札幌市議会 2019-10-09 令和 元年第二部決算特別委員会−10月09日-04号
若年妊婦は、さまざまな問題を抱えているにもかかわらず、みずから支援を求めてこない場合も多いため、今後は、妊婦との信頼関係を妊娠期からしっかりと築くことができるよう、母子健康手帳交付時の面接相談を充実させるなど、支援の強化に努めてまいりたいと考えております。
若年妊婦は、さまざまな問題を抱えているにもかかわらず、みずから支援を求めてこない場合も多いため、今後は、妊婦との信頼関係を妊娠期からしっかりと築くことができるよう、母子健康手帳交付時の面接相談を充実させるなど、支援の強化に努めてまいりたいと考えております。
昨年度に取り組んだ項目は、手術前に口腔機能の管理を行うことで術後肺炎などを予防する周術期口腔機能管理、摂食機能障害を有する方に口からの食事摂取を促進する摂食機能療法、薬剤師が入院患者への服薬指導などを行う薬剤管理指導、さらに、栄養食事指導及び救急医療管理加算等であります。 これらの取り組みの効果額としては、年間で約4,200万円でした。
さらに、手術後の肺炎などの合併症予防を目的とする歯科口腔外科による周術期口腔機能管理や診断後の早期から患者を支えるがんリハビリの実施など、患者の治癒力を高め、生活の質を向上するための取り組みも積極的に行っております。
ステージアッププランでは、質の高い医療の提供という項目に、チーム医療といたしまして栄養サポートチーム、緩和ケア、病棟薬剤業務、周術期口腔ケア、糖尿病透析予防の5チームを挙げております。この実施状況でございますが、まず、栄養サポートチームでは、平成25年度は前年比15件増の402件に介入いたしまして患者の早期回復につなげてきております。
二つ目は、今、札幌市内で話題となっている、産科医が難しい妊婦の受け入れをしないよと、こういうことになって札幌市の保健福祉局との間で協議を持たれていますが、そういう妊婦に対して、市立病院ではどれだけの受け入れ態勢がとれているか、この周産期の問題です。
◆宮村素子 委員 私からは、周産期医療に対する取り組みと静療院のぞみ学園についてお伺いしたいと思います。 まず、周産期医療への取り組みについて伺います。 周産期医療を取り巻く環境は年々悪化してまいっておりまして、24時間体制の診療環境や労働条件に小児科、産科を専攻する医師は大変に先細りの状態で、もはや診療科の存続が危ぶまれる状況とも言われております。