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  1. 音更町議会 2019-09-20
    平成30年度決算審査特別委員会(第3号) 本文 2019-09-20


    取得元: 音更町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                  会議の経過 開議(午前10時30分) ◯委員長(方川克明君)  報告します。ただいまの出席委員は18名で、定足数に達しております。  本日の決算審査特別委員会を開会します。  第4款保健福祉費を議題とします。  説明を求めます。  重松保健福祉部長。 2 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  それでは、第4款保健福祉費について御説明いたします。決算書の88、89ページをお開き願います。なお、別冊の決算に係る主要な施策報告書は7ページから14ページまでとなっておりますので、あわせて御参照をお願いいたします。  それでは、決算書の89ページの備考欄の下段より主なものにつきまして御説明いたします。  1項社会福祉費、1目社会福祉総務費でございます。日額嘱託職の福祉専門員につきましては、主に生活困窮者の相談等を専門に担っていただいております。  民生児童支援委員費につきましては、委員99人の活動費でございます。  特別生活援護費につきましては、393人の生活困窮者へ歳末法外援助費を支給しているほか、冬期間における灯油価格等の高騰により、市町村民税非課税の461世帯に対し福祉灯油を実施したところでございます。  社会福祉協議会補助金につきましては、法人本部3人の人件費80%相当分のほか、ボランティアセンター事業等に対する助成でございます。  帯広厚生病院運営費補助金につきましては、十勝の1市18町村で2億4,100万円を支援した中の本町の負担分でございます。不採算医療部門の救命救急センター、小児救急医療、周産期医療、小児医療の4部門を補助の対象としております。  90、91ページをお開き願います。  2目障がい福祉費でございます。  自立支援給付費について、補装具給付費は、補聴器や車椅子など145件の給付をしております。  障がい者介護等給付費と障がい児通所給付費につきましては、平成30年度から大人と子供の給付費を分けて掲載しておりますが、これは障害者総合支援法及び児童福祉法に基づく訪問・通所系あるいは入居・入所系の障害福祉サービスに係る給付費で、介護給付費が379人、訓練等給付費259人、障がい児支援376人のほか、計画相談支援が延べ615人となっております。
     地域生活支援事業費につきましては、障害者総合支援法に基づき、市町村が主体となって実施する事業でございまして、17の事業を実施しております。相談支援事業は、障がい者等からの相談に応じ、必要な情報提供、定期的な訪問支援、関係機関との連携など、総合相談を行うため、機関相談支援センターの運営を民間の法人に委託しているもので、常勤2人体制で業務を行っているところでございます。  地域活動支援センター事業につきましては、どんぐりの家共同作業所に対する委託費と町民10人が帯広市と幕別町の施設を利用したことに対する負担でございます。  医療的介護対象者受入促進事業につきましては、障害福祉サービス事業所が在宅生活を送り、経管栄養やたん吸引といった医療的介護を必要とされる方を受け入れるため、基準より看護師を多く配置した場合に補助するもので、法人1カ所に補助しております。  日常生活用具給付費につきましては、心身に障がいをお持ちの方の日常生活用具の購入に対し助成するもので、ストーマ用装具など1,285件に対して給付しております。  日中一時支援事業につきましては、障がいのある人の日中活動の場を確保したり、家族の就労支援や介護負担を軽くするための支援を行うもので、利用者は130人となっております。  身体障がい者の訪問入浴サービス事業につきましては、登録者6名で利用回数398回となっております。  障がい者交通費等助成金につきましては、ここに記載されている5種類の交通費に対して助成を行っております。助成人数は618人となっております。  障害支援区分認定審査会費につきましては、北十勝4町で審査会を共同設置しておりまして、審査件数は4町全体で149件、このうち音更町分は106件となっております。  社会福祉施設補助金の音更晩成園、更葉園につきましては、それぞれの施設整備費に対する借入金の償還に対して補助したものでございます。  子ども発達支援センター運営事業費につきましては、第1・第2子ども発達支援センターの民間事業者への委託料等で、実利用者数はそれぞれ161人、88人となっております。  92、93ページになります。  2項高齢者福祉費、1目高齢者福祉総務費でございます。  高齢者顕彰費につきましては満80歳の392人に対し、また、百歳慶賀につきましては満100歳を迎えた12人にそれぞれ長寿敬老のお祝いを行ったところでございます。  老人運動会費につきましては、予定日及び予備日ともに雨天となったため、やむなく中止としております。なお、参加賞などの事前準備に係る経費については支出したところでございます。  老人保護措置費につきましては、養護老人ホームの入所者43人分の入所措置費でございます。  福祉電話及び緊急通報装置につきましては、あわせて267戸設置しており、その使用料等でございます。  介護保険サービス利用者負担軽減対策費につきましては、低所得者の負担軽減にかかる費用で、一定の条件を満たす107人分でございます。  介護保険特別会計繰出金につきましては、介護保険給付費及び介護予防等地域支援事業に対する一般会計からのルール分等でございます。  老人クラブ補助金につきましては、連合会及び55単位クラブに対する補助でございます。  老人福祉施設補助金は、音更町柏寿協会の養護老人ホーム柏陽園及び在宅老人センターらんらんの建設に係る借入金の償還に対する補助でございます。  ケアハウス居住費補助金は、軽費老人ホームあさひ苑が柏寿台に移転改築され、継続して入居する方に対し、居住費の一部を補助するもので、3年目の平成30年度が最終年となっております。  2目支援センター等管理費でございます。  地域包括支援センターの施設に係る燃料費、光熱水費等の維持管理費でございます。  3目介護支援費につきましては、要支援1、2の方を対象とした介護予防プラン2,774件に係る作成委託料などでございます。  94、95ページになります。  3項児童福祉費、1目児童福祉総務費でございます。  子ども・子育て会議関係費は、子ども・子育て支援事業計画の進行管理のための会議の開催費用のほか、令和2年度からスタートする第2期計画策定のためのニーズ調査委託料でございます。  保育園等運営準備委託料は、町立柳町保育園と7カ所のへき地保育所について新たな事業者に運営を円滑に引き継ぐため、運営準備業務を委託した費用でございます。  施設型給付費・地域型保育給付事業費は、子ども・子育て支援新制度における教育・保育に係る保育園等の運営費でございます。  地域子ども・子育て支援事業費地域子育て支援センター事業費は、音更、木野、鈴蘭の3カ所分の運営委託料でございます。  一時保育事業補助金、延長保育事業補助金、病児・病後児保育事業補助金につきましては、それぞれ事業を実施している事業者への補助金でございます。  医療的ケア児支援事業費につきましては、医療的ケアが必要な児童の音更認定こども園への通園を支援するため、訪問看護事業所から看護師を派遣した費用でございます。  幼稚園就園奨励費は、町外の9園に通う77人に対し、所得に応じて奨励費を支給しております。なお、昨年4月から共栄台幼稚園が子ども・子育て支援制度の施設型給付に移行しております。  鈴蘭保育園、木野南保育園、音更認定こども園認定こども園音更大谷幼稚園の改築に係る資金借入金の償還費に対し補助しております。  ひとり親家庭等自立支援給付費は、帯広大谷短期大学で介護福祉士資格を取得し、町内の高齢者施設等に就職しようとするひとり親家庭等の父母に就学支援金を給付するもので、平成29年度に入学した2人に対して授業料を給付しております。  結婚新生活支援事業補助金は、低所得者の結婚に伴う新生活を支援するもので、4世帯に対して新居の家賃、引越費用を補助しております。  保育所業務効率化推進事業補助金につきましては、民間保育施設3カ所において、保育士業務の負担軽減を図るため、保育業務支援システムを導入した費用に対し、補助を行ったものでございます。  保育所等事故防止推進事業補助金につきましては、民間保育施設5カ所において、園児の午睡中の事故防止のため、午睡チェックセンサーを購入した費用に補助を行ったものでございます。  認定こども園音更大谷幼稚園建設事業補助金は、旧園舎の解体費用に補助したものであります。  96、97ページになります。  認定こども園宝来こども園建設事業補助金は、新園舎を建設したことに対し、国が2分の1、町が4分の1のルール分で補助を行ったものでございます。  認可外保育施設運営費補助金は、町内2カ所の認可外保育施設に対し、施設割、人員割で算定し、補助をしております。  2目保育園費でございます。  町立3園に係る運営費用でございます。代替保育士の賃金、保育園管理運営費のほか、給食関係費などでございます。  3目へき地保育所費でございます。  町立へき地保育所7カ所の管理運営費でございます。代替保育士賃金、保育所管理費、給食関係費のほか、保護者で組織する運営委員会に対する環境整備などの委託料などでございます。  昭和へき地保育所改修事業費は、外構工事を実施した費用でございます。  東士狩へき地保育所改修事業費につきましては、保育環境を整備するため、屋根や外壁の塗装、及び内部の壁等の張りかえ、合併浄化槽の設置など、全面的なリフォーム工事を実施したものでございます。  98ページ、99ページになります。  4目学童保育所費につきまして、学童保育所管理費は学童保育所の施設の修繕や草刈り等の費用でございます。  学童保育所運営業務委託料は、学童保育所を8カ所運営している4つの事業者への委託料でございます。  5目児童手当費につきましては、延べ6万1,785人を対象に支給を行ったところでございます。  4項保健衛生費、1目保健衛生総務費につきましては、非常勤嘱託医師の報酬、健康管理システム更新に係る委託料、その他保健センター管理費のほか、十勝圏複合事務組合負担金につきましては帯広高等看護学院の運営に係る費用でございます。  なお、保健センター管理費のその他管理費の中に、駐車場用地として隣接する旧音更統計情報センター跡地の購入費1,332万8千円が含まれております。  100ページ、101ページになります。  2目母子保健事業費でございます。  母子保健対策として、妊婦乳幼児の健康教育、健康相談、妊婦健診、乳幼児健診に係る費用で、予防接種は結核のBCGワクチンから成人風しんワクチンまで実施しております。  歯科保健費については、フッ化物塗布、フッ化物洗口に係る費用でございます。  不妊治療費助成金については、26組延べ34件に対する補助でございます。  子育て世代包括支援センター事業費については、配布資料の購入や個別支援計画用紙印刷等の費用でございます。延べ1,362人からの相談を受けたほか、紙ベースの母子手帳を保管するため、スマートフォンなどで情報管理ができ、さらに町より情報発信を行う電子母子保健手帳を新たに導入したところでございます。  産後ケア事業費については、デイサービス型の産後ケアに係る委託料でございます。利用者数は23人、延べ利用回数は56回でございます。  産前・産後サポート事業費につきましては、タッチケアの対象者に妊婦を加えるとともに、実施回数も増やし、新たにすくすくTOUCHと名称を変えてサービスを拡大したところでございます。  3目成人保健事業費でございます。健診関係費は新たに人間ドックを加えて、従来からの基本健診のほか15項目を実施しました。  102、103ページになります。  人間ドックにつきましては、40歳以上の国民健康保険の加入者等を対象として、1人5千円を限度に助成するもので、543人の受診がございました。  健康教育関係費は、心の健康づくりを目的として、町民を対象に講演会を開催しております。  インフルエンザ予防接種費は、延べ9,587人が接種しております。  高齢者肺炎球菌ワクチン接種費は、65歳から5歳刻みの年齢が対象となっておりまして、893人が接種しております。  以上、保健福祉費の説明でございます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 3 ◯委員長(方川克明君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑ありませんか。  坂本委員。 4 ◯委員(坂本夏樹君)  例年8月に行われます忠魂碑参りについて伺いたいと思います。  こちらについては実施主体は音更町の遺族会でありますけれども、しつらえなどは福祉課の皆さんで例年行っていただいているかと思います。この忠魂碑参りについて、町からの予算が支出されているのか、あるいは遺族会へ助成が出されているのか、その点をまず伺いたいと思います。 5 ◯委員長(方川克明君)  高橋福祉課長。 6 ◯福祉課長(高橋規也君)  忠魂碑参りの関係でございますけれども、事務局は福祉課のほうが所管しておりますので、しつらえ等の準備等は町の職員が行っておりますけれども、支出等につきましては町のほうからはしていないということでございます。 7 ◯委員長(方川克明君)  坂本委員。 8 ◯委員(坂本夏樹君)  申し上げたいのは、戦後74年が経過しまして、遺族会の皆さんも高齢化が進んでおります。かつては町のほうでこの忠魂碑参りを実施していたということも伺っておるのですけれども、この際、町が実施主体となるというようなお考えがあるのかないのか伺いたいと思います。 9 ◯委員長(方川克明君)  高橋福祉課長。 10 ◯福祉課長(高橋規也君)  忠魂碑参り自体を町が主催して行ったということはこれまではございません。ただ、平成8年から17年までの10年間につきましては、町ほか関係団体による実行委員会形式で戦没者追悼式というのを無宗教・献花方式で行ったということはございます。  ただ、それ以降につきましては、遺族会とも御協議の上、平成18年度以降は今の形になっておりまして、町も町長のほうが参列はして、追悼の言葉はいただいてはいるのですけれども、町のほうで忠魂碑についての主催ということについては現時点ではちょっと考えてはいないと。あくまでも事務局としてしつらえ等について行っていきたいということでございます。 11 ◯委員長(方川克明君)  坂本委員。 12 ◯委員(坂本夏樹君)  それでは、強く要望したいというふうに思います。  資料によりますと、十勝管内17町村の中で実施主体が町、村になっているのが17のうち15あるということで、音更町と更別村だけが町村の実施主体ではないということであります。  冒頭に申し上げましたけれども、やはり遺族会の皆さんは高齢化が進んでおります。各市町村でこういった忠魂碑参り、追悼式が行われているということは、やはり今後も継続していくべき催しでありますので、ぜひそういった継続性を保つためにもこの忠魂碑参りについては町のほうで行うということを強く要望したいと思います。  以上です。 13 ◯委員長(方川克明君)  重松保健福祉部長。 14 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  町のほうの主催で戦没者追悼式を復活というような要望でございますけれども、かつて音更町におきましても戦没者追悼式を実施しておりました。そこを今、忠魂碑参りということで主体を変えて実施しているわけでございますけれども、そのときの議論等をいま一度読み返しながら、今後の状況について、御高齢ということもございます。そういった点が戦没者追悼式を廃止して今の状態にするといったときにはなかったような要素も含まれてきておりますので、改めてちょっとその辺についてはもう一度その当時の議論等を勉強させていただきながら、今後の状況については考えていきたいと思いますけれども、当面は今の現状で進んでいくというような形をとっていくのかなというふうに考えているところでもございます。
     以上でございます。 15 ◯委員長(方川克明君)  高木副町長。 16 ◯副町長(高木 収君)  遺族会の高齢化ということで、なかなか御苦労をおかけしているなと思っています。戦没者を追悼するというのは町民総意の考えかというふうに思っています。ですから、町が直接直営で行うということは決してやぶさかではありません。  ただ、今申し上げているように、無宗教でやらなければなりません。現在は、遺族会主催でございますので、いわゆる神式の形でやらせてもらっています。そこに町側、あるいは議会の代表、そして一般の方も含めてお参りをするというスタイルになっています。ただ、それが町主催でやるということになれば、宗教色を抜かなければなりませんので、最初のほうで昔やっていたやり方になると思うのですけれども、昔、児童会館とかいうのがあったので、そこで無宗教でやっていたという時代があるのですけれども、場所も含めて戦没者の慰霊祭のあり方自体を変えた形になればやれるのかなと思いますけれども、そこは遺族会の方の、やはり今までのこだわりというか、思い入れもあることだと思いますので、そこは遺族会の方ともよくお話し合いを今後させていただいた上でまた検討させていただきたいと思います。 17 ◯委員長(方川克明君)  ほかに質疑はありますか。  神長委員。 18 ◯委員(神長基子さん)  それでは、4点についてお聞きしたいと思います。  一つが、厚生病院の運営費補助金ということなのですけれども、御説明の中で不採算医療部門の病院運営を支援するということでの補助ということで御説明いただきましたけれども、平成26年、補助を開始した時点で実患者数は12.2%が音更町民ということで、調べましたらそういった報告があったのですけれども、今時点で実患者数というのが何%になっているのかということと、これ、実患者数というのは不採算部門に限ってということで出されているのか、その点についてお示しいただきたいと思います。  もう一つが、福祉灯油の部分なのですけれども、対象が高齢者の方、障がい者世帯、ひとり親世帯、また、平成30年度の歳末法外援護費の受給世帯ということになっていると思いますが、対象見込みに対してそれぞれ何%ほどの利用だったのかというのをお示しいただきたいと思います。  それから、子育て支援センターにかかわってなのですけれども、これ、事業費は開所日数に応じての事業費ということで組まれているということの理解でよろしいかどうか、その点をお伺いしたいと思います。  それから、乳幼児健診なのですけれども、これ、施策報告書のほうで年齢別といいますか、4カ月から3歳児までということで行っておりますけれども、それぞれの受診率がどのようになっているのか教えていただきたいと思います。  それから、その健診の時間帯なのですけれども、私の認識の中では午後1時ごろからということであったと思うのですけれども、それで間違いないかどうか確認したいと思いますのでお願いいたします。 19 ◯委員長(方川克明君)  渡辺保健課長。 20 ◯保健課長(統括保健師)(渡辺恵美さん)  乳幼児健診の受診率と乳幼児健診の実施時間帯の御質問についてお答えします。  各健診なのですが、4カ月健診の受診率が99%、10カ月児健診が98.8%、1歳6カ月児健診が99.1%、2歳児健診が97.2%、3歳児健診が99.4%です。  健診に来られていないお子さんについては全員の状況は把握しております。  健診につきましては、お医者さんが来ていただく御都合がありますので、健診自体は午後からのみ実施です。  以上でございます。 21 ◯委員長(方川克明君)  重松保健福祉部長。 22 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  私のほうからは、1点目の厚生病院の補助の件につきましてお答えさせていただきます。  まず、実患者数につきましては、外来と入院ということで、不採算部門に関係する患者数ということでございまして、直近が、今手元にあるのが平成28年度の患者数でございまして、そちらですと音更町につきましては12.6%ということになっております。  以上でございます。 23 ◯委員長(方川克明君)  松井子ども福祉課長。 24 ◯子ども福祉課長(松井政人君)  子育て支援センターの委託料の件ですけれども、開所日数に応じてということで御質問なのですけれども、国の子ども・子育て支援交付金の子育て支援拠点事業のメニューを活用しておりまして、週5日開催のセンターの基準で委託料を支払っております。 25 ◯委員長(方川克明君)  高橋福祉課長。 26 ◯福祉課長(高橋規也君)  福祉灯油の関係でございます。  予算と対象見込みとの比較、割合なのですけれども、まず高齢者世帯につきましては、一応、見込みといたしましては420名程度ということで、実際に支給したのが125名ということで29%です。次に、障害者の世帯ですけれども、見込みが125世帯で、給付が100世帯ということで、割合といたしましては80%。次に、ひとり親世帯につきましては75世帯の見込みに対しまして、支給が71世帯ということで、95%。歳末法外援護費の受給世帯につきましては、186世帯のうち166世帯ということで90%というようなことになっております。  以上です。 27 ◯委員長(方川克明君)  神長委員。 28 ◯委員(神長基子さん)  厚生病院の補助金にかかわってなのですけれども、実患者数が、先ほど私も平成26年の時点で12.2%。今、部長のほうからご答弁いただきました12.6%が平成28年度の数字ということで、若干、割合的にはふえているということがわかりました。  この部分でちょっと聞きたかったのが、いわゆる不採算医療部門に対する支援ということでありますので、なかなか難しい部分もあるのかなと思うのですけれども、この目的というのは、この病院自体が安全で安心して患者さんが利用できる、そういったことが本来的な目的なのかなというふうに思っておりまして、町村を含めて十勝全体で支援していくということについては、私も考え方としては承知しているわけなんですけれども、サービスの質ですとか向上を求めていくということも、補助をしているということで可能なのかどうかというのがちょっと気になっていた部分なんです。  ちょっと不採算部門にかかわることではありませんので、おそらく難しいのだろうなと思うのですけれども、今、高齢者、これから高齢化もどんどん進んでいくという中で、介護タクシーを利用される方が、院内介助を利用できないと、そういった声を聞くんですよね。厚生病院は非常に、十勝の中でもやはり大きくて、いろいろ設備も整っている病院でございますので、やはりそれなりの質を求める、そういった部分もあるのかなとは思うんです。  院内介助という体制が整うような形で、例えば町のほうからそういった体制を整えることはできないだろうかというような要望を厚生病院に対して出すということは可能なのかどうか。その点をちょっとお聞きしたいなというふうに思います。  それから、福祉灯油の部分についてなんですけれども、今回、決算の中で出されたのは460世帯ですね。対象の中で利用されたということなんですけれども、予算措置していた段階では720世帯を対象世帯としていたというふうに思います。  それで、今、見込みに対してどれぐらいだったのかということで、対象世帯別で数字を出していただきましたが、高齢者世帯に関しては29%ということで、著しく低いというのはどういったことが原因なのかというのを、わかりましたらその辺の説明もいただきたいというふうに思います。  それと、子育て支援センターにかかわってなのですけれども、週5日やるということで、土日を除いての平日5日間ということだと思います。事業費に対して予算と変わりない数字ではあったのですけれども、私が気になったのは、施策報告書、前年度の部分と比較しましても、利用者、利用の件数ですとか、そういうのが大分減ってきているなというような印象を受けたんですよね。それがどういうことなのかというのがちょっとわからなかったものですから、例えば子育て相談に関して、延べ相談件数というのが出ていますけれども、おととしの施策報告書ですと862件。おととしじゃないですね、28年度決算で862件、29年度で738件で、今回が674件と減っておりまして、プレイルームの開放についても、28年度のときで2万8,360人。それが29年度で2万2,171人。で、今回出されているのが2万1,960人ということで、これも減っているんですよね。  あとは、移動子育てセンターということで、駒場のほうで行っているものですけれども、これもやはり減っていると。こういったことがどういうことなのかというのがわかれば御説明いただきたいなというふうに思います。  乳幼児健診につきましては、健診受診率も相当高くて、それで来れなかった方に対しても全て受診は済んでいるということですので、了解いたしました。  健診の時間帯についてお伺いしたのは、午後1時過ぎというのがお医者さんの都合というのもあるとは思うのですが、ちょうど子供の昼寝の時間帯、午睡の時間帯と大体重なってしまうということで、健診に行くと、発達検査ですとか挨拶の受け答えですとかいろいろあるわけですよね。そういったことがほとんどスムーズにできない状況で、半分パニック。もう眠たいのと、なれない場所に連れていかれるのとで、半分パニックに陥るような、そういった状況になるというので、お母さん方が何とか時間帯を、例えば午前中にできないかとか、そういった声も聞かれているのですが、改善の余地がないのかどうかお伺いしたいなと思います。 29 ◯委員長(方川克明君)  重松保健福祉部長。 30 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  帯広厚生病院の関係でございますけれども、介護タクシーが自宅に行って、乗せて、病院まで行くと。そこからの院内介助というのが行き届いていないということでございまして、私どものほうも新しくなってから広くなりまして、それでそういった声が、大きな声ではないのですけれども、何人かから、ちょっとそういうのが行き届いていないという話は聞いておりまして、今、病院に、現場の者同士で話はしているところでございまして、また私どものほうで機会等があれば、そういった話も病院のほうに、どうなのかということはしていきたいと思っておりますので、御理解いただきたいと思います。 31 ◯委員長(方川克明君)  高橋福祉課長。 32 ◯福祉課長(高橋規也君)  福祉灯油の関係でございます。  高齢者世帯からの実質の申請件数というのは217件ということで、見込みからいたしますと約半数、50%程度だったということで、そのうち不支給になったのが93世帯ということになります。  その主な理由といたしましては、収入要件が非該当ということで、80万を超えている世帯が8割以上いたということでございます。  以上です。 33 ◯委員長(方川克明君)  渡辺保健課長。 34 ◯保健課長(統括保健師)(渡辺恵美さん)  乳幼児健診の時間帯のことについてなんですが、先ほども申し上げましたが、町の健診に来ていただく開業医の先生方が午前中診療されて、午後休診の日に先生の御都合をつけていただいて来ていただいているのが実情なので、午前中ということは、現状のお医者さんの中では難しいと思いますし、管内もほとんどの町村が午後から実施しているというのが現状です。  先ほどの、お子さんが眠くてということにつきましては、ほとんどのお子さんがお母さん方といろいろやりとりをしているうちにふだんの様子を取り戻されたりすることで何とか対応していただけているのかなと思うのですが、皆さんうまくできる中で、やっぱりうまくできないなとお母さん方が思われると、やっぱり余計お母さん方も御心配されると思いますが、その状況なども十分聞き取りまして、お母さん方の気持ちに寄り添うような、記録も全部残して対応させていただいていますので、健診会場でできないことが問題だというような評価はしておりませんので、そこは配慮させていただいております。  以上でございます。 35 ◯委員長(方川克明君)  松井子ども福祉課長。 36 ◯子ども福祉課長(松井政人君)  子育て支援センターの利用人数が減っているというような御質問であります。  詳細の分析というのは、実はここについてはしていないのですけれども、一つの要因としてというふうに考えられるかなとは思うのですが、子供の人数ですね。子育て支援センターの利用者は3歳未満児が中心になってきます。平成28年の3歳未満児の音更町内の人口なんですけれども、これが1,080人で、これが31年の4月です。ことしなんですけれども、925人と、15%減っている状況にあります。  そういったところももしかしたら要因としてはあるのかもしれません。今ちょっと考えられるのは、ちょっとそれぐらいなものですから、以上とさせていただきます。 37 ◯委員長(方川克明君)  神長委員。 38 ◯委員(神長基子さん)  厚生病院の部分についてはわかりました。ぜひよろしくお願いしたいなというふうに思います。  福祉灯油の部分なんですけれども、いろいろ民生児童委員の方の援助もありながら周知をしていただいてというようなことでありますので、周知に関しては問題がなかったのかなというふうに感じました。  収入要件が満たなかったというようなことが主な要因ではないかということですので、その辺についてもわかりました。  また今年度どうなるかちょっとわからないですけれども、ぜひこの制度はまた継続して行っていただければというふうに思います。  乳幼児健診の部分なんですけれども、病院側の都合もありますし、あと、管内でも午後やっているところが多いというところは理解はするのですけれども、集団健診はほかの部分でメリットなどもあると思いますので、そのことについては否定はしないのですけれども、例えば1歳、2歳あたりの健診になってくると、お子さんも結構保育園などに通われている方が多い。既に通われている方も多いのかなというふうに思っております。保育園に行っていると、一般的には12時から2時という時間帯に午睡ということでお昼寝をして、そしてまた午後の活動にということで、そのリズムがある程度できてくると、やはりその途中で結局起こして連れていくなり、そういったことで、結構リズムを変えるというのは子供にとってもすごく大変なことではありますので、都合については十分わかったのですけれども、ぜひ今後も検討もやはりしていただきたいなというふうに思います。  配慮はしていただいているということでありますので、その辺については理解をいたしました。  それから、子育て支援センターの部分なんですけれども、分析はされていないということなんですけれども、実際に子供の人数自体も減っているということではありますが、それにしても、私はもう少しニーズがあってもいいのかなというふうにもちょっと思っていまして、これは民間の調査でありますけれども、いろいろ行政に求める支援というのもあるのかなというふうに思っております。  民間の調査によりますと、これは全国的な傾向なんですけれども、例えば職員の処遇改善のための資金提供ですとか、事業運営のための資金の充実を求めるといった、こういった調査結果というのも半数以上の施設で求めているということがわかっております。  あとは、いろいろ、支援センターに求められるものが年々、質的にもハードルの高いものになっているということで、職員の研修も充実させてほしいというような、そういった要望も全国的にはあるようであります。  分析はしていないということですけれども、ぜひそれぞれの支援センター、先日、上野委員のほうからこの支援センターについては質問もございましたので、私は重複しない形で求めていきたいなと思うんですけれども、必要性は高まっているということで、第2期の子供の支援計画も今、作成中ということであると思いますけれども、子育て支援センターのあり方というのをいま一度、担当のほうでもしっかりと分析をして、今後につなげていっていただきたいと思いますので、その点については要望いたします。 39 ◯委員長(方川克明君)  重松保健福祉部長。 40 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  子育て支援センターの関係でございますけれども、委員おっしゃられるとおり、利用数が若干減っているということでございまして、その辺のまた分析等も含めて、事業について整理したいというのと、また、平成30年度、先ほどもお話ししましたけれども、すくすくTOUCHというような事業の充実化も図っておりますので、そういった展開をさらに進めていきながら、ニーズの掘り起こし等を図っていきたいと思っておりますので御理解いただきたいと思います。  以上でございます。 41 ◯委員長(方川克明君)  ほかに質疑ありますか。  阿部委員。 42 ◯委員(阿部秀一君)  2つ御教示いただきたい点がございます。  まず1点目ですが、93ページの、こちら、款2高齢者福祉総務費の中の節、区分が、済みません、こちら、右側の中段なんですが、福祉電話及び緊急通報装置設置費で、こちら、267戸の設置で121万7,544円の執行であるということでございます。
     ここで、こちら、このときに稼働回数が実際にこの福祉の電話と緊急通報装置でどれぐらい稼働がなされたのか。そして、もしわかるのであれば、夜間、午後8時から朝の8時ぐらいまでの間にどれぐらいの回数だったのか。概算でもかまいません。  また、その回数の内訳として、急遽この方々が行方不明になった場合があったのかとか、あるいは急病が発生したとか、そういったような概要で構わないのですが、わかる範囲内で教えていただきたいと思います。  それともう1点、99ページの4の学童保育所費の中で、節の区分で11番の需用費、こちらで不用額が31万9,955円となっております。こちらの要因について教えていただきたいと思います。  よろしくお願いします。 43 ◯委員長(方川克明君)  堀田高齢者福祉課長。 44 ◯高齢者福祉課長(堀田 昇君)  福祉電話、それから緊急通報装置についての御質問でございます。  その中で稼働状況ということで、時間帯についてはちょっと押さえていないのですけれども、30年度の実績といたしましては、59件、ボタンを押して消防のほうに通報が行っているということでございます。その中で救急搬送された方が13件、不搬送、その場で救急隊員の方が確認して、病院に連れていかなくても大丈夫と判断した方が6件と。あと28件がちょっと誤報というか、押し間違いがあったというような状況でございます。  以上でございます。 45 ◯委員長(方川克明君)  松井子ども福祉課長。 46 ◯子ども福祉課長(松井政人君)  学童保育所費の需用費の修繕に係る部分ということでございます。  修繕費については、内訳をちょっと申し上げますと、ひまわりの家学童保育所の総合修繕ですとか、物置の修繕、これは下音更の分所のほうになりますけれども。あと、ひまわりの家学童保育所で漏水の修理。あと、蛍光灯の修繕、これが2カ所やっております。網戸の修繕、こちらは木野東の家の学童でやっております。石油暖房の暖房機の修繕ですね、これも柳町学童のほうでやっております。  その他、細かいところでもろもろ修繕をしておりまして、修繕費が191万4,469円、執行したわけですけれども、この需用費の残りについては、予定していたものはほぼ執行はしたのですけれども、結果残ってしまった執行残ということでございます。  以上です。 47 ◯委員長(方川克明君)  重松保健福祉部長。 48 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  執行残の、ちょっと加えさせていただきますけれども、ここの需用費でございますけれども、施設の管理費ですから、その中には灯油ですとかガスで150万ですとか、あと、電気料、水道料で500万ですとか、そういった大きな数字の中で運営しておりまして、その中でやはり電気料につきましては、予算が足りないというわけにもいかないわけでございまして、そういった意味で、その中で39万何がしというお金が不用額として残ったという点については御理解いただきたいなというふうに思います。  以上でございます。 49 ◯委員長(方川克明君)  阿部委員。 50 ◯委員(阿部秀一君)  教えていただいてありがとうございます。  まず、先ほどの福祉電話、そして救急通報装置、こちらが59件もあって、そして実際のところ、13件が救急搬送されたということで、救急搬送されるということは、人命にかかわることでございますので、大変有効な活用だと思いますので、ぜひとも今後も有効利用を図っていただきたいなと思います。  また、所管されている、こちら、高齢福祉課の皆様もきっとそれに対応されていらっしゃると思うので、大変な業務だと思いますし、先ほど私は夜中云々というお話もお聞きしたのですけれども、おそらくは夜中の対応もあるんじゃないかなという想定で、ちょっと数字はあれですけれども、確認させていただいた次第でございます。ありがとうございます。  あと、またもう1点、先ほどの学童保育所の関係でございますが、こちらは私も先般、今おっしゃられた木野東、あるいはそのほかおっしゃられましたけれども、こちら、子ども福祉課様のほうで、例えばコンセントの増設ですね。炊飯ジャーを幾つか並列で置いていたところがブレーカーが落ちてしまって、子供たちの、例えばコンブキャベツなどのおやつをつくるときにできなくて困ったというときに、こちらは課の方々が一生懸命夜なべをして考えられて、予算も、本来であればブレーカーを増設したり、容量アップをしなければいけないところを、コンセント増設工事ということで、財政効果を高めて少額の予算でやられたとお聞きしたり、衛生上の管理の関係で調理台を増設されるなど、本当に一生懸命現場を見られているということをお聞きしてございます。  そこで、1つお願いしたい要望がございまして、教育委員会のほうの所管では、小学校の予算の兼ね合いで、ことし特に34度、35度、36度などの高温がございました。そこで、当十勝管内においても、先ほど言われた救急搬送、熱中症によるものが5件ございましたが、命は何とかあれでしたけれども、これからの未来のある子供たちが、これから宝ですので、その子供たちの命を守るためにも、将来を生み出すためにも、ぜひとも学校の保健室などに設置されている、まだ途中の段階ではあると思うのですけれども、エアコンをぜひ検討していただきたいなと思うものでございます。  先ほどのこの31万9,955円ですと、大きい部屋では業務用のエアコンをつけようとすると百何十万かかるのでできないのですが、自分なりに考えたところ、この31万9,955円の下の下の13番の委託料というものが144万7千円ありますので、例えば地方自治法の活用による目の流用ですね。これは行政サイドとしての決済範疇であるかと思いますので、もし御検討いただいて。  いや、もしかすると私がただ知らないだけで、担当課あるいは担当部署の皆様方はもう既に検討に入られているのかもしれないのですが、そして、この学童保育所だけではなくて、保育園だとか地域保育所だとかいろいろございますので、そこで総体的にたいけんこうけんで見ていただいて、しかも単年度ではできないと思いますので、数カ年、あるいは10年程度の予算執行計画を組んでいただいて、ぜひとも御検討いただければありがたいなと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 51 ◯委員長(方川克明君)  重松保健福祉部長。 52 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  エアコンの設置の関係の御質問でございますけれども、今、順次、年次計画で設置しておりまして、0、1、2歳については各部屋終わったところでございます。  今後につきましても、財政当局等と御相談させていただきながら、可能であれば設置のほうについて現実的に考えていきたいというふうに思っているところでございます。  それで、予算の流用という話がございますけれども、不用額そのものの話にはなるのですけれども、不用額というのはそのとおり不用ということで、当初予算を組んでいて、それが何らかの事情によって残っているお金ということでございますので、それを流用するというのは、それぞれ理由が伴わないとなかなか、そういう流用というのは頻繁に行うというものではございませんので、ただ、エアコンの設置とかそういった事業については基本、当初予算で組むというのが基本となっておりますので、来年度予算に向けてまた検討していきたいと思っておりますので、御理解のほうよろしくお願いいたします。  以上でございます。 53 ◯委員長(方川克明君)  ほかに質疑ありますか。  上野委員。 54 ◯委員(上野美幸さん)  3点についてお伺いします。  まず、民生委員の活動と認知度についてということでお伺いしたいと思います。民生委員の立ち位置が重要だということを私も認識しておりまして、そのことについてどのぐらいの認知度があるのかということと、どのぐらいの町の方に周知があるのかということで、決算のほうから見えませんでしたので、その点についてお伺いしたいと思います。  もう1点目が、救急医療情報キットについてお伺いいたします。こちらも決算のほうを見させていただきましたら、前年度の数の表示がなかったのでお聞きしましたら、在庫があってそれを今、配布しているということで、この情報キットのことについてどのような認識をもって無料配布をしていっているのかというようなところをお聞きしたいと思います。  もう1点目が、引きこもり問題。ニート問題も含むと思うんですけれども、引きこもり問題についてお伺いしたいと思います。これは久野前議員が平成22年に子ども・若者支援法についての取り組みについてということで一般質問をされてから、今となると4年経過しているのですが、この引きこもりの状況とか、その調査とかしたのかなというところをお聞きしたかったのですが、先日、61万人の割り当て、61万人こういう方がいるということで、町のほうでも認識しているという回答と、調査はしていないが大体40歳から64歳が200人程度、音更町にもいるのではないかというような回答をされておりました。  その中で、200人程度の方がいるというふうに町でも押さえているということは、こういう方が相談窓口に来て相談されているのかということと、そのような職員体制がどうなっているのかというところも決算のほうから見られなかったので、ぜひ教えていただきたいなということで3つの質問です。  よろしくお願いします。 55 ◯委員長(方川克明君)  重松保健福祉部長。 56 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  3点御質問いただきました。私のほうからは3点目の引きこもりの関係についてお答えさせていただきたいと思いますけれども、引きこもりにつきましては、協議会、横並びの庁舎内で協議会、あと関係機関を集めた中で協議会を作成してはということで、そういった御意見も賜っているところでございますけれども、そういった中で、私どもといたしましては、今時点におきましては実態等について把握しておりませんけれども、何らかの方向で、やはりまずは実態を、音更町としての実態、先だって私のほうでも推計で、国の調査をもとに推計で人数等をお答えいたしましたけれども、引きこもりに対しましては実態を、どういった方法がいいのか、今ちょっとここで申し上げられませんけれども、つかむような形を今後していきたいというふうに検討しているところでございます。  それと、相談窓口でございますけれども、いろいろなケースがございます。御高齢の方が引きこもり状態の息子さんを見ているということであれば、まず、高齢者福祉課のほうに行かれる方もいらっしゃいますし、また、引きこもりの方と申しますのは、その中に精神的に患っていらっしゃる方もいらっしゃるということですので、障がい関係の相談窓口に来る方もいらっしゃいます。そして、また、その他の貧困等の関係も絡んでくるということで福祉課ということでございますけれども、そこの関係部署が一致してそういった相談があればすぐにケース会議というような形で、その方に合った、関係する部署を集めてどういった対応がいいのかというのは随時協議しているということでございます。  以上です。 57 ◯委員長(方川克明君)  高橋福祉課長。 58 ◯福祉課長(高橋規也君)  まず1点目の民生委員活動についてなんですけれども、町内には、先ほどお話ししましたとおり、99名の民生委員の方がいらっしゃいまして、どのような活動を行っているかということにつきましては、特に活動の実績をお示しするような形にはなってはいないのですけれども、年に1回、民生委員の日というものが1週間ぐらいありますので、その期間中に広報等に掲載して、民生委員の活動について周知していると。  また、3年に一度の改選期においては、地区にこういった方が民生委員であるということでお知らせをしているところでもございます。  また、町内会等にも呼びかけをいたしまして、総会等がある際には民生委員さん等についてもお声がけをしていただきたいというようなことで対応しているところでございます。  それから、2点目の情報キットの関係でございます。これは平成22年から一応導入しておりまして、その当時に1千セット作成しているということで、現在、479世帯に配布をしているということでございます。対象とされる年齢が65歳以上の方がほぼ9割以上というような状況になっております。  当時どうして無償等で配布したかということについては、消防、災害とかがあった際に迅速に救急活動に役立てるように、そういったものを冷蔵庫の中に配置しておけば、かかりつけ医ですとか服薬の内容ですとか、緊急連絡先など、災害活動に役立つというようなこともあって、当時、無料負担で配布してきて、現在もそのような形で行っているんじゃないかなというふうに思っております。  なお、近年、配布数なんですけれども、29年度については13件、30年度につきましては22件、本年度につきましては今のところ6件ということで配布しております。  以上です。 59 ◯委員長(方川克明君)  重松保健福祉部長。 60 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  1点目の民生児童委員の関係でございますけれども、今、お話ししました、先ほど私もお話ししましたとおり、99人ということで行政区が百七十何がしということで、行政区の数が多いということで、行政区に1人いらっしゃればいいのですけれども、またがる民生委員さんがいるということでございまして、自分の行政区であれば、皆さん御存じなんですけれども、隣の行政区だとなかなかお互い知り合えないということで、一昨年だったと思うのですけれども、音更連合町内会の皆さんと、あと、そこに関係する民生委員さんで話し合いと研修会というものを設けまして、お互い総会ですね、可能な限り1月に、ほとんどの町内会は1月に実施していると思うのですけれども、町内会の総会に民生委員さんも出ていくような方向はどうだろうというようなことで、そういったことで認知度を図ってはどうかという意見も民生委員さんから出ているものですから、今後そういった、今回、上野委員からも御意見がございましたので、民生委員さんに伝えさせていただきまして、認知度アップにつなげていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 61 ◯委員長(方川克明君)  上野委員。 62 ◯委員(上野美幸さん)  はい、わかりました。  引きこもりについてなんですけれども、こういう実態調査が国であるんですが、2025年に必要とされる介護人材は約253万人と言われております。実際にそのときに供給できるのが215万人と言われていて、約38万人の人材が不足されていると、今、将来の話なのですが言われております。  また、今回の一般質問、8人中4人が人材についての一般質問をさせてもらっているということもありまして、やはりこれは早急に町としても対応していくべきではないかなというふうに私も思いますし、これからの人材不足、今、民生委員のことも含めまして、人が足りなくなってくる中でのこういう手当というか、やっぱり町の方がたくさん困っている方が実はおります。  それで、本当にこういう話をすると、私もまだきちんと皆さんにお伝えすることがうまくできない点があるのですが、去年の決算委員会でも違う部署のほうで、各部署が分野で行っていくことが大切であるということと、引きこもり、ニートと今までの対応よりさらに引きこもり問題を重要と考えて、15歳から39歳、40歳から59歳と、調査の拡大を行っていきたいということで、去年の決算委員会でも回答をいただいております。しかし、やっぱり人材的に不足しているということは、行政だけではなく一般職も言われておりますので、私もそこを強くはお願いできないのかなとは思うのですが、200人という推定で数字を出していただいていると思いますけど、実際困っている方、悩んでいる方、そして先ほど部長が言われましたように、いろいろな場面で実は困っていることがあるということを相談されてくる人がたくさんいて、そして、その中でそれを役場の中で拾っていただいて、各部署で連携して相談して対応していただいているということの今の話はとても安心しました。  しかし、そういう部門をつくりまして、これからの人材育成の役に立てていくということと、町の人たちが困っている人がいるということを認識していただいて、実態調査を行い、対応していただきたいなというふうに私は思っております。  それともう一つは、民生委員なんですけど、実は新聞に出ていまして、全国1万人調査、「全く知らない」30%というふうに数字が出ております。その中で、知っていると答えた人が8%だというふうに、これはうちの町の話ではなく、全国の調査ということでの話なのですが、やはり一般質問でも言わせていただいたのですが、民生委員さんのこれからの活躍というのがとても重要視されているということと、自助・共助・公助というところで、やはり人に頼って、みんなで助け合っていくというまちづくりを行っていくというところでも、民生委員さんがどのような活動をしているのか、民生委員さんがどのように人に役立つ仕事をしているのかというような周知をしまして、そういうところでも人材を拾っていけるという場面がたくさんあるのではないかなと思います。  そういう意味でも、周知というか、民生委員さんの仕事の内容だったりとか、町にとっての重要性だったりとか、そういうことを話していただけたら、もっと協力していただける方がいるのではないかなと私は感じております。  また、私がこうやっていろいろ活動させていただいている中で民生委員さんとよく会うことがあります。その民生委員さんたちも、すごく自覚を持って活動しているという場面を私もたくさん見ることがありますので、民生委員さんの会議のときなどに活動報告などをしていただいて、その活動報告を、ぜひ、頑張っていただいている姿を広報のほうでも載せていただいて、周知してもらいたいなというふうに感じますので、それは要望したいと思います。  あと、情報キットのことなのですが、私も音更町のサイトに出ているものを見させていただきました。こちらにも、病気や災害時にすぐ救急医療活動を受けられるように希望者に無料で配布しておりますというふうに書いてありました。このことについてなのですが、これは印鑑を持参して持ってくるというふうにこちらに書いてあるのですが、これは住所や名前などを書いて印鑑を押して渡すという形になっているのでしょうか。 63 ◯委員長(方川克明君)  高橋福祉課長。 64 ◯福祉課長(高橋規也君)  情報キットの関係ですけれども、現状は申請書に印鑑をいただくような形で申請いただいておりますので、印鑑をお持ちいただくような形で、名前と住所という形にしております。  以上です。 65 ◯委員長(方川克明君)  上野委員。 66 ◯委員(上野美幸さん)  はい、わかりました。住所と名前と印鑑ということで、今、わかりました。  先日も災害のことでお話しさせていただいて、個別プランのところでやはり守秘義務の関係で進まないということで、私も実は25年度の音更町の防災計画からずっと見させていただきまして、そのころから個別プランというところが書かれておりまして、多分、今、副町長がこの前、答弁していただいたように、守秘義務がかなりありますので、そちらのほうで難行されているのだろうなというふうに私はこの前、感じて聞いておりました。  しかし、この情報キットを使うことによって、個人情報がもちろん守られるし、災害救急時のときの一考になるのではないかなというふうに私は感じました。  その中で、世帯状況とかは押さえているのかというところも兼ねてちょっとお聞きしたいと思います。 67 ◯委員長(方川克明君)  高橋福祉課長。 68 ◯福祉課長(高橋規也君)  申請書の関係でございますけれども、世帯状況と、あと申請の状況、介護状態であるとか障がいがあるとか特定疾病の受給者証をお持ちだとか、そういったことのほかに、避難行動要支援者台帳のほうの登録についてもどうかということでお伺いをしているような形にしております。そのほかにかかりつけ医の名称ですとか、緊急の連絡先までは書くような形にしております。そういった内容を含めて、このキットの中に入れて保管しておくというふうな形になっております。  あと、申請書に一応、次の事項について承諾しますということで緊急活動によっては活用されない場合があることも考えられますし、かかりつけ医療機関が記載されてあっても、緊急時そこに搬送されない場合もあるというようなことで、その辺については承諾してくださいということも含めて印鑑をいただくような形にしてございます。  世帯情報については、ひとり暮らしの世帯なのかとか、高齢者の夫婦の世帯だとか、そういったところまでで、緊急の連絡先については、どなたが緊急の連絡先かということで、住所と電話番号等を記載していただくような形にはなってございます。
     その他、救急隊員に対してもし何か伝えてほしいことがあればということで、伝言の欄についても掲載されているような形になっております。  以上です。 69 ◯委員長(方川克明君)  上野委員。 70 ◯委員(上野美幸さん)  済みません、長くなって。  この情報キットはそういう個別プランで難行しているということで、1つの一考になるのではないかなということと、また、これは、例えばこの条件、対象者の条件、1から4までありますよね。65歳以上のひとり暮らしの人、65歳以上の高齢者のみの世帯の人とかっていうふうに書いてありますよね。ホームページとかに。そういう災害のとき、災害難民の方にもなるとは思うんですけど、そのときの情報源になると私は感じております。  その中で、こちらで見させてもらいましたものにないということと、今、配布しているものが1千個、22年に購入されたものが479個出たということですよね。そして、29年13個、30年22個、本年6個出たということなんですが、これは本当にそういう方たちに満遍なく行っているのかという、それが目的じゃなくて、希望と書いてあるので、私もそこまでは言いませんが、去年の予算の中には買った形跡がないということと、1千個買うことで、本当にそういう方たちにも広げてほしいなということなんですよね。  ぜひ広げて、災害時の一考の役に立てるものであれば、本当にこの上ない、みずから個人情報を書いて冷蔵庫の中にしまうわけですので、それを何かあったとき、例えば今は共助というところで自分で自分のことをするっていう自助と共助というところで、やはりそこで第三者が入ったときに冷蔵庫の中にそれがあれば、それを持って一緒に逃げるとかっていう形もできると私は感じておりますので、これはどうしてしていないのかという問いではなく、ぜひこれを広めていただきたいということでの要望にしたいと思います。  あと、引きこもりと民生委員の活動についてもぜひ要望していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 71 ◯委員長(方川克明君)  小野町長。 72 ◯町長(小野信次君)  貴重な今、お話をいただきました。  当たり前の状態で思って今まで来ていたわけではないと思いながら、変化に対応しきれていなかったということを、今、お話を聞かせていただいてつくづく感じました。  その一つに、3点挙げられましたけれども、民生委員さんのお話。これはやはり民生委員さんというのは、随分昔の民生委員さんというのは、本当に庭先まで入ってこられて、そしてそれぞれの世帯の情報をしっかりとつかまれていて、そしてまた、相談を受ける前に逆に声かけをしてきたという、本当にそういった意味でとっても大きな役割を過去からされてきたと思います。  後に、個人情報という中で大変な制約を受けながら、しかしながら活動は求められたという、この現実もありました。上野委員さんからお話がありますように、そういった御苦労を仲間内で、あるいはこのブロック単位で、あるいは区域単位の中の民生委員さんの情報交換が得られるような、そういう場づくりにやはりしっかりと我々も向き合っていかなければならないということを、つくづく今、お話の中で伺ったところであります。  特に、以前はそういうきっかけづくりの中で一番役立ったのは共同募金。今は、しかしながら共同募金と言いながらも、せいぜい渡してくるのが精いっぱいか、あるいは送り届けるかという、こういった中で、そういったことも含めてしっかりと今後の民生委員さん、そしてまた、親しまれる民生委員さんとして行政がどこまでそのことを今、お話しいただいたように、住民の皆様方、町民の皆様方にしっかりと周知をしていけるのか。これは我々もやっぱり側面じゃなくて同じように享受しながらやっていかなければならないなということをつくづく感じさせていただきました。ありがとうございます。  あと、もう1点、情報キットの話。先ほど上野委員からもお話がありました。今回の一般質問の中で、こういった弱者に対する、あるいはマンパワーに対するお話がほとんどだったと思います。そういった中でお話をいただいた中で、やはり私もこのことにすごく関心を、久野議員が元気なころに、まあ、今も多分元気だと思うんですけれども、キットを、まさに冷蔵庫に入れてというのが初歩でした。でも、これは今、上野委員さんからの御指摘のとおり、このことをみずからが、必要としている人みずからがそのことを欲した中で渡されているという中では、まさに自助の中で自分みずからがそこからスタートされているということで、その情報は得難いものだというふうに思っています。それがまさに我々が押さえておかなければならない情報の根拠になるというふうに思っています。  これはまさにそういったことを、今、お話しいただいたこともさらにこれをしっかりと向き合っていきたいなというふうに思っております。  あと、引きこもりのお話。これは今、全てのことに、今回の一般質問の中の皆さん方の中で何度も出てきましたけれども、これをどういうふうな形でやはり持っていくかというと、今の最初に指摘をいただいた民生委員さんのお話も含めて、全部、これは我々がしっかりと目を見開いていくという意味では、そういった人たちも含めて、共有した視点にどうやったら立てるのかという、こういった、そこのスタートラインをもう1回しっかりと見極めながら取り組んでまいりたいと思います。  貴重な提言ということよりも、お話をいただきましたことを改めて感謝申し上げますけれども、今後ともそういった意味での御理解と、あるいは御協力のほどよろしくお願いいたします。  ありがとうございました。 73 ◯委員長(方川克明君)  ほかに質疑ありますか。(「はい」の声あり) 休憩(午前11時58分) 74 ◯委員長(方川克明君)  12時になりますので、休憩に入りたいと思います。再開は午後の1時ということでお願いします。  休憩いたします。 再開(午後 0時58分) 75 ◯委員長(方川克明君)  休憩前に引き続き委員会を開きます。  質疑ありませんか。  宮村委員。 76 ◯委員(宮村 哲君)  坂本委員の関連で質問しようと思ったら声が小さかったものですから前のほうに。坂本委員の関連の同じような質問でありますけれどもさせていただきます。  いろいろと坂本委員から遺族会のことについて質問があったわけでありますけれども、私もこのことについては何年か前から質問をしてきた経緯があります。遺族会の方は、やはり高齢で、これを維持するのは難しい、何とか町のほうでやってもらえないかというような幹部の意見がある方とも懇談しておりますので、私もその会長からいただいた資料を見せていただいたら、宗教ありのほうの中に2という数字がありますから、ほかの町村はないから無宗教でやっていると。これが町主催でやってもらえるということになると、その玉串でなくして献花に変わって、これをやってもらえたら結構ではないかというような考え方もありますので、遺族会の皆さん方の幹部の方と担当のほうの部長クラスとやるのか副町長とやるのか小野町長にお願いしたらいいのかわかりませんけれども、その辺、十分議論をして結論を出していただいて、早いうちにやっていただきたいと。そのことを出して、明年度に向けて検討してほしいということをお願いしたいわけであります。  先ほど、重松部長は、当面このままでやっていくというような答弁でありましたけれども、そういうことではなくして、本当に高齢になっている、そういう遺族会の皆さんの考え方を聞くことも大事だろうというふうに思うんですよ。これは本当に尊い、戦争で親きょうだいを亡くした、そのことが今の音更町はあるんだということを町長、議長等の、何というか、忠魂碑の前で亡くなった方に、魂に向かって感謝の意をあらわしているわけですから。そして、二度と戦争のない町をそのためにもやっていかないかんという、そういう誓いの言葉がいつもあるわけですから、何としても私は1年も早くそのことを実現するように強く要望して、坂本委員との関連の質問とさせていただきます。  よろしくお願いします。 77 ◯委員長(方川克明君)  小野町長。 78 ◯町長(小野信次君)  今、宮村委員さんから、午前中の坂本委員さんからのお話に関連してということでありますけれども、今、宮村委員からお話がありましたように、今日まではまさに今、お話のとおり遺族会という形でこのことに当たってこられたことは事実であります。そういった中で、今、お話がありましたように、遺族会というのは、ただただ戦争で亡くなられた方の遺族というわけじゃなくて、やはりこの間も石垣委員からもお話があったように、音更でも7月、その当時に、昭和20年の7月14日、あるいは15日といった中での戦火を浴びて、それでお亡くなりになられたという、そういった遺族の方もいらっしゃるということで、やはりいま一度、先般の一般質問にあったように、戦争と平和という中で、恒久平和という意味では、こういったことを今後の中でどうやって後世に伝えていくかという、そのありようも含めて、そしてまた、先ほど副町長からお答えさせていただきましたように、今、性急に何かをという結論を出す言葉は出ませんけれども、遺族会の人方、そしてあるいは従来のお話も先ほど出ましたけれども、実行委員会で過去はやられてきたというようなことも含めて、新しい形で今後に、後世にこういった恒久平和ということを目指して、そして、今、宮村委員からお話があったように、過去のそういった中でこの音更の地を守り抜いてきてくれた人たちに対しても敬意を表するといった形がどんな方法があるのかということも含めて、遺族会を含めて、あるいはそのほかの人たちも含めるかどうかもこれからの話だと思いますけれども、いずれにしても、今こういった機会のお話が出たという中で、切実な時期にあるというお話も今、宮村委員からお話が出ていますから、こういったお話を伺ったということを含めて、機会を捉えながら今後に当たってまいりたいと思っております。  形がどうかというのはまだ先の話になると思いますけれども、ただ、先ほど重松部長からお話があったという件につきましても、その言葉の表現が、しばらくなったのかというお話だと思いますけれども、しかし、今、どういうふうな、これ、今後にあって将来に向けた中でということもしっかり捉えながら話を進めていければいいなというふうに思っております。  今、現段階ではその程度の押さえというふうに、共通理解ということでぜひ御理解をいただければありがたいなというふうに思っています。よろしくお願いいたします。 79 ◯委員長(方川克明君)  ほかに質疑ありませんか。  榎本委員。 80 ◯委員(榎本 基君)  ちょっと喉が枯れていて聞きづらいと思いますが、よろしくお願いします。  2つお願いします。  補装具ってありますよね。91ページの備考欄に。この補装具というのは、ここでやっている給付というのは、手足とか、足とか腰とかの補装をするやつだというふうに思うのですが、これの大ざっぱな種類で結構ですので。それと、かかった費用の何%ぐらい給付しているのか。給付金として出しているのかというのを教えてください。  それから、2つ目は、主な施策の中に、11ページに認定こども園の利用者数というのは、医療的ケアの支援事業なんですが、音更認定こども園に対して医療的ケアの支援事業をしているんですが、実利用者は2人。これの2人の内訳が括弧で書いてありますが、導尿、おしっこの関係ですね。それと胃ろうというふうに書いてあって、看護師派遣196回というふうに説明がありますが、これは医療的なものですので看護師でなかったらできないのではないかというふうに思うのですが、これは実際はどういうふうなやり方をしているのか。  例えば、この子供は認定こども園にいて胃ろうをすることもあるでしょうし、家庭に戻っても胃ろうというか、御飯を食べることもあるでしょうし、この場合はどういうことになっているのか、家庭のやつは全く、例えば国保に入っている人であれば国保の中でやっているのか、そういうことも含めてちょっと御説明を願えればというふうに思います。  以上です。 81 ◯委員長(方川克明君)  高橋福祉課長。 82 ◯福祉課長(高橋規也君)  1点目の補装具の関係でございます。  補装具の支給に関しましては、身体障害者手帳を取得している方に対して、身体の失われた機能を補い、日常生活や職場生活を容易にするため補装具を支給しているということで、主な支給の内容につきましては、昨年、30年度で申し上げますと、一番支給が多かったのは車椅子でございます。その次に補聴器。3番目に下肢装具というような順番になっております。  所得に応じて費用負担というのが発生しておりまして、生活保護の世帯、あるいは低所得者、住民税非課税の世帯につきましては負担額はありません。一般の方ということで、市町村民税が46万円未満の方については、月額の上限額が3万7,200円と。それを超えた方については補装具としての支給は対象外ということになっております。  ただ、費用の、今申し上げました3万7,200円と負担の1割、どちらか低いほうを負担していただくということになりますので、例えば補装具が1万円ということであれば、1割が1千円ということになりますので、1千円が御自身の御負担いただくというような形になっております。また、児童の場合についてはその半額ということになっておりますので、1万円の場合については500円というような負担をしていただくというような形になってございます。  以上です。 83 ◯委員長(方川克明君)  松井子ども福祉課長。 84 ◯子ども福祉課長(松井政人君)  医療的ケア支援事業について御質問いただきました。  こちら、平成30年度は音更認定こども園のほうで、町内の訪問看護ステーションのほうから看護師を派遣いたしまして、それで医療的ケアを行うことで認定こども園に通園をすることに可能になったということであります。  内容については、胃ろうが1名、導尿が1名実施しております。1日1時間、2名ですね、医療的ケアを実施しておりまして、時間帯は大体お昼ぐらいに看護師に来ていただいて、それぞれ胃ろうと導尿とをやっております。  以上です。 85 ◯委員長(方川克明君)  榎本委員。  まだあります? 失礼しました。 86 ◯子ども福祉課長(松井政人君)  あくまでもこちらは認定こども園で医療的ケアを実施しているということでありますので、家庭のほうではこちらの医療的ケアの事業とはちょっと……。  おうちのほうでどういうふうにお子さんをケアをされているかということだと思うのですけれども、それは保護者のほうでやられているということであります。 87 ◯委員長(方川克明君)  榎本委員。 88 ◯委員(榎本 基君)  福祉課長、申しわけないんだけれども、車椅子は聞こえたんですが、あと2つぐらい言っていたのがちょっとわからなかったので、もう一度お願いします。 89 ◯委員長(方川克明君)  高橋福祉課長。 90 ◯福祉課長(高橋規也君)  車椅子のほかに、補聴器と、あと、下肢装具ということで、足に装着するような装具ということで、それが主な支給の内容。上位3つの支給の内容になっております。 91 ◯委員長(方川克明君)  榎本委員。 92 ◯委員(榎本 基君)  わかりました。  それで、最初の質問は、私、何でこういう質問をしたかといいますと、多分、身体障害者手帳を持っている方が自分の行動するために必要なものを買うときに補助してくれるんだなというふうに思っていたんですが、実は最近、つくづく思うんですが、この間もNHKで二晩続けてぐらい、がんの話をNHKでやっていました。そこを見ていると、女の人で髪の毛が全くなくなった人や、子供で全くなくなった人のあれが画面に出てきました。最近、顔を隠さないで出てくるから、僕は立派だなと思ってるんですが、実はウイッグというんですか、いわゆるかつらですね。もっと下世話な言葉で言うと、帽子ということも言いますけれども、そういうのもひとつ対象にされたらいいんでないかなと。  例えば、前の町長さんも随分苦労したようでありましたけれども、治療すると全身の毛が抜けるというか、それは頭髪だけでなくて抜けると。で、きれいに抜けてしまえばいいんだけれども、ぽやぽやと抜ける人もいますしいろいろですけれども、これは身体障害者手帳を持っていても持っていなくても、そういう事象が見たらわかるんですよね。  それで、僕はある病院に行ったときに、そういう治療をするそばにかつらを置いてあるんですね。その部屋の片隅にですね。だから、ああ、これはやっぱり困っている人いるんだなというふうに実は見ていました。そういう施策というのは、これはそういう意味では新しい施策になるのか、そういう、必要に迫られてかつらをかぶる人に3万7千円でなくてもいいですけれども、1割でも2割でもいいですから、給付するというか、補助するというような制度も考えたらいいんでないかなと実は思って、そして質問をさせていただきました。  本当に最近、NHKでテレビでやっているんですね。BSもやっていましたし、普通の地上波でもやっていましたけれども、そういうふうに今、保険会社の宣伝ではありませんが、2人に1人というような時代でありますので、ぜひやってください。  私もがんの治療をしているんですが、私は幸か不幸か抜けないんですね。これはもともとの頭なので、抜けないで済んでいるんですけれども、私と一緒に治療をして、先ほども厚生病院の話が出ていましたけれども、厚生病院の抗がん剤をやるところは25台のベッドと椅子があります。行くとほとんどびっちりいますね。やっぱり相当苦しい人もいるし、僕のようにあまり副作用のないのもいますけれども、そういう何か方法を、頭髪の方法を考えたら、施策を考えていただければというふうに思います。  それから、子供のやつはわかりました。認定こども園でそういう子供がいると。この子供は生涯にわたって胃ろうをしたり導尿をしないと生きていけないのかなというふうに思いますけれども、そんな数でもありませんし、ぜひ早く元気になれるような方策を考えていただければというふうに思います。  以上です。済みません。 93 ◯委員長(方川克明君)  渡辺保健課長。 94 ◯保健課長(統括保健師)(渡辺恵美さん)  最初の、がんで頭髪が抜けた方の支援ということについてのお話なのですが、昨年も多分、委員さんにそういう方が、困っている方がいらっしゃいますよというふうに教えていただきまして、現在、私たち保健センターのほうでは、十勝女性がん患者の会という会がありまして、そちらの方の支援をさせていただいています。がん患者の会の方々が、主に、乳がんの治療をされた方が代表なものですから、乳がんを治療された方が多く集まってきていまして、今、その方々の御意見を聞きながら、どういう状況でウイッグを選ばれるのかとか、どういうタイミングで準備されるのか、本当にウイッグが全員が必要なのかどうかとかというあたりをお聞きしているところです。
     その会の中で、抜けてすぐ、頭皮がまだ弱い状況ですぐウイッグを使えない方につきましては、ガーゼだとかタオルでつくったケア帽子などもお勧めしているということで、そういうのをつくってくださっているボランティアさんを探したり、今、私たちが直接支援しているのは、乳房の全摘をした方に、おっぱいですね、既製品の補装具、乳房の形をしたものを買うと本当に何万円とかかるけれども自分には合わないというものがありますので、それを毛糸で手編みをして、皆さんにいろいろ使ってもらうというのを今、私たちもボランティアとして支援させていただきながら、がん患者の方々がどんなニーズがあるのか今、調べさせていただいています。  その中で、厚生病院だとかのがん相談室の認定看護師さんなどとも連携がとれるようになりますので、今後、そういう看護師さん方の御意見も聞きながら、今は外見的なことということでウイッグのことを言っていただきましたが、本当に必要なもの、どんな支援を望まれているのかというのを少し調査と研究をさせていただくのにお時間をいただきたいというふうに思って活動しているところでございます。  以上です。 95 ◯委員長(方川克明君)  重松保健福祉部長。 96 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  私のほうからは2点目の関係でございますけれども、委員おっしゃいますとおり、医療的ケアが必要な子であっても保育園に通えるような施策を今後とも引き続き続けていきたいというふうに考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。  以上でございます。 97 ◯委員長(方川克明君)  榎本委員。 98 ◯委員(榎本 基君)  保健センターのほうで研究されているということですので、ぜひ早期に結論を出して、施策が日の目を早く見られることを私も願っていますし、ぜひ努力していただきたいというふうに申し上げて終わります。 99 ◯委員長(方川克明君)  ほかに質疑ありませんか。  松浦委員。 100 ◯委員(松浦波雄君)  産後ケア事業について、利用者23人、延べ利用回数56回というような数字が記載されておりますが、これについてどのような、町として成果というか感想を持っておられるか。それがまず1点。  2点目は、乳がん予防セットの配布でありますが、これについては4年かけて配布する計画だったのかなというふうに思っておりますが、これについてはまず最初に、この乳がん予防セットはどういうものかというか、大枠のまず説明と、それと対象者と30年度に配布した数、これについてお答えください。  それから、徘徊高齢者家族支援事業。これについても制度の概要と、それとこれを利用した件数、それと実際にどのような成果があったのかどうか。あったのかなかったのかを含めて教えてください。  4点目が、配食サービス。これも配食エリアを町内全域に拡大したと思っておりますが、これは見守りを兼ねてやられたというふうに思います。また、民間事業者が全てこの年から請け負ったのかなというふうに思っておりますが、これについてもちょっとまず、見守り事業の成果を含めて、この成果についてお答えください。  以上4点お願いします。 101 ◯委員長(方川克明君)  松浦委員、質問事項が4点ありましたけれども、配食サービスの関係と徘徊の部分については介護保険会計のほうで質問していただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。  今、ここで障がい者の配食サービスの部分ではお答えできます。高齢者の部分については介護保険会計のほうで議論したいと思います。  松浦委員からの質問に答える部分についてはお答えしたいということであります。  堀田高齢者福祉課長。 102 ◯高齢者福祉課長(堀田 昇君)  それでは、配食サービスについて高齢者介護保険とあわせてお答えしたいと思います。  昨年の7月から社会福祉協議会から町のほうに持ってきて、民間業者に委託をして進めております。それで、障がい者の方が4名で、あと高齢者の方が106名ということで、全体で110名の方に配食をさせていただいております。去年の6月末までが42名だったのが、倍以上の方に御利用いただいたのかなというふうに考えております。  それから、配食したことによっての成果というかなんですけれども、今のところ、配達してぐあいが悪かったとか、そういったことはなかったというふうに事業者さんからの報告をいただいております。  昨年、ブラックアウトのときに急遽、認知症の方に対して配食をさせていただいたりとか、そういう臨機応変な対応をさせていただいたということで、すごくいいサービスが提供できたのかなというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 103 ◯委員長(方川克明君)  渡辺保健課長。 104 ◯保健課長(統括保健師)(渡辺恵美さん)  それでは、まず最初に、産後ケア事業の町としての成果と感想ということをお答えしたいと思います。  利用された方は皆さんやっぱり安心して育児に取り組めるようになったということと、あと、助けてくれる人がいて安心した、自分では気がつかない子供の成長や自分の変化を評価していただくことで自信を持って取り組めるようになったという方が大変多く、4カ月までの御利用なのですが、こうやって定期的に誰かにかかわってほしいなというような御意見もありまして、ほかの人とつながるということの必要性を実感していただけて、精神的な支えになって、大変いい事業だなというふうに思っております。  そういうのも踏まえまして、今年度につきましては、精神的に不安定な方なんかを御家庭で支援をしたいなということで、訪問型の産後ケアも導入しておりますが、今のところ、出ていってリフレッシュしたいという御希望の方のほうが多いものですから、訪問型の御利用は今のところございません。  あと、もう1点の乳がん予防セットの配布についてですが、予防セットの中のものですが、乳がん予防についてのリーフレットと、自己検診法の方法を書いたシートをお配りしています。自己検診法の方法を書いたシートは、浴室に置いておけるようにビニールコーティングされているもので、浴室でお体を洗ったときに、そのシートを見ながら思い出して自己検診をしていただきたいなというものです。  今ちょっと正確な数字は手元になかったのですが、1,700名ぐらいの方にお配りをしていまして、昨年が4年計画の1年目、ことしが2年目で、2回配布させていただいています。  以上です。 105 ◯委員長(方川克明君)  松浦委員。 106 ◯委員(松浦波雄君)  では、まず、この配食サービスでございますが、非常に利用者もふえて好評であるということで、大変いいことなのかなというふうに思っております。  それで、この中に1つ含めていた、これはひょっとしたら介護に入るのかもしれませんけれども、見守りも兼ねてやっていたというふうに思っていたのですが、これについてはどうだったのかなというのをお答えいただいていなかったので、それもちょっと1つ、次にお答えいただくとして、あと、やはり食べるということは、食事はやっぱり元気の源だと思っております。ですので、やはり自分で食事をつくることが難しい方にとっては本当に非常にありがたい制度かなというふうに思っておりますが、それに加えて、例えばやっぱり食は好みがございますので、メニューとかアレルギーに関することとか、そういうことをどういうふうに検討されたのかちょっと教えてください。  あと、乳がん予防セットの配布については、4年かけて配布ということで、これは知らないという人もいるんですけれども、これはどういうふうにしてお知らせしているのか。取りにきてくださいと言っているのか、それともこちらから対象になるような方にお知らせしてからこういうのを配っているのか。それについてちょっと教えてください。  あと、産後ケアの部分につきましては、あわせてどのような人、例えば子供が2人、3人いる方が多いのか、それとも子供1人の方が多いのか、もしくは単身、こちらにあまり縁者がいなくて頼る人がいないような人がやっぱり多いのか、そういうのを含めて教えてください。  あと、1人平均2回というのは、これはちょっとどうなのかな。もうちょっと回数がふえるようなことを考えたほうがいいのかなと思いますが、それについてもどうなのか。また、宿泊型、これについても需要があるのかどうか、あわせてお答えください。 107 ◯委員長(方川克明君)  堀田高齢者福祉課長。 108 ◯高齢者福祉課長(堀田 昇君)  私のほうで見守りの部分について、先ほど答弁が漏れた分について申しわけございません。  まず、配食サービスを利用するに当たっては、町のほうに申請をいただきまして、町のほうから事業者さんに依頼書をかけます。事業所は管理栄養士さんが御自宅のほうに伺って、御本人の病状、高血圧だとか糖尿だとかそういった病気がないか、または食事制限があるかないか、そういったことを確認すると。それと、万が一のことがあって緊急連絡先、息子さんだとか親族の方の連絡先を確認した上で契約というか手続を踏んで、あと、その方の1週間のスケジュール、例えばデイサービスが火曜日と金曜日に入っています。その日はちょっと遅くなるので配食サービスは要りませんとか、そういった確認をしながら配食する日にちを決めていくという流れになっています。  その中で、配達したときに何かあれば緊急連絡するということの見守りをしながら進めていくということで、昨年度は特にそういった万が一のことはなかったというふうに御理解いただければと思います。  それから、食事の内容ですが、おおむね6割ぐらいの方が普通食という形をとらせていただいて、中には減塩食だとか、それから糖尿病食、あと、透析の方もいらっしゃるのでカリウム等を除いた腎臓食というようなものを、その方にあわせて食事を提供させていただいているというような状況にございます。  以上でございます。 109 ◯委員長(方川克明君)  渡辺保健課長。 110 ◯保健課長(統括保健師)(渡辺恵美さん)  産後ケアのことの御質問についてお答えします。  先ほど、どのような方が利用されているのかということをお聞きされたと思うのですが、要件の中に支援者のいない方という要件がありまして、そこに該当する、ここが生まれ育った土地ではない、御家族の方がお近くにいない方、あるいは、いても御病気だとか就労で支援を見込めない方という方がほとんどです。  初産婦さん、経産婦さんの利用の状況なのですが、経産婦さんが43%ほど、初産婦さんが57%ほどの方になります。申請されている方はもっと多いのですが、実際、私たちが赤ちゃん訪問にお伺いしたときに必要かどうかお母さんと決めて申請を受けておりますが、申請をしたんだけど、実際、子供も順調に育ってきたし、思ったよりも楽しく育児ができているので使いませんでしたという方も結構いらっしゃいます。  経産婦さんは自分の休憩、レスパイトのために1回だけ御利用されるという方が多く、初産婦さんの方がやっぱり2回から4回使われる方が多いなというのが実情です。  宿泊型についてということなのですが、皆さんやっぱりレスパイトというような意味合いですると、丸々1日というよりは、子供を預けてゆっくりお風呂に入りたい、子供を預けてゆっくりお昼寝をしてみたい、自分で食事をつくらないで誰かにつくってもらって1回食べたいというような御希望が多いので、今のところデイサービス型で何とか皆さんのニーズには応えることができているのかなというふうに思っております。  以上です。  続けて、乳がんセットの配布方法ですが、乳がん検診につきましては、隔年度で受診をしていただくような仕組みの検診になっておりますので、偶数年齢の該当年齢になった方に検診無料のお知らせと一緒に御案内をお送りしています。それなので、直接御自宅のほうに検診のお知らせと自己検診ができるようなものを配布させていただいております。  以上でございます。 111 ◯委員長(方川克明君)  松浦委員。 112 ◯委員(松浦波雄君)  産後ケア事業にしろ配食サービスにしろ、個人のいろいろな事情だとか、また、食事については好みの問題とかいろいろございますので、今、お聞きしましたように、よく声を聞かれて、きめ細やかな事業を継続していただくことを要望して終わります。 113 ◯委員長(方川克明君)  ほかに質疑ありませんか。  山川秀正委員。 114 ◯委員(山川秀正君)  それでは、社会福祉総務費にかかわってお聞きをしたいと思います。  まず1つは、社会福祉協議会、ここへの補助金が1,980万円出ておりますけれども、今の質疑の中でも社会福祉協議会、配食サービスはやめましたというような話もありましたけれども、ある町民の方から、社会福祉協議会の今の運営状況はどうなのというような心配、いろいろな事業を今、新しく始めたりやめたりというような状況が散見されていて、運営自体どうなのという、そういう心配の声もありまして、ぜひ今の状況を率直にお知らせ願いたいなというふうに思っております。  それから、2点目は、きょうの本会議での諸般の報告もありましたけれども、この保健福祉部にかかわっての公用車の使用、管理の状況はどうなっているのか、この点についてお伺いをしたいと思います。 115 ◯委員長(方川克明君)  重松保健福祉部長。 116 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  町の社会福祉協議会の現在の体制等々についての御質問についてお答えしたいと思いますけれども、社会福祉協議会、皆さん御存じのとおり、町の福祉の核となる事業所ということで、町内に唯一ということでございまして、町のほうでも人件費等について補助しているところでございまして、近年、いろいろ事業等が多様化してきまして、まず先ほどの配食サービスを例にとりますと、こちらにつきましては社協の事業もすばらしい事業であったのですけれども、社協が運営することによって、それが地域支援事業のメニューに乗ってこないというような点もございまして、町のほうで主体となって実施していくということで、改廃ということで、この事業はそういった見直しをかけてきたということでございまして、あと、その方向性といたしましては、これも例えばでございますけれども、災害ボランティアとか、そういったところのニーズも一方でふえてきておりまして、町と社協といろいろお話し合い、きのうも事務局長といろいろとお話し合いもしたところでございますけれども、今後の方向性については、社協ならでは、社協しかできない事業のほうに特化した形で、全力を注いでいく形で運営していっていただきたいということでございまして、老人クラブの事務事業ですとか、そういったものにつきましても担っていただいているということで、町と社協との間でよりよい事業を、どちらがやればいいのか、一緒にやればいいのか、そういったものを一つ一つお互い一緒に考えながら、今、進めているところでございます。  以上でございます。 117 ◯委員長(方川克明君)  重松保健福祉部長。 118 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  運営状況ということでございますけれども、以前、包括支援センターのほうで、ゆうゆうというデイサービス事業をやっておりましたけれども、そこがいよいよ運営が難しいということで、先だって廃止ということになりまして、以前、ゆうゆうにつきましては、利益等が出てきたということで、事業的にはよかったのですけれども、それが赤字になったということで、その分の剰余金がなかなか生まれなくなったということがございまして、そこでまず廃止となったということでございまして、その後、運営はしているのですけれども、決算の状況等を聞くと赤字というような部分も、剰余金が生まれていないというような部分も聞いているところでございます。  以上でございます。 119 ◯委員長(方川克明君)  堀田高齢者福祉課長。 120 ◯高齢者福祉課長(堀田 昇君)  私のほうから、高齢者福祉課、地域包括支援センターで管理しています公用車について御回答したいと思います。  高齢者福祉課については12台の公用車を所有しております。車検のお話でいきますと、昨年、そのうち4台を車検していまして、今年度、令和元年度については8台の車検を進めているというような状況でございます。  以上です。 121 ◯委員長(方川克明君)  山川秀正委員。 122 ◯委員(山川秀正君)  社会福祉協議会、今、説明を聞いていて、部門的に赤字というようなお話もありましたけれども、社会福祉協議会全体としてどうなんでしょうか。運営自体が大変になったと。それで赤字部門はという話なのか、それとも、社協がやると赤字になるからほかの民間組織等々に、また別に委託をかけているということなのか、そこら辺の合意というのは町と話し合いながらということですけれども、住民サービス、そういう視点から見たときに、ちょっと大丈夫なのかという部分も含めて懸念の声があって、ゆうゆうがなくなってという声も何人かからもお聞きをしたりするんですけれども、ぜひそういった点で、そういう事業の改廃という部分あたりでの、町と社協との合意の問題だとか、年間、例えば社協自体としては赤字で、その部分についてはどういうふうに、例えば赤字補填のための財源をどういうふうに生み出しているのかというか、その赤字という情報自体も間違いだったらぜひそういう話も含めてお願いをしたいなというふうに思っています。  それから、公用車の管理については12台管理をしているということで、30年度中には4台、今年度になってから8台の車検を取ったということなんですけれども、その日常管理という部分では、先ほど報告されましたように、事故対策としてという部分の中で報告はされているのですけれども、保健福祉部の中でのそういう日常の車検等々の管理というのはどういうふうに、誰がというよりもどういうふうに担って、そういう車検切れ等々の懸念、そういうことが発生しないようなというあたりをどういうふうにしているのかという点と、きょう聞いていてといいますか、それぞれの所管で公用車を管理していると。そういう状況で本当に間違いが起きないのかというのは非常に懸念を持っているのですけれども、ぜひそういった部分で音更町が所有している公用車全体の今の管理状況等々について、資料要求をしたいなというふうに考えていますので、よろしくお願いします。
    休憩(午後 1時50分) 123 ◯委員長(方川克明君)  休憩いたします。 本休憩(午後 1時55分) 124 ◯委員長(方川克明君)  本休憩といたします。10分程度とします。 再開(午後 2時09分) 125 ◯委員長(方川克明君)  休憩前に引き続き委員会を開きます。  山川秀正委員から、町が管理する公用車の車検状況とリースの台数についての資料要求がありました。本委員会として要求することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 126 ◯委員長(方川克明君)  異議なしと認めます。  山川秀正委員が求めた資料について要求することに決定しました。  重松保健福祉部長。 127 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  先ほどの社会福祉協議会の関係につきまして答弁させていただきますけれども、まず、ゆうゆうの関係でございます。デイサービスセンターゆうゆうの関係でございますけれども、こちらのデイサービスにつきましては、介護保険制度が創設されたときに、なかなか町内で担い手がいらっしゃらないということで、1カ所、柏寿協会さんのほうでは運営していたのですけれども、それでは足りないということで社会福祉協議会と町とで協力し合いながら創設してきたというところで、そういった中で運営はしてきたのですけれども、町内にデイサービスセンターが民間で進出してきまして、その辺については一定程度の役割は終えたということもございまして、社会福祉協議会については、今後、本来の地域福祉活動に専念していく方向性ということで、そちらのほうでやるということでございまして、この部分につきましては、平成29年度から1名、職員を増員して生活支援体制整備事業ということで地域包括ケアシステムの担い手ということで、そういった事業を推進しているということでございますけれども、それで、全体の財政状況でございますけれども、先ほど申し上げましたのは、全体の収支が、昨年度の決算状況を見させていただきますと、収支不足が発生していると。そこに持っている基金を取り崩して充てて運営しているというような状況でございまして、今後、社協さんとはお話しさせていただいていますのは、自助努力も必要ということで、社協の自助努力というのもなかなか限られている部分はございますけれども、寄附金等のさらにそういった努力を重ねるということで何とか財政運営が好転するように図りたいということで話しているところでございます。  なお、先ほど、1名増員が平成29年と申し上げましたけれども、昨年の4月からということでございます。訂正させていただきます。  以上でございます。 128 ◯委員長(方川克明君)  ほかに質疑ありませんか。  ほかに質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。 休憩(午後 2時13分) 129 ◯委員長(方川克明君)  説明員入れかえのため休憩します。 再開(午後 2時15分) 130 ◯委員長(方川克明君)  休憩前に引き続き、委員会を開きます。  第5款町民生活費を議題とします。  説明を求めます。  荒井町民生活部長。 131 ◯町民生活部長(荒井一好君)  決算書の102、103ページをお開き願います。5款町民生活費につきまして御説明いたします。なお、主要な施策報告書の14ページから17ページにかけて掲載しておりますので、あわせて御参照いただきたいと存じます。  それでは、最初に1項町民費でございます。  1目町民総務費につきましては、年金相談員1名分の賃金、個人番号カード交付事務に係る臨時職1名分の賃金。  それから戸籍住民基本台帳事務費のほか、個人番号カード等関連事務交付金につきましては、マイナンバー制度に伴います個人番号カード発行などに係る事務等につきまして、全市町村が地方公共団体情報システム機構、J-LISに委託して行っており、全国の人口割合により案分した額をJ-LISに支払うものでございます。  なお、個人番号カードの平成30年度の町民への交付件数は404件で、年度末の状況で申し上げますと、平成27年度の制度開始時からの累計で3,421件のマイナンバーカードを交付しており、町民の7.7%に交付している状況でございます。  2目医療給付費につきましては、乳幼児等医療費は2,299人、重度心身障がい者医療費は787人、ひとり親家庭等医療費は1,356人、養育医療費は8人の方に助成を行いました。  北海道後期高齢者医療広域連合負担金は、市町村が負担する後期高齢者に係る療養給付費の12分の1の負担金でございます。  国民健康保険事業勘定特別会計繰出金は、保険税の軽減分や保険者支援分に係る基盤安定制度や人件費や事務費、財政安定化支援事業などに対する繰出金であります。  後期高齢者医療特別会計繰出金は、保険料の軽減制度や事務費に対する繰出金であります。  次に、3目町民相談費でありますが、町民法律相談業務委託料につきましては、弁護士による相談業務の委託、地域人権啓発活動活性化事業費につきましては、保育所等での人権教室開催などの経費、消費生活センター業務費につきましては、消費者協会に委託しております相談員3名分の人件費などの消費生活相談業務の経費、それから消費者行政活性化事業費につきましては、消費生活センターだよりの発行経費や相談員のレベルアップ事業などであります。このほか、消費者協会への補助などでございます。  なお、各種相談件数の実績でございますが、主要な施策報告書に掲載しておりますとおり、町民法律相談が49件、消費生活相談が337件でございます。このほか、人権・行政・暮らしの相談が17件、窓口相談が184件、すずらん無料法律相談が9件となっております。  104、105ページをお開き願います。  4目地域会館等施設費でありますが、地域会館等施設整備工事費でありますが、西中地区集落センター改修工事につきましては、外壁や屋根の塗装工事などを実施いたしました。  平成8年度建設の共栄コミュニティセンターの屋上防水工事のほか、共栄コミュニティセンターほか非常用照明器具改修工事は、コミセンや総合福祉センター、計3カ所、25灯の非常用照明器具を改修したものでございます。  総合福祉センター暖房設備修繕工事は、熱交換機の修繕等を行いました。  昭和地区構造改善センター駐車場改修工事は、駐車場未舗装分の179平方メートルの舗装工事などを行いました。  それから、地域会館等施設管理費につきましては、コミセンを含む38施設の維持管理費と各地域会館等の管理運営交付金などの経費でございます。  5目木野支所費につきましては、木野支所の事務費のほか、町民センターの管理費、町民センター改修事業費は平成6年度に町民センターが建設されており、老朽化に伴いまして外壁や冷暖房など、施設全体の改修に係る設計委託を行ったものでございます。  次に、2項環境衛生費でございます。  1目環境衛生費につきましては、環境衛生作業員2名の賃金、火葬場管理費、それから畜犬関係費につきましては犬の登録のほか狂犬病の予防注射済み票の交付に係る経費などでございます。生活環境づくり事業費につきましては、啓発用資材や看板を購入しております。  続きまして、106、107ページをお開き願います。  2目清掃費につきましては、収集作業員2名の賃金、それから十勝圏複合事務組合への各構成市町村の清掃事業に係る負担金でございます。なお、内訳は記載のとおりでございます。  ごみ収集処理費につきましては、家庭系ごみの収集費用でございまして、6事業者で実施しております収集処理委託業務のほか、指定ごみ袋印刷などの経費であります。  ごみサポート事業でございますが、高齢や障がいなどの理由によりまして自力でのごみ出しが困難である世帯に収集作業員が個別訪問し、ごみを収集し、希望がある場合は声かけを行う事業でありまして、30年度は92世帯につきまして事業を実施いたしました。  ごみ減量化対策及びリサイクル事業につきましては、資源ごみ集団回収奨励協力金103団体分と社会福祉協議会に委託しております資源ごみの収集業務の経費でございます。  3目墓苑費につきましては、霊園の維持管理費のほか、霊園再整備事業費につきましては、霊園の園路や排水施設などの老朽化が進んでいることから、墓参通路1,462メートル、管理用通路83メートルの整備を行ったものでございます。なお、30年度末現在で霊園の全造成区画数3,085区画のうち、使用許可しております区画数は2,924区画で、残りは161区画となっております。なお、区画の返還によりまして、再許可できる区画を含めました残区画数は310区画となっております。  4目生活安全対策費でありますが、交通安全指導員につきましては、交通安全指導員45名、それから児童交通安全指導員16名の活動費などでございます。  街路灯設置及び管理費につきましては、町の街路灯や防犯灯の電気料のほか、街路灯の新規設置や更新、電球切れの交換経費でございます。  交差点対策費は、交通安全の警戒看板などの経費であります。  行政区防犯灯維持費交付金につきましては、行政区が維持管理しております防犯灯の電気料金に対する交付金であります。このほか、交通安全協会と帯広地区防犯協会連合会への補助金及び負担金でございます。  幼児・新入学児童交通安全対策費につきましては、保育所や小学校などで実施する交通安全教室に係る経費でございます。  次に、108、109ページをお開き願います。  5目環境対策費でありますが、住宅用太陽光発電システム普及促進事業補助金につきましては31件の補助を行っております。  環境測定委託につきましては、河川9地点の水質検査の経費であります。  その他事務費でありますが、昭和52年3月までに建設改修された施設にPCB使用安定器が含まれている可能性があることから、27施設1,329灯につきまして、PCB使用安定器が設置されていないかの調査を行った委託料556万2千円が含まれております。なお、調査結果でございますが、6施設26灯の安定器にPCBが含まれている可能性があるため、既にその26灯につきましては撤去済みでございまして、令和元年度予算で処理をすることとしております。  以上、説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 132 ◯委員長(方川克明君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑ありませんか。  阿部委員。 133 ◯委員(阿部秀一君)  それでは、御質問を何点かさせていただきたいと思います。  まず1点目でございますが、105ページの款の4の地域会館等施設費でございます。こちら、11番の需用費の残額が149万9,837円ございます。こちら、右側のほうに各種修繕工事が掲載されてございますが、また、これ以外にも私が聞き及んでいるところでは、北蘭会館の北側の駐車場、補正予算で直していただけるということでございます。また、それ以外にも共栄コミュニティセンターのじゅうたん、フロアカーペットですね、こちらを洗浄していただいたり、種々やっていただいているのですけれども、この不用額の要因についてお教え願いたいと思います。  それと、続きまして、もう1点が107ページの款4の生活安全対策費でございますが、こちらの右側の街路灯設置及び管理費で4,369万495円の執行が計上されてございます。こちらについては、昨年の街路灯については設置が12灯、そして更新が5灯ということでございます。こちら、そこで現在、各行政区から要望されている未設置数、未更新数がどれぐらいあるのかお教えいただきたいと思います。といいますのは、明るいところでは犯罪が起きないというアメリカの刑事政策の報告がありまして、そこでお聞きさせていただきたいというものでございます。  続きまして3点目に、最後になりますが、109ページの、こちら款5の環境対策費でございます。こちらの右側の備考欄に環境測定委託料ということで、先ほど河川9カ所の測定を委託して結果が出ているということでございますが、その河川9カ所の結果に良好、あるいは改善の余地、さまざまな結果があると思いますので、その内訳を教えていただきたいと思います。  以上についてよろしくお願いいたします。 134 ◯委員長(方川克明君)  青砥町民課長。 135 ◯町民課長(青砥 正君)  私のほうから地域会館の不用額の関係でお答えしたいと思います。  これにつきましては、需用費予算が3,501万1千円に対しまして、支出済み額が3,351万1,163円ということで、不用額149万9,837円となっています。これにつきましては、地域会館35カ所、それからコミセン3カ所、そこの需用費ということで、燃料費ですとか光熱水費、修繕費などをこちらから負担しているというような形になっております。  149万9千円、約150万円の不用額、執行残という形になっておりますけれども、主なものといたしましては、まず、地域会館部分で灯油の執行残が20万円ほど、それから電気、ガスで25万円ほどです。コミセンの関係で予算よりも電気代が50万円ほど執行残となっています。あと、消耗品関係で10万円ちょっと、それから修繕費関係では残り35万円ほどの執行残というふうな形になっていまして、ほぼ150万という形で残ってはおりますけれども、いろいろ電気関係ですとか光熱費、燃料代もこれに入っていますので、ほぼ予定どおり執行できたのかなというふうに思っております。  以上です。 136 ◯委員長(方川克明君)  原環境生活課長。 137 ◯環境生活課長(原 弘美君)  私のほうからは、防犯灯の設置要望につきましての設置状況についてまずお答えさせていただきます。申しわけございません、街路灯ですね。  街路灯につきましては、地域の方から要望があった段階で現地のほうを確認させていただいております。その上で、設置基準等々がございますので、それと照らし合わせて、設置できるところは設置をさせていただいております。  今、まだ未設置のところがあるのかどうかということでございますけれども、その段階で判断して設置できるものを設置しておりますので、要望で今のところ未設置というところはございません。  それから、河川の水質の試験結果でございます。河川の水質結果につきましては、9カ所の河川を年4回測定させていただいているのですけれども、それの平均値ではございますが、BOD、生化学的酸素要求量、俗に言う川のきれいさをあらわす数値なのですけれども、そちらのところが1地点で基準をオーバーしていると。それと、大腸菌群数、大腸菌の数ですね、こちらにつきましても1河川で基準をオーバーしているという結果でございます。  以上でございます。 138 ◯委員長(方川克明君)  阿部委員。 139 ◯委員(阿部秀一君)  ありがとうございます。
     先ほどのこのコミュニティセンターと、そして各種会館ですね、一生懸命真摯にメンテナンスをかけられたり、現場の方々の御意向をお聞きしたり、対応をとっていらっしゃるというのは重々お聞きしてございますが、そこで、例えばコミュニティセンター等々で福祉センターなどありますけれども、この残額の予算の範囲内で、可能なところでウォッシュレットがついていないところについては御検討いただきたいというところと、あと、この地域会館などで流しが、例えば冬場凍結して、その流し自体使えない状態で、洗面器に水をくんで、そして手洗いをジャバジャバって、こうやっているところなどもあると聞き及んでございますので、本当に予算の範囲内であれなんですけれども、可能であれば、こちら、修繕の対応を御検討いただければありがたいなと思います。  また、こちら、街灯については未設置がゼロということで、大変すばらしいことだなと思いますので、こういった、またこれから新規でもし要望があった際にも、そういったこの町民の方々のニーズに応えていただきながら、現場を見ながら、基準を超えた場合には即座に対応されるということを継続してやっていただきたいと思います。  続きまして、先ほどの環境測定量でありますが、BOD、あるいは大腸菌の関係で、それぞれおのおの1カ所、大きく基準値を超えたケースがあるということで、こちら、それでは、その後の、年4回の平均値をとられているということでございますけれども、環境の維持管理、向上という点からどのような形で今後対策をとられるのかについて教えていただきたいと思います。 140 ◯委員長(方川克明君)  荒井町民生活部長。 141 ◯町民生活部長(荒井一好君)  私のほうから、今、1点目の予算の関係についてお答えしたいと思います。  ウォッシュレットですとか流しの更新、そういったものに不用額、これを使って対応したらどうだというような御提言だと思います。  ただ、予算というのはやはりある一定の当初予算でこういった事業を行うというふうになっている部分を、それで結果的に執行残が出ていると。それを担当の原課が、自由自在と言うとちょっとおかしいのですけれども、そういったことをやりますと予算規律ですとか、そういった点からやはりどうなのかなというようなことで考えております。  ですから、必要な部分は、例えば今回9月で補正を上げたような形ですとか、当初予算に計上するですとか、やはり一定のルールに沿った形で今までもやってきておりますし、今後もそういった形で適正な予算執行に努めてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。 142 ◯委員長(方川克明君)  原環境生活課長。 143 ◯環境生活課長(原 弘美君)  河川の基準を超えているということで、先ほど答弁させていただいたのですが、年4回やらせていただいておりますけれども、全て基準をオーバーしているというわけではございません。やはり降雨、雨の後とかでどうしても濁りが大きくなるとかということで、時期によって、あと、例えば夏場の暑い時期ですとどうしても大腸菌群数とか、その辺が上がるということで、抜本的な対策というのはかなり厳しいのかなと思われます。  ただ、あまりにもひどいところにつきましては、その周辺で原因となるものを調査する等々をやっているのですけれども、なかなか毎回同じように基準値をオーバーするということではございませんので、なかなか原因判明までに至らないというのが現状でございます。  以上でございます。 144 ◯委員長(方川克明君)  阿部委員。 145 ◯委員(阿部秀一君)  先ほどのこの予算の構成についてはよくわかりました。了解しました。  こちら、BODの関係についても、今回、年4回のところが1回だけこういった先ほどの降雨の状況ですとか気温の上昇変化によってあらわれたものだということでおっしゃられましたので、経過観察の状態だと考えましたので、それでよろしければ経過観察のとおり実施していただいて、もし何か継続して異常が発生した場合には、ほかの関係する環境省など、河川の開発など、いろいろノウハウを持っているところもあるかと思いますので、連携をとった対応が必要かと思われますが、現状はこれで了解しました。引き続きよろしくお願いいたします。  以上であります。 146 ◯委員長(方川克明君)  そのほか、質疑ありませんか。  上野委員。 147 ◯委員(上野美幸さん)  今、地域会館のことも確認しようと思ったのですが、阿部委員のほうから確認がありましたので、再度聞くことはしないのですが、地域会館は管理人がいて、そして備品や消耗品などについては町と相談しながら購入し、メンテナンスをかけているということで、今、お話を伺いました。  その件に関連してなのですが、音更の総合福祉センターについてお聞きいたします。この福祉センターはどなたが管理をして、また、備品や消耗品についてはどなたが目安を見て修繕や備品の購入などをしているのか教えてください。 148 ◯委員長(方川克明君)  青砥町民課長。 149 ◯町民課長(青砥 正君)  ただいまの御質問でありますけれども、地域会館につきましては管理人さんがおりますけれども、3カ所のコミセンにつきましては、清掃なども含めまして業者に委託しているというような管理を行っております。  コミセンなどの、今、総合福祉センターということでありますけれども、備品の整備、それから消耗品などに関しましては町民課のほうで、町のほうで必要なものは整備していっているというような状況であります。  以上です。 150 ◯委員長(方川克明君)  上野委員。 151 ◯委員(上野美幸さん)  わかりました。  じゃあ、総合福祉センターについてちょっとお尋ねいたします。総合福祉センターには、障がい者が就労している喫茶はっぴぃ~や授乳室、今、授乳室が施設に必要だということで音更町でつくり、いろいろなところに授乳室ができたと思われます。そうしたロビーにあるソファーがとても汚いということでお話をお聞きしまして、もちろん確認に行ったら、本当に食べ物をこぼしたあととか、たばこの穴とか、そういうものがすごくあるなというふうに実感しております。  そこで、自販でジュースを飲んだりとか、授乳室を構えているので、カフェからお母様たちとかがそこを利用してなごんでいるという姿を何回か見ることがあるので、そのソファーをどういうふうに、クリーニングするのか、張りかえるのか、買いかえるのかというのは、ちょっとその目安が知りたいなということで、先ほどいろいろ中身を見せていただいたのですが、そういう修繕のほうとかはちょっと見当たらなかったので、この辺についてどう思われるか質問いたします。 152 ◯委員長(方川克明君)  荒井町民生活部長。 153 ◯町民生活部長(荒井一好君)  ソファーの汚れ等々についてというような御質問かなというふうに思います。  私も、実際、行く機会がございまして、やはりなかなかきれいではないなというふうに私も十分認識しております。ですから、なかなか予算化までは至っていないのですけれども、例えばできる範囲で、今、総合福祉センターではないのですけれども、木野コミセンにつきましては、今ちょうど修繕中でございます。木野コミセンの汚い、汚いとあまり言うとですね、あまりきれいではない部分については、そういったような修繕の対応をさせていただいております。  ですから、そういった部分で、ちょっとすぐにはできないかもしれませんけれども、やはり年次計画で予算の範囲内でやらせていただきたいと考えております。担当としては、今、議員がおっしゃったように、ちょっとできるだけそういった部分は早く是正したいなというふうには思っておりますけれども、何せ限られた予算でございますので、そういった範囲の中で対応していきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。 154 ◯委員長(方川克明君)  上野委員。 155 ◯委員(上野美幸さん)  はい、わかりました。  やっぱり多くの人が使用する場所ということで、音更町民以外の方も使用すると思われます。その中で、やっぱり町の印象というところもありますし、使い勝手がいいから音更のあの施設を使うという方もいますので、ぜひ予算がある中で考えて検討していただきながらやっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。 156 ◯委員長(方川克明君)  ほかに質疑ありませんか。  堀江委員。 157 ◯委員(堀江美夫君)  町民の法律相談について伺います。実態なんですけど、この法律相談の弁護士さんの事務所との契約というのは、1事業所というか、1弁護士事務所との契約でやっていらっしゃるのですか。  その辺の実態を伺いたいのと、もう1点ですけど、私も共栄コミセンによく行く機会があるのですけれども、2階へ上がっていきますと、電子機器を使って、足もみなのかよくわからないのですが、その機械を使いながら町民同士が交流をされていらっしゃるのですけれども、その機械はもう結構古いということなので、そういうメンテナンスの費用とかっていうのは、この費目の中の地域会館施設管理費の中に全体で入っているんですが、項目的にはその費目はどれなのかちょっとお示しいただければと思います。 158 ◯委員長(方川克明君)  青砥町民課長。 159 ◯町民課長(青砥 正君)  まず、法律相談の関係でありますけれども、これにつきましては、弁護士に毎年委託という形で実施しているというような状況であります。  それから、ヘルストロンの関係でありますけれども、ヘルストロンに関しましては、予算的には毎年保守点検が出てくるというようなことがありまして、年間1カ所4万円ほどの予算で保守点検をしながら使っていっているというような状況であります。  それで、ヘルストロンの予算の関係ですけれども、地域会館等施設管理費の中で予算的には見て実施しております。  以上です。 160 ◯委員長(方川克明君)  堀江委員。 161 ◯委員(堀江美夫君)  はい、わかりました。  法律事務所というのは1カ所ということで捉えていいんですね。病院なんかもセカンドオピニオンとかあるように、顧問契約というのは結んでいるわけではないんですよね。委託しているというだけですね。ですから、個々にということで、必ずしも1カ所の弁護士事務所を使わなきゃならないのかなというのは、ちょっと考えるところがあります。  それで、法律って何かきちっと決まった形ですけど、弁護士さんっていうのはわりとそれぞれの法律に対する考え方もあると思うので、いわゆる2人の弁護士事務所等を使うという方法というのはできるのかできないのか。  その辺のことと、あと、さっきのコミセンの話ですけど、共栄コミセンと木野コミセンということで、コミュニティセンターでございます。地域会館は地域の人が集まってお話できますけど、コミセンは結構、共栄コミセンの例でいきますと、柳町の人とか、むつみ地区の人とか、共栄の人とか、緑陽台の人が来て、そういうコミュニケーションをしながら、地域の違う人と交流を深めながら健康の維持のためにやっていらっしゃるということで、介護保険を少しでも減らすためにも、結構お話を聞きますと、機械が相当老朽化しているということで、なくなることを危惧しておりますので、こちらのほうはぜひ要望として、そういう機器がいつまでも置かれて、地域の方が交流されているということの大事さを捉えていただきたいと思います。それは要望といたします。  それで、さっきの弁護士さんの1カ所ということはどうなのか。その件だけお答え願いたいと思います。 162 ◯委員長(方川克明君)  荒井町民生活部長。 163 ◯町民生活部長(荒井一好君)  2点御質問いただきました。1点だけというようなお話でございましたけれども、まず、弁護士につきましては、やはり町の今までのいろいろな事例をよく知られている弁護士に委託をしているというような状況でございます。ですから、相談につきましては、一定程度、20分無料でまずはそこで相談をしていただくと。その前にやはり弁護士さんと経緯、いろいろ最初から話しますとすぐ20分終わってしまいますので、うちの町民生活部の担当のほうで一定程度、その内容を集約しまして、弁護士のほうに連絡をして、20分の範囲内で一定程度の相談を受けるというような体制にしております。  ですから、その後につきましては、そのまま弁護士に依頼する方もいらっしゃいますし、違う方になるかもしれませんし、ですから町としましては相談のまず第一歩ということで今のところ、今の弁護士の方と今後もそういったように同様の契約を結んでいきたいというふうに現時点では考えております。  2点目のヘルストロン、後継機種、スカイウエルということでございますけれども、私もちょっと詳しいことはよくわかっていないのですけれども、電気をかけて体に一定程度いいのかなというような理解はしております。健康的にいいのかどうなのか、そこまでちょっとわからないですけれども、いいという話は聞いております。  今、議員がおっしゃったように、憩いの場になっているというようなお話も聞いております。やはりなくなったら困るという意見も全く聞いていないわけではございません。ですから、担当としましては、今、若干古くはなっておりますけれども、使えるだけ今の部分を維持、補修しながら使っていきたいなというふうに考えております。  ですから、今後、何年度をめどに新しいのにするとか廃止するとか、今の時点で言うような答えは持ち合わせておりませんけれども、まずはできるだけ使っていきたいなというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。 164 ◯委員長(方川克明君)  ほかに質疑ありませんか。  山川秀正委員。 165 ◯委員(山川秀正君)  3点ほどお願いをしたいと思います。  まず1点目は、マイナンバーカード、今、報告によりますと普及率が7.7%ということでありますけれども、こういった普及率の中で行政上何か支障が発生されているのかどうか。この点についてお伺いをしたいと思います。  あわせて、マイナンバーカード発行以前にあった住基カードは今どういう存在になっているのか、この点についてもあわせてお願いします。  それから、2点目は、ごみにかかわってでございますけれども、施策報告書等にも、家庭ごみ(有料)、可燃物、それから不燃物ということで載ってございまして、ごみの有料化になって、それこそ二十数年たっている状況の中で、有料化の大きな目的であったごみの減量というところがどの程度達成できたのかというあたりをひとつお聞きしたいのと、もう1点は、中部事業団といいますか、くりりんセンターの建てかえということが今、相談されているようですけれども、これについて今の進捗状況と構成市町村の反応等々をどういうふうに把握されているのかお願いをしたいと思います。  それから、3点目は、霊園にかかわってですけれども、一般質問でも取り上げられておりますし、何度か議論になっていると思いますけれども、合同納骨塚、この整備を町としても進めようと考えていたけれども、地域住民からの要望等々もあって、今のところその見通しが立っていない状況なのかなというふうには理解するのですけれども、そのとき等々のやりとりを聞いていると、そういう状況を少しでも前向きに解決するために住民との合意等々、町としての努力を払っていくような答弁だったような気がするんですけれども、そういった点で30年度という中で、そういう合同納骨塚についての到達点と住民等との合意形成といいますか、そういった点ではどういうことがなされたのか、この3点についてお願いをしたいと思います。 166 ◯委員長(方川克明君)  青砥町民課長。 167 ◯町民課長(青砥 正君)  それでは、私のほうからは最初のマイナンバーカードの関係につきましてお答えさせていただきます。  マイナンバーカードの前に、住基カードのことについてでありますけれども、住基カードにつきましては、平成15年から交付が始まっておりまして、マイナンバーカードが出た平成27年12月28日で交付が終了しているというような状況です。今持っている方につきましては、一応10年間は使えるという形になっておりますので、持っている方につきましては10年間は使っていくことが可能だよというような形になっています。  その後継といいますか、今現在は住基カードからマイナンバーカードということになっておりまして、本町の交付率としては7.7%ということで、若干低いのかなというふうには思っています。  私もカードは持ってはいるのですけれども、今、行政上、持っていなくて支障がないのかというようなお話でしたけれども、今現在、私もカードを持っているのですがほとんど使う場がないというような状況で、私も家にしまってあるような状況になっているというような状況になっています。  それで、今現在、国のほうで考えているのが、6月にはデジタルガバメント閣僚会議というのを開きまして、第4回の会議なのですけれども、その中では令和3年の3月からはマイナンバーカードの機能を使いまして、健康保険証としての利用も考えていこうと。そして、それに向けて、公務員はできるだけ早めに今年度中に取ってもらいたいというような形で決定されています。  そして、今回、9月3日に第5回のデジタルガバメント会議の中では、国のほうではこの交付増に向けて具体的な交付枚数の想定もしながら進めていこうということで、来年7月までには大体国全体の4分の1、3千万人から4千万人、そして令和3年3月、これは健康保険証としての利用が一部始まるようなときですけれども、そのときには大体6千万枚から7千万枚の交付を予定していると。そして、令和4年3月には、大体このころになるとほぼ医療機関の中でもマイナンバーカードが使えるような形になるので、約1億万枚の交付を想定した中で、それに向けて各市町村で計画的にやっていってくださいよというような決定がされております。  これから、北海道におきましては9月30日にそれの説明会なども予定されておりますけれども、10月にはそういった計画も策定していくというような形であります。役場としてもそれに向けての庁内体制ですとか、どんな交付枚数を目標にしていくとか、そういったものを今後詰めていってというような形で、国のほうとしてもできるだけ国民にマイナンバー制度のメリットを実感していただけるデジタル社会を早期に実現していくということで進められているところでありますので、それにあわせて町のほうもそれなりの体制、交付を進めていくというようなことで考えている状況であります。  以上です。
    168 ◯委員長(方川克明君)  原環境生活課長。 169 ◯環境生活課長(原 弘美君)  私のほうからは、ごみの量、有料化したことによってどれだけ減量化したかということをお答えさせていただきたいと思います。  ごみの有料化につきましては、平成16年10月からごみを有料化させていただいております。当時、平成16年の1人当たりの排出量というのが、可燃ごみ、不燃ごみ、今で言う青いごみ袋と黄色いごみ袋で出しているやつなんですけれども、そちらで1年間に1人当たり大体232キロの排出量がございました。30年度の実績なのですけれども、30年度でいきますと、149キロで、有料化した段階で大体1人当たり150キロ程度に落ちまして、大体横ばい状態で推移しているという状況でございます。  それと、新たなくりりん、新中間処理施設の今の現状でございますけれども、こちらにつきましては本定例会前の民生常任委員会でも説明をさせていただいておりますけれども、今時点でまずごみの焼却方法、どのような焼却方法をということで、そちらのほうが決まったということで方法としましてはいろいろな方法、ごみを焼却する方法はあるのですが、ストーカ式ということで、今のくりりんでの焼却方法と同じ焼却方法を採用するということで今進んでおります。  それと2点目なのですけれども、規模ですね。規模につきまして、焼却の施設の規模、現在のくりりんにつきましては、1日当たり330トンの焼却を行えるだけの規模を持っております。それを新しい施設では1日当たり294トンの焼却をする施設とするということで進んでおります。それと、破砕施設、大型ごみとかを小さく砕く機械なんですけれども、破砕施設につきましては、今のくりりんセンターが日当たり110トン、それを新しい施設では日当たり50トンの施設とするということで進んでおります。今のところ、令和9年の稼働を目指して進んでおります。  以上でございます。 170 ◯委員長(方川克明君)  荒井町民生活部長。 171 ◯町民生活部長(荒井一好君)  私からは3点目の合同納骨塚についての考え方というような御質問かなというふうに、それにつきましてお答えをさせていただきたいと思います。  地元の方から合同納骨塚の整備についてということで意見を29年4月に私、その提出を受けております。そして、30年度どういったことをやったのかというような御質問だと思います。やはり29年に受けて、すぐどうなのかというのもやはりいかがなものなのかというような判断もございまして、地元との協議というのは行っておりません。  あと、もう一つ、この地元だけの意見ではございませんけれども、合同納骨塚に対する考え方、賛成の方もいらっしゃいますし、やはりいかがなものかという方も町民の中にはいらっしゃるというのも事実でございます。やはり町として合同納骨塚を設置したほうがいいのかどうなのか、そういったところからやはり考えるべきかなというようなことも考えております。  ですから、どこまで議論、考えがまとまっているんだというような御質問かなとは思いますけれども、まだやはり当初の予定どおり、こうすべきだというふうには現時点ではそういうふうには今、進んでいないというような状況でございます。  ですから、いろいろな一般質問の中でも、町長から答弁申し上げましたように、環境づくり、どのような環境づくりがあるのかというとなかなか具体的に申し上げることができないのですけれども、やはり住民さまざまな声、賛成の方、反対の方もいらっしゃる、こういった中でどうすればコンセンサスを得られるのか、やはりそういったことにつきましてもう少しお時間をいただきながら検討、研究してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。 172 ◯委員長(方川克明君)  山川秀正委員。 173 ◯委員(山川秀正君)  1点目のマイナンバーカードについて、国がそういう動きをしていると。率直に言って、交付がなかなか伸びないと。だから健康保険証と合体させるんだっていう、何といいますか非常に、私から言わせるとこそくな手段を使ってでもマイナンバーカードを普及したい、こういうことかなというふうにうがった見方もしているのですけれども、実際は今までの時点ではそういう不便がほとんどなかったと。今後も、例えば健康保険カードについてもそれぞれ国保等々含めて、それぞれ今の現状の中で生活していて支障はない、そういう状況の中で個人情報を一定のカードに集約する、そういう危険性については十分指摘されているわけですから、そういった点では国の動きに対して無批判に受け入れるのではなく、やはり当然、そういう所持をしていない人についても今後とも日常生活に不便が発生しないような対応を求めておきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  それから、ごみの問題については、ほぼ現状維持ということでございますけれども、この問題についてもこれから迎える少子高齢化の社会の中で、1人当たりのごみの量は減っていないかもしれないけれども、全体の量は減っていくんだと思うんですね。そういう状況の中で、今後どう対応していくかという点では、くりりんも今の規模よりも一定程度縮減をして、引き続きということでございますけれども、やはり原則、基本としては燃やすということ自体をどれだけ少なくするかという取り組み、ここは非常に大事になってくると思いますので、そういった点では、燃やさないで済む、資源化するということも一番の早道かなと思いますけれども、そういった点での努力、ここを求めておきたいと思いますし、くりりんについても現状のようなスタイルで今後も引き続きという、今の時点ではそういう方向に向かっているということですけれども、極力そういった部分の中で燃やさない努力というところをこれからくりりんが完成するまでの時間の中での取り組みを強く求めておきたいと思います。  3点目についても、今の現状はわかりましたけれども、町として合同納骨塚をやろうという結論といいますか、方向性を出して進んでいったけれども、住民合意が十分でなかったと。そこは理解をしますけれども、ぜひそういった点で、黙っていても時が解決してくれるわけではないっていうふうに率直に思いますから、そういった点では合意という部分と、そしたら町としては合同納骨塚については断念をするのかということあたりも含めて、当然、一定の時期に結論を出さなければならないというふうに思いますので、そういった点では、そういう取り組み、今のところは何かお話を聞いていると、静観をしているというふうにしか聞こえなかったのですけれども、そういったところで本当にいいのか、ぜひ方向性を結論を出してという状況の中で、その町の出した結論が間違いであったというふうには私も理解しておりませんし、当然、隣の帯広市を初め、多くの自治体でそういう動きが強まっている。それこそこれからの時代背景を考えると、まさにどんどんとそういう要望が広がっていくんだというふうに思いますので、そういう状況の中で早くスタンスを決めて、前に進んでいっていただきたいということを強く要望しておきたいと思います。  以上です。 174 ◯委員長(方川克明君)  高木副町長。 175 ◯副町長(高木 収君)  まず、マイナンバーカードの件なのですけれども、マイナンバーカードが導入される時点におきまして、今、山川委員からおっしゃられたような、やはり個人のプライバシーというようなことで、個人情報の取り扱いというのは随分議論されたというふうに私も思っております。  マイナンバーカードとは違いますけれども、個人番号の通知カード、これは全部配られています。これについてもこの番号を住民票に印字するかしないかというようなことで、自治体によって間違いがあったりとか、取り扱いに不備があったりとか、いろいろな自治体における取り扱いにも過去いろいろあったということも事実でございます。  そういった中で、今はまだ普及率が低いということと、マイナンバーカードを使う、例えば税の申告等々あるわけですけれども、マイナンバーカードを使う行政サービスの範囲とかそういうことが比較的まだ少ない、小さいといったことがあまり大きな問題が生じていない、逆に言えば要因なのかもしれないと思っています。  ただ、この普及が進んでいった段階では、やはり今度はいろいろな個人情報を活用した、また、逆に言うと、悪用するような場面がないとも限らないと思っています。ですから、マイナンバーカードの普及とともに、どうやってセキュリティーを上げていくのかといったことは、これはもう本当に制度の根本設計にかかわることだと思いますので、私たちは直接国にお伝えするような場面はなかなかないのですけれども、これについては十分注視をして、町民の権利がしっかり守られるようにはしていかなければならないなというふうに考えています。  それから、ごみの関係なのですけれども、ごみの有料化したということが一つの、無駄な廃棄をしなくなったということにつながっているのは間違いないなというふうに思います。さらに、資源化ということについても、いろいろな取り組みがいろいろな自治体でされていることもまた承知しております。ただ、この企業団の中でも、ごみのくりりんセンターの建てかえに当たって、資源化をするような方向も一定検討されました。ただ、影響、効果とコストの問題、そういったことを相対的に考えて、先ほども答弁させていただいたような現行のストーカ方式を採用するというような方針に至ったというふうに理解しております。  ただ、ごみというのは、燃えるごみ、特に生ごみ関係だと思うのですけれども、これはちょっと話が違うかもしれませんけれども、食品ロスともつながるようなお話でもございますので、そこについてはやはりしっかりした意識を持っていくということをいろいろな場面で町としてもPRしていかなければならないなと思っています。  それから、霊園といいますか、合同納骨塚の関係です。これについては、町としては合同納骨塚の必要性ということについては認識しているつもりです。実際、町民の声という形で合同納骨塚を整備してほしいという御要望をいただいているのも、これも事実でございます。私たちとしては、整備したいという認識は持っていまして、これまでも議会のほうにもいろいろ御相談をさせていただいています。また、一般質問でもたびたび複数の議員さんから取り上げていただいております。その議論、あるいは決算委員会、予算委員会等々、それから所管の民生常任委員会でも議論していただいた経緯もございます。その中でも、委員さんの中でもいろいろな考え方がおありになる。これも皆さん同じ方向を向いているわけではないということもあります。むしろ民生常任委員会の、さきの構成替えになる前ですけれども、慎重に対応するべきだという民生常任委員会からの御意見もいただいた経緯もございます。  したがって、町としては整備はしたいというか、整備をする必要性については認識をしているのですけれども、町民の合意ということの中で、ひとつやっぱり議会とのコンセンサスもどうやってとっていくのかといったこともございますので、ここは努力をしないで静観をしているというふうな厳しい御意見もいただきましたけれども、なかなか機運が盛り上がらないのもあるのかなと思いますけれども、必要性については認識しておりますので、引き続き合意形成できるような方向に向けて、町としても努力はしたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 176 ◯委員長(方川克明君)  ほかに質疑ありませんか。  新村委員。 177 ◯委員(新村裕司君)  交通安全にかかわる部分で、特に交差点の対策費ということで、資料のほうで、警戒看板設置で昨年度36カ所、事業費として91万ということで御報告があったのですけれども、特に最近では、特に郊外では、優先道路がどちらかわからないような交差点も多々見受けられたりして、それで、昨年、看板を設置した36件はどのような形で設置したのか。地域住民や地域の代表者からの要望を受けて設置したこともあろうかと思いますけれども、それ以外には例えば、ふだん道路パトロールで道路の補修箇所とかを見ているついでに危険な交差点とか、そういった情報などを連携してもらって設置しているケースもあるのかどうなのか。まずその辺について伺えればと思います。 178 ◯委員長(方川克明君)  原環境生活課長。 179 ◯環境生活課長(原 弘美君)  ただいまの交差点等々での標識、「スピードを落とせ」だとか「交差点あり」だとか、そういうのは基本的には地元の方の要望等々があって、現地を我々のほうで確認させていただいて、あ、危険だねということで設置をさせていただいております。多くは交差点で、どうしても市街地とかでスピードを落とさないということがあって、「交差点あり」、それから「歩行者横断注意」等々の看板、それとあと直線道路でどうしてもスピードを出し過ぎるというところで、「スピードを落とせ」という看板を設置させていただいている事例もございます。そういうのは、ある程度の路線上で一定の間隔で効果的に見えるようにということでさせていただいております。基本、地元の方からの要望を受けて、それで現地を確認して設置をさせていただいているというところでございます。  以上でございます。 180 ◯委員長(方川克明君)  新村委員。 181 ◯委員(新村裕司君)  基本的には地元の方の要望を受けて設置していただくということで確認させていただきました。  私の地元で、もともと前から危険な交差点だなという認識があったところがあったのですけれども、たまたまことしの春ですか、その交差点でまさに事故が起きてしまいまして、一方は地元の方で、もう一方は地元じゃない方ということだったのですけれども、事故は車が廃車になるほどの大きな事故だったのですけれども、幸いにも、小さなお子さんも乗っていたのですけれども、不幸中の幸い、人のけがということはなかったのですけれども、今思えば、早めにそういった要望を出しておけばよかったのかなと悔やまれるところだったのですけれども、それ以降、町のほうに申請して交差点の警戒看板を設置していただいたところではあったのですけれども、今後そのようなことを少しでもなくすようにというふうに思いますし、その36件設置したうちの中に、やはり中には本当に公安委員会で「とまれ」の標識をつけてもらうべきところもあるのかなというふうに思いますけれども、その辺の御見解を伺えればと思います。 182 ◯委員長(方川克明君)  荒井町民生活部長。 183 ◯町民生活部長(荒井一好君)  公安委員会への要請と町の看板設置の関連性というような御質問かなというふうに考えます。  公安委員会の要望は、年に1回、各町内会等の御要望、そういったものを集約しまして、町長以下、私も含めて、あと、交通安全協会の会長さん、こういった方々と帯広警察署長、年に1回、要請書を出しているというような状況です。  その中で、一時停止につきましては31年の1月時点の要請数で139カ所の要請をしております。町内で。ただ、最近の例で申し上げますと、去年2カ所、久しぶりについたというような状況でございます。ですから、例えばいろいろ警察の方とお話ししますと、明らかに優先道路があれば、今は優先道路とわかるようなところはなかなか一時停止はつけないと。逆に、一時停止の標識が劣化していれば廃止の対象にしていくと。その考え方はやはり交通ルール、お互いに譲り合うのが必要だと、そういったような観点から、警察の方は言うのですけれども、なかなかやはり地元の方も、こちらの地区で、例えば一時停止があるのにうちのところはどうなんだというような御意見も多数ございます。ですから、町としましても、そういった要望に対しまして年に1回、警察署長のほうに要請をさせていただいている。  ですから、逆に言いますと、そういった中で町としてできるのが何かということになりますと、交差点の、例えば「交差点注意」ですとか、先ほど課長が申し上げましたように「スピード落とせ」ですとか、そういったような啓発の看板。ですから、やはりこういったところではどうなんだろうというような声を逆に出していただければ、町のほうで担当で確認をさせていただきながら、設置できる場所があればできるだけ設置してまいりたいというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 184 ◯委員長(方川克明君)  新村委員。 185 ◯委員(新村裕司君)  公安委員会のほうへの要請も一応、随時していただいているということで、確認はさせていただきましたけれども、実際はなかなか、信号機の設置も含めてそういった一時停止の看板は難しいところかなというふうに考えております。  それで、町で設置する警戒看板についてですけれども、私の実感するところ、私も町外れに住んでいるもので、町境に近いところになると、何と言いますか、言葉は悪いですけれども、他町との責任のなすり合いみたいな、そんな感じではちょっと言い方は悪いかもしれないのですけれども、また違う交差点で、音更と士幌と鹿追と、地図で見ると3町にまたがるような交差点があって、そこも最近までは交差点の警戒を示す看板がなかったのですけれども、二、三年ぐらい前から士幌のほうで警戒看板をつけてもらったという経緯はあったのですけれども、それに関して、他町との連携とかっていうのはできているものなのかどうなのかお伺いしたいと思います。 186 ◯委員長(方川克明君)  荒井町民生活部長。 187 ◯町民生活部長(荒井一好君)  他町との連携というような御質問かなと思います。  残念ながら、他町との連携は今とっておりません。ですから、今、御指摘のありましたような部分につきまして、担当者同士、担当課長同士、話すこともできますので、やはり1回、情報共有の場を持ちたいなと思います。ですから、ほかの町村と連携しながら、今、御指摘のあったことにつきましては対応してまいりたいと思いますので、御理解をいただきたいと存じます。 188 ◯委員長(方川克明君)  新村委員。 189 ◯委員(新村裕司君)  それで、先ほど例に挙げた事故のあった交差点なんですけれども、もともとは優先道路だったところよりも、優先じゃなかった道路のほうが、道営の事業か何かで立派になってしまって、優先じゃない道路のほうが優先道路のような、そんな道の広さになってしまったという、そんなケースだったんですよね。そういったところは本当に重点的に公安委員会のほうに一時停止の申請というふうにお願いしたいところであります。  また、町で設置する警戒看板についても、冬の間の積雪だとか除雪作業において破損したりというケースも考えられるので、そういった一度設置した場所については今後しっかりまた補修なりしていただきたいということと、あと、近年でインバウンドといいますか、外国人観光客だけでレンタカーに乗って旅行されているというケースも多々見受けられるかと思います。そういった意味で、外国人にも対応した看板も今後必要になっていくのではないのかなというふうに思いますので、その辺の見解を最後お伺いして終わりたいと思います。 190 ◯委員長(方川克明君)  荒井町民生活部長。 191 ◯町民生活部長(荒井一好君)  今、町の設置した警戒看板、冬の降雪等で破損しているというような状況のパトロールというようなことです。  担当としても、一定程度のパトロールはしているのですけれども、やはり全て回るというのはなかなかいきません。ですから、私のほうも、例えばまちづくり懇談会、そういったような機会がありましたら、区長さんとのお話になるのですけれども、そういった中でいろいろな要望をお聞きするときに、町で例えば警戒看板をつけております。そういった中で破損とかあれば、一定程度回らせてはいただいてはいるのですけれども、なかなか全て把握できないと。  ですから、逆に、そういった情報をいただければ、担当のほうで確認をして、新しい看板にするなり修繕するなり、そういったような対応をとりたいというふうに考えております。  また、インバウンドの関係でございます。ちょっとどういったものができるのか、今この場ではお答えできませんので、今後の研究、検討をさせていただきたいなと。あと、他市町村の事例等もあればあわせて勉強してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。 192 ◯委員長(方川克明君)  ほかに質疑ありませんか。  質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。 休憩(午後 3時28分) 193 ◯委員長(方川克明君)  説明員入れかえのため休憩します。1時間程度経過しましたので、本休憩とします。10分程度です。 再開(午後 3時40分) 194 ◯委員長(方川克明君)  休憩前に引き続き、委員会を開きます。  第6款産業振興費を議題とします。  説明を求めます。  傳法経済部長。 195 ◯経済部長(傳法伸也君)  それでは、6款産業振興費の御説明をさせていただきます。  決算書の108ページ、109ページをお開きいただきたいと存じます。なお、別冊の決算に係る主要な施策報告書の17ページから25ページ、決算参考資料の25ページから28ページまでの普通建設事業の状況をあわせてごらんいただきたいと存じます。  繰越明許費3億944万9千円につきましては、1項農業費、3項土地改良費にて御説明をいたします。  1項農業費、1目農業振興費でございますが、16億9,945万5,983円の支出済額で、前年度と比較して12億6,430万2,258円の増となっております。増となった主な要因でございますが、産地パワーアップ事業補助金、畑作構造転換事業補助金、担い手確保経営強化支援事業補助金によるものです。  それでは、備考欄に記載しております各項目の主なものについて御説明をいたします。  農家経営対策費といたしまして、農業経営基盤強化資金189件、畜産特別支援資金12件、平成28年度農業災害に係る農業経営維持資金107件、及び平成30年度農業災害に係る農業経営維持資金48件、合計356件の利子補給を実施したところでございます。  平成28年台風対応耕畜連携緊急支援事業補助金につきましては、平成28年台風対策として計画したもので、平成29年度と平成30年度の2年間の事業でございます。  加工用スイートコーンの代替作物を確保することによる甲種農家の輪作体系維持対策、良質な飼料の確保による酪農畜産農家の粗飼料確保対策として両者が一体となった事業を農協と連携して実施するものでございます。平成30年度の実績でございますが、30件127.62ヘクタールとなってございます。
     人材育成事業費につきましては、年輪塾学習会に係る講師謝礼と、及び海外研修補助分でございます。  3つ飛ばしまして、人・農地プラン関連事業費につきましては、人・農地プラン検討会の開催に伴う委員報酬及び費用弁償のほか、新規就農者の支援である農業次世代人材投資資金として2名への給付を行ったところでございます。  環境保全型農業直接支援対策事業費につきましては、化学肥料、化学農薬の5割低減などの取り組みに対し支援する環境保全型直接支払交付金でございます。平成30年度につきましては112戸の会員の皆様が、大豆や小豆などで1,505.52ヘクタール取り組まれております。  農業再生協議会交付金につきましては、経営所得安定対策及びその関連対策を円滑に実施するため、その事務は各市町村において行政と農業関係機関で構成された協議会を設置し、事業を進めることとされてございます。本町におきましては、町、両農協、農業委員会、土地改良区及びNOSAIの構成で、農業再生協議会を組織し、事業を進めており、その事務費用の交付金のほか、農業後継者確保対策事業として新規就農を目指す若者等の基礎研修受け入れ協力金及び研修手当2名分と事業推進員賃金1名分となってございます。  産地パワー事業補助金につきましては、音更町農業協同組合が実施した豆類貯留調製施設に対し、事業費の2分の1を国が補助したものでございます。  経営体育成支援事業補助金につきましては、地域の担い手の育成確保を推進するため、農業用機械、施設の導入の支援や大雪や台風等で被災した農業用機械、施設の復旧等に係る緊急支援補助金で3件の実績があったところでございます。  大豆産地活性化対策事業補助金につきましては、音更町農業再生協議会で策定した音更町産パワーアップ計画に基づき、大豆の作付面積拡大を目指しておりますが、それに伴いダイズシストセンチュウの発生率も上昇していることから、ダイズシストセンチュウ密度低減に効果のあるアカクローバーの小麦間作を普及推進するため、ラジコンヘリによる作業の経費を補助したもので、平成30年度の実績は22戸124.08ヘクタールとなってございます。  畑作構造転換事業補助金につきましては、バレイショ、テンサイ等について畑作営農の大規模化に対応するため、省力作業体系の導入、種バレイショの生産向上等に対して支援するもので、平成30年度は18件補助しているものでございます。  農業後継者農村定住促進事業基金積立金につきましては、町民の寄附による基金でもって農村コミュニティの活性化のために農業後継者の農村地域への定住促進を図るため設けられた事業で、それに対する積立金でございます。  110ページ、111ページをお開き願いたいと存じます。農業後継者農村定住促進事業奨励金につきましては、ただいま御説明した基金により、農村地域に住宅の新築または購入をして居住を開始した農業後継者に対し、奨励金50万円を交付するもので、平成30年度は3件の実績があったところでございます。  担い手確保・経営強化支援事業補助金につきましては、担い手の育成、確保の取り組みと、農地集積集約化の取り組みを一体的かつ積極的に推進する地域において、地域の担い手が経営発展に意欲的に取り組む際に必要となる農業用機械の導入等について、農業者が金融機関からの融資を活用して農業用機械等の整備をする際に、取得に要する経費から融資を除いた自己負担分について助成を行うもので、平成30年度は2件の実績があったところでございます。  続きまして、2目畜産業費でございますが、5,209万7,570円の支出済額となってございます。繰越明許費2億9,554万9千円につきましては、畜産酪農収益力強化整備等特別対策事業で、音更町畜産クラスター計画に基づき、収益力強化を目的に音更町畜産クラスター協議会が事業主体となり、株式会社北海大石ファームが取り組むもので、平成30年度は繁殖棟1棟、分娩棟3棟、哺乳棟1棟、育成棟1棟、堆肥舎1棟などの建設を予定してございましたが、平成30年度中に完了できなかったため、翌年度に繰越を行ったものでございます。なお、町の持ち出しはございません。  町有牧場管理委託料につきましては、畜産経営の安定化を図るため、大牧、北誉、長流枝の3牧場の管理委託の経費でございます。入牧期間は5月7日から10月25日の172日間、入牧実頭数588頭、延べ頭数にして7万8,654頭の受け入れで、前年度の延べ頭数に対して8,499頭の増となったところでございます。  2つ飛ばしまして、農業公社貸付肉用牛償還金及び管理料につきましては、肉用牛の生産基盤の維持強化を図ることを目的に、肉用牛繁殖経営の新規参入や繁殖牛群の改良のために生産者が導入する有料繁殖牝牛を北海道農業公社が貸し付ける事業でありますが、事業の制度上、実際には北海道農業公社から市町村を介して生産者に貸し付ける仕組みとなっており、貸付を受けた有料肉用牛の償還と償還利息及び管理料となってございます。  1つ飛ばしまして、酪農ヘルパー活動事業補助金につきましては、終年拘束性の高い酪農事業者の休日確保を図り、ゆとりある生活を実現するため、前年度と同様に有限会社デイリーサービスに対する助成でございます。利用件数474件、総利用日数1,114日で、前年対比8.5日の増となったところでございます。  下から3つ目の酪農生産基盤強化支援事業費につきましては、音更町の酪農生産基盤の強化を図るため、平成27年度に設置した基金を活用し、3カ年事業として生乳増産に向け取り組みを支援するもので、平成30年度が最終年となってございます。直近過去3カ年の平均出荷乳量を上回った量に対し、年間40万円を上限に、1キログラム当たり7円の補助を交付するもので、昨年度は42件に補助いたしました。また、3カ年の交付実績ですが、交付額3,245万7,483円、交付戸数60戸で、延べ225件となってございます。  次に、3目産業連携推進費でございますが、1億7,565万4,071円の支出済額で、前年度と比較して1億3,846万4,873円の増となっております。増となった主な要因でございますが、魅力発信エリア構想事業、食料産業・6次産業化事業補助金によるものでございます。  地場産品消費拡大推進事業費につきましては、町と両農協で実施しております音更町内産の農畜産物の消費拡大を図るため、アスパラ、ブロッコリー、長いもなどの旬の地場産品を町内小中学校及び保育園の給食食材として提供するもので、両農協で取り扱わない乳製品ほかとり肉についても町の単独経費により提供しているところでございます。  ふれあい交流館管理費につきましては、管理委託料、燃料費、光熱水費等の施設管理に要する維持管理費でございます。なお、交流館の利用実績につきましては、昨年度の利用者数は1万1,868人で、前年度と比較しまして1,282人の減となったところでございます。  特産センター管理費につきましては、管理委託料、燃料費、光熱水費等の施設管理に要する維持管理費でございます。  魅力発信エリア構想事業費につきましては、事業手法の検討調査、当該地の測量やボーリング調査、道路予備設計などを行うとともに、民間事業者の企画力の活用を図るため、事業者の公募を実施したところでございます。  グリーンツーリズム事業費につきましては、農家民泊とかかわりのある大阪地区の学校訪問及び物販交流に係る旅費でございます。昨年度の修学旅行生の農家民泊における音更町内の受け入れ状況は、9校128人となっており、町内19戸の農業者が受け入れを行い、事業をサポートしてございます。  産業振興支援事業補助金につきましては、新製品及び容器、包装等のデザインに係る事業が1件、起業及び新産業・地域ブランド創出事業に2件、食と農交流事業に1件、計4件の事業に補助をしてございます。  食育地産地消連携事業推進費につきましては、調理加工教室の開催のほか、音更町食のモデル地域実行協議会への事業費補助でございます。なお、平成30年度はふれあい交流館開設20周年でもあったことから、音更町食のフォーラムにおいてホテルポールスター札幌の料理長における料理教室や、テレビでおなじみの森崎博之さんの講演会を開催し、多くの参加をいただいたところでございます。  食料産業・6次産業化事業補助金につきましては、国の食料産業・6次化産業交付金を活用しまして、株式会社山本忠信商店が整備したプレミックス粉製造工場に対し1億円を交付したものでございます。 196 ◯委員長(方川克明君)  会議時間の延長について諮ります。  本日の会議時間は、審査の都合によって、あらかじめ延長します。 197 ◯経済部長(傳法伸也君)  112ページ、113ページをお開き願いたいと存じます。  2つ目のみのり~むフェスタおとふけ補助金は、昨年9月30日にアグリアリーナで開催された同事業に対し補助したものでございます。来場者数は約4,500人で、天候の影響や他市町村のイベントに重なったこともあり、前年度と比較し、約2千人の減となったところでございます。  4目農業委員会費につきましては、後ほど農業委員会事務局長より御説明をさせていただきます。  続きまして、2項林業費、1目林業総務費でございますが、1,143万5,363円の支出済額で、前年度と比較して1,129万9,632円の減となっております。減となった主な要因でございますが、未来につなぐ森づくり推進事業補助金の実施件数の減によるものでございます。  オサルシナイ林間広場維持管理費につきましては、草刈り等の維持管理費でございます。  1つ飛ばしまして、未来につなぐ森づくり推進事業補助金につきましては、造林や木材資源の循環のため、造林事業を29件、30.34ヘクタールの実施に対する補助でございます。  私有林除間伐推進事業補助金につきましては、木材資源の確保と森林生産力の向上と除間伐を推進するため5件34.63ヘクタールに対する補助でございます。  有害鳥獣駆除対策費につきましては、農産物に被害を与える有害鳥獣の駆除の協力に対する猟友会への交付金、キツネ136頭、鹿209頭、鳥類731羽の捕獲費、カラス駆除のための委託料、鳥獣被害対策自治体への報酬、捕獲専門ハンターへの報酬などでございます。  1つ飛ばしまして、十勝大雪森林組合出資金につきましては、組合の経営安定化を図るため、出資配当金を出資金として増額したものでございます。増資後の原資は4,835万7千円でありますが、先日開催されました定例会の初日において出資上限額の口数である5万口までの1,643口分の164万3千円を追加の補正の承認をいただいたため、出資に関しましては令和元年度で終了となります。来年度以降につきましては、配当額全額が一般会計の歳入となるところでございます。  続きまして、2目町有林管理経営費でございます。4,289万3,204円の支出済額で、前年度と比較して800万9,673円の減となってございます。減となりました主な要因は、前年度は土地開発基金取得用地の買い戻しの費用が計上されていたところによるものでございます。  町有林造林事業費につきましては、町有林の伐採土地の地拵24.69ヘクタール、造林事業として新植26.99ヘクタール、補植7.89ヘクタールなどを実施したところでございます。  町有林保育事業費につきましては、間伐14.04ヘクタール、保育間伐3.08ヘクタールなどを実施したところでございます。  また、町有林管理事業費として、防火線の手入れ、野そ駆除、伐採、枝払い、林道維持管理事業費として、草刈、林道補修を実施したところでございます。  114ページ、115ページをお開き願いたいと存じます。  3項土地改良費、1目耕地管理費でございますが、3億1,065万1,734円の支出済額で、前年度と比較して2億5,250万4,924円の減となってございます。減となった主な要因は、道営土地改良事業償還に係る交付金、及び平成28年台風等豪雨災害対策農業基盤整備事業補助金が平成29年度をもって完了したことによるものでございます。  土地改良事業年賦償還金につきましては、国営事業の負担金1件246万4,731円の償還金でございます。  明渠維持管理事業費につきましては、町内の明渠排水路の維持管理を行うもので、修繕、草刈、床ざらい、伐木等を実施したところでございます。  用水路等維持費補助金につきましては、土地改良区が維持管理する用水路等への補助金でございます。  小規模土地改良事業補助金につきましては、補助事業以外の小規模な土地基盤整備で、客土、農地保全、暗渠排水等154件に対し補助したものでございます。なお、全体の事業費は8,037万6,895円となったところでございます。  3つ飛ばしまして、畑地かんがい用水施設維持管理事業費につきましては、国営鹿追地区、十勝川左岸地区、及び美蔓地区で造成された畑地かんがい用水施設の維持管理費用でございます。  畑地かんがい用水施設管理負担金につきましては、畑地かんがい用水の鹿追町への負担金でございます。  畑地かんがい用水施設維持管理協議会負担金は、十勝川左岸地区、及び美蔓地区の施設維持管理協議会への負担金でございます。  多面的機能支払事業費につきましては、平成20年度からの取り組みでございまして、32組織1万8,791ヘクタールの地域の共同活動に係る活動組織への交付金等でございます。  次に、2目耕地整備費でございますが、1億6,257万8,482円の支出済額で、前年度と比較しまして2,581万7,457円の増となってございます。増となった主な要因は、道営土地改良事業の負担金によるものでございます。  繰越明許費1,400万円につきましては、平成30年度国の補正予算による道営畑総事業の2地区における明渠排水路工事の負担金ですが、年度内の完了が見込めないため翌年度に繰越をしたものでございます。  道営土地改良事業負担金につきましては、道営土地改良事業6地区分の町及び受益者負担金、並びに土地連負担金でございます。  1つ飛ばしまして、道営土地改良事業関連調査計画費につきましては、中士幌2地区、道営畑総事業に関する中心経営体農地集積促進費を活用するための農地集積集約状況調査委託料や、中士幌1地区道営畑総事業に係る環境状況調査委託料などでございます。  3目農道整備費でございますが、1,189万5,120円の支出済額となってございます。前年度と比較しまして558万5,587円の減となってございます。  ふるさと農業緊急整備事業費につきましては、南中音更南柏北2線道路763メートルの舗装工事を実施したものでございます。  116ページ、117ページをお開き願いたいと存じます。  続きまして、4項商工観光費、1目商工振興費でございますが、3億5,324万8,630円の支出済額で、前年度と比較して1億556万6,780円の減となってございます。減となった主な要因でございますが、前年度は土地開発基金取得用地の買い戻し費用及び商工業資金積立基金が計上されていたことと、事業所立地奨励補助金の減によるものでございます。  プロスパ6供用部分管理負担金につきましては、3階建てのプロスパ6全体のうち、廊下やトイレ部分などの共同部分1,060.73平方メートルの清掃や光熱費など、維持管理に係る管理協議会への管理負担金でございます。  プロスパ6公共専用部分維持管理費につきましては、先ほどの管理協議会負担金を除く信金、商工会、賃貸貸付の店舗を除く図書館、子供の教室、第1子ども発達支援センターや会議室など、町所管の約2,362.6平方メートルに係る清掃や光熱費、燃料費、修繕費などの維持管理でございます。  1つ飛ばしまして、音更町商工会補助金につきましては、商工業の振興発展に資するため、商工会に対する人件費の運営補助でございます。年度末の会員数は617事業所で、前年度より2事業所の増で、組織率69.56%と報告されているところでございます。  1つ飛ばしまして、北海道日本ハムファイターズ応援大使事業費につきましては、北海道日本ハムファイターズが全道179市町村を全力で応援する事業で、平成30年の1年間、本町が当選したところでございます。平成30年度につきましては、トークショーや少年野球教室などを実施し、多くの町民の参加をいただいたほか、コミュニティバスのラッピングや応援大使グッズの作成を行ったところでございます。  地域産業活性化協議会負担金につきましては、企業立地促進法に基づく十勝全19市町村による地域産業活性化協議会の負担金でございます。なお、企業立地促進法が地域未来投資促進法に改正になったことにより、協議会の設置根拠である旧法に基づく基本計画が平成30年度末で期間満了となったことから、法令に基づく協議会は平成30年度をもって解散となったところでございます。  事業所立地奨励補助金につきましては、IC工業団地等に立地した事業所に対し、固定資産税相当額を補助するものでございます。本年度は16事業所に補助してございます。事業所数でございますが、1事業所が終了し、5事業所が新規対象となり、結果4事業所増の16事業所となりましたが、補助金額につきましては、1事業所の償却額の減が大きかったことから、平成29年度と比較し、3,476万9,300円の減となったところでございます。  1つ飛ばしまして、商工業振興資金利子補給につきましては、運転資金、設備資金等を109の事業所に対し、保証料補給136件の実績となってございます。また、平成30年度の新規貸付実績につきましては、40件となってございます。  商工業振興資金貸付金につきましては、商工業振興資金融資の融資利率を低減させるため、平成25年度から預託金方式にしたもので、預託金の4倍を融資枠としたところでございます。なお、貸付金につきましては、年度末に町で諸収入として全額返済されております。  1つ飛ばしまして、中小企業退職金共済掛金助成金につきましては、退職金共済制度の加入促進を図るため、退職金共済契約をし、掛け金を納付している事業所に対し、その一部20%を3年間助成するもので、82事業所の対象従業者375名分の助成となってございます。  1つ飛ばしまして、雇用増に伴う助成金につきましては、IC工業団地に立地した事業者への雇用増に対する助成金でございますが、平成30年度は2事業者14人の実績があったところでございます。  空き店舗活用事業補助金でございますが、市街地商店街及び地域の活性化を図るため、町内全域を対象とし、空き店舗を買い取り、または借りて創業等をする者に対し、改修費及び家賃を補助するものでありますが、平成30年度は9事業者が対象となってございます。  続きまして、2目労働諸費でございますが、261万1,330円の支出済額で、前年度と比較し3万7,450円の減となってございます。  労働相談業務費につきましては、労働者の生活安定、福祉向上を図るため、相談員2名に委嘱し、相談業務を定期的に実施し、34件の相談を受けてございます。  連合北海道音更地区連合補助金につきましては、労働者団体7組織634名で構成される労働団体に対する補助で、労働者の福祉向上を図るため、運営事業費の一部を補助しているものでございます。  とかち勤労者共済センター負担金につきましては、勤労者の福利厚生の向上を図り、勤労意欲向上のため、財団法人が実施する共済事業、通称あおぞら共済でございますが、それへの負担金でございます。平成31年4月1日現在の本町の加入状況につきましては、90事業所548人となってございます。  次に、3目観光費でございますが、8,633万5,543円の支出済額で、前年度と比較しまして5,066万4,014円の減となってございます。減となった主な要因でございますが、十勝川温泉中心市街地再生事業の完了によるものでございます。  観光宣伝費といたしまして、道内外への観光客誘客キャンペーン、新聞雑誌等への広告掲載、パンフレットの作成などを実施したところでございます。平成30年度の観光客入込者数につきましては、149万3,700人、対前年比3.2%の減、延べ宿泊数は44万900泊、対前年度比0.2%の減、うち、外国人延べ宿泊数は7万6,800泊、対前年度比1.3%の減となったところでございます。  観光施設維持管理費につきましては、十勝川温泉の街路灯、十勝が丘展望台、十勝牧場展望台等の観光管理施設の草刈り、清掃、光熱費などでございます。  3つ飛ばしまして、音更町十勝川温泉観光協会補助金につきましては、観光振興のため補助をしているものでございます。年度末会員数は96人となってございます。  花風景ハナックと花ロード事業、オータムフェスタin十勝川、十勝川白鳥まつりの各種イベントの補助金につきましては、例年各実行委員会が実施しておりますイベントの補助でございます。十勝川白鳥まつり「彩凜華」につきましては、平成31年1月26日から2月24日まで開催され、来場者数は4万4,868人で、前年度より3,604人の減となっておりますが、減となった要因は、前半にインフルエンザの流行があったこと、2月の三連休に大寒波が押し寄せたことによるものと考えているところでございます。  2つ飛ばしまして、音更町観光振興事業補助金につきましては、音更町十勝川温泉観光協会が実施した2次交通対策事業、訪日外国人観光客誘客強化事業に対する補助金でございます。  主な事業といたしまして、旭川と十勝川温泉を結ぶバス事業で620泊、帯広駅から十勝川温泉間の路線バス無料化事業で5,905泊の利用があったところでございます。  訪日外国人観光客誘客強化事業につきましては、十勝川温泉へ外国人観光客を誘致するため、台湾、韓国、タイで観光プロモーションを実施したほか、台湾と香港便の機内誌への広告掲載や十勝川温泉に宿泊する団体バスの運賃への特典付与を行ったところでございます。  音更町・池田町広域連携観光事業補助金につきましては、音更町、池田町両町の観光協会と商工会、音更町物産協会、十勝川温泉旅館協同組合で構成される協議会を事業主体として、地方創生推進交付金を活用した観光資源、食の高付加価値化による広域観光ルート創出ブランド事業を5年間の事業期間として行うもので、平成30年度は両町の町民の観光に関する意識調査、FITの実態調査、サイクリング拠点化事業、人材育成事業などを実施したところでございます。  音更町宿泊助成事業補助金につきましては、平成30年北海道胆振東部地震によりホテル宿泊キャンセルが同年9月30日で1万122人、被害額1億4,251万円を数えたことから、町内観光産業に大きな被害が発生したため、救済策として1泊2千円の宿泊助成を行ったところでございます。実施期間は平成30年10月30日から12月6日までで、町内13施設で1万9,341泊の利用があったところでございます。  以上、経済部所管分の産業振興費の御説明とさせていただきます。よろしく御審査のほう賜りますようお願い申し上げます。 198 ◯委員長(方川克明君)  次に、農業委員会所管分について説明を求めます。  福井農業委員会事務局長。 199 ◯農業委員会事務局長(福井明宏君)  それでは、農業委員会所管に関する事項につきまして御説明させていただきます。決算書の112ページから113ページをお開き願いたいと存じます。  4目農業委員会費1,467万9,727円の支出済額でございます。主な内容につきましては、農業委員19名分の報酬と活動旅費です。報酬は895万5,600円、活動旅費は155万9,882円であります。  次に、事務補助として臨時職員1名分の賃金164万9,970円、会長交際費6万3千円、農地基本台帳・農地地図システムの保守及びデータ更新の委託料としまして80万6,010円となっております。  次に、各種団体に対する補助金及び負担金の関係でございますが、農業後継者推進協議会補助金として60万円、十勝農業委員会連合会負担金として29万1千円、北海道農業会議負担金として31万6千円、その他事務費といたしまして43万8,265円の支出となっております。  以上、説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 200 ◯委員長(方川克明君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑ありませんか。  阿部委員。 201 ◯委員(阿部秀一君)
     さて、お聞きしたいと思います。  まず、111ページの款3の産業連携推進費の中の右側の特産センター管理費でございますが、こちら、実際に道の駅が新たに柳月様の横に移転した際には、こちらの跡利用というものは現在検討中ということで理解してよろしいのかどうか。その確認がまず1点と、続いて2点目でございますが、113ページの款2の林業費、その中の1林業総務費のところの、こちら備考の中に、私有林の間伐推進事業補助金ということで17万3,150円がございます。こちら、5件で34.636ヘクタールを間伐されたということです。  こちらと、もう1点リンクするのですが、下段のほうの款2の町有林管理経営費の中で、やはり同じく右側の3行目の町有林の保育事業費の中に間伐、間伐調査もありますが、500万3,640円ということでございます。こちら、この間伐された木材につきまして、カラマツだと思うのですけれども、その木材がその後どのようになったのか、その後の間伐材自体の処理といいますか、あと、その後どうなったのか教えていただきたいと思います。  続きまして3点目でございます。117ページの款3の観光費でございますが、こちら、右側の備考欄の観光宣伝費、こちらが205万2,732円ということで、こちら、先ほど御説明のあったところでは、3.2%、前年比で減になっているということでございますが、実際には私も麦感祭など、いろいろ行事を拝見させていただいた中では、担当課の方が汗だくになって、汗を流して駐車場で誘導されたり、一生懸命、本当にお客様を呼び込むのに誠心誠意されているのを見て、総合計画の第5期の数字と比較しますと、第5期の総合計画では観光客の入り込みが、目標値が平成32年、令和2年の段階でありますが、146万2千人ということで、実際に施策報告書のほうの24ページの数字を比較しますと、こちら、総数では149万3,700人ということで、その総合計画第5期のものの目標に対してはクリアしているのかというふうに考えているのですけれども、そこで比較しますと、3.2%下がってはいるものの、健闘しているということで理解していいのかどうか。それとも、まだ実はやはり3.2%下がったので、これからの創意工夫の余地があるのかどうか、そこの考え方について教えていただきたいと思います。  以上についてよろしくお願いします。 202 ◯委員長(方川克明君)  吉田産業連携課長。 203 ◯産業連携課長(吉田浩人君)  まず1点目の、現道の駅の跡地の利用という御質問かなと思います。  現在、道の駅として登録しております特産センターにつきましては、平成3年にふるさと創生資金を活用いたしまして、本町の特産品の普及、PR、それから販路の拡大、地場産業の振興の場として機能を有する施設として建設をさせていただいたものでございます。  その後、平成8年に道の駅として登録し、現在に至っておりますけれども、建設から約30年が経過いたしまして、施設あるいは設備の老朽化も進んでいる状況で、一定の修繕費もかかっているというような状況です。  新たな道の駅が整備された後の現特産センター、道の駅のあり方につきましては、今後、土地が音更農協さんの所有でございます。音更農協さんとも協議していかなければならないと考えておりますけれども、施設の老朽化も進んでおりますことから、現時点での考えといたしましては、建物は解体撤去いたしまして、更地にした上で土地は音更農協さんにお返しするというような予定になっております。  以上でございます。 204 ◯委員長(方川克明君)  早苗農政課長。 205 ◯農政課長(早苗光徳君)  それでは、ただいまの2点目の私有林除間伐事業で行われた材はどうなっているかということの御質問でございますけれども、町有林管理事業、これらの事業につきましては、十勝大雪森林組合と随意契約して全て事業を行っておりまして、切り出された木材については、森林認証材ということで出しております。流通しているということでございます。  済みません、ただいま、材として流通しているということの答弁なんですけれども、流木の収入として収入で計上しておりまして、その金額が1,749万6,096円という収入となってございます。  以上でございます。 206 ◯委員長(方川克明君)  深谷商工観光課長。 207 ◯商工観光課長(深谷邦彦君)  私のほうからは、観光入り込み客数の数字についてお答えをさせていただきます。  総合計画の数字に対して比べますと、146万2千人に対して149万3千人ということで、まず健闘ということは言えるかもしれませんけれども、今、国や北海道におきましても観光立国ということで、訪日外国人中心にどんどんまだ観光客を増やしていきましょうと。一方で人口減少もしていきますので、全体でどういった数字の動きになってくるというところは今後気をつけて見ていかなければいけないところはあるかと思います。  観光協会の中では、宿泊客の数字になりますけれども、50万人を目指そうという話をしておりまして、そのうち20%を訪日外国人、今は17%の数字になっておりますけれども、そういった数字を目指そうという話が出ております。  一方、観光入り込みの数字なのですが、先ほど麦感祭のお話がありましたけれども、麦感祭の数字については含まれておりませんで、北海道のほうから、この施設であるとか、こういったイベントの人数を報告してくださいというものが指定されてきます。その中には麦感祭は入っておりませんで、例えば彩凜華であるとか、あと、十勝川温泉の入り込み客数であるとか、エコロジーパーク、それから柳月さんであるとか、そういった幾つかの指定施設ですとか指定されたイベントについて入り込み客数を報告しているものになります。  また、あと、カウント方法なのですけれども、センサーで自動的にカウントしているものもあれば、レジカウントになっているものもございますので、観光入り込みの数字につきましては、おおよその目安というところで観光業界の方は捉えられる方が多いというふうに認識しております。  以上でございます。 208 ◯委員長(方川克明君)  阿部委員。 209 ◯委員(阿部秀一君)  1点目についてはわかりました。ありがとうございます。  2点目の間伐材でありますが、材として流通しているということで、森林組合様のほうに随意契約で納入して、そして収入として1,796万という大きい数字なので、大変すばらしいなと感じました。  そこで、ちょっと再確認なんですけれども、こちらはおそらくチップやパレットになっているかと思うのですが、道産材なので、この十勝を含めた北海道で消費されているということでおおよそ理解していいのかどうか、それだけちょっと確認させていただきたいと思います。  それと、3点目の、こちら考え方として、国の方針に従って環境立国、北海道とかも含めて、インバウンドの集客、人口減少に伴ってその対策としてこれからまだ改善の余地ありということで、前向きな姿勢を教えていただいて、そしてまた、いろいろこのカウントの方式も微妙なところがあって難しいと思うので、これだけの大きな人数だとですね。また、その対象となるイベントなども各種指定がされていて、そこでカウントが違うんだということでございました。  そこで、1つお伺いしたいのが、先ほど経済部長から御説明いただいた、この広報の方式の内容としまして、新聞あるいは雑誌、そしてパンフレットによる印刷により広報を行っていらっしゃるということでございます。そこで、例えばこれ以外にテレビだとかラジオ番組だとかFM-JAGAとかありますので、あるいはOCTVなどのネットTVとか、札幌なんかで地下街のオーロラタウンで宣伝している自治体もあるやに聞いたことがあるのですけれども、そういったような今後新たなガーデンスパが道の駅になって、そして新道の駅の目標値が、先日、小澤議員からも一般質問で問われた際にお答えとして70万人ということで御回答がありましたので、これからますますのそうした入り込み客増に向けた広報が求められてくるのかなというふうに私個人的に感じておりまして、そこで、そういった広報PRのこれからの、きっと今でも十分汗だくになりながらあれだけ回っていらっしゃるので、私も実際に汗をかいたのでよくよくわかるんですけど、大変だということはわかるんですけれども、さらにこれから求められる課題がそこに行くのかなというふうに感じておりまして、そこでお聞きしたいのが、先ほどのテレビ、ラジオ、ネットなどでの広報活性化、あるいは札幌圏へのPR、そういったことをこれから検討する予定があるのかどうか教えていただきたいと思います。 210 ◯委員長(方川克明君)  早苗農政課長。 211 ◯農政課長(早苗光徳君)  それでは、先ほどの材の流通先ということの御質問でございます。  まず最初に、先ほど申し上げました売り払いの収入の関係でございますけれども、町有林の除間伐等で切り出した木材につきましては、歳入で流木売払収入ということで金額が1,743万4,612円ということの歳入になってございます。  それから、切り出した材につきましては、ほぼ十勝管内に流通させていただいているという状況でございます。  以上でございます。 212 ◯委員長(方川克明君)  傳法経済部長。 213 ◯経済部長(傳法伸也君)  観光PRでございますけれども、先ほどお話ししたとおり、各新聞、雑誌とかパンフレット作成も行っていますけれども、観光担当のほうが、今言った札幌の歩行空間、そこら辺で行ったりとか、あと、輪厚のパーキング、そこら辺でもいろいろと観光のPRはしてございます。  それと、テレビ、ラジオにつきましてはちょっと今まではやってはいませんけれども、昨年ぐらいにはちょうど「元気ないです十勝川温泉」ということで、あれが非常に評判になりまして、逆にマスメディアのほうからいろいろと取材をしていただきまして、それが大きな観光のPRになっているのかなということでございますので、それも含めまして、テレビ、ラジオにつきましても、旅館組合のほうでもこれから宣伝のほうをしていただくようなことで、いろいろと協議をしていくというふうなお話を聞いていますので、我々もそれに今後も協力しながら観光のPRをしてまいりたいなということで考えてございます。 214 ◯委員長(方川克明君)  阿部委員。 215 ◯委員(阿部秀一君)  最後に、2点目の、先ほどの十勝で流通ということで、すばらしい取り組みだなと本当に思います。地産地消ということで、そういった方向性が国のほうからも指針が示されていらっしゃると思いますので、その中でこうやって取り組まれて、しかも1千万以上の高額な収入ということですので、すばらしいことだなというふうに感服しております。こちらについては引き続き、鋭意取り組んでいただければありがたいと思います。  また、2点目の広報の関係も、私の勉強不足から、札幌の歩行空間、知り得ておりませんでしたけれども、そうやって取り組んでいらっしゃることですとか、テレビに取材をいただいているということですので、そこで1点だけ、こちら、鋭意一生懸命なさっていることが肌感覚でひしひしと伝わってまいりましたので、これからも継続して、本当に現場の方々は大変だと思うのですが、鋭意取り組んでいただきたいなと思うのですけれども、先ほどの中で、私もちょっと言い忘れたのですが、雑誌でもPRをなさっているということでありましたが、雑誌も『じゃらん』が結構入っていらっしゃるとお聞きしているんですけれども、『じゃらん』以外にも『北海道ウォーカー』など、別な雑誌もあるので、広く宣伝できたらよりお客様が増えて、音更町の発展に貢献されるものと祈念いたしまして、最後とさせていただきます。  ありがとうございました。 216 ◯委員長(方川克明君)  深谷商工観光課長。 217 ◯商工観光課長(深谷邦彦君)  激励の言葉ありがとうございます。  私の関係でございますけれども、『じゃらん』さんであるとか『北海道ウォーカー』さんにも出したことがあります。あと、『HO』という雑誌ですとか、そういったところにも出させていただいたり、あと、機内誌であるとか、北十勝4町ですとかの事業も使って、雑誌とかに広告媒体を出したことがございますので、予算の制限がございますけれども、各種機会を捉えて、効果的に宣伝をしていきたいというふうに思っています。  以上でございます。 218 ◯委員長(方川克明君)  ほかに質疑ありませんか。  山川秀正委員。 219 ◯委員(山川秀正君)  1点だけお願いをしたいと思います。  畜産業費で、繰越明許費2億9,540万ですか、この30年度中には事業は行われなかったという報告でしたけれども、その理由等を把握していたら明らかにしてほしいのと、実は、31年といいますか、令和元年になっても何ら動きがないというふうに観察をしているのですけれども、これがこういう状態がどうして続いているのかという部分と、来年度等々に向けて可能性があるのかどうか、この点についてはどういう把握をされているかお伺いをしておきたいと思います。 220 ◯委員長(方川克明君)  早苗農政課長。 221 ◯農政課長(早苗光徳君)  ただいまのクラスター事業の関係でございます。当該事業につきましては、2億9,544万9千円という額で昨年補正をさせていただきました。当初は30年度中に完了ということで事業を計画しておりましたけれども、当該地の南側道路が、近隣農家さんの作業用通路として使用されておりまして、トラックの通行により作業への支障が出るおそれがあるということから、この出入り口を若干変えまして、設計変更させていただいたと。  それに伴いまして、処理施設等の配置も変えざるを得なくなったという、これらのことから設計変更を余儀なくされてしまったというような事情がございまして、これらの設計変更に伴いまして、建築工事の期間がちょっとずれ込んでしまったということで、繰越明許費を設定させていただいたということで、今年度に入りまして、この30年度の繰越事業分について、4月に当該事業者が一般入札ということで広告を出しまして、応募があった1社が札を入れた額と予定価格との開きがあったということから、1回目の入札については不調に終わってしまったと。  1回の入札が不調に終わった場合は、随意契約ができるということになっておりますので、当該事業者と、その事業者との間で随意契約ができないかということで相談をしておりましたけれども、残念ながら建築工事費の折り合いが今のところついていないという状況でございまして、そういった事情もございまして、今のところ着工できていないということでございます。  それから、本年度分の事業費につきましても、同じその後に一般入札公告を行ったところでありますけれども、応募した事業者がなかったという事情でございます。  それで、今も当該事業者につきましては、この事業を執行すべく、今のところまだその工事を担っていただける事業者と折衝を行っておりまして、まだ事業を諦めるとか、そういう話は聞いておりませんけれども、年度内に着工、完成を目指して、今のところ当該事業者が鋭意努力をしているという状況を聞いておりますので、今のところ、その事業が着工できるように、私どもと、あと、十勝総合振興局も交えまして、事業の推移を見守っているという状況でございますので、御理解いただければと思います。  以上でございます。 222 ◯委員長(方川克明君)  山川秀正委員。 223 ◯委員(山川秀正君)  入札が不調に終わったと。その理由が本当の理由なのかという点では、甚だ疑問も感じるのですけれども、いずれにしてももう9月末ですから、今年度いっぱいでの着工もないのかなと。31年度、令和元年になってから、残念ながら一つの動きもなかったというのが事実です。私自身も、実は隣に畑を持っておりまして、毎日のように眺めさせていただいておりますけれども、何の動きもなかったという事実の中で、このまま31年度も推移した場合はどういう扱いになるのか。1回補助事業等々が決定している段階ですから、業者が断念しますと言わない限りはずっと繰越明許という形の中で推移していくのか。この点について伺いたいと思います。 224 ◯委員長(方川克明君)  早苗農政課長。 225 ◯農政課長(早苗光徳君)  ただいまの山川委員の御質問でございますけれども、先ほど申し上げましたように、30年度の予算を一度、繰越明許ということで設定しておりますので、この事業費につきましては、また翌年度に繰越明許ということにはなりません。翌年度に繰り越す場合は事故繰越しかできないということになっておりますので、年度内に着工を完了しない限りは補助事業の対象とならないということも当該事業者も重々承知しておりますので、我々といたしましては、当該クラスター事業の補助金を使う場合については年度内の着工、完了でないと補助の対象になりませんよということも指導をしておりますし、当該事業者もわかってございます。  今のところ、我々といたしましても、年度内の着工、完了が可能であるという判断のもとでおりますので、ただ、時期的にかなり難しい状況にはなっておりますけれども、仮に年度内の完了ができないということになれば、今年度分の補助金については減額をせざるを得ないのかなというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 226 ◯委員長(方川克明君)  山川秀正委員。 227 ◯委員(山川秀正君)  今の時点では推移を見守るしかないのかなというふうに思いますけれども、この業者の経営状況等々については一定把握をされているのかどうかということと、あわせて、この約10ヘクタール、9.何ヘクタールぐらいの土地、現在の地目がどうなっているのか、この点についてお伺いして終わりにしたいと思います。 228 ◯委員長(方川克明君)  早苗農政課長。 229 ◯農政課長(早苗光徳君)  まず、当該事業者の経営状況ということの御質問でございますけれども、本社が九州のほうにありまして、当該事業者、こちらの事業所と本社との間で、今のところ事業の着工についていろいろ相談をしている状況ということでございますけれども、この当社の経営状況までについては町としては把握しているということではございません。  それから、当該地の地目ということでございますけれども、一応、この用地については農業用施設用地ということでございますので、御理解をいただければと思います。 230 ◯委員長(方川克明君)  ほかに質疑ありませんか。  松浦委員。 231 ◯委員(松浦波雄君)  2点伺います。1点目は、工業立地促進対策、これの雇用増に伴う助成。2点目は、音更町宿泊助成事業の補助金、この2点でございます。  1点目は、雇用増に伴う助成、これはIC工業団地に立地した事業者に対し、雇用増に対する助成ということで、2業者14人168万円という実績だったということでございます。そこで、ちょっと確認したいのですが、まず、雇用増にしたのは、これは正社員なのか、それとも正社員以外でもこれは認めているのか。あと、これは音更町民が対象なのか、音更町民でなくても同じなのか。対象になっているのか。教えてください。
     宿泊事業助成につきましては、1泊につき2千円の補助でございますが、平成28年のときは、町外の者だけが対象だったのかなと思っております。平成30年のときは町内の宿泊者も対象だったのかなというふうに私、認識しておりますが、この違いですね。どういう違いがあったのか。どういうふうに町は認識しているのか。お答えください。  そして、町民の宿泊はどのぐらいあったのか。これについてお答えください。  以上です。 232 ◯委員長(方川克明君)  深谷商工観光課長。 233 ◯商工観光課長(深谷邦彦君)  まず1点目の雇用増に伴う助成でございますけれども、今回の実績の14名につきましては、全員正社員ということになっております。ただ、パートの方でも対象にしてはおりますので、今後この先、新たに立地した企業さんにおかれましては、パートの方ということもあり得るという内容になってございます。  それから、雇用増の対象者でございますけれども、町民でなくても、本町のIC工業団地に立地した企業で働いていただければ対象にしているところでございます。  それから、次に宿泊助成事業でございますが、平成28年度のときには町民の方限定で実施をしております。あのときも台風の被害を受けてということで実施をしているところでございまして、ただ、今回はブラックアウトの影響を受けて、対象を町民以外の方にも広げて実施をしているところでございます。  町民限定の枠を外した理由につきましては、宿泊キャンセルが大量に短期間に集中して発生したということもありまして、より短期間で宿泊キャンセルの風評被害というのを払拭する必要があったため、短期間で実施をしたところでございます。  ただ、予算額については2千万ということで限られた金額になりますので、前回は数カ月にわたって実施をしているのですけれども、今回は2千万を有効に使うために、平日に限定して実施をしたところでございます。  以上でございます。 234 ◯委員長(方川克明君)  松浦委員。 235 ◯委員(松浦波雄君)  IC工業団地につきましては、1人頭に換算すればそんなに大きな額ではないのかもしれません。しかし、やはり町民の雇用と町民以外の雇用というのは、私は差をつけたほうがいいのかなというふうには感じております。これについては検討することがあるのか。特に町民の正社員、こういう雇用がやはり一番望ましい姿でございまして、やっぱりそういう方たちに多く配分というか、そういう形に助成が行くのがいいのかなというふうに私は思っております。  宿泊助成事業につきましては、今回と前回の違いが短期間の問題というのがあったというふうにございますが、今後においてもやはり、災害等が多い中、このような状況がございます。基本的にはどういう形を宿泊事業をするときは、基本的にはどういう形でとろうと考えているのか、この2点についてお答えください。 236 ◯委員長(方川克明君)  高木副町長。 237 ◯副町長(高木 収君)  IC工業団地の雇用増の関係でございますけれども、もちろん正社員が望ましいのは私もそう思います。ただ、そこは業種ですとか、そこの会社の必要とする人材の状況とか、そういったこともございますので、そしてあくまでも雇用増なものですから、そこに臨時職員的なパートさんと正職員との差は設けてはおりません。そこで、町内の一定の雇用があるということを主眼に置いております。  それから、住民票があるかないかということで、そこに差をつけることもどうなんだろうというお話だと思いますけれども、まちづくり基本条例の中でも、音更町で働いている方も、それから住んでいる方も、みんな町民というふうに私どもは押さえております。広い意味の町民というふうに考えておりますので、そこは町内に住民票を有しておらない方でも扱いは変えていないということで御理解いただきたいと思います。  それから、宿泊助成の関係で、過去にもやらせていただいています。これについては、観光産業、特に宿泊関係の施設が大きな影響を受けたときに、どういった支援がいいだろうかというふうに、団体さんとも旅館協同組合さんとか、そういうところと相談をさせていただいた中で、この宿泊助成がやはり一番効果があるのでお願いしたいという御要望もいただいた中でやらせていただいております。  したがいまして、今後、まあ、ないほうがいいのですけれども、こういう時代ですからないとは言えません。町としてそれに対する何か固定的な考えは持っておりますので、今も申し上げたように、影響度、それから災害あるいは何があったかということにもよって、どういう影響があるのかと。今申し上げたように、当該旅館協同組合さんがもし対象となる場合には、そこの御要望も十分お聞きした中で、その都度、私どもとしては対策を講じて、議会のほうにお諮りしたいというふうに思っておりますので、御理解いただきたいと思います。 238 ◯委員長(方川克明君)  ほかに質疑ありませんか。  小澤委員。 239 ◯委員(小澤直輝君)  2点ほど御質問させていただきます。  観光振興事業補助ということで、2次交通対策事業補助金が旭川から十勝川温泉バス運行事業ということでありますけれども、ここの年間の利用者数を教えていただきたいのと、私ちょっと知識がなくて申しわけないのですけれども、なぜ旭川なのかというのをちょっと教えていただきたいと思います。  もう1点、訪日外国人の観光客ということで海外プロモーション事業をやっているのですけれども、ざっくりでいいので、年間の国別でどのぐらいこういった外国人の方が来ているのかというのを教えていただきたいのと、今後、海外プロモーション事業をほかの別の国でも展開する予定があるのかどうかというのを教えていただきたいと思います。  よろしくお願いいたします。 240 ◯委員長(方川克明君)  深谷商工観光課長。 241 ◯商工観光課長(深谷邦彦君)  まず、なぜ旭川便かというところなのですけれども、これはモール温泉号のことでございまして、モール温泉号の旭川便になります。モール温泉号は札幌便と旭川便がございますけれども、札幌便につきましては旅館協同組合さんが湯めぐり手形を販売して、その湯めぐり手形を原資に札幌便を運行している状況にございます。旭川便につきましては、町の補助を使って実施しているというところで、足が出れば宿泊施設さんのほうで負担をしているというような状況でございます。  利用実績なんですけれども、平成30年度は、泊数になりますが、620泊になっていまして、1年前、平成29年度は334泊ということで、前年比で見ますと186%となっております。  旭川にした理由なんですけれども、やっぱり札幌が一番人口が多い地域ですし、旭川も次に人口が多い地域になります。旭川から音更まで来る間に富良野も経由しております。富良野も北海道では一番メジャーな観光地になりますので、そういったところからも経由しながら本町に誘客を図っているという状況でございます。  あと、国別の状況なんですけれども、今、一番来ているのは、平成30年度の実績になりますが、台湾が4万1,461人ですね。2番目が、去年は香港になりまして、1万246人。それから、3番目が、去年は韓国になっておりまして、1万18人。次に中国が7,518人となっております。その1年前なんですけれども、韓国と中国の順番に関しては逆転をしているような状況にございます。  以上でございます。  あと、プロモーションに行った国でございますけれども、去年は台湾、韓国、タイ、この3地域に行っております。  あと、今後につきましては、今回、韓国がああいうような状況になっておりまして、親日国がやはりいいのではないかという考えは持っております。過去にも中国ですとか韓国におきましては同じような状況に陥ったことがあるということで伺っておりますけれども、現在、タイの方につきましては旭川ですとか層雲峡、それから富良野といったところには相当数、一定程度来ている状況にございまして、旭川ですとか富良野、それから層雲峡などとも観光協会を通じて連携して誘客を図っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 242 ◯委員長(方川克明君)  小澤委員。 243 ◯委員(小澤直輝君)  ありがとうございました。  1番目の質問に対しては承知いたしました。  実際に、タイのほうにプロモーションに行かれたということなんですけれども、タイの方は、少ないんですけど、来ていることは来ているという認識でよろしいのでしょうか。  あと、先ほど申しましたとおり、韓国の問題がありまして、昨年、1万人を超える訪日があったということなんですけれども、今回、大変厳しい状況ではあるのかなとは思うのですけれども、見込みとしてはかなり減少するのかなと思うんですけれども、その辺の考え方はいかがでしょうか。 244 ◯委員長(方川克明君)  深谷商工観光課長。 245 ◯商工観光課長(深谷邦彦君)  まず、タイの人数なんですけれども、去年は575人という状況になっています。まだまだといったところだと思っております。  それから、韓国なんですが、8月までは予約が入っていて、多少のキャンセルはあったというふうに伺っております。ただ、9月以降、予約自体が入ってこなくなったというふうに伺っておりまして、この先はちょっと厳しい状況になってくるのかなというふうに認識しております。 246 ◯委員長(方川克明君)  小澤委員。 247 ◯委員(小澤直輝君)  国の事情などで大変なのはあれなんですけれども、改めて、新たにそういうことであれば、ほかの海外等も連携をするということを念頭に、非常に重要な産業でございますので、検討していただきたいと思います。  質問は以上でございます。 248 ◯委員長(方川克明君)  ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 249 ◯委員長(方川克明君)  質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。  以上で本日の日程は終了しました。  次回の委員会は9月24日、午前9時30分から開きます。  本日はこれで散会します。  お疲れさまでした。 散会(午後 5時03分) Copyright © Otofuke Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...