルートオーケストラ,こういったものもオンラインで実施をできないかと。小学校なんかの交流もオンラインでできないかというようなことで,ともかく我々としては,世界一流のフルーティストを目指す若者たちに神戸がきちんと手を差し伸べられるように,開催に向けてあらゆる手段,可能性を講じてまいりたいというふうに考えてございます。 180 ◯分科員(諫山大介) 様々な手段を通じて,第10回に向けて盛り上げ,成功に至るということをぜひよろしくお願いいたします。  以上です。 181 ◯主査(外海開三) 御苦労さまでした。  次に,松本しゅうじ委員,発言席へどうぞ。 182 ◯分科員(松本しゅうじ) それでは,早速お尋ねしたいと思うんですが,まずウイズコロナ時代におけます青少年のスポーツ支援,こっちから先にお伺いしたいと思っています。  御存じのとおり,昨今,学童の少子化ということで,スポーツ大会もそれぞれ費用負担がだんだんと大きくなってまいりまして,これが大変コロナに加えてさらに大きくなっているということで,子供たちもスポーツ活動や発表する場というのはもう失われているわけですが,できるだけ神戸市が応援してもらいたいと,そういう思いから少し質問させていただきたいんですが,神戸市では,中学校,高校,この部活動の大会では50%の使用料の減免,これを行っていらっしゃいますんで,これはこれで評価しておきたいと思うんですが,例えば札幌市のスポーツ局というのがあるんですけど,これは個人なんですが,施設の使用料金が中学生以下,個人利用は無料と,こうなっています。団体との相違があるんで,どこまで判断していいか分かりませんが,いずれにしましても,ウイズコロナ時代の青少年へのスポーツ振興,競技力の向上を図るという名目から,神戸市でも青少年の会場使用料等々,無料にするとか,せめて使用料の減免を拡大するとかいうようなことを,個人・団体問わず,特に学童大会,これについて50%の減免ぐらいもされてもいいんではないかと。既にしているのかどうかも併せてお伺いしておきたいと思います。 183 ◯岡田文化スポーツ局長 松本委員のほうから,青少年のスポーツ支援という観点からの御質問でございました。  御指摘いただきましたように,部活動で使用する場合は5割の減免というのは,これは条例等の規定によりさせていただいておるところでございます。それで,先ほど御答弁させていただいたと思うんですけども,体育施設の利用が,種別でいくと,チーム利用──チーム登録してやる,それと個人利用と大会利用がある。基本的にはチーム利用が非常に多いわけでございますけれども,本市の条例では,既に一般のものと高校生以下の区分を設けまして,個人利用では最大25%やっております。それからチーム利用が50%ということで行っております。  札幌市が,調べますと,御指摘のとおり,個人利用は100%減額をしていたということなので,これはちょっと他都市も調べたんですけど,さすがにそういうところはなくて,札幌だけだったんですけれど,ただ,札幌は札幌で,チーム利用は減額してなかったりということで,20政令市,いろいろ調べましたが,千差万別といいますか,いろんなパターンがありますんで,どういう形がいいのかというのはよく検討させていただきたいと思います。  ただ,先ほど最後に御指摘がありました学童の大会という面で言いますと,これ競技団体がもし施設を押さえていただいているという形の中でその大会をする場合には,スポーツ協会加盟団体がほとんどですから,50%の減額があるんではなかったかなというふうに私記憶していますが,そういう形でやらせていただけたらと思います。 184 ◯分科員(松本しゅうじ) それがしているとこと,してないところがあるようです。これもう少し明確に出していただきたいんですね。例えば田園スポーツやったらこんだけとか,G7だったらこんだけとか,地元の地域の大会でいくと名谷球場的な──須磨でいきますとそういうのがあるんですが,そんなところではあまりされてないというふうなこともお聞きしたりしますので,その場所とか,地域とか,大会の大きさによってばらばらのようなんですが,それはそれで,今まではそれでよかったと思うんです。今はウイズコロナで,子育て支援とかいろんな政策いっぱい打ってますけれど,子供たちが今,大会でフルに動けない状態も実はあるんですね。堂々と,本当言うたら,たくさん集めてどんとやりたいんですが,なかなかそこまでいってないとこがありますんで,これはもう少し詳しく,その学童で一生懸命やっておる子育て支援の方々のことを念頭に置きながら,将来の大切な資産というか,宝物でございますんで,支援の拡大というのも,例えば他都市が50やったら,うちは60やっているとか,支援の拡大ということもちょっと視野に置いて,再度考えてもらいたいんですが,いかがですか。 185 ◯岡田文化スポーツ局長 失礼いたしました。先ほど私が御答弁した内容は,体育施設条例に基づいてお話をさせていただきましたが,今,委員に御指摘いただいて気がつきましたけれども,北神戸田園公園とか実施分はまた違う条例はありまして,ちょっとここは縦割りになっていたので,申し訳ないなと思いますが,市の中でもよく調査をさせていただいて,どういう方向がいいかというのは検討させていただきたいと思います。 186 ◯分科員(松本しゅうじ) 多分屋外はやってないと思います。あんまりきつく言わなかったんですけど,ぜひそこは一緒やと。中身は屋外であろうが,屋内であろうが,個人であろうが,団体であろうが,青少年育成には変わらんという強い意思を神戸市が出すべきです。そこだけ強く要望だけしておきたいと思います。  次に,名谷図書館のサービスの提供,これについてお伺いしますが,御存じの方は,大丸のデパートの4階ということですから,非常にたくさんの方があそこに行かれると思います。ここに新設されるのを皆さん楽しみにしておりまして,ただ,そのときに,市民サービスをどこまでやるんだろうということを我々も期待しておりますが,あそこは,知ってのとおり,子供からおじいちゃん,おばあちゃんまで,高齢者もたくさんいらっしゃいますんで,ニュースステーションという場にもなると。居場所づくりと,これにも当然なっていくんですが,今のライフスタイルが多様化する中で,特色ある図書館サービスというふうなところにもっともっと重点を置いていただきたいなということから,今そういう点についてどうなっているか,まずお伺いをしておきたいと思います。 187 ◯岡田文化スポーツ局中央図書館長 名谷図書館につきまして御質問いただきました。大丸須磨店に入る図書館ということで,これまでにない,いろいろ特色あるサービスを考えてございます。2例,3例ちょっと申し上げますと,1つには,学生や社会人,多くの方が入られる,利用される,そういったことも期待してございまして,学習,学びの支援というのが必要だろうということで,いろんなお席を用意していきたいと考えております。例えば個人用のブースでありますとか,パソコン仕様のテーブル席でありますとか,グループで学習ができるお部屋でありますとか,ソファ席,多様な座席を120から130ほど御用意させていただきます。そういうようなことで,ただ,多様な座席を御利用いただく上で,より効率的に御利用していただく必要があるだろうということで,実は市民図書館で初めて,座席の予約システムを入れていこうというふうに考えておるところでございます。  また,大丸須磨店のちょうど中央部分にエスカレーターがございますけれども,そのエスカレーターゾーンの両脇にちょっとオープンスペース的なものを活用いたしまして,新聞閲覧していただくコーナーとキッズコーナーを設けまして,そこにつきましては,名谷図書館閉館日でも御自由にお使いいただけるように,そういうふうに開放していきたいなと思っております。  また,書籍消毒機でありますとか,蔵書の検索機,自動貸出機,そういったところも多彩に置かせていただこうというふうに考えております。  以上でございます。 188 ◯分科員(松本しゅうじ) 端的にありがとうございます。希望はカフェ的なこともあればなというのはもう前段でありましたんで,簡単な──貿易センタービルの地下なんかにも自動販売機でそういうのがあります。ああいうのも1つかなと思ったりは想像はするんですが,特に予約システムについて,もう一遍お聞きしたいと思うんですが,この座席の予約システム,これはもうぜひとも──これは大ヒットやと思っています。なぜなら,独占で動かない人たちもたくさんいらっしゃったら,本当に図書館なのか何かよく分からんと。必ず同じ人が同じ場所に居座っていると,これがないようにするということでは,大変いいシステムやなと思っているんですが,ただ,申込みのことですね。今聞いているのは,窓口で予約システムを使って予約すると。窓口でというところですね。一遍行かなあかん。予約したら,もう一遍どこか行くか戻るか,いつか知りませんが,もう一遍そのときに利用しに来ると。これ2回やらなきゃいけないんで,しかもお年寄りが多いということなのと,それを使えない方もいらっしゃいますので,ぜひとも電話でも対応ができるようにしてもらいたいなということも,ちょっと加味してもらいたいということを思っているんですが,いかがでしょう。 189 ◯主査(外海開三) 岡田館長,残り時間18秒です。 190 ◯岡田文化スポーツ局中央図書館長 座席の予約管理システムにつきましては,現地に来ていただきまして,その場で予約をしていただくということなんですけれども,予約席の空き状況をお電話で問合せていただければ,きちっと対応させていただく,そういったことも含めて考えてございます。 191 ◯分科員(松本しゅうじ) 臨機応変に利用しやすいように,よろしくお願いします。  終わります。 192 ◯主査(外海開三) 御苦労さまでした。  次に,上原委員,発言席へどうぞ。 193 ◯分科員(上原みなみ) 無所属の上原みなみです。最後になりますが,よろしくお願いします。  本日は,アーティスト支援についてたくさん質問が出てきましたけれども,私は少し視点を変えてお尋ねしたいと思います。  先日,京都大学の准教授が主催する「ウイズコロナ時代のブッフェを考える」というイベントに参加してきました。そこでは事前に新型コロナウイルスの抗原検査を済ませたミュージシャンの方々が来られていまして,生演奏をされたんです。改めて,やはり生で聞く歌の臨場感というか,そういうすばらしさを感じたところでした。新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって,多くのアーティストの方々が活動自粛を余儀なくされていて,また,活動する,活躍する場を失っています。この後も収束の兆しが見えない中,感染拡大の懸念が続きますので,どうしても活動の制約がまだまだ続くと考えられます。  そこで,アーティストが安心して観客の前で演奏や演技ができるなど,また,観客のほうも安心して生の音楽や演劇などを目の前で楽しむことができるように,アーティストを対象としたPCR検査や抗原検査の実施に対して支援を検討すべきと考えますが,いかがでしょうか。 194 ◯宮道文化スポーツ局副局長 委員御指摘の,アーティストと観客が安心して目の前でということで,まず,そのPCRなんですが,神戸市の場合,原則として,医師が疑いがあると判断した場合に検査を行っているというところで,さらに申し上げますと,感染症の検査の中で一番精度が高いと言われてましても,決して万能ではなくて,実際には感染しているという場合があるというふうに聞いてございます。そういうところを考えますと,決してPCR検査といえども,万能ではないのかなというふうに考えてございます。仮に陰性であったとしましても,それは検査時点でということで,いろいろ私も調べてみましたが,郵送などで検査を行っている民間の機関などですと,数日かかるというふうに聞いてますので,その意味では,非常にタイムラグがあるのかなというふうに思って,確実な実効性という意味とまでは言えないのではないかなと思ってございます。しかしながら,私も同様で,やはり不安があるという声はよく聞いてございますんで,今,我々ができることとしては,業種別ガイドラインの遵守,それから新たな生活様式をきちっと行っていく下で,経験を積み重ねて安心感をつくるというような,そのような形が一番我々にできるようなことかなというふうに考えてございます。 195 ◯分科員(上原みなみ) おっしゃるとおり,PCR検査はその時点のウイルスの有無でしかないですし,万能ではないということも分かりますけれども,やはり何もしなければ,どうしても不安のまま続けられないということになってしまいますので,今できることといえば,まずPCR検査をして,2日ぐらい検査結果を待って,その後,直前に抗原検査をするというのが,今のところ考えられる一番だと思いますので,ぜひその辺りも検討していただきたいと思います。  続いて,神戸2022世界パラ陸上競技選手権大会についてお伺いいたします。  こちらは当初予定より延期になってしまっておりまして,2022年の8月26日から9月4日の10日間にわたって開催されると聞いております。今年の夏は神戸でも熱中症警戒宣言が出るなど,年々気温が上昇しており,選手の皆さんの暑さ対策には細心の注意を払うべきだと考えます。前回のドバイ大会をはじめ過去の大会においては,暑さ対策のために競技の実施を午前・午後の2つのセッションに分けたという事例があって,神戸でも2022年大会は同様にセッションを分けられると聞いております。暑い時間帯を避けて開催するだけでは,昨今の猛暑の中は対策として不十分だと考えます。各選手の最高のパフォーマンスを発揮していただき,神戸大会を成功に導くには,より一層暑さ対策に取り組むべきと考えますが,いかがでしょうか。 196 ◯岡田文化スポーツ局長 2022年の8月の後半から行います世界パラ陸上選手権大会の暑さ対策ということでございますが,ドバイ大会──昨年11月にありましたけれども,このときが朝9時から12時のセッションと,夜の6時から9時のセッションと,2つに分けておりました。これは基本的には午前中が予選が多くて,夜が決勝が多いというような感じですけれども,基本的なそのスケジュールラインというのは,IPCと話をしておると,そういう形になろうかと,時間はちょっと別ですけれども,朝と夜という形は,やはり神戸でもとらざるを得ないのかと考えておりますので,そこはそのラインで考えていくということでございますけれども,御指摘のとおり,また日本は高温多湿ということで,選手の方々もこの暑さの中でどういうことになるかというのは,やっぱり御不安もあると思います。そういうことで,やっぱりアスリートファーストという視点を持つことが一番大事だろうと思いますので,そういう視点から,暑さ対策や熱中症予防対策が必要になる,観客の方に対しても必要になるというふうに考えてございます。各国選手団については,当然休憩用のテントなどの設置というのは考えてまいりますし,水分補給のための飲料配布,こういうことは具体化をしていきたいというのは当然考えてございますけれども,詳細につきましては,やはりIPCパラリンピック委員会との協議というのが一番大切でございます。  また,我々の1年前には,同じ暑い時期に東京パラリンピックがございますので,そこでの経験値というのを我々は得ることができるので,これは大変ありがたいことかなと思います。そういう意味で,それを実際に回します,陸上競技で言うと日本パラ陸上競技連盟ですとか日本陸上競技連盟,こういうところと我々組織委員会も一緒にさせていただいておりますので,そういう連盟の御意見,さちには,その連盟を通じたアスリートの御意見というのを重々お伺いをして,具体化に向けてやっていきたいというふうに考えてございます。 197 ◯分科員(上原みなみ) よく私も聞かれるんですね。どうして大阪の気温より神戸はいつも低いんですかと聞かれるんですけど,あれって,HAT神戸に神戸海洋気象台があるからだけのことで,あそこが基準になるので,やっぱり1度,2度低く天気予報では出ているということも,選手の皆さんにお伝えいただきたいと思います。  その午前と午後のセッションの6時間の間ですよね。今のところ6時間と聞いているんですけども,選手の移動が,シャトルバスで移動して,休憩場所はホテルってお聞きしています。宿泊先がほぼ三宮になるのかなと思うんですけれども,そうすると,往復シャトルバスで最低1時間はかかりますので,3時間ぐらい休憩がしっかり取れたらいいのかなというふうには思っております。ただ,移動計画や宿泊計画,また昼食の計画もしっかり立てないといけないなと思いますけれども,その辺りの御見解をお願いいたします。 198 ◯岡田文化スポーツ局長 もちろん午前に予選をやって,すぐその人が同じ日の決勝にやるかいうのは,これは別の問題ですので,そういう人も当然いると思いますけれども,翌日の夜に決勝をやる方も,翌々日の方もいらっしゃると思いますが,それはもう本当に競技がたくさん──先ほど出てましたけど,クラス分けってたくさんありまして,その中でのこのスケジュールを作り上げているということになりますので,それは人によってちょっと動きが違うなと思います。  御宿泊の関係も,やはり宿泊施設では三宮が断トツに多いですから,ここでもちろんバリアフリー対策をきちっとしていただくところに選手に入っていただくということでございます。専用バスに乗っていただくのは,我々見ていると,もう歩いて近くのところへ行く人もいらっしゃいましたけれども,もうこれは選手の自主性も多分あるんだと思います。地下鉄乗っていただいても全然構わないですし,そういうしつらえはしたらいいと思うんですけれども,一番選手にとっていいような形で,移動についても,それぞれのチームと考えていければというふうに思っております。 199 ◯分科員(上原みなみ) また,観客の方々はやはり地下鉄を使う方が多いと思うんです。先ほど御答弁で400人の車椅子の方がという試算をされているとお聞きしましたけれども,その方々にとっても安全に利用できるような仕組みを──こちらは交通局と連携してということになると思いますけれども──とっていただきたいと思います。  少し時間ありますので,述べさせていただきます。私は1つのスポーツと1つの芸術を持っていると人生豊かになるというふうに思っているんです。自分のことで言うと,私ホットヨガを毎日やってまして,それとアート書というのをやっているんです。やっぱりこういうコロナの中で,もう非常に苦境の中,その趣味に戻ると何か自分に立ち返れるというところがありまして,やっぱりそういう意味で,強く生きていけるなと思っているんですね。  文化スポーツ局っていうことで今年できましたけれども,どっちかというと,ちょっと神戸市の中で地味なイメージがあるかもしれませんが,でも,そういう人間の心と魂を支えるという非常に重要な局だと思っております。ぜひこれからもこの1つのスポーツと1つの芸術を持とうというような,そういうキャッチフレーズも使っていただいて,取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いします。 200 ◯主査(外海開三) 御苦労さまでした。  以上で,文化スポーツ局関係の質疑は終了いたしました。  当局,どうも御苦労さまでした。 201 ◯主査(外海開三) 以上で,本日の日程は全部終了いたしました。  長時間の審査,お疲れさまでした。  次回は,明日午前10時より,ここ27階第2委員会室において港湾局関係の審査を行いますので,よろしくお願いいたします。  本日は,これをもって閉会いたします。   (午後4時22分閉会) 神戸市会事務局 Copyright (c) Kobe City Assembly, All Rights Reserved. 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