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平成29年度決算審査特別委員会(第4号) 名簿 2018-09-26
平成29年度決算審査特別委員会(第4号) 本文 2018-09-26

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  1. 音更町議会 2018-09-26
    平成29年度決算審査特別委員会(第4号) 本文 2018-09-26


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    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                会議の経過 開議(午前 9時30分) ◯副委員長(神長基子さん)  おはようございます。本日、堀江委員長が所用のため、遅参する旨の届出があります。委員長にかわりまして、私が議事進行を務めさせていただきます。御協力のほどよろしくお願いいたします。  報告します。ただいまの出席委員は17名で定足数に達しております。  本日の決算審査特別委員会を開会します。  第7款建設費を議題とします。  説明を求めます。鈴木建設水道部長。 2 ◯建設水道部長(鈴木康之君)  おはようございます。  それでは、第7款建設費について御説明させていただきます。決算書の120ページ、121ページをお開き願います。なお、別冊の決算に係る主要な施策報告書の24ページから27ページ、決算参考資料の27ページから30ページにつきましてもあわせて御参照願います。  それでは、1項1目都市計画費より御説明させていただきます。なお、備考欄に記載した項目の主な内容等につきまして御説明をさせていただきます。都市計画審議会費につきましては、審議会委員12名分の報酬及び費用弁償で、審議会を2回開催したところでございます。  開発行為審査等事務費につきましては、開発行為等審査に伴います道庁や関係機関協議に要しました旅費、需用費等でございます。  雨水処理施設整備費(九線大和地区)につきましては、平成25年に北海道の条例により指定されました都市計画法第34条第11号による区域、開進地区のうち、地盤地質により雨水浸透能力の低い九線大和地区の雨水処理に係る流末処理等の整備を行ったものでございます。  スマートIC検討資料作成委託料につきましては、平成26年の制度改正を受け、長流枝地区に本線直結型のより高い整備効果が望める位置、従前は長流枝のパーキングエリアで検討してございましたが、それより約5キロほど西側の本線直結という位置になってございます。構造、整備効果等の詳細検討を28年度まで行ってまいりましたが、29年度につきましては、さらに観光、物流面での整備効果についてさらなる検討を行い、国による準備段階調査地区採択に必要となる関係機関との協議資料を作成したものでございます。  次に、2目都市整備費でございます。物流団地通につきましては、IC工業団地西側町道音更下音更西3線で改良舗装310メートル、排水路移設工事190メートルを実施したものでございます。  音更中央通街路整備関連事業費につきましては、音更市街第14号の舗装25メートルを実施したものでございます。  122ページ、123ページをお開き願います。2項土木費、1目道路橋梁管理費でございます。日額臨時職につきましては、道路維持作業員3名分の賃金でございます。  道路橋梁応急補修費につきましては、町道の部分的な舗装補修、雨水ますや縁石などの修繕、街路樹剪定、植樹ますの除草、路肩や法面の草刈り、路面清掃、区画線整備などを実施したものでございます。  舗装長寿命化修繕工事費につきましては、舗装道路9路線、延長3,838メートルのオーバーレイ等を実施したものでございます。
     道路砂利敷委託料につきましては、主に農村部における砂利道への砂利の補給、路面整正を実施したものでございます。  雪道安全対策費につきましては、町道共栄幹線ほか1路線のロードヒーティング3カ所分の電気料、液状凍結防止剤、滑りどめ用焼き砂などの費用でございます。  除雪対策費につきましては、車道約977キロメートル、歩道約156キロメートルの除雪を24業者、車両71台により実施したものでございます。29年度の累積降雪量につきましては、232センチメートル、出動日数は延べ94日、うち全車両の出動につきましては7回でございます。  道路台帳整備委託料につきましては、町道の整備に伴う台帳の補正を行ったものでございます。  道路草刈交付金につきましては、道路河川愛護組合20組合のうち291.7キロメートルの草刈りを実施した10組合に対する交付金でございます。  2目公園管理費でございます。日額臨時職につきましては、公園管理作業員2名分の公園の開設期間であります4月から11月までの8カ月間の賃金でございます。  公園緑地管理費につきましては、管理委託料として公園並びに緑地など、土木課で所管しております108カ所、96.79ヘクタールの公園緑地の草刈り、清掃などの管理を実施したものでございます。  公園等管理交付金につきましては、町内会及び老人クラブなど15団体が行う15カ所の公園等の管理に対する交付金でございます。  修繕料につきましては、フェンス、ベンチ、照明など、公園施設の修繕を実施したものでございます。  公園再整備費につきましては、若草公園ほか3公園の遊戯施設の更新、青葉公園の芝生の植生、十勝川温泉アクアパークの芝生の復旧などを実施したものでございます。  124ページ、125ページをお開き願います。  3目河川管理費でございます。樋門樋管管理費につきましては、士幌川や然別川など8河川の樋門管理88基の管理費で、そのうち84基につきましては51名の方に管理を委託しており、残りの4基につきましては町が直営で管理をしております。  普通河川維持管理費につきましては、宝栄沢川ほか2河川の応急修繕を実施したものでございます。  次に、4目道路橋梁整備費でございます。道路橋梁改良工事費につきましては、住宅宅地内道路再整備の改良舗装15路線、延長1,758.97メートルを実施したものでございます。  宝来東4号道路につきましては、改良舗装30メートル及び道路のりどめの擁壁を実施したものでございます。  橋梁長寿命化修繕事業費につきましては、斜橋ほか8橋の主要部材の修繕工事、樫木橋ほか1橋の修繕設計を実施したものでございます。  次に、5目地籍調査管理費でございます。地籍調査推進委員会費につきましては、地籍調査推進委員5名の報酬、費用弁償で、委員会1回を開催しております。  なお、地籍調査事業費につきましては、共栄南地区の0.25平方キロメートル、共栄台地区の0.16平方キロメートルを実施したものでございます。  126ページ、127ページの3項建築住宅費につきましては、庁舎改修担当部長より後ほど御説明させていただきます。  128ページ、129ページをお開き願います。  4目上下水道費でございます。個別排水処理事業特別会計繰出金及び簡易水道事業特別会計繰出金につきましては、各会計における施設管理事務など、経費の一部を各特別会計に繰り出したものでございます。  以上、建築住宅費を除きます建設費の説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 3 ◯副委員長(神長基子さん)  引き続き説明を求めます。岩舘建設水道部庁舎改修技術担当部長。 4 ◯建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長(岩舘和昌君)  それでは、3項建築住宅費について御説明いたします。126、127ページをお開き願います。  1目建設指導費でございます。耐震改修促進事業費につきましては、平成23年の東日本大震災を受け、平成25年に耐震改修促進法が改正されたことから、本町の耐震改修促進計画の見直しを行ったところであります。  やさしい住宅改修費補助金につきましては、高齢者などが住む既存住宅で補助の対象となる改修工事を行う方に補助するもので、27件に対して補助を実施したものでございます。  特殊建築物等定期調査業務委託料につきましては、対象建築物について調査基準に基づき、3年ごとに調査するものでありまして、公営住宅18棟、総合福祉センターなど集会施設4棟の調査を実施したものでございます。  空き家対策事業費につきましては、空き家等対策協議会において協議をし、空き家等対策計画の作成をしたところでございます。この計画に基づき、平成30年度からは老朽危険空き家等解体費補助空き家活用定住促進事業を実施しているところであります。  次に、住宅管理費でございます。住宅委員会費につきましては、住宅委員9名分の報酬、費用弁償であります。2回の住宅委員会を開催したところでございます。  公営住宅修繕費につきましては、一般修繕、退去時修繕のほか、宝来東団地の屋根塗装、木野団地の加圧給水装置更新工事などを実施したものでございます。  公営住宅管理委託料につきましては、桜が丘団地ほか2団地のエレベーター6基の保守点検、桜が丘団地ほか12団地の消防設備点検、10団地の自治会に対する管理補助業務委託等を実施したものでございます。  公営住宅用地借地料(木野団地)につきましては、国有地6,755.97平方メートルの借地料でございます。  高齢者向け優良賃貸住宅家賃対策補助金につきましては、高齢者向け優良賃貸住宅福住苑に対する家賃補助でございます。  子育て世帯向け民間賃貸住宅家賃補助金につきましては、公営住宅を補完する住宅としてあらかじめ登録した民間賃貸住宅に子育て世帯が入居する際に、仲介手数料の一部と最長60カ月間の家賃の一部を補助するもので、29年度に新規6件、28年度までに入居した21件の合計27件の子育て世帯に補助を実施したものでございます。  3目住宅建設費でございます。柳町団地建替え事業につきましては、柳町団地の建て替えにおいて民間事業者の提案に基づく買い取り型公営住宅整備事業により整備することといたしまして、第1工区のプロポーザルを実施し、民間事業者と協定を締結いたしました。現在、6棟24戸の建設中でありまして、年度内に買い取り契約を締結することとしております。  以上、7款建設費の説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 5 ◯副委員長(神長基子さん)  説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑ありませんか。  上野委員。 6 ◯委員(上野美幸さん)  3点についてお伺いしたいと思います。公園の管理についてと、子育て世帯向け民間賃貸住宅補助金についてと、空き家対策事業費についてお伺いいたします。  公園の管理についてなのですが、先ほど説明がありました、音更町には公園、緑地が108カ所存在しているというお話だったのですが、ちょっと私、ホームページとかいろいろ調べていって、109って書いてあるところもあれば、114カ所と書いてあるところもありました。そこのことについてちょっとわからないので教えてほしいのと、あと、公園内の点検や修繕などの基準や点検の方法などを教えていただきたいと思います。  もう一つ目が子育て世帯向けの民間住宅家賃の補助のお話なのですが、昨年の決算、去年も27件で、今年も今、説明にあった27件と書いてあって、大体予算を見ていくと8割程度が利用しているんだなっていうふうにちょっと思ったのですが、これは少子高齢に伴い補助を受けることで若い世代が定住して、子育て世代が増えることは町にとってもいいことだと思うのですが、これからこの件数を同じような8割ぐらいで保っていくのか、それとも、まだ予算に応じて補助していくのかということを教えていただきたいです。どういう周知方法をしているかということも教えてください。  もう1点目が空き家の対策事業費についてということで、空き家対策の推進に関する特別措置法を平成27年5月に施行されたということで、この決算書の空き家対策事業費についての委託料の詳細も教えていただきたいと思います。今伺ったのが委託料ということだったのですが、そういう費用の内容とかも教えていただければと思います。よろしくお願いします。 7 ◯副委員長(神長基子さん)  高瀬土木課長。 8 ◯土木課長(高瀬忠行君)  公園管理についてでございます。公園の管理施設、土木課で管理している108施設についてでございますけれども、ホームページでは114。こちらですね、教育委員会で管理所管しているパークゴルフ場ですとか、そういったものも加味された数字と、土木課の所管が108ということになりますから、数字に違いがあるということで御理解いただきたいと思います。  それから、公園の点検についてでございます。遊具の点検につきましては、国が示している安全管理基準がございますので、そちらに基づいて公園管理作業員が日々、公園の日常管理の中で遊具の目視点検、あるいは打音点検等を行ってございます。  以上です。 9 ◯副委員長(神長基子さん)  岩舘部長。 10 ◯建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長(岩舘和昌君)  子育て世帯向け家賃補助の件でございますけれども、去年も27件という御説明をしたかと思います。この補助につきましては、入居している期間に補助すると。最長60カ月ということでございますけれども、60カ月たたないうちに退去される方もいらっしゃいますので、今年増えたけれども、そういった関係で去年と同じ件数だったということでございます。  ちなみに、退去の理由でありますけれども、2件につきましては住宅取得をしたことによって、この子育て世帯向け住宅から退去されたということでございます。  それから、これからもこの補助を続けていくのかというような、そのような御質問でありましたけれども、この補助につきましては、実は今年度につきましては、今現在で利用されている方、新規で利用された方はいらっしゃいません。ゼロでございます。本年度につきましては、公営住宅の入居の中で、子育て世帯向けといいますか、3LDKの住宅の空きがわりかし多くて、毎月のように抽選をやっているような状況でありまして、子育て世帯向けに申し込んでいた方が公営住宅に入居するというケースが多かったということで、今の段階ではこの制度による今年度の新規入居はいらっしゃらないというような状況ではあります。  それから、周知の方法ということでありましたけれども、まず、ホームページには載せておりますし、広報でも公営住宅の入居申込みとあわせて御案内させていただいております。また、公営住宅の入居要項の中にも、このパンフレットを要項の中に入れておりまして、該当する方にはこの制度についての申込もいかがですかというようなことで、入居の際に御案内しているような状況であります。  それから、空き家対策事業の今回の委託料の件でありますけれども、空き家対策事業、今回の支出額145万2,960円となっておりますけれども、このうちの136万800円につきましては委託料でありまして、空き家対策計画の策定委託をしたところであります。その委託業務につきましては、空き家対策協議会と協議をした内容を盛り込んだ形で冊子にするというところまでの委託をお願いしたところでございます。ですから、その残り分につきましては、空き家対策協議会の運営に係る旅費ですとか費用弁償、それから報酬……報酬と費用弁償でございます。 11 ◯副委員長(神長基子さん)  上野委員。 12 ◯委員(上野美幸さん)  公園の管理についてということで、今、国が示す安全管理基準に伴って、目視や現地に行って確認するということだったのですが、これは修繕のほうも同じということでよろしかったでしょうか。修繕のほうもよろしかったでしょうか。  で、一応、公園内の遊具の安全性についての確認ということでお伺いしたのですが、実はハナックにあるぶら下がる遊具が、雨が降ったり、朝露で濡れたりすると、足元が立てないぐらい滑るような遊具があるということで、お話をいただいています。また、土管でつくった遊具が危険なため、今、使用禁止の看板のみで、簡単に看板を乗り越え、遊ぶことができるようになっているということで、今後の事故やけがにつながるんじゃないかなということで、私もちょっと現地を見にいったのですけれども、確かに使用禁止とは書かれているのですが、まあ、子供であればそれを無視して遊びに入って、事故やけがのもとになるんじゃないかなというふうにちょっと感じられました。  また、公園内が延命化と再整備計画に基づき修理や補修がされていると思うのですが、遊具や公園内をくつろぎの場や余暇を過ごす場として安全安心な整備と維持管理を行う上で、町の方や利用者などのアンケートをとったり、改善についてなどの声をいただくというような見解は持ってはいかがかなと思うのですが、どうでしょうか。  民間の賃貸の世帯なのですが、今回、新規がいなかったということで、ということは、これから公営住宅が建つと、この補助がなくなっていくということはないんですよね。そのまま継続しながらということで続いてはいくと思うのですけれども、やっぱり若い世代が音更町に定住してくれるということはすごく大切なことかなというふうに感じております。また、若い世代が定住するために選択肢がたくさんあるということもすごくいいのではないのかなということで、実はホームページも広報も見させていただきました。音更町のホームページは、補助ということですぐ検索で出てきたのですが、子育てサイト「すくすく」さんのところは、ネームを入れてもすぐ出てこなかったということと、あと、世の中的には、引っ越しをするということは3月、4月と9月、10月が多いのですが、そこの時期を外しながら更新して発信していくということもどうかなということで、これからもほかの地域の方の目につくことも、すごく音更に定住したいというような選択肢が増えるんじゃないかなと思いますので、そういうことも検討していただけたらなと思い、これは要望としてお話しさせていただきます。  もう一つなんですけど、空き家対策事業についてということで、いろいろ私もちょっと資料を見させてもらいました。今後の計画としては、30年度から10年間の計画として、今現在、461戸の空き家物件があるというふうに聞いております。今、新たに空き家指定を受けている家屋などはあるのか教えてください。 13 ◯副委員長(神長基子さん)  岩舘部長。 14 ◯建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長(岩舘和昌君)  まず、子育て世帯向け家賃補助の件からお話ししますけれども、今年度は、先ほど申し上げましたように、利用されている方はいらっしゃらないということではありますけれども、この制度は公営住宅を補完する意味合いからも、例えばお子さんが3人、4人、5人とか、多くなってきたときに、公営住宅ではやはり狭いというような方もいらっしゃいます。公営住宅では、大体入れる世帯を想定してつくるわけですので、そういった特殊なと言ったらちょっと失礼かもしれませんけれども、特別な例に対しては対応できない場合もありますので、こういった制度を利用していただきたいというふうに考えております。この制度は一戸建て住宅も対象としておりますので、戸建ての、空き家対策に関係するのですけれども、空き家を登録していただいてというようなことも想定して事業を始めたところであります。  また、件数につきましては、予算として毎年10件程度を新規で入居されるという前提で考えておりまして、5年間の補助でありますので、5年後までに10件ずつ推移すれば、5年後からは50件ずつで平均的にといいますか、予算を平準化させながらいけるのかなということで始めたところでありまして、この制度はこのまま続けていきたいなというふうに考えているところであります。  それから、空き家対策の件であります。新規に登録されたところというような御質問でありましたけれども、空き家につきましては、一度、全件を調査して461軒という調査をしたところではありますけれども、空き家はその後増えてきたり、あるいは解体されたり、その空き家を利用されたりということで、空き家でなくなるというようなことで、その数は常に流動しております。最新の情報で申し上げますと、その後、21軒が追加になっております。また、106軒が空き家から解除しております。その106軒の内訳といたしましては、除却により解除したものが69軒、それから使用したり、あるいは入居したりということで空き家登録から外したものが37軒ということでありまして、今現在は登録数が、空き家物件の軒数が376軒となっているところであります。  また、新たに追加された21軒につきましては、住民からの情報であったり、あるいは税務課で毎年、課税客体を確認するためにおおよそ5年で町内を一巡できるように課税客体の確認をしております。その中で空き家と思われる物件があったときに空き家担当のほうに連絡いただきまして、それを我々がもう1回確認して、空き家として確認したときに登録するというようなことで確認をしているところであります。  以上でございます。 15 ◯副委員長(神長基子さん)  高瀬土木課長。 16 ◯土木課長(高瀬忠行君)  十勝が丘公園の遊具、特に土管を利用した遊具の件でございますけれども、昨年の十勝が丘公園の再整備基本構想策定に伴って行ったワークショップの中でも同様の意見を伺っておりまして、早急に何か対策を講じなきゃならないと、ふたをかけるですとか、そういったものの検討を今、まさしくしているところでございまして、近いうちには危険回避したいと思っております。  また、情報のお話、アンケートというお話があったのですけれども、今までも遊具の更新については町内会の方々の意見を伺ったり、子育てサークルの方たちとか、そういった方々の意見を取り入れていければいいと思うのですけれども、今後についてはそういうところも加味していきたいと考えています。  以上です。 17 ◯副委員長(神長基子さん)  上野委員。 18 ◯委員(上野美幸さん)  空き家対策についてなのですが、今現在、減っているということで、やっぱり空き家対策の計画ということが進んでいるということと、協議会も動いているということでお話を伺いました。ありがとうございます。  また、資料によると、農村地区や温泉地区などが空き家が多く、街中でも1%から、木野地区南が4.1%前後の空き家があるというふうに資料に載っておりました。これからの取り組みの基本方針として、発生の抑制や空室の有効活用、今お話しされたようなサブリースというような借り上げの方向でも周知していくという計画なのですが、私、ちょっとすごく気になっているのが、特定空き家など全体の5.6%、町の中で5.6%と数は少ないのですが、あるというふうにこの資料の中でも伺っております。この中でどのぐらい持ち主さんとコンタクトがとれているのかという、特定空き家に関してということと、特定空き家ということは崩壊しそうな、もしくはもう全く住めないというようなランクがついているのですが、こういう物件、このとれない物件はどのぐらいあるのでしょうか。  また、とれない物件に対してのこれからの方策というのはどういう手があるのかなと。一般で言えば守秘義務がありますので、それ以上ということはできないとは思うのですけれども、町としては、多分、固定資産税とかそういうものでつながっている部分があるとは思うのですけれども、その辺をどこまで踏み込んでいけるのかということもちょっと教えていただきたいなというふうに思います。  また、先ほどの賃貸住宅の補助についてなのですけれども、この件についてはまだまだこれからもずっと続けていくということで、若い方の選択肢がどんどん増えるということなので、ぜひホームページの更新、3月で更新が1回終わっていて、それから全然動きがないというようなこともちょっと見させてもらっているので、またそういう時期的に3カ月に1回でも、半年に1回でもいいので更新していただければなと思いますので、これは要望とさせていただきます。  また、公園のほうなのですけど、やはり遊具のことについてお話が出ていたということで、やっぱり公園というのは、地域の公園は地域の方が主に使うのだとは思うのですが、ハナックなど、むつみ公園などもそうなのですが、結構、この地に観光で訪れた人も遊んでくれたりということがあるので、やはり音更がすごく環境がいいということもぜひ印象に持っていってもらいたいなというふうに思っております。  また、さっきの補助金のことについても、こういうものがあれば若い方がそこに来たときに住む選択肢にもなるので、ぜひ公園の補修とかはしてほしいなとは思うのですが、ただ、これは音更町内のPTAの方にちょっと聞いたのですけれども、住む方の声、地域の声を拾い、ある地域では安全マップなどを作成して、子育てに役立つ、または高齢者の方にも優しい地域づくりを行っている地域もあります。これはもちろん公園の情報も入っておりました。この遊具はこう使わないと危ないよとか、この遊具は何年生ぐらいからじゃないと使えないから、それを見た保護者は声をかけてほしいというような、やっぱり地域の方がたくさん情報を持っていると思います。  このアンケートをいただくことにより、より一層見えてくることもあると思いますので、管理についてや使用感などについても、ぜひアンケートなどの取りまとめ、安心安全な快適な生活環境を維持するために要望したいと思います。 19 ◯副委員長(神長基子さん)  岩舘部長。 20 ◯建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長(岩舘和昌君)  特定空き家ということで、空き家等対策計画の中で5.6%というようなことで委員さんのほうからお話がございましたけれども、まず、空き家実態調査をやった中で5.6%の空き家がA、B、C、DのD判定。Aがそのまま、または多少の修繕で使用が可能、Dまで行くと倒壊または建材の飛散等の可能性ありというようなことで、そういう表現をしてAからDまでの4区分にしたところでありますけれども、4区分のうちDに該当するものが26軒で5.6%ということで表現させていただきました。ただ、このDに該当したものが全てが特定空き家ということではございません。特定空き家の定義につきましては、そのまま放置すれば倒壊等、著しく保安上危険となるおそれのある状態、または著しく衛生上有害となるおそれのある状態等とありまして、その他、周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切であるというような項目がございまして、ただ老朽化しているというだけでは特定空き家という扱いにはしておりません。特定空き家にするに当たりまして、協議会の中で物件の写真を見たりして協議をした中で、当初10軒につきまして特定空き家として認定させていただきました。その後、内部調査をすることによってさらに1軒、特定空き家と認定したところがございますけれども、その方たちとは連絡がとれております。  ただ、特定空き家となったということで、町からの指導助言という形で、こちらから文書を出して今後の対策を考えていただきたいというようなお話をさせていただいております。ほとんどの方は解体をしたいですとか、今後の対策を考えたいということの御返答をいただいているわけですけれども、中には、文書は届いているけれども返答が来ないといったところもございます。  それから、特定空き家に限らず、空き家になっている物件につきましては、特定空き家になりそうなといいますか、今後管理していかなければならないような住宅につきましては所有者の特定をするような努力をしておりまして、今現在、登記簿謄本を取り寄せて所有者の確認をしたり、また、登記簿の中で所有者がその住所に住んでいなかったりといったときには、その相続人となるべき方の住所を追ったりということでの作業を今、進めているところでございます。 21 ◯副委員長(神長基子さん)  鈴木建設水道部長
    22 ◯建設水道部長(鈴木康之君)  公園の部分で委員のほうから御要望をいただきました。先ほど課長からも答弁させていただいたところですが、ハナックのほうにつきましては、やはり最近、動物なんかがそのマンホールの中に入ると、お子さんが入っていったら逆に危ない場合もあると思います。まあ、熊とまではいきませんけれども、そういう部分も含めてしっかり現場のほうは、入れないようにまずすることが優先かなということでまず対応させていただきながら、あと、アンケートの部分でございますが、町民声のポストなどで、今、課長のほうからもちょっと資料を見ながらなのですが、いろいろ御要望いただいております。原課としての悩みどころが、例えば3歳から12歳ぐらいの幼児の方、それから乳幼児さんというんですかね、もっと年齢が1歳から3歳の御要望とか、ちょっとばらつきがございまして、小さな街区公園から、先ほどもむつみ公園のお話もございました。たくさんの方が利用していただけて、町外からも来ているような部分はハナック、むつみ公園はあると思いますので、そこは確かに全てのお子様というのはどの範囲なのかというのは難しいところもあるのですが、住民の特に利用がしやすいようなことを心がけ、アンケートにつきましては企画課さんで今、町民アンケートなんかもとっております。これらの項目の中にもう少し、そういう子育ての支援になるようなことも考慮できるかどうか、内部的に相談もさせていただきたいなと。なるたけそういう声を聞いた上で長寿命化だとか更新対応できるように内部検討できるところはしてまいりたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 23 ◯副委員長(神長基子さん)  上野委員。 24 ◯委員(上野美幸さん)  ありがとうございました。やはり全部の子供たちに対応できる公園というのは難しいと思います。情報としてたくさん持っているほうが有利だと思いますので、どうぞよろしくお願いします。  すみません、一番聞きたかったことももう一つあるのですけれども、緑陽台の木野西通、噴水通りと名づけられているあの通りなんですが、こちらで所管はよろしかったでしょうか。噴水通り。いいですか。  以前より水の流れがなくなっているということで、今後どのような対応を考えているのかということと、故障した理由も教えてくださいということと、ちょっとここで一気に質問させていただきます。冬場はシートがかけられ、夏場は外されています。また、水がなくなったことで憩いの場がなくなってしまい、景観など、目に見える汚れが目立ってきています。故障により当初の目的は達成されなくなったと思いますが、町内の方も不安を抱いていますので、もし御検討いただければ、もう1回もとに戻してくれというのは予算的には難しいのかもしれないのですが、何らかのリニューアルの検討をお願いしたいなと思います。  先ほどの公園もそうなのですが、危険だから使用禁止にする、危険だから撤去するということでも、またそれも公園の景観的にもちょっとどうなのかなというところがあるので、リニューアルして使えるような形という考え方もぜひ持っていただけたらなと思いますので、よろしくお願いします。  あと、特定空き家についてなのですが、実はこの件は、生活環境の保全を図るために放置することが不適切である空き家に対して、町民の方から防犯上や災害時のことを思うととても不安だというものにつながっているというお話をお伺いしています。特定空き家の持ち主が全員わかっているということなので安心いたしましたが、今後の対策として、これからの10年間の計画についてぜひよろしくお願いしたいと思います。  最後に、子育ての先ほどのことなのですが、子育てのサイトも、サイトの掲載もぜひ周知の仕方を工夫していただくというようなこともぜひ先ほどのように検討していただきたいなと思いますので、どうぞよろしくお願いします。  私は、これで終わります。 25 ◯副委員長(神長基子さん)  高瀬土木課長。 26 ◯土木課長(高瀬忠行君)  緑陽台西側……東側ですね。町道名で言いますと音更木野間基線道路という町道なんですけれども、それの東側にある湧水路のお話だと思います。あの湧水路は水源を井戸から取っているんですけれども、その井戸が最近、おそらく2年前の大雨以降、ちょっと井戸の調子があまり芳しくないというところで、点検、調査をしているのですが、ちょっと清掃だとかが必要だという段階で、1年で全部清掃業務ができるかどうか。そういうふうに考えております。  それと、先般の停電に絡んで、直近では節電ということでとめているという経緯もございます。  以上です。 27 ◯副委員長(神長基子さん)  岩舘部長。 28 ◯建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長(岩舘和昌君)  まず、特定空き家の件でございますけれども、防犯上、それから災害時のことを考えたら不安だというようなお声がということで、ごもっともだと思います。所有者は把握しておりますので、所有者のほうには改めてまた指導していきたいということでございます。  また、平成30年度からこういった制度を設けまして、特定空き家の解体について補助をするということをやっておりまして、実は先週、新たに1件の申込みがございまして、今現在4件、特定空き家の補助を使って解体するということが出てきておりますので、こういった制度も周知していきながら空き家の対策を進めていきたいと考えております。  それから、子育て世帯向けの家賃補助、この周知をもう少し考えたらというような御意見でございますけれども、この点につきましては公営住宅側からのアプローチ、それから子育て側からのアプローチ、いずれからもできるような形で今後検討していきたいというふうに考えておりますので、御理解ください。 29 ◯副委員長(神長基子さん)  ほかに。坂本委員。 30 ◯委員(坂本夏樹君)  2点についてお伺いいたします。  まず初めに、十勝が丘公園再整備基本構想の作成の委託がなされておりますけれども、この内容について伺いたいと思います。私も、この予算が出てきたときに、ワイヤーロープでずっと行くようなジップラインなんかも整備したらどうだというふうに提案させていただきましたけれども、今のところの委託の内容について具体的に伺いたいと思います。  もう一つが、毎年8月13日に行われる花火大会時の町道における迷惑駐車の町の対策といいましょうか、それについて伺いたいと思います。当日、具体的な場所を申し上げますと、神田坂を鈴蘭公園に上がっていった、上がりきったところの左側の土手、さらにそこから右に曲がって鈴蘭公園の敷地内左側、ここに8月13日、証拠写真も撮りましたけれども、非常に迷惑駐車が多くて、その近隣の皆さんが大変困っていらっしゃるという事実があります。私も、主催者側に陳情、要望をしたいなというふうに思っておりますけれども、町としては鈴蘭公園近辺だけじゃなく、ひびき野のあたりも非常に当日は車の往来が多いのですけれども、どういうような対策をとっているのか、さらにその対策として、この予算が計上されているのかどうかというのを伺いたいと思います。 31 ◯副委員長(神長基子さん)  高瀬土木課長。 32 ◯土木課長(高瀬忠行君)  十勝が丘公園再整備基本構想に関してでございます。まず、十勝が丘公園、総合公園で昭和61年から供用を開始されております。この基本構想につきましては、昨年度、花時計の老朽化や冬期間の使用できないトイレの改修等が課題となっていたことから、将来を見据えた公園像という形で再整備基本構想策定委託業務というのを発注させていただきました。その策定に当たっては、公園及び周辺状況の把握ですとか、公園の利用状況、それから、各種アンケートですね、公園を利用されている方ですとか観光客、それから学校等にアンケートさせていただいております。それから、十勝が丘公園の特徴あるいは問題点、そういったものについて検証しまして、最終的には再整備の基本概念として、音更歳時記というコンセプトをもちまして、構想の柱に花時計、それから農の風景、それから四季の変化を感じる風景と行事、それから休憩施設の整備という4つの柱を設定した上で、この柱に基づいて公園を整備、花時計ですとか駐車場やプロムナード、それから休憩炊事場、そういう種々の施設についての整備の考え方を示しました。これに伴って本年度はプロムナードの改修工事をさせていただく状況でございます。  それから、花火大会の迷惑駐車に関してです。こちらも、道路に限らず、鈴蘭公園の駐車場ですとか、鈴蘭公園の緑地ですとか、ありとあらゆる、管財で所管している町有地なんかにも迷惑駐車されていることがあると思うのですけれども、一応、道路を使用する、公園を使用するに当たっては、花火大会の主催者側からも許認可行為があります。その中で対策を講じるようにという指導というか、お願いをしつつ、町のほうでも道路のパトロールを強化するとか、そういう形で対応させていただいているところですが、いずれにせよ、モラルをもっと持ってもらえればというところもありますし、パトロールを強化するというところだと思います。 33 ◯副委員長(神長基子さん)  坂本委員。 34 ◯委員(坂本夏樹君)  十勝が丘公園の今後の進め方なのですが、4本柱があるということでありました。そういった構想が決まったということであれば、今後、設計のほうに移っていくのかなというふうに思いますけれども、おそらくそのときはジップラインはないんだろうなというふうに思いますが、東側のほうに周年事業の歌碑がありますね。あのあたりについては、僕もあそこを散歩して、ああ、立派な歌碑があるなというふうに拝見しましたので、それも生かすような、設計に生かしていただきたいというふうに要望したいと思います。  それから、8月13日の花火大会の迷惑駐車の件ですけれども、特にそれは、それのために予算化されているとか歳出されているということはなく、職員のほうでパトロールなどをやっているという理解でよろしいでしょうか。 35 ◯副委員長(神長基子さん)  鈴木建設水道部長。 36 ◯建設水道部長(鈴木康之君)  まず、1点目の十勝が丘公園の関係でございます。先ほど課長からも一部説明したのですが、4本柱の中で、やはり1つは、昔、世界一だった花時計をどうするかという部分と、トイレ、もうかなり古くて、委員も御承知かと思うのですが、彩凛華の時期は簡易トイレを使わせていただいて、非常に実行委員会で苦労しているところかなというのもございます。それから、あそこは観光地ですので、外国人の方、それから春先は大学生のトレーニングなんかであそこをトレーニングの場所として、傾斜しているものですから、使っていただいている。それから、奥には、昔、エコロジーパークができる前に学校単位で炊事ができる、奥のほうに、東側ですか、トイレだとか、焼き肉ができる広場もございまして、そういった部分を含めて、地域、それから子育ての女性の方とかも入れて、観光事業者も入っていたかと私、記憶していますが、アンケートも含めて意見を伺った中での話でございます。  ジップラインというお話、委員からあったのですが、私もそういうお話も一部から聞いてはございます。全国的には非常に街中にあったり、観光地、川をわたってあったり、十勝でも然別山にはあるというのも知っておりまして、やはり人気があって、ただ、有料施設の場合が多いのかなというふうに考えてございまして、特に観光事業者さんからはそういった御要望を受けて、仮にああいう公園でやる場合に、やはり管理者、それから設置者、費用も含めて、御要望があったのは聞いておりますが、今の構想の中にはジップラインというのは入ってはいなかったかなというふうには考えてございますが、御要望はあったということで記憶しております。  また、花火大会の予算化につきましては、今、課長のほうからパトロールという話があったのですが、しておりませんが……あ、歌碑ですね。すみません。歌碑は、石ですね、字が書いてあって、私も何回か歩いたときに、非常に、委員おっしゃるとおり立派なものでして、今の構想の中では、そこを再利用するとか、そういう構想になっているというふうなことでございます。決してなくすとか、そういうことにはなっていないというふうに聞いてございます。  それから、花火大会のほうにまた戻りますが、私も鈴蘭公園の中に、主催者もかなり警備員をつけていただいてはいるのですが、今、委員おっしゃったのは、さらにそのエリアを外れて、道路の路肩ですとかいろいろなところに、各ナンバー、全国各地から来ているのは押さえておりまして、非常に制御しきれていないという部分もあろうかなと思います。近隣の住民の方からも、それから公園近接の方からも、非常にその辺、担当のほうには御苦情をいただいておりまして、主催者にかかわらず町もキャンプを禁止したり、焼き肉っていうんですかね、何日か前からキャンピングカーを乗り入れる方もいまして、そこは非常に担当も悩んでいるところではございますが、十勝の最大のイベントみたいな部分もあって、町として具体的にその対策費は組んでおりませんが、今後も、あのイベントが悪いということではなくて、住民の方になるたけ御迷惑をおかけしないような、もしいい方法があればぜひ検討してもらいたい。  ただ、主催者もかなりいろいろ警備員を配していただいたりしておりますので、そこは主催者とまた協議をする、それから地域の御要望にも、なるたけそういう迷惑駐車については御遠慮いただくような何か対策を打てれば、打てるものは打ってまいりたいというふうに考えていますので、御理解いただきたく思います。 37 ◯副委員長(神長基子さん)  小野町長。 38 ◯町長(小野信次君)  今、多分、坂本委員さんにすると、メーンはジップラインだったのかなと思うのですけれども、公園整備ということで、先ほど上野委員さんからもお話がありました。いろいろな意味で、歴史を重ねてきて、十勝が丘公園、今のような立派な公園になっています。それはやはり時代の変化というのがあって、歴史の積み重ねでどういうふうにリニューアルをしていけばいいかという中で、先ほどからお話がありました。ハナックという名前で時計があったり、あるいは史跡という形で、坂本委員さんがおっしゃったように歌碑があったりということで、そういったことをしっかりと受け継ぎながら、そしてまた、今、花火大会もありましたけれども、彩凛華として最近は、今年の場合はちょっと期日が短くなったということですけれども、やはり6万人を超えるイベントにもなっているということで、そういったことも含めて、十勝が丘公園が夏も、そしてまた冬も利用をされていく。そして、全国的な面でも今はこの周知が、するしないにかかわらず、皆さん方の、ここにいる議員の皆さん方も含めてそうですが、観光協会も含めて、そういった意味では広く知られてきているという中での新たなスタートになる十勝が丘公園というふうに捉えてもいます。  そういった中で、今、まさに特徴のある公園づくりが必要でないかという、そういった中でのお話もありましたけれども、それとてやはり、先ほどの説明にありましたように、じゃあ、どうやって維持管理をしていくのかというのが最終的に出てきますので、官民一体となってという中で、民間もそれにしっかりと方向性を持ちながら協力するよというような声があればまた別ですけれども、何でもかんでも多額なことを用いて夢に向かってやるということより、まだほかにやるべきことがあるんじゃないかということもありながら、公園と言いながらも、最終的には下の今ある温泉街を含めてつながっていくという、そういった形態も含めて、広い意味で町民の皆さん方からほんとうにここの十勝が丘公園が新たなスタートに資するものだなということの理解を得るために、ワークショップ等も含めて、その意見を聞いたところでもあります。  また、重なっての御質問にもありましたけれども、上野委員さんからも坂本委員さんからも、十勝が丘公園という中での公園の位置づけというのをどういうふうに見ているのかということも含めまして、これからも今日、各委員からいただいたことをしっかりとまた、意見を生かすような方向で邁進してまいりたいと思いますので、どうかこれからもそういった意味で、気づいたときにはぜひ声を発していただければ、我々も助かるというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 39 ◯副委員長(神長基子さん)  ほかに。 休憩(午前10時30分) 40 ◯副委員長(神長基子さん)  1時間程度たちましたので、10分程度休憩といたします。 再開(午前10時42分) 41 ◯副委員長(神長基子さん)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  守屋委員。 42 ◯委員(守屋いつ子さん)  公営住宅の管理の関係でお伺いをいたします。今、町としては988件、千件近い公営住宅の管理をされております。その中で、必ず連帯保証人がついているというふうに思うのですけれども、そういう中で、今、結構いろいろな形で連帯保証人をお願いするっていうことが非常に困難な事例っていうのがかなりあるんじゃないかというふうに思います。そういう点で、この連帯保証人の関係で、これ、入居決定してからの話にはなると思うのですけれども、この連帯保証人の件で相談された件数というのはどのぐらいあるのか。また、この連帯保証人が、入居者がお支払いができないということで、連帯保証人の方が家賃を負担したというケース等があるのかどうか。さらには、この中で音更の公住の取り扱いの中でも、減免規定だとか軽減規定がありますけれども、それが活用されたケースというのはあるのかどうか。そのあたりについてお伺いいたします。 43 ◯副委員長(神長基子さん)  岩舘部長。 44 ◯建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長(岩舘和昌君)  公営住宅の連帯保証人でありますが、入居時に連帯保証人1名をつけていただきたいということでお願いしております。最近、連帯保証人をつけられないといいますか、なかなか探せないというようなことが、ここ数年といいますか、最近になってから時々御相談を受けることがございます。その中で、連帯保証人ではないけれども、緊急連絡先というようなことで、連帯保証人とは別に連絡先を入居の際にいただいております。これは連帯保証人がつけられないといった場合ばかりでなくて、全て入居する際に連帯保証人と、それから緊急連絡先というようなことで連絡先を記載していただくようなことをお願いしております。  連帯保証人につきましては、委員さんおっしゃるとおり、家賃の滞納になったときには連帯して保証しなければならないという重い責任がございますので、なかなかなっていただけない、また、まして公営住宅に入居しようとする方がほんとうに生活困窮していて、保証人を頼める人もいないというような方もいらっしゃいますので、そういった場合には、今後、保証人が見つかるまでは猶予しますというような形で入居させている例も数件ございます。  それから、家賃滞納した場合の家賃負担を連帯保証人に求めたことはあるかというような御質問でございましたけれども、滞納が3カ月以上たまった場合には連帯保証人さんのほうに入居者が滞納している状況をお知らせいたしまして、納入の指導をしていただきたいという文書を送っております。また、それが6カ月とか、月数が多くなってきますと、連帯保証人に対して請求するというような行為もしておりますが、昨年につきましては、連帯保証人さんからの納入はありませんでした。  それから、減免制度の件でありますが、減免につきましては、毎年30件程度の減免の方がいらっしゃいまして、29年度につきましては29件の方が家賃の減免制度を利用されております。  以上でございます。 45 ◯副委員長(神長基子さん)  守屋委員。 46 ◯委員(守屋いつ子さん)  ありがとうございます。この保証人の件で非常に悩んでいるっていうことで、相談に来る事例なんかもあるのですけれども、そういう中で、音更の公営住宅の条例の中には、いわゆるよその事例で見ると町長が認める場合に緊急連絡先だけでよしとして、きちんと条例の中に明記している自治体なんかもあります。そういうことで、今、音更町ではこうやって、やむを得ない場合、緊急連絡先だけの明記ということで対応されているということで、その点については今後ともそういう事例に対していろいろ対応していっていただきたいというふうに思います。  減免規定、軽減規定ということで30件程度あるということでありましたけれども、家賃が支払いができなくなったケース、3カ月以上になってきて連帯保証人のほうに通知するということなのですけれども、そういう中で減免規定だとか軽減規定が使えるということを、やはりその中で示していっているということになっているのかどうかについてお伺いをしたいと思います。 47 ◯副委員長(神長基子さん)  岩舘部長。 48 ◯建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長(岩舘和昌君)  減免の話でございますが、公営住宅そのものが家賃が一般よりも安いといいますか、こういった制度そのものが家賃が減免されているような状況から始まっております。そんな中で、さらに減免をということになりますと、やっぱりそれなりのといいますか、皆様が納得できる理由でなければ減免してはならないのかなというふうな考えを私は持っております。そういった形で、家賃滞納になるので減免するという直接的な結びつきにはならないと思いますので、滞納の原因が、今の公営住宅法で定める家賃負担がほんとうに負担できない状況なのかどうなのかということを、生活実態とかをお聞かせいただいた上で判断しなければならない事例だと考えておりますので、滞納になった方に全て、減免制度をお使いになりませんかという、そういう直接的なことは言わないのですけれども、制度があることについては事例によってといいますか、こういった制度を使って負担を減らすこともできますよという相談はさせていただいております。 49 ◯副委員長(神長基子さん)  守屋委員。 50 ◯委員(守屋いつ子さん)  わかりました。そういう中で、子育て世帯への家賃補助ということで、賃貸住宅に対してなのですけれども、そもそも公営住宅を補完する施策としてやっているわけですけれども、ここへの家賃補助が3カ月ごとの支給になっているかと思います。これについて3カ月ごとというのはどういう理由から行っているのか。振り込み手数料の関係なのかなというふうには思いますけれども、その理由についてちょっとお伺いいたします。 51 ◯副委員長(神長基子さん)  岩舘部長。 52 ◯建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長(岩舘和昌君)  子育て向け賃貸住宅の家賃補助につきましては、入居契約は民民の契約、民間同士での契約ということで、町はそれに対して補助をするということで、収納が確認できてから補助をするということになっておりまして、大家さん側に家賃をしっかり払ったと、納めたという証拠といいますか、納付書であったり、振り込みの明細書であったり、そういった形で納入を確認できたものについてお支払いするという形をとっております。それで、事務的なことではございますが、その確認作業を3カ月ごとにさせていただきたいということでやっているところでございます。 53 ◯副委員長(神長基子さん)  守屋委員。 54 ◯委員(守屋いつ子さん)  理由はわかりましたけれども、家賃の支払いが確認されてからということだと思うのですが、そもそも、この制度を利用するという方は、やはり結構生活に困窮しているとかという、公営住宅の対象の基準から言ったら、そうそう豊かな高額な収入を得ている人たちじゃないですよね。そうなったときに、一度は多分、大家さんのところを毎月きちんと支払いをしなければならないし、多分しているものと思います。それがすごくやっぱり負担であるということを感じるんですけれども、そうなったときに、月々の補助をしていくということがやっぱり必要だというふうに思うんですね。対象がどういう対象なのかという、どういう制度なのかということをきちんと捉えるならば、これは毎月支給という形で、まあ、大変だとは思うのですが、事務方さんはね。そういうやっぱり配慮をすべきだというふうに思いますので、ぜひ今後、御検討いただきたいというふうに思います。 55 ◯副委員長(神長基子さん)  岩舘部長。 56 ◯建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長(岩舘和昌君)  3カ月ごとの主な理由といいますのは、事務的なというのが一番大きいところではありますが、入居して3カ月たったときには、3カ月分の家賃補助が受けられるということになりますので、その後は、その3カ月分、入居者にしてみれば先払いということになるのかもしれませんけれども、受けた3カ月分の補助を翌月の3カ月分の家賃の一部として充てていけば、順繰り回っていくのかなということで、最初の3カ月については御負担いただくことにはなりますけれども、そんなことで考えていきたいと思っております。  以上です。
    57 ◯副委員長(神長基子さん)  ほかに。榎本委員。 58 ◯委員(榎本 基君)  何点かお伺いしたいというふうに思います。1つはですね、以前、1年間に500メートルだと記憶していますが、街路樹の剪定をやってきたと思うんですが、街路樹の剪定は現在どうなっているのか。この29年度。ちょっと私の見た限りではあんまり載っていなかったような感じがするのですけれども、どうなっているのかということと、それから、今後の計画があったらお知らせいただきたいというふうに思います。  それから2点目は、私、雄飛が丘に住んでいますが、私の住んでいるところは、私も含めて平成の初めに入居したんですね。ほとんどが一斉に住宅を建てたものですから、植わっている木も平成元年ごろにある程度のやつを、そんなでっかい木持ってこれませんから、植えたんですね。で、私のうちもそうなのですが、去年、おととしと3本、木を切りました。大きくなり過ぎちゃって。植えるときって、あんまり大きくなること考えないんですよね。このぐらいならかわいいからいいわと思って植えたのが、屋根より高くなっちゃって、森林組合に切ってもらったのですが、結構見ると、木が大きくなっているんですね。木っていうのは、自分のうちだけで、自分の土地だけで大きくならないで、横にも伸びていくんですね。それで、結構迷惑というか、かかっているような木があるんですね。  私も、ある人から相談を受けたのですが、夜になると、枝が出ていて恐ろしいとか、それから、風が吹いたら不気味だとかっていう相談を受けて、何とかその人に枝払いをしてもらえないかなと思って話したことがあるのですが、なかなかうまくいかないんですね。植わっているところが個人の住宅ですし、枝の下は町有地ですけれども、歩道ですけれども、なかなかうまくいかないんですね。それで苦労はしているんですが、そういうものを説得してくれる部署っていうか、やってくれるところはないものかなと思ってお聞きしております。だめだっていうことがあれば、町内会でやってもらうしかないのですが、なかなか隣近所の人に隣近所が言うと、お隣論争になってしまいますので、なかなか難しいところがあるんですね。親戚がもめると難しいと同じようにですね、隣近所がもめると争いごとになったらちょっと面倒なことなので、何かいい方法がないかどうか。  これは雄飛が丘だけでなくて、いろいろなところが、その前に緑陽台、柳町というふうに造成してきていますので、木は植えた年よりも必ず大きくなるんですね。そんなことで、ぜひ何かいいアイデアがあったり、相談されていることがあったらお示し願いたいなというふうに思います。  それから、もう一つ、私、あんまり信心深くないですからこういうことを言うんですけれども、言ったらばち当たるかなと思って心配しながら言っているんですが、実は、この大通りの神社なんですよね。神社の木がすごいんですね。大通りのほうに枝が出てきて。バス通るの見ていたら、バスの窓にあれ、枝ぶつかるんでないかぐらい出ているんですね。そして、あの辺の町内会は何ていうんですかね、あそこの町内会の人に私、言われたことがあるんですが、あれ切らないとだめだよねっていうことを言われたことがあるんですが、よくよく聞いたら、御神木だというような話もあるみたいなんですね。それで、神社でありますので、この間、お祭りが終わったばかりでありますけれども、ある意味、公共の施設でありますし、御神木を切ってしまえとは僕は言いませんが、せめてはみ出している枝を枝払いをきちんとして、それは役場がするんでなくて、町がするんでなくて、神社の持ち物ですので、私は神社だと思うんですが、その辺の指導はできるのかできないのか含めて、ちょっとお知らせ願いたい。  あれが町ができないのであれば、指導ができないのであれば、氏子代表という、氏子さんっていう方がいると思うので、その人にきちんと申し入れるしかないのかなと思っていますが、その辺、どういうものかと思ってお話をお聞かせ願えればというふうに思います。  最後にもう1点、音更の木は白樺でありますよね。白樺が音更の町には結構いろいろなところに植わっています。私の住んでいるところの直近では、駒場に行く道路の道路際にずっと白樺植えていまして、一時、てっぺんをちょん切ってもらってあれしたんですが、白樺は確かにいいんですが、葉っぱが落ちるんですよね。あの白樺の葉っぱというのは、僕も落ちるころ、じっと見ていたんですが、たまるところが決まっているんですね。西風が吹くと落ちて、住宅のほうに来るのですが、向かいの住宅というか、突き当たりの住宅にたまるんでなくて、反対側の東側の住宅に回って、そこばっかりたまるんですね。そこの人は、ボランティアのごみで出しているみたいですけれども、もうちょっと何かいい方法がないのかなと。  きれいで、音更の木でありますので、私は全部切ってしまえとは言いませんが、それなりに上のほうをちょん切るとか、そろえるとかして、枝を少しでも、葉っぱを少しでも少なくしていただきたい。見ると、公園の白樺は結構切ってあるんですね。雄飛が丘にも公園ありますし、そこに白樺の木があるんですが、寸胴の、ぎゅっと枝が出ているぐらいしかないんですね。あと細かい枝はみんな切ってあるんですね、あれ。きっとあれは落ちるから、周りの住人に言われて切ってしまったのではないかと思うのですが、何かそういう対策をしていただけないかなというふうに何点か申し上げました。  以上です。 59 ◯副委員長(神長基子さん)  高瀬土木課長。 60 ◯土木課長(高瀬忠行君)  まず、街路樹の剪定についてでございます。500メートルと委員おっしゃっておられたんですけれども、街路樹の植わっている間隔がまちまちですので、道路の延長ではなかなかお示しできないものですから、29年度でいきますと8路線で高木の剪定、300本の剪定を行っているということで御理解いただきたいと思います。  それから、今後の予定ですけれども、本町には道路の街路樹、約5,400本ございます。その中で29年度ですと300本しか剪定ができていないということで、単純に割り返すと18年ぐらいのスパンになってしまう。樹種によっては1年から8年のスパンでの枝打ち剪定が理想ということになっていますので、極力そういう、先送りにならないように枝打ち剪定を行っていきたいということで、予算の要求を、増額の要求を毎年していきたいというふうに考えております。  それから、民地の庭木が道路だとかにはびこっているもの、それから、音更神社、個別の案件ですので一般論としてですけれども、道路管理者が道路の通行に支障になるような枝ですとかそういったものに関しましては、行政指導という形になるのかと思うのですけれども、地主さん、あるいは所有者、そういった方々に建築限界を越えてはみ出ている枝の剪定をお願いして、都度都度、パトロールで見たときにはお願いをさせていただいております。音更神社に関しては、そこの道路が道道なものですから、北海道の帯広建設管理部さんのほうがおそらく神社のほうにお願いはされているのかなというふうには思いますが、町のほうでは把握していません。今、お話を伺ったので、建設管理部のほうにも改めて、歩道のみならず車道にまで影響しているものですので、指導していただけないかというお話は私のほうからしていきたいというふうに考えております。  それから、白樺に関してですけれども、公園の白樺の場合は、公園に隣接している住んでおられる方から、白樺花粉の花粉症アレルギー、そういったこともあって、かなり思い切って剪定、枝打ちさせてもらったり、あるいは伐採させてもらっているという経緯もございます。いずれにしましても、委員のおっしゃるとおり、町の木ですので、むげに扱うこともできない。さりとて自由に伸び放題伸ばすわけにもいかないということで、専門的な造園業者さんの知識をかりながら、適正な管理をできるように心がけていきたいというふうに考えております。  以上です。 61 ◯副委員長(神長基子さん)  榎本委員。 62 ◯委員(榎本 基君)  わかりました。ぜひですね、事故が起きてしまってから、ああでもない、こうでもないと言ってもしようがないので、ぜひですね、車道にまではみ出ているような枝については対処していただきたいと。道道と町道と北海道と町と。ただ、神社だけは治外法権ということのないようにですね。あれ、雪たまったら、ものにどんと落ちてきたらほんとうにけがしますよ。枝でなくてもね。だから、そういう意味では、ぜひ対処していただきたいということを申し上げて終わります。 63 ◯副委員長(神長基子さん)  高木副町長。 64 ◯副町長(高木 収君)  街路樹のお話があったのですけれども、私たちも、まちづくり懇談会でいろいろな地域にお邪魔すると、必ずお話が出るのは街路樹の問題です。一つには枝等が伸びて非常に視界というか、見通しが悪いと。交通安全上も支障があるのではないかと。標識が見えないとか、そういった問題があります。それからもう一つは落ち葉の問題です。先般、一般質問もこれ、街路樹に関していただいたところでありますけれども、やはり街路樹はそれぞれ、そのときの樹種の剪定をした、その樹種によっても伸び方だとかいろいろ違いがあるのも事実です。そうした中で、今、予算ということもやっぱりあります。道路もそうですけれども、舗装もそうですけれども、せめて満足のいくように毎年処理していくというか、やっていくということはなかなか難しい状況になります。音更は街路樹の本数等も、今、お話があったように大変多くございますので、少なくとも、そういう視程を遮るような、安全を損なうようなところについては優先的に剪定等をやらせていただいていると。それ以外のところについては、やはりどうしても年数はかかりますけれども、ある程度計画的な中でやらせていただいているということでございます。  落ち葉についても、これはやはり、ボランティアごみという御指摘もありました。まさしくそうでありまして、ぜひですね、地域の方にはボランティアごみというような形で落ち葉についても御協力をいただけると、冬場、排水溝に落ち葉が詰まって、結局また水が流れないとか詰まるとか、融雪機の問題だとか、いろいろな支障もあります。町でももちろん必要な維持管理はやっているのですけれども、やはり箇所数が多いということもありますので、そういったところは、やはり協働の精神の音更町ですから、ぜひ地域の方にも御協力願って、そういったところの会社にもお願いをしたいと思います。  落ち葉、そして街路樹ということの中で、これは街路樹も交通安全上の一つの防護柵になっているというメリットもありますし、何といってもやっぱり景観、音更町が非常に街路樹が豊かで、景観がいいねという御評価をいただいております。その一方で、今のような裏返しのデメリットもあるというのも事実でありますけれども、そこは街路樹の持っている役割ということも本来ありますので、そうしたことと一体となって、また皆さんの御理解をいただいて管理していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 65 ◯副委員長(神長基子さん)  ほかに。平山委員。 66 ◯委員(平山 隆君)  それでは、地籍調査事業についてお聞きいたしたいと思います。地籍調査については、平成7年ぐらいからスタートして、20年以上たっていると思います。その間、町が事業主体等やっているもの、あるいは国、法務局がやっているものもあろうかと思います。大ざっぱでよろしいので、概要でよろしいのですけれども、29年度については共栄南、共栄台と。0.41平方キロということでありますけれども、ほぼ5線を境にして南側のほうは終わったのかなと。ただ、木野市街についてはどうなっているかちょっとわからないんですけれども、おおよそ今後の予定として残っているところ、どういう地区があるのか、ちょっとお示しいただきたいというふうに思っております。  それから、スマートインターでありますけれども、スマートインターについては29年度で検討資料作成委託ということで、その間、その成果を利用しながらNEXCOはじめ関係機関と協議していると思いますけれども、その後、今年に入って、準備期間採択ですか、ちょっと言葉が違うかもしれないですけれども、それについての状況について動きがあればお聞きしたいと思います。  それともう一つ、都市マスの関係でありますけれども、2020年が多分最終年だと思いますけれども、人口フレーム、あるいは人口動態、あるいは土地利用についても大幅に変わってきていると思うのですけれども、これに係る次以降の都市マスの計画作業について既に入っているのか、準備作業等について行っているのか、その点について参考にお聞きしたいということであります。 67 ◯副委員長(神長基子さん)  高瀬土木課長。 68 ◯土木課長(高瀬忠行君)  地籍調査についてでございます。平成29年度はお話があったとおり共栄南地区、それから共栄台地区ということで、北6線から南の区域について調査を行っておりまして、本年度、平成30年度におきましては、さらにその東側の北蘭新町、あるいは北蘭北行政区、そういったところを今、まさしく調査しておりまして、今の北蘭北地区が平成32年度ぐらいには完了します。ですので、平成32年度ぐらいには北6線以南については調査が完了するという状況になろうかと思います。  その調査が終わりますと、音更町全体での地籍の進捗率につきまして、平成29年度時点で93.04%なのですけれども、平成30年度におきましては93.08%の進捗率、さらに市街化区域で見ますと68.8%、30年度で70.36%の進捗になろうかと予定しております。  今後の予定につきましては、緑陽台の南区ですとか、緑陽町内会ですね。北6線からさらに今度は北の高台から東に向かって調査を進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 69 ◯副委員長(神長基子さん)  下口谷都市計画課長。 70 ◯都市計画課長(下口谷 茂君)  まず、スマートインターチェンジの準備段階調査に向けた検討資料作成ということで、29年度も行っておりまして、今年度の状況につきましては、9月4日の常任委員会でも御報告させていただいたところでございます。それで、8月10日に国土交通省から準備段階調査採択の地区のプレス発表がございまして、全国で6カ所、採択されたというふうに発表になっております。その地区につきましては、東北、四国、中国地方の6カ所でございまして、これを受けまして、今年度につきましては国がおおむね5年ごとに行います全国一斉の交通量調査にこれは公表されておりまして、その数値をもとにインターチェンジの出入り交通量について新たに算出を行う必要がありますので、それを行う予定をしております。  そのほか、本町だけではなくて、帯広、十勝といった広域的な整備効果についても、さらに煮詰めていきたいというふうに考えているところでございまして、整備事業費につきましても重要なポイントでございますので、さらなる削減案などにつきましても、関係機関と協議しながら検討したいと考えております。  広域的な整備効果を検討するに当たりまして、昨年度までの勉強会を行っていましたメンバーに加えて、帯広市の商工観光課と都市計画課、そして帯広商工会議所にも御参加いただきまして、10月から地域勉強会を開始しまして、進めてまいりたいなというふうに考えております。  都市マスの関係でございますけれども、平成32年の改定に向けまして、今年度につきましては、30年度につきましては、課題の整理といったものに取りかかっておりまして、31年、32年というふうな業務で改定を進めてまいりたいと考えております。 71 ◯副委員長(神長基子さん)  平山委員。 72 ◯委員(平山 隆君)  地籍調査についてはかなり進捗、進んだのかなというふうに思っております。先ほど、ちょっと私がお話しした、町が実施してきたもの、あるいは法務局が実施してきたもの、それらを含めてであろうと思いますけれども、ここで確認したいんですけれども、過去に区画整理事業だとか、あるいは開発調査とか、開発行為だとか、あるいは雄飛が丘だとか、柳町、緑陽台、それと木野の区画整理、宝来区画整理、すずらん台、南宝来等、これらについては今後、地籍調査を過去の成果で十分足りるというような理解でよろしいのか再度お聞きしたいと思います。  それから、スマートインターについてはわかりました。五、六月というふうに聞いていたのですけれども、その間、災害等の関係もあったかどうかわからないのですけれども、その後、若干ずれ込んで、ほんとうに大きなスタートラインが組めたなというふうに非常によかったなというふうに思っております。ましてや全国6カ所のうちの、北海道1カ所ですかね、そんなことで今後、さらにその取り組みが連携のもとで進んでいくかと思いますけれども、先ほどお話があったのは、10月に連携協議会。連携と言いましたか、これの確認。  わかりました。そういったことで、今後、帯広も加わってということでありますから、さらに取り組みを進捗いただき、期待をしていきたいなというふうに思っております。  都市マスについてはわかりました。先ほど言いましたように、人口問題、あるいは土地利用関係についても大幅に変化が出てきているわけであります。これについては十分な準備期間と、1市3町の協議等が出てくると思いますけれども、またその時期についてなれば、また注視していきたいなというふうに思っております。  1点確認だけお願いいたします。 73 ◯副委員長(神長基子さん)  下口谷都市計画課長。 74 ◯都市計画課長(下口谷 茂君)  準備段階調査の採択箇所なのですけれども、東北地方、四国地方、中国地方の6カ所ということで、北海道では採択箇所がなかったということでありますので、本町におきましても採択から漏れたということでございますので、よろしくお願いいたします。 75 ◯副委員長(神長基子さん)  高瀬土木課長。 76 ◯土木課長(高瀬忠行君)  地籍の種々地区名をお話しいただきました。まず、雄飛が丘ですとか桜が丘、緑陽台、そういったところに関しましては、昭和42年以降に既に農村部として地籍調査済みという扱いになってございます。それから、区画整理ですね。南宝来ですとか宝来本通、すずらん台、開進、音更東通地区等々、開発行為に関しましては国土調査法の19条5項指定という区域に指定されまして、開発行為で得られた成果をそのまま地籍の成果として運用しているところでございます。  それから、あとは、不動産登記法上の国の法務局が調査している、いわゆる14条地図作成作業で地籍調査を行ったのは1.31キロ平方メートルでございまして、音更本町の大部分がその調査で整備されておりまして、これらを含めた上での地籍進捗率でございます。 77 ◯副委員長(神長基子さん)  ほかに。大浦委員。 78 ◯委員(大浦正志君)  1点だけ質問いたします。除雪費の関係でございますけれども、除雪費はその年の気候によって補正で補われる部分が多いかと思いますけれども、先日、農村部の町民の方から、冬になって除雪なんですけれども、明らかに人が通っていないといいますか、人がいなくなって、そういうところも除雪している。そういった中で、町の財政も考えてのことかと思いますけれども、そういったところは除雪しなくてもいいのではないのか、無駄だというか、もったいないというか、そういうような声が聞かれたんです。  それで、町としてもやはりこれから除雪に向けていろいろと準備を始めるかと思いますけれども、やっぱり行政区の区長さんなどに、まあ、実際やられていると思いますけれども、現状を把握して、やはり効率のいい除雪といいますか、その辺を取り組んでもらったらと思うのですけれども、その辺に関してはいかがでしょうか。 79 ◯副委員長(神長基子さん)  高瀬土木課長。 80 ◯土木課長(高瀬忠行君)  除雪のお話でございます。特に農村部におきましては、スクールバス路線ですとか、それから収乳車、当然、農家さんの住宅が張りついている路線、そういったところをまず優先しております。委員御指摘のとおり、家の張りつきもない、ほとんど誰も通らないような道路というところも、毎年、もうそろそろですけれども、除雪路線の見直しというのを行っております。その中ででも、やはり家の張りつきがないところだとか、そういうのはどうだろうということで、地元にお諮り願ったりはするんですけれども、どうしてもこの道路があるほうが便利だという一言で片づけられてしまう実情がございまして、春先に行う道路河川愛護組合の中でも、各組合の方々にも御協力、そういった除雪の必要性が少ない路線はないでしょうかというようなお話もお願いしているのですけれども、なかなか落としていけないという実情も実際あることを御理解いただきたいと思います。  以上です。 81 ◯副委員長(神長基子さん)  大浦委員。 82 ◯委員(大浦正志君)  私もね、今まで除雪していたところをしないとなるということは、なかなか大変だなと思うので、いずれにしてもその辺はこれから除雪に向けて計画とか見直しをされていると思いますので、地元の人たちと協議していただいて、スムーズに除雪していただければと思います。  以上でございます。 83 ◯副委員長(神長基子さん)  ほかに。  ほかに質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。 休憩(午前11時26分) 84 ◯副委員長(神長基子さん)  説明員入れ替えのため、休憩します。 再開(午前11時28分) 85 ◯副委員長(神長基子さん)  休憩前に引き続き、委員会を開きます。  第8款教育費を議題とします。  説明を求めます。福地教育部長。 86 ◯教育部長(福地 隆君)  それでは、第8款教育費について御説明申し上げます。128、129ページをお開きいただきたいと存じます。なお、決算に係る主要な施策報告書につきましては、27ページ下段から34ページまでとなっておりますので、御参照いただきたいと存じます。  初めに、1項教育総務費、1目教育委員会費につきましては、368万3,542円の支出済額であります。  備考欄の主なものについて御説明申し上げます。教育委員費につきましては、教育委員4名分の報酬、費用弁償であります。  そのほか、教育長交際費が主なものでございます。  2目総務管理費につきましては、2,115万7,695円の支出済額であります。
     除雪委託料につきましては、市街地の小学校8校、中学校5校の合計13校に対する委託料であります。  除雪作業交付金につきましては、複式小学校5校、及び旧豊田小学校に対する交付金であります。  教職員研修交付金につきましては、教職員の資質向上を図るため、研修活動を支援するもので、362名に交付しております。  教職員健康対策費につきましては、344名の健康診断費用であります。  教育の日推進事業費につきましては、昨年12月3日、日曜日に、文化センターを会場に、第6回記念フェスタを開催し、約520名の参加をいただいたところであります。  そのほか、交付金、負担金、事務費などであります。  3目教育振興費につきましては、4億5,936万3,534円の支出済額であります。  130、131ページであります。  学習支援員費につきましては、普通学級に在籍する児童生徒のうち、発達障害等により学習活動や学校生活に特別の支援を必要とする児童生徒を対象として、小学校8校に21名、中学校5校に9名の合計30名を配置したところであります。また、複式支援員として、複式校における授業の支援のため、2名を配置したところであります。  生活介助員委託料につきましては、小学校5校の特別支援学級に在籍の肢体不自由等児童12名の昼食、排泄等の生活介助のため、訪問介護事業所に委託した介助員委託料であります。  学校保健費につきましては、児童生徒の健診等に要する委託料が主なものでございます。  スクールバス運行費につきましては、12路線で大型バス4台、マイクロバス8台の運行委託料等でございます。  スクールバス購入費につきましては、中音更線で29人乗りマイクロバス1台を更新しております。  学校給食関係費につきましては、小中学校の給食業務の委託料が主なものであります。  奨学資金につきましては、経済的な理由で就学困難な高校生を対象として支給しておりますが、公立で月額6,500円を73名に、私立で月額1万円を35名に支給したところであります。  児童生徒各種大会参加交付金につきましては、児童生徒が各種大会に参加する場合、その費用の一部を交付金として補助したところであります。  遠距離通学費交付金につきましては、小学生は片道4キロメートル以上、中学生は片道6キロメートル以上の通学児童生徒を対象に通学費を助成しております。  総合的な学習の時間支援事業交付金につきましては、創意工夫を生かした特色ある学校づくりに資するため、小中学校にその経費を学校割、児童生徒数割で交付しております。  少し下に行きまして、就学援助費につきましては、平成28年度から認定基準倍率を生活保護基準の1.5倍未満に引き上げ、経済的な理由により就学が困難な児童生徒936名に対して支給しており、認定率は22.0%となっております。平成28年度と比較しまして、認定者数で6名の減、認定率で0.3ポイントの増となったところであります。  教育用コンピューター関係費につきましては、教育用コンピューターの賃借料、及び備荒資金組合への償還金等が主なものでございます。  そのほか、負担金補助などであります。  4目施設管理費につきましては、5,020万1,261円の支出済額であります。  学校施設及び教員住宅管理費につきましては、下のほうになりますが、教員住宅で浴室の改修を2戸、温水ボイラーの更新工事を5戸、屋根塗装工事を5戸実施しております。  2項小学校費、1目学校管理費につきましては、2億7,423万2,204円の支出済額であります。  日額臨時職は、学校事務補助8名に係る賃金等であります。  学校図書購入費、備品購入費、消耗品費は、全小学校で整備した費用であります。  水泳プール関係委託料につきましては、小学校13校のプール関係委託料であります。  132、133ページであります。  学校評議員活動関係費につきましては、学校評議員58名を委嘱し、小学校全校に配置しており、それらにかかる報酬等であります。  そのほか、学校施設の管理費であります。2目学校建設費につきましては、2億1,940万3,840円の支出済額であります。  遊具再整備事業費につきましては、東士幌小学校ほか2校の遊具の補修等を行っております。  小学校整備費につきましては、鈴蘭小学校の網戸整備を行っております。  水泳プール再整備事業費につきましては、音更小学校水泳プールサイド床改修工事、下士幌小学校ほか2校の水泳プール上屋シート更新工事を行っております。  木野東小学校大規模改修事業費につきましては、平成26年度からの年次計画で進めておりますが、平成29年度は校舎内部改修、建築主体工事、電気設備工事等を行っております。  小学校設備更新事業費につきましては、下音更小学校暖房設備改修工事等を行っております。  3項中学校費、1目学校管理費につきましては、1億3,438万8,150円の支出済額であります。  日額臨時職は、学校事務補助5名にかかる賃金等であります。  学校図書購入費、備品購入費、消耗品費は、全中学校で整備した費用であります。  学校評議員活動関係費につきましては、学校評議員22名を委嘱し、中学校全校に配置しており、それらにかかる報酬等であります。  そのほか、学校施設の管理費であります。  なお、決算書に記載はありませんが、コミュニティスクール事業につきましては、平成29年度、駒場中学校に学校運営協議会の設置等を行うものでありますが、学校を中心に地域で準備会を開催したほか、町教委主催で道教委から講師の派遣を受けて研修会を開催するなど、地域の御理解をいただき、平成30年4月1日付で学校運営協議会を設置したところであります。  134、135ページであります。  2目学校建設費につきましては、6,557万1,949円の支出済額であります。  中学校整備費につきましては、共栄中学校校舎屋上改修工事、共栄中学校校舎外壁塗装改修工事等を行っております。  防火シャッター改修事業費につきましては、緑南中学校の防火シャッター改修工事を行っております。  4項社会教育費、1目社会教育総務費につきましては、1,148万2,051円の支出済額であります。  社会教育委員費につきましては、委員10名分の報酬、費用弁償であります。  文化財保護審議会費につきましては、委員7名分の報酬、費用弁償であります。  生涯学習活動費につきましては、帯広大谷短期大学との連携により、OOJCオープンカレッジを開催したほか、新たに非常勤嘱託生涯学習推進員1名を配置し、書道を通した学習機会の提供を行ったところであります。  社会教育事業活動費につきましては、高齢者大学・大学院、高齢者学級、女性ライフスクール、幼児家庭教育学級などを実施しております。  芸術文化大会参加補助金につきましては、全道・全国大会への出場37名、5団体、3個人に交通費等の補助を行ったところであります。  コミュニティ助成事業助成金につきましては、一般財団法人自治総合センターの全国自治宝くじ事業による郷土芸能、音更駒太鼓保存会への太鼓等購入にかかる助成であります。  音更高校パートナーシップ事業交付金につきましては、新規事業として、音更高校が生涯学習活動を通してまちづくりに連携、協力する活動に対し、交付金を交付し、支援を行ったところであります。  136、137ページであります。  2目青少年育成費につきましては、624万7,175円の支出済額であります。  成人式開催費につきましては、該当者400名、当日の出席者378名で、95%の出席率でございます。  青少年事業活動費につきましては、こども体験隊のほか、夏休み・冬休み期間中に自主学習支援のため、小学生を対象に、退職校長・教頭先生の協力による熟年先生講座を3会場で実施いたしました。  青少年対策費につきましては、青少年の非行防止や児童生徒の安全確保のため、関係機関、団体と連携して地域全体で子供を見守る取り組みを行ったところであります。  こども姉妹町視察研修費につきましては、小学校5年生を対象に民泊を取り入れた軽米町との相互交流を実施しており、本町から児童21名、引率4名で実施したところであります。  放課後こども教室事業費につきましては、子供の安全安心な居場所づくりを進めるもので、音更、下音更、駒場、柳町の4つの小学校で開設し、延べ3,152名の参加となっております。  その他、負担金補助であります。  3目社会教育施設管理費につきましては、2,438万1,769円の支出済額であります。  管理費の内容といたしましては、地区公民館、環境改善センター、集団研修施設、それぞれの燃料費、光熱水費、委託料などが主なものであります。  集団研修施設の利用状況につきましては、町内町外の団体で延べ105団体、5,696名の利用となっております。なお、集団研修施設につきましては、煙突用石綿断熱材改修工事を行っております。  4目文化センター費につきましては、2億335万7,882円の支出済額であります。  文化事業費につきましては、小学校4年生から6年生、複式校は3年生以上を対象に、中学校は一、二年生を対象に芸術鑑賞会を実施しております。  また、文化事業協会並びに文化協会に対する補助を行ったところであります。  文化センター改修事業費につきましては、28年度からの繰越事業費1億1,442万6千円で、大ホール、小ホールの第2期舞台機構更新工事を行ったほか、展示催し物広場上部トップライト改修工事を行っております。  文化センター管理費につきましては、燃料費等のほか、舞台設備機器操作、清掃、警備等の委託料など、施設管理費が主なものであります。  138、139ページであります。  5目図書館費につきましては、4,426万2,947円の支出済額であります。  図書館協議会委員費につきましては、委員7名分の報酬、費用弁償であります。  図書等購入費につきましては、6,245冊の図書とDVDなどの視聴覚資料購入の整備を行っており、平成30年3月末で21万743冊の蔵書等となっております。  図書館管理費につきましては、燃料費や清掃設備管理等の委託料など、施設管理費が主なものでありますが、そのほか1階の男女トイレに温水洗浄便座を各1台設置したほか、事務所内に設置されている暖房空調設備機器操作盤の改修工事を行っております。  図書館活動費につきましては、読み聞かせ教室、工作教室、文学講座、読書感想文コンクールのほか、ブックスタートで10カ月児健診、2歳児健診時に絵本を、新入学児童健診時に本をプレゼントしており、それらにかかる費用等であります。  そのほか、負担金、事務費であります。  5項社会体育費、1目社会体育総務費につきましては、1,336万2,426円の支出済額であります。  スポーツ推進委員費につきましては、委員7名分の報酬、費用弁償等でございます。  スポーツ振興対策費につきましては、スポーツ賞等表彰のほか、各スポーツ教室の開催等に要した費用であります。  スケートリンク造成事業交付金につきましては、小学校13校と中学校1校に対する交付金であります。  スポーツ大会参加補助金につきましては、全道大会242名、全国大会77名の出場に対する補助であります。  140、141ページであります。  2目体育施設費につきましては、9億4,021万742円の支出済額であります。  屋外運動施設管理費につきましては、野球場、ソフトボール場などの管理に要した光熱水費、委託料などのほか、2カ年事業で造成した音更町サッカー場にかかる2年目の工事請負費、備品購入費が主なものであります。  軽スポーツセンター管理費につきましては、鈴蘭、宝来2カ所の燃料、光熱水費などの管理費のほか、宝来軽スポーツセンター改修工事として屋根、外壁塗装工事が主なものであります。  町営パークゴルフ場管理費につきましては、各パークゴルフ場の受付業務員12名にかかる賃金、町営パークゴルフ場5カ所の草刈り、清掃作業等の委託料のほか、28年度からの繰越事業費による台風被害を受けた音更川リバーパーク、十勝川温泉アクアパーク、すずらん河川緑地の3パークゴルフ場の復旧工事費が主なものであります。  総合体育館管理費につきましては、指定管理者への委託料が主なものであります。なお、総合体育館及び武道館の開館日数は336日で、利用者数は総合体育館が16万1,246名、武道館が3万3,348名となっております。  温水プール管理費につきましては、指定管理者への委託料のほか、温水配管等更新工事が主なものであります。なお、開館日数は259日間、利用者数は6万8,689名となったところであります。  パークゴルフ場管理運営交付金につきましては、台風被害を受けた然別パークゴルフ場の復旧費を含めた地域管理、3カ所への交付金であります。  そのほか、町営リンク等造成交付金、その他施設管理費であります。  以上、8款教育費の説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 87 ◯副委員長(神長基子さん)  説明終わりましたので、質疑を行います。  質疑ありませんか。  久野委員。 88 ◯委員(久野由美さん)  では、2点についてお伺いします。  放課後こども教室についてお伺いをいたします。平成29年度は4つの小学校で開設しておりますけれども、開催内容と、その検証、評価をお伺いしたいと思います。  それと、もう1点、スポーツ大会参加補助についてお伺いをしたいと思います。全道70件、全国39件ということでありますが、芸術文化大会参加補助、こちらのほうはちょっと数字を聞き漏らしたのですが、37人、5団体、3個人でよろしかったでしょうか。その点も確認したいと思います。  このスポーツ大会の全国大会の開催地で平成29年度、一番、開催地が遠いところというのはどこだったんでしょうか。また、要綱では、同一者の全道大会及び全国大会に係る当該年度内における補助の対象となり得る回数は、それぞれ2回を限度とするとありますけれども、その回数を超える大会数、また、対象者は実際に平成29年度はいたのでしょうか。
     また、補助申請は参加する個人おのおのがするのか、学校で行うのか。  また、個人競技等で全国大会出場となった場合に、引率者はつくのかどうかをお伺いしたいと思います。  それと、もう1点、先ほど2回を限度とするという要綱がありますけれども、その回数を超えたため補助がされなかったことがあったのか。また、補助申請がされても補助されなかったという件数はあるのかどうなのか。もしあるとすれば、その補助されなかった理由もお示しいただきたいと思います。 89 ◯副委員長(神長基子さん)  佐藤生涯学習課長。 90 ◯生涯学習課長(佐藤直樹君)  放課後こども教室に関するお話をいただいています。29年度の内容と評価ということでございますけれども、まず、29年度は28年度と比較しまして、28年度は土曜日あるいは長期休業中も開設していたのでありますが、放課後の趣旨に鑑みまして、平日のみの開催といたしました。前年度の反省から、学校行事との調整もございまして、開催も若干減らしておりまして、17日の開催となっております。内容的には、教育的要素を含んだもの、子供たちに必要だろうということで、時間を前半、後半に分けまして、前半はそういったもの、企画講座と我々は申し上げているのですが、その中で漢字の読み取りというんですか、音訓ゲームですとか、あるいは難しい道具を使わないで紙とペンだけでできるゲームといったものを、講師の方を派遣していただいておりまして、その方に指導していただいた中で、前半はそういった形で行っております。後半は、会場が今のところ空き教室がない関係上、体育館でやらせていただいておりますので、後半は体育館を半分に区切った中で、自由に我々が安全面を気をつけながら、子供さんたちとボールを使ったゲームですとかといったことを展開しております。  評価についてなのですが、子供さんたちの御意見としては、通常、学年ごと、学級ごとの活動というようなことでなっておりますが、このこども教室につきましては、1年生から6年生までの異年齢の幅広い活動ということになっておりますので、上級生の学年の方たち、お兄さん、お姉さんたちは、小さな学年の子供たちの面倒を見ていただくとか、そういった異年齢集団の中で起こる、そういう思いやりの心とか、そういったものを発生しておりまして、子供さんたちも非常に楽しいということで、出席率のほうも7割5分から8割程度、参加をいただいているというところが実態となっております。  雑駁ですが以上でございます。 91 ◯副委員長(神長基子さん)  吉田スポーツ課長。 92 ◯スポーツ課長(吉田 寛君)  スポーツ大会参加補助に関する御質問かと思います。1つ目、件数と人数のところなのすけれども、全国大会につきましては39件、77名、全道大会については70件、242名というような形になっています。  それから、29年度の一番遠いところはどこですかというところなのかと思うのですけれども、熊本県で開催されました全日本卓球選手権大会が29年度では一番遠いところなのかなというふうに思います。  それから、全道大会2回、全国大会2回を限度とするというところに関しましては、おりましたが、例えばサッカーであったのですけれども、最初の段階で2回までですよということでこちらから御案内しているので、申請は上がってきてはいないというところは把握しているのはございます。  それから、個人で申請なのか学校で申請なのかというところなのですけれども、例えば、中学生の場合なのですけれども、個人で申請する場合もありますし、学校で申請する場合もあります。どちらでなければならないというところは特に定めはありません。ただ、引率というところもちょっとかかわってくるのですけれども、ただついていくだけの人というのはだめというふうにしておりますが、指導者として一緒に行く場合については、それは認めております。その場合、学校から団体として申請していただくというような形になるかと思います。その場合であれば、選手と指導者という形で、どちらについても補助金を出せるというような形になると思います。  それから、補助申請で補助を却下したのはあるのかというお話かと思いますが、申請を出そうとして相談があって、受け付けていないのはあります。どういったものがあるかといいますと、民間の団体が主催するような大会については対象としていないということにさせてもらっています。対象とするのはあくまでも競技団体だったり、そういった団体が主催する大会等について補助の対象としていますというところで、そういった民間が主催する大会については補助としていないというところがあります。  以上です。 93 ◯副委員長(神長基子さん)  佐藤生涯学習課長。 94 ◯生涯学習課長(佐藤直樹君)  1点御説明が漏れておりまして、申しわけございません。芸術文化大会参加補助につきまして、全道・全国大会への出場について交通費等の補助を行わせていただきました。5団体、3個人、総数37名の方に対して補助を行ったところでございます。  以上でございます。 95 ◯副委員長(神長基子さん)  久野委員。 96 ◯委員(久野由美さん)  放課後こども教室についてでありますけれども、実際に平成28年度と29年度では開催日、日数等も違っていますし、そういった点では28年、29年に比べての問題点と今後、もし平日というふうに、今後もまた平日開催を予定されていくのであれば、当然、空き教室の問題がかなりあると思います。今現在では4つの小学校でありますけれども、今後、開催小学校が増えていく可能性はあるのかどうなのか。その点を問題点とともにお示しいただきたいと思います。  それから、サッカーで2回以上の、まあ、全道なのか全国なのか、大会に出場するといったお子さんがいらっしゃった。ですけれども、補助申請はできないということでしたのでしなかったというふうな御答弁をいただいたわけですけれども、優秀なお子さんはやっぱりたくさんいらっしゃると思うのですが、全道大会、全国大会に行く機会というのも、また、そういった優秀なお子さんは回数が増えるんだというふうに思うのですが、回数が多くなればなるほど補助の対象から外れるというのは、やはりほかの児童生徒の皆さんとの公平性ですとか、そういったことを加味されてのことかというふうには思うのですが、補助がなくて参加を見合わせたお子さんが実際にはいなかったんだろうかと、その点が疑問でなりません。  また、個人競技で引率といったふうに、先ほどは引率者はつくのですかとお伺いしましたけれども、指導者でなければ補助対象にはならないということで、では、教師、また指導者が引率という形ではなく、親御さんが引率をする場合があるのかどうなのかもお伺いしたいと思います。 休憩(午前11時59分) 97 ◯副委員長(神長基子さん)  ここでお昼の休憩といたします。再開を1時といたします。 再開(午後 0時58分) 98 ◯委員長(堀江美夫君)  皆さんおそろいなので、少し早目ですが会議を始めたいと思います。  午前中は休ませていただきましてありがとうございました。副委員長にかわりまして、また議事を進行させていただきます。どうぞよろしくお願いします。  それでは、佐藤生涯学習課長。 99 ◯生涯学習課長(佐藤直樹君)  先ほど放課後こども教室に絡みましてもう1点御質問いただいております。まず、問題点として受けとめていることについてでございますが、やはり人員、マンパワーの不足でございます。現在、4校のうち、大規模な学校については我々職員8人体制で現場に行っておりまして、安心安全の確保に努めております。ボランティアにつきましても、29年度、学校さんを通じてチラシを配布したり、校区の町内会さんに回覧を回したりして募っていた状況なのですが、反応がほとんどない状況でございました。今後につきましては、社会福祉協議会さん、あるいは大谷短大さんと連携するなどしてボランティアの確保、拡大に努めていきたいと考えているところでございます。  もう1点、今後の拡大についてということで御意見をいただいております。平日の開催についてということなのでありますが、28年度、土曜日あるいは長期休業中に開催したところでありますが、この期間の参加率が平日よりも非常に少ない状態もありました。現状、子供さんにも人気がある、あるいは保護者の方にも評価されているというところは、児童の方が放課後、校内の移動をするだけで、体育館に行ってこども教室に参加できるというメリットも非常にあると思っておりますので、平日の開催というところでは進めていきたいと考えているところでございます。  また、空き教室といったところも御指摘いただいておりました。現実的には、町内の学校さんにほぼないというようなこともありまして、現在、体育館を使用させていただいておりますけれども、拡大を考えた場合、大規模校、500、600という児童数を抱える学校を考えた場合、現在、児童数に対する4校では参加率が20%程度いただいておりまして、500、600の児童数の学校さんになりますと、体育館に100人を超えるような子供さんが集うことになるというようなことで、これが安全安心な面から考えますといかがかなというところもございます。また、新学習指導要領の導入に絡みまして、現在、放課後の時間の確保がはっきりと見えない状況でございます。基本的に子供さんからも保護者の方からも人気がある事業でありまして、拡大したいという思いはございますが、今後の各学校さんの状況を見極めてまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 100 ◯委員長(堀江美夫君)  吉田スポーツ課長。 101 ◯スポーツ課長(吉田 寛君)  スポーツ競技大会参加補助の関係であります。1つ目は、補助金の対象とならないために出場しないことはあるかということであるかと思います。こちらについては、把握している範囲におきましてはないものというふうに考えております。  それから、保護者の引率はあるのかということになるかと思いますが、選手の保護者の方が一緒に大会に動向することはあるのかなとは思いますが、その場合、保護者ということであれば、この補助金の対象とはしないということにさせてもらっております。あくまでも補助の対象になるのは指導者というようなことになるかと思います。  指導者の方に関して言いますと、例えば中学校の部活動なんかがそうなのかなと思うのですけれども、学校の先生が通常、指導者ということでついていく場合はあるのですけれども、学校の先生のほかに、外部指導者として学校の部活動に登録になっている指導者の方であれば、その方が一緒に指導者として行く場合については補助の対象になるというようなことにはなります。この外部指導者の場合、補助対象になりますよとかっていう部分につきましては、これまでは丁寧な説明をしない部分はあったのかもしれません。そのことに関しては、これからについては説明しながら申請書を受ける形にさせていただきたいなというふうに思っております。  以上です。 102 ◯委員長(堀江美夫君)  久野委員。 103 ◯委員(久野由美さん)  放課後こども教室については、親または子供からも好評で、拡大したいという、そういった答弁をいただいたわけですけれども、実際、幾つかの問題点等が出てきております。ぜひ、今後もほかの学校でも開催できるような取り組みを期待するところでありますが、ボランティアについて特に反応なしということですが、ボランティアに関しては、そうですね、社協に登録されている方もかなりの人数いらっしゃいますし、実際に登録していますが、そういったお声の話は一切なく、どういったところにお声がけしていったのかだけ答弁をいただきたいなというふうに思います。  それと、スポーツ大会参加補助ですけれども、要するに、お子さんが個人競技で全道大会、全国大会に行かれると。指導者と呼ばれる方が行かないと。行くのであれば、親が連れていってくださいということで、指導者がつかずに、親が個人的に連れていくという、そういった現象が起きているんですけれども、当然、指導者ではなく引率ということで親が行いますので、親のほうに交通費ですとか宿泊費の補助が出ないというのは十分に承知しているところでありますが、お子さん個人だけが出場するということで、引率をしないといった、そういったことの判断は各学校のそういったスポーツ団体のところでやっていらっしゃるのか、教育委員会のほうでそういったことをお決めになっていらっしゃるのか、そこら辺を詳しく御説明いただきたいと思います。  また、指導者がつかない、親が引率してくださいとなったときに、親もやはり両親ともに仕事をしているですとか、また、金銭的なことで親が引率もできないといったときには、やはりお子さんはそういった全道・全国大会に参加できない、辞退するということが実際には起きるということが考えられますけれども、先ほどお伺いしたときに、補助がないので参加しなかったという例は聞いていないということでありますが、指導者もつかず、補助金も出ない、親が子供を連れていくといった、こういった現状が実際にあるということは承知されているのかどうなのか、その点をお伺いしたいと思います。 104 ◯委員長(堀江美夫君)  佐藤生涯学習課長。 105 ◯生涯学習課長(佐藤直樹君)  どういったところに声がけされているのかというお話でございます。現状としましては、生涯学習の講座の中でお力添えいただいておりますボランティアの方に声がけさせていただいている現状で、先ほどの社会福祉協議会等ということについては、ちょっとこれからお話しさせていただきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 106 ◯委員長(堀江美夫君)  吉田スポーツ課長。 107 ◯スポーツ課長(吉田 寛君)  スポーツ大会参加補助に関しまして、指導者が行けなくて保護者も行けない場合、そういった場合、出場しないことがあるのかというところであるのですけれども、基本的には指導者が行く、行かない、誰が行くとかっていうところに関しましては、その所属する団体の方に、指導者が行けないので、例えば保護者の方がお願いしますというような形になるのかなというふうに思います。私たちのほうで、誰が行ってくださいという形にはしてはおりません。  あと、指導者が行けなくて、保護者も行けないという場合に関しましては、そういった場合については、選手、大人であればあれなんですけど、子供でありますので、子供1人で行くということにはならないので、場合によっては、誰も一緒に行ける方がいないので出場できないという場合もあり得るのかなというふうには思ってはおります。  以上です。 108 ◯委員長(堀江美夫君)  久野委員。 109 ◯委員(久野由美さん)  ボランティアさんに関しましては、社協さんに言ってもそれほど増える可能性はちょっとないかなと思うのですけれども、ぜひ、ほかの学校でも進められるような協力者、マンパワーの充足を図っていただきたいと思います。  指導者が行けないので保護者に行ってくださいといった場合は、それは指導者ではなく、あくまでも保護者ということのくくりであって、補助金は出ないということですけれども、指導者が行けば補助金が出る。でも、指導者が行かないと言っているのは、その団体の中の協議ということでありますけれども、教育委員会はそういった中でどのような捉え方をされているのかなというふうに思うんですが、先ほども言いましたように、指導者が行ってくだされば、親も実は安心であります。子供が全道大会、全国大会に出場するといったときに、親がついていける家庭というのはそうそうないかというふうに思うのですけれども、大会辞退となるのはやはりかわいそうなことではないかというふうに思います。全道大会、全国大会に行くというのは、スポーツに関しても優れているお子さんでしょうし、また、芸術文化のほうも同じだと思うのですが、やはり優れた能力をお持ちのお子さんをそういったところに出してあげられない環境になっているということは、やはり見直しをしなければいけないんじゃないかなというふうに思います。  芸術文化大会補助、スポーツ大会参加補助、それぞれ、全道大会8千円、全国大会3万円というふうになっております。やはり負担をする御家庭というのは大変ではないかなというふうに考えるところでありますが、先ほど、一番遠い道外のところはどこですかと言いましたら、全日本卓球選手権が熊本でありましたと。交通費だけでもかなりの負担がかかるのではないかなというふうに思うのですが、音更町の小中学校各種大会参加補助要綱でも、引率者の人数ですとか、参加種目ごとに、1名ずつ引率者を置くということでなっていますし、10名以上の場合は2名でいいですとか、会場が2つに分かれている場合は2名でもオーケーという、そういった要綱も出ております。個人で参加するんだから親がついて引率さえできれば御自由にどうぞというふうな考え方でこのような要綱ができているのかどうなのか。親御さんは、引率する場合はやはり交通費の支給もされていないし、宿泊料、参加料はもちろん自前ということになります。  はっきり申しますと、補助金額の見直しが必要ではないか。ここに行き着くわけですけれども、お金の工面がつかずに大会参加辞退が起きる可能性だって当然出てくる。また、指導者が行かずに、親に引率をさせる。これは一体どうなのかなと。親も、やはり参加させたい。参加させたくても参加させられない状況を実際はつくっているのではないかなというふうに思います。優秀な成績をおさめればおさめるほどお金がかかる、そういった心配をさせないようにすることはできないんでしょうか。先ほど言ったように、3回目以降は補助しませんと要綱にあります。いかがなものでしょうか。2020年、東京オリンピック・パラリンピックが行われます。今現在、小学生、中学生のお子さんが、そういったものを間近で見たときに、自分が目指す道をまた期待を込めて、これから頑張っていく可能性だって十分に考えられるわけです。ですけれども、そういった大会の数ですとか、補助の関係で、そういった道が狭まっていくということは、やはり子供の将来の道を閉ざしている、狭めているということになるのではないかなというふうに思いますが、この点について、補助金の見直し、また、親に引率させるといった自体についての問題点はないのかどうなのかお伺いいたします。 110 ◯委員長(堀江美夫君)  福地教育部長。 111 ◯教育部長(福地 隆君)  ただいまスポーツ競技大会の参加補助ということで、幾つかのお話をいただきましたけれども、このスポーツ大会の補助につきましては、昭和62年に最初の要綱ができまして、その後も社会情勢の変化ですとか、近隣の状況を見まして、数々、何度かこういった御議論をいただいた中で、見直しも図ってきているところであります。現在の要綱につきましては、そういった議論を踏まえた中ででき上がったものでございまして、基本的にはこれにのっとってやっていきたいというふうに考えているわけですけれども、それと、保護者も行けない、指導者も行けないという場合はどうなんだというふうな話もありますが、私としては、そういう成績を残して、上の大会に出られると。そして、本人も出たいという子に関しましては、何とか保護者ですとか指導者がそこをバックアップしてあげられるような体制を、何とか周りの人間、大人でとっていただけないものかなというふうに思うのですけれども、そういった中で、今後の要綱のあり方につきましては、近隣の状況も把握はしておりますけれども、さらに今後、詳細な運用等も含めて把握をいたしまして、検討してみたいと思いますし、また、今後の社会情勢の変化ですとか、そういったものもどういったことが起こっているかということも捉えながら、必要であれば検討もということで進めていきたいと思っております。  以上でございます。 112 ◯委員長(堀江美夫君)  久野委員。 113 ◯委員(久野由美さん)  必要であれば検討とおっしゃいましたが、必要です。指導者がついていかない。引率者もいない。子供1人では行けないわけですし、実際のところは、お金がなくて、親がお金の工面に大変苦労して、それでも子供を全道大会、全国大会に行かせたという例が実はあります。そういったことを考えて、必要性があればではなく、必要性があるんです。  全道大会、全国大会、それぞれ2回までしか補助しませんといって要綱にはありますけれども、3回目以上、なぜ行かせてあげられないのか。補助金なくても3回目以降、行きたい方は行きますというふうにお考えになるのかとは思いますけれども、親の出費等も考えた場合に、それが遠くになった場合、遠方の場合はやはり困難を極めてくるということは実際には必要性あるんだというふうに思うのですけれども、教育委員会はこのことについて必要性はないというふうにお考えなのかどうなのか、もう一度答弁をお願いいたします。 114 ◯委員長(堀江美夫君)  福地教育部長。 115 ◯教育部長(福地 隆君)  今、お話のあった件なんですけれども、そういう、一緒についていく大人がいないということに関しましては、あってはならないといいますか、子供にとっては不幸なことですので、そういったことは避けなければならないというふうには考えております。  それで、回数制限につきましては、近隣の状況も見ておりますけれども、皆さん、帯広近辺、音更の周辺におきましてはおおむね似たような制限を設けておりまして、決して音更町だけが少ないということではなく、補助額についてもおおむね近隣にならったような形の措置はしているところだと考えております。  今後につきましては、そういった社会情勢の変化ですとかも見ていきたいと思いますし、それから、あくまでも補助ということでございますので、補助以外の自己負担分というのは当然発生しているわけでして、100%の補助ができれば、それはいいわけですけれども、財源の問題等もありますので、あくまでも補助という性質ですので、本体部分はあくまでも保護者が見ていただかなければならないという中での事業ということで、そういったことも考えながら検討をさせていただきたいと思います。  以上です。 116 ◯委員長(堀江美夫君)  ほかに質疑はありませんか。  加藤委員。 117 ◯委員(加藤治夫君)  町営パークゴルフ場のことと、それと生涯学習のことをお聞きしたいんですけど、十勝川温泉の近くの白鳥パークゴルフ場ですね、あそこは一昨年8月の台風による河川の増水でコースがめちゃめちゃになって使えなくなったと。でも、あれは公園ということで、国から助成というか、そんな中であそこをまた再開するんですけど、あそこは今まで何回、水害で被害があったんでしょうか。  私が思うのには、札内川が入り、また、士幌川が入っている下で増水がすごくあると思うんですよ。だから、あそこが場所的にいかがなものかなと思うんですけど、そのことについて御返答いただきたい。  それと、生涯学習のことで、これは前にも言いましたけど、高齢者大学、すずらん大学で、あそこの高台にある、いわゆる教育委員会の分室っていうのか、郷土資料館というのか、あそこで、私も高齢者大学に入っていたのですけれども、そのときにあそこの郷土資料館の中に、昔いろいろ使った道具、家庭道具だとかそういうものがあるのですけれども、それを小学生児童が見学に来て、私たち高齢者すずらん大学の生徒が、これは昔はこういうふうに使ったんだよと、こういう話をしたら、もう子供たちは目を輝かせて、こんなこと、今ならもう電気で何でもできますけど、あのころはみんな手でしたんだと。例えば、たらい、それから洗濯板、そのことについても、こうやって手で洗ったんだよということをあれしたら、非常に不思議そうにというか。  そんな中で、今、これだけ核家族になって、じいちゃん、ばあちゃんが孫と出会うということがない。そんな中で、ああいう場所で小学生の児童を対象にしてそういうのを教えると、非常に児童が喜んでいた。こういうことはほんとうに大事にしなきゃならんかなということを考えました。そんな中で、そういうことを教育委員会はもう少し力を入れていただきたいなということを思うわけです。 118 ◯委員長(堀江美夫君)
     吉田スポーツ課長。 119 ◯スポーツ課長(吉田 寛君)  まず、町営パークゴルフ場、十勝川温泉アクアパークに関しての御質問かと思います。何回、災害を受けたということに関しましては、すみません、手元にちょっと資料がないので、回数については申し上げられませんが、前回も、平成28年の前は23年のときには被災を受けているかと思います。アクアパークに関しましては、たび重なる水害に遭いまして、もともと38ホールありましたが、最も被災に遭いやすい18ホール分を閉鎖しまして、半分の18ホールということでさせてもらっているところであります。  今回の28年度の復旧工事に関しましても、国の補助が出た形で復旧できたという形にはなっております。今後につきましては、今度水害に遭ったらという形にはなるのかなと思いますが、その部分については何とも言えない状況ではあるのかなというところで、次はこうするとはちょっと言えないのかなというところではあるというところであります。 120 ◯委員長(堀江美夫君)  佐藤生涯学習課長。 121 ◯生涯学習課長(佐藤直樹君)  今、加藤委員のほうからお話がございました。郷土資料室の活用の中で、高齢者大学の方に解説等でお力添えをいただいているという件についてなのですけれども、委員さんおっしゃられますように、ほんとうに我々の世代があそこで子供さんたちに説明するより、高齢者大学、今、OBの方がグループつくって、小学生の見学のときには主に冬場なんですけれども、前回、来ていただいて対応していただいている実態で、ほんとうに臨場感がある説明で、昔こういうものを使ったんだよというようなことをグループの方がおっしゃられますと、ほんとうに子供さんの目の輝きが違うということで、しっかり頭の中に入っているようなことになってございます。  それで、今後につきましても、校長会等でも、こういった活動で郷土資料室を利用していただきたいというようなお話をさせていただいていますので、小学生に限らず、中学校の生徒さんにおいてもこういうことで郷土、音更のことについてしっかり理解した中で成長していっていただきたいということも考えてございますので、そういった活動を推奨していきたいと考えてございます。  以上でございます。 122 ◯委員長(堀江美夫君)  加藤委員。 123 ◯委員(加藤治夫君)  白鳥コース、これ、36ホールから18ホールに減らして、一応、国の助成ということで、今度また再開されるんでしょうけど、どうも場所的に、さっき言ったように、札内川、士幌川が入る下で、これどうなのかな。そんな中で、まあ、これはこれから大変でしょうけど、丘に上がるところのコースも必要かなと思うんですけど、それはどのようにお考えか。  それと、高齢者大学のあれなんですけど、いわゆる音更に昔から住んでいる人じゃなくて、いわゆる高齢者大学の人たち、生徒も、いわゆるほかから移住してきた人たちが、逆に音更の歴史を知る、自分たちがこれから住む町の歴史を知るということは、これは非常に大事だし、そのことが愛町精神に結びつくのかなと思うので、そちらのほうも高齢者大学、一生懸命やっているんでしょうけど、ただ、残念ながら定員に満たない、なかなかたくさん入ってきてくれないということが非常に残念なんですけど、自分たち、音更の歴史を知るということは非常にこれは大事なことで、逆に、高齢者大学に入ってきて音更の歴史を、そうだったのかっていうことがいろいろありますので、そこのほうにもう少し、今以上に力を入れていただきたいなと、こう思うわけです。 124 ◯委員長(堀江美夫君)  福地教育部長。 125 ◯教育部長(福地 隆君)  1点目のパークゴルフ場の関係でございます。アクアパークパークゴルフ場の関係でございますけれども、今回の28年の台風以前にも、今お話があったとおり、甚大な被害を受けまして、36ホールから18ホールの半分に減らして存続をさせるというぎりぎりの線だったと思うのですけれども、そういった措置でもって開設を継続したという経過がございます。それの後、また28年にああいった形で甚大な被害を受けたということで、地域のパークゴルフ愛好会の方々にも、ああいった場所はほんとうに地形的にどうなんだということも言われているところがございます。  私どもも、あまりもうあそこにはお金はかけられないなという認識は持っておりまして、今後もしまた大きな災害等を受けたときには、また議会とも十分相談をさせていただいて、今後のことを決めていかなければならないというふうに考えております。  以上です。 126 ◯委員長(堀江美夫君)  ほかに質疑ございませんか。  佐藤生涯学習課長。 127 ◯生涯学習課長(佐藤直樹君)  今、加藤委員さんのほうから御意見のほうをいただきました。昔から住んでいなかった高齢者大学の学生さんにも愛町精神を養うような形で進めていったらどうかというお話でございますが、委員さん十分御存じなんですが、3年生、4年生の中で郷土研究部ということで、郷土史を知るというコースもございますので、そういったことの中で定員が今、充足していないという状況もありますので、学生さんの募集に努めていきたいというところで全体的に進めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 128 ◯委員長(堀江美夫君)  ほかに質疑ありませんか。重堂委員。 129 ◯委員(重堂 登君)  2つお願いします。1つは、129ページなんですが、教職員の健康対策、これ、一般的な健康対策をされていると思いますが、近年ですか、ストレスチェックを受検された教職員の方が292名と書いてあります。最近はやっぱり長時間労働と、それから仕事量が増えて、そういうのがストレスになるのかなとも考えているんですが、このストレスチェックの状況と、精神面だと思うのですが、音更でもやっぱり休職されている方がいるのかどうか、それもお聞きしたいと思います。  それから、もう一つは、次のページなんですが、教員住宅なんですが、廃校になったところ、例えば私、上然別小学校のほうを通ったり、東中の小学校へ行ったりすると、5戸か6戸ずつ教員住宅がそのままなんですよね。この廃校になったところの教員住宅だったところはどこが管理されているのか。将来的にそれ、どうしていく考えがあるのか。この2点、お示しください。 130 ◯委員長(堀江美夫君)  草浦教育課長。 131 ◯学校教育課長(草浦富美さん)  教職員の健康対策についてでございますが、ストレスチェックに関しましては、対象者が406人になっておりますが、そのうち292人の方がチェックの問診を受けまして、高ストレス判定者が26人という結果になっております。割合としては8.9%となっています。  ストレスチェックに関しましては、教育委員会とお医者さんとで契約を結んでおりまして、高ストレスチェックの判定を受けた方に関しましては、産業医のお医者さんと面談等の受付をして、面談をしていただくようになってございますが、この方たちに御連絡した中では、面談を希望される職員の方は1人もいませんでしたので、面談は行っていないところであります。  ストレスチェックにつきましては、平成28年度から法的に実施しなければならないということになっておりまして、私たち職員も受けておりますし、教職員も受けているというふうな状況でございます。  それから、休職している職員につきましては、平成29年につきましては6人の職員の方が休職しております。  続きまして、2点目の廃校の教員住宅の管理につきましては、現在のところ、管理につきましては全て総務課の管財のほうに、町のほうに移管しているところでございます。 132 ◯委員長(堀江美夫君)  福地教育部長。 133 ◯教育部長(福地 隆君)  若干補足がございます。2点目の教員住宅の関係でございますけれども、学校が廃校になったということで、その学校の近隣敷地内に建っているような教員住宅ということでございますけれども、一般的には、原則としてはこれにつきましては普通財産ということで、町部局のほうに引き継いで、使えるものは地域の方等にお貸しをしたり、また、非常に傷んでいるところについては解体を進めるというようなことでございますけれども、ただ、解体につきましては、やっぱりお金が結構かかるものですから、計画的に、順番に解体を進めているというようなことでございます。  また、一部、行政用途を持たせまして、住宅としてではない形で使っているようなものもございますけれども、これは例外的なものということで、一般的には先ほど申し上げましたような形の普通財産ということで、住めるところは住んでいただく、使用に耐えないところについては解体をするというようなことで原則なってございます。  以上です。 134 ◯委員長(堀江美夫君)  重堂委員。 135 ◯委員(重堂 登君)  はい、わかりました。ストレスチェックのほうで26名、それから休職、休まれている方6名ということで、非常に職場としては勤務の状況で精神的にも大変な職場かなと思っています。  私の子供のころを考えると、小学校五、六年生のときには、秋には独身の先生の住宅に行って、薪を切って割らないと帰れなかったんです。女子の生徒は住宅の中の掃除をしたりしていました。昔はそういうことで、子供にノルマがかかって、ストレスあったんですが、あの当時は先生方にはストレスという言葉はなかったような気がします。今は時代が変わったものですから、先生方が非常にストレスがあるということで、この26名の8.9%の方がおられるわけですが、勤務にはどういう状況なんでしょうか。勤務にかかわる状況。 136 ◯委員長(堀江美夫君)  草浦学校教育課長。 137 ◯学校教育課長(草浦富美さん)  ストレスチェックの結果につきましては、学校共済組合のほうと直接、御本人がチェックシートのやりとりをしていまして、どなたが高ストレスに判定されたかというところは教育委員会のほうではわからないようなシステムになっておりますので、御了解いただければと思います。 138 ◯委員長(堀江美夫君)  ほかに質疑はありませんか。  大浦委員。 139 ◯委員(大浦正志君)  就学援助費の入学準備金のことで2点お尋ねいたします。今年から来年、入学される方が、今まで4月受け取った分が、今年度から3月に支給する、そういう方向に今、進んでいるかというふうに思っております。今回、入学準備金ということで、資料によりますと192名で856万3,600円ということで報告されました。小学校、中学校、それぞれ入学するという方がいらっしゃると思いますけど、特に中学校に入学される方は、指定の制服とか体操用品とか、やっぱり多分にお金がかかるかというふうに思っております。そしてまた、町内には5つの中学校がございます。それぞれ中学校で制服が違うものですから、それぞれ学校によって制服の値段といいますか、それがやっぱり差があるのではないかと思いますけど、その辺、どうなっているのかというのが一つと、もう一つが、入学準備金、それは例えば中学校に入学される方、もちろん生活に経済的に困っていらっしゃる方なんですけれども、その方が皆さん同じ同額を入学準備金として払われるんですか。その辺についてお尋ねいたします。 休憩(午後 1時40分) 140 ◯委員長(堀江美夫君)  少し休憩をいただきたいと思います。 再開(午後 1時41分) 141 ◯委員長(堀江美夫君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  草浦学校教育課長。 142 ◯学校教育課長(草浦富美さん)  すみません、お時間をいただきましてありがとうございます。  まず、制服の関係でございますが、教育委員会のほうでも一度、各中学校に確認しました。それぞれ各中学校、それから男女で差があります。素材の差もありますし、種類が、ズボンも例えば毛混だとかポリエステルとかっていう違いもあったりとか、男子でもそういう違いがありますし、女子も長袖と半袖を用意するとか、そういうような形で各校違うような状況になっております。  それから、入学準備金につきましては、先ほどお話しいただきましたが、小学校につきましては4万600円、中学校につきましては4万7,400円の定額で支給させていただくような形になっております。  以上です。 143 ◯委員長(堀江美夫君)  大浦委員。 144 ◯委員(大浦正志君)  今、制服に関しては学校によって違うということなのですが、大体、今のお話ですと準備金として、まあ、補助ということだから全額を町で負担するということじゃないんですけれども、例えば、今、一番高くかかる中学校ですと大体、制服だけでよろしいんですけれども、金額的にはどのぐらいかかっているんでしょうか。 145 ◯委員長(堀江美夫君)  草浦学校教育課長。 146 ◯学校教育課長(草浦富美さん)  中学校につきましては、男子の場合は4万5,900円が一番高い金額になっております。安い金額が2万2,680円。これは同じ制服なんですけれども、毛混とポリエステルで違うというような状況になっています。  それから、女子の場合は、一番高いところが5万1,983円、一番安いところが3万8,886円というようなことになっております。これもブラウスを長袖と半袖を用意するとかいう、その部分を見ていないところと見ているところがありますので、多少そういう価格の差はあるのですけれども、そういうような金額になってございます。  以上です。 147 ◯委員長(堀江美夫君)  大浦委員。 148 ◯委員(大浦正志君)  はい。大体わかりました。入学するときにはもちろん制服だけじゃなくて、体操着だとか、その他のことも経費がかかると思います。今のお話ですと、入学準備金が大体4万6千円から、中学校ですと4万7,400円。制服分ぐらいは、まあ、ちょっと差があるかもしれませんけれども、一定の部分は補助となっているのかなと思いますけれども、その他も、例えば今言ったように体操着とか、柔道とかかかるのかちょっとわかりませんけど、その点も含めてもう少しかかると思うんですけれども、もう少し入学準備金を増やすというお考えというのは今のところないでしょうか。 149 ◯委員長(堀江美夫君)  草浦学校教育課長。 150 ◯学校教育課長(草浦富美さん)  入学準備金につきましては、昨年度、28年度につきましては、今、話した金額の半分ぐらいの金額になっています。これが国の生活保護基準の金額になっておりまして、それを今年度、補正をいただきまして、今の額に上げたようなことになっておりますので、現在の状況ではこのまま進めさせていただきたいというふうに考えております。また今後、状況等に変化があれば考えていくことにはなるのかなと思います。よろしくお願いします。 151 ◯委員長(堀江美夫君)  ほかに質疑ありませんか。  山川委員。 152 ◯委員(山川光雄君)  3点ほどお伺いいたします。本町の太鼓の芸能活動というんですか、非常に盛んな町だというふうに思っておりますが、学校での教材、教具の中で和太鼓を教材として入れている学校があるのかどうかお伺いをしたいと思います。  2点目は、パークゴルフ場の草刈りでありますけれども、この委託業務の中で、刈り取った草を集草するという委託業務が入っているのかどうかお願いをしたいと思います。  3点目は、図書館の伊福部さんの資料の関係ですけれども、今現在、この資料が展示されているとは思うのですが、この資料の状況、例えば近年またその資料が多く集まってきているのかどうか。また、展示場のスペースについて今の考え方をお伺いしたいということで、3点お願いいたします。 153 ◯委員長(堀江美夫君)  草浦学校教育課長。 154 ◯学校教育課長(草浦富美さん)
     和太鼓を教材として購入している学校はあるかということでございますが、平成27年に日本の楽器、和太鼓とかそういうものを学習のほうに活用するというようなことがありまして、そういう……すみません、どこから指示が来ていたかちょっと今、忘れてしまったのですが、ありまして、その際にかなり多くの学校で和太鼓を購入しております。ちょっと今、何校持っているかということは、配置しているかというのは、資料がございませんのでわかりません。 155 ◯委員長(堀江美夫君)  吉田スポーツ課長。 156 ◯スポーツ課長(吉田 寛君)  パークゴルフ場の管理業務に関しまして、委託業務に集草は入っているのかという質問かと思います。管理業務の中に集草作業もやることにはなっておりますが、芝刈りの回数に比べて集草回数をやるというのはどちらかというと極端に少ない形にはなるのかなとは思います。ただ、コース内、フェアウェイというんですかね、そこには刈った芝を残さないようにしながらやるようにはさせてもらっています。集草回数についても、一応、業者は見ながら集草はかけるという形にはしているのですけれども、少ない回数ではありますがやっているという形にはなるかと思います。 157 ◯委員長(堀江美夫君)  小塩文化センター館長兼図書館長。 158 ◯文化センター館長兼図書館長(小塩教敬君)  3点目の伊福部資料館の状況ということでございます。収蔵している資料につきましては、当初、開設のときからの状況から、最近何点か寄附をいただきながら継続をさせていただいているという状況で、今後、遺族の方から今後も寄贈を考えているということでお話はいただいておりますが、現実的にまだ具体的なところまでは話は詰まっておらないというところでございます。  以上でございます。 159 ◯委員長(堀江美夫君)  山川委員。 160 ◯委員(山川光雄君)  まず、和太鼓の関係ですけれども、この太鼓をされている方から私のほうにちょっと相談がありまして、学校で和太鼓の教材を使ってやる場合に、太鼓が不足しているというようなことで、学校でも教材として購入したいというようなことで一度、教育委員会にお伺いいたしましたけれども、これは各学校でどのような教材を購入するかというようなことで、各学校のほうからの要望等が出てきて、教材をそれぞれの学校が準備をするというようなことのようにお聞きしたわけでありますが、この和太鼓がほかの学校にもあるということであれば、今、伝統芸能をされている方々がそれらの1つの学校に集約をして、そして、要するにほかの学校から借りてきて、その学校の教材として使っていくということが可能かなというふうには思うわけでありますけれども、その辺の考え方で対応できるような太鼓の数があるのかなというのがちょっと若干今、思うところでありまして、私の今のちょっとしたお話ですけれども、そういった各学校の和太鼓を集めて、ある学校で教材として使いたいというようなことは可能なのかどうか、まずお伺いをしたいというふうに思います。  それから、パークゴルフ場の草刈りでありますけれども、刈り取りを毎週やっていると思うんですが、そのときは毎週1回やるときには、毎回集草しないというようなニュアンスで受け取ったのですが、そのようなことでよろしいのかどうかということと、業者さんによっては草刈りと同時に集草する機械を持っているところと持っていないところがあるというような、パークゴルフをやっている方々がそのような話をされておりまして、雨の降った日あたりはかなりパークに来ているときに足の靴底につくというようなことでありまして、そういったほかにも、パークゴルフ場の草刈りの業者によっては上手下手があるとかっていうふうなちょっと話もありまして、集草ですね、毎週1回草刈りをしたら必ず集草するというような形にはなっていないというのかどうか、その辺のところを再度お伺いしたいのと、フェアウェイだけは集草するというようなことなのか。そういうお話もいただきましたけれども、その辺のところをもう一度確認をさせていただきたいと思います。  それから、伊福部さんの資料なのですけれども、今お話がありましたように、将来、音更町に寄贈したいというような話もあるやには聞いておりますけれども、実際に資料の展示する場所が狭いのではないかという声もあります。それで、資料の展示場を拡大していただくと。また、これからも資料をいただくということになれば、展示する場所がないのではないかというふうに思うわけでありまして、図書館の2階に資料を展示する場所の拡大を検討いただけないものかどうか、その辺のところをお伺いしたいと思います。 161 ◯委員長(堀江美夫君)  草浦学校教育課長。 162 ◯学校教育課長(草浦富美さん)  和太鼓の指導のときに他の学校から集めてというお話ですが、すみません、ちょっと今の段階で、どの学校にどれぐらい和太鼓があるかということが手元には資料がありませんので何とも言えないところなので、調べてから検討させていただきます。  以上です。 163 ◯委員長(堀江美夫君)  吉田スポーツ課長。 164 ◯スポーツ課長(吉田 寛君)  パークゴルフ場の草刈りに関することであります。まず、集草は毎回しているのかというところなのですけれども、集草は毎回ではありません。芝刈り何回かのときに1回やる程度ということになります。  あと、芝の切る長さが短い場合については集草の必要はないということもありますし、そういうことで集草しない場合もあります。  あと、業者さんは、フェアウェイのところには刈った草が残らない、ラフのほうになるべく寄せながらというような感じもしてくれておりますので、そういうことでも集草はしておりません。  あと、草刈りと同時に集草もしている機械があるのではないかというところなのですけれども、私たちの把握しているところではそういった同時にできる機械を持っている業者はないのかなというふうには思っているところではあります。  以上です。 165 ◯委員長(堀江美夫君)  小塩図書館長。 166 ◯文化センター館長兼図書館長(小塩教敬君)  3点目の伊福部音楽資料館の展示場所の拡大等というようなお話でございますが、具体的にどういった種類で、どういったボリュームがあるのかというような部分まで、具体的にお話をまだ聞いておりませんで、今後、どういった内容になるのかお話をいただいた後、検討というような形になるのではないかというふうに考えてございます。 167 ◯委員長(堀江美夫君)  ほかに質疑ありませんか。鴨川委員。 168 ◯委員(鴨川清助君)  何点かさせていただきたいと思います。教育委員会から、30年度ということで、29年度対象の点検評価の報告がありました。そういった中で、今回、読ませていただいたら、音更のいじめに対する条例が少し変わって、内容的に、今までいじめという問いかけでやっていたものを、嫌な思いをしたことがあるかどうかという問いかけのもとに相談件数も飛躍的と言ったら言い方はおかしいですけれども、そういう声が集まったということが記載されてございました。そういった中で、報告をずっと読んでいくと、対処もされていて、また、その効果があったのかどうなのか、自分なりにはあったのだろうというふうに押さえるわけですけれども、そういった中で不登校が減ったり、いろいろな教室に通っている部分が減ったという部分が記されていました。そういった中身で、教育委員会として、今、自分が言ったことは評価委員の言葉でありますけれども、担当している教育委員会としてどう押さえられているのかということが1つ。  もう一つ、学校支援の中身から少しお聞きをしたいという部分で話をさせてもらいます。学習支援で13校30人の方の支援員を置いて対処されているということでございます。この中身には、いろいろな意味で普通学級で勉強させたい、一緒に教育させたい。また、特別な支援をいただいて同じ学校で勉強したい。また、ある意味では、養護施設へ行って勉強する。そういったいろいろな選択があって、それぞれ、その御家庭と言ったら変ですけれども、親御さんの希望を聞いて対処されているかというふうに思うのですけれども、それぞれの児童の数を教えていただけたらと思います。 休憩(午後 2時00分) 169 ◯委員長(堀江美夫君)  開始後1時間程度経過しましたので、10分程度の休憩をとりたいと思います。 再開(午後 2時12分) 170 ◯委員長(堀江美夫君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁を求めます。草浦学校教育課長。 171 ◯学校教育課長(草浦富美さん)  初めにいじめと不登校につきまして、点検評価の結果の委員さんの意見についてということでございますが、教育委員会としてどう押さえているかということでございますが、いじめに関しましては、各学校においていじめ防止基本方針というのを策定しておりまして、それに基づいた対応をしているところでございます。その中では、やはり早期発見に努めて教育相談を実施していくということが重要なことで、あと、その中でも道徳の授業とか、いろいろな指導の中で、いじめは許されないことということを根本的なものとして捉えられるような指導を各学校において行っております。  あと、平成29年から、議員さんがおっしゃられたように、いじめがあるということを早く気づくため、認知という言葉を使っていますが、早く気づくために「いじめ」という言葉ではなくて「嫌な思い」という言葉を使っています。「嫌な思い」というふうに書きますので、子供たちは、いじめじゃない、家でお父さんからこんなことを言われたというような、ほんとうにいろいろな嫌な思いを書いてくるのですけれども、それを書いた子供については一人一人にそういう状況を確認して、必ずどういうことが嫌な思いだったのかという確認をしながら、学校で嫌な思いというのをなくすような教育相談をするような取り組みをしています。そういう丁寧な学校の教育相談というものが、大きないじめに今、つながっていない状況になっているのかなというふうに思っています。  ただ、今なくても、いつでも発生するような状態にはありますので、今なくても将来ないということにはならないので、それが常日ごろから学校の先生たちが子供たちを見守りながら、早くその芽を摘んで教育相談している結果が、今、いじめがないというような状況につながっているのかなというふうに考えています。  それから、不登校につきましては、不登校は30日以上欠席している児童生徒ということになっておりますが、これが今までも、先ほどの点検評価のほうにも記載がございましたが、平成28年度につきましては小学校で12人、中学校で71人が、平成29年度につきましては小学校で6人、中学校で55人というふうに減っております。これにつきましては、特に中学生が多いのですけれども、中学校のほうでまず主幹教諭という、教頭先生に次ぐ先生を置いている学校とか、あと、加配といって担任を持たない先生を、加配という先生をつけたりして、そのつけた学校が不登校ということの取り組みにかなり効果を上げていることがあります。全く来られない子とかにも学校訪問をしたり、声をかけたり、保護者に連絡して、必ず3日間あかないように安否確認をすることになっておりますので、そこも学校の先生たちは大変細やかな対応をしていただいております。  そこにあと、例えばほんとうにどうしてもいじめが絡んでくる場合もあるかもしれませんが、例えば不登校になってしまったという場合には、教育委員会として、例えば学校をかえる。同じ学校にずっといなくても、御本人の希望があれば、学校をかえて違うところに行くというような対策もとったりもしております。これはまれな件ですが、そういうことも考えながら対応しています。  今、この28、29年度で減っているのは、やはり学校が、中学校のほうがそういう対策をすごくきめ細やかにやり始めたということが一番大きな要因になっているのかなと思っていまして、やっぱり子供たちが少しでも楽しい学校生活を送れるようにということで先生たちが頑張っていただけているのかなというふうに思っています。  それから、2点目の学習支援員につきましてですが、先ほど議員さんがおっしゃった学習支援員の対応する支援を要する児童のことで、養護学校に行くような方とかっていうお話もあったのですけれども、あと、特別支援のお話もあったのですけれども、学習支援員さんが見ている児童生徒というのは、特別支援とか養護学校に行くより、普通学級にいるんだけれども、その中でちょっと落ち着きがなかったりしてほかの子供たちに影響を与えたりという、特別支援学級に入るほどではないんだけどというような児童生徒の支援をしていますので、普通学級の中に入って、その子供の横について、何人かの子供さんがいるんですけど、そこについて一人一人、わからないことがあったら教えているような支援をしたりしています。  その人数につきましては、平成29年度の年度当初、予算要求のときに学校から聞き取りをした人数の中では、小学生が全体で308人、中学生が65人ということで、全小中学校で373人というような調査票が上がってきています。これに対して、各学校の生徒の人数割で支援員を配置しているようなことになっております。  雑駁ですが以上、答弁とさせていただきます。 172 ◯委員長(堀江美夫君)  鴨川委員。 173 ◯委員(鴨川清助君)  教育委員会と現場の先生たちがいじめに対していろいろ苦労されたり、また、音更町、国も条例というか、基本的な考え方を示されて、それぞれの町も、また、それぞれの学校も、いじめに対して対処した中身に、ソフトなと言ったら言い方はあれですけれども、「嫌な思いをしたことはありますか」みたいな問いかけですと、やはり自分もそうですけれども、いじめられた、いじめられないというのは、そのときの気分であるわけですけれども、そういうやわらかい問いかけには、極端なことを言うと、一、二年生なんかは数多く声として上げたということも報告になっていますし、当然そういうことも、小さいころは特に対処できない部分で、やっぱり嫌だというふうな思いはたくさん出たのだろうというような、そういった中で、先ほど言われたように、直接担当を持っていない先生まで一緒になって対処したところが、よくなっているという評価をされているというようなことで、自分的にはやっぱりよかったなというふうに思います。  いろいろな中身では、これから受験に入ってきて、いろいろなストレスもかかってくる子もいるでしょう。また、いろいろな中身で、そのストレスがいじめにつながったりすることもあるというふうに思いますし、またいろいろな意味で教育委員会も対処してもらいたいなというふうに思います。  もう一つ、自分が雑学的に情報を得ている中では、学校に行けなくなる中身の一つに、大人と同じなんですけれども、朝、学校に行こうとなるとおなかが痛くなる。これはやっぱりストレス性の、ほんとうに病気なわけですね。よく調べてみたら、よくピロリ菌の検査がどうのこうのっていうことも違ったほうでは論議されていますけれども、不登校の子の胃の内部といいますか、そういったところを調べると、ピロリ菌が悪さをしている。ちょっとしたストレスでもっておなかが痛くなる。これはほんとうに精神的なことじゃなしに病的なことが不登校の中に25%ほどはあるという情報もあったわけで、いろいろな中身で不登校の子供たちを救う道、また、手を差し伸べる道というのはあるのかなというふうに思います。そういった中で、いろいろな意味で対処していただきたいという要望にとどめたいというふうに思います。  それと、自分の発言の仕方が悪かったのかもしれませんが、確かに、支援の部分、今、小学生は308名、中学生においては65名というようなことで配置した。極端なことを言うと、これを見ている支援者、1人12人ぐらい見なきゃいけないのかなというふうに思います。そういった中で、支出している金額も1人頭に換算すると100万円程度ですよね。程度と言ったら言い方は不適切かもしれませんが、そういった中で三百何人を見ているというのは、これ、大変なものかなというのは、ここの部分で自分は思いますし、何とかもう少し対処をこの後、今年度、29年度の決算の中身はこういうことだけれども、いろいろな意味でこれからまた対処してもらいたいという部分と、ここに三百何人いるわけですけれども、自分が言いたかったことは、本来であれば、こういう言い方をすると語弊があるのかもしれないのですけれども、特別支援学級に行っていただければもっと手厚くやれる部分が、普通学級にいたいんだという思いからどうしても支援をしなければならない部分が出てきているのかなという、勝手な自分の思い、そういったこともあるのかなと。  しかしながら、音更町は、各学校に支援学級というのを持っているというのは、大変、自分もわからなかったのですけれども、特殊なと言ったら変ですけれども、親にとって近間にそういう特別な学級を設置してもらえているというのはすばらしいことだというふうに思います。そういった意味では、少子化になったりいろいろなことで空き教室があるから捉まえているわけじゃなしに、いろいろな意味で考え方があって、これになされていることだというふうに思いますけれども、あわせて、支援学級に入らないで、私は養護学校に子供を通わせるという親もいるかなというふうに思います。この帯広の養護学校に通うのに、迎えにも来てくれます。何カ所かバスがとまって、そこへ行けば、そのバスに乗って行けるというところまでなっていますし、また、送っても送れるわけですけど、そういったことで、親の思いで地元で学習させたいという部分と、帯広の養護学校へ行ってさせたい。極端なことを言うと、またもう一つ、先ほど言ったように、普通学級で勉強させたい。いろいろな思いがあるんですけれども、そういった中で、親の思いもさることながら、今行われている教育現場の、音更にそれぞれある支援学級と養護学級でやられている部分、ある意味では人を集めてと言ったら変ですけれども、そういう部分があろうかと思うんですけれども、同じような子がいて、同じような子の中で切磋琢磨するという言い方、これもまたそれぞれ人の捉え方なんですけれども、それがいいか悪いかは別としながらも、自分的に見ると、こういう子供たちの育ち方もあるのかなと。  そういった中で、いろいろな障がいだとか、いろいろな支障を持ったお子さんを持っている親たちが、いろいろな交流をして、いろいろな情報を持つべきじゃないかというふうに思うんですけれども、そういった交流はされているのかどうかということをお聞きしたい。 174 ◯委員長(堀江美夫君)  草浦学校教育課長。 175 ◯学校教育課長(草浦富美さん)  特別支援の保護者の方の交流の場があるかどうかという御質問かと思いますが、町の中に、ちょっと正式な名称を今、すみません、はっきりは覚えていないのですけれども、特別支援協議会とか、何かそういうような形で、保護者と子供たちと、支援をする先生の会がありまして、それが年に何回か、例えば体育館で交流会を行ったりしたり、あと、保護者は保護者同士、動物園に行ったりとか、あと、藤丸の上のところのスペースで子供たちの作品を持っていって展示するような機会を設けるような支援の会がありまして、その中では、町内の特別支援の保護者の方は交流をしていただいていると思います。  帯広養護学校のほうに通っていらっしゃる保護者との交流というのが、特別支援の保護者とあるのかどうかというのは、ちょっと私のほうでは存じてはおりませんが、町内の保護者の方は、先生も含めた中で交流していただいていると思います。  以上です。 176 ◯委員長(堀江美夫君)  鴨川委員。 177 ◯委員(鴨川清助君)  一方的に自分の思いだけで物事を言っているから、大変不適切なことも口走っているかもしれませんが、地元にいて、特学、学校に行っている子供たち、また、自分たち親たちが見ていて、どうも感じることは、できないことを探しているように見えるんですね。養護学校へ行くと、できることを探してくるんですね。何かそういうふうにちょっと自分の目には映るものですから、いろいろな意味で学校教育、教育のエキスパートの人たちがどういったことでこれからいろいろなことをやられるか。まあ、自分の思いだけですので、そういったことも踏まえて、これからいろいろ教育行政に当たっていただきたいなというふうに思っている中身で、要望としてといいますか、思いだけで終わります。 178 ◯委員長(堀江美夫君)  宮原教育長。 179 ◯教育長(宮原達史君)  今、特別支援の保護者の皆さん、それから特別支援担当の先生方、そういった団体が十勝でも、町内でもあるということで課長から答弁がありましたけれども、すみません、私、今年から十勝のほうの会長になっていまして、総会などに出させてもらっています。ちょっと失念していました。  そんな中では、非常に先生方も活発な議論をされておりまして、例えばこんな場合どうだとか、こういう子がいるんだけどとか、それから教育環境についてもお話ししていたりして、非常に私から見ても熱心なお話、それからレクリエーションなんかでも非常に楽しんで皆さんで交流しているという話を聞いております。  したがいまして、先ほど、できないことを探しているというお話もありましたけれども、そんなふうに見えるかもしれませんが、やはりどうしても養護学校の先生と、音更町立の学校の先生と、特別支援を担当したとしても、やはりちょっとスキルの差は少しは出てまいります。そういったことを埋めるためにも、そういった団体などを通じたり、ふだんの研究会なんかで養護学校主催の研究会もありますので、そういったところで研修などを重ねて、そういったスキルの差を少しずつでも埋めていっていただければと思いますので、御理解いただきたいと思います。  以上です。 180 ◯委員長(堀江美夫君)  ほかに質疑ありますか。松浦委員。 181 ◯委員(松浦波雄君)  2点お伺いします。1点目については、昨日、学校、それとPTA、町内会、それと地域見守り隊、この代表者が集まりまして、柳町サミットというのに参加してきました。その中で、教育現場からあった話の中で、最近、問題行動が多くなってきてちょっと気になるということがありました。その問題行動は何かというと、スマホですね。スマホによってSNSでのやりとり、それで子供間のトラブル、もしくはほかのいろいろな事件との関連になりそうなこと、もしくは夜、遅くまでそれをやって生活が乱れる。そういうことが気になるというような学校現場からの報告がございました。  そこでお伺いしますが、平成29年度、学校現場での取り組みは確認しました。教育委員会として、そういうスマホに関する取り組み、何かやったでしょうか。それと、スマホに関するトラブルが29年度あったかどうか。それと、もし把握しているのであれば、子供たち、小学生、中学生に分けて、スマホもしくは携帯、これ、どのぐらい持っているのか教えてください。  2点目でございます。サンドームと温水プール、総合体育館と武道館、使用者が1年間で約20万人。それと、温水プールは約7万人ということで、非常に使われている施設だと思います。そこでお伺いしますが、それぞれのサンドーム、温水プール、ウォシュレットがどうなっているのか。それと、手洗いのエアカーテン、あれがついているのかどうか。エアカーテンというんですか、手を乾燥させるやつ。それはどういう形になっているのかお答えください。  以上2点。 182 ◯委員長(堀江美夫君)  草浦学校教育課長。 183 ◯学校教育課長(草浦富美さん)  ただいまのスマホ、SNS等の関係についての御質問でございますが、平成29年度の教育委員会としての取り組みということでございます。教育委員会といたしまして、昨年度の5月から6月にかけて、各小中学校のインターネット、スマホの利用状況調査というものを行っております。その中で、小学校4年生から6年生と中学生なのですけれども、80%以上がインターネットにつながる機器を保持しているというような結果が出ております。そのうち、その中で5から6%の児童生徒がトラブルを経験しているというようなことでございました。内容につきましては、課金のトラブルとか、わからないネットとかがつながってしまって、知らないところから請求書が来たというような、ちょっと深刻なものもありましたが、その中身については大きなトラブルにはなっていないようですが、五、六%の児童生徒がトラブルを経験しているという報告でした。  それを踏まえた上で学校としても、それほどまでの大人数の生徒がスマホとかインターネットにつながる環境にあるということは改めて認識されましたので、学校としてもインターネットのルールとか、それからスマートフォンを使うルールとかを保護者に周知して、それを保護者から子供のほうにも指導してもらうようなことですとか、あと、それから、インターネットの使用の教室みたいな、auとかドコモとか、そういう関係機関を呼んでそういう教室を開くようなことを昨年度から特に重点的にやっていただいています。今年度についても、そちらにつきましては引き続きやっております。  そのほかの対策として生涯学習課から。 184 ◯委員長(堀江美夫君)  佐藤生涯学習課長。 185 ◯生涯学習課長(佐藤直樹君)  そのほかの対策ということで、平成27年度に町P連と、それから音更町地区青少年健全育成連絡協議会のほうが連携しまして、各御家庭でスマホ、携帯等の安全な使用についてというようなことで取り組みましょうというようなことで呼びかけのチラシをつくっております。これは毎年、春の段階で各学校さんに配布しまして、全児童生徒にお配りください、また、PTAの役員会や授業参観などでも呼びかけてくださいというようなことで、こういった3項目を、約束事を御家庭内でというようなことでつくらせていただきまして、呼びかけ、啓発させていただいているところでございます。 186 ◯委員長(堀江美夫君)
     吉田スポーツ課長。 187 ◯スポーツ課長(吉田 寛君)  総合体育館、武道館、温水プールに関して、ウォシュレット、エアカーテンについてというようなことかと思います。総合体育館、武道館、温水プール、3カ所とも同じなのですけれども、ウォシュレット、温水便座ですね、これについての設置は現在ありません。それから、温風で手を乾かすものかと思いますが、そちらについてもこの3カ所について設置は現在ありません。  以上です。 188 ◯委員長(堀江美夫君)  松浦委員。 189 ◯委員(松浦波雄君)  スマホ、もしくはインターネット環境の件については確認いたしました。やはり5%か6%の児童が何らかのトラブルを経験しているということでございますので、やはりニュース等でも騒がせているのは、やはりインターネットから大きな事件に発生しているということがございますので、引き続きしっかり啓蒙、啓発活動、それと子供との連携をしっかり、もちろん家庭との連携もしっかりやっていただければと思います。  次に、体育館とプール。まず、ここのウォシュレットでございますが、やはり総合体育館、サンドームで言うと20万人も使うというところで、やはり汗をかいた後に使うと非常に、はっきり言ってウォシュレットを使いたいというのがほんとうに思うところでございます。特にまた、プールについては、そういうものがないとやはり不衛生なのかなという気はしております。  私、手を乾かす装置の件も確認しましたが、これ、例えば大会のときに大人数が一遍に使います。すると、紙がごみ箱、満杯になっちゃうんですね。すぐに。そして、そこにペットボトルとか缶とかですね、投げていくんですよ。だから、やはりそういう面でも、体育館、もしくはプールにつきましても、手を乾かす温風のやつを使って、ごみが出ないようにすると。そうしないとやはり衛生面についても、また、ごみが山盛りになると。すぐに山盛りになってしまうということを防ぐためにも、これはぜひ要望したいのですが、これについては要望ということで終わります。  以上で終わります。 190 ◯委員長(堀江美夫君)  要望、対処したいと思います。  ほかに質疑ありませんか。  ほかに質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。 休憩(午後 2時41分) 191 ◯委員長(堀江美夫君)  説明員入れかえのため、休憩します。 再開(午後 2時43分) 192 ◯委員長(堀江美夫君)  休憩前に引き続き、委員会を開きます。  第9款公債費を議題とします。  説明を求めます。渡辺企画財政部長。 193 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)  それでは、9款公債費について御説明をいたします。決算書は142ページ、143ページをお開きいただきたいと存じます。  9款1項公債費、1目元金につきましては、長期債償還元金であります。前年度と比較しまして3,010万4,328円増の19億4,690万9,196円の支出でありますが、その要因は長期債元金の償還の開始によるものであります。なお、平成29年度末の町債の現在高は前年度と比較しまして21億1,582万9千円増の210億5,379万3千円となっております。  2目利子につきましては、長期債償還利子と一時借入金利子であります。前年度と比較しまして3,092万1,370円減の1億8,144万243円の支出でありますが、その要因は長期債平均借入利率の低下によるものでございます。  以上をもちまして公債費の説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 194 ◯委員長(堀江美夫君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑ありませんか。坂本委員。 195 ◯委員(坂本夏樹君)  一時借入金利子についてお伺いいたします。この一時借入金が発生した理由等を教えていただきたいと思います。さらに、借入れした金融機関、利率、返済期限を伺いたいと思います。  それから、平成28年度の一時借入金利子に比べて、2万7千円ほど、平成29年度の利子が下がっておりますけれども、何かこれ、利子が下がるような工夫があったのか、単に借入金額の問題なのかをお示しいただきたいと思います。 196 ◯委員長(堀江美夫君)  村瀬財政課長。 197 ◯財政課長(村瀬一司君)  ただいまの一時借入金に関する御質問でございますが、平成29年度におきましては、資金繰りに対しまして一時借入を行っておりますけれども、期間につきましては平成30年の3月30日から30年の4月5日までの借入れでございます。28年度と29年度における利息の差でございますけれども、これにつきましては、借入総額が29年度につきましては28年度に対しまして少ないということが利息が少ない理由でございます。  以上でございます。 198 ◯委員長(堀江美夫君)  村瀬財政課長。 199 ◯財政課長(村瀬一司君)  大変失礼いたしました。借入条件につきましては、利率は0.4ということで借入れを行っております。これにつきましては、金融機関との交渉といいますか、それによりまして前年度を踏襲というわけではないですけれども、それを見まして利率のほうは決定をさせていただいております。  以上でございます。 200 ◯委員長(堀江美夫君)  坂本委員。 201 ◯委員(坂本夏樹君)  伺いたいのは、一時借入金がする必要があったのか。理由としては資金繰りの関係ということでありましたけれども、不用額が、繰越額が5億円ぐらい今回出るということで、そういったもので賄いきれなかったのかという疑問と、あと、利率については借入時に一番有利な方法で利率を決定して借入していると思うのですけれども、それが果たして最善の利率であったのかということを伺いたいと思っての質問でありました。この2点をお願いします。 202 ◯委員長(堀江美夫君)  渡辺企画財政部長。 203 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)  いわゆる年度末の一時的な資金不足といいますか、いずれそういった決算見込みになるのは承知はしているのですけれども、起債で見ているものというのはもっと後に来るとか、そういった条件がありまして、この時期というのは毎年、持っている現金が不足する時期なんです。入ってくるのがおくれてしまうという。ですから、この時期というのは、一時借入をせざるを得ないという状況になります。その中で、このような率が適当なのかということがありますけれども、これについては町内の金融機関さんと毎年、交渉しておりますので、担当としては、今、低金利ですから、標準的な金利で対応させてもらっているものと考えているものでございます。 204 ◯委員長(堀江美夫君)  坂本委員。 205 ◯委員(坂本夏樹君)  最後にもう1点だけ伺います。理由ですとか利率の考え方については承知いたしました。  借入金については、借入れは1本とかということじゃなくて、何本かに分けてということなんでしょうか。最後、それだけ伺って終了します。 206 ◯委員長(堀江美夫君)  村瀬財政課長。 207 ◯財政課長(村瀬一司君)  借入れの状況でございますけれども、借入れにつきましては、3金融機関から総額を分けて借入れを行ってございます。  以上でございます。 208 ◯委員長(堀江美夫君)  ほかに質疑はありませんか。  ほかに質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。  第10款諸支出金を議題とします。  説明を求めます。鈴木建設水道部長。 209 ◯建設水道部長(鈴木康之君)  それでは、10款の諸支出金について御説明させていただきます。決算書の142ページ、143ページの中段でございます。なお、別冊の決算参考資料の22ページについてもあわせて御参照願います。  1市4町2村で構成されます十勝中部広域水道企業団負担金及び出資金につきましては、企業団によりますダムなどの水源開発及び浄水場、管路、調整池など、広域化対策に係る企業債償還に対する構成市町村分の持ち分でございまして、負担金が利息分、出資金が元金分となっているところでございます。  上水道事業出資金につきましては、音更町水道事業で平成29年度に実施いたしました十勝川温泉にあります温泉低区配水池の耐震化事業に対しまして、上水道施設の安全対策事業に係る繰出基準に基づく一般会計からの出資金でございます。  下水道事業負担金につきましては、雨水施設に対する減価償却費、企業債償還利息及び維持管理に要する費用、汚水施設に対する企業債償還利息のうち、繰出基準に基づく一般会計からの負担金でございます。  下水道事業補助金につきましては、下水道使用料などの収入や、下水道事業に対する基準内繰出をもってもなお現金ベースで不足する経費につきまして町が補助を行ったところでございます。  下水道事業出資金につきましては、汚水施設に対する企業債償還元金のうち、繰出基準に基づく一般会計からの出資金でございます。  以上、諸支出金の説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 210 ◯委員長(堀江美夫君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑ありませんか。  質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。  第11款職員費を議題といたします。  説明を求めます。岸本総務部長。 211 ◯総務部長(岸本 保君)  それでは、決算書同じく142、143ページでございます。11款職員費について御説明いたします。科目別の内訳が144ページから147ページに、それから施策報告書の1ページ目には職員数を掲載しておりますので、あわせて御参照願います。  それでは、1項1目職員給与費でございますが、特別職3名、一般職251名、月額臨時職77名で、23億986万9,039円の支出済額でございます。昨年度は退職手当精算納付金及び退職手当負担金の減などによりまして、前年度対比1,346万510円の減となったところであります。  説明は以上でございます。御審査をよろしくお願いいたします。 212 ◯委員長(堀江美夫君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑、ありませんか。  質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。  第12款予備費を議題とします。  説明を求めます。渡辺企画財政部長。 213 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)  それでは、12款予備費について御説明をいたします。決算書はこのページの最下段でございます。予備費につきましては執行しておりませんので、500万円の不用額となったものでございます。  以上で説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 214 ◯委員長(堀江美夫君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑、ありませんか。  質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。  以上で一般会計歳出の質疑は終わりました。
     以上で本日の日程は終了しました。明日、9月27日は午前9時30分から委員会を開きます。  本日はこれで散会します。  お疲れさまでした。 散会(午後 2時57分) Copyright © Otofuke Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...