恵庭市議会 > 2016-09-13 >
09月13日-01号

  • 品川区(/)
ツイート シェア
  1. 恵庭市議会 2016-09-13
    09月13日-01号


    取得元: 恵庭市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    平成28年  第3回 定例会          平成28年第3回定例会        恵 庭 市 議 会 会 議 録        第1日目(平成28年9月13日) (午前10時00分 開会) △開会宣告・開議宣告 ○伊藤雅暢議長 ただいまの出席議員20名で、定足数に達しております。 したがいまして、平成28年恵庭市議会第3回定例会を開会します。 ただいまから、会議を開きます。 △会議録署名議員の指名 ○伊藤雅暢議長 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、20番林謙治議員、21番猪口信幸議員の両議員を指名します。 △会期の決定について ○伊藤雅暢議長 日程第2 会期の決定についてを議題とします。 日程及び会期について、事務局長より報告させます。 吉川事務局長。 ◎吉川事務局長 それでは、お手元に配付いたしました日程表並びに会期について御報告を申し上げます。 まず、日程についてでありますが、本日までに提案されております案件は、諸般の報告、行政報告、教育行政報告、報告2件、議案14件、認定案11件及び監査報告のほか一般質問でございます。 したがいまして、日程第1から日程第23までとし、順次御審議いただきたいと存じます。 次に、会期は、本日より10月11日までの29日間を予定しております。 なお、一般質問通告者は10名、会期中の議会運営委員会常任委員会及び特別委員会の会議の場所、時間等につきましては、お手元に配付のとおりでございますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○伊藤雅暢議長 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から10月11日までの29日間とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、会期は、29日間と決定しました。 △諸般の報告 ○伊藤雅暢議長 日程第3 諸般の報告を事務局長より報告させます。 吉川事務局長。 ◎吉川事務局長 それでは、平成28年第2回定例会以降における諸般の報告を行います。 初めに、7月5日に、全国市議会議長会基地協議会正副会長・監事・相談役会並びに第85回理事会が東京で開催され、議長が出席しており、お手元に配付のとおり要望等、協議・決定がなされております。 次に、監査委員より、平成28年5月分から7月分までの例月現金出納検査の結果が報告されております。こちらも配付しておりますので、後ほどご覧ください。 また、恵庭市長から一般財団法人恵庭学校給食協会の経営状況を説明する書類と、一般財団法人恵庭市振興公社の運営状況に関する書類の提出がありましたので、あわせてお手元に配付しております。 以上、諸般の報告を終わります。 △行政報告 ○伊藤雅暢議長 日程第4 行政報告を願います。 原田市長。 ◎原田市長 -登壇- 第3回定例会が開催されるに当たりまして、第2回定例会以降における行政執行の主なものについて、その概要を報告いたします。 初めに、静岡県藤枝市との交流について申し上げます。 本年3月に友好都市提携協定を締結いたしました藤枝市より、北村市長及び水野市議会議長を初め各種団体代表者など総勢20名の訪問団が来恵し、6月25日に友好都市提携記念セレモニーを行うとともに、花とくらし展にも参加をいただき、市民の方々に御紹介したところであります。 また、このほかにも、藤枝市との交流の一環として、藤枝市よりスポーツ推進委員認定農業者協会や花の市民団体が視察のため本市を訪れたほか、えにわん産業祭への参加、さらに子どもたちのサッカーや野球の相互のスポーツ交流など、幅広い分野での交流が始まっており、今後もお互いの理解と連携を深めながら、友好関係の推進を図り、両市のさらなる発展に努めて参ります。 次に、台風に伴う大雨の対応について申し上げます。 北海道では、観測史上初となる8月16日からの3つの台風の上陸と台風10号に伴い、道内各地で大雨や暴風などによる大きな災害が発生したところであり、被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。 これらの台風による本市の警戒体制でありますが、台風第7号、第11号に関しての警戒体制については、大雨警報発表により警戒本部を設置し、河川や道路パトロールを行ったところでありますが、22日の台風第9号の北海道接近に関しては、長く雨が降り続いた影響による土砂災害のおそれなどから、本部長の指示により大雨警報発表前に警戒本部を設置し、理事者・部長職による対策会議を延べ5回開催するとともに、防災行政無線による市民への注意喚起や、土砂災害のおそれがある地域に対して恵庭中学校を自主避難所として開設するなど警戒体制を敷いたところであります。 また、台風10号についても警戒本部を設置し、主に強風に対する警戒としてパトロール体制をとりました。 幸いにして、一部浸水や倒木が見られたものの、雨量、河川水位ともに大きな被害をもたらすものではありませんでした。今後においても、常に気象情報を注視するとともに、迅速かつ的確な災害対策活動が実施できるよう体制の強化に努めて参ります。 なお、こうした台風の影響により、8月26日に予定していた恵庭市災害対策本部訓練については中止したところであります。 次に、熊本地震被災児童受入事業について申し上げます。 本市では、北海道市長会の要請を受け、本年4月に発生した熊本地震で被災した児童を7月23日から26日までの4日間、恵庭市に招き、受入事業を実施いたしました。 本事業には、熊本大学教育学部附属小学校の4年生5名が参加し、島松小学校の児童との交流や北恵庭駐屯地の見学、牧場体験、よさこいソーラン体験などさまざまなプログラムを体験する中で、子どもたちには地震の恐ろしさや心の痛みなどがいささかでも癒やされたとすれば幸いであると考えているところであります。 子どもたちの心豊かな健やかな成長と被災地の一日も早い復旧、復興を強く念願するものです。 次に、災害時の応援協定について申し上げます。 市では、地域防災計画に基づき、災害時における応急生活物資供給等の協力に関する協定の締結の推進を図っておりますが、9月1日に、合同容器株式会社と災害時におけるダンボール等の提供について、恵庭リサーチビジネスパーク株式会社と避難所の提供について、それぞれ災害時の応援協定を締結いたしました。 今後も、民間企業や関係する団体等との締結を進め、連携を図りながら、地域防災力の向上に努めて参ります。 次に、組織マネジメントの推進について申し上げます。 組織マネジメント推進の取り組みでありますが、6月に各課で策定した事務の効率化、監査指摘事項の改善・共有化、事故再発防止に関する行動計画の取り組みを、現在全庁的に展開するとともに、専門部会による評価に基づいた行動計画の見直し作業を進めているところです。 今後、進捗状況を評価するための専門部会によるヒアリングを実施するなど、組織マネジメントの推進に向けて取り組んで参ります。 次に、恵庭市総合戦略の改定について申し上げます。 7月8日に第1回、8月31日に第2回目の恵庭創生懇談会を開催し、地方創生関連交付金事業について効果検証を行っていただいたほか、今後に向け貴重な御意見をいただき、恵庭市総合戦略に基づく主要施策についても御提言をいただきました。 これらの意見をもとに、今後、総合戦略の見直しなどについて、恵庭創生懇談会において御議論いただく予定であります。 また、地方創生推進交付金及び地方創生拠点整備交付金の申請を9月末に予定しており、本定例会中におきまして、交付金事業について補正予算を提案させていただく予定としておりますので、よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 次に、まちづくり拠点整備について申し上げます。 まちづくり拠点整備については、推進本部と拠点整備室により、現在、花の拠点と緑と語らいの広場の業務を中心とした横断的な取り組みを行っております。 また、議員の皆様には、8月10日と9月1日に議員協議会を開催していただき、この2つの事業についての協議を行っていただきました。 なお、緑と語らいの広場については、市民と有識者から成る検討委員会において公募提案の実施要領の作成を行っているところであり、できれば年内をめどに事業者選定を行って参りたいと考えております。 また、南島松住宅団地と戸磯新工業団地については、その地区設定や事業手法等について検討を行っているところです。 さらに、花の拠点については、今定例会におきまして、都市公園を設置すべき区域の変更に係る議案を提出しておりますので、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 次に、恵み野北5丁目の整備事業について申し上げます。 本事業は、市有地を公募提案型により売却し、民間による住宅地開発を行い、移住定住の促進、転入人口の増加を図ろうとするものであり、本地区にふさわしい環境の維持・保全を図るため、敷地面積や建物の高さなどに関する地区計画を7月に都市計画決定しております。 現在、ノースガーデン恵み野として、全82宅地から成る住宅地の造成工事が行われており、今後、移住定住事業などを通じ、本住宅地の紹介、PRに努めて参ります。 次に、市民の広場について申し上げます。 一昨年度より、地域からの生活環境改善に関する要望は生活環境改善要望として対応し、市民の広場は、テーマに沿って地域との将来のまちづくりに向けた意見交換・懇談の機会として開催しております。 本年度は、生活環境改善要望でも多く取り上げられております「除排雪を考える」をテーマに、ワークショップ形式により、7月に恵庭地区で3回、恵み野地区で1回、島松地区で1回の計5回開催し、114名の参加をいただき、除雪や排雪の現状や課題についての意見交換を行いました。 今後は、市民の広場でいただいた意見をもとに除排雪マップを作成し、今年からの除排雪作業に活かして参ります。 次に、児童・生徒への学習支援及び食事提供モデル事業について申し上げます。 経済的理由から塾に通えない子どもたちや、家族で食事をとる機会の少ない子どもたちなどに対し学習の支援や食事を提供する事業を市民活動団体に委託し、9月7日より恵庭市市民活動センターにおいて開始いたしました。 今後は、関係部局と連携を図り、モデル事業としての位置づけの中でさまざまな課題について検証し、取り組みを進めて参ります。 次に、恵み野里美町内会設立について申し上げます。 恵み野里美町内会の設立に当たっては、地域担当職員が支援し、地元住民の方々と協議を重ねて参りましたが、8月27日に設立総会を開催し、市内63番目の町内会として設立されました。新しい住民による新しい町内会として、今後さまざまな自主的活動が進められることを期待いたします。 次に、ごみ処理手数料等の改定について申し上げます。 ごみ処理手数料等については、現行手数料単価に対する実際の処理コストを定期的に検証し、適正に処理する費用負担を求めるため、これまで改定を行って参りました。 今回、第6期最終処分場が平成29年度から供用開始となることなどに伴い、その影響を勘案して手数料の試算を行った結果、家庭系一般廃棄物については据え置くこととし、事業系一般廃棄物及び産業廃棄物並びに仮設トイレに係るし尿については処理手数料の改定案を公共料金等審議会に諮問したところです。 次に、年金生活者等支援臨時福祉給付金について申し上げます。 平成28年度中に65歳以上になる低所得高齢者の方々に対しまして1人3万円の給付金を、平成26年5月9日から8月10日まで申請の受け付け、審査、支給を実施し、既に計4,615件、5,719名の方々に支給させていただきました。 また、9月5日より低所得者を対象とした臨時福祉給付金及び低所得の障害・遺族基礎年金受給者を対象とした年金生活者等支給臨時福祉給付金の受け付けを平成29年1月31日までを期日として開始しており、速やかに申請がなされるよう働きかけて参ります。 次に、スポーツの振興について申し上げます。 本市に所在する北海道ハイテクアスリートクラブ所属福島千里選手が、過日開催されましたリオデジャネイロオリンピック陸上・女子200メートル予選に出場され、市内ではハイテクACえにわ応援隊などによるパブリックビューイングを実施したところ、総勢150名の市民が集い、熱い声援を送りました。結果は予選7組5位となり、残念ながら予選通過とはなりませんでしたが、私たちに大きな夢と感動を与えてくれた福島選手並びに応援していただいた市民の皆様に感謝申し上げます。 次に、柏子どもの集う場所の開設について申し上げます。 柏小学校地区の子どもの集う場所フーレかしわが、かねてより建設中でありました恵庭市生涯学習施設かしわのもりで9月10日にオープンいたしました。フーレかしわは、主に小・中学生が軽スポーツや読書など自由に遊ぶことができる子どもひろばと、乳幼児の子育て家庭が気軽に集い、遊びや交流、相談ができる子育て支援センターを併設しており、市内で5カ所目の子どもの集う場所となります。 今後も多くの子どもたちや子育て中の家族がにぎわい、地域で育むすぐれた子育て環境を推進して参ります。 次に、農業行政について申し上げます。 今年の農作物生育状況でありますが、6月の長雨と日照不足で全般的に生育のおくれが生じております。特に小麦については、一部に倒伏や刈り取りのおくれが見られましたが、その後の天候回復により無事に全て収穫を終えたところです。 秋まき小麦のなまぐさ黒穂病について、北海道が実施した調査では、道内30市町村の1,161ヘクタールで発生したうち、石狩管内では372ヘクタールが発生していますが、恵庭市では幸いにも発生がなかったところです。なお、発生原因は特定されておりませんが、市内農業者においては今後とも引き続き輪作体系の徹底等を図っていくこととしております。 また、8月17日の台風7号及び8月20日から8月23日にかけての台風9号及び11号では、排水機場5施設のうち4施設を稼働させ、千歳川からの逆流や内水排除に努め、農業被害を防止したところです。 次に、台湾からの投資事業等について申し上げます。 昨年12月、北海道の主催により台北市で開催されました海外投資セミナーin台湾への参加を契機に、恵庭市にビジネス投資を検討している台湾企業のニーズの把握やPRを行ったところであります。 本年は、国の地方創生加速化交付金を活用し、台湾投資家に対する実務的なプロモーションを実施するため、8月下旬には職員が渡台し、恵庭市への投資や貿易につながる可能性のある企業・団体を個別に訪問し、情報収集と意見交換を行ったところであります。 11月上旬には、私みずからが台湾を訪れ、恵庭市主催の投資セミナーを開催し、台湾企業の誘致や貿易の拡大、宿泊施設の建設などの直接投資に結びつくよう働きかけて参ります。 また、民間レベルでは、恵庭日台親善協会が、多くの市内企業など参加する中、本年3月に設立され、経済界を中心とした民間交流の機運も高まっております。 次に、就職促進事業について申し上げます。 求職者や若年者に対する事業として、これまで行っている市内34社による合同企業説明会や、市内2校の高校生向け就職支援セミナーに加え、新たな事業として、仕事と子育ての両立を目指す女性向け就職応援セミナーを開催したところ、多くの参加があり、大変好評であったことから、人手不足が叫ばれている中、今後、市内企業への就職につながるのではないかと期待しております。 さらには、地元産業への理解と子どもたちの就労意識の啓発を図るため、市内5校の中学生と文教大学、ハイテクノロジー専門学校等の学生が一緒に6つの市内企業を巡る、恵庭企業探検隊と称したバスツアーを実施し、訪問先での発見や働くことの意義など壁新聞にまとめ、発表会を行ったところであります。 この壁新聞については、9月10日の産業祭に掲示し、10月からは図書館に掲示することとしておりますので、ぜひ子どもたちはもとより多くの保護者の方々にご覧いただき、市内企業を知るきっかけになることを願っております。 今後も子どもから求職者までさまざまな取り組みを展開しながら、地元就職につながる支援策を講じて参ります。 次に、夏のイベント事業について申し上げます。 初めに、恵庭市最大の花のイベント、恵庭・花とくらし展につきましては、6月25、26日の2日間、道と川の駅花ロードえにわにおいて、えにわマルシェと同時開催で実施いたしました。今年も花にちなんだイベントを繰り広げ、新企画として花いっぱいの会場でウェディングセレモニーを行い、来場者からは大変注目されました。 残念ながら、両日通してほぼ雨のため、来場者数は延べ4,200人にとどまりましたが、次年度以降も来場者に満足していただけるよう、さらに工夫を重ねて参ります。 また、6月から8月にかけて、夏の夜空を彩る納涼花火大会や、地域の特色を生かしたさまざまなイベントが恵庭、恵み野、島松で開催され、いずれも多くの人出でにぎわいを見せたところであります。改めてこれらのイベントの開催に当たって御尽力をいただいた団体、商店会、町内会関係者の皆様方に感謝申し上げます。 次に、花のウエルカムゾーンの設置について申し上げます。 恵庭市の玄関口の一つでありますJR恵み野駅前広場において、東口にハンギングバスケット16基や大型花壇、西口には町内会や北海道ハイテクノロジー専門学校の留学生などの協力により約1,600株の花が植えられ、7月20日に花のウエルカムゾーンが完成いたしました。市民のみならず恵庭を訪れる方々に花のまち恵庭を印象づけるものになっているのではないかと考えております。 市といたしましては、恵庭市の玄関口である公共施設を中心に、訪れる方々を花で出迎える取り組みを今後も続けて参ります。 次に、道と川の駅オープン10周年について申し上げます。 北海道で87番目の道の駅として平成18年7月にオープンした道と川の駅花ロードえにわは今年で10周年を迎え、7月2日に記念式典を行ったところです。 同駅は農畜産物の直売施設花野菜に加え、ウオーターガーデンやいこいの花畑を順次整備し、市内外からたくさんの来場をいただいております。平成25年には初めて年間来場者数が100万人を達成し、本年9月には来場者累計1,000万人に到達する見込みであります。 このように多くの来場者に利用いただいているのは、指定管理者の恵庭観光協会の御尽力があってのことと感謝しているところであります。 市としては、道と川の駅周辺を花の拠点とし、さらに魅力ある施設となるよう取り組んで参ります。 以上、甚だ簡単ではありますが、第2回定例会以降における行政執行の主なものについて、その概要を報告いたしました。 なお、今議会に提案している議案等については、それぞれ上程の都度説明させていただきますので、よろしく御審議をいただきますようお願いを申し上げます。 以上でございます。ありがとうございました。 △教育行政報告伊藤雅暢議長 日程第5 教育行政報告を願います。 穂積教育長。 ◎穂積教育長 -登壇- 第3回定例会が開催されるに当たりまして、第2回定例会以降における教育行政執行の主なものについて、その概要を報告いたします。 初めに、ICT教育の環境整備について申し上げます。 電子黒板の導入モデル校として、7月に恵み野旭小学校恵み野中学校に電子黒板を整備いたしました。 現在、その有効活用の取り組みを進めていただいておりますが、恵み野旭小学校では9月15日に電子黒板の活用を含めた教育研究発表が行われます。 今後、成果と課題について検証するとともに、その有効活用に向けた職員研修会を開催しながら、全校整備に向けた取り組みを進めて参ります。 次に、学校教育施設等の整備について申し上げます。 学校トイレの改修については、松恵小学校、恵み野小学校、柏陽中学校の工事が終了いたしました。 体育館の非構造部材耐震化については、若草小学校、恵明中学校、恵み野中学校、恵北中学校の工事が間もなく終了いたします。 教職員住宅については、恵庭中学校管理者住宅の改修工事が終了いたしました。 次に、市民会館等の整備について申し上げます。 昨年末以来故障しておりました大ホールの空調設備について工事が終了し、7月から運転を再開しております。 次に、全国学力・学習状況調査結果の公表について申し上げます。 文部科学省による平成28年度の全国学力・学習状況調査は4月に実施され、8月にその集計結果について各市町村及び各小中学校に通知があり、現在、その集計結果の分析・公表に向けて作業を進めているところであります。 また、北海道教育委員会では、平成28年度全国学力・学習状況調査北海道版結果報告で、市町村の同意を得て市町村の結果も掲載し公表することとしており、その対応について北海道教育委員会と調整を行っているところであります。 次に、全国中学校体育大会の参加について申し上げます。 恵庭中学校女子卓球部が団体戦と個人戦で、恵明中学校女子卓球部と女子柔道部が個人戦で、それぞれ北海道予選を勝ち抜き、卓球は8月21日から富山県高岡市で、柔道は8月17日から新潟県上越市で開催された全国大会に出場いたしました。 卓球団体は第1ステージで、卓球と柔道の個人は初戦で惜しくも敗退はいたしましたが、練習の成果はしっかりと出してきたとのことであり、今後の活躍が期待されます。 次に、奨学金制度の創設について申し上げます。 向学心に燃え、人物及び能力ともにすぐれているにもかかわらず経済的理由により修学が困難な恵庭出身の大学生に対し奨学金を支給し、社会有為の人材を育成することを目的とする給付型奨学金制度を新設いたします。 なお、条例案につきましては別途議案を提案いたしますので、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 次に、親の職場見学デーの取り組みについて申し上げます。 平成26年度から、子どもたちの生活リズムが乱れがちになる夏休み期間中に、「早寝早起き朝ごはん」運動の普及及び啓発事業として、市役所職員の親子を対象に親の職場見学デーを実施してきたところでありますが、今年度は市内企業にも呼びかけを行いました。 趣旨に賛同していただいた市内の金融機関が夏休み期間中に職員の親子を対象に親の職場見学デーを実施し、子どもたちが親の職場を見学することを通して、親子の触れ合いを深め、広く社会を知る機会となりました。 今後も地域のより多くの方々に本キャンペーンの趣旨を御理解いただき、幅広い活動にして参りたいと考えております。 次に、発達障がいに係る通級指導教室ルルマップについて申し上げます。 通級指導教室ルルマップでは、6月から7月にかけて児童への個別指導を実施いたしました。 夏休み期間中には、拠点校の担当教師が対象児童の担任との懇談を行い、個々の児童の指導計画を作成し、その計画に基づき3名から5名による小集団指導を開始しております。 また、巡回指導を毎週水曜日に実施しており、各学校の特別支援教育コーディネーターとの事前協議のもと児童への個別指導を行うほか、児童が在籍する学級の通常授業を見学する中で指導方法や学習環境の整備についてアドバイス等を行っております。今後も児童一人一人の能力や状態に応じた指導・支援を行って参ります。 次に、子どもたちの体験活動について申し上げます。 地域住民が実行委員会を組織し実施している通学合宿につきましては、子どもたちが家庭を離れ、集団生活の中で炊事や掃除など身の回りのことをみずから行うことで、生活力や自立心、社会性を身につけることを目的とし、これまでに恵み野小学校、柏小学校、恵庭小学校、島松小学校において、おのおの2泊3日から5泊6日の日程で行われました。若草小学校では11月に開催が予定されております。 また、子どもたちが体験活動を通してさまざまな興味・関心を持ち、夢を育むことを目的に、「めざせ読書王」、「えにわ大好き!食の体験ランド」、「えにわっ子ジュニアセミナー」、「七夕飾りを作ろう」、「えにわ川塾」などを開催し、いずれも多くの参加があり、好評を得たところであります。 今後は、「イングリッシュキャンプ」などを実施して参ります。 次に、生涯学習施設かしわのもりについて申し上げます。 平成27年度から2カ年事業で整備を進めて参りました生涯学習施設かしわのもりは、去る9月10日にオープン記念式典を挙行いたしました。 当日の午後から子どもひろば子育て支援センターを開設するとともに、翌日より一般への供用を開始し、多くの市民や親子に利用いただいております。 また、本施設のオープンに当たり、市民団体等から図書や紙芝居、スポーツ用具の御寄附をいただきました。今後、市民に親しまれるよう、地域の皆様と協力しながら運営に努めて参ります。 次に、芸術文化活動の推進について申し上げます。 地域に根差した芸術文化活動の推進を図るため、芸術文化に親しむ機会として、7月16日に島松公民館において、恵庭市出身で海外の音楽大学で学んだ男女2名によるピアノジョイントリサイタルを開催し、多くの市民の参加をいただきました。 また、郷土芸能の振興保存と伝承活動を推進するため、恵庭岳太鼓保存会と恵庭すずらん踊り保存会の活動を支援しておりますが、両団体とも市内各所で行われた夏祭りなどで多いに活躍されたところであります。 芸術の秋に向け、個人、文化団体及びサークルなどの活動成果を発表する市民文化祭の開催など、市民の芸術文化活動の推進に努めて参ります。 次に、図書館事業について申し上げます。 図書館の蔵書を検索や予約ができるブックステーションをこのたびオープンした生涯学習施設かしわのもりに設置し、運用を開始いたしました。 また、高校生の読書活動を支援するため、恵庭北高等学校と連携し、生徒が市立図書館の蔵書を検索や予約ができる高校ブックライン事業を9月1日から開始いたしました。 次に、図書館の指定管理者制度について申し上げます。 図書館運営への市民の考え方やニーズを把握し、図書館の指定管理者制度導入の検討の参考にするため、7月5日から6日間の期間で図書館の来館者を対象にアンケート調査を実施し、その結果をさきの総務文教常任委員会で報告したところであります。 図書館の指定管理者制度につきましては、議会議論を踏まえるとともに、市民説明会や図書館協議会等でいただいた御意見も参考に取り進めて参ります。 次に、郷土資料館事業について申し上げます。 郷土資料館では、6月25日から7月18日まで写真展「姉妹都市ティマル市の歩み」を、7月30日から8月7日まで夏休みイベントとして星空観察会、勾玉づくり、化石レプリカづくり等を開催し、多くの参加をいただきました。また、埋蔵文化財保護と史跡整備への理解を深めるカリンバ土曜講座を6月から9月まで実施し、約170名の方に受講していただきました。 さらに、アイヌ文化公益財団の助成により、企画展「考古資料から見た恵庭のアイヌ文化」を7月9日から8月28日まで、「アイヌの生活用具展」を9月3日から10月23日まで開催しております。 7月30日には、恵庭及び千歳のアイヌ協会等の御協力を得て、「アイヌ文化を体験しよう」をテーマに郷土資料館でカリンバまつりを開催し、多くの皆様に楽しんでいただきました。 なお、市内3カ所に収蔵保管していた遺物等の旧恵庭浄水場への移転作業につきましては、6月に終了いたしました。 以上、甚だ簡単ではありますが、第2回定例会以降における教育行政執行の主なものについて、その概要を報告いたしました。 今後とも、恵庭市の教育水準向上のため一層の努力を重ねて参る所存でありますので、議員各位の御指導と御協力をお願い申し上げ、教育行政報告といたします。 以上でございます。 △報告第1号
    伊藤雅暢議長 日程第6 報告第1号平成28年度恵庭市健全化判断比率(平成27年度決算)についてを議題とします。 提案者の説明を願います。 中川総務部長。 ◎中川総務部長 -登壇- ただいま上程されました報告第1号平成28年度恵庭市健全化判断比率(平成27年度決算)について、御説明申し上げます。 議案書1ページをご覧いただきたいと存じます。 本報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、地方公共団体の長は毎年度、実質的な赤字や将来負担等にかかわる指標である4つの健全化判断比率を議会に報告をし、公表することとされたことによるものであります。 最初に、実質赤字比率でありますが、一般会計等を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率であり、早期健全化団体となる基準は12.79%、財政再生団体となる基準は20.00%であり、当市は黒字決算となっておりますので、比率は生じておりません。 次に、連結実質赤字比率でありますが、公営事業会計を含む全会計を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率であり、早期健全化団体となる基準は17.79%、財政再生団体となる基準は30.00%でありますが、当市は黒字決算となっておりますので、この比率も生じておりません。 次に、実質公債費比率でありますが、一般会計等が負担する元利償還金等の標準財政規模に対する比率であり、早期健全化団体となる基準は25.0%、財政再生団体となる基準は35.0%でありますが、当市は6.9%となっております。 次に、将来負担比率でありますが、一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率であり、早期健全化団体となる基準は350.0%でありますが、当市は38.8%となっております。 なお、監査委員の意見につきましては、別途監査委員より提出されております審査意見書の平成28年度健全化判断比率の審査意見についてのとおりとなっております。 以上、簡単ではありますが御報告いたします。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから、質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、質疑を終了します。 したがって、報告第1号はこれをもちまして終了します。 △報告第2号 ○伊藤雅暢議長 日程第7 報告第2号平成28年度恵庭市公営企業等の資金不足比率(平成27年度決算)についてを議題とします。 提案者の説明を願います。 中川総務部長。 ◎中川総務部長 -登壇- ただいま上程されました報告第2号平成28年度恵庭市公営企業等の資金不足比率(平成27年度決算)について、御説明申し上げます。 議案書の3ページをご覧いただきたいと存じます。 本報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、地方公共団体の長は毎年度、公営企業ごとの資金不足額の事業規模に対する比率、いわゆる資金不足比率を議会に報告をし、公表することとされたことによるものであります。 最初に、恵庭市水道事業会計でありますが、経営健全化基準となる資金不足比率は20.00%でありますが、当市は黒字となっているため、この比率は生じておりません。 次に、恵庭市下水道事業会計でありますが、経営健全化基準となる資金不足比率は20.00%でありますが、黒字となっているため、この比率も生じておりません。 なお、監査委員の意見につきましては、別途監査委員により提出されております審査意見書の平成28年度健全化判断比率の審査意見についてのとおりとなっております。 以上、簡単でございますが報告をいたします。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから、質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、質疑を終了します。 したがって、報告第2号はこれをもちまして終了します。 △議案第1号 ○伊藤雅暢議長 日程第8 議案第1号恵庭市功労者の表彰についてを議題とします。 提案者の説明を願います。 原田市長。 ◎原田市長 -登壇- ただいま上程されました議案第1号恵庭市功労者の表彰について、御説明申し上げます。 平成28年の恵庭市功労者につきましては、川口昤子氏、坂本美江子氏の2名を、市政発展に御功労いただいた方として表彰申し上げたく、恵庭市功労者等表彰条例第5条の規定に基づきまして、議会の同意を得るべく御提案申し上げた次第であります。 2名の主な事績につきましては、議案に添付しております参考資料をご覧いただきたいと存じます。 何とぞ御審議をいただきまして、全会一致の御同意を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから、質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第1号は、原案のとおり同意されました。 △議案第2号 ○伊藤雅暢議長 日程第9 議案第2号恵庭市教育委員会委員の選任同意についてを議題とします。 提案者の説明を願います。 原田市長。 ◎原田市長 -登壇- ただいま上程されました議案第2号恵庭市教育委員会委員の選任同意について、御説明申し上げます。 本市の教育委員会委員であります土谷秀樹氏及び尾形直子氏が本年9月30日をもって任期満了を迎えることに伴い、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条の規定に基づき、土谷氏及び尾形氏の再任について御同意を賜るべく、御提案申し上げる次第であります。 二人におかれましては、平成20年10月から現在まで教育委員会委員として御尽力をいただいております。 二人の経歴等につきましては、議案に添付しております参考資料をご覧いただきたいと存じます。 なお、任期につきましては、土谷氏を1年間、尾形氏を4年間としておりますが、これにつきましては、平成27年4月1日に施行されました地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の附則第4条に基づくものであります。 附則第4条では、施行日から4年を経過するまでの間に任命される委員の任期は、当該委員の任期の満了の期日が特定の年に偏ることのないよう、1年以上4年以内で当該地方公共団体の長が定めるものとするとあります。 本市の教育委員会は、教育長及び4人の委員をもって組織しておりますが、今回の選任に当たり委員の任期を1年間と4年間とずらして定めることによりまして、年によって任期満了の委員が複数名出てしまう現在の偏りを解消することとしたいと考えております。 土谷氏、尾形氏ともに、人格、識見ともに本市の教育委員会委員として適任と認められますので、両氏を委員として選任するべく、御同意を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから、質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第2号は、原案のとおり同意されました。 △議案第3号 ○伊藤雅暢議長 日程第10 議案第3号恵庭市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正についてを議題とします。 提案者の説明を願います。 林生活環境部長。 ◎林生活環境部長 -登壇- ただいま上程されました議案第3号恵庭市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について、御説明申し上げます。 議案書の13ページをご覧いただきたいと存じます。 本議案は、平成29年2月にサービス実施を目指している恵庭市証明書コンビニ交付サービスに関連するものです。 まず、この恵庭市証明書コンビニ交付サービスは、個人番号カードを用いて、住民票の写し、印鑑登録証明書及び平成29年夏からは所得課税証明書が全国約4万9,000店舗のコンビニエンスストア内の多機能端末で取得できるサービスでございます。 現在、印鑑登録証明書は市役所または支所、出張所の窓口にて印鑑登録証を持参いただき申請することになっていますが、今回のサービスでは印鑑登録証を用いず個人番号カードを利用することから、条例の一部改正を行い、コンビニの多機能端末で印鑑登録証明書の申請をするときは印鑑登録証の持参を除外すること、また、個人番号カードを用いて暗証番号をみずから入力することにより申請すること、さらに、この申請を受け市長は印鑑登録証明書を交付することについて改正するものでございます。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから、質疑に入ります。 藤田議員。 ◆7番(藤田俊輔議員) 今回のマイナンバーのコンビニ利用によって利便性は高まるとは思うんですけれども、こうした印鑑証明等の重要な個人証明書類にも当たるものですけれども、こうしたものが他人によって発行されてしまうリスクというものが高まっていくと思うんですけれども、市としてそのあたりの対策というのはどのように考えているのか、お伺いします。 ○伊藤雅暢議長 答弁願います。 林生活環境部長。 ◎林生活環境部長 個人番号カードを他人が用いて使われたりすることのないようにどういった対策がとられているのかという御質問でございますけども、この個人番号カードをお使いになるとき、本人確認はどういうふうになされるかといいますと、この個人番号カードをお持ちになった御本人が暗証番号を打ち込むことによって、それで本人確認がされるわけです。そういった意味では、キャッシュカードと同じような仕組みということになります。 ただ、例えばそのカードが盗まれたりしても、ICチップか何か埋め込まれていると思いますが、そこを分解して解析したとしても、暗証番号とか、そういったことがわからないようにはなってございます。 ということですので、個人番号カードが確実に御本人が持っているということが非常に大切なわけでございまして、間違ってもこのカードがほかの誰か他人に渡ることのないようにというところが重要でございますので、このカードを御本人に交付する際には、このカードが運転免許証あるいはキャッシュカード並みに重要ですということを御本人に十分説明申し上げた上で、引き渡し時には、御本人の顔と、それからカードに印刷されている顔写真との照合、これがなかなか人間の目でわかりづらい場合にはコンピューター的に顔認証システムを使うこともございますが、そういったこととか、それから、もちろん窓口に引き取りにおみえになった方には本人確認として運転免許証なり身分を証明するものの提示を求めたりということをやることになってございます。 ですから、まさに御本人がカードをきちんと御自分のを保持しているということが大切なわけですから、そこを担保するようにしてございます。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 よろしいですか。 〔発言する者あり〕 ○伊藤雅暢議長 ほかに。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、起立採決したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 これより起立採決に入ります。 本案を原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○伊藤雅暢議長 御着席ください。 起立多数であります。 したがって、議案第3号は、原案のとおり可決されました。 △議案第4号 ○伊藤雅暢議長 日程第11 議案第4号恵庭市体育施設条例の一部改正についてを議題とします。 提案者の説明を願います。 船田保健福祉部長。 ◎船田保健福祉部長 -登壇- ただいま上程されました議案第4号恵庭市体育施設条例の一部改正について、御説明申し上げます。 議案書の17ページをご覧いただきたいと存じます。 このたびの条例改正は、1点目としては、昭和50年9月に市民が私財を投じて建設し、その後市へ寄附された佐伯武道館が、老朽化により本年9月30日をもって閉館することから、その関係条例文を削除するものであります。 2点目として、民間施設であった市民スキー場のリフト設備等の無償譲渡に伴い、市がリフトの所有となることから、新たにリフト使用料を追加するものであります。 それでは、議案21ページの新旧対照表をご覧ください。 第2条の表中、佐伯武道館の表を削除するものです。 次に、別表の(1)屋内体育施設の「エ佐伯武道館」を削除し、「オ福住屋内運動広場」を「エ」とするものであります。 次に、別表に(5)市民スキー場を追加するものです。 使用料の体系は記載のとおりです。内容は備考欄も含め、今までのリフト使用料を継続したものとなっております。 次に、24ページは別表に(6)市民スキー場(学校授業で使用の場合)を追加するものです。 こちらについても今までの内容を継続したものであります。 ここで、19ページに戻っていただきたいと存じます。 附則でありますが、この条例は、公布の日から施行するものであります。ただし、第2条の表及び別表(1)屋内体育施設の改正規定は、平成28年10月1日から施行するものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから、質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案は、厚生消防常任委員会に付託の上、審査したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第4号は、厚生消防常任委員会に付託の上、審査することに決定しました。 △議案第5号 ○伊藤雅暢議長 日程第12 議案第5号恵庭市地区計画区域内建築物の制限に関する条例の一部改正についてを議題とします。 提案者の説明を願います。 浅香建設部長。 ◎浅香建設部長 -登壇- ただいま上程いたしました議案第5号恵庭市地区計画区域内建築物の制限に関する条例の一部改正について、御説明申し上げます。 このたびの条例改正は、民間事業者による宅地開発事業が行われている恵み野北5丁目において、ノースガーデン恵み野地区地区計画を新規に定めるために改正を行うものであります。 それでは、議案書の27ページの参考資料、新旧対照表をご覧いただきたいと存じます。 別表第1でありますが、地区整備計画区域として新たにノースガーデン恵み野地区整備計画区域を追加するものであります。 次に、28ページの別表第2でありますが、区域ごとの建築物の用途などの制限について定めるものであり、ノースガーデン恵み野地区整備計画区域では、ア欄においては建築してはならない建築物として住宅及び兼用住宅以外のものは建てられないことを規定し、エ欄においては敷地面積の最低限度を200平方メートルに、オ欄においては建築物の外壁等の面から各境界線までの距離の最低限度を1メートルに、カ欄においては建築物の高さの最高限度を10メートルにそれぞれ定めております。 次に、29ページの別表第3でありますが、別表第2オ欄における外壁等から境界線までの距離の最低限度に対する緩和について規定しております。 ここで26ページの本文に戻っていただきたいと存じます。 附則でありますが、この条例の施行期日を公布の日からとするものでございます。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第5号は、原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。 再開を11時05分といたします。    午前11時00分 休憩    午前11時05分 再開 ○伊藤雅暢議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △議案第6号 ○伊藤雅暢議長 日程第13 議案第6号恵庭市議会議員及び恵庭市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正についてを議題とします。 提案者の説明を願います。 中川総務部長。 ◎中川総務部長 -登壇- ただいま上程されました議案第6号恵庭市議会議員及び恵庭市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正について、御説明申し上げます。 このたびの条例の改正は、公職選挙法施行令の一部改正に伴い、選挙運動の公費負担の経費に係る限度額が一部引き上げられ、本市条例で定める選挙運動に関しての公費負担の単価も引き上げるものであります。 平成28年4月8日に公職選挙法施行令の一部を改正する政令が同日公布・施行され、以後公示されまたは告示される選挙について適用されます。 それでは、33ページの参考資料、新旧対照表をご覧ください。 一部改正の概要といたしまして、選挙運動用自動車の1日当たりの借入限度額を1万5,300円から1万5,800円に、選挙運動用自動車燃料代の1日当たりの代金限度額を7,350円から7,560円に、選挙運動用ポスター1枚当たりの作成単価を1,200円から1,236円にそれぞれ引き上げ、また、市長選に限ってでありますが、選挙運動用ビラ1枚当たりの作成単価を7円30銭から7円51銭に引き上げるものであります。 ここで、31ページの本文にお戻りいただきたいと存じます。 条文の中で第4条、第8条、第11条にあります単価を引き上げ、施行期日は公布の日からとなります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 柏野議員。 ◆8番(柏野大介議員) 3点お伺いをしたいと思います。 基本的には公職選挙法施行令の改正に伴って引き上げを行うという御説明だったと思いますが、この単価の設定の根拠となっている考え方、通常ですと施行令では定めているものが、ポスターなどに関して単価510円48銭プラス企画費という形で決めているかと思うんですけれども、恵庭市の場合の根拠となる考え方がどのようになっているのか、お示しをいただきたいと思います。 2点目なんですけれども、この公職選挙法施行令の関係、関連があるので伺いたいんですが、同条例ではポスターの作成枚数についても規定をしておりますが、この作成枚数の規定がどのようになっていて、恵庭市の場合はその作成枚数がどのようになっているのかという点について確認をしたいと思います。 3点目なんですけれども、今回、基本的には、この単価改定というものは消費税が5%から8%に引き上げられたことに伴う改正ということになるかと思うんですけれども、一方で、一般運送契約以外ではこういった引き上げが行われているわけなんですけれども、一般運送契約については引き上げが行われていない、据え置きというふうになっているわけなんですが、このあたりについて国から何か考え方が示されているのかについて確認をしたいと思います。 以上3点です。お願いします。 ○伊藤雅暢議長 横道選挙管理委員会事務局長。 ◎横道選挙管理委員会事務局長 私のほうから、今の公費負担に関する基準の根拠、それからポスター作成枚数について、それから国から消費税の関係で示されているかといった3点についてお答えをしたいと思います。 私のほうからは、今回の条例の一部を改正する条例につきましては、先ほど提案説明にあったとおり、公職選挙法施行令が本年4月8日に改正され、最近における物価を鑑み、一部公営に要する経費の限度額の改正を行うものでございます。 基準でございますが、条例にあります選挙運動用自動車の使用に関しての一般運送契約、自動車借入契約、燃料費、運転業務費及び市長選におけるビラの作成は、国で定めた基準を準用しているところでございます。 選挙運動用ポスターにつきましては、平成8年の条例制定時におきまして近隣都市の例を参考に基準単価を設定したことから、平成10年、13年の単価改定時におきましては、国の流動単価のアップ率を恵庭市の1枚当たりの単価として上限基準を設定したところでございます。 ポスターの掲示場所の設置につきましては、政令では172カ所となってございますが、公職選挙法の規定により特別な事情があるときは減ずることができるとされておりまして、現在23投票で123カ所となってございます。ポスター作成の恵庭市の基準の枚数は1.0倍ということですので、123枚ということになってございます。 今の、国のほうから一般運送契約に関する消費税の考え方ということで御質問だったと思うんですが、議員おっしゃるとおり、この部分の改正については、現在6万4,500円ということで、今回の改定にはのってございません。 流動単価のアップ率につきましては1.0296%でございまして、ほぼ消費税に近いものかなというふうには考えてございますが、この分に関しては物価を鑑みて国が政令で定めたものでございますので、御理解をいただきたいなというふうに思います。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 柏野議員。 ◆8番(柏野大介議員) ありがとうございました。 3点目からお話ししていきたいんですが、今お話しいただきましたように、物価の上昇率を鑑みということであって、必ずしもこれは消費税の増税に伴ってではないという、イコールではないということが今御答弁いただいたと思います。それは、一般運送契約である場合の6万4,500円が据え置かれていたということで明らかだと思います。これ基本的には事業者に対しての支払いとなりますので。 それで、2点目と1点目に戻りたいんですが、これまでもそういった形で、限られた費用の中で立候補の自由を保障するためにこういった制度を運用していただいているということは非常にすばらしい経費節約の取り組みをされていると思うんですけれども、そういった中で、道内他市において実際にこの掲示場の設置数というものがどういった基準で設けられているのか、同じように全ての町で1.0倍という設定をされているのかどうかを伺いたいと思います。 それと最後に、料金の設定の部分で、道内他市以外では、それではどのような事例があるのか、もし承知している事例がありましたら、その料金の設定の根拠について他市の事例を伺いたいと思います。 ○伊藤雅暢議長 質疑は2点ですね。 〔発言する者あり〕 ○伊藤雅暢議長 答弁願います。 横道選挙管理委員会事務局長。 ◎横道選挙管理委員会事務局長 枚数の関係でございますが、他市35市のうち14市ほどが1.1ないし1.2ということで、はがれたりした場合に補充する分も公費で負担している場合がございます。 それと、全道各市の状況でございますが、自動車契約、それから燃料契約、ビラ単価、それからポスター流動の関係につきましては、現在13市が改正を行っているところでございまして、この分につきましては国の政令で定められた金額と全てなってございます。 ただ、この法が成立された以降、ポスターの流動単価も基準のとおり行ってはいるんですが、固定経費については、この部分はデザイン料、インク代、それから用紙代、それから印刷の環境等と、各自治体によって変わりますので、この部分については各市の取り扱いについてはまちまちという状況になってございます。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 柏野議員。 ◆8番(柏野大介議員) 一応今、御答弁いただきまして、道内各市を見ても、枚数の設定ですとか単価の設定ということで、独自の基準というか、違いがあるということがよくわかりました。ありがとうございます。 終わります。 ○伊藤雅暢議長 ほかに。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案は、総務文教常任委員会に付託の上、審査したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第6号は、総務文教常任委員会に付託の上、審査することに決定しました。 △議案第7号 ○伊藤雅暢議長 日程第14 議案第7号恵庭市大学奨学金支給条例の制定についてを議題とします。 提案者の説明を願います。 橋場教育部長。 ◎橋場教育部長 -登壇- ただいま上程されました議案第7号恵庭市大学奨学金支給条例の制定についてを御説明申し上げます。 議案書の37ページをご覧いただきたいと存じます。 本条例は、向学心があり、学業成績が優秀な学生であって、経済的理由により修学困難と認められるものに対し奨学金を支給し、もって社会有為の人材を育成することを目的とし制定するものであります。なお、この支給財源といたしまして、市内篤志者からの寄附金を充てることとしております。 それでは、条例の内容について御説明申し上げます。 本条例は、本文13条及び附則で構成されております。 第1条は、先ほど御説明した本条例の目的について規定するものであります。 第2条から第5条につきましては、奨学金の支給財源となる、基金の設置、積み立て、管理及び繰替運用、利子等の処理について規定するものであります。 以下、第6条につきましては奨学金の支給対象者となる条件についてを、第7条につきましては奨学金の申請に伴う願書の提出についてを、第8条につきましては奨学生の選定についてを、第9条につきましては奨学金の支給額についてを、第10条につきましては奨学金の支給期間についてを、第11条につきましては奨学金の廃止、休止についてを、第12条につきましては奨学生の義務についてをそれぞれ規定するものであります。 第13条につきましては、その他必要な事項の委任についてを規定するものであります。 最後に、附則についてでありますが、この条例の施行期日を平成28年11月1日と規定するものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 猪口議員。 ◆21番(猪口信幸議員) 若者が地域に支えられて学業を修得するという趣旨でございまして、市民の期待を広げて、地域の文化の薫りを、高い地域文化をつくり上げていくという事業が始まろうとしていることに歓迎したいと思います。このような事業がスタートするきっかけとなった寄附者の方には心から敬意と感謝を表するものでございます。 ここで一つ質問でございますけども、この事業がより市民の願い、多くの願いをかなえるものとなるということを一つの願いとしまして、一つ質問を申し上げます。 質問は、第6条の奨学金の支給者対象でございます。支給者は高校最終学年または高専の3年生在籍者ということでございますけども、実際に大学を受けようという方々の中には、予備校に行っている方、それから大学浪人をしている方、それから大学入学資格検定試験を合格した方、さらには大学に在籍していて現在生活に大変困っているという学生さんもいらっしゃいます。そういう方々を奨学生とできるようなシステムにすべきというふうに考えますが、いかがでしょうか。 ○伊藤雅暢議長 答弁願います。 橋場教育部長。 ◎橋場教育部長 現在、奨学生の対象者につきましては、施行規則のほうで定めて参りたいというふうには考えてございますが、その中でもあくまでも現役の高校生というふうに限定しようかなというふうには考えております。 確かに浪人されている方ですとか、そういった方々の救いの手ということも考えられますけども、かなり幅の狭い、学業成績についてもかなり優秀な方というような線引きをしようかと思っております。また、家計の状況等も勘案しながら進めていきたいとは思っておりますが、今のところは現役の高校生ということで考えてございます。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 猪口議員。 ◆21番(猪口信幸議員) 私の今の質問は、必ずしも条例の趣旨に反するものではなくて、条例の趣旨を踏まえながらさらに内容を充実していこうというものでございます。 御答弁のとおり、規則の中で細部を詰めていくということでございますので、そこら辺十分検討して詰めていっていただけるようにしていただきたいというふうに要望いたします。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 答弁よろしいですか。要望で。 ◆21番(猪口信幸議員) はい。 ○伊藤雅暢議長 ほかに質疑ありますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第7号は、原案のとおり可決されました。 △議案第8号 ○伊藤雅暢議長 日程第15 議案第8号焼却施設整備工事の請負契約の締結についてを議題とします。 提案者の説明を願います。 中川総務部長。 ◎中川総務部長 -登壇- ただいま上程されました議案第8号焼却施設整備工事の請負契約の締結について、御説明申し上げます。 初めに、概要を御説明いたします。 44ページの参考資料をご覧いただきたいと存じます。 昭和54年に供用開始したごみ焼却施設は、ダイオキシン類排出濃度基準の規制強化への対応が難しくなったことから、平成14年より運転を休止をし、現在、可燃ごみは全て埋め立て処分しております。 そのため、可燃ごみの適正処理や最終処分場の負荷低減に向け、平成32年度の供用開始を目指し、新たに中島松に焼却施設を整備するものであります。 この焼却施設でありますが、日当たり処理能力56トンの可燃性廃棄物焼却処理施設で、処理対象物は、可燃ごみ、可燃性粗大ごみ、生ごみ処理残渣、資源物処理残渣、下水乾燥汚泥等を処理するものであります。 本工事は、機械設備工事及び土木建築工事一式について、設計と施工を一括とした性能発注方式としており、工事期間は平成28年度から31年度までの4カ年であります。 それでは、契約の内容について御説明申し上げます。 41ページにお戻りください。 工事名は、焼却施設整備工事。 契約金額は、48億2,760万円。 契約の相手方は、エスエヌ環境・大林・恵庭特定共同企業体、代表者、東京都品川区南大井6丁目26番3号、エスエヌ環境テクノロジー株式会社東京支店、支店長伊東久雄、構成員、大林・恵庭特定共同企業体、代表者、札幌市中央北三条西4丁目1番地1、株式会社大林組札幌支店、常務執行役員支店長上野晃、構成員、恵庭市泉町26番地、恵庭建設株式会社、代表取締役本荘武則であります。 契約の方法につきましては、2者による事後審査型条件付一般競争入札でございます。入札の参加業者につきましては、参考資料を添付しておりますので、御参照いただきたいと存じます。 なお、工期につきましては、本契約の締結の翌日から平成32年3月16日までを予定しております。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから、質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第8号は、原案のとおり可決されました。 △議案第9号 ○伊藤雅暢議長 日程第16 議案第9号漁川第2幹線用水路改修工事の請負契約の締結についてを議題とします。 提案者の説明を願います。 中川総務部長。 ◎中川総務部長 -登壇- ただいま上程されました議案第9号漁川第2幹線用水路改修工事の請負契約の締結について、御説明申し上げます。 初めに、工事の概要を御説明いたします。 49ページの参考資料の平面図をご覧いただきたいと存じます。 当該工事は、障害防止事業により整備された水路の老朽化及び南恵庭駐屯地からの濁水による農業被害解消のため、障害防止対策事業の恵庭地区用水対策として、平成23年度から着手しているものでございます。 工事の内容につきましては、用水と雨水排水が合流している既存のコンクリート開水路を遠心力鉄筋コンクリート管で分離するものであり、直径1,500ミリメートル、延長122.02メートルの用水管と、直径1,800ミリメートル、延長106.92メートルの排水管をそれぞれ布設するものであります。 なお、漁川第2幹線用水路改修工事につきましては、今後も継続をし、平成29年度完成を予定しております。 それでは、契約の内容について御説明申し上げます。 45ページにお戻りいただきたいと思います。 工事名は、漁川第2幹線用水路改修工事。 契約金額は、1億5,215万400円。 契約の相手方は、恵庭市相生町231番地、株式会社玉川組、代表取締役社長玉川裕一であります。 契約の方法につきましては、4者による事後審査型条件付一般競争入札でございます。入札の参加業者につきましては、参考資料を添付しておりますので、御参照いただきたいと存じます。 なお、工期につきましては、本契約の締結の翌日から平成29年3月15日までを予定しております。 以上、簡単に御説明いたしましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから、質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第9号は、原案のとおり可決されました。 △議案第10号 ○伊藤雅暢議長 日程第17 議案第10号団体営土地改良事業の施行についてを議題とします。 提案者の説明を願います。 佐藤経済部長。 ◎佐藤経済部長 -登壇- ただいま上程されました議案第10号団体営土地改良事業の施行について、御説明申し上げます。 議案書の51ページをご覧いただきたいと存じます。 本案件は、土地改良法第96条の2第2項の規定に基づき、団体営土地改良事業(千歳川第2地区)を施行することについて議決を求めるものであります。 本案件は、国営かんがい排水事業(道央用水(三期)地区)により千歳川第2揚水機場が造成され、その維持管理について、基幹水利施設管理事業により市が実施するものであります。 具体的には、基幹水利施設管理強化計画に基づき、恵庭市が土地改良と連携を図り、大規模で公共性の高い基幹水利施設について、地域の農業及び社会経済情勢に対応した管理を行うことにより、その効用を適正に発揮させることを目的とするものであります。 千歳川第2揚水機場は、恵庭市北島11番地1地先に設置され、受益面積は1,045.7ヘクタールであります。なお、53ページに概要図を掲載しております。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから、質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第10号は、原案のとおり可決されました。 △議案第11号 ○伊藤雅暢議長 日程第18 議案第11号市道の認定についてを議題とします。 提案者の説明を願います。 浅香建設部長。 ◎浅香建設部長 -登壇- ただいま上程されました議案第11号市道の認定について、御説明申し上げます。 議案書の55ページをご覧いただきたいと存じます。 このたび新規認定いたします路線は5路線で、その総延長661.27メートルであります。 路線の概要でありますが、新規認定いたします路線番号1514番から1518番までの5路線は、平成28年7月に都市計画法に基づく開発行為の許可を受けて造成が進められておりますノースガーデン恵み野内の道路でありまして、同法第40条第2項の規定により、道路管理者である恵庭市に道路施設が帰属される見込みであることから、道路法第91条に基づく道路予定区域として取り扱うため、市道の認定を行うものであります。 今回認定いたします路線の詳細につきましては、議案書57、58ページに添付しております参考資料にその内容を記載しておりますので、御参照ください。 なお、今回の市道認定に伴い、自転車歩行者道を除く認定道路の路線数は1,378路線、総延長は572.9キロメートルとなります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから、質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第11号は、原案のとおり可決されました。 △議案第12号 ○伊藤雅暢議長 日程第19 議案第12号恵庭市都市公園を設置すべき区域の決定についてを議題とします。 提案者の説明を願います。 浅香建設部長。 ◎浅香建設部長 -登壇- ただいま上程されました議案第12号恵庭市都市公園を設置すべき区域の決定について、御説明申し上げます。 議案書の59ページをご覧いただきたいと存じます。 本案件は、都市公園法第33条第5項の規定に基づき、都市公園を設置すべき区域を決定することについて議決を求めるものであります。 今回決定する都市公園区域は、既に区域決定されている漁川河川緑地の道と川の駅の区域変更であり、道と川の駅の北側に計画されている花の拠点整備に伴う公園区域を新たに追加するものであります。 決定する区域及び面積は、表のとおり、南島松817-1ほか19筆、面積は3.49ヘクタールとなっております。なお、議案書61、62ページに位置図を添付しておりますので、御参照ください。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから、質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案は、経済建設常任委員会に付託の上、審査したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第12号は、経済建設常任委員会に付託の上、審査することに決定しました。 △議案第13号 ○伊藤雅暢議長 日程第20 議案第13号平成28年度恵庭市一般会計補正予算(第5号)を議題とします。 提案者の説明を願います。 中川総務部長。 ◎中川総務部長 -登壇- ただいま上程されました議案第13号平成28年度恵庭市一般会計補正予算(第5号)について、御説明申し上げます。 初めに、議案書の75ページの説明資料をご覧いただきたいと存じます。 最初に、総務費のまちづくり推進基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立について968万9,000円を補正するものであります。 同じく、総務費の過年度過誤納還付金(福祉課)でありますが、国庫負担金等の精算に伴う返還について4,154万9,000円を補正するものであります。 同じく、総務費の過年度過誤納還付金(納税課)でありますが、市税等の還付について1,500万円を補正するものであります。 同じく、総務費の過年度過誤納還付金(介護福祉課)でありますが、国庫及び道費負担金の精算に伴う返還について7,000円を補正するものであります。 同じく、総務費の個人番号管理費でありますが、個人番号カード作成等負担金の増額により1,618万1,000円を補正するものであります。 次に、民生費の社会福祉事業推進基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立について155万1,000円を補正するものであります。 同じく、民生費の介護サービス提供基盤等整備事業費でありますが、新規事業の追加により1,330万円を補正するものであります。 同じく、民生費の介護ロボット等導入支援事業費でありますが、新規事業の実施により278万1,000円を補正するものであります。 同じく、民生費の子育て基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立について583万円を補正するものであります。 次に、衛生費のスポーツ振興基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立について38万円を補正するものであります。 同じく、衛生費の市民スキー場維持管理費でありますが、市民スキー場リフト設備の修繕及び直営管理により557万8,000円を補正するものであります。 次に、農林水産業費の農業振興基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立について174万円を補正するものであります。 次に、農林水産業費の内水排除施設管理費でありますが、排水機場の運転経費について321万9,000円を補正するものであります。 次に、消防費の施設管理費でありますが、用地取得及び駐車場整備について3,799万3,000円を補正するものであります。 次に、教育費の高等学校等入学準備金基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立について79万円を補正するものであります。 同じく、教育費の教員集合住宅解体事業費でありますが、事業費に変更はございませんが、起債種別の変更による財源内訳の変更に伴い、地方債を250万円増額し、一般財源を250万円減額する補正をするものであります。 同じく、教育費の学校図書館費でありますが、子どもの読書活動を支える寄附制度による小学校図書の購入について10万円を補正するものであります。 同じく、教育費の青少年・文化振興基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立について37万円を補正するものであります。 同じく、教育費の図書館運営費でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による図書及び図書館備品の購入について20万円を補正するものであります。 歳入歳出予算の補正の財源内訳といたしまして、国庫支出金1,896万2,000円、道支出金1,330万円、地方債250万円、その他財源として2,618万5,000円、一般財源として9,531万1,000円を計上しております。 ここで、63ページに戻っていただきたいと存じますが、これらの補正案件の合計1億5,625万8,000円を増額をし、歳入歳出の総額を、それぞれ266億5,159万8,000円とするものであります。 次に、65ページの第2表、地方債補正について御説明を申し上げます。 教員集合住宅解体事業債でありますが、先ほど御説明申し上げました教員集合住宅解体事業費の補正に伴い、限度額を250万円増額をし、1,480万円に変更するものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議いただき、原案どおり御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから、質疑に入ります。 柏野議員。 ◆8番(柏野大介議員) 1点だけ念のために確認をしたいんですけれども、今回、体育施設条例の一部改正については、今、付託となっておりますが、今回この中でスキー場の維持管理費に関しての部分で、収入として衛生使用料を見込んでおります。これが見込みどおりにならなかった場合についてはどのように対処されるように考えているのか、確認をしたいと思います。 ○伊藤雅暢議長 答弁願います。 船田保健福祉部長。 ◎船田保健福祉部長 収入につきましては、前年度等の収入を参考にして計上しています。残念ながらそれが見込めなかった場合につきましても、歳出についてはこの金額は変わりなく、今までかかっている経費の3カ年平均等を積み上げた経費でもってこの経費は払っていくということでございます。 以上です。 ◆8番(柏野大介議員) 終わります。 ○伊藤雅暢議長 ほかに質疑はありますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第13号は、原案のとおり可決されました。 △議案第14号 ○伊藤雅暢議長 日程21 議案第14号平成28年度恵庭市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題とします。 提案者の説明を願います。 船田保健福祉部長。 ◎船田保健福祉部長 -登壇- ただいま上程されました議案第14号平成28年度恵庭市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、御説明申し上げます。 このたびの補正は、平成27年度介護保険給付費及び地域支援事業の精算によるものでありまして、国庫支出金、道支出金及び社会保険診療報酬支払基金交付金の追加交付と国庫支出金等の精算返還と、それらを行った後の介護給付費準備基金積立金に係るものであります。 それでは、議案末尾81ページの説明資料をご覧願います。 初めに、前年度繰越金から精算による返還金を差し引いた残額を、介護給付費準備基金積立金として1億4,386万5,000円を補正し、次に、諸支出金のその他償還金として、平成27年度の国庫支出金等の精算に伴う返還金として2,609万1,000円を補正し、合計で1億6,995万6,000円を補正するものであります。 これらの補正予算の財源といたしまして、その他の欄の社会保険診療報酬支払基金からの追加交付金276万9,000円及び一般財源の繰越金1億6,718万7,000円を充当するものであります。 それでは、議案77ページにお戻り願います。 この結果、平成28年度恵庭市介護保険特別会計の予算は、歳入、歳出にそれぞれ1億6,995万6,000円を追加し、総額44億6,773万7,000円とするものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから、質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第14号は、原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。 再開を13時といたします。    午前11時52分 休憩    午後 1時00分 再開 ○伊藤雅暢議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △認定案第1号から認定案第11号 ○伊藤雅暢議長 日程第22 認定案第1号平成27年度恵庭市一般会計歳入歳出決算から認定案第11号平成27年度恵庭市下水道事業会計決算まで、以上11件を一括して議題とします。 初めに、認定案第1号から第9号について、提案者の説明を願います。 中川総務部長。 ◎中川総務部長 -登壇- ただいま上程されました平成27年度の各会計歳入歳出決算認定案につきまして、公営企業会計を除く各会計の決算状況及び主要な施策の成果の概要について、一括をして御説明申し上げます。 初めに、認定案第1号恵庭市一般会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の5ページからとなります。 平成27年度の当初予算額は247億6,200万円でありましたが、その後、9回にわたる補正により、23億8,430万円を増額をし、繰越明許費を加えた最終予算額は275億3,349万円となったところであります。 以下、歳入について、予算と比較して増減が大きかった主なものについて御説明申し上げます。 6ページをご覧ください。 第1款市税でありますが、決算額は76億7,681万円で、予算に比較して1億7,341万円の増収となりました。 これは、個人市民税の納税義務者が増加したことや、恵み野里美地区の開発に伴い固定資産税や法人市民税が増収となったことが主な要因となっております。 次に、第6款地方消費税交付金につきましては、消費税率8%の平年度化による影響や消費の拡大などにより、予算額を大きく上回る決算額となっております。 次に、8ページに移りまして、第15款国庫支出金につきましては、6億7,422万円の減収となっております。 これは、繰越明許費として、地方創生加速化交付金臨時福祉給付金などの財源を平成28年度に繰り越していることや、扶助費の減少による国庫負担金の減収などによるものであります。 次に、22款市債につきましては、4億4,630万円の減収となっております。 これは、繰越明許費として平成28年度に2億770万円を繰り越ししたほか、建設事業の実行ベースによる額の減少などによるものであります。 以上が歳入における主な増減内容で、歳入決算総額は265億8,452万円となっております。 続きまして、歳出決算について申し上げます。 歳出の決算額は257億8,118万円で、執行率は93.6%、予算に比較して17億5,231万円の減、そのうち5億9,350万円が平成28年度への繰越明許費となっており、11億5,880万円が不用額となっております。 以下、主な内容について御説明申し上げます。 10ページをご覧ください。 まず、第2款総務費につきましては、決算額は34億608万円で、予算に比較して2億6,820万円の減、そのうち地方創生加速化交付金などの繰越明許費が1億5,945万円で、不用額は1億874万円となっております。 次に、第3款民生費につきましては、扶助費の減などにより、4億4,407万円が不用額となっております。 扶助費の主なものは、自立支援給付費や児童手当等支給費、生活保護法に基づく扶助費などとなっております。 次に、第4款衛生費につきましては、予防接種事業委託料やごみ処理関係費の委託料の減などにより、1億923万円が不用額となっております。 次に、第6款農林水産業費につきましては、強い農業づくり補助金の減などにより、5,713万円が不用額となっております。 次に、第7款商工費につきましては、中小企業振興対策事業費の貸付金の減などにより、2,564万円が不用額となっております。 次に、第8款土木費につきましては、決算額は27億2,954万円で、予算に比較して2億8,152万円の減、そのうち繰越明許費が8,246万円で、不用額は1億9,906万円となっております。 この主なものにつきましては、道路橋梁費で1億1,090万円、都市計画費で8,025万円の減などとなっております。 次に、第10款教育費につきましては、決算額は21億3,017万円で、予算に比較して2億5,613万円の減、そのうち繰越明許費が1億4,338万円で、不用額は1億1,275万円となっております。 この主なものにつきましては、小学校費で6,606万円、社会教育費で1,552万円の減などとなっております。 以上が、予算と比較して増減が大きかった歳入歳出決算についての概要であります。 それでは、5ページにお戻りください。 平成27年度恵庭市一般会計につきましては、歳入決算265億8,452万円、歳出決算額257億8,118万円で、形式収支8億333万円のうち218万円を繰越明許費として繰り越し、実質収支額は8億115万円となったところであります。 なお、実質収支額のうち1億3,088万円は、地方自治法第233条の2の規定により、財政調整基金に積み立てを行うものであります。 次に、認定案第2号恵庭市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の179ページからとなります。 最終予算額86億9,195万円に対し、歳入決算額は81億9,458万円で、4億9,736万円の減収となっております。 この減収の大きかったものは、国庫支出金、道支出金などとなっております。 また、歳出決算額につきましては、85億7,425万円で、1億1,770万円が不用額となっております。 この結果、歳入歳出差し引き3億7,966万円が歳入不足となり、翌年度繰上充用金で補填したところであります。 次に、認定案第3号恵庭市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の203ページからとなります。 最終予算額8億7,458万円に対し、歳入決算額は8億3,560万円で、3,897万円の減収となっております。 また、歳出決算額は8億3,522万円で、3,935万円が不用額となっております。 この結果、歳入歳出差し引き38万円となり、翌年度に生じる保険料過誤納還付金などの予算確保分として繰り越しをするものであります。 次に、認定案第4号恵庭市介護保険特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の217ページからとなります。 最終予算額41億6,285万円に対し、歳入決算額は38億8,036万円で、2億8,249万円の減収となっております。 また、歳出決算額は37億1,317万円で、4億4,968万円が不用額となっております。 この結果、歳入歳出差し引き1億6,718万円となり、翌年度に生じる介護給付費負担金の精算に伴う返還金などの予算確保分として繰り越しをするものであります。 次に、認定案第5号恵庭市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の245ページからとなります。 最終予算額5億6,007万円に対して、歳入及び歳出決算額は同額の4億9,489万円で、歳入歳出差し引き0円となっております。 次に、認定案第6号恵庭市土地取得事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の257ページからとなります。 最終予算額1億1,157万円に対し、歳入及び歳出決算額は同額の1億1,083万円で、歳入歳出差し引き0円となっております。 次に、認定案第7号恵庭市産業廃棄物処理事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の269ページからとなります。 最終予算額1億7,250万円に対し、歳入及び歳出決算額は同額の1億6,487万円で、歳入歳出差し引き0円となっております。 次に、認定案第8号恵庭市墓園事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の283ページからとなります。 最終予算額6,418万円に対し、歳入及び歳出決算額は同額の3,839万円で、歳入歳出差し引き0円となっております。 次に、認定案第9号恵庭市駐車場事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の295ページからとなります。 最終予算額4,950万円に対し、歳入及び歳出決算額は同額の4,894万円で、歳入歳出差し引き0円となっております。 以上が、平成27年度の公営企業会計を除く各会計の決算概要であります。 なお、提出いたしました各会計決算につきましては、監査委員の審査をいただくとともに、第4期恵庭市総合計画の施策体系に基づき、平成27年度に実施しました主な事業の概要につきまして、425ページ以降に主要な施策の成果報告書として掲載しておりますので、よろしく御審議を賜り、原案の御承認に特段の御高配を賜りますようよろしくお願い申し上げ、決算報告といたします。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 続いて、認定案第10号から第11号について、提案者の説明を願います。 高畑水道部長。 ◎高畑水道部長 -登壇- それでは私から、認定案第10号平成27年度恵庭市水道事業会計決算について御説明申し上げます。 決算書の323ページからとなります。 初めに、平成27年度の概況について申し上げます。 348ページをご覧ください。 平成27年度においては、石狩東部広域水道企業団が平成8年度より推進してきた拡張事業が夕張シューパロダムの竣工をもって完了し、千歳川浄水場からの受水を開始すると同時に、恵庭市直営の恵庭浄水場を廃止しました。これにより、水道水源を2系統確保することとなり、事故や災害時等に水道水を確保する体制が整いました。 業務の状況といたしましては、昨年度の給水人口は若干増加しており、有収水量は606万立方メートルと、前年に比べ1万1,000立方メートルの増となっております。 次に、財務の状況を申し上げます。 最初に、収益的収支について申し上げます。 営業収益が、消費税を除いて14億4,066万円と、前年度に比べ1,914万円の増となりましたが、営業費用につきましても、千歳川水系の受水費の発生や漁川水系の受水費の改定により13億7,577万円と、前年度に比べ2億9,637万円の増加となり、恵庭浄水場廃止に伴います特別損失とも合わせ、純損失は7,365万円となっております。 続いて、資本的収支について申し上げます。 資本的収入額2億8,893万円に対し、水道施設整備費やメーター設置、浄水場廃止に伴う繰上償還を含めた企業債償還金などにより、消費税込みの支出総額は13億4,574万円となり、10億5,681万円の不足でありますが、消費税及び地方消費税資本的収支調整額と減債積立金処分額及び損益勘定留保資金で補填させていただいております。 次に、認定案第11号平成27年度恵庭市下水道事業会計決算について、御説明申し上げます。 決算書の369ページからとなります。 初めに、平成27年度の概況について申し上げます。 402ページをご覧ください。 昨年度の総処理水量は1,087万9,000立方メートルで、前年に比べ32万立方メートルの減となりましたが、有収水量は771万9,000立方メートルと、前年度に比べ4万5,000立方メートルの増となりました。 次に、財務の状況を申し上げます。 最初に、収益的収支について申し上げます。 営業収益が消費税を除いて15億7,785万円と、前年度に比べ1,035万円の減となり、営業費用につきましては23億4,147万円と、前年度に比べ1,140万円の増となりました。これらに営業外収支、特別損失を加え、2億257万円の純利益を出すことができました。 続いて、資本的収支について申し上げます。 資本的収入額8億6,338万円に対し、建設改良費や企業債償還金などで資本的支出総額は19億1,120万円となり、10億4,783万円の不足でありますが、消費税及び地方消費税資本的収支調整額と減債積立金処分額、過年度分損益勘定留保資金及び引継金で補填をさせていただいております。 以上、決算の概要を簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 次に、監査委員の決算審査報告を願います。 北林監査委員。 ◎北林監査委員 -登壇- それでは、平成27年度の決算審査監査について、御報告申し上げます。 審査の方法、決算の概要につきましては、各会計などにおける決算等審査意見書をお手元に配付いたしておりますので、計数等につきましては省略させていただきます。 なお、このたびの決算等の審査に当たり、代表監査委員であります私につきましては、平成27年度において総務部長職にあったことから、その所管事項につきましては除斥としております。 初めに、決算審査についてでありますが、地方自治法第233条第2項の規定に基づき市長から監査委員に付されたもので、去る7月1日から8月31日の間に実施したところであります。 最初に、一般会計及び特別会計の決算並びに基金の運用状況について御報告いたします。 各会計の歳入歳出決算書、事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書は、関係法令に準拠して作成されており、決算計数は関係する諸帳簿とも符合し正確であり、予算執行事務につきましても適正に処理されていることが認められたところであります。 また、地方自治法第241条第5項の規定により審査に付されました各基金の運用状況につきましては、それぞれ目的に沿って運用されており、経理手続につきましても適正に処理されていることが認められたところであります。 次に、決算の状況についてでありますが、一般会計及び7つの特別会計の実質収支は黒字決算であり、国民健康保険特別会計のみが赤字決算となっております。 また、単年度収支につきましては、後期高齢者医療特別会計のみが赤字決算となっております。 次に、一般会計の決算内容についてでありますが、歳入は、前年度と比較して、地方消費税交付金、地方交付税、道支出金、寄附金等が増収となり、市税、繰越金、市債等が減収となっております。 歳出では、前年度と比較して、款別では、総務費、衛生費、農林水産業費等が増加し、土木費、消防費、教育費等が減少となっております。 性質別では、公債費等の縮減が図られているものの、物件費、扶助費、補助費等及び普通建設事業費などが増加し、特に扶助費にあっては高額で推移しているところであります。 歳入歳出の差し引きでは、実質収支で黒字を維持しており、市の財政状況を示す財政力指数は若干上がり、経常収支比率においては、前年度と比較し3.4ポイント下がったことから、財政の弾力性が若干改善されているところであります。 次に、特別会計でありますが、特に国民健康保険特別会計については、平成27年度単年度黒字となったものの、医療費の増などによって累積赤字となっております。今後とも厳しい財政状況ではありますが、北海道との共同運営となります平成30年度を見据えて、収支の均衡に向けた特段の努力を望むものであります。 なお、各会計に共通していることでありますが、収入未済額では各特別会計とも前年度と比較して減少しており、また、職員の努力などにより収納率の向上が図られていることから一定の評価はできるところでありますが、いずれの会計においても、負担の公平性を確保するために、さらなる収納率の向上と収入未済額の解消に一層の努力を望むものであります。 次に、基金の運用状況についてでありますが、それぞれの基金の目的に従って確実かつ効率的に管理されており、引き続き、安全、有利な運用に努めることを望むものであります。 続きまして、水道事業会計並びに下水道事業会計の決算について御報告いたします。 地方公営企業法第30条第2項の規定による決算審査は、両会計ともに去る7月1日から8月31日までの間に実施いたしましたが、決算書、証拠書類、事業報告書及び附属関係書類は関係法令に準拠して作成されており、決算計数は関係諸帳簿とも符合し正確であり、経営成績及び財務状況も適正に表示されていることが認められたところであります。 水道事業の決算収支につきましては、千歳川浄水場からの受水開始等により受水費が大幅に増加したことや、浄水場廃止に伴う撤去費用等を特別損失に計上したことなどにより純損失を計上し、前年度と比較すると厳しいものとなっておりますが、経常収支が黒字になっていることや企業債残高が大きく減少していることなどから、おおむね安定した経営を維持しているものと言えます。 引き続き収納対策の推進や効率的な事業の推進などにより、安全安心な給水の確保と経営の推進に努められますよう望むものであります。 下水道事業の決算収支につきましては、前年度に引き続き黒字決算となっており、安定した経営が堅持されていると言えます。 引き続き下水道使用料の確保と施設の効率的な管理・整備に努めながら経営基盤の強化を図られ、市民の生活環境のさらなる向上に努められますよう望むものであります。 次に、健全化判断比率について御報告いたします。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により審査に付されました健全化判断比率の審査は、去る8月9日から8月31日の間に実施したところであります。 本市の健全化判断比率でありますが、実質収支並びに連結実質収支ともに黒字決算により、実質赤字比率及び連結実質赤字比率は該当になりません。 実質公債費比率につきましては、前年度比0.7ポイントの減の6.9%、将来負担比率も28.3ポイント減の38.8%となっております。 いずれも早期健全化基準を満たしており、前年度に引き続きポイントを下げていることから、財政健全化の努力が認められるところであります。 また、水道事業会計、下水道事業会計の資金不足比率についても、ともに黒字決算であり、資金の不足は生じておらず、健全経営を行っているものと認められるところであります。 最後に、全体のまとめといたしましては、本市の一般会計と特別会計を合わせた総計決算では、実質収支が黒字決算となっており、収支の均衡が保たれている状況ではありますが、特別会計については、特に国民健康保険特別会計が累積赤字から繰上充用で対応せざるを得ない厳しい状況であるものと言えます。 今後は、ごみ焼却施設の整備稼働の大きな財政負担となる事業が予定されており、さらに少子高齢化の進展などにより人口が減少に転じることから税収の減収など、財政状況も厳しさが予想されるところであります。 持続可能なまちづくりを進めていくためには、今後とも財政運営の基本指針を踏まえた行政執行を推進されるとともに、コスト意識を高め、公共施設マネジメントを初め恵庭市総合戦略の具体的な推進を図ることなどにより、一層の効率的、効果的な行財政運営に努められますようお願いするものであります。 また、平成27年度におきましては、第5期恵庭市総合計画が策定されたところでありますが、計画の着実な推進により、本市の将来都市像の実現に向け、一層の努力を期待するものであります。 以上、平成27年度の決算審査報告とさせていただきます。 ○伊藤雅暢議長 提案説明及び報告が終わりました。 △決算審査特別委員会の設置 ○伊藤雅暢議長 お諮りいたします。 本認定案11件は、質疑を省略し、決算審査特別委員会を設置し、付託の上、審査することにしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、本認定案11件は、決算審査特別委員会を設置し、付託の上、審査することに決定しました。 △決算審査特別委員会委員の選任 ○伊藤雅暢議長 お諮りいたします。 ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、議長により指名することになっております。 したがって、委員は議長及び監査委員を除く残り19名の全議員を指名いたします。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、決算審査特別委員会の委員には、議長及び監査委員を除く19名の議員を選任することに決定いたしました。 △散会宣告 ○伊藤雅暢議長 本日の会議は、これをもちまして散会いたします。 お疲れさまでした。       (午後 1時33分 散会)...