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令和3年度予算審査特別委員会(第3号) 名簿 2021-03-11
令和3年度予算審査特別委員会(第3号) 本文 2021-03-11

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  1. 音更町議会 2021-03-11
    令和3年度予算審査特別委員会(第3号) 本文 2021-03-11


    取得元: 音更町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                  会議の経過 開議(午前 9時30分) ◯委員長(松浦波雄君)  おはようございます。  ただいまの出席委員は18名で、定足数に達しております。  これから本日の委員会を開会します。  審査に入る前に事務局から報告があります。  草浦議会事務局長。 2 ◯議会事務局長(草浦富美さん)  おはようございます。  私のほうから皆さんにお願いがあります。東日本大震災の犠牲者への黙祷についてであります。地震発生時刻の午後2時46分に合わせ黙祷を捧げ、御冥福をお祈りしたいと存じます。予定の時刻になりましたら館内放送が流れますので、恐れ入りますが委員会を休憩していただき、館内放送に従って御起立のうえ黙祷を捧げていただきますようよろしくお願いいたします。  以上です。 3 ◯委員長(松浦波雄君)  では、第6款産業振興費を議題とします。  説明を求めます。  傳法経済部長。 4 ◯経済部長(傳法伸也君)  おはようございます。  音更町各会計予算書の53ページを御覧いただきたいと存じます。令和3年度産業振興費の予算について御説明をいたします。なお、別冊の予算資料20ページから23ページの普通建設事業の状況も併せて御参照願いたいと存じます。  はじめに、6款産業振興費、1項農業費、1目農業振興費であります。農業経営対策費につきましては、起債の資金の利子補給を継続でするものでございます。
     二つ飛ばしまして、人材育成事業費につきましては、年輪塾学習会、講演会に係る講師謝礼等及び年輪塾海外研修への補助分でございます。なお、年輪塾海外研修は隔年事業で、令和2年度に実施することとしておりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となったため、令和3年度実施する予定となっております。  農業後継者農村定住促進事業奨励金につきましては、町民の寄附による基金でもって、農村コミュニティの活性化のために、農業後継者の農村地域への定住促進を図るため設けられた事業で、農村地域に住宅の新築または購入をして居住を開始した農業後継者に対し、奨励金50万円を交付するものです。本年度は7件を見込んでおり、予算どおり執行されれば、基金は全て支消されることとなります。  三つ飛ばしまして、人・農地プラン関連事業費につきましては、人・農地プラン検討会の委員等の報酬、費用弁償のほか、農業次世代人材投資資金6人分を見込み計上しております。  環境保全型農業直接支援対策事業費につきましては、農業者等が化学肥料、化学合成農薬を北海道の慣行レベルから原則5割以上低減する取組とセットで地球温暖化防止や生物多様性保全に効果の高い営農活動に取り組む場合に支援するものであります。そのほか、補助図作成費、事務費等を計上してございます。  農業再生協議会交付金につきましては、経営所得安定対策制度の推進と、事務を行う音更町農業再生協議会への事務交付金のほか、農業後継者確保対策事業分の経費を計上してございます。  54ページをお開き願います。  続きまして、2目畜産業費であります。町有牧場管理委託料につきましては、大牧、北誉、長流枝の3牧場の管理委託費の経費でございます。  二つ飛ばしまして、農業公社貸付肉用牛償還金、その下の管理料につきましては、肉用牛繁殖経営の新規参入や繁殖牛群の改良のために生産者が導入する優良繁殖雌牛を北海道農業公社が貸し付ける事業で、貸付けを受けた肉用牛の償還金と償還利息、それと管理料を計上してございます。  一つ飛ばしまして、酪農ヘルパー活動事業補助金につきましては、周年拘束性の高い酪農業者の休日確保を図り、ゆとりある生活を実現するため、前年同様、有限会社デイリーサービスに対する助成でございます。  家畜衛生推進協議会補助金につきましては、家畜伝染病予防及び防疫対策を推進する音更町家畜衛生推進協議会への補助でございます。  続きまして、3目産業連携推進費であります。地場産品消費拡大推進事業費につきましては、町と両農協で実施しております事業で、音更町内産の農畜産物の消費拡大を図るため、旬の地場産品を町内小中学校、町立保育園及び町内の民間保育園等に給食用食材として提供いたします。また、両農協で取扱いのない乳製品等についても、町単独経費により提供いたします。  55ページに移りまして、ふれあい交流館改修事業費ですが、当該施設につきましては建築から20年以上経過しており、屋根、外壁等の改修工事を行う必要があることから、そのための実施設計費を計上してございます。  一つ飛ばしまして道の駅整備事業費につきましては、昨年の4月から建設工事に着手し、現在は基礎工事と躯体の一部の鉄骨工事まで終えております。事業費の内訳は、本年度分に係る建築外構工事費、工事監理委託料ほか、防災対策、感染症対策、給水管引込み、標識設置などの追加及び関連工事費、建築確認完了検査等手数料、備品購入費、開業準備委託料、ロゴマーク制作委託料、工事に係る負担金などでございます。建設工事は本年12月に完了、それと並行して開業準備を進め、移転オープンは来年の4月を予定してございます。  二つ飛ばしまして、食育地産地消計画作成推進費につきましては、令和3年度から令和7年度までを計画期間とする音更町第3次食育・地産地消促進計画策定のための委託料及び計画書印刷費などであります。なお、本来であれば本年3月に計画書は完成する予定でありましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により札幌市への出張の自粛要請があったことから、コーディネーターと打合わせを行うことができず、スケジュールが大幅に遅れたため、改めて今年の秋頃の完成を目指すこととし本年度も予算計上してございますので、御理解いただきたく存じます。  4目の農業委員会費につきましては、後ほど農業委員会事務局長より御説明させていただきます。  56ページをお開き願います。  次に、2項林業費、1目林業総務費であります。上から4つ目の未来につなぐ森づくり推進事業補助金につきましては、北海道の補助制度で、私有林を対象とした広域的機能の高度発揮を目的とした造林や木材資源の循環のための造林事業への補助でございます。  森林環境保全整備事業補助金林業緑化推進事業補助金森林経営管理調査事業費、森の輪贈呈事業費につきましては、それぞれ森林環境税事業基金を活用して実施する昨年度からの事業でございます。  次に、有害鳥獣駆除対策費につきましては、農産物に被害を与える有害鳥獣駆除の協力に対する猟友会への交付金として、キツネ、鹿、アライグマの捕獲費を、また、カラス駆除のための委託料、鳥獣被害対策実施隊への報酬及びヒグマ捕獲専門ハンターへの報酬などを計上してございます。  一つ飛ばしまして、森林環境事業基金積立金につきましては、令和3年度剰余予定分を基金に積み立てるものでございます。  続きまして、2目町有林管理経営費であります。町有林造林事業費につきましては、町有林の補植培養と森林生産量の増進を図るため、伐採地の植林及び補植を実施するほか、下刈り等の管理や主伐調査を実施いたします。  町有林保育事業につきましては、町有林の健全な成長促進のための除間伐事業の費用でございます。  町有林管理事業費につきましては、町有林の管理事業で、防火栓の管理及び野そ駆除等に係る経費でございます。  57ページに移りまして、3項土地改良費、1目耕地管理費であります。用水路等維持補助金ですが、土地改良区が管理している用水路の維持管理作業に要する費用の一部と、現在利用されていない取水口の1か所の撤去費用の2分の1の額を補助するものでございます。  小規模土地改良事業補助金につきましては、国等の補助事業で採択基準に満たない個人が行う極めて小規模な土地改良事業への補助で、暗渠排水、客土、かんがい排水、農地保全、除礫など、個人申請分185件を計上してございます。  畑地かんがい用水施設維持管理事業費につきましては、国営土地改良事業の鹿追地区、十勝川左岸地区、美蔓地区により造成された畑地かんがい施設の維持管理費及び管理協議会への負担金であります。  多面的機能支払事業費につきましては、地域における共同活動を通じ、農地農業用水等の資源や環境の良好な保全を図る地域支援策であり、国及び道からの補助金を町が受け、町が活動組織へ交付するものであります。今年度は31地区、1万9,037ヘクタールの地域で取り組む予定でございます。  続きまして、2目耕地整備費であります。道営土地改良事業負担金につきましては、中士幌1地区、中士幌2地区、美蔓高倉第2地区及び令和3年度計画樹立の西中音更地区道営畑地帯総合整備事業における道営4地区の事業負担金及び道営3地区の土地連負担金でございます。  一つ飛ばしまして、道営土地改良事業関連調査計画費につきましては、道営畑総事業に関連する農地集積集約状況調査などを実施いたします。  58ページをお開き願います。  続きまして、3目農道整備費でございます。ふるさと農道緊急整備事業費につきましては、昨年度に引き続き南中音更第2地区の舗装工事を実施しようとするものでございます。本年度は、南柏北2線道路の東1、2号間150メートルと取付道路の舗装工事を行います。  次に、4項商工観光費、1目商工振興費でございます。上から4つ目の音更町商工会補助金につきましては、商工業の振興発展のための活動する商工会に対する人件費等の運営補助でございます。職員の給与改定により、昨年度より増額となってございます。  中小企業等事業承継支援事業費でございますが、本年度は事業承継セミナーを1回開催し、事業者と情報共有を図りたいと考えてございます。  事業所立地奨励金につきましては、IC工業団地等の町内指定地域において施設等を立地するために取得した土地、または取得価格が500万円を超える施設等を新設、移設もしくは増設した事業所に対し、固定資産税相当額を5年間、また、課税免除後2年間補助するもので、昨年度より1事業所の減、4事業所の増の15事業所を対象としてございます。  二つ飛ばしまして、商工業資金貸付金につきましては、商工業振興資金の融資利率の低減を図るため、融資の原資を融資機関に貸し付けるものございます。なお、貸付原資は、年度末に町の諸収入として返済されます。  中小企業退職金共済掛金助成金につきましては、退職金共済制度の加入促進を図るため、退職金共済契約をし、掛金を納付している事業者に対し、その一部を3年間助成するもので、80事業所の対象事業者598人分を計上してございます。  一つ飛ばしまして、空き店舗活用事業補助金につきましては、市街地商店街の活性化を図るため、町内の空き店舗を買取り、または借りて創業等をする者に対し、改修費及び家賃補助をするものであります。令和2年度認定の3件と、新規分として4件を見込んだところでございます。  UIJターン新規就業支援事業移住支援金につきましては、過度な東京圏への一極集中の是正及び地方の担い手不足であることから、地方創生推進交付金を活用したUIJターン企業就業者の創出等をするために移住者に対し支援するものでございます。  59ページに移りまして、2目労働諸費でございます。労働相談業務費につきましては、労働者の生活安定、福祉向上を図るため、労働相談員2名分の謝礼金でございます。令和元年度の相談件数は32件、令和2年度は3年1月末現在で24件となってございます。  一つ飛ばしまして、とかち勤労者共済センター負担金につきましては、勤労者の福利厚生の向上を図り、勤労意欲の向上のため財団法人が実施する共催事業への負担金でございます。令和2年4月1日現在の本町の加入状況は、91事業所、545人となってございます。  続きまして、3目観光費でございます。観光宣伝費につきましては、道内外への観光客誘客キャンペーン、新聞、雑誌等への広告の掲載、パンフレットの作成費に係る経費でございます。なお、令和2年度上期の観光客入込数は49万8,700人、対前年度比45.6%減、延べ宿泊数は9万2,800泊、対前年度比61.4%の減、うち外国人延べ宿泊数は11泊、対前年度比99.965%の減となったところでございます。これらの激減は新型コロナウイルスの感染症の影響によるものでございます。  また、令和元年度の観光客入込客数は141万9,400人、対前年比5%の減。延べ宿泊数は41万5,300泊、対前年度比5.8%の減、うち外国人延べ宿泊数は5万7,600泊、対前年比25%の減となっております。下期は、新型のコロナウイルスの感染症の影響はあったものの、NHK連続小説「なつぞら」による十勝の認知度の向上や各種プロモーションの実施により最小限の減少に抑えられたと考えてございます。  四つ飛ばしまして、音更町十勝川温泉観光協会補助金につきましては、観光振興を図るため、観光協会が行う観光客誘客活動や振興事業への運営費補助で、広域連携観光事業十勝牧場白樺並木更新事業景観ヒマワリ種子助成事業分も含めて観光協会に補助するものでございます。  五つ飛ばしまして、音更町観光振興事業補助金につきましては、観光振興事業支援として、音更町十勝川温泉観光協会が実施する2次交通対策支援事業に対して補助するものでございます。  地域おこし協力隊活動費につきましては、昨年9月に新しく採用いたしました地域おこし協力隊1名への活動経費でございます。  以上、産業振興費の御説明とさせていただきます。よろしく御審査を賜りますようお願いいたします。 5 ◯委員長(松浦波雄君)  農業委員会所管分について、福井農業委員会事務局長。 6 ◯農業委員会事務局長(福井明宏君)  それでは、農業委員会費について説明させていただきます。予算書の55ページにお戻りいただきたいと存じます。  6款産業振興費、1項農業費、4目農業委員会費、予算額1,838万4千円でございます。予算の主なものにつきましては、農業委員19名分の報酬として996万円、次に農業委員の費用弁償を含む活動旅費として199万8千円、農地基本台帳・農地地図システム保守業務委託料並びに国の補助事業で行います全国農業委員会統一仕様農地情報公開システムの情報更新入力作業に要する委託料を合わせまして297万7千円、農業後継者推進協議会補助金ほか各団体負担金、その他事務費を計上させていただいています。  以上、説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 7 ◯委員長(松浦波雄君)  説明が終わりましたので質疑を行います。質疑ありませんか。  石垣委員。 8 ◯副委員長(石垣加奈子さん)  有害鳥獣駆除対策費についてお伺いします。町内で鹿のハンターをしている方から、処理する施設がなく、処理に困るというお話を聞きました。音更町鳥獣被害防止計画を見ましたが、捕獲等をした対象鳥獣の処理に関する事項には、エゾシカの処理については原則持ち帰って適切に処置し、やむを得ない場合は、生態系に影響を与えないように適切な方法で埋設処理にするというふうに書いてありますが、この適切に処理と埋設処理というのはどういった方法なのかお伺いします。  それと、計画の中に、捕獲などをした対象鳥獣の食品としての利用など、その他有効な利用に関する事項について、特になしという記載がありました。管内の町村を少し調べましたが、ほかの町村では可能な限りジビエなどの利活用をするだとか近隣の食肉処理加工施設に引取り、搬入に努めるなどということが書いてありました。音更町はそういった利用をなしとしている理由をお伺いします。 9 ◯委員長(松浦波雄君)  早苗農政課長。 10 ◯農政課長(早苗光徳君)  ただいま有害鳥獣の処理方法についての御質問をいただきました。原則鹿等を駆除した場合は埋設ということになってございます、確かに。町内で駆除した鹿についても一部埋設もしておりますし、特に影響のない森林の中であれば、特に放置するという処理方法もしてございます。特に違法ということではございませんので、ハンターさんによって埋設処分、それから一部持ち帰って食肉加工するという方もいらっしゃいますが、特にこうしなさいという取決めはございませんので、違法ではない範囲で、各ハンターさんのほうで処理をしていただいていると。  それから、食品加工への取組でございますけれども、確かに食肉加工場を有している町村ございますけれども、特に町内では駆除した鹿等をそういった食肉加工に持っていって処理をしてくださいというような依頼もしておりませんが、先ほど申し上げましたように、一部のハンターさんで一部食肉加工されている方もいるという現状でございます。  以上でございます。 11 ◯委員長(松浦波雄君)  石垣委員。 12 ◯副委員長(石垣加奈子さん)  放置は違法ではないということなんですが、それはどうなのかなとちょっと一瞬思ったんですけれども、食肉加工については、友人で食肉施設をやっている方がいるので聞いてみたんですが、仕留めて時間がたってしまうと鮮度が落ちてしまうので、ほかの町村から受け入れられないという話を聞きました。なので、音更町内にそういった施設がないからこういったことが書いていないのかなというふうに思いました。  あとは、鹿が増えているのかということを聞いたんですけれども、鹿の繁殖力は強くて、雌は子鹿を守るために人目につくところにはいないそうです。ハンターが高齢化して、山奥まで歩いていくことも難しくなり、ハンターが減れば鹿を仕留める数も減ってしまい、さらに鹿が増えるということを聞きました。ハンターの資格を取るのも、試験の費用、あと銃の管理なども大変で、ハードルが高いという話を聞きました。そういったハンターが減っているとか高齢化などについて音更町では何か課題などありますか。 13 ◯委員長(松浦波雄君)  早苗農政課長。 14 ◯農政課長(早苗光徳君)  ただいまの駆除後の食肉加工への対応ということの御質問でございます。まず、近年町内においても、鹿、それからアライグマ等の有害鳥獣というのが間違いなく増えている状況でございます。それに伴って交付金もちょっと増加しているという現状にございますけれども、ハンターさんから、特に町内で処理した鹿等について食肉加工したいので、そういった施設を造ってほしいというような要望というのは今のところございません。鹿を仕留めた後、その場で血抜きをしなければならないですとか結構な手間がかかるものですから、ハンターさんもその点は重々承知しておりまして、特にそういった処理工場の建設とかというのは要望もございませんし、そういった事情からも費用対効果の面からもそういった工場の建設については町としても予定はしておりません。  それから、ハンターさんの養成という関係でございますけれども、近年確かに高齢化という問題はどこの町も同じように、うちもそういった現状にございます。ただ、最近は若い方も、女性の方も猟友会のほうに入っている現状にございますので、こういった方々のそういったネットワーク等も活用しながら、ぜひ猟友会にハンターさんの養成ですとか御協力してくださいというような要請はしておりますので。ただ、これも社会情勢にもよりますので、なかなかそういった急激に増えていくというようなことはちょっと想定はできないですけれども、今後も地道に会員さんの勧誘等については町としても働きかけていきたいというふうに考えておりますので、御理解いただければと存じます。 15 ◯委員長(松浦波雄君)  石垣委員。 16 ◯副委員長(石垣加奈子さん)  ハンターの方も、若い方もいらっしゃるということで少し安心しましたが、私の友人では、ハンターになってもなかなか続けることが難しいというふうに言っていたので、いろいろ育成には努力していただきたいなというふうに思います。  鹿の処理については、町内で聞いた方も、友人も近くに処理場があるととても助かるということでした。特に夏場の高温の時期はすぐに腐敗してしまうので大変だというふうに聞きました。処理施設が造れるのか、または周辺の町村で処理施設があれば受入れしてくれるのか、その点についてもお伺いします。 17 ◯委員長(松浦波雄君)  早苗農政課長。 18 ◯農政課長(早苗光徳君)  確かに今、委員おっしゃったように、その処理方法についてはそういった要望もあるだろうなということは考えておりましたけれども、特に、先ほど申し上げましたように、そういった加工場の建設については要望等もございませんが、近隣でもそういった処理場を持っているところがございますので、直接町から受け入れていただくような依頼はしておりませんけれども、そういった他の町の処理施設についても研究いたしまして、今後有効に活用できるかどうか、もし可能であれば町からも要請をするなり、その点については今後ちょっと研究をさせていただきたいと思いますので、御理解いただきたいと存じます。 19 ◯委員長(松浦波雄君)  ほかに。  阿部委員。 20 ◯委員(阿部秀一君)  1点お伺いしたいことがございます。私のほうからは道の駅の関係についてお伺いさせていただきたいと思います。道の駅の関係につきまして、本体の事業費についてはこちらの金額で先ほど部長から御説明がございましたけれども、先日、「なつぞら」エリアの施設整備について、こちらがありますけれども、こちらについては事業費が総額6,500万円ということでございます。その手法としましては令和2年12月からクラウドファンディングで開始しているということでございますが、そちらの積み上げ、どのぐらいの進捗なのかお伺いさせていただきたいと思います。 21 ◯委員長(松浦波雄君)  吉田産業連携課長。 22 ◯産業連携課長(吉田浩人君)  「なつぞら」セット再現の御質問かと思います。今回の当初予算には「なつぞら」の予算措置についてはしてはございません。「なつぞら」の予算については、今、委員からお話がありましたとおり、その財源につきましては、企業等からの寄附をはじめ、昨年12月から開始をしてクラウドファンディングによって資金を調達することをしておりますので、その調達状況を踏まえながら令和3年度、新年度において補正予算を提案させていただく予定としております。  事業費については今ありましたとおり6,500万ということで、建設工事に係る費用につきましては4,765万5千円、これは外構も含んでおります。それから制作委託料といたしまして1,734万5千円、これはNHKアート、NHKのグループ会社に委託する費用といたしまして、その著作等も含めた委託料として支出をするものでございます。合わせまして6,500万円というような内容でございます。  以上でございます。 23 ◯委員長(松浦波雄君)  阿部委員。 24 ◯委員(阿部秀一君)  分かりました。ありがとうございます。こちら補正予算が積算されるということになりますと、ほぼこのクラウドファンディングで推進が集まってきているものと御拝察いたします。そこで、今年は特にコロナを克服する重要な年でございますので、経済対策は非常に重要な課題の一つであるかと思います。  そこでこちら、この「なつぞら」エリアの施設整備につきまして要望が1点ございまして、こちらを調達するに当たりましてなるべく音更町、「選ばれるまちおとふけ」、住んでいてよかったと。「住みよいまちおとふけ」ということで、調達自体音更の地元志向で、できれば契約法令を乗り越えたうえで検討していただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。  以上です。
    25 ◯委員長(松浦波雄君)  吉田産業連携課長。 26 ◯産業連携課長(吉田浩人君)  すみません、先ほどちょっと答弁漏れがございました。今のクラウドファンディングの状況なんですけれども、今現在で700件以上、二つのポータルサイトと、それから現金で納付書で納付していただいている方もいらっしゃいますので、それらを合わせて今のところ約2,200万、あとそのほかに企業等から御寄附もいただいておりますので、何とか6,500万を確保してまいりたいというふうに思っていますし、今御意見ありましたことについては検討させていただきたいというふうに思っております。  以上でございます。 27 ◯委員長(松浦波雄君)  ほかに。  宮村委員。 28 ◯委員(宮村 哲君)  すみません、所管でありますけれども、19日から民宿の助成を行っているわけでありますけれども、現状はどのようになっているかお伺いしたいと思います。 29 ◯委員長(松浦波雄君)  山本商工観光課長。 30 ◯商工観光課長(山本智久君)  毎週月曜日に報告を受けております。直近で今週の月曜日で、予算1万泊に対して9千泊を超えてございます。執行率は90%を超えたという状況でございます。 31 ◯委員長(松浦波雄君)  宮村委員。 32 ◯委員(宮村 哲君)  説明によりますと9千泊をもう。ホリデーイン十勝川ということで、営業がやめたということの中で、次の新聞にはもう取壊しをやっているというようなことも報道はされていますから、十勝川温泉につきましては、今ほっと思い出したのは、雨宮館が閉店になったときに、本当にどうなるんだと。この分でいくと第2の糠平になってしまうんでないかという心配がありました、個人的に。その中でいろいろと町長が中心になって、取壊しとかいろんな面で補助金をもってして整備したという経過があります。そういう思いを思い出して、そういうまた火が消えたということの中で、モール温泉を守るために、町はこのままでいいのか、あるいはまた違う角度の中でいろいろなことを考えていくのはどうかというようなことを考えていただきたいものだということを申し上げて、要望としておきます。  以上です。 33 ◯委員長(松浦波雄君)  傳法経済部長。 34 ◯経済部長(傳法伸也君)  十勝川温泉に関する経済対策ということだと思います。まずホリデーインにつきましては、我々もいろいろと探っているところでございますけれども、今現在報道以上のことはちょっと分かりませんので、それにつきましては、今後何か分かれば委員会等でも御説明をさせていただきたいと思ってございます。  それと、経済対策ということでございますけれども、本日この予算委員会が終わりましたら経済常任委員会が開かれますので、その場面でまた御説明をさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 35 ◯委員長(松浦波雄君)  宮原副町長。 36 ◯副町長(宮原達史君)  2月19日からおとふけ割を再開いたしまして、経済対策のお話なんですけれども、今、部長が申し上げたように、また追加ということになりますけれども、その後、そのまた後と長い目で見た場合、これは、先ほど宮村委員からお話がありましたように、モール温泉を守るために、十勝川温泉を守るために町としてやはりできるだけのことをしていきたいなという考えを持っております。  ただ、一番やっぱり問題なのは財源であるとか、それから国、道の動向、そういったものも含めながら、昨日もちょっと申し上げましたけれども、経済対策、補正で対応していきたいと考えております。前回、今お話がありました雨宮館のときのようにならないように、我々もいろいろ情報を取りながら注視していきたいと思っておりますので、どうか御理解をいただきたいと思います。 37 ◯委員長(松浦波雄君)  ほかに。  山川光雄委員。 38 ◯委員(山川光雄君)  地域おこし協力隊の件で質問と要望をさせていただきます。地域おこし協力隊は今まで企画部門とか観光部門、今スポーツ部門ですか、3人です。今回はまた新しい方4人目ということで募集されるということをまず確認させてください。 39 ◯委員長(松浦波雄君)  傳法経済部長。 40 ◯経済部長(傳法伸也君)  今年度予算計上させていただいたのは、御説明でも申し上げましたけれども、昨年の9月に新しく採用された方に対しての経費でございますので、新しくまた経済部のほうでの、所管のほうでの地域おこし協力隊を新たに募集するということではございません。 41 ◯委員長(松浦波雄君)  山川光雄委員。 42 ◯委員(山川光雄君)  大変失礼いたしました。確かにその方がおられたと思います。  地域おこし協力隊のこと要望させていただきたいんですけれども、経済部の中で商工振興、それから地場産品の開発、こういった部門に新しい感覚の方で、それにたけている方を協力隊として募集するという考え方をぜひお願いをしたいということで要望させていただきますので、よろしくお願いをいたします。 43 ◯委員長(松浦波雄君)  傳法経済部長。 44 ◯経済部長(傳法伸也君)  今要望のございました件につきましては、今後の課題というか、研究をさせていただきたいと思います。今おります地域おこし協力隊の方なんですけれども、いろいろと音更の各地域を回りましてその情報の発信をいろいろさせていただいているというようなことをやっていただいておりますので、まずは今の地域おこし協力隊の方に音更の魅力を発信していっていろいろいただけるようなことをお願いしていきたいなと思いますので、要望のあった件につきましては今後の課題として研究してまいりたいというふうに考えてございますので、よろしくお願いいたします。 45 ◯委員長(松浦波雄君)  ほかに。 休憩(午前10時10分) 46 ◯委員長(松浦波雄君)  ではここで10分ほど休憩します。 再開(午前10時19分) 47 ◯委員長(松浦波雄君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  新村委員。 48 ◯委員(新村裕司君)  二つお願いいたします。一つ目は、観光協会への支援の中で先ほど御説明あったかと思うんですけれども、家畜改良センター十勝牧場の白樺並木の更新事業についてなんですけれども、2014年から実施されているということで、当時の計画では10年ぐらいかけて約7割の木を更新するというふうに伺っておりますけれども、その経過といいますか町側としての評価は今現在どのようになっているか。10年のうちのもう7年ぐらいたっているということで、佳境に入っている頃でありますので、私も時々通って見るんですけれども、見た感じは順調なのかなというような思いもある反面、やはり新しい苗木にしたところはちょっと寂しい部分もあるのかなというような印象も受けるので、今後、残り3年なのか、またその後継続されて更新、何らかの形で続けるものなのか、その辺についてお伺いしたいと思います。  あともう一点は、先ほどお話出ました鳥獣被害についてなんですけれども、処理に関しては先ほどありましたので、私のほうからは農業被害についての効果の部分でお伺いしたいと思うんですけれども、過去3年の実績ではとても増えているということで、鳥類に関してはほぼ横ばいかなというところで、キツネも増えている、著しく増えているのは特に鹿、近年でいえばアライグマの実被害が今年度あたりから出始めたというふうにも伺っております。狩猟頭数が増えている鹿に関して言いますと、平成29年148頭、平成30年209頭、令和元年269頭と徐々に増えていっているということで、実績が上がっているというところではありますけれども、それで実際農業被害というのは軽減されているものなのか、だけれども、実績が増えているにも関わらず被害もまた増えているものなのか、その点についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 49 ◯委員長(松浦波雄君)  山本商工観光課長。 50 ◯商工観光課長(山本智久君)  観光協会の補助金の中の白樺並木の更新工事でございます。委員おっしゃるとおり、平成26年から10年計画で、今の予定では令和5年ぐらいまで継続する予定でございます。やはり植えたばかりのところはまだ木が成長していないということで、ちょっと寂しい部分はあるのかもしれません。現在まで平成26年から277本を伐採し、61本について新たに植えてきてございます。観光客が、やはりあそこはロケ地とかで名所になってございますので、日々訪れていただいております。特に苦情等は聞いておりませんけれども、今後も計画どおり進めていきたい、そのように考えてございます。  以上です。 51 ◯委員長(松浦波雄君)  早苗農政課長。 52 ◯農政課長(早苗光徳君)  ただいまの2点目の鳥獣による被害の関係でございます。先ほど新村委員おっしゃったように、鹿については30年度が209頭、元年が269頭、それで2年度につきましても現時点で330頭と年々増えている状況にございます。  鹿と同様にアライグマも増えておりますけれども、これらの鳥獣による農業被害でございますけれども、過去3年、29年から見ますと、これも農家さんからの申告による集計でございますけれども、29年が大体20ヘクタールで2,197万9千円、2,200万円ぐらい、それから30年度が、かなり多くなりまして48.94ヘクタールで6,100万円ほどの被害、元年度につきましては38.82ヘクタールで2,769万3千円と。  増減をしておりますけれども、間違いなく鳥獣の駆除をしなければ農業被害は増えていく一方でありますので、そういった意味からも、駆除頭数が増えているということは農業被害を抑える効果にもつながっているのではないかというふうに思いますが、今申し上げましたように被害額についても増減を繰り返しておりますので、これからも有害鳥獣の駆除というのは、町としても取り組まなければ農業被害が増える一方になりますので、ここら辺は、駆除についてはハンターさんの協力も得まして農業被害の減少に向けて今後も取り組んでいきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。 53 ◯委員長(松浦波雄君)  新村委員。 54 ◯委員(新村裕司君)  白樺並木の点については分かりました。皆さん御存じのとおり人気スポットということで、時折写真を撮っている方も見受けられます。今後も引き続き更新作業を続けていただければと思いますし、新たな道の駅の「なつぞら」エリアという話とうまくリンクさせる形で町の魅力アップにつなげていっていただければと。また、白樺並木を維持していくということは、持続可能なまちづくりのシンボル、象徴的なものであるということですので、今後も引き続きよろしくお願いしたいなというふうに思います。  鳥獣のほうにつきましては、平成30年度が全部の被害額か6,100万円という数字だけはあらかじめ押さえていたんですけれども、今御説明あって、令和元年度では少し軽減されたという、あくまで農家さんからの申告に基づく数字であるということではありますけれども、一定割合は抑えられているなというところで安心はいたしました。  ただ、町民の方からは、毎年その被害状況のアンケートは来て、書いて出すんだけれども、人によっては全然効果が出ていないんじゃないかという厳しい御意見いただくケースもありますので、今後とも鳥獣対策については力を入れていっていただきたいと思います。  一つお伺いしたいのは、令和3年度も予算額、これには昨年度と同額計上されているかと思いますけれども、鳥獣被害の計画や実績に対して道や国からの支出金というのは今どんなものなのか、あるのかないのか、どれぐらいなのか、その点についてお伺いしたいと思います。 55 ◯委員長(松浦波雄君)  早苗農政課長。 56 ◯農政課長(早苗光徳君)  有害鳥獣の駆除に対する支援ということでありますけれども、町については、委員御承知のとおり、鹿が1万円、キツネが3,500円、アライグマも3,500円ということで町としては交付金を出しています。それから、道からも有害鳥獣対策協議会に対して、鹿が1頭当たり7千円、それからキツネが1頭当たり千円の交付金をいただいておりまして、これは町を通さずに、協議会から猟友会のほうに支援をさせていただいているという状況でございます。  以上でございます。 57 ◯委員長(松浦波雄君)  新村委員。 58 ◯委員(新村裕司君)  支援については、協議会というのはどこからということですか。済みません、もう一回お願いします。 59 ◯委員長(松浦波雄君)  早苗農政課長。 60 ◯農政課長(早苗光徳君)  今申し上げました鹿が7千円、キツネが千円といいますのは北海道からの交付金でございまして、北海道から町を通さないで鳥獣被害防止対策協議会、北海道からそちらの協議会のほうに交付されて、その協議会から各猟友会さんにその額を交付しているという状況になってございます。  以上でございます。 61 ◯委員長(松浦波雄君)  ほかに。  山川秀正委員。 62 ◯委員(山川秀正君)  この産業振興費の関係の部分でのコロナ対策で数点お聞きをしたいなというふうに思います。まず1点目は、今といいますか、宮村委員からホリデーイン十勝川の話もありましたけれども、音更、この241沿いにある飲食店、ここが数店閉店してきていて、そういった点では、観光産業に対する影響も大きいのは分かりますけれども、そういう飲食という部分での被害も相当大きいんでないかなというふうに率直に思っているんですけれども、そういった点でどういう認識を持っていてという部分と、今後の対策といいますか、そこら辺についてお考えがあったらぜひお聞きをしたいなというふうに思います。  それと併せて、そういう形で閉店等々ということがある中での働いてる皆さん、この人たちがどういうといいますか、形で次の職業を見つけるという部分での町としての支援等々も含めて今どんな状況になっているかという点をお聞きをしたいと思います。  それから、これはここでないほうがいいんであったら後で総括でやってもいいかなというふうに思うんですけれども、農業の部分、これは農業だけでなくて、きっと商工業もそうだと思うんですけれども、持続化給付金、実際にお金が入ってきたのは年明けてからと。ただし、ここの文章をそのまま読みますと、交付決定通知を受けた年度で所得税もしくは法人税の申告をするような取扱いの修正指示がありと書いてあるんです。なぜここで年内に入っていないお金を令和2年分の税申告に含めなければならないか、そういった部分でのどういう形、当初の考え方がどうしてここに至ったのか、把握をしていたらお願いをしたいと思いますし、今後の対応の中見ていますと、申告既にしてしまった人においては、まだ期限内であれば訂正申告と。もう期限過ぎているものについては修正申告しなさいと。そこまで求めているんです、年明けに入ってきたお金が。だからそういった点での、なぜこういう取扱いに変わっていったかという点が把握していたらお願いもしたいと思いますし、総務の収納のほうがということであれば総括のほうでお願いをしたいと思います。  以上です。
    63 ◯委員長(松浦波雄君)  傳法経済部長。 64 ◯経済部長(傳法伸也君)  最後の税金の関係でございますけれども、我々としては把握していないところでございますので、その辺につきましては、もし後ほど、今のところ分からないということで、御勘弁いただきたいというふうに思います。  それと、飲食店に対する経済対策の関係でございますけれども、令和2年度につきましても経済部におきましては各種飲食店に対しての給付をしていたところでございます。近々では飲食店緊急支援資金ということでも行ってございます。いろいろと商工会さんともお話を聞きながら、今どのような支援をするのが一番いいかというようなことを協議しながら今までも対策を打ってきたというふうには思ってございます。  今後につきましても、状況がどんどん変わるところもございます。先ほどお話があったとおり、一つ飲食店が倒産したというような状況もございますので、今後、年度明けまして新たな対策を考えるということも検討してまいりたいと思いますので、そのときには臨時会でも開催をお願いしましてまたその対策についての補正をお願いすることもあろうかなと思います。  それと、倒産されて職を失った方の支援ということでございますけれども、その辺につきましても、我々も担当段階ではそういう救済策も今後考えていかなければならないのかなというような相談もしてございますので、その辺につきましても、また支援策が、具体的なものが考えられましたら皆様のほうに御協議をさせていただきたいというふうに考えてございますので御理解いただきたいと思います。 65 ◯委員長(松浦波雄君)  山川秀正委員。 66 ◯委員(山川秀正君)  今後そういう検討ということでは、ぜひそういった方向で要望をしておきたいと思いますけれども、ただ、もう少し議論を深めたいなと思っているのは、実はそういった倒産等々が目につく中で、商工会の組織率先日調べたら、それこそ10年前とか15年前と比べると上がっているような気がするんです。60%前後だった商工会の組織率が65、6になってきていると。これは、業者の数が増えたということよりも、それこそ表に見える倒産、廃業もありますけれども、そういった部分、表に見えない形での自主的に廃業していっているというとか、閉店していっているという、そういう全体のパイのほうが減っていって商工会の組織率が上がっていっているんでないかなという懸念持っているんですけれども、その点については、数字として押さえておりましたら、この点についてだけお願いをしたいと思います。 67 ◯委員長(松浦波雄君)  山本商工観光課長。 68 ◯商工観光課長(山本智久君)  商工会の組織率でございます。今、令和3年度予算の段階では会員数は630というふうに押さえてございます。昨年度、令和2年度の当初予算の段階では620というふうに押さえてございました。この組織率が上がっているということなんですが、分母の部分が我々小規模事業者の数を使ってございまして、それを887というふうに押さえてございます。これが、小規模事業者の数は何年間か同じ数字を使っているものですから、組織率は上がっている形になっているのかなというふうに押さえてございます。ただ、会員数としては1年間で10件ほど増えてございますので、会員が増えているのも間違いないと。そういう形でございます。 69 ◯委員長(松浦波雄君)  ほかに。  坂本委員。 70 ◯委員(坂本夏樹君)  令和2年2月17日付の音更町商工会の要望書を本日持参いたしました。今回の予算審査におきましては骨格型ということでありますけれども、この要望書の内容がどのような形で、どのように向き合って今回の予算編成になされているのかということをしっかりと審査させていただこうということで臨んでおります。まずはこの要望書の内容、商工会からの文面によりますと三本柱ということになっていますけれども、どのように向き合った予算編成なのかお示しください。 休憩(午前10時39分) 71 ◯委員長(松浦波雄君)  休憩します。 再開(午前10時45分) 72 ◯委員長(松浦波雄君)  休憩前に引き続き会議を再開します。  傳法経済部長。 73 ◯経済部長(傳法伸也君)  すみません、お時間をいただきまして申し訳ございません。昨年度2月17日に提出、要望書をいただきました。要望項目としまして、一つ目に中小企業、小規模企業振興に関する条例の制定の要望について、それから二つ目に商工業振興、地域コミュニティに関する要望について、三つ目にインフラ整備に関する要望についてということでございます。  まず一つ目の中小企業、小規模企業振興に関する条例につきましては、我々もできるだけ早くこの制定に向けて取り組みたいということで考えてございました。ただ、今回コロナ禍の状況の中でその制定については商工会さんと打合わせをすることがなかなかできない、このような状況でしたので、これについては令和3年度に向けてまた検討してまいりたいというふうに思っております。  考え方としましては、町だけで条例を制定するべきではないと思ってございます。商工会さん、それから会員さんも含めた中で、協議会を設けるのがいいのか、任意の協議会でもっていろんなお話をしながら条例のほうを制定を、条例に関して協議をしながらそれに向けての制定ということで考えておりますので、大変申し訳ございませんけれども、そのようなことで御理解いただきたいというふうに思ってございます。  それから、商工会、地域コミュニティに関する要望ということでございます。一つ目にプレミアム商品券の発行ということでございましたけれども、これにつきましてもコロナ禍の中で対応ということではクーポン券の発行ということでやらせていただきましたけれども、商品券につきましては、クーポン券も同じだったんですけれども、経済の、消費の活性化ということではなかなかいい対策なんですけれども、クーポン券のときにも委員からお話があったように、どうしても一つの、一つというか大きなお店屋さんに偏る傾向がございますので、コロナに対する経済対策ということではちょっと今考えてございませんので、これもコロナが落ち着けばそういうことも商工会さんとも考えてまいりたいなということも考えてございます。  それから、事業承継に係る助成制度ということもございました。これにつきましては、今回も中小企業者に対しましての事業承継のセミナーも開催したいということで考えてございますので、そのほかの制度ということに関しましては、担当のほうもその制度の設計に対しまして考えているものもございますので、できれば令和3年度の予算の中でお示しできればなというふうに思っていますので御理解いただければと思ってございます。  それとあと3番のインフラ整備に関する要望ということでございますので、これは経済部所管からちょっと外れますけれども、スマートインターチェンジにつきましては、御存じのように設置ということでのお話が進んでいるということで御理解いただければと思いますし、国道241の交通渋滞に関しましても今のところきちんと事業のほうは推進されているというふうに御理解いただければと思ってございます。  以上でございます。 74 ◯委員長(松浦波雄君)  坂本委員。 75 ◯委員(坂本夏樹君)  経済部長から今具体的に丁寧な答弁いただきました。昨年の2月17日の要望書でありますので、この1年間で新型コロナウイルス感染症の影響によって情勢が非常に変わっております。といったことから、例えばプレミアムつき商品券の発行についてでありますけれども、これは本町では現金給付という形で、いわゆる真水の対応をしていただきました。非常にそれは評価の高いところであります。  質問の内容としましては、骨格予算を審査する中でこの要望書にどういった向き合いをされたのかということをお尋ねしました。その事業承継に係る助成制度の新設についてでありますけれども、去年は31万5千円の予算が、令和3年度の予算では16万円、15万5千円減となっておりますので、果たしてこういった各項目の要望についてどういったやり取りをしながら町としては考えているのかというところを問うたわけでありますけれども、先ほど申したとおり、コロナの影響で、できるもの、できないもの、進んだもの、進んでいないものというのがあると思います。答弁にも、政策予算ということも考えられるということかなと思いますので、そのタイミングが来ましたらまたその際に議論させていただきたいと思います。  以上です。 76 ◯委員長(松浦波雄君)  ほかに。  小澤委員。 77 ◯委員(小澤直輝君)  1点お伺いします。今回の予算書を見ますと、雇用対策というところではUIJターンの新規事業、また、十勝北西部の通年雇用という部分であるんですけれども、率直に言いますと、もう少しこういった雇用対策というものが予算に反映されてもいいかなというふうに考えているんですけれども、町として現状この雇用対策というのはどのように今考えているのか御質問をいたします。 78 ◯委員長(松浦波雄君)  山本商工観光課長。 79 ◯商工観光課長(山本智久君)  雇用に関わる予算でございます。今回の商工振興費、それから労働諸費の関係の中かと思いますけれども、基本的に今回全て継続予算でございますので、委員今おっしゃったように、UIJターンにつきましては東京圏から新しい方が移住してきていただいて就労につながる。例えば空き店舗であれば、そこに新しいお店が構えることによって雇用が生まれる。あと、先ほどの北西部の話もございましたけれども、十勝北西部であれば季節労働者の方々が通年雇用に切り替わるような事業を行っているという形で、様々な形で商工振興費、労働諸費については、雇用に関わるものについては予算をしているというふうに思ってございます。 80 ◯委員長(松浦波雄君)  傳法経済部長。 81 ◯経済部長(傳法伸也君)  ちょっと補足させていただきますけれども、毎年雇用増に伴う助成ということで計上させていただいています。ただ、今回令和3年度については該当事業者がなかったので、今回予算そのものが落ちておりますけれども、今後も、IC工業団地に今回も立地してくれる事業者がございますので、できるだけ雇用してもらえるようにお願いしたいというふうに思ってございますので御理解いただければと思います。 82 ◯委員長(松浦波雄君)  小澤委員。 83 ◯委員(小澤直輝君)  継続事業を含めて、また、中小企業のそういうIC工業団地の中で雇用がということでお話しになっているんですけれども、もちろんそういった雇用創出というところでは大変重要な課題ではあるんですけれども、今回の第6期総合計画の中で、勤労者の保護の部分で現状と課題の中で、求人企業などと求職者それぞれの求める業種、職種にミスマッチがある。人手不足感と仕事不足感が併存していると。さらには人口減少、少子化、高齢化が進んでいく中で、人口、経済など地域の急激な縮小を防ぐためには多様な働き手、女性、高齢者、外国人労働者などの労働参加が必要ですということで、こういうふうに第6期総合計画の中でうたっているわけです。さらに言うと、第2期まち・ひと・しごとの総合戦略も並行して進む。  私は、この雇用対策というのはまさに経済対策だというふうに考えている、位置付けているところなんです。そういった部分では、今、音更町のみならず各自治体が様々な課題にこういった雇用のところで直面しているんですけれども、それを何とか打開しようと全国の自治体でいろんなそういう取組をされているわけです。その取組の中、音更町としては様々なそういう継続事業、またIC団地の話もありますけれども、どうも私からしてみればちょっと受け身になっているんじゃないかというふうに思えてならないんです。この雇用の対策というものは本当にこれから人口減少、また少子高齢化が進む中で真っ先に取り組まなければいけない課題であります。  さらに言うと、第6期総合計画の中で、今回SDGsの理念を踏まえてつくられていますけれども、この働きがいも経済成長もという8番のところに自治体の役割としてこう書かれております。自治体は経済成長戦略の策定を通して地域経済の活性化や雇用創出に直接関与することができる。また、勤務環境の改善や社会サービスの制度整備を通して労働者の待遇を改善することも可能な立場にありますというふうに書かれております。こうしたことを踏まえると、やはりもう少し町が、当然商工会、いろんな企業との連携も含めてということになるとは思うんですけれども、積極的にいろんな対応、対策を考えていただきたいと思いますし、例えば国の補助金を使う、そういったところも含めて御検討いただければなというふうに思います。  前、傳法部長からも、例えばノウハウが、そういったものがないだとかマンパワーがないというお話をいただきましたけれども、そういった受け身の姿勢では私はなかなか厳しい状況にあるんじゃないかとあえて厳しいことを言わせていただきますけれども、ぜひSDGsの理念を踏まえた総合計画、10年ありますけれども、その中で今後様々なそういった雇用対策、経済対策をやっていただきたいというふうに要望して終わります。  以上です。 84 ◯委員長(松浦波雄君)  宮原副町長。 85 ◯副町長(宮原達史君)  今、雇用対策につきまして厳しい御意見いただきました。6期総、4月から始まるんですけれども、4月から始まって用意ドンで全ての対策というか施策がすぐに出発するというわけではないことは御理解いただきたいと思います。  雇用対策は経済対策ということなんですけれども、まさにおっしゃるとおりです。ただ、現在のこのコロナ禍の中で、経済対策を先にして、そうしないと雇用も生まれないと。経済をまず活性化というよりは、今は維持というものが大切だと思っています。プラスに転じるというよりは、いかに以前の形に、以前という、形は変わるかもしれないですけれども、以前のように、以前のレベルに戻るかというのを念頭に置いていますので、そこをまず脱却していくことを優先せざるを得ないという状況ですので、その中でも今施策にあるような雇用対策、それから国からの補助金を何とか見つけていろんな、雇用対策の手法というかそういうものもありましたらやっていくんですけれども、今この現状で、通常ではないということは御理解いただきたいと思いますし、決して雇用対策、ずっとこのまま受け身でいくということではありませんので、御理解いただきたいと思います。  以上です。 86 ◯委員長(松浦波雄君)  ほかに。  鴨川委員。 87 ◯委員(鴨川清助君)  2027年に第13回の肉牛全共が北海道で開催されるというふうに決まって、皆さんもそれは御承知のことかなというふうに思うんですけれども、そういった中で今いろんな、自分たちもぜひ北海道でやっていただきたいということで陳情も上げたりいろんなことをしながら今日に至っているわけですけれども、そういった中で今十勝で開催が望まれているというかそういった声も聞くわけですけれども、そういった中で町としてはどういうふうなことを考えられているかということをお聞きしたいというふうに思うんですけれども。 88 ◯委員長(松浦波雄君)  傳法経済部長。 89 ◯経済部長(傳法伸也君)  全共の開催につきましては報道もあったところでございます。その中で十勝というようなことも報道されていまして、場所についても出ていたというようなことでございますけれども、まだ正式に決まったわけでございませんし、我々としてはできれば十勝に来ていただければいいかなと思いますので、今後具体的なようなお話になればそれに向けての協議も出てくるのかなと思いますけれども、今の時点ではまだ詳細なことは分かっていないということでの御理解をいただければなと思います。 90 ◯委員長(松浦波雄君)  鴨川委員。 91 ◯委員(鴨川清助君)  まだいろんな意味ではそこまでに至っていないかなというのは自分も分かるわけです。そういった中で、でもそういった中で、自分もずっとこれに関わってきて、それこそ第5回の全共から今回、来年は第12回なんです。そして2027年というのは第13回になるんですけれども、2027年のあれは13回目の全共ということになるんですけれども、その間5年に1回の和牛オリンピックと言われる共進会がずっと音更町もトライしてきていまして、そしてまた支援もしていただいてずっと続いている中身なんですけれども、そういった中で、イメージするのは、十勝というと音更のアグリアリーナ、あのアリーナで今十勝大会であったり全道大会なんかはそこを中心にやるんですけれども、全国の全共となるとそこだけでは狭いというのが自分の感覚です。  そういった中で、そうしたらどうするんだというような部分も出てくるんだというふうに思うんですけれども、スケジュール的にいけば、北海道のどこでやるというのは今年度中に決めなければ、来年10月の23日には12回目が鹿児島で行われるわけですけれども、その折にはどこでやるというのはもう発表になりますので、その前に決めなければならないですし、それに向けてまた整備をしていかなければならないという部分があろうと思うんです。  そういった中で、今12回の肉牛部門には、7頭のエントリーのところに音更の出品者、頭数12頭がチャレンジしています。全体には92頭ほどチャレンジしているんですけれども、そういった中でこれから12回にも向けてもやっていこうとしているんですけれども、そうなった場合、先ほど言いましたように、ここではまだちょっと手狭かなというような感じを持っているんですけれども、そういったときには、十勝と言われればここというふうにみんなイメージを持っているんですけれども、そういった中で音更町は対応が可能といいますか、可能な限り支援をしてもらいたいというふうには自分は思うんですけれども、そういったことに関して御意見というかお話を聞かせていただければというふうに思います。よろしくお願いします。 92 ◯委員長(松浦波雄君)  小野町長。 93 ◯町長(小野信次君)  鴨川議員が切望されていると。それは、もうこれは、今12回と言うけれども、11回の和牛共進会、この時点から、うちの町とすればぜひ。そういったことも含めて。ただ、これはここで、会議体の中でなかなか申し上げるにはかなり厳しい。そして、鴨川議員さんもお分かりのように、今の北海道の5連とよく言われる農業者団体、前回はホクレンさんにしても、これはあまり、今かなりシビアな部分に入ってきているので、デリケートなところに入ってきているので、一自治体の町長がこのことに対してコメントするということは極めて厳しいところにあります。  おっしゃることは分かる。だけれども、今山本委員さんも僕らといろんな活動をやってきた人だから分かると思うけれども、正直言って北海道の前回のホルスタインの全共は安平町でやっているんです。ホルスタインの全共といったら、鴨川議員さんも分かるように、肉牛ももちろんでかい。だから北海道の中で、そして今北海道に誘致する共進会というのは、もう北海道でやることは決まった。間違いなく、報道のとおり。  しかし、その中で、このことに取り組むための会長さんは今中央会の副会長の串田雅樹さんなんだ。その人が全道をにらみながらどこに位置付けするかということを、全体の空気を眺めながらやらなければならない。そして前回も私は、ホクレンの会長というのは私の学生時代の後輩だったんだよ、内田君というのは。部長も含めみんなで、その当時からそれを話をしようとしても、ここは難しい。その前から話を寺山さんの時代もしようとしたんです。ところがそういった団体の中でもいろんなその都度の変化が起きて、今回はさらに条件としては、今ホクレンの会長が篠原、士幌の組合長さん。だから、条件としてはそういう意味ではいいんだけれども、それを我田引水で我々がそこで声を発することが果たしていいのかどうかということ。  そこは、ここで言っていただくことはいいんだけれども、ここで私たちが求められるのは、じゃ今までどうかというお話ししたら、寺山さんの時代も、私も議長だったし、あらゆる国会議員にも話しました。でも、それは国で決めることなのかと。農業者団体で決めることなのか、あるいは和牛の登録協会で決めることなのか、いろんな議論があって、それも今までは、だから前回は宮城県か。今回は今言われるように鹿児島でやるわけでしょう。だってその前の前だって宮崎県でやっているわけ。そういう中で北海道まで引っ張ってきたんだから。そこに引っ張ってくるというだけで大変なものなんだ。  それで、皆さんに、せっかくの機会だからだけれども、この今位置している鴨川議員さんがおっしゃってくれた位置は、新聞でもこの間中、和牛の値段がまた安定して高くなってきたという話で新聞に書いてあったとおり、全国で、和牛のもと牛を補給する市場としては全国ナンバーワンなんだ。鹿児島であろうが宮崎であろうが、これだけの頭数。年間に補給する、あのとき1万3千頭と書いてあったと思う。そのぐらいの補給力がある中で、やるにはふさわしい場所というのは分かるんだ。  ただ問題は、北海道でやるとは決まった。その中で、鴨川議員さんからすればそんなもの当然だろうと思う。だけれども、他方から見たときに、今度は北海道の中での綱引きはあるんだよ、やっぱり。そうはいったって。だから我々は、前回の内田さんがホクレンの会長のとき傳法部長やなんかと一緒に行っているんだ。そのときから、寺山さんの、前回のホルスタインの全共の北海道でやったときだって、あの当時は牛の病気でそれも5年延びた。  そうやってやりながらだけれども、環境はいい。環境はいいし、今度、鴨川議員がおっしゃってくれるように、あそこのアグリアリーナの話しされるけれども、この話をここですることもなかなか厳しいんじゃなくて、あれはやっぱり人の持ち物だから。そして上物と下とは違う。いろんなことがある。あの上物を建てるときは、山本議員さんと僕とが署名活動してあそこに建ててもらったんだから。  だけれどもそれも、その当時はあれでよかったけれども、今の規模ではといって、今度全国大会で来るといったら、その波及効果、金額だけじゃなくて。北海道でやるといったら恐らく70万人とかそのぐらいの、新聞では少な目に書いてあるけれども、そのぐらいの規模になるんです。だから当然、今鴨川議員さんが御心配なさるようなことを今農業者団体全部、そして一自治体の町長は、町としてはどうかおいでくださいという話はずっとしているから。それは安平だってやっているから。  だから問題は、じゃ十勝の中、北海道の中ではまとまった。今度は十勝の中の農業者団体の、例えば和牛改良組合もあるだろうし、農協の組合長さんあるだろうし、そこには組合長会もあるだろうし、あの施設を持っている十勝農協連もあるでしょう。そういうところに私たちが勝手に手を突っ込むわけにはいかないんです。そういったいろんな団体の総意を持った中でどういうふうにやっていくか、そして、ただそこでやるというだけならいいけれども、お金が絡むんですから。  そういった中では、今ここで、前向きにそのことについては長年にわたって誘致活動をしていることも御了解いただいて、この辺にとどめさせていただきたいと思います。ありがとうございました。 94 ◯委員長(松浦波雄君)  ほかに。  ほかに質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。
    休憩(午前11時12分) 95 ◯委員長(松浦波雄君)  説明員入替えのため休憩します。10分程度。 再開(午前11時22分) 96 ◯委員長(松浦波雄君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  第7款建設費を議題とします。  説明を求めます。  下口谷建設水道部長。 97 ◯建設水道部長(下口谷 茂君)  それでは、第7款建設費について御説明を申し上げます。予算書の60ページをお開き願います。なお、予算資料の22ページに普通建設事業の状況を掲載しておりますので、あわせて御参照願います。  1項1目都市計画費、都市計画審議会費につきましては、都市計画審議会委員12名分の報酬、費用弁償であります。公共施設案内標識修繕料につきましては、表示板更新等の修繕費用であります。  次に、2目都市整備費でありますが、骨格予算により事務費のみとなっております。  続きまして、2項土木費、1目道路橋梁管理費、道路橋梁応急補修費につきましては市街地約260キロメートル、農村部約790キロメートル、合わせて約1,050キロメートルの町道の維持管理費でありまして、道路橋梁等の応急補修、清掃、路肩やのり面の草刈り、街路樹及び植樹ます管理、橋梁長寿命化点検等に係る費用であります。  舗装長寿命化修繕工事費につきましては、既設舗装道路のオーバーレイ等による舗装補修6路線を実施するものであります。  道路砂利敷委託料につきましては、地区配車2,800立方メートル、特別配車600立方メートル、ネクスコ東日本から提供されるアスファルト切削材を再利用した防じん処理4,500立方メートルを予定したところでございます。  雪道安全対策費につきましては、主に国見通ほか3か所のロードヒーティング電気料、路面凍結防止剤、焼き砂などの購入費用であります。  除雪対策費につきましては、車道約980キロメートル、歩道約160キロメートルの除雪作業委託料であります。  61ページに移りまして、道路台帳整備委託料につきましては、路線の起終点変更等により道路台帳を整備するものであります。  道路草刈交付金につきましては、道路河川愛護会への交付金で、10組合に対して交付するものであります。  次に、2目公園管理費、公園緑地管理費につきましては、公園及び緑地108か所の維持管理及び再整備に伴う経費でありまして、このうち管理委託料につきましては、公園緑地の樹木剪定、草刈り、花時計の花壇、トイレなど、公園施設の管理に要する委託料であります。  公園再整備費につきましては、緑陽台近隣公園ほか6公園の遊具の改築更新などを行うものであります。  62ページになります。  3目河川管理費、樋門樋管管理費につきましては、町内にある北海道及び音更町が所管する樋門樋管84基の管理に伴う経費であります。  普通河川維持管理費につきましては、川端川など普通河川の維持修繕のための経費であります。  次に、4目道路橋梁整備費、道路橋梁改良工事費につきましては、住宅地内道路再整備として、改良舗装2路線とそのほか4路線の舗装工事などを実施するものであります。  橋梁長寿命化修繕事業費につきましては、音幌橋、駒場橋ほか3橋の修繕工事、豊年橋、豊田橋ほか8橋の修繕設計委託、望橋ほか77橋の橋梁点検を実施するものであります。  音更下音更西3線道路整備費につきましては、道の駅関連の町道整備でありまして、改良舗装431メートルと用地境界ぐい埋設を予定しております。  音更然別北9線道路整備費につきましては、西3線同様、道の駅関連の町道整備でありまして、用地境界ぐい埋設を予定しております。  次に63ページ、5目地籍調査管理費、地籍調査推進委員会費につきましては、地籍調査推進委員2名分の報酬及び費用弁償であります。  地籍調査事業費につきましては、地籍調査事業として着手から2年目になります緑陽南地区0.15平方キロメートルの調査を実施するものであります。  続きまして、3項建築住宅費、1目建築指導費、耐震改修促進事業につきましては、昭和56年以前に建設した木造戸建て住宅を対象に、耐震診断及び耐震改修に対する補助であります。  やさしい住宅改修費補助金につきましては、高齢者や障がい者が住む既存住宅の利便性の向上を図るための改修工事に対する補助で、補助対象工事費の3分の1で20万円を上限に補助するものであります。  特殊建築物等定期調査業務につきましては、建築基準法第12条の規定に基づく定期調査でありまして、本年度は温水プール、図書館の調査を実施いたします。  空き家対策事業費につきましては、老朽危険空家等解体費補助金として、そのまま放置することにより近隣に悪影響を及ぼす特定空き家や老朽度の著しい危険な空き家を解体する場合に、解体撤去費に要する費用の5分の4で50万円を上限に補助、また、空き家活用定住促進事業補助金として、居住を目的として空き家を購入する場合に購入費の3分の1で上限額50万円を、購入者が子育て世帯または新婚世帯の場合には10万円を、町外からの転入の場合にはさらに10万円を加算して補助するものであります。  高齢者等住み替え支援事業補助金につきましては、持ち家からの住み替えを希望する高齢者に対し、町内の高齢者住宅等の情報を提供するとともに、住み替えが完了し、住み替え前の住宅を空き家バンクに登録したときに、住み替え先が町内であれば20万円、町外であれば10万円を補助するものであります。  64ページを御覧いただきたいと存じます。  2目住宅管理費、住宅委員会費につきましては、住宅委員10名の報酬及び費用弁償であります。  公営住宅修繕料につきましては、退去に伴う修繕、一般修繕のほか、木野団地の屋上防水、外壁塗装改修工事、雄飛が丘仲団地と雄飛が丘中央団地2棟の屋上、外壁改修のための実施設計を行います。  公営住宅管理委託料につきましては、エレベーター保守点検、消防設備点検、自治会に対する管理補助、業務委託等であります。  公営住宅用地借地料につきましては、木野団地で6,755.97平方メートルの国有地の借地料であります。  子育て世帯向け民間賃貸住宅家賃補助につきましては、官民一体となって子育て世帯の住まいを支援する制度で、公営住宅を補完する住宅として、公営住宅の申込み基準内にある子育て世帯に対し、町に登録した民間賃貸住宅をあっせんし、家賃の3分の1で上限1万5,000円を最長60か月と、仲介手数料の4分の3で上限5万円を補助するものであります。  住宅確保要配慮者専用賃貸住宅家賃等低廉化補助につきましては、高齢者、障がい者など住宅確保要配慮者の入居を拒まない住宅として北海道に登録し、入居者を要配慮者に限定する住宅で、低所得の高齢者、障がい者が入居する際に、家賃及び家賃債務保証料を低減する賃貸人に対して補助するものであります。  続きまして、3目住宅建設費、柳町団地建替え事業につきましては、工事は終了しましたが、柳町団地からの移転対象者に対する補償費であります。  次に65ページ、4項1目上下水道費、27節繰出金につきましては、個別排水処理事業特別会計への繰出金であります。  以上、7款建設費の説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 98 ◯委員長(松浦波雄君)  説明が終わりましたので質疑を行います。質疑ありませんか。  神長委員。 99 ◯委員(神長基子さん)  まず公園ところなんですけれども、今回、何度か以前質疑もさせていただきましたむつみアメニティパーク、ここにつきましても実施設計ということにいよいよ入っていくのかなというふうに理解しているところなんですけれども、今後のスケジュール等、あとは原因調査といいますか、水量の関係で、その点も以前質疑をさせていただきましたけれども、その辺の分析等がどのように進んでいらっしゃるのかお伺いしたいと思います。  それから、公園のことに関わって、これは政策のほうになるのかもしれないんですけれども、庁舎の南側のポケットパーク、ここの整備については進捗状況、もしここで可能でしたら御説明いただきたいと思います。  あと建築指導費のところでやさしい住宅改修費補助金の関係なんですけれども、今年度の実績についてお分かりであれば伺いたいと思います。  併せて、ここに関わる施工業者さんからの情報提供によって制度利用につながった、そういった件数といいますか割合が分かればお伺いしたいと思います。  あと住宅確保要配慮者専用賃貸住宅なんですけれども、この補助金というのが引き続き予算化されておりますが、町内の対象の住宅が増えているのかどうか、この点についてお伺いしたいと思います。 100 ◯委員長(松浦波雄君)  高瀬土木課長。 101 ◯土木課長(高瀬忠行君)  私のほうからはむつみアメニティパークの再整備というか、についてお話しさせていただきます。令和3年度につきましては、むつみアメニティパークの親水施設のメインとなる壁泉、それから遊水路、渡渉池、これらの水質改善を目的とする工事を令和4年度に実施するために令和3年度実施設計を行うものでございまして、具体的にはろ過滅菌設備やポンプ類の再整備、そういったものを行う実施設計を行おうとしております。  それから、令和2年度、今年度発覚というか分かったことなんですけれども、遊水路のぬめり、その辺については、先般、敷いている石の鉄分が反応してさびが発生したことによるぬめりということが判明しまして、そちらの除去ということも、予算の中には出てきていないですけれども、対応していこうというふうに考えてございます。  以上です。 102 ◯委員長(松浦波雄君)  井原都市計画課長。 103 ◯都市計画課長(井原愛啓君)  先ほど御質問ありました役場敷地内のポケットパークの件で御答弁させていただきます。令和2年度の予算ではポケットパークという表現で予算計上させていただいておりましたが、実際的には役場庁舎の休憩広場的なイメージでございますので、そういったことで整備するということで、本年度ワークショップを開催しております。そのワークショップのメンバーでございますが、音更小学校の児童、それから音更中学校及び音更高等学校の生徒、それから認定こども園及び幼稚園の教諭と保護者代表の方、それと音更中央連合町内会の会長らをメンバーとするワークショップを3回開催させていただきまして、その中で整備する内容についての実施設計を進めておりました。  以上でございます。 104 ◯委員長(松浦波雄君)  田村建築住宅課長。 105 ◯建築住宅課長(田村泰男君)  それでは私のほうから3点目、4点目についてお答えいたします。まず3点目のやさしい住宅改修補助の状況でございます。本年度につきましては現時点で41件、補助金額として633万円ほどの実績でございまして、ここ最近非常に御利用をたくさんいただいておりまして、令和元年度の実績で44件、620万円ほどですので、ほぼ前年並みかなと思います。  それで、工事が完成したときにアンケートを同封させていただきまして、この制度をどのような形でお知りになったでしょうか、あるいは制度自体に御意見等もお寄せくださいということで周知しております。本年度分につきましてはまだ集計終わっておりませんが、令和元年度分のアンケートによりますと、この制度をどのような形でお知りになったか、複数回答もありますが、約3分の1強の方が、業者さんにこの工事をお願いしたところ、こんな制度がありますよという形でお知りになったというような回答をいただいております。そのほか広報紙や町のほうに相談に行ってという方もかなりのウエートを占めております。  それから4点目の要配慮者向け専用住宅の登録の状況でございます。毎回同じような回答になっておりますが、それぞれの所有者が北海道のほうに登録をしていただいて、もし音更町にそのような物件があれば補助金も用意しましたということになっていたんですが、現時点で残念ながら音更町内の登録というのは実績ゼロというのが続いている状況でございます。  以上でございます。 106 ◯委員長(松浦波雄君)  神長委員。 107 ◯委員(神長基子さん)  公園について、南側の広場についてはワークショップも開催されているということで、進捗については分かりました。  むつみ公園のほうなんですけれども、原因分析のほうも進んでいるということであります。ここで一つ心配なのは、今回工事をして改善したとしても、また経年劣化の中で同じようなことが起こるということがあってはならないと思いますので、その点がしっかりと対策として打てる状況なのかどうか、その点の見通しも一つお伺いしたいと思います。慎重に進めていかなければならない部分もあるかと思いますけれども、進捗をお伺いしましたら令和4年度に工事に入るということであります。そうすると実際遊水路等が改善された後で利用できるのは令和5年度ということになるのか。そうなると、できればここは早期に工事が完了するということで、子どもたちが使えるようにここはスピーディーに進めていただきたいという、そういう思いもあるんですけれども、その点の状況についてお伺いをしたいと思います。  やさしい住宅改修のほうなんですけれども、今年度の実績41件ということで、今答弁にもありましたように、ここ数年は非常に実績も上がってきているというふうに思っております。当初予算というのはずっと変わらないわけなんですけれども、ここについて、当初予算の中で増額をするですとかそういった検討というのはされなかったものなのか。実際補正組みながら来ている経過はあるかと思うんですけれども、まだまだこれは高齢化が進行するに伴ってさらにニーズは高まっていくのかなというような、そういうふうにも私の中では考えているんですけれども、この事業についてどういった見通しをお持ちなのか。  それから、施工業者さんから教えていただいたという方が3分の1強というのは非常に大きな数字かなと思います。最近のお話なんですけれども、業者さんが、町内ではないんですけれども、制度を知らなかったというようなことも事例としてはあったようであります。この業者さんへの周知というのは町内に限定しているものなのか、その点についてもお聞かせ願いたいなと思います。  それから住宅確保要配慮者、ここの部分については、実績といいますか、ゼロ件ということで続いていると。ここに対してどのような対応、対策を取っていくのか、その点のお考えもお聞かせ願いたいと思います。 108 ◯委員長(松浦波雄君)  高瀬土木課長。 109 ◯土木課長(高瀬忠行君)  私のほうからはむつみアメニティパークの件でございますけれども、むつみアメニティパーク、まさしく公園施設長寿命化計画、修繕計画と。長寿命化計画にのっとっておりますので、委員が御指摘されるように同じ過ちは当然起こさないようにということは、R3年度の実施設計の中で考えていきたいと考えておりまして、具体的には、今現在水源としては井戸を利用していますけれども、揚水量が減っている中、ポンプだとかそういう設備を機能強化したところでどれぐらいの水量が確保できるのかということもありますので、将来的には上水道を使っての親水施設という形も視野に入れたような設計にしていきたいというふうに考えてございますし、さらには、渡渉池の規模を少し小さくできないものかなとか、そういう使う水の量も少し縮減できないかというようなこともR3年度の実施設計の中では検討していきたいというふうに思ってございます。  それから、R5年度の供用開始でございますけれども、これも、R3年度の実施設計の設計結果次第によっては令和4年度の早い時期から工事に着手できるのかもしれませんし、設計の結果によって流動するところはありますけれども、最低限R5年度からの供用開始というのはお約束できるかなと思います。  以上です。 110 ◯委員長(松浦波雄君)  田村建築住宅課長。 111 ◯建築住宅課長(田村泰男君)  それでは、私のほうからは2点お答えいたします。やさしい住宅改修補助金、400万円の予算を計上させていただいております。この制度、平成23年度からスタートしておりまして、過去の数字を見てみますと大体おおむね300万、400万ぐらいが長年続いておりました。ここ二、三年500万、600万と伸びてきている状況でございまして、当初予算では400万円の同額の計上でございますが、御承知のとおり、申込みの状況によりまして途中で打ち切るようなことがないように財政のほうに要求を上げて、状況を見ながら補正しながら対応していくという考えは変わっておりませんので、400万円ということで今回は計上させていただいております。  また、業者からの御案内といいますか、制度を知られた方が3割から4割ぐらいいらっしゃるわけですが、音更町内の業者さんにこの制度のみのPRというのは特段行ってはおりません。4点目の住宅の周知方法とも同じなんですけれども、年に2回ほど住宅に関する補助制度に関してまとめた広報紙を掲載させていただいているほか、ホームページ等にももちろん掲載しております。  また、それだけではなかなか知り得ない方ももちろんいらっしゃるということで、いろんな集まりの機会を利用して個別にお邪魔させていただいて、こんな制度があるんですよということをいろんな機会に参加させていただいております。残念ながら今年度はコロナ禍の影響もありましてそのような会議がかなり中止になってしまったりもしておりますが、例えばやさしい住宅の補助ですと、民生委員の方の研修会議ですとかケアマネジャーの会議ですとか、関連するだろうという方、関わってくるだろうなという方の会議に出席をさせていただいて改めて説明をさせていただいたりもしております。また、要配慮者向けの住宅につきましても、過去には宅建業会の会議にお邪魔させていただいたこともありましたが、残念ながら今年度については中止ということでございましたが、これからもいろんな機会にこの制度をPRしていって、いろいろ問題点はあるんでしょうけれども、ぜひ御理解いただきたいというPRは続けていきたいなと考えているところでございます。 112 ◯委員長(松浦波雄君)  ほかに。  方川委員。 113 ◯委員(方川克明君)  60ページ、61ページ、62ページについて3問質問したいと思います。まず60ページの都市計画審議会、開発行為等の審査の関係する部分で、町として現在市街化調整区域の見直しについて、町民及び地域の、町内地域からの市街化調整区域への編入などの要望はあるのかどうかについて。  そして、人口減の方向にある中で、このような要望が出てきたときに町はどのような基本的な今後考え方を持っておられるのかを聞きたいと思います。
     それから、61ページの公園緑地管理の関係でお聞きしたいと思います。まず、市街地の鈴蘭川及び第二鈴蘭川など地域住民が身近な河川、川との触れ合う親水公園が配置されています。しかし、鈴蘭川、第二鈴蘭川などは管理者は北海道だというふうに思うんですけれども、鈴蘭川などについては、親水公園の部分についてロープとか鎖を張って河川内に入っていけれないような状況になっている。これでは、親水公園として管理者である北海道が整備した地域住民に川と触れ合っていただく親水公園の役割が担っていないんでないか、そのように思う次第です。河川の中については草刈りが十分でなく、とても親しむ親水公園というような環境にありません。その辺どのように考えておられるのか。  また、町として河川管理者の北海道に対して、町民、そして子どもたちが身近に川と親しむ、そのようなことというのはどのように考えておられるのかお聞きしたいと思います。  それから62ページであります。樋門樋管管理費に関わってですけれども、この樋門の管理については、町から町民に委嘱している人たちがいると思います。この部分で充足されているのかどうか。樋門樋管の基数については84基と先ほど説明されましたけれども、この樋門樋管の管理というのは、大雨の後、当該樋門のところに行って大変危険な操作をしなければならない状況もあります。私も身近な人から聞いて、大変な作業だと思うんですけれども、この樋門樋管管理、地域の町民に委嘱されている人は84基に対して何人委嘱されているのか、そして十分その役割を担う、操作をする人を充足されているのかどうか、その辺を心配していますし、お聞きしたいと思います。  以上3点についてよろしくお願いします。 114 ◯委員長(松浦波雄君)  井原都市計画課長。 115 ◯都市計画課長(井原愛啓君)  まず1点目の市街化調整区域の市街化区域の編入についての御質問でございますが、市街化調整区域において土地を持っている方から、住宅等を建てるときに、建てたいということで相談があった際に、結果的には建てれないという状況になっていますので、市街化区域に編入することができないのかというような要望は受けたことはございます。  現状で申しますと、北海道のほうから、人口が減少している都市等においては市街化区域の拡大をしないという基本的な考え方が示されておりますので、特に委員おっしゃるのは多分住宅系の土地の利用の拡大だと思うんですけれども、それについては難しい状況にあるということを御理解願いたいと思います。 116 ◯委員長(松浦波雄君)  高瀬土木課長。 117 ◯土木課長(高瀬忠行君)  私のほうからは公園緑地、鈴蘭川、第二鈴蘭川の親水広場についてのお話だと思いますけれども、そのロープを張って入れなくなっているというのが具体的にどの辺なのかがちょっと把握できていないんですが、町で管理している鈴蘭親水広場に関しては河畔におりていくこともできるような状態になっておりますし、もしよろしければ具体的な箇所をお示しいただきたいというふうに思います。  それから、河川管理者、北海道との草刈り等に関しての連携というか要望、そういうのは毎年の道への要望の中でも口頭ではありますけれどもお伝えしていますし、地域から、例えば木、伐木、そういったものも要望があれば町から建設管理部への進達というか連絡を行っているところではございます。いずれにしましても、町と北海道と連携を密にしながら、委員おっしゃるとおり親水目的という部分を十分充足できるような環境整備を心がけていきたいというふうに考えてございます。  それから、樋門樋管管理のほうでございます。こちらは北海道が管理する1級河川、然別川ですとか士幌川、そういった河川の樋門84基でございますけれども、こちらの管理に関しましては令和2年度から委託料という形を取ってございますけれども、51名の管理人に委託しているという実態でございます。かなり高齢化している部分はありますけれども、毎年度、年度当初に委託契約を結ぶに当たって職員が個々にお話をしていますけれども、そういった中で不具合ですとかそういったものは、今のところ大きなものは聞いていないというふうに聞いております。  以上です。 休憩(午前11時58分) 118 ◯委員長(松浦波雄君)  休憩します。午後の再開を13時とします。 再開(午後 1時00分) 119 ◯委員長(松浦波雄君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  方川委員。 120 ◯委員(方川克明君)  都市計画に関わることですけれども、市街化調整区域の見直しというのは5年に1回だというふうに思いますけれども、町はもう既に見直しは終わったのか、そしてこれからなのかについて。  それから、先ほどの答弁では、北海道の見解としては、市街化調整区域の問題については、今後の人口動向なども含めて拡大しないというような考え方を受けているということですけれども、その辺確認したいと思います。  それから、2点目の公園緑地、河川の親水の問題です。昭和30年代までは鈴蘭川等については水もきれいでしたし、ニホンザリガニはいました。その後昭和40年代以降、農薬等の都市河川の汚れでニホンザリガニが新種のアメリカザリガニに替わって、鈴蘭川には現在アメリカザリガニなどが繁殖しています。それで、旧下音更小学校の校舎は株式会社オカモトが社屋として購入し、そこの鈴蘭川の部分には親水公園があります。それは町が管理しているから大変きれいに、草刈り等も周りの環境も良好であります。  しかし、鈴蘭川の川下のほうは北海道の管理している部分もあるんだというふうに思います。そこに親水公園箇所があって、鎖とかトラロープで階段を河川の中におりていけれないような形になっています。なぜ親水公園をつくったのに地域の子どもたちが川と触れ合う、そういうことができないような状況になっているのかをきちっと町としても確かめて、河川管理者である北海道に対して良好な環境となるように考えていただきたいと思います。  そしてまた、鈴蘭川の河川には、そんなに水はきれいではないんですけれども、食べられる川草、クレソン等もあります。そのようなことについてぜひ、これは要望ですけれども、親水公園ができた目的というのがあるわけですから、それについて北海道と町とでお話合いをしていただいて、地域の子どもたちが水に親しむ、そういう親しむ親水公園となっていただきたい。  それから、北海道も町も、河川の中の維持管理費というのはなかなか金がかかることで、できないと思います。第二鈴蘭川の親水公園の中も年1回だと思います。町が草刈りをしてくれるのは秋口、晩秋ですか、年1回ぐらいだと思います。その前は草が生い茂っている状況で、とても子どもたちはアメリカザリガニを探すなどのことはできない状況です。ぜひ町として、地域の環境をよくしていただくよう北海道と話し合っていただきたいというふうに思います。  3点目の樋門管理のことですけれども、令2年度で51人に樋門樋管の管理を委託しているというふうに答弁されました。その51人というのは農村部の人が何人、市街地の町民に何人に委嘱しているか、分かっておられれば答弁していただきたいと思います。  以上3点についてよろしくお願いします。 121 ◯委員長(松浦波雄君)  井原都市計画課長。 122 ◯都市計画課長(井原愛啓君)  それでは最初の都市計画区域の区域変更の定時見直しということの件についてお答えさせていただきます。都市計画区域の変更につきましては1市3町の帯広圏で実施しております。この中で、帯広圏の都市計画区域の区分の変更という形で定時見直しを行っております。前回見直しを行われましたのが平成22年度、このときに行われまして、それから約10年後の令和2年度、このとき第7回になりますが、この中で定時見直しを行っております。先ほども御説明いたしましたが、1市3町におきまして人口が増えていないということもありまして、今回の定時見直しにおきましては都市計画区域内の市街化区域の拡大という方針はなく、面積は同じのままで変更が行われております。  以上でございます。 123 ◯委員長(松浦波雄君)  高瀬土木課長。 124 ◯土木課長(高瀬忠行君)  鈴蘭川、第二鈴蘭川、委員おっしゃられるとおり道が管理している区間、木野交番の北側の階段状に花壇が置いてあって河川におりられる場所だと思いますけれども、そちらにトラロープ等で行き来ができない状態になっているということは私どもも把握しておりませんでしたので、まずは現地のほうを確認させていただいて、どういう経緯、いきさつでそういう形になっているのかというところは河川管理者である北海道建設管理部のほうと協議をしながら、委員がおっしゃられるとおり、親水施設を整備した当初の目的、それをいま一度改めて河川管理者と共有しながら効果発現に向けて鋭意努力していきたいというふうに考えてございます。  それから、第二鈴蘭川、多分旧第二鈴蘭川、今音更町が管理する第三鈴蘭川という名称に多分変わっている場所のことだと思いますけれども、そちらに関しましても河川管理費の中で、委員おっしゃるとおり年に1回程度の草刈り、あるいは土砂さらいだとかを行ってきておりますけれども、道路維持作業員ですとかそういう直営部隊もございますので、都度その状況を把握しながら維持管理に努めてまいりたいというふうに考えております。  それから3点目の樋門樋管管理人の人数51名のうちの市街地と農村部との内訳についてでございますけれども、市街地、農村部という区分けはないんですが、管理している河川の区分けでいきますと、市街地の河川というのは鈴蘭川と第二鈴蘭川の2条になると思いますので、こちらの樋門樋管を管理されている方は1名ということでございます。  以上です。 125 ◯委員長(松浦波雄君)  方川委員。 126 ◯委員(方川克明君)  答弁ありがとうございました。それで、私最後に要望ですけれども、木野交番の北側の鈴蘭川の親水公園の部分については、河川の中に丸いコンクリートの飛び石的に対岸まで行けるような親水公園の状況になっています。両岸ともに色のついた壁画が施されているようなよい環境にあるわけですから、川の中の丸いコンクリートの飛び石の部分にへばりついた草の根等について、元の親水公園たり得るきれいな環境に整備していただきたい、そのようなことを北海道に要望していただきたいというふうに思います。  以上、要望として私の質問を終わります。以上です。 127 ◯委員長(松浦波雄君)  ほかに。  ほかに質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。 休憩(午後 1時10分) 128 ◯委員長(松浦波雄君)  説明員入替えのため休憩します。 再開(午後 1時13分) 129 ◯委員長(松浦波雄君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  第8款教育費及び議案第20号音更町公民館条例の一部を改正する条例案の件を議題とします。  説明を求めます。  八鍬教育部長。 130 ◯教育部長(八鍬政幸君)  それでは、令和3年度教育費及び議案第20号音更町公民館条例の一部を改正する条例案につきまして御説明を申し上げます。はじめに議案第20号音更町公民館条例の一部を改正する条例案につきまして御説明を申し上げます。議案書の12ページをお開き願います。  議案第20号音更町公民館条例の一部を改正する条例案。この条例案につきましては、公民館に南中音更公民館を加えるとともに、長流枝公民館を廃止するために条例を改正しようとするものであります。廃止する長流枝公民館につきましては、昭和59年3月に閉校となりました長流枝内小学校の後利用として昭和62年4月に公民館として開館し、地域の方々に利用をされてきておりました。この間、平成7年には町が寄附を受けたスカッシュコートを旧屋内運動に設置したこともあり、スカッシュの愛好家にも利用されてきたところでございます。  しかしながら、建物自体は建設から法定耐用年数を超え、老朽化が激しく、地域の施設としての利用頻度も減少する中、スカッシュコートの移転をもって廃止することを検討していたところでございますが、昨年の3月末をもって閉校となりました昭和小学校の屋内運動と校舎の一部を昭和公民館として位置付け、昨年の10月に旧屋内運動場へのスカッシュコートを移設完了したところであります。これを受けまして、地域の方々とも協議をさせていただき、合意を得たことから、公民館としての用途を廃止するものであります。  また、追加する南中音更公民館につきましては、本年3月末をもって閉校する南中音更小学校の後利用について、地域との協議の結果、これまで行っている学校開放授業による屋内運動場の地域開放と同様に引き続き利用したいとの要望があることから、屋内運動場を南中音更公民館としてこれまで同様御利用いただくために条例に加えようとするものであります。  条文につきましては記載のとおりでありますので朗読は割愛をさせていただき、別冊の参考資料により御説明をさせていただきます。別冊参考資料の33ページをお開きいただきたいと存じます。音更町公民館条例の新旧対照表であります。表の左側が現行の条例、右側が改正後の条例案となっております。現行条例の第2条から長流枝公民館を削り、右側の改正案のように豊田公民館の下に南中音更公民館、音更町字南中音更北4線8番地を加えようとするものであります。  議案書の12ページにお戻りいただきたいと存じます。附則といたしまして、この条例は令和3年4月1日から施行するものであります。議案第20号の説明は以上であります。  続きまして、第8款教育費の予算につきまして御説明を申し上げます。予算書の65ページをお開きいただきたいと存じます。説明につきましては主なもので御説明をさせていただきます。  1項教育総務費、1目教育委員会費でございますが、教育委員4名の報酬など、教育委員に要する費用であります。  2目総務管理費でございますが、除雪作業交付金につきましては、複式校3校に対する交付金であります。  教職員研修交付金につきましては、教職員の校内研修、道内研修参加への支援であります。  教職員健康対策費につきましては、教職員健康診断業務委託料が主なものであります。なお、教育費での予算計上ではありませんが、35人を超える学級を有する小学校に対し、町費負担による教諭を本年度は7名配置し、少人数学級等の指導によるきめ細やかな教育を推進してまいります。  3目教育振興費であります。心の教室相談員費につきましては、1名分に係る報酬等であります。  学習支援員費につきましては、町内小中学校の普通学級に在籍する児童生徒で、学習活動や学校生活に困り感を持つなど特別な支援を必要とする児童生徒の学習支援のため、小学校7校に24名、中学校4校に8名の合わせて11校に32名を配置するものであります。  複式支援員費につきましては、複式校における授業の支援や安全面を考慮し、引き続き2名を配置するものであります。  生活介助員委託料につきましては、特別支援学級に在籍する重度肢体不自由児等の食事や排せつなどの生活介助のため、訪問介護事業所に委託し、小中学校9校に介助員を派遣するものであります。  学校保健費につきましては、学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の報酬と児童生徒の健康診断等に要する費用が主なものでございます。  スクールバス運行費につきましては、12路線の運行業務委託料等でございます。  学校給食費関係につきましては、小中学校の給食調理業務の委託費が主なものであります。  英語指導助手関係費につきましては、小中学校に派遣する英語指導助手2名分の活動費であります。  奨学資金につきましては、公立高校で月額6,500円、私立高校で月額1万円を限度に支給することとし、支給順位を112名と見込んだところであります。  66ページをお開きいただきたいと存じます。  児童生徒各種大会参加交付金につきましては、各種大会に参加する児童生徒を引き続き支援するものであります。  総合的な学習の時間支援事業交付金につきましては、創意工夫を生かした特色ある教育活動に資するため、学級数、児童生徒数割により各学校に交付するものであります。  就学援助費につきましては、経済的に困窮している世帯に対し、経済的負担を軽減するために実施しておりますが、生活保護基準の引下げによる影響がないよう、引き続き昭和25年8月の改正前の基準額により算定することとしております。また、認定基準倍率を生活保護基準の1.5倍未満とし、1,032人分を見込んだところでございます。  学校教育活動関係費につきましては、医療的ケアが必要な児童の支援のため、小学校1校に看護師1名を派遣するほか、外国語活動に対して、引き続き英語の外部講師を小学校5、6年生を対象に年間15時間、小学校3、4年生を対象に年間7時間派遣いたします。また、児童生徒の心理状況や学級集団での満足度などを分析できるハイパーQUアンケートにつきましては、小学3年生と5年生及び中学校全学年を対象として実施し、いじめや不登校の未然防止と早期発見、早期解消に取り組むこととしております。  教育用コンピューター関係費につきましては、備荒資金の償還金、教員用コンピューターのネットワーク使用料のほか、GIGAスクールに係るインターネット回線料、保守委託料、タブレット端末のセキュリティー対策に係る経費などが主なものでございます。  4目施設管理費でありますが、学校施設及び教員住宅管理費につきましては、施設修繕費から67ページの東士狩小学校普通教室タイルカーペット改修工事までの事業を予定しております。  次に、2項小学校費、1目学校管理費でありますが、学校図書購入費、学校備品購入、学校用消耗品費のほか、水泳プール関係委託料につきましては、小学校11校分のプール関係委託料であります。  学校評議員活動関係費につきましては、各小学校における教育活動、運営状況について学校関係者評価を実施し、教育水準の向上に努めるためのものでありますが、コミュニティスクール事業を導入した駒場小学校及び令和3年度から導入予定の下士幌小学校、西中音更小学校、東士狩小学校、東士幌小学校を除く小学校6校分であります。  学校管理費につきましては、学校施設の管理に要する費用であります。  コミュニティスクール事業費につきましては、令和3年度にコミュニティスクール事業を導入予定の4校と既に導入しています駒場小学校の学校運営協議会に係る委員の報酬や費用弁償などであります。  68ページをお開きいただきたいと存じます。  2目学校建設費でありますが、遊具再整備事業費につきましては、平成29年度に実施した点検結果をもとに遊具の補修修繕等を行うものであります。  小学校整備費につきましては、音更小学校屋内運動場の外壁及び屋根塗装と鈴蘭小学校校舎の屋上防水改修に係る設計委託業務のほか、鈴蘭小学校屋内運動場の外壁及び屋根塗装改修工事であります。  水泳プール再整備事業費につきましては、西中音更小学校水泳プールの水槽塗装工事及び上屋シート更新工事並びに音更小学校ほか3校の水泳プール給湯器更新工事であります。  エアコン整備事業費につきましては、児童生徒の熱中症対策のため令和元年度から3年計画で保健室にエアコンを設置するものであり、本年度予定している下士幌小学校、西中音更小学校、東士狩小学校、東士幌小学校の4校をもって全校に整備がされることとなります。
     屋外トイレ整備事業費につきましては、災害用の機能を備えた屋外トイレの整備でありますが、下音更小学校、鈴蘭小学校の2校の改築工事であります。  トップライト改修事業費につきましては、東士狩小学校の設計委託業務と下音更小学校の改修工事を行うこととしております。  69ページでありますが、柳町小学校大規模改修事業費につきましては、令和元年度から計画的に大規模改修を実施しておりますが、令和3年度は2階、3階の普通教室及び特別教室の改修工事を実施いたします。  小学校設備更新事業費につきましては、東士幌小学校の浄化槽更新のための設計委託のほか、適応指導教室、下音更小学校、西中音更小学校の記載の設備について改修または更新工事を実施いたします。  次に、3項中学校費、1目学校管理費でありますが、学校図書購入費、学校備品購入費、学校用消耗品につきましては、中学校5校分の費用であります。  学校評議員活動関係費につきましては、駒場中学校を除く中学校4校分であります。  学校管理費につきましては、学校施設の管理に要する費用であります。  コミュニティスクール事業費につきましては、駒場中学校における学校運営協議会に係る委員の報酬や費用弁償などであります。  70ページをお開き願います。  2目学校建設費でありますが、中学校整備費につきましては、下音更中学校校舎外壁塗装改修設計委託を行うこととしております。  屋外トイレ整備事業費につきましては、下音更中学校の改築工事でございます。  中学校設備更新事業費につきましては、緑南中学校、共栄中学校の記載の各設備について改修または更新工事を行うこととしております。  次に、4項社会教育費、1目社会教育総務費でありますが、社会教育委員費及び生涯学習推進協議会費につきましては、委員それぞれ10名分の報酬、費用弁償であります。  文化財保護審議会費につきましては、委員7名分の報酬、費用弁償であります。  生涯学習活動費につきましては、帯広大谷短期大学、音更高校との共同連携事業を通じて学習支援をするもので、OOJCオープンカレッジ、高校開放講座、生涯学習まちづくりセミナーなどの事業に要する費用及び生涯学習推進員に係る報酬及び旅費であります。  生涯学習フェスティバル事業交付金につきましては、生涯学習を実践する各種団体によるイベントであり、貴重な学習発表の場であることから、引き続き実行委員会に対して交付金を交付するものであります。  社会教育事業活動費につきましては、高齢者学級、高齢者大学・大学院、幼児家庭教育学級、女性ライフスクールの講座開設及び文化奨励賞等表彰式などに要する費用であります。  芸術文化大会参加補助金につきましては、芸術文化活動の普及・奨励を図るため、町内在住の小中高校生及び一般の方の活動において、個人または団体での全道大会、全国大会、国際大会への参加に対し引き続き支援を行ってまいります。  音更高校パートナーシップ事業交付金につきましては、音更高校教育振興会を対象として、生涯学習の観点から音更高校を引き続き支援するものであります。  教育の日推進事業費につきましては、音更教育を考える日の趣旨及び理念等の周知と地域全体で本町における教育の充実・発展を図る取組として教育を考える日記念フェスタを継続実施するため、引き続き実行委員会に対して交付金を交付するものであります。  71ページであります。  2目青少年育成費でありますが、成人式開催費につきましては、式への参加者記念品である集合写真代が主なものでありますが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、令和3年成人式の開催を5月に延期したことから2回分の費用を計上しております。  青少年事業活動費につきましては、子ども体験学習講座等に要する費用であります。  青少年対策費につきましては、地区指導員巡視活動等に要する費用等であります。  こども姉妹町視察研修費につきましては、姉妹町である岩手県軽米町と実施する小学5年生の相互交流事業に要する費用等でありますが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、令和2年度の事業を中止したことから、本年度は小学6年生を加えた2学年を対象に実施を予定しているところでございます。  放課後子ども教室事業費につきましては、児童と地域住民が交流しながら児童の自主性、社会性、創造性などを養い子どもの居場所づくりを進めるもので、平成28年度に音更、下音更、駒場、柳町の小学校4校で開設し、今年度は緑陽台、鈴蘭の小学校2校を加えた6校で実施したところでございます。次年度からは、新たに木野東小学校を加えた市街地7校全校に拡充し実施いたします。また、事業運営に必要となる地域ボランティアの養成を図ることとしており、それらに要する費用でございます。  3目社会教育施設管理費でありますが、地区公民館管理費につきましては、地区公民館の施設管理に係る燃料費、光熱水費などの費用のほか、6か所の公民館に対する地区公民館管理交付金であります。なお、先ほど条例改正の議案でも御説明申し上げましたが、本年3月31日をもって閉校する南中音更小学校の屋内運動場を新たに公民館に加え、長流枝公民館を廃止することとしております。  改善センター管理費につきましては、施設管理の燃料費、光熱水費、施設清掃等の委託料であります。  集団研修施設管理費につきましては、施設管理の燃料費、光熱水費、施設清掃等委託料のほか、施設の長寿命化に係るボイラー及び屋上防水の改修工事と外壁塗装改修設計委託に係る費用などが主なものであります。  72ページをお開き願います。  4目文化センター費でありますが、文化事業費につきましては、中学1、2年生を対象とした札幌交響楽団による音楽鑑賞会の実施及び小学4年生から6年生、複式校については3年生以上を対象とした演劇鑑賞会の実施に係る費用であります。  文化事業協会補助金につきましては、文化事業協会への運営事業に対する補助であります。また、文化協会補助金につきましては、文化協会への運営事業に対する補助であります。  文化センター管理費につきましては、燃料費、光熱水費、舞台設備機器操作委託料、清掃・警備等委託料などの施設管理費であります。  5目図書館費でありますが、図書等購入費につきましては、約4,200冊の図書のほか、50本のビデオ及びDVD等の購入を予定しております。  図書館管理費につきましては、燃料費や光熱水費、清掃設備管理委託料などの施設管理費であります。  図書館活動費につきましては、絵本作家講演会、工作教室、芸術鑑賞講座、文学講座や読書感想文コンクール等に要する費用のほか、10か月児健診及び2歳児健診時に絵本をプレゼントするブックスタート事業の費用と新入学児童の検診時にお勧めの本をプレゼントするリーディングスタート事業における費用及び図書館と伊福部昭音学資料室のパンフレットを新たに作成する費用であります。  73ページであります。  5項社会体育費、1目社会体育総務費でありますが、スポーツ振興対策費につきましては、各種スポーツ教室・大会開催やスポーツ賞等表彰に要する費用であります。  地域おこし協力隊活動費につきましては、昨年から配置しておりますスポーツコーディネーターの研修旅費及び業務で使用する車両借上げ費用のほか、住居関係費であります。  東京パラリンピックホストタウン事業費につきましては、本年8月下旬から開催される東京パラリンピックのホストタウンとしてアルゼンチンの水泳競技の選手団を帯広市と共同で受け入れる事業でありまして、帯広市で事前合宿を行い、音更町では大会後の事後交流会を行う予定としております。主な経費につきましては、選手団の移動及び滞在費用などのほか、感染症対策としてPCR検査料であります。  スケートリンク造成事業交付金につきましては、全小学校11校に対する交付金であります。  スポーツ大会参加補助金につきましては、引き続き全国・全道大会への参加者を支援してまいります。  2目体育施設でありますが、屋外運動施設管理費につきましては、野球場、ソフトボール場、テニスコート、サッカー場などの管理に要する費用であります。  軽スポーツセンター管理費につきましては、鈴蘭及び宝来の2施設の管理に要する費用であります。  74ページをお開き願います。  町営パークゴルフ場管理費につきましては、音更川リバーバーク、十勝川温泉アクアパーク、ひばりが丘緑地、駒場北緑地、すずらん河川緑地の5パークゴルフ場に係る管理費のほか、令和2年度のパークゴルフ場シーズン券について、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言によりパークゴルフ場のオープンが延期となり、利用期間が短くなったことから利用料金の一部、千円を還付することとし手続を行っておりますが、この手続が4月以降になった場合については新年度での予算措置が必要となることから、償還金として予算措置をしたところであります。  柳町パークゴルフ場復旧業務委託料につきましては、平成28年の災害により閉鎖中であります柳町河川緑地パークゴルフ場の再開に向けた整備でありまして、昨年から2か年計画をもって実施するものであります。  総合体育館管理費につきましては、指定管理者への委託料のほか、空調自動制御更新工事を行います。  温水プール管理費につきましては、指定管理者への委託料のほか、自動火災報知器設備受信機更新工事を行います。  パークゴルフ場管理運営交付金につきましては、地域パークゴルフ場4か所に対する運営交付金であります。  町営リンク等造成交付金につきましては、町営のアイスホッケー場及びカーリング場のリンク造成に係る交付金であります。  以上、教育費の説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 131 ◯委員長(松浦波雄君)  説明が終わりましたので質疑を行います。質疑ありませんか。  石垣委員。 132 ◯副委員長(石垣加奈子さん)  何点か質問させていただきます。まず少人数学級についてですが、小学校においてきめ細かな教育を実現するために町費負担の教諭を7人採用するということですが、これにより35人を超えるクラスはないと思いますが、来年度の1クラスの最大の人数は何人になるかお伺いします。  また、特別支援の子どもたちを含めると35人を超えるクラスがあるのかを確認させてください。  もう一点、奨学資金と就学援助費についてお伺いします。来年度の予算なんですけれども、今年度と同額になっていました。昨年5月にはコロナの影響で収入が減少した世帯を対象とする新たな支給額を設ける補正予算が組まれていましたが、それが盛り込まれていないということで、今年の収入判定は今年度の収入で行われると思いますが、コロナの影響で収入が減っている方が増えていると思います。そういった影響を考えて予算を増やしているのかと思いましたが、残念ながら増えていませんでした。コロナの影響で申請者が増えるという想定はしていないのかお伺いします。  もう一点東京パラリンピックホストタウン事業費についてお伺いします。事業の中に感染対策としてPCR検査委託とありますが、この検査は誰がどういったタイミングで受けるのかお伺いします。  それと、交流事業がありますが、大谷短大生だと思うんですけれども、感染対策などはしっかり行われると思いますが、受け入れに対する不安などの声はないのか、また、町民の皆さんも受け入れに対して歓迎しているのか、納得しているのかお伺いします。  以上です。 休憩(午後 1時40分) 133 ◯委員長(松浦波雄君)  休憩します。10分程度。 再開(午後 1時48分) 134 ◯委員長(松浦波雄君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  藤原学校教育課長。 135 ◯学校教育課長(藤原靖博君)  少人数学級の関係であります。少人数学級、35人学級ということで、一番最大でいきますと35人というクラスがあります。  また、特別支援の子を入れた場合35人を超えるかどうかということで、35人を超えるクラスはあります。38人、また39人となるクラスもあります。  以上であります。 136 ◯委員長(松浦波雄君)  八鍬教育部長。 137 ◯教育部長(八鍬政幸君)  私から2点目の就学援助費、それから奨学資金の予算の増額についてのことでございます。石垣委員おっしゃるとおり、コロナの感染症に伴って収入が減っているというんですか、減少されている方はまだ続いているんではないかというふうには思っているところでございます。昨年においては急激な家庭の収入が減ったということで、通常は前年の収入をもとに判定をさせていただいておりますが、昨年は当該年の収入、直近の収入をもって急に減った場合については奨学資金、就学援助も対象にするということで、特例的なものを取扱いをさせていただきました。  今年度については、昨年から引き続きという場合もありますし、今年に入ってからというところもあると思います。昨年収入が減った方については令和2年度の収入ということで、通常の所得判定の中に加味されるんではないかというふうには考えているところでございますが、そうなれば当然通常の奨学資金、それから就学援助の対象になる可能性は十分考えられると思います。  ただ、それ以外で、1.5倍を超えるような方でコロナの影響を受けた方についても昨年同様救っていきたいというふうには考えているところでございます。ただ、予算については、当初予算は上げておりませんが、教育委員会としましては補正予算で制度設計も含めて対応したいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。  以上です。 138 ◯委員長(松浦波雄君)  加藤スポーツ課長。 139 ◯スポーツ課長(加藤義徳君)  それでは、東京パラリンピックホストタウン事業の関係を説明させていただきます。まず最初に事業のほうの今の進行状況なんですけれども、ホストタウンの登録を今国のほうにあげていまして、2月下旬にあげていまして、決定はまだされていないと。3月中に決定通知が予定されているということで進めてございます。  もう一つ、アルゼンチンの選手団の関係なんですけれども、こちらのほうも、やっと交渉というかテレビ電話でお互いに選手団と会話できるようになりまして、その中で2回ほど向こうのアルゼンチンの選手団とテレビ会議を通してお話をさせていただいております。ということで、こちらの協定もまだされていないという状況で今の状況となっております。  それで、石垣委員の御質問の関係ですけれども、まず音更町が事後交流会で実施するということでなっておりまして、PCR検査につきましては、予定ではアルゼンチン10人程度の選手、コーチ等ということで考えている部分と、交流会については50人分参加されるということで考えております。まだこの辺確定はされていないんですけれども、そういう中で実施したら進めていきたいなということで考えておりまして、検査するところなんですけれども、帯広の医療機関のほうで委託できるということでお聞きしております。  もう一つ御質問の中で交流事業を受け入れるときの大谷短大と町民などの心配はないのかというところなんですけれども、こちらのほうにつきましても、まだ大谷短大との交流をするという決定ではない状況でありまして、今こちらの当初考えとしては、大谷短大生と入っていただいて、あと身障者施設関係者の方も入っていただいて50人程度で、まずアルゼンチンのホストタウン、選手団の夢とか希望、いろんな中身を講演いただきたいなと一つは考えております。  もう一つは、調理科なり介護福祉科なりがございますので、大谷短大の生徒を入っていただいて、そういう中でいろんな交流をしていこうかなということで考えておりまして、まだ大谷短大が今授業が学校のほうでできていない、今年度中はできていないという状況でございますので、4月以降学校のほうでできればいいなということで考えておりますけれども、まだ決定ではないので、もしやれたとしたら50人の中で実施したいなと。一般の町民の方というか人数制限をかけた中で実施していきたいなと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。  以上です。 140 ◯委員長(松浦波雄君)  石垣委員。 141 ◯副委員長(石垣加奈子さん)  まず少人数学級についてですが、35人の学級があるというのと、特別支援の子どもたちを含めると35人を超えるクラスがあるということでした。去年私が一般質問した中でも、特別支援の子どもを含めると35人を超えるクラスがあり、保護者から不安の声があるというのも聞いています。すぐそれを減らすというのは難しいと思うんですけれども、できれば配慮をお願いします。  少人数学級についてですが、国は、1学級当たりの定員を40人から35人に引き下げることを2025年度までに実施することとしています。また、北海道教育委員会は、1年前倒しの2024年度までに少人数学級の導入を完了させるという方針が明らかになっています。少人数学級が進むことは歓迎しますが、今後教員の確保が課題になってくると思います。教員の確保についての見通しをお伺いします。  奨学資金、就学援助費についてですが、今年収入が減った方についても救っていきたいということで追加補正のことも考えているということですので、恐らく申請などが増えたらしっかり検討していただきたいなというふうに思います。  奨学資金についてなんですが、去年コロナの影響が出た方の枠が増えたときに、学校に文書を送ったり新聞に掲載したということで、ある程度周知をされていると思うんですが、学校で文書を配布しても子どもたちから保護者に渡っていない可能性があったり、渡っていてもその文書を見ていない可能性もあるのかなというふうに思います。音更町の奨学資金は返済の必要のない給付型になっていますが、それを知らずに、返済するなら資金を受けないという方がいるかもしれません。勝毎の記事を見ると返済不要ということは書かれていませんでしたので、返済不要ということも今後周知する場合は書き加えていただけたらなというふうに思います。これは要望します。  あと就学援助なんですけれども、これは去年の7月に申請をされた方がいるんですが、申請をした方が、結果が連絡ないままずっと過ぎてしまい、1月に問合せをして、その後2月末に振り込まれたという話を聞きました。申請後受けられるかどうかという連絡がないのは不安になると思いますが、ほかにもそういった事例がないのか。今後そういったことがないように徹底していただきたいと思いますが、どうしてそのような結果になったのかお伺いします。  あと、パラリンピックについては、まだ決定はしていないということでしたが、検査について、選手、コーチ、あと交流する方50人分ということでしたが、これはどういったタイミングで受けるのか、もう一度確認をさせてください。  以上、お願いします。
    142 ◯委員長(松浦波雄君)  加藤スポーツ課長。 143 ◯スポーツ課長(加藤義徳君)  すみません、先ほど御質問ありましてお答えしていませんでした。申し訳ありません。パラリンピックのPCR検査につきましては、選手が今の予定では9月5日から9月7日まで十勝川温泉に宿泊していただくと、選手の方は。考えておりまして、9月5日に来られた時点ですぐ選手の方はPCR検査をしていただくと。もう一つ、交流する方につきましては、前もって参加される方がわかれば事前にPCR検査をさせていただきたいと思います。  以上です。 144 ◯委員長(松浦波雄君)  八鍬教育部長。 145 ◯教育部長(八鍬政幸君)  まず1点目の35人、少人数学級の関係でございます。なるべく特別支援を入れた中で35人というところの関係につきましては、国が今35人学級、先んじて道のほうが1年前倒しして35人学級という中で、教職員の配置というんですか確保のこと、御質問にもありましたとおりそういったこともありますので、そういったところを見通しながら、そういった学級編制ができるのかどうか、そういったところは、教室等も関係がありますので、検討させていただきたいというふうに思います。  また、教員の採用の見通しに関しては、道教委のほうで採用するものですから、直接我々が採用するわけではないので、はっきりしたことは申し上げられませんが、採用の倍率はそんなに高くないというふうには聞いておりますので、今後そういう受験する方というんですか、確保できるような形で、なんらかの対策等を行っていかなければならないかなというふうな認識は持っているところでございます。  それから、奨学資金と就学援助の関係でございます。まず奨学資金につきましての周知、各高等学校には直接お送りをさせていただいて、そこから保護者に行っていないんでないかというようなお話でございます。特に昨年は長期的な臨時休業というんですか、休校等もありまして、もしかしたら届いていないかもしれないということで、何度か学校のほうには再三再度御案内をさせていただいて、ホームページ、それから新聞等にも載せさせていただいたところでございます。  確かに返済不要というところに関しては音更町独自なところなものですから、非常に使っていただける方にとってはありがたい制度だと思います。やっぱりそこの辺はアピールしていかなければならないなというふうに考えていますので、アピールする際の表現というんですか、分かりやすいところは御指摘にありましたように改善をしていきたいというふうに考えているところでございます。  それから就学援助の関係でございます。7月に申請された方が結果がないまま1月ぐらいにお問合せということで、これについては大変申し訳なく思っています。遅れたのは事実でございます。今後につきましては、今ちょうど就学援助の申請を受けていまして、ある程度一定期間の中でまとめて手続を取らせていただきますが、その後は随時という形になっていきます。1件1件の審査という形になりますので、そこの部分が遅れたということで、大変申請された方については申し訳なく思っています。今後につきましてはそういうことがないようしっかりと対応してまいりたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。  以上です。 146 ◯委員長(松浦波雄君)  石垣委員。 147 ◯副委員長(石垣加奈子さん)  まず少人数学級については、教員の採用については道教委で採用するということなんですが、その点は分かりました。今朝の北海道新聞に、道内の児童生徒がコロナ感染への不安から学校を休んだ回数が昨年11月だけで4,700回に上り、全児童生徒に占める割合に換算すると最大1.5%になるという記事がありました。11月は十勝でもクラスターが発生している頃で、音更町でも12月にクラスターが起きており、感染の不安から子どもたちが学校を休むことがあったのではないかと思います。  昨年9月議会での一般質問でも取り上げましたが、感染から守ることはもちろんですが、一人ひとりきめ細かな教育を受けるためにも少人数学級は必要です。子どもたちのためだけでなく、教職員の皆さんの負担を軽減するためにも必要なことだと思います。音更町は先駆けて35人以下学級を取り入れていただいていますが、35人で止めることなく、さらに少人数学級の拡充が進むよう求めます。  奨学資金と就学援助については、申請が遅れたことについては分かりました。今後そういったことがないようにぜひ徹底していただきたいと思います。周知についてもぜひ工夫していただきたいなと思います。  これも、奨学資金についても去年一般質問で行いましたが、町外の大学、短大へ進学する学生に対する給付型奨学金の創設を求めました。学費や生活費のためにアルバイトをしている学生が多くいますが、コロナの影響でそのアルバイトもなくなったり減ったりしています。親の仕送りにも頼れない状況で、退学や休学を考えたり、食事の回数を減らす学生もいます。未来のある学生たちがコロナで大きな困難を抱えている状況です。そういった学生たちに対する奨学資金などの支援についての考えはないのかお伺いします。  パラリンピックについては、選手については9月5日に検査を受けるということですが、これはその時点ですぐ陰性、陽性って分かるものなのか、もう一度確認させてください。  以上です。 148 ◯委員長(松浦波雄君)  八鍬教育部長。 149 ◯教育部長(八鍬政幸君)  コロナの関係でございまして、11月、12月頃、子どもたちが十勝管内で感染が拡大をして、感染が心配で学校を休んだ状況等がどうなのかということで、確かに町内では学級閉鎖をした学校もありまして、施設関係でも町内でもクラスターが起きたりとかということで、音更も年明け、つい先日までクラスターが続いていたような状況でございます。  その中で、子どもたちに関しては、コロナを心配して休んだという明確なところまでは、申し訳ないですが、把握はしてはいないんですが、心配されて、今は、家族の中でも体調が悪い方がいれば、発熱等の状況があれば学校には来ないでくださいということで、お休みしてくださいということで、極力そういう、御本人だけではなく、同居する方々についても体調不良の場合は出席停止というんですか、学校に行かないようにということで指示を出しておりますので、不安ないし、そういった関係者の方がいた場合についてはお休みしているという子もおりますので、中にはいたんじゃないかなというふうには思っているところでございます。  あと、確かに少人数学級になれば教員の先生方の負担、当然そこは減るところでございます。ただ、それにはやはり教室ないし教員の確保というところがどうしても伴ってくるところでございます。その辺のバランス的なものをどうしてくいかということは、音更町単独だけではなく、道教委なりそういったところともよく協議といいますか要請なりしていきながら、また、国のほうも現在35人学級というふうに今進んでいますけれども、その前は例えば30人学級という声も出ていました。そういった国の推移等も見ながら、我々としては立ち遅れないよう形で少人数学級については向かっていきたいなというふうには考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。  また、もう一点御要望のありました音更町出身の大学生、短大生が町外に行って一人暮らし、アルバイトなりして、その収入源をもって学生生活を送っている方、そういった方がコロナの関係で収入が減ったりとか職を失ったりした場合に、奨学資金、無償の給付型のというお話がございました。  これにつきましては、今のところは高校生ということを対象にしていまして、なるべく広い形で、高校私立、それから公立高校の通っている生徒さんをまず支援をしてあげたいと。給付型ということで音更町は支援をしておりますので、まずはそこをしっかりしていきたいなと。コロナの関係もありますのでそこをしっかりしていきたいなと。  それで、今コロナの関係につきましては、奨学資金の関係もいろいろ、返済不要とか、国の制度のほうも拡充をされているんではないかというふうに思っていまして、そこら辺は、そういった対象になる方についてはそっちのほうを使ってもらえるんなら非常にありがたいなと思っているんですが、まず音更町としては高校生の部分を、保護者の方をしっかり支援をしていきたいというふうに考えておりますので、短大生、大学生の部分については今のところは考えていないところでございますので、御理解をいただきたいというふうに思っております。  以上です。 150 ◯委員長(松浦波雄君)  加藤スポーツ課長。 151 ◯スポーツ課長(加藤義徳君)  すみません、パラリンピックのPCR検査の関係ですけれども、PCR検査はその日に出る場合もあるし、次の日になる場合ということも考えられますので、私のほうで帯広の医療機関のほうに確認させていただきたいと思います。また、もしどうしても次の日になるということであれば、次の日は交流会の日ですので、間に合わなかったら困りますので、選手村のほうでも実施できないかこれから確認させて、検討させていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 152 ◯委員長(松浦波雄君)  福地教育長。 153 ◯教育長(福地 隆君)  1問目の少人数学級の関係でございます。国や道が35人以下学級を進めるということで、今後先生の確保が大変になるのではないかということでございますけれども、もちろん定数上そういったことになってくれば、ある意味町で採用する臨時教諭の関係も確保が大変になるんでないかという見込みはあるんですけれども、一方で全国的な、北海道ももちろんそうなんですけれども、児童生徒数の減少というのも一緒に、同時に起こってきております。ですから、国のいろいろな発表を見ますと、実質的には先生方の採用している数というのは減っていくんではないかと。減らしていくような考えもあるようですので、そういったところも見ながら、町としての採用が抜け落ちることのないように、確保についても努めていきたいというふうに考えております。  それから、御承知のとおり町は、音更町は少人数学級ということで、管内でも先進地ということでございます。国や道が今後年次的に35人以下学級を進めていくということでありますので、本町といたしましては、以前も申し上げましたけれども、例えばGIGAスクールというものが今度かなり進んできますと、始めるに当たっては低学年に対しての対応というのが今の先生方の配置で大丈夫かなという心配なところもございますので、そういったところも見ながら、今後新しい方法もいろいろと、国や道の変化に合わせて本町の方法、どうあるべきかというところも考えて進めていきたいというふうに思っております。  以上です。 154 ◯委員長(松浦波雄君)  ほかに。  上野委員。 155 ◯委員(上野美幸さん)  放課後子ども教室事業とエアコンの整備事業費についてお伺いいたします。令和3年度は7校、市街地の小学校で放課後事業教室が始まるということで、この運営を行う方というのはどのような基準でお願いしたり、もしくは募集をかけて選定しているのかということと、また、ここにも書かれているように、外部講師謝礼、ボランティア謝礼、事務用品ほかとお答えがあったんですが、謝礼程度で講師の方が集まってきているのかということをお伺いしたいと思います。  あとエアコンの整備事業費についてなんですが、保健室の設置が計画どおりに来年度、令和3年度終了するということだったんですが、以前の一般質問の中で、教室の中を温度と湿度を測っているものを設置していて、それの調査をしているという話を以前に伺っておりましたので、その進捗状況等はどうなっているのかお聞かせください。 156 ◯委員長(松浦波雄君)  宮田生涯学習課長。 157 ◯生涯学習課長(宮田明子さん)  放課後子ども教室の関係の運営についてということで御質問かと思います。まず外部講師謝礼ということで、こちらにつきましてはNPO教育支援協会さんのほうにお願いをしておりまして、学校等にもいろいろな運営に関わったりとか、そういった知見の大変優れたものをお持ちのところということで、放課後子ども教室を立ち上げて間もない頃からの御協力をいただいているというようなことで、継続してお願いを申し上げているところで、外部講師につきましては、謝礼という名称にはなってございますけれども、1回当たりお2人のスタッフを派遣していただきまして、お時間的には2時間程度のメニューの中の実際は半分程度のお時間をやっていただいているんですけれども、1回につきましてお2人で1万7千円の謝礼ということでお支払いをさせていただいております。  もう一点、協力者のほうの謝礼ということで、こちらのほうはボランティアのほうの謝礼ということで、こちらは本当に交通費、実費程度というようなことで、1時間当たり北海道の最低賃金に勘案させていただきまして861円というようなことで、本当に少ない金額ではありますけれども、お礼の気持ということでお支払いをさせていただいているところです。ボランティアにつきましては高齢者の方から、それから登録されている児童の親御さん、保護者の方ですね。そのほか地域の方ですとか、現在17名の方に御登録をいただいて携わっていただいているところです。  以上です。 158 ◯委員長(松浦波雄君)  藤原学校教育課長。 159 ◯学校教育課長(藤原靖博君)  教室において熱中症対策ということで、暑さ指数を計測するということで機器を設置しております。気温、あと湿度、あと輻射熱ということで、その三つを取り入れた温度の指標ということになっています。単位は温度と同じ度ということで、普通の温度と同じ単位を使って表示するわけなんですけれども、その熱中症の危険があると言われています危険な数値として31度という数値を示してはいるんですけれども、その危険な数値を超えたところはございませんでした。  あと、設置しているところは各小学校ということで、教室、体育館に設置しております。あと期間としましては、6月から9月までを計測しております。その中で先ほど言いました危険な数値を超える、31度というところで、超えている日はございませんでした。また、体育館では一部の学校で……。失礼しました、小中学校全ての学校で行っています。申し訳ありません。それで、一部の体育館で31を超えるという、危険という数値が出たところが一部ございました。  以上であります。 160 ◯委員長(松浦波雄君)  上野委員。 161 ◯委員(上野美幸さん)  放課後子ども教室事業についてなんですが、学童に通わない子どもたち、もしくは通っている子どもたち、もしくは習い事の合間にこの事業に参加している子どもたちはかなり有意義に過ごしているというふうに感想をお伺いしています。また、保護者の方からも、防犯の兼ね合いもあり、本当に助かっているというような声もいただいております。  今、外部講師と、またボランティアの金額が違うというところも、ボランティアさんはいつも町のほうでも集めづらいというようなお話を伺いますので、その辺のところも検討していただけるといいのかなということと、私詳しくはちょっと今持ち合わせていないんですが、4月から例えば同じような仕事をしていると同一の賃金というような形の話もにわかに聞こえてきているような部分があるんですが、その辺のところも少し考慮しながら地域の方と子どもたちが交流がたくさんできるといいなということと、あと、7校で始まるということはそれなりの大きなニーズがあるというふうに私はすごく捉えておりますので、ボランティアの方もしくは講師の方もそれなりの実績を積んだ方が子どもたちと接するということになると、教材費とかそういう部分の補助というところもどうなっているのかなというふうに思いますので、その辺の考慮をぜひ予算の中で考えていっていただけたらいいなということと、子どもたちの交流やいろいろな大人たちの体験を子どもたちがすることによって育成されていくというところはすごくすばらしい事業だなと思いますので、要望して希望していきたいと思います。  あとエアコンの設備事業なんですが、今お話しいただいた中で31度を超える場所がなかったということで、今保健室、令和3年度につけるということなので、またこれから調査していきながら行っていくとは思うんですけれども、実際のところ気分が悪くなって保健室に行ったというような子どもたちがいるというお話もお聞きしている部分がありますので、31度をめどにするのか、それとも体感温度でめどにしていくのかというところもぜひ調査研究をしていただいて、この熱中症対策にぜひ子どもたちの環境づくりのために取り組んでいただきたいなと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。 162 ◯委員長(松浦波雄君)  八鍬教育部長。 163 ◯教育部長(八鍬政幸君)  まず1点目の放課後子ども教室の関係でございます。保護者の方から大変好評だというのは非常にうれしく思っています。私なんかも、生涯学習課の職員がみんなこぞって道具を持って学校に行って、帰ってきたときには汗びっちょりで帰ってきて、子どもたちと本当に一生懸命交流してきたんだなというところが、言ってみれば僕も行きたいなというぐらいの思いがありまして、そういったところを評価していただいているのは非常にありがたいと思います。  ボランティアの方々も、松浦委員長もそうなんですけれども、子どもたちと一緒に交流していただいているというのは、そういう人材が音更町にいるということは非常にありがたいことですし、また今後も、そういった新たな人材が出ることによって新しい事業展開ということも考えられると思います。教材については基本的には町のほうで負担をしているものになりますので、そういった新しい展開をどんどん広げていきたいなと。  ただ、心配なのは、たくさん参加していただくのはありがたいんですけれども、ではそこにみんなが集まれるかどうか、入れるかどうかという、特に今コロナ禍というところもありますので、そういったところの反面心配もありますが、子どもたちのそういう居場所づくりのための事業でありますので、これはぜひ、どこまで拡充できるかは別として、続けて、継続していきたいなというふうには考えているところでございます。  それからエアコンの関係でございます。いろいろ直接的に教室にエアコンを設置していただきたいという要望は子どもたちからもあるでしょうし、保護者の方からも直接的な要望も受けているところでございます。音更町、学校数も多いものですからなかなか一遍にはいかないというところで、まずは調査をしてみようということで、令和元年度から抜粋をして調査をしているところでございます。初めての調査でしたので、その効果がどうなのかなというところで抜粋をした学校でやりましたが、ある程度この調査の結果が生かせるんではないかということで、令和2年度については各小中学校全校に教室、特に教室につきましては上層階がやはり暑いということで、あと体育館の中、そういった条件の悪いところに設置をして、6月から9月までの間、情報といいますかデータを取っています。  今年については、先ほども藤原課長のほうからあったんですけれども、危険な温度のところまでいっているのは、夏休みの期間というようなところがやはりちょっと危険度が上がるというところで、たまたま昨年については9月頃にも上がったところがあるんですが、基本的には夏休みあたりがやっぱり教室なり体育館の危険指数が高いんではないかというふうに思っております。  来年度以降については、その機械自体は、例えばボタンを押すと表示というんですか、危険度数というんですか、それが出るというようなこともありまして、上野委員もおっしゃったとおり、今日は暑いんじゃないか、ちょっと湿度が高いんじゃないかといったときに、先生方が例えばそれを押すことによって実際の数字の中で危険数出てきて、じゃこの数字なら今日運動するのを控えようかとか、今通常にはコロナで換気とかはしているんですけれども、そういった暑さ対策を事前に取ることができるんではないかと。それが日常的になれば、子どもたちの体調のところにも対応ができるんではないかと。  ただ、おっしゃったように、ただそれだけの機械を当てにすると、人それぞれによって体調、暑さに弱い子もいますので、そこは先生なり子どもたち、保護者の方がそういった子をきちんと自分の目で見て、会話をしながら体調管理はしてあげなければならないかなというふうには思っていますが、一つの目安としては一助になるんではないかというふうには考えていますので、来年度につきましては、そういう使い方も各学校において使えるような形で御相談を申し上げながら、有効に活用できればというふうに思っております。  また、決してエアコンに関しては、これがあるからやらないということではないんですが、そこら辺については今後の非常に大きな課題というところになっていますので、御理解いただければと思います。  以上です。 164 ◯委員長(松浦波雄君)  ほかに。  阿部委員。 165 ◯委員(阿部秀一君)  1点質問といいますか、確認になるかもしれませんが、柳町のパークゴルフ場の復旧業務委託料、こちら3,250万ということで先ほど御説明いただきました。昨年度から2か年計画ということでございます。ここで、本年度この工事が完了する見込みであるのかどうか。そしてまた利用の開始時期、こちらがもう本年度、令和3年度から利用が見込めるのかどうか教えていただきたいと思います。 166 ◯委員長(松浦波雄君)  加藤スポーツ課長。 167 ◯スポーツ課長(加藤義徳君)  柳町のパークゴルフ場の件でございます。令和2年度、去年から復旧が始まりまして、約半分芝で復旧されております。残り川のほうを今回令和3年度で復旧するということで、一応今年度終われば全部終了ということで、復旧するということで考えておりますけれども、去年からお話ししておりましたとおり1年間は養生させていただく期間を取って、令和5年からオープンさせていただきたいということでただいま予定して進めているところでございます。  以上です。 168 ◯委員長(松浦波雄君)  阿部委員。 169 ◯委員(阿部秀一君)  分かりました。令和5年度、1年間養生を踏まえた上での利用開始だということでお聞きいたしました。やはりコロナ禍での健康生活、こちら免疫向上策としても有効であると思いますので、スケジュールどおり運ぶように鋭意お願いして終わりたいと思います。  以上です。 170 ◯委員長(松浦波雄君)  ほかに。  神長委員。 171 ◯委員(神長基子さん)  1点だけお聞きしたいと思います。先ほど上野委員からもエアコンということでありましたけれども、私もちょっと気になっているのは、2年前、決算委員会の中でやり取りはした経過があったかなと思うんですが、図書館の閲覧ホール、ここに関してもやはり熱中症対策というのは必要ではないかというふうに思っているんですけれども、今回の予算の中にはここは含まれておりませんが、計画としてお持ちなのかどうか、その辺についてお伺いをしたいと思います。 172 ◯委員長(松浦波雄君)
     八鍬教育部長。 173 ◯教育部長(八鍬政幸君)  図書館におけるエアコンの整備でございます。以前からも、図書館において熱中症対策ということでエアコンの整備、要望が来ていたところでございます。今の時点では予算計上はさせていただいておりませんが、図書館においては、借りるだけではなく、そこで閲覧をしながら十分本の選定をして、読みながら帰られるという方も、滞在時間も長いこともあろうかと思います。そういった面ではエアコンの有効性というところも考えていかなければならないかなというところと、そうする環境によって図書館の利用向上というんですか、そういったところにもつながっていくんではないかというふうに考えているところでございます。いかんせん予算がかかることでございますので。ただ、そういったことを考えると前向きに検討はさせていただきたいということで思っておりますので、このような形で御理解はとりあえずいただければというふうに思います。  以上です。 174 ◯委員長(松浦波雄君)  宮原副町長。 175 ◯副町長(宮原達史君)  図書館のエアコンの件、私が担当だったときに御質問いただきました。大変申し上げづらいんですけれども、今このままだったら1か月お待ちください。  以上です。 休憩(午後 2時31分) 176 ◯委員長(松浦波雄君)  休憩します。10分程度。 再開(午後 2時39分) 177 ◯委員長(松浦波雄君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  福地教育長。 178 ◯教育長(福地 隆君)  申し訳ございません、先ほどの上野委員からの学校のエアコン設置のことに関して、若干私のほうから追加ということでお話をさせていただければと思います。WBGTということで暑さ指数の計測器を各小中学校に設置をさせていただいておりまして、この数字を見ながら子どもたちの健康状態のほうを確認をしているという状況でございまして、このことについては部課長のほうから話があったとおりでございます。  暑さに対する対応としては、今年度、令和2年度に扇風機を各教室に2台ずつと、それから、たしか令和元年度で終わったと思うんですけれども、各小中学校に網戸を設置するという事業を段階的に年次でさせていただいておりまして、やっと終わったばかりといった状況でございました。  そんなことで、エアコンについては、これまで暑さということで、熱中症対策としての要望で希望がいろいろ来ていたわけなんですけれども、実は今年度コロナ禍ということにあって、新たな視点での要求というんですか、そういったのが今出てきている状況でございます。コロナ禍において教室内の定期的な換気が求められる中にあって、冬場、今現在は休み時間などに寒い思いをしてもらいながら換気をしているというような状況なんですけれども、実はごく一部のメーカーで換気機能がついたエアコンというのが出てきたというふうにお聞きをしておりまして、家庭用のようなものが中心らしいんですけれども、ただ、いろいろ聞きますと、まだその換気の機能がそれほど十分でもないという、いわゆる出始めというような状況のようなお話でございました。これについては、慌てることなく、今後の技術度の進歩ですとか製品の開発、ラインナップの充実というものを見て、慌てず対応することが必要かなというふうにも思っているところでございます。  そうなってくると、また新しい機能がつきますので事業費が上がってしまうかなという心配も一方であるんですが、このことについてはやはり多額の経費がかかるということがどうしても本町の場合ネックになってくるというふうに思っております。そんな中、財政当局との協議が必要になってきますし、うかつなことは言えないんですけれども、例えば一つの方法としてなんですけれども、学校教育に係る設備とか教材、多額の経費を要するものに関して新たに基金をつくるとか、創設をして少しずつ積立てをしておくというようなことをすれば、大きな事業があっても、平準化を図りながら必要なときに対応しやすいと。また、国からもし有利な補助金などが来ればそこにも充てやすいというようなことがありますので、こういったこともできるかどうか、財政当局との相談になりますけれども、そういったことも将来に向けて検討していってみたいなと。一つの方法として検討していってみたいなというふうに思っているところでございます。これはエアコンに限らず、それ以外の教材教具、設備等についても使えるかなというふうに思っているところでございます。  いずれにいたしましても、暑さに関しましては学校のWBGTというものの数値を見ながら、子どもたちの健康を損なうことのないように当面進めていきたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 179 ◯委員長(松浦波雄君)  ほかに。  山川光雄委員。 180 ◯委員(山川光雄君)  46分になって申し訳ないです。地区公民館と改善センターについてお伺いします。地区公民館は6か所ということでございますが、昔からあります地区公民館活動というものが今現在も行われていると思うんですけれども、その辺の館長さんを置いて公民館活動の状況というものは今実際に行われているのか。これは大変に失礼な聞き方ですけれども、その辺のところをお伺いしたい。  それから、改善センターの管理費ですけれども、これは今どのような状況になっているのか。生涯学習センターというふうな名称ではなくて改善センターという、補助金の関係でまだこの名前が残っているのか。今どんなような使い方になっているのかお伺いしたいと思います。 休憩(午後 2時45分) 181 ◯委員長(松浦波雄君)  休憩します。 再開(午後 2時47分) 182 ◯委員長(松浦波雄君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  宮田生涯学習課長。 183 ◯生涯学習課長(宮田明子さん)  まず、地区公民館の現在の活動の仕方といいますか利用の状況ということかと思います。過去には地区公民館活動ということで公民館を中心としまして講座が開催されていたというような実態があったというふうにお聞きしております。現在の状況ですけれども、まず、基本的には体育館を中心といたしまして地域で運営委員会をつくっていただきまして、鍵の管理ですとか、あるいは中の簡単な清掃ですとか、そういったところを担っていただきながら、地域の方がそれぞれの公民館で、例えばミニバレーであったり、それから簡単に軽スポーツであったり、そういったことで御利用いただいているというような状況でございます。  もう一点、環境改善センターについての現在の利用状況と管理についてというお話だったかと思います。今年度につきましては、御承知のとおりコロナということもございまして、大谷短期大学さんのほうにリモートの授業をする分散をして広い会場が必要だというような申入れがございまして、5月から3月の31日までという期間で利用をさせてほしいというような申入れをいただきまして、町といたしましても、そういったやむを得ない御事情もおありだということですので協力をさせていただくというような状況で、大集会室ですとか視聴覚室につきましては優先的にお使いをいただいているような状況でした。  郷土資料室につきましては、事務所機能が町の役場のほうに移転をしたというタイミングで拡充を進めていくというようなところもあったかと思いますけれども、今その準備を少しずつ進めているような状況で、実際まだ具体的に物を動かしてというような状況ではございませんけれども、どのようにやっていくのかとか展示をどのように再評価していくのかとか、そういった準備を進めているところでございます。管理運営につきましては管理会社のほうに委託をいたしまして、受付業務ですとか通常の簡単な清掃ですとか鍵の開閉ですとか、そういったようなことを担っていただいているような状況でございます。  以上でございます。 184 ◯委員長(松浦波雄君)  山川光雄委員。 185 ◯委員(山川光雄君)  予算の中の、改善センター管理費となっていますけれども、これは生涯学習センターの管理費という名称も使えることはどうなんでしょうか。 186 ◯委員長(松浦波雄君)  宮田生涯学習課長。 187 ◯生涯学習課長(宮田明子さん)  予算上の説明の中で改善センター管理費ということになっているけれどもというようなお話かと思います。条例上は現在も改善センターということで、まだ改正をしていない状況でございますので、こちらにつきましては現状では改善センターということで、ただ、機能としましては生涯学習センターの機能を持って活用をさせていただいているというような状況でございます。  以上です。 188 ◯委員長(松浦波雄君)  山川光雄委員。 189 ◯委員(山川光雄君)  この名称については、そちらの事務方のほうで検討いただきたいなというふうに思います。  公民館の件でありますけれども、私は公民館というのは、活動で、自分がそちらの住民になっていなかったので、よく分からないので失礼なことを言うかもしれませんけれども、昔は館長さんが地元の方に委嘱をして公民館活動というのはいろいろやっておられたような、そういうような記憶があるんです。それで、今そういった地元の人たちが公民館として、今体育館を中心にして運営されているということなんですけれども、実は政府のほうで、規制改革か臨調か何かで、もう公民館というのを町長部局にして、地域会館とかそういうような扱いでいいのではないかというような、そういう答申というか国の方針というか、そんなようなのが出たという私ちょっと記憶にありまして、地区公民館という中で、名称として公民館というふうにしたらいいのか、町長部局にして地区会館、地域会館として取り扱うような形で整理したほうがいいのではないのかなというようなことを思っておりまして質問させていただきましたので、政府のそのような答申が出ていたと思いますので、ちょっと確認をしていただいて検討いただきたいなということで終わりたいと思います。 190 ◯委員長(松浦波雄君)  福地教育長。 191 ◯教育長(福地 隆君)  地区公民館のことについてなんですけれども、本町における地区公民館につきましては全て元小学校だったということでございまして、いろいろ話があったように、これまでも、いわゆる戦後、地域の学びとかコミュニティの核となることということで社会教育法の中に公民館というのがうたわれて、それに基づいて盛んに活動がされてきたというような経過がございます。現在そういったコミュニティじゃない形でのコミュニティ、車、モータリゼーションの発達だとか通信だとかということが進んだことによってなかなか地域でのそういった使われ方がされなくなってきているということを受けての国の方針だとか新しい提言だとかということだったと思います。  ただ、小学校ということで、施設、例えば国の補助金というようなことも受けているような関係もございまして、同じ文部科学省の中の補助金を受けたものであれば、社会教育法は文部科学省の所管の法律でございまして、非常に用途変更もスムーズにいくということでございます。実態として、地域会館であろうと公民館であろうと、使う方からしてみれば大した違いはないと思うんです。そういった意味では、当面の間そういったものについてはこれまでどおり公民館ということで進めさせていただければなというふうに考えております。 192 ◯委員長(松浦波雄君)  ほかに。  ほかに質疑がなければ、本款及び議案第20号に対する質疑を終わります。 休憩(午後 2時55分) 193 ◯委員長(松浦波雄君)  説明員入替えのため休憩します。 再開(午後 2時57分) 194 ◯委員長(松浦波雄君)  会議を開きます。  第9款公債費を議題とします。  説明を求めます。  渡辺企画財政部長。 195 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)  それでは、9款公債費について御説明をいたします。予算書は74ページの下段であります。  1目元金につきましては、長期債償還元金であります。  また、2目の利子については、長期債償還利子及び一時借入金の利子であります。  ここで予算書の95ページを御覧いただきたいと存じます。こちらは地方債に関する調書でありますが、償還後の令和3年度末の見込額につきましては、この表の右下に記載をしております241億3,877万2千円の見込みとなっております。  以上で説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 196 ◯委員長(松浦波雄君)  説明が終わりましたので質疑を行います。  質疑ありませんか。  質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。  第10款諸支出金を議題とします。  説明を求めます。  下口谷建設水道部長。 197 ◯建設水道部長(下口谷 茂君)  それでは75ページ上段、10款1項1目諸支出金であります。十勝中部広域水道企業団出資金につきましては、1市4町2村で構成されます広域水道企業団の生活基盤施設耐震化事業の本町負担分であります。  次に、下水道事業及び簡易水道事業における出資金、負担金及び補助金でありますが、出資金及び負担金につきましては各事業に対する義務的負担金で、企業債元金償還に対するものを出資金、それ以外を負担金としております。なお、補助金につきましては現金収支の不足に対する補助であります。  以上、説明とさせていただきます。御審査のほどをよろしくお願いいたします。 198 ◯委員長(松浦波雄君)  説明が終わりましたので質疑を行います。  質疑ありませんか。  質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。  第11款職員費を議題とします。  説明を求めます。  鈴木総務部長。 199 ◯総務部長(鈴木康之君)
     予算書の75ページ中段を御参照願います。  11款職員費、1項1目職員給与費の予算額につきましては25億5,783万9千円で、対前年度比2億5,602万6千円の増となってございますが、この要因につきましては、概要説明でも一部触れさせていただきました、令和3年度より、各担当部署でこれまで計上しておりましたパートタイム会計年度任用職員の報酬等をここの部分で一括予算計上したことによるものでございます。これは業務の効率化等も鑑み図ったものでございます。  なお、次項の76ページから78ページに一般会計におきます各部署別の職員給与費の内訳を掲載しておりますので、御参照いただければと存じます。  また、特別職や一般職、会計年度任用職員など職種等によります内訳につきましては、同じく78ページの下段の部分に、特別職が3名、一般職が252名、再任用のハーフが1名、フルタイム会計年度職員が37名、同じく会計年度のパートタイムの職員が112名となってございます。  なお、これら会計年度任用職員を除きます全職員数につきましては、今御説明させていただきました一般会計の職員以外に特別会計、企業会計の27名を加えまして、正職員といいますか、職員の部分は合計で283名と見込んだところでございます。  以上、職員費の説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 200 ◯委員長(松浦波雄君)  説明が終わりましたので質疑を行います。  質疑ありませんか。  質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。  第12款予備費を議題とします。  説明を求めます。  渡辺企画財政部長。 201 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)  それでは12款の予備費について御説明をいたします。予算書は75ページの下段であります。予備費については、前年度同額の500万円を計上しているものであります。  以上で説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 202 ◯委員長(松浦波雄君)  説明が終わりましたので質疑を行います。  質疑ありませんか。  質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。  以上で本日の日程は終了しました。  明日12日午前9時30分から委員会を開きます。  本日はこれで散会します。  お疲れさまでした。 散会(午後 3時04分) Copyright © Otofuke Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...