厚真町議会 > 2020-09-18 >
09月18日-02号

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  1. 厚真町議会 2020-09-18
    09月18日-02号


    取得元: 厚真町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-01
    令和 2年  9月 定例会             令和2年第3回厚真町議会定例会●議事日程(第2号)                  令和2年9月18日(金)午前9時30分開議   開議宣告   議事日程の報告第1 会議録署名議員の指名第2 議案第7号 財産の取得(勤怠管理システムの購入)第3 議案第8号 財産の取得(学校給食センター厨房機器等購入)第4 議案第9号 令和2年度厚真町一般会計補正予算(第9号)第5 議案第10号 令和2年度厚真町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)第6 議案第11号 令和2年度厚真町介護保険事業特別会計補正予算保険事業勘定補正予算(第2号)、介護サービス事業勘定補正予算(第1号))第7 議案第12号 北海道市町村総合事務組合規約の一部変更   議案第13号 北海道市町村職員退職手当組合規約の一部変更   議案第14号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の一部変更第8 報告第7号 専決処分の報告(新町地区災害公営住宅建築工事(第一工区)請負契約の変更)   報告第8号 専決処分の報告(新町地区災害公営住宅建築工事(第二工区)請負契約の変更)   報告第9号 専決処分の報告(上厚真地区災害公営住宅建築工事請負契約の変更)第9 報告第10号 専決処分の報告(本郷地区災害公営住宅建築工事請負契約の変更)   報告第11号 専決処分の報告(厚真地区公営住宅等造成工事請負契約の変更)第10 報告第12号 令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率第11 認定第1号 令和元年度厚真町一般会計歳入歳出決算の認定    認定第2号 令和元年度厚真町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定    認定第3号 令和元年度厚真町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定    認定第4号 令和元年度厚真町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定    認定第5号 令和元年度厚真町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定    認定第6号 令和元年度厚真町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定第12 意見書案第1号 林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書第13 意見書案第2号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書第14 意見書案第3号 国土強靭化に資する道路の整備等に関する意見書第15 所管事務調査の申出    閉会宣告---------------------------------------●出席議員(11名)    議長  渡部孝樹君    副議長 吉岡茂樹君    議員  秋永 徹君    議員  橋本 豊君    議員  森田正樹君    議員  伊藤富志夫君    議員  高田芳和君    議員  大捕孝吉君    議員  下司義之君    議員  木本清登君    議員  三國和江君●欠席議員(なし)---------------------------------------●地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 町長          宮坂尚市朗君  副町長         西野和博君 教育長         遠藤秀明君   復旧復興担当理事まちづくり                     推進課地方創生・復旧復興                     計画策定室長)     大坪秀幸君 防災担当理事(総務課長)        総務課参事(財政)   高安 正君             吉田良行君 総務課参事(情報防災)         まちづくり推進課長   藤岡隆志君 (まちづくり推進課町史・ 災害史編さん室長)   木戸知二君 まちづくり推進課都市計画担当参事    住民課長(総合ケアセンター長)             小松豊直君               青木雅人君 住民課参事(福祉、子育て支援)     住民課参事(健康推進) (総合福祉センター長) 中村信宏君   (子育て世代包括支援センター長)                                 宮本幸世君 産業経済課長      加藤克彦君   産業経済課参事(林業水産)                                 齋藤雪美君 産業経済課参事(農業)         産業経済課参事農業農村整備) (農業委員会事務局長) 佐藤大輔君               中井 徹君 建設課長        伊藤文彦君   建設課参事(建築住宅) 森本雅彦君 建設課参事(上下水道) 佐藤義彦君   上厚真支所長      當田美範君 会計管理者       中田倫子君   生涯学習課長(学校給食センター長)                                 宮下 桂君 生涯学習課参事青少年センター長)   代表監査委員      佐藤公博君             甫 一樹君 農業委員会会長     小谷和宏君---------------------------------------●職務のため議場に出席した者の職氏名 議会事務局長      木戸達也    議会事務局主幹     青木陽子 議会事務局主査     田中咲詠子--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(渡部孝樹君) 議会を再開し、これより本日の会議を開きます。                              (午前9時30分)--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(渡部孝樹君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(渡部孝樹君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員に、吉岡議員、秋永議員を指名いたします。--------------------------------------- △議案第7号の上程、質疑、討論、採決 ○議長(渡部孝樹君) 日程第2、議案第7号 財産の取得(勤怠管理システムの購入)を昨日に引き続き議題といたします。 昨日の質疑に対して回答を求めます。 防災担当理事。 ◎防災担当理事[総務課長](吉田良行君) 昨日、勤怠管理システムの納入に関し、下司議員からご質問をいただきました労働安全衛生法の改正時期と改正条文についてご説明、お答えをさせていただきます。 昨日の説明の中で、労働安全衛生法の改正に伴い、労働時間状況の把握が厳格化されたとご説明をいたしました。この改正につきましては、2019年4月1日に施行されました働き方改革関連法案の中で、労働安全衛生法が改正され、同法第66条の8の3が新設をされ、規定をされているところでございます。 その内容につきましては、事業者は面接指導を実施するため、厚生労働省令で定める方法により、労働者の労働時間の状況を把握しなければならないというものでございます。なお、この厚生労働省令で定める方法等は、昭和47年厚生労働省令第32号で労働安全規則が定められております。この労働安全規則第52条の7の3として、新たに規定が加えられており、その内容につきましては、法第66条の8の3の厚生労働省で定める方法は、タイムカードによる記録、パーソナルコンピューター等の電子機器の使用時間の記録等の客観的な方法、その他の適切な方法とするとされ、労働時間の把握の厳格化がされたものと認識をしております。 なお、地方公務員につきましては、労働安全衛生法が全て適用となるわけではございませんが、働き方改革の一環として、労働安全衛生法の改正の趣旨に沿って、今回、勤怠管理システムを導入するということといたしたものでございます。 なお、答弁に時間を要し、議会運営に支障を来したことを心からおわび申し上げて、回答とさせていただきます。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 今、改正の趣旨、内容説明していただきました。 この説明資料の中では、「ICカード等による出退勤の記録が義務化された。」という表現になっていますよね。私はここがちょっと、ICカード等がありきのような書き方になっているところがちょっと気になるんです。出退勤の管理、記録が厳格化されたということは分かるんですが、その上で、厚真町ではICカードを選択したという表現にするべきだと思うんです。さもさもICカードでなければいけないみたいな、そういう表現というのは、ちょっとどうかなと思ったんです。その辺どうですか。 ○議長(渡部孝樹君) 防災担当理事。 ◎防災担当理事[総務課長](吉田良行君) ご質問のとおり、確かに、規定ではICカードによるものだけではないということはご指摘のとおりでございますので、今後こういった資料を作成する際には、法の趣旨等を十分に熟慮した上で記載をさせていただくようにさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 今の理事のほうからそのように説明ありました。やはりこのさもさもこれありきというような表現というのは、ほかのことにも同じような基本的な考え方があるのであれば、やっぱり是正するべきだというふうに思います。たまたまここにそれが現れたと私は思っています。 その上で、今回、随意契約ということですけれども、このシステムの内容をもう少し詳しく説明いただけませんか。具体的に、このICカードは職員がどのように携帯して、出退勤のときにどのような使い方をするのか、説明をお願いします。 ○議長(渡部孝樹君) 防災担当理事。 ◎防災担当理事[総務課長](吉田良行君) 職員が携帯するICカードにつきましては、今現在使用しておりますネームプレートを耐水化しまして、それにICチップを入れてつくるものです。出退勤の際には、今回購入するiPadにかざして出退勤の確認をするというシステムでございまして、各職員が常駐しております12施設にiPadを設置して、そこで管理を行うという内容になっております。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) iPad自体にそれを読み込む機能があるということですか。それとも、そのiPad以外にカードリーダーがあって、そこにかざすというようなイメージなりますか。
    ○議長(渡部孝樹君) 防災担当理事。 ◎防災担当理事[総務課長](吉田良行君) カードリーダーにかざして確認をして、iPadで保存するという形です。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) そうですよね。iPadのほかにカードリーダーが別にいて、それをつなげてということですね。そのデータをサーバーに飛ばして一括管理ということなんですけれども、今回、随意契約で旧システムとの連携が図られるので、構想的にも安くできるんだという説明なんですけれども、これ独立してシステムを組んだときにどのぐらい費用がかかるかということは見積りを取っているんでしょうか。 ○議長(渡部孝樹君) 防災担当理事。 ◎防災担当理事[総務課長](吉田良行君) 手持ちで具体的な数値、数字はちょっと申し上げられませんが、比較検討して、一番安価な方法で検討した結果、こういう形で随意契約という形で契約をさせていただく予定でございます。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) その比較検討したデータも、この場合、やはり提示していただかないと、本当にこのシステムが、安ければいいということではないんですけれども、適正なのかどうかという判断ができないと思うんです。 それと、出退勤管理だけだと、iPad12台といっても、ここまでの費用がかかるのかなという気はするんですけれども、その辺はどうなんですか。 ○議長(渡部孝樹君) 防災担当理事。 ◎防災担当理事[総務課長](吉田良行君) iPadのほかにメインサーバーの設置等ございまして、費用としてはこの程度かかるということでございます。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) この方法によらない方法を参考で見積りを取っているというお話でしたが、その資料は提示いただけないんですか。 ○議長(渡部孝樹君) 防災担当理事。 ◎防災担当理事[総務課長](吉田良行君) 今、手元にございませんが、先ほど申し上げたとおり、いろいろな方法を検討した中で、給与システムとの連携が一番重要なところでございますので、そういったことを加味して、この形で決定をさせていただいておりますので、ご了承いただきたいと思います。 ○議長(渡部孝樹君) ほかに第7号に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 以上で質疑を終わります。 次に、議案第7号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、議案第7号について起立により採決いたします。 本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(渡部孝樹君) 起立全員であります。 したがって、議案第7号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第8号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡部孝樹君) 日程第3、議案第8号 財産の取得(学校給食センター厨房機器等購入)を議題といたします。 本案について説明を求めます。 学校給食センター長。 ◎生涯学習課長[学校給食センター長](宮下桂君) (議案書及び資料により説明) ○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、議案第8号に対する質疑を許します。 下司議員。 ◆(下司義之君) 指名業者一覧表が出ているわけですけれども、この指名業者を選定するまでの流れを説明していただけますか。 ○議長(渡部孝樹君) 学校給食センター長。 ◎生涯学習課長[学校給食センター長](宮下桂君) 指名業者選定の流れですが、今回の物品購入に関しましては、日頃から厨房機器等を納入いただいているメーカーさんの営業に来ていただいている中からご指名いただいているのと、そういったものを中心、今、購入しようとしている物品を取扱いできる町内の業者さんを選定しているものでございます。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 指名願が提出されているということが前提になっていないということですか。 ○議長(渡部孝樹君) 学校給食センター長。 ◎生涯学習課長[学校給食センター長](宮下桂君) 指名願は、全て指名願を提出していただいている業者から選定をさせていただいているということでございます。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 指名願を提出している業者から選定しているということですか。任意に選んでいるという解釈でいいですか。 ○議長(渡部孝樹君) 学校給食センター長。 ◎生涯学習課長[学校給食センター長](宮下桂君) 指名登録いただいている業者のうち、取扱いがある業者さん、それからこれまでの最近における実績ですとか営業品目等を加味した上で指名をしているということでございます。 ○議長(渡部孝樹君) 三國議員。 ◆(三國和江君) 今、実績というお話をいただいたんですけれども、それってあれですか、指名願に入らなくても、町内の業者であれば実績が物を言うということでいいんですか。 ○議長(渡部孝樹君) 学校給食センター長。 ◎生涯学習課長[学校給食センター長](宮下桂君) 実績があるから指名しているというもの、まず厨房機器は特殊なものでございますので、取扱いできる業者というのは、かなりメーカーさんとしては限られていると。上から3段の常にいろんな厨房機器を納入いただいて営業してきていただいている、かつ指名登録をしていただいている業者さんについては関連の、こちらに記載のとおりですけれども、同じような市町村における実態、実績を加味すると。それから、町内の業者さんについては、同じような物品を取り扱っていて登録されている業者さんから指名させていただくということになります。 ○議長(渡部孝樹君) 三國議員。 ◆(三國和江君) あくまでも、そしたら指名願は早くから出されているということで、建設業で言えば、何年に一回、指名願出しますので、それと同じような感じで受け取っていいんですか。物品はどうなんですか。 ○議長(渡部孝樹君) 総務課参事。 ◎総務課参事[財政](高安正君) 今回の財産の取得につきましては、備品の購入、いわゆる物品の購入での入札ということで手続をさせていただいてございます。物品についての入札参加の資格というものも、我々のほうでは受けておりますが、今、給食センター長のほうから申されましたが、町内の業者につきましては、物品の指名参加競争入札の申請のほうはございません。ですので、ちょっと発言のほうに誤りがありましたことをおわび申し上げます。 それで、今回は、入札参加に伴う物品登録業者の厨房機器を取り扱っている業者並びに町内で厨房機器を扱える物品を納入できる業者を選定させていただきまして、6社の入札というふうになったところでございます。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) やはり、そういう基本的なところがちゃんと共有されていないというのが、非常にやっぱり問題なんです。この、この場で答弁をするときに、そこを間違ってしまうということは、あってはいけないことなんです。これは、実は逆のパターンもあるので、やはりそのあたりのルールをしっかりしていただかなければいけないかなというふうに思います。それはしっかりしてください。 ○議長(渡部孝樹君) 秋永議員。 ◆(秋永徹君) 給食センターの厨房機器の更新ということでありますけれども、若干、入札の関係でちょっと分からないんですが、通常だと、設計の見積りについては、この指名業者の中ではないですね。当然、指名業者の中に入っていると大変なことですから、どこにお願いしたのかと、言えれば聞きたいんですが。 ○議長(渡部孝樹君) 総務課参事。 ◎総務課参事[財政](高安正君) 今回の入札予定価格の設計につきましては、これらの納入が可能なところの参考見積りという形で、通常、設計いただいた価格を参考に、まず最低価格を決定させていただきます。見積りをいただいた業者が入札に参加できないというわけではございませんので、今回の6社の中には、その見積り業者も入っているというふうに、こちらのほうを取り扱わせていただいています。 ○議長(渡部孝樹君) 秋永議員。 ◆(秋永徹君) 設計見積りを出した業者が参加できるということなんですか。 ◎総務課参事[財政](高安正君) ええ、そのとおりでございます。 ◆(秋永徹君) 民間は、そういうことはあり得ないです。やっぱり作為的な見積りというのも可能性があるということで、我々の感覚では、設計見積りは入札に参加できないということにはなっていますけれども、このやり方が果たしていいのかどうか、勉強させていただきます。よろしいです。 ○議長(渡部孝樹君) ほかに。 下司議員。 ◆(下司義之君) もう一つ、せっかくの機会ですので、この物品納入の入札に関して、建設工事の場合は、JVという共同企業体というような考え方があるわけですけれども、物品に関しても、多額な納入額になる場合は、例えば共同納入という、そういう方法を選択するということができるんではないかなと思うんですけれども、その辺の考え方はどうなんでしょうか。 ○議長(渡部孝樹君) 総務課参事。 ◎総務課参事[財政](高安正君) なかなか物品については、共同購入というような仕組みを取れるかどうかというのを、まだ私どものほうではきちんとした回答ができませんので、持ち帰って検討させていただきたいと思います。 ○議長(渡部孝樹君) 吉岡議員。 ◆(吉岡茂樹君) 今回のこの物品購入に関してなんですけれども、上の3社は、今までも学校給食において厨房機器等々の購入、更新に名前を連ねている業者というふうに私、認識しております。その中で、町内業者ということで、下のほうに3社あるわけなんですけれども、問題は、機器とはいっても機械的なトラブル等々が発生した場合、これはやっぱり学校給食で基本的には毎日のことです。そうすると、そのトラブルにいかに早く対処して復帰するかというのが、これ重要な課題になってくると思うんです。 そんなときに、今、下司議員からありましたけれども、私の見る目では、この町内業者3社については、これに精通した業者かどうかという判断ができない。とすれば、町内業者であっても、JVを組んだような形で、そういう専門業者と連携して参加するというような形が一番望ましいような気がしますけれども、いかがですか。 ○議長(渡部孝樹君) 学校給食センター長。 ◎生涯学習課長[学校給食センター長](宮下桂君) 入札に当たっては、こちらから仕様を提示してございます。その仕様に基づいて物品を納入していただくということでございまして、仮に故障に対するメンテナンスとかについても、十分対応可能かどうかを確認した上で選定をしておりますので、仮に町内業者さんでありましても、各メーカーさんとしっかり情報連携を取りながら対応していただくということは可能かと思っております。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 吉岡議員の言われたことは、建設業であれば、入札に当たって資格者が何人いるかとか、そういうことが条件になっているわけです。この物品の場合は、それがないということなんです。ですから、今みたいな後ろ盾があるということを明確にしてもらうという、そういう入札の方法があるのではないかという提案ですよね。そういうことなんですが。 ○議長(渡部孝樹君) 学校給食センター長。 ◎生涯学習課長[学校給食センター長](宮下桂君) 先ほど総務課参事から申し上げたとおり、今後につきましては、どういった方法があるのか、私たちも勉強させていただきながら、よい納入方法があるのであれば検討させていただきたいと思います。 ○議長(渡部孝樹君) ほかに。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 以上で質疑を終わります。 次に、議案第8号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、議案第8号について起立により採決いたします。 本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(渡部孝樹君) 起立全員であります。 したがって、議案第8号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第9号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡部孝樹君) 日程第4、議案第9号 令和2年度厚真町一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。 本案について説明を求めます。 総務課参事。 ◎総務課参事[財政](高安正君) (議案書により説明) ○議長(渡部孝樹君) 続いて、補足説明を求めます。 最初に、総務課参事。 ◎総務課参事[財政](高安正君) (議案書及び資料により説明) ○議長(渡部孝樹君) 次に、住民課長。 ◎住民課長[総合ケアセンター長](青木雅人君) (議案書及び資料により説明) ○議長(渡部孝樹君) 次に、住民課参事。 ◎住民課参事[福祉、子育て支援][総合福祉センター長](中村信宏君) (議案書及び資料により説明) ○議長(渡部孝樹君) 次に、産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) (議案書及び資料により説明) ○議長(渡部孝樹君) 次に、建設課長。 ◎建設課長(伊藤文彦君) (議案書及び資料により説明) ○議長(渡部孝樹君) 次に、建設課参事。 ◎建設課参事[建築住宅](森本雅彦君) (議案書及び資料により説明) ○議長(渡部孝樹君) 次に、まちづくり推進課都市計画担当参事。 ◎まちづくり推進課都市計画担当参事(小松豊直君) (議案書及び資料により説明) ○議長(渡部孝樹君) 次に、復旧復興担当理事。 ◎復旧復興担当理事まちづくり推進課地方創生・復旧復興計画策定室長](大坪秀幸君) (議案書及び資料により説明) ○議長(渡部孝樹君) 次に、住民課参事。 ◎住民課参事[健康推進][子育て世代包括支援センター長](宮本幸世君) (議案書及び資料により説明) ○議長(渡部孝樹君) ここで休憩といたします。 再開を11時30分といたします。 △休憩 午前11時11分 △再開 午前11時30分 ○議長(渡部孝樹君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 議案第9号 令和2年度厚真町一般会計補正予算に対する質疑を許します。 大捕議員。 ◆(大捕孝吉君) 説明資料の80ページをお願いいたします。 飲食業・観光等の顧客拡大促進事業の補助金の関係で、先ほど説明をいただいたんですけれども、さきの定例会あるいは臨時議会でそれぞれ補正を組んだりしてやってきているわけですけれども、今回、その不足分ということで960万円何がしが追加になっているわけですけれども、この内容といいますか、どこでこれだけの金額が必要になったのか、お教えいただきたいと思います。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) 今回は、8月1日から8月31日までの最終受付として申請を受け取った結果、17件の申請がございました。多くは感染防止対策ということで、エアコンと壁紙を抗菌するというような形の希望で出てきております。このような形で、一次募集は7月1日から7月27日でしたけれども、その間、熟慮して、第2次募集に合わせて申請してきたという形で、皆さん感染防止対策に取り組みたいという希望で上がってきたということになっております。 ○議長(渡部孝樹君) ほかに。 高田議員。 ◆(高田芳和君) 説明資料78ページ、交流促進センター運営事業の車両購入についてお伺いをいたします。 購入後、指定管理者に無償貸与ということですけれども、貸与した後の維持管理はどうなるのか、それが1点です。 もう一点、複数台数によって3密を回避するということですけれども、2台同時に運行するということになるのか、その場合に運転士がいるのか、その2点についてお伺いをいたします。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) まず、1点目の維持管理費につきましては、貸与後につきましては、こぶしの湯のほうで実施するということでございます。 2点目の複数台ということで、今までは定員が29名程度で、団体客20名以上の方を送迎してきたところでございますけれども、今の現状では2席に1人という形で運行しなければ3密を避けられないということで、2台同時に、20名以上の団体さんをお迎えするのに2台でお迎えしに行くという形になるかと思います。運転手につきましては、確認したところ、現状の職員の中で3名ほど資格者がおるということで、職員の体制を整えることで可能ということになっております。 ○議長(渡部孝樹君) 高田議員。
    ◆(高田芳和君) この2台所有するということ、維持管理費2台分、当然かかっていくわけですけれども、それについては、施設を運営していく上で指定管理料に直結してくる問題にもなっていきますけれども、2台どうしても必要なのか疑問に思うこと、それと、今、送迎なんですけれども、どの辺まで送迎に行っているのか、その2点についてお伺いします。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) この送迎に関しましては、確認したところ、まず初めに、どこまで送迎に行っているかということですけれども、この感染症拡大の前は恵庭市方面のほうで、高齢者の特に老人クラブ系、その方々のご利用がたくさんあったということになっております。 維持管理につきましても、令和元年度から送迎を開始しておりますけれども、目に見えて利用が多く、集客に役立っているということで、これを維持することによって、集客と売上げが上がるという中で、この維持管理費、これについても、ある程度の収入が見込めるということで考えております。 ○議長(渡部孝樹君) 森田議員。 ◆(森田正樹君) 今の関連の続きなんですけれども、送迎という形で、そこまで恵庭市とかどこまで行っていいのかって、その区分とかあるんですか。札幌市とかいろんなところ、そこまで行くという必要があるんでしょうか。やはり町の施設という、一応町民のための保養施設ですよね。そこまで手を伸ばす必要があるのか、2台必要があるのか、そこのところちょっとお聞きしたいですけれども。 当初、教育委員会の払下げで、マイクロバスというものをこぶしの湯に譲渡したんですけれども、その中で、話に聞けば、それに合わせて支配人が大型免許を取りに行ったというお話も聞いていますし、今その送迎について、支配人1人で送迎していますよね。町のこぶしの湯に支配人がいないという状態が多い、送迎の場合、そういったことでいいのか、それでまた人数、バスを増やして、町外のどこを、恵庭市とかいろんなところから、そういう高齢者の方を送迎するに当たって、本当にその2台が必要なのかってちょっと疑問に思うんですけれども、ちょっとそこら辺きちんとした1台分の言えば送迎、今までの送迎経路とか、町内ではどう回りましたというのをしっかり検証して、それからでいいんじゃないかなと僕、思うんですけれども、そこまで必要なのかなということ、それちょっと出してもらいたいなと思います。1台で昨年度から運行しているので、そういう部分の運行状況とか、そこまでの29人びっちり必要なのかという、そこら辺の運行状況を提出していただきたいと思いますけれども。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) 先ほど恵庭市方面ということで、恵庭市に限ったことではございません。恵庭市方面が主体として迎えに行っているということは、団体を迎えに行っているということは確認しております。 また、大人数の、このほかにワゴンバスも持ってございますので、小さい送迎については、そのワゴンバスでやっていると、ああ、ワゴンバスと言うのかワゴン車、ワゴン車でやっているということでございます。ただ、大人数になった場合には、一度に大人数ですので、今まではマイクロバスを活用していたということですけれども、今の考えといたしましては、今のご利用されている方がほかに流れていかないように、まず確保したいというのが主体で、今の送迎を維持したいということで、人数確保を目指しております。 また、運転手に関しましては、先ほどご説明したとおり、職員の中に運転資格者が3名いるという中で、それをシフトを組むことによって、支配人1人でということではないという形で聞いております。 ○議長(渡部孝樹君) 森田議員。 ◆(森田正樹君) 免許がなければ運転できませんけれども、その職員がいるということですよね。その運転する方を1人増やすというわけでなくて、今の現状から運転をしてもらうということですよね。そしたら、今の営業のこぶしの湯の中が減りますよね。僕、言っているのは、支配人も出る、もう一人も出る、そしたら、そのこぶしの湯というのを町民のためで、町民が来ますよね。そのサービスというのは失われるじゃないですか、つく人が少なくなると。そこまで僕、人を増やしてというかバスを増やして、町外、町内の方だったら、すぐ二、三十分で来ますよね。町外といったら、恵庭市に行ったりしたら1時間かかります。そういう部分で、やっぱり町民のための施設なんだから、町民サービスがなくなるじゃないですか、どうでしょうか。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) 確かに、送迎の間はその方がいなくなるということで、その作業的なものが増える可能性はございます。こちらのほうは営業のほうとなりまして、費用対効果を考えて、こぶしの湯のほうで、それでも宴会に来ていただくほうが効果があるということで、施設のほうは臨時のパートさんで対応するものなのかは、こぶしの湯で対応するかと思いますけれども、そのような形で住民の皆さんに迷惑をかけない形で対応していただけると考えております。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) こぶしの湯に関しては、産業建設常任委員会で事務調査をしていますし、送迎バスのことについても十分確認をしていて、結構効果があるということは報告を受けているんです。それは議会にも報告していると思います。 バスの件について言いますと、今、被災地ツアーが入ってきていますけれども、学校などで入ってくるときは、バスの台数が3台でいいところを、やはりその倍にして6台で入ってくるんです。そういう対応をしているということなので、これは必要なことなんだと、対策として必要なことなんだと思います。1台というのはどうしてもリスクはあるんで、2台というのは非常に重要だと思います。 あと、もう一つあったんです。森田議員が、町民のための施設ということを何度も言いますけれども、交流促進センターが町民のための施設かどうかということに関しては、ちょっと明確にしていただいたらどうですか。設置目的というのは、僕は一般質問の中でお風呂の話はしましたけれども、お風呂は町民のためにという話はしましたけれども、それは特殊事情での話で、交流促進センターの設置目的というのは違う、違いますよね。それは説明したらどうでしょうか。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) ただいま下司議員の言われたとおり、こぶしの湯につきましては農業サイドの補助金ということで、本来の目的は、都市と農村を結ぶ交流を促進する施設ということで、町内の方というよりも、都市の方と町内の交流を促進する、つなぐ、そういう施設となっております。 ○議長(渡部孝樹君) 吉岡議員。 ◆副議長(吉岡茂樹君) 今のこぶしの湯の関係については、さきの産建で調査したということも十分承知しております。 そんな中で、今回1台増車をすると、それもコロナの関係で増車をするというようなことなんですけれども、遠方からこぶしの湯に来町して、この施設を利用するという方につきましては、基本的に入浴と昼食、もしくは多少の宴会という中身だと思うんです。そうしますと、1人当たり単価幾らなんですか。それから見た利益率ということを考えていったときに、ここでそれこそ890万円かけて、ランニングコスト等々も入れて、運転手も入れて、燃料をたいて、遠方まで迎えに行った経費と、その入浴、それと食事のサービス料、合わせた経費、これ対照にした場合、私は決してプラスにならないと思っているんです。プラスにならないとすれば、今度、これ指定管理施設ですから町のほうから持ち出しということになってきた場合に、ここで広げてマイナスをつくるのかどうかの判断になってくると私は思うんですけれども、いかがですか。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) まず、バス抜きで、バスの購入費を抜きで費用対効果を考えた場合、宴会を中心とした送迎となりますので、まず費用対効果としてはプラスのほうに転じるだろうと考えております。バス代を入れる、バスの購入費を入れると、確かに大きなものになるんですけれども、今回ここで提案させてもらったバスにつきましては、今現在、コロナ関係の臨時交付金、これの計画を今、提出しておりまして、その承認が下りた場合に交付金の対象となる可能性があるということで、今、考えております。そんな形で、費用対効果がプラスになるということで、担当としては考えております。 ○議長(渡部孝樹君) 吉岡議員。 ◆(吉岡茂樹君) 宴会が入ったとしても、じゃ宴会、例えば4,500円の宴会費用で、実質利益、粗利、粗利何ぼになるのでしょうか。例えば、掛ける30名、掛ける運行バス2台ということを計算していった場合に、本当にこぶしの湯の収益にプラスになって、そして町からも指定管理料の減収になって、結果的に厚真町にいいことになるのかという、そこまで考えたときに、私、決してそうはならないような気がするんです、現状ですよ。 今までのお客さんが、このバスを入れなければよそに流れるというような傾向があるようなお話もされましたけれども、やっぱり施設として身の丈に合った経費をかけるべきだと私は思っていますけれども、それともう一点、今、送迎用バスを持っている、こういう施設というのは、誠に本当に少ないです。私の知っている限りでは、近郊では平取、それと由仁、それと虎杖浜、それとカルルス、その辺しかないことは確かなんです。そんな中で、バス代もかなり高額になっているんで、バスを持っている宿泊所というのか、そういうところを探し出して1泊泊まりとか、そういう形で来る団体は多いと思います。けれども、先ほども何回も言いますけれども、本当に費用対効果あるというふうに私は感じていないんですけれども、もう一回説明願います。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) こぶしの湯の営業の細かい粗利、こちらのほうに関しては、正直、情報は押さえてございません。ただ、今回、送迎に関して、こぶしの湯のほうからお願いしたいということで、今現在、コロナの関係で集客が滞っている中で、回復していくには欠かせないものということで要望が来ております。また、今までの令和元年度の営業の状況を見ても、効果が上がっているというのもはっきりしておりますので、こちらについては継続して送迎を実施して、誘客を図りたいということで来ておりますので、基本的には費用対効果はあるという形で考えております。 ○議長(渡部孝樹君) 吉岡議員。 ◆(吉岡茂樹君) 本当にしつこいようなんですけれども、費用対効果あるとすれば、レストランを中心とした飲食部門でプラスになっているはずですよね。これ産建の調査でプラスになっていましたか。私の記憶では、そこはプラスになっていないと思うんです。入浴部門と宿泊部門と飲食部門、3部門でやっていたときに。ですから、そういうことを踏まえて、コストがあるんですかという質問をしているんです。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) こぶしの湯の収支改善のために、指定管理者のスタンプ会でさまざまな営業努力をしているということでございます。 厚真町の場合は、どうしても公共交通網として弱点がございますので、ああいう観光施設、宿泊施設に関しては、やはり自らお客さんを、特に団体を確保するために足の提供は必要だということでございます。まだまだお客さんを集めていただかなければならないというほうに我々は考えております。 また、バスが有効だったことは明らかだという産建の委員会での調査結果も出ておりますが、問題は、森田議員がおっしゃったように、新規に700万円かけて、果たしてその投資が回収できるのか、それは吉岡議員の質問にもあります。ただ、今回の場合、コロナ対策ということもあって、どうしても1台で密な状態で送迎することはできないと、これらに関しては、国もそういった事業計画に対しては支援をしていいよということでございます。 今回、特定財源が入っておりませんが、この先、今の第2次補正の臨時交付金で事業申請しておりまして、可能性としては限りなく100%に近いということでございますので、この機会に感染症の予防対策と、それからこれまでの営業努力、それから今後の営業努力を続けていくためにも、町としてバスを買い求めて、そして無償貸与することが、このこぶしの湯の経営改善につながると私たちは判断して提案させていただいているところでございます。 もちろん、この後、経過も見なければなりませんが、あまりにも遠くに迎えに行っているというところも、皆さん方は気になるんだと思います。その辺は、このバスと、それから体制と、それから町内も含めて近隣も迎えに行っていることを、構成としてきちんと分析して、またしかるべき時期に機会に、皆さん方に説明できるようにさせていただきたいなと、そのように思います。 今回、一般財源だけで対応するということで、随分皆さん方には抵抗感があるんだとは思いますが、こちらのほうの提案の事情もあって財源内訳を示されない、そういう状況に今、段階ありますので、ご理解いただきたいなと思います。 以上です。 ○議長(渡部孝樹君) 三國議員。 ◆(三國和江君) ちょっと最終的に恵庭市じゃなくどこまで迎えに行っているのか、人数的にもどのぐらい、その迎えに行ったところが何人ぐらい乗せてきて送迎しているのか、そこをちょっと教えていただけませんか。     〔「すぐ出るか」「調べないと」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 暫時休憩します。 △休憩 午前11時53分 △再開 午前11時56分 ○議長(渡部孝樹君) 再開します。 ここで休憩といたします。 再開を午後1時といたします。 △休憩 午前11時56分 △再開 午後1時00分 ○議長(渡部孝樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほどの議案9号に対する説明をお願いいたします。 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) 初めに、確認に時間を要したことを、皆さんにご迷惑をおかけして申し訳ございません。 三國議員からの利用状況の確認でございます。 マイクロバスの無料送迎につきましては、札幌、苫小牧を中心といたしまして千歳、恵庭、北広島、この路線が中心で送迎を実施しているところでございます。 なお、町内におきましても、10名以上の予約があった場合には利用しているという形になってございます。 令和元年度の4月から3月までの送迎でございますけれども、町内を抜かして町外でございます、2,043人を送迎しておりまして、送迎の回数は93回、送迎を実施しております。送迎に係る1人頭の単価でございますけれども、約3,000円となっているという現状を確認しましたので、ご報告いたします。 ○議長(渡部孝樹君) ここで、総務課参事のほうから申出がありましたので、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金活用予定事業についての説明があるそうなので、お願いします。 総務課参事。 ◎総務課参事[財政](高安正君) お手元のほうに資料をお配りさせていただきました。 今回の予算計上とは直接関わらない部分もございますが、ここで新型コロナ感染症対応地方創生臨時交付金の現在までの予算計上されているもの並びに9月定例会で計上したものの内容について、ご説明させていただきます。 まず、①で新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用予定事業で、既に予算計上されているものが、1枚目のほうに記載されてございます。新型コロナウイルス感染症資金利子保証料補助1,331万円以下17つの事業等に充てるということで、計上額は1億182万3,000円でございます。 この中から、今回歳入補正のほうで計上いたしました新型コロナ感染症対応地方創生臨時交付金4,683万6,000円は、事業番号の2、3、4、12、6、ここまでの予算の1次配分の額、これの内数になってございますが、この部分を予算計上させていただいてございます。残りについては、事業の実施計画に計上されてございまして、今後の2次配分等に充てる予定となってございます。 2枚目でございます。 ②に同様のタイトルで、9月定例会の計上分の事業内容を、事業番号1から20の事業に掲載してございます。今回は7,976万9,000円の事業の計上となってございます。こちらについても、今、臨時交付金の実施計画の対象事業として、実施計画のほうに上げさせていただきまして、1枚目の1次配分以外のものと合わせた形で2次配分の要請をしているところでございます。 ただし、あくまでもこれは実施計画のほうに乗せていただいて、今後の要請のほうに回しています。確実に予算のほうが見込まれる段階で、所要の補正予算を講じてまいりたいと思っていますので、その辺ご理解いただきたいと思います。 説明は以上でございます。 ○議長(渡部孝樹君) 今の総務課参事の説明に対して、何か質問ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) なければ、先ほどの議案9号に対する質疑を許します。 三國議員。 ◆(三國和江君) 令和元年、年間通して2,443名ということで、送迎回数が93回ということ、1人当たり3,000円ということで間違いないですね。 その数を平均して札幌、北広島、大体送迎の人数が、私知りたかったんですよ。1回の送迎の人数はどのぐらい送迎しているのか。10人なのか、15人なのか、それをちょっと知りたかったんです。それをちょっと教えてください。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) 今こちらに表があるんですけれども、大体20人前後が一般的に1回の送迎人数になっております。少ないものでは12名程度、多いものでは29人ぎりぎりというスタイルで送迎されております。 また、札幌方面が多い理由でございますけれども、札幌方面につきましては、先ほど吉岡議員から、送迎をやっている施設が少ないということもありまして、こぶしの湯のほうで営業を行いまして、札幌老人クラブ連合会、また北海道老人クラブ連合会に営業、PRを行いまして、それによって札幌方面が多いという形になってございます。 ○議長(渡部孝樹君) 三國議員。 ◆(三國和江君) 大変人数としては、3密を避けるということで、29人のバスではちょっと大変だなという感じもいたします。しかし、この間利益がこれから出るという、そういう考えでやっているということなんですけれども、それに対して、人を使うことによって保険、運転手なりいろいろな面で保険もかかってくると思うんですよね。そういうことも全部含めて利益が出るのではないかということでよろしいんでしょうか。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) その予定で、利益は出るという考えでございます。 先ほど1名当たりの単価は3,000円ということで、これに係る経費として、概算でございますけれども約50%程度の経費ということで計算されておりますので、費用対効果としては、十分対応できるかなと考えております。 ○議長(渡部孝樹君) 三國議員。 ◆(三國和江君) 利益があるということなので、これから指定管理者がプラスアルファになることを楽しみに見たいと思います。 以上です。 ○議長(渡部孝樹君) 大捕議員。 ◆(大捕孝吉君) 今、令和元年度の現在の状況を聞いたわけですけれども、そんな中でも、何とか今1台でやっている状況ですよね。そんな中で、これから今後に向けて、今バスを入れたいというところがあるわけですから、今後これらの送迎の人数が増えていくのか、あるいは減っていくのか、コロナの関係もありますから、いろいろありますけれども、コロナ対策については、我々が言う前に、もう既にそれなりの対応をしながらやっていると思うんですよね。 ですから、もしこうやって、確かに補助金の目的もあるようですけれども、今後、何か月か、3か月でも6か月でもいいですから、それらのバスを入れることによっての利益、経費計算、全て計画があると思うんですよね、こぶしの湯にも。そういったものは、書類として出てきているのかどうか。もし出てきているのであれば、出していただきたいなと思うんですけれども。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) 書類としては、今コロナのこの状況の中で、これから今どうなっていくかということは、まだ予測できないということで、計画的にもまだ出てきておりません。 ただ、今何もしないでいると回復ができないということで、回復に向かっての手だてをするということで要請がきているという状況でございます。 ○議長(渡部孝樹君) 大捕議員。 ◆(大捕孝吉君) それで1,000万円近くの予算が通るということですか。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) 計画書というものは出てきておりませんけれども、今後の計画としては、令和元年度の、コロナ自体が終息に向かった段階で、令和元年度の実績に基づいた数に回復していくという目標を持ってやっているということでございます。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 別冊1の35ページお願いします。 仮設住宅運営事業の修繕費ということで説明があったわけですけれども、財源について説明いただけますか。 ○議長(渡部孝樹君) 建設課参事。 ◎建設課参事[建築住宅](森本雅彦君) これにつきましては、公営住宅使用料が財源でございます。 大変失礼いたしました。財源については、全て一般財源でございます。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 仮設住宅を撤去するときに、これからどんどんほかのところにもかかってくると思うんですが、それも全部一般財源で対応するということになるんですか。 ○議長(渡部孝樹君) 建設課参事。 ◎建設課参事[建築住宅](森本雅彦君) これにつきましては、応急仮設住宅関係につきましては、基本的には原型復旧ということで、全て今建てている事業の中で、国、北海道のほうで対応していただけるんですけれども、団地によってそれ以外に、その範囲を超えて駐車場に利用されたり、あと街灯を補足的に立てたり、暗いということで立てたりしているものがございます。それにつきましては北海道で整備したものではなく、厚真町、私たちの町で整備したものでございますので、町で撤去だとか、そういう費用で対応するものでございます。 ○議長(渡部孝樹君) ほかに。 吉岡議員。 ◆(吉岡茂樹君) 先ほどの質問の中身の続きになりますけれども、マイクロバスというのか、送迎用のバスを入れて、先ほどの説明のとおり約2,000名、そして客単価が1名当たり3,000円ということになりますと、単純計算して600万円の収入ですよね。それに対して、先ほど経費が50%程度という話がありましたけれども、そうすると単純に、300万円はマイクロバスを入れた効果としてあるという解釈でよろしいですか。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) 申されるとおりでございます。300万円の収入があるということで、バスがなければこの収入がないという考えでおります。 ○議長(渡部孝樹君) 吉岡議員。 ◆(吉岡茂樹君) そうしますと、令和元年度のこぶしの湯の収支は、当初の指定管理料、5か年計画でしたか、ああいう中で300万円改善されたというふうに解釈してもいいんでしょうか。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) コロナ対策の関係で、いろいろ協議を重ねている中で、コロナが発生する前まで売上げは上がっていると聞いております。 ただ、それ以後、自粛したということで、下がってしまったことはあるんですけれども、売上げとしては予想より上がっていたという確認はしております。 ○議長(渡部孝樹君) 吉岡議員。 ◆(吉岡茂樹君) その後のコロナの関係じゃなくて、今、元年度の話をしているわけですけれどもね。要するに指定管理料という部分で、本当にプラスのほうに改善されていって、結果的に5か年の計画はありますけれども、それが改善されて、結果的に町の指定管理料が減っていくということになりますと、それだけ財政的にもプラスになってくるということで、なおかつ町民の福祉増進ということでのプラスの意義が非常に出てくるんですけれども、まだ私、元年度のこぶしの関係の決算書とかそういうのを見ていないから分からないんですけれども、これから元年度の決算特別委員会等々がありますけれども、その中でそんなふうに改善されているというふうに見えるのであれば、まして今コロナ禍ではありますけれども、将来的に札幌からそういう老人クラブとかそういう人たちを誘致して、そして厚真町の交流人口が増えていくという流れの中であれば、それなりに見込めるんですけれども、先ほどから何回も言いますけれども、果たして本当にそれだけの収益が出ているのかどうかというのは、いまだに私、疑問に思っております。 そんなことも踏まえた中で、これについては回答要りませんけれども、これから決算委員会等々でも出てきますので。元年度はもう終わっておりますので、その中でしていきたいと思っておりますし、ただ、ここで密を避けるためにバスを1台増車しなければならない、何かほかの対策はないのかということも、十分この予算執行に当たっては検討して、先ほどから何名の方か意見を述べておりますけれども、そのほうも十分検討した中で進めていっていただきたいと思います。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) また別冊の35ページですけれども、教育総務費の中で、厚真高校活性化促進事業でアドバイザー委託料が計上されていますが、このアドバイザーの活動の詳細、説明いただければと思います。 ○議長(渡部孝樹君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長[学校給食センター長](宮下桂君) アドバイザーの中身についてお答えいたします。 高校魅力化につきましては、今年度に入ってから高校側と、度重なりいろいろと協議をしていまして、その中で、もともと当初予算で先進地を視察したいということで、予算を計上させていただきました。様々な先進地を私たちなりに検討する中で、やはりこれまでの高校魅力化に成功してきた成果が、今出始めているような事例には、どうも民間のアドバイザーというか、そういう立場の方がしっかりついて、伴走していただいて、様々な情報収集、ノウハウの中で、そういったものをうまく活用している事例が多くございましたので、それを参考に、私どもも今回これまで全国で高校魅力化事業に二十数件にわたり実績があるところに相談をしまして、ぜひやりましょうということでご回答をいただいた、もしこれが、予算が通ればの話ですが、そういう話を通ったところでございます。 この87万円の中身につきましては、月1回、必ず厚真町に訪問いただいて、その際に高校側、それから関係者含めた相談、コンサル、コンサルというか相談業務ですね、それから常に札幌に事務所があるようですので、そういったところのヘルプデスク、相談窓口ですね、担当者を置いていただくと。それから、この団体の代表の方は、この全国の高校魅力化においてかなり実績がある方というふうに伺っておりますので、その方による高校魅力化に関する講演会、こういった中身が令和3年3月までのところで、それに必要な経費がこの87万円の中身ということになっております。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 高校の魅力化といっても、なかなか、令和3年の3月だから今年度ですね、今年度中の予算ですね、今回。最低でも二、三年は、やはり関わっていかないといけないんですけれども、そういうような基本的な考え方なんでしょうか。 ○議長(渡部孝樹君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長[学校給食センター長](宮下桂君) まずは、今年度に関する補正予算案ですけれども、私どもといたしましては、令和4年から高等学校の学習指導要領が大きく変わるというタイミングがありますので、一つのゴールをそこに見据えております。どこまでこの方たちに伴走いただくかというところでは、我々の想定としましては、少なくともここから1年半はお願いをしながら専門的な知見を入れて、魅力化の推進を図ってまいりたいというところでございます。 ○議長(渡部孝樹君) 大捕議員。 ◆(大捕孝吉君) 説明書の84ページのトレーラーハウスの購入の件について、ちょっとお聞きしたいんですが、前にも一部こういう話があったんですけれども、今回も5棟ということですけれども、どういう形でこの被災した人たちがトレーラーハウスでなきゃ駄目なのか。その辺の理由を、前にも1回聞いたような気もありますけれども、いま一度お聞きしたいと思います。 それと、期間的にはどのくらいの期間利用するのか、その辺をちょっとお聞きしたいです。 ○議長(渡部孝樹君) 建設課参事。 ◎建設課参事[建築住宅](森本雅彦君) トレーラーハウスにつきましては、応急仮設住宅の範疇ということで整備しているものでございます。整備したトレーラーハウスにつきましては、家畜を飼っている方ですとか、あと窯業系、焼き物をやっておられる方だとか、そういう方が、どうしてもその場所を離れられないという方のために、トレーラーハウスを応急仮設住宅として使っていただいているものでございます。 これらについても、基本的には2年間の、応急仮設住宅と同じ、建設型と同じで2年間の利用ということになります。 ○議長(渡部孝樹君) 復旧復興理事。 ◎復旧復興担当理事まちづくり推進課地方創生・復旧復興計画策定室長](大坪秀幸君) それでは、補足しての説明になるんですけれども、今回トレーラーハウスを買い取って、当面被災された方の居住用に活用します。ただ、トレーラーハウスについては、その後、仮設として利用された以降、町の関係人口、交流人口を増やすための利用というのを考えていますので、仮設が終わったから、それを使わなくなるということじゃなくて、将来的にも有効に活用していく、そういった中で今回購入を予定しているということです。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 今のところなんですけれども、朝日の1棟との宇隆の2棟は継続ですね。残りの2棟は購入ということなんですが、この購入したトレーラーハウスはどこに今度設置する予定なんでしょうか。 ○議長(渡部孝樹君) 建設課参事。 ◎建設課参事[建築住宅](森本雅彦君) これにつきましては、高丘地区です。 ○議長(渡部孝樹君) 復旧復興理事。 ◎復旧復興担当理事まちづくり推進課地方創生・復旧復興計画策定室長](大坪秀幸君) 今のちょっとまた補足なんですけれども、1棟については高丘地区にいらっしゃった方の居住用ということで、まだ場所について、高丘に設置するかどうかというのは、これから話合いをしていった中で決めていきたいと思っています。 それと、もう1棟については、今のところ仮設として利用されるかどうかというのが、ちょっと明確でない部分もありますので、今想定しているのは、上厚真のサテライトオフィスの駐車場に当面設置しておこうと、そういう予定でいます。 ○議長(渡部孝樹君) 大捕議員。 ◆(大捕孝吉君) 私も先ほど聞いたのは、先般、行政視察の中で、災害公営住宅が、空き住宅があるんですよね、たくさん。たくさんといったって5棟か6棟あったと思うんですけれども。だから、できれば家畜だとかそういったものについても、焼き物もそうなんでしょうけれども、どうしても駄目なところは仕方ないと思うんですけれども、今言ったような、ちょっと不確定なところがあるような形のところについては、できればそういったところを利用してもらったほうが、無駄な経費がかからないのかなと。どうしてもというなら、被災された方々ですから、あまり無理なことも言えないんですけれども、その辺はやっぱりちょっと話をしながら進めていったほうがいいのかなという気がするんですけれども。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) 仮設住宅、みなし住宅も含めて、トレーラーハウスに入居されている方、そういった方々、基本的には仮設に入っている入居者と捉えていただきたいんですが、基本的には被災者の方々の暮らしぶり、それから必要性、被災者本位で、当面その方々が新しい住宅、あるいは自立が可能になるまでしっかりと支えていくという、そういう流れの中では、今回のトレーラーハウスを既に利用されている方々を、災害救助法でいう2年間の期限の後、別なところに移ってくださいということは、なかなか協力をお願いするのは難しいというふうに、町としては割り切っているところでございます。 当然、全ての方々について、自立を目指している方々ばかりでございますので、いわゆる公営住宅には入居ができないという状況にあります。ただ、その後、先ほど大坪理事が話したように、町として買い取ったものについては、今後移住定住、あるいは関係人口の拡大、交流人口の拡大に様々な活用ができるという、そういった機能を持ち合わせておりますので、今回まとめて北海道の支援をいただいて、購入しようというふうに予算計上したものでございます。
    ○議長(渡部孝樹君) 伊藤議員。 ◆(伊藤富志夫君) そのトレーラーハウスのことで聞きます。これ2年過ぎた後のトレーラーハウスの家賃の発生だとか、例えばここに事情があってトレーラーハウスを利用しなきゃいけないという事情の問題なんかがあるのかなというふうに思うんですが、その辺ちょっと聞かせてください。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) 前回の臨時議会で提案した案件と同じように、新たに町が設置する場合には、当然、町有住宅と同等のものとみなすと。ただ、場所によっては、駐車場等が用意できなくてと、そういう細かい話まで様々枝分かれはしていきますが、基本的なところにおいては、あくまでも仮設住宅として国が補償してくれるのは2年間。2年を超えて、いわゆる自力再建のために多少そこから退去するのが難しい期間があるということです。その期間については、町として、町有住宅として提供するということになりますので、仮設的ではありますが、あくまでも町有住宅でありますので、賃貸料、使用料が発生するということになります。 以上です。 ○議長(渡部孝樹君) 伊藤議員。 ◆(伊藤富志夫君) もう一つ聞きたいけれども、これを利用する理由という、引き続きここを、事情。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) それを除いて、じゃ、先ほど大捕議員が質問されたように、別なところに移ってくれと、いわゆる自力再建がかなうまで公営住宅だとか別な建物に移ってくれないかというのは、やはり非常に難しいということで、仮設住宅そのものも、むかわ町のように延長をかけて引き続き入居すると、転居することを前提に被災者といろいろと協議、相談するのは難しい状況だというふうに考えておりまして、そういう意味では、引き続きその場所に入居していただくというふうに考えたい、そういう選択をせざるを得ない方々ばかりだということでございます。 以上です。 ○議長(渡部孝樹君) ほかに。 三國議員。 ◆(三國和江君) 私もちょっとトレーラーハウスのことでお聞きしたいんですけれども、昨日、町長の所信表明した中の5ページの中に、住宅第1期の入居者の期限が10月末までに転居できるよう配慮してまいります。また、自力再建を目指す世帯で、同期限に間に合わない方に対しては、既存の公営住宅への仮入居を勧めており、おおむねご理解をいただいているところですという、そういう所信表明を町長が読んで、私も理解しました。 そうしたら、今このトレーラーハウスに入る方は、家畜、いろいろな面で大変だということで、それは理解できるんです。この方々に対しては、理解はしてもらえなかったということですね。そういうことですね。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) もともと仮設に入っておられる方が公営住宅に仮住まいしていただくということは、非常に話もしやすかったし、ご理解いただいていたと。ただ、当初から仮設住宅に入居できない条件をお持ちの方々に、トレーラーハウスに入っていただいたという前提がございますので、そういった当初からトレーラーハウス、いわゆる自分の生業のそばで生活をせざるを得ない方々だけに限ってトレーラーハウスを提供させていただいておりましたので、そういう意味では別なところに、あるいは公営住宅に入っていただくという交渉をするのは、基本的に難しいということでございます。 そういう意味で、もともとそういうトレーラーハウスを選択されていた、提供されていた方々とは、基本的には公営住宅に仮入居してくれないかという相談は持ちかけておりません。 ○議長(渡部孝樹君) 三國議員。 ◆(三國和江君) この間、視察に行ったとき、上厚真のところで大体15ぐらい余っているような、まだまだ余るのかなと思ってはいたんですけれども、これをいろいろな、新しく建てて、やっぱり入ってもらいたいという気持ちはあります。そして最終的に、町のほうでこういうトレーラーハウスを要望すれば、逆に言ったら、また誰かが出て、そのうちにトレーラーハウスが欲しいとか何とかと言ったら、これだんだん増えて、入る人が少なくなるんじゃないかなと思うんですけれども、そういった面で、せっかくこうやって予算を取って、これ空いた時点で、全部これ町の負担になるんじゃないかなと思うんですが、それを私、心配しているんですよ。どうですか。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) まずトレーラーハウスそのものが、今使われている方が退去した場合、当然、先ほど申し上げました別用途に使うということでございます。 それと、三國議員が心配されているのは、今の災害公営住宅と公営住宅、公営住宅の新築物件に入居を希望される方が少ないと。この空き状態が町の負担になるのではないかという、そういうご心配だと思います。厚真町も最初から、当然被災して間もなくからアンケートを何度となく繰り返し取ってきた中で、最終的には78戸は絶対必要だということで、我々も決断して、確認の上で決断をして、そして国に対して建設を要望したものでございます。 確かに、その時点では78戸必要であったと。ただ、その後、時間がたって気持ちが落ち着いて、周りの状況を見ているうちに、やっぱり再建を目指したいという方が増えたということは、以前もお話ししていたとおりでございます。 結論として、今公営住宅が空き室になる可能性が高いという状況でございますが、これは厚真町全体としての、いわゆる賃貸住宅の少なさを見ても、これが私たち厚真町民の負担になるのではなくて、稼働率はもともと高いところでございますので、当然、新規入居者、通常の公営住宅として新規入居者が十分に入居を希望されて、かなりの稼働率になるのではないかと思います。 また、長期的に見て、古い住宅もどんどん出てまいっております。いわゆる経年劣化をしていますので、そういう公営住宅も含めた住宅政策の中で新しい住宅を活用しながら、古い住宅については少し早めに整理していく、そういう全体の住宅プランの中で、しっかりと管理することによって、町民の皆さんに対する過度な負担、次世代に対して余計な荷物を負わせることにならないように、しっかりと管理していきたいと、そういうふうに思ってございます。 ○議長(渡部孝樹君) 高田議員。 ◆(高田芳和君) 別冊1、25ページ、総合福祉センター運営事業のエアコン設置なんですけれども、これ4台設置という説明があったんですけれども、設置場所についてお伺いいたします。 ○議長(渡部孝樹君) 住民課参事。 ◎住民課参事[福祉、子育て支援][総合福祉センター長](中村信宏君) エアコンの設置場所についてのご質問でございます。第2会議室に2台、1階談話室に1台、1階老人室に1台の計4台でございます。 ○議長(渡部孝樹君) 高田議員。 ◆(高田芳和君) これコロナ対策としてエアコンつけるということの説明ですけれども、各部屋の稼働率を考えたら、この4室に限定しないで、大集会室も含めて設置すべきではないでしょうか。 ○議長(渡部孝樹君) 住民課参事。 ◎住民課参事[福祉、子育て支援][総合福祉センター長](中村信宏君) 本来でありましたら、高田議員おっしゃりますように大集会室、一番稼働率高いところですので、そちらにつけることから検討させていただきました。 今回のエアコンは、あくまでも換気機能ができるエアコンでございまして、これがまだ、いろいろ調べましたが、業務用のエアコンがまだ世に出ていない状況でございます。今出ておりますのが家庭用のエアコンでございまして、29畳程度までの出力のものが出ておると。今後、業務用も開発中であるということをメーカーからも確認しておりまして、その中で最大限つけられるところを選定いたしました結果、先ほど申し上げたような部屋の選定となってございます。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 説明資料の83ページお願いします。 新町9号線の整備事業なんですが、この件で2点お願いします。 1つは、堤防への取付けのところですけれども、のレベルが、どの辺から堤防の高さになるのかということが1つです。 もう一つは、この図でいくとサテライトオフィスのすぐそばを通るわけですけれども、サテライトオフィスの移転も考えているのかどうか、この2点です。 ○議長(渡部孝樹君) 建設課長。 ◎建設課長(伊藤文彦君) まず、堤防への取付けについてですけれども、今、図面で示しているのは、現在の町道区域で表示してございます。最終的な線形については、今後、厚真川を管理している建設管理部との協議をしながらなんですけれども、取付け部分の高さについては水平区間、レベル区間を15メートル程度取った中でスロープしていくという形になろうかと思うんですが、既存のトイレとかもありますので、そこへのタッチも考えながら設計を進めたいなと思っております。 それから、サテライトオフィスについても、これには現状のサテライトにはかけないような形、できれば直線化したいなというふうな希望を持って、設計に臨みたいと思っております。 ○議長(渡部孝樹君) ほかに。 吉岡議員。 ◆(吉岡茂樹君) 私のほうから2点質問したいと思います。 説明資料の76ページ、高齢者のウェブ見守り環境整備事業ということで、高齢者の方にタブレット50台貸付けして、そして在宅見守りだとか、機能訓練等々を行うという計画なんですけれども、これ高齢者の方が、ちょっと私のあれでは、どこまで使い切れるのかというのが、一つ大きな問題になると思うんですよ。 それと、少なくとも今、在宅の非常通報装置ありますよね。これあたりも、結構押し間違いというのが、そういうので、札幌のセンターのほうに通知があるというふうにも聞いております。そんな中での、高齢者の方がタブレットをどのように使って活用してもらえるのかというのが、ちょっと疑問に思いますので、具体的な説明をお願いしたいと思っております。 それと、もう一点、同じく説明資料の79ページのあつまるカード活性化促進事業という形で、このコロナの関係の影響で落ち込んでいるという部分で、これ1世帯、ここでは、予算では2,150世帯で、1世帯5,000円分のポイントをするということなんですけれども、1世帯という部分で本当にこういう事業、これ先ほどの資料の中で、コロナ対策の補助金が入ってくるという前提でやっているわけなんですけれども、1世帯という形にするのか、住民1人というのか、その辺の整理の仕方というのは、これちょっと悩ましいところがあると思うんですよね。 それで、できれば3世帯までの区切りで幾らとか、要するに独身世帯と家族の多い世帯ですよね、その辺の平等性というのか、それを求めたときに、こういう一つのくくりでいいものかなというのが、ちょっと疑問なんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(渡部孝樹君) 住民課参事。 ◎住民課参事[福祉、子育て支援][総合福祉センター長](中村信宏君) まず、高齢者ウェブ見守り環境整備事業から回答させていただきます。 まず、この事業の実施に至った経緯からご説明させていただきます。 コロナの緊急事態宣言中に、包括支援センターの職員等がなかなか訪問ができないという事例があったりであるとか、また、いきいきサポート事業、こちらのほうは要介護という重度な方ではございませんが、いわゆる事業対象者と我々申し上げて、全国的に言っているんですけれども、今後、要介護状態になるおそれがある方として町が認定した方、そういった方が今いきいきサポート事業、社協のほうに委託いたしまして、要介護状態にならないための体を動かす機能訓練等をやっております。こちらのほうが通えなくなったことによりADL、お体の状態が少し低下した、そういった事例もございました。 今後また起こり得るこのようなコロナの自粛期間などに向けて、また同じようなことを繰り返してはならないという現場の声も聞きまして、これを抜きで何かできることはないだろうかということで検討いたしました。 対象者の方が、緊急通報装置は要介護の方から、重度の方から、軽い方までいらっしゃるんですけれども、対象者の方を、ある程度要介護になるおそれがある、まだ軽度の方を想定してございます。 そして、極力これ高齢者の方が使えないと全く機能いたしませんので、タブレットもA4、B5より少し大きめの見やすいものを使ってございまして、2タップ程度で、テレビ会議システムを使うのですが、入れる、そのようなことを今、業者と協議しながら、極力高齢者の負担のないように進めさせていただく予定でございます。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) あつまるカード活性化についてご説明いたします。 今回、提案させていただいているのは、1世帯当たり5,000ポイントということで提案させていただいております。 本来、事業の目的といたしましては2つありまして、町内消費の拡大ということで、落ち込んだ町内経済の立て直し、それともう一つのほうが、本来こちらのほうの目的に濃いものとなります。非接触型のキャッシュレス決済を習慣づけるということで、基本的に着目しておりまして、そのキャッシュレス決済に町内で普及しているあつまるカード、町内限定のあつまるカードを普及させたいという考えでございます。こちらのほうにいろいろとポイントに皆さんに慣れていただきたい、そして活性化したいという考えでございますので、これを活用しております。 1世帯当たり5,000ポイントがいいのか、1人当たり5,000ポイントがいいのかということでございますけれども、いろいろな協議をする中で、今回2,150世帯で1,300万円という形でございます。これが一人一人になりますと、約20倍になります。20倍になると、予算のほうもかなりな町の負担ということで、町としてできる最大限、このキャッシュレス決済という事業の目的からして、1世帯というふうな考えで提案させていただいております。 ○議長(渡部孝樹君) 吉岡議員。 ◆(吉岡茂樹君) この事業の趣旨は、そういう意味では理解しているつもりでございます。そんな中では、あつまるくんカードですね、これを使ったキャッシュレス決済ということで、じゃ、1件の家であつまるくんカード、何枚持っているんですかね。世帯主だけが1枚持っているわけじゃないですよね。 そういうことも含めて、1世帯5,000ポイントがいいのか、1人5,000ポイントがいいのか別として、1人に直せば、もしかしたら2,000ポイントになるかも分からない、3,000ポイントになるかも分からない、そういう中で、本当にこのコロナの関係での非接触性を目指すとするならば、そのポイントのカードの枚数に合わせた部分で発行していくほうが、リスクが少ないというふうに考えますけれども、いかがですか。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) 先ほど産業経済課長が20倍と申し上げましたが、2倍の間違いでございますので、ご訂正させていただきます。 それから、1世帯当たりにこだわったのは、実はこの前段で発行しておりますエール券、エール券が1世帯当たりという制限の中で、厚真町の世帯数の3分の1ぐらいしか、実際には活用されていない。ずっと全世帯に使っていただきたいのに、なかなか広がっていかない事情が我々にもなかなか把握し切れない、そういう意味で、一度全世帯に、とにかくあつまるポイントを公的に手当てをして、そして町内でたくさんの方々に使っていただく、あるいは世帯主にしっかりと、奥様かもしれませんが使っていただくという、そういう実態把握をしたいなというのがもう一つの理由でございます。 我々が全世帯に配布しても、ひょっとしたら消化されないということであれば、根本からこの域内循環、付加価値の域内循環の改善を、手法を変えていかなければならないなというふうに考えてございます。 確かに、額的に考えて、2倍がいいのか、あるいはポイント数を減らして全員にとりあえず配って、そして利用状況を見るというのも手かもしれませんが、今回は、あくまでもエール券が1世帯当たりということでございましたので、全世帯にポイントを配って、その利用状況を確認したいということで、1世帯当たりというふうに限定させていただきました。 今後、毎年のように今エール券相当、いわゆる生活応援券が発行されていますので、たくさんの世帯に申し込んでいただけるような工夫、そういったできればそういう雰囲気づくりを工夫していくためにも、今回、せっかくの原資もございますので、実証、あるいは分析をさせていただきたいなと考えてございます。 その際に、今、吉岡議員からご提案の、全部に配るという方法がより効果的であれば、ポイントを薄くして全員に配ったほうが効果的であれば、それらについても考えさせていただきたいと思ってございます。 それから、年配の方にタブレットを配って、どの程度活用できるんだろうか。これも新しい時代だからこその情報ツールを使いこなす。そしてそれが見守りだとか、今回はいきいきサポート、いわゆる身体機能の低下を未然に防ぐための工夫のために活用していこうとしておりますが、今ウエアラブル端末も様々な工夫されて、多岐にわたっておりますので、今後については健康管理的な声かけ等、健康管理的なものにも活用できるのではないかと、そういうふうに期待をしております。 今すぐ取りかかれるものではありませんが、そういった将来のことを考えて、いわゆるデータシム、あるいはシムフリーの端末とタブレットと、それから高齢者の相性、ぜひ検討、分析させていただきたいなということで、対象者を先ほどいったように、予防対象者というふうに絞り込んだ上での50世帯でございます。 今後に向けて使い方も、それから可能性も含めて、まだまだ改善の余地がある、あるいは拡大していく可能性もあるという状況でございますが、今回は50セットに限って、通信状態のいい場所で実証実験をしていきたいと、そういうふうに考えているところでございます。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 吉岡議員の言ったあつまるカードの活用ですけれども、私も額を下げて、やっぱり全員のほうがいいと思いますね。世帯、世帯でそれぞれ事情もあることでしょうし、あくまで対象は個人にするということで、使うときに世帯まとめてもいいですよとか、そういうようなことができればいいんだと思います。 定額給付金で、厚真町はもう対象者全員、100%に支給したという実績がありますので、できないことではないんだろうというふうに思います。 もう一つ、タブレットの活用ですけれども、これタブレットでないといけないんですかね。ロボット型の端末を話し相手に使うような仕組みがありますけれども、愛着が出て、非常に話しかけやすいというのがあるので、センターのほうではお年寄りの顔色とかは、それで確認できますよね。そういうのはどうなのか、検討されたのかも、ちょっとお伺いしたいんですけれども。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) 最初にタブレットのほうの話をさせていただきますが、一方的に管理する側が、その状況を見るのではなくて、こちらの状況も、動きも利用者に伝えるという、そういう使い勝手を考えております。そういう意味ではテレビ代わりにそのタブレットを活用していただく必要がある。いわゆるこちらの動きだとか、それから利用者の動きを指導、あるいは改善を求めるような、そういったサービスも織り込んでいるということでございますので、どうしても画面が必要だということでございます。 これから先、このタブレットはいわゆる多用途に使えるんですね。町としては、公的にこの通信料、最低限の部分を保証しますが、いわゆる通信型のシムですので、離れて暮らしている、いわゆるご家族と定期的にビデオ通話もできるという状況でございますので、私たちとしては家族との通信、通話も、非常に孤立化を防ぐためにも大事ではないかなと、そういうふうに思っております。 そういう意味では、公的に使う部分しか我々は通信料を払えませんが、それ以上の部分についても、可能性はどんどん広がって、年配の方もお孫さんやら息子さんたちと、ふだんから顔を見合わせながら安否確認も含めて、情報通信に使っていただければなというふうに考えているわけでございます。 それから、ポイントについては、私たちがこれまでのデータを積み上げて、そして対象者を把握できる状況になっていますので、あつまる券の所有者全員に配ることは、一方的に配るわけですので、全然難しい話ではありません。そういう中で、2,500ポイント掛ける人数にするかどうか悩ましいところではありますが、商工会のほうと、今現在は1世帯当たり5,000ポイントでいこうというふうに詰めてきておりますので、これから以降、先ほど言いましたように、今回ではなくてこれから以降、この事業を進めて、そして様々なデータ、あるいは状況を分析させていただいて、今後はさらにまた弾力的に対応していきたいなというふうに考えております。 せっかくの税金が投入されるわけですので、全員が公平に使っていただきたいというのが我々の願いでございますので、今回はさておいて、今後についてはもう一段、事務的に全部に配ることが効果を生むのか、そういったことも含めて検証させていただいて、皆さん方のご意見を次に生かさせていただきたいなと思います。 ○議長(渡部孝樹君) 大捕議員。 ◆(大捕孝吉君) 議案書の別冊1の35ページ、教育費の学校管理費の中で、校舎管理事業で、厚南中学校の太陽パネルの修繕という項目があるんですが、なかなか太陽パネルの修理というのは、まだ我々あまり聞いていませんので、それが参考になるかどうか分かりませんけれども、どういったことが修繕の対象になったのか、ちょっとお聞きしたいんですけれども。 ○議長(渡部孝樹君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長[学校給食センター長](宮下桂君) お答えいたします。 今回の修繕は、太陽光パネルそのものではなくて、いわゆる基盤部、パワーコンディショナーという部分があるんですが、発電した電気を一旦そこに集中させて、交流と直流の変換を行う基幹部なんですけれども、そのボックスの基幹部の一部に故障が生じて通電ができなくなったということが発生しました。このパワーコンディショナー部分を新品そのものと入れ替えると、この倍ぐらいかかるという見積りでしたけれども、その一部の部品を取り替えるのであれば、この程度の金額で済むということで、今回修繕料を見込ませていただいたところでございます。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 参考までに、そのパワーコンディショナーの保証期間は、まだ10年たっていないですよね。このぐらいなんですか。ということは、ほかのところもこのぐらいで壊れてくるということになるんですかね。 ○議長(渡部孝樹君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長[学校給食センター長](宮下桂君) ほかのところも同じようにというのは、なかなかその置かれている環境ですとか、いろいろな条件があるので、一概に私どもも何とも言えませんけれども、たしかこれ平成18年、違うな、もっと後だな。申し訳ありません、ちょっとこの厚南中の太陽光パネルがいつ設置されたかというのは、今ちょっと手元に情報がありませんけれども、確かにそんなに、10年も20年もたっているような状況ではないですが、今回は、いわゆる保証期間外ということで、修繕料はかかるということになります。 ○議長(渡部孝樹君) 伊藤議員。 ◆(伊藤富志夫君) タブレットのことで、私も聞きたいと思っています。 先ほどの最初の説明で、50人のまず決め方というか、希望された方が当たるのか。これ高齢者の利用者のほうにも負担があるような、私説明で聞こえたんですが、何だろうねと、ちょっと内輪で探ると通信料じゃないかという話だったけれども、今町長の話だと、公的な通信は町が払うようにこれまた聞こえたんですね。ですので、高齢者の利用側に負担がかかる中身を教えていただけますか。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) 50台に絞った、あるいは決めた理由については、後ほど説明させていただきますが、基本的には令和2年度中には、設置している利用者は、基本的には負担金はゼロでございます。それから以降ですね、令和3年度以降、継続して使う場合に、いわゆる通信料をどうするかという問題になります。通常のシムは、皆さん方も使われていると思いますが、最初の契約をして、そして様々な毎月の通信料が定額で発生してくる。このシムは、基本的にはデータシムと言って、最終には、通話も基本的に無料のLINEをベースにしようというふうに考えております。 ただ、一番最初、どうしてもセッティングするのに通信、もしくはSMSの更新が必要ですので、通常のフルバージョンのシムを使う。それは今言ったように、令和2年度中は町がお支払いしますが、令和3年度以降に通信を必要とする方々、LINE以外で活用する場合は、どうしても通話が発生しますので、通話が発生した場合にはご家族で負担をしていただきたいなと。そんなに金額が、膨大な金額になるわけではないんです。定額というところでございますので。そういったケースが、令和3年度以降は、ケースによっては起きると。LINEで通話している分には起きないし、ビデオ通話していても起きないのではございますが、そういったことも含めて、設置した場合、その利用者にはちゃんと説明をしていきたいなというふうに思ってございます。 以上です。 ○議長(渡部孝樹君) ほかに。 住民課参事。 ◎住民課参事[福祉、子育て支援][総合福祉センター長](中村信宏君) タブレット50人の計算方法ということで、お尋ねだと思います。     〔「決め方」と呼ぶ者あり〕 ◎住民課参事[福祉、子育て支援][総合福祉センター長](中村信宏君) 決め方ですね。 先ほど、少しご説明申し上げましたとおり、この事業の対象者を要介護者等ではなく、ある程度自立してタブレットの操作等ができる事業対象者、これは要介護状態が要支援1から要介護5まで7段階ございまして、これらの方は、何かしら支援、もしくは介護がないと自立が難しいのでありますが、いきいきサポート等の利用者は、将来要介護認定になる可能性はあったとしても、今現在自立している、そういったことで、町が認定している、これは全国的な制度でございます。 この登録者が今50名弱いらっしゃいます。なおかつこのいきいきサポートにも登録されている方が、今47名いらっしゃいますので、これに合わせまして、実質タブレット等の使用ができるであろうと思われる方を想定して計算いたしました。 ○議長(渡部孝樹君) ほかに。 下司議員。 ◆(下司義之君) 74ページ、説明資料です。2点お願いします。 1点は、この種の支給金を受けたときの、所得税法上の扱いはどうなるかということです、特例はあるのかどうか。 それと、もう一つは、ちょっとこの予算とは関係ないんですけれども、いろいろな意味で、コロナ感染症の関係でストレスを受けている方への慰労金という意味合いがあるということなんですけれども、業種的にスーパーの店員さんなどは、町外からのお客さんも結構入っていて、そういう意味での感染のストレスというのは、結構なものなんですよね。そういう方たちに対して、同じような支給を今後考える気持ちはあるかどうかというところです。 ○議長(渡部孝樹君) 住民課参事。 ◎住民課参事[福祉、子育て支援][総合福祉センター長](中村信宏君) まず、こちらの収入が課税になるか、非課税になるかというお尋ねでございますが、町からの支給に関しては、これはあつまるポイントで支給をさせていただきますので、特にこのような非課税ということにはならないかと思います。 参考までに、国からの慰労金でございますが、こちらは非課税扱いにするということになってございます。 そして、スーパーの店員など、確かに町外不特定多数の方と接するということになろうかと思います。この医療福祉介護従事者慰労金に関しましては、もともと国の趣旨ではございますが、医療従事者、介護従事者、どうしても感染をされた方であったとしても対応しなければいけない、そのためにはご自身が陽性患者になってはいけないということが絶対条件でございます。そのために、一般の方でしたら緊急事態宣言が解けた後にご旅行をされたりとか、レジャーに出かけられたり、そういったこともあろうかと思いますが、こういった医療介護者に関しては、自身が絶対感染してはいけない、そういった強い使命感で、日常の生活もかなり自粛をされておられ、ご家族も含めてストレスは過大なものであろうと想定をしております。こういったことに関して慰労ということで報いさせていただく、そういった趣旨で医療介護、厚真町でそういった施設に勤務をされる方ということで限定をさせていただいているところでございます。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) もう一度、その所得税法上の扱い、そこのところなんですが、もう一度、根拠を説明いただけますか。 ○議長(渡部孝樹君) 住民課参事。 ◎住民課参事[福祉、子育て支援][総合福祉センター長](中村信宏君) こちらの慰労金でございますが、あつまるポイントとしてポイントをチャージさせていただくという趣旨で想定してございますので、課税、非課税の判定の対象にはならないものというふうに考えてございます。 ○議長(渡部孝樹君) 住民課長。 ◎住民課長[総合ケアセンター長](青木雅人君) 私のほうから補足してご説明させていただきます。 国から実施されます介護サービス事業所、施設に勤務する職員に対する慰労金につきましては、通知の中で非課税になるということでございます。 町で支給するポイントにつきましては、今ちょっと正式にかかる、かからないは言えないんですけれども、税法上で指定がされれば非課税になりますけれども、何もなければ普通は課税になる、支給金ですので課税になるのかなということになると思われます。 はっきりとしたこの所得税法の中で定めがされておりませんというか、そこの判定がどうなるのかは、ちょっと税務署と協議をさせていただかなければ、今の段階では、なる、ならないはお答えできないことになります。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) これ協議結果は、個人に支給するけれども事業所に所属している方に支給するんですかね。支給された方に通知すればいいと思うんですけれども、そういう通知は、していただくということでよろしいですか。 ○議長(渡部孝樹君) 住民課長。 ◎住民課長[総合ケアセンター長](青木雅人君) 当然、支給されることになりますので、その旨の通知は、受けた方に通知はするようにします。 ○議長(渡部孝樹君) ほかに。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 以上で質疑を終わります。 次に、議案第9号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、議案第9号について起立により採決いたします。 本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(渡部孝樹君) 起立全員であります。 したがって、議案第9号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第10号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡部孝樹君) 日程第5、議案第10号 令和2年度厚真町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 本案について説明を求めます。 住民課長。 ◎住民課長[総合ケアセンター長](青木雅人君) (議案書により説明) ○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、議案第10号に対する質疑を許します。 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第10号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、議案第10号について起立により採決いたします。 本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(渡部孝樹君) 起立全員であります。 したがって、議案第10号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第11号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡部孝樹君) 日程第6、議案第11号 令和2年度厚真町介護保険事業特別会計補正予算保険事業勘定補正予算(第2号)、介護サービス事業勘定補正予算(第1号))、を議題といたします。 本案について説明を求めます。 住民課参事。 ◎住民課参事[福祉、子育て支援][総合福祉センター長](中村信宏君) (議案書により説明) ○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、議案第11号に対する質疑を許します。 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第11号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、議案第11号について起立により採決いたします。 本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(渡部孝樹君) 起立全員であります。 したがって、議案第11号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第12号ないし議案第14号の一括上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡部孝樹君) 日程第7、議案第12号 北海道市町村総合事務組合規約の一部変更、議案第13号 北海道市町村職員退職手当組合規約の一部変更及び議案第14号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の一部変更を一括して議題といたします。 本案について説明を求めます。 防災担当理事。 ◎防災担当理事[総務課長](吉田良行君) (議案書により説明) ○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、議案第12号、議案第13号及び議案第14号に対する質疑を許します。 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第12号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、議案第12号について起立により採決いたします。 本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(渡部孝樹君) 起立全員であります。 したがって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、議案第13号について起立により採決いたします。 本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(渡部孝樹君) 起立全員であります。 したがって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、議案第14号について起立により採決いたします。 本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(渡部孝樹君) 起立全員であります。 したがって、議案第14号は原案のとおり可決されました。---------------------------------------
    △報告第7号ないし報告第9号の報告 ○議長(渡部孝樹君) 日程第8、報告第7号 専決処分の報告(新町地区災害公営住宅建築工事(第一工区)請負契約の変更)、報告第8号 専決処分の報告(新町地区災害公営住宅建築工事(第二工区)請負契約の変更)及び報告第9号 専決処分の報告(上厚真地区災害公営住宅建築工事請負契約の変更)を一括して議題といたします。 本案について説明を求めます。 総務課参事。 ◎総務課参事[財政](高安正君) (議案書により説明) ○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、報告第7号、報告第8号及び報告第9号に対する質疑を許します。 質疑ありませんか。 大捕議員。 ◆(大捕孝吉君) お聞きしたいんですけれども、この3つ、この後10号も出てくるんですけれども、建設現場の中で事前に、例えば建設現場の下見とか、いろいろなことをやるはずですよね。そんな中で、例えば7号ですか、採石土の利用ができなくなったから、造成に適さない土が出たから。例えば5メートルも10メートルも掘っていくなら、そのくらいのことはあるかと思いますけれども、家1軒建てるのに、どれだけの深さを掘るのにこういうことが出てくるのか。 この辺の問題と、それから点検口の問題。なぜこれ、こんな時期になってこういうことが出てくるのか。設計の段階で、きちっと配線だろうが配管だろうが、全部できているはずなんですよね。それに応じて点検口というのは造っていくはずなんですよ。なぜこういうことが起きるのか、説明していただきたいんですけれども。 ○議長(渡部孝樹君) 建設課参事。 ◎建設課参事[建築住宅](森本雅彦君) まず、地盤の置換工法、基礎に関する部分でございますけれども、これに関しましては、普通の建物の木造とかそういうものの基礎よりも、ここの場合は結構深く掘削する設計になっておりました。 それで、これに関しましては、先に設計の段階で、ボーリング調査でこの基礎工法を決めます。その段階で、この地盤の置換工法ですとか、くい工法ですとか、その他の指示するための工法を選定するわけなんですけれども、設計の段階では置換工法が安価だということで、それで決めて、その設計ということにするということに決めました。 ところが、この置換工法については、現地試験というものを必ずやることになっております。その段階で超音波調査をやるわけでございますけれども、それによってぴったり合う、設計どおりいく場合もありますし、今回の現場の場合は、ちょっと厚さを10センチから20センチ程度、棟によって増さなきゃならないということが分かりましたので、それに伴う設計変更を行いました。 それと、床点検口でございますけれども、設計の段階で配管、配線の同一経路で大体、今回の場合、同じ経路でやれるなということで想定していたんですけれども、施工の段階で、実際やってみると、配管、配線が固まっていて、なかなか点検をするにしても点検がしづらいということが分かりましたので、配管の経路を変えることによって、点検口の位置も増やさざるを得なかったということでございます。 ○議長(渡部孝樹君) 大捕議員。 ◆(大捕孝吉君) 施工してみなかったら分からないようなものなら、設計図も何も要らないんじゃないですか、それ。我々が掘っ建て小屋を建てるのと同じで、材料持ってきて、あてがって建てるのと同じじゃないですか、これ。もうちょっとしっかりした設計、そしてそれの点検、きちっとやらないと、そんな今言ったような掘っ建て小屋じゃないんですから、その辺しっかりやっていただきたいと思うんですけれども。 ○議長(渡部孝樹君) 建設課参事。 ◎建設課参事[建築住宅](森本雅彦君) 設計の段階で、今議員おっしゃられた分については、今後十分注意してやっていきたいと思いますけれども、やはり何らかの形で、現場においてどうしても変わるという場合もございますので、これから設計の段階で十分気をつけて、確認をしていきたいと思っております。 ○議長(渡部孝樹君) 伊藤議員。 ◆(伊藤富志夫君) 私も似たような話なんですが、具体的に聞きますね。当初は、じゃ、1か所だったんですか。それが、設計しながら2か所必要になったので、もう1か所増やしたという話でしょうか。 ○議長(渡部孝樹君) 建設課参事。 ◎建設課参事[建築住宅](森本雅彦君) 当初は、例えば新町地区の床点検口のところなんですけれども、当初は4か所しか見ていなかった。1棟、例えばC棟ですけれども、その配管の位置の変更をせざるを得なくなったものですから、それが12か所、8か所増えたということでございます。 ○議長(渡部孝樹君) 伊藤議員。 ◆(伊藤富志夫君) その今4が12ですよね。これは最初の計画の中で発見というか、考えることはできなかったんですか。 ○議長(渡部孝樹君) 建設課参事。 ◎建設課参事[建築住宅](森本雅彦君) これは現場の中で、そういうふうな配管、配線をしたということで想定していたんですけれども、当初の段階では、ちょっと読み取れなかったということでございます。現場で進むにつれて、やはりこれはちょっと経路を変えていかないと駄目だということが分かったものですから、今回の設計変更というか、箇所数の増加につながったということでございます。 ○議長(渡部孝樹君) ほかに。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 以上で質疑を終わります。 報告第7号、報告第8号及び報告第9号は、以上をもって報告済みといたします。--------------------------------------- △報告第10号及び報告第11号の報告 ○議長(渡部孝樹君) 日程第9、報告第10号 専決処分の報告(本郷地区災害公営住宅建築工事請負契約の変更)及び報告第11号 専決処分の報告(厚真地区公営住宅等造成工事請負契約の変更)を一括して議題といたします。 本件については、地方自治法117条の規定により、木本議員は除斥となりますので、退場を求めます。     〔木本議員退場〕 ○議長(渡部孝樹君) 本案について説明を求めます。 総務課参事。 ◎総務課参事[財政](高安正君) (議案書により説明) ○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、これより報告第10号及び報告第11号に対する質疑を許します。 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 質疑なしと認めます。 報告第10号及び報告第11号は、以上をもって報告済みといたします。 ここで、木本議員の入場を求めます。     〔木本議員入場・出席〕 ○議長(渡部孝樹君) ここで休憩といたします。 再開を3時といたします。 △休憩 午後2時45分 △再開 午後3時00分 ○議長(渡部孝樹君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。--------------------------------------- △報告第12号の報告 ○議長(渡部孝樹君) 日程第10、報告第12号 令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率を議題といたします。 内容等について説明を求めます。 総務課参事。 ◎総務課参事[財政](高安正君) (議案書により説明) ○議長(渡部孝樹君) 報告が終わりましたので質疑を許します。 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 質疑なしと認めます。 報告第12号については、以上をもって報告済みといたします。--------------------------------------- △認定第1号ないし認定第6号の一括上程、委員会付託 ○議長(渡部孝樹君) 日程第11、認定第1号から認定第6号までの令和元年度厚真町各会計歳入歳出決算の認定を一括して議題といたします。 ただいま議題となりました6議案についてお諮りいたします。 この6議案につきましては、議長及び監査委員を除く全議員で構成する決算審査特別委員会を設置して、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることにいたしたいと思います。 これについてご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。 したがって、そのように決定いたしました。 ここで、ただいま設置されました決算審査特別委員会の正副委員長の互選を行うため、暫時休憩といたします。 △休憩 午後3時04分 △再開 午後3時11分 ○議長(渡部孝樹君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 決算審査特別委員会の結果を局長に報告させます。 ◎議会事務局長(木戸達也君) 決算審査特別委員会の委員長及び副委員長の互選の結果を報告いたします。 委員長に伊藤委員、副委員長に吉岡委員がそれぞれ互選されました。 以上でございます。 ○議長(渡部孝樹君) ただいまの報告をもって、正副委員長の互選の結果報告といたします。--------------------------------------- △意見書案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡部孝樹君) 日程第12、意見書案第1号 林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 下司議員。 ◆(下司義之君) 別冊4の1ページをお開きください。 意見書案第1号 林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書について、読み上げて提案理由とさせていただきます。 2ページをお開きください。 本道の森林は全国の森林面積の約4分の1を占め、国土保全、地球温暖化防止、林産物の供給等の多面的機能の発揮が期待されており、これらの機能を十分に発揮させるために、「植えて育てて、伐って使って、また植える」といった森林資源の循環利用を進める必要がある。 森林の整備を進め、木材を積極的に利用していくことは、山村地域を中心とする雇用・所得の拡大による地方創生にも大きく貢献するものであり、本町をはじめ、道内各地域では、森林の公益的機能の維持増進と森林資源の循環利用の実現に向け、森林整備事業及び治山事業や林業成長産業化総合対策事業等を活用し、植林・間伐や路網の整備、山地災害の防止、木造公共施設の整備、林業事業体の育成など、さまざまな取り組みを進めてきたところである。 人工林資源が本格的な利用期を迎える中、計画的な間伐や伐採後の着実な植林を一層進めるため、地方債の特例措置を継続するなど、森林資源の循環利用による林業・木材産業の成長産業化の実現に向けて施策の充実・強化を図ることが必要である。 よって、国においては、次の措置を講ずるよう強く要望する。                   記 1、森林の多面的機能を持続的に発揮し、林業・木材産業の振興と山村における雇用の安定化を図るため、森林整備事業及び治山事業の財源を十分かつ安定的に確保すること。 2、間伐、植林、種苗生産等を着実に進めるため、「森林の間伐等の実施の促進に関する特別措置法」を延長し、同法に基づく森林整備事業の都道府県・市町村負担分の起債を可能とする地方債の特例措置を継続すること。 3、森林資源の循環利用を通じて林業・木材産業の成長産業化を実現するため、地域の実情を十分に踏まえ、森林整備から木材の加工・流通・利用までの一体的な取り組みや森林づくりを担う林業事業体や人材の育成に必要な支援措置を充実・強化すること。 以上、地方自治法第99条の規定により提出する。 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、文部科学大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、国土交通大臣、環境大臣、復興大臣であります。 以上、よろしくご審議いただき採択賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、意見書案第1号に対する質疑を許します。 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 質疑なしと認めます。 次に、意見書案第1号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、意見書案第1号について起立により採決いたします。 本案について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(渡部孝樹君) 起立全員であります。 したがって、意見書案第1号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △意見書案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡部孝樹君) 日程第13、意見書案第2号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 高田議員。 ◆(高田芳和君) 別冊4の3ページをお開きください。 意見書案第2号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書について、読み上げて提案理由とさせていただきます。 4ページをお開きください。 新型コロナウイルス感染症の拡大は、甚大な経済的・社会的影響をもたらしており、国民生活への不安が続いている中で、地方税・地方交付税等の一般財源の激減が避け難くなっている。 地方自治体は、福祉・医療、教育・子育て、防災・減災、地方創生、地域経済活性化、雇用対策など喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、今後の地方財政は、かつてない厳しい状況になることが予想される。 よって、国においては、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。                   記 1、地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税等の一般財源総額を確保・充実すること。その際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。 2、地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能が適切に発揮できるよう、総額を確保すること。 3、令和2年度の地方税収が大幅に減少することが予想されることから、万全の減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、地方消費税を含め弾力的に対応すること。 4、税源の遍在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性・緊急性等を厳格に判断すること。 5、特に、固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹を揺るがす見直しは、家屋・償却資産を含め、断じて行わないこと。また、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として講じられた特別措置は、本来国庫補助金等により対応すべきものであり、今回限りの措置として、期限の到来をもって確実に終了すること。 以上、地方自治法第99条の規定により提出する。 提出先は、衆参両議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、厚生労働大臣、経済産業大臣、内閣官房長官、経済再生担当大臣、まち・ひと・しごと創生担当大臣であります。 以上、よろしくご審議いただき採択賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、意見書案第2号に対する質疑を許します。 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 質疑なしと認めます。 次に、意見書案第2号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、意見書案第2号について起立により採決いたします。 本案について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(渡部孝樹君) 起立全員であります。 したがって、意見書案第2号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △意見書案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡部孝樹君) 日程第14、意見書案第3号 国土強靭化に資する道路の整備等に関する意見書を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 下司議員。 ◆(下司義之君) 別冊4の5ページをお開きください。 意見書案第3号 国土強靭化に資する道路の整備等に関する意見書について、読み上げて提案理由とさせていただきます。 6ページをお開きください。 北海道は、豊かで美しい自然環境や広大な大地と海に育まれた豊富で新鮮な食など、多様な魅力を有しており、国内外より訪れる観光客の増加が続いていたが、今般の新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、本道の経済は食産業や観光業、農林水産業など幅広い分野において、大きな打撃を受けている。 今後は、感染抑制のための取組を継続しながら、経済活動との両立を図ることや復興に向けた取組を加速することが必要であり、そのためには、北海道の強みである「食」や「観光」に関連する地域が持つ潜在力が最大限発揮されるよう、生産性の向上に資する高規格幹線道路ネットワークの早期形成や機能向上が必要不可欠である。 また、本道は近年、豪雨、暴風雪、地震、津波などの自然災害時に発生する交通障害、多発する交通事故、道路施設の老朽化など、様々な課題を抱えている。加えて、本州に比べ積雪寒冷の度合いが特に甚だしく、除排雪等に要する費用も多額となっている。 こうした中、地方財政は依然として厳しい状況にあることから、国と地方の適切な役割分担の下、道路整備・管理に必要な予算を安定的かつ継続的に確保することが重要である。 よって、国においては、国土の根幹をなす高規格幹線道路から住民に最も密着した市町村道に至る道路網の計画的・体系的整備の必要性や、新型コロナウイルス収束後の物流・観光をはじめとする経済活動の復興における道路の重要性などを踏まえ、より一層の道路整備の促進や管理の充実・強化が図られるよう、次の事項について特段の措置を講ずるよう強く要望する。                   記 1、長期安定的に道路整備・管理が進められるよう、新たな財源を創設するとともに、道路関係予算は所要額を満額確保すること。 2、高規格幹線道路については、着手済み区間の早期開通はもとより、未着手区間の早期着手及び暫定2車線区間における4車線化といった機能向上を図ること。 3、令和2年度までの限定的な措置となっている「防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策」を継続し、対象事業の範囲を拡充すること。また、地方が国土強靭化計画に基づく事業を着実に推進するため、必要な予算を確保するとともに、緊急自然災害防止対策事業債等の継続を含めた地方財政措置制度の充実を図ること。 4、道路施設の老朽化対策を推進するため、点検・診断・補修などのメンテナンスサイクルを確立し、予防保全を含む戦略的な維持管理・更新事業を行うための技術的支援の充実を図るとともに、対策予算を確保すること。 5、冬期交通における安全性の確保、通学路などの交通安全対策、無電柱化の推進、安全で快適な自転車利用環境の創出、北海道観光の発展に資する交通ネットワークの形成など、地域の暮らしや経済活動の復興を支える道路の整備や管理の充実を図ること。 6、泊発電所周辺の道路は、複合災害発生時における避難道路としての機能も有していることから、こうした道路の事業について、国の負担割合を引き上げるとともに、早急な整備と適切な管理を図るために必要な予算を別枠で確保すること。 7、災害発生時の迅速かつ円滑な復旧等のため、北海道開発局及び開発建設部の人員体制の維持・強化を図ること。 以上、地方自治法第99条の規定により提出する。 提出先は、衆議員議長、参議員議長、内閣総理大臣、財務大臣、国土交通大臣、国土強靭化担当大臣であります。     〔「総務大臣」と呼ぶ者あり〕 ◆(下司義之君) 総務大臣。 以上、よろしくご審議いただき、採択賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、意見書案第3号に対する質疑を許します。 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 質疑なしと認めます。 次に、意見書案第3号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、意見書案第3号について起立により採決いたします。 本案について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(渡部孝樹君) 起立全員であります。 したがって、意見書案第3号は原案のとおり可決されました。---------------------------------------所管事務調査の申出 ○議長(渡部孝樹君) 日程第15、所管事務調査の申出を議題といたします。 申出の内容を局長に説明させます。 ◎議会事務局長(木戸達也君) 所管事務調査の申出内容について説明いたします。 初めに、総務文教常任委員会から、事務調査4件の申出となっております。 事務調査として1件目、教育委員会所管施設、学校以外のコロナ禍での施設状況について。2件目、コロナ禍での認定こども園の利用状況について。3件目、財政計画における今後の状況について。4件目、厚真町教育振興基本計画後期計画について。 続いて、産業建設常任委員会から事務調査3件、現地調査2件の申出となっております。事務調査として1件目、大沼野営場の状況について。2件目、新型コロナウイルス感染症に係る事業者への支援状況について。3件目、厚真町住生活基本計画及び厚真町公営住宅等長寿命化計画の状況について。 現地調査として1件目、大沼野営場、2件目、こぶしの湯あつまであります。 また、委員会に付託された要望案件として、新町町民広場野外炉、バーベキュー場の代替地への移設、または新野外炉設置に関する要望についてを調査いたします。 これ以外に、両常任委員会における次回の所管事務調査に係る日程調査内容に関する事項であります。 次に、北海道胆振東部地震復興特別委員会から委員会調査として、事務調査1件、現地調査1件の申出となっております。 事務調査として地域コミュニティについて。特に、北部山間地区の吉野地区。 また、現地調査として、中央霊園、中央墓地の復旧状況であります。 また、議会運営委員会から、事務調査といたしまして、次期議会の会期日程や議会運営に関する事項について及び議長の諮問に関する事項についての2件でございます。 以上でございます。 ○議長(渡部孝樹君) ただいまの説明内容のとおり、閉会中の委員会開催についてご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。 したがって、そのように決定いたしました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(渡部孝樹君) 以上をもって、本定例会に付議された案件の審議が全て終了いたしましたので、本日の会議を閉じます。 これをもって令和2年第3回厚真町議会定例会を閉会いたします。                              (午後3時32分)地方自治法第123条第2項の規定により署名する。        議長        署名議員        署名議員...