札幌市議会 1999-10-26 平成11年第 3回定例会−10月26日-07号
丘珠空港問題について,ANKはYS11より座席数の少ないDASH8−300型3機の導入を決めたが,本市は,現在でも丘珠空港の需要増を見込んでいるのか。DASH8−300型機の導入によって,滑走路延長の根拠はなくなったと考えるが,どうか。後継機選定などの新たな状況を踏まえ,空港周辺の住民に対し,改めて説明会を開催すべきではないのか。空港整備の具体的なスケジュールは,どうなっているのか。
丘珠空港問題について,ANKはYS11より座席数の少ないDASH8−300型3機の導入を決めたが,本市は,現在でも丘珠空港の需要増を見込んでいるのか。DASH8−300型機の導入によって,滑走路延長の根拠はなくなったと考えるが,どうか。後継機選定などの新たな状況を踏まえ,空港周辺の住民に対し,改めて説明会を開催すべきではないのか。空港整備の具体的なスケジュールは,どうなっているのか。
桂市長。 ◎市長(桂信雄君) まず最初に,私からお答えをいたします。 第1点目の行財政改革についてでございますけれども,行財政改革の最も重要な目的は,市民福祉の向上のために,よりよいサービスを提供することであると考えておりますが,この現下の厳しい社会経済のもとでは,限られた人員や財源などの一層の効率的活用が不可欠であります。
次に,丘珠空港周辺の街づくりについてお伺いをいたします。 丘珠空港の整備については,平成12年度国家予算に,滑走路を100メーター延長すること,駐機場の改良を行うことなど,実施設計調査や用地買収で約40億円の要求がされたところであります。これは,国においても,丘珠空港が道内航空網の拠点空港として重要であると理解されたからにほかなりません。
丘珠空港問題については,地元案に対する住民の反対意見も多く,住民合意が得られたとは判断できないのではないか。地元案に反対する意見がある以上,国に対する事業化要望を行うべきではないと考えるが,どうか。丘珠空港と地域の共存を図るため,今後も,住民に対する説明や環境基準の検証に向けた努力が必要と考えるがどうか等の質疑がありました。
質問の第4番目に,丘珠空港問題について伺います。 丘珠空港滑走路延長及び増便について,市は,昨年12月に南東方向へ100メートルの延長及び現在1日22便の定期便を44便まで倍増するとの考え方を示しました。仮に,午前8時から午後7時までの11時間に44便が運航されれば,15分ごとの離着陸となり,市民は絶え間なく騒音や危険にさらされることとなります。
次に,丘珠空港問題について質問いたします。 桂市長は,住民合意が得られたとして,道とともに,滑走路を南東方向に100メートル延長する,便数を44便程度とすることを地元案として決定し,これを強行しようとしていることは,まことに遺憾であります。 そこで,伺います。 まず,丘珠空港問題とはそもそも何であるかについての桂市長の認識についてであります。
丘珠空港の増便問題では,40便という数字が報道されているが,この数字についてはどのように考えているのか。丘珠空港整備後の運航便数については,地域環境と空港の役割の両面から判断すべきものだが,生活環境を悪化させない便数の予測値についてどのように考えているのか。NPOに関しては,仙台市が実施したような市民参加による検討委員会を立ち上げ,具体的な支援策を検討すべきと考えるが,どうか。
桂市長。 ◎市長(桂信雄君) まず,私からお答えいたします。 最初は,新たな公共事業見直しについてでありますが,2点ご質問がありましたが,関連しておりますので,まとめてお答えをさせていただきます。
質問の第5番目に,丘珠空港問題について伺います。 市民ネットでは,市長の,96年7月,丘珠空港ジェット化断念表明後,滑走路延長をしないように求めてまいりました。しかし,市長は,98年3月議会において,滑走路の延長については住民の一定程度の合意を得たとして,南東方向に 100メートル延長をするとの方針を示されました。
の滑走路延長反対に関する陳情 陳情第 170号 丘珠空港へのコミューター機乗り入れ反対に関する陳情 陳情第 173号 丘珠空港滑走路拡張反対等に関する陳情 陳情第 174号 丘珠空港の滑走路延長反対等に関する陳情 陳情第 175号 丘珠空港の整備促進等に関する陳情 陳情第 176号 丘珠空港の整備促進等に関する陳情 陳情第 182号 丘珠空港の整備促進等に関する陳情 陳情第 183号
例えば,本市では,都市計画を策定する際に総合的環境アセスを行ってこなかったために,住宅の近くに丘珠空港があり,住環境が守られていないということが見られます。このような整合性のない都市計画は,本市だけではなく全国で行われてきました。
こうした現状を踏まえて,丘珠空港問題について,大きく2点,市長のお考えを伺います。 第1点目は,空港整備に関する国との協議状況と事業化の見通しについてでございます。 丘珠空港は,防衛庁が設置,管理する空港であり,今後,空港整備のあり方を詰めていくためには,運輸省や防衛庁と協議をしていかなければならないと理解しております。
企画調整費では,丘珠空港の整備に当たっては,国や道,並びに本市の役割分担を明確にした上で,周辺住民への説明に当たるべきと思うがどうか。周辺住民の合意が空港整備の前提であるが,反対意見や情報公開の要請に対して誠意を持って対応し,資料を公開していく姿勢が重要ではないのか。自衛隊ヘリコプターの騒音問題については,運航時の事前連絡や定期的な協議が必要と考えるがどうか。
質問の第4番目に,丘珠空港問題について伺います。 1996年7月,市長は,市民の強い抵抗の前に丘珠空港のジェット化を断念しました。その後,プロペラ機による運航を継続するとし,ANKも,ジェット化したいとのこれまでの意向を変更し,後継機種の選定を進めておりました。 本年8月,ANKは5機種をその候補として示し,これを受けて,市では8月22日の丘珠会館を初め7カ所で説明会を開催してきました。
桂市長。 ◎市長(桂信雄君) まず,私から数点お答えをいたします。 第1点目の21世紀の本市行財政運営のあり方についてでありますが,お話にもありましたように,今後の社会経済状況は大きく変化していくことが予想されるとともに,国,地方を通じて,国債,地方債の本格的な償還時期を迎えるものと考えられます。
員 伊与部 敏 雄 君 議 員 湊 谷 隆 君 議 員 岡 本 修 造 君 議 員 常 見 寿 夫 君 議 員 高 橋 重 人 君 議 員 菅 井 盈 君 ―――――――――――――――――――― 〇欠席議員(なし) ―――――――――――――――――――― 〇説明員 市長 桂
丘珠空港周辺の街づくり懇談会設置に当たっては,市民の声を反映させるため,公募による人選を行ってはどうか。道のコミューター計画は,丘珠空港問題における道と本市の役割分担にどのような影響を与えると考えているのか。東西線延長終点駅周辺のうち,再開発予定地区以外の地域についても,公共施設の誘導など積極的な街づくりを行うべきではないのか。
平成7年には,丘珠に,都市と農業,人と自然との触れ合いをテーマとしたサッポロさとらんどがオープンしました。今後は,インナーパークなどを中心とした2期整備が進む予定であります。また,ことし6月には,四季を通じて気軽にスポーツやレクリエーションが楽しめる全天候型コミュニティドームが栄町にオープンをいたします。
このような環境下にあって,桂市政2期目の公約実現,5年計画の確かな達成を果たすために,平成9年度予算案を編成するに当たり,あらゆる角度から苦労されて作成されたものと考えます。 そこで,平成9年度予算案編成に当たり,数点質問をしてまいります。
次に,丘珠空港問題についてお伺いします。 初めに,市長の責任についてです。 95年6月,市長は,北海道知事とのトップ会談で,丘珠空港のジェット化に向けた検討を進めることを決定されました。その後,空港周辺地域への説明会などさまざまな事業を続けてきましたが,空港周辺の市民を中心にした反対運動は大きな広がりを見せ,市民合意を得ることはできませんでした。