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平成17年度予算審査特別委員会(第4号) 本文 2005-03-17
平成17年度予算審査特別委員会(第4号) 名簿 2005-03-17

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  1. 音更町議会 2005-03-17
    平成17年度予算審査特別委員会(第4号) 本文 2005-03-17


    取得元: 音更町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                会 議 の 経 過 開議(午前9時30分) ◯委員長(高玉紀男君)  おはようございます。おかげをもちまして最終日を迎えることができました。今日1日よろしくお願いします。  ただいまの出席委員は23名で、定足数に達しております。  これから、本日の委員会を開会します。  これから、一般会計歳入を議題します。  説明を求めます。  中田企画部長。 2 ◯企画部長(中田道明君)  歳入について御説明いたします。  予算書の11ページでございます。  まず、1款徴税費1項町民税でございますが、個人町民税につきましては、現年度課税分で対前年当初予算対比2.7%の増と見込んだところでございます。ただ、16年度の決算見込額と比較いたしますと、2.4%のマイナスというようなことになってございます。  2目の法人税でございますけれども、現年度課税分で前年度対比4.2%の増としたところでございます。  次の固定資産税でございますが、固定資産税につきましては、今のところ土地及び家屋が順調な伸びが見られるというようなことから、前年対比5.1%の増といたしました。  なお、16年度の決算見込みとの比較におきましては、1.4%の伸びというようなことになってございます。  次の軽自動車税でございますけれども、軽自動車税につきましては、比較的順調な販売実績があるというようなことで、現年度課税分で対前年比8.1%の増と見込んだところでございます。  次に、12ページでございますけれども、市町村たばこ税でございますが、たばこ税につきましては前年同額。次の土地保有税につきましては1千円ということで、滞繰分を見てございます。  2款の入湯税でございますけれども、入湯税につきましても前年同額というような見込みを立ててございまして、若干の減となってございますけれども、そのような見込みを立てたところでございます。  次に、2款の地方譲与税でございますが、1目の所得譲与税につきましては、対前年比、伸び率だけで言いますと110%ということでございますが、この所得譲与税につきましては、平成16年度より国の三位一体の改革に伴う国庫補助金の削減によりまして、移譲財源として所得税の一部が交付される仕組みとなっているものでございます。17年度削減対象の補助金といたしましては、養護老人ホーム等保護費負担金、それから就学援助費の補助金、公営住宅家賃収入補助金、介護予防地域支え合い事業補助金、それから、母子保健衛生費補助金等でありまして、この対象額につきましては、本町で1億1,078万2千円というような額になってございます。昨年度既に税源移譲の対象となりました公立保育所の運営負担金、それから、児童手当事務委託金及び児童扶養手当事務委託金介護保険事務交付金が1億6,207万8千円でありまして、合計額では2億7,286万円の削減累計額となったところでございます。国の17年度の税源移譲額は1兆7,451億円とされておりまして、これを12年度の国調人口によって配分交付することになっておりまして、本町におきましては、12年度の国調人口3万9,201人に、一人当たり基準単価3,516円を乗じた1億3,783万円を所得譲与税として予算計上したところでございます。
     次の自動車重量譲与税及び、その下でございますけれども、地方道路譲与税につきましては、ともに市町村の道路延長及び面積で按分され交付されるものでございます。  次の13ページ、利子割交付金でございますけれども、利子割交付金につきましては、預貯金の利子に課税される5%の地方税分の5分の3を道税の徴収割合に応じて交付されるものでございます。  次の配当割交付金でございますけれども、平成16年度以降に支払われます一定の上場株式の配当について支払いを受ける額の5%に相当する額が徴収されるわけでございますけれども、この納入額から事務費を控除しました後の残りの68%を市町村の道税徴収割合に応じて交付されるものでございます。  次の株式等譲渡所得割交付金でございますけれども、これにつきましても平成16年1月1日以降に発生する源泉徴収口座内の株式等の譲渡による所得について支払いを受ける額の5%に相当する額が徴収され、前の配当割交付金と同等の考え方で交付されるものでございます。  6款の地方消費税交付金につきましては、道が収納しました地方消費税の2分の1の額を国勢調査の人口及び指定統計の従業員者数で按分して交付されるというような内容のものでございます。  7款ゴルフ場利用税交付金につきましては、これも道が収納した音更町所在のゴルフ場利用税額の70%が交付されるものでありますが、ちなみに町内で申し上げますと、一人当たり1回の税額は十勝川で880円、白樺で640円、帯広リバーサイドで400円というようなことになってございます。  次の自動車取得税交付金でございます。これにつきましては、やはり道が収納した自動車取得税から5%の徴収費を控除しました残額の70%が交付されるものでございまして、それぞれ交付される額の2分の1ずつを道路延長あるいは面積で按分するものでございます。  次の9款の地方特例交付金でございますが、平成11年度の税制改正によりまして、恒久的な減税に伴う地方税減収額の一部を補てんする財源として交付されるものでございます。  次に、14ページをお開きいただきたいと思います。地方交付税でございますが、骨格予算となっていることでございまして、47億4,900万円。対前年比13%の減と見込んだところでございますが、概要説明でも申し上げましたとおり、補正予算額の財源として留保している分を含めた総額は51億4千万円で5.9%の減となるものでございます。したがいまして、当初予算におきましては、普通交付税が44億7,900万円、特別交付税で2億7千万円としたものでございます。  次に、11款の交通安全対策特別交付金でございますけれども、これは交通反則金が配分されるというようなものでございます。  12款の農林業費分担金でございます。これにつきましては、基幹水利施設管理事業、土地改良区分担金でございます。  次に、14ページでございますけれども、民生費負担金でございます。これにつきましては、ごらんのとおりそれぞれの事業の実施に伴う負担金でございますけれども、特に3節の保育所運営保護者負担金につきましては、平均で3.77%の増の改定、それから、7節のへき地保育所運営保育費保護者負担金にありましては、平均で9.42%の増と。また、8節の学童保育所運営費保護者負担金につきましては、学童保育料1人1カ月2,800円から3千円というようなことで、増額改定をさせていただいてございます。  15ページの2目の建設費負担金でございますけれども、これにつきましては、幕別町と共同維持管理となっております。十勝中央大橋に係る費用の幕別負担分でございます。  次の教育費負担金につきましては、科目廃止でございます。  次に、13款の使用料及び手数料、まず、使用料でございますけれども、これにつきましては、1節の木野地域町民センターから17ページ、29節の行政財産使用料までの各施設等の使用料でございますけれども、24節野球場の使用料については新たに見込んだものでございます。  次に、17ページの手数料でございますけれども、手数料につきましては、1節の地積図等手数料から18ページの19節建築物許可申請手数料まで、ごらんのとおりの内容となっているところでございます。  14款の国庫支出金でございます。1項国庫負担金及び2項の国庫補助金並びに3項の委託金につきましては、それぞれの事務事業に伴う国庫支出金でございますけれども、先ほどの地方譲与税の中でも御説明申し上げましたとおり、それぞれ国の補助金が削減されているというような状況の中で、対前年比いずれもマイナスとなっているような状況になってございます。  次に、20ページまで参りまして、15款の道支出金1項の道負担金でございますが、21ページの2項の道補助金、24ページ、3項の委託金につきましては、ごらんのとおりのそれぞれの事務事業に係る道支出金というようなことになってございます。  次に、24ページ、26ページでございますけれども、16款の財産収入1項財産運用収入でございます。  まず、1目の財産貸付収入、2目の利子及び配当金というような内容になっているところでございます。  2項の財産売払収入につきましては、1目不動産売払収入といたしまして、土地売払収入を5,972万8千円を見込んでおりますが、この内訳といたしましては、木野西通7丁目3番地、4番地、大通8丁目1番地、東通12丁目2番地、柳町南3番地、5番地、6番地等で2,726.40平方メートルを予定しているところでございます。  2目の物品売払収入につきましては、立木売払収入というようなことで予定をさせていただいてございます。  次の17款の指定寄附でございますけれども、指定寄附につきましては、科目存置というようなことでございます。  18款の繰入金でございます。繰入金につきましては、ここに書いてありますとおり、財政調整基金外5基金から繰り入れを見込んだところでございまして、一番最後の水道事業会計繰入金につきましては、16年度から退職手当組合の支払い窓口が一般会計に統一されたというようなことによります企業会計からの繰り入れというようなことになってございます。  次に、26ページでございますけれども、19款の繰越金につきましては、前年同額に、20款の諸収入、延滞金以下27ページ、28ページの雑入に至るまでは、ごらんのとおり措置といたしたところでございます。  29ページ、21款の町債でございますけれども、1目農林業債、2目の建設債でございますけれども、それぞれの事業に伴う起債というようなことになっております。  3目の臨時財政対策債でございますけれども、臨時財政対策債につきましては、地方交付税振り替え財源となるものでございますけれども、対前年比、決算見込みで対比いたしまして1億4,100万円、23.1%の減としたところでございます。4目の減税補てん債につきましては償還に伴う借換措置でございます。以下、企画債から諸支出債までにつきましては、科目廃止でございます。  以上のようなことで、一般会計歳入の合計を134億6,200万円と見込んだところでございまして、対前年比41億9,300万円、23.7%の減となったものでございます。骨格予算ということで、このようなことになってございますけれども、以上、非常に雑駁な説明で大変恐縮でございますけれども、御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 3 ◯委員長(高玉紀男君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑ありませんか。  佐藤英委員。 4 ◯委員(佐藤 英君)  不動産の売払収入についてお伺いをしたいと思うのですけれども、先ほどの説明の金額と売却予定の地域を聞きました。それで、財政健全化5か年計画の中に町有財産を、土地を売っていくと、年次的に計画的に売っていくということだったのですけれども、それはこの予算の額にオンされていくということでよろしいのでしょうか。 5 ◯委員長(高玉紀男君)  赤間総務部長。 6 ◯総務部長(赤間義章君)  健全化計画の中では、4,500万円という形で、毎年5年間ということで上げさせていただいております。それに対応する部分が、この額自体は5,900万円でありますけれども、健全化計画との整合性の関係でいきますと、基金会計との絡みの部分を除いて、純然として売却する部分については4,700万円ということで、これに見合った、健全化計画と整合性のとれた形の予算を計上させていただいております。 7 ◯委員長(高玉紀男君)  佐藤委員。 8 ◯委員(佐藤 英君)  しからば、4,700万円、4,500万円、売却先の予定というか、当てというか、そういったものはどこら辺を想定されておられるのでしょうか。 9 ◯委員長(高玉紀男君)  赤間総務部長。 10 ◯総務部長(赤間義章君)  一般宅地につきましては、公募の形があるわけですけれども、隣接地の絡みの部分につきましては、例えば道路工事の絡みで、それに附随する用地の売却等も出てきますけれども、それについては、相手方ともある程度話をさせていただいているものも中にございます。どちらかということはまだ申し上げられませんけれども、中にはそういうものもあるということで御理解をいただきたいと思います。 11 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに。塩田委員。 12 ◯委員(塩田潤一君)  今、土地の売却の問題が出たわけでございますが、たまたま私の近所に、大通8丁目1番地だったですか、今挙がった部分がございますが、この土地については、中央通の拡幅のときに代替地としてかなり欲しがっていた方がいたわけです。ところが、何らかの理由かわかりませんが、そこを代替地として提供しなかったということで、非常に当時の補償対象の方々が不満を言っていたという経過がございますが、売らなかった理由というのは、当時わかりますか、お聞きしたいと思います。  もしあれでしたら総括でもいいですよ。 13 ◯委員長(高玉紀男君)  それでは、総括の方に回していただきます。  そのほか。竹中委員。 14 ◯委員(竹中政則君)  今、三位一体の改革ということで、補助金、交付金の削減、そして、税源移譲いうことで、一体化とは言われているのですが、音更町にとったら差し引きどうなっているのかお知らせをいただきたいと思います。 15 ◯委員長(高玉紀男君)  西川財政課長。 16 ◯財政課長(西川友則君)  三位一体の改革に伴う本町の影響額というようなことだと思います。その中の所得譲与税、これにつきましては、国庫補助金を削減いたしまして、それを所得税から所得譲与税というような形をとると。将来的には所得税から地方税にうつすというような考え方になっております。  それで、まず16年度に削減された、これは16年から本格的に実施されております。16年度に補助金が削減された金額は1億6,207万8千円でございます。これに伴う所得譲与税で措置された分につきましては6,562万2千円。それで、本年度、平成17年度削減メニュー、この削減額が1億1,078万2千円でございます。それに伴う所得譲与税は1億3,783万円。したがいまして、削減額、16年と17年の合計額は2億7,286万円。これに伴う所得譲与税が1億3,503万円。大変失礼いたしました。補助金の削減額と所得譲与税の合計額を差し引いたものが1億3,503万円でございます。  したがいまして、1億3,503万円が補助金削減額から比較しますと少ないわけでございます。これにつきましては、地方交付税で措置をされるという形になっております。  以上でございます。 17 ◯委員長(高玉紀男君)  竹中委員。 18 ◯委員(竹中政則君)  そうしますと、最終的にこの1億3,503万円、これが地方交付税で補てんされれば町としては影響ないという見方でよろしいのでしょうか、交付税は別としても。その辺、再度伺います。 19 ◯委員長(高玉紀男君)  中田企画部長。 20 ◯企画部長(中田道明君)  今のところこの不足分については、先ほど課長が申し上げましたとおり、普通交付税の中で措置するというような考え方でございますので、その部分からいえば影響はないというような見方をしているところでございます。  ちょっと説明不足だったかと思いますけれども、国の方では今、税源移譲にかかわりまして、普通交付税で措置するというものにつきましても、17年度、18年度は、今のところその額を確保しますよと、こういうふうな話になっているわけでございますけれども、19年度以降は明確には全然なってございません。  ですから、私どもといたしましては、17年度、18年度、措置をするというような内容の中で大丈夫でないかというような見方をしているというようなことでございます。 21 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに。真田委員。 22 ◯委員(真田健男君)  今の説明、私も十分のみ込めないのですよね。三位一体改革の影響がどのように出ているのかということであれば、当然、地方交付税も入ってこなければいけないと思うのですね。地方交付税の何がしはまた別にあるとしても、地方交付税を減らすことと補助金を減らすこと、それがどれぐらい減ったのか、それに対して税源移譲という名目でどれだけふえたのか、その差し引きはどうなっているのか、譲与税だとかいろいろ、名称の問題は別して、金額の問題でどれだけの影響があったのかというところをもう少しわかるように説明をいただきたいと思うのです。 23 ◯委員長(高玉紀男君)  西川財政課長。 24 ◯財政課長(西川友則君)  先ほど私、所得譲与税、補助金の削減と、それから、国から譲与される金額の差額を1億3,503万円とそういうふうに申し上げました。この金額が果たして町村にとってどのような影響を及ぼすのかというようなことでございます。これは、先ほど私申し上げましたとおり、地方交付税で措置されるわけでございます。地方交付税の措置の具体的な内容につきましては、国の方は交付税上の密度補正あるいは単位費用、これに相応の金額を盛り込むということになっております。  したがいまして、この時点で交付税にこの分が幾ら入るかというような御質問でございますけれども、これは8月の算定、国の補正係数等が明確にならなければ、その増加額についてはこの場ではお話しできないというようなことでございます。  ただ、国の方の考え方は、補助金削減イコール税源移譲、地方に負担をかけないということは言っておりますので、ただ、いかんせん地方交付税というのは全国ベースのお話でございますので、それぞれの市町村によっての、先ほど私が言った密度補正、通常の影響額がどのぐらい交付税で措置されるかというのは、市町村ごとによっては違うと思います。したがいまして、8月の算定を待って、その数字が明確になるということでございます。  以上でございます。 25 ◯委員長(高玉紀男君)  真田委員。 26 ◯委員(真田健男君)  国の正式発表は8月なり年度末になりますけれども、それを見込んだ上で予算化しているわけでしょう。どのように予算化したのか、その内訳、交付税がどれだけ減って、そして補助金や負担金がどれだけ減ることが予想されて、それに対して所得譲与税から交付金からいろいろな名目あると思いますが、新たに町として多く受け取る分はどれぐらいなのかと、この関係をわかるように説明いただきたいのです。それは年度をまたがる問題もあるでしょうけれども、交付税とした場合、昨年度は例えば60億円交付させてたのだ。しかし今年は54億円で見ているから、6億円減るわけでしょう。そういう計算はできないということなのですか。再度お願いします。 27 ◯委員長(高玉紀男君)  西川財政課長。 28 ◯財政課長(西川友則君)  普通交付税を具体的にどのように算定したかというようなことだと思います。普通交付税の算定につきましては、まず、平成17年度の試算内容の10月の基礎数値につきましては、各種補正係数を16年度に固定したということは、先ほど申し上げましたとおり、補正係数というのは国から示されておりません。したがいまして、ここの部分については、予算に穴をあけるだとかいろいろな問題もございますので、この分については見ていないと。  ただし、国は2月に単位費用、町民一人当たり、あるいは面積、平米当たりの単位費用が出てきております。この数字は変わることはございません。この数値に、事前にわかっている人口あるいは面積、あるいは小中学校の学級数、5月1日現在の学級数とか見込みますので、そういった数値を掛け合わせて、そして交付税を見ていくということでございます。  したがいまして、先ほどの所得譲与税の補正分につきましては、現段階では見るということは非常にリスクがあるといいますか、危険がございます。そういったことからしまして、先ほど私が申し上げましたとおり、補正係数については固定をしているというような試算をしているところでございます。  理論的には、先ほど言ったように、交付税の総額16兆9千億円ですか、この中に当然それはかウントされるであろうと。しかし、具体的に1億3,500万円がどのような形になっているのかということは、予算を見る段階ではなかなか難しいというようなことでございますので、御理解をいただきたいと思います。 29 ◯委員長(高玉紀男君)  真田委員。 30 ◯委員(真田健男君)  今の説明で御理解できる人がどの程度いるのかなと。差額幾ら、影響額。17年度予算でどういう影響が出ているかということですから、それはわかるように説明をいただきたいと思うわけです。仕組みはこうなっています。その不足分は交付税で措置されますという考えですけれども、そのこと自体、本当にそうなるかということを皆さん方が一番心配されているのではないですか、それで今の財政危機があるというふうにとらえられているのではないですか。歳入不足になって。法律や規則どおりに運営されているならば問題ないわけでしょう。  何度も言うように、音更が行政をやる上で、これだけは全国共通的に認められたものとして需要額がありますよと。しかし、実際に入るものとの差が交付税という形で措置されるという仕組みになっているわけでしょう。ところがそれが減額されてきているから問題になっているのではないですか。だから17年度予算の上で、その影響がどんなふうにあらわれているのか、本来これだけ入ってくるはずなのに、これぐらいは不足するだろうという見通しは、補正係数云々まで言及しなくても、見通しは立てられているのではないですか。そこの数字を今、当然それは予測でしかないと思うのです、予算ですから。その予測をというか、その構造をわかるように説明をいただきたいということです。 休憩(午前10時10分)
    31 ◯委員長(高玉紀男君)  答弁調整のため若干休憩をとります。 再開(午前10時26分) 32 ◯委員長(高玉紀男君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  今、真田委員の件に対して答弁をお願いします。  中田企画部長。 33 ◯企画部長(中田道明君)  影響額等につきましては、先ほど財政課長が申し上げましたとおり、削減額、それから所得譲与税のされた額を差し引きしますと、先ほど申しましたとおり1億3,503万円というような町税の影響額がマイナスといいますか、今のところ譲与税を引くとそういう格好になりますというようなことでございますけれども、先ほども申し上げましたとおり、この部分につきましては、今の段階の中では、国でも普通交付税等で措置するというようなことになっているところでございまして、私どもの方といたしましては、今の残額分といいますか、足りない分は国の方で措置されるものというような考えの中で進めさせていただいているというのが実態でございますので、御理解のほどお願い申し上げます。 34 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに。山本委員。 35 ◯委員(山本忠淑君)  わかりやすいことなのですけれども、特別交付税2億7千万円見ておいでになります。それで、今回の交付税についても報道されておりますけれども、私は気になる文言がありましたが、府県で自治体の合併が相当事例進んでおりまして、北海道はそういう状況にないということから、交付税の枠、北海道は非常に厳しいものがあるだろうというふうに、災害の影響もあるわけですけれども、それらを念頭に置いた交付税の予算措置、特別交付税、それから地方交付税含めて、普通交付税含めての予算の計上なのかどうか。全くまだそのことは、合併に至らなかった自治体として、そのことを試算の中に考えておく必要がないという考え方でおられるのか、この辺の見解だけお伺いしておきたい。 36 ◯委員長(高玉紀男君)  答弁を求めます。  西川財政課長。 37 ◯財政課長(西川友則君)  特別交付税2億7千万円、対前年と同じ金額の御質問だと思います。  この2億7千万円は、平成16年度の当初予算と同じ金額を見ております。先般の除雪の補正予算の財源として部長が御説明いたしました。特別交付税というのは、一定程度、災害等、普通交付税で対応できない部分を特別交付税で見るというようなことでございます。  今回の地方財政計画の交付税の伸びというのは、16年対17年は0.1ポイントのプラスでございます。16年度の2億7千万円の根拠というのは、15年から16年、このときの地財計画は、たしか6.5%の減というようなことでございました。  そこで、本町といたしましては、15年と比較した16年の予算は、それを超える約10%の予算を見たと、それが2億7千万円でございます。ちなみに15年度の特別交付税の決定額は2億9,800万円だったと思います。そういうような見方をいたしまして、17年度は当然、先ほど私が言った地方財政計画の交付税の総額が減らないということでございますので、同額を見込んだというようなことでございます。  ただ、合併等によって特別交付税の金額が減る減らない、これにつきましては今のところ全く予想できませんので、あくまでも地財計画の伸びで特別交付税も見たということでございます。  以上でございます。 38 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに。小針委員。 39 ◯委員(小針 豊君)  1点確認させてください。  国庫補助金の中の教育費の国庫補助金の部分です。この中で、就学援助費の補助金のことなのですけれども、どう見ても前年の予算対比にしても大幅にダウンしておりますし、15年の決算から見ても非常に金額が数字的に小さ過ぎ、この分は、もしかしたら国の基準とか、そういう部分で大きく動いたのかなという私の推測なのですけれども、そこら辺を確認させてください。 40 ◯委員長(高玉紀男君)  笹本教育部長。 41 ◯教育部長(笹本悦夫君)  最初に、助役の予算の概要説明の中でも申し上げてございますが、その中で、就学援助費につきましては6万円の計上ということでありまして、本年度、17年度から改正になりまして、生活保護対象者のみ補助金、残りは所得譲与税振り替え財源がそちらに振り替えられると、要するに税対策になるということで、ここで前年よりも大幅に減ったという状況でございます。 42 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに。山川委員。 43 ◯委員(山川秀正君)  まず1点目は、地方消費税交付金なのですけれども、前年対比700万円の減という予算を組んでいるのですけれども、そういった部分で、例えば町税等については若干税収になるのではないか、2.4%という計画なのですけれども、総売上が上がっている状況の中で、消費税の部分は私はそんなに影響額がないのかなというふうに見ていたのですけれども、そこがマイナス700万円というふうに組んである点をまず説明をしていただきたいと思います。  それと関連しまして、来年度以降、消費税の課税最低限が1千万円に下がる。そういう状況下でどういう変化があらわれるのか、その点を掌握していたらその点についしてもお願いをしたいと思います。  それから、2点目なのですけれども、保育所関係の保護者負担金、学童保育所まで、それから、へき地保育所含めて約1千万円近い、町民の皆さんに負担をお願いするということなのですけれども、その考え方といいますか、少子化時代の子育て支援という、そういう大きな目標等々から考えたときに、ここはやっぱりふやすというふうに私は考えるのですけれども、そういった点で、そこの負担金を上げるに至った経過の部分を是非お聞かせ願いたいと。  それで、当然子供が減っている状況ですから、保育料保護者負担金の総額を確保しようと思ったら、当然毎年のように上げていかないと追いつかないのかなというふうに思うのですけれども、そういう性質の問題ではないというふうに考えますので、その点についてお願いをしたいと思います。  それから3点目は、繰越金の関係なのですけれども、予算には毎年100万円という形でしか繰越金組んでないのかなというふうに思うのですけれども、実際問題として、この時点でといいますか、3月ももうすぐ20日ですから、そういった時点で、16年度の繰越金の部分がどんなふうになるのか、おおよその状況をつかまえていたらお知らせ願いたい。特に、昨日の除雪費の補正の内容等を見ても、従来は繰越金で対応という形がとられたのですけれども、繰越金が底をついて、結果的には、昨日の場合は地方消費税の交付金等々の対応で、前段の5千万円の対応についても、地方交付税の対応等々ということで、そういった点でいうと、16年度の全体の繰り越し状況がどんなふうになるのかという部分がありましたら、それについてもお願いをしたいと思います。  それから最後ですけれども、延滞金の100万円、予算が組んでございますけれども、当然、延滞金というふうに予算を組んであるということは、町税から初めとする前年度の滞納分といいますか、そこが影響額になって出てくるのだというふうに思うのですけれども、そういう部分で、現年度分でなくて、滞納繰越部分の歳入として見ている部分というのは全体でいえば、ざっと計算しますと3,700万円ぐらいかなと思って見ていたのですけれども、その滞納繰越で収入に見てある部分と、その延滞金との部分での整合性というのはどのようにとられているのか、この点についてもお願いをしたいと思います。  以上、4点お願いします。 44 ◯委員長(高玉紀男君)  西川財政課長。 45 ◯財政課長(西川友則君)  地方消費税交付金、対前年比700万円減で予算を見ております。この地方消費税交付金につきまして、先ほど消費税の1%相当額が地方の団体に配分されるということでございます。この金額につきましては、決算見込み比、決算見込みを3億7,600万円と見ております。それで、この3億7,600万円に対して、17年度がどのような数字になるかというようなことでございまして、交付金等につきましては、基本的には、国の地方財政計画の伸び率、これを一定程度使わせていただいております。地財計画の伸びは、対前年比、決算見込み比で7.8%というような数字が出ております。したがいまして、今回3億4,800万円、この収入を見込んだところでございます。  以上でございます。 46 ◯委員長(高玉紀男君)  山川民生部長。 47 ◯民生部長(山川光雄君)  2点目の保育料の関係につきまして御回答申し上げたいと思います。  保育料につきましては、委員さんがおっしゃいますように、保育所運営の中で、子育て支援というのは大きな役割を果たしているところでございます。今回、保育料の改定をさせていただき、今回といいましても、できるだけ改定幅を少なくするというようなことで、毎年させていただいていくというようなことでございます。財政健全化5か年計画の中で申し上げさせていただいておりますけれども、国の徴収基準が現在約70%ぐらいというようなことで、それを5年間で85%にさせていただきたいというようなことで、そのような計画を立てさせていただいております。  保育料につきましては、常設保育園につきまして、へき地保育所もそうでございますが、所得に応じた保育料というような保育になってございまして、低所得者の方につきましてもそのようなことで、配慮した保育料というようなことで設定させていただいております。  また、管内の保育料等も参考にしながら検討させていただいて、金額を決めさせていただいているというふうな状況にございます。  そのようなことで、現在の子育ての環境を充実させるために、延長保育でありますとか障害児保育など、サービスの向上を図っているところでございます。そのような中で上げさせていただくというようなことでございますので、御理解をいただきたいというふうに思っているところでございます。  それから、へき地保育所につきましては、保育所の運営形態を数年前から通年保育というような形にさせていただいておりまして、これも常設保育園の保育料に準じて、改定にあわせまして保育料の改定させていただいているというようなことでございます。  また、学童保育所の保育料につきましても、今回200円上げさせていただきましたけれども、学童保育所につきましても管内の保育料なども参考にさせていただきながら、また、学童保育所の充実させていただくというようなことで、閉所時間の延長というようなこともさせていただきながら運営させていただきたいと、そのような中で御負担をお願いしたいというふうに考えているところでございます。  以上です。 48 ◯委員長(高玉紀男君)  赤間総務部長。 49 ◯総務部長(赤間義章君)  延滞金の関係でございます。延滞金につきましては、16年度の決算見込み状況を見ますと700万円程度になるだろうというふうに考えております。大口の滞納の部分が大きなウエートを占めるわけですけれども、本税に限らず延滞されている方については当然延滞金を納めていただくという考え方のもとに、こういった額に16年度達しようとする状況にあります。  そういう考え方のもとで、17年度におきましても50万円という従来の金額では足りないだろうと、確かにお話のありました滞納額の本税そのものを計算してどうなのかと言われますと、きちっと計算そのものを掛けて上げた予算でございません。大ざっぱな押さえ方でありますけれども、いずれにいたしましても、滞納額、予算計上した額を上回るような収納に努めたいという考え方のもとで仕事を進めておりますので、16年度の決算見込みと比較いたしましても100万円はいけるだろうという考え方のもとで計上させていただきましたので、御理解をいただきたいと思います。 50 ◯委員長(高玉紀男君)  中田企画部長。 51 ◯企画部長(中田道明君)  繰越金の関連でございます。16年度見込みでどのようになるのかというような御質疑でございました。私どもの希望的な観測から申し上げれば、例年どおり繰り越せればというような考えを持っておりますが、現在まだ執行中というようなことでございます。今後、執行残がどの程度になっていくのか、あるいは今非常にインフルエンザ等の発生で、風邪などもはやっているような状況の中でございます。医療費の関連でどうなっていくのかというような、非常に見通しのつかない部分がございまして、どのぐらい繰り越せるのだというような額を明確に申し上げるというようなことには至らないわけでございますけれども、いずれにいたしましても、今後の執行状況を見ながらというようなことになるわけでございますけれども、なるべく節減をしてもらうというような観点の中で、私どもとしては例年程度繰り越せればなというふうに考えてございますので、御理解をいただきたいというふうに存じます。 52 ◯委員長(高玉紀男君)  山川委員。 53 ◯委員(山川秀正君)  2点だけお聞きをしたいと思います。  消費税の部分、予算の計上の中身はわかりましたけれども、来年度の制度変更の部分での影響額等々という部分が答えがなかったので、もし掌握していましたらお願いをしたいと思います。  それから、保育所の運営負担金なのですけれども、考え方としてはわかりましたけれども、ただ、私も先ほどの質問でも言いましたとおり、子育て支援というそういう視点からして、ここを手厚くという、そういう部分でのお考え方といいますか、そこをどのようにお持ちかという部分と。  先ほども説明の中で、当然、負担の部分では、値上げの部分もあるけれども、時間延長等による影響額もここに出ているのだということなのですけれども、そういった点で、学童とか保育所の部分の時間延長、そういった延長保育の部分での保護者負担の部分での影響額というのはどの程度になりそうなのか、その点についてだけお願いをしたいと思います。  以上、2点お願いします。 54 ◯委員長(高玉紀男君)  西川財政課長。 55 ◯財政課長(西川友則君)  消費税の簡易課税の1千万円下がったと、この分の金額も当然その中に入っているであろうというような御質問だろうと思います。  これにつきましては、当然、地方財政計画上は、そういう制度改正も含めた中での金額をもとにして前年度の削減額を見ているというふうに私ども判断しておりますので、このような予算措置をさせていただいたということでございます。 56 ◯委員長(高玉紀男君)  山川民生部長。 57 ◯民生部長(山川光雄君)  子育て支援の中で、保育料の考え方というようなことでございますけれども、このようなことで、保育料の負担がどの程度なのかというようなことになろうかと思いますけれども、うちの保育料はそんなに高い方でないのかなと、管内でも11番目ぐらいと、調査をしましたところ11番目ぐらいということでございまして、まだ高いところもある。また低いところもある。そのようなことでございます。本町の保育の中である程度の負担はお願いしなければならないのかなとそのようなことで考えております。  延長保育につきましても11時間、7時半から6時半というようなことでございましてこの11時間までにつきましては、特に延長料金を取らないというような対応をさせていただいてそのような中で現在取らせていただく範囲の中で進めさせていただきたいなとこんなふうに思っております。  それから、延長保育の影響額というようなお話でしたけれども、これは歳出の方の金額ということでございましょうか。歳入でありますか。延長保育につきましては、先ほど申し上げたように取っておりませんので、そのようなことで。 58 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに。塩田委員。 59 ◯委員(塩田潤一君)  公営住宅の関係で2点ほどお尋ねをしたい。  多分、収入の関係でございましょうから、多額の滞納者がいるのではないかと思うのですね。それで、その人たちに対するいろいろな措置関係をまずお尋ねしたい。1点。  それから、駐車場の関係、一昨年からだったでしょうか、スタートしておりますけれども、スタート当初から何人かが支払いをしたくないというようなお話があったのですが、その後どのような状況になっているか、この2点お尋ねしたい。 60 ◯委員長(高玉紀男君)  安藤建設水道部長。 61 ◯建設水道部長(安藤正和君)  まず、滞納者に対します公営住宅料の督促、催告書、その辺について御説明をまず…。  まず、公営住宅の方では、条例の第41条になりますが、支払いの督促状でありますが、まず、翌月の20日までに支払いがない場合には督促状を提出しております。16年度の件数で申しますと848件が1カ月前に入っていなかったというような状況です。その督促の後に、3カ月以上滞納した場合には、催告書を出させていただいております。この催告書は、16年度の3月8日現在では62通出させていただいております。その後、催告書の発送後納入または連絡のない方に対しましては、納入規定額の催告をさせていただいて、それが25件あります。それから、その後につきましては、更に来ない方に対しましては、内容証明書を出させいただいております。16年では3件出させていただきました。その後、滞納が3カ月以上になりますと、本来は明け渡しという基本があるのですが、うちの事務的にいきますと、およそ7カ月程度ぐらいになっておりますが、明け渡し予告を3件出させていただきました。そのうち、明け渡し請求を1件出させていただいたところ、明け渡し請求の方から全納されたと、このような流れになっております。 62 ◯委員長(高玉紀男君)  原口建築住宅課長。
    63 ◯建築住宅課長(原口誠通君)  駐車場の関係で御答弁申し上げます。  駐車場につきましては、今、委員さん言われたように、駐車場料金取り始めたときからそういう経過ありましたけれども、平成16年、この方につきましては、駐車場を借りているということでございます。こういう初めお話あったのですけれども、全員の方が借りているという形で進んでおります。 64 ◯委員長(高玉紀男君)  塩田委員。 65 ◯委員(塩田潤一君)  今、部長からの御説明で、大変適切な措置をしているなという感じもいたします。非常にこれは、過去、私も経験がございまして、非常に滞納があっていろいろと苦労した関係もございますけれども、やはり非常に待機者が200人ぐらいといいましょうか、200世帯ぐらいおられるわけでございますから、やはり悪質な人には是非きちっと対応して、退去していただくなり何らかの措置をして、できるだけ待機者を少しでも埋めていくという努力を今後もしていただきたいなと、そのように思います。要望で終わります。 66 ◯委員長(高玉紀男君)  要望意見として処理をいたします。  ほかに。坂本委員。 67 ◯委員(坂本武三君)  1点質問をいたします。  18ページ、手数料の関係で、ごみ処理手数料でございます。これは、昨年10月から手数料を取るようになりました。昨年新設されたものだと思いますが。本年度平年度ベースになります。昨年の予算はあくまでも新しい科目ですので、推計で立てられたと思います。今年は、昨年半年間の約2倍の手数料というふうになっております。それで、これを積算するに当たって、昨年10月からの推測した手数料との関係はどうなっているのか。そして、今年それを約2倍化したというのは、そういうことを踏まえてかと思いますので、その根拠を御説明していただきたいと。 68 ◯委員長(高玉紀男君)  山川民生部長。 69 ◯民生部長(山川光雄君)  ごみ手数料について御回答申し上げたいと思います。  この金額につきましては、1カ月約700万円の12カ月分というような計算で計上させていただいてございます。それで、これまでの販売の実績につきましては、それも参考にしまして、700万円というような数字を作ったわけでございますけれども、9月で申し上げますと、月約900万円、10月で1,100万円、11月で700万円、それから12月1千万円というようなことで、1月は500万円ちょっとぐらいということで、大体月平均700万円ぐらい入るのではないかというような計算を……。そのような月の平均的な金額を700万円と定めまして、12カ月を掛けたものでございます。このような根拠になってございます。 70 ◯委員長(高玉紀男君)  坂本委員。 71 ◯委員(坂本武三君)  根拠はわかりました。  それで、ごみの有料化を導入するに当たって、ごみの減量化ということが大きなねらいに、目的になっていたと思うのですね。そういう点で、今までの実績が、数字が出ましたけれども、月平均700万円という基準を設けたようですが、こういう目的からしましてどういうふうに判断されているのか、その点だけちょっとお伺いしたいと思います。  ですから、これから減るのかふえるのか、そこら辺の見通しみたいなものはどう立てておられるのかとこういうことです。 72 ◯委員長(高玉紀男君)  山川民生部長。 73 ◯民生部長(山川光雄君)  御答弁させていただきます。  減量化は進むだろうというふうに思ってございます。それで、実績を申し上げた方がよろしいのかと思いますので、ちょっと申し上げさせていただきますが、家庭系ごみでは、昨年の10月で、前年対比で約50%、11月で72%、12月も同じぐらいの前年対比になってございます。1月が83%、2月が80%ぐらいということで、そのようなことで、家庭系ごみの方は現状になってございます。 74 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに。    〔「なし」の声多数〕 75 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに質疑がなければ、一般会計歳入に対する質疑を終わりたいと思います。御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 76 ◯委員長(高玉紀男君)  異議なしと認めます。  したがって、一般会計歳入に対する質疑を終わります。 休憩(午前11時00分) 77 ◯委員長(高玉紀男君)  説明員入れ替えのため、暫時休憩をします。 再開(午前11時12分) 78 ◯委員長(高玉紀男君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、議案第2号平成17年度音更町国民健康保険事業勘定特別会計歳入歳出予算を議題とします。  説明を求めます。  山川民生部長。 79 ◯民生部長(山川光雄君)  予算書の92ページです。  平成17年度音更町国民健康保険事業勘定特別会計予算。  歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ41億4,200万円と定めるものでございます。  歳出から御説明させていただきます。  100ページになります。  1款総務費1目一般管理費につきましては、一般職5名分の人件費及び事務補助1名分、そのほか電算関係委託費、レセプト点検業務委託などの経費でございます。  次に、1目保険税収納率向上対策事業費、これにつきましては嘱託徴収員4名分の報酬、そのほか徴収に係ります車両関係費3台分、その他事務費でございます。  101ページに参りまして、運営協議会費、国保運営協議会の報酬、旅費等でございます。3回分計上させていただいてございます。  保険給付費、1目一般被保険者療養給付費につきましては、前年対比2億1,100万円ということで予算を計上させていただいております。一人当たりの医療費につきましては14.7%の増、被保険者につきましては2.8%の増というようなことを見込んで計上させていただいたところでございます。  そのほか、2目退職被保険者等療養給付費、3目一般被保険者療養費、4目退職被保険者等療養費、5目一般被保険者高額療養費、6目退職被保険者等高額療養費、更に、7目一般被保険者移送費、8目退職被保険者等移送費、9目審査支払手数料でございます。  次に、2款保険給付費1目出産育児一時金につきましては、90名を計上させていただいております。また、葬祭費につきましては200人の計上でございます。  3款老人保健拠出金、診療報酬支払基金へ支出するものでございまして、老人保健医療費拠出金と老人保健事務費拠出金でございます。  次に、4款介護給付納付費、これにつきましても診療報酬支払基金へ支出するものでございます。  5款共同事業拠出金、これは国保連合会に支払うものでございまして、高額医療費の拠出金、その他共同事業拠出金でございます。  103ページに参りまして、保険事業費、これにつきましては、主に医療費通知関係費でございまして、年2回の医療費の通知の予算を計上させていただいておりまして、前年の予算から減額になっているところでございます。前年までは7回、予算を組ませていただいておりますけれども、年2回ということで、6カ月まとめまして2回、医療費の通知をすることにいたしております。  7款積立金、科目存置でございます。  8款利子につきましては、一時借入金利子。  9款諸支出金、国庫支出金等還付金につきましては、税還付金及び還付加算金の予算計上でございます。  最後に、10款予備費につきましては、前年同額を計上させていただいたところでございます。  次に、歳入、97ページになります。  1款国民健康保険税1目一般被保険者国民健康保険税でありますが、1節の医療給付費分現年課税分につきましては、収納率94%を見させていただいてございます。被保険者の数は6,950世帯、1万4,700人を見込んでいるということでございます。2節の介護給付金分現年課税分につきましても、収納率を94%見させていただいてございまして、被保険者につきましては2,940世帯、4,350人を見ているところでございます。そのほか、滞納繰越分を入れさせていただいてございます。  2目退職被保険者等国民健康保険税、1節の医療給付費分の現年課税分につきましては、収納見込みを99%、被保険者の数を1,100世帯、1,800人と見ているところでございます。また、2節の滞納給付金分につきましては、収納見込みを99%、460世帯、620人を見ているところでございます。  次に、2款国庫支出金1目療養給付費等負担金、それから、2目の高額医療費共同事業負担金、これが国庫負担金の予算でございます。  次に、2款の国庫支出金2項国庫補助金でございますけれども、調整交付金、これにつきましては、普通調整交付金、それから、特別調整交付金を見ているところでございます。  3款療養給付費交付金、これにつきましては、社会保険診療報酬支払基金から退職者分の医療費として交付されるものでございます。  4款道支出金、道負担金でありますが、これにつきましては、高額医療費共同事業の道の負担金でざいます。  次に、4款の2項道補助金、国民健康保険財政健全化対策道補助金につきましては、道の福祉事業に対します補助金等でございます。  次に、5款共同事業交付金につきましては、高額医療共同事業に係ります国保連からの交付金でございます。  6款財産収入につきましては、利子及び配当金、基金利子でございます。  7款繰入金、一般会計繰入金、1節の保険基盤安定繰入金につきましては、保険税軽減分及び保険者支援分の繰り入れを予定しているところでございます。  また、2節のその他一般会計繰入金につきましては、職員給与費分、出産育児一時金分、それから、財政安定化支援事業、その他繰入金、その他繰入金の中には、財政健全化分として4千万円が含まさっているところでございます。  99ページに参りまして、諸収入1目延滞金、それから、8款諸収入、預金利子、歳計現金の利子でございます。同じく雑入100万円、前年同様にさせていただいております。  以上、簡単でございますけれども、説明とさせていただきます。 80 ◯委員長(高玉紀男君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑ありませんか。  山川委員。 81 ◯委員(山川秀正君)  それでは、質疑をさせていただきたいと思います。  まず、歳出の方ですけれども、1点目は、医療費通知関係費、以前から決算でも何回か物を言わせていただいたのですけれども、前年度7回から今年度2回にということで減らしたということなのですけれども、そういった形で減らすことができるのであればといいますか、なかなか医者に通院した後数カ月後、今年から年2回ですから、そういった部分からして、私どもが通知関係をいただいた部分で、どういうふうに活用するかというのがなかなか見えてこない施策でないかと私は思っているのですけれども、そういった点で、かえって廃止というような方法なんていうのはできるのかできないのか、医療関係通知をやめるということが、国との関係で可能なのかどうなのか。また、この事業の目的等について、まず1点お伺いをしたいと思います。  それから、それとあわせて、医療費がふえているという状況の中では、予防医療といいますか、そういった部分での施策の部分で、やっぱり一定配慮する必要があるのではないかというふうに私は思うのですけれども、そういった点が、例えば保健事業費等々の中で組めないのかどうなのか、この点について、もし組んであれば、それについてもお知らせをお願いしたいと思います。  それから、2点目の部分では、歳入の部分で、それぞれ国民健康保険税等々の負担、それから収納率等が触れられているのですけれども、そういう状況の中で、事業の廃業とか倒産等々いろいろな状況の中で、そして、長引く不況の中でという点で、毎度毎度申し上げているのですけれども、やはり減免制度、申請減免の制度をやはりきちっととることが収納率の向上にも私はつながるのではないかと。なかなか収入がなくて納められないけれども、滞納額だけ残っていくという状況が放置されているのではないかと、そこをきちっと、町民の側といいますか、納める側としても、そういった点でいえば、納められないという部分での心苦しさを持っているわけですから、そういった点できちっと対応すると、一件一件に、そういう形が私は望ましいのではないかというふうに思っています。そういった点で、減免制度、申請減免の制度をきちっと設けて、そういう取り扱いができないのか、そういった部分の考え方をお伺いしたいと思います。  それから、最後ですけれども、繰入金、一般会計繰入金で、保険基盤安定繰入金とその他会計繰入金ということで、それぞれ載っているのですけれども、帯広市あたりを見てみますと、一般会計から、こういったルール分だけではなくて、政策的に国保財政を支えるということでの一般財源からの繰り入れというのが行われているというふうに私は思っているのですけれども、そういった点が本町では行われるといいますか、行おうとする姿勢がおありなのかどうなのか、また、その点についてどのように考えているのかお伺いをしたいと思います。  以上、3点についてお願いします。 82 ◯委員長(高玉紀男君)  小野課長。 83 ◯住民保険課長(小野孝一君)  それでは、1点目の医療費の通知の関係でございますが、昨年度もお話がありまして、この部分で、特別調整交付金の関係で、6回以上通知をしなさいというようなことであります。  この目的というのは、ある程度こういうふうな個人個人の医療費を知らしめて、医療費の抑制を図ろうというところが一番、最大の目的でございます。その中で、去年のお話から、私ども検討いたしまして2回にさせていただいたということは、まず、半年の部分、1月から6月の部分を1回、その部分にかかわった、6カ月分のかかった部分の医療費を報告、通知をする。後半年部分、7月から12月まで分でというようなことで、全医療費にかかる部分を2回に絞って通知をする。今までは7回だったのですけれども、月々7カ月までということで、その後の5カ月分は、通知の部分ではなかったのですけれども、一応そういうことから、医療費にかかった部分については全員について通知をさせていただく。2回で通知をするというようなことで、通知の部分については、そういうことで削減を図ったというようなことでございます。  それに伴って、特別調整交付金等の歳入の部分と、図った場合に、歳入と歳出の部分で比較したときにどっちがメリットがあるのかどうかということもありまして、今まで、特調でいけば100万円程度の歳入が、特調部分でその分あったのだけれども、それよりも通知費がかかっていたというようなことから2回にした部分もございます。  廃止はできないのかというようなことでございますけれども、先ほども申しましたように、やはり医療費の抑制をまず考えるということから、やはり個人個人で半年の部分で、医療費がここまでかかっているのだよという意識を高めて、何とか医療費の抑制に向けたいというふうな考えでございます。  それから、国の関係で廃止ができないかということもありますけれども、これについては、国の指導として、6回以上しなさいというのが基本線でございます。これについては、廃止は無理かなというふうに考えてございます。
     それから、予防医療というようなことで、やはり国保事業の中で一番圧迫している部分は医療費というようなことでございます。私どももやはりこの医療費の抑制を一番考えていかなければならない部分ではないのかなということでございます。  一応、保健事業として237万2千円というようなことで、17年度については計上させていただいておりますが、健康カレッジですとか健康の関係につきまして、保健センターの方で、医療費の抑制というようなことで、健康管理というか、そういう部分の教育だとか、そういう部分で図っているところでもございます。  それから、4点目の繰入金の関係ですが、繰り入れの関係で、国保の部分で、一般財源として計上されているのかどうかというようなことでございますけれども、財政健全化分といたしまして、赤字補てんというようなことで4千万円を計上させていただいております。15年度におきましては2,500万円というようなことでしたが、昨年度から、16年度で4千万円というようなことで、増額をしていただいているところでございます。そのようなことで、繰入金については、そのようなことで一般財源の方から繰り入れをしていただいているところでもございます。  一般的にルール分というようなことで、ルール分以外というようなことはいつも論議される部分ですけれども、その部分でいきますと、補助対象外経費といたしまして3,298万円、その部分と財政健全化、今言いました赤字補てんというようなことの4千万円、合わせまして7,298万円、この部分がルール外というようなことでございます。  以上でございます。 84 ◯委員長(高玉紀男君)  赤間総務部長。 85 ◯総務部長(赤間義章君)  保険税の減免の関係、お答えさせていただきます。  16年度から減免の対象範囲を拡大させていただいております。こういう経済状況の中ですから、失業等によりまして極端に生活が厳しくなった方、こういった方も減免の対象にするということで、条例を改正させていただいて適用しております。  現在のその状況でございますけれども、いわゆる失業等によりまして大幅に収入が減ったことによる減免の申請件数につきましては9件申請がございます。このうち7件については減免を適用しているという状況にございます。  それと、保険税の収納状況なのですが、2月末現在の状況を見ますと、減免の賦課分につきましては、昨年度よりも徴収率が上がっております。最終的にどうなのかというのはちょっと先のことになるわけですけれども、2月時点で比較いたしますと、15年度が、減免で85.5%という収納率でしたけれども、16年度の2月では86.3%ということで、減免に関しては収納率は上がってきております。  ただ、滞納繰越分がありますので、ここのところは、2月末で、減免が13.6%、それが、今年度、16年度においては12.9%ということで、この滞繰分がどうしてもなかなか解消されていかない状況にあります。  減免制度の取り扱いというようなお話ありましたけれども、先ほど説明いたしましたように、こういった不況の中で大変な状況になっている方については、新しい条例のもとにいろいろ対応させていただいておりますので、この方法をとらせていただきたいというふうに考えております。今のところこれ以上拡大してどうこうということにまでは至らないだろうというふうに押さえておりますので、御理解を賜りたいと思います。 86 ◯委員長(高玉紀男君)  山川委員。 87 ◯委員(山川秀正君)  まず、医療費通知費の部分の説明で、私もちょっと気になったといいますか、答弁の中で気になった部分というのは、医療費の抑制という、予防医療の部分もそうなのですけれども、医療費の抑制という答弁なのですけれども、どうも抑制というのは、とらえ方がいろいろあるのかな、私のとらえ方としては、医者に通院する必要のない部分での通院があるというような、そういう意味合いが何ぼかでも含まれているのかなという気がして、若干気になってはいるのです。それで、やはり体の調子が悪い、ぐあいが悪くなって通院、そういうことになるわけですから、そういった点で、抑制という表現がふさわしいのかどうなのか、そこら辺を私は是非、ちょっとそういう表現は気になったなという部分は指摘をしておきたいと思います。  そういった点は、予防医療という部分でも、抑制ではなくて、やはり医者にかからなくても済むような健康な体をつくるという部分での取り組みという形で私は考えていますので、そういった点のちょっと気になった点だけ指摘をさせていただきたいと思います。  それから、減免制度の関係なのですけれども、確かに現状では、激変的に大変になった場合というのは対応することも可能かなと思うのですけれども、残念ながら通年的といいますか、今年も去年もその前の年もという形で、通年的に収入が少ないといいますか、そういった部分でなかなか国保税払い切れないとか、そういった形が今こういう景気の中でふえてきているという状況があると思いますので、そういった点で、是非この申請減免の内容については、制度の拡充を求めて、質問を終わりたいと思います。要望意見とします。 88 ◯委員長(高玉紀男君)  要望意見として処理しておきます。  ほかに。永谷委員。 89 ◯委員(永谷芳久君)  今の質問と全く反対の話なのですけれども、健康保険のちょっと通知書なんか見ると、私はかなりかかっているなということをよく見るわけでございますけれども、今、音更町で健康保険を全く1年間使っていないのだというか、そういう人は音更町におられるのでしょうか、その点についてちょっとお伺いいたします。 90 ◯委員長(高玉紀男君)  小野課長。 91 ◯住民保険課長(小野孝一君)  今の御質問でございますけれども、国保に入っていて受診をされていない方というようなことでございますけれども、世帯で申し上げますと323世帯、約4.5%程度が受診をしていない世帯。被保険者数で申し上げますと1,500人ほどでございまして、約1割が受診されていない。全く受診されていないというふうに今年度はなっております。 92 ◯委員長(高玉紀男君)  永谷委員。 93 ◯委員(永谷芳久君)  驚きでという言葉はないだろうと思うのですけれども、大したものだなと感心して今聞かせていただきました。  今から相当前の話なのですけれども、そういったようなことで、全く病院へ行っていないというようなことで、町から表彰されたとは言わないけれども、それに近いようなことが昔僕はあったという話を聞いているのですけれども、そういったことが、そういった使わない方に貢献するわけではないと思うけれども、それだけに値するような、今、健康保険税を払わない人もいるわけですからね、そういうことを言うと非常に貢献されているという考え方に立てるのではないかと、こんなふうに思うのですよね。ですから何らか、音更町として、そういったような賞的なことという言い方はないかもしれないけれども、それに値するような何かそういったことを考えてもいいのではないかと思うのですね。非常に僕貴重だと思うのです、今の時代において。だからそういったことをひとつ考えられれば考えていただきたいと希望して、終わります。 94 ◯委員長(高玉紀男君)  意見として処理をいたします。  ほかに。守屋委員。 95 ◯委員(守屋いつ子さん)  保健事業費の関係でお伺いいたします。  具体的に、総合データバンク事業が、昨年から比べると非常に多くなっておりますけれども、具体的にどういう事業なのか教えていただきたいというふうに思います。  それと、今、山川委員からもありましたように、予防医療というところで、医療費を抑制するということは、いろいろ通知を出して認識をしてもらうというところもあるみたいなのですけれども、はがき見ても相当、100人に1人か2人いるのかいないのか、そんなものではないかというふうに思いますけれども、それよりも健康教育関係のところ、これも予算が減っておりますよね。そういうことで、健康づくりをしていくという視点をきちっとつくっていくならば、この関係の予算をとっていくということが必要なのではないかというふうに思います。  民生費の方もありましたけれども、具体的に医療費を抑制すると言ったら、またちょっと違うのですけれども、病気にならないそういう体をつくっていくために、具体的にいろいろな政策を持っていかなければならないというふうに思いますけれども、そのあたりで、ここ一、二年、この後どのような努力をされているのかお伺いいたします。 96 ◯委員長(高玉紀男君)  山川民生部長。 97 ◯民生部長(山川光雄君)  総合データバンク事業の金額でありますけれども、これにつきましては、電算の委託でございまして、ふえた原因につきましては、子宮がん検診、乳がん検診の実施対象者がかわりますのでこれに伴います電算の関係でございます。 98 ◯委員長(高玉紀男君)  宮川係長。 99 ◯保健課成人保険係長(宮川妙子さん)  健康づくりですが、予算が減っておりますが、エイズ関係費につきまして、今まで成人式の日にパンフレットを配布していたのですが、なかなか評判が…、ありますので、皆さんに受け入れやすいものを今回選定いたしまして、そういうものがお値段が安かったので、そういう形で下げております。  それで、健康づくりの事業につきましては、健康かレッジということで、町民の健康づくり意識ということで、国保会計の方で実施しております。成人保健の事業の中で、国保だけ特別という形の事業はせずに、一般会計の中で健康づくり、各種検診、それから相談、それから教育に努めていきたいと思っています。健康教育については、これからももっと力を入れていきたいと考えておりますので、御理解お願いいたします。 100 ◯委員長(高玉紀男君)  守屋委員。 101 ◯委員(守屋いつ子さん)  力を入れていきたいということで、頑張ってはいらっしゃるようですけれども、具体的なもの、それを考えていらっしゃるのかどうか。非常に医療費が伸びて大変だということがずっと言われている中で、きっとこれは新たな事業、新たな事業ということで考えていかなければならないというふうに思うのですね。1回やったからすぐ健康に反映されるべきものではないのですが、そのあたりでは、前回、一般質問でもさせていただきましたが、その後何か新たな取り組みをしていこうというものがあるのであれば教えていただきたいというふうに思います。 102 ◯委員長(高玉紀男君)  宮川成人保険係長。 103 ◯保健課成人保険係長(宮川妙子さん)  健康保険の音更21をつくっている部分で、健康づくり、生活習慣病予防に努めていきたいというふうに考えております。 104 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに。高瀬委員。 105 ◯委員(高瀬博文君)  単純な質問なのですけれども、給与明細の中で特別職がございますけれども、その中で、その他の特別職16名、744万円。これはどういう方にどういう形で給付しているかをお知らせいただきたい。  それともう1点なのですけれども、滞納ということで、ちょっと私もお話ししたいのですけれども、今年度見込み94%ということで、滞納分がそれぞれあるわけですけれども、この中で、やはり区分けが必要なのかなと。例えば所在が不明で、これは全然音信不通な方、更に、支払いの意思を見せない方、それと、支払い能力にちょっと欠けるのかな、そういう部分での分け方をきちっとして、そういう中で、今後どう対応するかという考え方が必要なのかと私は思うのですけれども、この点についてお伺いいたします。 106 ◯委員長(高玉紀男君)  赤間総務部長。 107 ◯総務部長(赤間義章君)  2点目の滞納の関係でございますが、毎年決算のときにいろいろな整理した調書を作っているわけですけれども、ただ、そのときの区分けの仕方でいきますと、お話にありました所在不明、これは居所不明という扱いで整理をしております。それから、能力なしという表現もありましたけれども、そういった方々につきましては、一応区分け上は、低所得なのか、それから借財が多いのか、あるいは経営不振なのか、そういった区分けの中でやらせていただいております。あと、払う意思がないかどうかというところになりますと、区分け上は、納税の意識欠如というような部分で、大くくりなのですけれども、こういった大まかなくくりではやっております。  ただ、今後においては、納税意識がどうかというものについては、更にもうちょっと精査する必要があるだろうなと、もっと詳しく細分化させて、どうなのかというものも必要でないだろうかという話は担当の方ではいろいろそういう詰めを今進めているところでございます。  以上です。 108 ◯委員長(高玉紀男君)  小野課長。 109 ◯住民保険課長(小野孝一君)  それでは、その他の特別職の16人の744万4千円につきまして御説明をいたします。  まず、嘱託徴収員4名の部分の705万2千円、それから、運営協議会の運営委員さん、被保険者代表が4名、それから保険医、それから薬剤師等で4名、それから、広域代表というようなことで4名ということで、12名の報酬でございます。それが39万1,500円というようなことでございます。  以上でございます。 110 ◯委員長(高玉紀男君)  高瀬委員。 111 ◯委員(高瀬博文君)  今、特別職の方のお話があったのですけれども、運営協議会の方に給与のほかに、更に会議があったときに費用弁償しているというふうに理解してよろしいでしょうか、それがまず第1点。  それと、滞納分ですけれども、ある程度、所在不明と、一般常識の中で支払いできない方という中で、グレードも含めてでもいいですから、納税意識の欠如の方が、例えば医療給付の中で5,500万円のうち何%ぐらいいるかだけでもお聞かせをいただきたいと思います。 112 ◯委員長(高玉紀男君)  小野課長。 113 ◯住民保険課長(小野孝一君)  先ほど言いました国保運営委員さん、それから、徴収員の関係でございますけれども、運営協議会については、給料のほかにというようなことでなくて、運営協議会の会議あるごとに報酬をお支払いするというようなことでございます。  以上でございます。 114 ◯委員長(高玉紀男君)  赤間総務部長。 115 ◯総務部長(赤間義章君)  医療給付の5,500万円の中に幾らいるのかというのは、ちょっとなかなかその精査というのはしかねるところでありますけれども、国保会計の平成15年度の決算状況において、一応私どもが納税意識が欠如されていると考えられる人数といたしましては、343名という数字を出させていただいております。それが、御質問に該当する方がどの程度いるかというのは、この場ではなかなか難しいと思っております。そのような状況にはなっております。 116 ◯委員長(高玉紀男君)  坂本委員。 117 ◯委員(坂本武三君)  1点だけ。94ページ歳入の部分で、国民健康保険税、歳入の部分で示されておりますが、平成17年度は、国民健康保険税の引き上げですね、これは考えておられるのか。今まで6月議会で提案されておりますが、この改正はあるのかどうか、その点。 118 ◯委員長(高玉紀男君)  藤井助役。 119 ◯助役(藤井 勉君)  例年の例でいきますと、3月、所得が確定それぞれするわけでございまして、その状況を見て、6月に歳入歳出のバランスの絡みの中で改正をしているのが毎年度の通例でございます。今年の部分については、そういうような状況で判断されると思いますけれども、今ちょっと申し上げる時期としてはまずいので、御理解をいただきたいと思います。 120 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに。
       〔「なし」の声多数〕 121 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに質疑がなければ、本特別会計に対する質疑を終わりたいと思います。御異議ありませんか    〔「異議なし」の声多数〕 122 ◯委員長(高玉紀男君)  異議なしと認めます。  したがって、本特別会計に対する質疑を終わります。 休憩(午後 0時00分) 123 ◯委員長(高玉紀男君)  暫時休憩をいたします。 再開(午後 0時58分) 124 ◯委員長(高玉紀男君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、議案第3号平成17年度音更町国民健康保険直営診療施設勘定特別会計歳入歳出予算を議題とします。  説明を求めます。  坂森診療所事務長。 125 ◯診療所事務長(坂森 茂君)  平成17年度音更町国民健康保険直営診療所施設勘定特別会計予算について御説明申し上げます。  歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億4,400万円と定めようとするものでございます。  歳出より御説明申し上げます。  117ページをお開き願いたいと存じます。  1款の総務でございます。1目一般管理費でございます。詳細につきましては、人件費、職員5名、日額臨時職員4名、計9人分でございます。代替医師謝礼、町長交際費、医師会等負担金等でございます。また、診療施設管理費等でございます。  2款医業費1目医業費でございます。主な内容といたしましては、医薬品、医療用器材費、検査業務委託等その他医療関係となっているところでございます。委託料につきましては、検査業務委託、医療廃棄物等でございます。  公債費、公債費につきましては、繰り入れでございますが、16年度に建物の償還が全部終わりまして、平成17年度につきましては5万円、これは一時借入金利等でございます。  4款の予備費は前年と同様でございます。  続きまして、歳入に参りたいと思います。  116ページをお開き願いたいと存じます。  歳入。1款の診療収入でございますが、1目国民健康保険診療報酬収入、2目社会保険診療報酬収入、3目老人保健診療報酬収入、4目一部負担金収入、5目その他診療報酬収入でございます。1目、2目、3目につきましては、1日平均43名の部分で、国民健康保険に関しましては30%、社会保険に関しましては15%、老人保健に関しましては55%を見込んだところでございます。その他診療報酬収入と申しますのは、保険適用外治療外用費等でございます。  2款の使用料及び手数料、これは健康診断、予防接種等でございます。  3款の財産収入、利子及び配当金でございます。前年と同様でございます。  4款の繰入金でございますが、前年度の約12.5%減で見込んだところでございます。  5款諸収入、預金利子等でございます。同じく5款の雑入でございます。  雑駁な御説明で申しわけありませんが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 126 ◯委員長(高玉紀男君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑ありませんか。  佐藤委員。 127 ◯委員(佐藤 英君)  フェブリノーゲンの関係なのですけれども、当院におかれましてはどのような実態であったのか、それから、照会等はその後あるのかないのか、そういったことがあった場合にどのようにお考えなのかお知らせいただきたいと思います。 128 ◯委員長(高玉紀男君)  坂森診療所事務長。 129 ◯診療所事務長(坂森 茂君)  ただいまの御質問でございますが、1件ございました。フェブリノーゲンにつきましては1件ございまして、これに対しましては、1本納入された実績がございます。これは新聞等で書かれてございましたが、それにつきまして、当診療所で調査いたしました結果、その分については使われたか返品したのか、返品した数については、医薬品の分野の方では把握しておりませんので、この辺がちょっと不明ということで、当診療所では厚労省の方に報告し、これが新聞に書かれたわけでございます。  1件問い合わせがございましたが、最寄りの保健所の方に問い合わせのほどお願いしますということで対応しております。  以上です。 130 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに。中橋委員。 131 ◯委員(中橋信之君)  昨日、同僚の高瀬委員が聞いて、もうちょっと聞きたかったということなのですけれども、地元に不幸ができたということで帰っていったので後を託されましたので、一言お聞きさせていただきます。及ばずながら質問させていただきます。  昨日まで一般会計審議してきまして、音更町財政再建5か年計画を立てて、いずるを制していずるを図れば何とかやっていけるのではないかなというような前提のもとで予算を審議してきたのですが、この診療所会計を見ますととてもそうは見えない。一般企業で言えば民事再生法も無理な、認定してくれないようなことだと。繰入金が5,800万円。病人で言えば、繰入金という生命維持装置がついているから何とか息をしている。しかも、このうち半分以上は医師1人の給与だと、報酬だというふうになれば、本当に診療所の存在意義、これはあるのかと。  設置条例に、診療所条例に、第4条の2項に、本町における保健施設の中核として、公衆衛生行政機関と連携を保ち、疾病の予防と療養の給付の一体的運営を図り、町民の健康保持増進に寄与し、保険財政の合理化に貢献するとこうあります。  保険財政の合理化ということについてはもう破綻を来している。保険施設の中核としてというのも、今まで議論されているように、いろいろな施設が町内にたくさんできているという、あるいは帯広市内の基幹施設も相当充実してきたということで、余りその条文としては意味をなさないのかなと。  そこで、昨日、高瀬委員が特殊勤務手当、助役は、18年度にはそこら辺を何とかしたいとおっしゃったのですが、そこで助役にちょっとお聞きしたいのですが、どうも聞いていると、給与の方の参考資料の方なのですけれども、2年後に、特殊勤務手当は出さないけれども、もう一度再任用で何とかしてほしいというような、交換なのであんな歯切れのいい答弁をしたのかなというような気はするのですが、財政再建の特別委員会では、診療所閉鎖やむなしというような話になったようですが、そこら辺の見通しについてお聞かせをいただきたいと思います。 132 ◯委員長(高玉紀男君)  藤井助役。 133 ◯助役(藤井 勉君)  この点につきましては、何年か前から財政改革に絡んで、今の診療所の体制ではどうだというようなことで、一部、昨年から入院を廃止して改善してやってきたところでございまして、やはり入院施設を持たないというようなことから、外来の患者も減ってきているような状況下でございます。歳入が減るという部分について、歳出面でもそれぞれ努力してはきたのですけれども、結果としては総体的に大きな改善にはならなかったというのが現実でございます。  それで、昨年来、今後の診療所のあり方をいかにするべきかというようなことで、診療所とも話を進めてまいりました。  まず、今の形の中で、直営診療施設としては、これ以上は無理があるだろうと。今年度内に、その結論を出すべく相談をしましょうというようなことで話を進めてまいりました。おおむね今年度をもって直営診療施設という形は閉じるべきでなかろうかというようなお話を伝えさせていただいております。  17年度をもって、直営診療所という形は、このままではできないだろうというようなお話をさせていただいておりますし、問題は、その後どうするかいうようなことについては、民間サイドの形である程度できるのか、あるいはしていただける人がいるのか、その辺のこと、あるいは場合によっては受けてくれる方がいないとするならば廃止もやむなしという形になるかと思いますけれども、いずれにしましても、今の診療所の形は平成17年度をもってやめたいというような形で今話を進めさせていただいております。  最終的にそこまでお互いにきちっとしたということではないのですけれども、おおむね話としてはそのような形で進めさせていただいております。 134 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに。    〔「なし」の声多数〕 135 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに質疑がなければ、本特別会計に関する質疑を終わりたいと思います。御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 136 ◯委員長(高玉紀男君)  異議なしと認めます。  したがって、本特別会計に対する質疑を終わります。  次に、議案第4号平成17年度音更町老人保健特別会計歳入歳出予算を議題とします。  説明を求めます。  山川民生部長。 137 ◯民生部長(山川光雄君)  議案第4号平成17年度音更町老人保健特別会計予算につきまして御説明申し上げます。  歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ46億5,190万円と定めようとするものでございます。  歳出から御説明させていただきます。132ページでございます。  1款総務費1目一般管理費につきましては、事務補助1名及び共同電算手数料、その他事務費でございます。  次、2款医療諸費につきましては、医療給付費、現物給付でございますが、前年対比2億8,700万円の増でということでございます。一人当たりの給付費につきましては7%増を見込んでいるところでございます。また、対象人員を4,880人というふうに見たところでございます。  2目の医療費支給費、これは現物給付でございます。1,750万円の増ということでございますが、これにつきましては、高額医療費償還払いがふえるというようなことで、このような金額を計上させていただいております。3目審査手数料でございます。  それから、3款につきましては、一時借入金の利子でございます。  次に、歳入。131ページでございますが、1款支払基金交付金、これにつきましては、1目医療費交付金、それから2目の審査支払手数料交付金でございます。  次に、2款国庫支出金1目医療費負担金でございます。これにつきましては、前年対比で2億402万9千円の増となってございます。公費負担の段階的な引き上げによりまして、国の負担金がふえているところでございます。  次に、国庫補助金としまして、1目老人医療費適正化対策事業費補助金でございます。これにつきましては、レセプト点検に対します補助でございます。  次に、3款の道支出金でございますが、医療費負担金、これにつきましては、公費負担割合の引き上げによります道の負担金がふえるということで、前年対比5,100万9千円の増となったところでございます。  次に、4款繰入金、これにつきましても5,088万8千円の増となってございますが、これは町の負担分でございまして、これも公費負担割合が段階的引き上げによりまして、繰入金がふえるというようなことでございます。  次に、5款諸収入につきましては、別に資料がございます。  以上、大変雑駁でございますけれども、説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願いします。 138 ◯委員長(高玉紀男君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 139 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに質疑がなければ、本特別会計に対する質疑を終わりたいと思います。御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 140 ◯委員長(高玉紀男君)  異議なしと認めます。  したがって、本特別会計に対する質疑を終わります。  次に、議案第5号平成17年度音更町介護保険特別会計歳入歳出予算を議題とします。  説明を求めます。  山川民生部長。
    141 ◯民生部長(山川光雄君)  議案第5号平成17年度音更町介護保険特別会計予算につきまして御説明させていただきます。  歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ20億1,600万円と定めようとするものでございます。  歳出から御説明させていただきます。  140ページでございます。1款総務費1目一般管理費でございますが、介護保険事業等運営協議会、15名分の開催費でございますが、これにつきましては、前年対比より増額となってございますが、17年度が見直し作業に入りますので、見直し作業のための運営形態の開催、年8回予定したところでございます。その他一般職3名分の人件費、電算事務の管理費でございます。電算事務管理費につきましては、機器の更新をさせていただきたいということで予算を組んでいるところでございます。  その他事務費でございます。その他事務費も伸びてございますが、被保険者証の更新が参りますので、それに伴います印刷費、郵便料等でございます。  次、2項介護認定費の1目介護認定審査会費でございます。これにつきましては、事務補助1名分及び介護認定審査会の運営費、事務費でございます。これにつきましては減額となってございますが、介護認定審査会の回数を前年108回予算を計上してございましたが、17年度は88回の開催予定で予算を計上させていただいております。この理由につきましては、要介護4と5の認定期間が延長になったことによりまして、審査会の回数が減となるというような見通しを立てているところでございます。  次に、2目認定調査費、これについては調査費事務費でございます。  次に、2款保険給付費でございます。これにつきましては、1目から7目までございますが、介護保険計画の3年間の給付見通しの中で、17年度分を予算に計上させていただいてございます。1目の居宅介護サービス給付費につきましては12種類のサービス。それから、2目の施設介護サービス給付費、3目の居宅介護福祉用具購入費、トイレやふろなどに使用する福祉用具。それから、4目の居宅介護住宅改修費、5目の居宅介護サービス計画給付費、これはケアプランの作成費でございます。それから、6目の高額介護サービス費、利用者負担が一定額を超えた場合の高額介護サービス費でございます。7目の審査支払手数料でございます。  次に、3款の財政安定化基金拠出金でございます。これは、北海道財政安定化基金拠出金の支出でございます。  4款の積立金につきましては、基金の積み立てでございます。  それから、公債費につきましては、一時借入金の利子。  6款の諸支出金1目国庫支出金等還付金につきましては、過年度の還付金。  最後に、7款といたしまして予備費を前年同額計上させていただいたところでございます。  次に、歳入。138ページになります。  1款介護保険料でございます。1目第1号被保険者介護保険料で、これにつきましては、給付見込みを98.9%というふうに見込んだところでございます。被保険者の数につきましては8,566名を見込んでいるところでございます。  次に、2款分担金及び負担金につきましては、認定審査会の負担金でございまして、北十勝介護認定審査会の構成町村の負担金、士幌・上士幌・鹿追、3町分の負担でございます。  次に、3款の国庫支出金、国庫負担金の1目介護給付費負担金でございますが、これにつきましては、負担率20%分の予算を計上しているところであります。  次に、国庫補助金の調整交付金、これにつきましても負担率5.27%の負担率で負担計上させていただいております。  4款の道支出金の道負担金でありますが、1目介護給付費負担金、これも負担率が12.5%ということでございまして、そのようなことで計上させいただいております。  5款の支払基金交付金、これにつきましても、介護給費交付金でありますが、負担率が32%というようなことで、このような負担を計上させていただいております。  次に、6款の財産収入につきましては、利子及び配当金でございます。  7款の繰入金につきましては、一般会計からの繰入金。1節の介護給付費繰入金につきましては、負担率12.5%。2節のその他一般会計繰入金につきましては、職員給与等でございまして、これはちょっと予算前年対比伸びてございますが、一般管理費の増に伴いまして伸びたというようなことでございます。そのほか要介護認定事務費でございます。これを一般会計から繰り入れているという予算でございます。  次に、2目の基金繰入金につきましては、これも3年間の介護保険計画の中で、3年目に基金から繰り入れるという計画の金額を載せさせていただいているところでございます。  なお、16年度末残高の基金の見込みにつきましては、5,663万5千円となるところでございます。  次に、8款の繰越金につきましては科目存置。  9款の延滞金につきましても科目存置。  それから、預金利子につきましては、このような金額を計上させていただいております。雑入につきましても科目存置というような予算を計上させていただいたところでございます。  以上、雑駁な説明で大変申しわけございませんが、よろしく審査のほどお願い申し上げます。 142 ◯委員長(高玉紀男君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 143 ◯委員長(高玉紀男君)  質疑がなければ、本特別会計に対する質疑を終わりたいと思います。御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 144 ◯委員長(高玉紀男君)  異議なしと認めます。  したがって、本特別会計に対する質疑を終わります。 休憩(午後 1時27分) 145 ◯委員長(高玉紀男君)  説明員入れ替えのため、暫時休憩いたします。 再開(午後 1時28分) 146 ◯委員長(高玉紀男君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、議案第6号平成17年度音更町下水道事業特別会計歳入歳出予算を議題とします。  説明を求めます。  安藤建設水道部長。 147 ◯建設水道部長(安藤正和君)  151ページをお開き願います。  議案第6号平成17年度音更町下水道事業特別会計予算について御説明申し上げます。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ16億9,400万円と定めるところであります。  第2条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、第2表、地方債によるというものであります。  第3条の一時借入金、これは地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は8億円と定めたところであります。  158ページをお開き願います。歳出から御説明いたします。  1款下水道費1項下水道費1目下水道管理費であります。人件費、一般職4名を計上させていただいております。木野汚水中継ポンプ場管理費並びに十勝川温泉浄化センター管理費、管渠等維持管理費、また、十勝管渠工事事務組合運営分担金、使用料等徴収業務負担金、これには水道事業会計への負担金であります。  続きまして、2目農業集落排水施設管理費であります。これにつきましては、駒場処理管理費でありまして、委託料、汚泥運搬費、光熱費、その他となっております。管渠等維持管理費並びに使用料等業務負担金でありますが、これは、水道事業会計への負担金であります。  3目の個別排水処理施設管理費であります。これにつきましては、個別排水処理施設管理費といたしまして、委託料、汚泥引き抜き清掃、その他となったところであります。使用料等徴収業務負担金として、水道事業会計への負担金を計上させていただいております。  4目の下水道建設費であります。人件費、一般職4名を計上させていただいております。日額臨時職、事務補助1名、公共下水道事業管渠工事、雨水694メートル、これは十勝川温泉の道道帯広・浦幌線並びに鈴蘭公園通であります。汚水延長81メートル、これは、鈴蘭公園通であります。事業認可変更業務委託であります。これにつきましては、温泉の認可が平成17年となっているところから、22年の予定で業務の変更をしようとするところであります。十勝川流域下水道事業負担金であります。  160ページをお開き願います。5目の個別排水処理施設整備費であります。個別排水処理施設整備事業費、これは合併浄化槽設置工事でありまして、57戸を予定しております。現地調査費、測量委託、これにつきましても、同じく57戸を計上させていただいております。  次に、2款の公債費であります。1目の元金であります。これにつきましては、長期債償還元金といたしまして、公共下水道事業債、流域下水道事業債、資本費平準化債並びに農林漁業集落排費水事業債であります。利子につきましては、長期債償還利子等を計上させていただいております。  3款予備費1目予備費についは、10万円を計上させていただきました。  歳出合計合わせまして16億9,400万円としたところでございます。  156ページをお開き願います。  歳入について御説明申し上げます。  1款の分担金及び負担金であります。1目の農業集落排水事業受益者分担金であります。これにつきましては、平成14年度の分1件分であります。2目の個別排水処理事業受益者分担金であります。これにつきましては、平成12年からの264件を計上させていただいております。  同じく1款分担金及び負担金の1目下水道事業受益者負担金であります。これにつきましては、65件を計上させていただいております。  同じく2款の使用料及び手数料であります。1目下水道使用料であります。これにつきましては1万3,313戸を計上させていただいております。新規分としては250戸を4カ月で計上させていただいております。2目の農業集落排水施設使用料であります。これにつきましては388戸を計上させていただいております。3目の個別排水処理施設使用料であります。これにつきましては281件分を計上させていただいております。  3款の国庫支出金であります。下水道費国庫補助金であります。これにつきましては、公共下水道事業補助金であります。  4款の繰入金1目繰入金であります。これにつきましては、公共事業の建設費分、長期債元金分並びに一時借入金利子、同じく予備費の繰入金となったところであります。  5款の諸収入であります。1の預金利子であります。これにつきましては1万円を計上させていただいております。5款諸収入の雑入であります。これにつきましては、公共下水道公共枡等移設工事補償金であります。これつきましては、道道宝来南通北2線道路であります。同じく道道帯浦線の十勝川温泉であります。同じく鈴蘭公園通のこの3か所を予定させていただいております。  6款の町債であります。1目の下水道債、これにつきましては、1節の公共下水道事業債並びに2節の十勝川流域下水道事業債、3節の資本費平準化債、4節の個別排水処理施設整備事業債を計上させていただいたところであります。  繰越金については、科目廃止とさせていただいたところであります。  歳入合わせまして16億9,400万円となったところであります。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 148 ◯委員長(高玉紀男君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑ありませんか。  山川委員。 149 ◯委員(山川秀正君)  1点だけお伺いをしたいと思います。  下水道の使用料1万3,313戸分という御説明でしたけれども、その中で新規分400戸4カ月分、これが前年対比の部分で550万円増収になっているといいますか、収入がふえているという部分で理解してよろしいのかどうなのかという部分と。  下水道整備の1万3,313戸となりますと、音更町の戸数からすると、普及率が、農村部分を除いての普及率といいますか、それがどの程度になるのか、それについてお伺いをしたいのと。  もう1点は、こういう厳しい財政状況の中で、下水道の整備計画、今後どう進めようとされているのか、その点についてもお伺いをしたいと思います。  以上です。 150 ◯委員長(高玉紀男君)  横山下水道課長。 151 ◯下水道課長(横山 博君)  使用料の伸びでございますけれども、前年度は約1万3千戸ぐらいが使用料の対象戸数でありまして、この1年間で約300数十戸ふえたというのが大きな要因となっております。それと更に平成17年度においても約200から250戸ぐらいの新設といいますか、新規増があるというような見込みから増額としたところでございます。  それから、普及率につきましては、今現在、下水道の普及率、これはつまり下水道が使えるという処理人口を行政区域全体の人口で割ったものを普及率と称しておりますけれども、これが81.5%、これは平成16年3月末現在でございますけれども、これは行政区全体の人口で割りますので、実際の下水道を整備する区域の中だけでなくて、町全体の中での普及率ということでございます。このほかに農業集落排水、あるいは個別排水処理施設といったような、水洗化にできる下水道の整備を進めてございます。それらを合わせて、音更町全域が下水道に準じた水洗化ができるような形をとって整備を進めてございます。現在、下水道の水洗化率としては98.4%となっているところでございます。  今後の整備計画につきましては、下水道としましては、あくまでも都市計画事業でございますので、市街化区域、都市計画の計画に合わせた整備ということで、今現在、全体計画を1,420ヘクタールとしております。そのうち市街化区域を対象に1,040ヘクタールの区域について認可を取りまして整備を進めているところでございます。それ以外につきましては、先ほど申しました農業集落排水あるいは個別排水処理施設整備等によっての整備というふうになってございます。 152 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに。真田委員。 153 ◯委員(真田健男君)  下水道の使用料の問題ですけれども、財政健全化計画では、17年度引き上げを予定しているということが明らかにされておりますけれども、それは、今回骨格予算だからそれは盛り込まれていないという受けとめでよろしいのでしょうか。要するに今後提案しますよと。であればいつごろを予定されているのか。使用料の見直し、改定ということであれば、幾ら引き上げるかという率が問題になると思うのですが、もう既に10%ということまで明示されているわけで、これ以外にあとどういう要素が、提案されるときの問題になるのか、骨格予算だから盛り込んでないということが、それはそれでわかりますが、もし今後提案されるとき引き上げ率のほかに何があるから、このときの提案になるのか、そのあたりについて御説明をいただきたいと思います。 154 ◯委員長(高玉紀男君)  安藤建設水道部長。 155 ◯建設水道部長(安藤正和君)  財政健全化の中では、予定の中には10%程度の改定をさせていただきたい。10月ぐらいを予定に入れながらの御説明を財政健全化の中ではさせていただいております。それで、要素的な問題でありますが、下水道使用料には雨水と汚水がありまして、汚水につきましては、独立採算性と同じような形になっておりまして、自ら使用者がそれを負担するというのが、下水道法の中でも原則とさせていただいております。  また、当然ながら雨水につきましては、公費というような専門な言葉になっておりますが、これにつきましては当然ながら一般会計分の中での繰出金をもって維持管理をしている。また、資本費の返済に充てているというような仕組みにされております。  それで、15年度の状況で申しますと、平成14年度に10%の改定をした後、現在、資本費の回収率を50%を目途にしながら、抑えながら使用料等の徴収を図ってきたところでありますが、平成15年度の決算の中で見てみますと、使用料になるべく対象経費が10億1,571万円というような数字になっております。そのうち使用料として収入されているのが5億3,221万円というような数字になっております。その差額4億8,050万円は繰入金でありますが、一般会計から8億6,020万円を繰り入れさせていただいております。これに対しましては、非常に一般会計にお世話になっているところでありますが、基本的には、更に一段と厳しい一般会計の財政を圧迫する、このようなことから平成7年度に3年ごとの改正を見ながら、できるだけ後世の中では、長い期間の中で、回収率を上げていこうというようなことから、計画的に進んでいるような状況にもあります。
     そのような考え方から、現在まだ具体的なお話もできるような状況ではありませんが、今回の予算にも計上もさせていただいておりませんので、基本的には財政健全化の中で御説明させていただいたとおり、3か年10%、このような形で目標値を100%回収を目指しながら、使用料の改定に進んでいきたいと、そのように考えております。  以上であります。 156 ◯委員長(高玉紀男君)  真田委員。 157 ◯委員(真田健男君)  現時点では、値上げの内容等についてまだ提案できるところではないという説明なのですが、10月ごろから実施したいということであれば、定例では6月、9月ありますけれども、4月の臨時会もありますね。現時点ではいつごろ議会に提案をしたいということなのか、そのあたりもまだ全く未定ということでしょうか。 158 ◯委員長(高玉紀男君)  安藤建設水道部長。 159 ◯建設水道部長(安藤正和君)  一部長の私で、このような話をしていいかどうかという部分でありますが、やはり値上げをする以上は、町民の方にも多くの周知期間が必要だと思います。それらの逆算を図りながら一定の時期には提案をさせていただきたい時期が来るのかなと、そう思いますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。  できれば6月に提案をさせていただきます。 160 ◯委員長(高玉紀男君)  後藤委員。 161 ◯委員(後藤良勝君)  1点、疑問を解消させてください。  人件費が5名から4名に説明されておりますが、この内訳をお願いします。水道管理費の。 162 ◯委員長(高玉紀男君)  横山水道課長。 163 ◯下水道課長(横山 博君)  人事に伴いまして、下水道課の管理係の職員1名が減となってございます。今現在、課長を入れて8名の課の体制になっております。管理係3名、それと維持係4名というような体制です。 164 ◯委員長(高玉紀男君)  後藤委員。 165 ◯委員(後藤良勝君)  そうしますと、162ページの手当等の内訳のところで、超過勤務手当が120万円ほど△になっておりますが、通常は職員が減ると、同じ事務量であれば時間外がふえるのかなという感じがするのですが、この辺の兼ね合いはどうなのでしょうか。 166 ◯委員長(高玉紀男君)  安藤建設水道部長。 167 ◯建設水道部長(安藤正和君)  今、これは建設水道部だけではありませんが、音更町内がお互いに自ら仕事を、隣のこともある程度周知しながらお手伝いをしようと、やはりそういう効果があらわれて、時間外も軽減されてきているのかなというふうには考えております。やはり時間外のあり方といたしまして、これも周知徹底を図るということで、むだのないような時間外体制をつくるべきというのは常日ごろ指導されているところでもあり、それらの効果も若干ながら出てきているのかなと、このように考えております。  以上であります。 168 ◯委員長(高玉紀男君)  後藤委員。 169 ◯委員(後藤良勝君)  努力して時間外を削減していただくという、その意味では評価をしたいと思いますが、そうすると、前年の、つまり16年度の予算でもまた420万円が280万円ですか、140万円落とし、17年度も120万円落とす。努力は買うのですが、それだけの余裕があったというのか、どういうふうに理解したらいいですかね。水道事業もまとまって何かがすっぽりなくなったというのならわかるのですよ。同じ業務の中で年々これだけ削減していけるということはどういうことなのかな、ちょっと理解できないのですよ。 休憩(午後 1時53分) 170 ◯委員長(高玉紀男君)  答弁調整のため暫時休憩をいたします。 再開(午後 1時56分) 171 ◯委員長(高玉紀男君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  後藤委員の質問にお答えを願います。  安藤建設水道部長。 172 ◯建設水道部長(安藤正和君)  大変説明が行き届かなくて誠に申しわけありません。先ほども若干触れさせていただきましたが、下水道課の中での事務の効率ということで、スタッフ制というのをまずモデル的に努力した成果が一部あらわれてきているのかなと、そのようなことで御理解のほどよろしくお願いいたします。 173 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに。    〔「なし」の声多数〕 174 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに質疑がなければ、本特別会計に対する質疑を終わりたいと思います。御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 175 ◯委員長(高玉紀男君)  異議なしと認めます。  したがって、本特別会計に対する質疑を終わります。 休憩(午後 1時58分) 176 ◯委員長(高玉紀男君)  説明員入れ替えのために暫時休憩します。 再開(午後 2時10分) 177 ◯委員長(高玉紀男君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、議案第7号平成17年度音更町簡易水道事業特別会計歳入歳出予算を議題とします。  説明を求めます。  安藤建設水道部長。 178 ◯建設水道部長(安藤正和君)  議案第7号平成17年度音更町簡易水道事業特別会計予算について御説明申し上げます。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億1,090万円にしようとするものであります。  第2条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、第2表、地方債による。  第3条、地方自治法第235条の3第2項の規定により、一時借入金の借り入れの最高額は7,500万円とするところであります。  178ページをお開き願います。  歳出について御説明いたします。  1款簡易水道費1目施設管理費であります。水道管理等業務負担金であります。同じ施設管理費の計上をさせていただいております。2目の施設整備費であります。これにつきましては、道営土地改良事業への負担金、営農飲雑用水分2地区、これは清田、清田2期地区であります。万年簡易水道事業第1次拡張事業、然別川左岸簡易水道事業、高倉地区外簡易水道事業基礎調査であります。  2款公債費の1目利子であります。これにつきましては、長期債償還金利子、また、一時借入金利子であります。  3款の予備費であります。1目の予備費10万円を計上させていただいております。  歳出合計1億1,090万円にしようとするものであります。  176ページをお開き願います。  歳入について御説明申し上げます。  1款分担金及び負担金1目口径別負担金であります。これにつきましては1件を計上させていただいております。径は20ミリであります。  2款の使用料及び手数料であります。1目の簡易水道使用料であります。これにつきましては、万年、長流枝、豊田についての使用料を計上させていただいております。  2款の使用料及び手数料であります。1目の工事設計審査等手数料であります。これにつきましては、新規申し込み設計審査、工事検査を計上させていただいております。  3款の国庫支出金であります。簡易水道費国庫補助金であります。これは、簡易水道施設整備事業国庫補助金を計上させていただいております。これは、中島地区が本年度をもって終わる予定であります。  4款の繰入金であります。1目繰入金、これにつきましては、一般会計からの繰り入れを計上させていただいております。  5款の諸収入であります。1目預金利子、これにつきましては、預金利子、科目を起こさせていただいております。  5款諸収入、雑入であります。これにつきましては、消費税還付金を計上させていただいております。  6款の町債であります。1目の簡易水道債であります。これは、道営担い手育成畑地帯総合整備事業であります。豊田地区並びに然別左岸地区について計上させていただいております。2節の簡易水道施設整備事業債であります。これにつきましては、万年簡易水道第1次拡張事業債並びに然別川左岸簡易水道事業債であります。  歳入合計、合わせまして1億1,090万円にしようとするものであります。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 179 ◯委員長(高玉紀男君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑ありませんか。  高瀬委員。 180 ◯委員(高瀬博文君)  1点だけお伺いをします。  東和地区の12号から下士幌にかけてでございますけれども、町では無水地帯ということで位置づけられておりますけれども、昨年の10月から今月にかけて飲料水の水質検査をされているはずでございます。その結果がほぼ出ているのではないかと思いますので、その水質検査のある一定の数字的なものと、それと、その内容によっての今後の対応ということでお聞きをしたいと思います。 181 ◯委員長(高玉紀男君)  北浜水道課長。 182 ◯水道課長(北浜将男君)  それでは、下士幌地区の水質検査の結果を申し上げます。  調査対象行政区としまして、14行政区がございます。対象戸数につきましては174戸、それから、調査した実施戸数が156戸、調査なしの戸数が18戸となっております。そのうち調査済み戸数156戸について申し上げますと、硝酸性、亜硝酸性窒素、これが29戸。それから、鉄及び化合物、これが16戸。それからpH値が41戸、それから臭気が6戸、それから色度27戸、それから濁度12戸が検出されております。そのうち55戸、浄水器を設置しております家庭がございます。これらについては、当然浄水器をつけておりますから、水質的なものはクリアしております。  それから、調査の実施していない18戸の部分につきましては、同一世帯また同居の家族によって、これを省略しております。それから、検査自体を辞退している戸数が4戸ほどあります。これは、既に保健所で検査済みでございます。それから、そのほかに3戸ございます。これは、引っ越しの関係で調査を実施していないということになっております。  対策につきましては、部長の方からお願いします。 183 ◯建設水道部長(安藤正和君)
     今、課長の方から亜硝酸関係、特に浄水器設置家庭での中で井戸水だけの件につきましては10戸ですが、この家庭には浄水器もついている。飲み水としては今のところ影響は少ないのかなというふうに感じております。  ただ、浄水器なしの家庭では、現在、亜硝酸、硝酸が19戸出ているような状況にあります。それで、この浄水器なのですが、亜硝酸、硝酸につきましては、特に乳幼児に対しての、既に新聞報道では、体内に入ると非常に危険を感じるというような状況になっておりますので、基本的には乳幼児のところを対象にしながら、浄水器につきましては、今回の民生部の方の予算の中で浄水器がたしか予算計上されているかなというふうに思っております。  以上であります。 184 ◯委員長(高玉紀男君)  高瀬委員。 185 ◯委員(高瀬博文君)  検査内容はよくわかったわけでございますけれども、私ども調べている部分でも若干数字があるのですけれども、やはり年度を通してみると随分数字が動くという感じがしております。特にこの時期は亜硝酸態窒素計度が低いという数字が出るのか、大体2割ぐらい少ないような気がします。そういう部分で、その分だけを通年で追えばもう少し数字か大きくなって出るのかなという感じがしておりますけれども。  今後の対応という中でございますけれども、今後、これから先、簡水が来るには時間がかかることが予想されると。そういう中で、浄水器で個々に対応される方がこれからますますふえるのかなと。そういう中で、今、乳幼児ということで限定をされたわけですけれども、ある程度浄水器を個人で買うのもやむなしと思うわけですけれども、フィルターの交換がやはり1年に1回ずつ起きるわけです。そういう部分での何らかの対応をこれからお考えをいただきたいということを要望いたしまして、終わります。 186 ◯委員長(高玉紀男君)  安藤建設水道部長。 187 ◯建設水道部長(安藤正和君)  私の答弁の中で、一部非常に勘違いの中で訂正をさせていただきます。民生部の中で浄水器2戸が入っていたかなというふうに感じていたのですが、これについてはまだ確定をしていないお話でありますので、よろしくお願いいたします。 188 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに。山川委員。 189 ◯委員(山川秀正君)  今の質問と若干かかわりがあるのかなと思うのですけれども、施設整備費の高倉地区外簡易水道事業基礎調査というふうに載ってございます。この高倉地区外という部分で、どこの地域がこの簡水事業の基礎調査の部分で今エリアとして入っているのか、この点についお願いをしたいと思います。 190 ◯委員長(高玉紀男君)  北浜水道課長。 191 ◯水道課長(北浜将男君)  高倉地区外簡易水道事業基礎調査ということで説明に載っておりますけれども、これらについては、高倉、要するに今の営農用水、ハギノ地区でございます。そのほか西中音更の営農用水、それから更生の営農用水、これらがそのほかになっております。この3地区を簡易水道事業にすべき基礎調査を実施する予定でございます。  以上です。 192 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに。    〔「なし」の声多数〕 193 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに質疑がなければ、本特別会計に対する質疑を終わりたいと思います。御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 194 ◯委員長(高玉紀男君)  異議なしと認めます。  したがって、本特別会計に対する質疑を終わります。 休憩(午後 2時24分) 195 ◯委員長(高玉紀男君)  説明員入れ替えのため、暫時休憩をいたします。 再開(午後 2時26分) 196 ◯委員長(高玉紀男君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、議案第8号平成17年度音更町公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出予算を議題とします。  説明を求めます。  中田企画部長。 197 ◯企画部長(中田道明君)  平成17年度音更町公共用地先行取得事業特別会計予算について御説明申し上げます。  歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2,523万9千円としようとするものでございます。  184ページをお開きいただきたいと思います。  まず、歳出でございます。  1款公債費につきましてでございます。これに、旧国鉄用地の購入に伴う公債費の償還でありまして、現在借入金が残っております土地につきましては、平成7年度購入分4,993.79平米及び平成9年度購入の2万4,727.83平米に対応するものでございまして、平成7年度借り入れ分につきましては平成18年度で償還終了と、平成9年度借り入れ分につきましては、平成20年度の償還をもって終了する予定となってございます。本年度、元金2,355万円、利息168万9千円というようなことでございまして、この額を償還いたしまして、18年度以降の残金につきましては、元金で6,515万円、利息で234万2千円の合計6,749万2千円が残額として残るものでございます。  これに当たります歳入につきましては、183ページでございますが、繰入金、一般会計からの繰入金をもちまして充てたいというものでございます。  以上、説明にかえさせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 198 ◯委員長(高玉紀男君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑ありませんか。  真田委員。 199 ◯委員(真田健男君)  この特別会計で取得した土地といいますか、どれぐらい、これは前にも出ていると思うのですが、特に今年不要地といいますかそういうところを売り払うという計画もあると思うので、この会計で取得した土地で今後売却等を予定できるようなところがあるのかどうなのか。  また、これで取得した土地の今後の利活用、これらについてはどんなふうに考えていらっしゃるのか、そのあたりを説明いただきたいと思います。 200 ◯委員長(高玉紀男君)  中田企画部長。 201 ◯企画部長(中田道明君)  旧国鉄用地の購入につきましては、当初、例えば国道の拡幅等に伴います代替地でございますとか、あるいは道路用地等に利用する、また、公園等に使用するとようなことの中で国鉄用地の購入を行ってございます。一部道路等に利用している部分もございます。現在残っているところにつきましては、今のところ、例えば国道と近いとか、いろいろなところで残っている部分がございます。その辺につきましては、今後どのような利用の方法というのを考えていかなければならないというようなものもございますけれども、おおむね一般的には利用されているというのが現状でございますけれども、今すぐそこのところが売却できるかどうかというのは、土地の条件もいろいろございまして、難しいところもあろうというふうに思ってございます。  ただ今後の、そういうことで、町といたしましても今後の利用、あるいは売却というものを十分煮詰めていかなければならないのではないかというふうに思ってございますので、御理解をいただきたいというふうに存じます。 202 ◯委員長(高玉紀男君)  真田委員。 203 ◯委員(真田健男君)  大筋理解できるところですが、具体的には、土地売却だとか利活用がある程度目途が出ているというようなところがないという理解でよろしいのでしょうか。 204 ◯委員長(高玉紀男君)  中田企画部長。 205 ◯企画部長(中田道明君)  今使えるところは、例えば木野あたりは買い物道路というような利用をさせてもらっておりますし、それから、8線、9線の合線だと思いますけれども、道路としてつくっているというような実態にございます。それから、北の方に参りますと、音更市街の方に参りますと、道路ということにはならないのではないかと、国道に近いというのもありますし、裏の道路、何線ですか、あれにも近いというようなことでございまして、あそこの中間に道路は要らないだろうと。  そうしたらどうするのだというようなことになるわけですけれども、地先で今、特に言えば農業等を営んでいるというような状況でもございません。非常に狭いところになるものですから、今のところその辺の利用というのは非常に難しいなと、こんなふうに思っているところでございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 206 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに。    〔「なし」の声多数〕 207 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに質疑がなければ、本特別会計に対する質疑を終わりたいと思います。御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 208 ◯委員長(高玉紀男君)  異議なしと認めます。  したがって、本特別会計に対する質疑を終わります。 休憩(午後 2時34分) 209 ◯委員長(高玉紀男君)  説明員入れ替えのため、暫時休憩します。 再開(午後 2時35分) 210 ◯委員長(高玉紀男君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  議案第9号平成17年度音更町水道事業会計歳入歳出予算を議題とします。  説明を求めます。  安藤建設水道部長。 211 ◯建設水道部長(安藤正和君)  議案第9号平成17年度音更町水道事業会計予算について御説明申し上げます。  第1条、平成17年度音更町水道事業会計の予算を次のように定めるところであります。  第2条、業務の予定量でありますが、給水戸数から年間給水量、1日平均給水量及び給水装置工事、主要な建設事業であります。主要な建設事業といたしましたは、昨年に引き続き第3次拡張事業を実施するところであります。  また、老朽管更新事業でありますが、平成17年度が代替対象の最終年度となっているところであり、290メートル、温泉地区を完了しているところであります。  収益的収入及び支出でありますが、第3条と第4条につきましては、6ページ並び15ページ以降で御説明をさせていただきます。  2ページをお開き願います。  企業債。  第5条、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、次のとおり定める。  起債の目的でありますが、水道第3次拡張事業であります。平成16年から25年度までの予定であります。とともに老朽管更新事業が、最終年度目的として上げさせていただいております。利率は4%以内となっております。償還の方法は、措置期間を含めて30年以内、元利金等となっております。また、借り替えることができるというふうになっておりまして、平成16年度までは公営公庫の借り率7%以上が借換債の対象となっておりましたが、平成17年度から更に6%以上が対象となり、8件、2億2,514万2千円が対象となっているところであります。  第6条、一時借入金の限度額を1億円と定めるところであります。  第7条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費、交際費を計上しております。  第8条、棚卸資産の購入限度額は768万7千円にさせていただいたところであります。
     4ページ、5ページにつきましては、6ページ以降と重複していますので省略させていただきます。6ページから説明させていただきます。  収益的収入及び支出について御説明させていただきます。  収入の部であります。  1款の水道事業収益であります。1目の給水収益、これは水道使用料、それから目的ごと件数によりまして、1万4,810件で計上させていただいております。  2目の受託工事費収益であります。これは道路整備、更には桜が丘の公営住宅等の関連でありまして、消火栓移設には8基4件を計上させていただいております。  3目の負担金であります。これにつきましては、新規給水工事に伴う口径別等負担金といたしまして420件を計上させていただいております。  4目のその他営業収益でありますが、これは給水工事に伴います設計審査、工事審査手数料で、420件を計上させていただいております。  雑収益でありますが、これにつきましては、下水道、集落排水、個別排水施設使用料の収納事務受託料並びに簡易水道料の料金の収納事務、水質管理業務受託料を計上させていただいております。  8ページ、9ページをお開き願います。  2款の営業外収益の1目受取利息及び配当金であります。これにつきましては、普通預金利息として計上させていただいております。これはペイオフの関係がありまして、平成17年4月1日で、これについては切り替える予定であります。  また、預金利息1千円を計上させていただいておりますが、これにつきましては、2月20日付で受取利息を受ける期日が過ぎ、2月21日から3月31日までの期間の受取利息として計上させていただいております。  2目の雑収益であります。この雑収入でありますが、企業団の温泉調整池での草刈り等で、企業団からの負担分であります。  続きまして、10ページをお開き願います。  収益的支出の部であります。  1款の水道事業費用1目原水及び浄水費であります。これにつきましては、浄水場及び集水器等の管理の水質検査薬品代等でありまして、浄水場等の管理全般に係る経費を計上させていただいております。節では、手当から公課費となっているところであります。  2目の配水及び給水費であります。これにつきましては、水道メーターの検針業務のほか、配水管及び量水器の維持管理に要する経費を計上させていただいております。  12ページ、13ページをお開き願います。  3目の受託工事費であります。これにつきましては、道路整備工事に伴います消火栓移設工事であります。8基であります。  4目の総係費であります。この総係費につきましては、水道業務全般に係る人件費及びコンピュータ等の借り上げ等であります。これは、節で給料から報償費までを計上させていただいております。  5目の減価償却費であります。固定資産の減価償却、建物、構築物、機械装置及び工具等の減価償却について計上をさせていただいております。  6目の資産減耗費であります。この資産減耗につきましては、量水器及び配水管の除却費について計上させていただいております。  14ページ、15ページをお開き願います。  2項の営業外費用であります。1目支払利息、この支払利息でありますが、企業債償還利息で、政府資金48件、公庫資金45件分を合わせ持って計上させていただいております。借入金利息でありますが、これは一時借入金利息を計上させていただいております。  2目雑支出でありますが、雑支出については、過年度漏水等の判明または新年度給水 判明で遅れた分についての還付金等を計上させていただいております。  続きまして、3目の消費税であります。これは、消費税及び地方消費税を計上させていただいております。  3項の予備費1目予備費でありますが、20万円を計上させていただいております。  16ページ、17ページをお開き願います。  資本的収入及び支出について御説明申し上げます。  収入の部であります。1款の資本的収入1項企業債1目企業債であります。1目の企業債につきましては、第3次拡張事業債及び老朽管更新事業債について計上をさせていただいております。  続きまして、2項の工事補償金1目工事補償金であります。これにつきましては、配水管移設工事補償金を計上させていただいております。この工事補償金につきましては、道道新設北見線、道道帯広・浦幌線、十勝川温泉、公共下水道工事、これは十勝川温泉であります。更に、鈴蘭公園通街路に伴う移設となっております。  出資金については、科目の廃止をさせていただきました。  続きまして、18ページ、19ページであります。  資本的支出の部であります。1款の資本的支出1項第3次拡張事業費の1目事務費であります。これにつきましては、人件費、一般事務費に要する経費を計上されていただいております。人件費として2名、一般事務費による経費を計上させていただいております。  2目の工事費であります。これは、配水管布設工事ほかであります。これにつきましては、実施設計委託業務、更には、配水管布設工事、また、流量調整弁の設置工事を計上させていただいております。  2項の固定資産取得費の1目固定資産取得費であります。これは、量水器の購入費であります。  3項の配水管拡張工事費であります。1目配水管拡張工事費につきましては、道道新設に伴う配水管布設工事ほかであります。先ほど2目の工事費で御説明させていただきましたが、道道新設に伴う移設、これは北見線であります。それから、道道拡幅に伴う移設で、十勝川温泉であります。公共下水道に伴う移設で、十勝川温泉であります。鈴蘭公園通街路に伴う移設と、4か所分であります。  4項の量水器整備事業費であります。1目の量水器整備事業費として、これは、計量法の8年ごとに交換をするところであり、量水器取替工事費並びに量水器購入費を計上させていただいております。  5項の老朽管更新事業費であります。1目老朽管更新事業費といたしまして、これにつきましては、老朽管の更新工事として、十勝川温泉南14丁目168メートル。同じく十勝川温泉の北16丁目128メートル、合わせて296メートルをもって、老朽管の整備が最終となるところであります。  6項の企業債償還金であります。1目企業債償還金であります。企業債償還金、これは先ほど御説明させていただきましたが、政府資金48件、公庫資金45件、合わせまして93件の償還金であります。  7項の予備費1目予備費であります。これにつきましては20万円を計上させていただきました。  22ページについては、資金計画ということで説明を省略させていただきます。  23ページについて御説明申し上げます。  水道事業予定貸借対照表であります。  資産の部。有形固定資産であります。イの土地からトの建設仮勘定委託事業までを計上させていただいております。また、これらの合計を有形固定資産合計として計上させていただいております。(2)の無形固定資産であります。これは、電話加入権を計上させていただいております。  2番の流動資産であります。流動資産には、現金、預金として5億1,471万1千円を計上させていただいております。これはペイオフの関係で、音更農協の普通預金口座に決済用貯金として7月1日付で借り替えをするところであります。(2)の未収金であります。これにつきましては、3,922万1千円を減額、水道料金でありますが、未収金となっておりますが、水道の出納閉鎖が3月となっております。したがいまして、4月以降に入ってきている、今までの実績では、15年度の実績で見ますと286件、509万3,159円が実績でここに入ってきております。したがいまして、これから500万円が入金されてくるのかなというふうに考えております。  続きまして、負債の部であります。流動資産負債であります。未払金であります。これは先ほど御説明させていただきましたが、3月が出納閉鎖と生じることこから、一部未払金が出てきます。受水費委託料、借地料であります。それから、預り金といたしましても、同じく17年3月分、過年度分公共下水道、集排、それから合併浄化槽それから簡水の料金等が出てきます。したがいまして、負債合計8千万円となったところであります。  資本の部であります。資本金であります。自己資本金であります。これにつきましては、前年繰越金として、町からの出資金と合わせまして5億7,151万7千円となったところであります。(2)の借入資本金であります。これは企業債であります。これにつきましては、17年度見込みで93件分、政府資金48件、公庫関係が45件というふうになっております。これにつきましては、33ページの地方債に関する調書の中にもつけておりますので、御参照のほどよろしくお願いいたします。  続きまして、余剰金であります。資本的余剰金でありますが、受贈財産評価額であります。これは今年度、宝来地区の宝来本通が5.5ヘクタール、市街化区域になったところであります。したがいまして、それがプラスされて受贈評価額が算定されるところであります。また、工事補償金も過去の補償金、それから国庫補助金につきましても、過去の国庫補助金等の累計であります。合わせまして、資本余剰金合計となったところであります。(2)の利益余剰金であります。当年度未処理分利益余剰金として計上させていただいております。その内訳といたしましては、利益余剰金合計並びに余剰金合計としましては、資本余剰金合計プラス利益余剰金合計となったところであります。  したがいまして、資本合計61億7,588万4千円。負債資本合計が62億5,518万4千円となってございます。  25ページから27ページにつきましては、決算見込みの参考資料としておりますので、御参照のほどよろしくお願いいたします。  同じく28ページ、29ページにつきましても説明を省略させていただきたいと思います。同じく30ページ、31ページにつきましても説明を省略させていただきます。  32ページをお開き願います。地方債に関する調書でありますが、16年度末現在高見込みでは36億8,677万3千円で91件となっているところでありますが、17年度末現在高見込額では36億1,221万3千円の93件になろうかと存じます。  34ページ、35ページにつきましては、23ページで御説明いたしましたので、説明を省略させていただきます。36ページにつきましても重複しておりますので説明を省略させていただきます。  以上、御審議のほどよろしくお願いいたします。 212 ◯委員長(高玉紀男君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑ありませんか。  塩田委員。 213 ◯委員(塩田潤一君)  音更の場合、給水関係が、例えば水道企業団からと浄水場からとの比率、どのくらい給水しているのか。  それから、同じく浄水場の中で、河川から引く水とボーリングから水、これらの割合等を教えていただきたいと思います。 214 ◯委員長(高玉紀男君)  北浜水道課長。 215 ◯水道課長(北浜将男君)  それではお答えします。  企業団からの取水は1日4千トン。それから、河川及び地下水でございますけれども、これが大体7,500トンくらいです。  それから、河川と井戸水の割合でございますけれども(「おおよそでいいですよ」の声あり)川が6,300トン、地下水、井戸が1,200トン、そういうふうになっております。  以上です。 216 ◯委員長(高玉紀男君)  塩田委員。 217 ◯委員(塩田潤一君)  わかりました。それで、水道企業団から1日4千トン給水されておりますけれども、これは1日どれぐらい、何とか最低限、これぐらいは買ってくれというような約束事があるのかどうか。  それから、やはり将来に向けまして、浄水場の給水なんですが、おり抜きが1,200トン程度今出てないようですね。たしか2本出ていまして、これはまだ給水能力といいましょうか、上がると思うのですが、そうしていかないと、やはり将来料金の関係が出てくると思いますので、その点どのようにお考えなのか、この2点伺いたいと思います。 218 ◯委員長(高玉紀男君)  北浜水道課長。 219 ◯水道課長(北浜将男君)  まず、1点の企業団の関係でございますけれども、今現在、音更町と企業団の協定によりますと、日5,200トン、認可水量をとっております。したがいまして、今4千トンでございますけれども、徐々にこれに近づけていくような水量を受水しなければならないのではないかというふうに考えております。将来的には、今、第3次拡張事業が始まっておりますので、そうなれば最終的に7,200トンという認可責任水量がございます。したがいまして、7,200トンが将来的には企業団から受水しなければならないという水量になります。  それからもう1点、ボーリングが少ないのではないかという話でございますけれども、実際的に自噴する量が幾らかしてきております。ちょっと専門の人に聞いてはいるのですけれども、ちょっと原因が今のところはっきり究明できないようです。一応、3次拡張事業でポンプを入れる予定しておりますので、ポンプを入れればそれ相応の量はとれると思います。その辺、私どもまだ安心はしているのですけれども、これから十分調査していきたいと思っております。  以上です。 220 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに。竹中委員。 221 ◯委員(竹中政則君)  10ページの支出のところでちょっとお伺いしたいのですが、原水及び浄水費の中で、委託料が3,745万円、これは水質検査等だと思うのですが、この分で何人工分を見て委託されているのか。  それから、配水及び給水費の中でも委託料あるのですが、これは維持管理に要する経費ということで2,898万円、維持管理に要する経費は5,438万円ですけれども、この委託料、これも何人工分なのかお知らせ願いたいと思います。  それと、16ページの出資金なのですけれども、科目廃止、前年度230万円だったのですが、23ページの予定貸借対照表にはないのですけれども、これは17年度だからないのだと思いますが、どこの部分に表示されていたのか。16年度はもうないのですね。それで、どこに表示されていたのかお知らせ願いたいと思います。  以上です。 222 ◯委員長(高玉紀男君)  高木係長。 223 ◯水道課管理係長(高木 収君)  順番が前後しますけれども、出資金の関係でございますけれども、出資金については、16年度230万円、当初予算で計上させていただいております。これは、老朽管の更新事業に伴う、いわゆる地財法に基づきます繰出金ということで、一般会計の方は一般会計出資債を借りまして、水道事業会計に繰り出す予定のお金のことでございます。17年度は老朽管の更新事業はございますけれども、出資金の方には該当がありませんので、17年度はまず科目を廃止させていただいております。  それで、16年度の貸借対照表等のどこに表示があるのだというお尋ねかと思うのですけれども、出資金につきましては、水道事業会計の資本になるものですから、自己資本金、16年度で申しますれば、26ページの資本の部の(1)自己資本金5億7,151万1千円、この中に出資金が入ってまいります。過去にも老朽管の更新事業で、出資金が該当した場合には、5億7千万円の中に入ってきているという経過でございます。  それから、委託料のお尋ねでございますけれども、原水、浄水費の委託料につきましては、今年度は、一番大きなものといたしましては、ペンケチン川の水利権の更新申請に係る委託業務が330万円新規でございます。委託料の中身といたしましては、そのほかは浄水場の維持管理に要する経費、業者に委託している施設管理等の費用、それから消防設備の点検ですとか、自家用電気工作物の点検ですとか、電気計装板の保守点検とか、そういったもろもろの毎年行っている委託業務の内容となっております。  それから、配水、給水費については、業務係の中野係長の方から説明いたします。 224 ◯委員長(高玉紀男君)  中野係長。 225 ◯水道課業務係長(中野和彦君)  配水及び給水費の委託料についてでございますけれども、中身的には、水道検針委託業務、約1万6,600件の12カ月分の検針委託業務、金額にいたしますと約1,690万円が入っております。そのほかに、水道施設の耐震化計画を策定するに当たりましての基礎調査の委託が300万円、それから、毎年度行っておりますけれども、本管工事のデータですとか、各個人の給水施設のデータの蓄積になりますけれども、本管台帳システムのデータ入力に約170万円ほど、それから、配水管移設工事の伴います実施設計の委託業務が4件で約700万円、合わせてまして2,897万9,900円で計上させいただきました。 226 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに。    〔「なし」の声多数〕 227 ◯委員長(高玉紀男君)
     ほかに質疑がなければ、本会計に対する質疑を終わりたいと思います。御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 228 ◯委員長(高玉紀男君)  異議なしと認めます。  したがって、本会計に対する質疑を終わります。 休憩(午後 3時05分) 229 ◯委員長(高玉紀男君)  説明員入れ替えのため、暫時休憩をします。 再開(午後 3時06分) 230 ◯委員長(高玉紀男君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  これから、各会計ごとの審査で残した問題を含めて、各会計全般について総括的質疑を行います。  先ほど塩田委員からの大通8丁目1番地の件の答弁を、総務部長よろしくお願いします。  赤間総務部長。 231 ◯総務部長(赤間義章君)  中央通の拡幅の関係でございますけれども、道路に住宅が掛かるということで、そういう方がおられまして、その方から代替地、できればというような話がございました。そういう話があったわけですけれども、実際にその方は、その土地はかなり広い土地でございまして、住宅をそのままずらせば十分新しい住宅が建つというような面積がありましたので、代替地ということにはならないという説明をさせていただきまして、御本人は納得されております。  その後、隣の方に、お話ありました方は土地を全部売られて、新しい住宅団地に転居されて、そこで生活をされているということでございまして、御本人の話では、大変静かなところで引っ越してよかったというような話を聞いておりまして、特にそのことでどうこうなっているというような状況にはないということでございます。  以上でございます。  塩田委員。 232 ◯委員(塩田潤一君)  大通8丁目1番地も大変静かなところでございますから、そんなに変わらないとは思っております。  ただ、やはり中央通なり街路整備なり、そういう大事業をやるときには、やはりある程度代替地の確保といいましょうか、そういう問題、私も用地交渉を長年してきまして苦労した部分で、やはりそういういろいろなケースが考えられますから、今後はやはりそういう事業をするとき代替地の確保なり、また今度土地を売るようですから、そのときは、やはり公募をきちっとして入札する方法などの明朗化といいますか、公正な形でやっていただきたいと、要望して終わります。 233 ◯委員長(高玉紀男君)  要望意見として処理します。  ほかに。山本委員。 234 ◯委員(山本忠淑君)  一つ、昨日説明がありました75ページの公債費にかかわることを申し上げたいと思います。  昨日の御説明でもありましたが、一般会計の17年度末未償還額として227億円という御説明がございました。17年度、この公債費予算が28億円計上されてございます。一般会計の予算総額の中で20%を占める大変大きな歳出計画の分野であります。  そこで、これは財政健全化特別委員会でもお願いはしておりませんが、今、未償還残高の、いわゆる償還の今後10年、あるいはもっとあれば、その償還の計画の資料、あわせまして利息、元金と利息を合わせた資料があれば、私は今財政問題を論じるにしても今後の予算の考え方を持つにしても、これが大変大きな要素を占めるということで、委員長に、資料要求として了解をいただけるならば、その資料をお願いしたいと思いますので、取り計らいをお願いいたします。 235 ◯委員長(高玉紀男君)  お諮りします。  ただいま山本忠淑委員から、一般会計町債償還予定表の資料について要求がありましたが、本委員会として要求することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 236 ◯委員長(高玉紀男君)  すぐ出るそうです。  異議なしと認めます。  したがって、一般会計町債償還予定表の資料については要求することに決定いたしました。 休憩(午後 3時14分) 237 ◯委員長(高玉紀男君)  暫時休憩をいたします。 再開(午後 3時16分) 238 ◯委員長(高玉紀男君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  山本委員。 239 ◯委員(山本忠淑君)  早速資料用意いただきまして大変ありがとうございました。  冒頭指摘がありましたように、概要説明等の段階でお願いをしておけばよかったわけでございますけれども、ちょっとそのタイミングを失いまして、昨日の、いわゆる利息がどれだけ発生するかということを指摘がありまして、そのときに是非将来の利息も含めた公債費の中身を知っておかなければならないというふうに考えてお願いをしたところであります。  いわゆる自治体が借金を返すために起債を起こさなければならないという事態を避けるために、財政を健全化しなければならないということも一つの条件でありますので、私はどうしてもこうした資料を持ちながら、町がこれから計画する起債計画というものも、こういった償還計画を見ながら論議をしていかなければならないということが大変重要になってくるというふうな思いもありましてお願いをしたわけであります。  大変ありがとうございました。参考にさせていただきます。 240 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかにありませんか。小野委員。 241 ◯委員(小野信次君)  ありがとうございます。ようやく話せる気がします。  総括的質疑ということですから、広く質問をいたします。  実はこの予算書の中で、教育分野だと思うのですけれども、学校施設に対して、例えばプールの補修云々というところも出ていましたけれども、財政5か年健全化計画ということで、教育も聖域なし、あるいは民生も聖域なしということでやられてきたのだと思うのですけれども、こういうのをもうちょっと工夫できないのかなという。例えば将来的に見て、ずっとそういう学校環境の中でやっていくことが理想なのか、あるいは今、例えばプールであれば、町営のプールに、そこに皆さんで利用してもらうような計画も今後考えていってもいいのではないかなと、僕自身は考えるのですね、どの学校も全部それが対象になるとは思わないのですけれども、そういう工夫も将来的に、将来的にというよりも、この健全化の中でもしそういったことが取り上げられていればいいけれども、数ある学校それぞれがいろいろな面で補修・改修をしていくということはもちろん大事だけれども、今日ちょっと途中で民生でしたっけ出生率が90名、亡くなる方が200名なんていう数字を今日お聞きして、全体で、来年から全国的に人口が減っていくという、少子化ということも含めてとらえて、教育、民生ということだけではなくて、連動して幼児数あるいは児童数ということもとらえて、近々にそういった現象が起きるということがもうわかっている中で、どういうふうに今後そういうものに対して対応していくのか、施設も含めて、学校環境あるいは保育環境、そういう将来目標というよりも、この近々の中でどういうふうにとらえて目標を持たれようとしているのかというところをちょっとお聞きしたいなというふうに思います。 242 ◯委員長(高玉紀男君)  高橋教育長。 243 ◯教育長(高橋 晃君)  学校施設のことを例に出されてお話ししました。私の方からお答えできるところはお答えさせていただきたいと思います。  プールの上屋の、今年予算を計上させてもらいました。上屋のビニールのことは大したあれではないのですけれども、各プールの鉄骨の部分が相当傷みが来ています。真っ赤にさびている状況にございまして、これが滴としてプールの中に落ちるような状況になります。それの応急的なものはやっているのですけれども、ただ、いつかの時点で、そういう施設は改築をしなければならないという時期が来るかと思います。  そんな中で、今おっしゃられたとおり、今はまだ使っていられる状況ですからあれですけれども、先を考えたときに、今はそれぞれの授業の中で学校を使っているという部分はあるのですけれども、1時間単位での体育というか水泳というか、こういうことを考えるとちょっと無理があるのですけれども、週に何回かの運動時間をまとめて2時間とか、そういう時間をつくって、例えばですけれども、例えばこの西地区を考えれば、西地区の例えば東中だとか西中だとか、南中音更だとか、こういう学校がうまく連携をし合って、そして時間を合わせた形の中で、1週間なりの単位で運動の時間をつくっていただければ、スクールバスかなんかでまとめてこっちへ来て、時間的にも15分あるいは20分の時間が片道かかるわけですから、そのうち約半分ぐらいの時間は行き帰りにかかるのですけれども、その中で1時間単位ぐらいはここでできると。そんなことも考えながら、使えなくなってからどうこうでなくて、こういうようなことも含めて、びっちりでなくて、そういうようなことも年何回かの夏の時間に考えて試験的にやってみてはどうかということを校長先生には投げかけてあります。  子供たちも自分らのプールでやることが、この町営プールに来てやれることに喜びを感じたり、使い勝手を感じたりして喜ぶのか、あるいは大変なのか、そういうようなことをやっていく中で、やはり各学校のプールでなくて、これでもいけるのではないかというようなことにもなるかもしれませんし、そんなことも含めて、今年あたりから少し試しにやっていただけないですかというようなことを関係校長先生にはお話ししてあります。  何回かは単独で来ているのですけれども、トータルで物の考え方で連携をして、そして、こっちに来てやってもらう、確かめてもらう、こんなことも考えていかなければならないのかなというふうに思っています。  施設のことは、たまたま本町の場合は、町の大規模校については、建て替えをしなければならない学校も逐次出てくるのですけれども、東中を除いて農村部の学校は全部建て替えが終わっているという状況の中で、建物そのものには今すぐどうこうという問題は出てこないのですけれども、プールだけは相当そういうような、最初からある施設ですから、ビニールそのものは年次的に何校かづつ取り換えてきているのですけれども、それは大したお金ではないのですけれども、プールそのものの鉄骨までいくと、やはり建て替えというものも出てくる。そういうことになるのかならないのか、そのような形で今考えていただいて、検討していただいているところでございます。  以上です。 244 ◯委員長(高玉紀男君)  小野委員。 245 ◯委員(小野信次君)  今、教育長がお話の中で、工夫をされているということ今伺いましたので、そのとおりだなというふうに思います。  あわせて、その施設を使ってもらう。例えば今ある既存の施設、各学校にある既存の施設、もちろんそれはまだ使える間は使われている。それは十分結構なことと思いますけれども、やはり学校規模によっては、こっちへ来て、むしろ児童生徒に興味を持ってもらうという意味からも、そういうことをお互いに理解をして、むしろ使っていくべきであろうと私は考えるのです。  それが、例えば人口集積している市街だとか、あるいは木野地区にあっては、もちろんこのまま学校で、ぽんと来てプールへということはなかなか難しいところはあると思うのですけれども、しかし、利用ができそうなところは、もちろんそれはそこの児童、あるいは先生方の考え方ももちろん取り入れていかなければならないのだろうけれども、やはり行政の中でひとつ考えるときに何か工夫をもって、そしてそこも、財政も含めてトータルして考えたときに、そういう方法もあるのではないかという手法をどこかから手をつけていくこともやはり、教育といえども、そこは聖域といえども工夫していくところでないかと。  あわせて、そこにたどり着くには、やはり保育園も含めて、今学校だけの話しているけれども、もとになるのは、間違いなく少子化ということは、今予測値でも、来年お生まれになるのが4万3千人近くいる中で、その中で出生予測が90名としか見積もっていないわけでしょう。(発言の声)国保の部分ね。いずれにしても、この数字は国保の部分だけだけれども、この数字を例えば倍にして200にしたって300にしたって、音更町全体で見て、その中の、今の建物の建っている数からいけば、これを将来的にどうしようかでなくて、やはり今までいろいろところで論議をしてきた中で、更に今ここで健全化ということをおっしゃるならば、そういうことにも手をつけれということ、皆で工夫しようというアイデアを出していかなければいけない。それはお金のかかることではないのだから。お金のかからない部分でアイデアを出す。  それと、保育園だとか学校ということになれば、そこに住まわれる地域の方々のお考えももちろんあるわけだから、しかし、そのことも含めて、そこであおる必要はないけれども、そういったアイデアを出しながら、やっぱり興味を持ってもらうという、その手法は少なくても健全化5か年計画の中の最初からそのことを見据えてやっていってもらうことは望ましいことではないかなと。ただ一生懸命旗振ってみたって、皆さんの認識の中で、お金だけ取られるという、健全化5か年計画で4か所回ったときに、あの中見たら、皆さんのおっしゃるのは、お金を取られるという意識だけしか持たないのだから、やはりそうではなくて全体を眺めてみて、こういうところに工夫をしていきますよという部分も見出せるような方法で皆さんにお話をしていく。そういう中で、本来民生部門というか、保育園だとか学校部分というのはなかなか俎上に上がってこないけれども、そういう工夫が地元の中でもできるのではないかということは僕は、せっかくの機会なのだから、もうそろそろ言っていってもいいのではないか、そういうふうに思います。  その辺で、町長から。 246 ◯委員長(高玉紀男君)  山口町長。 247 ◯町長(山口武敏君)  今の考え方、同感でございます。ただ目先のことだけに追われることなく、例えばの話ですけれども、たまたま小野委員が今お話ありますように、駒場もそろそろ改築に入るということになれば、やはりある程度将来というものが人口も減っていく、高齢化になり少子化になる。多少国のいろいろな施策といえども一挙にこれはふえるものではないということになりますと、音更町全体もやはりそういう一つの人口構成になっていくということは明かな事実だ、そういうふうになります。  ですから、例えば今学校改築になった、将来やはり駒場地区、どことどこが、何と何が合併するとか、ここに入ってくるとか、お互いに共同し合うとかという話は別にして、やはり一つの駒場という一つの点を考えた中で、今後はやはり教室、例えば同じような教室が三つも四つも五つも並ぶとか、中には、場合によっては学童保育所だとか、あるいは今の保育所だとか、本州あたりへ行くと学校ががらがらあいて、そして、福祉もあれば教育もある、いろいろなものがそこの中に雑居している。そして、言ってみれば有効利用といいますか、そういう形になっております。  ですから、私ども単に今、縦割り行政とよく言われておりますけれども、やはり物事これから、学校一つ建てるのでも、将来やはり児童数が減ってくる、そうなれば有効活用しやすいように、場合によっては1教室真ん中抜けば、二教室が一つの広場として使える、こんなようなこともやはりある程度、全部が全部そういうふうに当てはめていくというわけではないですけれども、例えば今言ったような駒場さんのように、ある程度音更から離れて、そして農村地域の一つのとりでとしてあそこにあるわけでありますから、そういうようなことも考えていかなければならないですし、それから、今ある施設もやはり有効活用する、あるいは廃棄処分するものは思いきってすると。いつまでもあれにこれにというようなことだけではなかなか維持管理費ばかりかかって、その地域でも持て余してしまうというようなこともなきにしもあらずだとすれば、やはりそういう施設ももう一度新たな視点で見直すという、そういうことも一方では必要なのではないかなと。  それともう一つ、最後になりますけれども、私ども職員に言っているのは、もう20年たった、耐力度調査やったらすぐ建て直しをしなければならない、そして補助金をもらって建てる、そういう時代は終わった。ある程度やはり公共施設というのは、その耐用年数値使うということを基本にし、そして5年なり10年なりにリォーム化していくといいますか、そういうようなことをやり、長く延命をさせるといいますか、そういうようなことも考えていくべきだ。そんなことも常日ごろ私自身も考えておりますし、また、職員にも話をさせていただいているところでございます。 248 ◯委員長(高玉紀男君)  小野委員。 249 ◯委員(小野信次君)  お二方の、教育長と町長のお話を伺って、まさに僕もそういうふうにふだん考えますし、そのとおりだと思います。  もう一つは、その中で働く先生方、保育園であれば保育の先生方、学校であれば学校の先生方が、そういったことも含めてこれから保育園の運営、あるいは学校の運営の中で、自らもそこに着眼点を持ちながら学校運営なりほかの運営もしていくべきだということも含めて僕は、指導というよりも、そこが一体となって物を考えられるように話しかけをしていってほしいなというふうに思います。  なぜなら、この間も各委員のお話出ていましたけれども、学校においては勉強のあり方が問われている、あるいは能力の低下も起きているというようなお話がありましたけれども、それは、今総合学習という中でやるのであれば、僕はさっきの各学校の中で、いい環境に持ってきてあげるという中でのプールの話出しましたけれども、今5日行って土曜日休みですけれども、総合学習の中で土曜日も含めて、これは話し合いだけれども、そういうことも含めて、今、教育長は、往復で2時間、3時間かかる、これも事実ですが、だからそこら辺も考えて、そういったことを理解していただきつつ、いただきつつというよりも、そうすべきだと言っても僕は別に何もおかしいことでないと思うのですよ。そんなことも含めて、これから改善というよりもよりいい方向に進展をさせていって、なおかつ既存のものも有効利用よりも利用頻度を上げてもらうという、それは、使用料金今取っているからということもあるけれども、それとはまた別に、その施設がこれだけ有効なのだよということも含めて、小さいときから利用してもらえば、ある一定の年齢来ても、そのよさがわかって利用してくれると思うのですよ。そういうことも含めて大事な一つのポイントとなると思うので、これから是非取り組みたいというお話伺いましたので、若干安心しましたけれども、是非そういうようなことをこれからもとらえていってほしいなというふうに思います。  以上で終わります。 250 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに。佐藤英委員。 251 ◯委員(佐藤 英君)  音更小学校のプールを建て替えるときに教育委員会は過去に何と答弁したのか、再度あのときの答弁のとおり話をしてください。 252 ◯委員長(高玉紀男君)  本日の委員会時間は、審査の都合により、あらかじめ延長します。 休憩(午後 3時35分) 253 ◯委員長(高玉紀男君)  答弁調整のため休憩をします。
    再開(午後 3時36分) 254 ◯委員長(高玉紀男君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  佐藤委員からの質問に対して、時間調整をお願いしたわけですけれども、佐藤委員の方から質疑を続行してもよろしいとのお話でございますので、そのほかにどなたかいらっしゃいませんか。  宮村委員。 255 ◯委員(宮村 哲君)  もったいないと思ったから、続行してくれということで申し上げました。  財政健全化の中でずっとやってきました。その中で、私は保育料の値上げについては、道が示している、今、音更町が実施しているのは70%だと、それを5年間で85%に持っていくのだという考え方を示されました。その中で、私はやはり少子化のことを考えたら、今、小野議員からいろいろ内容ありました。そのことについては私は最小限にその部分をやってほしいと要望してきた経過があります。  先ほど山川委員からも少子化に対し、保育料のことについて要望があったわけです。私もやはり90名しか見込めない、本当に子供たちが余り、幼児が、出産が見込めないという中で、非常に少子、高齢は200人も亡くなっていくような予想の中で、やはり今のお母さん方に安心して子供を産める、育てられるような環境を、やはりこれは音更町としては是非ともそのことを守っていってほしいなということを私は、町長も3期目、町長になるのかどうかわかりませんけれども、町長に、少子高齢ということの中で守っていくのだということを答えておりますから、町長からどうしても70%、15まで持っていかなければいけないのかどうか、その辺ひとつ、いやいや、考えてみるぞというようなことがあったらひとつお答えをいただきたいと思います。 256 ◯委員長(高玉紀男君)  山口町長。 257 ◯町長(山口武敏君)  先ほどから90名、90名と言っておりますけれども、決してそんな少ない数字ではございません。あれは国保の中の扱いが90であって、戸籍上の取り扱いは400件がございます。ただ、町内で出産した、あるいは町外で出産した、届け出の数がそういうことでございます。健全化5か年計画の一つの中に入っているわけでございます。  ただ、ほかの使用料というのですか、保育料と違う特徴がございます。これは、保育料を集める場合には7段階方式で、厚生労働省が毎年適正価格の保育料というものが示されます。しかし音更町は、そのまま使えば大変な負担増になってしまうというようなことで、その7段階を更に細分化して、その倍以上あるのではないかなと思いますけれども、そのような形の中で保育料をやっております。当時は、厚生省が示す1年遅れで毎年保育料が改正されます。そのような考え方の中で、音更町は1年遅れで改正をする。そして、使用料等審議会にこれはかけなくてもいいと、毎年こういうシステムの中で行うのだからと、こういうようなのが今日までの経過でございます。  そんな関係で、これからの少子化時代、私もそのことに非常に関心を持っているし、日本の将来をやはり誤った人口構成だけでいいのかというような点を考えれば、やはり音更町もそれはそれなりに、そういう一つの減少を食いとめるような最大限努力する必要があるというふうに受けとめております。  そんなことで、この保育料については、先ほども部長が申し上げておりますけれども、今非常に、厚生省が示す保育料からすれば5年遅れぐらいです。それを一気に縮めるということは至難だ。だから考え方は、従来どおりの考え方を持ちながら、そしてその係数そのものはどこまでやるのだという一つの目標値を立ててということが、今取っているのがおよそ70%、これから5年なり何年かかるわかりませんけれども、そういう中でできるだけ低く抑えろと、こういうような皆さんの気持ちであることは間違いない。当事者にとっては、ただほどいいということも、気持ちの上でわかります。しかし、85%ぐらいまでは何とか繰り上げをしていかなければならないのではないかなと。残りの15%はやはり一つの公共として、地方自治の業務として考えた場合、その程度のことはやはり考えていきたいなというふうに思います。  ただ、今、宮村委員がおっしゃるように、できるだけ範囲でおさめるように努力しろということでありますから、御意見として伺っておきたいと存じます。 258 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに。山本委員。 259 ◯委員(山本忠淑君)  町民の声として、町がこれからの行政運営の中に、町民参加、ボランティア活動を大いに促していきたいという、常にそういう姿勢を見せておりますが、例えば福祉関係なんかでは、お世話をしたいと、ボランティアでお世話をしたいという気持ちは多くの方が持っているわけですが、行政がボランティア団体に対するきちっとした仕組みといいますか、まとめをしなければ、いわゆる元気な間にお世話をする、しかし自分がお世話にならなければならないときには、それが返ってくるといったような、そういう仕組みがないと非常に張り合いがないといいますか、将来自分がお世話になるときに、これからの年金はどうなるかわからないというようなことで、負担ができないということもあるかもしれないと。そういったことがあるから、今の元気な間に精いっぱい役に立ちたい。しかしそれはどこかで登録しておいてほしいのだという、こういう声が多いわけですけれども、私は、そう言われてみると、非常にこれからボランティア団体それぞれ今もありますし、これからも立ち上がると思うのですが、これらを行政のどこかの部門でまとめるといいますか、登録するところがあって、そしてきちっと指導されて、町民の多くの方々がいろいろな部門で行政のお手伝いをするといったようなことができるような、そういう仕組みを今後検討しなければいけないのではないかというふうに実は感じところでありますので、これはどこの部分がこれから検討されるのかわかりませんが、私は行政としてそういう姿勢を今後強く打ち出していこうとするならば、取り組むというような気持ちを持っていただきたいと、こういうふうに思っておりますので、その辺の考え方というのをひとつお伺いしておきたいと。  それから、先ほど、これもちょっと言いそびれたわけですが、いわゆる返した分以上の借金はしないということをずっとおっしゃっておられますけれども、先ほど見た資料からも感じられるわけですが、これからどれだけ起債を起こしていくかということは非常に難しい時代になると思います。しかし今のように、この予算の中で占めるパーセンテージが20%という、私はちょっと多いと思うのですよ、これからの予算規模からすると。このことをどこまで守っていけるのか、これよりどれだけ下げていけるのかということは、やはりきちっとした姿勢として、財政運営の姿勢として持っていなければならないと思うのですが、これらについては当然考えがあって、なかなか新たな起債を起こすことができないと言いますけれども、しかし起債がなければ何ら取り組むことができないと思いますけれども、その辺の基本的な考え方、どんなふうに考えているのか伺っておきたい。この2点お願いいたします。 260 ◯委員長(高玉紀男君)  山口町長。 261 ◯町長(山口武敏君)  係数等がもし必要ということであれば、今、助役がいろいろと資料を見ておりますので、後ほどまた追加させていただきたいなと思います。  ただ、基本的な考え方といいますか、今後の取り組み方を申し上げたいと存じます。  特に、今ボランティア活動、やはりこれから地域福祉で、地域の中にボランティア、お互いに相互扶助の精神かといいますか、力のある者は、あるいは若い者はお年寄りをと、こういうような社会をやはりつくっていくことが一番、社会保障というよりも、むしろすばらしいまちづくりになっていくのではないかなと、そんなふうに思います。  決して仕事を区別するわけではございませんけれども、本来的には、このボランティア活動の最たる一つの組織、指導、そういう理念というものは、本当は社会福祉協議会あたりが、やはり民と公の間に入ってやっていくのが私は本来的な仕事だろうと。それなりに協会だとか、そういう形の中で運営をされていたというふうにも聞いております。  しかし、これらの指導者といいますか、ただ専門的な学校を出てきたから若くてもできるというものではございません。特に人生経験といいますか、こういうことが十分備わっている方でなければなかなか難しいという面が、非常にボランティア活動の場合にはあるのではないかなと。  そういうようなことで、私も社協さんの方に、やはりボランティア活動を基本にして、そして社福の活動を続けてほしい。そういうためには町も協力をもちろんいたしましょうと。こういうようなお話をさせていただいております。  ですから、そういう点で、いまいちどうかというと、今お話のように午前中なら私あいているのだよと、だから何かあればお手伝いをしたいとか、なかなかその辺のものが町民の方々に、あるいはそういうお気持ちを持っている人方に伝わっていかない、そういうようなことでございます。  先般もちょっとお話を聞いたら、社協さんは社協さんでいろいろなボランティア団体、組織がございますから、一番大きいのではライオンズだとか、そういうところも一つのボランティアとして給食の配りだとかそういったものも一生懸命やっておられますから、全然活動そのものはやっていない、何も組織がないということではございません。そういうようなことで、人材バンク的な形で登録もされているというようなことでございます。  ただ、表向き、一般町民の方々にそういうものが知られて、そういう活動が音更でやられている。私の場合もあそこへ行けば、そういう話が伝わっていくというような体制がいまいちであることは正直言ってそのとおりだというふうに思います。  そんな点で、今後、民生所管といいますか、そういう中で社協の方とも十分、ボランティアについての今後の方策、取り組み、こんなことについても私も話をして申し入れをしたいと思いますし、やはりこれは町だ社協だというような、お互いに言っているよりも一緒になってやるのだと、こういうようなことについてもお話をさせていただきたいなと、そんなふうに思います。  それから、財政でございますけれども、いずれにしましても、財政計画を何とか実らせていかなければ、5年後にともいうようなことになるわけでございます。何が何でも私どもは、やはりこの計画を、また、議会の中で全て100%賛成とは言わないにしても、やはり私どもはあの計画書に沿って何とか数字の達成を考えていかなければならない。ただ一つの数字合わせ的な手段だけはとりたくない。そういうようなことで、一応私どもは17年を目途に基本的に考えて、そして、できるものであれば住民の理解をいただきながらやはり取り組んでいきたいというふうに思っております。  ですから、この償還表を見ても、およそ毎年1億円ずつぐらい、大ざっぱでございますけれども、償還をしていけば1億円ずつ減っていくというようなことでございますから、そういう計算でいきますと相当長くかかるというようなことも言えるわけでありますけれども、やはり基本的に音更町の財政そのものを豊かにする、そして基礎体力を持った財政力をつけていく、そういうためには、ある程度やはり先行投資的なものも、財源の力、たくましい町をつくるという上での必要性も出てくるのかなと。  ですから、ここにこれだけの起債があるわけで、借金があるわけでありますから、このことを甘く見ることはできません。もう既に借りておりますから、これは償還していくということが絶対条件でございます。しかし、町は生き物でございますし、人口も微増でというようなことになれば、あるいは先ほど来から出ているような高齢者、少子化、こういうものの対応というものを当然考えていかなければならないですし、また、学校も古くなれば新しくしていかなければならない。その辺のことも十分、単なる一つの予算、経常経費的なものだけではなしに、やはり今後のまちづくり計画の中にも、そういう大きなものがところどころに、どうしてもやらざるを得ないものが出てまいりますから、場合によっては、もっと厳しくこれらの数字を抑えなければならないという場合も中には出てくるのかなというふうに思います。  ただ、先が余りはっきり、透明感が非常にございませんから、その辺は更に私どもは健全化計画そのものの、あそこに示した数字は、むしろ最小限というような考え方ぐらいを持って、何とかあの線に沿った、やっぱり目的を達成するために取り組んでいきたいなと、そのように思っております。 262 ◯委員長(高玉紀男君)  山本委員。 263 ◯委員(山本忠淑君)  ボランティア、有償ボランティアという言葉があるわけですけれども、一般の退職されて元気な方々、有償ボランティアというものは求めていると私は、それほど求めているとは思っていないのですが、しかし、先ほど申し上げましたように窓口がきちっとしていて、どのボランティア団体に属しても、窓口がきちっとしていて、自分たちが一生懸命人のために努力したことが将来自分に返ってくるのだというものの裏づけが欲しいといいますかね、それも、お世話になるかどうかはわからないにしても、これからは負担できない時代が来るといいますか、そういう状況を想定したときに、一生懸命人のために役に立つときには役に立ちたいという、その辺のことをもっと啓蒙活動をしなければいけないのではないかなと。  特に、予防介護地域支援というものが、今後18年度から取り入れられてくると思うのですが、それらにはどうしてもボランティアが必要になってくると思うので、私は、それらが制度化されたときには、今申し上げましたように、やはり行政なのか社協なのか、窓口がきちっとしていて、登録されているというシステムを構築しておかなければならないということを、これは今年度というよりも、そういう取り組みをすべきだというふうに申し上げておきます。  以上。 264 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに。  それでは、先ほどの佐藤委員の御意見に答弁をお願いします。  高橋教育長。 265 ◯教育長(高橋 晃君)  佐藤委員に答弁させていただきますけれども、音更小学校のプールの建て替えのときに、町営プールと一緒に使えないかという議論があったと聞いています。そのときに教育委員会としては、それは学校プールとしてやっぱり必要だと、別々に必要だと。音更小学校のプールはやっぱり改築したいということで改築に至っているというように聞いております。  それと、その後、別な機会のようでございますけれども、農村部のプールが大型改修だとか改築時期が来たときにどうするのだというようなときに、教育委員会としては、改築時期が来たときには、スクールバスなどを使って町民のプールの方に運んだような形の中で利用できないか検討をしていきたいというふうにお答えをしたというふうに、今調べたところでございます。そのとおりかどうかちょっと定かでないのですけれども、そのように調べましたので御答弁させていただきます。  以上です。 266 ◯委員長(高玉紀男君)  佐藤委員。 267 ◯委員(佐藤 英君)  今、教育長の方から言われた内容で間違いないと私も記憶しております。何を隠そう私が質問をして、問題提起をした問題でありますから。私もむだに議員生活ちょっと長くなったのかもしれないのですけれども、いつなのかというとで同僚議員から、10年ぐらい前でなかったかという話もあるけれども、そんなにも前でなかったと思うのですよ。たしか前の前の部長さんが答弁をされているのかなと思いますから、10年もたたない、5年ぐらいのスパンの前の話でないかなと思っているのですけれども。  私申し上げたいのは、前に小野委員が質問されて教育長が答弁された流れというのは、私は支持します。そのとおりだと思いますよ。ようやくそういうふうな形で考え方を前向きに変えてくれなと評価するのだけれども、今、教育長が照会してくれた、せっかくすぐそばに、歩いてでも行けるような距離にあるプールがあって、できたものを有効活用しましょうよ、せっかくだから。そして、寒い秋口、お盆も過ぎたら寒くなって使えなくなるようなプール、幾ら南側、東側、それを変えたにしても寒くなるようなプールよりも、そういう形で学校教育のより効率的な効果的な発展、推進ということを考えたら、温水プールを使った方がいいのではないかという話をさせてもらったときに、頑として、学校施設としてはどうしてもこれは必要なのだと。だから、教育予算は教育予算なのだ、一般行政試算はそういうものだ、そんなことで押し切ったのですよね、教育委員会は。  もうちょっと乱暴に言うと、やっぱりそんなに時間もたっていないし、少子高齢化なんていうのは今始まった問題でなくて、もっともっと前から始まっていた問題で、こうなることなんていうのは容易に想像もできた。それから、財政についても厳しくなるということは容易に想像できていた。借財も多かったわけでありますし。そのときに、せっかくあるものを大事に使ったり、それから、同じような種類の、種別のものはなるべく統合していこうとかという考え方をやるべきだったと思うのです。そのときに言っても頑として受け付けなかったけれども、同じ庁舎の、担当者はどんどんかわって退職されているかもしれないけれども、あなた方行政は継続だと常日ごろ言っているのだから、それに対しての総括ということはきちっとしてもらわないと、あのときはあのときだったのだから、時代だったのだから仕方がないというふうな簡単なことで方針を転換されるのは釈然としないのですよ。方針転換について文句をつけているわけではないのです。それは正しいのです、そうあるべきなのです。財政5か年計画でも、そのようなことをおっしゃっているようだし、常日ごろからあるものは大事に使ってきたい。リニューアルもしながらも使っていきたいということなのだから、それで正しいのだけれども、過去の答弁と大きく違ってきたのだから、過去の答弁は、やはり時代を見据えておりませんでした、間違いでした。総括してもらわないと私は納得いかない。 268 ◯委員長(高玉紀男君) 休憩(午後 4時01分) 269 ◯委員長(高玉紀男君)  答弁調整のため休憩をいたします。 再開(午後 4時02分) 270 ◯委員長(高玉紀男君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  佐藤委員。 271 ◯委員(佐藤 英君)  今後についてはできるだけ効率的な効果的な施設の利活用を進めていくという基本路線に変わらないということでよろしいのでしょうか。 272 ◯委員長(高玉紀男君)  高橋教育長。 273 ◯教育長(高橋 晃君)  基本的にはそのように考えております。 274 ◯委員長(高玉紀男君)  佐藤委員。 275 ◯委員(佐藤 英君)  そうしますと、学校ですとか各種施設等についても、いわゆる既得権域というのかな、あるもの、あったものだから、もう時代が流れたのだからそろそろというときに、あったのだから、これは再整備を更にお願いしたいとか、それから、もっと拡充をしてくれとかということではなくて、より財政の財布の中身に合わせたような形、それから、時代の流れに勘案したような形で施設整備等も今後は進めていく。プールのお話ししましたけれども、音更小学校にプールがあったのだから、これはこれでやるのだと、せっかくいいものがあるのに、これをなくしてしまって、そっちに行けばいいのでないかというときに、そうではないというふうなことは今後はないということで方針、今後の公の施設に対する方針は、教育委員会だけ責めてもだめなのだけれども、そういうことを底流に進めていくのだということでよろしいですか。理事者、町長か助役でお願いします。 276 ◯委員長(高玉紀男君)  藤井助役。 277 ◯助役(藤井 勉君)  今までもそういうようなつもりでやってきたつもりですけれども、たまたま今御指摘のあったような件の経緯もございますし、既得権域という言葉もありますけれども、今後は基本的には、やはり利用できるものは再整備をして利用していくという考え方で施設整備をしていきたいと思っております。 278 ◯委員長(高玉紀男君)  真田委員。 279 ◯委員(真田健男君)  二つほどお聞きしたいと思います。  一つは、診療所問題ですけれども、今日、特別会計の中で助役さんの方から、17年度をもって直営はやめるということが明言されました。この診療所問題は、少なくても10年近く予算や決算で論議されてきた問題だと思うのです。最近では、財政健全化特別委員会でこれも論議されて、民営化もしくは廃止ということが方向性としては出されていたと思うのですが、17年度をもって直営をやめるという判断はいつされたのか、まず第1点、お聞きしたいと思います。  それから二つ目の問題、財政運営の問題ですけれども、私も今後の町財政、本当に今の地方自治体の動向等を踏まえて、大変厳しい時代が続くのではないのかなというふうに思うわけです。  そういう中で、各種指標等がありますけれども、これらの見方についてそろそろ変えるべきではないのかなというふうに思うわけです。例えば一つ、経常収支比率等を取り上げれば、従来75%から80%ぐらいが適正といいますか、80%を超えるとだんだん硬直化してくるというような考え方が一面ではあったと思うのです。  これはやっぱり日本経済が右肩上がり、高度経済成長時代にやはり経常収支を8割以下に抑えて、20%以上の投資的部分を確保するという考えが基本的にあっただろうと思うのですね。投資部門を20ないし30も確保できれば、そういう財政運営を目指すべきだと。これはやっぱりバルブ崩壊後、この考えというのは、やはり今、各方面で検討されているのではないのかな。  要するにインフラ等基盤整備事業、やればまだまだやらなければならない問題はあるとは思いますけれども、もう今の財政状況で、そこに多額の資金を投入するような時代ではないのではないか。  ですから、経常収支比率が85あるいは90になったとしても、自治体の要請して何をやるのかということが本当に問わせる時代なのではないのかな。公債費比率の問題等もよく出していますけれども、もう音更も20%を超えるような状況だと思うのです。こちらの方がより危機的な状況があるのではないかと。  私も関心ありますから、こういう資料をみましても、これは出していただいて本当にありがとうございますと言いますけれども、これは全く今後借金1円もしないという前提のものでないのかなというふうに見るのですけれども、そういうことには恐らくいかないだろうというふうに思うので、財政運営のそういう各種の指標、従来のものから変えていかなければならないのではないかと、そういう時代、状況ではないかと思いますが、それらについて答弁をいただきたいと思います。 280 ◯委員長(高玉紀男君)  藤井助役。 281 ◯助役(藤井 勉君)  17年で直営診療施設の考え方がいつ判断されたのかということでございますけれども、先ほどもちょっと、最終的な決定ではないというようなことをつけ加えさせていただきましたけれども、この手の話をどういう手順で町民に話するのが一番正しいのかなということもありますので、最終的にそういう言葉をつけ加えさせていただきましたので、あれですけれども、おおむねこのような話は1週間ちょっと前からのところの中での話のことでございます。  ただ、この後のいろいろな絡みもございますので、きちっとした発表といいますか、そういう内容については、今後、民生常任委員会、あるいは町民にどういう中で、形ではっきりするかということについては、後ほど改めてさせていただきたいと思います。突然の話でございましたので、お話してしまってどうだったかなという感じもないわけではございませんので、そのようなことで御理解をいただきたいなというふうに思います。  いずれにしても、その後のことも絡んでまいりますので、このようなことで御理解をいただきたいなというふうに思います。  それから、財政健全化の中での、特に町債に絡むお話でございます。町債は、短期間の借り入れではございません。長いものでは25年ないし、物によっては30年というような償還のものもありまして、それが長い間積み重なってきたものでございますから、一気に何十億円も減らすというような、そんな手だてはなかなか見当たらないという、見当たらないと言った方が正しいのかもしれません。
     ただ、やれるとすれば、縁故債等を繰上償還できるとすれば繰上償還をしていくというようなことは可能でありますけれども、大幅に償還金を一挙に解決する方法は今、音更町ではないというふうに思います。  ただ、先ほど来お話させていただいておりますように、いずれにしても、返す借金よりは借りない。今は、返す借金の半分ぐらいを借金しているような状況、これは減税補てん債のときの借り入れは別にして考えた場合でも、そんな考え方で来ておりますし、御承知のとおり、財政再建の5か年計画の中でも、一般事業そのものを抑制して、事業しなければ借金しないわけですけれども、事業を抑制しなければならないという考え方の中でいってますから、新たな借金は少しでもしないような、少ないように最小限の選択をしていかなければならないということでございます。  カーブは緩いですけれども、改善はされてきて、今までもしてきた。ピーク時から見ますとそれなりに返済金額は減ってきているというような状況でございますけれども、いかんせん一気にそれは解決することはできない。  それと、いつもおしかりを受けますけれども、この起債の中には交付税で補てんされる財源があるということも事実でございます。これは、毎年度交付税の算定結果の中で、いわゆる起債の償還、あるいは元金に対応する交付税が出てきますから、それはきちっと入ってくる。  それから、いろいろな、例えば公営住宅等のことであるとすれば、建設に対して起債はお借りしていますけれども、100%ではございませんけれども、住宅料でその分を償還する。そういうような計算を我々もある程度しております。  今償還している償還金の約35%が一般財源で、今ある負債を起債を返すような実態にあります。ただ、家賃だとかそういう部分で補てんされる分、あるいは交付税で補てんされる分を除きますと、全体の借金の35%は補てんされない。いわゆる税で償還をしていかなければならないというふうに計算上なっております。 282 ◯委員長(高玉紀男君)  真田委員。 283 ◯委員(真田健男君)  その問題であれこれやってもらちがあく問題ではないと思いますので、問題提起といいますか、特に財政運営の方針といいますか、考え方といいますか、そのあたりは是非研究もしながら、健全化に向けて、そしてまた、何よりも行政が行政としての役割を今以上に、厳しい状況の中ですけれども、そういう方向を強めていかれるよう要望意見として出しておきたいと思います。  以上です。 284 ◯委員長(高玉紀男君)  要望意見として処理をいたします。  ほかに。    〔「なし」の声多数〕 285 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに質疑がなければ、これで総括的質疑を終わりたいと思います。御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 286 ◯委員長(高玉紀男君)  異議なしと認めます。  したがって、各会計全般についての総括的質疑を終わります。  お諮りします。  本来であれば討論、採決については1件ごとに行うのが原則でありますが、平成17年度予算及び関係条例案を一括して討論を行いたいと思います。御異議ありませんか。    〔「異議あり」の声多数〕 287 ◯委員長(高玉紀男君)  異議があります。  したがって、討論の方法については改めて協議することにいたします。 休憩(午後 4時17分) 288 ◯委員長(高玉紀男君)  暫時休憩をいたします。 再開(午後 4時45分) 289 ◯委員長(高玉紀男君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  ただいま、議案第1号、議案第2号、議案第21号、議案第29号を一括して討論、採決をしていただきたい旨の申し出がありました。  お諮りします。  この際、議案第1号、議案第2号、議案第21号、議案第29号について、一括して討論、採決を行いたいと思います。御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 290 ◯委員長(高玉紀男君)  異議なしと認めます。  したがって、ただいま申し上げたとおりの方法で討論、採決を行うことに決定しました。  これから、議案第1号、議案第2号、議案第21号、議案第29号について討論を行います。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。  坂本武三委員。 291 ◯委員(坂本武三君)  それでは、反対討論をいたします。  予算審査特別委員会に付託された議案第1号平成17年度一般会計予算、第2号国民健康保険事業勘定特別会計予算案、21号職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案、第29号音更町立保育園条例の一部改正する条例案、この4本の議案に反対する立場から討論をいたします。  時間の関係上骨子のみにしたいと思います。そして、いろいろ評価をすべきできる点、多々ありますけれども、それも省略をし、当町の政治姿勢、これも私どもの賛成できない面がありますが、それも省略をいたしまして、本会議で述べさせていただきます。  そして、具体的な点で骨子をこれから申し上げます。  平成17年度の一般会計予算ですけれども、保育園、それから学童保育の保育料の引き上げについては、少子化対策、子育て支援が強く求められているときに、それに水を差すことになり、反対であります。  また、扶助費で、町単独で現金給付をしていた事業についての見直し、あるいは廃止について賛成できません。  特に、歳末法外援護金の商品券化はやめることを強く求めると同時に、事業の継続を引き続き行っていただきたい。  それから、パークゴルフ場の委託については、多くの問題点が指摘されました。特に、落札後業者に再委託しているのを、作業応援であるという認識は容認することはできません。入札のあり方を再検討して、また、パークゴルフ場の管理費、それから委託料を削減することが強く求められていると思いますが、町民が特に健康増進のために利用できるようにするためには、有料のパークゴルフ場を限定すると。限定して、そこはグレードアップして、ほかは無料にするということを具体的に提案したいと思います。  議案第2号国民健康保険事業勘定特別会計予算案は、社会保障制度という基本的な立場に立って、相互扶助の応能主義の負担の原則を貫くことが必要だと考えております。そのためには、所得の少ない世帯や、それから生活困窮者等の滞納問題を解決する意味でも、町単独の申請減免基準を策定する、このことを強く求めたいと思います。  次に、第21号の職員の給与に関する条例の一部改正案は、5年連続して年給がマイナス、そして、手当削減から本俸の削減へと変わってきております。職員の生活と、それから地域経済に与える影響は多大なものがありますので、賛成しかねます。  また、財政健全化5か年計画の中での人件費の見直し、職員給与削減は非常に比重が大きい。再度職員組合との交渉、誠意を持って行っていただきたいし、5か年の中で人勧とのかかわりもあって、流動的な面がいろいろありますので考慮していただきたい。  最後、保育園条例の一部改正についてですけれども、木野南保育園の設置者を民間事業者に変更することに伴い、町が設置する木野南保育園を廃止するための経過と、なぜ廃止して民営化するのか、その目的が審査の中でも明確になったとは言えないと思います。したがって、慎重な対応を求めたい。  以上、反対の骨子であります。  以上です。 292 ◯委員長(高玉紀男君)  次に、賛成討論の発言を許します。  堀田幸一委員。 293 ◯委員(堀田幸一君)  ただいま反対討論がありましたが、私は賛成の立場から討論をさせていただきたいと思います。  今、坂本委員も時間の関係だとかで簡略におさめたい。私も時間の関係、私自身の時間的な関係もありまして、簡潔に終わらせたいと思っていたところでもありましたので、ちょっとその辺のあれがピューッと飛んだかな、そんなふうに思っているところであります。  ところで、本年は町長選の時期にも当たり骨格予算となったところでありますが、骨格予算と言いながらも町民の生活に密着した予算を中心に編成しており、しかも非常に厳しい財政の中で編成に苦労されていることがよく出ていると思います。  財政健全化5か年計画は、17年度から21年度までの5年間でありますが、17年度の5か年計画の部分については、非常に薄っぺらいといいますか、時間的な問題もあって薄っぺらいものになるという初めからの計画でございましたから、随所ではありますが計画に沿って予算編成がなされている、そんなふうに私は認めているところでございます。  次に、健康保険の問題でありますけれども、重要な社会保険制度であり、だれでも安心して医療を受けられることであります。費用につきましては、国、自治体、そして国民が、私どもが公平に負担する医療制度だと考えております。  ただ、一般会計の中でも言えることでありますが、相変わらず滞納金が多い。確かに専門に作業をされていらっしゃいます嘱託員、そして職員と一丸になって努力している。前年比からは減らしていると言いながらも5,700万円ほどの滞納金がある。これは、今の時期ですからもう少し減るとは思いますが、なお一層の努力を望みたいと思います。  保育所の関係でありますが、確かに議論も多かったところでありますが、木野南保育所が民営としてスタートして、今後全町的に保育所を民営にしていく、目指しているのだということについて、これは財政的な問題だけではなく、公営では到底できない部分が民営ではできる、私もそのように理解をしております。ですから、その部分についてはいい方向に動くというぐあいに期待をしております。しかし、まだ今の段階では結果が出ておりませんが、私はいい結果が出るものと、そんなふうに期待しているものであります。  次に、職員の給与のかットの問題でありますが、財政5か年計画の中でも、17年度から21年度まで大変なカットの金額であります。重々私も理解しているところでもありますし、しかし、これは決して町の方から押しつけたものではないと私は理解しております。職員組合と十分に話し合われた中で、この厳しい現実を職員の皆さんがといいますか、職員組合と言った方がいいのでしょうか、イコールでありますけれども、そこで理解をいただいて、そして了解をいただいたと、私は職員の皆さんに敬意を表したいと思います。  以上をもちまして、私の賛成討論とさせていただきます。(拍手) 294 ◯委員長(高玉紀男君)  ほかに討論はありませんか。    〔「なし」の声多数〕 295 ◯委員長(高玉紀男君)  なければ、これで討論を終わります。  これから、議案第1号、議案第2号、議案第21号、議案第29号の件を採決します。  本件は、起立により採決をします。  お諮りします。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。    〔賛成者起立〕 296 ◯委員長(高玉紀男君)  起立多数です。  したがって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第8号、議案第9号、議案第22号、議案第23号、議案第27号、議案第28号、議案第30号、議案第31号、議案第32号、議案第34号について、一括して討論を行います。  討論ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 297 ◯委員長(高玉紀男君)  なければ、これで討論を終わります。  これから、議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第8号、議案第9号、議案第22号、議案第23号、議案第27号、議案第28号、議案第30号、議案第31号、議案第32号、議案第34号の件を採決します。  お諮りします。  本件は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 298 ◯委員長(高玉紀男君)  異議なしと認めます。  したがって、本件は原案のとおり可決されました。 散会(午後 5時01分) 299 ◯委員長(高玉紀男君)
     これで、本特別委員会に付託されました案件の審査は全て終了しました。  連日御熱心に審査に当たられた各委員並びに説明員各位の御苦労に対し深く感謝を申し上げます。  これで、本特別委員会を閉会します。  御苦労さまでした。 Copyright © Otofuke Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...