倶知安町議会 > 2017-03-06 >
03月06日-01号

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  1. 倶知安町議会 2017-03-06
    03月06日-01号


    取得元: 倶知安町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-23
    平成29年 第1回 定例会( 3月)          平成29年第1回倶知安町議会定例会              会議録(第1号)                     平成29年3月6日(月曜日)-----------------------------------●出席議員  1番  小川不朽君    2番  笠原啓仁君  3番  坂井美穂君    4番  門田 淳君  5番  古谷眞司君    6番  木村聖子君  7番  原田芳男君    8番  作井繁樹君  9番  鈴木保昭君   10番  山田 勉君 11番  田中義人君   12番  榊 政信君 13番  阿部和則君   14番  盛多勝美君 16番  三島喜吉君●欠席議員 15番  森下義照君●地方自治法第121条第1項の規定により出席を求めた者 倶知安町長               西江栄二君 倶知安町教育委員会教育長        田中洋子君 倶知安町農業委員会会長         大橋章夫君 倶知安町選挙管理委員会委員長      旭 晴美君 倶知安町代表監査委員          佐藤嘉己君●説明員  副町長       窪田 栄君   会計管理者     大内 基君  総合政策課長    文字一志君   企画振興室長    柳沢利宏君  総務課長      福家直人君   総務課参事     赤木裕二君  総務課主幹     多田敏之君   税務課長      初山真一郎君  納税対策室長    宮谷内真哉君  住民環境課長    菅原康二君  環境対策室長    沼田昭宏君   福祉医療課長    川南冬樹君  福祉医療課長(医療担当)      幼保再編準備室長  黒田 智君            田原良英君  少子高齢化対策室長 坂本孝範君   保健医療室長    合田恵子君  福祉医療課主幹   奥村由紀恵君  倶知安保育所長   山岸優子君  農林課長      福家朋裕君   まちづくり新幹線課長                              熊谷義宏君  まちづくり新幹線課参事       まちづくり新幹線課主幹            佐竹利治君             小西慎一君  建設課長      菅原雅仁君   建設課主幹     田村昌一君  豪雪対策室長    上木直道君   水道課長      中村公一君  水道課主幹     辻村康広君   学校教育課長    中村孝弘君  社会教育課長    福坂正幸君   学校教育課主幹   久佐賀輝子君  学校教育課主幹   小西慎一君   学校給食センター所長                              木村直樹君  総合体育館長    藤井政利君   風土館長      岡崎 毅君  農業委員会事務局長 大島隆史君   選挙管理委員会書記長                              福家直人君  監査委員室長    石川美子君●職務のため出席した議会事務局職員  事務局長      大島 曜君   議事係長      亀岡直哉君  庶務係長      石川美子君●議事日程 日程第1 会議録署名議員の指名について 日程第2 会期の決定について 日程第3 陳情第4号 「安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める意見書」の採択をもとめる陳情      陳情第5号 「介護保険制度の見直しを求める意見書」の採択をもとめる陳情      陳情第6号 総合保育所とこども園に関する陳情 日程第4 行政報告 日程第5 教育行政報告 日程第6 議案第14号 倶知安町役場庁舎建設基金条例の制定について      議案第20号 倶知安町農業基盤整備促進事業分担金の徴収に関する条例の制定について      議案第24号 平成28年度虻田郡倶知安町一般会計補正予算(第14号)      議案第25号 平成28年度虻田郡倶知安町国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)      議案第26号 平成28年度虻田郡倶知安町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)      議案第27号 平成28年度虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)      議案第28号 平成28年度虻田郡倶知安町地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号) 日程第7 町政執行方針      教育行政執行方針 日程第8 議案第1号 平成29年度虻田郡倶知安町一般会計予算      議案第2号 平成29年度虻田郡倶知安町国民健康保険事業特別会計予算      議案第3号 平成29年度虻田郡倶知安町後期高齢者医療事業特別会計予算      議案第4号 平成29年度虻田郡倶知安町介護保険サービス事業特別会計予算      議案第5号 平成29年度虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計予算      議案第6号 平成29年度虻田郡倶知安町地方卸売市場事業特別会計予算      議案第7号 平成29年度倶知安町水道事業会計予算      議案第8号 倶知安町財政健全化基金の費消について      議案第9号 倶知安町公共施設整備基金の費消について      議案第12号 倶知安町職員給与条例の一部改正について      議案第21号 倶知安町地方卸売市場設置管理条例の一部改正について      議案第22号 倶知安町公営企業に従事する企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について                         開会 午前9時29分 △開会宣告 ○議長(鈴木保昭君) ただいまから、平成29年第1回倶知安町議会定例会を開会いたします。----------------------------------- △開議宣告 ○議長(鈴木保昭君) これから、本日の会議を開きます。----------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名について ○議長(鈴木保昭君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第125条の規定によって、笠原啓仁君、坂井美穂君、門田淳君及び原田芳男君を指名いたします。----------------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長(鈴木保昭君) 日程第2 会期の決定を議題にします。 お諮りします。 本定例会の会期は、本日から3月23日までの18日間にしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 異議なしと認めます。 したがって、会期は本日から3月23日までの18日間に決定をいたしました。----------------------------------- △諸般の報告 ○議長(鈴木保昭君) 諸般の報告を事務局長からいたさせます。 ◎事務局長(大島曜君) 諸報告を申し上げます。 まず第一に、今定例会に町長から別冊配付のとおり、議案第1号から議案第28号の提出がありましたので、御報告申し上げます。 次に、今定例会に陳情第4号、陳情第5号、陳情第6号の提出がありましたので、その写しをお手元に配付いたしておきました。 次に、平成28年第4回定例会報告後の議会活動につきましては、お手元に配付した議会活動報告書のとおりであります。 次に、本定例会に出席を求めた者及び議案説明のため出席通知のありました者の職、氏名を一覧表にしてお手元に配付いたしておきました。 以上でございます。----------------------------------- △日程第3 陳情第4号から第6号 ○議長(鈴木保昭君) 日程第3 陳情の委員会付託を行います。 お諮りします。 本日までに受理した陳情は、お手元に配付した写しのとおりであります。 陳情第4号及び陳情第5号は、厚生文教常任委員会に付託、陳情第6号は、統合保育所に関する特別委員会に付託して審査することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 異議なしと認めます。 したがって、陳情第4号及び陳情第5号は厚生文教常任委員会、陳情第6号は統合保育所に関する特別委員会に付託をいたします。----------------------------------- △日程第4 行政報告 ○議長(鈴木保昭君) 日程第4 行政報告を行います。 これを許します。 西江町長。 ◎町長(西江栄二君) おはようございます。 平成29年第1回定例町議会の行政報告をさせていただきます。 報告を始める前に2カ所訂正があります。大変申しわけございません。 1カ所目は、5ページ下から6行目の始まりに、「本年10月」というのを「昨年10月」の誤りでありました。訂正をお願いいたします。 2カ所目は、10ページの資料1の総合政策課の2番目の、北海道新幹線に関する中央要望の記述でありますけれども、「平成29年11月18日」を「平成28年11月18日」に訂正をお願いいたします。大変申しわけございませんでした。 それでは、行政報告をさせていただきます。 はじめに。 平成29年第1回倶知安町議会定例会の開会に当たり、12月定例会以降の重立った事務事業の執行状況及びその概要について、行政報告をさせていただきます。 なお、報告対象期間につきましては、平成28年11月16日から平成29年2月15日までの3カ月間の状況報告とし、会議等の開催状況及び事業概要については資料1に、各種工事・委託業務の発注状況については資料2に、また、理事者の会議等への出席動向については資料3として、10ページ以降に取りまとめいたしました。 総務課関連。 1、山田地区売却町有地のその後の経過について。 山田地区における売却町有地のホテル建設計画について、その後の経過について報告いたします。 1月20日に法人代表者が来庁し、説明を受けました。年末にかけ、設計内容を再確認し、スタッフが接客しやすく最高のおもてなしができるような導線になるように、また、利用者の立場に立ってすばらしいサービスを提供できる建物にしたいと考え、設計会社と協議を続けてきたが、地域住民、多くのお客様に喜ばれる建物とするには時間が不足しているとのこと。 設計会社とも打ち合わせを重ね、今春の雪解け後の着工を想定していたが、着工については1年間延期をしたいとのことでありました。 なお、工事完了予定の平成31年12月末については変更なしとして、とり進めていくとのことであります。 また、新たな覚書の取り交わしについては、現在、法人の代表の変更とともに、住所を倶知安町に移転することとして手続を進めており、登記完了後に覚書の取り交わしをしたいとのことであります。 工事着工が1年先送りとなるものの、完成時期を変更することなく、住所を地元に移転するということから、着実に着工に向けて動いているものと判断しております。 今後、設計概要が固まった段階ではプレスリリースも求めていくとともに、今後も確実な事業進捗を求めてまいります。 また、継続的に情報収集を行い、覚書の更改及び新たな展開が出てきましたら報告させていただきますので、よろしく御理解のほどお願いいたします。 2、ふるさと納税について。 平成27年12月から返礼品の取り扱いを開始しました、ふるさと納税の状況について報告いたします。 ふるさと納税につきましては、まちづくりを応援しようとする多様な人々から寄附を募り、個性豊かな活力あるふるさとづくりを目指すことを目的として、条例等を整備し、取り組んでまいりました。 7品目の返礼品からスタートし、順次拡大し、現在26品目となっております。 地元の物産として倶知安じゃが初め、豪雪うどん、地酒、倶知安銘菓、新鮮野菜セットやポテトスープ、倶知安産米などのほか、滞在型の返礼品としてリフトゴンドラ券やラフティングチケットなど、多彩な品目となってきております。 寄附金額の推移としましては、返礼品制度とは別に寄附をいただくケースもありますので、単純な比較はできませんが、返礼品制度を年度途中で取り組んだ平成27年度の寄附の実績が485件で、1,844万6,000円ほどとなっており、今年度の状況として、1月末現在で2,181件、3,712万5,000円ほどとなっております。 返礼品の充実に伴い、寄附件数、金額とも着実に増加してきております。 現在、「くっちゃ育ちの贅沢トマトジュースと「北海道二世古吟醸バウム」について、返礼品として準備を進めており、手続が整い次第、品目に加えてまいります。今後も引き続き返礼品の充実について取り組み、貴重な財源をまちづくりに活用してまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解のほどお願い申し上げます。 なお、本年度につきましては、当初見込みを上回る寄附受け入れの実績となっておりますことから、今定例会に寄附金業務委託料の増額補正を計上させていただきましたので、よろしく御理解のほどお願い申し上げます。 3、倶知安町観光・防災Wi-Fiステーション整備事業について。 平常時においては、移動環境に適したWi-Fiにより、ニセコひらふエリアを初めとする町内の観光スポットを訪れる観光客等の利便性を向上させ、災害時においては、対災害性の高いWi-Fiにより、災害時における被災者の情報通信の安定・確保を図ることを目的に、総務省の地域公共ネットワーク等強じん化事業補助金を活用し、整備することとし、昨年10月3日に業務委託契約を締結いたしました。 契約締結後、システム詳細設計を経て、12月中旬から役場庁舎屋上、まちの駅ぷらっと付近街路灯及び労働福祉センター外壁Wi-Fiステーションを設置し、小川原脩記念美術館屋上、倶知安小学校を除く学校施設体育館内、総合体育館メインアリーナ、役場庁舎1階ロビー及び小川原脩記念美術館ロビーにはアクセスポイント等を設置し、本年2月17日に全ポイントの設置工事を完了し、2月24日に引き渡しを終えました。 なお、Wi-Fiステーションの運用開始につきましては、今後、有害サイトの閲覧防止機能ライセンスのサービス提供が開始される4月1日を予定しております。 また、詳細設計の変更により事業費に減額が生じていることから、今回減額補正を計上させていただきましたので、よろしく御理解のほどお願い申し上げます。 福祉医療課関連。 1、臨時福祉給付金及び障害・遺族基礎年金受給者向け給付金並びに臨時福祉給付金(経済対策分)について。 臨時福祉給付金及び障害・遺族年金受給者向け給付金につきましては、国の補正予算に伴い「一億総括役社会」の実現に向け、賃金引き上げの恩恵が及びにくい所得の低い年金受給者を支援し、平成28年後半の個人消費の下支えにも資することを目的として、9月から3カ月間にわたり申請受付し、12月中に支給を終えました。 支給要件及び額は、倶知安町に住民登録されており、平成28年度住民税が非課税であれば3,000円、加えて障害または遺族基礎年金を受給していれば3万円が加算されるものであります。 広報及び要件に該当することが見込まれる世帯主の方への通知をもって周知を行い、3カ月間の申請期間における申請状況及び支給の状況については、以下のとおりとなっております。 臨時福祉給付金につきましては、申請1,260件、1,775名。支給、1,260件、1,770名。支給額531万円。 年金生活者等支援臨時給付金(障害・遺族年金受給者向けの給付金)については、申請、支給とも84件、84名。支給額252万円。 なお、臨時福祉給付金(経済対策分)につきましては、臨時福祉給付金と同じ要件で1万5,000円の支給となるものであり、5月より申請受付の上、円滑に支給できるようとり進めてまいります。 観光課関連。 1、ひらふ高原地区観光中核施設基本設計について。 基本設計の状況について御報告いたします。 昨年10月、プロポーザル審査により基本設計業者を選定しました。11月16日に1回目の地域懇談会を開催し、基本設計の方針に関する状況報告を行いました。この席上、さまざまな意見が寄せられ、回答できるものについては回答し、可能な限り御意見を反映することで質疑を終了しております。これらを踏まえ、2回目の地域懇談会を12月6日に開催し、1回目の懇談を受けての変更点について報告、説明を実施しました。 意見をもとに見直したポイントには、1、駐車場と建物の連係に関すること。2、内部レイアウト等の柔軟性に関すること。3、会議室の機能に関すること。これらの変更点に意見をいただきました。 最終的な基本設計の内容については、平成29年3月2日に開催の3回目の地域懇談会にて説明を行ったところであります。また、あわせて敷地現況測量、地質調査も実施し、完了しております。 今後、3月中に基本設計業務を終了し、新年度に向け、関連予算を提案させていただきますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 2、サン・スポーツランド多目的広場臨時駐車場について。 ここ数年、冬期間のひらふ地区については、交通混雑や路上駐車等の問題が発生しており、その要因の一つとして、従業員の通勤車両の増加、それに伴う駐車場不足が指摘されております。これを受け、サン・スポーツランドくっちゃんの多目的広場を従業員向けの臨時駐車場として開放することにより、エリアの駐車実態把握を行い、今後の取り組みの参考とするため、1月6日から2月28日にかけて実施したところです。 昨年12月21日から同月27日にかけて、34の事業者から158台分の使用申請があったところ、駐車スペースを勘案して104台分を許可し、あわせて駐車許可証を交付しました。 期間中の使用状況は、平均約15台、多いときで約30台の使用でありました。今後、使用申請のあった事業者等に聞き取りなどを行い、検証を進めてまいります。 まちづくり新幹線課関連。 1、倶知安町地方卸売市場設置管理条例の一部改正について。 現行、市場使用料の減額取扱期間は平成29年3月31日となっていることから、今年度作成した「倶知安町地方卸売市場の今後のあり方に関する報告書」(以下「市場報告書」)も参考としながら、また、このたびの市場運営委員会からの市場使用料に係る算定率に関する答申内容を踏まえ、今般、条例の一部改正について提案をしております。 町としての基本的考え方につきましては、現状施設が使用可能な限りは、地方卸売市場としての機能は継続していきたいと考えております。 その中にあって、近年、卸売業者を取り巻く環境は全国的動向と同様に依然として厳しい状況が続いており、卸売業者の存続が地方卸売市場存続の条件であることは、現行卸売市場法の定めるところでありますので、市場使用料の変更は必要な措置であると認識しております。 一方、市場特別会計におけるこれまでの実績及び今後の見通しの中では、今後、取引額が減少した場合を想定した中にあっても、特殊な場合を除き、現状施設の管理運営経費を賄うことが可能と考えられることなどから、市場使用料に係る算定率につきましては、市場運営委員会の答申内容を重く受けとめ、本則改正による「卸売金額(消費税及び地方消費税相当額を含む)の1,000分の3」が妥当であると判断したところでありますので、御理解、御協力を賜りますようお願いいたします。 なお、「市場報告書」の中で提言のありました、将来的な開設運営体制のあり方につきましては、引き続き市場運営委員会の議論を踏まえながら、協議・検討を図ってまいりたい考えておりますので、あわせて御支援、御協力をお願い申し上げます。 建設課関連。 1、今シーズンの雪の状況について。 今シーズンは、昨年よりも25日早い10月30日に初雪があり、11月には1メートル71センチメートルの降雪を記録し、作シーズンに比べ1メートル36センチも多いスタートとなりました。 12月においても2メートル35センチと、昨シーズンより40センチ多い降雪量であったため、今シーズンは昨年を上回るものと予想しておりました。 しかしながら、1月に入ってからの降雪量は1メートル60センチと非常に少雪で、昨年より約1メートルも少ない量でありました。また、10センチメートルを超えるまとまった雪が降った日は8日間と、昨年より3日少なく、雪が降らなかった日は11日でありました。 2月に入り、降雪量はあるものの落ちついた天候が続いており、27日現在の積雪深は1メートル41センチメートル、累積降雪量は7メートル39センチ、平年値8メートル60センチよりも約14%少ない量となっております。 今後におきましても引き続き降雪・積雪状況を踏まえながら除排雪作業を行い、冬期間における安全で安心な道路環境の確保に努めてまいります。 以上、12月定例町議会以降における諸般についての行政報告といたします。 ○議長(鈴木保昭君) これから、質疑を行います。 質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(鈴木保昭君) 質疑なしと認めます。 これで、質疑を終わります。 これで、行政報告を終わります。----------------------------------- △日程第5 教育行政報告 ○議長(鈴木保昭君) 日程第5 教育行政報告を行います。 これを許します。 田中教育長。 ◎教育長(田中洋子君) 皆様、おはようございます。 それでは、平成29年第1回定例町議会に当たりまして、教育行政報告を述べさせていただきます。 はじめに。 平成29年第1回倶知安町定例町議会の開会に当たり、12月定例会以降における教育行政の重立った事務事業の執行状況及びその概要について、御報告をさせていただきます。 最初に、学校教育関連についてです。 1点目、平成29年度の学級編制の動向についてです。 平成29年度の学級編制に当たり、2月1日現在の主な状況について報告をさせていただきます。 小学校の状況では、倶知安小学校が1年生から5年生までが2学級、6年生が1学級、北陽小学校・東小学校は全ての学年が1学級、西小学校は、1・2年生が2学級となる見込みですが、それ以外の学年は1学級、樺山分校は複式の3学級となる見込みとなっております。 特別支援学級では、西小学校で昨年末に転出により閉鎖されていた知的学級が、新年度で再度開設される予定となっております。 中学校の状況では、現時点で平成29年度の1年生が118名となっており、道教委が実施している少人数学級実践研究事業により35人学級が適用されますと、4学級編制となる見込みとなっております。 3年生につきましては149名で、本年度と同じ4学級となりますが、2年生が114名のため、基準学級数では3学級となることが想定されることから、町費による教員を任用し、現在の4学級のまま新学期をスタートさせたいと考えております。 これから4月上旬にかけて、小学校・中学校ともに児童生徒数の変動が想定されますので、学校との連携を密にしながら学級編制の動向を注視していきたいと考えております。 2点目、中体連スキー競技の全道・全国大会への出場についてです。 中体連の冬季スキー競技では、1月に全道大会、2月には全国大会が開催されました。 クロスカントリーの全道大会は、士別市の朝日クロスカントリースキーコースにおいて、1月13日から3日間の日程で開催され、倶知安中学校からは男子6名、女子3名が出場しましたが、残念ながら全国大会への出場とはなりませんでした。 アルペン競技の全道大会は、1月12日から14日まで、札幌市のサッポロテイネスキー場で開催され、男子2名、女子1名が出場し、3年生男子1名がジャイアントスラロームで6位に入賞し、全国大会への出場を決めました。 全国大会は2月2日から5日まで、山形県の赤倉温泉スキー場で開催され、ジャイアントスラロームは200名近くが参加する中22位という成績で、残念ながら入賞とはなりませんでしたが、3月24日から岩手県雫石町で開催されるジュニアオリンピックへの出場が決定しました。 また、全道大会へ出場したクロスカントリー選手の中からも、3月10日より名寄市で開催されるジュニアオリンピックへ男女各1名が出場することとなっており、大会での健闘を期待しているところです。 次に、社会教育関連についてです。 1点目、青少年教育事業についてです。 平成29年倶知安町成人記念式典「はたちのつどい」を1月8日に公民館大ホールにおいて開催し、出席した新成人101名の二十歳の門出をお祝いいたしました。 式には、新成人の御家族はもとより、町議会議員の皆様を初め、多数の御来賓の方々に御出席をいただき、盛大かつ厳粛に式典をとり行ったところであります。 次に、「くっちゃん町子ども特派員派遣事業」では、1月11日から13日まで、町内の各小学校から参加した8名の特派員が、「新幹線」をテーマに木古内町、北斗市、青森市、盛岡市をそれぞれ訪問し、実際に新幹線に乗車して、在来線との比較や新幹線の利便性、また、新幹線駅を中心とした周辺の町並みなどを取材いたしました。 研修の青果は壁新聞にまとめ、現在、公民館ホールに掲示しておりますので、ぜひ多くの町民の皆様にごらんいただきたいと思います。 2点目、小川原脩記念美術館についてです。 美術館では、ことしで9回目となる企画展「くっちゃんART2017」を開催しております。 倶知安町はもとにより、ニセコ・羊蹄山麓周辺で芸術活動に身を置く作家や、それらの作家と交流のある海外在住の作家が多様な表現による多彩な作品を持ち寄り、さらなる交流を深める、この地域ならではの国際性を反映したユニークな展覧会で、今回も19名の出品者のうち6名が外国人作家となっております。 昨年に引き続き、作家自身による作品解説「アーティスト・トーク」も実施しているところです。 また、今年度の美術館の大きな事業でありました、小川原脩初期作品の代表作「納屋」の修復業務が12月に完了しました。 この作品は、4月22日から開催される展覧会での展示を予定しており、現在、準備を進めているところです。 3点目、倶知安風土館についてです。 風土館では、自然史展示コーナーで、館内の動線を改善するための改修と、展示の大幅な更改を11月から取り進めてきました。 大まかな作業についてはほぼ終了し、残された若干の見直しと調整も含め、今年度中には完了の予定となっております。 4点目、冬季アジア大会についてです。 2017冬季アジア札幌大会が2月19日から開催され、女子バイアスロン競技に、陸上自衛隊冬戦教所属の古谷沙里選手、女子フリースタイルスキーに、倶知安高校2年の住吉輝紗良選手が出場し、日本代表として試合に臨みました。 両選手には、スキーの町倶知安を代表する選手として、来年、韓国の平昌(ピョンチャン)で開催される冬季オリンピックに向け、今後ますますの活躍を期待するところです。 むすびに。 以上、第4回定例町議会以降の教育行政の主な事業について御報告申し上げましたが、事務事業の詳細につきましては、以下に掲載しおります資料を御参照いただきたいと思います。 なお、資料編の一部に誤字がありましたことから、正誤表を配らせていただきました。今後は重ねてチェックを行い、このようなことのないように対応してまいりたいと考えております。 これで、教育行政報告を終わります。 ○議長(鈴木保昭君) これから、質疑を行います。 質疑ありませんか。 笠原啓仁君。 ◆2番(笠原啓仁君) おはようございます。 それでは、1点だけ。6ページ、資料編で、教育委員の活動ということで、③、第1回教育委員会、書いてありますが、この一番最後に、倶知安町立小学校の適正配置についてということで議題に上げて議論されたようですが、この議論内容を簡単に御説明ください。 ○議長(鈴木保昭君) 教育長。 ◎教育長(田中洋子君) それでは、笠原議員の御質問にお答えをいたします。 2月14日に開催されました第1回の教育委員会で、倶知安町立小学校の適正配置についてということで、委員の皆様と協議を行ってまいりました。 ただ、4月に倶知安町立小学校の適正配置に関する基本計画を策定した後、担当のほうで町内の人口動態について、定期的に追っていろいろ取りまとめていたところなのですけれども、この1月、2月の時点におきましても、町内の子どもたちの分布の状況の中では大きな動きが見えてこなかったというのが現状でございました。 ただ、基本計画策定後、3カ月周期で子どもたちの状況を追ってきたという経緯もございましたので、この会議におきましては、そのあたりの状況について、教育委員の皆様にも御理解をいただくということで、状況の報告というような内容が主となっております。 以上です。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) これで、質疑を終わります。 これで、教育行政報告を終わります。----------------------------------- △日程第6 議案第14号から議案第28号 ○議長(鈴木保昭君) 日程第6 議案第14号倶知安町役場庁舎建設基金条例の制定について、議案第20号倶知安町農業基盤整備促進事業分担金の徴収に関する条例の制定について、議案第24号平成28年度虻田郡倶知安町一般会計補正予算(第14号)、議案第25号平成28年度虻田郡倶知安町国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)、議案第26号平成28年度虻田郡倶知安町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)、議案第27号平成28年度虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)及び議案第28号平成28年度虻田郡倶知安町地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 議案第14号。 福家総務課長。 ◎総務課長(福家直人君) それでは、議案第14号を御説明させていただきます。 倶知安町役場庁舎建設基金条例の制定について。 倶知安町役場庁舎建設基金条例を次のように制定する。 平成29年3月6日提出、倶知安町長。 それでは、裏面をお開きいただきたいと思います。 倶知安町役場庁舎建設基金条例。 まず、今回の条例制定の理由でございます。下段の説明欄をごらんいただきたいと思います。 現庁舎が抱える耐震性や老朽化といった課題・問題点を初め、災害時の対策拠点としての役割、住民サービス、事務効率の向上を目指した機能強化を図るため、役場庁舎建設のための基金を設置するといったものでございます。 それでは、各条項を御説明させていただきます。 まず、設置として、第1条、倶知安町の役場庁舎建設に必要な経費に充てるため、倶知安町役場庁舎建設基金(以下「基金」という。)を設置するものであります。 積み立てに関しまして、第2条として、基金として積み立てる額は、一般会計歳入歳出予算で定めるものとする。 費消につきまして、第3条、基金は、第1条の目的を達成するため、必要がある場合に限り、その全部又は一部を費消することができる。 管理につきまして、第4条、基金に属する現金は、金融機関の預金その他最も確実かつ有利な方法により保管しなければならない。 第2項として、基金に属する現金は、必要に応じ、最も確実かつ有利な有価証券に代えることができる。 運用益金の処理。 第5条、基金の運用から生じる収益は、一般会計歳入歳出予算に計上して、この基金に編入するものとする。 繰替運用等。 第6条、町長は、財政上必要があると認めるときは、確実な繰戻しの方法、期間及び利率を定めて、基金に属する現金を歳計現金に繰り替えて運用することができる。 委任につきまして、第7条、この条例に定めるもののほか、基金の管理に関し必要な事項は、町長が定める。 なお、附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するといった内容でございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(鈴木保昭君) 議案第20号。 上木建設課主幹。 ◎建設課主幹(上木直道君) それでは、議案第20号の提案理由の説明を行います。 議案第20号倶知安町農業基盤整備促進事業分担金の徴収に関する条例の制定について。 倶知安町農業基盤整備促進事業分担金の徴収に関する条例を、次のように制定する。 平成29年3月6日提出、倶知安町長。 本条例の制定理由についてでございますが、農業基盤整備促進事業は、団体営事業として、主に圃場への暗渠排水を施工するものでございますが、これまでは町が農業者へ補助金を交付し、農業者が施工業者へ工事を発注し、補助金と自己負担分を合わせて業者へ支払をしておりましたが、国の要綱等の改正によりまして、これが廃止され、平成28年度の補正予算より、新たに町が請け負い発注で実施することとされたことから、今後は町が、本条例案に基づき、工事費から補助金を除いた分を分担金として徴収することといたします。 裏面をごらんください。 まず、下段の記載の説明でございます。 説明。 倶知安町における農業基盤整備促進事業に要する費用の一部に充てるため、地方自治法第224条の規定に基づく分担金を受益者から徴収することに関し、必要な事項を定めるものである。 上段に戻っていただきまして、条項の説明でございます。 第1条、趣旨でございます。 この条例は、倶知安町農業基盤整備促進事業(以下「事業」という。)に要する必要について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第224条の規定に基づく分担金(以下「分担金」という。)を徴収することに関し、必要な事項を定めるものとする。 第2条、納税義務者といたしまして、前条の分担金は、当該事業によって利益を受ける者で、当該事業の施行に係る地域内にある土地の所有者及びその土地の耕作者が協議の上指名するもの(以下「受益者」という。)から徴収する。 第3条、分担金の額としまして、分担金の額は、町と受益者が協議した額を超えない範囲内で町長が定める。 第4条、分担金の賦課徴収といたしまして、分担金は、事業完了後当該年度内において、倶知安町債権管理条例(平成24年倶知安町条例第20号)及び倶知安町財務規則(平成13年倶知安町規則第16号)に定めるところにより賦課及び徴収する。 2項といたしまして、分担金の納期限は、当該年度内において町長が定める。 第5条、委任といたしまして、この条例の施行に関し必要な事項は、町長が定める。 最後に、附則でございます。この条例は、公布の日から施行する。 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木保昭君) 議案第24号。 福家総務課長。 ◎総務課長(福家直人君) それでは、議案第24号を御説明させていただきます。 平成28年度虻田郡倶知安町一般会計補正予算(第14号)。 平成28年度虻田郡倶知安町の一般会計補正予算(第14号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ7,927万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ94億9,129万4,000円とする。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 繰越明許費。 第2条、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第2表 繰越明許費」による。 債務負担行為の補正。 第3条、債務負担行為の変更は、「第3表 債務負担行為補正」による。 地方債の補正。 第4条、地方債の変更は、「第4表 地方債補正」による。 平成29年3月6日提出、倶知安町長。 それでは、歳出のほうから御説明させていただきます。 25ページをお開きいただきたいと思います。 3、歳出。 2款総務費1項総務管理費1目一般管理費、補正額11万8,000円の減、補正後の額3億4,632万8,000円。1、職員人件費分といたしまして、2節給料13万2,000円の計上となります。こちら、12月補正後の再精査による計上となります。2、総務分といたしまして、7節賃金、非常勤職員及びパート職員に係ります執行残の処理、200万円の減額計上となります。3、管財分、11節需用費におきまして、消耗品ほか印刷製本費、光熱水費、それぞれ不足見込額の計上となります。合わせまして110万円の計上となります。14節使用料及び賃借料、複写機借上料に係ります不足見込み額65万円の計上となります。 2目文書広報費、補正額4,000円の減、補正後の額722万4,000円。19節負担金、補助及び交付金におきまして、広報技術研究会負担金外1件、執行残の減額補正、4,000円の減額でございます。 次ページにわたりまして、5目財産管理費、補正額6,813万3,000円、補正後の額1億5,426万6,000円。1、総務分といたしまして、7節賃金、役場庁舎管理警備員の賃金、不足見込み額20万円の計上となります。2、管財分、11節需用費におきまして、消耗品費、不足見込み10万円の計上となります。13節委託料、ふるさと寄附金業務委託料といたしまして1,024万円、ふるさと寄附金の決済業務委託料といたしまして18万3,000円、合わせまして1,042万3,000円の計上となります。こちらにつきましては、ふるさと寄附金の収入増額見込みに対応いたしました諸経費、業務委託及び決済業務委託に係る経費でございます。 なお、ふるさと寄附金の収入の増につきましては、別途歳入のほうで御説明いたしますが、当初2,000万円の込みのところ、追加で1,880万円の増額見込みを予測しての計上となっております。 15節工事請負費、倶知安高校前林帯下刈り工事外3本、記載のそれぞれの工事執行残の整理ということで、96万7,000円の減額でございます。25節積立金、ふるさと応援基金積立金837万7,000円、庁舎建替基金積立金5,000万円、合わせまして5,837万7,000円でございます。こちら、ふるさと応援基金の積立金につきましては、今年度におけます収入見込みから諸経費、差し引き残額につきまして積み立てるといったものでございます。 次のページに移りまして、7目企画費、補正額146万1,000円の減、補正後の額4,403万1,000円。1、企画費におきまして、8節報償費から19節負担金・補助及び交付金、こちら、それぞれ記載の各事業執行に当たりましての執行残整理ということで、合わせまして137万3,000円の減額でございます。2、総合政策分といたしまして、8節報償費から13節委託料、こちらにつきましても記載の各費目執行残整理減額で、8万8,000円の減額計上となってございます。 次ページにわたりまして、10目自治振興費、補正額18万円、補正後の額5,068万2,000円、19節負担金・補助及び交付金におきまして、峠下集会所修繕費用補助金といたしまして18万円の計上でございます。こちら、集会所修繕に係りまして、地域要望に対しまして3分の2相当額の補助金の計上でございます。 14目事務改善費、補正額543万4,000円の減、補正後の額6,481万5,000円。12節役務費におきまして、通信運搬費70万円の減額計上でございます。15節工事請負費、光ケーブル撤去工事に係りまして476万1,000円の減、こちらにつきましては、国道5号線の電線地中化工事の延期に伴いまして、減額計上でございます。19節負担金、補助及び交付金、自治体情報セキュリティクラウド負担金といたしまして2万7,000円の計上となります。 15目姉妹都市交流費、補正額27万2,000円の減、補正後の額68万8,000円。9節旅費から19節負担金・補助及び交付金まで、記載のとおり、各執行残の整理、合わせまして27万2,000円の減額計上でございます。 16目諸費、補正額93万5,000円、補正後の額1,289万3,000円。23節償還金・利子及び割引料におきまして、社会福祉費負担金精算返還金、平成27年度事業確定に伴う計上でございます。93万5,000円となってございます。 1項合計、補正額6,195万9,000円、補正後の額8億6,844万2,000円でございます。 3項戸籍住民基本台帳費1目戸籍住民基本台帳費、補正額394万円、補正後の額5,524万1,000円。1、職員人件費分といたしまして、3節職員手当等時間外勤務手当、不足見込みの50万円の計上となります。2、戸籍住民基本台帳費、19節負担金・補助及び交付金としまして、個人番号カード等関連事務委任交付金344万円の計上となります。 3項合計、補正額394万円、補正後の額5,524万1,000円。 2款合計、補正額6,589万9,000円、補正後の額10億5,776万円でございます。 次ページにわたりまして、3款民生費1項社会福祉費1目社会福祉総務費、補正額2,505万9,000円、補正後の額3億6,201万9,000円。3の国保分といたしまして、28節繰出金、国民健康保険事業特別会計繰出金におきまして、785万5,000円の減額計上となります。6、介護保険分といたしまして、19節負担金・補助及び交付金、地域介護・福祉空間整備推進事業費補助金といたしまして88万2,000円の計上でございます。7、臨時福祉給付費(経済対策分)といたしまして、こちら4節共済費から下段の20節扶助費まででございます。合わせまして3,203万2,000円の計上となってございます。 次ページにわたりまして、3目介護保険管理費、補正額ゼロ、補正後の額1億5,768万円、こちら、財源変更に係る補正でございます。 6目障害者福祉費、補正額2,400万円の減、補正後の額4億1,109万円、20節扶助費におきまして、介護給付費・訓練等給付費2,400万円の減、執行残見込みでございます。 1項合計、補正額105万9,000円、補正後の額12億6,795万7,000円でございます。 次ページにわたりまして、2項児童福祉費1目児童福祉総務費、補正額215万円の減、補正後の額5億9,332万3,000円。1の職員人件費分といたしまして、2節給料180万円の減。4節共済費、共済組合負担金35万円の減でございます。こちらはいずれも育児休業職員に係る執行残整理でございます。 3目青少年相談費、補正額9万6,000円の減、補正後の額211万8,000円。1節の報酬から19節負担金、補助及び交付金まで、それぞれ執行残整理によりまして、合わせまして9万6,000円の減額計上となります。 5目みなみ保育所費、補正額12万7,000円、補正後の額5,542万9,000円。11節需用費につきまして、賄い材料費12万7,000円の計上となります。 6目倶知安保育所費、補正額95万7,000円、補正後の額3,972万9,000円。4節共済費におきまして、社会保険料として10万8,000円。7節賃金、臨時保育士賃金ほかにおきまして68万円の計上。11節需用費、修繕料として16万9,000円の計上となります。 7目八幡保育所費、補正額ゼロであります。補正後の額1,720万3,000円。11節需用費におきまして、燃料費及び賄い材料費において増額、一方、修繕料におきまして11万9,000円の減額、組み替えでの補正となってございます。 2項合計、補正額116万2,000円の減、補正後の額12億272万6,000円。 3款合計、補正額10万3,000円、補正後の額24億7,068万3,000円でございます。 続いて、4款衛生費1項保健衛生費1目保健衛生総務費、補正額393万7,000円の減、補正後の額3億879万6,000円。職員人件費分といたしまして、2節給料から4節共済費、合わせまして393万7,000円の減額でございます。こちら育児休業職員に係りましての執行残処理でございます。そのほか福祉分といたしまして、財源変更に係ります補正となってございます。 4目火葬場費、補正額115万9,000円減、補正後の額1,314万8,000円。こちら4節共済費から11節需用費におきまして、各費目執行残整理に伴いまして115万9,000円の減額計上となります。 5目環境衛生費、補正額116万4,000円の減、補正後の額890万2,000円。19節負担金・補助及び交付金におきまして、浄化槽設置整備事業補助金といたしまして、執行残116万4,000円の減額計上となります。 1項合計、補正額626万円の減、補正後の額3億9,408万3,000円でございます。 2項清掃費1目塵芥処理費、補正額1,110万4,000円の減、補正後の額2億7,970万4,000円。4節共済費におきまして、社会保険料、不足見込みの2万5,000円の計上。11節におきましては、印刷製本費におきまして14万円の増額計上、一方、光熱水費280万円の減、差し引き266万円の減額計上となります。13節におきましては、塵芥収集業務委託料202万9,000円の減、ほか記載の各経費6本、減額計上となってございます。なお、中段、生ごみ処理業務委託料といたしまして235万7,000円の増額計上となります。差し引き、合わせまして846万9,000円の減額となってございます。 2目リサイクルセンター費、補正額127万8,000円の減、補正後の額3,927万4,000円。13節委託料におきまして、資源回収業務委託料に係る執行残、合わせまして127万8,000円の減額計上となります。 2項合計、補正額1,238万2,000円の減、補正後の額3億5,886万3,000円。 4款合計、補正額1,864万2,000円の減、補正後の額7億5,294万6,000円でございます。 続いて、6款農林水産業費1項農業費2目農業総務費、補正額22万6,000円の減、補正後の額3,555万1,000円。3の農地中間管理事業費にかかわりまして、9節旅費から記載の12節役務費まで、それぞれ執行残の整理、22万6,000円の減額計上となります。 4目農業振興費、補正額150万円の減、補正後の額3,686万円。19節負担金、補助及び交付金におきまして、青年就農給付金事業給付金といたしまして、執行残150万円の減額でございます。 5目畜産業費、補正額642万6,000円の減、補正後の額2,518万6,000円。13節委託料におきまして、花園育成牧場管理運営委託料325万6,000円の減。15節工事請負費におきまして、花園牧場にかかわりましての水源防護柵設置工事外1件、こちらは、事業の実施取りやめによりまして、合わせまして317万円の減額計上となります。 6目農地費、補正額524万7,000円、補正後の額1億98万7,000円。15節工事請負費におきまして、農業基盤整備促進事業工事といたしまして2,623万5,000円の計上。19節負担金・補助及び交付金、農業基盤整備促進事業補助金といたしましての分2,098万8,000円の減額計上となります。 1項合計、補正額290万5,000円の減、補正後の額2億4,966万3,000円でございます。 2項林業費2目林業振興費、補正額276万9,000円の減、補正後の額1,671万4,000円。1、補助事業分といたしまして、19節負担金・補助及び交付金、未来につなぐ森づくり事業補助金161万4,000円の減。2の単独事業分といたしまして、15節工事請負費、森林環境保全整備事業115万5,000円の減額計上となります。 3目機構分収造林費、補正額708万5,000円の減、補正後の額57万3,000円。15節工事請負費でございます。造林地整備事業708万5,000円、こちら入札不調によります減額計上となります。 2項合計、補正額985万4,000円の減、補正後の額2,734万7,000円。 6款合計、補正額1,275万9,000円の減、補正後の額2億7,701万円でございます。 7款商工費1項商工費1目商工総務費、補正額20万円、補正後の額4,793万9,000円。3節職員手当等におきまして、時間外勤務手当、不足見込み20万円の計上となります。 2目商工振興費、補正額121万8,000円の減、補正後の額3,972万9,000円。11節需用費から記載の14節使用料及び賃借料まで、それぞれ執行残の減額、合わせまして121万8,000円の減でございます。 1項合計、補正額101万8,000円の減、補正後の額8,766万8,000円。 2項観光費1目観光費、補正額600万円の減、補正後の額1億85万5,000円。1、観光費におきまして、1節報酬から下段19節負担金・補助及び交付金でございます。それぞれ執行残の整理ということで、合わせまして570万円の減額となってございます。 次のページにわたりまして、2のサン・スポーツランド管理費でございます。7節賃金から15節工事請負費まで、こちらも執行残整理、合わせまして30万円の減額計上となります。 2項合計、補正額600万円の減、補正後の額1億85万5,000円。 7款合計、補正額701万8,000円の減、補正後の額1億8,852万3,000円でございます。 8款土木費2項道路橋りょう費3目道路新設改良費、補正額397万1,000円の減、補正後の額1億8,139万4,000円。15節工事請負費におきまして、西1丁目南通1号道路改良工事外記載の7本、計8本の工事でございます。それぞれ執行残に伴います減額計上、合わせまして397万1,000円の減でございます。 4目除雪対策費、補正額ゼロでございます。補正後の額4億1,859万5,000円、こちら財源変更に係るものでございます。 5目橋りょう維持費、補正額125万6,000円の減、補正後の額3,082万4,000円。13節委託料におきまして、橋梁点検業務委託料として52万2,000円の減額計上。15節工事請負費におきまして、比羅夫橋橋梁修繕工事73万4,000円の減額計上となります。 2項合計、補正額522万7,000円の減、補正後の額7億3,372万2,000円でございます。 4項都市計画費1目都市計画総務費、補正額1,386万5,000円の減、補正後の額8,899万3,000円。2の都市計画分といたしまして、13節委託料におきまして、北7条通街路事業用地確定測量業務委託料、あわせまして家屋調査業務委託料、この2本にかかわりまして、合わせまして1,006万円の減額計上となります。15節工事請負費、ひらふ高原地区公共サイン設置工事におきまして160万5,000円の減額計上となります。22節補償・補填及び賠償金、北7条通にかかわりまして、街路事業用地買収費200万円の減額計上となります。6として、空き家対策分、1節報酬、倶知安町空き家等対策協議会委員報酬にかかわりまして15万円の減額計上。9節旅費、費用弁償にかかわりまして5万円の減額計上となります。 次ページ、2目公共下水道事業費、補正額4,722万4,000円の減、補正後の額2億4,629万2,000円でございます。28節繰出金、公共下水道事業特別会計繰出金といたしまして4,722万4,000円の減額計上、こちら下水道事業特別会計におきましての受益者分担金の増が見込めるということで、こちら減額となってございます。 3目公園費、補正額700万円の減、補正後の額6,239万3,000円。1、公園管理分といたしまして、4節共済費から下段の18節備品購入費まで、それぞれ執行残の処理、合わせまして700万円の減額計上となります。 4項合計、補正額6,808万9,000円の減、補正後の額3億9,767万8,000円の計上となります。 5項住宅費1目住宅管理費、補正額1,017万7,000円の減、補正後の額2億5,189万2,000円。1、職員人件費分といたしまして、2節給料37万4,000円の増、こちら12月以降の再精査に係るものでございます。3節職員手当等、時間外勤務手当及び退職手当組合負担金、それぞれ不足見込みの計上となります。67万8,000円でございます。2、住宅分、4節共済費から19節負担金・補助及び交付金にかかわりまして、それぞれ執行残の整理、合わせまして902万9,000円の減額計上となります。3、補助事業分といたしまして、15節工事請負費、羊蹄団地5号棟長寿命化等改善工事にかかわりまして220万円の減額計上となっております。 5項合計、補正額1,017万7,000円。補正後の額2億5,189万2,000円。 8款合計、補正額8,349万3,000円の減、補正後の額14億4,603万4,000円でございます。 9款消防費1項1目消防費、補正額473万6,000円の減、補正後の額3億3,335万4,000円。19節負担金・補助及び交付金におきまして、羊蹄山ろく消防組合負担金といたしまして473万6,000円の減額計上となります。 2目災害対策費、補正額238万6,000円の減、補正後の額2,690万4,000円。13節委託料につきまして、観光・防災Wi-Fiステーション整備業務委託料としまして238万6,000円の減額計上となります。 1項合計、9款合計ともに補正額712万2,000円の減、補正後の額3億6,025万8,000円でございます。 10款教育費1項教育総務費1目教育委員会費、補正額17万4,000円の減、補正後の額211万3,000円。1節報酬及び9節旅費におきまして、それぞれ執行残整理、17万4,000円の減額計上となります。 2目事務局費、補正額209万4,000円の減、補正後の額7,650万1,000円。1、職員人件費分といたしまして、2節給料5万7,000円の計上となります。3節職員手当等、時間外勤務手当及び退職手当組合負担金といたしまして、不足見込み18万4,000円の計上となります。2の事務局費、1節報酬におきまして、外国語指導助手報酬として1万円の計上となります。以下、4節共済費から次ページの13節委託料までにおきましては、それぞれ執行残の整理、減額でございます。一番下段、18節備品購入費におきましては、事務局用事務備品購入におきまして15万3,000円の計上となります。こちら事務局費総体におきましては、差し引き233万5,000円の減額計上となっております。 3目財産管理費、補正額はありません。補正後の額2,736万6,000円でございます。11節需用費におきまして、修繕料として23万円の増額。18節備品購入費におきましては、教職員住宅用備品購入23万円の減額ということで、こちら組み替えの計上となってございます。 1項合計、補正額226万8,000円の減、補正後の額1億598万円でございます。 2項小学校費1目学校管理費、補正額77万7,000円、補正後の額8,894万9,000円。学校管理費といたしまして、1節報酬においては、非常勤公務補報酬におきまして8万4,000円の計上、11節需用費において、燃料費といたしまして100万円の増額、一方、印刷製本におきまして25万円の減額でございます。13節委託料として、除雪業務委託料20万円の減額でございます。14節使用料及び賃借料、重機借り上げとして20万円の増額計上でございます。15節工事請負費におきましては、東小学校外壁補修工事外1件、合わせまして34万円の減額計上となっております。16節原材料費におきましては、環境整備用材料30万円の減額。18節備品購入費におきましては、学校管理用備品の購入58万3,000円の増額計上となりまして、増減合わせまして77万7,000円の計上となってございます。 2目教育振興費、補正額185万円、補正後の額7,814万7,000円。13節委託料につきまして、通学バス運行委託料として250万円の増額計上となります。18節備品購入費におきましては、一般教材備品購入外、記載の2件におきまして、合わせまして65万円の減額となってございます。 2項合計、補正額262万7,000円、補正後の額1億6,709万6,000円でございます。 3項中学校費1目学校管理費、補正額63万3,000円、補正後の額4,880万4,000円。1節報酬におきまして、非常勤公務補報酬1万6,000円の増額。11節需用費におきまして、消耗品費50万円の増額計上。14節使用料及び賃借料、重機借り上げといたしまして20万円の増額計上。16節原材料費といたしまして、環境整備用材料、執行残20万円の減額計上。18節備品購入費におきましては、学校管理用備品購入で11万7,000円の計上となってございます。 2目教育振興費、補正額200万円の減、補正後の額4,421万1,000円。こちら7節賃金から下段18節備品購入費まで、各費目執行残の整理、合わせまして200万円の減額計上となっております。 3項合計、補正額136万7,000円の減、補正後の額9,301万5,000円。 4項社会教育費1目社会教育総務費、補正額64万3,000円の減、補正後の額5,118万2,000円でございます。こちら1節報酬から下段19節負担金・補助及び交付金まで、記載のとおり、それぞれ執行残に係る整理、合わせまして64万3,000円の減額計上となっております。 続いて、2目公民館費、補正額35万5,000円の減、補正後の額964万8,000円。こちら8節補償費から13節委託料まででございます。記載の執行残に係る整理35万5,000円の減額計上でございます。 3目青少年教育費、補正額7万円の減、補正後の額102万4,000円。こちら8節報償費から19節負担金・補助及び交付金でございます。執行残整理、7万円の減額計上となります。 4目成人教育費、補正額9万円の減。こちら8節報償費におきまして、執行残整理、9万円の減額計上でございます。 5目青少年センター費、補正額8万8,000円の減、補正後の額804万8,000円。こちら世代交流センターに係る経費、7節賃金及び14節使用料及び賃借料、それぞれ執行残整理でございまして、合わせまして8万8,000円の減額計上となります。 7目美術館費、補正額40万5,000円、補正後の額3,514万円。11節需用費におきまして、光熱水費、電気料に係る不足見込み額40万5,000円の計上となります。 8目郷土資料館費、補正額42万7,000円、補正後の額1,184万9,000円。7節賃金において、日々雇用賃金14万2,000円の計上。11節需用費におきまして、光熱水費28万5,000円の計上となります。 4項合計、補正額41万4,000円の減、補正後の額1億1,906万7,000円でございます。 5項保健体育費1目保健体育総務費、補正額33万5,000円の減、補正後の額4,469万7,000円。1節報酬から記載の9節旅費におきまして、執行残整理、合わせまして33万5,000円の減額でございます。 2目学校保健体育費、補正額167万円の減、補正後の額1,101万2,000円。13節委託料から記載の19節負担金・補助及び交付金まで、合わせまして167万円の減額計上、執行残整理でございます。 3目体育館費、補正額110万円の減、補正後の額5,238万円。こちら7節賃金及び11節需用費におきまして減額、執行残整理でございます。 4目体育施設費、補正額183万3,000円の減、補正後の額3,147万4,000円、1の体育施設費におきまして、13節委託料でございます。多目的広場芝生等管理業務委託料外1件におきまして、執行残整理、合わせまして23万1,000円の減額計上となります。2の水泳プール管理費、7節賃金から記載の下段、工事請負費まで、それぞれ執行残整理、合わせまして126万2,000円の減額計上となっております。次ページ、3のパークゴルフ場管理費でございます。こちら4節共済費から下段の18節備品購入費におきまして、それぞれ執行残整理に伴いまして、合わせまして34万円の減額計上となります。 6目学校給食センター費、補正額663万6,000円の減、補正後の額13億4,809万円でございます。こちら学校給食センター分といたしまして、1節の報酬から次ページにわたります19節負担金・補助及び交付金でございます。それぞれ記載の費目におきましての執行残整理ということで、合わせまして663万6,000円の減額となってございます。 58ページの下段、5項合計、補正額1,157万4,000円の減、補正後の額15億979万3,000円でございます。 6項文化福祉センター費1目管理費、補正額2万4,000円、補正後の額4,353万7,000円。11節需用費におきまして、燃料費におきまして70万円の減、修繕料といたしまして72万4,000円、こちら2階ホールシャッターの修繕でございます。差し引き2万4,000円の計上となります。 6項合計、補正額2万4,000円、補正後の額4,353万7,000円。 7項諸費1目諸費、補正額68万6,000円の減、補正後の額629万9,000円。19節負担金・補助及び交付金、倶知安町奨学金外1件、合わせまして68万6,000円減の執行残整理でございます。 7項合計、補正額68万6,000円の減、補正後の額2,046万4,000円。 10款合計、補正額1,365万8,000円の減、補正後の額20億5,895万2,000円でございます。 続いて、12款公債費1項公債費2目利子、補正額237万5,000円の減、補正後の額7,714万9,000円。23節償還金・利子及び割引料におきまして、償還利子237万5,000円の減額計上となります。 1項合計、12款合計ともに補正額237万5,000円の減、補正後の額7億5,911万3,000円でございます。 歳出につきましては、以上でございます。 続いて、歳入を御説明させていただきます。 14ページをお開きください。 2、歳入。 2款地方譲与税2項1目自動車重量譲与税、補正額300万円の減、補正後の額6,400万円。1節自動車重量譲与税といたしまして、最終見込みから300万円の減額計上となります。 2項合計、補正額300万円の減、補正後の額6,400万円。 2款合計、補正額300万円の減、補正後の額9,200万円でございます。 6款地方消費税交付金1項1目地方消費税交付金、補正額3,300万円の減、補正後の額2億9,700万円。1節地方消費税交付金といたしまして、最終見込みから今回3,300万円の減額計上でございます。 1項合計、6款合計ともに補正額3,300万円の減、補正後の額2億9,700万円でございます。 8款自動車取得税交付金1項1目自動車取得税交付金、補正額400万円、補正後の額1,400万円。1節自動車取得税交付金といたしまして、今回400万円の増額計上となります。 1項合計、8款合計ともに補正額400万円、補正後の額1,400万円。 11款地方交付税1項1目地方交付税、補正額3,000万円の減、補正後の額23億4,885万円。1節地方交付税といたしまして、うち特別地方交付税におきまして、今回3,000万円の減額計上となります。 1項合計、11款合計ともに補正額3,000万円の減、補正後の額23億4,885万円でございます。 13款分担金及び負担金1項分担金1目農林水産業費分担金、補正額524万7,000円、補正後の額758万7,000円。1節農業費分担金といたしまして、農業基盤整備促進事業受益者分担金524万7,000円の計上となります。 1項合計、補正額524万7,000円、補正後の額758万7,000円。 2項負担金1目民生費負担金、補正額369万円の減、補正後の額6,402万3,000円。1節児童福祉費負担金といたしまして、児童措置費負担金369万2,000円の減、日本スポーツ振興センター負担金2,000円の増、差し引き369万円の減額計上となります。 3目教育費負担金、補正額10万円の減、補正後の額36万2,000円。1節教育諸費負担金といたしまして、日本スポーツ振興センター負担金として10万円の減額計上になります。 2項合計、補正額379万円の減、補正後の額7,312万3,000円。 13款合計、補正額145万7,000円、補正後の額8,071万円でございます。 14款使用料及び手数料1項使用料3目衛生使用料、補正額10万5,000円の減、補正後の額412万1,000円。1節保健衛生使用料といたしまして、墓地の使用料10万5,000円の減額となります。 4目農業使用料、補正額259万3,000円の減、補正後の額503万1,000円。1節畜産施設使用料といたしまして、花園育成牧場使用料259万3,000円減額となります。 7目教育使用料、補正額38万5,000円の減、補正後の額1,682万円。2節保健体育使用料といたしまして、ソフトボール球場使用料外記載の2件におきまして減額する一方、2段目、水泳プール使用料におきまして11万3,000円の増額、差し引き、合わせまして38万5,000円の減額計上となります。 1項合計、補正額308万3,000円の減、補正後の額1億3,025万9,000円でございます。 2項手数料4目農林水産業手数料、補正額9,000円の減、補正後の額28万8,000円。1節農業手数料、家畜人工授精捕獲手数料といたしまして9,000円の減額計上となります。 2項合計、補正額9,000円の減、補正後の額3,839万2,000円。 14款合計、補正額309万2,000円の減、補正後の額1億6,865万1,000円でございます。 15款国庫支出金1項国庫負担金1目民生費国庫負担金、補正額1,200万円の減、補正後の額3億9,524万8,000円。4節障害者介護給付費等国庫負担金といたしまして1,200万円の減額計上となります。 1項合計、補正額1,200万円の減、補正後の額3億9,524万8,000円でございます。 2項国庫補助金1目総務費国庫補助金、補正額640万円、補正後の額1,886万8,000円。 1節総務費補助金といたしまして、社会保障・税番号制度システム整備補助金として176万6,000円、個人番号カード交付事業費補助金として344万円、同じく同カードの交付事務費補助金として40万6,000円。観光・防災Wi-Fiステーション整備事業補助金といたしまして78万8,000円、合わせまして640万円の計上となります。 2目民生費国庫補助金、補正額3,342万2,000円、補正後の額3億2,204万6,000円。1節社会福祉費補助金といたしまして、臨時福祉給付金給付事業費補助金として2,904万円、同じく給付事務費補助金といたしまして350万円、合わせまして3,254万円の計上となります。3節介護福祉費補助金、地域介護・福祉空間整備推進交付金といたしまして88万2,000円の計上となります。 3目衛生費国庫補助金、補正額53万7,000円の減、補正後の額55万5,000円。1節環境衛生費補助金といたしまして、環境型社会形成推進交付金53万7,000円の減額計上になります。 5目土木費国庫補助金、補正額2,876万7,000円の減、補正後の額1億5,252万6,000円。1節道路橋りょう費補助金といたしまして、社会資本整備総合交付金として、雪寒路線除雪業務分外記載の2本にわたりまして、合わせまして681万6,000円の減額計上となります。2節都市計画事業費補助金、社会資本整備総合交付金として、旭ケ丘総合公園わんぱく広場大型遊具設置工事分外記載の1本、合わせまして1,620万1,000円の減額計上となります。3節住宅費補助金、社会資本整備総合交付金といたしまして、公営住宅家賃減免事業分外、下段の記載3本、合わせまして4本が減額でございますが、2段目のくっちゃん型住宅建設促進補助事業分といたしまして75万円の増額、差し引き575万円の減額計上となります。 2項合計、補正額1,051万8,000円、補正後の額5億1,828万2,000円。 15款合計、補正額148万2,000円の減、補正後の額9億3,621万5,000円でございます。 16款道支出金1項道負担金1目民生費道負担金、補正額600万円の減、補正後の額2億3,811万9,000円。5節障害者介護給付費等道負担金といたしまして600万円の減額計上となります。 1項合計、補正額600万円の減、補正後の額2億3,811万9,000円でございます。 2項道補助金3目衛生費道補助金、補正額5,846万4,000円、補正後の額5,882万4,000円。1節保健衛生費補助金といたしまして、公的精神科病院等運営費補助金として5,846万4,000円の計上でございます。 4目農林水産業費道補助金、補正額3万5,000円の減、補正後の額1億547万3,000円。1節農業費補助金といたしまして、北海道青年就農給付金事業補助金150万円の減額。2節林業費補助金といたしまして、森林環境保全整備事業補助金につきましては245万8,000円の増額、未来につなぐ森づくり事業補助金につきましては99万3,000円の減、差し引き146万5,000円の計上となります。 2項合計、補正額5,842万9,000円、補正後の額3億451万2,000円。 16款合計、補正額5,242万9,000円、補正後の額5億7,287万円でございます。 17款財産収入2項財産売払収入1目不動産売払収入、補正額1,640万円の減、補正後の額3,363万円。1節土地売払収入といたしまして1,640万円の減額計上となります。 2項合計、補正額1,640万円の減、補正後の額3,364万円。 17款合計、補正額1,640万円の減、補正後の額5,761万4,000円でございます。 18款寄附金1項寄附金1目ふるさと応援寄附金、補正額1,880万円。1節ふるさと応援寄附金といたしまして1,880万円の計上となります。 1項合計、18款合計ともに補正額1,880万円、補正後の額3,882万円でございます。 19款繰入金1項基金繰入金1目財政健全化基金繰入金、補正額7,500万円の減、補正後の額3億3,600万円。1節財政健全化基金繰入金といたしまして7,500万円の減額計上となります。 1項合計、補正額7,500万円の減、補正後の額6億1,330万8,000円。 2項特別会計繰入金2目後期高齢者医療事業特別会計繰入金、補正額622万2,000円、補正後の額622万3,000円。1節後期高齢者医療事業特別会計繰入金といたしまして622万2,000円の計上となります。 3目地方卸売市場事業特別会計繰入金、補正額111万8,000円、補正後の額111万8,000円。1節地方卸売市場事業特別会計繰入金としまして111万8,000円の計上となります。 2項合計、補正額734万円、補正後の額1,389万3,000円。 19款合計、補正額6,766万円の減、補正後の額6億2,720万1,000円でございます。 20款繰越金1項1目繰越金、補正額1,779万4,000円、補正後の額2億9,021万1,000円。1節前年度繰越金といたしまして1,779万4,000円の計上となります。 1項合計、20款合計ともに補正額1,779万4,000円、補正後の額2億9,021万1,000円でございます。 21款諸収入4項雑入6目学校給食費収入、補正額218万1,000円の減、補正後の額7,387万9,000円。1節学校給食費収入といたしまして218万1,000円の減でございます。 7目雑入、補正額403万6,000円の減、補正後の額9,780万4,000円。2節機構分収造林負担金といたしまして、事業負担金730万9,000円の減額計上となります。3節雑入、斎場使用町村負担金外2件におきまして増額の一方、3段目、農地中間管理事業委託金22万6,000円の減額計上となります。差し引き327万3,000円の計上となります。 4項合計、補正額621万7,000円の減、補正後の額1億7,528万6,000円。 21款合計、補正額621万7,000円の減、補正後の額2億4,845万5,000円でございます。 22款町債1項町債2農林水産業債、補正額360万円の減、補正後の額410万円。1節公有林造林事業債といたしまして360万円の減額計上となります。 3目土木債、補正額690万円の減、補正後の額2億1,260万円。1節道路橋りょう整備事業債、西1丁目南通1号道路改良事業債外記載の5本について減額計上となります。下から3段目の東2丁目北通道路改良事業債におきましては20万円の増額、差し引き380万円の減額計上となります。3節公園施設整備事業債、旭ケ丘総合公園わんぱく広場整備事業債200万円の減額計上となります。4節公営住宅建設事業債、羊蹄団地長寿命化等改善事業債110万円の減額計上となります。 7目消防債、補正額240万円の減、補正後の額1,040万円。1節防災対策事業債といたしまして、観光・防災Wi-Fiステーション整備事業債240万円の減額計上となります。 1項合計、22款合計ともに補正額1,290万円の減、補正後の額14億3,898万4,000円でございます。 歳入につきましては、以上でございます。 続いて、6ページをごらんいただきたいと思います。 6ページ、第2表、繰越明許費でございます。 今回、記載の3本につきまして繰越明許とするものでございまして、まず、2款総務費3項戸籍住民基本台帳費、個人番号カード等関連事務委任交付金事業として119万7,000円でございます。 2本目、3款民生費1項社会福祉費、臨時福祉費給付金事業、経済対策分といたしまして3,203万2,000円でございます。 3本目、6款農林水産業費1項農業費、農業基盤整備促進事業といたしまして2,623万5,000円でございます。 続いて7ページ、第3表、債務負担行為補正でございます。 2本ございまして、1本目、浄化槽設置に伴う水洗化工事資金利子助成金(平成28年度事業)につきましては、補正前として、年度当初で設定しておりましたが、補正後といたしましては、今年度、該当がないため削除するものでございます。 2本目につきましては、倶知安町中小企業振興融資に係る利子補給金、平成28年度事業でございます。こちら期間につきましては、補正前、補正後とも変わらずでございます。限度額について、今回確定したことから150万円と補正するものでございます。 次に、8ページをごらんいただきたいと思います。 第4表、地方債補正となります。 こちらにつきましては、8ページから11ページまで、11本の記載についての補正となります。補正前、補正後、いずれも起債の方法、利率、償還の方法については変更はございません。よって、起債の目的順に限度額の変更について御説明をさせていただきます。 それでは、まず、公有林造林事業費でございます。補正前限度額770万円につきまして、補正後限度額410万円とするものであります。それから、西1丁目南通1号道路改良事業費、補正前限度額2,250万円につきまして、補正後限度額2,220万円とするものであります。北2条西通道路改良事業費、補正前限度額1,080万円につきまして、補正後限度額1,000万円とするものであります。 ページ変わりまして、北1条西通道路改良事業費につきまして、補正前限度額1,800万円につきまして、補正後限度額1,790万円とするものであります。続いて、東3丁目通道路改良事業費、補正前限度額1,620万円につきまして、補正後限度額1,570万円とするものであります。東2丁目北通道路改良事業費、補正前限度額1,620万円につきまして、補正後限度額1,640万円とするものでございます。 10ページにわたりまして、東4丁目仲通道路改良事業費、補正前限度額1,620万円につきまして、補正後限度額1,480万円とするものであります。比羅夫橋橋りょう修繕事業費、補正前限度額900万円につきまして、補正後限度額810万円とするものであります。旭ケ丘総合公園わんぱく広場整備事業費、補正前限度額1,680万円につきまして、補正後限度額1,480万円とするものであります。羊蹄団地長寿命化等改善事業費、補正前限度額7,510万円につきまして、補正後限度額7,400万円とするものであります。観光・防災Wi-Fiステーション整備事業費であります。補正前限度額1,280万円につきまして、補正後限度額1,040万円とするものでございます。 以上、補正前限度額合計14億5,188万4,000円につきまして、補正後限度額合計14億3,898万4,000円とするものでございます。 なお、2ページから5ページ記載の第1表、歳入歳出予算補正の歳入歳出、また、32ページから34ページの給与費明細、35ページ記載の債務負担行為補正に係っての当該年度以降の支出予定額に関する調書及び36ページの地方債の各年度末におけます現在高の見込みに関する調書につきましては、それぞれ記載のとおりとなってございます。説明を省略させていただきたいと思います。 以上で、議案第24号の提案説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(鈴木保昭君) この際、暫時、10分程度休憩をいたします。よろしくお願いいたします。     午前11時01分 休憩-----------------------------------     午前11時13分 再開 ○議長(鈴木保昭君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第6 前回の議事を継続いたします。 議案第25号。 川南福祉医療課長。 ◎福祉医療課長(川南冬樹君) それでは、議案第25号につきまして、御説明申し上げます。 議案第25号平成28年度虻田郡倶知安町国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)。 平成28年度虻田郡倶知安町の国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ649万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億7,543万2,000円とする。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 平成29年3月6日提出、倶知安町長。 それでは、事項別明細、歳出から御説明申し上げますので、7ページをお開きいただきたいと思います。 3、歳出。 1款総務費1項総務管理費1目一般管理費、補正額104万8,000円、補正後の額3,100万2,000円。職員人件費分といたしまして、3節職員手当及び4節共済費、予算の執行不足見込みにより、合わせまして11万円の計上となっております。2、国保係分、19節負担金、補助及び交付金、システム改修費負担金といたしまして93万8,000円の計上となっております。 2目広域連合負担金、補正額466万5,000円の減、補正後の額5億4,882万6,000円。広域連合負担金、19節負担金・補助及び交付金といたしまして、後志広域連合負担金466万5,000円の減額補正となっております。これにつきましては、平成28年度分の分賦金精算徴収額負担金という形になってございます。 1項合計、361万7,000円の減、補正後の額5億7,982万8,000円。 1款合計、補正額361万7,000円の減、補正後の額5億8,520万1,000円となっております。 ページをめくっていただきまして、6款1項1目前年度繰上充用金、補正額287万4,000円の減、補正後の額7,512万6,000円。22節補償・補填及び賠償金といたしまして、平成27年度繰上充用金287万4,000円の減となっております。 1項合計、6款合計ともに補正額287万4,000円の減、補正後の額7,512万6,000円となっております。 歳出につきましては、以上でございます。 続きまして、歳入を御説明申し上げますので、4ページをお開きいただきたいと思います。 2、歳入。 3款1項繰入金1目一般会計繰入金、補正額785万5,000円の減、補正後の額2億2,780万7,000円。2節その他一般会計繰入金といたしまして、人件費相当分、予算不足によるもので11万円の計上、事務費等相当分330万円の減、これにつきましては、延滞金収入増による法定外繰入金の減であります。それから、後志広域連合分466万5,000円の減、これにつきましては、分賦金精算徴収額減による法定外繰入金の減という形になってございます。 1項合計、3款合計ともに補正額785万5,000円の減、補正後の額2億2,780万7,000円となっております。 続きまして、5ページ、5款諸収入1項延滞金及び過料1目税附帯収入、補正額330万円、補正後の額430万円。1節延滞金といたしまして、保険税延滞金330万円の計上でございますけれども、これにつきましては、滞納処分実施による実収入額増を見込んでおり、今回330万円の計上となっております。 1項合計、補正額330万円、補正後の額430万円。 4項1目雑入、補正額287万4,000円の減、補正後の額7,512万7,000円。1節雑入といたしまして287万4,000円の減でございます。これにつきましては、歳出減に伴います調整額であります。 4項合計、補正額287万4,000円の減、補正後の額7,512万7,000円。 5款合計、補正額42万6,000円、補正後の額8,713万2,000円となります。 ページをめくっていただきまして、6ページ、6款国庫支出金1項国庫補助金1目国民健康保険事業補助金、補正額93万8,000円、補正後の額153万2,000円。1節国民健康保険事業補助金といたしまして、国民健康保険制度関係業務準備事業費補助金93万8,000円でございます。これにつきましては、追加事業といたしまして、外部システム及び住基システムを連携させるためのシステム改修という形で補正を計上させていただいております。 1項合計、6款合計ともに補正額93万8,000円、補正後の額153万2,000円。 以上で、歳入を終わりたいと思いますす。 なお、2ページ、第1表、歳入歳出予算補正の歳入歳出、それから、3ページ、事項別明細書、1、総括の歳入歳出及び9ページ、給与費明細につきましては、記載のとおりとなっておりますので、説明については省略させていただきます。 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木保昭君) 引き続き、議案第26号。 川南福祉医療課長。 ◎福祉医療課長(川南冬樹君) それでは、議案第26号について御説明申し上げます。 議案第26号平成28年度虻田郡倶知安町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)。 平成28年度虻田郡倶知安町の後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ300万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億5,946万円とする。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 平成29年3月6日提出、倶知安町長。 それでは、事項別明細、歳出から御説明申し上げますので、5ページをお開きいただきたいと思います。 3、歳出。 2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金、補正額322万1,000円の減、補正後の額1億4,904万7,000円。19節負担金・補助及び交付金といたしまして、保険料等負担金322万1,000円の減となっておりますが、これにつきましては、前年度繰越保険料と現年度増額精算分との差額調整による補正となってございます。 1項合計、2款合計ともに補正額322万1,000円の減、補正後の額1億4,904万7,000円。 3款諸支出金2項繰出金1目繰出金、補正額622万2,000円、補正後の額622万3,000円。28節繰出金といたしまして、一般会計繰出金622万2,000円の計上でございます。 2項合計、補正額622万2,000円、補正後の額622万3,000円。 3款合計、補正額622万2,000円、補正後の額677万3,000円。 歳出につきましては、以上でございます。 4ページを見ていただきたいと思います。 2、歳入。 1款1項1目後期高齢者医療保険料、補正額300万1,000円、補正後の額1億584万1,000円。1節現年度分といたしまして、特別徴収保険料300万円の減、普通徴収保険料601万円、差し引き300万1,000円の計上となっております。これにつきましては、加入者所得の上昇及び新規取得者の増に伴う補正計上でございます。 1項合計、1款合計ともに補正額300万1,000円、補正後の額1億584万1,000円。 歳入につきましては、以上でございます。 ページ戻っていただきまして、2ページ。 第1表、歳入歳出予算補正、歳入歳出及び3ページ、事項別明細、1、総括、歳入歳出につきましては、記載のとおりとなっておりますので、説明につきましては省略させていただきます。 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木保昭君) 議案第27号。 中村水道課長。 ◎水道課長(中村公一君) それでは、議案第27号について御説明いたします。 今回の補正の内容ですが、まず1点目としまして、受益者分担金負担金の増額でございます。2点目としまして、中途退職した職員1名分の人件費の減額でございます。3番目としまして、処理場更新工事等の委託料、工事請負費の減額でございます。それに伴いまして、国庫補助金、一般会計繰入金、町債の減額でございます。 それでは、平成28年度虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)。 平成28年度虻田郡倶知安町の公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,456万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億5,558万5,000円とする。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 地方債の補正。 第2条、地方債の変更は、「第2表 地方債補正」による。 平成29年3月6日提出、倶知安町長。 それでは、歳出から説明いたしますので、8ページをお開きください。 3、歳出。 1款1項公共下水道事業費1目公共下水道管理費、補正額54万9,000円の減、補正後の額1億7,771万6,000円。1、細目としまして、職員人件費分、2節給料54万、9,000円の減でございます。 2目公共下水道建設改良費、補正額3,402万円の減、補正後の額1億2,998万5,000円。細目1、補助事業分としまして、13節委託料、終末処理場中央監視制御施設電気設備更新工事施工監理業務委託料68万円の減、終末処理場汚泥ポンプ更新詳細設計業務委託料14万円の減、これは入札執行残によるものでございます。合計82万円の減額となります。15節工事請負費、終末処理場中央監視制御施設電気設備更新工事3,320万円の減、実施設計及びそれの発注に伴う工事費の減額でございます。 1項合計、1款合計ともに補正額3,456万9,000円の減、補正後の額3億770万1,000円。 次のページに移りまして、2款1項公債費1目元金及び2目利子につきましては、補正額ゼロ、財源の変更でございます。 以上、歳出でございます。 続きまして、歳入の説明をいたしますので、5ページをお開き願います。 2、歳入。 1款分担金及び負担金1項分担金1目公共下水道事業受益者分担金、補正額4,576万3,000円、補正後の額5,880万6,000円。1節前年賦課分としまして、公共下水道事業受益者分担金4,576万3,000円となっております。この増額の主な要因としまして、区域内の新規が5件ありまして、約340万円の増額。猶予解除が3件ありまして、420万円の増額。区域外におきまして新規8件、合計3,800万円の増額となっております。 1項合計、補正額4,576万3,000円、補正後の額5,880万6,000円。 2項負担金1目公共下水道事業受益者負担金、補正額56万2,000円、補正後の額136万8,000円。1節現年賦課分、公共下水道事業受益者負担金56万2,000円の増額となります。これの主な要因としましては、南2条東1丁目のアパート新築が一括支払になった分と、北6条西3丁目の新幹線の現場事務所が追加になった分でございます。 2項合計、補正額56万2,000円、補正後の額136万8,000円。 1款合計、補正額4,632万5,000円、補正後の額6,017万4,000円。 6ページに移りまして、3款国庫支出金1項国庫補助金1目公共下水道事業補助金、補正額1,867万円の減、補正後の額4,903万円。1節公共下水道事業補助金、社会資本整備総合交付金1,867万円の減額でございます。 1項合計、3款合計ともに補正額1,867万円の減、補正後の額4,903万円。 4款1項繰入金1目一般会計繰入金、補正額4,722万4,000円の減、補正後の額2億4,629万2,000円。1節一般会計繰入金としまして4,722万4,000円の減額となっております。 1項合計、4款合計ともに補正額4,722万4,000円、補正後の額2億4,629万2,000円。 次、7ページに移りまして、7款1項町債1目公共下水道事業債、補正額1,500万円の減、補正後の額1億7,200万円。1節公共下水道事業債としまして1,500万円の減額でございます。 1項合計、7款合計ともに補正額1,500万円の減、補正後の額1億7,200万円。 以上、歳入でございます。 次に、3ページをお開き願います。 第2表、地方債補正。 起債の目的、公共下水道事業債、補正前限度額6,400万円、補正後限度額4,900万円。 なお、限度額、起債の方法、利率、償還の方法については変更ありません。 補正前限度額合計1億8,700万円、補正後限度額合計1億7,200万円。 なお、2ページ、第1表、歳入歳出予算の補正の歳入歳出。4ページの公共下水道事業特別会計歳入歳出予算事項別明細書の1、総括、歳入歳出については、再計のため説明は省略いたします。 また、10ページ、11ページの給与費明細書及び12ページの地方債に関する調書につきましては記載のとおりでございますので、説明は省略いたします。 以上、よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(鈴木保昭君) 議案第28号。 熊谷まちづくり新幹線課長。 ◎まちづくり新幹線課長(熊谷義宏君) 議案第28号について御説明申し上げます。 議案第28号平成28年度虻田郡倶知安町地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)。 平成28年度虻田郡倶知安町の地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところよる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ144万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ731万4,000円とする。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 平成29年3月6日提出、倶知安町長。 それでは、初めに、事項別明細書の歳出から御説明申し上げますので、5ページをお開きになっていただきたいと思います。 3、歳出。 1款市場事業費1項1目市場事業費、補正額144万7,000円、補正後の額731万4,000円。11節需用費におきましては、修繕料といたしまして12万9,000円、予定といたしましては、大型シャッターのオーバースライダーの修繕、また、年度末におきまして、冷蔵庫等の保守点検業務があることに備えまして12万9,000円を増額するものでございます。次に、13節委託料につきましては、市場駐車場ほか除雪委託料に20万円の計上をしております。年度末に向けての支払いに向け20万円の計上をしてございます。最後に、28節繰出金につきましては、一般会計繰出金といたしまして111万8,000円を計上してございます。27年度、前年度の決算に基づく繰出金としてございます。 1項合計、1款合計ともに補正額144万7,000円、補正後の額731万4,000円でございます。 歳出は、以上でございます。 続いて、歳入について、4ページをごらんになっていただきます。 2、歳入。 1款使用料1項1目使用料、補正額33万9,000円、補正後の額619万6,000円。市場使用料といたしまして、売上高割使用料、見込みといたしまして33万9,000円を増額計上してございます。 1項合計、1款合計ともに補正額33万9,000円、補正後の額619万6,000円でございます。 続いて、2款繰越金1項1目繰越金、補正額110万8,000円、補正後の額111万8,000円。前年度繰越金110万8,000円でございます。 1項合計、2款合計ともに補正額110万8,000円、補正後の額111万8,000円でございます。 歳入は、以上でございます。 なお、2ページの第1表、歳入歳出予算補正の歳入歳出及び3ページ、事項別明細書の1、総括の歳入歳出につきましては、ただいま御説明申し上げました再計となってございますので、説明については省略させていただきます。 議案第28号については、以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(鈴木保昭君) この際、暫時休憩をいたします。1時30分再開といたします。よろしくお願いします。     午前11時36分 休憩-----------------------------------     午後1時30分 再開 ○議長(鈴木保昭君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第6 前回の議事を継続いたします。 これから、一括して質疑を行います。 質疑ありませんか。 作井繁樹君。 ◆8番(作井繁樹君) まず、議案第14号です。役場庁舎建設基金条例についてなのですが、制定自体に反対するつもりは全くございませんので、中身についてちょっと確認させていただきたいのですが、2条、基金として積み立てる額は、一般会計歳入歳出予算で定めるものとするということになっております。 それで、補正のほうを見ると、一般会計補正予算、26ページ、庁舎建替基金積立金ということで5,000万円ございます。ちょっと名称は違うけれども、多分これのことなのかなと思います。 当初予算のほうには、そういったものはないのですが、この積立額というのは、要するに当初予算で定めるのではなくて、あくまでも執行残を充てるのか、その基本的な考え方をお聞かせください。まず、1点目です。 2点目が、一般会計の補正予算です。36ページ、農林水産業費、農業費です。 まず一つ目が、4番、農業振興費の150万円の減額補正なのですけれども、これは、対象者というか希望者がいなかったということなのか、もしくは、何からの条件を満たさなくてはじかれたということなのか、ちょっと内容をお聞かせください。 もう一つ、その下、5番目です。畜産業費の中の花園牧場の関係の柵の工事なのですけれども、これは、柵の工事を行わなかったということだと思うのですが、新年度予算には多分、ふたを工事するような予算が組まれていたと思うのですけれども、現場を見たことないものですから、現場を見たことのない人間にもわかりやすく、どういう経過でどんな工事をするのかというのを補足で説明願いたいと思います。 それから、45ページの消防費です。消防費、500万円弱の減額補正になっているのですけれども、この要因をお聞かせください。 それから、最後、60ページの公債費、こちらも利子が230万円ほどの減額補正になっていますけれども、これも同じく要因を聞かせてください。 ○議長(鈴木保昭君) 総務課長。できるだけわかりやすく答弁お願いします。 ◎総務課長(福家直人君) 何点か御質問いただきました。 まず、議案第14号、基金条例に関しましての補正予算との関連でございます。 まず、基金条例と、今回、補正予算の歳出、25ページ、積立金でございますが、ここで、名称でございます。歳出の積立金の名称といたしまして、庁舎建替基金積立金というような表示でございまして、基金条例の名称と若干の差異ございますけれども、内容的には同じものにしているところでございまして、御理解いただきたいと思います。 それと、庁舎建てかえに係りましての積み立ての条例、第2条のところで、積み立てに関しての規定、一般会計歳入歳出予算で定めるものとする規定をして、今回提案してございます。こちらに関しましては、新年度の当初予算、あるいは執行残ということの御質問でございましたけれども、特に、その部分につきましては、必ず執行残をもって積み立てるという限定でもないというふうに考えます。ただ、そのときの歳入歳出全体予算の中での状況を見た中で、随時積み立てていきたい。そのような考え方をもっての規定、一般会計歳入歳出予算で定めるといったところでございます。 それから、45ページ、9款消防費の補正予算、消防組合負担金の473万6,000円の減額ということでございますけれども、こちらにつきましては、消防組合の共通経費、27年度の繰越金の精算に係っての減額補正といった内容になってございます。 それともう1点、総務関係であったと思います。60ページ、12款公債費の今回減額でございますけれども、こちら当初予算で組んでいた償還の利子、見込み額でございます。そちらにつきまして、当初に対比しまして、実際に借り入れが行われた、それによって利率が確定したことによりまして、当初予算で見た利率との差の分に係っての不用額が、今回230万円ほど生じたということで、減額の補正ということで計上させていただいております。 以上でございます。 ○議長(鈴木保昭君) 農林課長。 ◎農林課長(福家朋裕君) それでは、作井議員からの御質問にお答えしたいと思います。 まず、農業振興費、青年就農給付金でございます。当初予算で2人分、継続で1人分、新規で1人分ということで、300万円の予算を見ておりましたが、新規の方につきましては、申し込みがなかったということで、1人分を減額するものでございます。 次に、畜産業費の工事請負費、水源防護柵設置工事108万7,000円の減額分でございます。こちらにつきましては、まず、場所につきましては、花園牧場より山側に建っております宿泊施設の敷地に隣接して水源地がございます。その水源地へは、道道から宿泊施設への進入路を利用して立ち入ることとなってございます。それで、ここの水源地周辺につきましては、一般の観光客の方が、当然宿泊施設でございますので、いろいろ入ってきますけれども、その方々の防疫対策としまして、水源地へ容易に侵入ができないように柵を設置するということで検討しておりました。 実際、ことしになってから現地のほうを確認いたしまして、柵を設置すると、雪とかの影響で破損するおそれがあり、耐久性が伴わないということもありまして、ことしにつきましては見送りまして、新年度で、逆に水源地の開口部を覆うということで計画してございます。 次に、境界柵の設置工事についてでございます。こちらの場所につきましては、宿泊施設のオーナーの方の御自宅と牧場が隣接する場所になります。そちらにつきましては、現在、牧柵を二重にして牛との接触ができないようにはしておりますが、牧場関係者以外の者の侵入を防ぐために、境界付近に柵の設置を検討しておりましたが、隣接する所有者の方と協議をしているところですが、なかなか調わず、結果としてできなかったという内容で、今後も協議を継続し、効果的な対応をしていきたいというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(鈴木保昭君) 作井繁樹君。 ◆8番(作井繁樹君) まず、基金の関係なのですけれども、特段ルールはないような話だったのですが、別な言い方をすると、これは、この制度を受けるために基金をつくることが必須であって、お金をためるのが目的ではないということで受けとめていいのかというのをまずお聞かせください。 それから、消防の負担金だったのですけれども、ということは、消防の全体の残額をそれぞれの町村で分けた場合に減額になったということの受けとめでいいのですよね、ちょっとその辺はっきりわからなかったのでお聞かせください。 以上2点です。 ○議長(鈴木保昭君) 総務課長。 ◎総務課長(福家直人君) ただいま2点の御質問でございます。 まず、基金の関係でございます。お金をためるのが目的ではないのではないかというような御質問だったかと思いますが、全体を振り返りますと、今回の役場庁舎の建てかえという部分につきましては、新たな国のほうからの財政支援、そういったものが打ち出された状況でございます。 それと、国からそういうところが提示される前段、ここ数年来、現庁舎におきましては既に老朽化の、それと耐震性がないということは重々承知してございまして、いずれのときにか庁舎の建てかえは必要であるといった認識はしていたところでございます。 それに相まって国の新たな制度も出てきたということでございまして、まずは、できるだけ手持ちの資金、庁舎の建てかえのための資金を蓄える必要がある。そういったところから、今回特定した、役場庁舎建てかえのための基金条例を設置いたしまして、そこで積み立てをしていく、そういった考えのもとに、今回、条例も提案させていただき、補正予算も提出させていただいたところでございます。 それともう1点の消防費の関係でございます。こちら共通経費に係っての倶知安町としての部分の減額ということでございますので、消防組合としての全体的な経費が年度末の中で若干当初より下回った、それに係って減額といった状況になってございます。よろしくお願いします。 ○議長(鈴木保昭君) 作井繁樹君。 ◆8番(作井繁樹君) 基金の聞き方が悪かったのですね。済みません、もう一度確認します。 国の制度を受けるに当たっては、この基金を設けることが必須なのですかということをまず確認させてください。 それと、お金をためることが目的であるならば、執行残は、執行残の何%を積み立てるぐらいのことはきちんと方針を示すべきだと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(鈴木保昭君) 西江町長。 ◎町長(西江栄二君) 作井議員の質問にお答えしたいと思います。 庁舎建替基金条例の制定でありますけれども、今回、国のほうで新たな財政支援がされるわけでありますけれども、それがある、なしにかかわらず、今後、何年後かわかりませんけれども、庁舎建てかえするとなると、全国的な各自治体においても、庁舎建てかえに対する積み立てをして、それを宛てがう形で、全体の大体4分の1程度は皆さん25%か3割ぐらいは結構積んでいるのです。本町としてもそういう基金を持って、今後、10年後先ぐらいには建てかえていかなければならない、そんな建物であるという形で思っておりました。 今回、国の制度が新たにできた中において、国のほうでも1割程度は基金というか、そういう財源をしっかり持っているということが必要であるということでありますので、今回、基金条例を制定して、1割程度ぐらいは積まなければならないなというふうに思っております。4年間の期間の中でのあれでありますので、ぜひ基金を1割程度を積みたいなというふうに思っております。 当初予算から基金を積んで、予算に組めばいいか、なかなか当初予算の中では、さまざま事業が多いということを考えますと、皆さん一生懸命、切磋努力して節減に努めた中での執行残を、浮いた分を少しでも積むことが望ましいのではないかなというふうに思って、今回、28年度において執行残がありますので、その一部を積み立てて、今回5,000万円を積ませていただいたという形でありますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに質疑ありませんか。 原田芳男君。 ◆7番(原田芳男君) まず、議案第14号の庁舎の基金の関係でお伺いしておきます。 今、作井議員のほうにさまざま答弁されて、大体町の意図するところはわかったのですが、やはり庁舎建設のための基金という形で特別に設けるということになれば、やはり幾ら積むかという目標をきちんと決めてやらなければ何の意味もないというふうに思うのです。そこはまずはっきりしていない。 それから、こういう形で積むのであれば、既に公共施設整備基金というのがあります。わざわざ役場庁舎建設のための基金を設けなくても、それで十分、大体できるのではないかなというふうに思うのです。わざわざつくるからには、それなりの意図があってやるわけですから、目標と、毎年どれぐらい積んでいくのかというのをきちっともって、本来であれば当初予算で措置していかなければならないのではないかというふうに思っています。 これ、国の補助事業とのかかわりで非常に重要な点なのですよね。今回、4年の時限立法だけれども、9割起債が認められて、そのうち3割は基準財政需要額に繰り入れてもいいという破格の中身になっていまして、本来であれば多額の自己負担が伴うのが大分楽になるというわけですから、それに伴って計画的にやらなければならないと。起債を返さなければならないというのはありますけれども、というふうに思っています。その点、明確にしてやらないとだめではないかなというふうに思っていますので、いかがでしょうか。 それから、補正予算のほうで2点ほどお伺いしたいと思います。 まず1点は、29ページのところに個人番号カードの関係の、マイナンバーの関係の予算が組まれています。住基カードはどうなったのでしょうか。それぞれ皆さん、たしか発行経費500円だか取られて、カードを発行されている方も結構いらっしゃる。税金の申告、e-Taxのときにはそれがなければ申告できないということで、必要に迫られてつくられた方もいる。このカードはどうなるのでしょうか。これに伴って、この関係の条例もあったはずです。これらもどうするのかということをお伺いしておきたいと思います。 それから、議案第26号後期高齢者医療の関係でお伺いします。25号の国民健康保険とのかかわり合いもあるのですが、厚生労働省は、たしか昨年だったと思うのですが、通達か何かを出して、後期高齢者医療保険について、発足当初からシステムに不備があったということで、取り過ぎ、それから取り足りない部分、両方があって、返す分と、さらにもらう部分が生じるということで、システム改修をたしかやるということで所要の予算が措置されているはずです。 それで、これは町村段階でシステム改修が行われるのか、それとも道の広域連合の段階で行われるのか、よく私も中身が、新聞報道等、そういったものでしか承知していないので、これはどういうことなのか詳しく御説明を願いたいと思うのです。 それで、ネットなどで調べてみると、この関連で、国民健康保険の中で、介護保険だと思うのですが、後期高齢者医療保険と同じシステムで賦課しているということで、国民健康保険のほうに検証に入っているという、名寄市などがそういうのを進めているというのが載っています。倶知安町はそれをしなくてもいいのかどうか。当然、今回の補正等のかかわり合いで、そこら辺の問題が出てくるのではないかなというふうに思うので、どういうふうに考えているのかなというふうに思っています。というのは、名寄市などは、もう既に2月ぐらいから進めているようです。倶知安町はどのように考えているか、お伺いしておきます。 この3点について。 ○議長(鈴木保昭君) 総務課長。 ◎総務課長(福家直人君) 何点か御質問いただいたところでございますけれども、まず、役場庁舎の基金の関係でございます。 まず、先ほどの作井議員へのお答えの中でもあります、今回の新しい基金条例につきましては、あくまでも役場庁舎建てかえに係っての設置するための基金ということでございます。 その中で、幾ら積み立てるのか、しっかり目標を持って積み立てるべきという御質問、1点目だったと思います。その部分に関しましては、先ほど町長の御答弁の中にも触れられていたかというふうに考えますが、なかなか当初の予算のおきましては、これは今年度ばかりではございませんが、非常に歳出要望、そういったところの経費が膨らむ中で、いかに効率的な財源を割り当てしながら、その年度の事業予算を組み立てるか、そういった当初の段階の中では、なかなか基金積み立てということで、当初の中ではしっかりした数字を持って当初では組み込めないといった状況で現状に至っております。 それともう1点、基金条例の部分で、新たな役場庁舎建替といった条例を制定をしなくても、既存の公共施設整備基金、こちらのほうで間に合うのではないかといったことかと思います。 しかしながら、今回の町としての考え方といたしましては、あくまでも喫緊に迫った、建てかえが必要である、庁舎のための基金というものをしっかりと別枠を持って、基金として蓄えていく必要がある。そういったところから、公共施設整備基金、例えばこちらに一緒に組み込んだ場合には、役場庁舎に当初想定していたものが、そうでない急ぎのものに充当せざるを得ない、そういったことも考えられるかもしれません。そういったところから、明確に役場庁舎を建てかえに充てるための基金ということで、この条例を新たに制定をしたいというふうな考え方でございます。基金の関係、このような答弁とさせていただきたいと思います。 それから、29ページの個人番号カードに関してでございます。 こちらのほうの状況につきましては、新たな制度が国のほうで始まって以来、国とともに地方公共団体についても整理に向けて、現時点でも進んでおります。このカードの状況につきましては、本年2月末現在でございますが、本人への交付の件数1,134枚ということで、そのような状況になってございます。今後におきましても、このカードの普及に向けて、町のほうといたしましても、これら取り組みを進めていきたいというふうに捉えてございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木保昭君) 暫時休憩します。     午後1時56分 休憩-----------------------------------     午後1時57分 再開 ○議長(鈴木保昭君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第6の議事を進めます。 答弁お願いします。 住民環境課長。 ◎住民環境課長(菅原康二君) 原田議員の御質問にお答えします。 住基カードはどうなったかということでございますけれども、条例については、中身としては、条例の上で手数料を規定していたということでございます。ただ、住基カードというのは今、期限が切れた場合、無料でマイナンバーカードに移行されるということになってございますので、今後、先ほど総務課長から答弁ございました、マイナンバーカードを推進していくということでございますので、御理解よろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木保昭君) 福祉医療課長。 ◎福祉医療課長(川南冬樹君) 原田議員からの議案第26号に係る後期高齢者医療事業に関する部分の関係でございます。 まず、システムの関係上、取り過ぎだとか足りないだとかという形の部分ということでございますけれども、基本的には、システム自体はコンピューターでやりますけれども、それは入力する側は人間ですので、その辺のミスだとか、また、情報の連携がうまくいかないだとかといった部分の誤賦課というか、そういった部分はあろうかと思います。 基本的には、後期高齢者医療につきましては、保険者が北海道というような形の中で、町村からは、いわゆる負担金というような形で徴収していると。 ただ、うちのほうの窓口の中で、いわゆる倶知安町の住基システムと後期高齢者医療のシステム、こちらのほうの連携をとらなければなりません。数年前にも、基本的に後期高齢者で持っている調定額と本町で持っている調定額、これが一致しない部分がありましたので、その整合につきまして、かなり時間を使った中で整合性をとっていったというような状況がありますけれども、後期高齢者医療システムの関連で、いわゆる議案第25号の国保のシステムの関係でございますけれども、今、国のほうでは、国民健康保険に関する部分の賦課徴収、それから収納、いわゆる給付に関する部分に関しては、全国共通の標準システムの導入、こういった形をやって、なるべくどこの市町村、いわゆる保険者がやっても同じような形の取り扱いができるような形のシステムを導入しようとしております。北海道におきましては、北海道クラウドというような形の部分のやつで今、整備を進めているような状況でございますので、今回の補正額につきましては90数万円、これは外部と住基のシステムの連携を図るための補正額ではございますけれども、新年度予算についてはもっと大きい金額で予算組みをしているような状況でございます。 いずれにいたしましても、取り過ぎ、取り足りないだとかというような形の部分については、あくまでも担当者がチェックをしてやっていくという形に尽きるというふうに考えてございますので、私どもといたしましては、日々そういった部分のチェックを欠かさないような形で、適正な運営を図っていきたいというふうに考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木保昭君) 原田芳男君。 ◆7番(原田芳男君) 基金の関係については、作井議員のほうからもお話があったと思うのですが、やはり幾らためるのかということがなければ、幾ら借りていいのかということにもつながらないわけですよね。そこのところをちゃんとしないとだめではないですか。例えば5,000万円ずつ4年間ためれば2億円になります。それだと20億円で1割というのはわかるのですが、そこを2億円にするのか、3億円にするのか、ちゃんと目標を決めてかからないと、それはちょっとだめだなというふうに思っていますので、きちんとしたことを。これは当然新年度予算ともかかわってくるので、そこでもまた聞くということになると思いますので、それまでに、どうするのかちゃんと答えられるようにしていただきたいというふうに思います。 それから、住基カードの関係ですけれども、いずれ廃止しなければならないと思うのです。それで、これについては、もう1回ちゃんと調べておいてほしいなというふうに、国のほうからも何か言ってきているのではないかというふうに思いますので、ちゃんとしておいてほしいというふうに思います。 それから、後期高齢者医療の関係です。これインターネットでも調べられるのだけれども、厚労省の文書が載っています。そこでははっきりとシステムのふぐあいによってということで書いています。解説のほうを見ると、それによって、戻す分については発足当初までさかのぼって戻すと。もらう分については、時効の関係があるので、そこまでしかさかのぼれないけれども、もらうというふうになっているのです。 どういうものかというのは私もちらっと読んだだけで、わからない部分もあるのだけれども、青色申告に基づくものなのです。青色申告をしている人で、後期高齢者医療にかかわっている部分ということで、その省令には書いてあります。それでいくと、国民健康保険だとか介護保険についても、当然システム的には同じシステムでやるわけだから、多分、介護保険のほうだと思うのだけれども、同じシステムで賦課するので、ふぐあいが出ているのではないかということで、ほかの市町村では調査をしているという状況にあるのです。ですから、その関係について、それは町村まで負担金が伴ってくるものなのか、それとも道の広域連合だけでやるものなのか、そこら辺についてお伺いしているのです。 それで、もしかして返すお金が発生した場合に、国保にかかわってくれば、当然町村もかかわってくるのではないかなというふうに思うのです。それについてはどのように取り扱っているのか、新年度予算ともかかわってくるのだけれども、ただ、ほかの町村では、その部分について、国保にまでかかわって調査をしているというところで、今現在の段階なのです。当然、倶知安町も進めていかないと、それは新年度予算にも間に合わなくなってくるということだと思うので、今、倶知安町はどのような段階にありますかということをお聞きしているのです。その点について、ひとつよろしくお願いします。 ○議長(鈴木保昭君) 福祉医療課長。 ◎福祉医療課長(川南冬樹君) お答えいたします。 今現在、後期高齢者医療、それから国保についても調査をしている段階でございます。ただ、本町において、今現在そういった部分の該当はないというような担当の者からの連絡がありますので、ただ、こういった部分というのは、何回も検証するというような形になると思います。 また、後期高齢者に関する部分については、いわゆる道が保険者という形で、町村については負担金という形になりますので、もしそういった部分の該当があれば、調整という形になると思います。毎年、前年度の保険料だとか、そういった部分の精算だとかということを次年度にやるというような形になりますので、当初予算に影響というよりも、新年度予算で、途中で補正だとか、あとは調整するというような形で対応ができるものというふうに考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに質疑ありませんか。 小川不朽君。 ◆1番(小川不朽君) 私、議案第14号の基金条例の制定についてと、それと、24号の補正予算にかかわっての質問をいたします。 質問の当てられた順番が3番目ということで、作井議員と原田議員と質問の部分が重複するかもしれませんが、蒸し返しになるのかもしれませんけれども、質問いたしたいと思います。 午前中に条例の提案をいただいたところですが、来るべき役場庁舎建設事業に要する経費というのは、これは町独自の財産によるものであることから、計画的そして確実に確保しなければならないという、そういう趣旨に基づいて、この基金条例が制定されるのではなかろうかなと私は理解しています。 私の昨年6月の定例議会の一般質問において、基金の積み立てを訴えたところ、今回の用にスピーディーに受けとめてくれたとも理解しているつもりです。 それで、私の質問というのは、基金条例に基づく積み立ての規模、先ぼと原田議員のほうからあったところと、それとセットとして、使途について伺いたいなと思います。 第1条に、役場庁舎建設に必要な経費に充てるための基金を設置するとあります。その積み立ての規模、つまり積立額の目標だとか限度というのは、どのように考えての条例の制定であろうかということと。その積み立てに基づく使途、何に宛てがうのか、例えば建設費であるわけですけれども、どこまでを範囲としているのかを具体的に示していただきたいなと思います。 というのは、これは、一括提案された議案第24号の補正予算のところの、先ほど5,000万円の補正予算が組まれておりますけれども、そこにもかかわっていますし、まだ町長のほうから、後で行われる町政執行方針とか新年度予算で初めて建築にかかわることがお話しされるだろうと、まだされていないので、予測している中で、予算の中にも、例えば基本計画及び基本設計業務費だとか地質調査費だとか、2,800万円程度の予算が計上されている。今ここでお話しするべきでないのかもしれないのですけれども、そういうことも含めて、その基金というのは、どのように積み立てて、どの範囲で、20億円か30億円かわかりませんけれども、地質調査の測量業務費も含めるのか。そして、最後に移転するときの移転費、旧庁舎取り壊しの経費、そういったところまでかかわる経費としてお考えなのかどうかということも含めて。もう1回戻りますけれども、規模、積立額の目標、そして使途、建築費のどこまでを範囲としているのか質問いたします。 ○議長(鈴木保昭君) 西江町長。 ◎町長(西江栄二君) 第14号の基金条例の制定と、それに伴う補正予算の関係でありますけれども、これから新年度に向けての執行方針の中でうたっているわけでありますけれども、現時点において、規模についてどのぐらいかということにつきまして、今、庁舎内でもその必要性、規模範囲、いろいろな場所の設定条件、そこのところがまだしっかり決まっていない中では、なかなか金額が示されないというところであります。 また、今後における庁舎の防災面、それから木材利用であったり、発注方法等さまざまな基本的な考え方についても、今、庁舎内部で検討中であります。当然、それに伴って、建設費がどうなるかというのは、役場庁舎にどういう機能で、どうやって職員が入って、それをさせるかという部分についても、その内容によっては膨らんだり小さくなったりすることも今想定をしているところであります。なかなかそこに向けて、今、建設費が大ざっぱに何ぼというのもなかなか示され、ちょっと今検討中でありますので、金額が示されないわけでありますけれども、一般的に、近隣町村で建てている規模からいきますと、最低、建てる、取り壊し、駐車場の造成関係を含めると20億円程度かかっていると。大体似たような市町村の規模でいくと、20億円から25億円、下手すれば、規模によっては30億円というところもございます。恐らくその範囲の中での1割程度を積むとなれば、2億円から3億円程度必要ではないかなという想定はしますけれども、もう少しそこについては、今後の検討の中で、しっかりした中で目標を決めて、ある程度していきたいなというふうに思っています。 現時点においては、5,000万円で、1割で、5億円の建物というのは、庁舎は建たないのではないかなと思っておりますので、今後、それにつきましては、もう少し詰めた中で、皆さんと議論した中で、しっかりと目標と限度額を決めて、しっかりと基金については積んで対応してまいりたいというふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木保昭君) 小川不朽君。 ◆1番(小川不朽君) 私も先ほど申し上げましたけれども、来るべき備えといいますか、そのための基金条例ではないかということについて理解しているということで、先ほど総務課長のほうでも、喫緊のとか、具体的にまだ計画も述べられていない中での町長の、私そこまで求めていないのです。あくまで、来るべき、つまり基金条例の説明の部分にあるところです。そこのところが趣旨でもあるわけですから、それにのっとっての基金条例であると基本線をしっかりそこのところを押さえて、条例制定であるなというところの確認をしたくて言ったわけで、そのためにもきっちりとした、建てかえの目標であるとか、使途は何であるかということをきちっと押さえておかないと、年度末の帳尻を合わせながらするだとか、預金であるのか何であるのかというところの趣旨が不明確になるのではないかなと思いましたので、その質問をさせていただきました。再質問になってしまいましたけれども、一応お答えは今要りません。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに質疑ありませんか。 三島喜吉君。 ◆16番(三島喜吉君) 1点だけ質問をさせていただきます。 一般会計補正予算の37ページなのですけれども、林業費の森林環境保全整備事業の執行残が今回提案されているのですけれども、一般的に執行残になったときには収入額が落ちていくのですけれども、収入のほうで二百二、三十万円増額補正がかかってきているのです。そこら辺の理由が、普通のものであれば、事業が削減されれば収入が落ちてくるという部分の、ここら辺の整合性というか、理由をちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(鈴木保昭君) 農林課長。 ◎農林課長(福家朋裕君) ただいま三島議員のほうから森林環境保全整備事業の補正の関係の御質問が出ました。 まず、歳出につきましては、これは入札の執行残を減額するものでございます。 それで、歳入のほうで増額となった理由でございますが、当初予算では、事業費の最低補助率45%で積算しておりました。ただ、実績として、事業費の68%が補助金と交付されたため、その分を増額したものでございます。 以上です。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに質疑ありませんか。 盛多勝美君。 ◆14番(盛多勝美君) 議案第24号の20ページ、道補助金の衛生費道補助金5,846万4,000円が入っているわけですけれども、今年度限りなのか、また次年度も見込めるのか。また、地方交付税との関連性はあるのか、その辺もう少し詳しく説明してもらいたいと思います。 ○議長(鈴木保昭君) 医療担当課長。 ◎医療担当課長(田原良英君) 盛多議員の公的精神科病院等運営費補助金に係る御質問につきまして、御答弁をさせていただきたいと思います。 議員の皆様御承知のとおり、羊蹄山麓7町村におきましては、倶知安厚生病院の不採算に関する部門の赤字補填といたしまして、北海道厚生連に対しまして、2億円を上限に財政支援の補助を行ってきているところでございます。 この財政支援につきましては、不採算地区病院としまして、特別交付税、いわゆるルール分の算定の対象となってございます。その算定に当たりましては、倶知安厚生病院は、精神科の入院科病棟60床を持ってございますので、精神科医療を含めた形で協定を結んで、平成28年度につきましては、28年4月に既に2億円を支出済みでございます。 しかしながら、平成28年4月1日付で総務省から、一部改正通知が出されてしまいました。都道府県が公的病院、いわゆる倶知安厚生病院等に助成した場合のみ、いわゆる道庁が倶知安厚生病院に助成をしない限りは特別交付税の算定はしないと。結論から申し上げますと、羊蹄山麓7町村がお金を出してしまっても特別交付税の算定にはなりませんという通知が、平成28年4月1日付で出されたところでございます。要するに、このままでは平成28年度、当町においては5,000万円以上の不納欠損が出てしまうという事態になりかけました。 しかしながら、この唐突な一部改正通知につきましては、本来であれば総務省から関係の国会議員とかに丁寧な説明があり、また、都道府県に説明があって、市町村にも丁寧な説明がなければいけないのですけれども、そのような丁寧な説明等が行われた経過はなく、ちょっと乱暴な通知と認識いたしまして、道内の関係者に御相談をいたしまして、倶知安厚生病院医療機能検討協議会の会長が西江町長でございますので、私と西江町長とともに総務省並びに北海道庁に対しまして、再三再四にわたって働きかけを行ってきたところでございます。 結果といたしましては、まず、平成28年度分につきましては、28年度に限ったスキームということで、特例措置を総務省がとっていただけることになりました。既に市町村が公的医療機関に助成をしてしまっているという場合に限りまして、都道府県が、いわゆる北海道庁が市町村に補填的補助をすれば、国から都道府県に交付税を措置しますと、そのような形の特例の措置を、働きかけによって行っていただけることになりました。 よって、20ページの5,846万4,000円でございますけれども、今申し上げた道からの補填的な補助の数字がこの金額となってございます。 平成29年度以降につきましては、北海道庁から直接厚生連に対して、精神科医療分の不採算医療に対する補助をしていただけるということで、多分今、道議会を開催していると思いますけれども、議決される見込みと聞いてございます。 背景等々につきましては、以上でございます。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに質疑ありませんか。 笠原啓仁君。 ◆2番(笠原啓仁君) もう基金の話は終わったと思っているでしょう。済みません、また戻りますので、建てかえ基金の関係でお尋ねをいたします。 先ほどからの質疑と答弁のやりとりを聞いて、なおかつ、僕も所属しております総務委員会でも、あらかじめ簡単に説明を聞いてきました。そこで説明を聞いていて、私個人なのですけれども、何かひっかかる部分がありまして、のどに骨が刺さっているような、すっきりしない部分がありますので、その辺についてお尋ねをします。 今回の補正予算の5,000万円と基金条例の新設、これは、役場建設一般論でつくったものではなしに、今回、国の制度に乗っかるという、乗っかっての役場建設を非常に意識した条例の新設だというふうに私は思っているのです。 しかしながら、実は、今回の役場庁舎建設に関しては、この議会で、その概要といいますか、町長の姿勢含めて披露は一切されていません。1月6日の新年交礼会でしたか、第一会舘でやった。あそこで町長が初めて公に表明したのはわかりますが、議会では一切、今、きょうここに至るも、新庁舎、役場庁舎の建てかえ、建設の考え方については表明されていません。 先ほど、朝やった行政報告でも役場建てかえの文言は一切記載されていません。あるのは町政執行方針の中には役場庁舎建てかえの考え方については記載があるのですが、それは、今、基金条例と、それから補正予算の議決が終わった後に町長からの説明があるのです。そういう順番になっているのです。 僕は、29年度の執行方針というのは、あくまで新年度の1年間の行政全般をこういうふうにやっていきますという町長の基本姿勢を示したものなのです。そこでは役場庁舎のことはうたっています、確かに。 しかし、今、提案されている一般会計補正予算は、28年度の補正予算でしょう。28年度で余ったお金をこの基金に入れますよ。さらに、基金条例もつくりますよ。議会の人間としては、役場庁舎に対する町長の基本的な姿勢だとか考えを聞かずして、それに関連する条例だとか予算を決めてくれと言われても、そこはなかなかすっきり僕自身はいかないのです。 そこで私は、こういうふうにすべきだと思うのですが、本当は付託して、ちゃんと会期内には結論を出しますけれども、付託すればよかったのですけれども、総務委員会でも準備不足でできなかったのだけれども、こういうことなのです。28年度、お金余ったから5,000万円やりますと、基金に積みますと、これ28年度の予算。役場庁舎の方針は、29年度の執行方針でしか示されていない。後先、順番、これはやっぱり僕は丁寧なやり方ではないというのがまず一つ。もしやるのであれば、僕は、こういうやり方のほうがすっきりしてよかったのではないかなと思うのです。 先ほど誰かが言ってました、倶知安には倶知安町公共施設整備基金条例あります。これは、この間、開いた総務委員会でも言っているのですけれども、ここに積み立てたお金を役場庁舎の建設だとか建てかえに充てられますかと言ったら、全く問題なく充てられますということなのです。そうであれば、僕は、とりあえず28年度の余ったお金はそちらに、役場分ということで積んでおいて、補正予算には、基金載せないで、基金条例だけをまず議論して、3月定例議会で議論すればよかった。条例制定後に基金を積み立てるというやり方が本来のやり方だと思うのです。 基金をつくるのは全く任意でつくるのは、町長の判断で全くつくれます。基金に積み立てることも。ただし、それは法律に規定があるほかは条例で定めなければいけないということなのです。 今回の提案の仕方の二つ目の問題は、基金条例がもしこの議会で否決されたら、一般会計補正予算に載せている5,000万円というのは、条例の根拠なき積立金だから無効になりますよね。そういう理屈になりますよね。ただし、今回の補正予算は、この5,000万円だけではないのです。5,000万円というのは、圧倒的にたくさんある補正予算の中の一つでしかない。だから、基金条例に反対した人は、この5,000万円にも反対しなければいけないから、補正予算全部に反対しなければいけないと。もしくは、修正動議を出して、そこを修正するしかない。 だから、提案の仕方としては、そういう提案の仕方はちょっとずるい。ずるいというか、人質にとられている感じがするのね、ほかの補正予算が。そういう提案の仕方は僕はすべきではないというふうに思うのです。そこ、本当は付託できればよかったのですけれども。 僕は、役場庁舎を建てかえる、防災拠点としての役場庁舎が肝心な災害に耐えられないから建てかえますという町長の基本姿勢には別に反対するつもりはないのです。しかし、手法として、そのやり方はちょっといかがなものでしょうかということで今、疑問を呈しているのです。その辺いかがでしょうか。 ○議長(鈴木保昭君) 西江町長。 ◎町長(西江栄二君) 笠原議員の庁舎の基金条例についてのとり進め方がちゃんと、すっきりしていないのではないかということであろうかなというふうに思っております。 昨年も議会でも一般質問の中でも相当、庁舎建てかえの問題も出ておりまして、当然、基金も積んで、今後、将来を見込んで必要ではないかという話の中では、今回急に重なってしまったので、なかなかあれだったのですけれども、やはり庁舎、今後の将来性を考えると、基金を積んでこうしていかなければならないという思いはありまして、それと重なった形にはなりましたけれども、いずれにしても、来るべきに備えるためにも基金をつくって、一般町民にも、庁舎を建てかえするためにはどれだけ積んで、どうやるのかというのは非常に関心どころが高いかなと思いまして、公共的基金も一般的な基金積み立てもありますけれども、あえて庁舎の基金として明確にした中で、これだけ積んでこういうふうに進めていきたいという中では、わかりやすいのではないかなという形で、今回、基金をつくって、制定をしたいという形での提案でございます。 あわせまして、補正の中では、執行残含めて、多少積めるものについては積みたいという形での予算提案となっておりますので、どうかその点をお酌みいただいて、よろしくお願いをしたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(鈴木保昭君) 笠原啓仁君。 ◆2番(笠原啓仁君) 繰り返しになりますが、役場を建てかえるということについても、それから基金を設けるということにも、特に反対しているわけではない。 ここをやはりすっきり新年度の方針を示して、なおかつ新年度予算には、関連予算として基本設計委託料も計上されいてますから、予算審議にあわせて、しっかり基金条例も絡めて議論して、すっきりした形で条例を制定して、そして29年度当初から組めないのですよ、なかなかということだったので、それであれば、条例を制定して、29年度、また来年3月ぐらいになったら、そこに初めて29年度の予算積みますというのは僕は別に問題ないと思うのです。 ただ、今回のやり方は、まだ町長のはっきりした基本姿勢も示されていない中で、基金条例と補正予算をどんと提案されても、私は違うのではないかなと。どうせ基金条例制定されるだろうと、したがって、自動的に補正予算も可決されるだろうなんていう発想で提案されているとしたら、私は、議会にいる者としては、最近のはやり言葉でいくと、不愉快なのですね、少し。 先ほども言いましたように、今回のやり方は、公共施設整備基金条例のほうに預けておいて、先ほど総務課長の答弁では、公共施設整備基金にやっても、何かあったらそこからお金を支出しなければいけないからということだったけれども、そんなものは使う側の理屈で、使わないと言ったら使わないのだから。実際、事例として、ひらふスキー場で土地を売ったお金ありますよね。あれは限定して、これ以外には使わないのだと、ずっと積んでいるでしょう。そうでしょう。そういうことはできるわけ。例えばこの5,000万円は役場分ですと、そこに積んでおいて、いざ新年度になって条例ができたら、その条例にはちゃんと5,000万円積むし、今回、補正予算に積んだやつは、支出のときに両方から使えばいいだけの話。私、そういうやり方のほうが親切、丁寧ではないかなというふうに思ったわけです。基金つくるのは悪いなんて一言も言っていません。そこをもう一度わかりやすくお願いします。 ○議長(鈴木保昭君) 西江町長。 ◎町長(西江栄二君) 笠原議員の再質問にお答えします。 今回、基金条例の提案したものについては、非常に手法にはまずい点もあったのではないかということでありますので、それについては、今後しっかり提案の仕方については対応していかなければならないかなというふうに思っています。 今回につきましては、いろいろありますけれども、まずは、昨年来、議会でいろいろ出ている中において、ぜひ基金条例をつくって進めていきたいなということでの提案でございますので、よろしくお願いをしたいというふうに思います。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに質疑ありませんか。 榊政信君。 ◆12番(榊政信君) 一般会計補正予算の関係で、30ページの細目6の介護保険分の負担金・地域介護・福祉空間整備推進事業費補助金ということで、これの事業費の内容を説明していただきたいと思います。 ○議長(鈴木保昭君) 福祉医療課長。 ◎福祉医療課長(川南冬樹君) 30ページの負担金・補助の関係で、地域介護・福祉空間整備推進事業費補助金という形で、以前からこういった補助金があるのは御存じかと思うのですが、今回に関する部分につきましては、羊蹄ハイツ、それから、麓華苑に対して、いわゆる防犯強化という意味合いがございます。一つには、防犯カメラの設置、それからもう一つについては、強化ガラス等、外から侵入できないような形の部分に対しての事業というような形で、2件分の補正というふうになってございます。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) これで質疑を終わります。 これから、議案第14号の討論を行います。 討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 討論なしと認めます。 これで、討論を終わります。 これから、議案14号倶知安町役場庁舎建設基金条例の制定についてを採決します。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 これから、議案第20号の討論を行います。 討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 討論なしと認めます。 これで、討論を終わります。 これから、議案第20号倶知安町農業基盤整備促進事業分担金の徴収に関する条例の制定についてを採決します。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 これから、議案第24号の討論を行います。 討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 討論なしと認めます。 これで、討論を終わります。 これから、議案第24号平成28年度虻田郡倶知安町一般会計補正予算(第14号)を採決します。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第24号は原案のとおり可決されました。 これから、議案25号の討論を行います。 討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 討論なしと認めます。 これで、討論を終わります。 これから、議案第25号平成28年度虻田郡倶知安町国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)を採決します。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第25号は原案のとおり可決されました。 これから、議案第26号の討論を行います。 討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 討論なしと認めます。 これで、討論を終わります。 これから、議案第26号平成28年度虻田郡倶知安町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)を採決します。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第26号は原案のとおり可決されました。 これから、議案27号の討論を行います。 討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 討論なしと認めます。 これで、討論を終わります。 これから、議案第27号平成28年度虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)を採決します。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第27号は原案のとおり可決されました。 これから、議案第28号の討論を行います。 討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 討論なしと認めます。 これで、討論を終わります。 これから、議案第28号平成28年度虻田郡倶知安町地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)を採決します。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第28号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第7 町政執行方針及び教育行政執行方針 ○議長(鈴木保昭君) 日程第7 町政執行方針及び教育行政執行方針を行います。 町政執行方針と予算編成について説明を求めます。 西江町長。 ◎町長(西江栄二君) それでは、平成29年度町政執行方針について述べさせていただきます。 1ページ目をお開きください。 はじめに 平成29年第1回倶知安町議会定例会の開会に当たり、私の町政に対する所信の一端と新年度予算における主要な施策につきまして、御説明申し上げます。 私は、一昨年の1月に就任以来2年余りが経過し、多くの町民、団体組織並びに関係機関の皆様の温かい御支援、御協力をいただき、町政のかじ取り役を担わせていただきました。 この間、町の大きな変容と多様な行政課題に対し、町民目線での行政運営を求め、職員とともに業務の推進に邁進してきたところであります。 全国の自治体が、今まさに少子高齢化、人口減少に危機感を抱き、自然災害や気候変動に伴う農林漁業への影響、そして常に厳しい財政運営を強いられており、自治体相互の連携を一層強固なものとし、直面する困難な課題に積極果敢に取り組み、地域特性や資源を生かした取り組みが求められております。 そうした中、本町にあっては、少し先を望めば北海道新幹線による倶知安駅開業、高速道路の開通など、大きな夢を膨らますことのできる将来が広がっております。 町のシンボルとして鎮座する羊蹄と、隣には国内外から高い評価を得て多くの観光客を迎え入れる「国際観光リゾート」ニセコ連峰に見守られ、先人が困苦に耐えながら築き上げてきたこの町に、町民の皆さんとともに愛着を持ち希望を一つにして、豊かなまちづくりを抱き続ける限り、可能性は限りないものと確信しております。 次代を担う子供たちに幅広い夢とお年寄りに大きな安らぎをもたらせるまちづくりが、私に課せられた使命と認識し、新年度も皆様から寄せられた信託に応えられるよう全身全霊で事務事業の推進に努めてまいります。 以下、平成29年度の町政執行に当たり、私の基本姿勢と重点施策について所信を申し上げます。 基本姿勢 本年度の町政運営に対する私の基本姿勢について申し上げます。 平成20年3月策定の「第5次倶知安町総合計画」において町の将来像として掲げた「ふれあい豊かに、質の高いくらしと文化があるまち」を目指し、各種の事務事業の推進に取り組み、現在、後期計画期間の最終段階に入っており、引き続き、この計画の推進を図ってまいります。 また、地方創生に向け策定いたしました「倶知安町人口ビジョン」及び「倶知安町まち・ひと・しごと総合戦略」で掲げました人口減少と地域経済縮小を克服する施策として、豊富な地域資源を活用した多様な地域社会の形成や若い世代の仕事・雇用、子育て、教育を支援する社会環境の整備を推し進めてまいります。 さらに2030年の北海道新幹線倶知安駅開業や高速道路の高速交通ネットワーク整備に伴う生活・交流拠点整備など重要な課題に積極果敢に取り組んでまいります。 重点施策 次に、本年度のまちづくりの重点施策について申し上げます。 1.「子育て支援」 少子化の進行に歯どめがかからない中、子育てをめぐる環境は依然厳しく、社会全体で子ども・子育てを支援することが重要となっております。 今年度は、待望の学校給食センター(地産地消食育推進施設)がオープンいたします。調理業務について専門事業者へ委託するとともに、栄養教諭補助職員を配置し、万全な運営体制において、安心、安全な学校給食の提供に努め、地産地消及び食育を推進してまいります。 老朽化や施設の狭隘、さらに待機児童の解消に向け、これまで数々の議論を重ねてまいりました統合保育所について、明年4月のオープンに向け建設工事を取り進めてまいります。 さらに「子ども・子育て新制度」に基づき、町内3幼稚園に対する「子ども・子育て施設型給付」、「幼稚園型一時預かり事業」や「保育所から幼稚園に転所となる方への保育2号認定実費徴収負担」に係る所要の予算計上を行うとともに、本年度は2つの幼稚園が取り組む「認定こども園」に向けた施設整備について支援をしてまいります。 また、平成27年度から大型遊具の更新を行ってきました旭ケ丘総合公園わんぱく広場についてトイレの整備事業を実施し、より多くの子どもたちや家族連れに親しまれる総合公園としての整備を進めてまいります。 2.「観光振興の推進」 国内外観光客の増加や海外投資によるコンドミニアム等の建設に伴い、レンタル、飲食、物販など関連産業の拡大がされ、長期滞在型の国際リゾート地へと発展しています。また、2026年札幌五輪・パラリンピックのアルペン競技会場がニセコとなり、札幌市と連携して誘致活動に取り組みが必要となっております。 今年度は、ひらふスキー場地区の受入基盤整備として、インフォメーション、会議室、安全センターなどを備えた「ひらふ高原地区観光中核施設」建設に向けた所要の予算計上をいたしました。 世界に誇れる国際観光リゾートづくりの牽引役である倶知安観光協会に対する補助金を増額し、さらなる観光振興の推進を図ってまいります。 本年も引き続き、ひらふ高原地区公共サインの設置工事を実施し、国際リゾートにふさわしい環境整備を推進するとともに、ひらふスキー場地区に係る諸課題の迅速な対処に向け、サン・スポーツランドに、職員を配置してまいります。 また、国挙げて観光を地方創生につなげるため、日本人・外国人旅行者の訪問の増大と旅行消費の拡大に向けた環境整備など新たな行政需要が発生しており、地域特性に合った観光施策の実施のため、新たな税財源を確保するための制度づくりを推進します。 3.「住環境の整備」 平成28年度から10カ年の住生活基本計画に基づき、「倶知安らしい魅力を備えた質の高い住生活」をテーマに、町民が安心して本町に愛着を持って長く住み続けられるよう、倶知安らしい魅力と質の高い住生活を推進します。 既存の町営住宅については、より長く有効活用することから、倶知安町公営住宅等長寿命化計画に則り、本年度は、羊蹄団地6号棟の改修工事を実施いたします。 多雪・寒冷地の気候特性に対応し、自然環境に調和した「くっちゃん型住宅」の普及促進を推進し、若年・転入・子育て世帯へ対し補助拡大を図り、人口流出抑制、転入促進、定住促進対策を図ってまいります。 また、若年・子育て及び高齢者世帯で住宅に困窮する世帯の居住の安定確保のため、民間賃貸住宅家賃助成制度を創設し、一定期間を限度に家賃の一部を助成してまいります。 さらに、高齢者の高齢期に適した住環境への住みかえを促すとともに、その住宅を子育て世帯等へ賃貸することを円滑化する高齢者等の住みかえ支援制度の検討を推進します。 4.「行政拠点の整備」 行政執行の要となる役場庁舎は、昭和40年10月の建設で、既に50年以上が経過し、平成20年9月の耐震調査結果においては、「耐震性に疑問あり」という結果が出されており、大規模地震発生時には、災害対策本部として機能しないことが、長年、懸念されておりました。 昨年の熊本地震により、業務継続が確実に行われるためには、行政の中枢拠点である庁舎が発災時においても、有効に機能しなければならないことが確認され、このたび、国において庁舎の建てかえに際し、地方財政措置が講じられることとなりました。 現庁舎は、耐震性はもとより、本庁舎機能分散による住民サービスの低下、バリアフリー化対応の不備、防災拠点施設としての機能不備などから、それらを踏まえ新庁舎を建設することが現実的な方向であると判断し、今回の財政措置を有効に活用し、建てかえに向けた所要の予算計上をいたしました。 なお、事業着手前に、庁舎建替基本方針や町の財政状況を踏まえた中・長期の財政見通し、適切な規模と建設費の検討及び町民への説明会を開催するなどを行い、慎重かつ適切な事務執行にあたってまいります。 また、行政を取り巻く環境は合併・行革時代から地域活性化を基軸とする自立と地方創生時代に入り、地方公務員の求められる資質は政策立案集団への変貌に取り組まなければならず職務内容も大きく変化しつつあるため、庁舎建替えにあわせて、民間事業者の創意工夫やノウハウを活用し、臨時職員の民間正規化や効率的・効果的に運営できる複数の業務・施設について包括的委託について調査検討します。 以上、4点の本年度の重点施策とし、郷土の発展、住民福祉の向上に向け、各施策を取り進めてまいります。 予算編成の大綱 政府予算案の一般会計総額は、歳入において、景気回復に伴う所得税収の伸びにより国税収入を57兆7,000億円と、昨年度に続き50兆円台の高水準を見込む一方、国債発行額は34兆3,000億円(対前年比622億円減)と抑制され、総額97兆4,000億円とされたところであります。 一方の歳出においては、国債償還費が23兆5,000億円(24.1%)と依然高水準であることや少子・高齢化対策に係る社会保障関連経費も32兆5,000億円(33.3%)と増加傾向にあり、地方交付税総額は、地方税収の伸び等を反映し、昨年度より3,705億円減の16兆3,298億円とされたところであります。 本町においては、歳入で柱となる町税は、ホテル、アパートなどの建築が盛んなことから固定資産税で1億80万9,000円の増、緩やかな景気回復などの見通しにより町民税で4,744万円の増など町税全体で、対年度比約1億7,200万円増の23億5,553万6,000円を積算計上いたしました。 一方、地方交付税は、交付税算入の地方債の減少、税収の伸びによる基準財政収入額の増加などから普通交付税で1億8,000万円の減、特別交付税については、3,000万円の減とし、総額で21億4,100万円を積算計上いたしました。 起債につきましては、実質公債費比率や起債残高を注視しつつ、慎重に精査し、統合保育所整備事業やひらふ高原地区観光中核施設建設事業などに充てる起債と臨時財政対策債を含め、対前年比で、3,270万円減の14億210万円といたしました。 そのほかの各歳入につきましては、前年度の実績などを勘案しつつ、慎重に推計し過大積算とならないよう予算計上いたしましたが、財政健全化基金3億6,000万円のほか公共施設整備基金1億2,000万円を費消し財源不足を補うことといたしました。 一方、歳出では、統合保育所整備事業やひらふ高原地区観光中核施設建設事業、役場庁舎建替事業のほか、子ども・子育て施設型給付事業をはじめとする子育て支援に係る経費が大きく伸びております。 そのほか社会保障経費については、過去の実績も十分に見極め積算し、物件費や施設管理費など経常経費については極力抑制し、最少の経費で最大の効果を求める視点で各事業の緊急性・重要性・優先度を判断し、歳出予算を組み上げました。 その結果、一般会計で、前年度当初予算を1億8,651万6,000円下回ることとなりますが、昨年度に迫る総額89億4,100万円の予算規模となりました。 以上、予算編成の概要について申し述べました。 まちづくりの基本目標と分野別施策・事業 「第5次倶知安町総合計画」基本目標に従い、分野ごとの主な施策・事業のポイントについて申し上げます。なお、各施策事業につきましては、後段に主要事業一覧として掲載させていただきましたので、御参照ください。 1.一人ひとりを大切にするまち 高齢者、障害者福祉 高齢者の方々が要介護状態になっても、可能な限り住みなれたこの町で、自立した生活ができるよう、医療、介護、予防、生活支援、住まいが連携した切れ目のない支援を提供する「地域包括ケアシステム」の構築を目指し引き続き環境整備を進めてまいります。 平成30年度からの「第7期高齢者保健福祉計画」を策定し、総合的な福祉施策を整備し、高齢者の自立と尊厳を支える社会を構築してまいります。 除雪ヘルパー委託事業を引き続き実施し、高齢者や障害を持つ方々のに日常生活を支援し、地域福祉の向上を図ってまいります。 障害者相談支援事業については、引き続き、羊蹄山麓7町村で運営をしてまいります。 認知症による徘回高齢者を在宅で介護している家庭に、徘回探知GPS端末購入経費を支援し、徘回高齢者の早期発見と、介護者負担の軽減を行ってまいります。 地域医療と保健事業 急速に進む高齢者化社会において、誰もが安心して暮らしていくためには、安定した地域医療の確保が大切であり、本町においては、倶知安厚生病院が二次医療圏の地域センター病院に位置づけられているほか、多数の個人医院や歯科医院などの連携により支えられております。 倶知安厚生病院の救急医療、周産期医療等に対する体制整備及び充実のため、引き続き羊蹄山麓7町村で連携協力して、財政支援を行ってまいります。 小樽市を除く後志管内において唯一出産のできる病院である倶知安厚生病院に対し、産婦人科常勤医師2名の確保対策に向け、関係町村と連携し支援をしてまいります。 保健事業については、高齢者の医療の確保に関する法律に基づく各種の健診事業や保健指導の実施により、予防可能な生活習慣病の早期発見、早期治療を目指し、健診事業の充実に努めてまいります。 国民健康保険事業 国民健康保険事業は、昭和36年の制度創設以来、誰もが安心して必要な医療を受けることができる国民皆保険制度を支える基盤的役割を担い、住民に対する医療の確保や健康増進に大きく貢献してまいりましたが、近年、少子高齢化の進展、低迷する経済情勢などにより、厳しい事業運営を強いられてきました。 現在、平成28年度から平成33年度までにわたる財政健全化計画に基づき、特定健診受診率の向上や保険税収納率の向上対策などを強化し、赤字解消に向け取り組んでおり、平成27年度決算においては改善が見られております。平成28年度についても改善の見通しであり、目標であります平成30年度の赤字解消に向け今後も鋭意取り組んでまいります。 また、平成30年度からの国民健康保険都道府県化に向け、北海道及び後志広域連合と連携を密にしながら、さらなる国保事業の健全運営に向けて努力をしてまいります。 介護保険サービス事業 後志広域連合における「第6期介護保険事業計画(平成27~29年度)」に基づき、構成する16町村がスケールメリットを最大限に生かし保険料を統一し事業運営を行っております。 この計画に基づき、高齢者の保健体制の充実を図るとともに高齢者福祉サービスの向上に努めてまいります。 また、居宅サービス事業の訪問介護・訪問看護や通所介護・通所リハビリ、短期入所のほか、施設サービスなど引き続き利用者の目線に立った質の高いサービス提供に努めてまいります。 生涯スポーツ 誰でも、いつでも、どこでも気軽にスポーツに接し楽しむことができるよう、これらの環境整備に引き続き取り組んでまいります。 トップ選手のプレーを見ることによりオリンピックを身近に感じ、子供たちに夢と希望を与え、さらなるソフトボールの普及振興に向け、本年度は全日本女子ソフトボール合宿に係る経費の一部について助成することといたしました。 町技スキーの普及振興のため、引き続き小学生以下の児童・幼児について旭ケ丘スキー場のリフト料金を無料とするとともに、索道事業の安全運行のため、リフト設備の整備工事を行ってまいります。 2.子どもが心身ともに健やかに育つまち 教育の振興 平成28年2月に定めた「倶知安町教育大綱」及び第5次倶知安町総合計画にうたわれているめざす町の姿を見据え、国際色豊かな本町の地域特性を生かし「知、徳、体」のバランスのとれた人づくりを展開するため、学校・家庭・地域が連携して、教育委員会と連携を密にしながら、時代の変化に即応した教育環境の整備と充実に努めてまいります。 倶知安中学校においては、密度の高い学習指導の実践を目指し、昨年度に引き続き町単独で教員1名を任用し、全学年が4学級を維持できるよう取り組んでまいります。 また、特別支援教育につきましては、学習支援について昨年度に引き続き12名体制を維持し、子どもたちの発達状況に応じたきめ細かな対応を図ることとし、倶知安町特別支援連携協議会と連携し、就学指導や保護者との教育相談の強化を図ってまいります。 児童福祉と少子化対策 中学生までの医療費の無料化について、引き続き実施し、幼児から児童・生徒までの健康管理と保護者の経済的負担軽減に取り組んでまいります。 新たに中学2・3年生を対象とし胃ピロリ菌対策事業に係る所要経費について予算計上いたしました。 母子保健事業に関しては、引き続き乳幼児の健全な発育を支援するため、各月齢期における健康診査などの事業実施のほか、乳幼児死亡率が高いとされる細菌性髄膜炎の予防対策として、Hibワクチン・肺炎球菌ワクチン・B型肝炎ワクチンなどの接種費用について、全額助成をしてまいります。 平成29年4月以降に町立保育所から認定こども園へ転所する場合に徴収される教材費などの実費負担額について、補助することといたしました。 また、放課後児童クラブの受け入れ体制拡充のため、児童支援員増員に係る所要経費について予算計上いたしました。 3.やる気いっぱいのまち 農林業の振興 農業を取り巻く環境は、高齢化の進行や後継者不足など、担い手確保が重要となっており、農業生産力の維持向上と活力ある農業・農村政策への取り組みがこれまで以上に求められております。 また、農業の市場開放や規制緩和など農業情勢は依然として不安と不透明感がありますが、将来にわたって持続的農業発展を実現していくため、経営安定に向けた冬野菜や高収益野菜の導入などに向け、今後とも関係機関と連携して検討してまいります。 本町の基幹作物である「馬鈴薯」のシストセンチュウ対策として、DD薬剤の購入に対する助成に加え、新たに土壌消毒剤の購入に対し助成を行ってまいります。 農業の基盤は土づくりであることから施肥体系転換推進事業(土壌分析、堆肥投入)を継続し、適正な施肥と生産コストの削減を図り、農業経営基盤の安定化の取り組みを進めてまいります。 農業者の高齢化、後継者不足に対し、新たな取り組みとして、本町での新規就農に当たり、研修生に対し家賃の一部を補助することとし、研修生の受け入れ農家に対しても助成をしてまいります。 また、倶知安町猟友会員の高齢化が進み、今後の有害鳥獣駆除の体制整備に向け、新たに狩猟免許取得経費の一部について助成をしてまいります。 新たに木材需要の創出、国産材の安定的・効率的な供給体制の構築など林業の成長産業を目指す一方で、森林現場では担い手の不足や林業の長年の疲弊により課題が山積しています。 本町では、伐期を迎えた町有林の伐採・更新が必要なことから、後志森林管理署が平成29年度から倶知安町有林をモデル地区として森林整備のための調査、伐採・更新方法や事業の発注及び森林経営計画策定へのアドバイスなど支援されることから、職員への育成と計画に沿った公益的機能発揮を目指します。 観光の振興 ひらふスキー場地区では、外国資本による不動産投資や宿泊施設建設などが活況を呈し、国際観光リゾートとして国内外から脚光を浴びております。 冬季の外国人観光客の増加に加え、近年、夏の長期滞在がブームとなり、首都圏からのファミリー層も増加し、ひらふを拠点として道内各地の周遊観光を楽しんでおります。 倶知安観光協会を初めとする関係機関団体と連携を図り、地域の自然、アクティビティーや食など四季折々の魅力を取り込み、通年観光の実現に向けて努めてまいります。 特に、各産業間の連携を強化し、雇用と新たな仕事の創出につなげ経済の活性が図られるよう、夏季の自転車を始めとする観光コンテンツの魅力創出に取り組んでまいります。 ニセコ地区の広域観光の推進に向け「ニセコ観光圏協議会」に対し、引き続き所要の予算を確保し、国内外からの観光客の誘致及び滞在促進を目指してまいります。 商工業の振興 景気は全国的に見ると緩やか回復基調が続いていると言われておりますが、地方には十分にその効果が伝わらず、依然厳しい経済環境下にあります。 このような状況のもと、地元商店街活性化のため「プレミアム商品券発行事業」を、引き続き実施いたします。 また、商店連合会が実施する組織強化、消費拡大にかかる事業や商工会議所が行う経営相談などの各種事業についても、引き続き助成措置を講じ、中小企業の経営体質強化と経営安定を図ってまいります。 本年度は、商工会議所において、中心市街地のにぎわいを取り戻すため検討している北1条の商工会議所所有地周辺の整備に向けた実証実験に係る経費の一部について負担することといたしました。 継続事業であります中心地市街地活性化基本計画策定については、少子高齢化、消費生活等の状況変化に対応して、中心市街地における都市機能の増進及び経済活力の向上を総合的かつ一体的に推進できるよう検討してまいります。 4.人と人とのつながりがあるまち 地域交流と国際交流 国際交流事業では、昭和39年にスイス・サンモリッツ市と姉妹都市提携を結び、交流を続けており、引き続きサンモリッツくっちゃん通信員を配置し、情報交換、交流事業を継続してまいります。 青少年の相互交流事業として、本年度はサンモリッツから3名の留学生を受け入れることとし所要の経費を計上いたしました。 外国人居住者の増加など急速な国際化が進む中、町民の英語力向上を図り、国際観光リゾートとしての機運を高めることを目的に、町民向け英語研修事業(ことばでつながるまちづくり事業)について、規模を拡大して取り組んでまいります。 文化の振興 芸術・文化は、町民の郷土に対する理解と関心を高めるとともに、歴史や文化を内外に発信する上で大きな役割を担っております。 昨年度に引き続き、小川原脩の画業の中で重要な意味合いを持ちながら、傷みが激しく展示することのできない絵画の修復を取り進めてまいります。 小学生を対象とした絵画コンクール「ふるさとを描こう」の開催のほか、企画展出品作家によるミュージアムトーク、ミュージアムコンサートなど多彩な事業展開により、美術館の魅力発信に努めてまいります。 また、寄贈者の意向を踏まえ、本年度において美術館図録を作成することといたしました。 5.安全に暮らせるまち 消防と防災 災害は、いつどこで起こるか予測が不可能であり、日ごろから災害への備えを心がけることが何よりも重要であります。 緊急時に対応する意識を高めるため、関係機関・団体と連携しての啓発活動や、地域町内会などと連携した訓練を積み重ねることが必要であります。 泊原子力発電所から30キロ圏内に位置することから、UPZ(緊急時防護措置準備区域)に指定されており、万が一の発災時には、いち早く情報発信することが求められております。本年度も引き続き関係機関との定期の通信訓練を実施してまいります。 倶知安町地域防災計画に基づき、各地域における自助、共助機能を高める防災訓練や北海道と連携した原子力災害避難訓練を実施してまいります。 災害に備え、本年も引き続き、備蓄用食糧、災害資機材等を整備してまいります。 交通安全と防犯・生活安全 交通死亡事故ゼロを目指し、安全安心な社会をつくり上げていくことは、町民共通の願いです。 交通安全推進委員会、交通安全協会など関係機関との連携のもと、交通安全教室や旗波作戦(セーフティコール)などの交通安全対策の啓蒙に努めてまいります。 防犯対策では、各町内会からの街路防犯灯のLED化要望に対し、所要予算を措置し、地域とともに環境・省エネ対策を推進してまいります。 消費者行政の推進につきましては、年々複雑・巧妙化する振り込め詐欺などの特殊詐欺から高齢者を初めとする町民を守るため、引き続き、「地方消費者行政活性化事業補助金」を活用し、消費者協会や防犯協会などと連携して、被害の未然防止と被害相談等の迅速な対応に取り組んでまいります。 6.次の世代に引き継げるまち 環境対策 私たちの生活が便利で文化的になるのと相反し、発生する「ごみの問題」は、避けて通ることができない大きな課題となっております。 倶知安町を含む羊蹄山麓7町村の可燃ごみについては、一昨年から民間事業者に委託し固形燃料化としております。 本年度も引き続き、この契約に基づき委託処理を行うこととし、あわせて、交流人口が多いことから、ごみ処理全般にわたって適正な処理処分とごみの分別徹底と排出抑制を行ってまいります。 使用を終えた清掃センターの焼却施設解体及び不燃ごみ処理施設の再整備方針について引き続き検討してまいります。 少子高齢化や核家族化などの社会情勢の変化に伴い、お墓の継承や維持管理などが難しくなっている状況がふえていることから、合同納骨塚の整備を行います。 郊外地区で光回線未整備地区において高速モバイルルータの購入経費の一部を助成することとし、流出人口の減少、移住者増加を図ってまいります。 道路と除雪 都市基盤の根幹となる道路は、町民の日常生活に最も身近で、人々の移動や車輌の通行に欠かせない重要な社会インフラとなっております。 本年度は、市街地においては、北7条東通歩道造成工事など4本の継続事業を実施するとともに、昨年に引き続き街路事業として、北7条通街路事業を実施いたします。 橋梁については、橋梁長寿命化修繕計画に基づき、本年度より3カ年の計画で建造後55年を経過する富士見橋の修繕工事を実施いたします。 除雪対策は、本町が抱える最重要課題であり、町民生活路線の確保と、除雪体制の維持・強化を図るため、民間委託を含め所要の事業予算を確保いたしました。 公営住宅と住環境の整備 住宅政策においては、雪国で快適な生活を営むことを目指した「くっちゃん型住宅建設促進助成制度」を継続し、引き続き耐震改修やバリアフリー改修、省エネ改修など住宅改修等補助制度を実施してまいります。 また、公営住宅の長寿命化対策を初め高齢者が所有している戸建て住宅について、子育て世帯などへの引き継ぎを支援する住みかえ支援補助制度も継続し、厳しい自然条件の中においても快適な住環境整備を推進いたします。 都市計画と高速交通、地域交通 昨年3月の北海道新幹線開業により、今後の札幌までの延伸についても、より身近なものと認識を新たにしております。 13年後の札幌延伸、倶知安駅の開業を見据えた駅周辺の整備構想について引き続き検討してまいります。 また、それらの検討と整合性を図りながら、現行の「都市計画マスタープラン」の見直しを行ってまいります。 「まちなか循環バス じゃがりん号」は、通年運行の開始から6年目を迎えます。今後においても、より一層町民が利用しやすい「じゃがりん号」の運行体系を目指すとともに、町内における地域公共交通のあり方について検討してまいります。 また、昨年10月から試行の「快速 じゃがりん号」につきましては、3月末までの試行結果を見極めて、今後、取り扱いについて判断してまいります。 上下水道 安全な水道は、私たちの生活に欠かすことのできない生命の源であり大切な宝であります。 今後も経費節減と収納率の向上に努め、生活基盤の源である生活水の安定供給と水道企業の健全運営に努めてまいります。 公共下水道は、都市形成の基盤であるとともに自然環境保全に欠かすことのできないインフラの一つとなっております。 住宅建築の盛んな状況を踏まえ、整備区域の検討などを行い、適正な事業の推進を図ってまいります。 以上、平成29年度の町政執行に臨む、私の基本方針の一端を述べさせていただきました。 議会議員の皆さま並びに町民の皆様の御理解と御協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。 ○議長(鈴木保昭君) この際、10分程度休憩といたします。     午後3時17分 休憩-----------------------------------     午後3時30分 再開
    ○議長(鈴木保昭君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第7 前回の議事を継続いたします。 教育行政執行方針について、田中教育長の説明を求めます。 田中教育長。 ◎教育長(田中洋子君) それでは、平成29年度教育行政執行方針について述べさせていただきます。 はじめに 平成29年第1回倶知安町議会定例会の開会に当たり、教育行政に関する主要な方針について申し上げます。 人口減少や少子高齢化の急激な進行、グローバル化の進展や情報通信技術の発展など、社会が急激に変化する中、活力ある地域社会を実現していくためには、一人一人がより主体的に社会とかかわり、新しい時代に必要な資質や能力を身につけることが大切になっていくことから、教育の果たす役割がますます重要になってきています。 また、学校教育の現場では、子どもたちの学力・学習意欲や規範意識、体力・運動能力の低下とあわせ、地域社会や家庭の教育力の低下も指摘されており、解決するためには、学校・家庭・地域が協働し合い、社会全体で子どもたちの教育に取り組む必要があると言われております。 本町では、第5次倶知安町総合計画の目指す町の姿である「ふれあい豊かに質の高い暮らしと文化があるまち」の実現と、教育の原点である「知・徳・体のバランスのとれた人づくり」を目指し、平成28年2月に「倶知安町教育大綱」を策定いたしました。 教育委員会といたしましては、この「倶知安町教育大綱」の主旨を踏まえ、本町の将来を担う子どもたちが、夢や希望を持って健やかに暮らすことのできる環境づくり、町民の誰もが主体的に楽しく学び続け、その成果を生かすことのできる活力ある生涯学習社会の実現に向け取り組んでまいりたいと考えております。 以下、学校教育、社会教育の各分野における倶知安町教育委員会の主要な施策について述べさせていただきます。 1 学校教育の充実 学校教育では、これまで現行の学習指導要領の理念に基づき、子どもたちに「生きる力」を育むため、知識や技能の習得とともに思考力・判断力・表現力などの育成に向け取り組んでまいりました。 間もなく決定となる次期学習指導要領では、これまでと同様に知・徳・体にわたる「生きる力」の育成を基本としつつ、さらに討論や発表を通じた「主体的・対話的で深い学び」による授業改善などが求められております。 教育委員会といたしましては、今年度におきましても、引き続き子どもたちの「確かな学力・豊かな心・健やかな体」の育成を目指す教育を推進するとともに、次期学習指導要領の本格実施に向け、さまざまな検討を行っていきたいと考えております。 (1)確かな学力の育成 基礎・基本を踏まえた確かな学力の育成は、子どもたちの将来にさまざまな可能性を広げることとなります。 これまで、各学校におきましては、全国学力・学習状況調査の結果分析を活用し、子どもたちの状況に応じた指導の工夫改善や充実に取り組んでまいりました。 今年度につきましても、各学校における子どもたちの実態を踏まえ、放課後や長期休業を活用した補充的学習を初め、ティームティーチングや習熟度別学習などに、道教委が実施する退職教員等外部人材活用事業や学生ボランティア事業等を積極的に活用しながら取り組んでまいります。 また、「学校力向上に関する総合実践事業」につきましては、実践指定校の倶知安小学校、近隣実践校の北陽小学校を中心に、人材育成や学校マネジメント、地域との連携など包括的な学校運営の充実に向けた取り組みを継続してまいります。 各学校における指導体制の充実につきましては、倶知安中学校の2年生が、平成29年度当初の学級編制で3学級となることが想定されていることから、町費による臨時教員を配置し、各学年4学級の体制で新学期をスタートさせたいと考えております。 また、特別支援学級における人数の増や、通常学級に在籍しながらも個別の支援を必要とする児童生徒が増加している実態を踏まえ、本年度も引き続き12名の学習支援員を配置し、担任と連携したきめ細かな指導を行っていきたいと考えております。 さらに、外国人居住者の増加に伴い日本語の理解が十分ではない児童の転入が見られることから、必要に応じて緊急派遣通訳を配置し授業等のサポートを行ってまいります。 世界に誇れる国際リゾートを目指し、外国人居住者が年々増加している本町では、子どもたちが日常的に英語に触れる機会も多くなっております。 次期学習指導要領では、外国語教育の充実が盛り込まれており、小学校5・6年生では英語が教科化されるのとあわせ、3・4年生に外国語活動が前倒し実施されることとなっておりますので、今後も国から発信させる情報を注視しながら、本町における外国語教育の充実に向け、学校とも連携しながら検討を行っていきたいと考えております。 また、町独自で実施している「小中高の英語連携事業」を今年度も継続することとしており、中学校・高校の英語科教員による小中学校への「乗り入れ授業」や「イングリッシュディキャンプ」につきましても、さらに内容を検討しながら実施していきたいと考えております。 (2)豊かな心と健やかな体の育成 豊かな心を育成する教育につきましては、道徳が特別の教科として位置づけられたことを踏まえ、基本的な倫理観や規範意識、命の大切さ、思いやりや感謝の心などを育む教育に、家庭・学校・地域などと連携しながら取り組んでまいります。 また、いじめの問題につきましては、あらゆる教育活動を通して、いじめは人として絶対に許されない行為であることを指導するとともに、未然防止と早期発見、早期解消を図るため、関係機関とも連携しながらいじめの根絶へ向けた取り組みを継続してまいります。 健やかな体の育成につきましては、健康維持はもちろんのこと、体力はあらゆる活動の源として意欲や気力の充実にも大きくかかわってくることから、体育の授業や部活動を中心に、各学校が工夫しながら楽しんで体力づくりができるよう取り組んでまいります。 また、児童生徒の健康の保持増進のため、法令に基づき実施している健康診断等と合わせ、フッ化物洗口につきましても希望者を対象に継続して実施してまいります。 (3)教育環境の整備・充実 各学校の教育環境の充実につきましては、これまで計画的に整備している児童生徒用の机・椅子の更新を、本年度も継続して進めてまいります。 また、各学校とも日々の教育活動の充実に欠かすことのできない消耗品費等の経費につきましては、前年度との比較で増額の予算計上としているほか、学校図書に関しましても、文部科学省が示している標準蔵書数に達していない学校もあることから、図書購入費を増額し、児童生徒の読書活動の推進に努めていきたいと考えております。 学校施設等の整備では、東小学校の小荷物専用昇降機が設置から30年以上経過し、供給部品の入手ができない状況となっているため、今年度で更新工事を行うこととしております。 町内の多くの学校施設では、老朽化が進み整備が必要な状況となっておりますので、今後、教育関連施設全体の状況を精査し、計画的な更新・修繕の実施に向けた検討を行っていきたいと考えております。 次に、学校給食についてであります。 平成24年度から移転改築に向けて取り組んでまいりました新学校給食センターが、昨年10月に完成し、いよいよ本年4月から本稼働となります。 新しい学校給食センターでは、衛生管理基準・衛生管理マニュアルの基準を遵守したドライシステム対応の施設となっております。 新たな設備である自動炊飯設備により、100%倶知安産の「麗水米」を使用した炊き立てのおいしい御飯の提供が出来るようになるほか、スチームコンベクションオーブンなどの調理機器を活用し、基本的な和食を中心とした献立に加え、バリエーションに富んだメニューが可能となると考えております。 新センターの給食調理業務につきましては、専門的なノウハウとさまざまな地域での実績を持った民間業者への委託となることから、地産地消食育推進施設としてより多くの地元食材を活用しながら、子どもたちが喜ぶ安全安心でおいしい給食の提供に努めてまいります。 また、食物アレルギーへの対応も進めており、アレルギーを有する児童生徒には、医師や栄養教諭、養護教諭などと連携しながら、道教委によるアレルギー対応マニュアルに従った給食の提供を行うとともに、各学校での給食指導や教科指導に栄養教諭が積極的にかかわるなど、計画的な食育指導を推進してまいります。 小学校の適正配置につきましては、昨年「小学校適正配置に関する基本計画」を策定したところですが、今後は、本町の人口動態の推移、将来的なまちづくりの動向を見きわめながら、子どもたちの望ましい教育環境づくりに向け、総合教育会議などで町長とも意思疎通を図りながら協議を行ってまいりたいと考えております。 2.社会教育の推進 社会教育では、平成31年度までを計画期間としている「倶知安町社会教育中期行政計画」に基づき、町民一人一人が「いつでも・どこでも・だれでも」学習活動に参加する機会の充実を図り、「人づくり」は「まちづくり」の実現を目指し生涯学習の基盤を確立してまいります。 (1)健全な青少年を育む世代間交流の推進   (家庭・青少年教育) 子どもたちの健やかな成長を育んでいくためには、学校、家庭、地域が相互に連携し、それぞれの役割と責任を果たしなからそれぞれの教育力を充実させ、社会全体で子どもを育てていくことが重要であります。 子どもたちが、異年齢の子どもや異世代の地域の人々とかかわりを持ち、自主性や創造性を育み社会性を身につけることができるよう、地域全体で学び合う環境づくりを構築してまいります。 くっちゃんワンダーキッズ事業では、「生きる力」を身につけることを目標とし、他校の児童と協力しながら、自然・文化・スポーツなどの分野でさまざまな体験活動を通じてみずから考え行動する積極性、マナーやルールを守る社会規範を体得するための活動を実施してまいります。 子ども特派員派遣事業につきましては、これまで新幹線をテーマに調査・研究活動を行ってきましたが、昨年3月に北海道新幹線が新函館北斗まで開通したことで新幹線については一段落とし、今年度は新たなまちづくりのテーマを設定し実施してまいります。 また、後志女性大会が7年ぶりに倶知安町において開催されることから、主催団体であります倶知安町女性の会に対し所要の助成を行います。 (2)生きがいづくりの推進(成人教育) 成人層は地域連携の輪を広げる牽引役として期待され、その役割を果たすためには、さまざまな学習をとおして実践に役立つ知識や技能を身につける必要があります。 公民館では時代のニーズに則した誰もが気軽に参加できるさまざまな講座を開設するとともに、各種団体やサークル活動への支援を行ってまいります。 また、ピーク時には町の人口の1割が外国人となる現状を踏まえ、多文化共生のまちづくりを進めていくために、町民の英語に対する言葉の壁の緩和を目的とした初心者向け英語研修事業について、昨年度より定員をふやし引き続き実施してまいります。 「寿大学」では、高齢者がともに集い学び、生きがいを見出すために、毎月の講座はもちろんのこと、バス遠足や修学旅行など、仲間とともに積極的に外へ出て交流の輪を広げられるよう内容を充実させてまいります。 (3)生涯にわたるスポーツの振興   (社会体育) 近年、子どもの体力・運動能力の低下が懸念されており、本町においてもその傾向があらわれております。 その対策として、毎年好評を得ているスポーツ推進委員とスポーツ指導員が合同で開催する「運動を苦手とする小学生へのスポーツ教室」を平成29年度も継続して実施し、より多くの子どもたちがスポーツに親しみ、スポーツの楽しさを実感することができるよう努めてまいります。 また、平成27年度より開催している町民リバーパークマラソン記録会につきましては、昨年新たに親子の部と10キロの部を新設し大変好評をいただいたところであります。 リバーパークマラソンにつきましては、開催当初からの目的である「誰もが気軽に参加できる記録会」として、本年度も実施してまいります。 町技スキーにつきましては、町営旭ケ丘スキー場の町内小学生以下のリフト使用料無料の継続のほか、本年度はリフト減速機整備及び脱索検出装置改修工事を行い、施設の安全管理にも万全を期し、スキー場の運営に努めてまいります。 また、昨年度より国際大会に参加する倶知安町を代表するスキー選手に対し遠征費用の一部を助成しておりますが、本年度も引き続き継続するとともに、4月に開催予定の「FIS公認ニセコグラン・ヒラフカップ大会」に対する大会運営費について所要の助成を行ってまいります。 倶知安町体育協会につきましては、体育協会並びに加盟団体が実施する各種事業の推進に、引き続き助成・協力を行うとともに、2020年東京オリンピックに向けて、全日本女子ソフトボールチームの北海道合宿が7月下旬に倶知安町において行われることとなりましたので、合宿に対して助成を行うべく新たに予算計上を行ったところです。 (4)文化の振興をめざすまちづくり   (文化振興) 地域に根差した文化活動を積極的に展開している倶知安町文化協会につきましては、その運営に対し引き続き所要の助成を行ってまいります。 小川原脩記念美術館では、所蔵作品が約800点を数えておりますが、これまで目録を制作できずにいました。 今年度におきましては、所蔵している小川原脩作品を初めとした作品の所蔵品目録の制作を行います。 また、画家の徳丸滋氏に平成29年度も名誉館長をお願いするとともに、美術館友の会の協力もいただきながら、それぞれの美術に関する専門知識、ネットワーク等を生かした質の高い展覧会を企画していきたいと考えております。 さらに、小学生対象の絵画コンクールや各種ワークショップ、美術館のイベントとして定着した土曜サロンなどの美術講座や講演会、ミュージアム・コンサートなどの事業もより充実させ、多くの方々に足を運んでいただけるよう魅力ある美術館運営を行ってまいります。 子どもたちが芸術と触れ合うことは、思いやりや優しさといった豊かな感性と創造性を育む「こころの教育」につながります。 毎年実施しております倶知安中学校との連携事業や各小学校の美術館見学などで「感動的な作品との出会いの場」となるよう、学校教育との連携を深めていきたいと考えております。 倶知安風土館につきましては、4月より新たな学芸員を採用し、風土館のコンセプトである「見て、触って、感じる博物館」を継承しつつ、新たな目線も交えながらこれからの企画・運営を行ってまいります。 昨年より収蔵庫の通年公開を行っておりますが、明治、大正、昭和のそれぞれの時代に使われた道具を通して、倶知安の移り変わりが肌で感じられ好評となっております。 並行して進めております倶知安デジタルアーカイブスにつきましては、今年度も継続して取り組んでまいります。 特に倶知安の古文書類については、歴史を伝える資料として後世に残せるようデジタル化を進め、公開に向けて作業を進めてまいります。 自然史科学の関係では、羊蹄山高山帯植生・気候モニタリング調査を行います。 羊蹄山の高山帯は、大規模な高山植物群落が見られる南限に位置することから、近年の温暖化の影響が危惧されております。 高山植物の動向を気候の変動とあわせて捉えることは、高山植物の保護において重要なデータをもたらす可能性が高いことから、両面からの調査を行ってまいります。 (5)社会教育施設等の整備と充実   (社会教育施設) 現在、社会教育施設として、スポーツ及び文化施設で13カ所について管理運営を行っておりますが、これらの施設はいずれも老朽化が進んでいることから、今後も日常点検を強化しながら、利用者が安全・安心な施設として利用できるよう管理運営してまいります。 また、今後の各施設の整備につきましては、教育委員会として教育関連施設全体の整備に向け、計画的に取り組んでまいりたいと考えております。 むすびに 以上、平成29年度教育行政執行に当たり、主な施策を中心に申し上げました。 本町の子どもたちが、この地域の特性を肌に感じながら安心して伸び伸びと学校生活を楽しめるよう、また、全ての町民の皆様が、生涯を通して生き生きと学び活動することができる生涯学習社会の構築に向け教育行政を推進してまいりますので、町議会議員並びに町民の皆様の御支援・御協力をお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(鈴木保昭君) これで、町政執行方針及び教育行政執行方針を終わります。 暫時休憩します。     午後3時54分 休憩-----------------------------------     午後3時57分 再開 ○議長(鈴木保昭君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。----------------------------------- △会議時間の延長 ○議長(鈴木保昭君) 本日の会議時間は、議事の都合によって、あらかじめこれを延長いたします。----------------------------------- △日程第8 議案第1号から議案第9号及び議案第12号及び議案第21号から議案第22号 ○議長(鈴木保昭君) 日程第8 議案第1号平成29年度虻田郡倶知安町一般会計予算、議案第2号平成29年度虻田郡倶知安町国民健康保険事業特別会計予算、議案第3号平成29年度虻田郡倶知安町後期高齢者医療事業特別会計予算、議案第4号平成29年度虻田郡倶知安町介護保険サービス事業特別会計予算、議案第5号平成29年度虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計予算、議案第6号平成29年度虻田郡倶知安町地方卸売市場事業特別会計予算、議案第7号平成29年度倶知安町水道事業会計予算、議案第8号倶知安町財政健全化基金の費消について、議案第9号倶知安町公共施設整備基金の費消について、議案第12号倶知安町職員給与条例の一部改正について、議案第21号倶知安町地方卸売市場設置管理条例の一部改正について及び議案第22号倶知安町公営企業に従事する企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正についてを一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 西江町長。 ◎町長(西江栄二君) それでは、平成29年度倶知安町の各会計予算書のところから説明いたします。 1ページをお開きください。 議案第1号平成29年度虻田郡倶知安町一般会計予算。 平成29年度虻田郡倶知安町の一般会計の予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ89億4,100万円と定める。 2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 債務負担行為。 第2条、地方自治法第214条の規定により、債務を負担することができる事項、期間及び限度額は、「第2表 債務負担行為」による。 地方債。 第3条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第3表 地方債」による。 一時借入金。 第4条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は20億円と定める。 歳出予算の流用。 第5条、地方自治法第220条第2項ただし書きの規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 (1)、各項に計上した給料、職員手当及び共済費(賃金に係る共済費を除く)に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間での流用。 平成29年3月6日提出、北海道虻田郡倶知安町長。 次に、国保の1ページをお開きください。 議案第2号平成29年度虻田郡倶知安町国民健康保険事業特別会計予算。 平成29年度虻田郡倶知安町の国民健康保険事業特別会計の予算は、次に定めるところよる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ5億4,907万円と定める。 2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごと金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 一時借入金。 第2条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は4億円と定める。 平成29年3月6日提出、北海道虻田郡倶知安町長。 次に、後期1の1ページをお開きください。 議案第3号平成29年度虻田郡倶知安町後期高齢者医療事業特別会計予算。 平成29年度虻田郡倶知安町の後期高齢者医療事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ1億5,578万4,000円と定める。 2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 平成29年3月6日提出、北海道虻田郡倶知安町。 次、介護1の1ページをお開きください。 議案第4号平成29年度虻田郡倶知安町介護保険サービス事業特別会計予算。 平成29年度虻田郡倶知安町の介護保険サービス事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ682万9,000円と定める。 2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 平成29年3月6日提出、北海道虻田郡倶知安町長。 次に、公共の1をお開きください。 議案第5号平成29年度虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計予算。 平成29年度虻田郡倶知安町の公共下水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ7億6,273万5,000円と定める。 2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 債務負担行為。 第2条、地方自治法第214条の規定により、債務を負担することができる事項、期間及び限度額は、「第2表 債務負担行為」による。 地方債。 第3条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第3表 地方債」による。 一時借入金。 第4条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は4億円と定める。 平成29年3月6日提出、北海道虻田郡倶知安町長。 卸1のページを開いてください。 議案第6号平成29年度虻田郡倶知安町地方卸売市場事業特別会計予算。 平成29年度虻田郡倶知安町の地方卸売市場事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算。 第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ612万2,000円と定める。 2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。 平成29年3月6日提出、北海道虻田郡倶知安町長。 次は、倶知安町水道事業会計予算の1ページをお開きください。 議案第7号平成29年度倶知安町水道事業会計予算。 総則。 第1条、平成29年度倶知安町水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。 業務の予定量。 第2条、業務の予定量は、次のとおりとする。 (1)給水戸数8,129戸。 (2)年間給水量211万1,194立方メートル。 (3)1日の平均給水量5,784立方メートル。 (4)主な建設改良事業、配水管布設替工事ほか、メーター機器更新事業。 次のページを開いてください。2ページです。 収益的収入及び支出。 第3条、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。 収入。 第1款水道事業収益3億1,799万円。 第1項営業収益3億307万1,000円。 第2項営業外収益1,491万6,000円。 第3項特別利益3,000円。 支出。 第1款水道事業費用2億8,975万円。 第1項営業費用2億6,224万円。 第2項営業外費用2,729万8,000円。 第3項特別損失1万2,000円。 第4項予備費20万円。 資本的収入及び支出。 第4条、資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。 (1)資本的収入額は資本的支出額に対し不足する額2億1,144万2,000円は、当年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額1,188万9,000円。 過年度分損益勘定保留資金1億9,955万3,000円で補填するものとする。 収入。 第1款資本的収入2,701万3,000円。 第1項工事負担金200万円。 第2項他会計負担金2,501万2,000円。 第3項固定資産売却代金1,000円。 支出。 第1款資本的支出2億3,845万5,000円。 第1項建設改良費1億6,055万4,000円。 第2項企業債償還金7,790万1,000円。 一時借入金。 第5条、一時借入金の限度額は1億円と定める。 議会の議決を経なければ流用することができない経費。 第6条、次に掲げる経費については、これらの経費の金額をこれら以外の経費の金額に流用し、また、これら以外の経費をこれらの経費の金額に流用する場合は議会の議決を経なければならない。 (1)職員給与費5,446万円。 (2)交際費6万円。 棚卸資産購入限度額。 第7条、棚卸資産の購入限度額は195万1,000円と定める。 平成29年3月6日提出、北海道虻田郡倶知安町長。 次に、議案第8号倶知安町財政健全化基金の費消について。 平成29年度において、倶知安町財政健全化基金を次のとおり費消するため議会の議決を求める。 平成29年3月6日提出、倶知安町長。 記。 1、費消金額、3億6,000万円以内。 2、費消目的、公共下水道事業、除排雪業務委託事業、救急医療等体制整備事業に充てるため。 次に、議案第9号倶知安町公共施設整備基金の費消について。 平成29年度において、倶知安町公共施設整備基金を次のとおり費消するため議会の議決を求める。 平成29年3月6日提出、倶知安町長。 記。 1、費消金額1億2,000万円以内。 2、費消目的、統合保育所整備事業及び旭ケ丘総合公園わんぱく広場トイレ整備事業に充てるため。 次に、議案第12号倶知安町職員の給与条例の一部改正について。 倶知安町職員給与条例の一部を次のように改正する。 平成29年3月6日提出、倶知安町長。 次に、議案第21号倶知安町地方卸売市場設置管理条例の一部改正について。 倶知安町地方卸売市場設置管理条例の一部を次のように改正する。 平成29年3月6日提出、倶知安町長。 議案第22号倶知安町公営企業に従事する企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について。 倶知安町公営企業に従事する企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を次のように改正する。 平成29年3月6日提出、倶知安町長。 以上です。 ○議長(鈴木保昭君) これから、一括して質疑を行います。 質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題となっております議案第1号から議案第22号については、15人の委員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第1号から議案第22号については、15人の委員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査することに決定いたしました。 お諮りいたします。 ただいま設置されました予算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第4項の規定により議長において、議長を除く15人を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 異議なしと認めます。 したがって、ただいま指名いたしました15人の議員を予算審査特別委員会の委員に選任することに決定いたしました。 この際、暫時休憩をいたします。     午後4時11分 休憩-----------------------------------     午後4時24分 再開 ○議長(鈴木保昭君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。----------------------------------- △諸般の報告 ○議長(鈴木保昭君) 諸般の報告を事務局長からいたさせます。 ◎事務局長(大島曜君) 諸報告を申し上げます。 先ほど設置されました予算審査特別委員会の委員長に阿部委員、副委員長に笠原委員がそれぞれ選出されました。 以上でございます。----------------------------------- △休会の議決 ○議長(鈴木保昭君) お諮りします。 議事の都合により、3月7日から3月12日までの6日間、休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 異議なしと認めます。 したがって、3月7日から3月12日までの6日間、休会とすることに決定しました。----------------------------------- △散会宣告 ○議長(鈴木保昭君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 本日は、これにて散会いたします。 皆さん、御苦労さまでございます。                         散会 午後4時25分 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。                        平成  年  月  日  議長  署名議員  署名議員  署名議員  署名議員...