札幌市議会 2014-10-23 平成26年第一部決算特別委員会−10月23日-06号
多様な文化の共生する札幌のまちづくりにとって、幅広い市民層へ、とりわけ次代の札幌のまちづくりを担う若い世代に対し、アイヌの歴史と文化への一層の理解の促進を図っていくことが必要であるという基本認識、これは、2010年につくられました本市のアイヌ施策推進計画の中でも明確にうたわれていることでもございます。
多様な文化の共生する札幌のまちづくりにとって、幅広い市民層へ、とりわけ次代の札幌のまちづくりを担う若い世代に対し、アイヌの歴史と文化への一層の理解の促進を図っていくことが必要であるという基本認識、これは、2010年につくられました本市のアイヌ施策推進計画の中でも明確にうたわれていることでもございます。
そこで、質問の1点目に、身近な地域でアイヌの歴史や文化に触れ、多くの市民がアイヌ民族への理解を深め、共感を育むことが、アイヌ民族の人権を尊重し、さらには権利の回復につながっていくと考えますが、札幌市は、アイヌ文化への市民の理解促進について、これまでの取り組みをどのように検証し、今後どのように取り組んでいくおつもりか、伺います。
本年6月には、アイヌの歴史、文化に関する国民各層の幅広い理解の促進と、将来に向けたアイヌ文化の継承、新たなアイヌ文化の創造、発展のための拠点施設として、民族共生の象徴となる空間を2020年までに白老町に開設するなどが閣議決定されました。この閣議決定に際し、アイヌ文化の復興という表現が初めて用いられ、アイヌ政策にかかわる政府の取り組み方針が明記されたことは画期的なものと考えます。
近年、アイヌ文化に関する事業数をふやすなど、講座内容の見直しを行っておりまして、平成26年度におきましては、親子で参加できるアイヌの伝統料理教室、北海道南部のアイヌ語や函館に暮らしたアイヌの歴史に学ぶ講座を開催しております。また、小中各学校におきましては、社会科や道徳の時間などにおきまして、アイヌの人たちの文化を取り入れた学習も行っているところでございます。
この中の基本方針では、象徴空間の意義をアイヌの歴史や文化等の理解促進、アイヌ文化の継承や発展の拠点と定義してございます。 この会議に出席しました北海道アイヌ協会の加藤理事長はこのように述べております。 閣議決定は政府が責任を持つことであり重みがあると。
◎社会教育部長(河合伸子) アイヌの歴史や文化を学ぶ意義についての御質問でございます。 上川地域のアイヌの人々は、大雪山や石狩川など雄大で豊かな自然環境の中で、その恵みを生かして暮らしていました。
まず、新しいくわなんですけども、130年という歴史ですね、それ以前にいわゆるアイヌの歴史もあるわけでありますけども、依田勉三という方がこの帯広に来られて、そして今のまちをつくっていることは間違いないわけでありますね。しかしながら、ここに松崎町がつくっておりますパンフレットがございます。
まず、新しいくわなんですけども、130年という歴史ですね、それ以前にいわゆるアイヌの歴史もあるわけでありますけども、依田勉三という方がこの帯広に来られて、そして今のまちをつくっていることは間違いないわけでありますね。しかしながら、ここに松崎町がつくっておりますパンフレットがございます。
アイヌ伝統文化活動推進事業について、より多くの市民の関心を高めるため、身近な地域でアイヌの歴史や文化に触れる機会を一層拡充すべきではないのか等の質疑がありました。 都市計画費では、路面電車に関連して、ループ化には多額の税金が必要なことから、確実に採算のとれる収支計画を練り、議会や市民に示しながら慎重に議論すべきだが、検討状況はどのようになっているのか。
山に囲まれて、非常に緑豊かで環境もよくていい場所だというふうに思いますけれども、札幌市民が見学に行くにしては少し遠いような感じもしますので、今回の区民センターや地下歩行空間での事業で、アイヌの歴史や文化に触れてもらうという取り組みは非常に大切だなというふうに思っております。
また、案内板等の設置、さらには、山頂展望台内に整備いたします札幌紹介施設や中腹の市民活用施設などを活用してアイヌの歴史や文化を紹介してまいりたいと考えております。また、アイヌの伝統作品のことでございますが、展示、販売する場所を常設してはどうかということでございますけれども、中腹駅舎内に設置いたします売店の一角を活用するようなことも考えまして、これらについて検討を進めてまいりたいと考えております。
今後の考古学的な発見にも十分に目を配りながら、アイヌの歴史と文化の理解を深めていただきたいと思います。このことが深い市民理解にもつながるものと思います。そして、市民理解の推進に当たっては、アイヌ文化の世界性や循環の思想、対話の心などの深い英知を踏まえて進めていただくことを要望して、質問を終わります。 ◆宮川潤 委員 私は、2点伺います。
この一言が今回一般質問で取り上げるきっかけとなったわけでありますが、十勝・帯広の歴史は依田勉三、また開拓農民の開拓の歴史からというのが定番でありますが、しかしそれ以前にはアイヌの歴史があり、そのアイヌ文化の歴史の源は縄文文化がおよそ1万年も続き、アイヌに引き継がれているという広大な歴史が帯広・十勝にはあるんだということに私たちは気づかなければなりません。 そこで、質問をいたします。
この一言が今回一般質問で取り上げるきっかけとなったわけでありますが、十勝・帯広の歴史は依田勉三、また開拓農民の開拓の歴史からというのが定番でありますが、しかしそれ以前にはアイヌの歴史があり、そのアイヌ文化の歴史の源は縄文文化がおよそ1万年も続き、アイヌに引き継がれているという広大な歴史が帯広・十勝にはあるんだということに私たちは気づかなければなりません。 そこで、質問をいたします。
2点目に、有識者懇談会の報告書では、アイヌの歴史、文化等について、国民の理解の促進を図るに当たっては、児童生徒の発達段階に応じた一定の基礎的な知識の習得や理解の促進が肝要であるとしています。
さて、近現代のアイヌの歴史に限っても、明治開拓期から第2次大戦まで、そして戦後の混乱期から昭和35年、北海道ウタリ協会の再建設立に至る間、さらには昨年のアイヌ民族国会決議に到達するまでの100年余の時間の中、いわれなき偏見、蔑視による差別と、貧窮にさいなまれてきたいばらの道でもございました。
さて、近現代のアイヌの歴史に限っても、明治開拓期から第2次大戦まで、そして戦後の混乱期から昭和35年、北海道ウタリ協会の再建設立に至る間、さらには昨年のアイヌ民族国会決議に到達するまでの100年余の時間の中、いわれなき偏見、蔑視による差別と、貧窮にさいなまれてきたいばらの道でもございました。
そこで、質問ですけれども、学校で学ぶことはもとより、市内にある交流センターを生かして、子どもたちがアイヌの歴史や文化を学ぶ機会をふやし、民族教育の推進を図ることが非常に重要と考えております。今後、教育委員会への働きかけをさらに強化すべきと考えますが、どのように取り組んでいくおつもりか、こちらについてもお伺いいたします。
今後の策定を進める上で、芸術文化の面はこれでよしとしても、北海道におけるアイヌの歴史、文化の研究という面ではおくれがあるのではないかと思います。旭川市として、知里幸恵さん、知里真志保さんのゆかりのまちでもあるので、より多くの人に歴史の流れの中で人々の多様性、個性というものを研究することが必要だと思いますし、それらを目指していると思いますが、そのことがどこに反映されているのか、お答えください。
この基本計画に基づき、アイヌ文化の保存・伝承にかかわる人々を支援する施策や、アイヌ文化の伝統や文化の市民への理解を深める施策を実施し、これまで、アイヌの歴史や言語、音楽や舞踊、工芸品などの市民への普及などに取り組んできたところであります。