石狩市議会 2022-06-29 06月29日-委員長報告、質疑、討論、採決-04号
全国労働組合総連合などが実施している「最低生計費試算調査」によれば、1人の労働者が自立して人間らしく暮らすには、全国どこでも月額22~25万円(時給:1,500円程度)が必要であり、都市部と地方での最低生計費の差はほとんどありません。賃金格差によって、労働者は仕事と豊かさを求めて都市部に流出しています。
全国労働組合総連合などが実施している「最低生計費試算調査」によれば、1人の労働者が自立して人間らしく暮らすには、全国どこでも月額22~25万円(時給:1,500円程度)が必要であり、都市部と地方での最低生計費の差はほとんどありません。賃金格差によって、労働者は仕事と豊かさを求めて都市部に流出しています。
先日、新聞報道された北海道労働組合総連合の北海道最低生計費試算調査では、約1,000人に対する調査ですが、札幌市で子どもをきちんと育てるためにはどれくらいの費用がかかるのかが明らかにされています。30代の場合は年収で約550万円、40代で約650万円、50代で約840万円が必要だと言います。
北海道労働組合総連合が行った北海道最低生計費試算調査によると、10代から30代の実際にひとり暮らしをしている若者のデータ201人分を分析した結果、札幌市内で若者が普通の生活を送るためには、税と社会保険料込みで月額約22万円、年額に換算すると約270万円が必要であるという結果が報告されました。