札幌市議会 1991-10-08 平成 3年第 3回定例会−10月08日-04号
現在までに,各区に体育館や温水プールなどを初めとする屋内施設は逐次整備され,一応需要に対応していると考えておりますが,一方,屋外施設につきましても,平成元年のはまなす国体を契機に,第1種公認の陸上競技場やラグビー場などの設置により,大会開催が可能な体育施設の拡充整備を進められていると判断し,一応の評価をするものであります。
現在までに,各区に体育館や温水プールなどを初めとする屋内施設は逐次整備され,一応需要に対応していると考えておりますが,一方,屋外施設につきましても,平成元年のはまなす国体を契機に,第1種公認の陸上競技場やラグビー場などの設置により,大会開催が可能な体育施設の拡充整備を進められていると判断し,一応の評価をするものであります。
さらには,地域はもとより,区や市レベルにおいて開催されます各種スポーツイベントには欠くことのできない協力者であり,過日行われましたはまなす国体・身障者スポーツ大会,そして第2回冬季アジア大会等々,大会運営上,体育指導委員の支援・協力が非常に大きかったと聞いております。
また,下半期においても,はまなす国体の開催効果などにより,大変好調に推移してきているとのことであります。昨年度をさらに上回る史上最高記録を更新するのではないかと期待しているところであります。
国体事務局の関係でありますが,今秋の初めに両陛下をお迎えして国民体育大会,はまなす国体が本市においても開催されまして,成功のうちに終わったことは,市長を初め,関係各位のご努力のたまものであると心から称賛するものであります。
さきのはまなす国体では天皇,皇后両陛下がお出ましになられたほか,同じく先月に,元駐日アメリカ大使のライシャワー氏がある学会の招きで札幌を訪れておられます。このほかにも,姉妹都市の交流行事や各地方自治体を代表する方々の会議が年間を通じて行われるなど,札幌市への訪問が多数に上っていることはご承知のとおりであります。
本市といたしましては,これまで,春,夏,秋の清掃運動のほか,冬に清掃展を開催するなど,環境美化の市民PRに努めてきたところでございますが,本年は,はまなす国体を控えておりますことから,これら啓発にも特に力を入れて推進してまいりたいと考えております。
ただ本市としては,ユニバーシアード大会の前に,来年は「はまなす国体」,再来年は第2回冬季アジア大会を控えているだけに,まずそれらの成功を目指さなければならないのは,物の順序として当然のことであります。
体育費では,はまなす国体の炬火は,道内一円をリレーされ,総合開会式当日,厚別公園競技場に点火されるが,市内のリレーコース及びリレーランナーの選考基準はどのようになっているのか。宮の沢屋内競技場は,交通便が悪く,自家用車等を利用せざるを得ない状況であり,多目的な活用を図るためには,駐車場の確保や除雪等,十分な交通対策が必要ではないのか。
また,昭和64年のはまなす国体の開催に向け,所要の準備事務を進めることにいたしております。 次に,保健医療体制の充実につきましては,夜間・早朝における救急医療の一層の充実を図り,迅速かつ適切な医療を確保するため,救急医療情報システムをスタートさせるほか,分区関連施設として,保健所の建設に着手することにいたしております。