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  1. 神戸市議会 2019-02-26
    開催日:2019-02-26 平成31年予算特別委員会第3分科会〔31年度予算〕(みなと総局) 本文


    取得元: 神戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-12-09
    本文へ移動 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   (午前10時0分開会) ◯主査(軒原順子) おはようございます。  ただいまから予算特別委員会第3分科会を開会いたします。 (みなと総局) 2 ◯主査(軒原順子) それでは,日程によりまして,みなと総局関係の審査を行います。  当局におかれては,簡明な説明をお願いします。  それでは,当局の説明を求めます。  辻局長,着席されたままで結構です。 3 ◯辻みなと総局長 おはようございます。  それでは,みなと総局関連の予算議案3件,予算関連議案2件及び報告事項1件につきまして,一括して御説明申し上げます。  なお,説明に際しましては,100万円未満の数字は省略させていただきますので,よろしくお願いいたします。  お手元の予算説明書の1ページをお開きください。  平成31年度みなと総局の予算概要でございます。  みなと総局では,全市の施政方針の中で,特に健康・安全を守る,まちと地域をつくる,神戸経済を伸ばす,陸・海・空の拠点をつくるの実現に向けまして,港湾事業では,国際コンテナ戦略港湾の推進,客船誘致の強化など,一般会計では,高潮・津波対策事業や海岸保全施設の管理など,また,新都市整備事業では,計画的開発団地のリノベーション,産業用地・住宅用地の供給など,さまざまな事業に取り組んでまいります。  また,新都市整備事業につきましては,このたびの組織改正に伴いまして,新たにまちづくりを担当いたします都市局におきまして一元的に実施をし,これまで以上にスピード感を持って取り組んでまいります。  主要施策の概要について,港湾事業会計から御説明いたします。  国際コンテナ戦略港湾の推進でございます。平成30年の神戸港のコンテナ貨物取扱個数は,平成29年を上回り,過去最高294万TEUを達成いたしました。平成31年度は,これまで継続してまいりました集貨事業の効果を維持,定着させるとともに,航路誘致につきましては多方面・多頻度の直航サービスを充実させることで,港勢拡大,300万TEUを目指してまいります。  神戸港への集貨では,国の集貨支援制度を活用いたしまして,従来から注力してまいりました北米・欧州に加え,基幹航路に準じる中南米・アフリカ・豪州航路の誘致や,経済成長著しい東南アジアを初めとするトランシップ貨物誘致を進めるとともに,引き続き,瀬戸内・九州方面からの貨物集貨,神戸港の物流改善のためのトライアル事業,また在来貨物の集貨などに取り組んでまいります。  2ページに参りまして,高規格コンテナターミナル等の港湾施設整備では,増加するコンテナ貨物取扱量に対応した,国際競争力のある高規格コンテナターミナルの整備,広域幹線道路の整備促進,ハーバーハイウェイのETCの整備検討を行い,神戸港の機能強化,さらなる国際競争力の強化に取り組んでまいります。
     次に,災害に強い港づくりでは,平成30年の台風第20号及び第21号によりまして被災した港湾施設につきまして,災害復旧工事等の防災対策を進めるとともに,神戸港の物流機能の維持を目的に,臨港地区内の民間事業者がみずから施工される災害防止対策に対する支援を平成30年度に引き続いて実施してまいります。  次に,客船誘致の強化では,平成31年は,入港隻数が140隻を超え過去最高となった昨年と同様に,多数の客船の入港が予定されております。近年,客船を取り巻く環境は目まぐるしく変化しておりまして,船会社や乗船客の港に対するニーズも多様化し,きめ細かな対応が求められております。大型客船や入港隻数の増加に対するヤード機能拡充などの受け入れ体制の強化,客船入港時のおもてなしや寄港地観光の充実,瀬戸内クルーズの振興,海外港湾との連携事業など,超大型客船からラグジュアリークラスの客船まで幅広い層の客船誘致を目指してまいります。  3ページに参りまして,ウオーターフロント地区の魅力向上では,神戸港将来構想に掲げる世界から人を引きつける神戸のウオーターフロントの形成の具現化に向けまして,中突堤周辺地区では,神戸ポートタワーのリニューアルと中突堤中央ビル再整備等を実施する事業者の公募に向けて取り組んでまいります。また,新港突堤西地区では,第2突堤及び周辺の再開発の事業化を図り,切れ目なく再開発を進めてまいります。  次に,須磨海岸の健全化・品質向上・活性化では,須磨海水浴場の健全化対策といたしまして,利便施設の整備や遠浅化,遊歩道の整備によりまして品質向上を行うとともに,須磨海岸のイメージアップを図るために,ビーチの国際環境認証ブルーフラッグの取得を目指し,四季を通じて多くの人が訪れる,にぎわいのある美しい海岸づくりに取り組んでまいります。  そのほか,港湾労働者などの福祉の増進,市民に親しまれる港づくりにも引き続き取り組んでまいります。  4ページに参りまして,神戸空港の運営では,神戸空港につきましては,平成30年4月から関西国際空港及び大阪国際空港を運営する関西エアポート株式会社が設立いたしました関西エアポート神戸株式会社による運営が開始され,3空港の一体運営が実現いたしました。関西エアポート株式会社及び関西エアポート神戸株式会社との連携を図りながら,関西全体の航空需要の拡大,神戸経済の活性化,さらには関西経済の発展に取り組むとともに,課題となってございます運用時間の延長及び発着枠の拡大,国際チャーター便の制限の緩和,国際ビジネスジェット・チャーター便の利用促進のためのCIQ体制の充実につきまして,今後も継続して国と協議を行ってまいります。  続きまして,一般会計のみなと総局所管分につきまして御説明いたします。  高潮・津波対策では,南海トラフ巨大地震に伴う津波及び大型化する台風に伴う高潮に対しまして,市民の安全・安心を確保するとともに,災害に強い都市づくりのため,ハード・ソフト合わせた総合的な高潮・津波対策に取り組んでまいります。現在実施しております既成市街地の人家部及び都心部における事業を早期に完了させるとともに,引き続き平成31年度から臨海部における事業に着手するほか,東部工区のポンプ場の機能強化にも取り組んでまいります。  陸閘等の遠隔操作化事業では,発災後短時間で到達する津波に対しまして,水門及び陸閘を迅速・確実に閉鎖するとともに,閉鎖従事者のさらなる安全確保を目的に,平成30年度に引き続きまして,交流人口の多い三宮都心部をモデル地区として,陸閘の遠隔操作化に取り組んでまいります。  また,海岸保全施設の老朽化対策に取り組んでまいります。  5ページに参りまして,新都市整備事業会計につきまして御説明いたします。  計画的開発団地のリノベーションでは,西神中央エリアにおきまして,西区新庁舎の整備を契機として,駅周辺一帯のリノベーションに取り組んでございます。平成31年度は,文化・芸術ホール等の複合事業に着手するとともに,周辺の歩行者動線や中央広場の利活用について検討を行ってまいります。また,子育て環境の充実も目指し,乳幼児の一時的な預かり施設を整備するなど,引き続きニュータウン居住者を初め,広域の方々の豊かな暮らしを支える地区センターとして魅力を高めてまいります。  近隣センターにつきましては,かりばプラザのリニューアル事業を進め,その他の近隣センターにおきましてもリニューアルの検討を行い,まちのにぎわい創出を図ってまいります。既に事業着手しております名谷南センターにつきましては,新会館棟,新店舗棟の供用が開始されておりまして,引き続き民間事業者による新たな住宅供給など,着実にリニューアル事業に取り組んでまいります。  また,鶴甲・渦森地区につきましては,引き続き地域コミュニティーの活性化に向け,会館の再整備などを行ってまいります。  次に,産業用地,住宅用地の整備・供給では,企業誘致に伴う基盤整備を進めるため,臨海部のポートアイランド第2期地区では,神戸医療産業都市やスーパーコンピューター京など各種プロジェクトを核としたまちづくりを進めるとともに,ポートアイランド沖地区では,神戸の都市基盤としての空港島関連施設用地の造成を行ってまいります。内陸部では,神戸西インターチェンジと一体となった神戸複合産業団地を,流通系・工業系・研究開発機能をあわせ持つ産業団地として整備を進めてまいります。  住宅団地では,西神住宅団地,西神住宅第2団地などにおいて引き続き必要な整備を行ってまいります。  6ページに参りまして,企業誘致の推進では,引き続き成長分野や比較的投資が堅調な企業,投資意欲のある企業等の動向を注視しながら,市税優遇制度や企業拠点移転補助制度などを活用し,積極的に企業誘致を進めてまいります。  次に,産業団地従業員の市内移住促進では,産業団地内の企業の従業員世帯を対象といたしまして,市外から近隣の住宅団地等への移住を促進する新たな助成制度を創設いたしまして,職住近接の産業団地の形成を目指してまいります。  7ページをお開きください。  予算第15号議案平成31年度神戸市港湾事業会計予算でございます。  第2条業務の予定量では,岸壁,埠頭用地,上屋などの業務の予定量を掲げております。  第3条収益的収入及び支出では,収入といたしまして,港湾管理事業収益は237億5,300万円,港湾施設運営事業収益は26億9,400万円,8ページに参りまして,空港事業収益は6億6,700万円それぞれ計上いたしておりまして,収入の合計は271億1,400万円となっております。  次に,支出でございます。港湾管理事業費は222億7,000万円,港湾施設運営事業費は32億3,800万円,空港事業費は5億6,800万円,予備費は5,000万円それぞれ計上しており,支出の合計は261億2,600万円となっております。  なお,当年度純利益は税込みで9億8,800万円となる見込みでございます。  第4条資本的収入及び支出では,資本的収入は企業債,他会計繰入金などで427億2,200万円,9ページに参りまして,資本的支出は建設改良費,企業債等償還金などで491億200万円それぞれ計上いたしております。  第5条債務負担行為では,港湾幹線道路料金徴収,廃棄物埋立護岸災害復旧,新港突堤西地区ヤード整備,ポートターミナルほか指定管理を定めております。  第6条では企業債の限度額を港湾整備事業で131億8,200万円,第7条では一時借入金の限度額を200億円,第8条では他会計からの補助金を40億4,400万円それぞれ計上いたしております。  10ページに参りまして,第9条では重要な資産の処分を掲げております。  11ページに参りまして,第1表建設改良事業概要では港湾建設などの事業概要を掲げておりますので,御参照ください。  12ページから31ページには予算実施計画,予定キャッシュ・フロー計算書,予定貸借対照表,予定損益計算書,債務負担行為に関する調書を掲げておりますので,御参照ください。  33ページをお開きください。  予算第1号議案平成31年度神戸市一般会計予算のうち,みなと総局所管分でございます。  歳入は国庫支出金,市債などで合計51億1,400万円,歳出では土木費で55億1,200万円を計上いたしております。  34ページをお開きください。歳入予算の内訳を掲げております。  35ページには歳出予算の内訳を掲げております。  37ページをお開きください。  予算第16号議案平成31年度神戸市新都市整備事業会計予算でございます。  第2条業務の予定量では,ポートアイランド第2期など,全体で約15万平方メートルの土地処分を予定しております。  第3条収益的収入及び支出でございます。収入では新都市整備事業収益は190億5,300万円,支出では新都市整備事業費は180億4,400万円それぞれ計上いたしております。  なお,当年度純利益は税込みで10億900万円となる見込みでございます。  第4条資本的収入及び支出でございます。  38ページに参りまして,資本的収入は企業債,雑収入などで55億8,900万円,資本的支出は建設改良費,企業債償還金などで284億2,700万円をそれぞれ計上いたしております。  第5条債務負担行為では,西神中央文化・芸術ホール等整備事業及びかりばプラザリニューアル事業を定めております。  第6条では,企業債の限度額を土地造成事業で4億円と定めております。  39ページに参りまして,第7条では,一時借入金の限度額を200億円と定めております。  第8条では,重要な資産の処分につきまして,第2条の業務の予定量に含むものとしております。  40ページに参りまして,第1表建設改良事業概要では土地造成事業などの事業概要を掲げておりますので,御参照ください。  41ページから52ページには,予算実施計画,予定キャッシュ・フロー計算書,予定貸借対照表,予定損益計算書,債務負担行為に関する調書を掲げておりますので,御参照ください。  次に,予算関連議案について御説明いたします。  53ページをお開きください。  第29号議案ポートアイランド市民広場条例の一部を改正する条例の件,及び58ページ,第30号,神戸市港湾施設条例等の一部を改正する条例の件につきまして,一括御説明申し上げます。  本件は,いずれも消費税法の改正等に伴いまして,使用料等を改定しようとするものであります。  95ページをお開きください。  報告事項といたしまして,消費税率改定に伴う外郭団体自主料金の改定について御説明を申し上げます。  各団体とも改定の主な考え方といたしましては,現行の料金に108分の110を乗じまして端数処理を行っておりますが,神戸港振興協会の神戸ポートタワー及び神戸海洋博物館等の入場料につきましては,リニューアルを控えているということもございまして,据え置きとさせていただいてございます。  なお,OMこうべの料金改定につきましては,近隣の競合他機関及び他施設の改定動向を踏まえた上で判断をさせていただきたいと思ってございますので,現在検討を進めておりまして,検討結果につきまして,今後,御報告を申し上げたいと考えてございます。  以上で,当局の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 4 ◯主査(軒原順子) 当局の説明は終わりました。  引き続いて,順位により質疑を行います。  なお,委員会運営の効率化のため,当局におかれては,簡明な答弁に努めるとともに,適当なものについては担当部課長からも答弁されるよう,この際,特に申し上げておきます。  また,質疑者が要望にとどめた項目については,コメントを要しませんので,念のため申し添えておきます。また,委員各位におかれては,質疑の要点をおまとめの上,簡明にお願いいたします。  それでは,山口委員,発言席へどうぞ。 5 ◯分科員(山口由美) おはようございます。それでは,自由民主党神戸市会議員団を代表いたしまして質疑をさせていただきます。  私のほうからは,計画的開発団地のリノベーションについてお尋ねいたしたいと思います。  2年後に区役所が移転してくる西神中央エリアにつきましては,昭和57年のまち開きから36年が経過し,30年度から駅周辺の計画的なリノベーションに着手されています。西区新庁舎,そして西神中央駅,商業施設などの各施設が,点ではなく,駅周辺を面的に整備するという視点は,我が会派が以前から指摘しているところでありまして,今後,文化・芸術ホール等整備事業も進めるということでありますので,その所管でありますみなと総局──来年度は都市局となられるわけですけれども──が中心となってリノベーションを進めていただきたいというふうに考えております。  私が西神中央エリアのリノベーションを進める上で重要だと考えるポイントは2つあります。1点目は,若者世帯を呼び込み,活力を生み出していくこと,2点目は,障害者や高齢者,子供も含めた誰もが過ごしやすいインクルーシブな空間をつくっていくことであると考えております。  まず,1点目の若者世帯の呼び込みという視点において,来年度の取り組みをぜひお知らせいただきたいと思います。 6 ◯辻みなと総局長 今,委員のほうからも御指摘ございましたように,西神中央ではこれまで昭和57年のまち開きから逐次整備を進めてございますけれども,平成33年に予定されてございます西区の新庁舎の移転を1つの契機といたしまして,平成30年度から駅周辺一帯の面的なリノベーションに取り組んでまいってございます。リノベーションの実施に当たりましては,やはりこれまでニュータウン全体のまちづくりをみなと総局としては担ってまいりましたので,そういったところも含めて,現在も駅前のショッピングセンターなり業務ビル等で駅前エリアの大部分を面的に担当しているみなと総局──私どもがリノベーションに果たす役割というのは非常に大きいと認識してございます。  西神中央のいわゆるオールドタウン対策というものにつきましては,まず,御指摘ございましたように,若者世帯の呼び込み──いわゆる子育て世帯なりを呼び込み定着させることが重要だというふうに考えてございます。若者世帯の定着施策につきましては,やはりハード・ソフト面において総合的に進めていくということが重要かなと思ってございまして,具体的には,駅前のリザーブ地を活用いたしまして,いわゆる西部地域の拠点となるように,魅力的な文化・芸術ホールなり西の図書館,そしてあわせて高質な住宅供給を一体的に行う複合事業,こういうものに取り組んでいきたいと考えております。また,西神中央駅に進出してございます不動産仲介事業者なりと,市もしくはOMこうべなり,すまい公社なりとも連携いたしまして,既存住宅への住みかえ促進なんかもソフト的に充実させていきたいと。また,子供の一時預かり施設の設置,さらにはプレンティにおけます集客力の高いテナント誘致,プレンティ広場のリニューアル等を実施検討することにしてございます。  西神中央にやはり若者などの子育て世帯を初めとする新しい居住者を呼び込み定着させるためには,居住場所となる新しい住宅の直接的な供給というものが1つ大きいかなと思ってございます。あわせまして,やはり既存の中古住宅への住みかえ促進,こういったものを子育て環境の充実とあわせながら,西神中央のブランド力を高めていって,若者世帯の呼び込み,定着に取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。西神中央も先ほど申し上げましたように高齢化が進んでございますので,こういった西神エリアの若者の転入なり住みかえ,こういった理想的なサイクルをつくっていくといった意味で,神戸のまちづくりのモデルとなるような取り組みを進めていきたいと考えてございます。 7 ◯分科員(山口由美) ありがとうございました。まずは目玉となる文化・芸術ホール等整備事業についてちょっとお尋ねしたいと思うんですけれども,平成48年度まで60億の債務負担行為というふうになっておりますけれども,具体的なスケジュールを含めた検討状況をお知らせいただきたいと思います。あわせて,地元への説明についてもお知らせいただきたいと思います。お願いいたします。 8 ◯辻みなと総局長 文化・芸術ホールにつきましては,平成31年度予算案の中で提案させていただいてございます。これは新西図書館の整備とセットでございますけれども,これにつきましては,かねてから地域の方ですとか利用者から寄せられていた,既存のなでしこホール,こういったものにつきましての改善・改良の御要望がございましたので,今回,みなと総局といたしまして,新都市整備事業の中で一体的なリノベーションの一環として取り組んでいこうというふうに考えているものでございます。  具体的には,文化・芸術ホールにつきましては,いわゆるクラシックですとか,ジャズですとか,そういった幅広いジャンルの音楽鑑賞や,文化・芸術公演等の関係に対応する,また,市民等によります実演,文化・芸術に触れる機会を提供する施設となることを想定をしてございます。  施設規模につきましては,現在のなでしこホールが大体480席でございますので,また,いろいろ専門家の御意見も踏まえますと,西神中央の立地環境としましては,集客面ですとか,あとは利用のしやすさという点からいきますと,やはりなでしこホールと同規模の500席程度というものがいいんではないかということで伺ってございます。  こういった部分で今,整備を予定してございまして,具体的なスケジュールといたしますと,西区の新庁舎が平成33年2月ごろに完成というふうに伺ってございますので,それと大きくたがわない33年度ぐらいには完成に持っていきたいなというふうには今の段階では考えてございます。具体的には,今年度末ぐらいから公募にかかれればというふうに考えてございますけれども,最終的には33年末の整備,そこから管理運営というものが含まれてまいりますので,今回,債務負担行為として平成48年度までという形でお願いしてございますけれども,15年程度の管理運営が出てくるかなというふうに考えてございますけれども,そういった形で今後取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。 9 ◯分科員(山口由美) ありがとうございました。地元への説明はどのようにされる御予定か,もしお決まりでしたら教えてください。 10 ◯辻みなと総局長 地元への説明につきましては,これまでも西区の住民自治組織の代表者との懇談会なり,婦人市政懇談会の場なりで御意見を頂戴いたしまして,説明を行ってきたところでございます。また,施設に隣接をいたします美賀多台と竹の台の地域の方に対しましても,地域の会合で御説明をさせていただきまして,事業の実施につきましては御理解をいただき,両地域からは今後も手続等の進捗に応じて適宜説明をいただきたいというお話もいただいてございますので,今後も地元の皆様への御説明につきましては,西区役所なんかとも相談しながら進めてまいりたいというふうに考えてございます。 11 ◯分科員(山口由美) ありがとうございました。それでは,とても地元のほうからも期待の声をたくさんいただいておりますので,地元への説明等もしっかりしていただきたいということをお願いしておきたいと思います。  時間の関係で次に移ります。プレンティ広場の利活用の検討ということで再質問させていただきたいんですけれども,大変細かいことで恐縮ですが,具体的にはどのようなイメージを持たれてるのでしょうか。イメージ図を拝見しますと,芝生化ですかね,ちょっと緑の雰囲気を感じたりだとか,あと,屋根を一部つけられるのかなというようなイメージを持ったんですけれども,そのあたり,もし今の時点で教えていただける範囲でお願いしたいです。 12 ◯山本みなと総局担当部長 プレンティ広場でございますけれども,確かにパースなんかで芝生のようなものですとか,屋根とかいったものをイメージさせるようなものを描かせていただいたところでございますけども,やはりこれも地域の方々から,もう少し使い勝手のいい,利用度の高いプレンティ広場にしてほしいというような御要望をたくさんいただいております。  それとともに,新しく西区の新庁舎ができるわけでございますけれども,駅からの動線なんかを考えた場合において,やはり現在,どうも商業施設なりを回遊して行かなければならないですとか,プレンティ広場を横断するというような形になってまいりますので,プレンティ広場自身も,新しい庁舎の動線という意味合いで,もう少しバリアフリー化への対応ですとか,雨なんかをしのぐような対応が必要じゃないかと。さらに,もっと人が集まっていただきたい,そういう空間にしたいというところで,芝生ですとか雨よけのテントのようなものを絵として描かせていただいたというところでございます。こういったことについては,十分地域の方々と御相談しながら整備計画をつくっていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 13 ◯分科員(山口由美) ありがとうございます。ぜひ地元の声をしっかりと聞いて進めていただきたいと思っております。  屋根については,やはり要望は強いです。雨にぬれずに例えば区役所に行けるだとか,新たにできる文化・芸術ホールについても雨にぬれずに行けるということがすごく皆さんからお声をいただいているところでありますので,後ほどまた歩行者動線につきましては質疑させていただきますけれども,しっかりと進めていただきたいと思っております。  次に,ちょっとまた細かいお話なんですけれども,乳幼児一時預かり施設の整備ということで,約1,000万の予算がつけられて社会実験をされるということなんですけれども,これは具体的にはどのように今の時点で考えられているのか,教えていただける範囲でお願いいたします。 14 ◯山本みなと総局担当部長 具体的には,いろいろこども家庭局のほうでする施策もございますけれども,私どもみなと総局といたしましては,やはり,例えばプレンティというような商業施設をOMとともに運営しておるものでございますので,できるだけそういったお買い物なり駅周辺で用事を済ませる方々に対しまして,少し子供を預かっていただいたほうが,奥様あるいはいろんな方々が買い物ですとかできるんじゃないかと。そういった利便性を高めていきたいと。そうやって安心して,お買い物ですとか,駅周辺での用事を済ませるようなものに空間として,施設として整備する必要があるんじゃないかなというふうに考えてございますので,プレンティなり業務ビルなりのスペースを活用いたしまして,時間制でもって子供をお預かりするような施設なんかに実験的に取り組んでいきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 15 ◯分科員(山口由美) ありがとうございます。この一時預かりの施設につきましては,非常に私自身もいい取り組みだなというふうに思っております。ただ,今,保育ニーズというのはかなり多様化してますし,ただ単に預かるということだけではなくて,プラスアルファの要素を求めるという傾向にあります。そのあたりはこども家庭局のほうがしっかり把握されてると思いますし,今年度,こども家庭局のほうでこべっこあそびひろばということで整備もされているようですので,そういったところと情報共有しながら,すてきな施設をつくっていただきたいなというふうに思っております。  そして,中古物件の流通につきましては,協議会の設置ということをお聞きしました。これについては要望にとどめさせていただきたいと思うんですけれども,非常に重要な視点だと思います。これから文化・芸術ホール等整備事業のところでマンションが整備されるとはいえ,やはり西神中央駅周辺に住みたいというニーズ,そういうお声はよくお聞きをしておりますが,住みたいんですけれども,適した住宅がないとか,あと,バリアフリーではないので,せっかく住みかえようと思ってるんだけれどもいい物件が見つからないというような,そんなお声もお聞きしておりますので,やはりこういった流通促進という中では,物件のバリアフリー化ということもかなり重要な視点になってくるかと思います。高齢化もかなり進んでおりますので,そういった視点をぜひ持って進めていただきたいということをお願いしておきます。  そして,西神中央エリアのリノベーションを進める上で重要であると考えるポイントの2点目,インクルーシブな空間をつくっていただきたいという点につきまして再質問をさせていただきます。来年度は歩行者動線の検討ということも項目に上がってきておりますが,私は移動弱者のような当事者や,あるいは専門家の意見も聞いていくべきではないかなというふうに思っております。具体的にどのような検討を行っていくのか,お尋ねいたします。 16 ◯山本みなと総局担当部長 先ほどの答弁と少しかぶるところがございますけれども,西神中央の駅前では,新庁舎ですとかホール等ができるわけでございますけども,やはりこういったところに対して駅からどのようにアプローチするのかといったところで,今いろいろ検証しておるところでございます。現在,駅から──例えば新庁舎でございましたら,駅から2階レベルに上がりまして,商業施設を経由するルートですとか,先ほど申し上げましたプレンティ広場を横断するようなルートがございますけれども,こういったことに対しましても,いずれのルートにおきましても,やはりバリアフリー化の観点ですとか,雨,日差しへの対応の面で再検討が必要だというふうに考えてございます。そういったことに関しまして,エレベーター設置の必要性の検討ですとか,キャノピーの整備なんかの検討を今進めておるところでございます。  文化・芸術ホールにつきましても,動線ですが,駅から南北の幹線道路を横断する必要がありますので,既存の横断歩道橋のかけかえですとか,より安全で快適な歩行者動線の再整備について,ホール等の事業者公募におきまして民間事業者から提案を求めまして,来年度には具体の動線計画を策定していきたいというふうに考えてございます。  現在はバリアフリー化を担当しております保健福祉局とも事前の相談を始めてございまして,動線計画の策定に当たりましては,西神中央駅周辺が神戸市バリアフリー基本構想におけます重点整備地区に位置づけられてございます。そういったこともございますので,神戸市バリアフリー推進会議に御意見を伺っていきたいというふうに考えてございます。この推進会議には,委員御指摘のとおり,行政の目線だけではございませんで,学識経験者ですとか高齢者,身体障害者団体などさまざまな経験や専門性のある方にも御参画いただいておりますので,しっかりこういった方々の御意見を伺いながら動線計画の検討を進めたいと考えてございます。  以上でございます。 17 ◯分科員(山口由美) ありがとうございます。既にそこまで考えていただいているということで,非常に感謝いたしております。西神中央エリアというのは,御答弁にもありましたけれども,神戸市バリアフリー基本構想の重点整備地区という形で位置づけられております。その構想の目標年次が32年度ということになっておりまして,この歩行者動線の検討というのは,この構想の検証の段階の時期と重なるわけです。そういったところの視点もしっかり踏まえながら,その推進会議に諮りながらしっかりと進めていただきたいと思います。  また,ちょっとこれ余談になりますけれども,国のほうは昨年バリアフリー新法を改正いたしました。さらに,ユニバーサル社会実現を推進する法律も制定されました。さらには,兵庫県においては国の動きを先読みする形でユニバーサル社会づくりの推進に関する条例を制定されたところです。こういったさまざまな背景がありますし,やはり神戸市としては,もともとニュータウンを開発されるときにバリアフリーの視点というのは非常に重視してつくっていただいて,地下鉄なんかも開業当時からバリアフリーのつくりになっているということも,神戸市の魅力の1つであると思いますので,今は他都市,どこのまちを見てもバリアフリーというのは随分と進んではきておりますけれども,やはり神戸市としては見本となるような形になってくれたらいいなというふうに私自身は思っておりますので,その点しっかりと踏まえた上で進めていただきたいなというふうに思っております。  ちょっと余談にはなりますけれども,明石市が今いろんなことで話題にはなっておりますけれども,なぜあんなに人口がふえてるのかという要因の議論はいろんな視点はあるかと思うんですけれども,私自身はやっぱり決してお金の問題だけではないのではないかなというふうに考えております。ちょっとした配慮──いろんな多様な市民がいる,その多様な市民を一人残らず排除しない,インクルーシブな社会であったりまちを,そういうものをつくろうとしているからこそ,やはり私はこのまちに受け入れられてるんだなという温かい気持ちになれる,そういった視点で明石市が選ばれているのではないかなというふうに私は感じておりまして,やはりそういった視点,そんな感覚を今後持っていただけたらなというふうに思っております。  時間の関係で次に行かせていただきます。計画的開発団地のリノベーションの次の段階というところで,神戸研究学園都市のリノベーションについてお尋ねをいたします。  西神中央エリアは非常に重要なエリアでありますけれども,やはり学園都市というまちも非常にポテンシャルの高いまちであるなというふうに実感しております。学園都市エリアについて,西神中央エリアで進められているような大規模なリノベーションを私自身は行っていただきたいなと思っているんですが,そんな計画はあるのかどうかお尋ねをいたします。 18 ◯辻みなと総局長 学園都市のお話でございます。これまでニュータウンの開発につきましては,順次オールドタウン化対策に資するような機能を付加した土地利用も図ってきたところでございます。学園都市でございますけれども,現状では既にリザーブ地を活用した取り組みを行ってきておりまして,1つは,すぐに西神中央駅周辺のように新たに施設誘致に活用できる土地がないということが1つございます。それともう1つは,西神中央駅と異なりまして,これはやはりほぼピーク時の人口で推移してございまして,高齢化率も比較的低い,若年人口も高いというような人口構成もございまして,今,西神中央のような形のコンセプトを含めて新たな整備を行うという状況には,今すぐにはちょっと西神中央とは異なるのかなというふうに考えてございます。
     そういったことから,どちらかといいますと,大規模なリノベーションといいますよりも,例えば学園都市周辺の方が日常的な生活の中で吸引力のあるようなショッピングセンターとして,例えばキャンパススクエアやユニバープラザなんかを,ショッピングセンターなり日常の施設としてそういった施設を管理するOMこうべなんかとも連携を図って,既存施設をリニューアルしていくというようなことで,地域の皆さんの利便性なり快適性を向上をさせていきたいというふうに考えてございます。  ただ,いずれにしましても,中期的には当然,ニュータウンのリノベーションという考え方というのは必要になってくるとは思いますので,そのあたりにつきましては,人口状況なりお住まいの状況なりを確認しながら検討していくということで考えたいというふうに考えてございます。 19 ◯分科員(山口由美) ありがとうございます。もちろん西神中央エリアが今優先して取り組むべきところで,そこに比べると確かに,さまざまな課題といいますか,そういった部分では優先順位が低いのかもしれませんけれども,先日──といっても少し前ですけれども,報道がありましたが──報道といいますか,インターネット上の情報ですけれども,本当に住みたいまちランキング大賞in関西という民間のランキングで,この学園都市というまちが第4位に入っております。これはすごくいい情報だなというふうに私は感じているわけなんですけれども,そういった住みたいまちというふうに言われているにもかかわらず,実際のまちを見てみますと,表面的には,やっぱり大学が多いので,学生さんが多くて,若者が多くて活気はあるんですが,まちのいろんなところに行ってみますと,ちょっと時代おくれ感を感じたりだとか,また,住んでいる住民の方からすると,もう少し大学生だったり若い方と交流ができるまちだと思って住み始めたんだけれども意外と接点がないんだとか,そういった声もいただいているところでもあります。  また,ユニティという施設もあるわけなんですけれども,そこの機能も今後考えていかないといけないなと思っている点であったりとか,今,リニューアルしていただいてますキャンパススクエア,東館がバリアフリーになってないという課題,周辺道路の路上駐車や渋滞の問題,いろんな課題を抱えておりますので,ぜひここのまち,かなりポテンシャルが高いと私は思っておりますので,次の段階のリノベーションとして位置づけていただければというふうに思っております。  もうそろそろ持ち時間が来ておりますので,まとめに入りたいと思うんですけれども,今回こういった質問をさせていただくに当たりまして,いろんなニュータウンの自治会の会長さん,関係者の方とお話をしてきました。その中で,あるニュータウンの自治会長さんよりこんなお話をいただきました。やはりどんな建物でも,20年30年たてば老朽化するだろうし,点検や補修が必要になってくる。やっぱりまちも同じなのではないかと。まち自体も,一番若いところ,西神南というエリアであっても20数年たって,子供が多くてとても高齢化とはほど遠いエリアではあるんですけれども,子供が多いということによるさまざまな課題もとても出てきて,地域のほうでは随分と御苦労されたり,努力をされたりということをしていらっしゃいます。  ですので,なかなか一遍にいろんなことを進めるのは難しいかと思いますけれども,まずはそれぞれのまちの点検ですね。ここのまちにはどんな課題があるのか,今どんな状況にあるのかということをしっかりと点検をしていただきまして,そして,今回私のほうから指摘をさせていただきました若者の呼び込みという点,そしてインクルーシブな空間,インクルーシブ社会をつくっていくということ,その視点を踏まえて,ぜひリノベーションをしっかりと進めていただきたいということを要望して,終わりたいと思います。ありがとうございました。 20 ◯主査(軒原順子) お疲れさまでした。  次に,五島理事,発言席へどうぞ。  なお,残り時間は50分程度となっておりますので,よろしくお願いいたします。 21 ◯副主査(五島大亮) 五島です。よろしくお願いいたします。  まず,シャーシプールの確保についてお話をさせていただきます。  大阪湾岸道路の西伸部事業が昨年の冬,起工式を迎えて,盛大にしていただいて,これについては前に進めるしかないということで,できるだけ完工を早くしてくれということを我々も言わせていただいております。その前からなんですけれども,臨港地域,土地が足りない,特にシャーシプール,駐車場が少ないんだという要望を受けておりまして,これに関してもしつこく言わせていただいて,今年度しっかり新たに何カ所か開設をしていただきました。本当にありがとうございます。  そこまで来ているんですけれども,実際,この湾岸道路西伸部事業が進んでいく中で,移動しないといけないシャーシプールもございます。そういった中で,六甲アイランド,ポートアイランドにある現在のシャーシプールの確保について,昨年の決特委でお話をさせていただいたところ,局長のほうから,六甲アイランド,ポートアイランドの市有地を候補地として調整を進めていると答弁をいただきました。内々にいろいろ聞いてはおりますけれども,現在の調整状況等について,具体的な候補地,広さなども含めてお聞かせいただきたいと思います。 22 ◯金谷みなと総局担当局長 先ほど理事がおっしゃいましたとおり,湾岸道路の事業で影響を受けるシャーシプールの代替地ということで,昨年の決算特別委員会でも申し上げましたとおり,六甲アイランド,ポートアイランド内の市有地で確保できるよう,候補地や台数について具体的に調整を進めておるところでございます。  工事が先行しております六甲アイランド地区につきまして,これまでの国との協議の結果,六甲アイランドにございます280台のシャーシが影響を受けるということが確定しておりますので,その移転先について,シャーシプールの運営・貸付先であります神戸フェリーセンターを通じて協議を続けているところでございます。六甲アイランド内につきましては,本当にまとまった用地がないということで,引き続き確保できるよう検討してまいりますが,ない場合はポートアイランドのヘリポート跡地がございますが,その周辺で移転の候補地として協議を進めているところでございます。  また,一方で,ポートアイランドのシャーシプールについてでございますけど,国に対してできる限りシャーシプールに影響が出ないよう強く申し上げておりますけど,これは代替地の候補としてはヘリポート周辺の未利用地などを,これも考えていくということにしております。工事による移転必要台数が具体的に決定すれば,速やかにフェリーセンターと協議に入る予定でございます。  なお,前回の決算特別委員会で,ポートアイランドの日産の北側の道路の中央分離帯ということも候補に考えておったんですけど,工事の関係で,そこにつくりましてもすぐ移動していただかないとというような事情もございますので,今回,先ほど申しましたヘリポート跡地の周辺でできるだけ早く整備していきたいというふうに考えております。  具体的に面積等はほぼ同等のものを考えておりますので,その移転に伴って入れないということがないように,またプラスアルファができないかいうことを検討していきたいと思っております。  以上でございます。 23 ◯副主査(五島大亮) わかりました。日産北側がしんどいということなんですけど,これは例の橋がかかって,高速ができた後は使えるということなんですか。 24 ◯金谷みなと総局担当局長 今,理事がおっしゃったとおりでございまして,現在の工事,陸上部の工事ではやはりそういう日産北側のところを進めていくというのを計画で聞いております。先ほどおっしゃいましたとおり,工事が終わりましたら,その下の高架下といいますか──の用地につきましては,シャーシプールに活用していこうというふうに考えております。  以上でございます。 25 ◯副主査(五島大亮) 当初仮設で,日産北側はやるけども,またどいてもらってまたやるということですかね。 26 ◯金谷みなと総局担当局長 先ほども申しましたけど,まず仮設で日産の北側につくるということも検討したんですけど,それが余りにもすぐに移動していただかなければならないということがございますので,まずヘリポートのほうの跡地で検討したいということでございます。  以上でございます。 27 ◯副主査(五島大亮) 了解をいたしました。今の状況でも足りないということなので,今の同等以上の台数を用意したいというふうにおっしゃっていただきましたので,そこの確保をしっかりお願いをさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。  次,臨港エリアの渋滞対策についてお伺いをさせていただきます。  神戸港の港勢については,9月の台風により大きな被害を受けましたけども,コンテナ貨物取扱数が過去最高の294万TEUとなりました。これについては,年々行っていただいている集貨・創貨事業の結果が実を結んできている,釜山フィーダーの取り戻しというのが実を結んできているのかなということで,非常に評価をさせていただきます。今後とも集貨・創貨施策,頑張っていただきたいと思っております。  今後,こういったコンテナ貨物の取扱数が増加をしていく,またしていかなくてはいけない状況になっておると思うんですけれども,トラック輸送が,これもまたふえていくだろうし,ふえていかねばならないと思っております。現在,六甲アイランドについては,特にコンテナターミナルへ通じる道路のヤード渋滞が問題となっておりまして,私も何度も言わせていただいておりますけれども,待機レーン,待機所の整備を行って,臨港エリアの渋滞対策をしているとお聞きはしております。でも,実際これはまちに住んでいる人の側から見た渋滞対策であって,ドライバーの皆さんから見た渋滞対策にはなっていない。結局待ち時間については縮まっていないということでお叱りを受けている状況でございます。このあたりの運送事業者さん,また運転手の方の負担軽減のために,毎度申し上げておりますけれども,どのような対策を今後検討されているのか,お伺いをしたいと思います。 28 ◯田中みなと総局みなと振興部長 渋滞対策につきましては,理事も御案内のとおり,我々これまでもいろいろソフト・ハード対策行ってきたところでございます。特に,今,御指摘ございました臨港道路の一部を改良して待機所をつくる,あるいは土地を活用して待機所をつくるということを行ってきまして,昨年12月から本格運用を開始しております。一応この結果,車列はほぼ待機場内におさまっておりまして,公道上での待機はなくなっているという状態にはなっております。  ただ,今,理事御指摘のとおり,これそのものが,トラックドライバーから見て待ち時間の短縮につながっているということではございません。ただ,我々としましては,やはり公道でトレーラーが長時間待機するというのは,安全上の問題も含めてよくないと思っております。また,ドライバーの方々も公道よりか待機所のほうがいいのではないかということで,そういった意味での一定の効果はあったものというふうに考えております。  抜本的な渋滞対策でございますけれども,現在,渋滞が神戸港よりさらに悪いといいますか,深刻になっております東京とか横浜の例なんかもヒアリングをしております。その中で,現在,横浜港で国が主導で実施しております情報技術を活用した海上コンテナ物流の高度化実証実験──通称CONPASというふうに呼んでおりますけれども,これが平成28年度から行われております。昨年,我々は業界関係者あるいは阪神国際港湾ともこの情報を,いろいろ詳細をヒアリングすることができました。  この実証実験は今,輸入貨物だけで行われておりますけれども,コンテナ車両が輸入貨物を引きとりにきた情報を事前に早くターミナルに察知できるような仕組みにしまして,事前に荷振りをしておいて,とりにきたトレーラーがすぐコンテナを引き出せるようにするということで,そういう処理時間の短縮に大きくつながるものというふうに伺っております。現在まだ実証実験で,一部の車両しか行っておりませんが,今年度から本格導入予定というふうに伺っております。この成果も踏まえまして,導入についてのコスト,あるいは効果等を阪神国際港湾とも連携して検討を進めていきたいというふうに思っております。  いずれにしましても,今後さらなるドライバー不足の問題,あるいは,今回渋滞でいろいろ混乱を招いた1つの要因は,オーシャンネットワークエクスプレスのアライアンスの組みかえとターミナルの変更が頻繁に行われたということもございます。今後もそういったことが当然起こってくるわけでございますけれども,いずれにしましても,そういう待ち時間の悪影響が神戸港の競争力低下につながらないように,常にそういう動向を注視して,ユーザーとも一緒になって取り組みを進めてまいりたいというふうに思っております。  以上です。 29 ◯副主査(五島大亮) アライアンスの組みかえというのは断続的にありますので,どこかのヤードを強くしたらまた別のヤードの利用頻度が高くなったりとか,いろいろそういうことが今後も起こってくると思います。  横浜港でやってるCONPASというのは,要はICTによる効率化の話だと思うんですけれども,そもそも──そういうこともぜひとも進めていただきたいんですけども,業界の方々から言われるのは,やっぱりターミナルのゲートオープン時間の延長であるとか,あいているゲートをふやせという処理能力の向上のほうなんですけども,こういうことに対する予算どりとか,そういうことを前からお願いをしているんですけど,ここは進んでいないでしょうかね。 30 ◯田中みなと総局みなと振興部長 ゲートの時間の延長につきましては,平成24年ごろでございますが,全国的に少し課題になりまして,港湾労使のほうである一定の調整がなされまして,ターミナルによって,例えば夕方4時半のものを8時まで延長するとか,あるいは昼休みあけるというようなことを一定の合意がなされております。その当時,神戸港ではまだ──これは貨物の増加と裏腹の関係なんですが,そこまで渋滞がひどくないというようなことも──それは5年前の話ですけども──ございまして,当時,神戸港のほうではゲートオープンの延長に関して特にユーザーから具体的な要望もなかったという事実がございます。そういったことから,現在,東京とか大阪では一部行われておりますが,神戸港ではそれが行われていないという状況でございます。  前回,常任委員会のほうでもちょっと申し上げましたように,どうしてもターミナルの作業というのは波動性が大きくなっておりまして,ピーク時に合わせてしまうとほかの時間帯にどうしても余剰になってしまうということで,それぞれのターミナルでのトータルの仕事量を見て,最適な形での機器とか作業員が配置されております。  ただ,今,理事も御指摘のように,最近貨物量が増加してきたということ,あるいは,基幹航路のターミナルの変更とかによって,そういう取扱能力というのがかなりふえてきたという実態もございますので,業界のほうにおきましても,そういったゲートオープンについては検討していく必要があるのではないかという声が出始めております。したがいまして,今後,ゲートオープンの延長というような具体的な要望・提案がございましたら,当然,費用も余分にかかることもございますので,費用対効果等を含めて,我々,あるいはコンテナターミナルの運営者である阪神国際港湾とも連携して,検討していきたいというふうに思っております。  また,ゲートの増設につきましては,これまでもユーザーからの要請に応じてゲートの増設というのは行ってきております。今後もそういった要請があれば,そもそものコンテナターミナルの運営主体である阪神国際とも検討してまいりたいと思っております。  ただ,先ほども言いましたように,ゲートのオープン,増設というのは,必要なターミナルもございますが,どちらかというとやっぱり人員とか機器をどう回していくかということのほうが多いと思いますので,そういったことを中心に検討していきたいというふうに思っております。  以上です。 31 ◯副主査(五島大亮) ヤードのほうをとって田中さんは業界とおっしゃってるんだと思うんですけども,ヤードのほうもやらなあかんというふうに捉えてきていただいているということだと思うんですけど,それでいいですよね。進めていただきたいと思います。  それに関連してということなんですけど,神戸港における自動化,AI化の取り組みについてということなんですけども,かなり人手不足が言われております。どの業界でもそうなんですけども,いわゆる物流・港湾業界の人手不足,今だんだんと顕在化をしてきているところだと思います。  国はAIなどを活用したターミナルオペレーションの効率化・最適化に関する実証を初めとする,先ほど言っていただきました実証実験やっております。世界最高水準の生産性と良好な労働環境を有するAIターミナルを実現することによって,コンテナターミナルの生産性を飛躍的に向上させることを目指しているとしています。例えば,ターミナルゲートの自動化など臨港エリアの渋滞対策や,港湾労働者,運送事業者,運転手の方の負担軽減につながるものと,これは間違いなく考えられております。  そこで,我が国を代表する神戸港として,こういった自動化・AI化に向けてどのような取り組みを進めておられますか。 32 ◯辻みなと総局長 まさに理事御指摘のとおり,我が国の労働人口の減少によりまして,国内産業において働き手の確保なり人手不足というものにつきましては当然大きな課題でございまして,港湾の業界でも同様だと考えてございます。  今,お話ございましたAIターミナルでございます。AIなどの情報通信技術ですとか自動化技術の発展を背景にいたしまして,国際コンテナ戦略港湾である神戸港が競争力を強化していく上で,例えばAIターミナル等の構築に向けた取り組みは欠かせないものというふうに考えてございます。  具体的に,神戸港では,先ほど御質問にもございましたように,国土交通省が主体となって,ヤード内のクレーン──いわゆるRTGの遠隔操作化の社会実験を今年度まで実施をしてございます。加えて,港湾法の施行令が改正されまして,新たにRTGの遠隔操作化を運用するために必要な機能,安全性等の基準が定められるなど,例えば非常時に遠隔操作化が危険だったらできないようにする機能ですとか,遠隔操作化を行う区域と人が作業する区域を明確に分けると,こういったところの規定が整備されたところでございます。  一方で,AIターミナルということでいきますと,労使の合意というものも非常に大きな課題となってきてございます。この点では,神戸港では昨年の10月に,いわゆる業界団体と労働組合の皆さんが合同で,海外の先進的なオペレーションを取り入れてございますターミナルの視察に行かれてございます。平成31年度,来年度につきましては,国土交通省が今,全国的にAI,ビッグデータを活用いたしまして,コンテナ車両がコンテナターミナル内に荷さばきのためにとどまる滞留時間,これを最少化するために,いろんなオペレーションの最適化をすることに加えまして,いわゆる技術者のコンテナ荷役のノウハウを継承することを目的とした実証事業に取り組むということで聞いてございます。RTGの遠隔操作化の導入促進といたしまして,RTGの補助事業も創設されて,来年度,国が民間事業者に対して補助の公募を始めるという予定であるというふうに聞いてございまして,非常に神戸港でも高い関心が寄せられているところでございます。  港湾関連事業者の理解を得ながら,これまでの取り組みを着実に進めまして,ターミナルの効率的な運用を図ることによりまして,港湾労働者はもとより,運転手の方々にとっても負担軽減につながるようなオペレーションシステムの構築に向けて,阪神国際港湾株式会社なりユーザーと一体となった取り組みを進めていきたいというふうに考えてございます。 33 ◯副主査(五島大亮) これ,事前にちょっといただいている資料なんですけども,世界のコンテナターミナルの自動化導入状況ということで,2016年の情報なんですけどね。20位まで載ってて,大水深コンテナターミナルを持っている──16メートル級のバースを持っている,取扱量上位20位の物流港における自動化の導入状況。20港あるうちの15港で自動化をされているということです。日本のコンテナ取扱量というのは,世界の産業の中心地が変わっていったことで,そんなに量はないのはないんですけれども,やっぱり産業の1つの機能として物流・港湾機能というのがまさしく必要で,辻局長がよく言われますけども,神戸港の輸出入額8.8兆円でGDPが6兆円だというところをおっしゃってます。神戸港の本当に中心的な機能でございます。  その中で,僕の友達も──渋滞の話ばっかりしてますけど,海コンのってます。親戚ものってます。いろんな仲いい事業者さんもたくさんやってるんですけども,運転手さんの働く環境,これも,今,日本で働き方改革というのが言われている中で,全然進んでないんですよね。運転手さんだけがじゃあ大変な目に遭っているのかというと,その先にある──ヤードがあって,運転手さんたちの海コン事業者さんがあって,その先の倉庫であるとか海貨事業者も全部に波及していまして,要はコンテナがヤードではまってしまっているために届かないので,残業しないといけない,待っとかないといけないという非常に非効率が起こってます。本当にこれが国際戦略港湾っていうのかという状況がもう続いていまして,実は特殊な業界──特殊な業界って,僕らが特殊と言うたらあかんのですけど,普通の人は余り知らないんですよね,こういう状況。ヤード──海の港の先のほうで,海コンの車が渋滞をしている状況って,一般のドライバーには余りわからないんです。時々間違って六甲アイランドの一番先の幹線道路を走ってしまって,コンテナに挟まれて大変な目に遭ったというような方はよくわかったりするんですけども,やっぱり本当に働き方改革と言うんだったら,そこをまずやっていただかないといけないと思いますし,これはだんだん,じわじわ自動化であるとか,こういう対策というのは進んでいると思うんですけども,これは抜本的に,本当に革新的にやらないと,人がいなくなってからでは神戸港の機能というのは維持できないと思うんですね。  そのあたりも含めて,今いろんな取り組みを進めておられるとは思いますけども,この神戸港の機能をさらに飛躍的に進めていくために,局長の決意をちょっと議事録に残していただきたいと思います。 34 ◯辻みなと総局長 今,御指摘ありましたように,コンテナ取扱量上位20港のうち,いろいろAI化の段階がございますけれども,15港がそこに入っていっていると。ただ,現実には上位15港いいますと,神戸港の3倍から10倍ぐらいの取扱量の規模がまず1つございます。  いろいろお話を聞いていますと,自動化という話とAIターミナルという話は少しニュアンスが違うのかなと思ってございますけれども,業界の方なんかともお話をさせていただきますと,やっぱり今の15港の話もそうなんですけれども,ガントリークレーンから沿岸の荷役機械まで全て自動化をしているということはそれほど多くないと思います,現実には。私も台北見に行きましたですけれども,やっぱりそれは投資に見合うコンテナの量がなかったらいかんと。今申し上げたように,15港は非常に量はある部分もありますし,また,例えば北米の西海岸ですとか──今,中国が多いですけれども,北米西海岸とか欧州なんかも,ここは地理的にも,航路の折り返し地点でございますので,貨物を積んでおろすと。総積み総おろしというようなところもございますので,船舶の滞留時間もあるということで,かなり自動化するような効果が大きいという要素もあるようでございます。  そういう中で,なかなか自動化と言われるターミナルのほとんどが,やっぱりガントリークレーンについては技術者が運転をされておりますし,実際に沿岸作業なんかについてはコンテナの自動搬送機なんかで自動化しているケースが多いんではないかなと。先ほどの質問で申し上げたんですけど,そういうAIターミナルということを実現していく上で,特に神戸港につきましては,やはりテクノロジーと人というものとのベストミックス──いわゆるハイブリッド型というものの設備投資とのバランスというほうが理解されやすいんではないかなと。投資効果としても出てくるのではないかなと。そういう意味で,まずはRTGの,先ほど御質問にありました遠隔操作化を進めていく必要があるのではないかなというふうに考えてございます。  ただ,御指摘ございましたように,海外のターミナルは当然,こういった競争力の強化,効率化に取り組んでいるところでございます。国際コンテナ戦略港湾として,まず私どもとしますと,こういったRTGの施策と集貨・創貨によりまして貨物全体のボリュームをどんどん上げていくということを進める一方で,競争力強化ということで,先ほど申し上げたようなAIターミナルの実現に向けて,いわゆる業界なりからも御要請がありましたら,これは全国的に進めていく話でございますので,国なり阪神国際港湾株式会社とともに可能な限り支援をしてまいりたいというふうに考えてございます。  先般も国際コンテナ戦略港湾の会議に行ってまいりましたですけれども,やはりこれは東京・横浜港でも,今後競争力を高めていく上で,また渋滞対策を解消していく上でも,CONPASも含めていろんな取り組み──特にこれからオリンピック・パラリンピックが開催になれば,当然,物流もふえてまいりますので,全国的な話でもございます。そういった中で,神戸港としても,今申し上げたような形で,業界からのお話も伺いながら取り組んでいきたいというふうに考えてございます。 35 ◯副主査(五島大亮) ありがとうございます。人と機械と,人と自動化,AIですか,のベストミックスというのがですね……(「テクノロジーと人の。」の声あり)  テクノロジーと人のベストミックスというのが実際に足かせになってしまわないように,みなと総局さんが調整機能を果たしていっていただければと思います。  あとちょっと要望だけさせていただきます。竹の台エディブルタウンプロジェクトという,ありますよね。オリーブのまち神戸という,エコタウンプロジェクトというのを150周年のときにやってたと思うんですけども,それで,私言われてるのが,今度,美賀多台に整備する文化ホールと図書館,あれをやるときに,ぜひオリーブ,周りに植えてくれと言われてますので,検討をお願いします。  あと1つだけ,さっきも土地不足のことを言わせていただいたんですけども,高潮の被害,去年ありました。それから,東日本大震災があったり万博があったりということで,この西日本,神戸のこのあたりで物流用地を要望する声がかなり来ています。私も不動産屋じゃないのに不動産屋みたいなことをしたりとか,いろいろあるんですけども,そういう中で,集貨・創貨施策を進めるために,事業用地の確保を今後さらに行っていく必要があると思いますので,どうぞよろしくお願いいたします。  吉田さんとかわります。 36 ◯主査(軒原順子) お疲れさまでした。  次に,吉田健吾委員,発言席へどうぞ。  なお,残り時間は24分程度となっておりますので,よろしくお願いいたします。 37 ◯分科員(吉田健吾) それでは,残りの時間よろしくお願いいたします。先3点質問を一括でさせていただいて,あと再質問させていただきたいと思います。  まず1点目は,客船と観光についてお尋ねをいたします。  クルーズ客船の入港隻数が平成30年に141隻となり,過去最高を記録するなど,客船誘致の成果は着実に出ているものと考えます。クルーズ船入港時のハード面の対応としては,バスの待機スペースとして新港第3突堤と第4突堤の一部を埋め立て対応されると聞いており,ハード面の整備も着実に進められている一方で,神戸港に入港するクルーズ船の乗客については,神戸を素通りし,京都や大阪方面に向かわれることが多いように思われます。クルーズ船の乗客に神戸市内の観光により一層目を向けてもらうため,特に神戸港振興協会と統合する神戸観光局との連携が非常に重要となってくると考えます。神戸観光局との連携強化に向けた新たな取り組み策,そして神戸市内観光への取り組み策をお伺いいたします。  2つ目が,ウオーターフロントについてお尋ねをいたします。  おおむね30年後を見据え,平成29年7月に策定された神戸港将来構想の中に,都市の成長を牽引するウオーターフロントの再開発と記されています。ハーバーランドからHAT神戸に至るエリアの再整備について記載され,新港突堤西地区のイメージでは,小型船の係留施設が描かれています。また,新たなランドマークとなる神戸港のシンボル景観の整備として,1区水域で水のショーのイメージが描かれ,これらが実現すると非常に魅力がある地区に変わっていくというふうに思っております。  おおむね10年後の神戸港の中期計画を,現在,神戸港中期計画研究会で検討されていると聞きますが,神戸港将来構想を着実に推進していくために,ウオーターフロント地区の再開発や夜間景観の演出に向けた取り組みを強力に推進していくべきと考えますが,御見解をお伺いいたします。  3つ目,ハーバーハイウェイのETC化についてお尋ねをいたします。  ハーバーハイウェイのETC整備を検討するための予算が計上されました。非常にうれしく思っております。ハーバーハイウェイのETC化を進めることにより,港湾の物流にも寄与し,渋滞対策にもつながるものと考えています。ETC整備に向けて国など関係機関と協議を積極的に進めていく必要があると思いますが,今後のETC化の整備のスケジュール,設置時期について,また,高速道路などではETCを利用される方に対して一定の割引制度があるが,ETC化後に新たな割引制度などを考えているのかを含め,どのような料金体系を考えているのか,お伺いをいたします。  以上3点,よろしくお願いいたします。 38 ◯辻みなと総局長 まず私のほうから,客船と観光についてお答えを申し上げます。  御指摘のように,ハード面の31年度の整備につきましては,大型客船を受け入れるための施設整備ということで,昨年6月に22万トン級のオアシスクラスの客船の受け入れが可能となりました。さらなるスムーズな乗下船のために,ポートターミナルのCIQエリアの入国審査ブースの増設を進めているところでございます。これは3月末に完成をする予定でございます。来年度は,客船の大型化による増加が見込まれるツアーバスの待機スペースを確保するために,先ほど御質問にございました,新港突堤西地区のヤード整備に着手をいたします。  次に,神戸を素通りしとるんちゃうかという話がございました。確かにちょっとそういう感じもするんですけども,実際,2018年の客船の入港実績でいろいろツアーバスの行き先とかを繰ってみますと,全乗船客のうちの5割程度の方が神戸市内を何らかの形では周遊していただいているようでございます。ただ,問題は,どれぐらいの時間を滞在していただいているかということが,非常に経済効果なりにぎわいという意味では大事になってまいります。  そういう意味では,できるだけ多くの方に神戸市内で長く周遊してもらえるように,これまでも観光局なり客船誘致協議会での都心商業地でのおもてなし環境整備事業ですか,こういったところをやって,ターミナルですとか市街地での多言語ガイドの配布ですとか,日本文化の体験イベントの実施なんかもやってきて,昨年はシャトルバスなんかの運行を行いまして,かなりこれは好評でして,来年度は──ことし48回だったんですけど,70回にふやすつもりでございます。予算措置をさせていただいてございます。  また,最近の傾向といたしまして,やはり船社ですとか企画旅行会社なんかで強く求められていますのが,特別感のある体験型観光のコンテンツを充実してほしいというような話がございました。例えば今年度も──先ほど観光局との協力というお話がございましたですけれども,これまで御紹介していなかった体験型の観光素材──竹中の大工道具館ですね,あとカワサキワールドであったり,アシックスのミュージアム,キリンビール工場,こういったところも新たに取り入れまして,また,外国籍の客船の停泊時にはポートタワーの登頂体験とか,新長田のお好み焼きツアーといった,こういうのも結構好評であったようでございます。私どもから見てもちょっと好評かどうかわからないところも含めて,こういった体験型観光プログラムを試験実施をしてきたところでございますけども,来年度はこういった取り組みを一層強化いたしまして,神戸観光局と素材開発調査を共同で実施をしたいと。あわせて,寄港地プログラムの作成なりPR動画なんかもつくっていきたいというふうに考えてございます。  さらに,平成29年10月から兵庫県と連携をいたしましてツアーバス助成も実施してございます。来年度は少人数で特別感のある寄港地観光にも対応できるように,1台当たりの人数要件を10人以上から8人以上と,ちょっと細かいですけども,観光客の誘致を進めていくためにこういった取り組みを進めていきたいというふうに考えてございます。  私もこれまでいろいろ──みなと総局,神戸港振興協会とコンベンション協会なり観光協会なりのところの縦割りみたいなものもいろいろ御指摘もございましたので,今回この統合を機に,これまで以上に連携を強化して,神戸市内観光に資するような取り組みを進めてまいりたいというふうに考えてございます。  それから,ウオーターフロントでございます。御指摘にもございましたように,ウオーターフロントの目指すべき方向性といたしましては,やはり観光の集客力の強化と時間消費型の滞在地形成というようなところを図る方針としてございまして,新港西突堤地区におきましてもそういった形での取り組みを進めているところでございます。  第1突堤のほうでは,集客観光ですとか時間消費型といったキーワードに合致したホテルですとか健康増進施設などが既に立地してございますけれども,今後,1突基部ではアクアリウムですとか,それと一体をなすようなミュージアム──例えば外国車のBMWのミュージアムなんかが計画されてございまして,こういったものが順次立ち上がっていけば,かなりにぎわいづくりにも資するんじゃないかというふうに考えてございますので,市としても事業者と連携を強化して必要な役割を担っていきたいというふうに考えてございます。  また,第2突堤のほうにつきましては,今後,周辺の再開発の事業化を進めていくわけでございますけれども,これは従前からお話し申し上げておりますように,再開発に当たりましては,やはりラグジュアリーなホテルですとか特色のある集客機能などの誘致を図るということで,日常的なにぎわいなり高質な空間,そういったものの早期の事業化の具体化が図れるように,全力で取り組んでまいりたいというふうに思ってございます。  また,夜間景観の演出につきましても,今,ナイトタイムエコノミーというようなことも非常に言われてございますので,こういったところも民間事業者と協力しながら,現在も取り組みを進めているところでございますけれども,例えばメリケンパークでのBE KOBEのライトアップですとか,あとメリケンパークの桜並木ですとか噴水,こういったところの整備もやってございますし,ハーバーランドでは民間事業者の方がスプラッシュファンタジアというものを毎年実施していただいてございます。こういったところも定着してございますので,こういった取り組みも今後進めていく必要があるのかなというふうに考えてございます。  海外では非常に大規模な──例えば香港のシンフォニー・オブ・ライツですとか,シンガポールのスペクトラなんかも取り組みをされてございますけれども,神戸港の将来構想につきましても,こういった光のエンターテインメントショーなんかの取り組みの事例も上げているところでございます。魅力あるウオーターフロントの形成なり上質なまちづくりという観点から,新港突堤西地区の再開発の順調な事業進捗に向けまして全力で取り組みを進めていくとともに,メリケンパーク周辺を指定管理として運営する民間事業者ともいろいろ協議を進めて,連携をしながら,効果的なイベントを実施するなど,ハード・ソフトでの取り組みを加速化させていきたいというふうに考えてございます。 39 ◯金谷みなと総局担当局長 私のほうから,ハーバーハイウェイの料金の体系についてまず御説明させていただきます。  現在,ハーバーハイウェイの料金は,1区間が110円,それから2区間が200円としてございますけど,ことし10月の消費税の増税に伴いまして,2区間につきましては210円とさせていただきます。1区間については据え置きとさせていただきます。このほか,神戸港の港湾物流を円滑に行うために整備されたこの道路は港湾幹線道路でございますので,港湾関係者・事業者向けの減免制度を設けております。  ETCの料金制度につきましては,今回計上される整備検討予算の中でこれらを具体的に検討していく予定でございますが,1つ目として,ETCの設置・運営費用の料金を転嫁させていただいた上で,2つ目の減免制度については,基本的に現在の制度を維持する方向で検討を行っていきたいと思っております。  ハーバーハイウェイの料金は当初の建設費用は転嫁しておりませんで,その維持管理費を賄う最低限度の料金を設定させていただいております。今回のETC導入費といたしまして約15億円,それと毎年の管理運営費として約3.2億円程度の増が見込まれております。受益者負担の考え方からも,原則としてETCの費用については利用者への転嫁をさせていただきたいと考えております。利用者にとっても支払いの利便性の向上,渋滞緩和につながるといった観点から,丁寧に御説明させていただいて,御理解を求めていきたいと考えております。  また,一方で,多くの方が利用いただいている回数券の利用者につきましては,引き続きその利便が受けられるように,現行制度をなるべく維持できるよう制度を考えていきたいと思っております。  また,ETCに移行する際の周知について十分しながら,あわせて,多頻度割引など新たな割引制度ができるかどうかも含めて検討していきたいと考えております。ETCの運用開始までできるだけ早い時期に新たな料金制度をお示しして,事前に十分な周知を行うとともに,制度のスムーズな移行に努めていきたいと考えております。  以上でございます。 40 ◯分科員(吉田健吾) ありがとうございます。先にハーバーハイウェイの話,再質問させていただきたいんですけども,イニシャルコストで15億かかって,年間3.2億ぐらい今までの維持費に上乗せされると。今のお話を聞く限りでいくと,3.2億円分がETC料金としっかりとリンクしてくるのかなと思うんですけれども,どれぐらいの台数が料金を払って今までいっててとかっていう見込みなんかはあるものなのかというのを,今もしわかれば教えていただきたいなと思います。 41 ◯金谷みなと総局担当局長 現状の台数といたしましては,957万台が通行しておりまして,台数ベースでちょっとまだあれなんですが,年間約11億の収入がありまして,それとは別に減額している分が3億円程度ございます。  利用の状況はここ数年横ばいという状況でございますので,ETCを導入しましてもそういう状況になるのか──これについては,ETCを導入することによって料金が非常にスムーズになりますので,通行のふえることもあろうかと。その辺をあわせて需要予測して検討していきたいというふうに考えております。  以上でございます。
    42 ◯分科員(吉田健吾) ありがとうございます。まだ本当にこれからだというふうに思いますし,あとちょっと時期については,どれぐらいかというのはまだ聞けてないかなと思うんで。 43 ◯西村みなと総局計画部長 それでは,簡単に現在の検討状況と今後の予定時期について御説明させていただきます。  これまでも物流の関係団体の方から強い要望,また議会でもいろいろ御意見いただいておりました。それと,先ほど渋滞対策の答弁でも少し御紹介させていただきましたけれども,事前にトラックの位置を把握して,ヤードのほうで荷振りをするというような社会実験が行われるような時代になっておりますので,そういう意味でもETCの重要性は今後ますます,当然高まっていきます。  ということで,今回,導入検討に取り組むことにいたしましたけれども,現在このETCシステムというのは,法的な制度設計上,道路法に規定されている道路を対象とした設備でございます。ハーバーハイウェイは,これ道路法で規定されているんじゃなくて,港湾法で臨港道路施設というふうな法的位置づけになってございますので,ETCを導入するためには,まず国との協議が必要となるという状況でございます。現在,既に国のほうとも相談,打ち合わせはしておるところでございます。  それと,システムの導入につきましては,その方法でございますが,サーバーを立ち上げるんですけれども,みずからサーバーを立ち上げるのか,あるいは既にサーバーを運用している道路事業者ですね──例えばNEXCOでありますとか,そういう事業者に入れていただくとかということで,御理解をいただいておりまして,早急に取り組みたいと考えております。  現在そういう取り組みを進めております。改良実績等から見ると,設計の着手から3年程度は要してますけれども,やっぱり我々としてはできるだけ早期に完成するように全力で取り組んでいきたいと考えておる次第でございます。 44 ◯分科員(吉田健吾) ありがとうございます。ちょっと3年というのは予想以上の時間やなというふうに思ったので,ぜひ──種々すごいたくさんの課題があるとは思いますけれども,1つずつクリアしていただいて,早期整備を目指していただきたいなというふうに思います。  また,現行の減免であるとか,港湾事業者の方々の使い方というのが変わることがないようにというのは大前提ですし,特に灘区選出の議員としては,湾岸道路がまだ10年かかるということなので,そういった意味では,市道灘浜住吉川線,常々指摘させていただきますけども,そこの渋滞緩和に資するのは,このETC化というのはその1つになると私は確信しておりますので,ぜひそのことも踏まえた上での御検討を進めていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。  次に移らさせていただきます。ウオーターフロントについて2つ目の質問のところですけれども,さまざまに取り組んでやっていただいて,1つ大きな課題は,やはりどのようにウオーターフロントエリアを都心の中心部から,三宮からつないでいくのかという動線のことについては,当局だけではなくて,住宅都市局とかも含めて多分やらないといけないと思うんですけども,そういったこともしていただきたいですし,さっきの噴水ショーの話なんかは,1回整備してしまえば,基本的には毎晩でもやろうと思えば──周辺の理解が必要ですけれども──できるというふうにも考えますし,これは30年待たんでも,今の技術でも十分にいいものができると思うので,できたら,こういうせっかくいい絵があるんやったら早うしてほしいなというのが直観的な思いなんですけども,動線の確保と,またその辺のできることからやっていくというスタンスについてちょっとお尋ねしたいなと思います。 45 ◯辻みなと総局長 動線の確保につきましては,今ちょうど2号線のところの歩道橋の話もございます。そういったところも踏まえながら,特に新港3突,4突,2突,1突ですね,そのあたりとハーバーランドまでの動線確保というものについては,私どもとしてもこれから新港西突堤地区の再開発を進めていく上でも重要なものであると考えてございますので,そこにいかに人をいざなっていただけるような取り組みを進めていくかというのは,先ほど噴水の話もちょっとございましたですけれども,ちょうど今,ハーバーランドで先ほど御紹介いたしましたスプラッシュファンタジアなんかも実施していただいている中では,かなり人が来ていただいているようですので,いろんなお話を伺いながら,観光局ともタイアップして,私どもとしてにぎわいをつくっていくような取り組みを強力に進めていきたいというふうに考えてございます。 46 ◯分科員(吉田健吾) ぜひお願いします。将来構想の中に──あの噴水の絵は見た瞬間にすごいいいし,すぐできる話ちゃうかって強く思ったので,ぜひ観光客誘致,また夜間景観等,宿泊者をふやすという,こういう神戸全体の目標に対して取り組みをいただければなというふうに思います。  そしてまた,今の言っているエリアからまた外れますけれども,須磨のヨットハーバーについては,昨年の6月の本会議だったでしょうか,市長からも,長期的な課題であるが,ヨットハーバー自体を風景として楽しんでもらえるような仕掛けづくりを研究したいということで,今,非常に閉鎖的な空間になっていますけれども,どちらかというと開放して,海の駅の話もありますので,人が寄ってもらって,こういう神戸らしい光景の1つとしてしっかりと売り出してほしいと思うんですけれども,そこら辺,御見解をお伺いいたします。 47 ◯辻みなと総局長 今,御指摘もございました,市長の答弁もございました,須磨海浜水族園・海浜公園の再整備につきまして,今ちょうど私どもみなと総局も議論に参加しながら基本的な考え方をまとめて,ヨットハーバーにつきましては,その他の重要な視点という中で,事業者から連携についてのアイデアを求めるというような形をしてございます。具体的には,今後,施設整備などにつきましては,中長期的なヨットハーバーの仕掛けづくりなどについて,事業者の方なんかにも──水族園の提案事業者の方の具体的な内容なんかも踏まえて検討を進めていくことになるんだろうなというふうに考えてございます。  一方で,やはり須磨海岸を含めて,ヨットハーバーもそうなんですけれども,四季を通じてのにぎわいづくりというのも必要になってまいります。今回,ヨットハーバーの活性化の中では,管理棟で4階のほうのスペースを活用しましてカフェレストランがオープンいたしました。これは,昨年の夏には最大で月6,000人の方がいらっしゃっているというふうに聞いてございます。海水浴シーズンでも3,000人程度いらっしゃっているということのようでございますので,このほかにも,例えばここで結婚式のパーティーなんかも実施をされたようでございます。実験的にですね。今後,本格展開されるというふうに伺ってございますので,こういうところも非常にやっていきたいと考えてございます。  また,須磨海岸からヨットハーバーへのアクセスにつきましても,ヨットハーバーの須磨海岸側の出入り口に接続する部分がございますけれども,その部分についても来年度,遊歩道再整備というものを行いますけれども,それにあわせて整備を行って,アクセス向上させたいというふうに考えてございます。 48 ◯分科員(吉田健吾) 4階のカフェ,私も利用させていただきましたけども,非常にいい感じですし,また2階のところはバーベキュー──夏場だけですかね──なんかも非常に──そこから見る景色というのは新しい神戸らしい景色として訴求できるものじゃないかなというふうに思ってますので,ただ,やっぱり特に須磨海岸との間の壁なんかは非常に大きく,多分海岸のほうから見ても何があるかわからない。大きな何か保護された建物だなという印象ですし,遊歩道についても途切れているのが非常に大きな──東側からしか来れないようなイメージの施設になってますので,しっかりと海岸一帯が使えるようにするには,その壁であったり遊歩道の引き続きの,延長してくっつけてもらうというようなことが必要だと思いますので,ぜひよろしくお願いをいたします。  そしてもう1つ,最後,クルーズ船観光なんですけれども,種々手を打っていただいて,体験型観光なんかについても今,さらにメニューをふやしていくというふうなお話もありますので,ぜひやっていただきたいなというのと,あとはやっぱり観光危機管理の部分で,クルーズ船が来たときに神戸港はしっかりと考えてやってますよということをPRしてもらうことも非常に大切な──世界的な流れでいくと重要なファクターになってるというふうな認識を持ってます。  危機管理室なんかにも同じような質問をさせていただきましたけれども,例えばクルーズ船が入港したときに,舞鶴でやってたような,クルーズ船そのものを使って消防の訓練をしてみるであるとか,そういったことというのをぜひ検討していただいて,神戸港がそういうことをやってるんだよということを内外に知らしめていただきたいなと思うんですけれども,そういったことに対する御見解をお伺いできればなと思います。 49 ◯辻みなと総局長 確かにそういった取り組み──神戸港のいわゆる安全な港であるということのPRも非常に重要なことだと思っております。神戸空港も含めて,今後,いろんな災害対応の検討──いわゆる船会社なりとの協定等を進めていく必要があろうかと思いますので,そういったところでの神戸港の安全性のアピールというものについては,今後,クルーズ船入港時に限らず,しっかり進めていきたいなというふうに考えてございます。 50 ◯分科員(吉田健吾) ありがとうございます。ぜひ神戸が選ばれる港であり続けるようにこれからも取り組んでいただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。  以上で終了します。 51 ◯主査(軒原順子) お疲れさまでした。  次に,西委員,発言席へどうぞ。 52 ◯分科員(西 ただす) 日本共産党の西 ただすです。一問一答で質問させていただきたいと思います。質問が多岐にわたりますので,短く答えていただければというふうに思います。  1つ目に,六甲アイランドの問題からお聞きしたいんですが,課題ごとに聞きます。  まず,防災対策という観点からです。六甲アイランドでは昨年の台風で広い地域で浸水し,一般車両の行き来ができなくなる事態が起こりました。議会での質問を通し,浸水した消防署の派出所や浸水した六アイの橋の出入り口部分,そしてシティヒルへの暫定的な対策が行われるということになりましたが,根本的な対応には至っておりません。また,六甲アイランド南のフェニックスへの対策は,ことしじゅうに完了しないということです。具体的にいつまでに対応するのか,端的にお答えいただきたいと思います。  また,六甲アイランドの病院の医療の縮小が,災害時には特に不安だという声をお聞きしています。この不安を解決するために,みなと総局は保健福祉局とも協力し,アイランド病院に対して安心して医療を受けられる体制を維持できるように働きかけることが必要だと思いますが,いかがでしょうか。 53 ◯辻みなと総局長 六甲アイランド大橋の話がございましたので,私のほうから六甲アイランドの浸水想定につきましてお答え申し上げます。  台風21号の影響によりまして,御指摘ありましたように,道路が一時的には冠水をいたしました。通常の走行は困難な状況でございましたけれども,消防車両等の通行は可能でございましたので,孤立というような状況ではございませんでした。ただ,港湾関連用地のみならず,住宅地が立地する都市機能用地の一部で道路等が浸水したということについては重く受けとめてございます。  対策の検討状況でございますけれども,六甲アイランドの御指摘の本区間につきましては,津波ハザードマップにおきましても浸水が70センチの想定がございましたので,南海トラフ巨大地震による津波発生時においても,六甲アイランドの住民の方の生活道路,島と本土の動線確保というようなことも含めて対策を進めているところでございます。今年度は,当該東西道路の浸水対策の設計を行うための現地測量を完了いたしまして,道路かさ上げの検討を行ったところでございます。  高潮対策検討委員会におきましても,高潮に伴う被害について,現在,検討を進めておるところでございますけれども,台風21号の浸水のメカニズムの検証がなされ,浸水経路などが明確になってきてございます。これにより,抜本的な対策というもの──これが浸水経路の手前で防御できるような検討を現在進めているところでございます。  ただ,抜本的な対策につきましては非常に時間がかかります。そういう意味では,ことしの台風時期までの対応といたしましては,暫定対策といたしまして,そこの部分の道路を部分的にかさ上げして浸水被害の低減を図る予定でございまして,現在設計中でございます。また,六甲アイランドのそのほか都市機能エリアで浸水があったエリア──例えば消防署の前の部分ですとか,あと東側道路の部分,こういったところの暫定対策を台風時期までに完了する予定でございます。  抜本的な対策につきましては,高潮対策検討委員会の報告も踏まえながら,事業費や市の財政負担等も勘案して,必要な効果が得られるような手法を検討して,できる限り早期に完了できるような取り組みを進めていきたいと思います。  また,あわせまして,今回の都市機能用地の浸水が外周の港湾用地,岸壁等から浸水したということもございますので,港湾エリアにつきましても浸水被害の低減策に取り組んでまいりたいと考えてございます。  六甲アイランド病院の件でございます。当然,六甲アイランド病院につきましては,私どもといたしまして,これまで地域の方と六甲アイランド甲南病院のほうがお話をされた点を踏まえて,今後必要な機能を残していただけると考えてございます。 54 ◯分科員(西 ただす) まず,救急車両等が入れたから孤立してないというのは,ちょっとそれだけでは孤立してないという理由にはならないかなというふうに思いますが,できるだけ早期に,シティヒルとか橋のたもとの部分ですね,やられると言ってましたが,それは1年,2年,そういうところですか。 55 ◯辻みなと総局長 できるだけ早期に──橋のたもとの部分の台風時期までの対策につきましては夏ごろまでということでございますし,抜本的な対策につきましては,高潮対策検討委員会の部分を踏まえながら,今後,個別に検討していきたいと考えてございます。 56 ◯分科員(西 ただす) 早期にしていただきたいというふうに思います。  1つは,フェニックスのことですけども,やはり以前も,今回の台風で外海に対してそこの水が流れたということで,これ対策が必要やと。実は先日もメールをいただきまして,その中で言うと,やっぱりフェニックスに対しての心配の声というのはあるわけですよね。廃棄物の処理場ですから,そういったものに対して,廃棄物の処理場は必要だとは思うんだけど,必要最小限の埋め立てにしてほしいし,こういったものが漏れるようなことがないようにということです。これについては,高島市の例もありましたけども,住民の方,非常に気にされています。この点については早期にと思いますが,いかがでしょうか。 57 ◯西村みなと総局計画部長 フェニックスにつきましては,被災を受けた直後から電源施設の復旧等,まずできるところから早期に復旧工事を進め,現在,被災前の防災機能のレベルにまでは復旧しております。さらに引き続いて,場内にあります管理施設,あるいは作業機械等多々あるんですけれども,その蔵置エリアのかさ上げも現在進めておりまして,これについては来年度の台風時期までに被災前以上の防災機能を確保できる見通しであります。  ただ,このたびの台風21号クラスに対応するためには,抜本的な対策には,正直,大規模な工事が必要となり,多額の費用に加えて一定の期間を要します。ただ,フェニックスは近畿圏広域の非常に重要な施設でありますので,万全な対策をとるために,国と協議を重ねてきましたが,改良工事に対して災害復旧事業を適用していただくことになりました。そのおかげで市の負担を最小限に抑えながら改良工事を実施することができるようになりましたので,現在,既に工事の発注準備を進めており,債務負担行為も活用させていただきながら,連続して工事を実施し,できるだけ早期に抜本的な改良を完成させたいと考えております。 58 ◯分科員(西 ただす) 被災前のレベルにということは,来年度の台風までにということでした。非常にそれでは遅いというふうに思います。そもそも,今でもあそこの事業そのものは進んでいるわけですからね。そういうことも含めて,大事な事業だというんだったら,本当に早急にやっていただきたいというふうに思います。  先ほど暫定的な対策ということを言われてたんですが,例えば消防署などが止水板で対応するということなんですけども──被害がないようにということで,消防がやろうとしてるんですけど,例えば目の前の道路が昨年と同規模の高潮があれば通行ができなくなると思いますが,いかがでしょうか。 59 ◯西森みなと総局海岸防災部長 暫定的な整備ということで整備はしていきますけども,一応昨年と同様のところは,一定浸水はしますけども,ある程度の通行ができるような段階まで追い込んでいきたい。ただ,抜本的といいますか,水が全く来ないというような状況にはなかなかならないというところでございます。  以上です。 60 ◯分科員(西 ただす) では,止水板と同時に軽減していく対策をすぐに一緒に打つということですか。 61 ◯西森みなと総局海岸防災部長 道路のほうで,中央分離帯と道路の部分をかさ上げするなどして水の回りを抑えていくということを現在検討しておるところでございます。  以上です。 62 ◯分科員(西 ただす) 1つ心配してますのは,現在,その消防署の南側にマンションが建設され,入居が始まっております。268戸のマンションが孤立する可能性があるのではないかと思ったんですが,そういうことはないということでよろしいでしょうか。 63 ◯西森みなと総局海岸防災部長 現在のところ孤立することがないようには整備するつもりでおります。  以上です。 64 ◯分科員(西 ただす) ちょっと歯切れが悪いですが,そうしてください。やっぱり今から建っていくわけですよね。そこに対して対策がおくれて,そういう状況になってしまっては,何のために災害対策をしてるかということになりますから,早期にお願いします。  さて,先ほど六甲アイランド病院のことについて言いましたけども,非常に心配になる答弁だったというふうに思います。地域に対して説明している内容で頑張っていきますというふうなことを言われてたんですが,前回質問したときに,ぜひ見ておいてくださいということで,この間,神戸市の保健医療審議会の医療専門分科会での六甲アイランド病院の側からの説明というのを御指摘をしました。そこでは,手術室は置くけども,それは日帰り手術よりも軽度な手術しかしない,そういうことを言われているわけですね。これで心配するなと言われても無理じゃないかという話をして,それは直接見ていないというふうに言われましたけども,見ましたか。見てどう思われたか。 65 ◯辻みなと総局長 申し上げたのは,六甲アイランド甲南病院のほうが地域とお話していることはしっかりと守っていただけるということが前提になるだろうということでございます。今,御質問にありました保健医療審議会の医療専門分科会の話につきましては確認をいたしました。その中では,確かに今のところはっきり言えませんがという前置きがある中での話──手術室は残す予定ということで,実際には手術は実施しにくいと考えているというやりとりがございました。  ただ,この点につきましては,改めて甲南病院さんのほうに確認をいたしました。これにつきましては,手術室は当然残しますと。日ごろ日常的に軽易な手術については実施をすることになりますけれども,万が一,例えばアクセスの断絶等で六甲アイランド病院での処置が必要となった場合でも十分活用できるような手術機能として維持していくということで聞いてございますので,このあたりは全く問題はないというふうに考えてございます。 66 ◯分科員(西 ただす) ちょっと最後のほうが聞きづらかったんですが,これ,いろいろこの間,30周年ということでいろんな冊子も出てますけど,この中で──これ30周年の記念誌,六甲アイランドなんですけどね。この中で市長が言われてるんですが,例えば医療の分野でも,誰もが必要な医療・福祉サービスを利用しながら,住みなれた地域で暮らし続けることができるような新しい取り組みを進めていますというふうに言われているわけなんですね。これはどう考えても医療水準の強化をしていくというふうに見えると思うんですが,この観点から言ったら,どう考えてもこれ,低下していくというふうにしか見えないんですが,いかがでしょうか。 67 ◯辻みなと総局長 今のお話で,病院の部分だけの問題かどうかというのもあると思いますけれども,いずれにしましても,今回,六甲アイランド甲南病院の部分につきましては,保健福祉局なりのほうからも,今回,統合ということでございますけれども,拠点病院がない東部地域において救急医療体制が強化されるということで,地域全体として医療サービスの充実につながるというふうに受けとめていると聞いてございますので,その点についてはそのとおりかなというふうに考えてございます。  また,あわせまして,先ほど申し上げましたように,六甲アイランド病院としては,地域の住民の方に不安を与えないような形での──いわゆる診療科をふやしますし,また,手術室も一定残すような形で救急対応もしていくということでございますので,そういう意味では,当然,六甲アイランドの住民の方がこれまでどおり利用していただけるような形での,地域に密着した病院として機能していくのではないかなというふうに考えてございます。 68 ◯分科員(西 ただす) 今の答弁の中で,地域全体として強化していく,その地域は六甲アイランドの中だけですか。 69 ◯辻みなと総局長 当然,医療圏としては神戸の東部地域ということでございますので,もともと救急医療体制が強化されるということでいきますと,その部分での地域全体としての医療サービスの充実につながるということでございます。いわゆる急性期の拠点病院がもともと東灘区と灘区にはございませんので,そういう意味で,救急医療体制の強化を図るということが今回の統合の大きな目的と聞いてございますので,その部分の話と,六甲アイランドプロパーでの,六甲アイランド病院としての,地域の方に対応できる病院として残置をするという話と,2つ私はあるというふうに思ってございます。 70 ◯分科員(西 ただす) 結局,地域全体というのは,六甲アイランドの範囲だけではないということだというふうに思います。それで強化だと言われてもという話なんですね。  結局,六甲アイランドでは──市長が言っているのは,現在,六甲アイランドでは地域の皆様と関係事業者に御協力いただき,世代に応じた良質な住まいを提供するとともに,誰もが必要な医療・福祉サービスを利用しながら,住みなれた地域で暮らし続けることができるような新しい取り組みを進めていますというふうに書かれているわけですよね。この中身から言ったら,これ六甲アイランドって書いてるんですよ。ここについてはどう思われますか。いかがですか。 71 ◯辻みなと総局長 何度も申し上げているように,要は六甲アイランド病院としては今後は外来の診療科目がふえるわけです。そういう意味では,そのお話もされながらということでございますので,その点については地域の方も利用しやすいような形でいろいろお話を──六甲アイランド甲南病院とのお話を進めていただく中で,今後取り組みを進めていただきたいというふうに考えてございます。 72 ◯分科員(西 ただす) ここは平行線ですけども,今の答弁からわかることは,結局,六甲アイランドの医療サービスそのものの水準は下がっていくということなわけですよね。それは当然,災害のときには特にそうですよね。  以前,質問しましたら,最初聞いたときは,患者をヘリで輸送するというふうなことを言われました。しかし,暴風雨の中でヘリなんか飛ばせるわけがないわけですよね。そもそもドクターヘリがそれだけあるわけでもない。現場のスタッフが対応するというのも言われました。ふだん手術を行っていないような,そういったスタッフができるのかなというふうに思いました。はっきり言って,本気で住民の命を守るという姿勢が欠けているんじゃないかというふうに思わざるを得ません。そういった点からは,引き続き六甲アイランド病院に強く働きかけること,そして保健福祉局と一緒になって求めていくことを求めます。  では,続きまして,六甲アイランドの保育園の問題でお聞きします。六甲アイランドでは,近年,小学校で仮設校舎ができるなど,子供の人口が増大してきました。先ほど指摘しましたが,昨年暮れからは新しいマンションの入居がスタートしました。こうした事態も鑑み,他局とも協力し,保育所の設置を進めるべきではないかと思いますが,いかがでしょうか。 73 ◯山本みなと総局担当部長 かねてから議会ですとか各方面から御意見もいただいているところでございますけども,東灘区全体の保育所不足への対応ということで,既にこども家庭局から聞いてございますのは,広く東灘区全体を見渡す中で,新しい適地がないか,保育所立地の適地がないかというふうなことでいろいろ探されているというふうに聞いてございます。その中で,六甲アイランド内での設置の可能性について検討したいというようなお話を聞いてございまして,今,相談を受けているところでございます。今後,こども家庭局からより具体的な話があれば,みなと総局としては可能な協力については当然ながらさせていただくつもりにしてございます。  以上でございます。 74 ◯分科員(西 ただす) 私もこども家庭局の整備課に聞きました。この間いろいろと小規模等もできましたけども,マンションの開発もこれからあると。児童数の伸びがあるんじゃないかと。保育所の整備が必要だということで認識が一致されていることは結構なことだというふうに思います。  しかし,これからこれ,早急に対応していただきたいというふうに思います。これからどんどんマンションにも子供が入っていくわけですし,今でも足りてないということ。この間,待機児童が物すごくこの神戸で問題になってきて,昨年は3.5倍まで神戸市全体でふえたわけですよね。そういった点から,そして東灘区でも物すごくふえてるという点から,早期に対応していただきたいと思いますし,そこをみなととして保健福祉局と話を進めていっていただきたいと思うんですが,いかがでしょうか。 75 ◯山本みなと総局担当部長 繰り返しになりますけれども,保育所の対応といったことは神戸市としても非常に重要な施策の1つだというふうに我々でも認識してございます。繰り返しになりますけども,今後,こども家庭局におきましてより具体的な提案,我々への相談がありましたら,我々も一緒になって検討は進めたいと考えてございます。  以上でございます。 76 ◯分科員(西 ただす) わかりました。ぜひ早期に進めていただきたいというふうに思います。  次に,Rinkについてです。今,商業棟であるRinkに幾つかの事業者が入居を計画しているとお聞きしています。にぎわいができることはいいことですが,この間,住民の要望として出てきたのは,スーパーや薬局や耳鼻科,眼科,皮膚科など身近な医療機関等,住民の生活向上につながる施設でした。こうした事業者が参入するために,やはり神戸市としても合同会社神戸ファッションプラザに働きかけるべきだと思いますが,いかがでしょうか。 77 ◯雲丹亀みなと総局担当部長 六甲アイランドの神戸ファッションプラザの関係でございますけども,御指摘ありましたように,現在,事業者のほうでテナント誘致に向けて具体的な動きをしているという情報につきましては我々も承知してございます。具体的にどのような施設が入るのかというところにつきましては,まだ我々のほうには何も説明はございませんで,情報も得ておりませんので,詳しくはわかりませんが,かねてから我々のほうは施設の所有者に対しまして,六甲アイランドのにぎわいとか活性化に寄与し,地域住民の皆様の利便向上につながるようなテナントを誘致してほしいというようなことで申し入れをしておるところでございます。今後も住民の皆さんの御意見を踏まえながら,事業者のほうには要望してまいりたいと考えております。 78 ◯分科員(西 ただす) 要望をぜひしていただきたいというふうに思います。これまでも住民のほうからいろいろと要望が出てきているわけですよね。今もアンケートされますけど,そのアンケートの前からいろんな要望が出てきていたというふうに思います。  先ほど具体的に少し診療科みたいなことも言ったんですけど,やっぱり,例えば働いているお母さんからは,ふだん使いの医院が欲しいと。子供の中耳炎,結膜炎,アトピーなど何度も医者にかからなければならず,そのたびに時間がかかると,子供が学校に行けなくなる,親は仕事に行けなくなると。働く親にとってみて大変だと。そういう親御さんの思いに応えていくために,医療のそういう機関も含めて,さらに求めていっていただきたいと思いますが,いかがでしょうか。 79 ◯雲丹亀みなと総局担当部長 具体的な内容につきましては,住民の皆様の御意見を踏まえてというふうなことでございますけども,我々といたしましては,先ほども申し上げましたように,施設の所有者に対しまして必要な要請をしていきたいと考えております。 80 ◯分科員(西 ただす) そこがいつもぼやっとしているというか──ですね。必要なというところが──じゃあ必要なのが一体何なのかというところですよね。頑張ってくださいよと言うのは,当然そうだというふうに思いますが,実際にここに住んでいる皆さんの声をどう直接的に代弁をし,そして,その事業者に対しても声を上げていくか。いろんなそういうことを考えていかなければいけないというふうに思います。  これまでもまちかどネットのアンケート等もあって,繰り返し,例えば店舗の撤退についても声も上がってきたわけですけど,そういったことも含めて,今回新しく入るということですが,やっぱり身近な施設ということですよね。この間,薬局が撤退をし,スーパーが撤退する,そういったこともありました。だからこそ,それが入っていたものだからもとへ戻ってほしいということもあります。今言った,例えば薬局やスーパーについて求めていくということで,それはよろしいですか。いかがですか。 81 ◯雲丹亀みなと総局担当部長 何度も繰り返しになりますけども,地域の住民の皆さんの生活の利便性の向上につながるような施設という意味で,広く要望をしていきたいと考えております。 82 ◯分科員(西 ただす) 端的にスーパーや,今まで入っていたような施設,そういったものが戻ってほしいという声があるわけですが,それを求めるんですよね。確認だけ。 83 ◯雲丹亀みなと総局担当部長 住民の皆さんの要望がこのようなところにあるというふうなことにつきましては,事業者のほうにも我々のほうから伝えさせていただきたいと思います。 84 ◯分科員(西 ただす) 何かもう,そのままスーパーと言えばいいのにと思いますけど,何かもやっとした言い方されてますね。  今もアンケートもされているわけですけども,やはり住民の声をということで言いますと,この間,やはり検討委員会も開かれてるんですけども,やはりそこでの議論がよくわからないという声もお聞きをしております。やっぱり住民の声がどう反映されていってるかということに対して,住民は不安の声を上げているわけですが,この検討委員会は,これまでも言ってきましたが,お聞きしていると,非公開で進んでまして,最終報告が出るまではどのような議論がされるかわからないということで,これはもうRinkだけの話ではないんですけど,六甲アイランドという島自身のどういうふうにしていくかという大事な議論がされているわけですけども,その議論の経過の検証を六甲アイランドの住民ができないということはやっぱり問題だと思うんです。この点についてはいかがでしょうか。 85 ◯山本みなと総局担当部長 今,委員のほうから検討会のことをお話ございましたけども,少し丁寧に御説明させていただきますと,地域の代表の方々──これは住民の方々,婦人会の方々,それと企業の代表の方々にも御参加いただきまして,検討会をやってございまして,今,2回開催してございます。  この2回の検討会の中身でございますけども,まず1回目につきましては,こういった方々,学経の方々とかたくさん入っていただいておりますので,こういった方々から六甲アイランドの強みですとか弱みについていろいろ自由に意見をいただいたというところでございます。その後,2回目につきましては,今後の検討の進め方ですとか,現状分析なんかをやろうというような意見が出ましたので,少しこういったことが専門的になりますから,これがどういったものですよですとか,今後どのように進めようかというようなところで,1回,2回の検討会を開催したところでございまして,いよいよ次の3回目からより具体的な検討を深めていくというような,本格的に議論が始まっていくというようなところでございます。  この間,やはり地域の住民の方々への情報の提供ですとか,ニーズを把握することが大事だというようなことを検討会の委員の先生の方々からお声が上がりましたので,その一環として,今,西委員が御指摘されましたように,地域住民全世帯を対象としたアンケートなんかを実施したというところでございます。  最終計画が出たから,はい,これがそうですというふうなことで提示すればいいだろうというふうなことを,私どもも思ってございませんし,検討会の先生方も思ってございません。今回のアンケートを通じて,例えばこのアンケートのフィードバックといったことの御報告も大事だと思ってございますし,それにあわせて,今後,検討をより深めてまいりますので,検討の進捗にあわせて,どのような形でどのような内容をお示ししていくかというようなことを,検討会で議論しながら提示していく,お示ししていくという体にしてございます。  以上でございます。 86 ◯分科員(西 ただす) ちょっと1つアンケートで聞きます。フィードバックと言われましたけども,これは今,具体的にどういう形でするというのは決めてるんでしょうか。 87 ◯山本みなと総局担当部長 ですから,繰り返しになりますけども,このアンケート結果を踏まえまして,やはり私どもだけで検討会を運営しているわけではございませんので,この検討会の中でアンケートの結果といったものをどうやってお示ししていくかというようなことも含めまして,議論する予定にしてございます。  以上でございます。 88 ◯分科員(西 ただす) 普通,アンケートをとるということは,それをどういうふうに出すかというのも同時に議論しているはずだと思うんですけど,それが何か後からというのはまたおかしな話で,着実にわかりやすい形で出していただきたいと。例えばネットで出すだけではなくて,文書で配るとか,そういったことも含めてやっていただきたいというふうに思いますが,それでいかがでしょうか。 89 ◯山本みなと総局担当部長 繰り返しになって恐縮ですけども,やはり検討会の中でいろいろ議論していきながら,わかりやすい広報の仕方については努めたいと考えてございます。  以上です。 90 ◯分科員(西 ただす) 先ほどから,1回目終わりました,2回目終わりました,3回目は具体的な議論にこれから入るんですと言われてるんですけど,その具体的な議論をするところが見えないんですよね。  やっぱり,いや,最後出したからそれで終わりじゃないというふうに言われるんですけど,普通の審議会とか,そういったものは見ることができますよね。それが今回見えないというのは,やっぱりおかしいというふうに思うんです。これはまさに六甲アイランドのこれから──いろんな問題が六甲アイランドにあります。そして関心は多分ほかの審議会よりも強いというふうに思うんですよね。そういうものが見えないというのはやっぱりおかしいと思うんですけど,それはいかがですか。 91 ◯山本みなと総局担当部長 少し私の御説明の仕方が悪かったのかもわかりませんけども,最終形ができて,それで終わりですという意味ではございませんでして,その最終形が出る前段階において情報を提示していこうというようなことを委員からいただいているというようなところを発言したつもりでございます。  以上です。
    92 ◯分科員(西 ただす) でもまあ,それはやっぱり見えるほうが当然いいわけですよね。その前段階で出すということ自体は,今まで言っていなかったことだから,少しは前進かなというふうに思います。  六甲アイランドの問題は,本当にきょうはちょっと質問,時間がないのでできないんですけど,例えば環境問題でも,大阪湾岸道路の建設による騒音や大気汚染,神鋼の石炭火力の問題,NOxやSOx,PM2.5,そして地域の方が調べているNO2という数字が非常に高いと。この間上がっているというような問題もあります。さらに,人工島の物流拠点にという話,そういう開発をしていく。それで,今の段階でも,例えばこれに関しては空気が悪いというふうに言われていると思うんです。こういった声はお聞きしますか。ちょっと簡単にお答えいただきたいと思いますが,どうでしょうか。 93 ◯辻みなと総局長 六甲アイランドの空気が悪いというようなお話については,今,私のほうでは聞いてございません。 94 ◯分科員(西 ただす) 今回の検討会のアンケートの中でも空気の問題というのは質問項目に上がっているように,やはりそういう声があるということですよね。ですから,やはりそれは認識をされていただいて,今からいろんなものがつくられようとしている,さらに不安を抱えているということも認識していただきたいというふうに思います。  六甲アイランドに関しては本当にいろんな問題があって,これからも引き続き私自身もいろんな形で改善を求めていきたいというふうに思いますが,ぜひ,やっぱりそこに住んでる人が安心して暮らせるという当たり前のことを確保していただくために,全力で頑張っていただきたいというふうに思います。  続きまして,渦森地域の問題です。渦森台地域では,みなと総局と住民との間で新しくなる渦森会館についての話し合いが行われていました。その中では,会館そのものの議論とともに,地域の活性化が大きなキーワードとなり,高齢化対策や移動の確保がそのためにも必要だという議論が行われてきました。ところが,その後,市バスの減便が行われまして,住民からは便数をもとに戻してほしいと2,300筆もの署名が届けられました。この地域を開発し,住民とともにまちづくりを進めてきたみなと総局としては,便数減は地域の住民生活を脅かすものであると交通局に見直しを求めるべきだと思いますが,いかがでしょうか。 95 ◯山本みなと総局担当部長 少し時系列のお話から入りますけれども,確かに私どもといたしましては,渦森台での会館の件につきまして,いろいろ地域のほうに入りながら,地域の意見ですとか,活性化についていろいろ議論したところでございます。これは間違いございません。  市バスの減便につきましては,29年の4月から市バスが,38系統の減便が行われているというところでございますけれども,この間,私どもといたしましては,やはり渦森台のほうからもっと身近な交通の確保といったものがまずは重要だというような御意見もいただきましたので,減便の後のタイミングになりますけれども,29年の10月からタクシーを使いました乗り合いタクシーの社会実験を我々も一緒になって検討させていただいたというところでございます。  一方,市バスの減便に対するみなと総局のどうなんだというようなところでございますけども,やはり市バスにつきましては,現在,交通局の話ではございますけども,厳しい経営状況の中で,採算性,効率を考慮する必要があるということの中で,かなり見直しなんかが全市的に進んでいるわけでございますけれども,この38系統につきましても29年4月に減便されました。ただ,この際には,これまでの利用実績を踏まえて,朝夕の通勤・通学の時間を避けまして,比較的利用の少ない時間の昼間の時間帯を中心に減便したというふうに聞いてございます。  実際,市バスの運行計画につきましては,管理者である交通局のほうが地域の実情なんかを踏まえながら対応していく──総合的に判断し,地元対応も含めて対応していくべきものだというふうには考えてございます。その中で,我々といたしましては,やはり地域から何とかもう少し乗り合いタクシーなんかのような,生活に密着したような交通の確保を一緒になって検討しようよというふうな声が上がるようであれば──今,実際それが上がっているわけでございますけども,一緒になって検討を進めるというのが我々の今の考え方でございます。  以上です。 96 ◯分科員(西 ただす) 今されてるということですけどね,渦森会館のリニューアルニュースというものをみなと総局が出されてたんですが,まちの課題として言うと,やっぱり当時からバスを増便してほしい。そして,渦森台に安心して住み続けるために必要な点──交通機関──コミュニティバスもちょっとあったんですけどね,交通機関を一番に言っているんです。市バスの時間,系統,料金。敬老パスが有料化されて,六甲アイランドの方は非常に困っているというのもありますからね。そういうことも含めて言われているわけです。  時系列的なことを言われました。じゃあ減便される前に,もともと増便してほしい,充実してほしいという声が出てたわけですよね。その声は交通局に対して伝えてたんでしょうか。いかがでしょうか。 97 ◯山本みなと総局担当部長 私どものほうからも伝えるべきは伝えますし,当然ながら,交通局といたしましても必要な情報といったものは,住民さんから直接いろんな情報が入ってるかと思います。実際,当時の担当者から交通局に対して増便の要望なりのお声を伝えたかどうか,これは申しわけございません,私,今,把握はできてございません。ただ,地域においていろんなニーズをはかる中で,どのような取り組みがみなと総局として実施できるかというようなところで真摯に向き合っているというような状況でございます。  以上でございます。 98 ◯分科員(西 ただす) 残念ながら,真摯に向き合っているというふうには今の答弁では思いませんでした。住民の声──だから,渦森会館の問題は非常に大きな問題になりましたから,丁寧な議論がされてきたというふうに思います。その中で出てきた声,活性化が必要だと。会館の問題。その会館に対して。しかし,渦森台というまちをどういうふうにしていくか。高齢化も進んでいる,そういう中でどういうふうに対応していくかというところに,高齢化対策,そして足の問題というのが出てきたわけですよね。それを伝えたかどうかもわからないということであるんであれば,何のためにワークショップなどをしたのかという問題になってくると思うんですが,いかがですか。 99 ◯山本みなと総局担当部長 決して交通の問題を我々が軽んじているわけではございません。非常に重要な要素,重要な課題だというふうには当然ながら認識しております。私が申し上げたいのは,やはり市バスに関することにつきましては,運行計画,これはやはり交通局が責任を持って対応すべき事柄だというふうなことを繰り返し申し上げているところです。ならば,みなと総局は何もしないのかというと,そうではございませんでして,地域からもう少し生活に密着したような,小回りのきくような交通が欲しいというような要望をいただきましたので,地域の方々と──自分たちも汗を流すので検討の輪に入ってくれやというような御意見もいただきましたので,我々は一緒になってその検討を進めているのが今の状況でございます。  以上です。 100 ◯分科員(西 ただす) 今の状況だということですけども,であるならば,今求めていることも──それは地域の乗り合いのやつがあるということ自体は問題はないと思います。しかし,やっぱり求めていること自体は──今もバスの減便は困るという声があるんだということは,今からじゃあ伝えていただけますか。 101 ◯山本みなと総局担当部長 本日の議会で西委員からそのような議論が出たのは伝えていきたいと思います。  以上です。 102 ◯分科員(西 ただす) ちょっと時間がないので,あと,ちょっと1つ気になってるのは,今,神戸市は都市空間向上計画で50年後の先を見据えて神戸市をつくっていくというふうにしてるんですけど,私はこれ,渦森台の活性化と矛盾するというふうに思うんですけども,そういうことはないのかということです。今,その認識はいかがでしょうか。 103 ◯山本みなと総局担当部長 立地適正化計画につきまして,私どもも中身は常に確認はしてございます。駅勢圏を中心としたまちづくりと,郊外においてのまちづくりといったものを進めるというところでございますけど,私ども住宅都市局のほうに確認しておりますのは,それぞれのニュータウン──駅から少し離れておりますけども,それぞれのニュータウンにおいてみなと総局がこれまで実施してきた活性化の取り組みなどを妨げるものなのかというような問い合わせをしましたら,決してそうではないというような返答,回答もいただいているところでございますので,活性化に向けた取り組みは,みなと総局として今後も引き続き実施していきたいというふうに考えてございます。  以上です。 104 ◯分科員(西 ただす) ちょっともう時間ないので,地域の活性化と矛盾はしないというふうに言われたんですけども,しかし,誘導区域というのが駅前から1.5キロあるいは徒歩20分となりますと,渦森地域が全くこれ,入らないようなところが誘導区域になるという基準なわけですね。そういう中で,今,バスの話もありました。実際に住民の生活が厳しいと言っている,高齢化して大変や言うてるときに,バス減便される。本当にこれは取り残されていくんじゃないかというふうに地域の方は言われてます。やっぱりそこに住んでいる人たちの生活から考えて政策は打つべきですし,それはみなと総局として,これは交通局に対しても本当に求めていくべきだというふうに思います。  時間がないので,次に,災害に強い港づくりについてお聞きします。昨年の21号台風被害を受けて,臨港地区の対策として,民間事業者が地盤のかさ上げや,止水板や鉄扉を設置する場合や,電気設備の移設を行う場合などに補助を行う支援が実現しました。しかし,この制度の運用は進んでいません。住吉南町の事業者の皆さんからは,この程度の補助ではかさ上げできない,また高潮が来たら土のうで対応するしかないなど,深刻な声が上がっています。こうした声に基づき,さらなる補助の拡大や施策の充実を進めるべきだと思いますが,いかがでしょうか。 105 ◯田中みなと総局みなと振興部長 昨年の台風によります民間事業者への支援策といたしまして,我々としましては,今,委員御案内の新たな補助メニューというのをつくったものでございます。これにつきましては,実際我々のほうでつくったわけではございますが,民間事業者の方々の御意見も聞いて,こういったメニューが欲しいと,かさ上げ,あるいは止水板の設置メニューが欲しいということを踏まえた上での制度づくりとなっております。したがいまして,今般,協働でいろんなことを行いたいという声があるということでございますけれども,一応補助メニューに従って各事業者ごとに申請していただければ,そして再度の災害に備えていただきたいというふうに考えております。  以上です。 106 ◯分科員(西 ただす) 時間がなくなってきたので,ちょっと端的に聞くんですけども,この神戸港高潮災害対策支援事業では──補助の事業ね。1,地盤のかさ上げ,2,既設建設物内のかさ上げ,3,止水板の設置,4,電気設備の移転,移設等,それぞれどれくらい実行に移っているのかお聞きしたいというふうに思います。 107 ◯田中みなと総局みなと振興部長 昨年の末より御案内をいたしまして,現在のところ46件の事業者の方からお問い合わせをいただいております。  以上です。 108 ◯分科員(西 ただす) それはお問い合わせということなんですけども,これは制度的にもともと考えてたのは3カ月ということで,12月の終わりからなんですよね。となると,3月の終わりぐらいになるんですけど,今の段階で実施されたというところは幾つあるんですか。 109 ◯田中みなと総局みなと振興部長 まだ実施に至っているところはございません。  以上です。 110 ◯分科員(西 ただす) 私はこれ,制度としてつくったということ自体は結構なことだと思うんですけど,やっぱりなかなか進まないんですよ。もう時間ないんで言いますけど,お金かかり過ぎると言ってるわけですね。行って聞いたのは,これっぽっちのことでどうしたらいいんだというふうなことを言われてまして,やっぱりそれが実際の声だというふうに思うんですよね。この間いろいろと見てましたら,もうこれは皆さん御存じだと思いますけど,神戸新聞のネットの記事ですけども,神戸港の防潮堤外企業が撤退危機,台風被害,支援乏しくというふうに書いてるわけですよね。かさ上げには1億以上かかって全然足りないとかね。そういう声が来ているわけなんですよね。やっぱり今の対策では足りないということだと思うんですよね。  以前,ちょっと答弁見てましたら,次の予算でふやしていくのかという質問が出たんです。すると,3カ月しかないので,まずは1億円というふうにしてますけど,今後もまた考えていきますと言うてるんですけど,今,全然進んで──進んでないといったらあるんですけども,実際に3カ月という間に今のところまだ実施がないということであれば,制度としてもうちょっと考え直していくべきだというふうに思いますが,いかがですか。 111 ◯田中みなと総局みなと振興部長 我々の聞いている声と少し違うところがあるかなと思うんですけど,我々としましては,民間事業者のほうから,この制度は事業再開に向けて後押しになる,あるいは高潮対策の支援をいただいてありがたい,あるいは止水板の設置や電気設備の設置について非常に効果が期待できるというような声をいただいております。もちろんこれが全てではないというのは理解しておりますけれども,我々としましては,民間事業者の意向に沿った形での制度をつくって移してきているところでございます。  必ずしも進んでおりませんのは,昨年の12月の御案内ということもございましたので,補助要綱に合致しているかどうかの確認等をしているということでございまして,決して金額が足りないからできないとか,そういった声を我々として聞いているわけではございません。今後も引き続き民間事業者の方の御意見,それから申請を踏まえて,確実に実行していけるように取り組んでまいりたいと思います。  以上です。 112 ◯分科員(西 ただす) 制度として,例えばこれは補助額を上げたりして対応を改善するというのは今考えてらっしゃいませんか。端的にお願いします。 113 ◯田中みなと総局みなと振興部長 現在のところ考えておりません。 114 ◯分科員(西 ただす) その姿勢がやっぱりこの制度をいいものであったとしても使えないような状況にしているというふうに思います。  あと,もう時間がなくなってきたんですけども,やはりこの間,ただ問題は,これから再度災害事業だというふうな考え方だというふうに思うんですが,実際にはたくさんの事業者がこの前の台風で大きな被害を受けてらっしゃるわけですよね。そういう中で,やっぱりそこに対しての応援というのがみなとに対しても求められるというふうに思います。そういうことがなければ,本当の意味での港の活性化ということもないわけですから,そこをやっぱり踏み出していただきたいというふうに思います。  きょうはいろいろと質問をさせていただきましたけども,やはりみなととして安心して住み続けられる神戸をというところで言うと,もっともっとやれることがあるんではないかなと。そのために努力をしていただきたいですし,今,巨大開発なんかに力を入れている場合ではないんじゃないかということを言って,終わりたいと思います。  以上です。 115 ◯主査(軒原順子) お疲れさまでした。  午前中の審査におきまして,吉田先生のお名前を間違って申し上げてしまいまして申しわけございませんでした。済みません。  委員の皆様に申し上げます。  午前中の審査はこの程度にとどめ,この際,暫時休憩いたします。  午後1時20分より再開します。   (午後0時17分休憩)   (午後1時20分再開) 116 ◯主査(軒原順子) ただいまから予算特別委員会第3分科会を再開いたします。  午前中に引き続き,みなと総局に対する質疑を続行いたします。  それでは,大澤委員,どうぞ。 117 ◯分科員(大澤和士) 公明党の大澤でございます。一問一答でよろしくお願いいたします。  まず,国際コンテナ戦略港湾の推進についてお伺いをいたします。  神戸港は平成22年度に国際コンテナ戦略港湾に指定され,基幹航路の維持・拡大や港湾サービスの向上などに取り組み,平成30年のコンテナ貨物取扱量は平成29年を上回る294万TEUとなり,2年続けて過去最高を達成しています。平成31年については300万TEUを目指すとしています。また,平成29年7月に目標年次をおおむね30年後とする神戸港将来構想を策定をされています。  そこで,10年後のコンテナ貨物取扱量や神戸港将来構想での目標数値についてどのように考えているのか,お伺いをいたします。 118 ◯辻みなと総局長 神戸港のコンテナ取扱個数につきましては,御質問にありましたとおり,平成30年は294万TEUということでございまして,2年続けて過去最高を達成させていただきました。これは平成25年が255万TEUでございましたので,この5年間で40万TEU増加しているということでございます。これはやはり国策として国際コンテナ戦略港湾ということの指定を受けた上での,集貨・創貨への取り組みを官民一体で進めてきた結果であろうというふうに考えてございます。  委員御指摘の目標値につきましては,神戸港の将来構想計画の議論の中でも,国際物流の専門家の方ですとか,神戸港の関係団体の代表者の方から目指すべき貨物量の目標を示すべきという形での御意見もいただいておるところでございまして,現在検討を進めているところでございます。どういったお話かといいますと,1つは,具体的には神戸港の港勢拡大の大きな要因でございますフィーダー貨物です。瀬戸内・九州方面からのフィーダー貨物につきましてでございますが,実は現在,平成30年に入りまして釜山フィーダーのほうが──かなり西日本諸港の部分で,釜山港でトランシップをされているということでございます。この30年に入りまして,大体60万TEUが釜山のほうに行っていると。これ去年比で10.3%ぐらいふえているということでございまして,このあたりについてどうするかということが1つございます。10.8%程度ふえてございます。  また,今も経済成長が続いております東南アジア,また,市場的にも非常に活況を呈しておりますアフリカ,そういったところの貨物量の増加にどのように対応して貨物を獲得をしていくのかということ,それと,さらには,午前中の答弁にもございましたですけれども,ONEが神戸港を拠点に邦船3社の統合でスタートいたしまして,アジア・北米からのトランシップというものが開始をしたわけでございますけれども,この中でどんな形でトランシップ機能を回復させていくのかということ,このあたりについての取り組みを考えていく必要があろうかと思います。具体的にそのターゲットとなる貨物を見きわめながら,神戸港全体の目標について,今,御議論いただいているところでございます。  ただ,貨物の場合は,それ以外にも当然,世界経済,中国経済の問題ですとか,米中の貿易摩擦,また,物流だけでいいますと燃料費の高騰──最近,船社を回ってましたら,やはりSOx規制の問題,そういったところが,あと英国のEU離脱問題なんかもございます。こういった経済環境の変化,トピックスに対しましても,十分に専門家の意見をお伺いしながら議論を進めていく必要があろうかと考えております。  目標値につきましては,今の段階では──当然,数値を設定することだけが目標ではございませんで,やはりコンテナ総量といいますか,貨物の中身──例えば高付加価値化,創貨,そういったところも含めて取り組みを進めていく1つの指標というものになることが重要であると考えているところでございます。中期計画の,先ほど申し上げましたように,いろんな意見をいただいているところでございまして,神戸港で実際に物流に携わる関係団体の代表の方々とも十分に議論を重ねた上で,夏ごろには一定具体的な目標値も含めて中期計画の中でお示しをさせていただけないかなというふうに考えているところでございます。 119 ◯分科員(大澤和士) わかりました。これから検討いうことでございますが,局長おっしゃいました,数値の目標の有無ではなくということでお話ありましたけれども,私も市民目線でいくと,神戸港150年を迎えて,これからまた新たな歴史を築いていくわけですけれども,やはり経済的なそういう観点のみでなく,神戸の歴史として,文化とか,港の歴史,教育的なこと,そういう観点からも目標があってもいいのではないかなと,このように思うんですが,その辺はいかがですか。 120 ◯辻みなと総局長 御指摘がありましたように,神戸港の場合,古い歴史もございますし,コンテナ港湾としての部分もございます。在来貨物のほうも非常に今,一定取り扱いもございますので,そういった中で,これまでの神戸港の取り組みも含めて,それを素地にいたしまして,今後どういう方向でいく,そういう資源なり,これまで蓄えてきた知見,知識なりも含めまして,どんな形で発展させていくのがいいのかということも含めて,将来構想,中期計画の中に反映できる部分については反映させていきたいというふうに思います。 121 ◯分科員(大澤和士) よろしくお願いします。  あと,コンテナ貨物取扱量をふやしていくということは,港湾で働いている方々の技能向上を図っていく必要があるのではないかと思います。神戸港150年を機に,今回,港湾技能研修センター──技能労働者の育成のための訓練を行う職業訓練施設として32年4月の開業予定でポーアイ2期に移転・拡充されるということになりました。  そこで,このポーアイの2期に誘致された港湾技能研修センターに大きな期待を持たれていると思いますけれども,具体的にどのような訓練効果が期待できるのか,お伺いをいたします。 122 ◯金谷みなと総局担当局長 委員御指摘のとおり,港湾でのコンテナ貨物の取扱量をふやして,神戸港の強みである高度なこん包・荷役技術を引き継いでいくためには,港湾労働者の技能向上というのは必要不可欠であると考えております。  御指摘の,現在,愛知県の豊橋市に立地している港湾技能研修センターは,全国の港湾に勤務する在職勤務者の技能取得を目的とした研修施設でございまして,御指摘のとおり,開港150年を機に神戸市に誘致したものでございます。本年の10月にポートアイランド第2期で稼働する予定でございます。面積については6万平米と従前の2倍程度,50室の宿泊棟,2万3,300平米の実習棟など,あと自動車運転コースなども備えまして,港湾労働のための総合的な能力開発施設として全国でも最大規模になると聞いております。新センターでは,フォークリフト,移動式のクレーン,大型自動車,大型牽引車などの導入はもちろんのこと,最新の18列対応の大型ガントリークレーンの実機が配置されまして,コンテナ船の大型化に対応したガントリークレーンの研修もできまして,実践に即した実習が行うことができる施設でございます。  新センターの進出によりまして,神戸港はもとより全国の港湾労働者が集まる研修を受けまして,技能が向上いたしまして,日本港湾全体の国際競争力の強化につながるものと期待しております。また,同センターは空港や新幹線にも近うございまして,豊橋のセンターでは1,800人でございましたけど,このセンターでは年間3,000人の研修を目指すと聞いております。この中で技術の向上と,いわゆる港湾労働者の中の交流なども進むのではないかと考えております。  また,隣接地には港湾職業能力開発短期大学校神戸校と神戸港湾教育訓練協会が集積しておりまして,これらの教育訓練機関と連携しながら,神戸港の高度な荷役技術の継承及び港湾人材の育成が図られるものと期待しているところでございます。 123 ◯分科員(大澤和士) 荷役機械の近代化・多様化ということで,それに対応した訓練,充実・強化が求められるということでございます。お話ありましたように,スーパークラスのガントリークレーンとか移動式のクレーン──ストラドルキャリアとか,余り聞きなれないような機械が予定されているということで,大きな成果を期待したいと思います。  次に,あわせて,海事分野の人材育成のために,青少年が海や船,港に親しむ機会づくり,学校教育と連携した海事教育の推進に取り組みをされております。特に学校教育では,海,港に関するさまざまな仕事,そしてそこで働く人々を紹介した副教材を作成して,市内小学3年生,中学2年生全員を対象に配布をされ,学校の授業で活用されていると聞いております。  そこで,視聴覚教材としてのDVDは非常に役に立つと考えているところでありますが,視聴覚教材としてのDVDの取り組み状況をお伺いしたいと思います。 124 ◯金谷みなと総局担当局長 委員御指摘のとおり,みなと総局では神戸運輸監理部などとともに神戸海事地域人材確保連携協議会というのを組織いたしまして,小・中学校を対象としました副教材を作成いたしまして,神戸市内全ての小学3年生と中学2年生に配布しております。  また,市内の小学校3年生を対象としましたみなとの学習会では,子供たちが遊覧船に乗船いたしまして,海から神戸港を見学する機会をつくってまいりました。子供たちは海上からの荷役の様子を見学することができるんですけど,実際の港湾の作業現場までは見ることができないということもございました。  このため,31年度につきましては,神戸港に関する授業の導入部で子供たちに興味・関心を持ってもらう場面で使用することを想定しまして,ふだん見ることのできない輸出入の流れや港で働く人の様子といった内容を盛り込んだDVDを作成の上,全小学校146校に配布する予定でございます。作成に当たりましては,昨年8月に開催いたしました小学校社会科の先生対象の港湾施設見学会の際に行いましたアンケートやヒアリングを通しまして教育現場のニーズというのは十分認識しておりまして,そうした現場の声を取り入れながら効果的なDVD作成に取り組んでまいる所存でございます。  今後も未来を担う子供たちに海や港に興味を抱き,親しみを持ってもらうよう,引き続き事業を実施してまいりたいと考えております。 125 ◯分科員(大澤和士) 今,お話ありましたように,港体験とか学習会を実施をされて,見学とか,港めぐりですか,そういうこともされているということで,先ほど触れました港湾技能研修センターも,そういうところの見学とか体験というのも──キッザニアじゃないですけども,そういう使い方もできるんじゃないかと思いますんで,それとあわせてDVDでの教材活用を進めていただきたいと思いますので,よろしくお願いしたいと思います。  次に参ります。高潮対策の事業の支援についてお伺いします。  昨年の台風20号,21号により,特に神戸港で事業をされている方々が甚大な被害に遭われ,事業の復旧等に全力で取り組まれているところでありますが,神戸市においては,民間事業者の復旧等に支援策として,被害を受けた港湾施設利用者等への使用料・賃貸料を減免,また,再度災害防止の観点から,臨港地区内の民間事業者が高潮災害防止対策として地盤のかさ上げ,あるいは止水板の設置などを行う際には1,000万円を上限に補助金を交付され,実施をされております。午前中もいろいろ議論ありましたけれども,そこで,平成31年度の民間事業者の支援策についてお伺いをいたします。 126 ◯田中みなと総局みなと振興部長 台風20号,21号による被害を受けました民間事業者を対象にしました,神戸港の早期回復や港湾機能の確保,再度災害防止の観点を踏まえまして,3種類の減免・支援策を行っております。1つ目は埠頭用地や公共上屋,いわゆる行政財産の使用料の減免,それから2つ目が港湾関連用地,普通財産の賃料の減免,それから3つ目が,臨港地区内の民間事業者が実施する地盤のかさ上げや倉庫等への止水板の設置等に対して,1敷地につき1,000万円を上限に事業費の3分の1以内を対象に補助金を交付する支援策ということでございます。  これまでの状況でございますけれども,まず最初の行政財産の使用料につきましては,これまで99件の申請を受けまして,約8,500万の減免を行っております。それから,2番目の港湾関連用地等の賃貸料につきましては,これまで193件の申請を受けまして,約9億円の減額を行っておるところでございます。それから,3つ目の民間事業者への補助金につきましては,午前中に少し申し上げましたが,昨年の末から申請を始めまして,現在のところ46社,68件の問い合わせを受けておるというところでございます。  これらの支援策については,午前中も申し上げましたように,民間事業者から事業再開に向けた後押しになる,あるいは高潮対策の支援をいただきありがたい,止水板の設置や電気設備の設置について非常に効果が期待できる等,多くの評価をいただいておるところでございます。  来年度の支援策ということでございますけれども,一応賃貸料,それから使用料につきましては今年度限りとさせていただきたいと思っております。ただ,午前中も議論ありましたように,民間事業者の補助金については,立ち上がりの状態でございまして,まだ十分そういう支援が行き届いてないということもございますので,来年度も引き続き継続して事業を実施する予定でございます。民間事業者の方々のいろんな御意見も聞きながら,できるだけこの補助金を活用して再度災害の防止等に取り組んでいただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 127 ◯分科員(大澤和士) またことしも台風がきっと来るでしょう。次にお伺いしたいのは共済制度についてでございます。昨年,台風で甚大な被害に遭われた民間事業者の中には保険に加入されておられない方もおられると聞いております。自然災害が激甚化している中で,被害に遭われた方が復旧するためには保険は非常に重要なことでございまして,昨年の10月の本会議で副市長が,今後の神戸港の災害への備えとして,共済制度といった公的な支援制度について,保険制度に精通する専門家の意見を聞きながら,共済制度の可能性も含めて調査研究をしたいという御答弁でありました。そこで,今年度の取り組み状況や平成31年度の取り組みについてお伺いをいたします。 128 ◯金谷みなと総局担当局長 昨年の台風被害に際しまして,民間企業の中には,保険に加入しても補償の対象外であったり,高額な保険料が負担になるなどの理由で保険に加入していなかったという事例をお聞きしております。自然災害の備えの1つとしては加入企業が掛金を出し合う共済制度が考えられるんですが,被害額の大きさや補償対象となる災害の範囲によっては掛金の負担が大きく,全国的な制度として検討する必要があるのではないかと考えております。  現在,港湾関係事業者のほか,港運業界団体に対しまして,台風被害や保険の加入状況,共済制度の必要性などにつきましてヒアリングを実施し,課題を整理しているところでございます。その中で,例えば貨物につきましては,寄託上の約款のもとで,高潮のような天災被害については物流事業者は免責とされているようなこともございまして,共済制度でカバーする範囲の整備が必要であるとの意見が出ております。保険会社とも打ち合わせをしながら,現状でカバーできる保険商品の把握や,共済制度に当たっての調査研究をしているところでございます。  また,再度災害防止の観点から,まずインフラ整備を進めてもらいたいということもヒアリングの中でお伺いしております。平成31年度におきましては,引き続き事業者や業界団体,保険会社にヒアリングを行いまして,共済制度の導入に当たっては,保険会社を交えながら課題等について洗い出して,研究を深めてまいりたいと考えております。  済みません,先ほど海事人材の中で,私,小学校を146校と申し上げましたけど,164校でございますので,訂正させていただきます。失礼いたしました。 129 ◯分科員(大澤和士) 本当に地球温暖化ということで,大きな台風がことしもやってくることが予想されております。この台風被害というのは神戸市だけの問題ではございませんので,全国どこでも起こり得るということで,今後の被害に備えるためにも,やはり事業者,業界,保険会社等とのヒアリングを通してということですが,国ともよく協議をいただいて,この現場の声を国にお届けいただきたい。今後も粘り強く働きをしていただきたいと思いますので,よろしくお願いをいたします。  次に,瀬戸内クルーズについてお伺いをいたします。  瀬戸内クルーズについては,神戸港が中心となって平成19年度にクルーズせとうちという共同誘致組織を発足させるなど,さまざまな取り組みをされ,平成30年は神戸港を玄関港とした瀬戸内クルーズ46本が実施をされたと聞いております。瀬戸内海の航行には,通行時間あるいはパイロットの乗船義務などのさまざまな規制があります。そこで,さまざまな規制への対応も含めて,今後どのように瀬戸内クルーズに取り組まれていくのかお伺いします。 130 ◯辻みなと総局長 御質問の瀬戸内クルーズでございます。瀬戸内ということに関しましては,最近,世界的にかなり評価が高くなってきてございます。2018年12月のナショナルジオグラフィックのトラベラー英語版で瀬戸内というものが1位に選出されたということもございます。また,2019年の1月9日に発表されましたニューヨーク・タイムズの電子版におきましては,2019年に今行くべきデスティネーションということで,52カ所選ばれておるようですけれども,日本から唯一選出されているということでございまして,世界から注目が集まっているというふうに伺ってございます。  そうした中で,これまで神戸港につきましては,瀬戸内の東の玄関口としまして,多くの日本船を初め外国船によります瀬戸内クルーズの発着港として御利用いただいてございます。平成30年も延べ46本の瀬戸内クルーズで神戸港への入港がございまして,そのうち神戸港で実際に乗下船できるツアーというのが34回ございました。ことしも日本船を初めといたしまして多くの神戸港発着の瀬戸内クルーズが予定されてございます。  また,神戸港が中心となりまして,御質問ございました高松港ですとか宇野港,広島港,北九州港等々で組織をしてございますクルーズせとうちの共同事業といたしまして,多島美の風景ですとか3大大橋だけではなくて,瀬戸内の文化や食なども積極的に取り入れたPRパンフレット,こういったものも作成をいたしまして,クルーズの促進を図っているところでございます。さらに,クルーズの魅力を発信する映像も作成いたしまして,ホームページなり,客船ターミナルや地下鉄新神戸駅,こういったところでのデジタルサイネージで放映もしてございます。
     私ども独自の取り組みといたしましては,昨年11月に旅行会社と連携をいたしまして,神戸港発着のぱしふぃっくびいなす,こちらを活用いたしまして,生口島沖──いわゆる尾道市の沖でございますけれども,停泊をいたしまして,連絡船で同島へ上陸,市民向けの特別なクルーズも行いましたし,また,この1月には飛鳥IIによる神戸-佐世保間のクルーズ,こういったものを活用いたしまして,佐世保での下船後に市内を観光していただいて神戸空港に戻っていただく,このフライ・アンド・クルーズというものも企画を行わせていただきました。  来年度につきましても,より多くの方に瀬戸内クルーズに参加していただくということもありまして,特にこういった神戸空港に就航する都市からの集客増──フライ・アンド・クルーズですね。こういったものの助成を拡充して,瀬戸内海を航行する神戸港のフライ・アンド・クルーズの助成額,こちらのほう,今,1ツアー当たり20万でございますけれども,来年はそれプラス10万ということを上乗せさせていただいて,助成額を引き上げて集客を目指していきたいと考えてございます。  さらに,来年度も瀬戸内クルーズ企画として,先ほどのぱしふぃっくびいなすとタイアップしまして,神戸港発着のツアーも活用して,特に市内の滞在日数を多くしていきたいので,市内での前後泊もしくは乗船前観光なんかを組み合わせた企画を実施してまいりたいと思います。また,釜山寄港の瀬戸内往復クルーズを初め,今年度予定されてございます5回の瀬戸内クルーズを市民クルーズとしてPRしてまいりたいと思います。  冒頭申し上げました世界的な瀬戸内の知名度もありますし,ことしは瀬戸内の芸術祭のほうも開催をされますので,そういった取り組みもしっかりPRしていきたいというふうに考えてございます。  御指摘ございました規制でございます。これにつきましては,瀬戸内海は非常に狭いということと,浅瀬が多いということ,あと潮の流れも速いということでございまして,九州・四国地方と関西を結ぶ海上交通の要所ということで,非常に船の交通量が多うございます。そういったところでは,やはり明石海峡,備讃瀬戸,来島海峡,こういった航路につきましては,総トン数が1万トン以上の船舶につきましては水先人を乗せるということの義務がございます。これに加えて,やはり瀬戸内での海難防止ということで,備讃瀬戸と来島海峡の航路では全長が200メートルを超える巨大船は夜間の航行ができないと,そういったような制約も課されてございます。  実は過去に,現行の規制につきましては,例えば200メートル以上の巨大船の緩和など,規制緩和について要望したことがございますけども,やはりなかなか瀬戸内航路の安全確保という観点から難しかった経緯もございます。船会社に対しましては,こういった瀬戸内の独特の特性を理解していただきながら,新たに神戸港の発着の瀬戸内クルーズを企画してもらえるように,積極的に働きかけていきたいと考えてございます。 131 ◯分科員(大澤和士) さまざまな規制が──1万トン以上はパイロット,それから200メートル以上は昼間だけと。やはり安全が第一ですので,ただ単に規制を外せばいいというものではないと思いますし,あと,この46本のクルーズですけども,フェリーとかいろいろあると思いますけれども,外国船はどれぐらいクルーズで来ておるのかわかりますでしょうか。 132 ◯辻みなと総局長 46本は基本的にはクルーズベースでございまして,外国船籍のほうは16本来てございます。 133 ◯分科員(大澤和士) 昨年,中国に行ったときにもそういうPRをさせていただいたことをちょっと思い出しましたけども,やっぱり非常に評価が高いといいますか,ぜひ行きたいという声がありました。やっぱり大きな川やなという──瀬戸内海の海がですね。大きな川があるんですね,日本にはという,そんな川ちゃいまっせと,海でっせということで,中国は余り海がないので,こういうところをクルーズするのは非常に人気が高いということもありましたので,ぜひさらなる誘致をお願いしたいと思います。  次の質問に行きます。ウオーターフロント地区の魅力向上についてお伺いします。  新港第1突堤基部については,平成29年10月に優先交渉権を決定し,平成30年5月に契約を締結し,2020年ごろから施設がオープンすると聞いています。神戸港将来構想に掲げる世界から人を引きつける神戸のウオーターフロント形成の具体化に向けて取り組んでいくということでございますが,平成31年度の新港第2突堤及び周辺の再開発事業化の取り組みについて,スケジュールや具体的な内容についてお伺いをいたします。 134 ◯辻みなと総局長 まず,新港突堤西地区の再開発のうち,新港1突基部の複合再開発事業のスケジュールでございますけれども,現在,各建物のデザイン協議なり開発許可申請の手続を進めているところでございます。これらの協議が成立いたしましたら,実施設計なり建築確認申請等を経まして,ことしの春ごろには現地工事に着手するということでございます。  特に2020年の後半には,オフィス棟の完成を皮切りにいたしまして,順次施設が開業してまいります。2021年の夏ごろにはアクアリウム──要は特殊な水槽を配置しまして,最新のテクノロジーと現代アートを融合させて,例えるなら大人向けの美術館といったような施設と聞いてございますけれども,そういったアクアリウムが入る文化施設等も2021年の夏ごろにはオープンするという予定でございます。  また,ラグビーワールドカップ2019ですとか,あとワールドマスターズゲームズ2021と,こういったものも国際イベントの開催で注目度も上がっている中で,先般,2025年の大阪・関西万博の開催も決定いたしまして,実際お話を聞いてございますと,ウオーターフロントへの進出なり都心の引き合いといったものもやはりかなり出てきてございます。インバウンド需要を見据えたような形での民間投資意欲が活発になっているのではないかというふうに実感しているところでございます。  このような状況の中でございますが,先ほど御質問ありました新港の第2突堤周辺でございますが,特にこちらにつきましても,インバウンド観光客にも選ばれるようなハイクラスのホテル,先ほど申し上げたアクアリウムなんかも一緒になって,民間事業者の持つ企画力ですとかノウハウ,そういったものを最大限に生かしていただくような形で集客施設を誘致したいというふうに考えてございます。  事業化のスケジュールについてでございますけれども,現在,底地──国有地を所管しておりますのは,実は近畿財務局でございまして,こちらのほうとの調整を進めているところでございます。来年度には今のところ国有地で取得の手続は成立するだろうというふうに考えてございまして,こういった手続を経た後に──国有地を取得した後に再開発事業の公募手続に着手──こういった手続の後に公募手続に着手したいというふうに考えてございます。  ウオーターフロント,特に新港突堤西地区というのは,神戸港将来構想においても国際集客エリアの中核をなすものでございますので,先ほど申し上げました大阪湾ベイエリアの民間投資意欲,こういったものが活発となる中で,神戸のウオーターフロントにおいてもこの好機を逃すことのないように,再開発の事業化を行って,取り組みを進めていきたいというふうに考えてございます。 135 ◯分科員(大澤和士) ぜひ──スケジュール感でいきますと,かなりこれからまださまざまな手続がございますけれども,スピード感を持って取り組んでいただければと思いますので,よろしくお願いします。  次に,須磨海岸の整備についてでございます。  現在,経済観光局と建設局で一体的に海浜水族園と海浜公園の再整備を進めていくということで,事業化を予定をしております。一方,須磨海水浴場の所管でありますみなと総局におかれましては,健全化対策,あるいは品質向上,あるいは活性化ということで,取り組みを行うということで予算も計上されております。  そこで,これらの須磨海岸の整備についても,現在,この須磨海浜水族園,それから海浜公園の再整備とあわせて,ぜひとも連携して一体的に行う必要があると思います。もちろんその予定ではあると思いますが,その辺の取り組みについてお伺いします。 136 ◯辻みなと総局長 須磨海岸におきましては,平成20年に須磨海岸を守り育てる条例というものを制定して以来,いわゆる海水浴期間中の健全化に向けまして地道な取り組みを進めてきてございます。警察ですとか海保等の機関,あと住民の皆さんとの連携というものになって取り組む必要があるというふうに考えてございます。  御質問にもございましたように,今,私どもはまず須磨海岸の健全化を進めようということで,平成32年度の健全化の実現に向けて取り組んできているところでございました。その際には,当然,須磨海岸が市民の方,また観光客の方が四季を通じて憩い,集い,にぎわう空間となるような取り組みを,例えば地域の皆さんですとか漁業関係者なんかのさまざまな御意見を取り入れて整備を進めてきたところ,もしくは計画を進めてきたところでございます。  そういった中で,今回,例の須磨海浜水族園なり海浜公園の再整備というお話が出てまいりました。当然,私どもとしては連携して進めていくということではございますけれども,経済観光局なり建設局を中心に基本的な考え方をまとめてまいった中で,ちょっと午前中もお話しさせていただきましたですけれども,事業者の方から,ヨットハーバーも含めて,周辺施設等との連携についてアイデアを求めるという形にしてございます。どういったアイデアが出るかということがあろうと思いますけれども,この事業者の方からの提案内容も踏まえまして,例えば周辺の私どもの持っている施設ですとか,須磨の海岸ですとか,そういったところの連携についての検討を進めていくことになろうかというふうに考えてございます。  私どもは平成32年度に予算を計上させていただいて,健全化の取り組みとあわせて,須磨の駅前と,それと東側につきまして利便施設の整備なりをすることとさせていただいておりますので,こういった取り組みもあわせながら連携を深めていきたいというふうに考えてございます。 137 ◯分科員(大澤和士) 予算書を読ませていただいて,ちょっと揚げ足を取るようなことではないんですけれども,健全化対策ということで,いかに今が不健全かという。品質向上ということで,今がいかに品質が悪いかという。それを,活性化についても,年間を通してというようなことも言われてますけど,夏は当然,たくさんの子供たちが海水浴,大阪方面から来られるわけですけども,夏以外は本当に閑散としておりますので,その辺の活性化を図るということもあると思うんですけれども,ファミリーエリアですか,そういったものを設定されたりしてるんですけれども,駅前を整備したり利便施設を整備することが健全化対策なのかというのは,ちょっとぴんとこないんですけど,その辺いかがですか。 138 ◯辻みなと総局長 もちろん利便施設の中にはシャワーですとかコインロッカー,そういったもの,いわゆる来られる方が安心してそういうところに預けられるような施設も整備することとあわせて,今,例えば駅前の利便性を活用しながら,どういった施設をそこで──例えば民間の施設なりをというのは,1つは,それはそれとしてにぎわいづくりとしてございます。健全化は別に,いわゆる32年の健全化に向けて,当然,遠浅化なり歩道の整備なんかもあわせまして,要は市民とか観光客の方が安心して須磨に来ていただけるような,海岸に来ていただけるような取り組みをあわせて進めているというところでございます。 139 ◯分科員(大澤和士) ぜひよろしくお願いしたいと思います。  関連をするわけですけれども,須磨ヨットハーバーの件ですけれども,そこを含んだ形での整備というのが午前中も議論をされておりましたけれども,そのヨットハーバーは今,指定管理者として神戸港振興協会と,あとヤマハ藤田さんで運営共同事業体として管理をされておるということでありますけれども,昨年7月に須磨ヨットハーバー内に,阪神間で唯一自然海岸が残る美しい須磨海岸を眺めながらゆったりと憩える開放的な空間ということで,ノースショアですね。それも午前中話出てましたけども,本当にすばらしい眺めといいますか,ヨットハーバーの管理棟の4階にオープンいたしましたけれども,こういう民間事業者のいわゆるノウハウをさらに活用した,そういう活性化といいますか,魅力向上ということに努めていかなければならないと思いますが,それぞれ指摘,午前中もありましたけども,現状の問題点・課題をどのように捉えておられるのか,それに対して今後どういうふうに事業者と連携して新たな取り組みを考えておられるのかをお聞きしたいと思います。 140 ◯田中みなと総局みなと振興部長 須磨のヨットハーバーにつきましては,市民に海洋性スポーツ及びレクリエーションを提供していく公共施設として運営をしておりまして,今年度の平成30年度から34年度までの5年間,須磨ヨットハーバー運営共同体を指定管理者に指定しております。  指定管理の公募に当たりましては,須磨海岸とか須磨海浜水族園と連携を構築しまして,にぎわいづくりを図るため,ヨットハーバーの施設全体の魅力向上について提案,投資を求めたところでございます。指定管理者からは,施設の魅力向上のための投資として,にぎわいづくりのためのカフェの設置,それから3階展望テラスのイベント利用事業など5年間で総額4,000万円を投資するという提案をいただきました。  指定管理を開始直後の昨年の7月,4階部分に,先ほども議論ございましたけれども,須磨海岸を借景としましたノースショアがオープンをいたしました。昨年の夏にはピークで最大6,000人程度の方が来ていただいたということで,大変好評をいただいております。その関係で,市民や観光客,あるいは海水浴利用者の方々にヨットハーバーの存在を知っていただけるきっかけになったと思っております。  そのほかにも指定管理者は,小学生の親子を対象とした海藻の押し葉教室,あるいはボート体験乗船の実施,あるいは須磨観光協会に加盟して須磨歴史紀行スタンプラリーに協力するなど,地域との連携等に取り組んでおります。  また,来年度からは,先ほど申しました3階のテラスのバーベキュープラン,これを本格導入するとともに,結婚式等のパーティーに本格展開させるということで,より集客力を図っていくと。  それから,新たにビジター優先の係留施設をヨットハーバー内に12隻分余計に確保いたしまして,須磨海岸,須磨水族園,ヨットハーバーのレストランへの海路からの誘客を図ることとしております。  また,海洋思想のさらなる普及と須磨海岸エリアの活性化を目的に,神戸海洋クラブを結成いたしまして,着衣──いわゆる服を着た状態でのスイミングですとか,あるいはライフジャケットの浮遊体験プログラム,それから安全教室等,水辺の自然体験活動,それからマリンスポーツ活動,地域活動等にも参加するなど,須磨海岸エリアのコミュニティー活性化の支援など多くの取り組みを予定しております。  先ほど委員のほう御指摘ございました,須磨海岸の活性化の問題点・課題ということでございますけども,これは一言で言いますと,やっぱり季節による変動が大きいということではないかなと思っております。夏は,御承知のように,駐車場があふれるぐらい人来ていただいているわけですが,それ以外の,例えば冬なんかは閑散としている状況があるということでございます。我々としましては,この指定管理者の──夏はもちろんですけども,夏以外にもこういう提案も最大限活用しながら,須磨海岸を1年を通して活性化をして,市民に楽しんでいただけるようなヨットハーバーあるいは海岸にしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 141 ◯分科員(大澤和士) さまざまな取り組みが考えられると思いますし,神戸の子供たちが参加をして,ヨットスクールとか,そういうボート体験とか,そういったこともいろいろやられているようですけれども,まだまだ認知度いいますか,広く啓蒙・広報ができていないのではないかと思いますけれども,ホームページ見ますと,見れることは見れるんですけども,もっと広報にしっかりと取り組んでいくべきではないかと思います。その辺はいかがでしょうか。 142 ◯田中みなと総局みなと振興部長 先ほども申しましたように,夏は須磨海岸は非常に知名度がありますので,どんどんお客さん来ていただけるわけですが,それ以外のときはなかなか,やはり須磨海岸に行っても何をするのというようなことがあると思います。先ほども申しましたように,こういう新しい指定管理者によるヨットハーバーの運営等にあわせまして,できるだけこういう新たな活動のPRをあらゆる機会を捉えて行っていきまして,四季を通じていろんなお客さんに来ていただけるような須磨のヨットハーバーあるいは海岸にしていきたいというふうに考えております。  以上です。 143 ◯分科員(大澤和士) もう少し時間がございますので,ちょっと違う観点からお伺いしますけれども,須磨ヨットハーバーは係留施設でもございます。ヨット,レジャーボート,クルーザー等が陸揚げあるいは係留されているわけですけども,その辺のサービスが,やはりもう少し手厚く親切にという,お客さんという観点から対応をすべきではないかという声がちらほら聞かれます。その辺については,指定管理のヤマハ藤田さんが今回加わって,改善されたとは思いますが,その点についてはいかがでしょう。 144 ◯田中みなと総局みなと振興部長 我々としましては,民間の事業者に手厚く親切な対応をしていただいておるつもりではございますが,今の委員の御意見もございましたので,そういったことも踏まえて,今後改善できるところがあれば,指定管理者とも話をして改善してまいりたいというふうに思っております。  以上です。 145 ◯分科員(大澤和士) まあそういうことですけども,そういう声もしっかりと聞いていただいて,対応をお願いをしたいと思います。  いずれにしましても,ノースショアですかね,私も2~3回利用させていただきましたけども,本当に景色がいいですね。海を見ながら,クルーザーを自分が持っているような気分にもなりますしね。人の船ですけどね。金持ちになったような気分もしますし,本当にゆったりしたおしゃれな空間でもありますので,そういう景色をね──午前中,壁をのけろという話ありましたけども,それも1つ大きなやっぱり課題だと思いますし,みんなで見て楽しめる,そういうものにしてもらいたいと思いますし,何といっても子供たちが参加できるようなイベント──神戸に住んでよかったと思うのは,やはり港と海と,そういう神戸でなければ味わえないような,そういう景色とか,そういうのがありますので,その点をしっかりとPRをすると。市民に開かれた港,海,そういう魅力を発信をしていただきたいと思いますので,よろしくお願いをして終わりたいと思います。ありがとうございました。 146 ◯主査(軒原順子) お疲れさまでした。  次に,永江委員,発言席へどうぞ。 147 ◯分科員(永江一之) こうべ市民連合の永江一之です。よろしくお願いいたします。みなと総局への質問は初めてになるかと思いますので,よろしくお願いいたします。  午前中からもずっと議論がありますけれども,昨年は1年を通して多くの自然災害に見舞われました。神戸でも7月の西日本豪雨や,その後の相次いで上陸した台風20号,21号,土砂災害や高潮の被害を受けました。年々雨の降り方が激しくなってきており,本年もこれから徐々に梅雨の時期に向かうにつれ,昨年のようなことが起こらないことを願うばかりでありますが,午前中にも議論がありましたけれども,仮に同じような状況になったときに,今の時点で完全に水を防ぎ切るということはなかなか難しいというような,時間も費用もかかるということですけれども,やはり市民の生命・財産を守る取り組みを加速して,市民の皆様に安心して暮らしていただける状況をつくらなければなりませんし,そのためには,まずできることということで,昨年の被害の状況についてしっかりと分析をして,優先順位,対策を立てる必要があるということで,数点質問をさせていただきます。  まず1点目は,東川崎町の浸水対策についてお伺いします。  昨年の台風20号が接近した際に,東川崎町の防潮鉄扉の最後の5メートルが閉まらず,大型土のうを設置し対応されたと聞きました。約2週間後に襲来した台風21号のときも,防潮鉄扉のレールが損傷していることから,補修が間に合わず,同じく大型土のうで対応し,その後,防潮鉄扉を修復して,閉まるようになったということは聞いております。  しかし,実際に防潮鉄扉が閉まり切らずに浸水が発生し,地元の方は非常に不安に感じられています。浸水の原因については,内水排水の能力の問題とも聞いておりますけれども,再度台風時の状況を説明いただきたいと思います。また,建設局所管事項については,わかる範囲で今後の浸水対策の取り組みを伺えればと思います。よろしくお願いします。 148 ◯西森みなと総局海岸防災部長 東川崎町における高潮対策としては,まず,防潮堤,それから防潮鉄扉,それからポンプ場というのが昭和47年に高潮事業として完成させております。そして,現在は津波対策事業として整備を進めているところでございます。  今回の台風の状況でございますけども,まず20号の対応といたしまして,台風が接近したのが8月23日の夜中の11時ということでありまして,鉄扉の閉鎖というのを,交通規制をした上で夜中の9時に閉鎖をしようということで,鉄扉の閉鎖と東川崎のポンプ場の稼働を開始したというところでございます。しかし,防潮鉄扉は長さが40メートルある非常に大きな鉄扉でございまして,先ほど委員のほうから御指摘ございました最後の5メートルの区間が閉まらないという状況が発生しました。それで,土のうで対応して最後のところを閉鎖して,海水の流入を抑えるということを実施しております。  その台風の通過後に,閉鎖できない部分がどういうものであるか,どういう原因であったかというのを調査しましたところ,先ほど御指摘ありましたように,レールの損傷があったということで,ちょっと補修をしようと思ったんですけども,若干時間がかかるということで,また,21号がいつ来るかというのがわからなかったんですけども,とりあえず万が一そういうのが来れば,大型の土のうを準備して対応しようということで準備をしたところでございます。  その結果,21号がまた9月の4日に来ちゃいまして,今度は昼間の2時に最接近という形になりました。そのときに,4時間前,10時に,20号のときと同じようにポンプ場を動かし始め,かつ同じように閉鎖をしました。当然まだ補修が終わってないということで,5メートルの部分が完全に閉まらないということで,先ほど申しましたように,大型の土のうを設置をして,閉鎖をしたという形になっております。20号,21号ともに,鉄扉と土のうを併用することによって,防潮堤から海水の流入についてはおおむね抑えることができたというふうに考えております。  先ほど御指摘ございましたように,潮位の上昇,そして,そのために東川崎町を通る雨水幹線──蟹川の雨水幹線と呼ぶんですけども,そこに海水が流入して,水位が上昇して,上からの雨水が流れにくい状況になったと。それと上からの豪雨が重なりまして,雨水幹線周辺の側溝などから水があふれたという状況で,その結果,東川崎地区の低いところに水が集まってきたと。それで,ポンプ場の水を飲み込むところの飲み込み能力が不足したり,ポンプの能力が若干不足しておった部分があって,浸水被害が発生したという形になりました。  実はその後,24号,神戸には結局大きな被害はなかったんですけども,気象台のほうでは同じような被害が起こるかもしれないという台風が9月の30日に接近しております。このときには,鉄扉のほうにつきましては9月の15日に一応補修を完了しておりました。それで,内水の問題がございましたので,建設局さんにおいても,雨水幹線が逆流したということで,逆流を防止するような施設をつくっております。そういうように,私どもと建設局と連携しながら,とりあえずその24号に備えたという状況になっております。  現在,私どもの次の対策といたしましては,先ほど申しました津波対策として,鉄扉の更新ですね。今,高さが1.3メートルぐらいあるんですけども,それを津波対策として1.9メートルぐらいまで上げる工事,それとあと,蟹川の周りに防潮堤があるんですけども,それからあふれたというようなお話も聞いてますので,それについては津波対策としてかさ上げをするという工事を既に発注をさせていただいているところでございます。この防潮堤の工事につきましては,この夏までには一応完成させるという形にしております。ただ,鉄扉につきましては,先ほど申しましたように非常に大きな鉄扉でございまして,この夏までにちょっと製作が間に合わないということになっておりますが,できるだけ早い段階には早期に完成させていきたいというふうに考えております。  そして,建設局でございますけども,東川崎地区の神戸駅を含む周辺の抜本対策といたしまして,先ほどポンプ場の能力が若干不足しているようなお話させていただきましたけども,ポンプ場の新設でありますとか,雨水幹線の再整備みたいなものを考えられているということでございます。ただ,抜本的な対策につきましては,やっぱりポンプ場をつくるには相当な時間がかかるということで,ことしの台風シーズンに向けましては,緊急対策といたしまして,雨水幹線に接続する側溝の海水が逆流するのを防止するという装置をつけると。当然,とめますと,中の水があふれてくるんで,それを雨水幹線に流すような仮設のポンプを今のポンプ場に増設するようなものに加えて排水ポンプを設置するということで,浸水のリスクの軽減をしていくというふうに聞いております。今後とも私どもみなと総局と建設局と綿密に調整をしながら,協力してこの地区の浸水対策に取り組んでいきたいと考えております。  以上です。 149 ◯分科員(永江一之) ありがとうございます。閉まらない部分については,大型土のうで対応することによって海からの浸水は防げたけれども,雨が降り続いたこと等があって,側溝からあふれてしまって,逆流をして,浸水をしてしまったということで,また,その後の対策についても今るる説明をいただきまして,これから建設局とも協力をしてさまざまな対応をとっていただけるということも,理解をいたしました。  これは素人感覚,また地元の方々からすると,そうやって閉まらない部分があって,土のう対応して,その対応自体は間違ってないと思うんですけれども,ただ,その後,浸水が発生をしたとなると,感覚的には,それが閉まらなかったことが原因で浸水が発生したと思われると思うんですけども,今,御説明いただいたような内容を市民の皆様にはどのような形で説明はされましたでしょうか。 150 ◯西森みなと総局海岸防災部長 先ほどの土のうの対応につきましては,今回,委員がおっしゃいましたような形でどうだったのというような御質問を過去に私どもお受け──問い合わせを受けたりはさせていただいています。それにつきましては,その都度御説明をさせていただいて,御理解をいただいておるところでございます。  ただ,地元の方も不安ということで,全体にこういうことだったという説明は現在のところまだしてなかったというような状況でございます。ただ,今,申し上げたような浸水対策につきましては,建設局とみなと総局,綿密に連携した中で,今後,この夏に対策どういうようにするのというのが,またそれも不安に思われていると思うところがございますので,そのあたりについては,不安を取り除くという意味で,建設局とも協力しながら,住民の皆さんに御説明させていただきたいというふうに考えております。  以上です。 151 ◯分科員(永江一之) 今後の対策については細やかに地元の皆さんに説明していただけるということですけども,やはり被害を受けた直後ではなくても,こういった状態によって,こういった原因でこのようになりましたけれども,今後迅速に対応しますというようなことは少しやっぱり丁寧に地元に説明いただかないと,やっぱり地元から不安の声があるのかなというふうに感じております。  それから,私自身,都市防災委員会にずっと所属をしておりますけれども,この防潮鉄扉が閉まらない部分があったというふうなことが,委員会の中では議題としてなかったのかなと思っております。みなと総局の委員会のほうでは少し議論もあったみたいですけども,この閉まらない部分をこのように対応したというのは,例えば危機管理室なんかとの情報の共有はどんな感じになってるんでしょうか。 152 ◯西森みなと総局海岸防災部長 一応危機管理室のほうには土のう対応したという話はさせていただいております。 153 ◯分科員(永江一之) 結果として土のう対応が問題だったとは全く思わないですけれども,市民への説明も含めて,やっぱり書面で──今回のいろんな台風の被害の報告なんかもメール等で逐次我々議員に連絡をいただきますけれども,やっぱりこういうことがあったということは地元の議員も含めて少し──特に都市防災委員会なんかでは話に出てくるような状態に持っていっていただければ,例えば市民から,我々問い合わせを受けたときとかにも,こうこうですからというような説明もできるかと思いますので,そのあたり議会への報告を含めて,もう少し丁寧にしていただければと思いますので,よろしくお願いいたします。  それから,防潮鉄扉の遠隔操作が今回の1つの目玉として予算で上げられております。遠隔操作化が検討されており,先日,デモンストレーションも行われたと聞いています。防潮鉄扉の遠隔操作については,特に南海トラフ巨大地震などによる津波対策として,職員が駆けつけることができないような事態にも対応でき,また,防潮鉄扉の操作に従事している方の安全を守り,迅速に対応できるという大きなメリットがありますが,一方で,昨年の台風時に防潮鉄扉の閉鎖後,トラックの運転手の方が取り残された事例があったとも聞いています。  そこで,遠隔操作で防潮鉄扉を閉鎖する際,どのような安全対策を講じていくのかお伺いいたします。今後の整備計画もあわせて伺いたいと思います。よろしくお願いします。 154 ◯西森みなと総局海岸防災部長 では,まず,現在,防潮堤を粘り強い構造にするということでやっておるんですけども,実は津波につきましては,神戸市内最短で90分で来るという形になっております。このため,実は防潮堤だけじゃなくて,それ以外に鉄扉をきちんと閉めておくということが津波の被害を軽減するのに非常に重要なものになってまいります。  そのために,現在,鉄扉の閉鎖につきましては,職員とか協力企業さんでやっておるんですけども,先ほど御指摘ありましたように,東日本等では作業員が津波に巻き込まれて亡くなったりしている,非常に危険も伴うという形でございます。そのために,水門とか鉄扉を確実に閉鎖できるように,昨年度から検討に着手しておりまして,今年度からこのシステムを実際に構築をし始めたというところでございます。  このシステムができますと,実は庁舎外──内外から24時間365日いつでもどこからでも対応できると。全国で初めてタブレットで操作するという形になります。これによれば,当然,庁舎に駆けつけなくてもどこからでも操作が可能になっております。先ほど御紹介ありましたように,1月17日には三宮南地区において実証実験としてタブレットによる遠隔操作のデモンストレーションをやらせていただいたところでございます。  このシステム,実は想定される地震が起こりますと,J-ALERTでシステムが発令されます。そのJ-ALERTに合わせまして,神戸港では,先ほど申しましたように,90分ぐらいで津波の到達が予想されておりますので,警報発令後30分は,まずは閉めないで注意喚起をさせていただくと。その後,順次自動的にドアが閉まり始めると。そして,60分後,すなわち津波が到達する30分前には全ての鉄扉の閉鎖を目指しているというシステムでございます。  委員御質問にありました安全対策でございますけども,先ほど言いました閉鎖が始まる30分間につきましては,放送とかフラッシュライト──鉄扉の前に電気がついておるんですけども,それで今から閉まりますよということの注意喚起とか避難を呼びかけるという形をさせていただきます。それと,鉄扉が閉まり始めますと,もし挟まれたら危ないということで,障害物に当たりますと鉄扉がとまるというような装置も併用することにしております。さらに,閉まったときに何に当たったかわからないという形になりますので,カメラをつけて,それの当たったところを確認できると。確認して安全であれば,また遠隔で動かし始めるという形ができるような操作にしております。  さらに,堤外地,すなわち防潮鉄扉の外側にいらっしゃる方にどういうふうに周知をするかということですけども,当然1つありますのは,J-ALERTが発令されますと,緊急メールが全ての方に届くという形がありますのと,市のほうで防災スピーカーが当然,堤外地にあるんですけども,これは昨年の台風時期に防潮堤の外側に19基あって,それで周知をさせていただいたんですけど,なかなか聞こえないというようなお話がございまして,危機管理室と一緒にお願いさせていただいて,神戸市として来年度,再来年度でさらに15基防災スピーカーを増設すると。そして周知を図っていくということを考えております。  さらに,堤外地におきまして,1つは兵庫埠頭をモデルケースといたしまして,エリア減災計画の検討,すなわちそのエリアの方々にどういうふうに周知していくか,どういうふうに避難していただくかということを,企業も交えてそういう検討会を始めるということを今考えております。さらにまた,閉じ込められたときに関しては,横に避難路をつくっておりますので,それを使って逃げていただくという形を考えております。  今後の計画でございますけども,31年度につきましては,三宮を中心に,先ほどやったやつを──三宮をとりあえずやって,32年度から三宮地区の供用を始めると。36年度には──おおむね6年間で神戸港全域の遠隔操作を完了させるというふうに考えております。  以上です。 155 ◯分科員(永江一之) ありがとうございます。よくわかりました。もし,いざ取り残されたところで,横には避難路があるということですけれども,その避難路というのは上に上って抜けるようなイメージでしょうか。 156 ◯西森みなと総局海岸防災部長 階段がついてるところ,それとまた,場所によれば車椅子で対応できるような場所もあります。  以上です。 157 ◯分科員(永江一之) ありがとうございます。本当に地震による災害というのはいつ起こるかわからないという中で,全国初の試みの中ですごくいい取り組みだと思いますので,安全対策には十分に気をつけていただきながら進めていただければと思います。  では,次の質問に移ります。これも先ほどからいろいろと議論になっておりますけれども,ウオーターフロント地区の魅力向上,特に市民還元のスタンスで質問させていただければと思います。  ウオーターフロント地区整備については,メリケンパークのリニューアルなど本当に快適で市民にも歓迎されている取り組みが進んでおり,平成31年度もポートタワーのリニューアルや中突堤中央ビルの再整備事業化の取り組みなど進められるということで,大変期待をしております。今後,ウオーターフロント地区の魅力向上の取り組みが,やはり市民の皆様や観光客として神戸に訪れる皆様にとってよりよいものとなるよう,回遊性の向上の観点も含めて質問したいと思います。  昨今,健康志向の方がふえていることもあって,各都市で開催されるマラソン大会が大人気で,神戸マラソンも毎年多くの市民ランナーが参加をされております。また,神戸が今後取り込みたいと考えておる欧米豪の観光客の皆さんなんかは,バカンスでも必ずトレーニングやランニングで汗を流されるという方が多いと聞いております。神戸市でも中央区がランニングコースを紹介したり,企業と協働してランニングコースを整備していたり,いろんな取り組みが進められています。  私自身はインドア派ですので,なかなか走る機会がないんですけれども,よくいろんな友人から誘われて──ランニングを趣味にしている知り合いも多いものですから,そんな方々から,このウオーターフロント地区の,特にHAT神戸からハーバーランドまでのエリアというのはランナーにとって本当に走りやすくて,美しい景色を見ながら汗を流せるということで,大変好評ということですけれども,午前中にも少し議論がありましたけれども,市役所南の税関前や法務局のあたり,これから再整備が進んでいくあたりは,今どうしても,景色を楽しみながら走るということはなかなかできないですし,信号とか歩道橋とかあるということで,そこは残念だなという声をよく聞きます。  今後,ウオーターフロントエリアを再整備する中で,回遊性の向上,これは利便性だけではなくて,回遊性ということで,どうしても最短距離だけを考えてしまいがちなんですけれども,やっぱり歩いて楽しむとか走ったりするというのは,別に直線距離でなくてもいいわけですので,景色を楽しみながら市民の皆さんやランナーが楽しめる環境もあわせて整備していくというのが大変重要な視点だと思いますが,その点についての御見解をお伺いします。 158 ◯辻みなと総局長 御質問いただきましたハーバーランドからHAT神戸に至るウオーターフロント,いろいろ今順次再整備に取り組んでいるところでございますけれども,こういった再整備の中では,いわゆるハード整備に加えまして,建設・リニューアルに加えまして,いわゆる歩道などの動線の整備,こういったものもセットで考えているところでございます。  中突堤周辺地区では,メリケンパークのリニューアルにあわせまして,いわゆる公園にアクセスする歩道整備の拡幅,新港西突堤のほうでも,第1突堤の宿泊の開業にあわせまして,緑地なり歩道整備などの実施をしてまいりました。中突堤周辺地区と新港西突堤地区を結ぶために,波止場町の,例の合同庁舎の南側には新たなプロムナードなんかも整備してございまして,回遊性を向上させていくような歩道整備についてはこれまでもやってきているところでございます。  また,現在進めております,先ほどお話しさせていただきましたアクアリウムの部分,オフィスなどの施設整備にあわせまして,歩道整備なりデッキ整備,そういったところの動線整備も民間事業者に求めておるところでございまして,東西だけではなくて南北を含めた回遊性の向上に注力しているところでございます。  そういった歩道整備とあわせまして,御指摘のランニングコースでございます。HAT神戸からハーバーランドというランニングコース,これ大体全長を結びますと片道10キロぐらいのコースになろうかと思うんですけれども,さきに申し述べました動線整備というもの,いろいろやはり実際される方からも,信号をなくして,信号を避けてというお話も伺ってございます。いろいろこれまで動線整備をさせていただいて,多くの方に一応散歩やランニングなどで御利用いただくようになったんですけれども,特にHAT神戸からハーバーランドまでのウオーターフロント間で何カ所かちょっと信号がございます。一番大きいのは恐らくHAT神戸と,いわゆるみなとのもりからちょっと東のほうに行った,あそこの交差点のところの信号だと思うんですけども,そういった部分がございます。  ただ,私も実はみなとのもり公園にアシックスがランニングコースを設置したときの窓口の課長をしておりましたんですけれども,そのときの議論でもございましたんですけれど,なかなかノンストップで,信号なしで走れるルート設定というのは難しゅうございますけれども,例えばウオーターフロントの再整備──2突なり,周辺も含めて順調に整備が進めば,例えば道路をまたぐような,今,御指摘にもありました最短距離ではなくて,少し回り道のような形でのデッキの整備ですとか,また,土地の利用転換を面的整備の中で図って,新たな歩道ですとかプロムナードを整備するといったことも検討していきたいなというふうに考えてございます。  特にウオーキングとかランニングというようなところにつきましては,ナイトタイムエコノミーなんかも含めまして,今後のウオーターフロントの魅力向上にも大きく寄与するものと思ってございますので,その辺の取り組みは一層進めていきたいというふうに考えてございます。 159 ◯分科員(永江一之) ありがとうございます。ぜひとも,全てが信号なしでいくということは難しいと思うんですけれども,全体として流れの中でとまる部分があったとしても,また回り道する部分があっても,一貫してそれなりの景色──せっかくなんで,この神戸のポテンシャルを生かそうと思うと,景色を楽しみながら回遊できる状態にしていただければなと思いますし,そのことを前向きに検討いただけるということで,楽しみにしておりますので,どうぞよろしくお願いをいたします。  それから,これは質問というわけではありませんけれども,同じく私,インドア派なものですから,しないんですけれども,よくランニングであったり釣りを楽しまれる方が実は周りにたくさんいらっしゃって,神戸市内は原則釣りは禁止ですけれども,実際のところ多くの方々が楽しまれているという現状もございます。そういった中で,釣りについて,今どうしても柔軟な対応ができるようなことも──釣り場をふやすか考えるとか,せっかく神戸市民の皆さんが港の環境の中で安全に楽しめる工夫というのをちょっとまた検討いただければと思いますので,これは要望とさせていただきます。  それでは,次の質問をさせていただきます。新都市整備事業の計画的開発団地のリノベーションについて,午前中の議論もありましたけれども,質問をさせていただきます。
     この2年間,都市防災委員会で都市空間向上計画の議論に参加してまいりました。人口減少を迎えるに当たり,悲観するだけでなく,市民生活の質の向上を図りつつ,50年後も持続可能な都市の姿を示していく必要がありますが,そのためには,神戸の持つポテンシャルを最大化し,神戸らしいまちづくりを進めなければなりません。また,特に山麓・郊外居住区に指定されるようなエリアでは,その地域地域の抱えるさまざまな課題により丁寧な対応を進めていく必要があると思います。  そこで,みなと総局が対応すべき計画的開発団地のリノベーションについて,まずは地元灘区の鶴甲会館のリニューアルにつきましては,この間,大変丁寧に地元に入っていただいて協議を進めていただき,すばらしい計画が決まりまして,来年春にも供用が開始されるということで,大変楽しみにしております。  鶴甲は空き家もふえておりますけれども,一方で,新しいマンションが建設され,今後の人口増加や若い方の流入も十分に期待できる,そういったポテンシャルのある地域です。その一方で,けさも議論がありました学園都市なんかは大学もありますし,そこに通勤で学園都市駅を使う舞多聞にも若い方々がどんどん住んでおられるというようなエリアもあれば,やはりその一方で,今回この予算にも上げられております名谷の地域なんかは,かなり若い方々に来ていただくには高いハードルが幾つもあるなということも実感するところであります。  そこで,この名谷団地について,名谷南会館,消防施設のリニューアルにあわせて,新たに若年世帯を対象にした住居整備を行うと聞いておりますけれども,今後,名谷団地の活性化のため,若者世帯を呼び込むための名谷団地のリノベーションをどのように進めようとしているのか,お伺いをいたします。 160 ◯辻みなと総局長 御指摘の名谷団地のリニューアルに関しましては,この名谷団地,高齢化が非常に進んでございまして,例えば菅の台ですと44%の高齢化率,竜が台ですと43%ということでございますので,私ども新都市整備事業として計画的開発団地をやっていました当初の部分については,かなりそういった形でのまちの高齢化というものが進んでございます。  そういった中で,平成28年1月から名谷南センターのリニューアル,こういった事業に着手をしてございまして,既に29年の11月に開館,それから30年の4月に商業棟がオープンしてございまして,その中で食品スーパーもリニューアルしてございます。このあたりは地域からも御好評をいただいているところでございます。  そういった中で,現在,新たな若年世帯を呼び込む住宅等の整備に向けて解体作業を進めておるところでございます。今春には販売活動に着手をされまして,来年夏ごろには206戸の入居が始まる予定というふうに聞いてございます。  こういった若年世帯を呼び込む工夫といたしましては,いわゆるリニューアル事業者が若年世帯や親との近居,そういったもののマンション購入者への分譲価格を割り引くインセンティブ制度──実際には分譲価格の0.5%引きということでございますけれども,そういったもの,あとは,北須磨エリアからの転居の場合には,転居前の従前の住宅を事業者が買い取っていただいて,リフォームを行って再配分をしていただくようなもの,あと,当然,団地の中には新たに子育て支援施設を整備したりということで,新しい若年世帯を地域全体で呼び込む計画を今取り組んでいるところでございます。  みなと総局といたしましては,こういったリニューアル事業を着実に推進していくということでございまして,そういったところに加えまして,特に名谷周辺については,新都市整備事業としていろいろ事業を展開しているところでございますので,企画調整局なり住宅都市局なりと連携をしながら,再整備計画策定に向けた検討を今進めることにしてございまして,しっかりと新都市整備事業としての役割を果たしてまいりたいというふうに考えてございます。 161 ◯分科員(永江一之) ありがとうございます。さまざまなインセンティブを働かせて,少しでも若い方々に戻ってきていただきたいということであります。  ただ,今,先ほど話しました学園都市なり鶴甲なり,若い方々がふえているような場所と何が違うかということを考えたときに,やはり単にハードの整備だけではなくて,今の若い方々がライフスタイルとしてどのような暮らしぶりを望んでいるのかということを──例えば学園都市のほうでふえている舞多聞,あそこは別に決して交通の便が便利なわけではないですし,地域のエリア内に細かくスーパーや買い物できるところがあるわけではないけれども,車で移動されるような方々がどんどんと新しくふえているというようなことも考えると,単純に現状のリニューアル,今住んでおられる高齢化の皆さんには大変喜んでいただける内容だというふうには思いますけれども,若い方々がこれを見て入ってくれるかというと,なかなか正直難しいんじゃないかなというのが率直な感想としてあります。  そういった意味で,これからハード・ソフト両面でまちづくり進めていく,全体像を見てイメージを膨らます中で取り組む必要があるなということで,今回,組織改正,都市局というふうに新都市整備事業がなると。先ほど都市局ができる意図についても,まちづくりのスピード感を持って一体的に進めていくという意図があるというふうにはお聞きしましたけれども,これまで都市局になることについて,スピード感アップ以上に,こういう目的があるというようなことがあれば,少し教えていただければと思います。 162 ◯辻みなと総局長 組織改正につきましては,全市的な方針のもとに,今,冒頭読み上げをさせていただいたような形でのスピード感を持って事業施策に取り組みと。いわゆる奥行きと深みのある上質なまちづくりというところを全庁的に進めていくということで,来年度,まちづくり部門につきましては都市局のほうに新都市整備事業を再編するということでございます。  先ほどの答弁の中に少しございましたですけれども,やはり神戸市の場合,市街化区域というものの面積が非常に少ないという中で,人口増対策ですとか市民の雇用の場の確保ですとか,あと経済の活性化,環境対策,そういったことから,臨海部ですとか周辺地区におきまして一定交通利便性も確保しながら,ニュータウンですとか産業団地の整備をこれまで新都市整備事業として行ってまいったところではございます。  ただ,整備をいたしてまいりましたまちがほぼ,先ほども御案内させていただきましたように,高齢化が進んだり成熟化しているという,時代の右肩上がりの流れの中から大分変わってきてございまして,市政課題といたしましても,やはり人口減少対策,オールドタウン化対策,駅前の空間のリノベーションと,そういったところにいわゆる市政課題というものが変化していく中で,時代に合ったまちづくりを進めていくということでは,都市計画事業と新都市整備事業はまちづくり部局で一体的・一元的に施策展開するということのほうがより親和性があるのではないかというふうに私個人的には思ってございます。  特に新都市整備事業として整備したニュータウンですとか産業団地につきましては,駅周辺に,先ほど申しましたように,多いということもございますので,例えば駅勢圏の中でいろんなことを考えていく中では,例えば名谷であれば,駅前のリザーブ地であったり商業施設用地の土地は新都市整備事業が持っているわけです。そういったところを一体的に進めていこうとすると,やはり新都市整備事業を新たに都市局というような形で一体的に進めていくというものが,市民の方にとっても,後世のまちづくりを進めていく上にとっても非常に有効ではないかというふうに私は考えてございます。 163 ◯分科員(永江一之) ありがとうございます。本当に高度経済成長と人口増加の時代ではなくて,人口減少の,少子・高齢化の社会の中にあって,まちづくりというのはやはり総合的に,ある程度方向性をしっかり定めないと,うまくいかないというふうに私も強く感じますし,御丁寧に御答弁いただいて,これが都市局で一体的に,神戸のまちづくりがスピード感を持って前に進むことを期待していきたいと思います。よろしくお願いいたします。  それから,少し時間がなくなってまいりましたけれども,これは一昨年,委員会の視察で神戸空港島で行われた消防ヘリの訓練を見に行かせていただいて,神戸市民として,よく議員になる前から子供なんかを神戸空港の屋上へ飛行機を見に連れていったりと,あのあたりすごく楽しませていただいておったんですけど,その訓練場を見せていただいて,初めてこんなに大きな土地が広がっているのかと少々びっくりしまして,今後の空港島の用地処分をどのように進めていくのかという──これまで長くいろんな議論があるというふうにも聞いておりますけれども,率直な感想として,せっかく今あいている広大な土地を──もちろんこれから長い年月をかけてよりよいものに処分していくという方針でしょうけど,まだ規制がいっぱいかかっているということも聞いておりますけれども,現在,もうちょっと市民の方々に何か利用してもらえるような取り組みなんかも含めて,せっかくあれだけの土地がありますから,考えられないかなと思いますけれども,御見解をお伺いします。 164 ◯金谷みなと総局担当局長 現地を見られて,非常に土地が大きかったというふうにお感じになったと思うんですけど,現在,空港島の関連用地が84.4ヘクタールございまして,まだ半分が造成中でございまして,造成済みが42.4ヘクタールということで,35%のところが処分済みになっております。それと,昨年の関西3空港の一体運営とか,大阪・関西万博というのが決まりまして,いろいろ着目されているところもございます。3空港一体の3空港懇談会というのも開催されまして,神戸空港のポテンシャルはやはり高いなということで,今いろいろ問い合わせもいただいているところでございます。  委員御指摘の,いろんなものに活用できないかということでございますけど,それにつきましては,多目的広場というのを一応整備してございまして,いろんなイベントも開催していく中で,今後,例えば集客施設なんかも要望が出てきましたら,そのときの空港島の用途というものを十分勘案いたしまして,用途の規制もございますけど,検討していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 165 ◯分科員(永江一之) ありがとうございます。率直な一市民の,何となく見た感想ですけれども,今後のいろんな問い合わせもふえてきているということですので,期待したいと思います。  最後に1点要望だけ,須磨海岸エリアの今後のマネジメントというか,これから再整備の中で,やはり僕も議員になってさまざまな大都市を視察させていただいたり,議員の後援会旅行でいろんな観光地に行きますけれども,あのエリア一帯,実は本当に観光地としても高いポテンシャルがあるなというふうに感じております。須磨浦公園があって,ケーブルもあって,西に行けば垂水の大きなショッピングモールもありますし,一体として総合的にうまく売り出していっていただければなと思いますので,よろしくお願いします。  質問を終わります。 166 ◯主査(軒原順子) お疲れさまでした。  委員の皆様に申し上げます。  この際,約20分間休憩いたします。  午後3時5分より再開いたします。   (午後2時46分休憩)   (午後3時5分再開) 167 ◯主査(軒原順子) ただいまから予算特別委員会第3分科会を再開いたします。  休憩前に引き続き,みなと総局に対する質疑を続行いたします。  それでは,三木委員,どうぞ。 168 ◯分科員(三木しんじろう) 日本維新の会の三木しんじろうでございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず,先ほどちょっと東川崎町のポンプ場のお話が出たと思いますけれども,これ昭和48年にできたポンプ場で,台風が来たとき,その被害の後,僕もちょっとこちらのほうにお伺いしたんですけども,とても水がすごくて,あとはごみの処理もすごい大変だったと思います。これも,市長も再整備されると言いましたけれども,先ほどお話にもありましたように,建設局と連携していただきまして,早急な対応のほうお願いいたします。  それでは,質問のほう入らせていただきます。一問一答でお願いいたします。  まずは,ポートターミナルの活用についてちょっとお聞きしたいと思います。  ポートターミナルは,大型客船の入港にも対応できますようにCIQのブース改修が進められております。また,客船の入港時には和太鼓の演奏など入港時の歓迎イベントが行われ,にぎわいがあると思います。けれども,その反面,客船が入港していないとき何度か訪れてみたんですけれども,とても閑散としておりまして,ロビーやテラスには人っ子一人いない,こういう状態でありました。とても寂しく感じたわけなんですけれども,このポートターミナルはもちろん海に近く,神戸大橋もあって,抜群のロケーションだと思うんですけれども,まさに神戸の景色を感じられる場所であるとも思います。  そこでお伺いしたいのですけれども,このポートターミナルを,民間の力を入れるなど,例えば先ほど言いましたテラスにカフェをつくるといった,新たな神戸の観光スポットとして活用すべきと思いますけれども,いかがでしょうか。 169 ◯田中みなと総局みなと振興部長 ポートターミナルにつきましては,大型のクルーズ客船が利用する客船ターミナルとしまして,多いときには1日5,000人以上の乗降客がスムーズに乗下船できるように,広い待合スペースとか入国審査を行うCIQスペース,手荷物検査の機器など充実した機能を備えておりまして,国内外の船会社からも高く評価されておるところでございます。  このポートターミナル,昭和45年,1970年に供用開始をいたしまして,既に50年近くが経過しております。建物としては古いわけでございますが,これまでもそういうクルーズ船の増加,あるいは乗降客数の増加に応じて,安全・快適でスムーズな乗下船ができるよう,必要な機能強化を進めてきました。具体的には,例えば施設の耐震強化ですとか,エレベーターの増設,あるいはボーディングブリッジの新設とか,乗客動線の理想化,あるいはデジタルサイネージの新設等の対応をこれまで行ってきたところでございます。  一部2階のテナントスペースが,日ごろ行くとシャッターが閉まったりしているところがあるわけでございますけれども,これも昔はテナントとして活用してたんですが,最近はやはり乗降客が増加したり,あるいはクルーも停泊時にはWi-Fiを求めてこのターミナルのほうに来たりしますので,多目的スペースとして転用いたしておりまして,さらには昨年から自動の外貨両替機などもあそこに入れております。そんな関係で,セキュリティーの関係で日ごろはシャッターを閉めておるという状況でございます。そういったことで,このターミナルは少なくとも船が入ったときには目いっぱい活用しているという状況でございます。  客船が入港していないときに閑散としているのではという御指摘でございますけれども,ちなみに昨年の日数を申し上げますと,入港隻数の増加によりまして,稼働日数は1月から12月で77隻,96日ということでございまして,3割ぐらいの稼働率ということでございます。また,日中フェリーが隔週で入りますので,それを入れて35%ぐらいということでございますけれども,月によっては──客船は春先とかに非常に多いわけですが,例えば昨年の4月でしたら47%ということですから,ほぼ半分は利用されているという状況でございます。  どうしても客船というのは不定期ということでございますので,なかなか空港とか鉄道の駅のように毎日稼働しているわけではないので,船の入港がないときはどうしても来館者数が少なくなるということでございます。こうしたことから,以前にはレストラン,カフェ等やっていたときもあるんですが,いずれもやはり営業が難しいということで,撤退をされておるという状況でございます。  先ほど申しましたように,現在は2階のスペースも船舶代理店,あるいはお土産物屋とか,それから客船入港時のクルーの休憩所みたいな形で利用をいたしておりまして,船が入っているときはほぼ全部利用している,空き状況はないということでございます。  それから,ターミナル内のデッキや待合スペースをカフェや観光スポットにしてはどうかということでございますけれども,どうしてもデッキや待合スペースというのは,先ほども言いましたように,多いときは1日5,000人の乗降客が利用いたします。そういう動線にも当たることから,なかなかそういうところを占用しますと,客船の入出港時にスムーズなアプローチができないということもございまして,さらには年間を通じて占用で利用できない,あるいは季節によって船の入出港が大きく変動する,あるいは台風等によって船のスケジュールが変更になります。そういったことから,なかなか年間を通して営業して採算に乗せていくというのは,ちょっとこれまでの経験からしても民間の商業利用としては難しいのではないかというふうに考えております。  一方で,北側のホールがございます。このホールにつきましては,これも大型客船の入出港時には利用する場合もございますが,あいている日も比較的多いものですから,客船入港に支障のない日にはイベントホールとして貸し出して,利用いただいているという状況でございます。  今後ともクルーズ客船の発着港である神戸港の客船ターミナルとしての機能強化についてどのようなものが必要になるかを考えながら,クルーズ客船のさらなる誘致につながるように努めてまいりたいというふうに思っておりますので,委員御指摘の,ほかの利用に常時使わせていくことは少し難しいのではないか。我々としては,このターミナルはあくまで客船の受け入れに関して特化したような形で利用をはかっていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 170 ◯分科員(三木しんじろう) 今,難しいという御答弁で,大変残念なんですけれども,先ほど言いましたように,最高の景色ですのでね,ぜひチャンスがあれば活用していただきたいと思っているんですけれども,先ほどちょっとホールの話が出たと思うんですけれども──ポートターミナルホールですね,こちらについてちょっとお聞きしたいと思います。  このホールなんですけれども,もちろんポートターミナルは客船優先の施設のため,客船の発着の状況,6カ月前にならないと予定が出ないというふうにお聞きしております。中にはホールを毎年何かのイベントで使っている方々もいらっしゃるんですけれども,6カ月以内にならないと予定がわからないことから,どうしても発着とかぶってしまって,イベントが開催できないという声もあります。  先ほどのお話にもありましたように,客船の到着があったときに客船向けの露店とかもホールで出していると思うんですね。そこで,露店の準備のために搬入室ももちろんあると思うんですけれども,これ同時にツアーバスの出入りももちろんあるわけなんですけれども,この整理のほうも何かごちゃごちゃになってて,うまくいってないようなお話をちらっと聞いたんですけれども,そこで,ホールの先ほどの円滑化と,バスの駐車状況の改善について,ちょっと御見解をお伺いしたいと思います。 171 ◯田中みなと総局みなと振興部長 客船の入港予定というのは,実は船によって全然違いまして,例えば世界一周クルーズなんていうのは2年以上前に決まってます。特にロングクルーズの高額な商品といいますか,それは2年ぐらい前に決まっています。一方で,例えば邦船社なんかがよくやってますクリスマスのワンナイトクルーズとか,そんなんは結構直前になってスケジュールの合間を埋めるような形で決まったりとかいたしますので,一概に6カ月前にならないと決まらないということではなくて,おおむね6カ月前ぐらいになればある程度の予定が見えるので,そのホールの予約を受け付けているというような実情かなというふうに思っております。  ただ,先ほども申しましたように,客船は一応予定は出るんですが,天候とかで結構左右されまして,昨年も台風によってスケジュールが何回も大幅に変更になっております。そのときに,ほかの利用で貸してしまっていて,客船が入港できないということになると,これ少し我々客船誘致をする立場からすると少し本末転倒なところもございますので,やはりそのあたりはちょっと慎重にさせていただきたいなというのがございます。かといって,先ほど言いましたように,全く何も使わせないということではなくて,ある程度この日は大丈夫であろうというところを,ホール利用という形で使っていただいているということでございます。  しかも,先ほど言いましたように,ターミナル全てを常時使っているんではなくて,ホールというのは本当に,先ほど言いました5,000人規模の乗下船をするときにのみ使うので,年間の日数で言うと非常に低くなります。稼働率がですね。ですから,できるだけほかの人に使っていただこうということにしておりますが,ターミナルの本体のほうはやはりいろんな状況が想定されますので,我々としては,ほかの占用利用という形には少ししたくないなというふうに思っております。  それから,バスの件でございますけれども,ちょっと申しわけないです,お話がわかりにくい部分があったんですが,一応バスの駐車場は,御承知のように,3階の入り口の前にございますが,あそこは実は20数台しかなくて,小規模な船の場合は対応できますが,大きい船が入って100台規模のバスをさばくときは,あそこではさばききれませんので,1階の突堤の地面のところを使っております。少し混乱ということでございますけれども,バスが何十台,あるいは100台近く来るときは,お客さんの乗下船と,バスにいかに順番にスムーズに乗せてツアーに出していくかというような,オペレーション上は非常に難しいところではございますが,大型客船が入り出してもう5年ぐらいになりまして,最近そういうランドオペレーターもそういったことになれてまいりましたので,特に最近そういったことで大きな混乱が起こっているというような認識は,我々としては今のところはございません。  以上です。 172 ◯分科員(三木しんじろう) わかりました。バス,先ほどのちょっと僕の言い方が悪かったと思うんですけれども,何かツアーがあるときにバスが円滑に動く前に,ずっととまってるバスが──早目に来てとまってるバスがあるということで,うまいこと動いてないというようなお話をちらっと聞いたもんですから,そのことをちょっと御指摘させていただいたところです。  それで,ポートターミナルについてちょっと細かくお聞きしたいんですけれども,駐車場があると思うんですね,ポートターミナルの中には。でも,先日,2月の20日にも行かせていただいたんですけれども,ずっとぼろぼろの放置自動車がありまして,ぱっと窓のところ見たら,去年の5月の10日ぐらいから張ってるわけなんですよね。それより前にもちろんとまってるわけなんですけれども,あの自動車というのは早目に撤去──お客さんも来られるわけですし,外国人の方々の窓口となっているポートターミナルにああいうものがあれば,すぐもうわかるわけですね。ぼろぼろなんで。  早急に撤去していただきたいのが1点と,もう1点が,駐車場を出るときに,精算所にもちろんお金入れるわけなんですけれども──多分台風の影響やと思うんですけれども,精算機がぼろぼろで,液晶画面も幾らかわからないと。値段が幾らかわからないような状況になってるわけなんですよ。もしよろしければ,後ほどお写真をお見せすることはできますけれども,こういう対応というのを早急にしていただきたいと思うんですけれども,いかがでしょうか。 173 ◯田中みなと総局みなと振興部長 車両の問題につきましては,少しお恥ずかしい話ですが,実は確認しましたところ,2011年ごろからちょっと放置されていたということでございます。これについては大変申しわけないと思っております。ただ,既に昨年の12月に処分公告というのを行いまして,6カ月を待って処分する方向で手続に入っておりますので,この6月には処分ができるということで,少し時間がたっておったことについては申しわけないと思っております。  それから,駐車場の精算機については,ちょっと申しわけない,私は今,情報を持ち合わせておりませんけれども,特にあれが今使えなくなっているということも聞いてはおりませんので,多分長年使っておるので機能が一時的にちょっと低下している部分があるのかなと。私も経験がございますが,液晶画面に太陽が直接照らされると,液晶が弱い場合は表示が見えないというようなこともありますので,その件につきましては,今の委員の御指摘も踏まえて,現地を調査させていただきまして,またしかるべき対応をとらせていただきたいと思います。  以上でございます。 174 ◯分科員(三木しんじろう) ありがとうございます。撤去を含め,ちょっと精算機械の御確認のほうお願いいたします。  それで,このポートターミナルについて,先ほどセキュリティーの面でお話しされてましたけれども,今,ポートターミナルの建物の中には防犯カメラというのはないと思うんですね。先ほどの駐車場のところもそうなんですけれども,もし防犯カメラがあったりすれば,駐車場の入り口とか建物の入り口──当然,ポートライナーの乗り場も近いですから,その辺の防犯カメラについてちょっと,もしわかる範囲で教えていただきたいんですけれども。 175 ◯田中みなと総局みなと振興部長 現在のところ,ポートターミナルに防犯カメラは設置はしておりません。ですから,先ほど言いましたように,ホール自体は非常に広いスペースで,オープンスペースになっておりますので,そんなに防犯カメラが要るという状況ではないと思いますが,確かに委員が今おっしゃいましたように,2階の駐車場のあたりは少し暗くて,余り人が出入りしないようなイメージがあるかなという気はいたします。またちょっと今後の検討課題とさせていただきたいと思っております。  以上です。 176 ◯分科員(三木しんじろう) ありがとうございます。防犯の意味でも,そういう放置の意味でも,ぜひ御検討いただきたいと思います。  ちょっとまた細かい話になるんですけれども,一応ポートターミナルは17時半に船がないときに閉館ということになってまして,夜の出港とかがある場合は,正面玄関じゃなくて違う出入り口で出入り,外国人の方もされてると思うんですけどね。その中で,施設の中にタッチパネルの観光マップというのがあると思うんですけれども,外国人の方が──僕もちょっと触らせていただいたんですけど,かなり反応が遅くて,ちょっとスマホで情報を得たほうがいいのかなとも思ったりするんですけれども,先ほど言いました,例えば夜に帰られる方というのは,正面玄関から入れないわけですから,外国人の方にとってはWi-Fiというのは貴重な存在になるわけなんですけれども,入り口付近に施設内のWi-Fiが欲しくて外国人の方が結構固まっているという話も聞いたんですけれども,このWi-Fiの状況とか,拡大とか,そういうことは御検討していただくことできませんでしょうか。 177 ◯田中みなと総局みなと振興部長 確かに我々も海外旅行行ったときに一番最初に必要なのはWi-Fi環境だというふうに思っております。既にWi-Fiにつきましては数年前に設置をいたしておりますので,少なくともターミナルの中についてはWi-Fi環境はいけると。先ほど言いましたように,乗客だけじゃなくてクルーなども含めて結構Wi-Fiを使っていただいております。  ポートターミナルは原則5時半で何もないときは閉めるんですが,船が停泊しているとき,あるいはオーバーナイトしているときは一応23時まであけております。ですから,23時まではWi-Fiも含めて使っていただけると。委員御指摘の,別のルートでというのは,その後の夜中に出入りする人は別のルートを使って出入りしていただいているという状況でございます。  それで,乗客に対する情報の提供ですけれども,例えば昼間,有人のインフォメーションカウンターをあけていたりとか,あとWi-Fiを使う人は使っていただく,あと,御指摘のタッチパネルですね。これは神戸の観光のFeel KOBEと連動する形で,実は2年前につくったところ,今,委員御指摘の反応が遅いということについては,またちょっと確認をいたしますけれども,いずれも我々としては最新の設備で4カ国語対応で,乗客の皆さんには随時情報提供できるような形をとっておるということでございます。  いずれにしましても,23時にポートターミナル,夜の場合は閉まってしまいます。委員御指摘のように,Wi-Fiの電波を求めてターミナルの外側でいらっしゃる方がいるんですが,少し安定しないということもございますので,来年度の予算の中で,Wi-Fiの電波といいますか,それがターミナルの外側にも届くような形での,増強する方向で今,検討しております。我々としましてはできるだけ,こういう経済的な観点からも停泊するような船を今後もふやしていきたいと思っておりますので,そういった人たちが快適に神戸で過ごせるような環境の提供というのを心がけていきたいと思っています。  以上です。 178 ◯分科員(三木しんじろう) ありがとうございます。先ほどの観光マップは2台しかないということなんで,Wi-Fiが通れば,皆さん各自でスマホで神戸のことも調べていただけると思いますので,ぜひ御検討のほうお願いいたします。  先ほどのお話にも出ましたように,ポートターミナルは景色もよくて,もし機会があれば民間のほうにも広げていただいて,募集もしていただきたいと思います。行政が場をつくって,民間が運営するように活性化を進めていただきたいというふうに思っております。  続きましては,神戸空港の災害対応についてお聞きしたいと思います。  平成30年の9月の台風21号のときに,関西空港では滑走路の浸水や空港の連絡橋への船舶の衝突など大きな被害を受けて,一時的に孤立しました。そのときに神戸空港と関空とを結ぶ神戸-関空ベイ・シャトルを使用して救援物資の搬送をされたと思います。30年以内に70%の確率で発生すると言われている南海トラフ地震など,備える必要があると思うんですけれども,神戸空港は多くの方々が出入りする場所でありますし,こういう場が被災して,市街地の──例えば空港島を結ぶ1本しかない連絡橋が不通となった場合,どのような避難計画を考えていらっしゃるのか,お伺いさせていただきたいと思います。 179 ◯岡田みなと総局担当部長 神戸空港の災害対応についての御質問でございますけれども,昨年の9月の台風21号によりまして関西国際空港が大きく被害を受けたということでございます。その際には,私ども神戸空港で関空便の代替受け入れを一部実施をさせていただいたほか,今,先生おっしゃっていただきましたとおり,神戸-関空ベイ・シャトルを活用いたしまして,関空に取り残された旅客者等滞留者の方々であったりとか救援物資,そういったものを搬送させていただいたということでございますが,今,先生からもお話ございましたとおり,同じく海上空港であります神戸空港も対岸のポートアイランド2期とは連絡橋の1本で結ばれておる,そういった意味では関空と同じ状況にございますので,私どもといたしましては,災害等発生いたしましたときに,空港島の孤立化,そういったことも考えられますので,あらゆる事態を想定いたしましてそれに備えていくと。なおかつ,コンセッションがスタートしてございますので,関西エアポートグループとともにそういった機会に取り組んでいきたいということを常に認識をしておるところでございます。  そのためにも,まず市内部でございますけれども,危機管理室と絶えず情報を共有しておるということでございますが,神戸市の地域防災計画に──これは平成20年11月でございますけれども,災害時等における船舶による輸送等に関する協定,こういったものがございますので,神戸空港が被災した場合の避難につきましても,それをもとに検討を重ねておるというようなところでございます。  少しかみ砕いて申し上げますと,この災害協定につきましては,神戸市と神戸旅客船協会との間で,先ほど申しましたとおり平成20年11月に,約10年ほど前に締結しておるわけでございますけれども,やはり災害が発生したときに,いかに迅速かつ確実に,被災された方,また救援で神戸に来られた方,また救援物資等,そういったものの輸送を行うことができますように,この神戸旅客船協会でありますとか,この協会に加盟される幾つかの旅客船会社──関空の被災の場合はOMこうべさんのベイ・シャトルのほうでの輸送になりましたけれども,神戸空港にございます海上アクセスターミナル,そういったところに接岸できる船を,もちろん他の旅客船会社もいらっしゃいますので,そういったところと相談させていただいたり,また,国──神戸運輸監理部であったり,神戸海上保安部,そういったところの関係機関と,また関西エアポートグループとも協議を重ねながら,災害発生時の対応の明確化であったり,連絡橋が不通になった場合を想定したシミュレーション,そういったところを検討しているというようなことでございます。  また,国におかれましても,昨年の10月に,大規模な自然災害が発生した場合に航空ネットワークを維持し続けることができるように,検討会が設置をされてございます。具体的には,大規模な自然災害が発生した際──これは神戸空港も含めての全国主要16空港でございますが,それの機能確保のために,旅客対応でありますとか事業継続計画,そういったあり方を再構築していこうということで,多様なリスク発生に応じて対応できるように,既に検討がなされておるといったところでございます。  関西エアポートグループのほうでも,こういった国の動きに合わせまして,関空,伊丹とともに神戸空港につきましても事業継続計画の再構築に向けた作業を,今,営々と進めておられるところでございますので,神戸市といたしましてもこういった動きに十分連携・対応できますように,神戸市の災害協定に基づく,先ほど申し上げました船舶輸送等についての実践を想定した訓練などを実施するなど,これまで以上に神戸空港の安全・安心に万全を尽くしてまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 180 ◯分科員(三木しんじろう) 電源施設が関西空港の場合地下にあって,先日,浸水が原因で停電になったと思うんですけれども,神戸空港に関しては,電源施設や非常用電源の点検等を含めて,これはもう問題なくやられているということでいいでしょうか。 181 ◯岡田みなと総局担当部長 電源設備でございますけれども,神戸空港の場合は,地下ということではなくて,地上のほうで設置をしてございます。日常の空港の維持管理につきましては関西エアポート神戸のほうできちっとやっていただいてございますので,そのあたりは適切に対応していただいているというふうに確認してございます。 182 ◯分科員(三木しんじろう) 非常用電源に関しては,災害時に例えばエレベーターとかスプリンクラーを動かすためには非常に重要なものでありますので,ぜひ点検も,消防局のほうと連携していただきまして,しっかりとやっていただきたいと思います。  それで,先ほどの避難の件なんですけれども,先日の危機管理室の予算の特別委員会でも話出ましたけれども,外国人に対しての避難所への誘導というのも,言葉の問題とかもあって1つの課題と思いますけれども,外国人観光客の避難に対してどういう対応を行われているか,ちょっとお聞きしたいんですけれども。 183 ◯岡田みなと総局担当部長 神戸空港のターミナルにおきまして,まず,総合受付案内コーナーがございまして,そこで常に多言語表記といったところで対応はさせていただいておりますので,一定の対応はやっていただいてございますけれども,神戸空港,国内空港とはいえ,今これだけ訪日の外国人旅行者も神戸に来ておられますので,さらにきめ細かく丁寧に対応していただけるように,引き続き関西エアポート神戸のほうにはきちっとそういったお話をさせていただきたいと思っています。 184 ◯分科員(三木しんじろう) 神戸の玄関口であります空港や港の災害対策や避難経路の確保,誘導が大変重要であることは言うまでもございません。危機管理室や消防局と連携していただきまして,避難誘導や物流の確保など万全な備えをしていただきたいと思います。  続きまして,神戸のランドマークであります神戸海洋博物館やポートタワーを市が購入してリニューアルに取り組むというふうにお伺いしております。また,メリケンパークからハーバーランド広場まで,平成31年度から5年間指定管理者に管理委託することになるということですけれども,将来的に神戸海洋博物館や神戸ポートタワーを含め,メリケンパークやハーバーランド広場までを一体に,民間事業者の活用をしながら運営していくべきだと考えますが,御見解をお伺いさせていただきます。 185 ◯辻みなと総局長 今,御指摘ございましたメリケンパークからハーバーランドにかけましては,従前,直営で,特にメリケンパークの部分につきましては管理していた部分を民間事業者のアイデア,ノウハウ,そういったものを活用すべく,指定管理として制度を導入したところでございまして,11月市会で御議決いただいたところでございます。一方で,神戸ポートタワーにつきましても,今年度末に神戸港振興協会から市が取得すると。海洋博物館とあわせて御承認いただいたところでございます。  海洋博物館については,取得した後,私どものほうでリニューアルをしていくということでございます。ポートタワーについては,神戸を代表するシンボルということでございますので,平成31年度につきましては,特に民間活力を導入してリニューアルしたいというふうに考えてございまして,民間事業者のノウハウですとか企画力,そういったものを生かしながら,いわゆるリニューアルと,その運営とをセットにしたような形の公募を今は考えてございまして,そういった取り組みを進めていきたいと考えてございます。  今,御指摘ありました,エリアマネジメント的にあの一帯を全部管理させたらどうかというお話でございます。今後,海洋博物館も民間のほうに最終的にはお願いしようと思ってございますけれども,ポートタワーの事業者も含めて,周辺施設の連携ということについては,公募の中でうたったような形にしたいなというふうに考えてございます。まずは来年度から指定管理──4月1日からメリケンパーク,ハーバーランドにかけて“U”パークマネジメントが一体管理をされますので,そういった中でいろんな施設の連携を図っていくということをまずは目指していこうかなというふうに考えてございます。  一体というのは今後の検討課題とさせていただきたいと思いますけれども,いずれにしましても,今後,メリケンパークとパーク内にある施設を含めて,民間事業者の知恵を幅広く活用しながら運営をしていきたいというふうに考えてございます。 186 ◯分科員(三木しんじろう) 時間がないんで,わかれば教えていただきたいんですけど,2025年の大阪万博についてなんですけどね,神戸から夢洲まで海上アクセスをもしかしたら通すかもしれないということが話に出ておりますけれども,今わかる範囲で教えていただくことがあれば,一言お願いいたします。 187 ◯辻みなと総局長 今の段階で具体的にという話はございませんけれども,当然,そのあたりについては前向きに,民間事業者の方も含めて今後検討していく必要があろうかと思ってございます。 188 ◯分科員(三木しんじろう) ありがとうございます。ぜひ前向きに御検討いただきたいと思います。ありがとうございました。 189 ◯主査(軒原順子) お疲れさまでした。
     次に,諫山委員,発言席へどうぞ。 190 ◯分科員(諫山大介) 諫山です。よろしくお願いいたします。  コンテナ貨物量が震災以来過去最高とか,クルーズ客船の入港隻数が過去最高といった記事についつい目が行ってしまうんですけれども,やはり港の活性化が神戸の経済が元気になっている1つの指標になっているというような気がしております。午前中でも数ではなく質でというお声もありましたけれども,ポスト開港150年,神戸の未来に向けて日々の業務を積み重ねてほしいという思いを込めて,きょうは何点か一問一答でお伺いします。  まず1つ目,国際コンテナ戦略貨物集貨事業なんですが,ちょうど平成26年度から平成30年度にかけまして,我が国に寄港する基幹航路の維持・拡大を図るため,集貨・創貨・競争力強化を3本柱として国際コンテナ戦略港湾施策が推し進められたと聞いております。5年で1度ちょうど見直されるタイミングということで,神戸市においてもアジア広域集貨事業の促進と新たな集貨施策の展開等,強力に国に要望を行ったとお聞きしております。引き続き集貨政策が進められますけれども,国は平成31年度どのような政策を行っていくのか,平成31年度以前からの変更点があれば,それもあわせてお伺いします。それを踏まえて,神戸市として今後どのようにこのコンテナ戦略政策を進められるでしょうか。よろしくお願いいたします。 191 ◯辻みなと総局長 集貨施策についてでございます。国のほうでは,これまでの取り組みで内航フィーダーの支援というものを特に──航路網の充実というところ,また,釜山港等からの利用転換というようなことの支援を実施をしてきたところでございまして,この5年間で週68便──平成26年4月で68便であったものが,平成30年6月に102便と1.5倍になってございます。便数も1.5倍になってございますし,実際のコンテナの数もそれほどの数でふえてございます。  こういった形で,西日本エリアの貨物を集貨する体制が強化されたと,一定インセンティブを続けてきて,この5年で強化されたということもございまして,その効果を定着させることについては,国ではなくて,港湾管理者,地元のほうで引き継ぐという形にしたいということでございましたので,31年度予算では,阪神国際港湾とともに,港湾管理者として神戸市のほうで予算化をさせていただいているところでございます。  一方,国はじゃあどうするのかというところでございますけれども,近年の貨物量増加に伴いまして,大型船が就航してございます。これは全ての航路においてやはり大型化が進んでございます。特に南米・アフリカ航路等も含めまして,多方面・多頻度の直航サービス,こういったことを充実させるような方針を打ち出されてございます。これまで実施をしてまいりました基幹航路,こういったものの誘致,また,その基幹航路と同等と認識してございました,先ほど申し上げました中南米航路に加えまして,アフリカ・豪州航路といった基幹航路に準じる航路という形での位置づけを強力に進めることと聞いてございます。既に取り組んでおります基幹航路に接続する航路──いわゆる東南アジア航路等の誘致ですとか,先ほど申し上げました内航フィーダーの誘致にも引き続き取り組むということでございます。そのほか,阪神港全体の機能強化に向けまして,大阪港と神戸港の間でのバージ輸送──いわゆる空のコンテナを大阪港から神戸港に持ってくるような,そういったバージを利用した積みかえ機能強化を実施するということも聞いて──来年度実施するということでございます。  また,一昨年,日本港運協会のほうの久保会長の提言のもとで設立いたしましたアジア広域集貨プロジェクトチームの取り組みというものもしてございます。これは,例えば東南アジアから北米というものを,神戸港を一旦経由いたしまして,物流改善のトライアル事業というものを実施してございます。要はそういった船腹を,同一船社の船腹ではなくて,違う船社の船腹も例えば使うような形で,神戸港でトランシップをするというようなことでございますけれども,そういった形の付加価値を高める,機能を高めると。神戸港をトランシップ港として使っていただくというようなことも含めて,東南アジア地域と北米地域のトランシップ貨物の獲得につなげていきたいというふうに考えてございます。  私どもとしましては,こういった国の方針を踏まえまして,阪神国際港湾株式会社とともに,次年度も実施をしたいというふうに考えてございまして,基幹航路の誘致につきましては,国とともに,さらに独自項目の支援も含めて,積極的に港勢拡大に努めてまいりたいというふうに考えてございます。 192 ◯分科員(諫山大介) ありがとうございます。国の戦略に沿いながら,神戸市もそれに合わせて,どちらかというと今までは起爆剤としてしたものをいかに定着させるかという工夫かと思うんですけれども,ちょうど国の戦略港湾の施策,そういった集貨支援制度の見直しをされて,平成31年度から神戸市の支援制度として実施されますけども,具体的にどういったものになりますでしょうか。 193 ◯田中みなと総局みなと振興部長 若干先ほどの局長の答弁とかぶる部分もございますけれども,国が過去5年間にやってきた事業,主に5つぐらいのメニューがございまして,その中でも地方港から神戸港に持ってくる貨物の貨物支援,この事業が非常に大きな成果を上げたということで,一旦この事業については30年度で終了するという形になっております。したがいまして,31年度以降はまた新たなメニューで行っていくわけでございますが,30年度まで行ってきたものが全くゼロになってしまうと,なかなかしんどい部分がございますので,この国の事業としてはなくなる部分について,地元で神戸市と,それから正確には阪神国際港湾,この2者でその事業を単独費として支援していこうということで現在考えております。  基本的には同じような貨物誘致に対する支援を行うわけですが,特に基幹航路の誘致により効果的になるように,基幹航路の誘致と貨物量の増加がセットになる場合はさらに幾らか上乗せをして,より貨物誘致と基幹航路を組み合わせた形で,より成果が発揮できるような,そういう新しい制度として,私ども神戸市と阪神国際港湾が協力して取り組んでいきたいというふうに思っております。  以上です。 194 ◯分科員(諫山大介) そういった支援メニューは,どうしても競争社会なので,過去にもやはりどんどん支援メニューを拡充しないと厳しいという委員会の質疑もございましたけれども,また新しい形で,今後300万TEUを目指すということですから,より成果が出るように祈っております。  それでは,今度は神戸港が市民経済に及ぼす効果を調査する神戸港経済効果研究会というのが今度やると思うんですけれども,その港の存在感をぜひ市民にわかりやすい形で示していただきたいと思います。  では,2つ目の質問です。客船誘致,午前中,先ほどもありました。平成30年は141隻の客船が入港して,過去最高だったとお聞きしております。平成6年の130隻を上回って,昨年118隻からも大幅に増加したと。平成31年は目玉としては神戸発着の世界一周クルーズ,かなり相場よりも安い価格帯でされると聞いてますがサン・プリンセスが,初入港となる大型客船のスペクトラム・オブ・ザ・シーズという,これもかなり大きな客船と聞いておりますが,刻々変わる受け入れ環境に対応すべく,大型客船の入港に対応するため,バス待機スペースの確保に向けて,新港第3・第4突堤の埋め立てを行うなど,受け入れ体制の強化を図られるはずですけれども,こういったハード面の整備も含めまして,どのような客船誘致の強化を今年度はされるでしょうか。お願いします。 195 ◯田中みなと総局みなと振興部長 客船誘致でございますけれども,委員御案内のとおり,昨年141隻,ことしはもっとといきたいところだったんですが,今の見込みとしては同程度ということで考えております。これも先ほど来議論ありますように,必ずしも数だけを追い求めるということではなくて,我々としてできるだけ多彩なクルーズを神戸港に誘致したいなというふうに思っておりまして,先ほども御案内ございましたけども,ことしの目玉の1つはサン・プリンセス号による世界一周クルーズというのが,これは4月の上旬に神戸港発着をいたします。  それからあと,もともと神戸港はいわゆるプレミアム・ラグジュアリー船という少しグレードの高い船がたくさん寄港する港でございます。ことしも最高級と言われますザ・ワールド,あるいはオイローパ2という,こういう非常に高級といいますか,グレードの高い船が多数入港いたしまして,ラグジュアリー・プレミアムで全体の8割近い入港実績になるという,そういう非常にいい船が入ってまいります。  それからまた,スペクトラム・オブ・ザ・シーズというのは,これまで日本に寄港いたしました最大船規模の16万8,000トンと同型船でございますので,いわゆる超大型の客船というのがことしも複数回入港します。そういったことで,非常に多彩な客船をことしも皆さんに楽しんでいただけるのではないかというふうに思っております。  受け入れ環境の整備としましては,まず,大型船はハード整備というのがどうしても要りますので,先ほど来議論に出ておりましたように,昨年は22万トン級の受け入れに必要な施設整備というのを行いまして,海事関係者等との調整も整いましたので,あとはいつ来ていただけるかというのを待つという状況になっております。  それから,これも御案内ございましたが,CIQのブースが現在6レーンしかないやつを16レーンにふやしております。入国時に何千人という人が来たときによりスムーズに入国できるように,これも3月末完成いたします。それから,3・4突間を埋め立ていたしまして,バスの駐車場の確保,こういったものにも着手していきたいというふうに思っております。  それから,先ほど申しましたように,神戸港はもともとラグジュアリー・プレミアム船という船がたくさん入港いたします。これらの船は必ずしも大きいというわけではないわけですけれども,1泊5万円とか10万円という非常に高い料金を払って来られる方でございます。こういった方々は,大体旅行の志向が,そういう大人数で団体でどこかに行くということではなくて,なるべく個人・少人数で特別なそういう寄港地を訪れたい,こういう志向に最近変わってきております。午前中にも局長が申しましたように,最近,船会社からはそういった,神戸港に入ったらどういう特別なところに行けますかということを求められております。そういうことで,我々としては,こういう欧米のリピーター──ラグジュアリー船なんかに乗ってくる欧米のリピーター客を神戸港に引き寄せるために,特別感のある体験型観光プログラムというのを,ことしも自前である程度やっておりますけれども,来年度はそういう予算をいただきまして,つくっていって,そういうラグジュアリー船・プレミアム船の客船誘致につなげたいというふうに考えております。  したがいまして,大型船はどちらかというと施設整備,それから高級な船はそういう特別感のある寄港地観光,それから,先ほど言いましたように,クルーも含めて,パッセンジャー全体に対してはそういうWi-Fi環境とか,神戸へ着いたときに神戸で快適に過ごしていただけるような環境整備,こういったものを進めていって,こういうものを船会社,旅行会社等にアピールして,神戸港に一隻でも多くの客船に来ていただけるようにしてまいりたいというふうに思ってございます。  以上です。 196 ◯分科員(諫山大介) ありがとうございます。大型客船に向けてハード整備をどんどん進めていくということなんですが,もちろん今まで神戸港にいろいろ訪ねてきていただいた上でのハード整備で,さらに神戸が魅力あるから訪れていただけるものだと思います。単にハードだけ準備しても来られない中,マンパワーとか,いろいろな営業の成果が今につながってるんだと思うんですけれども,そういった中で,関空とかはLCCとかアジアのお客さんですけども,ラグジュアリーの方がやっぱりこういった大型客船で来られる,そういった神戸の魅力をこういう形で感じていただけるのは非常に大切なことじゃないかと思いますけれども,ぜひ──数ではないんですけども,しっかり神戸でおもてなしができるような環境,ソフトもハードも進めていただきたいと思います。  3つ目なんですけれども,ウオーターフロントの開発等もたくさん質疑が出ました。もっと細かいところなんですが,神戸ポートタワーと中突堤中央ビルのリニューアルについてお伺いします。  ウオーターフロント地区では,神戸港将来構想に掲げる世界から人を引きつける神戸のウオーターフロントの形成を目指し,中突堤周辺地区においては平成31年度,神戸ポートタワーのリニューアルと中突堤中央ビルの再整備の事業化に取り組んでいると聞いております。平成30年度に実施される神戸海洋博物館リニューアルを含めまして,具体的にどのようなリニューアル,再整備を行っていきますか。よろしくお願いいたします。 197 ◯山本みなと総局担当部長 リニューアルの内容でございますけれども,まず,ポートタワーや中突堤中央ビルが立地する中突堤周辺地区,この地域につきましては,西のハーバーランドですとか,東のメリケンパークや新港突堤西地区を結ぶ結節点でございまして,極めて重要な位置にあるというふうに考えてございます。ウオーターフロント全体のにぎわいの創出ですとか回遊性向上にとってこの施設が果たすべき役割は非常に大きいというふうに考えているところでございます。  そのような中で,魅力的な施設にするための取り組みでございますけれども,まずは,市民はもとよりインバウンドを含む観光客に対して集客力のある施設へとリニューアル,再整備を進めることとしております。具体的には,ポートタワーと中突堤中央ビル南館とを一体的に機能させながら,神戸の魅力発信ですとかにぎわいや交流の拠点となるような,そのような施設を目指していきたいというふうに考えているところでございます。  そのスケジュール感といたしましては,31年度,来年度にはリニューアル事業から導入するテナント誘致,さらには運営までを実施する事業者の公募に向け取り組みを進めたいと考えておりまして,本格的な工事にとりかかって,リニューアル完了後には民間事業者による運営管理へと移行したいと考えているところでございます。  一方,海洋博物館につきましては,神戸と港の歩みをテーマに,港の発展と神戸港とのかかわり合いを伝え,将来の海事人材の育成に寄与することを目的として,展示内容のリニューアルを行うこととしております。ポートタワーと中突堤中央ビル南館,さらには海洋博物館,それぞれの特徴を生かしながら,また,それぞれが相乗効果を発揮させるようなことも視野に入れて,リニューアル,再整備を進めていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 198 ◯分科員(諫山大介) 具体的に進められているということなんですけれども,先ほどは大きな意味でエリアマネジメントということもありましたが,まずは南館,ポートタワー,海洋博物館というところからしっかり地に足つけた整備だと思うんですが,北館のほうは,今後これはどのようになっていくんでしょうか。 199 ◯山本みなと総局担当部長 そもそも南館を先行したということは,南館と北館で比べますと南館のほうが古いというようなことがございまして,まずは南館というところで事業を着手するというところでございます。北館につきましては,民間の事業者様が区分所有者として持たれている部分がございますので,今後の進め方についてはこの方々とも十分に話しながら,今後の方向性は見詰めていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 200 ◯分科員(諫山大介) 神戸ポートタワー,海洋博物館,本当に港神戸のシンボルの1つであることは間違いありませんので,神戸市民の思いは非常に強いという印象があります。ぜひよろしくお願いいたします。  最後,須磨海岸の健全化──質疑等もありましたけれども,昨年度は私,個人的に須磨海岸,一利用者としてよく利用させていただきましたので,本当にいろいろ興味が湧いたいいエリアだなと思っております。さきの決算特別委員会でも質疑させていただきました,ビーチの国際環境認証ブルーフラッグを来年の5月に取得を目指すということだったと思いますけれども,この取得に向けた取り組み状況,あわせて,健全化に向けた取り組みで,昨年度ファミリーエリア,こういった充実があったかと思いますが,こういった取り組み,具体的によろしくお願いいたします。 201 ◯西森みなと総局海岸防災部長 まず,ブルーフラッグでございますけども,ブルーフラッグにつきましては去年の10月に,この認証機関であります国際環境教育基金──本部はコペンハーゲンにあるんですけども,そこにもう既に提出しておりまして,現在審査中でございます。審査結果につきましてはこの5月に出るというふうに日本の事務局のほうから聞いております。  続きまして,健全化に向けたファミリーエリアにつきましては,昨年度1万5,000人ぐらいの方が利用していただきました。この部分につきましては,まず,よく問題になるのはお酒を飲んで,子供さんたちが非常に嫌がるということで,お酒を持ち込まない,それからそこでたばこを吸った人は出ていっていただく,入れ墨を露出した人は出ていっていただくということで,子供さんたちが健全に遊べるような形にさせていただきました。  それとまた,その中で,漁業関係者の方の協力等もいただきまして,魚と遊べるタッチプールとか,氷で遊べるようなイベントも開催して,小さい子供さんたちがその中で親子連れで遊べるような仕掛けもやっております。  いずれにいたしましても,今年度,このファミリーエリアにつきましては非常に好評であったということで,エリアは倍ぐらいの感じで来年度は実施したいというふうに考えております。  以上です。 202 ◯分科員(諫山大介) ちょっと昨年の夏は暑過ぎて,逆に海に訪れる人は少ないという,よくそういう数字も出ておりましたけれども──須磨海岸ですよね,ファミリーエリア,私も見たら,本当に家族連れもみんな落ちついた形でされてたなと思います。  場所なんですけど,やはり西側になるのか,スマスイに近い東側も考えるのかと,そういったエリアの場所についてはどうお考えですか。 203 ◯西森みなと総局海岸防災部長 ファミリーエリアにつきましては,来年度も須磨の駅前で実施したいというふうに考えております。  以上です。 204 ◯分科員(諫山大介) 海の家の方のいろいろ,公共施設もどんどん,シャワーとかトイレも変わるかと思います。サービス状況変わりながら,須磨海岸,より利用しやすい,いいエリアになるようにと思いますので,しっかりそういったところ進めていただきたいと思います。  以上です。終わります。 205 ◯主査(軒原順子) お疲れさまでした。  次に,浦上委員,発言席へどうぞ。 206 ◯分科員(浦上忠文) お疲れさまでございます。  私,24年市会議員をしておりますけれども,何が好きやといって,朝,駅に行って,浦上新聞いうのを配るのが好きなんです。そのときに,大人はどうでもええんですけど,小学生,中学生,高校生には必ず声をかけるようにしてまして,小学生に,当たり前のことですけど,夏休みが近づくと,もうじき夏休みやからなと言うたら,ほんまかとかいうて,またふざけて言うてくれる子もだんだん出たりしまして,中学生には,大きい荷物やな,朝練かと声をかけますと,そうやという機嫌のええ人もおれば,見たらわかるやろ,当たり前やろという顔の人もおります。高校生は,私は制服全部覚えましたから,葺合のお嬢さんもこの新聞読みましょうとか,神戸高校の人,ぐじゃぐじゃっとした,ひもがあるような制服で,71期か,72期か,73期かとか言うんですが,例えば六甲アイランドなんかも,私が駅に立つのは北口と,センター駅は真ん中──新交通の人に怒られますので,東から来る通路,西から来る通路,下から上がってくる階段の下があるんです。4カ所新聞配るところがありまして,そこに,六甲アイランド高校に行くような人が通ってきたら──六甲アイランドが,私,このまち何とか元気にならんかなと思ってますんで,どうしたらええんやということを話したり,あるいは,六甲アイランド高校に出かけていって,美術部の人に,ちょっとこの前大きい木を寄附をしたりしましたんで,どんなまちがええんかいうことをよく話したりします。  すると,あるお嬢さんが──お嬢さんがですよ,この島には,バラやとか,そういう緑のところちょこちょこあると。そやけど大々的にやっぱり森がないと。小磯美術館のあたりは多少ありますけれども。そして,あるお嬢さんが言うのは,でっかい木が,本当にでっかい木があって,その下でみんなが話し合えるような島にしてほしいと,そんな話をされたんです。  私,先ほど皆さん方が入ってくる前にこちらに申し上げてたんですけど,前提として,あの島を計画した人を私よく知ってるんですが,40年前,図面を見たときに,宗教施設がないやないかと。お宮がないんか,お寺がないんか,教会がないんかいうたら,神戸市は宗教施設はつくったらあかんと,こう言うたんです。私はそのプランナーに,宗教を排除したら,人間を排除するのと一緒やでと。やっぱり,宗教をちょっと何か変なもんに思っとるん違うかというふうな話をしたんですが,その話をすると,私がまた75分質問時間があるようなときにそれはさせていただきますが,きょうは,そのお嬢さんが言うのは,よく話し合っているうちに,それやったら,島民が──今,1万5,000でしたか,8,000でしたか,その島民が皆1本ずつ木を植えて,30年後,50年後,それが実るような大きな鎮守の森みたいなのができることを楽しみに,六甲アイランドの人が住んだらどうかと。もちろんあそこのバラ園なんか非常に,全国的に表彰されたりしてきれいな島ですが,なお一層,木を植えることによって島を元気にすることができないかということについての局長の考えをお伺いいたします。 207 ◯辻みなと総局長 今,御指摘にございましたとおり,私も六甲アイランドを見て,実際にやっぱり緑が多いということについては非常に重要なことであろうと思ってございます。六甲アイランドのまちづくりの大きな特徴ということで,今まで民活を利用してずっとやってきたということが1つございますけれども,例えば街路沿いでは,敷地で分け隔てなくて,樹木を多数植えて,四季の風情が感じられるような工夫は行われているのかなと。また,シティヒルですとかマリンパークということもございます。やはり住環境の中での緑を感じられる要素というのは,六甲アイランドは非常に強いんではないかなというふうに思ってございます。  今回,御指摘いただきまして,六甲アイランドの緑被率がどれぐらいあるかということを調べさせていただいたんですけど,26.2%ございます。これは公園とリバーモール,マリンパーク等々も含めてでございますけれども,例えば東灘・灘区,中央区といった都市部の緑被率が大体,特に灘区,中央区あたりですと,灘区は20%,中央区では8%ぐらいしかありませんので,そういう意味でいうと,人工島として緑,緑化を進めてきたということについては,非常にあるのかなと思っています。  今,御質問にありましたように,人口のほうも今,1万9,700人ということで,ピークはずっと続けてきています。30年もたって人口がふえ続けている,もしくは若年人口の割合が非常に高い,高齢人口の割合が相対的に低いと,こういうまちはなかなかないのかなと。これはやはり,そういったところの取り組みが一定住民の方にも受け入れられ,評価していただいているのかなという気はいたします。  御指摘のような木々を育てるような取り組み,こういうものにつきましては,昨年の2月にお聞きしておりますと,街区のマンション管理組合ですとか地域団体の方が桜の木──これは市に寄贈されて,建設局が所管になるんですけれども,管理されるシティヒルの一角で植樹をされたということをちょっと聞いてございます。地域が主体となって緑豊かな環境や美しい景観づくりにも取り組んでおられるということも聞いてございますので,委員御指摘のような形での,住民が主体的にそういった緑を持つというようなことにつきましては,六甲アイランドにおいて現在取り組みを進められてございますので,そういったところも含めて,これから住民がまちに愛着を持つということについては,まちを持続的に発展させていくという意味合いでも重要なことでございますので,そういったところが感じられるようなまちづくり,緑豊かな環境づくりというものも必要ではないかなというふうに考えてございます。 208 ◯分科員(浦上忠文) いや,それは今,多いですね。それは非常に結構なんですけど,六甲アイランド高校生の主眼は,みんなが参加して木を植えるようなことをしたらどうかと。行政がしたり自治会がしたりするのもええけれども,みんなでちょっと小さな木を植えて,それが,自分が死んだ後でも,それがにぎやかになって,そして,将来六甲アイランドで死んだ人はそこに散骨するんやというふうな場所にでもなったらどうやと,このお嬢さんはおっしゃるんでありますが,そういうみんなで手づくりで──多分,よく安井俊彦先生は,六甲アイランドが地上に出る前からわしは知っておったんやとよう自慢して言うてはって,このまちをしっかりするんやと言いますが,私は図面のときから知っておったという議員として,なお,本当に私愛してるんですよ,六甲アイランドを。だからなお一層,もうちょいみんなで参加してこの島をつくるというふうな,そういう空気が生まれないかということなんです。  例えば,この前,私の本会議の質疑で,久元市長は,ネット時代の地方自治という話の中で,顔の見える地域社会をつくるのが大切やとおっしゃったんですが,今度,総括のときに,それはそうやけれども,あの人はネットで,例えばSNSで情報が伝わったら,サラリーマンが参加できるんやということをおっしゃいましたけれども,そうでなくて,私は実際にやはり,ネット時代やからこそ心を大切にした,本当言えば,あそこにお宮でもお寺でも欲しいんですけれども,例えば島いうのは,御存じやと思いますけど,イザナギ,イザナミの神様が棒で回したんが,それが淡路島で,今,淡路島に伊弉諾神宮というのがありますけれども,要するに神さんとともに島があるという気持ちを,鎮守の森という意味でお嬢さんおっしゃってるんやと思いますが,もうちょいみんなで参加してというふうなところはいかがでしょうか。 209 ◯辻みなと総局長 先ほどの答弁の中でも申し上げたように,植樹については,六甲アイランドのまちづくり協議会,地元の方の植樹ということでございますので,こういった取り組みが地元の方も含めて広がれば,木を育てていくということ,緑を育てていくということの中で,まちに対する愛着も進んでいくのかなという気はいたします。  いずれにしましても,若い人たち,学校教育も含めて,小さいときからまちに愛着が持てるような環境づくりをしていくということは,委員御指摘のとおりだと思いますので,どんな方法がいいのかということについては,それぞれまた地域でもいろんな御意見もあろうかと思いますので,今,六甲アイランドのまちづくりの将来検討委員会をやってございますので,そういった中でも議論をさせていただければというふうに考えてございます。 210 ◯分科員(浦上忠文) わかりました。それでは,その精神を六甲アイランドのさまざまな会合で,皆さんはえらいと,緑の率でも調べてみたけどすごいと,そのことをおっしゃっていただいて,今度は5月のバラ祭りには私も頑張って,頑張ってですよ,今の立場で行きたいなと,こう思っておりますので,またそのときに局長とお話しできるのを楽しみに,これから1カ月頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。 211 ◯主査(軒原順子) お疲れさまでした。  次に,松本しゅうじ委員,発言席へどうぞ。 212 ◯分科員(松本しゅうじ) 自民党の松本でございます。本当に神戸経済の3割を担うみなと総局でございますんで,日ごろから御活躍いただいておりますことに敬意と感謝を申し上げておきたいと思います。  ハーバーハイウェイのことを聞こうとしておるんですが,まず最初に,須磨海岸のほうを先にお伺いしておきたいと思います。  他局との連携,国・県・市含めて,それにおきましてのエレベーターの件について,今動きが活発になってきておりますので,その点についてお伺いしたいと思いますが,まず,先ほどからの須磨海水浴場の健全化ですね。以前からファミリーゾーンをつくって,つくってと言うて,2年ほど続けてつくっていただいて,去年からはファミリーエリアということで,非常にテレビカメラもついてというか,防犯カメラですね,大分よくなってきましたので,一定の成果があったということを大いに評価しております。  そこで,31年度にはバリアフリー対応のいわゆるシャワーとかロッカーとか,施設の関係がよくなってくるということは既にお聞きしておりますので,一方で,ここからなんですが,須磨駅の南側に──以前から北側にはつけていただいたんですが,南側にエレベーターがないんですね。結構長い階段で,これ障害者であったり女性のバギーであったり,いろんな意味合いで大変使いにくい状態になってますので,今回,県も含めて,国もいろいろと積極的に動いていただいてまして,そういうことから考えましても,設置主体でありますJR,それから国・県などの協力が必要なんですが,須磨海岸の管理者ということで,みなと総局が,僕は中心となって進めていってもらいたいと。同時進行でも,先に走ってでもやってもらいたいなと。  といいますのは,先ほどからブルーフラッグの話ありますよね。5月ですから,ことしということにはなっておりますけれど,1年中通してのレジャーゾーン的なことまで頭にいきますと,このエレベーターというのは非常に重要なポイントになるんだろうと思っていますので,その点について,改めてみなと総局が中心となって進めてもらいたいと,こう思いますが,いかがでしょう。 213 ◯辻みなと総局長 公共交通のバリアフリー化のお話の中で,兵庫県の予算の資料の中でも,鉄道駅舎のエレベーター等の設置補助,これの対象を拡充されたと。今,御案内のとおり,須磨駅については既に北側のほうに1基ついてございますので,一応対象としては3,000人以上の乗降客数はあるんですが,2経路目ということで,これまで県の補助金の対象になっておらなかった部分につきまして,今回,2経路目であったとしても,一般乗降客と比較して著しく長い距離,これの迂回を余儀なくされるという場合につきましては,バリアフリールートの経路短縮が必要な駅として,いわゆるバリアフリーの県の補助要綱の対象になるということで私どもも今聞いてございます。今後,県・市が協調して対応することができるようになるということは,非常に私どもとしても,須磨の活性化を進めていく上でも重要なことであろうかというふうに考えてございます。  今も御指摘ございましたように,ただ,この制度は事業者の負担が大前提になってございます。現実には国が3分の1,県・市が6分の1ずつ,事業者が3分の1ということでの補助制度になってございます。これまでも実はJR西日本に対しましては,市長名でも鉄道駅舎における高齢者,障害者等の利用環境の改善についての要望書を出させていただきました。その中で,委員御指摘の南口を重点要望駅としても明示させていただいているところでございます。また,先ほどのバリアフリーの要望は保健福祉ですけれども,私どものほうからもJR西日本に対しまして,須磨海岸のバリアフリー化に向けて,口頭ではございますけれども,要望はさせていただいているところでございます。  まず,私どもとしますと,こういったJR西日本に対しまして要望してきたんですけれども,なかなか前向きな回答を今までいただけてございません。確かに県の補助対象の拡充を契機として,私どもも,みなと総局も含めて,保健福祉局なり,あと兵庫県なりとも連携して,JR西日本に対してやっぱり強く働きかけていく必要があろうかと。もちろん,今,御指摘ありました,みなと総局が中心となってというお話もございますけれども,やはりJR西日本に対しましては,いろんな角度から総量でもって要望していくということも非常に大事だと思いますので,そのあたりは私どもも実現に向けて非常に注力せないかんということの認識は十分持ってございますけれども,そういった形で保健福祉局なり兵庫県なりと連携して取り組みを進めていきたいというふうに考えてございます。 214 ◯分科員(松本しゅうじ) 積極的にありがとうございます。31年度の県のほうの予算にそれが実は入っているということで,この間御報告いただきまして,ただ,今,局長がおっしゃったように,どうしてもやっぱり設置者はJRなんで,これは地元の区長にも申し上げ,区長から県にも上げ,もちろん区長に行くまでには,自治会とか婦人会とか,そういうようなものも既に上がっています。もちろん我々もやっておるんですが,いずれにしましても,レジャーゾーンというほうが,頭に僕らもこれからあって,窓口はいつまでたったって保健福祉局なんですが,須磨海岸の5年先のエリアがどんと変わる──先ほどからいろんな須磨の話一生懸命していただいてありがたいなと思ってるんですが,そういうことまで考えると,これがあったら一挙に,インバウンドまで言いませんけれども,ひょっとしたらそこまでも,水族園と連携して,須磨海岸でいろんなことも,そして冬のレジャーというのは,泳ぐ以外にも,SUPであったり,いろんなことありますんで,全部がそこに──電車も使える,レンタルも使える,そこで景気対策にもなる,それで地産地消にもつながっていくと。非常に効果が高いことばっかりやと思ってますんで,今,局長のほうからもいろいろとお話をいただいたんですが,ぜひエレベーターの設置に向けても積極的にがんがんやってもらいたいと思いますので,これからずっと見ていきたいと思いますので,設定のほうも積極的にお願い申し上げたいと思います。  それでは,次に,もう余り時間がありませんが,従来から国際コンテナ戦略港湾施策としてのハーバーハイウェイのあり方ということで,前は神戸市独自のものでございますから,料金も徴収していただいていて,そこから本当に,これ15年前から減免の件なんかも,港湾の神戸港の関連団体の皆さんと一緒になりまして,前市長さん初め,現在までしっかりと実施していただいておるということで,本当に力強く感謝申し上げておきたいと思います。  加えて,今回のETC化ということで,整備されるというふうに聞いておりますから,ただ,先ほどの議論から──以前にも聞いてますが,2~3年先にはということになっておりますんで,そこで,このことはそれでどんどんと,早期整備ということでもっと早くということ,とりあえずは要望しておきたいと思いますが,減免の次の運用ですね。今までの運用とあわせて,ETCによります減免対象車両ですね,これが特定されることで,料金支払い,これは適正化されると。今までも適正には行ってると思いますが,この点についてはどのようになるのか,ちょっとお伺いしておきたいと思います。 215 ◯金谷みなと総局担当局長 ハーバーハイウェイのETC化,これはもう全力で取り組んで,できるだけ早くつけていきたいというふうに思っております。料金も,午前中にも御説明させていただきましたですが,受益者負担という観点も入れますけど,今やっております──地元の港湾関連事業者に行っております減免制度については,それを維持していくということで考えております。今,先生おっしゃいましたように,ETCは車が特定されますので,現在,減免券という方式でやっておりますけど──これも適正に運営されていると思うんですけど,よりそれが厳格化するというのは確実であろうかと思います。ETC化の中でスムーズにそういう料金体系とかできることを今後も検討していきたいと思います。  以上です。 216 ◯分科員(松本しゅうじ) ありがとうございます。本当に長い間こういうことに取り組んできまして,最初は数千万ぐらいからスタートして,今,3億円というところまでいってますんで,当時は震災の後でございましたので,競争力強化と,他都市との競争に絶対負けられへんと。神戸が復興するためにはこれが絶対必要やいうて取り組んでいただいて,本当に今回,うまく機能していただいて,将来につながるETC化までいっていただいておりますので,これからも引き続いて,目的は,地元の港湾関連企業の皆さん方が他都市よりも優位に立って神戸港が大きく経済発展していただくということでございますので,頑張ってください。  終わります。 217 ◯主査(軒原順子) お疲れさまでした。  以上で,みなと総局関係の質疑は終了いたしました。  当局,どうも御苦労さまでした。 218 ◯主査(軒原順子) 以上で,本日の日程は全部終了いたしました。  長時間の審査,お疲れさまでした。  次回は,あす午前10時より,ここ28階第4委員会室において住宅都市局関係の審査を行いますので,よろしくお願いいたします。  本日は,これをもって閉会いたします。   (午後4時16分閉会) 神戸市会事務局 Copyright (c) Kobe City Assembly, All Rights Reserved. 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