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  1. 神戸市議会 2018-10-05
    開催日:2018-10-05 平成30年決算特別委員会第1分科会〔29年度決算〕(市民参画推進局) 本文


    取得元: 神戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-09-06
    本文へ移動 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   (午前10時0分開会) ◯主査(味口としゆき) おはようございます。ただいまから決算特別委員会第1分科会を開会いたします。 (市民参画推進局) 2 ◯主査(味口としゆき) 最初に,写真撮影の許可についてお諮りいたします。  神戸新聞さんから本日の分科会の模様を写真撮影したい旨の申し出がありますので,許可いたしいと存じますが,御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり) 3 ◯主査(味口としゆき) それでは,許可することにいたします。  それでは,日程によりまして,市民参画推進局関係の審査を行います。  当局におかれては,簡明な説明をお願いします。  それでは,当局の説明を求めます。  岡田局長,着席されたままで結構です。 4 ◯岡田市民参画推進局長 おはようございます。市民参画推進局長の岡田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは,お手元にお配りしております委員会資料,平成29年度決算説明書によりまして御説明申し上げます。  2ページをお開きください。  平成29年度事業の概要でございます。本市はこれまで,阪神・淡路大震災からの復興の歩みを着実に進めてまいりましたが,今後,さらなる少子・超高齢化の進展が見込まれる中,人口減少社会の克服を目指し,まちの魅力と活力を高める施策を積極的に展開し,新たなステージに立つ神戸をさらなる高みへと押し上げていくことが必要でございます。そのため,市民参画推進局では,これまでの取り組みをさらに発展・深化させながら,以下の1顔の見える地域社会の実現から7番大規模国際スポーツイベントの開催準備等に至る7つの施策に基づく事業を通じて,輝ける未来創造都市の実現に向け,市民の皆様とともに取り組んでまいりました。  2の主要事業といたしまして,1顔の見える地域社会の実現でございますが,地域コミュニティ施策の基本指針に基づき,地域コミュニティ支援者会議を各区に設置したほか,ふれあいのまちづくり協議会のエリアごとに,人口・世帯数・高齢化率などの地域活動に役立つデータをまとめた地域の基礎データを公開いたしました。  また,地域福祉センターの運営やふれあいのまちづくり協議会を通じた地域活動への支援など,地域社会における各種の福祉活動・交流活動を推進いたしました。  さらに,学生のNPO活動への参画を促進するための神戸ソーシャルキャンパスを引き続き運営するとともに,社会貢献活動を希望する人材と地域社会の課題解決に取り組む団体等をつなぐ神戸ソーシャルブリッジを開設いたしました。  2市政情報の提供でございますが,市政情報室の運営を引き続き行うとともに,市役所を訪れる市民の方々に対して庁内案内などを行い,利便性の確保・向上に努めたほか,意見提出手続制度や情報公開制度,個人情報保護制度のより円滑で適正な運用に努めました。
     また,法律等の市民相談窓口を設け,さまざまな問題に対する相談を行いました。  右の3ページをごらんください。  3区役所窓口の強化でございますが,東灘区に続いて,平成30年1月に長田区に総合窓口を開設するとともに,月2回の区役所窓口時間の延長や繁忙期における日曜開庁・年末開庁を引き続き実施するなど,窓口サービスの向上に取り組みました。  また,マイナンバーカードを利用した証明書コンビニ交付サービスについて,利用率向上に向けた広報・啓発を行いました。  4男女共同参画社会の実現と勤労者福祉の充実でございますが,神戸男女いきいき事業所表彰等の施策を引き続き推進したほか,男女共同参画センターにおいて,各種相談やセミナーを実施しました。  また,勤労会館及び勤労市民センターの管理運営を行ったほか,神戸市技能職者表彰を実施するとともに,神戸の技能職者等のすぐれた技能を市民に知ってもらうため,写真集を制作し,PRに努めました。  さらに,中高年齢者事業及びシルバー人材センター事業を,公益財団法人神戸いきいき勤労財団とともに取り組みました。  5安全・安心な消費生活の確保でございますが,消費者教育のさらなる推進を図るため,神戸消費者教育センターをリニューアルオープンしたほか,深刻化している高齢消費者被害を防止するため,夕食宅配サービスを活用した啓発チラシの配布や悪質商法対策として,啓発リーフレットやステッカーの配布を行いました。  さらに,インターネットトラブルが増加していることから,本市ホームページ内の特設サイトの周知や内容の充実を図るなど,被害防止に努めました。  このほか,適正な計量を確保するため,質量計定期検査や各事業所等への立入検査を行いました。  4ページをお開きください。  6文化創生都市の推進でございますが,第9回神戸国際フルートコンクールを核として神戸国際フルート音楽祭を開催したほか,神戸開港150年を記念し,神戸港や神戸空港島を舞台にした港都KOBE芸術祭を開催し,神戸港の魅力を広く発信いたしました。  また,芸術文化活動助成を行ったほか,市民の文化活動の促進等を図るため,文化振興事業や演奏事業等を公益財団法人神戸市民文化振興財団とともに取り組みました。  さらに,神戸文化ホールや区民センター等の管理運営を行ったほか,ジャズの街神戸の全国への発信事業,神戸まつり,六甲全山縦走大会等を実施しました。  7大規模国際スポーツイベントの開催準備等でございますが,ラグビーワールドカップ2019神戸開催に向け各種基本計画を策定するとともに,大会開幕2年前イベントやプロモーション活動,普及・啓発活動等を実施したほか,神戸開催推進委員会を設立し,官民一体となった協力体制の強化を図りました。  また,東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に関連して,オーストラリアパラチームとネパールパラ水泳チームが神戸市で事前合宿を行うことが決定したほか,海外スポーツ交流や小・中学校,特別支援学校での体験教室等を行いました。  さらに,ワールドマスターズゲームズ2021関西の開催に向け,ニュージーランド・オークランド大会に競技団体とともに現地調査したほか,認知度向上のためのプロモーション活動を行いました。  6ページをお開きください。  平成29年度一般会計歳入歳出決算につきまして御説明申し上げます。  なお,金額につきましては,1万円未満は省略させていただきますので,御了承願います。  1決算額一覧表(1)歳入について,表の最下段,歳入合計にございますように,予算現額31億1,247万円に対しまして決算額23億3,347万円で,予算に対しまして7億7,900万円の減となっております。  右の7ページに移りまして,(2)歳出について,最下段,歳出合計にございますように,予算現額81億4,767万円に対しまして決算額71億5,377万円,翌年度繰越額6億4,586万円で,不用額は3億4,803万円となっています。  8ページをお開きください。  2決算事項別明細書につきまして御説明申し上げます。  (1)歳入でございますが,決算額につきましては,右の9ページ,左から3列目の収入済額の欄をごらんください。  第17款使用料及び手数料は6億5,550万円で,文化ホール等の使用料及び区役所市民課における証明書発行等の手数料でございます。  10,11ページをお開きください。  第18款国庫支出金は9,199万円で,港都KOBE芸術祭に対する文化事業関係費補助等でございます。  第19款県支出金は2,839万円で,地方消費者行政活性化事業に係る補助金等でございます。  第20款財産収入は1億4,581万円で,舞子ビラ土地定期借地契約に伴う貸地料等でございます。  第21款寄附金は1億5,443万円で,市民文化振興基金に対する寄附等でございます。  12,13ページをお開きください。  第22款繰入金は9億157万円で,勤労者福祉共済基金からの繰入等でございます。  第24款諸収入は2億8,574万円で,貸付事業における返還金等でございます。  第25款市債は7,000万円,地域福祉センターの整備に係る市債でございます。  14ページをお開きください。  次に,(2)歳出でございますが,決算額につきまして,右の15ページ,左から2列目,支出済額の欄をごらんください。  第2款総務費,第1項総務費は7億4,220万円で,総合窓口の設置運営やマイナンバーカードによる証明書コンビニ交付サービス等に要した区政費,住居表示の整備等に要した住居表示整備費でございます。  第3款市民費,第1項市民費は44億4,917万円で,職員の給料等の職員費,文化行政の推進等に要した市民文化費,16ページをお開きいただきまして,婦人市政懇談会等に要した広聴費,情報公開制度の運用等に要した情報提供費,顔の見える地域社会の実現に向けて要した地域活動振興費,18ページをお開きいただきまして,勤労者福祉事業等に要した勤労福祉費,男女共同参画の推進等に要した男女共同参画費,次に,20ページをお開きいただきまして,安全・安心な消費生活の確保に要した消費対策費及び計量費でございます。  第2項会館費は14億7,272万円で,神戸文化ホールの管理運営等に要した神戸文化ホール費,22ページに参りまして,勤労会館の管理運営等に要した勤労会館費,区民センター等の管理運営等に要した区民センター費,勤労市民センター等の管理運営等に要した勤労市民センター費でございます。  第13款教育費,第12項体育保健費は4億8,963万円で,大規模国際スポーツイベントの開催準備等に要した市民体育費でございます。  24,25ページをお開きください。  最後に,第15款諸支出金は2万円で,過年度支出に関連する区役所関連の経費でございます。  以上で平成29年度市民参画推進局の決算につきまして御説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 5 ◯主査(味口としゆき) 当局の説明は終わりました。  引き続いて,順位により質疑を行います。  なお,委員会運営の効率化のため,当局におかれては簡明な答弁に努めるとともに,適当なものについては担当部課長からも答弁されるよう,この際,特に申し上げておきます。  また,質疑者が要望にとどめた項目については,コメントを要しませんので,念のため申し添えておきます。  また,委員各位におかれては,質疑の要点をおまとめの上,簡明にお願いいたします。  それでは,三木委員,発言席へどうぞ。 6 ◯分科員(三木しんじろう) おはようございます。日本維新の会の三木しんじろうでございます。風邪のほうをまだ引き続き引いてまして,お聞き苦しい点もあると思いますけれども,御容赦いただきたいと思います。一問一答のほうでよろしくお願いいたします。  それでは,まず初めに,窓口の時間外延長についてお聞きいたします。  区役所等で窓口の業務のサービスの拡充のために,これまでも特別窓口や年末開庁などいろいろしていただいておりますけれども,ことしの7月からは,さらに平日・夜間特別窓口を毎週木曜日,20時まで延長しております。この利用状況はどうでしょうかということと,また,実績は各区によって異なっていると思うんですけれども,どのように分析されているかどうか,重ねてお聞きしたいと思います。 7 ◯岡田市民参画推進局長 窓口の時間外延長等のサービスの充実についての御質問であったと思います。  少しこれまでの経緯を申し上げますと,本市におきましては,平成17年より引っ越しシーズンである3月の最終日曜日と4月の第1日曜日の2日間,区役所における日曜開庁を実施し,引っ越しの届け出や証明書発行などを行ってまいりました。  続きまして,平成22年から毎月第2,第4木曜日に,区役所及び北須磨支所の窓口時間を19時まで延長し,引っ越しの届け出や証明書発行を行ってまいりました。  続いて,平成23年,帰省中など年末の時間を利用して区役所で証明書を取得したいと,こういうニーズに応えるために,区役所における年末2日間,開庁を実施し,住民票や戸籍などの証明書の発行を行ってまいりました。  このたびの平成30年7月からの取り組みでございますけれども,仕事や家事などで平日になかなか区役所に行くことができない方や,特に市外に通勤をされている方のニーズに対応するために,毎月第2,第4木曜日の19時まで実施しておりました窓口の延長を,毎週木曜日の20時まで拡大をいたしました。また,これまで各区役所と北須磨支所のみでしたが,北神支所についても実施をしてございます。  取扱件数についてでございますけれども,ことし7月の実績を昨年度と比べますと,19時から20時までに拡大したことによりまして,1回当たりの件数というのは,約11%伸びております。また,毎週木曜日に拡大をしたことによりまして,この1カ月当たりの件数は,1,097件から2,434件と倍以上に伸びてございます。こういうことから,全体として平日の窓口時間延長に対する市民ニーズは大きいというふうに考えてございます。  また,19時から20時の間の取扱件数というこの1時間の部分は,延長時間全体──5時半から8時になるんですけれども,これの約3割の件数に至っているということで,19時以降の市民ニーズが一定あることもわかってございます。  各区の7月の利用状況の比較でございますけれども,件数におきましては,東灘区と中央区が突出して多いという状況で,長田区が最も少なく,それ以外の区においては,ほぼ同じような件数でございます。また,これを人口比率で比較をいたしますと,中央区が比率が高く,北区と西区が届け出比率が少ない,こういう状況でございました。  これは7月のデータでございますので,これをどう評価するかというのは,もう少し通年を通して見る必要があろうかと思いますので,現在の数字の捉えということでの御説明に置きかえさせていただいております。  以上でございます。 8 ◯分科員(三木しんじろう) ありがとうございます。東灘区と中央区のほうが多いというお話だったんですけれども,これ共働きの方も多いっていう関係もあると思うんですけれども,共働きされている方から平日の夜間特別窓口の設置は大変助かるんですけれども,大阪や姫路に勤務していると,20時までに窓口に行くことがなかなか難しいと。他都市を見てみますと,横浜市とか川崎市,相模原市では土曜日,大阪市や名古屋市等では,日曜日にこの窓口をあけている例もあるんですけれども,例えば神戸市の木曜日の時間外開庁を土曜日の午前中に変更するとか,そのような検討っていうのはできませんでしょうか。御検討をお願いします。 9 ◯丹本市民参画推進局参画推進部長 ただいま御質問をいただきました土曜日・日曜日の休日開庁の部分につきましてでございますが,私どもも平日の時間延長を検討するに当たりまして,他都市の状況だとかそういったことにつきましても,いろいろ調べたり検討をさせていただきました。他都市で特に大阪市の場合は,平日の時間延長と休日の開庁,両方やっているという実績がございましたので,そういったところも調べてございます。そうしたところ,1時間当たりの来庁者数,これが休日の場合と平日夜間の場合を比べますと,おおむね1対2なり1対3,それぐらいの率で,やはり平日夜間のほうは多くなっていることが多いという数字の分析を私どもなりにいたしまして,そうしたことから,平日時間延長のほうがニーズが高いと判断いたしまして,30年の7月から平日時間延長の毎週化と,そして先ほど局長が答弁いたしましたが,やはり来るのに時間がかかる方もおられますので,今までの7時までよりもさらに1時間延ばすという方法によりまして,カバーするようにさせていただいているということでございます。  もちろん先生おっしゃるとおり,休日時間延長のニーズとかそういうことはあるというふうに認識してございますが,まずは今,7月から始めたばかりでございますので,これに向けてのPRだとか,そういったところに注力をまずしていきたいというふうに思っております。引き続き今後どういったサービスがより望ましいかにつきましては,私どもとしても研究を引き続きさせていただくというふうに思ってございます。 10 ◯分科員(三木しんじろう) ことしの7月からまだ始まったばかりということですので,今後の動きも見ていただいて柔軟に対応していただきたいと思うんですけれども,マイナンバーカードがあれば市民の方々がコンビニで証明書等を取得することができるわけなんですけれども,神戸市では,8月末現在では取得数が23万8,000枚,取得率が15.4%で,伸び率もよくないというふうに聞いております。平成28年1月からコンビニのマルチコピー機で証明書発行のサービス実施しているわけなんですけれども,コンビニのマルチコピー機の各区の利用状況で証明書というのは,コンビニからどれぐらい発行件数があるのかっていうのをちょっと教えていただきたいんですけれども。 11 ◯丹本市民参画推進局参画推進部長 ただいまマイナンバーカード,あるいはコンビニの証明書発行交付の状況等についてお話がございました。  議員のほうが言われましたとおり,全国の人口に対するマイナンバーカードの交付率が11.8に対しまして,神戸市の場合は15.43%ということで,政令指定都市の中では人口比で言いますとトップの交付率は維持してございますが,交付の伸び率といいますか,そこら辺がどうなのかというと,決して伸びが増しているという状況ではございません。そうしたことから,今後,十分にPR等をしていかなければならないのかなというふうに思ってございます。  特に交付率につきまして,各区ごとの比較で多少のばらつきはありますが,地域差が特にあるとか,市内の場合はそういったことはないものと考えてございますが,いずれにいたしましても,PRとして,私ども平成29年度におきましては,市民──特に民間企業の方も含めまして,私どもの職員が職場のほうに出張して,90回を超えるマイナンバーカードの申請受け付けを行ったほか,確定申告時には,税務署と連携した臨時の申請窓口を行ってございます。今年度につきましても,15回ほど出張申請の受け付けを実施してございますので,こういったことにつきまして,国のほうとも連携しながら,引き続き取り組んでまいりたいと。特に商業施設でのそういったことにつきましてもできないだろうかいうことを,企画調整局中心に考えているところでございます。  そして,もう1点,国のほうの動きといたしましては,マイナンバーカードを利用した医療保険のオンライン資格確認を2020年から本格稼働するという議論が進んでございまして,この場合,マイナンバーカードを保険証として使用できるようになるということで,そういったシステム構築のほうが今進んでいるという状況でございます。  あと,議員のほうから質問されてございましたコンビニ交付の状況についてでございますが,これにつきましては,基本的に地方公共団体情報システム機構というところのシステムを活用しながらやってございまして,統計データ等につきましては,そこらから入手するような仕組みになってございます。全国各地のコンビニエンスストアとそこの機構のほうが連携してやっているということに対して,各自治体がそれを活用するというような,そういった仕組みになっておりますので,議員御質問の区ごとのコンビニエンスストアでのコンビニ交付の状況については,私どもも問い合わせしたんですけれども,なかなか把握できていなというのが実情でございます。  コンビニ交付につきましては,可能なところが全国で5万4,000店舗,神戸市内では600店舗ということで,実績といたしましては,平成29年度,神戸の場合は約6万件,そして平成30年度におきましては,8月末現在の数字で恐縮ではございますが3万2,000件ということで,おおむね4割ぐらい伸びているというような状況になってございます。  いずれにいたしましても,先ほど申し上げましたマイナンバーカードの普及の課題はございますが,市民の利便性の向上,区役所における業務の効率化に資するものでございますんで,引き続きポスター・チラシさまざまな媒体を使いまして,PRのほうに努めてまいりたいというふうに思ってございます。 12 ◯分科員(三木しんじろう) ありがとうございます。平成28年1月から始めたということなんですけれども,平成29年度6万件,これが多いか少ないかよくわからないんですけれどね,今後も区役所にコンビニのマルチコピー機と同様のキオスク端末12台を設置するというように聞いておりますけども,今,コンビニで証明書がとれる中,どういった効果があると予想しているのかちょっとお聞きしたいのと,区役所の作業を円滑化するのが目的なんか,それとも区役所の例えば人員を減らすとか,それが目的なのか,ちょっと何が目的かよくわからないとこあると思うんですね。というのも,コンビニでできるのに,区役所に端末を置くメリットはないように思うんですね。この端末なんですけれども,リースで置かれるということなんですけれども,当然,今後,端末のランニングコストが毎年かかってくると思います。コンビニがあるわけですから,よく区役所の前とかにもコンビニ近くにあると思うんです。こういうランニングコストがかかるようなものを設置するならば,違う──例えば広報──15.4%しかマイナンバーカードが普及してないわけですから,もうちょっと広報に力を入れるとか,ほかの施策に力を入れるべきだと思うんですけれども,ちょっとその辺の御見解をお伺いしたいんですけど。 13 ◯丹本市民参画推進局参画推進部長 議員御指摘のコンビニ交付の今後の展開について,広報に力を入れるべきじゃないかというのは,私どもも十分同様の気持ちを持ってございます。今回,私どものほうで,区役所・支所・出張所12カ所でコンビニ交付ができるキオスク端末を置くという趣旨といいますか,狙いについての御質問でございましたが,私どもネットモニターを使いまして,アンケート調査をしました。証明書コンビニ交付サービスについてどうなのかということで,まずはサービスそのものを知らなかったとか,あるいは個人情報の取り扱い上不安があるとか,そういった声等もいただいてございましたが,やはり実際,証明書発行をするニーズがあるときじゃないとなかなかコンビニ交付の実感が湧かないというような,私ども分析等もさせていただきまして,やはりそういった観点で見ますと,区役所のほうに証明書を実際にとりに来られるときにカードがあれば窓口で並ばずに,かつマイナンバーカードを使ってコンビニの機械でするときに暗証番号を入れるような仕組みになってますので,カードを紛失しても暗証番号がわからなければ使えないだとか,そういったことをやっぱり実感してもらう,そういったことが大事なのではないか,そういったことがPRの上で効果的ではないかというふうに考えまして,区役所・支所・出張所の設置のほうに踏み切ったという次第でございます。もちろん区役所のほうの証明書発行の窓口の混雑の緩和とかそういったころにももちろんつながってまいるという部分もございますし,そういった要素も含めまして,こういうふうな展開が効果的ではないかということで行おうとしている次第でございます。 14 ◯分科員(三木しんじろう) ネットでアンケートもとられているということなんですけれども,区役所の窓口を開く──先ほどの最初の話ですけどね,市民のニーズに合わせて変化していくっていうことが大切だと思うんですけれども──ちょっと示させていただいている分ですけれども,あと,市民にとって,コンビニで証明書をとれるということは便利やと思うんですけれども,先ほど言われたように,住民票とか所得証明とか頻繁に必要なものではないと思うんですね。これだけのサービスだったら,なかなかマイナンバーカードの普及にはもちろんつながらないと思うんですけれども,母子手帳とかそういうものはファミリアのキャラクターをつけてやられたり,銀行さんでもキャラクターがついた通帳をつくったり,そういうことをされているわけなんですけども,もしマイナンバーカードを普及したかったら,マイナちゃんというのもいらっしゃると思うんですけれども,なかなかキャラクター的に弱いと思うんですけども,そういうどっかキャラクターとコラボして,限定で数を発行するとか,そういう試みもやられてはどうかなとも思ったりもするんですけども,同時にキオスク端末をふやしたところで,マイナンバーカードの普及がふえていくとも思えないですし,当然マイナンバーカードを持ってる方ありきのサービスやと思うんですね。だから,当然マイナンバーカードの普及率を上げなければならないと。先ほども2020年から健康保険証の役割も果たすというお話がございましたけれども,ほかのサービスがあるとかメリットがあれば,またふえていくとも思うんですね。企画調整局と連携していただきまして,今後のやり方に期待したいと思います。  ちょっと時間がないので,次に行かせていただきます。  続きまして,神戸市では,10月が男女共同参画推進月間ということなんですけれども,女性活躍についてお聞きしたいと思います。  現在,人口減少社会を迎えて,労働人口や地域社会の活力を維持するためには,企業での仕事の中でも女性の活躍が不可欠になっていると思うんですね。中央区なんかでは共働きの夫婦が多いとか,住んでいる地域によっても状況が重なっていると思いますが,子供がいる女性に活躍してもらうためには,保育所とか学童保育の整備──待機児童を解消して,子供を安心して預けて,それで働くことができる環境をつくることはもちろん必要やと思うんですけれども,働きたいと考えている女性が,なかなか就職までたどり着けないという現状があると思います。  例えば,子育てをしている女性に,働ける時間帯の条件やいろいろニーズがあると思うんですけれども,幾つかの企業は,よい人材であれば,それらの条件を踏まえて受け入れたいと思っているところもあると思うんですね。そういったことが働きたい女性のほうまで伝わっていないふうに思うんですけれども,労働市場における人手不足がある中,働きたい女性と企業のマッチングができていないような問題があると思うんですけども,この問題についてちょっと御見解をお伺いしたいんですけれども。 15 ◯岡田市民参画推進局長 女性の活躍の推進──今後,神戸市におきましても,人口減少社会,あるいは少子・高齢化という中で,非常に重要なことだろうというふうに考えてございます。昨今,女性の就業率というのは,全体的には年々上昇しておるということで,いわゆるM字カーブの解消も進んでおるんですけれども,やはり女性は結婚・出産・育児・介護と,このようなライフステージごとにそれぞれ就業に向けての課題もお抱えになられてるということで,働く希望というものがなかなかかなえにくい状況というのは,委員御指摘のとおりかというふうに思ってございます。  そこで,本市の取り組みでございますけれども,本市でも男女共同参画計画というものを策定をしてございまして,その中で女性の社会への参画・活躍の推進,ワーク・ライフ・バランスの社会への実現というようなことを基本目標に掲げまして,先ほど申しましたライフステージごとの課題を踏まえて,働きたいという女性と企業とのミスマッチを解消するためのさまざまな取り組みということで行ってまいるところでございます。  具体的に申しますと,まず,就職活動期の女子学生でございますけれども,やはり仕事と子育ての両立支援など働きやすい職場が必要であろうということだと思いますが,この環境づくりに取り組んでいる市内の企業を表彰する神戸男女いきいき事業所ということを私ども進めてございます。  男女いきいき事業所に決まった企業に対しましては,具体的な企業の取り組みを冊子,あるいはさまざまな場面で紹介をしていくことで,学生向けにもこの企業を紹介するというようなことで,就職時のイメージと実際に働く場所とのミスマッチを解消していきたいというようなことですとか,就職をしてからの出産等による将来の離職にならないようにつなげていければということでの趣旨で,いきいき事業所の表彰も行っておるところでございます。  また,私ども男女共同参画センター──あすてっぷKOBEと呼んでおりますが,こちらのセンターのほうを運営しておるんですけれども,ここでは子育て期の女性の就業継続を支援するために,電話や面接等の各種相談を年間,大体,昨年ですと2,600件行ってございますし,あと仕事と子育て両立カウンセリングというようなカウンセリング事業,あるいは育休復帰セミナー等を実施してございます。また,男女共同参画月間に合わせましてセミナーも行っておりまして,今月で言いますと,10月30日に「笑って考えるワーク・ライフ・バランス」──ちょっと楽しげな名称を打ちまして,私もこれを初めて知って申しわけないですけど,世界一受けたい授業,東大人気ナンバーワンに選ばれた瀬地山 角先生という方をお招きいたしまして,企業はもちろんですけどれども,子育て世代の方にもぜひおいでくださいということで,こういうセミナーもやっていきたいというふうに考えてございます。こういう取り組みを通じまして,就業継続に向けた企業における取り組みも促進していきたいと考えてございます。  さらに,子育てなどで離職した女性の再就職を支援するということで,このあすてっぷKOBEでは,就業準備段階の不安解消を図る就業チャレンジ相談,あるいはそのようなセミナーを実施いたしておりますし,また,経済観光局におきまして,女性向けのものづくり仕事セミナーというようなことも行ってございます。そして,こうした機会を捉えまして,適宜子育て中の女性と企業のマッチングを専門に行っているマザーズハローワーク,こちらのほうの情報を提供し,さまざまな制約を抱える女性が働く希望をかなえられるよう支援を行ってございます。  委員御指摘のように,有効求人倍率は空前の高さを誇っておりまして,特に短時間労働ですね,──パートの求人倍率が非常に高いものがある中で,なかなか働く希望がかなわないという,そのミスマッチを解消することは非常に大切だと思ってございますので,引き続ききめ細かな取り組みを進めてまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 16 ◯分科員(三木しんじろう) 済みません,時間がないんで,後で講演のことについては,時間があればお聞きしたんですけれども,まず,その前に,介護や育児等によって,働きたくても外に働きに出れない方が多いと思うんですね。その中にも能力の高い方々──女性も結構いらっしゃると思いますけど,非常にもったいないことと思うんですね。そんな方々のために在宅制度も1つの選択肢であると思うんですけれども,そのような制度があるとか,どこの企業で制度が利用できんのかと広報の周知ができてないように考えるんですけれども,新聞報道で8月16日の神戸新聞によりますと,テレワークに関する記事がありまして,20歳以上の8,341人の方々のアンケートの結果,ICTを使って,自宅など職場以外で働くテレワークに関して,全国的に60%がテレワークという働き方を知らないという結果が出ております。テレワークの経験者,わずか4%でして,これからも働き方を考えると,在宅勤務制度というのは非常に重要なものになってくると考えてるんですけれども,企業に対して,在宅勤務制度の導入についてどのように働きかけをされているのか,そして市民の方々への周知,これを含めてちょっと御見解,ちょっと時間がないんですけど,お願いいたします。 17 ◯丹本市民参画推進局参画推進部長 議員お尋ねのテレワークの普及につきましては,私どもも同様の認識をしてございますし,国のほうでもテレワーク・デイを設けてPRするとか,あるいは企業に対して,テレワーク導入のために──特に中小企業に対してでございますが,在宅やサテライトオフィスで就業するテレワークに取り組むようなための企業活動に対して助成金を設けたりとか,あと県のほうにつきましても,助成制度を設けたりとかしてございます。私どものほうでも,先ほどの神戸男女いきいき事業所の表彰などを通じて,テレワークを取り組んでいる企業のPR等,そういったことにも協力してまいりたいと思います。  また,経済観光局におきましても,多様な働き方推進事業というのを28年度からやってございまして,その中で企業における在宅勤務の導入促進を取り組んでいるということで,私どもも経済観光局と協力しながら,企業向け,あるいは市民の方に向けて,そういったことについて発信していきたいと思います。 18 ◯分科員(三木しんじろう) 企業のほうにも,市民のほうにも,ぜひ広めていっていただきたいと思います。  先ほどの研修の件なんですけれども,女性活躍推進プログラム@神戸などで女性のための研修プログラムが行われているわけなんですけれども,これら必要なことであって,どんどん実施していただきたいと思うんですけれども,先ほども言いましたように,セミナーに行きたくてもなかなか外に出られない──子育てとか介護とかいろんな都合があって参加できな方も多くいらっしゃると思うんですね。そういった方々のために,例えばインターネット中継──セミナーとか研修とかそういうものを行って,自宅でも時間を問わず見ることを──例えばIDとかパスワードを入れて,いつでも自宅でも見れるように,そういうことができないでしょうか。ちょっと御見解,お願いいたします。 19 ◯丹本市民参画推進局参画推進部長 私どもも議員御指摘のとおり,育児や時間制約を抱える女性の方にどういった対応をしていくべきかということで,インターネットの活用等については検討したことがございますが,視聴につきましては,講義内容の著作権等の課題もございまして,そうしたもののクリアという部分がございまして,私どもとしましては,それにかわるものとして,できるだけ男女共同参画センターにおきます電話での女性問題の相談の窓口だとか,あるいはセミナーを行う際でも保育サービスをつけて来ていただきやすくするとか,あと,セミナーの一部については土曜日の開催を行うとか,そして,私ども以外にも国や大学等で就業・復職準備のためのeラーニングの取り組みをやっているところがございますので,そういった情報提供も行うということをしていきたいというふうに考えてございます。 20 ◯分科員(三木しんじろう) ぜひインターネットを活用していただきまして,情報提供のほうをしていただきまして,働きやすい環境をつくっていただきたいと思います。働きたくてもなかなか条件が合わず,働けない方々もいらっしゃいます。また,働きたいけれども,子育てと仕事の両立が困難でやめなければならない方も多くいらっしゃる現状があるわけなんですけれども,そのような方々が在宅勤務を含めて働きやすい社会に変化して,ワーク・ライフ・バランスに理解を持ち,育児支援策が利用される企業は女性の就業の継続傾向も強いですし,また,女性の活躍は,企業にとっても有用な手段だと思っております。企業側も大企業だけではなくて,中小企業に対しても育児と仕事の両立支援に取り組んでいただきますように,より一層理解と周知していただきますように,またハローワークとか他局とも連携していただいて,提案事業を後押ししていただきますように,どうぞよろしくお願いいたします。  以上です。ありがとうございます。 21 ◯主査(味口としゆき) お疲れさまでした。  次に,上畠委員,発言席へどうぞ。 22 ◯分科員(上畠寛弘) よろしくお願いします。では,質問に入らせていただきます。
     きょうは,特段市民参画局でヤミ専従の件を聞くつもりはございませんし,ないとは思いますし,今役員いらっしゃいませんよね,なので聞きませんが,勤労支援であるとか技能職の活性化,どちらかというと市民に向けてのさまざまな取り組みをされてらっしゃるので,ちょっとお伺いしたいことがございます。  技能職の活性化ということで,ものづくりの担い手として,生活文化の基礎,産業の基盤となる神戸の貴重な財産ということもあって,かなりいろいろとされてらっしゃるかと思います。地下道においてもさまざまな取り組みを展示されているのを見ておりますし,もう少しやり方も工夫すれば,もっと市民の方々も関心を持ってくれるでしょうし,アピールしなきゃいけないのは,やっぱり市民に対してだけではないと思うんですね。この担い手不足というのは,特にものづくりにおいてはあるというふうに聞いておりますし,さまざま民間でも取り組みをされているけども,やっぱり少ないと。技能職といったら,例えば左官屋さんとかタイル技工,ガラス,石こう,畳職人とかもあったり,技能職の連合会の中には料理人の方々も入ってらっしゃるんですよね,バーテンダーの方々であったり,中華料理であったりとか,そういう広い意味で技能職というふうになってくるんですけど,今回の場合は,ものづくりという意味では,先に言ったような左官屋さんとかガラス技工,大工さん,そういったまちをつくっていくというところで,この技能職に対して──なかなか若い子たちの話を聞いて,どうも中学生・高校生で,将来はこういった大工さんであるとかものづくりに携わりたいっていう声っていうのは,なかなか私も聞かないなという感じで,どちらかといったら大学に進学するとか,専門学校であればそういった学校もありますけども,声は前より少なくなっているんじゃないかなというのがあるんですね。  ですから,こういった意味でも,将来にわたって技能職というのは残していかなきゃいけないし,やっぱりきちんと日本人が古来から伝わってきた技術というものがあるわけですから,こういったものをしっかり支援していただきたいと思いますけど,この支援の状況っていうのがどういうものであるのか,このあたりを今,40分させていただきますので,短目に教えてください。あんまり長々の答弁は好きではないので,お願いします。 23 ◯岡田市民参画推進局長 今,委員のほうから,技能職の重要性に鑑みた支援ということであったと思います。  技能職につきましては,御指摘のとおり,ものづくりの担い手でございまして,その熟練のわざによりまして市民生活を支えているということで,大変これはかけがえのないものではないかなと私どもも思っております。実は,私は若いころにこの仕事をしたこともあって,非常に思い入れも熱うございます。  技能職を取り巻く現状──もちろん最近のことですから,高齢化が技能職の中で進行していたり,あるいは後継者が不足したり,売り上げが低迷しているということで,非常に厳しい状況にあるというふうに考えてございます。  技能職の団体として神戸市技能職団体連合会──神技連というのがございますけれども,昭和47年に技能向上,技能職者の福祉増進,交流のために集ったということですが,少しやはり人数も減ってきておるようで,現在は34職種,2万人というふうに言われてございます。この団体と私どもタイアップをいたしまして,さまざまな支援を行っております。  まず1つは,やはり励みになるということでは,若手から,あるいはこれまで培ってきた技能の功労を表彰するということでの表彰制度,これは年に1回必ず行ってございますし,また,神戸市技能職団体が行う交流事業ですとか人材育成事業に,神戸市としても助成をしておるということで活動を支えてございます。  魅力発信でございますけれども,先ほど御指摘あったさんちかの花時計ギャラリー,常設をいたしまして,技能inKOBEということで紹介をしてございますし,この10月に──ことしも27,28に行いますけれども,技能グランプリ&フェスタということで,兵庫県の技能職団体とも連携をして,国際展示場で2日間,大きくプロモーションをやっていきたいというふうに思っております。  また,25年度からは,神技連活性化プロジェクトということを神技連──団体ともタイアップいたしまして,販路拡大ですとか後継者育成などの新たな取り組みに対して本市としても助成をして,そのプロジェクトを進めていくということも行ってございます。  また,昨年度からは,技能職魅力発信事業を新たに実施いたしまして,冒頭申し上げましたように,写真集で「神技」という写真集を制作いたしました。これを作成した過程におきまして撮影した写真を活用して,ことしは写真展も開催したいと思っておりますし,11月2日からさんちかで行います。このような魅力発信に取り組んでいきたいというふうな形で支援をしてございます。こういうことを着実に進めまして,関係局や連合会とも連携をして支援を行ってまいりたいと考えております。 24 ◯分科員(上畠寛弘) やっぱりこの技能職,今いろいろおっしゃっていただきましたけども,本当に残していかなきゃいけない技法であるとか,そういったものって持ってらっしゃると思うんですね,職人の方々。伝統工芸だけじゃなく,これからまた伝統になっていくものもあるでしょうし,今はまだまだ新しい技術かもしれないけども,それを未来,もっと進化させていく土台にもなってくると。こういったものって,アニメ・漫画・ドラマ,いろいろそういったコンテンツで発信していただければ,結構ぐっと上がることもあるというふうなことを聞くんです。バーテンダーでいう漫画であったり,ソムリエとか,先ほど言った料理人とか技能職に入るような──そういうものに取り上げると一気にふえてるんですね。漫画とかで過去でも取り上げられると,すごく若者も関心がふえるという傾向にあるとも聞きます。あとは,そういったものをテレビで発信する中で,和風総本家とか──テレ東さんですかね,テレビ大阪,──テレ東の──柴犬が日本のそういう伝統技能とか,和菓子とかもいろいろあるという,そういった日本の文化・伝統の技術についても番組の中で取り上げるものとか,そういったものもなかなか──すごい職人だなという,この職人わざに対する憧れてっていうのもすごく出てきて,コンテンツの取り上げ方をもうちょっとやはり工夫されたほうがいいかと思うので,地下道だけじゃなくて,映像であるとか,ユーチューブでもいいと思うんですよ,テレビ番組の枠とって映像流せっていったらなかなか難しいかもしれない,コストもかかりますけども,拡散性とか考えたら,ユーチューブであるとかツイッターとか,そういったものも活用すれば,そういったものをただ素人が撮る動画じゃなくて,プロが撮ったらすごいシックな感じにして,格好いい動画もできると思うんです。そういったこともぜひ考えてみてはいかがかと思うんですけど,再質問とはあれですけども,このあたりも含めて考えていただきたいと思うんですけど,いかがですか。 25 ◯岡田市民参画推進局長 確かに委員御指摘のように,そういう媒体を使っての発信力というのは,我々の想像を絶するものございますし,例えばカリスマ美容師というようなことが出たときには,理美容学校がいっぱいになったというようなこともございますので,そういう取り組みというのは非常に重要ではないかなと思います。確かに技能職団体と一緒にいろいろ考えとるんですけれども,今おっしゃいました業種以外にも,石材ですとか,瓦とか,印章とか,貴金属とか,なかなか発信しにくいもんもございますんで,そういう発信イメージを持ち得なかったかもしれません。そういう意味では,本日いただいた御指摘を踏まえまして,またよく技能職団体と話をして,効果的な発信方法について検討してまいりたいというふうに思います。 26 ◯分科員(上畠寛弘) あとは若者に職業体験の中で,インターンの選択肢に含むっていうことも大事だと思うんです。中学・高校であるとか──小学生でもいいんですよ,町なかの職人さんはいるんだよと。町なかを歩いたら,やっぱりそういった畳職人とか──私なんか小さいときに畳つくってる様子見たらすごいなとか思ったりしましたけど,そういった町なかを探検して職人さんのわざを見るとか,あとは今言ったようなインターンで職業体験をするというようなことも考えていただきたいと思うんですが,いかがですか。 27 ◯岡田市民参画推進局長 実は,小学生ではないんですけれども,中学生に対しまして,これは平成5年からやっておるんですが,技能職団体連合会の方々と一緒になって中学校に赴きまして,職人を1人学校の先生に見立てまして,職業観とか,あるいはそのわざを実際に教室で見せるというようなことを毎年続けております。ただ,マンパワーもあるんで何校も行けないんですけれども,ただ,応募どうですかというと,毎年かなりの中学校が来て,ごめんなさいというわけで順番で行っている状態というぐらい,やはり学校のほうでも進路学習会を今やっておりますけれども,非常に学校現場でも皆さんの興味が高い授業になっているんじゃないかなというふうに思いますし,また,特別支援学校の高等部のほうにも参りまして,技能体験という形で職人のわざを見ていただいているようなこともしてございます。それから,神戸マイスターというのを神戸には認定された方がたくさんいらっしゃいますように,この方々も中学校の特別授業という形で派遣をしてるということもございます。  また,これも中学生ですけれども,トライやる・ウィークというのが必ずございます。その中で技能職団体のほうの例えば美容師や洋菓子,金型職人など,こういうところへ受け入れをしておりまして,子供たちに仕事を体験いただいている,インターンとまではいきませんけれども,やはり知ってもらうことは大切ですし,また大学への進学という話がやはり多いんですけれども,そうじゃない子供もたくさんいるので,そういう気づきの場面になればということで取り組んでございます。 28 ◯分科員(上畠寛弘) ありがとうございます。ぜひニーズを把握することも大事だと思います。ニーズを把握して──それは双方のですよ,そしてマッチングにつなげていただきたいと思います。そういった中で,技能職に対する若者の就労を促すに当たり,若者側の不安とかそういったものを聞くと,労働環境ってどうなんだろうとか,労務管理ってどういうものだろうっていうような心配があるっていうのを耳にするんですね。案外,やっぱり個人事業主であったり,中小企業としてやっているところであれば,労務管理っていうのはどういうものかっていう,やっぱりまだまだわからないとか,それってでっかい会社だけで必要なんじゃないのとか,そういう感覚の人もいらっしゃると。そういった中で,勤労福祉の向上を市民参画局はされてらっしゃいますから,そういった労働相談の中で──労働相談というよりは労務管理ってどうあるべきかとか,そういったもののあり方,やっぱり労務管理ってコストは当然かかるんですよ,レイバーコストは。人件費っていうのは,それは通常の給料だけじゃなく,社会保険もありますし,有給だってそれは人件費に乗せられますから,あと労災ですね,労働災害だって微々たるものかもしれませんけども,1回労災が発生すると,その後,また保険料がぐんと上がってしまうとかそういったこともいろいろあって,だから労災なんかあっても,おまえ申告するなよみたいな,病院には行ってもいいけどとか,そんなブラック企業のようなことがあると,特に扱っているものが刃物であったりとか,とび職さんとか高いところに上ったりするじゃないですか,そういった意味では,本来労災が必要な環境に労災が適用されないようなことはあってはならないと思いますので,そういったものを防ぐために,労務管理の素地というものを身につけていただくこと,市民相談の中では労働相談側はありますけど,労務管理相談ってなかなかないんですよね。確かにそれだったら,事業主なんだから社労士に相談しろよというふうに言うかもしれませんけど,社労士さんに相談する前に,やっぱりまちにいらっしゃる自営業の方々,事業主の方々でも零細の方々とか小規模の方々であれば,町なかでいって労務管理側の相談も特化して相談できたらいいんじゃないかなというふうに思いますので,同じ含めて市民ですから,このあたりについても考えていただきたいと思いますが,いかがですか。 29 ◯岡田市民参画推進局長 確かに我々,技能職者の福祉向上ということで取り組んでおりますけど,どうしても福利厚生のほうに目が行きがちであったところは否めないと思います。今,委員御指摘のような,全員が中小企業である,または個人事業主ですので,彼らがそういう労務管理の意識を持っているかどうかというのは一度聞いてみないとわからないんですけど,一般的な企業に比べら,どうしても薄い面はあろうかなというふうに感覚的には思います。そういう意味でいうと,先ほど申しました神技連のほうの集まりの中で,そういうことを話題にして,そして,その必要性を皆がどう思っているかということをまず投げかけて,その上で必要ならば我々が研修・講師とかそういう形でやっていくということも,それが後継者育成につながるという理解をいただくということだと思いますので,取り組んでいきたいというふうに思います。 30 ◯分科員(上畠寛弘) 労務コストっていうのは決して無駄なコストではないので,安定して人材を確保するためにもなりますし,すごい労働環境が悪くて,すぐに離職してしまったら,何のための採用なんだという話にもなるから,結果的に大体1人の人材を一人前にするには,相当なコストがかかるわけですよ。だから,途中で離職されてしまったら,そのコストもパー,採用コストもパーになってしまうってことを考えたら,結果的にきちんとされたほうがよっぽどよいかと思いますので,そのあたり考えてください。  あと,ごめんなさい,これもまたこの話に続いてなんですけど,通告にはございませんが,労働リテラシーっていうものを醸成しなきゃいけないと思うんですね。我々,中学生とか高校生のころ,小学校6年ぐらいから公民っていう授業があるんですかね。公民の授業で労働権とか労働基本権,いろいろな勉強もする──社会の仕組みをいろいろ公民では勉強するんですけど,義務の中で勤労の義務があるわけですよ,国民には。そういった中で,労働リテラシーを醸成してもらえる場っていうのは,なかなかないんですよ。私なんか労働組合の天敵とか,労働者の敵のように思われているかもしれませんけど,あくまでも法令を遵守して,法にのっとってどういうジャッジをするかっていう意味でやってるだけですので,それだったらヤミ専おかしいでしょっていう意味でやってるんです。つまり労務管理であったり労働畑に私はずっと携わってきた経験から,そういったものを法に照らしたときにどうであるのか,法の趣旨からしてどうかっていうことを最適化したいっていう思いがあるんです。そういう意味では労働リテラシーの醸成──特に高校生であったり,バイトをするんだったら16歳からバイトできますから,中学生あたりに労働リテラシーを醸成する場をつくる必要があると思うんですね。  例えば,バイトであったら有給休暇なんかないよなんていう話あるんですよ。そんなわけないじゃないですか,有給休暇ありますし,深夜勤務は未成年できません。逆に,また22時以降なら深夜勤務割り増し手当がもらえるとか,35%増しでもらえることとか,そういうことも結構知らないんですね。結構当たり前のことだけど,有給はうちの会社ではないなんて,会社でないなんかあり得ないですし,それは法によって決まっているわけで,そういった当たり前の働くこととは何か,それに当たってのルールっていうのは,双方が遵守していいもので,労使関係っていうのは法律的関係でもあるんですよ。雇用契約結びますから法的関係ではあるけども,やっぱり使用者と労働者っていう人間関係でもあるので,人間関係と法的関係を含めてどう考えていくかっていうことが必要なので,ぜひ労働リテラシーの醸成のために,働くことはどういうことなのか,そういったルールがあるよっていうことを学ぶ機会というものもぜひ提供してはいかがかと思うんですが,そのあたりについてはいかがでしょうか。 31 ◯岡田市民参画推進局長 職人の世界が昔のように親方とでっち奉公から始まって,技能職の世界がそういうことを全く理解してないかと,それはないと思うんですよね,やはりこういう世界ですから。ただ,中には昔ながらのそういう方もいらっしゃるかもしれないので,そこは一度,我々も聞いてみないとわからないです。 32 ◯分科員(上畠寛弘) 違いますよ,技能職の方を今言ってるんじゃないんです。その話を端緒に若者の労働のほうです。若者の労働リテラシーの醸成をしてはいかがかという。特に働いたことがない中学生・高校生──当然中学生は働けませんよ,でも高校になって,16歳になったら働くことができるわけです,親権者の承諾があれば。そういったときに,労働がどうあるべきかっていうことを,最低限のルールっていうもの。逆に言うたら,高校生の子であってもバイトをいきなり休んだりしちゃだめなんですよ。これは契約ですから,本来ならこの日はシフトで入ってるってなったら,ばっくれたらあんた補償させられる問題なんですよと,コンビニバイトとかでもよくあるんですけど,そんなことはだめだよということで労働リテラシーの醸成──最低限の労働法とは何ぞやというものを学ばせたほうがよいかと思います。そんな機会もぜひ考えていっていただきたいんですが,いかがですか。 33 ◯岡田市民参画推進局長 ちょっと答弁がずれまして,申しわけございませんでした。  今,意見いただいたんですけれども,まずは対象は高校生ということだろうと思います。そのあたり,私ども高校生のニーズ,そういうものをつかむ機会というのをなかなか持ってはないわけですけども,そのあたり,どういったことができるかということは,青少年課というようなところで,私どものほうで担当している部門が大体高校生を担当しているっていうこともありますので,よく相談をして,青少年のセミナーみたいなことができるのかどうかということも,よく調整をしていきたいというふうに思います。 34 ◯分科員(上畠寛弘) ぜひとも,そのあたりは──働く側であっても雇う側であっても,みんながそういった最低限のリテラシーを持っておけば,トラブルの予防になってきます。紛争を解決するためにどれだけのコストがかかっているか。紛争解決をする前に,紛争予防をいかにするかっていうことが結果としてコストの削減になってくると思いますので,ぜひお願いいたします。  またジャンル変わりまして,芸術に関して,芸術文化の振興についても市民参画推進局がやってらっしゃると。市民参画推進という名前をつけるからには,やはりプロの有名どころのアーティスト・芸術家の方ばかりをピックアップしていてはだめだと思うんです。今後,将来活躍できる人材を発掘して,そういった方々の活躍の場を提供してあげること,これが肝要かなというふうに考えております。  私の甲南中学・高校の先輩で,川田画廊っていう画廊をされてる川田さんっていう方がいらっしゃるんですけど,その方が神戸アートマルシェっていうのをされてらっしゃいます。神戸アートマルシェ,兵庫県は応援されてらっしゃるみたいなんですけども,この趣旨っていうのが,若手クリエーター・アーティストを発掘することと,そして若手クリエーター・アーティストの方々はお金もないですから,なかなか,当然知名度もない。そんな中で,ギャラリーとか応援してくれるパトロンのような存在の方々とのマッチングをしているんですね。実際,そのギャラリーと契約をして,じゃあうちのお抱えの芸術家・アーティストとして育てていこう,画家として育てていこう,彫刻家として育てていこうというようなものです。  そんな中で,将来を担う芸術家が生まれてくるという,そういうマッチングをしていて,先週,神戸メリケンパークオリエンタルホテルで開催されておりまして,私も見に行かせていただいて,そのマッチングの場も見たんですけど,なかなかシビアで,若者でもいい作品をつくっている人はぱぱっと手が挙がるけど,そこは見る目は厳しいですから,こいつ伸びるなと思ったら手が挙がるけど,ううんとなったら手はなかなか挙がらないとか,そんなシビアな面もあるんですけど,結構そこの会場には海外からもギャラリーを経営されている方々も来て,なかなかいい取り組みだなと思ったんです。  昨年9月,神戸開港150年記念の港都KOBE芸術祭をされて,来年度は長田・兵庫エリアを会場として,新たなアートプロジェクトとしてTRANS-KOBEも開催されると。内容は先に伺いましたが,やっぱりこういう取り組みもすばらしいなと思うんです。芸術のまち神戸という,そういった意味でもいいですし,ユネスコデザイン都市・神戸という観点からも,これはぜひもっと頑張っていただきたいなと思うんですけど,そういったときに知名度の向上も必要だと思うんですけど,プロの方々の作品を展示するんですよね。展示する中で,やっぱり箔づけが必要なんですよ,箔をつける。要は,どこで展示した,ギャラリーで展示したもそうですけど,神戸市という知名度の高い有名な都市でこういったことをしました,しかも公のイベントで展示できたとなったら,これはアーティストとしては,次に展開ができるすばらしい箔づけになるわけですよ。そういった意味では,有名なプロの芸術家だけではなく,ぜひ今後開催するに当たっては,そういった若手アーティストの発掘・育成の場としても,そんな機会も提供していただきたいなと思うところなんですが,そのあたり,ぜひ検討していただけませんか,いかがでしょうか。 35 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 まず,委員からお話ございましたアートマルシェでございますけども,私も先般参りまして,数点作品を購入させていただきました。若手の方々を紹介するアートフェアということで,ビジネスにいかにつなげるかというようなところかと思います。  県のみならず,私ども実はすごく応援をしてございまして,昨年やりました港都KOBE芸術祭などの中でも,期間も重なっておりましたし,場所も近いということも──非常に応援をさせていただいたところでございます。  あと,TRANS-等の中で若手の育成の観点,発掘の観点をということでございますが,1つは,今度のTRANS-に関しては,著名な作家をワールドカップに合わせて持ってくることで,まちの周遊性も高めたいということがあるんですが,もう一方で,私ども若手育成という観点では,神戸アートビレッジセンターにおきまして,開館以来,神戸アートアニュアル,それから関西の作家による1floor,今年度は有名な方が選ぶことで箔づけをするような,そういう若手育成策を用いてございます。その意味で言いますと,芸術祭のみならず,若手をいかに育成するかということについて,アートビレッジセンターなどを含めて,しっかり取り組んでまいりたいと思っております。 36 ◯分科員(上畠寛弘) 部長,いいですね,すばらしいと思います。うれしいです。ぜひ担当される部長さんがそういう姿勢であることも大変評価させていただきますし,今後もぜひそういった若者のアーティストを応援していただいて──最初の値段は安いじゃないですか,今のうちに手に入れといて──これインサイダーじゃないですよ,先に若者の芸術作品を今の間に持っておいたら,もしかしたら将来化けるかもしれませんから,そういった意味でも,ぜひともこれは神戸市の財産として考えていただいて,神戸の名前をもっともっと高めてくれる存在として応援をしていただきたいと思いますので,ぜひよろしくお願いします。  もう1点,若者の話になっておりますので,ソーシャルブリッジ・キャンパスについてお伺いしたいと思います。  29年1月から学生向けの神戸ソーシャルキャンパスを,30年3月より企業と人材をつなぐ神戸ソーシャルブリッジをサンパル2階で運営しています。これについて,6月にも市役所24階にあった,同じく協働と参画のプラットホームというのもそっちに移転しましたよね。連携を行っていくというふうに聞いてますけど,何分知名度がまだまだ低いんじゃないかなと思うんですけども,これからの連携に関する展望と,あと今の評価──機会点は何かというもの,がっとまとめて聞いちゃいますけども,そのあたりを端的に教えていただけますか。まだちょっと質問が多いので,端的にお願いします。 37 ◯岡田市民参画推進局長 まず,ソーシャルキャンパスにつきましては,オープンから1年半経過いたしまして,毎月300名ほどが継続的に来館をしてございます。登録は学生さん800名ありますんで,大分浸透してきたかなというふうに思ってます。  ソーシャルブリッジにつきましては,この7月に1週間の体験型支援活動──1WEEKトライアルを実施いたしまして,地域社会課題に取り組む11のNPO・地域団体に対しまして,約50名の企業の社員であったり,行政の職員であったりという人材が,この11の団体に対して営業資料のつくり方とか,チラシの作成支援とか,ウエブサイトの改善提案とか,こういうようなことの支援を1週間行ったと。今後は2カ月間にこれをステップアップチャレンジという形で延ばしまして,10月半ばから実施をしていきたいという──おせっかいを焼いていきたいというふうに思ってます。  プラットホームもサンパルのほうに引っ越しましたけれども,これでNPO・地域団体が割と夜間も含めて活動の場所ができたということで喜んでいただいている部分もありますので,これからどんどん広がっていくんじゃないかなと思います。  1つ,サンパルの1階に空き店舗がございまして,何とかしてほしいと管理者のほうからもあったようなんですか,ソーシャルキッチンという名前でシェアキッチンというのをオープンさせまして,ソーシャルキャンパスの学生さんたちが今,多国籍料理による国際交流,あるいは北海道の食材──こないだ震災があったということで特段北海道を選んでおるんですけれども,これを使ったカレーを振る舞う催しなどもその場でやっているというふうに,活動の幅は広がってきていると考えてます。 38 ◯分科員(上畠寛弘) ありがとうございます。ぜひとも引き続き,このあたりも応援していただきたいなというふうに思っておりますので,よろしくお願いします。  市民参画局さんって,すごい幅が広過ぎて結構大変だなと思うんですけど,一方であんまり知られてはないと思うんですけど,全国の自治体は,犯罪人名簿──いわゆる犯歴というものを管理しているんですね。この犯歴事務っていうのがあるんですけど,法務省が犯歴事務規定というものを設けています。犯歴事務規定というものは,規定であって法律じゃないんです。法的根拠もないのにもかかわらず,法務省は全国の自治体に,しかも戸籍地に犯罪の前科のある方の犯罪者の名簿というものを管理させているんですよ。これはちょっと,法的根拠もないのにもかかわず,そういったことを管理させて,しかも照会は捜査機関──警察であったり検察──検察は持ってますね,……警察からの刑事訴訟法に基づいて照会とかもあると聞いてますけども,法的根拠もないのに警察から照会受けて確かにやってますけど,かなりセンシティブなものを,そもそも市町村の自治体にさせるべきものなのかというふうに私は考えるわけですよ。  これについてやっぱりおかしいなと,法的根拠もないし,本来,国が管理して,法務局とか法務省の出先があるんだから,法務省の出先でやってくれたら一番楽なわけですよ。これって一応コストはかかってますし,こんな大変なものを扱わされるのもたまったもんじゃないと思うんで,これはやっぱり国に対して,国がちゃんとやってくれというふうに言うべきだと思うんですけど,いかがですかね。その上で,外国人に関しては──外国人も今,住民登録,3カ月以上居住したらしますよね。これ住民票地じゃないから,外国人は戸籍持ってませんので,外国人犯罪については別に犯歴の管理は自治体してないんですよ。じゃあどこがしてるかっていったら,確認できました,国が管理してるんですよ。外国人犯罪は国が全部管理してるんだったら,あわせて日本人の犯罪人名簿──犯歴についても国が一括管理して,自治体にやらせるべきじゃないというふうに思うので,これは国にぜひ変えてくれっていうことを──外国人は管理してんだったら,日本人だって同じだろうというふうにして,犯歴の事務っていうものをなくす形で,それは国がちゃんとやるというふうな方向に持っていきたいと思っておりますので,そのあたり,センシティブな問題もいろいろありますし,ぜひやっていただきたいなと思いますが,いかがですか。端的に。 39 ◯丹本市民参画推進局参画推進部長 ただいま御質問いただいた部分につきましては,法的な根拠を持ってやるべきじゃないかという部分,そして,そのことについて国に働きかけていくべきじゃないかと,そういう部分については,私どもも同感に思ってございます。  あと,一方で,もともとこの犯歴事務の恐らく背景にあるのは,戸籍を市区町村が法定受託事務で管理しておったという部分がございますので,そことの連動性というのが非常にございます。戸籍のほうを把握しているところに選挙の関係の選挙権のことだとか,あるいは叙勲の場合だとか,そういったことを本籍地として戸籍を所管しているところに問い合わせることが効率的ではないかという仕組みから恐らく来ているものと思ってございますので,そういった部分からいたしますと,外国人につきましては,議員言われているとおり戸籍がございませんので,そういった部分につきましては,なかなか論点としては,対象としては難しいものがあろうかと思います。  いずれにしても外国人の取り扱い,そして現在の犯歴の問題,国のほうの立法的な措置が必要だということで,神戸市だけではなく兵庫県の自治体,そして全国組織のほうでも毎年法務省,あるいは総務省のほうに要望してございますので,こういった努力を引き続きやってまいりたいというふうに思っております。 40 ◯分科員(上畠寛弘) ありがとうございます。おっしゃるとおり,戸籍はいろいろなあれがあるんですよね,叙勲の関係もあったり,公民権の問題であったりと,そういった中で,ただ,犯歴という性質を考えたときに,住民票地のほうがいいとかそういうふうに考えてしまうわけで,住民票があるところ,住所登録しているほうが,結局,本来の趣旨で犯罪の要は捜査に使ったり,警察も照会するんだったら,普通住所地じゃないのと思っちゃうわけですよ,叙勲とかそういった選挙人もそうですけど。そこの問題は国がちゃんとやるべきだと思うところはありますので,ぜひちゃんと言っていただきたい。だって戸籍って日本国民であれば,日本の領土内だったらどこにでも置けるわけですよ。竹島にだって尖閣諸島にだって戸籍を置こうと思ったら置けますし,そうなったら神戸市民だけど島根県に戸籍がある人がいたり,沖縄県に戸籍がある,いろんな人がいるわけで,すごく煩雑なので,この犯歴照会については国がやるべきだということで,引き続き取り組みをぜひお願いしたいと思いますので,よろしくお願いします。  あと,家業でお父さんがオーナーされてて,スーパー銭湯を経営されてる上田勇輔さんという方がいらっしゃるんですけど,お話聞くと経済観光局にもなってくるかもしれませんが,外国人の方々がインバウンドでかなり来ている,留学生もふえてきているということで,神戸は比較的もともと外国人が多いまちだったんですけど,通常の観光地でもない町なかにも,今までの国籍ではなかったほかの国のいろんな人,だから中国とか韓国人の方がもともと多いですけど,インド人の方もベトナム人の方も多いですけど,全くほかの今まで聞いたこともないような国からの訪日客というのもふえたりして,町なかに外国人がふえていて,外国人が日本の文化とかっていうものを理解していないがゆえにトラブルが発生してしまうということもあったんですね。それで結果,どっちも嫌な思いをしたらもったいない話で,このスーパー銭湯の関係で話を聞くと,やっぱりタトゥーの問題,外国人であれば,日本ではちょっとイメージが悪いということもあって,タトゥーでトラブルがあったり,あとはかけ湯をしない,当たり前なのに,日本人だったらかけ湯を入ったらするのをわかってんだけど,外国人はわかってないと。あとはタオルを風呂に入れない,何で頭に乗せてるかもわかんないんですね。日本人からしたら当たり前のことで,別に誰に言われることもないんだけど,そういったことができないがゆえに,しょうもないことでトラブルになっていると。じゃあどうしたかっていうと,上田さんは提案で絵をちょっと描いて,簡単な要は絵ですね,かけ湯をかけるとか,そんな簡単なことをするだけトラブルは解消すると。多言語化で書いてあげるだけでもいいということで,こういった問題を──インバウンドでせっかく来たからには,日本はいい国だったっていい思い出にもなってもらいたいし,特に温泉・銭湯文化っていうのはほんとにすばらしい文化だと,文化振興というからせっかくなので言っているのと,あと市民参画局という意味では,留学生であれば外国人として住民として住んでらっしゃいますので,そういった意味でも双方の理解を深めるためにも,こういった日本の文化をどう理解していただいて,日本になじんでいただくかっていうこともぜひ考えていただきたいですし,市長室とか経済観光局とかも横断的に広がるんですけど,皆さんは地域に根差した市民と最も近い存在だと思っておりますので,ぜひともそのあたり考えてください。いかがですか。 41 ◯丹本市民参画推進局参画推進部長 議員お尋ねの問題につきましては,やはり国々によりまして,マナーの問題,文化の問題,そこら辺根差している部分がございますので,そういったことについての──私ども所管しております地域コミュニティーの中でもそういったことについて,地域団体の方に理解してもらうだとか,あるいは日本のそういうしきたりだとか文化について,居住されている外国人の方に理解してもらうために,地域側なり行政側が何ができるのか,そういったことについては絶えず問題意識を持って,全庁的な取り組みの中で対応を考えてまいりたいというふうに思っております。 42 ◯分科員(上畠寛弘) あと1分11秒なので要望させていただきますけども,先ほど就労の話もさせていただきましたけども,やっぱり働きたい女性の話もありましたが,子育てしたい父親もいっぱいいます,当たり前ですけど。もっと子育てに参画したい,でも仕事があるから休めない,結局奥さん任せにしてしまう,それで夫婦仲悪くなってしまう,結局子育てってお母さんの仕事になる,それ違うと思います。それは両親2人,夫婦で本来なら育てていくもんやと思いますので,ぜひ就労の関係でいえば,子育てパパの参画に関してはされてらっしゃると思いますけど,さらに子育てするお父さんがもっともっとふえるように,会社とか事業所に理解いただけるような政策を展開してください。よろしくお願いします。  以上です。 43 ◯主査(味口としゆき) 次に,山下理事。 44 ◯副主査(山下てんせい) それでは,上畠議員に引き続きまして,自由民主党を代表して,市民参画推進局の決算について質疑をさせていただきます。  まず,昨年度の予算ですかね,第1分科会のときに市民参画推進局の存在意義というものについてお伺いをさせていただきました。私自身も市民参画推進局という局は,地域活動に非常に根差した大事な局だと思っておりますので,ぜひしっかり頑張っていただきたいと,そういった意味で私のほうからは,市民参画推進局の仕事という観点で3点質問をさせていただきます。  まず1点目,区役所課と住民課の役割分担についてでございます。  区役所のどの機能を区役所の何課が担っているのか,これは市民の皆さんにとってわかりづらいものではないかと感じております。例えば避難所の設置は総務課,コミュニティーの関係はまちづくり課と,こういうふうになっとるわけなんですけれども,この違いについて市民はすぐにわかるかというと,なかなかいぶかしいところがございます。また,こういった話の所管は市民参画推進局でないと聞いておりますが,その実,区役所だけでなく,本庁部門もわかりづらくなっているのではないでしょうか。  というのも,この4月にもともと市民参画推進局があった区政振興課が行財政局に──区役所課というふうになりまして,それと市民参画推進局に住民課という形で2つに分かれてしまいました。これは,市民や職員から余計にわかりづらくなったという印象だと仄聞しております。その意義,役割分担についてどのような考えで進められたものなのかお伺いします。一問一答でお願いします。 45 ◯岡田市民参画推進局長 区役所課と住民課の役割分担ということでございます。  まず,行財政局の区役所課のほうでございますけれども,こちらは市全体の予算・組織等の総合調整機能を行財政局が持っておりますけれども,この行財政局におきまして,区役所の予算,あるいは組織・人員,あるいは区庁舎整備等の業務を担ってございます。市民参画推進局だけでなく,保健福祉局やこども家庭局も含めた全市的な調整を通じて,区役所機能の充実や業務改革に取り組んでいるのが区役所課でございます。  それから,市民参画推進局のほうにある住民課でございますけれども,これは一方,市民に身近な住民基本台帳ですとか,戸籍とかなどの基礎的サービスを担う区役所の市民課を統括してございます。  そういうことから,当局の中で,総合窓口の導入による窓口サービスのワンストップ機能の充実,あるいはそれを通じた市民サービスの向上に住民課は取り組んでいるということでございます。  確かに市民から見るとわかりづらい面もあるかもしれません。今後は市民参画推進局としまして,区役所課との役割分担と連携を通じまして,市民の目線に立って,市民に直接実感いただけるような施策に取り組んでまいりたいというふうに思ってございます。  以上でございます。 46 ◯副主査(山下てんせい) ありがとうございます。再質問させていただきますが,4月以降,そういった形で現体制進めて半年になりますけれども,実感としていかがでしょうか。市民や職員にとってよいものになっているのか,メリット・デメリット両面から感想をお願いいたします。 47 ◯丹本市民参画推進局参画推進部長 議員御指摘のとおり,今の体制になりましてからまだ半年ということで,これから予算編成・決算,そうした1年通じてではないと,なかなか実際のところ,メリット・デメリットいうのは判断しにくい部分があろうかと思います。  現時点で申し上げますと,これまでの区政振興課の指導係が住民課ということになりまして,住民の方々へのPRにつきましては,これからといたしましても,指導係は実務に近いセクションでございましたので,それが課として独立したということで,実務に強い強みをこれから生かしていくようにしていきたいというふうに思ってございますし,一方,行財政局に移りました区役所課につきましても,現在進めております各区の区庁舎の整備──これはいろんな保健福祉部門だとかいろんな部門にまたがってございますが,そこの総合調整,そして北神支所の区役所化とかそういった動きもございますので,そういったプランニングとか運営面での諸調整について,行財政局の中で区役所課として機能をしていくのではないかというふうに思ってございます。  いずれにいたしましても,この1年を通じた上で,私どもとして,この組織がメリットが出るように,あるいはこのままでいいのかどうか,そういったことを総合的に考えていく必要があるというふうに思ってございます。 48 ◯副主査(山下てんせい) 今,メリットの話だけで,デメリットってどんな感じなのかなというのんが出てこなかったんですけれども。わからないですね,正直,市民の方にとっても,入り口からよくわかんないっていうふうなところがあると思います。  というのはなぜかというと,ふだん一般的に市民として過ごされている方と,俗に言う地域活動に従事されている方では,やっぱり接し方が違うんですね。市民参画推進局たり得る根拠っていうのはいろいろあると思うんですけど,私は市民協働課の存在,これが一番大きいと思います。私も先代の父も地域活動を土台にしてお仕事をさせていただいておりますので,地域活動のポータルとして,さまざま関与していただいていると非常に助かります。そうしないと助成や支援メニュー1つ探すのも一苦労なんですね,ホームページをコピーしてきたんですけど,「地域活動ってなあに?」っていうページなんですけど,この中にいわゆる支援メニューいっぱい書いてあるんですけど,お問い合わせ先っていうところが,各局またがっているんですよ。いろんな局にまたがっているやつを1カ所にまとめていただいていると,これありがたい。これがないと,中にはこういった煩雑さとか知らないってことを逆手にとってマウントとる方もいると仄聞しておりますけれども,ぜひ市民参画推進局市民協働課に御一報くださいと,こういった気合いがあると,担い手としては安心感が全然違うと思うんで頑張ってほしいんですけど,もしよければ意気込みを一言聞かせていただけるとありがたいです。 49 ◯丹本市民参画推進局参画推進部長 議員に意気込みをと言われておりますが,意気込みは絶えず我々持つように心がけていきたいというふうに思ってございます。  やはり地域団体に対する補助金,非常にたくさんの部局にまたがっておる部分がございますので,そういった相互調整だとか,より実際補助金を使われる方にわかりやすい表示の仕方だとか,そういったことにつきまして,第一線の窓口──私どももそうですが,区役所のまちづくり部門が日ごろからつき合いがあるケースが多ございますので,そういったところとも知恵を絞りながら,議員御指摘の運営ができるように,少しでも近づけていくように考えてまいりたいと思います。 50 ◯副主査(山下てんせい) ぜひ頑張っていただきたい。できれば書式ももうちょっと考えていただいて簡略化していただけると,手続が楽にならないとなかなか──その手続が面倒くさいから助成や申請しないという人が結構多いんで,その辺もひとつよろしくお願いいたします。  続きまして,それでは,フルートのまち神戸の浸透についてお伺いしようと思います。  昨年度は存続が一時危ぶまれた第9回神戸国際フルートコンクール,市民も参加できる神戸国際フルート音楽祭,この2点が実施されました。コンクール存続に関しては,我が会派を初め,議会としてもその意を示しまして,支援をしてきました。また,このコンクールを守り育てるために,多くの経営者や市民の皆様が支援したことは忘れてはいけません。この場をおかりして感謝申し上げたいと思います。  そこで,神戸国際フルートコンクール及び神戸国際フルート音楽祭の開催実績・成果について,局としてはどのようにお考えでしょうか。また,今後の方向性についてどのように考えていますか,お答え願います。 51 ◯岡田市民参画推進局長 フルートコンクール,あるいはフルート音楽祭のことに関してのお尋ねでございます。  まず,第9回の神戸国際フルートコンクールでございますけれども,昨年の5月から6月にかけて開催をいたしました。来場者は,コンクールへは3,987人,前回に比べまして800人強の増となってございます。  今回は初めての取り組みとして,この会期中に,このコンクールの出場者が小学校ですとか,あるいはまちの中へ出てコンサートを実施する,いわゆるアウトリーチプログラムを実施いたしました。これは,子供たちにとっては世界を舞台に活躍するフルーティストによる上質な生演奏を体験する場ということとなったと考えてございますし,この出場者自身にとってもコンクールの成績は別として,得がたい交流ということにつながったというふうに考えてございます。  同じく,初めての試みといたしまして,ユーチューブでライブ動画を配信するとともに,デュオドームに設けました情報発信拠点──フルート&ミュージックステーションにおいて出場者によるコンサートや審査員による即席コンサートなどを実施し,ホール内にとどまることなく,まちの中へ出てコンクールを発信いただきました。  この結果,6月3日に行われた本選というのがあります──最後の決戦ですけれども,これでは入場制限を行う必要が出るほどの盛況であったということで,確かな成果を残したのではないかと考えてございます。  一方で,音楽祭でございますけれども,多くの市民の方々とともに企画・実施をいたしましたこの音楽祭につきましては,コンクール前の3月から終了期間を含む6月の11日,ここにかけて開催をいたし,140のプログラムを実施いたしました。トータル参加者数は約7万人に上ってございます。  この音楽祭のプログラムを通じまして,フルートのまち・音楽のまちの市民への浸透,あるいは還元が進みまして,フルートコンクールの認知度も向上をするとともに,にぎわいの創出にも寄与したのではないかと考えてございます。  また,特筆すべきことといたしまして,経済界の方々,有志によりまして,応援実行委員会が組織されました。その取り組みと連携をすることもできたと考えておりますし,この委員会が最終日に開催してから,コンサートと祝賀記念パーティーから得られた収益1,000万強になるわけですが,全額を次回コンクールの財源として,本市に寄附をいただいたところでございます。  このように,フルートコンクールを中心としたこの音楽祭,大成功のうちに終了することができたと考えてございますし,また,その過程で市民の皆さん,あるいは財界の方々,多大な協力・御寄附をいただいたところでございます。改めてこの場をおかりしてお礼を申し上げたいというふうに思ってございます。  今後ですけれども,コンクールの継続開催に向けて経済界,あるいは市民の方々と連携・協力しながら,財源面で言うと,ふるさと納税なども活用いたしまして確保に努めたいと思っておりますし,この9回の盛り上がりを3年後につなげていくように,このフルートのまち・音楽のまち神戸をアピールするさまざまな事業を今後も展開してまいりたいと,こういうふうに考えてございます。 52 ◯副主査(山下てんせい) ほんとに応援実行委員会──特にオリバーソースの道満社長を初め,議会も含めですけども,ほんとにフルートコンクールというものを守るという部分においては,平成29年度はほんとに大きな1年であったと思います。そういったこの実績を風化させることなく,いかに定着していくかということ,これは非常に大切なことであります。  そのために質問しますが,フルートのまち・音楽のまちを標榜されて久しいです。昔はというか今も言ってるんですけど,ジャズの街神戸っていうのもありますよね。フルートにここは特化しますけれども,それなりの具体策を示すべきであると私は常々主張しております。ところが,具体的なものがなかなか見えてこないんですね。今時点でこのようにしようというお考えがあれば御開陳いただきたいんですが,例えば,これは私のぜひ提案したいことなんですけれども,フルートの音色を聞くこと自体が,町なかにおいては少ないと感じます。市営地下鉄や市バス,そういった乗り物に乗りますと,大体車内放送っていうのありますよね。次は妙法寺,妙法寺とか,そういった車内放送を多言語化する活動は結構盛んにされているんですよ。ところが,BGMっていう部分で,フルートの音を採用する等は考えられないでしょうか。あるいはさんちかやDUOこうべのような神戸市が営業している商店街でフルートの音を流すというような,そういった具体策は考えられないでしょうか。いかがでしょうか。 53 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 今の時点でフルートのまちを標榜していこうという事業としては,昨年非常に好評でありましたまちなか・駅なかコンサート,こういったことについては,今は生演奏という形で,コンサート形式でやりたいというふうに考えております。それから,また,名物をつくらなければいけないということでフルート300人アンサンブル,これにつきましては,500人に広げた上で,神戸冬の音楽祭の中で神戸のフルートの名物行事として定着できるように頑張りたいというふうに思ってございます。  委員おっしゃられたデジタル音源によって,市バス・地下鉄等の話なんですが,交通局にも確認を私どもいろいろとしてございまして,車内放送に関しては,車内の事故防止の注意喚起であったり,ほかに伝えなければならないというようなこと,また,走行音もそれなりに大きいございますんでなかなか難しいなということがあるんですが,駅においては,現在も三宮と大倉山で9時から18時までBGMを薄く流しておるということを聞いてございます。この2駅でフルートの曲を流すということは可能だと思っておりますんで,こういうようなことについては,具体的に協議してまいりたいというふうに思ってございます。  あとは商店街,特にさんちかですとかDUOこうべ,先ほど局長も申しましたように,フルート&ミュージックステーションという情報発信拠点を設けさせていただいたりもしたんですが,この後,フルートの音色をそういったところでBGMのように薄く流せないか,そういうことについても取り組んでまいりたいと思いますし,市民のみならず,観光客の方々が利用されるような交通機関など商店街も含め,そういったところでのフルートやジャズ,こういったものをBGMにうまく使うことを考えていきたいというふうに思ってございます。 54 ◯副主査(山下てんせい) また交通局に言うことなんで,それはこちらのほうで提案していこうと思うんですけれども,いわゆるフルートの音を町なかで流すという啓発は市民参画推進局のお仕事だと思いますので,ぜひ推進をしていただきたいなと思います。  ちょっと伝わり方がまずかったのかな,ずっと地下鉄乗っている間,フルートのBGMが流れ続けるイメージじゃなくて,発車するときにぴろりんみたいな感じでね,最近,全国の地下鉄なんかでも,いわゆる駅のシンボルカラーとか,駅のシンボルピクトとか,駅によって──京都市営地下鉄だったかな,お琴の音が流れたり,そういった地域の特色を出すための仕掛けとしてそういったことはやっておりますし,実際に車内放送の音源を扱っている会社に問い合わせしたんですね,そしたら,フルートの音を乗せることはそんなん簡単ですよということで,できるということらしいんです。ですから,ここはひとつ思い切って,こういった具体策をするように働きかけていきたいと思っております。当然,それがフルートという楽器に興味を持つきっかけになればと。どうしてもブラスバンドをやってた人とか,そういう特別な方にのみ訴求力がある形のイベントやチラシやそういったものが多いですから,いろんな市民の方にフルートという楽器に興味を持っていただきたいと,そういうふうな仕掛けをしっかり考えていきたいなと思います。そこには,もしかしたらJASRAC等のいわゆる面倒くさい団体も絡んでくるかもしれませんけれども,その対策も含めて,ぜひよろしくお願いいたします。  それでは,3点目,安全・安心な消費生活の確保に向けてという問題です。  実は,本日,一番やりたかった質問がこれでして,市民参画推進局は確かに危機管理室ではありませんので,いわゆる防犯対策という部署は持ってらっしゃらないんですけども,消費生活センターは持ってらっしゃいます。消費者対策については,国・県・市がそれぞれさまざまな対策を行っております。これはともすれば二重行政ではないかというお声もあるんですが,こういうことは重層的に注意喚起の機会を設けるっていうことで一定の効果があると思いますので,私はこういうのが二重行政だとは思っておりません。国も県も市も全体的にそういった啓発を絶え間なく続けていくこと,これは非常に大切なことだと思います。  しかし,依然として被害がなくならない点が問題であります。例えば水回り修繕のステッカーを見て悪徳業者に電話をしてしまい,多額な請求を受けるという被害が後を絶たない,そういった件を受けまして,我が会派では水道サービス公社に働きかけ,対策をしました。一定の効果は確認できますけれども,高齢者を中心に,とっさの場合での備えというものがまだ足りておりません。対策としては啓発だと聞きますが,果たしてリーフレットの配布だけでよいのでしょうか。例えばこちら,9月24日の神戸新聞朝刊の記事でございます。特殊詐欺名簿に県内10万人,議員の先生の皆さんもお読みなったと思いますが,県警などが押収して,標的の大半65歳以上という記事になっておりますが,特殊詐欺名簿というものが存在するようで,その名簿に載っている高齢者世帯を県警職員が戸別訪問して注意を呼びかけている,こういった写真ですね,この写真のように,こういった活動に連携して,実のある対策が立てられないでしょうか,見解を伺います。 55 ◯岡田市民参画推進局長 安全・安心な市民の消費生活の確保ということであろうかと思います。  まず,昨今の状況を申し上げますと,29年度消費生活センターに寄せられました苦情相談ということでは,年間で1万1,000件を超えるぐらいになっておりまして,数としては3年連続で減少の傾向にはございます。ただ,その中でも相談内容で多いのが,インターネット関連のサービス相談が一番多いと,これは2,000件近くございますし,あと賃貸アパート,それから御指摘のアパート契約,それから修理サービスの相談ですが,これは増加をしてございます。こういう状況でございます。水回りトラブルの御指摘がございましたけれども,29年度は273件ということで,前年に比べ1割程度ふえましたし,これによる請求金額といいますか,被害金額なのか難しいところですけども,5,200万円ということで,前年からは800万ぐらいふえている,非常に危惧される状況にあるということでございます。水道局のほうでも24時間365日対応できます修繕受付センターを開設いたしましたし,また,今年度,6月から8月にかけまして,市内80万戸に水道局のほうで水道修繕受付センターの連絡を記載したシールというものを各戸配布したということで連携をして,現在消費生活センターのほうでも取り組んでおるというところでございます。  2点目の特殊詐欺被害の件で,特に複雑化をしているということで,消費者が正しい選択・行動ができるための情報を提供して啓発することは,やはり大切なことでございます。リーフレット等の配布だけで周知すると,やはり高齢者が実際にトラブルに遭遇したときに,とっさの場合の備えとしてほんとに役立つかどうかということでは,私どもも決して十分とは考えてございません。そのため,実際に高齢者がいらっしゃるところへセンターの職員が出向きまして,働きかける啓発なども行ってございますし,大変重要なことだと考えてございます。例えば地域の老人クラブに出向いていく,あるいは婦人会の活動の場へ出向いていく,それから,地域福祉センター等でふれあい喫茶などが行われておりますけど,そういうところへ職員が出向くというような出前講座みたいな形で,昨年度は70回弱行っております。こういったことを充実させていくことは──直接お話を差し上げると,非常に大切ではないかなというふうに考えてございます。  県警とはもちろん連携をしていかなきゃいけないということでございますし,我々のセンターに相談が寄せられて,特殊詐欺被害かなというようなときには速やかに警察へ連絡をするように案内をしますし,我々も電話をいただいた方の了解をとって警察に通報するようなこともさせていただいている次第でございます。また,県警とともに街頭啓発の合同開催もしておりますし,最近では,今年度入りまして,市バスの前面ボンネットのところに横断幕みたいな形でやっておるんですけれども,150台の市バスに消費者ホットライン188の横断幕を,県警と連名で掲載をして注意喚起に努めてございます。  そういうような取り組みをいろいろと行っておるわけですけれども,とにかくこの特殊詐欺,あるいはさまざまな消費トラブルということについては,何回も何回も繰り返し,あくことなくやることが必要だと考えてございます。充実させていただきたいと思ってございます。
    56 ◯副主査(山下てんせい) ありがとうございます。具体的な件数も教えていただきまして。まず,やっぱり詐欺というものですね,あるいは悪徳商法というものというのは,舞台は玄関先なんですよね。玄関先でそういった事件は起こるわけなんですけれども,一番問題なのは,先ほど職員の方が出向いて啓発,あるいは老人クラブでも出前トーク,あるいは婦人会の研修,いろいろそういった形で取り組んでくださってるのはわかるんですけれども,一番困るのは,情報がリーチしてるんですよ。聞いてるんです。聞いてるんですけど,私は大丈夫って聞かない,そういった方々がおって,結局だまされるんですよね。また,もう1つ困るのが,ああわかった,これから気をつけないといけないわねっていって聞いて,翌日にはもう忘れてるっていう,そういうパターンで,やっぱり高齢者の方っていうのは,そういうところがあると思うんです。そういった場面も想定して手続を進める必要があると考えますけれども,その点は何かお考えでしょうか。 57 ◯丹本市民参画推進局参画推進部長 高齢者の方につきましては,議員が先ほど言われました,自分は大丈夫だとか,あるいは1度啓発しても,いざとなったら忘れてしまったりとか,そういう部分があるというのは,私どもも相談を受け付けたり,あるいは地域の会合とかでお話しする中でも実感しているところでございます。  では,どうしたらいいかということになってきますと,高齢者の方のそばにいる方,そばにいる接する地域の方々に,その方に声をかけていただいたりとか,そういう機会をふやしていくということが一番──地道ではございますけれども有効ではないかというふうに考えてございまして,実際に高齢者の方と接する立場にある地域包括支援センター──あんしんすこやかセンターの方に理解をしていただくために,その方向けにパンフレットをお渡ししたりだとか,あるいは施設を利用されている方が悪質商法の被害に遭った可能性があるような場合,そういうふうな場合にクーリング・オフのやり方を助言するとか,そういった事例を積み重ねていってもらうように私どもは働きかけをするように,連絡会等を通じて行うようにしてございます。  あと,コープこうべさんのほうが高齢者の方に夕食宅配サービスをしたりとかしてございますので,そういった場においても啓発チラシをお渡しして,そのときに話題にしてもらうような,そういった気づきの場になるような仕掛けをしていっているところでございます。  あと,老人クラブの方に協力していただいて,見守りサポーターということを取り組んでいただいてございます。具体的に,特殊詐欺の事例だとかそういったことについて県警の方に講師に来ていただいて,お話をしていただいて,1人で相談せんと電話してしまうと相手のペースに巻き込まれてしまうとか,そういったケースが多いので,そういったことについて助言してほしいということで,このサポーターの参加者のほうからは,危機意識が強くなったというお声もいただいているところでございます。  このほか,婦人会を中心とした消費者学級の方だとか,あるいは消費者協会の方々だとか,そうしたさまざまなチャンネルを使いまして,高齢者の方が直接接する方へのいわば啓発・理解を深めていくようにしていきたいというふうに思ってございます。こうした方々が,いわば高齢者の方々と消費生活センター等とのつなぎ役として有効に協力していただけるように,そこら辺がキーポイントではないかと思ってございます。 58 ◯副主査(山下てんせい) 私,また先ほどの地域活動のホームページの中で,これかなと思って見てるんですけど,消費マスターによる暮らしと消費出張トーク──消費生活マスターにおいて,本市が養成した消費者問題の解決方法の提案ができる人材を学校や地域にゲストティーチャーとして派遣し,さまざまな学習をサポートすると,こういった担い手の方の育成もありますし,活躍されているんだろうなと思いますけど,高齢者の問題って,実はもめごとが一番面倒くさいんですね。ふれまちのメンバーの方や,あるいは民生委員の方,大体わかってるんですね,このおじいちゃん,このおばあちゃんが危ないっていうのが。すごく一生懸命伝えるんだけど,私は大丈夫やから,何で私ばっかり言うねんみたいな感じでもめると,で嫌になると,こういうふうなパターンをできるだけ避けたいというふうな思いで質問をさせていただいてるわけなんですけれども,これって1つのコミュニケーション能力であったりとか,コーチング能力であったりとか,違った切り口で話し方講座とか,伝え方講座とか,そういったものもやっていかなあかんのかなというふうに思うんですね。ですので,地域活動というものの裾野はほんとに広おございまして,地域でもめごとを起こさないために,どのような運営をしていけばいいのかということもひとつ考えていかないといけないなと思いますので,ひとつ御意見をさせていただきます。  もう1点,違う切り口で質問したいと思いますが,次,泣き寝入りの問題です。  被害に直面してもなお,恥ずかしい,聞かれたくないという理由で相談できない方々がいます。これはちょっと若い方が多いです。それは,学生にあっては両親や兄弟,社会人にあっては配偶者や会社の同僚など,相談する相手がいるにもかかわらず,その手段を放棄するのです。この考え方は非常に危険であって,場合によっては鬱になったり,自殺の原因になり得ることもあると思います。主にインターネット上のトラブル,先ほど2,000件は相談があったということなんですけれども,そういったトラップによるものが原因と聞き及んでおりますが,こういった方々への啓発は,ステッカーやチラシを配布するだけでいいのでしょうか。さらに有効な手段を講じるべきと考えますが,いかがでしょうか。 59 ◯丹本市民参画推進局参画推進部長 議員御指摘の若者の方々を中心とした問題につきましては,私どもの認識といたしましては,やはり若い方々の消費生活センターへの相談件数は非常に低うございます。これ,恐らくですけれども,アダルトサイト等の架空請求だとか,そういった部分については,なかなか周りの人に相談しにくいだとか,そういったことがあるんじゃなかろうかと推察をしているところでございます。  そうしたことから,消費生活センターにまずは相談してもらう,そういったことを周知することが非常に大事ではないかというふうに思ってございます。そして,絶対に相手に連絡をとってはいけないだとか,私どもといたしましては,一般的な相談として匿名の相談にも応じるようにしてございますので,そういった部分について,学生の方,若い方々にどうやって伝えるのかということを意識しなければならないというふうに思ってございまして,私どものほうが大学に出向きまして,消費者問題の講座を持っているケースのときにそういったことをお伝えしたりだとか,あと,私ども大学生協ともつき合いがございますので,大学生協が運営している食堂とかに啓発のためのポップを置いていただいたりとか,そういったことを通じまして,できるだけ伝えていくようにしていきたいというふうに思ってございます。  また,同様なアプローチにつきましては,やっぱり学校だけではなくて,若い社会人の方にも当てはまるということが言えようかと思いますので,事業者に対しましても私どもの持ってるチャンネルで,社員食堂だとか休憩スペースに,そういったことのお知らせをするようにしてまいりたいと思ってございます。  そして,あと,もう1つは,こういったアプローチだけではなくて,若い方々はスマートフォンをよく活用されることが多いと思いますので,そういった方々の特性を生かすために,私どもとしてSNSを活用したフェイスブックでの注意喚起だとか,そういったアプローチにつきましても今後──現在もやっておりますが,できるだけ力を入れてまいりたいというふうに思ってございます。 60 ◯副主査(山下てんせい) ありがとうございます。アダルトサイトのみならずなんですね,詐欺もあるんですよ。若い方の中で,いわゆる知識が少ないので,どうしようとなっちゃうわけですね。ある意味,高齢者のときとケースは一緒なんですけれども,どうしようとなったときに,親言うぞとか,会社に言うぞとか言われたら,相談できなくなっちゃうんですよね。結局,そこから弁護士に頼んだらお金かかるし,そんな相談するお金もないしっていって,結局泣き寝入りっていう,こういうパターンなんですけど,これって結局行政がどこまできるのか難しいですよね。消費者生活にかかわる民間の機関の方がどんだけ寄り添ってくれるかっていうのがすごく大事なことなんですけど,この問題もどういうふうに手を打っていくかっていうことを考えないと,市として防犯意識を高めていかないとなくならないですし,若者が苦しむ一方なんで,ぜひ考えていただきたい。  最後は要望にしときますけれども,こういった悪徳商法や特殊詐欺を未然に防ぐには,やっぱり地域とか,いわゆるコミュニティーの力がすごく大きいんです。全ての地域が防犯意識を高く持っているわけでありません。市としても防犯というと,どこか県警の仕事という頭があるんではないでしょうか。県警からだけではなく,市からも積極的に働きかけていかないと,地域の防犯意識は高まっていきません。危機管理室所管の部分もあるかもしれませんが,コミュニティーを所管している市民参画推進局として,この防犯という部分に関して,具体的に取り組んでいただけることを要望して終わります。 61 ◯主査(味口としゆき) 委員の皆様に申し上げます。  午前中の審査はこの程度にとどめ,この際,暫時休憩いたします。  午後1時より再開いたします。   (午前11時58分休憩)   (午後1時0分再開) 62 ◯主査(味口としゆき) ただいまから決算特別委員会第1分科会を再開いたします。  午前中に引き続き,市民参画推進局に対する質疑を続行いたします。  それでは,今井委員。 63 ◯分科員(今井まさこ) 共産党を代表いたしまして,質問させていただきます。一問一答でよろしくお願いいたします。  まず,第1に,神戸文化ホールの移転についてお伺いいたします。  神戸文化ホールは,築45年です。市は,老朽化とバリアフリーではないということや,現地建てかえは数年間休館しなければならないなど幾つかの理由を挙げ,三宮に移転させようとしておられます。しかし,その計画は,大ホールと中ホールを分割し,現在演劇中心の中ホールを音楽専門にするとしています。演劇関係者からは,文化ホールの分割反対と,中ホールは演劇中心にすべきという声が上がっています。神戸文化ホールは,神戸の顔とも言えるものです。それをこのまま反対の多い三宮への移転・分割を強行すれば,禍根を残すことになります。計画を撤回すべきだと考えますが,いかがでしょうか。 64 ◯岡田市民参画推進局長 それでは,神戸文化ホールの件につきましてお答え申し上げたいと思います。  神戸文化ホールにおきましては,私ども神戸市,市民にとっても,極めて重要な意義を有しております。市民主体の芸術文化活動を促進し,創造的人材の育成・交流,芸術文化の普及・啓発を図るとともに,まちのにぎわいを生み出す文化創造拠点でございます。  しかしながら,御指摘がございましたように,現在の神戸文化ホールは老朽化も著しく,機能面でも本市の芸術文化の基幹施設と呼ぶにはふさわしいと言いがたい状況にもなってまいりました。このため,将来を見据えた文化ホールの今後のあり方につきまして,外部専門家の意見もお伺いしながら,庁内検討をこれまで実施してきたところでございます。  その結果,御指摘のように,大規模改修では限界がございまして,建てかえを前提に検討していく必要があるとの結論に至ってございます。仮に現地建てかえの場合は,数年間にわたる休館期間が発生をいたしますし,本市芸術文化の発展,市民ニーズへの対応等の観点から,改修するべきと考えてございます。その適地等のあり方についても議論を重ねまして,昨年の11月,集客性や発信力,まちづくりやにぎわいの視点,そして経済の活性化,都市としての競争力強化などの観点から都心三宮への移転が適当であると考え,その旨をお示ししたところでございます。  以上でございます。 65 ◯分科員(今井まさこ) そもそも改装なのか建て直しなのか,本格的に検討をされたというふうに私たちは認識できないんです。私たち議員に,そのような資料が配れた記憶もありません。また,突然発表されて,三宮への移転と,そして分割と,改装か建て直しの検討はどのようにされたのでしょうか。 66 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 平成28年に外部有識者の方々も加えまして,文化ホールのあり方検討会というのを行いました。その結果につきましては,平成29年の4月だったと思いますが,議員の先生方にもお配りをさせていただいております。その中で,現地における大規模な改修がほぼ不可能であること,そういったことも含めて建てかえをすべきであるという結論が示されて,議会の先生方にもお配りをさせていただいてございます。 67 ◯分科員(今井まさこ) 全国には自治体が運営する文化ホールっていうのは,たくさんあるんですね。神戸市のようにお金があるかどうかはわかりませんけども,そう簡単に結論できずに,やはり改築するっていう場所はたくさんあります。例えば,先ほどおっしゃいましたけど,休館すると長期に休むということで,客が逃げていくというふうなことになると思うんですけれども,弘前市民会館は,改装のため約1年間の休館を経てリニューアルオープンした後は,利用者が8万人台だったのが13万人と膨れ上がって,利用者が1.5倍にもなったと。サントリーホールっていうのがありますけれども,14カ月間全く休館することなく夜間に工事を行い,改装を行ったという例もあります。あなた方は,そういうことも含めて検討されたということなんでしょうか。 68 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 今の文化ホールにつきまして,建築基準法の日影制限に適用できてないということがございます。大規模な修繕を行う際に増築ができません。既存不適格の部分が防火区画ですとか避難階段ですとか多数ございますが,増築ができませんので,ホワイエなどのスペースを取り込むことになってしまいまして,そうしますと,ホールとしての機能を果たさないということになってしまいます。そういったこともございまして,これの制約が大きいというふうに言ってるんですけど,大規模修繕では限界がございまして,建てかえを前提というのが,その中で位置づけられたものでございます。 69 ◯分科員(今井まさこ) 文化ホールは増築できないということやホワイエを取り込むことになるからということで,ホールの役割を果たさないというようなことを今おっしゃいましたけれども,でもそれだったらほかの──全国で行われている改築というか,建て直しじゃなくって,修理をしながら古い建物を生かしていこうということで頑張っている自治体っていうのは,たくさんあるということを言っておきたいというふうに思います。  博物館,これは大変歴史のあるところですけれども,現在,1年間休館して改築するということにもなっています。たかだか45年しかまだたってない神戸文化ホールを,もう合わなくなったとかいうことで潰してしまうというのは,余りにももったいないということを指摘しておきたいと思います。  第3回の新・神戸文化ホール整備基本計画検討委員会のまとめを読ませていただきました。事業についてのところで委員から,本来であればハードよりも先にソフトの検討が行われるが,本計画はハードが先行しているというふうにおっしゃっています。三宮移転が三宮のにぎわいをつくるということがまず先にあるということで,現在の文化ホールのよさを生かすという議論よりも,2つのホールを──そしてリハーサル室などいろんなものを,どのビルに入れるかということから入っていると,まさにハードから議論があるためにあり得ない分割──神戸文化ホールを2つに割ってしまうという,考えられないような結論が出てきているんじゃないかというふうに思います。  これまで神戸文化ホールが果たしてきた役割とか他都市にない音響問題など,いわゆるソフト面について十分に議論されたのかというふうに疑問が残るわけですけれども,いかがでしょう。 70 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 今のお話の中で,これまでの文化ホール,もちろん私ども45年間運営をしてございまして,そういったものはしっかりと受け継ぐべきものは受け継いでという観点で,こういった議論をさせていただいております。ただ,もちろん年次が進むといいますか,45年前と現在とは少し違うところもございます。そういったところも含めて,これから先を見た場合にどうなのかということも含めて検討をさせていただいているところでございます。 71 ◯分科員(今井まさこ) やはり受け継げるべきものは受け継いでいくとおっしゃっていますけれども,しかし,文化ホールっていうのは,劇場が中ホールは大変評価が高いということで,有名人の方からも声をいただいているんですけども,今回,文化ホールがなくなってしまうと,新しく2号館のほうにつくられるという,中ホールについて,大変懸念する声が専門家からも寄せられています。少し御紹介させていただきたいんですけれども,俳優の栗原小巻さんは,神戸文化ホールについて,日本で有数のすばらしい劇場です。俳優としても演劇がしやすく,舞台と客席が感動を分かち合う劇場の理想がありますとおっしゃっています。また,俳優座代表の岩崎加根子さんは,神戸文化ホールについて,今まで舞台上からの思いが空気の中から一直線になって,観客の皆様の心にびりびりと届いているような気がしました。緊張の中にも安心して芝居をやらせていただきました。ある方は,多目的ホールは,結局どんな催しにも適さない中途半端なものになるというふうに心配される声もありました。こういう多くの俳優の方が──皆さんはソフトについても検討したとおっしゃっていますけれども,この俳優の方々の驚きをもって受けとめられているこの声にどうお答えになるんでしょうか。 72 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 俳優座の方からは,私自身がそうした御署名もお受け取りをさせていただいて,お話をさせていただいてございます。多目的ホールのお話がございましたけども,現在の文化ホール,大も中も多目的でございまして,そういう意味では,中ホールの現在の利用を見ますと,音楽が3割,演劇に関しては1割程度というような使われ方になってございます。ただ,決してそういうことで全てのものを申し上げておるわけではないということは御理解願いたいと思います。 73 ◯分科員(今井まさこ) 検討委員会の3回目の委員会の方ですけれども,ある委員は,ハードで勝負できるのは5年程度,それから先はソフトで勝負するしかないというふうにおっしゃっているわけですけれども,しかし,現在の神戸文化ホールっていうのは,45年たった今も大変高い評価があるということは──先ほど1割しか演劇関係使っていらっしゃらないとおっしゃってますけれども,音楽は30%使ってらっしゃって,この音楽関係で演奏された方も,神戸文化ホールは大変音の響きがいいというような評価もされているという意味では,やはり──今,多目的って言われたけれども,私たちは演劇がほんとにすばらしい環境のもとでされる,それで音楽もすばらしいものになってるというふうに,私は評価すべきだというふうに思います。  先ほど言ったように,ハードで勝負できるのは5年やと,あとはソフトだということでいけば,現在の神戸文化ホールは,45年たった今も大変高い評価を得てると。演じる方──先ほど言った俳優の方,また客席にいる者にとっても,ほんとに間近で俳優を見ることもできると。そして,直接荷物を入れることができるという裏方の方々,そして神戸市の建設する側の思いっていうのは,当時の宮崎市長は,我々は仏をつくる,しかし魂を入れるのは市民の皆さんだというふうにおっしゃった。これは,つくったものにとって,ほんとに自信を持って市民の皆さんにどうぞ使ってくださいということを,ほんとに自信を持って言えたから,こういうふうなことが言えたというふうに思います。そういう意味で,大と中ホールが別々になってしまうということは,どっちに仏を入れるのかと,ただの会館でしかないということを言いたいと思います。  神戸文化ホールといえば,神戸駅の北側というふうに皆さん思ってらっしゃいます。みんなから親しまれている文化ホールを勝手に移転させるということは許されないと,ぜひ現在の場所を改築し,長もちさせるべきだというふうに考えますけれども,いかがでしょうか。 74 ◯岡田市民参画推進局長 文化ホールの関係でございますけれども,今,大と中の話が出ましたけれども,三宮のバスターミナルのほうに大ホールを整備すると。さらに,そこに中央区の新たな文化施設して多目的ホールを整備することも考えてございますので,このホールを現在の文化ホールの大・中と同様の使い方ができるようであれば,今の御指摘にあった中ホールについては,例えば市内にはない音楽専用としての特徴を持たせたホールを2号館に整備することで人の回遊も生まれるということで,三宮再整備の中で役割を果たしていくことができるんではないかと,こういうふうに考えてございます。 75 ◯分科員(今井まさこ) 後からそのホールのことは言いたかったんですけれども,今おっしゃったんで,ちょっと一言言わせていただきますけれども,そのホールっていうのは,葺合文化センターや生田文化会館,勤労会館も含めた3つあるホールを1つにして,中央区のホールとして,バスターミナルの中に入れるということになっていると思うんですね。今,利用されている人たちっていうのは,300%に対して150%利用されているんですよ。それが1つになってしまったら,現在使っている人たちだってあふれてしまう。文化ホールで演劇をしている人たちが,いや文化ホールありますからそっち使ってくださいっていっても使えなくなるじゃないですか。どっちかがはみ出していくということになってしまうということで,1つのホールがバスターミナルの上にできるから,それで賄えますっていうのは,私は全然違う話だというふうに思います。  それで,もう1点,違う角度からお聞きしますけれども,世界には100年以上の文化ホールがあります。ヨーロッパを中心にホールを見てこられたと。視察された8カ所,インターネットで調べたところ,全て音楽ホールだというふうに認識いたします。演劇ホールとして高い評価のある神戸文化ホールを建て直そうというときに,なぜ音楽ホールしか見に行かなかったのかというのが私は大変疑問に思うんですけれども,いかがでしょうか。 76 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 委員おっしゃられた視察でございますけども,おっしゃられたように,5月の26日から6月3日まで行ってまいりました。ただ,ヨーロッパの先進ホール,著名なホール,そういったところについて,かねてからいろんなホールについて希望をしておったのですけども,受け入れてもらうことがほとんどできなかった──行政組織で受け入れてもらうことがほとんどできなかったということがございました。ただ,今回,この文化ホールの検討委員会のテクニカルアドバイザーに御就任をいただきました世界的な音響設計家──先ほどのサントリーホールの設計もなさっておられる方ですけども,この方がコーディネートいただいたことで,やっとこうした受け入れが可能になりました。決して音楽ホールということではなかったのですが,世界的に有数なホールを,そのアドバイザーの方の説明を受けながら御視察できるような機会というのはまずありませんので,知見を広げるためにということでまいりました。  ホールということで言いますと──ホールの中身というよりは,むしろアプローチですとか,ホワイエですとか,楽屋,スタッフエリア,また搬入関係,そういったところのバックヤード,それから運営などに必要な部分を中心に視察をさせていただいたところでございます。これらは音楽ホールのみならず,全てのホール全般に共通するものであり,これから得られた知見のようなことを,今後のホール整備に生かしてまいりたいというふうに思ってございます。 77 ◯分科員(今井まさこ) 今の質問,ちょっと納得できない部分があるんですけれども,バスターミナルの上に大ホールをつくる,その上で荷物を運ぶには巨大なエレベーターをつくるという計画があると。じゃあ中ホールについては,音楽だからそんなに大きなエレベーターは必要ありませんというふうなことおっしゃったと思うんですね。そういうことでいったら,音楽専門のホール全部──全部音楽ホールですよ,これ,コンサートホール。全部音楽ホールを見てこられて,いやそれは共通する部分だからということにはならないということを一言言いたいと思います。  それで,5月26日から6月4日まで行かれたというふうにおっしゃってますけれども,第1回目の新・神戸文化ホール整備基本計画検討委員会,第1回目が6月25日です。ということは,この基本検討委員会をやる前に行ってるっていうことになるんですね。普通だったら常識で考えたら,検討委員会を開いて,やっぱりこういう劇場を見てこようかっていう話になるならわかりますけれども,その検討委員会が始まる前に,音楽専門だけを見てくるっていうところはおかしくないですか。いかがでしょう。 78 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 先ほど申しましたように,まず,テクニカルアドバイザーの方で世界的な方に御案内をいただけるときというのが,そのときしかなかったことがございます。そうした中で視察の日程を決めさせていただいて,それについては,むしろきちっとした形で,検討委員会の中にフィードバックするべきだろうというふうに考えて行ってまいりました。 79 ◯分科員(今井まさこ) その方が一緒に同行するということか,日程を調整されたのはその日しかなかったということですけれども,それだったら劇場関係も一緒に見てこられるっていうのが,私たち素人にしたら当然の疑問だということを言わせていただきたいというふうに思います。  私も第3回の新・神戸文化ホール整備基本計画検討委員会ですね,これを傍聴させていただきましたけれども,議論の中で,音楽専門にするのはどうしてかという質問が発せられたわけですけれども,司会をしていた委員長さんが,これまでいろいろ論議してきたと,音楽専門とここまで議論が到達しましたと,もとに戻さないでくださいと,こういう発言をされたのには,私は驚きを持って聞いていたわけですけれども,最初から当局は音楽ホールにしようという思いと,検討委員会そのものが音楽にずっと傾斜してると言わざるを得ないというふうに思うんですけれども,検討委員会そのものがこれからどんなふうな役割を果たされるか,ちょっとお聞かせ願いますか。 80 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 これまでにも先ほど委員おっしゃられたように,演劇の鑑賞の団体,それから演劇の劇団の方々からの声も寄せられてございます。ですから,我々としては,検討委員会を開く中で議論を重ねるとともに,我々行政としてどういったものがほんとにいいのかというのを,もう少し時間をかけて議論してまいりたいと思っております。 81 ◯分科員(今井まさこ) 神戸文化ホールは,45年たつ今も大変高い評価──音楽関係者も演劇関係の方からもほんとに演奏しやすいと,反応もよく,手にとって受け取れる,ほんとにいい会場だというふうに評価されてますと。先ほども紹介しましたけれども,神戸文化ホールができた直後に宮崎市長は,仏はつくった,魂を入れるのは市民だというふうに誇りを持って,さあこれから使ってくださいというふうに言われたわけですよ。それなのに今度,神戸文化ホールが分割されてしまうと,これまで頑張って利用されてきた演劇関係の方々は中ホールからはみ出して,バスターミナルの上にある多目的ホールをお使いくださいは,それはないんじゃないかと。やはりもっと市民の皆さんの声を聞いていただきたいということをお願いして,次に移りたいというふうに思います。  総合窓口計画についてお伺いいたします。  現在,東灘区役所に続いて,今年度,長田区と北区で総合窓口が実施され,来年からは垂水区役所へと広げようとされています。平成29年2月にまとめられた報告──ここにありますけれども,平成28年度業務改革モデルプロジェクトの中には,背景と狙いをずばり公務員の総定数を削減することだと位置づけておられます。  続いて,この中には,東灘区における総合窓口のモデル実施を開始したところであるが,これに加えて,市民が行う各種届け出,申請手続,郵送・電子申請による取り扱いを拡大し,当該申請の受理,内部処理及び問い合わせ業務を一本化するとともに,この業務を外部委託する神戸市行政事務センターの設置を検討していると。現在もう事務センターができておりまして,敬老パスなどの手続を部分的に請け負っているのはテンプスタッフ株式会社と,こういう派遣会社に役所の業務をどんどん委託するということですね,そう理解していいんでしょうか。 82 ◯丹本市民参画推進局参画推進部長 議員御指摘のペーパーにつきましては,今どの部分を引用されているのか,正直把握してない部分はございますけれども,今おっしゃられた内容の部分につきまして,私どもの見解として述べさせていただきたいのは,基本的には,区役所に来られなくても,例えば証明書の発行だとかそういったことについて,ほかの手段がとれるのであれば,区役所に来て並んでいただくとか,そういったことも省くという意味で,市民の利便性が高まるという部分がございますし,そういったことによりまして,職員のほうの証明書発行業務だとか,そういった部分の負担を軽減することによって,逆に市民の方々の御相談,届け出の審査だとか,そういった部分のほうに注力できるという部分がございますので,一部の業務の軽減が,職員でないと対応しにくいような業務のほうにシフトすることができる,そういったトータルの中で,私ども窓口サービスの向上なり,窓口サービスの効率的な体制の執行を考えていくという軸を,各部局持っているものというふうに考えてございます。 83 ◯分科員(今井まさこ) この中には──神戸市が出したものですよね──最終報告の中には,今後,どんどんと窓口というか,そういう民間へ委託していく業務をふやしていきましょうという一覧表があるんですけれども,例えば子育て支援部事業部,子育て支援制度1号認定申請,受付・処理・交付できるとなってます。こども青少年課,学童保育関連手続き,受付・処理・交付ですね,それ以外にも,国民年金医療課,これも全部,受付・処理・交付できるとなっております。それ以外でも,国民年金医療課についても交付業務できるというふうに,今,区役所がやっている半分ぐらいは,どんどんと委託していきましょうというのが,ここの中に書かれてあるんですね。これは皆さん,もちろんこれに沿ってなさっていらっしゃるんですよね,いかがでしょう。 84 ◯岡田市民参画推進局長 恐れ入ります。私も今,手元にその冊子がないので全部見るわけにいかないので,今聞いた範囲でお答え申し上げますけれども,ただいま御紹介のあった1号認定ですとか学童保育の受け付け,それから国民年金云々ということで,他局のことでございますんで,私も詳しく存じ上げておりませんが,恐らく受け付けて,何かやってと,その中に余り市民の方々のお困りごとの相談業務がない部分について,先ほど部長から申し上げましたように,市の職員として相談に乗ったりすることをせずとも済む業務がそういうところに入っているんじゃないかなというふうに思います。こういうところを民間委託することによって,市の職員として,深く市民の御相談に応じるための時間をつくるということのほうが大事ではないかなというふうに考えます。 85 ◯分科員(今井まさこ) 縦割りというか,区役所業務は違うと。総合窓口は自分たちの管轄だということで,全部は掌握してないというふうにおっしゃってるんだというふうに思いますけれども,でも,しかし,そのものは総合窓口を突破口にしながら,どんどんと市職員がしなくても──区役所の職員がしなくてもいいようにどんどん拡大しようとしているのが,これが狙いだと,はっきりと公務員を削減していくことですよということが書いてあるということは,ぜひ読んでいただきたいというふうに思います。  区役所の窓口は,市民との一番密接な場所です。市民から寄せられる声に耳を傾けてこそ,区役所の役割が果たせるというふうに私たちは考えます。窓口業務は市民の個人情報そのものだと,その取り扱いは高い専門性と人権意識が求められます。外部委託で個人情報の漏えいはないと言えますでしょうか。 86 ◯丹本市民参画推進局参画推進部長 外部委託することによって,個人情報の問題が出るんじゃないかという部分につきましては,私どもといたしましては,個人情報の取り扱いにつきまして,取り扱いのルールを決めてございます。そういうふうな個人情報のルールが委託業者に対しても適用するように,契約をする際には契約条項の中にしっかり書き込んで,あと,我々のほうも委託業者の実際の業務内容だとか,そういったことについて把握するように努めまして,議員が御指摘されているような危惧がないように,十分努めているつもりでございます。 87 ◯分科員(今井まさこ) 地方公務員には,法律上の守秘義務っていうのは課せられているわけですけれども,委託先の労働者には,そういうものは課せられていないというのは御存じですよね。契約でそういうことも記載しますとおっしゃっているわけですけれども,でも全国的にはどんどんやられてて,問題もできてきているわけですけれども,大阪府では,短期で雇いどめされた労働者が,税務情報を漏えいするという事件が起こっています。足立区では,共産党の区議団が調査をいたしましたところ,偽装養子縁組の疑いなどの複雑な──本人の確認とか,本籍地が他の自治体にある場合,これは外部委託業者から派遣されているスタッフが,他の自治体へ問い合わせをしているということが出てきたと,これはほんとに大問題だと。親族関係を調べたりする公務としての戸籍実務の根幹を壊すものでありませんでしょうか。 88 ◯丹本市民参画推進局参画推進部長 今,御紹介していただいた個々の事案については,1つ1つコメントは申し上げませんが,私ども他都市のそういう事例だとか,そういったことにつきましても,十分踏まえた上で必要な対応だとか,そういうふうなことをするように日ごろから心がけてございますし,個人情報の取り扱いについては,システムを所管している企画調整局,そして,具体的にシステムを運用している各部局,両方の目で具体的な運用上の危惧だとか,そういったとこがないように定期的にチェック等もするようにしてございますし,そういったことを積み重ねることによりまして,他都市で起きているような事案がなくなる,そういったことを常に考えるように心がけている次第でございます。 89 ◯分科員(今井まさこ) 現在,敬老パスの業務を委託されているのがテンプスタッフという株式会社なんですけれども,ここで働いている人ややめた方の口コミ情報っていうのがありまして,若干紹介させていただきますけれども,利益ばかり,実際に働く私たちのことは二の次になっていると,派遣先で言われたものと全然違う仕事をさせられたと,相談してもテンプスタッフのほうは全く対応してくれなかったと,これは法律違反でしょということを相談しても,全然,…ええそうですかみたいな返事があったと,そんなんでいいんかというて,本人は口コミの中でおっしゃっていました。そういうようなテンプスタッフの企業実態って見たら,ほんとにこういう業者に,果たして役所の仕事を理解して,スタッフを派遣してくれるのかと大変不安に思うわけです。区役所には困難を抱えている市民がやってくるわけです。職員は専門性を生かして市民に寄り添い,その経験を生かして,生活の権利を保護する政策につなげていく,そういう提案をしいくと,改善していくという大変大事な仕事があるというふうに思いますけれども,そういう委託業者に受付も事務処理も交付もやらせてほんとにいいんですかと,ほんとに言いたいと思うんです。  この報告書の中で言っているのは,公務員の総定数を抑制するというふうに書いてありますけれども,公共サービスは他のサービス業とは違って,当然人件費の割が高くなるのは当たり前だというふうに認識する必要があると。民間委託をすれば,安い委託費の中でもうけを上げようということになったら,人件費を切り詰めていくと。神戸市は若者に選ばれるまちを進めておられますけれども,派遣で来る若者は,低賃金で厳しい生活を強いられているわけですよ。中には,34歳だけども年収が300万ちょっとと,一時金も含めたら毎月20万程度しかもらえてないという中で,ほんとに必死で働いている人がやってくるということになるんですね。総合窓口とかこういう民間委託を広げていくということは,行政が官製ワーキングプアをふやすことにつながるというふうに思うんですけれども,いかがでしょうか。 90 ◯丹本市民参画推進局参画推進部長 私どもが窓口サービスの向上で,総合窓口なりさまざな取り組みを行っておりますのは,基本的な認識といたしましては,市民サービスの向上,これを主軸で考えてございます。市民サービスを向上させるに当たっての手法として,より効果的な手法としてOA化なり,あるいは外部人材の活用だとか,そういったことを考えているのが主眼でございまして,議員御指摘のような官製ワーキングプアだとか,そういったことを毛頭念頭に置いているわけでもございませんし,私どもといたしましては,できるだけ効率的な執行体制,そして市民サービスの両立を図るために,さまざまな他都市の動きだとかそういったことも踏まえまして,より市民の方に安心して窓口に来ていただけるような,そういった業務を目指していこうと考えている次第でございます。 91 ◯分科員(今井まさこ) でも,やはりここの中には,きちんとそういう公務労働を減らしていくということをお書きになってて,そして民間委託するいうことは,効率ということは,いかに安くやっていくかということが目的だというふうに考えますので,そういう意味では,どこを抑えるかというのであれば,人件費をどれだけ安くしていくかということになりますし,安くなればなるほど働く人たちの──ほんとに教育がきちんとされてない人たちがやってくるということになると思うんですね。この中には,業務を標準化するということも書いてあるんですね。そもそも区役所の仕事で,標準化するっていうことができるんですか。窓口に来て,引っ越しですから,じゃあこれとこれとこれとしましょうねって言っても,いや実は私は生活できなくって,前のところでは年金払えてないんですよとかって言われたら,受付の人たちは標準化という名のもとで,ここはそういう窓口ではありませんからと追い返すということになってしまうんじゃないんでしょうかね。そういう意味で,ほんとに業務を標準化するっていうことは,区役所の業務から見て,そういうことはすべきじゃないということを指摘したいと思います。これ以上職員を減らすべきではないというふうに思うんです。現在は限界まで減ってきていると。ことしは台風や豪雨災害が何度もありました。早目に避難所が幾度も開設されてきたわけですけれども,そのたびに職員が避難所に配置されております。そこには突然派遣されてるわけですから町名もわからないと,どこどこから来ましたって言うても,どこかわからへんというような職員がいたり,女性が寝ずの番で避難所で1日寝ないで頑張っているという,そういう労働強化になっているわけですよ。そういう意味では,ほんとに最前線で頑張っているそういう職員を,これ以上減らすべきではないというふうに指摘しておきたいと思います。  それで,47都道府県で330の官庁や自治体の仕事を請け負っている会社──パソナっていう会社がこういうものを出しているわけですけれども,この会社が窓口業務の民間委託検討における課題事例という報告を,こういうふうに発表してます。この報告の最後です,どう書いてあるかといえば,実際には,全てが順風満帆に計画どおりはいかないものというふうに書いてあります。大変無責任な結論じゃないでしょうかね。そういう意味では,ほんとに区役所の仕事は,こんないいかげんなことで済まされないということで,こういうふうな窓口業務から,そういういろんな市民からの要望は,別に民間委託しなくってもできるんですから,そういう立場に立って,ぜひ,これ以上の民間委託を広げることをやめていただきたいというふうに思います。  次に,葺合文化センターと生田文化会館の移転・統廃合についてお伺いいたします。  神戸市の9つの行政区には,文化センターや勤労会館,文化会館など特徴を持った会館がたくさんあります。垂水区の勤労会館では,カルチャー教室が数多くあります。絵画や木彫り,押し花教室など生徒さんの作品がロビーに飾ってあって,ほんとに楽しく拝見させていただいております。  今回,移転を提案されている生田文化会館や葺合文化センターも同じです。生田文化会館は,料理教室,陶芸室,ドラムやピアノがそろった音楽室があります。現在,芸術文化センターに仮移転されている葺合文化センターも,地域に根差したさまざまな講座が行われています。また,定例の教室以外でも大ホールを使った催しが行われておりまして,11月には,ワインと秋の夜長のJAZZLIVEというのがあります。さすが中央区だなというふうに,私は感想を持ちました。  今回,市が計画している3号館跡地への移転は,地域の人々の楽しみを奪うものとなっています。計画を撤回するよう求めます。いかがでしょう。 92 ◯岡田市民参画推進局長 生田文化会館と葺合文化センターの件でございます。  これにつきましては,新中央区の庁舎と勤労会館,そして葺合文化センター,生田文化会館の機能を合わせた文化施設を新中央区総合庁舎して一体整備することについて,昨年の7月以来,1年をかけて中央区区民まちづくり会議や勤労者福祉事業懇話会で議論を進め,また,その都度意見募集をいただきながら,その中で会議資料・意見の中身も公開して,市民の御意見もいただきながら丁寧に進めてきたものでございます。これらの中で意見をお伺いした際に,生田文化会館と葺合文化センターの機能も合わせた文化施設を一体的に整備することが提案され,これを受けて新たな文化施設を整備するに当たっての留意点として,今後の人口減少社会を見据えた場合,行政施設の適正な保有量や財政的な負担を考慮すると,両センター・会館を現状のまま維持することは難しいという市の考えもお示しをし,また,新しい文化施設としてどのような機能が必要なのか,必要な機能は十分に確保できるかなど検討する必要があるということもお示しをし,再度御意見をお伺いした上で,その上でも一体整備を望む意見が多数提出をされたところでございます。  これらを踏まえまして,ことし7月に新中央区総合庁舎整備基本計画として,その方針を決定したものでございます。もちろん中央区庁舎と一緒に合築をして建てる予定の新たな文化施設において,それらの両施設が持っている機能を十分果たしていけるように計画をしていきたいというふうに思ってございます。 93 ◯分科員(今井まさこ) 人口減少社会を迎えるということで,そういう効率というか,市が運営しているような会館を統廃合していくということも課題だというふうにおっしゃいましたけれども,中央区は人口が減っているわけじゃなくて,反対にふえているというのが実態ではないんですか。また,都市空間向上計画をあれをほんとに実践──私たちは反対していますけれども,していけば,マンションがどんどん中央区に建っていけば,人口はふえていくということは予測されるのは当然ですよね。そういう意味で,それは違うだろうと。人口減少社会だから,そういう建物を統廃合していくというのは,絶対間違ってるというふうに思います。  市長は記者会見で,三宮一極集中と言われるがという記者の質問に対して,一貫しているのはバランスのとれたまちづくりをしたいということです。やはりそれぞれの地域特性を踏まえた整備をしていきたいという思いです。その言葉どおりなら,地域の人々から葺合文化センターとか生田文化会館を取り上げること自身おかしいということを指摘したいと思うんです。また,市長は,三宮につきましては,一極集中という批判があることは承知をしておりますけれども,やはり神戸の玄関口ですから,三宮の駅周辺については,できるだけ商業・業務機能を特化していくことというふうに答えておられます。葺合文化センターや生田文化会館は,商業施設でも業務機能でもありません。そういう意味で,中央区民を三宮のど真ん中に集める意味っていうのは,この市長のお言葉からしても全く矛盾しているというふうに考えるんですけれども,お答えください。 94 ◯岡田市民参画推進局長 商業・業務だけでなく,やはり市民サービスも向上させていきたいというふうに考えてございます。 95 ◯分科員(今井まさこ) 中央区民から会館を取り上げるようなことは,やはりしないでいただきたいし,人口がこれからもふえるというふうに予測される場所で,そんなことをすべきじゃないと指摘して終わります。 96 ◯主査(味口としゆき) 次に,高瀬委員,発言席へどうぞ。 97 ◯分科員(高瀬勝也) それでは,早速質問に入らせていただきます。まず,地方文化芸術推進基本計画についてお伺いをいたします。  文化芸術振興基本法の一部を改正する法律が,昨年6月に公布・施行されました。法律では,年齢,障害の有無又は経済的な状況にかかわらず等しく文化芸術の鑑賞等ができる環境整備,2点目に,我が国及び世界において,文化芸術活動が活発に行われる環境を醸成,3点目に,児童・生徒等に対する文化芸術に関する教育の重要性,4点目に,観光まちづくり,国際交流などの各分野における施策と有機的な連携が定められました。また,地方公共団体が定める地方文化芸術推進基本計画が努力義務として規定をされています。こういった基本計画の作成は,文化芸術の振興をぶれずに進めていける,市民にもわかりやすいといった効果があると考えますけれども,この基本計画の作成及び内容についてどのようにお考えかお伺いをいたします。 98 ◯岡田市民参画推進局長 委員から地方文化芸術推進基本計画に関連しての本市の基本計画ということだったと思います。  まず,御指摘のございました文化芸術基本法でございますけれども,昨年の6月に一部改正の法律が制定され,法律の名称も文化芸術基本法と改められたというふうに認識をしてございます。特にその7条の2におきまして,地方の実情に即した文化芸術の推進に関する計画を定めるよう努めるものということで,御指摘のように努力義務が規定されたということでございます。  振り返って本市の取り組みでございますけれども,本市におきましては,文化施策の基本理念や地域特性をあらわしました,いわゆる文化憲章的なものを神戸文化創生都市宣言として,平成16年──震災後10年を迎えるその時期にということで,16年12月に策定をされたものでございます。  この文化創生都市宣言を踏まえまして,平成17年には,おおむね5年間をめどとした中期計画ということで神戸文化創生都市推進プログラムを策定,さらに平成22年度末には,第5次のマスタープランの中で中長期的な施策の方向性を示した神戸づくりの指針を定めて,その中に文化芸術施策の方針をうたっております。4点ほどございますが,市民が主体的に行う文化活動の支援,文化芸術を担う創造的な人材の育成,文化芸術をまちづくりに生かし,産業やにぎわいを創出すること,神戸の文化を生かし,都市ブランドを高め発信することと位置づけてございます。その後,この指針に基づき,2010ビジョン,2015ビジョンと行きまして,さらに2020ビジョンにおきまして,その具体化に現在取り組んでおるところでございます。特に2020ビジョンでは,選ばれる都市としての魅力向上のため,文化ホール等施設の再構築,鑑賞機会の充実,市民の芸術文化活動の支援等について,重点的に取り組んでいくこととしてございます。  今後のことでございますけれども,国においてこの法が成立をし,ことしの3月には,この計画策定に当たって考慮することとされている国の文化芸術推進基本計画(第1期)というものが閣議決定をされたところでございます。  一方で,私どものほうでもことし7月になりまして,国際フルートコンクールをきっかけとした地元財界有志により,神戸マザーサポートクラブというのが設立されましたけれども,ここの中で神戸文化の目指すべき姿について提言していきたいというようなことも,その事業内に掲げていくという最近の動きもございます。  そういう意味で,基本計画やビジョンなど──名称はともかくといたしまして,本市の文化行政の指針の必要性やその内容につきまして,国の基本計画を参考にしながら検討していきたいというふうに考えてございます。 99 ◯分科員(高瀬勝也) わかりました。基本計画でも骨格だと思いますので,しっかりとそれを作成していただきたいのと,また,今,新・文化ホールの議論が行われているところでございますけれども,当然ながら今まで,平成16年に作成されて以降の計画に基づいて,先ほどもまちづくりに生かしていくというお話もございましたけれども,新しい文化ホールについても,現在のところ,この計画に基づいて議論が行われているというふうに考えてよろしいでしょうか。 100 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 委員にも検討委員会にお入りいただいてございますけども,これまで基本計画の検討委員会,3回実施をしてまいりました。この中で,今,局長も申し上げましたように,文化芸術基本法に基づく基本計画というのがまだ策定されていないという状態なんですが,先ほど局長も申し上げましたとおり,広く市民の方々ですとか,文化関係者の参画を得て作成をいたしました神戸文化創生都市宣言がございます。それに基づいて2020ビジョンの中期計画で,先ほどおっしゃられましたように,選ばれる都市としての魅力向上のために,文化ホール等施設の再構築,そういったことをやっていこうというふうに記載をしているところでございます。ですから,文化ホールのこの再整備に関しても,この方針に沿って進めているところでございます。  一方で,繰り返しになりますが,国のほうの基本計画の策定ですね,地方文化芸術推進基本計画の策定が努力義務というふうにされてございます。私ども文化行政に関する基本計画,そういったものについての必要性は感じておるところでございます。これからその策定などについて検討してまいりたいというふうに思ってございます。 101 ◯分科員(高瀬勝也) しっかりと計画をつくっていただきたいなと思っております。  また,先ほど触れました改正法におきましては,生活文化の例示に食文化が追加をされております。日本の郷土料理百選には,全国的に有名な香川県の讃岐うどん,また,秋田県のきりたんぽなどが入っておりまして,兵庫県は,ぼたん鍋といかなごのくぎ煮が選ばれておったようでございます。また,観光庁などの調査におきましては,外国人観光客が日本に期待するものとして,訪日前には食事に期待をされておりまして,訪日中に実際にしたこと,また,次の訪日の際にしたいことのいずれも日本食を食べるというのが第1位であったと,観光庁の調査でございました。神戸は言うまでもありませんけれども,神戸ビーフ,またスイーツなど,食文化とし発信材料はたくさんある中で,これは市民参画というよりは観光の側面がありますので,経済観光局がメーンの施策になるかもしれませんけれども,神戸における食文化の発信について,この点についてはどのようにお考えなのかお伺いします。
    102 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 おっしゃられましたように,改正法におきましては,生活文化の例示として食文化が追加をされてございます。経済観光局にもちょっと聞きまして,経済観光局としましては,食育基本法に基づき市町村の食育基本計画として,28年3月に策定された神戸市食育基本計画,この中でこうべの自然の恵みと食文化を伝える食育の推進,これを大きな柱と位置づけているというふうに聞いてございます。ファーマーズマーケットですとかさまざまな形での発信をしておるところですけども,私どもの市民参画推進局でこうしたことの取り組みについてですけども,これまでも区民センターですとか勤労市民センターで,例えばいかなごのくぎ煮の講座をやったりとかっていうようなことでしてきておるんですけども,国の動きとして,食文化を含みます生活文化,これを守り育てるべき文化の中に積極的に位置づけようということが法の改正かなというふうに思ってございまして,その趣旨を踏まえて,今後,各区の区民センター・勤労市民センターなどで,委員御指摘の神戸ビーフを食することができるか……ありますけども,ビーフですとかスイーツ,ほかにも神戸ですと,コーヒーですとか紅茶ですとかスイーツですとかパンなどもございます。こういったことに関した,そうした神戸の食文化に着目したような講座を実施することなど,しっかりと検討してまいりたいと思ってございます。 103 ◯分科員(高瀬勝也) ありがとうございます。続きまして,この法律では体制の整備といたしまして,地方公共団体の文化振興会議などについて規定がされております。本市では,このような会議体はあるんでしょうか。また,どのような役割を果たしているのかお伺いいたします。 104 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 済みません,失礼しました。この法律の37条で,委員おっしゃられましたように,市町村に地方文化芸術推進基本計画,その他文化芸術の推進に関する重要事項を調査・審議させるために,条例で定めるところにより審議会その他の合議制の機関,そういったものを置くというふうにされてございます。私ども先ほど申しましたように,条例ではなく憲章という形でやってございますので,こういったものはございません。政令市の中で文化に関する基本条例を制定しておる7都市では,一様ではないんですけども,こういった文化の振興の審議会みたいなものを設置されており,一定,文化施策についての意見交換ですとか調査,それから審議の場,こういったものになっておるようでございます。翻って私ども考えてみますに,昭和48年でございますけども,このときに神戸芸術文化会議──こうべ芸文と呼んでございますが,これが組織をされまして,行政に対して文化に関する提言を行うという役割を担ってきておるところでございます。この会則のところでも,芸術文化にかかわる者が互いに協力し,広く神戸市民の要望を市政に反映させ,市民のための芸術文化を推進するとともにというようなことが書かれてございます。現在でも700人ほどの会員がおられます。  2000年になりますが,21世紀という新しい時代を迎えたときに,当時,復興と神戸文化の振興ということの面から神戸文化への提言をここからいただいてございまして,これらの中身が後に神戸ゆかりの美術館ですとか,神戸文学館の開設につながっているという,こういう本市の状況がございます。  一方で,先ほども御答弁させていただきましたが,国において基本法が定められておりますんで,こういったことを受けて,指針の検討に当たっても,御指摘の会議体についてのこともあわせて検討してまいりたいと思います。 105 ◯分科員(高瀬勝也) ありがとうございます。法律に規定されておりますので,しっかりとつくっていただきたいなと思っております。  私も今回の質疑に当たって,神戸の文化とは何だろうなというのを少し勉強をしてみました。ネットで検索もしてみたんですが,「神戸市」「文化」というふうに検索をいたしますと,私も知らなかった部分あるんですが,神戸市内の指定文化財というのが一番トップに出てまいりまして,実は,神戸市内にも国宝の建造物があるというのを初めて知った次第で大変お恥ずかしい話なんですが,西区の太山寺の本堂がそうだと。ほかにも375件ほど有形文化財があったり,これは教育が所管をしているようなんですけれども,市民参画としても連携しながら,ぜひとも,こういう神戸の文化──文化財も含めて情報発信を,また広報活動していただければなと思っておりますので,よろしくお願いいたします。  続きまして,神戸文化ホールについて伺います。  文化ホールについては,芸術家,芸術文化団体関係者や学識経験者,経済界などから御出席をいただきまして,新・神戸文化ホール整備基本計画検討委員会がこれまで3回行われておりますけれども,現在の検討状況はどのようなものでしょうか。また,これまでの評価としてはどのようにお考えなのか伺います。 106 ◯岡田市民参画推進局長 文化ホールの整備基本計画検討委員会の件でございます。高瀬委員にも御参加をいただいておりますことにお礼を申し上げたいと思います。  まず,この検討委員会でございますけれども,6月から開催をしておりまして,6月,7月,8月と3回にわたり行ってございます。その間でも2回,検討委員によるワーキングを開催し,さまざま御意見もいただいてまいりました。  第1回検討委員会では,新しいホールの整備場所や規模,機能,仕様等についての御意見,第2回,第3回では,基本計画素案の検討として整備方針や事業の考え方,管理運営,ホールの規模・機能・仕様の施設計画など,基本的な事項について続いて議論をいただいてございます。また,検討委員会の都度,その資料と議事要旨はホームページなどで市民に公開をし,また,かつ意見をいただいているという状況でございます。また,その意見を検討委員会にフィードバックをしながら議論を続けているという状況でございます。  ホールの規模・機能についてさまざまな御意見まだございますけれども,一定の方針として委員会の中で記載をいただいてますのは,バスターミナルに1,500席以上の大ホールと500席程度の中央区の新たな文化施設としてのホール機能を整備し,2号館跡地に700から900席程度音楽専用ホールを整備するという素案をお示しいただけたということでございます。  今後でございますけれども,当初はこの3回でというような計画をしておったんですけれども,ホールの規模・機能・仕様等について,もう少し丁寧に進めていく必要があるというふうに考えてございます。スケジュールにとらわれることなく,引き続き検討委員会を開催し,御議論をいただき,また議会の先生方の御意見,そして市民の御意見をよくお聞きしながらまとめてまいりたいと思ってございます。 107 ◯分科員(高瀬勝也) ありがとうございます。文化ホールにつきましては,先ほども議論がございましたけれども,特に中ホールの整備について,気になる点が私も幾つかございますので,確認をさせていただきたいと思います。  近隣の松方ホール,また芸術文化ホールの女学院ホールなど,既存施設とのすみ分けが必要であろうと考えております。  女学院ホールは,客席数417席で,リサイタルや室内楽,ジャズなど小編成の公演を,平成8年に誕生した松方ホールは,原音に近いサウンドを客席に届けられるよう最新技術を駆使して生まれた音楽ホールでございますが,現在はコンサートのほか,講演や演劇,舞踊などにも利用可能な多機能ホールとして利用されておりまして,客席数は706席ということでございます。  文化ホールのこの検討委員会におきましては,中ホールは音楽専用ホールで客席数も松方ホールと同じようなものを素案として挙げておられます。  そこでなぜ音楽専用ホールなのか。演劇や集会など,現在の使用方法に準じて整備する方向ではだめなのか,お伺いをいたします。 108 ◯岡田市民参画推進局長 失礼しました。  とりわけ中ホールの整備方針ということで御質問だったと思います。  この基本計画の素案の中では,中ホールにつきましては,今御指摘がございました松方ホール,音楽を重視した多目的ホールという形だと思いますが,それではなく音楽専用ホールということで,2号館跡地に整備する方針を今お示しをしてございます。  これは先ほどもちょっと御答弁しましたけれども,新しいバスターミナルのほうに大ホールとともに中央区の新たな文化施設として多目的ホールを整備することで,現在の文化ホールの大・中ホールと同様の使い方ができるようであれば,この中ホールについて,例えば市内にはない音楽専用としての特徴を持たせたホールを整備し,これによって新たな人の回遊・集客も図れるのではないかといった議論を踏まえてお示しさせていただいたものでございます。  一方で中ホールについては,演劇を初めとする舞台芸術に配慮したホールの整備を希望する御意見もいただいてございます。  検討委員会では音楽専用ホールと演劇や舞台芸術にも対応できる音楽重視の多目的ホールとではクオリティーやホールとしての性格というのも全く異なるという意見も一方で出ておりますので,これらを受けて中ホールを素案どおり音楽専用ホールとするのであれば,バスターミナルに整備する中央区の新たな文化施設のホールについては,施設・機能を再検討した上で,演劇等の舞台芸術にも対応できるような工夫が必要ではないかと,こういう議論がありますので,引き続きこういうことを踏まえ,議論をしていきたいというふうに考えてございます。 109 ◯分科員(高瀬勝也) わかりました。  音楽専用ホールということで,舞台袖のスペースが取れないだとかですね,議論がございました。ただ,その音楽専用ホールをつくるのであれば,今の文化ホール以上に,例えば全国大会だとか国際大会を呼んでこれるようなものにしていただきたいなと思っております。  ちなみに,10月の下旬に開催をされます全日本吹奏楽コンクール,大学の部と一般の部──高校の部は他県でやるようなんですが,大学の部と一般の部については尼崎のアルカイックホールで行われるということでございます。  今,先ほどから触れられております素案については,神戸市民文化振興財団の室内管弦楽団と混声合唱団を軸に使用すると聞いておりますけれども,現在の中ホールと同等,あるいはそれ以上の利用率をこの2つがメーンで確保できるのだろうかというのが私,疑問に思っております。  当然ながら,室内管弦楽団と混声合唱団は現在の回数を踏まえた利用回数を想定していかないといけないということになると思いますけれども,この2つで例えばどの程度の公演を想定をされているのか。また,それを踏まえて利用率はどの程度想定をしているのか。公金を投入しますので,しっかりとこの利用率というのは意識する必要があると考えております。  この利用率の向上の観点から,また自主事業とか,公共の誘致については,それなりの相応の工夫が必要と考えておりますけれども,この点についてはいかがでしょうか。 110 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 委員御指摘のように,音楽専用ホールになったときの利用率でございますけれども,具体的な検討策というのは,これからしていくことになろうかと思いますけれども,関西圏を見ましたときに,中規模の音楽専用のホールというのは,関西ではいずみホールという大阪城公園にありますホールのみでございまして,関西で中規模の音楽ホールといえば,いずみホールと言われるようなそういったものでございます。  年間280日という高い稼働率を誇っておりまして,そのうち私どもがお聞きをしたところでは,30件ほどの自主公演,さらには貸し館利用も200日程度あるということで,貸しホールとしても高い人気を誇っておるというようなことをお聞きをしております。  素案にお示しさせていただきましたように,2号館跡地に700から900席程度の音楽専用ホールを整備をできれば,もう1つの関西の音楽芸術の拠点として,いずみホールに並んで利用ニーズの高い音楽ホールになるのではないかというふうにも考えてございます。  ただ,現在の中ホールの利用の中で,文化振興財団による音楽系の自主公演というのは約30件ございます。音楽ホールを整備した場合に室内管弦楽団と混声合唱団は,このホールをホームグラウンドといたします。より多くの市民の皆様にレベルの高い演奏──音楽を提供していきたいというふうに考えてございます。  そういった意味では,現状よりも大きく文化振興財団としてやっている他の音楽の事業の自主事業の増も含めて,20件ほどの増を見込んでおります。あわせて50件程度の音楽系の自主公演ができるのではないかというふうに考えてございます。  さらに現在,中ホールとして貸し館で音楽の利用というのがどうかというところでございますが,50件程度の音楽の利用がございます。周辺の状況を見ますと,阪急西宮北口にございます県立芸術センターの音楽専用ホール──先ほど委員もおっしゃられた女学院ホールでございますけれども,ここは大変人気が高くて,日本一予約が取りにくいというふうに聞いてございます。年間200件以上の音楽利用の貸し館があるというふうに聞いてございますが,抽せんの倍率はもう約2倍というようなことで,同数の件数があふれておるような状況だという,そういう状況もお聞きをしてございます。  一方で,そういったことの誘致なども含めて考える場合に,ホールの人気は施設の魅力だけではなく,ソフト面──いい人材ですとか,そういったことが確保されることが必要かというふうに考えてございます。  いずれにしましても,こういった音楽専用ホールを整備することになれば,管理運営計画・収支計画,こういったものに基づきまして,利用料金・規模・機能の設定,そうしたものについて議会の先生方,それから市民の御意見も伺いながら,検討してまいるということになろうかと思います。そういったことになりましたら,すぐれた音楽を市民に数多く提供できるよう,国内外の音楽事務所等との連携などの取り組みもそうした場合には進めていきたいというふうに考えてございます。 111 ◯分科員(高瀬勝也) わかりました。  次に,回遊性やにぎわいの創出について伺いたいと思いますけれども,一言に回遊性と言っても,どの辺のエリアというか,どのあたりまでを想定をされているのか。例えば本当に今のお話をお伺いしていると,いずみホールに続いて,音楽専用ホールの2番目ですよと。あるいは,その近隣でも女学院ホールは予約が取りにくいところであると聞けば,単純に人がたくさん来るのかなというふうに考えますけれども,ただ,本当に回遊性というのがどの程度のことをお考えなのか,まずお伺いしたいのと,例えば,このあたり2号館ですから,回遊性──旧居留地まで行くのか,あるいは,KIITOのほうまで人が行くのかわかりませんけれども,音楽ホールの利用者用というか,音楽ホールに来られた方に提供できるサービスというか,そういう施設というのも一つ大事なのかなというふうには思っておりますけれども,このあたり音楽ホール以外の整備については,どのようにお考えなのかお伺いします。 112 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 この今,素案の中でお示しをしております2号館の跡地,ここは三宮から見ました場合に,旧居留地,元町,それから海岸部に向かう玄関口のような,そういう場所でございます。  おっしゃられたエリアとしては,この音楽ホールを整備することで,三宮から旧居留地・元町・海岸部,そういったところ,ウオーターフロントへの新しい流れをつくってくことができればというふうに考えてございます。  ホール以外のウオーターフロント等への人の流れにつきましては,例えば旧居留地におきまして,博物館が2019年にはリニューアルをしてオープンをいたします。さらに,民間の音楽専門学校も旧居留地内にできることになってございます。東遊園地におきましても,にぎわいの創出のような形で社会実験の成果を踏まえて,さらに魅力的な公園にリニューアルをしてまいりたいというふうにお聞きをしてございます。  南側の国道2号線の交差点につきましても,ここへ位置しております税関前の歩道橋について,現在かけかえを前提とした設計コンペが行われておるところでございます。  その先のウオーターフロントも,新港の第1突堤の基部におきまして新たな魅力と活力を生み出すための複合的な再開発が進められているところでございます。  さらに,KIITO等のお話もございましたが,回遊性を高める交通手段という意味では,ことしの4月にコベリンと呼ばれますコミュニティサイクル,これのポートがKIITOとホテルオークラに追加で設置されたところでございまして,こういったところも含めて総合的に人の流れをつくっていけるような,そういうことを考えてまいりたいと思ってございます。 113 ◯分科員(高瀬勝也) わかりました。  市民意見の募集結果というのを拝見をさせていただきました。文化拠点なので,シドニーのオペラハウスのようにそのまちの象徴的な存在であってもらいたいですとか,国内外の大きなイベントに対応できるようなホールになることを期待しているという前向きな御意見もあったようでございます。  ただ,この市民の意見を聞きながら進めているというのは当然理解するんですけれども,これごく一部の市民の方の御意見だと思いますので,もっと市民の方にわかりやすく説明ということも必要と考えます。市民への周知という面でいきますと,どのようにお考えなのかお伺いします。 114 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 委員御指摘いただきましたように,専門的な中身が入りますとわかりにくい部分がございます。ただ,専門的な知識をお持ちの方には,そういった情報も公開する必要もあろうかなと思います。  今後計画策定のために条例に基づいたパブコメを行うわけですけれども,できるだけ専門的な中身もイメージ図などを活用するとか,視覚的に御理解をいただくとか,わかりにくい用語,こういったものについても解説をつけるなどの工夫を図った上で,しっかりと広報紙だとかホームページ,区役所,文化施設での閲覧──そういったところもそうなんですけれども,さらに多くの方が御利用になられますので,メディアですとか民間の冊子ですとか,そういったところにも働きかけて,閲覧・周知を図るような形をとってまいりたいと考えてございます。 115 ◯分科員(高瀬勝也) ぜひよろしくお願いいたします。  整備基本計画の新・文化ホールのミッションというところが書かれてあるんですけれども,一番最後に,分野を超えた新しい文化芸術の創造・交流を促進する国際都市神戸にふさわしい文化芸術インフラストラクチャーの中核を担うということですので,しっかりと専門家の意見も聞きながら,いいものをつくっていただきたいというふうに申し上げておきます。  続きまして,ラグビーワールドカップ2019について,お伺いをいたします。  明年は,ゴールデンスポーツイヤーズの初年であり,神戸開催のラグビーワールドカップについては,ぜひとも成功してほしい,成功させたい,応援をしております。  神戸では,ノエビアスタジアムで行われますけれども,何よりもまずは安全対策が重要であることは言うまでもありません。一般観客用座席数は,約2万7,600席ですが,まず入場時と退場時の交通輸送計画について,お伺いをしたいと思います。  8月の下旬にヴィッセル神戸の試合を見に実際に行ってまいりましたけれども,入場者,大変多い中で帰りは最寄り駅へ行くのにスタジアムの敷地内でかなりの順番待ちの列ができておりました。行きは時間にばらつきがありますけれども,帰りは一度に人が出ますので,むしろ帰りの輸送計画が非常に重要ではないかと考えております。  先ほど申し上げたように,ヴィッセル神戸の試合でも最近はイニエスタ効果で満席となっておりますし,そういったデータも参考に計画を練っていく必要があるのではないでしょうか。  計画については,現状からの推測だけでなく,例えば,本市の夏のイベントで試験運行した連接バスやJRの和田岬線などが使えるか,また車で来る方への対策はどうするのか,本当にさまざまなことを考える必要がありますけれども,計画の進捗について,お伺いをいたします。 116 ◯岡田市民参画推進局長 恐れ入ります,御答弁の前に1点訂正をさせていただきたいと思います。  先ほどの文化芸術基本計画のところで,財界がつくられたクラブ,神戸文化マザーポートクラブなんですが,私,マザーサポートクラブと申してしまいました。大変申しわけございません,訂正させてください。よろしくお願いします。  それでは,ワールドカップの計画のことについて,御答弁差し上げます。  委員御指摘のとおり,まず安全・円滑な運営というのは必要不可欠でございまして,安全対策計画は,テロや自然災害にも備えた警備員の配備,あるいは配置場所等の手順,医療体制の整備などを定めて,多くの観客や関係者の安全を確保できるよう,今準備を進めてございます。  そして,焦点になってございます交通輸送計画でございます。これは非常に重要な計画で,この安全対策を進める上でも大切な計画でございまして,今年度の末には最終実施計画をつくり上げたいと考えている現在でございます。  6月16日にノエスタでラグビー日本代表戦がございました。それから8月15日に恐らく委員がごらんになったと思いますが,ヴィッセル神戸の試合がイニエスタ選手も出場した満員の試合がありました。  このときに観客動向を調査をしてございます。交通手段別の利用状況を把握をしたわけでございますけれども,御指摘のとおり入場時,退場時,それぞれ違いまして,課題も明確になったものでございます。  現在,調査結果を踏まえまして,交通手段別の利用数の見直しを行っておるところでございますが,やはり多くの観客が地下鉄を利用するものと考えてございます。入場時には,その2回の平均を申しますと,入場時は2万2,000人が地下鉄を御利用され,退場時は1万9,000人,これはほぼ8割と7割なんですが,利用をされました。  御指摘のとおり,やはり退出時が一つの課題でございます。地下鉄の利用者数というのは,最大値限られてございまして,現在もその数値で運行しておりますので,輸送能力というのは,現在より向上するわけではございません。  そういう意味で,本番時にはJR兵庫駅方面へやはり人を流す必要があるだろうということで,現在もヴィッセルの試合の後やっておりますけれども,交通局が臨時バスを運行してございます。  こういうバスをさらに利用するであるとか,あるいは徒歩ルートの案内というのも促進をしていければというふうに考えてございます。どうしても退出時の地下鉄方面というのはお待ちいただくこと,これはある程度やむを得ないものでございます。慌てて入れると余計に事故が起こりますのでここはそぞろ歩きをしていただくことも一定御理解をいただくことが必要かなと。ヴィッセルの試合では,約1時間程度で混雑は収束をしているということでございますので,円滑な運営を工夫してまいりたいところでございます。  委員御指摘の連接バス──2台ひっついたバスのことだと思うんですけれども,実はこれ市内いろいろ調べますと,台数が非常に少ないということで考えますと,やはり帰りは今もう実績があります交通局の市バスを台数もたくさんございますので,これをどんどんピストンで出してもらうほうが現実的ではないかなというふうにも考えておりますが,この連接バスについていい御提案をいただいたというふうに考えてございまして,実は,この10月にも社会実験を三宮からウオーターフロントにかけてやりますけれども,このウオーターフロントに実は我々のファンゾーンがございまして,メリケンパークの周辺に。こちらへこのバスをうまく使う方策があるんではないかなということを思いつけさせられたといいますか,大変気づきをいただいてありがたいと思うんですけれども,こういうことを念頭に置いて,この10月の社会実験について一緒に担当局と考えていけたらなと思います。  残念ながら,明日波止場まつりで一緒にラグビー1年前イベントをやろうとしたんですけれども,台風の影響で波止場まつりそのものが中止になりまして,今我々のイベントも中止と発表させていただきました。あしたはできませんけれども,10月何回もやりますので,ちょっとそういうことで検討してまいりたいというふうにも考えております。  また,和田岬線でございますけれども,これはやはり夜につきましても周辺企業の従業員が通勤で利用してございます。また,駅舎が狭いもんですから,混乱が予想されるということで,JRからも聞いてございまして,これはもう利用できない旨の周知を徹底したほうが安全ではないかなというふうに考えてございます。  あとはマイカーでございますけれども,これはやはりスタジアムの地下の駐車場はもう当日はもう関係者だけということになって利用ができません。こういうことで,阪神甲子園球場じゃありませんけれども,やはり基本的には利用を抑制して,車では来れませんというアナウンスが大切ではないかなと。交通規制も実は予定をしてございます。そういうことでございますので,なるべく公共交通機関──地下鉄・市バスを使ってという形を我々想定をせざるを得ないというか,想定して,対応できるようにやってまいりたいというふうに考えてございます。  そういうことについての周知につきましては,土地カンに乏しい観客も多くなると思われますので,まずチケット購入者への事前の交通アクセス情報の提供はきっちりとさせていただく。それからわかりやすいサイン・誘導方法はもちろん,市内各所に設置をいたします案内所について,整備を進めていきたいというふうに考えてございます。  今後ともこのようなあらゆる面からシミュレーションをして,実施計画に反映していきたいと考えてございます。 117 ◯分科員(高瀬勝也) ありがとうございます。  しっかりと安全第一で計画を練っていただきたいなと思っております。  今のファンゾーンの計画について,ファンゾーンという言葉が局長から出てきましたんで,そのファンゾーンというのはメリケンパークでイベントをするということなんですけれども,季節も季節ですので,雨も想定しておかないといけないなと思うんですが,その雨天時は何か計画ございますでしょうか。 118 ◯岡田市民参画推進局長 ファンゾーンにつきましては,メリケンパークでラグビーの祭典の象徴というふうにも言われておりまして,誰もが無料でラグビーの楽しさ,それから神戸の魅力を感じてもらう,そういう場所にしていくものでございます。  パブリックビューイングですとか飲食・ステージ・ラグビー体験コーナーなどで構成をさせていただきたいと考えてございまして,期間中6日間の開催──神戸の試合のある日と日本代表戦のある日に予定してございますけれども,これがメリケンパークでございます。御指摘のように,メリケンパークというのは大変すばらしい場所なんですけれども,今回のこの土・日やられていますけれども,本当にこういう時期に当たっているということで,我々それへの対応というのはしっかりと行う必要があると考えてございます。  まず少なくとも荒天時における開催会議の判断基準や避難計画と,こういう運命面をきちっとしていくということ,それから大型スクリーンを設置いたしましたり,飲食ブース,各ブース,転倒の防止あるいはそのための補強をするということというハード面において周到に準備をしてまいりたいと考えております。これらにつきましても,年度末に策定する運営計画の中できっちりと定めていきたいと考えております。 119 ◯分科員(高瀬勝也) わかりました。  先日,文教こども委員会の行政調査で福岡に行ってまいりました。その際,福岡市でもラグビーワールドカップがあるようなんですが,3試合行われるということでございまして,今後のプロモーションで福岡は博多駅を使ったり,プロ野球のソフトバンクの試合でラグビー関係者が始球式を行うというような予定と聞いております。  本市においても同様に三宮,あるいは新神戸,また神戸空港がいいのかわかりませんけれども,多くの人が集まる駅などでイベントを開催したり,プロ野球チームとコラボをしてアピールすることも検討してはどうかと考えますけれども,いかがでしょうか。 120 ◯岡田市民参画推進局長 今,博多駅の御紹介がございましたけれども,博多駅というのは,聞くところによりますと,各路線が集まって,非常に大きなステーションというふうに聞いてございますので,そういう意味で大変うらやましいシチュエーションなんですけど,一方,神戸の三宮におきましては,6駅が分割してあるとか,それぞれがちょっと小さいということで,なかなかああいう形での我々PRは厳しいのかなというふうに思っておりまして,例えば,人通りの多い時間帯を狙って,去る9月には,マルイの前で実は一般抽せん販売が始まったときでございましたんで,そのキャンペーンを通行人に対してPRを行うというようなことですとか,この日曜日と8日の祝日ですね,この日には市外からも多くの人が集まる三田プレミアムアウトレット,こちらでのPRを予定をしたいというようなことでやってございます。  ほかのスポーツとのコラボレーションということも大変重要でございます。神戸はほかのスポーツも盛んでございますんで。例えば,今回ヴィッセル神戸とは9月の15日ガンバ大阪戦,このときには,毎回入場者にはスタジアムガイドというのが配られるんですけれども,そこに一緒にラグビーワールドカップのPRチラシも挟み込んでいただいて,2万5,000人以上の方に全てお手元に渡ったというようなこともしていただいておりますし,またアメリカンフットボールの試合も学生の試合はたくさんされております。そういうところでは,なかなか受けがいいようでございまして,チラシもどんどんはけていくという,そういう状況でございますので,そういうところとは本当によくコラボをさせていただいております。  サッカーとも,サッカー協会主催のイベントのフットボールフェスタというのも9月にあったんですけれども,その同じ場所で初めてのラグビー体験イベントというようなことも実施をさせていただいておりまして,そのラグビーのコアファンだけじゃなくて,これからラグビーを知ってもらうような方々に向けて,PRをして,ぜひ神戸の試合にも市民の皆さんに関心をいただくと,そういう形で進めているところでございます。  今後とも力を入れて,この1年になりましたので,頑張っていきたいというふうに思っています。 121 ◯分科員(高瀬勝也) ありがとうございます。  先日行われました第2回ラグビーワールドカップ2019神戸開催推進委員会というのに参加をさせていただきまして,大会後のための取り組みということで神戸への期待が与えられたところでございました。その中には大会を契機として,ラグビーファンをふやし,ラグビーの発展・普及・育成の財産を残すことが大会の成功であると考えていること,またラグビーを楽しむきっかけに人が集まる神戸としてのまちの価値の向上につなげたいとしていること,ラグビーを見る環境の整備,支える仕組みの構築,そして環境の創出を挙げておられました。  ぜひとも神戸をアピールする非常にいい機会でございますので,全てにおいて大成功の大会にしていただきたいと期待を申し上げて,質問を終わります。ありがとうございました。 122 ◯主査(味口としゆき) お疲れさまでした。  この際,約20分間休憩いたします。午後2時50分より再開いたします。   (午後2時30分休憩)   (午後2時50分再開) 123 ◯主査(味口としゆき) ただいまから決算特別委員会第1分科会を再開いたします。  休憩前に引き続き,市民参画推進局に対する質疑を続行いたします。
     では,岩田委員。 124 ◯分科員(岩田嘉晃) それでは,早速でございますが,一問一答でお願い申し上げたいと思います。  まず1つ目に,新開地の喜楽館について,お伺いしたいと思います。  喜楽館につきましては,ことしの7月11日にオープンし,8月の12日までのこけら落とし公演として,昼席の落語以外に夜の席では漫才や浪曲,そしてまた音楽など多彩な内容の公演が実施されたとお聞きしております。  昨年の放送のテレビでブラタモリでありますが,ブラタモリでも詳しく紹介されたように,新開地は東の浅草,そしてまた西の新開地と呼ばれるほど,大正から昭和の初期にかけて24の劇場が軒を連ね,大変なにぎわいがあり,新開地・喜楽館には当時のにぎわいを取り戻すべく大変期待をしておるところでございます。  私も小さいころにおやじに連れて行ってもらいました。そのときには,たしか兵庫駅から市電でチンチン電車というのがございまして,チンチンと鳴らしたら,もうそこから出発するんですが,あのときでもかなりの人が電車に乗っておって,そしてええとこ,ええとこ聚楽館ということで,何度も連れて行ってもらったことがまだ残っています。ちょっと年齢的にもわかってしまうんですが,そういうところが今思い出されるわけであります。  そして戻りますが,現在,オープンから3カ月弱ほどが経過をいたしました。運営の状況はどうなのかということと,そしてまた今後の見通し等について,あわせてお伺いしたいと思います。 125 ◯岡田市民参画推進局長 新開地・喜楽館の件でございます。  かつて東の浅草,西の新開地と呼ばれ,国内有数の歓楽街であった新開地に40年振りに落語や伝統芸能を毎日接することができる場として,この上方落語の定席が喜楽館として開場したわけでございます。  設立に当たりましては,まちの活性化やにぎわい創出に向けた地元の熱意が発端となりまして,それに応える形で上方落語協会,兵庫県,そして私ども神戸市,これらが協力をして整備されたものでございます。  御質問にございました運営の状況でございますけれども,7月11日から8月12日までが御指摘のようなこけら落とし公演ということで,大変にぎわいを見せたわけでございますが,この7月11日の開館後,8月末までの52日間におきまして,1万3,000人弱が訪れていただいていただきました。  新開地の新たな集客として,まちのにぎわいづくりに効果があったのではないかと考えておりますが,7月におきまして開館後21日間で6,604人,8月は31日間で6,118人ということでございまして,こけら落とし公演があったことも当然影響しておりますけれども,来場者数が現在減少している状況にあるという,この二月だけを比べるとそういうことになります。  9月以降でございますけれども,まだ最終集計が出ておりませんので,数字がないんですけれども,9月以降は団体客の受け入れということにも対応してございます。そういう意味で特に平日の誘致に重点的に取り組んでいらっしゃるということでございますから,来場者数のさらなる増加を見込んでいければというふうに考えているところでございます。  いかんせん,まだ二月のデータしかございませんので,まだここまでの分析しかできておりませんが,今後,このあたりきっちりと運営者のNPOとも連絡をとり合いながら,我々としても一緒になって集客に努めてまいりたいというふうに考えてございます。 126 ◯分科員(岩田嘉晃) 喜楽館につきましては,天満天神繁昌亭に次ぐ第二の寄席として期待はされております。  特に地元の商店主の方々,構想から3年半,ようやく実現したんやということで,大変喜んでおられますし,また新開地復興のシンボルとなるように期待を膨らませておるところでございます。  新開地まちづくりNPOの理事長につきましては,神戸新聞社を訪れて,神戸ハーバーランドも含めた地域全体の人の流れについて,活性化に寄与しようとしておるわけであります。  運営につきましては,運営主体であります新開地まちづくりのNPOの頑張りが本当に当然必要となってまいるわけでありますけど,喜楽館の利用促進に向けての市の支援も重要となってくるわけであります。  利用促進についてどのような支援を行っていくのか,そして現在の支援状況・効果についてもあわせてお伺いしたいと思います。 127 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 局長からもございましたように,若干減少ぎみということで,先日新聞にも取り上げられておったところでございます。  喜楽館,これ自身だけでなくて,新開地全体の魅力を向上させて,集客観光面も含めたまちの活性化に寄与することが期待をされておるところです。  私どももその運営を支援することを通じて,活性化,にぎわいづくりに寄与していきたいと思ってございます。  具体的には,私どもの局では,新開地・喜楽館を活用した演芸のまちの推進事業ということで,NPOが実施主体となるんですけれども,個人・団体が夜席として貸し館で借りたいといった場合に,助成の対象要件として,委員おっしゃられたように,かつて文化芸能のまち新開地としてのにぎわいを取り戻すために,落語を初め大阪の天満繁昌亭ではできない浪曲ですとか講談ですとか,そういった伝統演芸の公演を行う,こういった場合に助成を行おうと。さらに若手の方々に対しても助成を行おうということで,大阪との差別化を図ってございます。  効果につきましては,8月から夜席ですね,貸し館として運営をされてございます。8月は18日間利用されて,9月は13日間とお聞きをしてございます。  こけら落としの期間中,なかなかNPOにおいて助成制度の広報・発信ができていなかったところではございますが,現在,貸し館を利用する個人ですとか,あと浪曲の団体などに対しても,DMやビラなど,そういったものについての発信・利用促進に取り組んでおるところでございます。  効果というところでいいますと,私どももこういったところをNPOとともにいろいろPRしてございますけれども,こうした助成制度については,大阪にないものとして,非常に高い評価を受けておりまして,周知の徹底が肝心だというふうに考えておるところでございます。 128 ◯分科員(岩田嘉晃) 今,若手の話も出てまいりました。  喜楽館に出演する若手の落語家の中に,大阪が拠点の人も多いと思います。そうした若手落語家の皆さんが新開地ともっとかかわり合いを持つような取り組みはできないのだろうかと考えております。  例えば,若手の落語家さんに新開地のことを知ってもらい,そして落語家さんによる新開地や喜楽館のPRツアーなど,こういったものを実施することで,この若手落語家さんの人前で話す訓練にもなりますし,そしてまた新開地愛を育んでもらえることになると思うのですが,この辺についてもお聞かせいただけたらなと思います。 129 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 ちょうど御提案をいただいたところでございますけれども,おとな旅・神戸という神戸観光局が実施しておりますプログラムがございまして,これは9月7日に落語家といく神戸・新開地下町さんぽと上方落語という10人の定員だったんですけれども,神戸出身で活躍している桂三ノ助さんという方が御案内するツアーをやりましたところ,即完売というふうになりました。  委員おっしゃられるように,新開地を若手の落語家の方々が新開地や喜楽館を御案内するようなツアーについて,本市,それからNPO,落語協会の中でも具体的に議論を今進めておるところでございます。  あわせまして,こういったことの仕組みを整えた上で,旅行会社などと着地型のツアーを検討しております。御指摘のように,新開地PRツアーについては,ツアーの参加者にも新開地を愛してもらえますし,それ以外にも落語家の方で今まで新開地にちょっと薄かったような方々にもおっしゃられたような新開地愛を育むということでも有効であろうかと思います。  また,例えば開演前にそういうツアー客と落語家がコミュニケーションをとった後,定席にその落語家の方がまた出てくるようなことがありますと,かなり若手のファンづくり,こういったことにもつながってまいろうかと思います。  いずれにしましても,今後より多くの方々に新開地に訪れていただけるような,そういう取り組みをこの喜楽館という財産を生かして取り組んでまいりたいと考えてございます。 130 ◯分科員(岩田嘉晃) 具体的に議論がそこまで着地型のツアーを検討ということで答弁いただいたんですが,本当にそういうのは全く知らなかったというのがまた恥ずかしい話でございますが,そういった活動を行っていただいていることについて,今後とも進めていただきたいなと思います。  また1点,ちょっと気になりましたのが,先ほど来申し上げておりましたように2カ月で客入りも減少傾向にあるということであります。これはやはり新開地が元気なまちになってほしいと思うことから,ちょっとお聞きせないかんなと思うんですが,やはり始まって確かに3カ月ということではありますが,考えたくもないことではございますが,やはり今後運営のほうが下火になってきたり,うまいこといかなくなってきたりということもあるとは考えたくないのでありますが,そういったことがあれば,市はどのような支援を続けていけるのかなということも合わせてお願いしたいなと,お聞かせいただきたいなと思います。 131 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 喜楽館への支援だけでなくて,新開地周辺の地域の活性化,にぎわい創出について,庁内横断的に例えば兵庫区ですとか,それから企画調整局ですとか,経済観光局,それから私どもの局,そういったところが横断的に取り組んでおります。  私どもでは,先ほど御説明しました制度をつくっておりますが,ほかにも兵庫区内の中学生に対して鑑賞機会の提供を行っておったり,新開地の入門マップの作成ですとか配布,さらには私どもの局でいいますと,中小企業向けの福利厚生のハッピーパックのようなもののチケットあっせんの支援,こういったことにも兵庫区,経済観光局,私どもが一生懸命取り組んでおるところでございます。  ともあれ,この喜楽館自身ということだけでもなくて,周辺も含めて活性化,にぎわい創出,こういったものに取り組んでいく,これがこの喜楽館の開館の絶好のチャンスだいうふうに捉えてございまして,まだ3カ月です。先ほどの答弁でも申し上げましたような取り組みもしっかりとしてまいりまして,きちっとした形での来場者の確保,それから増加,こういったものに向けて必要な支援を行ってまいりたいと考えております。 132 ◯分科員(岩田嘉晃) もうぜひ今答弁ありましたように,周辺を含めて,また活性化のためにも兵庫区内の中学生に入門マップ,ハッピーパックですか,そういったものを活用しながら,ぜひともこの新開地の発展,そして地域の発展のために絶やすことなく頑張っていただけたらなと思います。  次に,2つ目に入らせていただきます。  新開地近くではありますが,この神戸のアートビレッジセンター,これについてもお伺いしたいと思います。  同じく新開地に神戸アートビレッジセンターがあるわけですが,これについてお聞かせいただきたいと思います。  ことし4月に新開地の複合文化施設,神戸アートビレッジセンターのロゴデザインが一新されました。そして,神戸文化ホールなどを運営する神戸市民文化振興財団,これはアートビレッジセンターのほうへ指定管理となっておるわけでありますが,1年が経過したことを契機にロゴを新しくしたようであります。  この歌舞伎の言葉,このかぶくということでありますが──傾くというんですか,これを引用したものと新聞を見ながら拝見させていただきました。  指定管理者が変わって,アートビレッジセンターの今後の活動については,音楽企画の充実や,そして幅広い年齢層の芸術家を支援するプログラムの実施などに力を入れていくようでございますが,集客にどのような変化があったのかもあわせてこの活性化も含めながら,教えていただきたいなと思います。 133 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 神戸アートビレッジセンターでございます。平成8年に委員おっしゃられましたように,新開地への全般的なにぎわいにも資するようにということで,若手アーティストの育成機能の充実,それから神戸らしい芸術文化の創造発信,この拠点とするためにつくられた文化施設でございます。  主には,演劇,舞踊,それから美術,映像,こういった4つの分野を軸に事業を実施しております。平成29年度からおっしゃられたように指定管理者が市民文化振興財団になりました。文化振興財団は,若手アーティストがチャレンジできる場所KAVC,それから人々が気軽に訪れ,アートを通じて交換できる場所KAVC,こういったことを運営理念としてございます。  集客につきまして,私ども指定管理を委託する側からしまして,見てございます。  前指定管理者がやっておった段階での平成28年度の施設の利用状況,こちらにつきましては,利用者数が18万人,利用率が63%,利用件数が4,900件弱ということでございました。29年度,文化振興財団が指定管理者になりまして,残念ながらちょっと利用者数が16万3,000人弱,それから利用率が60%弱,それから利用件数が4,300件弱ということで,28年度と比べて利用者数で1万7,000人強減っておるような状況でございます。  これは,いろいろ分析をしてございまして,指定管理者の私どもとの決定が9月の末でございまして,貸し館中心のところですと,そういったことは余り関係ないのかもしれませんが,自主事業の企画なども行ってございますので,自主事業の企画のための準備期間が半年間しかなかったことなどが原因として考えられると思ってございます。  そんなこともあり,今年度先ほどおっしゃっていただきましたロゴの一新,さらには子供や親子を対象にしたワークショップなど,地域連携の事業,映画におきましても一般の方にもわかりやすいような映画の上映,こういったようなことで,特にとがった方々だけではなくって,市民の皆さんに親しまれるように取り組んでおるところもございます。  また,広報紙などもリニューアルをしまして,新開地周辺のお店ですとか歴史,それからちょっと漫画を入れたりして,幅広い層に見てもらえるようにしてございますし,一方で若手の発掘・育成という意味では,次の若手の芸術文化活動の支援が重要だと思ってございます。  そのために,ちょうどここをステップとして出ていきました演劇界で全国的に活躍している演出家,神戸大学出身のウォーリー木下さん,この方を舞台芸術のプログラムディレクターに招聘をしまして,その方がディレクションをしましたKAVC全体を一つの大きなイベントスペースとして見立てたKAVCアートジャック2018というものを先日9月15,16日に開催をいたしました。  もうKAVC全体に18組のアーティストがホールやシアター,ギャラリー,それからリハーサル室,そういったところなども含めて,全会場で同時多発的にさまざまな展示や上演を行いました。2日間で約800人の参加者がございましたが,私も参りましたが,本当にまだ小学校に上がる前のお子さんから年配の方まで大変幅広い方にそれぞれのところで楽しんでいただいていたというふうに考えております。  また,29年度の文化振興財団での取り組みとしては,地域が長年切望していました1階の空きスペースに飲食店を誘致することができました。これは地元のNPOと連携して,昼食を提供する店舗を誘致をしたんですけれども大変好評で,利用者ですとか周辺の方々がおかずだけを買いに来たりとか,そういったことも含めて歓迎されておるところかと思います。  このような取り組みもございまして,一旦ちょっとそういったこともあって減ったところではございましたが,30年度の第一四半期,これを見ますと,利用者数,それから利用件数ともに平成29年度に比べて1万人,それから利用件数も100件ふえておるというような状況で,第1四半期だけでかなりの部分を回復をしてございます。  このまま引き続き一定こうした取り組みが効果があったと考えておりますので,今後も多様な取り組みを行っていく中で,より幅の広い層の取り込み,こういったことにも取り組んでまいりたいと思ってございます。 134 ◯分科員(岩田嘉晃) どうもありがとうございます。  確かにこの文化活動の先ほど答弁ありましたように支援が必要であろうかなというふうに思いますので,やっぱり手を抜くことなく,先ほど最後に申し上げておられましたように取り組みも含めてしっかりとやっていただきたいなと思います。  再質問でございますが,神戸のアートビレッジセンターのロゴの一新──先ほど質問した喜楽館のオープンによりまして,先ほどから申し上げておりますように,かつての新開地のようなにぎわいが取り戻せることを期待しておるわけであります。  どちらの施設も新開地にありますし,そして何というんですか,ジャンルは違うかもわかりません。しかし,相乗効果で集客や地域の活性化にも効果があるかもわかりませんし,喜楽館とこのアートビレッジセンターとの連携について,やはり考えていくべきではないのかなと思っております。これをどのように考えておられるのかもあわせて,見解のほうをお伺いしたいと思います。 135 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 同じエリアにございます喜楽館とアートビレッジの連携ですけれども,今のところは,チラシの相互設置ですとか,広報面,こういったところでございますけれども,これからアートビレッジの自主事業でも喜楽館ですとか商店街を使ったパフォーマンスなどを企画実施してまいりたいと思いますし,先ほど申し上げましたアートビレッジボイスという広報紙でも取り上げていく予定にしてございます。  ちょうど桂あやめさんが喜楽館の向かいにキラ★クウカンというお店を出されたようなこともあって,KAVCでは,神戸シネマポートフェスということ,近隣の映画館ですとか,それからまち歩きと近隣の飲食店,こういったところを楽しんでもらうためのイベントもやってございます。  こうしたことの中に喜楽館にも参加を呼びかけるような形で性質は多少違うかもしれませんが,新開地にある文化を発信する建物としては,アートビレッジセンター,喜楽館,それから周辺の映画館,こういったものを一緒だというふうに考えてございます。  さらに商店街を使っていただけるようなことも含めて努力をしてまいりたいというふうに考えてございます。 136 ◯分科員(岩田嘉晃) 桂あやめさん,こうしていろいろと新開地のために,また喜楽館のためにも頑張っていただいておるな,また,NPO法人ももう真剣になって当時から,この春から,必死になって活性化にために頑張っておられますんで,ぜひとも市としましても市民参画としてもこの発展のために努めていただけたらなと思います。  そして最後に質問ですが,このさまざまな取り組みを行っていただくのは答弁のほうで理解しました。しかしながら,この認知度というのがやはりアートビレッジセンターについても低いんではないかな思っております。  その点については,どのように考えているのかということと,そして認知度を上げていくと,このための対策というのもやはり活性化のためには必要ではないかなと。一般の皆様方,そしてまた市民の皆様方,それから集客にとってもやはり対策をとっていくべきではないかなと思いますので,その辺について,ございましたらお願いします。 137 ◯宮道市民参画推進局文化交流部長 アートビレッジセンターの先ほどの答弁でも申しましたが,やはりいささか先進的なところがございます。また,芸術性の高いところの事業も展開しております。  KAVCという言葉もかぶきもんという新しいものが好きな,そういうようなところから,略称としてつくっておるところでございます。  非常に熱心に応援してくださる方もあるんですけれども,一般の方々にとって,どうしてもそういうちょっとハードルが高そうに思われるところがございまして,ここについて今は低くなりがちだなというのは感じてございます。  ただ一方で,そのための具体的な取り組みとししては,1つは,全国に発信していく事業をやりたいというふうに考えてございます。  先ほど申しました全国で活躍しています演出家の方の再度の招聘──ウォーリー木下さんという方ですけれども,さらには,午前中の御質問でもちょっといただいたんですけれども,若手の発掘育成というために,今回,今年度はヴェネツィア・ビエンナーレで日本館のコミッショナーですとか,横浜トリエンナーレで,アーティスティックディレクターなどを歴任された美術評論家の建畠晢さんという方にコラボレーションをしまして,この方を審査員として迎えた中堅作家の公募企画展などを考えてございます。  このような知名度の高い方々とともに事業をつくり上げていきますと,それに沿って全国的な知名度の向上ですとか,事業の発信力も高まると考えてございます。  もう一方で,地域,それから市民の方々に対しての認知度の向上が必要かと思ってございます。  先ほど申しました飲食店の出店,そういったものもそうですし,新開地で行われております音楽祭ですとか,ジャズヴォーカルクィーンコンテスト,こういったものに地域と一緒にも取り組んでおります。  あと,アートビレッジ独自でも兵庫区内の大開小学校などにワークショップなどにも出向かせていただいてございます。  また,ことし初めてですけれども,アートジャックのようなことも行いました。このような形で地域団体ですとか近隣の施設,そういったものとともに,地域のにぎわい,それから活性化,そういうような事業,それからもう一方でアートビレッジ新開地を全国に知ってもらえるような事業を継続させることで,施設の全国的な,また地域的な認知度の向上につながるように取り組んでまいりたいと思ってございます。 138 ◯分科員(岩田嘉晃) この件については,もうこれぐらいにしたいと思いますが,相乗効果で,やはり集客や地域の発展のためにも冒頭申し上げましたように,子供のころでもやはり私たちは市電に乗って,そして,ええとこええとこ聚楽館というような子供の中でもそういったことがあり,親は新開地に連れていって,そして楽しもうというのが神戸はあそこしかなかったのかもわかりませんけど,こういったものについてもやはり神戸の市民参画としてもいろいろと作戦を練っていただきながら,活性化のために頑張っていただけたらなと思います。  次に,国際スポーツイベントの情報の発信についてでありますが,今年度より国際スポーツ関連事業が教育委員会事務局から市民参画推進局に移管されました。  岡田局長もことしの4月の神戸新聞の取材に対しまして,これ所管にスポーツが加わり,そして2019年はラグビーワールドカップ,また2020年には東京五輪・パラリンピックなど,このビッグイベントが続くわけであります。  せっかくの機会なんで,市民にスポーツについて関心を持ってもらえるようなこの情報発信をしていくということで局長答えられておられます。  また,2021年にはワールドマスターズゲームズが関西で開催されます。まさに,先ほど来答弁が少しありましたけど,ゴールデン・スポーツイヤーズと呼ばれる期間が間もなくやってくるわけであります。  こうした中にあって,局長が取材に答えているように,市民に関心を持ってもらうことは大変重要であると考えています。  そのための情報発信について,現状の取り組みと,そしてまた今後,2021年までの取り組みについて,お伺いしたいと思います。 139 ◯岡田市民参画推進局長 国際スポーツイベントに関する情報発信でございますけれども,本市におけます,する・みる・ささえるスポーツというスポーツの3要素をより一体的・総合的に市民の皆さんとともに推進するために,今年度より,教育委員会事務局から市民参画推進局に国際スポーツ室を移管をいたしまして,ゴールデン・スポーツイヤーズに備え,準備を進めているところでございます。  このゴールデン・スポーツイヤーズにおける各大会を成功に導くためには,例えば多くの市民の皆さんにボランティアに参加いただいたり,あるいは神戸を訪れる方々を心からおもてなしいただいたりすることが不可欠であると考えますし,また市民の皆さんがみずから参加いただくというようなことも非常に重要なことであろうと思いますので,さまざまな機会・手段を用いまして,情報発信を行って開催機運の醸成に取り組んでいかなければならない,こういうふうに考えてございます。  例えば,ラグビーワールドカップでございますけれども,これはもう現在,既にかなり進めておりますけれども,市内の目立つような道路,あるいは商店街でも御理解いただいたところ,こういうところにはバナーをずっと掲載をさせていただいておりますし,ポスターの掲示などもお願いをしてございます。また,ホームページなどのSNS,あるいは啓発グッズの作成等を行っております。  最近,昨年からですけれども,神戸まつりには,ブースを出店しておりますし,ラグビーについては,ことしはパレードの先頭のほうで神戸製鋼の選手と一緒にワールドカップをアピールさせていただいたところでございます。  そして,大会500日前,1年前と節目節目はもうやってまいっておりまして,そのごとにイベントも実施をしているところでございます。  特に1年前ともうなってございますが,本年9月から10月にかけてはチケット販売促進キャンペーンということで,大会組織委員会と一緒にさまざまなチケットのお買い上げの──ちょっと申し込みが要って,手続が少しややこしいもんですから,そういうPRをやっておりますし,また広報紙こうべでは,9月号に特別号を折り込みさせていただきました。それから,装飾という面では,umieのモザイクの大観覧車に今横に文字が出ています。あそこに電飾も表示させていただきましたし,最近ではポートタワーのてっぺんに旗を立てるとか,ちょっと上を向いていただくと,ホストシティの旗が今なびいておりますので,また一度ごらんいただけたらというようなことで,さまざまな機会を捉えて,今ラグビーワールドカップはもう1年を切ったということにさせていただいております。  それから,東京オリパラにつきましては,これは事前合宿を通じて,市民の皆さんと交流をいただこうということで考えています。現在,オーストラリアのパラリンピックチームと,それからネパールのパラ水泳チーム,それからニュージーランドのオリンピック競泳チーム,これが決定をしてございますけれども,各国のチームが合宿をする際に,交流事業を呼びかけまして,ぜひ2020年には小・中学校等,あるいは地域等との交流をやっていただけたらなと。そして,そういう選手を交流した人たちは応援をいただければ,これは一つレガシーになるんではないかなというふうにも考えてございます。  また,その外国チームだけじゃなくて,小・中学校では日本人のオリンピアン・パラリンピアンによる体験教室でありますとか,特別支援学校においてはパラスポーツ体験を通じて,オリパラへの観戦・関心を深めていただいております。  おのずと時間が来ますと,聖火リレーとかいうこともそろそろ始まってまいりまして,現在兵庫県のほうで実行委員会を設置いたしまして,どのルートを通るか,これがまだそこまで煮詰まっておらない,どこから神戸に入って,どこを抜けて神戸市外に行くかという,神戸の間は我々が徹底しないといけないんですけど,まだどこから入るかもきちっと教えてもらえてない状態なんですが,そういうことがどんどん迫ってまいりますので,その都度市民の皆さんにいろいろ御意見をお伺いしながらということで,盛り上げを図っていきたい。  ワールドマスターズゲームズにつきましては,3年後ということになりますけれども,現在PR活動を強化してきておりまして,神戸まつり,ルミナリエ,マラソンエキスポ等でブース出展をしておりますし,またこうべ長寿祭ですとか,市民体育大会においても関西マスターズスポーツフェスティバルという冠をつけさせていただいているということで,現在認知度の向上に努めてございます。  今後は,まずはラグビーワールドカップ2019の開催で市民や来訪者をターゲットに観戦意欲に発展できるよう刺激をしていきたいと思っておりますし,開催年におきましては,おもてなしの機運を高めていきたいと思っております。  オリンピック・パラリンピックにつきましては,まず神戸に来たチームが大会で好成績をおさめていただくというようなことで,実は,これは神戸で合宿をしたんだと,彼らが発信すると思ってございますので,そういう発信の強化にもつながるんではないかなということで,万全の体制で大会に臨めるよう受け入れ準備を進めてまいります。  それから,ワールドマスターズゲームズ,これは昨年の調査ですけれども,残念ながらまだ市民の認知度18.8%ということで,高まってきていないわけでございますけれども,これにつきましても神戸で開催されます6競技の情報を積極的に発信をして,一層の大会の認知度向上に努めてまいりたいと思ってございます。  以上でございます。
    140 ◯分科員(岩田嘉晃) やはり来年のラグビーワールドカップ,そしてまたゴールデンスポーツイヤーズと呼ばれる時期が本当に目の前に迫ってきたわけで,局長は新聞の取材にも答えられたように,やはり所管局になって大変な思いもするかもわかりませんが,成功に導いていただけたらなと思います。  そして,来年のラグビーワールドカップが開催されるにおいて,安全で魅力的な運営はもちろんのことでございますが,せっかくの開催でもあります。その盛り上がりを一過性のものとしない取り組みというのもやはり必要であると思います。  これを機会に物でなくてもよいのですが,何かレガシーとして残るものがあれば,それも1つの成功と言えるのではないかなと思います。  例えば,キャンプに来てくれる国についての学校の勉強やら,そしてまた実際の交流事業の実施などが考えられると思いますが,この辺についてもう時間がございませんけど,1つお聞かせいただけたらなと思います。 141 ◯岡田市民参画推進局長 ラグビーワールドカップに関して,交流事業のことのお尋ねでございます。大変重要なことであると考えております。  現在,イングランド・スコットランド・アイルランド・南アフリカ,これらのチームが公認チームキャンプで神戸に来ることになってございます。試合の前後に神戸にいるということなんですけれども,これらのチームと学校,あるいは地域との交流計画をつくっていきたいと考えてございます。  具体的には,1校1国運動というようなことで,例えば,市内の小・中学校に応援するチームを割り当てまして,各国の大使館の協力も得ながら,その国の文化や歴史を学んで,そしてチームを歓迎するというようなことをやればどうかなと。また,大会の期間中にチームのおもてなしや歓迎行事をそこで実施していきたいと思っております。  このほか,これらのチームが学校を訪問したり,ラグビーの体験教室など,あくまでチームの意向と合致した場合になりますけれども,積極的に進めていく,そういう場を設けていくことが,やはりもうハードはうちはありますので,そういうソフト面でのレガシーとして新たな国際交流の推進などにつながっていくように知恵を絞っていきたいと思っております。 142 ◯分科員(岩田嘉晃) 次に,このワールドマスターズゲームズについて,これ実はほとんどの方々,市民の皆様方も一般市民の方,知らないと思うんですよ。かみさんにも聞いたけど,やっぱり知りませんでした。  ラグビーワールドカップやオリンピックに比べて,全くといっていいほど知らない,認知度がやっぱりないわけでありますから,この大規模な国際スポーツ大会が毎年続きます。そして,スポーツの機運を盛り上げるためにも絶好のタイミングでありますので,周知のための方策について,どのように考えているのかと,それともう1つ簡単で結構でございますから,誰もが参加費を払えば参加できるとお聞きしたんですが,どのような手続が必要なのか,また簡易的なものなのかも簡単に御答弁いただけたらなと思います。 143 ◯岡田市民参画推進局長 ワールドマスターズゲームズでございます。  このPRにつきましては,これまでも神戸まつり・ルミナリエ・マラソンエキスポ等,先ほど申し上げましたようにブースを出したりということで,PRをしてきております。また,ラグビーワールドカップにもひっついて,今ブースを出店してやるような形にもし始めております。  実は,ことしの8月に大会の開会1,000日前を迎えました──お盆のころでございますけれども,この際に県内で実施する種目の体験ができるイベントを兵庫県と合同で総合運動公園のほうで開催をいたしました。そのときに神戸空港の1階到着ロビーにカウントダウンボードも設置をしたものでございます。  8月24日には組織委員会のほうで開催をした1,000日前決起集会というのを大阪でやったんですけれども,こういうときにも著名アスリートを新たに,例えば浅原選手とか柔道の野村選手とか,どなたでも知っているようなスポーツ選手23名を指名しまして,今後PRに一役買ってもらうということになりますので,これから機運醸成にますます取り組んでいきたいというふうに思っておりますし,我々もSNSなども活用して,認知度を高めていきたいと思っています。  参加方法でございます。30歳以上であれば誰でも参加できます。これでインターネット申し込みを想定しているということなんですが,まだ組織委員会でシステムを構築中ということで,エントリー期間は2020年の2月からということのようでございます。  参加費については,まだ発表されてございませんので,発表され次第御報告したいと思っております。 144 ◯分科員(岩田嘉晃) よろしくお願い申し上げます。以上です。 145 ◯主査(味口としゆき) お疲れさまでした。  次に,新原委員,発言席へどうぞ。 146 ◯分科員(新原秀人) よろしくお願いします。  まず,先ほどの岩田委員が新開地の活性化についてもう30分ぐらいかけて言っていただき,本当に感謝しております。  その中で,1点私からもちょっと関連することをまず最初に。新開地もちろん私鉄は駅ありますけど,JRの最寄りは神戸駅なんですよね。だから,神戸駅からの動線というものをもっと近いんだということをもっとアピールしていただいて,管轄は違いますけれども,メトロこうべですね,もうあそこもやはりテコ入れしていただいて,神戸からだったら多分雨に当たらず歩いていけますし,それからもう逆にJR沿いからも行けばすごい近いですから,その点のほうのアピールといいますか,広報もしていって,ぜひともせっかくいただいたチャンスですので,今後も続けて応援していただきますようよろしくお願いします。  それで私の質問は,まずラグビーのワールドカップに限って,ちょっとお聞きしたいと思います。  開幕までもう1年を切っておりまして,もちろんいろいろな準備なり,企画をされていると思うんですけれども,やはり市民とともに盛り上げていくということを考えれば,オリンピックでもやっていますけど,市民ボランティアとかやはりお金の件もそれによって予算も安くつきますので,そういったボランティアの方々とかいうのを計画なり,アピールはしているのか,その辺のことをまずちょっとお聞きしたいんですけど。 147 ◯岡田市民参画推進局長 ラグビーワールドカップの大会ボランティアの件でございますけれども,昨年度,ボランティアに関する基本計画を策定いたしまして,開催都市ボランティアに係る活動内容ですとか場所・配置等々を決めてございます。今年度はさらに計画としては,活動マニュアルなどをつくっていく計画にしてございます。  実は,ことしの4月から7月までの間,全国でボランティアを募集いたしました。これは全12会場でまとめてですけれども,募集いたしました。  大会全体で1万人規模の募集を行いまして,応募は3万8,000人を超えたというふうに聞いてございます。そのうち,同時にやった中で,私ども神戸市のほうの内数で言いますと,募集予定数は700から1,000なんですけれども,この中で1,300人を超える応募をいただいております。また,そのうちの半数以上は市民の方々に応募をいただいたということでございます。  こういうことなので,抽せんを11月の9日から行いまして,その上で面接を行って,1月には採否を決定するということになります。約1,000名程度と考えております。  それから,採否を決定した2月以降,大会開幕までの間,共通研修ですとか業務別研修,あるいはおもてなしなど,神戸独自の研修,こういうことも予定をしております。  御指摘のとおり,大会ボランティアの活動をきちっとしていただいて,それが大会の顔になるということでございますので,開催の成功に大きな意味を持つものでございます。  養成に取り組むとともに,ボランティア自身にも参加してよかったと思っていただけるように知恵を絞ってやっていきたいと思っております。  以上でございます。 148 ◯分科員(新原秀人) ありがとうございます。  ぜひともボランティアの方に協力していただいて,やはり観客というか見に来ていただいた方々に神戸というのはすばらしいまちだという印象を受けることによって,後のラグビーだけではなく,観光にもつながることですので,そういった意味で来ていただいた観客の方々を満足といいますか,満足以上のものを得られるように努力していただきたいと思います。  そうは言っても,結構観客席の数が多いですよね。大会側からも多分言われると思いますけど,やはり全試合を満員にするという努力もしていかなければならないと思いますし,4試合あるんですかね。4試合,しかも準決勝でしたか,最後の4試合目は割と盛り上がってくる試合ですから,割と皆も来るかなと思うんですけど,全然違う国と国で,日本という国はありませんので,そういった意味でやはり観客の動員ということをやはり市民に巻き込んでいかないとと思うんですけど,その辺はどのようにお考えなんですか。 149 ◯岡田市民参画推進局長 御指摘のようにこの4試合を満席にするということは,やはり大会成功の大きな要因でございます。  ちょっと説明が難しいかもしれませんけれども,4試合がありますが,それぞれが別々のプール枠の中の試合ですので,4試合目で何かが決まるということではございません。ただ時期的には最後のほうになりますので,それでこのチームが決勝トーナメントに行くということが4試合目のころには各地で起こっているというふうに考えてございます。  ただ神戸に来るチームがイングランド・スコットランド・アイルランド・南アフリカという一番強い層のチームが全てそれぞれで試合をやりますので,これは非常に人気があるというふうに聞いてございます。特にイングランドの売れ行きはいいと,余り言うなと言われておりますけれども,売れ行きはいいというふうに聞いてございます。  ただ,やはりスタジアムを満席にしようと思うとそういうラグビーが好きなファンだけじゃなくて,ライトファンと我々呼ぶんですけど,ちょっと見てみたいなぐらいに思っている方々にも確実にチケットを買っていただく必要があるんではないかなというふうに考えておりますので,そういう方々をターゲットにしたプロモーションということをやっていく必要があろうというふうに思っております。  そういう意味で,まずは市内の装飾ということを先ほど申し上げましたけれども,三宮のセンター街などには,大変御協力をいただいて,ずっともうラグビーのバナーをかけていただいているというようなこともございますし,その他の商店街,小売市場にもこれからPRポスター,市民の皆さんの近いところ,目につくところに張っていきたいというふうに思っておりますし,また,実は本日記者発表して,1階のロビーで今流れているんですけれども,プライベートビデオを作成いたしました。これは市民の皆様に参加いただいて,ワールドカップを神戸で盛り上げようという趣旨のビデオなんですけれども,これをつくりまして,これからどんどんいろんなところへ流していきたい,デジタルサイネージとかそういうのを使ってやっていきたいなというふうに思っております。  開幕まで1年を切っておりますので,最近は新聞紙上でも結構ラグビーは取り上げられてございます。こういう機を逃さずに神戸での大会開催を身近に感じていただけるようにやっていきたいと思っております。  残念ながら,あしたは雨で1年前イベントが中止になってしまいましたけれども,11月の3日には日本代表戦があります。日本代表対ニュージーランド代表だったと思うんですが,これのパブリックビューイングも現在スペースシアターのほうで予定をしてございます。そういうことの周知でありますとか,また10月20日には神戸製鋼コベルコスティーラーズがノエビアスタジアムで試合を,これはトップリーグの試合ですけどやります。そういうときにもぜひ来られた皆様方にラグビーワールドカップを一緒になって神戸製鋼と一緒に応援していただくような,そういう取り組みも進めていきたいと。  いずれにしましても,経済団体も含め,地域団体等も御協力いただいて,プロモーションに邁進していきたい思っております。 150 ◯分科員(新原秀人) 初めて見る方でもにわかラグビーファンでも何でもいいんですけど,今から年末にかけて例えばくじとかありますよね,そういうところに,企画にチケットを買っていただいて,それで何等かのくじにラグビーのチケットをするとか,もう何か今からだったら場を盛り上げるとか,ラグビーの知名度を上げると言いますけど,これ6月か7月だったら余っとんかという感じになりますから,今からプレミアのあるうちにそういう販促とか商店街とか企業に御協力いただいて,やはり売っていくというか,皆さんにチケットを渡していくということも大事なんで,実際買っていくのもあれですけれども,そういった御努力も今後せっかく公演なり御協力いただいているんで,同じ商品を出すなら,ラグビーのワールドカップのチケットもちょっと使っていただけませんかというふうなことも考えていただければ非常に盛り上がるのではないかと思っていますので,よろしくお願いします。  もう1つは,神戸市内の中学・高校にもラグビー部というのがありますから,やっぱりその部員たちもラグビーカップが開催されるということは実際やっているわけですから,心待ちにしていると思うんですよね。だから,先ほども各チームが小学校に行って体験するとかいう話の企画もお聞きしましたけれども,実際そういった中学・高校の子供たちは多分ボランティアには参加しなくても協会側から手伝えという話になったら,ボール拾いでも何でもすると思うんですよね,喜んで。だから,間近でそういうふうな試合を手伝いながら見れるような企画もすれば,彼らにとって今後自分も未来,日本代表選手になろうかなという方が出てくるのかなと。別に神戸と言わず,兵庫県内に広げてもいいと思うんですよ。  だから,そういった意味で何かそういうふうな企画,ラグビー協会との連携とかいうことは考えてないんですか。 151 ◯岡田市民参画推進局長 子供たちのラグビー部とかにいらっしゃる子供さんたちへの取り組みということでございますけど,御答弁の前に済みません,先ほどパブリックビューイングの会場をスペースシアターと申し上げましたが,その手前のデュオこうべでございます。よろしくお願いいたします。  子供たちのことでございますけれども,日々ラグビーに取り組んでいる子供にとっては,ワールドカップという大会というのはまさに夢の大会であろうというふうに感じてございますので,まずは御家族ともに,あるいはお友達とともにぜひスタジアムのスタンドで観戦をいただきたいというふうに思ってございます。  単にその試合を見るだけということではございませんで,先ほど申し上げましたように,期間中にはチームと学校・地域との交流計画をしてございますので,1校1国運動は全部の学校には行き渡りませんけれども,そういう学校の子供たちでありますとか,公開練習の見学ですとか,ラグビー体験教室,それからラグビー部や子供のラグビースクールを対象とした講習会など,こういうものを通じて,選手と直接触れ合える場を何とかつくっていければなというふうに考えてございます。これをすることによってまた子供たちはさらに自分のラグビーへの取り組みというのを熱心にしていって,将来日本代表選手になるんだと。先生御指摘のようなことになれば,非常にすばらしいことではないかなと思っております。  兵庫県ラグビー協会とはもうずっと連携を実はしておりますし,神戸製鋼コベルコスティーラーズ,こちらのほうとも一緒に連携をして,彼らが実際に神戸製鋼の選手が学校へ行って体験授業なども今行っております。  また,指導者研修ということで,教員を対象としまして,タグラグビーですとか,そういうことの研修なども日本ラグビー協会から講師をお招きして,学校現場でも広げてほしいというようなことを今やっているところでございます。  委員御指摘のとおり,このラグビーの日本代表選手がぜひ神戸から誕生いただきたい。そうするとさらに神戸のラグビー今後盛り上がっていくんではないかなというふうに考えてございます。  ぜひそのようなことを願って,頑張ってまいりたいと思っていますので,御支援よろしくお願いいたします。 152 ◯分科員(新原秀人) ありがとうございます。よろしく頑張っていただきたいと思います。  それでは,話題を変えまして,今度勤労者福祉共済制度のあり方についてということで,勤労者福祉共済事業,いわゆるハッピーパックの事業については,29年の4月から市から神戸いきいき勤労財団に移管されたと聞いております。1年半ほどたちますけど,事業の状況等,連携等,どうなっておるのかお聞きしたいと思います。 153 ◯丹本市民参画推進局参画推進部長 御質問のいわゆるハッピーパック事業の移管後の状況についてでございますが,移管をしました29年度におきましては,比較的会員数の多い企業の大会があったことや,有効求人倍率が高まる中,中小企業の人材確保が難しくなってきていることなども影響いたしまして,結果といたしまして,30年の4月1日現在の会員数は4万4,444人となってございます。  これは,前年の29年の4月1日が4万5,573名ということで,約1,000人ほど減少しているという状況でございます。  こういった比較的会員数の多い企業の退会の理由として,私ども捉えてございますのが,企業の成長に伴い,事業が全国展開して,神戸市内の在勤者の従業員とほかの都市に勤務する従業員との間に利用できるサービスの差が生じ,それを解消するために全国展開する民間の福利厚生代行業者に変更するケースが多くなっているのではないかというふうに分析をしてございます。  私どもといたしましては,神戸で創業・成長し,全国展開するような企業の退会防止につながる取り組みとして,既存のサービスの質の向上や宣伝強化,会員ニーズに合ったサービスをより一層工夫して会員の確保に努めてまいりたいというふうに考えてございます。  具体的には,全国利用できる映画のチケットだとか,あと宿泊割引,ネット通販の割引だとか,そういった具体的なものについて検討し,できるところから着手していこうというふうに考えてございます。 154 ◯分科員(新原秀人) 徐々には減ってきているということですけれども,それは働く人の数も減ってきていますので,ちょっとずつ数的には減ってくる可能性というのは非常にありますので,減らさないといいますか,できればふやす努力はしていただきたいと思うんですけど,浦上先生じゃないですけど,70歳,75歳でも働いているような方もおられるんですけど,70歳以上とか,その年齢でも関係なく入れるんですかね,それは。 155 ◯丹本市民参画推進局参画推進部長 御質問の制度につきましては,神戸市内に事業所がある中小企業・社会福祉法人・学校法人・医療法人等で一般従業員を雇用している個人商店等も加入していただけるということで,したがいまして,従業員であれば年齢に関係なく利用していただけるということで,実際,会員の中で61歳以上の方が全体の15.5%を占めているという状況でございます。 156 ◯分科員(新原秀人) ぜひともそういった方にも福利厚生をしていただきたいということなんですけど,ただ,一番きょう言いたことは,県にも同じような制度がありますよね。その辺について,大体ちょっと人数とか内容とかわかることありましたら。 157 ◯丹本市民参画推進局参画推進部長 御質問いただいておりますのは,兵庫県勤労福祉協会が運営されておりますファミリーパックのことを言われているのだと推察してございます。  この制度につきましては,兵庫県全域を対象といたしまして,規模といたしましては2,000社以上──2,179社だったかと思いますが,会員数につきましては,2万6,741人ということで,このうち神戸市内の割合といいますか数でございますが,神戸市内が329社,5,977人の会員ということになってございます。  ファミリーパックの特徴といたしましては,私どものハッピーパックのほうが会員参加型イベントだとかそういったものがあるんですけれども,ファミリーパックのほうにつきましては,そういったものがなく,給付補助制度を主たるサービスとして運営しているという状況でございます。 158 ◯分科員(新原秀人) やはり,今から勤労者の数なり減ってくるんですから,僕はこれ二重行政といいますか,二重じゃないですけど,いわゆる役割がそれぞれ違いますので,ただ神戸市内で取り合いしているようではだめだと思うんで,特に県のほうも2万6,000でしたら,ひっついたほうが,神戸よりは少ないわけですから,そういった意味でやはり手をとり合って今後,そうすることによって人数がふえることによってできるサービスなり,それぞれの得意な分野のサービスというのがあると思うんで,それぞれをいわゆる勤労者の方が利用することができるというメリットもありますので,今後,やはり少なくとも行政については二重行政をなくしていこうということなので,こういった共済についても二重的なことは協力していくべきだと思うんですけど,その点はどのようにお考えですか。 159 ◯丹本市民参画推進局参画推進部長 先ほど御答弁させていただきました,私どもハッピーパックのほうが2,500社,そして4万4,000人ほどの規模に対しまして,ファミリーパックの神戸市内の数が329社,5,977人という規模でございますので,そういった規模の部分だとか,先ほど御答弁をさせていただきました給付面・サービス面の特徴の違いだとか,そういったことを勘案しますと,私どもといたしましては,今の時点で二重行政というところまでは考えてございませんが,引き続き勤労者の方へのきめ細かなサービスにとって何がいいのか,そういった観点で考えてまいりたいと思ってございます。 160 ◯分科員(新原秀人) 両方入っているところはないと思いますので,どちらかに入るので,取り合いということにはなるので,そういう意味では二重というふうには見れますので,もう1度いろいろ考えて,頑張っていただきたいと思います。 161 ◯主査(味口としゆき) お疲れさまでした。  次に,平野章三委員,発言席へどうぞ。 162 ◯分科員(平野章三) 神戸のまちづくりを今ずっと中心に考えているのは──特に神戸市は三宮再整備を打ち出している,これ今,各局それぞれがばらばらで動いているから,本当にまとまりがない状況なんです。別にこれにうなずいてもらう必要ないんです。私の意見です。  問題は,どうやって神戸の魅力を打ち出すかという──若者に限らず,いろんな方がばっと神戸に来るというのは,やっぱり集客力のあるものが要ると思うんですよ。  その中で私はいろんな魅力,何点か僕もちょっと持っとんですけど,1つとしては音楽かなと。音楽のまち神戸というような形で表現は別として,全国的に打ち出す,世界的にも打ち出すような形が本当は神戸は音楽のまちやなというのはいいかなと。ただ,その場合は連日どこかで音楽が必ずやっているというようなことで,例えばロックなんかいうたら,集客力というたらもう例えば2,000人の箱やったら,連日2,000人来たり,1万5,000人の箱やったら,それだけずっと来るんですね。その周辺のうるおい方というのは全然違うんですよ。  別にロックにこだわることもないと思うんですけど,必ずどこかでやっているという,そういう形のイメージで音楽を打ち出すというのは,局長としてはこれ賛成か反対か,どうでしょう。それだけでいいですけど。 163 ◯岡田市民参画推進局長 音楽のまち神戸ということでございます。午前中からもずっと話をしてございますけれども,神戸は日本のジャズの発祥地でございますし,またフルートコンクールなどもきょう出ましたけれども,そういうフルートの音を町なかに響かせていきたいと私どもも思っておりますし,また,神戸の町なかで神戸ミュージックステージという形で町なかでの生演奏というような取り組みもしている,そういう観点,当然我々進めておりますので,音楽を切り口に神戸のまちを売り出す,これは大変すばらしいことだと思っております。 164 ◯分科員(平野章三) こないだ楽天の社長がノエビアスタジアムを本当にあそこは年1カ月ぐらいしか使ってなかったんです,今まで。270億かけてずっと今日までそういうような形にしていた。できたらあそこをイベントも使えるようにしたいということで,芝も変えてというようなことになったんですが,私はあそこは建設局が管理しとんで,建設局にちょっと言ったんですよ。できたら,あのノエビアスタジアム少しイベントが大がかりにできるようにいろんなイベントに対応できるような,もちろん芝のことも考えて,そういう設備を本当に楽天と一緒になって考えたらどうやと。価格も全部打ち出せるようなどんなケースでも対応できる設備,この大がかりな設備の改善ということになると,これは楽天がするのか,あるいは契約上,神戸市の建設局がするのかわからないんですけど,それを担当者の方に言って呼んだら,はあそうですねと帰ってもたんや。あと返事も何もない。それで私もちょっとどないなっとんやと,ちょっとあるところで聞くと,あそこ建設局やから管理だけですわって,という話やったんですよ。もう管理をさえしてればええ,そんな発想全然ないですって,はっきりもう何人かに言われました。  そういうことから考えると,こういうことは建設局で,例えばもちろん市民参画はこういう音楽をやっていますよね。例えば市役所の跡地を今はちょっと方向どうなるかわからへんけど,ライブハウスをつくろうかなというような話で,これ行財政局がやっていたり,ウオーターフロントも実はみなと総局が少しそういうハウスとかいろんなことで呼べへんかなということで実は動いているんですね。  いろいろある,教育委員会もこのライブをやりたいという動きも実は本当にありまして,もう1つは,野外でいろんなところでやりたいと言われるんですよ。これは,局じゃなくて民間とかそういうところがやることもあるんで,いろんな場所をやる場合,申請が上がってくるんで,これはキャッチできると。南京町でも本当に一部できるところもあるというようなことで,非常にいろんなところの局がばらばらでそれぞれやっているんですわ。非常に私はもったいないなと。  それをできたら,本気で局長もやる気があるんであれば,このいわゆる音楽を一つに全部集約して,どこの局も一応かんでいただくというような形でコントロールできへんかなと,それなかったら,もうどういうんか,どこでやってもどこがやっとんかもわからない。  たまたまこれ情報がちょっと入ってきて,どうかわからないんですけど,地元で大手の年間4万人集める──これ限度4万人でとめとんですけど,COMINGKOBEという,こういうごっつい地元のイベントの会社があります。それ以外に,超大手の会社が2社ほど動いているという話があってね,これ今まで神戸にはなかったことなんですよ。もしそれが事実やったら,例えば箱があったりなんかしたら,すごいコントロールすると,大きな動きになると。それが今後,音楽,それは今もおっしゃったように,ジャズもいいんですし,別にクラッシックでもいいんですけど,トータル音楽のまち神戸という形にするためには,そういうのを引き寄せなあかんと思うんですけど,そういう場合に,局としてまとめていこうという考え方はないですかね。 165 ◯岡田市民参画推進局長 先ほど──ノエスタに深く実はスポーツ担当としてかかわっておりますので,一言だけいいわけじゃないですけど,ノエスタ,現在,楽天ビッセル神戸が管理をこの4月からしておりますが,彼らが目指しているのは,スタジアムのエンターテインメント化でございますので,まさにその方向に合致しておる,その方向を目指して管理運営の許可をされているということでございますので,これから今はシーズン中ですからなかなか難しいですけれども,そういう機会を捉えて,そういう形であのスタジアムは運営されていくようになるだろうし,またハイブリッド化したというのはそのためでもあるし,欧州の現地のハイブリッド化されたスタジアムで実際にそういうふうに使われておりますので,そういう方向であのスタジアムはまた地域の活性化につながるようになれば,私はすばらしいことだなというふうに思っておりますし,それについての支援は惜しまないものでございます。  それで,音楽の各局ばらばらでという話については,なかなか聞くとつらいところでございますけれども,やはり一番は神戸に来られる方でもいいですし,市民の方でもいいんですけれども,神戸のまちが,いろんな音楽がこうこうこうあると,やっぱりわかりやすく,参加しやすい,そういうことが大切なんだろうなと思うので,そういう意味で先生御指摘の一つにまとめる,まとめる仕方がいろいろあるかと思いますけれども,情報発信一つにしても,そういう必要を感じておりますので,先ほどロックの話も出ましたけれども,ぜひクラッシックもロックもポピュラーも一緒にそういう形で神戸の中で1年中音楽が響いているというのが大変すばらしいことになるので,ちょっと勉強して頑張ってみたいと思います。 166 ◯分科員(平野章三) 今回,本当にわかったのは,いろんな予算要求する段階になると,行財政局が施策を査定するんですけど,本当に政策がうまく進んでこなかったのは事実やと思うんですよ。これも首振ってもらわんでいいですけど,もう全然うまいこといっていません。  それで,ことしの4月からすごい何か雰囲気が変わってきたなということで調べると,行財政局の予算の査定のときに企画調整局が入ったと,それは初めてのケースで,その企画調整局が全体を見ながら査定していくということで,これは誰が指示したんやというたら,どうやらトップが指示されたようなんです。  こういうことになると,今の音楽を一つにまとめるということになると,市民参画とともに企画なんかが予算と絡み,一緒にやっていただくというのは非常におもしろいなと思いまして,ちょっと事前に企画にどんな感じやということのあれ,ちょっと話したんや。音楽を全体的にと言うたら,ぜひ企画は市民参画とも一遍連携とりたいという,これ個人的な話がありまして,それ以外に,やっぱり住宅都市局とかそういうところも含めて,全体を見渡すんやから,一遍相談もしたいなという話もあったんやけど,そういう話は乗ります。 167 ◯岡田市民参画推進局長 私,来るもの拒まずでございます。 168 ◯分科員(平野章三) 非常にね,これうまくいけば,これがきっかけで全体に統一感が出てくると思うんです。  ぜひともそしたら,私もっぺん企画に来るもの拒まずって,誰でもええみたいな感じやけど,やっぱり企画が来てもらったほうがええということを言うていたということで一遍言いますので,受けてください。ありがとうございます。よろしく。 169 ◯主査(味口としゆき) お疲れさまでした。  次に,浦上委員,発言席へどうぞ。 170 ◯分科員(浦上忠文) 今の平野議員なんかの話を聞いておりまして,この前安倍内閣が改造されて,またたくさんの特命の任命された大臣が出られたと。  ある大臣なんかね,8つのテーマ抱えているんですよね。要するに簡単に言えば,北方や沖縄やあるいは男女共同参画や何やらというので,それを8つ抱えている人がおると。私はこの前の本会議で申し上げたのは,局長覚えておられるかもしれませんが,高齢者パワーの推進が行財政局やこの局やら,保健福祉局やいろいろあるんやったら,それ担当の大臣つくったらどうやと。最近,新開地の話がありましたけれども,あれも新開地の落語や何やらのやつとか,あるいはアートビレッジやとか,あるいはボートピアとか,あるいはこっち側にはちょっと名前は言えませんけど,風俗の一つのグループもあると。あの辺の担当局長がおれば,元気になるやろうなと。さっきのことでも音楽担当局長というものをすればどうかと。  この前,今西さんが私のところに来られてね,本会議で私のこと言われるかと思ったと言うんですよ。そういうのの先駆者やと彼は言うわけですわ,その特定の任務のね。  だから,本当にいろんなことをまたがったことをせんと,一つの局と局では動かんようになっているんやないかと思うので,まずそれを申し上げておきたいと思います。  それともう1つは,この私がいつも申し上げておりますのは,市民参画お互いさま局にせいと。そのことはもう忘れたわけやないですが,もう久元市長に言うても変える気はないとか,この前に至っては,市民参画お互いさま局という名前が市民に受け入れられるとは到底思えないとまでえらいきついことを言われましたので,そういう角度から攻めたのではあかんやろうなと。  この前,君たちはどう生きるかという本がこの春に久しぶりに話題になりまして,丹本さん知りませんか。吉野源三郎という人が書いた本で,本と漫画とがこの春に大いに売れて,いまだに本屋で売れているんですが,改めて私57年ぶりに,高校生のときに読みましたが,一番最後のところは,こういうので終わっているんですよね。  コペル君という主人公がおるんですが,世界中の人が仲よくなれる社会をつくっていこう,それが僕の役割だ。これだけ世の中が進歩してきたんだからと,こう終わっとるわけです。  ページをめくったら,吉野源三郎さんという著者が,そこで君たちはどう生きるかとこうなっているんですが,このお互いさまという考えを久元市長にもっと訴えようと思えば,シリアやエジプトの歴史から中国・朝鮮にわたって,そしてロヒンギャのことについては,もうビルマの歴史からいろいろ私はもう文書を解いて,そこで仲よくしようと,そのことを訴えたら,市民参画推進局は市民参画お互いさま局というのもなるほどやなと,市長が納得されるかもしれませんので,ちょっと待っとっていただきたいというのが,まずきょうの前提です。  きょうの質問は,高齢者パワー推進局に関連しまして,この局に関連しておりますシルバー人材センターがもうちょっと大きい規模でしたらどうかという質問をされましたが,やめられた玉田副市長はいやいや何をおっしゃいますかと。政令市の中では,一番すぐれた──人数も多いし,組織なんですよとこう言われるんでありますが,その前の議会で私が提案したかどうか忘れましたけれども,私の前提は,内閣府の調査で60歳,65歳で働くのをやめたい人は3分の1,70歳,75歳で働くのをやめたいという人が3分の1,あとの3分の1は,80歳になっても90歳になっても体の動く限り働きたい,これは政府もようやく70歳まで定年にせないかんということを言い出していますが,例えば福岡県では,福岡県70歳現役支援センターというのをつくりまして,要するにもっと県民の中に福岡だけやなしに,久留米やいろんなところにもあるんですが,働きたいという人言いに来てくださいと,面接しましょうと。1つの例が出ていたのは70歳ぐらいの女性で年金がちょっと足りないと,でもそんなに毎日行くのはいややと,週に3日,4日でよろしい。朝早いのは何ぼでも結構ですから,朝早い仕事ならいいですよと言われたら,福岡県のほうは,こっち側で片や仕事をいろいろ集めていまして,それやったら花の卸売市場で5時ぐらいから8時,9時まで働いてもらうのはどうやろと。それは面接にも支援センターの職員がその女の人と行って話がめでたくまとまって,週に4日ほど5時から8時ぐらいまで勤めて,4万円ぐらい収入があるようになったと。
     シルバー人材センターがどっしり構えているんやなしに,もっと今ごろね,働きたい人おるけれども,何か自分から探すのはもう面倒くさいとか,嫌やという人,男性特に多いので,もうちょっと広げて,行政の得意なそんなんやったら東灘区からやってみましょうとか,モデルをつくってやってみられてはどうかという提案なんですが,いかがでしょうか。 171 ◯岡田市民参画推進局長 シルバー人材センターでございますけれども,基本的にはやはり先生御指摘のように働く場所と働きたいという方がマッチングすることが大事なんだろうというふうに思っています。  私どものシルバー人材センターも結構おせっかいやいております。入会するときには,必ずセンターのコーディネーターという者が個別に面接を行って,御希望をよくよくお伺いをして,そして曜日・時間帯ですとか経験ですとか特技ですとか,そういうことを個別の事情を詳しくお伺いした上で,その情報をセンターの職業開拓をする者がシステムで共有して,アンテナを張って会員の企業さんに合う就業先を紹介をするというシステムをとっております。実際に紹介するときには,行っておいでじゃなくて,発注者と会員とそのコーディネーターと3者がきちっと面談をして,そして希望に合うかどうかということを確認をした上で,就業につなげているという,それなりといったらおかしいですけど,センターとしては一生懸命ニーズに合うようにおせっかいをやかせていただいておりますので,それで今現在政令市1位の会員数も誇っておるんだろうと思いますけれども,そういうことが非常に大切で,きめ細かい対応が大切だと思っております。もう朝の9時から5時で3日来てもらわんとあきませんわじゃなくて,じゃあこの時間はこうなったらどうですかと,そういうことも実際やっておりますんで,何とかそういう形で会員さんをふやしていくということと,それから会員になったらなったで,会員の仲間でみんなで楽しもうというような取り組みも多分大切なんだろうと思います。  その場で働くだけじゃなくて,仕事終わった後といいますか,仕事に行かない日はサークルがあって,囲碁をしようとか,そういうクラブ性みたいなグループをセンターの中でも育てておりまして,そういう会員同士の仲間づくりということに精力を挙げてやっていると,こういう状況でございます。 172 ◯分科員(浦上忠文) いや,やっておられるのはようわかっとんですけどね,私もトラックからね,先生私らと一緒にやらへんかって声かけられることもあるんで,皆さん仲いいのはよく知っとんですが,もっともっと幅広く広げていただきたいというのがお願いなんです。  そのお願いはお願いとしておきまして,朝から聞いております文化ホールのことなんですが,あれね,私の事務所にもいろんな方が来られるんですが,1つだけお伝えしときたいのは,人間というものは,今あるものが変わるということは本当は嫌なんですよ。大倉山のあそこは好きやという人が多いと。そんなほかにもホールがあるんやから,あそこを潰して1年や2年休館期間があったって構わへんのやないかという話が1つです。  もう1つは,特に劇をやっている人たちはね,音楽専門やと言われるとムカッと来るんですよね。実際使っているわけでもないのにね,なくなると寂しいという気持ちがある。劇団の人たちは本間言うたら,150や200名ぐらいのやつがちょっと金持ちでもつくりゃいいんですけど,そういう旦那衆が今はおらへんから困っているということが1つ。  だから,よくよく説明をしていただきたいということが1つなんです。  特に,葺合文化センターがまたあそこの大ホールのと同じ建物になるとするでしょ。葺合文化センターって,私ようあわはら富夫講演会というのに年に1回だけ行くんですけど,もう下駄履いたおじいさん,おばあさんが来て,おでんの鍋を置いといて,一杯やるようなそういう皆さんなんですよ。  だから,そういう皆さんがあんなところに行くというのは,下駄履いて行かれへんやないかみたいなことになるんで,そういう気持ちも取り込んで,よくよく説明をしていただきたいということを申し上げておきたいと思います。  そういうことをよく言わんことには,きれいにして,ますます私たちから心が離れていく神戸の考えやないかということは,私は一番寂しいと思いますので,どうか私たちのような庶民,大衆の気持ちをよく酌んでいただいて,行政を進めていただきたい,このことを申し上げまして,全ての委員会の話の最後とさせていただきます。ありがとうございました。 173 ◯主査(味口としゆき) どうもお疲れさまでした。  以上で市民参画推進局関係の質疑は終了いたしました。  当局の皆さん,どうもお疲れさまでした。 174 ◯主査(味口としゆき) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  長時間の審査,お疲れさまでした。  委員の皆様に申し上げます。当分科会の審査は本日をもって終了いたします。  本日までの間,当分科会の運営に各段の御協力をいただき,本当にありがとうございました。  なお,来る12日から委員会審査に入りますが,12日は市長・副市長等に対する総括質疑を午前10時より議場において行いますので,よろしくお願いいたします。  本日はこれをもって閉会いたします。   (午後4時11分閉会) 神戸市会事務局 Copyright (c) Kobe City Assembly, All Rights Reserved. No reproduction or republication without written permission. ↑ ページの先頭へ...