石狩市議会 > 2011-03-23 >
03月23日-委員長報告、質疑、討論、採決-04号

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  1. 石狩市議会 2011-03-23
    03月23日-委員長報告、質疑、討論、採決-04号


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    最終取得日: 2023-04-01
    平成23年  3月定例会(第1回)     平成23年第1回石狩市議会定例会会議録(第4号)                   平成23年3月23日(水曜日)午前10時00分開議─────────────────────────────────────────────── ◎議事日程 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 行政報告 日程第 3 議案第20号 石狩市条例の整備       に関する条例案(総務常任委員長       の報告)       議案第21号 石狩市職員の給与       に関する条例及び石狩市職員の勤       務時間、休暇等に関する条例の一       部を改正する条例案(総務常任委       員長の報告)       議案第22号 石狩市職員の育児       休業等に関する条例の一部を改正       する条例案(総務常任委員長の報       告)       議案第23号 石狩市、厚田郡厚       田村及び浜益郡浜益村の廃置分合       に伴う地域自治区及び地域自治区       の区長の設置に関する協議書に定       められた事項を変更する条例案       (総務常任委員長の報告) 日程第 4 議案第24号 石狩市コミュニ       ティセンター条例の一部を改正す       る条例案(厚生常任委員長の報       告)       議案第25号 石狩市生活安全条       例の一部を改正する条例案(厚生       常任委員長の報告)       議案第26号 石狩市国民健康保       険税条例の一部を改正する条例案       (厚生常任委員長の報告)       議案第27号 石狩市が設置する       一般廃棄物処理施設に係る生活環       境影響調査結果の縦覧等の手続に       関する条例の一部を改正する条例       案(厚生常任委員長の報告)       議案第28号 石狩市保育の実施       に関する条例の一部を改正する条       例案(厚生常任委員長の報告)       議案第31号 石狩市コミュニ       ティセンター等に係る指定管理者       の指定期間の変更の件(厚生常任       委員長の報告) 日程第 5 議案第29号 石狩市特別用途地       区内における建築物の制限に関す       る条例の一部を改正する条例案       (建設文教常任委員長の報告)       議案第30号 市道路線廃止の件       (建設文教常任委員長の報告) 日程第 6 議案第8号 平成23年度石狩市       一般会計予算予算特別委員長の       報告)       議案第9号 平成23年度石狩市       国民健康保険事業特別会計予算       (予算特別委員長の報告)       議案第10号 平成23年度石狩       市国民健康保険診療所特別会計予       算(予算特別委員長の報告)       議案第11号 平成23年度石狩       市後期高齢者医療特別会計予算       (予算特別委員長の報告)       議案第12号 平成23年度石狩       市介護保険事業特別会計予算(予       算特別委員長の報告)       議案第13号 平成23年度石狩       市介護サービス事業特別会計予算       (予算特別委員長の報告)       議案第14号 平成23年度石狩       市個別排水処理施設整備事業特別       会計予算予算特別委員長の報       告)       議案第15号 平成23年度石狩       市土地取得特別会計予算(予算特       別委員長の報告)       議案第16号 平成23年度石狩       市特定環境保全公共下水道事業特       別会計予算予算特別委員長の報       告)       議案第17号 平成23年度石狩       市水道事業会計予算予算特別委       員長の報告)       議案第18号 平成23年度石狩       市公共下水道事業会計予算(予算       特別委員長の報告) 日程第 7 議案第32号 人権擁護委員推薦       について意見を求める件 日程第 8 議案第33号 訴えの提起の件       議案第34号 訴えの提起の件 日程第 9 同意第1号 石狩市情報公開・個       人情報保護審査会委員任命につい       て同意を求める件       同意第2号 石狩市情報公開・個       人情報保護審査会委員任命につい       て同意を求める件       同意第3号 石狩市情報公開・個       人情報保護審査会委員任命につい       て同意を求める件       同意第4号 石狩市情報公開・個       人情報保護審査会委員任命につい       て同意を求める件       同意第5号 石狩市情報公開・個       人情報保護審査会委員任命につい       て同意を求める件 日程第10 議案第35号 平成22年度石狩       市一般会計補正予算(第10号) 日程第11 議案第36号 車両の損壊事故に       係る和解及び損害賠償額の決定の       件 日程第12 発議第1号 医療機関における夜       勤改善で安全安心の医療・介護を       求める意見書(案)       発議第2号 地域医療と国立病院       の充実を求める意見書(案)       発議第3号 容器包装リサイクル       法を改正し、発生抑制と再使用を       促進するための法律の制定を求め       る意見書(案)       発議第4号 介護保険制度見直し       における意見書(案)       発議第5号 若者の雇用対策の更       なる充実を求める意見書(案)       発議第6号 公共交通機関のバリ       アフリー化の更なる推進を求める       意見書(案)       発議第7号 住民の安全・安心な       くらしを支える交通運輸行政の充       実を求める意見書(案)       発議第8号 介護保険制度の改善       を求める意見書(案)       発議第9号 郵政民営化の抜本的       見直しに関する意見書(案) 日程第13 決議第1号 東北地方太平洋沖地       震に関する決議(案) 日程第14 陳情の閉会中の継続審査申出 日程第15 各常任委員会及び議会運営委員会       の閉会中の所管事務継続調査申       出 日程第16 特別委員会の閉会中の所管事務の       継続調査申出─────────────────── ◎本日の会議に付議した事件 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 行政報告 日程第 3 議案第20号 石狩市条例の整備       に関する条例案(総務常任委員長       の報告)       議案第21号 石狩市職員の給与       に関する条例及び石狩市職員の勤       務時間、休暇等に関する条例の一       部を改正する条例案(総務常任委       員長の報告)       議案第22号 石狩市職員の育児       休業等に関する条例の一部を改正       する条例案(総務常任委員長の報       告)       議案第23号 石狩市、厚田郡厚       田村及び浜益郡浜益村の廃置分合       に伴う地域自治区及び地域自治区       の区長の設置に関する協議書に定       められた事項を変更する条例案       (総務常任委員長の報告) 日程第 4 議案第24号 石狩市コミュニ       ティセンター条例の一部を改正す       る条例案(厚生常任委員長の報       告)       議案第25号 石狩市生活安全条       例の一部を改正する条例案(厚生       常任委員長の報告)       議案第26号 石狩市国民健康保       険税条例の一部を改正する条例案       (厚生常任委員長の報告)       議案第27号 石狩市が設置する       一般廃棄物処理施設に係る生活環       境影響調査結果の縦覧等の手続に       関する条例の一部を改正する条例       案(厚生常任委員長の報告)       議案第28号 石狩市保育の実施       に関する条例の一部を改正する条       例案(厚生常任委員長の報告)       議案第31号 石狩市コミュニ       ティセンター等に係る指定管理者       の指定期間の変更の件(厚生常任       委員長の報告) 日程第 5 議案第29号 石狩市特別用途地       区内における建築物の制限に関す       る条例の一部を改正する条例案       (建設文教常任委員長の報告)       議案第30号 市道路線廃止の件       (建設文教常任委員長の報告) 日程第 6 議案第8号 平成23年度石狩市       一般会計予算予算特別委員長の       報告)       議案第9号 平成23年度石狩市       国民健康保険事業特別会計予算       (予算特別委員長の報告)       議案第10号 平成23年度石狩       市国民健康保険診療所特別会計予       算(予算特別委員長の報告)       議案第11号 平成23年度石狩       市後期高齢者医療特別会計予算       (予算特別委員長の報告)       議案第12号 平成23年度石狩       市介護保険事業特別会計予算(予       算特別委員長の報告)       議案第13号 平成23年度石狩       市介護サービス事業特別会計予算       (予算特別委員長の報告)       議案第14号 平成23年度石狩       市個別排水処理施設整備事業特別       会計予算予算特別委員長の報       告)       議案第15号 平成23年度石狩       市土地取得特別会計予算(予算特       別委員長の報告)       議案第16号 平成23年度石狩       市特定環境保全公共下水道事業特       別会計予算予算特別委員長の報       告)       議案第17号 平成23年度石狩       市水道事業会計予算予算特別委       員長の報告)       議案第18号 平成23年度石狩       市公共下水道事業会計予算(予算       特別委員長の報告) 日程第 7 議案第32号 人権擁護委員推薦       について意見を求める件 日程第 8 議案第33号 訴えの提起の件       議案第34号 訴えの提起の件 日程第 9 同意第1号 石狩市情報公開・個       人情報保護審査会委員任命につい       て同意を求める件       同意第2号 石狩市情報公開・個       人情報保護審査会委員任命につい       て同意を求める件       同意第3号 石狩市情報公開・個       人情報保護審査会委員任命につい       て同意を求める件       同意第4号 石狩市情報公開・個       人情報保護審査会委員任命につい       て同意を求める件       同意第5号 石狩市情報公開・個       人情報保護審査会委員任命につい       て同意を求める件 日程第10 議案第35号 平成22年度石狩       市一般会計補正予算(第10号) 日程第11 議案第36号 車両の損壊事故に       係る和解及び損害賠償額の決定の       件 日程第12 発議第1号 医療機関における夜       勤改善で安全安心の医療・介護を       求める意見書(案)       発議第2号 地域医療と国立病院       の充実を求める意見書(案)       発議第3号 容器包装リサイクル       法を改正し、発生抑制と再使用を       促進するための法律の制定を求め       る意見書(案)       発議第4号 介護保険制度見直し       における意見書(案)       発議第5号 若者の雇用対策の更       なる充実を求める意見書(案)       発議第6号 公共交通機関のバリ       アフリー化の更なる推進を求める       意見書(案)       発議第7号 住民の安全・安心な       くらしを支える交通運輸行政の充       実を求める意見書(案)       発議第8号 介護保険制度の改善       を求める意見書(案)       発議第9号 郵政民営化の抜本的       見直しに関する意見書(案) 日程第13 決議第1号 東北地方太平洋沖地       震に関する決議(案) 日程第14 陳情の閉会中の継続審査申出 日程第15 各常任委員会及び議会運営委員会       の閉会中の所管事務継続調査申       出 日程第16 特別委員会の閉会中の所管事務の       継続調査申出─────────────────── ◎出席議員(23名)     議  長 14番  片平一義     副 議 長 20番  熊倉正博           1番  田中一彦           2番  越智正男           4番  和田順義           5番  大山弘行           6番  大平修二           7番  日下部勝義           8番  伊藤一治           9番  米林渙昭          10番  千葉正威          11番  田村房江          12番  加納洋明          13番  池端英昭          15番  北田弥生          16番  伊関史子          17番  堀江 洋          18番  髙田静夫          19番  飯尾円仁          21番  青山祐幸          22番  長原徳治          23番  蜂谷三雄          24番  神崎征治─────────────────── ◎欠席議員(0名)─────────────────── ◎出席説明員     市長          田岡克介     副市長         白井 俊     教育長         樋口幸廣     監査委員        吉田保雄     教育委員長       中村照男     農業委員会会長     須藤義春     選挙管理委員会委員長  高杉 昇     総務部長        川又和雄     企画経済部長      佐々木隆哉     企画経済部理事・    加藤龍幸     市長政策室長(扱)     企画経済部理事・    加藤光治     企業誘致室長(扱)     財政部長        加藤秀樹     市民生活部長      唐澤治夫     市民生活部理事・    有田英之     環境室長(扱)     環境課長(扱)     保健福祉部長・     鎌田英暢     総合保健福祉センター長(扱)     保健福祉部理事・    大林啓二     健康推進室長(扱)     保健福祉部理事・    沢田茂明     子ども室長(扱)     建設水道部長      南 治彦     建設水道部理事・    田口辰男     水道室長(扱)     会計管理者       鈴木徳昭     生涯学習部長      三国義達     生涯学習部理事     百井宏己     市民図書館長(扱)     厚田支所長       尾山忠洋     浜益支所長       渡邉隆之     監査事務局長      二社谷康治     農業委員会事務局長   吉田 公─────────────────── ◎議会事務局職員出席者     議会事務局長      齋藤 隆     次長          小西裕史     書記          若木順子     書記          前田志保───────────────────────────────────────────────        午前10時00分 開議─────────────────── △開議宣告 ○議長(片平一義) ただいまから、本日の会議を開きます。─────────────────── △議事日程 ○議長(片平一義) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。─────────────────── △黙祷 ○議長(片平一義) ここに、謹んで御報告を申し上げます。 本市議会議員、泉訓雄議員は、平成23年3月12日、急逝されました。まことに痛惜、哀悼のきわみであります。 ここに、故泉訓雄議員の御逝去を悼みますとともに、3月11日に東北地方を襲った東北地方太平洋沖地震によりお亡くなりになられた多くの方々に対し、弔意をあらわすため黙祷をささげることといたします。 議場内におられます皆様の御起立をお願いいたします。 黙祷。     (黙  祷) ○議長(片平一義) 黙祷を終わります。着席願います。 ここで、生前の故泉訓雄議員をしのび、ありし日の音声の一端を拝聴いたします。     (録音テープ放送)─────────────────── △追悼の演説 ○議長(片平一義) ここで、故泉訓雄議員に対し、議員一同を代表し、池端英昭議員から追悼の演説があります。 なお、御遺族が傍聴席においでになっておりますので、申し添えます。 13番池端英昭議員。 ◆13番(池端英昭) 議員皆様のお許しをいただき、去る3月12日、予期せぬ心不全で急逝されました泉訓雄議員の御逝去を悼み、謹んで哀悼の言葉を申し上げます。 泉訓雄議員は、昭和11年5月に隣町の札幌市にお生まれになられました。幼いころ、あの忌まわしい第二次世界大戦を経験されながら、何とか戦渦を逃れたものの、日本全土が大きな傷跡と荒廃した絶望の中で、御家族と懸命に生き抜かれました。 その後に、学業を終えた泉議員は、昭和51年、当時の石狩町に移り住み、生業を営む傍ら、町内会などの活動にも積極的に参加しておりました。そこで、みずから汗を流し行動するお姿が地域の信頼へとつながっていきました。 平成3年4月、町内会を中心とした地域の御支持が次第に広がり、また、本人の強い意志も相まって、当時の石狩町議会議員選挙に挑戦することになりました。そして、見事に初当選を果たされたのです。 議員となられた後の泉さんは、先輩議員の皆様もよく御存じのように、何事にも豪快かつ豪傑な活躍ぶりを見せ、その存在感の高さに当初から話題をさらっていたようです。平成3年度第3回定例会で行った初の一般質問、泉議員は、地場産品の育成や花川と石狩湾新港地域を結ぶ幹線道路の整備、また、市民の生活に密接な冬期間の除排雪の充実などを政策課題に取り上げ、新人とは思えぬ威風堂々とした質問や提言などを行っております。 14回に及ぶ代表並びに一般質問を初め、平成7年に総務常任委員会副委員長、平成8年に決算特別委員会委員長、そして平成17年に予算特別委員会委員長教育環境常任委員会委員長を歴任し、このほかにも、石狩湾新港管理組合議会議員石狩北部消防事務組合議会議員など派遣議員として御活躍され、石狩市議会の信頼も大変厚かったと思います。そして、平成20年には、全国市議会議長会から市議会議員10年以上の功績をたたえ、表彰の誉れを受けられております。 私は、わずか8年ではありますが、同じ会派の仲間として常に議会行動を共にしてきました。泉議員は、会派の世話役として、また、先輩議員として、いろいろな面で御指導をいただきましたし、あのそこはかとない優しさこもるお人柄に、未熟な私は何度助けられたことかわかりません。 頑健で大きな体、小回りのきく泉をキャッチフレーズに、平成15年から始めた毎月1度の街頭演説、雨の日も、また、体の芯まで凍てつく真冬でも休まず続けられていたことを思い出します。私も、何度かその姿を拝見し、真冬のある日、この寒さの中で街頭演説はつらくありませんかとお尋ねしたところ、寒いさ、だけどこれがおれの仕事だからと笑顔でお話ししてくれたことを、まるできのうのことのように思い出しております。 しかし、その御無理もあったのでしょうか、平成18年2月に軽度の脳梗塞を発症し、療養を余儀なくされました。私たちが御見舞いに行くと、いつもの笑顔で、早く議会に戻らないとみんなに迷惑をかけるから頑張ると言われたその手には、握力の回復を図るゴムボールがしっかりと握られていました。その強い信念が実り、奇跡の復帰を遂げられた泉議員は、人の傷みをだれよりも強く感じ、また、これから迎える本格的な高齢社会を念頭に、我々のような当該世代が訴えることもまた大切なこととおっしゃい、その思いの締めくくりを、実は、この定例会の一般質問で飾るはずでした。しかし、それをかなえることもなく、常世の浄土へと旅立たれてしまいました。さぞ無念であったと思います。 でも、泉さん、私たちは、あなたから数多くのことを教えられてきました。気高きまちへの思い、そして人々への慈しみ、あなたが生涯を通じて目指そうとした福祉のまちづくり、そして人にやさしいまちづくりを、今度は私たちがそのバトンを受け取り、しっかりと受け継いでいきます。ですから、どうか安心してゆっくりとお休みください。 最後に、あなたが御生前に残されました数多くの御業績と気骨あふれるとうとい精神をしのび、謹んで御冥福をお祈りし、石狩市議会を代表しお別れの言葉といたします。 平成23年3月23日、石狩市議会議員池端英昭。 ○議長(片平一義) 次に、市を代表して、田岡市長より追悼の言葉があります。 ◎市長(田岡克介) 故泉訓雄議員におかれましては、平成23年3月12日、任期を2月余り残し急逝されました。ここに謹んでおくやみを申し上げるとともに、生前、石狩市のために御尽力をされましたことに深く感謝の意を表する次第であります。 議員におかれましては、4期16年に及ぶ市議会議員としての御実績は大変大きく、みずから街頭に立ち市民との対話を大切にするなど、福祉の石狩をスローガンとして、福祉の向上に特に御尽力をされました。 今、少子高齢化の新しい、かつて経験したことのない時代の到来に、福祉はもとより医療、介護など多くの分野において変化と改善が求められている時代を迎えております。議員が志し培ったこれらの思いを私たちは真摯に引き継ぎ、その思いの実現、市民への安全・安心な石狩市のまちづくりに、より一層取り組んでまいらねばならないと考えているところであります。 本当に長きにわたり、石狩市のために御尽力をいただきましたことを心から厚く御礼を申し上げる次第であります。ありがとうございました。心より御冥福をお祈り申し上げ、あいさつとさせていただきます。 ○議長(片平一義) 暫時休憩をいたします。      午前10時15分 休憩   ────────────────      午前10時21分 再開 ○議長(片平一義) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。─────────────────── △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(片平一義) 日程第1 会議録署名議員の指名を議題といたします。 会議録署名議員は、石狩市議会会議規則第81条の規定により、   2番 越 智 正 男 議員  12番 加 納 洋 明 議員を指名いたします。─────────────────── △日程第2 行政報告 ○議長(片平一義) 日程第2 行政報告を行います。 これを許可いたします。 田岡市長。 ◎市長(田岡克介) 行政報告を申し上げます。 去る3月11日発生の平成23年東北地方太平洋沖地震から13日目を迎えました。被災された方々に心より御見舞いを申し上げるとともに、亡くなられた方々に哀悼の意を表する次第であります。 また、今なお行方不明の方が1万数千人に達し救助を求めております。一人でも多くの方々が救出されることを願ってやみません。 地震発生後の市の対応についてでありますが、同日夜、北海道日本海北部地域に津波注意報が発せられるや、直ちに市役所、消防署とも警戒体制に入り、2日後の解除までの間、パトロール等の警備に当たりました。 気象庁札幌管区気象台の発表によると、石狩湾新港漁港区における最大波は約40センチメートルで、被害の発生はありませんでした。 災害支援対策についてでありますが、緊急対策として、12日総務省消防庁の要請を受け、石狩北部地区消防事務組合から第1次緊急消防援助隊として6名の派遣を行ったところであり、引き続き、昨日、第2次隊の派遣を行いました。 14日以降の動向についてでありますが、北海道より、住宅、物資、人的支援等の各種調達に係る調査が行われ、市としても最善を尽くす旨、回答いたしております。また、当別町の要請を受け、新篠津村とともに、同町の姉妹都市である宮城県大崎市への支援として、毛布、マスクなどの生活物資を提供いたしました。 さらに、市内関係機関など18団体に出席要請を行い、災害支援物資取り扱い対策会議を開催し、石狩市として統一した物資の支援体制を構築したところであります。既に、その第1回目として、市民、企業等から提供いただいた米1,200キロ、飲料水などを輸送したところであります。 引き続き、物資提供の情報が寄せられておりますので、北海道と連携し対応してまいります。 義援金については、石狩市社会福祉協議会と連携し、市内十数カ所に募金箱を設置の上、受け付けを開始しております。災害の緊急支援に続き復興支援の対応が求められるなど、その対応は広範かつ長期間にわたることを想定し、市役所全組織をもって対応すべく、22日午後、災害支援等石狩市対策本部を設置したところであります。既に被災地から、市内に二十数名の避難者を確認したところであり、おのおのに生活支援相談等を行っております。 今後においては、必要に応じ予備費をもって対応してまいります。また、本日、北海道の要請を受け、市建設水道部職員2名の派遣を行いました。 以上の経緯となっておりますが、市としては、今後、石狩市民、各団体、企業の御協力をいただきながら、原子力発電所の推移やその波及的影響なども含め、未曾有な被災地の状況について逐次情報を把握し、国、道、全国市長会等各団体と連携を密にし、市も総力を上げて対応することといたします。 議会、市民の皆様方など、多くの協力を賜りますことをお願いし、行政報告といたします。───────────────────
    △日程第3 議案第20号から議案第23号 ○議長(片平一義) 日程第3 議案第20号石狩市条例の整備に関する条例案、議案第21号石狩市職員の給与に関する条例及び石狩市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例案、議案第22号石狩市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例案、議案第23号石狩市、厚田郡厚田村及び浜益郡浜益村の廃置分合に伴う地域自治区及び地域自治区の区長の設置に関する協議書に定められた事項を変更する条例案、以上、計4議件を一括議題といたします。 議案第20号から議案第23号まで、以上、計4議件の審査結果について、総務常任委員長の報告を求めます。 5番大山弘行議員。 ◆5番(大山弘行) 総務常任委員長の報告をいたします。 平成23年3月1日開催の第1回石狩市議会定例会本会議において当委員会に付託されました議案第20号石狩市条例の整備に関する条例案、議案第21号石狩市職員の給与に関する条例及び石狩市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例案、議案第22号石狩市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例案、議案第23号石狩市、厚田郡厚田村及び浜益郡浜益村の廃置分合に伴う地域自治区及び地域自治区の区長の設置に関する協議書に定められた事項を変更する条例案、以上、4議件の審査結果を報告いたします。 付託されました4議件につきましては、平成23年3月9日に当委員会を開催し審査いたしました。 審査に当たっては、冒頭、所管部から詳細な説明を受け審査に入りました。 初めに、議案第20号は、施設等の使用の取り消しや指定の取り消し、また、損害賠償等に関する規定について、一括条例をもって整備しようとするものであり、その内容は、第1条石狩市児童館条例の改正及び第2条石狩市公民館条例の改正では、使用の制限、損害賠償などについて、第3条石狩市冬期迷惑駐車等の防止に関する条例の改正では、指定の取り消しなどについて新たに規定しようとするものであります。 質疑の主なものは、次のとおりであります。 1、第1条石狩市児童館条例と第2条石狩市公民館条例の比較において、文言等の相違について 2、規則から条例に移行することによる権限の強化について 3、第3条石狩市冬期迷惑駐車等の防止に関する条例の一部改正を行う背景について 4、条例策定に当たっての考え方について これに対し、部局からは、1については、児童館条例においては、使用の不承認を規定する必要性がないことと、規則の中で使われていた文言を変えないことを原則として条例に移行したものである。 2については、使用の取り消し、不承認などの不利益処分は、行政手続上、条例事項として規定することとなっていることから提案したものであります。 3については、行政手続上の観点から、行政手続適正化方針に基づき、規則から条例に移行したものである。 4については、法務上の規則と条例体系の整備というものを主眼に置いての改正であるとの答弁がありました。 次に、議案第21号は、育児または介護を行う職員の労働環境の整備、改善を図るため、早出遅出勤務制度を新たに設けることなど、所要の改正を行うものであります。 その内容は、第1条石狩市職員の給与に関する条例改正では、条例中の超過勤務の文言を時間外勤務に改めるなど字句の整理を、第2条石狩市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の改正では、育児または介護を行う職員の早出遅出勤務ができる職員などについて規定しようとするものであります。 質疑の主なものは、次のとおりであります。 1、超過勤務手当を時間外勤務手当という文言に変更した理由について これに対し、部局からは、1については、市のその他の条例について時間外勤務手当という文言を使用しており、今回統一を図ることから改正するものであるとの答弁がありました。 次に、議案第22号は、地方公務員の育児休業等に関する法律の改正に伴い、非常勤職員の育児休業等に関して新たに設けるなど、所要の改正を行おうとするものであります。 その内容は、育児休業をすることができる非常勤職員について規定するとともに、育児休業の期間または部分休業などについて、新たに規定しようとするものであります。 次に、議案第23号は、厚田支所の老朽化により、厚田総合センター内に支所の事務所を移転し、本年3月28日から執務を開始することから、3市村の協議により定められた事務所の位置を変更するため、市町村の合併の特例に関する法律第5条の5第4項の規定により、条例を定めようとするものであります。 当委員会では、以上で審査を終了し、議案第20号から議案第23号まで、以上、計4議件については妥当と認め、全員異議なく、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上で、総務常任委員長の報告を終わります。 ○議長(片平一義) これより、議案第20号から議案第23号まで、以上、計4議件についての委員長報告に対し、一括質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 質疑なしと認めます。 これをもちまして、質疑を終了いたします。 これより、議案第20号から議案第23号まで、以上、計4議件について、一括討論を行います。 討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 討論なしと認めます。 これをもちまして、討論を終了いたします。 これより、議案第20号石狩市条例の整備に関する条例案を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第21号石狩市職員の給与に関する条例及び石狩市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます したがって、議案第21号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号石狩市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第22号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第23号石狩市、厚田郡厚田村及び浜益郡浜益村の廃置分合に伴う地域自治区及び地域自治区の区長の設置に関する協議書に定められた事項を変更する条例案を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第23号は原案のとおり可決されました。─────────────────── △日程第4 議案第24号から議案第28号及び議案第31号 ○議長(片平一義) 日程第4 議案第24号石狩市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例案、議案第25号石狩市生活安全条例の一部を改正する条例案、議案第26号石狩市国民健康保険税条例の一部を改正する条例案、議案第27号石狩市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の一部を改正する条例案、議案第28号石狩市保育の実施に関する条例の一部を改正する条例案、議案第31号石狩市コミュニティセンター等に係る指定管理者の指定期間の変更の件、以上、計6議件を一括議題といたします。 議案第24号から議案第28号まで及び議案第31号、以上、計6議件の審査結果について、厚生常任委員長の報告を求めます。 21番青山祐幸議員。 ◆21番(青山祐幸) 厚生常任委員長の報告に先立ちまして、一言申し上げさせていただきます。 当委員会委員でありました、ともに福祉を語り合ってまいりました泉議員の御逝去に当たり、謹んで御冥福をお祈りいたします。 報告いたします。 平成23年3月1日開催の第1回石狩市議会定例会本会議において当委員会に付託されました議案第24号石狩市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例案、議案第25号石狩市生活安全条例の一部を改正する条例案、議案第26号石狩市国民健康保険税条例の一部を改正する条例案、議案第27号石狩市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の一部を改正する条例案、議案第28号石狩市保育の実施に関する条例の一部を改正する条例案、議案第31号石狩市コミュニティセンター等に係る指定管理者の指定期間の変更の件、以上、計6議件の審査結果を報告いたします。 付託されました6議件につきましては、平成23年3月9日に当委員会を開催し審査いたしました。 審査に当たっては、冒頭、所管部から詳細な説明を受け審査に入りました。 初めに、議案第24号は、厚田区にコミュニティセンターとして設置している厚田総合センターを改修し、支所機能を備えることによって生じる管理者及び利用施設区分について改正しようとするものであります。 その内容は、厚田支所の移転に伴い、総合センターの管理を市直営で行うことになることから、管理者及び施設区分の変更を行い、新たに準用規定を設定しようとするものであります。 次に、議案第25号は、北海道などと連携し犯罪被害者支援を推進するため、所要の改正を行おうとするものであります。 その内容は、犯罪被害者などに対する支援についての条文を追加し、また、平成19年度より事業廃止した生活安全モデル地域に関する条項を削除しようとするものであります。 次に、議案第26号は、昨年3月31日に公布された地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、本市の国民健康保険税の課税限度額を改定するものであります。 その内容は、基礎課税額を「47万円」から「50万円」に、後期高齢者支援金等課税額を「12万円」から「13万円」に、介護給付金課税額を「9万円」から「10万円」にそれぞれ引き上げようとするものであります。 質疑の主なものは、次のとおりであります。 1、被保険者の国民健康保険税負担に対する認識について これに対し、部局からは、1については、一定程度低所得者に対する負担感は少ないものと考えるが、国保会計健全化の観点から御理解をいただきたいとの答弁がありました。 次に、議案第27号は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律が平成23年4月1日に施行されることに伴い、関連する法律が条項移動するため、所要の改正を行おうとするものであります。 次に、議案第28号は、市立くるみ保育園が、本年4月、新たに法人立の保育園として開園することから、同園を本年3月末をもって廃止するため、所要の改正を行おうとするものであります。 次に、議案第31号は、平成23年3月28日に厚田支所が厚田総合センターに移転することに伴い、今後は市直営で管理することとなるため、指定管理者の指定期間について、3月27日をもって指定期間を満了とする変更を行おうとするものであります。 当委員会は、以上で審査を終了し、議案第24号から議案第25号、議案第27号から議案第28号及び議案第31号、以上、計5議件については妥当と認め、全員異議なく、議案第26号については起立採決により賛成多数で、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上で、厚生常任委員長の報告を終わります。 ○議長(片平一義) これより、議案第24号から議案第28号まで及び議案第31号、以上、計6議件の委員長報告に対し、一括質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 質疑なしと認めます。 これをもちまして、質疑を終了いたします。 これより、議案第24号から議案第28号まで及び議案第31号、以上、計6議件について、一括討論を行います 討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 討論なしと認めます。 これをもちまして、討論を終了いたします。 これより、議案第24号石狩市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第24号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第25号石狩市生活安全条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第25号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第26号石狩市国民健康保険税条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 この採決は、起立によって行います。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。     (賛成議員起立) ○議長(片平一義) 賛成議員多数です。 したがって、議案第26号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第27号石狩市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第27号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第28号石狩市保育の実施に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第28号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第31号石狩市コミュニティセンター等に係る指定管理者の指定期間の変更の件についてを採決いたします。 お諮りします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第31号は原案のとおり可決されました。─────────────────── △日程第5 議案第29号から議案第30号 ○議長(片平一義) 日程第5 議案第29号石狩市特別用途地区内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例案、議案第30号市道路線廃止の件、以上、計2議件を一括議題といたします。 議案第29号から議案第30号まで、以上、計2議件の審査結果について、建設文教常任委員長の報告を求めます。 10番千葉正威議員。 ◆10番(千葉正威) 建設文教常任委員長の報告をいたします。 平成23年3月1日開催の第1回石狩市議会定例会本会議において当委員会に付託されました議案第29号石狩市特別用途地区内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例案、議案第30号市道路線廃止の件、以上、計2議件の審査結果を報告いたします。 付託されました2議件につきましては、平成23年3月10日に当委員会を開催し審査いたしました。 審査に当たっては、冒頭、所管部から詳細な説明を受け審査に入りました。 初めに、議案第29号は、物流の近代化の潮流の中にあって、倉庫業の概念が形骸化している現状を踏まえ、配送センターや物流センターなど、倉庫と一体となった複合用途の建築物などの建築が可能となるように、建築を禁止している倉庫業を営む倉庫の項目を本条例から削除しようとするものであります。 質疑の主なものは、次のとおりであります。 1、札幌圏都市計画区域内でこの種の改正を市独自にできるのか。また、都市計画審議会に諮る考えについて これに対し、部局からは、1については、特別用途地区についての都市計画決定が必要な事項は、指定の項目を明らかにした地区の種別等であり、建築物の具体的な規制内容については都市計画ではなく、建築基準法に基づき地方公共団体が定める条例にゆだねられている。また、都市計画と密接な関係があるが、土地利用の基本方針を変更するものでないことから、軽微な変更であり審議会には報告する旨の答弁がありました。 次に、議案第30号は、八幡町高岡31の6にあった公共施設が廃止になり、道路が一般交通の用に供する必要がなくなったため、道路法第10条第1項の規定に基づき、市道路線の廃止をしようとするものであります。 質疑の主なものは、次のとおりであります。 1、廃止路線の用地所有者及び用地処理について これに対し、部局からは、1については、用地は市の用地で市の行政財産から普通財産となるとの答弁がありました。 当委員会は、以上で審査を終了し、議案第29号から議案第30号まで、以上、計2議件については妥当と認め、全員異議なく、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上で、建設文教常任委員長の報告を終わります。 ○議長(片平一義) これより、議案第29号から議案第30号まで、以上、計2議件の委員長報告に対し、一括質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 質疑なしと認めます。 これをもちまして、質疑を終了いたします。 これより、議案第29号から議案第30号まで、以上、計2議件について、一括討論を行います。 討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 討論なしと認めます。 これをもちまして、討論を終了いたします。 これより、議案第29号石狩市特別用途地区内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第29号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第30号市道路線廃止の件を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第30号は原案のとおり可決されました。─────────────────── △日程第6 議案第8号から議案第18号 ○議長(片平一義) 日程第6 議案第8号平成23年度石狩市一般会計予算、議案第9号平成23年度石狩市国民健康保険事業特別会計予算、議案第10号平成23年度石狩市国民健康保険診療所特別会計予算、議案第11号平成23年度石狩市後期高齢者医療特別会計予算、議案第12号平成23年度石狩市介護保険事業特別会計予算、議案第13号平成23年度石狩市介護サービス事業特別会計予算、議案第14号平成23年度石狩市個別排水処理施設整備事業特別会計予算、議案第15号平成23年度石狩市土地取得特別会計予算、議案第16号平成23年度石狩市特定環境保全公共下水道事業特会計予算、議案第17号平成23年度石狩市水道事業会計予算、議案第18号平成23年度石狩市公共下水道事業会計予算、以上、計11議件を一括議題といたします。 議案第8号から議案第18号まで、以上、計11議件の審査結果について、予算特別委員長の報告を求めます。 7番日下部勝義議員。 ◆7番(日下部勝義) 予算特別委員長の報告をいたします。 平成23年3月1日開催の第1回石狩市議会定例会本会議において、予算特別委員会に付託されました議案第8号平成23年度石狩市一般会計予算について、その審査の経過と結果を報告いたします。 付託されました予算総額は、歳入歳出それぞれ300億6,000万円であります。 当委員会は、審査の日程及び進め方などを協議を行い、また、審査の必要上、資料請求の日程を定め、3月14日、3月15日、3月16日、3月17日、3月18日に各所管より、平成23年度の予算案の概要について説明を求めた上、各項目別に慎重かつ詳細にわたり熱心な審査を行いました。 各所管における質疑の主なものは、次のとおりであります。 総務部所管では、一つ、地域情報化基盤整備事業の進捗状況及び予算の内訳について。一つ、平和事業に係る沖縄との交流事業の成果について。一つ、平和の標語・絵画募集の実施状況について。一つ、地上デジタル化の対策について。一つ、沖縄に対する認識について。一つ、日本非核宣言自治体協議会及び平和市長会議の関わりについて。一つ、地上デジタル難視聴者の把握及び対策について。一つ、厚田区、浜益区に指名入札資格審査会場を設ける考えについて。一つ、平成22年度指名競争入札の落札率について。一つ、入札監視委員会の設置及び予定価格事前公表の見直しについて。一つ、公益通報制度の条例化について。一つ、情報開示において不服審査請求があった場合の対応について。一つ、市顧問弁護士の身分について。一つ、自主防災組織の設置状況と過疎地の防災対策について。一つ、地域防災計画の見直し及びハザードマップの作成について。一つ、吹鳴サイレンの再設置と防災行政無線の設置について。一つ、沖積層に対する認識について。一つ、職員住宅の補修について。一つ、職員採用時における就学年数換算表の取り扱いについて。一つ、救急救命講習の継続実施について。 企画経済部所管では、一つ、住宅リフォーム制度の他市の導入状況と制度見直しについて。一つ、行政評価と事業評価の相違点及び評価の手法について。一つ、行政評価により廃止・改善となった事業の経緯及び評価の組織体制について。一つ、鳥インフルエンザ対策について。一つ、農家戸別所得補償制度実施に伴う農家所得の状況及び農家への影響について。一つ、現行の食料自給率と自給率アップに向けた取り組みについて。一つ、地場産品地域内流通促進事業の内容及び実績について。一つ、林業振興計画について。一つ、今後の森林整備の見通し及び環境林の認識について。一つ、漁業の担い手支援対策について。一つ、サハリン系ニシン資源の確保について。一つ、トド被害防止対策について。一つ、UR住宅熱供給事業廃止に伴う事業者による住民説明会について。一つ、中小企業融資制度創設の考えについて。一つ、就業促進対策助成金の予算額及び周知について。一つ、就業サポート事業の相談件数と就労実績について。一つ、中小企業ステップアップ支援事業の実績について。一つ、黄金山の観光振興の取り組みについて。一つ、新港企業の税負担軽減実績について。一つ、課税免除を受けていた企業の撤退件数について。一つ、撤退企業に係る石狩市企業立地促進条例の取り扱いについて。一つ、地域活性化雇用創出事業の効果について。 財政部所管では、一つ、公用車のハイブリッドカー導入の状況及び電気自動車導入の考えについて。一つ、債権回収担当の平成22年度の差し押さえ実績と実施時の市民生活に対する配慮について。一つ、債権回収という名称及び担当部署を設置した考え方について。一つ、平成22年度末の活用できる基金残高について。一つ、財政再建計画の評価と財源及び市民生活に影響のあった項目数について。一つ、4年間の市民への影響額について。一つ、浜益区における市有地貸付料の上昇要因について。一つ、平成22年度決算見込み額について。一つ、平成23年度地方債の発行見込み額について。一つ、平成22年度における市民税・国保税に係る財産差し押さえの件数と金額について。一つ、土地開発公社経営健全化計画に基づく保有地の処分状況と今後の処分予定について。一つ、土地開発公社経営健全化計画の防災公園計画の妥当性及び新市建設計画との整合性について。一つ、値上げに伴うたばこ税収入の状況について。一つ、個人市民税と法人市民税の新港企業・新港以外の企業の内訳について。一つ、就学援助費の交付税算入額及び評価について。一つ、特別交付税から普通交付税への振り替えに伴う当市の影響額について。一つ、交付税による雇用対策事業の実施について。 市民生活部所管では、一つ、廃食用油リサイクル事業の収集実績及び回収拠点の増について。一つ、環境基本計画に基づく市の事務事業の削減状況について。一つ、太陽光発電システム設置費補助金の補助実績と予算算出件数の根拠について。一つ、雪氷エネルギー利用施設の設置実態について。一つ、浜益斎場進入路の改修について。一つ、野犬対策事業の内容について。一つ、環境基本計画の市民・事業所の目標値設定について。一つ、太陽光発電システム設置補助金(1kw4万円)の算出根拠について。一つ、厚田区の飼養動物多頭飼育の実態及び予防注射接種等の支援策について。一つ、公害調査の実施時期と公表方法について。一つ、ごみ不法投棄処理経費の内訳について。一つ、海浜植物保護センターの自然情報の受発信の内容について。一つ、みどりのリサイクル事業予算増額の理由について。一つ、リサイクルプラザのリサイクル品販売の開催状況及び民間事業者との競合について。一つ、ペットボトルの回収状況について。一つ、一般廃棄物処理計画の策定について。一つ、北石狩衛生センターの長期民間包括委託について。一つ、北石狩衛生センターの現行の人員、公務サービス職員の作業内容について。一つ、事業系ごみの料金の地域間格差是正について。 保健福祉部所管では、一つ、除雪、緊急通報訪問サービス事業の除雪及び厚田・浜益地区の高齢者に対する除雪サービスの対応について。一つ、障害者自立支援法の改正内容について。一つ、障がい者の就労移行支援による就労実態について。一つ、除雪サービスの天候等の実情に合わせた改善と地元町内会との情報共有について。一つ、高齢者の交通事故防止のための反射材購入の助成について。一つ、福祉利用割引券交付事業の交付額増額について。一つ、放課後児童会健全育成事業予算の増額理由について。一つ、子ども手当支給に伴う自治体負担額について。一つ、年少扶養控除廃止に伴う影響について。一つ、放課後児童会の対象学年引上げの考えについて。一つ、放課後こどもプランの厚田区、浜益区での通年実施について。一つ、乳幼児医療費助成の年齢引き上げの考えについて。一つ、認定こども園の入所要件及び入所優先順位について。一つ、児童虐待の現状と対応について。一つ、里親制度の現状と国等の支援策について。一つ、子ども手当財源の自治体負担の在り方について。一つ、生活保護の実態について(過去3年間)。一つ、生活保護級地引上げの見通しについて。一つ、平成23年度以降の生活保護の見通しについて。一つ、不正受給の際の対応と実態把握について。一つ、生活保護申請中の緊急小口資金の改善について。一つ、管内の生活保護の状況について。一つ、がん検診受診料の引き下げについて。一つ、赤ちゃん訪問事業及び乳幼児健診未受診者への対応について。一つ、子宮頸がん・ヒブ・小児用肺炎球菌ワクチン接種事業の定期接種化について。一つ、ヒブ・小児用肺炎球菌ワクチンの接種見合わせについて。一つ、心の健康づくり事業の取り組み内容について。一つ、浜益保養センターの収支について。 建設水道部所管では、一つ、除雪作業による縁石、点字ブロック等破損時の対応について。一つ、道路維持に係る繰越分も含めた予算について。一つ、竜神川の整備状況について。一つ、交差点の見通しの悪くなった箇所の解消について。一つ、今後の公園整備の在り方について。一つ、健康遊具設置状況及び設置に向けた今後の進め方について。一つ、ストック計画の進捗状況について。一つ、長寿命化計画の内容について。一つ、改修困難な老朽化住宅の取り扱いについて。 教育委員会所管では、一つ、教職員の休職状況及び休職原因について。一つ、就学援助費の準要保護世帯への支給拡大について。一つ、緑苑台小学校増築にあたっての考え方について。一つ、浜益高校(新浜益中学校)体育館の耐震化及び耐震診断実施について。一つ、こどもの読書活動推進事業(ブックスタート)予算増額の理由について。一つ、図書館資料等購入事業における視聴覚資料の購入内容について。一つ、まんが本購入予定数及び購入基準について。一つ、食中毒防止のための衛生管理について。一つ、栄養教諭の配置状況と食育教育の取り組みについて。一つ、食育指導計画の策定について。一つ、図書館分館の位置づけについて。一つ、分館の図書入替の考え方及び入替に際しての利用者ニーズの活用について。一つ、図書検察システムの使い勝手について。一つ、学校耐震化率及び耐震基準見直しの動向について。一つ、教育長の身分について。 厚田支所所管では、一つ、あつた水彩画展芸術文化振興事業の具体的内容及び事業実施に至った経緯並びに目的と効果について。一つ、地域自治区の権限拡大について。 浜益支所所管では、一つ、浜益区の現状認識及び今後の地域振興・住民福祉に対する考え方について。一つ、果樹振興施設整備事業・水稲育苗兼施設野菜等ハウス整備事業における災害復旧費計上についてであります。 次に、平成23年3月1日開催の第1回石狩市議会定例会本会議において予算特別委員会に付託されました議案第9号平成23年度石狩市国民健康保険事業特別会計予算について、その審査の経過と結果を報告いたします。 本案については、3月16日、当委員会を開催し審査いたしました。 付託されました予算総額は、歳入歳出それぞれ71億5,420万8,000円であります。 冒頭、平成23年度予算案の概要について説明を求めた上、慎重かつ詳細にわたり熱心な審査を行いました。 質疑の主なものは、次のとおりであります。 一つ、平成22年度の収支見込みについて。一つ、平成23年度の累積赤字額及びその要因について。一つ、一般会計からの法定外繰入金について。一つ、子どもへの被保険証交付について。一つ、失業者の国保税減免について。一つ、非自発的失業者の国保税減免について。一つ、窓口負担の減免について。一つ、全国工事業国保の無資格加入者の国保加入についてであります。 次に、平成23年3月1日開催の第1回石狩市議会定例会本会議において予算特別委員会に付託されました議案第10号平成23年度石狩市国民健康保険診療所特別会計予算について、その審査の経過と結果を報告いたします。 本案については、3月15日、当委員会を開催し審査いたしました。 付託されました予算総額は、歳入歳出それぞれ1億4,145万6,000円であります。 冒頭、平成23年度予算案の概要について説明を求めた上、慎重かつ詳細にわたり熱心な審査を行いました。 次に、平成23年3月1日開催の第1回石狩市議会定例会本会議において予算特別委員会に付託されました議案第11号平成23年度石狩市後期高齢者医療特別会計予算について、その審査の経過と結果を報告いたします。 本案については、3月16日、当委員会を開催し審査いたしました。 付託されました予算総額は、歳入歳出それぞれ5億8,383万9,000円であります。 冒頭、平成23年度予算案の概要について説明を求めた上、慎重かつ詳細にわたり熱心な審査を行いました。 質疑の主なものは、次のとおりであります。 一つ、低所得者層等の保険料軽減について。一つ、平成23年度の全道における平均保険料と平成24年度の保険料見直しの見通しについて。一つ、保険料支払方法の選択について。一つ、今後の制度設計見直しの状況についてであります。 次に、平成23年3月1日開催の第1回石狩市議会定例会本会議において予算特別委員会に付託されました議案第12号平成23年度石狩市介護保険事業特別会計予算について、その審査の経過と結果を報告いたします。 本案については、3月17日、当委員会を開催し審査いたしました。 付託されました予算総額は、歳入歳出それぞれ37億5,759万3,000円であります。 冒頭、平成23年度予算案の概要について説明を求めた上、慎重かつ詳細にわたり熱心な審査を行いました。 質疑の主なものは、次のとおりであります。 一つ、要支援者への対応等制度改正の影響について。一つ、市内事業所の介護職員の労働条件(賃金)の状況について。一つ、第4期介護保険事業計画の進捗状況と介護給付費準備基金を活用した、第5期介護保険事業計画に向けた保険料抑制について。一つ、保険料及び利用料の軽減の状況と拡大についてであります。 次に、平成23年3月1日開催の第1回石狩市議会定例会本会議において予算特別委員会に付託されました議案第13号平成23年度石狩市介護サービス事業特別会計予算について、その審査の経過と結果を報告いたします。 本案については、3月17日、当委員会を開催し審査いたしました。 付託されました予算総額は、歳入歳出それぞれ7,950万9,000円であります。 冒頭、平成23年度予算案の概要について説明を求めた上、慎重かつ詳細にわたり熱心な審査を行いました。 質疑の主なものは、次のとおりであります。 一つ、社会福祉協議会に委託している浜益の5施設(特養・グループホーム・シルバーホーム・高齢者福祉センター・保養センター)の委託料の妥当性についてであります。 次に、平成23年3月1日開催の第1回石狩市議会定例会本会議において予算特別委員会に付託されました議案第14号平成23年度石狩市個別排水処理施設整備事業特別会計予算について、その審査の経過と結果を報告いたします。 本案については、3月16日、当委員会を開催し審査いたしました。 付託されました予算総額は、歳入歳出それぞれ3,733万2,000円であります。 冒頭、平成23年度予算案の概要について説明を求めた上、慎重かつ詳細にわたり熱心な審査を行いました。 次に、平成23年3月1日開催の第1回石狩市議会定例会本会議において予算特別委員会に付託されました議案第15号平成23年度石狩市土地取得特別会計予算について、その審査の経過と結果を報告いたします。 本案については、3月14日、当委員会を開催し審査いたしました。 付託されました予算総額は、歳入歳出それぞれ44万7,000円であります。 冒頭、平成23年度予算案の概要について説明を求めた上、慎重かつ詳細にわたり熱心な審査を行いました。 次に、平成23年3月1日開催の第1回石狩市議会定例会本会議において予算特別委員会に付託されました議案第16号平成23年度石狩市特定環境保全公共下水道事業特会計予算について、その審査の経過と結果を報告いたします。 本案については、3月16日、当委員会を開催し審査いたしました。 付託されました予算総額は、歳入歳出それぞれ1億6,789万7,000円であります。 冒頭、平成23年度予算案の概要について説明を求めた上、慎重かつ詳細にわたり熱心な審査を行いました。 質疑の主なものは、次のとおりであります。 一つ、昨年8月の災害時に起きた厚田浄化センターの逆流解消のための予算措置についてであります。 次に、平成23年3月1日開催の第1回石狩市議会定例会本会議において予算特別委員会に付託されました議案第17号平成23年度石狩市水道事業会計予算について、その審査の経過と結果を報告いたします。 本案については、3月16日、当委員会を開催し審査いたしました。 付託されました予算総額は、3条予算で、収入14億8,019万3,000円、支出15億5,257万8,000円、4条予算で、収入11億9,628万1,000円、支出16億6,610万3,000円であります。 冒頭、平成23年度予算案の概要について説明を求めた上、慎重かつ詳細にわたり熱心な審査を行いました。 質疑の主なものは、次のとおりであります。 一つ、ハンディターミナル導入に伴う経費削減効果について。一つ、西部広域水道企業団の構成自治体間協議について。一つ、新港地区への配水管整備工事費の財源内訳についてであります。 次に、平成23年3月1日開催の第1回石狩市議会定例会本会議において予算特別委員会に付託されました議案第18号平成23年度石狩市公共下水道事業会計予算について、その審査の経過と結果を報告いたします。 本案については、3月16日、当委員会を開催し審査いたしました。 付託されました予算総額は、3条予算で、収入11億5,185万8,000円、支出11億6,583万5,000円、4条予算で、収入9億8,993万1,000円、支出14億6,483万7,000円であります。 冒頭、平成23年度予算案の概要について説明を求めた上、慎重かつ詳細にわたり熱心な審査を行いました。 当委員会は、以上で審査を終了し、議案第8号、議案第9号、議案第11号及び議案第12号、以上、計4議件については起立採決で賛成多数により、議案第10号及び議案第13号から議案第18号まで、以上、計7議件については妥当と認め、全員異議なく、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 各委員におかれましては、3月1日及び3月14日から3月18日まで、延べ6日間にわたり慎重かつ熱心に審査をいただき、心から感謝を申し上げ、予算特別委員長の報告を終わります。 ○議長(片平一義) これより、議案第8号から議案第18号まで、以上、計11議件の委員長報告に対し、一括質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 質疑なしと認めます。 これをもちまして、質疑を終了いたします。 これより、議案第8号から議案第18号まで、以上、計11議件について、一括討論を行います。 討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 討論なしと認めます。 これをもちまして、討論を終了いたします。 これより、議案第8号平成23年度石狩市一般会計予算を採決いたします。 この採決は、起立によって行います。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。     (賛成議員起立) ○議長(片平一義) 賛成議員多数です。 したがって、議案第8号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号平成23年度石狩市国民健康保険事業特別会計予算を採決いたします。 この採決は、起立によって行います。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。     (賛成議員起立) ○議長(片平一義) 賛成議員多数です。 したがって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号平成23年度石狩市国民健康保険診療所特別会計予算を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号平成23年度石狩市後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。 この採決は、起立によって行います。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。     (賛成議員起立) ○議長(片平一義) 賛成議員多数です。 したがって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号平成23年度石狩市介護保険事業特別会計予算を採決いたします。 この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。     (賛成議員起立) ○議長(片平一義) 賛成議員多数です。 したがって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号平成23年度石狩市介護サービス事業特別会計予算を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号平成23年度石狩市個別排水処理施設整備事業特別会計予算を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第15号平成23年度石狩市土地取得特別会計予算を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第16号平成23年度石狩市特定環境保全公共下水道事業特会計予算を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第16号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第17号平成23年度石狩市水道事業会計予算を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第18号平成23年度石狩市公共下水道事業会計予算を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第18号は原案のとおり可決されました。─────────────────── △日程第7 議案第32号 ○議長(片平一義) 日程第7 議案第32号人権擁護委員推薦について意見を求める件を議題といたします。 提案理由の説明が3月1日に終わっておりますので、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 質疑なしと認めます。 これをもちまして、質疑を終了いたします。 これより、議案第32号人権擁護委員推薦について意見を求める件を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、討論を省略して、原案のとおり適任とすることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第32号人権擁護委員推薦について意見を求める件は、原案のとおり適任とすることに決定されました。─────────────────── △日程第8 議案第33号から議案第34号 ○議長(片平一義) 日程第8 議案第33号訴えの提起の件、議案第34号訴えの提起の件、以上、2議件を一括議題といたします。 提案理由の説明が3月1日に終わっておりますので、これより議案第33号から議案第34号まで、以上、計2議件について一括質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 質疑なしと認めます。 これで、質疑を終了いたします。 これより、議案第33号から議案第34号まで、以上、計2議件について討論を行います。 討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 討論なしと認めます。 これをもちまして、討論を終了いたします。 次に、議案第33号訴えの提起の件を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第33号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第34号訴えの提起の件を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第34号は原案のとおり可決されました。─────────────────── △日程第9 同意第1号から同意第5号 ○議長(片平一義) 日程第9 同意第1号石狩市情報公開・個人情報保護審査会委員任命について同意を求める件、同意第2号石狩市情報公開・個人情報保護審査会委員任命について同意を求める件、同意第3号石狩市情報公開・個人情報保護審査会委員任命について同意を求める件、同意第4号石狩市情報公開・個人情報保護審査会委員任命について同意を求める件、同意第5号石狩市情報公開・個人情報保護審査会委員任命について同意を求める件、以上、計5議件を議題といたします。 提案理由の説明が3月1日に終わっておりますので、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 質疑なしと認めます。 これをもちまして、質疑を終了いたします。 これより、同意第1号石狩市情報公開・個人情報保護審査会委員任命について同意を求める件を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、討論を省略して、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、同意第1号は同意することに決定いたしました。 これより、同意第2号石狩市情報公開・個人情報保護審査会委員任命について同意を求める件を採決いたします。 この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 本案は、討論を省略し、原案のとおり同意することに賛成議員の起立を求めます。     (賛成議員起立) ○議長(片平一義) 賛成議員多数です。 したがって、同意第2号は原案のとおり同意されました。 これより、同意第3号石狩市情報公開・個人情報保護審査会委員任命について同意を求める件を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、討論を省略して、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、同意第3号は同意することに決定いたしました。 これより、同意第4号石狩市情報公開・個人情報保護審査会委員任命について同意を求める件を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、討論を省略して、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、同意第4号は同意することに決定いたしました。 これより、同意第5号石狩市情報公開・個人情報保護審査会委員任命について同意を求める件を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、討論を省略して、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、同意第5号は同意することに決定いたしました。─────────────────── △日程第10 議案第35号 ○議長(片平一義) 日程第10 議案第35号平成22年度石狩市一般会計補正予算(第10号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 白井副市長。 ◎副市長(白井俊) ただいま議題となりました議案第35号平成22年度石狩市一般会計補正予算(第10号)について説明申し上げます。 今回の補正は、広範囲で深刻な被害が発生している東北地方太平洋沖地震被災地への義援金のほか、1月以降の局地的な大雪により不足が生じる見込みとなった除排雪事業費について、所要の措置を講じようとするものであり、補正の額といたしましては、既定予算の総額に歳入歳出それぞれ1億100万円を追加し、その総額を315億937万6,000円にするものであります。 歳出につきましては、土木費で除雪費に9,500万円を追加するとともに、消防費で被災地応援費600万円を計上するものであります。 歳入につきましては、繰越金において同額を計上するものであります。 よろしく御審議を賜りたいと存じます。 ○議長(片平一義) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。 お諮りいたします。 質疑については、歳入歳出一括して行いたいと思います。 御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、質疑は歳入歳出一括して行います。 質疑はありませんか。 22番長原徳治議員。 ◆22番(長原徳治) 質問に入ります前に、このたびの大地震におきまして、被災された皆さんに心から御見舞いを申し上げたいと思います。また、亡くなられた方々に対しましては、心より追悼の意を表したいと思います。 被災地の一日も早い復興を私ども心から願うわけでありますけれども、その立場、その意味におきまして、今回提案されました補正予算については、積極的に賛成をしたいというふうに思います。 また、あわせて、今回の災害が余りにも大きな未曾有の災害ということの中で、義援金を送る、さらには物資を送るという、従来の災害に対する支援というあり方だけでは到底超えられない大きなものがあるのではないかというふうに受けとめているわけでございます。 新聞等によりますと、38万人にも上る方々が、既に避難所で不自由な暮らしをしているというふうにも承っているところでございまして、その中には災害弱者と言われる立場の弱い方々もたくさんいらっしゃるということで、心の痛む思いをしているところでございます。 そうした意味で、今後のこれらの災害地に対する支援の方向についてなのですが、先ほどの行政報告にもありましたように、従来型の現地に物を送るということのみならず、オールジャパンの中で、被災された方々の移住、それを受け入れるということの必要性というのが、今後、一層高まるのではないかというふうに考えております。既に私の聞いているところでは、いろいろな団体を通じて、全国団体を通じて受け入れができないかという打診も寄せられているというふうに聞いておりますので、市としては、そういった縦から来るいろいろな情報をキャッチしながら、市として全体として、石狩市の公共施設などを活用して、積極的な受け入れ体制を整えるべく、また、受け入れた人々の生活支援ということに積極的に取り組むことが、今後ますます必要になるのではないかと考えます。 先ほどの行政報告の中でも、そういった方向性は一部示されておりますが、より今日の状況、それから市の今後の考え方について、この際、具体的に御説明をいただいておきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(片平一義) 田岡市長。 ◎市長(田岡克介) ただいまの長原議員の御質問にお答えをさせていただきたいと存じます。 御質問にありましたように、本当に未曾有の大災害でございます。少なくとも、私たちがかつて経験したことのある、そのような被災対策ということでは済まないというふうに基本的に思っております。市としてできる限り総力を上げて、この国難といいますか、あるいは人命の救助というものに全力を傾注してまいりたいという基本的な考え方は、私ども既に発表をさせていただいて取り組みを行っております。 ここ一両日、30名弱という、石狩市に避難してきた方がおいでになります。まだまだふえる傾向、あるいは石狩と東北の関係は非常に、血縁、地縁の関係も含めて、今後、移り住んでくる方も多いのではないかと思っております。また、既に御相談の中で、石狩にこの際永住したいというような方もおいでになりますし、いずれ帰りたいという方も、いろいろなケースが生じておりますので、まず、総合的な窓口をできるだけ1本にして、ワンストップの窓口をつくり、そこから各セクションにつなぐという体制を、きのうも対策本部の中で確認させていただきました。 特に、移住関係についてでありますが、私どもに今問い合わせが来ている調査の中において、私どもは積極的に受け入れたい旨は上部団体に申し上げております。しかし、実施のところ、公共施設等が限られているということでありますので、それらの状況も勘案しながら適切に対応してまいりたいというふうに思っております。 なお、移住の仮設住宅の用地がどの程度提供できるかということが道のほうから問い合わせが行われておりますので、これらについても、例えば図書館の横の土地、あるいは工業団地の中の土地などについて、その可能性について返答をさせていただいております。 このような状況を踏まえながら、私どもは、とにかく可能な限り受け入れをしていきたい。そして、受け入れた方については、冒頭、行政報告で申し上げましたように、生活支援等は積極的に行い、予備費を充当させていただければというふうに思っております。 また、今後、恐らく災害復興の社会インフラといいますか、それらの要請というのは、既に下水道部において派遣されておりますが、恐らく他範にわたる、役場そのものが喪失した地域もありますので、これらの要請については全国の市長会、あるいは災害対策本部、道を通した形で要請が来ると思っておりますので、私は積極的にこの問題解決に職員の派遣を考えていきたいというふうに思っております。 トータルで、最後に申し上げさせていただきます。私自身は、この災害を受けたときに一番先に考えた問題は、日本の国が上半分、東半分、片足を突っ込むように沈み込んでいく恐怖感を感じました。もとよりここの地域に住んでいる人命というのは、当然のことながら日本の大きな、国難という言葉を使っていいのでしょうか、そのような状況に震える思いでテレビを見ておりました。そのときに、私は絶えず職員に言っているのは、本当に困ったときに誠実に対応しようと、やったふりはだめだということを申し上げて、職員にそれぞれの対策に懸命に努力して対応せよということを申し上げましたが、これは私自身にもみずからに話している言葉でございます。 これからも誠実に、そしてしっかり石狩市ができることについて十分やっていきたいというふうに思っておりますので、改めて議員各位の御協力をお願い申し上げたいと存じます。 以上であります。 ○議長(片平一義) ほかに質疑はありませんか。 24番神崎征治議員。 ◆24番(神崎征治) 東日本大震災に遭われました皆様方に心から御見舞いを申し上げます。 この場におきましても、時たま二十二、三年前に定められた平成という年号の定められたときの意味を改めて、今、自分自身かみしめています。確かに、そうあってはならないことが、そういうことのならないように希望が、平成という年号に定められたことが見事にこの場に来て裏切られたことを本当に残念に思います。 このたびの、それぞれ災害救済に当たられる立場の方々に対しては、国民のそれぞれの立場でそれぞれの意見があると私も信じています。しかし、この場に及んでは、それぞれの立場の者が、それぞれの立場に基づいて最善の努力をすることが、今、一番大事なことだということを、また私自身、心にしっかり刻み込んでおります。 このたびの災害の対応につきましては、市長みずからさまざまな行動をされましたことに、まず心から評価をいたしたいと思います。特に、被災地に派遣されました消防職員の皆様方、その御努力に心から敬意を表します。同時に、その方々の果たしてきた役割は、石狩市にとりましてもこれから大いに参考になることだろうと、貴重な経験を、私どもはいずれのときにまた確かめさせていただくことを非常に期待をしております。 出かける方々はもちろんでございますけれども、あるいは、これから出かけられる方に対しましての家族に対しても、やはり行政は市民の代表として感謝の意を示すという姿勢が、どこの場でも多少見聞きするには少ないような気がいたします。この際、市長に、そのことに対してのお考えを一言お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(片平一義) 田岡市長。 ◎市長(田岡克介) 神崎議員の御質問にお答えを申し上げます。 石狩北部消防事務組合の6人の隊員、そして昨日、現地に赴いた5人の隊員、それぞれ家族を持っております。また、きょう出立しました下水道の職員も家族を持っております。テレビで拝見させていただいたように、東京消防署の隊長は、家族の皆さんに申しわけないと、現場の隊長として頭を下げているその光景を見たときに、崇高な使命感の裏に、やはり人間としての、そして家族への愛情の思いをあのように思ったと。であるように、私も、第一次隊として消防隊が出るに当たって、通常の出立とは全く異なる現地へ向かう消防隊員に激励したその一つに、まず、任務を遂行するために自分の身を守れ、仲間がしっかり応援している、そして、家族の皆さんに、ぜひこの点を御理解いただきたいということを申し上げさせていただいております。 恐らく、現地に赴く隊長、送り出す消防署署長、市長としてもその現実に、私自身うろたえながらも、しっかりと隊員全員の、職員全員の思いを受けとめさせていただいております。改めまして、派遣された御家族の皆さんに、心から敬意を、感謝を申し上げたいと存じます。本当にありがとうございました。 ○議長(片平一義) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) なければ、これをもちまして質疑を終了いたします。 これより、討論を行います。 討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 討論なしと認めます。 これをもちまして、討論を終了いたします。 これより、議案第35号平成22年度石狩市一般会計補正予算(第10号)を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第35号は原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。      午前11時36分 休憩   ────────────────      午前11時48分 再開 ○議長(片平一義) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。─────────────────── △日程第11 議案第36号 ○議長(片平一義) 日程第11 議案第36号車両の損壊事故に係る和解及び損害賠償額の決定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 白井副市長。 ◎副市長(白井俊) ただいま議題となりました議案第36号車両の損壊事故に係る和解及び損害賠償額の決定の件について申し上げます。 本件は、平成23年2月4日午後8時ころ、石狩市立花川北中学校に学校開放を利用するため、屋内体育館付近に駐車中であった石狩市花畔1条1丁目13番地、和田博明氏所有の車両に、体育館壁面に付着していた氷の塊が落下し、損壊した事故について、その損害賠償額を定め和解するため、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定に基づき議決を得ようとするものであります。 その内容は、第1として、本件の損壊による損害額は11万8,000円とする。 第2として、過失割合は、学校施設に起因する事故であるものの、車両の駐車場所が来場者用駐車場ではなかったことから、市が80パーセント、相手方が20パーセントとする。 第3として、市は相手方に9万4,400円を支払うものとする。 第4として、市及び相手方は、その後の請求を放棄するものとする内容であります。 今後とも、冬期間における学校施設内の落雪、着氷等の事故を未然に防ぐよう、巡視の強化、学校利用者の来場者用駐車場の利用についての注意喚起を徹底し、このような事態が起こらないよう最善の努力をしてまいりたいと存じます。 よろしく御審議を賜りたいと存じます。 ○議長(片平一義) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) なければ、これをもちまして質疑を終了いたします。 これより、討論を行います。 討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 討論なしと認めます。 これをもちまして、討論を終了いたします。 これより、議案第36号車両の損壊事故に係る和解及び損害賠償額の決定の件を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第36号は原案のとおり可決されました。─────────────────── △日程第12 発議第1号から発議第9号 ○議長(片平一義) 日程第12 発議第1号医療機関における夜勤改善で安全安心の医療・介護を求める意見書(案)、発議第2号地域医療と国立病院の充実を求める意見書(案)、発議第3号容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書(案)、発議第4号介護保険制度見直しにおける意見書(案)、発議第5号若者の雇用対策の更なる充実を求める意見書(案)、発議第6号公共交通機関のバリアフリー化の更なる推進を求める意見書(案)、発議第7号住民の安全・安心なくらしを支える交通運輸行政の充実を求める意見書(案)、発議第8号介護保険制度の改善を求める意見書(案)、発議第9号郵政民営化の抜本的見直しに関する意見書(案)、以上、計9意見書案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 8番伊藤一治議員。 ◆8番(伊藤一治) ただいま一括議題となりました発議第1号から発議第9号までの、以上、計9意見書案について、順次説明を申し上げます。 発議第1号医療機関における夜勤改善で安全安心の医療・介護を求める意見書(案) 上記意見書案について、会議規則第14条の規定により提出する。 平成23年3月23日。 提出者、石狩市議会議員、伊藤一治、蜂谷三雄、田中一彦、米林渙昭、千葉正威、池端英昭、伊関史子、青山祐幸。 提出先、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣。         ────発議第1号  医療機関における夜勤改善で安全安心の医療・介護を求める意見書(案) 長寿世界一を誇る日本の医療は、長年にわたる社会保障費抑制政策の下でも、医師、看護師などの懸命な努力で支えられてきました。 しかし医療現場は、長時間・過密労働に加え、医療技術の進歩や医療安全への期待の高まりなどで、看護職員などの労働環境は厳しさを増し、離職者も多く、深刻な人手不足になっています。 看護師など夜勤交代制労働者の労働条件を抜本的に改善し、人手を増やし、安全・安心の医療・介護を実現する事が大切になっています。医療・社会保障予算を先進国並みに増やし、国民が安心して暮らしていける制度が求められています。 以上の趣旨から、看護師等の増員を実現し、安全でゆきとどいた医療・看護・介護の拡充を図るための対策を講じられるよう、下記事項について要望します。          記1、医療、社会保障予算を先進国(OECD)を一つの目標に、医師・看護師・介護職員等を増やすこと。2、安全・安心の医療・介護を実現すること。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  平成23年3月23日              北海道石狩市議会         ──── ◆8番(伊藤一治) 発議第2号地域医療と国立病院の充実を求める意見書(案)。 上記意見書案について、会議規則第14条の規定により提出する。 平成23年3月23日。 提出者、石狩市議会議員、伊藤一治、蜂谷三雄、田中一彦、米林渙昭、千葉正威、池端英昭、伊関史子、青山祐幸。 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣。         ────発議第2号  地域医療と国立病院の充実を求める意見書(案) 医師・看護師不足や公的病院の縮小・閉鎖によって、救急患者の受け入れ先がない等、地域医療が崩壊しかねない事態が全国で生じています。 国立病院は、がん・循環器などの高度医療や研究とともに、重症心身障がい、筋ジストロフィー、結核・感染症、精神医療、災害医療、へき地医療など、民間では困難な分野を担い、地域医療においても重要な役割を果たしています。 しかし、政府は、「独立行政法人の原則廃止」を掲げ、4月に行われた「事業仕分け」では、国立病院に対して「非効率」病床の削減など更なる「経営合理化」を求める意見が出され、「事業規模の縮小、他の公的病院も含めた再編成の検討など」のとりまとめがされました。 また、「公務員人件費削減」や「効率化」の名の下に、国立病院に対しても、人件費や運営費交付金の一律削減が押し付けられ、病院運営にも支障をきたしています。 国民の立場で無駄遣いを是正することは必要ですが、いのちや暮らしにかかわる公共部門を乱暴に切り捨てることは許されません。 日本の医師・看護師は、欧米諸国に比べて数分の1と少なく、医療の複雑・高度化に追いつかない人員体制で、医師や看護師の過労死さえ起きています。国立病院では、人工呼吸器をつけた手厚い看護が必要な患者さんが多数入院されていますが、夜間はわずか看護師2人で約50人の患者さんの看護にあたる病棟も少なくありません。医療崩壊をくい止め、安全・安心の医療・看護の実現のために、医師・看護師をはじめ医療従事者の増員がどうしても必要です。 いつでも・どこでも・だれでも、安心して医療を受けることができる体制づくりは住民の願いです。地域医療と国立病院の充実を図るために、以下の項目について要望します。          記1、国立病院の縮小・廃止を最小限にすること。2、国立病院を運営費交付金の一律削減の対象から除外し、必要な予算を確保すること。3、国立病院の医師・看護師はじめ必要人員を確保すること。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  平成23年3月23日              北海道石狩市議会         ──── ◆8番(伊藤一治) 発議第3号容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書(案)。 上記意見書案について、会議規則第14条の規定により提出する。 平成23年3月23日。 提出者、石狩市議会議員、伊藤一治、蜂谷三雄、田中一彦、米林渙昭、千葉正威、池端英昭、伊関史子、青山祐幸。 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、環境大臣、消費者庁担当大臣。         ────発議第3号  容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書(案) 容器包装リサイクル法(「容器包装に関する分別収集及び再商品化の促進等に係わる法律」)は、1995年に容器包装ごみをリサイクルするために制定されました。その後、法附則第三条に基づいて、2006年に一度改正されたものですが、衆議院環境委員会で19項目、参議院環境委員会でも11項目もの附帯決議が採択されたことに示されるなど、多くの課題を抱えたままの成立となりました。 このため、ごみ排出量は“高止まり”のまま、環境によいリユース容器が激減し、リサイクルに適さない塩素系容器包装が未だに使われているのが実態です。 根本的な問題は、自治体が税金で容器包装を分別収集しているため、リサイクルに必要な総費用のうち約9割が製品価格に内部化されていないことにあります。このため、容器包装を選択する事業者には、真剣に発生抑制や環境配慮設計に取り組もうとするインセンティブ(誘因)が働かず、ごみを減らそうと努力している市民には、負担のあり方についての不公平感が高まっているのです。 今日、地球温暖化防止の観点からも、資源の無駄遣いによる環境負荷を減らすことが求められています。レジ袋などは、先進国だけでなく、アジアの国々でも、無償配布禁止の法制化や課税など国レベルの対策が取られています。 よって、石狩市議会は、我が国の一日も早い持続可能な社会への転換を図るため、政府及び国に対し、以下のとおり、容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律を制定することを強く求めます。          記1、容器包装リサイクル法の役割分担を見直し、分別収集・選別保管の費用を製品の価格に企業の負担も含め内部化する。2、リデュース(発生抑制)、リユース(再使用)を促進するため、次のような様々な制度を法制化する。①レジ袋など使い捨て容器の無料配布を禁止し、リユース容器の普及を促す。②リサイクルできる分別収集袋やクリーニング袋等も、容器包装リサイクル法の対象に加える3、製品プラスチックのリサイクルを進める仕組みを新たに法制度化する。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  平成23年3月23日              北海道石狩市議会         ──── ◆8番(伊藤一治) 発議第4号介護保険制度見直しにおける意見書(案)。 上記意見書案について、会議規則第14条の規定により提出する。 平成23年3月23日。 提出者、石狩市議会議員、伊藤一治、蜂谷三雄、田中一彦、米林渙昭、千葉正威、池端英昭、伊関史子、青山祐幸。 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣。         ────発議第4号  介護保険制度見直しにおける意見書(案) 現在、国の社会保障審議会介護保険部会は2012年度の介護保険制度改定について検討しています。2006年の改定では、ホームヘルパーが掃除や調理などを提供する生活援助を家事手伝いの延長と誤解されたことや、要介護状態を重度化させるとした一部地域の調査データがクローズアップされたことから生活援助は利用制限や介護予防事業へと移行しました。今回の検討では、生活援助を介護保険事業から外し、新たに市町村を実施主体とする生活・介護支援サポーター養成支援事業に移行し、ボランティアによって生活・介護支援を行うとしています。 しかし、一人暮らしの高齢者にとってコミュニケーションをとることを含め生活援助を受けることで意欲が向上しています。生活援助は単なる家事援助ではなくヘルパーの気づきにより関連機関と連携し、病気の予防や早期発見につながっています。身体介護と同様に利用者の日常生活を支える命綱となっている生活援助をボランティアで支えきれるのか疑問であり、NPO法人やボランティア団体を組織できない自治体があることも指摘されていることから、今後においても介護保険の生活援助は継続すべきです。 また、地域住民の心身の健康保持及び生活の安定のために必要な援助を行うことにより、地域住民の保健医療の向上及び福祉の増進を包括的に支援するとして地域包括支援センターが設置されました。しかし、実態は介護予防ケアマネジメントに追われ本来業務に支障を来している自治体が多くあり、問題となっています。人員配置基準などセンター機能を充実することが必要です。 以上のことから以下2点を強く求めます。          記1、生活援助を介護保険制度の給付対象から除外しないこと。2、地域包括支援センター機能充実のための方策を講じること。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  平成23年3月23日              北海道石狩市議会         ──── ◆8番(伊藤一治) 発議第5号若者の雇用対策の更なる充実を求める意見書(案)。 上記意見書案について、会議規則第14条の規定により提出する。 平成23年3月23日。 提出者、石狩市議会議員、伊藤一治、蜂谷三雄、田中一彦、米林渙昭、千葉正威、池端英昭、伊関史子、青山祐幸。 提出先、内閣総理大臣、厚生労働大臣、経済産業大臣。         ────発議第5号  若者の雇用対策の更なる充実を求める意見書(案) 今春卒業見込みの大学生の就職内定率は昨年12月1日時点で68.8パーセントにとどまり、調査を開始した96年以降で最悪となりました。日本の将来を担うべき若者の人生にとって厳しい問題であり、経済・社会の活力低下という点から見ても大変憂慮すべき時代です。 景気低迷が長引くなか、大企業が採用を絞り込んでいるにもかかわらず、学生は大企業志向が高く、一方、採用意欲が高い中小企業には人材が集まらないといった、いわゆる雇用のミスマッチ(不適合)が就職内定率低下の要因の一つと考えられます。政府は、こうした事態を深刻に受け止め、今こそ若者の雇用対策をさらに充実させるべきです。 特に、都市部で暮らす学生が地方の企業情報を求めても、地方に所在する多くの中小企業は資金的余裕がないなどの理由で事業内容や採用情報などを提供できておらず、都市と地方の雇用情報の格差が指摘されています。若者の雇用確保と地元企業の活性化のためにも自治体が行う中小企業と学生をつなぐ積極的な支援が必要と考えます。 よって、政府におかれては、雇用ミスマッチの解消をはじめとする若者の雇用対策を充実させるため、以下の項目を早急に決定・実施するよう強く求めます。          記1、人材を求める地方の中小企業と学生をつなぐために自治体が積極的に取り組めるよう支援すること。2、都市と地方の就職活動費用の格差是正とともに、どこでも情報を収集できるよう就活ナビサイトの整備等を通じて地域雇用の情報格差を解消すること。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  平成23年3月23日              北海道石狩市議会         ──── ◆8番(伊藤一治) 発議第6号公共交通機関のバリアフリー化の更なる推進を求める意見書(案)。 上記意見書案について、会議規則第14条の規定により提出する。 平成23年3月23日。 提出者、石狩市議会議員、伊藤一治、蜂谷三雄、田中一彦、米林渙昭、千葉正威、池端英昭、伊関史子、青山祐幸。 提出先、内閣総理大臣、国土交通大臣。         ────発議第6号  公共交通機関のバリアフリー化の更なる推進を求める意見書(案) 本格的な高齢社会を迎えたことで、高齢者が安心して生活を送りながら、社会・経済活動にも積極的に参加できる社会の構築が益々求められています。また、障がい者が必要なサービスを享受しながら、自立し、安心して暮らすためにも公共施設等のバリアフリー化が喫緊の課題です。 政府は、これまで平成18年策定の「バリアフリー新法」に基づき、1日の平均利用者数が5,000人以上の鉄道駅やバスターミナル等について、平成22年度までに全てバリアフリー化することを目標に取り組みを進めてきました。しかしながら、例えば鉄道駅のバリアフリー化の進ちょく率は約77パーセント(平成22年3月末現在)に止まっています。 よって、政府におかれては、新たな政府目標を定めた上で、政府、地方公共団体、事業者の連携強化を図りつつ、地域のニーズに対応した公共交通機関のバリアフリー化を更に推進するよう、以下の項目の実施を強く求めます。          記1、新たなる政府目標を早急に定め、地方公共団体、事業者の理解を得るよう周知徹底に努めること。2、市町村によるバリアフリー基本構想の作成が更に進むよう、未作成地域を中心に、実効性のあるよりきめ細かい啓発活動を行うこと。3、地方公共団体の財政状況に配慮し、補助等の支援措置を充実すること。4、特に、鉄道駅のホームにおける転落防止効果が期待されるホームドア(可動式ホーム柵)設置に関する補助を充実すること。5、身体障がい者や要介護者など移動制約者の福祉輸送ニーズに対応した福祉タクシーやノンステップバスの普及に努めること。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  平成23年3月23日              北海道石狩市議会         ──── ◆8番(伊藤一治) 発議第7号住民の安全・安心なくらしを支える交通運輸行政の充実を求める意見書(案)。 上記意見書案について、会議規則第14条の規定により提出する。 平成23年3月23日。 提出者、石狩市議会議員、伊藤一治、蜂谷三雄、田中一彦、米林渙昭、千葉正威、池端英昭、伊関史子、青山祐幸。 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、国土交通大臣。         ────発議第7号  住民の安全・安心なくらしを支える交通運輸行政の充実を求める意見書(案) 現代社会における住民のくらしにとって、交通と運輸が果たしている役割は極めて重大であり、「衣食住」に並ぶほどの社会生活の基本要素といえます。 平成22年6月22日政府は「地域主権戦略大綱」を閣議決定し、国の出先機関について、原則廃止の方針を打ち出し、地方運輸局もその対象としています。 地方運輸局は、ご存知のとおり国土交通省の出先機関として、地方ブロックごとに設置されており、その出先として各県ごとの地方運輸支局と行政需要の顕著な場所に自動車検査登録事務所や海事事務所が設置され、地方における交通・運輸にかかわる行政を行っています。 大綱が示すように、住民にとって地方自治体が最も近い行政組織であることは当然ですが、自治体の区域を超えて移動する自動車、鉄道、船舶などを対象とする行政にあっては、国の方が効率的、効果的に担えるものと考えます。 したがって、住民の安全・安心な交通行政を行うため、航空、鉄道、船舶、自動車を対象とする交通運輸行政の安全を充実することを望みます。 つきましては、下記の事項の実現を要望します。          記1、住民の安全・安心な交通運輸を支える行政は、国が責任をもって直接実施すること。2、国の出先機関である地方運輸局及び地方航空局の充実をはかること。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  平成23年3月23日              北海道石狩市議会         ──── ◆8番(伊藤一治) 発議第8号介護保険制度の改善を求める意見書(案)。 上記意見書案について、会議規則第14条の規定により提出する。 平成23年3月23日。 提出者、石狩市議会議員、伊藤一治、蜂谷三雄、田中一彦、米林渙昭、千葉正威、池端英昭、伊関史子、青山祐幸。 提出先、内閣総理大臣、厚生労働大臣、社会保障・税一体改革担当大臣。         ────発議第8号  介護保険制度の改善を求める意見書(案) 今日、高齢化がいっそう進展していく中で、介護・生活上の様々な困難をかかえ、社会的支援を必要とする高齢者がさらに増えている。「安心して老後を送りたい」はすべての高齢者・国民の願いである。また老老介護、高齢者虐待などの背景には、介護を家庭にかかえこんでいること、介護者支援策が欠落・不備のため介護者の孤立化が進んでいることがある。「介護保険10年」という節目にふさわしく、高齢者・国民の願いにかなう抜本的な行革を行うことが求められている。 厚生労働省は、2010年10月の介護保険部会(社会保障制度審議会)で、介護保険見直しに向けた検討項目を示した。その中で、軽度者の利用料引き上げや生活援助の縮小、ケアプラン作成に対する利用者負担の導入、補足給付の要件引き上げ、40歳未満からの保険料徴収などが論点として列挙されている。 よって政府は、下記の項目について配慮するよう強く求める。          記1、介護保険被保険者の急激な負担増にならないよう十分な配慮をすること。2、食費や居住費など軽度者の利用負担が過重にならないよう配慮すること。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  平成23年3月23日              北海道石狩市議会         ──── ◆8番(伊藤一治) 発議第9号郵政民営化の抜本的見直しに関する意見書(案)。 上記意見書案について、会議規則第14条の規定により提出する。 平成23年3月23日。 提出者、石狩市議会議員、伊藤一治、蜂谷三雄、田中一彦、米林渙昭、千葉正威、池端英昭、伊関史子、青山祐幸。 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、内閣官房長官、郵政改革担当大臣、金融担当大臣。         ────発議第9号  郵政民営化の抜本的見直しに関する意見書(案) 郵政3事業の民営化から3年が経過しました。この間、分社化に伴う合理化の推進によって、郵便局や集配業務の統廃合をはじめ、他の金融機関と比べて不平等な金融業務における預入限度額の制限、生保業務における民間生保と異なる規制などが行われてきましたが、これによって、郵政事業各社が軒並み厳しい経営環境に追い込まれています。とりわけ北海道では統廃合対象局が36パーセントにも達し、過疎化や高齢化が進む地域において、このままでは自分たちの地域に郵便局が無くなってしまうといった不安の声が一段と強まっています。 分社化以前、金融と通信の一体経営によってワンストップで提供することができたユニバーサルサービスはもはや消滅し、さらに郵便局ネットワークも分断されたことから、今後、高齢化が進む旧石狩市域はもとより、厚田区・浜益区に住む住民においても不安の声が次第に高まりつつあります。 現在、世界では、ニュージーランド、イギリス、ドイツ、フランス、イタリアなどで、一旦民営化されながら郵政事業を見直し公営事業として復活される流れにあり、アメリカでも「ユニバーサル維持は国営でしかできない」とし、公社形態のまま全国一律サービスを維持する方針を決定しています。したがいまして、国においては郵政民営化による国民サービスの大幅な後退を直視し、以下の項目について抜本的な見直しを図るよう強く求めます。          記1、郵便・郵貯・保険の3事業を一体経営とし、効率的な運営ができるようにすること。2、ゆうちょ銀行、かんぽ生命の金融について、ユニバーサルサービスを義務付けること。3、全国の郵便局ネットワークを維持発展させ、山間部や離島を含め、公平なサービスを提供すること。4、日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命の株式処分の停止等に関する法律を維持し、政府が責任を持つ経営形態を目指すこと。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  平成23年3月23日              北海道石狩市議会         ────
    ◆8番(伊藤一治) 以上、よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(片平一義) これより、発議第1号から発議第9号まで、以上、計9意見書案を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 発議第1号から発議第9号まで、以上、計9意見書案について、質疑及び討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、発議第1号から発議第9号まで、以上、計9意見書案については、原案のとおり可決されました。─────────────────── △日程第13 決議第1号 ○議長(片平一義) 日程第13 決議第1号東北地方太平洋沖地震に関する決議(案)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 8番伊藤一治議員。 ◆8番(伊藤一治) ただいま議題となりました決議第1号について説明を申し上げます。 決議第1号東北地方太平洋沖地震に関する決議(案) 上記決議案について、会議規則第14条の規定により提出する。 平成23年3月23日。 提出者、石狩市議会議員、伊藤一治、蜂谷三雄、田中一彦、米林渙昭、千葉正威、池端英昭、伊関史子、青山祐幸。         ────決議第1号  東北地方太平洋沖地震に関する決議(案) 平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震は、マグニチュード9.0を記録する国内観測史上最大の地震となり、東北地方の太平洋沿岸を中心に未曾有の大被害をもたらしました。 ここに、犠牲となられた方々に謹んで哀悼の意を表すとともに被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 想定を遙かに超える大地震・大津波により、多くの尊い命と住民の暮らしが一瞬にして奪われ、公共施設やライフラインにも甚大な被害をもたらしました。 かつて経験したことのない今回の大災害に対し、国においては特別立法も含む、一刻も早い被災者支援及び復興策を講じられるよう、強く求めるものである。 以上、決議する。  平成23年3月23日              北海道石狩市議会         ──── ◆8番(伊藤一治) 以上、よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(片平一義) これより、決議第1号を採決いたします。 お諮りいたします。 決議第1号は、質疑及び討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、決議第1号については原案のとおり可決されました。─────────────────── △日程第14 陳情の閉会中の継続審査申出 ○議長(片平一義) 日程第14 陳情の閉会中の継続審査申出を議題といたします。 総務常任委員長から、現在、委員会において審査中の陳情について、別紙のとおり閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りいたします。 総務常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、総務常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。─────────────────── △日程第15 各常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事務継続調査申出 ○議長(片平一義) 日程第15 各常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事務継続調査申出を議題といたします。 各常任委員長及び議会運営委員長からお手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の所管事務の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各常任委員長及び議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査にすることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、各常任委員長及び議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。─────────────────── △日程第16 特別委員会の閉会中の所管事務継続調査申出 ○議長(片平一義) 日程第16 特別委員会の閉会中の所管事務継続調査申出を議題といたします。 議会広報特別委員長から、閉会中の所管事務継続調査申し出があります。 お諮りいたします。 議会広報特別委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査にすることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片平一義) 御異議なしと認めます。 したがって、議会広報特別委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 以上をもって、今定例会に付議された案件はすべて終了いたしました。 暫時休憩いたします。      午後 0時05分 休憩   ────────────────      午後 0時10分 再開 ○議長(片平一義) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。─────────────────── △議長あいさつ ○議長(片平一義) 任期中、最後の定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 平成21年5月29日開催の市議会臨時会において選任をいただき、本会議運営などの責務を仰せつかりましたが、この間、議員の皆様方に何かと御協力を賜り、本日、定例会を終えることができました。心より厚くお礼を申し上げます。また、議員各位におかれましては、議会改革にも積極的に取り組まれ、議会報告会の開催や本会議における一問一答制の導入、さらには、次の市議会議員一般選挙からの定数を2名減ずるなど、市民に開かれた議会実現のため、石狩市議会として新たな一歩を踏み出せたことに重ねてお礼を申し上げます。 ただいま、任期12年を終えられる田岡克介市長から、感謝と強い決意をお聞かせいただいたところであります。市長の今後の御活躍を御期待申し上げます。 また、勇退される議員の皆様、再出馬を予定されている議員の皆様におかれましては、今後、健康には十分御留意をいただき、市政の発展のためにそれぞれの場で御活躍くださいますよう御祈念を申し上げます。 簡単ではありますが、ごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました─────────────────── △閉会宣告 ○議長(片平一義) 以上で、平成23年第1回石狩市議会定例会を閉会いたします。        午後 0時12分 閉会              陳情の継続審査申出一覧表                                平成23年第1回石狩市議会定例会┌───┬──────┬───────┬────────────────────────────┐│番 号│ 付託年月日 │所 管 委 員 会│       件             名      │├───┼──────┼───────┼────────────────────────────┤│ 3 │平成20.9.3│総務常任委員会│花川南地区複合施設建設の凍結解除を求める陳情書     │└───┴──────┴───────┴────────────────────────────┘              閉会中の継続調査申出一覧表                                 平成23年第1回石狩市議会定例会┌───────────┬────────────────────────────┬───────┐│  所 管 委 員 会  │        件           名        │  期  間  │├───────────┼────────────────────────────┼───────┤│           │(1) 総務関係について                  │       ││総務常任委員会    │(2) 企画経済関係について                │次期定例会まで││           │(3) 財政関係について                  │       │├───────────┼────────────────────────────┼───────┤│           │(1) 市民生活関係について                │       ││厚生常任委員会    │                            │次期定例会まで││           │(2) 保健福祉関係について                │       │├───────────┼────────────────────────────┼───────┤│           │(1) 建設水道関係について                │       ││建設文教常任委員会  │                            │次期定例会まで││           │(2) 教育関係について                  │       │├───────────┼────────────────────────────┼───────┤│           │本会議の会期日程等、議会の運営に関する事項及び議長の諮問│       ││議会運営委員会    │                            │次期定例会まで││           │に関する事項                      │       │├───────────┼────────────────────────────┼───────┤│           │議会広報の編集及び議会インターネットテレビ放映に関する事│       ││議会広報特別委員会  │                            │次期定例会まで││           │項                           │       │└───────────┴────────────────────────────┴───────┘...