北斗市議会 > 2017-12-05 >
12月05日-議案説明・質疑・委員会付託・一般質問-01号

  • 農道(/)
ツイート シェア
  1. 北斗市議会 2017-12-05
    12月05日-議案説明・質疑・委員会付託・一般質問-01号


    取得元: 北斗市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-05
    平成29年 12月 定例会(第4回)        平成29年第4回定例会会議録(第1号)               平成29年12月5日(火曜日)午前10時00分開会     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━〇会議順序(議事日程) 1.開 会 宣 告 1.開 議 宣 告 1.日程第 1 会議録署名議員の指名について 1.日程第 2 会期の決定について 1.日程第 3 諸般の報告について 1.日程第 4 平成29年第3回北斗市議会定例会議案第5号北斗市総合計画基本構想に         ついて 1.日程第 5 議案第1号平成29年度北斗市一般会計補正予算についてより議案第5号         平成29年度北斗市水道事業特別会計補正予算についてまで 1.日程第 6 議案第7号北斗市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正についてよ         り議案第10号北斗市土地開発基金条例の一部改正についてまで 1.日程第 7 議案第6号北斗市国民健康保険財政調整基金条例の制定について、議案第         11号北斗市体育館条例の一部改正について及び議案第12号柳沢スキー         場条例の一部改正について 1.日程第 8 議案第13号北斗市営駐車場条例の一部改正についてより議案第15号北         斗市営住宅条例の一部改正についてまで 1.日程第 9 通告による一般質問 1.延 会 宣 告   ─────────────────────────────────────────〇出 席 議 員(22名) 議 長 22番 池 田 達 雄 君  副議長 10番 寺 澤 十 郎 君      1番 三 浦 利 明 君       2番 白 石 勝 士 君      3番 藤 田 啓 実 君       4番 前 田   治 君      5番 野 呂 義 夫 君       6番 高 田   茂 君      7番 工 藤 秀 子 君       8番 白 戸 昭 司 君      9番 花 巻   徹 君      11番 仲 村 千鶴子 君     12番 渡野辺 秀 雄 君      13番 栃 木 正 治 君     14番 新 関 一 夫 君      15番 秋 田 厚 也 君     16番 坂 見 英 幸 君      17番 小 泉 征 男 君     18番 中 井 光 幸 君      19番 玉 森 大 樹 君     20番 山 本 正 宏 君      21番 水 上   務 君   ─────────────────────────────────────────〇会議録署名議員      8番 白 戸 昭 司 君      15番 秋 田 厚 也 君   ─────────────────────────────────────────〇本会議に出席した説明員 教 育 委 員 会  吉 元 正 信 君    代 表 監査委員  野 口 秀 一 君 委  員  長 農業委員会会長  木 村 英 一 君   ─────────────────────────────────────────〇市長の委任を受けた者で、本会議に出席した説明員 副  市  長  滝 口 直 人 君    会 計 管理者・  工 藤   実 君                       総 務 部 長 市 民 部 長  沢 村 俊 也 君    民 生 部 長  田 村 宏 美 君 経 済 部 長  浜 谷   浩 君    建 設 部 長  梅 田 一 生 君 総 合 分庁舎長  石 田   優 君    総務部出納室長  深 田 健 一 君 総務部総務課長  小 坂 正 一 君    総務部企画課長  佐 藤   毅 君 総 務 部企画課  楠 川   修 君    総務部財政課長  種 田   宏 君 地方創生担当課長 総務部税務課長  上 野 雅 弘 君    総務部収納課長  其 田 和 仁 君 市民部市民課長  今 村 尚 德 君    市民部環境課長  小 辻 敏 彦 君 市  民  部  佐 藤 明 男 君    市  民  部  井 村 直 之 君 七 重 浜支所長               茂 辺 地支所長 民  生  部  安 藤 裕 樹 君    民生部子ども・  松 本 教 恵 君 社 会 福祉課長               子育て支援課長 民  生  部  高 松 孝 男 君    民  生  部  川 原 弘 成 君 保 健 福祉課長               国 保 医療課長 経済部農林課長  天 満 浩 之 君    経  済  部  小 林 博 郁 君                       水産商工労働課長 経  済  部  石 坂 弘 之 君    経済部観光課長  山 崎 勝 巳 君 水産商工労働課 水 産 担当課長 建設部土木課長  若 山 太 一 君    建  設  部  山 崎 孝 人 君                       都 市 住宅課長 建  設  部  田 中 正 人 君    総 務 部総務課  前 澤 正 毅 君 上 下 水道課長               総 務 係 長   ─────────────────────────────────────────〇教育委員会委員長の委任を受けた者で、本会議に出席した説明員 教  育  長  永 田   裕 君    教 育 次 長  岡 村 弘 之 君 学 校 教育課長  小 野 義 則 君    社 会 教育課長  八木橋 直 弘 君 学 校 給 食  高 田   剛 君 共同調理場所長   ─────────────────────────────────────────〇選挙管理委員会委員長の委任を受けた者で、本会議に出席した説明員 書  記  長  小 坂 正 一 君   ─────────────────────────────────────────〇農業委員会会長の委任を受けた者で、本会議に出席した説明員 事 務 局 長  澤 口 則 之 君   ─────────────────────────────────────────〇本会議の書記(議会事務局) 事 務 局 長  松 野 憲 哉 君    次     長  山 田 敬 治 君 議 事 係 長  吉 田 賢 一 君 (午前10時00分 開会) ────────────────── △開会宣告・開議宣告  ────────────────── ○議長(池田達雄君) ただいまから、平成29年第4回北斗市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 ────────────────── △日程第1   会議録署名議員の指名について ────────────────── ○議長(池田達雄君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第87条の規定によって、     8番 白 戸 昭 司 君    15番 秋 田 厚 也 君を指名いたします。 ────────────────── △日程第2   会期の決定について ────────────────── ○議長(池田達雄君) 日程第2 会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今定例会の会期は、本日から12日までの8日間としたいと思います。 これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ) ○議長(池田達雄君) 御異議なしと認めます。 よって、今定例会の会期は、本日から12日までの8日間とすることに決定いたしました。 なお、会期日程は、既に配付のとおりであります。 ────────────────── △日程第3   諸般の報告について ────────────────── ○議長(池田達雄君) 日程第3 諸般の報告をいたします。 今定例会において、市長から提出された議件は、議案第1号より議案第15号までの、以上15件であります。 本日の議事日程は、印刷してお手元に配付のとおりであります。 地方自治法第121条の規定によって、本会議に出席を求めた説明員及びその委任者は、その職氏名を印刷して、お手元に配付のとおりであります。 次に、監査委員から、平成29年8月分から平成29年10月分までの例月出納検査報告書及び定期監査報告書が提出されましたので、その写しをお手元に配付いたしました。 次に、今定例会に出席する説明員の会期中における一般質問並びに議案の審査に伴う入退席については、あらかじめこれを許可することにいたします。 次に、説明員の欠席について報告いたします。高谷市長、種田選挙管理委員会委員長から、本日の会議を欠席する旨の届出がありました。 以上で、諸般の報告を終わります。 ────────────────── △日程第4   平成29年第3回北斗市議会定例会議案第5号北斗市総合計画基本構想について ────────────────── ○議長(池田達雄君) 日程第4 平成29年第3回北斗市議会定例会において、特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とした議案第5号北斗市総合計画基本構想についてを議題といたします。 総合計画基本構想審査特別委員長の報告を求めます。 寺澤総合計画基本構想審査特別委員長。 ◆総合計画基本構想審査特別委員長(寺澤十郎君) -登壇- 総合計画基本構想審査特別委員会に付託されました、議案の審査結果につきまして、御報告申し上げます。 付託されました、事件名につきましては、記載のとおり、平成29年第3回北斗市議会定例会議案第5号北斗市総合計画基本構想についてであります。 審査の経過につきましては、9月19日に第1回特別委員会を開催し、正副委員長の互選を行った結果、委員長に寺澤十郎、副委員長に白戸昭司を選任した後、審査日程を決め、閉会いたしました。 10月30日に第2回特別委員会を開催し、副市長、教育長、担当部課長の出席を求め、提案理由の説明を受けた後、審査の順序を決めました。その後、策定経過の説明を受け、総論及び基本構想の質疑を行い、閉会いたしました。 10月31日に第3回特別委員会を開催し、副市長、教育長、担当部課長の出席を求め、前回に引き続き、基本構想の質疑を行い、閉会いたしました。 11月1日に第4回特別委員会を開催し、副市長、教育長、担当部課長の出席を求め、前回に引き続き、基本構想の質疑を行った後、討論はなく、採決を行い、閉会いたしました。 審査の結果についてでございますが、質疑等の内容につきましては、省略をさせていただきます。 結果につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第でございます。 以上、委員長報告とさせていただきます。 ○議長(池田達雄君) お諮りいたします。 本件に関しては、質疑を省略し、直ちに討論に入りたいと思います。 これに御異議ありませんか。    (「なし」呼ぶ者あり) ○議長(池田達雄君) 御異議なしと認めます。 よって、本件に関しては質疑を省略し、直ちに討論に入ることに決定いたしました。 これより、討論を許します。 討論者がありませんので、以上で討論を終わります。 これより、採決いたします。 本件に関する委員長の報告は、原案可決であります。 これを、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   (「異議なし」呼ぶ者あり) ○議長(池田達雄君) 御異議なしと認めます。 よって、本件に関しては、委員長報告のとおり可決されました。 ────────────────── △日程第5   議案第1号平成29年度北斗市一般会計補正予算についてより議案第5号平成29年度北斗市水道事業会計補正予算についてまで ────────────────── ○議長(池田達雄君) 日程第5 議案第1号平成29年度北斗市一般会計補正予算についてより議案第5号平成29年度北斗市水道事業会計補正予算についてまでの、以上5件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 滝口副市長。 ◎副市長(滝口直人君) -登壇- ただいま上程されました、議案第1号平成29年度北斗市一般会計補正予算についてより議案第5号平成29年度北斗市水道事業会計補正予算についてまでの、以上5件につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。 初めに、一般会計補正予算についてでございますが、歳出から主なものを申し上げますと、第2款総務費は、一般管理費で、制度改正により、保育給付や障害者自立支援給付の各システムの改修を行う電算処理委託料を初め、情報連携項目の追加による社会保障・税番号システム構築業務委託料など、情報管理経費1,550万円を増額計上しております。また、企画費では、申請件数の増を見込み、移住・定住促進対策経費空き家バンク利活用事業補助金180万円を増額するほか、ふるさと納税の収入増を見込み、企画事務経費のふるさと納税ポータルサイト運営等委託料782万1,000円を、諸費では、地域振興基金積立金1,000万円をそれぞれ増額計上しております。 第3款民生費は、障がい者福祉費で、利用見込みの増により、障害児通所支援給付費4,808万3,000円を、また、高齢者福祉費では、介護保険事業特別会計予算の補正に伴う繰出金1,955万3,000円をそれぞれ増額計上しております。さらに、社会福祉施設費では、道交付金の交付単価改定などにより、地域密着型特別養護老人ホーム整備事業補助金701万1,000円を増額する一方、事業計画の精査により、特別養護老人ホーム整備事業補助金1,005万4,000円を、また、事業実施の延期により、障害者生活支援施設整備事業補助金6,576万8,000円をそれぞれ減額計上しております。 第6款農林水産業費は、農業振興費で、道補助金の配分決定により、農地集積・集約化事業補助金48万2,000円を追加計上するほか、水産業振興費では、道の地域づくり総合交付金の内示を受け、道補助と市の上乗せ補助によるこんぶ・わかめ養殖施設改良事業補助金289万9,000円と漁船改良事業補助金99万4,000円をそれぞれ増額計上しております。 第7款商工費は、観光交流センター施設管理費で、別館屋外サイン設置業務委託料60万1,000円を追加計上しております。 第8款土木費は、土木総務費で、北斗市土地開発公社の解散で本市に帰属される残余財産収入を土地開発基金に積み立てるための操出金4,205万4,000円を追加計上しているほか、新幹線対策費では、新函館北斗駅前立体駐車場の有料化に向けた準備経費として、精算機設定変更業務委託料や周知用の屋外看板設置工事費など241万9,000円を追加計上しております。また、本目の特定財源間で4,260万円の財源振替を行っておりますが、これは新函館北斗駅周辺整備事業経費の一部が道の地域づくり総合交付金の対象となり、歳入の道支出金に追加計上したことによるものでございます。 第9款消防費は、災害対策費で、資機材の購入経費が、こちらも道の地域づくり総合交付金の対象となり、歳入の道支出金に240万円を追加計上したことによる財源振替を行っております。 第13款職員給与費は、給与改定及び当初予算編成後の異動によりまして、506万7,000円を増額計上するものでございます。 続きまして、歳入の主なものについてでございますが、歳出の補正に見合う国庫支出金や道支出金の増額または追加計上のほか、基金繰入金の減額計上などを行っております。また、一般財源として、前年度繰越金5,147万2,000円を増額計上し、事務事業に要する経費の財源としております。 以上の結果、歳入歳出にそれぞれ8,739万5,000円を追加計上し、総額を219億2,951万2,000円とするものでございます。 第2表繰越明許費につきましては、文化センター吸収式冷温水機更新事業の完了が翌年度にわたることになったため、予算現額6,273万8,000円を繰り越しするものでございます。 第3表債務負担行為の補正につきましては、来年度から平成32年度までの3カ年の新函館北斗駅前花飾事業を計画し、これに要する経費として3,539万9,000円を追加するものでございます。 次に、国民健康保険事業特別会計補正予算についてでございますが、歳出は、第1款総務費で、財政運営の都道府県単位化に向けた電算システム仕様の再変更に伴い、一般事務経費4,526万4,000円を減額計上しております。また、第2款保険給付費で、退職被保険者等高額療養費204万円を増額計上しているほか、第12款基金積立金を新設し、国民健康保険財政調整基金への積立金6,604万4,000円を追加計上しております。 歳入では、歳出の補正に見合う特定財源のほか、基金積立金の財源として、前年度繰越金と財産収入を追加計上しております。 以上の結果、歳入歳出にそれぞれ2,282万円を追加し、総額を65億2,889万8,000円とするものでございます。 次に、介護保険事業特別会計補正予算についてでございますが、歳出は、第1款総務費で、来年度に予定されている高額医療介護合算サービス費の見直し等の制度改正により、介護給付システムを改修するための電算委託料991万9,000円を増額計上しております。また、上半期の支出実績を踏まえ、給付見込みの時点修正を行い、第2款保険給付費で8,670万円を増額計上するほか、第3款地域支援事業費で178万円の減額計上をしております。 歳入では、歳出の補正に見合う特定財源や一般会計繰入金を増額、または減額計上しているほか、前年度繰越金を追加計上しております。 以上の結果、歳入歳出それぞれに9,483万9,000円を追加し、総額を43億9,563万9,000円とするものでございます。 次に、下水道事業特別会計補正予算についてでございますが、歳出につきましては、第1款下水道費で、給与改定により、下水道事務経費の一般職給などを増額し、歳入につきましては、繰越金を増額計上しております。 以上の結果、歳入歳出それぞれ29万2,000円を増額し、総額を14億2,040万7,000円とするものでございます。 最後に、水道事業会計補正予算についてでございますが、収益的予算の収入及び支出について、これも給与改定により、営業費用で39万9,000円を増額するものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(池田達雄君) 本件に関する議事は、この程度にとどめおきます。 ──────────────────
    △日程第6   議案第7号北斗市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正についてより議案第10号北斗市土地開発基金条例の一部改正についてまで ────────────────── ○議長(池田達雄君) 日程第6 議案第7号北斗市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正についてより議案第10号北斗市土地開発基金条例の一部改正についてまでの、以上4件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 滝口副市長。 ◎副市長(滝口直人君) -登壇- ただいま上程されました、議案第7号北斗市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正についてより議案第10号北斗市土地開発基金条例の一部改正についてまでの、以上4件につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。 初めに、議案第7号北斗市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正についてでございますが、本件は、特別職の期末手当の支給月数を人事院勧告に伴う一般職における期末手当及び勤勉手当の支給率の増減にあわせて、0.1月分引き上げようとするものでございます。施行日は、本年度12月期の支給月数を改正する第1条の規定を規則で定める日、平成30年度以降の支給月数を改正する第2条の規定を平成30年4月1日としてございます。 次に、議案第8号北斗市教育委員会教育長の給与、勤務時間等に関する条例の全部を改正する条例による改正前の北斗市教育委員会教育長の給与、勤務時間等に関する条例の一部改正についてでございますが、本件は、議案第7号の北斗市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正と同様に、人事院勧告に伴う一般職における期末手当及び勤勉手当の支給率の増減にあわせて、教育長の期末手当の支給月数を0.1月分引き上げようとするもので、施行日を規則で定める日からとしております。なお、現在の教育長の給与は、平成27年3月に公布した北斗市教育委員会教育長の給与、勤務時間等に関する条例の全部を改正する条例による改正前の北斗市教育委員会教育長の給与、勤務時間等に関する条例に基づき支給されておりますことから、この根拠条例について改正を行おうとするものでございます。 次に、議案第9号北斗市職員の給与に関する条例の一部改正についてでございますが、本件は、本年度の人事院勧告に基づき、民間給与との較差を是正するため、給料表水準及び勤勉手当支給率の引き上げなどを行おうとするものでございます。主な改正内容につきましては、第1条において、給料表を平均0.2%引き上げるとともに、初任給及び若年層における給料月額を1,000円引き上げることとし、また、勤勉手当におきましては、その支給月数を0.1月分引き上げ、期末手当と合わせた年間支給月数を4.4月とするものでございます。第2条では、勤勉手当の次年度以降における支給月数の平準化を行っており、施行期日につきましては、国家公務員の給与に関する法律の審議状況を考慮する必要から、規則に委任することとし、第1条の改正規定を平成29年4月1日から適用しようとするものでございます。 次に、議案第10号北斗市土地開発基金条例の一部改正についてでございますが、本件は、北斗市土地開発公社が公有地等の先行取得をする際に要する資金について、本基金から貸し付けを行うことができる旨の規定を削除するため、所要の改正を行うもので、第1条の規定を改めるものでございます。北斗市土地開発公社の解散につきましては、平成29年第3回定例市議会におきまして議決いただいた後、9月26日付をもって、北海道知事から解散の認可を受けたところでございまして、同公社は既に公共用地等の先行取得はできず、現在は清算業務のみを行っているところでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(池田達雄君) 本件に関する質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(池田達雄君) 質疑がありませんので、以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 本件に関しては、4件とも総務常任委員会に付託の上、審査することにしたいと思います。 これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ) ○議長(池田達雄君) 御異議なしと認めます。 よって、本件に関しては、4件とも総務常任委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。 ────────────────── △日程第7   議案第6号北斗市国民健康保険財政調整基金条例の制定について、議案第11号北斗市体育館条例の一部改正について及び議案第12号柳沢スキー場条例の一部改正について ────────────────── ○議長(池田達雄君) 日程第7 議案第6号北斗市国民健康保険財政調整基金条例の制定について、議案第11号北斗市体育館条例の一部改正について及び議案第12号柳沢スキー場条例の一部改正についての、以上3件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 滝口副市長。 ◎副市長(滝口直人君) -登壇- ただいま上程されました、議案第6号北斗市国民健康保険財政調整基金条例の制定について、議案第11号北斗市体育館条例の一部改正について及び議案第12号柳沢スキー場条例の一部改正についての、以上3件につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。 初めに、議案第6号北斗市国民健康保険財政調整基金条例の制定ついてでございますが、平成30年度から始まる新たな国民健康保険制度に向けては、本市の国民健康保険事業特別会計の財政運営について、さらなる健全性・安定性の確保を図る必要があるものと考えております。本基金は、国民健康保険事業特別会計の財政の調整を図り、中期的な観点から健全で安定した運営を行うため、新たに本基金を設置しようとするものでございます。 次に、議案第11号北斗市体育館条例の一部改正についてでございますが、本件は、市内の体育施設であります総合体育館、久根別体育センター、茂辺地体育センター、浜分体育センター、スポーツセンターの管理運営を指定管理者に行わせることができるよう、指定管理者による管理、業務の範囲など、必要な事項を定めるものでございます。なお、施行日は平成30年4月1日とし、指定管理者の指定のため、条例施行日前に準備行為ができることとするものでございます。 次に、議案第12号柳沢スキー場条例の一部改正について、提案理由を御説明申し上げます。本件は、体育館条例の一部改正と同様に、柳沢スキー場の管理運営を指定管理者に行わせることができるよう、指定管理者による管理、業務の範囲など、必要な事項を定めるものでございます。施行日は、こちらにつきましても平成30年4月1日とし、指定管理者の指定のため、条例施行日前に準備行為ができることとするものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(池田達雄君) 本件に関する質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ) ○議長(池田達雄君) 質疑がありませんので、以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 本件に関しては、3件とも文教厚生常任委員会に付託の上、審査することにしたいと思います。 これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ) ○議長(池田達雄君) 御異議なしと認めます。 よって、本件に関しては、3件とも文教厚生常任委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。 ────────────────── △日程第8   議案第13号北斗市営駐車場条例の一部改正についてより議案第15号北斗市営住宅条例の一部改正についてまで ────────────────── ○議長(池田達雄君) 日程第8 議案第13号北斗市営駐車場条例の一部改正についてより議案第15号北斗市営住宅条例の一部改正についてまでの、以上3件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 滝口副市長。 ◎副市長(滝口直人君) -登壇- ただいま上程されました、議案第13号北斗市営駐車場条例の一部改正についてより議案第15号北斗市営住宅条例の一部改正についてまでの、以上3件につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。 初めに、議案第13号北斗市営駐車場条例の一部改正についてでございますが、本件は、新函館北斗駅前の立体駐車場を有料化するための所要の改正を行うほか、新たに整備する駐車場の基本的事項を定めようとするものでございます。主な改正内容といたしましては、これまで立体駐車場は、新幹線利用客の増加や駅前地区のにぎわい創出につながる効果的でインパクトのある戦略の一つとして、当分の間、駐車料金を無料としておりましたが、当日利用の場合は、1時間までは無料、1時間を超えた場合は超えた部分の1時間までごとに100円の駐車料金として、1日の上限額を500円とする駐車料金の設定を追加するほか、当分の間、無料としていた規定を平成30年3月31日までの期間に改めようとするものでございます。また、新たに整備する駐車場につきましては、名称を「新函館北斗駅前平面駐車場」として、位置などの基本的事項を規定しようとするものでございます。なお、施行日は、平面駐車場の供用開始にあわせて、平成30年2月1日とするものでございます。 次に、議案第14号北斗市匠の森研修センター条例の一部改正についてでございますが、本件は、平成6年に建築され、老朽化に伴い、公共の用に供することが危険な状態であった匠の森研修センター附帯建物である木造3階建ての樹林観察塔1棟について、本年7月18日に解体除却を行ったことから、本条例第2条から削除し、用途を廃止するものでございます。 次に、議案第15号北斗市営住宅条例の一部改正についてでございますが、本件は、公営住宅法の改正に伴い、認知症である者等の収入申告義務を緩和するものでございます。市営住宅の入居者は、本条例により、毎年収入を申告しなければなりませんが、認知症である者等で申告が困難と認める場合に、市が調査して把握した収入をもとに家賃を決定できるよう改正するものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(池田達雄君) 本件に関する質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ) ○議長(池田達雄君) 質疑がありませんので、以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 本件に関しては、3件とも産業建設常任委員会に付託の上、審査することにしたいと思います。 これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ) ○議長(池田達雄君) 御異議なしと認めます。 よって、本件に関しては、3件とも産業建設常任委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。 ────────────────── △日程第9   通告による一般質問 ────────────────── ○議長(池田達雄君) 日程第9 これより、通告による一般質問を行います。 通告順に発言を許します。 6番高田茂君。 ◆6番(高田茂君) -登壇- それでは、一般質問通告書の順序に従いまして、次の2点を質問します。 1、道の駅事業の導入に関する件でございます。 北海道新幹線新函館北斗駅が開業して1年8カ月になります。首都圏と4時間で結ばれ、多くの観光客を運び込み、観光地としてのにぎわいが期待されていました。しかし、下車した観光客の半数は、そのままはこだてライナーで函館市に、また、駅を出た人もレンタカーを利用して全道各地に向かい、北斗市に足を止める人は少ないというのが現状であります。 北斗市の魅力を観光客に示す駅前広場は空き地が目立ち、閑散としています。「新幹線が開業したら…」と期待していた住民も、「このまま終わってしまうのでは…」と懸念する人も多いようです。 北斗市発展のために企業を誘致しようとしても、その地に需要があるとの見通しがなければ、企業は進出しないと思います。 北斗市が、この広場に「道の駅」を建設し、北海道の玄関口という特性を生かして全道に呼び掛け、全道の特産品が並ぶ日本一魅力的な店を開くことで、北斗市民はもちろんのこと、買い物に訪れる近隣市町の人がにぎわせることができれば、突破口は開けると思えますが、道の駅の建設について、いかがお考えでしょうか。 2、農林、漁業の6次産業化に関する件でございます。 本市産業の活性化を図るため、農業・漁業・商業・観光分野の連携を図り、課題の解決や新商品の開発、ブランド化の創出を促進することが必要とされています。 「六次産業化・地産地消法」が平成22年12月3日に公布され、農林水産省食料産業局扱いとなっています。これは、地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等を促進するため、農林漁業者及びその組織する団体が主体的に行う取り組みに対して、国が支援を行うことになっています。 そこで、国が推進している6次産業化に対して、本市はどのような取り組みをされてきたのか、また、今後どのような取り組みを考えているのかお伺いいたします。 以上です。 ○議長(池田達雄君) 滝口副市長。 ◎副市長(滝口直人君) -登壇- 高田議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。 1点目の道の駅事業の導入に関する件についてでございますが、道の駅は、母都市を起終点とする道路利用者への休憩機能や、道路及び地域に関する情報発信機能、特産品の販売など地域連携機能を有し、安全で快適な道路交通環境の形成並びに地域の振興に寄与することを目的とした施設で、交流人口の増加やにぎわいの創出につながり、地域の経済活性化に効果的な施設であると認識しております。 しかしながら、圏域の母都市でフェリー航路のある函館市に近い本市のような立地条件では、休憩機能としての役割は小さく、また、情報発信機能、地域連携機能の観点からは、新函館北斗駅前には道の駅的機能を持っている施設として、地域の情報を発信する観光案内所や特産品を販売する観光交流センター、さらにはお弁当や特産品の販売、飲食を提供するテナントが入居している観光交流センター別館を整備しているほか、国道227号及び国道228号の沿線には、道の駅に類似する施設として、新函館農業協同組合が運営する「あぐりへい屋」や、上磯郡漁業協同組合が運営する「北斗フィッシャリー」が開設されており、道の駅を建設することにより、取扱商品やサービスが重複する民間事業者の経営圧迫につながりかねない施設であると考えております。 さらに、道の駅の登録要件の一つとして、道の駅相互の機能分担の観点から、他の道の駅と10キロメートル以上離れていることという条件があり、七飯町で建設中の道の駅から3キロメートル程度の距離にある新函館北斗駅前地区での登録はできないものと認識していることなどから、本市といたしましては、道の駅を建設する考えは持っておりません。 2点目の農林、漁業の6次産業化に関する件についてでございますが、地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等及び地域の農林水産物の利用促進に関する法律、いわゆる「六次産業化・地産地消法」が平成22年12月3日に公布され、6次産業化に関係するものが平成23年3月1日施行されたことに伴い、市といたしましても、地域ぐるみの6次産業化が推進されるよう、国や北海道など関係機関と連携した中で、農林漁業団体を通じての情報提供や相談窓口としての役割を果たしてきたところでございます。その結果、自らの経営判断で新たな事業展開を図ろうとする意欲を持った生産者が、農業部門で個人4戸、3法人、2団体の9事業体、漁業部門で1団体の合計10事業体が6次産業化に取り組み、生産だけではなく、加工品の製造や販売を行っていると伺っております。 また市では、法律が施行される以前から、6次産業化を推進する上で基礎となる生産基盤を確立するための事業も積極的に支援しており、これらも含めた成果が、現在の取り組み事例につながっているものと考えております。 今後も、生産者の経営目的自立や地域資源を活用した新たな付加価値を生み出す6次産業化が促進できるよう、国や北海道が実施している各種支援策や、市が実施している新商品研究開発・普及促進支援事業補助金の活用なども含め、積極的な情報提供に取り組んでまいりたいと考えております。 以上で、高田議員の御質問に対するお答えといたします。 ○議長(池田達雄君) 高田茂君。 ◆6番(高田茂君) 今、副市長の答弁では、道の駅の建設については、いろいろな理由、申し上げていました。建設計画がないように受け止めているわけですけれども、私は、これ再度考えてもらいたいなと思うのです。この北斗市に足を止める人は少ない、本当に。そしてまた、観光交流センターの来客数、28年度にあっては14万6,567人と、こういう実績になっています。 したがって、29年度の市政執行方針では「新幹線を生かしたまちづくり」と、こう市長は言っています。「新幹線が人を呼ぶのではなく、目的地となるその地域の魅力が人を呼ぶのだ」と、こう言っているのです。そしてまた、「新年度はまさに勝負の年でもある」と、こう言っています。また、観光交流センター本館「おが~る」や、別館「ほっくる」を核とした賑わいづくりを展開してまいります」と、強く述べられておりますが、この具体的にどういうことを、新年度「勝負の年」であるという、これの後に、「賑わいの場を展開する」ということです。本年度も、あと残すところ3カ月ちょっとしかないのですが、この辺はいかがでしょうか。 ○議長(池田達雄君) 滝口副市長。 ◎副市長(滝口直人君) 高田議員の御質問にお答え申し上げます。 高田議員、おっしゃるとおりで、これからにぎわいをつくるということで、市長もいろいろ市政執行方針でも申し上げてきました。その中で、先ほど市長の答弁にありましたとおり、道の駅的な機能ということで、市のほうで整備を進めているものが観光交流センターだとかということでございます。これらにつきましても、今後、具体的にそういう施設を活用するに当たっては、それらに今入っている観光協会、あるいは「ほっくる」に入っている皆様方とよく話をしながら、今後進めていくというのが、まず大前提であります。 今後は、集客を進めるためにいろいろなイベントも含めて、当初は市政執行方針の中でも申し上げたとおり、「勝負の年」ということで、今年はなっておりますし、今後もその考えは変わるところはないということが、先ほど市長が答弁した内容のとおりでありますので、今後とも進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 高田茂君。 ◆6番(高田茂君) 市長、最初に申し上げていました、道の駅ですけれども、これはちょっと申し上げておきますけれども、国の機関に登録している箇所が渡島で10カ所、それから檜山で5カ所、全道で121カ所、121番目は七飯町になっています。設置されていない自治体は、北斗市、そしてまたこれから13年後、札幌延伸になっている新幹線、これを見計らって、八雲町、長万部町も検討されているようでございます。 この登録の内容なのですけれども、休憩機能だ、地域連携機能だとか、あるいは情報発信機能。さらにまた、国の支援というのはやはり補助関係の部分が入ります。そんなことで登録する、こういうことで。他の町村がみんなと言えば何だけれども、やっていないところを、今申し上げましたけれども、なぜこういうふうになるのか。相手方を副市長、研究調査足りないのではないですか、その辺どうですか。 ○議長(池田達雄君) 滝口副市長。 ◎副市長(滝口直人君) ただいまの高田議員の御質問にお答えいたします。 まず、北海道で121カ所ということでお伺いしましたけれども、北海道は地域的に広域でございます。したがいまして、先ほど答弁の中で申し上げたとおり、道の駅の登録要件として、そういうことから言うと、距離が離れているということが前提となって許可、あるいは登録ができるということになっています。ということからすると、七飯町ででき上がるのは先を越されてできたわけですけれども、そういうようなことで、登録の要件としては満たないということが、まず一つでございます。 それからもう一つ、補助関係ということからすると、直接的に道の駅に指定されることによって、基本的なソフトの部分、PRだとか宣伝は国土交通省のいろいろな公的なホームページ等でやっていただけることから、全国的に知られることはもちろんであります。ただ、補助関係からすると、一般的な国土交通省の補助につきましては、直接的に道の駅に指定されたから助成ができるということではなくて、そういう事業を進める際に、事業の要件にかなえば、道の駅ではなくても補助は受けられるものでございます。 以上のことから、高田議員おっしゃったような形で、道の駅という名前を登録するということも、それも大事なことかもしれませんけれども、今、市でやっているのは、そういう道の駅的な機能ということで、同じように利用される方の利便性を高めるような形で、今後も取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 高田茂君。 ◆6番(高田茂君) 私、道の駅については、国の機関である開建に聞きました。開建の道路計画課かな、そちらへ行って3名の方に会っていろいろ聞いてみたのです。要するに、今の中では、七飯町が建設予定していると。こういうことがあって、北斗市はどうですかとなると、それはそれなりに考えなくてはならないのではないかと、各町にあるものだから。そこで、開建としては、抑制的な言い方はしていません。したがいまして、北斗市でこれについて相談に来られましたかということを聞いたら、記憶には余りないような話もしていました。2回ぐらい来ておったのかなと。こんなことで終わっているのです。 今日も木古内町が新聞に出ていました。非常に、木古内はにぎわいがある。大して大きい規模のものではないのだけれども。この間、11月に「みそぎの郷きこない、来客100万人」これは29年、去年の28年から、開業日からこの11月23日までで100万人入場者が突破したと、こう言っています。これも、社会資本整備事業等で補助金を受けてやっているところですが、七飯町にしましても、「なないろ・ななえ」と、こういうことで2018年3月23日に開業予定していまして、入場見込み、1年間のあの計画見ますと、90万5,000人見込んでいると。 非常に、新幹線の駅から、北口から2.5キロより離れていないところにできるわけですよね。だから私、何もよそに遠慮することなく、やはりこれは競争ですよ。良くも悪くも戦いですよ、仕事の。だから、せっかく歳出予算で100億円から超えるこの新幹線駅、またはその周辺を開発して、うちのほうで補助はいただいていますけれども、歳出予算では104億円からいっていると思います。そんなことからいって、道南の拠点駅と、よそにサービスはしている、何かうちのほうで何があるのといったら何もないと、こういうようなことになりやしないか、大変心配なのです。私自身が心配しているのではなく、旧大野の町民はかなり心配しています。 それで、一つ聞きたいのですけれども、やはり集客力のある道の駅の設置、登録できないかと、こういうことなのだけれども。副市長は、だめだというような言い方だけれども。乗り遅れもあるし、至近距離もあるしと、こういうことだけれども、私はそうではなく考えてもらいたいと。というのは、一つには農協が経営している東前にスーパーありますよね。私は「あぐりへい屋」、この程度の2号館、あれが1号だとすれば2号館、新幹線駅近所に持ってきたらと、こういうことを市長に、個人的に言ったことがあるのです。だが市長は、余り前向きではなかったのだけれども。私、農協へ行って話してきましょうと。その後、返事あったのです。検討していると、こういうことでの返事だったそうです。それで終わっているのですが。そういうようなことも、場合によってはやはりあそこにあれば補助金も出るしと、市から。そういうようなこともいろいろ計算しながら、よその市場を見ながら、考えるのだろうと思うけれども。これも当てにならない話なのですけれども。こういうことで、一つ当たってもらいたいなと。副市長、今日は市長がいないけれども。 そこで、やはりこういう今のここの交流センター、ここのところにお任せするのではなくして、私はそこを補完するというか、ああいうスーパー、大きいのを持ってくると、相当、人がにぎわうのではないかと、そう思っています。今の東前のだって、皆さんそう言っています。すごい人ですしね。だから、地元の特産物だけではなく、全道の物も置いてやれば、観光交流センターもお金もまた出てくるのではないかなと、こう思うのですけれども。その辺どうですか、建設について。 ○議長(池田達雄君) 滝口副市長。 ◎副市長(滝口直人君) まず、最初の道の駅を建設するというのは、市長の答弁にもございましたとおり、道の駅としてそういう物を整備するという考えは持っていないというのは、先ほど答弁したとおりであります。それにつきましては、開発建設部のほうで抑制的なお話はしていなかったということなのかもしれませんけれども、道の駅に指定する際の要件というのを、先ほどの答弁でも申し上げたとおり、近接に同じような施設があるということについては、指定登録とかというのはできないというような取り扱いをしているということで聞いております。 二つ目の駅前のにぎわいにつきましては、それは道の駅とは全く別の形になるとは思いますけれども、道の駅的な機能ということで、市長の答弁にもありましたとおりであります。今後はいろいろな、既にそういう施設の中に入っていて商売をしている、そういう観光交流センターの中の観光協会、あるいは一般の事業者ともよく話をすることは、もちろん必要だと思ってますし、それから今後は新たにそういう1次産品だとか扱うようなところもあれば、当然、その利用客というのは増えてくると考えますので、今後はそれらについても検討をしてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 高田茂君。 ◆6番(高田茂君) 何回もダブって申し上げるようですけれども、この道の駅、私は一番いいのではないかと。別に補助金って、こう応援しますから。扱っているところは別にしても。特に、うちの駅前はトイレが少ないのです。道の駅はトイレがあるのです、駅は。最低10基以上つくらないとだめだよと。さらに駐車場と。これ、休憩機能というような意味で言っていますね。それから、地域振興のためと、こうなると、いわゆる今のスーパーのようなお店屋、これなのです。 だから、道南杉を使って安くできるわけだから、25年ぐらいもてばいいわけですから、木造ですからね。そんなことでも考えてみる必要があるのではないかなと。今日は市長いないから、お答えできないのかもわからないけれども、ぜひそういうふうなことで御検討をいただいたいなと、こう思っていますけれども、いかがですか。 ○議長(池田達雄君) 滝口副市長。 ◎副市長(滝口直人君) ただいまの御質問なのですけれども、まずトイレのお話というのは、開業時はよく言われまして、その後は交流センターの中にトイレを設置したということもありまして、そういうことから言うと、今のところ、そのトイレが開業当時と同じで、トイレを使いたいんだけどという話は今は聞いていないところであります。 それから、いろいろな施設ということでお話がありましたことは、今後の事業計画にはなりますけれども、いずれにしてもにぎわいを創出できるような形で、施設がいいのか、あるいはイベントがいいのかというのは、今後しっかりと検討していかなければならないと思っております。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 高田茂君。 ◆6番(高田茂君) それでは、道の駅はこの程度にして。 次、6次産業化についてなのですが、答弁によれば、いろいろ農業部門、あるいは法人、団体、漁業部門、合わせて10事業がありますと、こういうことなのです。それなりに、国、道のやっていることは市も直接かどうかはわからないけれども、関与してきていることは事実なのですね。 そこで聞きたいのは、この6次産業化については、これは国の支援がある。補助事業等があるのです。このためには、いわゆる6次化ということで認定申請をして、これを受けなくてはならない。認定を受けたから補助金が出るかといったらそうではなくして、第一にそういう認定を受けると、こういうことですから、農業生産者、漁業の方々、あるいは商工会の皆さん、みんなそういう機関が入って協議されてきたのだろうと思いますけれども。この認定申請で、認定になったこの10の事業、全部認定になったのでしょうか。 ○議長(池田達雄君) 天満農林課長。 ◎農林課長(天満浩之君) 高田議員の御質問にお答えしたいと存じます。 ただいま、議員おっしゃいました総合化事業の認定と。これは、国のほうで事業者の方が申請をして、国が認定をするということになっているのですが、現在、うちのほうで、先ほどの答弁にありましたとおり、10の事業体ということで説明させていただきましたが、そのうち国の認定を受けている箇所というのが2カ所ございます。 ちなみに、全国では2,258件あるということで伺っております。そのうち北海道が129件。渡島が14件と。その14件のうち、北斗市では2件の方が認定を受けているということになってございます。 以上です。 ○議長(池田達雄君) 高田茂君。 ◆6番(高田茂君) それで、これ認定受けると補助金が出るというのだけれども、補助金申請はしないとならないのですが、その辺はどうでしょうか。今、課長言ったのが、うちのほうでは2件だと。それから全道では2,258件と言いましたか、渡島では14件と言いましたね。この補助金、活動交付金、受けたのかどうか。その辺、よろしくお願いします。 ○議長(池田達雄君) 天満農林課長。 ◎農林課長(天満浩之君) お答えしたいと存じます。 ただいまの2件の事業体、ここに関しては、補助金の交付は受けておりません。ただし、1件の方が国の支援ということではなく、北海道の独自の6次化に向けての補助事業が、そちらのほうで申請をして交付を受けているという実態はございます。 以上です。 ○議長(池田達雄君) 高田茂君。 ◆6番(高田茂君) それで、来年といいますか、30年から10年間の第2次北斗市総合計画、基本計画が示されて、今日は決まるのですが。これ、漁業経営の安定化については、6次産業化のこの中に、総合計画の中に、この漁業、6次産業化に載っていないのですけれども、この辺はどうでしょうか。これ、漁業の関係はやらないと、こういうことなのでしょうか。載っていないということはやらないと、私は思うのですけれども。農業は載っているのです。どうですか。 ○議長(池田達雄君) 石坂水産担当課長。 ◎水産商工労働課水産担当課長(石坂弘之君) 高田議員の御質問にお答えしたいと存じます。 今、総合計画において、水産部門のほうで6次産業化というような言葉がというようなことでおっしゃられていたのですが、直接的には、高田議員おっしゃるとおり、6次産業化の推進等の文言は使っておりませんが、主要施策の中にある、「つくり育てる漁業」の推進や水産物の消費と販路の拡大という項目の中で、直営店を中心とした地元水産物のPRや地元ブランド化の推進による生産拡大などの取り組みなどの記述がありまして、これらの趣旨からも、当市で考える6次産業化に向けた取り組みという部分で内容が一致していることから、特に6次産業化というような言葉を使用しておりませんでした。 ですので、中身的には6次産業化に向けた取り組みというような部分を捉えた上での記述になっているというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 高田茂君。 ◆6番(高田茂君) これ、課長、今年度予算の中に一般会計、ここに商工費、商工振興費の新商品研究開発・普及促進事業補助金210万円、これ載っているのだけれども。要するに、今、6次化で進めて、その開発ができたと。国で言う、いわゆる事業化ができたと。また、そこでも交付金、補助金を受けましたと。さらにそれが、ここの商工費で見ている補助金もダブルで受けることができるのかどうか、あるいはこの辺のことは、国の補助事業に対して6次化に、補助事業に対して、さらに市が上積みしてこういうものを考えるのか。こういうふうになるのか、その辺の考え方はどうなのでしょう。 ○議長(池田達雄君) 浜谷経済部長。 ◎経済部長(浜谷浩君) 高田議員の御質問にお答えしたいと思います。 今の6次化に関する国の補助事業と、それから市の新商品開発の研究開発に関する補助事業が同時に受けることができるのかというような御趣旨だと思いますけれども、国の6次化に対する補助事業というのは、おおむねですけれども、機械設備、あるいはそういった設備投資、そういったものに対する補助という意味合いが濃いものでございます。うちの新商品研究開発というのは、あくまでも研究、商品化をするまでの前段階の研究に要する費用の補助ということになりますので、その事業費、対象事業費をうまくすみ分けることによって、一つの流れの中の、前段は市の事業、後半のほうは国の事業というような使い方は可能かなというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 高田茂君。 ◆6番(高田茂君) これは事業、国でやっているのと一緒だって。これ、分離して今やっていることにもなるのだけれども。やはり、これは国でやっていることが、やはり力があるわけだから、やはりそっちに合わせたようなことで、こういうことももう少し皆さんで協議しながら、やはり一体化していかないとならない問題ではないかと、私思います。 国のほうから、それなりのお金をいただいて、国からいただいているから、その商品開発については、こちらでお上げするわけにはいかないと、こういう場合もあるだろうし。ダブルで、いや、ダブルにはならないものの、国からもいただく、市からもいただくと、こういうふうになりませんか。そうなると、ちょっとその辺、もっと深く検討してみる必要があるのではないかと、取り組み自体に、どうですか。 ○議長(池田達雄君) 滝口副市長。 ◎副市長(滝口直人君) 高田議員の御質問にお答えいたします。 今、水産担当課長、そして経済部長からも答弁がありましたけれども、まず6次産業化というのは、これまでも漁組の中では、上磯郡漁業協同組合になる前の、それぞれのはまなすであったり、上磯の漁組だったのですけれども、塩蔵わかめだとか、それからとったものを3枚下ろしにするだとか、いろいろな助成をしてきたわけです。 先程の話のとおりで、6次産業化というのは、これまでも取り組んだとおりと、それからこれからもきちんとやっていきたいと思っております。そのような中で、どういう形で助成をする、例えば漁業協同組合が経営基盤が弱いから、場合によっては上乗せするような補助というのも、私どもの補助の中ではあります。ただその中で、国のほうが、先ほど経済部長が答弁したような形で、ハード的なそういう機械だとかを購入するもの、そういうものというのと、それからそれを売り出すために、そのパッケージだとかいろいろな商品を工夫する、売り出すための工夫ということですけれども、そういうソフトだとかというのを市が行う。 つまり、国の補助の対象にならないようなものについて、それを補完している場合と、それからもう一つは、先ほどお話した道の補助金をもらっても、今の制度上、上乗せしている補助もあります。そういうものをいろいろ使い分けながら、事業の内容によって、漁業協同組合とよく話をした中でもって、地域の漁業を営む方々の事業をさらに促進させるようにしてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 高田茂君。 ◆6番(高田茂君) 副市長、これから相当やるというようなことですが、私はやはりこの事業を進めるのに、農家生産者、それから漁業者、商工会、観光協会、その他、まだこれには国の窓口機関である農政事務所、さらに渡島総合振興局、さらには北斗市の農協、漁業組合等々で構成する、これからの進めとして、協議会等を設置して、そしてやはり一体としてこれを進めていかないと、新商品も活性化させるためには、機関がやはりそれぞれの役目があるのではないかと、私は思うのです。農家生産者だけでやるといっても、なかなか大変なことだ。ですから、ぜひそういうことで。 私、農家のことで話聞いているのだけれども、長ネギを漬け物というのはどうだと、うちに持ってきた人がいる。醤油味で大変、味のいい。これ、「6次化かい」と言ったら、「そうだよ、我々グループなんですよね。」と。市のほうにこういうことについて、いろいろおいでいただくかと思ったけれども、なかなか市長が出席していただけなかったと、こういうこともちょっぴり言っていましたけれども。 またかつては、これは長ネギの青いところを、漬け物は白いところだけれども、長ネギの青いところって捨てるのです。白根が25センチあって、あと10センチぐらい、青いところがついていれば、あと捨てるのです。これを、何とかできないかということで、道南農試はじめ、これからどういう物を開発するのか、ということの中に、いわゆる浴槽の入浴剤といいますか、ネギのにおいというのは余りきつくて、余りいいにおいはしないのだけれども、どう変えるのかわからないけれども、あのぬらみから、そしてまた、においが入浴剤にいいのではないかということで、かつてはこれを研究したことあるのです。そういう過去にもありますので、今、大量に捨てています。だから、これを有効に、その辺も含めて、まずは今後検討してもらいたいなと、こう思っていましたから、どうでしょうか。 ○議長(池田達雄君) 滝口副市長。 ◎副市長(滝口直人君) ただいまの御質問にお答えいたします。 高田議員おっしゃるとおりで、捨てる物だとか、今まで価値のないと思われていた物を活用するということは、非常に大事なことでありますし、それからそういうことが商品になった例も聞いております。そういうようなものも含めて、生産者の方々と、あるいは生産者をまとめる団体の方々のお話をよく聞いた中でもって、商品、6次産業化の商品になるまでは、すごく時間と、それから難しい問題というのがあると思いますけれども、皆さんからよくお話を聞いた中でもって、それを一つ一つクリアして、できる限りそういう価値のあるもの、地元で思っていなくても全国の方々から見れば価値があるというような物ができれば、それが6次産業化の一つになると思いますので、そういうことも含めて生産者、あるいは団体の声をこれからもしっかりと聞いてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 暫時休憩いたします。 再開は、11時25分頃といたします。   (午前11時11分 休憩) ──────────────────   (午前11時26分 開議) ○議長(池田達雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 7番工藤秀子君。 ◆7番(工藤秀子君) -登壇- それでは、通告にしたがいまして、大きく1点、中二つほど、質問をさせていただきます。 1、誰もが幸せで輝くまちづくりに関する件でございます。 (1)として、北斗市の子育て支援策の中で、乳幼児の一時預かりや子育て講座の開設など、南渡島ファミリーサポートセンターとの連携があります。 そこで、お尋ねいたします。過去3年間の南渡島ファミリーサポートセンターの活動内容及び利用者数、登録人数等をお知らせください。 (2)です。毎年、青少年の育成大会が行われています。青少年が広い視野と柔軟な発想を持って論理的に物事を考え、自分の主張を正しく伝える力を身につけさせるため、青少年の主張大会の開催は続けてほしいと思います。 そこで、お尋ねいたします。子供たちの主張をもっと多くの人に知ってもらい、どう生かしていくかが重要かと思いますが、市としての、今後のお考えをお聞かせください。 よろしくお願いいたします。 ○議長(池田達雄君) 滝口副市長。 ◎副市長(滝口直人君) -登壇- 工藤議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。 誰もが幸せで輝くまちづくりに関する件の一つ目、南渡島ファミリーサポートセンターについてでございますが、南渡島ファミリーサポートセンターは、北斗市と七飯町が合同で運営委託しており、保護者が仕事と育児を両立し、安心して働くことができるような環境づくりをするため、育児の援助を行う提供会員と育児の援助を受けたい依頼会員からなる会員制の組織で、地域の人が子育て家庭を支援していく仕組みとなっております。 活動内容としては、託児や送迎など、提供会員と依頼会員との相互援助活動の調整のほか、提供会員になるための養成講座や、提供会員となった方への講習会の実施、提供会員と依頼会員の交流会や会員以外の方も参加できる託児体験などを開催しております。 過去3年間の利用者数ですが、相互援助活動の利用会員数は、平成26年度が1,668人、平成27年度が2,190人、平成28年度が2,036人。提供会員になるための養成講座の受講者数は、平成26年度が20人、平成27年度が20人、平成28年度が12人。提供会員となった方への講習会の受講者数は、平成26年度が47人、平成27年度が66人、平成28年度が23人。提供会員と依頼会員の交流会の参加者数は、平成26年度が179人、平成27年度が143人、平成28年度が125人。会員以外の方も参加できる託児体験の参加者数は、平成26年度が68人、平成27年度が71人、平成28年度が61人となっております。 また、登録会員数は、提供会員と依頼会員合わせて、平成26年度が766人、平成27年度が795人、平成28年度が795人となっております。 二つ目の青少年育成大会についてでございますが、青少年育成大会は、工藤議員がおっしゃるとおり、青少年が広い視野と柔軟な発想を持って論理的に物事を考え、自分の主張を正しく伝える力を身につけさせることで、青少年の健全育成を図ることを目的に実施しております。 今年度は、10月14日に開催いたしましたが、市内小・中学校及び高校の児童・生徒10名が登壇し、「まちを元気に、これから私たちができること~次の10年に向かって~」をテーマに主張を行い、傍聴には各学校の児童・生徒、各団体、一般参加者を合わせ960名もの方に来場いただきました。 子供たちの主張の内容は様々ですが、大人にはない視点、感性で、未来に向けての夢、希望を語り、それを実現するために自分自身がどう行動を起こすかなどを発表してくれており、その内容は、毎年、感銘を受けるものとなっております。 この青少年育成大会の発表内容を広く市民等に知っていただくため、市ではホームページに掲載してお知らせしておりますし、各学校や参加団体にも、主張をまとめた大会録を届けており、要望があれば市民課などの窓口においてお渡しもしております。 青少年育成大会は、子供たちが大勢の聴衆の前で自分の主張を述べる貴重な機会であり、発表する子供の大きな自信になるとともに、傍聴している子供たちは、その緊張感を共有することで、新たな自己啓発につながるものと考えております。 また、一般参加者におきましては、その主張を聞いたり知ることにより、新たな視点、発想につながる可能性があるわけですから、次代の担い手となる青少年の声に耳を傾けるよい機会として、今後も継続して開催してまいりたいと考えております。 以上で、工藤議員の御質問に対するお答えといたします。 ○議長(池田達雄君) 工藤秀子君。 ◆7番(工藤秀子君) 南渡島ファミリーサポートセンターの件ですが、質問のほうでも述べたように、乳幼児の一時預かりや子育て講座の開催とか質問したのですが、連携をしているということで、この乳幼児の一時預かりという、どういう、登録者数、お互いに登録している人同士がそこで意気投合してというのですか、何かお互いに利用する角度から、いろいろなことがあって利用できると思うのですが、その辺の、利用している今の現状、どういう感じで。例えば、保育所に迎えに行けなくて行っているとか。そういう、もしわかりましたら、その辺お知らせください。 ○議長(池田達雄君) 松本子ども・子育て支援課長。 ◎子ども・子育て支援課長(松本教恵君) 工藤議員の御質問にお答えしたいと思います。 南渡島ファミリーサポートセンターの乳幼児の一時預かりという部分なのですけれども、依頼理由とかという部分がございまして、例えば保育施設までの送迎、学校の放課後、それから放課後児童クラブの終了後ということで、御家族の方の仕事が延長していたとか、そのような理由で保育園までお迎えに行けないだとか、あと児童クラブの後、ちょっと見ていただきたいとかということの一時預かりになっております。 ○議長(池田達雄君) 工藤秀子君。 ◆7番(工藤秀子君) 私、ちょっと勘違いしていました。乳幼児とあるものですから、児童クラブのほうもできないのかなという思いで今質問したのですが、それもできるのですね。乳幼児ではなくて、学童保育の後の一時預かりもしているんだなということを思いました。 それで前の、第2次総合計画のときに、たしか課長、待機児童はゼロ、国の基準から言うとゼロですけれども、本来なら34人、たしか待機児童がいて、長い期間なら半年待たないとだめだということもおっしゃっていました。そして、定員割れの保育所はないけれども、当別が1カ所、定員割れがあるというお話をしていました。 それで、考えたのですが、この南渡島ファミリーサポートセンターの状況を知らない人も多いのではないかと。私の周りには、結構知らない方がいて、「そんなこともやっているんですか。」ということを言われました。ですから、お話をしたのですが。もちろん、当別まではかなり遠いですから、その辺はどうかわかりませんけれども、そういうPRが少し足りなかったのかなという思いと、この利用者数は、北斗市だけではないのですよね。七飯町も合わさっての人数ですか、それともこれは、北斗市だけの人数でしょうか、その辺。 ○議長(池田達雄君) 松本子ども・子育て支援課長。 ◎子ども・子育て支援課長(松本教恵君) この利用人数なのですけれども、これは北斗市だけではなくて、七飯町も一緒に集めた人数になっています。 ○議長(池田達雄君) 工藤秀子君。 ◆7番(工藤秀子君) そうしますと、この人数は、七飯町は何人とか北斗市は何人ということは、細かくはわからないということになりますか。もしそうでしたら、その待機児童とかいないはずのところがあるということになれば、こういうのも利用して、お母さんに少しでも働ける環境をつくったらいいのかなという思いで質問していますので、もしわかりましたら、七飯町と北斗市と、別々にわかればいいのですが。 ○議長(池田達雄君) 松本子ども・子育て支援課長。 ◎子ども・子育て支援課長(松本教恵君) では、お答えいたします。 26年度は、利用者数が1,668名だったのですけれども、北斗市は1,309名、七飯町が359名になります。それから27年度が、利用者数が2,190名になっておりますが、北斗市は1,826名、七飯町が364名。それから28年度なのですけれども、北斗市が1,793名、七飯町が243名になっております。 ○議長(池田達雄君) 工藤秀子君。 ◆7番(工藤秀子君) 結構、北斗市のほうが多く利用しているのだなというのがわかりました。それで、市のほうでは、たしか400万円の補助金を出していると思うのですが、七飯町ではどのぐらい、これ何か規定か何かあって分けているのかどうか。その辺もちょっと、もしわかりましたら。 ○議長(池田達雄君) 松本子ども・子育て支援課長。 ◎子ども・子育て支援課長(松本教恵君) 南渡島ファミリーサポートセンター運営事業ということで、この補助金のほうは、全部で400万円ということで、市の負担は133万4,000円なのですけれども、七飯町と北斗市で人口割と利用割で運営事業のほうの資金のほう、予算のほうを計上しております。 ○議長(池田達雄君) 田村民生部長。 ◎民生部長(田村宏美君) 今の、松本課長の補足させていただきたいと思います。 南渡島ファミリーサポートセンターの運営事業費は、これ国の補助金で運営しております。補助対象経費として400万円、この金額を社会福祉協議会のほうへ委託金として支出しております。そのうち、国、道からそれぞれ3分の1の補助を受けまして、国、道が133万3,000円が補助金として、それぞれ入っております。その残りが133万4,000円ということになっております。 以上です。 ○議長(池田達雄君) 工藤秀子君。 ◆7番(工藤秀子君) ありがとうございます。 国の補助とかがあるのだなというのを、今、初めてわからせていただきました。勉強不足でした。ごめんなさい。 それで、学童に行っている子供たちも利用できるということになれば、たしか前に、8時からの開設にしてほしいという同僚議員からのお話もありましたけれども、その辺も、では8時から、その30分とかそういうのも、こういうセンターの利用というのは可能になりますか。どうでしょう。 ○議長(池田達雄君) 松本子ども・子育て支援課長。 ◎子ども・子育て支援課長(松本教恵君) 利用時間は、9時からになっておりまして、その8時からという時間には、ちょっと間に合わないのではないかというふうに考えております。 ○議長(池田達雄君) 工藤秀子君。 ◆7番(工藤秀子君) 規則とかあって、そういうふうにできないのかなという思いと、今、働き方もいろいろな種類ができていますので、その辺ももう少し、決まりがあるなら決まりを変えるなり何かするなりして、サービスをもっと充実させたほうがいいのではないかなという、すぐにはどうのこうのできるわけではないのでしょうが、提言といいますか、そういうふうにしてほしいなと思います。働くお母さんもたくさんいますので、働いているお母さんたちもいますので、そういう方向になれば、いろいろなことを利用してできるほうがいいのではないかなと思います。 ですから、もう少しこのサポートセンターの利用、PRというのも、もう少ししてもいいのかなと。知らない人もいたということで、利用している方は本当にきっと重宝して利用していると思うのですが、その中で、そういう声とかどうですか、聞こえますかね。助かっているような話とか、そういうのもひょっとしたら、広報誌とかにも載せてもいいと思うのです。いかがですか。 ○議長(池田達雄君) 田村民生部長。 ◎民生部長(田村宏美君) ファミリーサポートセンターの時間の関係だったのですけれども。 先ほど、松本課長のほうが9時と言っていたのですけれども、平日8時から18時まで、午後6時までというのが、提供会員と依頼会員の話の中での運営時間となっております。先ほど言いました、学校が始まる前のというのも、実際にやっている方が朝迎えに行ったとかというのは、実際としてあります。 また、利用者の声ということなのですけれども、例えば近くに両親とかいない方、その方々は何かあったときにちょっと頼めるということで、大変助かっているという声は聞いております。 あともう一つ、PRの関係なのですけれども、RRについては、北斗市のホームページとか、各種施設、学校関係だとか、幼稚園、保育園、こちらのほうにはポスターの掲示お願いしております。また、例年4月に各小学校、幼稚園、あと放課後児童クラブ、子育て意支援センターなどにチラシを配布して、提供会員の養成講座や、この提供会員の募集などを行っているような状況です。 以上です。 ○議長(池田達雄君) 工藤秀子君。 ◆7番(工藤秀子君) わかりました。大いにPRして、どしどし利用してもらって、サービスも本当に充実させてほしいなと思います。 それと、提供会員の講習会というのですか、それは1回受ければいいものか、毎年受けなければならないのか。何年間にどうのというの、そういう決まりはあるのかどうか、この辺もお知らせください。 ○議長(池田達雄君) 松本子ども・子育て支援課長。 ◎子ども・子育て支援課長(松本教恵君) 養成講座のほうの講習会なのですけれども、できるだけ毎年受けていただきたいということで、皆さんに周知していると思います。 ○議長(池田達雄君) 工藤秀子君。 ◆7番(工藤秀子君) わかりました。それで、提供会員の年齢制限とかってあるのですか、男女別とかそういうのはどうですか。ありませんか、ありますか。
    ○議長(池田達雄君) 田村民生部長。 ◎民生部長(田村宏美君) 工藤議員の御質問にお答えします。 提供会員の年齢制限とかはございません。男女別についても、実際登録されている方で男性が、男女別というのを聞いたことはないのですけれども、男性はいなかったような気がいたします。 それと、先ほどの講習会のほうなのですけれども、これも実は国の補助要綱、実施要綱んほうに、カリキュラムの参考内容がありまして、トータル24時間受けるような形になっております。実績といたしまして、例えば平成28年度で言いますと、養成講座としては13回開催しているような状況です。平成27年度では14回。先ほど、20人とか12人とかという人数については、これらを受講した人数ということになっております。 以上です。 ○議長(池田達雄君) 工藤秀子君。 ◆7番(工藤秀子君) 暇のある人は、ぜひ受講して、そういう会員になってほしいなと思いますと同時に、これ金銭のやりとりがあると思うのですが、利用料というのですか、その辺はどうですか。 ○議長(池田達雄君) 松本子ども・子育て支援課長。 ◎子ども・子育て支援課長(松本教恵君) 利用料は平日は1時間500円というふうになっております。以降30分ごとに250円。御兄弟のいる方は、二人目から半額ということになっております。あと、平日以外は1時間600円ということで、以降30分ごとに300円ということで、これも兄弟のいる方は、二人目から半額ということになっております。 ○議長(池田達雄君) 工藤秀子君。 ◆7番(工藤秀子君) これは、利用して支払うほうですよね。いただくほうも同じということでいいのですか。そのサポートを利用して、子供を預けて、お手伝いする側もいただきますよね、多分。ボランティアではないですよね、ボランティアですか。 ○議長(池田達雄君) 田村民生部長。 ◎民生部長(田村宏美君) 御質問にお答えします。 これの提供会員、こちらの方は、基本的には有償ボランティアという形です。ですので、先ほどの500円の料金のやりとりは、提供会員と依頼会員の間のやりとりになります。これの料金については、会則のほうで決まっておりまして、それぞれ会員相互の補助関係ということなものですから、これに報酬のような形での支払いというのはありません。 以上です。 ○議長(池田達雄君) 工藤秀子君。 ◆7番(工藤秀子君) わかりました。それでは、それは利用したほうとされるほうとのやりとりだと考えればよろしいですね。そうしたら、間に入る方というのですか、職員というのですか、その方もいると思うのですが、そういう人たちがいると思うのですが、何人ぐらいいるのですかね、どうでしょう。 ○議長(池田達雄君) 田村民生部長。 ◎民生部長(田村宏美君) ファミリーサポートセンターには、アドバイザーという方、これが3名いらっしゃいます。このアドバイザーが相互援助活動の調整役を担っているような形になります。実際に利用したいという方がファミリーサポートセンターに電話して、あした6時から子供を預けたいんだけれどもというような形でやっていただくと、このアドバイザーが提供会員の方、こちらのほう、近くの方を探して、こういう依頼あるのですけれども、受けていただけますかというような形での活動の内容となっております。 以上です。 ○議長(池田達雄君) 工藤秀子君。 ◆7番(工藤秀子君) わかりました。PRもそれなりにされているということで、知らなかった人たちというのは、きっとそれを見ていなかったのかなと、そういう思いをします。 でもやはり、働くお母さんが多くなっている中で、働き方もいろいろありますので、そんな中で、そういうこともよくお話してPRしてほしいなと思います。いろいろなところに掲示はされているようですので、きっと知っている方はたくさんいるのかなと思いながら、自分の周りはその方がいなかったので、ちょっと残念だったなと思う気持ちですので、本当にそれが利用できて、お仕事もうまくいければ、女性の職場環境もよくなるのではないかなと思いますので、またぜひそれもやってほしいなと思います。それは終わります。 次、青少年の育成大会の件ですが、12月号の広報ほくとに出ていました。平成29年10月14日に開催された青少年育成大会云々で、「この大会録については、市内の図書館に設置しておりますが、事務局保管分がございますので、配付を希望される方は事務局まで。ホームページにも掲載されています」ということが出ていました。これ、第1回目からやっていましたか、こういうの。ちょっと記憶になかったのですが、いかがですか。 ○議長(池田達雄君) 今村市民課長。 ◎市民課長(今村尚德君) 工藤議員の御質問にお答えします。 以前からはやっておりませんでした。広く周知をしたいということで、今回からこういう形で掲載させていただきました。 以上です。 ○議長(池田達雄君) 工藤秀子君。 ◆7番(工藤秀子君) ぜひ、知らない方も見てほしいなと思います。行って感動しましたので。それと、多分、招待状とかたくさん出していると思うのです。その招待を出された枚数というのですか、どういう部類というのですか、町内会、老人クラブとかに出していると思うのですが、どういう方面に出しているか。それはわかりますか。 ○議長(池田達雄君) 今村市民課長。 ◎市民課長(今村尚德君) 各学校、PTA、幼稚園、保育園、町内会、老人クラブ、保護司会、更正保護女性会、議会、それから民生委員とかもろもろ、子供が関わるような形の団体に。全部合計しますと、今年に関しては416名ということになりますけれども、案内をお出ししております。 ○議長(池田達雄君) 工藤秀子君。 ◆7番(工藤秀子君) わかりました。416名出して、幾ら来たかは不明だと思うのですが。今回は、子供たちの土曜授業ということで、ほとんどの学校の子供たちが、4年生以上ですか、多いところはそういうふうにして来ていたと思うのですが、その発表はとてもすばらしかったです。 そして、二、三年前かな、上磯高校の生徒の発表が、たしか北斗市のホッキを使った何か商品を開発して、それを札幌市で売ったような話をした発表だったと思うのです。それが、もうその場で立ち消えになっていますので、子供たち、すごいいろいろないい意見を出しています。聞いていればわかると思うのですが。 だから、そういう意見を、ただ子供たちが発表して、子供たちの未来につなげるということはわかるのですが、その中のそういう意見を何とか取り入れたり、それを生かせること、そういう事業というのはできないものかなと思いますが、どうですかね。どちらに、教育長なのか副市長なのか。その辺、すごい大変すばらしい意見がたくさん出ていたのですが、ただそれを本当に子供たちの発表だけで終わらせるのはとてももったいないと思いますが、その辺はどうでしょうか。 ○議長(池田達雄君) 滝口副市長。 ◎副市長(滝口直人君) 今、工藤議員のお話にもありましたとおり、この大会自体は、地域、あるいは大人だとかいろいろな方が聞いて、子供たちが未来の北斗市をつくるというようなことも発言されているということを聞いております。 今、議員おっしゃったような、いろいろなアイディアというのは、もちろんその実現まで時間は掛かるにしても、今までは聞いていなかったのかもしれませんけれども、子供たちが発表した内容をもっと丁寧に聞くことで、それが事業につながっていったり、あるいは市の事業として使える、検討という意味ですけれども、できるものであれば、そういうことも取り入れることがまた励みになると思います。 これから、今まではなかったのかもしれませんけれども、その発表した子供たちの発表内容を改めて聞いたり、それからそれをどう生かしていくかというのも、庁内で検討してまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 工藤秀子君。 ◆7番(工藤秀子君) ぜひ、そういうことも考えて、一つの事業をするのにも、それで終わりではなくて、それから何かつなげるものがあれば、絶対いい方向に行くと思うので。 それと、確かに子供たちは一生懸命発表していますので、案内をもらった方は、何が何でも行こうということではないのですが、事情の許す限りみんなで聞いてほしいなと、私は思います。毎年行っていますが、本当にすばらしい発表ばかりで、何かすごく感動させられますので、ぜひ時間のある方は、議員の人たちでも来ている人は来ているのですが、ほとんど来ていない人が多いです。 ですから、そういうことではなくて、子供たちの意見を聞く機会って余りないと思うのです。ですから、そういうこともぜひみんなでやって、足並みをそろえて、議会のほうでも、本当にそれからどうすべきかということもしっかり考えてほしいと思います。それも、きっと議会活動につながるのではないかなと思います。これは、返事してもらうことはできませんけれども。ですから、普通の日ではなくて、たしか土曜日とかそういうときにありますので、市の職員の方もぜひ聞いて、何か得るものが絶対あると思うので、子供の話だということと思わないでやってほしいなと思います。 それと今、今村課長が答えていましたので、教育委員会とかと、これどういう連携になっているのかなと、ちょっと思ったのですが、その辺はいかがですか。学校が半分ぐらい出ていますが、その辺は教育委員会で何か連携してやっていると思うのですが、その辺はいかがですか。 ○議長(池田達雄君) 今村市民課長。 ◎市民課長(今村尚德君) お答えいたします。 この青少年育成大会、これの大本は北斗市青少年問題協議会というのがございまして、ここは市と教育委員会、関係する学校等も全部関わりながら活動していますけれども、その中で、この青少年育成大会をどのようにやっていこうかということを打ち合わせしています。すなわち、これをやるということは、イコール教育委員会サイドと連携しながら行われているということになります。 以上です。 ○議長(池田達雄君) 永田教育長。 ◎教育長(永田裕君) 工藤議員の御意見に対してお答えしたいと思います。 当初は、学校のほうでは発表者だけの参加ということだったのですけれども、今ほど、議員おっしゃるとおり、大変子供たちの発表がすばらしいものですから、ぜひ子供たちにも聞かせたいということで、学校バスを利用したり、それから市民課のほうからバスの手配をしていただきながら、発表する学校の子供たちを、例えば土曜授業を使っての参加をするようにということで、校長会との連携を図っております。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 工藤秀子君。 ◆7番(工藤秀子君) これ、質問ではなくて、ぜひこれもいいことなので続けてほしいなと思います。終わります。 ○議長(池田達雄君) 昼食のため、暫時休憩いたします。 再開は、午後1時頃といたします。   (午前11時57分 休憩) ──────────────────   (午後 0時59分 開議) ○議長(池田達雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 9番花巻徹君。 ◆9番(花巻徹君) -登壇- それでは、1点について一般質問をいたします。 1、新函館北斗駅への道路に関する件でございます。 北海道新幹線新函館北斗駅が開業して1年8カ月が経過しました。開業後1年間の新幹線の利用客数には及ばないと思いますが、2年目も開業前の予想利用客数よりは多いのかなと思っております。 一方、駅前の商業用地の進出業者はホテルが1社、レンタカー事業者が8社、飲食関係の事業者が2社であり、建設が決定しているホテル1社を入れても、まだまだ空き地が目立ちます。 市役所の企業誘致に関係する担当者の努力は評価しますが、成果が出ていないので残念でなりません。私の個人的な考えですが、新幹線の利用客に対して営業できる業種は、現在進出している業種程度かなと思います。物販の事業者を誘致するためには、近くの定住人口を増やすことと、道路のさらなる充実をすることも必要かなと思います。 そこで、次の点について伺います。 (1)西側からの駅前につながる市渡第40号線と市渡第12号線が交わる直角のカーブの解消。これは、乗用車の対面交通でも支障を来たしています。 (2)駅前の東西に通ずる市渡第37号線をそのまま市渡第40号線まで直線でつなぐ新設道路をつくる考えはどうでしょうか。 (3)道道新函館北斗停車場線の入り口の拡幅と水銀灯不足の解消。 (4)これは、数だけ知らせていただければと思います。新幹線の利用客の状況を28年度と29年度でお知らせをいただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 花巻徹議員、ただいまの通告書の質問の中で、市渡第45号線というような通告になっていましたが、40号線というふうにお話されていましたけれども、これは45号線でよろしいのでしょうか。(「45号線」と呼ぶ者あり) 45号線でよろしいですか。はい。 滝口副市長。 ◎副市長(滝口直人君) -登壇- 花巻議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。 新函館北斗駅への道路に関する件の一つ目、西側からの駅前につながる市渡第45号線と市渡第12号線が交わる直角カーブの解消についてでございますが、この交差部に関しましては、区画整理事業に併せ、平成23年に市渡第12号線の道路幅を東側に拡幅したもので、一般自動車が対面で交差して曲がれるよう、道路構造令の基準により整備しております。 しかしながら、現在この道路に関しては、町内会からも路線バスと一般自動車がスムーズに交差できるよう、交差点改良の要望があることから、市では緩やかなカーブの交差点改良に向けて、関係する地権者に聞き取りを行ったところでございますが、現時点では、地権者から事業に対しての御理解を得ることが難しい状況となっており、今後も交差点改良に向けて、引き続き交渉してまいりたいと考えております。 二つ目の駅前の東西に通じる市渡第37号線をそのまま市渡第45号線まで直線でつなぐ新設道路の件についてでございますが、この区間は、面積約5.4ヘクタールの空閑静であり、民間による宅地造成を促すため、広く開発業者に声を掛けている地域でもございます。 現在まで、数件具体的な宅地造成の構想が提示され、その中には、市渡第37号線をそのまま市渡第45号線までつなぐ幹線道路と位置づけたものもあり、市といたしましても、宅地造成においては必要な路線を考えております。 しかしながら、市が多額の事業費を掛けて市道を新設したとしても、新設した市道沿線の宅地開発のみが進む可能性が高く、その他の土地が宅地開発から取り残されることが想定されるため、地域全体の宅地造成構想をもとに宅地造成されることが望ましく、引き続き開発業者を募っていかなければならないと考えております。 なお、地域を一体として開発される場合には、当然、市といたしましても、この道路が幹線道路として必要なことから、開発業者には、できる範囲で協力してまいりたいと考えております。 三つ目の道道新函館北斗停車場線の入り口の拡幅と水銀灯不足の解消についてでございますが、まず入り口の拡幅については、平成28年第1回定例会における新関議員、平成29年第1回定例会における藤田議員の一般質問に対する答弁でも申し上げておりますが、道路管理者である函館建設管理部によりますと、この交差点は、道路構造令の基準に基づき、全長12メートル、幅2.5メートルの貨物自動車や大型バスが安全、かつ円滑に走行できる幅員で設計されており、さらに警察との協議を行い、問題点などは指摘されていないとのことでございまして、改めて確認もいたしましたが、現時点では拡幅する考えはないとの回答でございました。 市の見解といたしましても、道路管理者である北海道が基準に基づき設置した道路であり、北海道と同様に、現時点での拡幅は必要ないものと考えております。 次に、水銀灯不足の解消についてでございますが、現在、道道新函館北斗停車場線には、国道入り口から約350メートル先のカーブ部分にある5灯、土地区画整理区域内の交差点部にある10灯の計15灯の道路局部照明と、土地区画整理区域内にある市が設置した歩道照明16灯が設置されております。 市では、道道新函館北斗停車場線の整備に対し、新函館北斗駅までの重要な路線で、通行量も相当数見込まれることから、道路照明の要望をしてまいりましたが、北海道の道路照明設置基準において、車道部の照明は道路交差点やカーブ部分に設置することになっており、直線部分の照明は認められず、現在に至っております。また、歩道照明についても要望してまいりましたが、設置基準に該当せず、設置されておりません。 しかしながら、駅前地区には、レストラン、カフェ、観光交流センター別館の飲食店などの出店や道営住宅の建築により、道道新函館北斗停車場線の歩道が生活・通学と利用頻度が高くなってくることから、市として歩道照明灯の設置について検討しているところでございます。 四つ目の新幹線利用客の状況についてでございますが、JR北海道の公表数字で申し上げますと、平成28年度では、開業より1年間の1日当たりの平均利用客が約6,300人であり、1年間で約229万2,000人、乗車率32%の利用状況であったと伺っております。また、平成29年度では、4月1日から9月30日までの半年間で、1日当たりの平均利用客が約6,000人であり、半年間で約110万5,000人、乗車率31%の利用があり、前年同期と比べますと約23%の減少であったと伺っております。 以上で、花巻議員の御質問に対するお答えといたします。 ○議長(池田達雄君) 花巻徹君。 ◆9番(花巻徹君) お答えをいただきました。ありがとうございます。 実は、この質問を組み立てるに当たり、企業誘致の状況、今、通告書にも記載してあるとおり、余り空き地が目立って芳しくない。それで、何とかできないだろうかと、我々もいろいろ心配しているのだけれどもということで、これを解消するために、一つの方法として、宅地開発が必要なのではないだろうかと、定住人口を増やすという目的で。それと、道路がちょっと余りか芳しくないなという思いがあり、この二つを解決することによって、何らかの企業誘致の弾みにつながるのではないだろうかなというふうに思って質問させていただきました。 企業誘致に関しては、担当課が一生懸命努力しているということは、私たちは思っています。思っていますけれども、結果としてつながってきていないというのは現実の話でございますから、まず企業を誘致するに当たって、それぞれ各所にお願いに歩いていると思うのです。その辺の相手方の反応というのを、まず聞いてみたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(池田達雄君) 小林水産商工労働課長。 ◎水産商工労働課長(小林博郁君) 花巻議員の御質問にお答え申し上げたいと思います。 企業誘致を進めている中で、相手方の反応ということでございますけれども、これまで出展フォーラムですとか、問い合わせのあった企業等に対して訪問している中で、実際に道路の関係につきまして、何か言われたということは、今現在ない状況でございます。と申しますのは、駅前地区に興味は持っているけれども、具体的な計画を持っていないという中で、定住人口だとかということも話題には上りますけれども、それが支障になっているとか、そういった答えは、現在ではそこまで話をされている企業というのはない状況でございます。 ○議長(池田達雄君) 花巻徹君。 ◆9番(花巻徹君) あたった事業所はそういう反応だということなのですが、ここに企業誘致されれば、当然、商売ということを考えます。物を買う人がいるから物を売る人が出てくると、こういうことになるわけですから、それの支障に、道路も別段差し障りないよという反応だということなのですが、それはいかがかなというふうに、私たちは思っています。私、近くに住んでいますから、しょっちゅうこの道路を利用しながら、状況を見学というか、見に歩いているのですが、これではいかんかなというところを今、三つほど質問しましたが、その中にそういった関係の話が出てきます。我々感じている部分で。 ですから、長くそこに企業を立地して動くようになると、定住人口が少なかったら、道路を整備して入ってきやすい環境をつくるというのが筋ではなかろうかなというふうには思うのです。ですから、道路なんかはどうなんだという話につながっていくのです。 本題に掲げた部分の質問をしますが、市渡第45号線と市渡第12号線が交わる直角のカーブの部分。これは、制度上問題がないのだと、基準に合っていて問題にはならないんだと。こういう話で、改良する余地はないと、こういう答えだったと思うのですが。 実際に、大型バスと乗用車がすれ違うときに、これ路線バスの通行区域なのです。ここをかわすときに、大変な苦労しています。実際に、接触事故も起きているのです。ですから、角地の地権者と、もしできればということも含めて、対応をとっているというふうな答えだったのですが。地権者も私知っています。公的な立場にあった方の子孫が持っているのだと思うのです。ですから、こういった公の話で、どうでしょうかと言えば、聞いてくれそうな気がいたします。要は、そういう積極的な姿勢で臨むか臨まないかという話になるんだというふうに思います。その辺は、地権者の関係も含めて、いろいろやっていくんだということなのですが、その辺の状況はいかがなものですか。 実際に、この土地、今、新幹線が札幌まで延伸する間、ずっと仕事をする会社が借地していると思います。看板出ています。ですから、借地しているけれども何も使っていないというのが現状ですから、その方と協議、相談すれば、ものになるような気がするけれども、いかがでしょうか。 ○議長(池田達雄君) 滝口副市長。 ◎副市長(滝口直人君) ただいまの御質問にお答えいたします。 まず、前段のほうの、先ほど水産商工労働課長が答えましたけれども、もちろんその道路の話ということで答えましたが、市長の答弁にもありましたように、宅地開発は必要だという考え方を持っています。その中で、一体とした中で宅地開発をすることによって、その区域内の道路も整備されるということも考えられますので、第一にその宅地開発を進めていきたいという考え方で、いろいろなお話も伺っております。 そういう宅地開発を進めた際には、必ず道路については、都市計画法の中の帰属というのもありますので、そういうことも含めて、その宅地開発が皆様方にとって利用しやすくなるような形で、道路の協議を進めたいというのが考え方でございます。 それから、二つ目の交渉についてでありますけれども、市長の答弁で申し上げたとおり、実際に地権者の方とはお話はしております。その中で、花巻議員おっしゃったような形で、こういうのに取り上げられているということは申し上げていないようですけれども、実際のところは地権者の協力を、答弁でも申し上げたとおり、交渉を続けていきたいという考え方でございます。その交渉の経過等につきましては、建設部長が答弁しますので、基本的な考え方はそういうことでございます。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 梅田建設部長。。 ◎建設部長(梅田一生君) それでは、私のほうから土地所有者との経過について、御説明させていただきます。 町内会のほうから、議員おっしゃいましたとおり、路線バスの曲がりの部分で曲がりづらいというようなことも、町内会要望がございまして、所有者のほうに、町内会のほうからも今こういう「交通安全の問題で、もう少しカーブを緩やかにできないか。」ということがあるので、市としてもちょっと広げたいと。それで、所有者の、角地というのですが、「その隅切りために三角の部分をちょっと市のほうに、道路つくるので協力いただけないだろうか。」というようなお話をさせていただきました。 所有者のほうからは、限られた土地の面積なので、路線バスが曲がるようにすると、かなりの角地を必要となるような形になるのです。「試算すると、大体5メーターぐらいの長さで、三角形の部分が必要とされるような区域になるものですから、大体そのぐらいの土地を協力できないか。」というお話をさせていただきましたけれども、「ちょっと土地自体がもともと余り広くないので、その5メーターの幅を南北と東西にとられるのは、ちょっと厳しい。」というようなお話を受けていたところなのですけれども。 議会等でというお話はされてはいませんので、先ほど副市長もお話しましたとおり、再度、どういう要件であれば所有者のほうが御理解いただけるのか、1回しかまだ行っておりませんので、再度、いろいろと、市としても緩やかなカーブというのは必要だというような形で考えてございますので、引き続き地権者のほうには、道路事情、地域の事情を御説明した中で、協力を得たいというように考えてございます。 以上です。 ○議長(池田達雄君) 花巻徹君。 ◆9番(花巻徹君) 努力するというのだから、それ以上のこと言っても、どうにもならないのかもわからないけれども。あれ、90度のカーブではないのです、もっときついカーブになっているのです。だから、もとの市渡第30号線だったかな、あそこと交わるところから入っていって、あそこを曲がるときにかなり苦労する、我々の車でも苦労しています。冬場になると、余計大変。 そういったことも含めて、これは基準を満たしているから大丈夫なんだということではなくて、しっかり基準を満たしているから大丈夫だったのなら事故は起きない話。事故はどこでも、いろいろな事故が起きています。だから、かなり減速していっても窮屈な状況になっているので、これは何とかしていただきたい。 これは、もう町内会要望が出てるということですが、町内会も実際にそこを走ってみて感じた話なのでしょう。これは、地域の皆さん方がいろいろ心配しているんだということを御理解の上、行動を取っていただきたいと思います。どうですか。 ○議長(池田達雄君) 滝口副市長。 ◎副市長(滝口直人君) ただいまの御質問なのですけれども、道路構造令のお話は、確かに答弁でいたしましたけれども、それが現状どうなっているかというのは、そういう決まりの中で、実際にそういうものがあったとしても、やはり実情というのを捉えなければならないと思っております。 その実情は、花巻議員御指摘のとおり、私ども、市長もそうなのですけれども、そういう考え方を持っておりますので、地権者とも交渉をしました。最終的には、地権者の同意、所有権は地権者が持っておりますので、その方たちの御理解をいただくために、これからいろいろなお話をさせていただいたり、交渉に何回も足を運ぶというようなことも含めて、できる限りそういう地権者の理解を得ていきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 花巻徹君。 ◆9番(花巻徹君) よろしくお願いいたします。 次の、これは新設道をつくりましょうよという話ですから、(2)のやつ。なかなか難しいだろうということを承知の上で聞いています。 宅地開発、この区域の5.7ヘクタールの宅地開発について、高田議員からも前に一般質問が出ていました。それぞれ、この区域、何とか定住人口を増やすためには、宅地開発よりないのではないだろうかということで、宅地開発を市長もやってみたいという思いがあるということは、今承りましたけれども。 道路が先か、宅地開発が先かということ、宅地開発をして、その中に、当然、道路を1本抜くのでしょうけれども、その道路を先につくって、大変なお金が掛かるでしょうけれども、区域の発展ということを考えていったときに、そういう宅地開発業者が幾つか提案してきているので、その中で詰めていきたいと。宅地造成することによって、市道を業者がつくって、それを寄附採納をして市が管理をすると。こういう絵でしょう、考え方は。 宅地開発でやる市道と、北斗市が整備する市道のグレードの違いというのはないのですかあるのですか、どうなのですか。 ○議長(池田達雄君) 山崎都市住宅課長。 ◎都市住宅課長(山崎孝人君) 花巻議員の御質問にお答えします。 開発行為でやる場合と、市で道路をつくる場合と、特に大きな変わりはありません。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 花巻徹君。 ◆9番(花巻徹君) そうすると、道路幅は同じ幅とれますよと。歩道はどうなのですか、歩道の幅は。あれは、その場所場所によって、若干歩道の整備の仕方が違うと思うのですけれども、宅地開発の業者がやるとすると、販売する土地をなるべく多く確保したいがために、どうでしょうか。イコールになりますか、どうでしょうか。 ○議長(池田達雄君) 梅田建設部長。 ◎建設部長(梅田一生君) お答えいたします。 歩道の件でございますけれども、歩道につきましては、周辺の道路、要は駅前、今現在のここの、市渡第37号線から市渡第45号線に抜く場合でございますと、当然、37号線の道路自体の幅員ございますので、それが継続されていくのかなという思いはございます。ですから、場所場所の、地域の開発行為される周辺の歩道幅ですとか、周辺の人口等によって幅員のほうは変わってくるものと考えております。 以上です。 ○議長(池田達雄君) 花巻徹君。 ◆9番(花巻徹君) 当然、歩道の幅というのは狭くなるのだと、私は思うのだけれども。それは、周辺の人口と見合いの中で決めていくということになるのではないだろうかと思うのですけれども。宅地開発業者がいろいろ提案してきていて、そしてそれに乗っかる形で市は市道整備し、この区域を宅地開発し、なおかつ1本道路、北斗市はそんなにお金を掛けないででき上がると。こんないい話はないわけだけれども、100%そういうことを信じていいものだろうか、どんなものですか。 ○議長(池田達雄君) 滝口副市長。 ◎副市長(滝口直人君) 花巻議員の御質問にお答えします。 これまでの宅地造成というのは、いろいろな手法でやってきております。その中では、既存の道路をつけた中での宅地造成もあるし、それから道路を新たに宅地開発業者につくってもらう、市のほうの市道という形で協議をします。いろいろなケースはあるのでございますけれども、今、宅地造成をするという業者のこれまでのお話を伺いますと、道路だとかもという話というのは、道路をつくってもらうと宅地造成が進むというお話だとかというのは、今まで余り聞いたことがないです。 ただ、市長の答弁でありましたとおり、開発業者にできる範囲で協力していくというのは、これは道路のことを言っているわけではなくて、いろいろな話で、事業の採算性というのでしょうか、そういうことも見ながら、市のほうで、こういうことをやったら宅地開発を進めますよというようなことだとかをお聞きしながら、その事業者の計画によって、市の協力できる範囲ということで、考えることも必要なのではないかというようなことで、先ほど答弁をさせていただいたところでございます。 したがいまして、花巻議員お話された、道路が先か宅地開発が先かということからしますと、答弁でもありましたとおり、宅地開発というのをやった中でもって、道路が必要なものとしてつくられていくということで、基本的な考え方を持っております。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 花巻徹君。 ◆9番(花巻徹君) どうやら、宅地開発に主眼をおいて行動をとるということなのだと思うのですが。さっき答弁の中で、市渡第37号線から市渡第45号線までぶち抜くという話、私しているのですが、それを計画とした開発業者はいるのですかいないのですか。 そして、もし採用するとすれば、それをぜひ1本抜くと。そして当然、宅地開発業者単独で、なかなか無理な部分もあるでしょうから、行政としてできる限りのお手伝いもすると、こういうことで理解してよろしいでしょうか、どうでしょう。 ○議長(池田達雄君) 滝口副市長。 ◎副市長(滝口直人君) ただいまの御質問にお答えいたします。 道路に関しては、先ほど答弁申し上げたとおり、道路について、今まで事業者からそういう、今、議員おっしゃたようなことでお話し合いをしたことはないです。その中で、この道路に関しては、あくまでも宅地開発業者にとって、宅地造成を進めるために、使う方が利便性が高いということから、市のほうで、通常の開発行為を行うとおり、ここに道路を通してください、こういう路線で道路をつくってくださいということは、今までどおりに指導します。 その中で、今、議員おっしゃたような、道路が必要だからという話が今までなかったということをお話しましたけれども、少なくとも道路について、先ほど答弁したとおりで、道路が必要だからということの話になったとしても、それは宅地開発の中で、造成する中で整理をしてもらいたいというふうなことでのお話になると思います。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 花巻徹君。 ◆9番(花巻徹君) ちょっと話の方向、変えます。 市渡第30号線、駅へ曲がる角から向こう側の道路です。通称長橋地区を通って、峠下までの道路。ここに札幌行きの新幹線がぶつかります。これは、アンダーになるのかオーバーになるのか。いまだに決まっていないですか、いますか。方向性見えましたか、どうでしょうか。 ○議長(池田達雄君) 若山土木課長。 ◎土木課長(若山太一君) 花巻議員の御質問にお答えいたします。 市渡第30号線に関してなのですけれども、以前もお話はしているのですけれども、今、委託先である鉄道・運輸機構とJR等々の協議の中で話が進んでいまして、正式にまだどういう形でいくかというのは見えてきていないのですけれども、今の段階では、オーバー案でいくような形で整備される見込みではあります。 それについては、まだ最終決定ではないものですから、今のうちのほうの予備設計というか、それの段階での機構に対しての提案となっております。それに対して機構のほうで、今、問題ないかどうかというのを、ちょっと機構のほうでは時間が掛かってはいるのですけれども、今、判断してもらっている状況になっております。 ○議長(池田達雄君) 花巻徹君。 ◆9番(花巻徹君) 実は、この辺の地権者の皆さん方、もうとっくに決まってもいい話なのに、いまだにはっきりした答えが出てきていないと。道路ができることによって、家はどうなるんだとかいろいろ心配しています。心配しているのですよ。だから、これは早めに決定してあげないといけないということが一つ。 それで、オーバーと言いました、今。オーバーの可能性が高いということ。そうすると、かなり手前のほうから、緩やかなのりをつけていきます。そうすると、今のカーブ、市渡第45号に入るカーブが、それより手前から幾らか傾斜つけて盛っていくと思うのです。この出入り口、大変窮屈になります。どう整備するかどうかわかりませんけれども。 そうすると、今、隅切りで何とかこの12号線と45号線のところが何とかなったとしても、この道路1本だと、新駅に西側から行くというのはかなり窮屈になってくる。よって、今、私が言っている37号線を延長して45号線にぶつけれと、この道路をつくる必要が出てくるのではないかと、こういう論法です。いかがでしょうか。 ○議長(池田達雄君) 若山土木課長。 ◎土木課長(若山太一君) 先ほど申しました、市のほうで、今、鉄道・運輸機構のほうにオーバー案で提案しているという状況なのですけれども、それが市のほうで今想定している、そのすりつく位置に関しましては、この45号線との交差点のところまではすりつくという形で、今のところはなっております。 そこら辺に関しましては、先ほどもちょっと申したのですけれども、高さ関係だとか詳細が、ほかのJRとか鉄道のクリアランスの関係で、まだ一部ちょっと見えていないところもあるものですから、そこら辺に関しては、この場で正式には言えないのですけれども、今の段階では、そこの交差点で整理がつくような格好では考えております。 ○議長(池田達雄君) 花巻徹君。 ◆9番(花巻徹君) それ、あのカーブから向こう側の問題だよという話でしょう。だから、こっち側のほうにはその影響は、オーバーでいったとしても影響ないよという南側、という話だよね、信用していいんだね。 それから100メーターぐらい手前まで、調査いろいろやっていますよ。その人たちは、ここから緩やかにいくのかなというふうに騒いでいる。こっちのほうで決定したという話ないものだから、さあ、どうしたもんだと、こういうことになっているのです。オーバーといっても、アンダーだともうちょっと北側になると思うんだ。その辺、どうなのですか。大丈夫、信頼していいのだろうか。 ○議長(池田達雄君) 梅田建設部長。 ◎建設部長(梅田一生君) 市渡第30号の関係でございますけれども、土木課長が答弁したとおり、現在は概略設計の段階です。概略設計の段階では、今の市渡第45号線のカーブの、要は北側というのですか、北側のほうにすりつくのではないかという、今、概略設計の段階ですので、これが今、議員おっしゃる間違いないかということになりますと、今後、それをもとに詳細設計が入っていきますので、その辺での確認は出てくるかと思いますけれども、今現在、御質問に対してお答えできるのは、概略設計の段階での現状の答弁となりますので、御承知していただければと思います。 以上です。 ○議長(池田達雄君) 花巻徹君。 ◆9番(花巻徹君) そうやって言われれば、信用せざるを得ないのだけれども。よって、今の私が1問目にした質問の道路は、十分機能できるようになると、こういう答えになるのだね。だけど、隅切りはしないとならないです。それは、よく承知をしておいていただきたいと思います。 それから、宅地開発をすることによって、37号から45号まで抜ける道路云々というのは、これはそういう方向で調整するということですから、将来的にはそういう道路ができるという理解でよろしいでしょうか。 ○議長(池田達雄君) 梅田建設部長。。 ◎建設部長(梅田一生君) 市渡第37号線を45号線に結ぶという計画でございますけれども、先ほど来、ここの区域に関しましては、民間の開発行為でやっていただきたいというような形で考えておりまして、市道として、市の構想としては、37号線を47号線までつなぐメーン道路をつくれないかというような指導というか、お願いはするつもりでございます。 ただ、御存知のように、37号線の手前には民家が張り付いてございます。住宅でございます。それと、あと45号線の付近にも民家がございます。要は、道路をつなぐには、通常、民間の開発行為でいうと、畑と、要は、支障物件のない道路をつくっていくのですけれども、45号線までつなぐとなれば、2カ所の部分で、東側と西側で一般の住宅地を補償していかなければならないということがございますが、その辺は民間事業者が、市とすればお願いはするのですけれども、はい、わかりました、ここで私ども間違いなく、この道路を100%つくらせるという形までは、断言は難しいものかと考えますが、必要な路線としては、思いは同じでございますので、民間事業者に対しては、そのような指導はしていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(池田達雄君) 花巻徹君。 ◆9番(花巻徹君) 部長、あの辺見ていないからわからないのだろうと思うけれども、45号線の出口らしきところの民家は除却しました。今、更地になっています。それから37号線から真っすぐ入っていく部分にあるところ、民家でなくて会社ですけれども、そこの人は、「こういう考えがどこかで出てくれば協力する。」と言っています。いわゆる、プレハブですよ。ですから、そういうよくわからないで答えるのはやめたほういい。支障物件らしき物はないと私は思っています。ですから、その辺を含んで、ぜひよろしくお願いを申し上げたいと思いますが、よろしいですか。 ○議長(池田達雄君) 滝口副市長。 ◎副市長(滝口直人君) 花巻議員から、地域の事情だとかというお話をいただきました。 そういう支障物件がなければないほど、事業の採算性はとれます。そういうことからいって、私どもこの宅地造成を開発するというのは、もともとこれ、用途区域は住宅地域ということで、もともとから宅地造成の構想があったのは、かなり古いということも聞いております。ここが住宅地として適地だというのも存じ上げておりますので、そういう意味から、事業者の方がどういうふうな形で計画を持ってくるかというのを判断しなければなりませんけれども、建設部長は先行きのことなので、先ほど答弁したようなことになったかもしれませんけれども、市のほうとして、これを、全体を宅地造成する際には、もちろん必要な道路ということでありますので、道路の新しい設置については、宅地開発業者とよく話した上で利便性の高いものにしていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 花巻徹君。 ◆9番(花巻徹君) それでは、道道新函館北斗停車場線の関係。これは私、一般質問で、何人かから出ているのを承知の上で聞いています。これは、それだけ問題が多い道路だということなのです。北海道は、基準に基づいて幅員その他、何ら問題ないよというふうな答えをして、いじる気は全くないようですけれども、実際に逆進ということがあるのです。函館方向から行って、そこに入るときに、間違って一方通行を逆に入ってくる。私、この間経験しましたから。 11月26日の午前9時頃です。新函館北斗駅前の道道の関係。25日に大雪降りました。そのときに、いろいろ総務部長にもお願いしたりいろいろして、対応はある程度とっていただきましたけれども、26日の朝にどんなあんばいかなと思って、日曜日でしたけれども見に行って、まだ少しきちんとした状況にはなっていませんでした。 戻りに、国道に出るところで信号につかまって、信号待ちしました。左側端に寄って待っていたら、私の横に入ってきた。60歳ぐらいの女性の方だった。びっくりしましたよ。入った彼女もびっくりした。30メーターぐらい行って、びたっと止まって、Uターンして私の車の後ろに着いた。逆進ということはあり得るということですよ。 そして、その次に車2台くっついてきて、それも同じような行動をとろうとしたのだけれども、交差点に入る直近で止まって、ハンドルを逆のほうに切って、正規の道路に入って、駅のほうに走っていった。これ、事実です。こういったことがあります。現に目撃、別な人が目撃、そういった状況を目撃したという事例も聞いています。 だから何人も、この道路幅が狭い、2車線ずつにしたらどうだと、こういう質問しているのですよ。基準に合っているからいいんだって、事故起きたらどうするんだって、北海道にしゃべったほうがいいですよ。議会の中で、何人も同じような質問していると。基準に合っているからいいという話ではないだろうということではないかと思います。 それから、真ん中まで入っていくと、緩いカーブあります。あそこに水銀灯5本建っています。さっき、答えてくれました。あれだけですよ。あとは宅地開発をした北斗市の責任で建てた水銀灯が、商業用地の中にあるというぐらいのもので、出入り口は真っ暗。これでは、あの近辺の人たちは、散歩道路に夏なんか使っているのです、駅まで散歩してくるかなという状況で。夜真っ暗で、困ったものですよ。 その二つ、よく議会で同じような質問を何回も受けているということで、接触できないものですか、どうですか。 ○議長(池田達雄君) 山崎都市住宅課長。 ◎都市住宅課長(山崎孝人君) まず、国道からの入り口でございますけれども、函館市側から来て、右折で入っていくというときに、誘導線というのがありまして、それが当初は対向車線の辺りでその線が止まっていたのですけれども、それを入り込むまで伸ばして、わかりやすくさせたというのが、最近、開建のほうでやっていただきました。そのときに、開建のほうに、「危険だというような市民からの連絡等ありませんか。」ということは聞いたのですけれども、「当初はありました。ただ、最近は余り聞かないですよ。」というお答えではありました。 ただ、花巻議員が自らそういう体験をなさったということは、わからない中でもあるのかなという部分はわかりますので、再度、どういったことができるか、ここは開建と土現と絡み合っているような交差点でございますので、ちょっともう一度相談をした中で、改善策があれば、三者で協議してまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。(「水銀灯は」と呼ぶ者あり) 水銀灯の件でございますけれども、市長の答弁でもありましたように、国道からの交差点と、それからカーブと、それからその先に行った交差点、そういう部分には、道路の基準の中で照明というのが、そういう部分はつけなければならないということにはなっていまして、その基準に則って、北海道のほうでも水銀灯なり道路照明をつけているというような状況でございまして、直線部分には、道路としての照明というのが必要のない箇所というふうになります。 ただ、そういった人の行き来、道営住宅も建ちましたし、その辺で人が行き来するということがこれから想定されますので、市として歩道照明をつけることを、今検討している最中でございます。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 花巻徹君。 ◆9番(花巻徹君) わかりました。そういう実際の道路を使用する人たちの苦情があります。だから、基準を満たしているからいいんだということではなくて、使い勝手のいい道路を要望するというのは、北海道民の一人として強く要望しますよ。これは、我々が北海道に行ってお願いしたってどうにもならない話ですから、ここは皆様方の出番ですから、ぜひよろしくお願いをしたいと思います。 それから最後に、これしゃべらないかなと思ったのですけれども、除雪の関係。 11月26日、新函館北斗駅前まで行ったという話、今しましたね。雪の除雪の状況を見に行ったのです、実は。30センチ、市渡のほうは降りました。国道も道道も、それからさっき言った市渡第30号線は、途中から峠下にかかって七飯町の縄張りになります。七飯町も除雪をしていました。していないのが、北斗市だけだったのです。 いろいろ承ったら、12月1日から除排雪業者と契約しているので、それ以前の話なのでと。だけど、最終的には、幹線はやってくれたのだと思いますけれども。これ、11月の下旬に大雪降るという可能性があるということは、想定の範囲内ではないですかというふうに、私は思いました。想定の範囲内の雪が降って、それが北斗市だけ我慢をしてというのはいかがかなというふうに思っていまして、この辺の対策はとるべきではないだろうかと。 例えば、契約期間より前だったら、出た時間と日数というのか、それを掛けて払えば、追加で払えば済む話というふうなことを、私は単純に考えます。そういうことができないで、市民に不便を掛けるというのは、行政のするべき話ではないのではないだろうかなと。やってはもらったのですよ、総務部長にも随分苦労してもらったし、分庁舎長にも随分苦労してもらいましたけれども。ですけれども、そういう事実はありますよ、いかがですか。 ○議長(池田達雄君) 若山土木課長。 ◎土木課長(若山太一君) ただいまの質問にお答えいたします。 26日、雪が降りまして、議員おっしゃったとおり、当市の除雪に関しては12月1日契約だったものですから、その降った状況の中で、当時、うちのほうから契約予定の業者のほうに連絡をとらせていただいて、対応できる業者ということで、その後動かせていただきました。 11月に降るので、そういう契約体制とかについてなのですけれども、実際、25年のときに、一度このような11月ぐらいに結構な雪が降った時期がありまして、当時、請け負っている委託業者のほうに前倒し、そういう契約ができないかと確認した段階で、機械や人の手配の件でちょっと厳しいという話をいただいておる状況であります。 今回、このような状況もありましたので、再度、委託している業者のほうに、25年度に引き続き、今年度とかもこういう形があったので、そういうことが可能かどうかも含めて、ちょっと聞き取りを行いながら、そういうことができるかどうかは、今後検討していきたいと思っております。 以上です。 ○議長(池田達雄君) 滝口副市長。 ◎副市長(滝口直人君) ただいま、担当から答弁ありましたけれども、まず新函館北斗停車場線の入り口の関係は、これは先ほど都市住宅課長が答弁したとおりなのですけれども、いろいろ私どもも開発建設部だとかと交渉しております。その中で、開業前もそうだったし、開業後もそうだったのですけれども、そういうような実情を開発建設部等と話し合いをしたのですが、現在は、議員御存知のとおり、誘導線みたいな形で、開業当初はなかったのですけれども、そういうものも設置しております。 そういうことも含めまして、議員が言われたような形で、今後、地域の事情を伝えることによって、またそういう事故だとか、そういうものが起こらないような形で利用できるということが1番いいわけですから、そういうことも含めて、開発建設部とは、これから今の実情を伝えていくことで、また交渉をしていきたいというふうに考えております。 それから、水銀灯につきましては、市長の答弁にありましたとおり、歩道の照明という形で、今後検討していくという内容です。 あと、除雪の関係は、最終的には雪はかいたけれどもというお話をいただきました。その中で、雪は経験則からという形で、今まで12月1日に契約して間に合ったというのも事実ではあるにしても、雪はもちろん災害と同じで、いつ降るかわかりませんので、契約方法についても、担当課長が答えたとおりで、きちんした形で見直しも含めて検討していきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 14番新関一夫君。
    ◆14番(新関一夫君) -登壇- 通告によりまして、大きく2点、質問させていただきます。 1、本年度で終了する第1次北斗市総合計画に関する件。 平成30年度より始まる第2次北斗市総合計画について、先般、総合計画基本構想審査特別委員会でも審査され、了解されたところですが、第1次北斗市総合計画に関し、以下の点について質問いたします。 (1)第1次北斗市総合計画の総括は、3年ごとの実施計画の中でなされているということですが、示されている実施計画は、到底、総括といえるものではなく、特に計画の基本ともいえる人口動態予測において、現実との大きな乖離がありました。第2次北斗市総合計画の策定に当たり、その総括を示すことは、当たり前のことと考えるがどうか。 (2)特に、国道、道道に関わる事業について、困難さは理解できるが、以下の点についてお聞きします。 ア、国道228号の道路改良工事は完了しているのかどうか。 また、富川地区における支障物件に関し、過去にも当議会でも幾度も質問されており、また、交通安全上も問題で、早急に対処すべき問題と考えるが、これまでの経過と今後の見通しについてお知らせください。 イ、北斗追分インター線については、10年前、河川、鉄道も絡む工事のため、JRから第三セクターに鉄路が移管されてから事業着手すると聞いていましたが、今後の見通しを改めてお知らせください。 ウ、都市計画道路久根別通について、先般、道主催による地元説明会が開かれ、久根別踏切の閉鎖について話し合いがされたようですが、その経過と市の考え、今後の見通しについてお知らせください。 2、「まちおこし」・「観光」に関する件。 (1)移住定住に関する質問ですが、空き家バンク制度が発足し、1年が経過しました。その経過と今後の見通しについてお知らせください。 また、移住・定住促進のためのPR動画が作成されましたが、非常にすばらしいものと思います。ぜひ、インターネット上だけでなく、新駅等でたくさんの方に見ていただく場をつくっていくべきと考えますが、いかに考えるかお聞きします。 (2)地域おこし協力隊の制度に則り、2名の隊員が当市に来ていただいていますが、ちょうど任期の中間に差し掛かります。できれば、任期が終わった後も、当市において活動していただきたいと思いますが、これまでのお二人の活動内容と今後の展望について、市の考えをお知らせください。 (3)平成24年に「北斗市観光振興プラン」・「きじひき高原基本計画」が、おおむね5年の計画期間で作成されました。民間と力を合わせながら、主として、新幹線開業を目指し策定されたものであり、このプラン・基本計画を総括し、第2次北斗市総合計画と整合性を持ちながら、新たな計画を持たなければならないと考えます。 観光協会より、北斗市商工観光振興議員連盟にも、市に対し提出された要望書の写しが届きました。非常に、多岐にわたる内容で、まさに「観光振興プラン」の作成が待たれるのではという印象を受けました。いかに考えるのかをお聞きします。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(池田達雄君) 滝口副市長。 ◎副市長(滝口直人君) -登壇- 新関議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。 1点目の本年度で終了する第1次北斗市総合計画に関する件についてでございますが、一つ目の第1次計画の総括につきまして、まず本市では、基本計画に掲げる主要施策を構成する全ての事務事業について、社会経済情勢や財政状況、各種制度の動向などを考慮した上で、各事業の内容や実施時期、財源などを明記した実施計画を毎年度策定し、市民の皆様にも公表しながら、計画の進捗管理を行っており、この実施計画を指針として、総合計画における事務事業の位置づけや施策の達成度を確認し、毎年度の政策ヒアリングや予算編成を進めてまいりました。 第1次計画は、平成20年度から29年度までを計画期間としており、今年度が最終年度となりますので、来年度からスタートする第2次計画の策定に当たりましては、総合計画策定審議会における素案審議の段階で、この実施計画に基づき、第1次計画の総括として、進捗状況の概要をお示ししたところでございます。 また、第2次計画の策定に当たり、市民の皆様の意見を計画に反映するため、市民意識調査を実施しておりますが、この調査に当たりましても、毎年度策定してきた実施計画を総括し、これまでの施策や事業実績などを示した第1次計画の進捗状況の概要を確認された上で御回答いただき、第2次計画の総論中に掲載のとおり、まちづくりに対する市民の意向を踏まえたまちづくりの課題を整理しているところでございます。 さらに、第1次計画は北斗市として最初の総合計画であり、合併時に上磯町・大野町合併協議会が策定した「北斗市まちづくり計画」を尊重し、主要な施策につきましては、これを踏襲しております。 この北斗市まちづくり計画は、平成27年度に計画期間を5年間延長し、平成32年度までとする計画変更を行いましたが、計画変更に当たりましては、市民や学識経験者によって構成する北斗市まちづくり計画策定委員会を設置し、計画に登載している全事業について、完了、実施中、未実施に分類し、その進捗状況を報告した上で、未実施のものにつきましては、その理由と今後の対応を説明しながら検証していただいたところですし、会議の内容につきましては、ホームページにて公開しております。 以上のように、第1次北斗市総合計画の総括は、この計画の性質も踏まえて実施してまいりました。なお、平成27年12月に策定した総合戦略では、市民を初めとした外部委員によって、その進捗状況を評価検証する北斗市総合戦略検討・推進会議を設置していることを考慮しますと、第2次計画におきましても、実施計画に基づく総括に加え、計画期間の中間や最終年において、その進捗状況や施策の達成度を客観的に判断し、評価検証を行う外部委員からなる会議の設置を検討する必要はあるものと考えております。 二つ目の国道、道道に関する件のア、国道228号の道路改良工事は完了しているかについてでございますが、都市計画道路としての終点は、現在の工事終点から富川橋を含んで茂辺地側に約125メートル先でございますので、その区間については道路改良が未実施ということになっております。この未実施区間について、函館開発建設部へ確認しましたところ、交通課題等を調査して、整備の必要性も含めて検討している段階とのことでございましたので、市といたしましては、現在、機会あるごとに早期の事業実施を要望しているところでございます。 また、富川地区の支障物件につきましては、上磯拡幅事業の中で交渉してまいりましたが、結果的に処理することができず、未処理地として現在に至っております。市といたしましても、新関議員のおっしゃるように、交通安全上、早急に対処すべき問題があると考えており、特に除雪について心配されることから、注意を要する箇所として、パトロールの際には特段の配慮をしていただけるようお願いしておりますし、早期に解消していただくよう、今後も函館開発建設部に対して要望をいたしてまいりたいと考えております。 次に、イの北斗追分インター線についてでございますが、函館建設管理部に現在の状況を確認したところ、北海道においては、総事業費が10億円を超える大規模事業は、事業の必要性、妥当性、費用対効果など事業の事前評価が必要で、その対象となっている追分インター線については本庁と協議中であり、これまでも、平成25年度に近年の通行量の減少などを鑑み、費用対効果を検証するため、4車線から2車線への変更を想定した概略設計を行い、現在は、さらに道路区域の設定のために、道路幅員や歩道幅員、路側帯、植樹升やその他道路付属物について検討しているとのことでございます。 また、河川につきましては、北海道内部で協議を進めており、河川改修の事業用地としての線形は確定しておりますが、道南いさりび鉄道との具体的な協議はこれからであり、今後のスケジュールを公表できる状況にはないとのことでございました。市といたしましても、今後はスピード感を持って事業を進めていただくよう、再度要請を行ったところでございます。 次に、ウの都市計画道路久根別通についてでございますが、周辺の町内会長に対する説明会は平成28年1月26日に開催され、11町会19人が出席し、函館建設管理部からの事業説明の中では、既存踏切の閉鎖を考えていることについても報告されております。出席者の中には、踏切閉鎖を強く反対する意見もあったことから、改めて関係する各町内会に対してアンケート調査を行った結果、回答のあった町内会14町会中2町内会が、踏切閉鎖に反対であるとの結果が出されましたが、反対意見のほとんどが、最低限、自転車や人のみが往来できる踏切は残してほしいという意見でございました。 市といたしましては、津波の避難路はもとより危険な踏切の解消という観点から、久根別通を要望している経緯から、既存の踏切の車両閉鎖はいたし方がないと認識してはおりますが、アンケート結果にもございましたように、高齢者や通学などの自転車が通行できるような踏切を残せないか検討し、道南いさりび鉄道や北海道に対して要望をしているところでございます。 また、事業の今後の見通しでございますが、北斗追分インター線同様、事業の事前評価について本庁と協議中とのことであり、道南いさりび鉄道との協議や既存踏切の是非、その他道路区域の検討、警察協議などあらゆる協議は、これからさらに時間を要することから、今後のスケジュールを公表できる状況にはないとのことでございました。 こちらにつきましても、今後はスピード感を持って事業を進めていただくよう、市として再度、要請を行ったところでございます。 2点目の「まちおこし」・「観光」に関する件の一つ目、移住・定住に関しまして、まず北斗市空き家バンク制度のこれまでの経過と今後の見通しについてでございますが、昨年11月に市内の空き家の有効活用と移住・定住の促進を図るため、北斗市空き家バンクを開設し、市内の宅建事業者との連携により、空き家所有者が売買や賃貸を希望する物件情報を市のホームページで発信し、空き家の利用を希望する方へ情報提供しております。また、空き家に対する相談に対し、多岐にわたり専門的、かつ柔軟な対応ができるよう、市内の宅建業者や行政書士などで構成される北斗市移住・定住推進協議会を本年2月に設立し、空き家バンク制度の利用促進と円滑な運用を図っているところでございます。 さらに4月からは、北斗市空き家バンク利活用事業補助金を創設し、バンクに登録された物件を購入、または賃貸した方に対する助成も行っております。空き家バンク開設以降、これまでに19件の物件登録があり、このうち成約件数は12件となっており、補助金の交付実績は11月末現在で7件、470万円となっております。 今後の見通しといたしましては、本年10月に策定した北斗市空き家等対策計画におきまして、空き家の解消に向けて、バンクへの登録により、空き家の利活用を促進することとしておりますので、まずは空き家所有者に対し、空き家の適正管理の周知を行うとともに、空き家の利活用を希望する所有者には、北斗市移住・定住推進協議会による支援内容等をお知らせし、バンクへの物件登録を促してまいります。また、空き家バンクの利用を促進し、円滑に運用していくため、バンクへの登録要件の緩和など、今後必要な制度の見直しや、起業や創業の支援につながる商業目的の空き家の活用に向けた新たな制度の創設なども検討しながら、制度の周知に努めてまいりたいと考えております。 次に、移住・定住プロモーション動画につきまして、新関議員から、非常にすばらしいものという評価をいただき、誠にありがとうございます。 この動画の制作に当たりましては、市内の幼稚園児や小中学生、高校生などに御協力をいただき、きじひき高原などの観光名所のほか、学校や公園など暮らしに身近な場所を舞台に、子供たちが元気に歌い踊りながら、本市の豊かな自然環境で健やかに成長していく様子を伝えるインパクト動画と、本市の充実した子育て支援制度や教育環境、豊かな自然と都市機能を併せ持つ、暮らしに便利な立地環境などを紹介し、実際の暮らしがイメージできる五つの移住情報紹介動画で構成され、11月から市のホームページで公開しております。 その後、11月20日に開催いたしました定例記者会見において発表し、報道関係の方々にも実際にごらんになっていただき、また、新函館北斗駅観光案内所のモニターでも放映し、さらに観光交流センター内に設置した移住プロモーション用ポスターには、訪れる観光客などもごらんいただけるよう、御自身のスマートフォンでこの動画を再生できるQRコードを表示しております。 また、移住プロモーションのターゲットとしている首都圏や札幌市の公共的スペースでの放映も検討しており、札幌市の地下歩行空間や東京有楽町のどさんこプラザなどにあるモニターの活用に向けて、各方面と協議を進めており、さらに地方創生に関する連携協定企業などに協力をいただき、営業拠点などにおけるこの動画の放映を依頼しているところでございます。そのほか、首都圏や札幌市にはたくさんの方々の目に触れる大型ビジョンやデジタルサイネージなどといった有償の広告媒体がございますので、今後はこうした広告媒体の費用対効果なども調査し、戦略的な情報発信に努めてまいりたいと考えております。 二つ目の本市の地域おこし協力隊のこれまでの活動内容と今後の展望につきまして、本市では、総務省が推進する地域おこし協力隊制度を活用し、地域力の維持と強化を図り、担い手となる人材の確保を目的に、昨年9月と10月から2名の協力隊員を任用しております。 これまでの活動内容につきまして、まず企画課に配置している協力隊員は、移住・定住対策の促進に係る業務として、移住検討者に対するトータルなサポートや、空き家バンクの開設と運用、本市の暮らしや子育てなどに関する情報発信を行っており、また、茂辺地・石別地区の活性化に係る業務として、両地区の創生会議における事業の検討と推進に当たっての補佐的な役割を担っております。 観光課に配置している協力隊員は、交流人口の拡大に対応した観光基盤の構築に係る業務として、体験型観光の商品化に向けた企画や開発支援を初め、観光ガイドの実施やボランティアガイドの養成、観光プロモーションへの参加やアンケート調査によるニーズ把握等を行っております。 また、二人ともフェイスブックなどのSNSを活用し、観光やイベント情報を初めとした本市の魅力を、外からの視点で全国に発信するとともに、市内事業者を対象にマーケティング重視に向けた意識改革や情報発信スキル向上のための勉強会などに取り組んでおります。協力隊員の二人は、北斗市に魅力を感じ、意欲を持っており、市民の方々との交流も深めながら、積極的な活動を展開しておりますので、首都圏や札幌市に在住した経験や知識、感覚を本市における活動に生かしてもらいたいと存じております。 今後の展望につきましては、平成31年3月までを予定している協力隊員としての活動を通して、本市の地域性に関する理解を深め、習得したノウハウや人脈等を生かしながら、移住者のための拠点づくりや茂辺地・石別地区の生活支援、観光産業分野などでの創業をそれぞれ目指していると伺っており、ビジネスプラン作成スクールへの参加や必要な資格取得、起業に向けた準備等を行っているところでございますので、市といたしましても、二人が本市に定住し、地域力の創造という所期の目的達成に向けて、可能な支援をしてまいりたいと考えております。 三つ目の「観光振興プラン」・「きじひき高原基本計画」に関する件でございますが、いずれも、平成23年度に策定しておりました観光振興元年と位置づけた平成24年度以降、新幹線開業を見据えて、両計画に基づき、ハード、ソフトの両面から観光振興施策に取り組んできたところでございます。 両計画の性格といたしまして、まず観光振興プランは、本市の観光振興を図るための重点施策として、きじひき高原の整備活用、桜回廊構想の推進、体験型観光の振興、スポーツ合宿の誘致の4本柱を掲げ、おおむね5年間を目標として、官民の役割分担のもと、市全体の総意で取り組もうという行動指針として策定したものでございます。 また、きじひき高原基本計画に関しましては、北海道らしい雄大な景観やパノラマの眺望、さらには新幹線新駅に近接した立地環境を生かし、きじひき高原を魅せるという基本コンセプトのもとに、誘客促進のための施設整備が中心となったものでございます。 観光振興元年以降、本年度で6年目を迎えたところでございますが、その総括といたしまして、ハード面では観光交流センターやきじひき高原パノラマ展望台を新設整備し、市内各所には観光施設への誘導や来訪者歓迎等の案内看板の設置を行ってまいりました。ソフト面では、春先の桜回廊事業は10万人の方々が訪れるイベントに成長し、法亀寺のしだれ桜は多くのメディアに取り上げられ、旅行商品の宣伝媒体にも使用されるなど、知名度、存在感とも抜群に上がってまいりました。 そのほか、本市の多彩な食材とパノラマの眺望を楽しんでいただく、きじひき高原まつり、茂辺地の秋の風物詩である鮭の遡上と、豪快なサケのつかみ取りが好評の茂辺地サケまつりも、市外からの観光入り込みが期待できるものとなってまいりました。体験型観光につきましては、まだ試行的な部分もございますが、先ほど申し上げました地域おこし協力隊による商品化に向けた企画や開発支援を初め、これまでモニターツアーの実施によるニーズ把握などに努めてきたところでございます。 また、スポーツ合宿の誘致は、陸上競技場をはじめ、野球場、体育館、温水プールなどのスポーツ施設が集中し、トレーニングに有利な環境であること、さらには宿泊助成制度は受入支援に当たっての対応等が評価されている状況でございますし、本年度からは、ドラマやコマーシャルなどのロケ撮影誘致にも取り組んでいるところでございます。 ただ、市内に宿泊していただく滞在型観光の推進、あるいは観光メニューの通年化といった課題や、体験観光などの受け皿となる観光協会や民間事業者の育成、意識改革といったことも課題であると認識しております。 御質問の新たな観光振興プランの策定についてでございますが、この間に取り組んでまいりました施策の成果は一朝一夕に表れるものではなく、これからも観光振興4本柱を中心とした取り組みが重要であると考えておりますが、新幹線開業後の様々な状況変化がございますので、来年度には現行プランを見直し、観光施策の充実、進化によって、本市の活性化につなげてまいりたいと存じております。 以上で、新関議員の御質問に対するお答えといたします。 ○議長(池田達雄君) 暫時休憩をいたします。 再開は、2時35分頃といたします。   (午後 2時19分 休憩) ──────────────────   (午後 2時35分 開議) ○議長(池田達雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 新関一夫君。 ◆14番(新関一夫君) 市長もいらっしゃらないということで、簡単な質問で終わろうかなというふうに思っています。思っているのです。 1番の(1)、これ、第2次北斗市総合計画基本構想審査特別委員会の中でも言った話だったのですけれども、総括いるのではないかということをお話させてもらいました。行政もよく、行政の中の文書にあるとおりに、PDCAって必要って。多分、庁内の中ではやられているのだと思うのです。やられていて、実施計画をつくっているというのは理解できるのです。 ただ、ではなぜ総合計画に載っているものが、本来前期でやるべきもの、あるいは中期にやるべきもの、後期にやるべきものだとか仕分けしていたものがずれていったかだとか、やめることになったのだとか。個別の話というのは、議会でも聞いたことがない。ただ、実施計画見て、今年はこれやるんだなと。3年ごとのやつは、3年ごとのやつで、3年の中でこういうことやるんだなということがわかるというだけで、そこになぜという疑問には答えていないということで、総括がいるのではないかということでお聞きしているのです。その点については、先ほど副市長のほうから、外部チェックの必要性ということを触れられていましたけれども、もう一度、その辺についてだけお知らせください。 ○議長(池田達雄君) 楠川地方創生担当課長。 ◎企画課地方創生担当課長(楠川修君) 新関議員の御質問にお答え申し上げます。 まず、総括というのは、言葉の意味としてはまとめをするという意味であるかと思いますが、第1次総合計画は、今年度末までの計画期間となっておりまして、第2次計画の策定に当たりまして、その時点までの各施策や事業の実施状況を示すことが、まさにその時点のまとめであり、総括を実施してきたと。 また、この総括に当たって、毎年度策定している実施計画に基づいて、先ほど新関議員の御質問にあったように、庁内における政策ヒアリングであるとか、または予算編成作業におきまして、各施策や事業の計画上の位置づけ、または達成状況なんかを確認して、施策形成化というのを様々な場面で、内部的には評価検証を実施しているところでございます。 また、最初の答弁でもありましたように、まちづくり計画、合併時に策定したまりづくり計画につきまして、全ての計画登載事業198件について、その進捗状況を北斗市まちづくり策定委員会に報告し、当時、完了が41件、実施中が134件、未実施が23件といった報告もし、かつ未実施のものについては、その事業の必要性が低下したことから延長後の変更計画に登載しないこととしたものであるとか、また、施策の優先順位によって実施ができなかったもの、事業実施に必要な要件が整わなかったものなどというものを説明しております。 先ほど、最初の答弁でもありましたように、総合戦略につきましては、本年8月にその戦略を推進するために、その進捗状況の確認と今後の事業のあり方を検証する総合戦略検討推進会議を開催していまして、こういった会議の開催、外部委員の意見なども聞きながら、先ほど新関議員がおっしゃったようなPDCAサイクルというものも確立していることを考えますと、第2次北斗市総合計画におきましては、そういった検証の場を計画の中間、または最終期において実施する必要はあるものというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 新関一夫君。 ◆14番(新関一夫君) 今度からやるという話ですから、もうやめようかなと思うのですが。さっきから言っているように、やることについては、予算も含めて議会の中でいろいろ討議されるのです。でも、やめたものに関してというのは、なかなか討議の場がないのです。庁内の中では、役所の中では、どうしてという話もされているということなのですが、我々にそれが示されることはないと。公には示されていないのと同じではないのかなというふうに思って聞いているわけです。 次、2次計画に当たっては、外部チェックもということで、PDCAのほうを取り入れてやっていくということですから、ぜひ我々にも、どうしてこの事業は伸びたのか、どうしてこれはやめることになったのか詳しい説明を聞かせていただける場がないと、なかなか聞けないということでございます。これについては、そこまでにしたいと思います。 (2)ア、イ、ウと、これ大きく、道と国。国道、道道に関わる件でお聞きしているわけですけれども。いろいろな経過というのは、これまでにも何回か質問させてもいただきましたし、お聞きしてきました。ある程度、理解しているつもりです。 ただ、一つ思うのは、例えば道にしろ国にしろ、計画されてから、多分、計画時期からいったら20年、30年になるのかなという気がしています。実際に、ウの久根別通に関しては、上磯町時代に道路のための用地まで買っていると。10年、15年たってしまっている道路、事業に関しては政治的命題になるのかなというふうに思っているのです。別にこれ、事務方が何かをさぼってやっていないだとかではない。国や道にいろいろな事情があって、多分、北斗市の部分が手をつけられていない。 だとすれば、北斗市が本当にその問題解決しようとしたら、政治的にどうやって解決していくのかということを、当然考えていかなければならないということで、本当は、市長がいれば、この三つに関して細部にわたってというふうには、もちろん思わないのですけれども。今まで政治的にどんな動き方をしてきたのかというところを、この三つに関してお聞きしたかったところでした。 代わりに副市長が答えるのであれば、答えてもらってもいいのだけれども、いいです。市長がいないので、これ以上聞きません。 先ほど、花巻議員からも質問ありましたけれども、道路構造上、新駅の入り口、問題ないのだと、法令にも合致しているのだと。とは言いながら、地元として、やはりこういうことが問題なんだというのは、いわゆる政治的問題なのかなというふうに思うのです。適合しているからいいんだという、道や国の話で終わりということではないと思うのです。地元として、やはりこういう改善をしてほしいというところは、どうやって動いていくのかと。法規上の話ではない。それから、制度上の話ではないところでの解決を図っていくということだと思うのです。だから、最終的には政治命題になるのだなというふうに思ってお聞きしました。 ぜひ、この例を出したら怒られるかもしれませんけれども、南渡島広域農道整備計画でしたか、いわゆる未来環境のところを通っている道路、30年も40年も前に計画されて、実際つくり始めたら高規格道路が先に行ってしまったと、あんな道路になってしまったのですけれども。非常に、無駄なのかなというふうに思っていました。やはり、そのときにあったことを、やはりいかにやっていくのかというところが問われているのではないのかなというふうに思っています。これはいいです、要望としてお聞きください。 2番の「まちおこし」・「観光」に関する件。(1)移住・定住に関しまして、実際のところもお聞きしました。ずーしーのホキホキ、いいなと思いながら見させていただきました。議員の中でもみんな見たかなと思いながらいるのですけれども、ぜひ見ていただければなと思うのですが。あの動画に出ている、こんな町なら住んでみたいなと思う人、僕も思いました。北斗市って、こんなにいいところだったっけと思いながら、あの動画見ていたのですけれども。 ぜひ、観光交流センター案内所の中にモニターを置いて、多分、きじひき映してたり、この動画も映しているということだったのですけれども。駅を利用している人の中で、案内所のあの扉を開けて入ってくる人、何%になりますか。ということを考えれば、普通に駅に来る人が目につくところに、そういうモニターこそ設置するべきではないのかなというふうな思いで、これをお聞きしていました。 それが、例えばホテル側の出入り口、おがーるの壁になるのですか、ああいうところだとか、ケンシロウのところがいいのか、これどこかはわかりません。ただ、案内所に別に用事がない人でも、北斗市のPRのために流している動画があるとすれば、ぜひいろいろな人の目にするところに設置すべきだろうなと思うのですが、その点についてはいかがお考えでしょうか。 ○議長(池田達雄君) 滝口副市長。 ◎副市長(滝口直人君) 後段の質問は、担当からお答えします。 前段のほうの、今、通告による質問のうちの道路の関係だとか、それから新駅の国道と道道の取り合いだとかの話で、これまでの取り組みというのは、基本的には市長が直接、行政機関に要望をしたりしているところから始まりまして、関係庁が複数になる場合は、渡島総合開発期成会だとかいろいろな地域と連携しながら事業を進める場合にあっては、そういうことで、年何回かの要望だとかを実施していることが、これまでの取り組みでございます。 先ほど、花巻議員の話にもありましたとおり、新関議員もおっしゃっていましたけれども、地域の事情というのがどれだけ相手の行政機関に理解されるかどうかは別にしても、少なくとも実情を伝えながら、時代、状況の変化だとかも含めて、そういう行政機関に働きかけをするというのは、これからも続けていかなければならないでしょうし、場合によっては、その行政機関がやれないような理由だとかというのもお話として出されるわけですが、それについては、市のほうも含めて、現場に来てもらうだとかいろいろな方法が考えられると思います。 あと、そういうようなことも含めて、これまでどおりに、こういうことだから何とかお願いしますということばかりではなくて、いろいろ丁寧な説明をしながら、相手方に対して理解をしてもらった上での交渉というのは、これから進めていくことになると思います。 それもこれも、先ほどお話しした状況の変化、時代の変化というのが、これまで昭和の時代とまた違いまして、平成の時代というのは大きく変わってきております。それは、相手方の行政機関もよく御存知だと思いますので、そういうことも含めた中でもって、交渉を密にしてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 楠川地方創生担当課長。 ◎企画課地方創生担当課長(楠川修君) 新関議員の御質問にお答え申し上げます。 移住プロモーション動画の放映ということで、今現在、観光案内所のモニターで放映しているほか、新駅の駅舎内、駅の中ということでは、改札出てきてすぐ正面のところの、ちょうど下に新幹線が見える部分に、今回、四つの上磯小、上磯中、大野農業高校、あとゆうあい幼稚園の子供たちに参加してもらえた際に作成したポスターを置いて、そこにスマートフォンでQRコード読み込めば見れるというような工夫をし、あの駅舎内はフリーWi-Fiですので、その場で見れると。そのほか観光案内所の中、また1階の交流スペースですとか、ほっくるの通路の部分というところに置いて、観光客、来る方の動線上に置きながら、ちょっと目に触れるような工夫をしております。 また、PRという部分では、全国移住ナビというホームページがありまして、移住者の方のサイトなのですけれども、そこにもこの動画をアップしておりますし、あと時事通信社のホームページですとか、そういったメディアのサイトなんかにも掲載しております。 あと、上磯小学校や上磯中学校の学校便りを通して、御父兄の方々、保護者の方がこれをSNSで共有して拡散していただくというような効果も期待して、そういった依頼もしておりますし、また、市内の太平洋セメントだとか大手の企業の方の職員厚生紙だとか、そういった職員向けの社内サイト、そういうところでも掲載していただこうと依頼しています。 あと、最初の答弁にもあった札幌市の地下歩行空間への放映につきましては、札幌市が実施している道内市町村との連携事業ということで、無償で放映してもらえるということがあるものですから、早ければ来週にも放送される予定となっております。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 新関一夫君。 ◆14番(新関一夫君) ぜひ、積極的に進めていただければなと思いまして、1番はその程度にしたいと思います。 2番、地域おこし協力隊、先ほど答弁お聞きしました。そのとおり進んでいただければいいなというところで、責任を持って協力隊員にも処遇というのですか、将来のことまで含めまして、考えなければならないとすれば、むやみに増やすというわけにはいかないだろうなと思うのですが。 ちょうど1年半前に隊員二人来ていただきました。町によっては10人、15人って既に隊員来てもらって活用しているところが渡島・檜山の中にもあるという中で、市とすれば、地域おこし協力隊の活用について、今の時点ではどのように考えているのかというのを、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(池田達雄君) 楠川地方創生担当課長。 ◎企画課地方創生担当課長(楠川修君) 新関議員の御質問にお答え申し上げます。 まず、この地域おこし協力隊員の募集に当たりましては、目的を持っておりまして、まず一つが移住者のための拠点づくり、もう一つが茂辺地・石別地区の生活支援、もう一つが観光産業分野ということで、地域おこし協力隊員の任期、30年度までというふうに予定しておりまして、その後の創業に向けた内容ということで、定期的に協力隊の方と企画課、観光課の中で打ち合わせして進めております。 移住者のための拠点づくりということにおきましては、これまで移住者の方のトータル的なサポートなどをやっている中で、移住者のニーズですとか課題等というものを習得して、それを踏まえた行政ではできない支援ということを事業としてやれないかということで検討しているのと。また、実際の移住後の生活相談や支援など、これについての拠点機能を開設していきたいというふうな考えを持っております。 あと、茂辺地・石別地区の生活支援ということでは、現在、両地区の創生会議、事業実施しておりますので、その今、自走後の事務局的な機能であったり、事業の推進、または地域課題の解決といった取り組みを担っていただきたいと、さらに具体的には道内の先進事例などを参考にしながら、例えば高齢者の生活を支援するサービスの提供であるとか、自家用有償旅客運送による地域の地域デマンド的なサービスの提供、両地区の着地型、体験型観光などの開発とか、そういったものの支援、また、自然や山岳、野鳥などに対して大変詳しいという人材ということで、そういったガイドツアーの実施とかそういったものを検討しております。 また、観光産業分野におきましては、旅行業の資格取得ということをまず目指して、観光関連分野での起業を目指すと。そこでは、大手旅行会社とは差別化した着地型観光や体験型観光の開発や商品化の取り組みであるとか、また、多国語話者ということで、インバウンド向けの観光商品の開発だとかそういった観光ガイドの実施ということも可能性として考えております。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 新関一夫君。 ◆14番(新関一夫君) そのとおりにいっていただければいいなと思ってお聞きしておりました。 済みません、ちょっと前後します。(1)で聞き忘れました。今、茂辺地の話が出たのですけれども、空き家バンク制度の特定空き家の話するの忘れておりました。 特定空き家について、先日ちょっと茂辺地の方と話していたら、茂辺地地域、かなり多いと、荒れ果てているということで、行政は手を出さないのかなという話されたのですけれども。中身のほう、僕も詳しくわかりません。それが本当に特定空き家なものなのか、どうなのかというところも押さえておりませんけれども、市のほうで押さえている北斗市全体の特定空き家の件数と、例えば茂辺地地域なら茂辺地地域にどのぐらいあってと。実際に、行政が手掛けたものというのは、今あるのかどうなのかも含めてお知らせください。 ○議長(池田達雄君) 小辻環境課長。 ◎環境課長(小辻敏彦君) 新関議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。 特定空き家なのですけれども、昨年、空き家の状況を調査しまして、現在、特定空き家候補ということで、茂辺地地区のほう88戸ということであります。 現在、その特定空き家に対して、確定作業ということで進めているのですけれども、現在、茂辺地地区という形では特定空き家という、ちょっと数字では済みません、茂辺地、何戸というのは、ちょっとお答えできませんけれども。現在、39件調査しているのですけれども、この中に特定空き家候補に入ってる部分が20件ほどございまして、特定空き家として該当していたのが、このうち3件がはっきり特定空き家という形で該当してございます。 こちらのほう、まず所有者を完全に確定しまして、その所有者を確定させて、その所有者全員に連絡するという方法をとらないと対策がとれませんので、今現在、その所有者を特定して作業を進めているというところでございます。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 新関一夫君。 ◆14番(新関一夫君) ちょっと、僕の聞き方が悪かったのか、よくわからなかったのです。北斗市全体で88件の特定空き家の候補があるということでしょうか。そのうち、39件を調査中で20件が特定空き家になりそうだという説明だったのか。そのうちの現在、3件について実際の調査進めているという説明だった。 ○議長(池田達雄君) 小辻環境課長。 ◎環境課長(小辻敏彦君) 大変、失礼しました。 昨年の調査で、北斗市全域では、特定空き家候補というのが236戸。このうち、茂辺地・石別地区というのが88戸ございます。現在、うちのほうで空き家の対応をとっているところが、29年度においては39件ございまして、このうち特定空き家と該当したものが3件ございます。今現在、この39件全てなのですけれども、所有者というものがはっきりしないと相続とかもございますので、所有者を特定させる作業を進めながら、空き家の対応をしているという状況にございます。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 課長、市内全体で236戸あって、そのうち茂辺地には88戸ありますと。特定空き家として確定しているのは、236戸のうち39戸ということですね。茂辺地の88戸のうち39戸あるということですか。 小辻環境課長。 ◎環境課長(小辻敏彦君) 済みません。236戸が北斗市全体なのですけれども、このうち特定空き家候補というのが、市内全域で236戸ありまして、先ほど、茂辺地・石別地区というお話がございましたので、茂辺地・石別地区はこの236戸のうち88戸が特定空き家候補になってございます。 今、39件対応中というのは、これは茂辺地・石別地区だけでなくて、全体、市内全域のことでございます。今、茂辺地だけという件数を集計してございませんでしたので、この39戸、市内全域で39戸に対応している中に特定空き家というものが3件ございますということで、御報告したいと思います。 よろしいでしょうか。 ○議長(池田達雄君) 新関一夫君。 ◆14番(新関一夫君) わかったのは、特定空き家と思われるものが、市内全体で236ありましたと。そのうち、茂辺地・石別に88戸ありますよと。その全体のうち、39件について、実際に調査しているところですと。なおかつ、そのうちの3件については、実際に、その調査と、実際に所有者の確定というところの違いわかっていないのだけれども。39件のうちの3件を実際に手をつけているという意味でしょうか。 ○議長(池田達雄君) 小辻環境課長。 ◎環境課長(小辻敏彦君) お答えいたします。 39件というのは、市内全域、今現在、うちのほうで調査なりしながら、所有者の方の確定作業していると。所有者の方がわからないと、はっきりしないとその方に対しての通知、あとの対応とかしていただけませんので、今、そういう作業もしているのですけれども。この39件、現在調査しながら進めているのですけれども、このうち特定空き家として特定できたものが3件ございまして、今、この3件のうち、既に解体していただいたというのもありますけれども、今、この39件について、現在対応中ということでございます。 よろしいでしょうか。 ○議長(池田達雄君) 沢村市民部長。 ◎市民部長(沢村俊也君) 新関議員の御質問にお答えをしたいと存じます。 ただいま、環境課長から説明あったとおりなのですけれども。特定空き家候補の236件、全体ですね、これはなぜ候補かというところからいたしますと、委託で件数を把握したときには、特定空き家の判定基準というものをまだ市のほうでは策定しておりませんで、思われるという表現で、まず236戸です。 今、39件の部分でお話している中には、その判定基準に当てはめながら調査をしているもの、あるいは判定の調査をするために所有者をはっきり確認して、連絡をとりながら、立ち会っていただきながらというようなことでやっているのが39件と。実際、その3件については、特定空き家と確定したものというようなことでございます。 ○議長(池田達雄君) 新関一夫君。 ◆14番(新関一夫君) 何となくわかったような、わからないようなところはあるのですけれども。ただ、こういったことも一つ言えるのかなと思うのです。全体で236戸あると。茂辺地・石別地区にそのうち88戸と、4割ちょっと切れますけれども、地域的には随分集中しているのだなというふうな思いで、その数字を聞いておりました。 39件調査中で3件手をつけているというふうなことだったかなと思うのですが。特に一つの集落、石別と茂辺地と二つの集落になりますけれども、特にそういう小さい集落の単位の中で相当の数があるとすると、例えばこの本町地域で50件あります、60件あるというよりも、感覚とすると非常に空き家だらけになっているというような感覚持たれるのではないでしょうか。 この39件の調査中ということで、このうち何件が茂辺地・石別地域なのかわかりませんけれども、少なくとも地域性を鑑みた対応ということで、この39件やっているわけではない。この39件は、どういう基準で、この39件に手をつけているのかなというところがちょっと疑問なのですが。 ○議長(池田達雄君) 小辻環境課長。 ◎環境課長(小辻敏彦君) この39件に関しては、現在、付近の住民とかから連絡があったり何かしたものを率先して、今調査しているというところでございます。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 新関一夫君。 ◆14番(新関一夫君) ということは課長、例えば町内会含めまして、そういうところから行政のほうに、この空き家と思われるものはどうなっているんだろうと。危ないだとかという話でもって、順次調査しているということなのでしょうか。 個別のケースによるので、どのぐらい時間掛かるって一概に言えないかと思うのですが、何年ぐらいでこれを終わるつもりでいるのでしょう。まず、調査に関して、その計画についてちょっと教えてください。 ○議長(池田達雄君) 小辻環境課長。 ◎環境課長(小辻敏彦君) 今現在、所有者の情報を確定させまして進めていってる状況なのですが、できればうちのほうとすると、来年には作業を終わりたいなと、そのようには思ってございます。 ○議長(池田達雄君) 新関一夫君。 ◆14番(新関一夫君) 1年で39件調査中で、残りの約250件、来年終わるのですか。でいいのですか、本当に。 ○議長(池田達雄君) 沢村市民部長。 ◎市民部長(沢村俊也君) 新関議員の御質問にお答えをしたいと存じます。 まず、先ほどの39件、通報なりによって調査しているという、29年度にあってはそういう流れにあります。 一方で全体的な、39件に限らず、その空き家の部分で所有者なり、未相続のままになっている建物等もありまして、被相続人の関係での連絡先だとかという調査も一方でしながら、その建物についてグループ分けといいますか、危険度合いといいますか、そういう部分の中で幾つかのグループに分けて、優先的にその周囲に迷惑を掛けるようなところからやっていきたいという中で、30年度には、できれば残りについてやっていきたいというようなことで考えているところであります。 以上です。 ○議長(池田達雄君) 新関一夫君。 ◆14番(新関一夫君) 250件ではなくて、約200件ですね。ぜひ、早急に調査を終えて、実際に危ないとすれば、建物がなくなってもらわないと地域としても困るという建物も、きっといっぱいあるのでしょうから、その1回にできないとしても、ぜひ計画を一度、我々議会のほうにも、どのぐらいのスパンでもって考えてやっていきたいと。当然、個別のケースがありますから、狂うのは仕方がないとしても、一度、計画を示していただければなと、これは要望ですけれども、お願いしたいというふうに思います。この件は、この程度にとどめたいと思います。 (3)「観光振興プラン」・「きじひき高原基本計画」。ちょうど僕、議会にいないときだったのですけれども、こんな立派な計画があるんだなと思いまして、改めて見させていただきました。随分、いっぱいいろいろなこと書いてあるのです。いっぱい書いてある。最後のほうに参加した委員の方の意見というのも、すごい御丁寧に書かれていて、この言っているとおりだなと思いながら、この計画を進めるには、全市が一丸となってやらないと無理だなとか、常にプランとチェックしてかないと、本当に達成できないのではないかという委員の御意見あったのですけれども、そのとおりだなと思いながら見させていただきました。 それはともかく、先日、観光協会から市のほうに、要望書なる物が出されたということで、商工観光振興議員連盟のほうに、その写しが届いておりました。市のほうから回答が出たということで、協会のほうから、協会の理事会終わってから、議連のほうにも出していただくというようなことでお話は伺っておりました。 ただ、それはそれとしまして、具体的にどこから聞こうかなというふうに、ちょっと困っていたのですけれども。ちょっと具体的にわかりやすいので、きじひき高原基本計画のところなのですが、これもきっと総合計画の中の実施計画だとかで位置づけられて、総括されながらやってきたのだろうなと思わざるを得ないのですが、多岐にわたって書いてあります。 実際に、目に見えるものとすれば、展望台の整備というところが目に見えるところだなというふうに思うのですけれども。例えば、オートキャンプ場の整備、それから匠の森の休憩所、あるいはその研修棟を使って云々の話。前にも、匠の森の件も質問させてもらったのですけれども、先ほど企画課のほうで、移住・定住の中で、ずーしーほっき-のすばらしいPR動画だと思うのです。これ、詐欺ではないかと思うぐらい、すばらしい動画だなと思いながら見ていたのですけれども。 例えば、せっかくいろいろなことでいろいろな、さっきの地域おこし協力隊の方もそうですけれども、例えば観光協会、あるいは観光課、水産商工労働課、それから匠の森でいけば公園に位置づけられていて、都市住宅課みたいな話で、やはりその課を横断したような、課ではないですね、グループというのですか、部課長会議だけで細かいところなんて、多分、会議に出たことないから憶測でものを言って申しわけないのですけれども、そこで全ていろいろなことを詰めれるというふうには思えないのです。 やはり、隣でやっていることが隣でわからないというのは、本当よくある話で、また一緒に検討しなければ、特に匠の森なんて研修棟どうするこうするって都市住宅課だけで判断できるところでもないでしょうし、その使い方に関しては、木工教室でしたか、それが本来的なところだからいいんだと言ってしまえばそれだけなのでしょうけれども、それこそ副市長が最前からおっしゃるとおりに、時代も変わった中で今何やることが、ビーバイシーではないですけれども、効率的でより魅力的なのかということをみんなで集まらないと、なかなかこれ、話進まないのではないかなと思いながら感じておりました。 その辺について、市長いませんけれども、副市長、どういうふうに考えますか。 ○議長(池田達雄君) 滝口副市長。 ◎副市長(滝口直人君) 市の行政の意志決定というのは、部課長会議で最終的に決まることが多いのですけれども、そのほかにいろいろな案件においては、まちづくり会議というのを開催しております。これは、まちづくり会議のメンバーというのは、その議題によって違うのですけれども、今、議員おっしゃったような形で関係する建設部、経済部、あるいは総務部だとかというのが、それぞれその主管課というのがありますけれども、それに関係する部の課長、部長を集めた形でもって、特に計画物なのですけれども、これからどうするのかというのは議論しております。 ということから、新関議員おっしゃたような形で、方向性というのは、最終的に部課長会議では決まるわけですけれども、その前の段階で事務的な処理については、まちづくり会議というもので議論しているというのが実情で、そういうものを使って各部共管に当たるものについては、具体的なものも含めて処理をしていきたいし、これまでも処理してきたところでございます。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 新関一夫君。 ◆14番(新関一夫君) そんなところでしょうね。 そのまちづくり会議なるものを、僕も出たことないのでわからないのですけれども。ただ、大きなものを、例えばサッカー・ラグビー場がそうだとかは別ですよ。例えば、そういう大きなものをやろうとするときに、多岐にわたるというところで、まちづくり会議で検討されるというのは、よくわかる気はするのです。 ただ、そこまで大きくないものでも横に、例えばソフトの話なんかで、まちづくり会議でソフトの面の話というのは討議されることあるのかなと、逆に思うのです。細かい話の積み重ねがあって、ハードの整備ももちろんですけれども、いろいろなソフトのことも含めたところが、担当課だけでは守備範囲外と、ではその主管課ではないところで、勝手にそこの施設使ってソフト事業をという場面、やはりこれからいっぱい出てくるのかなという中で、対応するような組織づくりっているのではないのかなと、私は思うのですが、その点についていかがですか。 ○議長(池田達雄君) 滝口副市長。 ◎副市長(滝口直人君) ただいまの御質問なのですけれども、先ほどまちづくり会議と申し上げました。そのまちづくり会議までを開催する間は、議員御指摘のとおり、それぞれの部、それぞれの課、関連するところが協議したものをそれぞれの部に持ち帰って、それを提案という形だったり、まちづくり会議の討議に使うということでございます。 ただ、そのまちづくり会議というのは、そういう意味で言うと、内部の機関ではありますけれども、それが例えば建設部と経済部の中でそういう組織だとかというのは、今のところつくっていないのですけれども、こういうような、北斗市は大きい町に比べて小さい町ですので、それはもう常に顔を合わせていますから、そういうものを詰めた上で、最終的にはまちづくり会議にかけて、ソフトでもハードでもやっていくことにはなるかと思います。 ソフトに関しても、これまで特にそうだったのは、新幹線の駅前の整備だとか、観光だとかは経済部と建設部がよく連携して、いろいろなものを詰めた中でもって、最終的にそういう内部の機関に上げていくというような方法でやってきましたので、機関はないのですけれども、これからは各部の連携をきちんとしたものをした中でもって、それを最終的に決定するまでの経過については、全庁で議論していくというようなことを進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 新関一夫君。 ◆14番(新関一夫君) 了解しました。簡単に終わるとなったら、もう時間もなくなってくるところなのですが、ちょっと観光課に質問したいと思います。きじひき高原基本計画、これの一番最後のほうに、ソフト事業というのがあるのです。個別施設を対象としたソフト事業ということなのですが、この中にパノラマ展望台、キャンプ場、匠の森、いろいろな、例えばパノラマ展望台は朝食・ランチパックツアーだとか、花火ツアーだとか、夜景・星空ツアーだとか、具体的に書き込まれているのです。 こういうことを、少なくとも実施しようとしているのかなということで、ちょっと漠然とした質問になるかもしれないですけれども。着地型観光、着地型観光って言われていますけれども、前回の質問では、旅行業の免許を持っている方がいなくなっているという中で、どうやってやるんだろうというような疑問も呈させていただいたのですけれども。観光協会が要望書出すまでもなく、北斗市でつくった、北斗市でつくったやつですよ、これ、基本計画。この中にいろいろなことうたっているのです。 もちろん、全部がすぐできるって、僕も思いません。ただ、どういうふうに手掛けているのか。どういうふうに手を掛けていこうとしているのか。どういう順番で手掛けていこうとしているのかぐらいは、多分、持ってらっしゃるのかなというふうに思うのです。ちょっとお知らせください。 ○議長(池田達雄君) 山崎観光課長。 ◎観光課長(山崎勝巳君) 新関議員の御質問にお答えいたします。 きじひき高原計画の、このソフト事業の関係です。パノラマ展望台に関してですけれども、これまでも夜景だとかという部分では、旅行会社とタイアップしながら、モニターツアーというものを、昨年度も開催させていただきました。 ただ、モニターではできるのですけれども、なかなか商品化までには至れないというような課題があります。商品化するためには、どうしていったらいいのかというようなところを、価格帯が問題なのか、それに併せて違うメニューも付け加えないとないのかですとか、いろいろ課題があるかと思います。 それについて、今年度はなかなかモニターツアーというのができていないというような状況にはあるのですけれども、やはりここに掲げられているようなものを、モニターツアーをやりながら、その商品化に向けた課題を解決していって、商品化につなげていければと思います。 なかなか、計画、こちらで考えたとおりに旅行会社も乗ってきてくれればいいのですけれども、なかなか思うように進んでいないというような現状もあることはあります。 キャンプ場ですとか匠の森公園、これについてもいろいろ出ていますけれども、キャンプ場については、きじひき高原まつりという面では、徐々に徐々に認知度も高まってきて盛況になっているのかなというような印象を持っておりますし、あと匠の森公園については、春のカタクリについては、認知度、PRなんかもしているのですけれども、それ以外の部分ではちょっと弱いのかなというようなことで。 今年度も、実験的にバーベキューコーナーを使いながら、手ぶらバーベキューといったものを企画、協会としながら、市内の事業者に乗ってきてくれるところないかということを提案させていただいたのですけれども、なかなか提案に乗ってきていただけるようなところがないような状況でして、これについては、また新年度、新たな内容に事業者なんかと相談しながら、商品化に向けた検討を進めていきたいなというような思いを持っております。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 新関一夫君。 ◆14番(新関一夫君) 何か、質問に対する答えになっているのかなと思いながら聞いていましたが。例えば、パノラマ展望台朝食・ランチパックツアー、夜景・星空ツアー、雲海も見えるという話も聞いていました。ツアー客に来てもらうということはもちろんなのですが、僕もそういうのがあるのであれば参加してみたいなと思ったりしました。 この間、新聞で報道されていましたけれども、新幹線の割引、沿線住民割引料金使って、青森へ行ってらっしゃった方が100人の募集で五、六百人応募があったというようなことも見ていました。外から来た人たちに来てもらうというのももちろんなのですが、やはり地元の人が楽しめるような企画の中から、外の方々にも楽しんでもらうと考えたほうが、なかなか観光が根付いていない当市としたら、ハードルが高いというのはわかるのです。ですから、ハードルの低いところから取り組むべきなのではないのかなという思いでおります。 その点について、どう考えているのかなと、聞きたいなというのがもう一つと、このきじひき高原基本計画の中に、匠の森の整備計画も、ハードのほうあるのです。前に、私も質問させてもらいました。ほかの議員も言っていましたけれども、研修センターも有効利用しながら、匠の森の有効利用という中で、こういうことというのは、役所庁内の中で具体的に検討されたのですか。ではなくて、無理無理というので投げられているのでしょうか。 ○議長(池田達雄君) 山崎観光課長。 ◎観光課長(山崎勝巳君) 体験観光の面で、誘客ばかりの視点、そちらばかりいかないで、まず地域の方々にも楽しんでいただけるような取り組みを検討すべきではないかということで、そのように私も思いました。まずは、地域の方々に楽しんでいただくことで、外から来た方にも楽しんでいただけるようなメニューづくりの参考にするような部分も多々あると思いますので、そういう部分で、これから考えていきたいと思います。 以上でございます。(「匠の森の関係で検討したかどうかというやつ」と呼ぶ者あり) ○議長(池田達雄君) 山崎都市住宅課長。 ◎都市住宅課長(山崎孝人君) お答え申し上げます。 匠の森については、実は観光とかそういった面で見ているわけではないのですけれども、市民が親しめるというような観点から、農林課長と、それから職員数名で実際に匠の森に行って、中に入ったり外を歩いたりして、どういうことができるかというようなことを検討しました。それで、幾つか案もあったのですけれども、何分ちょっと現実味がないようなものもありますので、もう少しちょっと時間が掛かるのかなというような感じがしてございます。 以上でございます。 ○議長(池田達雄君) 新関一夫君。 ◆14番(新関一夫君) 時間がないので終わりたいと思いますけれども、課長、ぜひいろいろな事業、具体的に書かれているものをあります。別に、これに捉われる必要はないと思うのですけれども、一つでも二つでも実際に、これこれだからできませんでした、これこれだからだめでしたという話ではなくて、実際に取り組んでいただきたいと。 ソフトに関しては、例えば相手がある話と、それから地場、我々地場にいる人間を相手にした話というところでは障害はないのかなという気はしています。ぜひ、我々地元の人間も楽しめるようなところからでも、具体的な取り組みをお願いできればということにとどめたいと思います。 匠の森に関しては、北斗市でまとめた計画に、休憩スペースだとか、休憩舎だとかという絵まで書き込んでつくっているのです。前に、匠の森研修センターを、極端な話、ジンギスカンホールで使えないかみたいな、僕質問した記憶があるのですが、ここまでの絵が北斗市で書いていて、何も手をつけていないというのはどういうことなんだろうと、改めて思ったところです。これに関しては、また改めて個別でお聞きしたいと思いますので、今日の質問は、この程度でとどめさせてもらいます。 以上、終わります。 ────────────────── △延会の議決  ────────────────── ○議長(池田達雄君) お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。 これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ) ○議長(池田達雄君) 御異議なしと認めます。 よって、本日の会議は、これにて延会することに決定いたしました。 ────────────────── △延会宣告  ────────────────── ○議長(池田達雄君) 本日は、これにて延会いたします。       (午後 3時26分 延会)...