旭川市議会 2017-03-03 03月03日-05号
安倍首相が福島第一原発の状況をアンダー・コントロールと言ったり、南スーダンの首都ジュバは比較的落ちついていると述べたり、強行採決を繰り返しながら、我が党は、結党以来、強行採決をしようと考えたことはないと平気で答弁しました。真面目に、真剣にを信条としている西川市長は、こういった情勢をどう見ますか。
安倍首相が福島第一原発の状況をアンダー・コントロールと言ったり、南スーダンの首都ジュバは比較的落ちついていると述べたり、強行採決を繰り返しながら、我が党は、結党以来、強行採決をしようと考えたことはないと平気で答弁しました。真面目に、真剣にを信条としている西川市長は、こういった情勢をどう見ますか。
また、陸上自衛隊部隊が昨年7月、首都ジュバで大規模な武力紛争が発生した際の状況を記録した日報を廃棄していたことが明らかになりました。日報が廃棄されてしまえば、現地で自衛隊がどんな状況に置かれていたかについて、国民は把握するすべがなくなり、全くのブラックボックスになってしまいます。廃棄は黒塗り以上の最悪の情報の隠蔽ではないでしょうか。
昨年8月には一旦和平合意が結ばれ、南スーダンは安定を取り戻したかのように見えましたが、ことし7月に首都ジュバで戦闘が再燃し、数百人の市民が虐殺されました。副大統領は国外に逃亡、南スーダンは内戦状態に逆戻りしています。
南スーダンでは、2013年12月以降、大統領派と副大統領派の内戦が始まり、昨年8月には和平合意が結ばれたものの、ことし7月には首都ジュバで大規模な武力紛争が発生しました。政府は、これについて、衝突は起こっているが、戦闘ではないなどと言いますが、このような詭弁は通用するものではありません。
内戦状態が続く南スーダンでは、ことし7月、自衛隊が駐留する首都ジュバで、大統領、副大統領両派の激しい戦闘で数百人が死亡する事態になりました。自衛隊宿営地でも複数の弾痕が確認されています。
クーデターは陸上自衛隊が駐屯している首都ジュバでの武力衝突に発展し、その後、停戦合意と戦闘再開が繰り返される泥沼の内戦状態へと突入していきました。国連は戦闘部隊の増派を決定し、日本にも戦闘員と武器の輸送が要請されましたが、武力行使との一体化が懸念されるとの理由で断ったとされています。
しかし、2013年12月、大統領派と前副大統領派の衝突を契機に、首都ジュバでの衝突、戦闘が全土に拡大し、内戦状態になり、200万人以上の避難民が生まれ、国連南スーダン派遣団の主任務は、2014年5月、住民保護へ切りかわり、そのための武力行使も認めることになっています。さらに、複雑にしているのが、民族間の争いです。