倶知安町議会 > 2020-03-09 >
03月09日-01号

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  1. 倶知安町議会 2020-03-09
    03月09日-01号


    取得元: 倶知安町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-23
    令和 2年 第1回 定例会( 3月)          令和2年第1回倶知安町議会定例会              会議録(第1号)                      令和2年3月9日(月曜日)-----------------------------------●出席議員  1番  冨田竜海君    2番  坂井美穂君  3番  古谷眞司君    4番  門田 淳君  5番  波方真如君    6番  森 禎樹君  7番  原田芳男君    8番  佐藤英俊君  9番  盛多勝美君   10番  小川不朽君 11番  笠原啓仁君   12番  田中義人君 13番  森下義照君   14番  作井繁樹君 15番  木村聖子君   16番  鈴木保昭君●欠席議員 なし●地方自治法第121条第1項の規定により出席を求めた者 倶知安町長               文字一志君 倶知安町教育委員会教育長        村井 満君 倶知安町農業委員会会長         大橋章夫君 倶知安町選挙管理委員会委員長      旭 晴美君 倶知安町代表監査委員          佐藤嘉己君●説明員  副町長       熊谷義宏君   会計管理者     石川美子君  統括監       菅原雅仁君   総務課長      多田敏之君  総務課主幹     遠藤光範君   危機管理室長    沼畑孝夫君  総合政策課長    柳沢利宏君   総合政策課参事   土井良起君  企画振興室長    萩野誠一君   税務課長      川南冬樹君  納税対策室長    宮崎 毅君   住民環境課長    菅原康二君  環境対策室長    沼田昭宏君   福祉医療課長    黒田 智君  福祉医療課主幹   遠藤佳子君   福祉医療課主幹   辻口浩治君  保健医療室長    合田恵子君   地域包括支援センター所長                              坂本孝範君  くっちゃん保育所ぬくぬく所長    農林課長      宮谷内真哉君            山岸優子君  農林課主幹     舟林篤史君   観光課長      福家朋裕君  まちづくり新幹線課長        まちづくり新幹線課参事            福坂正幸君             嶋田真也君  まちづくり新幹線課主幹       建設課長      中村孝弘君            小西慎一君  豪雪対策室長    三浦正記君   建設課主幹     藤川英昭君  水道課長      福原秀和君   水道課主幹     相澤泰丞君  学校教育課長    上木直道君   社会教育課長    辻村康広君  学校教育課主幹   岡田寿江君   学校教育課主幹   小西慎一君  学校給食センター所長        総合体育館長    藤井政利君            笠原久美子君  農業委員会事務局長 大島隆史君   選挙管理委員会書記長                              多田敏之君  監査委員室長    久佐賀輝子君●職務のため出席した議会事務局職員  事務局長      亀岡直哉君   議事係長      岩井拓都君  庶務係長      久佐賀輝子君●議事日程 日程第1 会議録署名議員の指名について 日程第2 会期の決定について 日程第3 前回より継続審査の請願第3号「無電柱化推進条例」及び「無電柱化推進計画」に関する請願書 日程第4 請願第4号 「所得税法の見直しを求める意見書」提出についての請願書 日程第5 請願第5号 放課後児童クラブの充実と改善を求める請願書 日程第6 陳情第4号 介護従事者の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める意見書の提出を求める陳情書      陳情第5号 看護師の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める意見書の提出を求める陳情書 日程第7 行政報告 日程第8 教育行政報告 日程第9 議案第22号 財産処分契約の変更について      議案第18号 令和元年度虻田郡倶知安町一般会計補正予算(第8号)      議案第19号 令和元年度虻田郡倶知安町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)      議案第20号 令和元年度虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号) 日程第10 議案第16号 倶知安町公営企業に従事する企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について       議案第21号 令和元年度倶知安町水道事業会計補正予算(第4号) 日程第11 町政執行方針       教育行政執行方針 日程第12 議案第1号 令和2年度虻田郡倶知安町一般会計予算       議案第2号 令和2年度虻田郡倶知安町国民健康保険事業特別会計予算       議案第3号 令和2年度虻田郡倶知安町後期高齢者医療事業特別会計予算       議案第4号 令和2年度虻田郡倶知安町介護保険サービス事業特別会計予算       議案第5号 令和2年度虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計予算       議案第6号 令和2年度虻田郡倶知安町地方卸売市場事業特別会計予算       議案第7号 令和2年度倶知安町水道事業会計予算       議案第8号 倶知安町財政健全化基金の費消について       議案第9号 倶知安町教育振興基金の費消について       議案第11号 特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について       議案第13号 倶知安町国民健康保険税条例の一部改正について       議案第17号 倶知安町水道事業給水条例の一部改正について                         開会 午前9時30分 △開会宣告 ○議長(盛多勝美君) ただいまから、令和2年第1回倶知安町議会定例会を開会します。----------------------------------- △開議宣告 ○議長(盛多勝美君) これから、本日の会議を開きます。----------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名について ○議長(盛多勝美君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第125条の規定によって、冨田竜海君、波方真如君、小川不朽君及び鈴木保昭君を指名いたします。----------------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長(盛多勝美君) 日程第2 会期の決定を議題にします。 お諮りします。 本定例会の会期は、本日から3月24日までの16日間としたいと思います。 御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) 異議なしと認めます。 したがって、会期は、本日から3月24日までの16日間に決定しました。----------------------------------- △諸般の報告 ○議長(盛多勝美君) 諸般の報告を事務局長からいたさせます。 ◎事務局長(亀岡直哉君) おはようございます。 諸報告を申し上げます。 まず第一に、今定例会に町長から別冊配付のとおり、議案第1号から議案第24号の提出がありましたので、御報告申し上げます。 次に、経済建設常任委員長から、前回より継続審査の請願第3号に係る請願審査報告書の提出がありましたので、その写しをお手元に配付いたしておきました。 次に、今定例会に請願第4号、請願第5号、陳情第4号、陳情第5号の提出がありましたので、その写しをお手元に配付いたしておきました。 次に、町長並びに教育委員会から行政報告の提出がありましたので、お手元に配付いたしておきました。 次に、令和元年第4回定例会報告後の議会活動につきましては、お手元に配付した議会活動報告書のとおりであります。 次に、今定例会に出席を求めた者及び議案説明のため出席通知のありました者の職、氏名を一覧表にしてお手元に配付いたしておきました。 以上でございます。----------------------------------- △日程第3 前回より継続審査の請願第3号「無電柱化推進条例」及び「無電柱化推進計画」に関する請願書 ○議長(盛多勝美君) 日程第3 前回より継続審査の請願第3号「無電柱化推進条例」及び「無電柱化推進計画」に関する請願書を議題といたします。 本件について、委員長の報告を求めます。 木村経済建設常任委員長。 ◆15番(木村聖子君) おはようございます。 それでは、請願審査報告をいたします。 本委員会に付託された請願を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条の規定により報告いたします。 受理番号、請願第3号。 付託年月日、令和元年11月19日。 件名、「無電柱化推進条例」及び「無電柱化推進計画」に関する請願書。 審査の結果、採択すべきもの。 委員会の意見、なしです。 それでは、お開きください。 1、審査事件。 請願第3号「無電柱化推進条例」及び「無電柱化推進計画」に関する請願書。 2、審査の経過は、お目通し願います。 3、審査の概要。 1、請願の趣旨。 無電柱化は、近年頻発している地震や台風などの大規模自然災害などへの備え、観光需要や不動産取得の増加に対応したリゾートタウンづくり、豪雪地帯においても安全で快適な通行空間の確保など、さまざまな効果が期待される。 ニセコリゾートエリアは国際的なスキーリゾートであり、電柱が増設されることで景観を損ない、外国人旅行者からの評価が下がることで経済的な損失をもたらすことが懸念される。 特に開発行為や建築数の多い準都市計画地域及び景観形成地区においては、景観保護の観点からも無電柱化を推進する制度を設け、北海道新幹線開通に伴い新たに整備が必要となる地域においても同様の内容を含むよう検討を望む。 よって、本町において「無電柱化推進条例」及び「無電柱化推進計画」の策定と公表を行うことを求めるものである。 2、審査の総括。 本委員会では、請願第3号の請願趣旨について請願者からの趣旨説明の聴取を行った。後日、町担当課から工法等に関する技術的な聞き取りも行い、請願者が求める「無電柱化推進条例」及び「無電柱化推進計画」の策定と公表について、各委員と討議を行った。 豪雪地帯である本町の地域性を鑑み、無電柱化に伴う除排雪作業の支障となる可能性及び維持管理費の負担は、無電柱化を進めるに当たって選択と集中の観点が重要であり、本町のみならず開発事業者等の理解も必要と考えた。 審査を進める中で、本町が「景観行政団体」へ移行する表明をしたことを鑑み、既存の条例である「倶知安の美しい風景を守り育てる条例」見直しの動向についても重視し、調査を継続することが必要と考えた。 以上の討議を踏まえ、本委員会では、大規模な開発行為が今日も続く本町においては、特に準都市計画地域及び景観形成地区、新たに整備が必要となる地域では、町としての姿勢を示す上で、「無電柱化推進条例」及び「無電柱化推進計画」の策定と公表が必要であるとの意見で一致した。 よって、本委員会としては、採択すべきものであるとの結論に達した。 4、審査の結論。 本委員会は、請願第3号については、全会一致により、採択すべきものと決定した。 以上でございます。 速やかなる御採択をお願いいたします。 ○議長(盛多勝美君) これから、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑ありませんか。 鈴木保昭君。 ◆16番(鈴木保昭君) 私、経済委員でないものですから、一つ二つ聞かせください。 まず、無電柱化推進計画によります計画のエリアというものを、どの辺をターゲットにして御審議されたのかということを、まずお聞かせ願いたいと思います。 町の中を計画しているのか、ヒラフのエリアをターゲットにしているのか、その辺、どういう内容の中で御審議されたのか。もしくは、都市計画のエリアというのは、無電柱化ということなりますと、どちらにしましても町民の税金、国民の税金というものは多々あるわけでありまして、そういった意味においては、やはり公平感というものは大事な観点の一つになるのではないかというふうに思っています。 それから、今、最後におっしゃいました、大規模開発をターゲットにしてというお話でありました。大規模開発は、どのぐらいの面積で大規模開発と言うのか、その辺だけお聞かせ願いたいと思っています。 ○議長(盛多勝美君) 木村経済建設常任委員長。 ◆15番(木村聖子君) ただいまの鈴木議員からの御質問にお答えします。 まず、エリアに関しましては、請願者が請願書にも記載しておりますとおり、まず、景観地区と準都市計画区域、また、新たな開発といいますのは、新幹線に伴う駅前周辺についての景観地区というふうに認識しております。 私どもも全ての地域というよりは、地域を選択する必要があるということから、請願者の意図としましては、以上の大きな三つのエリアというように捉えておりますので、町全体というふうには考えておりません。 また、二つ目に関しまして、大規模開発の面積ということですが、面積ということでは捉えてはおりません。 まず、今お話ししましたエリアについて、例えば樹木を大きく伐採するであるとか、そういったようなところを想定しておりますので、あくまでも準都市計画、景観形成地区、新たな新幹線に伴う開発というようなところでの大規模開発というふうに捉えております。 以上です。
    ○議長(盛多勝美君) ほかに質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) これで、質疑を終わります。 これから、前回より継続審査の請願第3号「無電柱化推進条例」及び「無電柱化推進計画」に関する請願書の討論を行います。 討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) 討論なしと認めます。 これで、討論を終わります。 これから、前回より継続審査の請願第3号「無電柱化推進条例」及び「無電柱化推進計画」に関する請願書を採決します。 この請願に対する委員長報告は、採択です。 この請願は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) 異議なしと認めます。 したがって、前回より継続審査の請願第3号は、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。----------------------------------- △日程第4 請願の委員会付託 ○議長(盛多勝美君) 日程第4 請願の委員会付託を行います。 お諮りします。 本日までに受理した請願は、お手元に配付した写しのとおり、請願第4号は、総務常任委員会に付託して審査をすることにしたいと思います。 御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) 異議なしと認めます。 したがって、請願第4号は、総務常任委員会に付託します。----------------------------------- △日程第5 請願の委員会付託 ○議長(盛多勝美君) 日程第5 請願の委員会付託を行います。 お諮りします。 本日までに受理した請願は、お手元に配付した写しのとおり、請願第5号は、厚生文教常任委員会に付託して審査をすることにしたいと思います。 御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) 異議なしと認めます。 したがって、請願第5号は、厚生文教常任委員会に付託します。----------------------------------- △日程第6 陳情の委員会付託 ○議長(盛多勝美君) 日程第6 陳情の委員会付託を行います。 お諮りします。 本日までに受理した陳情は、お手元に配付した写しのとおり、陳情第4号及び陳情第5号は、厚生文教常任委員会に付託して審査をすることにしたいと思います。 御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) 異議なしと認めます。 したがって、陳情第4号及び陳情第5号は、厚生文教常任委員会に付託します。----------------------------------- △日程第7 行政報告 ○議長(盛多勝美君) 日程第7 行政報告を行います。 これを許します。 文字町長。 ◎町長(文字一志君) 皆さん、おはようございます。 これから行政報告をさせていただく前に、議長のお許しをいただき、新型コロナウイルス関連について、若干のお時間をいただきたいと存じます。 初めに、ウイルスの感染によりまして亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、今なお治療を受けられている方々にお見舞いを申し上げます。 昨日、北海道内の感染者数が100名を超え、死亡者の数も3名となってございます。北海道では、鈴木知事が道独自の緊急事態宣言を行い、道民に週末の外出自粛などをお願いしてまいりました。 さて、本町においては、先週6日金曜日に、庁議であります政策会議を開き、対策本部の設置を決定いたしました。 なお、本日の定例会散会後に第1回対策本部会議を開催する予定でありますことを、まずもってお知らせいたします。 対策本部を設ける主な理由といたしましては、道内感染者が確認されて以来、町では緊急の課長会議や管理会議において、町独自の発信として、町民、各事業者や観光客などへ感染予防対策の徹底や、学校など教育機関との調整などを中心に協議し、対応してまいりました。 しかしながら、感染拡大とともに、取り巻く環境の変化が著しい局面を迎えているものと捉え、なお一層の予防対策強化に加え、町内における社会的あるいは経済的課題の変化に対応すべく、総合的な対応策等を施していくことにあります。 今回は、国の新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正の動き、また、緊急対策の第2段、そして具体的な支援策等の動きを注視し、ウイルス感染の拡大防止と住民生活への影響の最小化、そして危機が収束する兆しが見えたころからは、当然ながら日本経済を成長軌道に戻すべく、本町においても国や北海道と一致協力して、この難局を乗り越えてまいる所存でございます。 いずれにいたしましても、住民一人一人がうつらない、うつさない行動への協力をお願いするとともに、ウイルスに負けないたくましいふるさと倶知安のために、議員各位皆様の御理解、御協力を切にお願い申し上げます。 以上でございます。ありがとうございました。 それでは、行政報告させていただきます。 初めに、令和2年第1回倶知安町議会定例会の開会に当たり、12月定例会以降の主立った事務事業の執行状況及びその概要について、行政報告をさせていただきます。 なお、報告対象期間につきましては、令和元年11月16日から令和2年2月15日までの3カ月間の状況報告とし、会議等の開催状況及び事業概要については資料1に、各種工事・委託業務の発注状況については資料2に、また、理事者の会議等への出席動向については資料3として、7ページ以降に取りまとめいたしました。 初めに、総務課関連でございます。 1、土砂災害警戒区域等の指定について。 北海道による土砂災害警戒区域等指定のための基礎調査が、平成27年度から町内の25カ所を対象に行われており、平成30年度末にそのうち10カ所が終了、本年度末に残り15カ所が終了する予定となっております。 土砂災害警戒区域等の指定は、北海道知事が行いますが、事前に住民説明会を開催し、町の指定同意の回答を得ることとなっております。 本町においては、北海道と協力しながら、令和2年度末までに全箇所の指定に向け、準備を進めているところであり、2月17日には、地区内4カ所の基礎調査が終了している大和、扶桑、出雲、瑞穂地区におきまして住民説明会を行いました。この4カ所については、本年度内に指定される予定となっております。 残りの21カ所につきましても、令和2年4月以降、巽・豊岡地区、山田・樺山・比羅夫地区並びに市街地地区等の地域ごとに住民説明会を行ってまいります。 本町としましては、住民説明会などを通じ、地区内の危険箇所の説明や土砂災害防止法の理解促進を進めるとともに、現在作成中の防災ガイドマップに指定予定箇所を記載し、町民等への周知を行ってまいります。 次に、福祉医療課関連でございます。 1、新型コロナウイルス関連肺炎について。 新型コロナウイルス関連肺炎は、1月28日に感染症法の指定感染症に指定されました。 本町といたしましては、1月に入り町職員内で情報共有を図りながら、1月30日に町ホームページで予防啓発を開始し、1月29日の羊蹄山麓町村長会議及び30日の道主催連絡会議の内容を受け、31日に庁内において各課長参集の上、町の方向性を確認いたしました。 対策として、各担当課より町内会を通じての町民への周知と宿泊施設、大型店、小売店、交通機関、福祉施設など関係機関への予防の啓発とともに、本庁舎及び町施設での手指消毒薬設置と手洗い等励行による感染拡大の予防啓発を行い、また、感染疑い等の情報・相談は福祉医療課保健指導係で集約することとしました。 さらに、2月25日、国による新型コロナウイルス感染症対策の基本方針が示されたことから、26日に再び各課長を招集し、情報共有を図るとともに、町の広報紙への折り込み、ホームページ並びにSNSへの掲載、事業所へのメール配信を活用し、「30秒手洗い」の徹底、「咳・くしゃみエチケットの心がけ」、「バランスのよい栄養・十分な睡眠」など、感染予防と感染拡大防止を住民の皆様に対し周知を実施いたしました。 また、町主催のイベントは当面見合わせることとし、各団体主催のイベント等に関しましては、一律に自粛要請は行いませんが、開催の必要性を含め、改めて検討をお願いすることとしたところであり、さらに、その後の町内小中学校の休校期間延長に対しましては、社会的影響を考慮の上、教育委員会と連携し、放課後児童クラブを開設するなど、対応しているところであります。 今後も情報収集及び庁舎内情報共有を図りながら、必要な対策を検討していくとともに、国や北海道の動向に注視しながら、ホームページを随時更新するなど、住民の皆様への情報発信に努めてまいります。 次に、まちづくり新幹線課関連でございます。 1、低所得者・子育て世帯向けプレミアム商品券事業について。 国の補助事業として昨年10月より実施してきました、低所得者・子育て世帯向けプレミアム商品券事業につきましては、2月末日をもって終了いたしました。 低所得者向けには、商品券購入引換券交付申請書を2,409名に送付し、407名からの申請を受け、うち384名が商品券を購入しました。 また、子育て世帯向けには、商品券購入引換券を421名に送付し、うち229名が商品券を購入しました。 なお、購入された商品券につきましては、参加登録のあった町内の57店舗で使用されたところであります。 2、大規模盛り土造成地マップについて。 これまで国では、地震などにおいて、大規模に盛り土造成された宅地で地すべり(活動崩落)が発生し、多くの被害が発生したことから、ガイドラインを作成し、地震発生時の宅地の安全性を確保するための、大規模盛り土による造成地における宅地耐震化事業を推進してきたところです。 しかし、近年の地震災害においても同様の被害が多発したことから、さらに耐震化の推進を強化するため、国は今年度、ガイドラインの第1次スクリーニングに当たる大規模盛り土造成地マップ作成調査を全国的に行い、倶知安町も調査対象区域に含まれ、今般その結果が国から提供されたところです。 大規模盛り土造成地マップの作成は、過去の地形図や空中写真などを重ね合わせ、その標高差により、おおむねの位置や規模を抽出したもので、調査の結果、倶知安町内においては12カ所の大規模盛り土造成地が確認されましたが、マップに示された箇所が今現在、地震時に必ずしも危険ということではなく、安全性については、今後ガイドラインに示す現地調査などを行った上で判断することになります。 なお、倶知安町のマップにつきましては、3月6日から町ホームページで公表しております。 3、北海道新幹線トンネル工事関連について。 北海道新幹線二ツ森トンネル(鹿子)工事の進捗につきましては、2月末現在、トンネル掘削延長が3,260メートル、進捗率は約68%となっております。 総掘削土量は約28万立米となっており、そのうち無対策土は花園牧場へ約21万9,000立米、対策土は高見の仮置き場へ約4万7,000立米、大和の受け入れ地へ約1万4,000立米搬入しております。 なお、1月25日までの約70メートルの区間において、基準値を超えるヒ素を含む土砂が掘削されておりましたが、現在の区間では検出されておりません。 また、羊蹄トンネル(比羅夫)工事につきましては、トンネル掘削延長が596メートル、進捗率が約11%となっています。 総掘削土量は約6万3,000立米となっており、そのうち無対策土は花園牧場へ約6万1,100立米搬入しており、残りの約1,900立米の土量については、掘削開始時に出されます土砂にコンクリート片が混入するため、産業廃棄物として処理しております。 4、旧胆振線跡地宅地造成工事について。 旧胆振線跡地に係る宅地造成工事につきましては、北海道新幹線移転対象向けに38区画の宅地の整備を進め、11月29日に工事が完成したところです。 現在、辞退者1名を除く、仮契約締結者25名と本契約を交わし、所有権移転の手続を取り進めているところです。 今後も移転対象者向けの抽選会を開催してまいりますが、移転対象者の応募が見込めない場合は、残った区画につきまして、条件緩和、さらには一般公募へと手続を進める予定ですので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 次に、建設課関連でございます。 1、今シーズンの雪の状況について。 今シーズンは、昨年よりも6日早い11月14日に初雪がありましたが、昨年は観測史上最も遅い初雪であり、3年連続で遅い降雪シーズンの始まりとなりました。 11月の降雪量は86センチと平年の8割となり、12月の24時間の降雪量が20センチを超える本町らしいまとまった降雪が2日間しかなく、降雪量は217センチと平年の9割の小雪傾向となりました。 1月に入りましてからは、さらに降雪の少ない日が続き、降雪量は148センチと平年の5割であり、1月としては観測史上最も少ない雪が記録されました。 2月に入りましても、2月15日現在で降雪量は81センチと平年の6割となっており、総降雪量におきましても532センチと、平年の7割となっており、こちらも観測史上最も少ない状況となっております。 さらに、最大積雪深についても、2月7日に観測された94センチと、平年最大積雪深の6割となっており、このまま続いた場合、記録的な少雪となる可能性があります。 現在、観測史上最も少ない降雪状況となっておりますが、今シーズンは、2月23日に暴風雪により、西3号扶桑八幡線及び西6号富士見線の通行どめを実施いたしました。今後におきましても、引き続き天候に関する情報収集を行い、冬期間における安全で安心な道路環境の確保に努めてまいります。 以上、12月定例町議会以降における諸般についての行政報告といたします。 ○議長(盛多勝美君) これから、質疑を行います。 質疑ありませんか。 鈴木保昭君。 ◆16番(鈴木保昭君) 毎日の町長のお仕事、大変御苦労さまでございました。なかなか大変な時代に突入しており、本当に体にどうぞ気をつけて頑張っていただきたいと思います。 ただいまの行政報告について、大事なことでありますので、一般質問にもかかわってまいりますので、二つぐらい質問させていただきます。 まず、冒頭コロナ対策の対策本部ということで、大変うれしいことでありますし、町民にとりましても頼もしい、ひとつ対策本部になろうかなというふうに思っております。 ここで、議長のお許しさえ得られれば回答をしていただきたいのですけれども、対策本部ができたわけでありますけれども、町民にとって、今、第一の防御でありますマスクの件であります。全国的にマスク不足でありますけれども、町民が役場に、マスクがどうしても手に入らないのだというような御連絡があれば、どのような対処を対策本部でしていくつもりでいらっしゃるのか、ちょっとそれを伺い申し上げたいと思います。 それから、この行政報告を見ましてちょっと不思議に思ったのですけれども、議長の活動報告というのがあります。議長の活動報告は、2月26日、目いっぱい直近のところまで押さえておりますけれども、町長の活動報告というのは2月15日で終わっています。これはできるだけぎりぎりまで、活動報告というのは、ぜひ提示されたほうがいいのかなというふうに思っています。 何でこんなことを聞くかと申しますと、一番大事な厚生病院の問題であります。一般質問でさせていただきますけれども、町長の活動報告の中では、厚生病院が1月23日に、医療機能検討協議会ということでされていたと思うのですけれども、その中で、厚生病院についてどのようなお話がされ、今まででしたら随分行政報告でされているのですけれども、今回1行も入っていないということには、いささか不安を感じるところでありまして、いずれにしましても、これから一番大事な割り勘分というのははっきりと明示、いまだに明示されていないというところでありまして、このまま進んでいくと、ちょっと予算の審議の中で、これから予算委員会があるのですけれども、予算委員会の前に、その割り勘分というものを、もうちょっと明確にした上でおやりになれたほうが僕はいいのかなというふうに思っています。 その辺については、一般質問でさせていただきたいというふうに思っていますけれども、そういった大事な部分も、でき得れば行政報告でしていただいて、これを受けて、今後、予算の審議に入るわけでありますので、その根幹を成す、町長のお考えになっていることをきちっと審議をさせていただきたいというふうに思いまして、この場で発言をさせていただいているわけであります。 でき得ない部分は、答弁は結構ですので、できる部分だけ、ひとつよろしくお願いいたします。 ○議長(盛多勝美君) 文字町長。 ◎町長(文字一志君) ただいま鈴木議員から御指摘、まず1点目、マスクの関係でございますけれども、大変町民の中で、私たちも含めて、皆さんそうだと思いますけれども、なかなか入手しづらい、店頭に並んでもすぐ売れ切れてしまうということで、いつ在庫が整うかわからない状況の中で何とかやりくりしているところでございますけれども、そういった部分、対策本部といたしましては、各小売店等々には一応確認ということで、もう既にそういったことはしているのですけれども、実際に、今回の場合、マスクもそうですけれども、徹底的に手洗いをしっかりとやるということが、まずウイルス対策の予防としての一つであるということをまず、もっともっとお知らせするということ。 あと、マスクに関しては、本当に手づくりマスクも含めて、そういったところの周知だとか、本当にどうしようもない。とにかく手元にマスクが届かないというか、買えないということに関しては、そういったことへの周知というのも必要なのかなと思います。 いずれにいたしましても、そういった各小売店等との連携を図りながら、そういった形で、さらに今後どういうふうにしてできるかというのも対策本部の中でも進めていきたいと思っておりますので、御理解のほどよろしくお願いします。 あと、行政活動、行政報告の中での記述でございますけれども、今後、その辺につきましては、いつまでということの部分では、先ほど冒頭にもありましたとおり、行政報告書期間、当初これを始めたときからのルールというか、一定期間の進め方という申し合わせがあったものですから、そういった形に準拠した形でやっております。 しかしながら、ただいま申しましたとおり、例えば厚生病院の関連について、これからしばらくの間は、大変大きな町としても課題でございますし、これまで私のほうから提示していた情報というのが、ごく限られたところでございますので、それらに対しては、これからしっかりと情報が行くという、どんな形にしても提供できるというか、公開というか、共有できるような形で進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(盛多勝美君) 作井繁樹君。 ◆14番(作井繁樹君) 資料3の22ページなのですけれども、2月13日の冬季オリ・パラの意見交換会とあるのですが、どんな内容の会議だったのかということと、本町として何か意見を申し上げたことがあるのだとすればお聞かせください。 ○議長(盛多勝美君) 文字町長。 ◎町長(文字一志君) ただいま作井議員から、2月13日の冬季オリンピック・パラリンピック道内関係者意見交換会ということでの内容についての御質問がございました。 これは、札幌市が招集し、鈴木知事、そして自治体としては、倶知安町、ニセコ町、そしてスケートの関係で今、計画に入っております帯広市、3自治体が声がかかりまして、参加させていただきました。あとは、北海道内の経済団体のトップの方々が集まって、意見交換会を開催したところでございます。 倶知安町といたしましては、1人ずつコメントが求められましたので、倶知安町の今現在のオリンピックにかかわる立ち位置というものはしっかり明確にされているわけではございません。スキー場のコースも含め、どういった施設だとか、形がなるかわからない。そういったところがあったものですから、これからの役割分担についてをしっかりと見きわめながら、それに向けてしっかりと対応していくということ。 それと、倶知安の町、あと2年後にスキーの町宣言をして50年になりますということで、もう既に子どもたち、あるいは大人たちの間に、大会等にも、みんなで札幌オリンピックをぜひ実現し、オリンピック選手を目指しましょうということでハッパをかけているところですといったコメントをさせていただいたところございます。 そういった形で、今、現状の中身的には、東京オリンピック2020が札幌でマラソン、そして競歩が開催されるということで、それを初めに、現在の冬季オリンピック、2030に向けた冬季オリンピック誘致に関しての現状報告といった内容でございました。 以上です。 ○議長(盛多勝美君) 田中義人君。 ◆12番(田中義人君) 2点ほど御質問させていただきます。 まず、2ページの新型コロナウイルス関連肺炎についてということで、先ほど町長のほうからも対策本部を立ち上げたということで御報告がありました。 迅速に対応していく必要があるなというふうに感じているのですが、これまで倶知安町としては、コロナウイルスの対応については保健所対応なので、どちらかというと、町直接にどうこうしていくということはなかったと思うのですけれども、それに対して町が対策本部を立ち上げるということで、今後どうやってそういったところと連携して、どのようなところまでやっていけるのかというのを一つ確認したいと思います。 結構SNS、特にニセコに来ている外国人、働いている外国人が調子が悪くて厚生病院に行ったけれども、コロナウイルスが心配なので検査してくれないかと言っても、なかなか検査に応じてくれないというような書き込みが結構出ていまして、外国人の中でも不安の声が出てきています。 ただ、国でも定めているような基準があると思います。厚労省で出している、例えば37.5度以上の熱が4日以上続いたらですとか、そういったようなある程度の症状があった場合には検査には応じるというような形で、たしか基準があったと思うのですが、それでもなかなか応じてもらえないのは、もしかしたら外国人だからかというような書き込みも出てきていますので、何かそこのところで御存じのところがあればお聞かせいただきたいなというふうに思います。 資料1の9ページなのですが、私の所管する関連の内容で申しわけないのですが、ふるさと納税です。前年度から約4倍近くの金額になっていて、非常に喜ばしいことだなと思います。 基金に積むということも承知しておりますけれども、例えば駅周辺整備に関する事業ですとか、1,000万円近く、九百数十万円の寄附があったのですけれども、返礼品、たしか上限は寄附金3割まででしたか、残りの部分は、きちんとその部分に使っていくのだと思いますが、今お示しいただいている来年度の予算の中で、駅周辺に関する新しい計画をつくっていく事業が1,000万円ちょっとあったのですが、こういったふるさと納税からの寄附、しっかりと使いながらやっていくとは思うのですけれども、使途について確認させてください。 この2点です。 ○議長(盛多勝美君) 文字町長。 ◎町長(文字一志君) ただいま田中議員から2点ほど御質問がございました。 対策本部を立ち上げて、保健所、今現在、北海道とのやりとりの中では、この形というのは、今時点では変更なく、保健所を経由してやるということには変わりはないです。 それと、当然SNS等で、こういった形でどう受けとめられるのか、私が聞いている範囲内では、厚生病院では、ある程度そういった電話、事前の電話も含めて、そういった話を聞いて状態を確認し、検査をしているということを伺っているところでございます。 いずれにいたしましても、そういった不安は発生しないような対応というものも、今後とも情報共有の中で、関係機関と共有してまいりたいと思ってございます。 それと、ふるさと納税につきましては、おかげさまで、御指摘のとおり令和元年度、相当大幅にふえているところもございますので、使途につきましては担当のほうから若干補足させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(盛多勝美君) 総務課主幹。 ◎総務課主幹(遠藤光範君) 基本的には、ふるさと納税に関しましては、町長から申し上げましたとおり、基本的には、去年と比べまして非常に伸びている状況でございます。 また、北海道新幹線倶知安駅及び駅周辺整備に関する事業に関しましても、今年度、元年度、寄附金額に関しましては、1月末現在ですけれども、926万8,000円ということで寄附を受けております。 基本的に基金に積んで、後年度、来年度以降という形になりますけれども、費消させていただくということになります。今年度の寄附に関しまして、すぐ来年度この分を使うというわけではございませんので、将来的に、こと新幹線でございますので、中長期的な形で財源の充当をさせていただければと思っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(盛多勝美君) 小川不朽君。 ◆10番(小川不朽君) 新型コロナウイルス関連についてなのですが、町長、行政報告の際の冒頭のところで、先週の金曜日に、庁議の政策会議で対策本部会議の設置を行ったというようなことを冒頭で述べられましたけれども、これは、肺炎についてのことであるから、きっちりと行政報告、追加の報告として、口頭でもいいから述べるべき場所ではなかったのかなというふうに思うわけなのです。 つまり、行政報告の中での2ページから3ページにかけてのところ、これは3月6日以前の行政報告であるわけだから、さらに進んで緊急対策本部を設置したというところについては、冒頭ではなくて、きっちりそこのところは報告すべきことではないのかなというふうに感じたところです。 なぜ言うかというと、そのように対策本部を設置したということで、大変緊急事態であるということをしっかり町としては押さえて、対策本部を設置したのかもしれないのだけれども、ただ、具体的にどこにどのように、どんなメンバー構成で本部を設置したかということについては一切述べられていないと。先週の金曜日に設置することを決めたけれども、その具体についてはまだ決めていないので、それについては、どうこうしますというような話もされていない。きっとこの緊急事態について、多分あしたの新聞報道なんかでも、倶知安町は緊急対策本部を設置したというようなことも出てくるかもしれない。それについて、一定程度町民も安心というわけではないですけれども、また、逆にインパクトのある部分で、これについてもまた、不安がある部分もあるわけですから、この報告の仕方というのは、単なる冒頭で、まず冒頭でお知らせしますとはならないはずの報告ではないかと思うのですけれども。 まとめますけれども、今、本来ここで質問することではないのですけれども、緊急対策本部というのはどのような、具体をお示しいただきたいと思います。 ○議長(盛多勝美君) 文字町長。 ◎町長(文字一志君) ただいま小川議員から行政報告の冒頭についての部分、コロナウイルス対策についての御質問であったかと思います。 行政報告のお示しの仕方、これについては、今後の課題ということで、今、小川議員からおっしゃられたことというのは十分理解できるところでもございますので、こういった場合どういうふうにしていくのだというところを、今後改善できるところも含めて、これから議会事務局等ともすり合わせ、そして議員の皆様とも、そういった形で、今後の進め方について考えていきたいと思っておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 それと、対策本部につきましては、先ほどお話しさせていただいたとおり、先週の金曜日に政策会議の中で、こうこうこういった事情から、設置したいということで提案をし、そして会議の中で決定したということでございます。 それで、先ほど申しましたとおり、本日の定例会の散会後に第1回目を集まって、こういう形で体制もくんでやります。ただ、中身につきましては、今、倶知安町の中で発生しているということになっておりませんので、これまでの部分をしっかりと強化するとともに、先ほど申しましたとおり、各関係機関から、これから具体的な取り組みだとかが出てきます。そういったところで、本当に総合的な見知に立って判断しなければならないということが、さまざまなことが出てくると思います。今以上に。今までもやっていたのですけれども、そういった形で本格的に整備し、情報発信していくということが一番大きなテーマでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 対策本部というのは、今まで課長会議、ただの会議であった以上に、本格的に、これから長期にわたる課題でございますので、そういった部分でしっかりと腰を据えてやるのだぞというところを内外にしっかりと認識してもらうということは、先ほど小川議員がおっしゃっていたとおりでございますので、そういった機能をしっかり果たしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(盛多勝美君) 小川不朽君。 ◆10番(小川不朽君) 今後の対策本部のあり方も含めたり、ホームページを随時更新するなどしながら、その動向を注視していきたいと思います。 ○議長(盛多勝美君) ほかに質疑ありませんか。 笠原敬仁君。 ◆11番(笠原啓仁君) 簡潔に3点だけ質問します。 2ページ目なのですが、福祉医療課です。先ほど鈴木議員も若干触れていましたが、1月23日、道厚生連との間で結んだ協定、これについて記載が一切ないということですが、1月23日以降、たしか2月に入りまして、第2回の臨時議会がありましたが、そこでも行政報告という形では、なかったように私は記憶しています。 そこで、私としては、これは2年近くかけて協議した、ある意味大きな一つの出来事だと思うのですが、それを一文字も触れていないというのはどういうことなのかということが1点です。 次に、5ページの胆振線の宅地造成なのですが、これまで何度か抽選会やって、最終的に仮契約が25名ということなのですが、現時点で手つかずの区画、何区画、今残っていて、それから、今後残った区画の処理の仕方といいますか、どういう工程で進められていくのか、大体期限を切って、ここからここまではこういう人が対象になります。ここからここまでは違う人が対象になりますという工程的ものについて、今、現時点でお考えがありましたら説明してください。 それから、次に、6ページ目、我が町の今シーズンの雪の状況についてなのですが、中身の問題ではなくて表記の問題なのですけれども、上から5行目、降雪量217センチと、平年の9割の小雪傾向というふうに、「小雪」というふうに書いています。中ごろ下に、このまま続いた場合、記録的な少雪、少ない雪という字なのですが、これ建設課のほうで記録として残す場合の表記の問題になると思うのですが、何か「小雪」と「少雪」というのは、理由があって使い分けしているのか、あるいは余り使い分けの基準みたいなものはないですか。私も実は迷うところなのです。もし何か理由がありましたらお知らせください。 以上、3点です。 ○議長(盛多勝美君) 文字町長。 ◎町長(文字一志君) ただいま笠原議員から何点か御質問がございました。 厚生病院に関連いたしましては、報告の仕方について再度確認させていただきます。いずれにいたしましても、厚生文教常任委員会で説明した中から、改めて行政報告に載せたところの確認というか、そういったものも今後、申しわけないですが、そういった形で確認させていただきたいと思います。決して軽く捉えているわけがない課題でございますので、しっかりとこの辺、先ほど鈴木議員にもお答えしたように、しっかりと情報を随時共有するような形で、これから努めてまいりたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 それと、胆振線跡地の宅地造成につきましては、これから残った区画についての工程等を含めまして、担当のほうから説明いたしますが、いずれにいたしましても、今後は北側の移転の対象者もございますので、そういった方々も含めた募集の仕方をするだとか、そういったことが盛り込まれる予定となっておりますので、よろしくお願いいたします。 それと、3点目の雪、小雪の部分、これにつきましては、担当のほうから御説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(盛多勝美君) まちづくり新幹線課参事。 ◎まちづくり新幹線課参事(嶋田真也君) 旧胆振線跡地宅地造成工事についてですけれども、実は先月、2月27日に抽選会をもう1回やっておりまして、今回の行政報告にはタイミング的に間に合わなかったものですから、あくまでも行政報告は、この時点で判明している部分で提示をさせていただいております。 今、最新の数字でいきますと、全区画38区画のうち26区画が埋まっている状況でございます。残り12区画につきましては、再度改めて、また抽選会を開催したいと思っております。一応目指しておりますのは、ことし5月、6月ぐらいにまた開きたいなと思ってございます。 一応対象者としましては、新幹線の工事の移転対象者という形で条件をつけております。基本的には、駅周辺の駅付近のところの方々ということで条件を絞らせていただいておりますが、実は南側のほうでも、今、土地の交渉というところが進んでおりまして、移転対象者になる方が若干名いるという情報を聞いてございますから、その方々も含めて、5月、6月に改めて抽選会を開催したいと考えてございます。 ここでまた区画が残ったという形になれば、最終的には、次の段階において一般開放というところも含めて検討してまいりたいと考えています。 以上です。 ○議長(盛多勝美君) 建設課長。 ◎建設課長(中村孝弘君) 建設課のほうの報告で、雪の状況報告をさせていただきました。少雪について、「小雪」と「少雪」ということの表現についての御質問でございました。気象用語としまして、気象庁の使われている用語としましては、「小雪」ということで統一されておりました。現場としましては、基本的に、気象庁からのデータを使ったものについては「小雪」という表現をしましたが、実際少ないというのは、小さいではなくて少ないというところの分がまじってございました。今後も、本来のものが気象用語を主とするのであれば、「小さい」ということに統一すべきという御指摘もいただきましたので、検討も含めて、今後、修正したいと思います。 ○議長(盛多勝美君) 笠原啓仁君。 ◆11番(笠原啓仁君) 済みませんでした。 それで、厚生病院の関係につきましては、要するに今回、行政報告に一切実際載せていないということですよね、協定書の関係については。確認をするとか、何とか言っていましたけれども、見たところ一言も載っていません。 恐らく1月23日に協定を結んで、翌日に厚生文教常任委員会、全ての議員を対象に委員外議員として呼んで、要するに全議員を集めて、厚生文教委員会を開いて、そこで協定書の中身を詳しく説明したので、まあいいでしょうということで、今回は省略したといいますか、載せなかったものと思われるのですが、私、何度かここでも言いましたけれども、ここでの町長による行政報告というのは、議員に対する報告であり、なおかつ、同時に町民に対する報告でもあるのですよと。だから、そこはくれぐれも失念しないように、懇切丁寧な報告、説明を町民に向けてすべきですと。 これから、協定の内容を含めて、厚生病院の関係については、町民の理解を得ていくと言っているところですから、町長自身が。したがって、そこをもうちょっと丁寧にやっていただきたいというふうに思います。 小雪の関係はわかりました。ありがとうございました。 ○議長(盛多勝美君) 文字町長。 ◎町長(文字一志君) 笠原議員おっしゃるとおり、本当に行政報告の位置づけということが、ここに来て、大変申しわけなかったと思っております。大変反省しながら、この行政報告のあり方というものを改めて見直すというか、再認識してまいりたいと思ってございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(盛多勝美君) 門田淳君。 ◆4番(門田淳君) 1点、冒頭にも新型コロナウイルス関連の対策本部の報告がありました。ここでちょっと確認させてもらいたいのですけれども、これまでも町としても危機感を持って、教育委員会とも連携して対応してきたことに関しても、また、対策本部をつくり上げるに対しても、よいことだと思っています。 感染の疑いがある方がこれまで検査した件数というのは、倶知安町で何件あるのか、情報収集しているのであれば、ひとつ教えてもらいたいです。 仮に要件を満たして検査をして、陽性となった場合、厚生病院で診られるベッド、何ベッドあるのかないのか、ちょっと確認をさせてください。 ○議長(盛多勝美君) 文字町長。 ◎町長(文字一志君) ただいま門田議員からコロナウイルスの倶知安町内における、疑いのある検査、どれだけの方々がしているのかといったことであろうと思います。私のところにはそういった情報は入ってございませんので、その取り扱いについて担当のほうから、報告があれば補足させていただきたいと思っております。 厚生病院のベッド数につきましても、感染症ベッドが四つございます。そういった形で活用していただいているというところが実態でございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(盛多勝美君) 福祉医療課主幹。 ◎福祉医療課主幹(遠藤佳子君) 門田議員から、検査をした数ということなのですけれども、現時点の道の判断としまして、検査の数というのは公表しないということになっております。あくまでも検査をした結果、感染が確定した方についてのみの公表ということになっておりまして、その方々についても、公表の内容について、居住地、年齢、性別、職業など、皆様も報道の中でされている方もそれぞればらばらだったりというのもあると思うのですけれども、それについても、必ず御本人の了解を得た内容のみの確認であったり、あと、調査員の連絡についても、了解を得た方のみ連絡という形だということで確認しておりますので、検査数については、町としては把握しておりません。 以上です。 ○議長(盛多勝美君) ほかに質疑ありませんか。 冨田竜海君。 ◆1番(冨田竜海君) 一つだけ確認をさせてください。 コロナウイルスの関連に関してなのですが、対策本部を立ち上げられたということなのですけれども、行政報告の3ページの中段にもあるのですが、「今後も情報収集及び何じゃらかんじゃら、必要な対策、検討をしていく」ということなのですが、これは福祉医療関連の側面から見た情報収集と対策のみなのか、それとも経済的な影響も含めた上の情報収集、対策、検討をしていくのかというところだけちょっと教えてください。 ○議長(盛多勝美君) 文字町長。 ◎町長(文字一志君) ただいま冨田議員から情報収集の範囲ということで、対策でございますけれども、情報収集につきましては、先ほどお話しさせていただいたとおり、当初、やはり予防対策だとか、そういった形の本当に保健福祉、保健指導の形が中心でございましたけれども、今後、対応策について、国や北海道の具体的な対策等も出される予定になってございますので、そういったことというのをしっかりと、倶知安町内の関係事業者にもしっかりと伝わっていくような形というものを積極的に取り組んでまいりたいと思っております。 そういった意味で、本当に教育から全てにおいて、日常生活についても全てトータルで、この感染に関する取り組み、対応策というものを町としては考えていかなければいけないと思っておりますので、そういった形に応えるよう、しっかりやってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 申しわけございません。社会的、経済的含めての対策というものを総合的に検討していく、そして対策をしっかりと施し、町民生活の不安を少しでもほどいていく、不安を解消していくといったことが今求められていることだと思いますので、そういったことにこれから鋭意努力してまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(盛多勝美君) ほかに質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) これで、質疑を終わります。 これで、行政報告を終わります。 この際、暫時休憩いたします。     午前10時37分 休憩-----------------------------------     午前10時49分 再開 ○議長(盛多勝美君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。----------------------------------- △日程第8 教育行政報告 ○議長(盛多勝美君) 日程第8 教育行政報告を行います。 これを許します。 村井教育長。 ◎教育長(村井満君) 皆様、おはようございます。 令和2年第1回定例町議会、教育行政報告を申し述べさせていただきます。 初めに、令和2年第1回倶知安町定例町議会の開会に当たり、12月定例会以降における教育行政の主立った事務事業の執行状況及びその概要について、御報告をいたします。 まず、学校教育関連でございます。 1、新型コロナウイルス関連肺炎について。 できるだけ町長と重ならないようにお話をさせていただこうと思います。 新型コロナウイルス関連肺炎につきましては、1月31日の町課長等が参集した会議後の同日に、倶知安町教育委員会では、各学校長及び全児童・生徒の家庭に対しまして、感染拡大の防止に向けた取り組みを行うよう、あるいは行っていただくよう通知をしたところでございます。 また、2月8日、ひらふスキー場で開催する予定でありましたイングリッシュキャンプを中止させていただきました。 2月に入りまして、北海道内における感染が少しずつ広まってきたこともあり、2月26日、2度目の町課長会議後、北海道知事の休校要請を受けて、臨時校長会を開催し、町立小中学校を2月27日から3月4日まで臨時休校とするほか、卒業式を含めた各校の行事、イベントの開催内容等について検討し、基本方針を決定いたしました。 さらに、国及び北海道の臨時休校の要請を受け、期間については3月25日、春休み前まで延長することにいたしました。 学校が長期間休校となりますことは、子どものいる家庭のみならず、社会全体に及ぼす影響が大きいことは承知しておりますが、児童・生徒の健康管理を最優先すべきと判断したところでございます。 なお、国や北海道の方針が何度も変更される事態となっておりますので、今後も適時適切な対応が求められてまいります。 長期休校中は、時差登校、分散登校を設定し、子どもの安全確認や学習補償など、できる限りの対応策をとっていきたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 2、令和2年度の学級編制の動向について。 令和2年度の学級編制に当たり、2月1日現在の主な状況について報告させていただきます。 小学校については、令和2年度から少人数学級編制の拡大により、現在の1、2学年に加え3学年が対象となります。 このことにより、倶知安小学校は4学年と6学年が1学級、その他の学年が2学級の見込みとなっております。また、北陽小学校は全ての学年が1学級、東小学校は1学年が2学級、その他の学年は全て1学級、西小学校は2学年のみ2学級、その他の学年が1学級、樺山分校は1、2学年が1学級、その他の学年で複式の2学級となる見込みとなっております。 また、中学校の状況では、1年生が125人、2年生が122人で、4学級となりますが、3年生が、基準学級数では3学級となる見込みであることから、町費教員により学級編制の弾力化を行い、これまで同様全ての学年を4学級でスタートさせたいと考えております。 なお、特別支援学級では、倶知安小学校及び北陽小学校で知的・言語・情緒学級それぞれ各1学級、東小学校で知的・難聴・情緒学級の各1学級、西小学校で知的・弱視・情緒学級の各1学級、樺山分校で知的・情緒学級の各1学級、倶知安中学校では知的・難聴・病弱・情緒学級の各1学級が編制される見込みです。 3、中体連スキー競技の全道・全国大会への出場について。 中体連の冬季スキー競技では、1月に全道大会、2月には全国大会が開催されました。 アルペン競技の全道大会は1月16日から18日まで、夕張市マウントレースイスキー場で開催され、本町からは男子3名、女子2名が出場しました。 クロスカントリー競技の全道大会は、名寄市なよろ健康の森クロスカントリー会場において、1月9日から11日までの3日間の日程で開催され、男子4名、女子1名が出場しました。 結果は、3年生女子1名がクラシカル、フリーともに3位、2年男子1名がクラシカルで8位、フリーで7位となり、全国大会への出場を決めました。また、そのほか2年生男子1名がフリーで9位に入賞しております。 クロスカントリー競技の全国大会は、長野県野沢温泉南原クロスカントリー競技場において、2月5日から8日まで開催され、出場した2名の選手は残念ながら入賞とはなりませんでしたが、善戦健闘しておりました。 4、令和元年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査について。 令和元年度全国体力・運動能力調査につきましては、調査項目は、小学校8種目、中学校9種目となっており、本町の状況は、小学校の男子では、握力、上体起こし、反復横跳び、20メートルシャトルラン、50メートル走、立ち幅跳び、ソフトボール投げの7種目で全国を上回り、体力合計点も全国を上回る結果となりました。 女子では、握力、20メートルシャトルラン、立ち幅跳び、ソフトボール投げの4種目で全国を上回ったほか、体力合計点も全国を上回る結果となりました。 中学校の男子は、持久走とハンドボール投げで全国を上回ったものの、その他の種目では下回っており、体力合計点でも全国平均を下回っております。女子では、握力、持久走、50メートル走、ハンドボール投げの4種目で全国平均を上回っておりますが、体力合計点は全国平均を下回っております。 今後は、これらの結果を踏まえ、体力や運動能力の細かな把握と指導の充実を図るとともに、各学校において創意工夫した取り組みを実践するなど、児童生徒の体力向上の取り組みを積極的に進めてまいります。 5、各種表彰について。 倶知安小学校の高橋健悟主幹教諭が、令和元年度文部科学大臣優秀教職員表彰を、また、同校の田中美乃里養護教諭が、令和元年度北海道教育実践表彰を受賞しました。 次に、社会教育関連でございます。 1、成人記念式典「はたちのつどい」について。 令和2年倶知安町成人記念式典「はたちのつどい」が1月12日に倶知安町公民館大ホールにおいて開催され、88名の新成人が出席いたしました。 式には、新成人の御家族や町議会議員等来賓の方々を含め、約140名の方々に御出席をいただき、盛大かつ厳粛に式典がとり行われました。 2、ことばでつながるまちづくり事業(町民向け英語研修)について。 令和元年度は、一般町民向け英語研修を昼2コース、夜2コースの4コース、合計100名で、令和元年6月21日から11月22日までの期間で全20回実施いたしました。 全体を通しての研修参加者の出席率は約75%となっていることから、参加者の英会話習得への意欲が高いことがうかがえます。 なお、最終日に行いましたアンケート集計結果では、回答いただいた70名の方全員に「大変有意義だった」または「有意義だった」と答えていただいており、英語への理解が「大変深まった」あるいは「深まった」の回答も95%という状況でした。 結びに。 以上、次、ここを御訂正ください。令和元年第4回になります。令和元年第4回定例町議会以降の教育行政の主な事業について御報告申し上げましたが、事務事業の詳細につきましては、以下に掲載しております資料を御参照いただきたいと思います。 これで、教育行政報告を終わります。 ○議長(盛多勝美君) これから質疑を行います。 質疑ありませんか。 鈴木保昭君。 ◆16番(鈴木保昭君) 御苦労さんです。 二つばかり質問をさせていただきます。 倶知安町の施設全てが3月いっぱいぐらいまで休館というような運びとなろうかというお話を聞かせていただきました。 これぜひ、ここまでしなくてはならないのかなと思うのですけれども、美術館があります。美術館というのは空調においても完全ですし、それから入り込み客数を見ましても、1日、多いときで10数人というような状態の中で、我々も見たくてもなかなか見られないと。1カ月間丸々ブランクがあくということについて、のべつまもなく、倶知安町の施設だから休みにするというのは、どうも役人的発想の中で、これは最たるものだと思うのですけれども、これはやっぱり教育長、そういった点、美術館だけやるのだという発想ができないものかなというふうに思うのです。 それからもう1個、旭ケ丘スキー場あります。リフトは2人乗りですけれども、リフトは1個ずつにして。広大な空気の中で、休むところは閉鎖もしくはいろいろな工夫をしながら、その辺は、技術的なものは別にして。もう終わりです。実質、スキー時は使えないらしいのです、ことしいっぱい。これは全く子どもたちが、名残雪というのですか、スキーの町倶知安でありながら、そのぐらいの工夫の中で、野外のスポーツというものは、工夫の一端ぐらい見せていいのかなという感じがいたしているところであります。 それからもう1個、最後のページに、調理等委託業務があります。2億9,000万円何がしということで、いろいろ話題に上ったところでありますけれども、学校が長期休暇いたしますと、当然調理員もその分、休みになるのかなというふうに思っていますけれども、休みになった場合の委託の減額というものはないのですか。よく言われるように、補償せいというのは、またこれ補償の問題と、委託業務の中の話とはまた別の話になろうかと思うのです。その辺についてどういう解釈をすればよろしいのかと。担当者でも教育長でも結構です。 合計2点についてお聞かせ願いたいと思っています。 ○議長(盛多勝美君) 村井教育長。 ◎教育長(村井満君) ありがとうございます。 初めの部分についてお答えをさせていただきます。 確かに美術館については、本館の館長も、冬は余り入館者が多くはないということで、そういうことも含めて、可能なのではないですかねという御意見はいただきました。 ただ、これにつきましては、道立の近代美術館が最初に、すぐに入館禁止、閉館にしたということもございまして、知事の音頭もありまして、ここでうちだけが開館というのは、なかなか難しい状況がございますので、お気持ちはよくわかるのですが、なかなか難しいかなというふうに判断したところでございます。 もう1点、旭ケ丘スキー場についてでございますが、これについてもさまざま考えられるところでございますが、旭ケ丘スキー場の会館は、たしか3月8日で閉めるということで、ほぼ終わっていた状況なのです。あと数日という状況でしたので、そこだけというよりは、あわせて一斉に閉めたという状況でございますので、御理解いただければというふうに思います。 2点目でございます。2点目につきましては、正直、私、今この時点でお答えするものは御用意してございません。検討できるものであれば、そのあたりも検討しながら、今後、対応していければなというふうに考えております。 ○議長(盛多勝美君) 鈴木保昭君。 ◆16番(鈴木保昭君) よくわかりました。ぜひ一番最後の問題については、いろいろ御検討ください。 それから、美術館でありますけれども、僕は、村井教育長に日ごろから、大なたを振るうと言ったらおかしいのですけれども、そういった近代美術館とうちの美術館を一緒にして、物事をはかりにかけること自体が、それは村井教育長らしくないなというふうに僕は思うのです。ぜひこの辺については、ポリシーを持って、あそこはやめるけれども、倶知安の美術館、土着の美術館として、ひとつあけるのだという気概を持っていただきたいなというふうに思っています。 答弁をせよと言ったって、もう閉まっているものをあけろと言ったってあきませんけれども、これはやっぱりそのぐらいの気概を持ってやるということは大事なことだろうなと思っていますので、ぜひ今後におきましても、村井教育長に御期待申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(盛多勝美君) 村井教育長。 ◎教育長(村井満君) 今回の美術館の対応を含めまして、今後の対応の中でぜひ生かしていければなというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 ○議長(盛多勝美君) ほかに質疑ありませんか。 原田芳男君。 ◆7番(原田芳男君) 学校が休校になって、それぞれ親も子どもも大変、どうしたらいいのかというのがあったと思うのですが、放課後児童クラブでその間、対応したというふうに町長のほうから行政報告ありました。 ただ、それだけで本当に間に合ったのかなと、どうなのだろうという疑問がありまして、放課後児童クラブのところの入り口として、教育委員会所管で、放課後児童クラブに似た制度があるのです。そういう選択肢もあわせてやることによって、もっと十分なケアができたのではないかなというふうに思うのです。中身的には、放課後児童クラブが年間250日以上となっているけれども、教育委員会所管のほうは、たしか150日ぐらいだと思うのですが、そういう選択肢はなかったのかなという、そこだけお願いします。 ○議長(盛多勝美君) 村井教育長。 ◎教育長(村井満君) 放課後児童クラブも各町村によりましては十分な対応ができないところがあるようです。それは、人がいないのです。面倒を見る、そういう人員を集めることができないというところが非常に御苦労されているところのようでございます。 そうした中で、本町は、幸い各学校に支援員が一定程度おりまして、その支援員の方の雇用補償ということも含めて、そちらのほうに回っていただくことを御理解いただいた上で対応させていただいております。そうした中で、ほぼ要求については何とか対応できている状況であろうというふうに押さえているところでございます。 以上です。 ○議長(盛多勝美君) 原田芳男君。 ◆7番(原田芳男君) 放課後児童クラブが主体ということになれば、今のところ小学校2年生と3年生までしかできないということになるのです。それで、もっと高学年、その基準から外れる人について、入り口のところで、教育委員会所管でやる放課後児童クラブみたいな制度があるのですが、名前ちょっと忘れたのですけれども、その制度を利用して小学校6年生までできなかったのかなというふうに思ったものですから、そういうことは全く検討されなかったのかどうか、お願いします。 ○議長(盛多勝美君) 村井教育長。 ◎教育長(村井満君) そこまでの対応は、申しわけございません。できておりませんでした。ただ、場所とか、あるいは人員を確保するということでいいますと、なかなか現実的でないというのが現状でございますので、そのあたり、今後またどんな災害が降りかかってくるかわからないわけですから、今後に向けては、今、議員おっしゃったようなことも含めて考えてまいりたいなというふうに思っております。 ○議長(盛多勝美君) ほかに質疑ありませんか。 笠原啓仁君。 ◆11番(笠原啓仁君) 2点ほどです。美術館の関係なのですけれども、休館です。私ごとで大変恐縮なのですけれども、今回やっていました企画展「鼓動する日本画」、主催者の1人がたまたま私の同級生だったものですから、これから私も皆さんに宣伝して、足を運ぶようにと言おうと思ったやさきの出来事で、休館で非常に残念です。事態が事態ですので仕方ありませんけれども。 それで、質問です。1ページの休校に至る経緯が書いてありますけれども、北海道知事の休校要請を受けて臨時校長会を開催したというふうにあります。その一番下には、国及び北海道の臨時休校の要請を受けたということでありますが、この要請自体、直接教育委員会に来たものなのかどうか、要請自体が、直接北海道あるいは国から要請が来たのか。 それと、その要請を受けて、「3月4日まで臨時休校とするほか、卒業式を含めた各校の行事、イベントの開催内容等について検討し、基本方針を決定した」とありますけれども、この基本方針の中身、簡単に御説明ください。どんな方針だったのか。 それから、2ページ目、学級編制についてなのですが、令和2年度から少人数学級編制の拡大ということなのですが、少人数学級編制の中身について、どんなようなものなのか簡単に御説明ください。 ○議長(盛多勝美君) 村井教育長。 ◎教育長(村井満君) 3点であります。 まず、コロナウイルスにかかわる道教委からの要請ということですが、これについては、道教委から局を通じて要請がございました。それに対して、近隣の町村等とも連携しながら対応していったというところでございます。 それから、基本方針とはどういうものかということなのですが、臨時校長会におきまして、今後の方向性ということで確認をさせていただきました。 その中では、その時点で、特に濃厚接触をするような学校における教育活動については、できるだけ避けるという方法を示していたところでございます。もちろんさまざまな状況がございます。例えば教育課程に非常に重要となる部分ですとか、そういうようなことについては、要検討ということですが、原則的に、濃厚接触するようなそういう場面はできるだけつくらない。そういう対応をしていこうということでございます。 それから、卒業式が間近でしたので、卒業式についてどうするのかというようなことにつて、この時点から、原則やりましょう。できれば在校生も、その時点では、在校生も含めて、もちろん保護者もお呼びして、何とかできないかということで、そういう可能性を追求していきましょうというようなこと等々、基本線として押さえたところでございます。 それから、少人数学級編制というのは、いわゆる35人学級ということでございます。それが今まで1年生、2年生だったものが、来年度から3年生についても適用されるということでございます。 以上でございます。 ○議長(盛多勝美君) 笠原啓仁君。 ◆11番(笠原啓仁君) 休校に至る経緯といいますか、関係町村といろいろ相談、協議しながら最終的に判断したというのはいいのです。全然問題ないこと。 私、聞いているのは、北海道知事が発した休校要請は、どういう形で我が倶知安町教育委員会に具体的な形として要請があったのか、ないのか。例えば、テレビでやっていましたよね、要請しますと。あれを受けて、我が町の教育委員会は、要請を受けたというふうに判断したのか。例えば道知事の記者会見で、要請しましたと言って、それ以降、北海道の教育委員会を通じて、我が町の教育委員会に要請が来たのか。具体的な要請というのは、どういう形で来たものなのかどうかというのを聞きたかったのです。 少人数学級編制についてはわかりました。ちなみに4、5、6年の3学年については、今後、何かこういう予定があるのでしょうか、拡大の。 ○議長(盛多勝美君) 村井教育長。 ◎教育長(村井満君) 2点ございました。 1点目でございます。道教委を通じて、教育局から文書が来まして、それに基づいて判断させていただいたということでございます。 それから、4年生、5年生、6年生についてどうなのか、方向性としては、35人学級あるいは30人学級を目指すということでは、恐らく文科もそういう方向性は持っているのだと思うのですが、今時点で4年生がどう、5年生がどうということは出ていないのではないかなと、お聞きしてはございません。 ○議長(盛多勝美君) ほかに質疑ありませんか。 冨田竜海君。 ◆1番(冨田竜海君) 2点お伺いいたします。 まず1点目、新型コロナウイルスの関連について、2ページ目のところです。長期休校中の「子どもたちの安全確認や学習補償など、できる限りの対応策をとっていきたいと考えております」ということなのですけれども、現状、御家庭の子どもたちだったり保護者の方々に、生活習慣だったり学習の指導、こういうことをやってくださいということをいろいろなされているのかどうか、そこら辺のケアを教えていただきたいのが一つ。 もう一つが、5ページ下段です。社会教育関連、成人式の件なのですが、記憶しているところでは、成人式の当日、新成人の方々向けにQRコードでアンケート調査を行っていたような記憶があります。それの内容をぜひ聞きたいなと思っていたのですけれども、一切触れられることがなかったので、どういった答えが集まったのかというのを教えていただきたいです。 ○議長(盛多勝美君) 村井教育長。 ◎教育長(村井満君) 学習指導あるいは生活面での指導です。これについては、休みに入るときに、各子どもたちには指導をしております。 ただ、後の指導ということになりますと、定期的にしなければいけないのです。ということで、実は5日、6日に、ここにありますように、分散登校日というのを設けて、いいよということでお話がございまして、その計画も立てていたところでございます。ところが直前になりまして、前の日になって、やっぱりやめましょうという要請がございまして、それで5日、6日の登校はできなくなりました。 それで、今週、郵送でいろいろな書類ですとか、あるいはそのあたりの指導も含めて、全戸に配布をして対応しているところでございます。ほぼ完了するかなというところでございます。 それから、QRの関係につきましては、これは教育委員会管轄ではないというところですので、私のほうからのお答えはできないかなというふうに思っているところです。 以上でございます。 ○議長(盛多勝美君) ほかに質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) これで、質疑を終わります。 これで、教育行政報告を終わります。----------------------------------- △日程第9 議案第22号・議案第18号から議案第20号 ○議長(盛多勝美君) 日程第9 議案第22号財産処分契約の変更について、議案第18号令和元年度虻田郡倶知安町一般会計補正予算(第8号)、議案第19号令和元年度虻田郡倶知安町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)及び議案第20号令和元年度虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を一括議題とします。 本案について、提案理由の説明を求めます。 議案第22号。 宮谷内農林課長。 ◎農林課長(宮谷内真哉君) それでは、議案第22号について御説明いたします。 財産処分契約の変更について。 下記の財産を処分することについて、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求める。 令和2年3月9日提出、倶知安町長。 記といたしまして。 1、契約の目的、町有林間伐・更新伐に係る搬出木材売り払い。 2、契約の方法、随意契約(単価契約)。 3、契約金額307万2,000円(見込額)を787万9,800円に変更する。 4、契約の相手方、倶知安町字琴平152番地27、千歳林業株式会社、代表取締役、栃木幸広。 次ページをごらんください。 令和元年度森林環境保全整備事業峠下地区間伐・更新伐に係る搬出木材売払契約変更締結資料でございます。 1、売払動産、峠下地区間伐・更新伐等に係る搬出木材。施業範囲、更新伐3.1ヘクタール、間伐3.94ヘクタール、特殊地拵0.97ヘクタール、これについては風倒木処理でございます。合計8.01ヘクタール。搬出材積1,130.481立方メートル。樹種、トドマツ、広葉樹。 2、売払場所、峠下地区町有林内。 3、立木売払額、787万9,800円、単価契約でございます。 4、搬出期間、令和元年8月2日から令和2年3月31日。 5、見積合年月日、令和元年8月2日。 6、見積業者、千歳林業株式会社。この業者につきましては、令和元年度森林環境保全整備事業峠下地区間伐・更新伐等請負業者となってございます。 次ページ、3ページにつきましては、変更の内容となっております。表中左が変更前、右が変更後となってございます。 変更前、トドマツ、一般材から広葉樹の原材料までの3項目に新たにトドマツ、合板材からトドマツの杭材を追加し、右側の変更後の内容について追加変更してございます。 また、4ページにつきましては、参考といたしまして、買取金額の精算書を添付してございます。 また、今議会の補正といたしまして、変更分の差額417万7,000円を歳入、立木売払収入で計上してございます。 議案第22号につきましては、以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(盛多勝美君) この際、暫時休憩します。     午前11時26分 休憩-----------------------------------     午後1時30分 再開 ○議長(盛多勝美君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第9 前回の議事を継続します。 提案理由の説明を求めます。 議案第18号。 多田総務課長。 ◎総務課長(多田敏之君) それでは、御説明させていただきます。 議案第18号令和元年度虻田郡倶知安町一般会計補正予算(第8号)。 令和元年度虻田郡倶知安町の一般会計補正予算(第8号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,463万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ95億2,085万9,000円とする。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 繰越明許費。 第2条、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第2表 繰越明許費」による。 債務負担行為の補正。 第3条、債務負担行為の変更は、「第3表 債務負担行為補正」による。 地方債の補正。 第4条、地方債の追加及び変更は、「第4表 地方債補正」による。 令和2年3月9日提出、倶知安町長。 それでは、歳出のほうから御説明いたします。33ページをお開きください。 3、歳出。 1款議会費1項1目議会費、補正額10万円の減、補正後の額9,375万円。細目1、職員人件費分といたしまして、3節職員手当等におきまして、時間外勤務手当10万円の減額計上でございます。 1項合計、1款合計ともに補正額10万円の減、補正後の額9,375万円でございます。 続いて、2款総務費1項総務管理費1目一般管理費、補正額238万3,000円、補正後の額3億7,732万7,000円。細目2、総務分といたしまして、12節役務費におきまして、通信運搬費100万円の計上でございます。細目3、管財分といたしまして、11節需用費におきまして、消耗品費25万円、燃料費34万4,000円、光熱水費78万9,000円、計138万3,000円の計上でございます。こちらについては、庁舎における消耗品、重油、電気代の不足を計上しているところでございます。 2目文書広報費、補正額100万円の減、補正後の額824万9,000円。細目1、文書広報費といたしまして、11節需用費におきまして、印刷製本費100万円の減額計上でございます。 5目財産管理費、補正額2億2,214万5,000円、補正後の額5億9,257万8,000円。細目2、管財分といたしまして、13節委託料におきまして、ふるさと寄附金業務委託料3,859万6,000円、ふるさと寄附金決済業務委託料124万1,000円、計3,983万7,000円の計上でございます。歳入におきまして、ふるさと納税9,400万円を計上しております。それに係ります事務経費分となってございます。15節工事請負費におきまして、役場庁舎駐車場区画線工事37万8,000円の減。25節積立金におきまして、教育振興基金積立金1,021万2,000円、宿泊税基金積立金126万4,000円、ふるさと応援基金積立金4,395万円、公共施設整備基金積立金6,560万円、庁舎建替基金積立金6,166万円、計1億8,268万6,000円の計上でございます。 教育振興基金及びふるさと応援基金積立金につきましては、ふるさと応援寄附金の積み立てとなってございます。 宿泊税基金の積み立てにつきましては、今回の補正によりまして、充当事業の減額補正がございましたので、財源振りかえによる積み立てとなってございます。 庁舎建替基金につきましては、今回の補正に係ります不用額のうち6,166万円を積み立てるものでございまして、このほか5,000万円を財政健全化繰入金を減額するというところで、不用額の調整を行っているところでございます。 続きまして、7目企画費、補正額505万円の減、補正後の額4,903万7,000円。細目1、企画費といたしまして、1節報酬から19節負担金・補助及び交付金まで、執行残の整理によりまして、合わせて419万円の減額計上でございます。細目2、総合政策分といたしまして、9節旅費から13節委託料まで、こちらも執行残の整理により、合わせて86万円の減額計上となってございます。 続きまして、10目自治振興費、補正額197万円の減、補正後の額4,141万7,000円。細目1、自治振興費といたしまして、11節需用費におきまして、光熱水費23万円の計上、街路防犯灯の電気料不足による増額計上となってございます。19節負担金・補助及び交付金におきまして、町内会等交付金外2本につきまして、計220万円の減額計上となってございます。 15目姉妹都市交流費、補正額34万6,000円の減、補正後の額51万6,000円。細目1、姉妹都市交流費といたしまして、8節報償費から19節負担金・補助及び交付金まで、執行残の整理により、合わせまして34万6,000円の減額計上となってございます。 17目G20観光大臣会合推進費、補正額1,121万6,000円の減、補正後の額3,812万9,000円。細目1、G20観光大臣会合推進費といたしまして、9節旅費におきまして、費用弁償20万円の減、普通旅費50万円の減、計70万円の減額計上でございます。19節負担金・補助及び交付金におきましては、倶知安町G20観光大臣会合推進町民会議補助金1,051万6,000円の減額計上となってございます。いずれも執行残の減額計上となってございます。 18目諸費、補正額70万5,000円、補正後の額2,699万6,000円。細目4、社会福祉分といたしまして、23節償還金・利子及び割引料におきまして、障害児入所給付費等道費負担金及び障害児入所医療費等道費負担金精算返還金20万2,000円、障害者医療費道費負担金精算返還金25万7,000円、計45万9,000円の計上でございます。細目5、児童福祉分といたしまして、23節償還金・利子及び割引料におきまして、児童福祉費負担金精算返還金24万6,000円の計上でございます。いずれも平成30年度の国、道の負担金の返還金ということになってございます。 1項合計、補正額2億565万1,000円、補正後の額18億1,897万6,000円でございます。 続いて、5項1目統計調査費、補正額32万円の減、補正後の額962万8,000円。細目2、統計調査費といたしまして、1節報酬から11節需用費まで、執行残整理により、合わせまして32万円の減額計上となってございます。 5項合計、補正額32万円の減、補正後の額962万8,000円。 2款合計、補正額2億533万1,000円、補正後の額20億2,091万4,000円でございます。 続いて、3款民生費1項社会福祉費1目社会福祉総務費、補正額20万6,000円、補正後の額2億5,597万6,000円。細目1、職員人件費分といたしまして、3節職員手当等におきまして、時間外勤務手当100万円の計上でございます。細目3、国保分といたしまして、28節繰出金におきまして、国民健康保険事業特別会計繰出金79万4,000円の減額計上でございます。 2目老人福祉費、補正額1,069万6,000円の減、補正後の額1億1,260万円。細目2、在宅福祉分といたしまして、4節共済費から20節扶助費まで、執行残の整理によりまして、合わせて774万6,000円の減額計上となってございます。細目4、地域支援高齢者予防費につきましては、財源変更によります補正となってございます。続いて、細目5、地域包括的支援事業費といたしまして、4節共済費から20節扶助費まで、それぞれ執行残の整理によります減額計上で、合わせまして295万円の減額計上となってございます。 3目介護保険管理費、補正額79万7,000円の減、補正後の額1億6,764万7,000円。細目2、介護保険管理費といたしまして、18節備品購入費から19節負担金・補助及び交付金まで、それぞれ執行残の整理により、合わせまして79万7,000円の減額計上となってございます。 4目介護認定調査費、補正額60万円の減、補正後の額2,227万9,000円。細目1、職員人件費分及び細目2の受託認定調査費につきましては、財源変更によります補正となってございます。細目3、町認定調査費といたしまして、12節役務費につきましては、手数料60万円の減額計上でございます。 6目障害者福祉費、補正額486万円の減、補正後の額4億652万7,000円。細目1、福祉分といたしまして、11節需用費につきまして、消耗品費14万円の計上。20節扶助費、介護給付費・訓練等給付費135万5,000円、更生医療扶助370万円の減、身体障害児者補装具等給付費200万円の減、更生訓練等給付事業措置費26万5,000円の減、日中一時支援事業費19万円の減、訪問入浴サービス事業費20万円の減、計500万円の減額計上でございます。 続きまして、8目地域会館費、補正額27万円の減、補正後の額1,917万1,000円。19節工事請負費におきまして、八幡地域センター解体工事22万円の減、旧八幡保育所改修工事5万円の減、計27万円の減額計上でございます。 1項合計、補正額1,701万7,000円の減、補正後の額12億1,975万9,000円でございます。 2項児童福祉費1目児童福祉総務費、補正額1,970万円の減、補正後の額7億8,587万3,000円。細目1、職員人件費分といたしまして、2節給料から4節共済費まで、合わせまして170万円の減額計上でございます。細目2、福祉分といたしまして、20節扶助費につきまして、児童手当1,800万円の減額計上でございます。 2目児童館費、補正額584万7,000円の減、補正後の額3,655万円。細目1、児童館費といたしまして、4節共済費から7節賃金まで、それぞれ執行残の整理によりまして、合わせて219万2,000円の減額計上となってございます。細目2、児童クラブ費といたしまして、4節共済費から7節賃金まで、それぞれ執行残の整理によりまして、合わせまして365万5,000円の減額計上となってございます。 5目保育所費、補正額602万4,000円の減、補正後の額1億1,355万8,000円。細目1、保育所費といたしまして、7節賃金につきまして、臨時保育士賃金602万4,000円の減額計上でございます。 2項合計、補正額3,157万1,000円の減、補正後の額9億5,098万5,000円。 3款合計、補正額4,858万8,000円の減、補正後の額21億7,074万4,000円でございます。 続きまして、4款衛生費1項保健衛生費1目保健衛生総務費、補正額90万円の減、補正後の額2億6,246万5,000円。細目1、職員人件費分といたしまして、2節給料から4節職員手当等まで、合わせまして90万円の減額計上でございます。 4目火葬場費、補正額117万2,000円の減、補正後の額912万6,000円。細目1、火葬場費といたしまして、4節共済費から11節需用費まで、それぞれ執行残の整理により、合わせまして117万2,000円の減額計上でございます。 5目環境衛生費、補正額101万8,000円の減、補正後の額891万6,000円。15節工事請負費から19節負担金・補助及び交付金まで、それぞれ執行残の整理により101万8,000円の減額計上となっております。 1項合計、補正額309万円の減、補正後の額3億4,145万5,000円でございます。 2項清掃費1目塵芥処理費、補正額49万円の減、補正後の額2億9,114万3,000円。細目2、清掃センター分といたしまして、11節需用費におきまして、印刷製本費10万円、光熱水費80万円の減、計70万円の減でございます。13節委託料におきまして、生ごみ処理業務委託料31万円、可燃ごみ処理業務委託料20万円、計51万円の計上でございます。14節使用料及び賃借料におきまして、除雪機械借上料30万円の減額計上でございます。 2目リサイクルセンター費、補正額22万3,000円、補正後の額4,244万3,000円。細目1、リサイクルセンター費といたしまして、11節需用費におきまして、燃料費が21万円の計上。13節委託料におきましては、容器包装廃棄物処理業務委託料20万円の計上。14節使用料及び賃借料におきまして、エコガレージ除雪用機械借上料18万7,000円の減額計上となってございます。 2項合計、補正額26万7,000円の減、補正後の額3億7,480万7,000円。 4款合計、補正額335万7,000円の減、補正後の額7億1,626万2,000円でございます。 続きまして、6款農林水産業費1項農業費1目農業委員会費、補正額15万円の減、補正後の額2,444万7,000円。細目1、職員人件費分といたしまして、3節職員手当等におきまして、時間外勤務手当15万円の減額計上でございます。 2目農業総務費、補正額30万円の減、補正後の額3,853万8,000円。細目1、職員人件費分といたしまして、3節職員手当等におきまして、時間外勤務手当30万円の減額計上でございます。 4目農業振興費、補正額691万9,000円の減、補正後の額1,674万3,000円。細目1、農業振興分といたしまして、19節負担金・補助及び交付金におきまして、馬鈴薯生産振興対策事業補助金、シストセンチュウ予防費事業43万7,000円の減、施肥体系転換推進事業補助金、堆肥導入事業187万円の減、計230万7,000円の減額計上でございます。細目2、農業戦略分といたしまして、19節負担金・補助及び交付金におきまして、農業後継者・担い手対策事業補助金20万円の減、環境保全型農業直接支払対策事業補助金441万2,000円の減、計461万2,000円の減額計上でございます。 5目畜産業費、補正額142万円の減、補正後の額2,627万9,000円。細目1、畜産業費といたしまして、11節需用費から16節原材料費まで、それぞれ執行残の整理により、合わせまして142万円の減額計上でございます。 6目農地費、補正額1,004万2,000円、補正後の額8,878万1,000円。細目2、農地費といたしまして、13節委託料におきまして、土地改良財産維持管理業務委託料50万円の減。15節工事請負費におきまして、八幡幹線排水路改修工事1,226万円の計上でございます。19節負担金・補助及び交付金におきまして、双葉地区共同施設管理事業補助金171万8,000円の減額計上でございます。 7目基幹水利施設管理費、補正額893万円の減、補正後の額2,189万5,000円。細目1、基幹水利施設管理費といたしまして、11節需用費におきまして、修繕料911万8,000円の減。12節役務費につきまして、通信運搬費89万円の計上。18節使用料及び賃借料におきまして、機械借上料152万9,000円の計上。18節備品購入費におきまして、草刈り機購入143万円の減額計上となってございます。 1項合計、補正額が767万7,000円の減、補正後の額2億2,215万6,000円でございます。 続いて、2項林業費1目林業総務費、補正額38万1,000円の減、補正後の額1,242万7,000円。細目2、林業総務費といたしまして、13節委託料におきまして、有害鳥獣駆除事業委託料33万8,000円の減、旭ケ丘保健保安林管理業務委託料4万3,000円の減、計38万1,000円の減額計上でございます。 2目林業振興費、補正額308万4,000円の減、補正後の額2,599万7,000円。細目1、補助事業分といたしまして、19節負担金・補助及び交付金におきまして、未来につなぐ森づくり事業補助金18万8,000円の減額計上となってございます。細目2、単独事業分といたしまして、7節賃金から16節原材料費まで、それぞれ執行残の整理により、合わせまして289万6,000円の減額計上となってございます。 3目機構分収造林費、補正額22万7,000円の減、補正後の額75万2,000円。細目1、機構分収造林費といたしまして、15節工事請負費におきまして、造林地整備事業22万7,000円の減額計上でございます。 4目民有林支援事業費、補正額ゼロ、補正後の額734万9,000円。細目1、民有林支援事業費といたしまして、11節需用費におきまして、印刷製本費7万円の減。12節役務費におきまして、通信運搬費53万円の減。25節積立金におきまして、森林環境譲与税基金積立金60万円の計上でございます。 2項合計、補正額369万2,000円の減、補正後の額4,652万5,000円。 6款合計、補正額1,136万9,000円の減、補正後の額2億6,868万1,000円でございます。 続きまして、7款商工費1項商工費1目商工総務費、補正額25万5,000円、補正後補の額3,892万7,000円。細目1、職員人件費分といたしまして、2節給料から3節職員手当等まで、合わせまして25万5,000円の計上でございます。 2目商工振興費、補正額10万7,000円の減、補正後の額3,701万5,000円。細目1、商工振興費といたしまして、9節旅費におきまして、普通旅費10万7,000円の減額計上でございます。 3目低所得者・子育て世帯向けプレミアム商品券事業費、補正額783万6,000円の減、補正後の額500万円。細目1、低所得者・子育て世帯向けプレミアム商品券事業費といたしまして、4節共済費から19節負担金・補助及び交付金まで、それぞれ執行残の整理による計上となってございまして、合わせまして783万6,000円の減額計上となってございます。 1項合計、補正額768万8,000円の減、補正後の額8,094万2,000円でございます。 2項1目観光費、補正額761万8,000円の減、補正後の額9,045万4,000円。細目1、観光費といたしまして、1節報酬から19節負担金・補助及び交付金まで、それぞれ執行残の整理により、合わせまして697万8,000円の減額計上となってございます。細目2、サン・スポーツランド管理費といたしまして、4節共済費から7節賃金まで、執行残の整理により、合わせまして64万円の減額計上となってございます。 2項合計、補正額761万8,000円、補正後の額9,045万4,000円。 7款合計、補正額1,530万6,000円の減、補正後の額1億7,139万6,000円でございます。 続きまして、8款土木費1項土木管理費1目土木総務費、補正額ゼロ、補正後の額6,170万3,000円。細目1、職員人件費分につきまして、財源変更による補正となってございます。 1項合計、補正額ゼロ、補正後の額6,170万3,000円でございます。 2項道路橋りょう費1目道路橋りょう総務費、補正額40万円の減、補正後の額4,578万4,000円。細目1、職員人件費分といたしまして、3節職員手当等につきまして、時間外勤務手当40万円の減額計上でございます。 2目道路修繕費、補正額84万5,000円の減、補正後の額5,297万2,000円。細目1、道路修繕費といたしまして、4節共済費から7節賃金まで、それぞれ執行残の整理により、合わせまして84万5,000円の減額計上でございます。 3目道路新設改良費、補正額3,101万2,000円の減、補正後の額1億2,783万円。細目1、道路新設管改良費といたしまして、15節工事請負費から22節補償・補填及び賠償金まで、執行残の整理により、合わせまして3,101万2,000円の減額計上となってございます。 このうち、工事請負費につきましては、琴和4号通につきましては、用地取得がおくれましたため、未執行による減額計上となってございます。 4目除雪対策費、補正額180万円、補正後の額4億5,021万7,000円。細目2、管理分といたしまして、7節賃金につきまして、除排雪臨時職員賃金58万5,000円の減、臨時職員(作業員)賃金87万2,000円の減、計145万7,000円の減額計上でございます。11節需用費につきまして、修繕料180万円の計上。18節委託料につきまして、排雪誘導業務委託料145万7,000円の計上でございます。 5目道路橋りょう維持費、補正額869万4,000円の減、補正後の額6,443万6,000円。細目1、橋りょう維持費といたしまして、13節委託料から15節工事請負費まで、執行残の整理により、合わせまして869万4,000円の減額計上でございます。 2項合計、補正額3,915万1,000円の減、補正後の額7億3,419万2,000円でございます。 4項都市計画費1目都市計画総務費、補正額1,626万5,000円、補正後の額6億2,430万4,000円。細目1、職員人件費分といたしまして、2節給料におきまして、給料20万円の減額計上でございます。細目2、都市計画分といたしまして、9節の旅費から22節補償・補填及び賠償金まで、執行残の整理により、合わせまして197万9,000円の減額計上でございます。細目5、新幹線推進分といたしまして、13節委託料から15節の工事請負費までは、執行残の整理によります減額計上となってございます。19節負担金・補助及び交付金におきましては、北海道新幹線建設負担金4,423万4,000円の計上でございます。 2目公共下水道事業費、補正額260万1,000円の減、補正後の額2億7,415万円。細目1、公共下水道事業費といたしまして、28節繰出金におきまして、公共下水道事業特別会計繰出金260万1,000円の減額計上でございます。 3目公園費、補正額120万円の減、補正後の額3,917万3,000円。細目1、公園管理分といたしまして、7節賃金から13節委託料まで、執行残の整理により、合わせまして120万円の減額計上でございます。 4項合計、補正額1,246万4,000円、補正後の額9億3,762万7,000円でございます。 5項住宅費1目住宅管理費、補正額1,505万円の減、補正後の額2億3,637万9,000円。細目1、職員人件費分といたしまして、2節給料から4節共済費まで、執行残の整理により、合わせまして55万円の減額計上でございます。細目2、住宅分といたしまして、15節工事請負費におきまして、ノースパークタウン春棟長寿命化等改善工事500万円の減。19節負担金・補助及び交付金につきまして、くっちゃん型住宅建設促進助成金500万円の減、住宅改修助成金450万円の減、計950万円の減額計上でございます。 5項合計、補正額1,505万円の減、補正後の額2億3,637万9,000円。 8款合計、補正額4,173万7,000円の減、補正後の額19億7,318万5,000円でございます。 続きまして、10款教育費1項教育総務費1目教育委員会費、補正額10万円の減、補正後の額213万円。細目1、教育委員会費といたしまして、9節旅費におきまして、費用弁償10万円の減額計上でございます。 2目事務局費、補正額229万円の減、補正後の額8,937万4,000円。細目1、職員人件費分といたしまして、3節職員手当等におきまして、時間外勤務手当200万円の計上。4節共済費におきまして、共済組合負担金30万円の減額計上でございます。細目2、事務局費といたしまして、4節共済費におきまして、社会保険料90万円の減。7節賃金におきまして、外国人転入生緊急派遣通訳賃金286万円の減、スクールワゴン運転資金に15万円の計上、非常勤職員賃金1万円、計270万円の減額計上となってございます。9節旅費におきまして、普通旅費14万円の減。11節需用費におきまして、燃料費250万円の減額計上でございます。 3目財産管理費、補正額ゼロ、補正後の額1,332万8,000円。細目1、財産管理費につきましては、財源変更に係る補正となってございます。 1項合計、補正額239万円の減、補正後の額1億483万2,000円でございます。 2項小学校費1目学校管理費、補正額4,486万2,000円、補正後の額1億5,499万9,000円。細目1、学校管理費といたしまして、1節報酬におきまして、非常勤公務補報酬11万円の計上。4節共済費におきまして、社会保険料2万8,000円の計上。7節賃金におきまして、日々雇用賃金10万円の減。11節需用費におきまして、燃料費280万円の減、印刷製本費30万円の減、光熱水費15万円の計上、計295万円の減額計上となってございます。12節役務費におきまして、手数料20万円の減。13節委託料におきまして、学校施設長寿命化計画作成業務委託料18万円の減。15節工事請負費におきまして、ネットワーク整備等工事4,750万3,000円、こちらにつきましては、国の補正予算によりまして、GIGAスクール構想に係りますネットワークの整備工事ということになってございます。北陽小学校の教室・図工室改修工事が27万5,000円、樺山分校教室改修工事が42万6,000円、計4,820万4,000円の計上でございます。16節原材料費におきまして、環境整備用材料15万円の減。18節備品購入費におきまして、学校管理備品購入38万円の計上。23節償還金・利子及び割引料におきまして、校務用パソコン等譲渡事業償還金28万円の減額計上でございます。 2目教育振興費、補正額190万円の減、補正後の額9,113万円。細目1、教育振興費といたしまして、11節需用費におきまして、消耗品費20万円の減、修繕料20万円の減、計40万円の減額計上でございます。13節委託料におきまして、通学バス運行委託料10万円の計上。18節備品購入費におきまして、一般教材備品購入10万円の減、体育教材備品購入30万円の減、計40万円の減額計上でございます。20節扶助費におきまして、要保護・準要保護児童援助費120万円の減額計上でございます。 2項合計、補正額4,296万2,000円、補正後の額2億4,612万9,000円でございます。 3項中学校費1目学校管理費、補正額1,187万9,000円、補正後の額5,355万5,000円。細目1、学校管理費といたしまして、1節報酬におきまして、非常勤公務補報酬2万円の計上。7節賃金におきまして、学校事務パート職員7万5,000円の計上。11節需用費におきまして、消耗品費10万8,000円の計上。12節役務費におきまして、手数料15万円の減。13節委託料におきまして、無線アクセスポイント保守業務委託料19万2,000円の減、校務用パソコン設定業務委託料12万2,000円の減、計31万4,000円の減額計上でございます。15節工事請負費におきまして、ネットワーク整備等工事1,239万円の計上、こちらにつきましても先ほどの小学校費と同じく、中学校においてのネットワーク整備の工事費となってございます。23節償還金・利子及び割引料におきまして、校務用パソコン等譲渡事業償還金25万円の減額計上でございます。 2目教育振興費、補正額39万円の減、補正後の額4,485万9,000円。細目1、教育振興費といたしまして、4節共済費から9節旅費まで、執行残の整理より、予算計上となってございます。18節委託料におきましては、通学バス運行委託料130万円の計上。14節使用料及び賃借料におきましては、自動車借上料10万円の減。18節備品購入費におきまして、特別支援教材備品購入40万円の計上となってございます。20節扶助費におきましては、要保護・準要保護生徒援助費110万円の減額計上でございます。 3項合計、補正額1,148万2,000円、補正後の額9,841万4,000円でございます。 4項社会教育費5目青少年センター費、補正額43万円の減、補正後の額900万8,000円。細目1、青少年センター費といたしまして、4節共済費から11節需用費まで、それぞれ執行残の整理によりまして、合わせて43万円の減額計上でございます。 7目美術館費、補正額1,344万円、補正後の額3,384万1,000円。細目1、美術館費といたしまして、11節需用費におきまして、光熱水費134万4,000円の計上でございます。電気料の不足に係ります予算計上でございます。 8目郷土資料館費、補正額16万5,000円、補正後の額1,846万3,000円。細目1、郷土資料館費といたしまして、11節需用費におきまして、光熱水費16万5,000円の計上でございます。こちらにつきましても電気料の不足に係る予算計上でございます。 4項合計、補正額107万9,000円、補正後の額1億3,342万9,000円でございます。 5項保健体育費1目保健体育総務費、補正額50万円、補正後の額4,613万4,000円。細目1、職員人件費分といたしまして、3節職員手当等におきまして、時間外勤務手当50万円の計上でございます。 2目学校保健体育費、補正額110万円の減、補正後の額1,354万6,000円。細目1、学校保健体育費といたしまして、19節負担金・補助及び交付金におきまして、全道・全国小学校体育競技大会出場費補助金110万円の減額計上でございます。 4目体育施設費、補正額199万6,000円の減、補正後の額3,025万2,000円。細目1、体育施設費といたしまして、11節需用費から16節原材料費まで、それぞれ執行残の整理により、54万2,000円の減額計上でございます。細目2、水泳プール管理費といたしまして、11節需用費におきまして、燃料費30万2,000円の減、光熱水費15万円の減、計45万2,000円の減額計上でございます。細目3、パークゴルフ場管理費といたしまして、7節賃金から16節原材料費まで、執行残の整理により、合わせまして100万2,000円の減額計上でございます。 6目学校給食センター費、補正額807万1,000円の減、補正後の額1億8,176万5,000円。細目1、職員人件費分といたしまして、3節職員手当等におきまして、時間外勤務手当90万円の計上でございます。細目2、学校給食センター分といたしまして、11節需用費から14節使用料及び賃借料まで、それぞれ執行残の整理により、合わせまして897万1,000円の減額計上でございます。 5項合計、補正額1,066万7,000円の減、補正後の額3億3,734万7,000円でございます。 6項文化福祉センター費1目管理費、補正額35万円の減、補正後の額4,108万7,000円。細目2、管理費といたしまして、11節需用費におきまして、燃料費35万円の減額計上でございます。 6項合計、補正額35万円の減、補正後の額4,108万7,000円でございます。 続いて、7項1目諸費、補正額111万円の減、補正後の額733万2,000円。細目1、諸費といたしまして、19節負担金・補助及び交付金におきまして、倶知安町奨学金98万円の減、日本スポーツ振興センター負担金13万円の減、計111万円の減額計上でございます。 2目障害児教育振興費、補正額125万円の減、補正後の額2,204万6,000円。細目1、障害児教育振興費といたしまして、4節共済費から7節賃金まで、それぞれ執行残の整理により、合わせまして125万円の減額計上となってございます。 7項合計、補正額236万円、補正後の額2,937万8,000円。 10款合計、補正額3,976万3,000円、補正後の額9億9,061万6,000円でございます。 歳出につきましては、以上でございます。 続きまして、歳入を御説明させていただきます。14ページをお開きください。 2、歳入。 1款町税1項町民税2目法人、補正額6,000万円、補正後の額2億8,740万4,000円。1節現年課税分といたしまして、法人均等割1,000万円、法人税割5,000万円、計6,000万円の計上でございます。 1項合計、補正額6,000万円、補正後の額11億6,790万5,000円でございます。 4項1目町たばこ税、補正額1,500万円、補正後の額1億8,763万8,000円。1節現年課税分といたしまして1,500万円の計上でございます。 4項合計、補正額1,500万円、補正後の額1億8,763万8,000円でございます。 5項1目入湯税、補正額1,025万1,000円、補正後の額4,185万1,000円。1節現年課税分といたしまして1,025万1,000円の計上でございます。 5項合計、補正額1,025万1,000円、補正後の額4,185万1,000円。 1款合計、補正額8,225万1,000円、補正後の額30億5,667万3,000円でございます。 14款分担金及び負担金1項負担金1目民生費負担金、補正額1,500万円の減、補正後の額5,280万円。1節児童福祉費負担金1,500万円の減額計上でございます。 2目農林水産業費負担金、補正額292万4,000円の減、補正後の額884万7,000円。1節農業費負担金といたしまして、基幹水利施設管理事業負担金292万4,000円の減額計上でございます。 3目教育費負担金、補正額10万円の減、補正後の額36万2,000円。1節教育諸費負担金といたしまして、日本スポーツ振興センター負担金10万円の減額計上でございます。 1項合計、14款合計ともに、補正額1,802万4,000円、補正後の額6,200万9,000円でございます。 15款使用料及び手数料1項使用料1目行政財産使用料、補正額120万円、補正後の額569万5,000円。1節土地使用利用といたしまして、公有地使用料120万円の計上でございます。 3目衛生使用料、補正額92万6,000円、補正後の額584万1,000円。1節保健衛生使用料といたしまして、斎場使用料92万6,000円の計上でございます。 4目農業使用料、補正額51万2,000円の減、補正後の額458万9,000円。1節畜産施設使用料といたしまして、花園育成牧場使用料51万2,000円の減額計上でございます。 1項合計、補正額161万4,000円、補正後の額1億3,491万3,000円。 15款合計、補正額161万4,000円、補正後の額1億7,406万1,000円でございます。 続きまして、16款国庫支出金1項国庫負担金1目民生費国庫負担金、補正額1,879万2,000円の減、補正後の額4億6,090万8,000円。1節身体障害児者福祉費負担金といたしまして、障害者自立支援医療費国庫負担金185万円の減額計上でございます。2節児童手当国庫負担金といたしまして1,325万8,000円の減額計上でございます。3節保険基盤安定国庫負担金といたしまして336万1,000円の減額計上でございます。4節障害者介護給付費等国庫負担金32万3,000円の減額計上でございます。 1項合計、補正額1,879万2,000円の減、補正後の額4億6,090万8,000円でございます。 2項国庫補助金2目民生費国庫補助金、補正額95万5,000円の減、補正後の額2,619万1,000円。1節社会福祉費補助金といたしまして、地域生活支援事業国庫補助金109万5,000円の減、障害児発達支援無償化周知事業費補助金14万円の計上、計95万5,000円の減額計上でございます。 3目衛生費国庫補助金、補正額29万5,000円の減、補正後の額335万1,000円。1節環境衛生費補助金といたしまして、循環型社会形成推進交付金29万5,000円の減額計上でございます。 4目土木費国庫補助金、補正額が1,250万円の減、補正後の額1億6,610万1,000円。1節道路橋りょう費補助金といたしまして、社会資本整備総合交付金、橋梁長寿命化工事分460万1,000円の減、橋梁点検業務分97万8,000円の減、計557万9,000円の減額計上となってございます。2節都市計画事業費補助金、社会資本整備総合交付金、北7条通街路事業分309万7,000円の減額計上でございます。3節住宅費補助金といたしまして、社会資本整備総合交付金、くっちゃん型住宅建設促進助成事業分225万円の減、住宅改修助成事業分157万4,000円の減、計382万4,000円の減額計上でございます。 5目教育費国庫補助金、補正額3,024万7,000円、補正後の額3,057万1,000円。1節小学校費補助金といたしまして、特別支援教育就学奨励費補助金11万4,000円、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金2,375万1,000円、計2,386万5,000円の計上でございます。2節中学校費補助金といたしまして、特別支援教育就学奨励費補助金18万7,000円、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金619万5,000円、計638万2,000円の計上でございます。こちらのネットワーク環境通信の補助金につきましては、先ほど歳出で御説明いたしました、GIGAスクール構想に係ります補助金となってございます。 6目商工費国庫補助金、補正額783万6,000円の減、補正後の額568万7,000円。1節商工費補助金といたしまして、プレミアム商品券事務費補助金が683万6,000円の減、プレミアム商品券の事業費の補助金が100万円の減、計783万6,000円の減額計上でございます。 2項合計、補正額866万1,000円、補正後の額2億3,875万7,000円。 16款合計、補正額1,013万1,000円の減、補正後の額7億1,895万4,000円でございます。 続きまして、17款道支出金1項道負担金1目民生費道負担金、補正額378万4,000円の減、補正後の額2億8,509万円。2節身体障害児者福祉費負担金といたしまして、障害者自立支援業費道負担金92万5,000円の減額計上でございます。3節児童手当道負担金といたしまして、237万1,000円の減額計上でございます。4節保険基盤安定等負担金といたしまして、32万7,000円の減額計上でございます。5節障害者介護給付費等道負担金といたしまして、16万1,000円の減額計上でございます。 1項合計、補正額378万4,000円の減、補正後の額2億8,509万円でございます。 2項道補助金1目総務費道補助金、補正額120万円、補正後の額1,338万3,000円。5節G20観光大臣推進費補助金といたしまして、地域づくり総合交付金、G20観光大臣会合分120万円の計上でございます。 2目民生費道補助金、補正額9万8,000円の減、補正後の額3,964万6,000円。1節社会福祉費補助金といたしまして、地域生活支援事業道補助金9万8,000円の減額計上でございます。 4目農林水産業費道補助金、補正額155万8,000円、補正後の額7,923万2,000円。1節農業費補助金といたしまして、基幹水利施設管理事業補助金が535万8,000円の減、北海道環境保全型農業直接支援対策事業補助金330万9,000円の減、農業水路等長寿命化・防災減災事業補助金1,055万9,000円、計189万2,000円の計上でございます。2節林業費補助金といたしまして、森林環境保全整備事業補助金21万8,000円の減、未来につなぐ森づくり事業補助金11万6,000円の減、計33万4,000円の減額計上でございます。 5目土木費道補助金、補正額88万円の減、補正後の額ゼロ。1節土木費補助金といたしまして、耐震診断改修補助金88万円の減額計上でございます。 6目教育費道補助金、補正額10万円、補正後の額240万円。1節教育費補助金といたしまして、地域づくり総合交付金、小中高英語連携事業分10万円の計上でございます。 2項合計、補正額188万円、補正後の額1億3,500万5,000円でございます。 3項委託金1目総務費委託金、補正額22万7,000円の減、補正後の額3,235万4,000円。4節統計調査費委託金といたしまして、平成31年経済センサス基礎調査委託金22万7,000円の減額計上でございます。 3項合計、補正額22万7,000円の減、補正後の額3,592万9,000円。 17款合計、補正額213万1,000円の減、補正後の額4億5,602万4,000円でございます。 18款財産収入1項財産運用収入1目財産貸付収入、補正額41万円、補正後の額3,530万6,000円。2節建物貸付収入といたしまして、教職員住宅貸付料41万円の計上でございます。 2項財産売払収入1目不動産売払収入、補正額3,881万6,000円、補正後の額1億9,999万1,000円。1節土地売払収入といたしまして、土地売払収入3,096万1,000円の減でございます。当初5,000万円を見込んでございましたが、町有地につきましては、約5件の売り払いがありまして、トータルで1,939万円の売り払いでございました。その差額分を減額してございます。 また、旧胆振線跡地の宅地造成事業売払収入6,560万円の計上につきましては、当初予算で見ていたよりも区画数が、販売が伸びたというところでございまして、この当初予算との差額分につきましては、全額、公共施設整備基金に積み立てるというような形で整理をしているところでございます。合わせまして3,463万9,000円の計上となってございます。3節立木売払収入といたしまして、417万7,000円の計上でございます。 2項合計、補正額が3,881万6,000円、補正後の額が2億1,000円。 18款合計、補正額が3,922万6,000円、補正後の額が2億3,543万円でございます。 19款寄附金1項寄附金1目ふるさと応援寄附金、補正額9,400万円、補正後の額が2億5,000万円。1節ふるさと応援寄附金9,400万円の計上でございます。 1項合計、19款合計ともに、補正額が9,400万円、補正後の額が2億5,002万円でございます。 20款繰入金1項基金繰入金1目財政健全化基金繰入金、補正額5,000万円の減、補正後の額2億9,500万円。1節財政健全化基金繰入金といたしまして、5,000万円の減額計上となっております。 1項合計、補正額5,000万円の減、補正後の額3億7,800万2,000円。 20款合計、補正額が5,000万円の減、補正後の額3億8,553万6,000円でございます。 21款繰越金1項1目繰越金、補正額316万5,000円、補正後の額2億6,231万円。1節前年度繰越金といたしまして、316万5,000円の計上でございます。 1項合計、21款合計ともに、補正額316万5,000円、補正後の額2億6,231万円でございます。 22款諸収入3項受託事業収入2目介護認定審査会受託事業収入、補正額194万1,000円の減、補正後の額1,483万6,000円。1節介護認定審査会受託事業収入といたしまして、羊蹄山麓地区介護認定審査会受託事業収入194万1,000円の減額計上でございます。 3目地域支援事業受託収入、補正額995万円の減、補正後の額2,992万5,000円。1節地域支援事業受託収入といたしまして、介護予防事業受託収入700万円の減、包括的支援事業・任意事業受託収入295万円の減、計995万円の減額計上でございます。 4目町道付替施行受託収入、補正額2,567万9,000円の減、補正後の額9,055万円。1節町道付替施行受託収入といたしまして、西3丁目南通・第1倶登山橋架け替え施行受託収入2,567万9,000円の減額計上でございます。 3項合計、補正額3,757万円の減、補正後の額1億3,634万3,000円でございます。 4項雑入6目学校給食費収入、補正額577万1,000円の減、補正後の額6,738万4,000円。1節学校給食費収入といたしまして、学校給食費現年度分577万1,000円の減額計上でございます。 7目雑入、補正額8,000円、補正後の額1億390万3,000円。2節機構分収造林負担金といたしまして、事業負担金190万円の減額計上でございます。3節雑入といたしまして、斎場使用町村負担金19万8,000円の計上でございます。 4項合計、補正額576万3,000円の減、補正後の額1億7,489万円。 22款合計、補正額4,333万3,000円の減、補正後の額3億2,733万3,000円でございます。 続きまして、23款町債1項町債2目民生債、補正額20万円の減、補正後の額820万円。1節地域会館除却事業債といたしまして、八幡地域センター除却債20万円の減額計上でございます。 3目農林水産業債、補正額450万円の減、補正後の額510万円。1節公有林造林事業債といたしまして、460万円の減額計上でございます。2節農業施設整備事業債といたしまして、八幡幹線排水路改修事業債10万円の計上でございます。 4目土木債、補正額1,730万円、補正後の額3億9,530万円。1節道路橋りょう整備事業債といたしまして、富士見橋橋梁修繕事業債340万円の減、(仮称)みどり公園通道路新設改良事業債10万円の減、琴和4号通道路新設事業債1,700万円の減、計2,050万円の減額計上でございます。2節街路整備事業債といたしまして、北7条通街路事業債210万円の減額計上でございます。3節新幹線建設費負担事業債、北海道新幹線建設費負担事業債3,990万円の計上でございます。 5目災害復旧費、補正額200万円の減、補正後の額ゼロ。1節農林水産業施設災害復旧事業債、双葉地区共同施設管理事業補助事業債200万円の減額計上でございます。こちらにつきましては、災害復旧に係ります補助率の増嵩が認められたというところで、起債をする必要がなくなったというところで、全額落とすというような予算計上となってございます。 6目辺地対策事業債、補正額1,250万円の減、補正後の額8,250万円。1節辺地対策事業債といたしまして、岩尾別南3線無電柱化事業債1,250万円の減額計上でございます。 8目教育債、補正額2,690万円、補正後の額2,690万円。1節学校教育施設等整備事業債といたしまして、小中学校情報通信ネットワーク環境整備事業債2,690万円の計上でございます。 1項合計、23款合計ともに、補正額2,500万円、補正後の額11億177万4,000円でございます。 歳入につきましては、以上です。 続いて、6ページをごらんいただきたいと思います。 第2表、繰越明許費でございます。 6款農林水産業費1項農業費、八幡幹線排水路改修事業、金額が1,300万4,000円でございます。事業につきましては、年度途中に追加配分された事業でございますが、実施に当たりまして、不足の日数を要したため翌年度に繰り越すというものでございます。 続いて、8款土木費4項都市計画費、北7条通街路事業、金額は1,087万4,000円でございます。こちらは、令和2年3月31日を移転期限とする物件移転補償につきまして、移転期限の延長の申し出を受けたことから、翌年度に繰り越すというものでございます。 10款教育費2項小学校費、小学校情報通信ネットワーク環境施設整備事業4,750万3,000円。同じく教育費の3項中学校費、中学校情報通信ネットワーク環境施設整備事業1,239万円、こちらは、小中学校における高速大容量の通信ネットワーク整備に係る事業でありまして、翌年度に繰り越して実施するというものでございます。 第2表につきましては、以上でございます。 続いて、7ページをごらんいただきたいと思います。 第3表、債務負担行為補正でございます。 まず、事項につきまして、浄化槽設置に伴う水洗化工事資金利子助成金(令和元年度事業)でございますが、こちら、補正前として設定してございましたが、今年度該当者がいないということで、補正後として削除するものでございます。 続きまして、倶知安町中小企業振興融資に係る利子補給金(令和元年度事業)でございます。補正後として、限度額が確定しましたので、限度額を150万円に変更するものでございます。 第3表につきましては、以上です。 次、8ページをごらんいただきたいと思います。 第4表、地方債補正でございます。 起債の目的としまして、八幡地域センター除却事業費でございます。補正前限度額840万円につきまして、補正後限度額820万円とするものでございます。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、変更はございません。 次に、八幡幹線排水路改修事業費、補正前限度額500万円につきまして、補正後限度額510万円とするものでございます。 次に、公有林造林事業費、補正前限度額460万円につきまして、借り入れを要しなくなったため削除するものでございます。 次に、(仮称)みどり公園通道路新設事業費、補正前限度額1,170万円につきまして、補正後限度額1,160万円とするものでございます。 次に、琴和4号通道路新設事業費、補正前限度額1,700万円につきまして、事業の取りやめに伴いまして、削除するものでございます。 次に、富士見橋橋梁修繕事業費、補正前限度額1,800万円につきまして、補正後限度額1,460万円とするものでございます。 次のページにわたりまして、北7条通街路事業費、補正前限度額1,400万円につきまして、補正後限度額1,190万円とするものでございます。 次に、北海道新幹線建設費負担事業費、補正前限度額1億490万円につきまして、補正後限度額1億4,480万円とするものでございます。 次に、災害復旧事業費、双葉地区共同施設管理事業補助事業、補正前限度額200万円につきまして、こちらも借り入れを要しないこととなったため削除するものでございます。 次に、辺地対策事業費、岩尾別南3線無電柱化事業、補正前限度額9,500万円につきまして、補正後限度額8,250万円とするものでございます。 次に、学校教育施設等整備事業費、小中学校情報通信ネットワーク環境施設整備事業、新規で限度額2,690万円を設けるものでございます。 補正前限度額合計10億7,677万4,000円につきまして、補正後の限度額合計11億177万4,000円とするものでございます。 なお、73ページからの給与費明細の1、特別職、2、一般職の(1)総括と(2)給与及び職員手当の増減額の明細、76ページの債務負担行為補正に係ります当該年度以降の支出予定額に関する調書及び77ページの地方債の各年度末における現在高の見込みに関する調書につきましては、それぞれ記載のとおりとなってございますので、説明を省略させていただきたいと思います。 また、2ページから5ページの第1表、歳入歳出予算補正の歳入歳出、12ページ、13ページの一般会計歳入歳出予算事項別明細書の1、総括の歳入歳出につきましては、ただいま説明の再計となりますので、説明を省略させていただきます。 以上で、議案第18号の説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。
    ○議長(盛多勝美君) 暫時休憩いたします。     午後2時42分 休憩-----------------------------------     午後2時53分 再開 ○議長(盛多勝美君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第9 提案理由の説明を求めます。 議案第19号。 合田保健医療室長。 ◎保健医療室長(合田恵子君) それでは、議案第19号について御説明申し上げます。 議案第19号令和元年度虻田郡倶知安町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)。 令和元年度虻田郡倶知安町の国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ79万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億9,078万6,000円とする。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和2年3月9日提出、倶知安町長。 それでは、歳出から御説明いたしますので、5ページをお開き願います。 3、歳出。 1款総務費1項総務管理費2目広域連合負担金、補正額79万4,000円の減、補正後の額4億4,616万8,000円。細目1、広域連合負担金、19節負担金・補助及び交付金、後志広域連合負担金といたしまして79万4,000円の減。こちらは、令和元年度特定健康診査等負担金が増となったことなどに伴います後志広域連合負担金79万4,000円の減額補正となっております。 1項合計、補正額79万4,000円の減、補正後の額4億7,204万2,000円。 1款合計、補正額79万4,000円の減、補正後の額4億7,545万9,000円となってございます。 歳出については、以上でございます。 続きまして、歳入でございます。前ページ4ページをごらんください。 2、歳入。 3款1項繰入金1目一般会計繰入金、補正額79万4,000円の減、補正後の額1億4,590万7,000円。1節保険基盤安定繰入金、保険税軽減分646万4,000円の増額を計上しております。こちらにつきましては、実績に伴います増額計上となっております。2節その他一般会計繰入金におきまして、事務費相当分178万7,000円の減、財政安定化支援事業分467万7,000円の減、後志広域連合分79万4,000円の減、計725万8,000円の減額補正でございます。事務費相当分及び財政安定化支援事業分に関しましては、概算確定に伴うものであります。また、後志広域連合分につきましては、先ほど歳出で御説明いたしました金額と同額を減額計上しております。 1款合計、3款合計ともに、補正額79万4,000円の減、補正後の額1億4,590万7,000円となってございます。 歳入につきましては、以上でございます。 なお、2ページの第1表、歳入歳出予算補正歳入歳出及び3ページ、国民健康保険事業特別会計歳入歳出予算事項別明細書、1、総括、歳入歳出につきましては、記載のとおりとなっておりますので、説明につきましては省略させていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(盛多勝美君) 議案第20号。 相澤水道課主幹。 ◎水道課主幹(相澤泰丞君) 議案第20号について御説明いたします。 議案第20号令和元年度虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)。 令和元年度虻田郡倶知安町の公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4,705万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億722万8,000円とする。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 債務負担行為の補正。 第2条、債務負担行為の変更は、「第2表 債務負担行為補正」による。 地方債の補正。 第3条、地方債の変更は、「第3表 地方債補正」による。 令和2年3月9日提出、倶知安町長。 それでは、歳出から説明いたしますので、8ページをお開きください。 3、歳出。 1款1項公共下水道事業費1目公共下水道管理費、補正額315万2,000円、補正後の額1億8,880万7,000円。細目2、下水道分、13節委託料、脱水汚泥運搬処理業務委託料259万1,000円の増、これは汚泥量の増加によるものとなります。27節公課費、消費税及び地方消費税56万1,000円。 2目公共下水道建設改良費、補正額4,760万1,000円の減、補正後の額1億5,329万8,000円。細目1、補助事業分、13節委託料、終末処理場中央監視制御施設電気設備更新工事施工監理業務委託料291万円の減、これにつきましては、本工事の補助額が削減になりまして、発注の調整もろもろ、施工管理の期間が短縮されたものになります。15節工事請負費、終末処理場中央監視制御施設電気設備更新工事2,000万円の減、これは補助金の削減となります。2、単独事業分、2節給料170万円の減。3節職員手当等、寒冷地手当から退職手当組合負担金まで122万円の減。4節共済費、共済組合負担金45万円の減。15節工事請負費、公共下水道宅地造成工事に伴う汚水管等新設工事2,132万1,000円の減。 1項合計、1款合計ともに、補正額4,444万9,000円の減、補正後の額3億4,210万5,000円。 2款1項公債費1目元金、補正額ゼロ、補正後の額3億1,601万3,000円。これは財源変更でございます。 2目利子、補正額260万7,000円の減、補正後の額4,863万9,000円。23節補償金・利子及び割引料、償還利子で260万7,000円の減となります。 1項合計、2款合計ともに、補正額260万7,000円の減、補正後の額3億6,465万2,000円。 以上、歳出となります。 次に、歳入を説明しますので、6ページをお開きください。 2、歳入。 3款国庫支出金1項国庫補助金1目公共下水道事業補助金、補正額1,245万5,000円の減、補正後の額5,219万5,000円。1節公共下水道事業補助金1,245万5,000円の減、これは社会資本整備総合交付金の削減によるものとなります。 1項合計、3款合計ともに、補正額1,245万5,000円の減、補正後の額5,219万5,000円。 4款1項繰入金1目一般会計繰入金、補正額260万1,000円の減、補正後の額2億7,415万円。1節一般会計繰入金260万1,000円の減、一般会計繰入金の減額となります。 1項合計、4款合計ともに、補正額260万1,000円の減、補正後の額2億7,415万円。 7款1項町債1目公共下水道事業債、補正額3,200万円の減、補正後の額1億2,600万円。1節公共下水道事業債3,200万円の減、公共下水道事業債の減額となります。 1項合計、7款合計ともに、補正額3,200万円の減、補正後の額1億2,600万円。 以上、歳入となります。 次に、3ページの債務負担行為補正となります。 事項、倶知安町下水終末処理場中央監視制御施設電気設備更新工事(令和元年度事業分)、補正前、期間、令和2年度、限度額6,400万円。補正後、期間変わらず、限度額8,020万円。 次に、4ページ、地方債の補正となります。 第3表、地方債補正。 起債の目的、公共下水道事業、限度額9,700万円、補正後の額6,500万円、3,200万円の減となります。合計、補正前1億5,800万円、補正後1億2,600万円。起債の方法、利率、償還の方法は、記載のとおりであります。 なお、2ページ、第1表、歳入歳出予算補正の歳入歳出、5ページの公共下水道事業特別会計歳入歳出予算事項別明細書の1、総括、歳入歳出は、再計のため御説明は省略いたします。 また、11ページ、12ページの給与明細書につきましては、記載のとおりでありますので、御参照願います。 以上、御審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(盛多勝美君) これから、一括して質疑を行います。質疑ありませんか。 鈴木保昭君。 ◆16番(鈴木保昭君) 一番最初に、ありがとうございます。前の方につばきかからないように注意してしゃべりますけれども。質問の前に、昼休みに、これは答弁要りませんけれども、かなりのお年寄りが2人、タクシーをどういうふうにして呼ぼうか、それから、どうやって階段をおりようかということで、非常に難儀していたお年寄りがおります。今、工事して、あと1年ぐらいかかるのです。この件については、後ほどまた一般質問でしますけれども、緊急的に、結構お年寄りが、どう行ってどうなるかと、それから、どういうふうにしてタクシー呼ぼうか含めて、ちょっと難儀していましたので、お手伝いさせていただきましたけれども、住民サービス、極めて裏口利用ということについては、我々は日常のことですけれども、たまにしか来ないお年寄りなどには大変不便なシステムかなというふうに思いますので、ぜひともその件については、町長、お気遣い願いたいというふうに思っています。 さて、質問に移りたいと思いますけれども、簡単に質問しますので、簡単に答えてくださって結構です。 議案第20号の、ちょっと私、考え事をしていまして、9ページの公共下水道宅地造成に伴う汚水管渠新設工事2,100万円何がしということの内容について、ちょっと聞きそびれましたので、もう一度精査した上、お聞かせ願いたいと思います。 それから、予算書の初めから行きますけれども、32ページの教育費の学校教育施設の2,690万円。小中学校の通信ネットワーク、1人ずつパソコンかなんかわかりませんけれども、環境整備ということで2,600万円。これについては、国庫補助金がついているところでありますけれども、失礼しました。32ページは歳入です。それに伴って歳出も出ているわけであります。 こういうようなものあたりというのは、極めて専門的な知識が倶知安町の役場にいるか、いないかによって、有効的に予算等も上手に使える仕組みになろうかなというふうに思っていますけれども、役場の職員の中で、システムエンジニア、SEが何人も資格を持った人もおりますし、それにたけた方もいらっしゃいます。そういうのを教育委員会の専門職みたく教育委員会に配置して、小中学校のそういったものをより高度の高いものに、予算がついて、どうせやるなら、ひとつそういった仕組みができないものかなということで、教育長に質問を、そういうことも聞きながら補正を出したのかどうかということも、お願いしたいと思っています。 それから、姉妹都市の通信員の謝礼が36ページに出ています。姉妹都市交流費でありますけれども、これらについて、何年も前から多分同じ方がずっとおやりになって、多分倶知安の通信員に対しては倶知安から、サンモリッツの通信員に対しては倶知安から、交互になっているのか、その辺の仕組みも大分、私も記憶が薄れているぐらいなのですけれども、本年度、補正で減額していますけれども、これらについて、何回ぐらいサンモリッツと、メール等も含め、通信員としてどういう役割を果たしているかということを、まずお聞かせ願いたいと思っています。 それから、45ページになりますけれども、リサイクルセンター費というのが、エコガレージの除雪等もありますけれども、エコガレージの前、今、凍雪害でひどいのです、あそこ。住民課長はよく知っていると思いますけれども、車もろくすっぽ走れないぐらい凍雪害になっているのです。あそこの前というのは、伊藤弘町長のときに、スイスに視察に行って、ああいういいものがあるのだということで、日本に誇れるエコガレージということで発揮しているのですけれども、ぜひ補正等において、道路を新しくすると、不便があればすぐ直すということで、大変迷惑施設誘致みたいなもので、町内会にそういった約束をしながら建設したいきさつがあるというふうに私は、私、町内会長でした、そのとき。記憶しております。そういったもので、ぜひ補正の中で、ひどいものに関しては、ぜひ補正をして、道路の一時的な補修等について、ぜひ直していただけないものかなということで、そういったものに緊急的に補正を組んでこそ、補正になると思うのです。先ほどの下水道もそうですけれども、そこまで言うと切りないです。 それから、森林のこと、210万円ばかり。48ページになりますけれども、工事請負費で補正で230万円ほど不用額で出しておりますけれども、230万円の不用額というのは、結構大きな数字だなというふうに思っていますけれども、旭ケ丘の保安林等の整備費だと思います。 それから、同じ49ページの森林積立金が60万円ほど積み立てしておりますけれども、現在、残でどのぐらいになっていらっしゃるのか。それから、次世代に合う使い道というものをきちんと考えて積み立てになっているのかと、そういった意味で、次世代というのは、木を切って木を育てていくという、そういう次世代をにらんで積み立てしていらっしゃるのかどうかということもお聞きいたしたいと思います。 それから、プレミアム商品券、500万円減額していますけれども、正式なところを聞き忘れたわけですけれども、執行残ということで理解していいのですか。それから、プレミアム商品券で執行残というのは余りピンと来ないなと思っていたのですけれども。 それから、次に、59ページのくっちゃん型住宅助成金、それから住宅改修助成金ということで、約950万円ほどの減額措置になっています。多分制度そのものに欠陥がないのかと。利用がないから減額していると思うのですけれども、制度そのものというものを一度検証してみる必要があるのかなというふうに思っているところであります。ぜひその辺も御回答願えればというふうに思っています。 それから、先ほどのシステムエンジニアについては質問させていただきました。 以上、多岐にわたって質問させていただきましたけれども、簡単で結構です。わからなければ、また一般質問でさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(盛多勝美君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(柳沢利宏君) まず最初に、姉妹都市交流費の通信員の減額分についての御質問からお答えさせていただきたいと思います。 姉妹都市の通信員につきましては、設置要綱に基づきまして、サンモリッツと倶知安町とそれぞれ1名ずつ通信員を配置しております。サンモリッツの通信員ですが、平成29年度から、スージー・ビトレヒ・ヒガーさんという女性の方が通信員を務めております。この方の本年度の業務でございますけれども、令和元年度青少年交流事業、サンモリッツから3名の学生が倶知安町に来ておりましたが、その派遣学生、それから保護者、それと学校との連絡調整、それからサンモリッツからの派遣学生及び保護者への事前説明会の実施、それから、派遣学生のチューリッヒ空港までの送迎、それから、この交流事業全般にかかわりまして、倶知安町との連絡調整というようなところで、メールの送受信、カウントしまして、26回ほどやりとりをしているところでございます。 また、平成30年度、昨年度、倶知安町からサンモリッツに学生が3名行きましたけれども、その派遣時の記念アルバムというものを製本化して作成して学生たちに送ってきていると、このようなこともしてございます。 そのほかに、倶知安町の観光協会がサンモリッツ観光局に問い合わせをする場合の窓口というようなところも務めているところでございます。 倶知安町なのですけれども、平成16年度から九津見真由美さんという方にしていただいております。サンモリッツの通信員は、年額8万円の報酬をお支払いしておりますけれども、倶知安町の通信員については無報酬ということになっております。ただし、学生などを千歳空港まで送迎、送り迎えしたときにかかる実費分というのは、合わせてお出ししているのですけれども、本年度はその実費弁償分がなかったというようなところで、1万3,000円の減額補正というようなところになっております。 倶知安町の通信員につきましては、本年度は、サンモリッツからの交流学生の歓迎会に通訳として参加するほか、G20観光大臣会合にスイス代表団が来ておりますけれども、その際のお出迎えから、夕食会あるいは町内視察、交流昼食会の通訳というような形で参加していただいております。 繰り返しになりますが、倶知安通信員については無報酬というようなところでやっております。 通信員に関しましては、以上でございます。 ○議長(盛多勝美君) 住民環境課長。 ◎住民環境課長(菅原康二君) 御質問のエコガレージ付近の道路の状態が非常に悪いということですので、その質問にお答えしたいと思います。補正で対応ということですが、私ども、迷惑施設というよりは、町民、利用者にとってかなり有用な施設であるということはもちろん認識してございますので、その方々が少しでも利用しやすいよう、アプローチしやすいよう、道路の状況につきましては、確認しまして、管理者側と協議して対応を図ってまいりたいと考えますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(盛多勝美君) 農林課長。 ◎農林課長(宮谷内真哉君) まず、15節の工事費についてですけれども、この3本の事業につきましては、入札減による執行残の減額補正ということでございますので、御理解のほどよろしくお願いします。 あと、民有林支援事業についての積立金でございますけれども、昨年9月の補正額が674万5,000円、補正後の額が734万5,000円ということで、森林環境税ということで、去年うちのほうに入ってきたお金としましては734万9,000円となってございます。 なお、新年度につきましては、いろいろな情報が来ておりまして、倍額になるとか、そういうような情報が後追いで来ているところもございます。それについても、新年度のほうに、その辺を加味して入れてございます。 また、この積立金の使い方ですけれども、間伐、それから人材育成、担い手の確保、それから木材の利用促進・普及啓発ということで、内部でも今現在も議論して、どのように使っていくかということを精査している最中でございます。方向が決まりましたら、また議員の皆様にもお示しして、進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(盛多勝美君) 水道課主幹。 ◎水道課主幹(相澤泰丞君) 公共下水道宅地造成に伴う汚水管渠新設工事についてですが、これにつきましては、急遽まち新のほうから新たな事業として聞いたところでありまして、実施設計も何もない状況での予算措置となっておりますので、道路延長で予算化している状況ですので、確定となった減額でございます。 ○議長(盛多勝美君) まちづくり新幹線課長。 ◎まちづくり新幹線課長(福坂正幸君) プレミアム商品券の関係でございましたが、今回減額補正した分につきましては、2月末で事業のほうが終了しておりますので、関連する経費につきまして、国庫補助ということでございますので、減額させていただきました。 減額の主な内容につきましては、当初、臨時職員を2名雇いまして、この事業を進める予定でおりましたが、職員対応ということで、臨時職員を使っていないということ。また、パソコン等の機器についても購入して、それを使うということでしたが、臨時職員を使わなかったということで、そういった機器類の購入がなかったということ。 また、利用者数が思ったほど伸びなくて、まず、プレミアム分のいわゆる20%の加算分が、当初400万円見ておりましたが、このプレミアム部分も300万円でほぼ確定ということで、100万円落ちております。 また、その他商品券の印刷製本費等におきましても、国で示された基準で積算しておりましたが、実際見積もり合わせ等を行いましたら、費用のほうが減額になったということで、もろもろの結果としまして、今回の減額となっておりますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(盛多勝美君) 建設課長。 ◎建設課長(中村孝弘君) 御質問いただきました公営住宅の補助金でございますが、くっちゃん型住宅ということで、新築に対するものについては、本年度実績、現状では2件ございます。当初6件ほどの予定を見ておりまして、当初予定まではいっておりませんが、新築、定住等を含めて使わせていただいております。 もう一つのほう、あわせて耐久性や定住化の改修等の助成も行ってございまして、当初28件、1,300万円の当初予算の中で、実績としましては、細かくなりましたが、35件の800万円ほどの実績となってございます。件数が多くなりましたが、小口が多く、金額が少なくなっているのが現状でございます。議員御指摘ございましたので、制度そのものということでございますので、必要に応じて見直しをしていこうと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(盛多勝美君) 村井教育長。 ◎教育長(村井満君) それでは、小中学校情報通信ネットワーク環境施設整備事業、いわゆるGIGAスクールネットワーク構想の事業について、私のほうからお答えをさせていただきます。 小学校、中学校の環境整備の全てを合わせますと、ほぼ6,000万円ほど、ある意味非常に重い、大事な事業となろうかというふうに思っております。当然、できるだけ、お金をかけた、6,000万円に見合う、あるいはそれ以上の活用ができる環境整備をしてまいりたいというふうに考えております。 そうしますと、鈴木議員御指摘のとおり、専門家がいない中で、どこまでのことができるのかということは、非常に難しい部分があろうかなと思います。今回の予算計上につきましては、役場の非常に詳しい方に相談もさせていただきながら予算づくりをしたところでございますが、今後、特に、これをどのように活用していくかという部分につきましては、優秀なシステムエンジニアをチームにお招きするような、可能であれば、そういうような形で進めることができればよろしいかなというふうに考えているところでございまして、今後十分検討した上で対応していきたいというふうに考えておりますので、御理解いただければと思います。 ○議長(盛多勝美君) 鈴木保昭君。 ◆16番(鈴木保昭君) 大変、村井教育長、ありがとうございます。今後とも、ひとつ町長とよく打ち合わせして、有益な人事配置の中で、ひとつ予算の中で頑張っていただきたいなというふうに思っております。 農林課長、余りにも235万1,000円というのは、執行残にしてはちょっと大き過ぎるのかなと思っていますけれども、るる言ってしまえば切りがないものですから、私が感じるよりも皆さんが十分感じていると思いますので、再質問はなしにいたします。どうかひとつ前向きにいろいろと職務に励んでいただきますよう心からお願いいたします。 以上であります。 ○議長(盛多勝美君) ほかに質疑ありませんか。 小川不朽君。 ◆10番(小川不朽君) 今の教育長の答弁いただきました部分でありますけれども、私も実際質問しようと思って待っていたところなのですけれども、私もおよそ6,200万円ぐらいはかかるのではないかなと、この先。そして今年度は2,700万円ぐらい、国から補助をもらったとしても半額しかもらえないと。 実は、GIGAスクールネットワーク事業というのは、これは昨年度、国のほうの臨時の補正予算がついて、国の経済対策として、2023年度までに全国の小中学校で1人1台のパソコンを整備することが盛り込まれたということです。それで、今回の補正予算は、そのネットワーク回線を引き込むという、その部分については、結果的に国が半分補助してくれるけれども、その半分は自治体で持ちなさいということのように私は、私の調べの中ではそういうふうになっているのです。 さらには、パソコンについても、端末機1台当たり4万5,000円を上限とするということでありますから、そういった自治体負担を考えると、およそ6,000万円を超えるのではなかろうかなと思っていて、それが23年度までに事業として準備をしなければならないという、その数年後のところまで考えての今回の提案かどうかということなのです。 ネットワークの回線はつけたけれども、パソコンを整備するかどうかについては、自治体の体力に任されているわけですから、果たして全国、それが自治体として、自治体の長及び議会がそれを理解できるのかどうかということですので。私は今、教育委員会を責めているのではないのです。あくまで予算として、何年後かに小中学校1人1台のパソコンを整備できるかと。今回は、整備するという前提の中に、今回の予算づけではないかと思うわけです。その辺のところのもう少し先を見た提案というのか、そこも含めて説明をお願いしたいというのが私の今の質問であります。そういうふうにして6,000万円を持ち出すという。 私も整備というのは非常に学校現場、ソフト面でもハード面でも非常に大きな影響を与える事業ではないかと思うのです。GIGAスクールネットワーク事業、初めて聞きました。横文字使えば、何となく新しくていいように見えますけれども、実態はそのように思いますので、とりあえずソフト面については、今後いろいろな問題というのが出てくるのかもしれませんが、ハード面として、今このようなことがあっての予算づけと思うのですが、その辺ちょっと見通しをお聞かせください。 ○議長(盛多勝美君) 村井教育長。 ◎教育長(村井満君) どこまで納得できるお答えができるか、正直自信がないところなのでございますが。 まず、今回の6,000万円につきましては、本体のパソコンではなくて、環境整備の部分なのです。それが非常に大きいのです。ですから、ここのところをきちんと整備していかなければ、これからGIGAスクールの新しい構想の中で、新たな事業づくりだとか、教育課程をつくっていく上で十分機能していかないということで、実は後志の教育長部会の中では、何度かこれについて話し合いを持っております。そうした中で、一市町村だけが参加しないということには、これはなかなかならないだろう。これからの子どもたちに必要な教育を提供していくためには、どうしてもこれは、無理をしてでも導入していくしかないなということで、19カ町村全てが、これについては導入しようということで今進めているところでございます。 予算的に大丈夫なのかということになりますと、私はそれについてお答えする力を持っていないのですけれども、何とかこれからの、繰り返しになりますけれども、子どもたちのために整備していく必要があろうということで、今取り組みを進めているということでございます。 全ての整備が終わり、パソコンが入るというのが、今のところ令和4年度を目途として取り組みを進めているところでございますので、御理解いただければというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(盛多勝美君) 小川不朽君。 ◆10番(小川不朽君) 6,000万円というのは、今回の補正の小学校部分が4,750万円、中学校部分のほうが1,239万円、合わせて6,000万円というのが教育長がおっしゃっているということで。私の6,000万円というのは、持ち出しを考えて想定したときの金額がちょうどぴったりしたということでありますので、持ち出しが結果的に半額の6,000万円であろうということを私は、ちょっとそろばんをはじいてみた数字でしたので、言っている6,000万円には食い違いがあったなと思いました。 それで、私が言いたかったのはこういうことなのです。NHKの夜の番組で、「持論公論」というのがやっています。それで2月6日のときに、教育情報化で学校はどう変わるという特集をやっておりまして、「ネットワークの整備は半額を、端末は1台4万5,000円が補助の上限とされています。通信費などは自治体が負担することもあり、自治体の長や議会の理解が不可欠です。税金を使う以上、未来を担う子供たちのために、なぜ教育の情報化が必要なのか。自治体の理解に温度差が生じることになれば、格差がより広がることになりかねないだけに、必要を訴える国や教育関係者は、説明責任を果たす必要があります」と、このように書いておりましたので、まさにそのとおりだなと思いまして、今回の国の経済施策といいますか、そういうことについて教育現場では、教育施策というよりも、あくまで経済施策でありますから、そういったようなところをどう持ち込むのかということについて、ちょっと意味がわからないなと。予算づけもありましたので、これは実行するに違いないと思いますので。さらに、体力のない自治体はこれに従うことはできないわけです。 そうすると、全国各地にそういったような教育現場の温度差というのが生じるということも事実でありますので、そこのところを、後志管内だけでは温度差を生じないようにしましょうという教育長の言い分は理解しましたけれども、私の6,000万円というのは、今後については6,000万円ぐらいの自己負担、自治体負担というのはありそうですか、それだけお聞きいたします。 ○議長(盛多勝美君) 村井教育長。 ◎教育長(村井満君) お答えさせていただきます。 全て入れて6,000万円、それをどう捻出していくのか、あるいはそこの数字がどうなのかということなのですが、細かなところまでまだ精査をしておりませんので、おおよその額としては、そのぐらいのところなのかなというふうに押さえることができるかなというふうに思っております。 これに対して、国の施策は経済政策だから云々ということでの議員の御指摘がございました。ただ、やはり新しい教育課程を進めていく上で、今、Society5.0ということが盛んに言われていまして、新しいこれからの社会に対応する子どもの教育として、これがぜひ必要だということを我々も理解してございますので、何とか予算の面で工面をしながら進めていきたいなというふうに思っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(盛多勝美君) ほかに質疑ありませんか。 古谷眞司君。 ◆3番(古谷眞司君) 簡単に2項目について質問したいと思います。 まず、1項目なのですけれども、43ページです。児童福祉費のところの児童館費の細目2のほうで、児童クラブ費の減額365万5,000円の減ということで出ております。それともう一つ、その下の保育所費ということで、それについても602万4,000円の減ということで載っておりますけれども、これは多分執行残ということで計上されているかと思うのですけれども、人件費で、今、人が非常に足りないという中において、来る方が少なかったというようなことではないかというふうに推察するところですけれども、募集について特に工夫されたところが、ここのところを工夫したのですけれども、だめだったというところがありましたら、ちょっと教えていただきたいなというふうに思います。 それと、先ほどに関連して、鈴木議員と小川議員がやっていました教育委員会のほうの、今の小学校、中学校の情報ネットワーク関係のところなのですけれども、二つほどお聞きしたいのですけれども、まず、歳入の関係なのですけれども、歳入のほうで、教育国庫支出金ということで、約50%計上されております。それともう一つ、町債のほうで教育町債ということで、残りの半分を町債のほうでやっておりますけれども、残りの町債のほう、今後、交付金措置か何か、何%かされるようなことというのはあるのかどうか。それとも本当に町として単独で全部を賄っていかなければいけないのかどうかということを確認したいなというふうに思います。 それと、今年度の予算の中で、小中学校についてのパソコン、タブレットについて整備される予算が計上しておりまして、一部執行されているかというふうに認識しているのですけれども、それと今回の整備が多少ラップする部分があるのかなというふうに認識したのですけれども、その辺、無駄のない形で今後の運用に入っていけるのかどうか、そこの2点、教えていただきたいと思います。 ○議長(盛多勝美君) 福祉医療課長。 ◎福祉医療課長(黒田智君) 古谷議員の児童クラブの賃金の関係につきまして御答弁をさせていただきたいと思います。 児童クラブ、当初、4月からは非常勤9名の雇用を予定しておりました。その結果としまして、継続が6名と、退職の方も1名出てしまいまして、新規のほうを募集しておりましたけれども、5月に新規の方1名を採用することができたのですけれども、また9月に1名の方が退職と、11月にまた新規の方を1名雇用できたということで、かなり出入りがございまして、雇用を継続する部分でも非常に難しい状況になっているというところでございます。 何か募集に工夫があったのかということでございますけれども、まさに今まで何度も答弁してまいりましたけれども、人員確保という部分について、今非常に重要な課題の一つということになっておりまして、ここの部分につきましては、次年度以降も何か目新しい工夫はないかというところで、内部でも今検討しているところでございますが、全く採用がないということではなくて、出入りもあるという現状でございますので、継続して雇用していただけるという部分につきましても、これからも十二分に検討を加えてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いしたいと思います。 保育所の関係につきましては、所長のほうから答弁させていただきたいと思います。 ○議長(盛多勝美君) くっちゃん保育所ぬくぬく所長。 ◎くっちゃん保育所ぬくぬく所長(山岸優子君) 保育所費のことですけれども、令和1年度7人の臨時職員を募集して対応するということで予算をいただきました。それで、今現在は3名でして、スタート時点では5名だったのですけれども、2人の臨時職員が退職をそれぞれしまして、その後、補充のないままに今に至っているということで、4人分の保育所費、賃金を、そこに数字が入っていますけれども、減の624万円という数字が入ります。 保育所でもハローワークに募集をしまして、あと、今まで保育士をしていらした方等に声をかけたりしたのですけれども、なかなか補充がなされずに、きょうに至っているということです。課長も今言っていましたけれども、これからも人が見つかるように、何かいい知恵はないかと職員と考えていきたいと思います。 以上です。 ○議長(盛多勝美君) 総務課長。 ◎総務課長(多田敏之君) 古谷議員からの地方債の交付税措置の関係につきまして御説明させていただきます。 ちょっとややこしいところであれなのですが、まず、2分の1の国庫補助金を充てまして、残り2分の1の部分が一般財源ということになりますが、その部分の、まず75%相当につきましては、学校施設教育等整備事業債を活用することになります。そして、この事業債にさらに15%分、財源対策債というものが上乗せされますので、起債額の充当率としましては、トータルで90%充当されます。そして残りの1割分が一般財源として町が用意しなければならない部分でございます。 借り入れに対する交付税措置というところでございますが、まず、最初の75%分につきましては、借入額の70%が交付税措置されるというところでございます。それと15%の部分ですが、こちらにつきましては、交付税措置が50%ということになっておりまして、それらが後年度の普通交付税に算定されるというような形になってございます。 ○議長(盛多勝美君) 古谷眞司君。 ◆3番(古谷眞司君) 教育関係、どうもありがとうございます。しっかりと頑張ってやっていただきたいと思います。 児童館費と保育所費の関係ですけれども、一番問題になっているのは、人員が足りないからどうしても放課後児童クラブだとか、保育所のいろいろな形のサービスに対して影響が出ているということが、一つの原因として常に挙げられてきております。 その中で、何か工夫はありますかと言った意味は、そこのところであって、募集しているのは僕もわかっています。ホームページにもずっと出ていますし、だけれども、その中身がほとんど変わっていないのです。何かどこかに工夫していかなければ、どうして来ないのか、どうしてやめてしまうのか、そこのところをしっかりと町のほうで把握されていて、それに対してどういうふうに手を打っていくか。簡単ではないと思います。賃金を上げればいいという話でも、周りのいろいろな経済の問題もありますから、簡単にはいかないと思うのですけれども、ただ、何かプラスしていかなければ、やはり人員が確保できないというのは現実的な話であるのではないのかなというふうに思うわけです。 その中で、今年度、また来年度予算、新しい予算にも多分含まれてくるかと思いますけれども、その辺のところで、ただ単に、できなかったから減額しましたというような形のものではなくて、やはりそこに何かを工夫したのだけれども、まだ足りなかった。もう一歩やらなければ、足りない部分があったかもしれないというところをしっかりと見つけ出さなければ、次の手はないです。最低賃金で幾ら出していたって来ない。それは、誰が聞いても、多分当たり前だと思うのです。今ここにいる、倶知安町に住まれている方々は。賃金的には出せないかもしれないけれども、それにかわり得る何か、手があるのではないのかなというふうに、あると思うのです。これはこれとして、次に向かってしっかりとした対策、方策を練ってほしいというふうに願いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(盛多勝美君) 福祉医療課長。 ◎福祉医療課長(黒田智君) まさしく御指摘のとおりというところで、今、即答がなかなかできないというところでございますけれども、今の現状、全く数年間変わっていないという状況下でございますので、一つでも何か工夫ができるところがあればというところをしっかりと検証しまして、今後とも全面的に進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(盛多勝美君) 原田芳男君。 ◆7番(原田芳男君) 簡単にお聞きしておきたいと思います。 まず、41ページ、国保連伝送システムというのがあって、18万2,000円の減額になっているのですが、これはどういうことでしょうか。どういう中身のものなのか。北海道国保連合会に納めるためのシステムの改築費なのかなと思ったりするのだけれども、どうなのかなというのが1点目です。 それから2点目、59ページに町営住宅の管理費が載っています。ここの通路その他の電気代というのは、誰がどこと契約しているのかというのをお聞きしたいと思います。 それから、43ページ、放課後児童クラブの中の放課後児童支援員が載っているのですが、コロナウイルスの関係で昼間もというか、学校が休みのときに放課後児童クラブを開設するということもあって、それに係る経費は国が持つということになっているのですが、このための補正予算というのは今回盛り込まれていないのだけれども、これはいつ盛り込むのか、それをまずお聞きします。 それから、国民健康保険の関係で、広域連合への納付金が出ています。しかし、この間、厚生文教委員会の資料をもらったら、北海道国保連合会に納める納付金の一覧表というのが出ていまして、倶知安町の場合は、令和2年度の納付金は4億1,919万2,000円と書いているのです。それだと、前から指摘しているように、後志の連合を通さなくても納付金は納められるわけだから、それにかかわる経費というのが後志広域連合のほうに払うということがおかしいのではないかというふうに思う。 そもそも国民健康保険の保険者は後志広域連合なのです。保険証に書いてあるのを見れば。それなのにどうして各町村に納付金の額が示されるのか、本来であれば後志広域連合に示されて、後志広域連合が各町村に明示するというのが、町の言っているとおりであれば正しいのだけれども、実際は後志広域連合ではなくて、道から直接示されるのです。それだったら後志広域連合は要らないのではないのかなというふうに思ったりするのですが、そこの点について、済みませんがお教えください。----------------------------------- △会議時間の延長 ○議長(盛多勝美君) 本日の会議時間は、議事の都合によって、あらかじめこれを延長します。 福祉医療課長。 ◎福祉医療課長(黒田智君) まず、41ページの国保連伝送システム用パソコン購入18万2,000円の減ということでございますけれども、こちら、原田議員が御指摘のとおり、国保連と給付等の処理をするために通信する専用のパソコンというところで、今までも導入しておりまして、これを更新するという内容でございますが、当初、国保連のほうから、当初予算では約33万円程度、この更新にかかるであろうというところでされていたところから、当初予算33万円組んでおりましたが、実際購入した結果14万8,000円で購入ができたというところで、その差額、執行残分として、今回18万2,000円の減額というところで補正をさせていただいたところでございます。 それから、児童クラブ、急遽国のほうで開くということで、午前中の経費の部分というところでございますが、この通達もまだ正式なものではなく、情報としては、先週の金曜日程度に、こういう形で措置するであろうというところではいただいておりますけれども、まだ具体的な部分のところ、詳細な部分については決定されていないというところでございますので、今後、その辺は国の動向を注視しながら措置をしてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(盛多勝美君) 建設課長。 ◎建設課長(中村孝弘君) 原田議員から御質問ございました公営住宅の管理の件でございますが、原則といたしまして、通路や階段の電気料というものは共益費となりますので、入居者で組織した自治体が北電と契約することになっております。 ○議長(盛多勝美君) 合田保健医療室長。 ◎保健医療室長(合田恵子君) 原田議員の御質問にお答えする前に、まず前段の、このたびの補正に関しましては、あくまでも補助金申請等が後志広域連合のほうで行っているのですが、倶知安町の健康診査に係る補助金というのが、後志広域連合そのものにおりてくるものですから、その分、道のほうで増額された分、広域連合のほうとして倶知安町のほうに請求していた分が要らなくなったということでの減額補正であります。 それで、次に、納付金に関しての御質問なのですけれども、平成30年度に新たに都道府県化によって納付金制度というものができました。ただ、これはあくまでも北海道が財政の主体を担うという形での、納付金を納めていただくという、仮の算定はされるのですけれども、それが全てではなくて、国保を運営するためには、給付やほかにも事業があります。後志広域連合に入っていることで、保険証は後志広域連合となっていることなので、給付に関しては、続けて後志広域連合が行っておりまして、現物の病院にかかる医療費につきましては、道から、かかった経費をそのまま納めていただくので心配はなくなっているのですけれども、受給者に対する細かい給付に関しましては、今までどおり後志広域連合が各被保険者のほうに支払っているという形になります。 詳しい納付金に関しては、新年度予算のことなので、あす以降の予算審査特別委員会のほうで説明いたしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(盛多勝美君) 原田芳男君。 ◆7番(原田芳男君) わかりました。続きは、あす以降お聞きします。 ○議長(盛多勝美君) 暫時休憩します。     午後3時58分 休憩-----------------------------------     午後4時08分 再開 ○議長(盛多勝美君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第9 前回の議事を継続します。 笠原啓仁君。 ◆11番(笠原啓仁君) しないと思っていたのですけれども、先ほどの古谷議員の関係で、臨時保育士の関係なのですが、所長がそこに座っている間に質問しようと思ったのです。移動に大変みたいなので。原田議員に行ってしまったのだけれども。 先ほどの所長の答弁では、保育士の確保については、保育所ぬくぬくでも大変厳しいと。当初7人が5人で、そのうち3人やめて2人になったと。そうしますと、保育士確保については、あの手この手とやっているけれども、なかなか難しいと。それはそれとして、少ない以上、ぬくぬくの負担を軽減していかないとだめではないですか、保育士の余裕がないということでしょう。 そうしますと、課長、何が言いたいかもうわかっているでしょう。だから、事前の策として、3歳、4歳、5歳児の30数名の子どもたちをちゃんと分散して、平日の預かりは3園で見てもらうように、保育所自体の負担も軽減していかないとだめでしょう。保育士が集まらないのだから。保育所にとってもそうだし、町内の2園にとっても、ちゃんと事前の策を施していかないとどうにもならない状態になりますということで、この問題をここではしないつもりだったのですけれども、先ほどの保育所の窮状を聞きまして、つい質問しようと思ったのですけれども、どう考えますか。 ○議長(盛多勝美君) 福祉医療課長。 ◎福祉医療課長(黒田智君) 笠原議員の御質問、以前よりそういうことで指摘されていたところでございますけれども、基本的には、土曜の保育というところがネックになってきておりまして、なかなか3歳以上のお子さんたちが認定こども園のほうに行けていないのではないか、町としても幼児教育というところでするのだということで進めていったのが、なかなか進んでいないのではないかという御指摘かというところで、この部分については、早期の実現というところで、これまでも答弁してきましたけれども、なかなか実現されていないというところでございます。 実際のところ、次年度の入所状況というところでございますけれども、4歳児に関しましては、これも今までずっと答弁してまいりましたけれども、認定こども園の入所定員に比べまして、住民登録の子どもが、この年齢だけ突出してちょっと多いという部分がございまして、かなり多くの子どもたちを公立のぬくぬくのほうで見ているという現状でございますけれども、この部分については、なかなか認定こども園のほうへということで改善はできないのですが、次年度、3歳児につきましては、1名の方、この方も、具体的に申し上げますと、保護者の方、お子さんも理解力がちょっと乏しいというところがございまして、保健師並びに発達支援センターの方々と協議した結果、このお子さんに関しては公立の保育所で入所させるべきだという判断をいたしまして、このお子さんだけ、1名は公立保育所に入所させるのですけれども、ほかの子どもさんたちは全て認定こども園のほうに入所できるという状況下になってまいりましたので、当然土曜保育のほう、諦めているわけではございませんが、この部分も進めながらでございますけれども、認定こども園のほうにも相当数入れるような状況下になっておりますので、その辺も御理解いただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(盛多勝美君) 作井繁樹君。 ◆14番(作井繁樹君) 37ページのG20の関係なのですけれども、私もG20の開催自体は歓迎したいけれども、できるだけお金をかけないでほしいという話をずっとさせていただいていまして、予算の執行率は77%、1,000万円以上のお金を残していただいたことは、私的には非常に歓迎したいところであるのですが、担当参事の受けとめをお聞かせいただきたいのと、大変長い間お世話になりました。最後に、総括として御感想を述べていただければと思います。お願いします。 ○議長(盛多勝美君) 総合政策課参事。 ◎総合政策課参事(土井良起君) 私のほうから作井議員の御質問に御回答させていただきたいと思います。 今回、町民会議ですとか、町のG20に関する予算をいただく際にたくさんの御意見をいただいた中で、私としましても有意義に使えるよう、そして過大にならないように精査した上で、議会の皆様には予算をいただいたつもりでございます。 また、今回予算が、減額補正額は1,000万円でございますけれども、このうち470万円については、財源充当ということで、町民会議のほうで北海道の交付金をいただいたために、このような大きな額になっていますが、実際事業として残ったのは550万円程度ということでございます。 事業費が残ったことについても、町民会議のほうからは、残ったのであればもっといろいろできたのではないかという御意見もいただいたところではございますが、我々としましては、思いつく範囲で効果のある有意義なもの、また、この後残るものということで、できる限りのことはやったつもりでございますが、なかなか至らない部分も多々ありまして、私でなければもっとできたのではないかという部分も正直思うところはあるのですけれども、精いっぱいやらせていただいた結果であるところでございます。 今回、執行残が出た部分については、今後のMICE誘致の際にしっかり反省点を残せるように、町として独自に記録誌というものも作成させていただいておりまして、今月中に完成の上、議員の皆様にも御報告させていただきたいと思っておりますので、今後ともMICE事業の推進について御協力いただければと思います。 また、個人的ではありますが、2年間大変お世話になりました。どうもありがとうございました。 以上でございます。 ○議長(盛多勝美君) ほかに質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) これで、質疑を終わります。 これから、議案第22号の討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) 討論なしと認めます。 これで、討論を終わります。 これから、議案第22号財産処分契約の変更についてを採決します。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第22号は原案のとおり可決されました。 これから、議案第18号の討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) 討論なしと認めます。 これで、討論を終わります。 これから、議案第18号令和元年度虻田郡倶知安町一般会計補正予算(第8号)を採決します。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第18号は原案のとおり可決されました。 これから、議案第19号の討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) 討論なしと認めます。 これで、討論を終わります。 これから、議案第19号令和元年度虻田郡倶知安町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を採決します。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第19号は原案のとおり可決されました。 これから、議案第20号の討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) 討論なしと認めます。 これで、討論を終わります。 これから、議案第20号令和元年度虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決します。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第20号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第10 議案第16号及び議案第21号 ○議長(盛多勝美君) 日程第10 議案第16号倶知安町公営企業に従事する企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について及び議案第21号令和元年度倶知安町水道事業会計補正予算(第4号)を一括議題とします。 提案理由の説明を求めます。 議案第16号及び議案第21号。 福原水道課長。 ◎水道課長(福原秀和君) まず、議案第16号のほうから御説明させていただきます。 議案第16号倶知安町公営企業に従事する企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について。 倶知安町公営企業に従事する企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を次のように改正する。 令和2年3月9日提出、倶知安町長。 裏面をお開きください。 倶知安町公営企業に従事する企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例。 倶知安町公営企業に従事する企業職員の給与の種類及び基準に関する条例(昭和43年倶知安町条例第6号)の一部を次のように改正する。 下段の説明をごらんください。 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、地方公務員法が改正され、企業職員においても成年被後見人等に至ったことをもって失職することがなくなることから、欠格条項に係る規定を改めるため所要の改正を行います。 次ページの新旧対照表により説明いたします。 新旧対照表。 現行、第11条の4行目、「若しくは地方公務員法第16条第1号に該当して地方公務員法第28条第4項の規定によりその職を失い」を削ります。 続きまして、現行、第12条の5行目、「若しくは地方公務員法第16条第1号に該当して地方公務員法第28条第4項の規定によりその職を失い」を削ります。 2ページに戻りまして。 附則、この条例は、公布の日から施行し、令和元年12月14日から適用します。 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行日が令和元年12月14日であるため、条例の適用も同日からとなります。 本来でしたら、さきの12月定例議会に提出すべき議案でしたが、準備がおくれまして、今回の提出となりましたことをおわび申し上げます。申しわけございませんでした。 続きまして、議案第21号の御説明をいたします。 議案第21号令和元年度倶知安町水道事業会計補正予算(第4号)。 補正内容につきましては、業務量増加に係る職員給与費の補正となります。 第1条、令和元年度倶知安町水道事業会計の補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。 第2条、予算第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正する。 支出。 第1款水道事業費用、補正予定額90万円、補正後の額3億1,203万2,000円。 第1項営業費用、補正予定額90万円、補正後の額2億9,276万2,000円。 第3条、予算第7条に定めた(1)職員給与費「6,501万6,000円」を「6,591万6,000円」に改める。 令和2年3月9日提出、倶知安町長。 最後の11ページをお開き願います。 収益的支出明細書です。 支出。 1款水道事業費用、補正予定額90万円、補正後の額3億1,203万2,000円。 1項営業費用、補正予定額90万円、補正後の額2億9,276万2,000円。 3目総経費、補正予定額90万円、補正後の額9,568万3,000円。節、手当、時間外勤務手当90万円となっております。 戻りまして、2ページをお開きください。 令和元年度倶知安町水道事業会計予算実施計画(補正)。 収益的支出につきましては、再掲のため、説明は省略させていただきます。 なお、3ページの令和元年度倶知安町水道事業予定のキャッシュ・フロー計算書、4ページから5ページの給与費明細書及び6ページから10ページの令和元年度倶知安町水道事業会計予定貸借対照表につきましては、記載のとおりでありますので、説明は省略させていただきます。 以上、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(盛多勝美君) これから、一括して質疑を行います。質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) 質疑なしと認めます。 これで、質疑を終わります。 これから、議案第16号の討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) 討論なしと認めます。 これで、討論を終わります。 これから、議案第16号倶知安町公営企業に従事する企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正についてを採決します。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第16号は原案のとおり可決されました。 これから、議案第21号の討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) 討論なしと認めます。 これで、討論を終わります。 これから、議案第21号令和元年度倶知安町水道事業会計補正予算(第4号)を採決します。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第21号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第11 町政執行方針及び教育行政執行方針 ○議長(盛多勝美君) 日程第11 町政執行方針及び教育行政執行方針を行います。 町政執行方針と予算編成について説明を求めます。 文字町長。 ◎町長(文字一志君) それでは、令和2年第1回倶知安町議会定例会に当たり、私の町政に対する所信を申し上げます。 私は、昨年1月28日、倶知安町長に就任以来、多くの町民の皆様に支えられ、町の代表として、また行政の「長」としての仕事を担わせていただき、1年余りが経過いたしました。 新たな新年度を迎えるに当たり、『暮らしにまごころ 未来に責任』を持って、『いつの時代でも「ここがふるさと」と誇れる町』を皆さんと築いてまいりたい!との大きな目標、初心を忘れることなく、倶知安町、また羊蹄山麓のさらなる発展に全力を注ぎ、しっかりと倶知安町長としての役割を果たしていく所存であります。 昨年度、町民の皆様の御協力によりG20観光大臣会合が大成功をおさめ、本年度、G20で学び得たことをもとに、町政においても新たなるスタートの年とするため、いつまでも夢を持って住み続けられるまち、そして持続可能な観光地への基盤づくりを着実に進めてまいります。 時代は日々変化しています。とりわけ、倶知安町を取り巻く環境の変化や可能性は全国的にも類がないと広く注目されております。そうした町の大きな転換期にあるからこそ、改めて地域の価値をしっかりと捉え、ふるさと倶知安の未来を創造することが、今を生きる私たちに課せられた大きな務めであります。 そのため、私を初め町民、町職員の一人一人が変化を恐れることなく、夢と勇気を持って成長し続けてまいります。 以下、令和2年度の町政執行に当たり、私の基本姿勢と重点施策について申し上げます。 基本姿勢。 本年度の町政運営に対する私の基本姿勢について申し上げます。 令和2年度は、倶知安町にとって道しるべとなる「第6次倶知安町総合計画」がスタートする年であります。 本計画は、総合計画庁内ワーキンググループはもとより、まちづくり協働会議・総合計画町民ワークショップなど、多くの町民の方々に御協力をいただきながら作業を進め、倶知安町総合計画審議会へ計画案の諮問を行い、その答申のもとに作成しました。 この第6次倶知安町総合計画では、「開基300年を目指す、いつまでも住み続けたい町“くっちゃん”」が目指す町の姿(将来像)として掲げられました。 そのため、私は、先人がつくり上げてきた本町をさらに発展させ、この町に生活する全ての人々が“この町に住んで良かった”と感じ、大好きなこの町にずっと住み続けたいと思うようなまちづくりを、町民の皆様と力を合わせて進めてまいります。 また、このたび改訂する地方創生に係る「倶知安町人口ビジョン」及び「第2期倶知安町まち・ひと・しごと創生総合戦略」においては、第1期総合戦略の検証を踏まえ、人口減少の抑制と地方創生に特化した施策として、「子育て・子育ち環境の整備」「安定した雇用の確保」「人口流出の抑制と地元定着」「人の流れとにぎわいの創出」の四つの施策パッケージを設定しました。 交流人口が増加し、住民の生活は今まで以上に多様性を持つこととなりますが、人口減少の抑制と本町の経済活性化に向けた施策にしっかりと取り組み、総合戦略の目標を達成してまいります。 本町は、町のシンボルである秀峰・羊蹄山を初め、ニセコ連峰、清流・尻別川など雄大な自然環境に恵まれております。このすばらしい自然環境などを次の世代にしっかりと引き継ぐことが大切であると考えております。 そのためには、倶知安町みずからが責任を持って景観づくりをしていくことを宣言するため、景観行政団体へ移行する準備を進めてまいります。 また、本年度末には、防災拠点として機能する役場新庁舎本体が完成します。町民の皆様を初め、役場庁舎を利用される方々には、全ての工事が完了する令和3年秋ごろまでの間、御不便をおかけすることもありますが、御協力のほどよろしくお願いいたします。 北海道新幹線倶知安駅開業、高速道路の高速交通ネットワーク整備、地域医療の確保など、差し迫った課題が山積しております。しかしながら、町財政における財源には限りがあります。持続可能な自治体運営を行っていくためには、町の過去・現在・未来をしっかり見据えた展望が必要です。そのため、変化を恐れず、地に足をつけて、皆さんの声を聞きながら、誠実さと熱意を持って、これからの町政に取り組んでまいります。 次に、本年度のまちづくりの重点施策について申し上げます。 1、国際リゾート地にふさわしいまちづくり。 倶知安町において、盛んな投資による開発が進む中、「質の高い開発の誘導」、また、新幹線・高速道路の開業を見据えた景観形成など、これらは“先が見えない大きな不安”であり、これ以上先送りしてはならない課題であります。景観行政団体への取り組みは、倶知安町がみずから責任を持ち、主体性を持って景観づくりを進めていくことを内外に宣言するものであり、そのための準備を始めます。 倶知安町にかかわる全ての人が、この地に誇りと愛着を持ち続けられる景観まちづくりを進めるため、2カ年かけて景観法に基づく景観計画の策定をいたします。 また、景観計画の策定にあわせ、現在の景観地区のルールの見直しについても検討いたします。 2、地域の子ども・子育て子育ち支援の充実。 次代の社会を担う子ども一人一人の育ちを社会全体で応援するため「くっちゃん子をみんなで育てる」、すなわち、子ども・保護者・地域住民が同じ方向を向いて「育ち・育てるためのシナリオづくり」の検討を進めてまいります。 妊娠・出産から成人まで、一貫した倶知安町独自の「子育ち、子育て」方針のもと、“くっちゃん子条例”の制定に向けて、年代層ごとのミーティングや庁内担当者による推進構想案の策定などにより、令和3年度からの新庁舎移転時を目標に体制づくりを進めてまいります。 また、本年度からは、安心して子どもを産み育てることができるように、妊娠期から子育て期にわたる総合的相談や支援を実施するため、子育て世代包括支援センターを設置し、妊産婦及び乳幼児の健康の保持及び増進について、より充実した母子保健を展開してまいります。 3、観光インフラ、観光人材の整備。 昨年11月、世界に誇れるリゾート地への発展を目指し、地域の魅力を高めるとともに、観光振興を図る施策に要する費用に充てるため、倶知安町宿泊税条例を施行いたしました。この新たな財源である宿泊税を活用しながら、観光課題の解決に向けて取り組んでまいります。 特に、冬季の観光需要増のため狭隘化と安全面が課題となっている、ひらふ第1駐車場について、再整備のための地質調査を行うとともに、リゾートエリアの各公共施設についても、駐車場と連動した利活用と再整備の検討を進めてまいります。 4、新幹線開業に向けた着実なまちづくり。 2030年度末に開業予定の北海道新幹線については、トンネル掘削工事などの整備が着々と進められております。 来るべき新幹線倶知安駅の開業を見据え、倶知安町や周辺地域の住民はもちろん、来訪する観光客にとって利便性の高い駅舎となるよう、駅舎コンセプト及びデザインの検討を行います。 また、昨年度より着手した新幹線事業で支障となる西3丁目南通・第1倶登山橋の橋梁架けかえ工事を引き続き実施いたします。 北海道新幹線倶知安駅の開業により、交通の利便性が向上し、交流人口の拡大、新たな経済交流の発生など地域経済の活性化が期待されます。開業後の町の姿をしっかりとイメージしながら、新幹線を核とした魅力あるまちづくりを推進してまいります。 5、倶知安らしい魅力を備えた住生活。 平成28年3月に改訂した「倶知安町住生活基本計画」に基づき、町民の住生活の安定的な確保と向上に取り組んできましたが、計画期間が令和2年度で終了するため、本計画の見直しを行います。今回の見直しでは、民間賃貸住宅に焦点を当て、高齢者・若年世帯へのアンケートの実施、賃貸住宅オーナー、社会福祉法人、医療法人への聞き取りなどにより、本町の賃貸事情の整理と将来の需要動静を踏まえた施策の検討を行い、各世代のニーズに対してしっかりと耳を傾け、倶知安らしい魅力を備えた質の高い住生活の実現を目指してまいります。 高齢者向けの住宅については、地域優良賃貸住宅制度を活用し、制度要綱を策定して、住宅を整備する事業者の募集を行う準備を進めてまいります。 くっちゃん型住宅の普及促進については、引き続き住宅建設に対して助成をし、多雪・寒冷の気候に適した住宅・居住環境の形成を図ってまいります。 既存住宅の有効活用については、各種定住化のための住宅改修補助、住みかえ支援事業補助など、定住・移住促進支援に係る補助に関しても引き続き実施してまいります。 以上、5点を本年度の重点施策の中でも、特に重要度の高いものとして掲げさせていただきましたが、これらのほかにも、第6次総合計画に基づき、いつまでも住み続けたい町“くっちゃん”を目指し、各施策を取り進めてまいります。 予算編成の大綱。 政府予算案の一般会計総額は、歳入については、消費税率引き上げによる増収を反映したことにより、国税収入を63兆5,000億円と、昨年度に続き高水準を見込む一方、国債発行額は32兆6,000億円と抑制され、過去最大の総額102兆7,000億円とされたところであります。 一方の歳出については、国債償還費が23兆4,000億円と、依然高水準であることや医療や介護などに係る社会保障関連経費も35兆8,000億円と増加傾向にあり、地方交付税額は、地方創生の推進、防災・減災対策等に取り組みつつ、安定的に財政運営ができるよう、昨年度より4,073億円増の16兆6,000億円とされたところであります。 本町においては、歳入の柱となる町税は、ホテル、アパートなどの建築が盛んなことから、固定資産税で2億7,176万4,000円の増、不動産業を初め各業種において堅調な伸びなどの見通しにより、町民税で2,790万2,000円の増、昨年導入した宿泊税は3億円の収入を見込むなど、町税全体で、対前年度比6億2,316万2,000円増の32億5,158万4,000円を積算計上いたしました。 一方、地方交付税は、地方財政計画における地方交付税総額の伸びが2.5%増加するものの、固定資産税の大きな増収により基準財政収入額が増額となる見込みであり、普通交付税で2億1,600万円の減とする一方、特別交付税については、前年実績から1,000万円の増加を見込み、総額で19億800万円を積算計上いたしました。 起債については、実質公債費比率や起債残高を注視しつつ、役場新庁舎建設事業、道路改良事業、北海道新幹線関連事業などに充てる起債と臨時財政対策債を含め、対前年比で10億3,220万円増の21億7,870万円といたしました。 そのほかの各歳入については、前年度の実績などを勘案しつつ、慎重に推計し過大積算とならないよう予算計上いたしましたが、財政健全化基金2億5,000万円を費消し、財源不足を補うことといたしました。 一方、歳出では、役場新庁舎建設事業、第1倶登山橋かけかえ、公共施設の老朽化による改修などの投資的事業が大幅に増加したことから、歳出総額としては、前年度を上回ることとなりました。また、令和2年4月から会計年度任用職員制度が始まることとなり、人件費単価の見直し、期末手当の支給などにより、人件費は大幅に増加いたしました。 そのほか、過去の実績も十分に見きわめ積算しましたが、物件費や施設管理費などの経常経費については、労務単価の上昇により委託料を中心に増加傾向となっております。このような状況ではありますが、最少の経費で最大の効果を求める視点で、各事業の緊急性・重要性・優先度を判断し、歳出予算を組み上げました。 その結果、一般会計で、前年度当初予算を16億2,900万円上回る総額108億2,500万円の予算規模となりました。 以上、予算編成の概要について申し述べました。 まちづくりの基本目標と分野別施策・事業。 「第6次倶知安町総合計画」基本目標に従い、分野ごとの主な施策・事業のポイントについて申し上げます。また、各施策事業については、後段に主要事業一覧として掲載させていただきましたので御参照ください。 1、くっちゃんで暮らす幸せを感じる。 安心して子育て子育ちができるまちにする。 (1)出産・育児・子育て子育ち。 本町の人口構成においては、子育て世代が多く住む町となっており、母親が安心して出産を迎え、子どもが健やかに育つために、出産や子育て環境の整備は重要な取り組みとなっております。 母子保健体制の充実として、子どもを望む夫婦の経済的・精神的負担を軽減するため、本年度から新たな少子化対策として、特定不妊治療費の助成を実施してまいります。 また、これまでは、希望者の自己負担により行われていた新生児聴覚検査について、全新生児を対象に検査費用の一部を助成し、出産時の経済的負担を軽減いたします。 乳幼児保育、幼児教育については、くつちゃん保育所ぬくぬくと、認定こども園に移行した町内の3私立幼稚園が連携して、待機児童の解消及び保育・幼児教育の質の向上に、引き続き取り組んでまいります。 保育士不足による人材確保が課題となっていますが、保育士の募集については、町内の認定こども園と連携、協力しながら人材確保に取り組む体制を整備してまいります。 あわせて、新規採用及び離職防止対策を進めるため、「保育人材確保に向けた一時金給付事業」等の事例を参考にしながら方策を検討してまいります。 放課後児童クラブの受け入れ体制の充実を進めるため、南児童館の施設内整備を行い、児童クラブとして活用するほか、各児童館において網戸の設置など環境整備を進めてまいります。 また、さらなる放課後児童クラブのスペース確保のため、各小学校と協議を進めており、児童支援員の増員など、体制が整い次第、順次受け入れの拡充をしてまいります。 (2)教育(学校教育・社会教育)。 学校教育については、本町の国際色豊かな地域特性を生かし、小学校では、本年度から全面実施される新学習指導要領に対応するため、引き続き、町費専科教員による授業を実施し、中学校では「サポートティーチャー」を導入して、英語教員の技能向上と授業の質の向上に取り組んでまいります。 また、倶知安中学校においては、密度の高い学習指導の実践を目指し、引き続き全学年が4学級を維持できるよう、町費教員の予算を2名分確保して取り組んでまいります。 特別支援教育については、学習支援員を14名体制とし、子どもたちの発達状況に応じて、きめ細やかな対応をするほか、発達に課題の見られる子どもの早期支援の観点から、引き続き、早期支援コーディネーターを配置し、円滑な就学に向けた体制を整備してまいります。 社会教育では、ことばでつながるまちづくり事業としてスタートした町民向け英語研修について、新たにビジネス向けのコースを設け、実践的な英語研修を実施し、外国人観光客に対するサービス水準のレベルアップに努めます。 誰もが長く働き続けられるまちにする。 (1)産業(農業・商工業)。 本町の農業の発展には、良質な農産物の安定供給を行うことが重要であり、そのためには、健全な土壌づくりが必要です。昨年に引き続き、施肥体系転換推進事業を継続し、農業経営基盤の安定化に向けた取り組みを進めてまいります。そのほか、本町の基幹作物であるバレイショのシストセンチュウ予防対策として、土壌消毒剤の購入に対し助成を行ってまいります。 近年、増加している国内外の観光客による写真撮影等での圃場侵入による作物の踏み荒らしや、病害虫の拡散を防ぐために、圃場に立ち入らないよう注意を促す看板を景観に配慮したデザインで作製し、配布してまいります。 有害鳥獣対策については、鳥獣による生活環境、農業被害の防止及び安全な生活環境の確保を図るため、有害鳥獣駆除等の業務委託、電気柵等の購入補助、猟銃免許取得経費の一部助成や駆除用わな等の資機材購入を実施してまいります。 また、農業担い手対策として、新規就農者に対し、農業機械・器具等の購入経費の一部を補助する「独立就農支援事業」を引き続き行ってまいります。 町管理排水路及び民有排水路等については、老朽化が進行しており、破損箇所等が見受けられます。さらに、近年の異常気象により、排水路が埋まるなど、本来発揮すべき機能が低下しております。 そのため、八幡幹線排水路については、昨年度に引き続き、農業水路等長寿命化・防災減災事業を活用し、補修・改修を実施いたします。 瑞平川幹線排水路については、整備後清掃作業が実施されていないため、土砂の堆積や雑木等の繁茂により流域が狭くなっていることから、清掃作業を実施いたします。 富士見・高砂地区東幹線用水路については、増水時にはのり面の洗掘被害、下流への土砂堆積被害が生じていることから、国の補助事業である農地耕作条件改善事業を活用し、事業実施主体である倶知安土地改良区へ補助いたします。 次に、商工業については、地域経済の屋台骨を支える中小企業が活力を発揮できるよう、活動支援を行うほか、町内の経済団体、観光団体、農業団体との民と官のパートナーシップによって、起業支援、若手経営者の育成など、本町の経済活動を活性化する取り組みを進めます。 また、地元商店街活性化のため、「プレミアム商品券発行事業」を実施するほか、商店連合会が実施する活性化事業や商工会議所が行う経営相談などの各種事業について助成措置を講じ、中小企業の経営体質強化と経営安定に努めてまいります。 健康で笑顔があふれるまちにする。 (1)医療・保健。 安心できる医療体制の整備に向けて、本町においては、倶知安厚生病院が2次医療圏の地域センター病院に位置づけられているほか、多数の個人医院や歯科医院などの連携により支えられています。 倶知安厚生病院の旧棟における改築整備については、倶知安厚生病院医療機能検討協議会において、関係町村と協議を重ね、費用負担について合意を得たところであります。今後は、国・北海道へ支援要請を行い、財政負担の軽減を図るとともに、安全・安心して受けられる地域医療の充実に努めてまいります。 倶知安厚生病院の救急医療体制については、常勤医師の確保を図るため補助するとともに、小樽市を除く後志管内において、唯一出産のできる病院であることから、周産期医療等に対する体制の整備・充実のため、引き続き羊蹄山麓7町村で連携協力して、財政支援を行ってまいります。 保健事業については、各種健康診断の実施により、疾患の早期発見・早期治療へ結びつけ、対象者に合った保健指導・栄養指導を実施するとともに、生活習慣病予防の啓発普及を進めてまいります。 また、予防接種法及び感染症予防法に基づく各種の予防接種・健診などの充実に努め、本年10月からは、これまで任意で接種されていたロタウイルス予防接種が定期接種として追加されることから、対象者に対して全額助成してまいります。 そのほか、引き続き乳幼児の健全な発育を支援するため、各月齢期の健康診査や関係機関と連携した事後支援などを実施するほか、Hibワクチン・肺炎球菌ワクチン・B型肝炎ワクチンなどの予防接種法に基づく定期接種費用について、全額助成をしてまいります。 中学生までの医療費の無料化については、引き続き実施し、幼児から児童・生徒までの健康管理と保護者の経済的負担軽減に取り組んでまいります。 国民健康保険事業は、創設以来、誰もが安心して必要な医療を受けることができる国民皆保険制度を支える基盤的役割を担い、住民に対する医療の確保や健康増進に大きく貢献していますが、近年においては、医療技術の高度化に伴う医療費の増大や年齢構成が高いという制度の構造的な問題を抱えており、厳しい財政運営を強いられていました。 しかしながら、平成30年4月から新たに始まった都道府県単位化により、北海道が財政運営の責任主体となったことから、北海道全体で支え合う仕組みとなり、財政規模が拡大され、万一、多額な医療費が発生した際の急激な負担増加というリスクは抑えられ、より安定した財政運営が行われています。 本町の保険税については、平成30年度に示された標準保険料率に段階的に近づけることで、応能・応益比の是正を進めており、本年度が最終年度に当たります。 また、課税限度額については、国では、既に保険税負担の公平を図るため、基礎(医療)分限度額の引き上げを令和元年度に実施しており、令和2年度にはさらなる引き上げを予定しています。本町においては、国の改定から1年度おくれで課税限度額の改定を行い、また、低所得世帯の保険税の軽減については、国の動向に合わせたいと考えております。 今後も北海道、後志広域連合と連携を密にしながら、被保険者の特定健診による生活習慣病の早期発見、健康維持に向けた取り組みにより、増加傾向にある1人当たり医療費を抑制することで、さらなる健全運営に向けて努力してまいります。 (2)高齢者・障がい者福祉。 人生100年時代の到来に向け、高齢者自身が社会保障の担い手として、健康で自立した日常生活を営むことができるよう、医療、介護、介護予防、住まないなどの支援を包括的にサポートできる環境を整備してまいります。 令和3年度からの3年間を見据え、「第8期高齢者保健福祉計画」を策定し、日常生活圏域のニーズ調査結果の分析により、地域の実情を踏まえた支え合いの仕組みづくりなど、地域包括ケアシステムをさらに推進してまいります。 国では、法律改正により、令和2年度から各自体に高齢者の保健事業と介護予防の一体的な施行に向けた体制整備を実施するよう求めています。そのため、生活習慣病の発症及び重症化予防・フレイル予防、通いの場等の介護予防について、関係部署が連携して取り組んでまいります。 高齢化が進む中で、ひとり暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯が増加しており、支援が必要な高齢者に対する福祉の充実はますます重要となっております。 高齢者が住みなれた地域で、安心して暮らし続けられるよう、地域包括ケアシステムを推進するとともに、健康づくりや介護予防の推進、住民が主体となった支え合いの地域づくりが行えるよう、総合相談・支援体制の充実を図り、居宅介護サービス、権利擁護体制等の高齢者福祉サービスの向上に取り組んでまいります。 平成30年度に策定した第5期障がい福祉計画及び第1期障がい児福祉計画については、本年度で計画期間が満了することから、地域の特性やニーズを検証・分析し、障がい者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するため、令和3年度からの3年間を見据え、第6期障がい福祉計画及び第2期障がい児福祉計画を策定してまいります。 また、除雪ヘルパー委託事業については、引き続き実施し、高齢者や障がい者の日常生活を支援し、地域福祉の向上に努めてまいります。 (3)健康づくり・スポーツ・生涯学習。 健康づくりや生きがいづくりにおいて重要なことは、継続することです。いつでも、どこでも、誰でもスポーツや生涯学習に親しめる環境づくりが大切です。町内には、野球場、スキー場、パークゴルフ場など多くのスポーツ施設があります。 中でも、総合体育館は、誰でも気軽に利用することができる施設として、利用者がふえています。総合体育館は、建設から25年以上経過しており、メインアリーナの照明器具のふぐあいが見られることから、消費電力が少ないLED照明に改修する工事を実施してまいります。 生涯学習拠点となる公民館においては、中ホールの窓ガラスの交換工事を実施してまいります。 また、町技スキーの普及振興のため、引き続き小学生以下の児童と幼児について、旭ケ丘スキー場のリフト料金を無料にするとともに、索道事業の安全運行のため、リフト通信ケーブル更新工事を行ってまいります。 2030年冬季オリンピック・パラリンピック札幌招致については、スキーの町のレガシーとして、次世代の町技振興の新たな活性剤なることから、実現に向け、引き続き北海道及び札幌市と連携してまいります。 (4)歴史・文化の伝承。 芸術・文化は、人々に感動と潤いをもたらし、地域や社会には好ましい影響を与えるものとして重要な役割を担っています。 小川原脩記念美術館所蔵の作品には、修復が必要な作品が多くあり、継続的な修復は、郷土の偉大な画家の功績を後世に残す重要な事業であることから、特に傷みの著しい3点の修復を取り進めてまいります。 郷土の貴重な歴史・自然資料を展示・保管している風土館には、多くの来館者が訪れております。現状において、展示スペースまで雨漏りが拡大していることから、風土館屋根の改修工事を実施してまいります。 帰ってきたくなる故郷(まち)にする。 (1)自然環境保全。 森林が果たす役割は、木材の供給以外にも水源涵養や山林災害の防止、景観面などさまざまな公益的機能を持っています。 伐採する時期を迎えた町有林の整備については、昨年度に引き続き、森林環境保全整備事業を活用し、峠下地区において、樹下植栽・更新伐などを実施し、健全育成と森林機能の保全及び活性化に努めてまいります。 また、森林環境譲与税を活用した間伐等の森林整備、担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発等の事業を推進し、林業の振興及び森林資源の確保に努めてまいります。 (2)ごみ処理。 本町においては、定住人口に加え、観光客などの交流人口の増加によって、ごみの総排出量が増加傾向にあります。 また、市街地に共同住宅が多く建設されたことや外国籍住民が増加したことから、ごみ出しルールが浸透していない状況となっています。 ごみを減らし、かつ、資源として循環させる環境負荷の少ない社会構造への転換を図るためには、ごみの分別が欠かせません。 そのため、転入者や新築共同住宅入居者はもとより、全住民にさらなるごみの分別・排出ルールを徹底するため、現行の分別・リサイクルガイドブックをよりわかりやすい内容に改訂して全戸配布するなど、適切な分別処理の徹底や排出抑制を推進してまいります。 (3)衛生。 本町の資源と言える自然環境の保全は、極めて重要な課題であります。下水道整備区域外の専用住宅における合併処理浄化槽設置を計画的に支援し、生活排水による公共用水域の水質汚濁を防止し、生活環境の保全及び公衆衛生の向上に努めます。 また、循環型社会形成推進地域計画が令和2年度から更新となるため、国基準額を踏まえた人槽別補助金額を増額し、浄化槽設置整備事業を実施してまいります。 (4)行財政運営。 本町では、新幹線開業に向けたまちづくりや年々増加する観光客の受け入れ体制の整備、地域医療確保に対する財政支援、大型事業実施による公債費の増加など、財政的な負担がますますふえ続けていくと予想しております。限られた財源で、効率かつ効果的に事業を進めていくためには、事務事業の見直しを進めていかなければなりません。これからの健全な財政運営に向けて、行財政改革を進め、行政組織の効率化と経費の節減に努めてまいります。 老朽化する公共施設の管理に関しては、これから多くの公共施設等が一斉に改修・更新時期を迎えることから、多額の維持費が必要になります。 そのため、既存の施設を有効活用するための長寿命化や複合化などにより、将来の財政負担を軽減し、倶知安町公共施設等総合管理計画及び各施設の長寿命化計画、個別施設計画に基づいて、大規模修繕や適正な維持管理を進めることで、適切なマネジメントに努めてまいります。また、町が保有する遊休資産については、売却や貸し付け等の有効活用を検討してまいります。 住みたくなる都市(まち)にする。 (1)建設。 道路は、通勤、通学など町民の日常生活に最も身近で、欠かすことのできない重要な社会インフラです。 本年度は、西1丁目通1号を継続実施するほか、東4丁目仲通道路改良工事、琴和4号通道路新設工事と泉郷1号通道路側溝改修工事を実施いたします。 また、交通事故などの危険性が指摘されている比羅夫温泉郷線については、現況測量及び概略設計を実施し、今後の事業について検討してまいります。 児童・生徒の登下校時の通学路危険箇所の安全対策としては、引き続き、町道通学路線区画線塗装工事を実施いたします。 橋梁については、省令に定められた5年に一度の点検を行うとともに、橋梁長寿命化修繕計画に基づき、引き続き富士見橋の修繕工事を実施いたします。 昭和40年に架設された北9線2号橋は、床版の鉄筋露出や床版内部の損傷進行が顕著に見られ、老朽化が進んでいることから、改修工事に向けて概略設計を実施してまいります。 除雪対策については、本町が抱える最重要課題であり、町民生活路線の確保と除雪体制の維持・強化を図るため、民間委託、私道等除排雪補助を含め、所要の事業予算を確保いたしました。 (2)都市計画。 駅周辺整備計画に合わせた旭ケ丘公園の見直しなど、景観計画と歩調を合わせ、都市の緑地緑化の方針を定めるため、平成20年に策定した「緑の基本計画」の見直しについて検討を進めます。 また、昨年度に引き続き、北7条通街路事業を実施いたします。 (3)上水道・下水道。 上水道事業については、水質検査計画に基づき、365日末端給水管の残留塩素測定を実施するなど、清浄で安全な水を安定供給してまいります。 山田地区においては、近年多数の新規リゾート開発が急激に進んでいることから、給水量増加への対応及び安定供給のため、老朽化が進んでいる比羅夫1号、2号井戸の代替施設となる井戸2本の整備着手と送配水管拡張基本設計を実施するとともに、経営健全化のために「水道事業ビジョン」及び「経営戦略」を策定いたします。 あわせて、今後も経費節減と収納率の向上に努め、水道企業の健全運営に最善を尽くしてまいります。 下水道事業については、下水道施設も上水道施設と同じく老朽化が進んでいることから、点検・調査、修繕・改築のコストが増加しており、人口変動やリゾートエリアの需要動向等も踏まえて、適切に機能を発揮させるため、ストックマネジメント基本計画を策定いたします。 下水終末処理場は、運転開始より31年以上経過しており、供用開始時から使用している中央監視システム機器の部品調達が困難となっていることから、長寿命化計画に基づき、電気設備の更新を行います。 また、国が推進する下水道事業の地方公営企業化については、安定した下水道経営における経営の健全性の向上と経営基盤強化のため、令和6年度からの法適用化に向けた準備を進めてまいります。 (4)公共交通。 市街地を循環する、まちなか循環バス「じゃがりん号」は、高齢者などの生活の足として確立されており、今後もより一層町民が利用しやすい運行体系となるように努めてまいります。 その一方、郊外地区の生活の足確保については、スクールバス混乗により対応してまいりましたが、各地区から市街地と同様に循環バスなどの運行を望む声が届いております。そのため、郊外公共交通について、令和元年度に実施した郊外交通調査における公共交通の利用状況、アンケート調査結果などをもとに、ニーズに即した移動支援サービスの検討を行ってまいります。 (5)防災。 防災拠点として、昨年5月に着工した役場新庁舎の整備については、本体工事のほか、現庁舎の解体工事に係る実施設計や庁舎移転に必要となる事業を実施してまいります。 平成23年に発生した東日本大震災を機に、国土強靱化基本法が施行され、基本法に基づく「国土強靱化基本計画」が策定されました。本町においても、自然災害に対する備えが喫緊の課題となっており、町内の脆弱性が見られるポイントを取りまとめて強靱化を図り、安全・安心な地域社会の構築を目的とする倶知安町国土強靱化計画を策定いたします。 (6)防犯・交通安全。 犯罪のない安全で安心な生活を送ることを多くの町民が望んでいます。 公共空間を見守り、街頭での犯罪を抑止し、犯罪のない安全な社会の実現を図るため、昨年度に引き続き防犯カメラを設置してまいります。 交通事故防止は、町民一人一人が全力を挙げて取り組まなければならない重要な課題であり、特に国際リゾート化が進む本町においては、住民、観光客の全てが交通ルールを守る地域社会を目指すことが必要です。そのため、倶知安警察署、交通安全推進委員会、交通安全協会など関係機関・団体と連携し、交通安全教室や旗波作戦など、交通安全対策に努めてまいります。 2、くっちゃんで交流する幸せを感じる。 交流エリアの質を向上する。 (1)域内交通。 町内においては、地域の路線バス事業者が同じ場所にそれぞれ停留所を設置しており、観光客、特に外国人観光客が見づらく、利用しづらいものとなっております。バス停を統一することで、観光客の利便性の向上を図るとともに、観光客の公共交通の利用を促進してまいります。 また、多くの観光客が訪れているニセコひらふ地区では、同地区で働く従業員の多くが、市街地からの通勤へと変わってきており、レンタカーを利用する外国人観光客の増加も伴い、交通状況の悪化が新たな課題となっております。 そのため、ニセコひらふ地区における交通混雑の緩和に向け、倶知安観光協会が実施する従業員等送迎バスの実証運行に対し、所要の予算を計上いたしました。 国内では、各種産業において人手不足が深刻化していますが、近年、路線バスなどの旅客輸送業においても慢性的なドライバー不足となっていることから、羊蹄山麓季節労働者通年雇用促進協議会が取り組んでいる2種免許取得に係る費用の一部について、引き続き負担することといたします。 (2)防犯・防災・山岳事故防止。 ニセコひらふ地区においては、安全・安心なリゾート地を目指すため、ニセコひらふ安全センターを設置するなど、犯罪を未然に防ぎ、安心して滞在することができる環境づくりに、引き続き取り組んでまいります。 また、山田地区では、建物が密集し、土地の表示となる地番では、緊急時などにおいて住所の特定が困難となっています。そのため、住居表示に関する法律に基づき、建物に付番する住居表示について調査・検討いたします。 (3)広域観光。 ニセコエリアの魅力を高め、ブランド価値を創造するとともに、国際リゾート地として世界と競えるよう受け入れ環境の整備を進めてまいります。 そのため、引き続き「ニセコ観光圏協議会」が実施するMICE事業などの閑散期対策、スタッフトレーニングやホスピタリティ研修による質を向上する事業、また、新規に取り組むAI案内機能導入調査に対し、所要の予算を確保いたしました。 また、ニセコ観光圏のプラットフォームであり、地域連携DMOであるニセコプロモーションボードと連携し、ニセコエリア全般のプロモーションや受け入れ環境整備を進めてまいります。 交流タウンの魅力を向上する。 (1)観光組織。 平成30年度における本町の観光客入り込み数は165万人、宿泊客延べ数は128万人と増加傾向にあります。 そのため、観光客の受け入れ環境の整備が急務であり、ホスピタリティの充実や持続可能な観光地づくりに引き続き取り組んでまいります。 地域DMO候補法人である倶知安観光協会の各種事業を支援することは、「リゾートエリアにおける観光視点でのまちづくり」「住民への観光の理解促進」など、地域DMOが果たすべき役割を後押しすることになります。 さらに、地域DMOが担う役割を果たすため、事務局体制の強化が不可欠であることから、必要な支援を行い、そのほかの観光関連組織とも協力しながら、民と官の連携によって、観光地としての質と魅力の向上に取り組んでまいります。 以上、令和2年度の町政執行に臨む私の基本方針の一端を述べさせていただきました。 議会議員の皆様並びに町民の皆様の御理解と御協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。 ○議長(盛多勝美君) 教育行政執行方針について説明を求めます。 村井教育長。 ◎教育長(村井満君) それでは、令和2年度教育行政執行方針について申し述べさせていただきます。 初めに。 令和2年第1回倶知安町議会定例会の開会に当たり、教育行政に関する主要な方針について申し上げます。 元号が「令和」と改まり、我が国が新たな姿を求めて歩みを進める中、教育のあるべき姿も大きく変わっていくことが予想されています。 近年は、グローバル化の進展のほか、AIやIoT、ビッグデータ、ロボティクスなどの急激な進化等より、いわゆるSociety5.0の到来に対応する教育のあり方が模索されています。 近未来社会においては、新しいアイデアを持つ人ほど創造的な価値を生み出す可能性が高くなることから、教育においても、子どもたちに知識の量よりも、知識の活用力を身につけさせることが重要となります。「他者と協働し、集積した知識を活用して社会と連携しながら、未来社会を築いていく」ために必要な資質・能力を育む学びを追求していかなければなりません。 また、ネット社会が生んだフェイクニュース等の出現は、物事の真偽の判別をますます難しくしており、こうした社会では個々人に「自分の頭でしっかり考え、見きわめる力」、つまり、すぐれた思考力と判断力が不可欠となります。 令和2年度に小学校、3年度に中学校で順次実施される学習指導要領では、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善、道徳や小学校外国語の教科化、プログラミング的思考を育む学び、ICTを活用した情報活用力の向上等が示され、昨年度には、さらにGIGAスクールネットワーク構想が打ち出されるなど、未来社会に対応できる子どもたちを育むための学校教育の具体が明確になってまいりました。 教育委員会といたしましては、国や道の教育行政方針を踏まえつつ、令和2年度よりスタートする第6次倶知安町総合計画の目指す町の姿である「開基300年を目指す、いつまでも住み続けたい町」の実現に向け、総合計画と期を同じくして始まる「倶知安町教育大綱」並びに「倶知安町社会教育中期行政計画」に基づきまして、学校教育・社会教育の充実に努めてまいります。 加えて、国際観光都市として発展する本町の急激な変貌と、教育行政を取り巻く時代変化にも対応できる「ゼロ歳から18歳までの一貫した教育」を実現するための指針となる「くっちゃん子条例」の策定を目指して、令和2年度から着実に準備を進めてまいりたいと考えております。 以下、学校教育、社会教育の各分野における倶知安町教育委員会の主要な施策について述べさせていただきます。 1、学校教育の充実。 子どもたちに、新しい時代を切り開いていくために必要な資質・能力を育むためには、学校が社会や世界と接点を持ちつつ、多様な人々とつながりを保ちながら学ぶことのできる、開かれた環境となることが不可欠であります。 人口減少下でのさまざまな地域課題の解決に向けても、社会に開かれた学校での学びが、子どもたち自身の生き方や地域貢献につながっていくとともに、地域が総がかりで子どもの成長を応援し、そこで生まれるきずなを地域活性化の基盤としていくという好循環をもたらすことになります。 子どもたちの学校生活の核となる教育課程については、その役割を捉え直していくことが必要であります。学校が社会や地域とのつながりを意識する中で、社会の中の学校であるためには、教育課程もまた社会とのつながりを大切にする必要があります。学校がその教育基盤を整えるに当たり、教育課程を介して社会や世界との接点を持つことが、これからの時代においてより一層重要であると考えております。このため、学校運営協議会制度(コミュニティスクール)の導入に向けた準備を進めてまいります。 国の「第3期教育振興基本計画」では、教育政策の目標であります「確かな学力の育成」「豊かな心の育成」「健やかな体の育成」「多様なニーズに対応した教育機会の提供」等が示されておりますが、教育委員会といたしましても、引き続き本町の子どもたちの「確かな学力・豊かな心・健やかな体」の育成を目指すとともに、子どもたちが、これからの時代に求められる資質・能力を身につけ、生涯にわたってアクティブに学び続けることができるように取り組んでまいりたいと考えております。 (1)確かな学力の育成。 子どもたちの確かな学力の育成につきましては、小学校で本年度より新学習指導要領が完全実施されることから、取り組みの充実をさらに進めてまいります。 新学習指導要領では、本年度から小学校の外国語教育が本格実施されます。 教育委員会では、本町の国際色豊かな地域性を生かし、「子どもたちの未来を開く英語教育」を実施したいと考えており、既に移行期間であります平成30年度から、小学校で町費英語専科教員を活用し授業を行ってきたところです。本年度におきましても引き続き、町費英語専科教員を配置し、授業の充実に努めてまいります。 また、今年度から小中学校の英語教育連携を強化します。具体的には、中学校において、小学校英語のレベル向上に合わせた授業が可能となるよう、中学校英語教諭の指導力向上を目指した教育・指導について、委託により取り組んでまいります。教師自身の指導力向上に対応していきたいということでございます。 同じく、町独自で実施しております「小中高の英語連携事業」につきましても、引き続き、よりよい連携のあり方について検討するとともに、イングリッシュキャンプや乗り入れ授業、相互の授業見学などを通し、町内の小中高の教員と連携を一層深め、英語指導の充実に取り組んでいきたいと考えております。 倶知安小学校では、平成26年度から「学校力向上に関する総合実践事業」に取り組んでおりますが、今年度につきましても引き続き道教委の指定を受けながら、人材育成や地域との連携など、包括的な学校運営の充実に向けて取り組んでまいります。 倶知安中学校における指導体制の充実につきましては、令和2年度当初の学級編制で、2年生と3年生が3学級となることが想定されていたことから、手厚い指導体制の継続を図るため、町費による臨時教員を2名に増員して配置し、全学年4学級で新学期に臨みたいと考えております。 特別支援教育では、各学校におきまして個別の支援を必要とする児童生徒が増加している実態にあることを踏まえ、本年度においても学習支援員14名を各学校に配置し、担任と連携したきめ細かな指導を行いたいと考えております。 また、平成30年度から教育委員会に早期支援コーディネーターを配置しており、保健や医療、福祉などの関係機関としっかりと連携しながら幼児期から子どもたちの状況を把握し、支援が必要とされる子どもや保護者に対し、より専門的で柔軟かつきめ細かな情報の提供や教育相談を実施するなど、一貫した支援体制の構築に努めてきたところです。今年度におきましても、引き続き連携体制を密に進めてまいりたいと考えております。 なお、日本語の理解が十分ではない児童生徒の転入に対し、小学校4校及び中学校に外国人子女等教育支援員5名を配置できるよう所要の予算を計上しております。 (2)豊かな心と健やかな体の育成。 豊かな心を育成する教育としましては、「特別の教科 道徳」の時間を初め、さまざまな教育活動を通し、道徳的な判断力、心情、実践意欲と態度を育む教育の充実を図ってまいります。 児童生徒の心を育む上で欠かすことのできない学校図書に関しましては、各学校とも標準蔵書数をクリアしていることから、本年度においても引き続き図書の更新など、内容面の充実に取り組んでまいりたいと考えております。 いじめ問題につきましては、いじめは人として絶対に許されない行為であることを指導するとともに、未然防止と早期発見、早期解消を図るため、学校を初め関係機関とも連携しながら、いじめの根絶へ向け取り組んでまいります。 健やかな体の育成につきましては、各学校で工夫し実践している体力向上の取り組みに、今年度、成果が認められるため、本年度におきましても、総合体育館等と連携しながら、子どもたちが楽しんで体力づくりを行えるよう取り組んでまいります。 児童生徒の健康の保持増進のため、法令に基づき実施している健康診断等とあわせ、フッ化物洗口につきましても希望者を対象に継続して実施してまいります。 (3)教育環境の整備・充実。 各学校の教育環境の充実につきましては、これまで計画的に整備してきました児童・生徒用の机・椅子の更新を継続して進めるとともに、安全・安心にかかわるAEDの更新など、必要な備品等の整備を進めてまいります。 本年度は、国のGIGAスクールネットワーク構想の実現に向けた取り組みとして、学校内における高速大容量の通信ネットワークを整備し、令和4年度までの3カ年を目途に、全ての児童生徒を対象に、学習用端末を整備いたします。 これは、遠隔教育を初めさまざまな先端技術の活用や教育ビッグデータの収集・分析など、Society5.0時代の学びの実現に必要な児童生徒1人1台のパソコン環境に対応した高速かつ大容量の通信環境を整えることにより、全国の小中学校や特別支援学校等の全ての児童生徒が、地域の格差なく、これら新時代の学びを享受できるよう、整備を推進するものです。 また、各学校施設におきましては、老朽化か進み、修繕が必要な状況となっておりますので、緊急性の高いものから順次実施してまいります。 次に、学校給食についてであります。 学校給食センターでは、倶知安産の「麗水米」を基本とした、和食中心に給食を提供しているところです。 今後もより多くの地元食材を活用しながら、地産地消の推進を図っていくとともに、食育事業で児童が考案したメニューを取り入れるなど、安全・安心でおいしい給食の提供に努めてまいります。 また、アレルギーを有する児童生徒には、医師の指示のもと、保護者・学校・給食センターが連携し、できる限り子どもたちの状況に配慮した献立の作成に取り組み、安心して学校生活を送ることできるよう、食物アレルギー対応の充実を図ってまいります。 子育て支援施策の一つとして実施しております、町内の小中学校に3人以上の児童生徒がいる御家庭に対する第3子以降の給食費の免除につきましては、本年度も継続して実施することとしております。 小学校の適正配置につきましては、「小学校適正配置に関する基本計画」の策定以降、人口動態の動向等を見きわめながら議論を行っているところですが、子どもたちの望ましい教育環境づくりに向けて、教育委員会議はもとより、総合教育会議で町長との意思疎通を図りながら、引き続き協議を行ってまいりたいと考えております。 2、社会教育の推進。 社会教育事業推進の核となっております「倶知安町社会教育中期行政計画」は、令和2年度から5カ年計画として、各施策の取り組みを開始いたします。 計画の基本目標である「信頼・情操・躍動・希望、生きがいを求めてつながりあうまちづくり」を合い言葉に、町民一人一人が、生涯にわたり学習やスポーツ、文化、芸術等を通じて、自己実現や生きがいを持てるように、社会教育の推進を図ってまいります。 (1)家庭の教育力向上を図る子育て支援。 少子高齢化や核家族化、母子・父子家庭の増加などにより、子どもたちを取り巻く環境や生活様式等が大きく変化しており、家庭における教育力の低下が指摘されています。 家庭内でのコミュニケーションが不足することなく、全ての親が家庭教育を安心して行えるよう、子育て講座の実施や子育てサークルとの連携・協力を図ってまいります。 (2)郷土に生きる力を育む少年教育。 郷土が誇る大自然の中でのさまざまな体験活動を通して、「知・徳・体」の成長、「生きる力」の育成に努め、健全な青少年を育む世代間交流事業を推進いたします。 また、本町においては、国際色豊かな地域であることから、国際化社会に対応したプログラムや地域の自然を生かした体験活動を実施し、「生きる力」の基盤づくりを進めてまいります。 (3)仕事と生活の調和を図る生き方の実現。 公民館文化講座の開設や各団体・サークルとの連携・協力を図り、サークル活動支援の充実と幅広い分野の発表の場の提供を行ってまいります。 さらに、町民の学習ニーズや日常生活の状況を把握して、よりよい情報の発信や学習機会を提供し、青年・成人期の方々の交流の場やネットワークづくりにもつながるよう取り組んでいきます。 (4)持続可能な生きがいづくりの推進。 健康で充実した高齢期を送れるよう、「倶知安町寿大学」における学習講座で、生きがいや健康づくりに関する学習支援を行うとともに、高齢者の豊かな経験や知識、技術を生かし、社会教育活動が実践できる機会や場を充実させてまいります。 (5)生涯にわたるスポーツ振興。 心身の両面に影響を与える文化としてのスポーツは、明るく豊かで活力に満ちた社会の形成や個々人の心身の健全な発達に必要不可欠なものであり、人々が生涯にわたってスポーツに親しむことは、極めて大きな意義があります。 本年度においても、子どもたちの基礎体力アップのために「運動を苦手とする小学生へのスポーツ教室」をスポーツ推進委員、スポーツ指導員の協力を得ながら継続して実施し、より多くの子どもたちがスポーツに親しむことができるよう努めてまいります。 町技でありますスキーの普及につきましては、令和4年度に迎える「スキーの町宣言」50周年に向けて、小学生を対象にしたスキー教室や、各小学校が実施しているスキー授業への指導員派遣などの技術支援のほか、町営旭ケ丘スキー場における町内小学生以下のリフト使用料無料を継続して実施してまいります。 また、本年度はリフト通信ケーブルの更新工事を行うなど、施設の整備・安全管理にも万全を期し、スキー場の運営に努めてまいります。 倶知安町体育協会につきましては、2018年4月1日に「日本体育協会」が「日本スポーツ協会」に名称変更したことに伴い、本年4月1日より「倶知安町スポーツ協会」に名称変更されます。 引き続き体育協会並びに加盟団体が実施する各種事業の推進に助成・協力を行ってまいります。 (6)文化芸術に親しめる環境。 地域全体で文化芸術に親しむ環境づくり、次世代を担う子どもたちを初め、さまざまな人々が多様な文化芸術に触れる機会を充実させ、豊かな心や感性、創造性を育む取り組みを推進していく必要があります。 倶知安町文化協会の活動につきましては、本年度「道民芸術祭 第47回後志俳句大会」が開催されることから、所要の助成を行ってまいります。 開館21年目を迎える小川原脩記念美術館は、700点に及ぶ小川原脩のコレクションを通して、美術の領域をより深く楽しく鑑賞できる場を提供すべく、企画内容や展示方法に一層の工夫をいたします。 教育普及活動におきましては、土曜サロンを通じ、これまで以上に美術にかかわる事柄を広く深く紹介するとともに、音楽、映像、文学、舞踊などの隣接領域にも配慮し、全ての人に開かれた芸術活動の一拠点としての役割を担ってまいります。 (7)繋げよう文化財保護活動。 本町には、羊蹄山やニセコ連山、大地を潤す豊かな雪と水、そして、その中で育まれてきた多くの歴史と文化があります。 倶知安風土館につきましては、現在、我が町が北海道新幹線の開通に向けた建設工事や、ひらふ地区を中心とした国際リゾート化など、大きな変化を見せている中で、郷土の豊かな自然や先人たちが築いてきた歴史文化を学び、それらを後世に伝える施設として、引き続き資料の調査研究・保存を進めてまいります。 また、倶知安に生まれてよかった、倶知安に住んでよかったと感じられる場所となりますよう、館内展示や体験型イベントの充実を図ってまいります。 (8)社会教育施設と社会教育体制の整備と充実。 社会教育施設につきましては、公民館等の文化施設が5カ所、総合体育館等のスポーツ施設が8カ所ございます。 どの施設も老朽化が進んでいることから、今後も計画的に整備を行うとともに、日常点検を強化し、安全・安心な施設として利用できるよう努めてまいります。 美術館では、経年で傷みが進行している屋根防水工事について、昨年度実施した第1展示室に続いて、第2展示室屋根の防水補修工事を実施します。 風土館では、老朽化により雨漏りが進行し、展示物への影響も懸念される屋根の全面改修工事を実施します。 体育関連施設では、総合体育館メーンアリーナの照明をLED照明へと改修する工事を行うほか、メーンアリーナ・サブアリーナ・柔剣道室の床の傷みが激しくなっているため、床塗りかえ工事を行います。 町営プールについては、シャワー室のセンサーが故障によりシャワーが使用できないため、集電センサー補修工事を行います。 ソフトボール球場につきましては、球場と旧東陵中学校のグラウンドをつなぐ階段が崩れたため、改修工事を行います。 文化福祉センターでは、誘導灯や消火栓ホースの取りかえ等の消防用設備更新工事や経年劣化による窓ガラスの曇り等を解消するため、中ホール等の窓ガラス交換工事を行います。 結びに。 以上、令和2年度教育行政の執行に当たり、主な施策を中心に申し上げました。 目まぐるしく変遷する昨今の社会情勢の中で、本町の子どもたちが、自然・国際色豊かな本町の地域性の中で、心身ともに健やかに安全・安心に学校生活を送れるよう、また、町民一人一人が生涯を通じて学び、活動することができる生涯学習社会の構築に向け、教育行政を推進してまいりますので、町議会議員並びに町民の皆様の御支援・御協力をお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(盛多勝美君) これで、町政執行方針及び教育行政執行方針を終わります。----------------------------------- △日程第12 議案第1号から議案第9号議案第11号及び議案第13号及び議案第17号 ○議長(盛多勝美君) 日程第12 議案第1号令和2年度虻田郡倶知安町一般会計予算、議案第2号令和2年度虻田郡倶知安町国民健康保険事業特別会計予算、議案第3号令和2年度虻田郡倶知安町後期高齢者医療事業特別会計予算、議案第4号令和2年度虻田郡倶知安町介護保険サービス事業特別会計予算、議案第5号令和2年度虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計予算、議案第6号令和2年度虻田郡倶知安町地方卸売市場事業特別会計予算、議案第7号令和2年度倶知安町水道事業会計予算、議案第8号倶知安町財政健全化基金の費消について、議案第9号倶知安町教育振興基金の費消について、議案第11号特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について、議案第13号倶知安町国民健康保険税条例の一部改正について及び議案第17号倶知安町水道事業給水条例の一部改正についてを一括議題とします。 提案理由の説明を求めます。 文字町長。 ◎町長(文字一志君) それでは、議案第1号でございます。 令和2年度虻田郡倶知安町一般会計予算。 令和2年度虻田郡倶知安町の一般会計の予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、第1項、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ108億2,500万円と定める。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 債務負担行為。 第2条、地方自治法第214条の規定により債務を負担することができる事項、期間及び限度額は、「第2表 債務負担行為」による。 地方債。 第3条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第3表 地方債」による。 一時借入金。 第4条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は30億円と定める。 歳出予算の流用。 第5条、第1項、地方自治法第220条第2項ただし書きの規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 第1号、各項に計上した給料、職員手当及び共済費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用。 令和2年3月9日提出、北海道虻田郡倶知安町長。 次に、議案第2号でございます。 令和2年度虻田郡倶知安町国民健康保険事業特別会計予算。 令和2年度虻田郡倶知安町の国民健康保険事業特別会計の予算は、次に定めるところよる。 歳入歳出予算。 第1条、第1項、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ4億8,503万6,000円と定める。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごと金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 一時借入金。 第2条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は4億円と定める。 令和2年3月9日提出、北海道虻田郡倶知安町長。 次に、議案第3号でございます。 令和2年度虻田郡倶知安町後期高齢者医療事業特別会計予算。 令和2年度虻田郡倶知安町の後期高齢者医療事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、第1項、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億8,403万2,000円と定める。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和2年3月9日提出、北海道虻田郡倶知安町長。 次に、議案第4号でございます。 令和2年度虻田郡倶知安町介護保険サービス事業特別会計予算。 令和2年度虻田郡倶知安町の介護保険サービス事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、第1項、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ403万円と定める。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和2年3月9日提出、北海道虻田郡倶知安町長。 次に、議案第5号ございます。 令和2年度虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計予算。 令和2年度虻田郡倶知安町の公共下水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、第1項、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ8億4,509万3,000円と定める。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 債務負担行為。 第2条、地方自治法第214条の規定により債務を負担することができる事項、期間及び限度額は、「第2表 債務負担行為」による。 地方債。 第3条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第3表 地方債」による。 一時借入金。 第4条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は4億円と定める。 令和2年3月9日提出、北海道虻田郡倶知安町長。 次に、議案第6号でございます。 令和2年度虻田郡倶知安町地方卸売市場事業特別会計予算。 令和2年度虻田郡倶知安町の地方卸売市場事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、第1項、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ600万円と定める。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 令和2年3月9日提出、北海道虻田郡倶知安町長。 次に、別冊となっております水道事業会計予算書をごらんください。 議案第7号でございます。 令和2年度倶知安町水道事業会計予算。 総則。 第1条、令和2年度倶知安町水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。 業務の予定量。 第2条、第1項、業務の予定量は、次のとおりとする。 (1)給水戸数8,899戸。 (2)年間給水量233万6,158立米。 (3)1日平均給水量6,400立米。 (4)主な建設改良事業、井戸作製工事、道道蘭越ニセコ倶知安線送水管移設工事、中央監視盤更新工事、中央監視装置更新工事、配水管布設替工事外であります。 収益的収入及び支出。 第3条、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。 収入。 第1款水道事業収益3億7,803万円。 第1項営業収益3億6,349万4,000円。 第2項営業外収益1,433万4,000円。 第3項特別利益20万2,000円。 支出でございます。 第1款水道事業費用3億1,199万8,000円。 第1項営業費用2億9,929万1,000円。 第2項営業外費用1,246万5,000円。 第3項特別損失4万2,000円。 第4項予備費20万円。 資本的収入及び支出。 第4条、資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。 資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億3,755万3,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額5,052万4,000円。減債積立金2,000万円。建設改良積立金1,816万1,000円。当年度分損益勘定留保資金1億1,785万7,000円。過年度分損益勘定留保資金3,101万1,000円で補填するものとする。 収入でございます。 第1款資本的収入4億335万6,000円。 第1項企業債3億4,000万円。 第2項工事負担金3,400万8,000円。 第3項他会計負担金2,934万7,000円。 第4項固定資産売却代金1,000円。 支出でございます。 第1款資本的支出6億4,090万9,000円。 第1項建設改良費5億5,692万6,000円。 第2項企業債償還金8,398万3,000円。 企業債。 第5条、企業債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、次のとおりと定める。 起債の目的、建設改良費等の財源に充てるための企業債。 限度額3億4,000万円。 起債の方法、普通貸借または証券発行。 利率3.0%以内。 償還の方法、政府資金または地方公共団体金融機関資金については、その融通条件により、銀行その他の場合については、その債権者と協定するものとする。 ただし、企業財政の都合により、据え置き期間及び償還期限を短縮し、もしくは繰り上げ償還または低利に借りかえることができる。 一時借入金。 第6条、一時借入金の限度額は2億円と定める。 議会の議決を経なければ流用することができない経費。 第7条第1項、次に掲げる経費については、これらの経費の金額をこれら以外の経費の金額に流用し、または、これら以外の経費をこれらの経費の金額に流用する場合は議会の議決を経なければならない。 第1号、職員給与費6,767万6,000円。 第2号、交際費5万円。 棚卸資産購入限度額。 第8条、棚卸資産の購入限度額は135万8,000円と定める。 令和2年3月9日提出、北海道虻田郡倶知安町長 続きまして、議案第8号でございます。 倶知安町財政健全化基金の費消について。 令和2年度において、倶知安町財政健全化基金を次のとおり費消するため議会の議決を求める。 令和2年3月9日提出、倶知安町長。 記といたしまして。 1、費消金額、2億5,000万円以内。 2、費消目的、公共下水道事業、除排雪業務委託事業、救急医療等体制整備事業に充てるため。 次に、議案第9号でございます。 倶知安町教育振興基金の費消について。 令和2年度において、倶知安町教育振興基金を次のとおり費消するため議会の議決を求める。 令和2年3月9日提出、倶知安町長。 記といたしまして。 費消金額829万3,000円以内。 費消目的、小学校英語教育業務委託事業、中学校英語教育業務委託事業に充てるため。 次に、議案第11号でございます。 特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について。 特別職の職員の給与に関する条例の一部を次のように改正する。 令和2年3月9日提出、倶知安町長。 次に、議案第13号でございます。 倶知安町国民健康保険税条例の一部改正について。 倶知安町国民健康保険税条例の一部を次のように改正する。 令和2年3月9日提出、倶知安町長。 次に、議案第17号でございます。 倶知安町水道事業給水条例の一部改正について。 倶知安町水道事業給水条例の一部を次のように改正する。 令和2年3月9日提出、倶知安町長。 以上でございます。 ○議長(盛多勝美君) これから、一括して質疑を行います。 質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) 質疑なしと認めます。 これで、質疑を終わります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっています議案第1号から議案第9号、議案第11号、議案第13号及び議案第17号については、15人の委員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査することにしたいと思います。御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第1号から議案第9号、議案第11号、議案第13号及び議案第17号については、15人の委員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査することに決定いたしました。 お諮りします。 ただいま設置されました予算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第4項の規定により、議長において、議長を除く15人を指名したいと思います。御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) 異議なしと認めます。 したがって、ただいま指名いたしました15人の議員を予算審査特別委員会の委員に選任することに決定いたしました。 この際、暫時休憩します。     午後6時00分 休憩-----------------------------------     午後6時01分 再開 ○議長(盛多勝美君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。----------------------------------- △諸般の報告 ○議長(盛多勝美君) 諸般の報告を事務局長からいたさせます。 ◎事務局長(亀岡直哉君) 諸報告を申し上げます。 先ほど設置されました予算審査特別委員会の委員長に小川不朽委員、副委員長に門田淳委員がそれぞれ選出されました。 以上でございます。----------------------------------- △休会の議決
    ○議長(盛多勝美君) お諮りします。 議事の都合により、3月10日から3月17日までの8日間、休会といたしたいと思います。御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(盛多勝美君) 異議なしと認めます。 したがって、3月10日から3月17日までの8日間、休会とすることに決定しました。----------------------------------- △散会宣告 ○議長(盛多勝美君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日は、これで散会します。                         散会 午後6時09分...