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令和3年度決算審査特別委員会(第4号) 本文 2022-09-26
令和3年度決算審査特別委員会(第4号) 名簿 2022-09-26

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  1. 音更町議会 2022-09-26
    令和3年度決算審査特別委員会(第4号) 本文 2022-09-26


    取得元: 音更町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                  会議の経過 開議(午前 9時28分) ◯副委員長(三浦和子さん)  おはようございます。  本日、神長委員長が所用のため遅参する旨の届出がありました。委員長に代わりまして私が議事進行を務めさせていただきます。御協力のほどよろしくお願いいたします。  報告します。新村裕司委員から所用のため遅参の届け出がありました。  ただいまの出席委員は16名で、定足数に達しております。  本日の決算審査特別委員会を開催いたします。  審査に入る前に報告があります。  草浦議会事務局長。 2 ◯議会事務局長(草浦富美さん)  おはようございます。  9月21日に方川委員から要求がありました時間外勤務の実績について、お手元に配布しておりますので御報告いたします。なお、こちらの資料につきましては本日の職員費の際に御説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 3 ◯副委員長(三浦和子さん)  第7款建設費を議題といたします。説明を求めます。  下口谷建設部長。 4 ◯建設部長(下口谷 茂君)  おはようございます。  それでは、7款建設費について御説明いたします。決算書の119ページ、120ページをお開き願います。なお、別冊の決算に係る主要な施策報告書の28ページから31ページ、決算参考資料の27ページから28ページにつきましても併せて御参照をお願いいたします。  それでは、1項1目都市計画費でございます。備考欄により、項目の主なものについて御説明いたします。都市計画審議会費につきましては、審議会委員12名分の報酬及び費用弁償で、審議会2回を開催しております。
     都市計画マスタープラン等検討委託料につきましては、令和2年度からの繰越しとなっておりまして、都市計画審議会への諮問、答申、パブリックコメントを経て、昨年9月に同プランを公表したところであります。  公共施設案内標識修繕料につきましては、部材の交換や支柱のサビ落とし、塗装、表示内容の更新などを行ったものであります。  帯広圏広域都市計画協議会負担金につきましては、帯広圏1市3町で構成されます協議会負担金のほか、ウェブによる用途地域照会システム運用に係る負担金であります。  121ページ、122ページをお開き願います。道の駅公園整備事業費につきましては、公園西側の駐車場、長距離バスの発着場、トイレ棟などの整備を実施しております。  長流枝スマートインター線整備事業費につきましては、(仮称)長流枝スマートインターチェンジ建設事業の施工に関する基本協定に基づき、町道部分の調査測量設計に係る費用を東日本高速道路株式会社北海道支社に負担したものであります。  続きまして、2項土木費、1目道路橋梁管理費であります。道路橋梁応急補修費につきましては、町道の部分的な舗装補修、雨水ますや縁石などの修繕、街路樹剪定、植樹ますの除草、路肩やのり面の草刈り、路面清掃、区画線整備を実施したものであります。  舗装道路長寿命化工事費につきましては、舗装道路延長3,970メートルのオーバーレイなどを実施したものであります。  道路砂利敷委託料につきましては、主に農村部における砂利道への砂利の補給、路面整正を実施したものであります。  雪道安全対策費につきましては、液状凍結防止剤滑り止め用焼き砂の購入費用と、町道共栄幹線ほか1路線のロードヒーティング3か所分の電気料であります。  除雪対策費につきましては、車道約976キロメートル、歩道156キロメートルの除雪を22者、車両78台により実施したものであります。なお、累積の降雪量は161センチメートルで、出動日数は延べ20日、うち全車両の出動は2回となっております。  道路台帳整備委託料につきましては、町道の整備に伴う台帳の補正を行ったものであります。  道路草刈交付金につきましては、道路河川愛護組合20組合のうち、約302キロメートルの草刈りを実施した10組合に対して交付したものであります。  次に、2目公園管理費であります。公園緑地管理費につきましては、管理委託料として公園並びに緑地など、土木課で所管しております110か所、97.8ヘクタールの草刈り、清掃などの管理を実施したものであります。  修繕料につきましては、遊具、照明、水景施設の機械設備などの修繕を実施したものであります。  公園等管理交付金につきましては、町内会及び老人クラブなど12団体が行う12か所の公園などの管理に対して交付したものであります。  公園再整備費につきましては、緑陽台近隣公園ほか6公園の遊戯施設等の更新、木野新町公園のトイレ水洗化などを実施したものであります。  123ページ、124ページをお開き願います。次に、3目河川管理費であります。樋門樋管管理費につきましては、士幌川や然別川など8河川の樋門樋管88基の管理費で、そのうち84基につきまして50名の方に管理を委託しており、残りの4基は町が直営で管理をしております。  普通河川維持管理費につきましては、関根沢川ほか1か所の応急修繕を実施したものであります。  普通河川整備費につきましては、(仮称)長流枝スマートインターチェンジ整備に係る普通河川改築設計費用の負担金であります。  次に、4目道路橋梁整備費であります。繰越明許費3,817万4千円につきましては、国の令和3年度補正予算を活用し、橋梁長寿命化修繕工事及び修繕設計を本年度に繰り越し、現在実施しているものであります。  道路橋梁改良工事費につきましては、住宅地内道路再整備の改良舗装、延長1,477.14メートルのほか、舗装、歩道改修をそれぞれ1路線、路肩拡幅を2路線実施したものであります。  橋梁長寿命化修繕事業費につきましては、音幌橋ほか3橋の修繕工事と、豊年橋ほか6橋の修繕設計を実施したものであります。  音更下音更西3線道路整備費につきましては、道の駅関連の町道整備でありまして、改良舗装工事などを実施したものであります。  音更然別北9線道路整備費につきましても道の駅関連の町道整備でありまして、改良舗装工事を実施したものであります。  音更然別1号道路整備費につきましては、IC工業団地及び魅力発信エリアへのアクセス向上を目的にした町道整備でありまして、実施設計、橋梁詳細設計を実施したものであります。  次に、5目地籍調査管理費であります。繰越明許費919万3千円につきましては、国の令和3年度補正予算を活用し、緑陽南地区の調査を本年度に繰り越し、現在実施しているものであります。  地籍調査事業費につきましては、緑陽南地区の0.15平方キロメートルを実施したものであり、地籍関連調査につきましては、北蘭北地区過年度地区において実施したものであります。  125ページ、126ページをお開き願います。続きまして3項建築住宅費、1目建築指導費であります。耐震改修促進事業費につきましては、令和4年度からの5年間を計画期間とする音更町耐震改修促進計画の見直しに係る委託料であります。  やさしい住宅改修費補助金につきましては、高齢者などが住む既存住宅でバリアフリー化などの補助の対象となる改修工事を行う方に補助するもので、29件に対して補助を実施したものであります。  特殊建築物等定期調査業務委託料につきましては、対象建築物について、建設時の機能や安全性が確保されているかについて調査するものでありまして、温水プール、図書館、コミセン、保健センター公営住宅18棟、学校9校の調査を実施したものであります。  空き家対策事業費につきましては、空家等対策計画に基づき特定空家等と判定された空き家の解体費用に対する補助3件と、居住を目的に空き家を購入する際の空家購入費補助17件に対して補助を実施したものであります。  次に、2目住宅管理費であります。公営住宅修繕料につきましては、一般修繕、退去時修繕のほか、木野団地の屋上防水及び外壁改修工事を実施したものであります。  公営住宅管理委託料につきましては、桜が丘団地ほか3団地、6基のエレベーター保守点検、15団地の消防設備点検、11団地の自治会に対する管理補助業務委託などを実施したものであります。  公営住宅用地借地料(木野団地)につきましては、国有地6,755.97平方メートルの借地料であります。  既存民間賃貸住宅借上料につきましては、既存の民間賃貸住宅を町が公営住宅として借り上げた1件分の借上料であります。  子育て世帯向け民間賃貸住宅家賃補助金につきましては、あらかじめ登録された民間賃貸住宅公営住宅の入居要件を満たす子育て世帯の入居に際し、仲介手数料の一部と、最長60か月間家賃の一部を補助するもので、19件の子育て世帯に対して補助を実施したものであります。  次に、3目住宅建設費であります。柳町団地建替え事業費につきましては、柳町団地の建て替えに関する移転者2件に対して補助を実施したものであります。  127ページ、128ページをお開き願います。続きまして、4項1目上下水道費であります。個別排水処理事業特別会計繰出金につきましては、施設管理事務など経費の一部を繰り出したものであります。  以上、説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 5 ◯副委員長(三浦和子さん)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑ありませんか。  小澤委員。 6 ◯委員(小澤直輝君)  何点かお願いいたします。まず、空き家対策の推進のところなんですけれども、令和3年度、空家購入補助ということで17件という件数がありまして、今年度もまた補正が出て、顕著に空き家の購入補助が伸びているというところで、非常にいい取組をされているなというふうに思うんですけれども、それに対するその推進するための周知をどのように今図っているのかお聞きします。  2点目が、子育て世帯民間賃貸住宅ということで、19件というお話今いただきましたけれども、その中でこの登録数というのは今実際に何件なのかお聞きします。  最後に、空き家バンクの登録件数、今どのぐらいあるのかお聞きします。よろしくお願いいたします。 7 ◯副委員長(三浦和子さん)  松井建築住宅課長。 8 ◯建築住宅課長松井政人君)  それでは、空き家の対策事業の活用の補助の周知ということでございますけれども、周知のほうは広報紙のほうに年2回掲載しておりまして、今年で言いますと5月号と9月号と2回掲載をしております。  それとあと子育て民間賃貸住宅の家賃補助の登録、物件の登録件数ということだと思いますけれども、こちらのほうは現在、今入居可能な物件といたしましては6件ございます。  それと空き家バンクでございます。空き家バンクにつきましては令和3年度は2件の登録がございまして、既に2件成約になっております。また、今年度1件登録がございまして、それにつきましてはまだ成約になっていないというような状況になっておると思います。  以上です。 9 ◯副委員長(三浦和子さん)  小澤委員。 10 ◯委員(小澤直輝君)  空き家対策のところでは広報紙を使って周知をしているということであったんですけれども、これは全国的な今大きな課題にはなっているところではあるんですけれども、自治体の中には、民間の不動産業者と提携して情報を一元化して、例えばインターネットとかそういったもので物件を見れるような形にしているんですけれども、今後そのようなことを町として考えているかどうか。非常にその事例を見ていますと顕著に数字が伸びているというところでありますので、その辺をお聞きしたいと思います。  子育て世帯のほうは、今6件ということでありましたけれども、これを補助を受けて非常に助かっているというお声も私も聞いておりますので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。  空き家バンクに関しては、もう少し登録件数あってもいいかなとは思うんですけれども、その辺の周知の仕方とか件数を伸ばす、実際には空き家バンクに登録して成約すれば多分これは公営住宅に入れるのかなというふうに思うんですけれども、この件数をどのような形で今後伸ばしていくかということと、公営住宅を入居、住居するのにその数を確保できるかどうかの課題があると思うんですけれども、その辺についてお願いいたします。 11 ◯副委員長(三浦和子さん)  松井建築住宅課長。 12 ◯建築住宅課長松井政人君)  まず1点目の、空き家の状況を民間の事業者さんと提携してインターネット等で閲覧できるような形というような御質問ですけれども、今音更町内で空き家が令和3年度末で303戸ございまして、空き家の台帳として登録はしておりますが、インターネットとかで閲覧できるような形にはなっておりません。  この件とその次の御質問の空き家バンクの話とちょっとつながるのかなというような感じもするんですけれども、空き家バンクが平成25年度から運用を開始しているんですけれども、平成25年度から3年間で合計29件の利用が当時ございました。それがその後利用が減少傾向となっておりまして、令和3年度までに合計40件は御利用いただいているんですけれども、令和3年度は2件の登録となっておりました。  それで、空き家バンクへの登録の減少に関しましては、バンクを利用しやすいように、利活用の向上を図るために今改善策について検討を進めているところでございます。どういうような空き家、確かに委員おっしゃるとおり、空き家の状況をインターネットで見れるというような状況というのはすごく大切なところなのかな、大きなところなのかなというふうに思っておりますので、そういったところもできるものなのか検討しておりますので、御理解をいただきたいと存じます。 13 ◯副委員長(三浦和子さん)  ほかに質疑ありませんか。  石垣委員。 14 ◯委員(石垣加奈子さん)  公営住宅についてお伺いします。公営住宅の修繕料に一般修繕というものが説明でありましたが、どういった修繕があるのかお伺いします。  もう一点は、これも公営住宅で、柳町の公営住宅にあずまやが2棟建っていると思いますが、これはどういった目的で建てられたのかお伺いします。 15 ◯副委員長(三浦和子さん)  松井建築住宅課長。 16 ◯建築住宅課長松井政人君)  公営住宅の修繕費の中の一般修繕ということの御質問なんですけれども、本当にありとあらゆる公営住宅に関する修繕になってまいります。雨漏りですとか、あと排水管が詰まったですとかいろいろな修繕がありますので、その修繕が一般修繕というようなことになってまいります。  それと柳町団地のあずまやの件なんですけれども、団地の住民が憩えるような場所というような意味合いで設置されております。  以上です。 17 ◯副委員長(三浦和子さん)  石垣委員。 18 ◯委員(石垣加奈子さん)  あらゆるものがあると思うんですけれども、私がちょっとお聞きしたのでは、結露が結構大変すごくて、家具の後ろがカビてしまって家具を買い換えたなどの声があるんですが、そういった結露対策についてもこういった一般修繕で対応してくれるのかどうかお伺いします。  あずまやについてですが、憩える場だとは思うんですが、北側のには座れるような場所があるんですけれども、南側はただ囲いがあるだけで、座れるようなものがなくて、多分住民の方が置いた椅子が1脚あるだけなんですけれども、そういったものは確認されているのかどうかお伺いします。 19 ◯副委員長(三浦和子さん)  松井建築住宅課長。 20 ◯建築住宅課長松井政人君)  まず結露に関して、家財とかがカビてしまったというような場合なんですけれども、それはその住宅の性能とかいろいろございますし、また、部屋の中の室温とかそういうような関係もございますので、こちらのほうで修繕というのはなかなか難しいかなと思っております。  それとあと柳町団地の南側のあずまやなんですけれども、囲いだけで、座るところがないということなんですが、それは私どもで把握しておりませんで、それは確認させていただいて状況の把握、それをさせていただきたいと思います。  以上です。 21 ◯副委員長(三浦和子さん)  石垣委員。 22 ◯委員(石垣加奈子さん)  結露については難しいということなんですが、そのカビが生えることによって体調を崩したりしている方もいらっしゃるようで、それで転居されているという話も聞きました。何か対策ができないかなというのと、結露に対していろんな対策をしていて、窓とか押し入れとかを開けて通気をよくしたり、結露を取る売っている結露吸収剤みたいなのを、すぐたまってしまって、かなりお金がかかるという話も聞いたので、何か対策ができないかなというふうに思いました。  あずまやについては、住民の方にお聞きするとほとんど使われていないということなので、せっかく建っているものですので、ぜひ利用できるような整備をしていただきたいと思います。 23 ◯副委員長(三浦和子さん)  ほかに質疑ありませんか。  山川委員。 24 ◯委員(山川光雄君)  1点お伺いいたします。主要な施策報告書の30ページに公営住宅の管理状況で一覧表あるんですけれども、一番最後に借上公住というのがありまして、それが1戸ということになっておりますが、これは借上住宅、公営住宅法の改正によりまして民間住宅の買取り制度だとか借上公営住宅というような制度ができて、そしてこれが始まったということだと思うんですけれども、この借上住宅が、町が公営住宅建てる場合には土地の取得だとか建設だとかそういったことが伴いますけれども、そういった公営住宅法の改正による借上公営住宅は、この初期投資をしないということと地域的な偏在などの改善図られるというようなメリットがあるということで国はこういう制度をつくったということなんですけれども、本町ではまだ1件ということなので、今のこの借上公営住宅の状況についてお伺いをしたいと思います。 25 ◯副委員長(三浦和子さん)
     松井建築住宅課長。 26 ◯建築住宅課長松井政人君)  借上公営住宅の現在の状況ということの御質問ですけれども、令和3年度からこの事業を本町で運用しておりまして、令和3年度は実績は1件にとどまっている状況でございます。それで、今年度、令和4年度も今募集をしまして、それで、募集が終わって2件の申込みがありまして、2件を採用しております。状況としては以上の状況です。 27 ◯副委員長(三浦和子さん)  山川委員。 28 ◯委員(山川光雄君)  2件ということで、令和3年度からということなので、これからPRしていただいて借上公営住宅を増やしていただくのが非常にベストじゃないかというふうに思っております。  それで、今、実績のところでお伺いしますけれども、この借上公営住宅は場所的には市街地なのかどうかということと、この入居者の方は、子育て世帯とか若者世帯とかあると思いますけれども、その辺の内容を聞かせていただきたいのと、この借上期間というのは何年ということになっているのか、その点をお伺いしたいと思います。 29 ◯副委員長(三浦和子さん)  松井建築住宅課長。 30 ◯建築住宅課長松井政人君)  令和3年度のこの1件の借上住宅の状況なんですけれども、住所は大通11丁目にございます。それで、入居されている世帯の状況なんですけれども、子育て世帯の方が入居されております。それで、借上の期間なんですが、当初は6年間ということで契約をしております。  以上です。 31 ◯副委員長(三浦和子さん)  山川委員。 32 ◯委員(山川光雄君)  分かりました。この6年というのは、例えば子育て世帯が、子どもさんが大きくなってというようなことになってくるとこの期間というのはまた延長されるのかどうかということをお伺いをしたいのと、この事務をするのに負担が、職員の方の負担というのがあろうかと思うんですけれども、今現在これは内部で事務をされているのか、それとも、宅建業者等に外部委託というような方法もあるというふうに聞いているんですけれども、そのようなことをされているのか、その点をお伺いしたいと思います。 33 ◯副委員長(三浦和子さん)  松井建築住宅課長。 34 ◯建築住宅課長松井政人君)  借上住宅の契約の期間なんですけれども、まず最初、当初は6年間お借りいたしまして、それで、入居者の状況云々ではなくて、まだ借上が適正だということであれば、そのマンションのオーナーの方との契約でさらに5年間、5年ずつの延長ということの考えでおります。  それとあと事務のほうなんですけれども、確かに大量の書類の提出が必要であったりとか事務は負担はあるんですが、今のところ内部で事務を行っております。  以上です。 35 ◯副委員長(三浦和子さん)  ほかに質疑ありませんか。  方川委員。 36 ◯委員(方川克明君)  決算書の124ページ、道路橋梁改良工事費に該当するのかどうか分かりませんけれども、その部分で質問したいと思います。帯広圏都市計画道路音更大通、現在の国道241、旧国道241ですけれども、起終点は音更大橋、音更橋から帯広の十勝機動隊の部分までが起終点ですけれども、今十勝大橋から北、北上して、無電柱化、電線の地中化、そして用地買収、現在の平均幅員は18メーター及び20メーターの現道幅員ですけれども、都市計画決定された計画幅員は22メーターの道路幅員です。  それで、そのような用地買収が随時進められていまして、今木野農協の部分まで用地買収が大体終わってきているのかなというふうには思いますけれども、国道241の現地の状況は、木野4丁目の辺が用地買収に伴って一般道路幅員、買収後の道路幅員は3.5メーター、3.5メーターの歩道で、車道が16メーターになるということですね……。失礼。買収後は3メーター、3メーターの歩道で、車道が16メーターで、計画幅員22メーターという形で、木野4丁目の部分で本工事が整備されています。  それでお聞きしたいのは、開発建設部が国道の用地買収、整備、本工事整備をしているわけですけれども、その241へのそれぞれ町道の接続点があります。その接続点の課金部分は、音更町として、この124ページの道路改良工事費の住宅地域部分の道路の整備費として影響しているのかどうかをお聞きしたいと思います。  以上です。 37 ◯副委員長(三浦和子さん)  藤原土木課長。 38 ◯土木課長(藤原靖博君)  241の改良工事に伴いまして町道との交差点、何か所かあるかと思います。それは国のほうで本線の整備とともに町道との巻き込み等は施工されますので、この決算書にあります道路改良工事費の中にはその事業費、工事費は入っておりません。  以上です。 39 ◯副委員長(三浦和子さん)  ほかに質疑ありませんか。  質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。 休憩(午前10時06分) 40 ◯副委員長(三浦和子さん)  説明員入替えのため10分程度休憩いたします。 再開(午前10時14分) 41 ◯副委員長(三浦和子さん)  休憩前に引き続き委員会を開きます。  第8款教育費を議題とします。  説明を求めます。  山本教育部長。 42 ◯教育部長(山本智久君)  おはようございます。  決算書の127、128ページをお開きいただきたいと存じます。第8款教育費について御説明申し上げます。私からは所管する134ページの第3項中学校費まで御説明を申し上げ、135ページの4項社会教育費以降については生涯学習担当部長より御説明申し上げます。  説明につきましては、備考欄により、項目の主なものについて御説明をいたします。また、決算に係る主要な施策報告書につきましては31ページから34ページまでの文教対策となりますので、併せて御参照いただきたいと存じます。  はじめに、1項教育総務費、1目教育委員会費でありますが、教育委員費につきましては教育委員4名分の報酬、費用弁償であります。そのほか教育長交際費が主なものでございます。  2目総務管理費であります。除雪作業交付金につきましては、複式小学校3校に対する交付金であります。  教職員研修交付金につきましては、教職員の資質向上を図るため研修活動を支援するもので、372名分を交付しております。  音更高校支援関係費につきましては、令和4年度に音更高校に入学する生徒への支援として授業で使用する生徒用タブレット端末を貸与するため、120名分のタブレット端末購入費であります。  教職員健康対策費につきましては、健康診断及び人間ドック368人分と、ストレスチェック377人分に係る費用であります。  学校整備基金積立金につきましては、令和3年第3回定例会において議決されました音更町学校整備基金条例に基づき、学校施設整備及び教育環境を整備するため、備品など購入の資金に充てる基金への積立金であります。  3目教育振興費であります。翌年度繰越額の欄にあります繰越明許費につきましては、令和4年第1回定例会で補正予算の議決をいただきました新型コロナウイルス感染症対策のための備品及び消耗品の購入に係る経費でありまして、令和4年度へ繰越しをしております。  学習支援員費につきましては、普通学級に在籍する児童生徒のうち、学習活動や学校生活に困り感を持つなど特別な支援を必要とする児童生徒を対象として、小学校7校に24名、中学校4校に8名、合計32名の支援員を配置したところであります。また、複式支援員として、複式校における授業の支援のため2名を配置したところであります。  そのほか、生活介助員委託料として、小学校7校、中学校2校の特別支援学級に在籍の肢体不自由等児童12名、生徒2名の昼食や排せつなどの生活介助のため、訪問介護事業所に委託した介助員委託料であります。  学校保健費につきましては、児童生徒の健診等に要する委託料が主なものであります。  スクールバス運行費につきましては、12路線で大型バス4台、マイクロバス8台の運行委託料等であります。  学校給食関係費につきましては、小中学校の給食業務の委託料が主なものであります。  英語指導助手関係費につきましては、小中学校における外国語活動を充実させるため英語指導助手2名を配置したことに伴う報酬以外の経費であります。  奨学資金につきましては、経済的な理由で就学困難な高校生を対象として支給をしておりますが、公立校で月額6,500円を70名、私立で月額1万円を41名に支給をしたところであります。また、令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、収入が著しく減少したことにより家計が急変した方を対象として令和2年度に引き続き特別枠を設け、公立校で16名、私立で3名に支給をしたところであります。  129、130ページをお開き願います。児童生徒各種大会参加交付金につきましては、児童生徒が各種大会に参加する場合、その費用の一部を交付金として補助したところであります。  遠距離通学費交付金につきましては、小学生は片道4キロ以上、中学生は片道6キロ以上の通学児童生徒を対象に通学費を助成をしております。  スクールカウンセラー活用事業費につきましては、児童生徒の心理的な安定を図ることを目的に小中学校へスクールカウンセラーを派遣した業務委託料であります。  総合的な学習の時間支援事業交付金につきましては、創意工夫を生かした特色ある学校づくりに資するため、小中学校にその経費を学校割、児童生徒数割で交付をしております。  少し下に行きまして就学援助費につきましては、平成28年度から認定基準倍率を生活保護基準の1.5倍未満に引き上げ、経済的な理由により就学が困難な児童生徒1,045名に対して支給をしており、認定率は27.6%となっております。令和2年度と比較しまして認定者数で17名の増、認定率で1.2ポイントの増となったところであります。  また、令和3年度は、令和2年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、収入が著しく減少したことにより家計が急変した保護者を対象として特別枠を設け、17名に支給をしております。  教育用コンピューター関係費につきましては、教育用コンピューターの賃借料及び備荒資金組合への償還金等が主なものでございます。  4目施設管理費であります。学校施設及び教員住宅管理費につきましては、学校施設の整備として、施設修繕から、下のほうになりますが、適応指導教室(柳町教室)整備工事まで、記載のとおり実施をしております。  次に、2項小学校費、1目学校管理費でありますが、学校図書購入費から学校用消耗品費までは、全小学校で整備をした費用であります。  131ページ、132ページをお開き願います。水泳プール関係委託料につきましては、授業及び少年団活動に学校プールを開設したため、それらの管理委託料等であります。  学校評議員活動関係費につきましては、小学校6校に学校評議員27名を委嘱しており、それらに係る報酬等であります。  コミュニティスクール事業費につきましては、令和3年度は小学校5校に学校運営協議会を設置し、学校運営協議会委員44名を委嘱しており、それらに係る報酬等であります。  2目学校建設費であります。中段にありますエアコン整備事業費につきましては、令和元年度から3年間の計画で保健室にエアコンの整備を実施しており、令和3年度に下士幌小学校ほか3校の整備工事で保健室のエアコン整備は完了しております。残りの1校は、緑陽台小学校の給食調理員休憩室のエアコン整備となっております。  屋外トイレ整備事業費につきましては、災害用屋外トイレを計画的に整備しているものでありまして、令和3年度は下音更小学校と鈴蘭小学校で工事を実施しております。  一番下、柳町小学校大規模改修事業費につきましては、令和元年度から6年間の計画で実施する予定としており、令和3年度は、2階、3階の普通教室、特別支援教室及び多目的教室の改修工事を実施しております。  133ページ、134ページをお開き願います。飛ばしまして、次に3項中学校費、1目学校管理費でありますが、学校図書購入費から学校用消耗品費までは、全中学校で整備をした費用であります。  学校評議員活動関係費につきましては、中学校4校に学校評議員18名を委嘱しており、それらに係る報酬等であります。  コミュニティスクール事業費につきましては、中学校1校に学校運営協議会を設置し、学校運営協議会委員9名を委嘱しており、それらに係る報酬等であります。  2目学校建設費であります。屋外トイレ整備事業費につきましては、小学校と同様に災害用屋外トイレを計画的に整備しているものでありまして、令和3年度は下音更中学校で工事を実施しております。これで中学校での災害用屋外トイレの整備は完了したところであります。  エアコン整備事業費につきましては、駒場中学校ほか1校で給食調理員休憩室にエアコンを整備しております。  以上、私から1項教育総務費から3項中学校費までの説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 43 ◯副委員長(三浦和子さん)  引き続き説明を求めます。  重松教育部生涯学習担当部長。 44 ◯教育部生涯学習担当部長(重松紀行君)  それでは、4項社会教育費、5項社会体育費について御説明いたします。決算書の135、136ページをお開き願います。また、別冊の決算に係る主要な施策報告書は34ページから38ページまでとなっておりますので、併せて御参照をお願いいたします。  はじめに、4項社会教育費、1目社会教育総務費であります。生涯学習活動費は、帯広大谷短期大学との連携によるOOJCオープンカレッジをオンラインで開催しております。  社会教育事業活動費は、高齢者大学・大学院や高齢者学級、女性ライフスクール、幼児家庭教育学級などを実施したほか、開町120周年記念事業として、生涯学習特別講座「おとふけ120年の歩みと伊福部昭の世界」を開催しております。  芸術文化大会参加補助金は、全道・全国大会等へ出場した個人、団体10件の交通費等に対して補助しております。  教育の日推進事業費は、おとふけ「教育を考える日」記念フェスタを教育活動報告のほか、リモート授業の事例発表など内容を工夫し、2年ぶりに開催しております。  次に、2目青少年育成費であります。成人式開催費は、コロナ禍により延期した令和3年成人式を昨年の8月14日に、令和4年成人式は今年の1月9日に開催しております。  青少年事業活動費は、こども体験隊、夏季・冬季リーダー研修会、秋山ハイキングのほか、夏休み・冬休み期間中に、小学生を対象に、退職校長・教頭先生による熟年先生講座を実施しております。また、スマートフォンやSNSの利用などに関する正しい知識や適切な使い方を学ぶ青少年向けデジタル講演会を開催いたしました。  青少年対策費は、青少年の非行防止や児童生徒の安全確保のため、関係機関・団体と連携して、地域全体で子どもを見守る取組を行ったところであります。
     なお、項目にはありませんが、こども姉妹町視察研修費は、コロナ禍により視察研修を中止したため、代替事業として、絵画交流作品展のほか、新たにオンライン交流会を実施しております。  放課後子ども教室事業費は、子どもの安全・安心な居場所づくりを進めるもので、新たに木野東小学校を加えた七つの小学校で開催しております。  3目社会教育施設管理費であります。地区公民館、改善センター、それから、137、138ページになりまして集団研修施設の管理費につきましては、それぞれの燃料費、光熱水費、委託料のほか、改善センター郷土資料室の整備、集団研修施設の屋上及び暖房設備改修事業費などであります。改善センター内の郷土資料室につきましては、第1期分リニューアル作業を終えて今年の4月28日から公開を開始し、今年度末の完了に向け、第2期分の作業を進めているところでございます。  4目文化センター費であります。文化事業費は、コロナ禍により、小学生芸術鑑賞会を文化センターでは行わず、ユーチューブ配信とDVDによる各学校内の鑑賞とし、中学生芸術鑑賞会は、対象学年を中学2年生に絞って実施しました。なお、文化祭は中止となっております。  文化センター改修事業費は、無線によるインターネット環境を整備したほか、故障により演奏を停止していた野外広場のカリヨンの修理と屋外ステージの改修を行いました。  文化センター管理費につきましては、燃料費等のほか、舞台設備機器操作、清掃警備等の委託料などであります。  5目図書館費であります。翌年度繰越額の欄にあります繰越明許費1億5,838万6,800円につきましては、令和3年第4回臨時会で補正予算の議決をいただきました図書館冷房設備整備に係る経費でありまして、令和4年度へ繰り越しております。  図書等購入費は、4,631冊の図書とDVDなどの視聴覚資料を購入しております。  図書館管理費は、燃料費や清掃、設備管理等の委託料などであります。  図書館活動費は、読書感想文コンクールやブックスタートなどの事業のほか、講演会、古本古雑誌市などの事業のほか、コロナ禍により臨時休館とした際に図書の宅配サービスを実施しております。  図書館改修事業費は、無線によるインターネット環境を整備したほか、冷房設備設置のための設計委託料等であります。  139ページから140ページをお開き願います。5項社会体育費、1目社会体育総務費であります。地域おこし協力隊活動費は、公用車のリース料などの経費であります。  スポーツヘルスケア推進事業費は、運動習慣の定着や食生活の改善を促すため実施した健康増進プログラム事業の委託料であります。  スポーツ大会参加補助金は、全国大会に出場した24名と全道大会に出場した162名に対する補助であります。  2目体育施設費であります。町営パークゴルフ場管理費は、各パークゴルフ場の受付業務員の賃金や草刈り、清掃作業等の委託料のほか、平成28年の災害により閉鎖中の柳町河川緑地パークゴルフ場の復旧費用3,168万円などであります。  総合体育館管理費につきましては、指定管理者への委託料のほか、天井耐震化改修に係る工事費、無線によるインターネット環境の整備費などであります。  141ページから142ページをお開き願います。温水プール管理費は、指定管理者への委託料のほか、自動火災報知機、報知設備受信機の更新に係る工事費などであります。  以上が4項社会教育費、5項社会体育費の説明であります。御審査のほどよろしくお願いいたします。 45 ◯副委員長(三浦和子さん)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑ありませんか。  平子委員。 46 ◯委員(平子勇輔君)  決算書140ページ、スケートリンク造成事業交付金についてお伺いします。令和2年度を見ますと315万、令和3年度237万と。学校リンクの造成なので大きく変わるようなところでないのかなと思うんですけれども、この金額の違いの要因と、造成に関して、誰が担っているのか、学校の先生が造っているのかPTAで造っているのか、また、外部の業者に委託して造っているものなのか、その辺教えてください。 47 ◯副委員長(三浦和子さん)  石川スポーツ課長。 48 ◯スポーツ課長(石川元洋君)  それでは、スケートリンクの造成事業の交付金についてお答えいたします。令和2年度につきましては、造成済み、12校で造成されております。令和3年度につきましては8校で造成されておりまして、3校につきましては未造成という形になっております。  担い手につきましては、主にPTAの方たちが中心になって造成を行っておりまして、各施設なりの、PTAの施設班の方が中心になって、造成期間中は圧雪行ったり重機でならしたり水まきを行っております。その後、リンクが完成しましたら各学校、学級のほうからの出役お願いしたり、施設の方が中心になったり、教職員の先生とお手伝いいただきながら水まき等をやって維持管理をしているというような状況となっております。 49 ◯副委員長(三浦和子さん)  平子委員。 50 ◯委員(平子勇輔君)  3校が未造成だったということですけれども、この造成しなかった理由を教えてください。 51 ◯副委員長(三浦和子さん)  石川スポーツ課長。 52 ◯スポーツ課長(石川元洋君)  未造成につきましては、労働力の不足というか作業の負担のあったということで造成しないという学校と、降雪が遅くなりましてリンクが造成できなかったというような状況でリンクができなかったという学校になっております。  以上でございます。 53 ◯副委員長(三浦和子さん)  平子委員。 54 ◯委員(平子勇輔君)  天候によるものも大きいんだと思います。冬、道路走って、小学校のリンク、あれ、今年リンクないなというのを今年の冬見かけたものですから、造っていないところもあるんだなということで質問しました。  造成に関して、教員よりもPTAのほうでということだったので、何しろ今教員の負担軽減とかというようなものが話題になっていますから、そういう部分ではお父さん、お母さんたちが頑張って造っているんだなというようなことを分かりましたが、地域によっては、リンクを造成するという、技術までもいかないですけれども、そういうようなものを継承していくというのがなかなか難しくなってきている時代なのかなというものも感じますので、そういうところを外部に委託してもいいのかなという思いもありますし、基本的には、私の思いとしては、十勝、音更町で育つ子どもたちが、これから就職なり進学なりで十勝を離れて都会に行くとかってなった場合に、学校にリンクがあるというのが地域性というか、なかなかほかではないようなことなので、それがふるさとを思う要因の一つになるのでないかなと思いますので、風物詩ですね、冬の。こういうのを何とか学校で継続していけるように頑張ってもらいたいなという思いで質問しました。  今いろいろお話をお伺いして、未造成の部分が、町としては今後このリンクの在り方というか方向性というか、雪降らなかったからしようがないよで終わるのか、何としてもこういう文化として残していくのかというような部分をお示しください。 55 ◯副委員長(三浦和子さん)  石川スポーツ課長。 56 ◯スポーツ課長(石川元洋君)  平子委員おっしゃっていただいたように、音更の伝統といいますか、地域、保護者、先生方と協力しながらスケートリンクという一つのものを造り上げていくということが、子どもたちに対しまして、物を大切に使う心、また、授業中や少年団の活動でリンクを使用して滑るときに、冬の寒い中、ホーキングしてくれたお母さんや散水してくれたお父さんのことを思いまして感謝の心を育むということにもつながっていくのかなと考えております。教育委員会としても、冬季間の子どもたちの健康増進、体力の維持、気軽に行えるウインタースポーツの機会の提供の観点などからも、スケートリンクの造成事業に関する交付金は今後も継続していきたいなと考えております。  以上です。 57 ◯副委員長(三浦和子さん)  ほかに質疑ありませんか。  新村委員。 58 ◯委員(新村裕司君)  環境改善センターのリニューアルについてお伺いしたいと思います。先ほど御説明あったように、この春よりリニューアルの第1弾終わりまして公開されたということで、これまで展示されていた郷土資料室と併せて新しく用意された展示物等、当然私も見に行かせていただいたんですけれども、とても資料価値の高い、よいものができたのかなというふうに思います。  それで、まずお伺いしたいのは、この春からオープンしてからの利用者数と、あと集団という形ではどういった形で利用されているのか。子どもさんたちですとか、あるいは高齢者の方々のグループだとか、その辺どういった利用状況になっているのか、その辺まずお伺いしたいと思います。 59 ◯副委員長(三浦和子さん)  宮田生涯学習課長。 60 ◯生涯学習課長(宮田明子さん)  環境改善センターのリニューアル、第1期分の公開に当たっての利用状況はどのような状況かというような御質問かと思います。4年度に入ってこの4月にリニューアル後の公開を始めておりますので4年度の状況ということで申し上げますと、4月が198人、5月が84人、6月が182人、7月が141人、大体一月100人以上の方にお越しいただいているような状況でございます。  この中には、リニューアルで公開した部分と併せまして、今、中での講座ですとか、それから昔の写真展を定期的に開催しておりまして、継続して開催しておりますので、そういったところにお越しいただいて、併せてリニューアル後の資料室を見ていただいているというような状況もあろうかと思います。  それから、団体での状況ということでございますが、今年度に入りましてからは、例えばいろいろな、バスでお越しになったり、それから他町村の方が見学に来ていただいたりというような状況もございます。通常はまず小学校の3年生、4年生の見学ということでの御利用が一番多かったというふうに考えておりますが、このオープン後につきましては一般の方もお越しいただいているような状況でございます。  以上です。 61 ◯副委員長(三浦和子さん)  新村委員。 62 ◯委員(新村裕司君)  私が拝見させてもらったときにはあまりなかなかほかに見学されている方がいなかったという、そういった状況もあったんで、利用状況に関してどのような状況だったのかなと思って聞かせてもらったんですけれども、一定程度来られているということで安心はしたんですけれども、一層高い資料価値があるということですので、さらにPRという形で進めていただければと思うんですけれども、それで、今回の工事の中に無線インターネットの整備ということもあったんですけれども、これの意味合いとしては、センター内でイベントとか教室とか開催されているということも狙ってということもあるんでしょうけれども、それ以外には、一般の資料室の来場者が展示物撮影してそれを発信とかそういったことまで想定するものなのか、それとも撮影自体駄目なものなのか。閲覧自体は無料ということなんですけれども、その辺の考え方はどのようになっているのか、その点をお伺いしたいと思います。 63 ◯副委員長(三浦和子さん)  宮田生涯学習課長。 64 ◯生涯学習課長(宮田明子さん)  無線インターネットの環境整備委託料ということで21万6,370円の支出をしております。それにつきましては、見に来ていただいた方ももちろんなんですけれども、会議等の利用、講座等の利用もございますので、やはりそういった中での無線インターネット環境というのは必ず今必須になっていくのかなということで、今後多くの皆さんに御来場いただける施設でありたいということで、これは必ず必要な整備なのかなというようなことで進めさせていただいております。  以上です。 65 ◯副委員長(三浦和子さん)  新村委員。 66 ◯委員(新村裕司君)  会議とかそういったことのためということなんですけれども、今お伺いしたかったのは、それ以外に、来場者が展示物等を撮影してネットに発信とかSNS等に発信とかそういうことは可能なのか。道の駅とかはそういったやり方で来場者を広げているということですけれども、そういった考え方が展示資料室にもあるのかどうなのか、その辺もう一度お願いいたします。 67 ◯副委員長(三浦和子さん)  宮田生涯学習課長。 68 ◯生涯学習課長(宮田明子さん)  申し訳ありません。その点につきましては、もちろん私どももぜひ発信をしていただいて、見に来ていただいた方のさらに輪が広がっていけばというようなことで考えて整備をさせていただいたところでございます。  以上です。 69 ◯副委員長(三浦和子さん)  新村委員。 70 ◯委員(新村裕司君)  分かりました。さらに多くの方に見ていただければと思います。来年度に向けてまた第2弾のリニューアルも控えているということですので、本当にこの音更の歴史や文化についていろいろ展示してあるということで、私も見た中で、ヤチボウズとかヤチマナコとか、そういったことは農業者でももうなかなか何のことなのか分からないという方も多いのかなというふうに思うんで、そういったことを今後若い人方にも伝えていくのに非常に重要なものになるのかなと思います。  今度改善センターという名前から正式に生涯学習センターというふうになるということに予定されていると思いますので、例えば今後においては道の駅の「なつぞら」エリアから何か誘導するような仕掛けというか、そういったことも必要でないのかなというふうに思いますので、そういったことも含めて生涯学習センターの有効利用に努めていただければというふうに思います。  以上です。 71 ◯副委員長(三浦和子さん)  ほかに質疑ありませんか。  坂本委員。 72 ◯委員(坂本夏樹君)  4点質問いたします。はじめに128ページ、総務管理費でありますけれども、備品購入費で600万円の当初予算のうち不用額が106万3,200円ほどありますけれども、これは何を購入して、どういったことでこの20%近くの不用額が発生したのかをお示しいただきたいと思います。  次に、高校生の奨学資金でありますけれども、施策報告書を拝見しますと、公立、私立合わせて111名の支援があったということでありますけれども、この公立高校の70人のうち音更高校生徒が何人いるのか教えていただきたいと思います。  加えて、公立高校と私立高校で奨学資金の月額が異なる理由もお示しいただきたいと思います。  次に3点目ですけれども、町営パークゴルフ場の管理費が計上されております。僕の記憶では令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響でパークゴルフ場がクローズしていた期間の返金があったと思うんですけれども、令和3年度にそういった返金があったのか。さらに、今年度、水害で何日間か閉鎖していますけれども、これについての返金の予定があるのかないのか伺います。  最後に、温水プールですけれども、Wi-Fiがあるのかないのか。ない場合は工事の予定があるのか伺いたいと思います。といいますのも、音更ドームはWi-Fi入りました。今回の予算で図書館と文化ホールにも入っております。そこで温水プールのWi-Fiも伺いたいと思いますのと、今上げた四つの施設について、ネーミングライツの導入に向けての検討が今の時点であるのかないのか伺いたいと思います。 73 ◯副委員長(三浦和子さん)  水戸教育総務課長。 74 ◯教育総務課長(水戸 尚君)  まず1点目の教育総務費、総務管理費の備品購入費の執行残についてでございますが、こちらの600万円は音更高校に対するタブレット端末購入のための補正予算として計上した金額でございます。最終的に入札減になりまして、設計金額よりも落ちた分が執行残として計上されているということでございます。  以上です。
    75 ◯副委員長(三浦和子さん)  櫻井総務係長。 76 ◯教育総務課総務係長(櫻井泰次君)  先ほど、音更高校の奨学資金の人数についてでございますが、令和3年度、音更高校の人数に関しては32名となっております。  そのほか、公立の6,500円、そして私立の1万円という金額の差につきましては、基本的に諸費用に関しては公立のほうがかからないという認識は令和3年度以前から、従前からありましたので、そのまま継続して、私立に関しても、高校の授業料負担が無料化になっていたことに伴ってでも、私立のほうが利用する額のほうがかかるという認識がありましたので、そのまま継続して額を維持しております。  以上です。 77 ◯副委員長(三浦和子さん)  石川スポーツ課長。 78 ◯スポーツ課長(石川元洋君)  私のほうからはパークゴルフ場の返金についてお答えさせていただきたいと思います。令和3年度の返金なんですが、令和3年度のシーズン券の発券枚数は539件に対しまして返金の希望者が515件ございましたので、51万5千円返金しております。  令和4年度の8月の大雨の状況なんですけれども、実質的には数日という形でしか閉鎖になっていなかったので、今の時点では返金ということは考えてございません。  次に、4点目の温水プールのWi-Fiに関してなんですけれども、私どものほうとしましては、プールで泳ぐということなので、基本的にスマホを持ちながら泳ぐということはちょっと想定はしていなかったので、その部分に関しまして設備の整備といいますか、そちらのほうはしておりませんでした。  以上でございます。 79 ◯副委員長(三浦和子さん)  重松教育部生涯学習担当部長。 80 ◯教育部生涯学習担当部長(重松紀行君)  私のほうからはネーミングライツということでお答えさせていただきますけれども、こちらにつきましては、資金源ということで、企業の冠を表して使用料をいただくというようなシステムでございまして、今まで比較的大規模な施設で全国的には行われているのかというふうには認識しているところでございますけれども、この件につきまして、担当段階で話題としてはあがったことはあるんですけれども、具体的な検討についてはしていないというような状況でございます。  以上でございます。 81 ◯副委員長(三浦和子さん)  坂本委員。 82 ◯委員(坂本夏樹君)  温水プールのWi-Fiの件については、そういった答弁で承知いたしました。  さらにネーミングライツについては、以前私提案申し上げたことがありましたので、今の時点での確認を行いましたけれども、承知いたしました。  それから、総務管理費の備品購入費についてでありますけれども、令和2年度の決算見ても令和3年度の当初予算見てもこの項目がありませんでしたので不用額とともに質問しましたけれども、この施策報告書に記入してありますので、追加補正をされたということで記憶もありますので、承知いたしました。  高校生の奨学資金についての質問でありますけれども、音更高校の入学者数に対して、前々回かなり落ち込んだという苦い経験がありましたので、例えば、公立高校、音更町民が音更高校に通う場合のこういった奨学資金を私立高校と同様にするとか、そういった方策が打てないものかということでお伺いいたしましたが、これについては御一考いただきたいと思います。  それから、公立高校と私立高校の金額の違い、僕も私立高校のほうが負担が高いと思っておりましたが、答弁ありましたとおり、授業料についての免除、国の施策が実施されておりますので、この辺り、この辺りで実態調査なんかをしてその辺りの金額の違いですとかこの金額の妥当性などは調査研究すべきではないかなというふうに思います。  最後にパークゴルフ場でありますけれども、この返金の際に、職員の方々がそれぞれ年間パスポートを購入していただいた方に連絡を取って返金するということで報告を受けていましたので、それはなかなか大変な作業だなというふうに感じていたんです。ということから、令和4年度、今回の大雨に対してパークゴルフ場がクローズしていた間の期間は短いので返金の今のところの考えはないということでありましたが、そういったことは利用規則なんかで返金のルールというのも購入時にお知らせする、そういったルールづくりをするというようなこともお考えになられては今後よろしいのかなというふうに考えますので、これは提案として申し上げます。  以上です。 83 ◯副委員長(三浦和子さん)  山本教育部長。 84 ◯教育部長(山本智久君)  今坂本委員からいろいろ高校の奨学金、それから音更高校に関しても御提案いただきました。今、教育委員会といたしましては、とにかく音更高校の間口の確保については教育委員会全体で今真剣に取り組んでおります。その中で、奨学金の関係についてもきっとその一つになるんだろうというふうに思います。町内に高校があるということで、ふるさと教育にもなるでしょうし、帯広市内の高校に通えなかった子どもたちに対しての受皿にもなるでしょうし、様々な面で町内に高校があるということは非常に重要なことだというふうに思っております。  それも含めて奨学金については今後も検討していきたいというふうに思ってございますし、単価差については、委員御指摘のあったとおり、そういうこともあるのかもしれませんので、ちょっと調査研究、ちょっと調べてみたいと、そういうふうに思います。 85 ◯副委員長(三浦和子さん)  重松教育部生涯学習担当部長。 86 ◯教育部生涯学習担当部長(重松紀行君)  パークゴルフ場の使用料の関係でございますけれども、まず、条例上は基本的には返さないというような1項がございます。町長が特に認めたものについては一部還付または全額還付できるということでございまして、こういった規定に対しての一定のルールにつきましてはなかなか難しいものはございます。ただ、今後どういったものがいいのか、ちょっと内部のほうで検討させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 87 ◯副委員長(三浦和子さん)  ほかに質疑ありませんか。 休憩(午前11時01分) 88 ◯副委員長(三浦和子さん)  ただいまから休憩時間取りたいと思います。10分程度休憩いたします。 再開(午前11時09分) 89 ◯副委員長(三浦和子さん)  休憩前に引き続き会議を開きます。  石垣委員。 90 ◯委員(石垣加奈子さん)  まず奨学資金についてお伺いします。支給人数は書いてあるんですが、申請者数について、通常枠とコロナ枠それぞれについてお伺いします。  それと、施策報告書の31ページにある教材教具の整備について、小学校、中学校それぞれ整備額が記入されていますが、昨年度と見ると、昨年度から比べると小学校で大幅に金額が減少しています。これは何が要因なのか。教材教具の整備というものはどういったものを整備しているのかお伺いします。  もう一点は郷土資料室についてお伺いします。施策報告書の中に、外壁塗装改修設計委託というものがありますが、外壁についてどのような設計が、改修が行われるのかお伺いします。それというものも、郷土資料室、今通ると、道路沿いにのぼりが立っていて、郷土資料室があるなというのは分かるんですが、今朝もちょっと通ってきたんですが、そののぼりが少し日焼けして劣化しているので、そういったのぼりではなく、看板とかが今年度作られるのかどうかというのをお伺いしたいと思います。 91 ◯副委員長(三浦和子さん)  水戸教育総務課長。 92 ◯教育総務課長(水戸 尚君)  まず1点目の奨学資金の申請者数の件ですけれども、令和3年度の通常枠分に関しましては、163名の申請に対して支給を決定したのが111名、コロナウイルス感染症に関する特別枠につきましては、申請のあった件数が20件に対しまして支給を決定したのが19名ということになっております。 93 ◯副委員長(三浦和子さん)  新名学校教育課長。 94 ◯学校教育課長(新名猛志君)  教材教具の施策報告書で小学校の決算額が昨年度より少ないということですけれども、令和2年度は、そもそも2年度、3年度の予算、当初の予算額から違いまして、令和2年度は1,200万余り、令和3年度は668万ということなんですけれども、そもそも令和2年度、小学校の実物投影機の購入とかが予定しておりまして、それが300万ほど、それと小学校のほうの、音更小学校のほうの楽器の購入予定があったということで、その他当初予定していた金額がありましたので、そもそも予算額が多くて、使う額が違ったということ、簡単に言うとそういうことでございます。  備品については、この予算全部学校、教材教具といっても備品のことでありまして、割と学校教育で使う備品ですから高価なもの、例えばですと、教員が使うパソコンですとか授業用のマグネットスクリーンですとかもろもろあるんですけれども、そういった備品関係の購入費になります。  以上です。 95 ◯副委員長(三浦和子さん)  宮田生涯学習課長。 96 ◯生涯学習課長(宮田明子さん)  まず最初に外壁塗装改修設計委託ということで、それにつきましては集団研修施設の改修事業のほうの中ですので、この設計委託に基づきまして、今後長寿命化計画の中で外壁の塗装を予定しているところでございます。  戻りまして、今リニューアル中の郷土資料室の外側から見た状況がということからの関連の御質問だったかと思います。のぼりにつきましては、今年度作ったものなんですけれども、屋内にかけているものと統一感を持ってデザインをしたものを使用しているんですが、外に出してみますと色が若干薄い感じがして、自然の風景と、中ではちょっと色が薄いような感じで目立たないというようなお話かと思います。今後、北側から見たところの壁に、壁面に資料室の中の展示の様子が分かるような、そういったものがある建物なんだというようなことが分かるような看板であったり何か装飾をというようなところは、今後また、予算の関係もございますので、そういった中で考えていきたいと思っております。  以上です。 97 ◯副委員長(三浦和子さん)  石垣委員。 98 ◯委員(石垣加奈子さん)  教材教具については分かりました。  奨学資金については、通常分が163名の申請のうち111件が支給されたということで、50件以上が支給されなかったということで、昨年、過去にも、倍近い申請があって、半数しか支給されなかったということがありますので、これはもう少し枠を広げてはいいのかなというふうに思いました。  コロナ枠については20件中19件ということで、ほとんど支給されたということなんですが、この1件支給されなかったのは、コロナで大変だというので申請していると思うんですけれども、支給されなかった理由についてお伺いします。  郷土資料室については、今後北側に分かるような看板なり装飾を作られるということでした。せっかく白い壁があるので、そこに例えば子どもたちが郷土資料室に関する絵を描くだとか、そういったものがあるといいなという声もお聞きしたので、それは今後検討していただければなというふうに思います。 99 ◯副委員長(三浦和子さん)  水戸教育総務課長。 100 ◯教育総務課長(水戸 尚君)  奨学資金の今お尋ねいただいたのがコロナ枠に関してのということでしたけれども、通常枠、コロナ枠それぞれ奨学資金審議会の中で選考をしていくわけですけれども、令和3年度におきましては、選考基準といたしまして、就学援助に準ずるような形で認定倍率、生活保護認定基準を1とした場合の収入の倍率を1.5倍というところで収入の基準を線引きしたところでございまして、通常枠におきましてもコロナ枠におきましても、今回支給対象とならなかった方については、この基準を超えている方の申請ということになっております。  以上です。 101 ◯副委員長(三浦和子さん)  ほかに質疑ありませんか。  鴨川委員。 102 ◯委員(鴨川清助君)  私から1点だけ、パークゴルフ場の件についてお伺いしたいというふうに思います。昨年、これは予算が伴わないことであったというふうに思うんですけれども、シーズンが終わってからアクアパークにおいて無料開放されたんですけれども、それはいろんな意味で試みとしてやるということでやられたかなというふうに思うんですけれども、そのやられた日数であったり参加者、競技者の数だったりを示していただきたいというふうに思います。 103 ◯副委員長(三浦和子さん)  石川スポーツ課長。 104 ◯スポーツ課長(石川元洋君)  昨年度のシーズン終了後のアクアパークの試験的開場の実績でございますけれども、11月4日から11月20日まで17日間開場いたしまして、利用された方は1,132名となっております。  以上でございます。 105 ◯副委員長(三浦和子さん)  鴨川委員。 106 ◯委員(鴨川清助君)  昨年は、先ほどもいろいろなところで、リンクの問題も出ていましたけれども、大変降雪が遅くて、遅いことを見越してそういったことをしたわけではないと思うんですけれども、シーズン終わってからそういう、17日間ですか、利用を試みたといいますか、そういう検証したように思うんですけれども、そういった中で、自分も行ってみると、池田のほうから、また、帯広も全部終わっているものですから帯広のほうからも来る。ただ、コースが2コースなものですから、回ってすぐまた帰ってしまうと言ったら変ですけれども、これしかないからね、2回も3回も回れないしねというようなことであれだったんですけれども、これをどのように検証されているのか、それをお聞かせいただきたいというふうに思います。 107 ◯副委員長(三浦和子さん)  重松教育部生涯学習担当部長。 108 ◯教育部生涯学習担当部長(重松紀行君)  ただいまの御質問についてでございますけれども、無料開放ということで、昨年度だけでなくて、数年前から続けている状況でございますけれども、私どもの町といたしましては、維持等の関係、あと芝の管理等の関係もございますので1か所ということで今やっておりまして、この1か所につきましては、好評ということでございますので、今後引き続き実施していきたいというふうには考えているところでございます。  以上でございます。 109 ◯副委員長(三浦和子さん)  ほかに質疑ありませんか。
     山川委員。 110 ◯委員(山川秀正君)  2点お願いをしたいと思います。1点は、令和3年度、コロナ禍という中での1年間の学校運営だったというふうに率直に思いますけれども、そのコロナ禍の授業等々、学校教育においてどういう影響があってどういう対応をしたのかといいますか、当然、学校を休んだりとか学級閉鎖になったりとかいろいろなこともあったと思いますし、そこまでいかなくても、個人的に欠席される方、登校停止になる方もいらっしゃったと思うんですけれども、そういった点での教育という側面から見た支援と取組についてお伺いをしたいと思います。  それから、2点目はエアコンの設置、先ほどの報告の中でも給食調理室だとか必要な箇所にということで一定程度整備が行われてきておりますけれども、猛暑の中でのやっぱり学校の教室にエアコンを設置という、そういう父兄からの要望、父母からの要望があると思うんですけれども、そういったことに応えるべくなのか、学校教育施設の整備のために積立てを始めたということで、昨年度7,200万ぐらい積み立てているんですけれども、そういった積立ての中で、一定程度どういう目標というかめどを持っているのか、この点についてもお願いをしたいと思います。  以上です。 111 ◯副委員長(三浦和子さん)  新名学校教育課長。 112 ◯学校教育課長(新名猛志君)  私、1点目の令和3年度のコロナ禍の学校運営、授業への影響ということでありますけれども、コロナ禍は令和2年度から始まったということで、学校は、感染症対策に苦心しながら、国のマニュアルに基づいて粛々と学校運営を進めていたわけですけれども、やはり一番は学級閉鎖に伴って休みが多かったということで、このことは令和4年の当初予算の予算委員会のときにもお話ししましたけれども、令和2年からタブレット端末というものを1人1台お配りしてGIGAスクール構想というのを進めておりましたので、閉鎖があって、学級自体が閉鎖になったり、あと個人的に感染したり濃厚接触者等になって休んでいた児童生徒がいたとしても、1人1台の端末を使ってリモートによるオンライン授業等をやることによって、そのことによって運営上は、全く何もコロナ禍で影響がなかったということはないんですけれども、授業への影響ということでは、オンライン授業等を活用して最低限の学校教育活動は進められたものと思っております。  以上です。 113 ◯副委員長(三浦和子さん)  水戸教育総務課長。 114 ◯教育総務課長(水戸 尚君)  それでは、エアコンの設置についてお答えいたします。まず、各学校のエアコンの必要性ということで、暑さ指数の調査につきまして継続して実施しているところでございます。令和3年度につきましても各校で調査をした結果、校舎において危険という暑さ指数を出すところはなかったんですけれども、厳重警戒というような指数が見られる日が、夏休み中心になるんですけれども、13校で見られたということになっております。  教育委員会といたしましても、エアコンの設置につきましては、保護者さん、それから児童生徒の声を聞いている中で、これは必要なものだなというふうな考えで取組を進めているところでございまして、委員がおっしゃられたとおり、基金の積立てをはじめ、エアコンの設置に向けて、設置に係る費用等の見込みの積算も行いながら現在検討しているところでございます。  実態としてその今の基金の残高が7,200万円程度ございますが、じゃそれのどこがゴールなのかというところに関しては、今のところ総事業費、それから手出しの一般財源の額等も含めまして財政と協議を進めながら、設置が可能な時期についても引き続き検討は進めていきたいというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。 115 ◯副委員長(三浦和子さん)  山川委員。 116 ◯委員(山川秀正君)  1点目なんですけれども、タブレット端末を使った授業ということなんですけれども、実際どの程度利活用されていたんでしょうか。令和3年度にタブレット端末を使ったオンラインの授業、オンラインによる授業という部分での利活用はどの程度されたのか、その点把握していたらお願いもしたいと思います。  それから、例えばコロナ禍の中での学校給食一つとってもなかなか、今黙食ということを提唱されていて、それこそ食育という側面から、いろいろなことを話ししながら学びながら給食を食べるなんていうことも今できないような状況にあるんでないかなという気、そういう気がするんですけれども、そういった点でいえば、確かにそういう授業という側面だけではタブレット端末の活用ということもありますけれども、集団でやったほうがいいこと、やるべきこと、そのほうが効率・効果が上がることというのは当然学校生活の中ではあるというふうに考えるんですけれども、そういった点についての評価についてはいかがでしょうか。  それから、2点目のエアコンについては、今の状況と、それから取り組む姿勢については十分理解をしておりますけれども、どの時点で判断をするかというのは、ぜひやっぱり早い段階で決断をしていただいてと。十勝管内の動き等々を見たら、コロナ対策の交付金等々を活用して学校に、教室にエアコンを設置した町村もあれば、音更町のように農村地域への光回線網の整備をしたところもあると。そういった点では、それぞれ町村の判断もあるし、その町村にとっての緊急性もあるかなというふうに思いますけれども、学校の教育環境を整備するということについても、いち早くといいますか、早い段階での決断をぜひお願いをしたいと思いますけれども、その点についてはいかがでしょう。 117 ◯副委員長(三浦和子さん)  新名学校教育課長。 118 ◯学校教育課長(新名猛志君)  1点目について、タブレット端末の利活用と、給食の黙食等、集団でやるべきことに対する影響ということでありますけれども、タブレット端末の利活用については、昨年のもう夏休みぐらいから、夏休みから、全小中学校タブレットの持ち帰りをさせて、学校との接続の状態を確認した上で、あと夏休みが明けても毎日持ち帰っている学校もありますし、学年によっても違うんですけれども、ほぼ全ての学校が持ち帰りをできる状態にしておりますので、そういった意味で学級閉鎖があったり個人的に休んだ方がいても、学級閉鎖の場合は、学校で、クラスで先生が授業を子どもとつないで配信したり、また、個人的に休んだ方に関しても教室とつないで、その子がZoomのような機能を使って発言もできますし、先生に質問もできますし、そんなようなことで学級閉鎖等には対応した状況であります。  学校給食の黙食等でありますけれども、確かにそこに関して言わせていただくならば、集団で学ぶ場にあって給食も黙って食べたり、子ども同士の接触が禁じられるコロナ禍にあっては、集団でやるべきことに関して正直その滞ったというところはあるかと思います。そこがコロナ禍の影響として若干不登校が増えているというような状況にもつながっているものかなというふうには思っております。  以上です。 119 ◯副委員長(三浦和子さん)  水戸教育総務課長。 120 ◯教育総務課長(水戸 尚君)  エアコンの設置についてでございますけれども、確かに近隣市町村で既にエアコンを学校に設置している町から設置後の状況についてお話の聞き取り等もしておりまして、エアコン設置に係る効果といったものについては十分認識しているところでございます。  教育委員会といたしましても早期に整備を進めていきたいという考えは持っておりますので、具体的にいつかというお話は今ちょっと難しいところではございますけれども、なるべく早期に着手できるような形で進めたいというふうには考えておりますので、御理解いただきたいと思います。 121 ◯副委員長(三浦和子さん)  ほかに質疑ありませんか。  方川委員。 122 ◯委員(方川克明君)  128ページの教職員健康対策費、決算書、それから施策報告書の31ページですか。それから、議員に配布されている令和3年度対象の教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の報告書、教育委員会取りまとめ、それの53ページに、令和3年度学識経験者からの主な意見が出されていて、それの対応状況の一覧表が53ページにあります。  この学識経験者からの意見では、教職員健康対策では、一昨年度策定した音更町立学校における働き方改革推進プランに基づいて教職員の業務改善に努めるとともに、近年はメンタルヘルスの不調に悩む教職員も生じていることから、教職員の健康診断と併せてストレスチェックの実施を継続して進めていただきたいという意見。それへの対応として、ストレスについては継続して実施していますよ、ストレスチェックの受検率も年々増加している。今後も教職員の心身の健康の保持に努めていきますよと。  また、出退勤管理システムを有効に活用し、教員の業務環境を把握するとともに、必要な業務改善に向けた環境整備等につなげていき、努力しますよという意見と対応状況について述べられています。  そこで質問ですけれども、教職員のストレスチェックの受検率が年々増加しているということですが、数値的にどのように上がっているのかが1点。  もう一つは、小中学校、学校の先生の出勤、退勤の管理システムを有効に活用して業務環境を把握するというふうに言っていますけれども、どのような状況、把握はどのようにしているかを2点お聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 123 ◯副委員長(三浦和子さん)  水戸教育総務課長。 124 ◯教育総務課長(水戸 尚君)  まず、1点目のストレスチェックの実施の状況の推移でございますけれども、令和2年度と比較した数字で申し上げますと、令和2年度の受検率は87.8%でございました。令和3年度につきましては、同じ受検率が93.1%ということで、こちらにつきましては、学校長を通じましてストレスチェックの受診率の向上について教育委員会としても説明をしているところでございまして、それが形、数字となって受診率の向上ということで見られているものだというふうに思っております。  もう一点、小中学校の出退勤管理システムの活用についてですけれども、教職員の働き方改革の議論につきまして、まず実態として、実際に時間がどれぐらい拘束、拘束といいますか、在校等時間としてかかっているものなのかというところの客観的な数字をまず捕捉した上で対策を進めていくというような趣旨で、音更町としても令和2年の9月から、出退勤の管理システムを活用して、先生方が実際学校にどれだけ在校しているのか、超過勤務している時間は何時間なのかといったところの数字をまず把握するところで、そこをスタートとして、例えば、町立学校における働き方改革推進プランの第2期が3年度から始まっておりますけれども、各種施策を有効に活用しながら対策を講じていきたいというスタート地点にするために、まずは出退勤の管理システムを用いて実態を把握しようとする取組だというところでございます。  以上です。 125 ◯副委員長(三浦和子さん)  方川委員。 126 ◯委員(方川克明君)  出退勤の管理システムですけれども、これ、タイムカードなど小中学校にきちっと整備されていて、全教職員がそのシステムに基づいて出退勤をしているというふうに理解していいんですか。 127 ◯副委員長(三浦和子さん)  水戸教育総務課長。 128 ◯教育総務課長(水戸 尚君)  出退勤の管理につきましては、タイムカードというシステムではなくて、出退勤管理システムを搭載したパソコンを各学校に配置しておりまして、出勤時、退勤時にそちらで時間を記録するという方法を取らせていただいております。 129 ◯副委員長(三浦和子さん)  方川委員。 130 ◯委員(方川克明君)  分かりました。それで、この管理システムで必要な業務改善というものが、方向性がこの間見いだされてきているのかどうかについてお願いします。 131 ◯副委員長(三浦和子さん)  水戸教育総務課長。 132 ◯教育総務課長(水戸 尚君)  先ほど申し上げましたとおり、まずは実態の把握というところから進めてきたところでございますけれども、その中で、例えばじゃそれをどういうふうに施策の中に取り組んでいくのかというところの御質問だと思います。実態として小学校、中学校のそれぞれの時間外勤務の時間を確認したところ、中学校のほうがやはり在校時間が長い傾向が見られる。この中で、その時間外在校する時間の理由としては、いろいろ、例えば教科の準備ですとか生徒指導ですとか、あとは中学校でいえば進路指導ですとかございますけれども、中学校において、特に部活動というものがその要因の一つになっているのではないかというところで考えているところでございますので、先日一般質問の中でも御質問いただいた部活動の地域移行を含め、そういった教職員の働き方改革を進める手段として、そういったものを計画的に順次進めていきたいというふうに考えているところでございます。 133 ◯副委員長(三浦和子さん)  方川委員。 134 ◯委員(方川克明君)  答弁ありがとうございます。それで、この53ページにある学識経験者からの意見の中で、近年はメンタルヘルスの不調に悩む教職員も生じていることからというふうに書いてありますけれども、私も日本列島全体で公務職場におけるメンタルヘルス障がいの数が年々増えているというふうに認識していまして、学校の教職員の職場においてもそうであるというふうに認識しています。この不調に悩む教職員が生じていると学識経験者から意見として出されていますけれども、実数はおおむねどのぐらいなんでしょうか。 135 ◯副委員長(三浦和子さん)  水戸教育総務課長。 136 ◯教育総務課長(水戸 尚君)  令和3年度においてですけれども、メンタルの不調で休職をされている先生の数が3名おりました。うち1名は令和4年度におきまして復帰されているというところでございます。  以上です。 137 ◯副委員長(三浦和子さん)  ほかに質疑ありませんか。  水戸教育総務課長。 138 ◯教育総務課長(水戸 尚君)  申し訳ありません。訂正いたします。3名の方が休職されていたうち、令和4年度に2名の方が復帰しているということです。申し訳ありません。訂正いたします。 139 ◯副委員長(三浦和子さん)  ほかに質疑ありませんか。  小澤委員。 140 ◯委員(小澤直輝君)  2点お願いします。まず、総合的な学習時間の支援事業ということで、小中学校合わせて16校に交付したということなんですけれども、具体的にどのような特色ある学校づくりの推進をされたのか、分かる範囲で教えていただきたいと思います。  あともう一点、不審者の対応です。音更町内でも不審者が出て、児童生徒に対するいたずらをするといったようなことがあるかと思いますし、先日千葉県でも小学校1年生が行方不明になるということで大変痛ましい事件が今出ているんですけれども、それらに対する児童生徒への指導というものは今どのような形でやられているのかと、あとSOSののぼりの旗のある家がありまして、そういった部分では抑止効果もあると思うんですけれども、そういった不測の事態が起きたときにその家に駆け込むということを実際に児童生徒がやるかどうかというのは指導によるとは思うんですけれども、その家が不在の場合もあると思うんですけれども、そういった場合の対応とか今どのようなことを考えているかお願いいたします。 141 ◯副委員長(三浦和子さん)  背戸田学校教育課長補佐。 142 ◯学校教育課長補佐兼教育推進係長(背戸田和広君)  それでは、私からは1点目の総合的な学習の御質問にお答えさせていただきます。総合的な学習つきましては、探究的な見方、考え方を働かせ、横断的、総合的な学習を行うことを通して、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質能力を育成するというようなことが目標とされており、具体的には、自分で考える力ですとか自分で問題を解決する力などを身につけていただこうというものでございます。  そこで、それぞれ各学校におきましては特色ある授業を行っているところでございますが、具体的な一例を申し上げますと、例えば地産地消をキーワードにした地元の食材を調べ、その食材を使った音更カレーというのを試作したり、あとは防災体験や、音更の名物を発見し、それをプレゼンテーションするなどといった各学校におきましては特色ある取組が行われているところでございます。  以上でございます。 143 ◯副委員長(三浦和子さん)  宮田生涯学習課長。 144 ◯生涯学習課長(宮田明子さん)  不審者の通報件数の増による大変心配な状況ということでございます。令和3年度におきまして私どものほうの青少年係で対応させていただいております通報の受理件数が、委員のおっしゃるとおり、令和2年度実績が13件だったものが37件ということで、大変増えてございます。  そうした中で、不審者情報の情報件数が増えたことと、併せて変質者の出没など悪質な事案が多発したということを受けまして、この3月11日から春休み期間の修了式の24日までを特に重点的な取組ということで、町内の関係部署で対応を協議し、情報を共有した上で、防犯協会さんですとか、それから私どもの青少年指導員、そのほか、それぞれ中学校区におります地区の青少年の指導員をお願いしているんですが、そういった方たちにも通学路にお立ちいただいて、実際に子どもたちの安全を守るための取組を進めさせていただいたところでございます。  そのほか、公用車に少年のパトロールを、安全パトロールをしているよというような啓発のステッカーを掲示いたしまして、町のほうでもそういった取組を進めております。  また、併せまして町内会、多くの事案が発生した町内会、近隣の町内会の会長さんには、お散歩の途中ですとかお買物ですとか、そういったときの見守りを依頼するというようなお願いもその中で送らせていただいたところでございます。  以上です。 145 ◯副委員長(三浦和子さん)  小澤委員
    146 ◯委員(小澤直輝君)  総合的な学習の時間の支援事業につきましては承知いたしました。様々な取組をされているということで、私も拝見したところ、小中学生が興味を引くような取組を創意工夫してやられているというのは見ていましたので、非常に有効な活用だなというふうに思いますし、また、さらに音更について資料を用いて、教科書みたいなのがあって、小学校3年生ぐらいからだと思うんですけれども、学ぶ機会もありますので、そういうものが音更の町を知るということがまた郷土愛につながってくるのかなというところでは、引き続きお願いしたいというふうに思います。  不審者に関しましては、保護者からも不安の声を私も聞くことがありまして、本当に突発的に事件が起こることがありますので、そういった部分では、今、課長のほうから答弁いただきましたけれども、強化をして防犯に努めているという部分では、引き続きしていただきたいと思いますし、何よりもその不審者が逮捕されることを本当に私は切に願っているんですけれども、そういう部分では引き続き地域を挙げてそういった対策をしなければいけないなというふうに思いますのでよろしくお願いします。  以上です。 147 ◯副委員長(三浦和子さん)  ほかに質疑ありませんか。  それでは、質疑がなければ本款に対する質疑を終わります。 休憩(午前11時51分) 148 ◯副委員長(三浦和子さん)  休憩に入ります。再開は1時といたします。 再開(午後 0時57分) 149 ◯委員長(神長基子さん)  休憩前に引き続き委員会を開きます。  第9款公債費を議題とします。  説明を求めます。  吉田企画財政部長。 150 ◯企画財政部長(吉田浩人君)  それでは、決算書の141、142ページをお開きいただきたいと存じます。9款公債費について御説明いたします。1目元金につきましては長期債償還元金であります。前年度と比較して1,213万5,852円減の20億1,692万8,855円の支出済額でありますが、その要因は一部長期債の償還が終了したことによるものであります。  なお、令和3年度末の町債の現在高は、前年度と比較して1億7,826万7,145円増の238億9,064万4,642円となっております。  2目利子につきましては長期債償還利子及び一時借入金利子であります。前年度と比較して1,223万9,114円減の1億725万5,069円の支出済額でありますが、その要因は長期債平均借入利率の低下によるものであります。  以上、説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 151 ◯委員長(神長基子さん)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑ありませんか。  質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。  第10款諸支出金を議題とします。  説明を求めます。  下口谷建設部長。 152 ◯建設部長(下口谷 茂君)  それでは、10款の諸支出金について御説明させていただきます。ページ中段であります。なお、別冊の決算参考資料の22ページにつきましても併せて御参照願います。  上水道事業出資金につきましては、水道事業で実施した基幹管路耐震化事業、導水管実施設計に対し、上水道施設の安全対策事業に係る繰出基準に基づく一般会計からの出資金であります。  次に、十勝中部広域水道企業団出資金につきましては、1市4町2村で構成されております企業団の施設耐震化事業実施に関わる構成市町村の負担分であります。  次に、下水道事業及び簡易水道事業における負担金、補助金及び出資金であります。負担金及び出資金につきましては各事業に対する義務的負担金で、企業債元金償還に対するものを出資金、それ以外を負担金としております。なお、補助金につきましては、現金収支の不足に対する補助であります。  以上、説明とさせていただきます。御審査のほどをよろしくお願いいたします。 153 ◯委員長(神長基子さん)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑ありませんか。  質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。  第11款職員費を議題とします。  説明を求めます。  八鍬総務部長。 154 ◯総務部長(八鍬政幸君)  11款職員費の前に、本委員会初日の概要質疑におきまして方川委員から資料要求のありました職員の時間外勤務の実績に係る資料について御説明をさせていただきます。本日お配りしております時間外勤務実績という資料を御覧いただきたいと存じます。資料としてまとめさせていただきましたのは、全会計の職員を対象とした過去5年間における時間外勤務の実績でありまして、昨年、一昨年に提出いたしました資料と同じ構成とさせていただいております。  項目の1点目は全体の総勤務時間数、2点目は時間外勤務手当の総額、3点目は(1)から(3)の各区分ごとの時間数以上に該当する人数、4点目は個人ごとの最長勤務時間数と上位5名の平均時間、5点目は1人当たり平均の時間外勤務時間数となっております。  時間外勤務の状況につきましては、令和元年から令和2年度にかけて総体的には減少傾向にありましたが、令和3年度は、令和2年度と比較いたしますと、どの項目についても増となったところでございます。  コロナ感染症の終息が見えない状況下において、感染拡大の波が来るたびに緊急事態宣言やまん延防止等重点措置のほか北海道独自の感染対策が発令され、国や北海道における感染防止対策に対応するための業務や経済活動を支えるための町独自及び国の財源を活用した支援策などを引き続き実施しているところであります。  特に令和3年度は、コロナウイルスワクチンの集団接種業務に伴う時間外勤務が増加分の8割程度を占めており、所管する部署のほか職員全体で対応したほか、臨時特別給付金などの感染症に関連する臨時的な対応が必要であった部署においては時間外勤務が増加した結果が大きな要因と捉えております。  そのほか、今年4月にオープンいたしました道の駅おとふけ、なつぞらのふる里への移転準備、開町120周年記念事業などに係る業務を所管する部署についても時間外が増加したところであります。なお、中途採用者等による増員で対応した部署もありますが、全体的に業務量が増加したことによるものと捉えているところでございます。  資料の説明は以上でございます。  続きまして、11款職員費について御説明をさせていただきます。決算書の141、142ページの下段を御覧いただきたいと存じます。なお、科目別の内訳が決算書の145ページから148ページに。また、決算に係る主要な施策報告書の1ページから2ページには各会計別の職員数等を掲載しておりますので、併せて御参照願います。  それでは、決算書141、142ページの下段であります。1項1目職員給与費であります。特別職給与等につきましては、町長、副町長及び教育長3名分の給料等であります。  一般職給与等につきましては、再任用短時間勤務職員1名を含む255名分の給料等であります。  フルタイム会計年度任用職員給与等につきましては、32名分の給料等であります。  パートタイム会計年度任用職員報酬等につきましては、118名分の報酬等であります。  以上、職員費の説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いをいたします。 155 ◯委員長(神長基子さん)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑ありませんか。  方川委員。 156 ◯委員(方川克明君)  初日の決算審査特別委員会のときに資料要求をしまして、昨年と同様丁寧な資料を作成していただきましてありがとうございます。今、部長から職員の時間外勤務の実績について資料の説明をいただきました。さきに9月の20日、地元紙の報道でも、帯広市の職員の残業の3,256時間増というような地元紙の報道もありまして、帯広市の人事課の考え方としては、先ほど部長が説明された内容とおおむね一緒でありました。  この資料からしますと、時間数は1.4万時間、それから金額では4千万円前年度よりプラスになっているということで、道の駅なぞらのふる里の対応、開町120年の対応など、説明ということで、いずれも帯広市の新聞報道とも同じようなコロナによる問題などについての説明でありました。  いずれにしても、先ほどの教育費の部分でも私、職員の健康管理について指摘、質問をし、答弁をいただいて議論してきたところですけれども、職員の採用というのは大変大きなものでありまして、その職員をきちっと育てていく。そして、町長を先頭に町民のためのいい仕事を一生懸命職員がやっていけば必ず町民は評価してくれるよと、そのような職員の指導、それから組織の体制、そして、職員同士を思いやって、潰れた職員もフィードバックさせていく。そのような優しさも組織としては必要だと思います。  そのような意味で、残業が多くなるということは、やっぱり人間は生身のものでありますので、きちっと職員の管理をしていただいて、町民に明るくいい仕事をするための職場の体制、職場の環境、労働環境、そのようなものを理事者は、それから職場の管理者は努めていただきたいなというふうに思っています。  以上で、この資料、近隣の自治体、帯広市の残業の増と同じような環境にあったんだということが確認されましたので、私はその点を指摘をして終わりたいと思います。 157 ◯委員長(神長基子さん)  木谷総務課長。 158 ◯総務課長(木谷康臣君)  採用予定ということでお答えさせていただきますと、令和4年4月1日で職員定数のほうを299というところまで引き上げさせていただいております。令和4年の4月1日付の職員数でいきますと283名ということで、令和3年の4月1日現在でいきますと276ということですから、約7名ほど正職員につきましては増員というような形でさせていただいているところでございます。  以上です。 159 ◯委員長(神長基子さん)  宮原副町長。 160 ◯副町長(宮原達史君)  今、課長から正職員の数申し上げましたけれども、お話にもありましたように、昨年時間外が多かった大部分は集団接種、ワクチンの。あれが土曜日、日曜日毎週のようにあったところに町の直営で職員が出て業務に当たったというのが一番大きいと思います。  今、今年の4月1日現在の職員数申し上げましたけれども、283ということで、その後も職員定数条例改正昨年していただいたものですから、来年の4月1日には最大で283が290ぐらいまで何とか増やしていきたいなと。まだ採用試験終わっていない区分もあるものですから、まだはっきり分かりませんけれども、この間、職務経験者採用、つまり社会人採用、こういったものも含めて来年の春には290ぐらいまで何とか持っていきたいなと考えているところでございます。  ただ、職員が増えたからといってそれに反比例して急に時間外が減るかどうかはまだちょっと分からない部分もあります。どうしても、今年も参議院選挙ありましたし、会計検査も年に何回か入りますし、そういう突発的というか臨時的な業務がある場合は、局地的にそこだけの部署ということはなるべくしないようにしているんですけれども、やはり業務が増えて時間外が出てくると。来年は統一地方選挙もありますので、その辺は時間外勤務の対応になると思いますけれども、私どもとしては職員数ちょっとずつでも増やしていって、そして業務、職場環境、なるべくよくしていきたいなと思っております。  あと、年度内に国の法律が変わって、職員の定年退職の年齢、定年の年齢が再来年から引き上げていくことになります。その条例改正も今準備しているんですけれども、そうなりますと今まで60歳の定年が61歳、2年ずつに61歳、62歳と延びていきます。そのときに、定数内職員として職員が残る、大体は残ると思うんですけれども、残っていくときに、昨年増やしていただいた職員定数で10年後ぐらいどうなんだろうという検討も今しているところでございます。今299という定数条例では定数なんですけれども、それを、その定年の年齢が引き上がっていくことによって、そのままでいいのかどうかという検討もさせていただいております。  その辺も含めながら職員定数、それから職員の数というものをこれからも適正に管理していきたいと思っていますので、御理解をいただきたいと思います。  以上です。 161 ◯委員長(神長基子さん)  ほかに質疑ありませんか。  質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。  第12款予備費を議題とします。  説明を求めます。  吉田企画財政部長。 162 ◯企画財政部長(吉田浩人君)  それでは、決算書の143ページ、144ページをお開きいただきたいと存じます。12款予備費について御説明いたします。予備費につきましては、執行しておりませんので500万円の不用額となっております。  以上、説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 163 ◯委員長(神長基子さん)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑ありませんか。  質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。  以上で一般会計歳出の質疑は終わりました。  以上で本日の日程は終了しました。  明日、9月27日は午前9時30分から委員会を開きます。  本日はこれで散会します。  お疲れさまでした。 散会(午後 1時15分)
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