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  1. 音更町議会 2018-09-12
    平成30年第3回定例会(第1号) 本文 2018-09-12


    取得元: 音更町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                会議の経過 開会(午前10時00分) ◯議長(佐藤和也君)  報告します。  ただいまの出席議員は20名で、定足数に達しております。  平成30年第3回音更町議会定例会を開会します。  開議に先立ち、議会を代表して申し上げます。  去る9月6日に発生しました北海道胆振東部地震の被害によりお亡くなりになられました方々、また、その遺族に対し、深く哀悼の意を表します。また、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。  これより、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りし、黙祷を捧げたいと思います。 2 ◯議会事務局長(古田康弘君)  皆様の御起立をお願いいたします。  それでは、黙祷を捧げます。黙祷。    〔黙  祷〕 3 ◯議会事務局長(古田康弘君)  以上で黙祷を終わります。御着席願います。 4 ◯議長(佐藤和也君)  改めまして私から一言申し上げます。  去る6月に開かれました第2回定例会におきまして、私の体調不良から結果的に全ての会議を欠席することとなりました。議会の皆様には大変御迷惑をおかけしたことをここでおわび申し上げます。  次に、町長から発言が求められておりますので、これを許します。  小野信次町長、登壇願います。
    5 ◯町長(小野信次君)〔登壇〕  おはようございます。  お許しを賜りましたので、一言御挨拶を申し上げます。  私ごとで恐縮でありますが、本年6月17日の公務中に脳梗塞を発症し、8月27日までの間、治療とリハビリのため入院、療養させていただきました。この間、病室での指示や決裁となり、町民の皆様に大変御迷惑をおかけしましたことを申しわけなく、心からおわびを申し上げます。  また、第2回定例会の会期中であったため、日程を全うすることができず、後半の欠席を余儀なくされ、議員の皆様に対しましても大変心苦しく思っております。おかげさまで病も癒え、後遺症もありませんが、今後は定期的に検査を受ける予定となっております。私自身、これまで健康には問題がなかったところですが、改めて病の恐ろしさを実感し、体調管理に一層の気配りをしなければならないと感じているところでもございます。その上で町政執行に専念し、町民の皆さんの負託に応えてまいる所存でございます。  最後になりますが、入院に際しましては多くの方々からお見舞いや激励を賜りましたことに深く感謝申し上げますとともに、御心配をおかけしましたことを心からおわびを申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。  まことにありがとうございました。 諸般の報告 6 ◯議長(佐藤和也君)  次に、議会運営委員長から、議会運営に関する報告があります。  榎本基議会運営委員長。 7 ◯議会運営委員長(榎本 基君)〔登壇〕  おはようございます。  9月7日に議会運営委員会を開催し、第3回定例会の運営について協議を行いましたので、その内容を御報告いたします。  今定例会への提出案件は、議案が8件、報告が4件、認定が8件であります。議案につきましては、平成30年度各会計にかかわる補正予算が3件、条例の新規制定及び一部を改正する条例案が3件、このほか、議会の議決を経ようとする案件が2件であります。報告につきましては、専決処分及び決算にかかわる健全化判断比率の報告などであります。  認定案件につきましては、平成29年度一般会計、特別会計及び企業会計の決算認定であります。これら決算にかかわる認定案件につきましては、本日、議長及び議会選出の監査委員を除く議員全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、9月21日、25日から27日及び10月1日までの5日間で審査する予定としております。  なお、決算に関する議案第7号及び第8号、報告3号及び4号につきましても決算審査特別委員会へ付託することとしております。  本日は、専決処分にかかわる報告案件2件のほか、先議案件として議案第1号から第5号までの議案5件を取り扱うことといたします。また、広報特別委員会の委員定数の変更及び委員の補充について取り扱うことになっております。  なお、最終日に、追加予定案件として音更町教育委員会委員の任命について同意を求める人事案件のほか、議員の派遣について取り扱う予定としております。  会期につきましては、本日から10月3日までの22日間の予定であります。  一般質問につきましては、11名から13問の質問がありましたので、14日に4名、18日に4名、19日に3名の日程で行う予定といたします。  なお、行政報告に対する追加質問の通告は、明日、13日の正午までとなっております。  請願等につきましては、総務文教常任委員会に付託され、継続審査となっております陳情第14号教育予算確保・拡充と就学保障、義務教育費国庫負担制度堅持、「少人数学級」の実現を求める件につきまして、陳情者から取り下げの申し出がありましたので、本日取り扱うことといたします。  このほか、北海道町村議会議長会から、林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書の提出について要請がありますので、議会運営委員会において協議することとしております。  以上、協議内容について御報告いたします。 8 ◯議長(佐藤和也君)  これから、質疑を行います。  質疑ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 9 ◯議長(佐藤和也君)  なければ、これで質疑を終わります。 開議(午前10時10分) 10 ◯議長(佐藤和也君)  これから、本日の会議を開きます。 日程第1 11 ◯議長(佐藤和也君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、堀江美夫議員大浦正志議員を指名します。 日程第2 12 ◯議長(佐藤和也君)  日程第2 会期の決定を議題とします。  本定例会の会期は、本日から10月3日までの22日間にしたいと思います。  御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 13 ◯議長(佐藤和也君)  異議なしと認め、そのように決定しました。 日程第3 14 ◯議長(佐藤和也君)  日程第3 町長から行政報告がありますので、発言を許します。  小野信次町長、登壇願います。 15 ◯町長(小野信次君)〔登壇〕  平成30年第3回定例会の開会に当たり、行政の諸般について御報告申し上げます。  初めに、保育園の民営化等に係る事業者の選定について申し上げます。  平成31年度から柳町保育園の民営化及びへき地保育所全7カ所の運営委託を行うに当たり運営事業者を募集したところ、柳町保育園については2者、三つのグループに分けたへき地保育所については、それぞれのグループに各1者の応募がありました。  選定に当たりましては、音更町児童福祉施設運営事業者選定委員会に諮問し、応募書類及びプレゼンテーションに対する審議の結果、柳町保育園については学校法人帯広葵学園へき地保育所については学校法人帯広葵学園社会福祉法人音更福祉事業協会及び社会福祉法人大谷菩提樹会がそれぞれ適当であるとの答申をいただき、答申どおり選定したところであります。  なお、今定例会に委託期間における運営費の債務負担行為及び引き継ぎや運営準備に係る補正予算を提案させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、通所型介護予防事業等に係る事業者の選定について申し上げます。  平成31年度から、通所型介護予防事業運営委託並びに第7期音更町高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画に定めている特定施設入居者生活介護及び認知症対応型共同生活介護の施設整備及び運営を行う事業者を募集したところ、通所型介護予防事業及び特定施設入居者生活介護についてはそれぞれ1者、認知症対応型共同生活介護については2者の応募がありました。  選定に当たりましては、音更町地域密着型サービス等運営部会に諮問し、応募書類及びプレゼンテーションに対する審議の結果、通所型介護予防事業については株式会社すてーぶるす、特定施設入居者生活介護については医療法人社団博愛会認知症対応型共同生活介護については社会福祉法人元気の里とかちがそれぞれ適当であるとの答申をいただき、答申どおり選定したところであります。  次に、音更町道の駅整備事業について申し上げます。  これまで検討を進めてまいりました新たな道の駅の整備につきましては、民間事業者のすぐれた企画力や経営管理等のノウハウを活用するため、事業者に設計及び建設から施設整備後の管理運営までを一括して提案していただく公募型プロポーザル方式により実施することといたしました。  つきましては、プロポーザルによる事業候補者の提案内容を審査する音更町道の駅整備事業者審査委員会を設置するため、今定例会に関係条例の改正及び補正予算を提案させていただいておりますので、よろしくお願いをいたします。  次に、昭和小学校の閉校及び統合について申し上げます。  昭和小学校は、昭和2年に音更村立昭和尋常小学校として開校以来、90年を超える長い歴史と伝統を有し、学びやから巣立った数多くの卒業生は、それぞれの社会の有能な人材として活躍をされております。  平成19年度からいわゆる小規模特認校制度を導入し、一定の効果は認められたものの、近年は児童数の減少傾向が続き、今後も回復が見込めない状況にあります。  こうしたことから、地域及びPTAが教育環境や教育効果などを考慮して将来の方向性について話し合いを重ねた結果、去る7月4日、教育委員会に対し、昭和小学校を閉校及び統合することで一致した旨の書面が提出されたところであります。  これを踏まえて教育委員会は、8月30日開催の定例会において、地域及びPTAの意向を尊重し、平成32年3月31日をもって昭和小学校を閉校して音更小学校に統合することを議決したところであります。  なお、閉校後の校舎等の利活用につきましては、庁内各部署とも連携を図りながら今後検討してまいりたいと考えております。  次に、9月4日から5日にかけての台風21号の影響による被害状況について申し上げます。  今回の台風では、町内全域にわたって降り始めからの雨量は29.5ミリ、最大瞬間風速は18.5メートルが観測されております。  本町の被害状況としましては、農作物は、スイートコーン約230ヘクタール、デントコーン約33ヘクタールにわたり強風による倒伏が確認されたほか、大豆の倒伏については現在調査中であります。  道路につきましては、樹木の倒木が8本、街路樹等の枝類折損が多数発生しております。  学校施設につきましては、学校プール上屋シート破損1カ所、敷地内の樹木の倒木が3本、遊具破損が1カ所となっております。  サッカー場につきましては、防球フェンス一部破損、ベンチボックス屋根破損1基となっております。  パークゴルフ場と児童館については、樹木の倒木がそれぞれ1本となっております。  次に、平成30年北海道胆振東部地震への本町の対応について申し上げます。  9月6日午前3時8分ごろ、胆振地方中東部を震源とする震度7の地震が発生し、本町では震度4を観測しました。  この地震によりお亡くなりになられた方々に心からお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。  地震の発生とともに道内の全域で停電が発生し、復旧のめどが立たないことから、共栄コミュニティセンター臨時避難所として開設することとし、その旨を記載した文書を全行政区長に配布して回覧を依頼したほか、市街地においては広報車による周知を図ったところであります。  このほか、6日の午前中から順次、役場庁舎、木野支所及び共栄コミュニティセンターの3カ所で、携帯電話、スマートフォン等の充電ができるように対応したところであります。その後、7日の午前から午後6時までは、帯広大谷短期大学からの申し出により、同大学でも充電が可能となったほか、午後からは、木野支所の充電会場を木野コミュニティセンターに移行し、電気が復旧するまで希望者を受け入れる体制を整えておりました。  その後、木野地区の電気の復旧に伴い、同日午後9時20分に木野コミュニティセンターを閉鎖、町内全域の復旧に伴い、8日午前7時30分に役場庁舎と共栄コミュニティセンターを閉鎖しました。また、共栄コミュニティセンターにつきましては、避難者が全員帰宅していたことから、同時刻に臨時避難所を閉鎖しました。  なお、これらの情報につきましては随時ホームページで周知を図ったところです。  避難者の数につきましては、6日から7日にかけて18人、7日から8日にかけては4人でした。  なお、ただいま申し上げました台風による被害状況の最終的な取りまとめ及び停電による影響の詳細につきましては、会期中に諸般の報告をさせていただきたいと考えております。  以上申し上げ、行政報告といたします。 日程第4 16 ◯議長(佐藤和也君)  日程第4 陳情第14号教育予算確保・拡充と就学保障、義務教育費国庫負担制度堅持、「少人数学級」の実現を求める件を議題とします。  本件について陳情者から取り下げの申し出がありました。  これを許可することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 17 ◯議長(佐藤和也君)  異議なしと認めます。  本件は取り下げることを許可することに決定しました。
    日程第5 18 ◯議長(佐藤和也君)  日程第5 報告第1号専決処分の報告についての件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  鈴木建設水道部長。 19 ◯建設水道部長(鈴木康之君)〔登壇〕  議案書の10ページをお開き願います。  報告第1号専決処分の報告について御説明申し上げます。  地方自治法第180条第1項の規定により次のとおり専決処分しましたので、同条第2項の規定により御報告いたします。  この専決処分につきましては、平成30年7月19日午後4時30分ごろ、音更町北明台2番地1の音更町車両センター南側ごみ集積所において、公園から回収したごみの分別作業中にスプレー缶のガス抜きを行ったところ、缶に残存しておりました塗料が噴出し、近くに駐車していた相手方の自動車に付着いたしました。この損害の10割を賠償するものでございます。  相手方との示談が平成30年8月9日に成立いたしましたので、同日付で自動車の塗料落とし、全磨きに要しました損害賠償の額の決定について専決処分をさせていただきました。  損害賠償の額につきましては8万6,400円でございます。  損害賠償の相手方は、議案書に記載のとおりでございます。  御迷惑をおかけしたこと、大変申しわけなく、おわび申し上げます。  以上、報告とさせていただきます。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 20 ◯議長(佐藤和也君)  これから、質疑を行います。  質疑ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 21 ◯議長(佐藤和也君)  なければ、これで質疑を終わります。  報告第1号は、報告済みとします。 日程第6 22 ◯議長(佐藤和也君)  日程第6 報告第2号専決処分の報告につき承認を求めることについての件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  渡辺企画財政部長。 23 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)〔登壇〕  それでは、議案書は11ページをごらんいただきたいと存じます。  報告第2号専決処分の報告につき承認を求めることについて御説明をいたします。  地方自治法第179条第1項の規定により次のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めようとするものでございます。  平成30年度音更町一般会計補正予算(第4号)を別紙のとおり専決処分する。日付については、平成30年8月9日付であります。  この補正予算の専決処分につきましては、先ほど御説明をいたしました報告第1号による専決処分に係る損害賠償に対処するためのものでございます。  それでは12ページをお開きいただきたいと存じます。  平成30年度音更町一般会計補正予算(第4号)について御説明をいたします。  既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8万7千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ203億3,390万9千円としたものであります。  それでは15ページをお開きいただきたいと存じます。  まず、下段の歳出から御説明をいたします。  7款建設費、2項土木費、2目公園管理費の22節補償、補填及び賠償金に損害賠償金として8万7千円を追加したものであります。  続きまして上段の歳入であります。  20款諸収入、5項1目22節の雑入に全国町村会総合賠償補償保険保険金として8万7千円を追加したものでございます。  以上、既定の歳入歳出予算にそれぞれ8万7千円を追加し、予算の総額をそれぞれ203億3,390万9千円としたものであります。  以上をもちまして報告第2号専決処分の報告につき承認を求めることについての説明とさせていただきます。  御承認のほどよろしくお願いいたします。 24 ◯議長(佐藤和也君)  これから、質疑を行います。  質疑ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 25 ◯議長(佐藤和也君)  なければ、これで質疑を終わります。  これから、討論を行います。  討論はありませんか。    〔「なし」の声多数〕 26 ◯議長(佐藤和也君)  なければ、これで討論を終わります。  報告第2号について採決します。  本件は報告のとおり承認することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 27 ◯議長(佐藤和也君)  異議なしと認めます。  本件は、報告のとおり承認されました。 日程第7 28 ◯議長(佐藤和也君)  日程第7 議案第4号音更町附属機関設置条例及び音更町公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  傳法経済部長。 29 ◯経済部長(傳法伸也君)〔登壇〕  議案書の2ページをお開き願います。  議案第4号音更町附属機関設置条例及び音更町公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部を改正する条例案について御説明をいたします。  なお、改正の理由、改正の内容、施行期日につきましては、別冊の参考資料にて御説明をさせていただきたいと存じます。それでは、別冊の参考資料1ページをお開き願います。2ページ、3ページには新旧対照表を掲載しておりますので、あわせて御参照いただきたいと存じます。  1、改正の理由ですが、道の駅の整備を行うに当たり、音更町道の駅整備事業者審査委員会を設置するとともに、指定管理者の候補者の選定における特例を設けるために条例を改正しようとするものであります。  これまで検討を進めてまいりました新たな道の駅の整備につきましては、民間事業者のすぐれた企画力や経営管理のノウハウを活用するため、設計及び建設から施設整備後の管理運営までを一括提案をしていただく公募型プロポーザル方式で実施いたしますことから、事業者の選定にありましては、応募者が提出した提案書をもとに適正かつ公平に選定するために審査委員会に諮問しようとするもので、この審査委員会を町の附属機関に位置づけるため、音更町附属機関設置条例の一部を改正しようとするものであります。  また、当該施設の整備にかかわる事業者を同施設の指定管理者の候補者とすることができるよう、音更町公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部改正もあわせて行おうとするものでございます。  2、改正する条例ですが、改正条例第1条で、音更町附属機関設置条例(平成22年音更町条例第1号)であります。次に、改正条例第2条で、音更町公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例(平成17年音更町条例第20号)であります。  3、改正の内容であります。事項及び関係条項で、一つ目は音更町道の駅整備事業者審査委員会の設置で、改正条例第1条に係るものです。  改正の内容は、(1)担任する事項は、道の駅整備事業における事業者候補者の提案内容について審査を行うこと、(2)委員の定数は10人以内、(3)委員の任期は、審査を行い、答申が終了するまでの期間としようとするものでございます。  二つ目は、指定管理者の候補者の募集、選定手続等に係る特例を追加するもので、改正条例第2条に係るものです。  改正の内容は、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(平成11年法律第117号)、いわゆるPFI法ですが、この定めるところにより、またはこれに準じてその全部または一部の整備を行う施設については、当該施設に係る選定事業者を指定管理者の候補者とすることができるよう、次の事項について特例を設けようとするものでございます。  (1)指定管理者の方法、(2)指定の申請、(3)指定管理者の選定、(4)選定委員会の設置で、引用条項及び文言の整理を行おうとするものでございます。  4の施行期日については、公布の日から施行しようとするものでございます。  議案書の2ページにお戻りいただきたいと存じます。  音更町附属機関設置条例及び音更町公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部を改正する条例。  音更町附属機関設置条例の一部改正。  第1条、音更町附属機関設置条例(平成22年音更町条例第1号)の一部を次のように改正する。  別表町長の部音更町人・農地プラン検討会の項の次に次のように加える。  附属機関の名称は、音更町道の駅整備事業者審査委員会。担任する事項は、道の駅整備事業における事業者候補者の提案内容について審査を行うこと。委員の定数は10人以内、委員の任期は、審査を行い、答申が終了するまでの期間。  次に、音更町公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部改正。  第2条、音更町公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例(平成17年音更町条例第20号)の一部を次のように改正する。  第8条第2項第3号中の「部長」の次に、「(これと同程度の職務を行う職員を含む。)」を加え、同条の次に次の1条を加える。  指定管理者の候補者の募集及び選定手続の特例。  第8条の2、町長等は、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(平成11年法律第117号)の定めるところにより、またはこれに準じて選定した団体によりその全部または一部の整備を行う施設については、第2条から前条までの規定にかかわらず、第4条に規定する選定基準を考慮し、当該団体(複数の団体により構成される場合にあっては、構成している団体のうち指定管理者の指定を受けようとする団体)を指定管理者の候補者として選定することができる。  第9条中「又は第5条」を「、第5条又は前条」に改め、「団体」の次に「(前条の規定による選定を行った場合にあっては、当該指定管理者の候補者として選定した団体)」を加える。  第10条第1項中「又は第5条」を「、第5条又は第8条の2」に改める。  附則、この条例は、公布の日から施行する。  以上、説明とさせていただきます。  御審議のほどよろしくお願いいたします。
    30 ◯議長(佐藤和也君)  これから、質疑を行います。  質疑ありませんか。  大浦議員。 31 ◯6番(大浦正志君)  今条例案が出されたわけなんですけれども、何点か、ちょっとずれるかもしれませんけれども、今回道の駅ということで、条例の改正、その指定管理者の選定ということなんですが、当初、大分昔の話ししますけれども、魅力発信施設と言っていて、今回道の駅ということが、名称のもの、それが出てきたんですけれども、その辺の、今はもう魅力発信施設と言うんじゃなくて、いわゆる音更道の駅をということで、この辺の流れといいますか、その辺の関係はいかがなものでしょうか。どういう、そういうふうに今はもう道の駅ということで進められているんですけれども、その辺は、どこかから魅力発信施設でなくて道の駅となったという、その辺の絡みというのはどういうのかお尋ねいたします。 32 ◯議長(佐藤和也君)  傳法経済部長。 33 ◯経済部長(傳法伸也君)  今まで魅力発信施設ということで御説明をさせていていただきました。その後、魅力発信施設のゾーンということで、道の駅と、それと、図面でもお示ししたとおり、その北側に、公園を含めた中で魅力発信の施設ということで、ゾーンで今後整備をしようとすることで御説明をさせていただきましたけれども、今回につきましては、本当に新たに道の駅をつくると。整備するということに関しまして、それに関しましての委員会を設置する、選定委員会を設置するということになりましたので、今回道の駅ということでの言葉ということに整理をさせていただいたところでございます。 34 ◯議長(佐藤和也君)  大浦議員。 35 ◯6番(大浦正志君)  わかりました。  それと、常任委員会の中で、これまで民設民営で進めようとしていたんですけれども、今回この公設民営ということで説明されました。今回、指定管理者、もちろん町がつくって、その運営をこの指定管理者にお願いするということなんですが、そもそもなかなか民設民営では、常任委員会の報告を聞きますと、民設民営ではなかなか手を挙げていただくことがなかった。それで町が設定して、その運営を、運営というのかな、ということで今回公募するというための今回の条例だと思うんですが、この辺、公設民営だと、一つは、民設民営というのはなかなか応募がなかったと。今回公設にすると応募があるんだと。その辺の可能性とかについてはどのようにお考えなんでしょうか。 36 ◯議長(佐藤和也君)  傳法経済部長。 37 ◯経済部長(傳法伸也君)  今まで御説明しておりました民設民営につきましては、市街化調整区域という制限があった中で、収益部門、物販とか飲食、その部分につきましては、民のほうで建てていただいて、それで所有をしていただく。で、その事業者があわせて公共の部分も管理をしていただくということで民設民営ということで御説明をさせていただいたところでございます。  御説明、今もお話しあったとおり、意向調査をした中で、収益部分を実際自分たちで所有して建てて運営していくというのはなかなか厳しいというようなお話をいただいたところでございます。  それを受けましていろいろとまた庁内で協議をした中、今回、手法としては、以前申しましたとおり、今回も行政報告させていただいていますけれども、施設の設計、それから建設、それから管理運営も含めた中で公募をして、事業者から提案をしていただいて、公募して選定するという方法は変わってございません。民間の活力を使うと。民間のノウハウを使うということでは変わっておりませんけれども、そういう形でする方向なんですけれども、今回そういうような方向でいろんな意向調査した中で、今言った公設民営であればそういうような、今我々がやろうとしている道の駅に関しては何とか、そういう望ましいんではないかという声もありましたし、実際手を挙げるかどうかは別にしましても、それであれば今後とも検討していけるようなことも話がありましたので、今回このような形で事業手法の変更ということでさせていただいたところでございます。 38 ◯議長(佐藤和也君)  ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 39 ◯議長(佐藤和也君)  なければ、これで質疑を終わります。  これから、討論を行います。  討論はありませんか。    〔「なし」の声多数〕 40 ◯議長(佐藤和也君)  なければ、これで討論を終わります。  議案第4号について採決します。  本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 41 ◯議長(佐藤和也君)  異議なしと認めます。  本件は、原案のとおり決定されました。 日程第8 42 ◯議長(佐藤和也君)  日程第8 議案第5号音更町農業後継者農村定住促進事業基金条例案の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  傳法経済部長。 43 ◯経済部長(傳法伸也君)〔登壇〕  それでは、議案書の4ページをお開き願いたいと存じます。  議案第5号音更町農業後継者農村定住促進事業基金条例案について御説明を申し上げます。  別冊の参考資料4ページをお開き願いたいと存じます。  1、制定の理由でありますが、音更町農業後継者農村定住促進事業基金(以下「基金」という。)を設置するめに条例を制定しようとするものであります。  2、基金の設置の背景等でありますが、ことし5月、農業後継者対策を目的とする1千万円の寄附を受納したところであります。寄附者の意向を踏まえ、農村地域の活性化のため、当該地域に住宅を新築し、または購入する農業後継者に奨励金を交付する農業後継者農村定住促進事業を行うこととし、事業実施に係る財源を一定の期間安定的に確保することを目的に、当該寄附金を財源とする基金を新たに設置しようとするものでございます。  なお、基金の当初の積立額は、今年度の事業費として見込まれる400万円を除いた600万円としようとするものであります。  農業後継者農村定住促進事業の概要でありますが、農村地域に住宅を新築または購入して居住を開始した農業後継者に対して奨励金50万円を交付するものでございます。お祝い金的なものと考えていただいてもよろしいかと存じます。  なお、先ほど申し上げました今年度事業費400万円は、8件分を見込んだものでございます。  農村地域とは、市街化区域、音更・木野間市街化調整区域、駒場市街の区域及び一部の行政区、北宝来1の北5線以南、それと栄進、栄進南、牧場、高校及び住吉の一部の区域を除く地域でございます。  農業後継者とは、農業に従事し、将来親等から経営を継承する予定の者または既に経営主であって、45歳未満の者でございます。45歳未満としたのは、国の農業次世代人材投資資金、旧青年就農給付金でございますが、これにおけます支給上限年齢を参酌し、基準として採用したものでございます。  また、奨励金対象者につきましては、平成30年4月1日以後に住宅の工事請負契約、もしくは購入した場合にあっては売買契約を締結した農業後継者といたします。  なお、基金が全て処分されたときは当該事業は終了とさせていただきたいと存じます。  続きまして、条例の内容及び施行期日につきましては、議案書4ページにお戻りいただき、本文の朗読により御説明をいたします。  音更町農業後継者農村定住促進事業基金条例。  設置。第1条、農村地域で定住するために住宅を新築し、または購入する農業後継者に対して交付する奨励金(以下「奨励金」という。)に充てるため、音更町農業後継者農村定住促進事業基金(以下「基金」という。)を設置する。  基金の額。第2条、基金の額は600万円とする。  第2項、町長は、必要があると認めるときは、予算の定めるところにより、基金に追加して積み立てをすることができる。  第3項、前項の規定により積み立てが行われたときは、基金の額は、積立額相当額増加するものとする。  管理。第3条、基金に属する現金は、金融機関への預金その他最も確実かつ有利な方法により保管しなければならない。  基金から生ずる収入。第4条、基金が生ずる収入は、一般会計歳入歳出予算に計上してこの基金に繰り入れるものとする。  繰替運用等。第5条、町長は、財政上必要があると認めるときは、確実な繰り戻しの方法、期間及び利率を定めて、基金に属する現金を歳計現金に繰り替えて運用し、または一般会計歳入歳出予算の定めるところにより、歳入に繰り入れて運用することができる。  処分。第6条、基金は、奨励金の財源に充てる場合に限りこれを処分することができる。  第2項、前項の規定により基金を処分したときは、基金の額は、処分額相当額減少するものとする。  委任。第7条、この条例に定めるもののほか、基金の管理について必要な事項は、町長が別に定めるものとする。  附則、この条例は、公布の日から施行する。  以上、説明とさせていただきます。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 44 ◯議長(佐藤和也君)  これから、質疑を行います。  質疑ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 45 ◯議長(佐藤和也君)  なければ、これで質疑を終わります。  これから、討論を行います。  討論はありませんか。    〔「なし」の声多数〕 46 ◯議長(佐藤和也君)  なければ、これで討論を終わります。  議案第5号について採決します。  本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 47 ◯議長(佐藤和也君)  異議なしと認めます。  本件は、原案のとおり可決されました。 日程第9 48 ◯議長(佐藤和也君)  日程第9 議案第1号平成30年度音更町一般会計補正予算(第5号)の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  渡辺企画財政部長。 49 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)〔登壇〕  それでは、補正予算に係る議案書の1ページをお開きいただきたいと存じます。  議案第1号平成30年度音更町一般会計補正予算(第5号)について御説明をいたします。  既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億6,677万5千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ207億68万4千円にしようとするものでございます。  第2条債務負担行為補正及び第3条地方債補正につきましては、後ほど、第2表及び第3表で説明をいたします。  それでは、8ページをお開きいただきたいと存じます。
     歳出から御説明をいたします。  2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費の13節委託料に65万9千円の追加につきましては、平成32年度から導入されます会計年度任用職員制度の制度設計等に係る支援業務委託料であります。  この制度につきましては、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律が平成32年4月から施行されることに伴い新たに創設されるものでありますが、これにあわせて現在の特別職非常勤職員及び臨時的任用職員の任用要件が厳格化されることとなっております。この制度の導入に当たりまして、任用や服務規律などの制度設計を初め、関連する条例、規則等の制定や改正などスムーズな移行を図るため、支援業務を専門の事業者に委託しようとするものであります。  なお、本業務は来年の9月末までを予定しておりまして、本年度の部分については本定例会で歳出予算を措置し、来年の分につきましては債務負担行為を設定し対応しようとするものであります。  次に、4款保健福祉費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費の19節負担金、補助及び交付金に107万円の追加につきましては、平成26年度から実施をしております帯広厚生病院に対する運営費補助金につきまして、本年度の補助要綱が決定し、その算定に用いる特別交付税基準額及び実患者数の割合が増となったことから、その不足分を追加するものであります。  次に、3項児童福祉費、1目児童福祉総務費の13節委託料に340万円の追加につきましては、来年度からの民営化を予定をしております柳町保育園及び運営委託を予定しております町内7カ所のへき地保育所につきまして運営予定者が選定されたことから、円滑に運営を引き継ぐため、これらの予定者に運営準備業務を委託するものであります。  下段の19節負担金、補助及び交付金に1,274万4千円の追加につきましては、認定こども園建設事業を初めとする各種事業に対する補助金の追加であります。  まず説明欄一番上の認定こども園音更大谷幼稚園建設事業補助金については、国の補助基準額の改定増に伴い38万1千円を追加するものであります。  下段の(仮称)宝来認定こども園建設事業補助金については、同様に国の補助基準額の改定増に伴い828万3千円を追加するものでありますが、この施設の建設事業については、国の待機児童対策である子育て安心プラン実施計画に採択されるとともに、一定の要件を満たしたことから、保育所部分に係る国の補助率が従来の2分の1から3分の2に引き上げられました。このことから、これに伴う財源区分の補正も行っております。  下段の業務効率化推進事業補助金につきましては、保育士の負担軽減を図るための事務のICT化の取り組みに対する補助金であります。1施設当たりの補助対象事業費の上限は100万円であり、国の補助率は2分の1で、残りの2分の1を町が負担いたします。本年7月に本年度の国の補助要綱が示されたことに伴い、1団体から申請があったものであります。対象施設は、木野南、宝来、鈴蘭保育園の3施設で、事業の内容は保育総合支援システムの導入であります。事業費につきましては合計で349万9千円、補助金額は3施設の合計で上限の300万円であります。  下段の保育所等事故防止推進事業補助金につきましては、保育所等における死亡事故の大半を占める睡眠時における安全管理の向上及び保育士の負担軽減を図るため、午睡センサー等の備品購入に対する補助金であります。この事業の補助対象事業費の上限は対象となる児童1人当たり3万円であり、国の補助率は2分の1で、残りの2分の1を町が負担いたします。  この事業につきましても本年7月に補助要綱が示されたことに伴い、三つの団体から申請があったものであります。対象施設は、緑陽台、木野南、宝来、鈴蘭、りとる・ちっぷす音更の5施設で、事業費については合計で196万7千円、補助金額は、これら施設の児童数の合計36名分の108万円であります。  次に、2目保育園費の11節需用費及び18節備品購入費にそれぞれ35万円、43万3千円の追加につきましては、柳町保育園の調理室及び子育て支援センターの照明等の修繕料、また、備品購入として同保育園調理室の暖房機器を更新するものであります。  次に、4項保健衛生費、2目母子保健事業費の23節償還金、利子及び割引料に81万3千円の追加につきましては、平成29年度の産後ケア事業につきまして、精算により補助金の超過交付が発生したことから、これを返還するものであります。  9ページに移りまして、5款町民生活費、1項町民費、2目医療給付費の28節繰出金に249万円の追加につきましては、国民健康保険の退職者医療に対して交付されます療養給付費交付金につきまして、平成29年度分の精算により超過交付が発生したことから、これを返還するための町からの繰り出しであります。  次に、2項環境生活費、1目環境衛生費の12節役務費に243万円の追加につきましては、本年度の蜂の巣の駆除件数を当初は100件で見込んだところでありますが、現在の実績が既にこれを上回っており、予算が不足する見込みであることから、今後想定される150件分を追加するものであります。  次に、6款産業振興費、1項農業費、1目農業振興費の19節負担金、補助及び交付金に2,601万8千円の追加につきましては、各種事業に対する補助金の追加であります。  説明欄一番上の環境保全型農業直接支払交付金については1,403万円の追加でありますが、この交付金は、農業者の方が化学肥料や化学合成農薬を北海道が定める基準から原則5割以上低減する取り組みに加え、環境保全に配慮した営農活動に取り組む場合、その内容に応じ10アール当たり3千円から8千円を交付するもので、取り組み面積が当初の予定より増加することから補正を行うものであります。  下段の畑作構造転換事業補助金につきましては798万8千円の追加でありますが、この事業は、畑作産地の労働力不足への対応や革新的な生産技術等の導入、また生産性の向上等の取り組みを総合的に支援し、大規模化に対応した競争力のある畑作産地の構造転換を図ろうとするものであります。本年第2回定例会で補正予算の議決をいただき、予算措置をした事業でありますが、その後に追加募集が行われ、新たに三つの団体が採択されたことに伴い補正を行うものでございます。  下段の農業後継者農村定住促進事業奨励金につきましては、先ほど議案第5号で御説明をいたしました農業後継者農村定住促進事業の実施に伴い指定寄附をいただいた1千万円のうち、本年度につきましては8件分の400万円を19節で予算措置し、残額の600万円は下段の25節積立金に、先ほど議決をいただきました音更町農業後継者農村定住促進事業基金に来年度以降の財源として積み立てを行うものであります。  次に、2目畜産業費の19節負担金、補助及び交付金に2億9,544万9千円の追加につきましては、国の間接補助事業であります畜産・酪農収益力強化整備等特別対策事業に係る補助金でございます。  この事業は、酪農畜産の体質強化を図るため地域で作成する畜産クラスター計画に位置づけられた中心的な経営体等が実施する施設整備や機械導入など、競争力の強化につながる生産基盤の構築や生産性を向上させる取り組みを支援するものであります。事業実施主体は音更町畜産クラスター協議会であり、取り組み主体である町内の農業生産法人が本年度から2カ年で施設整備、機械導入、実証試験事業を予定しております。このうち、協議会に直接交付される事業を除きました施設整備分を予算措置するものであり、本年7月2日付で本年度分の国の内示を受けたことから本定例会に補正予算を提出するものであります。本年度の施設整備に係る総事業費は6億5,615万4千円で、補助金は予算措置をした2億9,544万9千円、自己資金はこれを差し引きました3億6,070万5千円となっております。  次に、3目産業連携推進費の1節報酬及び9節旅費にそれぞれ9万6千円、20万2千円の追加につきましては、先ほど議案第4号で御説明をいたしました音更町道の駅整備事業者審査委員会委員の報酬及び費用弁償であります。  下段の19節負担金、補助及び交付金に100万円の追加につきましては、本年度の産業振興支援事業において2件分、150万円を当初予算で措置しておりますが、現在これを上回る相談や申請を受けており、予算が不足する見込みであることから、その不足分を追加するものであります。  次に、2項林業費、1目林業総務費の24節投資及び出資金に165万9千円の追加につきましては、十勝大雪森林組合への出資金でございます。これは、平成29年度決算において生じた配当金を財源としまして同額を出資するものであります。なお、これにより本町の出資総額は4,835万7千円となるものであります。  それでは10ページをお開きいただきたいと存じます。  7款建設費、2項土木費、5目地籍調査管理費の13節委託料に264万6千円の追加につきましては、本年度実施いたします北蘭北地区地籍調査に係る補助金の増額を要望したところ、これが採択されたことから委託料を増額するものであります。  次に、3項建築住宅費、1目建設指導費の19節負担金、補助及び交付金に350万円の追加につきましては、本年度から実施しております空き家活用定住促進事業補助金として、居住を目的に空き家を購入する際、購入費の3分の1、上限50万円と子育て世帯及び町外からの転入にそれぞれ10万円を加算し、最高で1件当たり70万円の補助を行うこととして、5件分の350万円を当初予算で措置したところでありますが、これまでに4件の申請があり、この予算が不足する見込みであるため、さらに5件分の350万円を追加するものであります。  次に、2目住宅管理費の15節工事請負費に251万6千円の追加につきましては、本年度計画しております木野団地屋上防水・外壁塗装改修工事におきまして設計を行った結果、当初予算額では事業費が不足するということが判明したことから、その不足分を追加するものであります。  次に、8款教育費、1項教育総務費、3目教育振興費の8節報償費、9節旅費及び11節需用費にそれぞれ2万円、13万円、10万円の追加につきましては、道徳教育推進校事業として、昨年度に引き続き本町の下士幌小学校を推進校として教員の指導力向上のための研修事業を行うものであります。なお、この財源につきましては、全額が北海道からの委託金として措置されるものであります。  下段の19節負担金、補助及び交付金に児童生徒各種大会参加交付金として300万円の追加につきましては、当初予算で700万円を措置したところでありますが、8月末の予算残高が115万9千円となっており、当初予算が不足する見込みであることから、この不足分を追加するものであります。  次に、2項小学校費、1目学校管理費の18節備品購入費に5万円の追加につきましては、指定寄附による小学校音楽用の備品購入費でございます。  以上、既定の歳出予算に3億6,677万5千円を追加し、歳出予算の総額を207億68万4千円にしようとするものであります。  次に、歳入について御説明をいたします。6ページにお戻りいただきたいと存じます。  14款国庫支出金、2項国庫補助金、2目保健福祉費国庫補助金の5節保育所等整備交付金に4,706万4千円の追加につきましては、認定こども園音更大谷幼稚園及び(仮称)宝来認定こども園建設事業における補助基準額の改定及び宝来認定こども園の保育所部分に係る補助率の引き上げに伴う国からの補助金であります。  下段の9節業務効率化推進事業補助金及び10節保育所等事故防止推進事業補助金にそれぞれ150万円、54万円の追加につきましては、これらの事業に対する国からの補助金であります。  下段の5目建設費国庫補助金の6節地域住宅支援交付金に125万8千円の追加につきましては、木野団地屋上防水・外壁塗装改修工事の事業費の増額に伴う国からの補助金であります。  次に、15款道支出金、2項道補助金、4目産業振興費道補助金の3節環境保全型農業直接支援対策事業交付金から20節畜産・酪農収益力強化整備等特別対策事業補助金まで、合わせまして3億1,395万9千円の追加につきましては、これら3件の事業に対する北海道からの補助金であります。  下段の5目建設費道補助金の1節地籍調査事業補助金に193万5千円の追加につきましては、北蘭北地区地籍調査事業の事業費の増額に伴う北海道からの補助金であります。  次に、3項委託金、6目教育費委託金の2節道徳教育推進校事業委託金に25万円の追加につきましては、道徳教育推進校事業に対する北海道からの委託金であります。  7ページに移りまして、16款財産収入、1項財産運用収入、2目1節利子及び配当金に165万9千円の追加につきましては、十勝大雪森林組合からの配当金であります。  次に、17款1項寄附金、1目1節指定寄附金に1,005万円の追加につきましては、農業後継者農村定住促進事業及び小学校音楽用備品購入に係る指定寄附2件分であります。  次に、18款1項1目1節繰入金から700万円の減額につきましては、(仮称)宝来認定こども園建設事業における国からの補助金の増額に伴う地域振興基金からの繰り入れの減額であります。  次に、19款1項1目1節繰越金に2,516万円の追加につきましては、前年度からの繰越金であります。  次に、21款1項町債、2目保健福祉債の1節宝来認定こども園建設事業債から3,080万円の減額につきましては、(仮称)宝来認定こども園建設事業における国からの補助金の増額に伴う起債の減額であります。  下段の5目建設債の4節公営住宅建設事業債に120万円の追加につきましては、木野団地屋上防水・外壁塗装改修工事の事業費の増額に伴う起債の増額であります。  以上、既定の歳入予算に3億6,677万5千円を追加し、歳入予算の総額を207億68万4千円にしようとするものであります。  次に、債務負担行為補正について御説明をいたします。4ページにお戻りいただきたいと存じます。  第2表債務負担行為補正につきましては2件の追加であります。上段の会計年度任用職員制度導入支援業務委託につきましては、今年度から平成31年度まで2カ年の契約を行うため債務負担行為を設定するものであり、限度額は101万6千円であります。  下段のへき地保育所運営委託につきましては、31年度以降5年間の契約を行うため債務負担行為を設定するものであり、限度額は6億7,065万1千円であります。  次に、第3表地方債補正については2件の変更であります。まず上段でありますが、起債の目的は宝来認定こども園建設事業で、変更前の限度額6,850万円から、変更後の限度額を3,770万円に減額しようとするものであります。  下段につきましては、起債の目的は公営住宅建設事業で、変更前の限度額2億4,270万円から、変更後の限度額を2億4,390万円に増額しようとするものであります。  以上をもちまして議案第1号平成30年度音更町一般会計補正予算(第5号)の説明とさせていただきます。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 休憩(午前11時11分) 50 ◯議長(佐藤和也君)  ここで休憩とします。10分程度休憩いたします。 再開(午前11時24分) 51 ◯議長(佐藤和也君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  これから、質疑を行います。  質疑ありませんか。  久野議員。 52 ◯15番(久野由美さん)  それでは、環境衛生費、蜂の巣駆除についてお伺いをいたします。  例年100件程度の予算を見込んでいるということですが、今回150件分をさらに補正されておりますけれども、例年の2倍以上ということでありますが、この蜂の巣のことし増になった要因、天候、気候等が大きく作用しているのかと思いますが、その要因を調べていらっしゃるのであればお示しをいただきたいと思います。  それから、何件の問い合わせに対し既に何件出動したのか、その出動数、問い合わせ数と出動数もお願いいたします。  それから、この蜂に対する、ことしは蜂が多いとよく耳にいたしておりますけれども、蜂に対する広報、町のホームページに載っておりますが、そのほかの広報と、それから見回りの実施状況をお示しください。  それから、土曜、日曜の問い合わせに対する対応と担当者へのつなぎ、この方法はどのようにしているのか、この点について質問いたします。 53 ◯議長(佐藤和也君)  荒井町民生活部長。 54 ◯町民生活部長(荒井一好君)  蜂の巣の駆除の関係で御質問をいただいたところでございます。  まず、実績につきましては、平成30年度8月末の数字で申し上げますと、587件の町に駆除要請が寄せられたところでございます。それに対しまして全て対応をさせていただいているというような状況でございます。  あと、蜂に対する広報につきましては、ホームページに駆除をするという旨の広報をさせていただいております。あと見回りの状況につきましては、その問い合わせを受けたときにその周辺を見回らせていただいているという部分で対応をしております。  また、順序が逆になりますけれども、蜂の増の要因ということでございますけれども、詳細な分析には至っておりませんけれども、議員おっしゃったように、やはり天候、こちらの部分が物すごく多いのかなというふうに担当としては考えております。  あと、土、日の部分での担当へのつなぎということでございますけれども、土、日につきましては、日直のほうに駆除依頼がありましたら、原則として業者のほうに対応するようにというような部分で日直の対応はさせていただいているところでございます。  以上でございます。 55 ◯議長(佐藤和也君)  久野議員。 56 ◯15番(久野由美さん)  わかりました。  例年100件程度であるにもかかわらず、8月末現在で587件の問い合わせ、要請があったということでありますが、全てに対応というふうに答弁いただきましたけれども、先日担当課のほうにもお電話いたしましたが、木曜日、金曜日、高齢の婦人のおひとり暮らしの方が、蜂の巣の駆除、家の前に蜂が飛んでいて、何とかしてほしいという電話を2日にかけて、分けて2度しましたけれども、蜂の巣がどこから出入りしているのか、また、蜂の巣がどこにあるのかわかったら再度電話をくださいということで、蜂の巣の駆除のほうは断られているという現状であります。  その依頼を私のほうが受けたのが土曜日でありましたので、今民間でも蜂の巣駆除等しておりますので、無料見積もりしていただけるところの電話番号を何件かお教えしました。ですが、実際のところはその方もお電話かけることないようでありましたので、月曜日に改めて担当課のほうにお電話させていただきました。そのときの対応が、飛んでいる蜂は駆除できません、蜂の巣があれば教えてくださいということを言いましたというふうにお答えが返ってきました。先ほども見回りの実施状況というふうに伺いましたけれども、実際のところは、連絡が来たところを、現地を見に行ってもいないというのが現状ではないんでしょうか。  また、587件の要請に全て対応とおっしゃっていましたけれども、結局その方は木、金、2回お電話をしましたが、私から役場に電話を、問い合わせをした月曜日以降にやっと蜂の巣が駆除していただけたということでお電話が私のところにまた入ったわけであります。こういった、飛んでいる蜂は駆除できないと。蜂の巣を見つけたら連絡くださいという、そういった指導を部のほうでされているのかどうなのか。  また、蜂の数ですとか種類、それから巣の大きさなど、それぞれ多分いろいろとあるんだというふうに思います。違いはあるかと思いますけれども、それを町民が確認をし、こういった状況です、巣の大きさはこうです、ここにありますということを言わないと現場に赴いていただけないような体制づくりというのはいかがなものかと思うんですけれども、部のほうでそういった職員への指導はどのようになっているのかをお伺いいたします。 57 ◯議長(佐藤和也君)  荒井町民生活部長。 58 ◯町民生活部長(荒井一好君)  蜂の巣の駆除で御質問を再度いただいたところでございます。蜂の巣の駆除につきましては、担当が言ったように、蜂の巣が見つからないと駆除できない、これはそのとおりだと思います。ただ、対応としまして、飛んでいる蜂の駆除はできないですとか、やはり御不安に思われている方への電話対応、こういった部分についてはちょっと不適切な部分があったのかなというふうに御質問いただきまして思っております。ですから、その対応につきましては、担当のほうにもさらに親切な対応、ですから、例えば現場に赴いてもやはりなかなか見つけられない場合もあるやもしれません。ですから、初動をできるだけ早くするように。ただ、相当数が問い合わせもいただいているところでございますけれども、そういった中で町民に対してさらによりよく親切な対応ができるよう指導を徹底してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。 59 ◯議長(佐藤和也君)  久野議員。 60 ◯15番(久野由美さん)  木曜日に電話をとられた職員、また、金曜日に改めて電話をしたときにとられた職員はそれぞれ違う方でありました。ですけれども、町側の対応は同じであったということで、実際のところは、その高齢者の女性の方はおひとり暮らしなんですが、近くにいらっしゃる息子さんにお電話をして駆除してほしいと頼んだところ、長男さん来たんだけれども、家の前が蜂ぶんぶん飛んでいて駆除どころではなかったと言って帰っていったという、そういった状況であります。その方が家から出入りができないのが木、金、土、日と、月曜日駆除されるまで続いているわけです。そういった状況を招いた町のそういった対応の仕方、ここら辺はきちんと反省をしていただき、部の中でも指導徹底のほうをよろしくお願いいたします。 61 ◯議長(佐藤和也君)  荒井町民生活部長。 62 ◯町民生活部長(荒井一好君)  御指摘の点につきましては真摯に受けとめながら職員に対する指導をさらに徹底してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 63 ◯議長(佐藤和也君)
     ほかに質疑ありませんか。  神長議員。 64 ◯7番(神長基子さん)  児童福祉総務費の部分なんですけれども、まずお伺いしたいのが、保育所等事故防止推進事業補助金、これの備品ということなんですけれども、備品も事業の中では何種類かあるのかなというふうに認識していたものですから、具体的にどういったものを使用するというふうになるのか、その辺について御説明いただきたいと思います。  あと、この事業とあと業務効率化推進事業補助金というところもあるんですけれども、希望されている園があってということですが、園のほうで緊急を要しているような状況なのかどうか、その点がちょっとわからないので。国のほうでこれは推進しているICT化の流れの中で、補助がおりるならば導入してみようかなとかそういった程度のものなのか、それとも保育士の負担軽減はもう緊急でしなければいけないことなのでということでの今回の補正なのか、その点について説明をお願いいたします。 65 ◯議長(佐藤和也君)  重松保健福祉部長。 66 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  それでは、まず1点目の事故防止推進事業についてお答えさせていただきます。こちらにつきましては、備品の例として、事業メニューの中では、無呼吸アラーム、午睡チェック、バウンサーというようなものが補助の対象になるということで列記されております。  それと2点目の効率化の事業、ICTの推進の事業でございますけれども、こちらにつきましては事務の補完ということで現場として導入したいということで聞いているところでございます。以上です。  緊急性と申しますと、今まで事務事業を作業をされておりますので、導入しなくても運営は行うことができますので、緊急性と問われれば、その点はないということでございます。  以上です。 67 ◯議長(佐藤和也君)  重松保健福祉部長。 68 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  今回補正ということになりましたのは、29年度の事業が繰り越されまして7月に補助決定がされたということで、緊急性ということではなくて、補助のメニューに乗れるということで今回補正予算を計上しているということでございます。  以上です。 69 ◯議長(佐藤和也君)  神長議員。 70 ◯7番(神長基子さん)  7月に補助が決定したということでということなんですね。保育の部分に関しては、保育士の負担軽減というのはもちろん大事なことだと思うので、この事業そのものは私も反対はしないんですけれども、いろいろ保育全体で見ますと優先すべき部分があるんではないのかなというふうなところも一つ私の中ではちょっと考えているんです。待機児の関係ですとか、私の周りでも、希望しているんだけれどもなかなかすぐには入れない状況なんだということで、結構お困りになられている保護者さんも実際にいらっしゃるんです。それですとか、昨年一般質問でも取り上げましたけれども、一時保育事業の拡充ですとかそういったところも、今2カ所で一時保育やられていますけれども、受け皿として結構キャンセル待ちというような状況も出ているというふうなことも現場から聞いております。  そういったことのほうに予算を充てるほうが緊急を要することなんでないのかなというふうに私は思っているんですけれども、今の御説明ですとその辺は今年度はちょっと難しいのかなというふうな捉え方をするわけなんですが、事故防止のほうなんですけれども、無呼吸アラームと午睡チェック、あとバウンサーというふうにございますが、これを全て導入するということになるのか、その点と、負担軽減ということでのこの事業ですので、根本的には保育士さんが不足しているということが実態としてあるのかどうか、その点をお聞きいたします。 71 ◯議長(佐藤和也君)  重松保健福祉部長。 72 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  備品の導入の内容でございますけれども、午睡チェックにつきましては、こちらにつきましては5園と小規模の保育事業所が1園ということで、6園で導入したいということでございまして、さらにこれに無呼吸アラームをつけるというのが、りとる・ちっぷすというところが無呼吸アラームと午睡チェックと併用した形の機械を入れたいと。ほかの保育園につきましては無呼吸アラームのみということで入れたいということでございまして……。  申しわけございません。5園でなくて、4園とりとる・ちっぷすということでございまして、4園につきましては午睡チェックのみということでございまして、りとる・ちっぷすにつきましては無呼吸アラームと午睡チェックということでございます。  あと、保育士の不足しているのかということでございますけれども、今、定員は満たしているということでございまして、運営しているというのが実態でございます。  以上です。 73 ◯議長(佐藤和也君)  神長議員。 74 ◯7番(神長基子さん)  最後にいたします。今の備品についてはわかりました。保育士不足の部分ということでも、定員は満たしているということなんですけれども、今回こうして補正で実際に議決されますと、一部の園で導入されるということになりますので、単純に考えますと質的な面で園による格差というのが生じてしまうんではないかというふうな懸念を持つわけなんですけれども、その部分についての認識はどうなのかということと、あとは、自治体として推進の立場にあるということだと思いますので、これが導入後、当初の目的が達成されるような検証というのはどのようにされるのかについてお考えを伺いたいと思います。 75 ◯議長(佐藤和也君)  重松保健福祉部長。 76 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  ICTの導入推進についてでございますけれども、こちらの事業につきましては平成28年に2園が導入しておりまして、今回大谷菩提樹会の3園が導入ということでございまして、民営保育園につきましては全て導入されるということでございまして、あと町立でございますけれども、今後民営化推進していくに当たって、システム自体がそれぞれ受託するような事業者によって違うということもあり得ますので、その辺は十分慎重に検討しながら、また、先に導入された活用事例等を見ながら、こういった機械、日進月歩でございますので、そのようなことを鑑みながら導入については推進していきたいというふうに考えているところでございます。  以上です。 77 ◯議長(佐藤和也君)  ほかに質疑ありませんか。  守屋議員。 78 ◯9番(守屋いつ子さん)  児童福祉費の委託料、保育園等運営準備委託料が340万円補正で上げられております。これは民営化、来年から行われるわけですけれども、それに事業を円滑に移行するためということで先ほど説明があったと思いますが、実際にこれに対するこの移行のための準備、これはどういうものが生じてくるのか。これはそれぞれの園で事業者が移行のための準備をするのか、もしくはどこかのコンサルに委託していくのかというところを確認させていただきたいと思います。  それと一つ、今保育所の事故防止推進事業補助金のところで午睡チェックという機器を入れるようですけれども、この午睡チェックは具体的にどのようにチェックしていくのか。保育園の現場で当然午睡がありますけれども、そこというのは、園児にとって午睡がすごく苦手な子もおります。そういう子たちへの監視ということになっていくのか。どういうふうに活用していくのかというあたりをお伺いいたします。 79 ◯議長(佐藤和也君)  重松保健福祉部長。 80 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  まず1点目の引き継ぎの業務の内容でございますけれども、柳町の場合ですと1名の保健師が5カ月間にわたって引き継ぎを受けるということでございまして、それぞれ保育園の運営、基本的な理念とか運営方針につきましては変わらないんですけれども、細かな点、例えば育成会の運営ですとかそういったものですとか、あと保育園の運営上の行事のやり方とかそういったものについて、日常の運営も若干それぞれの保育園によってカラーがございます。その辺について、4月から、従来どおりのいい部分についてはそのまま引き継いでいくというような形で考えておりますので、そのような業務内容について保育士さんの間で引き継いでいきたいということで考えております。  それと事業者、これは2点目でございますけれども、事業者みずから実際に保育所に来ていただいて業務を引き継いでいただくということでございます。  申しわけございません、最初、保健師というふうに言ってしまったようで。保育士の間違いでございます。訂正させていただきます。  それで5カ月間、保育士1名がその受託した事業所から柳町保育園のほうに来ていただいて、それぞれ1日かけて引き継ぎをしていただくということでございます。  それと、最後の3点目の午睡チェックでございますけれども、今回導入考えておりますのは0歳児対象でございまして、0歳児のお子様がうつ伏せになったとき、例えば体が動いたとき、で、うつ伏せになったときにアラームが鳴るというような機能を持った装置を導入する予定でございます。  以上です。 81 ◯議長(佐藤和也君)  守屋議員。 82 ◯9番(守屋いつ子さん)  委託先の保育士さんが今度引き継ぎを受けるということでそれぞれの保育園に入っていくということなんですけれども、その間の委託を受ける今度事業者の保育士さんを補充しなければならないかと思うんですけれども、そのための人件費的な要素があるんでしょうか。340万円というと結構な金額ですよね。そこで引き継ぎのためだけ5カ月間だけもともとのところをあけるということで、そこの、その間の委託を受けるところへの人件費に充てるのか、そこら辺をもう一度。  で、5カ月間というのは、これは適当な、委託を受けるための必要な事業内容というんでしょうか、引き継ぎのためのそういう内容になっていくのか。この5カ月間がどういうことなのかなというふうに思うところです。  それと、午睡チェックのところは、無呼吸アラームとはまた違って、体を動かしたときにチェックができるということですか。わかりました。そこについては了解いたしました。 83 ◯議長(佐藤和也君)  重松保健福祉部長。 84 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  補正予算の関係でございますけれども、柳町の部分については132万8,403円、へき地部分につきましては7カ所ございますので207万917円ということで、今回合わせて補正を上げさせていただいております。  それで、業務の引き継ぎの関係でございますけれども、新しい事業所から保育士1人が柳町保育園のほうに来ていただいて、通常の業務をしながら、その中でそれぞれ引き継ぎをしていくということでございますので、受け手側の柳町保育園についての補充等については今のところ考えてはございません。  それで、5カ月がいいのか悪いのかということでございますけれども、今までの民営化の事例等を鑑みまして5カ月で1人というのが、引き継ぎするには5カ月で1人で充足するというふうに考えているところでございます。  それと、葵学園のほうで1人欠員になるものですから、それに対しての補充が必要かということにつきましては、そちらは、葵学園のほうは90名ほどの保育士さんがいらっしゃいます。さらにその中には余裕の人員もございますので、その点については問題はないのかなというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 85 ◯議長(佐藤和也君)  守屋議員。 86 ◯9番(守屋いつ子さん)  そうしましたら、確認ですけれども、この5カ月間柳町保育園で引き継ぎを受ける方の直接的な人件費という捉えでよろしいんですか。 87 ◯議長(佐藤和也君)  重松保健福祉部長。 88 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  はい、そのとおりでございます。 89 ◯議長(佐藤和也君)  ほかに質疑ありませんか。  大浦議員。 90 ◯6番(大浦正志君)  1点だけお尋ねいたします。産業振興費、農業振興で御説明いただきました……。畜産業費ですね。この2億9,549万、御説明いただいたんですが、もう少し具体的に、生産法人で、どこにいつどのような事業内容かということもおわかりであれば説明願いたいと思うんですが。 91 ◯議長(佐藤和也君)  傳法経済部長。 92 ◯経済部長(傳法伸也君)  先ほど企画財政部長からも若干御説明をさせていただいたところでございますけれども、本町の畜産クラスター計画に基づきまして行う事業でございます。内容につきましては、先ほど取り組み主体が町内の畜産業者ということで、事業の内容につきましては、繁殖牛、肥育牛、育成牛、哺育牛の各期に応じた施設の整備を行って、管理体制の効率化と既存施設の分業化、それによって生産性の向上を図って飼養頭数の増加を目指すと。また、和牛受精卵の移植技術を活用した受精卵子の地域への供給、肥育牛出荷月齢の短縮、肥育販売頭数の増加ということを図るということになっています。30年度なんですけれども、繁殖棟1棟、分娩棟3棟、哺乳棟1棟、育成棟1棟、ハッチ棟1棟、堆肥舎1棟の計8棟と和牛50頭を入れるということでの計画でございます。  以上でございます。 93 ◯議長(佐藤和也君)  大浦議員。 94 ◯6番(大浦正志君)  少しわかりましたけれども、いわゆる今現在やられている方がその規模拡大をやられて、畜舎、建物とか建てる、全体で6億ぐらいというさっきお話ししましたけれども、これは、そういう内容だと思うんですけれども、そういうことで間違い、そういうことでしょうか。 95 ◯議長(佐藤和也君)  傳法経済部長。 96 ◯経済部長(傳法伸也君)  規模を拡大して、今言ったような形の目的を持って行うと。そして地域一帯でもって畜産業、畜産の強化を図っていくというような考えでございます。 97 ◯議長(佐藤和也君)  大浦議員。 98 ◯6番(大浦正志君)  当然規模拡大によって地域の環境とかその辺の問題の合意に関しては、合意といいますか、はもう問題なく進んでいるということで確認してよろしいでしょうか。 99 ◯議長(佐藤和也君)  傳法経済部長。 100 ◯経済部長(傳法伸也君)
     最初に申しましたように、当然畜産クラスター計画のほうにうたってございますので、合意のほうはいただいているということでございます。 101 ◯議長(佐藤和也君)  ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 102 ◯議長(佐藤和也君)  なければ、これで質疑を終わります。  これから、討論を行います。  討論はありませんか。    〔「なし」の声多数〕 103 ◯議長(佐藤和也君)  なければ、これで討論を終わります。  議案第1号について採決します。  本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 104 ◯議長(佐藤和也君)  異議なしと認めます。  本件は、原案のとおり可決されました。 休憩(午前11時58分) 105 ◯議長(佐藤和也君)  ここで昼飯のため休憩とします。  午後の再開を1時とします。 再開(午後 0時59分) 106 ◯議長(佐藤和也君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第10 107 ◯議長(佐藤和也君)  日程第10 議案第2号平成30年度音更町国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第1号)の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  荒井町民生活部長。 108 ◯町民生活部長(荒井一好君)〔登壇〕  それでは、議案書の12ページをお開き願います。  議案第2号平成30年度音更町国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。  既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,119万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ46億19万円にしようとするものであります。  最初に16ページをお開き願います。歳出から御説明申し上げます。  2款保険給付費、1項療養諸費、2目退職被保険者等療養給付費、19節負担金、補助及び交付金、6目退職被保険者等高額療養費、19節負担金、補助及び交付金にそれぞれ1,560万円、310万円、合計1,870万円の追加につきましては、退職被保険者等に係る療養給付費及び高額療養費が今後不足する見込みでありますことから追加しようとするものであります。  8款諸支出金、1項償還金、1目国庫支出金等還付金、23節償還金、利子及び割引料に249万円の追加につきましては、平成29年度退職者医療交付金の額の確定に伴う精算還付金でありまして、返還期日は平成30年9月28日までとなっております。  15ページにお戻りいただきたいと存じます。次に、歳入について御説明申し上げます。  2款道支出金、1項道補助金、1目保険給付費等交付金、1節普通交付金に1,870万円の追加につきましては、先ほど歳出で御説明申し上げました退職被保険者等に係る療養給付費及び高額療養費の追加に伴いまして全額北海道から交付されるものでございます。  4款1項繰入金、1目一般会計繰入金、2節その他一般会計繰入金に249万円の追加でありますが、歳出で御説明申し上げました平成29年度退職者医療交付金に係る精算還付金の返還に伴うものでございます。  以上、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,119万円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ46億19万円にしようとするものであります。  以上、説明とさせていただきます。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 109 ◯議長(佐藤和也君)  これから、質疑を行います。  質疑ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 110 ◯議長(佐藤和也君)  なければ、これで質疑を終わります。  これから、討論を行います。  討論はありませんか。    〔「なし」の声多数〕 111 ◯議長(佐藤和也君)  なければ、これで討論を終わります。  議案第2号について採決します。  本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 112 ◯議長(佐藤和也君)  異議なしと認めます。  本件は、原案のとおり可決されました。 日程第11 113 ◯議長(佐藤和也君)  日程第11 議案第3号平成30年度音更町介護保険特別会計補正予算(第2号)の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  重松保健福祉部長。 114 ◯保健福祉部長(重松紀行君)〔登壇〕  それでは、補正予算議案書の17ページをお開き願います。  議案第3号平成30年度音更町介護保険特別会計補正予算(第2号)について御説明いたします。  既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,237万6千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ36億3,914万9千円にしようとするものでございます。  20ページをお開き願います。初めに、下段の歳出から御説明いたします。  6款諸支出金、1項償還金、1目国庫支出金等還付金、23節償還金、利子及び割引料に2,237万6千円の追加につきましては、平成29年度介護給付費負担金等の精算還付金で、国、道及び支払基金にそれぞれ精算還付するものでございます。  次に、上段の歳入について御説明いたします。  8款1項繰入金、2目基金繰入金、1節介護保険基金繰入金に1,030万5千円の追加につきましては、介護保険基金からの繰入金でございます。  9款1項1目1節繰越金に996万6千円の追加につきましては、平成29年度からの繰越金でございます。  10款諸収入、2項1目1節雑入に210万5千円の追加につきましては、平成29年度地域支援事業に係る支払基金からの追加交付金でございます。  これらの歳入につきましては、歳出で御説明を申し上げました精算還付金に充てる財源となるものでございます。  以上、既定の歳入歳出予算に2,237万6千円をそれぞれ追加し、補正後の歳入歳出予算の合計をそれぞれ36億3,914万9千円にしようとするものでございます。  以上、説明とさせていただきます。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 115 ◯議長(佐藤和也君)  これから、質疑を行います。  質疑ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 116 ◯議長(佐藤和也君)  なければ、これで質疑を終わります。  これから、討論を行います。  討論はありませんか。    〔「なし」の声多数〕 117 ◯議長(佐藤和也君)  なければ、これで討論を終わります。  議案第3号について採決します。  本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 118 ◯議長(佐藤和也君)  異議なしと認めます。  本件は、原案のとおり可決されました。 日程第12
    119 ◯議長(佐藤和也君)  日程第12 認定第1号平成29年度音更町一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号平成29年度音更町国民健康保険事業勘定特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号平成29年度音更町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号平成29年度音更町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号平成29年度音更町個別排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号平成29年度音更町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号平成29年度音更町水道事業会計決算の認定について、認定第8号平成29年度音更町下水道事業会計決算の認定について、議案第7号平成29年度音更町水道事業会計未処分利益剰余金の処分について、議案第8号平成29年度音更町下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について、報告第3号平成29年度音更町健全化判断比率の報告について、報告第4号平成29年度音更町個別排水処理事業特別会計、簡易水道事業特別会計、水道事業会計及び下水道事業会計の資金不足比率の報告についての件を一括議題とします。  ただいまの議題につきましては、議長及び議会選出の監査委員を除く18名で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、地方自治法第98条に基づく検閲・検査権と監査請求権を付与し審査することにしたいと思います。  御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 120 ◯議長(佐藤和也君)  異議なしと認め、そのように決定しました。 休憩(午後 1時11分) 121 ◯議長(佐藤和也君)  休憩します。 再開(午後 1時20分) 122 ◯議長(佐藤和也君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。 諸般の報告 123 ◯議長(佐藤和也君)  諸般の報告をします。  休憩中に決算審査特別委員会が開催され、委員長及び副委員長の互選が行われました。その結果の報告が議長の手元に届きましたので、報告します。  委員長に堀江美夫委員、副委員長に神長基子委員、以上のとおり互選されたとの報告がありました。 日程第13 124 ◯議長(佐藤和也君)  日程第13 広報特別委員会の委員定数の変更及び委員の補充選任の件を議題とします。  まず、委員定数の変更についてお諮りします。  広報特別委員会の定数を6名から7名に変更したいと思います。  御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 125 ◯議長(佐藤和也君)  異議なしと認め、そのように決定しました。  続いて、委員の補充選任を行います。  広報特別委員の選任については、委員会条例第7条第4項の規定により、議長において坂本夏樹議員を指名したいと思います。  御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 126 ◯議長(佐藤和也君)  異議なしと認め、そのように決定しました。 休会の議決 127 ◯議長(佐藤和也君)  以上で本日の日程は全て終了しました。  議事の都合により、あす9月13日を休会にしたいと思います。  御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 128 ◯議長(佐藤和也君)  異議なしと認め、そのように決定しました。  次回の本会議は9月14日午前10時から開きます。 散会(午後 1時23分) 129 ◯議長(佐藤和也君)  本日は、これで散会します。   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。     議     長     署 名 議 員     署 名 議 員 Copyright © Otofuke Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...