恵庭市議会 > 2021-02-18 >
02月18日-01号

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  1. 恵庭市議会 2021-02-18
    02月18日-01号


    取得元: 恵庭市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    令和 3年  第1回 定例会          令和3年第1回定例会        恵 庭 市 議 会 会 議 録        第1日目(令和3年2月18日) (午前10時02分 開会) △開会宣告・開議宣告 ○伊藤雅暢議長 ただいまの出席議員21名で、定足数に達しております。 令和3年恵庭市議会第1回定例会を開会いたします。 △会議録署名議員の指名について ○伊藤雅暢議長 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、8番澁谷敏明議員、9番岩井利海議員の両議員を指名いたします。 △会期の決定について ○伊藤雅暢議長 日程第2 会期の決定についてを議題といたします。 日程及び会期について、事務局長より報告させます。 水内事務局長。 ◎水内事務局長 それでは、お手元に配付いたしました日程表及び会期について御報告いたします。 まず、日程についてでありますが、本日までに提案されております案件は、諸般の報告、市政執行方針、行政報告、教育行政執行方針、教育行政報告、議案27件、陳情1件のほか、一般質問でございます。 したがいまして、日程第1から日程第26までとし、順次御審議いただきたいと存じます。 次に、会期は、本日より3月22日までの33日間を予定しております。 なお、一般質問通告者は11名、会期中の議会運営委員会、常任委員会及び特別委員会の会議の場所、時間などにつきましては、お手元に配付のとおりですので、よろしくお願いいたします。 私からは以上でございます。 ○伊藤雅暢議長 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日より3月22日までの33日間とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、会期は33日間と決定しました。 △諸般の報告 ○伊藤雅暢議長 日程第3 諸般の報告を事務局長より報告させます。 水内事務局長。 ◎水内事務局長 それでは、令和2年第4回定例会以降における諸般の報告を行います。 初めに、2月2日に全国市議会議長会基地協議会正副会長・監事・相談役会議、同じく基地協議会第99回理事会及び第84回総会が書面により開催され、お手元に配付のとおり、令和元年度会計決算、令和3年度活動方針案、事業計画案、予算案などの決議が行われました。 次に、監査委員より、令和2年度の定期監査、財政援助団体等監査の結果報告書と、令和2年10月分から12月分までの例月現金出納検査報告書が提出されておりますので、御確認ください。 以上で、諸般の報告を終わります。 △市政執行方針伊藤雅暢議長 日程第4 市政執行方針を願います。 原田市長。 ◎原田市長 -登壇- おはようございます。令和3年第1回定例会が開催されるに当たり、新年度に臨む市政執行方針を申し上げます。 令和2年は、新型コロナウイルスの対応に追われた1年となりました。いまだ終息の見通しが明らかでなく、当市においても仕事や学業のほか、市民生活に大きな影響を及ぼしています。このような状況の中ではありましたが、恵庭市は市制施行50周年を迎え、幾つかの記念事業は残念ながら延期や縮小となりましたが、記念式典を含め、おおむね市民の皆様とともにお祝いすることができましたことは、誠に喜ばしいことでありました。これからもコロナとの闘いは続きます。市民の命と生活を守るため、コロナ対策を最優先事項として、令和3年度の施策を展開して参ります。 令和3年度は、第5期総合計画後期基本計画の始まりの年であり、また、第2期総合戦略や新たな都市計画マスタープランを推進する年であります。まずは、コロナウイルス対策に全力を尽くすことは当然でありますが、持続可能なまちづくりを進めるため、コロナ収束後、何に、どう取り組むべきかなどに、思いを巡らし、未来を見据えながら、恵庭市の魅力である水・緑・花を活かした人がつながり夢膨らむまちづくりに邁進して参ります。 このようなことから、新年度の予算は、新しいまちづくりへの挑戦 令和3年度予算と名づけ、市民の命を守り、健康に暮らし、共にコロナを乗り越えるとサブタイトルを掲げました。重点施策を5本の柱にまとめましたので、順次御説明いたします。 一つ目は、命を守りコロナを乗り越えるまちづくりであります。 昨年暮れから始めた、PCR検査センター事業を引き続き運営するとともに、コロナ対策の柱となる新型コロナウイルスワクチン接種事業に取り組み、希望する市民が円滑に接種できるよう、医療機関等と連携しながら実施します。 また、経済対策として新型コロナウイルス感染症金融対策事業恵庭版クラウドファンディング事業などにより、厳しい地域経済を支えていきます。 情報インフラの整備として、小・中学校の学びの環境を確保するGIGAスクール推進事業を実施いたします。 コロナにより変化した人の動きやテレワークなど企業の動きを的確に捉え、これからのまちづくりに活かすためポストコロナのまちづくり戦略形成事業(仮称)を実施いたします。 二つ目は、新たな出会いの創出と未来につながるまちづくりであります。 令和4年度の全国都市緑化北海道フェアの開催に向けた準備を進めます。 また、花の拠点・はなふるの通年開設と併せて、花のまちづくり推進事業を実施し、さらに恵庭の魅力を高め、市内外に発信いたします。 企業や個人に対する移住促進の強化として移住促進事業を実施いたします。 東京オリンピック・パラリンピックの開催に当たり、グアテマラの選手団を受け入れ、市民交流を行うホストタウン事業を実施いたします。 関係人口の拡大とこれら財源確保のため、企業版ふるさと納税を実施いたします。 三つ目は、ガーデンシティの実現に向けた持続可能なまちづくりであります。 良好な住環境を整備する視点から、民間による土地開発事業を支援する西島松地区土地利用推進事業市営住宅恵央団地6号棟建設事業、恵庭ふるさと公園再整備事業を実施いたします。 都市インフラであるし尿処理場は、既に築30年を経過していることから、更新整備の計画に着手いたします。 環境対策として公園照明灯のLED化を実施いたします。 ICTを活用した事務効率化としてRPAシステムを税務賦課事務などの新たな業務に拡大運用いたします。 四つ目は、安全で安心して暮らせるまちづくりであります。 新生児聴覚検査事業では、検査費用を全額助成いたします。 高齢者の安心を確かなものにするため、高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施と介護サービス提供基盤等整備事業を実施いたします。 市民の様々なニーズに応えるため、ボランティアによる有償ボランティア事業を実施いたします。 市民の安全を守る視点から、防災行政無線設備の更新や消防車両2台の更新・整備を実施いたします。 最後の五つ目は、幼児から大人まで誰もが安心して学べるまちづくりであります。 保育環境の充実を図るため、担い手確保として就労支援金を交付するなどの保育士人材確保対策事業を実施します。 中学生に学びの場を提供する団体に対し、学習支援補助金により支援をいたします。 学童クラブを若草地区と恵み野地区に増設いたします。併せて、学童クラブで働く職員の処遇を改善するキャリアアップ処遇改善事業を実施します。 以上が、令和3年度における重点施策の概要であります。 次に、第5期総合計画の体系に沿った主な施策について、概要を申し上げます。 第1に、市民による市民のためのまちについて申し上げます。 初めに、行政改革の推進についてでありますが、本市におきましては、平成28年度より、第6次行政改革推進計画に基づき、事務事業の見直し、民間活力の活用、公共施設の有効活用を三つの柱として、持続可能な行政経営の実現を図って参りました。 特に、民間活力の活用では、公民連携の取組として、複合施設えにあすを整備し、複数の公共機能を再編し、まちのにぎわい創出に貢献しております。 今後は、これまでの取組を継承するほか、想定される生産年齢人口の減少や情報技術の進展といった社会変化に対応するため、ICTなどの新たな技術を活用し、業務の効率化や市民の利便性を目指し、行政サービスのオンライン化の推進等を柱として、新年度から始まる第7次行政改革推進計画を策定し、行政手法の見直しを図って参ります。 次に、公共施設等総合管理計画の進捗状況についてでありますが、現在、未利用地となっております旧青少年研修センター跡地につきまして、サウンディング型市場調査を実施しており、この結果を踏まえ、地元と協議を重ね、利活用の方向性を定める予定であります。 公共施設等の更新や集約、統廃合などを計画的に進めるため、令和3年度から始まる第1次プログラム後期5か年計画を策定し、公共施設等の適正配置の実現に向けて取り組んで参ります。 第2に、誰もが健康で安全安心に暮らせるまちについて申し上げます。 初めに、地域防災力の向上についてでありますが、災害に強い地域防災力の向上を図るため、自主防災組織への助成金を継続し、自助・共助の取組を進めるとともに、行政と市民の協働により、避難所ごとの運営マニュアルの策定を推進して参ります。 また、公助による災害対応力の向上を図るため、引き続き胆振東部地震の災害対応の検証結果を踏まえた避難所開設訓練などの機能別訓練の充実や災害対応マニュアルの見直しを行うほか、防災行政無線の更新や災害用備蓄資機材の整備を進めるなど、実効性の高い防災対策を推進して参ります。 次に、消防車両の整備についてでありますが、災害形態が大規模化、複雑多様化する中、自然災害をはじめ、様々な災害に幅広く対応するため、老朽化した小型動力ポンプ付大型水槽車を更新、また、多目的小型動力ポンプ付積載車を整備することで、安定した消防力の維持向上を図って参ります。 次に、恵庭市空家等対策計画についてでありますが、令和3年度で5か年の計画期間が終了となることから、恵庭市空家等の適正な管理に関する条例に基づき措置を加えるなど、必要な見直しを行い、令和4年度以降の新たな計画を策定いたします。 次に、第11次恵庭市交通安全計画についてでありますが、近年、交通事故件数は減少傾向にあるものの、高齢者が当事者となる交通事故や未就学児を含む子どもが関係する交通事故、飲酒運転などの危険運転による事故などの防止に向け、引き続き交通安全対策全般にわたる総合的かつ長期的な施策を推進するため、第11次恵庭市交通安全計画を策定いたします。 次に、地域福祉の推進についてでありますが、令和3年度から5か年を計画期間とする第4期恵庭市地域福祉計画に基づき、地域社会における諸課題の解決とともに、市民一人一人が安全・安心に暮らすことのできる地域共生社会の実現を目指すため、各種施策を推進して参ります。 次に、障がい者施策の推進についてでありますが、令和3年度から3か年を計画期間とする新たなえにわ障がい福祉プランに基づき、障がいのある方の自立と社会参加の支援とともに、各種障がい福祉サービスのさらなる充実を図って参ります。 次に、新生児聴覚検査についてでありますが、新生児の聴覚障がいを早期に発見・療養を図り、音声言語発達などへの影響を最小限に抑えることを目的として、検査に要する費用を助成し、経済的負担が軽減されるよう支援体制を整備して参ります。 次に、歯周疾患検診についてでありますが、40歳から70歳までの節目年齢と妊婦を対象に、現在の集団健診時の実施から、歯科医療機関での個別受診へと体制を変更し、歯周病やう歯による喪失を防止するとともに、歯科口腔保健の関心を高め、生涯を通じた歯・口腔機能の維持向上や医療費の抑制を目的とする歯周疾患検診体制の充実を図って参ります。 次に、2次救急医療体制についてでありますが、新型コロナウイルス感染症を含めた今後の医療体制の確保のため、市内3か所の2次救急告示病院に対し、受入れ人数に応じた助成額の見直しを行い、安全・安心な救急医療体制の確保と充実に努めて参ります。 次に、国民健康保険事業についてでありますが、北海道が示す国保事業費納付金と標準保険税率を基に、適切な保険税率の設定を行うとともに、医療費の適正化に努めて参ります。 次に、高齢者施策・介護保険事業の推進についてでありますが、令和3年度から3か年を計画期間とする第8期恵庭市高齢者保健福祉計画介護保険事業計画に基づき、地域包括ケアシステムの構築を一層進めて参ります。 また、介護保険料につきましては、保険給付費の増加が見込まれるところではありますが、介護給付費準備基金の活用など抑制策を講じた結果、第7期事業計画と同額に据え置くこととし、予算編成したところであります。 次に、高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業についてでありますが、後期高齢者に対する保健事業の充実を図るとともに、これまで行ってきた介護予防と保健事業を一体的に実施することでフレイル予防の推進を行って参ります。 次に、運動・スポーツの推進についてでありますが、恵庭市スポーツ振興まちづくり条例及び夢と健康を育むスポーツ都市宣言を踏まえた恵庭市運動・スポーツ推進計画に基づき、引き続き市民の運動やスポーツに親しめる環境づくりや健康の保持増進、運動やスポーツを通じた活力あるまちづくりを目指して参ります。 次に、歩くことを通したまちづくり事業についてでありますが、市民が歩くことを通して健康意識の向上や健康増進活動に取り組むため、ウォーキングラリーなどの事業を実施するとともに、地域交流、地域のつながりを推進し、健康づくりを推進するまちづくりを目指して参ります。 第3に、希望と活力に満ちたまちについて申し上げます。 初めに、農業振興の推進についてでありますが、本市の基幹産業であります農業の振興につきましては、持続可能な農業に向け事業推進の基礎となる、新たに策定した恵庭市農業振興計画により、これまでの施策や地域の特性を踏まえながら関係機関・団体と一体となり、事業推進に取り組んで参ります。 また、道営整備事業の実施と基幹水利や内水排除施設管理による基盤整備の充実を図って参ります。 次に、中小企業振興の促進についてでありますが、令和2年度に中小企業振興基本計画について、審議会などの議論を経て、新たな計画を策定したところであります。令和3年度は、経済情勢を見極めた中で、コロナ禍の経済対策を進めながら、この計画を中心に、引き続き関係機関と連携を図り、経営支援や創業支援、雇用対策支援等に努め、さらなる中小企業の振興策を推進して参ります。 次に、企業誘致の促進についてでありますが、市所有の工業団地は、既に完売しており、民間による土地区画整理事業として、令和元年度から造成した戸磯南工業団地につきましても3企業の進出により完売いたしました。引き続き、現在、未操業となっている土地の調査や仲介等により、有効活用を促進し、市内経済の活性化につなげて参ります。 次に、花の拠点整備事業についてでありますが、令和3年度は、ガーデンエリアの一部の植栽工事をはじめ、道と川の駅及び農畜産物直売所の外構工事、センターハウスの非常用発電設備の改修工事などを実施いたします。 管理運営につきましては、総括管理運営会社と連携し、効率的な維持管理と収益性の確保に努めて参ります。 次に、全国都市緑化北海道フェアについてでありますが、令和3年度は、展示・出展、植物調達、観客誘致・広報宣伝、行催事計画などの実施計画を策定するほか、プレイベントなどの実施や北海道フェアの周知に努めるとともに、メイン会場における北海道フェア関連の基盤整備を行います。引き続き、共に主催者となる北海道と緊密に連携しながら、令和4年6月の第39回全国都市緑化北海道フェアの開催に向け、事業を推進して参ります。 次に、移住定住の促進についてでありますが、昨年は、これまでのウェブサイト等による情報発信や移住者交流会等の事業に加え、オンラインでの移住相談会を新たに実施するなど、コロナ禍においても、様々な手法で恵庭の暮らしの魅力を全国の幅広い層へ発信し、移住定住を促進して参りました。令和3年度も引き続き、各種移住定住事業を実施するとともに、リモートワーク等の働き方の変化を見据え、移住に伴う、仕事や住宅に関する各種情報の提供と相談を総合的、一元的に行う移・職・住一体型の移住定住事業を進め、移住希望者の新たなニーズに対応した事業展開を推進して参ります。 次に、都市間交流についてでありますが、姉妹都市である山口県和木町と、友好都市である静岡県藤枝市との交流につきましては、これまでも文化、スポーツ、教育、経済など幅広い分野での交流が行われているところであります。今後におきましても、市民団体等への助成制度の活用を促進し、相互の理解と連携を推進して参ります。 第4に、人が育ち文化育むまちについて申し上げます。 初めに、松恵子どもクラブ有料化についてでありますが、学童クラブと子どもひろばの機能に分け、これまでの無料実施から、経費の一部を受益者負担として保護者負担金制度を導入し、児童の居場所として安定した運営に努めて参ります。 次に、学童クラブについてでありますが、令和3年度は、待機児童の解消のため若草第4学童クラブの増設と、恵み野第3学童クラブの委託化により、全19学童クラブを運営いたします。 また、小学校や地区会館内で開設している8か所の学童クラブにエアコンを設置し、夏場の環境整備を図って参ります。 次に、保育所等における待機児童対策についてでありますが、女性の就業率上昇や幼児教育・保育の無償化などにより、保育ニーズの増加が続いており、市内認定こども園等と連携しながら、入所受入れ定員の拡大を図り、待機児童及び潜在的待機児童の解消を図って参ります。 次に、一時預かり事業についてでありますが、幼稚園や認定こども園の教育時間終了後の預かり保育における、障がい等の特別な支援を必要とする子どもの預かりについて、児童1人当たりの特別単価を創設するなど、障がい等のある園児の保育の充実を図って参ります。 第5に、地域資源・都市基盤を活かすまちについて申し上げます。 初めに、まちづくり拠点整備事業についてでありますが、令和3年度は新たに、環境負荷の低減や健康志向の高まりなどに対応したまちづくりに向け、自転車活用推進計画の策定と札幌恵庭自転車道の整備推進を図って参ります。 また、コンパクトシティの推進として、公共機能の移転集約や民間集客機能の進出を支援するほか、民間事業等による宅地開発へ支援をするなど、低利用地や民間住宅市場を活用した住宅・土地流動化について推進して参ります。 次に、都市計画マスタープランの策定についてでありますが、コンパクトなまちづくりという基本的な考えは継続した上で、ガーデンシティの確立に向け、東西方向に広がる恵庭ならではの豊かな自然環境や農業環境を活かすとともに、新型コロナウイルスによる社会動向の変化にも対応した恵庭のまちづくりの大きな方向性を示す計画として、現在、策定作業を進めております。令和3年度は都市計画マスタープラン推進事業として、第2期総合戦略と連携し、まちづくり拠点整備事業等を順次推進して参ります。 次に、島松駅周辺再整備事業についてでありますが、JR島松駅のバリアフリー化について、北海道運輸局、JR北海道、恵庭市が三位一体により整備を推進する理念の下、継続して事業を推進して参ります。 次に、自衛隊の体制・維持強化についてでありますが、市内3個駐屯地の拡充や自衛隊員の増強については、自衛隊の体制維持・強化を求める恵庭市民の会及び北海道自衛隊駐屯地等連絡協議会と連携し、国へ要望を行って参りました。防衛計画の大綱においても北海道の重要性が明記されており、引き続き部隊の改編や基地などの配置の動向を注視しながら、自衛隊の体制維持・強化を求める活動等に積極的に取り組んで参ります。 次に、砲撃音に対する住宅防音工事についてでありますが、住宅防音工事については、令和元年度から大幅な予算増が国により措置され、待機世帯の早期解消に向け着実に進められておりますが、今後も国に対し十分な予算の確保を強く要望して参ります。 また、区域指定から外れた地域のうち、市の要望に基づき北海道防衛局が騒音測定調査を実施している地区の調査継続と併せて、区域指定の拡大が行われるよう国へ要望して参ります。 次に、公園整備、街路樹管理についてでありますが、公園施設長寿命化計画に基づき、老朽化した遊具の更新を行うとともに、恵庭ふるさと公園再整備事業など、安全で快適な公園環境整備を進めて参ります。 また、街路樹の再生指針に基づき、交通安全上支障となる街路樹を伐採するなど、適正な維持管理に努めて参ります。 次に、道路整備事業についてでありますが、市民要望の高い生活道路の改良舗装工事と歩道バリアフリー工事を進めるとともに、鉄道横断施設の補修工事や幹線道路の舗装補修工事を進めて参ります。 次に、橋梁整備についてでありますが、橋梁長寿命化修繕計画に基づき、有福橋ほか老朽化した橋梁の修繕工事を実施し、安全な道路環境の保全に努めて参ります。 次に、市営住宅柏陽・恵央団地建替事業についてでありますが、恵央団地6号棟の実施設計に着手するとともに、柏陽団地に居住する既存入居者への意向確認や他団地移転などを継続して実施しながら、事業を推進して参ります。 次に、公営企業についてでありますが、水道事業につきましては、恵庭市水道事業ビジョン・経営戦略に基づき、管路の耐震化及び老朽化対策として、地震に弱いとされる塩化ビニル管の更新を優先的に推進して参ります。 また、水道法改正に伴う適切な資産管理を行うため、新たな上下水道管路台帳システムの構築を図って参ります。 下水道事業につきましては、現行の恵庭市下水道経営戦略の見直しを行うとともに、新たに下水道事業ビジョンを策定し、雨水管整備による浸水対策や汚水管整備事業、管渠や終末処理場の老朽化対策・耐震化事業、分流化事業などを計画的に推進して参ります。 次に、マイナンバーカード交付円滑化計画の推進についてでありますが、安全安心で利便性の高いデジタル社会の基盤となるマイナンバーカードについて、申請・交付の方法を拡充し、取得に対する利便性を高めることにより、カードの普及を推進して参ります。 最後に、恵庭市環境基本計画についてでありますが、平成24年度に現行計画を策定後、地球温暖化に伴う気候変動やパリ協定の採択など、新たな課題や社会情勢の変化が生じていることから、環境保全の取組を総合的かつ計画的に推進するため、環境基本計画の更新を地球温暖化防止実行計画と一体的に行って参ります。 以上、申し上げました内容を主として、令和3年度の予算を編成いたしました結果、各会計の予算規模は、一般会計で278億7,900万円、特別会計全8会計の合計で131億5,914万円、2企業会計合計で69億1,780万円、全会計合計で479億5,595万円となり、前年度当初予算と比較いたしますと、その伸び率は、一般会計で2.4%の増、特別会計合計で2.3%の減、企業会計合計で6.9%の減、全会計合計で0.3%の減となったところであります。 予算の各項目別の詳細及び関連する議案の内容等につきましては、別途御説明申し上げますので、議員の皆様におかれましては、よろしく御審議の上、原案承認に格別の御高配を賜りますようお願いを申し上げ、市政執行方針といたします。 ありがとうございました。 △行政報告 ○伊藤雅暢議長 日程第5 行政報告を願います。 原田市長。 ◎原田市長 -登壇- 第1回定例会が開催されるに当たりまして、第4回定例会以降における行政執行の主なものについて、その概要を報告いたします。 初めに、新型コロナウイルス感染症対策について申し上げます。 本市における感染者の発生状況についてでありますが、昨年12月2日に市内の高等学校において初めてのクラスターが確認されるとともに、1月中旬以降は断続的に感染者が発生し、2月8日現在の感染者は148名となっております。本市におきましては、これまで様々な感染防止策や経済対策などを進めているところでありますが、その後も全国的に感染拡大の歯止めがかからず、1月7日には特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令されるなど、依然として厳しい状況が続いております。 市といたしましては、早急かつ適切な対策が求められる中、市独自の追加経済対策を実施するなど、継続的かつ積極的に新型コロナウイルス感染症対策に取り組んできたところであります。この間、市民の皆様には長期間にわたっての御協力に感謝するとともに、逼迫する医療現場において治療や感染予防に御尽力されております医療従事者の皆様方に心から深謝する次第であります。 続いて、これまでの主な取組について個別に申し上げます。 初めに、恵庭PCR検査センターの開設についてでありますが、新型コロナウイルス感染症対策として、恵庭市医師会の協力の下、北海道の委託を受け、昨年12月17日に恵庭PCR検査センターを開設し、週3回、ドライブスルー方式による唾液採取検査を実施しております。1月末までに17回、241件の検査を実施しております。 次に、新型コロナウイルスワクチン接種体制についてでありますが、本年1月20日付で保健福祉部に新型コロナウイルスワクチン対策室を新たに設置し、実施計画の策定や市内医療機関との調整等を順次執り進めております。現在、国が示す接種スケジュールやワクチン受入れ数など未確定な部分もありますが、適宜、情報収集に努め、多くの市民が安心して接種できるよう接種体制の構築と市民への周知を進めて参ります。 引き続き、国や北海道からの情報を注視しながら市内医療機関等と連携を図り、円滑に新型コロナウイルスワクチンを接種できるよう努めて参ります。 次に、新生児臨時給付金についてでありますが、国の特別定額給付金の基準日の翌日である昨年4月28日以降に、新型コロナウイルス感染症の影響を受けながら、出生した新生児とその家庭に対し、新生児1人につき10万円を給付しております。給付対象は、本年4月1日までに出生した新生児で、1月末までに262件の給付を行っております。 次に、ひとり親世帯臨時特別給付金の再支給についてでありますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、子育てと仕事を1人で担う低所得のひとり親世帯の生活実態が依然として厳しい状況であることから、年末年始に向けてさらに生活が厳しくなることが予想されることを踏まえ、対象世帯659世帯に対し、1世帯当たり5万円、第2子以降、1人につき3万円を12月25日に支給いたしました。 次に、新型コロナウイルス感染症に係る経済対策についてでありますが、えにわ商品券えにわんチケット事業については、1月15日に郵便局での引換え期間が終了し、対象者7万608名に対し、6万7,020名の引換えが終了したところであります。テイクアウト・デリバリーガイド事業については、販売拡大の支援を目的に、市内飲食店48店舗のクーポン付きチラシを作成し、各家庭へ配布しております。クーポンの利用については、493件の利用があり、一定の効果があったと考えております。 また、新しい生活様式に対応した、テイクアウト代行サービスのリアッタイーツへの支援では、464件の実績があり、うち148件がタクシー事業者による配送として実施いたしました。 以上、本市における新型コロナウイルス感染症対策の主なものとなりますが、日本国内における新規感染者数は1月中旬以降減少傾向が見られるものの、重症者数、死亡者数は引き続き高い水準にあり、北海道による集中対策期間や特別措置法に基づく緊急事態宣言が延長されており、依然として予断を許さない状況にあります。このような状況を踏まえ、市といたしましては、新型コロナウイルスの感染状況を注視しつつ、地域経済や市民生活への影響を見極めつつ、市民の皆様の協力をいただきながら、今後も関係機関と連携し、引き続き新型コロナウイルス感染症対策に取り組んで参ります。 次に、令和2年度のふるさと納税事業の推進について申し上げます。 寄附金額につきましては、1月末時点の速報値では、10億5,000万円と、前年に比べて1.5倍程度伸びたところであります。また、活用しているポータルサイトについて、令和2年8月より随時追加し、合計で8社へと拡大したところであり、今後は、さらに2社の追加に向け準備を進めております。 返礼品につきましても、本年度は8社の新規事業者登録を行い、拡充に努めたところであり、引き続き新規事業者の開拓と返礼品の追加を推進し、恵庭の魅力を積極的に発信することにより、さらなる寄附金額の確保に努めて参ります。 次に、東京オリンピック・パラリンピックホストタウンについて申し上げます。 令和2年11月13日に、グアテマラオリンピック委員会と恵庭市において、東京2020大会における事前合宿・事後文化スポーツ交流の実施にかかる基本合意書を締結し、12月2日、正式にホストタウン登録がなされたところであります。 また、1月15日から恵庭市民向けにグアテマラの文化等を紹介する、グアテマラセミナーのオンライン配信を開始しております。 なお、グアテマラの関係者に対しましては、恵庭市の魅力を伝える動画を1月に送付して、御覧いただいているところあり、現在は、選手団の行動予定や食事など、具体的な要望について伺っているところであります。 今後につきましては、それらの情報を基に新型コロナウイルス感染症対策を踏まえたマニュアルを作成し、計画している事業の推進に向け調整して参ります。 次に、恵庭子ども未来議会の未来提言書について申し上げます。 恵庭市議会による50周年記念事業の一つとして、令和2年12月17日に開催されました恵庭子ども未来議会において、市内5中学校から、未来提言書を受け取りました。これからの時代を担う子どもたちから提出いただいた未来提言書につきましては、各所管において対応を検討の上、第5期恵庭市総合計画後期基本計画にできる限り反映し、子ども未来議員の声を、将来の恵庭のまちづくりに活かすこととしております。 また、前期基本計画に表記していた未来日記に代えて、後期基本計画では、未来提言書を掲載し、将来へのまちづくりにつなげて参りたいと考えております。 次に、起業支援について申し上げます。 起業を目指している市民が学ぶ恵庭起業塾については、新型コロナウイルス感染防止対策を実施しながら定員を縮小し、20名の参加の下、5回開催いたしました。また、市に設置したワンストップ窓口への相談が39件、中小企業診断士による個別相談が28件、実際の起業に関連する起業支援事業補助金が13件、起業家育成資金融資が1件という状況から起業意欲も活発であったと考えております。 さらに、起業後間もない方に対するフォローアップと起業を目指す方への啓発を兼ねたセミナーの開催や起業家紹介も引き続き実施したところであります。 次に、全国都市緑化北海道フェアについて申し上げます。 市民にフェアの企画段階から参画していただき、主体性を持ってフェアに参加していただく機運を醸成することを目的としております、緑化フェアサポーターズクラブでは、引き続きワークショップを開催し、提案した様々な事業の実現に向けた検討をしていただいております。 また、恵庭南高校ボランティア部においてワークショップを開催し、緑化フェアを盛り上げる取組について検討していただきました。基本計画の策定に関しましては、学識経験者や関係団体等による検討会議をこれまで4回にわたり開催し、シンボルマークについても御承認いただくなど、基本計画案として取りまとめていただいたところであります。 さらに現在、造園、経済、建設、教育等、様々な分野の関係団体により120名を超える実行委員会の設立を進めているところであり、令和4年6月の緑化フェア開催へ向け、準備を進めて参ります。 次に、救急自動車の更新整備について申し上げます。 平成21年に整備した消防署島松出張所の高規格救急自動車は、救急需要の増加から使用頻度が高く、劣化が著しい状態であったことから感染症防止等の装備を強化した車両へ更新し、2月1日から運用いたしました。 今後におきましても消防救急体制の充実を図り、市民の安全・安心の確保に努めて参ります。 次に、消防指令センターサーバーの更新整備について申し上げます。 平成26年度に整備した高機能消防指令システムの中枢機器である消防指令センターサーバーは耐用年数が経過し、故障時の対応が困難になったことから更新し、令和2年12月3日から運用いたしました。 今後におきましても消防体制の充実を図り、市民の安全・安心の確保に努めて参ります。 以上、第4回定例会以降における行政執行の主なものについて、その概要を報告いたしました。 なお、本議会に提案している議案等につきましては、それぞれ上程の都度、説明させていただきますので、よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。 以上でございます。 △教育行政執行方針
    伊藤雅暢議長 日程第6 教育行政執行方針を願います。 穂積教育長。 ◎穂積教育長 -登壇- 令和3年第1回定例会が開催されるに当たり、新年度の教育行政についての所信と主な施策について申し上げます。 人工知能をはじめとした技術革新やグローバル化が急速に進むとともに、新型コロナウイルス対策で新しい生活様式の行動が求められるなど、これからの社会の姿を予測することが難しくなっています。市制施行から半世紀を経て新しいまちづくりへの挑戦を始める恵庭市において、未来のまちづくりを担う子どもたちを育んでいくため、教育の果たす役割は重要であります。子どもたちが未来を主体的に切り拓いていくために必要な力を育むことを目指した学習指導要領が小学校で令和2年度から全面実施され、中学校でも新年度から全面実施となります。 また、ICT環境の整備が足早に進み、一人一人の学習状況に応じたきめ細かな指導も可能になってきます。 恵庭は、花のまち、読書のまち、通学合宿のまちと言われるように、教育現場はもとより地域の方々の知恵を出し合った様々な活動が展開されています。 教育委員会といたしましては、子どもたちの健康を守ることを第一に考え、新型コロナウイルス感染症対策に努めるとともに、これまで積み重ねてきた恵庭のよさを活かしながら、子どもたちがふるさと恵庭を誇りとし、夢や志を育み、知・徳・体の調和の取れた成長を遂げ、主体的・協働的に歩んでいく力を身につけることができるよう、地域とともにある学校づくりを進めて参ります。 また、市民の豊かな学びが地域コミュニティをつくり、まちづくりにつながるよう生涯学習を進めて参ります。 恵庭での学びが人としての成長につながりますよう、愛情と信頼を基盤とし、学校・家庭・地域・行政が連携して、一人一人を大切にした教育に全力を尽くして参ります。 令和3年度において、まずは、新型コロナウイルス感染症への対策に取り組んで参ります。3密の回避や手指の消毒、換気の徹底といった基本的な対策の下、国から示されている新しい生活様式や学校の新しい生活様式などに基づくとともに、創意工夫を凝らして学校教育、社会教育を進めて参ります。 それでは、令和3年度において取り組む、学校教育、社会教育の各分野における主な施策の概要について御説明いたします。 初めに、学校教育の推進について申し上げます。 第1に、確かな学力の向上について申し上げます。 初めに、学力向上についてでありますが、各学校において、全国学力・学習状況調査などの分析結果や学校の実態を踏まえて学校改善プランを作成し、学力向上に取り組んでいるところであります。引き続き学力・体力向上推進会議において、各学校の学校改善プランの取組状況を検証しながら、学校と連携してPDCAサイクルの中でその改善に努め、学力の向上を図って参ります。 また、サマーセミナー、ウィンターセミナーなどの研修を開催して、教職員の指導力の向上を図って参ります。 次に、小中連携教育についてでありますが、小学校から中学校へ学校生活が円滑に接続できるよう、恵庭市小中連携教育推進委員会を設置し、小中連携教育を進めているところであります。引き続き、中学校区を基本としたプロジェクト会議や全校の担当者による合同会議を通して、児童生徒同士の交流や教員同士の交流などの促進を図り、小・中学校9年間を見通した教育を推進して参ります。 次に、学校運営協議会についてでありますが、本市では、地域とともにある学校づくりを目指して、学校運営協議会を設置し、社会に開かれた教育課程の実践に努めているところであります。これまで学校運営協議会を設置している9校に加え、令和3年度は、島松小学校、恵み野小学校、恵北中学校、恵み野中学校の4校に学校運営協議会を設置し、地域との協働で、より充実した学校運営に努めて参ります。 次に、ICT等の教育環境整備についてでありますが、令和2年度に、主要5教科の指導者用デジタル教科書を全小・中学校へ整備したところであります。 また現在、国のGIGAスクール構想に基づき、児童生徒用1人1台パソコン端末や高速大容量の通信ネットワークなどの整備を進めているところであります。これまで整備してきた電子黒板などと組み合わせ、効果的な活用を検証しながら、学習指導の充実を図って参ります。 次に、学校図書館についてでありますが、引き続き学校司書を全小・中学校に配置するとともに、このたび更新した学校図書館システムを効果的に運用して、蔵書整備や朝読書、授業支援など、児童生徒の読書活動の充実を図って参ります。また、電子図書館の普及・有効活用についても取り組んで参ります。 第2に、豊かな心の育成について申し上げます。 初めに、ふるさと教育についてでありますが、子どもたちがふるさとえにわに生き、夢と志を抱き、心豊かに、たくましく成長することは、極めて重要であります。ふるさと教育を実践するため、引き続き各学校にふるさと教育コーディネーターを配置して、恵庭のよさを実感できるふるさと教育を推進して参ります。 次に、ヒューマン・コミュニケーション事業についてでありますが、児童生徒に良好な人間関係を構築する力を高めるためのコミュニケーション力の向上を目指して、赤ちゃん登校日授業やヒューマン・コミュニケーション授業など、体験型の授業の継続について検討して参ります。 次に、いじめ・不登校対策についてでありますが、子どもたちを取り巻く問題が複雑化、長期化している現状を踏まえ、引き続きスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーを配置し、課題解決に向け取り組んで参ります。 また、いじめ問題につきましては、子どもたちがお互いの考え方を知り、全市で取り組むことも大切であることから、なかよしさわやかDAY全市交流会を継続して実施して参ります。 第3に、健やかな身体の育成について申し上げます。 初めに、体力向上についてでありますが、各学校において、全国体力・運動能力、運動習慣等調査などの分析結果を踏まえて体力向上プランを作成し、体力向上に取り組んでいるところであります。引き続き学力・体力向上推進会議において、各学校の体力向上プランの取組状況を検証するとともに、市内のスポーツクラブなど地域の協力を得ながら、子どもたちの運動する機会の確保や運動習慣の定着に向けた取組を進めて参ります。 次に、安全教育の実施についてでありますが、子どもたち自身が、自らを危険から守る力を育成するため、非行防止教室やCAP教育プログラムなどの自己防衛力向上事業を各関係機関の協力を得て継続して実施するとともに、近年のネット社会において、子どもたちがトラブルに巻き込まれないよう、講習会の開催など安全教育の推進を図って参ります。 また、恵庭市通学路安全プログラムに基づき、道路管理者や警察などで構成する恵庭市通学路安全推進会議と連携して、危険箇所の合同点検を実施し、通学路の安全確保に努めて参ります。 次に、学校給食についてでありますが、学校給食センターでは、計画的な施設設備の整備・更新と衛生管理の徹底を図り、食中毒や異物混入など、事故の未然防止に努めて参ります。 また、食物アレルギーを有する児童生徒には、学校給食に係る食物アレルギー対応の手引きを基に、学校と連携しながら安全で安心な給食の提供に努めて参ります。 第4に、学校教育施設の整備について申し上げます。 学校教育施設の整備についてでありますが、大規模な改修につきましては、恵庭小学校の長寿命化改良事業の第3期工事を行うとともに、令和2年度のコロナ禍による夏季休業期間の短縮に伴い施工できなかった、第2期工事の残り工事を実施して参ります。 暖房機の更新につきましては、和光小学校東校舎、恵北中学校特別教室棟及び講堂の工事を実施して参ります。 アスベスト含有煙突用断熱材の除去につきましては、恵み野旭小学校校舎及び講堂の工事を実施して参ります。 屋上の防水改修につきましては、和光小学校東校舎の工事を実施して参ります。 次に、社会教育の推進について申し上げます。 第1に、生涯学習の推進について申し上げます。 初めに、恵庭市生涯学習基本計画についてでありますが、令和3年度から令和7年度までの5か年を計画期間とした第5期恵庭市生涯学習基本計画の策定作業を進めており、3月に策定完了の予定であります。新年度からは、次世代につなぐ 人づくり 地域(まち)づくり みんなで気軽にひろげよう・いかそう・すすめようを基本理念とした本計画に基づき、市民との協働でPDCAサイクルを機能させながら生涯学習を推進して参ります。 次に、地区会館等の整備についてでありますが、桜町会館のアスベスト含有煙突用断熱材の除去工事及び暖房機の更新工事を実施して参ります。 また、東恵庭憩の家を用途廃止し、機能を東恵庭会館へ統合するための実施設計を行って参ります。 第2に、地域コミュニティ活動の推進について申し上げます。 通学合宿・体験合宿についてでありますが、令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により実施することができませんでした。本事業は、市内それぞれの地域の方々が協力し、長きにわたって取り組んでこられた恵庭を代表する子どもたちの社会体験であり、集団生活を通して子どもたちの自立心や協調性、社会性の育成に大きな役割を果たしてきていることから、コロナ禍が終息し、再開された際には、積極的に支援して参ります。 第3に、文化・芸術活動の推進について申し上げます。 初めに、文化・芸術活動についてでありますが、世代を超え、誰もが文化・芸術活動に触れ合うことができるように文化・芸術振興事業や市民文化祭などの開催を目指すとともに、ホームページによる文化宅配事業や交流都市芸術祭、えにアートギャラリーの開設など、コロナ禍にあっても動きを止めることなく、様々な形で本市の文化・芸術活動を推進して参ります。 次に、読書活動についてでありますが、恵庭市読書活動推進計画に基づき、市民が読書に親しむことができるよう、図書や雑誌の充実はもとより電子資料なども活用し、市民サービスの向上と読書環境の充実を図り、読書のまち恵庭のさらなる推進を目指して参ります。 また、恵庭分館におけるカードレスIC化事業の普及に努めて参ります。 次に、郷土資料館事業についてでありますが、恵庭の歴史や文化、自然等に関する資料の収集、保存に努め、その活用を図るとともに、展示公開や普及啓発活動を通じて、見て、聞いて、学ぶ機会の提供や情報発信に努めて参ります。 次に、埋蔵文化財関連事業についてでありますが、史跡カリンバ遺跡整備に向けた普及啓発活動や史跡環境整備を推進して参ります。 また、住宅建設や開発事業に先立つ遺跡の試掘・発掘調査を実施するとともに、市内遺跡から出土した金属製品の保存処理を行い、出土遺物の適正な保存・管理に努めて参ります。 最後に、アイヌ政策推進交付金事業についてでありますが、アイヌ文化の振興及びアイヌの伝統などの普及啓発を推進するため、市内在住の中高生を対象にしたアイヌ文化マスターの育成に取り組んで参ります。 以上、令和3年度の主な施策について御説明申し上げました。 本市の教育・文化の振興と生涯学習社会実現のため、市民との協働により全力で取り組んで参ります。市民並びに議員各位の御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、教育行政執行方針といたします。 △教育行政報告 ○伊藤雅暢議長 日程第7 教育行政報告を願います。 穂積教育長。 ◎穂積教育長 -登壇- 第1回定例会が開催されるに当たりまして、令和2年第4回定例会以降における教育行政執行の主なものについて、その概要を報告いたします。 初めに、ICT等の教育環境整備について申し上げます。 恵庭小学校においてパソコン教室機器の更新整備を進めているところであり、本年度で全小・中学校のパソコン教室用のパソコン端末がタブレット化となります。また、主要5教科の指導者用デジタル教科書について、全中学校への整備を進めております。 さらに、国のGIGAスクール構想に基づき、児童生徒用1人1台パソコン端末や高速大容量の通信ネットワークなど、ICT教育環境の整備を進めているところであります。 次に、学力・体力向上推進会議について申し上げます。 学力・体力向上推進会議において、委員の方々から児童生徒の学力及び体力の向上を目指して、様々な御意見をいただいておりますが、本年度第3回目の会議を2月12日に開催し、次年度に向けた取組内容などについて議論していただいたところであります。 次に、学校給食について申し上げます。 学校給食センターの施設設備の更新につきまして、中学校給食センターの蒸気ボイラー老朽化に伴う更新を1月29日に完了いたしました。今後につきましても、安全・安心で児童生徒に喜ばれる学校給食の提供に努めて参ります。 次に、子どもたちの体験活動について申し上げます。 子どもたちが様々な体験活動を通して興味・関心を持ち、夢を育むことを目的に、12月19日に開催した、公民館・みんなで楽しむクリスマスピアノコンサートや、かしわのもり・みんなで飾ろうクリスマスツリーの事業を12月14日から12月25日まで開催し、それぞれ参加した子どもたちに好評を得たところであります。なお、開催に当たっては、参加人数の調整など新型コロナウイルス感染対策を講じて実施いたしました。 次に、市内の文化芸術創作活動の支援について申し上げます。 コロナ禍における新たな文化芸術活動の取組として、市内で文化作品の創作活動を行っている団体やサークルなどの活動支援を目的とした展示スペース、えにアートギャラリーを立ち上げ、花の拠点はなふると市内の商業施設フレスポの2か所に開設いたしました。11月のオープン以来、これまでにアレンジ生け花や押し花、布小物、タペストリー、書道など多様なジャンルの作品が展示され、施設を利用される皆様に御覧いただいております。 今後も展示場所の拡大に努めるとともに、作品展示を通した市内の文化芸術活動の発信を支援して参ります。 次に、読書活動の推進について申し上げます。 2月8日から2月12日まで、図書館及び学校図書館を全館休館とし、図書館システムの更新を行いました。これにより、図書館と学校図書館のシステムが統合され、さらなる連携が図られることとなります。 また、図書館のタブレットやパソコンの更新を行い、利用者からのニーズが高かった、デジタル雑誌や新聞を読んでいただける環境を整えたところであります。 次に、市立図書館の読書環境について申し上げます。 図書館恵庭分館では、カードレスIC化事業の準備作業や工事のため、2月1日から休館しております。開館を3月2日からと予定しており、利用者カードがなくても貸出手続ができる手のひら認証システムやIC化自動貸出機及び自動返却機の設置を行います。同時に、利用者から御意見をいただいておりました、広さや使いやすさなどの課題の解消に努め、読書環境の充実を図って参ります。 次に、郷土資料館事業について申し上げます。 郷土資料館では、11月28日から12月20日まで多数の収蔵資料の中から、昭和初期から昭和30年頃まで使用された約50点の木製や真鍮製、陶器製などの火鉢を紹介する収蔵資料展火鉢を開催したほか、1月5日から28日まで令和2年中に市民の皆様より寄贈いただいた資料約50点を展示する、令和2年新収蔵資料展を開催し、来館していただいた皆様に好評を頂いたところであります。 また、2月6日から3月14日まで大正時代からのひな人形6組を展示するひな人形展を開催しているところであります。 最後に、埋蔵文化財関連事業について申し上げます。 埋蔵文化財の保護と史跡整備への理解を深めていただく事業として、12月5日に第7回カリンバ講演会を、1月16日にカリンバ土曜講座を開催いたしました。 以上、令和2年第4回定例会以降における教育行政執行の主なものについて、その概要を報告いたしました。 今後とも、恵庭市の教育水準向上のため一層の努力を重ねて参る所存でありますので、議員各位の御指導と御協力をお願い申し上げ、教育行政報告といたします。 ○伊藤雅暢議長 暫時休憩といたします。 再開を11時20分といたします。    午前11時10分 休憩    午前11時21分 再開 ○伊藤雅暢議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △議案第1号 ○伊藤雅暢議長 日程第8 議案第1号恵庭市教育委員会教育長の任命の同意についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 原田市長。 ◎原田市長 -登壇- ただいま上程されました議案第1号恵庭市教育委員会教育長の任命の同意について御説明申し上げます。 本市の教育委員会教育長であります穂積邦彦さんが、本年3月31日をもって任期満了を迎えることに伴い、後任の方の任命同意について地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条の規定に基づき、御同意を賜るべく御提案を申し上げる次第であります。 穂積さんにおかれましては、平成23年10月に、教育長に御就任されて以来、9年6か月の長きにわたり、本市の教育行政発展のために御尽力いただいたところであります。後任の教育長につきましては、岩渕隆さんを任命いたしたいと考え、御提案申し上げる次第であります。 岩渕さんの経歴等につきましては、簡単に御紹介申し上げたいと存じますが、お手元の議案に添付しております参考資料を御覧いただきたいと存じます。 岩渕さんは、現在札幌市に居住されており、現在60歳であります。昭和58年に中標津町立俣落小・中学校の事務職員を振り出しに、平成7年から北海道教育庁に勤務され、平成30年には北海道教育庁石狩教育局長、平成31年より現在まで北海道立図書館長を歴任され、御活躍されているところであります。 岩渕さんは、人格、識見ともに本市の教育長として適任と認められる方と存じますので、岩渕さんを教育長として任命するべく、御同意を賜りますようよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 柏野議員。 ◆柏野大介議員 大きく3点、お伺いしたいと思います。 まず1点目ですけれども、今回任命をされるに当たって、選出をされた経緯についてお伺いをしたいというふうに思います。 続きまして、2点目ですけれども、ただいま簡単に経歴の御説明をいただいたわけなんですけれども、そういった御経歴の中でどういった経験を評価をされて、今回の任命、人事案の提出に至ったのかということについてお伺いをしたいと思います。 3点目ですけれども、御本人のお考えというものを確認をしていきたいというふうに思うんですけれども、今回そういう場面ないわけですから、市長のほうでそういった把握をされている範囲でお伺いしたいんですが、まず御本人が今年の教育行政の執行方針の中でもありましたふるさと教育についてどのような進め方をされていこうとしているのか、お伺いしたいと思います。 2点目に学力・体力の向上について、これまで様々恵庭市としては取組をしてきたわけなんですけれども、それについて御本人がどういうふうな考えで臨んでいこうとされているのか、お伺いしたいと思います。 3点目に困難を抱える子どもたちへの支援について、御本人がどういった考えでこれからの仕事に臨んでいかれようとしているのか、伺いたいと思います。 4点目に社会教育について、御本人がこれまでの経験を活かしてどのような姿勢で臨んでいかれようとしているのか、伺いたいと思います。 5点目に、教育施設の統廃合について、御本人がどういった考えをお持ちなのか、お伺いをしたいと思います。 最後に、御本人がそういった様々恵庭市においても教育の課題があるわけなんですけれども、そういった中でどういった分野に重点、力点を置いて臨んでいかれようとしているのか、お伺いをしたいと思います。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 全部で6点ですね。 〔発言する者あり〕 ○伊藤雅暢議長 分かりました。 答弁願います。原田市長。 ◎原田市長 まず、推薦までの経緯ということでありますが、これまで穂積教育長が教育長という重責を担っていただきました。今年の3月末をもって任期を迎えるということでありまして、この後任者について私ども選考をしていたところであります。その中で、これまでの穂積教育長の業績を見たときに、非常に広範囲な視野で恵庭の教育、子どもたち、あるいは社会教育も含めて担っていただいたというふうに考えておりました。そうした中でやはり、そうした広範囲な広い視野で教育を行える、教育行政を担えるということを考えたときに、やはり北海道という広い視野で考えていただくというのが恵庭の教育の今後にとっても有効であろうというようなことから恵庭に範囲をとどまることなく、広い視野で人選に当たらせていただいたということであります。その中で、石狩の教育局長も担っていただいたということもありますし、また、経験から様々な分野、例えば平成10年には、生涯学習の分野にもおられたということでありますし、また道立の青年の家の経験もある。さらには地方として十勝の教育局にもおられたという様々な経歴、そして経験をされているというようなことを鑑みまして、岩渕さんに恵庭の教育行政を担っていただこうというようなことで任命したいと、このように考えたところであります。 2番目の経験の評価ということでありますが、今お話をしたとおり、非常に様々な分野について、健康体育課の主幹でありますとか、あるいは義務教育課においては教育環境の支援の担当の課長を行っていただいている、あるいは知事部局にも出向しているというようなことも踏まえて、非常に厚い行政経験を担っているところからふさわしいのではないかというふうに考えているところであります。非常に高く評価をしているところであります。 また、本人の考えに基づく幾つかの質問でありますが、ふるさと教育ということについては、その前に本人の考えももちろん大切でありますが、新しく教育行政に関する法律が変わったことの中で、やっぱり改正の趣旨を考えたときに、知事部局と教育委員会との連携を大切にしようというのが改正の趣旨の一つでありました。大本はこの法律はいじめ問題に端を発して、それの責任の所在というのはどこにあるんだと、教育委員会の教育委員長なのか、あるいは教育長なのかというようなことで、これを明確にしようということもありましたし、そうしたことが起きたときに、どういう危機管理をもって行うべきなのかというようなこと、さらには、恵庭の教育ということになれば、首長の教育行政に対する施策との連携というようなことがありますから、そういったようなことを例えば総合教育会議などを通じて、しっかりとした連携を取っていこうというようなこと、これらの背景に法律が改正されたというふうに私ども承知をしているところであります。そういった意味では、もちろん岩渕さん、新しく推薦している方の考えというものももちろん大切でありますし、それに従ってやっていただくということもありますが、しっかりと恵庭のこれまで行ってきた教育大綱に基づいた施策についてはしっかりと理解をいただいて行っていただきたいと、このように考えているところでありますし、そのことについて新しく就任された場合には、私どもとしっかりと連携を取っていきたいというふうに思っております。 具体的にはふるさと教育についても、あるいは学力・体力についても、教育大綱でしっかりと記述しておりますので、そうした点については、十分大綱も承知しているというふうに思っておりますし、その推進については図っていただけるだろうというふうに思っています。特に、ふるさと教育ということになれば、たまたま岩渕さんは、恵庭北高校の出身ということもありまして、3年間札幌から恵庭に通っていたということもありますし、また奥様の実家も恵庭ということで、何度も恵庭に来られていると。もちろん役職ではありませんから、それがどうということではありませんけれども、恵庭のまちの様子、あるいは雰囲気ということについては捉えられているのではないかというふうに思っておりまして、それらを基にしてしっかり子どもたちにふるさと教育、あるいは学力・体力といったような重点施策については、行っていただきたいと、このように考えております。 困難を抱えている子どもたちに対する、これについても、やはり、これまでも恵庭市の教育行政として困難を抱えている子どもたちを大切にしながら学びの環境を確保していくということを行っておりますから、こうしたことについても御理解いただけるだろうというふうに思っております。 また、社会教育についてでありますが、社会教育については、先ほど言いましたように生涯学習の担当もなされておりますし、十分経歴からして理解の深い方であろうというふうに思っております。 また、教育施設の統廃合についてでありますが、これについてはこれまでもそうした形の中で恵庭市としての教育、特に社会教育としては行ってきておりますし、これらについて異論があるというようなことには私どもとして十分と考えていただくようしっかりと連携を密にして、スムーズな恵庭市の教育行政が行えるよう、私どもも努めて参りたいというふうに思っております。 また、重点についてでありますが、これはもちろん本人の就任してからの話になろうかと思いますけれども、これまでの経歴や私ども直接お話しした中では、非常に誠実な方でありますし、言葉の一つ一つを大切にされる方だなという印象を持ったところでありまして、その中で恵庭が抱えている、恵庭の子どもたちが今いる環境や、あるいは恵庭が抱えている課題、あるいは恵庭の状況、そういったものもしっかり長い間の行政マンとして行ってきた経験を十分に活かして果たしていただけるのではないかと、このように考えているところであります。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 柏野議員。 ◆柏野大介議員 ありがとうございます。 その選定の経緯だとか、どういった経験を評価という部分については分かる部分もあるんですけれども、確かにおっしゃるように、現在、穂積教育長がこれまでの教育現場での経験だとか、そういった教育局での経験だとか、広範な知識や経験を基に恵庭市の教育の水準向上に向けて様々取り組んでいただいたということは本当に心から敬意を表したいと思いますし、そういったところから広い視野を持ってということは十分に評価をできるところなんですけれども、一方で、現場感覚ということで考えたときに、現場を離れて非常に時間がたっているということや、様々今、北海道においても変形労働時間制の導入ですとか、様々な現場とのやり取りというものも必要になってくる中でそういった現場感覚というものをどの程度お持ちなのかということだとか、そういった部分について御本人のお考えというのはなかなか分からないわけですね。そういった部分についてはどのようなお考えなのか、伺いたいと思います。 2点目ですが、知事部局との連携だとか、責任の明確化というところが法律改正の趣旨であるということは十分に承知しておりますし、首長が進めようとしている政策との連携というのももちろん大切だと思います。一方で、教育委員会としては当然独立性というものが非常に重要でして、そういったところが首長の部下という存在ではないわけですから、これまでの恵庭の取組というものはしっかりと押さえながらも一方で新たに就任される方が独自性をもって臨んでいく、その見識というものをお伺いする上では本人に対してやはり質疑をしないとなかなかお考えというものは示していただけないものかなというふうに思っております。ですから御本人の人物ですとか、識見ですとか、そういったところに対して何か異論を唱えようということだとか、賛成できないというようなことを申し上げるつもりは全くないんですけれども、やはり御本人の考えというものが今の市長の言葉を頂いたとしても、なかなか私には見えてこないということをお伝えしておきたいなというふうに思います。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 答弁はよろしいですか。 〔発言する者あり〕 ○伊藤雅暢議長 原田市長。 ◎原田市長 現場感が足りないのではないかというようなお話でありますが、様々な道教委での職種にあって、全道の教育委員会の様々な課題について一手にそれを収集し、その解決に当たって、それぞれの教育委員会、もちろん独自の権限を持つ教育委員会でありますけれども、市町村教育委員会と様々なやり取りをするということが通常であろうかというふうに思いますから、まさに現場の声を聞きながら私は道教委として仕事をしていたんだろうというふうに思っておりまして、そういう意味では、現場感がないのではないかということは、私は当たらないというふうに思っております。 それと2点目でありますけれども、改正の趣旨を申し上げましたけども、その趣旨の中でももちろん教育委員会という行政委員会としての独立性というのを保った中での改正だということをしっかりと明記をしておりますし、そのことについては十分考えております。ただ、市長部局と教育委員会との関係という中で連携を深めるということがありますから、そういったようなことは対等の立場で行うということはもちろんであります。ですから、教育委員会の教育長も含め、教育委員の皆様方と総合教育会議等でも対等の立場で意見を交換しながら恵庭の子どもたちにどうしたらいいのか、あるいは恵庭の社会教育はどうしたらいいのかというようなことを率直に意見交換をしながら恵庭の教育行政を進めようということでありますから、そこに教育委員会の権限をどうこうするとか、あるいは上だとか、下だとか、そういったようなことは一切ないということであります。そのことについて御説明を申し上げ、答弁とさせていただきます。 ○伊藤雅暢議長 柏野議員。 ◆柏野大介議員 誤解がないようにしておきたいんですけれども、現場感がないというような問題を指摘しているということではなくて、現場から離れて長い中で、現場の声をどういうふうな姿勢で聞かれていくのだとか、そういったところの御本人のお考えというのを聞いた上で判断をしていきたいということをお伝えをしているつもりであります。 同様に、首長との連携というところに関しても、仮に首長と方針が何らかの少しでも差異があるときに、どういった姿勢で臨んでいくのか、それが現場の声と首長部局との連携を考えたときに、そこにそごがあったときに、どのような姿勢で臨んでいくのかという御本人のお考えを聞いた上で、その方にお任せをしていいのかどうかという判断をしていきたいということで申し上げたのであって、そういったところが今問題があるというふうに申し上げているつもりはございません。 そういった審議の在り方ということについて、意見を申し上げまして、私の質疑を終了したいと思います。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 ほかに質疑ございますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 本案に対しましては、討論の通告がなされておりますので、討論を行い、起立採決したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 ただいまより討論に入ります。 本案に反対の議員の発言を許可します。 新岡議員。 ◆新岡知恵議員 -登壇- 私は、議案第1号恵庭市教育委員会教育長の任命の同意について反対の立場から討論を行います。 反対の理由は3点です。 第1に、2014年の地方教育行政法改正により、教育委員長と教育長を一本化した新教育長が設置されました。それに伴い、新教育長は、従来の事務局の長としての職務に加え、民衆統制としての教育委員会の長としての任も負うこととなりました。法改正時、留意事項として教育長の任命の議会同意に際しては、新教育長の担う重要な職責に鑑み、新教育長の資質、能力を従前にチェックするため、候補者が所信表明を行った上で質疑を行うなど、丁寧な手続を経ることを具体的に提示する、文部科学省からの通知も出されています。さらに言えば、今回の人事案件は、この制度改正後、初めて新任の教育長任命であります。新教育長の任命案件においては前例なき案件です。法改正の趣旨を踏まえるならば、候補者の所信表明、質疑という手続を経て、議会として同意、不同意を慎重に判断するという手続は不可避であります。 第2に、近年まれに見るほどの変化の局面を迎えている状況への対応です。一つに新型コロナによって大きな影響を受けている学校教育や社会教育、二つ目は、教員の過剰労働是正に向けて、さらに推進される働き方改革、そして三つ目に小・中学校教育課程における新学習指導要領の実施です。いずれへの対応においても、教育行政を進める上で、地方の独自性、自立性を発揮しながらの教育長のかじ取りが問われます。持続可能なまちづくりにとって、教育は核をなすものです。理念なき教育行政の下に恵庭の未来はありません。どのような考えの下に今後の恵庭の教育行政へのかじ取りをしていくおつもりなのか、候補者御本人に示していただくことは重要です。 第3に、人事案件審査の透明性の確保です。慣例として市長が選任、任命する人事案件に関しては、会派交渉会という非公開の場で同意を取り付けるものでしたが、今回の案件に関しては、さきに挙げた2点の理由により、単純に前例に倣えるものではありません。 また、オリンピック組織委員会会長選考において、人事を密室でやるべきではないという世論が巻き起こっていることからも分かるように、人事案件審査において求められるのは、選定プロセスの透明性です。どうしてこの人でなければいけないのか、その選定過程をオープンの中で進めていくことが、ひいてはその後のスムーズな組織運営に寄与します。 以上の理由から私たち会派は、教育長の任命同意については、慎重な審査が必要だとし、公開の場での候補者の所信表明並びに質疑を要求してきましたが、会派交渉会及び議会運営委員会において、他会派の同意を得ることはできませんでした。 よって、本議案に対してそもそも同意、不同意の判断をする材料がないということから、結果的に同意できないという態度表明をせざるを得ません。 以上の理由から私は議案第1号に反対いたします。 ○伊藤雅暢議長 これをもちまして、討論を終了します。 ただいまより、起立採決に入ります。 本案を原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○伊藤雅暢議長 御着席ください。 起立多数であります。 したがって、議案第1号は、原案のとおり同意されました。 △議案第2号 ○伊藤雅暢議長 日程第9 議案第2号恵庭市公平委員会委員の選任の同意についてを議題とします。 提案者の説明を願います。 原田市長。 ◎原田市長 -登壇- ただいま上程されました議案第2号恵庭市公平委員会委員の選任の同意について御説明申し上げます。 本市の公平委員会委員であります内倉真裕美さんが、本年3月31日をもって、任期満了を迎えることに伴い、地方公務員法第9条の2第2項の規定に基づき、内倉さんの再任について御同意を賜るべく御提案申し上げる次第であります。 内倉さんにおかれましては、平成5年4月から現在まで公平委員会委員として御尽力いただいております。経歴等については、議案に添付しております参考資料を御覧いただきたいと存じます。 内倉さんは、人格、識見ともに本市の公平委員会委員として適任と認められる方でありますので、内倉さんを委員と選任するべく御同意を賜りますようよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には、討論の通告がありませんので、討論を省略して原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第2号は、原案のとおり同意されました。 △議案第3号 ○伊藤雅暢議長 日程第10 議案第3号恵庭市税条例の一部改正についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 横道総務部長。 ◎横道総務部長 -登壇- ただいま上程されました議案第3号恵庭市税条例の一部改正について御説明申し上げます。 このたびの条例改正は、令和元年度の税制改正により、地方税法の一部を改正する法律が改正され、所要の改正を行うものであります。 改正の主な事項は、軽自動車税種別割であります。 それでは、個別の内容について御説明申し上げます。 参考資料11ページの新旧対照表を御覧いただきたいと存じます。 初めに、附則第16条でありますが、項番の変更と一定の規定に該当する軽自動車税種別割の税率の特例を2年間延長する規定の創設であります。 次に、附則第17条は項番の変更であります。 ここで議案書9ページの本文に戻っていただきたいと存じます。 附則についてでありますが、第1条は施行の日を定める規定であり、令和3年4月1日と定めるものであります。 次に、第2条は軽自動車税種別割に関する経過措置であります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第3号は、原案のとおり可決されました。 △議案第4号 ○伊藤雅暢議長 日程第11 議案第4号恵庭市地区計画区域内建築物の制限に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 大槻企画振興部長。 ◎大槻企画振興部長 -登壇- ただいま上程されました議案第4号恵庭市地区計画区域内建築物の制限に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 このたびの条例改正は、柏陽北地区において、開発行為の事業実施の見通しが明らかになったことから、柏陽北地区地区計画を新規に都市計画決定するための改正及び所要の改正を行うものであります。 それでは、議案の15ページの参考資料、新旧対照表を御覧いただきたいと存じます。 別表第1でありますが、地区整備計画区域として新たに柏陽北地区整備計画区域を追加するものであります。 次に、別表第2でありますが、建築物の用途の制限について定めるものであり、16ページ、ア欄において、建築してはならない建築物として、住宅やマージャン屋、パチンコ屋、学校、神社、寺院、老人ホーム、保育所、福祉ホームなどの建築物を定め、隣接した学校施設及び周辺住宅地環境との調和を図りながら近隣住民のための生活利便施設等を誘導し、良好な市街地の形成を図ることを目的として規定するものであります。 ここで議案14ページの本文に戻っていただきたいと存じます。 附則でありますが、この条例の施行期日を柏陽北地区の地区計画の変更に関わる千歳恵庭圏都市計画の変更に関する都市計画法の規定による告示の日からとするものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第4号は、原案のとおり可決されました。 △議案第5号 ○伊藤雅暢議長 日程第12 議案第5号恵庭市国民健康保険税条例の一部改正についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 狩野保健福祉部長。 ◎狩野保健福祉部長 -登壇- ただいま上程されました議案第5号恵庭市国民健康保険税条例の一部改正について御説明申し上げます。 本案は、次の三つの理由から恵庭市国民健康保険税条例の一部を改正するものであります。 一つ目は、令和元年度末に地方税法施行令の改正が行われ、令和2年度から国保税の法定限度額について基礎課税額が2万円、介護納付金課税額が1万円引き上げられたことに伴う改正を行うものであります。 二つ目は、国の制度改正に伴い、軽減判定所得の算定方法が見直しとなったことから基礎控除額の引上げを行うものであります。 三つ目は、租税特別措置法の改正により、長期譲渡所得に係る課税の特例が創設されたことに伴う改正を行うものであります。また、そのほか所要の改正を行うものであります。 それでは、議案書の21ページ、新旧対照表を御覧ください。 初めに、第2条第2項は、基礎課税額の法定限度額を61万円から63万円とするものであります。 次に、第2条第4項は、介護納付金の課税額の法定限度額を16万円から17万円とするものであります。 次に、第21条第1項は、国民健康保険税の減額についてでありますが、第1号は7割軽減の額であり、この制度改正により基礎控除額を記載のとおり改正するものであります。 第2号は、5割軽減の額であり、第1号と同様に基礎控除額を記載のとおり改正するものであります。 第3号は、2割軽減の額であり、第1号と同様に基礎控除額を記載のとおり改正するものであります。 次に、附則の長期譲渡所得に係る国民健康保険税の課税の特例についてでありますが、租税特別措置法の改正により、新設された第35条の3第1項を加える改正を行うものであります。 ここで本文に戻っていただき議案書20ページを御覧ください。 附則でありますが、第1項は施行期日であり、この条例は令和3年4月1日から施行しようとするものであります。第2項は、この条例の改正後、恵庭市国民健康保険税条例の規定は、令和3年度以降の年度分の国民健康保険税に適用し、令和2年度分までの国民健康保険税については、なお従前の例によるとするものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第5号は、原案のとおり可決されました。 △議案第6号 ○伊藤雅暢議長 日程第13 議案第6号恵庭市介護保険条例の一部改正についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 狩野保健福祉部長。 ◎狩野保健福祉部長 -登壇- ただいま上程されました議案第6号恵庭市介護保険条例の一部改正について御説明申し上げます。 このたびの介護保険条例の一部改正につきましては、恵庭市社会福祉審議会において、令和3年度から令和5年度を計画期間とする第8期恵庭市高齢者保健福祉計画介護保険事業計画の策定されることに伴い、今後3年間に必要とされる介護サービスの見込み量と、その負担の在り方等について御審議いただいた結果を踏まえ、本計画期間及び介護保険料算定基準額の見直しを行うものであります。 それでは、改正内容について、御説明申し上げますので、議案29ページの新旧対照表を御覧ください。 初めに、第5条保健福祉事業について削除するものであります。これは高額介護サービス費用の貸付けに係る規定でありますが、他のサービス利用等によって貸付け利用実績がなく、廃止するものであります。 次に、第6条第1項中、平成30年度から令和2年度までを第8期介護保険事業計画期間である令和3年度から令和5年度までに改めるものであります。 次に、第6条第2項から第4項までについて、低所得者軽減強化による第1段階から第3段階までの介護保険料を規定しようとするものであります。また、その他所要の改正を行うものであります。 次に、31ページ、附則第3条及び第4条中、平成30年度から令和2年度までを令和3年度から令和5年度までに改め、附則第5条を期間経過につき、削除するものであります。 それでは、議案書28ページの本文に戻っていただきたいと存じます。 附則でありますが、第1項は施行期日であり、この条例は令和3年4月1日から施行しようとするものであります。第2項は、適用区分であり、改正後の条例の規定を令和3年度以降の年度分の保険料について適用し、令和2年度分の保険料については、従前の例を適用させるものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第6号は、原案のとおり可決されました。 △議案第7号 ○伊藤雅暢議長 日程第14 議案第7号恵庭市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 狩野保健福祉部長。 ◎狩野保健福祉部長 -登壇- ただいま上程されました議案第7号恵庭市指定居宅介護支援等事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について御説明申し上げます。 議案書の33ページを御覧願います。 本案件は、要介護の方へサービス計画の作成やサービス提供事業者との連絡調整などを行う事業者の人員や運営を定めている指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準及び指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準が改正されたため、国の改正内容に順次改正するものであります。 それでは、主な内容について御説明いたします。議案書35ページの新旧対照表を御覧ください。 第6条第2項ですが、主任介護支援専門員の確保が著しく困難であるなどのやむを得ない理由がある場合について、介護支援専門員を管理者とする扱いを可能とするものであります。 それでは、議案33ページの本文に戻っていただきたいと存じます。 附則でありますが、第2項中、平成33年3月31日を令和9年3月31日に、第6条第1項の管理者を、同条第1項に規定する管理者に改め、附則第3項として経過措置の規定を加えるものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第7号は、原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。 再開を13時10分といたします。    午後 0時09分 休憩    午後 1時10分 再開 ○伊藤雅暢議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △議案第8号 ○伊藤雅暢議長 日程第15 議案第8号恵庭市保育に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 伊東子ども未来部長。 ◎伊東子ども未来部長 -登壇- ただいま上程されました議案第8号恵庭市保育に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 このたびの改正につきましては、令和3年4月1日から恵庭市すずらん保育園を民設民営化することから、本条例の別表を改正するものであります。 議案書39ページの新旧対照表を御覧いただきたいと存じます。 別表を削り、新たに第6条へ表を加えるものであります。 本文に戻っていただき、議案書37ページを御覧いただきたいと存じます。 附則でありますが、この条例は令和3年4月1日から施行しようとするものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、起立採決したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認め、これより起立採決に入ります。 本案を原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○伊藤雅暢議長 御着席ください。 起立多数であります。 したがって、議案第8号は、原案のとおり可決されました。 △議案第9号 ○伊藤雅暢議長 日程第16 議案第9号恵庭市花の拠点設置条例の一部改正についてを議題とします。 提案者の説明を願います。 近藤経済部長。 ◎近藤経済部長 -登壇- ただいま上程されました議案第9号恵庭市花の拠点設置条例の一部改正について御説明申し上げます。 議案書の41ページを御覧いただきたいと存じます。 このたびの改正は、花の拠点設置条例に規定された区域について、令和2年度で整備が完了した恵庭かわまちづくり事業整備区域の恵庭市施工分を花の拠点と一体的に運営管理していくことを目的として、花の拠点区域に編入するために改正を行うものであります。 また、公園施設のうち、ガーデンエリア内に整備した集会施設について、令和3年4月より供用を開始することに伴い、当該施設を公園施設として規定するほか、令和2年11月より供用を開始したRVパーク、センターハウスガーデンエリアについて、料金の設定を見直し、より細分化した料金設定とするために改正を行うものであります。 それでは、条例改正の内容について御説明いたします。 議案書の45ページの新旧対照表を御覧いただきたいと存じます。 初めに、第3条ですが、花の拠点の位置について、恵庭かわまちづくり事業整備区域の恵庭市施工分を加えるものであります。 次に、第4条ですが、公園施設として集会施設を加え、その他所要の文言の整理を行うものであります。 次に、第7条ですが、公園施設及びガーデンエリアの使用に当たっては、都市公園条例の規定を準用することを規定するものであります。 次に、第10条ですが、その他所要の文言の整理を行うものであります。 次に、別表第1ですが、新旧対照表のとおり、名称、単位及び使用料を改めるものであります。 最後に、別表第2ですが、その他所要の文言の整理を行うものであります。 それでは、議案書の44ページにお戻りいただきたいと存じます。 附則についてでありますが、第1項では、施行期日を令和3年4月1日に定めるとともに、第2項については、適用日の取扱いについて、令和3年4月1日以降に使用するものであるものの、令和3年3月31日までに使用等の許可をし、前納する場合には、第1項によらず改正前の料金を適用するものであることを規定するものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案件は、経済建設常任委員会に付託の上、審査したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第9号は、経済建設常任委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。 △議案第10号 ○伊藤雅暢議長 日程第17 議案第10号市道の認定、変更及び廃止についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 佐藤建設部長。 ◎佐藤建設部長 -登壇- ただいま上程されました議案第10号市道の認定、変更及び廃止について御説明申し上げます。 議案書55ページ及び56ページを御覧いただきたいと存じます。 このたび新規認定いたします路線は3路線で、その総延長は441.21メートルであります。また、変更する路線は、6路線で、総延長は355.85メートルの減であります。廃止する路線は1路線で、総延長は605.1メートルの減であります。 路線の概要でありますが、議案書57ページから59ページを御覧ください。 新規認定いたします路線のうち、路線番号1,534番及び1,535番、路線を変更いたします路線番号65番及び146番、さらに廃止いたします路線番号70番につきましては、恵庭駅西口土地区画整理事業において新たに道路整備を行って参りましたが、昨年11月に全ての計画道路の整備が完了し、供用を開始したことから従前に認定しておりました路線について整理を行い、このたび新規認定、変更及び廃止を行うものであります。 次に、議案書60ページを御覧ください。 新規認定いたします路線番号1,536番は、土地所有者より用地の寄附の申出があり、市道認定指針の基準を満たしていることから、新たに市道として認定するものであります。 次に、議案書61ページを御覧ください。 路線を変更いたします路線番号39番、84番、102番、999番の4路線につきましては石狩川河川改修工事に係る漁川の堤防拡幅に伴い、橋梁の架け替え及び漁川沿い線が振替となりましたことから、それに接続する道路について整理を行い、起終点の変更を行うものです。なお、今回の市道認定に伴い、自転車歩行者道を除く認定道路の路線数は1,394路線、総延長は568.5キロメートルとなります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案件は、経済建設常任委員会に付託の上、審査したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第10号は、経済建設常任委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。 △議案第11号 ○伊藤雅暢議長 日程第18 議案第11号令和2年度恵庭市一般会計補正予算(第13号)を議題といたします。 提案者の説明を願います。 横道総務部長。 ◎横道総務部長 -登壇- ただいま上程されました議案第11号令和2年度恵庭市一般会計補正予算(第13号)について御説明申し上げます。 77ページの説明資料を御覧いただきたいと存じます。 初めに、総務費の市内公共交通事業費でありますが、えにわコミュニティバス及びえにわコミュニティタクシー運行経費の増額により、1,320万9,000円を補正するものであります。 同じく、総務費のふるさと納税事業費でありますが、事務経費の増額により、8,273万5,000円を補正するものであります。 同じく、総務費の公共施設等管理保全基金積立金でありますが、市有地売払収入積立てにより、456万円を補正するものであります。 同じく、総務費のまちづくり推進基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附積立及びふるさと納税事業経費の積立てにより、6億2,230万1,000円を補正するものであります。 同じく、総務費の感染予防対策事業費でありますが、新型コロナウイルス感染予防対策物品の購入により、500万7,000円を補正するものであります。 同じく、総務費の地方創生臨時交付金事業費(保健課)でありますが、新型コロナウイルス感染拡大に対応する年末年始在宅当番診療委託の増額により、180万円を補正するものであります。 同じく、総務費の学童クラブ等感染予防対策事業費でありますが、学童クラブの登会自粛に伴う保護者負担金助成事業の実施により、203万8,000円を補正するものであります。 同じく、総務費の地方創生臨時交付金事業(介護福祉課)でありますが、社会福祉施設等に対するPCR自主検査事業の実施により、2,000万円を補正するものであります。 同じく、総務費の個人番号管理費でありますが、マイナンバーカード交付数の増による需用費の増額により、2,173万8,000円を補正するものであります。 次に、民生費の社会福祉事業推進基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附積立により、1,236万円を補正するものであります。 同じく、民生費の自立支援事務費でありますが、障害者自立支援給付審査支払等システム改修に伴う事業費の増額により、102万円を補正するものであります。 同じく、民生費の障がい者給付費でありますが、自立支援給付費のうち、障がい者給付費の増額により、1億3,235万4,000円を補正するものであります。 同じく、民生費の障がい児給付費でありますが、自立支援給付費のうち障がい児給付費の増額により、2,991万7,000円を補正するものであります。 同じく、民生費の更生医療給付費でありますが、自立支援医療給付費のうち更生医療給付費の増額により、1,409万9,000円を補正するものであります。 同じく、民生費の介護保険特別会計繰出金でありますが、介護保険特別会計における人件費の増に伴う繰出金の増額により、223万4,000円を補正するものであります。 同じく、民生費の子育て基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附積立により、6,236万8,000円を補正するものであります。 次に、衛生費のスポーツ振興基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附積立により、651万8,000円を補正するものであります。 次に、衛生費の上水道事業費でありますが、水道事業会計負担金の増額により、10万4,000円を補正するものであります。 次に、農林水産業費の農業振興対策事業費でありますが、強い農業づくり事業補助金の要望拡大に伴う増額として、728万5,000円を補正するものであります。 同じく、農林水産業費の農業振興基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附積立により、1,662万2,000円を補正するものであります。 次に、土木費の住宅長寿命化改修事業費でありますが、国の補助事業採択による事業促進のため、6,078万6,000円を補正するものであります。 同じく、土木費の柏陽・恵央団地建替事業費でありますが、移転対象者の増加に伴う移転補償費の増額により、37万3,000円を補正するものであります。 次に、教育費の高等学校等入学準備金基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附積立により、808万6,000円を補正するものであります。 同じく、教育費の青少年・文化振興基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附積立により、432万9,000円を補正するものであります。 歳入歳出予算の補正の財源内訳といたしまして、国庫支出金として1億3,228万3,000円、道支出金として5,196万2,000円、地方債として3,950万円、その他財源として8億2,006万6,000円、一般財源として8,803万2,000円を計上しております。 ここで、63ページに戻っていただきたいと存じますが、これらの補正案件の合計11億3,184万3,000円を増額し、歳入歳出の総額をそれぞれ388億6,971万5,000円とするものであります。 次に、65ページの第二表繰越明許費補正について御説明申し上げます。 最初に、GIGAスクール推進事業費でありますが、実施設計業務に不測の日数を要したため、校内LAN設備工事等について、2億1,769万1,000円を繰越明許費とするものであります。 次に、高度無線環境整備費でありますが、光基盤整備に係る工事が年度内に完成する見込みがないことから、高度無線環境整備の負担金について、1億4,232万3,000円を繰越明許費とするものであります。 次に、島松駅周辺再整備事業費でありますが、事業期間の延長により、工事が年度内に完成する見込みがないことから整備経費について、4,700万円を繰越明許費とするものであります。 次に、全国都市緑化フェア開催事業費でありますが、関係機関との調整に不測の日数を要したため、会場基盤整備に係る実施設計業務について、1,825万3,000円を繰越明許費とするものであります。 次に、住宅長寿命化改修事業費でありますが、国庫補助の追加採択により、事業促進するものであり、年度内に完成する見込みがないことから工事関連経費について、6,078万6,000円を繰越明許費とするものであります。 次に、成人式費でありますが、新型コロナウイルス感染防止対策として成人式の開催を延期したことに伴い、66万7,000円を繰越明許費とするものであります。 次に、地域経済活性化事業費でありますが、えにわんチケットの使用期間及び引換え期間の延長に伴い、繰越明許費を384万円に変更するものであります。 次に、66ページの第三表債務負担行為補正について、御説明申し上げます。 最初に、令和2年度花の拠点整備事業でありますが、いわゆるゼロ市債であり、ガーデンエリアの最盛期に向けて早期着手が必要であるため、5,564万9,000円を債務負担行為に追加するものであります。 次に、令和2年度道路橋梁整備事業でありますが、こちらもゼロ市債であり、発注時期の平準化を目的とし、令和3年度実施予定の道路改良舗装工事の早期発注を行うため、2,820万4,000円を債務負担行為に追加するものであります。 次に、第四表地方債補正について御説明申し上げます。 市営住宅改修事業債でありますが、先ほど御説明いたしました住宅長寿命化改修事業の促進に伴い、地方債の限度額を4,030万円に変更するものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議いただき、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 柏野議員。 ◆柏野大介議員 3点お伺いしたいと思います。 まず1点目、77ページの説明資料にあります民生費の社会福祉費の障がい者給付費ですけれども、全体の11億円という中で多くがふるさと納税の関係経費が7億円ほどということで、それに次いで大きいのがこれかなというふうに思いますが、障がい者給付費が増額となっている内訳と、その影響額が大きいもの、またその要因についてお伺いをしたいと思います。 2点目ですが、その下の同じく民生費の社会福祉費で、障がい児給付費のところも、大きく増額になっていると思いますが、この内訳と影響額の大きいもの、またその要因についてお伺いしたいと思います。 3点目ですけれども、66ページの第三表の債務負担行為補正のところで2点御説明をいただきました。その中で今いわゆるゼロ市債ということでお話しいただいたところなんですけれども、道路橋梁の整備事業費に関してはゼロ市債で平準化して行っていくということについては十分理解ができるところです。 一方で、この花の拠点整備事業費に関しては、当初の事業期間としては令和2年度までということで事業を進められていたと思いますが、これがゼロ市債で追加になるというところの理由がよく分かりません。まず補正予算のつくり方として、第一表の歳入歳出予算の補正ではなくて、第三表の債務負担行為補正になっているということの意味についてお伺いをしたいと思います。 併せまして、事業費が増えるということだと思いますが、なぜ追加になったのかということをもう少し詳しく教えていただきたいなと思います。 3点目の3点目として、その結果、花の拠点整備事業としては総額は幾らになるのか、お伺いしたいと思います。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 答弁願います。 狩野保健福祉部長。 ◎狩野保健福祉部長 私からは、説明資料77ページの民生費、障がい者給付費での増額の内訳と影響額が多い部分についてお答えしたいと思います。 障がい者給付費の影響額の多い内訳といたしましては、共同生活援助、いわゆるグループホームに入居されている方の費用と、その方が日中に就労支援継続支援費、A型とB型の就労支援事業所に通う費用、三つ目に就労までいかないグループホームに入居している方がデイサービス等の生活介護費、この3点が大きな増額の要因と内訳となっております。 以上でございます。 ○伊藤雅暢議長 伊東子ども未来部長。 ◎伊東子ども未来部長 障がい児給付費の関係でございます。大きく増えた内訳、要因等々、影響等々ということで、区分項目的にちょっと御説明させていただきたいと思いますが、まず通所支援負担金補助として支給しております放課後等デイサービス費と、あと児童発達支援費、これが利用者数の増であるとか、利用日数の増であるとかというような要因となっております。なお、児童発達支援費につきましては、保育料無償化の実施による給付費の増ということも要因として挙げられております。 また、障がい児相談支援費としましては、これも増えているんですけれども、要因といたしましては新規利用者の発生ということで押さえております。 以上でございます。 ○伊藤雅暢議長 横道総務部長。 ◎横道総務部長 債務負担の関係でございますが、令和3年度に支出する見込みの需用費となってございますが、その方法としては債務負担行為の追加という部分と令和2年度予算、予算措置をして繰り越すという両方の方法があるかなというふうに考えます。今回、ゼロ市債ということで早期発注という部分で、その中には工事の発注の平準化という部分ですとか、早期完成を目指さなければいけないという二つの部分があろうかなと思います。 ガーデンエリアが最盛期となる6月頃までには工事を完成させる必要があると、望ましいということで、今回の場合は早期発注の必要性から契約時も令和2年度内に開始する必要がありまして、年度内に支出する必要はないということで、支出は令和3年度に行われることが明確でありますことから、会計年度の独立という原則からも令和2年度に支出予算を計上することは適当ではないというように考えているところでございます。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 近藤経済部長。 ◎近藤経済部長 花の拠点の事業費についてでございますが、今回工事で行うものについては、まず一つ目はガーデンエリアの一部の植栽を行うものであります。それから、道と川の駅のトイレの左側なんですけど、そこの整地、それから建物周り、インターロッキング等々いろいろあると思うんですが、そこの歩道の改修を考えております。それから道と川の駅のガーデン側、駐車場側ではなくてガーデン側の総合案内板の設置、それから受電施設は、外側から見えておりますので、そこの目隠しルーパーを整備したいというふうに考えております。 それから、ガーデンエリアの散水に地下水を送水するポンプの改修がございまして、それを併せてまして今回の債務負担行為の額となります。なお、どうしてこういうことになったのかということにつきましては、まず植栽についてでございますが、植栽については、七つのガーデンのガーデナーさんからいろいろ要望を伺いながら行っておりますが、今回の令和2年度工事で施工予定であった宿根草がコロナの影響もございまして、物流が止まっていて入手困難であったものがございます。主にこういったものを今回ガーデナーさんの意向を伺いながら植えていくということが一つの理由になっております。 それから道と川の駅の外構工事、それから目隠しルーパーとか、総合案内板についてですけども、今回1月に常任委員会のほうでも報告させていただいた道と川の駅の防災機能の強化事業ということで、国土交通省のほうから、例えば道と川の駅の前に妊婦さん向けの屋根つき優先駐車スペースとか、あるいは災害時に使う貯水槽であるとか、マンホールトイレなどが国土交通省のほうで整備をしていただくんですけど、例えばそれに併せて、その後にインターロッキングとかの整備、それから妊婦さん向けの屋根つき駐車スペースについては、そこの部分は屋根がつくんですけども、その後に屋根つきスペースと道と川の駅をつなぐ屋根を妊婦さん向けのものをつくったりということがございまして、整備することといたしております。 それから、ガーデンエリアの散水のために、地下水のポンプの改修でございますが、現在平成17年に設置をして、ポンプは設置から15年たっており、老朽化が非常に著しいということから改修工事をするものでございます。 最後に、花の拠点について工事費が幾らになるかということについてございますが、今手元に持っているのが花の拠点の事業とそれから関連事業と合わせた額がございまして、それでいくと、今回令和4年度にホテルの駐車場の整備をすることも考えておりまして、それも合わせて約23億9,800万を想定しております。 以上でございます。 ○伊藤雅暢議長 柏野議員。 ◆柏野大介議員 ありがとうございます。 まず2点目の障がい児給付費の部分については、要因ということも無償化による給付費の増だとか、新規利用者の発生というような要因の御説明をいただいたんですけれども、1点目の障がい者給付費のほうではその点の御説明をいただけなかったので、要因を改めてお伺いしたいと思います。 それと先ほど聞き方が悪かったのかもしれませんが内訳、影響額の大きいもの、それの影響額は幾らなのかということも併せてお伺いをしたいと思っています。と申しますのは、もともとこれ障がい福祉プランの策定も行っているところですけれども、令和3年度から令和5年度の障がい福祉プランの中で、ある程度こういう就労継続支援のB型ですとか伸びていくと予想をしているわけですよね。であるにもかかわらず、ここ近年の状況を見ていても、毎年補正がこの時期に行われているというような状況が発生していると思っていまして、なぜそういった計画としては利用の増加というのを見込みながら、こういったこの時期の補正ということになるのかということを確認させていただきたいと思います。 同じく、障がい児給付費のところの内訳は分かったんですけれども、同じように障がい福祉プランの中で見込んでいる利用の伸びというところと、どういう形になっているのかということを改めてお伺いをしたいと思います。 3点目ですけれども、債務負担行為でやるほうが会計年度の独立の原則からいったら問題ないというお話だったんですけれども、でも今、何でこういった工事追加するのかという話の中身を聞いていくと、例えば先ほど植栽で宿根草が手に入らなかっただとか、それってもともと令和2年にやるはずだったものが終わらなかったという話ですよね。であれば、それはやっぱり繰越明許で行うべきものなのかというふうに思いますし、そこで費用が増えたのであれば、増額の補正をした上で繰越明許していくのが正しい手続ではないかというふうに思うんですけれども、その中でもともと令和2年度で終了するはずだった事業の令和3年度、4年度を見越した事業を債務負担行為補正でゼロ市債としてやるということが私はちょっと妥当ではないんじゃないかなというふうに思うんですが、その点について御見解がありましたらお伺いしたいと思います。 あと、総額で今、約23億9,800万円ということですが御説明いただきました。その中では、令和4年度のホテルの駐車場というお話もあったんですよね。ただ現状では、ホテルの開業は令和4年の4月ということになっていると思いますが、それをまた令和4年度の予算の中で措置するということになると、その開業時期と合わないのではないかと思いますが、その点はいかがか伺いたいと思います。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 答弁願います。 狩野保健福祉部長。
    ◎狩野保健福祉部長 増額の大きい要因でありますけども、就労継続支援費のA型とB型につきましては、年々事業所が増えてきておりまして、また新たな就労支援のサービス等も創出されております。このことから就労継続支援費のA型、B型については伸びてきております。 また、次の共同生活支援費につきましても、施設から地域移行という部分もありまして、また在宅にいる方の施設移行という部分もありまして、グループホームの利用者も増えているところであります。併せまして、この利用者が増えることによりまして、就労支援費、また生活介護費も連動して増えていくというところであります。 影響額の内訳の部分につきましては、すみません、ちょっと手元に細かい数字がないのでちょっとお答えすることができませんけども、毎年補正予算になっていることにつきましては、予算編成に当たりまして、決算見込み、前年度の決算等を参考にしながら予算編成をしているところであります。個々の障がい給付費の中には、20項目程度の細節にわたる事業費がありまして、それぞれに決算見込み、前年度の決算等を加味しながら予算を編成しているところでありまして、予算が足りなくなったからといって扶助費でありますので、サービスを抑えるものではなく、障がい者にとって生活する上で必要なサービスでありますので、その都度このように補正予算を上げまして、サービスが継続していけるような体制を今後も取っていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○伊藤雅暢議長 伊東子ども未来部長。 ◎伊東子ども未来部長 障がい児給付費の関係ということで、まず影響額が大きいものというのは何だというような御質問だったかと思います。一番大きいのは、先ほど申し上げました放課後等デイサービス費でございまして、今回の2,900万円程度の補正予算のうち2,400万円程度ということで、今回の補正予算の中では一番影響額が大きいものということで整理しております。 また、プランとの関係、それからなぜこの時期の補正になるのかという御質問ですけれども、今ほど保健福祉部長の答弁の中にもありましたけれども、プランの計画は、基本としながらも、予算編成におきましては、決算見込みでありますとか、前年の決算額を参考として予算編成を行っております。しかしながら、本事業、各事業におきましては、登録されている方、利用されている方が1年間でどの程度の回数を利用されるかというところにつきましては、年々伸びてはいるんですけれどもばらつきがありまして、実際には利用回数を実績どおりにつかむことが難しいというような事業内容となっております。そのため、予算編成におきましては、伸び率等々も勘案した中で、必要最低限の予算として不足が生じた場合には今回のような補正予算ということで、補正予算を上げさせていただいて事業を継続とするというようなことで考えております。 以上でございます。 ○伊藤雅暢議長  横道総務部長。 ◎横道総務部長 債務負担の関係でございますが、令和2年度中に植栽工事等できないことが早い段階で分かりまして、令和3年度に改めて仕切り直すということで決定をいたしまして、そういった関係で予算については令和3年度ということで仕切り直すということで、今回債務負担行為を上げさせていただいて令和3年度予算ということで考えているところでございます。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 近藤経済部長。 ◎近藤経済部長 現時点でのホテルの開業時期についてでございますが、令和4年6月を今民間事業者のほうで想定しております。このため、我々市としましては、令和4年度に駐車場の工事をホテルができた後、行いたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○伊藤雅暢議長 柏野議員。 ◆柏野大介議員 まず障がい者給付費のほうだとか、決算見込みを見ながらということは分かります。私も20の細かい細節まで確認をしているわけではないですが、少なくても障がい者給付費、障がい児給付費で過去5年程度、予算と決算を比較をして、決算額から次の年の予算の伸びを見ていったときに古い年度は比較的伸び率高めで見ているんですけれども、一方でここ二、三年で見ると伸び率ほとんど見えないような状態になっているんですよね。決算とほぼ同額程度だとか、何%かの伸びというのは見込んでいるんですけど。となると、やっぱりここが今御答弁あったように必要最低限、最小限しか予算措置をしないで組んでいるのではないかなと、そういう予算編成になっているのではないかなと。それが結果的に歳入の部分が足りないから今回に関しても補正としては上げられなくて、次年度の予算で組んで、それを債務負担取って工事を進めようとしているのではないかなというふうに見えるんですけれども、その点だけ最後に伺って終わりたいと思います。 ○伊藤雅暢議長 1点でよろしいですか。 〔発言する者あり〕 ○伊藤雅暢議長 答弁願います。 横道総務部長。 ◎横道総務部長 当初予算の見込みの適正と言いますか、予算査定においては、伸び率や前年度の実績等々、サービス給付の将来予測を考慮しまして、効果的、効率的な予算編成となるように担当部局と協議を行いまして、予算編成をしてございます。年度当初においては適正な判断であったというように考えております。なお、これらの経費につきましては、サービスを実施した場合には、必ず支出する経費ということになりますので、不足が見込まれる場合には、補正予算においてサービスの過不足を精査して、効率的にサービスを提供していきたいというふうに考えております。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 ほかに質疑ありますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第11号は、原案のとおり可決されました。 △議案第12号 ○伊藤雅暢議長 日程第19 議案第12号令和2年度恵庭市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提案者の説明を願います。 狩野保健福祉部長。 ◎狩野保健福祉部長 -登壇- ただいま上程されました議案第12号令和2年度恵庭市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 このたびの補正につきましては、北海道後期高齢者医療広域連合による市町村保険料の負担金の変更に伴い、歳入である後期高齢者医療保険料と歳出である後期高齢者医療広域連合納付金を同額で計上するものであります。 それでは、議案書82ページの説明資料を御覧願います。 2款後期高齢者医療広域連合納付金に変更差額である1,601万8,000円を計上するものであります。歳入歳出予算の補正の財源内訳といたしまして、その他財源を歳出と同額の1,601万8,000円計上するものであります。 ここで、議案書79ページにお戻り願います。 この結果、令和2年度恵庭市後期高齢者医療特別会計の予算総額は歳入歳出にそれぞれ1,601万8,000円を追加し、10億5,568万9,000円とするものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第12号は、原案のとおり可決されました。 △議案第13号 ○伊藤雅暢議長 日程第20 議案第13号令和2年度恵庭市介護保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 提案者の説明を願います。 狩野保健福祉部長。 ◎狩野保健福祉部長 -登壇- ただいま上程されました議案第13号令和2年度恵庭市介護保険特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 議案書の87ページの説明資料を御覧ください。 最初に、総務費の一般事務費でありますが、職員の配置変更などにより、223万4,000円を補正するものであります。 次に、歳入、繰入金、基金繰入金については、保険料の不足分を補うため、予算措置していますが、令和2年度においては保険者機能強化推進交付金1,143万3,000円、介護保険保険者努力支援交付金1,281万円、合計2,424万3,000円が交付されることから同額減額補正するものであります。 それでは、議案書83ページにお戻り願います。その結果、令和2年度恵庭市介護保険特別会計の予算は、歳入歳出ともに総額50億8,906万5,000円とするものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第13号は、原案のとおり可決されました。 △議案第14号 ○伊藤雅暢議長 日程第21 議案第14号令和2年度恵庭市産業廃棄物処理事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提案者の説明を願います。 広中生活環境部長。 ◎広中生活環境部長 -登壇- 議案第14号令和2年度恵庭市産業廃棄物処理事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 議案書93ページの説明資料を御覧ください。 本案は、今年度産業廃棄物の受入量が減少し、手数料収入で5,588万円の減額見込みとなったことから、その不足分を補うため、歳入において基金繰入金を4,361万4,000円増額するとともに、歳出において基金積立金を1,226万6,000円減額するものであります。 ここで、89ページにお戻りください。 その結果、歳入歳出予算をそれぞれ1,226万6,000円減額し、歳入歳出予算の総額を2億4,122万8,000円とするものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第14号は、原案のとおり可決されました。 △議案第15号 ○伊藤雅暢議長 日程第22 議案第15号令和2年度恵庭市水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提案者の説明を願います。 吉川水道部長。 ◎吉川水道部長 -登壇- ただいま上程されました議案第15号令和2年度恵庭市水道事業会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 議案書の95ページを御覧いただきたいと存じます。 このたびの補正予算は、地方公営企業法施行令第17条の規定に基づき、令和2年度恵庭市水道事業会計予算に債務負担行為を追加するものであります。 対象となります事業は、令和2年度水道施設整備事業であります。本案件は、ゼロ市債を活用して、令和3年度に実施予定の配水管更新工事の早期発注を行うため、債務負担行為として限度額1億8,425万1,000円を計上するものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議いただき、原案のとおり御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第15号は、原案のとおり可決されました。 △議案第16号 ○伊藤雅暢議長 日程第23 議案第16号令和2年度恵庭市下水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提案者の説明を願います。 吉川水道部長。 ◎吉川水道部長 -登壇- ただいま上程されました議案第16号令和2年度恵庭市下水道事業会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 議案書の97ページを御覧いただきたいと存じます。 このたびの補正予算は、地方公営企業法施行令第17条の規定に基づき、令和2年度恵庭市下水道事業会計予算に債務負担行為を追加するものであります。 対象となります事業は、令和2年度公共下水道整備事業であります。本案件は、ゼロ市債を活用して、令和3年度に実施予定の分流化事業の早期発注を行うため、債務負担行為として限度額4,752万円を計上するものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第16号は、原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。 再開を14時15分といたします。    午後 2時06分 休憩    午後 2時16分 再開 ○伊藤雅暢議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △議案第17号から議案第27号 ○伊藤雅暢議長 日程第24 議案第17号令和3年度恵庭市一般会計予算から議案第27号令和3年度恵庭市下水道事業会計予算まで、以上11件を一括して議題といたします。 提案者の説明を願います。 横道総務部長。 ◎横道総務部長 -登壇- ただいま上程されました各会計予算のうち、私からは、議案第17号令和3年度恵庭市一般会計予算及び議案第22号恵庭市土地取得事業特別会計予算について、予算書に基づき御説明を申し上げます。 初めに、一般会計予算について御説明申し上げます。 まず、歳入でございますが、13ページの総括表を御覧いただきたいと存じます。 初めに、1款市税でありますが、個人市民税における納税義務者数は微増と見込むも、新型コロナウイルスの影響により、個人市民税の給与及び営業収入の減による減収や法人市民税の税割額の減を見込んでいるほか、純固定資産税においても、新型コロナウイルスの影響を受けた企業に対する軽減措置などにより減額を見込んでおります。 一方、たばこ税では、課税本数は減少するものの税額引上げの影響により増額を見込んでおり、市税全体では、前年度比3億6,070万6,000円減の79億4,661万円を計上しております。 次に、2款地方譲与税については2億4,978万5,000円、3款利子割交付金については470万円、4款配当割交付金については1,570万円、5款株式等譲渡所得割交付金については1,190万円をそれぞれ計上しております。 次に、6款法人事業税交付金については、交付率の変更などにより、前年度比4,450万円増の6,050万円とし、7款地方消費税交付金については、13億2,290万7,000円、8款ゴルフ場利用税交付金については4,260万円、9款自動車税環境性能割交付金については1,430万円、10款国有提供施設等所在市町村助成交付金については5億7,390万8,000円をそれぞれ計上しております。 次に、11款地方特例交付金でありますが、新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金の創設などにより、前年度比5,787万5,000円増の1億2,927万5,000円を計上しております。 次に、12款地方交付税でありますが、国の地方財政計画に対し、市税等の減収が小さいと見込み、基準財政収入額の算定への影響が小さいことから前年度比9,000万円減の51億3,900万円を計上しております。 次に、13款交通安全対策特別交付金については880万円、14款分担金及び負担金については、保育園の民営化による保育所保護者負担金の減などを見込み、前年度比3,999万9,000円減の1億22万7,000円、15款使用料及び手数料については、事業系一般廃棄物処理手数料の減などを見込み、前年度比1,319万3,000円減の6億4,089万7,000円をそれぞれ計上しております。 次に、16款国庫支出金でありますが、保育園の民営化による子どものための教育・保育給付費の増や全国都市緑化フェア整備事業の増などにより、前年度比1億5,826万4,000円増の49億322万4,000円を計上しており、また17款道支出金についても、子どものための教育・保育給付費や介護サービス提供基盤等整備事業費の増、東京オリンピック・パラリンピックホストタウン事業費の増などにより前年度比2億1,138万8,000円増の23億7,326万8,000円を計上しております。 次に、財産収入については1,979万9,000円、19款寄附金については51万円、20款繰入金については、財源対策として財政調整基金繰入れの増などにより、前年度比2億243万9,000円増の13億3,389万8,000円を計上しており、21款繰越金については、1億1,248万4,000円、22款諸収入については、南12号橋整備事業補償金の減などにより、前年度比1億5,891万3,000円減の3億420万8,000円をそれぞれ計上しております。 最後の項目になりますが、23款市債については、国営かんがい排水事業や臨時財政対策債の増により、前年度比8億580万円増の25億7,050万円を計上しております。 以上が歳入の概要でございます。 続きまして、歳出について御説明申し上げます。 14ページを御覧いただきたいと存じます。 初めに、1款議会費については、1億8,768万1,000円を計上しております。 次に、2款総務費については、無線放送施設整備費の増やふるさと納税事業費の拡大などにより、前年度比1億3,576万4,000円増の26億3,454万5,000円を計上しております。 次に、3款民生費については、保育園の民営化による子どものための教育・保育給付事業費の増や自立支援給付費の増などにより、前年度比2億7,257万6,000円増の105億7,440万1,000円を計上しております。 次に、4款衛生費については、循環型社会推進費の増などにより、前年度比7,045万7,000円増の18億5,984万1,000円を計上しております。 次に、5款労働費については、1,817万9,000円、6款農林水産業費については、農業振興対策事業費や国営かんがい排水事業費の増などにより、前年度比9,170万4,000円の増、5億1,046万9,000円をそれぞれ計上しております。 次に、7款商工費については、花の拠点整備事業費の減などにより、前年度比5億9,124万5,000円減の5億1,001万9,000円、8款土木費については、橋梁長寿命化事業費や恵央団地6号棟整備事業費の増などにより、前年度比1億5,710万3,000円増の30億9,632万4,000円、9款消防費については、車両更新整備の増などにより、前年度比4,717万1,000円増の2億5,241万8,000円をそれぞれ計上しております。 次に、10款教育費については、恵庭小学校長寿命化改良事業費の増などにより、前年度比3億5,444万4,000円増の19億5,449万円、11款災害復旧費については2,000円、12款公債費については24億7,117万円、13款職員費については38億446万1,000円、14款予備費については500万円をそれぞれ計上しております。 それでは、3ページに戻っていただきたいと存じます。 第1条は、令和3年度恵庭市一般会計予算の歳入歳出の総額を、それぞれ278億7,900万円と定めるものであります。 第4条は、一時借入金の限度額を40億円とするものであります。 次に、8ページを御覧いただきたいと存じます。 第2条の債務負担行為につきましては、第二表のとおり、14事業となってございます。 次に、9ページを御覧いただきたいと存じます。 第3条の地方債につきましては、第三表のとおり、16事業及び臨時財政対策債に係る起債であります。 以上が、令和3年度一般会計予算案の概要であります。 本予算案につきましては、新型コロナウイルス感染症対策やポストコロナ関連事業にしっかりと対応できるよう必要経費を計上した一方で、市税等の減収や扶助費など経常経費の増加による厳しい財政状況において、国の地方財政政策の動向を注視しつつ、中期財政収支見通しの推移などを勘案しながら昨年から引き続き行ったマイナスシーリングの設定により歳出抑制を図るとともに堅調なふるさと納税を原資とした基金を積極的に活用するなど、収支均衡に留意し、作成したところでございます。今後とも財政規律を遵守しつつ、時代に即した市民サービスを提供し、広範な行政需要に応えるべく、安定した財政運営に努めて参りますので、特段の御理解を賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第22号令和3年度恵庭市土地取得事業特別会計予算について御説明申し上げます。 初めに、301ページ、歳入を御覧いただきたいと存じます。 1款繰入金は、一般会計からの繰入金でございます。 同じく、301ページ下段の歳出を御覧いただきたいと存じます。 1款公債費は、既発債の元利償還金でございます。 それでは、前に戻っていただきまして297ページを御覧いただきたいと存じます。 第1条は、土地取得事業特別会計の歳入歳出予算の総額を、それぞれ2,044万円と定めるものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議いただき、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 狩野保健福祉部長。 ◎狩野保健福祉部長 -登壇- 私からは、議案第18号、議案第19号及び議案第20号につきまして、順次御説明申し上げます。 初めに、議案第18号令和3年度恵庭市国民健康保険特別会計予算につきまして御説明申し上げます。 本特別会計につきましては、北海道国保運営方針に従い、国民健康保険税や保険給付費等国民健康保険制度の運営に関する予算を計上しております。 それでは、211ページの総括表にて、主な項目について御説明申し上げます。 初めに、歳入について御説明申し上げます。 1款国民健康保険税は、11億3,329万9,000円で、前年度比491万5,000円の減となっております。これは、被保険者の所得見込みが減少した結果、減となったものであります。 2款道支出金は、48億5,875万4,000円で、前年度比1億361万円の減となっております。これは、財源の充当先である、歳出の保険給付費が、1人当たり保険給付費の減少に伴い、減となったものであります。 3款繰入金は、6億4,752万2,000円で、前年度比2,702万2,000円の減となっております。これは、任意繰入金の算定方法の変更に伴い、減となったものによるものであります。 次に、歳出でありますが、1款総務費は、1億4,699万4,000円で、前年度比883万3,000円の減となっております。これは、システム改修費等諸経費が減となったためであります。 2款保険給付費は、47億6,191万5,000円で、前年度比1億196万6,000円の減となっております。これは、1人当たり療養給付費の減に伴うものであります。 3款国民健康保険事業費納付金は、16億1,564万9,000円で、前年度比4,032万1,000円の減となっております。これは、北海道全体の1人当たり療養給付費の減少に伴い、本市の負担額が減となったためであります。 7款諸支出金は、2,269万円で、前年度比1,486万円の増となっております。これは北海道に償還する保険給付費等交付金の償還金を新たに計上したことにより、増となったためであります。 212ページから224ページは、これらの詳細の説明でありますので、御参照願います。 それでは、205ページにお戻り願います。 令和3年度恵庭市国民健康保険特別会計予算の総額は、第1条に示すとおり、歳入歳出それぞれ66億5,186万7,000円と定めようとするものであります。 続きまして、議案第19号令和3年度恵庭市後期高齢者医療特別会計予算について御説明申し上げます。 本特別会計につきましては、後期高齢者医療保険料や北海道後期高齢者医療広域連合納付金などの後期高齢者医療制度の運営に関する予算を計上しております。 それでは、241ページの総括表にて、主な項目について御説明申し上げます。 初めに、歳入について御説明申し上げます。 1款後期高齢者医療保険料は、7億9,392万1,000円で、前年度比3,078万9,000円の増となっております。これは、主に被保険者数の増加に伴い、増となったものであります。 2款繰入金は、2億7,618万6,000円で、前年度比972万2,000円の増となっております。これは、主に保険基盤安定分や高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施受託事業繰入金の増などによるものであります。 次に、歳出でありますが、1款総務費は、6,125万7,000円で、前年度比623万円の増となっております。これは、主に高齢者保健事業と介護予防の一体的実施受託事業費を新たに計上したことに伴うものであります。 2款後期高齢者医療広域連合納付金は、10億985万1,000円で、前年度比3,428万1,000円の増となっております。これは、被保険者数の増加に伴う保険料負担金の増と、保険基盤安定負担金の増によるものであります。 242ページから246ページは、これらの詳細の説明でありますので、御参照願います。 それでは、235ページにお戻り願います。 令和3年度恵庭市後期高齢者医療特別会計予算の総額は、第1条に示すとおり、歳入歳出にそれぞれ10億7,290万8,000円と定めようとするものであります。 続きまして、議案第20号令和3年度恵庭市介護保険特別会計予算について御説明申し上げます。 令和3年度の予算は、令和3年度から令和5年度の3か年を計画期間とする第8期恵庭市高齢者保健福祉計画介護保険事業計画に基づき、恵庭市に住む高齢者が認知症や介護が必要な状態になっても共に支え合い、安心して暮らせる地域共生社会の実現に向けた地域包括ケアシステムの構築を目指すとしました基本理念の実現に向け、予算編成しております。 それでは、前年度予算と比較して増減の大きなものなどについて御説明申し上げます。 257ページの総括表を御覧願います。 初めに、歳入について御説明申し上げます。 1款介護保険料は、10億1,341万円で、前年度比740万2,000円の増となっております。これは、65歳以上の第1号被保険者数の増加に伴ったものであります。 2款国庫支出金は、10億8,904万8,000円で、前年度比1,461万7,000円の減、3款道支出金は、6億9,134万円で、前年度比1,638万6,000円の減、4款支払基金交付金は、12億2,755万4,000円で、4,048万8,000円の減、6款繰入金は、8億6,225万1,000円で、前年度比6,089万8,000円の減となっております。 これらはいずれも第8期事業計画策定のための活用した全国の自治体で使う介護保険事業の支援情報ソフト国の見える化システムにより、中長期的な推計に基づいて、保険給付費を算定したため、予算額が減少したものであります。 次に、歳出であります。 1款総務費は、1億6,552万7,000円で、前年度比544万6,000円増となっております。これは再任用職員に代わり、正職員が配置されたことによる職員費の増によるものであります。 2款保険給付費は、42億6,671万8,000円で、前年度比1億5,872万4,000円減となっております。これも第8期事業計画に策定のため、活用した国の見える化システムにより予算額が減少したものであります。 3款地域支援事業費は、4億4,027万2,000円で、前年度比1,860万5,000円の増となっております。これは、介護予防・日常生活支援総合事業や包括的支援事業の拡充によるものであります。 5款諸支出金は、1,103万7,000円で、前年度比968万6,000円の増となっております。これは国の交付金、保険者機能強化推進交付金を財源とし、新たに一般会計で実施する介護予防事業に充当するものであります。 それでは、251ページにお戻り願います。 令和3年度恵庭市介護保険特別会計予算の総額は、第1条に示すとおり歳入歳出それぞれ48億8,401万6,000円と定めようとするものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 佐藤建設部長。 ◎佐藤建設部長 -登壇- 私からは、議案第21号令和3年度恵庭市土地区画整理事業特別会計予算について、御説明申し上げます。 予算書288ページを御覧いただきたいと存じます。 初めに、歳入予算でございますが、第1款繰入金は1億2,322万3,000円、第2款諸収入は1,000円を計上しております。 次に、歳出予算でございますが、第1款土地区画整理事業費につきましては、令和2年度に関連工事及び換地処分が完了することから市有地の精算金や関係事務費として、5,816万7,000円を計上しております。 第2款公債費につきましては、元利償還金6,505万7,000円を計上しております。 なお、歳入歳出の詳細につきましては、291ページから294ページの説明書のとおりでございます。 それでは、287ページに戻っていただきたいと存じます。 歳入歳出予算の総額を、第1条に示すとおりそれぞれ1億2,322万4,000円と定めるものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 広中生活環境部長。 ◎広中生活環境部長 -登壇- 私からは、議案第23号から議案第25号まで、順次御説明申し上げます。 初めに、議案第23号令和3年度恵庭市産業廃棄物処理事業特別会計予算について御説明申し上げます。 議案書の307ページを御覧ください。 歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億9,010万円と定めるものであります。 次に、308ページを御覧ください。 歳入予算の主なものについては、1款使用料及び手数料は、産業廃棄物処分手数料で1億6,109万3,000円、4款繰入金は、産業廃棄物処理施設基金繰入金で1億430万円、5款諸収入は、バイオガス売却益配当金収入で、805万8,000円などとなっております。 歳出予算でありますが、1款廃棄物処理事業費は、産業廃棄物処理に係るごみ処理施設の管理費等で1億7,687万4,000円、2款公債費は、地方債元利償還金で1億1,322万6,000円となっております。 309ページの第二表は地方債の起債の目的、限度額、方法、利率及び償還方法を表のとおり定めるものであります。 予算全体では、焼却施設整備に係る地方債の元金償還の開始等により、予算規模は前年度と比較して14.4%の増となったところであります。 311ページからは、それらの説明でありますので、御参照願います。 次に、議案第24号令和3年度恵庭市墓園事業特別会計予算について御説明申し上げます。 323ページを御覧ください。 歳入歳出予算の総額を、それぞれ8,005万7,000円と定めるものであります。 次に、324ページを御覧ください。 歳入予算の主なものについては、1款使用料及び手数料は、墓園の使用料及び管理料で2,980万5,000円、3款繰入金は、一般会計と墓園基金からの繰入金で4,999万9,000円などとなっております。 歳出予算でありますが、1款墓園事業費は、墓園の管理費等で5,219万6,000円、2款公債費は、地方債元利償還金で2,786万1,000円となっております。 予算全体では、第4墓園の造成に係る地方債の元金償還の開始等により、予算規模は前年度と比較して30.6%の増となったところであります。 325ページからは、それらの説明でありますので、御参照願います。 最後に、議案第25号令和3年度恵庭市駐車場事業特別会計予算について御説明申し上げます。 337ページを御覧ください。 歳入歳出予算の総額を、それぞれ3,653万3,000円と定めるものであります。 次に、338ページを御覧ください。 歳入予算については、1款使用料及び手数料は、駐車場使用料で3,653万3,000円となっております。 歳出予算でありますが、1款駐車場事業費は、駐車場管理費で3,543万2,000円、2款公債費は、地方債元利償還金で110万1,000円となっております。 予算全体では、駐車場使用料収入が前年度と比較して減少し、予算規模としましては、前年度と比較して28.8%の減となったところであります。 339ページからは、これらの説明でありますので、御参照願います。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 吉川水道部長。 ◎吉川水道部長 -登壇- 私からは、議案第26号及び議案第27号について御説明申し上げます。 初めに、議案第26号令和3年度恵庭市水道事業会計予算について御説明申し上げます。 予算書の349ページを御覧願います。 初めに、第2条の業務の予定量でありますが、給水人口は6万9,862人と前年度比282人の増となっております。 主要な建設改良事業といたしまして、水道事業管路更新計画に基づく配水管の布設替え及び布設工事で総延長8,791メートルの整備や4,271件のメーター等設置工事を予定しております。 次に、350ページ、第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるものであります。 収益的収入は、総額16億8,213万8,000円で、前年度比1,913万7,000円の減であります。これは、主に基線跨線橋架け替えに伴う北海道からの補償費の減によるものであります。 収益的支出は、総額15億431万6,000円で、前年度比1,382万1,000円の減であります。これは、主に施設維持管理費と企業債償還利息の減によるものであります。 次に、351ページ、第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めるものであります。 資本的収入は、総額1億9,280万円で、前年度比3,190万円の増であります。これは、主に企業債の増によるものであります。 資本的支出は、総額8億3,072万2,000円で、前年度比6,609万4,000円の増であります。これは、主に応急給水資材車庫整備事業と上下水道管路台帳システム導入の増によるものであります。 なお、資本的収入が資本的支出に対し不足する額、6億3,792万2,000円につきましては、消費税と地方消費税資本的収支調整額及び過年度分損益勘定留保資金で補填いたします。 次に、352ページ、第5条は、債務負担行為事項と期間及び限度額を表のとおり定めるものであります。 第6条の企業債は、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を表のとおり定めるものであります。 次に、353ページ、第7条の一時借入金につきましては、限度額を2億円と定めるものであります。 第8条は、予定支出の各項間の流用ができる場合を定めるものであります。 第9条は、議会の議決を経なければ流用できない経費を定めるものであります。 第10条は、棚卸資産の購入限度額を6,482万3,000円と定めるものであります。 なお、355ページ以降には、予算に関する説明書を添付しておりますので、御参照願います。 続きまして、議案第27号令和3年度恵庭市下水道事業会計予算について御説明申し上げます。 389ページを御覧願います。 初めに、第2条の業務の予定量でありますが、排水人口は6万7,800人と前年度比130人の増となっております。主要な建設改良事業といたしましては、管渠整備事業と雨水及び汚水管整備1,515メートル、合流地区分流化事業として汚水管整備2,330メートル、終末処理場施設整備として汚泥濃縮機等の整備と施設の耐震化を行うとともに、個別排水処理施設整備として合併処理浄化槽設置15基を予定しております。 次に、390ページ、第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるものであります。 まず、収益的収入は、総額27億7,236万5,000円で、前年度比8,913万9,000円の減であります。これは、主に一般会計からの繰入れの減によるものであります。 収益的支出は、総額25億6,251万7,000円で、前年度比6,413万円の減であります。これは、主に処理場費と下水道委託業務の減によるものであります。 次に、391ページ、第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めるものであります。 資本的収入は、総額11億1,467万2,000円で、前年度比4億8,759万円の減であります。これは、主に企業債と国庫補助金の減によるものであります。 資本的支出は、総額20億2,025万3,000円で、前年度比4億9,907万9,000円の減であります。これは、汚泥乾燥施設の完成による建設改良費と企業債償還金の減によるものであります。 なお、資本的収入が資本的支出に対し不足する額、9億558万1,000円につきましては、消費税と地方消費税資本的収支調整額及び過年度分損益勘定留保資金で補填をいたします。 次に、392ページ、第5条は、債務負担行為事項と期間及び限度額を表のとおり定めるものであります。 第6条の企業債は、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を表のとおり定めるものであります。 次に、393ページ、第7条は、一時借入金の限度額を20億円と定めるものであります。 第8条は、予定支出の各項間の流用ができる場合を定めるものであります。 第9条は、議会の議決を経なければ流用できない経費を定めるものであります。 第10条は、一般会計から受ける補助金額3,586万2,000円を定めるものであります。 なお、395ページ以降には、予算に関する説明書を添付しておりますので、御参照願います。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 提案説明が終わりました。 お諮りいたします。 本案各11件は、質疑を省略し、予算審査特別委員会を設置し、付託の上、審査することにしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、本案各11件は、予算審査特別委員会を設置し、付託の上、審査することに決定いたしました。 お諮りいたします。 ただいま設置されました予算審査特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、議長により指名することになっております。 したがって、委員は、議長を除く20名の全議員を指名いたします。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、予算審査特別委員会の委員には、議長を除く20名の議員を選任することに決定いたします。 △陳情第1号 ○伊藤雅暢議長 日程第25 陳情第1号新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の増額を求める意見書の提出を求める陳情書を議題とします。 お諮りいたします。 本案件は、日程表に付記のとおり、総務文教常任委員会に付託の上、審査したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、陳情第1号は、総務文教常任委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。 △散会宣言 ○伊藤雅暢議長 本日の会議はこれをもちまして散会いたします。 大変お疲れさまでした。       (午後 2時55分 散会)...