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平成28年度決算審査特別委員会(第4号) 本文 2017-09-25
平成28年度決算審査特別委員会(第4号) 名簿 2017-09-25

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  1. 音更町議会 2017-09-25
    平成28年度決算審査特別委員会(第4号) 本文 2017-09-25


    取得元: 音更町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                  会議の経過 開議(午前 9時31分) ◯副委員長(松浦波雄君)  本日、榎本委員長が所用のため遅参する旨の届出があります。委員長にかわりまして、私が議事進行を務めさせていただきます。御協力のほど、よろしくお願いいたします。  報告します。平山委員から、所用のため遅参の届出があります。  ただいまの出席委員は16名で、定足数に達しております。  本日の決算審査特別委員会を開会します。  第7款建設費を議題とします。  説明を求めます。鈴木建設水道部長。 2 ◯建設水道部長(鈴木康之君)  おはようございます。  それでは、7款建設費について御説明させていただきます。決算書の122ページ、123ページをお開き願います。なお、別冊の決算に係る主要な施策報告書の24ページから27ページ、決算参考資料の27ページから30ページにつきましても、合わせて御参照願います。  それでは、1項都市計画費、1目都市計画費でございます。備考欄に記載した項目の主なものにつきまして御説明いたします。都市計画審議会費につきましては、審議会委員8名分の報酬及び費用弁償で、審議会1回を開催したところでございます。  市街化区域見直し事業費につきましては、おおむね5年ごとに1市3町によります帯広圏都市計画区域の基礎調査や見直し作業に連動した音更町分の都市計画現況図の修正を行ったところでございます。  開発行為審査等事務費につきましては、開発行為などの審査や協議に要しました旅費、需用費などでございます。  雨水処理施設調査設計委託料(九線大和地区)につきましては、平成25年に北海道の条例により指定されました開進地区のうち、地盤地質により雨水浸透能力の低いエリアにおける、将来、雨水処理方針を策定するための調査設計を行ったものでございます。  既設雨水浸透施設モニタリング追跡調査委託料につきましては、過去の町内で行われました開発行為で設置された雨水浸透施設が10年を経過したものについて、経年性能追跡調査として浸透能力試験を行ったものでございます。  スマートインターチェンジ検討資料作成委託料につきましては、平成26年の制度改正を受け、本線直結型のより高い整備効果が望める位置、構造、整備方法、整備効果などの詳細検討を行い、国による準備段階調査地区採択に必要とされる関係機関との協議資料を作成したものでございます。  次に、2目都市整備費でございます。雄飛が丘通りにつきましては、IC工業団地北側町道音更東士狩3号で、改良舗装工事、事後評価、竣工図作成を実施したものでございます。  物流団地通りにつきましては、IC工業団地西側町道音更下音更西3線で、排水路移設工事農業休止補償、用地取得を実施したものでございます。
     124ページ、125ページでございます。  2項土木費、1目道路橋梁管理費でございます。日額臨時職につきましては、道路維持作業員3名分の賃金でございます。  道路橋梁応急補修費につきましては、町道の雨水ます、縁石などの修繕、植樹ます管理、草刈り路面清掃区画線整備橋梁高欄塗装などを実施したものでございます。  舗装長寿命化修繕工事費につきましては、舗装道路9路線、延長3,839メートルのオーバーレイなどを実施したものでございます。  道路砂利敷委託料につきましては、主に農村部における砂利道への砂利の補給、路面整正を実施したものでございます。  雪道安全対策費につきましては、町道共栄幹線のほか2路線のロードヒーティング3カ所の電気料、液状凍結防止剤、滑りどめ用焼き砂などの費用でございます。  除雪対策費につきましては、車道約977キロメートル、歩道約156キロメートルの除雪を24業者、車両71台により実施したものでございます。累積の降雪量は201センチメートルで、延べ出動日数は113日、うち全車両の出動は2回でございます。  道路台帳整備委託料につきましては、町道の新規認定などにより台帳の補正を行ったものでございます。  道路草刈交付金につきましては、道路河川愛護組合20組合のうち263.4キロメートルの草刈りを実施いたしました8組合に対する交付金でございます。  次に、公園管理費でございます。日額臨時職につきましては、公園管理作業員2名分の公園の開設期間であります4月から11月までの8カ月間の賃金でございます。  公園緑地管理費につきましては、管理委託料として、公園並びに緑地など土木課で所管しております108カ所、96.79ヘクタールの草刈り、清掃などの管理を実施したものでございます。  公園等管理交付金につきましては、町内会及び老人クラブなど15団体が行う15カ所の公園などの管理に対する交付金でございます。修繕料につきましては、フェンス、ベンチ、照明など公園施設の修繕を実施したものでございます。  公園再整備費につきましては、青葉公園の改築更新、若草公園及び木野仲公園の遊戯施設の更新、花園公園の水洗トイレ設置の再整備を実施したものでございます。  126ページ、127ページでございます。  3目河川管理費でございます。樋門樋管管理費につきましては、士幌川及び然別川ほか6河川の樋門樋管88基の管理費で、そのうち84基につきまして、52名の方に管理を委託しており、残りの4基は町が直営で管理をしております。  普通河川維持管理費につきましては、川端川ほか3河川の応急修繕を実施したものでございます。  次に、4目道路橋梁整備費でございます。道路橋梁改良工事費につきましては、改良鋪装及び附帯地など、補修17路線、延長1,706.24メートルを実施したものでございます。そのうち、住宅地内道路整備事業路線につきましては16路線、延長1,556.54メートルを実施したところでございます。  宝来東4号道路につきましては、改良舗装82.3メートルを実施したものでございます。  橋梁長寿命化修繕事業につきましては、北盛橋の上部桁塗装塗りかえなどの修繕工事、晴山橋の修繕設計を実施したものでございます。  次に、5目地籍調査管理費でございます。地籍調査推進委員会費につきましては、地籍調査推進委員5名の報酬、費用弁償で、委員会1回を開催しております。  地籍調査事業費につきましては、共栄南地区の0.25平方キロメートル、共栄台地区の0.16平方キロメートルを実施したものでございます。  地番修正図補正委託料につきましては、平成28年における土地の異動について、地番修正図の補正を実施したものでございます。  128、129ページ、3項住宅建設費につきましては、後ほど庁舎改修技術担当部長より御説明させていただきます。  130ページ、131ページをお開き願います。  中段の4項1目上下水道費でございます。大牧専用水道維持管理費につきましては、水道施設の電気料、薬品代、漏水修繕及び水質検査料などでございます。大牧専用水道量水器取替費につきましては、計量法に伴う量水器2個の取り替えを実施したものでございます。  次に、個別排水事業特別会計操出金及び簡易水道事業特別会計繰出金につきましては、それぞれの施設管理事務など経費の一部を繰り出したものでございます。  以上、建築住宅費を除きます建設費の説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 3 ◯副委員長(松浦波雄君)  引き続き説明を求めます。岩舘建設水道部庁舎改修技術担当部長。 4 ◯建設水道部庁舎改修技術担当部長建築住宅課長(岩舘和昌君)  それでは、3項建築住宅費について御説明いたします。  128、129ページでございます。  1目建築指導費でございます。耐震改修促進事業費につきましては、木造住宅の耐震診断に係る補助で、1件の補助を実施したものであります。  やさしい住宅改修費補助金につきましては、高齢者などが住む既存住宅で補助の対象となる改修工事を行う方に補助するもので、17件に対して補助を実施したものでございます。  特殊建築物等定期調査業務委託料につきましては、対象建築物について調査基準に基づき3年ごとに調査するものでありまして、音更小学校など学校施設8校と保健センター地域包括支援センターの調査を実施したものでございます。  空き家対策事業費につきましては、空家等対策協議会委員の報酬及び費用弁償で、3回の協議会を開催しております。また、空き家実態調査を実施し、所有者へのアンケート調査を行ったほか、パンフレットを送付して空き家の適正管理について周知を図ったところであります。  次に、住宅管理費でございます。住宅委員会費につきましては、住宅委員10名分の報酬及び費用弁償でありまして、2回の住宅委員会を開催したところでございます。  公営住宅修繕費につきましては、一般修繕、退去時修繕のほか、宝来東団地の屋根塗装、雄飛が丘中央団地灯油メーター交換工事などを実施したものでございます。  住宅管理委託料につきましては、桜が丘団地ほか2団地のエレベーター6基の保守点検、桜が丘団地ほか12団地の消防設備点検、10団地の自治会に対する管理補助業務委託等を実施したものでございます。  公営住宅用地借地料(木野団地)につきましては、国有地6,755.97平方メートルの借地料でございます。  高齢者向け優良賃貸住宅家賃対策補助につきましては、高齢者向け優良賃貸住宅福住苑に対する家賃補助でございます。  子育て世帯向け民間賃貸住宅家賃補助金につきましては、26年度からの事業でありまして、28年度に新規に12件、27年度までに入居した世帯を含めて27件の子育て世帯に補助をしたものでございます。  130ページ、131ページでございます。  3目住宅建設費でございます。公営住宅建設事業費につきましては、梢団地の建て替えで、27年度からの継続事業で、鉄筋コンクリート造2階建て1棟12戸の建設のほか、駐車場等の外構工事を実施し、8月から入居したところでございます。  以上、説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 5 ◯副委員長(松浦波雄君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑はありませんか。  宮村委員。 6 ◯委員(宮村 哲君)  朝、ちょっといないうちに通告していたんですけれどもやりますか。所管でありますからほんとうは遠慮してできないのがほんとうでありますけれども、もう3年前から話をしているんですけれども、橋の延命を図るために、かけた時期が何年ということでメンテナンスを通すとかというような計画があったかと思います。  そこで、上然別の橋のことを言うわけでありますけれども、上然別の橋より後にかけた橋が欄干のメンテナンスを行っている。上然別橋は、普通ならあれが流れたか何か頑張ってやっているわけです。新しい風雲橋が、今、撤去中ということで、それもまた3年ぐらいかかるというふうに話を聞いていますけれども、あの欄干がペンキを塗ることによって橋の延命につながるということを何回か、こういう機会を通して言っているわけでありますけれども、今、どのような計画を持っているか、正直にお答えください。 7 ◯副委員長(松浦波雄君)  高瀬土木課長。 8 ◯土木課長(高瀬忠行君)  上然別橋のことだと思います。今年度、上然別の橋梁点検、近接目視点検が終わりまして、それに基づく修繕ですとか補修、そういったものを、現在、検討している状況でございます。  お話のとおり、高欄につきましては、非常にさびが目立つ状態になっているので、緊急性の高いものと考えておりますけれども、いずれにしましても、点検の結果、主要部材、床版ですとか橋台ですとか、橋の機能を存命するために必要な主要な部材のほうを優先して修繕していかなければならないのかなというふうに、現在、考えるところでございます。  以上です。 9 ◯副委員長(松浦波雄君)  宮村委員。 10 ◯委員(宮村 哲君)  課長からの説明であります。調査したということだけれども前進したのかなと思いますけれども、それは30年の予算ぐらいに考えているのかどうか、お伺いします。 11 ◯副委員長(松浦波雄君)  高瀬土木課長。 12 ◯土木課長(高瀬忠行君)  上然別橋の来年度予算に向けての検討についてでございますけれども、点検の結果によると、修繕の額がかなり増嵩をしそうなところがございまして、いわゆる橋梁長寿命化修繕事業の中でも大規模修繕という形で費用が非常に高くなることが予想されておりまして、そちらの事業もちょっと把握をしながら進めていきたいというふうに考えておりまして、今の段階では平成30年度、抜本的な修繕までには至らないのかなというふうに検討しているところでございます。  以上です。 13 ◯副委員長(松浦波雄君)  宮村委員。 14 ◯委員(宮村 哲君)  今の答弁を聞いていて、ほんとうにやる気があるのかないのか、ほんとうに疑問を思うところです。このことについては、3年から4年前から言っているわけですから、そんなにあの欄干の調査にかかるんですか。今のことを聞いていて、そうしたら、いいです、後からかけた橋をメンテナンスをやった理由はどこにあるんですか。そのことを聞かせてください。 15 ◯副委員長(松浦波雄君)  高瀬土木課長。 16 ◯土木課長(高瀬忠行君)  上然別橋よりもほかの橋が優先しているということでございますけれども、今、28年度もそうなんですけれども、高欄塗装、塗り替え修繕をしている橋梁につきましては、まさしく高欄の塗装の塗り替えのみで橋梁の延命化に通じるものを実施しているところでございます。  一方、上然別橋につきましては、先ほど言ったように下部工、橋脚、橋台、それから主桁、ちょっと細かいところでいきますと、支承、伸縮装置等、橋梁の機能を保全する主要な部材、そちらのほうがかなり劣化が激しいものですから、そちらを優先したいというのが土木課の検討した結果でございます。  以上です。 17 ◯副委員長(松浦波雄君)  宮村委員。 18 ◯委員(宮村 哲君)  退職したナカノ、あの人は部長をやっとったかな、話をしたら、どこだったかの舗装をしたからいいでしょう、こちらの橋をやったって、そういう言い方をして、笑い話で済まされてしまったというのがあるわけですから計画をもちながらやっている、そして、全く町民が理解できない、そのことを、後からかけた橋をそこにメンテでやってしまう、そういうような、ほんとうに笑い話のようなことを言いながら、今の説明のような話はなしにして、そういうことを言っていたわけです。  ですから、調査研究というのは、今までの町の言い方は、ほんとうに研究してもあまりやらないというような言葉に近いんだというふうに先輩議員から私は聞いておりますけれども、ほんとうに専門的な用語でしゃべったんでしょうけれども、中に何か塗装ががんか何かになるようなそういう資材を使っているというような話もちょっと聞いていますけれども、やはりあの橋を延命するためには、そんなに長い時間をかけないできちっと整備することが大事だろうというふうに思うんです。  ほんとうにあの橋が設計図、風雲橋の設計ができたときに、上然別橋は壊すといったときにはほんとうに町民、我々は驚いたわけです。しかし、ほんとうに台風によって、誰もが風雲橋が下がったとか、使えなくなったということは信じられなくて、今のかかっている上然別橋じゃないのかと何回も聞き直したような状態の中でありますから、あの橋があってよかったなというのが現実です。その延命を図るために、これ、課長より部長に聞かなきゃだめかな。そういうことで、よろしくお願いします。 19 ◯副委員長(松浦波雄君)  鈴木建設水道部長。 20 ◯建設水道部長(鈴木康之君)  風雲橋のお話、宮村委員からいただきました過去の経過、私も伺っております。北海道さんからの情報なんですが、風雲橋の開通予定が31年ということでございますので、まだかなり時間がかかるというふうに私どもも押さえております。まさに宮村委員がおっしゃられたあの川を渡って生活道路、物資、農作物も輸送されていることは事実でございますので、上然別橋の重要性は十分町としても認識してございます。  また、今回の台風で、一部、担当からの情報でございますが、大事な上然別橋の橋脚の部分も少し洗掘が進んでいるということで、今、北海道のほう、河川管理者のほうにも相談をし、何とか道路機能を維持しなければ、風雲橋の開通は先ほど言いました時間がかかりますので、高欄のお話も伺いましたが、まずは機能を保全するといいますか、そこを最重要課題として、維持管理の範疇というようなお金の話だけじゃなくて、道路網としての重要性は十分認識しておりますので、引き続き安全の確保と道路の管理を進めてまいりたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 21 ◯副委員長(松浦波雄君)  よろしいですか。  ほかにございませんか。坂本委員。 22 ◯委員(坂本夏樹君)  2点ほどお伺いいたします。128ページになりますが、建築指導費の中で負担金、補助及び交付金の不用額があります。この不用額の内訳を伺いたいのと、やさしい住宅改修補助金についてでありますけれども、17件、補助金額が285万8千円というふうな報告を受けました。これ、当初の予算額に対しての執行割合をお示しいただきたいと思いますのと、過去3年程度の実績をお示しいただきたいと思います。  もう1点、空き家対策の事業費についてであります。本町においては、空き家バンク空き家登録物件一覧などをホームページで公開しております。昨日、確認しましたら、今、売買物件が3件あるんです。これが北海道の空き家情報バンクにリンクされているということだと思います。北海道の空き家バンクは、公益社団法人北海道宅地建物取引業協会が運営していると思うんですけれども、これにはリンクされているんです。  次に、本年から空き家バンクの全国版になるということが決まっております。その2者のうち1者が先行してもう始まっているというようなことを伺っておりますけれども、この全国版への本町のリンクの取り組み、こちらもお示しいただきたいと思います。  以上です。 23 ◯副委員長(松浦波雄君)  岩舘部長。 24 ◯建設水道部庁舎改修技術担当部長建築住宅課長(岩舘和昌君)  まず負担金、補助及び交付金の不用額についてでありますが、これにつきましては、こちらの補助金の中にやさしい住宅改修費補助金、それと耐震改修に対する補助金も含まれております。耐震改修につきましては、今回、1件の診断のみだというようなことでの執行残があるということであります。また、やさしい住宅につきましてはもともと400万円の予算を組んでおりましたので、その分の執行残とあわせてこのような執行残になっているということであります。  それから、やさしい住宅の最近の傾向ということでありますが、これが始まったのが23年からでありまして、23年から順番に申し上げますと、23年が14件、24年が29件、25年が18件、26年が20件、27年が26件、28年が17件ということであります。今年度につきましては、9月までに12件の申請があるということであります。
     この事業につきましては、広報で年2回周知させていただいているのと、それから、ここ数年は事業者、建設業者からの問い合わせといいますか、お話が結構ありますので、その辺での周知をさせていただいているところかなというところで、28年は17件ということでありますけれども、ほぼ20件程度を見込んでおりますので、金額的にはちょっと少なかったというところはありますけれども、それなりの成果はあったのかなというところであります。  それから、空き家対策の件でありますけれども、音更町の空き家バンクに、今、登録されているのは、委員おっしゃっていたとおり3件であります。その3件につきましては、北海道の空き家バンクにもリンクされるようにということで、どちらからも見れるようにしております。また、全国版につきましては、今、始まろうとしているところで、まだ実際には動き始めておりませんけれども、こちらにつきましても、動き始めれば同じように掲載させていただきたいという意向であります。  また、それぞれの空き家バンクの登録フォームが違いますので、全国版ができたときには、それに合わせて音更町版、北海道版もうまく同じようなフォームでいければいいのかなというところを考えているわけですけれども、今、その段階についてはまだ協議中でありまして、そのままスムーズにいくかどうかというのはわからないところであります。ただ、全国版についても載せようというところでは考えているところではあります。 25 ◯副委員長(松浦波雄君)  坂本委員。 26 ◯委員(坂本夏樹君)  不用額につきましては理解いたしました。やさしい住宅改修工事の当初予算が400万、そのうち285万8千円を差し引きすると114万2千円ぐらいが不用額になったという計算になろうかと思います。  このやさしい住宅改修工事につきましては、本町にとって非常にいい施策だと思っております。実際に体の不自由な方が自宅を住みやすくするための改修工事に費用を補助するというものでありますけれども、私もいろいろな場面で本町にはこういうすばらしい制度があるんだよということでPRはさせていただいておりますけれども、このすばらしい施策の予算が足りないぐらいになるように、私もまだまだPRをしていきたいと思いますので、本町におきましてもどんどんPRを行っていただきたいと思います。  次に、空き家バンクの全国版についてですけれども、本町の議会においても、過去さかのぼりますと、7年前には高瀬議員がこの空き家対策の一般質問をされたりですとか、その後、平山議員、2年前は久野議員もこの空き家対策について一般質問を行っております。いよいよ国も全国版の空き家バンクを始めるということでありますので、これから始まるということであれば、まだまだ内容がこれから伝わってきて精査していくんだろうかと思いますけれども、登録がないと全国の方にも見ていただけないということであろうかと思いますので、この登録については、3件ですとちょっと寂しいなと思う部分もありますので、十勝にも帯広の宅建協会がありますので、そういったところを通じてどんどんPRしていただきたいと思います。  北海道の空き家バンクには既にリンクされておりますので、スムーズに全国版へもリンクされるような取り組みを要望して、発言を終わります。 27 ◯副委員長(松浦波雄君)  要望として受け取りました。  ほかに。大浦委員。 28 ◯委員(大浦正志君)  1件だけ質問させていただきます。スマートインターチェンジの作成委託関係でございますけれども、私ども議会でもスマートインターチェンジに関しては砂川の現地調査などを行いまして、具体的に言うと長流枝から十勝川温泉方面、そういうルートかと思うんですが、今、報告を受けました。今、国との協議中ということでございますが、かなり最終盤に入っているのかと思いますけれども、具体的に供用がいつごろとか、その辺の進捗状況について、所管の委員会の中でも説明があったかと思いますけれども、どんな状況なのか、いつごろ供用開始なのか、その辺のめどがたっているか、お尋ねしたいと思います。 29 ◯副委員長(松浦波雄君)  下口谷都市計画課長。 30 ◯都市計画課長(下口谷 茂君)  スマートインターチェンジの検討についての経過説明につきましては、先月8月31日の経済建設常任委員会において経過報告をさせていただきました。重複すると思いますけれども、今の状況といたしましては、今、音更町が目指している検討というのが、国による準備段階調査という採択に向けまして、各関係機関と協議しながらインターチェンジの必要性を訴えるような資料の作成を行っているところでございます。採択となれば、国によって直轄調査を行いまして詳細を検討し、実施計画書が提出された箇所について、そこで初めて新規事業化という形になります。  昨年28年度までにつきましては、準備段階調査に向けまして、国の帯広開発建設部、北海道NEXCO東日本と音更町、幕別町の5団体で、関係機関調整会議というもので、昨年度は4回、いろいろ会議を行いまして進めてまいりました。その中で、概算事業費や交通量、インターチェンジの幾何構造などを検討いたしまして、概算工事費と計画交通量につきましては一定の整理がなされております。今年度につきましては、新たに十勝川温泉の観光協会と十勝地区のバス協会、十勝地区のトラック協会にも会議に入っていただきまして、整備効果とか、その辺の必要性について磨き上げを行っているところでございます。  インターチェンジの整備がいつごろなのかという話でございますけれども、採択権者は国になりますので、まずはそれに乗っからないといつということは言えない状況にございます。  平成26年度にスマートインターチェンジの実施要領が改正になりまして、それ以降、3年間、準備段階調査というのが、毎年、プレス発表になっているわけでございますけれども、今年度の発表については、全国で9カ所、準備段階調査というものが発表されております。今まで3年間おいて北海道で採択されたスマートインターチェンジというのがない状況でありますけれども、北海道で最初になるように、音更町も来年度の採択に向けて検討しているところでございます。  以上でございます。 31 ◯副委員長(松浦波雄君)  大浦委員。 32 ◯委員(大浦正志君)  スマートインターチェンジは音更町だけじゃなくて、帯広圏の近隣の町村に関しても、連絡しながら取り組んでいるものと思いますが、どうもなかなかスマートインターチェンジに対する、町民もそうですけれども、機運といいますか、そういうことがもし盛り上がるともう少し早くといいますか、そういうような運動といいますか、そういうことを行うことによって実現性が高くなるとか、早期とか、そういうような動きというのは考えられるんでしょうか。 33 ◯副委員長(松浦波雄君)  鈴木建設水道部長。 34 ◯建設水道部長(鈴木康之君)  委員から町民の機運、それから近隣との連携という話でございます。  まず、近隣との連携ということでございますが、場所が直結型ということで、従前の長流枝のパーキングエリアよりかなり音更町側、温泉寄りにて計画されておりますので、まずは十勝川温泉街を抜けまして、中央大橋がありますが、幕別町さんとは緊密に効果の連携を図っているところでございます。  それと、御承知のとおりあの道路は広域農道ということで、農業で整備した道路でございますが、その道路を、スマートインターができた段階では、北海道さんと道道の昇格も視野に事務レベルでの協議も進めているところでございます。  また、町民の機運というお話でございますが、もちろんあそこにインターができることによって、私どもの音更町の町民さんも御利用されるとは思いますし、もちろん観光客、それから周遊の観光客さん、釧路方面、北見、網走方面、それから札幌方面、回り方は観光ですからいろいろあると思いますが、いずれにせよ十勝にとって有効なインターチェンジになるという判断で、今、各資料、関係機関、関係機関も先ほど課長から言いましたバス、トラック協会、観光部分も加えまして資料の磨き上げを行っているところでございますので、一応、進捗につきましてはそのような報告で御理解いただきたいと存じます。  以上でございます。 35 ◯副委員長(松浦波雄君)  大浦委員。 36 ◯委員(大浦正志君)  道東道もかなり釧路方面へ延長して、交通量も増えているかと思います。また、今のお話ですと、長流枝、もう少し東側のほうがなるかということで、メロディーラインにもつながるのかと思います。何よりやはり音更の十勝川温泉の活性化といいますか、お客様を出すために有効かと思いますので、引き続き積極的にといいますか、よろしくお願いしますということで。  以上でございます。 37 ◯副委員長(松浦波雄君)  要望として受け取らせていただきます。  ほかに。方川委員。 38 ◯委員(方川克明君)  平成28年の主要な決算の施策報告書の26ページの建築確認及び検査業務についてであります。  平成27年度の決算施策報告書、それと28年度の決算施策報告書の建築確認及び検査業務の部分を比較してみますと、建築確認件数は、平成26年から27年で確認申請の件数がマイナス10件、27年から28年でマイナス20件と、年々、確認申請の件数が減となってきているわけですけれども、この主たる原因はどのようなことと考えておられるのかをお聞きしたいというふうに思います。 39 ◯副委員長(松浦波雄君)  岩舘部長。 40 ◯建設水道部庁舎改修技術担当部長建築住宅課長(岩舘和昌君)  建築確認件数は、年々、減少傾向にあります。傾向で見ますと平成18年から減少傾向が続いておりますが、平成25年に、一度、上昇に転じております。これは消費税税率アップの前の駆け込み需要というようなことであったかと思います。  また、近年につきましては、音更町内での開発行為による宅地造成が少ないというようなことで、近隣町村での宅地造成したところに新築物件が流れているというような状況だというふうに思っております。  以上でございます。 41 ◯副委員長(松浦波雄君)  方川委員。 42 ◯委員(方川克明君)  今、部長さんから答弁がありましたけれども、私もそのように思います。例えば幕別の札内地区、芽室の東芽室の住宅団地、そのようなことが伸びているというふうに思っています。  それでは、音更町として、当面、住宅が張りつく地域、場所、そういうものについてどのように認識しているのかということと、今後の見通しとして、このような住宅施策、それから若い人たちが移住してきて住宅を建設して本町に住んで生活をしていく、そのような今後の見通し、どのような予測をなされているのか、どのような手だてをしていかなければならないのか、その3点についてお聞きします。 43 ◯副委員長(松浦波雄君)  岩舘部長。 44 ◯建設水道部庁舎改修技術担当部長建築住宅課長(岩舘和昌君)  まず住宅地を増やすというようなお話に関しましては、今、人口減少社会に向かっている、これは音更町ばかりじゃなくて全国的な話でございますけれども、人口が減少していくというような中で、都市計画区域の中の市街化区域の見直し、この中で住宅フレームを増やすということが難しくなってきております。その中で音更町としてできることはということになりますと、既存住宅地の中での未利用地についての積極的な活用を図っていくべきなのかなというところであります。  そういった意味でいきますと、既存住宅地となりますと柳町、緑陽台、雄飛が丘と大きく開発したところもありますけれども、そういった中で未利用地であったり、あるいは先ほどの空き家のお話もございますけれども、使わなくなっている住宅や土地があるといった場合には、そういったところを積極的に使っていただけるような、そういったケアをしていきたいというところでございます。 45 ◯副委員長(松浦波雄君)  鈴木建設水道部長。 46 ◯建設水道部長(鈴木康之君)  方川委員さんの御指摘によりますと、住居系の一団の団地の将来見込みということで捉えますと、先ほど一部決算でも報告しましたが、都市計画の見直し、大体5年とか10年スパンでやっておりますが、御承知のとおり人口が音更町も残念ながら増加していない、十勝、帯広圏においても同じでございます。用途の色でいきますと、住居系が増えるような部分は非常に難しい、これは先ほど幕別さん、帯広さん、芽室さんも同じような状況かと思います。  そんな中でどうして住宅をというお話になりますが、今、岩舘部長からもお話伺いました既存の住宅市街地の中で住み替え、それから公営住宅なんかも一部その中に入ると思いますが、集約化した中で新たなまとまった団地ができたりした場合に、例えば民間の宅地開発業者さんを通じて、町のほうに相談が来るケースがございます。ただ、それが実現にいくかどうかという部分に関しては、地権者さんとの協議、交渉等も非常にネックになっていて、実現に至らない場合もございます。  ただ、最近の状況でいきますと、新聞等に一部報道されましたが、雄飛が丘の北区のほうで、一部、宅地開発業者さんが、20戸ほどになるかと思いますが、そういう動きも全く本町においてもないわけではございません。ですから、そういった相談等に対しては、当然、町も、町のほうに住んでいただく、新たに住んでいただけるという想定で積極的に協議に応じ、とり進めるように担当としては対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 47 ◯副委員長(松浦波雄君)  ほかにございませんか。    〔「ありません」の声多数〕 48 ◯副委員長(松浦波雄君)  では、質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。 休憩(午前10時25分) 49 ◯副委員長(松浦波雄君)  説明員入れ替えのため休憩します。  では50分以上経ちましたので、10分程度休憩します。 再開(午前10時36分) 50 ◯副委員長(松浦波雄君)  休憩前に引き続き、委員会を開きます。  第8款教育費を議題とします。  説明を求めます。福地教育部長。 51 ◯教育部長(福地 隆君)  おはようございます。  第8款教育費につきまして御説明申し上げます。130ページ、131ページをお開き願います。なお、決算に係る主要な施策報告書につきましては27ページ下段から33ページまでとなっておりますので、御参照いただきたいと存じます。  繰越明許費につきましては、該当項目において御説明申し上げます。  初めに、1項教育総務費、1目教育委員会費でありますが、教育委員4名分の報酬、費用弁償及び教育長交際費が主なものでございます。  2目総務管理費でありますが、除雪委託料につきましては、市街地の小学校8校、中学校5校の合計13校に対する委託料であります。除雪作業交付金につきましては、複式小学校5校及び旧豊田小学校に対する交付金であります。  教職員研修交付金につきましては、教職員の資質向上を図るため、研修活動を支援するもので、366名に交付しております。  教職員健康対策費につきましては、336名の健康診断費用であります。  132、133ページであります。  教育の日推進事業費につきましては、昨年12月4日日曜日に文化センターを会場に第5回記念フェスタを開催し、約600名の参加をいただいたところであります。  そのほか交付金、負担金、事務費などであります。  3目教育振興費であります。学習支援員費につきましては、普通学級に在籍する児童生徒のうち、発達障がい等により学習活動や学校生活に特別な支援を必要とする児童生徒を対象として、小学校8校に21名、中学校5校に9名の合計30名を配置したところであります。また、複式支援員として、複式校6校における授業の支援のため、2名を配置したところであります。  生活介助員委託料につきましては、小学校5校の特別支援学級に在籍の肢体不自由等児童10名の昼食、排せつ等の生活介助のため訪問介護事業所に委託した介助員委託料であります。  学校保健費につきましては、児童生徒の健診等に要する委託料が主なものでございます。  スクールバス運行費につきましては、12路線で、大型バス4台、マイクロバス8台の運行委託料等でございます。スクールバス購入費につきましては、上然別線に29人乗りマイクロバス1台、よし原・音更線に14人乗りのマイクロバス1台を更新しております。  学校給食関係費につきましては、小中学校の給食業務委託料が主なものでございます。
     奨学資金につきましては、経済的な理由で就学困難な高校生を対象として支給しておりますが、公立で83名に月額6,500円、私立で29名に月額1万円の支給を行ったところであります。  児童生徒各種大会参加交付金につきましては、児童生徒が各種大会に参加する場合、その費用の一部を交付金として補助したところであります。  遠距離通学費交付金につきましては、小学生は片道4キロメートル以上、中学生は片道6キロメートル以上の通学児童生徒を対象に通学費を助成しております。  総合的な学習の時間支援事業交付金につきましては、創意工夫を生かした特色ある学校づくりに資するため、小中学校にその経費を学校割、児童生徒数割で交付しております。  就学援助費につきましては、平成28年度から認定基準倍率を生活保護基準の1.25倍未満から1.5倍未満に引き上げ、経済的な理由によって就学が困難な児童生徒942名に対して支給しており、認定率は21.7%となっております。27年度と比較しまして、認定者数で73名、認定率で2ポイントの増となったところであります。  教育用コンピューター関係費につきましては、教育用コンピューターの賃借料及び備荒資金組合への償還金等が主なものでございます。  そのほか、負担金補助などであります。  なお、教材備品費につきましては、平成28年度から2項小学校費、3項中学校費の学校備品購入費にそれぞれ予算移行しております。  4目施設管理費であります。学校施設及び教員住宅管理費につきましては、教員住宅管理では浴室の改修を2戸、温水ボイラーの更新工事を5戸、屋根塗装工事を5戸実施しております。  134、135ページであります。  2項小学校費、1目学校管理費でありますが、日額臨時職は、学校事務補助8名に係ります賃金等であります。  学校図書購入費、備品購入費、消耗品費は、全小学校を整備した費用であります。  水泳プール関係委託料につきましては、小学校13校のプール関係委託料であります。  学校評議員活動関係費につきましては、学校評議員57名を委嘱し、小学校全校に配置しており、それらに係る報酬等であります。  そのほか、学校施設の管理費であります。  2目学校建設費でありますが、遊具再整備事業費につきましては、音更小学校ほか5校の遊具の修理等を行っております。  小学校整備費につきましては、音更小学校の外壁塗装改修設計の委託、緑陽台小学校校舎外壁塗装改修工事のほか、音更小学校と緑陽台小学校の網戸整備を行っております。  水泳プール再整備事業費につきましては、下音更小学校水泳プール水槽塗装工事、南中音更小学校ほか1校の水泳プール上屋シート更新工事等を行っております。  防火シャッター改修事業費につきましては、下音更小学校と東士狩小学校の防火シャッター改修を行っております。  石綿対策事業費につきましては、国の石綿障害予防規則の改正に伴い、平成27年度に煙突用断熱材の調査を実施して検出された音更小学校ほか2校の煙突アスベスト改修工事を行っております。  木野東小学校大規模改修事業費につきましては、平成26年度からの年次計画で進めておりますが、平成28年度は校舎内部改修、建築主体工事、電気設備工事等を行っております。  136、137ページであります。  小学校設備更新事業費につきましては、東士狩小学校ほか暖房設備改修設計委託等を行っております。  3項中学校費、1目学校建設費でありますが、日額臨時職は、学校事務補助5名に係ります賃金等であります。  学校図書購入費、備品購入費、消耗品費は全中学校で整備した費用であります。  学校評議員活動関係費につきましては、22名を委嘱し、中学校全校に配置しており、それらに係る報酬等であります。  そのほか、学校施設の管理費であります。  2目学校建設費でありますが、中学校整備費につきましては、共栄中学校舎外壁塗装等改修設計委託、下音更中学校ソフトボール場応急ネットフェンス設置工事を行っております。  石綿対策事業費につきましては、小学校と同様に駒場中学校の煙突アスベスト改修工事を行っております。  中学校設備更新事業費につきましては、共栄中学校と駒場中学校の暖房設備改修工事を実施しております。  4項社会教育費、1目社会教育総務費であります。社会教育委員費につきましては、委員10名に係ります報酬、費用弁償であります。  文化財保護審議会費につきましては、委員7名に係ります報酬、費用弁償であります。  生涯学習活動費につきましては、帯広大谷短期大学との連携によりOOJCオープンカレッジを開催し、学習機会の提供を行ったところであります。  社会教育事業活動費につきましては、高齢者大学・大学院、高齢者学級、女性ライフスクール、幼児家庭教育学級などを実施しております。  文化財保護費につきましては、史跡標柱と案内板を新たに1カ所設置等を行ったものであります。  138、139ページであります。  芸術文化大会参加補助金につきましては、全道全国大会への出場81名に交通費等の補助を行ったところであります。  コミュニティ助成事業補助金につきましては、一般財団法人自治総合センターの全国自治宝くじ事業による十勝川平原太鼓保存会への太鼓等購入に係る補助であります。  2目青少年育成費であります。成人式開催費につきましては、該当者437名、当日の出席者380名で、87%の出席率でございます。  青少年事業活動費につきましては、こども体験隊のほか、夏休み、冬休み期間中に、自主学習支援のため、小学生を対象に、退職校長・教頭先生の協力による熟年先生講座を3会場で実施いたしました。  青少年対策費につきましては、青少年の非行防止あるいは児童生徒の安全確保のため、関係機関あるいは団体と連携して、地域全体で子供を見守る取り組みを行ったところであります。  こども姉妹町視察研修費につきましては、小学校5年生児童を対象に、民泊を取り入れた軽米町との相互交流を実施しており、本町から児童22名、引率5名で実施したところであります。  新規事業である放課後子ども教室事業費につきましては、子供の安全安心な居場所づくりを進めるもので、音更、下音更、駒場、柳町の4小学校で試行的に開設し、延べ1,772名の参加となっております。  その他、負担金補助などであります。  3目社会教育施設管理費であります。平成28年度までは公民館管理費でありましたが、先ほど御説明いたしました高齢者学級や女性ライフスクールなどの事業費を1目社会教育総務費の社会教育事業活動費に予算移行し、残る地区公民館の管理費に環境改善センター管理費と集団研修施設管理費を統合し、社会教育施設管理費としたところであります。  管理費の内容といたしましては、それぞれ燃料費、光熱水費、委託料などが主なものであります。なお、集団研修施設の利用状況につきましては、町内外の団体で延べ99団体、6,375名の利用となっております。  140、141ページであります。  4目文化センター費でありますが、141ページ上段の翌年度繰越額の欄にあります明許繰越費につきましては、平成28年第3回議会定例会において、第2期舞台機構更新工事に係る補正予算の議決をいただいておりますが、その事業費を平成29年度へ繰り越しをしております。  文化事業費につきましては、小学校4年生から6年生まで、複式校は3年生以上を対象に、中学校は1・2年生を対象に芸術鑑賞会を実施しております。また、文化事業協会及び文化協会に対する補助を行ったところであります。  文化センター改修事業費につきましては、大ホール、小ホールの第1期舞台機構更新工事と自動火災報知設備更新工事を行っております。  文化センター管理費につきましては、燃料費等のほか舞台設備機器、操作、清掃、警備等の委託料など、施設管理費が主なものでございます。  5目図書館費でありますが、図書等購入費につきましては、図書の購入5,781冊とDVDなどの視聴覚資料購入の整備を行っており、平成29年度3月末で20万5,760冊の蔵書となっております。  図書館管理費につきましては、燃料費のほか清掃、設備、管理等の委託料など、施設管理費が主なものでございます。  図書館活動費につきましては、読み聞かせ教室、工作教室、文学講座、読書感想文コンクールのほかブックスタートで10カ月児健診、2歳児健診に加え、28年度からは新入学児童健診時にも絵本のプレゼントを実施しており、それらにかかる費用等であります。  その他、負担金、事務費などであります。  5項社会体育費であります。142、143ページをお開きください。  1目社会体育総務費であります。スポーツ推進委員費につきましては、委員7名の報酬、費用弁償等でございます。  スポーツ振興対策費につきましては、スポーツ賞等表彰のほか、各種スポーツ教室の開催等に要した費用であります。  スケートリンク造成事業交付金につきましては、小学校13校と中学校1校に対する交付金であります。  スポーツ大会参加補助金につきましては、全道大会256名、全国大会42名の出場に対する補助であります。  2目体育施設費であります。143ページの翌年度繰越額の欄にあります繰越明許費につきましては、平成28年第3回議会定例会において、河川緑地パークゴルフ場災害復旧工事に係る補正予算の議決をいただいておりますが、その事業費の一部を平成29年度へ繰り越ししております。  屋外運動施設管理費につきましては、野球場、ソフトボール場などの管理に要した光熱水費、委託料などのほか、ひばりが丘緑地に2カ年事業で造成したサッカー場に係る1年目の工事請負費が主なものでございます。  軽スポーツセンター管理費につきましては、鈴蘭、宝来2カ所の管理費で、燃料、光熱水費などであります。  町営パークゴルフ場管理費につきましては、各パークゴルフ場の受付用務員16名に係ります賃金のほか、町営パークゴルフ場6カ所の草刈り、清掃作業等の委託料、台風被害を受けた音更川リバーパークゴルフ場の復旧工事費が主なものであります。なお、台風被害により使用不能となった4カ所のパークゴルフ場等に係る草刈り、清掃作業委託につきましては、受託者の御協力をいただき業務内容を支障となる立木等の撤去に変更し、緊急の対応を行ったところであります。  総合体育館管理費につきましては、指定管理者への委託料が主なものであります。なお、総合体育館及び武道館の開館日数は326日間で、利用者数は、総合体育館が15万6,993名、武道館が3万1,979名となっております。  温水プール管理費につきましては、修繕料のほか指定管理者への委託料が主なものであります。なお、開館日数は285日間で、利用者数は7万4,791名となったところであります。  144、145ページであります。  パークゴルフ場管理運営交付金につきましては、地域管理4カ所への交付金であります。  そのほか、町営リンク等造成交付金、その他、施設管理費であります。  以上、御説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 52 ◯副委員長(松浦波雄君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑ありませんか。久野委員。 53 ◯委員(久野由美さん)  では、就学援助についてお伺いをいたします。就学援助8,427万8,323円、児童生徒数4,340人、認定者数942人、認定率21.7%で、入学準備金の支給人数が178名ということでありますが、この入学準備金の対象、全て小学校1年生と捉えていいのかどうか、お伺いをいたします。  それともう1点、確認ですが、まず先に親子読書通帳というのを、音更町は28年度からの実施になっているのかどうか、まずそちらのほうをお聞かせ願いたいと思います。 54 ◯副委員長(松浦波雄君)  草浦学校教育課長。 55 ◯学校教育課長(草浦富美さん)  就学援助の入学準備金についての御質問にお答えしたいと思います。入学準備金178名につきましては、内訳が小学生が73人、金額が149万4,310円、中学生が105人、金額が247万2,750円、合計178人の396万7,060円となっております。  以上です。 56 ◯副委員長(松浦波雄君)  白戸文化センター館長兼図書館長。 57 ◯文化センター館長兼図書館長(白戸智明君)  図書の関係でございます。親子読書通帳につきましては、平成24年度から実施させていただいております。  以上でございます。 58 ◯副委員長(松浦波雄君)  久野委員。 59 ◯委員(久野由美さん)  では、まず就学援助についてですけれども、文部科学省は今年の4月に義務教育の就学援助について、ランドセル購入など小学校入学準備のために多額のお金を用意しなくても済むようにということで、入学前3月以前の支給可能とする決定を発表いたしました。来春の新1年生から適用というふうになりますけれども、就学援助は町が支給して国がその2分の1を補助するという体制だったと思います。新入学時に必要なランドセルなどの学用品の費用は支給されますが、補助金交付要綱では、国庫補助の対象を小学校入学前を含まない児童または生徒の保護者としていたために、これまで入学後の支給になっていたのが実例ではないかと思います。  文科省、この補助金交付要綱の改正を行いまして、補助の対象に就学予定者の保護者というふうに追加をいたしました。小学校への入学年度開始前に支給できることを明記した通知がもう既に教育委員会宛には提出されて届いているかと思いますが、その点、受け取っていらっしゃるのかどうなのかを確認させていただきたいと思います。  それから、親子読書通帳、認識不足で申しわけありません。平成24年からの取り組みということでありますが、何人というふうに聞けばよろしいのか、何組というふうに聞けばいいのか、ちょっとわかりませんけれども、28年度の交付実績、またはこれまで、24年から配布されている親子読書通帳の実績について、数字で持っていらっしゃいましたらお示しいただきたいと思います。 60 ◯副委員長(松浦波雄君)  福地教育部長。 61 ◯教育部長(福地 隆君)  1点目の就学援助の関係についてお答えをさせていただきます。今年の3月31日付での文部科学省からの通知については承知をしております。就学予定者を含むという改正が国のほうから来ております。  これまで町のほうでのいわゆる入学準備金等につきましては、どうしても前年度の世帯所得の支給対象かどうかということで、前年度の世帯所得が確定するまで出せないということで4月以降の支給ということでどうしてもなってしまっていたという状況がございます。ただ、道内ですとか管内の状況も少しずつ見えてきているような状況がありますけれども、そういった中で、実施を検討しているというような自治体も出てきておりますので、その辺はやり方はいろいろとあると思いますので、今後、十分検討、研究をさせていただきたいというふうに思っております。  以上です。 62 ◯副委員長(松浦波雄君)  白戸図書館長。 63 ◯文化センター館長兼図書館長(白戸智明君)
     親子通帳の実績での御質問かと思いますけれども、平成24年度から実施しておりますトータルの数字でいくと、約100冊ほど出ているような状況になっております。  以上でございます。 64 ◯副委員長(松浦波雄君)  久野委員。 65 ◯委員(久野由美さん)  就学援助については、先ほど部長が答弁されたように、所得の認定作業ですとか転出入の確認等ができないという理由はこれまでも同じようにされておりました。この通知には、さらに2017年度の補助金の単価が、小中学校とも前年度比で約2倍に増額されたことも周知されていると思います。また、自治体独自の判断で実施する場合、国庫補助の対象になっていなかった点などが見直されたことにもなります。  これまでできない理由等を述べられておりましたけれども、国が就学援助の前倒し支給ができるようにということで要綱の改定を行ったということはとても大きなことであり、音更町のように、例えば保護者の所得の認定、それから転出入の確認等ができないと言っていた町に対しても、それができるんですよという国の要綱改定であります。それなのに、さらにできない、音更町はしないという判断はやはり違うんではないでしょうか。  まして、これまでも課題をクリアしてやっている自治体はありますし、今、答弁があったように、実際に、今、検討中の自治体も多数あります。音更町も課題クリアに向けて取り組んでいくべきであり、来年3月から開始になるということであります新入学1年生のための準備、親御さんはもう既に始めるわけですね。その点につきましても、国の改定に沿った中身に音更町は歩幅を合わせていくべきではないかと思いますけれども、その点について重ねて御答弁いただきたいと思います。  それから、今、平成24年から通算で100冊というふうにお伺いしました。100冊というのは、親子が100組と捉えていいのか、親も子もあわせて100人と捉えていいのか、その辺、どんなふうなカウント方法をとっていらっしゃるのか、お示し願いたいと思います。 66 ◯副委員長(松浦波雄君)  福地教育部長。 67 ◯教育部長(福地 隆君)  1点目についてお答えをいたします。お話がありましたとおり、国の要綱が改正といいますか、表現のほうが就学予定者を含むというような解釈に変わったというようなこともございまして、全国的な流れとして前倒し支給というようなことが、今後、されていくだろうというふうに思っておりますので、音更町も方向的にはそちらに向くんだろうというふうに考えております。  実務的なこととして、先ほどありました世帯所得をどういうふうに捉えるのかですとか、地理的に考えますと、帯広市とか幕別、芽室とかというあたりとの転出入がどうしてもありますので、この辺の実務的なことをクリアしなければならない課題もありますので、その辺につきましては、近隣の状況も見ながら、やり方はいろいろあると思いますので、十分検討させていただきたいと考えております。  以上です。 68 ◯副委員長(松浦波雄君)  白戸図書館長。 69 ◯文化センター館長兼図書館長(白戸智明君)  親子通帳でございますが、これまでの通帳につきましては100組というお話で、ここにつきましては親子でということになります。  通帳自体につきましては、これまでに1千冊ほど出しております。1冊の満期というのが40冊ということになりますので、この100組というのは40冊完了したという部分での数字ということになりますので、よろしくお願いいたします。 70 ◯副委員長(松浦波雄君)  久野委員。 71 ◯委員(久野由美さん)  就学援助の関係でありますけれども、音更町は十勝管内を見ても4月に支給しているのは早いほうで、ほかの町は6月、遅ければ7月なんだというふうにして、音更町はそれでも早いほうなんだというふうに自負していらっしゃったように、前回、答弁されていますけれども、そういった考えはやはり白紙に戻していただいて、全国規模で足並みそろえて3月支給にというふうな国の動きとともに、音更町もいい機会ですのでぜひ前向きな取り組みを早急に行っていただきたいと思います。  それと、図書館の読書通帳でありますけれども、子供の読書意欲をかき立てるということではとても全国的に広がりを見せているところであります。図書館で借りた本の履歴を見える化するということが、とても購読意欲、読書意欲を刺激するということでもありますけれども、これは親子限定ということでしょうか。それとも大人だけの読書通帳発行等はされているのか。実際に自分の本の履歴を見える化するというのは、子供だけではなくて大人にも好評だと伺っております。  今、1千冊発行されていてということでありますが、もっと広がりを持たせた取り組みにできないのかなと思っているところであります。読書履歴を残すことは子供たちの一生の宝と言われているように、大人にも一生の宝になっていくと思いますので、ぜひ大人のほうも広がりを見せてというふうに思っております。  それと、各自治体では、読書通帳ということですので、銀行のようにATM式の通帳を差し込めば印字されて出てくるといった、1台500万程度するそうでありますが、そういった機械を導入してやっているところもありますし、管内でもかなり広がりを見せてきております。また、各自治体特色のある通帳づくりということで、自分で書き込んで手づくり感満載の通帳等もありますけれども、音更町の場合は手づくりでやられていると思いますが、子供も簡単に、ATMみたいな印字機能付きの機械に入れて読書通帳を使うといった、当然、予算が絡んでくることではありますが、そういった取り組みはされるつもりはないのか、お伺いをしたいと思います。 72 ◯副委員長(松浦波雄君)  白戸図書館長。 73 ◯文化センター館長兼図書館長(白戸智明君)  今の読書通帳のシステム等を含めたお話でございますけれども、現在は親子ということでさせていただいておりますので、大人の方だけという形のものはしておりません。今、久野委員からもお話があった手づくりでということで、親子からも大変好評をいただいておりますが、現在、図書館のほうでは、来年度の予算に向けて、図書館システムの改修というのも、今、念頭に入れてやっております。今のお話につきましては、その改修の部分でも取り入れてできるかどうかを検討しながら進めていけるかなということも考えておりますので、よろしくお願いいたします。 74 ◯副委員長(松浦波雄君)  宮原教育長。 75 ◯教育長(宮原達史君)  1点目の就学援助、入学年度開始前の支給についてでありますけれども、私、昨年度まではこのことについては考えておりませんという答弁をしておりました。先ほど久野委員からありましたように、国のほうで今年の3月31日付で就学予定者も含むということで、要保護児童だけでありますけれども、入学年度開始前の支給も補助の対象とすると。予定者も対象に含めたというのは、おっしゃるとおり非常に大きなことだと思います。  先ほど部長からも御答弁申し上げましたとおり、今、この件につきましては前向きに検討させていただきたいと思っております。ただ、これも先ほど申し上げましたけれども、事務的な制度設計が必要であります。例えば3月にお渡ししてすぐ転居してしまった場合、転出してしまった場合とか、いろいろなことを、今、教育長部会でも話をしておりますので、その辺、クリアをするようにしながら前に進んでいきたいと思っています。  ただ、来年の3月からというのは、今、この場では明言できないことは御理解いただきたいと思います。前向きな調査研究ということで御理解いただきたいと思います。  以上です。 76 ◯副委員長(松浦波雄君)  よろしいですか。  ほかに。神長委員。 77 ◯委員(神長基子さん)  学習支援員費のことでお伺いをいたします。この学習支援員なんですけれども、通常の小学校、中学校では13校、支援員数30名ということになっておりまして、ここはこれまで予算のほうも増額し、増員してきたという経過があるとは思うんですけれども、28年度、この増額、増員してきたことによってどうだったのかという、各学校さんからどのような報告を受けているのか、補充したことによって成果がどのように出ているのか、その点と、普通学級での支援ということになると思うんですけれども、特別支援学級と授業の内容によって行き来をしている、そういったお子さんが多くいらっしゃると思うんですが、そういった児童の方含めて、学習支援員さんがサポートしている生徒さんというのが実際に何名ほどいらっしゃるのかというのを、各学校で何人というのは、今、全部は結構ですけれども、大きな小学校さんで、音更小学校、柳町小学校さん、鈴蘭小さん、木野東小学校さんで何名程度いらっしゃるのかというのをまずお示しください。 78 ◯副委員長(松浦波雄君)  草浦学校教育課長。 79 ◯学校教育課長(草浦富美さん)  学習支援員につきましては、平成20年度から導入している事業となっておりまして、先ほども御説明しましたが、現在、小中学校で30人ということになっております。  在籍する児童につきましては、学校から調査が上がっている時点では、音更小学校は32人、木野東小学校は74人、柳町小学校は37人、鈴蘭小学校は30人というような児童生徒数が予算要望の時点で上がっております。それに対する学習支援員につきましては、音更小学校が3人、木野東小学校が6人、柳町小学校が3人、それから鈴蘭小学校が3人というような体制になっております。  先ほど議員もおっしゃられましたように、普通学級に在籍する支援の必要な児童の支援ということになっておりますので、効果といたしましては、例えばちょっと飛び出してしまうとか、学習的に普通の授業のほうについていけないというようなお子さんの横に直接ついて1人ずつ指導していくような形になっておりまして、人数が限られておりますので、学校の中で支援の先生をどこの学級に入れるかということにつきましては、時間ごとにも違ったり、教科によっても違ったりするので、その辺の判断につきましては学校のほうにお任せしているところでございます。  学習支援員につきましては学校のほうからも大変好評でありまして、成果といたしましては、やはり担任の指示のもとに学習支援員は教室で指導をしておりますので、先生のほうで、進めていきたいお子さんとちょっと手をかけなければいけないお子さんについての連携をとりながら進めていくので、例えば教室から飛び出すようなお子さんもいたりしますところにつきましては、支援員等がいることによって落ちついた授業ができるというようなこともございます。  音更町の学力の向上としましては、下位層の児童の底上げということが課題となっておりますので、その部分につきましても、学習支援員につきましては効果があるものと考えております。  また、特別支援学級のお子さんとの関係なんですが、学習支援員自体は普通学級にいる配慮の必要なお子さんへの支援ということになっておりますが、交流学習ということで特別支援の児童が親学級のほうに来て授業を受けることもありますので、その中では、特別支援の先生が、例えばクラスにいるほかの児童の面倒を見なければならなくて交流学級に行けないというような場合にお願いしたりするようなこともございますので、そこの連携はとっていただいておりますが、基本的には普通学級の児童の支援ということになっております。  以上です。 80 ◯副委員長(松浦波雄君)  神長委員。 81 ◯委員(神長基子さん)  今、人数についてはわかりましたけれども、実際、例えば木野東小さんですと72名の支援を必要としているお子さんがいらっしゃる。それに対して6名ということは、ほかの学校もそうですけれども、当然、これはもうマンツーマンというのはほぼ難しいような状況かと思うんですね。今まで支援員さんがいたことによる効果というのは、今、成果として説明していただきましたけれども、実際にまだまだ不十分、増員する必要があるんではないかというような印象を強く受けているんですね。現場からもそういった声も聞かれておりました。  成果等はわかりましたけれども、実際に不足している、もう少し増員が必要なんだという、もう少しどころではないと思うんですけれども、これは学級支援員さんがいることで担任の先生が授業を進めていくためにも必要なことだとは思うんですけれども、それが実際にできているのかどうか、そういった現状というのは教育委員会のほうで、例えば巡回して様子を見に行くだとか、そういったことをしているんでしょうか。それによって成果が出ているというふうにお考えになっているのか、その点についてお伺いいたします。 82 ◯副委員長(松浦波雄君)  草浦学校教育課長。 83 ◯学校教育課長(草浦富美さん)  学校への訪問ということでございますが、学校からもそれぞれ要望が上がってきておりまして、新年度予算の前に人数等がありまして、その後、予算の確定のために教育委員会から確認させていただくこともありますし、学校訪問ですとか、いろいろ訪問した際に見させていただくような状況はございます。  学校としての要望としては、やはり支援員を増やしてほしいというような要望は大変多いことでございますが、担任の先生が頑張って指導していただいているということで、そこについては学校の中で特に問題はないというか、ないのかなというふうには考えているんですけれども、要望として多くあることは教育委員会としても認識をしております。  以上です。 84 ◯副委員長(松浦波雄君)  神長委員。 85 ◯委員(神長基子さん)  基本的に担任の先生のほうでは問題ないのではないかというようなことですけれども、ここは、学校というのはやはり先生が異動して、転勤して変わるですとか、学校の校長先生も変わりますし、それによって例えば特別支援にかかわる方針ですとか考え方が変わったりすることもある、非常に流動的な性格のある場所だと思うんです。そういった中で、こうした発達の気になるお子さんが増えてきているという実態もありますし、まだまだ足りないという声が実際にあるということで、問題がなくはないと思うんですね。いろいろな問題が出てきているんではないかというふうに私は推測をしております。  道の教育委員会のホームページでは、教育支援体制の整備について書かれておりまして、市町村教育委員会の取り組みとしては、各市町村や学校における特別支援教育の支援体制の整備状況を把握することが必要だと。こういったことも細かく把握していく必要があって、この学習支援員30名という人数の根拠にもなっていくのかなというふうにも思います。その点について、今回、一応、現状として説明いただきましたけれども、今後の予算を検討する段階でも、ぜひこの意識を持っていただきたいなというふうに思います。 86 ◯副委員長(松浦波雄君)  福地教育部長。 87 ◯教育部長(福地 隆君)  学習支援員の関係でございますけれども、支援を要する子、またはその疑いのある子という形でかなり増えてきているというような現状がございまして、今、お話にもありましたとおり学校からの要望も非常に多いというようなことがございます。その辺、人にかかわることですので、じゃ、どれだけいればいいのかというようなところの判断基準とか、その辺は学校の状況等もしっかり話を聞かせていただいて、また私たちも現場を見させていただきながら、その辺、今後に向けてしっかり取り組んでいきたいというふうに思います。  以上でございます。 88 ◯副委員長(松浦波雄君)  ほかに。重堂委員。 89 ◯委員(重堂 登君)  図書館のことについてお伺いします。28年度、台風などの影響もあって減ったとは思うんですが、図書館の入館者は10万人を超えています。その中で、5万8千人以上の方が本を借りています。本の貸し出し数で見ると28万冊ぐらいになっているんです。ところが、在庫、図書、20万5千しかないんです。この中には雑誌だとか貸し出し禁止のものもあったら相当減るんでないかなと。そうなると、町民が28万冊利用しているのに蔵書がこれで足りるのかどうか。私はもうちょっと図書館の蔵書を増やすべきかなと思うんですが、そのことを1点お伺いします。  2点目なんですが、読書の習慣づけ、教育長もよく言われますが、幼児、低学年ほど読書が大事だと言われています。私もこれ、そのとおりだと思っています。読書量は多いほど、読解力と言われますから知識のほうです、それとやはり読書と比例すると言われていますのでこのことを進めていただきたいと思うんですが、ここにある図書館の支出の領収書みたいなのを見ました。その中に、乳幼児だとか低学年に対する購入図書、ざっと見たんですが随分ありました。例えば『エルマーのぼうけん』というのは180冊、『あのときすきになったよ』150冊、『ともだち』120冊など、幼児なり低学年向けのを大変購入されていますけれども、それらあたりの活用なんかについてお知らせ願いたいと思います。多分、ブックスタートだとか新入児童の関係かなとも思うんですが。  そのことと、もう一つ、小学校には学級文庫、それから学童保育所にも8カ所、図書の文庫がつくられているというんですが、そういうものの活用の中身も教えてほしいなと思います。  以上です。お願いします。 90 ◯副委員長(松浦波雄君)  白戸図書館長。 91 ◯文化センター館長兼図書館長(白戸智明君)  図書の御質問でございますが、まず蔵書をもっと増やしたほうがということの御質問がありました。先ほど概要説明の中でもお話ししましたが、実績からいきまして20万5,750冊ということでございます。年間の予算は約1千万ほどつけていただいておりまして、5千冊から5,500冊ほど、年間、増えているような状況でもございます。また、除籍等もございますので、差し引きをしますと、その年によりますが、プラスマイナス1千とか、それぐらいの数字になるかと思います。  現在の図書館のほうの蔵書の容量といいますか、というのが、今、ほぼ21万冊が当初の部分でいきますと蔵書の予定ということでなってきております。過去の一般質問等でも関連した質問がございまして、将来的には図書館の増築等も視野に入れて進めていかなきゃならない部分もこれから出てくるかなと思います。ただ、今、申し上げた蔵書の分についての新規の毎年の増えている部分と、除籍等で本を整理するという部分が、ほぼ大体、これから毎年、増えた分、減った分がプラスマイナスゼロぐらいになるような感じで、今、考えておりますので、すぐという形ではございませんけれども、将来的には、蔵書を増やしていく中ではそういう部分をクリアしながら対応していくということがございますので、本としては、毎年、予算の1千万という部分で新しい本、利用者にとって必要な、楽しんでいただける本をたくさん購入したいなと考えております。  それから、読書の習慣づけということで、幼児、低学年等の本の関係につきまして、多く購入されているんではないかということでございます。図書の部分につきましては、子供たち、特に乳幼児、絵本等の関係につきましては、全体の購入から占める割合からしても、35%ぐらいから40%ぐらいでしょうか、ぐらいは児童向けの本を購入してということで、子供たちに少しでも読書の動機付けをつけるような形のものを図書館としても留意してやっております。  この本の使い道といいますか使途につきましては、重堂委員からもお話があったように、ブックスタート事業、これは10カ月健診、それから2歳児健診、それから昨年から実施しております新入学児童に対するリーディングスタートの事業にかかわる絵本のプレゼントという中に、これらの本を購入して子供たちに本をプレゼントさせていただいているということでございます。  関係者の方々、保健センターのほうとも連携してやっておりますし、また、ボランティアの方々とも協力していただいてやっている事業でございまして、利用者からも大変御好評いただいている事業でございます。そういう意味でも、今後も子供たち、児童生徒の皆さんたちに親しんでもらえる本をたくさん御用意して整備していきたいなというふうに考えているところでございます。  それと、団体です。文庫の団体貸し出し等の事業の関係で、図書館のほうの事業としまして、文庫事業ということで、学級文庫、移動文庫、それから小学校等、学童保育所等に関係しまして、文庫事業ということで定期的な貸し出しを行っております。こちらのほうの事業についても、文庫事業のほうの関係につきましては、関係団体のほうから大変好評をいただいておりまして、特に学校等に関しましては、学校の司書教諭、学校図書館の担当者とも、ぜひ継続して実施してきたいということでお話を受けております。そのようなことで、今後もこの文庫事業、小学校、また学童保育所等も含めて充実させていきたいなということで考えているところでございます。  以上でございます。 92 ◯副委員長(松浦波雄君)  重堂委員。 93 ◯委員(重堂 登君)  私も、ブックスタートだとか新入児童への本の提供、非常にいいなと思っています。今、生活の中で、貧困の家庭は子供たちに本を買ってあげれるだけのゆとりというか、そんなのがなかったり、または働き方で、パートだとか、残業だとか、子供に向き合うことがなかなか大変な部分もあります。そういう意味では、ぜひこれを継続して、今後、やっていただきたいと思っています。  私、終戦を迎えたとき小学校1年生なもんですから、ほとんど本には恵まれない生活でした。今は非常に本が豊富にあるんですが、その習慣がやはり欠けているんでないかということで、特に幼児なり低学年からの、音更のやっているこのことがやはり将来に役立つと思っておりますので、ぜひともここに力を入れていただきたいと思いまして、終わります。 94 ◯副委員長(松浦波雄君)  白戸図書館長。 95 ◯文化センター館長兼図書館長(白戸智明君)  図書の充実ということで、今、重堂委員から言われたように、将来の人づくりという意味からも、読書というのはかなり大事な部分ではないかなと考えております。特に幼児から読書週間を形成して、今の子供たちの活字離れとか読書離れというのを、少しでも本に親しめるような読書活動の推進というのを、今後とも図書館としても進めていきたい。また、図書館に足を運んでいただけるような事業の企画、そういうものも、今後、職員とも事業の中の計画を進めながら、さまざまな読書の情報等を利用者、町民の方々に図書館としての役割を果たしていきたいなと考えておりますので、よろしくお願いします。
    96 ◯副委員長(松浦波雄君)  ほかに。加藤委員。 97 ◯委員(加藤治夫君)  社会教育総務費の中に文化財保護費というものがありまして、いわゆる町の歴史文化財というか、史跡あたりをいろいろ案内板というかをするのは、私もこれは非常にすばらしいなと思って聞いているんですけれども、3年後、音更は120年を迎える中での、音更に最初に足を踏み入れた松浦武四郎が、いわゆる十勝川、音更川の合流点の東側のモッケナシというところに急遽、乙名シラリサのところに1泊したということが音更町史にあるんですけれども、あの近くにいわゆる越中渡しという史跡の案内板があるんですけれども、モッケナシそのもののコタンのところのそれはないように思うんですけれども、どうでしょうか。 98 ◯副委員長(松浦波雄君)  福地教育部長。 99 ◯教育部長(福地 隆君)  今、お話がありました松浦武四郎が音更に、昔、来られたときの記念碑という、史跡の標柱ということかと思いますけれども、実はこの間の土曜日にも松浦武四郎が音更に来たということを記念しての講演会というのを、教育委員会の主催で、郷土史研究会の協力もいただきながら実施をしたところでありまして、その際、北大の谷本准教授にも来ていただきながらその辺の解説をしていただいたという経緯がございます。  松浦武四郎、北海道に6回来ておりまして、そのうち3回十勝に入っている。そして、その6回のうちの最後の6回目のときに音更町に入っておりまして、その際、十勝川と音更川の合流地点の音更川の東側に泊まったと、シラリサというアイヌの家に泊まったということで、そのときに詠んだ歌があるということでございまして、これにつきましては、先ほど私のほうで説明をさせていただきました文化財保護費の中に、28年度、史跡標柱と案内板を新たに1カ所設置したと。  これが設置したものでございまして、27年度に文化財保護審議会のほうにかけさせていただきまして、同意をいただいたといいますか、よろしいだろうというようなお墨付をいただいたものを28年度に設置をしたというような経過でございまして、57番目の史跡ということで、場所もサッカー場の角なんですけれども、コートの角で、パークゴルフ場の受付のもとの管理小屋とサッカー場のちょうど北側の角のところの、わりと見やすい、駐車場からすぐ見えるところに標柱と案内板のほうを設置させていただいております。  今後、これにつきましては、まだマップのほうにも載っていないという状況がありますので、マップの残がまだありますので、この辺、ある程度、消化して、平成30年度には新しいマップをつくって皆さんに紹介をしたいなというふうに考えておりますし、今年6月と、もう既に実施しているのと、10月で史跡めぐりツアーということで町民の皆さんを御案内をしていろいろな史跡の跡を回っているんですけれども、こういったところでも中に織りまぜながら紹介をさせていただきたいというようなことで考えてございます。  以上です。 100 ◯副委員長(松浦波雄君)  加藤委員。 101 ◯委員(加藤治夫君)  昔、鈴蘭公園は帯広が管理していたんで、そこで帯広の何年目かの記念にあそこに松浦武四郎の歌碑を建てて、私たち、鈴蘭公園のこの丘から松浦武四郎が眺めたのかなと思っていたら、いわゆる下士幌のあの丘だったらしいです。これはもう帯広さんが先に鈴蘭公園に歌碑を建てて、今さら音更があの場所に歌碑を建てろとは言いませんけれども、なるべくそういう、最初に音更に足を踏み入れた倭人、松浦武四郎のそれを案内していただいたということはほんとうにすばらしいことだと思っています。私も見に行ってきます。 102 ◯副委員長(松浦波雄君)  ほかに。上野委員。 103 ◯委員(上野美幸さん)  すみません、先ほどの学習支援員のことについてちょっとお伺いいたします。私の認識の中での確認ということでお聞きしたいんですが、支援員の配置ということで、先ほど音更小学校30人に対して3名、柳町72名に対して6名ということで、これは大体、支援の度合いの割合というものがあると思うんですが、これを見ていると、大体10人ぐらいに1人の支援員をつけているというふうに見させていただいております。  その中で、この支援員をつける目安ということで、私の知る限りの認識で、昨年度、御縁がありまして小学校のほうに訪問させていただいたときにお聞きしたんですが、やはり保護者の希望があり、そしてまた学校からの要望があり、そして町がそれを認識して相談を受けて、どうしてもつけなければいけないというときはWISCなり、もしくは第三者の判断を得て支援をつけているというふうに私のほうでは認識がありました。  あと、障がいを持っているという子供に対しては、それはきっとそこに通っている施設の人だったり保護者からの申し入れがあるということで、多分、町のほうでも配慮はしているとは思うんですが、今、近年、障がいを持っている子供だけではなく、困り感、例えば多動が多かったりとか、あと、クラスで学習ができないぐらい騒ぐような子がいるとか、そういう子供に対しての支援というのも、多分、学校だけの要望だけではなく保護者、学校、町、そして第三者の意見を聞きながらつけているという認識を私は持っていたのですが、そういう認識でよかったのか、お聞きしたいと思います。 104 ◯副委員長(松浦波雄君)  草浦学校教育課長。 105 ◯学校教育課長(草浦富美さん)  今、お話いただきました支援員の配置の目安ということでございますが、施設の職員の診断書とか、WISCの検査結果とかというのは、特別支援学級に在籍する児童の判定のために使用しておりまして、学習支援員につきましては、特別支援学級に在籍しているお子さんではなく、そういう学級に入るほどではなかったり、保護者のほうでその学級に入りたくないというような意向がある児童生徒で、その子が普通学級に在籍している中で、やはりどうしても担任の先生だけでは目が行き届かないというところから、配置をしているのが学習支援員ということになっております。  学習支援員を入れるに至っても、人数が多いのでなかなか全部を確認することはできないんですが、多い学校に関しては、校長先生なり、あるいは文書でその子の状態とかを出していただいたりするようなこともありますし、あと、保護者の方が直接お見えになることもありますし、学校と相談しながらこちらのほうに要望を伝えてこられる方もいらっしゃいまして、学習支援員の配置につきましても、学校からの判断を主として確認させてもらっていますが、その辺の保護者とかの意向につきましても、教育委員会では聞き取りながら配慮して配置させていただいております。  以上です。 106 ◯副委員長(松浦波雄君)  上野委員。 107 ◯委員(上野美幸さん)  わかりました。やはり支援が必要ということは、少し困り感が多い子供が多いということが、最近、すごく言われているということで、そのように町も配慮しながら学校とともにやっているという認識でよかったということですね。  それと、この予算についてなんですけれども、そういうことが年度内に起こったということであれば、随時、予算が先についているわけではなく、臨機応変に対応していくというような認識でよろしかったでしょうか。 108 ◯副委員長(松浦波雄君)  草浦学校教育課長。 109 ◯学校教育課長(草浦富美さん)  臨機応変というのも、予算があるものですからそこのところはなかなか難しいので、学校内の体制の中で配慮してもらっているというのが現状であります。 110 ◯副委員長(松浦波雄君)  上野委員。 111 ◯委員(上野美幸さん)  では、やはり一定の予算があって、その中で動いているという認識でよろしいんですか。わかりました。 112 ◯副委員長(松浦波雄君)  ほかにございませんか。    〔「ありません」の声多数〕 113 ◯副委員長(松浦波雄君)  質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。 休憩(午前11時44分) 114 ◯副委員長(松浦波雄君)  説明員入れ替えのため休憩します。 再開(午前11時45分) 115 ◯副委員長(松浦波雄君)  休憩前に引き続き、委員会を開きます。  第9款公債費を議題とします。  説明を求めます。渡辺企画財政部長。 116 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)  では、決算書の144ページ、145ページをお開きいただきたいと存じます。  9款公債費について御説明をいたします。  まず1目の元金につきましては、長期債の償還元金でございます。19億1,680万4,868円の支出済みとなっておりますが、前年度と比較して1億1,527万9,744円の増となっております。これにつきましては、北十勝消防事務組合の長期債承継等による増でございます。  なお、平成28年度末の町債の現在高は、前年度と比較しまして15億934万8千円増の208億8,487万3千円となっております。  次に、2目の利子につきましては、長期債の償還利子と一時借入金の利子、あわせまして2億1,236万1,613円の支出になっており、前年度と比較しまして1,948万4,454円の減でありますが、これにつきましては長期債の平均借り入れ利率の低下によるものでございます。  3目の公債諸費につきましては、長期債償還手数料として2万7,629円を支出したところでございます。  以上で公債費の説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 117 ◯副委員長(松浦波雄君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑ありませんか。坂本委員。 118 ◯委員(坂本夏樹君)  町債の借り入れについてなんですけれども、今、公債費の場面でありますけれども、公債費21億返しましたよと、それに伴って新たな借金が増えて、町債について200億は超えないというような発言を伺ったことがあるんですけれども、北十勝消防組合の承継分も入れると200を超えたんですけれども、これについては、これを抜けば200億を超えていないから特に問題ないというような認識なんでしょうか。 119 ◯副委員長(松浦波雄君)  渡辺企画財政部長。 120 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)  消防から承継されたものが9億程度ございます。ですから、ぎりぎり200億ではないんですけれども、200億にぎりぎり近づいているというのはそのとおりでございます。  以前、200億を超えない部分の議論があったのは承知していますけれども、町のそういった大型事業がついているということ、それから、今、国営の土地改良事業の償還金が始まったと。それから温泉の事業、サッカー場の整備、そういった大型事業が連続しておりますので、一定程度、こういったものが増嵩してくると。  そこで、概要のときに副町長からも御説明がありましたけれども、長期的には将来負担比率というものを考えながらやっていく必要があると。そういう中で、今の指標であるということは、借金が多いというのはやはり心配なことですけれども、今は健全財政の中で運用しているという認識でおりますので、しばらくは今の財政運営の考え方で進めたいという考えでございます。 121 ◯副委員長(松浦波雄君)  坂本委員。 122 ◯委員(坂本夏樹君)  そうしますと、28年度の町債の年末残高は、北十勝消防組合の承継分を含めて200億は超えましたけれども、それを200億以下にするために、基金を公債費に回して公債費を増やすという手だては必要ないという認識でよろしいですね。 123 ◯副委員長(松浦波雄君)  渡辺企画財政部長。 124 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)  そういう意味では、基金の中に減債基金というのがございますけれども、今の財政の中で、今、委員さんのおっしゃられたようなことは想定はしていないというところでございます。 125 ◯副委員長(松浦波雄君)  よろしいですか。  ほかに。    〔「なし」の声多数〕 126 ◯副委員長(松浦波雄君)  よろしいですか。  質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。  第10款諸支出金を議題とします。  説明を求めます。鈴木建設水道部長。 127 ◯建設水道部長(鈴木康之君)  それでは、10款の諸支出金について御説明させていただきます。決算書、同じページ144ページ、145ページ中段でございます。なお、別冊の決算参考資料の22ページにつきましても合わせて御参照願います。  1市4町2村で構成されます十勝中部広域水道企業団負担金及び出資金につきましては、企業団によります水源開発及び広域化対策に係る企業債償還に対する構成市町村持ち分でありまして、負担金が利息分、出資金が元金分となっているところでございます。  下水道事業負担金につきましては、下水道事業に対する基準内繰り出しのうち、雨水及び汚水の処理費用に対する負担でございます。  下水道事業補助金につきましては、下水道使用料などの収入や下水道事業に対する基準内繰り出しをもってもなお現金ベースで不足する経費につきまして町が補助を行ったところでございます。  下水道事業出資金につきましては、企業債償還に対する出資でございます。  以上、諸支出金の説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 128 ◯副委員長(松浦波雄君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。
     質疑はありませんか。よろしいですか。    〔「なし」の声多数〕 129 ◯副委員長(松浦波雄君)  質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。  第11款職員費を議題とします。  説明を求めます。岸本総務部長。 130 ◯総務部長(岸本 保君)  それでは、決算書、同じく144、145ページでございます。11款職員費について御説明いたします。科目別の内訳が146ページから149ページに、それから施策報告書の1ページには職員数を掲載しておりますので、合わせて御参照願います。  それでは、1項1目職員給与費でございますが、特別職3名、一般職250名、月額臨時職74名で、23億2,332万9,549円の支出済額でございます。また、一般職は再任用の短時間勤務職員6名を含んだ職員数となっております。昨年度につきましては、給与改定に伴う給料及び勤勉手当の引き上げほか3年ごとの退職手当組合清算納付金の増、月額臨時職員の増などによりまして、前年度対比9,489万6,600円の増となったところであります。  説明は以上でございます。御審査をよろしくお願いいたします。 131 ◯副委員長(松浦波雄君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑ありませんか。よろしいですか。    〔「なし」の声多数〕 132 ◯副委員長(松浦波雄君)  では、質疑がなければ本款に対する質疑を終わります。  第12款予備費を議題とします。  説明を求めます。渡辺企画財政部長。 133 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)  それでは、12款の予備費について御説明をいたします。このページの最下段でございます。  予備費につきましては予算の執行をしておりませんので、500万円の不用額となっているものでございます。  以上で説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 134 ◯副委員長(松浦波雄君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 135 ◯副委員長(松浦波雄君)  質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。  以上で一般会計歳出の質疑は終わりました。  以上で本日の日程は終了しました。  明日9月26日は午前9時30分から委員会を開きます。  本日はこれで散会します。  お疲れさまでした。 散会(午前11時59分) Copyright © Otofuke Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...