北斗市議会 > 2020-03-03 >
03月03日-議案説明・質疑・委員会付託・一般質問-01号

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  1. 北斗市議会 2020-03-03
    03月03日-議案説明・質疑・委員会付託・一般質問-01号


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    令和 2年  3月 定例会(第1回)        令和2年第1回定例会会議録(第1号)                 令和2年3月3日(火曜日)午前10時00分開会     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━〇会議順序(議事日程) 1.開 会 宣 告 1.開 議 宣 告 1.日程第 1 会議録署名議員の指名について 1.日程第 2 会期の決定について 1.日程第 3 諸般の報告について 1.日程第 4 議案第1号令和2年度北斗市一般会計予算についてより議案第8号令和2         年度北斗市下水道事業会計予算についてまで 1.日程第 5 議案第15号地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の         整理に関する条例の制定についてより議案第21号北斗市固定資産評価審         査委員会条例の一部改正についてまで 1.日程第 6 議案第23号北斗市介護保険条例の一部改正について、議案第24号北斗         市介護保険料率の特例に関する条例の一部改正について及び議案第30号         北斗市体育館及び柳沢スキー場における指定管理者の指定について 1.日程第 7 議案第22号北斗市手数料徴収条例の一部改正について、議案第25号北         斗市営駐車場の条例の一部改正についてより議案第29号北斗市観光交流         センター別館における指定管理者の指定についてまで 1.日程第 8 議案第9号令和元年度北斗市一般会計補正予算についてより議案第14号         令和元年度北斗市下水道事業会計補正予算についてまで 1.日程第 9 通告による一般質問 1.延 会 宣 告─────────────────────────────────────────〇出 席 議 員(22名) 議 長  4番 中 井 光 幸 君  副議長 21番 白 戸 昭 司 君      1番 仲 村 千鶴子 君       2番 渡野辺 秀 雄 君      3番 前 田   治 君       5番 伊 藤 洋 平 君      6番 佐々木   亮 君       7番 髙 村   智 君      8番 新 関 一 夫 君       9番 花 巻   徹 君     10番 寺 澤 十 郎 君      11番 吉 田 直 樹 君     12番 玉 森 大 樹 君      13番 栃 木 正 則 君     14番 工 藤 秀 子 君      15番 高 田   茂 君     16番 小 泉 征 男 君      17番 白 石 勝 士 君     18番 山 本 正 宏 君      19番 水 上   務 君     20番 秋 田 厚 也 君      22番 坂 見 英 幸 君─────────────────────────────────────────〇会議録署名議員      3番 前 田   治 君      21番 白 戸 昭 司 君   ─────────────────────────────────────────〇本会議に出席した説明員 市     長  池 田 達 雄 君    教 育 委 員 会  永 田   裕 君                       教  育  長 選挙管理委員会  種 田 信 二 君    代 表 監査委員  野 口 秀 一 君 委  員  長   ─────────────────────────────────────────〇市長の委任を受けた者で、本会議に出席した説明員 副  市  長  工 藤   実 君    会 計 管理者・  出 口 弘 幸 君                       総 務 部 長 市 民 部 長  今 村 尚 德 君    民 生 部 長  田 村 宏 美 君 経 済 部 長  浜 谷   浩 君    建 設 部 長  山 崎 勝 巳 君 総務部出納室長  小 林 博 郁 君    総務部総務課長  小 坂 正 一 君 総務部企画課長  楠 川   修 君    総務部財政課長  川 原 弘 成 君 総務部税務課長  上 野 雅 弘 君    総務部収納課長  其 田 和 仁 君 市民部市民課長  京 谷   亨 君    市民部環境課長  川 島   勉 君 市  民  部  佐 藤 明 男 君    市  民  部  井 村 直 之 君 七 重 浜支所長               茂 辺 地支所長 民  生  部  佐 藤 雅 彦 君    民生部子ども・  高 田   剛 君 社 会 福 祉 課               子育て支援課長 民生部子ども・  松 本 教 恵 君    民  生  部  深 田 健 一 君 子 育 て支援課               保 健 福祉課長 子育て担当課長 民  生  部  高 松 孝 男 君    経済部農林課長  天 満 浩 之 君 国 保 医療課長 経  済  部  石 坂 弘 之 君    経  済  部  澤 口 則 之 君 水産商工労働課長              水産商工労働課                       水 産 担当課長 経済部観光課長  新 川   学 君    建設部土木課長  若 山 太 一 君 建  設  部  山 崎 孝 人 君    建  設  部  田 中 正 人 君 都 市 住宅課長               上 下 水道課長 総 合 分 庁 舎  佐 藤   毅 君    総 務 部総務課  前 澤 正 毅 君 市 民 窓口課長               総 務 係 長─────────────────────────────────────────〇教育委員会教育長の委任を受けた者で、本会議に出席した説明員 教 育 次 長  梅 田 一 生 君    学 校 教育課長  小 野 義 則 君 社 会 教育課長  大井川 かおり 君    学 校 給 食  畑 山 弘 司 君                       共同調理場所長─────────────────────────────────────────〇選挙管理委員会委員長の委任を受けた者で、本会議に出席した説明員 書  記  長  小 坂 正 一 君─────────────────────────────────────────〇農業委員会会長の委任を受けた者で、本会議に出席した説明員 事 務 局 長  中 谷 雅 昭 君 ─────────────────────────────────────────〇本会議の書記(議会事務局) 事 務 局 長  松 野 憲 哉 君    次     長  山 田 敬 治 君 議 事 係 長  吉 田 賢 一 君 (午前10時00分 開会) ────────────────── △開会宣告・開議宣告  ────────────────── ○議長(中井光幸君) おはようございます。 ただいまから、令和2年第1回北斗市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 ────────────────── △日程第1   会議録署名議員の指名について ────────────────── ○議長(中井光幸君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、     3番 前 田   治 君    21番 白 戸 昭 司 君を指名いたします。 ────────────────── △日程第2   会期の決定について ────────────────── ○議長(中井光幸君) 日程第2 会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今定例会の会期は、本日から3月17日までの15日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 御異議なしと認めます。 よって、今定例会の会期は、本日から3月17日までの15日間とすることに決定いたしました。 なお、会期日程は、既に配付のとおりであります。 ────────────────── △日程第3   諸般の報告について ────────────────── ○議長(中井光幸君) 日程第3 諸般の報告をいたします。 今定例会において、市長から提出された議件は、議案第1号より議案第31号までの、以上31件であります。 本日の議事日程は、印刷してお手元に配付のとおりであります。 地方自治法第121条の規定により、本会議に出席を求めた説明員及びその委任者は、その職氏名を印刷して、お手元に配付のとおりであります。 次に、監査委員から、令和元年11月分から令和2年1月分までの例月出納検査報告書定期監査報告書及び財政援助団体等監査報告書が提出されましたので、その写しをお手元に配付いたしました。 次に、今定例会に出席する説明員の会期中における一般質問並びに議案の審議に伴う入退席については、あらかじめこれを許可することにいたします。 次に、今定例会に出席する議員、説明員、傍聴者及び報道関係者については、議事堂内においてはマスクを着用することにいたします。 また、発言をする場合においても、マスクを着用したまま行うことにいたします。 次に、議員及び説明員の本会議への水の持ち込みについては、登壇予定であった者に限り、持ち込みを許可することにいたします。 次に、19番水上務君から、本日の会議に遅参する旨の届出がありました。 次に、説明員の欠席について報告いたします。和田農業委員会会長から、本日の会議を欠席する旨の届出がありました。 以上で、諸般の報告を終わります。 ────────────────── △日程第4   議案第1号令和2年度北斗市一般会計予算についてより議案第8号令和2年度北斗市下水道事業会計予算についてまで ────────────────── ○議長(中井光幸君) 日程第4 議案第1号令和2年度北斗市一般会計予算についてより議案第8号令和2年度北斗市下水道事業会計予算についてまでの、以上8件を一括議題といたします。 本件に関しては、市長から令和2年度の市政執行方針の説明のため発言を求められておりますので、これを許します。 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) 令和2年第1回北斗市議会定例会の開会に当たり、新年度の市政執行に臨む基本方針と施策の一端を述べさせていただきます。 本年は、私にとりまして、市長任期の折り返しとなる3年目となります。市長に就任してから今日まで、市民の皆様の負託のもと、市政の推進に尽力してまいりましたが、この間、議員各位のお力添えにより、順調な市政運営が図られていることに対しまして、心からお礼を申し上げるものでございます。 さて、我が国の経済情勢は、海外経済の減速などを背景に、外需が弱いものの、雇用、所得環境の改善などにより、内需を中心とした緩やかな回復を感じられているところですが、中国で発生した新型コロナウイルス感染症拡大が長期化した場合、観光だけではなく、様々な経済活動への影響が懸念されるところであり、今後も事態の推移を注視する必要があるものと認識しております。 政府は、「15カ月予算」の考え方で、災害からの復旧・復興と安全・安心の確保、経済の下振れリスクを乗り越えようとする方々への重点支援、未来への投資と東京オリンピック・パラリンピック後も見据えた経済活力の維持・向上を柱とした「安心と成長の未来を拓く総合経済対策」を策定したところであります。 北斗市といたしましても、「第2次北斗市総合計画」や、令和2年度からスタートする「第2期北斗市まち・ひと・しごと創生総合戦略」などの行政計画を着実に展開することにより、誰一人取り残さない包摂的な社会の実現を目指すSDGsの理念に基づくまちづくり、市民目線に立ち、市民による市民のためのまちづくりを引き続き進めてまいりたいと考えております。 初めに、市政に当たります私の基本方針について申し上げます。 急速な人口減少は、北斗市のみならず、国や社会の存立基盤にかかわる問題であり、人口減少の影響は多岐にわたることが想定されております。人口減少が与える様々な影響やリスクを想定した上で、長期的な視点に立ち、「まち・ひと・しごと」のまちづくり全般に関する施策を検討、実行する必要があるものと認識しております。 私は、「躍動する都市、北斗市の創生」を目指し、「みんなが住みよいまちづくり」の実現に向け、冒頭申し上げました「第2次北斗市総合計画」及び「第2期北斗市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を推進し、「市民目線」の視点を持ちながら、「創る」、「つなげる」、「広げる」をキーワードに、施策展開を図ることを市政の基本方針とするものであります。 次に、今申し上げた市政の基本方針に基づき、新年度に取り組む主要な施策について御説明申し上げます。 第1は、「人口減少問題への取り組み」についてであります。 北斗市の福祉、介護、医療、教育環境は、充実した高いレベルであると思っておりますが、人口減少問題への取り組みの柱であります子育て支援については、令和元年度からの幼児教育無償化、妊産婦の健診や子供医療費助成、多様な保育サービスなど、現行サービス水準を引き続き維持し、妊娠、出産から育児、成長期まで、切れ目のない施策を展開してまいります。 次に、移住・定住促進対策でありますが、移住・定住を促進するためには、北斗市の魅力度を向上し、内外に情報発信していく必要があるものと考えております。 新年度は、地方創生推進交付金事業を活用し、東京23区から移住し、北海道マッチングサイトに登録した法人に就職した方に移住支援金を交付する「UIJターン新規就業支援事業」を新たに加えた上で、取り組みを広げてまいります。 また、移住PR動画を活用したプロモーションなどを継続実施するほか、若年層の転入促進、人材不足解消を図るため、「移住就業支援交付金制度」の活用を促進し、さらに「福祉職人材回帰マッチング事業」も引き続き実施してまいります。 昨年は、上磯中学校吹奏楽部全日本吹奏楽コンクールで5年連続の金賞に輝きました。 また、上磯中学校合唱部子ども音楽コンクール文部科学大臣賞に輝くなど、市内の児童生徒の皆様の御活躍に対しましては賛辞を惜しまないものであり、改めまして昨年末に多くの方に惜しまれ御逝去されました故高橋徹先生の御功績に感謝を申し上げるものでございます。 新年度からは、「音楽のまち・ほくと」を掲げ、市民総ぐるみによるシティプロモーションを引き続き展開してまいります。 さらに、さっぽろ雪まつりや東京2020オリンピック聖火リレーにおけるプロモーション事業も実施してまいります。 空き家対策と併せ、移住・定住促進を図るため、平成29年度から開始した「空き家バンク利活用助成事業」は、着実な成果を上げつつあり、引き続き実施してまいります。 基本方針で申し上げましたように、全国的な問題である少子高齢化と人口減少の進行は、北斗市におきましても喫緊の最重要課題であり、若年層や子育て世代が住み続けられるよう、集中的かつ早急な対策が必要であります。 現在、奨学金制度の充実を含め、田園回帰の傾向が見られ始めている若年層を対象とする施策の検討を進めており、今後も中長期的な視点に立ち、多様なニーズを的確にとらえ、横断的な取り組みを柔軟かつ着実に進めてまいりたいと考えております。 第2は、「北海道新幹線効果拡大への取り組み」についてであります。 観光振興については、平成31年3月に策定した「北斗市観光振興プランⅡ」に基づき、観光資源の発掘・磨き上げ・活用、プロモーション、受入体制の強化により、付加価値を高めていくことが重要であります。 新年度では、着地型観光を確立するための担い手づくりに着手するほか、秋季の観光客誘致を図るため、「紅葉回廊助成事業」を実施します。 新函館北斗駅前にぎわいづくりについてですが、令和元年度策定した観光交流センター運営計画に基づき、ハード面、ソフト面の両面から、「ほっくる」及び「おが~る」の活性化に資する取り組みを行ってまいります。 また、屋外にある平面駐車場の舗装工事などを実施し、新函館北斗駅を利用される方の利便性の向上を図るほか、「新函館北斗駅前イルミネーション助成事業」などにより、新函館北斗駅前の魅力向上に努めることとしております。 企業誘致については、北海道新幹線開業から5年目を迎え、新函館北斗駅前では、令和2年6月に2件目のホテルがオープンする予定となっており、3件目となるホテルの建設計画も発表されています。 今後も、北海道新幹線の札幌開業を見据えつつ、「人口減少問題への取り組み」と関連する雇用創出のためにも、企業へのトップセールスなど、引き続き積極的な企業誘致活動を実施してまいります。 スポーツ合宿の推進は、交流人口増加などの重要な役割を担っております。平成24年度の開始から着実にリピーターが増加しており、経済効果も認められることから、新年度も引き続き実施してまいります。 また、令和2年4月にオープンする予定の「運動公園フットボール場」については、スポーツ合宿誘致の幅を広げる意味からも、完成記念イベントを開催し、施設の周知を図るものでございます。 第3の「力強く成長する産業の形成」でありますが、新年度におきましても、現行の支援制度を継続する中で、1次産業、商工業のバランスのとれた振興を図ってまいります。 農業は、スマート農業の推進により、既に実用化されている先端技術や、Society5.0の実現に向けて急速に進展する未来技術の活用を促進します。 また、新年度においても、引き続きビニールハウスなどへの助成を行うほか、種子用米調整選別機の導入支援を実施し、生産性の向上を図ってまいります。 林業については、近年、自然災害による甚大な被害が発生していることを受け、災害防止などの観点からも、森林整備の推進が喫緊の課題となっていることから、国は森林環境譲与税を前倒しで増額することとしております。 北斗市におきましても、令和元年度に行いました未整備私有林の所有者に対する森林管理意向調査の結果を踏まえ、森林環境譲与税を活用した事業を進めるなど、森林整備をより一層推進してまいります。 水産業では、ウニ、ホッキ、アサリ、アワビ、カキの「育てる漁業」への助成を引き続き行うほか、昨年、秋サケ漁が記録的な不漁でありましたことから、漁業者の緊急支援事業として、新たにナマコの人工種苗を放流し、資源の維持増大による所得の安定化を目指してまいります。 また、北斗市の特産品として峩朗ガキの普及促進を高めるため、PR看板を設置することとしております。 雇用対策では、「人口減少問題への取り組み」としても重要な雇用創出を図るため、国の「特定求職者雇用開発助成金」を活用し、就職困難者の雇用に積極的な市内の企業に対し、国の助成金に上乗せして助成を行う「雇用促進支援補助金」を実施いたします。対象者は60歳以上の高齢者、障がい者、ひとり親家庭の母親等を新たに雇用する市内の中小企業主となっております。 また、市内の労働環境や雇用ニーズなどを把握し、効果的な就業対策を探るため、市内の工業団地や事業所に対してアンケート調査を実施いたします。 商工業では、平成30年度まで実施していた従前の「新商品研究開発・普及促進支援事業補助金」を拡充した上で、現行の「展示会等出展支援事業補助金」と統合し、新たに「中小企業競争力向上事業補助金」を実施し、市内の中小企業主の販売意欲の喚起と販路の拡大を目指してまいります。 さらに、市内の空き店舗などの利活用も含め、若年層や高齢者、女性の起業を創出するとともに、既存商店街の活性化を図るため、新たに「商店街等元気づくり事業補助金」を実施いたします。事業内容は、新規開業、起業創業、業種転換を行う方々に対し、既存の空き店舗の活用、あるいは新築する際の物件取得費用や設備導入費用、改装、開業準備資金などへの支援を行うものです。 なお、本事業については、「みらい基金」を充て実施することで、5年間で総額1億円程度の確実な財源を用意し、安定的かつ支援の力強さを感じることができる事業としてスタートする予定としております。 第4は、「次代を担う子どもへの応援」についてであります。 昨年も、市内の多くの児童生徒が全道・全国の舞台で、スポーツや吹奏楽などの文化活動に大活躍をいたしました。 次代を担う子供たちは、北斗市にとっての大きな財産と言えます。 教育は国家百年の大計と言われ、次代を担う優れた人材を育成していくことは、今を生きる我々が果たすべき役割であり、そのため、「北斗市教育大綱」に基づき、教育委員会と連携し、子供たちの力を引き出す教育環境づくりをしっかりと進めてまいります。 新年度の教育行政執行方針は、この後、教育長から申し上げますが、私に与えられた責務をしっかりと果たすべく、教育環境対策として、プログラミング教育教材の設置、英語検定料の助成、熱中症対策、さらに学校施設の長寿命化やバリアフリー対策など、安全・安心な学校づくりのため、必要な予算の確保に努めたところであります。 また、第1の「人口減少問題への取り組み」でも申し上げましたが、北斗市の未来を担う創造的な人材を育成するため、高等教育などにおける修学の支援を行う奨学金制度の充実について、検討、協議を進めてまいります。 第5は、「若者や女性、高年齢者がチャレンジできる環境づくり」であります。 新年度は、起業を促進するため、函館地域産業振興財団との連携のもと、引き続き創業者への支援を実施することとしているほか、市独自の利子補給や信用保証料補給交付金についても、資金需要に対応できるよう、予算を確保したところであります。 また、就農の促進については、農業新規参入者に対するビニールハウスへの助成を行うこととしております。 さらに子育て世代への支援として、放課後児童クラブについては、安定的な運営のため、また、開設時間の延長など、保護者の皆様のニーズにできる限り応えることができるよう、全てのクラブを社会福祉法人に委託し、充実を図ることとしております。 就学児童までの保育事業を一貫して市内の社会福祉法人に担っていただく環境が整いましたことについて、関係法人に感謝を申し上げますとともに、多様な保育ニーズに対応できるよう、社会福祉法人との連携強化を図ってまいります。 第6は、「安心・安全な都市環境の整備」であります。 1点目は、災害対策・消防力の強化といたしまして、いつでもどこでも起こり得る災害に対し、人的・経済的被害を最小限にとどめる「減災」という考えを基本に、自助、共助、公助の意識の醸成を図りながら、防災体制の確立に努めてまいります。なお、公助におきましては、担当職員を増員し、市役所内部の体制強化を図ることとしております。 また、平成30年9月の胆振東部地震に伴い発生した大規模停電の経験を踏まえ、市内10カ所の避難所などに対する非常用電源装置の更新や新規整備を行い、災害発生時の避難所機能の強化や行政機能の維持を図ります。 消防・救急体制については、当別分遣所の移転建てかえ事業を実施するほか、小型ポンプ車を更新することとしております。 2点目として、道路や河川、公園、公営住宅、上下水道などの社会資本については、将来需要を見通した改修や長寿命化対策を基本に取り組んでまいります。 市道整備については、千代田第2号線などの7路線、橋梁整備については、戸切地橋など2橋、河川整備については、宗山川などの2河川、また、街路事業として久根別・一本木両地区を結ぶ上磯田園通線の整備及び大野市街地通の整備を進めてまいります。 総合運動公園については、健康遊具や親水広場の設置など、子供から高齢者の皆様が集い、楽しめるような再整備の検討を進めてまいります。 また、市営住宅ですが、茂辺地団地については、国の補正予算を活用し、令和元年度で予算措置を行い、繰越明許費により、令和2年度中の完成を予定しているほか、市営住宅長寿命化事業として、中野通団地など4団地の整備を進めてまいります。 3点目は、将来の経済基盤づくりのため、都市計画の面から取り組むべき対策であります。 地域には、さらなる働く場の創出が必要であり、今後の経済情勢によっては、企業立地需要の高まりが期待できるのではないかと考えております。 交通結節点という地理的優位を生かし、都市計画が機敏に対応できるよう、北斗追分インターチェンジ付近などの市街化調整区域における地区計画制度の活用について検討・協議を進めてまいります。 4点目は、環境施策についてであります。 市民の生活環境については、安心・安全な環境づくり、快適性を高める環境づくり、住みよさを実感できる環境づくりをさらに進めていく必要があります。新年度は、中山一般廃棄物処理最終処分場を、より長期的かつ安全に運用するため、浸出水処理施設汚水浄化機器の更新を行ってまいります。 5点目は、公共交通についてであります。 公共交通については、高齢化の進展や人口減少の影響による交通需要の変化を見据えた対策が必要であり、北斗市が抱える公共交通の課題解決に向け、持続可能な地域公共交通のあり方に関する計画の策定を進めてまいります。 第7は、「安心できる福祉・暮らしに身近な環境の向上」であります。 第1の「人口減少問題への取り組み」でも申し上げました子育て支援を初め、高齢者や障がい者の保健福祉、また、市民の健康づくりのための施策や各種の医療費助成制度は、新年度におきましても、サービス水準を維持するとともに、一部施策の拡充を図りながら推進してまいります。 平成31年3月に制定した「手話言語条例」については、引き続きその普及・啓発に努めることとし、新年度では、「障がい者福祉計画」及び「高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」を策定し、それぞれの施策の充実・展開を図ってまいります。 市民の自主的な健康づくりに対しましては、疾病予防に努めていただくことが重要という考えから、各種検診や各種予防接種に対する費用の助成を引き続き実施するとともに、特定健康診査の受診率向上対策として、AIを活用した効率的な受診勧奨を行ってまいります。 また、幼児の虫歯予防のため、1歳半から3歳半までの計5回のフッ素塗布を全額助成することとしております。 以上、七つの政策目標に基づく新年度の主要施策について申し上げました。 これら主要施策の裏づけとなる新年度の予算では、一般財源を微増と見込んだところでありますが、地方債や基金の依存度が依然として高い状況にあると考えており、また、今後も一般財源の多くを占める市税や地方交付税の大幅な伸びが期待できない見通しの中、「きじひき高原まつり助成事業」や「映画撮影等誘致促進助成事業」について、その目的を達成したものとして廃止としたほか、市有施設の自動販売機について、設置者の公募を実施し、安定的な歳入の確保に努めるなど、事業の選択と集中の考え方の浸透を図りつつ、予算編成を行ってまいりました。 予算成立後におきましては、十分な効果を引き出すよう、施策の推進に最大限努めてまいる考えでございます。 昨年は、職員の事務処理誤りに起因する事案が複数あり、議員各位、並びに市民の皆様に御心配と御迷惑をおかけしました。 新年度からは、個々の職員の能力を引き出し、資質向上やスキルアップを図るため、職員の適正な配置と、eラーニング講座や新規採用職員研修など、研修事業の充実を図り、また、若手職員による庁内横断行政改革プロジェクトチームを新たに組織し、企画力、政策立案力の向上を促す取り組みなども実施することとしております。 市長に就任した当時から、財政状況に予断を許さない状況でありますが、市民の暮らしを守る施策や将来の発展につながる投資は引き続き実行していかなければなりません。 人口減少問題への取り組みのほか、七つの政策目標への取り組みのため、PDCAサイクル、行財政改革、そして市民との情報共有を一層意識し、私が先頭に立ち、市役所全職員一丸となって施策の推進に当たってまいることを改めて申し上げるものでございます。 以上、新年度の市政に臨む私の所信を述べさせていただきました。 私が市長に就任してから2年が経過しようとしていますが、この間、議員各位には、議会という立場を通し、あるいは日々において貴重な御意見をいただき、感謝を申し上げるところであります。 就任当時からSDGsの理念と、「市民目線に立ち、市民による市民のためのまちづくり」を進めること、この二つの理念を忘れずに、これからも全力で市政運営に取り組んでまいります。 北斗市議会議員各位、そして市民の皆様のさらなる御支援と御協力を賜りますよう改めてお願い申し上げ、新年度に当たっての所信といたします。 ○議長(中井光幸君) 続いて、教育長から令和2年度の教育行政執行方針の説明のため発言を求められておりますので、これを許します。 永田教育長。 ◎教育長(永田裕君) -登壇- 令和2年第1回北斗市議会定例会の開会に当たり、教育委員会所管に関する執行方針について申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力をお願いする次第でございます。 昨年は、天皇陛下の御退位と皇太子殿下の御即位により、平成から新たな元号「令和」へと幕開けいたしました。 激動の昭和、災害の多かった平成から令和へと時代が変わり、市民の皆様におかれましては、平和で災害のない時代を望んでおられることと思います。 今年は、平和の祭典である夏季オリンピック・パラリンピック競技大会が56年ぶりに日本で開催されることになっております。 昨年のラグビーワールドカップに引き続き、世界各国から多くのアスリートや観客が日本各地を訪れ、大きな盛り上がりが期待されるところであります。 教育分野におきましては、平成30年度に制定した北斗市教育大綱の趣旨でありますSDGsの理念に基づき、「一人も取り残さない」という考え方を念頭に、市民の皆様方と協力しながら、さらなる教育の充実に努めていかなければならないと考えております。 また、予想を超える人口減少の急速な進展とともに、社会が超情報化時代へと変容することにより、様々な分野において多くの問題や課題も発生しております。 このような新たな時代に対応していくためには、教育における役割を認識し、魅力あるまちづくり、生きがいのある生活を送れるまちづくりに努めていかなければならないと考えております。 新学習指導要領が全面実施される小学校では、新たに高学年において英語が「教科化」され、小学校から中学校への接続と実用的英語を身につけさせることが大きな課題でありますが、小学校1年生から英語に親しむ環境づくりを行い、中学校3年生までの9年間を見通した英語教育に取り組むために、英語検定における検定料の助成を実施してまいります。 プログラミング教育についても、小学校から新たに取り組まなければなりませんが、教職員に対しての研修や、北斗市としての取り組み内容について検討を進め、北斗スタンダードを確立していくとともに、子供たちがプログラミング教育について興味・関心を持って積極的に取り組んでもらえるための教材開発を進めてまいります。 また、正式な教科となる道徳については、「がん教育」を通じて、「生命の尊さ」、「生活行動が関わって起こる病気の予防」、「日常生活や学習への適応及び健康安全」などを学び、命の大切さを子供たちとともに考えていくことについて、小学校段階においても取り組みを進めていかなければならないと考えております。 コミュニティ・スクールについては、各学校が実施する事業や、中学校区内で小学校と中学校が連携した事業を行い、学校と地域住民がよりよい連携を図らなければなりません。 その事業の一つとして、土曜授業の中で、地域とともに防災意識の向上を図りながら推進してまいります。 また、コミュニティ・スクール推進事業補助金についても、9校から12校へと拡大してまいります。 特別な支援を要する子供たちについては、インクルーシブ教育の観点からも、令和元年度で上磯小学校にエレベーターを設置したところであります。 また、全学校にICT教育環境が整備されたことから、支援を要する子供たちに対し、より効果的な授業展開を研究するとともに、学校生活における様々な問題や困りごとについて、相談できる体制の強化を図ってまいります。 教職員の働き方改革については、北斗市働き方改革プランに基づき、部活動の休日設定や保護者対応における役割分担をしっかり実施していくとともに、ICT機器を活用した教材成果や資料の共有化による事務処理の軽減、小学校高学年においては、中学校との接続も考え、教科担任制について今まで以上に増やしていかなければならないと考えております。 また、教職員の勤務時間の管理については、タイムレコーダーを導入し、管理職による勤務時間の適正な把握と、教職員自らによる時間外勤務についての意識の高揚を図ってまいります。 子供たちが明るく楽しい学校生活を送るためには、授業がわかること、人を思いやること、そして、自らが健康であることが大事であります。 子供たちが学校生活、社会に出て生活していく上において、学力とコミュニケーション能力が重要となりますが、家庭環境や、その子の持っている資質に違いがあることから、画一的な指導をしていくことは問題が生じることになります。 豊かな心の育成については、すばらしい音楽を聞いて、美しい景色や絵画を見て感動する心、何かを体験して充実感を得ることなど、多くの活動の中から一人一人の可能性を引き出すことによって、子供たちの自尊感情を高めることが大切でありますが、学校教育だけでは限界もあることから、家庭、地域における協力や、社会教育活動において対応していかなければならないと考えております。 健やかな体の育成については、令和元年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果において、小学校男女、中学校男子で全国平均を超える数値となっており、中学校女子については、今まで大きく全国平均を下回っておりましたが、今回の調査では、全国平均とほぼ同じ水準まで上昇しております。これについては、はっきりした分析はできておりませんが、ラジオ体操の習慣化や学校における授業改善の成果ではないかと考えております。 今後におきましても、体育の授業にタブレットを活用しながら、子供たちが楽しく運動に取り組める授業づくりを進めてまいります。 社会が大きく変容していく中で、今までの常識やモラルについても変化が生じており、個々の考え方や生活習慣によってそれぞれの価値観が多岐にわたっております。 子供たちが健やかに育っていく過程において、学校での指導はもちろんでありますが、家庭における教育と連携していかなければなりません。 そのため、学校は、子供の家庭環境や保護者の考え方等について理解を示した上で、学校としての指導方針を明確に伝えていくことや、個々の子供たちにあった指導や助言を行うことが、学校に対しての信頼を得ることになるのではないかと考えております。 また、子供たちが家庭や学校内での心配事や不安に対して気軽に相談できる体制について、見直しをしていかなければならないと考えております。 災害や事故発生時における避難や応急処置については、日頃から学習の中で土曜授業を活用して、地域住民とともに危機管理意識、防災管理意識を高めることが今まで以上に必要になってくると考えており、迅速な情報収集や的確な判断を行うためにも、外部講師等を招き、必要な知識の習得にも力を入れていかなければなりません。 さらに、学校は避難場所として活用されることから、避難住民に対して学校が対応できることなどについての意識の高揚や、実際に何ができるかを考えていくことも必要であります。 学校施設については、多くの学校が建築時より20年以上経過していることから、長寿命化計画に基づき、順次、改修工事を進めており、今後におきましても継続して実施してまいります。 また、計画的に進めている煙突アスベスト除去工事を上磯中学校で実施する予定であります。 学校共同調理場については、子供たちへの安心・安全な給食を提供していくためにも、大型調理機器の更新を順次進めてまいるとともに、事故などの発生がないよう、衛生管理の徹底に努めてまいります。 社会教育は、生涯学習の理念として、市民の皆様が豊かな生活を送ることができるよう、その生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができなければなりません。 昨今、高度な人工知能を有するロボットの出現、ビッグデータを活用した超情報化社会が目前に迫っており、人々の生活は便利で快適なものと変容しつつあります。 反面、人口減少による様々な問題が、ここ北斗市としても同様な事態に生じており、労働力人口の減少による外国人労働者の増加や、高齢化の急速な進展といった問題に向き合っていかなくてはなりません。 このような大きな変化の時代において、社会教育の役割がますます重要になるものと考えております。 また、子供たちが学校教育だけでなく、地域住民との関わりや様々な体験活動を行うことにより、自尊感情の向上やコミュニケーション能力の向上に寄与するものと考えております。 北斗市においては、各種文化・スポーツ団体、サークルなどにおいて自主的な活動が進められているところでありますが、人口減少や個人の趣味等が多様化してきており、団体等への加盟会員が減少傾向にあります。 サークルの紹介や体験活動として、「子どもチャレンジ講座」や「学習体験ひろば」等の事業を実施しておりますが、今後におきましては、音楽を生かした体験活動など、新しい取り組みを行い、これからの時代におけるニーズに対応したものにしていかなければならないと考えております。 施設改修事業については、主なものとして、総合文化センターでは、冷却塔更新工事、小ホール音響設備改修工事となり、公民館におきましては、機械室暖房管更新工事、外灯改修工事、体育施設では、各施設のトイレ改修工事、萩野地区プール鉄骨改修工事、市民プール天窓改修工事、浜分体育センターカーテン更新工事等について実施する予定としております。 青少年の健全育成については、幼少期における家庭教育が基本であることから、関係部署との連携を密にして、家庭教育における学習機会の提供に努めていかなければならないと考えております。 また、学校で進めているコミュニティ・スクールとの連携を図り、地域や家庭と関わりを強め、子供たちの健全育成に努めていかなければならないと考えております。 「青少年の主張大会」や「子ども議会」の実施により、子供たちが地域のことに関心を持つとともに、まちづくりに対する興味・関心を持つことが、成人への自覚を持つことにつながっていくものと思っております。 さらには、これからの国際社会において、SDGsの理念に基づき、社会教育事業を通じて取り組んでいかなければならないと考えております。 図書館については、情報化の発達と進展に伴い、いつでもどこでも必要な情報が入手できる時代となり、図書館利用者が若干減少傾向にあります。 しかしながら、インターネットを介した情報検索では、望む情報のみしか入手できず、一方向からの情報に偏る傾向もあります。 図書館の役割は、時代の変容とともに変わっていかなければなりませんが、多くの選択肢の中から自らが選び、読書をする時間が人間形成をする上で重要なことだと思います。 ブックスタートを通して、子どものときから本に親しむ環境づくりを進めるとともに、図書館事業に関わるボランティアの育成にも努めていかなければならないと考えております。 文化財については、郷土資料館における常設展示や特別展示において興味・関心を持っていただけるような事業展開を実施します。 無形民俗文化財の「上磯奴」、「有川天満ばやし」、「大野ぎおんばやし」などは、「ほくほく講座事業」を活用しながらも、学校との連携を図り、地域の貴重な文化財の伝承に努めます。 また、「ほくと学ジュニア検定」などの事業を通じて、子供たちに北斗市の歴史や魅力を知ってもらい、子供たちへ郷土愛を育むふるさと教育にも寄与していかなければならないと考えております。 スポーツ活動については、市民の皆様が生涯において明るく健康で過ごしていくために、スポーツの楽しみや必要性を理解し、実践していくことが必要であります。 体育館の管理運営については、平成30年度より民間事業者を指定管理者とし、民間における自由な発想と市民の皆様のニーズに合ったスポーツ教室を幼児から高齢者まで提供してまいりましたが、今後におきましては、スポーツをすることの重要性とともに、健康管理面における関心を持っていただき、スポーツという観点も大切ですが、市民の皆様が気軽に楽しく体を動かす機会の提供にも努めていかなければならないと考えております。 また、ラジオ体操については、小中学校において正しいラジオ体操が浸透しております。 近年では、幼稚園や保育園におきましても、運動指導の中でラジオ体操を取り入れてきており、さらなるラジオ体操の普及に努めてまいります。 今、社会では、予想を超える人口減少の急速な進展や、超情報化時代へと変容することにより、様々な分野において多くの問題や課題が発生しておりますが、学校教育においても、戦後最大の教育改革が行われます。 新学習指導要領が新年度から小学校で全面実施となり、従来の知識を習得することが重要という考え方から、物事を論理的に考える力、自ら課題を探し、解決する能力、コミュニケーション能力を身につけることが重要であるとされております。 また、国際社会で対応していくためには、SDGsの理念について、子供たちや市民に対して周知していくことが必要なことと考えます。 学校・社会教育事業の中でSDGsということを念頭に置きながら事業を進めてまいりたいと考えておりますので、行政、学校はもちろんでありますが、市民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。 北斗市が、今後ますます発展していくためにも、これからの時代を担っていく子供たちが健やかに育っていくことを願い、教育の充実に誠心誠意努力してまいる所存でございます。 ○議長(中井光幸君) 次に、提案理由の説明を求めます。 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) ただいま上程されました、議案第1号令和2年度北斗市一般会計予算についてより議案第8号令和2年度北斗市下水道事業会計予算につきまして、一括してその大要を御説明申し上げます。 初めに、令和2年度予算は、市税や交付税などの一般財源の大幅な伸びが期待できない中、事業の選択と集中を念頭に置き、人口減少問題への取り組み、施設の長寿命化対策、非常用電源装置整備事業など、緊急度の高い施策や事業に対し、予算配分の重点化を図ったところであります。 この結果、令和2年度一般会計の歳入歳出予算総額を214億1,473万7,000円とするものでございます。令和元年度と比べますと3億3,430万4,000円、率にして1.6%の増となっております。 以下、一般会計予算の歳出から款の順に従いまして、その概要を御説明申し上げます。 第1款議会費は、元年度と比べ3.2%増の1億8,893万8,000円を計上しております。 第2款総務費は、元年度と比べ0.4%増の9億7,319万9,000円を計上しております。 主な歳出といたしましては、財産管理費で空調設備設置工事など、本庁舎施設の改修事業経費として1,746万8,000円を計上しているほか、企画費では、人口減少問題の取り組みとして、移住・定住促進対策事業経費で新たに地方創生推進交付金事業を活用した「UIJターン新規就業支援事業交付金」の創設など2,097万9,000円を計上しております。 第3款民生費では、元年度と比べ0.1%減の85億8,565万8,000円を計上しております。 主な歳出といたしましては、令和元年10月から実施された国の幼児教育無償化に係る経費を児童福祉総務費及び児童措置費で計上しているほか、同じく児童福祉総務費では、子育て世代への支援として、放課後児童クラブ運営経費1億2,812万8,000円を計上し、安定的な運営のため、また、保護者の皆様のニーズにできる限り応えることができるよう、全てのクラブを社会福祉法人に委託し、充実を図ってまいります。 第4款衛生費は、元年度に比べ10.9%増の13億1,105万3,000円を計上しております。 主な歳出といたしましては、予防費で、幼児の虫歯予防のため、1歳半から3歳半までの合計5回のフッ素塗布を全額助成する経費を計上しているほか、塵芥処理費では、中山一般廃棄物最終処分場をより長期的かつ安全に運用するため、浸出水処理施設汚水浄化機器の更新費用378万5,000円を計上しております。 第5款労働費は、元年度と比べ87.0%増の693万9,000円を計上しております。 主な歳出といたしましては、労働諸費で、国の特定求職者雇用開発助成金を活用し、就職困難者の雇用に積極的な市内の企業に対し、国の助成金に上乗せして助成を行う「雇用促進支援補助金」に要する経費300万円を計上しているほか、市内の労働環境や雇用ニーズを把握し、効果的な就労対策を探るため、市内の工業団地や事業所に対してアンケート調査を実施する経費を計上しております。 第6款農林水産業費は、元年度と比べ19.0%増の3億4,796万円を計上しております。 主な歳出といたしましては、農業振興費で、農業新規参入者に対するビニールハウス購入への助成や種子用米調整選別機の導入を支援する経費として1,700万円を計上しているほか、水産業振興費で、昨年の秋サケ漁が記録的な不漁であったことから、漁業者への緊急支援事業として、新たにナマコの人工種苗を放流し、資源の維持増大による所得の安定化を目指すなどの経費127万5,000円を計上しております。 第7款商工費は、元年度に比べ108.1%増の5億3,841万8,000円を計上しております。 主な歳出といたしましては、商工業振興費で、市内の中小企業主の販売意欲の喚起と販路の拡大を目指すため、「中小企業競争力向上事業補助金」に要する経費240万円を計上しているほか、市内の空き店舗などの利活用なども含め、若年者、高齢者、女性の起業を創出し、既存商店街の活性化を図るため、「商店街等元気づくり事業補助金」に要する経費1,000万円を計上しております。 また、観光費では、着地型観光を確立するための担い手づくりに着手する経費及び秋季の観光客誘致を図るための「紅葉回廊事業補助金」に要する経費、さらに、運動公園フットボール場完成記念イベントの開催経費について計上しているほか、「観光交流センター施設管理費」では、令和元年度に策定した観光交流センター運営計画に基づく各種施策を実施する経費1,302万7,000円を計上しております。 第8款土木費は、運動公園拡充整備事業が終了したことなどにより、元年度と比べ15.6%減の26億3,838万8,000円を計上しております。 主な歳出といたしましては、道路橋りょう新設改良費で7億2,066万2,000円を計上し、社会資本整備総合交付金の道路事業として千代田第2号線など4路線、単独道路等整備事業として八軒家通線など3路線の合計7路線の市道整備などを進めてまいります。 また、新幹線対策費では、新函館北斗駅を利用する方々の利便性の向上を図るため、屋外にある平面駐車場の舗装工事などを実施する経費7,685万4,000円を計上しております。 第9款消防費は、元年度と比べ36.8%増の13億268万7,000円となっております。 主な歳出といたしましては、南渡島消防事務組合費で、当別分遣所移転建てかえや、小型ポンプ車の更新などの事業により、増額となった南渡島消防事務組合負担金9億5,888万5,000円を計上しているほか、災害対策費で市内10カ所の避難所などに対する非常用電源装置の更新や、新規整備に要する経費3億916万7,000円を計上しております。 第10款教育費は、元年度に比べ0.6%減の15億9,312万4,000円を計上しております。 主な歳出といたしましては、事務局費でプログラミング教育教材の設置や、新たに実施する英語検定料の助成に要する経費について計上しているほか、小学校費及び中学校費の学校管理費で、全校の保健室にエアコンを設置するなど、熱中症対策に要する経費を計上しております。 また、公民館費、文化センター費、保健体育施設費及び学校給食運営費で、それぞれの施設改修経費として、合計2億4,420万6,000円を計上し、施設の長寿命化などを図ってまいります。 第11款災害復旧費では、元年度に比べ1.7%減の1,768万円を計上しております。 第12款公債費では、元年度に比べ1.8%減の19億3,407万8,000円で、長期債の元金及び利子などの償還金を計上しております。 第13款職員給与費は、元年度に比べ2.5%増の19億7,161万5,000円。 第14款予備費は、元年度同額の500万円をそれぞれ計上しております。 次に、歳入につきまして御説明申し上げます。 第1款市税は、固定資産税の伸びなどにより、元年度に比べ0.6%増の51億4,114万4,000円を計上しております。 第2款地方譲与税は、森林環境譲与税の譲与額が前倒しで増額となることなどにより、元年度に比べ17.3%増の2億1,853万5,000円を計上しております。 第3款利子割交付金から第11款地方特例交付金までは、元年度の収入見込みと地方財政計画の伸び率などを勘案し、それぞれ計上しておりますが、このうち第6款法人事業税交付金につきましては、平成31年度税制改正で税率が9.7%から6.0%に引き下げられた法人市町村民税法人税割の減収分が補填される新たな制度で交付金が交付されることから、新たに款を設け、予算計上しているものでございます。 また、第11款地方特例交付金のうち、「子ども・子育て支援臨時交付金」につきましては、元年度に限る時限措置であったことから、今年度の予算計上はございません。 第12款地方交付税は、地方財政計画や合併特例措置の段階的縮減など、市の個別要素を考慮して普通交付税を見込み、特別交付税と合わせて、元年度に比べ0.1%増の58億8,552万円を計上しております。 第13款交通安全対策特別交付金については、元年度に比べ11.1%減の800万円を計上しております。 第14款分担金及び負担金は、保育所保護者負担金が主なもので、総額で5,522万8,000円を計上しております。 第15款使用料及び手数料は、市営住宅使用料や廃棄物処理手数料などが主なもので、総額で4億2,533万6,000円を計上しております。 第16款国庫支出金は、歳出に見合う社会保障費の負担金や建設事業の補助金など、総額で38億2,126万4,000円を計上し、また、第17款道支出金につきましても、国庫支出金と同様、歳出に見合う負担金や補助金など、総額で17億548万9,000円を計上しております。 第18款財産収入は、市有財産の貸付収入など、総額で5,876万4,000円を計上しております。 第19款寄附金は、ふるさと納税を6,000万円と見込み計上しております。 第20款繰入金は、基金からの繰入金で、本庁舎や学校施設、社会教育施設の改修事業、新幹線新駅周辺地区企業立地補助事業などの財源として、総額12億3,609万5,000円を計上しております。 第21款繰越金は、予算執行上、款を設定しております。 第22款諸収入は、学校給食費収入など、総額3億6,961万9,000円を計上しております。 第23款市債は、臨時財政対策債のほか、非常用電源装置整備事業や上磯田園通整備事業などの建設事業の財源として、総額で12億8,130万円を計上しております。 次に、特別会計について御説明申し上げます。 初めに、国民健康保険事業特別会計予算につきましては、歳入歳出総額で、元年度に比べ9.5%減の48億7,961万8,000円を計上しております。 歳出の主なものは、第2款の保険給付費で34億1,345万2,000円、第3款の国民健康保険事業費納付金で13億5,019万5,000円などとなっております。 歳入は、第1款の国民健康保険税で8億8,487万9,000円、第3款の道支出金で34億4,535万6,000円などとなっております。 次に、後期高齢者医療事業特別会計予算につきまして、歳入歳出総額で、元年度に比べ8.3%増の6億840万5,000円を計上しております。 歳出の主なものは、第2款の後期高齢者医療広域連合納付金で5億9,988万9,000円、歳入の主なものは、第1款の後期高齢者医療保険料で4億1,371万5,000円などとなっております。 介護保険事業特別会計予算につきましては、歳入歳出総額で、元年度に比べ2.5%増の45億7,282万3,000円を計上しております。 歳出の主なものは、第2款の保険給付費で42億2,180万3,000円、歳入の主なものは、第1款の保険料で9億4,040万3,000円、第5款の支払基金交付金で11億8,990万8,000円、所要の国・道の支出金を合わせて17億3,383万3,000円などとなっております。 土地区画整理事業特別会計予算につきましては、歳入歳出総額で、元年度に比べ6.5%減の6,167万8,000円を計上しております。 歳出では、第1款の公債費6,157万8,000円がほとんどで、歳入では、第1款の繰入金6,167万7,000円などとなっております。 渡島公平委員会特別会計予算につきましては、歳入歳出総額で52万8,000円を計上しております。 水道事業会計予算につきましては、収益的予算の収入総額は、給水収益など8億8,840万8,000円で、これに対し、支出総額は6億9,884万8,000円を計上しております。また、資本的予算の収入総額では、企業債や国庫支出金など4億1,491万5,000円で、これに対し、支出総額は8億7,972万2,000円を計上しております。 最後に、下水道事業会計予算についてですが、収益的予算の収入総額は、下水道使用料など11億2,843万6,000円で、これに対し、支出総額は11億419万6,000円を計上しております。また、資本的予算の収入総額は、企業債や国庫支出金、他会計出資金など6億4,754万3,000円で、これに対し、支出総額は9億7,703万5,000円を計上しております。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(中井光幸君) 本件に関する議事は、この程度にとどめおきます。 お諮りいたします。 本件に関しては、8件とも議長を除く21人の議員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 御異議なしと認めます。 よって、本件に関しては、8件とも議長を除く21人の議員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。 お諮りいたします。 ただいま設置されました、予算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長を除く21人の議員全員を指名いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました、議長を除く21人の議員全員を予算審査特別委員会の委員に選任することに決定いたしました。 暫時休憩いたします。 再開は、11時20分頃といたします。   (午前11時06分 休憩) ──────────────────   (午前11時19分 開議)
    ○議長(中井光幸君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ────────────────── △日程第5   議案第15号地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてより議案第21号北斗市固定資産評価審査委員会条例の一部改正についてまで ────────────────── ○議長(中井光幸君) 日程第5 議案第15号地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてより議案第21号北斗市固定資産評価審査委員会条例の一部改正についてまでの、以上7件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) ただいま上程されました、議案第15号地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてより議案第21号北斗市固定資産評価審査委員会条例の一部改正についてまでの、以上7件につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。 初めに、議案第15号地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてでございますが、本件は、平成29年6月に公布されました地方自治法等の一部を改正する法律のうち、地方自治法「第243条の2」を新設し、既存の「第243条の2」を「第243条の2-2」とする改正規定が本年4月1日から施行されることに伴い、同条文を引用している北斗市監査委員条例及び北斗市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例において、所要の改正を行おうとするもので、施行日は、改正法の施行に併せせ、本年4月1日とするものでございます。 次に、議案第16号北斗市個人情報保護条例の一部改正についてでございますが、本件は、平成29年5月に施行されました個人情報の保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部を改正する法律により、個人情報の定義が明確化され、また、本人の人種、心情など、慎重な取り扱いを要する個人情報が要配慮個人情報として新たに類型化されたことから、本条例においても同じ定義にするとともに、本市の個人情報取扱事務の実態に基づき、収集禁止とする要配慮個人情報の範囲を明確化するもので、施行日を公布の日からとするものでございます。 次に、議案第17号北斗市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正についてでございますが、本件は、昨年12月に成年被後見人を欠格条項としている各制度について、成年被後見人の状況を個別的、実質的に審査し、各制度ごとに必要な能力の有無を判断することを目的とした、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が施行されたことに伴い、総務省の印鑑登録証明事務処理要領の一部が改正されたことから、それに準拠している本条例について、所要の改正を行おうとするものでございます。 主な改正内容といたしましては、印鑑の登録を受け付けることができないものとして定められている成年被後見人を意思能力を有しない者に改めるもので、施行日は、公布の日からとするものでございます。 次に、議案第18号北斗市職員定数条例の一部改正についてでございますが、本件は、本年4月からの職員数の見直しに伴い、条例第3条各号に規定する職員定数のうち、市長の事務部局の職員定数を9人増加させ、181人から190人に改め、常時勤務の再任用職員を含む職員定数の合計を244人から253人とするものでございます。 次に、議案第19号北斗市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正についてでございますが、本件は、本年4月から会計年度任用職員の任用に当たり、必要となる服務の宣誓について、一般職員の例によらず、別段の定めができる旨の規定を新設するもので、本年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、議案第20号北斗市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてでございますが、本件は、本年4月から任用される会計年度任用職員の育児休業の取得等について、所要の改正を行うもので、これまで本市におきましては、非常勤職員等が育児休業等を取得することが想定されないため、これらの職員について、育児休業等の取得に関する規定はございませんでしたが、会計年度任用職員については、育児休業等が取得できることとなったため、育児休業を取得できる職員の範囲、育児休業の周期、部分休業の取得等について規定するもので、令和2年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、議案第21号北斗市固定資産評価審査委員会条例の一部改正についてでございますが、本件は、昨年12月に情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律が施行され、「行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律」の題名が「情報通信技術を活用した行政の推進等に関する法律」に改められたことから、本条例で規定している引用法律名を改めるとともに、関係条項の整理を行うもので、施行日は公布の日からとするものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(中井光幸君) 本件に関する質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 質疑がありませんので、以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 本件に関しては、7件とも総務常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 御異議なしと認めます。 よって、本件に関しては、7件とも総務常任委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。 ────────────────── △日程第6   議案第23号北斗市介護保険条例の一部改正について、議案第24号北斗市介護保険料率の特例に関する条例の一部改正について及び議案第30号北斗市体育館及び柳沢スキー場における指定管理者の指定について ────────────────── ○議長(中井光幸君) 日程第6 議案第23号北斗市介護保険条例の一部改正について、議案第24号北斗市介護保険料率の特例に関する条例の一部改正について及び議案第30号北斗市体育館及び柳沢スキー場における指定管理者の指定についての、以上3件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) ただいま上程されました、議案第23号北斗市介護保険条例の一部改正について、議案第24号北斗市介護保険料率の特例に関する条例の一部改正について及び議案第30号北斗市体育館及び柳沢スキー場における指定管理者の指定についてまでの、以上3件につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。 初めに、議案第23号北斗市介護保険条例の一部改正についてでございますが、本件は、平成27年度から消費税を財源として公費を投入してきた低所得者への介護保険料の軽減強化について、介護保険法施行令の一部を改正する政令の施行により、令和2年度分については、消費税10%引き上げる保険料軽減の完全実施が予定されていることから、所要の改正を行うものでございます。 軽減強化の内容としては、非課税世帯に属する被保険者である所得段階1段階から3段階の介護保険料について、保険料基準額に乗じる割合を第1段階については、0.375から0.3とし、年額で2万9,700円から2万3,760円に、第2段階は、0.625から0.5とし、年額で4万9,500円から3万9,600円に、第3段階は、0.725から0.7とし、年額で5万7,420円から5万5,440円にそれぞれ変更するもので、規則で定める日から施行するものでございます。 次に、議案第24号北斗市介護保険料率の特例に関する条例の一部改正についてでございますが、本件は、低所得者の保険料軽減措置のための改定でございまして、介護保険料条例の改正により、保険料率が改められることに伴い、現行の老齢福祉年金受給者で非課税世帯の方などについては、令和2年度の保険料を年額7,420円から5,940円に変更しようとするものでございます。 次に、議案第30号北斗市体育館及び柳沢スキー場における指定管理者の指定についてでございますが、本件は、地方自治法第244条の2第3項の規定に基づき、施設の指定管理者を指定することについて、同条第6項の規定により、議会の議決を得ようとするものでございます。 指定管理者となる団体は、これまで2年間、指定管理者として、多種多様なスポーツ事業や教室の開催を含め、市内五つの体育館及び柳沢スキー場の管理運営を行ってきました特定非営利活動法人北斗スポーツクラブで、指定期間は令和2年4月1日から令和5年3月31日までの3年間とするものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(中井光幸君) 本件に関する質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 質疑がありませんので、以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 本件に関しては、3件とも文教厚生常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 御異議なしと認めます。 よって、本件に関しては、3件とも文教厚生常任委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。 ────────────────── △日程第7   議案第22号北斗市手数料徴収条例の一部改正について及び議案第25号北斗市営駐車場条例の一部改正についてより議案第29号北斗市観光交流センター別館における指定管理者の指定についてまで ────────────────── ○議長(中井光幸君) 日程第7 議案第22号北斗市手数料徴収条例の一部改正について及び議案第25号北斗市営駐車場条例の一部改正についてより議案第29号北斗市観光交流センター別館における指定管理者の指定についてまでの、以上6件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) ただいま上程されました、議案第22号北斗市手数料徴収条例の一部改正について、議案第25号北斗市営駐車場条例の一部改正についてより議案第29号北斗市観光交流センター別館における指定管理者の指定についてまでの、以上6件につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。 初めに、議案第22号北斗市手数料徴収条例の一部改正についてでございますが、本件は、本条例の別表に規定されている都市計画法に基づく開発許可等申請手数料、都市の低炭素化の促進に関する法律及び建築物エネルギー消費性能向上に関する法律に基づく認定手数料について、準拠している道の関係規定の改正に併せ、所要の改正を行うもので、本年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、議案第25号北斗市営駐車場条例の一部改正についてでございますが、本件は、北斗市営立体駐車場の安定した運営や受益者負担の公平性の観点から、平成30年度から実施している新幹線利用割引を廃止するとともに、新函館北斗駅周辺地区のさらなる活性化を目指し、無料時間を1時間延長して2時間までとするもので、本年6月1日から施行しようとするものでございます。 次に、議案第26号市道路線の認定についてでございますが、新幹線事業関連により、三好4号線、三好5号線、千代田第19号線は起点・終点の変更、三好7号線、稲里第18号線は終点の変更、千代田第21号線は起点の変更に伴う認定替えを行い、千代田第22号線は新幹線事業関連により、新たに市道認定し、三好3号線は現況確認による起点の変更に伴う認定替え、追分84号線に関しましては、開発行為による帰属で、起点の変更による認定替え、追分62号線、追分109号線、追分110号線、追分111号線に関しましては、開発行為による帰属で、終点の変更による認定替えを行うものでございます。 次に、議案第27号市道路線の廃止についてでございますが、先ほど申し上げました新幹線事業関連により、三好4号線、三好5号線、千代田第19号線は終点・起点の変更、三好7号線、稲里第18号線は終点の変更、千代田第21号線は起点の変更に伴い、認定替えが必要となったため廃止するもので、三好3号線は、現況確認による起点の変更に伴う認定替えにより廃止、追分84号線は開発行為による帰属で、起点の変更による認定替え、追分62号線、追分109号線、追分110号線、追分111号線は、開発行為による帰属で、終点の変更に伴う認定替えで廃止するものであり、三好6号線、中野3号線、中野4号線は新幹線事業関連による廃止、清川3号線、桜岱5号線は現況確認により廃止するものでございます。 次に、議案第28号北斗市観光交流センターにおける指定管理者の指定について及び議案第29号北斗市観光交流センター別館における指定管理者の指定についての2件についてでございますが、いずれも地方自治法第244条の2第3項の規定に基づき、施設の指定管理者を指定することについて、同条第6項の規定により、議会の議決を得ようとするものでございます。 指定管理者となる団体は、これまでも指定管理者として北斗市観光交流センター及び北斗市観光交流センター別館の管理運営を行ってきました一般社団法人北斗市観光協会で、指定期間は令和2年4月1日から令和3年3月31日までの1年間とするものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(中井光幸君) 本件に関する質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 質疑がありませんので、以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 本件に関しては、6件とも産業建設常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 御異議なしと認めます。 よって、本件に関しては、6件とも産業建設常任委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。 ────────────────── △日程第8   議案第9号令和元年度北斗市一般会計補正予算についてより議案第14号令和元年度北斗市下水道事業会計補正予算についてまで ────────────────── ○議長(中井光幸君) 日程第8 議案第9号令和元年度北斗市一般会計補正予算についてより議案第14号令和元年度北斗市下水道事業会計補正予算についてまでの、以上6件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) ただいま上程されました、議案第9号令和元年度北斗市一般会計補正予算についてより議案第14号令和元年度北斗市下水道事業会計補正予算についてまでの、以上6件につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。 初めに、一般会計補正予算についてでございますが、歳出から申し上げますと、事務事業の確定見込みによる増額、または減額のほか、国の補正予算による追加、公共施設長寿命化整備基金及び農業振興対策事業基金への積み立てなどが主な内容となっております。 国の補正予算により内定を受け、追加された事業といたしましては、茂辺地団地建設事業経費に前倒し実施分を追加するとともに、事業費の確定による減額を合わせた4億1,281万4,000円を増額計上しており、令和2年度中の完成を予定しております。 追加、または増額補正の主なものといたしましては、本庁舎更衣室の改修による改修工事費及び庁用器具費で203万9,000円を追加及び増額計上するほか、事業収支見込みにより、新函館北斗駅・上磯線バス運行事業補助金で159万2,000円、利用人数の増により障害者総合支援給付事業経費で2,407万6,000円、障害児通所支援事業経費で1,570万5,000円などを増額計上しております。また、放課後児童クラブについて、本年4月より、全てのクラブの運営を社会福祉法人へ委託することに伴い、必要な備品等の購入費用を助成するため、開設準備事業費補助金で1,149万円を追加計上するほか、受給者の増により、未熟児養育医療給付金で188万4,000円、道補助金の配分決定による農地集積・集約化事業経費で17万4,000円、融資額の増により中小企業支援事業経費で116万円などを増額計上しております。 減額補正の主なものといたしましては、身体障害者更生医療給付経費、生活保護費の各種扶助費、渡島廃棄物処理広域連合負担金、道営農業基盤整備事業負担金、起業化支援事業経費、社会資本整備総合交付金道路及び橋りょう事業経費、小学校施設改修事業経費、市債償還金元金及び利子、予備費などとなっております。 次に、歳入につきましては、歳出に見合う国・道支出金、基金繰入金、諸収入、市債については、それぞれ増額または減額するほか、市税、地方交付税、地方特例交付金及び繰越金を増額計上しております。 以上の結果、歳入歳出にそれぞれ3億2,133万7,000円を追加し、総額を217億9,465万円とするものでございます。 第2表繰越明許費につきましては、本庁舎更衣室改修事業、市渡30号線道路改良事業及び茂辺地団地建設事業につきまして、事業の完了が翌年度にわたることから、繰り越しするものでございます。 第3表債務負担行為の補正につきましては、ゼロ市債として実施する運動公園野球場グラウンド改修事業など8事業、照明器具のLED化を実施するスポーツセンター照明器具借上事業、総合体育館などの六つの保健体育施設の指定管理に係る負担金について追加するほか、漁業近代化資金利子補給費補助、中小企業振興資金利子補給費補助及び起業化振興資金利子補給費補助の変更をするものでございます。 第4表地方債の補正につきましては、大野平野地区農道保全対策事業など24事業について、事業費の確定見込みによる変更及び廃止でございます。 次に、国民健康保険事業特別会計補正予算についてでございますが、歳出につきましては、国民健康保険財政調整基金積立金を追加しているほか、事務事業の確定見込みにより、保険給付費の退職被保険者等療養給付費や、出産育児一時金、国民健康保険事業費給付金の一般被保険者医療給付費分、一般被保険者後期高齢者支援金等分などを減額計上しております。 歳入につきましては、国民健康保険税、繰越金を増額または減額するほか、歳出に見合う道支出金、一般会計繰入金を減額計上しております。 以上の結果、歳入歳出にそれぞれ1,191万6,000円を追加し、総額を54億5,623万円とするものでございます。 次に、後期高齢者医療事業特別会計補正予算についてでございますが、歳出につきましては、事務事業の確定見込みにより、後期高齢者医療広域連合交付金を増額計上しております。 歳入につきましては、後期高齢者医療保険料及び繰越金を増額計上するほか、歳出に見合う財源として、一般会計繰入金を減額計上しております。 以上の結果、歳入歳出にそれぞれ42万5,000円を追加し、総額を5億6,242万6,000円とするものでございます。 次に、介護保険事業特別会計補正予算についてでございますが、歳出につきましては、介護給付費準備基金積立金を増額しているほか、利用人数の増により、保険給付費の居宅介護サービス等給付費、地域密着型介護サービス給付費、介護予防サービス給付費及び地域支援事業費の介護予防ケアマネジメント事業費で増額計上しております。 歳入につきましては、歳出に見合う財源として、国・道支出金、支払基金交付金、一般会計繰入金などを増額または減額計上しております。 以上の結果、歳入歳出にそれぞれ2,989万1,000円を追加し、総額を46億772万9,000円とするものでございます。 次に、水道事業会計補正予算についてでございますが、収益的予算の補正につきましては、収益的支出の営業費用で138万6,000円増額計上し、営業外費用では、消費税及び地方消費税を219万円増額計上しております。 また、資本的予算の補正につきましては、資本的支出で、事務事業の確定見込みにより、建設改良費で3,119万5,000円を減額計上しております。債務負担行為の補正につきましては、ゼロ市債として実施する七重浜27号線ほか配水管布設替え事業など6事業について追加するものでございます。企業債の補正につきましては、水道管路更新耐震化事業及び水道施設整備事業について、事業費の確定見込みによる変更でございます。 最後に、下水道事業会計補正予算についてでございますが、収益的予算の補正につきましては、収益的支出の営業費用で、函館湾流域下水道事業事務組合負担金の確定により1,366万5,000円減額計上し、営業外費用では、消費税及び地方消費税を546万6,000円増額計上しております。また、資本的予算の補正につきましては、資本的支出で、事務事業の確定見込みにより、建設改良費で1億1,783万6,000円減額計上しております。債務負担行為の補正につきましては、水洗便所改造等資金利子補給を変更するものでございます。企業債の補正につきましては、公共下水道事業、特定環境保全公共下水道事業及び地域生活排水処理施設事業について、事業費の確定見込みによる変更でございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(中井光幸君) 本件に関する質疑を許します。 初めに、議案第9号令和元年度北斗市一般会計補正予算についての質疑を許します。 歳入は項で行い、歳出は目で行います。 歳出より行います。 2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費。 16番小泉征男君。 ◆16番(小泉征男君) ここでは、19節の個人番号カードの関係の補正、載っかっていますけれども、この当初予算と補正とひっくるめて、今年度のこの番号を取得した方というのはどの程度いるのか。それから、今までの、北斗市として全体でどの程度になっているのか、お知らせください。 ○議長(中井光幸君) 京谷市民課長。 ◎市民課長(京谷亨君) 小泉議員の質問にお答え申し上げたいと思います。 個人番号カードの今の交付状況ということでございますけれども、数字的には、令和2年1月20日現在の数字でございます。北斗市の今の交付の割合ですけれども、総人口4万6,487人に対しまして、交付枚数が4,316枚ということで、交付率につきましては9.3%というような数字になってございます。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) よろしいですか。 16番小泉征男君。 ◆16番(小泉征男君) これ、今までの全体の数字ですね、今言われたのは。今年度どれだけあったのか。それと、ちょっとこれ、全体で9.3%ということなので、これは日本全国かなり低い数字だと思うのですけれども、これ、市長どう考えますか。この個人番号のカードというのは。これだけ低い人しか取得していないということに対して、これは毎年やるのでしょう、多分、取得するようにということで。どう考えますか。私はこれ、どうなのだろうという気持ちを持っているのですが、ちょっとその辺の見解、聞かせてください。 ○議長(中井光幸君) 京谷市民課長。 ◎市民課長(京谷亨君) 小泉議員の質問にお答えしたいと思います。 先ほど質問の回答が漏れておりましたので、平成31年度の部分として交付した枚数でございますけれども、1年間で367枚の交付をしてございます。 それと、交付率が低いということについてでございますけれども、全道的なベースでいきますと、北海道全体でいくと、総人口530万4,413人に対しまして、66万3,864人、交付率にして、北海道でも12.5%と、当市自体は9.3%なので、若干下回っているというようなことでございます。 今後につきまして、今までこの番号カードの交付の普及促進につきまして、カードの作成の申請の補助ですとか、それから、市の広報誌を通じまして普及促進のほうを図ってまいりましたけれども、今後も低いという状況でございますので、期間を定めて、夜間に交付の申請を受けたりですとか、若しくは出前的な交付の申請をやったりですとか、そういうようなことを考えて、交付の普及に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) マイナンバーカードなのですけれども、小泉議員御承知のように、要は転入の手続だとか、そういったものが非常に容易になるというふうなことで、多く利用されているのが現状だと私は認識してございます。 北斗市は、多分、他の大きな都市と比べて、率としてはかなり低いというふうに思ってございますけれども、それは転入者の関係もしているのかなというふうに認識してございます。 ただ、どちらにしても、マイナンバーカードが、顔写真をつけられるものもありますし、そうでないものもある。と同時に、身分証明としての機能も持ち合わせているものだというふうな認識でございます。 あと、足りないところは担当から説明させます。 ○議長(中井光幸君) 工藤副市長。 ◎副市長(工藤実君) 小泉議員の御質問に対して、私のほうからも御説明をさせていただきたいと思います。 まず、マイナンバーの関係、本カードがなければ利活用できないという使い方、それから、本カードを持ち得なくても、全市民の皆さんにマイナンバー、個人番号自体は付与されています。今現在、私ども行政事務の中で、この本カードを持たなくても、個人番号、これをお知らせ、記入いただくことで、例えば確定申告書に番号を書き込むですとか、それから、福祉系の事務の中で様々な行政事務の申請の中で番号を活用させていただく、番号の活用という面では、法定で定めているもの、さらには市の条例で定めているもので利活用をさせていただいていますが、本カードになりますと、先ほど市長が御説明したとおりでございますけれども、本カードの活用という面で、市民の皆さんが持たれて利便性を得るためには、例えば他の自治体でやっている例で申し上げれば、コンビニエンスストアで住民票等、それから、各証明書等の交付を受けるというものもあるわけでございますが、ざっくりとした試算でございますが、北斗市ではこの関係は実施してございませんが、実施をするとしますと、おおむね2,000万円程度の費用を要するなど、活用、利便性を高めるとすれば、関係費用を用意しなければならないという点もありまして、慎重に検討しているところでございまして、したがいまして、番号の関係の利用、さらには本カードを用いての利活用というのは、今申し上げたとおりということで御説明をさせていただきたいと思います。 ○議長(中井光幸君) 先ほどの質問の中で、令和元年度と申したのですが、先ほど答えたのが平成31年度の分でしたので、令和元年度の分について答えさせます。 京谷市民課長。 ◎市民課長(京谷亨君) 大変申し訳ございません。 先ほど答弁いたしました平成31年度と申したのですけれども、平成31年の4月から令和元年度分、要は令和元年4月から令和2年度の1月末現在で367枚の交付枚数ということに訂正させていただきたいと思います。申し訳ございません。 ○議長(中井光幸君) 16番小泉征男君。 ◆16番(小泉征男君) 今、市長、副市長からいろいろ説明あったのですが、このカードというのは、そもそも当初からいろいろと問題が出されていたカードなんで、今、説明を聞いた中では、カードの取得は少ないのですが、もともと書類で全市民にわたっていますよね。これが使われているから、カードの利用そのものは、結構、9.何%ではなくて、実際は中身としてはもっと使われているというふうに理解してよろしいのですか。 ○議長(中井光幸君) 田村民生部長。 ◎民生部長(田村宏美君) 小泉議員の御質問にお答えしたいと思います。 今、マイナンバーカードではなくて通知カードで足りているのかということなのですけれども、例えば民生のほうで結構届け出があるのですけれども、そのときには通知カードと一緒に身分証明書があれば本カードを持たなくてもいいという取り扱いでやっていますので、これはほかのところでも同じような取り扱いになっていると思います。なので、本カードを持たなくても、通知カードで用は足りているということになりますので、お答えしておきます。 ○議長(中井光幸君) 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) 私からもちょっと追加でお話しさせていただきます。 このマイナンバーカードなのですけれども、この番号自体は、御承知のように、全国民に付与されていると。様々な行政手続、例えば住民票なり、それから印鑑証明、また、各行政事務において、今、ほとんどの部分がマイナンバーカードの記入というふうなものがございます。それはカードを取得しても取得しなくても、付与されておりますので、それはそれで記入すればいいというふうなことになっておりますし、それと、税の申告等、そういったものにも必ずそれはたしか記載される事項があるというふうに、そういう使い方が主なのかなというふうに理解してございます。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 他にございませんか。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 5目財産管理費。 16番小泉征男君。 ◆16番(小泉征男君) ここで18節の庁用器具費の関係がありますけれども、これは女性職員のロッカーということで伺っていますけれども、今回というか、来年度、新採用される職員の数、男女含めて、トータルで幾ら採用されるのか。それから、その中で女性の職員が何人なのか。それから、今回、補正で出ていますけれども、ロッカーそのものがどれだけ足りないのか、この三つ、お願いします。 それと、その下のほうに公共施設の長寿命化整備基金積立金とありますけれども、これは先ほど市長の市政執行方針の中でもいろいろ言われていた部分があるのですが、今後、この公共施設に関する長寿命化の整備をしなければならないというのはどの程度あるのか、その辺がわかっていましたらお知らせください。 ○議長(中井光幸君) 小坂総務課長。 ◎総務課長(小坂正一君) 小泉議員の御質問にお答えします。 まず、令和2年4月1日の新採用職員の数ということなのですけれども、現在、15名の採用を予定しておりまして、そのうち女性が10名となってございます。 女性のロッカーの数なのですけれども、現在のロッカーの数が42人分となっておりまして、現在、58名の女性職員がおる中の、本庁舎分ということでいうと41名なのですけれども、このほか、一部の臨時職員等にも貸与しておりますので、現状ではほぼいっぱいいっぱい使われているという状況です。これに新たに加わる職員がおるということと、あとは会計年度任用職員の制度に伴って、任期1年間という形で任用するという関係もありまして、こうした職員にも貸与していかなければならないのかなというところで、不足だというような状況でございます。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 川原財政課長。 ◎財政課長(川原弘成君) 小泉議員の御質問にお答えいたします。 今後の公共施設の長寿命化ということで、総額という形では押さえておりませんけれども、総合計画の財政計画の中では、維持修繕という形で、毎年度、四、五億円程度という形。(発言する者あり)公共施設としましては、市内にある住民施設、あるいは社会福祉施設、保健体育施設、それぞれ全て全施設という形となってございます。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 16番小泉征男君。 ◆16番(小泉征男君) 庁用器具の関係で、私、聞いたのは、足りない分、幾つなのですかと聞いたのですけれども、その辺がちょっとわからなかったので、もう1回お知らせください。 ○議長(中井光幸君) 小坂総務課長。 ◎総務課長(小坂正一君) 小泉議員の御質問にお答えします。 現状、42人分のロッカーは全て使われておりまして、今後、まだ職員の数は、女性職員は8名増えるということなのですけれども、そのほか、貸与すべき職員が出てまいりますので、具体的な不足数というところまでは押さえていませんが、それに十分見合うだけの数を確保したいというところでございます。 以上です。 ○議長(中井光幸君) よろしいですか。 8番新関一夫君。 ◆8番(新関一夫君) 関連してお聞きしたいと思います。 職員の採用というのは大体夏から秋について行われるという中で、3月のここで補正で出てくるということの理由というのですか、何でここまで遅かったのかなと。まして、4月から新しい職員の方がいらっしゃるという中で、更衣室の改修工事もあるわけですね。これ、何でおくれたのかというのが1点。 それから、この改修工事の終了予定はいつを見込んでいるのか、2点目。 それから、今、小泉議員の質問の中で、お聞きしていてよくわからなかったのが、会計年度任用職員も女性の方がいらっしゃると。その更衣室分、更衣の部分のロッカーも要るということで、最終的に今、このロッカーは幾つ整備しようとしているのでしょうか。それも併せてお知らせください。 ○議長(中井光幸君) 小坂総務課長。 ◎総務課長(小坂正一君) 新関議員の御質問にお答えします。 職員の採用につきましては、試験自体は7月、それから9月にそれぞれ初級、上級の1次試験を行って、その後、2次試験を行っていって、最終的な合格、不合格の判断が出るのは、一番遅くて10月ぐらいなのですけれども、その後、内定の段階でも来ていただけないような方もおりますので、最終的な確定までは、やはり令和元年から今年にかけての時期に確定してまいるというところでございまして、それにしても、明らかに女性の職員が多いということは、大雑把ではありますが、確定はしておりましたので、その辺につきましては、時期としては遅かったのかなというような反省はございます。今後は、もっと適切な時期に対応できるように努めてまいりたいと思っております。 改修工事の終了見込みということなのですけれども、現在、確定的なところまでまだはっきりしていませんが、当然、新年度に入るということなので、できる限り早く発注、工事完了できるような形で実施していきたいと思っております。 現在、女性の更衣室の数は42ございますが、今回の工事で増える数は45人分というような想定でしております。数としては若干多いとは思うのですが、適切な場所がないということで、今考えているのというか、工事箇所自体が、男性の更衣室をここ少し狭めて、そこに壁をつくって、そこに配置するというような関係で、そこに見合う分ということで、45人分という形で積算しております。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 8番新関一夫君。 ◆8番(新関一夫君) 済みません、足し算か引き算かわからない、よくわからないのですが、今現在、41名分あるのかな。女性職員が58名いらっしゃる。全員本庁でないから、何人いるのかはまた別な話。今回、10名の女性職員が入ってきて、本庁に何人入るかわかりません。ただ、これからは会計年度任用職員の方も含めて増える可能性が高いのかなという私は気がしているのです。せっかくやるのに、45名分でしたっけ、三つか四つ増やすだけで本当に足りるの。また来年、すぐいじらなければならないということのないように、ある程度余裕を持ったほうが私はいいと思いますが、その辺、どうお考えですか。 ○議長(中井光幸君) 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) 新関議員の御質問に、足りないところがあれば担当から言わせます。 実は若手職員といろいろミーティング、市長とやってございます。そういった話の中から、女性職員のほうから、実はロッカーが足りないのだというふうなお話を伺いました。それで、担当部局に、ロッカーの数はどうなっているのだというふうな指示をして、担当部局のほうも、実はこれ、ちょっと問題として捉えていたのだというふうなことが言われてございました。 そういったことから、特に近年、女性職員というのは多くなっておりますし、また、会計年度任用職員も女性もたくさんいらっしゃるということで、ここはきちっと福利厚生の面からもきちっとしてやらなければいけないだろうということで指示はさせていただきました。 現在、42名分あるのですけれども、今回、プラス45ということで計画をしている状況でございます。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 新関一夫君。 ◆8番(新関一夫君) 済みません。42名あるやつを45に、プラス3ということでなくて、倍増する、プラス45という意味ですか。聞き間違いしておりました。わかりました。それだけの、それもちょっとすごいなと思うのですけれども、それだけの場所があって、男子更衣室はどれだけ狭くなっていくのはないのでしょうか。そこだけ。 ○議長(中井光幸君) 小坂総務課長。 ◎総務課長(小坂正一君) お答えします。 現状の男子更衣室、かなり広めにつくられていますので、そこを数を減らすことなく、少しずつ寄せて場所を確保して、そこに女性分をはめ込むというようなイメージでございます。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 他にございませんか。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 昼食のため、暫時休憩いたします。 再開は、午後1時頃といたします。   (午後 0時09分 休憩) ──────────────────   (午後 1時00分 開議) ○議長(中井光幸君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 6目企画費。 8番新関一夫君。 ◆8番(新関一夫君) 企画費、キミとボクとホクト事業経費移住就業支援交付金、次のシティプロモーション業務委託料、この減額理由についてお知らせください。 ○議長(中井光幸君) 楠川企画課長。 ◎企画課長(楠川修君) 新関議員の御質問にお答え申し上げます。 まず、キミとボクとホクト(移住・定住促進対策)事業、この減額ですが、移住就業支援交付金、これはこの4月に創設した制度でございまして、当初では85名の予定で425万円計上させていただきましたが、今年度の実績として、現状、3名程度ということもあって、この3月に向けてということの見込みを立て、10件にして、375万円減額させていただいたものでございます。 シティプロモーション業務委託料、これにつきましては、シティプロモーション業務の中で委託料が主な減額、176万6,000円となっております。これは当初予算の計上時では、市内で行われる各種イベント等が開催された際のおもてなしを行うことを目的として、例えばライブなどが行われるときには、アーティストのパネル設置など、そういったものを、例えば新函館北斗駅や観光交流センターに設置する業務を委託しようと思っていたのですが、令和元年度に行われたアーティストのライブにおいては、使用できる写真の数が1枚というふうに限られていることなどから、直営でパネルを製作して展示するなど、実施したことから、委託料について減額しているものでございます。 自動車借上料の減額につきましても、こうしたイベント開催時の来訪者の送迎用のバスの運行等を予定して計上していましたが、開催時間等の関係で、道南いさりび鉄道や新函館北斗駅上磯線のバス、こういった公共交通機関の利用が可能ということで、バスの運行についても実施しなかったということで減額しております。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 8番新関一夫君。 ◆8番(新関一夫君) シティプロモーションの件については了解しました。 移住・定住のところなのですが、当初見込みの85名、それが3名のみだったと。10名の予算だけ残すということでの減額ということでしたが、そもそもの積算根拠だとか、何でこれだけ実数が離れたのかということについてお知らせください。 ○議長(中井光幸君) 楠川企画課長。 ◎企画課長(楠川修君) お答え申し上げます。 まず、積算根拠を立てるに当たりましては、1年間の、30年度の転入者数というものを見込みまして、それにこの交付金、移住促進する交付金の効果というものを20%見込んだ結果として、昨年度の人数を出したわけなのですが、その後、制度創設が4月ということもあって、年度の最初に、通常、職員の採用が行われるということであると、今年度の4月に制度を創設して、それから市内の工業団地だとか商工会を通じて企業に周知しているのですけれども、そういった部分でいけば、時期的なものがあって、利用はされなかったのかなと。ただ、この4月に向けてということで、今回、広報ほくと等も通じて周知しておりますので、新年度の採用に向けてという部分には一定程度見込みはあるのかなというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 他にございませんか。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 8目コミュニティ振興費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 9目住民施設管理費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 11目諸費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 4項選挙費、2目知事及び道議会議員選挙費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 3目市議会議員選挙費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 4目参議院議員選挙費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 5項統計調査費1目統計調査費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 3款民生費1項社会福祉費1目社会福祉総務費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2目障がい者福祉費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 3目障がい者医療対策費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 4目高齢者福祉費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 5目高齢者医療対策費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2項児童福祉費1目児童福祉総務費。 7番髙村智君。 ◆7番(髙村智君) 児童福祉総務費ですけれども、保育促進対策経費288万1,000円、児童虐待防止対策経費219万5,000円、こちらの中身と、放課後児童クラブの開設準備事業補助金1,100万円、大きく出ていますけれども、こちら、お知らせください。 ○議長(中井光幸君) 高田子ども・子育て支援課長。 ◎子ども・子育て支援課長(高田剛君) 髙村議員の質問にお答えしたいと存じます。 私のほうからは、保育促進対策経費の一時預かりの幼稚園型事務事業委託料と放課後児童クラブの運営経費のほうを先にお答えさせていただきます。 まず、保育促進対策経費の一時預かり幼稚園型事業委託料でございますけれども、この事業は、施設型給付を選択する幼稚園に入所する3歳以上のお子さんを1日4時間以上預かるときに発生する委託料でございまして、これは当初の予算のときにも、幼児教育の無償化も含めた形で一応積算はしておったのですけれども、その積算よりもちょっと上回る利用があったものですから、今回の補正をさせていただくということでございます。 それから、障がい児保育対策事業補助金につきましても、これも積算上、各保育園のほうに障がい児保育、どの程度いらっしゃいますかということで、入園する際に希望はある程度聞き取りした上で積算はしておるのですけれども、そこの人数に若干増減がありましたものですから、それで補正をさせていただいております。 それから、放課後児童クラブの運営経費のほうの開設準備事業補助金につきましてでございますが、これは本年4月より、現在、直営で運営しておりました児童クラブを社会福祉法人のほうに委託するということで、安定的な運営確保に加えまして、児童クラブの環境整備というものも求められております。 各クラブにつきましては、今、既存の市有施設を活用しているのですけれども、全て整備するということは難しいもので、身の回りの整備棚ですとか下駄箱など、収納ボックス等、あとはちょっと遊べるような遊具ですとか、そういうものを最低限必要なものとして計上しております。なかなか今、お恥ずかしい限りなのですけれども、現状といたしまして、そういった整理棚等は段ボール等を利用しておった部分もございましたので、そういった部分はきちんとこの機会に整備したいということで、準備資金ということで補正をさせていただいております。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 松本子育て担当課長。 ◎子育て担当課長(松本教恵君) 髙村議員の御質問にお答えしたいと思います。 219万5,000円の児童虐待防止対策経費の児童相談システムの構築業務委託料でございますけれども、これにつきまして、児童福祉法の改正によって、児童相談所と連携した対応というのが今後なされていく予定であります。それで、最近、要保護児童だとか要支援児童の相談というのが急激に増えていまして、それにつきまして、妊娠時期からの継続した見落としのないような対応をしていくということで、システム上、虐待対応において、初動からの当事者の相談だとか、そういうものから一連の流れを、経過を、この児童相談システムを導入することによりまして、迅速に対応できるということ、それから、関係機関と連携した対応が今後とられていくということで、このシステムを今年度導入させていただくことにしました。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 7番髙村智君。 ◆7番(髙村智君) 放課後児童クラブだけ一言。環境整備で今まで最低限でやっていたものが、段ボールだったものをきちんとした箱を購入してつくっていこうということなので、1,100万円近いお金が、最低限だったものから、社会福祉法人から言われて、このぐらい整備したいということは、正直、その前が相当管理的によろしくないのかなというふうに、この金額を見ると見えてしまいますので、今後も委託ということではありながら、市のものとして、ものは動かしていくと思いますので、改めてきちっと管理していただければなと思います。ここはお願いで、以上です。 ○議長(中井光幸君) 他にありますか。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2目児童措置費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 3目子ども医療対策費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 4目ひとり親家庭等福祉費。    (「なし」と呼ぶ)
    ○議長(中井光幸君) 3項生活保護費、1目生活保護総務費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2目扶助費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 4款衛生費、1項保健衛生費、3目母子衛生費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 4目健康センター管理費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 7目公害対策費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2項清掃費、2目塵芥処理費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 6款農林水産業費、1項農業費、1目農業委員会費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 3目農業振興費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 4目農業施設管理費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 6目農地費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 8目基幹水利施設管理費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2項林業費、2目林業振興費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 3項水産業費、2目水産業振興費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 7款商工費、1項商工費、2目商工業振興費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 3目観光費。 8番新関一夫君。 ◆8番(新関一夫君) 13節の新函館北斗駅前イルミネーション運営委託料、減額1,100万円。電気工事組合のほうに委託してやってもらったというような経過をお話聞いておりましたが、そもそもが最初からどの程度のことをどのようにやろうとしていて、結果、どういうふうになったというところ、ちょっと中身を含めて教えていただけますか。 ○議長(中井光幸君) 新川観光課長。 ◎観光課長(新川学君) 新関議員の御質問にお答え申し上げます。 まず、概要でございますけれども、こちらのイルミネーション運営委託料につきましては、新函館北斗駅前にイルミネーションを施すということで、南北海道の玄関口となる駅周辺のイメージアップ、あるいは商業地区の活性化と閑散期のにぎわいを創出するということで実施しようとしたものでございました。 当所予算では、駅前のロータリー、それと西側の公園、それと街区内の道路、これらを施す、装飾をするということでございまして、駅全面を装飾した予算を見積もってございましたけれども、プロポーザルの方式で、企画提案型の部分で事業者を選定したところ、御案内したところ、2者の事業者から提案がございました。結果、市の思いを満たす基準に達しているような事業提案がなされなかったということでございまして、昨年の8月にプロポーザルを行いましたが、2者とも非選定ということで選定をしなかった経緯がございます。 このため、私ども12月の点灯を予定しておりましたので、事業実施方法、あるいは事業場所などを再検討しまして、事業展開を図ることとしておったのですけれども、たまたま北斗市電友会から事業協力の申し出がございまして、これが事業内容を確認しましたところ、低額の予算で、しかも市の思いと一致した施行内容ということで、実際は街路の部分、道道の部分と市道の部分がございますけれども、そちらのほう、街路樹62本を装飾していただきまして、今回、3月1日までということでしたけれども、装飾をして点灯をしていたところでございます。したがいまして、電友会様と随意契約ということで実施していたところでございます。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 8番新関一夫君。 ◆8番(新関一夫君) 8月にプロポーザルで入札したと。市の思いと合わなかったというところでは、結果として市の思いと合わなかったということは理解できたのですけれども、それは市が思っていたとおりと言ったらいいのか、例えば施工する場所だとか指定してあるわけですよね。その中で、思いと合わなかったという中身がよくわからないというのが1点。結局、予算的なところで合わなかったのかというふうに思ってしまうのですが、中身としてどうだったのかというところをお知らせ願いたい。 ○議長(中井光幸君) 新川観光課長。 ◎観光課長(新川学君) 今の市の思いと一致していなかったという内容ですけれども、当然、プロポーザルということですから、審査をしたわけでございますが、当初、我々、予算レベルの部分でいきますと、街路を含めた、先ほど申し上げた3カ所を中心にということでございましたが、やはり装飾というような部分の観点からいきますと、まず、駅前の部分を、駅前の西側公園だとか、シェルターだとか、そういったロータリーの部分を含めた部分を重点的に装飾をして、にぎやかさといいますか、創出したかったのですけれども、実際、事業提案の審査をしたところ、中身を見ますと、なかなか局所的な装飾というような部分であったり、広い範囲ではあるのですけれども、薄いような部分がございまして、やはり新函館北斗駅前が、夜行くと、私ども、行って研究等させていただいたのですけれども、非常に明るい駅でございまして、なかなか装飾の部分を、シェルターの部分ですけれども、見ますと、非常に薄まってしまうような状態もございまして、そういった御提案であれば、なかなか市の思いとしては、もっときらびやかなと申しますか、そういったような部分を期待していたところでございましたので、そういった部分では、少し市の思いと乖離があったということで、非選定とさせていただいたものでございます。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 8番新関一夫君。 ◆8番(新関一夫君) 今年、電友会さんが協力してやってくれたわけですけれども、新年度、同じような形でまた取り組もうとしているのか、また、電友会さんに同じような形で頼もうとしているのかというところでは、どのようにお考えなのでしょう。 ○議長(中井光幸君) 新川観光課長。 ◎観光課長(新川学君) お答え申し上げます。 新年度につきましては、形態は、今回は、当初、令和元年度におきましては、イルミネーション運営委託ということで委託をさせていただきました。これにつきましては、企画提案型ということで、事業の内容を提案していただくというようなものでございましたけれども、新年度におきましては、北斗市電友会さんがありきだとかということではございません。後で審議していただきますが、新年度につきましては補助金という形で、観光協会のほうで実施を考えているところでございまして、これにつきましては、当然、観光協会のほうで入札なりを行った中で実施する予定でございます。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 5目地域消費喚起対策事業費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2項道路橋りょう費、1目道路維持費。 8番新関一夫君。 ◆8番(新関一夫君) たくさんありますけれども、中ほどの19節、追分97号線道路改良工事負担金、この中身についてお知らせください。 ○議長(中井光幸君) 1目です。 2目道路橋りょう新設改良費。 8番新関一夫君。 ◆8番(新関一夫君) 済みませんでした。19節の追分97号線道路改良工事負担金について御説明ください。 ○議長(中井光幸君) 若山土木課長。 ◎土木課長(若山太一君) 新関議員の質問にお答えいたします。 追分97号線道路改良工事負担金ですけれども、これは函館市、通りでいくと西桔梗通りになります。そこの通り、函館市と北斗市で共同で事業をやっているので、工事自体は函館市でやっていただいております。それに対しての負担金となっております。 以上です。(発言する者あり) この追分97号線に関しましても、交付金事業で行われておりまして、国からの内示によりまして、内示決定率が要望額に対しまして少なかったものですから、同じく函館市も工事量が少ない状態となっておりまして、負担金の割合も少なくなっているような状況であります。 ○議長(中井光幸君) 8番新関一夫君。 ◆8番(新関一夫君) わかりました。その減額理由はわかりましたが、工事完了予定は、去年というのですか、令和元年度も交付金額が少なかったということなのですが、完了見込みとしたらいつというふうに見込みをしているのでしょうか。 ○議長(中井光幸君) 暫時休憩いたします。   (午後 1時22分 休憩) ──────────────────   (午後 1時23分 開議) ○議長(中井光幸君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) 新関議員の御質問にお答えしたいと存じます。 昨年第2回の定例会の会派協議でも御説明申し上げましたけれども、97号線に関しましては、当初は平成26年から、当時の平成32年に完了予定というふうな状況になっておりましたけれども、先ほど課長から答弁ありましたように、国の補助がかなり減額をされてきているというふうなことで、昨年第2回定例会時点で、令和6年まで掛かる見込みということで、当初予定より4年間延びるというふうな状況になって、現時点での状況でございます。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 15番高田茂君。 ◆15番(高田茂君) それではお聞きしたいと思いますけれども、2項の道路橋りょう新設改良、これの説明欄のほうにいきまして、ここで上のほうに、13節の千代田第2号線道路改良工事測量設計委託料、以下、千代田2号線、一つおいて千代田第2号線の道路改良、これ、社会資本整備事業でずっと過去からやっているのですね。特に2号線につきましては、平成19年からやっているはずです。これが地域でもあきれているのですよ。道路をやってもらうのだから喜ばなければならないはずのものが、それだけ伝わっていないのか。ですから、これ、私から、あと何年掛かれば千代田2号線が道路完了するのかどうか、工事が。その辺のこと。それから、当時は新幹線の関係がありまして、社会資本整備事業の予算が新幹線のほうにかなり食われた経緯があるのです。そういう理由もあるのですけれども、その辺、今後どのくらいで、あと何年くらいで終われるのか、お答えお願いします。 ○議長(中井光幸君) 若山土木課長。 ◎土木課長(若山太一君) 高田議員の質問にお答えいたします。 千代田2号線の完成予定年度ですけれども、現段階では令和4年度を予定しております。 以上です。 ○議長(中井光幸君) よろしいですか。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 3項河川費、1目河川総務費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 4項都市計画費、1目都市計画総務費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 3目街路事業費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 4目公園費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 6目新幹線対策費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 5項住宅費1目住宅管理費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2目住宅建設費。 3番前田治君。 ◆3番(前田治君) 茂辺地団地の建設なのですけれども、今後の、たしか12戸でしたかね、建設予定が。そのスケジュール、いつ頃までで工事が完了して、いつから募集というのですか、その辺のイメージがありましたら教えていただきたいのと、この住宅の一部を、子育て世帯を対象としたものにするということを聞いていたのですけれども、そのうち何戸くらいをそのような形をとろうと考えていらっしゃるか、お知らせください。 ○議長(中井光幸君) 山崎都市住宅課長。 ◎都市住宅課長(山崎孝人君) 前田議員の御質問にお答えいたします。 まず、完成時期でございますが、令和2年度中に完成を予定しておりまして、申し込みを受けて、できれば令和3年の4月から入居というようなことで考えていますが、一部外構工事がまだ済んでいない部分がございますので、それを含めて、今のところの予定はそういうことで考えております。 それから、部屋の構成でございますが、3LDKが4戸、2LDKが8戸ということで、12戸ということで予定しております。 子育て世帯の募集については、今のところ何世帯をそれに充てるということは考えておりません。というのは、子育て世帯というのは、小学校だとかという子供がいなければ入居できないのですが、その子が大きくなって、例えば高校生だとか社会人だとかというときには、もう出なければならないものですから、その辺を考慮して、あえて子育て世帯ということで募集をするということは今のところは考えておりません。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 3番前田治君。 ◆3番(前田治君) 先日の会派協議のときには、副市長のほうから、構成世帯を考えているみたいな話もちょっと聞いたものですから、その辺、どっちがどうなのかが一つ。 それから、今、もともとある市営住宅に、3列ありますよね。今、どれくらいの方が住んでいらっしゃっていて、その方々に対する、つまり新しい住宅に移転を促すのかどうかだとか、その後の今の住宅、もし移転をできないというか、拒むというか、そういうケースもあるかと思うのですけれども、その場合の考え方、ちょっと教えていただきたいと思います。 ○議長(中井光幸君) 山崎都市住宅課長。 ◎都市住宅課長(山崎孝人君) お答え申し上げます。 まず、子育て世帯の入居なのですけれども、特目といって、それを指定してしまうと、そういう世帯しか入れないし、それから、何年か後には出なければならないというような状態にはなります。一応今のところ子育て世帯は優先させようというようなイメージで考えてございまして、全くその辺を募集しないということではなく、ただ、その辺、まだ具体的にどういう決まりをつくってということがまだ決まってございません。そういうことで、今のところはそれを特目として募集するということは考えていないということでございます。 それから、既存の道道側にある住宅なのですが、ここは18戸ありまして、そのうち、今、実際には8戸入居しております。去年、一応アンケートといいますか、意向調査をしましたところ、そのうちの3戸は入居したいということを表明しておりますが、まだ考え中という人もおりますので、完全にその世帯数だということではないのですけれども、そのほかに、2世帯が他の市営住宅に移りたいと。それから、それ以外の方は、とりあえず今、考えていないと。できるだけそこに住んでいたいということで、無回答といいますか、ですから、新しい住宅には3戸ないしプラス1か2、2はないと思いますが、そのぐらいの戸数の方が新しい住宅のほうに転居されるというようなことで伺ってございます。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) よろしいですか。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 9款消防費1項消防費1目南渡島消防事務組合費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2目災害対策費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 10款教育費、1項教育総務費、2目事務局費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2項小学校費、1目学校管理費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2目教育振興費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 3項中学校費、1目学校管理費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2目教育振興費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 4項社会教育費、1目社会教育総務費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2目青少年健全育成費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 3目公民館費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 4目文化センター費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 5目図書館費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 5項保健体育費、1目保健体育総務費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2目保健体育施設費。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 12款公債費、1項公債費、1目元金。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2目利子。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 13款職員給与費、1項職員給与費、1目職員給与費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 14款予備費、1項予備費、1目予備費。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 以上で歳出を終わります。 次に、歳入に入ります。 1款市税1項市民税。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2項固定資産金。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 4項たばこ税。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 10款地方特例交付金、1項地方特例交付金。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 11款地方交付税、1項地方交付税。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 13款分担金及び負担金、1項負担金。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 14款使用料及び手数料、1項使用料。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2項手数料。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 15款国庫支出金、1項国庫負担金。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2項国庫補助金。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 3項委託金。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 16款道支出金、1項道負担金。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2項道補助金。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 3項委託金。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 17款財産収入、1項財産運用収入。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 2項財産売払収入。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 18款寄附金、1項寄附金。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 19款繰入金、1項基金繰入金。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 20款繰越金、1項繰越金。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 21款諸収入、5項雑入。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 22款市債、1項市債。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 以上で、歳入を終わります。 次に、第2表繰越明許費の質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 質疑がありませんので、第2表繰越明許費の質疑を終わります。 次に、第3表債務負担行為補正の質疑を許します。 8番新関一夫君。
    ◆8番(新関一夫君) 格技場トイレ改修事業費358万6,000円ですか、一般質問で行われた、トイレがひどすぎるということでなされる事業なのかなと。これはこれでいいと思うのですけれども、そもそもが、この格技場なるものが何年たって、それこそ耐震だとか何とかという以前の話の施設だというふうに私は記憶しておりましたが、この施設そのもの、350万円掛けてトイレを直すのもいいのですが、この施設そのものをいつまでどのように使う予定でトイレの改修を図ろうとするものなのか、お知らせください。 ○議長(中井光幸君) 大井川社会教育課長。 ◎社会教育課長(大井川かおり君) 新関議員の質問にお答えいたします。 まず、この格技場ですけれども、昭和57年にこちらのほうに設置されております。以前は大野中学校の校舎だということで、その以前からあったものでございます。 今の御質問ですけれども、今、練習会場としてもそのまま何も支障がないということですので、このままの状態で格技場のほうはやっていきたいと思っております。 その中で、トイレについては、まだ水洗化もしていない状態ですので、水洗化、洋式化をしていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 山崎都市住宅課長。 ◎都市住宅課長(山崎孝人君) 耐震化の部分についてお答えいたします。昭和56年以前だと耐震化されていないのですが、それ以降の建物は全部耐震化ということで、耐震化されているということでございます。 ○議長(中井光幸君) 8番新関一夫君。 ◆8番(新関一夫君) 1点だけ。よくわからなかったのですが、この建物は昭和何年に建った建物なのでしょうか。 ○議長(中井光幸君) 大井川社会教育課長。 ◎社会教育課長(大井川かおり君) 新関議員の質問にお答えいたします。 今、57年に格技場として利用を始めたということは存じているのですが、大変申し訳ありません。その前の大野中学校の校舎が何年前にできたかというのは、今現在、お答えできません。申し訳ございません。 ○議長(中井光幸君) 使用開始でしょう。56年以降が耐震のということだから、それ以前、使用開始が57年からで、それ以前ということだ、本当からいけば、記憶にもあるけれども。 山崎都市住宅課長。 ◎都市住宅課長(山崎孝人君) 56年以前は耐震化されていないというのはもちろんなのですけれども、私どもは10年たったかたっていないかわからないのですが、市の建物が全て耐震化しているかどうか調査いたしまして、その時点では、うちの市の建物は100%耐震化しているということで聞いております。 ○議長(中井光幸君) 暫時休憩いたします。   (午後 1時40分 休憩) ──────────────────   (午後 1時48分 開議) ○議長(中井光幸君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 大井川社会教育課長。 ◎社会教育課長(大井川かおり君) お答えいたします。 大野中学校の建設年度なのですけれども、済みません、確かな情報は出ませんでしたが、新大野町史によりますと、昭和36年というふうに書かれております。ただ、特定ができませんので、もう一度後ほど確認をして、議員にお答えしたいと思います。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 8番新関一夫君。 ◆8番(新関一夫君) 市の財産なので、そんな難しい質問だと思わないでお聞きしたのですが、昭和36年にできたということだろうという話なのですが、約60年に近い建物。鉄筋でも50年が普通、寿命と言われている中で、伝統的建築物で残さなければならないものだというなら話は別ですけれども、普通に体育施設、格技場として使っているものを、390万円掛けて改修する、それはそれで結構ですけれども、いつまで使うのか、近い将来、どうするのかということをやはり視野に入れるべきだと私は思うのですが、その点について1点だけお聞きして終わります。 ○議長(中井光幸君) 梅田教育次長。 ◎教育次長(梅田一生君) 新関議員の御質問にお答えいたします。 我々、現地のほうへ行きまして、たしか建物自体は36年、当時の資料からのお話なのですけれども、その後においては、外壁といいますか、その辺はきちんと修繕といいますか維持管理されて、また、悪いところは修繕、直して、今時点で、ここ何年かで建物自体が崩壊というか崩れるだとか、屋根がというような形では、うちのほうでは判断しておりません。また、利用状況から見ても、中も見てきましたけれども、中においても、床がどうのこうで練習ができない状態ではございません。 ただ、トイレにつきましては、屋外というか、1回、格技場から玄関のほうへ出るという形で、屋外で使う、グラウンドを使う生徒さんたちも使っているような状況でありますので、そこでトイレが一つしかない、男女兼用で、衛生上というのですか、水洗地区なのに水洗されていないということから、トイレだけ直すことによって、格技場で使う柔道の子供たちも、また、野球する子供たちも一緒に使われるということで、それがトイレだけという形で残るものではないという形ですので、今直しても、ここ数年ですぐ無駄になるとか、そういう形ではないという判断の中で、今、取り急ぎトイレを水洗化するということにしてございます。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 他にありませんか。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 質疑がありませんので、第3表、債務負担行為の質疑を終わります。 次に、第4表、地方債補正の質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 質疑がありませんので、第4表、地方債補正の質疑を終わります。 以上で、議案第9号令和元年度北斗市一般会計補正予算についての質疑を終わります。 次に、議案第10号令和元年度北斗市国民健康保険事業特別会計補正予算についての質疑を許します。 歳入歳出一括で行います。 14番工藤秀子君。 ◆14番(工藤秀子君) 出産育児一時金の504万円が減額になっていますが、これはやはり子供の数が少なかったのかなと思いますが、当初予算の決めたときの人数、それと、この減額の根拠になりますか、それをお知らせください。 ○議長(中井光幸君) 高松国保医療課長。 ◎国保医療課長(高松孝男君) 工藤議員の御質問にお答えしたいと存じます。 まず、出産育児一時金の504万円の減ということでございますが、確かに出産の今年度の実績と今後の見込みということで、減少傾向というようなところで減額というようなところでさせていただきました。今年度ということでなりますと、月平均約3件というような状況での実績と今後の見込みというようなことでの結果でございます。今年度の当初の見込みということでいきますと、月平均4件というようなことでの予算計上というようなところで算出していた状況でございます。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 他にございませんか。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 質疑がありませんので、以上で、議案第10号令和元年度北斗市国民健康保険事業特別会計補正予算についての質疑を終わります。 次に、議案第11号令和元年度北斗市後期高齢者医療事業特別会計補正予算についての質疑を許します。 歳入歳出一括で行います。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 質疑がありませんので、以上で、議案第11号令和元年度北斗市後期高齢者医療事業特別会計補正予算についての質疑を終わります。 次に、議案第12号令和元年度北斗市介護保険事業特別会計補正予算についての質疑を許します。 歳入歳出一括で行います。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 質疑がありませんので、以上で、議案第12号令和元年度北斗市介護保険事業特別会計補正予算についての質疑を終わります。 次に、議案第13号令和元年度北斗市水道事業会計補正予算についての質疑を許します。 水道事業会計一括で行います。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 質疑がありませんので、以上で、議案第13号令和元年度北斗市水道事業会計補正予算についての質疑を終わります。 次に、議案第14号令和元年度北斗市下水道事業会計補正予算についての質疑を許します。 下水道事業会計一括で行います。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 質疑がありませんので、以上で、議案第14号令和元年度北斗市下水道事業会計補正予算についての質疑を終わります。 これより討論を許します。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 討論者がありませんので、以上で討論を終わります。 これより採決いたします。 採決は、分けて行います。 初めに、議案第9号令和元年度北斗市一般会計補正予算についてを採決いたします。 本件に関しては、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 御異議なしと認めます。 よって、本件に関しては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号令和元年度北斗市国民健康保険事業特別会計補正予算についてを採決いたします。 本件に関しては、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 御異議なしと認めます。 よって、本件に関しては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号令和元年度北斗市後期高齢者医療事業特別会計補正予算についてを採決いたします。 本件に関しては、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 御異議なしと認めます。 よって、本件に関しては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号令和元年度北斗市介護保険事業特別会計補正予算についてを採決いたします。 本件に関しては、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 御異議なしと認めます。 よって、本件に関しては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号令和元年度北斗市水道事業会計補正予算についてを採決いたします。 本件に関しては、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 御異議なしと認めます。 よって、本件に関しては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号令和元年度北斗市下水道事業会計補正予算についてを採決いたします。 本件に関しては、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 御異議なしと認めます。 よって、本件に関しては、原案のとおり可決されました。 ○議長(中井光幸君) 暫時休憩いたします。 再開は、2時15分頃といたします。   (午後 1時57分 休憩) ──────────────────   (午後 2時13分 開議) ○議長(中井光幸君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ────────────────── △日程第9   通告による一般質問 ────────────────── ○議長(中井光幸君) 日程第9 これより通告による一般質問を行います。 通告順に発言を許します。 10番寺澤十郎君。 ◆10番(寺澤十郎君) 通告に従いまして、大きく2点ほど質問をさせていただきます。 第1点目、七重浜海浜公園と海水浴場の観光に関する件でございます。 令和元年11月をもって七重浜海水浴場を維持管理、運営する地元の協力者による七重浜さざなみ会が閉会となりました。 地元住民は、50年以上も続けてきた海水浴場には深い思い出があります。七重浜さざなみ会の協力者も高齢になりました。七重浜海浜公園は市が管理しているので安心でありますが、海水浴場は今後、誰がどのように管理するのか、お伺いいたします。 七重浜海水浴場の景観はすばらしいものがあり、昨年は1万1,000人が心の癒やしを求めて短い夏を満喫しておりました。 北斗市に観光地が少ないと耳にしますが、身近に津軽海峡を豪華客船の往来、函館山との調和、目に浮かぶものがあります。 昨年は、ロシア人のグループが海水浴場外に出ようとしたところ、さざなみ会の役員が戻るように注意をしたところ、戻ってきたので安心した一幕がありました。 海浜公園と海水浴場を切り離して良いものか、お伺いいたします。 また、公園内には管理棟があり、シャワー、トイレ、監視棟があり、誰がどのように管理運営するのか、お伺いいたします。 2点目、北斗市観光交流センター別館、ほっくるに関する件でございます。 市民より北斗市観光交流センター別館「ほっくる」は、ゆったりした休憩スペースがあり、休憩にはちょうど良いと思うが、店舗数が少なく、新幹線を降り、買い物をしようと思ったら、土産品が多く、食事づくりの材料が少ない、残念だとの声を聞きました。 最初、新幹線開業のときより、立体駐車場の有料、無料で悩み、今では混雑を改良した経緯があります。 今、「ほっくる」のにぎわいと利用者のことを思うと、貸店舗を無料にして、地元生産者と契約し、一部道の駅風にし、今日の食材を調達できるようにする考えはないか、お伺いいたします。 よろしく答弁お願いいたします。 ○議長(中井光幸君) 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) 寺澤議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。 1点目の、七重浜海浜公園と海水浴場の観光に関する件でございますが、七重浜海水浴場の正式な開設年度は判然といたしませんが、昭和37年策定の新上磯町建設計画に記載があることから、御質問にありますとおり、50年以上の長い歴史がある海水浴場でございます。 昭和53年7月からは、地域で組織された団体である七重浜さざなみ会が海水浴場の開設事業を担っており、内外から来訪する遊泳客が快適で安全に遊泳できるよう体制を構築し、地域住民のレクリエーション機会の創出や健康増進、さらには青少年の健全育成など、公益性のある事業目的から、市の補助事業という形態で運営されてきましたが、会の設立から40年以上が経過し、役員の高齢化や監視員の人材不足などにより、開設事業をこれ以上継続することができないということで、昨年11月に、令和元年度をもって解散する旨の報告を受けたところでございます。 令和元年度の七重浜海水浴場の入込客数は1万1,116人で、個別調査日の利用者内訳は、函館市民が56.9%、北斗市民が12.3%、その他が30.8%となっており、北斗市民の利用が低迷しているとはいえ、長年にわたり地域に親しまれた海水浴場ということで、市といたしましては、継続に向けて後継団体を模索しておりましたが、必要な体制や費用面などの制約もあり、実施できる団体が見つからず、令和2年度につきましては、事業形態を補助事業から委託事業へ転換し、予算計上させていただいたところでございます。委託事業としたことで、前年度比で約3.1倍に経費が膨らみ、今後も人件費は上昇していくものと推測されることから、市といたしましては、このままの状態で継続することが最適とは言いがたいものであると認識しており、補助事業による担い手が居合わせないことや、費用対効果も勘案すると、苦渋の決断となりますが、令和2年度をもって海水浴場を廃止したいと考えているところでございます。 しかしながら、今後、さざなみ会のような団体が見つかるなど、状況に変化があった場合は、掛かる費用や公益性などを精査の上、令和3年度以降も存続させるか否かを判断したいと考えております。 なお、管理棟につきましては、七重浜海浜公園の公園施設であることから、七重浜海水浴場存続の有無にかかわらず、公園開設期間内はトイレ機能が維持されるものでございます。 2点目の、北斗市観光交流センター別館「ほっくる」に関する件についてでございますが、「ほっくる」のにぎわい創出に当たっては、新幹線利用者だけでなく、地元住民も訪れたくなる魅力ある施設とすることで、集客力向上につなげることも重要であり、そのためには、寺澤議員が御指摘のとおり、新鮮で安全な地場産品が入手できる店舗の入居という部分に着目されるのは当然の流れであり、候補の一つとして検討されるべきものと考えております。 しかしながら、今年度策定した観光交流センター運営計画においては、飲食エリアとしての設備が整った空きスペースの利点を最大限活用できる業種を優先すべきという方向性が打ち出されたことから、現在、市では、飲食業向けのテナント誘致資料の準備を進めているところであり、本年6月に予定されている新たなホテルの開業により、飲食業への需要が高まることも想定しながら、観光協会と連携して、まずはキーテナントとなる飲食店の誘致に取り組んでまいりたいと考えております。 また、店舗スペースを無償で貸し出すことにつきましては、地場産品販売店、飲食店などに限らず、他のテナントとの公平性の観点から、店舗利用料の無償化は考えておりませんが、観光交流センター運営計画の具体化の中で、側面からのサポートに注力したいと考えております。 以上で、寺澤議員の御質問に対するお答えといたします。 ○議長(中井光幸君) 寺澤十郎君。 ◆10番(寺澤十郎君) 御答弁ありがとうございます。 1点目の、海浜公園と海水浴場の件について、市の考え、普通、考えると、もっともだなと、このように四百何十万円も掛かるのだったら無理だ、今までみたく二百十五、六万円でやっていたものが倍近く掛かるということでありましたが、私もいろいろ近所の方に尋ねて歩きました。そうしたら、北斗市に観光協会があるではないかと。それから、最近、特に観光に詳しい従業員を採用したという点で、そういう点から言いますと、地元が30%しかいないからとか、函館市の住民が多いからとかというのではなく、私はやはり七重浜海水浴場の景観を皆さんに楽しんでもらいたい、そして観光客が来ていただきたい。それにはやはり「ながまれ号」のいさりび鉄道もあるし、それから、湾岸道路もあります。そういう道路がいかに便利になったかというところの海水浴場でございます。どうかこの観光協会に対して、もう少し再度考える余地はないのかなと思う次第でございます。どうしても人が集まらない。二、三人はできるのですけれども、今までの体制みたく6人も固まってやるというのは大変だというお話も伺っております。ただ、短期募集を市のほうでかけていただければ何とかなるのではないのかなという考えもあります。その辺について、もう一度答弁お願いしたいと思います。 ○議長(中井光幸君) 新川観光課長。 ◎観光課長(新川学君) 寺澤議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。 私も昨年の11月に臨時総会に出席させていただきまして、これまで50年以上にわたりまして開設されてきた海水浴場であるということでございますので、地域の方々の熱い思いといいますか、そういった部分につきましては十分認識しているところでございます。 一方で、かかる費用と効果、あるいは体制につきましては、配慮する必要があるということでございまして、先ほど市長から答弁もあったとおりでございますけれども、これまで運営されたさざなみ会さんのような団体が見つかるなどといったような形で状況の変化があれば、内容を確認した中で、令和3年度以降も存続させるか否かを判断してまいりたいというふうに考えているところでございますけれども、現況におきましては、今、寺澤議員からお話あったように、観光協会というような一案ということでございますけれども、これにこだわらず、広い範囲で多様な団体といいますか、そういったところにお声掛けをするなりして、検討してまいりたいというふうには考えておりますけれども、今現在では、観光協会ありきということでは全く動いているようなものではございません。 また、市が1カ月程度ということの部分で短期雇用みたいな形で募集をすると人が集まりやすいのではないかというような御意見がございますけれども、令和2年度におきましては、形態は委託事業ということで変えてございますので、令和2年度におきましては入札という形になろうかと思いますけれども、そういった形で事業のほうを展開してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 寺澤十郎君。 ◆10番(寺澤十郎君) 今、新川課長にかなり細かい説明をしていただきましたけれども、私は、何とか今の観光協会を再利用する、去年、おととしですか、立ち上げたばかりなのですけれども、観光協会の金澤さんに何とかこの七重浜の海を守ってくれないかというようなお話もしました。そうしたら、返事はなかったけれども頭を下げて、頼むなと言ったら、わかったというような頭の振りようでありました。それを私は、本当にこれなら何とかできるのではないかなと。それについて、新しく職員を雇って、こっちのほうへ専属に回してくれるのかなという浅はかな考えもありました。でも、何とか市民に帰るとまた言われる。もう少し頑張ってこいやと言われるのです。そういう面で、何とか今年の経過をどのように地元の方が協力できるかわかりませんけれども、市のほうでも一声かけるというような試しをしてみていただきたいなと思う次第でございます。これはこれで今年の海水浴場を見ながら判断したいと思いますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、観光交流センターの件でございますけれども、どうしても、先ほど第1回目に申しましたとおり、休憩するのには大変いいスペースができたというように、新幹線からおりた客が言っていました。ただ、夕方帰ってくると、うちに帰るのに、お土産は買ってきたのだけれども、さっとできる食材がないかなというようなお話を聞きました。それで、道の駅風に地元の野菜でも何か販売する意思はないかなと。 最初、なないろ・ななえの道の駅も見に行きました。野菜がとても高かったのです。あれで第1回目の開店のときは売上げががくんと落ちたはず。でも、2年目からは、地元の人が、こんな高いものを売ったらだめだというような反省も得て、今はすごく野菜類も安くなっている。その経緯から、この北斗市の「ほっくる」の売店を売上げに応じた何%か頂戴するような工夫というのは考えられないのかなというようなので質問いたしているわけですから、何とか新幹線をおりた人方の利用を考えると、貸店舗というと料金が課せられますので、売上げに対しての何%いただきますよというような方法に切りかえるか、何とかそこの辺、考えられないものかなという思いで質問に立ったわけです。よろしく答弁お願いいたします。 ○議長(中井光幸君) 石坂水産商工労働課長。 ◎水産商工労働課長(石坂弘之君) 寺澤議員の御質問にお答えしたいと存じます。 先ほど市長の答弁等でもあったのですが、まず、地元の野菜だとかを売るようなものという物産店については否定するものでは全くなく、そのようなお話があれば、スペースとして入っていただくというのはすごく候補の一つかなというふうに私も思っているところですが、これも先ほどのちょっと答弁の繰り返しになって大変申し訳ないのですけれども、今、運営計画のほうを策定して、その中で、そこの運営計画の中の状況をいろいろ踏まえた中では、今お話のあった飲食店のほうを私どもとしては優先させて、いろいろほかの企業さんに当たっていきたいなというふうに思っているところでございます。 それと、利用料等に関しても、やはり今まで、これからの施設の安定した運営だとか、あとは受益者の負担という観点からも、一律といいますか、今までの利用料の算定の仕方を改めてというふうには現在のところ考えておりませんで、あくまで既存の、今まで入っていただいたテナントさんと同様の形でリーディングだとかも進めていきたいなというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 10番寺澤十郎君。 ◆10番(寺澤十郎君) よくわかりました。ただ、こういうように「ほっくる」も、ただ時期を見て、飾ればいい、そして観光らしいスポットをつくればいいというよりは、とにかく地元のものが新函館北斗駅に集まってくれる、そうすると宣伝にも大いになる。そういう面から考えると、私は地元の人が少しでも足を運ばせる、そういう意識、そういう店、とにかく高齢者になると買い物が大好きでございます。そういう面も考慮して、これからの「ほっくる」の発展に寄与して、様子を見たいと思いますので、よろしくお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。 ○議長(中井光幸君) 15番高田茂君。 ◆15番(高田茂君) それでは、通告書の順序によりまして、次の1点を質問します。 1、新幹線トンネル対策土の処理に関する件でございます。 市長は、2019年12月11日、八雲町で発生した約19万立方メートルの要対策土を受入ることを決定しました。 受け入れ地は、既に北斗市で発生した要対策土を埋めている村山地区で、受け入れ用地は確保されていると述べています。 受け入れ理由は、①学識経験者でつくる第三者委員会検証結果が、安全性に問題がないと。②地域住民、関係団体から理解が得られた。③市議会調査特別委員会で安全性、受け入れに理解を得たと示されました。 要対策土の受け入れは、今年の春の見通しで、北斗市には受け入れ用地周辺のさらなる安全対策が進められるよう、鉄道・運輸機構に対し、大野川の水質検査の実施やモニタリング期間の延長など、8項目を要請しています。 さらに市長は、今後、万全な対策が講じられるよう、しっかりチェック機能を働かせ、安全で安心な市民生活の獲得に努めたいとも述べております。 市長に次のことをお伺いします。 (1)学識経験者でつくる第三者委員会の検証結果が安全性に問題ないと述べているが、具体的にどのようなことか。 (2)地域住民、関係団体から理解が得られたと述べているが、具体的にはどのようなことか。 (3)風評被害を懸念する声もあります。その対策は考えているのか。 (4)鉄道・運輸機構に要請した安全対策8項目の内容について、その進捗状況をお示しください。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) 高田議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。 新幹線トンネル対策土の処理に関する件についてでございますが、八雲町内の北海道新幹線トンネル工事で発生する対策土の受け入れにつきましては、昨年、地域住民や立地企業、農業や漁業の関係者などを対象としながらも、一般市民の方々の参加にも配慮し、本市と独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構による説明会を計6回開催し、第三者委員会によるリスク評価の結果に基づく安全性について説明を行いました。 また、市議会に設置していただいた「北海道新幹線トンネル工事に伴う掘削発生土に関する調査特別委員会」におきましても、集中審議を行っていただき、昨年の第4回定例市議会では、調査特別委員会委員長から中間報告も行われたところでございます。 その後、鉄道運輸機構に対しまして、市民の安心を高めるための要請を行った上で、八雲町で発生する対策土の受け入れを決定いたしました。 一つ目の、第三者委員会の検証結果についてでございますが、第三者委員会では、渡島トンネルの八雲町内の工区で発生する対策土を村山地区で受け入れるとした場合の安全性について、対策土に含まれる重金属等が原地盤に吸着し、予測地点濃度が地下水の環境基準以下となる解析結果や、盛土の形状、最大盛土厚など、対策工の実施計画について了承されたとのことでございます。 二つ目の、地域住民、関係団体からの理解につきましては、昨年開催した説明会では、北斗市内で発生する対策土の受け入れは、多くの参加者が理解を示している一方で、自然保護などを訴える参加者の方からは、想定外の大規模災害に対する懸念等を理由に、十分な理解はいただけなかったと認識しております。 また、八雲町内で発生する対策土を受け入れることにつきましては、感情的な否定意見はございましたが、安全性については、村山、中山地区等の住民や立地企業、農業、漁業の関係者など、一定以上の方の御理解をいただきました。 三つ目の、風評被害の対策につきましては、昨年の第3回定例市議会における高田議員からの一般質問に対しましてもお答え申し上げておりますが、そもそも風評被害とは、根拠のない噂によって受ける被害のことであり、このたびの対策土につきまして、大学や研究機関の専門家による第三者委員会が安全性について問題がないと判断しておりますので、本市といたしましては、鉄道・運輸機構や北海道と連携し、安全性の周知に努めるとともに、関係者や市民の皆様には、国が定めた基準を疑うような科学的根拠に基づかない危険性の流布や、事実と異なる不適切な情報の拡散など、風評被害の要因となりかねない言動には十分留意していただくよう御協力をお願いするものでございます。 四つ目の、鉄道・運輸機構への8項目の要請の進捗状況につきまして、8項目のうち、大野川の水質検査は実施する考えであるとのことであり、モニタリング期間は、関係機関や周辺住民との合意の上で終了期間を設定するという意向を確認しております。現在、その他の要請事項も含め、鉄道・運輸機構と協議を進めているところでございます。 以上で、高田議員の御質問に対するお答えといたします。 ○議長(中井光幸君) 15番高田茂君。 ◆15番(高田茂君) それでは、再質問をします。 市長、私、学識経験者でつくる第三者委員会、これは名称は「独立行政法人鉄道建設・運輸機構」、この仲間の第三者委員10名ですか、これは一つの役員をしているとか、あるいは職員であるとか、もと、そういう方であったとか、こういう方が含まれているのでないかと思うのですが、その辺のことをひとつお答えを、確認されているのかどうか。 安全性に問題がないという理由、これが私はなかなか理解できないのです。どういう具体性があってこうなるのか、その辺のお答えをお願いいたします。 ○議長(中井光幸君) 楠川企画課長。 ◎企画課長(楠川修君) 高田議員の御質問にお答え申し上げます。 まず、学識経験者等の第三者委員会、これは北海道新幹線の建設地のトンネルから出る重金属の発生土の適正な対策ということを審議することを目的として設置されているもので、委員は、大学や国立研究開発法人または地方独立行政法人、鉄道事業者等の10名程度というふうな説明を受けております。具体の誰がという委員については公表されておりませんが、一部、委員自ら、ホームページでこの委員をやっていますというふうな情報等は私ども確認しておりまして、そういった中で、別に鉄道・運輸機構の役員であるだとか、そういった名前については一切確認しておりませんで、そういった方はこの委員に入っていないというふうに考えております。 第三者委員会が安全性について確認したという、その内容ということでいきますと、村山地区の受入地に渡島トンネルの上二股、もう一つ、上ノ湯工区、この二つの工区から発生土を入れるという協議の申し入れがありまして、それぞれの発生土から溶出する重金属の濃度というのが、セレンであれば0.015ミリグラム/リットル、ヒ素であれば0.049ミリグラム/リットルということで、環境基準の0.01を超えた数字が出ているのですが、それらの物質は村山地区の原地盤に吸収され、これは室内でカラム試験という特殊な原地盤を採取して、そこにそうした重金属が溶出した水を上から入れて、現地盤に吸着されるかという試験を実施した結果、地下水に接する前の予測地点濃度が、セレンが0.0043ミリグラム/リットル、ヒ素が0.0098ミリグラム/リットルといった、環境基準を下回るという試験結果を、学識経験の専門家の方々が問題ないというふうな判断をしたことや、対策工の盛土計画、これの形状であればのり面が1対2.0という安全な勾配である、または盛土厚の最大高さが25メーターといったものについても第三者委員会が、これが内容に問題ないというふうに判断したということについて、市としても第三者委員会が安全性を確認したということを市として理解したものでございます。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 15番高田茂君。 ◆15番(高田茂君) 課長、私、聞くことにきちっと答えてよ。我々気にしているのは、学識経験者、第三者委員会、第三者、全く他人、関係ない人、こういう方々と、今の話をしている内容について、いわゆる有害物質が人体に影響がないというような標準以下のものであるということを我々にも示されているのだけれども、実際、課長方何回もそういうことでは検証していると思うのだけれども、そういう方と会って、そういう会話を交わしているのですか。いつもこちらに説明に来る方だけの話ではないの。その辺はどうですか。 ○議長(中井光幸君) 楠川企画課長。 ◎企画課長(楠川修君) お答え申し上げます。 第三者委員会の審議の結果、直接第三者委員会の学識経験者である先生方と私どもが直接会って話をしたということではございません。あくまでも審議結果を鉄道・運輸機構の職員が私どもに報告した内容を確認したところでございます。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 15番高田茂君。 ◆15番(高田茂君) それから、次、2番目の、いわゆる地域住民、関係団体からの理解が得られたと、市長はそのように答えられているのですが、これは、私は地域住民のほうを関心を持っているのですが、10月11日から11月6日、6回にわたって、今、市長言っていましたね。6回にわたって136人の説明会の出席があったと。これは記録的に残っていますので、そういうことなのですね。 その中で、理解が得られたというふうになるのかどうか。私は大野川幹線を利用している生産者の皆さんは、大野川の川水を使って田んぼをつくったり野菜をつくったり、そういうことをやっているのですよ。その戸数というのは、改良区へ行って調べてもらえばわかるのだけれども、一部、函館市も入っています。また、七飯町も入っています。ごく一部ですけれども、合わせて1,200人、1,200戸あるのです。これだけ、いわゆる大野川幹線を利用している生産者がいるわけですよね。 そういう中で、たった136人集まったから、十分とは言っていないけれども、御理解を得たというのは、集まった人は理解を得たかもしれない。理解を得たというけれども、反対かどうかわからない。だから、こういうところに市長が出て、副市長が出て、市長の出る幕ではないというような感じで市長がいるのでしょうけれども、水を利用している生産者の皆さんは、それはそれは厳しい考えを持っていますよ。よほど気をつけてこれからやってもらわなければならない。これはたまたまこういう、1回盛り上がったけれども、まだまだこれからということで、市のほうにもいろいろ要望があろうかと思います。 お知らせしますけれども、住民説明会の案内のなかった地区、一番、水のかかっているところですから、大野川幹線だけ全部というなら、これは大沼から来る中央幹線に全部ドッキングしていますから、中央幹線の水が足りなくなれば大野川の水で調整する、大野川がなくなれば大沼から来る中央幹線を調整するということで、用水の管理している人、専門に表周りする人がいるのです。そういうことで改良区は運営をしているのですが、説明会の案内の地区というのは、まず市渡ですよ。小川という地域もあるのですけれども、これは向野にも入ってみたり、ここは今回、受けていますね。市渡、本郷、稲里、白川、細入、本町、清水川、南大野、千代田、一本木、萩野、東前開発、ほとんど。13地区になります。これは令和元年度第3回定例会、昨年の9月の定例会です。第三者委員会による審査結果が示されていない現時点では、当時は、9月何日か、議会で私の一般質問に対して、住民説明会の決定する段階ではありませんと、こういう答弁をされているのです。それがまた1カ月もしないうちに、今度、先ほど言った6地区の方々、136名が集まるようなチャンスをつくって、それだけ集まっている。実際、言ったところは、地区は入っていないわけですから、これは説明会を、したがってこれから、先ほど申し上げた地区、13地区について、住民説明会を開催してもらいたい。ぜひこれをお願いしたいと思っていました。その辺のことについて、どうでしょうか。 ○議長(中井光幸君) 楠川企画課長。 ◎企画課長(楠川修君) お答え申し上げます。 まず、昨年の10月、計6回開催した住民説明会の中でも、10月25日に地域住民と事業所の方を対象として公民館で開催した説明会なのですけれども、それと、地域住民と事業所、それぞれその前段でも開催しておりますが、対象としているのは中山、村山地区にお住まいの方のほか、先ほど議員おっしゃったように、小川地区という、大野川の水を使って農業等を営んでいる方、向野の方、あとは市渡の一部の方ということで、24世帯の方、単に中山、村山地区だけでなくて、その川の水を利用して、地下水を利用している方や農業用水として利用している方も対象としました。かつ、同じように立地企業12社も対象として説明会開催案内を送っております。その地域住民、または地域の立地企業の方々のうち、説明会に来られなかった方には、後日、私どもと鉄道・運輸機構と一緒に各戸を訪問し、それぞれ1対1できちんと説明してきて、理解いただきました。かつ、各戸訪問した中で、不在だった家には、不明点等あれば御連絡くださいという形で不在票を置いて帰ってきております。その他、農業、漁業等の1次産業団体に関しましては、説明会のあり方を各団体側にちょっと相談させていただいて、それぞれ農業であれば、大野・上磯地区運営委員会といった形の中での説明、または改良区であれば、理事会ではなく、理事の方々にお集まりいただいて説明する、あとは上磯郡漁協であれば、漁業権の管理委員会というのが上磯、はまなすというのがあるので、そういった方々にお集まりしていただいて説明するという説明会のあり方というのを相談した上で実施したところでございます。 そういった形で実施してきておりますので、議員おっしゃるように、それ以外の地域の住民も含めた説明会の開催というものについては考えておりません。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 15番高田茂君。 ◆15番(高田茂君) 課長、冷たいな。私に対する答弁だけ冷たいならいいけれども、これは農家、生産者初め、農業で生計を立てている人、それ以外の方も関連して、もっともっと人間が多くなるのですよ。だから、やはり市役所の職員は、ただ机の上で事務だけとっていればいいのだという話ではないのですよね。現場を見てもらわなければならないのですよ。それで一人前だ。 市長、副市長、無論、教育長もそうですけれども、自分らの休みというのはないはず。24時間勤務かといったら、そうは言わないものの、それと等しい、勤務時間内、そう思っていますよ。職員の皆さんも真剣に、もっと働かなければならない、住民のために働きなさいということなのです。 今回の市長の、これ、31年、去年のやつなのだけれども、この時期に、31年度の市政執行方針、この中に何を書いているか。一番わかりやすい、優しいことを書いている。何かといったら、二つ目になっているのだけれども、市民目線に立つことが大事だということを言っているのですよ。結びで言っている。全部の仕事。今の用水問題、全部含んでのことだと私は理解しています。これは令和2年度、今年も載っています。去年も載っている。同じことだ。これを忘れないで、書いていることとやっていることとずれがあると、私はそう言いたいのですよ。そうなれば、一般会計210億円も、本当にこれ、信用なるかなと思ったりしているのですよ。だから、ぜひ生産者の皆さん、市民説明会があることを願っているところでもありますので、再度、答弁してください。 ○議長(中井光幸君) 工藤副市長。 ◎副市長(工藤実君) 高田議員の御質問にお答えをしたいと思います。 まず、議員から冒頭のほうから幾つか御質問あったうち、第三者委員会について、これは機構の身内が構成員となっているのではないかというのは、先ほど担当課長から御説明したように、私も一部の方からそのような噂的な見方があるというお話を聞いたことがありますので、機構に直接この件は確認をしています。そういうことは全くありません。先ほど楠川課長から御説明したような方で構成している、きちんとした専門的知見をお持ちの委員で構成している第三者委員会ですということはまず確認しておりますので、そこのところはぜひ誤解のないように御理解を賜りたいというふうに思います。 また、説明会の関係は、これも楠川課長から、説明会開催に至る経緯と、それから今後ということでは、今後の説明会は開催する予定がないという御説明をしております。まずこの件は、議員も御指摘のように、私ども、安全性は、機構からの御説明、対策法に基づく安全性というものは十分理解しているところでございますので、この辺はホームページであるとか広報誌であるとか、こういったところを通じて今後もこの安全性についてより深く御理解いただくように努めてまいりたいというふうに思っているところでございます。 また、市民目線でということで、最後のほうで御指摘いただきましたけれども、当初、この説明会、例えば漁組ですとか、農業、土地改良区ですとか、農協ですとか、地域住民の皆さんはもちろんではございますが、1次産業者の皆さんにあっては、関係する団体を通じて、どういった皆さんに御案内をし、説明会を開催したらよろしいでしょうかというような協議を踏まえて開催したところでございますし、さらには、市民目線という立場に立って、最終的に公民館で開催した場合には、一般の方もお越しいただいても構いませんという中で開催したところでございます。その結果、参加者は、議員も御承知のような状況であったということで、決して説明会の参加を遮るもの、断るものでもない中で開催したということも、ひとつその点は議員も御出席いただいていたと思いますので、御理解賜りたいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 15番高田茂君。 ◆15番(高田茂君) 工藤副市長、なかなかあなたのおっしゃるようなことであれば、先ほども言う、農業を初め住民の方は納得しないと思うな。それだけ一生懸命気を使うのであれば、集まってもらったらいいのでないですか、1カ所でもいいから、全部。どこか体育館でもいいし、農業振興センターでもいいし。私は、やはりこれ、やらないで通るというのはおかしいなと思うな。全然理解できないし。何も加えることないかい、やらないのだから。そういうことですか。考えてみてくださいよ。何日考えてもいいから。どうしたら生産者と会えるかと。 ○議長(中井光幸君) 工藤副市長。 ◎副市長(工藤実君) 高田議員の御質問にお答えしたいと思います。 説明会をやっていないということでもございませんし、生産者の声を聞いていないということでも決してないということだけは申し上げておきたいと思います。説明会は、先ほど来る、楠川課長、若しくは先ほど私、御説明したように、開催してまいりました。その中で、生産者、これは議員御指摘のように、全ての生産者の声は、確かに聞いているのかというお尋ねであれば、全てということであれば、そういうことにはなっていないのは御指摘のとおりでございますけれども、先ほどお話ししたような経緯をたどって、生産者の皆さんにも御説明をし、御質問にお答えをしながら、理解を得られたというふうな私ども判断をしたところでございますし、その点については再度御説明をしておきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 15番高田茂君。 ◆15番(高田茂君) それでは、次の3番目のほうなのですが、風評被害を懸念する声もある。前回もこれ、たしか工藤副市長だったかな、それは考えていませんと。市長だったかな。どちらかといえば消極的な。でも、これは大事なことですから、今、食料をつくる、田んぼでつくる、畑でつくる、促成のハウスでつくるにしても、気象条件を考えながら、それぞれつくる人の、生産者が研究してやっているのです、一生懸命。やはり北斗であっても、野菜であっても米であっても、ブランド品があります。「ふっくりんこ」なんかすごい、全国で。そういうトップクラスにいっていますので、こういう私方が食べている米、おいしいのですという中には、米は土壌に播種をして、秋に収穫する長期作物となっているのですが、これを収穫するまでに、善良な、いわゆる無害の食料、食材をつくらなければならない、当然のことですよ。厚生省等の基準等からいって、許容の範囲だからいいという話ではない。そういうものが入っているものについては、オリンピックでも食材として受け入れることができないということを私は関係者から聞いています。 たまたまそれは、この次に申し上げるところにも入っていますので、そこでもちょっとお話しするけれども、とにかく、多少汚れてもいいとか、そういう話でないのです。汚れてくると、プランクトンがいなくなる、川に魚がいなくなる。こういうことから現象が始まって、せっかく大野川にアユ等が遡上するという今日に、こういうことがいつ、5年先になるか6年先になるかわからないけれども、この弊害が出てくるのではないかと、こういう予測をしている学者もいます。そういうようなことで、ひとつそういう方々に対して耳を貸して、話を聞いてください。そんなことで、風評被害というのはないのだよ、普通。ないのだけれども、基本たる原因がある。許容の範囲で大野川に入っていますよと、それは毒ではありません、毒という被害は出ませんと言いながら、それでは防げる問題ではない。今までなかったものをなくすることが大事なのであって、その辺の考えはどうですか。 ○議長(中井光幸君) 工藤副市長。 ◎副市長(工藤実君) 御質問にお答えをしたいと思います。 生産者の皆さんが安心・安全という点に最新の注意を払って日頃の生産活動を行っているということについては、十分承知をしているつもりではございます。 そこで、風評被害の関係、先ほども最初の市長からの御答弁の中でも触れておりますように、やはり根拠に基づかない、そういった情報を流布することによって、それは起こっていくものだというふうに認識をしております。つまりこの件に関して、再三といいますか、議会の中で設置をいただいた調査特別委員会の中でも中間報告が出されましたけれども、対策工に対する安全性というのは、やはり一定以上摂取すると、これは危険なので、基準値が定められている。そして、その検討方法も含めて、国交省が定めてあるマニュアルに沿って進められている。そして、あらゆるといいますか、環境基準等の中できちっとクリアをしていく。あるから危険なものという、議員、恐らく理解の上での御質問かと思うのですけれども、自然界にゼロではないというのも、これは事実かと思いますし、数年後にそれが、議員御指摘、先ほどある学者の方がそういうことをおっしゃっているということですが、しからばそれはどういう根拠に基づいて数年後に危険値になるのかというところはお話いただいておりませんので、その点について私ども見解を述べることはできませんけれども、少なくともきちっとした手順に定められて対策工が示されて、その結果、これが地下水への溶出基準というものがどういうものになるのか、そして、現時点でのモニタリング調査の結果も大幅に基準値を下回る中で、大きく変動しているわけでもなく、推移をしているという報告もこれまで伺っていますし、そのような資料説明も議会の調査特別委員会の中でもさせていただいたところだと思います。 したがいまして、風評被害、これは起こってはならないと思いますが、きちっと安全性について御理解いただくこと、最悪の想定を捉えて、こうなる、ああなるということが、むしろこれは客観的な検討結果に基づかない御指摘かと思いますので、やはりそこはきちんと客観的かつ冷静に、この検討結果のほうを理解いただくように我々も努めてまいりたいというところでございます。 ○議長(中井光幸君) 15番高田茂君。 ◆15番(高田茂君) 次に、運輸機構に対して、安全対策8項目、これは市長が運輸機構に提出しているわけですが、これはなかなか思うように進んでいないのではないかなと、こう思うのです。ぜひ続けてこれを要請してもらいたいということと、この中で、私ども気になる、また、何人かの方が言っている方がいるわけですけれども、一つ示すと、今の村山で、今の有害残土を59万ヘクタール、プラス、今回、12月11日、市長がオーケーした19万ヘクタール、これを合わせたもの、そのものを一つのつぼ型にして、その周辺にはコンクリート擁壁の設置、あるいは、これから先、気象が変わって、相当な土砂流出等々に遭わないように、いわゆる災害対策を考えて、これも要請事項になっていますので、この辺も少し力を入れてやっていただきたいと。 私は、大野川と有害残土の入る場所、有害残土の入る場所は、すり鉢状になるのかどうかわからないのだけれども、厚いコンクリートで巻いたら、もうそれは核廃棄物と同じで、蓋をしてしまえば何も私は心配ないというのは、たくさんの人に言っていますよ。誰も心配ないのですよ。これはなかなか運輸機構の言うように、第三者委員会で言うようになるから、皆さんがなかなか納得しないのではないかと思うのです。 できればそういうようなことで、ぜひ生産者にプラスになる方向で、市長、頑張ってもらいたいと思っていました。これについてはいかがでしょうか。 ○議長(中井光幸君) 楠川企画課長。 ◎企画課長(楠川修君) お答え申し上げます。 昨年12月、八雲町からの対策土の受け入れを決定するに当たっては、先ほどの市長の答弁にもありましたとおり、また、議員御指摘のとおり、鉄道運輸機構に対して8項目の要請、それは安全性については確認したのですが、さらに市民の安心という部分を高めるためには、こういった市としての要請も必要という判断でしたところでございまして、大野川の上流、下流での水質検査の実施などについては、実施するという考えもいただいていますし、また、モニタリング期間も2年間でやめてしまうということではなくて、ちゃんと行政、または関係機関、周辺住民と合意の上で終了期間を設定するのだというお話をいただきました。そのほかにも、8項目、その他の要請項目がありますけれども、現在、その項目については機構と協議中でございまして、ただ、先ほどのコンクリート擁壁という部分につきましても、現時点、のり面勾配が1対2.0ということで、盛土構造物としての安全性というものが、その専門家の中で十分確認されているというか、これ以上安全なものはないという言い方はあれですけれども、確かに想定外というような部分もありますが、そうした第三者機関の確認も得ているというところで、今現在、協議をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 15番高田茂君。 ◆15番(高田茂君) 一番最後の(4)に関連してちょっと聞きますけれども、私は、市長が認めた、去年12月11日、八雲からの有害残土、向こうの行政区域から北斗へ、それは19万立米ということですから、これ、どう考えても、先ほど理由がこうだったということで、その理由というのは全然違うのでないかと。なぜここで、北斗市で引き受けなければならなかったのか、ここがわからない。言いたくないから言えないのかもしれないけれども、これはひとつこの辺は課題に残るなと思っていました。答弁できたら、ひとつその辺もしてください。 もう一つは、19万立米残る、そして前のうちのほうから行政区域から出ている、要するに70万立米、これから29年に約束した59万立米を差し引くと11万立米。今回の19万立米、合わせると30万立米というのは北斗で受け入れるのかどうか。これ、処理できるのかどうか。その辺、運輸機構等はどう考えているのでしょうかね。 ○議長(中井光幸君) 楠川企画課長。 ◎企画課長(楠川修君) お答え申し上げます。 まず、昨年、鉄道・運輸機構から協議の申し入れがあって、申し入れがあってから協議を進めてきて、随時、市として、この問題に対する考え方、広報を初め、議会の場で御説明はしているところなのですけれども、まず、北斗市で発生する対策土70万立方メートル、これは市として責任を持って受け入れるということで、機構に協力していくという姿勢でございます。 今回、八雲町では、受け入れの準備が整わず、そこで八雲町内での受け入れができないということで、19万立米について北斗市でというお話がありまして、市としても確保されているのは59万立米ですから、まだ足りないわけですが、市から発生する70万立米という部分を上限に、その範囲において八雲町からの19万立米を受け入れるというふうなことで機構と協議しているところでございますので、当然、北斗市から今後出てくる分は、70万立米を超えてしまうという部分につきましては、そこは機構が今後、責任を持って受入地の確保に努めていくというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) よろしいですか。 暫時休憩いたします。 再開は、3時30分頃といたします。   (午後 3時20分 休憩) ──────────────────   (午後 3時31分 開議) ○議長(中井光幸君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 14番工藤秀子君。 ◆14番(工藤秀子君) それでは、通告に従いまして、大きく1点ほど質問させていただきます。 誰もが幸せで輝くまちづくりに関する件でございます。 北斗市では、市民の健康づくりに力を入れ、各種事業の充実やラジオ体操など、自発的な健康管理や適正受診の啓発に努めています。 そのほか、障がい者、高齢者、子供、ひとり親家庭にも、各種医療費助成制度についても、国、道の動向や時代の推移を注視しながら継続し、福祉の向上と健康増進に努めています。 そこで、お尋ねいたします。 下記の事業の中で、見直しや改善のお考えはあるか。 また、新規に考える事業はあるか、お知らせください。 (1)高齢者ふれあい入浴券交付事業。 (2)障害者地域活動緊急生活支援事業。 (3)成年後見制度利用支援事業補助金。 (4)重度心身障害者等介護手当。 (5)在日外国人高齢者福祉給付金。 (6)母子支援施設入所事業。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(中井光幸君) 池田市長。 ◎市長(池田達雄君) 工藤議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。 誰もが幸せで輝くまちづくりに関する件について、御質問があった事業に係る見直しや改善の考えでございますが、一つ目の高齢者ふれあい入浴券交付事業につきましては、高齢者が地域住民や家族とふれあう機会を促進し、生きがいの高揚を図ることを目的に、市独自の事業として、75歳以上の高齢者に1枚300円の入浴券を12枚交付しているもので、平成30年度の利用率は53.5%となっております。 この事業につきましては、これまで多くの議員の方々より御指摘をいただいておりますが、本市といたしましては、利用率が50%を下回った場合において、見直しを含めて検討することとしておりますので、令和元年度の利用状況を踏まえて判断してまいりたいと考えております。 二つ目から六つ目までの事業については、いずれも平成30年度の利用実績はありませんが、今後、利用者が発生する可能性がございますので、継続が必要であると考えておりまして、各事業の概要を申し上げますと、二つ目の障害者地域活動緊急生活支援事業は、介護者が冠婚葬祭などの社会的理由や私的理由などで障害者を介護できない場合に、介護者の代わりとなる生活支援員を派遣する市の独自事業で、三つ目の成年後見制度利用支援事業補助金は、判断力のない障がい者の自立した日常生活の支援及び権利擁護を図るために、本人申し立てによる成年後見制度の利用に係る費用を補助することを目的に、国や道の補助事業として実施しているもので、四つ目の重度心身障害者等介護手当は、6カ月以上寝たきり状態にある障害者を介護認定を受けずに自宅で介護している介護者の労をねぎらうことを目的に、市独自の事業として、月額5,500円の手当を支給しているものであり、五つ目の在日外国人高齢者福祉給付金は、永住許可等を受けた大正15年4月1日以前生まれの無年金の外国人高齢者に対し、安定した自立生活を支援することを目的に、道の補助事業として月額1万2,000円の給付金を支給しているもので、六つ目の母子支援施設入所事業につきましては、緊急的に保護が必要な母子家庭等の母子を母子ホームに入所させて、自立生活を支援することを目的に、国や道の補助事業として実施しているものとなっております。 なお、これらの事業以外では、特定健康診査については、市民が自分の健康状態を知る上で最も重要な事業であるにもかかわらず、本市の受診率は全道平均の受診率と比較して低い状況にあることから、受診率向上に向けた新たな対策として、北海道国民健康保険団体連合会との共同事業による、AIを活用した効率的な受診勧奨を行ってまいりたいと考えております。 以上で、工藤議員の御質問に対するお答えといたします。 ○議長(中井光幸君) 14番工藤秀子君。 ◆14番(工藤秀子君) 再質問させていただきます。 今、高齢者ふれあい入浴券ですが、利用率が53.5%ということでお聞きしました。 この利用率というのは、該当する人数が何人か、そして、券を配る、それがどのぐらいか、この利用率というのは、多分、券を使って支払いをした分だと思うのですが、その考えでいいかどうか、その三つ、お願いします。 ○議長(中井光幸君) 深田保健福祉課長。 ◎保健福祉課長(深田健一君) 工藤議員の御質問にお答えをしたいと思います。 30年度のふれあい入浴券の交付事業ということでは、対象人数につきましては7,603人、交付人数につきましては6,876人、交付枚数につきましては8万2,512枚、利用枚数につきましては4万4,145枚、利用率が53.5%ということになってございます。 ○議長(中井光幸君) 14番工藤秀子君。
    ◆14番(工藤秀子君) わかりました。ありがとうございます。 それで、たしか1年ずつ年齢が上がっていったと思うのですが、この該当者というのは75歳以上ということでいいのでしょうか。たしか73歳とか、ずんずん上がっていったと思うのですが、この平成30年は75歳ですか、該当する人数は、どうでしょう。 ○議長(中井光幸君) 深田保健福祉課長。 ◎保健福祉課長(深田健一君) お答えしたいと思います。 30年度につきましては74歳以上の方を対象としておりました。それで、70歳以上の対象ということでは、25年度まで70歳以上で対象にしていましたが、26年度から段階的に1歳ずつ引き上げたという状況になってございます。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 14番工藤秀子君。 ◆14番(工藤秀子君) そうしますと、平成30年が74歳ということは、令和元年というか31年、今年の予算編成は75歳以上の人ということでいいですね。わかりました。 それで、今、市長の答弁の中にも、利用率が50%以下になった場合は考えようということでしたが、それでも53%もあるのだったら考えられないなということと、それ以外の7,600人何がしいるうちの、交付が6,800人ということは、あとの方は施設に入っているとか、辞退している人と考えていいと思うのですが、それで、行けるのだけれども要らないというような人もいて、よく言われます。何回もいつも言っているのですが、50%以下になったら市長も考えるとおっしゃっていましたので、そうなったらまた考えてくれるのだろうが、もうそろそろ要らないのではないかということがあちこちで出ているのですよね。近所にお風呂屋さんもないしということで。ただ、せせらぎ温泉とか、みんなまとまれば来てくれるから、それはそれでいいのかなというところもありますから、本当に私も言われても、そうですねとも言えないで、今ここで質問しました。でも、本当に半分以上の方がこうして使われているということは、本当にそれはそれでいいのかなと思うと同時に、残りの予算がもったいないなという気持ちもあります。ですから、事業を二つに分けるということは無理でしょうけれども、そういうことも考えてもいいのかなという思いになります。 それで、効果が十分得られたということで、今回は予算編成の場合、やめた事業もありました。新しい事業も増えています。ですから、そういう決断もできるのでしたら、ここのところも50%以下になったら考えるではなくて、今、53.5%だから、あとの40%何がしは残るということを考えて、そちらのほうを別な事業に回すというような、そんなお考えはできませんかね。同じ事業で、どうしても市のやることは、それぞれの管轄が違うからできないのかもしれませんが、そういうこともお考えにはなりませんかね。どうでしょう。 ○議長(中井光幸君) 深田保健福祉課長。 ◎保健福祉課長(深田健一君) 工藤議員の質問にお答えをしたいと思います。 半分以上、今の段階で、30年度の実績で見れば53%ほど利用がありますので、半分以上の利用があるということでは、まだこの事業については喜んで使っていただいている方がいらっしゃるということで理解しています。ただし、議員がおっしゃるように、施設に入所しているだとか、あるいは交付する段階で、私は使いませんということで辞退をされる方もいらっしゃるというのは事実でございます。ですから、そういう方々に対して、どういうようなことができるかというのは、この入浴券の趣旨とは別に、また検討しなければならないというふうなことでは考えてございます。ただ、この事業の事業費が不用額として残っているから、それを使うというような考え方ではないということで理解をしていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(中井光幸君) 14番工藤秀子君。 ◆14番(工藤秀子君) 不用に残ったから、それを使うのではないということと別に考えていただければいいかなと思います。それはそれで終わります。 障害者地域活動緊急支援事業なのですが、これは今お答えも聞きましたが、障がい者を介護している方というのは北斗市にはどのぐらいいらっしゃるか、把握していますでしょうか。 ○議長(中井光幸君) 深田保健福祉課長。 ◎保健福祉課長(深田健一君) 工藤議員の御質問にお答えをしたいと思います まず、ただいまの重度障がい者を介護している方というのは、全体で見たときに、いわゆるホームヘルパーの派遣を受けて介護しているということで、居宅介護を受けているという方については122人ほどいらっしゃるという状況になってございます。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 14番工藤秀子君。 ◆14番(工藤秀子君) その人数が多いのか少ないのかはちょっとわかりませんが、これ、なかなか決算を見ても使われているところが少ないのですよね。でも、それはそれでいいのかなと思います。大変な思いをしながら介護している方が、もし何かあればということで、それはそれでいいのかなと思って見ていました。 それと、三つ目の成年後見人制度ですが、今、成年後見を受けている人たちは、利用している方は何人ぐらいいるかわかりますか。 ○議長(中井光幸君) 深田保健福祉課長。 ◎保健福祉課長(深田健一君) 工藤議員の御質問にお答えをしたいと思います。 今回、市長のほうからお答えさせていただいた、この成年後見制度、この事業については、障がい者に関する本人申し立てに係る事業ということになりますので、それ以外の高齢者の方の成年後見の利用というのは、介護保険会計の中で予算立てをしているという状況ですが、今年度については、成年後見の費用に対して、介護会計のほうで補正のほうもさせていただいています。合計5人の見込みがあるということで補正をさせていただいたという状況の中で、現状で市長申し立てをした方が現在4人いるという状況になってございます。また、過去に障がい者のこの制度で市長申し立てをしたという方については、平成29年度に1件ありました。ただ、この事業はあくまでも本人申し立てということで、4親等以内の親族が申し立てをするということも本人申し立てという取り扱いになりますので、そういうケースの中では、この事業としての利用はなかったという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(中井光幸君) 14番工藤秀子君。 ◆14番(工藤秀子君) 何だか再質問するのが申し訳ないような状態になっているようですが、あと一つだけ。そうしたら、在日外国人高齢者福祉給付金なのですけれども、現在、これに該当する、これも人数なのですが、いらっしゃいますかね。それだけ教えてください。何かお急ぎのようですので。 ○議長(中井光幸君) 深田保健福祉課長。 ◎保健福祉課長(深田健一君) 工藤議員の御質問にお答えしたいと思います。 この在日外国人高齢者福祉給付金、こちらのほうは、高齢者の方、大正15年4月1日以前の生まれの方ということですから、現在、対象者はおりません。ただ、お年にすれば95歳とか、そのぐらいの年齢に達している方ということなので、仮に永住許可、あるいは特例の永住許可を持っている方で転入された方等が出てくれば、この事業の対象になってくるということにもなりますので、そういうことでこの事業のほうは継続しているという状況でございます。 以上です。 ○議長(中井光幸君) よろしいですか。 ────────────────── △延会の議決  ────────────────── ○議長(中井光幸君) お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ) ○議長(中井光幸君) 御異議なしと認めます。 よって、本日の会議は、これにて延会することに決定いたしました。 ────────────────── △延会宣告  ────────────────── ○議長(中井光幸君) 本日は、これにて延会いたします。 御苦労さまでした。       (午後 3時48分 延会)...