札幌市議会 1995-10-20 平成 7年第二部決算特別委員会−10月20日-07号
次に,平成6年までに完成をいたしました施設の需要創出効果でございますが,これにつきましては,施設が開設しておおむね1年後の,利用が落ちついた時期を見計らいまして,1日ないし2日の利用者のアンケート調査をやっております。それから類推をいたしますと,おおむね年間 482万人の効果があるものと推定いたしておりまして,これは1日当たりに換算いたしますと,約1万 3,000人程度のものと考えております。
次に,平成6年までに完成をいたしました施設の需要創出効果でございますが,これにつきましては,施設が開設しておおむね1年後の,利用が落ちついた時期を見計らいまして,1日ないし2日の利用者のアンケート調査をやっております。それから類推をいたしますと,おおむね年間 482万人の効果があるものと推定いたしておりまして,これは1日当たりに換算いたしますと,約1万 3,000人程度のものと考えております。
さらに,ソフト施策や人に優しい交通対策など,新規の需要創出に全庁を挙げて積極的に取り組んでいるところでございます。しかしながら,週休2日制の拡大や景気の低迷などの要因によって,地下鉄の基礎需要が落ち込んでいることから,結果としての地下鉄需要は伸び悩んでおります。
まず,地下鉄需要1日2万人計画の進展状況と今後の需要喚起策の推進につきましては,ゴールデンウイークにオープンしました円山動物園の新たな施設などの配置をこれまでに終えたところであり,さらに音楽専用ホールなど,需要創出に向けての施設配置に努力をしているところでございます。
まず,第1点目の東豊線の延長にかかわる需要喚起ということでございますが,現在のところ,東西線延長区間の免許を取得したばかりでございまして,当面は,必要な需要創出を図るべく沿線の計画とか,あるいはバス路線の再編成など,全庁的に全力を挙げて,いま,まさにやっているところでございます。
このために,手稲東のまちづくりを着実に進める前提となる用地確保に全力を注ぐなど,全庁が一丸となって需要創出に取り組んでいるところでございます。この後,残された時間は決して多くはありませんけれども,平成10年度開業を実現させるために,本市のこれらの取組み姿勢等を重ねて国に強く訴えて,ぜひ理解をいただくべく最大の努力を傾注してまいる決意でございます。
その1万人の需要創出については,その多くは手稲東駅付近に公共施設を中心とした大規模なプロジェクトを組んでその展開をされると,こういうふうに承っておりますが,どのような段取りか,その概要について,まず説明をいただきたいと思います。 続いて,新線について,計画をしております免許が取得できますと,平成7年着工で10年に開業したいと。
現在,既設線の再建に全力を注ぐ一方で,新規延長路線については,既定の計画を踏まえつつも,採算ラインの需要確保には相当厳しいものがありますことから,思い切った需要創出プロジェクトの実施,大量系交通機関との接続による効果など,より広い角度からの検討を急いでいるところであります。
企画調整局関係では,地下鉄需要喚起策として2万人の新規需要創出を目指す大型各種施設整備事業の実効性が交通再建のための大きなかぎを握っております。したがって,平成8年度までに2万人の新規需要を確保するために,各プロジェクトの実施内容及び完成時の需要効果などについての展望が開けるよう急ぐべきであります。
企画調整局関係では,地下鉄需要喚起策として平成8年度末までに74万5,875人を予測していますが,特に,新規の需要創出を目指す2万人の大型各種施設の整備事業の実効性が交通再建のための大きなかぎを握っています。