札幌市議会 2020-03-24 令和 2年第一部予算特別委員会−03月24日-04号
PCBという油状の物質は、熱分解しにくく、化学的に安定な性質を有することから、トランス、コンデンサーなど電気機器の絶縁油、また、熱媒体等、様々な用途で使用されてきました。 しかし、昭和43年のカネミ油症事件を発端に、極めて強い毒性があることがわかり、国は、昭和40年代後半にPCBの新規使用及び製造、販売を中止しました。
PCBという油状の物質は、熱分解しにくく、化学的に安定な性質を有することから、トランス、コンデンサーなど電気機器の絶縁油、また、熱媒体等、様々な用途で使用されてきました。 しかし、昭和43年のカネミ油症事件を発端に、極めて強い毒性があることがわかり、国は、昭和40年代後半にPCBの新規使用及び製造、販売を中止しました。
◎村田 施設担当部長 現在の篠路清掃工場に存在する有害物質についてでございますが、さきに上げましたとおり、微量のPCBを含む絶縁油が一部の変圧器で使用されているほか、ごみの焼却により生成されたダイオキシンを含む残留物質があること及び一部の外壁塗装の下地にアスベストが含まれていることが判明しているところでございます。
PCB、ポリ塩化ビフェニルは化学的に安定しており、電気絶縁性が高いなどの特性から、電気機器の絶縁油等に広く使われてきました。しかし、PCBには毒性があり、慢性的な摂取により体内に徐々に蓄積し、爪や口腔粘膜の色素沈着、爪の変形、まぶたや関節の腫れなどが報告されており、発がん性物質として広く知られています。 次に、2のこれまでのPCBに関する主な議会質疑及び市の対応をごらん願います。
PCBの特性は、水に溶けない物質で化学的に安定している、電気絶縁性が高いなどの性質を持つ人工的に合成された化学物質で、電気の変圧器であるトランス器や蓄電器であるコンデンサーなどの電気機器の絶縁油として使用され、感熱複写紙などにも使用されてきました。
私は、現在のPCB廃棄物の保管状況を調べたところ、糸井清掃センターに、1,877リッターのPCBを含む絶縁油が保管されていることを確認いたしました。また、他にも絶縁油入りのトランス、安定器などが、学校施設、公設市場等に分散されて保管をされている状況です。 そこで、伺います。 第2期、第3期PCB処理対象物の保管状況、保管場所、どのように保管されているのか。
◎青木 清掃事業担当部長 PCBにつきましては、絶縁性がよく、電気的な特性にすぐれており、沸点が高いことから絶縁油など多方面に利用されてきました。しかしながら、人体への毒性が環境中で分解されづらいことから、製造が禁止され、また、処分されるまでの保管が事業者に義務づけられている物質でございます。
(発言する者あり)これはですね,いわゆるその理由は,トランスの中に入っている絶縁を保護する絶縁油に,PCB,(発言する者あり)いわゆるポリ塩化ビフェニルが含まれているから,(発言する者あり) ○議長(高橋忠明君) 静粛に願います。 ◆松浦忠君 (続)したがって交換したということを言っております,これ。これは,別に,含まれていても問題はないのです。
今の答弁の中で,変圧器の絶縁油にPCBが使われているからと言うけれども,普通変圧器は固定されて置いているし,これは別に漏れるものでもないのですよ。あのPCBの管理というのは何かと言ったら,交換した変圧器の,そのPCBが含まれている絶縁油をどのように処理するかと,このことが問われていることなのです。
これやはり油が、絶縁油が漏れますと、かなり土壌汚染、人体に直接これ影響ありますので、その状況を把握していただきたいと。これは答弁要りません。調べていただきたいと思います。 それから、環境ホルモンの関係なんですが、これは私は先ほど、上下水道はわかりました。水質は答弁なかったですね。それから大気関係、これは参考までに調べていただきたいと。水質はたしかやっているはずです。
PCBは化学的に合成された絶縁油で、耐熱性や絶縁性が高く、日本では昭和29年以後製造開始され、変圧器や安定器などに使用されてきましたが、昭和43年に起きたカネミ油症事件でその強い毒性が指摘され、昭和47年に製造が中止になったところであります。 ところで、政府は、省庁が所管するすべての公共施設を対象に、全国にPCB安定器を使った蛍光灯と照明器具の有無を点検し、来年度中に交換を実施すること。
これは1972年以前に建てられました教育施設などの公共施設に、PCBを絶縁油として含んでいるコンデンサーを使った蛍光灯や水銀灯が、現在でも使用されている問題です。 PCBは、1972年までは絶縁体として広く使われていたのですが、例のカネミ油症事件がきっかけになって、製造・販売が禁止されました。