札幌市議会 2004-12-08 平成16年第 4回定例会−12月08日-04号
札幌市では、豊平川上流部に豊平峡ダムと定山渓ダムを建設し、長期的展望に立った水源確保を着実に進めてきた結果、これまで減断水することなく水を供給してきております。しかし、その一方、水源の98%を豊平川に依存する結果となってしまったのも事実であります。
札幌市では、豊平川上流部に豊平峡ダムと定山渓ダムを建設し、長期的展望に立った水源確保を着実に進めてきた結果、これまで減断水することなく水を供給してきております。しかし、その一方、水源の98%を豊平川に依存する結果となってしまったのも事実であります。
今現在ある豊平峡ダムや定山渓ダムは、国立公園や公有林内にあり、開発が制限されているということでして、とても恵まれた環境にあるというふうに考えております。水源涵養林を保全し、保水力を高めるということが、私たちがいただいている命の水を守るということにもつながるという観点から、水源上流部の森づくりは非常に重要であると考えております。
やはり,先ほどの説明にもありましたように,国有林という中で営林局が担っていた役割も多いわけでありますけれども,こうしたものがだんだん縮小されることによって,定山渓ダムなどの水源に影響は来さないのか。もし来すとすれば,札幌市としてどんな対策を講じていかなければならないのか,1点目としてお伺いしたいと思います。
本市は,これまで,昭和47年に完成いたしました豊平峡ダム,平成元年に完成いたしました定山渓ダムを主要な水源として給水需要にこたえてきております。 なお,将来見込まれる需要増を視野に入れ,北海道,小樽市,石狩市,当別町とともに,当別ダムを水源といたします石狩西部広域水道企業団に参画しております。 また,給水能力は,現在1日当たり83万5,200立方メートルでございます。
その結果をそのまま読んでみますと,「水道用水の年間使用水量は,豊平峡ダム,定山渓ダムが計画上確保している開発量の75%程度であり,ここ数年横ばい状態にある。したがって,当分の間,札幌市の上水は安定的に供給することができる。」という調査結果を出しているのです。
本市には,豊平川上流に1972年に完成した豊平峡ダム,1989年に完成した定山渓ダムの二つがあります。また,当別ダム建設予定地の上流には,既に青山ダムが完成をしております。
本市の豊平峡ダムや定山渓ダムなど,既存の水利権に基づく給水能力は96万5,000立米でありますから,不足するのが17万,その分を当別ダムから取水する,こういう計画でスタートしたわけです。 そこで,質問ですが,2005年に200万人,あるいは2015年に220万人,この人口フレームそのものが膨張政策にのっとったものではなかったのか,伺いたいと思います。
札幌市の水道事業の水源は,既に1990年に,定山渓ダムの完成で,1日103万5,200トンの能力を有し,浄水能力では,白川浄水場だけで,既に60万トンの能力を,また,西野や宮町の浄水場を含めると78万5,200トンの浄水場能力を有しています。老朽化を理由に,今,藻岩浄水場の改築が進められていますが,その半分の7万2,500トンが現在稼働中です。
これは,長期的視点に立って豊平峡ダムや定山渓ダムなどの水源を手当てしたほか,昭和46年度から平成10年度までに4,000億円もの建設費が投下されたことによるものであります。この建設投資により,約3,000億円もの資産が形成され,市内に広がる配水管は5,300キロメーターとなりました。その財源として調達した企業債は,約2,000億円残されているのであります。
1日の最大水道用水供給量は,豊平峡ダムが52.8万立方メートル,定山渓ダムが32万立方メートル,当別ダムは23.8万立方メートルで,そのうち17万立方メートルが本市への供給分として計画されています。 しかし,この間,当別ダム建設計画をめぐる社会の状況は大きく変化しております。予備調査は1970年に行われましたが,92年の建設事業採択まで,実に22年もの年月を要しております。
まず,本市の施設能力,これについて言いますと,定山渓ダムの完成で1日103 万5,000 立方メートル,そして浄水場については,白川浄水場の10万トンの増強が,59年からの第7期拡張計画ということで実現しておりますから,この施設能力78万5,000 トン,これが前回の第2次施設整備事業,つまり96年度の段階まで推移してきておりまして,97年度から白川の第3浄水場の5万トンの増強が実現して,本来,浄水能力
そこで,札幌市の水道事業はどうであったのかということを考えてみますと,札幌市は,オリンピック冬季大会前後の状況に代表されるように,他の都市では例がないような急激な発展を遂げてきたわけでありますが,水道事業は,それに伴う給水需要の増加に的確に対応し,中長期的な観点から,豊平峡ダムや定山渓ダムなどの水源を先行して確保するとともに,適切な施設の整備を行うなど,その使命を立派に果たしてきたものと考えております
本市では,1979年度から「環境保全の強化」「住みよい街づくりの推進」及び「魅力ある観光地づくりの推進」を基調とした同地域の振興整備計画を策定し,現在までに,豊平川河畔園地造成,二見公園の改良,定山渓中央線のモール化,月見橋のかけかえ,あるいはメルヘンかっぱ像の設置,施設誘導案内板の設置,さらに定山渓ダム下流園地の整備など,主に公共的基盤整備を中心に事業を実施してきたところであります。
数点を質問して終わりたいと思いますが,豊平峡ダム,定山渓ダム,この部分も震度6に耐えられると判断していいのかどうか。 それから,先ほどのお答えの中で,浄水場間のバックアップシステム整備という部分のお答えがありましたけれども,もう少し詳しく教えていただければと思います。
南区は周辺の緑に囲まれ,市民生活に欠かすことのできない命の水を豊平峡ダム,定山渓ダムいっぱいにたたえ,自然環境に恵まれているという半面,やや起伏に富んだ地形のため,1本の幹線道路に沿って市街地が帯状に連檐しているという形態になっております。
そのほか,一般会計の繰入れはどうかということで見てみますと,現在,消火栓の関係,あるいは豊平峡と定山渓ダムの先行投資との関係,それから定山渓ダムの国庫補助の1割と,当別ダムの国庫補助の3割,あるいは緊急貯水槽の建設費補助,調整区域の配水管布設費,あるいは定山渓ダム建設中の企業債の元利償還金とその利息相当額等,定率の金額を一般会計から繰り入れております。
しかも,札幌市の水道財政で多額の負担をして定山渓ダムをつくって,札幌市の地下水の大きな容量は豊平川の表流水,そしてこれが伏流水となって札幌扇状地の地下水となっているわけですよね。一条橋の豊平川の水位と,札幌のいまの扇状地の水位は,札幌扇状地の水位のほうが低くて大量に伏流水が入るような仕掛けになっているんだと。
本市は,90年の定山渓ダムの完成で1日103万5,000立方メートルの水源を確保し,浄水施設は,88年にすでに1日78万5,000立方メートルの施設能力を持ちながら,実際の配水量は1日最大でも61万立方メートルにすぎず,平均配水量は1日52万立方メートル程度で推移しています。
例えて申しますならば,定山渓ダムや札幌国際スキー場といった観光資源を抱えるこの定山渓地域に,まず小樽・石狩方面の近郊客の誘導が図られることとなりますし,手稲・西方面の市民も含め,都心を通らず定山渓方面に抜けるルートが開通することは,冬の都心及び国道230号線の交通渋滞をかなり緩和させる効果もあると思うところであります。また,経済的効果の上昇も期待できます。
そこで,本市の場合においても,いま答弁ありましたようにk豊平峡ダム,定山渓ダム,ここを水源として約98%ここに依存していると,こういうお話がございました。これはいずれも豊平川の上流に位置しているわけでありまして,そういう意味で,この広島市で起きた太田川に水源を頼っているという点では,かなり状況としては類似をしているんではないか,似ているんではないか,こう私は思うわけであります。